このページでは段本幸男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。段本幸男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○段本幸男君 自民党の段本でございます。 私も環境委員会では初めての質問ですから、まだ勉強行き届いておりませんので、今日は教えていただく、こんな気持ちで幾つかの問題について質問させていただきたいと思います。 まず第一番目に、環境問題に取り組む基本姿勢について大臣に少しお伺いしてみたいと思うんですが、先ほどの小泉議員の質問と少しダブるかもしれませんけれども、今現在の状況は、ちょうど三十年前に公害が日本で起こりました、公害国会が行われて環境庁が設立された、非常に大きな環境にとって転換期があったんじゃないかと私自身は思っているんですけれども、二十一世紀に入った今、正にそのときに次ぐ環境にとって一……
○段本幸男君 自民党の段本でございます。先日に引き続きまして質問させていただきたいと思います。 自然公園法に入る前に、まず地球環境問題について少しお伺いしたいと思います。 前回も大臣にお伺いしました。いよいよ京都議定書が先週の金曜日だったですか、閣議の方に出されて、そしていよいよ国会提出という段取りになるというふうなことでございますけれども、しかしこの京都議定書は国会で批准すればいいというものではなくて、むしろこれからどういうふうに段取って本番実行していくか、それを外国に日本はこれだけやっているというのを見せていくかということが大事になってくるんだというふうに思っておりますけれども、前回も……
○段本幸男君 自民党の段本でございます。 清水委員に続きまして、自民党を代表して質問させていただきたいと思います。 まず、基本となる事項について質問させていただきますが、清水委員の方からも先ほどありましたが、今回地球温暖化防止に関して京都議定書の批准あるいは温暖化対策推進法の一部改正までこぎ着けたというふうなことで、恐らく各委員の方々あるいは環境省を始め関係省庁の方々が努力されてきた結果だろうというふうに思っております。そのことに関して多とし、また評価申し上げたい、そのように思っております。 しかし、今そういうふうな段階に、批准ができ、また一部改正ができるという段階まで来たということは、……
○段本幸男君 自民党の段本でございます。 私の方からは、主として各論部分についていろいろお尋ねしてまいりたいと思いますが、その各論に入る前に、大臣の環境に対する取組の姿勢につきまして一つだけ御質問させていただきたいと思います。 大臣は、今、山下議員の質問にもお答えになっていました。また、先ごろの大臣発言の中でもおっしゃっていますように、自然連鎖の中で大きい視点から環境をとらえていかなきゃいけない、したがって一つ一つの環境を大事にすることによって大きくつながっていくんだというふうなことをおっしゃっていました。私も全く同感で、大変大切なことではないかと思って、そのことをおっしゃった大臣の姿勢に……
○段本幸男君 海野委員長の下、精一杯頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○段本幸男君 自由民主党の段本です。自由民主党・保守新党を代表して、四人の参考人に少しお教え願いたいと思います。 今日はお忙しい中、四人の参考人から御意見聞かせていただきまして、ありがとうございました。私どもの非常に技術的には知識の薄い部分で、今日、御意見聞かせていただきまして大変参考になった部分があったと思うんですが、まだまだ不理解の部分もありますから少し陳腐な質問もあるかもしれません。御容赦いただいて、お伺いしたいと思います。 まず、遺伝子組換えというその技術そのものについて岩槻参考人と天笠参考人にお伺いしたいんですが、この遺伝子組換え技術そのものの評価が、私の場合もそうですし、あるい……
○段本幸男君 自民党の段本でございます。
