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森元恒雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

森元恒雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


19期委員会出席(無役)TOP50
33位
20期委員会出席(幹部)TOP25
13位

このページでは森元恒雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。森元恒雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

19期(2001/07/29〜)

第153回国会 行政監視委員会 第3号(2001/11/19、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。よろしくお願いいたします。  きょうは現下の緊急課題について審議ということでございますので、私は二つの問題に絞っていろいろお聞きをしていきたいと思っております。  まず第一点は、来年度の予算編成に向けて今本格的な議論が行われております医療制度改革に関してでございますが、制度全体の議論はいずれ別の機会にいろいろ議論がされるかと思いますので、私の方は専ら国保に限ってきょうはいろいろお聞きをしていきたいというふうに思っております。  平成十一年度の医療財政を見ますと、政管健保あるいは組合健保、国保、いずれも大幅な赤字が出ておりまして、このままの推移で行……

第153回国会 総務委員会 第4号(2001/11/06、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 初めて質問させていただきます。よろしくお願いをしたいと思います。  近年、情報通信技術が目覚ましく進展しておりますが、その中でも特にインターネットあるいはモバイル、そういう普及が世界的規模で進んでおります。特にインターネットは、電子商取引あるいはネットバンキング、あるいはホームページ、さまざまな方法を通じまして私たちの経済、社会あるいは生活のあり方を大きく変えつつございます。日本でも既に四千七百万人を超える人がインターネットを利用しているというふうに言われておりますし、政府もITを我が国の再生の中核的な手段の一つとして位置づけ、e―Japan戦略を推進していることは御承知のとおり……

第154回国会 行政監視委員会 第8号(2002/07/01、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。今日は、四点にわたりまして質問させていただきたいと思います。  まず初めに、公務員制度改革についてお聞きしたいと思います。  政府は、昨年の十二月に公務員制度改革大綱を閣議決定をいたしまして、現在、法案作成のための準備作業に入っているかと思います。この公務員制度改革は、森内閣時代に橋本行革の一環として着手され、それが今の小泉内閣に引き継がれておるわけでございまして、石原行革担当大臣の指揮の下に鋭意作業が進められているというふうに承知しております。  ただ、今回のこの大綱につきましては各方面からいろんな点について意見あるいは批判というようなものが寄……

第154回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第5号(2002/07/08、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 自民党の森元恒雄でございます。  三人の参考人の先生方、今日は本当にお忙しい中、ありがとうございました。  これから私の方で幾つか御質問させていただきたいと思いますが、まず初めに、先ほども土本参考人の方からお話ございましたように、この本法の法が施行されましてわずか一年余りで改正をしようという動きに今回なってきた。そのこと自体、なぜ、その背景を考えますと、今日、一部の政治家のいろんな行為が国民の政治家あるいは政治に対する不信を招いておる、それがこの大きな原因になっているということにつきまして、私どもも、国会に籍を置く一人として改めて自らの襟を正していかなければいけないなということを……

第154回国会 総務委員会 第2号(2002/03/14、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元でございます。  質問の機会を与えていただきましたこと、まずもって御礼を申し上げたいと思います。  また、今回の地方自治法の改正は非常に内容が多岐にわたっておりますけれども、わけても、住民訴訟に関する件あるいはまた中核市の指定要件の緩和に関しましては地方団体等からも非常に強い早期成立を求める声が今までもございました。そういう中で、きょうから本格的な審議が始まることにつきまして、関係の皆さん方のこれまでの御労苦を多としたいと思います。  特に、私は、住民訴訟と市町村合併を中心としてお聞きしたいと思います。  まず、住民訴訟でございますが、この制度は戦後の地方自治法の……

第154回国会 総務委員会 第7号(2002/03/28、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄です。  民間放送中心のアメリカ、公共放送中心のヨーロッパに対しまして、日本はNHKと民放各社という公共、民間併存型であります。そういう中で、私は、公共放送としての使命を担っているNHKとしては、国民の強制的な性格のある受信料で経営が成り立っておるわけでございますので、基本的なスタンスとしては、やはり民間放送がやらないこと、民間放送ではできないことを中心として、質の高い多様な国民のニーズにこたえる放送を中心として努力をいただきたいなと、そんなふうに思っております。そういう考え方に立って、以下数点お聞きしたいと思います。  まず第一点は、この四月一日から施行され……

第154回国会 総務委員会 第20号(2002/07/16、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 おはようございます。自民党の森元恒雄でございます。  まず最初に、郵政公社化につきまして、民営化との関係で少しお聞きしたいと思います。  昨年六月に経済財政諮問会議が取りまとめましたいわゆる骨太の方針の中に、構造改革の基本的な方向としまして、「民間でできることは、できるだけ民間に委ねる」と、これを原則とするということがうたわれておりました。これは要するに、政府の役割はできるだけ小さくしていこうと、競争状態を作り出す市場原理でもって社会を律していくということが望ましいという考え方に立つものではないかというふうに思っております。  しかし、果たして、私たちのこの世の中、特に現代社会に……

第155回国会 行政監視委員会 第3号(2002/11/25、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。  それでは、お二人の参考人の方々に数点お聞きしたいと思います。  まず、今意見をお述べいただきましたことに直接関係はないんですけれども、現在進められようとしているこの公務員制度改革に関連して、連合等がILOに提訴をしておりました。その報告が先週議決されまして、日本政府に対して勧告がなされたところでございます。まだ中間段階ということではありますが、このことが今回のこの公務員制度改革に少なからぬ影響を及ぼす面があるんじゃないかなというふうに私なりに考えますが、この点について、お二人の参考人にまずお聞きをしたいと思います。

