このページでは福島啓史郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。福島啓史郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 今回の米国を舞台に発生した同時多発テロは、人道、文明に対する挑戦であり、国際的な枠組みによってその根絶を図らなければならない、そうした観点から質問したいと思います。 まず、現在アフガンにおきまして行われているアメリカの軍事作戦の目的と軍事目的達成後の戦後構想についてお聞きしたいと思います。 軍事作戦を開始するに当たっては事前にその軍事目的を明確に定めなければならないわけでございますが、今回のアメリカの軍事作戦目的は、オサマ・ビンラーディンとその組織アルカイダ及びこれを支援するタリバン政権の覆滅であると考えてよいかどうか、外務大臣にお聞……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎です。
国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、御質問申し上げます。
関係閣僚の答弁可能時間帯との関係で、質問の順番が入れかわることをあらかじめ御了承願いたいわけでございます。
まず、外務大臣にお聞きしたいと思います。
現在、国連におきましてPKO業務がどのぐらいのウエート、位置づけとなっているか、予算なりあるいは人員の中でのウエートをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 全体の中のウエートはどうですか。
【次の発言】 そうすると、何%ですか。
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 この六週間前にあってはならないことが立て続けに起きました。一つは、日本におきますBSE、牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病の発生でございますし、もう一つは、アメリカにおきます同時多発テロ事件であります。これらの進展状況を踏まえまして、BSE対策やあるいはBCテロ対策など、政府の取り組み状況がどうなっているのか、質問いたしたいと思います。 まず、国民あるいは消費者の不安を払拭するよう、BSE対策及び食品安全衛生の取り組み体制についてお聞きしたいと思います。 私は、一九八五年から三年間、英国の大使館に出向しておりました。その二年目、つまり一九八……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 冒頭、川口外務大臣には、官、民、政と三つの世界を経験されたその貴重なキャリアを生かして御活躍されることを期待しておりますことを申し上げたいと思います。 今日は、先日行われました川口外務大臣及び中谷防衛庁長官の所信に対します質問を行いたいと思います。 まず、外務大臣に対してでございますが、我が国の外交の基本戦略についてお聞きいたします。 我が国の外交の基本戦略でございますが、戦後から冷戦にかけてはこの基本戦略は、我が国といたしましては、西側陣営に属して経済大国であり、かつ軍事小国であるということを目指すということではなかったかと思うわ……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 今日は、今回議題になります二法案につきまして御説明したいと思います。まず、在外公館法改正法案についてでございます。時間の関係で、二十分ということでございますので、簡潔な御答弁をお願いしたいと思います。 まず、ユネスコ在日本政府代表部を新設するということでございますが、現在、我が国のユネスコへの分担金は約五十七億円、また二二%という最大のシェアを持つ最大の拠出国であります。また、事業支援は約二十六億円を支出しているわけでございます。 このユネスコにつきましては、アメリカは一九八四年に脱退をし、いまだ復帰しておりません。またイギリスは、一九……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。
まず、外務省改革と民間人大使につきましてお尋ねいたします。
ジュネーブ軍縮代表部大使に、このたび猪口上智大学教授が発令が決まったわけでございます。御案内のように、猪口教授は軍縮あるいは平和問題の専門家であり、適任だと思うわけでございますが、その選任プロセスと今後の在り方につきましてお聞きしたいと思います。
まず、どういう経過で選考されてきたのかということ、また民間人にはどういう大使ポストを何人ぐらい考えておられるのか、これにつきまして外務大臣のお考えをお聞きします。
