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島袋宗康 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

島袋宗康[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは島袋宗康参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。島袋宗康参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

16期(1992/07/26〜)

第125回国会 大蔵委員会 第1号(1992/12/08、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 まず、羽田大蔵大臣にお伺いしたいと思います。  第百二十五回国会の冒頭、大臣は財政演説を行いましたが、それを拝聴してみますと、おおむね政府の経済対策は楽観的な観測によった見通しになっているのではないかというふうに思われます。例えば、大臣は最近の経済情勢についての見解において、「住宅投資には回復の動きが見られ、また公共投資も順調に伸びております。」と演説なさいました。また、総合経済対策に関するくだりは、「公共事業等の施行につきましては、その促進に努め、既に所期の成果を上げているところであります」云々というふうになっています。  ところが、さきに経済企画庁が発表した国民所得統計速報、……

第125回国会 予算委員会 第6号(1992/12/09、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 このたびの佐川問題、これほど国民に日本の政治水準について情けない思いをさせたものも少ないと思います。私は、日本の政治家なかんずく日本の総理大臣と言われる人々の論理や倫理、あるいは政治的、道義的責任といった問題についてあきれ果てて物が言えないといった心境にあります。  時間がありませんので、竹下元総理の証言の一つに焦点を絞って、そこから竹下元総理の論理の矛盾と政治的、道義的責任感、いわゆる倫理観の欠如を指摘し、あわせて宮澤現総理の政治責任についてお伺いしたいと思います。したがって、御答弁は総理お一人で結構でございます。  これまでの一連の証言で、宮澤総理初め自民党の皆さんは疑惑は晴……

第126回国会 運輸委員会 第2号(1993/03/26、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋です。同僚の下村委員にかわって質疑を行っていきたいと思います。よろしくお願いします。  まず、東シナ海における船舶等の航行安全確保の問題についてであります。  既にマスコミなどで報道されておりますように、近年沖縄近海の東シナ海におきまして我が国船籍の漁船とかタンカー、あるいは外国船籍の貨物船などが国籍不明といいますか、不審船によって威嚇射撃を受けたり、あるいはまた銃撃、追尾接近、臨検等いろんな形での威圧を受けているわけです。  この問題は沖縄県議会におきましても非常に重要視いたしまして、問題の水域は公海であり、船舶航行の要路であるわけであります。カツオ、マグロの好……

第126回国会 決算委員会 第2号(1993/04/05、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。四全総の総括的な評価についてお尋ねしたいと思います。  全国総合開発計画が一九六二年十月にスタートして、三十年が経過しております。その一次から四次までの総合計画に一貫して流れるモチーフというのは、日本列島における過疎と過密の解消ということであったはずであります。しかし、我が国の一極集中はとどまるところを知らず、このままの状態が続いていくならば二〇〇〇年には東京圏の人口は三千五百万人台というふうに警告されております。また、一方の過疎問題は現在でも解消していかないというふうな状況の中で、各地の中核地方都市、離島などから人口が移動し、その結果末端では過……

第126回国会 大蔵委員会 第2号(1993/03/25、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 まず、補助率の引き下げ分の財政措置についてお伺いします。  私は、昨年秋の臨時国会のこの場におきまして公共事業補助率そして負担率の問題を取り上げましたが、特に沖縄振興開発特別措置法の補助率が当初の補助率より切り下げられた、その部分に対する地方自治体の負担増の部分の取り扱いについてまだ問題が残っているように思うわけであります。現在は地方交付税などで補てんされているというふうに伺っております。しかし、それはいまだに明確にはなっていないように思いますので、その部分が現時点でどのように補てん措置され、今後はどういうふうになっていくのか、その辺を具体的にお聞かせ願いたいというふうに思ってお……

第126回国会 大蔵委員会 第4号(1993/03/29、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 高齢者のマル優限度額について、池田委員と若干重複するところがありますけれども、せっかく準備しておりますので、高齢者の利子非課税制度の特例措置について質問いたします。  昨年十二月の税制調査会答申によれば、平成五年度税収はかつてのような税収増が期待できない状況にある、そういった前提に立って歳出面での経費の縮減や合理化を厳しく求めている。また、税制についても国民の税負担に対する理解を求め、政府に対しても税負担の公平確保について最大限の努力を傾注することを求めているようであります。  このような観点からすれば、利子課税に関する今回の一部改正案には問題があるのではないかというふうに私は思……

第126回国会 大蔵委員会 第5号(1993/04/22、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 総合景気対策について各委員の方から多くの質疑が交わされましたけれども、私も総合景気対策から入っていきたいと思います。多少の重複もございましょうけれども、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  長引く不況の打開策として総額十三兆二千億円の総合景気対策を決定したわけでありますけれども、今回の不況は政策不況とも言われているように、その最大の原因は八〇年代後半の超金融緩和策や金余りが招いたバブル時代の反動であると指摘されております。そして、日銀にその超金融緩和政策を押しつけたのが当時の大蔵大臣であり現総理の宮澤さんであるということも言われておりますし、また大蔵省もその問題に手をかしてき……

第126回国会 大蔵委員会 第6号(1993/04/27、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 本法案は、優先出資による協同組織金融機関の自己資本率の引き上げを図り、BIS基準の達成を目指しているようでありますが、全国信用協同組合連合会の自己資本比率は平成四年三月現在で二・一八%と非常に低い値になっております。その原因は何でしょうか。また、構造的にそうなっているのか、現在の制度に限界があるのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、BIS基準達成の見込みについてお伺いします。  この法案の成立によって、国際統一基準の適用を受ける協同組合組織金融機関のいわゆるBIS基準について、いつごろ達成される見込みなのか、またこれらの金融機関の最新の自己資本比率はど……

第126回国会 大蔵委員会 第7号(1993/06/03、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 景気対策と減税問題について早速でありますけれども質疑をさしていただきます。  五月の政府月例経済報告によりますと、景気回 復の感触を強めているようであります。しかし、民間の設備投資計画は二・八%減で二年連続のマイナス、先月の新車販売台数も二カ月連続の前年度割れであるというふうに、民間需要は非常に弱くなっていると報告されております。そこへもってきて昨今の急激な円高、これが今後の我が国の景気回復にどのような影響を与えていくのか、政府の御見解などをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今おっしゃるように、補正予算といろいろ絡んで景気がよくなるだろうというふうなこともおっしゃっておりま……

第126回国会 予算委員会 第8号(1993/03/24、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブを代表して、質疑を行いたいと思います。  我が二院クラブは、大先輩でありました市川房枝先生の時代から、政治の浄化と清潔な政治の確立ということについて長い間警鐘を鳴らしてまいりました。それだけに、今日の腐敗し堕落し切った状況に厳しい憤りを覚えるものであります。したがって、金権腐敗の状況と政治改革の問題から入ってまいりたいと思います。とりわけ政治浄化について総理の決意と責任。  昨年の臨時国会から今日まで、佐川急便事件に絡む金丸問題、竹下問題、我が国の政治はまさにこのことによって麻痺状態に陥っているのであります。内外の厳しい状況の中から、国際平和、そして外交問題、国内不況対……

第126回国会 予算委員会 第18号(1993/05/31、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 我が国のPKOいわゆる国連平和維持活動の問題は、今回のカンボジアの総選挙において非常に高投票率で終えて非常に成功したというふうな認識をしております。そこで、そういう成功によってめでたしというふうなものではなくして、あくまでもこれからのPKO活動というものはどういうものなのかというふうなことをやはり真剣に議論をして、反省すべき点は反省して将来に備えていかなければならないというふうに私は冒頭申し上げておきたいと思います。  そこで、総理大臣にお尋ねいたしますけれども、今回の我が国のカンボジア派遣は、総理がかつて予言されたとおり、血を流す可能性を覚悟しないままに結果としては血を流してし……

第128回国会 決算委員会 第1号(1993/10/25、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 まず、外務省にお尋ねしたいと思います。  アメリカ空軍の第三五三特殊作戦航空群、この航空群の嘉手納基地への常駐配備、県道一〇四号線を通行どめにして実弾砲撃演習が激化しておること、さらに在沖米軍基地の機能強化と軍事演習の激化は、冷戦終結後の国際情勢に逆行しているのではないかというふうなこと。また、外務省は第三五三航空群の移駐時において一時移駐か常駐配備かの連絡を米軍から受けていたかどうか、その辺についてお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 先ほど外務大臣は米軍基地の沖縄からの削減を進めているというふうなお話でありましたけれども、実際問題としては沖縄の米軍基地は非常に強化され……

第129回国会 大蔵委員会 第2号(1994/03/28、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 酒税法の一部改正についてちょっとお伺いいたします。  今回の酒税改正により、しょうちゅう類ではどの程度の増収が見積もられておりますか。また、その額は酒税増収見積もり分の何%程度に当たるのか、それをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 私の手元の資料によりますと、沖縄の泡盛の九五%が県内で消費されております。典型的な地域的酒類と言えると思います。とすれば、今回の酒税改正によるさきの増収見積もり分はほとんど沖縄で負担するというふうな意味合いになるわけでございます。これは零細製造業者に能力以上の負担を強いるものであるというふうに地元では相当反発がございます。  大蔵省は酒を特殊な……

第129回国会 大蔵委員会 第5号(1994/06/20、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 大臣は、さきの本委員会における所信表明で、景気回復の機運は着実に熟しつつあるとの認識を示されております。そこで、大蔵省は現時点で景気回復の見込みをどのように見ておられますか。  また、現在の為替相場の動向は景気回復にどういう影響を与えておるか、その辺の考え方をお聞かせ願いたいと思います。  さらに、この相場は、去る四月二十四日に開催されたG7、蔵相・中央銀行総裁会議で確認された考え方からすれば満足できる円相場であるのかどうか、その三点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に進みたいと思います。  大臣は、個人所得税の軽減と消費課税の充実を柱にバランスのとれた安定的な税……

第129回国会 大蔵委員会 第6号(1994/06/22、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 沖縄振興開発公庫の平成六年度の各目明細書を委嘱審査の資料としていただきました。同公庫の事業に関連して、沖縄の都市モノレールの問題について二、三お尋ねしたいと思います。  御承知のとおり、沖縄では全国で唯一の鉄軌道のない県であります。戦前までは軽便鉄道があったわけでありますが、今次大戦ですべてのものが焦土と化し、今はただその形跡のみが地図上で残っているというふうな状態でございます。  戦後、沖縄の陸上交通の整備は、土地が軍用地に接収されるなどで著しくおくれております。とりわけ那覇市内の慢性的な交通渋滞は、小手先の対応ではもういかんともしがたい状態に陥っております。  本土復帰後策定……

第129回国会 予算委員会 第1号(1994/02/23、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 まず、総理大臣にお伺いしたいと思います。  日米首脳会談の決裂で一時は百円台まで円高が進んでまいりました。第三次補正予算の経済効果も帳消しになるんではないかというふうなことで大変心配しておりましたけれども、現在ではかなり回復してまいっております。この間、総理も大変御苦労なさったと思われますが、日米の成熟した関係を定着させるためにはこれからも規制緩和や市場開放等のかなりの努力が必要と思われます。そのためにも、今後ともあらゆる分野ではっきり物を言うというふうな態度が必要ではないかというふうに思います。  そこで、総理にお尋ねしますけれども、防衛計画の大綱の抜本的見直しに着手されるとの……

第129回国会 予算委員会 第19号(1994/06/23、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 本日六月二十三日は、沖縄県戦没者慰霊の日でございます。本来であれば羽田総理大臣に出席していただきまして、私もまた参列をする予定でありましたけれども、予算委員会の最終日ということでございますので、それもかなえることはできませんで残念に思っております。  また、最後の質問者でありまして、私の持ち時間も二分間ということで制限されていますので、突っ込んだ質問もできません。  そこで、慰霊の日の意義を踏まえて、世界の恒久平和を願って、羽田総理に我が国の安全保障問題と国連の問題についてお尋ねしたいというふうに思います。  まず初めに、歴代の政府は、我が国の安全保障政策を憲法と日米安保条約に基……

第130回国会 決算委員会 閉会後第3号(1994/09/01、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  本日は九月一日の防災の日でございます。緊急に防災体制についてお尋ねしたいと思います。  先日、台風十三号、十六号が相次いで沖縄の先島地方に襲来したわけでありますけれども、その被害は甚大なものがあります。その被災見舞いと視察のために先日沖縄の最西端の与那国島に行ってまいりました。  今回の十三号台風は与那国島でも直撃を受けまして、実はその正確な最大風速はわかってないと。といいますのも、風速計が七十二メートルで故障していたからでございます。一番大事なときに役に立たない観測機器には問題があるのではないか。同様な事態は、昨年の久米島を襲った台風十三号……

第130回国会 決算委員会 閉会後第4号(1994/09/02、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 在沖米軍の実弾砲撃演習の移動問題についてお尋ねいたしたいと思います。  ヘンリー・スタックポール元太平洋艦隊付海兵隊司令官の発言によりますと、九三年三月、同年の七月、そして九四年の六月に次のように発言されております。東富士への移設を検討しているが、それを実現するかは、日本政府が装備の携帯品の移動費を持つかどうか、それ次第だというふうに言っております。  さらに、在沖米四軍調整官のフルフォード少将は、八月に沖縄に視察に来られた衆議院沖特委のメンバーに対して、九月一日までに移動演習に関する人員、規模や移動コストに関する資料がまとまり、九月上旬にも在日米軍司令部に報告する、その後、正式……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号(1994/12/05、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 WTO設立が目前に迫っておりますけれども、現時点において主要各国の内部あるいは途上国と先進国の間に利害対立の火種がまだ消えない、必ずしもそういったことが払拭されていない状況にあるというふうなことが言われております。この問題は、WTOの弱体化につながるんじゃないか、あるいはまた空洞化になるのではないかというふうな懸念があるわけでございます。  去る二日の米国議会の承認によって新たな貿易体制への加速が確実でありますけれども、現時点における主要各国の批准をめぐる動向をここで簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、昨年は国内の凶作によって大量の米が不足したわけであります……

第131回国会 大蔵委員会 第4号(1994/11/22、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 本日の最後の質問者になるわけでありますけれども、多少重複する部分もあろうかと思いますけれども、ひとつ誠意を持ってお答えいただければ大変ありがたいと思っています。  まず、今回の税制改革のねらいは、当面の景気対策として減税を継続することと、中長期的には中堅サラリーマンの重税感を和らげること、そして高齢化社会での財源を確保することといったような問題点が幾つかあるわけであります。  そこで、回復基調にあると言われる景気の動向について、現時点で大蔵大臣はどういうふうに御認識をされているのかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 来年度予算に向けても、そういう景気浮揚の問題についても配慮す……

第131回国会 大蔵委員会 第5号(1994/11/24、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 私は、先日の委員会でこの税制改革に対する国民の批判が根強いことを訴えました。この批判にどのようにおこたえし、どのようにして国民の理解を得ようとしておられるのか、大蔵大臣にお尋ねいたしまして御答弁をいただいたわけでありますけれども、まだ釈然としない部分があります。いま一度お伺いいたします。  これまでの総理以下一連の御答弁を聞いておりますと、おおむね今般の改革については国民の理解が得られているとの認識をお持ちのようであります。消費税に対する根強い拒否反応はいまだ解消されているとは私は思っておりません。  私の手元に全国大学生協組合連合会という団体から先日届いた組合員の声という分厚い……

第131回国会 予算委員会 第2号(1994/10/17、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 初めに、去る十四日、高知県の土佐町の早明浦ダム上流において、訓練中のアメリカ海軍機が墜落している事故がございます。これについて政府はどのように対処しているのか、いわゆる調査を進めているのか、あるいはどういう措置をとっているのかということについて、まず質問をいたします。
【次の発言】 この件については、あした、安保また地位協定について詳しくお聞きしますので、ひとつ万全な安全対策を図っていくように要望しておきたいと思います。  それで、きょうの質問に入るわけでありますけれども、質問に先立って、この議会が非常に論戦が凡戦であるというふうなことが指摘されております。そのことについては、や……

第131回国会 予算委員会 第3号(1994/10/18、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 総理は昨日の答弁で、日米安保の性格が軍事面より経済的、政治的に大きなウエートが移ったというふうな答弁をなされまして、それで安保を堅持すると言われました。  冷戦終結後も、日米安保の軍事的側面であるいわゆる在日米軍基地、とりわけ沖縄の軍事基地の実態に全く変化がないわけでございます。沖縄県民に基地との共生を押しつけるということであり、例の防衛施設庁長官の宝珠山発言と何ら変わらないと思いますが、総理の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 次に、安保そして地位協定について、その見直しについてお伺いしたいと思います。  総理も外務大臣も、冷戦終結後は日米安保の軍事的ウエートが軽くなっ……

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1995/03/10、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋でございます。  先ほどは武田先生から大変貴重な沖縄問題に対する御意見がありまして、非常に感銘をしております。沖縄県民の願いというものが、まさしく将来東南アジアに向けて、二十一世紀にどう展開していくかというふうなことが沖縄の経済自立につながることであると私も信じておりますので、どうぞその点を踏まえて、これから沖縄問題に取り組んでいただきたいということをまず最初に要望しておきたいと思います。  ことしは戦後五十年の節目の年であります。沖縄問題の原点に立ち返って基本的な事項からお伺い申し上げます。  本日はまた、くしくも五十回目の三・一○東京空襲でありますので、平和に……

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1995/03/20、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 先ほど来、沖縄の社会経済、教育文化等につきまして各委員の先生方からいろいろな御質問がございまして、沖縄出身の私としては非常に心強く、ありがたく感謝しておりますけれども、なお一層のまた御支援をお願いしたい。と申し上げますのも、沖縄はまだ県民所得が本土に比べて七一・四%ぐらいしかありません。したがってまた失業率も二・五倍から三倍というふうな状況でございますので、なお一層のまた御支援方をお願い申し上げまして、質問に入りたいと思います。  小澤長官は先週末の十七、十八日の二日間にわたって、長官就任後初めて沖縄を訪問されております。沖縄の各界の皆さん方からいろいろな要請を受けまして、そして……

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1995/04/26、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 さきの外務大臣の所信表明の中で、日米安保体制を高く評価し、そしてそれを堅持してやっていかれるというふうな表明がございましたけれども、私は、この安保体制を支える国内の体制に明らかにアンバランスがあるということで、沖縄県民は人きた犠牲を強いられているという面から考えますと、外務大臣と明らかに意見を異にするわけでございます。  そういうふうなことで、私は機会あるたびごとに安保体制というものは沖縄の犠牲と差別を強いているというふうなことを申し上げているわけでありますけれども、見解の相違でありますけれども、もう一度外務大臣の所見を承りたいと思います。

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1995/05/17、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 ただいま議題となりました法律案に対し賛成の立場から討論を行います。  まず、冒頭に申し上げたいことは、沖縄にとって長年の悲願であったこの重要法案が本日一日をもって本委員会で採決されざるを得ず、発言の機会が極端に制限されていることであります。このことは、昨今の政治状況や日程の都合とはいえ、まことに遺憾であります。  さて、この法律案は、御承知のとおり、長い年月と紆余曲折を経て、本日、本委員会で可決されようとしております。この経緯を思うとき、沖縄県民の長年の強い要望や、沖縄県当局を初め関係諸団体の努力が国会へ通じたという感慨と、これまでの長い道のりの中で実現することができなかった課題……

第132回国会 大蔵委員会 第1号(1995/02/09、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 新聞報道によりますと、全国一の生産量を誇る兵庫県内の養殖ノリが大震災で壊滅的な打撃を受けているというふうな報道がなされておりますけれども、この被害実態についてちょっと御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 県内の養殖業者の共済に加入をしている方々は何%ぐらいおられるのか、それをちょっと。
【次の発言】 先ほども話があったんですけれども、仮払金の制度について、これは今回の大震災によって大きな被害がもたらされておりますけれども、全額その支払いが可能かどうか、その辺については。
【次の発言】 地球環境ファシリティーについてお伺いいたします。  このプロジェクトが試験期間を経て現……

第132回国会 大蔵委員会 第3号(1995/02/28、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 多少重複するかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。  この第二次補正予算の案を見てみますと、公債金一兆五千九百億円のうち八千百六億円の特例公債はいわゆる赤字公債である。そして、この大震災に対処するための財源として公債を発行することはやむを得ないというふうに思っております。  そこで一つお伺いしたいことがございますが、政府は平成二年以降は財政健全化に努力してこられました。今後、復興財源をめぐる対処いかんによってはこれがなし崩し的にもとの特例公債依存体質に戻らないとも限らないというふうに心配しているわけであります。  周知のとおり、我が国の平成七年度時点における公債残高は……

第132回国会 大蔵委員会 第4号(1995/03/10、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 歳入の確保と歳出の削減のための措置などによって奇心惨たんの平成七年度予算が編成されているわけでありますけれども、ことしの大蔵省のやりくりを見ていますと、率直に申し上げまして、なぜそんなにしてまで赤字公債を隠す必要があるのかどうか。私は、このような国民の側から見てわかりにくいやりくり算段といいますか、そういった問題について歯どめをかけて、むしろ悪化した我が国の財政実態を国民の前に明らかにして、そして、隠れ借金といいますか、国民の論議を待つべきではないかというふうに考えますけれども、大臣の御所見をお願いします。
【次の発言】 そこで、平成七年度にはもう既に四十一兆円という隠れ借金とい……