まず最初に、遺伝子組換えという、トップバッターでもありますので、新しい分野の技術について少しお尋ねしたいと思うんですが、遺伝子組換え技術というのは二十一世紀の恐らく科学技術の重要な柱になる、このことは間違いないだろうというふうに思うんですね。この分野で、今現在、特に農産物の分野で非常に進んで研究、取組がなされているというふうに伺っておりますが、どのようなレベルにあるのか、そして今後どのような発展が見込まれるのか、これについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 安全を確認しながら進めておられるということですが、その安全確認について、非常にこれは今回……
○段本幸男君 自由民主党の段本幸男です。市川議員の関連して、残余の時間を質問させていただきたいと思います。 まず最初に、アフガン問題について少しお伺いしたいと思います。 アフガンの戦後復興支援については、東京会議をし、日本が核になって役割を果たしていく、こういうふうな状況で進んでおりますけれども、イラク問題等いろいろ発生する世界問題で、もうややかすんだような感じになっている、そういう状況にあるんではないかと思いますが、非常に重要な問題ではないかというふうに考えております。 当時、私は、アフガン復興すぐのころに、アフガンでは、いや飲み水が欲しいんだ、農業用水が欲しいんだ、こんな問題を聞きま……
○段本幸男君 自民党の段本幸男です。小斉平議員に続きまして、大臣の所信表明に対する質疑をさせていただきたいというふうに思います。 特に、私の場合は、現地回っていて、今農村を、状況を見ると、状況は大変厳しい中、しかし厳しい中にも新しい二十一世紀の農業を求めて何か模索していこう、こういう動きが見られるんではないかというふうに思っています。しかし、前提に食の安全とかいろんな問題があって、なかなか厳しい選択の中での模索だというふうに思います。 そういう折に大臣の所信表明でいろんな道すがらを作っておられますけれども、なおいろんな課題を抱えているんではないか、そういった問題について、農政問題全般にわた……
○段本幸男君 自由民主党の段本幸男でございます。 先般、大臣所信に対する質問をさせていただきました。そのときは大枠についてやらしていただきましたが、今日は更に突っ込んだ細かい点、事象について幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、先般予算委員会でも少し質問させていただきましたが、直接支払など所得対策、農家の所得対策について。 これについては、現在農林省がやっておられる農業の構造改革、あるいは外国との交渉であるFTA、WTOなどの貿易問題、これとちょうど対を成す形で大変今後重要なテーマになってくる、こういうふうに考えております。 そのために既に農林水産省でも品目横断的な対……
○段本幸男君 自民党の段本でございます。トップバッターとして質問させていただきたいと思います。 まず、経営支援三法に入る前に一問だけ大臣に、大阪府肉連の牛肉偽装事件についてお伺いしたいというふうに思っております。 BSEの牛肉買取り制度については、もう既に二年前、十四年一月に雪印食品で発覚しました。その後も日本食品とか日本ハムとかいろいろ発覚して、そのたびに農林省もいろんな調査をし、いろんな形で対応されてきた、こんなふうに思うわけです。 しかし、またしても今回、大阪府食肉事業協同組合連合会、そしてさらに全国同和食肉事業協同組合連合会ですか、この二つの不正事件が大阪府警によって摘発された、……
○段本幸男君 自民党の段本でございます。 四人の参考人の方々、それぞれの立場で今回の経営支援三法について御意見いただきまして、私どもに大変参考になりました。いろんな形でこれからの審議に生かしていきたいというふうに思っておりますが、今聞かせてもらった中で、それぞれの参考人に二、三問ずつちょっとお教え願いたい点があるんでお聞かせ願いたいと思うんですが、まず八木参考人に対して。 農地流動化の問題なんですけれども、先生は御専門でいろいろずっとやられて、資料なんか読ませてもらうとやっておられるんですが、今までいろんな諸施策を講じてきた、あるいは農業委員会でもそういうものについて重点的にやってきたけれ……
