このページでは松村龍二参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松村龍二参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○松村龍二君 私は、自由民主党の松村龍二であります。さきの参議院通常選挙で福井県選挙区から当選させていただきました。 本日は、自治省、警察庁、総務庁所管の平成四年度、五年度の決算審査ということであります。新人議員ですが、早速初質問の機会を与えていただきましたことに、委員長を初め同僚委員の皆様に感謝申し上げたいと思います。 まず最初に、このたびの内閣改造で新しく国務大臣に就任されました江藤総務庁長官及び深谷自治大臣・国家公安委員長に対しまして、心から御就任のお祝いを申し上げたいと思います。 議員になって日の浅い未熟な者の質問で恐縮でございますが、経験豊富な両大臣に対し、まず基本的なお尋ねを……
○松村龍二君 現在、日本の電力の三割強は原子力発電によっているわけであります。国民がテレビを一時間つけておりますと、その二十分は原子力発電による電力によって見ているという勘定であります。 全国で原子力発電所が五十基あるということでありますけれども、福井県は全国で最も多い十五基の原子力発電所の立地を受け入れるなど、我が国のエネルギー政策に大きく貢献しているところであります。関西方面の電力の五割をこの福井県の原子力発電所が供給しているという勘定でございます。 しかし、これまで県に設置されております原子力発電所においては、平成三年二月の関西電力美浜発電所二号機の蒸気発生器細管の円周破断に代表され……
○松村龍二君 委員長を初め、先輩議員の先生の温かい御理解により、地元議員といたしまして一言発言の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。 十二月八日に福井県敦賀市に所在いたします動燃事業団の高速増殖原型炉「もんじゅ」におきまして、二次系ナトリウムが漏えいし、原子炉を停止する事故が発生いたしました。 我が国で初めてナトリウムが漏えいするという今回の事故は、「もんじゅ」の安全確保の根本にかかわる重大な事故であります。この事故は、敦賀市を初め福井県民に、今まで持っておりました「もんじゅ」への安全の信頼を裏切られたとの強いふんまんを起こしているのであります。 福井県知事は、昨日、……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 昨年十二月八日に発生いたしました福井県敦賀市にあります高速増殖原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏えい事故につきましては、昨年十二月二十七日に当委員会で調査審議を行い、また本年一月十六日には当委員会として「もんじゅ」サイトにおきます調査を行い、さらに本日、本会議において政府より報告があったところでございます。 今回の事故が私の地元福井県民に対して、従来大変な信頼を寄せていただけに、大きな不安感と不信感を呼び起こしたことはまことに遺憾でありまして、福井県選出の国会議員として福井県民の気持ちを代弁して今回の事故に対する政府の率直な反省を求め、それを踏ま……
○松村龍二君 私は自由民主党の松村龍二でございます。 最近、と申しましても参議院において住専問題の金融特が始まる前のころでございましたけれども、地元に帰りましたところある地方議員から、住専の問題をまだ審議しているのか、国内外にいろいろな問題が山積しているこのときに住専問題の審議を急いでやってほしいというふうなお話がございました。地方議会におきましても、このような会議をする場におきましていろいろな問題が与野党間で膠着したときには多数決の原理でやるのが常識ではないかというその議員のお話でございました。 私、この審議を通じまして、国民の九割がこの住専問題の処理に反対しておるという話をよく聞くわけ……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 先輩、同僚委員の御理解をいただきまして、伝統ある農林水産委員会で質問をさせていただきますことを大変光栄に存じます。 まず、林業について大臣にお伺いします。 近年の国内の林業をめぐる状況は、木材価格の低迷、賃金の高騰等により、林家の山離れ、林業経営意欲の低下が進行しておりまして、先人が植え育てた造林地における保育作業などの手入れ不足が目立ち始めております。 私の地元の福井県でも、要間伐材のうち四〇%しか間伐が行われないで、しかもそのうち三〇から四〇%しか利用されていないということで、間伐がされても山の中にごろごろと間伐材が転がっている、あ……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 本年二月二十三日の本委員会におきまして、大原大臣、入澤長官に対しまして、私の地元の林業の動向も踏まえながら、林業、木材産業の展開方向あるいは林業労働力対策についてお尋ねしたところでございます。 本日は、いよいよ林野三法案が提出されたわけでありますが、ただいま井上先輩から大所高所に立ちました御質問がありましたので、私からは各法案の内容についてお伺いしたいと思います。 私も、平成三年、九州管区警察局というところに勤務しておりまして、秋に襲いました台風によりまして日田地方を中心に九州地方の美林が本当に根こそぎ壊滅状態になったという状況を目の当た……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 佐藤大臣、麻生長官におかれましては、大変難しい時代に大臣に御就任になりまして、心からお祝い申し上げる次第でございます。 さて、まず経済企画庁長官に、財政構造改革において経企庁の果たすべき役割についてお伺いいたします。 かって私、昭和五十四、五年でございますけれども、今から十五年前に総理府の広報室に勤務いたしておりまして、政府広報の制作に携わっていたことがございます。そのとき、大蔵省が財政再建について政府広報したいということで、渡辺大蔵大臣がみずから案を出されまして、国民にわかりやすい財政再建の状況をぜひ訴えたい。何兆円という単位ではわかりにく……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。法務大臣並びに国家公安委員長、警察庁に御質問をさせていただきます。 決算委員会でございますので、平成六年度の予算が適切に執行されたか、効率的に執行されたかといったことが中心になるわけでございますが予算を有効に効率的に執行したいという観点からお伺いするわけでございます。 まず、法務大臣におかれましては大変重要ないわゆる法の番人というお仕事に御就任されまして、心からお喜び申し上げる次第でございます。 法務大臣にまずお伺いするわけでございますが戦後五十一年たちまして、終戦後、あの昭和二十年には考えもつかなかった経済大国が今や現出しているわけでございま……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 決算委員会におきまして質疑の機会を与えていただきまして、大変光栄に存ずる次第でございます。 まず、農林水産省、農林水産大臣にお伺いするわけでございますが、木曽岬干拓事業の進捗状況についてお伺いしたいと思います。 ちょうどこの質問を準備しておりましたところ、十二月二十三日の朝日新聞にこの木曽岬干拓地につきまして記事が載っております。 「「陸」になれぬ干拓地」。「百五十五億円を投入 使途定まらず」。「木曽岬干拓地。 愛知、三重県境の木曽川河口部にある。東京ドーム九十五個分の空き地にススキや雑木が茂っている。」。「農水省の直轄事業としてネギや……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 昭和二十二年に農協法が施行されまして、本年ちょうど五十年の節目に当たるわけでございます。農業協同組合法が、「農民の協同組織の発達を促進し、以て農業生産力の増進と農民の経済的社会的地位の向上を図り、併せて国民経済の発展を期する」ということの目的を持ちまして、本当に戦後、米粒が十粒しかないようなおかゆといいますかすいとんのようなものを食べた時代を思い返すわけでございますけれども、食糧の増産、また最近に至りまして食管法の改正、お米の問題だけとりましてもこのような大変革を遂げてきたわけでございますが、車の両輪のように我が国農業とともに農協が発達してま……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 私、地元が福井県でございまして、一昨年十二月八日に「もんじゅ」におきましてナトリウムの第二次系冷却システムに故障があったということに対しましても重大な関心を持ってきたものでございます。「もんじゅ」事故におきましては、科学技術庁は受理した法令報告を現場の調査の時間が違っておったということで後日訂正する事態になりまして、反原発の市民から福井地方検察庁に告発されるというような事態になったのであります。今回の東海事故では、虚偽報告でみずから動燃を茨城県警に告発するという異常な事態となっております。 いずれにいたしましても、動燃が事実と異なる内容を法令報……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 まず、大蔵大臣にお伺いいたします。 現在の我が国の財政構造が大変に危機的な状況であるということは繰り返し報道され、また国民の認識も高まってきておると思います。国の公債の累積が二百五十四兆、また地方の債務と合わせた公的債務残高が平成九年度末で四百七十六兆円と、対GDP比で約九〇%を超えると見込まれるわけでございます。このまま推移すれば、我が国の財政の適切な構造改革が行われないで老齢化社会の中で推移すれば、我が国の経済、国民生活は破綻する危機にあるという状況であるわけでございます。 このような状況の中で、多角的にまた鋭く切り込んで、来年の概算要求……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 幾つかの質問をさせていただきますけれども、まず日本農業の基本的な問題についてお伺いいたします。 現橋本内閣は六つの改革を標榜して鋭意これを進めているということは、日夜マスコミの報道にによって国民も十分承知しているところでございます。 二十一世紀を目前にしたこの時期に、日本は平成九年度末見込みで国債の累積が二百五十四兆円、地方の債務が百四十七兆円に達しておりまして、いわゆる隠れ借金等を単純に合計いたしますと、我が国の国と地方の債務残高は五百二十一兆円にも上るとされております。国民総生産の額に匹敵する、あるいは上回る額の借金を負っているわけで……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 まず、下稲葉法務大臣、また上杉自治大臣・国家公安委員長の御就任を心からお喜び申し上げます。豊富な力量を発揮して、我が国の治安その他の所管の問題につきまして御活躍されますよう御期待申し上げる次第でございます。 まず、外国人犯罪対策についてお伺いいたしますが、最近の犯罪情勢あるいは犯罪の趨勢を見ておりますと、最近発行されました警察白書等によりますと、平成八年の刑法犯の認知件数は約百八十一万件で、おおむねそのような数字がこの数年の趨勢でございます。 戦後全体の犯罪認知件数を見ますと、昭和四十年ごろまでは百四十万件で推移しておりまして、昭和四十五……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 本日は、先般一月二日に島根県沖で沈没いたしましたロシア船籍タンカー・ナホトカ号に係る重油流出事故が漁業に対してどのような被害を与えて、またどのようにこの回復を図ろうとするのかということを中心に御質問させていただきます。 ナホトカ号が沈没いたしまして、折からの日本海特有の荒天に船首があれよあれよという間に運ばれまして、福井県の三国沖の安島というところに着底したわけでございます。その間、五千キロリットルの重油が流出いたしまして、その後の調査ですとさらに千二百キロリットルの重油が漏れたという話でございます。 かつてアラスカで、八九年三月にエクソンバ……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 私は、森林病害虫等防除法の改正についてお伺いいたします。 松くい虫の被害は、日本じゅうにおきまして昭和五十四年をピークに大変な被害があったわけであります。近年は一時期よりは落ちついておるということでありますが、全国の松が大分やられたから被害が少なくなってきたということを指摘する方もおります。 一方、また、松くい虫の被害は仙台までが被害が発生する北限であったと言われておりましたけれども、今やそれ以北でも被害が広がっているというふうに聞くわけであります。 私の地元の北陸でございますけれども、このたび重油被害のありました越前加賀海岸国定公園、これ……
○松村龍二君 自由民主党の松村であります。 三兆五千九百二十二億円の平成九年度の予算の審査に当たりまして、幾つか御質問をしたいと思います。 その前にまず、先ほど、一月二日に島根県沖で沈没いたしましたロシア船籍タンカー・ナホトカ号がその場で五千キロリットルの重油を漏出いたしまして、後の調査によってさらに三千キロリットルの油が漏れておったということでございますけれども、御承知のとおり、折からの冬の日本海の荒天によりまして、あれよあれよといううちに日本海を横切りまして、福井県の安島に船首部が漂着したことは皆様の記憶に新しいところでございます。そして、これが我が国の漁業に対して大変なダメージをこの……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 本日は、平成七年度決算の締めくくり総括質疑ということで総理大臣に質疑をさせていただきます機会を得ましたことを、委員長、理事各位、同僚の議員に感謝申し上げる次第でございます。 さて、総理、昨日はクアラルンプールで大変お忙しい時間を過ごされまして、昨夜帰られまして、けさも次から次に会議等がありまして、恐らくお昼御飯も食べる暇がなかったんじゃないかというふうに拝察するわけでございます。いつぞや、私は総理に、お忙しいときはどういうお食事をするんですかということをお伺いしましたら、私はおいなりさんを食べるんです、こういうお答えでございました。いかに日本国……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。まず、市町村合併の問題について御質問させていただきたいと思います。 この質問は、昨日、行政改革会議におきまして、中央省庁の再編という今年国民の耳目をずっと引きつけておりました問題に一つの結論が出されて、恐らく本朝閣議においてこれが可決といいましょうか、認められたんではないかというふうに思うわけでございますが、そういう時点であること、また、昨日は参議院におきまして公的介護保険法の修正案の可決がされたということ、また、たまたま昨日テレビを見ておりましたら、政府の諮問機関であります地方制度調査会が市町村合併について中間報告を出したと、その翌日あるいは……