【次の発言】 もう前回も外務大臣に申し上げたわけでございますが、主要……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 時間の関係で、先日、昨日通告しました質問の順序が変わることがあることをあらかじめ御了解いただきたいと思います。 まず、先日少し時間の関係で不十分でございました北朝鮮拉致問題につきましてお聞き申し上げます。 まず、外務大臣でございますけれども、北朝鮮赤十字社が行方不明者の調査を開始するという発表をしたわけでございますが、これについての我が国の見解、特に、この拉致問題、拉致者を行方不明者と向こうは言っているわけでございますが、そうした見解、北の見解を日本として認めるのかどうか、それについてまずお聞きいたします。
○福島啓史郎君 関連して、今、山本一太先生からありました自民党外交部会小委員会の外務省改革提言につきましての御見解を外務大臣にお聞きします。 私は、この外務省改革提言の内容につきまして、基本的方向で見解を同じくしております。前も質問をいたしましたけれども、大使の民間人登用、主要国の半分以上は民間人であるべきじゃないかということ、また、国際協力庁の創設、あるいは支援委員会の廃止など、見解を同じくしております。 ただし、大使の総数の割合を決めていくと、例えば民間人枠あるいは専門職枠といったような枠の設定はもう少し議論する必要があるんじゃないかと。また、国際社会協力局の創設あるいは外務大臣補佐官……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 お三方にそれぞれ一問ずつ御質問したいと思います。 まず、宮内座長でございますけれども、宮内さん、ビジネスマンとして、官の問題、特に今回のここは外務省の問題について私は、どういう点が一番問題なのか。私は、私も官にいた経験からいえば、評価とそれと裏腹の競争というのをどういうふうに今、官の世界、特に外務省の世界で考えていくかということが大きなポイントじゃないかと思うんですが、これについていかがお考えかということが一つでございます。 それから、今川参考人にお聞きしたいわけでございますが、私は、問題は、外交戦略がなくなってきたんじゃないかという……
○福島啓史郎君 参議院の福島啓史郎でございます。
まず、外務大臣、在瀋陽総領事館事件につきまして御質問したいと思います。
第一に、この七月四日付けで外務省が発表いたしました在瀋陽総領事館事件に関する処分と改善策、これを七月四日付けで発表されたわけでございますが、それでもって今回の、本件の処理は終わりと考えているのか。つまり、中国に対しまして抗議と謝罪要求をやっているわけでございますが、それはどうなっているのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 冷静対処ももちろん必要なんですが、毅然たる対応も必要なんです。つまり、中国への抗議と謝罪要求は、これは引き続き我が国の強い主張として貫いていた……
○福島啓史郎君 最初に岡本参考人にお聞きしたいと思いますが、冒頭の陳述、私、共鳴するところ多いわけでございます。 日本外交の閉塞状況、私は、日本外交の目標を喪失したと、要するに冷戦時代は東西陣営、西側に属して、要するに軽武装、経済開発、経済発展に努めるという明確な目標があったわけでございますが、冷戦崩壊後また経済も相当力を付けた段階で、安保理の常任理事国あるいは北方領土という、そのことによって何をするかということがなかったことに目標を設定したということが問題だと思います。 私は、現在におきます我が国の外交目標としては、まず第一に、日米同盟を基軸に、憲法の制約はありますけれども、国際的な安全……
○福島啓史郎君 ありがとうございます。自由民主党の福島啓史郎でございます。
大臣にまずお伺いしたいんですが、やっぱり私、外務省改革のまず一丁目一番地というのは、外務省というのが国益を実現するための組織であるという意識改革だと思うんですね。その意識改革はやっぱり人事でもって裏打ちをしなければならないと思うんです。
まず第一の質問は、先ほどの変えよう・変わろうですか、若い人の意見、人事についてどういう要望があったか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 いずれも私は重要な点を提言していると思うんですね。それを真摯に受け止めていって、この変える会の中にも生かしていただきたいと思います。
それ……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 三人の参考人の方、貴重な御意見ありがとうございました。 それで、まず概括的にお三人の方にお聞きしたいわけでございますが、今回のアメリカとイラクの関係が、アメリカが武力攻撃する、そういう事態に発展する可能性、見通しをどういうふうに考えておられるか。つまり、半分以上は武力闘争、武力攻撃に発展すると考えておられるのか、あるいはそこまで発展しないだろうというふうに考えておられるか、そういう見通しで結構なんですが、お三人の方にお聞きしたいと思います。 孫崎参考人からお願いします。孫崎参考人、それから山内参考人、横田参考人にお願いいたします。