○段本幸男君 自由民主党の段本幸男でございます。 今日は、これまで割と議論されてこなかった教育問題とかあるいは環境問題について、主として内政問題を中心にしながら各大臣に御質問させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 まず最初に、教育問題から入らせていただきたいと思いますが、現在の教育の状況については、学級崩壊であるとか、あるいは青少年による犯罪が増えるとか、いろいろな問題が出てきております。 これは、戦後一貫して義務教育に対していろんな形で取り組んできて、時々手直しされてきましたけれども、基本は、やはりここいらで、小泉総理がおっしゃっているように、日本の社会のシ……
○大臣政務官(段本幸男君) このたび財務大臣政務官を拝命しました段本幸男でございます。 谷垣大臣を、及び両副大臣を補佐し、倉田政務官とともに、山積する問題にしっかり取り組んでまいりたいと思っております。 どうぞ、浅尾委員長始め委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
○大臣政務官(段本幸男君) お答えいたします。 地方財政計画については、森元先生が御専門ですからもう言うまでもないことですけれども、毎年度、地方自治体が必要な標準的な水準の行政サービスを実現するために必要な歳出を計上しているものでございます。 他方、近年の決算を見てみますと、計画と比較しますと、行政的な、行政経費単独事業、いわゆる経常的経費でございますけれども、これは計画を大きく上回って支出されている、こんな現状にあるんではないかというふうにとらえております。これは、地方の投資的単独事業が計画よりも実際に使われる額が少なめに、すなわち実際に使われる額よりも計画額が多めに計上された結果、その……
○大臣政務官(段本幸男君) お答え申し上げます。 地方交付税につきましては、骨太の方針におきましても、地方の自立、そういった観点から地方歳出をやっぱり国同様に徹底的に抑えていくと、見直すと、抑制する、こういうふうな方針が立てられております。そういう視点から見れば、地財計画において、今、山本先生おっしゃったように、見てみますと、投資的経費から約七、八兆円が一般行政経費の方に回されている。これは、先生もおっしゃったようにいろいろ地方が工夫されて、いろんな形の中でやっておられて、万やむを得ない部分もあると思いますが、しかし、私どもの方で少し調査さしていただきましたら、いろいろ過大、必ずしも適切でな……
○大臣政務官(段本幸男君) 財務省の方からお答えさせていただきます。 現在、小泉内閣で行政改革始めいろんな構造改革進められております。司法制度改革というのは、当然、二十一世紀の自由、公正な社会を作るという意味では大変重要な、その小泉改革の、構造改革の重要な柱であるというふうに考えております。そんな視点から、財務省の方でも、これまでシーリングなんかが掛かる状況下でしたけれども、法務関係予算、司法関係予算についてはそれなりの配慮、精一杯の配慮をさせてきていただいたと、かように考えております。 ただ、一方で、二〇一〇年当初、プライマリーバランス均衡さすんだというふうな財政改革が進められる中、いた……
○大臣政務官(段本幸男君) 今おっしゃった、地方財政計画において投資単独経費が決算を大きく下回っているような状況、そしてまた、その分を恐らく回したんだろうと思いますけど、一般行政経費単独事業で大きく上回っていると、こういうふうな状況になっておりまして、そういう状況は当然好ましくないというふうなことで財務省の方からも申し上げて、これは当然、今先生もおっしゃいましたけども、山下先生もおっしゃいましたけども、国民に対するアカウンタビリティー、そういうふうな立場から見れば早急に是正されるべきだと、かように思っております。 その問題の点については、一つは決算が非常に遅いということ。国は、いろいろ決算委……
○大臣政務官(段本幸男君) 今もエネルギー庁長官からお答えになったとおりでございますが、財務省としても太陽光発電は大変我が国の重要な技術だというふうに考えております。ただ、今住宅よりもむしろ公共事業であるとか非住宅分野であるとか新たに重要な部分が出てきて、そちらの方を優先したいというエネルギー庁のお考えでございますので、それらと十分協議しながら、今現在では今年度で一応住宅部門は終わらしていただく、さらに次の部門をやることによって日本の技術として進展させていく、これがいいことではないかというふうに考えております。
