このページでは石田美栄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。石田美栄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○理事(石田美栄君) 以上で本案の趣旨説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言願います。
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。 二月九日に出されたいわゆる中間報告以降にも、さまざまな資料が私たちの手元に届いております。 原子力安全委員会からは、「もんじゅ」のナトリウム漏えい事故に対する今後の対応について、「「研究開発段階の原子力施設に係る事故時の情報公開等情報流通のあり方に関する特別会合」の設置について」、また「研究開発段階の原子力施設の安全確保のあり方についての検討の進め方」といった資料、またさらには、原子力委員会では「「原子力政策円卓会議」の設置」について、また科学技術庁、通商産業省からは「原子力政策に関する国民的合意の形成を目指して」といったぐあいに、さまざまな今……
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。よろしくお願いいたします。 戦後五十年を経て、今、日本はあらゆる面で大きな変革期を迎えております。二十一世紀へのさまざまな課題解決に大きな役割を果たすのが科学技術であり、科学技術振興の必要性とそのための研究開発体制の確立が求められているわけです。 このような要望にこたえて、昨年十一月に成立しました科学技術基本法に大きな期待がかかっております。そしてこの基本法は、これから科学技術基本計画によって具体的な肉づけがされ、予算措置がとられていくわけであります。 まずは、三月二十八日のこの会議におきまして科学技術振興事業団法案が審議された際に、独創的な基……
○理事(石田美栄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
長谷川委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を行います。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十八日、山本正和君、峰崎直樹君及び川橋幸子君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君、松前達郎君及び志苫裕君が選任されました。
また、本日、志苫裕君及び友部達夫君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君及び広中和歌子君が選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についてお諮りいたします。
長谷川委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これ……
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 大臣の所信ですが、じっくりまた後で読ませていただきました。そうしますと、「多様な個性や創造性を発揮できるような社会をつくっていくために」とか、「個性の尊重を目指す教育の充実」、「個性と創造力を育てる教育の推進」といったように、「個性」という言葉が繰り返し出てまいります。ここから受ける感じとすると、大臣は、教育というものを個性という一つの理念でくくっておられるのかなというふうな印象を受けるのですけれども、改めて大臣の教育というものに対するお考え、理念をお伺いしてみたいと思います。
○石田美栄君 平成会の石田でございます。よろしくお願いいたします。 今、日本はあらゆる面で大きな転換期を迎えておりまして、二十一世紀へのさまざまな課題解決に大きな役割を果たすのは科学技術であろうと思われます。特に、基礎研究の重要性が言われて、昨年十一月に成立した科学技術基本法によって、今この科学技術基本計画の策定に向けて論議が進められております。 また、このたびの出資金を活用するといった形での、平成八年度から早速基礎研究推進制度として、ただいまいろいろ議論されてまいっております、六省庁にわたって約三百二十億円余の資金が提供されるわけですが、基本法元年であります。そして、科学技術基本法制定の……
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。
今回の法律ですが、これは御存じのように科学技術基本法が施行になり、科学技術基本計画がつくられることになって科学技術創造立国を目指して科学技術研究予算も大幅にふえたわけで、これからかなり大がかりなプロジェクトで長期間にわたる官民の共同研究も随分進んでいくことだろうと思われますけれども、今まではどうだったんでしょうか。こうした、国立大学や国立高等専門学校の教員が休職して民間の研究機関で共同研究を行うというような実態はどれくらいあったのでしょうか。
