このページでは高橋令則参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高橋令則参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○高橋令則君 平成会の高橋でございます。 初めに、今回の米価問題について質問させていただきますが、今の服部先生の御質問と重複する面もございますけれども、お許しをいただいて順次質問をさせていただきたいと思います。 私も農業行政にかつて携わったことがございますし、また農家出身でございますので、農業・農村に非常に強い関心を持っております。我が国の農業・農村の持つ重要性については、これは今も昔も変わらないというふうに思っております。 しかしながら、そうは申しましても、重要性は変わらないとしても、農業・農村のあり方といったものは時代の言うなれば社会経済万般のさまざまな変化に対応して変わっていかざる……
○高橋令則君 平成会の高橋でございます。 畜産物価格決定に関係する諸問題についてお伺いをさせていただきます。 先ほど菅野委員からもお話がございましたことしの畜産物価格決定は、昨年の十二月に決定されたいわゆる酪肉近代化基本方針策定後の最初の年度と申しますか、時期にあるわけでございまして、このたびの価格決定に当たっては、この方針を今後具体化していく一つのステップとしても位置づけられるものかな、そのように思っております。 そういったことを前提にいたしまして、この重要な酪肉近代化基本方針の策定のねらい、そしてまたこれを実現させるための今後の具体化の方向といったものについて、基本的な問題でございま……
○高橋令則君 平成会の高橋でございます。 一昨日、大臣から提案理由の説明をいただいたわけでございます。今回の植物防疫法の一部改正でございますけれども、申すまでもなく、農業生産にとって病害虫防除対策は極めて重要でございます。そういう意味で、植物防疫に当たられる皆様方も大変御苦労されているわけでございまして、その労をまず多としたいというふうに思います。 しかしながら、一たん発生をいたしますと病害虫の被害は非常に大きく、また農家の負担も大変でございます。特に、国内もさることながら、国外との関連で病害虫対策は重要ではないかというふうに思っております。 今回の改正は国際植物検疫に関するものでござい……
○高橋令則君 平成会の高橋でございます。 今回の三法案に関連し、またそれに絡んで林業問題について少し質問をさせていただきます。 まず最初に、法律関係でありますけれども、木材の安定供給法の方です。それに絡んで法の第二条第一項及び法の第四条第一項に指定地域及び事業計画の定めがあるわけですが、指定地域の要件に合致する地域としてどの程度を考えておられるか、その指定の見込み数をお尋ねいたしたいと思いますけれども、どういう考え方でどのような地域を全国で何カ所ぐらい。 それから次に、事業計画についてはその指定地域内で一定のものについて計画策定を進めていくわけですけれども、その設定数がどのような形で進ん……
○高橋令則君 中山間地域対策一本に絞ってお尋ねをしたいと思います。 中山間地域対策は、先ほど服部先生もお触れになりましたけれども、我が国の農業農村にとりまして、また永続可能な我が国の社会全体を構築していくためにも喫緊の重要事である、このように思っております。ウルグアイ・ラウンド対策の一環としても取り組みが強められております。言うまでもなく、新農政の展開以来、これが国の施策として重要な位置づけを占めてきていることはまことに意義あることだというふうに思っております。 そこで、特にウルグアイ・ラウンド対策の一環として進められてきたこれまでの中山間地域施策の進捗状況、平成八年度の新しい取り組み、そ……
○高橋令則君 平成会の高橋でございます。 ただいま御説明がございました米審に対する諮問等につきまして質問をさせていただきます。まず、大臣に二点ほどお尋ねをいたしたいわけでございます。 先般、去る二十六日に、当面の水田農業対策等々につきまして、私ども新進党といたしましても大臣に要望をさせていただきました。御承知のように、JAを初め各団体、そして関心のある方々からこういったことにつきまして多々要望があり、私どもとしても十分検討いたしまして、そして大臣に要請に参ったわけでございます。 その内容は、改めて申し上げるのもいかがかと思いますが、六項目にわたっておりまして、一つは、生産調整は現行面積を……
○高橋令則君 平成会の高橋でございます。 まず、質問に入ります前に、大臣は風邪を引かれて体調を崩されたというふうに伺っておりましたが、お元気にお出になられましてまことに大慶に存じます。科学技術行政の最高責任者として、そしてまた国事多端の折から、国務大臣として、これから十分御自愛の上御精励をいただきますようにお祈りを申し上げます。 質問をさせていただきます。 一番先の質問ですけれども、先ほど吉川委員からもお話がございましたが、このたびの平成九年度、そしてまた、私ども必ずしも補正でやることに賛成はいたしておりませんでしたが、平成八年度の補正予算で計上された科学技術関係の全体の予算の伸びといっ……
○高橋令則君 平成会の高橋ですが、質問をさせていただきます。
まず、今回の事故について共通していることは、「もんじゅ」の事故の教訓が生かされていないのではないか、またか、そういう印象が強いわけでございます。
そこで、まず冒頭に「もんじゅ」の事故で動燃はどういうことを学んだか、それに対してその後どのような処置をしたか、それが今回どのように生きたか、これを整理しておっしゃってください。
【次の発言】 今、情報連絡のことだけおっしゃいましたが、「もんじゅ」の事故で学んだのはその通報の問題だけですか。
【次の発言】 今、加藤局長がおっしゃったことを再処理工場について具体的に言ってくれませんか。
……
○高橋令則君 動燃の事故について、今までのさまざまな質問と重複を避けて一点だけお尋ねをしたいと思いますが、減容率の実験についての報告は今回初めてお聞きをしたわけでございます。これは、実験の計画それから進め方については動燃のいろんな内部規定があろうかと思いますが、それらに照らして適正なものだったんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、今後の事故の解明いかんによっては、正規な手続によっても防止し得たか、いわゆる今回の事案発生ですね、それが明らかになってくるというふうに考えていいわけですね。
【次の発言】 それを待ってまた質問をさせていただきたい、そのように思います。
○高橋令則君 法案に関連をして、少し前提となります条約の問題をお尋ねしたいと思います。 いわゆるCTBT、包括的核実験禁止条約そのものはきょう午前中、参議院で承認議案として可決をされております。そういう意味で、まさに我が国が条約の実施に向けて大きく踏み出したということが言えるわけでございまして、非常に意義のあることだというふうに理解をしております。 しかしながら、さっき北岡委員も言われましたように、条約の発効まではどうも相当山がありそうだと。条約そのものを我が国は批准したとしても、国際的に本当に効力を持つまでにはどうも一山も二山もありそうだというふうなことが大いに懸念をされているわけです。……
○理事(高橋令則君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
猪熊委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を行います。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十七日、川橋幸子君が委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についてお諮りいたします。
猪熊委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
前委員長の猪熊重二君から発言を求められてお……