○松村龍二君 参議院議員の自由民主党の松村龍二でございます。本日、この会期が終わる大変重要な時期に質問させていただきますことを大変光栄に存じます。 本朝来、宮澤議員また石渡議員からいろいろ質問がございました。多少バッティングする部分があろうかと思いますけれども、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。 橋本龍太郎首相は龍太郎で、私は龍二でございまして、弟分としてへりくだった質問をするかと思いますが、またある一面、龍が一匹多いのでございまして、少し暴れるような質問もさせていただくかと思います。 我が国は、明治十八年に欧米に倣って内閣制度を導入いたしたわけであります。それ以前の、江戸時代……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 本日、大臣の所信を受けまして一般質疑をさせていただきますことを大変ありがたく思うところでございます。 本日、朝新聞をあけてみますと、日銀の課長が収賄容疑で逮捕というような記事がございます。また、大蔵省の課長補佐が逮捕されたのは先週であったかと思います。毎週毎週このような中央官庁に対します検挙等が続いておりまして、国民から見ましても、日本の行政というのは一体どうなっているんだという不信感と、もう毎日のニュースを聞くのも嫌であるというふうな昨今でございます。 そういう中で、巨大な権限を持っております中央官庁がやり玉に上がっているわけですけれども、……
○松村龍二君 私は、自由民主党、社会民主党・護憲連合を代表して、政府提出の地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案に対し賛成の討論を行うものであります。 まず、地方税法等の一部を改正する法律案は、地方税負担の軽減及び合理化等を図るため、企業活力や産業の国際競争力に配慮する観点からめ法人事業税の税率の引き下げ、個人住民税の土地譲渡益課税の見直し、特別土地保有税の特例措置の見直し等の措置を講じるほか、地方分権を推進する観点から地方団体の課税自主権を拡充するための所要の見直しを行うとともに、非課税等特別措置の整理合理化等を行い、あわせて国有資産等所在市町村交付……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 昨今、日本の景気が大変に厳しいということで、また地方経済の落ち込み等も大きいわけでございます。公共事業を前倒しで執行しようということで、過去に例のないほど大きなパーセントで公共事業も執行しようということで地方においては進めているようでございます。全体として七%のカットということでございましたが、国の事業を目いっぱい行いましたので、地方においては一〇%ぐらいの公共事業のカットということで県あるいは市町村とも進められているようでございます。 そうしますと、おのずと工事を絞って早期に完成させてしまおうというふうな重点的な仕事を中心に進められておりまし……
○松村龍二君 私、自由民主党の松村でございます。自由民主党を代表して、参考人に幾つかの質問をさせていただきます。 御承知のとおり、海外に暮らしておられる国民の方々は、憲法上国政選挙の選挙権が保障されていながら、投票のための制度、手続がないばかりに現実には投票できないということになっていたところであります。 これらの方々が何とか投票することができる道筋をつけることは長年の懸案となっているところでありますが、何分にも国外における投票制度ということでもありまして、いろいろな面で難しい問題があったということは容易に想像されるところであります。過去に、昭和五十九年に一度在外選挙法案が国会に提案されて……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 このたびの公職選挙法の一部を改正する法律案、いわゆる在外選挙法案につきまして、幾つかの質問をさせていただきます。 この法律は欧米その他の国におきましては既に存在する制度であるということで、この法案が通過するということは大変に意義深い、また我が国の憲法の体制の中におきましても一つの画期的な法案ではないかというふうに存じます。 私もかつてバンコクに三年間在住したことがございますが、そのときは一万人近い日本人がバンコクにいたわけでございますが、選挙権がなかった、私自身も投票をしなかったわけでございまして、大変なさま変わりの時代が来るということを……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。自民党の先輩、同僚議員の御理解をいただきまして質問をさせていただきます。 この国会は、さきの参議院選挙の後、日を置かずして、大変に不景気に見舞われておりますこの日本において特に金融システムが不安であるということが貸し渋りその他の問題を生んでいるということにおきまして、金融再生化法を初め六法案の審査ということに重点が置かれているわけでございます。しかし、そのほかの問題、例えばこの地方行政・警察委員会が所掌する国民の生活においてもいろいろ重要な問題がございます。その意味におきまして、委員長を初め理事各位の御尽力によりまして、きょうこうして一般審査の時間……
○松村龍二君 山下先生、宝くじに大変御理解いただいておりまして、庶民に夢を与える宝くじということで御賛同いただく、この改正についても基本的に御賛同いただいておるということを感謝申し上げる次第でございます。
ただいまの、宝くじの売りさばき場所として郵便局に道を開くということについての御懸念があったわけでございますが、現在、宝くじを主に第一勧銀が扱っておりますが、その再委託先は約九千五百カ所ございます。その場所は、駅売店、写真店、たばこ店、酒店、スーパー、デパート、コンビニ、専業、いわゆる宝くじ売り場ですね、それから金融機関……
【次の発言】 ということで、約九千カ所あるわけでございます。
現……
○松村龍二君 自民党の松村龍二でございます。 本日、本年度の決算委員会が、本来であれば五月ごろからたびたび開かれて、昨年から一昨年のペースですと年内に全体の決算委員会が終わるかのような勢いでございましたが、本年は参議院の選挙あるいはいろいろございまして、第一回の総括質疑がされるということで、その総括質疑を同僚先輩議員の御好意もいただきまして質問をさせていただきますということを大変光栄に存じます。 また、宮澤大蔵大臣におかれましては、先ほど名簿を繰りましたら当選十一回ということで、本当に戦後の日本の経済、政治のまさに生き字引でもありますし、また池田勇人総理の秘書もされておったということで、戦……
○松村龍二君 当委員会が行いました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、小山峰男委員長、輿石東理事、富樫練三理事、久世公堯委員、谷林正昭委員、魚住裕一郎委員、高橋令則委員、岩瀬良三委員及び私、松村龍二の九名で、去る十一月四日から六日までの三日間、長野県及び新潟県を訪問し、県、市町村における行財政状況、地域振興対策、警察及び海上保安等の実情を調査してまいりました。 以下、調査の概要について申し上げます。 まず、長野県についてであります。 長野県では、豊かな心と感性をはぐくみ、知恵を生かして、「地球時代に輝く信州」を目指すことを県政執行の基本目標とし、自然と人と……
○松村龍二君 おはようございます。 私は自由民主党の松村でございます。先輩、同僚のお許しをいただきまして、本日、建設省、国土庁等の決算について幾つかの質問をさせていただきたいと思います。大変伝統ある決算委員会におきまして、この第一委員会室におきまして質問をさせていただきますことを大変光栄に存ずる次第でございます。 まず、我が国では、台風、梅雨等の集中豪雨等に襲われやすいといった気象条件に加えまして、国土の大部分が急峻な地形で占められているため、降った雨が一気に流出して重大な災害が頻発いたしております。 特に最近は、エルニーニョ現象や二酸化炭素の増加による地球温暖化が気象の大きな変動をもた……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 本日は、農林水産省、運輸省、非常に重要な省庁につきまして決算が審査されるわけでございますが、そのトップバッターとして質問をさせていただきます。 また、両大臣におかれましては、このたびの組閣におきまして力量を認められて就任されたわけでございまして、心からお祝い申し上げます。今後ともひとつ大いに手腕を発揮して日本のために頑張っていただきたい、心からお願いする次第でございます。 一葉落ちて天下の秋を知る。これは、先国会の七月二十七日に交通・情報通信委員会で、JR西日本のコンクリート剥落事故につきまして我が党の野沢太三先生が質問の冒頭に使った言葉……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。貴重な時間をいただきまして質問をさせていただきます。 まず第一に、原子力の防災に関しまして、このたびのジェー・シー・オーの事故に関しまして質問させていただくわけでございます。既に、衆参の原子力、産業関係の委員会等で質問もあったかと思います。 私、地元が福井県でございまして、原子力発電所が十五基あります。商業用原子力発電所が十三基、「ふげん」が一つ、高速増殖原型炉「もんじゅ」が一つと、研究用炉が二つ。合計十五あるわけです。 そこで、このたびのジェー・シー・オーの事故も踏まえまして、週末、この原子力発電所がある一帯、全部の市町村をちょっと訪問し……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 本日は、国家公安委員長であります野田自治大臣、自治大臣という仕事も大変重要かと思いますけれども、国家公安委員長というお仕事も大変に重要なお仕事ではないかと。ぜひ野田国家公安委員長の立派な御手腕に期待申し上げる次第でございます。 そういう意味におきまして、所信について御質問をさせていただきたいと思います。 まず第一に、我が国において警視庁という言葉の響きはいろんな意味を持っておると思います。警視庁の巡査といいましょうか警察官が自分の身命の危険を顧みず都民のために身を張って頑張るというふうな響きもあります。しかし、一面、警視庁というのは、戦前にお……
○松村龍二君 私は、自由民主党及び自由党を代表して、政府提出の地方税法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案及び地方特例交付金等の地方財政の特別措置に関する法律案の三案に対し賛成の討論を行うものであります。 まず、地方税法の一部を改正する法律案は、個人所得課税及び法人課税について、我が国の将来を見据えた抜本的見直しを展望しつつ、現下の景気の状況に最大限配慮して、恒久的な減税を実施することとしております。具体的には、個人住民税については最高税率を引き下げるとともに定率減税を実施することとし、法人事業税については企業活動の活性化等の観点から税率の引き下げ等を行うこととしてお……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 先輩、同僚議員のお許しをいただきまして、トップバッターといたしまして自民党から質問をさせていただきたいと思います。 本委員会が七月八日に提案理由説明を行いましてはや二週間になるわけでありますが、先週はこの住民基本台帳の改正にまつわる実地を勉強したいということで、静岡県浜松市におきます広域二十二市町村西部広域行政のシステムを拝見し、また隣のその中の豊田町ではICカードをやっておるというようなことで、十七名の同僚の皆様と視察に行ってまいりまして、大変示唆を得るところがあったわけでございます。 順を追って御質問したいと思うんですが、私、この前、四月……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。自民党先輩、同僚諸兄のお許しをいただきまして、この不正アクセス行為の禁止等に関する法律案につきまして質問をさせていただきたいと思います。 現在、電子時代、デジタル革命というようなことが言われるわけでございます。当委員会におきましては住民基本台帳法の審議もしておるわけでございまして、我々委員も現地視察あるいは参考人からお話をお伺いしましたり、お互いの質疑の中、また自治省からの御説明の中でいかに今の時代が電子時代に突入しているかということを勉強している昨今でございます。本日、この不正アクセス行為の禁止等に関する法律案について審議がされるわけですが、……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 本日、非常に歴史的な法案とも言えます日米防衛協力のための指針に関する特別委員会におきまして周辺事態法等三法の審議が行われているわけでございますが、これに関して質問をさせていただきます。 まず、私どもも第二次世界大戦が終わりましたのは小学校二年生でございまして、小渕総理も同じお年であると。政治家としては何か月とスッポンという感じでございますが、スッポンがかみつかせていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 私は、昭和十二、三年の世代というのは大変このような問題を扱うのに適している世代だというふうに考えております。と……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 本日、臨時国会の終盤、あと来週三日間で予定の会期が終わるわけでありますが、そのような時期に、昨日補正予算案も通りまして、予算案を一体のものとして完全にするために地方交付税法等の一部を改正する法律が本日審議されるわけでございます。 この法案は、昨日趣旨説明もあったわけですが、条文の構成だけから見ますと非常に単純な法案で、地方財政の状況等にかんがみ地方交付税の総額を確保するため平成十一年度における交付税及び譲与税配付金特別会計の借入金を四千三百億円増額する、この借金のうち半分については平成十三年から二十二年で一般会計から特別会計に繰り入れる、こうい……
○松村龍二君 当委員会が行いました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、和田洋子委員長、岡利定理事、朝日俊弘理事、富樫練三理事、照屋寛徳委員、高橋令則委員、松岡滿壽男委員及び私、松村龍二の八名で、去る一月十一日、十二日の両日、栃木県及び福島県を訪問し、両県における行財政状況、地域振興対策及び警察等の実情を調査してまいりました。 以下、調査の概要について申し上げます。 まず、栃木県小山市に所在する僻地等における医師不足を解消するため、昭和四十七年四月に設立された自治医科大学に参りました。毎年、百名の入学者は、各都道府県ごとに募集し、一次試験で六人から八人に選考さ……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 一月二十日にこの通常国会が始まりまして、当委員会もようやく所信に対する質問を行うわけでございます。その間、予算につきまして衆議院が採決、議決となりまして、今、参議院で鋭意検討中でございます。その間、皆様御関心の警察のいろいろ不祥事案が起きまして既に何十時間かいろんな委員会において取り上げられておるわけでございます。国家公安委員長初め関係の方も大変、物理的な対応だけでも御苦労されているのではないか。実は私、警察庁長官にも、きょうお呼びしようかなと思っていたんですが、かなりお疲れのようでございますので、実は私と警察庁長官と郷里が同じでございまして、官……