第132回国会 大蔵委員会 第5号(1995/03/16、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 まず、土地の譲渡益課税からお伺いいたします。  九五年度税制改正の焦点は保有期間が五年を超える土地の譲渡益課税であったわけでありますけれども、与党税調は昨年末にそれを引き下げる合意をしたということでありますけれども、従来の三九%を三二・五%とした根拠はどういうことか、まずそれをお伺いいたします。
【次の発言】 従来、政府は、土地保有については重く課税するかわりに土地の譲渡については軽い課税をしてきております。しかし、九一年の改正で保有、譲渡とも重く課税するようになっております。そしてまた、今度は保有、譲渡とも軽く課税されるようだと私は理解しておりますけれども、地価税廃止の声も聞か……

第132回国会 大蔵委員会 第6号(1995/03/17、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 今度の阪神大震災で被害を受けた神戸港の早期復興に向けて通産省、大蔵両省は神戸港全域を輸入促進地域、いわゆるフォーリン・アクセス・ゾーンとしての指定を検討しているというふうなことでありますけれども、この問題は具体的にどのように進んでいるか、まず両省の担当者の方から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今度の大震災による神戸港の被害状況、そして関税業務の被害状況を育めて、今後の復興見通し、つまり、こうした輸入促進地域に指定することによって神戸港の早期復興にいかに効果をもたらすのであるのか、そういったことについて御説明を願いたいと思います。

第132回国会 大蔵委員会 第7号(1995/03/24、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 今回の法律改正で大震災の税制対策は一段落したように思いますけれども、この改正によってどの程度の規模の減収になるのか、また、これまで一連の税制対策によって合計でどの程度の規模の減収になるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 相続税あるいは贈与税関係、地価税等たくさんあるわけでありますけれども、今、六年度、七年度並行していろいろ出てくるわけですから定かではないと思いますけれども、いずれにいたしましても、この千二百億円という財源確保については今度の補正予算で処理することになるのかどうか、その辺についてお伺いします。
【次の発言】 地震列島としての我が国の防災対策のための税制はどう……

第132回国会 大蔵委員会 第8号(1995/05/19、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 赤字公債の発行については、二月の委員会でも取り上げてきましたけれども、その歯どめ策については明確な方向性は御答弁いただけませんでした。ただ、大蔵大臣は、赤字公債は何にでも使える、したがって魔力を持っているから原則的には発行しないというふうなことをおっしゃっておりました。  こういう基本姿勢をその場で示していただいたわけでありますけれども、今回の赤字公債の発行も例外的発行だという説明になると思いますけれども、そこで、言葉じりをとらえるようで大変恐縮でありますけれども、原則と例外はどのような考え方で区別をするのか、例外とはどの範囲を指すのか、補正予算のフレームで御説明を願いたいという……

第132回国会 大蔵委員会 第9号(1995/05/23、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 長時間にわたって大変御苦労さまですけれども、いましばらく御辛抱をお願いしたいと思います。  ちょっと大臣にお尋ねいたしますけれども、今回の法案では目的規定を置くこととしておりますけれども、その中で保険業の公共性をうたっております。同趣旨の規定は銀行法にもありますけれども、この保険業における公共性とは具体的にどういう意味なのか、その辺について御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 法案の第三条において、「生命保険業免許と損害保険業免許とは、同一の者が受けることはできない。」というふうな規定がございまして、法案第百六条で子会社により生損保が相互参入できることになっているわけであり……

第132回国会 大蔵委員会 第10号(1995/05/25、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 参考人の皆さん大変御苦労さまでございます。  まず、徳田保険審議会会長さんにちょっとお伺いしたいんですけれども、今回の制度改革は相当な改革でございまして、ただいま御説明があったように、長時間にわたって御審議なされて非常に御苦労をしたと思います。今回の改正で生損保が相互乗り入れされると、こういうふうなことでございますけれども、この制度改革によって消費者における、いわゆる利用者におけるところのメリットというものが具体的にどのような形であらわれるのか、それについてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。ありがとうございました。  そこで、この改革によって新たな商品……

第132回国会 予算委員会 第14号(1995/03/15、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 まず最初に、小里地震対策相当大臣にお伺いいたします。  今度の阪神大震災では、在日米軍は座間、相模、横田基地の補給廠から毛布、飲料水、テント等を提供し、沖縄基地からは海兵隊が救援活動に出動しております。  在日米軍の出動根拠はどこに基づくのか、また国内に米軍基地を持つ我が国で、大規模災害時の日米二国間の防災協力はどういうふうに位置づけられているのか、その二点についてお伺いいたします。
【次の発言】 次に、国土庁長官にお伺いいたします。  在日米軍基地における直下型地震等の大規模災害において我が国政府のとり得る制度的及び実際的な対応はどのように整備されておるか、二月二十一日の閣議決……

第132回国会 予算委員会 第15号(1995/03/16、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 私は、二院クラブの島袋宗康でございます。  先ほど来、御答弁、御説明をお伺いしておりますと、長銀内部の問題、そしてあなたの責任についていわゆるクリアしたんじゃないかというような印象を与えております。そういうふうなことで先ほど来語を聞いておりますけれども、しかし大切なことは都民あるいはまた国民に対して、今度の長銀のとったこういった責任問題というものをどうやって都民、国民に説明するかというふうなことが一番大事ではないかというふうに思うわけです。  そこで、本日はテレビで放映されておりますから、今まさにあなたの説明が国民に伝えられるわけです。  銀行は信用が命でございます。また、私ども……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1995/12/06、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 先日の予算委員会の質問で、いわゆる二十三事案プラス三事案のすべてが返還されたとしても沖縄の米軍基地はわずか二%の削減にしかならないということが明確になったわけですけれども、この程度の削減では沖縄県民はもちろん納得はしないわけです。大田知事は基地の強制使用に伴う代理署名問題で条件闘争をするつもりはないとして、目に見える基地の縮小を一貫して主張しております。  ところが、政府の態度は終始消極的で、基地の返還の具体策をいまだに示しておりません。それどころか新防衛計画大綱では沖縄の陸上自衛隊を混成団から旅団に格上げし、二、三千名の増強をするという方針を言われております。このことを裏返せば……

第134回国会 農林水産委員会 第1号(1995/10/31、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 まず、沖縄県の漁民の安全操業問題についてお尋ねしておきたいと思います。  昨年の夏ごろから与那国島近海で台湾の艦船が軍事演習を開始し、これによって漁民の操業が脅かされていると。台湾の射撃訓練は週に四日ほどの割合で実施され、訓練時間は月初めに通達されるようでありますが、急遽変更する場合もあって、与那国漁船が台湾の軍艦と遭遇する場合もあるというふうな状況で、非常に不安を抱いて出漁しているという状況でありまして、時にはその出漁を見合わせる場合もあるというふうなことで、非常に甚大な影響を与えているということでございます。  そこで、水産庁にお尋ねいたしますけれども、水産庁としてこうした実……

第134回国会 農林水産委員会 第2号(1995/12/06、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 我が国の農業は農産物の市場開放などにより厳しい局面に立たされております。日本農業の理想像についての政府の確固たる政策がどうもはっきりしないというふうなことが言われておりますけれども、例えば新食糧法を制定、施行して、米作農家の自主性を尊重するような政策を掲げながら、一方では生産調整を拡大強化して半強制的な方法で実効を確保するというようなやり方で果たして一貫性があると言えるのであろうか。私は疑問を持たざるを得ません。  そこで、政府は米作を初めあらゆる農業分野について日本農業の理想像をどのように描いておられるのか、農林水産大臣の率直な御意見を承りたいと思います。

第134回国会 予算委員会 第2号(1995/10/16、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 今回の沖縄における少女暴行事件に関しまして、衆議院、そして本日から参議院の予算委員会が始まる中で、各委員から沖縄のこの暴行事件についてそれぞれの意見がございました。  私の所属する沖縄社会大衆党はこの事件が起こってからいち早く現地の総領事館に抗議に参りました。そのときに、九月十四日でありましたけれども、もう既にアメリカ大使館と外務省とで地位協定の見直しを行う必要はないんだというふうな回答を得ましたので、これは大変なことになったということで、私はいち早く外務省それからアメリカ大使館に地位協定の見直しは絶対に必要であるということを申し上げるために抗議と要請に伺ったわけでありますけれど……

第134回国会 予算委員会 第3号(1995/10/17、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 私は衛藤長官に対して質疑を申し上げましたところ、昨日の本委員会におきまして、沖縄の米軍基地の整理縮小については県民からすればまだまだのことだと、そして政府の努力不足を反省しなければならない、こういうふうな御答弁をいただきましたけれども、二十三事案プラス三事案がすべて返還されたにしても、在日米軍専用施設の沖縄県に所在する割合は現在七五%に対して七三%と二%しか減らない、こういうふうな状況が明らかになったわけであります。過密な米軍基地の状況はほとんど変わらないというふうなわけになります。  そこで、衛藤長官は来週沖縄を訪問され、大田知事と会われる予定と言われておりますけれども、過密な……

第134回国会 予算委員会 第5号(1995/10/27、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 先日、防衛庁長官は当委員会におきまして、その御答弁の中で、沖縄の米軍基地を全国に再配するというふうなことをおっしゃったわけでありますけれども、そういう考え方について私は一定の評価をしたわけであります。しかしながら、米軍基地の全体を念頭に置いた発言と受けとめたわけでありますけれども、翌日になりますと、県道一〇四号線の砲撃演習の移転を全国に検討すると、そういうふうな答弁に変わったわけであります。  そのことについて、やはりただ一〇四号線の砲撃演習だけを本土に持ってくるというふうなことでは納得はしません。先日もやりとりがございました例の二十六事案ですね、そういったふうなものを解決しても……

第136回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1996/03/15、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 沖縄開発庁長官、御就任おめでとうございます。  もう戦後五十一年目ですか、そして沖縄が復帰してから二十四年、二十一世紀に向けて何とか沖縄の若い人たちに夢と希望を与えようじゃないかという発想が今、大田県政の中で非常にやられまして、これはやはり何としても、地域的な特性からいたしますと、国際都市形成構想というのが打ち出されまして、やはり国際交流の拠点都市としてより発展させようじゃないかと、それが国際的にも大きな貢献をするだろうというふうな目的でこの構想が出ておりますけれども、この国際都市形成構想について、今の進行中の第三次振計、そしてポスト第三次振計に向けて、長官として、今、大田県政が……

第136回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1996/05/07、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 長官は去る四月三十日に沖縄を訪問されて、例のSACOの中間報告の返還合意がなされた施設、十一施設のうち九施設を視察されたようでありますけれども、御承知のように、広大な米軍基地が存在している沖縄県の発展そしていろいろな将来というものが米軍基地によって阻害されているという面でよく実態をおつかみになったというふうに思いますけれども、政府と沖縄県民との基地に対する認識というものは非常に温度差があって、先ほど来聞いていましてももう質問もやめておこうかなと思うぐらい非常に差があるんです、本当の話。それじゃ県民はもう本当に、先ほど話がありましたように、五十年間も今日まで、米軍にいろんな重圧を押……

第136回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1996/06/18、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 先日の予算委員会でも普天間の基地問題をお伺いいたしましたけれども、引き続きましてそういった問題についてお伺いしていきたいと思います。  昨日の毎日新聞では、梶山官房長官が「安保条約は幽霊と同じ」という例えで沖縄の米軍基地提供の重要性をテレビ番組で説いておられた旨の報道がなされております。また、昨日から朝日新聞は「「普天間」の衝撃」という特集記事を組んでおります。いずれも沖縄の米軍基地がテーマとなっております。  一方、沖縄県議会では、基地政策の是非を問う県民投票条例の審議が今行われております。沖縄の平和、沖縄の基地政策や自治権の確立が全国から注目されております。  このような動き……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第7号(1996/06/17、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 住専処理法案ももう大詰めを迎えておりますけれども、今の情勢では恐らく法案は間違いなく通るというふうな可能性になっております。法律の成立は本当の意味での金融安定化へのスタートというふうな政府の御答弁、説明でありますけれども、まさにこれから行政能力が問われることになりはしないかというふうに思います。  そこで、すぐ問題になり、対応しなければならない金融機関について、どういうふうなことになりますか、今後どういう対応が行われるのか、その辺について、大蔵大臣、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今日までこの住専問題は決して国民の理解が得られていないというふうに思います。今回の法律が成……

第136回国会 農林水産委員会 第2号(1996/02/23、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。本日は沖縄の農業問題についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  沖縄は我が国でもほとんど唯一の亜熱帯性気候の地域に属しているわけでございます。農作物の種類においても、本土がおおむね稲作中心であるのに対して、我が沖縄ではサトウキビが基幹作物であり、本土と著しく異なった特徴を有する地域であります。  近年の沖縄農業の状況は、畜産や菊、ラン等の花卉、冬春季の野菜、マンゴー等の熱帯果樹が成長しつつあることは明るい面があるわけでありますけれども、一方では、基幹作物であるサトウキビとパインについては生産が年々落ち込み、非常に厳しい状況にあり……

第136回国会 農林水産委員会 第4号(1996/03/26、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  今、お隣の国井先生から狂牛病の問題で質問がありましたけれども、関連いたしますので、私は角度を変えてお尋ねしていきたいと思います。  実はおとといの新聞なんですけれども、「狂牛病パニック拡大 英国産牛禁輸広がる 牛乳の安全性にも不安」という見出しで、牛が脳や運動神経に異常を起こして死亡する英国の奇病、いわゆる狂牛病。英政府が人間に感染する可能性を初めて認めたところから、各国にパニックが広がっている。英国産牛肉の輸入禁止を決めたのは、欧州連合いわゆるEU域内だけでなく、南アフリカ、ニュージーランド、シンガポール、エジプトなどにまで拡大している。英……

第136回国会 農林水産委員会 第6号(1996/04/11、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 政府は、検疫対象外となると言われておる有害動植物は一部害虫などに限定されるとしていますが、生産者は、検疫の対象とならない有害動植物が侵入することによりまして甚大な被害をこうむるのではないかと、その影響を懸念しているわけでありますが、その点について政府はどのように考えておられるのか、侵入、蔓延の危険はないのかどうか、お伺いします。
【次の発言】 時間がないようでありますから、あと一点だけお伺いしておきたいと思います。  防疫体制の国際協力の現状はどのようになっているのか、万全と言えるのか、あるいはまた問題点があるのかどうか、大臣からお聞かせ願いたいと思います。

第136回国会 農林水産委員会 第8号(1996/04/26、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 まず、沖縄県における松くい虫の被害状況、これは通告していなかったんですけれども、ついでに全国的に松くい虫の被害状況というのはどういうふうになっているのか、その辺を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 沖縄県の説明がありましたけれども、全国的に減る傾向にあるのか、蔓延する傾向なのか、その辺についてもう一遍。
【次の発言】 沖縄県の林道は平成六年度末で総延長約二百五十三キロメートル開設されておりますけれども、ヘクタール当たり林道密度は三・四メートルで、全国平均の約七六%の水準であります。そこで、沖縄県における林道については今後どのような方針で臨まれるお考えなのか、お聞かせ願いたい……

第136回国会 農林水産委員会 第10号(1996/05/07、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 住専の不良債権処理に当たって系統の責任のとり方が極めて不十分ではないかというような批判があります。そこで、財政支出を六千八百五十億円計上しておきながら、バブルに浮かれて無責任な多額の融資をした系統が融資額の九・六%に当たる五千三百億円しか負担しないということ、これ自体それでよいのかという疑問を感じている国民が多いというふうに思います。この点について、農林水産大臣の考え方をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 時間がないので前に進みます。  沖縄県の農業生産基盤整備についてお尋ねします。  昭和四十七年の復帰後、平成五年末までに約五千七十八億円の事業費が投じられております。平……

第136回国会 予算委員会 第6号(1996/04/15、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 普天間基地返還の合意の評価について質問したいと思います。  先日、普天間基地の全面返還の報道がなされましたが、本日、沖縄に関する特別委員会、SACOの中間報告が発表されました。そこで、急遽この問題を取り上げたいと思います。  まず、私は、この普天間基地事案の解決に最大限の努力を払ってこられました総理初め関係者の皆さん方に衷心から敬意を表するものでございます。  しかし、遺憾ながら、五年から七年の間にその基地が全面的に返還されるという可能性は非常に薄いのではないかというふうに考えております。それは過去にも那覇軍港の返還等いわゆる三事案、その問題が一九七四年、七五年の日米合同委員会で……

第136回国会 予算委員会 第10号(1996/04/19、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋でございます。御両人、きょうは参考人として出席いただきまして御苦労さまでございます。  まず、住専はもともと個人向けの住宅ローンを行うことを主たる目的としてスタートしたわけでありますけれども、今回の不良債権の大半は個人向けのものではありません。今回、住専がなくなりますと、住専からお金を借りている個人の方への対応をどうするのかということが私には非常に心配であります。  債権処理機構は十五年という指定期限があります。二十年のローンを組んでいる人たちにとって五年の差が生じるわけでありますけれども、そういったことを含めて、個人の方の返済がこれからどうなっていくのかというふ……

第136回国会 予算委員会 第11号(1996/04/22、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 最後になりましたけれども、住専の処理に伴う都道府県信連の最終的な配分額が二月の末日に決まったようでありますけれども、全国の各農協の基礎体力は一様ではありませんから、農協の金融事業にもそれが大きく影響するのではないかと懸念されます。  そこで、両参考人にお伺いします。  この住専処理を機に、信連と農林中金の合併案など組織再編は緊急の課題であると思います。農協再編成の機運も高まっているやに聞いております。この合併案についてはそれぞれの組織内で検討されていると思いますけれども、もし検討されておればその進捗状況、あるいは今後のリストラ計画等について御説明を願いたいと思います。

第136回国会 予算委員会 第15号(1996/04/26、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 前回に引き続きまして、普天間基地返還合意の評価についてお伺いします。  これまで何度も申し上げてきましたけれども、大田知事を初め、沖縄県民は本気で沖縄基地の永久固定化を危惧しております。  先般の日米安保共同宣言では、次のように明記されております。「日米安保条約を基盤とする両国間の安全保障面の関係が、共通の安全保障上の目標を達成するとともに、二十一世紀に向けてアジア太平洋地域において安定的で繁栄した情勢を維持するための基礎であり続けることを再確認した。」というふうなことになりますと、これはつまり沖縄の基地を固定化する確認と言っても差し支えないんじゃないかというふうに思いますけれど……

第139回国会 農林水産委員会 第1号(1996/12/17、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 時間の都合で、参考人御三方に一括して質問をいたしますので、御回答をよろしくお願いしたいと思います。  まず、松旭参考人にお聞きしたいと思います。  平成六年九月、全国農協大会において、二〇〇〇年までの組織二段の実現を決議されております。全中の調査では、二〇〇〇年までに農林中金への統合を予定しているのはわずか十七信連であり、なお多くの信連では統合についての態度または時期についてまだ決定していないとのことのようでありますけれども、その見通しについてお伺いをしたいと思います。  次に、内藤参考人にお聞きしたいと思います。  農林中金の貯貸率が他の金融機関に比べて極めて低い要因はどこにあ……

第140回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1997/03/03、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 劣化ウラン弾の問題でいろいろ論議されておりますけれども、重複するかもしれませんが、その問題についてお尋ねをしたいと思います。  この問題は、日米の通報体制の不備とかそういうことが言われております。私は、それ以前に、米国の調査発表をうのみにしてしまったというふうな政府の対応にこそ問題があったのではないかというふうに思っております。  今、現地沖縄では、米軍の調査結果の信頼性に対する問題点が幾つか指摘されております。去る二月二十七日の沖縄県議会において結の会の伊波洋一議員が、米軍の調査報告を子細に検討した結果、意図的に鳥島の放射能汚染の実態を隠していると、政府の発表のあり方を批判して……

第140回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1997/03/18、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 今回の法律の改正は主に航空運賃の軽減問題だということで、私も幾つか準備しておりましたところ、照屋議員あるいはお隣の吉岡先生からもるる御質問がございまして、私の言いたいことはすべて今お答えになったような感じでございます。  ところで、この航空運賃の軽減というものは、私ども沖縄県民にとって随分久しい間何回か要請活動をしてまいった大きな観光客誘致という面からすると、今の軽減措置というものが大変ありがたく受けとめられておるということを率直に申し上げまして、皆さんの御努力に対して厚く御礼を申し上げたいと思います。  その反面、離島という観点からいたしますと、先ほど来話がありますように、例え……

