このページでは簗瀬進参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。簗瀬進参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○簗瀬進君 それでは、私の方から質問をさせていただきたいと思います。 衆議院から参議院へと舞台は移ってまいりましたけれども、私、共通して気になる論調がございます。それは、大野木参考人のお言葉の中に、六月になってすべてが変わったような、そういう説明の仕方が頻繁に出てくるんですね。確かに六月になって長銀の株価は大変下がってくるということでございまして、確かに六月というのは長銀にとってもターニングポイントであったかもしれません。ただ、そのお言葉の中に、すべてをマーケットに責任を転嫁しているんじゃないのか。六月になって一部投機筋が長銀に対して仕掛けをしたから、うまいぐあいに経営再建をしようと思ってい……
○簗瀬進君 簗瀬進でございます。 モラルハザードという言葉があるわけでありますが、これは私は金融の世界だけではないのではないか。今どうも日本全体にモラルハザード、いわゆる倫理の破綻ということが蔓延しつつある。我が国社会全体の大変な危機的、だからこそ新しい変革の時期なのかもしれません。 昨日、金大中大統領が大変力強い言葉を当院の本会議場でお述べになったわけでありますが、どうもその言葉の重みとして我が国の政治はかなり軽くなってしまったんではないか。とりわけ、先ほど自民党の山本議員の御指摘の中にもありましたけれども、金融問題の処理が何でこんなに遅いのだ、日本の政治は何をやっているんだと。これは与……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び新党さきがけの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読させていただきます。 中小企業信用保険法の一部を改正する法 律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点につい て適切な措置を講ずべきである。 一、各信用保証協会への財政基盤の強化に万全 の支援策を講じ、必要かつ十分な信用枠を確 保すること。 また、中小企業信用保険公庫に対しても、 万全の予算措置……
○簗瀬進君 早速、間を入れずに具体的な質問に行きたいと思います。
先ほど総理の会合設定、昨晩のいきさつについて、総理の御発言と官房長官の御発言がどうも真っ向から食い違っていたような感じがするんですが、その点はもう一回確認をさせていただきたいと思います。それは官房長官の方から。
【次の発言】 これは本題はやっぱり住信の社長さんに主眼があったんではないんでしょうか。
というのも、新聞報道等で、両行の合併ということについて住信側で非常に懸念を抱いておる。住信の方でもう一回独自に、金融監督庁のいろんな調査が信じられないのかどうかわかりませんけれども、独自にもう一回長銀の中身を調べさせていただきたい……
○簗瀬進君 今国会一番多く聞けた言葉は、モラルハザードという言葉でなかったのではないか。モラルハザードは金融に始まって、どうも最後は政治のモラルハザードで終わってしまうのではないのか、このような懸念を持っております。 さて、まず冒頭に、防衛庁長官に御質問させていただきたい。 私、ことしの夏にあの「ノモンハンの夏」という本を読みました。今回の国家的な背任事件、あるいは防衛庁ぐるみと言われてもしようがないような組織的な証拠隠滅事件、私はこのような事件を見るにつけ、関東軍の秘密主義あるいは独善主義、仲間内のもたれ合い、そしてその結果の無責任体制、日本の歴史を悲劇に追いやったこのような歴史をもう一……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました新事業創出促進法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 新事業創出促進法案に対する附帯決議 (案) 政府は、本法施行に当たり、我が国経済の再 活性化のため、新たな事業の創出の促進に向け て、関係各省庁間の連携を図りつつ、次の諸点 について適切な措置を講ずべきである。 一 新たな事業の創出を積極的に促進するた め、税制上の措置及び所要資金の確保を含め た支援策の一層の充実に努めるとともに、S ……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました中小企業経営革新支援法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中小企業経営革新支援法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 経営革新指針における「新たな事業活動」及び「経営の相当程度の向上を図る」とする経営革新の内容の策定に当たっては、幅広い中小企業が経営革新計画に基づく支援が受けられるように配慮すること。 二 経営基盤強化計画の特定業種の指……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました特許法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 特許法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 知的創造の進展・複雑化にかんがみ、知的財産権に係る国全体としての総合的な取組を行うため、我が国の知的財産権の今後の方向に関する基本的な方針の策定に努めること。 二 特許権等の侵害に対する救済措置の拡充を図る法改正の趣旨及……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 電気・ガスが国民生活及び産業活動を支える重要なエネルギーであることにかんがみ、事業の効率化を進めるに当たっては、エネルギーセキュリティ、地球環境問題等に配慮したエネルギーのベストミックスを図……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 エネルギー供給における原子力利用の現状にかんがみ、原子力開発利用に係る安全性の確保に万全を期すこと。 二 核燃料サイクル政策における使用済燃料の再処理、プルト……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。(拍手)拍手をいただきましてありがとうございます。 昨日も本会議で質問をさせていただき、またきょうも続けて委員会で質問させていただくという大変ありがたい機会をいただけました。冒頭に大臣と三つの過剰問題についての議論を若干させていただければと、このように思っているわけであります。 今回の産業活力再生特別措置法案、大変重要な法案であるというふうなことで、通産省が私どもに説明に来たとき、一番先に持ってきていただいたのがこの「産業競争力強化に向けた産業界の現状と課題」、大臣もこれはごらんになっているだろうと思うんです。 そこに「産業界の現状」という整理がな……
○簗瀬進君 最終の質問をさせていただきますが、三十分という時間に今までの議論の中で非常に欠けておった議論等を結構羅列いたしておりますので、願わくば答弁の方を簡潔にお願いしたい、このように思います。 まず冒頭、質問通告にありませんけれども、今の答弁、まさに昨日、前川委員がこの生産性の問題についての基本的な疑念を示した。それで、答弁では経済白書の方が著しく高くなっているということなんですが、それは見方の相対でございまして、OECDの方がバブルとの補正を前面に置いたので著しく向こうの方が低くなっている、こういうふうな評価もできるわけでございます。だから、すべての基本戦略を立てる場合の基本的な数字、……
○簗瀬進君 時間が限られておりまして、多少早口になることもあると思いますが、お許しをいただきたいと思います。 私の敬愛する田中秀征さんがかつて、オウムは時代のよどみの中から生まれてきた一匹のハエであると大変秀抜な例えをなさいました。実は、そのハエが茨城県の旭村から栃木県の大田原市の方に飛んでまいりまして、今地元では大変大きな騒ぎになっているわけであります。本席には栃木県の自民党の矢野理事さんもいらっしゃいますので、同じような気持ちだろうと思います。そういうことで質問させていただきたいと思うんです。 実は、林容疑者もかつて宇都宮の病院に勤務をしていたことがございました。その他のオウムの関係者……
○簗瀬進君 まず冒頭に、通告の質問の順番とは若干異なりますけれども、フジテレビの高視聴率番組「愛する二人別れる二人」、随分昨今の新聞をにぎわしているようでございます。国会の委員会の場で番組の内容にわたる質問をするときは、私たちは大変慎重に行うべきだと思います。何となれば、まさにテレビ報道もこれは表現の自由という憲法に保障された権利を持っているわけでありますから。しかし、その権利であっても、乱用にわたる場合は、これは残念ながら指摘せざるを得ない場合も出るのではないのかなと。 冒頭にこのような前置きをさせていただきまして、どうもテレビというのは大変バーチャルな中でリアリティーを私たちに感じさせる……
○簗瀬進君 委員派遣について御報告申し上げます。 去る一月十二日から十四日までの三日間にわたり、長崎県及び福岡県における運輸事情、情報通信及び郵便等に関する実情並びに山陽新幹線コンクリート剥落事故に関する実情をそれぞれ調査してまいりました。 派遣委員は、齋藤委員長、景山理事、釜本理事、弘友理事、渕上理事、宮本委員及び私、簗瀬であります。 調査団は、運輸省及び郵政省の各地方機関から管内の概況等について説明を聴取いたしましたほか、長崎県及び福岡県当局から運輸及び情報通信に係る要望を聴取いたしました。 また、長崎県では長崎空港、長崎中央郵便局、長崎ケーブルテレビジョン、佐世保リサーチセンター……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました特定通信・放送開発事業実施円滑化法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 特定通信・放送開発事業実施円滑化法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に向け万全を期すべきである。 一、通信・放送新規事業の実施のための助成金交付に係る申請手続については、簡素化を図るとともに、審査期間の短縮に努めるよう配意すること。 二、助成金……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。 けさも「あすか」を見させていただきました。一生一品がようやくでき上がりそうでございます。大変すばらしい番組を毎朝見させていただきまして、非常に心が和み、また家族の大切さというようなものを教えていただいているということで、私の大好きな番組でございます。