○松村龍二君 私は、ただいま議題となっております公職選挙法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ及び参議院クラブを代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これより、その趣旨について御説明申し上げます。 衆議院の議員立法として提案されました公職選挙法の一部を改正する法律案は、衆議院選挙制度について指摘された問題点の是正をその内容とするものでありますが、これらの問題点の中には、参議院の選挙制度に共通するものもあり、この際、参議院選挙制度についてもあわせて改正を行うことが適切な……
○松村龍二君 ただいま議題となりましたストーカー行為等の規制等に関する法律案の草案につきまして、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 最近、我が国において、悪質なつきまとい行為や無言電話等の嫌がらせ行為を執拗に繰り返す、いわゆるストーカー行為が社会問題化しており、ストーカー行為がエスカレートし、殺人などの凶悪事件に発展する事案が全国的に見受けられるところであります。 これらの行為については、国民からも特にストーカー行為を規制してほしいとの要望が多く寄せられているところであり、また、その初期段階において法令を適用し、防犯上適切な措置を講ずることが、重大犯罪発生の未然防止に極めて有効で……
○松村龍二君 それでは、私、時間が二十分弱しかございませんが、問題を二点に絞りまして、ぜひ検討していただきたい、御高見を伺いたいという質問をさせていただくわけです。 一つは、最近、新聞やテレビですけれども、犯人がといいましょうか被疑者が検挙されたとき、警察署に連行されますときに、顔を布で覆っている、あるいは頭から布をすっぽりかぶって顔が見えないようにしている風景をテレビ等で見るわけです。また、警察から検察庁に往来する、行き来するというふうなときにも布をかぶって顔が見えないようにやっておる。またきのうは、テレビを見ておりましたら、被疑者を検察庁へ連行する自動車にまで覆いをかぶせて乗ってから覆い……
○政務次官(松村龍二君) このたび文部政務次官を拝命いたしました参議院議員の松村龍二でございます。 私は、大島大臣、鈴木総括政務次官をよく補佐し、心身ともに健康な子供たちの育成や、文化、スポーツの振興など現今の教育課題に誠心誠意取り組んでまいる所存でございます。 佐藤委員長を初め、委員の諸先輩の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○松村龍二君 自民党の松村龍二であります。 本日、文教科学委員会におきます予算委嘱審査が一日行われるわけでありますが、トップバッターを切って質問をさせていただきたいと思います。 先般、所信表明のときに水島大臣政務官から、自分は科学的知識があるから、ひとつうんちくを傾けてやると、こういうお話がございましたので、後ほど聞かせていただきたいと思います。 また、自民党からは亀井委員、また有馬委員から御質問がありまして、有馬委員は何と申しましても学術関係、あるいはそういういろんな科学面のオーソリティーでありますので、私は素人的な観点から幾つかの科学技術について質問させていただきたいと思っております……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 当文教科学委員会は、きょうは扇大臣を委員にお迎えしまして、またかつての文部大臣もたくさんおられるわけでございます。そのような強力なメンバーの中で質問をさせていただくことを大変光栄に存じます。 このたびの独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター法の一部を改正する法律案、この法案について審議するわけですが、一口に言ってきょう審議する内容は、センターの業務に青少年教育に関する団体に対して当該団体が行う次に掲げる活動に必要な資金に充てるための助成金を交付する業務を追加するというようなことで、青少年のうち十八歳以下の者の自然体験活動、社会奉……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 この通常国会もあと残すところ少なくなってまいったわけでありますが、教育三法についてこの文教科学委員会で審議を行うという大変意義深い委員会が開催されるわけでありますが、トップバッターを切って自民党の委員として質問をさせていただきます。 教育改革国会だと言われて、この三法が一つの柱になっているかと思います。昨年来、教育改革国民会議というふうなことで非常に幅広い検討もなされたわけでありますが、その中で現実に対応できるものにつきまして文部科学省がこのような法案を提案されたというふうに思います。 そのような意味におきまして、非常に時宜を得た提案であ……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 ただいま四先生から大変貴重な御意見をいただきまして、大変参考になりまして、ありがとうございました。 教育の問題というのは非常に幅が広い、きょう今四人の参考人の意見もそれぞれまちまちでありますように。みんながそれぞれの人生において義務教育を初め教育を通過してきたという観点からだれもが発言するんですけれども、では問題がどこにあるのかということで押さえようとしますと、これは皆さん自分の範囲でしか押さえられないということで、非常に難しい問題だというふうに認識いたします。私も昨年は文部政務次官を半年ほどさせていただいたんですが、本当に半年では、いたという……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。きょう予算委員会におきまして質問させていただきますので、よろしくお願いします。 本日は教育の問題あるいは地方自治の問題、予算全般についての問題等について質問させていただくつもりでございますが、まず農業問題について御質問させていただきます。 「楽しみは茜の空に染められて明日刈る稲穂掌に計るとき」。我が郷里は橘曙覧という歌人を輩出しておりまして、独楽吟という歌は「楽しみは」から始まりまして「とき」で終わる。ことしも平成独楽吟のコンクールが行われまして、その優勝した歌がただいま申しましたように「楽しみは茜の空に染められて明日刈る稲穂掌に計るとき」と……
○松村龍二君 自民党の松村龍二でございます。 予算委員会におきまして、経済関係等について質問をさせていただきたいと思います。 まず、ハッピーマンデーについて御質問させていただきたいと思うんですが、昨今、地元へ帰りますと、不景気だ不景気だというような声ばかり聞かされまして、景気のいい方もおられるかと思うんですけれども、世の中何か暗い感じがいたします。 しかし、季節は、ことし大変長い冬で雪が多かったわけですけれども、北陸の地におきましてもようやく今新緑から初夏に差しかかるすばらしい気候でございます。きょう、私、福井ですけれども、地元で全国旅館組合の大会が行われておりまして、私どもも新幹線ある……
○松村龍二君 自民党の松村でございますが、引き続き国家公安委員長に御質問させていただきたいと思います。 先般、テロ対策支援法案の連合審査がありまして、国内においてこれに誘発されたといいますか、関連したテロ事件が発生した際に、自衛隊が守るのか警察が守るのか、国内の事案は治安事象であるから原則として警察が守る、こういうような力強いお話があったわけでございます。 そこで私は、本日、ほかのテーマにも時間がありましたら触れたいと思いますが、この警察の実力の、実力を使うということに際して武器というものがどうしても必要であるというふうに思います。そこで、先般も、ただいま国家公安委員長も特殊銃を今度購入し……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつ申し上げます。
去る七月三十一日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました松村龍二でございます。
甚だ微力ではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る七月三十一日、武見敬三君が委員を辞任され、その補欠として私、松村龍二が選任されました。
また、昨九日、福島啓史郎君、山下善彦君、田村秀昭君……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。自民・保守を代表いたしましてといいましょうか、質問をさせていただきたいと思います。 このたびの障害者等に係る欠格事由の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案、一見すると技術的な法律のように感じますけれども、ここに至るまで、国連の長い間の基本方針が示されて世界が一緒に頑張ってきたと。また、日本政府においてもこういう障害者の問題についてノーマライゼーションとかバリアフリーといったようなことで大変に努力してきて、その成果が一つここに現れているかと。また、行政改革が行われまして、内閣府が中心になりましてこれらの法案をまとめたという点において、その……
○松村龍二君 おはようございます。 いよいよ、この道路関係四公団民営化推進委員会設置法案、非常に題名は長い、法案は八条という非常に短いものの法案の審議が始まるわけであります。 小泉内閣が昨年四月に登場いたしまして、改革なくして成長なし、また、いろいろな問題に根本からメスを入れようということで小泉総理以下内閣が頑張っておられるわけであります。しかし、景気が大変に悪いという中におきます構造改革ということで、一面いろいろな困難を伴っておるということも事実であろうかと思います。 本日、衆議院では郵政公社化法案始め四法案の審議が本会議で始まるということで、小泉内閣、総理といたしまして一番重点を置い……
○松村龍二君 本日、久しぶりに委員会が開催されまして、ラストバッターとして質問をさせていただきます。是非、国家公安委員長、また農水省の政務官、環境省の副大臣、よろしく御対応をお願いしたいと思います。 私が本日質問したい項目は、最近、日本の各地におきまして自然鳥獣、これが農作物に対しまして大変な被害を与えていると。私どもの実感を先に申し上げたいと思いますけれども、その後、鳥獣の保護をする環境省がこの問題について近年どういうふうな取組をしてこられたかといった問題、またさらには、いろいろな狩猟免許証の、山の中へ行くときに持って歩けるように小さくするとか、そういうようなことは三年前に取り組んでいただ……
○松村龍二君 自民党の松村龍二であります。
与党の御理解をいただきまして、この予算委員会において貴重な時間をいただきまして、財務大臣を始め各大臣に質問をさせていただきたいというふうに思います。
まず第一に、外務大臣にお伺いするわけですが、本日、鈴木宗男衆議院議員に対する証人喚問が行われまして、主に外交にかかわる問題について証人喚問が行われたわけでありますが、大臣の御所見がありましたらお伺いしたいと思います。
【次の発言】 また、外務省の改革等について今後いろいろ協議されると思いますので、私、一点についてだけ触れておきたいと思います。
先般来の予算委員会におきます外務省の局長クラスの答弁を……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十日、平野貞夫君、吉村剛太郎君、辻泰弘君及びツルネンマルテイ君が委員を辞任され、その補欠として田村秀昭君、福島啓史郎君、齋藤勁君及び広中和歌子君が選任されました。 また、去る十一日、鈴木寛君が委員を辞任され、その補欠として海野徹君が選任されました。 また、去る十七日、山口那津男君、福島啓史郎君及び泉信也君が委員を辞任され、その補欠として高野博師君、山下善彦君及び月原茂皓君が選任されました。 また、去る十八日、木俣佳丈君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君が選任されま……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣参事官井上進君、内閣官房内閣参事官小熊博君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛局長守屋武昌君、法務省民事局長房村精一君、外務大臣官房長北島信一君、外務省アジア大洋州局長田中均君、外務省北米局長海老原紳君、外務省中東アフリカ局長安藤裕康君、文部科学省研究開発局長白川哲久君、経済産業省貿易経済協力局貿易管理部長細川昌彦君及び海上保安庁次長津野田元直君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、海野徹君が委員を辞任され、その補欠として福山哲郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官村田保史君、防衛庁防衛参事官野津研二君、防衛庁防衛局長守屋武昌君、防衛施設庁施設部長大古和雄君、外務大臣官房長北島信一君、外務大臣官房領事移住部長小野正昭君、外務省総合外交政策局長西田恒夫君、外務省総合外交政策局軍備管理・科学審議官天野之弥君、外務省アジア大洋州局長田中……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、福山哲郎君が委員を辞任され、その補欠として海野徹君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官村田保史君、内閣官房内閣参事官井上進君、防衛庁運用局長西川徹矢君、防衛庁人事教育局長宇田川新一君、法務省入国管理局長増田暢也君、外務大臣官房長北島信一君、外務省アジア大洋州局長田中均君及び外務省北米局長海老原紳君を政府参考人として出……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
独立行政法人国際協力機構法案及び独立行政法人国際交流基金法案の両案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛局長守屋武昌君、防衛庁運用局長西川徹矢君、防衛庁人事教育局長宇田川新一君、防衛施設庁施設部長大古和雄君、防衛施設庁建設……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、舛添要一君が委員を辞任され、その補欠として福島啓史郎君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に防衛大学校教授孫崎享君、東京大学大学院教授山内昌之君及び中央大学教授横田洋三君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査のうち、イラク情勢等に関する件を議題とい……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日、福島啓史郎君が委員を辞任され、その補欠として舛添要一君が選任されました。
また、昨二十七日、高野博師君が委員を辞任され、その補欠として風間昶君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
独立行政法人国際協力機構法案及び独立行政法人国際交流基金法案の審査のため、本日の委員会に防衛庁運用局長西川徹矢君、防衛庁人事教育局長宇田川新一君、外務大臣官房参事官齋木昭隆君、外務大臣官房文化交流部長糠澤和夫君、外務大臣官房領事移住部長……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十八日、風間昶君が委員を辞任され、その補欠として高野博師君が選任されました。