第140回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1997/03/27、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 第三次振興開発計画の前半が終了したところでございますけれども、この進捗状況は今どのようになっておるか、ちょっとお伺いします。
【次の発言】 長官の決意をお聞かせ願ったんですけれども、そこで、第三次振計の後半の展望、これからの位置づけはどのような認識を持っておられるか、再度。
【次の発言】 その中でも、沖縄の経済自立を図っていくためのフリーゾーンの問題は非常に重要だと思いますけれども、その拡大策、そしてこれからの課題あるいは展望等についてどういうお考えなのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、規制緩和の問題がまた非常に重要になってくると思いますけれども、規制緩和策……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第3号(1997/04/14、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 総理大臣にまずお伺いいたします。  一九九五年九月に沖縄で米兵による少女強姦事件が発生し、基地の問題の実態が明らかにされております。これが世界に向かって発信された一つの事件の大きなうねりとなって、その後一年半が経過しております。  私は今回の特措法の改正でこの一連の問題は一つの節目を迎えたと思っております。この間、九五年の十月の事件に対する抗議県民大会から始まり、知事の代理署名拒否、その職務執行命令訴訟、そして象のおりでの不法占拠、歴史的な県民投票、さらにSACOの最終報告等といろいろなことがありました。とどのつまり、少女の事件を契機とした沖縄の基地の削減要求に対し、政府は、大田……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号(1997/04/15、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 駐留軍用地特措法は、形式的には昭和二十七年五月十五日、法律第百四十号で当然全国に適用されたものでありますけれども、実質的には本土では昭和三十七年以来適用された例がなかったものを、昭和五十七年に沖縄だけに二十年ぶりに息を吹き返した法律であります。昭和五十七年以来今日まで十五年間、沖縄だけで生き続けている今回のこの法律の改正により、さらに二十一世紀までその怪物性を発揮させるための改悪であると指摘せざるを得ません。  この法律は実質的には沖縄県のみに適用される法律であり、いわゆる地方特措法と呼ぶべきものであると私は思っております。それならば、その改正という名の立法は憲法第九十五条の規定……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号(1997/04/16、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 お三方、参考人としてきょう出席いただきまして、大変御苦労さまでございます。  仲地先生に冒頭ちょっとお伺いしますけれども、先生が冒頭お話しの中に、いわゆる軍転特措法、そして日米地位協定の見直しあるいは改正、そういったものが必要であるのでぜひ国会の中でそれをやってほしいというふうな内容のお話がありましたけれども、その軍転特措法、そして地位協定、そういったものについて、なぜ軍転法を改正していかなければならないか。  その点についてひとつ具体的にわかりやすく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 地位協定の問題について。
【次の発言】 法治主義に対する考え方として官僚主義があるという……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第6号(1997/04/17、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 私は二院クラブの皆さんの御理解と御協力によってこの特措法の改正問題について終始今日まで携わってまいりましたけれども、沖縄だけに適用される大きな重要な法案であるために、私は今非常に胸を痛めております。  この審議の中で、私はせめて公聴会を沖縄で開いていただきたい、そして参考人の方々の招致に当たっては沖縄で意見を求めてほしいというような意見を述べてきたわけであります。昨日、参考人の方からこちらでお聞きいたしましたけれども、どうも今の状況からすると非常に多勢に無勢、そして不承不承という感じで私は今ここに立っております。  今回の特措法改正問題に絡めて沖縄の振興策が取りざたされております……

第140回国会 農林水産委員会 第4号(1997/03/17、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案に関して、幾つかの問題点を指摘しながら質問したいと思います。  まず第一に、沖縄県内の松くい虫の最近の被害状況はどのようになっているか、そしてその対策と効果はどのようになっておるかの点についてお伺いしておきます。
【次の発言】 同様な点について、沖縄県に所在する米軍施設内についてその辺の対応をどのようにされたか、防衛施設庁の方にお伺いいたします。
【次の発言】 そのときに空中散布、それと市町村との会議、そういったふうなことについてちょっとどのような状況だったのかお聞かせ願いたいと思います。

第140回国会 農林水産委員会 第5号(1997/03/21、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 繭糸価格安定法の基本的な問題点について二、三点お伺いしたいと思います。  まず、このような法律の題名及び目的が改正され、制度の大幅な変更がなされた場合、養蚕農家の所得はこれまでと比べるとどうなるのか、農家にとっては十分の所得確保が重要な関心事になるわけでございます。現在は取引指導繭価によって農家の手取りがどうにか確保されているようでありますけれども、制度の廃止に伴ってその仕組みは維持されるのかどうか、その辺について御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 今いろいろお話がありますように、ますます減退するような我が国の蚕糸業、今後はどうあるべきかという大局的見通しがなければならな……

第140回国会 農林水産委員会 第9号(1997/03/27、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 せんだってもこの委員会で台湾の豚の疫病、口蹄疫が大流行して輸出禁止になったことから、我が国に種々の影響が出ているのではないかということで問題が提起されましたけれども、私もその点について二、三お伺いしたいと思います。  台湾における発生状況と被害の現況はどのようになっているのか、その概要を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 口蹄疫とはどのような疫病であるのか。また、我が国への侵入防止対策はどのようになっているのか。我が沖縄県は地理的にも非常に台湾に近いわけでありますけれども、非常に心配でございます。侵入防止には万全の対策を講ぜられると思いますけれども、どのような方策を立ててお……

第140回国会 農林水産委員会 第11号(1997/06/05、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 質問に入る前に、私の日程の都合で質問時間をずらしていただきましたこと、委員長の御配慮に対して厚く御礼申し上げます。  私は、まず沖縄県の水産業の課題について幾つかの質問をしたいと思います。  御承知のように、沖縄県は東西で千キロ、それから南北で四百キロというような海域を有しておりますけれども、残念ながら、水産業というものが今日までこれというふうなことが見られませんので、何とかあれだけ有している沖縄の海域を生かして沖縄の水産業というものをもっと振興できないか、そういうような観点に立って幾つかの質問をしていきたいと思います。  まず、平成六年の海面漁業、養殖業の総生産量は三万四千三百……

第140回国会 予算委員会 第2号(1997/01/30、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。私は沖縄の基地問題を中心にして質疑をさせていただきますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  ことしは沖縄の復帰から二十五年、さらに沖縄を本土から切り離したサンフランシスコ条約発効から四十五年という節目の年に当たります。一九六五年八月、戦後初めて沖縄を訪れた佐藤元総理は那覇空港で、沖縄の祖国復帰が実現しない限り我が国にとって戦後は終わっていないという名せりふを残されました。  御承知のとおり、沖縄は一九七二年に復帰を果たし二十五年がたったわけでありますけれども、依然として国内米軍基地の七五%を占める沖縄基地を目の前にしたとき、私はあえてその……

第140回国会 予算委員会 第3号(1997/01/31、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 昨日の質問に引き続きまして、沖縄の基地問題についてお伺いしたいと思います。  先般、政府は沖縄大使を任命されましたが、その地位と役割についてはどのように位置づけておられるか、どのような成果を期待しておられるか、それについて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 沖縄の基地問題、ずっと橋本総理が非常に誠意を持ってこの問題について取り組んでこられたということは、私は一定の評価をいたしております。しかし、政府と沖縄とでは現状認識が決定的に違うわけであります。この程度の基地改善策では、沖縄では焼け石に水だというような受けとめ方しかしておりません。  また、政府の沖縄米軍基地の整理、縮小……

第140回国会 予算委員会 第12号(1997/03/19、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 私は沖縄の基地問題を中心にして質問をしたいと思います。  御承知のとおり、現在沖縄では県の収用委員会による公開審理が進められております。前回の公開審理以降、大幅に委員の構成が変わった現在の収用委員会は、繰り返し公平、自主的な審理を目指すことを表明し、収用される側、収用を申請する防衛施設庁側の真ん中に位置し、県民の圧倒的な支持を得ています。つまり、沖縄県収用委員会による審理は法にのっとり、みずからの財産権を制限され土地を収用される地主側とも信頼関係を築き上げ、平穏哀に手続を進めているわけでございます。  ところが、そうなると起業者である、つまり政府の、あるいは与党側の雑音がいろいろ……

第140回国会 予算委員会 第15号(1997/03/25、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 私は、駐留軍用地の特借法改正問題についてお伺いしたいと思います。  せんだっての予算委員会で防衛庁長官は、沖縄県の収用委員会が一日も早く裁決されることを希望される旨の発言をなされております。現時点で、五月十四日までに裁決が出る可能性はほとんどありません。特措法による強制収用が今日まで三回行われてきましたが、平均十回の公開審理で約八カ月半を要しております。このデータを単純に今回の強制収用に当てはめてみると、裁決が出されるのは十一月の半ばごろになります。  そこで、お伺いいたしますけれども、今回の公開審理が大幅におくれた原因は何なのか。また、その責任は地主側か、収用委員側か、政府側か……

第140回国会 予算委員会 第16号(1997/03/26、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 共産党さんから、先にやらせてもらうということの御了解をいただきまして、ありがとうございます。  五・一五メモについてお尋ねしたいと思います。  昨日公表されましたいわゆる五・一五メモについての問題でありますけれども、今回公表された分は、五・一五メモのうち、沖縄返還当時の八十七の施設・区域の使用目的や使用条件を定めた覚書でありますけれども、同メモは、そのほか十件の覚書で構成されているようであります。  ほかの覚書の中に、県民の権利を著しく損なうものが含まれているのかどうか、それをまず確認して、この覚書をいっ公表されるのか、お尋ねいたします。

第141回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1997/12/02、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 先ほど来、普天間基地の移設の問題、そして海上航空基地の問題で質問も繰り返されておりますけれども、私も、重複するかもしれませんが、この問題について取り上げて質問したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  小渕外務大臣、それから鈴木沖縄開発庁長官、非常に沖縄に対する今まで、今日まで思いがあって沖縄に全面的に協力していただいているというふうなことについては私も理解しているつもりでありますので、よろしくこれからも沖縄振興のために頑張っていただきたいということを要望しておきたいと思います。  それで、普天間飛行場にかわる海上航空基地、ヘリポート建設の是非を問う沖縄県名護市の市……

第141回国会 農林水産委員会 第4号(1997/11/27、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 私、島村大臣が就任後初めて質問をいたしますので、沖縄出身議員として、まず沖縄農業の将来展望と振興策について、大臣の御見解をいただきたいというふうに思っています。
【次の発言】 沖縄の基幹作物であるサトウキビが毎年非常に落ち込んでいるというふうな状況からいたしますと、沖縄農業は非常に厳しい状況にあると。また、毎年やってくる台風、災害、そういったことによってなかなか進展しないという点も大臣のおっしゃるとおりであります。  しかし、その反面、また花卉類においてはかなり生産量がふえて、将来展望が開けるのではないかというふうなこともございますから、沖縄の農業問題について、特殊な亜熱帯地域で……

第141回国会 農林水産委員会 第6号(1997/12/11、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 大臣にお伺いしたいんですけれども、貯金保険法は預金保険法の成立から二年おくれてようやく成立し法律になったわけでありますけれども、今回は預金保険法の改正に連動する形で直ちに改正しようとしているというふうなことになっておりますけれども、そのいわゆる必然性、そして必要性というものはどういうところからこのように急に提案されているのか、それを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 次に、農協が健全な経営を図っていくための必要要件についてどのようにお考えになっておられるか、お尋ねします。
【次の発言】 信連と農林中金における余裕金の運用の実態、それについて現在どのようになされているか、お伺……

第142回国会 災害対策特別委員会 第5号(1998/04/10、17期、二院クラブ)

○委員以外の議員(島袋宗康君) まず、被災者への公的資金を議員立法として検討するときに何よりも重視したことは、戦後未曾有の大災害となった阪神・淡路大震災の実態と教訓に基づいて必要な支援のあり方を考えるということが一番検討されたわけであります。  五百万円という金額は、住居が全壊し、人数が四人以上おられる世帯に対して支給されるあくまでも上限としての額であります。半壊の場合の二百五十万円も同じく上限額であります。  私たちは、災害地の実態に照らしてこれで十分であるというふうには考えていません。阪神・淡路大震災救援復興県民会議というところが行った被害額の実態調査では、一世帯当たりの平均被害額が全壊・……

第142回国会 農林水産委員会 第8号(1998/04/07、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  まず、大臣に所信表明に対する問題点について二、三質疑をさせていただきたいと思います。  大臣は、二十一世紀における課題の中に、人口、食糧、環境、エネルギー等を挙げられて、国内生産体制の強化や食糧安全保障の問題等に言及しておられますが、我が国農業の現状は、食糧自給率の低下や米作における減反政策等、一見、大臣のお考えと矛盾するような状況にあるんじゃないか、そういった深刻な状態にあるんじゃないかというふうな感じを私、持っておるんですけれども、大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大変難しい問題だと思いますけれども、その辺を政府として……

第142回国会 農林水産委員会 第12号(1998/04/28、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 株式会社の農地取得について農水省としては現在どのような御見解を持っておられるのか、またこれを認めるための前提条件としての農地転用規制の厳格化についてどのようにお考えになっているのか、そして転用規制の厳格化の内容とその効果についてはどのようにお考えなのか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 営農を主体としての農業生産法人の現状はどのようになっているのか、またその農地取得率についての問題点についてお伺いいたします。
【次の発言】 平成五年六月四日の本委員会において、農業経営基盤の強化のための関係法律の整備に関する法律案に対する附帯決議がなされております。その十二項に、「農業生産……

第142回国会 予算委員会 第2号(1998/01/29、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 まず、橋本総理の米軍沖縄基地の縮小について努力されたことについては大変敬意を表します。  早速質問に入るわけでありますけれども、現在の沖縄米軍基地の過密の状況は、戦後銃剣とブルドーザーによって土地を強制収用し、拡張された結果であると思いますが、総理はその辺についてどう認識されておるか、お尋ねします。
【次の発言】 日米安保条約が結ばれたときに、沖縄の基地に本土から六〇%のいわゆる米軍海兵隊が移転している。そこによって在日米軍の七五%が沖縄に集中して存在しているというふうな異常な状態になっているわけであります。私はその責任はどこにあるかというと、日本政府にあるんじゃないかというふう……

第142回国会 予算委員会 第4号(1998/02/02、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 せんだっての本委員会におきまして、質疑の中で時間の関係で深く立ち入ることはできませんでしたけれども、その何点かについてさらにお伺いをしたいと思います。  まず、沖縄の米軍基地の過密な状況がなぜ続いているのか、その責任は挙げて政府にあるのではないかということを私は冒頭質問いたしました。それに対して、総理は沖縄県民の気持ちに一定の理解を示されながら、占領が沖縄だけではなかったこと、また沖縄の施政権返還に目が奪われた点を挙げて、政府がこの責任を回避しているような印象を受けました。  しかし、この問題は非常に重要な問題であります。ここで明確にしておかなければ、一連の沖縄基地問題は焦点がぼ……

第142回国会 予算委員会 第6号(1998/02/04、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 本日の予算委員会で私は三回目の質疑になるわけでありますけれども、総理とは見解や沖縄基地の実情に対する認識にかなり違いがあることがはっきりしてまいりました。  総理のお答えに、心外であるとか残念であるとかという言葉が頻発しております。私も残念ではありますけれども、見解の相違や認識の違いをはっきりと認めます。しかし、今大切なことは、どうすれば沖縄の基地問題を一歩でも前進させることができるのかという一点に尽きます。まさにオール・オア・ナッシングの論議ではだめなんです。  ただ、今もう一度指摘しておきたいことは、三事案より急ぐ問題として急浮上してきたのが普天間飛行場の問題であります。沖縄……

第142回国会 予算委員会 第13号(1998/03/30、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 総理が最善の策として提案されました海上ヘリポート案が暗礁に乗り上げて、米軍普天間飛行場の返還問題がとんざしております。  そこで私は、総理に四点ほど質問をいたします。  まず第一に、総理は九六年の四月に、今後五年ないし七年以内に米軍普天間飛行場の返還を実現させるという日米合意を大々的に発表されましたが、現時点でその期間内での実現は可能だとお考えですか。どういうふうにお考えですか、質問いたします。
【次の発言】 総理は、先日の委員会で、大田沖縄県知事と会って名護市辺野古沖の海上基地の受け入れを説得すると言われました。大田知事がその海上基地の受け入れ拒否の前言を翻して海上基地の受け入……

第142回国会 予算委員会 第17号(1998/04/08、17期、二院クラブ)

○島袋宗康君 いわゆる県道一〇四号線越え砲撃演習が沖縄県の金武町から本土の演習場に移転してからちょうど一年になっております。この問題は県民の生活道路を封鎖して行われる実弾砲撃演習として有名でしたけれども、それが本土へ分散移転したことによってすべて解決したかのような印象を与えておりますが、そもそも百五十五ミリ実弾が県道の上空を飛び越えるという砲撃演習があったこと自体、本土では考えられないわけであります。この演習が狭い県内から移転したことは一歩前進だということは認めますけれども、それが本土でいろいろ害悪を発生させていることや、沖縄現地ではこの演習にかわって別のタイプの演習が激化しておることが新たな……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 国土・環境委員会 第3号(1998/09/17、18期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  大変遅まきながら、真鍋環境庁長官、御就任本当におめでとうございます。環境問題はこれから重要な課題として位置づけられておりますけれども、ぜひ二十一世紀に向けて間違いのないような環境の保全、そして取り組みをぜひ強化していただきたい、このように念じております。よろしくお願いします。  まず、今回の法律案については、国、地方公共団体、事業者及び国民、それぞれが地球温暖化防止のために取り組みを行う責務を定めることとしている。その責務の法的性格はどのようなものなのか、それをまずお伺いしたいと思います。

第143回国会 国土・環境委員会 第4号(1998/09/22、18期、二院クラブ)

○島袋宗康君 四人の先生方、貴重な御意見をいただきまして本当にありがとうございました。二院クラブの島袋宗康でございます。  まず最初に、環境庁長官はこの問の委員会において、地球温暖化問題への取り組み等の諸課題を克服するには、対症療法だけでは不十分であり、環境への負荷の少ない環境保全型社会に転換することが不可欠であると所信を述べておられます。私は、そのことが非常に大事であるというふうに同感をいたしております。  そこで、国民や社会の諸組織がそのような意義を持って行動していくためにはどのようなことを国家としてリードしていくべきか、その辺について四名の参考人の方々にそれぞれ御意見を承りたいと思います……

第143回国会 国土・環境委員会 第5号(1998/09/24、18期、二院クラブ)

○島袋宗康君 鹿児島から沖縄にかけて、サンゴ礁がその海域で白く漂白している状況になっているというようなことで、いわゆる白化現象が起きているということで新聞やテレビで報道されています。この状況が数週間も続いていくとサンゴが死滅するという状況になるということで、非常に私ども深刻にこれをとらえております。  申し上げるまでもなく、沖縄県を初めとする南西諸島において、サンゴは漁業や観光資源としての基調であるだけでなく、地球の自然環境を守る上で非常に重要であると考えております。  そこで、環境庁に対してその現状及び原因、そして今後の対策をどのようになさるお考えか、お伺いしておきます。

第143回国会 国土・環境委員会 第6号(1998/09/29、18期、二院クラブ)

○島袋宗康君 私は、沖縄県の鳥島射爆撃場における米軍による劣化ウラン含有弾の発射による環境汚染問題についてお尋ねしたいと思います。  まず一番目に、科学技術庁原子力安全局は、去る九日、鳥島射爆撃場における米軍による劣化ウラン含有弾の誤使用問題に関する平成十年度実施分の環境調査の結果を公表しております。  そこで私は、いま一度その調査の概要と調査結果について御報告を求めたいと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 報告書によりますと、久米島の環境や一般公衆の健康への影響がないと考えられるというふうな結論のようでありますけれども、久米島住民及び沖縄県民はその報告を信頼して安心してよいという……

第143回国会 国土・環境委員会 第7号(1998/10/01、18期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  建設省に対して質問をしたいと思います。  駐留軍用地強制使用に関する沖縄県収用委員会への一部却下裁決に対する那覇防衛施設局による建設大臣への不服審査請求の件について、次の諸点についてお尋ねしたいと思います。  まず、その受理の日時、それから現状がどうなっているのか、また今後の審査手続の手順、いつ結論を出す予定なのか、その四点についてお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 大体見通しとしてはいつごろになるかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ちょっとその件で建設大臣にお伺いします。  先日の所信表明の中で行政改革の推進につい……

第145回国会 国土・環境委員会 第2号(1999/03/09、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 しんがりでございます。島袋宗康です。大変御苦労さまでございます。  国土庁長官は所信表明の中で、二十一世紀を展望する重点国土政策の第一番目に、多軸型国土構造の形成に向け、新しい全国総合開発計画である二十一世紀の国土のグランドデザインを効果的かつ着実に推進するため、多自然居住地域の創造など四つの戦略を推進するための指針を本年夏前を目途に策定すると述べておられます。  その策定状況は現段階でどの程度進捗しているのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それはここにありますように夏までには計画できるという話でございますか。

第145回国会 国土・環境委員会 第3号(1999/03/11、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 一番最後でありますので、大変お疲れのところ、ぜひ御誠意のあるところを御答弁願いたいと思います。  大臣を初め環境庁当局におきましては、環境行政の推進に日夜御尽力を賜っていることに対して大変御苦労を多といたします。しかし本日は、大臣の所信に対して率直な感想を申し上げて御所見を承りたいというふうに思っております。  まず最初に、大臣の所信の全体を拝聴いたしまして率直に感じますことは、環境問題の事柄の性質によるものとは思いますが、どうも課題に対する対応あるいは対策が後手後手になっているんではないか、そういう印象をぬぐえないわけであります。  環境省、こうした問題を初め国民の環境行政に対……

第145回国会 国土・環境委員会 第4号(1999/03/12、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 運輸省にお聞きしたいと思います。  沖縄政策協議会に対して、沖縄振興策として運輸省から提案が七項目出されていると聞いております。それには那覇港そして国際流通港湾実現可能性調査という一項目がありましたが、それがどのようになったのかという点と、那覇港を中心とする沖縄の港湾整備について運輸省としてはどのような基本方針を持っておるのか、またどう進めておられるかをお尋ねいたします。
【次の発言】 沖縄の主要空港である那覇空港に対してどのような整備方針を持っておるのか、今現在の那覇空港。
【次の発言】 ひところ、現在の那覇空港の先のいわゆる沖合展開という形で空港拡張、新たな空港をつくろうとい……

第145回国会 国土・環境委員会 第5号(1999/03/15、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 それでは、防衛施設庁はまだ御出席でないようですので、まず建設省の方からお尋ねいたします。  沖縄県における陸上交通は専ら道路に依存しております。道路整備は、県民生活や産業活動にとって極めて重要であることは私が申し上げるまでもありません。  道路の整備水準について見ますと、数年前の一九九五年版の道路統計年報によりますと、保有台数千台当たりの道路延長は十・八キロメートルと、全国平均の十七・五キロメートルの六割程度となっております。都市部での広幅員道路も非常に少のうございます。それで、道路の絶対量が不足しているという状況がまだ続いていると思いますけれども、現在の整備水準はどのようになっ……