【次の発言】 今おっしゃった財務諸表上は形式的に確かに欠損金生じるようになっている……
○大臣政務官(段本幸男君) 一般的なお答えとして申し上げますが、ずっと決算委員会参加させていただいて、議員おっしゃるように、どうしても役所は一つでも希望があればなかなか予算を切っていけない、変えていけない、そういった面もあるんかなというふうな印象を持ちまして、そういうふうなものに、やはり今この財政事情の中で果断に決断していかなきゃいけない。こういうものは、こういう決算委員会、特に参議院の場合は決算から何を学ぶかということを一生懸命やっておられますので、その議論を踏まえながら、受けて、予算なんかをやっていかなきゃいけないんだろうなというふうな印象を持ちました。 財務省はたしか、もう既に十七年度……
○大臣政務官(段本幸男君) パブリックコメントにつきましては、委員御指摘のように、十四年度、財務省の方は八七・五%、大変高い数字で、遺憾だと思っております。 これは、言い訳させていただければ、施行期日が決まっていて、その間に関係者の意見を聴き、また公布、周知、準備期間を取る、こんなふうな中でどうしてもそういうふうな格好になったんだと思いますが、しかしこれをやはり改善していくことが大事ということで、その後、財務省の方でもこれに努めておりまして、ちなみに十五年度は七七%、十六年度は二五%に改善している、これが当然、法の施行後きちっと守れるように我々もやっていきたいというふうに考えております。
○大臣政務官(段本幸男君) 佐藤委員の質問にお答えします。 今、中山大臣がお答えになったとおりでございますが、今十七年度予算を正に参議院で審議中でございまして、この成立に全力を挙げたいと思っておりまして、まだ十八年度概算要求についてとやかく言うような段階にないというふうに考えております。 いずれにしましても、義務教育国庫負担金の取扱いにつきましては、昨年末、政府・与党合意に基づいて今年の秋までに中央教育審議会で幅広い検討を行っていくものと承知いたしておりまして、政府としてもこの中教審の審議結果を踏まえて本年中に結論を出したいというふうに思っております。
○大臣政務官(段本幸男君) 今、滝副大臣、政治家、七条金融副大臣お答えになったように、両庁で考えられて結論を出されれば、我々、政府一員としてそれを支持していく立場、かように考えております。
○大臣政務官(段本幸男君) 平野議員の質問にお答えさせていただきます。 我が国の現在の財政の状況は、十七年度末で公債残高五百三十八兆円、大変厳しい状況にあって、当然、財政運営の指針に従って二〇一〇年代初頭にプライマリーバランス回復する、こういう方向でいくというふうなことを強く感じております。 そういう中で、十七年度は、社会保障、三位一体改革の聖域なき改革に取り組んで歳出抑制をしたというふうなことでございますが、なお、十七年度以降の後年度、財務省の出しております、十七年度以降、後年度歳出・歳入の影響試算によりますと、一般会計歳出が八十二・二兆円から九十一・八兆円に、社会保障が二十・四兆円から……
○段本幸男君 自由民主党の段本幸男でございます。
今日、独立行政法人関係の質問をさせていただきたいと思いますが、この関係の質問に入る前に、BSEの関連の質問を一問だけさせていただきたいというふうに思っております。
昨日の予算委員会でたしか小川委員の方からも御質問あったと思うんですが、アメリカの方で食肉加工業者がBSE対応のために全頭検査をしたいんだということで米農務省を提訴されたというふうに伺っております。農水省はこれについてどのように評価されているのか、大臣の御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大臣、これは日本国民がやはり食の安全、安心というものに最大の関心事であって、そして……