そういう一生一品「あすか」というお菓子ができ上がったけさ、それを見させていただきまして、きょうNHKに質問をさせていただくということはこれは大変な無上の喜びでございます。 きょうは地上波デジタル化問題についてNHKの会長さん、そして郵政大臣からお話を聞かせていただきたいと思っておりますが、NHKの二〇〇……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に向け万全を期すべきである。 一、需給調整規制が廃止されても、労働関係等港湾運送の安定化が保たれるよう努めるとともに、問題が生じた場合には、関係者の意見を十分聞いた上、必要に応じ、適切に対応すること。 二、規制緩和の進展に伴い、港湾労働者……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び参議院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 以下、案文を朗読いたします。 高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に向け万全を期すべきである。 一、高齢者、身体障害者等が自由に移動できる環境の整備に向け、公共交通事業者等が高齢者、身体障害者等に対……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました電気通信事業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、社会民主党・護憲連合及び参議院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 以下、案文を朗読いたします。 電気通信事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に向け万全を期すべきである。 一、長期増分費用方式の導入に際しては、ユニバーサル・サービスの確保及び東・西NTTの経営・利用者料金に悪影響を及ぼさないよう留意し、効率的な投下コストの確実な回収が図られるよう、モデルの選択、適……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました道路運送法及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ及び参議院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 道路運送法及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に向け万全を期すべきである。 一、一般乗合旅客自動車運送事業及び一般乗用旅客自動車運送事業の許可に当たっては、許可基準を具体的に定め、公示する等許可の運用について、統一性、透明性を確保するとともに……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました電波法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、社会民主党・護憲連合及び参議院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読させていただきます。 電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に向け万全を期すべきである。 放送の公共性にかんがみ、放送事業の全部譲渡の場合における無線局免許人の地位承継の許可に際しては、当該業務を維持するに足りる財政的基礎等の審査基準を厳格に遵守するとともに、地域の放送サービスの低下を招くこと……
○簗瀬進君 民主党・新緑風会の簗瀬進でございます。トップバッターとして質問させていただきたいと思います。 質問通告では、実は警察法改正というある意味で大変警察の不祥事が続いて、それを乗り越えていこうという大きな改正が行われるわけでございまして、それに先立つ質問として、私は、明治の警察を創設した川路利良大警視、ジョゼフ・フーシェに学んで警察をつくったと、こういうふうに言われている方でございまして、その明治以来の一つの警察の組織文化といいますか、そういうものが今度の不祥事にもどこかでつながっているのではないのかな、ある意味では明治以来の日本の警察の内部的なチェックといいますか、内部的な監察のシス……
○簗瀬進君 民主党・新緑風会の簗瀬進でございます。 警察法の改正についての質疑が行われておるところでありますが、私は、昨年の十二月二日に須藤正和さんという方が殺害をされました。そして、その正和さんの殺害に至る過程においての栃木県における石橋警察署の対応に大変な問題があったと。マスコミもこれについて大変大きく取り上げたわけであります。 須藤さんの生まれたうちは、栃木県の北東、茨城県との県境に近い方でございまして、黒羽の須佐木というところでございました。石橋というのはそこから車で一時間半ぐらいかかるところであります。 なぜ石橋警察署にこの正和さんの捜索願を出したのかということでございますが、……
○簗瀬進君 民主党・新緑風会の簗瀬進でございます。 それでは、警察法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由を御説明申し上げます。 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました警察法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、趣旨及び概要を御説明申し上げます。 この間、神奈川県警、新潟県警を初め警察官の不祥事が相次ぎ、このまま放置すれば治安の維持に重大な支障が生じかねず、早急な警察改革が求められてきたところであります。そしてようやく、警察刷新会議の緊急提言を受けて、今次国会に警察法改正の政府案が提出されました。しかし、残念ながら私どもはこの政府案に失望を禁じ得ま……
○簗瀬進君 私は、IT革命を中心に質問をさせていただきたいと思います。
総理は今度の所信表明演説で、数えますと二十二回もITという言葉を連発なさった。もはやITをイットと読み間違えることはまさかないだろうと思って安心をいたしましたけれども、事が専門的、技術的な言葉が随分出てまいりますので、国民の皆さんにわかりやすいように総理御自身の口からまず基本ワードであるITという言葉の意味を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、難しい言葉でリテラシーというお言葉を総理御自身もお使いになっております。コンピューターリテラシー等のリテラシーというのは一体どんな意味でしょうか。
○簗瀬進君 おはようございます。民主党・新緑風会の簗瀬進でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
一昨日、加藤派、山崎派は本会議の直前になって急遽欠席、結果として内閣不信任案は否決されることとなりました。自民党は分裂の危機を回避できたわけであります。
まず、今回の政局を無事乗り切られた御感想を森総理から聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 私は、今回の、加藤政局と言われたりしますけれども、今までの政局の様相と若干の違いあるいは大きな新しい時代の予感みたいなものを感ずるんですけれども、今までの政局とちょっと違った印象を持っているんですが、この点について総理は何かお感じになっ……
○簗瀬進君 質問の順番を若干変えさせていただきまして、外交初デビューを果たしました、大変新聞にもそのように紹介をされておりましたが、麻生大臣にまず質問をさせていただきたいと思います。 今、森田委員からの質問でもございましたが、このたびの日米首脳会談、本当に御苦労さまでございました。 私、質問通告の中で、半年たったら結論を得ると、そういう約束をしてきたのは一体何なのかということを質問をまずさせていただこうということで通告させていただいております。ということで、まずは、どんな約束を半年たったらするというふうに約束をしてきたのか。森田委員も聞いていますけれども、もう一回聞かせてください。
○簗瀬進君 それでは、小宮山さんの関連質問ということで質問をさせていただきます。 支出決議書が私は今回の機密費流用問題の一つのポイントを握る帳票であると思っておりますし、またそれが会計検査院に保管をされているということで、本当に内閣の予算と外務省の予算が財政法違反の流用がされている状況であったのかどうか、これを確認するためには支出決議書の中身をしっかりとチェックするということが私は基本だろうと思っております。 そういうことで、前回に引き続き、また補足ということにもなりますけれども、会計検査院の方がきょうは来ていただいておりますので質問をさせていただきたいんですが、松尾前室長在任期間中の内閣……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました犯罪被害者等給付金支給法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 犯罪被害者等給付金支給法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法律の施行に当たり、次の事項に配慮すべきである。 一、重傷病給付金の創設等を始めとする今回の改正内容を踏まえた犯罪被害給付制度等全般について、国民への周知徹底を図ること。 二、外国における邦人間の犯罪被害等に係る犯罪被害給付制度の適用について……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。たくさんの質問を予定いたしておりますので、できるだけ端的なお答えをいただきたいと思います。 まず、通告の順番とは違うんですけれども、せっかく今、石原大臣がお立ちになったところでございますので、後でまた特殊法人については若干質問がございますが、先に公務員制度改革の議論が今若干出たところでございます。 特に私、懸念をいたしておりますのは、公務員の皆さんがこの制度改革については大変心配をしておる中で、国家公務員法百八条の五というものがございます。賃金、労働条件等についての制度改革をする場合は職員団体の意見をよく聴取する、このような趣旨だったと思うのでありま……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法律の施行に当たり、次の事項について万全を期すべきである。 一、本法律の運用に当たっては、明確な基準を示し、都道府県警察における適正な執行ができるよう努めること。 特に、広告及び宣伝の規制については、公正か……