【次の発言】 これは国内の共同研究で、海外に出ていくようなことはたくさんあったのだと思いますけれども、何……
○石田美栄君 第一点は、御感想を伺いたいんですけれども、先ほど国際比較で日本の教育は非常にすぐれているとおっしゃったんですけれども、また見方を変えれば、民主主義の国で日本の子供たちほど自分の意見を持っていない、いわゆる自立ですね、そういう点での国際比較からすれば必ずしも日本の教育がいいというふうには考えられない。そのことについて先生の御感想。
二点目は、教育課程審議会にかかわると思うんですけれども、今ある教科はもうつっつかないというふうに聞いているんですが、それはそうなのでしょうか。
【次の発言】 今ある教科についてはもうそのままそれを変えることはないというふうに聞いているんです。しかし、五……
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。 いろいろ貴重な御意見、ありがとうございました。私も二つほど三人の先生にそれぞれ御意見を伺いたいんです。 まず第一番目、大学の女性の先生は本当に閉鎖性の中で差別を受けてきたということを私も議員になる前ずっと実感してきた者の一人ですが、先ほどの有本先生の資料でもありますように、国際比較をしましても、大学の先生は女性が日本は非常に低い。これは多分私学も入れてのデータだと思いますけれども、これが国立となりますとより一層低いと思います。 今回の任期制がしかれた場合、人事もプライベートなものからもっとパブリックになる。そして、いろいろなそれぞれのお立場で……
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。 私は、中学校や高等学校で教えた経験もございますけれども、大学卒業以来ずっと教育と研究一筋にまいりました。昨年八月、新進党の文教・科学技術政策の責任者になりましたので、本日は教育関係の質問を中心に進めさせていただきますが、その前に一つだけ補正予算にかかわる質問をさせていただきます。 去る一月十七日は阪神・淡路大震災の二周年でございました。二年たった現在の現地の状況が随分報道されましたが、国民の関心は、町並みの復興もさることながら、何といっても人々の暮らしぶりに最も関心が寄せられました。住宅の再建もままならず、いまだ何万という多くの人たちが仮設住宅……
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。よろしくお願いいたします。 二十一世紀にも平和で豊かで繁栄が持続できる日本をと、社会、経済、文化、さらには環境、いろいろな面から議論がされております。そして、少子化、高齢化問題も大きな話題になっておりますが、私は、この二十一世紀に人口が急減していくということは何よりも深刻な問題だというふうに思います。立派な道路や空港や新幹線や文化施設やスポーツ施設等々が整ったけれども人口は半分になった、さらにその先はというふうに考えると、日本が本当に将来これでいいのかなと深刻に思います。国力が衰退していくことは明らかだと思います。 御存じのことですけれども、昭和……
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。 私は岡山県の出身でして、岡山県には動燃の関係の人形峠事業所というのがございます。全国版ではありませんから余り皆様は御存じないかもしれませんが、最近、この二、三カ月岡山県の地方版の新聞にしばしば載っておりまして、この何年か問題になってきております原子力政策あるいは動燃に関係するいろいろな不祥事、そして今、行財政改革にかかわる特殊法人等々の問題が、この人形峠の記事を見るだけで凝縮されたような形で見られましたので、本日はそのことだけに限って質問をさせていただきます。 今、特殊法人の廃止だとか縮小、民営化が検討されている中で、また一連の不祥事が続いた動……
○石田美栄君 平成会の石田美栄と申します。 本当に目がぱっと開くようなお話を次々伺わせていただいた思いでございます。私はそれぞれの先生にお伺いすることから始めたいと思います。 まず、小田先生ですが、児童生徒の問題行動について、加害者そして被害者の人権とか犯罪への対応、今普通に聞いてきているようなこととはまた違って、もっと事実を直視したというか、積極的にというか、御専門のお立場から、私にとってはもう本当に感心させられるはっとするような問題意識、分析等々、さらには積極的な指導とか罰則あるいは矯正、体験学習といったさまざまなお話を伺わせていただいて、ありがとうございました。 そういうお話の中で……
○石田美栄君 民主党の石田美栄でございます。 ただいま三人の参考人の皆様には、経済対策あるいは財政再建を軸に、日本の将来をいろいろ心配し、国の将来展望を描く上でどうかという理論を展開なさいました。それぞれに御専門の長いそういう研究の立場で、私はそれに対等に議論をというようなことはとてもできないんですが、いずれにしましても、こうした将来を考えるときに、バブルの後遺症を引きずる中で、これからの日本全体の少子・高齢化、人口構造が高齢化する将来にどう対応するかということが非常に重要であるわけです。 その中で、私は、国会議員になってまだ五年で、それ以前は女性学という分野の研究者でございました。岡山の……