また、去る十一月二十九日、小林温君が委員を辞任され、その補欠として矢野哲朗君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第三四号有事法制法案反対に関する請願外百六件を議題といたします。
まず、専門員から説明を聴取いたします。田中専門員。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一六五号ILOパートタイム労働条約の批准に関する請願外十三件は採択すべきものにして内閣に送付することを要するものとし、第三四号有事法制法案反対に関する請願外九十二件は保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、海野徹君が委員を辞任され、その補欠として小宮山洋子君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
まず、外務大臣から外交の基本方針について所信を聴取いたします。川口外務大臣。
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣府大臣官房審議官渡辺文雄君、防衛施設庁建設部長生澤守君、外務省北米局長海老原紳君、外務省条約局長林景一君及び環境大臣官房審議官小林光君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
外交の基本方針及び国の防衛の基本方針について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官増田好平君、内閣府沖縄振興局長武田宗高君、警察庁警備局長奥村萬壽雄君、防衛庁防衛局長守屋武昌君、防衛庁運用局長西川徹矢……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 平成十五年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち防衛本庁及び防衛施設庁並びに外務省所管についての審査及び在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に警察庁生活安全局長瀬川勝久君、防衛庁防衛局長守屋武昌君、防衛庁運用局長西川徹矢君、防衛施設庁業務部長冨永洋君、法務省人権擁護局長吉戒修一君、外務大臣官房長北島信一君、外務省総合外交政策局長西田恒夫君、外務省ア……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月三十一日、小宮山洋子君が委員を辞任され、その補欠として若林秀樹君が選任されました。
【次の発言】 二千一年の船舶の有害な防汚方法の規制に関する国際条約の締結について承認を求めるの件、国際貿易の対象となる特定の有害な化学物質及び駆除剤についての事前のかつ情報に基づく同意の手続に関するロッテルダム条約の締結について承認を求めるの件及び生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。
政府から順……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に内閣法制局第一部長宮崎礼壹君、防衛施設庁施設部長大古和雄君、防衛施設庁建設部長生澤守君、外務大臣官房審議官篠田研次君、外務大臣官房参事官齋木昭隆君、外務省総合外交政策局国際社会協力部長石川薫君、外務省北米局長海老原紳君、外務省中東アフリカ局長安藤裕康君、外務省経済協力局長古田肇君、農林水産技術会議事務局研究総務官永山勝行君、国土交通大臣官房技術審議官矢部哲君、環境省総合環境政策局環境保健部長南川秀樹君及……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に内閣法制局第一部長宮崎礼壹君、警察庁警備局長奥村萬壽雄君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛局長守屋武昌君、防衛庁人事教育局長宇田川新一君、外務省総合外交政策局軍備管理・科学審議官天野之弥君、外務省総合外交政策局国際社会協力部長石川薫君、外務省アジア大洋州局長薮中三十二君、外務省中東アフリカ局長安藤裕康君、外務省条約局長林景一君及び経済産業省貿易経済協力局長北村俊昭君を政府参考人として出席を求め、そ……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 国際民間航空条約第五十条(a)の改正に関する千九百九十年十月二十六日にモントリオールで署名された議定書の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に警察庁警備局長奥村萬壽雄君、防衛庁防衛局長守屋武昌君、防衛庁運用局長西川徹矢君、外務大臣官房審議官吉川元偉君、外務大臣官房審議官篠田研次君、外務省中東アフリカ局長安藤裕康君、外務省経済局長佐々江賢一郎君、国土交通省航空局長洞駿君及び航空・鉄道事故調査委員会事務局長中村達朗君を政府参考人として出席を求め、その……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 児童の権利に関する条約第四十三条2の改正(千九百九十五年十二月十二日に締約国の会議において採択されたもの)の受諾について承認を求めるの件、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約第二十条1の改正(千九百九十五年五月二十二日に締約国の第八回会合において採択されたもの)の受諾について承認を求めるの件及び国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。 政府から順次趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官村田保史君、内閣官房内閣審議官増田好平君、内閣府政策統括官山本信一郎君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛局長守屋武昌君、防衛施設庁建設部長生澤守君、防衛施設庁業務部長冨永洋君、法務省刑事局長樋渡利秋君、外務大臣官房審議官篠田研次君、外務省総合外交政策局軍備管理・科学審議官天野之弥君、外務省総合外交政策局国際社会協力部長石川薫君、外務省アジア大洋州局長薮中三十二君、外務省中東アフリカ……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十四日、富樫練三君が委員を辞任され、その補欠として吉岡吉典君が選任されました。
【次の発言】 使用済燃料管理及び放射性廃棄物管理の安全に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨四日、若林秀樹君が委員を辞任され、その補欠として池口修次君が選任されました。
【次の発言】 過度に傷害を与え又は無差別に効果を及ぼすことがあると認められる通常兵器の使用の禁止又は制限に関する条約第一条の改正の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。川口外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時十八分散会
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五日、池口修次君が委員を辞任され、その補欠として若林秀樹君が選任されました。
また、昨九日、若林秀樹君及び遠山清彦君が委員を辞任され、その補欠として大塚耕平君及び山本保君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に内閣府大臣官房審議官永松荘一君、内閣府沖縄振興局長武田宗高君、原子力委員会委員長藤家洋一君、警察庁刑事局長栗本英雄君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛参……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六月十日、山本保君及び大塚耕平君が委員を辞任され、その補欠として遠山清彦君及び若林秀樹君が選任されました。
また、去る三日、山下善彦君及び田村秀昭君が委員を辞任され、その補欠として阿部正俊君及び広野ただし君が選任されました。
また、去る四日、高野博師君が委員を辞任され、その補欠として山本保君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につき……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨九日、大田昌秀君が委員を辞任され、その補欠として田英夫君が選任されました。
【次の発言】 公聴会の開会承認要求に関する件についてお諮りいたします。
イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案の審査のため、七月十八日午後一時三十分に公聴会を開会することとし、公述人の数及び選定等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、これに賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 多数と認めます。よって、さよう決定いたしました。
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十日、山本保君及び田英夫君が委員を辞任され、その補欠として高野博師君及び大田昌秀君が選任されました。
また、去る十一日、近藤剛君、遠山清彦君及び高野博師君が委員を辞任され、その補欠として河本英典君、山本保君及び山口那津男君が選任されました。
また、昨十四日、吉岡吉典君が委員を辞任され、その補欠として小池晃君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官増田好平君、防衛庁防衛局長守屋武昌君、防衛庁運用局長西川徹矢君、外務省総合外交政策局長西田恒夫君、外務省総合外交政策局軍備管理・科学審議官天野之弥君、外務省アジア大洋州局長薮中三十二君、外務省中東アフリカ局長安藤裕康君、外務省経済協力局長古田肇君及び資源エネルギー庁長官岡本巖君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございま……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、山下善彦君、松井孝治君及び吉川春子君が委員を辞任され、その補欠として尾辻秀久君、榛葉賀津也君及び吉岡吉典君が選任されました。
また、本日、森元恒雄君が委員を辞任され、その補欠として河本英典君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官増田好平君、防衛庁防衛参事官松谷有希雄君、防衛庁防衛参事官大井篤君、……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として桜井新君が選任されました。
また、去る二十三日、桜井新君が委員を辞任され、その補欠として片山虎之助君が選任されました。
また、昨二十四日、片山虎之助君が委員を辞任され、その補欠として山下善彦君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官増田好平君、防衛庁防……
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十五日、山下善彦君及び山本保君が委員を辞任され、その補欠として片山虎之助君及び高野博師君が選任されました。
また、去る二十六日、片山虎之助君及び広野ただし君が委員を辞任され、その補欠として桜井新君及び田村秀昭君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません……
○松村龍二君 自由民主党の松村委員でございます。 当法務委員会は非常にベテランの方が与野党ともおそろいでございまして、私、新参者でございます。トップバッターとして質問させていただきますことを大変光栄に存ずるところであります。 また、このたびは小泉内閣の組閣によりまして野沢法務大臣が誕生されました。また、星野副大臣、また中野政務官は引き続き政務官をされるということで、心からお祝い申し上げる次第でございます。 野沢法務大臣は、自民党にありましても、新幹線その他の問題につきまして、日本の新幹線のネットを事実上今日まで作ってきた、牽引役であったと言って過言でないわけでございます。一道に秀ずる者は……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 本日は、本法案の審議に当たりまして、貴重な御意見を四人の参考人からお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 非常に大きい問題でございますので、私もよく勉強していない面があるわけですが、まず山中参考人にお伺いするんですけれども、原子力発電所についてアメリカの事例をいろいろ研究してこられたように先ほどお伺いしたわけですが、実は私、出身が北陸の福井県でございまして、十五基の原子力発電所がございます。 この国民保護法制を審議し、地方自治体の権限というようなことになってきましたので、地元の県知事も非常に神経質になりまして、具体的にどのように参画……
○松村龍二君 自由民主党の松村委員でございます。 行政監視委員会ができまして、長らくこの委員会に所属しておりませんでしたので、私、初めてこの行政監視委員会で質問をさせていただくわけです。総務大臣、国土交通大臣、また外務副大臣、財務副大臣、日本の行政のトップを行かれる四大臣に御出席賜りまして回答を賜るということで、大変光栄、有り難く思う次第でございます。どうかよろしくお願いいたします。 まず第一に、私は、今日、地方の自治のいろいろな問題についてお伺いしたい、それを中心にして質問をしたいと考えておりますが、先般、イラクで三人の人質が救出されまして、イラクの隣国でありますヨルダン、その首都のアン……
○松村龍二君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。 去る一月十四日及び十五日の二日間、司法行政及び法務行政等に関する実情調査のため、静岡県及び愛知県を訪れました。派遣委員は、山本委員長、吉田理事、千葉理事、木庭理事、井上理事及び、私、松村の六名でございます。 まず、一日目は、浜松市のスズキ株式会社を訪問し、外国人労働者の受入れ状況について概況説明を聴取した後、工場内の視察を行いました。スズキ株式会社においては、従業員一万七千七百三十四人のうち外国人は千八百七十人で全体の一一%、工場勤務者に限ると二〇%を占めております。外国人の九一%は日系ブラジル人が占め、勤……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 このたびの弁護士法の改正につきまして法務大臣始め政府側に幾つかの御質問をいたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 昨年の通常国会において弁護士資格の特例を拡充したわけでございます。私の地元でも、ある国会議員が、昨年、総選挙の前に勇退されたわけですが、かなりの御高齢でありますけれども、大学時代に司法試験の資格を取っておると、したがって国会議員を辞めて数か月の今度研修を受ければ弁護士になれるということで、世の中、人のためにひとつ弁護士になると言って準備しておられる方がおられますけれども、そのような弁護士資格の特例を拡充したわけでござ……