第145回国会 国土・環境委員会 第6号(1999/03/16、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 奄美群島が沖縄よりも先に、十八年前に返還されて、沖縄県民の一人として非常にうらやましい限りでございました。そういった中で振興開発計画というものが現在進んでおりますけれども、そういったふうな三次にわたって振興開発計画をやってもなおかつ格差が縮まらない、あるいはまた、若い者が島からどんどん出ていく状況にあると同僚議員からもいろいろお話がありましたが、まさしくそういった経済的に非常におくれている島々をどのようにしてこれからやっていくかということは、非常に重要な政策を展開していかなければならない問題だと私は考えております。  そういった中で本年の三月三十一日に第三次振興開発が切れるわけで……

第145回国会 国土・環境委員会 第7号(1999/03/23、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 本改正法案の提案理由の中で、良好な都市環境を整備するためには、「再開発により防災、居住環境、交通、景観等の機能の充実、改善を図り、都市の再構築を強力に進めていく必要が」あると説かれております。また、「現下の経済状況の中で、都市の再開発は民間投資を誘発する効果も大きく、内需主導の景気回復を図る上でも大きな役割を担うことが期待されている」とも述べられております。理由の前段は長期的視点に立った主たる目的、真の目的であり、後段は短期的視点に立った従たる目的、仮の目的であると言うことができると思います。  私は、良好な都市を建設するためには、確固たる長期的なビジョンを持った都市計画が必要で……

第145回国会 国土・環境委員会 第8号(1999/03/30、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私は、この改正法案に対して若干の質問をさせていただきます。  現在、民間都市開発推進機構の参加業務に要する資金の貸し付け、民間都市開発推進資金の償還期限を二十年均等半年賦償還となっているが、今般新たに十年一括償還の方法を追加することになっているが、その理由をお聞かせください。
【次の発言】 この機構の土地取得・譲渡業務のうち、事業見込み地の取得を行うことのできる期限を平成十一年三月三十一日から三年間延長し、これは大渕先生からも少し質問がありましたけれども、その三年間の延長した理由は何か、それで十分に目的が達成できるのかどうか、お伺いいたします。

第145回国会 国土・環境委員会 第10号(1999/04/15、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 今、堂本先生の質問を拝聴いたしまして、非常に胸を打たれる気持ちでこの重要な法案を審議する立場にあるわけであります。  私は、質問に入る前に、実は二十年ほど前に大阪府の箕面公園に行ったことがあるんですけれども、箕面公園のことについて書かれた文章がありますので、読んでみたいと思います。  一九五四年に大阪市立大学の川村俊蔵博士の生態研究でえづけされ、人と近くなった、これは猿のことなんですけれども、翌年に箕面山自然動物園が開園しさらに距離が縮まり、五六年には国の天然記念物となった。猿は観光資源として人気を集めた。だが、人なれした猿は観光客の弁当やおやつをねらうようになり、トラブルがふえ……

第145回国会 国土・環境委員会 第16号(1999/05/27、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 四名の参考人の皆さん、大変御苦労さまです。二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  現公団、いわゆる住宅・都市整備公団の立法目的は、「国民生活の安定と福祉の増進に寄与すること」というふうになっております。新公団、いわゆる都市基盤整備公団の立法目的では、「国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与すること」とその目的が非常に微妙に変化しております。したがって、福祉の増進にかわって経済の発展がうたわれているというふうなことになっております。国の姿勢、そして国の政策の方向性がこのような形で多少変化しておるように見受けられるわけですけれども、どういうふうに先生方は受けとめられて……

第145回国会 国土・環境委員会 第18号(1999/06/03、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私はきょうの最後の質問ですから、他の同僚委員から同様な質問があったかと思いますけれども、せっかく準備してきておりますので順次質問いたしますので、誠意ある御答弁をよろしくお願いしたいと思います。  まず、現公団の立法目的は、「国民生活の安定と福祉の増進に寄与すること」となっておりますけれども、新公団の立法目的では、「国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与すること」と微妙に変化しております。福祉の増進にかわって経済の発展がうたわれていることは、国民のための視点よりも公団や国のための論理が優先されている印象を私は持っております。  政府は、国民生活の安定向上の中に福祉の増進の概……

第145回国会 国土・環境委員会 第19号(1999/06/08、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 都市公園の整備について、まずお伺いいたします。  第一条の目的規定の中に、公団は大都市地域だけでなくその他の都市地域においても業務を行うことになっているが、どの程度の規模の都市を想定しておられるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 そこで、同条には「都市環境の改善の効果の大きい根幹的な都市公園の整備を行う」というふうな規定がございます。しかし、第二十八条の業務規定の十一、十二、十三、十四の各号に規定する都市公園の整備に関する業務は、業務の内容が非常に限定的で狭いように思うわけです。  その点について、御説明を願いたいと思います。

第145回国会 国土・環境委員会 第20号(1999/06/10、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 先生方、大変御苦労さまでございます。貴重な意見を拝聴いたしまして、感謝申し上げます。  早速でございますけれども、四名の方にそれぞれの立場でお伺いします。このPRTRの現在の政府案に対して、基本的にそれぞれの立場でどのようにお考えなのか、お聞かせいただけますか。
【次の発言】 私の持ち時間はあと四分少々でありますけれども、あと一点。  諸外国、特に、今のこの法案というのは非常に画期的な法案だとおっしゃっておりますので、欧米等のそういったPRTRの現在施行されている法律と、それから今これから審議されようとしているこの法案とどういうふうな違いがあるのか。もし特徴的なものがおわかりでし……

第145回国会 国土・環境委員会 第21号(1999/06/29、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 ようやくこの特定化学物質の環境への排出量規制問題で議論することができまして、遅きに失したというふうな感じもありますけれども、環境庁が本当に真剣に取り組んでいただいたおかげでこういったものが今法案として提出されていることに対して敬意を表する次第であります。  ところで、最初に申し上げておきたいんですけれども、いわゆる政府案では米軍基地やその関連施設からの排出量等の届け出の対象となるのかどうか、その辺をまずお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 今連絡をとってやるというふうなことで非常に抽象的なことでありますけれども、九条による届け出られた排出量以外の排出量の算出の対象になるの……

第145回国会 国土・環境委員会 第22号(1999/07/06、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私は、本案に関連して、沖縄の米軍基地の問題で質問をさせていただきたいと思います。  まず、在日米軍基地絡みの環境汚染事故は、復帰後現在まで何件発生しているか。ごく最近でも嘉手納弾薬庫の一部返還地域から鉛が検出されております。そのほかにも、PCBや劣化ウランによる環境汚染などが数多く発生しているわけでございます。  そこで、こういった事例について、復帰後の米軍基地による主な環境汚染問題について、その概要を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 劣化ウランの問題については、そのほかに外務省は何か御存じないですか。
【次の発言】 このような、復帰後でもたくさんの環境汚染が米軍基……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号(1999/05/10、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 まず、二〇〇〇年のサミットについて我が沖縄県で開催することを決定していただきまして、また衆参両沖縄県出身の国会議員が要請してきたところでありますその目標がかなえられたという点で、非常に喜びと感謝を申し上げておきたいと思います。ありがとうございました。  このサミットの、二〇〇〇年という節目の年、二十世紀を締めくくり二十一世紀の扉を開く年に開催されるという点と、第二次大戦の激戦地の一つで敵味方ともに多数のとうとい人命を犠牲にした沖縄の地で開催されるという点に着目するときに、このサミットこそは平和の発信のサミットという位置づけがふさわしいと私は考えるわけであります。  問題になってお……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号(1999/05/11、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 アメリカは、アジア太平洋地域に十万人の兵力を維持しているわけであります。御承知のように、その大半は在日米軍でありますけれども、またその多くも沖縄の基地に駐留しているというふうな状況であります。また、歴史的にも第二次大戦で地上戦を強いられ、朝鮮半島、ベトナム戦争、そして湾岸戦争などの出撃拠点となったのは沖縄基地であります。ほとんどの軍事評論家もこの法律の成立によって沖縄が真っ先に周辺事態の影響をもろに受けるだろうというふうなことを予想されております。私も周辺事態に巻き込まれる可能性は沖縄が一番高いというふうに認識しておりますけれども、外務大臣はいかようにお考えですか。防衛庁長官でも……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号(1999/05/12、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 丁重な御発言でありますけれども、昨日の防衛庁長官の率直な御答弁に対して本日の修正発言は、私としては非常に残念に思っております。長官は正確でなく舌足らずな面があったと釈明しておられますけれども、むしろ私は的確な御見解と承っております。また県民のほとんども、長官の発言が政府の本音であるというふうに理解しております。  いま一度御答弁をお願いします。
【次の発言】 長官は、朝の釈明等を聞いておりますと、沖縄の米軍基地が使用される状況も考えられることを一般論として述べたというふうなことを強調されております。再三申し上げるように、沖縄では一般論は通用しない、日常的な危険が伴っている。そうい……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第6号(1999/05/13、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 参考人の御三方、きょうは貴重な時間を割いていただきまして、大変御苦労さまです。  二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  私の一昨日、十一日の質問内容をちょっと御紹介したいと思いますけれども、沖縄の米軍基地がいわゆる朝鮮戦争、ベトナム戦争では出撃拠点となった。そこで、軍事評論家は、このガイドラインをそのまま通してしまったら沖縄が真っ先に周辺事態の影響を受けるだろうと。私もそのことが非常に心配でありましたので、そのことを防衛庁長官にお伺いしたわけです。防衛庁長官は、基地が多く存在することを考えても、言われるようなことがあり得るだろうというような御答弁をいただきまして、それが……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号(1999/05/14、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 防衛庁長官にいま一つ確認したいことがございます。例の台湾海峡でのミサイル発射事件に関して周辺事態の概念をどうとらえているかということであります。  三党の共同修正案によれば、周辺事態とは「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等」と例示されております。そこで、十一日の本委員会では具体的に、単に漁ができなくなったという影響の発生ではそれに該当しないというふうな答弁をなされております。  そこで、では漁船が被害に遭った場合はどうなるのか、それをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今の答弁からいたしますと、漁民に犠牲者が出た場合においても同様な考え方で……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号(1999/05/17、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 沖縄は、おとといの五月十五日で我が国に施政権が返還されて二十七年になりました。ちょうど米軍統治と同じ年月がたったわけであります。  地元のマスコミはいろいろと特集を組んでおります。ところが、これらの特集とは全く別のニュースが五月十五日の地元紙の紙面に出ております。県民の大きな関心を引いております。  それは、先日の本委員会で議論した尖閣列島付近での中国の動きであります。わざわざ沖縄返還二十七年に合わせたわけではないでしょうけれども、尖閣列島付近に中国海軍のフリゲート艦など軍艦十二隻が航行しているのを海上自衛隊のP3C哨戒機が確認しております。軍事評論家の江畑謙介氏は、その航行目的……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号(1999/05/20、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 野中官房長官が別の委員会の出席要求があるようでありますので、官房長官から先にお尋ねしたいと思います。  昨日の地方公聴会に臨んでみて、やはり私は東京と沖縄の温度差を感じてまいりました。一連の報道などから率直な御感想をお伺いしたいと思います。官房長官、よろしくお願いします。
【次の発言】 沖縄では、やはり公平に見て、この法案に反対する意見が大多数であります。また、各種の意識調査においてもそういう状況になっていることは確かであります。また、けさの朝日新聞によれば、代表的な自治体の首長の意見もそれを反映しているように思われます。  私は、この法案に国民の理解が深まっていない現段階で結論……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号(1999/05/21、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 昨日に引き続き、沖縄の公聴会を踏まえて官房長官にお伺いいたします。  新聞報道にもありますように、沖縄はこの問題に相当な高い関心があります。恐らく、基地を抱える自治体としては全国で一番関心があるのではないかというふうに思っております。各首長の意見で特徴的なことは、いわゆる第九条一項の協力要請には抵抗するというのが大方の意見でありました。その反面、法案そのものには賛成するという首長もおられます。しかし、これは国防のリスクは全国で負ってほしいというのがその理由であります。この意見は非常に説得力があると私は思っております。  それは、極東最大の米軍基地を抱える宮城篤実嘉手納町長の意見で……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号(1999/05/24、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 これまで再三申し上げてきましたが、外国の軍隊が戦争終結後半世紀以上も駐留し続け、県民生活に大きな不安を与え、人権をじゅうりんする異常さは、御承知のとおり沖縄で顕著にあらわれております。この現状に加えて、今度はガイドライン関連法を制定しようというのでありますが、これらの法案が成立すればどうなるかは、既に復帰前の沖縄で体験済みであります。  私は、この法案に神経をとがらせ、その危険性に警鐘を鳴らしてまいりました。去る五月十五日で沖縄は本土復帰二十七年になりましたが、私がここで総理にまずお伺いしたいことは、この二十七年間に果たして本土側の沖縄理解は進んだのかという問題であり、とりわけ沖……

第145回国会 予算委員会 第11号(1999/03/08、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私は、那覇軍港の浦添移設問題について質問をしたいと思います。  去る二月十八日、十九日の両日にわたって、地元沖縄の琉球新報が一面トップで沖縄県民にとって大変ショッキングな報道がなされております。それによりますと、日米両政府が合意した米軍那覇軍港の移設先の構造が、これまで説明されてきたような単なる現軍港の機能維持、あるいは軍民共用などというようなものではなく、米軍の専用軍港をイメージした、いわゆる海兵隊の出撃拠点としての機能維持、そしてその軍港を構築するんだというような内容の報道であります。  その報道について、事実であるのかないのか、それをお答え願いたいと思います。

第146回国会 国土・環境委員会 第2号(1999/11/16、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋でございます。  中山建設大臣、清水環境庁長官、御就任おめでとうございます。  時間の都合あるいは日程の都合で運輸省の関係を先にやりたいと思いますので、御了承をお願いしたいと思います。  半世紀前の戦後間もないころ、東京でもGHQが君臨していて、「我が空は我が空ならず秋の空」というようなため息まじりの俳句が詠まれた時代があったわけでございます。  沖縄の空では現在でもそのような状況が続いております。沖縄の空では、県都那覇空港に発着する民間機が米軍の管制を受けなければ飛べない空域が厳然として存在しております。嘉手納RAPCONと呼ばれておるものでありますけれども、そ……

第146回国会 国土・環境委員会 第4号(1999/12/07、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  四方の参考人の皆様方、本当に朝から御苦労さまでございます。  まず、原田参考人にお伺いしたいんです。  一般的な定期借家制度が導入されるというふうなことになると思うんですけれども、先ほど福井先生からもありましたけれども、一般的な定期借家制度というふうなことについて原田先生はどういうように評価されているのですか、お伺いします。
【次の発言】 今回の法案に対しての。
【次の発言】 良質な賃貸住宅を供給するというふうなことがこの法的な根拠をなしているようでありますけれども、その件で甲斐先生にお伺いしたいんです。  本法案に対しては、社会的……

第146回国会 中小企業対策特別委員会 第5号(1999/11/22、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  本日は、大西参考人、和田参考人、大変御苦労さまでございます。日ごろは日本商工会議所あるいは全国中小企業団体の育成そして発展のために御尽力されていることに対して敬意を表したいと思います。  私は、質疑というよりは、むしろそれぞれの立場で今政府にやってほしいこと、何をやってもらいたいのかということをお一人五分間ぐらい述べていただきたいと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 時間はないんですけれども、ちょっとお尋ねしたかったことは、各地方で昔繁栄した商店街がもうほとんどシャッターがおりているというような状況を見たときに、この日本のすべての……

第147回国会 国土・環境委員会 第3号(2000/03/15、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 環境庁は、重点施策の一つとして国土のそれぞれの場所に応じた多様性のある自然の積極的な保全ということをうたっておられます。その観点から、沖縄の自然環境の保全について若干質問をしたいと思います。  まず第一に、やんばる野生生物保護センターの開所以来現在までの活動状況と今後の活動方針についての問題についてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。ひとつ頑張って山原の自然保護について積極的に取り組んでいただきたいと要望しておきます。  二番目に、トキやオオタカなどの希少な野生動植物の保護、増殖や生息環境の保全等については、平成十二年度予算においても一定の手当てがなされ……

第147回国会 国土・環境委員会 第4号(2000/03/16、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 防衛施設庁はいらっしゃいますか。
【次の発言】 沖縄県における環境問題の大部分は、米軍基地絡みの問題が非常に多くございます。本日は、その幾つかの問題についてお尋ねしたいというふうに思っております。  まず最初は、米軍のキャンプ・ハンセン演習場における山火事の問題であります。  そこでは過去数え切れないほどの山火事が発生しております。最近においても発生しておりますけれども、周辺の水源涵養林やあるいは森林の焼失といったものが実際起きております。いわゆる大規模な山火事が発生している、そういった問題がつい最近もございましたけれども、どうもその規模等について、県と防衛施設庁あるいは米軍が発……

第147回国会 国土・環境委員会 第5号(2000/03/21、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案について、二、三質問をしたいと思います。  三大都市圏における特定市街化区域農地面積の推移を見ると、平成四年から十年までの間におよそ三分の一が宅地化されているが、平成十年時点で約二万二千百二十六ヘクタールは未転用であると言われている。いろいろと制度上の誘導策がとられているにもかかわらず、宅地化の進行が遅々として進まない理由はどのような点にあるのか、御見解を承りたい。
【次の発言】 土地区画整理事業の施行の要請をすることができる期限及び住宅金融公庫の貸し付けの特例を適用する期限を平成十八年三……

第147回国会 国土・環境委員会 第7号(2000/03/28、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 最後になりますけれども、重複するかもしれませんので、よろしくお願いしたいと思います。  平成十一年三月二十五日の歴史的風土審議会の答申、「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等を今後一層進めるための方策について」の中の「第一 明日香村の将来像について」において、「明日香村の歴史的風土は、そこに暮らす人々が生き生きと暮らすことによって初めて成り立ちうるものであることにかんがみ、保存と利活用が両立できるよう、今後、これを創造的に維持保全活用していくべきである。」と述べられております。  これに関連して、平成十二年度予算における措置で、総理府は歴史的風土の創造的活用を図る……

第147回国会 国土・環境委員会 第8号(2000/03/30、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 質問に入る前に、今、有珠山の緊急火山情報が入っております。今のところ地下活動に大きな変動はないというようなことでありますけれども、地域の皆さん方にとっては大変なことだと思います。大事に至らないようにお互い祈っている次第でございます。  私が最後の質問者でありますので、質問事項が重複するかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。  一九九三年から一九九七年までの五カ年間のアジア主要港のコンテナ取扱量を見ると、香港、シンガポール、高雄、釜山などの取扱量が我が国の東京、横浜、神戸などの主要港をはるかに凌駕する状況になっております。  我が国の主要港の不振の原因はどこにあるのか、……

第147回国会 国土・環境委員会 第9号(2000/04/04、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 質問に入ります前に、有珠山の火山活動について、国土庁を中心として各関係省庁がその地域住民の安全確保のために日夜努力されていることに対して、敬意を表する次第です。今後はまた、その対策に万全が期せられるように祈ってやまない次第です。よろしくお願いしたいと思います。  我が国の長寿高齢化社会の進展に伴って、住宅のバリアフリー化と高齢者にとって安心、安全な居住空間の確保が今後ますます強く要請されるものと思われますが、現在、住宅のバリアフリー化はどの程度実現しているのか、そして今後どのような取り組みをなされるのか、お聞かせ願いたいと思います。

第147回国会 国土・環境委員会 第11号(2000/04/20、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 しんがりでございますので、よろしくお願いします。  中山建設大臣は、先日の本院本会議の河川法の一部改正法案の趣旨説明に関する質疑に対する答弁で、河川整備基本方針及び河川整備計画について、一級河川につきましては六水系で河川整備基本方針を策定し、引き続き河川整備計画を策定すべく作業を行っているとし、二級河川につきましては九水系で河川整備基本方針を打ち出しまして、そのうち二水系で河川整備計画を策定いたしましたとし、河川整備計画が策定された二河川は熊本の上津浦川と岩手の気仙川でございますと述べておられます。  そこで、お尋ねいたしますけれども、なぜこの二河川だけに関して整備計画が策定され……

第147回国会 国土・環境委員会 第14号(2000/05/09、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 最後でありますが、同僚議員からたくさんの質問があって重複するかもしれませんが、誠意を持ってお答えいただければありがたいと思います。  まず、今回の法改正が必要となった背景について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 現行法では、都市計画区域外や市街化調整区域の開発規制が不十分なために中心市街地の衰退を招いていると言われています。郊外へのショッピングセンターの出店等による影響が原因の一つに挙げられております。しかし、現代はモータリゼーションの普及と国民のライフスタイルが変化しております。これは必然的な流れであると言えます。  そこで、お伺いいたしますが、本改正により中心市街地……

第147回国会 国土・環境委員会 第15号(2000/05/11、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 四名の先生方から大変貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。これほど参考人の皆さんと和気あいあいと和やかな委員会が開かれるのは初めてでございます。大変そういった面では濃密なお互いの意見交換ができたというふうに評価をしております。  先ほど伊藤先生のお話の中で、日本の地主が三千七百万おるというふうなことになりますと、野口先生がおっしゃったように、この都市計画法に基づいた都市計画をいかにして成功させるかというふうなことについては、地主との関係が相当複雑な関係が生じますね。  私は去年十月ごろにデンバーに行く機会がありました。デンバーの飛行場が新しくできたということでその説明が……