○段本幸男君 自由民主党の段本幸男でございます。岩城委員に引き続いて質問させていただきたいと思います。ただ、内容が若干重複する部分出てくるかもしれませんが、あらかじめ御容赦願いたいと思います。 まず最初に、連休も終わりました。そして、連休中のいろいろニュースを見ていると、東京の東京ミッドタウンでこれだけの人が集まった、いや、新しくできた新丸ビルで何十万人が行列つくった、こんなふうなニュースが載っていました。こういうふうなニュースを見るにつけ、いや、農村が都市に比べて非常に魅力を失っているのかな、非常に私自身は心配しているところです。 それもそのはずで、私が全国回っていると、やっぱりそれぞれ……
○段本幸男君 自由民主党の段本幸男でございます。山東議員の関連で御質問させていただきます。 まず最初に、農業や食の安全と大変関連深い安倍総理が提唱されます美しい日本について御質問をさせていただきたいと思います。 全国を回っていますと、今大変疲弊している農村においては、美しい日本が、これが活路を開いてくれるかもしれない、そういう期待が大変強い、こんなふうな感じを持っております。しかし、現実を見てみると、新聞報道なんかによると、再び大都市に人口が集中し始めた、こんなことが書いてありました。人口が全体として減少しているわけですから、当然農村はもう拍車が掛かっていると、こんな状況ではないかというふ……
○段本幸男君 自由民主党の段本幸男でございます。 この七月に議員になったばっかりで、全く新人でございますし、また、児童虐待法はここの調査会に入って初めて勉強さしていただきましたから、まだまだ勉強の至らぬ点がありますから少し突っ込みの足りない質問もあるかもしれませんが、御容赦いただいて、各省庁にお伺いしたいと思います。 児童虐待防止法について、昨年十一月施行されて、警察の件数を見れば最近六年間、十倍以上になっている。わけてもこの一年ぐらいが非常に相談件数がふえている。これは、法の施行に伴う意識効果が高いというふうに言われていますが、きのうの読売新聞を見ても、法施行一年を受けて読売新聞が分析し……
○段本幸男君 ありがとうございます。大変、皆さんからいろんな問題点の指摘を受けて、勉強になりました。 その中で、磯谷弁護士にお尋ねしたいんですけれども、一番最初のところで、対象児童の年齢について、十八歳から二十歳未満に引き上げることが非常に必要ではないかというふうな御提案をなさっているんですが、私個人から見ると、できれば今はむしろ年齢を引き下げる方向にいろんな社会全体が働いている。その中で、十八歳から二十歳までの間で、この児童虐待防止法を適用することによって救われる人が多いのか、むしろ違った、法制度上のいろんなものがありますから、そういった方で救済していくのか。 そういう年齢層にこの児童虐……
○段本幸男君 二点質問をさせていただきたいんですが、まず汐見参考人に、たまり場的な機能というのをおっしゃっていました。私も、この前シンポジウムに行ったときに、虐待している母親は、大半がもうやっちゃいかぬやっちゃいかぬと、よく分かっているけれどもやってしまうとおっしゃった。何かきっかけがあればそういうのはやめるとおっしゃった。そんな意味合いから見れば、非常にこういうふうな形がいいんじゃないかと思うんですが、その同じシンポジウムで、お医者さんの役割を強く言っておられて、例えばどこかの保育所でけがした子どもが出てきたときに、お医者さん持っていくとなかなか虐待と認めてくれない、要するに児童相談所がスタ……
○段本幸男君 自民党の段本です。 先ごろ新聞で、ちょっと見ていたら、林野庁の本省の課長さんが児童買春で捕まっておられるというふうな話が載っていました。私が勤めたこともある省庁で大変恥ずかしいと思っております。本省庁の課長ですら今ここで議論されているようなことが理解されていない、そんなふうな状況ではないかというのをすごく憤りを感じるんですね。 したがって、これから法律改正の間でいろんなことを検討する中に、今もおっしゃいましたが、啓発の問題について、公務員たる者がきちっと認識してやはり児童を守っていかなきゃいけない、そういう意識を浸透するような、そういうものを強く御検討いただきたい、こんなふう……