○高橋令則君 行政改革、各般にわたりまして現在の最大の課題になっておるわけでございますが、私はその中に国有林野事業の改革も当然含まれている、このように認識をしております。大臣の所信表明の中にもそのくだりが触れておられるわけでございまして、農水省の方もそのような御認識できちんとお取り組みになる、そのように理解をしております。 そこで、私は幾つかの点について現時点のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 まず、その前提として、林野庁当局は国有林野事業の現在の経営状況、これをどのように認識しているか。これは極めて簡単にやってください、私も一応読んでいますから。
○高橋令則君 平成会の高橋でございます。 森林病害虫等防除法関係についてお尋ねをしたいと思います。 今回の改正は、いわゆる臨時措置法でやってきた、時限法でやってきた松くい虫の被害対策特別措置法を溶け込ませるということに主眼があるように承知をしておりますが、まず基本的な問題として、今まで松くい虫対策は累次にわたって五年の時限立法で対処してきたわけです。 それで、今回はその方針を転換するということでございますから、まず最初に、今までなぜそういう五年の時限立法でやってきたのか、それではこれからやっていけなくなったのか、その辺の理由をお尋ねしたい、このように思います。
○高橋令則君 水産業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして質問をさせていただきます。 今回の改正は、大臣の趣旨説明を拝見いたしまして、信用事業を中心として漁協系統の経営の健全性を図るためということで理解をいたしております。それは、今日の漁協だけではなく銀行を含む我が国の金融秩序の現状からしてやむを得ないことかなという理解は私もいたしておるわけでございます。 しかしながら、これは先ほど三浦委員がおっしゃいましたけれども、漁協は非常に基盤が違うんです。私も、実態から見てかなり脆弱である、それから態様も違うというふうな点から、金融秩序の一員としての整備はしなければならぬけれども、これをある……
○高橋令則君 家畜伝染病予防法の一部改正につきまして、私からも質問をさせていただきます。 今、岩永委員から台湾の口蹄疫について非常に適切な御質問がございました。私も同じような気持ちで聞いておりました。ぜひこの口蹄疫対策はきちんとやっていただきたい。これは要望にさせていただきます。 別な角度で関連してお尋ねをしたいんですが、きょうの新聞によりますと、台湾産豚肉の輸入を禁止した影響で価格高騰が生じてきている、農水省は二日、豚肉の輸入価格を引き下げる方向で検討に入ったと、このような記事が出ております。 台湾の口蹄疫は、防疫対策の面でも十分これは注意をして努力をしていただかなければなりませんが、……
○高橋令則君 平成会の高橋でございます。 私の前に質問された関根委員からは長年御指導をいただいておりまして、めり張りのきいた御質疑を伺っておりましたが、そのようにできるかどうか非常にじくじたるものがありますが、これから総理及び閣僚の皆様方に質問させていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 私は、まず行革をテーマにしまして、その中でも地方分権の推進を中心に質問させていただきたいと思っておりますが、その前に、いわゆる総理が言われる六つの改革を必要とするような我が国の厳しい行財政環境の中にありましても、やはり政策的に我が国として重点的に配慮しなければならない分野といったものがあると思……
○高橋令則君 石参考人及び芹生参考人には、お忙しいところおいでをいただきまして、まことにありがとうございます。また、先ほどは大変参考になる御意見をちょうだいいたしまして、ありがとうございました。私は、平成会を代表いたしまして、お二人に御意見をお聞かせいただきたい、このように考えております。 まず最初に石先生ですね、財政構造改革、これは我が国が直面している財政の窮状からしてだれが考えても大変なことだ、手をつけなければいけない、何とかしなきゃいけない、これはもう共通の考えだと思うんですね。 しかしながら、それがどの程度国民一般に浸透しているかというと、かなりこれはいまだしてはないかな。しかも、……
○高橋令則君 平成会の高橋でございます。 私は科学技術特別委員会に所属をしておりまして、この動燃の問題のうちのアスファルト固化処理施設の火災爆発事故につきましては、去る三月十七日、当該委員会で詳細に質問をさせていただきました。 その委員会では、私の理解では、ベルギーからの技術移転によるアスファルト固化処理施設の導入の是非。そしてまた、火災の危険がある施設でございますので、それに対する防災施設、スプリンクラーとかそういうものの防災施設の整備、設置。そしてまた、訓練とかいったものを含めた運用のあり方。それから大きな問題として、「もんじゅ」の事故の教訓が果たして生かされたのか、生かされていないの……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。二、三質問をさせていただきます。 まず最初に、地方分権についてでございます。既に午前中にお話もあったわけでございますけれども、私もまずそれをお聞きしたいと思っております。 第四次まで勧告がそれぞれあったわけでありまして、その評価もそれなりに私はしております。しかしながら、その中で地方分権の実態といったものはまだまだほど遠いというふうな評価もございます。そういう意味では総理の指示は当然ではないかな、そんな感じを持っております。 まず最初に、第四次にはない、これからやる第五次になりますか、そういったことについて、何を重点的にやっていかれるのか、その考え……
○高橋令則君 大臣にお伺いをいたしたいと思います。
既に御承知のように、二十七日だったと思いますが、総務庁の調査としていわゆる完全失業率、それが三・六ですか……
【次の発言】 そうでしたかね。非常に悪い率が出ております。
一方、大臣もごらんだと思いますけれども、これは警察庁の調査で出ていますけれども、九年のやつがどうかなと聞きましたら、まだ間に合わないそうでございまして、古い資料になりますけれども平成八年のときに自殺した原因の数が出ていますが、これが三千二十五人です。これが、相当前にと申しますか、例えば昭和三十二年では千八百四十二人。最近非常にふえてきているんですね。それで九年は、さっき申……
○高橋令則君 十年度予算及び補正の問題に絡んでお伺いしたかったんですが、恐らく次の補正の問題にもう入ってくるというふうに思いますし、また先ほど松村委員からもお話がございましたが、私は、この件については、今後地方財政にしわ寄せが来ないように、そういうことについて十分な努力をお願い申し上げたい、これは要望したいというふうに思います。お願いします。 それから次に、国庫補助負担金の問題でございます。これについては先ほど渡辺委員からも話がございましたけれども、私は、まず十年度予算に絡んでどういう適正化の努力がされたか、その内容をお聞かせをいただきたい、このように思います。
○高橋令則君 三人の先生方には御苦労さまでございます。 端的にお聞かせをいただきたいんですが、今度の風適法の改正の対象となっている画像なんかを見ましてちょっとびっくりしているんですけれども、ああいうことが放任では困るなというふうな認識をしております。それは恐らく先生方も同じではないかと思うんですね。 ただ、そうはいいましても、インターネットの世界、そして電気通信の世界でそれが別な意味で法の利益を阻害するというのもぐあい悪いと思うんですね。 それで、一つは堀部先生にお尋ねしたいんですけれども、この風通の今度の案でない形で、電気通信法の世界で別の形でこういうふうな法益を守る方法が、自由にでき……
○高橋令則君 自由党の高橋と申します。今回のお三人の参考人の皆様方に御礼を申し上げます。
私は、まず戸波参考人にお尋ねしたいんですが、問題は秘密とそれから時間的な問題だと思うんですね。しかし、これはアメリカなど他国ではもうやっているわけですので、この二つをクリアするような方法は何かないのか。研究されている中で、特にアメリカあたりでそういうふうな方策がないものかというふうなことを考えるんですが、もしあったらお聞かせをいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