第155回国会 行政監視委員会 第4号(2002/12/02、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 私は、三十年間にわたりまして国、地方での役人勤務をしてまいりました。その経験から、以下三点について個人的な見解を申し述べたいと思います。  まずは営利企業への再就職、いわゆる天下り問題でございます。  このことについて抜本的な解決策は、この委員会でも既に議論が出ていますように、早期退職勧告を是正して、できるだけ定年まで現職で勤務できるような、そういう人事管理をしていくということが第一だろうと思っております。  しかし、そういうことを急にやろうと思ってもなかなかできませんし、あるいは組織としての活力あるいは特に若手の職員の意欲というようなものとの兼ね合いというようなことを考えますと……

第155回国会 総務委員会 第6号(2002/11/19、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 おはようございます。自民党の森元恒雄でございます。  ただいま上程されております行政手続オンライン化関係三法案について、今日はいろいろな点でお聞きをしていきたいと思います。  今、政府は五年以内、二〇〇五年までに世界最先端のIT国家の実現を目指すという大きな目標の下に、いろんな面で社会経済のIT化というものを進めておるわけでございますが、その中でも今議題になりましたこの行政手続オンライン化、いわゆる電子政府あるいは電子自治体の実現というものは大きなその柱の一つになっておるというふうに承知をしております。  超高速のインフラを作るとか、あるいは電子商取引をもっと促進するとか、あるい……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第7号(2003/05/19、19期、自由民主党・保守新党)

○森元恒雄君 ただいままで個人情報保護法を始め五法について様々な観点から質疑が行われてまいりました。私もずっと聞かせていただきまして、その中で、私なりに考えるところ数点ございますので、この個人情報保護法が成立した後の運用あるいは今後の課題を中心にお聞きをしたいと思います。  片山大臣からお話がありましたように、本当に最近のこの情報を取り巻く技術の進歩は秒進分歩でございますか、本当に一年前と今日では考えられないようなぐらいのスピードで物事が進んでおりまして、しばらくこの世界から遠ざかっていると何がどうなっているのか分からなくなるというような状況でございます。  だんだん技術が進むことによって、確……

第156回国会 行政監視委員会 第4号(2003/05/12、19期、自由民主党・保守新党)

○森元恒雄君 自民党の森元でございます。数点にわたりまして質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、政策評価そのものについてお聞きしたいと思いますが、行政機関が行う政策の評価に関する法律が施行されましてちょうど一年が経過いたしました。この政策評価の目的でございますけれども、効率的で質の高い行政、そしてまた成果重視の行政を実現していこうと、その手段として導入されたわけでございますけれども、一年やってみた結果、これを今後どういうふうに政策に、それこそ予算あるいは法律改正等に生かそうとしておられるのか、その点の取組方針についてまずお聞きしたいと思います。

第156回国会 総務委員会 第6号(2003/03/25、19期、自由民主党・保守新党)

○森元恒雄君 自民党の森元でございます。  数点にわたりましてお聞きしたいと思います。  まず第一点は、今の地方財政の現状でございますけれども、歳入歳出規模八十六兆円に対しまして、通常ベースでも十三兆円余りの財源不足が生じておりますし、加えてそこに減税分を足しますと十七兆円規模の財源不足という状態でございます。しかも、これは八年間、過去こういう状態が常に継続して続いておるわけでございますが、一種異常な事態と言ってもいいんじゃないかなと私は思います。  こういう状況に対して、交付税法は御承知のとおり、六条の三第二項で、こういう、引き続いて歳入歳出に乖離がある場合には制度改正を行うべきだという規定……

第156回国会 総務委員会 第8号(2003/03/27、19期、自由民主党・保守新党)

○森元恒雄君 数点お聞きしたいと思います。  まず、今、我が国は急速な勢いで少子高齢社会に移行しつつあるわけですけれども、社会の第一線の職場から離れた後も、やっぱり生涯にわたって健康で社会とのかかわりをいろんな分野で持ち続けるということが生きがいのある人生を送れる一つの道かなというふうに私は考えるわけでございますが、そういう面においてNHKさんの果たす役割というのが大きなものがあるんじゃないかなと思います。  今、国の方では、厚生労働省が地方団体と一緒になりまして、ねんりんピックというのを年に一回、地方団体持ち回りで開催をしていまして、スポーツでありますとか、あるいは文化関係のそういう大会を催……

第156回国会 総務委員会 第13号(2003/05/22、19期、自由民主党・保守新党)

○森元恒雄君 おはようございます。自民党の森元でございます。  三十分をめどにということですので、簡潔にできるだけお聞きしたいと思います。  最近、IP電話が非常に普及してまいりましたし、インターネットが全国的に広がっております。そういうふうに情報通信をめぐる環境は大きく変わりつつありますが、今回の事業法の改正はそういう時代の流れを背景にしたものとして評価をしたいと思います。ただ、果たして今回の改正ですべての事業者がビジネスチャンスあるいは利用者ニーズをタイムリーにとらえた迅速な事業展開が可能になるんだろうか、あるいはまた基盤となるインフラ整備を確保しつつ、円滑なネットワーク構築が可能となるだ……

第159回国会 災害対策特別委員会 第2号(2004/03/17、19期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(森元恒雄君) 内閣府大臣政務官の森元恒雄でございます。  防災は、国民の生命、身体、財産を守る重要な任務であると考えております。大臣及び副大臣を補佐して、政務に精励をしてまいりたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。