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 今回の公務員制度改革につきまして、私自身、国家公務員三十二年やりまして、国内、内外、外国にも勤務しておりましたので、それらの経験を踏まえて個人的見解も含めながら意見を言いたいと思います。 私は、公務員制度改革につきましては、短期的なものと中長期的なものを分けて考えなければならないと思います。今回の改革はどちらかといえば短期的なものが中心ではないかと思います。したがって、中長期的なものを更に検討し実施していかなければならないと思うわけでございます。 その際の大きな論点でございますが、四つあるんではないかと思います。 一つは、効率性をどう……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 今回のこの三法案の背景には不良債権処理という大きな問題があるわけでございます。そこで、まず不良債権の問題につきまして、これは主として金融庁ですか、お聞きしたいと思います。 この十年間で、正確に言えば平成四年からであれば約八十兆、八十三兆円、したがって九十兆円近くの不良債権処理をしているわけでございます。したがって、バブル期の貸出し債権を百十兆円ぐらいと推測されるわけでございますが、その七、八割は処理をしていると。しかし、その残高は一向に減らない、むしろ増加傾向にあるということでございます。平成十年で約三十四兆円、十一年で三十二兆円、十二年……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。私の方から、エネルギー自給率の向上につきまして御質問したいと思います。 さきの戦争、つまり我が国にとっての第二次世界大戦でございますけれども、これは食料、エネルギー、資源、この確保から出発して、最後までこの制約から逃れなかったわけでございます。戦後、軽武装の下、高度成長を追求し、食料、エネルギー、資源を海外に依存する形で世界第二位の経済大国になったわけでございますが、二十一世紀に入りまして不確実あるいは不透明な国際情勢の下で、もう一度我が国の経済安全保障を重視すべき時代に入ったというふうに認識するわけでございます。 食料につきましては、平……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。
まず、特許法改正関係につきましてお聞きしたいと思います。
最近、特に平成十年以降、特許料金の引下げを含めまして毎年のように特許法等を改正しているわけでございます。今回また改正案が出てきたわけでございますが、まず特許法制につきまして全体的な展望はどうなっているのか、また毎年の改正ではなくて、一括して三年ないし五年ごとに大改正をしていくという方針を持った方がいいんではないかという、この点につきまして、大臣、いかがでしょうか。
【次の発言】 知財基本法もできたことでもありますし、将来展望を持って改正に当たっていただきたいと思います。
次に、……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 今回の三法案審査でございますけれども、その一つであります下請代金支払遅延防止法は、独占禁止法、特にその中の優越的地位の濫用に関する特例法であります。その元法である独禁法、独禁法と言っておりますが、正式な名称は私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律であります。つまり、取引法の基本、中心法であるわけでございます。この法律が取引法の基本、中心法であるためには、その規定が法規範性を持つ、執行力を持つということと、二番目には、その対象である企業が企業活動を行うに当たって予測可能性を与えることが不可欠だと思うわけでございます。 それで、二十二……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。今日は三人の参考人の皆様、本当にお忙しい中御出席いただき、また貴重な御発言をいただき、大変ありがとうございました。 まず、お一人ずつにお伺いしたいわけでございますが、まず鵜飼先生でございますけれども、先生、今の中小企業の状態ですね、企業規模が小さく、経営者と家族と、また少数の従業員でみんなで働くと、職住近接だと、西洋的な方向にむしろ向かっているという御発言なんですが、私、これは正に日本経済の宿痾と言われました二重構造がむしろ解消に向かっていた、高度成長の中で解消に向かっていたと思っていたわけでございますけれども、むしろそれが新しい形で固定化……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎です。 今日は、武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案を中心に御質問したいと思うわけでございますが、そうした武力攻撃事態等におきます場合があって、武力攻撃事態等を迅速に排除する、終結させることが肝要であるわけでございます。その手段は正にこの法案第二条第七号にありますように、一つは自衛隊による武力攻撃の排除でございます。