このページでは中原爽参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中原爽参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○中原爽君 自民党の中原でございます。 改正の法律案につきまして御質疑をお願い申し上げたいと思います。 この法律案のもとと申しますか、我が国といたしまして国際的な法律問題に対処するという趣旨に基づきまして、この外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法、長い名称でございますので通称外弁法と言われているそうでございますので、以下外弁法ということで申し上げたいと思いますが、この外弁法は昭和六十一年の五月に公布になりまして、昭和六十二年の四月に施行ということであります。 戦後、我が国と諸外国のいろいろな交流の過程の中で、我が国が国際社会に占める地位、役割等々も重要なものとなりまして、そ……
○中原爽君 参議院自民党の中原でございます。 きょうは法的なことにつきましてお話を伺おうと思って参りましたが、中山公述人のお話を伺いまして、特段これでお尋ねするようなことがないような御意見でございました。主として現在参議院で検討されておりますいわゆる修正案について御意見をいただいたわけでありますけれども、集約いたしますと、結論的に脳死一元説とそれから心臓死の一元説、この両者の間に立ちまして折衷案を考えるということになりますと、御指摘のように、結果的にどうしても二つの死を認めざるを得ないという状況になりがちであると。したがって、おっしゃっておられる最大のポイントとしては、この修正案の条文の中に……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 このたびの裁判所職員定員法の一部を改正する法律案は、地方裁判所における民事訴訟事件と民事執行事件の新しい受け付け件数の増加傾向へ対応するということ、並びに平成十年一月施行予定の新しい民事訴訟法と同規則の業務に対応するために判事補及び裁判官、裁判所の書記官の増員を図るという必要性があるということであります。そのことは十分に承知をいたしております。しかし、幾つか基本的な事項につきまして御質問を、お尋ねを申し上げたいと思います。 持ち時間も短縮をいたしたいと思いますので、質問事項に限定をいたします。 最初にお聞きいたしますのは、この民事訴訟事件、それ……
○中原爽君 引き続きまして、自民党の中原でございます。私の分担は、今回の医療法の一部改正の部分につきまして少し御質疑をちょうだいしたいと思います。 私も臨床から離れまして少しく年がたっておりますので、隣の同僚議員と同様にペーパードライバーでございますけれども、直接臨床に即したお話はできないかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。 それで、今回の医療法の一部改正の一番先に書かれておりますことは「医療提供に当たっての説明に関する事項(第一条の四第二項関係)」だということになっております。手っ取り早く申し上げると、いわゆるインフォームド・コンセントの関係のものが条文として取り入れられた……
○中原爽君 天野公述人にまずお尋ねをしたいと思います。 ただいま中島委員から、県と市町村のかかわりにつきまして、財政上の問題から安定化基金のお話がありました。また、認定制度の問題からは認定システムの広域化といいますか、本来この認定制度というものは今回の法律上は市町村が行うということでありますけれども、広域化という意味ではお互いに市町村が協力し合うという意味も含めてかと思います。 もう少し各論的なことでお尋ねをしようと思いますけれども、現在、当県においては市町村たしか六十四カ所というお話があったかと思います。この要介護の認定にかかわりまして、本来保険者である市町村が業務上この認定を行うわけで……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 まず、高橋公述人にお尋ねをしたいと思います。 お出しをいただいております資料の一番最後のページであります。先ほどもお話が出ておりますけれども、医療法の一部改正にかかわりましてインフォームド・コンセントの問題であります。インフォームド・コンセントについて御説明の内容は十分承知いたしておりますけれども、特に御説明の中では、文章にはありませんけれども、在宅、居宅でのインフォームド・コンセントの重要性も触れておられます。 今度の改正法の内容は、医療について、医師、歯科医師、薬剤師、看護婦その他の医療の担い手が医療を提供するに当たって、十分な説明を行って医療……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。限られた時間でございますので、早速始めさせていただきます。 現在、医療制度と医療提供体制の抜本改革を行うということでありますが、先月の時点では医療審議会及び医療関係者審議会等の進捗状況につきましては報告が出ているところでありますけれども、実はこの医療提供体制という形を言われますと、医師、歯科医師の需要と供給、要するに医師が過剰であったり歯科医師が過剰であったりという場面も含めて、今後高齢社会に対応する医療提供体制をどうするかということになるわけでございます。 この五月に、医師の需給に関する検討会の報告書が五月十五日に出されております。また、歯科医師……
○中原爽君 おはようございます。自由民主党の中原爽でございます。 質疑に入ります前に、総論的なことを最初に申し上げようかと思っております。 去る平成九年十二月の国会法等の改正によりまして、昨年の百四十二回通常国会から、衆議院では決算委員会を改組いたしまして決算行政監視委員会を設置されました。また、私ども参議院では、決算委員会とは別に、参議院改革の一環という形でオンブズマン的機能を備えるという趣旨から行政監視委員会が新設されたところであります。 このように、衆議院、参議院、両院でおのおの委員会の名称や所管が異なるという形でありますけれども、各委員会はそれぞれの特徴を生かした審査あるいは調査……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 現在、介護保険制度の実施にかかわりましていろいろ取りざたをされているところでありますが、先月、九月二十四日、総務庁の行政監察局は、高齢者に関連をいたします行政監察結果を取りまとめをいたしまして、厚生省に対しまして勧告をいたしております。その中で、ホームヘルパー業務の見直しについて勧告がございます。 内容については、身体介護に伴って必要となる行為をできる限り幅広くホームヘルパーが取り扱えるよう、その業務の見直しを具体的に示すこと、こういう内容でございますが、本文には、ホームヘルパーの業務には医療行為は含まれていない、こう書いてございます。 それで……
○中原爽君 それでは、お時間のこともありますので早速始めさせていただきます。 平成九年八月以来、医療保険制度と医療の提供体制の抜本改正につきましては、与党及び政府から改革の基本方針が示されたところであります。また、関係の審議会も改組、転換を図りまして、医療保険福祉審議会が新たに設置された経緯があります。 この改革の基本というのは四点ございまして、診療報酬体系、それから薬価基準制度、それと医療提供体制と最後に高齢者医療制度、この四点のおのおのについての見直しを行う、こういうことでございました。現在この改革の検討が進められているわけでありますけれども、この四つの改革、見直しというのは個別に独立……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 介護保険が準備段階でありますので、きょうはホームヘルパーにつきましてお尋ねをまずしたいと思います。 三月十五日の日付でありますけれども、医療保険福祉審議会の老人保健福祉部会長並びに介護給付費部会長から宮下厚生大臣に答申書が出ておりまして、介護に係ります訪問介護について二点答申がございました。 内容については、「介護サービスの量的な拡大を図る観点から、訪問介護を担当する者の要件については、当面、三級研修を修了した者もその対象とすることはやむを得ないと考えられるが、その場合においても、採用後の研修機会の確保等を通じて、サービスの質の向上に努める」という……
○政務次官(中原爽君) 第二次森内閣の総理府総括政務次官を務めさせていただくことになりました中原爽でございます。 国会活性化の流れの中で新たな役割を担うこととなりました政務次官としての重責を果たすべく全力を傾注してまいる所存でありますので、小川委員長を初め理事、委員各位の御指導、御鞭撻を賜るよう心からお願いを申し上げます。
○政務次官(中原爽君) 総理府といたしましては、男女共同参画社会の形成に当たりまして、政策方針決定の過程について女性の方の参画の拡大ということを目標として、もちろん一番重要な課題であるということで認識をいたしております。 したがいまして、御指摘がありましたように、これまでも国の審議会等における女性委員の登用につきましては、平成八年の五月に、平成十二年度末で二〇%を当面の登用の目標ということを立てました。これが、幸いという言い方は失礼かもしれませんけれども、一年前倒しで、平成十二年度末までに二〇%を達成するという目標が、期限より一年早い時点、すなわち十二年の三月三十一日というところで二〇%を達……
○中原爽君 自民・保守党の中原爽でございます。 本日は、平成十一年度決算の報告にかかわります全般的質疑ということでございますので、最初に総論的な事項といたしまして、会計検査院における平成十一年度決算の報告につきまして、その特徴並びに検査業務に対する今後の体制、つけ加えて、この体制強化についての会計検査院としての対応をお聞きしたいと思います。 決算の審査にかかわります観点は次のようなことであるとされておりまして、一番として予算執行状況の正確な確認をすること、二番として予算執行にかかわる適法処理、適法に処理されているかという確認、三番目として予算事業の経済性の確認、むだ遣い、それから四番として……