○簗瀬進君 民主党・新緑風会の簗瀬進でございます。 冒頭に大臣にお願いをしたいんですけれども、通告がないものについても大臣の御所見を求めることが突然あるかもしれませんので、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。 実は、けさ慌てて質問通告に加えさせていただいた一件がございます。昨日の午後五時十分ということでございましょうか、埼玉県警の上原孝夫警部補が殉職なさいました。右胸を刺されて亡くなられたということで、犯人は逮捕されたわけでございますけれども、大変痛ましい思いを持っております。 さらに、私の地元の宇都宮でございますが、四月十一日には、大久保巡査部長がやはり犯罪の捜査の過程で銃弾……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました道路交通法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 道路交通法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法律の施行に当たり、次の事項について万全を期すべきである。 一、障害者等に対する免許の拒否等の基準を定めるに当たっては、交通の安全と障害者等の社会参加が両立するよう、障害者団体を含め、広く各界の意見を十分聴取すること。 二、障害者に係る免許の欠格事由の廃止の趣旨にかんが……
○簗瀬進君 おはようございます。民主党・新緑風会の参議院の簗瀬進でございます。 きょうは議員立法、与党三党の皆さんがお出しになり、また衆議院で全会一致ということで送られてまいりましたこの特殊法人等改革基本法についての質疑をさせていただきたいと思いますが、あらかじめ御了承いただきたいのでありますけれども、議員立法ということもありまして、質問通告のあるもの以外についても、原則的な理念的な問題については若干幅広く質問をさせていただくこともあるかもしれません。大変な論客の皆さんがおそろいでございますので、どうかお答えをいただければ大変ありがたいと、このように思っておる次第であります。 まず、今、特……
○簗瀬進君 民主党・新緑風会を代表いたしまして質問させていただきます。 村上さん、これからあなたを証人と呼ばねばなりません。 私は、今回の証人喚問に先立ちまして、人間村上正邦に触れようと、あなたの著書を読みました。この「汗にむくいる」、この本の中に「「タンポポ」と明子」という一節がございます。そのときの真心を私は信じたい。どうかそんな意味で、何があなたをそうさせたのか、何があなたをそう変えていったのか、どうか隠さずに真実を語っていただけるよう心からお願いを申し上げます。 まず私は、先ほど委員長の御質問に答えて、一身上の理由である、その中身として、国民、国政の混乱、参議院の皆さん、こういう……
○簗瀬進君 総理、自民党大会、御苦労さまでございました。自民党大会が終わって、参議院で総理の、この委員会でお声を聞くのは初めてということで、端的にまずお尋ねをさせていただきたいと思います。
森総理、辞任をするんですか、続投するんですか、どちらですか。国民にわかりやすく明瞭な言葉で説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 御答弁の中でただ以下の言葉がなければ、恐らく新聞は、大変続投への強い意思を表明したと、こう書くでありましょう。しかし、必ず、ただ、総裁選挙を前倒しいたしますと、こういうふうなことをおつけになるんですね。それをとってマスコミもあるいは諸外国も、総理はこれは辞任の意思を固……
○簗瀬進君 ただいま日程第一、第二、健康保険法等の一部を改正する法律案、健康増進法案を採決をするための本会議を立てるという動議が提出をされたところでございます。しかし、民主党・新緑風会としては、この提案は断固として認められない、このように考えております。 まず、この法案の採決自体が数々の暴挙を積み重ねられた極めて瑕疵の多い採決でありまして、その採決自体、私どもは無効というよりも不存在であると、このように断ぜざるを得ません。したがいまして、議運の理事会にあっては、この採決の無効を確認をした上で差戻しをして委員会での審議を再開するように強く求めてきたところでありますが、それを認められずに今回こう……
○簗瀬進君 百二十分という大変長大な時間を賜りまして、非常に有り難く、与えられた以上はたっぷりと使わせていただければと思っております。 ということで、いろいろ考えたんですが、第一部、第二部と二部構成にさせていただきまして、第一部の方では、最初から表題を言わせていただきたいと思います。政官業癒着の混合政体の解体こそ不況脱出のための最優先課題ではないかと。これを第一部では大臣その他の皆さんと議論をしながら質疑をさせていただきたい。 それから、第二部は、午前中にも同僚議員、与党議員の皆さんからも知的財産権戦略の重要性についての話がございました。実は、手前みそではございますけれども、今を去る二〇〇……
○簗瀬進君 あっせん利得処罰法案も、どうも思いのほか早く大詰めを迎えてしまったようでございまして、もっとやりたかったなという気分でございますけれども、どうも修正協議が与野党間で私どもの期待どおりにはまいらずに、大きくとんざをしたという話を承っております。
ということで、今日、日程では採決を迎えるというふうなことになり、修正は事実上できなかったということでございまして、その辺の経過あるいは思い等を含めて、まず野党の方から御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 不可能に近いの、近いというよりも不可能というふうに力点を置かれていたのかなということのようでございます。
ということは、与党の皆……
○簗瀬進君 おはようございます。簗瀬進でございます。 この問題については既に先日の本会議でも質問をさせていただきました。振り返ってみますと、随分平沼大臣とのやり取りも思い出されてくるところでございまして、一番先には、小渕総理に予算委員会でこの問題について知財の必要性、重要性について質問をさせていただき、また、たしか森総理のときの通産大臣でございましたですね。そのときにも、たまたま民主党、ここに持ってまいりましたけれども、「はばたけ 知的冒険者たち」というものを一年間掛けて二〇〇〇年の六月にまとめさせていただきまして、これを大臣に手渡しをさせていただいた。そして、知財についての国家戦略を早急に……
○簗瀬進君 若林議員にお許しをいただきまして、五分間だけいただきたいというふうにお願いをさせていただきました。お許しいただき、ありがとうございました。 私は、三年前、神岡にございますカミオカンデに行ってまいりまして、チェレンコフ光が反応をする純水を間近に見させていただきました。そして、予算委員会でそのことを当時の小渕総理に質問をさせていただきまして、そういう過程でずっと知財の重要性というのが皆さんに認識され、このたび知財基本法あるいは内閣府に知財戦略本部が常設のものとして置かれると。大変そういう意味では、私のこの分野でのきっかけを作ってくれたのは神岡にあるスーパーカミオカンデでございました。……
○簗瀬進君 おはようございます。 我が会派には二時間の時間をいただいております。私が前半戦一時間を、そして後半戦は木俣議員が一時間と、こういうふうな重厚な布陣で臨みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 さて、今、同僚議員の福島さんの方から高橋是清の話が出ました。私も高橋是清の自伝を読ませていただきまして、大変波乱に富んだ人生を送りながら、非常に、何といいますか、企業感覚をたっぷりと踏まえた上で、この日本という国を本当にいち早く近代化をしていくためには特許という知的創造力、そしてその結果としての成果物、これを国の一番根本に据えなければならない、ということをアメリカ留学をし……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
このたび内閣委員長に選任されました簗瀬進でございます。
本委員会は、内閣の重要政策及び警察等、国政の基本にかかわる諸問題を所管するものであり、委員長としてその責任の重大さを感じております。
このような重要な委員会の委員長として、微力ではございますが、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会の運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、風間昶君、阿南一成君、上野公成君、……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、関口昌一君及び中島眞人君が委員を辞任され、その補欠として松山政司君及び吉田博美君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、内閣の重要政策及び警察等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時一分散会
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十六日、松山政司君及び吉田博美君が委員を辞任され、その補欠として関口昌一君及び中島眞人君が選任されました。
【次の発言】 引き続き、内閣の重要政策及び警察等に関する調査を議題といたします。
まず、内閣官房及び内閣府の基本方針並びに平成十六年度皇室費、内閣及び内閣府関係予算について、福田国務大臣から所信及び説明を聴取いたします。福田国務大臣。
【次の発言】 次に、警察行政、青少年育成及び少子化対策、食品安全行政の基本方針並びに平成十六年度警察庁関係予算について、小野国務大臣から所……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官兼行政改革推進事務局公務員制度等改革推進室長春田謙君外二十一名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 内閣の重要政策及び警察等に関する調査を議題とし、去る十一日に聴取いたしました国務大臣の所信に対し質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
この際、御報告いたします。
去る二十二日、予算委員会から、本日一日間、平成十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、皇室費、国会所管、会計検査院所管、人事院を除く内閣所管及び内閣府所管のうち沖縄関係経費を除く内閣本府、国際平和協力本部、宮内庁、警察庁について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本件審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官兼内閣官房構造改革特区推進室長兼内……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、関口昌一君が委員を辞任され、その補欠として藤野公孝君が選任されました。
