このページでは佐々木知子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐々木知子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○佐々木知子君 最初に、外務大臣に何点かお尋ねしたいと思います。 専守防衛、海岸線の長い我が国にとりましては、対人地雷というのは最も有効かつ最上の兵器と考えられるわけです。上手に管理して使用すればいいのですが、何がここで問題になっているかというと、管理能力のない国がゲリラ的に無差別に使用している、それが問題なわけです。いわば、我が国は全面禁止を命ぜられる枠外にあると考えられ、かつ代替兵器が開発されているとは言えないこの現状下において、その全面禁止条約をこのように早急な形で批准しようとするのはどのような防衛理念ないし哲学に基づいたものか、それについてお伺いしたいと思います。
○佐々木知子君 同僚の日出議員に関連して、自民党の佐々木知子から質問させていただきたいと存じます。 まず初めに、小渕首相は、当新内閣を経済再生内閣と位置づけたわけでございます。この七十九日間にわたります臨時国会におきまして、一連の懸案事項でございました金融関連法案が無事成立するであろう運びとなりましたことにつきまして、関係各位の御努力に対して心より敬意を表したいと思っているものでございます。 まず初めに、発議者の方に法案についての質問をさせていただきたいのでございます。これにつきましては日出議員の方から随分質問が出ましたので、そんなにはなかろうかと思います。その後に大蔵大臣に質問させていた……
○佐々木知子君 私は、先ほどの外務大臣の御説明にもございましたODAにつきまして幾つか御質問したいと存じます。 ODAは一九五四年に我が国ではスタートしたわけですけれども、その後、量質ともに増大いたしまして、ここ十年来、量的には間違いなく世界一の開発援助をしている国と言われるようになりました。もちろん、GNP比とか国民一人当たりと言われればまだ量的に一位というような段階ではございませんけれども、問題はやはりその質ではないかと思われるわけです。 これも外務大臣の御説明にございましたけれども、昨今、我が国自体が財政的にかなり危機状況に陥っているという点もございまして、それでもなおかつ海外に援助……
○佐々木知子君 実は一昨日にコソボ問題について質問するようにというふうに言われましたが、時間がないこともございますし、またコソボというのは我が国から非常に遠いところでありまして、バルカン半島の歴史というのは非常にわかりにくいということもございますので、一般の関心もメディアで騒いでいるほどは余り関心を持たれていないというような状況も実際のところはあるようでございます。 勉強はそれなりにはしたんですけれども、もう一つよくわからないところも非常に多いということで、まず外務大臣の方から、現在のコソボ問題に対する背景をどのように日本政府としては認識されておられるのか、そしてまた現状はどうであるのか、そ……
○佐々木知子君 まず、いわゆる拷問等禁止条約について二、三お伺いさせていただきまして、その後にコソボ情勢について幾つかお伺いさせていただきたいと存じます。 まず、拷問等禁止条約でございますけれども、これは公務員等による拷問を防止するため各締約国がこれを刑法上の犯罪とするとともに裁判権を設定すること、そのような犯罪を引き渡し犯罪とすること等について規定するものであって、そういったまことに人道的な内容の条約を我が国が締結することにつきましては、それ自体は党派とは無関係に、または個人の主義主張とも無関係におよそ異論はないだろうと考えております。また、技術的な問題としても、新たな国内法、立法措置もま……
○佐々木知子君 同僚議員に関連して、いわゆるKEDO協定について幾つか御質問させていただきたいと存じます。 まず、KEDOの位置づけなんですけれども、協定前文に「日本国政府が、北東アジア地域の安全保障及び安定に直接関連するプロジェクトの成功を確保するために、プロジェクトにおいてその全体の計画の下で意味のある財政的役割を果たす意図を有することを確認し、」とございますが、これを北朝鮮に対する単なる支援という形ではなく、この前文にありますように、日本の安全保障体制の一環であると考える立場に立てばこれは必要なコストであり、非常に片腹痛い思いはありますものの、賛成せざるを得ないというふうに考えておりま……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 きょうは、最初に警察庁に対して、最近の一連の不祥事についてお伺いしたいと存じます。 昨夕の新聞報道によりますと、神奈川県警の一連の不祥事のうち、厚木署集団警ら隊五人の集団暴行及び相模原南署の元巡査長によります女子大生脅迫で、県警は六人全員を銃刀法違反や暴行、窃盗罪などで立件する方針を固めたということでございます。 まず、ことし三月から七月にかけての計五回、厚木署員五人によるとされます集団暴行事案につきまして、現在捜査中とは思いますが、述べられる範囲でそれぞれの事案についてお述べください。
○佐々木知子君 自民党の佐々木でございます。 参考人の先生方には、お忙しいところ、わざわざここまでお越しいただきましてありがとうございます。また、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、ありがとうございました。 幾つか質問させていただきたいんですけれども、私自身は昨年の五月まで十五年余にわたりまして検事をやっておりました。そのうち八年間は地検で実際に捜査なり、時には公判に携わって、現場で組織犯罪ももちろん随分数を扱っておりました。その経験で言わせていただきますと、田口参考人がお述べになりましたように、まさに組織犯罪というのは非常に捜査が困難でございます。 一般犯罪でありましたならば日本の……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。
まず、通信傍受法案につきまして、警察庁に一点お伺いしたいと思います。