そのために、自衛隊の能力を予想される環境の変化に即応して充実させていかなければなりません。二番目は米軍の同盟国の軍隊としての防衛協力行動であります。三番目は外交上の対応ということになるわけでござい……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 まず最初に、小山公述人にお聞きしたいと思います。 小山公述人の方からは、今回の三法案につきまして、衆議院におきまして野党第一党の民主党の修正案を与党三党が受け入れて、協議の結果、四会派共同修正案が採択されたということを非常に評価されているわけでございます。この点に関しまして、この評価されている点はどちらにあるのか。つまり、野党第一党の修正を与党三党が受け入れたということ、つまり相当部分が、政党の相当部分が合意を達したということなのか、あるいはその修正内容なのか、どちらに力点を置かれて評価されておられるのか、まずお聞きしたいと思います。
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 今日が最終日のこのテロ特措法の審議の日になりました。私は、将来の課題、国際平和協力につきましての将来の課題という観点から質問をいたしたいと思います。 冷戦終結後、国境紛争なりあるいは民族対立、あるいは今議論になっておりますテロ等の新しいタイプの紛争、そういったものが増加傾向にあるわけでございます。そうした紛争地域におきます平和の構築あるいは経済発展基盤を作っていくということ、そうした国際的な枠組みを作っていかなけりゃならない、またその中で我が国がその国際的地位にふさわしい役割を果たしていかなければならないと思うわけでございます。そうした……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 今日は、まず最初に、総理大臣に対外政策の実行段階の問題につきましてお聞きしたいと思います。 私は、対外政策といいますのは、その政策の決定に至るまでには正にけんけんがくがく、大論争はいたしましても、その実行は国論を統一して当たるべきだというふうに考えます。 例えばこれは、アメリカにおきます民主あるいは共和両党は、対外政策、危機に臨んでは同一歩調を取るという伝統。また、私、ポツダム市を訪問したことがあるわけでございますが、第二次大戦終了時のポツダム会談は、最初は保守党の、イギリスはチャーチル、出たわけでございますが、その後は政権交代によって……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 今日は、大臣等にアジア経済と日本、また産業政策、それから中小企業対策につきまして御質問したいと思います。 まず、アジア経済と日本についてでございます。 特に、アジア経済、中でも中国が成長を続けているわけでございます。したがいまして、日本と中国との経済の構造的な関係をどういうふうに作っていくか、これが重要な課題だと思うわけでございます。 私は、かつての中国脅威論、つまり中国が経済発展すれば日本への輸出が増えていくという、そういう経済中国脅威論というのはなくなったと思います。今の日本の経済回復は輸出と設備投資でございますが、その輸出はア……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。
本日は、お忙しい中、また今日はちょっと寒くて花冷えの中でございますが、貴重な御意見、大変ありがとうございました。
まず、順を追って清家参考人からお伺いしたいと思います。
最初に、最近の問題の一つとして、消費税の総額表示の問題を清家会長言われたわけでございますが、具体的に地元などで混乱が起きている、あるいはスーパー等も優越的な地位の濫用が見られるというような事例があるかどうか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 商工会等でもそういう事例等が出てくれば、我々の方も公取に申し入れまして厳正な対応をしていきたいというふうに思っております……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。
まず、最初に大臣に、昨日の日経にも出ておりましたけれども、新産業戦略というのを打ち出されておられます。燃料電池、ロボット、情報家電、バイオテクノロジー、環境、コンテンツ、ナノテクノロジーという七つの産業分野を取り上げておられるわけでございます。