○松村龍二君 本日は、法務委員会の委嘱審査ということでございますが、幾つかこの一年間の法務行政、法と秩序という観点からの御質問をさせていただきたいと思います。 まず、拉致問題でございますが、拉致問題は、この国会におきまして、衆議院、参議院含めていろいろな委員会で今まで幾たびか審議されてきたと思いますが、私は法的側面に絞ってこの拉致問題について質問をさせていただきたいと思います。 私もこの拉致の救出のシンボルにもなっておりますこのバッジを付けておりますが、これは昭和五十三年に私の地元でも二人のアベックの方が北朝鮮に拉致されたと。先般、帰国してきたわけでございますが、その関係者からしますと、早……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 自民党の委員各位の御了解いただきまして、私、質問をさせていただきたいと思います。 破産法というと非常に難しい法律だということでございます。先ほども、廊下で昔から知っている委員部の方にお会いしましたら、今日は破産法の質問をするんだと言ったら、ああ、難しいですねという一言がございました。これは、弁護士の千葉先生、角田先生、江田先生というふうな御専門の方からしますと非常に手になじんだ法案かと思いますけれども、私どもは本当に生まれて初めて見るような法律でございまして、それについて質問をするというのはいささか消極的な気持ちになるわけですが、勇気を奮い起こしま……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 今日は、破産法及び破産法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、先回五時間の質疑が当委員会において行われまして、今日、この法案の成立に深くかかわった諸先生、また現場で破産の問題に精通しておられる先生方をお迎えいたしましてお話をお伺いする機会をいただきまして、大変参考になりました。平成八年、法務大臣の諮問から始まりまして、法制審議会で鋭意検討されて、現下の主な問題を全部網羅したような破産法ができてきたということを、大変御努力に対しまして敬意を表する次第でございます。 私も、地元では、先ほど石井参考人からお話がありましたような、個人……
○松村龍二君 自民党の松村委員でございます。 本日、国際捜査共助法及び組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案が提案されましてこの審議に当たるわけでありますが、冒頭、質問をさせていただきたいと思います。 国際捜査といいますと、この法案の質問に入る冒頭に、私ども、ICPO、国際捜査機関というようなことを、インターポールというのを聞いておるんですが、インターポールが国際捜査で日本と外国の、日本におきます国際的な犯罪とかいうのをある程度やっているのかなというような漠然とした知識もあるんですが、この国際捜査、何ですか、インターポール、刑事警察機構の役割というのはどう……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 いよいよ本日、裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案、また、ただいま同時に付託のありました刑事訴訟法等の一部を改正する法律案、また、衆議院で修正されました案について審議を参議院で始めるわけであります。 この二年間にわたりまして、司法制度について、戦後のいろいろな問題を整理、検討いたしまして、この間、司法制度改革推進本部、本部長小泉首相が鋭意検討を重ねてまいりまして、それが、各党とも調整いたしまして、司法改革関連九法案ということで閣議で決定されて、今、法務委員会において先般来審議を重ねているところでございます。中でも、この裁判員の参加する刑事……
○松村龍二君 第二班につきまして、御報告申し上げます。 派遣委員は、木庭理事、小泉委員、陣内委員、江田委員、樋口委員及び私、松村の六名で、昨十七日、大阪市において地方公聴会を開会し、六名の公述人から意見を聴取した後、委員から質疑が行われました。 まず、公述の要旨について、御報告申し上げます。 最初に、日本司法書士会連合会常任理事山本一宏君からは、地方における法的支援については相談先の分かりにくさや相談内容の深刻化が問題になっていること、問題解決のためには自治体等との連携と司法ネットの実現に期待していること、司法書士会が簡裁訴訟代理、司法アクセス支援、民事法律扶助事業、成年後見など様々な活……
○松村龍二君 自民党の松村議員でございます。 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案と刑事訴訟法等の一部を改正する法律案の審議をしているわけですが、いよいよ最後の機会かと思いますが、与党公明党の方からも時間をいただきまして、代表といいましょうか、大きな質問を幾つかさせていただきたいと思います。 今日の日本は、有史以来治安が乱れているんじゃないかなというふうにも見ることができると思います。古代の時代がどうであったか、戦国時代がどうであったか、第二次世界大戦の焼け野原の跡の時代がどうであったか。乱れていた時代はあったと思いますけれども、外国人等が入ってきまして、非常に日本人では通常しないような……
○松村龍二君 自民党の松村でございますが、ただいまはそれぞれの参考人から非常に貴重なお話をいただいたと思います。 この司法ネットという新しく採用する法律、総合支援法ですね、我々も検討しているときに、初め司法支援センターというような名前で法案が出されてきて、何かちょっとよく分からぬではないかということで、日本というのを付けたらいいんじゃないかというようなアイデアが出されまして、日本と名前の付いているそういう事務所があるかと言ったら日本育英会とか日本道路公団と、こう言われたんで、まあなるほどということで、是非この日本司法支援センターが定着してもらいたいというふうに思うわけですが、しかしこの相談窓……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 この不動産登記法及び不動産登記法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきましては、先ほど趣旨説明が行われまして、公式には初めて協議するわけでございますが、審議するわけですけれども、先般、知的財産高等裁判所設置法案、裁判所法等の一部を改正する法律案の審議をしている過程の中で実質的に、自民党を始め各党から百分近く実質的な審議、重要な内容を持つものについて政府に対して問いただしたところであり、我が党からは岩井議員がその専門的な知識で御質問いただいたわけですが、今日、公式に提案がございましたので、一つ、二つだけ私、総まとめ的に質問させていただきま……
○松村龍二君 自由民主党の松村議員でございます。 先国会において北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会というのが初めて発足いたしました。そして今日、第一回目の会議、この臨時国会もこれで終わりかと思いますが、第一回目の委員会に自民党を代表して発言させていただきます。大変光栄に存ずる次第でございます。 といいますのは、私は福井県出身でありまして、福井県には皆様御承知の小浜というところから地村保志、富貴恵夫妻、またこのたびの交渉で三人のお子様が帰ってまいりまして、まだ特定失踪者という方が三人ぐらいおられるわけですけれども、そういうようなことで大変に関係も深いということでございます。 さて、こ……
○松村龍二君 自由民主党の松村委員でございます。 本日は、民事関係手続の改善のための民事訴訟法等の一部を改正する法律案が既に提案されておりまして、この審議をするわけでございます。自由民主党を代表いたしまして質問をさせていただきたいと思います。 平成十三年六月十二日に内閣に提出された司法制度改革審議会の意見書では、民事司法制度について、国民が利用者として容易に司法にアクセスすることができ、多様なニーズに応じた適正、迅速かつ実効的な救済が得られるような制度の改革が必要であると、こういうふうに提言されまして、これを受けまして、法務大臣が法制審議会に対して、民事訴訟法の改正要綱を示すように諮問され……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 本日、刑法等の一部を改正する法律案について審議をするわけでございます。トップバッターを務めさせていただきたいと思います。 今度の刑法等の一部を改正する法律案は、刑の重罰化を中心にし、また公訴の時効を延長するというようなことを主な内容としているというふうに承知いたしております。 刑法は明治四十年に成立されまして、自来、刑罰について大きく見直しをするということはかつてなかった、絶えてなかったわけでございますが、このたびこの見直しをするということでございます。 しかし、私もこの質問するに当たりまして勉強いたしましたところ、日弁連等からは、この……
○松村龍二君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。 去る一月十三日及び十四日の二日間、司法行政及び法務行政等に関する実情調査のため、福島県及び宮城県を訪れました。派遣委員は、渡辺委員長、吉田理事、千葉理事、木庭理事、井上委員及び、私、松村の六名でございます。 一日目は、まず、福島刑務所を訪れました。本刑務所は、二十代から七十代の犯罪傾向の進んでいる者及び処遇上配慮を必要とする外国人を収容しております。受刑者の平均刑期は約二年九か月、平均入所回数は四・四回となっておりますが、暴力団員がその四四%を占めているとのことであります。受刑者の罪名別では覚せい剤と窃盗、……
○松村龍二君 自民党の松村委員でありますが、いよいよ通常国会も始まりまして、先般の所信におきまして、大臣所信において大臣から、現下の法務行政、法務のいろいろな課題についてたくさんの法案も準備しておるというようなことでございます。我々もしっかりこの法案の審議をいたしまして現下の国民のニーズにこたえたいというふうに思う次第でございます。 大臣の所信に対する質問の一番バッターといたしまして、自民党を代表いたしまして質問をさせていただきます。 通告してあります順番を変えまして、会社法案の問題についてまずお聞きしたいと思うんですが、今日の日本経済新聞にも、二面に大きく、会社法案足踏みと、外資警戒、自……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 あしたから連休が始まるというようなことで、しかも十日も続くというようなことですけれども、当法務委員会は大変に気合みなぎって、しっかり審議をしようということでございます。厚生労働委員会は、今日一日、五時間か六時間の審議されるというような話でございますが、そういうような時期でもございますので、ひとつ肩の力を抜いていただいて、しっかり充実した、結果的には充実した審議になるようにお願いしたいと。 また、一昨日は、府中刑務所、また府中警察署の留置場もこの委員会として午後視察に行ってきたわけでございます。この当法務委員会としては、一月に、主に理事メンバーが……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 本日は、法務委員会が刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案を審議している中に、一日時間を取りまして、午前中三人、午後三人の参考人から広くお話を伺っているわけです。私もこの法務委員会二年近くおりますけれども、六人からお話聞く法案というのは初めてでございます。非常に多彩な各方面からお話をお聞かせいただいておるということを大変有り難く思っております。 また、ただいまは浜井参考人、また西嶋参考人、山本譲司参考人からお話を伺ったわけでございますが、特に山本譲司参考人におかれましては、お話にありましたように、逡巡をしながらも、自分自身御経験された、また、かつ……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。 当法務委員会は、この刑事施設関連法案につきまして審議をしておりますが、衆議院に負けない充実した審議をしているんじゃないかなというふうに思います。従来、こういう理事の立場に立っておりますと、衆議院が三時間使えば、参議院はまあ二の時間を使えば一応その委員の数を比例的に考えてもまあやったというようなことが言われるわけですけれども、この法務委員会に限りましてはそういうことはもう一切考えないで、もうおなか一杯審議をしておると、こういう状況でございます。 それから、特に今週火曜日は参考人から意見を聴取したわけ……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 本日は、本会議の代表質問に続きまして、議題となりました会社法案及び同法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして質問させていただきます。 事務所の方に会社法案とこの関連法律いただきまして、大変分厚いものでございます。会社法案が何条あるのかということを見ましたら、九百七十九条、あと二十条ほどあれば一千条という法律でございます。また、同法の施行に伴う関係法律というのが幾つあるか、この別冊、第一分冊というのを見ましたら、会社法の施行に伴う関係法律を廃止するのが有限会社法を始め九つあると。それから、会社法の施行に伴い関係法律を整備し所要……
○松村龍二君 自由民主党の松村でありますが、御三方、それぞれ非常に専門的なお立場、あるいはこの会社法の改正を手掛けて指導してこられた方々のお話を聞かせていただきまして、大変ありがとうございました。 よく国会議員が議論をするのにふさわしくないテーマが二つあると。それは原子力の問題であり、臓器移植の問題である。余りに専門的で、実際に原子力発電所を動かしているわけでもない人が原子力問題の安全その他の危険性について分かるわけないじゃないかと、こんな議論もあります。また、臓器移植も同じ意味だと思いますが、この会社法も私にとりましてはどうも非常に専門的で、何だかさっぱり分からないというのが正直なところで……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 会社法案と同法案の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきましては、参議院において本日に至るまで法務委員会での質疑を重ねるとともに、参考人質疑やそれを踏まえた連合審査における質疑を持ちまして、時間的にも内容的にも十分な審議を、質疑をしてきたものと考えております。 私は、本日、法務委員会における質疑は、会期末ということもございます、最終段階に至っていることを踏まえまして、その私どもの質疑を総括する意味から、現在までに取り上げられてきた重要問題に絞って、政府に対し質問をしてまいりたいと考えております。 まず、今回の会社法案におきまして、……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。質問させていただきたいと思います。 ただいま郵政民営化関連法案の審議をするということで、特別委員会が開催されております。これ大変歴史的な委員会じゃないかなと。委員長を始め、理事、委員の方々、本当に御苦労さま、また大臣始め答弁側も御苦労さまでございます。 私も昨年から法務委員会に関係しておりまして、法務委員会も法案たくさん持っておりましたのでそのことに集中しておるべきであったわけですが、この郵政民営化の問題についてはどうしても参画せざるを得ないというふうな気持ちで、自民党内におきますいろいろな合同部会等にも参加させていただきましたし、今日また差……