本法案では、傍受令状に記載された通信に該当するかどうかが明らかでない場合、その該当性を判断するため、必要最小限度の範囲に限って傍受ができることとされております。この実施方法としてスポットモニタリングという方法がとられるとこれまで説明されてまいりましたが、具体的にはどのように行われるのでしょうか。この点の運用基準やマニュアル等を定める御予定なのかどうか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 スポットモニタリングに関連いたしまして、先ほども警察庁から御回答があったよ……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。おはようございます。 前回、十一月の十一日、証人は当委員会に参考人として招致されたわけでございます。その際は、貴社の元東京支店社員新井英介が債権を回収するために保証人に腎臓を売れ、目ん玉を売れという、二十一世紀を目の前にしてこのような脅迫的言辞があろうかと、また臓器移植法がやっと施行されたときに、こういう言辞は非常に社会的に問題ではなかろうかと言われるような脅迫的言辞を弄して恐喝未遂容疑で逮捕され、証人自身も警察に取り調べを受けたという段階だったわけでございます。 その後、十一月二十六日、新井の同僚だった和田幸宏もまた今度は恐喝既遂及び貸金業……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案について幾つか質問をさせていただきたいと存じます。 そもそも、今国会でこのような団体規制法案を提出せざるを得なかった出発点と申しますのは、松本サリン事件に続きまして地下鉄サリン事件という世界でも例を見ない無差別大量テロ事件を起こしたオウム真理教なる教団に関し、公安調査庁が破壊活動防止法第七条に基づいて団体の解散処分を求める請求を起こしたのに対し、平成九年一月、公安審査委員会がこれを棄却したことにあると言うべきであります。 もともと、破防法というのは非常に使いにくい法律であり……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木でございます。 まず、万国郵便連合についてお伺いしたいんですけれども、この郵便連合は、郵便物の国際相互交換制度の確立を目的として明治七年に設立された、世界で最も古い歴史を有する国際機関でございまして、現在は百八十九カ国・地域が加盟しているという専門機関でございます。 非常に有名ではございまして、非常に存在価値のある機関であるということはよくわかるのですけれども、近来、電話にファクス、それに加えてインターネットに電子メールと急激な普及を見せるようになっておりまして、殊にインターネット、電子メールに関しましては、時差がなくて瞬時に、どんなに大量……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 民事法律扶助についてお尋ねさせていただきたいと存じます。 司法改革は、御存じのとおり第七の改革ということで、最近さまざまな問題が、さまざまなメディアまたさまざまな形で取り上げられるようになっておりますが、要するにその根本にあるところは、司法をもっと身近にしよう、使い勝手のいいものにしよう、そういうことにあるのではないかと思われます。その一環として法律扶助というのも考えられるのではないかと思いますけれども、現在のところ民事法律扶助は財団法人法律扶助協会、これは法務省所管の公益法人でございますが、によって行われておりますが、……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 実は、文部省には歴史教科書の問題や英語教育の問題、パソコン教育に関連してなど、聞きたいことは山ほどあるんですけれども、時間が限られておりますので、現在問題になっております少年非行の観点に絞らせていただいて質問をさせていただきたいと思います。 御存じのように、与党の少年法改正原案というのが出されております。少年非行の処遇というのはもちろん法務省なり裁判所なり警察庁なり、また十四歳未満であれば少年法ではなくて児童福祉法ですから児童相談所等厚生省の管轄ということでございますので、専ら文部省に対しては少年非行の予防という観点からお伺いをすることにな……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 早いもので、二十一世紀まで残すところ三カ月余となりました。日本のキーワードは少子高齢化と、そういうことをいつも言われておりますけれども、平成十二年版厚生白書の概要によりますと、一九七〇年には六十五歳以上の人口は七百三十九万人で、総人口に占める割合、いわゆる高齢化率は七・一%だったのが、二〇〇〇年には六十五歳以上が二千百八十七万人、高齢化率は一七・二%、要するにおおむね人口の六人に一人となりまして、この三十年間に急速に高齢化が進行してきておるのが明らかでございます。 一方で少子化も非常に進んでおりまして、既に六十五歳人口は……
○佐々木知子君 おはようございます。 自民党の佐々木でございます。 過日の法務大臣のごあいさつに関連いたしまして、第一の司法制度改革についてまずお伺いいたしたいと存じます。 司法改革というのは以前から各種の審議や取り組みがなされてきたようでございますけれども、たまたま昨日、日弁連の総会が開かれて、司法試験合格者数を年間千人から三千人にふやすことを容認するというようなことが決議されたようでございますが、他に弁護士から裁判官を選ぶ法曹一元制の実現とか、陪審制の実現、さらには国民が必要とする法曹人口の確保、専門性と高い職業倫理養成のための法科大学院、ロースクールの創設などの柱があるようでござい……