【次の発言】 警察法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。小野国家公安委員会委員長。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
次回は来る三十日午前十時に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時九分散会
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日、藤野公孝君が委員を辞任され、その補欠として関口昌一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
警察法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官堀内文隆君外九名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 警察法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、関口昌一君が委員を辞任され、その補欠として愛知治郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
森下博之君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、愛知治郎君が委員を辞任され、その補欠として関口昌一君が選任されました。
また、昨五日、関口昌一君及び森下博之君が委員を辞任され、その補欠として野上浩太郎君及び松山政司君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
道路交通法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として東京大学大学院法学政治学研究科教授宇賀克也君、日本大学名誉教授長江啓泰君、全日本交通運輸産業労働組合協議会事務局長中西光彦君及び弁護士高山俊吉君の出席を……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、野上浩太郎君及び松山政司君が委員を辞任され、その補欠として関口昌一君及び森下博之君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
道路交通法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として警察庁交通局長人見信男君外四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 道路交通法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る九日、野上浩太郎君及び福島啓史郎君が委員を辞任され、その補欠として竹山裕君及び森下博之君が選任されました。
【次の発言】 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。小野国家公安委員会委員長。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時三分散会
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として警察庁次長漆間巌君外四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十一日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子君が選任されました。
また、昨五月十二日、中島眞人君が委員を辞任され、その補欠として柏村武昭君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○簗瀬進君 民主党・新緑風会の簗瀬進でございます。 十分ほど時間が早くなりまして我々ということでございますが、先ほどから答弁のさまを拝見をいたしておりますと、どうも裏方が用意していただいた文章をそのままお読み上げになっているような、そういう答弁が続いております。私は、やはり、例えば今までの大臣の御経歴あるいは御専門分野がどこの辺にあろうとも、法務大臣としていったん大臣職をお引き受けになった以上は、最終的には大臣御自身が自らの政治家としての意気地を掛けて判断をしなければならないことというのがこれはあるわけですよ。そうしたときに、やっぱり首っ引きで文章をお読みになっているという、そういう姿勢には……
○簗瀬進君 二案についての、私も、さきに千葉議員、そして前川議員が質問させていただきましたが、締めくくり的に御質問をさせていただければと思っております。 まず、二案のうち、民法の一部を改正する法律案について御質問をさせていただければと思います。 法務大臣に御見解をお聞かせいただければと思うんですが、私は、この法律、民法の一部を改正する法律案というよりも、むしろタイトルは再起可能な社会作りのための法律と、こういうふうにタイトル自体を変えて国民に大きくアピールした方がいいんではないのかなと、こういうふうに思っております。恐らく、ここに多くの委員がいらっしゃるんですけれども、友人やあるいは今まで……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。 お三人の参考人の大変有意義なお話を聞かせていただきまして、非常に勉強になりました。感謝を申し上げたいと思います。 さて、先ほど同僚議員の方からニュアンスの違いがあるねというふうな御指摘もありましたけれども、もちろんそういう点もあると思いますけれども、私は、一番最初に山本参考人がおっしゃられた、社会全体で正義の総量を増大をしていくんだと、これが一つの二十一世紀の日本社会の大きな課題であると。この点では恐らく三人の参考人は一致をなさっているだろうと思っております。 正に、そのADRで様々な関係者が出てくるわけでございますけれども、お互いに対立的に物を……
○簗瀬進君 ありがとうございます。簗瀬進でございます。ありがとうございます。 南野法務大臣、まずは御就任おめでとうございます。私も民主党次の内閣の法務担当ということでございますので、今日は大臣対決ということでしっかりと議論をさせていただきたいと思っております。 まずは冒頭の質問でございますけれども、法務大臣という大臣の仕事というのは、ほかの大臣と随分変わった一面を持っておると思います。そういう意味での、ある意味で、望ましい法務大臣とは、あるいは理想の法務大臣とはと、その辺について南野法務大臣、どういうお考えを持っておるのか、まずは聞かせていただければと思います。
○簗瀬進君 おはようございます。民主党の、自分で言うのもなんでございますけれども、ネクスト法務大臣ということを仰せ付かっております簗瀬進でございます。 大臣対決ということで、今度が三度目ということになるだろうと思いますので、与えられた九十分をたっぷりと使いまして、大臣の胸をしっかりとかりて議論をさせていただければと、こういうふうに思っておる次第でございます。 今度の通常国会はかなり私は、大変重要な法案がこれメジロ押しだと、こういう印象を持っております。 まず、民事関係では何といっても会社法だと思います。一千条に及ぶこの会社法の新設。商法あるいは有限会社法等、そういうようなものを一千条の会……
○簗瀬進君 おはようございます。 ちょっと資料を取りに部屋に戻っておりまして、予想外の早いペースで終わりまして多少焦っております。早くなった時間をプレゼントしていただきたいとお願いをしたんですけれども駄目なようでございますので、しっかりと議論をさしていただきたいと思います。 質問通告とは若干順番が変わりまして、最初、美祢刑務所の話から行かせていただければと思っております。 刑事施設法が改正をされる、そしてそれと同時に、初めての刑務所PFIということで、民間との協力の下に新しい刑務所をつくると。いずれにしても、監獄法の大改正が一方にあり、一方においては刑務所の新しいPFI手法が取り入れられ……
○簗瀬進君 早速質問に入らせていただきたいと思います。
大臣、これ衆議院では審議時間は何時間ぐらいだったでしょうか、この法案について。
【次の発言】 委員の質問の時間が三十五時間ということですか、それは。
【次の発言】 ありがとうございました。
今日は松村議員も私と同じような考えで、世界には有名な塔がたくさんありますけれども、五重塔とかバベルの塔とか、会社法の塔が当委員会で二つほど建ちました。若干塔を建たせた趣旨は違っております。松村議員は与党でございますから御慰労の意味であったのかなと思いますけれども、私は若干批判のためにこれを建たせていただきました。
関係資料として出されたもののペー……
○簗瀬進君 いや、私も今のやり取りを大変興味深く聞かせていただきました。実は私の質問の中にもいわゆる持分会社の、特に誤認行為についての質問がございまして、流れでございますので、引き続きこの問題を先にやらせていただければなと思っております。 応用問題として一点、寺田さんの方に確認をさせていただきたいんですけれども、先ほどのSPCの話なんですが、LLC、いわゆる合同会社に、有限会社から合同会社に変更したらどうだというふうな御示唆があったわけでございますけれども、その合同会社ではなくて、これいわゆる有限責任事業組合がSPCの当事者にはなれるんでしょうか。
○簗瀬進君 一千条になんなんとする大法案、会社法案がいよいよ大詰めの議論ということでよろしいかなと思っております。 しかしながら、六月二十日付けの日経新聞、ごらんになっていただければと思うんですけれども、「「疑似外国会社」火種なお」という、こういうふうな記事が出ております。米欧は外国証券排除と批判と、「法務省は収拾懸命「該当せず」明言」と、こういうふうな見出しが躍っておりまして、今日も関係者も随分傍聴に来ていただいているようでございます。 それで、まず金融庁にお尋ねしたいんですが、時間も限られておりますので端的に答えていただければと思うんですけれども、いわゆる外国証券といいますか、外資系証……