第147回国会 国土・環境委員会 第17号(2000/05/18、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私は、法案自体の問題点について若干の質問をしたいと思います。  まず、現時点にこの法案を提出する必要性及び背景は何であるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 約十年前に各省庁がこのような法案を検討されたというふうなことがございます。今回の本法案は当時検討された法案の内容と何が異なっているのか、また、なぜこの法案が国土庁のみの所管になっているか、それをただします。
【次の発言】 大深度地下の定義については二つの号から成っておるようであります。しかも、政令で数値を定めることとしておりますけれども、単純に地下何メートル以深というように法律で定義することはできないんでしょうか。それを御……

第147回国会 予算委員会 第3号(2000/03/02、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  現在の国政における最大の課題は、いろいろな見方はあるでしょうが、私は普天間飛行場の移設がいわゆる大きな課題だと思っております。当然、沖縄県政においても最大の課題はこの普天間飛行場の問題であります。  この問題を最大の争点とした沖縄県知事選挙から一年と三カ月になろうとしております。この一年余の間に政府の沖縄に対する態度が百八十度も変わっているということを県民はよく知っております。例えば、沖縄政策協議会の再開、沖縄振興のための特別調整費の計上、特別自由貿易地域への立地促進の施設の整備、そして沖縄自動車道や航空運賃の引き下げなどであります……

第147回国会 予算委員会 第4号(2000/03/03、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私は、昨日の委員会で時間の都合で十分な質疑ができませんでしたけれども、やはり沖縄の基地問題を一、二点質問したいと思います。  まず、普天間飛行場の代替施設については、工法及び具体的建設場所の検討を含めて基本計画の策定はいつまでに行う予定であるのか、七月の沖縄サミットの前までにできるのか、またその前提となる基本計画策定の協議機関、それはいつ立ち上げる予定であるのか、官房長官、お示し願いたいと思います。
【次の発言】 官房長官、昨年の十二月二十八日の閣議における発言として伝えられております中で、代替施設は最小限の規模とするというような発言をなさっております。長官としては、この最小限の……

第149回国会 国土・環境委員会 第1号(2000/08/09、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  ことしは有珠山噴火に始まって、最近また神津島で地震が続発しております。私は、昨日沖縄から来たんですけれども、その前にさきおとといから昨日まで台風に追われて、ようやく出てきた次第でございます。  そういうことで、日本列島至るところに天災、地変が続発していると。台風というものは、これは毎年やってくるわけでそれほどでもないんですけれども、各地域でこのように非常に災害が大きくなっているという点について、日本列島は大変だなというふうな感じでおりますけれども、環境庁あるいは国土庁、そして建設省、それぞれの立場で非常にこの災害問題について腐心をさ……

第150回国会 国土・環境委員会 閉会後第1号(2000/12/06、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 島袋宗康でございます。  まずは、川口環境庁長官、再任おめでとうございます。  二十一世紀に向けて環境問題というのは非常にすぐれて世界的な問題になって、大変重要な課題を抱えていると思います。そういうことで非常に大切な省でありますから頑張っていただきたいというふうに思っております。  そこで、愛媛大学沿岸環境科学研究センター教授であります田辺信介先生が、全体としての地球環境の先行きには悲観的だなと、地球温暖化でもオゾン層破壊でも悪化のスピードは遅くなっても今よりよくなると思えないというようなことを言われておりますけれども、本当にこの経済社会の構造変革を進めて地球の生態系を守るという……

第150回国会 国土・環境委員会 第4号(2000/11/16、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  きょうは、朝から本当に貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  まず、金本参考人にお伺いいたします。  発注者の責務の明確化によって発注者の意識改革が期待できるというふうに述べられておりますけれども、これについてもう少し具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それで、こういった従来の建設業関係の構造そのものがやはりいろんな贈収賄とか問題を起こしたんじゃないか、あるいは工事の施工状況というものが実際には発注者の思いどおりいっていないというふうなこともあったんじゃないかというふうに思うんですけれども、建設業の構造改革というもの……

第151回国会 国土交通委員会 第2号(2001/03/15、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  大臣所信表明に対する質疑を行ってまいりたいと思います。  大臣所信の中で、内外の観光交流を促進するための一環として東アジア広域観光交流圏構想の推進にも取り組んでいかれるとのことでありますけれども、どのような構想なのか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 すばらしい構想だと思います。ただ、今非常に日韓だけを強調されておりますので、非常に気にかかっておりますので、ぜひほかの地域にも広げていただきたいということを要望しておきたいと思います。  それから、地域振興の中で、豪雪地帯、離島、奄美群島、小笠原諸島、半島等の特定地域について……

第151回国会 国土交通委員会 第3号(2001/03/22、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。最後の質問で重複するかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。  まず、政策テーマについて説明されておられる中で、少子高齢社会への対応としてバリアフリー社会の形成を実現するとされ、その一環で住宅のバリアフリーを推進するとされております。また、高齢者向けの優良な賃貸住宅の供給など総合的な高齢者住宅政策の展開を行うとしておられます。  そこでお伺いいたしますが、現在、住宅のバリアフリー化はどの程度進んでおられますか、そして高齢者向けの優良な賃貸住宅はどの程度供給されておるか、さらに今年度の供給計画はどのようになっておりますか、お尋ね……

第151回国会 国土交通委員会 第4号(2001/03/27、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 まず、新産業都市建設促進法等を廃止する法律案に関して若干お尋ねいたします。  新産・工特制度による成果については、国土交通省としてはどの程度満足しておられるのか。また、反省点についてどういう反省がなされているのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 新産・工特制度を廃止することにより、国土の均衡ある発展を図り地域格差を是正するという目的と理想も捨ててしまうつもりなのですか。この点について、今後の取り組みについてお尋ねいたします。
【次の発言】 先ほど大臣が図面でお示しいただいた港湾、空港、そして道路網の整備というのがちょっとばらばらになっているんじゃないかというふうな御指摘もありま……

第151回国会 国土交通委員会 第5号(2001/03/29、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 最後の質問者になりましたけれども、重複するかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。  まず、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案について、一点だけお尋ねいたしたいと思います。  高齢者に対する融資について、貸付対象者の死亡時に一括償還するという特別な償還方法を導入することとされておりますが、この制度の普及と定着についてはどのような見通しでおられますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 次に、高齢者の居住安定確保に関する法律案に対して若干お尋ねいたします。  少子高齢化の急速な進展に伴い、我が国の六十五歳以上の高齢者人口は、二〇〇〇年四月現在で二千百六十二万人、高齢化率……

第151回国会 国土交通委員会 第7号(2001/04/10、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私は、二院クラブ・自由連合の島袋宗康と言います。  きょうは、四名の参考人の方々、貴重な御意見を賜り、本当にありがとうございます。  そこで、同じ運輸省の中に航空事故、あるいは海難事故、あるいはまた今度設けられる鉄道事故というようなことでありますけれども、鉄道と航空との事故の発生のメカニズムというのは相当な違いがあると私は思うんですけれども、その違う事故を同じ委員会で九名の方々が携わっていくというふうなことについては、先ほどから問題が指摘されておりますけれども、本当にうまくいくのかどうか、その辺について非常に私不安に思っているところがあるものですから、まず井口先生とそれから武田先……

第151回国会 国土交通委員会 第8号(2001/04/12、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 去る四月一日、南シナ海上空で、米軍の電子偵察機EP3と中国軍のF8ジェット戦闘機が空中接触し、米機は海南島に緊急着陸し、中国軍機は墜落し、乗員が行方不明となる事件が発生いたしました。  その後、米中間で外交折衝が続いて、本日、米軍機の乗員二十四名は釈放されたことは御承知のとおりですけれども、この事件の米軍偵察機は沖縄の嘉手納飛行場を発進した飛行機であったということであります。  外務省にお伺いいたしますけれども、この点は事実でしょうか。事実とすれば、米側から事件発生の通報はあったのかどうか、そしてそれはいつあったのか、明らかにしていただきたい。我が国から発進した米軍機が絶えず中国……

第151回国会 国土交通委員会 第12号(2001/05/29、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 規制緩和を推進することと、測地系の基準を日本測地系から世界測地系に変更することはどのような相関関係にあるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 世界測地系における地球を想定した楕円体と実際の地球とは完全に一致するものなのか、それともなお幾らかの誤差が生ずるものなのか、その辺をお尋ねします。
【次の発言】 測量法第十一条、測量の基準の射程範囲として測量法第十一条は、「測量の基準に従つて行わなければならない。」と規定していることから、測量、方位に関する基幹であり、測量成果がこの測量の基準に合致しておくべきことでも定められているものではないと解されるので、個々の測量成果は、現況に適合し……

第151回国会 国土交通委員会 第13号(2001/05/31、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋です。  最後の質問者でありますので、重複があちこちあると思いますが、よろしくお願いしたいと思います。  倉庫業にかかわる参入規制を許可制から登録制に改めることとし、登録を拒否できる場合、いわゆる登録拒否要件を限定している。その登録拒否要件の一つに、「申請者が一年以上の懲役又は禁錮の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者であるとき。」としているが、その二年の経過したことを要件とする根拠は何なのか。次号の登録の取り消しの日から二年を経過しない者という場合は一定期間の不利益を科す合理的理由があるから理解できま……

第151回国会 国土交通委員会 第14号(2001/06/05、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 扇大臣、私からも一日も早い御回復をお祈りしております。  平成十二年十二月十九日の河川審議会答申、「今後の水災防止の在り方について」の中で、「水災防止活動を効果的に行うためには、河川管理者等の観測する雨量、水位情報、水防管理者が把握する水防活動状況、現場の水防団による河川、堤防の目視情報、さらに地域住民から通報される被災情報、救助要請等の様々な情報をリアルタイムで受け入れて整理、提供するシステムの構築が必要である。」というふうに提言されておりますけれども、このことについて、現在どのような対策がとられているか、お伺いいたします。

第151回国会 国土交通委員会 第15号(2001/06/07、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 事故のない安全運行というものがいかに確保されるのかということが大きな課題だというふうに思います。  そこで、分割・民営化の後、運転事故件数及び列車百万キロ当たりの運転事故件数は減少傾向にあるとのことであります。これはまことに結構なことでありますが、それはどのような事情によるものか、また最近の運転事故の状況はどのようになっているか、お尋ねいたします。
【次の発言】 JR本州三社については純民間会社にするとの条件整備がなされたということでありますけれども、それはどのような条件の整備がなされたか、その辺について大臣の御所見を賜りたいと思います。

第151回国会 国土交通委員会 第16号(2001/06/12、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋です。  本来であれば、JR七社が完全に今、純民営化されるということが望ましいと思います。しかし、営業、企業関係の格差が出てきたというふうなことでやむを得ない措置かと思いますけれども、そこで南谷参考人にお伺いいたします。  国鉄の改革の趣旨にのっとった経営という要請とそれから純民間会社としての採算性重視という要請の、二つの要請が調和されなきゃならないと思いますけれども、この点についてどういうふうな形で今後進めていかれるのか。もう一つは、これは可部線の可部―三段峡区間四十六・二キロメートルの存廃問題についてはどのように御認識されているのか。この二点について……

第151回国会 国土交通委員会 第17号(2001/06/14、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私は、鉄道の技術開発についてお尋ねしたいと思っております。  安全性、快適性の問題、そして高速化の問題等、特に力を入れている研究開発分野はどういった点なのか、諸外国に比較して我が国の技術水準及び研究開発の現状、その辺について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 日本の鉄道は世界的にも絶対劣らないというふうな点では評価していきたいと思います。  ところで、新幹線については事故が全くないというふうなことでありますけれども、最近、都市部において人身事故が相次いでいるというふうなことについては、その辺の対策は、もっと事故が起きないような方策はないのかどうか、その辺についてお尋ねします……

第151回国会 国土交通委員会 第18号(2001/06/19、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 平成十二年中の自動車交通事故発生状況は、発生件数、死者数、負傷者数など最悪の状況にあると聞いております。過去十年間の発生状況の推移とその概要を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 自動車交通事故の主な発生原因とその対策について、お伺いいたします。
【次の発言】 私の手元に、各国の例えば人口十万人当たりの死者数、あるいは自動車一万台当たりの死者数、こういうようなことで各国を羅列しておりますけれども、実はお隣の韓国が余りにもその数値が高いので、信じられないぐらい高いんですけれども、間違いないですか。  例えば、人口十万人当たりの死者数を日本と比べますと、韓国が二十六・六、日本……

第151回国会 国土交通委員会 第19号(2001/06/21、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  本日は、大変お忙しい中、参考人のお四名の方々、おいでいただきまして本当に御苦労さまでございます。  私は、まず西崎参考人にお伺いしたいと思います。  今後の自賠責保険のあり方に係る懇談会座長として報告書の取りまとめに御尽力されましたが、同報告書は、自賠責保険の目的である被害者の保護を基本に据えつつ検討を進められ、「被害者保護のセーフティネットとして、専門の有識者で構成する紛争処理機関を設けて自賠法に位置づけ、行政府がその業務全般について必要な監督を行うことができるようにすることが適当である。」という提言をされました。  これを受けて……

第151回国会 国土交通委員会 第21号(2001/06/26、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 平成十一年度の事業認定件数は七百八十三件とのことでありますけれども、直近十年間の認定件数の推移はどのようになっておるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 収用委員会の権利取得裁決及び明け渡し裁決の件数及び直近十年間の件数の推移は、どのようになっておりますか。
【次の発言】 事業認定後、収用委員会における裁決までの所要期間はどのくらいの期間になっておりますか。そして、その期間は長過ぎるのか、それとも適切な期間なのか、お伺いいたします。
【次の発言】 これは、県収用委員会にその手続を依頼するんですか。
【次の発言】 今非常にばらつきがありますけれども、都道府県の収用委員会で全国平均し……

第151回国会 国土交通委員会 第22号(2001/06/28、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  きょうは、四名の参考人の方々、大変御苦労さまでございます。  最初に、石川良一参考人にお伺いしたいんですけれども、この土地収用法改正案について、日の出の森・トラスト運動共同代表としての御意見がここに出されております。  その中で、「私たちがトラストを設定したのは、処分組合が情報公開や汚染問題と多摩のゴミ政策についての話し合いを拒否しながら、同じ構造の二つ塚第二処分場の建設を強行したからです。処分組合が日の出連絡会との話し合いに応じていれば収用は避けられたと思います。また、第二処分場のダブルシートや侵出水処理施設等の手厚い構造や汚染対……

第151回国会 予算委員会 第6号(2001/03/08、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 きょうの最後の質問者になっておりますので、お疲れでしょうけれども、よろしくお願いします。  二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  私は普天間飛行場の移設問題についてお尋ねしていきたいと思っております。  代替施設協議会におけるこれまでの審議の経過と概要等について御説明をいただきたいと思います。橋本大臣、よろしくお願いします。
【次の発言】 先日の協議会において軍民共用空港の滑走路の長さを二千メートルとするという案が話し合われたようでありますけれども、それはどういうような趣旨で言われたのか、御説明をお願いします。

第151回国会 予算委員会 第7号(2001/03/09、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私は日米地位協定の問題について二、三お伺いしたいと思います。  昨日の日米合同委員会において、政府は米側に対して、日米地位協定の運用の改善を正式に提案するとの報道がなされておりますけれども、その結果について外務大臣から御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 問題はいわゆるどういうふうな改定、改善といいますか、そういうふうな改定まで踏み込むかどうかというふうなことが県民の大きな今願いであるわけですね。そういったふうなことでやはり国民の生命、財産、人権というものをどう保護していくかということが私は今回の大きな課題だと思いますけれども、その辺についてもう一度御見解をお願いします……

第151回国会 予算委員会 第11号(2001/03/21、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 去る十六日、沖縄県で幹部自衛官が少女暴行事件を起こし、逮捕されるという不祥事が発生いたしました。  そこで、防衛庁長官、まずその事件の概要を報告いただきたいと思います。
【次の発言】 御承知のとおり、我が沖縄県は、さきの大戦の際に県内、で唯一の地上戦の戦場となり、敵の米軍や味方の日本軍からもスパイ扱いされるなど痛めつけられ、多数の県民が犠牲になる悲惨な体験をしております。その上、戦後五十六年この方、復帰の前も復帰の後も変わることなく広大な米軍基地が居座り続けております。それは在日米軍の七五%にも及んでいるということは御存じのとおりであり、多数の県民の願いである基地の整理、縮小も遅……

第151回国会 予算委員会 第12号(2001/03/23、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 昨日の沖縄の地元紙の伝えるところによりますと、去る十九日に米海兵隊基地内で働く日本人二人に対してモデルガンを発砲するという事件が発生しております。  外務大臣はこの事件について承知しておられるのか、大臣が把握しておられる本件に関する詳細を御報告お願いします。
【次の発言】 本件に関し、アメリカに対してはどのような対応をされておられますか、その辺についてお尋ねいたします。
【次の発言】 ただいま外務大臣から綱紀粛正とかあるいは再発防止とかというふうな面で、絶えずその言葉をもう繰り返してやっているんですね。そらぞらしく本当に聞こえてなりません。私はもう、もはやそのような言葉も死語に等……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 内閣委員会 第4号(2001/10/30、19期、各派に属しない議員)

○島袋宗康君 本日の最後の質問者となりましたけれども、無所属の島袋宗康でございます。  まず、官房長官にお伺いしたいんですけれども、去る九月十一日の米国における同時多発テロは戦争行為なのか、また犯罪行為なのか、どちらかを認識しておりますか。
【次の発言】 そうすると、今述ぶのは、犯罪であるけれども犯罪ととらえていないと。これはどういうことになりますか。
【次の発言】 米軍のアフガニスタン攻撃は戦争行為なのでしょうか、それともオサマ・ビンラディン氏などを逮捕するための犯罪捜査活動であるのか、その辺についてお伺いします。
【次の発言】 アフガニスタンでは米軍の爆撃で多数の無辜の民が犠牲になっている……

第153回国会 内閣委員会 第5号(2001/11/01、19期、各派に属しない議員)

○島袋宗康君 にぎやかに論争が続いておりますけれども、無所属の島袋宗康でございます。  尾身大臣にお尋ねいたします。  先日の当委員会で、国内のテロ対策にも万全を期すことが重要であるというふうに述べられております。そこで原子力施設について少し言及されておりますけれども、いわゆる科学技術政策担当大臣としてのお立場から、ほかにどのような点に留意されていかれるお考えなのか、承りたいと思います。
【次の発言】 世界最高水準の科学技術創造立国の実現を目指して、科学技術基本計画の着実な実施を行うというふうなことが言われておりますけれども、いわゆる第二期科学技術基本計画の重点課題はどういうことなのか、御説明……

第153回国会 内閣委員会 第6号(2001/11/06、19期、各派に属しない議員)

○島袋宗康君 無所属の島袋宗康でございます。  きょうは、アメリカにおける同時多発テロによって沖縄の観光産業が危機に瀕しているというふうな状況で、その問題をいかに活性化させるかということで質問をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  それで、沖縄県の調べによりますと、米国同時多発テロ以降の沖縄旅行のキャンセルは、十一月一日現在で、修学旅行が六百九十七校、十五万七千九百九十六人、一般団体、観光客が四万七千三百八十六人に上っていると。修学旅行の取りやめは昨年度実績の五割を超したと言われております。  昨十一月五日の朝日新聞は、「沖縄とテロ 基地の島の厳しい現実」というふうな社説……

第153回国会 内閣委員会 第7号(2001/11/20、19期、各派に属しない議員)

○島袋宗康君 無所属の島袋宗康でございます。  小泉内閣の言われる聖域なき構造改革の最大の眼目は何の改革にあるとお考えでしょうか。石原、竹中両大臣にそれぞれお答え願いたいと思います。
【次の発言】 小泉総理のその構造改革の主要な柱である特殊法人改革に対して、最近、新聞紙上などで石原大臣の弱腰であるとのいろいろ報道がなされていますけれども、その理由はどういうことから書かれるようになったんでしょうか。
【次の発言】 今の発言で大変心強く思っていますので、頑張ってください。  それで、大臣は先般、当委員会において特殊法人等整理合理化計画を年内に策定するとの方針を示されました。その作業の進捗状況、どの……

第154回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2002/03/15、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  米軍基地返還跡地の環境汚染問題について若干お尋ねいたします。  本年一月末に沖縄県北谷町で発生した環境汚染事案について、概要を説明願いたいと思います。
【次の発言】 もう一点、一九九六年三月に米軍恩納通信所跡地で発生した環境汚染事案の概要についても、同じように御説明願いたいと思います。
【次の発言】 このように、沖縄県に所在する米軍基地では、現在使用中の基地での環境汚染問題の多発に加え、既に返還された基地跡地における環境汚染問題の発生が顕著であります。  日米地位協定第四条で、米軍施設の返還に際し、米軍は原状回復義務を負わないことになって……

第154回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2002/03/22、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  多くの方々が似たような質問をされましたけれども、どうぞ質問にお答え願いたいというふうに思っております。  まず、沖縄県は今年、復帰三十周年を迎えます。この間、十年単位の三次にわたる沖縄振興開発計画が策定されました。そして、いずれの計画でも本土との格差是正及び自立的発展の基礎条件整備がうたわれております。しかし、沖縄県では、相変わらず一人当たり県民所得は全国平均の七〇%程度、失業率は全国の二倍以上という状況を低迷しております。  沖縄振興開発計画で掲げられました目標は、いずれも達成できておりません。それは一体どこに原因があるのか、担当大臣に……

第154回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(2002/03/25、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康であります。  まず、先ほどもお話がありましたけれども、尾身大臣、今、沖縄に世界水準の大学院大学をお作りになるということで非常に献身的な御努力をされておられることに対して敬意を表します。  そこで、世界の各地においていろいろ研究、視察などをされておりますけれども、昨日、一昨日とシンガポールを訪問されて、沖縄における大学院大学の設置の問題について、シンガポールにおける視察後の御感想を率直にお聞かせ願いたいというふうに思います。
【次の発言】 御説明、ありがとうございました。  外務大臣にお伺いいたします。  今回の沖縄振興特別措置法案には、駐留軍用地跡地の利……