第159回国会 内閣委員会 第2号(2004/03/11、19期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(森元恒雄君) 内閣府大臣政務官の森元恒雄でございます。  内閣府本府の事務のうち、規制改革、構造改革特区、産業再生機構、男女共同参画、栄典及び国際平和協力業務などを担当しております。  関係大臣を補佐し、職務に精励してまいります。よろしくお願いを申し上げます。


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 決算委員会 第2号(2004/12/02、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 初めに、三位一体の改革について数点お聞きしたいと思います。  今回の三位一体の改革に当たっては、十七年、十八年の二年度でまず三兆円税源移譲をしようと。ついては、それに見合う国庫補助負担金を何を削減するのか地方の方から案を出してもらいたいと総理は要請されました。地方の方は、まあ多少いろいろ意見あったわけですけれども、小異を捨てて案をまとめてこられた。これに対して、過日、まあ政府・与党、大枠が決まりましたけれども、先送りされたもの、あるいは地方が必ずしも望んでいなかったものも含まれた案になっておりますが、総理御自身は、地方団体に何の条件も付けずにとにかく出してくれとおっしゃられたわけ……

第161回国会 総務委員会 第1号(2004/10/26、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 おはようございます。自民党の森元恒雄でございます。  冒頭、このたびの新潟県中越地方の地震につきまして数点お聞きしたいと思います。  去る二十三日の夕刻発生しました中越地方の地震は、亡くなられた方が二十六名、負傷された方が二千七百名を超えるというふうに報じられておりますし、土砂崩れ等で倒壊した家屋が多数に上っております。また、現在も十万人近くの方が避難所での生活を余儀なくされておりますし、あるいは水道、電気、ガスのライフラインもまだ完全復旧には相当時間が掛かると、こういう状況でございます。  こういう中で、亡くなられた方には心から御冥福をお祈りしたいと思いますし、負傷された方ある……

第161回国会 総務委員会 第2号(2004/11/02、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 地財対策、あるいは三位一体の改革について数点お聞きしたいと思います。  各省から地方六団体が出した案に対する対案的なものが出てきておりますけれども、そのほとんどは三位一体の趣旨に全く沿わない、逆行するような案ばかりであると私は思っておりますが、中でも、今も話がありましたけれども、財務省の考え方といいますか、二年間で七、八兆円地財対策圧縮する、交付税を削減すると、これは本当に暴論じゃないかと。もう本当に、数年前、ノーパンしゃぶしゃぶでその振る舞いについてひんしゅくを買いましたけれども、もう今や骨の髄まで腐ってしまったんではないかという、思いたくなるような案でございます。  省中の省……

第162回国会 決算委員会 第1号(2005/02/10、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 まず片山参考人に、ちょっと私が聞き間違えたのかもしれませんが、一点お聞きしたいのは、議院内閣制の下では会計検査院を議会に属させるとその力が弱くなるとおっしゃられたようにお聞きしたんですが、そうかどうか。なぜそうなのかという点を一点お聞きしたい。
【次の発言】 片山参考人ですね。  それから、もう一点はお二人にお聞きしたいと思いますが、先ほど来話が出ていますが、プログラム評価あるいは政策評価の私は評価基準が非常に難しいと思います。経済性、効率性はまあ比較的客観的に評価できるんでしょうけれども、おっしゃっておられる有効性は、例えば卑近な例でいえば、ホールを造ったときのそのホールの建設……

第162回国会 決算委員会 第6号(2005/04/04、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。  今日は、竹中大臣に、郵政民営化と経済財政運営の基本的スタンスについてお聞きをしたいと思います。  まず、郵政民営化でございますけれども、今日の午前中に政府としての民営化関連法案の骨子を固めたということでございますが、私は、本格的な議論はこれから始まるといたしまして、これまでのいろんな議論の中で私なりにもう一つ腑に落ちないなとかねがね思っている点を数点お聞きしたいと思います。  それは、まず、なぜ民営化しないといけないのかということに関連してでありますけれども、市場経済原理主義の牙城とも言うべきアメリカにおいてもこの郵便事業は今現在国営でやって……

第162回国会 決算委員会 第7号(2005/04/11、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。  今日は、文部科学大臣に二点、お聞きしたいと思います。  まず第一点目は、義務教育の国庫負担の扱いでございますけれども、現在、中央教育審議会で答申に向けて議論がされておりますけれども、この鳥居会長さんの私、発言をお聞きしておりますと、会長としていかがなものかなと若干思います。といいますのも、今から正に議論を始めようとしているときに、この経費負担をなぜ国が負担しなければならないかということを国民の皆さんに分かっていただくことができるように審議を進めていきたいと思うと。それぞれの地方に全部任せてしまったら十分賄い切れないところも出てくる、国の負担と……

第162回国会 決算委員会 第10号(2005/04/27、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 谷垣大臣に地方財政について数点お聞きしたいと思います。  四月七日の経済財政諮問会議で大臣は、国の基本的財政収支は十五兆九千億の赤字、これに対して地方は三兆二千億円の黒字だと、このことを踏まえて今後の基礎的収支の改善について考えていくべきだと、こう発言しておられるんですが、この意味するところは何なのかと。  地方の方が国よりも若干財政がいいから少し国に対して譲ってくれと、こういうようなことが言外にあるのかなという気もするんですが、私は、この黒字とおっしゃっているのは、多分交付税特会の借入れが抜けているんじゃないかなと。それ入れると地方も赤字ですし、それから諸外国の例を見ましても、……