○石田美栄君 民主党の石田美栄でございます。 今国会中の中心である行政改革そして財政改革は、迫りくる人口構造の高齢化への準備をするため、また危機的な財政状況を打破するためで、先日の財政構造改革のときにも少し申し上げたのですけれども、バブル期の税収増の時期に来るべき人口構造の高齢化や出生率の低下による人口の減少化についてはわかっていたはずで、建設国債の償還期限が六十年というふうなことを考えるだけでも、もっと先の国のことを予測してその当時きちっと認識できなかったのだろうか、残念だということを申し上げました。バブル期に踊って放漫財政、むだ遣いをして、五十年先を見越した政策が打てなかったんだろう、打……
○委員長(石田美栄君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
去る十二日の本会議におきまして総務委員長に選任されました石田美栄でございます。
甚だ微力ではございますが、皆様方の御指導と御協力を賜りまして、本委員会の公正円満な運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
この際、竹山前内閣委員長から発言を求められておりますので、これを許します。竹山裕君。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、依田智治君が委員を辞任され、その補欠として木宮和彦君が選任されました。
○委員長(石田美栄君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に寺澤芳男君及び吉岡吉典君を指名いたします。
【次の発言】 国家行政組織及び国家公務員制度等に関する調査を議題といたします。
まず、内閣官房長官から今期国会における本委員会関係の内閣提出予定法律案についての説明並びに所信及び平成十年度……
○委員長(石田美栄君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十八日、足立良平君が委員を辞任され、その補欠として吉田之久君が選任されました。
【次の発言】 恩給法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。小里総務庁長官。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、直ちに採決に入ります。
恩給法の一部……
○委員長(石田美栄君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、吉田之久君が委員を辞任され、その補欠として足立良平君が選任されました。
【次の発言】 内閣法等の一部を改正する法律案及び国家行政組織法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。村岡内閣官房長官。
【次の発言】 小里総務庁長官。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十九分散会
○委員長(石田美栄君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任いただきたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に吉岡吉典君を指名いたします。
【次の発言】 内閣法等の一部を改正する法律案及び国家行政組織法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(石田美栄君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨一日、長峯基君及び常田享詳君が委員を辞任され、その補欠として真鍋賢二君及び村上正邦君が選任されました。
【次の発言】 国家行政組織及び国家公務員制度等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後三時五十七分散会
○委員長(石田美栄君) ただいまから総務委員会を開会いたします。 去る四月三日、予算委員会から、四月七日から八日正午までの間、平成十年度総予算中、皇室費、国会所管、会計検査院所管、内閣所管及び総理府所管のうち総理本府、宮内庁、北方対策本部を除く総務庁について審査の委嘱がありましたので、御報告いたします。 この際、本件を議題とし、順次予算の説明を聴取いたします。 予算の説明につきましては、国会所管及び会計検査院所管以外は去る三月十二日の本委員会におきまして既にこれを聴取しておりますので、この際、国会所管及び会計検査院所管の予算の説明を聴取いたします。 まず、国会所管のうち衆議院関係予算の……