この七つの産業分野の技術開発の目標、また市場規模、雇用規模、GDPへの押し上げ効果等、どういうふうに考えておられるか、また支援策としてどういう支援策を考えておられるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 今、試算中だということで、後日お伺いするとして、私は、経済産業省がリーディング産業を設定……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 今日は、私、実は食育基本法案の趣旨説明ということもどうやら可能性としてありましたので、午前中、広野先生また平田先生に時間を差し繰りいただきまして、ありがとうございました。食育基本法の方はちょっと先送りになったわけでございますが、今日は商品取引所法、また特定商取引法等の改正案につきまして御質問したいと思います。 商品先物取引といいますのは、私は重要な産業インフラだと思います。要するに、リスクヘッジあるいは価格の先行指標を示すものということで、特に不透明性が増す世界経済あるいは日本経済の中でも重要な産業インフラだと思うわけでございます。かつま……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 今日はお二人の参考人、お忙しい中を貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。 特に、日本経済、回復の基調が突破口が見えつつあるという状況でございますが、しかしそれは、いずれかといえば、大企業、製造業が中心でありまして、なかなか地方あるいは中小企業にはまだまだそこまで日が当たらない、そういう現状でございます。そのためにも、こうした産業再生機構を実際に運営しておられる斉藤社長、また中小企業の再生支援協議会を実際に行っております斉藤会長、お二人のお話を実際にお伺いすることができまして、大変参考になりました。施策の中で反映させていき……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。引き続き、法案につきまして質問したいと思います。 まず、知財立国、そのための審査順番待ち期間ゼロを目指して施策を集中することが必要である、今回の法案もそのための法案であります。昨年の特許法改正審議におきまして、私、IPCCの独占の廃止と民間への開放を主張したわけでございますが、これが今回盛り込まれていることは評価するわけでございます。 それで、まず、この民間企業の新規参入に向けてどのような、特許庁、行政庁としてどのような努力を行っていくのか、またその実現の見通しはどうかということと、また、日本弁理士会もこうしたアウトソーシング機関を作る必……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 三権分立の下におきまして、国権の最高機関であります国会が行政権の執行状況が国民の負託にこたえる内容となっているかどうか、これを監視するというのがこの行政監視委員会の役割でございます。そして、責任を全うする観点から、以下、諸点にわたりまして御質問をいたしたいと思います。 まず、時間の関係で通告の質問の順序ちょっと変えておりますことをあらかじめ御了承いただきたいと思います。 まず第一に、尖閣諸島への中国人の上陸問題につきましてお聞きしたいと思います。 去る二十四日に尖閣諸島へ上陸しました中国人七人につきまして、逮捕、留置、それからその後……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 今日は、財政健全化、金融問題、また日本経済と地域の活性化、環境税等について御質問したいと思います。 まず、財政健全化でございます。 財政健全化につきましては、日本の場合、今まで国債が千四百兆円という個人金融資産の中で消化可能であったことから問題は顕在化しなかったという事情はあるわけでございますが、アメリカと違って基軸通貨国ではありませんので、経済の急速なグローバル化の進展の中で大きな問題となりつつあるというふうに認識しているわけでございます。 財政健全化は、そもそも三つの方策、つまり歳出を削減する、それから二つ目には名目成長率を引き……
○大臣政務官(福島啓史郎君) このたび外務大臣政務官を拝命いたしました福島啓史郎でございます。 沖縄北方問題、我が国にとりましては大変重要な問題でございます。町村大臣の御指示の下、この解決に向けて全力を尽くしてまいりたいと思っております。 また、この三人の大臣政務官のうち、本委員会は私が担当することになっております。木俣委員長を始め皆さん方、よろしく御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。 よろしくお願いいたします。
○大臣政務官(福島啓史郎君) 今般、外務大臣政務官、就任いたしました福島啓史郎であります。 我が国の外交、特に我が国の繁栄と安全保障を確保するというその目的に向かって我が国外交の前進を図っていかなければなりません。町村外務大臣の御指示の下、全力を傾けてまいりたいと思っております。 なお、外務大臣政務官三人おるわけでございますけれども、本委員会、私の担当ということになっております。林委員長始め皆さん方の御指導、御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