○松村龍二君 おはようございます。 今朝の新聞を見ましたところ、参議院の予算委員会は片道式がいいのか往復式がいいのかというふうな記事がございましたが、なるべくその片道式のメリットを生かすような質問をしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 私は、日本のエネルギーの問題についてお伺いいたしたいと思います。 エネルギー確保は国家自立の基本であると認識いたします。顧みますと、一九七〇年代にオイルショックが発生して、我が国の産業構造に大きな変化がありました。また、最近の動きを見ますと、昨年来石油価格が、オイルショックのときに三十ドルを超えるといって大騒ぎでありましたけれども五十ドルを、……
○副大臣(松村龍二君) 松村龍二でございます。 運輸審議会委員田島優子君は平成十七年十二月二十四日に任期満了となりましたが、その後任に保田眞紀子君を任命いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○副大臣(松村龍二君) 運輸審議会委員小野孝君は七月五日に辞職し、榊誠君は七月五日に任期満了となりますが、小野孝君の後任に大屋則之君を任命し、榊誠君は再任いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 また、航空・鉄道事故調査委員会委員松浦純雄君は二月十七日に辞任いたしましたが、その後任に豊岡昇君を任命いたしたいので、航空・鉄道事故調査委員会設置法第六条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○副大臣(松村龍二君) スカイマークの件について、大臣も厳しく公共運送機関に携わる者の責任ということをマスコミでも主張しておられたわけでございます。 申すまでもなく、今回の阪神の問題にいたしましても、私どもも報道で知る程度でございますけれども、鉄道事業は安全で利便性の高い大量輸送サービスを安定的に提供するという公益性の高い使命を負った重要な事業と認識しております。 このため、鉄道事業の最も重要な使命である安全性の確保と利用者利便の向上が損なわれる現実かつ具体的なおそれが生じれば、鉄道事業法に基づき、必要な指導、助言、保安監査、改善措置等を含め適切に対処していく所存でございます。したがいまし……
○副大臣(松村龍二君) 山本先生にお答え申し上げます。 まず、ボンバルディア社製の御質問についてお答えいたします。 ボンバルディア社製のQ400型航空機は七十四人乗りのプロペラ機で、平成十五年より我が国に導入されまして、プロペラであるということもありまして低騒音機であると。この特性を生かしまして、伊丹空港を中心に、現在、JALグループ、ANAグループ合計で十九機、二十五路線を運航しています。 御指摘いただきましたように、昨今、Q400型機については、多様なトラブルにより運航に支障が生じる事例が多発しており、昨年は二十六件、本年もこれまでに、週末の状況でございますが、十七件のトラブルが発生……
○副大臣(松村龍二君) お答えいたします。 自賠責制度は、昭和二十年代の自動車保有台数の増大とそれに伴う交通事故の急速な増加を背景に、強制保険という制度とともに自動車交通事故による損害の基本補償を確保するという仕組みを確立することにより、昭和三十年に創立されました。当時約百五十万台でありました自動車保有台数は今や八千万台に上り、自動車は我が国の経済社会、国民生活に不可欠なものになっておりますが、近年では死傷者数が年間百二十万人に上り、車社会における国民の安全、安心を確保することが極めて重要な国家的課題であります。 こういった課題に対しまして、車社会の発展と交通事故被害の拡大に応じまして、保……
○副大臣(松村龍二君) お答えいたします。 ただいま御指摘いただきましたように、北海道開発局の定員の削減、純減につきましては、行政減量・効率化有識者会議におきます御指摘を踏まえ、現在鋭意検討を進めているところでありますが、四月二十八日の有識者会議で提示いたしました八百六十一人の純減は、この間、四年間、定年になって辞める者が七百六十名でございますので、百名の職員の配置転換を行わざるを得ない規模の純減でございます。 北海道開発局の職員の大半は北海道出身で道内に生活の基盤を有しており、道内におきます受入先があればいいと、受入先の確保が重要な課題であると認識しております。しかし、北海道におきます国……
○副大臣(松村龍二君) お答えいたします。 先生おっしゃいますように、事業をしっかり評価して道路建設を進めるということで、北見道路につきましては、平成九年度に事業化いたしましたので、事業着手後十年を迎える場合に、国土交通省所管公共事業の再評価実施要領に基づきまして、今年度、事業再評価を行う予定でございます。現在、事業再評価の実施に向けまして、データの収集など鋭意準備を進めており、準備が整い次第速やかに手続を進める予定であります。 また、事業再評価に際しましては、地方公共団体の意見を聴くとともに、学識経験者等から成る第三者委員会で幅広い審議をお願いしております。議事の公開はもちろん、また、そ……
○副大臣(松村龍二君) 神戸空港につきましては、先ほど先生の誕生日、二月十六日に開港したわけでございますが、幸い一日当たり七路線二十七往復の国内線が就航しておりまして、開港からほぼ一か月が経過しましたが、設置管理者である神戸市が取りまとめた利用状況の速報値によれば、開港から三月十二日までの間の一日当たりの平均利用者数は八千百九十六人、平均搭乗率、これはロードファクターと言いますが、これは七三・七%、特に羽田路線の平均搭乗率は八四・三%と高い水準を示しております。御参考までに申し上げますと、平均搭乗率の全国平均は六二・九六%でございます。現時点においては神戸空港は順調に利用されているものと評価し……
○副大臣(松村龍二君) 先生の安全に対する御卓見を、正にそのとおりだというふうに思います。 私も、昨年十二月に羽越線の列車転覆事故がありまして、大臣とともに現場に参った次第でございます。最近、異常気象でございますので、従来考えられなかった突風が吹いて、まあ不可抗力の事故であったかのようにも見えますけれども、かつては国鉄の職員もたくさんいて、その辺にどういう風が吹くというふうな、その地域出身の職員がいるとか、いろんなことを指摘する方もいたわけでございます。したがいまして、今御指摘のようなことに基づく、安全がおろそかになるかもしれないといった面と、またいろんな観点があろうかと思います。 このた……
○副大臣(松村龍二君) 非常に難しい御質問で、昔は各市町村中心地に置いたわけですが、これだけの自動車時代、それからまた警察官が車で通勤してくるという問題もありますし、それが全部国費というか公の費用で駐車場を確保するということはどこもしてないと思うんですけれども、来客も自動車だというようなことになりますと、それとやっぱり郊外にあっても、市民も自動車時代ですから行きやすいといった、昔だと不便なところに警察署があってはいかぬという考えがあったと思うんですが、そんなことでこんな趨勢になっているのかなというふうには思いますが、それぞれ、区々事情は違うと思いますので、一概には申し上げられないと思います。
○副大臣(松村龍二君) ただいま加治屋先生から激特事業の早期採択についてのお尋ねがございました。 今回の豪雨によります川内川におきます浸水被害につきましては、これまでの現地調査等によりまして、上中下流全体で河川激甚災害対策特別緊急事業の採択要件を満足していることを確認いたしております。二千戸以上の浸水家屋といったのが一つの条件でございます。現在、激特事業の適用を前提に、鋭意、上中下流及び本支川の安全度バランス等を考慮し、事業計画の検討をしているところでありまして、早急に成案を得るよう努めてまいります。 また、鹿児島県が管理いたします米ノ津川につきましても、激甚事業の採択要件を満足することを……
○副大臣(松村龍二君) お答えを申し上げます。 ただいまの厚生労働大臣の答弁とダブる部分があろうかと思いますが、先生御指摘のように、現在、建物、道路又は高速道路等の駐車場で障害者が利用できる駐車スペースには、その旨表示するマークとして車いす利用者をデザインした各種施設に共通する国際シンボルマークが多くの場合使用されております。 この国際シンボルマークは、日本工業規格においても、障害者が利用できる建築物及び施設であることを表示する案内用図記号として定められておりまして、車いす利用者に限定されるものではございません。しかし、車いす利用者専用などと誤って認識されている方もいると思われます。 一……
○副大臣(松村龍二君) お答えいたします。 住宅事情がヨーロッパと日本と違う。私もよく映画等見るわけでございますが、何といっても石造りの恒久的な家に住むという生活から発しているヨーロッパ人、またアメリカ等の映画を見ましても、中古の家に進んで住む、売買が行われるといった状況の違いがあるというふうに、前提としてあると思います。 しかし、リバースモーゲージは、高齢者が自ら所有する不動産を活用して、ゆとりある生活の資金を確保する上で役立つものと認識しております。 一方、リバースモーゲージを普及させていくためには、先ほど申しました観点からも、国土交通省のみならず、金融政策、福祉政策等関係する各省が……
○松村龍二君 まず、長勢法務大臣、御就任おめでとうございます。また、副大臣、政務官もそれぞれ御就任されまして、おめでとうございます。 長勢大臣におかれましては、司法制度改革のときにも中核的な役割を果たしておられ、また特に裁判員制度の裁判官、国民の裁判員の数をどうするといった問題等について大変御奮闘しておられたという記憶を持っておりまして、そのようなベテランの方に法務大臣になっていただいたと、心から再度お喜び申し上げる次第でございます。 さて、今回の内閣は、美しい国日本、また世界一安全な国日本の復活を目指すということを言っておられますが、治安が安定しているということは非常に大事な問題であると……
○松村龍二君 自民党の松村龍二でございます。 平成十九年度の予算につきまして委嘱審査をすることになっておりまして、自民党を代表して質問をさせていただきます。 まず第一に、さきの臨時国会の冒頭の委員会でも私、長勢大臣に御質問したわけでありますが、死刑の執行につきまして御質問し真摯なお答えをいただいたわけですが、その後、先日は死刑判決が確定していて未執行の者が百名を超えた旨の報道がされております。まあ新聞等を見ておりましても、裁判所は国民の輿望を担ってどんどん死刑の判決をするわけでございますが、今後も相当数の死刑判決が見込まれる現状におきまして死刑は適正に執行されなければならないと考えますが、……
○松村龍二君 岡田委員に引き続きまして、この少年法等の一部を改正する法律案につきまして質問をさせていただきます。 私は、捜査の、調査の可視化の問題について中心に御質問いたしたいと思います。 現在、裁判員制度が近く始まるということもありまして、犯罪全体についての捜査の過程での可視化、録画や録音をしておいて、必要とあればこれを使用するという可視化の問題があるわけですけれども、この法務委員会におきまして、少年については特に暗示に掛かりやすいとか、真実の追求が誤ったことになってはいけないということから、少年の調査手続において可視化をすべきであるという強い御意見を述べる委員の方が多かったかと思います……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二であります。平成十八年度の補正予算の審議が行われるに当たりまして、自民党のトップバッターで質問をさせていただきます。 今日この予算委員会の会議場に参りまして、隣の席が空白でございまして、非常にむなむなしい感じをするわけでございます。 小学校の社会科においても、日本の国は三権分立で成り立っていると、また国権の最高機関として国会があるということは小学生でも習うわけでございます。そして、国会議員の仕事は何かといえば、この予算委員会なり通常委員会、また本会議において議論を闘わすことがその職責であるというふうに思います。野党の先生方も日ごろなかなか非常に含蓄のある御……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 平成十九年度の予算の審査を行う予算委員会にこうして同僚、上司の理解をいただきまして質問をさせていただきますこと、大変光栄に思います。総理大臣始め皆様、よろしくお願いします。 今日ここに立ちまして、二月の初めに補正予算のやはり予算委員会があったんですけれども、そのときはこの左側の議員席が全部空いておりまして、非常に寂しい思いをいたしました。国会議員の仕事というのは、やはり憲法にありますとおり、国会において審議を尽くすということがお仕事かと思いますけれども、欠席戦術というのか、おられませんで、昨日も野党の御質問聞いておりますと、櫻井先生なんかは……
○松村龍二君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○松村龍二君 私は、委員長に池口修次君を推薦することの動議を提出いたします。
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。よろしくお願いします。 治安の問題については今、山根先生からお話ございましたので、後半、質問させていただきたいと思います。 まず、行政改革についてお尋ねするわけですけれども、このたび独立行政法人については政府が公文書館を含む百一の独法の整理合理化計画を年末に策定する方針である、首相は民営化や統廃合を念頭に独法の抜本的な見直しを指示していると、こういうふうに伺うわけでございますが、先般、十九日の講演で渡辺大臣は国立公文書館につきまして、本来は国が直接行うべき事業だとして独立行政法人から国の機関に戻すこととも取れる発言をしておられますが、その方向……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 私は、特区について御質問をいたしたいと思います。 平成十四年、小泉内閣のときに特区が鳴り物入りで登場しまして、いろいろ地味ながらも成果を収めていただいておるというふうにも承知いたしますが、まあどぶろく特区というのが一番有名であると、国民のだれに聞いてもどぶろく特区というものは皆さん御承知かと思います。しかし、最近この特区について余りどういうふうになっているのかという姿が見えないのではないかというふうに思いまして、そういう意味から御質問をさせていただきます。 まず、構造改革特区導入の経緯、目的、効果でありますけれども、構造改革特区制度は平成十四年に……