○委員長(石田美栄君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に寺澤芳男君及び吉岡吉典君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一号恩給欠格者の救済に関する請願外百六十五件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第九二九号元日赤救……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。 多分、まだ調査検討委員会で調査中というふうにおっしゃるのでしょうが、先ほどの長官のお話を聞いただけでは、どうも今までの段階でも納得がいかない。まだ調査段階でのこの委員会ですから、一連の報道記事をずっと見てでの理解でありますけれども、私がそれをまとめてみましたのでは、使用済み核燃料やプルトニウム混合燃料、いわゆるMOXの輸送容器の放射線遮へい材、これは三種類の原料をまぜてつくられた複合材というふうに出ていますが、その試験データの改ざん、いわゆる書きかえ、あるいは架空数値記入、だから分析結果がまだ出ていないときにもう既に数値を書き込んだとい……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。 このたびの国旗及び国歌に関する法律案が提出されて以来、日の丸を国旗、君が代を国歌と法律で定めるということで、その是非をめぐってのいろいろな論争がされてまいりましたけれども、それ以上にこのたびのことというのは、日の丸と君が代の由来とか成立とか歴史、またその意味とか意義というふうなことについて、私自身もそうですし、国会議員も皆さん初めてというか、いろいろなことを読んでああそうだったのかといろいろなことを知ったと思いますし、国民の皆さんも、いろいろな由来、先ほどからいろいろと論じられていますように、君が代の意味等々歴史的なことなどを知る、考え……
○石田美栄君 一般の方々から公述人として来ていただいていますから、それぞれ賛否意見がありまして、つい議論になってしまうということが多いんですけれども、できるだけそういうことにならないようにお尋ねしたいと思います。 まず、山本公述人と中山公述人に。それぞれの方には幾つかの点をもう少しはっきりお聞きしたいなと思う点を確かめたいと思います。 そういう意味で、山本公述人と中山公述人、お二人ともある年代の人たちの教育にいろんな形で携わってこられ、今も携わっておられる、そういうお立場はわかりましたが、日の丸と君が代に対して教育されている中で、生徒さんたちというか学生さんたち、そういう子供たちの反応、姿……
○石田美栄君 馳委員と多少重複しますが、似たようなことになるんですけれども、でもちょっと趣旨は違いますので、初めの方は重複したようなことをお伺いいたします。 近年、高齢化の進展、医学医療の進歩・高度化に対応するために、看護系の大学・短期大学の学校数、学生数が増加していることは先ほどもおっしゃっていましたし、特に医学医療の進歩・高度化に伴う看護系大学の増加は著しくて、この五年間で多分大学の数で三倍以上、入学定員で四倍近くになっております。 国立大学でも、平成五年度から医療技術短期大学を四年制大学・学部の学科に転換してきていて、このたび新潟大学、鳥取大学の医療技術短期大学部を廃止して医学部の保……
○石田美栄君 民主党・新緑風会を代表して石田美栄でございます。午前中に引き続きまして質問を続けさせていただきます。私は、本会議でも全般的な質問をさせていただきましたので、その中でも取り上げたことで、四つ、五つぐらいの点でもう少し突っ込んで細かくお尋ねしていきたいと思います。 全体的なことは、大学審議会が設置されて十年、いろいろな改革提案がなされ、実行されて大学改革が進められてまいりました。しかし、このたびの「二十一世紀の大学像と今後の改革方策について」を受けての法改正というのは、二十一世紀の私たちの国のビジョン、どうやっていくのか、ありよう、そういったことに高等教育が大きくかかわる責任がある……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。 今回の法改正ですが、学問の自由だとか大学の自治を侵す、民主主義が失われるといったようなことで、いろんな組織あるいは大学等々から反対の要請がたくさん来ております。でも、審議してまいりますと、現実に大学の中で積み重ねてきた、やってきていることを、今回法律できちっと交通整理というか規定していくのであって、大して変わらないのかなという気もいたします。そうすると、本当に改革が進むのかな、でも運営諮問会議といったことが義務づけられるということでは大きく変わる部分でもあるのかなという気もいたしまして、幾つか現実的な点で、きょうは最後ですので確認させて……