○中原爽君 おはようございます。自民党の中原爽でございます。 本日はBSE、ボバイン・スポンジフォルム・エンセファロパチーにつきまして、現在いろいろ社会情勢の中で対応がなされているところでありますけれども、病態論と申しますか、この病気の全体像がまだ解明されていないわけであります。しかし、原因といいますか、病因論といいますか、そういったものが一応目に見える範囲内で今わかってきているわけであります。 それで、このBSE発症の病因論あるいは病因的根拠というふうに言われておりますのが異常プリオンたんぱく質ということでありまして、その摂取によりまして体内の増殖、それから蓄積に基づいて症状が発生すると……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る七月三十一日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました中原爽でございます。
皆様の御協力と御支援を賜りまして、公平、円滑な議事運営を心掛けてまいりたいと存じておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
この際、前委員長の岩井國臣君から発言を求められておりますので、これを許します。岩井國臣君。
【次の発言】 この際、会計検査院長杉浦力君及び検査官大塚宗春君からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。会計検査院長杉浦力君。
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、月原茂皓君が委員を辞任され、その補欠として泉信也君が選任されました。
【次の発言】 平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、平成十一年度のうち、郵政省、自治省、総務庁及び公営企業金融公庫並びに平成十二年度のうち、総務省及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りをいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載す……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、平成十一年度のうち、国会、会計検査院、大蔵省、金融再生委員会、金融監督庁、国民生活金融公庫、北海道東北開発公庫、環境衛生金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行、日本政策投資銀行及び国際協力銀行並びに平成十二年度のうち、国会、会計検査院、財務省、金融庁、国民生活金融公庫、日本政策投資銀行及び国際協力銀行の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りをいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
皆様既に御承知のとおり、本委員会理事、元決算委員長今井澄君は、去る九月一日に御逝去されました。痛惜の念に堪えないところでございます。
去る九月八日、長野県茅野市公会堂において葬儀、告別式が執り行われたところでございます。
ここに、皆様とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
どうぞ御一同、御起立をお願いいたします。黙祷をお願いいたします。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席、お願いをいたします。
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、平成十一年度のうち、皇室費、内閣、総理府本府、経済企画庁、沖縄開発庁及び沖縄振興開発金融公庫並びに平成十二年度のうち、皇室費、内閣、内閣府本府及び沖縄振興開発金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りをいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、福島瑞穂君が委員を辞任され、その補欠として田嶋陽子君が選任されました。
また、昨二十四日、山根隆治君が委員を辞任され、その補欠として藤井俊男君が選任されました。
【次の発言】 平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、平成十一年度のうち、農林水産省、通商産業省、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫、中小企業信用保険公庫及び中小企業総合事業団信用保険部門並びに平成十二年度のうち、農林水産省、経済産業省、農林漁業金融公庫、中小企業金融公……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、藤井俊男君及び大沢辰美君が委員を辞任され、その補欠として小川敏夫君及び小泉親司君が選任されました。
【次の発言】 平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、平成十一年度のうち、外務省及び防衛庁並びに平成十二年度のうち、外務省及び防衛庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りをいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載するこ……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る九月二十六日、小川敏夫君が委員を辞任され、その補欠として山根隆治君が選任されました。
また、去る九月三十日、小泉親司君が委員を辞任され、その補欠として大沢辰美君が選任されました。
また、昨十月一日、山根隆治君が委員を辞任され、その補欠として藤原正司君が選任されました。
【次の発言】 平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、平成十一年度のうち、厚生省及び労働省並びに平成十二年度のうち、厚生労働省の決算について審査を行います。
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
この際、谷垣国家公安委員会委員長及び鴻池防災担当大臣から発言を求められておりますので、これを許します。谷垣国家公安委員会委員長。
【次の発言】 引き続きまして、鴻池防災担当大臣。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨二日、藤原正司君が委員を辞任され、その補欠として若林秀樹君が選任されました。
【次の発言】 平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、平成十一年度のうち、法務省、文部省、警察庁、科学技術庁及び裁判所並びに平成十二年度のうち、法務省、文部科学省、警察庁及……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十日、田嶋陽子君が委員を辞任され、その補欠として又市征治君が選任されました。
また、昨十五日、若林秀樹君及び大沢辰美君が委員を辞任され、その補欠としてツルネンマルテイ君及び林紀子君が選任されました。
【次の発言】 平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総括的質疑第一回を行います。
質疑に先立ちまして、平成十年度決算における警告決議に対し、その後内閣の取った措置につきまして、財務大臣から説明を聴取いたします。塩川財務大臣。
○中原爽君 自民党の中原でございます。 五人の参考人の方々お一人お一人に伺うという時間的な余裕はございませんので、重点的にお願いを申し上げたいと思います。 このたびの法改正によりましても、今後も引き続いて血液製剤そのものの需要と供給については考えていかなければいけないわけでありまして、いずれにしても、全血の問題、赤血球、あるいは血小板、それから血漿自体の中で第[因子、アルブミン、免疫グロブリン、こういったことの一つ一つの需要と供給が重要であります。 ただ、問題になって、皆様御心配になっておられるのは、どうしても国内自給の限界がありますので、外国からの輸入に頼らざるを得ないという面がありま……
○中原爽君 自由民主党の中原爽でございます。 健康保険法一部改正につきましては、特に被用者本人自己負担二割を三割にするという件については、もう質問も御回答も出尽くしたという感がございますけれども、いずれにしましても、この問題、少し振出しへ戻ってお尋ねをしてみたいと思います。 この健康保険法一部改正案附則の第二条でありますけれども、「医療保険各法に規定する被保険者及び被扶養者の医療に係る給付の割合については、将来にわたり百分の七十を維持するものとする。」と、こういうことであります。これは、医療保険各法でありますから、すべてを含むということでしょうから、健康保険法各法、それから各種の共済保険、……
○中原爽君 自由民主党の中原爽でございます。 御質疑をお願いいたします前に、このたびは医療事故にかかわります病院あるいは大学、あるいは大学入試の不正疑惑にかかわります大学等につきましての参考人招致、参議院の独自性をもって与野党一致による時局対応をいたしてまいりました。このことにつきまして、与党の委員を代表して、皆様に心からの感謝を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。 ついては、健康保険法の一部改正でありますけれども、午前中からいろいろ適切な御質疑がございまして、私がお願いしようと思っております今回の健康保険法一部改正についての附則の事項でありますけれども、この質疑につきま……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、林紀子君、朝日俊弘君、池口修次君、辻泰弘君、ツルネンマルテイ君、風間昶君、山本保君、泉信也君、北岡秀二君、田浦直君及び三浦一水君が委員を辞任され、その補欠として大沢辰美君、佐藤雄平君、山本孝史君、山根隆治君、榛葉賀津也君、山下栄一君、荒木清寛君、月原茂皓君、山内俊夫君、常田享詳君及び田村耕太郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りをいたします。