○松村龍二君 自民党の松村龍二でございます。 本日は、犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案が審議されるに当たりまして、自民党を代表し質問させていただきます。 まず、最近治安が良くなったのかどうなのかという問いがありますと、何をもって治安が良くなったか悪くなったかということは非常に難しい問題がありまして、統計的に殺人事件あるいは犯罪総件数が多くなった少なくなったと、そういう点において必ずしもそう治安が悪くなっていないというふうなことを説明受けることがあるんですけれども、しかし、体感的に日本国民の多くが治安が悪くなっているというふうなことを感じている面があります。 そ……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律案について質問をいたします。 今、芝委員から質問があったわけでございまして、多分に重なるような質問もあろうかと思いますが、よろしくお願いします。 暴力団対策法は、平成三年に成立、翌四年から施行されておりまして、昨年で十五年が経過したところであります。同法の成立により、暴力団は反社会的集団として法律上明確に位置付けられるとともに、それまで必ずしも有効な取締りができなかった暴力団員による不当な行為に規制の網をかぶせることができたところであります。このように同法の成立、施行により一定の成果が得られているものと……
○松村龍二君 自民党の松村龍二であります。 先ほど御提案のありました研究開発力強化法案に関しまして、提案者に対しまして質問をさせていただきます。 多少ただいまの梅村先生の質問とダブる点があろうかと思いますが、切り口が違うということで答弁をお願いしたいと思います。 我が国は、これまでの官民を挙げたたゆまぬ研究開発や事業活動の成果といたしまして、自動車分野を始めとする卓越した物づくり産業を有するほか、近年の人工多能性幹細胞、いわゆる先ほど来お話のありますiPS細胞研究を始めとする世界に誇る研究成果を上げてきたのであります。このような我が国に蓄積された研究開発力の優位性や強みはいまだに大きく、……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。
国家公務員制度改革基本法案について質疑をさせていただきます。
まず、今期国会が終盤を迎えようとしている中で、渡辺大臣及び修正案提出者から、何としてでも今国会でこの法案を成立させる必要があるという強い思いがおありでしたら、お伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 本会議におきまして質問させていただいた際に指摘したわけですが、戦後、焼け野原の日本が世界GNP二位というような経済大国に成長したと。また、今とやかく言われておりますが、福祉についても国民皆保険というような全世界の中で誇るに足る福祉を実現したと。そして、そのほかの分野もありますが、安全……
○松村龍二君 自民党の松村委員でございます。 本日は、竹花参考人、中村参考人、渡辺参考人、どうも御苦労さまでございます。 それぞれの立場から先ほどは貴重なお話をいただいたわけですが、目に余る有害な情報が現存するということについては三者とも認めていると。しかし、それをどうしたらいいかということについて、渡辺参考人は、あくまでも表現の自由が将来とも損なわれることのないようにということを絶対担保するというような立場でのお話かなと思います。中村参考人は学者の立場から御覧になっていると、こういうことかと思います。また、竹花参考人は、実践を踏まえて有害な情報から子供を守るという運動をしておられるのかな……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。時間をいただきまして質問をさせていただきます。 まず、森法務大臣、御就任おめでとうございます。また、佐藤副大臣、早川政務官もそれぞれ造詣の深い方でございまして、御就任にお祝いを申し上げます。 この度の大臣御就任に当たられまして麻生総理大臣より、特に裁判員制度の円滑な導入を始め司法制度改革を推進することと、安全な日本にふさわしい入国管理を推進することの二点につき御指示があったとお聞きいたします。 そこで、まず司法制度改革の構造に関連する問題からお伺いします。 まず、法科大学院、司法修習の問題についてでございます。 大臣は十月十日の記者会見におきま……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 国籍法についての改正案について御質問申し上げます。 今回の国籍法の改正案につきましては相当数の国民から心配する声が上がっており、我々国会議員のところにもファクスその他、その意思が届いているところでございます。その心配の多くは、虚偽の父子関係が作為的に形成され、本来日本国民となるべきでない人が日本国民となってしまうというもののようでございます。 まず第一問といたしまして、ところで、今回の改正法案は本年六月四日の最高裁判所判決を受けたものとのことであります。そこで、この最高裁判所判決の内容及びその意義をどのように理解しているのか、法務当局に伺いま……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。時間をいただきまして質問させていただきます。 昨年秋に、アメリカ合衆国の金融機関の破綻に端を発した世界的な金融経済危機の影響を受けまして、我が国の経済も総理が百年に一度と申しておるような深刻な経済危機に陥っております。特に雇用を取り巻く情勢は殊のほか険しく、いわゆる派遣切り、つまり非正規職員の契約不更新などによって職を失い、あるいは新たな職に就きたくても就くことができないという方々が急増しているだけでなく、正規職員についても賃金カットが行われ、あるいは失業が、問題が起きるというようなことも言われております。社会的な不安感が増大しているわけであります。 ……
○松村龍二君 自民党の松村でございますが、今日は裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について御質問申し上げます。
本法案は、判事の定員を四十人、判事補の定員を三十五人、裁判官以外の裁判所職員の定員を三名増加させるというものであり、私はこの法案について賛成するものでありますが、これに関連して幾つか質問をさせていただきます。
まず、司法制度改革が唱えられて以降、例年裁判官が増員されておりますが、これまでどの程度裁判官は増加したのか、最高裁にお伺いします。
【次の発言】 そのように裁判官が増員したことによりまして、裁判所の運営や機能にどのような貢献をしているか、お伺いします。
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 対外国民事裁判権法案につきまして質問をさせていただきます。 まず、この法律案は、どのような場合に我が国の裁判所で外国に対して民事裁判をすることができるかを明らかにしようとするものですから、国民の裁判を受ける権利を確保するという観点から見て、社会的意義の大きい法律と言うことができると思います。 ところで、この法律案の内容はいわゆる国連国家免除条約に準拠したものになっているところ、我が国は平成十九年一月にこの条約に署名済みであると承知しております。そうであるとすれば、この条約とは別にこの法律を制定する必要があるのでしょうか、法務大臣に伺います。
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 本日、刑事訴訟法一部改正法案について質問をさせていただきます。 私も、冤罪者が出てはいけないといった思いは人後に落ちないつもりでございます。その意味において、捜査当局において限りなく適正な捜査をやっていただきたいということを望むわけでございます。 私は、ただいまの質問者と違う立場から質問をさせていただきます。 取調べというのは、一つのやっぱり技術といいましょうか、一つの力が必要なわけですね。例えば、私が犯人に向かって、お名前は何とおっしゃいますかと、それで、何か殺人事件があったんだけれども、あなた犯人ですか、いや、そうじゃありません、ああそ……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 戦後の我が国を見ますと、日本に来る外国人が少なかった時代、また多くなった時代、それから労働者としてたくさんの方が入ってこられる時代、また最近はコンピューターや不況で派遣切りといったことが行われる時代、またコンピューター化という時代の中でどう事態を対応するかといった大きな問題がある中、今回この法案の改正に踏み切ったわけでございますが。 そこで、先ほど多賀谷参考人からのお話の中で、今回の入管法改正案は中心になってまとめられた新たな在留管理制度に関する提言を踏まえて作成されたと伺いました。この提言を取りまとめた立場からの御意見として、提言のポイントと、そ……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。入国管理等の一部を改正する法律につきまして質問をさせていただきます。
前回の法務委員会におきます参考人の意見陳述におきましても、今回導入しようとする新たな在留管理制度が例えば米国の在留管理制度と比較して管理が厳し過ぎるのではないかとの懸念、質問を通じまして、この度の法改正が厳しい方向へ向かっているんじゃないかというような懸念も示されたように記憶するわけでありますが、諸外国におきます在留管理制度の概要につきまして法務当局に伺います。
【次の発言】 諸外国においても、その国に在留する外国人から人定事項や居住情報等の基本的な情報を取得し、継続的に把握する制度……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 大臣の所信に引き続きまして、法務行政について質問をさせていただきたいと思います。 まず、先回、大臣の所信を伺いまして、意気込みを伺ったわけですけれども、ちょっと私にとって分かりにくい部分がございました。冒頭、法務行政は、国民の命と生活を守るための基盤づくりというべき役割を担っておりますと、こういう御説明でございましたけれども、従来、法務行政というのは法秩序の維持とか出入国管理とか基本法制とか国民の権利義務の擁護とか、そういうような具体的なお話があろうかと思いますけれども、国民の命と生活を守るための基盤づくりといいますと、厚生労働省の所信であっても通……
○松村龍二君 私は、ただいま可決されました刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・改革クラブ、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 公訴時効の廃止及びその期間の延長により、捜査が長期にわたる場合が増えることを考慮し、えん罪が発生する余地のないよう、捜査資料・証拠物等の適正かつ確実な保管を図るとともに、犯罪検挙率の……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 自民党同僚議員のお許しをいただきまして、一番バッターで質問をさせていただきたいと思います。 行政監視委員会は平成十年にスタートいたしておりますが、初代の竹山委員長は委員会のあいさつで次のように述べております。本委員会に課せられております使命は、国権の最高機関である国会が、その機能を十分に発揮して、行政を恒常的に監視するということであり、委員長としてその職責の重大さを痛感している次第でございますと。 そして、その後、平成十一年、十二年、十五、十六年と決議をいたしております。国家公務員による不祥事の再発防止に関する決議、薬害エイズ、官官接待、社会福祉……
○松村龍二君 私も今回の村木さんの件についてはこのような形で冤罪がつくられたら世も終わりだというふうな大変な憤りを持ったところでありますけれども、幸いに、結果このようなことになって、まあよかった。村木さんの人生訓ですね、人生観、そういうものが村木さんの拘置所に長い間取調べに耐える力になったのかなということで、改めて敬意を表する次第でございますけれども。 私は、この度の件は検察庁が非常に常識のないところだなということを感じたわけです。というのは、私も、自民党で厚生労働部会等がありますと村木さんが来て御説明なんかされることがありまして、そういうときの物腰、態度、お話を聞いておりまして、この事件が……
○松村龍二君 一つだけ質問をさせていただきます、石橋先生に御質問で。 ただいまいろいろ答えが出てきたような感じもあるわけですが、私、福井県出身でございまして、若狭に御承知のように十四、原発があるわけでございます。しかし、若狭も非常に平穏なところでありまして、過去には大地震があったということは聞かない。敦賀の近くに活断層があるということは県民もみんな知っておりますけれども、また津波も、かつて秋田の方で津波があったというような思いもなくて、津波もほとんどない地域かなというふうに県民みんな安心している点があるわけで、その点、石橋先生、今日、小出先生始め諸先生がモーゼの預言のように今日を予測されてい……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 この度の犯罪による収益の移転防止に関する法律の一部を改正する法律案について御質問をさせていただきますが、あわせまして、三月十一日に発生しました東日本大震災におきます警察の諸活動についても、この際、国家公安委員長に幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 まず、マネーロンダリングについて御質問するわけでございますが、この法律はマネーロンダリングを防止するための法律ということでありますが、マネーロンダリングというと、言葉はよく聞いたことがあるんですけれども、内容があと一つなじみがないという国民も多いんでないかなというふうに思います。 マネーロンダ……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 大変貴重なお話をいただきまして、どうもありがとうございました。この参議院の行政監視委員会が今日初めてスタートするわけですけれども、この国会の中でスタートするわけですが、やはり何が何といっても、この財政規律といいましょうか、この財政上の問題を審議することが何よりもスタートでなければならないというふうに思う次第でありまして、今日そのような機会が得られたと、そして三先生から貴重なお話をいただいたということを喜んでいるわけでございます。 岩田先生にお伺いするわけですが、デフレを脱却すれば税金も多く確保できるというふうなこと、それが国債残高の高騰に対して……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 本日は、不正アクセス行為の禁止等に関する法律の一部を改正する法律案についての審議ということでありますけれども、まずは法案審議の前に、昨日、糸数委員も御質問されましたけれども、最近世間の耳目を引きました、長崎におきますストーカー殺人事件に関連して幾つか御質問したいと思います。 この長崎ストーカー殺人事件では、警察が事前に相談を受けていたにかかわらず、結果として、その相談が警察に届かなくて警察にネグレクトされた結果になりまして、お二人の尊い命が失われるという大変痛ましい結果となったところであります。 警察では、この事態を重く受け止め、同種事案の未……
○松村龍二君 今日は、どうも御苦労さまでございます。 実は私、昭和三十六年に警察庁から大阪府警に勤務しまして、暴力団の対立抗争が大変激しい時期の大阪にいたことがあるんですけれども、その大阪でも、いわゆるドスでお互いを殺し合う、また報復として散弾銃を撃ち込む、あるいは拳銃が使われるといったことであったわけですけれども、今回の福岡の例を見ますと、北九州市の例を見ますと、数年にわたって手りゅう弾が使われていると。ちょっと大阪の経験からしても、考えも付かないような凶暴な武器が使われていると。 それから、現職の警察官に対して刃向かう、抵抗する、刃物を持って、凶器を持って刃向かうということはなかったわ……