○簗瀬進君 いよいよ通常国会も本当に大詰めを迎えております。大変様々な、特に大きな解散等の動きもあるんではないのかなとの話もございまして、皆さん緊張を高めている中で、やっぱり法務というのは国の基本法制にかかわる話でもございます。 今日は、締めくくりということで大変貴重な一時間の時間をいただきましたので、前向きな質問といいますか、建設的な政策提言あるいは今後の司法行政という、この国の根幹にかかわる基本的な問題への取組について、法務大臣の御見解を様々に聞かせていただければと思っておる次第でございます。 まず、本日、この質疑の後にいわゆる台湾のビザなし渡航の話がございます。ちょっとこれ急遽質問に……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 司法制度改革の成果が国民に実感できるものとなるよう、裁判員制度など新たな制度の円滑な導入、司法サービスの充実等に必要な人的・物的体制の整備を着実に進めるとともに、関係機関との連携の強化に一層努めるこ……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案及び執行猶予者保護観察法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案及び執行猶予者保護観察法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、両法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 国民の安全と安心を守ることこそが、政治の最も基本的な役割であることを改めて確認し、国民の安全を守るための施策に関しては十……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。 今日は、三人の参考人の先生方、大変有益な、また興味深いお話をいただきまして、大変勉強になりました。まずは御礼を申し上げたいと思います。 実は、今も谷川委員の方から我が日本法の国際的な評価と、こういうふうな質問がございましたが、私も実は同じような関心を持っておりまして、ジュリストの二〇〇二年の特集号で、その中では櫻田先生も御参加なさってお話をいたしておりますが、そこで日本法の競争力というふうな言葉が出ておりまして、今、言葉の問題がお二人の参考人からも語られておりましたけれども、手塚参考人は内容の話にもお触れになられておりました。 やっぱりかなり、百……
○簗瀬進君 おはようございます。 先日、この通則法に絡む参考人の質疑が行われました。私もいろいろと改めて勉強させていただきましたが、その資料の中で非常に気になる言葉がございまして、日本法の競争力が落ちていると、そういう議論が昨今一部の専門家の間ではにぎわっているというお話がございました。 確かに、百年前、明治維新、そして明治の新国家、それは国家の建設であると同時に、新しい法制度の建設ということでもあったわけでございまして、いち早くアジアの諸国の中では日本が西洋の近代法制を取り入れたと、その後、アジアの諸外国諸国については、随分日本法に対する、参考にしながら自国の法制度を整える等のそういう観……
○簗瀬進君 私の質問時間は三十分ということでございますので、端的に質問をさせていただければと思っております。 お手元に質問要旨が届けられていると思いますけれども、若干はしょったり、それから順番を変えたりすることがございますので、どうかお気を付けていただければ有り難いなと思います。 まず、一番最初の質問でありますが、私としても、また我が会派としても、今回の立法については基本的にはこれは評価したいなとは思っております。民主党も、まあかなりこなれない名前ではございましたけれども、犯罪利益吐き出しプロジェクトチームと、吐き出しという言葉を作りまして、枝野座長、それから尾立事務局長と、ということで検……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 個人識別情報として外国人に求める指紋情報の提供については、指紋の利用に係る国際的動向を勘案するなど、その実施時期を慎重に定めること。 二 提供された個人識別情報については、その保護に万全を図ると……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について各段の配慮をすべきである。 一 昭和五十五年の法制審議会による、「関係当局は、将来、できる限り被勾留者の収容の必要に応じることができるよう、刑事施設の増設及び収容能力の増強に努めて、被勾留者を刑事留置……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。 お三人の参考人、本当に今日は有益な御指摘、ありがとうございました。 昨年、この法務委員会でも会社法の議論をさせていただいたんですけれども、会社法、そして今回の信託法と、一連の流れが伝統的な大陸法系の国であった日本に英米法的な考えを強く、またかなりの速いスピードで導入をしてくると、こういうふうな流れになってくるのかなという、そういう印象を私持っているんですけれども。 そういう観点で、例えば、我々の頭はやっぱり所有権概念ということが前提になって物を考えられるように私も大学で学んでまいりましたけれども、例えば今回の自己信託等を見ると、所有あるいは支配の……
○簗瀬進君 おはようございます。民主党の簗瀬進でございます。 信託法についての議論が大詰めを迎えております。私は、特に我々の記憶にしっかりととどめておかなければならないのは、あのライブドア事件だったのではないのかと思っております。あるいは、村上ファンドの事件もございました。正に資産の流動化と、そういう目的のために、何といいますか、ツールの方がどんどん先行しまして、市場のルールがきちんと整備をされる前にどんどんどんどん資産流動化の方を先行させていくと。その結果として、その制度の間隙をついた大変な不法な行為が行われる。結果として、非常に知識のある意味で少ない投資家あるいは会社債権者等に対して迷惑……
○簗瀬進君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○簗瀬進君 質問を始める前に、今朝午前二時過ぎにお亡くなりになられました長崎市長の伊藤一長さんに謹んで哀悼の心をささげたいと思っております。 大変、選挙のさなかの国民、有権者と対話をしているさなかに、ある意味で無防備になるその瞬間をねらったテロでありまして、大変な怒りを覚える次第でございます。 昨今、この暴力で言論を封殺するような、そういう雰囲気が非常に社会に少しずつ広まっているような、私はゆゆしいものを感じておりまして、だからこそ、私たち国会は、本当に国の未来に向けてのしっかりとした議論をたっぷりと腰を据えてやらなければならないと、このように思っておる次第でございます。 それでは、まず……
○簗瀬進君 第二班につきまして御報告いたします。 派遣委員は団長の舛添要一理事、広田一理事、荻原健司委員、中島啓雄委員、山本順三委員、松岡徹委員、鰐淵洋子委員、仁比聡平委員、長谷川憲正委員及び私、簗瀬進の十名であり、昨二十四日、仙台市において地方公聴会を開催し、四名の公述人から意見を聴取した後、各委員から質疑が行われました。 まず、公述の要旨を御報告申し上げます。 最初に、宮城県議会議長相沢光哉君からは、憲法は自衛隊、地方分権、環境権等に関して改正が必要である、また、国民投票の対象は議会制民主主義との関係等から憲法改正に限るべきである、さらに、最低投票率については、九十六条で明記されてお……
○簗瀬進君 札幌地方公聴会派遣報告、第二班につきまして御報告いたします。 派遣委員は、団長の舛添要一理事、岡田直樹理事、前川清成理事、荻原健司委員、山本順三委員、津田弥太郎委員、山下栄一委員、近藤正道委員、長谷川憲正委員及び私、簗瀬進の十名であり、昨七日、札幌市において地方公聴会を開催し、四名の公述人から意見を聴取した後、各委員から質疑が行われました。 まず、公述の要旨を御報告申し上げます。 最初に、株式会社自由広報センター取締役武谷洋三君からは、国民投票法は憲法施行の直後に制定されるべきであったと考える、国民投票の対象については、憲法が間接民主制をうたっていることや、ポピュリズムに陥る……
○簗瀬進君 早口をお許しください。 横浜地方公聴会派遣報告、第二班につきまして御報告いたします。 派遣委員は団長の舛添要一理事、中川雅治理事、岩城光英委員、野村哲郎委員、藤末健三委員、水岡俊一委員、鰐淵洋子委員、仁比聡平委員及び私、簗瀬進の九名であり、昨十日、横浜市において地方公聴会を開催し、四名の公述人から意見を聴取した後、各委員から質疑が行われました。 まず、公述の要旨を御報告申し上げます。 最初に、神奈川県立高等学校教諭久留島学君からは、国民投票法は国民主権のために重要な法律であり早期に制定すべきであると考える、また、公務員と教育者による地位利用を禁止することは当然であるが、罰則……
○簗瀬進君 民主党・新緑風会の簗瀬進でございます。 今日、実はADR認証制度が四月一日から開始をされるということで、ADRに関連をするそれぞれの士業を所管をしている役所が全部、一応スタート直前ということで来ていただきましたので大変多くなってしまいました。委員会室が若干混乱をすることをお許しいただければと思います。 ということで、多岐にわたる質問でございますので、端的にスピードアップしながらさせていただければと思っております。 まず、今、自民党の岡田委員の方からも質問がありました裁判員制度について聞かせていただければと思っております。 まず、法務大臣にお尋ねをしたいんですけれども、裁判員……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 社会・経済情勢の変化に伴う各種紛争事件の複雑多様化などに対応し、刑事司法の適正な運用に努める等事件の一層の適正・迅速な処理を図るため、裁判所の人的・物的拡充に努めること。 二 裁判員制度導入の意義を……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました裁判員の参加する刑事裁判に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 裁判員制度の意義、内容、具体的裁判手続等について、国民や企業等に対する周知徹底が十分なされるよう一層努力するとともに、裁判員が刑事裁判に参加しやすくなるよう……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました刑法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 刑法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 自動車運転過失致死傷罪が、自動車の運転上必要な注意を怠る過失行為に基づくものであることにかんがみ、その運用に当たっては、運転行為の悪質性・危険性や発生した結果の重大性など事案の実態に即した適正な処理が行われるよう努めること。また、危険運転……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました戸籍法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 戸籍法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 戸籍制度が我が国の社会において、国民の親族的身分関係を登録・公証するという国民に身近な制度であることにかんがみ、特に、本法による戸籍の公開制度の見直し及び戸籍の記載の真実性を担保するための措置について周知徹底を図ること。 二 第三者……