谷博之君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨のお申出がございました。これを許可することに御異議ござ……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る九日、海野徹君が委員を辞任され、その補欠として松井孝治君が選任されました。
また、昨十日、大塚耕平君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につき……
○中原爽君 自民・保守党の中原爽でございます。 持ち時間三十分でございますので、質疑につきましては簡略でお願いを申し上げたいと思います。 最初に、社会保険診療報酬支払基金のことでありますけれども、この基金は既に閣議決定によりまして民間法人化するということが決定されております。それで、この臨時国会でこの支払基金法の一部改正案が提出されるわけであります。 この支払基金は医療保険を支える基本的な制度上の仕組みとして昭和二十三年から重要な役割を担っておるわけでありますけれども、今回改正につきましては、二十三年当時にこの支払基金が設立された目的といいますか趣旨がありまして、その趣旨は現在も引き続い……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、遠山清彦君及び榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として沢たまき君及び信田邦雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に川橋幸子君を指名いたします。
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、信田邦雄君、沢たまき君、荒井正吾君、神本美恵子君及び山根隆治君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君、遠山清彦君、舛添要一君、佐藤泰介君及び江本孟紀君が選任されました。
【次の発言】 平成十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は全般質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 関連質疑を許します。舛添要一君。
【次の発言】 それでは、質疑の途中ですが、午前の審査はこの程度とし、午後一時まで休憩をいたします。
午前十一時五十五分休憩
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、舛添要一君、又市征治君及び広野ただし君が委員を辞任され、その補欠として荒井正吾君、福島瑞穂君及び大江康弘君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に八田ひろ子君を指名いたします。
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、福島瑞穂君及び大江康弘君が委員を辞任され、その補欠として広野ただし君及び大田昌秀君が選任されました。
【次の発言】 平成十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、皇室費、内閣、内閣府本府、金融庁及び沖縄振興開発金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りをいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、大田昌秀君及び山根隆治君が委員を辞任され、その補欠として又市征治君及び池口修次君が選任されました。
また、本日、広野ただし君が委員を辞任され、その補欠として大江康弘君が選任されました。
【次の発言】 平成十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、国土交通省、環境省及び住宅金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、池口修次君、大江康弘君、又市征治君及び大沢辰美君が委員を辞任され、その補欠として山根隆治君、広野ただし君、大田昌秀君及び小泉親司君が選任されました。
【次の発言】 平成十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、外務省及び防衛庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りをいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませ……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、大田昌秀君及び小泉親司君が委員を辞任され、その補欠として又市征治君及び大沢辰美君が選任されました。
【次の発言】 平成十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、国会、会計検査院、総務省、財務省、文部科学省、国民生活金融公庫、公営企業金融公庫、日本政策投資銀行及び国際協力銀行の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りをいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載する……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
平成十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、農林水産省、経済産業省、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫及び中小企業総合事業団信用保険部門の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
速記を止めてください。
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
平成十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、締めくくり総括的質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 川橋先生、お時間になっておりますが。
【次の発言】 お時間になっておりますので、簡明にお願いいたします。
【次の発言】 午前の審査はこの程度とし、午後二時四十分まで休憩をいたします。
午後零時十九分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、平成十三年度決算外二件を議題とし、締めくくり総括的質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、常田享詳君、山本一太君及び榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として中川義雄君、世耕弘成君及び和田ひろ子君が選任されました。
【次の発言】 平成十三年度決算外二件及び平成十三年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書を一括して議題といたします。
まず、平成十三年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書について説明を聴取いたします。塩川財務大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終了いたしました。
これより平成十三年度決算外二件の締めくくり総括的質疑及び平成十三年度決算……
○委員長(中原爽君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、和田ひろ子君、中川義雄君及び世耕弘成君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君、常田享詳君及び山本一太君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いた……
○中原爽君 自由民主党・保守新党の中原爽でございます。ただいま会議に付されました案件につきまして、持ち時間が三十分でございます、簡潔にお願いを申し上げたいと思います。 まず、この一部改正両案につきまして改正の趣旨が先般説明をされたわけでありますけれども、この状況、社会状況の厳しい中、雇用失業者が増加し、これを何とか改善するということでありますけれども、その内容としては、労働者の需要と供給のミスマッチが方々で起こっているということでありますけれども、特に失業者の年齢構成、あるいは職業の、職種の区分等でいろいろ問題があるということであります。これがどのように改善される見込みなのか、これをまず総論……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 まず、会計検査院にお尋ねをしようと思います。 私ども委員が手にしております、今年、平成十四年度の決算の資料につきまして、一冊、薄いものでございますけれども、「会計検査でわかったこと」、これは二月に発刊されております。それから、A5判になりますが、「会計検査のあらまし 平成十四年度決算」、これが三月に出版されております。それと、この分厚い白い表紙のものでありますけれども、これが平成十四年度の「決算検査報告」でございまして、昨年十一月の二十八日に内閣へ送付されたものであろうと思います。非常に分厚いものでございます。 この三種類につきまして、会計検査……