○佐々木知子君 おはようございます。 自民党の佐々木知子でございます。 早速ですが、民事再生法等の一部を改正する法律案のうち、個人債務者の民事再生手続関係についてお伺いしたいと思います。 まず、民事再生法は主として中小企業以上の規模の事業者の再生の手続として構想されたもののようですが、この法律が制定された当時、既に個人債務者についても民事再生手続が必要だとの認識は存在していたと承知しております。その社会的背景につきまして、提案理由説明では個人債務者の破産件数が急増しているとされておりますが、最近十年間における個人債務者の破産件数はどう推移しているのか、最高裁判所にお伺いいたします。
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 きょうは、三人の参考人の先生の方々、どうも本当にお忙しいところ、ありがとうございました。 私は実は国会議員になるまで十五年間検事をやっておりまして、現場で少年係もやったことがございます。 非行なり犯罪なりと一口で言いますけれども、本当に軽微な、一過性の万引きですぐ立ち直るような子もおりますし、もうこれは少年犯罪とは言えないんじゃないか、それはもう枠組みを超えたような残忍非道の強盗殺人というのもございます。だから、どういう少年の非行や犯罪を見るのか、そしてまた原因も非常にさまざまでして、もう一口ではとても言えない。 保護だと言われている方……
○佐々木知子君 おはようございます。 自民党の佐々木知子でございます。 前回の参考人質疑を踏まえまして、幾つか御質問したいと存じます。 まず、発議者の方にお伺いしたいんですけれども、前回、息子さんを亡くされた武るり子さんのお話というのが、非常に抑えておられただけにまた真実の重みを我々に改めて突きつけてくれたと私も非常に重く受けとめております。最終的には金銭で解決がつく財産犯罪などとは違いまして、何よりも貴重な人命が失われた場合にはもはや何をどうやっても取り返しがつかないということ、これは当たり前のことなんですけれども、本当に被害に遭った方というのはその重みを私たちに訴えかけてくれたと思い……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 午前中は治安についてお伺いいたしたいと思います。 これは今月十八日の新聞各紙に大きく載っていることでどなたも御承知のことかと思いますけれども、内閣府が十七日に発表いたしました社会意識に関する世論調査によりますと、日本の現状について、治安や教育が悪い方向に向かっていると感じている人が一九九八年の前回調査より大幅にふえたということが出ております。日本を誇りに思うことでも、前回トップだった治安のよさが四番目に転落、内閣府は少年犯罪を含め最近の凶悪犯罪の影響ではないかと見ているそうでございます。 悪い方向に向かっている分野と聞……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。
このたび弁護士法を一部改正して、弁護士事務所を法人化する道を開くということでございますけれども、これはいかなる方面からどういった要請によったものであるのか、法務当局に伺いたいと存じます。
【次の発言】 その中で、弁護士からも要望があったということですけれども、日本では七四%の事務所が一人事務所ということで、すごく小さな規模なんですけれども、一人事務所でもやはり法人化したいという要望は強かったでしょうか。
【次の発言】 となりますと、法人化によってかなりのメリットが生じるだろうというふうに推測されるわけですけれども、メリット……
○佐々木知子君 自由民主党の佐々木知子です。 きょうは、両参考人の先生には、お忙しい中をお越しくださって貴重な御意見を賜り、ありがとうございました。 能見先生に幾つか確認の意味も込めまして質問差し上げたいんですけれども、まず一点は、無限責任を負う中間法人というのがございます。社団法人で言えば合名会社みたいになるのかと思いますけれども、これはどういうような法人を頭の中に置かれてつくられたのかということが一点。実際に本当に活用されるのかどうかということも含めまして。 それから二点目は、先生、非営利法人という形で一括してまとめて、準則主義でというのもいいんじゃないか、私もそうじゃないかというふ……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 このサービサー法改正法案の提案理由の説明によりますと、その趣旨は、債権回収会社、サービサーの取扱債権の範囲を大幅に拡大し、あわせてサービサー業務に関する規制を一部緩和するためで、その目的は、サービサー機能を強化することによって、不良債権処理及び資産流動化を一層促進するとともに倒産処理の迅速化を図ることにあるとございます。 我が国経済が長期的混迷を続けております大きな原因の一つに金融機関の不良債権問題があることは疑いのない事実でございまして、金融システムを回復強化させるべく、政府は公的資金注入などさまざまな政策を実行してま……
○佐々木知子君 今回、提案されております商法等の一部を改正する等の法律案等につきまして、自民党を代表して質問させていただきます。 景気の現状でございますが、先日、竹中経済財政担当大臣が関係閣僚会議に提出された六月の月例経済報告によりますと、悪化しつつあるとの見方が示されております。個別項目を見ますと、個人消費はおおむね横ばいの状態が続いているとしながらも足元では弱い動きが見られる、企業の設備投資につきましては頭打ちとの見方でございます。つまり、我が国の景気は後退期に入った可能性もあり、景気回復のためにいかなる措置をとるべきか、その検討を急ぎ、とるべき方策については政治主導で迅速に対応する必要……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 きょうは、両参考人におかれましては、非常に御多忙なところ、私たちに貴重な御意見を賜りまして本当にありがとうございました。先日の審議ではもう一つよくわからなかったことも、きょうは非常にここがクリアになったような感じがいたしまして、また大学で学びたいなというような気も今ちょっとしたわけですけれども。 それはさておき、ちょっと神田参考人にお伺いしたいんですけれども、レジュメの一のところで、現行商法がこういう原則禁止しているのを、今度の改正法案は手続と方法と財源のみで統一的な規制をしたということで、これはもう賛成であるというふうにおっしゃっていただ……