○簗瀬進君 少年法等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨説明をさせていただきます。 ただいま議題となっております少年法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表して修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 今回の少年法改正案は、触法少年事件に対する警察官等の任意調査権限の明確化及び強制調査権限の付与、十四歳未満の少年の少年院送致、保護観察中の遵守事項違反による少年院収容制度など、少年事件の厳罰化の流れを一層推し進めようとするものであります。衆議院において、民主党提案の修正案が一部取り入れられ、若干の改善あるとはいえ、なお……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。
お三人の参考人の皆さん、本当にお忙しいところを大変貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。
そこで、まず冒頭に番さんに質問させていただきたいんですけれども、この新しい損害賠償命令制度の手続では、刑事裁判の担当裁判官と、あるいはいわゆる裁判所ですね講学上の、それと、それから損害賠償命令を審査する裁判官は同一人が連続するというふうなことを前提にしてお考えになっているということでしょうか。
【次の発言】 氏家参考人はその点はどうでしょうか。
【次の発言】 なるほど。
心証形成が事実上反映をするという形で連続をするけれども分かれているんだという……
○簗瀬進君 被害者参加制度の質問に入る前に、長勢大臣の個人的なことについて若干、直前の通告でございましたけれども、御質問をさせていただければと思っております。 昨今、随分様々週刊誌等をにぎわしてらっしゃるということでございますが、そのことについては私は聞きません。今日は新聞を、先ほど実は視察から帰ってきて今朝の新聞をチェックさせていただきましたら、こんな記事が出ておりました。法務大臣、実家を未登記と。長勢甚遠法相が資産公開している富山県魚津市の実家の建物が未登記の状態となっていることが十三日、分かったというようなことでございまして、まず、民事局長、急遽来ていただいたんですが、この新聞によりま……
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 犯罪被害者等が刑事裁判に参加する制度は、当事者主義の理念を前提とし、その実施に当たっては、犯罪被害者等の権利利益の保護が十分に図……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 去る二十六日の本会議におきまして、皆様方の御推挙により予算委員長の重責を担うことになりました簗瀬進でございます。 歴史をたどってみますと……(発言する者あり)簡潔にやらせていただきます。 昭和三十年に自民党が政権に着いてから五十四年間の日数を経て新しい政権が誕生いたしました。そういう意味合いにおいては、大変歴史的な国会になります。そこの国会の常任委員会の中で最も重要な役割を果たします予算委員会の委員長という大任をいただきまして、本当にその責務の重かつ大を認識をいたしております。 当……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行副総裁山口廣秀君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
予算の執行状況に関する調査を議題とし、去る六日に引き続き、質疑を行います。
平野達男君の関連質疑を許します。櫻井充君。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 どなたですか。
【次の発言】 質問を続けてください。
【次の発言】 関連質疑を許します。藤末健三君。
【次の発言】 挙手をしてからお願いします。
【次の発言】 残余の質疑は午後に譲ることといたします。
午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時五十二分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
予算の執行状況に関する調査を議題と……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
予算の執行状況に関する調査についての理事会決定事項について御報告いたします。
本日の質疑割当て時間は九十一分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党・改革クラブ六十四分、公明党十五分、日本共産党六分、社会民主党・護憲連合六分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
【次の発言】 予算の執行状況に関する調査を議題といたします。
それでは、これより質疑を行います。義家弘介君。
【次の発言】 以上で義家弘介君の質疑は終了いたしました。(拍手)
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に弘友和夫君を指名いたします。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、予算の執行状況に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十一年度第二次補正予算二案審査のため、必要に応じ日本銀行総裁白川方明君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二十一年度一般会計補正予算(第2号)、平成二十一年度特別会計補正予算(特第2号)、以上二案を一括して議題とし、昨日に引き続き、質疑を行います。
辻泰弘君の関連質疑を許します。加藤敏幸君。
【次の発言】 御静粛に、御静粛にお願い申し上げます。
不規則発言の応酬……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 委員会の開会に当たり、委員長より一言申し上げます。 昨日申し上げたとおり、当委員会においては、議論が大変伯仲をした結果、場内、与党席、野党席、そして閣僚席等からも不規則発言がかなり乱発をされました。これについては、それぞれしっかりとした議論が行われる環境が今後とも整うようにお互いに気を付けていただきたいと、このようにお話をさせていただきます。 特に、閣僚が御自身の答弁の中で不規則発言をされることは厳に慎んでいただきたいと思います。 なお、昨日の亀井金融・郵政改革担当内閣府特命担当大臣の答弁の中の不適切な発言部分については、……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
本委員会の開会の時間、八時五十分と、これはしっかりと皆さんで協議をして決定をしておったところでございますが、大変遺憾なことながら、大臣方、遅れた方がおりました。このことについて、参議院の予算委員会としても大変遺憾の意を表明させていただきたいと思います。(発言する者あり)
その上で、まず冒頭に官房長官からの御発言がございますので、発言を許します。平野官房長官。
【次の発言】 引き続き発言を求めます。前原誠司国土交通大臣。
【次の発言】 仙谷由人国家戦略担当大臣。
【次の発言】 原口一博総務大臣。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、昨日に引き続き、質疑を行います。
平野達男君の関連質疑を許します。高嶋良充君。
【次の発言】 どなたですか、大臣は。
【次の発言】 関連質疑を許します。櫻井充君。
【次の発言】 どなたですか、これは。副教材費。川端達夫文部科学大臣。
【次の発言】 御静粛にお願い申し上げます。
【次の発言】 関連質疑を許します。芝博一君。
【次の発言】 残余の質疑は午後に譲ることといたします。
午後一時に再開することとし、休憩い……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、一般質疑を百二十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、民主党・新緑風会・国民新・日本三十分、自由民主党・改革クラブ六十四分、公明党十五分、日本共産党六分、社会民主党・護憲連合六分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
【次の発言】 平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。大島九州男君。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員から報告を聴取いたします。
それでは、報告を舛添要一君にお願いいたします。舛添要一君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
なお、提出された報告書につきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたします。
【次の発言】 平成二十二年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告をいたします。
本日は……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、一般質疑を百二十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、民主党・新緑風会・国民新・日本三十分、自由民主党・改革クラブ六十四分、公明党十五分、日本共産党六分、社会民主党・護憲連合六分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
【次の発言】 平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。吉川沙織君。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、政治姿勢一般に関する集中審議を行います。
質疑者はお手元の質疑通告表のとおりでございます。
これより質疑を行います。藤末健三君。