○中原爽君 自由民主党の中原爽でございます。 平成十四年度決算審査に関する意見を申し上げます。意見を八項目に一応分けましたので、項目ごとの表題を申し上げながら意見を申したいと思います。 一、参議院の存在意義。 最近、憲法改正の議論に付随しまして、衆議院、参議院の二院制度の見直し論が述べられております。この内容は、あたかも参議院を廃止する形で一院の制度にするというような議論でありますが、このことについて、衆参両院ともに合併をするので、参議院のみを廃止するのではないというような説明が行われております。しかし、どうもこの説明では納得が得られないと私は考えておりまして、甚だ遺憾であるというふうに……
○中原爽君 引き続きまして、自民党の中原爽でございます。 ただいま田浦議員から御説明がございました年金局がお出しになっておられるこのパンフレットでありますけれども、「「持続可能」で「安心」の年金制度とするために」という表題で、平成十六年、年金制度改革案のポイントというパンフレットであります。このことについて少しお尋ねをしようと思うんですが、この中で四ページと二十五ページのところに確定拠出型年金のことが説明されております。今日はその確定拠出型の年金制度について、今まで御議論が出ておりませんので、この点をお尋ねしようと思っております。したがって、お答えは年金局の方から各論的にお答えいただければ結……
○中原爽君 自由民主党の中原爽でございます。 本日は、いわゆる混合診療の問題に限定をいたしまして質疑をさせていただきたいと思います。お手元に配付資料、二種類ございます。資料の一と二を用意をいたしました。この関係も含めて御説明を申し上げて、質疑をお願いしたいと思います。 それで、お手元にはもちろん資料はございませんけれども、九月十六日、某経済新聞の社説でありますけれども、その当時はこういうふうに書いてありました。小泉純一郎首相は十日の経済財政諮問会議で、保険診療と保険外診療を併用する混合診療について年内に解禁する方向で結論を出してほしいと指示をされたと。しかし、一口に混合診療といってもいろい……
○中原爽君 片山参考人にお尋ねします。 御提出いただいた折り込みの資料の最初のページでありますけれども、右下のところに、アメリカ、イギリス、ドイツの役割拡張の方向性ということで矢印がしてございます。縦方向が検査手法の高度化と、一言で言えばITの導入とかそういう方向性を意味していると思いますが、それで横方向が予算の循環過程のより早い段階への関与ということでありますので、私どもの委員会としてはこの予算の循環過程をできるだけ早くしようということで進めてきたはずでございます。したがって、この矢印は、この矢印の角度と矢印の長さによってその役割の状況を表していると思うんです。でも、これはどれがいいという……
○中原爽君 よろしいですか。
【次の発言】 自民党の中原でございます。
加藤参考人にお尋ねをいたします。
御説明をいただいた資料の二ページでありますけれども、下に黒丸が三つありまして、そのうち二つに注釈が付いております。会計検査院が既に実施している経済性云々の検査、既に会計検査院が明言をしている制度そのものの要否と、こういう注釈でありまして、この二つのことが上の事業の要不要、事業主体のチェックに掛かっているという御説明だと思います。事業そのものが必要かどうかという判断と、必要であればその事業主体が官であるか民であるかということのチェックを会計検査院がこういう形で行うという御説明だと思います……
○中原爽君 中原でございます。 本日は、平成十五年度の会計検査院報告書、検査の報告書から四点ほど質疑をお願いしておりますけれども、持ち時間の関係から、特に特定検査状況の方から質問をさせていただきたいと思います。 まず、独立行政法人のかかわりでありますけれども、検査院の報告には、「独立行政法人における還付消費税の処理及び納付消費税の会計処理について」という項目がございます。 消費税は、御存じのとおり、仕入れに係る消費税額と、それから売上げに係る消費税額の差額について、それがプラスであれば納税義務と、マイナスであれば還付してもらえると、こういうシステムであります。 それで、消費税の会計処理……
○中原爽君 自民党の中原でございます。高橋先生にお尋ねいたします。 先生のレジュメの三ページ目、真ん中の左側の表、「フィンランドの自殺率の推移」でありますけれども、男性の自殺率が下がれば全体が下がっているということになりますけれども、女性の推移は全く平行線で変わっておりません。それから、同じく先生のレジュメの一番最後の表、図2でありますけれども、これは現在の日本の状況ですが、男性の自殺率が上がっておりますので全体の自殺率が上がるということですが、女性は全く平行線で変わっておりません。ということは、男性に対しての負荷が掛かっていると、その負荷が取れれば自殺率が上下できるということになるわけです……
○中原爽君 おはようございます。自民党の中原でございます。三十分という持ち時間でございますので、できるだけ手短にまとめていきたいと思います。 お手元に配付をいたしました資料、三枚ございます。いずれも、今回の介護保険法の改正案の中で厚生労働省がお出しになりました参考資料を適当に切り張りをいたしまして用意をしたものであります。右の上の方に数字番号が振ってございます。 最初の、この1の数字のものですが、これは、これから改正をしようという附則の第七条、「定義」というテーマのところでございます。黒い矢印が二つございますけれども、右側の方をごらんいただきますと、この七条の二項につきましては、要支援状態……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 持ち時間が限られておりますので、御答弁、説明はできるだけ簡潔にお願いをしたいと思います。実務的なことでお尋ねをするつもりでおります。 この法案の第四条の四項と二十一条の関係でありますけれども、四条の四項は当該障害者等の心身の状態を総合的に示すものとして厚生省令で定める区分を規定すると、こうなっておりますし、二十一条の関係では市町村の審査会が障害度の区分の認定を行うと、こういうことを規定しているわけであります。 そうしますと、この障害の程度と区分、それからその認定ということのかかわりから、現在三つの障害について、これの自立支援をできるだけこの福祉……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 早速ですが、今お手元に配付資料をお配りしております。四枚ございまして右下に番号が振ってあります。一番ですが、左の上をごらんいただくと(参考)となっておりまして、これは、厚労省の方で医療制度構造改革試案、お出しになりました二十一ページをそのままコピーしてきました。上の段のところは、経済財政諮問会議が提案されております名目GDPの成長率に人口動態のものを掛けたというものでありまして、これで医療費を抑制すると。それに従いまして厚労省の方で仮に計算をされたという表になっております。 それから、下半分のところは、アイウエオがありますが、エのところで保険免責……
○中原爽君 おはようございます。自民党の中原でございます。
資料の配付をお願いいたします。
【次の発言】 少し配付資料が多い数になりますけれども、一応右の上の方に資料番号が振ってございます。
ただいま議題になっております医療法等の一部改正につきまして、関連の医師法、歯科医師法、薬剤師法、それから看護師関連の法律の改正点につきまして、大体同じ内容になりますので、歯科医師法を例に取りまして質疑をさせていただきたいと思います。
資料の一でありますけれども、黄色のマーカーが入っておりますのが今回改正しよう、あるいは追加しようという改正の条文であります。
まず、現行の法のことでありますけれども、……
○中原爽君 去る二月十六日及び十七日の二日間、行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する実情調査のため、愛知県及び静岡県において行われました委員派遣につきまして、調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、荒木委員長、福島理事、岩本理事、浮島理事、風間理事、狩野委員、田中委員、水落委員、芝委員、松岡委員、福本委員、吉川委員、近藤委員及び私、中原の十四名でございます。 まず、一日目の名古屋刑務所では、概況説明を聴取し、刑務官との懇談を行ったほか、受刑者の食事の試食や刑務作業現場などの所内視察を行いました。 同刑務所は、主として犯罪傾向の進んだ受刑者を収容しており、定員二千百二十六人に……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 まず、環境省関係で質疑をお願いしようかと思います。 去る五月二十九日開催いたしました本委員会で、総務省からいろいろ各行政部門に対しまして御指摘がございました。こういうふうに書いてございます。特に大気汚染につきましての指摘でございますが、本評価は、自動車から排出される窒素酸化物及び浮遊粒子物質の汚染状況が著しい地域に対し、各種施策を総合的に推進することにより、大気環境の保全、確保を図ることを目的とする云々と、こうなっておりまして、幾つか項目を挙げておられます。それについて関係の四省庁に御指摘をされたと、こういうことでございます。 最初のものは、長……
○中原爽君 おはようございます。自由民主党の中原でございます。 ただいま大臣から御説明のございました今回のこの法律案の趣旨につきまして質疑をお願い申し上げます。 それと、先般、医師の不足につきまして、産婦人科あるいは小児科医が人数が少ないということで検討をされているわけでございますけれども、歯科医師については逆に過剰ということでございまして、それも今問題になっておりますので、お時間を後ほどいただきまして、歯科医師の過剰問題についてちょっと御審議をしていただきたいというふうに思います。 それで、この法律でありますけれども、去る十月の二十四日、本委員会の冒頭で柳澤大臣のごあいさつがございまし……