第162回国会 総務委員会 第10号(2005/03/31、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。数点お聞きしたいと思います。  今、一連の不祥事が原因となってNHKに対する国民の方々の大きな信頼が揺らいでおりまして、これをいかに取り戻すかということが喫緊の課題かと思いますが、そのためには一人一人の国民に目に見える形で体制を刷新していただくと、それが何より大事でありますし、加えて実効の伴う改革措置を着実に実行するということが大事じゃないかと、その点について数点お聞きします。  まず総務大臣にお聞きしますが、内部監査あるいは外部監査との連携、そういうものも大変必要なことでありますし、十分にやっていただかないといけませんが、それだけで果たして今回……

第163回国会 総務委員会 第2号(2005/10/18、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 郵便法の一部改正案に関連しまして一点お聞きしたいと思いますが、万国郵便条約では、国際郵便を各国の国民に保障するために様々なルール、約束事を取り決めておるわけでございますが、これ従来公社が、あるいは国が実施しておったこの郵便業務、今回民営化されるわけですけれども、この条約の履行義務についてどういう形になるのか、一点確認をしておきたいと思います。  それから、あわせまして、今後この万国郵便連合の活動に日本としてどういうふうにかかわっていくのか、大臣から所見をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 じゃ次に、三位一体の改革についてお聞きしたいと思います。  現在、詰めの作業に入っておる……

第164回国会 決算委員会 第8号(2006/04/24、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 それでは、数点お聞きしたいと思います。  まず最初に、道州制についてお聞きいたします。  先月、地方制度調査会が答申を出しました。また、北海道について道州制特区とでもいう法案を今まとめ中、今国会に提出するという作業中でございますが、市町村合併の動きに比べて、政府あるいは国会の取組がこの道州制について私はやや熱が盛り上がらないといいますか、腰が引けているというか、そういう印象を受けておるわけでございますけれども、まず、総務大臣としてこの道州制にどういうふうにお取組をされようとしているのか、その基本的な考え方をお聞きしたいと思います。

第164回国会 決算委員会 第9号(2006/05/10、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 質問がかなり多岐にわたってますので、もう端的にお聞きします。簡潔にお答えいただきたいと思いますし、また時間の進み状況によっては多少省いたり一体でお聞きしたりしたいと思います。  まず最初に、GISについてお聞きいたしますが、阪神・淡路の大震災を受けて、その直後、日本でもにわかにこのGISの必要性、有用性の声が高まりました。関係省庁会議も開かれて今日まで取り組んできておられるわけですが、十年近くたちまして、今どの程度まで進んでいるのか、まずその説明をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと今のお答えだと、具体的にどの程度その整備が進んでいるのかというのが今ちょっとよ……

第164回国会 決算委員会 第12号(2006/06/07、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 地方財政について数点お聞きしたいと思います。  今政府と与党が一体となって歳出削減の具体案を詰めている最中でございますけれども、そういう中で地方団体は私はかつてない危機感を持っていると思います。  それは、平成十六年度の予算において地方交付税と臨時財政特例債が三兆円と、にわかに大幅にカットされてしまいました。県や市町村はこんなことをされたんでは予算が組めないと、悲鳴に近い声が上がりました。その後、事態は一向に改善されておりませんで、更に歳出削減の圧力が強まっておるわけでございまして、必死に再建団体に陥らないでこれをしのぐ努力をしておりますが、そんな中で、交付税の金額が社会保障費に……

第164回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2006/05/17、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 時間が限られていますので、もう端的にお聞きしたいと思います。  今回の定数是正案は、平成十六年一月の最高裁の判決が契機になっておるわけでございますが、これまで参議院において定数較差問題協議会、あるいは改革協議会の専門委員会の方で大変真剣に議論をしてこられました。関係の委員の先生方には敬意を改めて表したいと思います。  ただ、残念ながら全会派一致した案ということにはまとまり切れなかったのはいささか残念でございますが、しかし、最高裁の判決を受けて次の選挙に間に合うように今日、こうして審議が行われるということは是としたいと思っております。  その上で幾つかお聞きしたいと思いますが、定数……

第164回国会 総務委員会 第4号(2006/03/14、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 おはようございます。森元恒雄でございます。  今日は、大臣の所信表明に対する質疑ということでございますので、所管事項全般につきましてお聞きをしたいと思います。  竹中大臣の登板を地方自治関係者あるいは放送通信業界の方々は期待と不安を持って眺めているというのが、まあ私、正直なところかなと思います。特に、大臣が就任早々三つの懇談会を立ち上げられました。検討をされておられるわけでございますが、そういう中で、今後大臣として何をおやりになろうとしてるのかということを、本当に関係者、かたずをもって見守ってるんじゃないかなというふうに思います。  懇談会あるいは審議会方式については、かねてその……

第164回国会 総務委員会 第5号(2006/03/16、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 先日、所信表明に対して質問をさしていただきましたんですが、今日はちょっと細かな点といいますか、具体的な点を三つばかりお聞きしたいと思います。  一つは、お手元に資料を配っていただいていますが、特に東京ですが、学者の先生方、あるいはシンクタンクの研究者、あるいはマスコミの関係者、あるいは経済界の方々から、都市部、とりわけ東京の財源を地方に配り過ぎてるんじゃないか、やっぱり東京の税収はもっと東京に使うべきじゃないかと、こういう声がよく聞かれるわけですけれども、このお配りした資料は、果たして東京に上がっている税収というのが本当に東京の実力を反映したものなんだろうかという意味でちょっと見……