○石田美栄君 著作権法には直接関係ないのですが、ちょっと急を要するなという課題がございまして、急遽十六分とらせていただきました。 実は、アメラジアン、国際児の教育権については、三月五日に文部大臣への要請が出ていると思いますし、沖縄の県教育委員会に対しても公開質問状が出されました。三月九日のこの委員会で松あきら議員が質問されました。そして、そのときに辻村初等中等教育局長は、「アメラジアンスクールにつきましては、いわゆる民間の教育施設というふうに判断せざるを得ないと思います。」という答弁をされていると思います。その後、沖縄県教育委員会に対して何か指導なさいましたか。また、何か県教委の方から問い合……
○石田美栄君 ただいま議題となりました小学校、中学校及び高等学校の学級規模の適正化の推進等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 これまで我が国の学校教育は、画一的に知識を教え込むことに重点が置かれ、知識の量を競う受験競争がこれを一層助長してきました。そのため、子供たちの個性を尊重し豊かな人間性をはぐくむ教育が見失われてきたのであります。 また、このようなことも背景に、校内暴力やいじめなどが頻発し、不登校の子供の数が急増するとともに、近年ではいわゆる切れる子による暴力行為や、授業が成立しない学級崩壊などの現象も発生し、学校教育が深刻の度合いを深めてい……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。主として、教育のことについて御質問いたします。 最近の教育を取り巻く状況、中学生による凶悪な犯罪とかいじめによる自殺、暴力、不登校、学級崩壊、さては援助交際などという流行語ができて、そのままこれが外国でも通用していて、外国人は何という言葉だろうといぶかっているということまでございます。 これは、岩波書店の、三百十六人による現状打破宣言、「教育をどうする」という本の前書きに書いてあることであります。 このように教育は病み、理念や目的も明確でなくなっている。学校が問題なのか、家庭の荒廃を憂えるべきなのか、子供自身が問われているのか、恐らく……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。 ただいま環境省の方では、たった一つですから内容にまで細かい議論をされましたが、私の方の分担します文部科学省の方は十一プラス四、十五の独立行政法人化ということで、そんな細かい議論はしていられないのですが、それに先立ちまして、この独立行政法人となるもののリストをずらっと見ておりますと、独立行政法人なのになぜ皆国立、国立とつくのかなと不思議に思って見ておりました。さらに、例えば国立青年の家だとか国立少年自然の家なんというのは、国立がついているけれども職員は国家公務員ではなくなるという、こういうあたりの整理は一体どうなっているんだろうな、どう理……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田でございます。 初めに学技術庁関係の質問を少しさせていただいて、その後、文教関係、新しい大臣と教育について議論させていただきたいと思います。 HUロケット八号機の打ち上げ失敗の関連ですが、何か新しい事実があればお話しいただきたいと思います。 そして、今回の八号機については、人為的ミスが多発して打ち上げ延期が続いておりましたが、事業団は特別チームを編成して点検作業に当たられていて、今回の事故の原因調査過程で、八月の燃焼テストで配管からの微量の漏えいが確認されたにもかかわらず、詳細なチェックをしていなかったとの報道もあります。考えてみますに、一度も事故を起……
○石田美栄君 引き続きまして、民主党・新緑風会の石田美栄でございます。 私は、文教・科学委員会が担当なので、年金の改正、改正というと正しくするということですが、私たちは改悪というふうに思っておりますが、当委員会では随分議論が重ねられてきました。その間の議論全般を承知しているわけではありませんので、ちょっとずれたというか、知らないで稚拙な質問もあるかもしれませんが。 私自身、実は私学共済年金の受給者でございます。国会議員で収入がありますから一割くらい、ほんの少し入っています。学校を出ましてから私立の学校に一年おりまして、それから公立の学校に四年おりまして、その後また私立の学校に行きまして、平……
○石田美栄君 HUロケット八号機の第一エンジンは世界最高水準の性能を誇ると言われていますし、ミューXは固体燃料ロケットとして世界最大級であるというふうに、このような日本で誇るべき科学技術が昨年十一月、そしてことし明けて二月と接近して続いて失敗があったということは本当に残念だと思います。 今度のミューXはグラファイトに原因があるのではないかというふうなことを先ほど河村政務次官はおっしゃいましたし、HUロケット八号機のエンジンは一月末に回収されて今調査中ということですので、近いうちにトラブルが一体どこで起きたのかというはっきりとした解明ができて、また御報告いただきたいなと思います。 それで、こ……