○大臣政務官(福島啓史郎君) 今、黒岩先生お尋ねがありました調査委員会の件でございますけれども、これ、八月の第一回日朝実務者協議の場におきまして北朝鮮側から、安否不明者の再調査のために六月三日にこの調査委員会を立ち上げたという説明があったわけでございます。この調査委員会は、北朝鮮側の説明によれば、警察組織に相当いたします人民保安委員会、それから地方行政組織に相当いたします人民政権機関、人民保安機関と人民政権機関の要員二十名が所属している、所属しておりまして、両機関の局長クラスがその責任者を務めるということでございます。北朝鮮外務省は、この調査委員会よりこの本件再調査につきましては報告を受けると……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 小川参考人にお聞きしたいわけでございますが、最初にマドリード会議のことを言われて、私、今外務大臣政務官やっているわけでございますけれども、参考人言われましたように、このマドリード会議の重要性、認識しておりまして、その一週間前にスペインから、マドリード市会議員で、かつ今の与党の外交関係者が来られて是非出席してくれということで、私も随分根回しをしたんですが、結局国会が開会中でございますのでなかなか高官を派遣することはできなかったので、結局スペイン大使を出席させたという事情がありますので、御理解賜りたいと思います。 私の質問は、日米関係の、日……
○大臣政務官(福島啓史郎君) この五月三十日、三十一日の日中局長級会合でございますけれども、双方はこの東シナ海をめぐります諸問題につきまして率直かつ突っ込んだ意見交換を行いました。原則的な立場にはなお隔たりがあるわけでございますけれども、お互いの立場についての理解は深まったというふうに考えております。 この協議では、三つの点、一つは中国によります春暁油ガス田などの開発問題、二番目に東シナ海におきます海洋境界画定に関する問題、三番目に共同開発の可能性につきまして議論したところであります。 日本側は、中国が進めております春暁油ガス田などの開発問題について特に重視しているわけでございまして、改め……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。
今日は、外交防衛上の主要問題につきまして質問いたしたいと思います。
まず第一に、米軍再編についてでございます。
三月末までを期限といたしまして2プラス2を終えるという予定でありましたけれども、審議官クラスの協議も来週に延びると。また、2プラス2の閣僚レベルの会合もまだ設定されていないという状況でございますが、今後の見通しについて、防衛庁長官の御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その点で、今言われた自治体との調整であります。
先日、岩国市の井原市長が行いました市民投票につきまして、こういう安全保障上の問題について、そういうシ……
○福島啓史郎君 まず、議題となっております日韓刑事共助条約について御質問したいと思います。 本件は、アメリカに次ぐ刑事共助条約、これは平成十六年に国会承認を受けておりますが、これに次ぐものであります。犯罪の国際化、あるいは外国人犯罪人が増加しているというような状況から見ますと必要な条約であり、賛成するものであります。 その上で、今二点お伺いしたいわけでございますが、まず一つは対象国の拡大でございます。今言いましたように、外国人犯罪人の増加等から見れば、中国あるいはブラジル、フィリピンその他の諸国とも順次締結していく必要があると思いますが、その交渉状況はどうかということが一点目。 二点目は……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 今日は竹中大臣に地方自治と地方財政につきましてお聞きしたいと思います。 実は私、昨日、山口県自由民主党県連大会がありまして、知事あるいは首長さん、いろいろお会いしたわけでございますけれども、口々に地方財政の非常に厳しさを訴えておられました。また、五月の三十一日には地方自治危機突破大会が開催されました。 竹中大臣は、金融財政、また経済担当大臣としまして不良債権処理や日本経済復活に向けて手腕を発揮されたわけでございます。また、今後の経済運営におきまして成長を重視すると。私も全く同感でございまして、成長を重視しなければ財政再建も遠のくわけで……
○福島啓史郎君 私は、自由民主党の福島啓史郎でございます。 最近の放送をめぐる諸問題につきまして、菅総務大臣にお聞きしたいと思います。 初めに、お忙しい時間をやりくりして出席いただきました大臣に、まず感謝を申し上げたいと思います。 まず最初に、NHKへの総務大臣命令につきまして御質問をしたいと思います。 御案内のとおり、放送法三十三条一項には、総務大臣は、協会、つまりNHKに対しまして、放送区域、放送事項その他必要な事項を指定して国際放送を行うべきことを命じ、又は委託して放送をさせる区域、委託放送事項、これはテレビでございますね、その他必要な事項を指定して委託協会国際放送業務を行うべき……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。私は総理と同郷の山口県出身でありまして、安倍政権の下で、この日本の政治、経済が良くなり、国民の生活が豊かになったという実感が感じられるような、そういう政治を実現してまいりたいというふうに思っております。私も全力を尽くしてまいりたいと思っております。 まず最初に、昨日発生いたしました震度六強の能登半島地震によりまして、不幸にして亡くなられた方に哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に対しまして深甚のお見舞いを申し上げます。 そこで、週末におきますこの地震発生につきましての危機管理体制は十分だったか、また被害の現状把握、被災者の救済また早期……