○中原爽君 資料の配付をお願いいたします。
【次の発言】 自由民主党の中原です。
配付資料、三枚ございます。右の上に資料番号が振ってあります。
最初の一ページでありますけれど、これは先日二十三日に行政監視委員会で御説明をいただきました総務省の調査結果の概要の資料、五ページの資料であります。ここに書かれておりますように、調査の概要の中身としましては、厚生労働省(検疫所)、地方公共団体、すなわち都道府県に対して感染症対策にかかわる問題について調査された結果の勧告要旨であります。
@のところは予防対策の充実関係でありまして、こう書かれておりますけども、検疫所の職員の役割分担の記載が不備であると……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 ただいま議題になっておりますこの法律案、通称パートタイム労働法であります。この一部改正でありますけれども、改正のポイントは五項目ほどありまして、そのほかに厚生年金の適用拡大があります。この関係でできる限り質問をさせていただこうと思いますが。 なお、お手元に今配付しております官報の写しでありますけれども、これは昨年十一月に私が質疑をした際に取り残した診療科名の問題でありまして、昨日の日刊紙等にはこの記事が出てまいりましたので、これを追加で質問させていただこうというふうに思います。 このパートタイム労働法のポイントの最初のものは、労働条件の文書交付の説……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 私の持ち時間二十分ということでございますので、お尋ねして御説明いただく、往復で二十分以内に収めろということでございます。よろしくお願いしたいと思います。 したがいまして、五人の皆様にそれぞれ御意見を伺うという時間がないと思いますので、テーマを絞りまして、お二人の方にお願いしようと思います。 まず、武石参考人とそれから龍井参考人、お二人にお願いしようと思います。 武石参考人は、インタビューの昨年の記事でこうおっしゃっておられます。人事院は、国家公務員に育児のための短時間勤務制度の導入を提言したと、それで、こうした動きに、民間企業も短時間正社員の……
○中原爽君 自民党の中原でございます。限られた時間でございますので、皆様全員の方に御質疑を申し上げる時間がないと思います。その点につきましてはお許しをいただきたいと思います。 最初に、雨宮公述人にお尋ねをしたいと思います。 ナーシングホームのお立場から、痴呆性の内容について脳血管型、アルツハイマーという大ざっぱに分類をされておりますけれども、したがって疾患の種別についてそのケアの仕方が違うということをおっしゃっておられました。そういう意味では、こういう方々はいわゆるかかりつけの医師という方がおられると思いますので、この関係と、現在のホームのお立場で引き続いて医療的な問題を抱えていくというこ……
○中原爽君 郵政省にお尋ねをいたします。 御説明いただきました資料の六ページであります。項目としては「重点研究開発プロジェクト」のページでありまして、上から三段目の枠の右側でありますが、ネットワーキングの安全性と信頼性技術の一番上に「非常時通信技術」と書いてございます。この非常時通信の技術という意味は、ただ単純に非常の場合のネットワークをつくるということ以外に何か意味があってのこの項目になっているのかどうか。要するに、非常時通信についてのネットワーク以外の技術というものも含めての内容でしょうか、ここを一つお尋ねしたいと思います。 もう一点は、同じ枠の下のところでありますけれども、「電磁環境……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 私どもの本調査会、最終報告書の作成の段階でありますけれども、その報告書の項目には社会保障の項がございますし、また、かかわりまして社会保障とその経済効果、そういった項目があるわけでございます。したがって、この社会保障関係につきましてきょうお尋ねをしようと思います。 昨年、厚生省がお出しになりました資料の中に平成九年から平成十年度にかけましての社会保障関係費の中の特に義務的経費についての数字を挙げた表がございまして、例えばこの社会保障関係費、すなわち年金と医療と福祉でありますけれども、年金については、平成九年から十年にかけての一年間に年金の受給者が約百万……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 経済企画庁の国民生活局から御説明をいただきました資料2、「少子化の要因と問題点について」の八ページであります。 八ページ上の段が第8図になっておりまして、既婚就業女性の出生率と保育所の定員数のデータが出ております。これによりますと、保育所の定員数が増加すれば出生率、既婚就業女性の出生率もふえる、こういう意味だとは思いますが、この下の段に「(参考)」というところがありまして、ここに保育所の在所率のことが書いてあります。これによりますと、このシミュレーションの分析で、合計特殊出生率が〇・一、二人高まる、こう説明されております。 現在、この第8図において……
○中原爽君 総務庁に最終的にはお尋ねしようと思いますが、提出をしていただきました厚生省の資料の七ページ、「児童・青少年の居場所づくり」というページがございまして、この十一年度の予算について居場所づくり、四点ほどに予算組みをしていただいているということが出ております。 それから、文部省の方の資料の十九ページ、「全国子どもプラン(緊急三カ年戦略)」がございまして、そこにも学校の完全週五日制の実施に伴いまして、残りの二日の時点で、子供たちの活動の機会とその場所の設定をどうするかということが述べておられるわけであります。 いずれにしても、今子供たちがきょうどこにいるのか、放課後あるいは休祭日の時点……
○中原爽君 文部省に伺いたいんですけれども、先ほどの御説明で、社会人に対しまして文部省としては、正規の学習課程といいますか、放送大学あるいは夜間大学院、昼夜開講制の大学院、あるいは科目等履修生制度、こういったものをかなり以前から用意されておられたわけであります。 きょう、ほかの省庁のお話を伺いますと、どうもこの社会人に対する学習体系というものが、従来の第二の就職のための職業生活の準備であるとか、あるいは完全にリタイアしてしまった後、生きがいを求めてというような学習体系、こういった方向性が少し変わってまいりまして、例えば第二の就職という意味では、この経済状況の中で就職先もない、こういう社会情勢……
○中原爽君 吉川先生に伺おうと思います。 御説明では、主に学校という場所において群れたがる、しかし深いつき合いは、個々のつき合いはないようだというような御説明でございました。現在、合計特殊出生率一・五人を割るという状況ですから、恐らく大多数の子供たちが家庭では一人っ子であろうというふうに思います。この一人っ子の家庭の状況と、学校などの集団の社会の中で群れたがる、しかし深いつき合いはないということのようでございますので、この深いつき合いということをこれから考えていかなければいけないのか。あるいは、一人っ子という立場の中で一応群れたがるというような形のものを育てていって、集団になじまないような、……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 塩野谷先生にお尋ねをいたします。 出生率のことでございますけれども、先生の御説明ですと、出生率の低下を生み出した傾向というのは、家族や結婚あるいは出産についての価値観の変化というふうにとらえるのではなく、あくまでも経済発展に伴う客観的な機会の拡大というふうにおっしゃっておられまして、出生率の低下は男女平等化の差し当たっての代償である、こう御説明をいただいております。 そうしますと、この男女共同参画社会が成熟に向かって動いていくという段階になれば、差し当たってということがなくなって恐らく出生率が回復する傾向が出るのかどうか、ここをお尋ねしたいとい……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 中村参考人にお尋ねしようと思いますが、現在介護保険が出発をしておりまして、介護保険にかかわるホームヘルパーの業務ということが今いろいろ問題になっているわけでありますが、昨年、総務庁から厚生省に対しまして、ホームヘルパーの業務について、医療にかかわる問題をきちっとホームヘルパーが行える医療的な範囲というものについて整理をしなさいという勧告が出ておりまして、この三月までにその内容を整理するということでございましたが、まだ実際には整理ができていないという状況のようであります。 それで、ポピンズコーポレーションにおかれましても、ホームヘルパー二級の養成をおや……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 成瀬参考人にお尋ねをしようと思いますが、御提示いただいております日経連の御提言につきまして、その中の「少子化への対応」という項目の中に、子育て減税、それから教育費の負担軽減、もう一つ土地・住宅費負担の軽減と。これは制度と税制とにかかわる問題であろうかと思いますが、現在、衆議院の予算委員会では贈与税の税制にかかわります議論が行われておりまして、贈与の限度額六十万円を大幅に増額をいたしまして、かなりな額、これは一千万とも言われておるわけでありますけれども、こういった形の、いわば減税であるしあるいは経済的な負担の軽減であるというような議論が行われております。……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 私の方からは、各論的に幾つかのテーマを挙げまして、意見表明をさせていただきたいと思います。 御承知のように、合計特殊出生率、お一人の女性が生涯に産む平均的なお子様の数でありますけれども、統計上は十五歳から四十九歳までの女性の各年齢別の出生率の合計をさらに平均するというようなことであります。それで、現時点、平成十年の時点で、過去最低の一・三八という数字になっております。 先般の参考人の塩野谷祐一先生の意見発表の中に、統計のシミュレーションによりますと、男女共同参画社会が達成された場合、合計特殊出生率は一・七八までに回復する、こういう予測をおっしゃった……