○石田美栄君 ただいま議題となりました小学校、中学校及び高等学校の学級規模の適正化の推進等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 これまで我が国の学校教育は、画一的に知識を教え込むことに重点が置かれ、知識の量を競う受験競争がこれを一層助長してきました。そのため、子供たちの個性を尊重し豊かな人間性をはぐくむ教育が見失われてきたのであります。 また、このようなことも背景に、校内暴力やいじめなどが頻発し、不登校の子供の数が急増するとともに、近年ではいわゆる切れる子による暴力行為や、授業が成立しない学級崩壊などの現象も発生し、学校教育が深刻の度合いを深めてい……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。 ただいまも亀井委員の方から大学評価のことを中心に御質問がありましたが、このたびの設置法の改正、まずは医学部保健学科に編制がえ、そういった課題も入っていますので、私はこのところ、毎年これが出てまいりますが、そんな中で、こういった分野への男性の関心、参入、そういったことに関心を持ってまいりましたし、また、こういう医学とか医療の進歩、高度化に対応するために、国立大学で平成五年度以降、順次こうした医療短大が四年制に転換されていく。このたびは弘前、岐阜、山口大学の医療短大が四年制への転換。多分、あと十医療短大を残して、さらに四年間くらいで全部を四……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。
早速質問させていただきます。
三輪参考人にお尋ねいたしますが、千葉大学の方では、平成三年以来ある程度、初めはこれは努力義務、それからやがて義務づけられてまいりまして自己点検・評価を実施されてきたと思いますけれども、その実情あるいはその結果に対して三輪先生御自身はどういう評価をされておりますでしょうか。そのことによって千葉大学ではどういう改善が見られましたでしょうか。
【次の発言】 引き続いて、ちょっと三輪参考人に質問が集中して恐縮でございますが、後ほどまた内田参考人にお伺いしたいと思います。
三輪参考人は、この評価というのは研究が中……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田でございます。 早速、技術士法の改正について質問させていただきます。 このたびの技術士法の改正も、APEC技術者資格相互承認プロジェクトが進行する中で、よくあるいわば外圧によるようなものかなと。いずれにしても、趣旨は非常にいいことでありますが、それだけではなくて、近年連続して起きております科学技術の推進の中で失敗がいろいろあることを考えてみますと、こういった技術全体の向上に資するこういう法律改正、遅きに失したとも言えるのかもしれませんが、この基本的な考え方にある、質が高く、かつ、十分な数の技術者の育成確保、そして高度化、複雑化が著しい科学技術に対する信頼……
○石田美栄君 その荒廃、全般的に考えればそういうことではないというふうに思いますが、今、学校に通わせていれば本当に親たちが安心していられるのかというと、なかなかそうはいかないということがたくさんあります。それは、これまでの学校教育において画一的に知識を教え込むことに重点が置かれて、知識の量を競う受験競争がそれを一層助長してきて、そのため、子供たち一人一人の個性を尊重して豊かな人間性をはぐくみ、子供たちが自己実現を図る学校教育という点で学校教育が見失われてきたのではないか。そして、このようなこともあっていろいろな、先ほど委員もおっしゃいましたような、私たちも指摘しておりますような問題が起きてきて……
○石田美栄君 私は、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、社会民主党・護憲連合及び参議院クラブの各派共同提案による新しい学校教育確立のための教育改革推進に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 新しい学校教育確立のための教育改革推進に関する決議(案) あすの日本は、自立した個人がその能力を十分発揮し、個人の力がみなぎる共生と公平の社会を築き上げていかねばならない。 そのために教育こそが、個人の成長の源であり、人材育成が社会の繁栄と国民生活向上の基礎である。 今、学校は、いじめ、不登校、校内暴力、学級崩壊などの問題を抱え、青少年の犯罪が続……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。よろしくお願いいたします。
新しく就任された大臣に、文教科学技術政策の全般的なことで、幾つかの点について率直なお考えをお聞きしたいと思います。
まず、総理大臣の所信表明の中で、文教科学政策に関する部分について文部大臣、そして科学技術庁長官の御見解をお伺いしてまいりたいと思います。
教育の情報化ということをおっしゃっておりますが、文部大臣はこれをどういう意味とお考えになり、また具体的には文教政策の中で何をやっていくとお考えでしょうか。