中條参考人にお伺いしたいんですが、ロサンゼルスは情報については非常に新しいというか、非常に速いわけです……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 このたびの公職選挙法の一部改正につきましては、かねてから多年の懸案でございまして、私どもも、我が国の憲法の前文、関係条文から見まして、国民の参政権を確保するため適切な措置を要請されるのは当然でありまして、このことから在外邦人の選挙制度の実現は当然である、このように考えております。その意味におきまして、このたびの制度化は、憲法の要請、先進諸国の比較等から当然もっと早くというような認識を持っておりますが、この実現を喜び、かつ賛同したいと考えております。 以下、法律案につきまして質疑をさせていただきたいと思います。 実は、まず制度の認識について大臣等か……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 地方自治法等の一部改正、この改正につきましては、これまでの都そして区、そしてさまざまの方々の御苦労と経過を拝見いたしまして、それなりに評価し、そして敬意を表したい、このように考えております。有働議員からお話がありましたように、画期的な制度である、そのような認識を私もいたしております。そういうことを前提にしながら、質疑をさせていただきたいと思います。 ざっと見て、今回の改正は、現状の都道府県、市町村、そして現在の特別区、こういった現状を見てその中でのそれなりに大きな改正であるというふうには思うんですけれども、私はそれはそれと評価をしながらも、ちょっと……
○高橋令則君 今回の法律案は、趣旨については大臣が述べられたとおりのものと、私も同じように考えております。 ところで、前回の第十三回の選挙の分析について識者がやったものを見ますと、今回の調査結果で注目すべきものは、政治不信の高まり、それから無党派層の増大、そして投票率の低下である、この三つが関連しているようであります。 今回の法律案による次の第十四回の統一地方選挙については、実績がどうなるのかわかりませんけれども、前回の選挙後のさまざまな情勢の変化から、率直に申しましてより厳しい結果になるのではないかというふうに心配をしております。 これは、言うなれば民主主義の衰退につながる非常に重大な……
○高橋令則君 今回は本当に広いいろいろな御意見をいただきまして、ありがとうございます。 最初に、天野公述人にちょっとお聞きをしたいんですけれども、中小企業団体の補助の問題で幾つかございました。 これを見ていますと、国の制度が地方に回って、そういうことによってちょっと弱っている、何といいますか、切られていくというようなことを心配しているようですけれども、必要性があれば国であろうと地方であろうと変わりがないと思うので、特に地域の実態をわかっている県あるいは市町村がむしろ必要性といったものを感じているのであれば、それによって弱くなっていくということはちょっとわからないなというような気持ちもありま……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。二、三質問をさせていただきます。
まず最初に、災害について質問をさせていただきます。
先ほど大臣から所信のお話がございました。この中に、このたびの八月以降のいわゆる大雨災害の話がございました。これに対して、地方財政の上でもそれなりの対策が必要ではないかというふうに考えております。ここに一定のお話がございましたけれども、改めてこの大雨災害についての対策、対応についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 当岩手県の問題についてお話をいただきまして、恐縮をいたしました。これは全体的な問題でございますので、この大雨大災については適切に対応を……
○高橋令則君 もろもろな事情もございますので、一点だけ大臣にお聞かせをいただきたいと思います。と申しますか、私の意見のようなつもりで申し上げるわけですが、所見をいただきたいわけでございます。 各委員の御質問や御意見をいただき、また特に先ほど清水委員がおっしゃったことについて私同感でございます。地方の窮乏というのは非常に厳しい、生なかの方向ではもう出てこないだろうというふうに私は思っております。よほど大胆な改革をしなければできないだろう、それは税だけでは多分できないだろうというふうに私は思います。 我が党も提案をしておりますけれども、社会保障システムを、これも保険料の問題にあるわけですけれど……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 ちょっと私事にわたりますが、私はまだ若干障害が残っておりますので、申し上げることがスムーズにいかないかもわかりませんので、それは了承いただきたいというふうに思います。 まず最初に、この二法案は、私は明治以来の本当に大きな改革、このように考えております。そのために法律案ができました。そしてまた、それは第一歩でありまして、今後さらに第二点、第三点にわたっていろんな政策が展開されていくだろうというふうに期待をしております。それによって改革ができるというふうに考えております。 この改革を実現するためには時間も必要だろうと思うんです。それから人も必要だと思……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 十六日に質問をさせていただきまして、そのときは、言うなれば人の問題を、国、地方、そしてまた国民全体的に地方分権、この改革をしなければできないということをお話し申し上げ、大蔵大臣からもお話をいただきました。 私は、今回は財源の話を少し踏み込んでお話しいただきたいと思っております。というのは、俗に言う三ゲンの一つではありますけれども、権限があっても、そしてまた人があっても、結局最後にいくとお金の問題になってしまうわけです。 御承知のとおり、今の国そして地方の財源というのは六、四になっているわけでありまして、それに対して支出の方はたしか七、三ぐらいかな……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 質問を申し上げる前に、国会図書館の資料を取り寄せました。九百七十九件、これは一九九七年から一九九九年三月三日までの短い間に一千件に上るマスコミのスクラップです。膨大な量があったわけです。私はその一部をちょっと見たんですけれども、マスコミの言っていることがすべてというわけではありませんけれども、この問題に対する国民の関心、そして不信感というものの大きさをひしひしと感じたわけであります。 そういう意味におきまして、今回の不祥事は防衛庁、そして関係省庁含めてぜひ徹底的に究明し、報告なんかで出ていますけれども、まさに防衛庁発足以来の総決算という形できちんと……
○高橋令則君 ODAの質疑も今回で三回目ということでございまして、もう既に各委員から重債務の問題、それからインドネシアのいわゆるリベート問題などいろんな問題がございました。それをお聞きしまして、私もまことにもっともだということで同感するところ多々ございます。 私は、それを重複することを避ける意味で情報公開と広報の問題について取り上げたいというふうに考えたわけですが、馳委員から冒頭話がありました。これもダブった形になりますが、多少違うかもしれません。ちょっとお聞きしたいわけです。 馳委員がおっしゃった四月二十四日に発表された総理府の世論調査のアンケート結果、これを見てみると、そのとおりなんで……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 今、梶原先生とちょっと関連があるなと思ってお聞きをしているんですけれども、お三人にお願いしたい。 実は、外交に関する世論調査を見ていますと、二十年ずっとODAに対する国民の関心が下がっているんですね。もう時系列的にはずっと下がっている。ODAの重要性から見てこれは心配だというふうに思って、その分析はどうだということを外務省に話を聞きましたら、外務省はこう言っているんです。ほかの国でもいろいろあります、その中でも日本はまだいい方ですという評価なんですね。 私は、果たしてそうかなと、心配しながらそうかなと思っているんですけれども、お三人はそれぞれ専門……