○政務次官(中原爽君) 総理府の総括政務次官、中原でございます。よろしくお願いいたします。 本日は、生涯にわたる女性の健康支援に関する総理府の取り組みについて御説明を申し上げます。 お手元に総理府から、男女共同参画審議会の答申書が一冊と二枚とじの資料を用意いたしております。二枚とじの資料につきましてはこれから御説明申し上げる説明の概要でございますので、あわせてごらんをいただきたいと思います。 まず、これまでの総理府の取り組み、位置づけでありますけれども、生涯にわたる女性の健康支援に関する取り組みにつきましては、お手元の二重丸の一にありますように、昭和五十二年一月に、当時の内閣総理大臣を本……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 基本的には加納委員と同じ御質問の中身になるかと思いますけれども、中條参考人にお尋ねをいたします。 育児休職についてでありますが、お出しいただいた資料では、従業員、女性の既婚者数、大体従業員数の五五%ということであります。それで、十年間に八百四十一名という女性の従業員が育児休職をおとりになった、こういうことでありますが、それにかかわりまして男性についての御質問がありました。 このことで、既婚者の中には御夫婦がともにエプソンの社員であるという事例もあろうかと思いますが、それも数は少ないのかもしれませんけれども、こういった場合の育児休職について、特にデー……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 まず、厚生労働省にお尋ねをしたいと思います。 少子化問題についてでありますけれども、本調査会は、昨年度来、この問題についていろいろ参考人をお呼びいたしまして御意見を伺ってまいりました。そのときに、人口問題研究所の塩野谷祐一所長の御意見を伺っておりました中で、私、質問をさせていただいたんですが、男女共同参画社会が完成された場合に合計特殊出生率はどのようになるのかという質問をいたしましたところ、塩野谷先生は、シミュレーションをした結果、男女共同参画社会が達成されると合計特殊出生率は一・七八まで回復すると、こういうお答えをいただきまして、大変意を強くし……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 ただいまの課題につきまして意見表明をさせていただきます。 まず、総論的な事項といたしまして、日本は世界一の長寿国でありますし、そして二〇〇〇年の時点で総人口に対します六十五歳以上の人口比率は一七・〇六%となっておりまして、この比率は世界第四位になっているわけであります。このような長寿をもたらしました要因はともかく、現実問題としての国民全体のこの高齢化に対する新たな対応が必要になり、介護保険制度なども出発したところであります。しかし、日本人の高齢化にはこの少子化という大きな問題が付随しているわけでありまして、そしてこの少子化も高齢化も日本人の人口動……
○中原爽君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中原爽君 私は、この調査会、参加させていただくのは初めてでございますけれども、以前はずっと国民生活と経済の調査会におりまして、ちょうど総理府から内閣府へ移行する時期に関係をさせていただきました。少子化の問題、それから男女共同参画社会の問題を扱ってきました。 そこで気がついたことは、先ほど吉川理事がおっしゃったように、リプロダクティブヘルスとライツですね、この問題がちょっと中途半端になっておりまして、私が前に所属しておりました調査会の報告書では、この基本的なカイロ宣言、一九九四年のカイロ宣言のこの一番最初の問題が棚上げになっているという感じがいたします。 したがって、この女性の生殖にかかわ……
○中原爽君 自保の中原爽でございます。 汐見参考人に伺おうと思いますが、先生のお出しになりましたレジュメの二ページ目、3)がございまして、アウトリーチ的支援という項目がございます。 この点につきまして関連でございますが、現在、政府は国民生活白書という白書を出しておりまして、その中に、専業主婦と専業主婦でない、いわゆる共働きの主婦の、両者の子育てに関係のある意識調査をいたしております。 そこで出てきた問題は、専業主婦の方が子育てに対して非常に大きな不安を持っている。ところが、共働きの主婦の方は専業主婦に比べてそれほど子育ての不安がないと、こういうようなデータが出ております。このことで、内閣……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 先ほど会長から御説明がございましたように、今調査会としてはこれから中間報告書を作るということでありますけれども、そうしますと、報告書の項目に、例えば今日テーマに上がっております児童虐待の予防対策というふうな項目がある、あるいは早期発見という項目があるということになるとは思うんですけれども、それ一つ一つの項目として今いろいろ御意見が出ておりますけれども、例えば医療の話が出ておりましたけれども、熱がある、発熱をしている、とにかく熱を下げなきゃいけないので解熱剤を投与すると。それ一つの対症療法なんですね。ここに上がっているテーマの幾つかは、今とにかく何とかし……
○中原爽君 DVにつきまして、NGOの役割でありますけれども、先ほどいろいろお話が出ておりますが、この報告書の中身で申し上げますと、アメリカの場合は、加害者が刑務所に入るという、刑務所で拘束されるということに代わりまして、NGOの方で組んだ受講プログラムを受講するという形で記載されておりますが、カナダの場合は、加害者じゃなくて被害者の方の救済、特にシェルターや何かについてNGOが役割を果たしているという御説明になっております。 そうしますと、国によって、加害者に対応するNGO、あるいは被害者に対応するNGOというふうに分けて考えていいものかどうかが一つと、日本の場合には、こういったNGOの加……
○中原爽君 厚生労働省の関係でありますけれども、障害者に係る欠格条項の見直しが措置済みというところで、医師法、歯科医師法関係になりますと、国家試験の受験資格というところが三条と四条、それぞれ医師法も歯科医師法も三条と四条でありますけれども、絶対に受験できない、それから相対的に受験できると、そういう条項がありまして、これが先ほどお話がありましたように、目が見えない、口が利けない、そういった欠格条項を外したわけでありますけれども、したがって国家試験の受験をするわけですから、国家試験の受験に対して、この障害者に係る受験の方法、手段、例えば点字であるとかそういうような問題で試験問題を出すとか、いろいろ……
○中原爽君 玉村参考人に伺います。 正常な障害のない児童と障害のある児童が一つの学級で共生するというような立場の場合に、障害のない学童に対してどのような教育をすべきかということを一つお尋ねをします。 それと、玉村先生の資料の四枚目、図の四でございますけれども、義務教育年限における障害児教育制度在籍者率と長期欠席学童生徒の割合と、これは落合先生の出典の資料でありますけれども、ここで、先ほど長期、五十日以上の欠席者、欠席児童生徒につきまして、通常学級の中での五十日というふうな御発言であったかと思うんですが、これが別府先生のおっしゃっておられる不登校児、すなわち、単に一緒に過ごすだけでは不十分だ……
○中原爽君 菊谷参考人にお尋ねしようと思います。 先般、民法が改正になりました。人の能力の部分の改正でありますけれども、知的障害あるいは精神障害、ごく軽度という意味では旧制度ですと準禁治産者、この方々の内容が全く変わりまして、人の能力を生かすという意味のノーマリゼーションを重んじるという形の民法改正になったわけでありますけれども、この場合に、こういう方々に今回は被保佐人あるいは被補助人ということで補助あるいは保佐をしていただく方が付くわけでございますけれども、こういう形で数十年も入所されている方に保佐とか補助の方が付いているとは思えませんけれども、こういう方々が出所をされまして自立をされると……
○中原爽君 文部科学省にお尋ねをいたします。 原田副大臣の御説明になりました説明メモの一ページ一番下の段から二ページ上にかけまして、特別支援教育の在り方に関する調査研究協力者会議の結果を踏まえて特殊教育という形を特別支援教育に転換を図ると、こういう御説明でございました。 ところで、既に配付をされております平成十四年度の障害者のために講じた施策の概況に関する年次報告書が出ておりまして、この二十八ページにこういうふうに書いてございます。「小・中学校等に対する教育的な支援を積極的に行う一定地域の特別支援教育のセンター的役割を果たす学校として「特別支援学校(仮称)」の制度とすること、」、こういうふ……
○中原爽君 自由民主党の中原爽でございます。 それでは、着席のまま発言をさせていただきます。 これまでの調査研究によって、障害者の社会復帰、自立支援にかかわります幾つかの論点、視点が見えてきたとは思いますけれども、私なりの意見を一応述べさせていただきます。 従来の障害者関係施設は、障害のある人々が施設あるいは病院等に入所することによって、心身にかかわります安全性と安心感を得るような生活を保障するということに主に視点が置かれておりました。しかし今後は、施設等の入所の生活ではなく、障害のある人々の社会復帰、自立支援を考える方策であれば、何よりも本人方の状況に基づき、できる限り地域社会における……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 最初に、阿藤先生にお尋ねしようと思います。 現在、合計特殊出生率一・二九という数字が独り歩きをしているわけでありますけれども、これは実際には二〇〇三年の年度に限定をしたいわゆる期間別の合計特殊出生率という数字であろうと思うんですが、本来の合計特殊出生率の方は、コーホート法による算定だと一人の女性が一生の間に何人のお子様を持つかというのが本来の数字だと思うんですけれども、ですから、この期間別とコーホート法のものとの数値が本来は一致しなきゃいけないんですが、これ今一致していないということで、二〇〇三年の一・二九という数字が非常に低い値が出ていると、こ……