○佐々木知子君 関連して質問申し上げます。 まず、国家公安委員長にお伺いしたいと思います。 最近、治安の悪化が深刻な問題になっております。検挙率は史上最低、三件に一件検挙されるか否かという事態になっております。これを受けて警察官が増員されるということは非常に喜ばしいことだというふうに思いますけれども、やはり量よりも質なのではないか。 と申しますのは、九九年九月以降に神奈川県警の一連の不祥事を初めとする警察の不祥事が明るみになっております。そして、昨年の三月に警察刷新会議が発足して、公安委員会、警察をめぐる問題全般についてさまざまな議論を重ねた結果、四カ月後、公安委員会に対しまして警察刷新……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 まことに残念なんですけれども、日本では非常に今治安が悪化しているということが国民全般に体感されております。 ピッキング等の新しい犯罪も出てきておりますし、来日外国人犯罪もふえていると言われております。一方、検挙率は非常に低下しておりまして、三〇%台ということにもなっております。これに加えて、九月十一日、アメリカで同時多発テロが発生したと。そうすると、新たにテロ対策も考えなければならなくなったというような事態でございます。 テロ対策特別措置法案というのは、近時、今臨時国会で成立する見込みになっているようでございますけれど……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 新世紀を迎えた今日の我が国におきましては、停滞を続ける経済社会を再生、活性化し、自由かつ公正で活力に富んだ安心して暮らせる豊かな社会を形成していくことが国民の大きな願いとなっております。そのため、小泉内閣のもと、我が国の社会経済構造の大規模な転換を図るべく、構造改革が政府全体として強力に推進されているところでございます。 この社会経済の構造改革が進められ、明確なルールのもとでの事後監視・救済型社会への転換が進んでまいりますと、裁判所を中心とする司法が法律に基づいて紛争を予防、解決し、国民の権利の救済を図ると同時に安全な社……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 本日は、四人の参考人の先生方、貴重な御意見を本当にありがとうございました。 まず、田中参考人にお伺いしたいんですけれども、法曹人口の拡大のことなんですが、御存じのように日本には各種の隣接法律専門職種、いわゆる準法曹がございます。我が国で準法曹が行っている業務内容は、外国では例えばタックスローヤーと言われているように弁護士の業務とされているものも多く、準法曹も含めると我が国の法律専門職種の総数は欧米先進諸国と比べて決して少なくないという考え方もできるかと思うんですが、この点についてはどのようにお考えでしょうか。
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 まず、刑法改正についてお伺いしたいと思います。 私も、長い検事経験を通しまして、これでも本当に過失犯か、これはもう故意犯ではないかと言えるような無謀運転で致死傷という結果を引き起こしたというような事件を何度も扱いました。昭和四十三年の改正以前は、業務上過失致死傷というのはわずか三年以下の懲役または罰金にしかならなかったわけですけれども、遺族の被害者に言わせれば、飲酒運転で自分の息子は殺されたというふうにはっきり断言されておられる方も何人もおりまして、今回、悪質、危険な自動車運転による重大な死傷事犯に厳正に対処するためこの……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 きょうは、三人の参考人の方々、本当に貴重な意見をありがとうございました。 私は、三年前に国会議員になる前は十五年間検事をやっていました。その関係で本当に悲惨な、これが過失で扱われていいはずがないというような重大な交通事犯を何件も扱いましたので、特に井上参考人の言われていることはよくわかるつもりでございます。本当に痛ましい事故で、何とお悔やみ申し上げていいのか、言葉もございません。 井上参考人に三点お伺いしたいんですが、最初に言ってしまいますとお答えしにくいと思いますので、一つずつお伺いいたします。 被害者として加害者の謝罪の言葉をいつど……
○佐々木知子君 自由民主党の佐々木知子でございます。 私は、今出ている文芸春秋で佐々淳行さんと来日外国人犯罪、殊に中国人犯罪、この場合香港と台湾を除いておりますが、いかに深刻であるかということを述べております。それに関連いたしまして今日質問したいんですけれども、在日外国人刑法犯検挙件数というのはここ数年間二万件ほどで推移しております。 ただ、問題が非常に深刻とされておりますのは、強盗や侵入盗という重大犯罪が増加しているということでございます。また、検挙率が、強盗については五割を切り、侵入盗、これは主にピッキングでございますけれども、三割を切っている。非常に検挙率が低下していて、国民全員が治……
○佐々木知子君 私は、自由民主党・保守党及び公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました平成十二年度一般会計公共事業等予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外十一件に対して承諾を与えるべきものと議決することに賛成の意を表明し、以下、討論を行います。 予備費は、憲法第八十七条及び財政法の規定に基づいて、予見し難い予算の不足に充てるために国会の議決に基づいて設けることを認められた予算であり、内閣の責任において使用された後、国会の事後承諾を求めるものであります。 まず、一般会計の予備費使用の内容を見ますと、有珠山噴火や三宅島火山活動に伴う緊急観測監視体制に必要となった経費、鳥取県西部地震……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 私は、自民党の国家戦略本部ないしは国家ビジョン策定委員会というところに所属しておりまして、日本の将来ビジョンはどうあるべきかということをかねがね一年にわたって論議しております。