第164回国会 総務委員会 第11号(2006/03/30、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 自民党の森元恒雄でございます。  まず初めに、公共放送と民放の二元体制で日本の放送は成り立っているわけですけれども、NHKについてはその在り方が国会でも予算の承認という機会を通じていろいろ議論を今までもされてきておりますが、民放については余り議論がなかったかと思うんですね。  基本的に、まず、二元体制の中で民放の位置付け、役割というものはどういうものかということについて大臣の御認識をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今の視聴者のニーズとか地域のニーズということであれば、公共放送でも私は十分に果たせると思うんですね。あえて公共放送と別に民放を認めるという積極的なもうちょっと意……

第164回国会 総務委員会 第20号(2006/05/11、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 九日に懇談会が出しました論点整理を拝見しますと、通信の分野については、ねらいとして言っておられることと実際にやろうとしておることとが少し、何というか、論理的に整合性が取れてないんじゃないのかと、こういうふうに私は率直に感じました。  サービスの多様化と特に国際的な競争力の強化ということをうたってはおりますが、じゃ何をやるのかといえば、NTTの規制を強化するということを言っているだけで、そういうようなことの手段を通じて目的が達成できるのかと、いささか違うんではないのかというのが率直な思いでございます。  今、日本の通信業界の状況をどう認識し、それからこれを将来どういう方向に持ってい……

第164回国会 総務委員会 第22号(2006/05/18、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 私は、今回の改正は、公的個人認証サービスを拡大する上で一歩大きく前進という意味で賛成し、評価したいと思います。  ただ、電子政府、電子自治体あるいは社会全体をIT化進めていくという上でまだまだ不十分ではないかというふうにかねがね思っておりますので、そういう観点で数点お聞きしたいと思いますが、まず、現在も民間の認証事業者についてはこの署名検証者として認めておりますが、それ以外の人には基本的に認めないと、こういうスタンスになっておりますけれども、なぜそういうふうに極めて限定的に縛っているのか、そしてまた、そのサービスを使える範囲も行政手続に限定されていますけれども、それはなぜかと、そ……

第164回国会 総務委員会 第28号(2006/06/13、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 おはようございます。  官民人事交流法案についてお聞きする前に、懇談会、そしてまた地方財政について数点お聞きしたいと思います。  去る六月六日に、三懇談会のうちの通信・放送の在り方に関する懇談会が報告書をまとめ、公表されました。私はかねがね三懇談会については関係者は期待と不安のまなざしで見ていると申し上げてきたわけですが、正にこの報告書を読みますと不安が的中したと言わざるを得ないと思っております。  まず大臣に、この懇談会は平成十一年四月二十七日の閣議決定に率直に言って反しているんではないかと私は思うんであります。中央省庁等改革が行われましたときに従来の審議会等が大幅に整理統合さ……

第164回国会 予算委員会 第9号(2006/03/10、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元でございます。数点お聞きしたいと思います。  まず、第一点は少子化対策でございます。  合計特殊出生率が一・二九、恐らく今年の六月ごろに出る数字がまた下がるんじゃないかなとさえ言われておりまして、少子化に歯止めが掛かりません。で、このまま推移しますと、今世紀末には日本の人口は五千万人を切ると、五百年後には縄文時代の十万人になるとさえ言われておりまして、この国の危機存亡が懸かっている問題ではないのかなというふうに思います。  自民党の中でも、ここ数年、本当にいろんな調査会等で真剣な議論をしておりますが、残念ながら思い切った施策が今のところ打ち出されていないというのが……

第164回国会 予算委員会 第14号(2006/03/17、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 関連しまして、外交・防衛問題について数点お聞きしたいと思います。  まず最初に、国連の安保理改革でございますけれども、昨年の秋の国連総会では、三つの決議案が出されましたけれども、結局はいずれも採決に至らず廃案ということになりました。年が明けまして、AUも決議案をさらに改めて出し直した。それからまた、G4も、ドイツ、インド、ブラジルは出しましたが日本は同調しなかったと。今アメリカと協議をしているというふうに聞いております。この常任理事国五か国の賛成を得るということが必須条件でありますし、アメリカも消極的、あるいは中国が反対という中で、ここをまずどう突破するか。  そういう意味では、……

第166回国会 決算委員会 第6号(2007/04/27、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 それでは、まず最初に金融担当大臣に幾つかお聞きしたいと思います。  資本市場を健全に育成させていくためには、企業財務情報が適正に作成され、また開示されるということが基本かと思いますが、残念ながら、ここ数年、この財務諸表等をめぐりましていろんな事件が起こっております。それを受けてこの国会に公認会計士法を改正するという運びになっているわけでございますが、それに関連して二、三お聞きしたいと思います。  私は、財務諸表、企業会計情報の適正な作成に当たって、会計士あるいは監査法人というものが極めて重要な役割を果たしている、それが間違った虚偽な作成等を行ったということになれば、その責任が追及……

第166回国会 総務委員会 第4号(2007/03/20、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 おはようございます。自民党の森元でございます。  まず最初に大臣にお伺いしたいと思うんですが、今年の秋に、来年度以降の税制に向けて抜本的な改革の議論が行われると思います。その際に、国税、地方税の税体系をどうするかということが大きなポイントでございますが、地方のサイドからはこの地方分権、新たな第二ステージに今入ろうとしているわけでございますけれども、従来のこの一括法、あるいは三位一体の改革、流れを見ておりましても、事務の配分、あるいは国と地方の役割分担もさることながら、やっぱり財政の裏付けがきっちりと行われるということが極めて分権を進める上で大事なところだと思いますが、必ずしもそれ……