○中原爽君 内閣府と厚生労働省にお尋ねしようと思うんですが、よろしゅうございますか。 お出しいただきました高齢社会対策の大綱でありますが、これ十三年十二月。しかし、基本法、高齢社会の対策の基本法ができましたのは平成七年、平成八年に最初の大綱が閣議決定されておりまして、この十三年は二回目の大綱ということになります。この間に報告書が、平成十四年と十五年度の報告書が二冊、年度ごとに出ておるわけですが、したがって、平成七年から出発して今平成十六年ですから、その間にこの高齢社会に対する対応の内容が違っているのかどうか。 そこのところは、何か大きく違った点、要するに、大綱の中身といいますか、それと報告……
○中原爽君 先般、質疑につきまして、質問をいたしましたけれども、高齢者対策基本法ができましたのは平成七年、以降もう九年近く経過しておりますので、その間に高齢社会に対する対策の考え方がどう変わったのかという質問をいたしました。そうしますと、出発の当初は高齢者に対する介護という問題が大きかったけれども、現在は高齢者の働く、要するに就職という意味で、労働人口が高い方、年齢の高い方へシフトするということが問題であるというような答えでありました。私もそのとおりだというふうに思います。したがって、長生きをした分だけ労働人口の幅をどう考えるかということが一つ問題であろうかというふうに思います。 もう一つは……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 厚労省にお尋ねをしようと思います。 昨年十二月の時点で、厚労省から、「新エンゼルプランに代わる新たなプランの策定について」という資料を最初にちょうだいをいたしました。その後、また新たに厚生労働省雇用均等・児童家庭局からコメントの資料が届いておりまして、これが十二月二十日付けであります。新エンゼルプランに代わる新たなエンゼルプランの策定準備を進めてきたというところで御説明がございまして、新たなプランは年内に策定するというコメントが付いております。 それで、年が明けましてから、この平成十七年二月の九日付けの子ども・子育て応援プラン、ただいま御説明いただ……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 袖井先生に伺いたいと思います。 先生御説明いただいた資料の一番最後のページ、図二がございまして、結婚年齢別の夫婦の出会いのきっかけでありますが、サークル・クラブ、街中や旅先、アルバイト、職場、学校、友人・きょうだい、幼なじみ・隣人と、こうなっております。これはほとんど当事者、御本人たちがかかわっていることですけれども、あと結婚相談所とそれからお見合いという形であります。まあ結婚相談所も一種のお見合いということで見れば、三角形の恋愛結婚というのが幼なじみまでの自分が直接関与した問題で、これが伸びているということでありますが、結婚相談所とお見合いというの……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 樋口先生にお尋ねしようと思います。 先生御提示いただきました表、図の六でありますけれども、有配偶率の関係ですが、正規に雇用された男性とフリーターの男性との比較は前もっていただきました資料にも載っておりましたけれども、この両者の年収は百万円ぐらい差があるし、それから配偶率も二〇ポイントほどフリーターの方が三十三歳の時点で低いと、こういうことが書かれておりました。 この表で、点線のところでありますけれども、女性のフリーターの点線、二十七歳のところから曲がっていきます。男性の場合には、男性のフリーターは三十歳のところから少し横に平行的に動くということであ……
○中原爽君 済みません。自由民主党の中原でございます。 三人の先生方、お話を聞かせていただきましたけれども、各論的な細かいことを一つだけお尋ねしようと思います。 現在、私どもは、知育、徳育、体育に加えまして食育というような形のものが政府から提案をされているわけであります。食事の食に育てるということでありますけれども、その言葉の定義はさておきまして、現在、家族のきずなということの原点に近いものを考えますと、日々の家族がそろって食事をすると。しかし、その状況が、もう子供が一人で夕食をしている、あと家族だれもいない、だれも帰ってきていない。それと、帰ってくるんですけれども、一人一人の家族が別の時……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 八代先生にお尋ねしようと思います。 先生にいただきましたレジュメの五ページでありますけれども、下の方の箱書きの部分で、「多様な働き方に中立的な雇用制度」という表題で、これの下から三つ目の黒丸のところでありますけれども、「派遣労働の社会的認知(常用代替防止削除)」と、こういうふうになっております。 実は、この常用代替の防止という部分は、参議院の厚生労働委員会で、平成十五年の労働基準法改正のときに附帯決議を付けております。 と申しますのは、従来は有期、すなわち期間を定めて雇用するのは一年ということだったんですが、これを上限三年まで延長しまして、さらに……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 宮島先生にお尋ねしたいんですが、先生御指摘のように、少子化対策について順応なのかあるいは対抗なのかということ自体が、私どもも方向性が決まらないで調査会を開いているような状況かもしれません。御指摘のとおりで、この両極端ということについて考え直さなきゃいけないと思いますけれども、先生のレジュメの二ページのところに税制関係がございまして、私、聞き損なったんですが、相続税と贈与税の関係につきまして、世代間の資産の移譲ということを考えると、相続税よりも贈与税という形の、税のというか財産というか、そういったものの移行、移譲が相続税型で考えた方が今後いいのかというこ……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 赤枝先生にお尋ねをいたします。 先生の六本木の診療所に訪れます、あえて患者さんという表現で申し上げますけれども、この患者さんたちが持ってくるであろう健康保険証から、その患者さんの家族構成が恐らく分かると思います。先生のレジュメの中には、少子化した今、子供の要求に負けて子供の御機嫌を取る親が多いと、こういうことでございますけれども、この患者さんたちが本当に今の状況の中で一人っ子かどうかということをお尋ねしたいと思うんですが。 というのは、この少子化という現象の中で、こういう六本木と、あえて六本木という特殊な状況の地域という発言もございましたけれども、……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 十分以内ということですが、お手元に二枚ほど資料を配付させていただきました。これは少子社会の白書から引用したものでございますので、どこにでもあるものでありますけれども、最初の方をごらんいただきますと、西暦二〇〇〇年プラスマイナス五年というところですべてのデータが逆転したという現象がありますので、それを少し確認をしておこうと思います。 ごらんいただきますと、二〇〇四年の時点で死亡者数と出生数が逆転をいたしました。この死亡者数というのは少し山になっておりますけれども、実際は二山に近い山でありまして、例の一次のベビーブーム、それから二次のベビーブーム、この関……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 厚生労働省にお尋ねしようと思います。 資料の二ページですけれども、「団塊世代の人口推移」でこの団塊世代の幅を一九四七年から四九年まで、文科省の資料の一ページにも昭和二十二年から二十四年という三年間、各々の幅がありまして、六百八十万人と、総人口の五%ぐらいということなんですが、こういったグラフ、ブルーと赤の折れ線グラフを見ますと大体五年ぐらいの幅があって移動しているという感じがするんですけれども、何でこの三年間に限って団塊の世代を区切ったのか、その辺の理由がもちろんあると思うんですが、それをお聞かせいただきたいと思います、簡単な御答弁で結構なんですが。……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 堺屋先生にお尋ねしようと思いますが、先生のレジュメの二ページ、テーマ三がありますが、その一番最後のところですけれども、二十二歳から六十九歳までを生産年齢とすれば、二〇一〇年で生産年齢の人口が六三・八%と、こういうふうにお書きになっておられます。 この六十九歳までという概念で考えますと、現在の労働人口という概念はなくなるわけでありまして、すなわち、六十九歳までの間に定年の年齢があり、それから年金支給の年齢があるわけであります。現在、この年金支給と定年の間の問題もありますけれども、いずれにしても、先生が十月号の月刊誌でお書きになっておられますが、タクシー……
○中原爽君 文部科学省の馳副大臣にお尋ねしようと思います。 先生御説明の説明要旨、レジュメの三ページでありますけれども、表題が三で箱書き、子育ての新たな支援、支え合いとの連携となっておりまして、丸印が三つ並んでおります。その真ん中の丸印ですけれども、これが新たに幼稚園の幼児教育のノウハウを活用してNPO等と連携するということでありまして、新たな予算項目として、別の予算書の説明資料の四ページで、新規項目として一千百万円ほど予算を付けるということになっております。この予算を付けるという意味は、ここに書かれておりますノウハウを活用しということですから、このノウハウの活用に対して一千百万円ほど予算を……