第154回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(2002/03/28、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 御三名の方々、大変御苦労さんです。貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  尚先生の日程が次にあるようでありますから、尚先生の方からまず先にやって、私の方で済んだらお帰りになってよろしいですから、あらかじめ申し上げておきたいと思います。  これまでの沖振法では、本土との格差是正というのは非常に掲げられてきたわけであります。本土各県に比べて、沖縄県は県民所得や失業率増が非常にワーストワンというふうなことが言われていて、しかし、その反面、長寿という点では長寿国日本の中でベストワンというふうに言われておるわけであります。  ところで、十年ほど前に尚先生が「世界」にお書きになっ……

第154回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(2002/03/29、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 特別自由貿易地域についてお伺いいたします。  中城湾港新港地区では、工業用地、都市機能用地を一体的に整備して流通生産機能を兼ね備えた流通加工型港湾として開発事業が進められております。現在、その一部、百二十二ヘクタールが特別自由貿易地域中城湾港新港地区として指定され、製造業等に対し三五%の法人税の所得控除といった措置等が講じられております。この地域に多くの企業が進出し、加工貿易型産業拠点として形成されることは、魅力的な投資環境でなければならないと思われます。  そして、現在、同地域内には分譲地と賃貸工場六棟があり、賃貸工場についてはすべて入居済みでありますけれども、分譲地については……

第154回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(2002/07/12、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  両大臣、もう最後の私、質問者になりましたけれども、大変お疲れのところ、質問が重複するかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。  去る三月二十九日の当委員会における沖縄振興特別措置法の可決の際の附帯決議の一項で、沖縄における不発弾処理や旧軍飛行場などの戦後処理等の諸問題に引き続き取り組むという方針が沖縄振興計画の振興の基本方向の中に取り入れられたことは、誠に結構なことと考えております。  そこで、尾身大臣にお伺いいたしますけれども、不発弾処理の問題については既に取り組まれておりまして、不発弾が出てくるたびごとに住民を避難をさせて処……

第154回国会 内閣委員会 第3号(2002/03/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国連、国会改革連絡会の島袋宗康です。  まず官房長官にお尋ねしたいんですけれども、小泉改革の骨太の方針は、市場の活用と競争を通じて効率性の低い部門から効率性の高い成長部門へ人と資本を移動することで経済成長を果たすというものである。それは、規制を撤廃して、市場経済の原理を働かして自由な競争にさらせば日本経済は再び輝きを取り戻すという考え方であります。しかし、これは弱者に厳しい社会を目指すという側面を持つものと言えるが、政府は日本の将来のビジョンをどのように描いているのか、お聞かせ願いたい。
【次の発言】 政府の進めている聖域なき構造改革そのものが弱い立場にある人たちがますます困って……

第154回国会 内閣委員会 第4号(2002/03/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 最近の新聞報道によりますと、よく警察官が関係する不祥事の記事が目に付いております。往時の日本の警察官は、法と正義の具現者として国民の信頼と尊敬の対象であったと思うわけであります。近年、その評価は余り芳しいものではないように思います。それは一体なぜなのか。最初からレベルの低い人を採用しているのか、あるいは教育制度に問題があるのか、勤務条件や待遇に問題があるのか、不祥事多発の原因がどこにあるとお考えになりますか。国家公安委員長として御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 この不祥事について、今後どういうふうな根絶を図っていくのかというふうなことについて、説明もありましたけれども、……

第154回国会 内閣委員会 第5号(2002/03/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  まず、石原行政改革・規制改革担当大臣に質問したいと思います。  行政改革は何を目指して行われるのか、行政改革によって何を実現しようとしているのかという点を伺いたいと思います。  大臣は、所信の中で公務員制度改革について、政府としては、真に国民本位の行政の実現を図ることを基本理念として掲げ、国民の立場から公務員制度を抜本的に改革することにより、行政の在り方自体を改革することを目指しておりますというふうに述べておられます。  行政改革、公務員制度改革は、単に財政改革の視点から小さな政府の実現を目指せばよいというものではなく、国民本位とか国民の立場とか……

第154回国会 内閣委員会 第8号(2002/04/09、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 私の第一番目は、吉川委員からも今質疑がありましたけれども、重複するかもしれませんが、官房長官にお尋ねいたします。御答弁は同様になるかもしれませんが、よろしくお願いします。  本法案は船員法等五省庁所管の八法律を一括改正しようとするものでありますけれども、このような法律改正の手法は、法律の改正技術としては是認できても、関係法律の所管委員会においてきめ細かな審査をする機会を損なうのではないかと、そういう意味において好ましい手法ではないのではないかというふうに私も思いますけれども、再度大臣の御見解をお願いします。
【次の発言】 アジア太平洋地域の障害者の完全参加と平等に関する宣言、第四……

第154回国会 内閣委員会 第13号(2002/06/04、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋です。  お三名の方々、大変貴重な御意見を賜って、有り難く感謝申し上げます。  そこで、まず高木参考人にお伺いいたします。  今御説明のように、四橋、架橋を始め多くの公団が建設した道路についてほとんどもう赤字財政と、大変な危険的な状況にあるというふうなことで非常にびっくりしているんですけれども、先生は、その四公団の採算性の悪化はなぜ起きたのか、そしてどのようにすれば改善できるのか、そして改善の方策は、民営化することによって、選択肢はもう民営化以外にないのかというふうなことで先生の見解を承りたいと思います。

第154回国会 内閣委員会 第14号(2002/06/06、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  まず、福田官房長官の一連の核兵器に関する発言は、我が沖縄からも大きな驚きと怒りの声が上がっております。  御承知のとおり、沖縄は、祖国復帰運動の時点から、即時無条件全面返還、すなわち核も基地もない平和な沖縄を目指して頑張ってきました。そのような県民要求によって、当時の佐藤総理は核抜き本土並みを約束して、沖縄の返還が実現したのであります。  さて、国会においては、昭和四十六年十一月二十四日に衆議院で非核兵器ならびに沖縄米軍基地縮小に関する決議案が全会一致で決議されておりますが、この約束と裏腹に、嘉手納飛行場に隣接する知花弾薬庫には今でも核兵……

第154回国会 内閣委員会 第15号(2002/07/16、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  何点か質問をさせていただきます。  まず、去る七月十四日に、朝日新聞の「経済漂流」というインタビュー記事で、スタンフォード大学教授の青木昌彦氏は次のような意見を述べておられます。「九〇年代初め、日本は大いなる制度変化の時代に入った。」という認識を示された後、変化の兆しの具体的な事例として大学改革を挙げておられます。国立大学の独立行政法人化、教員、職員の非公務員化という明治以来の改革が決まったが、内閣直属の総合科学技術会議のリーダーシップによって、文部科学省や大学という当事者を超えた政策決定がなされた。いわゆる抵抗勢力が比較的弱い分野の事例……

第154回国会 内閣委員会 第17号(2002/07/23、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  まず、発議者の皆さん方が、各党そして会派がこの議員立法にこぎ着けていただいたその努力に対して、大変敬意を表しておきたいというふうに思います。  それで、お尋ねしたいことは、この戦時性的強制被害者問題というのはどういう問題であるのかというふうなことで、どういう認識に立って提案されているのかということをまず最初に御質問したいと思います。
【次の発言】 今の説明によって、日本国憲法のいわゆる根本的理念を侵す根源的人権問題としておられますね。そういったふうな観点に立てば、当然行政がやらなければ国会の我々が提案をしてやるべきだというふうなことでございますか……

第155回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(2002/10/18、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山下君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に私、島袋宗康が選任されました。
【次の発言】 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました。  皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと……

第155回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(2002/11/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))【議会役職】

○委員長(島袋宗康君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査のため、本日の委員会に大阪大学大学院工学研究科助教授吉村英祐君、日本銀行システム情報局参事役原徹君及び日本銀行考査局考査課企画役富永新君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 国会等の移転に関する調査を議題とし、災害対応力の構築と首都機能移転問題に関する件について参考人から御意見を承ることにいたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます……

第155回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(2002/12/11、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))【議会役職】

○委員長(島袋宗康君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取……

第155回国会 内閣委員会 第2号(2002/11/05、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  まず最初に、福田内閣官房長官にお伺いいたします。  今国会の冒頭のいわゆる小泉総理の所信表明演説の中に、沖縄の諸問題解決について一言半句も触れなかった点について、沖縄では非常に、相当の不満の声が上がっております。その点について福田内閣官房長官はどういう御感想をお持ちでしょうか。お伺いいたします。
【次の発言】 官房長官おっしゃるように、沖縄問題というのは、復帰して三十年たっておりますけれども、いまだに政府が今日まで取り組んでいただいた格差是正については、御承知のように失業率もまだ九・四%、それから国民所得も全国平均の七〇%と、こういうもの……

第155回国会 内閣委員会 第3号(2002/11/12、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 このたびの内閣改造で、構造改革特区担当として御就任おめでとうございます。  そこで、改革特区をめぐっては、八月末までに地方自治体などから四百二十六件という提案がなされていると。もうこれは大変な数でありますけれども、そこで鴻池大臣に対してお尋ねいたします。  構造改革特区について、国民に具体的な成果が見えるよう、大胆に取り組んでいくと述べておられますけれども、具体的にはどのように取り組んでいかれるお考えなのか、お聞かせください。
【次の発言】 日本の経済活性化のために、是非頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。  沖縄では、今年九月に完全失業率が九・四%に達する最……

第155回国会 内閣委員会 第4号(2002/11/14、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 平成十三年十二月の末現在で、警備業者数は九千四百五十二業者とのことであります。警備業者の状況を規模別に見ますと、営業所数では一か所というものが全体の八〇・八%、七千六百一業者、五か所以下が九七・七%、九千二百三十業者を占めております。警備員数では、五十人未満が全体の八〇・五%、七千六百十一業者であり、ちなみに十人未満が四一・六%、三千九百二十業者。逆に、百人以上が八・一%、七百七十業者にすぎません。  このように、警備業者全体の中では小規模な警備業者の占める割合が大きいわけでありますけれども、今日の複雑多岐にわたる高度に発達した社会において、要員の教育や研修とか、業務の適正な運営……

第155回国会 内閣委員会 第5号(2002/11/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  平成十三年八月に出されましたセキュリティシステム研究会の報告書「高度情報通信ネットワーク社会における古物営業のあり方等について」の中で、三つの問題点が指摘されております。一つは、無許可営業の検挙事例が顕在化していること、二つ目に、現行古物営業法に基づく諸規制が適合していないこと、三つ目に、ネットオークションに盗品等の出品による検挙事例が相次いでいることの三つであります。  そこで、幾つかの点についてお尋ねいたします。  まず、無許可営業と盗品販売の相関関係はどのようになっているのか、その現状についてお伺いいたします。

第155回国会 内閣委員会 第8号(2002/11/28、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  小泉総理の所信表明における「日本経済を活性化させる大きな柱として、構造改革特区を実現します。」との方針の下、今回の構造改革特別区域法案が提案されているわけでありますが、私は先日の当院本会議における代表質問でお尋ねいたしましたが、構造改革特区を設けることが日本経済の活性化にどのようにつながっていくのか、また特区による日本経済再生への道筋をどのように描こうとしているのかという点が必ずしも明瞭ではありません。そんな点について改めて大臣の御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 特区を設定する政策目標をその効果の全国波及のための実験的な意味を持……

第155回国会 内閣委員会 第9号(2002/12/03、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  一九九四年二月に閣議決定されました「今後における行政改革の推進方策について」の中で、規制改革に関しては、経済的規制は原則自由、社会的規制は必要最小限という原則が打ち出されて以来、今日まで経済的分野の規制を中心に一定の成果は上がっているとのことですけれども、どのような成果が上がっているのか、規制緩和の効果について概要を説明してください。
【次の発言】 今説明のとおり、大変な規制緩和したというふうなことでありますけれども、十年前と世の中が違ったというふうな意味では、どういうところが違ってきたのかということを具体的に何か説明できるものありますか。

第155回国会 内閣委員会 第10号(2002/12/05、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  御三名の先生方、大変貴重な時間を割いていただきまして、ありがとうございます。  まずは、八代参考人にお尋ねいたします。  参考人は国際医療特区という考え方について述べておられます。つまり、世界から一流の医師や医療関係の研究者を招聘し、滞在ビザや国内の医師免許等に煩わされることなく、先端的な医療技術の成果を競ってもらう。また、企業の資金を活用することで、病院と研究機関の一体的な運用で効率的な臨床研究を実施できる。また、効率的な病院経営を実現するために、病院の理事長要件、医師以外の者による病院経営の禁止や、公的医療保険と自由診療との併用禁止、医師、看……

第155回国会 内閣委員会 第11号(2002/12/10、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  まず、大臣にお伺いいたします。  小さく産んで大きく育てるという言葉がございます。私は、今回の構造改革特別区域法案は、名前は非常に堂々としておりますけれども、体質はどうもひ弱な構造ではないかというような感じをしております。そこで、国の援助なしでうまく立ち上がっていくのか、歩いていけるのかというふうなことがいささか危惧をしておりますけれども、これに対する大臣の御自信のほどをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 試しにやってみたいというような方向性は分かりますけれども、やっぱり地方の財源というのは非常に厳しい状況でありますから、これから質問いた……

第155回国会 内閣委員会 第12号(2002/12/12、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。今日、お二人の先生方、大変お忙しい中を御意見賜りまして、ありがとうございます。  まず、横田参考人にお伺いいたします。  当内閣委員会調査室が、一九九八年東信堂刊の大沼・下村・和田編「「慰安婦」問題とアジア女性基金」より引用して作成した「「慰安婦」問題と国連の人権保障」という題の論稿の中で次のように横田先生、述べられております。  御自身も参画された経験を持っておられる国連の人権関係機関での審議状況を踏まえて、  「アジア女性基金をとおして「償い金」と首相の反省とお詫びの手紙を被害者ひとりひとりにお届けするという活動は、法的責任の問題に対する……

第156回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2003/03/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 久しぶりに本委員会に配置されまして、国会改革連絡会の島袋宗康でございます。よろしくお願いします。  沖縄県における火力発電の依存度は、他の都道府県に比べはるかに大きなものであります。そこで、石炭等の安定供給が重要な課題でありますが、その安定供給体制は万全なのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 さきの米国における九・一一テロ発生後の沖縄の米軍基地への本土警察機動隊の派遣による過剰警備や文部科学省の無定見な通達等によって沖縄の観光業が致命的な打撃を被ったことは耳に新しいことであります。  しかるに、今回は、またもや、米国のイラク攻撃により過密な米軍基地を抱える沖縄が危険視されるとい……

第156回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(2003/07/16、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。時間がないので、単刀直入に申し上げたいと思います。  去る七月十一日付けの沖縄タイムスの報ずるところによりますと、沖縄県具志川市の米軍施設キャンプ・コートニーの沿岸海域で、一九九九年まで三十五年間にわたって屋外で米軍によるクレー射撃が行われた結果、約四十九トンの鉛が蓄積され鉛汚染問題が発生しているが、沖縄県が米軍に対して環境調査の実施を要請したところ、拒否されたということであります。  そこで、この問題に関して幾つかの点について質問いたしたいと思います。  まず、防衛施設庁にお伺いいたします。  一番目に、この報道は事実なのかどうか。二番目に……

第156回国会 内閣委員会 第3号(2003/03/25、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  質問に先立ち、私は今回の米軍によるイラク攻撃には断固反対であり、強く抗議したいと思います。また、我が国外交の基本である平和主義や国連中心主義を放棄し、無原則に米国のブッシュ政権のやり方を裏で支持しながら国民への説明責任を果たそうとしてこなかった小泉総理に対して強く抗議し、戦争反対の圧倒的な国民の声に背いた小泉内閣のアメリカ支持の行動は、国際社会からも国民からも厳しい審判を受けるであろうということをこの際申し上げておきたいと思います。  地元沖縄におきましては、最新の世論調査では、イラク攻撃に反対が九〇%を超え、賛成はわずか八%にすぎません。国連査……

第156回国会 内閣委員会 第4号(2003/03/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  最初に、独立行政法人移行後の決算等の表示についてお尋ねしたいと思います。  今国会の冒頭に提出されました平成十三年度決算検査報告には、昨年三月末に独立法人化されて初めて決算期を迎えた国立特殊教育総合研究所など二十六の独立法人について会計検査院法第三十四条によって処置要求がなされたことが記載されております。この点について、会計検査院より簡潔に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 会計検査院の指摘は個々の法人に対してなされたものでありますが、これほど多くの法人が指摘を受けたということは、独立法人への移行に当たっての会計処理について、政府全体の……

第156回国会 内閣委員会 第6号(2003/05/06、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 御苦労さんです。国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  食品の安全の問題は国民生活の基礎的部分であり、衣食住の一環として極めて身近な、しかも重要な問題であります。有事法制論議のような、どこかの外部勢力が万が一攻撃してきたときにはどうするかというような仮定の話ではなく、正しく我々の毎日の生活にかかわる日常茶飯事の問題であります。したがって、極めて大事な問題であることは間違いありません。そのような認識に立つならば、今ごろやっとこのような重要法案が出てきたということは余りにも遅きに失すると言わなければならないと思います。  谷垣大臣はこのような点についてどのような御認識を持っていらっ……

第156回国会 内閣委員会 第7号(2003/05/08、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 私、国会改革連絡会の島袋宗康でございます。本日は、四名の方々、本当に御苦労さまで、貴重な御意見を賜り本当にありがとうございます。  最初に、山内先生にお伺いいたします。  食品における危害要素は、細菌、ウイルス、寄生虫などの微生物や食品添加物、アレルギー物質など様々な要素があるとのことであります。そして、その中にはSARSのように突然出現するウイルスによるエマージング、新興感染症があり、BSEはその代表のことでありますが、一方では、ウイルスによる胃腸炎のように、欧米で大発生を起こし日本でもじわじわと増加する傾向にある感染症もあるとのことであります。  突然出現するものに対する対策……

第156回国会 内閣委員会 第8号(2003/05/15、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  最初に、谷垣大臣にお伺いいたします。まず、リスクコミュニケーションの対象機関の明確化についてお伺いいたします。  法案第十三条でいわゆるリスクコミュニケーションについて定めております。リスクコミュニケーションは食品の安全を確保する上では非常に大切ですが、情報は適切な機関に適時に伝えられないと、せっかくの情報提供が無駄になったり、あるいは情報を受ける機関が不要な情報の集中でパンクしてしまうおそれもあります。  こうしたことを考えますと、新しくできる食品安全委員会に国民が何でもかんでも情報を寄せるようになってしまうと、例えばちょっとした地元の……

第156回国会 内閣委員会 第9号(2003/05/22、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  特殊法人改革をすることは基本的には賛成するものであります。各法人が果たしている役割をつぶさに検証し、またその実情を踏まえた改革が必要であるということを最初に申し上げておきたいというふうに思います。  本法律案は、平成十三年十二月に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画に基づいて、自動車安全運転センターを民間法人化するために国会に提出された法律案であります。  ところで、特殊法人等の廃止又は民営化に関する各府省の報告、平成十三年九月四日の中で、自動車安全運転センターの民営化の可否について、交通事故歴、交通違反歴など国が保有する個人情報を取り……

第156回国会 内閣委員会 第10号(2003/05/27、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  まず、この資料によれば、住宅等侵入犯は過去十年間に著しく増加しているようであると。特に平成五年辺りから急上昇しているようでありますが、その主要な要因はどのようなところにあると分析していらっしゃるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 外国人の犯罪が非常に増加しているという点については非常に各委員とも心配していると思いますけれども、やっぱりこの住宅等の侵入犯の内外国人別の構成比は現在どのようになっているか、お伺いいたします。
【次の発言】 本法案附則において、出入国管理及び難民認定法の一部を改正して、本邦に在留している間に特殊開錠用具の所持の禁止違……

第156回国会 内閣委員会 第11号(2003/05/29、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  私、鴻池大臣に、沖縄の琉球新報のコメント、インタビューを受けた記事を読んで、非常に感激を新たにしているところであります。それによりますと、平成以降、経済的にも文化的にも閉塞感が生じ、国民の間に分厚い不満、不安がある。全般的に、日本のすべてのシステムが今の時代に合わなくなってきている。一番、構造改革すべき点は中央が大きくなり過ぎたことだ。官の世界が肥大化し過ぎた。江戸時代は長崎の出島から蘭学や医学が発達してきた。織田信長も楽市楽座という自由市場地域を作ったというふうなコメントをされておりまして、本当に同感でございます。  今年は沖縄が、ペリ……

第156回国会 内閣委員会 第12号(2003/06/03、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  本法案における児童の定義は十八歳未満となっております。民法上の婚姻適齢は女子においては十六歳であります。また、近年は、各種調査に見る青少年の性意識の変化、身体的早熟化等の現象があること等を勘案すると、十八歳を児童と非児童の境界線ととらえることには問題があるのではないかという、一抹の疑問を生ずるものでありますが、この点についてはどのように考えておられるか、お伺いいたします。
【次の発言】 性の問題に関しては、我々高年齢者と年少者との間には、その認識に関して世代間格差が存在するのかとも感じられますけれども、この点に関しては、大臣はどのようにお……

第156回国会 内閣委員会 第13号(2003/06/05、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。よろしくお願いします。  法案は、第一条の目的規定の中で、「児童買春その他の犯罪から児童を保護し、もって児童の健全な育成に資すること」を高らかに宣言しています。これは、法案を所管する国家公安委員会や警察庁だけの意思表明ではなく政府全体の意思であると解釈することが当然のことと考えますけれども、これでよいのかどうかお伺いいたします。
【次の発言】 そこで、政府は、二〇〇〇年五月二十五日、第五十四回国連総会で採択された児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書に二〇〇二年五月十日、署名しておりますけれども、まだ批准……