まだ結果という形、出ていないのでございますけれども。 どうやら、日本は国家として将来どういう姿であるべきかという大きなグランドデザインをかくところがないのではないか。痛みに耐えてということをよく小泉首相は言われますけれども、じゃ痛みに耐えた後どういう国家像があるのかと。五十年後、百年後はどういう日本になっているのか、どこに向かって進んでいるのか、そ……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 まず、日朝首脳会談についてお伺いしたいのですが、先ほども同僚の三浦議員からお述べになりましたように、私もこの成果というものに対しては高い評価をしたいというふうに思っております。先般のアジア欧州会議、ASEMの首脳会議におきましても非常に高い評価を得たということで、国際メディアにも取り上げられております。 ただし、これは拉致被害者の家族にとってみれば決して高い評価ということにはならないだろうと。横田めぐみさんは、例えば、十三歳で拉致されて、今生きていれば三十八歳、四半世紀もの時が流れております。この間、なぜ日本政府は娘を救ってくれなかったのか……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。おはようございます。 私は、今日は治安の悪化の問題、外国人犯罪問題、それから組織暴力団に絡む問題を中心に質問させていただきたいと思います。 実は、この八日に予算委員会で私は質問させていただいたんですけれども、持ち時間、私の質問時間はわずか二十分ということで、余り大したことは聞けなかったのですが、質疑時間中から私の事務所の電話は鳴りっ放しで、メールももう百件近く来ております。2ちゃんねるというサイトがあるということは私、承知しておりましたけれども、そこでいち早く、外国人犯罪を追及した佐々木知子という題名で、もう百件以上の書き込みがなされていると……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。
まず、外国人受刑者の数、非常に増加しているというふうにちまたで言われておりますけれども、どういう状況にあるか、御説明願います。
【次の発言】 来日外国人に限ってのお話で結構なんですけれども、うちの国籍別の内訳をお願いいたします。
【次の発言】 よくF級というふうに言われます、フォーリナースということだと思いますけれども、外国人であって日本人と異なる処遇を必要とする者というふうに理解しておりますが、F級の外国人が収容される施設というのは恐らく限られていると思うんですが、日本ではどこでしょうか。
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。
世界じゅうテロが頻発しておりまして、これに一致団結して当たることが喫緊の課題となっておりますところ、テロ防止関連条約は、昭和三十八年の航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為に関する条約に始まりまして、今回のテロリズムに対する資金供与の防止に関する国際条約に至るまで合計十二条約があるというふうに承知しておりますけれども、これに対する我が国の署名及び締結状況について外務省にお伺いいたします。
【次の発言】 つまり、今回のテロ資金供与防止条約だけがまだ未締結ということでございますけれども、この条約の概要及び各国がそれに対して……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。
まず、治安状況についてお伺いしたいと思います。
昨今、治安が悪化しているとの懸念を一般国民が多大に抱いておりますけれども、実際に犯罪は増えているのでしょうか。まず、一般刑法犯の数値でお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一般刑法犯といっても、詐欺だとかいろいろございます。治安の悪化が実に実感されるという犯罪といたしましては、殺人や強盗、それから侵入盗、ピッキングというのがよく話題になりましたけれども、あるいはひったくりというような犯罪になろうかと思いますが、この種の犯罪に関しましての犯罪の増加傾向についてお答え願いたい……
○佐々木知子君 私は、自由民主党・保守党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件に対し、いずれも是認することに賛成するとともに、委員長提案の警告決議案に賛成の意を表するものであります。 是認することに賛成する理由の第一は、我が国経済情勢の現状に即した適宜かつ適切な経済運営が行われたということであります。 平成十一年度におきましては、十年度第三次補正予算と一体的にとらえる十五か月予算で対応し、不況の環を断つとともに、景気の回復基盤の強化を図るため、所得税、法人税の恒久的減税の実施、公共事業を中心とした積極的な財政運営、金融システムの安定化……
○佐々木知子君 自由民主党の佐々木知子でございます。 今日は三人の参考人の先生方、お忙しいところ当委員会にお越しくださり、貴重な御意見をお述べいただきまして、どうもありがとうございました。 ちまたには構造改革という言葉があふれていて、改革がなかなか進んでいないという非難も随分聞こえますが、独り司法改革については随分進んでいるのではないかということも言われております。弁護士会の方が陳情に来られて、この話をいたしますと、それは弁護士会の力が非常に弱いからだということをおっしゃっておられましたけれども、そんなことはないと思いますが、外国人弁護士というのが十年ほど前に日本に来て、もう今度は外国人弁……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 今日は三人の参考人の先生方、お忙しいところ、どうもありがとうございました。 マスコミで本法案の問題とされている論点、大まかに言って三点になろうかと思います。一点は、人権委員会の独立性に関して、その置き場所、具体的には法務省に置くか内閣府に置くか。二点目は地方組織の在り方。三点目は報道被害の取扱いについてということです。ここでは三点目について専らお尋ねしたいと思います。 まず、塩野参考人にお伺いしたいんですけれども、本法案が一定の報道被害を特別救済の対象としていることにつきまして、一部報道では、自民党と政府が結託して犯罪……