【次の発言】 関連質疑を許します。尾立源幸君。
【次の発言】 これにて尾立源幸君の関連質疑は終了いたしました。
以上で藤末健三君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、西田昌司君の質疑を行います。西田昌司君。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告をいたします。
本日及び明日午後は、一般質疑を百六十分行うこととし、各会派への割当て時間は、民主党・新緑風会・国民新・日本三十分、自由民主党・改革クラブ八十五分、公明党二十五分、日本共産党十分、社会民主党・護憲連合十分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
【次の発言】 平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。梅村聡君。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十二年度総予算三案審査のため、本日の委員会に株式会社日本政策投資銀行代表取締役社長室伏稔君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、経済・財政に関する集中審議を行います。
質疑者はお手元の質疑通告表のとおりでございます。
これより質疑を行います。円より子君。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、一般質疑を百二十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、民主党・新緑風会・国民新・日本三十分、自由民主党・改革クラブ六十四分、公明党十五分、日本共産党六分、社会民主党・護憲連合六分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
【次の発言】 平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。山根隆治君。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度総予算三案の審査の委嘱についてお諮りいたします。
本件につきましては、理事会において協議の結果、次のとおり決定いたしました。
一、審査を委嘱する委員会及び各委員会の所管は、お手元に配付のとおりとする。
一、審査を委嘱する期間は、常任委員会については三月十九日(本会議散会後)の一日間、特別委員会については三月二十三日午前の半日間とする。
以上でございます。
ただいま御報告いたしましたとおりとすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、社会保障・雇用等に関する集中審議を行います。
質疑者はお手元の質疑通告表のとおりでございます。
これより質疑を行います。津田弥太郎君。
【次の発言】 関連質疑を許します。水岡俊一君。
【次の発言】 これにて水岡俊一君の関連質疑は終了いたしました。
以上で津田弥太郎君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、尾辻秀久君の質疑を行います。尾辻秀久君。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、外交・防衛に関する集中審議を行います。
質疑者はお手元の質疑通告表のとおりでございます。
これより質疑を行います。川口順子君。
【次の発言】 ただいまの御提案については後刻理事会で協議をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 小沢大臣、御退席、結構でございます。
関連質疑を許します。山本一太君。
【次の発言】 相互にやり取り、勝手になさらないでください。
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
この際、御報告いたします。
本委員会は、平成二十二年度総予算三案につきまして、内閣委員会外十三委員会にその審査を委嘱いたしておりましたが、各委員長からそれぞれ審査概要について報告書が提出されましたので、お手元に配付しております。
つきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 平成二十二年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、締めくくり質疑を六十分行うこととし、各会派へ……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に世耕弘成君及び西田昌司君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時三十八分散会
○小委員長(簗瀬進君) ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会日本長期信用銀行等不良債権調査に関する小委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 去る九月三日の金融問題及び経済活性化に関する特別委員会において設置された本小委員会の小委員長に指名されました簗瀬進でございます。 日本長期信用銀行等の不良債権をめぐる諸問題は、国民の関心が極めて高い喫緊の課題でございます。国際社会も大変大きな関心を持って見守っておるところであり、本小委員会に課された責務は大変重大であると受けとめております。 小委員会の運営につきましては、今後皆様と協議をしながら進めてまいりた……
○簗瀬進君 発言の機会を与えていただきましてありがとうございました。民主党の簗瀬進でございます。 まず冒頭に、七日間のGHQの論議ということでございますけれども、その以前、一七八九年のフランス革命から始まる二百年の歴史がその前にそびえているというようなことを冒頭に指摘させていただきたいなと思っております。そこで、私は過去のことと未来のことと三点にわたってちょっと発言をさせていただきたいと思います。 まず第一番目に、この憲法改正の議論をする際に、私はそれと必ず並行して、何人かの委員の皆さんのお話にあるとおり、明治維新、それから明治憲法、そして太平洋戦争として終わる、言うならば日本国憲法の成立……
○簗瀬進君 大変切迫した時間の中で御指名をいただきまして、本当にありがとうございました。 前回、憲法前文の中で、国会あるいは国民の目標となるべきナショナルゴールをしっかりと設定すべきである、こういうふうなお話をさせていただきましたが、それに引き続きまして、その件についての私の考え方を述べてみたいと思います。 私は、そういう意味では、憲法前文の中に置くべきナショナルゴールあるいは日本国全体が取り組むべきビジョン、その中身は二つあると思います。 一つは、まず第一番目に、理想の宣言でなければならないということだと思います。国民一人一人の誇りとかあるいは志にぴしっと訴えるような、そういう宣言をす……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。 私も最初、浅田眞理さんに質問したいなと思っておりました。 実は、私も琴古流の尺八をやっております。そして、いろいろな伝統の中で、その伝統を脱皮するために大変な先人が苦労しているということも知っているわけなんです。 ちょっと簡単にお答えしていただければありがたいんですが、例えば芸能とか、ある意味では伝承的なものというのは一つの権威がもう決まっているんですね。例えば尺八だったら、家元というようなものが決まっている。歌舞伎の世界でもやっぱりそういう権威というようなものが決まっている。ところが、現代においては、今の御質問にもありましたように、いろんな新し……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。 塩野谷参考人、高山参考人、きょうは本当に数々の有益な御示唆を賜りまして心から感謝申し上げたいと思います。 そこで、お二人に、塩野谷先生にはかなりマクロ的な質問をさせていただきたいとまず思っております。 というのは、恐らく日本のすべての政治家といいますかすべての政党が悩んでいるのは、まさに二十一世紀の我が国の経済と社会保障のトータルモデルというのをどういうふうに構成していったらいいのかということがなかなか見えてこないという部分だろうと思っております。単純に考えますと、少子高齢化は、高山先生の御指摘のとおり、まさに現役で働いている人の数が九八年から減……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。 世界第四位の審議時間が短い国であるということを前田先生に教えていただきまして、本当に恐縮をしながら短い時間の中で質問をさせていただきたいと思うんです。 まず、諸井参考人にお尋ねをしたいんですけれども、大変示唆に富むお話を本当にありがとうございました。特に、政治、行政だけではなく、経済あるいは国民全体の意思形成のあり方等についての示唆に富むお話が大変私は印象に深く残っております。 特に、いわゆる護送船団方式的な横並びの意思形成というようなものが、政治のみならず行政あるいは地方あるいは業界にあっても非常に今までの日本ではそれが一般的であったんではない……
○簗瀬進君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○簗瀬進君 大変、今日はそれぞれ大変有意義な御発言を聞かせていただきましてありがとうございました。 そこで私は、憲法の特に前文について是非このような内容を入れるべきではないのかという提案をさせていただきたいと思っております。 それは、日本も国を挙げて新しい信頼回復をしていく、あるいは日本に対する信頼の創造をもう一回生み出していく、そういう国家を挙げての信頼回復の取組をしていくんだという、そういう決意を前文に明らかにしておくべきなんではないのかなと思います。そして、その中核には未来志向の歴史検証作業を置くべきなのではないのかなと、このように考えます。 そして、過去を振り返ってみますと、私は……
○簗瀬進君 発言の機会を与えていただきましてありがとうございました。民主党の簗瀬進でございます。 新しい人権として二つのことについてお話をさせていただければと思っております。 一つは知的創造、先ほど自民党さんの方から知的財産権というお話がございましたけれども、更にそれを広めて知的創造活動の自由を保障する、そういう権利というようなものをきちんと位置付けたらいいんではないのかなというのが一つでございます。 それから二番目に、正にコンピューター社会が到来をいたしておりまして、ネットワークの中で様々なコミュニケーションが行われている。そのコミュニケーションの中で今までとは随分違った形での人権侵害……