○段本幸男君 文部科学省にちょっとお尋ねしたいんですが、私の経験なんですけれども、私の住んでいるところ、四街道というところは千葉県で唯一盲学校というのがあるんですが、そこで一般の学校の生徒の体験学習「田んぼの学校」と盲学校の生徒と一緒にやらせたら、一般の生徒も大変学ぶところが多かった。障害者と一般者と一緒にすることによって、むしろ一般の生徒の方が学ぶ部分があって、それが将来、差別の少ない共生社会を作っていくんじゃないか、そんなふうな勉強をさせていただいたんですが、そういう取組の一環で、文部省もできるだけ障害者と一般者と触れ合えるような教育を進めていこうというふうなことで取っておられると思うんで……
○段本幸男君 中西参考人にちょっとお伺いしたいんですが、中西参考人は先ほど教育と就労が課題だとおっしゃった。就労、かなり出ていたんですけれども、私の場合も前回ちょっとこの共生調査会で各省庁に対する質問のときも言ったんですけれども、教育というのがやはり社会参加の差別をなくすという意味では非常に重要なところにあるんじゃないかと思っているんですね。 私自身が田んぼの学校みたいなものをやって、そのときに盲学校の生徒と一緒にやらせたら、むしろ一般生徒の方が非常に学んだというようなケースがあって、やはりそういうものを通してきちっと社会参加の前提を整えていかなきゃいかぬ。 この前、たしか宮城県だったと思……
○段本幸男君 今日はどうも意見聞かせていただきましてありがとうございました。 二つ質問したいんですが、まず北野参考人に、北野参考人もいろいろやるためには法整備もやらにゃいかぬけれども、一方では地域社会がそれを受け入れてどれだけ社会そのものを変えていけるかということをおっしゃっているんですけれども、その場合の地域社会、単にアメリカ的な社会というよりは、日本は日本の、これは文化論みたいなものかもしれませんけれども、農耕文明という中で非常に助け合いの社会を以前作って持っていたものを、ある段階で封建社会だということで、それを崩して新しい形での社会を作ってきた。その崩したときに、いい持っていたものも非……
○段本幸男君 関根参考人と秋山参考人に一つずつお聞かせ願いたいんですが。 関根参考人の話で、障害者の方を教育にどんどん入れていくことによって、むしろ健常者自身がいろいろと学ぶ面があるというんですかね、社会全体が非常に強くなる、また、そういう人たちがいろんな物づくりに参加することによって、そういう目線で見ることによって、それが新しいマーケットを発掘していく、恐らくそんなことじゃないかと思うんですが、非常に勉強になりました。 ただ、そういうようなものにするために、例えば、ちょっと私事で恐縮なんですけれども、自分の女房が点字を一生懸命やっていたときに、東大に目の不自由な方が新たに入られた。やらに……
○段本幸男君 原田参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど、岡崎委員の意見と同じところなんですけれども、原田参考人は、NGOなど民間団体の役割が非常に大事で、特に公的機関がむしろ公的主導にならぬような格好がいいんじゃないかというふうにおっしゃって、私も、恐らく日本の社会そのもの、今回これだけDVが問題になってくるのは、かつては日本社会そのものが共同体的な性格を帯びて相互で監視するような、そういうようなものが多かったのが、非常に核家族化し、個が強くなってきた。そういう中でこういう問題が非常に大きくなってきたのではないかと思うんですが、そのために、それをカバーするためにNGOなどが役割を、そうい……
○段本幸男君 各会派からいろんな意見を聞かせていただいて、基本的な基本法の改正であったりあるいは差別禁止法であったり、そういう検討と同時に、差し当たり、福島委員からおっしゃったと思うんですが、できるところからやっていこうと。例えば国会の中でつえを禁止しないようなことをおっしゃっていましたが、私も、是非できるところからこの委員会でもチェックをやってほしい、そういうふうなことを要望したいと思います。 例えば、一度ここで参考人から意見聞いたときに、パソコンを利用して、障害者ゆえにその感性が生きて非常に能力を発揮するというふうなことが障害者にはあるんだというふうなことをおっしゃった参考人がおられたと……
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