○佐々木知子君 おはようございます。自由民主党の佐々木知子でございます。 今日は、三人の参考人の先生方、貴重な御意見を賜り、ありがとうございました。 まず、宗田参考人にお伺いしたいんですけれども、今回、会社更生法を全面改正して会社更生手続を使いやすく改めますと、民事再生手続と会社更生手続とのすみ分けの問題が今まで以上にクローズアップされてくるのではないかと考えております。現状におきましても、マイカルに代表されますように、当初は再生手続開始の申立てをしながら、後に会社更生手続へ移行する例が少なからず生じております。 このような事態が生ずる原因はどこにあると考えておられるか、あるいは将来は二……
○佐々木知子君 私は、委員長に佐藤道夫君を推薦することの動議を提出いたします。
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 通告をしていない省庁については御退席いただいて結構でございますので。 まず、今朝の日経新聞ですけれども、こういう記事がございました。全国の刑務所と拘置所の収容者数が三月、約四十三年ぶりに七万人の大台を超えたことが分かった。収容定員を約七%上回り、過剰収容が深刻さを増している。一方、名古屋刑務所の受刑者死傷事件の影響もあり刑務官の士気が低下しているとも言われ、所内の受刑者の生活環境や管理体制の悪化を懸念する声も高まっている。全国の刑務所と拘置所、計百八十九施設の収容人数は七万七十一人。一九九九年末時点と比べ約二五%増えたということでございます……
○佐々木知子君 私は、自由民主党・保守新党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十三年度決算外二件に対し、是認することに賛成するとともに、委員長提案の内閣に対し警告することに賛成の意を表するものであります。 是認に賛成する理由の第一は、我が国をめぐる社会経済情勢及び厳しさを増している財政状況を踏まえた的確な経済財政政策の発動と運営が行われたということであります。 平成十三年度当初予算におきましては、我が国の二十一世紀の新たな発展基盤を構築しつつ、公需から民需へのバトンタッチを円滑に行い、景気を自律的回復軌道に乗せるとの観点に立って編成されました。このような認識の下に、総額七千億……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 今日は、三人の参考人の先生方、どうもありがとうございました。 最初に、尾崎参考人にお尋ねしたいんですけれども、このたび第二東京弁護士会の会長に御就任ということで、おめでとうございます。 第二東京弁護士会は、聞くところによりますと、大宮法科大学院の設置に深くかかわられるということなんですけれども、法科大学院でありますから、もちろん実務教育をなさると。新たに教材などを作らないといけないわけですけれども、日弁連や各地の弁護士会ではどのような協力をするということを考えておられるのでしょうか。日弁連が教材の作成に協力するという場……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子です。 私は、平成十三年六月に池田小学校の事件が起こった後、自民党の、その当時は触法精神障害者と言われておりましたが、プロジェクトチームに参加して、どういう処遇があるべき姿かということに関与してまいりました。今回、法案が提出されて見てみますと、なかなかに、その私ですら理解するのは難しいという法案になっているかなという感じがいたしました。 逐条に従って順番に聞いていきたいというふうに思います。 これまでも、心神喪失あるいは心神耗弱等の状態で重大な他害行為を行った者の処遇につきましては、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律、長いので以後……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 今日は三人の参考人の先生方、貴重な御意見を賜りありがとうございました。 まず、岩井参考人が法総研にお勤めだったということで、私の先輩であることが分かりましたので、岩井参考人からお聞きさせていただきます。 現行の精神保健福祉法の措置入院では多々問題点があると。その二番目の、ペーパーの二ですけれども、現行の制度の問題点、問題性ということで、一ないし四を御説明になりました。私も現場に携わっていた者としてそのとおりというふうに思っております。 そして、新たな法案に御賛成をしてくださるということなんですけれども、新たな処遇制度が円滑かつ効果的に機……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。今日は三人の参考人の先生方、どうもありがとうございました。 まず、藤丸参考人にお伺いしたいのですけれども、ペーパーの中で、現状の精神医療についてはかくかくしかじかの問題があって専門治療病棟を必要としているということで、興味あるアンケート調査の結果もここに付いております。私自身も、現場からこういうような問題点があるんだということを多々聞いておりまして、現在の精神保健福祉法による措置入院ではやはりまだまだ足りないところがあるのではないかという認識を持っているものでございますけれども。 そこでお伺いしたいんですが、本制度が施行されますと、裁判所から……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 私は、前に本法案につきましては政府並びに修正案発議者に対しまして全般にわたって約一時間質疑をしたところではございますけれども、今日は、これまでに同僚議員から出された幾つかの疑念、あるいは反対派の方からの意見に基づきまして、質問を絞ってさせていただきたいというふうに思っております。 