○簗瀬進君 御指名をいただきましてありがとうございました。 この立法と司法の関係というのは極めて難しい、ある意味では哲学的な部分までさかのぼって議論をしなければならない非常に重い問題だと、皆様の御意見を聞いて感じました。 私は、まず国家とは何かと大変大上段に振りかぶった議論で恐縮でございますけれども、それを考えてみたときに、国家とは私は法秩序であり法規範の総体であると、こういうふうに思うべきであると思います。ただ、国家とは一方で地理的な存在でもあり歴史的な存在でもありますから、特に日本のような昔から一つの、海に囲まれた閉鎖空間の中で地理的同一性あるいは歴史的な同一性というようなものが自然に……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。 民主党の憲法改正問題についての検討状況についての御報告をさせていただきたいと思います。 民主党は、一九九九年から党内に憲法調査会を設置をいたしまして、総論、それから統治機構、人権、地方分権、国際・安保と五つの小委員会を作りまして鋭意憲法問題について検討を進めてまいり、本年の六月二十二日に中間報告をまとめさせていただきました。 本日は、その中間報告の中身についてまずは御報告をさせていただきたいと思います。ちなみに、現在はその小委員会が引き続きその中間報告でまとめられた内容について成文化等の作業を精力的に続けております。 まず、憲法提言の背景でござ……
○会長代理(簗瀬進君) 本当に今日は大変面白い議論に参加させていただいて私も非常にうれしく思っておりますが、富岡さんが御指摘をされた点、私は非常に重要なポイントなんではないのかなと思っております。 まず第一番目に申し上げたいのは、今日は選挙制度の議論だったんですけれども、どうも選挙制度を設計する際に国民の視点といいますか、選挙に参加する国民にとってどうなのかなという、そういう視点がずうっと私はこの日本の選挙制度設計については欠かされ続けてきた、なおざりにされてきたということを私は申し上げたいんですよ。 例えばニュージーランドの例があるんですけれども、選挙制度を決める際に国民投票をやったんで……
○会長代理(簗瀬進君) 発言の機会、与えていただきましてありがとうございました。 今日、委員の皆さんの大変すばらしい御意見を聞かせていただき、私も大変勉強になっております。 三点ほど、ちょっとこの問題を考える際の前提となるべき問題が大変大きな問題があるのではないのかなと私は思っております。それは、いわゆる二十一世紀の民主主義の在り方に対応してこの国の形を全体的にどう整えていくのかなと、こういう視点だと思うんです。 まず第一番目は、私は、二十世紀から二十一世紀にかけてコンピューターというすごいツールが出てきて、その結果として、非常に一人一人の国民が情報に大変アクセスすることが可能になってき……
○簗瀬進君 民主党の参議院議員簗瀬進でございます。 統治システムとその相互関係に関する私の考え方を以下述べさせていただきたいと思います。 与えられた時間はたった十五分というようなことでございまして、お手元に発言の要旨をレジュメとして配付させていただきました。時間が来てしまった部分は後でその部分を見て補充をしていただければと思います。 まず第一番目でございます。統治の目的の明確化が重要であるということをまず述べたいと思います。 私は、そういう観点で前文が大変重要な意義を持っていると思います。統治のシステムというのは、統治の目的を実現をするための装置でございます。統治の目的が明確に宣言をさ……
○会長代理(簗瀬進君) 田英夫君。
【次の発言】 大変白熱した議論に割って入るわけではないんですけれども、司法の強化が必要だと、三権分立といいつつ、三権の中で司法が一番弱いと、これを強化しなければならないという点で私はほぼこの調査会委員の皆さんは一致できるんではないのかなと思うんですね。
ただ、その方法論として憲法裁判所だけが解決の道ではないと私は思っております。憲法裁判所も安易なつくり方をすると、先ほど前川さんが指摘をしたように、非常に単なる追認機関に成り下がってしまう的な弊害も場合によっては出てくることもあると。そういうふうに考えてみると、組織面と手続面と両方から司法の強化というようなも……
○簗瀬進君 発言の機会をいただきましてありがとうございました。民主党の簗瀬進でございます。 まずもって、舛添委員長始め小委員会の皆様には一年余にわたる大変な御努力をいただいたこと、心から敬意を表したいと思います。私も昨年の臨時国会から会長代理という立場で、一番最後のころ、手を挙げさせていただきましてお邪魔虫的な発言もさせていただきましたけれども、小委員の皆様の大変な真剣な、そしてある意味で党派を超えた議論ができていたな、非常にすばらしかったなと、このように思っておる次第でございます。 最後という大詰めに近づいてまいりました。そういうこともありまして、選挙制度、特に参議院のみならず衆参合わせ……
○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。 最終の意見陳述の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございました。限られた時間でもございますので、何点か端的にまとめのお話をさせていただければと思っております。 まず第一番目に、憲法改正の必要性について、依然として国民の間にこの改正の必然性が理解されてはいないのではないのかな、そこに私は細心の注意を払っていく必要があると、このように思っております。憲法改正論議が政党主導あるいは政治主導で国民不在に陥ってはならないと、このように私たち、自戒をしていかなければならないと思います。 そういう観点から、今なぜ憲法を改正すべきなのか、その必然的な理……
○簗瀬進君 民主党・新緑風会を代表して、参議院憲法調査会の調査報告書について賛成の立場で討論を行います。 まず、平成十二年一月二十日以来、五年余の長期間にわたって真剣な議論を積み重ねてこられたすべての会派及び所属議員に対し、心から敬意を申し上げたいと思います。 その結果として、六項目のすう勢意見、おおむねを含む三十三項目の共通認識、二十項目の分かれた意見に整理されましたが、その整理の仕方や内容についても賛成をいたします。 ちなみに、衆議院と参議院を比較をしてみれば、参議院は、政党のくくりの中で、三党が一致したことによるすう勢意見、そして五党が共通認識に立ったという意味での共通認識等の政党……
○会長代理(簗瀬進君) お許しをいただきましてありがとうございます。 会長代理なんで本当は発言しない方がいいのかもしれませんけれども、若干、今までになかった観点から、私も、二院制は堅持したいといいますか、二院制であるべきだと、むしろ積極的にこういうふうに申し上げたいと思います。 私は、両院の違い、いろいろあるんですけれども、一つの大きなものは、解散がある院と、それから解散のない、任期というようなものを持っている院と、これは非常に大きな意味を持っているんではないかなと、このように思っております。 解散というのは、正に時の内閣といいますか、権力が議会を解散をし、そして民意を問うと。すなわち、……
○会長代理(簗瀬進君) 御指名を賜りまして大変有り難く思います。 私は、参議院の選挙制度を論ずる際の大前提として、これはよく選挙制度を論ずる際に言われるんですけれども、選挙制度は隠れた憲法である、あるいは不文の憲法であるとよく言われます。選挙制度を決めることによって国の政治の姿が決まってしまう大変重要な議論であるということをまず大前提に置かなければならないと思います。 それから、次の前提、中前提ということで考えるのは、やはりこの小委員会でほとんどの皆さんが一致をしているのは、二院制は堅持をすべきだ、それから直接的な国民から投票される選挙制度であるべきだということだと思います。 私も、前回……
○簗瀬進君 国民投票制度について発言をさせていただきたいと思います。 まず冒頭に、民主党の憲法調査会でのこの問題についての議論の現状について御報告をさせていただきたいと思います。 後に述べる論点整理について述べさせていただきますが、その各論点について、十四の論点がございますけれども、それについての憲法調査会の役員会案が本年の四月二十五日に提示をされまして、現在、憲法調査会の総会で論議を継続をしている段階であるということでございます。したがいまして、論点整理の中身というものについては、我が党の憲法調査会の役員会の了承案ということで御理解を賜ればと思っております。 さて、国民投票制度全般につ……
○簗瀬進君 民主党の代表幹事を務めます簗瀬進でございます。 憲法改正国民投票法制に関する私ども民主党の考え方、あるいは基本的にどんな論点が挙げられるかということについては、既に三月二十九日付けで論点メモを提出をしてありますので、今回は、その中で重点を絞りながら、我が党の考え方の基本を御説明をさせていただければと思います。 マスコミ的には、自公民はこの国民投票法で随分接近をしていると、かなり一致点があるかのような報道が出ております。しかし、私個人にとってみれば、一番最初のスタートラインでの溝というようなものは依然として埋まっていないんではないのかな、こういう感じがするわけであります。 まず……
○簗瀬進君 前回に引き続き発言の機会を与えていただきましてどうもありがとうございました。 私は、手続法の議論が始まって以来、どうも更に、特に自民党さんと民主党の間の差が更に広まっているような実は感触を持っております。 というのも、今も例えば我が国は代議制民主主義の国である、あるいは我が国は政治的に間接民主主義の国なんだ、こういうふうに、これを所与の前提として考えていらっしゃるわけでございますけれども、よくよく考えてみると、我が国を代議制民主主義にしている、例えば国会に立法権を与えている、その国会が法律によって、公職選挙法によって選ばれた議員によって構成される、だれが決めたんだ、これは憲法で……
○委員長(簗瀬進君) ただいまから予算委員会公聴会を開会いたします。 本日は、平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算及び平成二十二年度政府関係機関予算につきまして、六名の公述人の方々から順次項目別に御意見をお伺いしたいと存じます。 この際、公述人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼申し上げます。 本日は、平成二十二年度総予算三案につきましてお二方から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の審査の参考にいたしたいと存じますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。 次に、……
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