○高橋令則君 自治大臣と同じ、たった一人の委員であります自由党の高橋でございます。 大臣には、我が党の言うなれば代表として日夜御苦労され、そしてまた御健闘されておられることに対して心から敬意を表します。どうぞ御自愛の上、国民のため、国政のために御尽瘁をどうぞよろしくお願いいたします。 まず、地方分権の推進についてお伺いをいたします。 所信におきまして、「明治以来形成されてきた中央集権型行政システムを変革し、」という言葉がありました。私も同感とするものでございます。そのために一連の措置も出てきております。 しかしながら、これを見ておりますと、明治以来の変革云々という大改革にしては、もっと……
○高橋令則君 まず私は、コンピューターの西暦二〇〇〇年問題について御質問を申し上げます。 この問題は、国民生活と産業全般に影響を及ぼす極めて重要な問題であると認識をしておりまして、官民挙げて積極的な対策を講じなければならない、このように考えております。我が自由党におきましても、必要な関係の議員が一緒にチームを設けまして、そして取り組んでいこうというふうになっております。 それはそれとして、全般の問題でございますので、当然ながら各省庁に関連をしております。昨年の九月ですか、総理もおっしゃったようでございますけれども、内閣が挙げて行動計画を策定されたというふうに承知をしております。当然自治省も……
○高橋令則君 私は、最初に中小企業対策について御質問をさせていただきます。 経済の状況は依然として厳しい状況にある、このように認識をしておりまして、今後の政府そしてまた地方、何事もその中でも最も重要なのが民間でございますけれども、まず先陣そして第二陣として公的な支援というふうなものが非常に重要であるというふうに考えております。その中で中小企業対策というのは極めて重要であると考えております。 私どもは、その中小企業金融対策の中で信用保証制度の問題、これがこの全体的な経済対策の一環として重要な一角であるというふうにかねてから考えておりまして、党の中でもそれを取り上げ、そして政府に対しても与党に……
○高橋令則君 運輸大臣に不審船の問題について御質問をさせていただきたいと思います。 経過とか対策につきましては既に各委員から質問がございましたし、答弁もございましたので、それは私は繰って、まず第一点は、これも関連があったわけですけれども、いわゆる巡視船の整備の問題、これは富樫委員も言われたんですけれども、私も何遍も同じようなことを申し上げているんですけれども、非常に不十分ではないかと思っているわけです。 例えば、護衛艦に比べると非常に老朽化しているというふうに私は思っているんです。五百を超える船を持っているわけですね。ですから、もっとやっぱり計画的な整備をしなければならない。海自の方は中期……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。二点ほどお伺いしたいと思います。 まず最初はチャイルドシートの問題でありますけれども、その前にシートベルト自体の問題です。 御承知のとおり、シートベルトの着用状況を見てみますと、制度化されたときには非常に高かったんですね。ところが、例えば平成三年では七四・三という、これはボトム、一番低いところですね。それから、今一般道路のことを申し上げたんですけれども、高速では平成四年に八五%というふうなことで、それが今ではまた若干上がってきまして、九年は八五%、そしてまた高速では九三%ですか、ところが、運転手ではなくて隣の助手席、これは七八・三というふうになぜか低……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。
今回の地方公務員法等の一部改正の内容につきましては、適正かつ必要な内容だというふうに考えておりまして、今後この制度について運用の適正をさらに努力していただきたいというふうに思います。
私は一点だけ、懲戒の問題の取り扱いを確認しておきたいんですけれども、A省に入省してB県に出向し、そしてまたA省に復帰した場合の最初のA省の懲戒事由でA省に復帰した後に処分するだけだというふうに後で聞いたんですけれども、そのとおりですか。
【次の発言】 そのようなケースについて、A省そしてB県で何か不祥事があって、そしてA省の中で復帰後に発覚したというふうなケースがある……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 私は、自治大臣と政府委員に質問させていただきますので、衆議院の先生方は結構でございますので、お休みいただきたいと思います。 この法律の一部改正については、私は、まずそれを必要とされる環境に関する認識を申し上げたいと思います。 高度情報通信社会の到来、その必然性については既にもう多くの識者が以前から指摘されているところでございます。その状況について、平成十一年の通信白書を眺めてみました。 現在、インターネットが急速に普及しておりまして、十年度における我が国の十五歳から六十九歳のインターネットの利用者数は約千七百万人とされています。我が国における主……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 質問をさせていただきたいと思いますが、まず先に、私は、各委員の質疑、そしてまた参考人の方々の意見をお聞かせいただきまして、それなりに蒙を開いたというんですか、自分なりにやった分のほかにいろいろな意味で勉強させていただいたと思っております。 また一方、極めて大事なプライバシーの問題については、政府もそうですけれども、三党プロジェクトの中で検討していくということで、今私も入っておりまして三回勉強させていただいたわけですけれども、極めてこの問題は重要である、責任を持ってやらなければならないということを改めて認識しているわけでございます。 そういう観点か……
○高橋令則君 参考人の三人の先生方、本当に御苦労さまでございます。 私は自由党の高橋でございます。 まず最初に、野村先生にお聞かせいただきたいと思うんですけれども、OECDの八原則がございます。これについては日弁連の意見の中にるるいろんな項目がありますけれども、自治省の説明では、今まで四年ぐらいありましたか、その経過の中で相当改善した、したがってOECDの八原則のかなりの部分、かなりの部分というような表現は適当じゃないかもしれませんけれども、それに合わせて修正をした、したがってそういう国際的な関係からも十分ではないか、こういう表現で言っておりますが、一方、日弁連ではそうじゃないんじゃないか……
○高橋令則君 四人の公述人の皆様方には大変御苦労さまでございます。私は自由党の高橋と申します。何点か御質問を申し上げたいというふうに思います。 まず最初に、青木公述人にお聞かせをいただきたいと思います。 一つは、今の社会というのは、カードそしてまたコンピューターがないとできない、実態的にはそうなんですね。それで、それがどんどん進んでいる。ネットワークの使い方を見ていると本当に年々すごく増してきているんですね。 そういった点から、行政としてはやっぱりコンピューターあるいはカードを含んで高度情報化というのは避けられない。それに対して、受けるんではなくてやっぱり攻めるというんですか、積極的にそ……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。
私は、最初に大きな問題と申しますか、そういう御質問をしたいと思うんです。不正アクセスを禁止する法律がないのはG7の各国では我が国だけだ、こういう資料がありますが、これを今回やっているものと私は認識をしておるんですけれども、そのとおりであるか。そして、この内容は、指摘されているG7各国の対応する法律との関係は十分であるかどうか。それをまずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今回の法律は、G7のこの部分についての中身をおおむね充足しているかどうか。
【次の発言】 大臣に御質問させていただきたいんですけれども、バーミンガム・サミットのコミュニケ……
○高橋令則君 年金福祉事業団関係について質問をさせていただきたいと思います。