第156回国会 内閣委員会 第14号(2003/06/12、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  まず、外務省にお伺いいたします。  米国国防省が沖縄の海兵隊部隊のフィリピンへの配置を模索していると、今月九日のワシントン・ポスト紙が報じているとの報道が翌十日の沖縄タイムスに掲載されていることについて御存じでしょうか。そして、その報道内容を、報道内容の、どのような、事実の有無については政府として確認しておられるか、お伺いいたします。
【次の発言】 そうしたら、報道されているフィリピンへの配置というものは全く今、日米両首脳においては考えていないというふうなことが、確認していいですか。

第156回国会 内閣委員会 第16号(2003/07/03、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会連絡会議の島袋宗康でございます。まず、提案者の皆さん方にちょっと質問をいたします。  少子化対策ではなく少子化社会対策基本法案とした理由は何か。また、単に対策法案ではなく対策基本法案とした理由も御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、第百五十一回国会に提出をされながら今日まで審議が遅れた理由についてはどのようにお考えなのか、それを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 我が国において急速な少子化が進行するとの見通しが初めて示されたのはいつごろですか、承りたいと思います。
【次の発言】 本法案の前文において、少子化は社会における様々なシステムや人々の価値観と深く……

第156回国会 内閣委員会 第18号(2003/07/10、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。今日は四名の参考人の方々、大変貴重な御意見を拝聴し、大変感謝申し上げます。  それぞれお一人ずつに質問したいと思います。  まず、八木参考人の方にお願いします。  近年、我が国では晩婚化が非常に進んでいるということが言われております。そこで、ちなみに平均初婚の年代は、平成十三年には夫が二十九歳で妻が二十七・二歳ということであります。また、我が国の出生率が、人口千人当たりの出生数が年々低下をしておりまして、平成十三年には九・三人になったということであります。  このような晩婚化と出生率の低下という社会現象の要因ですね、主要な要因はどういう点にあ……

第156回国会 内閣委員会 第20号(2003/07/17、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康と申します。よろしくお願いします。  まず、提案者の方にお伺いいたします。  本法案は、いわゆる少子化対策議員連盟の皆さん方が一九九九年と二〇〇一年ですか、それぞれ提案をされまして、国会で上程されたわけでありますけれども、いずれも廃案あるいは継続審議になった経緯がありますけれども、今回また議員立法として改めて提案された理由などについて御説明いただければ有り難いと思います。
【次の発言】 この法案の議員立法によって他の省庁にも大きな影響を与えて、これからの少子化対策をどうして図っていくかというような点について進展を見たことは、この法案が成立して後に確実に皆さ……

第156回国会 予算委員会 第4号(2003/01/30、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 私は、国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  まず、沖縄の経済問題と金融機関の役割についてお尋ねいたしたいと思います。  日本経済が後退局面である中で、新しい沖縄振興を軌道に乗せるためには財政面からの一層のてこ入れが重要であることはもちろんでありますが、金融面の対策も決して無視できません。  そこで、沖振公庫の役割と平成十四年度補正予算の関連について、細田担当大臣の所見をいただきたいと思います。
【次の発言】 私、沖縄金融公庫の問題について若干疑問を持っておりました。というのは、沖縄のモノレール事業がもう三十数年続いてきている中で、なかなか沖縄金融公庫の方々がモノレールについて……

第156回国会 予算委員会 第17号(2003/03/28、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  最初に、小泉総理の世論に対する認識についてお尋ねいたします。  小泉総理は、今回の米国ブッシュ政権によるイラク攻撃を支持するに当たって、国連安保理、国際世論、国民世論をあえて顧みることなく、重大な決断をされました。そして、日露戦争後のポーツマス条約締結、日米安保条約締結、消費税導入の際の国民世論等、時の政府の決断を引き合いに出されて、御自分の決定を自画自賛されておりますように私は認識をしております。(「自画自賛」と呼ぶ者あり)自画自賛。  小泉総理にとって、世論とはどのようなものだというふうに認識をされておりますか。

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第1号(2003/09/26、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 ただいまから国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの齋藤君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に若林正俊君を指名いたします。(拍手)

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号(2003/10/06、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。  私は、十分しかありませんけれども、沖縄の基地問題について総理の見解をお聞きしたいと思います。  まず、この今回の法律でありますけれども、アメリカ、イギリスは国連における主要なメンバーであるフランス、ロシア、中国、ドイツ等の意見を退けて今般のイラク戦争を始めました。イラクが大量破壊兵器を保持し、それがテロリストに拡散するおそれのあることを最大の理由とすること、するこのイラク戦争の正当性は今大きく揺らいでおります。なぜなら、いまだその大量破壊兵器は見付かっていないからであります。  しかし、小泉総理は、この米英のイラク攻撃をいち早く支持されました……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/10/07、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。  まず、外務大臣にお伺いいたします。  アフガニスタンの状況はどのようになっているという点についてお伺いいたします。まず一つ目に国民生活の状況、そして治安の状態、それから教育の復興状況、医療の現状、地雷の除去状況、我が国政府及びNGOの支援状況、これらの点について順次御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大変丁寧な御説明、ありがとうございました。  そこで、アフガニスタンが戦争を始めて今日までいろんな平和活動をやっていると、あるいは復興活動をやっていると思いますけれども、全体としていわゆる戦争以前の状況と今日では大体何%ぐらいの復活状……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号(2003/10/08、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 インド洋にイージス艦を派遣した意義については政府はどのように考えておられるのか、御見解を承りたい。また、派遣したイージス艦の一日当たりの必要経費は幾ら掛かっているか、この二点についてお伺いします。
【次の発言】 日本の海上自衛隊は、インド洋上の各国艦艇に対する給油活動のほかにどのような任務を服しているのか。自衛隊は、平成十三年十一月から十二月にかけて、テロ対策特措法に基づく被災民救援活動として国連難民高等弁務官事務所の要請に基づくテント、毛布等の海上輸送を行ったとのことだが、ほかにも被災民救援活動を行った実績はあるのかどうか。あるとすれば、どこでどのような活動をしてこられたのか、……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号(2003/10/09、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 アフガニスタンの現在の治安状況について川口外務大臣は、一昨日、当委員会における私の質問に対する御答弁の中で、パキスタンと国境を接する南、南東部、東部では、タリバーン、アルカイダ、それからヘクマティアル派、この活動が連携をしながら活発化してきている状況になっておりまして、治安面ということからは不安材料であると申し上げることができると思いますというふうにおっしゃっておられます。  この状況に対して米国を始め各国の派遣軍がどのように対処しておるのか、そして我が国はこの点について何か貢献をしているかどうかについてお尋ねいたします。

第159回国会 内閣委員会 第3号(2004/03/18、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。まず、犯罪対策としての地域社会の取組についてお伺いいたします。  現在の我が国の犯罪情勢は、昨年は刑法犯認知件数が約二百七十九万件と前年比六万四千件減少し、過去最悪という状況は逃れたものの、国民の犯罪に対する不安は依然として高いものがあります。犯罪対策としては、警察力の充実のみでなく、地域住民の力を結集した地域力がその抑制効果としての大きな意味があると思います。  沖縄においても、昨年刑法犯認知件数が約二万三千件で前年比約三千件の減となったものの、やはり県民は依然犯罪への不安を抱いております。沖縄での地域社会の取組として、例えば浦添市においては、……

第159回国会 内閣委員会 第4号(2004/03/24、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 防災対策予算と沖縄振興についてお伺いいたします。  沖縄は台風の常襲地帯であり、とりわけ昨年九月には台風十四号が宮古島を直撃し、その被害額は百六十億円に達しました。  そこで、防災対策の観点から幾つか質問をしてみたいと思います。  まず、内閣府でまとめられた平成十六年度防災関係予算案の概要によれば、防災関係予算は十六府省庁に計上されており、総額は二兆七千二百五億円であり、前年度に比較して三千八百七十五億円の増加となっておりますが、その内訳を見ますと、災害予防の区分が四千六百九十六億円の増加、中でも国土交通省関係が四千二百三十四億円と突出しており、他の区分である科学技術の研究、国土……

第159回国会 内閣委員会 第6号(2004/03/30、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康です。よろしくお願いします。  まず、警察法の一部改正について質問いたします。  質問通告はしてございませんけれども、議員歴の長い小野大臣にお尋ねしますけれども、法案の提案理由説明を国会内では一般にお経とかお経読みというふうに言っておりますね。御承知かと思います。大臣は、このお経読みというふうなものについて、どういうふうに、の意味で解釈されておりますか。
【次の発言】 まあ、これはさておきまして、小野大臣に最初になぜこういう質問を申し上げたかと申しますと、先日、当委員会で読み上げられた提案理由説明が余りにも簡略過ぎるのではないかというふうに感じたわけです。大臣……

第159回国会 内閣委員会 第8号(2004/04/06、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。  本日は、それぞれの御専門の立場から今回の法改正について大変貴重な御意見を賜って、ありがとうございました。  今回の道交法には、違法駐車対策、中型免許の創設、高速道路での自動二輪の二人乗り禁止規制の見直し、暴走族対策など、その内容が盛りだくさんなんでありますけれども、時間の関係もあり、私は駐車、違法駐車対策を中心にお聞きしたいと思っております。  最初に、四名の参考人の皆さんにお尋ねいたしますけれども、それぞれ御専門の立場からお答えいただきたいと思います。  違法駐車が行われた場合に、今回、運転者の責任追及だけでなく、当該車両の使用者に対しても……

第159回国会 内閣委員会 第9号(2004/04/08、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。  法案の質疑に先立ちまして、交通事故の発生状況等についてお伺いいたします。  平成十五年における全国の交通事故死者数が七千七百二人と三年連続で減少するとともに、昭和三十二年以来、四十六年ぶりに八千人を下回ったことは評価したいと思います。その一方で、交通事故の発生件数は九十四万件、負傷者数は百十八万人と過去最悪の記録をした平成十三年を上回り、極めて憂慮すべき状況となっております。  沖縄県の状況を見ますと、発生件数は、平成九年に三千百十八件だったものが平成十五年には六千百二十七件と約二倍になっており、また負傷者数を見ると、平成九年に三千六百二十九……

第159回国会 予算委員会 第3号(2004/02/04、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康であります。  まず最初に、総理にお尋ねいたします。  イラクの大量破壊兵器に関する米情報局の分析が間違っていたとの疑いが浮上している問題で、ブッシュ大統領は二月二日、真相解明のための超党派の独立調査委員会を設置する意向を表明しております。これまでの消極的な姿勢を転換して、イラクの戦争の大義をめぐる問題に本格的な調査のメスを入れることに踏み切ったわけであります。従来強弁してきた自らの立場を危うくするものと思いますけれども、そうせざるを得なくなったわけでございます。  そこで、ブッシュ大統領はフセイン悪人説を最近唱えて、自己の立場を正当化しようとしております。し……

第159回国会 予算委員会 第4号(2004/02/05、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 参議院の国際問題に関する調査会は、平成十三年六月二十日に、三年間にわたる調査の経過と結果に関する調査報告書を参議院議長に提出しております。その中で、「国連の今日的役割」というテーマで論議をし、課題を、提言を行っております。その提言の項目に沖縄の、沖縄への国連機関の誘致問題が取り上げられておりますけれども、この提言について外務省はどういうふうに受け止めておられますか。
【次の発言】 その位置付けというのは、やはりアジア太平洋地域における国連の地域活動の実効性を高めるとともに、国連の施設決定にアジアや日本の視点を反映させるため、国連側のニーズ及びバンコクのアジア・太平洋経済社会委員会……

第159回国会 予算委員会 第6号(2004/03/09、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。  アメリカのブッシュ政権は、海外に展開している米軍の変革、再編、いわゆるトランスフォーメーションを進めていることでありますけれども、外務大臣はそのことを承知しておりますか、トランスフォーメーションについて。
【次の発言】 御承知しておられるか。
【次の発言】 ブッシュ大統領が進めているトランスフォーメーションは、今年十一月の米国大統領選挙前に大枠が示されるだろうというふうに言われております。総理はその点についてどのような認識をお持ちですか。
【次の発言】 そこで、アメリカのトランスフォーメーションは在日米軍の兵力構成の見直しにもつながる可能性が……

第159回国会 予算委員会 第7号(2004/03/10、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 私は、無所属の会の島袋宗康でございます。昨日に引き続いて若干質問します。  景気の地域格差問題についてお尋ねいたします。  政府は、我が国経済は着実に回復していると説明しているが、地域経済の現状は依然厳しく、回復が遅れているというのが実情であります。民需主導で財政のてこ入れをせず景気回復を図るというのが総理のお考えでありますけれども、民間に任せておけば景気が良くなる地域、良くなる地域もあれば、国の支援がなければ回復が難しい地域もあります。そうした地域はいつまでたっても回復感がなく、そして地域間の格差がむしろ拡大することになると思いますが、これはほっておくということですか。総理、御……

第159回国会 予算委員会 第8号(2004/03/11、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 普天間の、米軍普天間飛行場の返還問題についてお尋ねしたいと思います。  私は、政府が進めている名護市辺野古海域への代替施設建設に、計画には断固反対するものであります。この移設計画に対してはSACO最終合意から八年近く経過していることであります。最近アメリカでは、いわゆる八か年もたったというような状況で非常に不満を表明し、返還方式の見直しを日本側に打診したと各報道機関は報じております。政府は異口同音にそれを否定しておりますけれども、しかし米軍のトランスフォーメーションは在日米軍にも及ぶというふうなことで、一昨日の当委員会での川口大臣もそのことを認めております。  しからば、少なくと……

第159回国会 予算委員会 第9号(2004/03/12、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 数年前に米軍が久米島の鳥島射爆撃場で訓練を行い、劣化ウラン弾を発射して問題になったことがありました。今回、同じ鳥島射爆場で海上自衛隊が次期哨戒ヘリSH60Kに搭載を予定している対艦ミサイルの発射実験を行おうとしております。久米島沖は良好な漁場でありますし、操業の安全上の問題などから、久米島町やそして自治体あるいは議会などはこの問題について非常に反対をし、沖縄県漁連などが発射実験の中止を求めております。県も基地の固定化と基地負担の増大につながることが懸念されるとして反対を表明しております。  そこで、私は、海上自衛隊はこの実験計画の中止を速やかに決定すべきであると考えておりますけれ……

第159回国会 予算委員会 第10号(2004/03/15、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 私は、南西諸島における地震予知と防災及び自然環境保護についてお伺いしたいと思います。  去る二月二十七日に地震調査研究推進本部の地震調査委員会は、「日向灘および南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価」の結果を公表いたしました。その公表の意味と意図及び地震防災上の観点から南西諸島周辺においてはどのような備えが求められるのかというようなこと等について伺いたいと思います。  そしてもう一つは、同時に、現在の南西諸島方面における地震予知を含む気象観測体制の現状と課題について承りたいと思います。
【次の発言】 どうもありがとうございます。  次に、ノグチゲラは、国の天然記念物で、沖縄本島北部……

第159回国会 予算委員会 第11号(2004/03/16、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 メキシコとの自由貿易協定の問題と国内の農業政策について、まず総理にお伺いいたします。  WTO交渉の先行きが不透明な中で、多国間協議を重視してきた我が国もWTOの補完的なものとしてFTAを推進することとしており、総理も、国内農業の構造改革を進めつつ、我が国全体の国益追求の観点から精一杯努力することを表明されております。  こうした中で、メキシコとの間のFTA交渉が進められ、両国政府は先日合意に達したとのことであります。この交渉で、メキシコ側が重視していた豚肉に日本側は八万トンの低率関税輸入枠を設けるという譲歩をしたと聞いております。豚肉は我が沖縄県にとっても農業産出国の上位三品目……

第159回国会 予算委員会 第12号(2004/03/17、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 私は、米軍の水中爆破訓練についてお伺いいたします。  米軍は、昨年九月十五日から十七日までの三日間、沖縄本島北西、先島諸島北西、台湾南西海域の三か所、そして今年一月二十三日、沖縄本島南東海域で水中爆破訓練を実施するとの通知を出した後、いずれも中止となっております。  訓練が計画されていた場所の大半は領海の基線から二百海里までの排他的経済水域で、いずれも米軍の訓練水域外であります。訓練名を水中爆破訓練から途中で危険な訓練に変更し、今回は中止となりましたが、昨年五月には訓練を実施しております。沖縄県や水産庁は、漁船の安全が脅かされるので中止を求めたという経緯があります。  外務省は、……

第159回国会 予算委員会 第13号(2004/03/19、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 沖縄振興に関してお尋ねいたします。  平成十六年度沖縄開発事業は二千五百八十億五千七百万円が計上され、本年度比五・五%の減となっております。政府全体の公共事業予算減額に伴い、沖縄振興開発事業費のうち公共事業関係の予算削減が行われ、前年比一割減の事業もあります。こうした状況を見て、沖縄振興計画の着実な実施が非常に危ぶまれております。政府の考えをお伺いいたします。
【次の発言】 長官も御承知のように、沖縄はまた国民所得の平均の七一%しかないと、そして失業率も本土の約二倍に若い者が達しているというふうな状況で、非常にそういった面で経済的には疲弊を被っているんじゃないかというふうに考えて……

第159回国会 予算委員会 第15号(2004/03/23、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 日米地位協定の問題についてお伺いいたします。  三月二十日の琉球新報、二十一日の沖縄タイムス、二十二日の朝刊の朝日新聞、二十二日夕刊の毎日新聞などの報道によれば、日米地位協定第十七条の運用をめぐる日米間の非公式協議が去る十八日と十九日の両日、東京で開かれ、日米間で大筋合意され、二十四日からワシントンで開かれる日米協議で正式合意を目指すという。  伝えられるその運用改善の内容は、日本で罪を犯した米兵容疑者を日本の警察が取り調べる際に、殺人や強姦などの凶悪犯罪に限って、米政府関係者の同席を認める代わりに米兵容疑者の引渡しが円滑に行われることを期待しているのだという。  この件に関して……

第159回国会 予算委員会 第16号(2004/03/26、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 最後の質問者になりました。無所属の会の島袋宗康でございます。  去る三月九日に参議院予算委員会の審議に入って以来、私が連日のように沖縄の直面する諸問題を取り上げて、総理を始め各大臣、政府の皆さんに質問をしてまいりました。その中に、いかにたくさんの米軍基地絡みの問題があるかということを改めて痛感しております。  例えば、普天間飛行場の返還と移設の問題、キャンプ・ハンセン内の都市型訓練施設の問題、空自恩納分屯地におけるPCB処理の問題、米海軍の水中爆破訓練や新型ソナーの問題、米海兵隊による下地島、宮古、石垣の民間空港利用の問題、日米地位協定の改定問題等、実にたくさんの問題があります。……



各種会議発言一覧(参議院)

16期(1992/07/26〜)

第128回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1993/11/10、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 ちょっと、二点ぐらいお伺いしたいんですが、先ほどもどなたからか出ていたんですけれども、重複すみかもしれませんが、御説明を願いたいと思います。  今の高島防衛庁参事官の説明によりますと、世界の各地域で各種の信頼醸成措置や軍備管理、それから軍縮の動きが進展しつつあると。欧州、アメリカでも従来の安全保障政策を見直すという動きがあると。それから、細川総理もごく最近の自衛隊の観閲式の訓示で、冷戦構造のもとで二十年前に策定された現在の防衛計画大綱、その大綱が時代の要請に適合しているかどうかというふうな内容のお話をされております。その整理が必要ではないかというふうなことまで発言されているわけで……

第129回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1994/02/09、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 今、国際交流の重要性について平野先生から非常に貴重なことをお伺いいたしまして共感を覚えておるものでありますけれども、特に地方自治体の民間のボランティアを中心とした地方、地域の国際交流の重要性を指摘されたことについて非常に興味深く承ったわけであります。  私は沖縄選出の議員でありますが、沖縄県は東南アジア地域を中心として地域の国際交流を深めるように以前から努力をしております。現在、日本海側の地域とロシア、韓国などの環日本海圏構想とか、あるいは九州を中心とした地域と中国などの環黄海圏構想だと、経済分野も含めて地域の国際交流が花盛りというふうな観を呈しておりますけれども、このような地域……

第129回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1994/03/23、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 一番しんがりになると思いますけれども、両先生、大変ありがとうございました。  二院クラブの島袋です。  五十嵐先生の日米基軸方針の相対化、それから日本独自のアジア外交の展開、そういったようなことと、それから軍事大国化の回避をしながら国際的な貢献を尽くしていくというふうなことについて、貴重な話をお伺いし感動しております。  そこで、この日米安保に基づく駐留軍なんですけれども、冷戦構造が崩壊して、やはり日米のこういった安保条約に基づいた日本の駐留軍、そういったようなことをもっと真剣に考えて削減する必要があるんじゃないかと。私は先ほどのお話の中に駐留軍の撤退について韓国との合意がなされ……

第129回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1994/05/25、16期、二院クラブ)

○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  会長から御提案のあった「アジア太平洋地域の平和と繁栄に向けて」というテーマで調査を進めることに賛成をいたしたいと思います。  アジア・太平洋地域の一員である我が国にとって、アジア・太平洋地域の諸国と手を携えて地域の平和と安全確保に努めること、そして国民生活安定、地域間の人的、文化的な交流が活発化することは今日の状況下において極めて大切なことであると思うからであります。  今まで多くの参考人の先生方からお話を伺いましたが、その中で次のような御意見が深く印象に残っております。  その第一は、日本が国際社会におけるみずからの存在価値は何なのか、ほか……