第166回国会 総務委員会 第5号(2007/03/22、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 それでは、数点お聞きしたいと思います。  最近、市町村長さんといろんなお話をしておりますと、予算編成に大変四苦八苦しておられるところが多いわけでございます。特に、財政力の弱いところは本当に大変な状況だというふうに思っております。  その原因は、やっぱりここ数年間にわたって交付税が毎年のように大幅に削減されてきたということでございますので、この格差が財政の面でも広がっているんじゃないかなというふうに思っておりますが、まず最初に大臣から、このような実情についてどういうふうに認識をしておられるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 交付税の削減を主張される方は、私が見ておりますと……

第166回国会 総務委員会 第6号(2007/03/27、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 数点お聞きしたいと思います。  今や二十四時間、三百六十五日、テレビ、ラジオが放送されていないときはないという時代でございまして、我々の生活からテレビの存在というものがもう切っても切れない関係にございます。かつてこの今日のそういう状況を見越してというか喝破して、大宅壮一さんが一つの警鐘を鳴らしました。テレビがどんどん普及していくと日本人が一億総白痴化してしまいかねないんじゃないかと、そういう懸念があると言われましたが、経営委員長に、今のこのテレビの現状についてどういうふうに考えておられるのか、最初にお聞きしたいと思います。

第166回国会 総務委員会 第17号(2007/05/22、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 それでは、地方公営企業等金融機構につきまして一点お聞きしたいと思います。  今回新たに設立されますこの金融機構は地方が共同して設立すると。地方の自主性といいますか、主体性にできるだけゆだねるという形で再編されたわけでございますが、ただ、貸付対象事業は国が法律で限定をしております。地方の自主性に任せるのが基本であるとすれば国が限定するのは地方分権から見てもいかがなものかなと思うんですが、なぜそういう限定をしたのか、その辺の考え方をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今の金融公庫、公営企業金融公庫のように、政府保証があるとか、一部利子補給的な特例措置があるとかという、そういう要す……

第166回国会 総務委員会 第22号(2007/06/14、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 おはようございます。  一昨日行われました参考人の質疑を踏まえて、何点か大臣にお聞きしたいと思います。  まず一点目ですが、国と地方の財政状況どうかという点については、かねがね財務省は、国の方が地方よりも財政事情が厳しいんで地方も協力してもらいたいという声があるわけでございますが、そうであれば、今回のような地方団体の財政再建法制を整備する前に、国の財政に対してそういう再建の枠組み法を作る必要があるんじゃないかと、こういう意見がございますが、その点について総務大臣のお立場でどういうふうにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。

第166回国会 予算委員会 第2号(2007/02/05、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。  地方自治に絞ってお聞きをしたいと思います。  さきの臨時国会で地方分権改革推進法が成立をいたしました。地方分権の更なる推進に向かって新たな段階に入ったかと思います。そこで、これまで進められてきた改革をいま一度振り返り、更にやるべきことは何かということを考えていく段階かなと思っておりまして、そういう観点からお聞きしたいと思います。  まず初めに、地方分権一括推進法、一括法が制定されまして、懸案でありました機関委任事務が廃止されました。そしてまた、三位一体の改革によりまして財政面で補助金改革等が行われたわけでありますが、率直に言いまして、残念なが……



各種会議発言一覧

19期(2001/07/29〜)

第154回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2002/02/06、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 時間が大分迫ってきましたので、端的にお聞きしますけれども。  まず、青木参考人にFTAについてお聞きしますが、日本の場合、先ほどから話が出ていますように、やっぱり農業問題が一番ネックになると思うんですね。それでアジアの問題、関係についても中国に一歩後れを取った感があるのは、そこがネックになっていたんじゃないかなと私は思うわけですが、仮に、日本がアジアのFTAに参加しないとなった場合にどういうデメリットがあるのか。それからまた、アメリカが、やはりアジアがクローズドなそういう経済圏域を作るということについて無関心でいないんではないかと思うんですけれども、仮にアメリカが自分もそこに入れ……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2002/02/20、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 ちょっと遅れてまいりまして、お話をお聞きしないでこういう質問をするのは恐縮ですけれども、お二人の参考人の方に共通でお聞きしたいと思います。  今、中近東の国々の産業を支えているのは石油にほかならないわけですが、今も質疑の中で多少お話が出ていますが、ポスト石油をどういうふうにして開発、育成していくかということが共通の課題ではないかなと推測しますが、果たしてその可能性がどの程度あるのかなというのが若干私なんか全く素人から見てよく分からないのと、いささかクエスチョンという点がございます。  かつて、中近東の地域は、世界の四大文明が栄えた一つの地域であったにもかかわらず今日のような状況に……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2002/04/24、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 私も何回かのこの会で参考人の方々からお話伺っておりましたけれども、いま一つまだ自分なりに、イスラムの国々と日本がどういう形で今後付き合っていったらいいのかと、確たるものをつかめない状態でございます。そんな思いで二、三お聞きしたいと思いますが。  せんだっての党首討論のときに、今イスラエルとパレスチナの問題について日本はどう対応するのかと、こういう問いに対して、小泉総理の方は、ただ一言、大変憂慮していると、こういう答えをされたかと思うんですね。で、憂慮するのはいいんですけれども、さてその次にじゃどうなのかということが示されていないわけですけれども、多くの一般の国民から見ても、日本の……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第8号(2002/05/22、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 まず初めに感想めいたことを申し上げたいと思いますが、数回この調査会で学識者の方々にもおいでいただいていろいろ勉強してきたわけですけれども、私は、何回かそういうお話を聞けば自分なりにもっとイスラム社会というものの理解が深まり一つの像というものを頭の中に描くことができるかなというふうに期待をしておりましたけれども、残念ながら私自身の能力不足と勉強不足で相変わらずやっぱりイスラムは私にとって遠くて遠い国でございまして、これは基本的な知識に欠けるということと、やっぱり日常イスラム圏の国々から入ってくる情報量が圧倒的に少ないということじゃないかなというふうに思っています。  私は、イスラム……