まず一点ですけれども、本制度の趣旨、目的について、これは本人の社会復帰のためか、保安のためかということがございます。 まず、本制度につきましては、精神障害者を危険視し、これを閉じ込めておこうとするものではないかとの懸念が多々提起されております……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。 私に与えられた時間は十五分ということで、常よりもっと早口になるかもしれませんけれども、御容赦くださいませ。 まず、司法制度改革の一つの柱である裁判の迅速化法案が出てきたということでございます。裁判といいますと一般に長く掛かると思われているわけですが、実は必ずしもそうではなくて、地裁第一審通常訴訟について見れば、刑事事件、これは平成十三年の数値ですけれども、九二・四%の事件が六か月以内で終わっております。一年以内で見たら九八・二%、つまりほとんどが一年以内で終わっているということで、それほど長く掛かっているわけではない。二……
○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子です。今日はお忙しい中、三人の参考人の先生方、どうもありがとうございました。 まず、裁判の迅速化法案について三人の参考人の方々にお尋ねしたいんですけれども、藤井参考人もおっしゃっておられましたように、裁判の迅速化に向けてこれまでも裁判官、検察官、弁護士が様々な努力を重ねてきまして、かなりスピードアップをされているというのはもう現実でございます。本法案が成立すれば、三者それぞれの果たすべき役割はますます重要になると思われます。殊に、竹下参考人もおっしゃっておられましたように、裁判員制度というのが導入される見込みになっている。どういう事件にど……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 今日は、三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。 今回の司法制度改革の中身は多岐にわたっているのですけれども、一つの目玉は、簡易裁判所の事物管轄が引き上げられたということでございます。それに関しまして、司法書士会を代表する中村参考人はもちろん賛成意見、そして弁護士会を代表する軍司参考人は反対でございますし、またマスコミを代表する土屋参考人も、総件数の三分の一がめどであって、百四十万は予想以上のラインであったというふうな懐疑的な御意見を述べておられます。 中村参考人のお話にもございましたように、実は簡裁は本人訴訟が多いものですか……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子です。今日は三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。 今回の改正は多岐にわたっております。まず、担保物権に関する改正の中から、短期賃貸借について、山野目参考人にお伺いしたいと思います。 賃貸用の建物については、競売があっても賃借人が安定して使用を続けられるような制度が必要だという意見があることは先生もよく御承知のことだと思います。今回、登記した賃貸借は、これに優先するすべての抵当権者が同意をし、その同意について登記がされたときは、当該抵当権者及び競売における買受人に対抗することができるという制度が創設されますが、この制度はそのような要請にこたえ……
○大臣政務官(佐々木知子君) このたび厚生労働大臣政務官に就任いたしました佐々木知子です。 森、谷畑両副大臣、竹本大臣政務官とともに坂口大臣を補佐して最大限努力する所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(佐々木知子君) 国会議員在任期間中の公的年金の加入状況につきましては、平成十年七月の初当選以来、国民年金に加入し、所定の年金保険料を納めてきたところでございます。
○佐々木知子君 馳議員の質問とも関連するんですけれども、まず常任理事国入りということで、日本が常任理事国になったといたしましても当然拒否権のない常任理事国になるわけでございます。ドイツとか、それから例えばインドとかブラジルとか、いろいろ報道されているのでは常任理事国入りを目指している国というのが幾つか挙げられていますけれども、現段階、日本はどの程度常任理事国入りというふうになっている段階なのかということが一点。 それから、拒否権のない常任理事国になるメリットというのですか、メリットという言葉を使うとまずいのかもわかりませんけれども、一般の人としゃべっていますと、それはコミットメントをふやされ……
○佐々木知子君 どうもありがとうございました。
先日、アメリカ人でこの種の政治問題に詳しい方からお話を聞く機会があったんですけれども、その方が言われるには、日本は直ちに今回のNATOの空爆に対して支持表明を出してほしいと。それから、軍事的介入はもうもちろん憲法の制約もあるから無理ですけれども、難民の救助なり医者を送ったりとか、そういうような救助をする、援助をするということは直ちにできるはずである、直ちにやってほしいということを言われたんですけれども、日本はこの問題に関してどのような立場をとるべきだというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 援助とか、そういう形ではもちろんやるべきだというふ……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 三人の公述人の方々には、非常に御多忙なところ当委員会まで御足労いただき、貴重な御意見をお述べくださいましてどうもありがとうございました。 まず、薬物関係についての御発言がございましたので、検事十五年の経験があります私といたしましては、鈴木公述人がたまたまパソコンが使えないので統計資料などを出せないということでございましたので、犯罪白書から幾つか引きまして、ちょっと私から述べさせていただきたいと思います。 犯罪白書は最新版が平成十年版ということで、十一年版はこの十月に出る予定になっております。十年版の中で最新の統計数値というのは平成九年のも……