○福島啓史郎君 まず、西元公述人にお聞きしたいと思います。
軍事のプロとして、今行われております米軍の作戦、戦略、先ほど言われましたように、まず第一段階として、今のタリバン政権及びビンラーディンのアルカーイダ、それを除去する、それが第一段階だと。その第一段階の作戦において今どの段階にあるのか、またそれは順調にいっていると考えるのか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 次に、同じく西元公述人にお聞きしたいわけでございますが、これは一昨日来の連合審査でも総理の答弁にあったわけでございますが、アメリカが勝利の内容あるいは撤兵の条件としてどういう内容、どういう政権構想を描いておるのか、あ……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 まず、本日は本当に誠に御多忙のところ、この日本国憲法に関する調査としまして、今回、国会の在り方と二院制につきまして貴重な御意見をいただきました隅野隆徳さん、また早川忠孝さん、また本田年子さん、御三方の公述人の皆さんにはまず御礼を申し上げます。 さて、公述人御三方に共通した御質問でございますが、御質問いたしたいと思います。 この二院制の問題、国会の在り方と二院制の問題につきましては、伝統のある民主主義国といいますか、かつ多数の人口を持っております国では一般的には二院制が取られているのが現状なわけでございます。もちろん、新興国等におきまして……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎です。 今日は、平松先生、申先生には御多忙の中、有益な憲法調査に関する意見の開陳をいただきまして、大変ありがとうございます。 まず、平松参考人にお聞きしたいと思います。 レジュメの中の2のところにありますように、日本におきましての憲法運用の中で、文言に反する運用を行っていると数例挙げられたわけでございますが、その中で省略された憲法第九条に関してお聞きしたいと思うんですが、文言に反した運用の理由として、法制定後の事情の変更、あるいは制定時における憲法の運用に関する洞察力の欠如ということを要因として挙げられているわけでございますが、まず憲法第九条はどちら……
○福島啓史郎君 私は、憲法で定めております基本的人権の保障につきましては、憲法レベルで明記すると同時に、法律レベルで制定する必要があると思うわけでございます。 憲法レベルでは、現在の日本国憲法上、第三章の「国民の権利及び義務」、この第十条から四十条にかけて定めております。新しい憲法上の権利として、これまでプライバシー権、あるいは児童保護、家族の尊重、障害者の人権等、憲法上の位置付けにつきまして検討されているわけでございますが、こうした検討と併せて、時間との関係でいえば、むしろ法律レベルでの実施が重要であるというふうに考えております。 この法律レベルでの実施につきましては、特に私は、人権擁護……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 本日はお三人の参考人の方、お忙しいところ、また貴重な御意見、大変ありがとうございました。以下、お三人の方に順次御質問したいと思います。 まず、佐々参考人に対しましてお聞きしたいと思います。 私、今回の有事法制につきまして、先日参議院の公聴会で横須賀に行ったわけでございますが、特に与野党の大多数でもって成立を図ったということを非常に評価する意見が多かったわけでございますが、佐々参考人におかれましては、今回の有事法制の評価をどういうふうに考えておられるか、お聞きしたいと思います。
○福島啓史郎君 まず、大井公述人にお聞きしたいと思います。 今回のいわゆる有事法と言われます武力攻撃等の事態に対処した国の安全確保、国民と国の安全を確保する法案でございますが、その中では国防、国を守る手段として三つの方策を定義しているわけでございます。一つは、要するに自衛隊によります武力でもって武力を排除する、終結させると、武力攻撃事態等を終結させるということ、それから二番目は日米安保条約に基づきます米軍との、米軍の行動でもって排除するということ、それに対する支援措置を講ずるということ、三番目には外交措置という、三つの手段を組み合わせることによって武力攻撃事態等を早期に終結させるというのがこ……