既に各委員からるるお話がございまして、同感とするところが多々ございます。
具体的な話に入りますけれども、融資事業関係です。
年金福祉事業団の事業年報によりますと、膨大な年度末残高があるわけですね。その中で、このうち回収が困難な破綻先債権あるいは延滞先債権、このリスクがある、管理しなければならない債権がトータルとして、あるいは中身としてどういうものが上がっているのか、その額と中身についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 延滞債権については、話があったように三百三十八億と私も把握しておりますが、ほかは……
○高橋令則君 質問をさせていただきます。 まず最初に、警察関係の問題でございます。既に各委員からるるお話がございましたので、具体的な問題についてはもう避けさせていただきます。 基本的にお聞かせをいただきたいわけですけれども、今回の神奈川県警の一連の不祥事件は本当に残念なことでございます。この中で極めて特徴的なのは、幹部がかんでいる、いわゆる警察キャリアの最高幹部の指示そして加担による組織犯罪である、そしてまた警察内部の機構を取り締まる監察が機能しない、逆にそれをむしろ工作、主導した。そして最後に、警察が管理している公安委員会制度、これ自体が形骸化しているというのがマスコミのまとめた指摘では……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 中小企業基本法の問題につきまして質問させていただきたいと思います。私は、全体的な問題について触れたいと思っております。したがって、既に各委員から触れられた部分が多分にございますけれども、お許しをいただきたいと思います。 まず、今回の基本法の基本理念あるいは方針といったものについてでありますけれども、私は、基本的にその中身については同感とするものでございます。 しかしながら若干、例えば用語の意義については、「経営の革新」という言葉がございますね。この響きといったもの、語感になるのかどうかわかりませんけれども、それだけではなくて、抵抗を感ずる向きもあ……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 大西、和田参考人の方々には大変御苦労さまでございます。 最初に、まさに原点をお聞かせいただきたい。何といいますか、御感想をお聞かせいただきたいわけですけれども、今企業にとって大変なことでありますのは、要するに起業する方々が少なくて、そしてリタイアする方が多くなりまして、それでこれは大変だということが基本なわけですね。 それは恐らく経済状況等から見てやむを得ないという、何といいますか、景気なり経済変化に対する環境ということを言うんですけれども、それだけでもないのではないのかなと。もっと個人個人の考え方とかそういうものも根底にあるのではないかと。もっ……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 中小企業特別委員会の二回目の質問でございますけれども、基本法が終わった後でございますので、各法についてお尋ねをいたしたいと思います。 第一点は、開業そして新規事業開拓の促進は我が国の現況からいたしまして極めて緊要であると、私も非常にそのように思っております。しかし、その対策、この法律もそうですけれども、もろもろにたくさんありますけれども、その前提は、やっぱりこれをしからしむる問題点というんですか、そういう問題点を摘出し、かつ的確な調査分析、それが前提でなければならない、このように思っております。 この新事業創出促進法の改正はこれに基づくものという……
○高橋令則君 自由党の高橋と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 お三人の皆様方には、大変御苦労さまでございます。 私は初めに河野参考人にお聞きしたいわけですけれども、実は私もある程度、ベンチャービジネスではありませんけれども、中小企業の事業を発掘したいと思って長年それなりに仕事の中でやってきたんですけれども、なかなかうまくいきませんでしたが、うまくいっているところもあります。その理由がたくさんあるんですけれども、寺内参考人からもお話があったように、人の問題だと思うんです。その中で、私は外的な問題として成功している例を申し上げると、大学の先生、そして行政の担当に熱意と時間が必要なんで……
○高橋令則君 質問させていただきます。
私はこの法案の趣旨、内容についてはこれまでの審議等によりまして大体承知をいたしておりますので、具体的な問題を避けて方針だけお聞かせをいただきたいと思います。
それは、行政改革における定員削減の意義及び必要性について、改めて内閣そしてまた長官の決意も含めてお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 承りました。
私も、行革そしてまた定数削減のためにはぜひともこれをそのとおりやっていただきたいというふうに思います。
その中で、一つは、定数削減というのはなかなか面倒なんですね、その数とか考えたら。したがって、一〇%そして二五%、これが国民全体にわ……
○高橋令則君 参議院クラブの高橋でございます。 この法案、二つでございますけれども、在日旧軍人軍属等に対しまして何らかの給付等の措置をしなければならないという気持ち、特に過去の反省のもとに誠意ある対応が必要ではないかという気持ちは私も大変持っております。それと同時に、このような措置をするためにはやはり国民の理解とまた税負担になるわけでございますので、きちっとした検討も必要ではないかというふうに思っております。 だんだん審議の中で、皆様方から説明もあり、また質問もあったわけでございますけれども、私は改めて事務当局から国内法そしてまた国際法を含んでトータルとしての全体的な説明を聞きたいわけです……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 私は、最初にまず警察関係に質問をさせていただきたいと思います。 この警察の不祥事は本当に残念至極でございます。私は、三十何年前か、地方、県におりまして、つき合いを長年させていただきました。長官、私は、留置人看守手当というのがありまして、それをつけるかつけないかという議論を入って、一日、夜そこに立って、そしてつけたことがある。それから引き続き、日額旅費を改定したり、こういうことを実務でやったんです。最後から申し上げますと、公安委員の人事をやりました。そこまでやりました、ずっと。それを見て、警察の人たちは一生懸命やっているな、おれもそういろんな仕事に関……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 予算にかかっての話をさせていただきたいと思います。 地方財政関係が最初でございますけれども、財政局長いらっしゃいますか。──地方財政については、基本的に言いますと地方分権の推進ということが基本になってくるわけですけれども、予算全体から見ますと、今までの流れを変える、当然といえばそうですけれども、できないわけですけれども、余り変わっていない、やり方とか何かは。そういう意味では、地方分権一括法が通ったわけですから、もっとダイナミックに推進されるべきだというふうに思っているんですけれども、そういう意味では、大臣を初め御苦労されていることは、御苦労の経過に……
○高橋令則君 私は、この二法について若干質問をさせていただきたいと思います。 この二法は、もう御承知のとおり平成十二年度の国の予算が十七日で成立したことによって、地方に対して同じような仕組みをやるための財政対策の、大きな意味の国、地方を通ずる財政対策の一環であるというふうに認識をしております。そういう意味では地方の当面の現実的な措置、必要な措置でありまして、中身を見ますといろいろございますけれども、もう次善のやむを得ざる対策ではないかと思っております。 これを、今後どうなるかということになりますと、各委員にもいろいろ意見がございますし質疑もございましたけれども、私も基本的には例えば経済が回……