18期(1998/07/12〜)

第145回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1999/02/03、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 船橋参考人に三点ばかりお願いしたいと思います。  私の政治的立場は日米安保条約廃棄論でありますけれども、きょうは長期的な視点に立ってお伺いしたいというふうに思っております。  第一点は、仮に我が国の安全保障上、日米安保条約が有効だとしても、余りにも対米依存的じゃないかというふうに私は思っております。アメリカへの肩入れが強過ぎではないかというふうに思っておりますし、逆に言えば米国の言いなりに、あちらの要求には何でもはいはいというふうなことではないか、主体性がないのではないかというふうに思っておりますし、我が国は東アジアの一画に位置するアジアの一員であるわけですから、あくまでも我が国……

第145回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1999/02/10、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 岡本先生には、しょっちゅう沖縄にいらして沖縄の基地問題について取り組んでいらっしゃることに対して、敬意を表します。ありがとうございます。  二十一世紀における唯一の超大国米国と二十一世紀において超大国となることが予想されている中国、このはざまにある日本、この両国との外交関係は国の死命を制するほどの重大問題だと考えております。この両国にとっては、日本が軍事大国になることに対する警戒心というものが一致することになっているんじゃないかというふうに思われます。そこで、両者から見れば、日本を自分の陣営に取り込むか、さもなければ敵に回さないで中立の立場をとらせることが国益につながるのではない……

第145回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1999/06/04、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 重村先生にちょっとお伺いしますけれども、先ほどお話の中に、日朝の外交問題について日本との交渉の相手がいないというふうなことになると、それはこちらが幾ら外交交渉をやるにしても相手がいなければできないわけですから、その辺の整備、どういうふうな形での日朝交渉をやっていくのかというその時期、体制固め、そういったふうなこと。  それから、この前ここでも論議を交わされました例の日米防衛協力の新ガイドラインが通過しましたけれども、その問題について朝鮮としてはどのように受けとめているか。  この二点について、まずお伺いしておきたいと思います。

第145回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1999/08/03、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 沖縄県選出議員の島袋宗康でございます。  私は、県会議員時代からよくアメリカ大使館に行きまして、米軍基地の問題等について要請したりあるいは抗議をしたりというふうな関係で、きょうは直接フォーリー大使閣下にお目にかかるこういう機会を与えていただき、また、御質問できますことを大変喜んでおります。  質問に入りますけれども、実は、SACOの合意に基づいて、普天間飛行場の返還問題はその返還の条件である移設先が沖縄県内に限るというふうなことであれば、私は、その条件は永久に満たされないのではないかというふうに思っております。  さきの県知事選挙におきまして、稲嶺知事に敗れたとはいえ、名護市沖の……

第145回国会 国土・環境委員会、経済・産業委員会連合審査会 第1号(1999/07/01、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 最後になりましたけれども、よろしくお願いしたいと思います。  私は、化学物質に係る環境リスク対策の促進に関する法律案、これは社民党の発議でありますけれども、その賛成者としての立場から質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず最初に、社民党案について清水先生にお尋ねしたいと思います。  国民の知る権利に資することを目的として、届けられた排出量と移動量を個別事業所データも含めて即時公表することにしている理由は何か、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 環境庁長官、今の社民党案に対して政府としてはどのように対応されるか、また、どういうお考えなのか、ちょっとお聞かせ……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号(1999/05/18、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康です。  本日は御三名の公述人の方々大変御苦労さまです。  まず、平山公述人にお伺いいたします。平山さんのインタビュー記事を拝見いたしましたが、多くの点で海運業に従事される労働者と我が沖縄と非常に共通点があるような気がしております。  その第一は、戦争が起こったら海という皆さんの職場は常に最前線であるということでございますし、米軍基地の集中する沖縄は、有事の際には米軍の前線基地となり、我が国の後方支援においても最前線になるという地域であるというふうに思っております。  その第二は、戦争の被害を真っ先に受けたという歴史的な御経験、そして皆さんの組合は敗……

第146回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1999/11/24、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 私は、去る七月十九日から五泊六日で北朝鮮へ行ってまいりましたけれども、非常に歓迎を受けました。私、初めて行くんですけれども、非常に日本の外交をこれからどう展開していくかについて幾つかの重要な、これは北朝鮮の公的な話でありますからやはりこれは重要じゃないかなというふうな気がしているものですから、ちょっとその報告がてら皆さん方にお願いしたいんですけれども。  まず、私たちが会ってきたのは、アジア太平洋平和委員会の委員長をなさっております金容淳さんと一時間半ばかりお会いをしまして、それから朝日友好親善協会の会長の宋浩敬さん、この方が空港に迎えに来ていただきまして、もう率先的にあちこち案……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2000/02/14、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 まず功刀参考人にお伺いしたいんですけれども、アジアの安全保障の枠組みについて今後いかようにすべきであるかということと、現状が問題であれば将来どういう改善が必要なのか、その辺についてお教え願いたいと思います。  それから、大泉先生、大変御苦労さまです。  今、世界にはいわゆる地域紛争と言われるものが多発しております。紛争の原因も、民族対立、宗教対立、経済格差、軍拡競争、権力闘争などさまざまあると言われておりますけれども、国連ないし国際社会はこれらの紛争に対して今必ずしも有効な手だてを得ていないというふうな感じがするわけでありますけれども、その辺の紛争改善について、いわゆる国連の果た……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2000/02/21、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康です。きょうは本当に貴重な御意見を賜って、ありがたく感謝申し上げます。  二、三点お伺いしたいんですけれども、最近、国連の役割に限界があるのではないかというようなことをよく言われておるんだけれども、先生としては、その限界を克服するための方向性というものを何かお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。  それから、国際秩序の維持という観点から米軍の軍隊の海外駐留はなお必要であり、かつそれは国際正義に合致しているというふうにお考えなのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。  それから、一九九五年に世界女性会議が北京で開かれたわけでありますけれども、これ……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2000/02/23、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 田所先生にお伺いします。  先生のこの資料によりますと、二の「アメリカの国連政策と国連財政」というところで詳しく、六〇年代の時代にはアメリカは非常に国連に対して大きな期待を持っていたと、ところが七〇年代にまた変わっていくと、こういう年代によって非常に大きな変動が出てきておりますね。非常に詳しく書かれてわかりやすいと思っておるんです。  その中にあっても、九三年の例のソマリアの米兵が殺害されたというようなところから一転してまた国連に対する不信感があって現在に至っているというふうな状況だと思いますけれども、しかしアメリカの世論としては依然として国連に対する期待度というのは六五%も持っ……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2000/03/01、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 武者小路さん、きょうは本当に貴重な時間を割いていただきまして参考になります。  そこで、ちょっとお尋ねしたいことは、冷戦期において、東西対立により五大国一致による国際平和の安全と維持という主要な機能が思うように果たせなかった国連は、冷戦終結後の一時期、本来の平和維持機能の回復を強く期待されました。しかし、そうした期待は旧ユーゴにおける経験やソマリアにおける失敗などにより急速にしぼんでしまっております。冷戦後の紛争、特に地域紛争は、民族、宗教などの固有の土着的要因により発生し、国家間紛争に適用すべき安保理を中心とする平和維持機能は問題解決につながらないばかりか、かえって複雑化させる……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2000/04/21、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 横田先生にちょっとお伺いしたいんですけれども、ちょっと準備不足で大変失礼しております。  実は、横田先生の方で国連機関を沖縄に誘致してはどうかというようなお話がございました。私もこれは非常に大賛成でございまして、ぜひ沖縄の方に国連機関の誘致を図っていただきたい、これはもう超党派で私は臨んでいただきたいなというふうに常々考えているところであります。  たまたませんだって、沖縄で国連本部誘致あるいは国連人権高等弁務官、こういったふうな内容の誘致を図っていくべきじゃないかというようなことでシンポジウムがございました。予想に反して大変多くの方々が関心を持っていただきまして集まっていただき……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2000/05/12、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。ありがとうございます。  ことしはいみじくも二十世紀の最終年であり、新しいミレニアムを迎える節目の年であります。  顧みますと、二十世紀の前半には二つの世界大戦があり、なかんずく第二次世界大戦においては、我が国はアジア太平洋の諸地域の人々に多大の人的、物的な損害を与えるとともに、みずからも広島、長崎や我が沖縄に象徴されるような大きな犠牲を払いました。両大戦の教訓の中から第二次大戦後に現在の国際連合が誕生し、はや半世紀を超える歴史を有するに至ったわけであります。  この五十余年の間に、国連は、二十世紀の後半を特徴づける東西対立の構図の中で……

第147回国会 予算委員会公聴会 第1号(2000/03/14、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。きょうは、本当に貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。  本当にこの予算委員会というものが、多額のいわゆる赤字、累積赤字といいますか、そういったものを抱えている中で、これからの日本の累積赤字をどう解消していくか、財政再建をどうやっていくか、財政の健全化をどうやっていくかということが非常に問われている委員会だと思います。その点について、大変今までも詳しく御説明ありましたけれども、再度その辺について、赤字解消をどうすればいいかというふうな点についてお教え願いたいと思います。

第150回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2000/11/15、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 お三方の参考人、大変参考になる御意見を賜りましてありがとうございます。  私からは三名の方々にそれぞれ一問ずつお願いしたいと思います。  まず、秋月参考人にお願いしたいと思います。  我が国の各種のNGOのいわゆる国連の専門機関、そういったところとの連携関係は現在どのようになっているのかというふうなことです。また、将来、NGOが専門機関との問題について、どういう形でこれからNGOが国連との関係を持つべきなのか、その点についてもしお考えがありましたら御意見を承りたいと思います。  それから、大芝参考人にお願いします。  国連の専門機関の所在地は現在地域的なバランスはとれているのかど……

第151回国会 憲法調査会 第5号(2001/04/04、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋です。  渡部先生にちょっとお伺いいたします。  資料によって先生が書かれたものを拝見いたしますと、日本国憲法はマッカーサーに押しつけられたいわゆる自主憲法草案に基づいて、言論統制を受けていたGHQによる占領下で定められたものであるから、国民の総意に基づいて定められたものではないとの御見解のように思われます。当時の帝国議会における審議を経たというその経過と帝国議会の審議の位置づけについては、どのように解しておられますか。  また、マッカーサー率いるGHQが日本を占領したのは日本がポツダム宣言を受諾した結果でありますが、同宣言は軍国主義的助言者と日本国民を……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2001/02/21、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 この間発言できなかったのを会長の御配慮で、ありがとうございます。  御三名の方々、きょうは参考人としてお招きいたしましてすばらしい御意見を拝聴いたしまして、非常に感激をしております。本当にありがとうございます。  まず、ラインハルト・ドリフテ参考人にお伺いいたしますけれども、現在の国連改革における最優先の課題、そういったふうな点についてもしお考えがあればお聞かせ願いたいというふうに思います。  もう一点は、その際に日本の果たすべき役割といいますか、責任といいますか、そういったふうなことについてどういうふうなお考えであるのか、ちょっとお願いしたいと思います。

第151回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2001/02/26、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋です。  緒方参考人、本当に国連の難民高等弁務官として、テレビなどで非常にその御活躍を拝見いたしまして、日本の女性の勇気と自信を与えてくださったという点では非常に心強く思っております。  きょうは貴重なお時間を割いていただきまして、本当にありがとうございます。  ちょっと二点ほどお伺いしたいんですけれども、緒方参考人がさきに提唱されました国連人道センター、その設置構想について、その後の展開、そしてその構想の具体的内容について御説明いただければと思っております。そして、例えばその資金や設置場所や人材の確保あるいはその教育内容についての問題について、御意見が……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2001/03/05、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 御三名の参考人の方々、大変御苦労さまです。二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  まず、中西参考人にちょっとお伺いしたいんですけれども、先ほどのお話によりますと、ブッシュ政権になってから二カ月で、東アジアの政策的なことはまだあと二、三カ月かかるというふうな中でも、沖縄の基地問題というのはかなり見直しがされるだろうと。その中で海兵隊の削減というものがあり得るんじゃないかというふうなお話がありましたけれども、これについては、実は去る二月二十一日の川村亨夫参考人も同じように、海兵隊の削減が進むのではないかと。いわゆるグアムに新しい基地建設をしてかなり受け入れ準備をされているとい……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第5号(2001/03/07、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 大変御苦労さまでございます。二院クラブ・自由連合の島袋宗康です。  一点、添谷参考人にちょっとお伺いしておきたいと思いますけれども、添谷参考人は朝日新聞の「論壇」の中でミドルパワーとしての日本ということを強調しておりますけれども、その中で日米安保を基盤とした国際政治における日本の主体性は高まると言っておりますけれども、それはどのようなお考えでありますか。また、将来の日米安保の再構築とはどのような方向性を志向すればいいのかというふうなことでお考えがあればお示しいただきたいと。  それから一点、ちょっと短くやりますのでよろしくお願いします。  先ほど寺島参考人、独立国に外国の軍隊が長……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2001/04/18、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 国連の今日的役割について意見を述べたいと思います。  国連は、創設から五十六年を経た今日、世界情勢の変化、人類の直面する困難の変容等を前にして、その組織及び機能の限界、財政、人材確保等さまざまな課題と改革の必要性に直面しております。安保理の構成や拒否権の問題、総会の権限の限界、経社理の形骸化、信託統治理事会の機能停止、事務総長の権限の限界等が指摘されております。しかし一方では、人口爆発、資源・エネルギーの枯渇、環境破壊、感染症の流行、内戦、テロ、飢餓、貧困、難民、人権侵害等の地球規模の深刻な諸問題が人類共通の解決を迫られた課題として立ちあらわれております。  我が日本と国連との関……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2001/05/23、18期、二院クラブ・自由連合)

○島袋宗康君 東アジアの安全保障及び我が国の外交のあり方について意見を述べたいと思います。  東アジアの安全保障について考察するに当たっては、まず、その範囲及び現状についての認識を述べなければならない。しかる後に、この地域の安全保障はいかにして確保されなければならないかという本論に入っていくことにしたいと思います。  東アジアには北東アジアと東南アジアの両地域が含まれ、後者はほぼ現在のASEAN諸国の領域と重なり、前者には日本及び朝鮮半島の韓国と北朝鮮、中国及び台湾、ロシア沿海州が含まれるものと大まかに観念することにしたい。そして、ここで考察を試みる安全保障の問題は、我が日本とその近隣諸国との……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号(2001/10/24、19期、各派に属しない議員)

○島袋宗康君 無所属の内閣委員の島袋宗康でございます。よろしくお願いします。  テロは、その目的はともかく、手段として結果において人道と平和に反し、しばしば多数の無辜の民を犠牲にする卑劣で許しがたい行為であります。その限りにおいて、米国における同時多発テロは許しがたい行為であり、そこで犠牲になられたたくさんの方々に哀悼の意を表するとともに、なおその心身の後遺障害に苦しんでおられる方々に心からのお見舞いを申し上げるものであります。このようなテロ行為は再び繰り返されてはならないということは言うまでもありません。  一体、このようなテロがなぜ発生したのか、なぜアメリカがねらわれたのか、その原因、ここ……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2002/02/13、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  去る八日、小泉総理、福田官房長官、塩川財務大臣、竹中経済財政担当大臣、それぞれ株価、デフレ対策を最優先することを確認したとのことであります。それは構造改革路線を転換ないしは手直ししたということなのかどうか、その辺を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 従来の路線を転換したという意味ではないという意味ですか。  我が国は少子高齢化が進行しているという現実にかんがみ、諸制度の改革、いわゆる構造改革を迫られているという必然的な事実に直面していると思います。  そこで、構造改革路線と景気対策は両立するのか、いわゆる両立するのかどうかと、その相……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2002/02/27、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 時間も随分ないようですので、山田先生に一点だけお伺いしたいと思います。  我が国は高失業率という時代に入っておりますけれども、昨年、総合雇用対策及び改革先行プログラムが策定され、二〇〇一年度補正予算、二〇〇二年度予算を通じてセーフティーネットが整備される方向になっています。これは、新緊急地域雇用対策交付金や転業訓練期間中の失業手当を拡充する等によって公立学校の臨時教員や駐車違反取締りの支援要員、森林作業員などの雇用期間の六か月程度の臨時雇いを増やすというものであります。長期安定的な雇用の確保というにはほど遠いものがあるんじゃないかというふうに思っております。  これに対して、例え……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2002/04/10、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 私は、国会連絡会の島袋宗康でございます。  今日は三名の先生方、大変貴重な御意見を承りましてありがとうございます。  まず、米倉参考人の方からお伺いします。  米倉参考人は、週刊東洋経済二〇〇一年三月十日号で、「IT革命の進展によって、公共事業等のネット調達や効率的な社会運営がオープンかつフェアに行われるようになれば、日本の高コスト体質は大きく改善される。」と述べておられます。そして、その高コストの一例として成田空港を挙げておられます。つまり、「成田空港は、さまざまな規制や天下り事業団あるいは公共投資の仕組みによって世界でも極めて高コストな国際空港である。」と述べておられます。 ……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2002/04/17、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。本日は御両名の先生方、大変ありがとうございます。  まず、鶴田先生にお伺いいたします。  鶴田先生は、エコノミストに寄せられた論考の中で、国際分業型産業構造の時代には、産業の知識化と知識の産業化とが国際的な広がりの中で実現していくことが求められていると述べられております。また、人間の知識をいかに産業化に活用するか、中高年齢層が持つ知恵をいかに企業成長に活用するかが今後の日本経済が活力を維持できるか否かのポイントであると述べられております。  私は、現実には、中高年齢層は新しい知識や技術になかなか付いていけないなどのため、しばしばリストラの対象……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2002/04/24、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。  お三方の先生方、大変今日は御苦労さまでございます。  まず、お三名の方々に一問ずつお尋ねしたいと思います。  佐藤先生の方からお伺いいたします。  佐藤先生は、働き方や職務遂行能力の面でパートと正社員の両者が接近したり重なる状況が生まれている、しかし、その処遇や雇用の在り方には極めて大きな相違があると雇用環境の状況について述べておられます。その上で、ワークシェアリングなどが進展すると正社員の短時間勤務が増加し、労働時間の長短は社員区分の設定基準として機能しないことになると分析しておられます。我が国におけるワークシェアリングの進展及びその是非、功罪……

第155回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2002/11/13、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。  今回の海外派遣を通じまして、特に感じましたことを二点ばかり述べたいと思います。  一つは、ニュージーランドのオークランド大学託児所についてであります。  大学内には四つの託児所がありますが、訪れた施設は、乳児から二歳までの子供を預かる保育園一と、三歳から五歳までの子供を預かる保育園二であります。主に学生の子供を優先的に預かりますが、一般の人も利用しているとのことであります。私たちが訪れたときは朝の通園時間帯で、父親が同伴してくるのが目立っておりました。  保育園一では、訪れたときちょうど小さな子供たちが朝食をしておりました。ここでは、朝食……

第155回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2002/11/27、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 お三方、大変貴重なお時間を割いていただきましてありがとうございました。  まず、お三方に一問ずつお尋ねしますので、よろしくお願いします。  まず、鶴参考人にお伺いします。  参考人は、構造改革特区についての御見解で、地域間で知恵と工夫の競争による活性化を強調するならば、そもそも地方の分権化、財政制度面がまず徹底されていることが基本であるはずだと述べておられますが、今回、構造改革特区推進本部が決定いたしました八十項目の特区推進プログラムの政策フィージビリティー、実現可能性についてどのような評価をされておるのか、まずお聞かせください。  それから、高橋参考人にお伺いします。  参考人……

第156回国会 内閣委員会、厚生労働委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号(2003/05/14、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。よろしくお願いいたします。  まず、本法案は、食品の安全性という食品の質の問題にかかわる問題でありますが、近年、我が国においては食糧自給率が著しく低下しており、食品、食糧の量をいかに確保するという問題も極めて重要であります。  そこで、順次御質問したいと思います。  まず、カロリーベースの問題ですけれども、我が国の食糧自給率は、昭和四十年以降今日までどのように推移しておりますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 次に、品目別に見た主要先進国と我が国の食糧自給率は現在どのようになっておりますか、お尋ねします。

第159回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2004/04/07、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 私は無所属の会の島袋宗康といいます。本日は、お三方それぞれの立場から貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。  最初に、福島参考人からお伺いしたいと思います。  福島参考人は、盲聾者を取り巻く諸問題、諸課題への取組として四点を挙げられましたが、その第四は、すべての取組の集約として、盲聾者への総合的なサービス、サポートの提供、盲聾者関係者・支援者・家族等の支援、教育、研修等の拠点として日本版ヘレン・ケラー・センターを設立することを挙げておられます。その点について何か具体的なイメージをお持ちでしたらお聞かせいただきたいと思います。また、それを実現するための具体的な条件な……

第159回国会 予算委員会公聴会 第1号(2004/03/18、19期、無所属の会)

○島袋宗康君 お二方の今日の参考人、非常に貴重な意見を拝聴させていただきまして、ありがとうございます。  まず、井堀先生にお伺いしたいと思いますが、現在のいわゆる財政の状況というものは非常にこれは破綻寸前だというふうなことが言われておりますけれども、いわゆる九〇年代の財政運営を振り返って、そして、裁量的な景気対策とルールとしての財政構造改革とのせめぎ合いであったと、結果として橋本内閣の財政構造改革が破綻したように、その場しのぎの景気対策に明け暮れた十年であるというふうな位置付けをしておりますけれども、私は今の小泉内閣においても場当たり的ないわゆる財政運営をしているんじゃないかというふうな気がし……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

島袋宗康[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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