○福島啓史郎君 まず、坂元先生にお聞きしたいと思います。 先生は、今の日米同盟、日米安保条約ですが、これが物と人との協力から人と人との協力に徐々にバランスを移していくべきだという、私も全く同感でございます。その一つの動きが、中曽根総理大臣のときに日本が行いました日米の武器技術供与ではないかと思うわけでございます。当時のハイテク技術を日本が米国に供与したということでございます。 今、同様に、BMDのミサイル防衛の日米共同技術開発を行っておりますが、その中で、今、日本が持っております高度な技術をアメリカに供与していく、またアメリカで開発されたものを日本も使っていくというような形での、正に物と人……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 これまでの憲法改正についての論議も踏まえまして、私、次の三点につきまして述べたいと思います。 第一点目は、日本国の在り方についての憲法上の考え方ないし哲学が第一点。第二点目は、集団的自衛権の保有と行使について憲法上明確化しなければならない理由。三点目につきましては、関連する重要な問題としてシビリアンコントロールの問題、それから集団的自衛権ないし集団的安全保障の運用の問題、それから三番目には国際協力の問題。これらにつきまして所感を述べたいと思うわけでございます。 まず、日本国の歴史を振り返ったときに、明治維新、これは欧米列強支配の当時の国……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 今日は、青山参考人、英参考人、棟居参考人、三先生には、お忙しい中、貴重な御意見を賜り大変ありがとうございました。 まず最初に、三人の参考人の方にお聞きしたいと思います。 私、憲法というのは、憲法前文といいますのは、例えば、青山先生が別なところで述べておられますように、国の顔であり目だということでございます。また棟居先生は、エッセンスでありメッセージだというふうに言われております。また英先生も、その国の形を示すものだと言われております。私も正にそうだと思うんですが、他方、やっぱり憲法前文といいますのは、各条項、各条文と密接不可分な関連を……
○福島啓史郎君 参議院の福島啓史郎でございます。
高見参考人にお伺いしたいわけでございますが、まず第一の質問は、二院制と選挙制度なり選挙母体との関連であります。
現在の主要国の二院制を取っている国を見ますと、連邦制であるか、あるいはその二院、その第二院が間接選挙であるかと、そのどちらかの国が大多数であって、連邦制でもなく、また間接選挙ではなくて直接選挙を取っている国は、日本のほかはイタリア、スペインに限られているというふうに私は見るわけでございますが、この点についての現状認識についてはいかがお考えでしょうか。
【次の発言】 オーストラリアは連邦制です。
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。 二院制と参議院の在り方につきまして私の考え方、まず第一回のときにも申しましたけれども、さらに、三回の議論を聞きまして申し上げたいと思います。 私は、初めに二院制ありき、あるいは二院制と参議院ありきという議論は、私はそういう議論の仕方はおかしいんではないかと思います。国民にとって一院制と二院制のどちらが望ましいかということを中心に考えるべきではないかと思うわけでございます。ともすれば二院制と参議院の在り方といいますと、それを参議院でやるということは、参議院の存続のためにやっているんじゃないかというふうに思われる、そういうイメージを持たれや……
○福島啓史郎君 私、今日、議題になっております報告につきまして、私の意見を述べたいと思います。 まず、国民投票制度でございます。 報告にありました、スイス、フランスの例が御報告ありました。私は、この国民投票制度といいますのは、それぞれの国の民主主義の在り方と密接不可分の関係にあると思います。言い換えれば、スイスは直接民主制であり、フランスは半直接民主制であると。これに対しまして、私の考えるところによれば、日本は代議制だろうと思います。これは要するに明治のですね、要するに、この国会開設運動などから見ましても、やっぱり代議制を日本の民主主義の原点にしているだろうと思うわけでございます。したがっ……
○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。 この憲法改正国民投票制度につきまして、主要論点につきまして、先日の議論、また今日の議論を踏まえまして申し上げたいと思います。 まず、今、江田委員も言われましたけれども、私は憲法改正規定があるにもかかわらずその法的な手続法がないというのは、私は立法府として責任を全うしていないと言わざるを得ないと思います。したがって、憲法改正議論をリアリティーのあるものとするためにも、速やかにこの国民投票法、手続法を整備すべきであるというふうに考えます。これが第一点目でございます。 それから第二点目の議論は、憲法改正は全面改正ができるかできないかというのが……
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