○高橋令則君 二、三質問をさせていただきたいと思います。 今回の法案は、二つとも地方公共団体の運営の実態上から見て必要なことではないかと思っております。第三セクター等に対する派遣の問題、そしてまた任期付研究員の問題もそのとおりでございます。そういう意味でタイムリーな手当てだなというふうに思っております。 私は、包括的にそういうふうな必然性とか必要性といったものを十分理解しながら大臣にお聞かせをいただきたいんですけれども、私は今の各委員から話があったことをそのとおりだなと聞いてきたわけですけれども、私は一面で、地方分権の流れとは一体どうなるかなと。こういう法律に従って地方団体の細かな問題まで……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 まず、私は、今回の新潟県警の一連の不祥事は大変残念であるというふうに思っております。国民の怒りというのはそのとおりだというふうに思っております。私も質問したいわけですけれども、時間が極めて限られておりますし、また私は地方行政・警察委員会に入っておりまして、当該委員会でありますので、別途これを申し上げたいというふうに思っております。 ただ、一言申し上げますと、泉委員が二日の日にこの会議におきまして国会決議を提起されました。この扱いは今後の問題になっておりますが、ぜひ早急に各党の中で実現できるようにお願いを申し上げたい、これを申し上げておきます。 私……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 最初に官房長官にお聞かせをいただきたいんですが、私は、六日のこの委員会で総務庁長官に、三条機関、いわゆるその中で行政委員会のあり方というのを質問させていただいたわけでございます。そして、一定の方針をお聞かせいただいたわけですけれども、私の感じでは、もっと踏み込んで議論するべきではないか、国家公安委員会だけではなくて全体的にやっぱりやるべきではないかというふうに私は思っております。 それはなぜかと言いますと、私は地方団体にいたときにずっと見ておったわけですけれども、この行政委員会が全部だめだと言うつもりはありません。しかしながら、その運用を見ますと、……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 私は、警察の仕事、兵たんを長年やっていた一人なんですが、兵たんということは警察の人間ではないんですけれども、長年の経過を見ていますと、非常にこんなことがあったのかなという、もう本当に残念の一言なんです。 まず、私はお聞かせをいただきたいのは、なぜ警察がこうなっちゃったんだろうというふうに思うんです。しかも、どうも見ていると一時的、一過的な問題ではなくて、その一連のあれを見ていると通ずるものがあるような気がするんです。したがって、いわゆる根底にあるものがあるんだなというふうに私は思っておるんです。いわゆる根本的な反省とか切り込みがないと適切な対策なり……
○高橋令則君 私は、行政改革だけに絞って質問させていただきたいと思います。 今の我が国の実態は、行政だけに限らず、いろんな意味で問題が多々ある、いわゆる国難とも言うべき時期だと、そういう時期にあるというふうに私は認識をしております。そういう中にあっても、この改革の中で、この行政改革は特に重要でございます。それで、私はこれを推進するために、やっぱり行政、政治、一緒に取り組んでいかなければならないと思っております。 今回、政府でも本部を立ち上げて、そしてまた改めて大綱をつくるというふうに伺いました。この趣旨を大体お聞きしていますけれども、非常にいいのではないかと私は思っております。ついさっき、……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 最初に、官房長官にお聞きをしたいわけです。官房長官は、当然のことながら総理の補佐として、そしてまた政府をまとめるというふうな極めて重要な仕事をされているわけでございます。そういう意味で、それだけにこの重職に対しましてお祝いを申し上げるというのが、それが筋かと思うんですけれども、前官房長官の更迭といいますか、そう言うのかどうかわかりませんけれども、残念な交代によって就任されたというふうに私は認識をしております。 その経過については、これは新長官は入ってないわけですから私が申し上げるのは変ですけれども、そうは言ったってこの前官房長官の辞任の問題は政治の……
○高橋令則君 二、三質問をさせていただきます。
各委員の質疑によりまして大体わかりました。各委員がおっしゃるとおり、任用を厳格にかつ公務員のモラールを落とさないように、そしてまた乱用されることのないようにというふうなるる話がございました。私も同感でございます。それを改めて申し上げるつもりはございません。
したがって、少しグレードの低い話になるかもしれませんが、まず最初に、任期付職員の給与の決定の仕方ですね。基準はこれは人事院の権限になっているわけですね。したがって、その基準の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 研究員の例があるわけですから、したがって恐らくそれを基本にお……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。片山大臣とは長年御交誼をいただきまして、おめでとうございました。 私は、最初に、この一月に改革がありまして、そして総務省ができたわけですね。膨大な省でございまして、巨大省というふうに言われるわけですけれども、問題は単なる張りつけただけでは困るわけでありまして、これが融合して、そしてこの三省が効果を上げて、そしてメリットがあるような、そういうふうな仕組みにしなければならないと思っております。 そういう意味で、所信を拝見してそのとおりだなと思っておりますけれども、これをもう少し砕けて、もう少し大臣の所信と考え方をお聞かせいただきたい。特に、私は、結局、組……
○高橋令則君 片山大臣、あえて質問することを第一問として申し上げたいんですけれども、それはこの予算絡みの問題なんですけれども、予算委員会に私も入っておりまして、よくわかっています。よくわかっていますが、この委員会によって地方財政が決まっていくわけですから、あえて申し上げるのは、大臣の認識として、これだけ経済が変わってきているわけですね。そしてまた予算についても、大臣は御承知のとおりいろんな問題がありますね。 私は、政府の見通しでいいとは思わないんです。それからまた、全体として見るとともかくとして、個別にはやっぱり国の予算もそんなに適切とは言えないと私は思っているんです。 そういう中で大臣は……
○高橋令則君 私は一問だけ質問したいんですけれども、その前に、この恩給制度について私もある程度知っておりまして、今回の改正についても賛成でございます。それとともに、遺族会等にも私ども出ているんですけれども、総務大臣、これは要望ですけれども、総務大臣は御承知のとおり行革の担当でもございますし、公益法人の総括の大臣でもいらっしゃいますので、公益法人の適正な監督指導なりして御努力をいただきたい、これは要望でございます。 質問の一点は、今回の改善の中身を見ていますと、その前段の話は松岡先生からもございましたので全部抜きますが、いわゆる低い部分の低額恩給という、何というのですかね、低額部分というのが実……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 片山大臣には長年お世話になっておりまして、いろんな意味であれですけれども、本当にお喜びを申し上げます。 実は、大臣の発言を見ていまして、実は私が考えていることは松岡さんとぴったり合っちゃってこれはダブっちゃったんです。 お聞きしたかったのは、小泉さんはおっしゃるように改革断行内閣と言われたわけです。それを引っ張って大臣もおっしゃった。しかし、大臣はそうはいったって森さんのときの大臣じゃないのかな、それで本当にうまくミックスしてやれるのかね、本当でしょうかねという気持ちがちょっとありまして、それで大臣の認識とあれをお聞きしたいと思ったんですけれども……
○高橋令則君 法案を拝見しまして、私は基本的に賛成なんですけれども、二、三質問をさせていただきたいと思います。