第155回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2002/11/20、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 私、まず一点は、先ほどからいろいろ説明をお聞きし、あるいはやり取りをお聞きしていまして、マスコミの報道はともかくとして、日本はやっぱりFTAの取組に後れを取ったことは間違いないと思いますし、なおかつASEANとの関係の今までの合意、構想を見ましても、いま一つ腰が引けているんじゃないかなと、こういうふうに印象を持っております。  それはなぜかということになれば、これも話が出ましたように、日本のやっぱり農業問題というものが一番の大きな課題であって、そこを含めた総合的な戦略がなかなか立てられにくい、立てにくいという点にあるんじゃないかなと思います。  国の中で利害がなかなか一致しない、……

第155回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2002/12/04、19期、自由民主党・保守党)

○森元恒雄君 ありがとうございます。  まず、財務省の方にお聞きしたいと思いますが、遅きに失した感があるように私は思いますが、九月に円の国際化の研究会を財務省内に立ち上げられたと、大変結構なことだし、心強く思っております。  それで、どういうふうに円の国際化を進めていくかということについて三点お聞きしたいと思いますが、まず、貿易の決済でできるだけ円を使うということが第一の手段だと思いますが、先ほどの議論の中で、日本側、日本の業者の側に円に切り替えるのにちゅうちょ、ためらう空気があるんじゃないかというようなお話があったかと思いますが、ドルから日本側が円に切り替えたことによって、例えば為替差損を受……

第156回国会 外交防衛委員会公聴会 第1号(2003/07/18、19期、自由民主党・保守新党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。  公述人の方々には、大変有意義なお話を今日はお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  私は、石油エネルギーを始め中東地域において大変重要なポジションを占めておりますイラクの復興支援活動に日本が積極的に、その持てる権限、権能、力の範囲内ではありますけれども、参画していくということは、国際的な責任を果たすという意味でも、またあるいは日本の国益にかなうという観点からも大変望ましいことであるというふうに思っております。  ただ、非戦闘地域での活動といえ、身の危険が全くないわけではない地域でありますし、また気象条件も日本とは全く違う非常に過酷な……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2003/02/12、19期、自由民主党・保守新党)

○森元恒雄君 私はもうそんなに時間いただかなくてもいいんで、簡潔に一点だけ、少徳参考人にお聞きしたいと思います。  今の大田先生の御質問の中にもあったんですけれども、この規制が日本の場合にはまだ相当いろんな面で残っている、あるいは厳しいためにこの高コスト体質がなかなか変換できないと、こういうお話でございますが、私もかねがねそういう問題意識を持って、じゃ何が残っているのかというのをできるだけ聞いているんですけれども、具体的に製造業とか、あるいは先生の資料にありますサービス業の分野でまだ解決していかないと、緩和していかないといかぬ部分というのは例えばどんなものがあるのか。  といいますのも、今の内……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2003/02/19、19期、自由民主党・保守新党)

○森元恒雄君 今日は、お二人の参考人の方々には大変ありがとうございました。簡潔に分かりやすく御説明いただきましたので、大分理解が深められたような気がいたしますが、せっかくの機会ですので、二、三お聞きしたいと思います。  まず、国宗参考人にお聞きしますが、ASEAN諸国が経済的にテークオフできた要因はいろいろあるかと思いますけれども、例えば円高によって日本からの外資、投資が進んだというふうな条件が非常にタイミングが良かったというふうな点が言われるわけですが、仮にそういうような状況が例えばアフリカ諸国であったとしたらアフリカ諸国もASEAN同様に成長するのかどうかと、そういうような点を検証すること……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2003/02/26、19期、自由民主党・保守新党)

○森元恒雄君 両参考人に一つだけお伺いしたいと思います。  私は、FTAを進めていくということは日本にとって大変大きな課題だと思いますが、お話の中にありますように、やっぱりそのときに農業をどうクリアしながら国内のコンセンサスを取るかということが一番、何といいますか障壁といいますか、クリアしないといかぬ点じゃないかなと思うんですが、深川先生の、この後ろに参考で付けておられるどういう影響が出るかというのは、先ほどの御説明では現在の状態を単純にコンピューターで動かしただけですと、こういうお話ですけれども、この数字をどう見るかというのはいろいろあるんでしょうけれども、私が拝見すると、ああ何だ、この程度……

第159回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2004/04/21、19期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(森元恒雄君) ただいま伊達委員の方からもお話ございましたように、高齢者の方々あるいは障害者の方々を中心として、特にバリアフリーでありますとか、あるいは今お話しのユニバーサルデザイン、政府としてもとにかく精力的に積極的に取り組んでおるところでございまして、特にユニバーサルという観点で申し上げれば、お年寄り、お年を召してくるというのはどなたもいずれ経験することでありますので、すべての人に共通の課題でありますし、また、障害といいましても、それは一部の方ではなくて、いつ何どき健常者でも不慮の事故あるいは病に遭ってそういう立場に立つか分からないというようなことを考えますと、すべての人にとっ……