【次の発言】 具体的に何をやるのかということもお尋ねしたんですが、またそのことについては後ほどIT教育……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。よろしくお願いいたします。 お二人の先生、日本の政治の現実に随分お心遣いいただいて、精神論というところで今回の法の提案に対してかなり評価のある御発言をいただいたのかなと思って伺っておりました。 今、参議院の方では与党案のみが審議されている状況でございまして、与党案、野党案を比較して云々という論議をもう超えておりますので、私は与党案についてのみ質問させていただきます。 刑法のいわゆる収賄罪、あるいはその一角のあっせん収賄罪と比較して、一体このたびの法案にどういう意味があるのか、より厳しくなっているんだろうかというふうに思います。確かに、……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。 民間人材の活用や官民人事交流によって公務能率向上や行政の活性化を目指して次々に新しい制度の導入が行われてきております。一応おさらいしてみますと、いわゆる中途採用制度、公務の活性化のために民間の人材を採用する場合の特例、人事院規則一―二四、そしてまた任期付研究員、一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律及び大学の教員等の任期に関する法律、任期付教員、そしてまた一九九九年十二月に成立して今年度から施行されております国と民間企業との間の人事交流に関する法律、いわゆる官民交流法ですか、そしてこのたびの一般職の任期付職員の採……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。参考人の方々に質問させていただきます。 まず天笠参考人なんですが、私も民主党におりまして、三十人学級についてはもう今度で三度目の提案をさせていただいている立場なので、ちょっと最初に誤解を解いておきたいと思います。 一律の引き下げを提案しているということで、学級担任制のシステムについて、これを維持していく立場に立っての提案というふうなことを言われていますけれども、私たちが提案していますのは標準を三十人で教員を配置するということであって、弾力的な運用というのは最も主張しているところですし、さまざまなクラスの形態、そういうことも含めての案でご……
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。まだ参議院半年足らずの新人でして、きょうのような行政不服審査とか行政相談といったこういう全般にわたるお話を一市民の域を出ないような立場で聞かせていただいて、非常に素朴な質問をすることになるかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。 行政不服審査法によると、処分に不服がある者とか、行政庁の不作為についての不服申し立てによって簡易迅速な手続による国民の権利利益の救済を図るというふうにお聞きしました。 各省庁に窓口があって国民からの苦情を受け付けて処理するということですが、お聞きしたり、それから資料を見ておりますと、訴訟ですとお金もかかるし複雑で……
○石田美栄君 私もオンブズマンのことについて頭から反対というわけではありませんけれども、市民、一国民の立場で、今皆さんがおっしゃっているオンブズマンというのは議会の側にというふうなことですが、もしそれを想定して考えて、国民から見てどう見えるかなと思うと、今政治家に対して、政治に対する不信化の中で、自分たちが十分機能していない、そこにそれを補完したり補強するオンブズマンを置くなんていったって国民には全く納得されないだろうなと思ってお聞きしておりました。 今ある行政監察とかいった制度がどうすればもっと機能するかといったようなことを私たち考えなければいけないと思いますけれども、今、国民が拍手を送っ……
○石田美栄君 平成会の石田美栄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私も実は教育が専門でして、長い間教育の場におりましたので、主として教育の質問をさせていただこうかと思っているんですけれども、上寺先生にかなり発言者の質問が集中しましたので、順序を逆にしまして、丸尾先生の方に先にお伺いしようかなと思います。 私も女性の立場で、自分の地域で女性グループで公民館等でいろんな研究をする中で、やっぱり女性の関心というのは高齢化社会のことでありまして、高齢者問題を何年も研究しておりました。そういう中で、住宅というのは非常に女性の関心がありまして、自由にいろんな話し合いをしたんですけれども、そ……
○石田美栄君 民主の石田美栄と申します。 今、国際紛争あるいは安保理、そういう派手な部分を中心にお話がずっと進んできまして、魚住委員が少し違った観点で、私も多分お話しいただくのは同じような方向になるかと思います。 特に私は、一九七五年の国際婦人年、その後の国連婦人の十年、このことに非常に関心を持ってきた者です。あの当時の国際情勢、冷戦下で核戦争の危機が非常に高かったその状況の中で、人類の歴史の中でいろいろ過去を見て何が違っているかというと、この地球上で女性が社会に進出してきたという事実だけは人類の歴史で違う点です。特に、女性というのは生命を生む部類の人間という、そういう地球規模で女性の社会……