○中原爽君 小峰先生にお尋ねしたいと思います。 先生の御説明で、合計特殊出生率、これ日本だけが下がる一方だと、日本特有の原因があるのではないかというふうに御説明いただきました。それで、別途、名目GDPと一人当たり国民の所得の図表において、名目GDPは国際比較で二位とか三位の上位でありますけれども、国民の一人当たりの所得というのが非常に低い。したがって、国民一人当たりの所得とGDPの格差があるということだと思います。 このことについて、出生率が日本特有の原因があって低下しているというのは、恐らくこのGDPと国民一人当たりの所得の格差、これが先生おっしゃっておられるように日本型の雇用慣行から来……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 連合の逢見参考人の方にお尋ねしようと思いますが、御提示いただきました資料の四ページ、図の八がございます。特にこの中で六十時間以上の労働時間のグラフ、特に男性の方が六十時間以上ということは、法定の時間数からもう二十時間もオーバーしているという状況なんですが、特にこの働き盛りの三十五歳から四十代にかけてオーバーしている時間があります。この時間について図の九の方と見比べてみますと、仕事の優先とかいろいろ書いてございますけれども、こういった形で男性が二十時間も労働時間をオーバーしているということについて、もちろんその時間に対応した超過勤務の手当なんかは出て……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 江戸川区の区長さん、多田区長さんにお尋ねしようと思います。 御提示いただきました江戸川区のカラーのパンフレット、一番最後のページ、見開きのところでありますけれども、右側が二十三区内でナンバーワンという数字を挙げていただいております。その中で、保育園の入園児童数が九千二百余ということでありまして、左側のところの表で見ますと、区立の保育園が五十三、私立が二十八、合わせて八十一という保育園数で九千二百名という形になっていると思います。それと、左側の下の方で、私立の幼稚園の児童数でありますけれども、一万一千九百四十一名、これが左側の私立の幼稚園数で三十九ござ……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 堀口先生にお尋ねしたいんですが、前もって先生からいただいております鼎談の資料の一番最後のところで先生はおまとめになっておられるんですが、この性感染症、STDについて、さらにオーラルセックスのことを考えると耳鼻科、口腔外科の先生方も無関係ではないというふうにまとめておられるんですが、私の専門は口腔外科でございまして、今日見せていただきました十二番の資料、スライドでありますけれども、そこにこのSTD感染患者の急増で、特に肺炎の病原体としてのクラミジアが、その感染経路はオーラルセックスだと、こういうふうにスライドに出ております。 私の専門から見ますと、……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 品川先生、参考人に伺いたいと思います。 所得税制につきまして、先生の御説明ですと、個人単位の課税ということではなくて家族単位という考え方をお示しになっておられますが、この家族単位というのは、先生の御意見にもあったかと思うんですが、夫婦の単位と、それからフランス方式のN分のN乗の家族単位ということについての所得税制の掛け方ということだと思います。 それで、このN分のN乗についてフランスが現状うまくいっているのかどうか。というのは、人口が増えているのかどうかということが一つと、それと、税収と控除のために出ていく部分とのバランスが当然国家としてはその……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 お手元に三枚ほど説明資料、メモを配付いたしました。右下の方に数字の番号が振ってございます。 前回は、参考人聴取について、二分の二乗であるとかN分のN乗であるとか、税制上の問題が、意見が参考人から出ておりますので、そのことを少し確認をしようと思いましてメモを作ってきました。 一番の資料ですけれども、縦方向に労働時間数を取りまして、横方向に年収を取ってございます。 縦方向をごらんいただきますと、法定の労働時間四十時間、一週四十時間でございますので、その四分の三以上の時間数を働きますと、専業主婦あるいは三号の保険者が働きますと、結局二号の、厚生年金の保……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 厚生労働省にお尋ねしようと思いますが、少子化対策の資料につきまして、武見副大臣からページを追って御説明をいただいたところであります。 この資料の十四ページになりますが、「労働時間等設定改善法の概要」という項目がございまして、ちょうど左側の中ごろに労働時間等設定改善指針、厚労大臣が策定されるということのようでありまして、右側に四角囲ってあるその指針の概要が記載されております。一が「基本的考え方」、二が「事業主等が講ずべき措置」ということでありまして、この指針の主な内容は、事業所、事業主に対する指針というニュアンスが強いように見受けられます。 ペー……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 大澤先生にお尋ねしようと思います。 労働時間の件でございますが、私どもこの調査会は、前回、関係省庁から意見を聴取いたしました。その際、厚生労働省からいろいろなデータが出されまして、法的なというか労働基準法上の週四十時間ということを所定の時間というふうに見て、それよりも短い三十五時間未満のいわゆるパートタイマーというか非正規の社員であると、こういう人がこの十年間に増え続けている。大体六%ぐらい増えている。それと、逆に週六十時間以上労働、いわゆる正規の社員に当たると思うんですが、これも増え続けていると。したがって、その三十五時間から六十時間の間の労働……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 河合参考人にお尋ねしようと思います。 今出ておりますスライドの一番下の段、不妊治療費用の補助は少子対策であってはならない、これはもうおっしゃるとおりだというふうに思います。この費用の補助の問題なんですけれども、また別のスライドでは、卵子のピークが三十三歳だということと、それと前にお出しいただきましたレジュメの体外受精による妊娠率がやはり三十三歳から四歳ぐらいから急激に減少すると、妊娠率がですね。これは佐藤先生の資料にも同じようなものはあったと思うんですけれども、現在、不妊治療の人口が四十七万組ということだそうですが、そうしますと、この補助の在り方……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 根津参考人にお尋ねしようと思いますが、出産といいますか、妊娠適齢の年齢からいいますと高年齢、四十歳近い、あるいは前後、多分排卵の誘発剤を多用するという症例も多いと思うんですが、そうしますと、先生御説明のように多胎妊娠が起こると。私が承知しております御夫婦は、この誘発剤によります多胎妊娠で双子の男の子を出産しましたが、一卵性という意味で二人ともダウン症だったということでございました。 そういう意味で、着床前の診断ということと、それから染色体を調べるということが、特に四十歳前後の方についてどういうふうに考えたらいいだろうかということをちょっとお尋ねし……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 平野参考人にお尋ねしようと思います。 いただいておりますカラーのパンフレットの一ページ、最初の一ページでありますけれども、ここで事業内容が明示されております。建築設備それから各種プラント、それと営業から経理等の専門事務職の人材派遣と、有料の職業紹介と、こうなっておりますけれども、ここで人材派遣というのは、いわゆるその紹介派遣業、派遣業を営んでおられるのかどうかということをお尋ねしたいと思います。 現在、厚生労働省は、短時間労働者の雇用の改善を図るということで労働基準法の改正を行うということになってきておりますけれども、派遣業といいますと、年齢に……
○中原爽君 自由民主党の中原でございます。 小塩先生にお尋ねしたいんですが、今日いただきましたレジュメの九ページ、スライド番号で十七番でありますけれども、「厚生年金「マクロ経済スライド」の発想」ですが、これは国会では大騒ぎをしましてこのマクロスライドを導入したんですけれども、先生もおっしゃっておられるように、これが労働力人口の減少分と平均余命の延びということで、それに見合った分ということなんですが、労働人口が減るということは平均余命が延びるということにつながっているわけで、この辺りのところから、この見合った分を実質賃金から差し引いてもプラスにはならない、マイナスであります。あるいはプラスマイ……
○中原爽君 自民党の中原でございます。 青森の佐々木市長さんにお尋ねしようと思います。三点ほどお聞きいたします。 一つは、青森市の空き家率が一二・五%で、全国平均よりは少しは増えているということですが、平成十年からはこの増加率が非常に伸びているようでございます。空き家というのは結果でございまして、その空き家になる以前に高齢者が亡くなったのか、あるいは前の住人がどこかへ引っ越したのか、いろいろ個々まちまちだと思いますけれども、空いてしまったという結果があるわけですね。そうしますと、計画をされておられるこの優良住宅ストック、あるいは住替えバンク、仮称とおっしゃっていますけれども、これと現在のこ……
○中原爽君 お手元に資料を四枚ほど配付をさせていただきました。 十分の時間でございますので、最初のページ、右下にページ数を打ってございますけれども、平成十七年の十月に本調査会として、テーマが団塊世代対策等少子高齢社会の課題に関する件と、こういうことでございまして、内閣府、文科省、厚労省からそれぞれ説明を聴取いたしました。そのときに、内閣府は全般的なこと、それから、文科省はどちらかといえば少子問題を説明されて、実際に団塊世代の説明をされたのは厚労省が説明をされました。 そのほかに、この団塊問題について、元経済企画庁長官の堺屋太一先生以下、参考人の御意見を伺った記憶があります。そのときに堺屋先……
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