局長、大変申しわけないですけれども、ケーブルテレビにちょっと関心があるものですから、ちょっと離れる話かもしれませんが、事業者数は今どのぐらいありますか。もう一つは、その経常収支というんですか、赤、黒というのも変ですがね、その状況をちょっと言ってくれませんか。
【次の発言】 古い話になるかもしれませんが、ケーブルテレビが私の地元でもできたときにいろいろ聞いてみますと、大変だという話を聞いているわけですよ。そして、条件が非常に厳しいわけですね、当時の郵政省のあれが。これは、なぜそうなっ……
○高橋令則君 電波法の一部改正に関連して、最初に、周波の割り当てが国際的に大きな問題なわけです。今の法案は、割り当てられた国内のあれだと思うんですけれども、その前に、前提として国際的な割り当ての状況、これをお聞かせいただきたいと思うんです。 御承知のとおり、何かこれは世界無線通信会議というのがあるんですね。ここで、大体二ないし三年に一回ぐらいずつ行われているんです。この問題には、これまでの我が国の基本的な態度、そしてまたその成果といいますか、それから今後の、今後といっても九月ですかね、もう既に議論しているんですかね、去年の。大体資料を見ていると、次回のWRCの準備会議ですか、あそこではもう三……
○高橋令則君 大分時間も経過していますし、二日間の審議で大分私も承知をしました。 それで、大きな問題だけ質問したいんですけれども、今の電気通信事業法の制定のときのいきさつをずっと調べたんですよ。それを見ていますと、もともといわゆる情報通信改革ということを頭にして、大きな行革の一環としておやりになったと。その一つは電電公社の民営化であり、もう一つはやっぱり競争の導入ですね。これが大きな趣旨だったように私は受け取っているんですけれどもね。その後の十五年あるいは十六年の今日に至るまでの経過をずっと見ていると、それがストレートに極めて理解できるような形で進んできたというふうには私はどうもそう見えない……
○高橋令則君 大分経過をしておりまして、各委員の質疑も尽くされているというふうに私は思っています。そういう意味で絞って、ダブる面もありますけれども、御了承いただきたいと思います。
第一点は、先に局長にお聞きしたいんですけれども、今の確認ですけれども、今回の法案によって地方税の軽減というのは変ですけれども、減るのはどのぐらいですか。
【次の発言】 そのぐらいの額だというふうに私もお聞きをしております。
さて、税制、それから財政もそうですけれども、基本的には国と地方がもうがっちりかみ合って、よく車の両輪というふうに言われているんです。ですから、いろんな仕組みがもう絡み合っていて、何かやると、全……
○高橋令則君 二法に関連して、私は環境関係について、消防をめぐる環境について質問させていただきたいと思います。 消防体制については、御承知のとおり、その根幹が消防職団員であることはもう多言を要しません。しかし、その中で、消防団員について見ておりますと、松岡さんもおっしゃったわけですけれども、かなり減っているんですね。ちょっと古いかもしれませんけれども、昭和五十年に比べますと十六万ぐらい減少しているんですね。すごい減少であります。私の地元の岩手の場合も累減しておりまして、昭和五十年と今の平成十二年を比較しますと四千ぐらい減っているわけですね。常備の職員の増なりあるいは消防施設整備によって、全体……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 私は、この予算に当たって、非常に暗い気持ちであります。それはなぜかというと、歴史的に、亡国は足元からと言われるんですね。そういう意味で、今、三Kとか六Kとも言われるようなこういう暗い事件、この二十一世紀に向けて本当に我が国は大丈夫かなという心配が多々あります。 その中で、私は外務省と内閣官房の報償費の問題をあえて取り上げさせていただきたいと思うわけです。 第一点は、まず外務省の報償費、機密費の問題と、それからこれはまた改めて申し上げますけれども、内閣官房のこれが報償費と言われているわけですが、これについて、今々のこと、実態調査ですね、それとこれに……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。
まず、経済担当大臣にお伺いをしたいと思います。
連年、るる本会議そしてまたこの場でお話をお聞きしているんですけれども、もう暗い気持ちでいっぱいです。きのうですか、きのうの発表された一月の機械受注などはかなり下がっているんですね。その先を考えても、設備投資、先も難しいんじゃないかなというふうに思っているわけです。いろんな意味でいい資料がないというふうに私は思っております。
そういう意味で、先にまず大臣に今後の見通しというんですか、経済の見通しについて改めてお聞きしたいわけです。
【次の発言】 今お聞きしたんですけれども、余りどうもよく私もわからない……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 今回は行革だけ橋本大臣にお尋ねいたしたいと思っております。 実は行革は非常に大事だと思うんです。私の感覚では、二十一世紀を明るくできるのは行革しかない、まさに国の大事であるというふうに思っております。 考えてみると、歴史的に、大臣に申し上げるのは恐縮なんですけれども、大化の改新とか、それからまた戦国時代ですけれども織田信長がやりましたですね。それから、明治維新、そしてまた第二次大戦の後の混乱、こういうふうなことがありました。また一つは、江戸時代に三回ぐらい大きな改革がありました。それが享保であり、寛政であり、そして天保であったわけですね。 それ……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 端的に総理にお尋ねをいたします。 私は、長年地方におりまして、国政のことは余り詳しくないというのは失礼なんですけれども、そういう感覚を持っておりますが、お聞きしますと、総理は所信で新世紀維新ということを言われました。私どもは日本一新ということを言っております。その中で、総理は、特に国の事業については、民間でできることは民間でやる、それから地方でできることは地方にゆだねるという原則だということをおっしゃいました。 しかし、この構造改革は当然ながら単なるいわゆるカットだけの、財政だけの改革ではないわけですね。今の問題は、前段申し上げたような一新という……
○高橋令則君 平成会の高橋と申します。 小村、上田、田尻、高田、四人の公述人の方々には、この特別委員会においでをいただきまして貴重な御意見を賜りますこと、厚く御礼を申し上げます。 まず、私は上田公述人にお伺いをしたいと思います。 先ほど吉村委員から田尻公述人に御質問がございましたが、私はもう少し広い意味でお尋ねをしたいんです。今日、我が国は戦後五十年を経過いたしまして社会経済、いろんな面にわたって大変な発展はしたというものの、二十一世紀に向かってさらなる発展を遂げていくためにいろんな意味で改革をしなければならない、そういう課題に迫られている、そのように認識をしております。 この委員会の……
○高橋令則君 私は国会に出てまいりまして、ずっと地方で仕事をしていた人間なのでこういうことを余り勉強しておりませんので、諸先生方のお話を聞いて大変勉強になりました。 実は私は反省も一つあるわけでありまして、私は、かの安保反対闘争のときにその指揮の一員であった人間であります。地方ですけれども、安保反対闘争をやりました。しかし、今振り返ってみて、その当時もそうなんですけれども、本当に中身が十分わかってやったかというと、じくじたるものがあります。 安全保障問題というのは、私のような経験を持つ人間にとっても心底わかっているというのは少ない。したがって、日本人全体として見ると、国民全体として見るとま……
○高橋令則君 三人の参考人の方々にお願いいたします。今までの御意見、大変ありがたく拝聴させていただきました。 まず岡崎参考人には、ちょっと基礎的な話になると思うんですが、オランダのかつてのことについてお書きになったのを興味深く読ませていただきました。そしてまた、森本さんがお書きになった「ある通商国家の興亡」というのがありましたね。それから、塩野さんがお書きになった「ヴェネツィア共和国の一千年」、いずれもいわゆる世界的に当時としては非常に富める国の、重商国家の、比較的、ベネチアは軍備がなかったとは言いませんけれども、カルタゴもそうなんですけれども、そういう国のいわゆる外交、あらゆる手だてを尽く……