○松村龍二君 皆様、おはようございます。 私、自由民主党の松村龍二でございますが、質問をさせていただきます。 本日は、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律案についての審議でございます。 現在、暴力団は、市民生活に対する大変な脅威となっており、市民の安全を守るために、暴力団対策をしっかりとやっていくことが必要であります。昨日、当委員会におきまして参考人をお呼びしてお話を聞いたわけですが、北九州市の北橋市長さんから、北九州市あるいは九州において、いかに暴力団がばっこしているかというようなお話をいただきました。そして、これに対して、容疑者を必ず逮捕してくれと、さっぱりその容疑者が逮捕さ……
○松村龍二君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山谷君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に徳永久志君を指名いたします。
○松村龍二君 一つお聞きしたいんですが、先ほど児童家庭局のお話の中で、乳幼児期についての教育という項目の中で、保育所における保育の実施について御説明があったんですが、百六十九万人の方が入所していると。最近、ゼロ歳児保育の数が伸びてきていると思うんですが、どのようにゼロ歳児保育が数の面で伸びてきているのかということを一つ教えていただきたい。 確かに、母親が仕事があってゼロ歳児から保育していただけるということはいいことだとは思いますが、一面、教育という観点からしますと大いに問題もあるのではないかというふうに思います。 私の身内、近くで知っている保母さん等にお話を聞きますと、ゼロ歳児、一歳児、二……
○松村龍二君 会長の御指名をいただきましたので、質問をさせていただきます。 明石先生のお話、私ども、日ごろちょっと違う分野といいましょうか、こちらの分野のことはやっておりませんので大変新鮮なお話として聞いたわけです。戦後の子供社会史の分析も、戦後を顧みまして非常に鮮やかないろんな分析、分類ができるなと思って感心して聞いていたわけですが、これに対してどういうふうな手当てをするか、こういうお話だったかと思います。 世界の各国が戦後やはり同じような経過をたどって子供の世界が変わってきているのか、その辺についてちょっと先生の御高見を伺いたいと思うわけです。アメリカとヨーロッパ、アジアとその他、アジ……
○松村龍二君 最近の子供を見る機会、自分の子供も大きくなりましたので、地元へ毎週往復するときに、羽田空港のロビーで女子高校生がミニスカートでルーズソックス、この非常に寒い日本の冬の中をそういう姿でいる高校生をよく見かけるわけなんです。羽田だけでなくて、私は中部地方ですけれども、そういうところでもそういう高校生をよく見かけるわけです。 健康的に言って、この寒空の中でミニスカートでルーズソックスだけというのは明らかに健康に悪いだろうなというふうに想像するわけです。また、自分自身、快感か不快感かといえば、不快であるということはもう明白だと思うんです。しかし、それが一つの流行としてあるということを見……
○松村龍二君 岡沢先生にお伺いしたいんですが、このたび介護保険が始まるという段階に今なっておりますが、ある与党の政策責任者がちょっと待ったをかけまして、現在のような介護保険をやるとスウェーデンのような核家族の社会を目指すことになる、公的介護を受けない、子供が面倒を見ている家庭に対してはお見舞い金を出して日本の美風を残さんといかぬ、こういうことをおっしゃいまして、なるほどそうだなという共感を与えた部分と、何かちょっと違うことを言っているんじゃないかといった点とあったと思うんですが、私もスウェーデンの社会、北欧のそういう核家族の社会を知らないもので、先生、率直にあの騒ぎをごらんになっていてどういう……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 塩野谷先生にお聞きしたいんですが、この少子化の問題で、私も自分の身の回りを見ておりますと、自分の子供は二人おりまして、上の娘は、一人ぐらい産むのかなと思っておりましたら、同じアパートの人が二人持っている、それに刺激されて何か二人目をつくったようですが、下の娘は御多分に漏れずひとりでおりまして、なかなか伴侶が見つからないと、こういう状況ですが、一般的な社会の例かなと思っておるんですが。 ただいまお話を伺っておりまして、日本の国が少子化あるいは人口が減少するという将来おそれというようなときに、外国人の移民を入れれば、日本人だけの人種を残して少子化と……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 貴重な機会をいただきまして、本日、国民生活・経済に関する調査会、少子化の問題について御質問をさせていただきたいと思います。 まず冒頭、昨日午前一時に我が国の総理、小渕内閣総理大臣が体調を害されまして入院された。何か集中治療室に入っておられるということでございます。一億二千万おるこの日本を、経済の運営、教育の問題、福祉の問題あるいは外交、すべての問題について心を砕くということはなかなか大変な激務ではないかというふうに思います。民主主義のよいところで、いろいろな批判も自由に国民から受けるわけでありますけれども、そういう中で倒れられたわけでございます……
○松村龍二君 もう各委員からお話が出ているかと思いますが、外国人と少子化、移民の問題でございます。 私は、福井県の出身なんですが、国会議員になる前に県の方から、東京で識者を求めましてふるさと大使というふうなことで、福井県は人口が八十万しかいない、これを百万にしたいというふうな話題が提供され、あるいは福井県というのは余り日本じゅうの人が知らないから何とか有名になるにはどうすればいいかと、こういうテーマが出たわけでございます。それで、お話を聞いていますと、人口をふやしたいというんですが、福井県以外の人が入ってくるということは嫌だと、こう言うわけですね。福井県の中だけでふやしたいと、こういう難しい……
○政務次官(松村龍二君) 文部政務次官の松村でございます。どうかよろしくお願いします。 文部省の御説明をさせていただきますが、お手元に「生涯にわたる女性の健康支援のための文部省の取組について」という資料を用意しております。 文部省の取り組みについてまず御報告申し上げます。 本年九月二十六日に出されました男女共同参画審議会の答申、男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方においても提言されておりますように、リプロダクティブヘルス・ライツの視点に立ち、生涯にわたる女性の健康を総合的に支援することは男女共同参画社会の形成の促進のためにも極めて重要な課題であると認識しております。本日は、……
○政務次官(松村龍二君) お答えいたします。 委員が、タイプライターを打つ習慣がないということが日本のIT化のいろいろ阻害になっている、学校においてどのような教育をしているか、こういう御質問でございます。 現在、現行の学習指導要領では、中学校技術・家庭科におきましてキーボードの基本操作ができるよう指導しております。主に中学校二年生でやっておるわけでございます。さらに、平成十四年度から実施されます新しい学習指導要領におきましては、中高等学校におきまして情報に関する教科内容を、特に情報、二単位の教科を新設いたします。 このようにしてキーボードになじむように努力するわけでございますが、なお委員……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。山本議員の関連質問ということで、一時間にわたりまして質問をさせていただきたいと思います。 九月十一日、あのテロ事件が発生いたしました際、私は、先ほど御質問されました野沢太三先生等と、与野党あわせて憲法調査会でロンドンに行っておりました。それで、会合が終わりまして町の中へちょっと出ましたところ、そういう連絡がありまして、ジャンボがトレードセンターに自爆した、自爆といいますか突っ込んだと、まさかと、こう思いましたけれども。それから、その夜、大使館にお招きいただいておりましたけれども、皆さんと相談しまして、少しでも大使館が有効に機能するようにということでごあ……
○松村龍二君 このたび、上杉憲法調査会会長を初め諸先輩、同僚の御配慮でこの視察に参加、参画できましたことを感謝申し上げます。また、視察中は野沢団長を初め視察団の同僚、よきパートナーに恵まれまして、また視察の準備、視察の支援を憲法調査会事務局の方々、また大使館等いろいろお世話になりまして、団長を初め同僚にも心から感謝申し上げる次第でございます。 私自身にとりまして非常に参考になった、勉強になったと。やはり現地へ行きまして、いろんな方からお話を聞くということは、大変意義深いことであるというふうに思ったわけでございます。 そこで、具体的に私が強く質問したり感じましたことを幾つか御報告させていただ……
○委員長(松村龍二君) これより外交防衛委員会、内閣委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私、外交防衛委員長が連合審査会の会議を主宰いたします。
イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案を議題といたします。
本案の趣旨説明は、既にお配りいたしました資料により御了承願い、その聴取は省略いたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 関連質疑を許します。河本英典君。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十三分休憩
○委員長(松村龍二君) ただいまから外交防衛委員会公聴会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十七日、桜井新君、榛葉賀津也君及び小池晃君が委員を辞任され、その補欠として山下善彦君、松井孝治君及び吉川春子君が選任されました。
また、本日、後藤博子君が委員を辞任され、その補欠として森元恒雄君が選任されました。
【次の発言】 本日は、イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案につきまして、五名の公述人の方々から御意見を伺います。
この際、公述人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
皆様には、御多忙中のところ御出席をいただき、誠にあり……
○松村龍二君 自民党の松村龍二でございます。 本日は、憲法調査会「憲法と国際平和活動、国際協力」というテーマで、猪口先生、酒井先生、廣野先生から、それぞれ長い経験に基づく非常に貴重な御示唆、御意見をいただきまして大変参考になったわけでございます。まずもってお礼申し上げるわけですが、正直申しまして、この最後、廣野先生からは憲法改正を提言するようなお話にもなったわけですけれども、現在の憲法下で戦後のいろいろな自衛隊の在り方、日本の海外協力が進んできたわけでございますので、直ちに憲法とこれらの国際平和活動、国際協力がどういうふうに関係しているのかと、憲法調査会という立場からどういうふうに改正してい……
○松村龍二君 本日、それぞれ特徴のある参考人からお話を伺いまして、また当調査会の先生方から非常に味わい深いお話をいただきまして、大変参考になったわけですが、私も意見を述べさせていただきたいと思います。 憲法前文の平和主義、このことについては、今、田先生から第二次世界大戦の教訓ということの重さをよくかみしめるようにという御質問があったわけですが、私はあの時代に今の前文が平和主義を標榜したということは当然であったと思います。それは、先ほど吉岡先生もおっしゃいましたような、人類として平和を追求するという思想がだんだん成長してきたという時代の流れにあって、あの戦争が終わったと。また、日本人として五百……
○松村龍二君 大変貴重なお話を三先生から伺いまして、ありがとうございました。自由民主党の松村でございます。 この天皇の問題は、千年、二千年という大変歴史のある、重みのある話でございますし、私も昭和十三年生まれで、終戦のときが小学校二年生というようなことで、戦前の天皇の権威といいましょうか威力、終戦時のあの混乱が、天皇が行幸されましたり、あるいは今イラクで問題になっておりますように、日本国民が天皇の権威に従うというような中で非常に平和裏にいったというふうなこととか、あるいは私もタイで反日運動の真っただ中にいたことがありますが、皇太子殿下がタイの皇室を訪問されますとたちまち反日運動が薄れるという……
○松村龍二君 本日、三名のそれぞれ専門の大学の先生が二院制について肯定的で、参議院の在り方についてもおおむね肯定的な御発言を聞いて、ひとつ安心といいますか、したわけですけれども。 私の意見を申し上げる前に、一つ笑い話のようなエピソードを申し上げますが、私は二年前に参議院の外交防衛委員長になりまして、それで、参議院の外交防衛委員長というと、アメリカを例に取れば上院の外交委員長じゃないかと。アメリカの上院の外交委員長というのは非常に有名だし力があるけれども、余り参議院の外交防衛委員長は権威がないなと言いましたら、調査室の人、これは外務省から出向している人ですが、それは委員長当たり前でしょうと。一……
○松村龍二君 二院制について、私の御意見を申し上げます。 現在、衆議院、参議院、二院制は必要であり、十分に機能しているというふうに思います。 選挙制度が違って、総選挙は、総理大臣が、時の内閣がいい時期を選んで選挙ができると。参議院はその時期の問題等選べない、定期的な時期に選挙があると。その結果、こういう一つのバランス、与野党の割合になっているわけですが、現在、衆議院は七割近くが与党であると。これが自由勝手にいろいろ進めば、かなり荒っぽい政治もできるかなと思いますが、現在、衆議院の審議を見ておりますと、参議院の影が反映しているわけですね。参議院に荷崩れして持っていったら、これは、この法案は通……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 私は、司法に関する項目につきまして御提言申し上げます。 この憲法の調査というのは、調査をしている限りにおいて無限に時間が必要であるということでありますが、駐留軍は十日間で新憲法の草案をつくったそうですけれども、どこかでやはりえいやっと結論を出す必要がある。こういうことも踏まえまして、司法の部分が余り審議もされてこなかったという面もございますし、この司法に限りまして御意見を申し上げたいと思います。 お手元に論点メモというのがお配りしてあります。 司法については三つの項目に束ねることができるかと思いますが、一は司法権の独立の問題でございます……
○会長(松村龍二君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、本調査会の会長に選任されました松村龍二でございます。 皆様御承知のとおり、本年は調査会の三年目に当たり、最終報告書の取りまとめが目前に迫っております。このような時期に会長に選任され、責任の重大さを痛感いたしております。 委員の皆様の御支援、御協力を賜りながら、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時四十六分散会
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