○石田美栄君 船橋参考人に最後にお伺いしたいのです。 これは多分次回の私たちの「我が国外交の在り方」にもつながっていくんだと思うんですけれども、日本自身の変化によって安全保障にはね返ってくるというお話の中で、私がきょうのお話の中で最も興味を引かれたところなんですけれども、説明能力を持つことが最も賢明な安全保障となるということをおっしゃいました。多分、いただいた資料を詳しく読めばそういうことについて、何々がどうしても基本的に必要というのはどこかにお書きになっているんだと思うんですが、ちょっと時間がなくてその努力ができていませんので。 きょうここで、その中の一つとして、日米同盟はアジア諸国もそ……
○石田美栄君 先生、慎重にですが、私たちがそういう方法はいろいろある、やらなきゃいけない、そのような確信を持っていろんな御提示をいただいたその中でずっと聞いていまして、私たちと多分違うのは、先生はより北朝鮮の正体をつかんでおられるからそういういろんな御提言をしっかりおできになる。私がかもしれませんが、私は平均的な日本人の一人程度なものですから、その正体がわからない。 そういう立場でお聞きしていましたから、どれも、そうはいってもあの国はというそういう気持ちをずっと持って聞いていましたので、もう少し先生から北朝鮮の、先ほど井上議員もおっしゃったようなことにも触れるんですけれども、国家目標とまでは……
○石田美栄君 石田でございます。このような奇特な機会を大変感謝いたします。 東アジアにおける安全保障といえば何といっても朝鮮半島情勢ですが、韓国と北朝鮮の関係はどうなっていくんだろうか。そして、とりわけ北朝鮮のことは私たちには本当にわかりにくい。 目下のところ、北朝鮮のミサイル再発射を抑止するための懸命な模索等が行われておりますが、このような中で貴国アメリカでは、朝鮮半島について将来の南北朝鮮統一後も視野に入れた安全保障の議論が盛んに行われており、また、外交問題評議会の朝鮮半島問題プロジェクトチームもポスト南北統一をめぐり研究を進めているということを聞いております。 南北朝鮮統一に対して……
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。 三人の公述人の皆様、本当にありがとうございます。時間がございませんので、すぐ質問に入らせていただきます。 まず、二点につきまして、猪口公述人と岡本公述人の御意見を伺いたいと思います。 この特別委員会でも、周辺事態が一体どこなのかという議論を延々してまいりましたが、幾ら議論をしてもはっきりしない。多分はっきりすることができない、しない方がいい、あいまいにしておいた方がどうもいいんじゃないかということなのかなと思うんですが、多分、猪口さんも岡本さんもそうお考えなのかなと思うのですが、そうでしょうか。そして、それはこのガイドライン法案その……
○石田美栄君 民主党・新緑風会、石田美栄でございます。 憲法制定後五十四年間の間に何回かの、多分四回大きな憲法議論の波があったと思います。その中で、今回のこの波は、相当長い間を経て憲法議論、憲法を見直してみることへの国民一般の大方の理解が進んできた結果だろうというふうに考えます。 前回の一九五七年から一九六四年の間、七年かけての憲法調査会は、設置形態も今回のとは異なり、結果としては研究会報告となったようであります。しかし、今回の立法府に憲法調査会が設置されたことの意味は非常に重大だと思います。ですから、おのずとある方向性があり、この調査会は大変責任あるものと考えます。 戦後、日本の平和と……
○石田美栄君 どなたも憲法上の天皇制、天皇の記述については御発言が全くなかったんですが、まず奥野さんにお伺いいたします。 この発言要旨の中で、憲法を非常に尊重される、そういう中で、前文はありながら、日本国憲法は天皇から始まりますね。このことについての評価をお伺いいたします。 そして、もし時間があれば、同じ質問を石川さんにもお述べいただければと思います。
○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田でございます。 石毛参考人に三つお尋ねしたいんですけれども、時間を考えながら、まず最初の二つをお尋ねいたします。 先生は、本日は民族を中心にお話をしてくださって、異文化に対する公教育の必要性、その中に宗教も含めておっしゃっていたんですけれども、実はきょうの会のために資料をいただいていますのを本当に興味深く読ませていただいた中で、きょうはその部分にお触れにならなかったんですが、東アジア、すなわち日本、中国、朝鮮半島の社会や文化について、いただいている資料に出ています。文字については、ヨーロッパはローマ字をもとにしているけれども、日本、中国、朝鮮半島の歴史で……
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