○高橋令則君 ちょっとそれるかもしれませんが、少し別な角度から申し上げてみたいと思います。 私は、この安全保障問題、特にアジア太平洋地域全体の安全保障問題にはハードとソフト、あえて言えばそういうふうな仕組みがあるのかなと思っております。 ハードの方は軍事面というふうに言って、私はそう見たいわけですけれども、そっちの方の必要性あるいは仕組みといったものについては、私の意見は田村委員それから永野委員の意見と余り違いません。ただ、ソフトの面について私は特に強調したいんですけれども、我が国がアジアの平和と安定に貢献していくためには、アジアの人たちに、我が国、我が国民、我々自身をもっと理解をしていた……
○高橋令則君 今回は大変御苦労さまでございます。
まず、評価の中で事前の段階、つまり政策形成、予算編成の過程における評価について山本先生、金本先生にお伺いしたいと思います。
私は、この事前の評価というのは非常に大事だと思うんですが、これはやはり過程そのものにシステム的な評価を組み込んでおかなければ実行はできないのではないかというふうに思って見ているんです。こういったことについてどういう仕組みが必要なのか、今までもお話がございましたけれども、ちょっと踏み込んだお話をそれぞれいただきたいと思います。
【次の発言】 評価のやり方の一つとして、これは山本先生にお伺いしたいんです。
たしか何かの論……
○高橋令則君 実は私も地方でございますけれども予算も少しやっておりました。それで昔の話ですが、PPBSが大分前ですが出まして、小山先生でしたか、亀谷先生からお話がありましたけれども、それができたときに話を聞きまして、これはいいものだと実は思ったんです。ところが、全然実質的には実らなかったわけですね。 一方、民間でいわゆるQCの問題が非常に全体的に何といいますか、企業ではQC、標準化ですね、これはきちんとされている。それが民間のよさというか、あるいは発展というか、いわゆる経済の発展の基本になったと思っているんです。 ところが、行政は同じようなのは全然少ない。なぜだろうかというふうに思うんです……
○高橋令則君 意見を申し上げたいと思います。 まず第一に、国連の役割と必要性についてでございます。 国連の目的は、当然ながら憲章の第一条に規定されています。それによりますと、第一に、国際の平和及び安全の維持、そしてまた経済、社会、文化、人道的な性質を有する国際問題の解決とされています。これを実現するのが国連の役割でございます。 今日の国際社会では、いかなる国も一国だけで自国の安全と繁栄を維持することは不可能であります。また、いかなる国も世界の混乱の中で完全にみずから隔離することはできません。世界の安全と平和は各国が協力しなければ維持できず、また、世界の安全と平和がなければそれぞれの国の安……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。時間がございませんので正村先生にお願いをしたいと思います。 私は、年金そして福祉、それから医療の今後は非常に面倒だと思うんです。それは税とそれから保険料、この全体の問題だと思うんです。 今、保険料システムが基本になっておりますけれども、先生がおっしゃるように五〇%に拘泥する必要はないということは、はてなという気持ちもありますけれども、それにしても保険料だけですと払わない人が出てきておる、現実に。大変なことだなと思っておりますが、これでいいのかなと。やっぱりこういうふうな社会のセーフティーネットというような基本的な問題については税でやっていくべきではな……
○高橋令則君 お二人の御出席をいただきまして本当にありがとうございました。感謝を申し上げます。 私は、まず最初に地方分権について諸井先生からお聞かせをいただきたいと思うんですけれども、私も地方にずっとおりまして、そして本当に問題があるな、多々あるなというふうに思っております。 地方分権のために、今おやりになった、あれは機関委任事務ですね、非常によくできていると私は思っているんですけれども、究極的に見ていると、例えば地方の、農地法なんかはやっぱりちょっとおかしいですね。例えば二ヘクタールが、四ヘクタールはいいとか。これは、やっぱり基本的に国と地方の役割がきちんとしていないということに、私はそ……
○高橋令則君 自由党の高橋と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 十年間、大変御苦労さまでございました。敬意を申し上げたいと思います。私は、現場が非常に大事だということはもうしみじみ私も考えております。やっぱり現場がないとだめだと思うんです。 十年間おやりになりまして、一つお聞きしたいのは、やはり現場でやるとしても最終的に言えばやっぱり大もとの仕組み、国連の憲章になるかどうかわかりませんけれども、そういうふうな大きな制度的な改正といったものはどうしても必要ではないかなという感覚があるんです。それが、私どもがやっている議論以外に、現場でお聞きになってこれじゃ困るだろうということが多々……
○高橋令則君 私は、中台問題についてお話をいただきたいわけですが、中西先生とそれから高木先生、お願いします。 私は、昨年の十一月に陳総統とお会いしたんですよ。そして、私の雰囲気では、非常に抑制的で非常に慎重だったんですよ。総統選挙後のいろんな議論を聞いていますと、かなり違うなという雰囲気を持っています。それで、私はこの中台関係問題を、緊張感を増すということはないのかなと思っていたんですよ。そういう見方でいいのかなという気持ちが一つあります。 それから、その一つは、陳総統は国内問題が非常に大変なんですね、今、御承知のとおり。国内問題イコール外交問題というのもありますから、逆になるかもしれませ……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。 意見を申し上げたいと思います。 今日の国際社会では、いかなる国も一国だけで自国の安全と繁栄を守ることは不可能だと思います。また、いかなる国も世界の混乱から完全にみずからを隔離することはできません。そして、一国だけで国際社会の混乱を収拾することも不可能だと私は思います。 世界の安全と繁栄は各国の協力なくして維持できず、また世界の安全と繁栄がなければ各国のそれぞれの安全と繁栄も保障されることはできない、私はそう思います。このような世界に私どもは住んでいると、こういうふうに思います。 冷戦構造の終えんによって、世界は混乱と激変が続いておりますが、今な……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。私の意見を申し上げます。 まず、東アジアの安全保障についてであります。 東アジアは我が国の安定と繁栄にとって極めて重要な地域でありますが、政治経済情勢については必ずしも安定せず、常に将来への期待と不安で交錯しています。 二十世紀の最後の年で、半世紀にわたる厳しい対立状況が続いてきた朝鮮半島に平和到来の期待が出てきました。朝鮮半島は、冷戦後の東アジアにおいて武力紛争の発生が極めて懸念された地域でありましたが、昨年六月の南北首脳会談の前後から、北朝鮮は諸外国との関係正常化を目指す積極的な外交を展開してきました。しかし、朝鮮半島に長年続いてきた対立構造が……
○高橋令則君 自由党の高橋でございます。
公述人のお二方、大変御苦労さまでございます。
私は、第一点ですけれども、菊池公述人にお聞きしたいんですけれども、今のデフレスパイラルの危機だと思っているわけですけれども、しかも今、今のことだと思うんですね、にもかかわらず、今の予算そしてまた金融ともに少ないし、それからスピードも遅いと思っておるんですけれども、端的にどうなすべきか、それをお聞かせいただきたいと思います。対策ですね。
【次の発言】 笹森公述人にお聞きしたいんですけれども、賃金とそしてまた雇用というのはどっちも両方とも大事だと思うんですね。だけれども、今まではもう賃金中心ということなんで……
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