○佐々木知子君 ありがとうございます。自民党の佐々木知子です。
きょうは、百七十七人のうちから選ばれてここに参加されて、とてもおめでとうございます。ありがとうございました。
憲法というのをよく勉強されている方もこの中に……
【次の発言】 最初からですか。
【次の発言】 では中牟田さんと横倉さん、お二人に同じ質問なんですけれども……
【次の発言】 では横倉さんに。
国の基本法というのは、統治機構、立法、行政、司法、それから国民の権利義務と二本の柱で成り立っているということで、三人の方が今回国民の権利義務について述べておられました。前文について今回二人の方が、星原さんと那須さんが言及されてお……
○佐々木知子君 レディーファーストでありがとうございます。 有益な話をどうもありがとうございます。 私、前の職業の関係で国連に何回か行ったことがあるんですけれども、NGOがたくさんいるんですよね。日本というのは大体パブリックでやってしまうので、ボランティアという感覚も割と少ないですし、NGOという感覚が非常によくわかりにくいんですけれども、何か国連NGOの認定を受けるために結構頑張ったりとかするところも多いようですけれども、恐らくは国連NGOとして認定されると何らかのメリットがあったりとかいろいろあるのではないかというふうにも、うがった見方はしているんですけれども。 先生、今いいNGOと……
○佐々木知子君 自民党の佐々木でございます。 アジア太平洋地域ということでは、横田参考人が御指摘になりましたように、バンコクに拠点があるESCAPが非常に有名でございまして、随分活躍をしておるわけですけれども、これとは別のもう一つの国連事務所を、沖縄かどうかは別として、日本に設けて人権などのESCAPが管轄していない方面をカバーさせようということで、私はこれは非常にすばらしい御提言だというふうに思った次第でございます。 ただ、私たちは国会議員でございますので、沖縄になるかどこになるかは別として、日本が主催するというような形になるんだろうと思いますけれども、アジア太平洋地域の議員懇談会という……
○佐々木知子君 自民党の佐々木でございます。 本調査会でのこれまでの系統的な幅広い調査を踏まえ、殊に冷戦終結後、紛争の性格が大きく変化し、多角的な広い観点から平和や安全の問題を考えていくことが求められていることにかんがみて、私は、主として国連の社会分野及び文化分野における我が国の活動がどうあるべきか、国連改革としては国連事務局の日本人職員採用問題や国連機関の我が国への誘致などについて意見を述べてみたいと思います。 まず、社会分野ですけれども、冷戦の終結によりまして民主主義は普遍的な価値となっております。民主主義の基本要素である人権の重要性にかんがみて、アナン事務総長はこれを活動プログラムの……
○佐々木知子君 きょうは三人の参考人の先生方、お忙しいところどうもありがとうございました。 波多野参考人のお話にありましたように、国際会議において発言の場を確保することが重要であること、そして日本というのは特異なスタンスを持っているから、それについて発言すべきであると、非常に役に立つことをお伺いしたと思います。 金は出すけれども口を出さないのでいい国だと思われているというのは本当にちょっと悲しい現実なんですけれども、ここのところを私聞き逃したのかもわからないのですが、「但しパッケージ(グループ)としてのみ加入可能」であって、「何故二十四か。」というところのちょっと御説明をもう少しいただきた……
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。 緒方先生には、きょうは本当にお忙しいところ、現場の体験に基づいた有益なお話をありがとうございました。 三点ほどお伺いしたいことがあるのですけれども、まず、国際社会での経験を通じて国会への提言というのをひとついただきたいのです。 外交というのは国民に支えられたものでなければならないわけですけれども、国民を代表する国会というものがこれまで外交の全体像について必ずしも積極的に発言して、提言してきたとは言えないのではないかというふうに思っております。 当調査会は、国連改革と国連の機能強化、国連や国連諸機関を通じた我が国の貢献、国連とNGOとの関……
○佐々木知子君 ありがとうございます。自民党の佐々木知子です。 議事進行に貢献するために、残念ですけれども、本当に一件だけお聞きいたします。 枝村参考人なんですが、御講演の中で「日本のあり方に自信を持って、それを外国に発信するということがいちばん不得手」だということを元外交官の方自身がお認めになっていて、やっぱりという感じもしたんですけれども、アジアの視点というんですか、日本の視点をもっとアピールするというかメッセージを送るということは本当に大事なことで、先生御自身も知足の思想というんですか、知をもって足りるというのをこれから大事だということもおっしゃっています。こういうようなことを含めて……
○佐々木知子君 自由民主党の佐々木知子です。 本調査会は、平成十年八月のスタート以後、「二十一世紀における世界と日本──我が国の果たすべき役割──」について、世紀の節目をまたぐ形で精力的な調査を進めてまいりました。特に、二年目以降は国連の今日的役割について多角的観点から重点的な調査を行い、内外の二十名にも及ぶ有識者、研究者、加えて河野外相や現職の国連大使にも本調査会に出席賜り、積極的な議論を行ってまいりました。 国連が創設されて五十六年、我が国が国連に加盟して四十四年がそれぞれ経過いたしました。そんな時期に本調査会がみずから国連をテーマに設定し、体系的かつ集中的に調査することは国会史上初め……
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