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 憲法調査会 第2号(2004/10/27、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。  それでは、私の方から地方自治・住民投票について十五分お話しさせていただきます。  現行の憲法が地方自治に関する特別の章を設けまして四条にわたって規定をしたということが、この今日の日本の地方自治の発展、充実を図る上で非常に大きな貢献をしてきたということは、私は認めるべきであると思います。  ただ、日本のその地方自治制度が現状においてもなお不十分であることは一致した見方ではないかと。それゆえに、現在、地方分権の方向に向かって改革が進められておるわけでございまして、そういうことを考えますと、やはり憲法もなお手を加えるべきところが幾つかあるんではない……

第161回国会 憲法調査会 第4号(2004/11/17、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 自民党の森元でございます。  新しい人権と社会権ということでございますが、各論に入る前に、まず全体的なことについて私の意見、考え方を申し述べさせていただきます。  戦後五十年余が経過いたしました。憲法に基本的人権が明確に規定され、特に思想あるいは良心の自由、あるいは信教の自由というようなものが確立したということによりまして、戦前の国家権力によって抑圧されておった我々の生活が大きく変わったと、自由に物を考え、発言し、行動するということが非常に広がったことはもう間違いのないことであると思います。  そしてまた、産業経済の面におきましても、自由主義経済が確立をし、戦後のいち早い復興、そ……

第161回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号(2004/11/19、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 私、今お聞きしていまして、各委員の皆さん方がおっしゃられたことに、そんなに私も違和感を覚える部分はございません。  それで、二点申し上げたいと思います。  一点は、連邦制をしいている国家におけるその参議院、上院の役割というのは、中央政府と地方政府の調整という大きな一つの役割があるわけですけれども、日本のような単一国家の場合にこの第二議院が何をやるべきかということについては、今もお話がございますように、やはり行政の監視、チェック機能を強化するというのが一つの大きな柱になることは間違いないと私も思います。  それで、その点に関連して、先ほど荒井委員の方から、会計検査院を国会、特に参議……

第162回国会 憲法調査会 第4号(2005/03/02、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 地方自治に関しまして数点申し上げたいと思います。  まず一点目は、現在、地方自治の本旨という文言が憲法に規定されておりますが、これが必ずしもその定義といいますか概念が明確でない。私は、住民自治と団体自治というものがもっと直截に分かるような規定ぶりにすべきではないかと思います。  それから二つ目には、国と地方の役割分担というものを憲法上にも明記すべきではないか。国の役割は国でなければなし得ないような事務に限定し、地域における行政を幅広く行うのは地方団体の役割であるという規定。要するに、地方自治体を優先する補完性の原理に基づいた規定ぶりにすべきじゃないか。その中では、しかも広域自治体……

第162回国会 憲法調査会 第5号(2005/03/09、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 二院制の堅持と衆参の役割分担については、各党派間で意見の違いというものはほとんどないかと思います。  ただ、その上で、じゃ具体的にどういう点で衆議院と異なった機能を持つのか、仕組みにするのかということについては若干見解、意見が異なる点がありますが、私は、この役割分担とか衆議院との違いというものを考えるときに、一つのポイントをきちっと確認しておかないといかぬ点があるんじゃないかと。それは、あくまで国会の中の二院であって、国会の外に参議院があるわけじゃないと。まあ当たり前のことなんですけれども、そこが少し議論の中で見逃されている点があるんじゃないかな。  じゃ、国会の本質は何かという……

第162回国会 憲法調査会 第6号(2005/04/06、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 今日の締めくくり討議の中で、民主党の議員の方から九条に関しての認識あるいは改正の意見が述べられました。それに対して我が党の委員からも、思わずというか、拍手が出ました。  私は最近になってこの調査会メンバーに加わらさせていただいたわけですけれども、この五年の議論の中で、憲法改正の一つの柱といいますか論点である九条について、党の垣根を越えて認識を同じくしつつある、そしてまた、改正の方向についてもほとんど重なり合うような形で意見が進んできたということについて一種の感慨を覚えるものでございます。  この後、具体的な作業をどう進めていくかというのはこれからの問題でありますが、確かに憲法改正……

第162回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号(2005/02/04、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 私は、一院制を取る意見はちょっと別として、二院制が必要だという前提で議論をするにしても、荒井先生の方からのペーパーにもありますように、いろんな項目についてまだ意見が分かれるところがありますよね。それはなぜ分かれるのかなと私なりに思いますと、やっぱり参議院の独自性というとらえ方じゃないかなと思うんですね。やっぱり国会の中での衆参二院制ということは国会の大きな枠組みの中での衆参という位置付けをどう考えるかということであるはずですから、国会というのはどういうものかという根本のところが、衆議院であっても参議院であっても基本的なところは外すわけにいかない。そういうことで考えると、やっぱり国……

第162回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号(2005/02/16、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 まず、私は、二院制の物の考え方の基本について意見を申し述べたいと思います。  二院制というのは、改めて言うまでもありませんが、国会の中の一翼を担う一つの院であるということですので、この国会というものの基本は何かと、そこを外れたような院の性格というものは国会の一翼を担っていないわけですから二院制ではないんではないかと、極端なことを言えばですね、というふうに考えます。  そうしたときに、国会の基本は何か。これは、私の理解ではやっぱり国権の最高機関であるということが一つだと思います。何がもって国権の最高機関として国会が位置付けられるか。これはやはり国民の代表機関であると。国の国家意思を……

第164回国会 憲法調査会 第1号(2006/02/22、20期、自由民主党)

○森元恒雄君 ただいまのスイス、フランス、EUの派遣議員の先生方の報告をお聞きしまして、私なりの感想を申し上げたいと思います。  まず、一つ非常に印象を受けたのは、フランスのその憲法院の存在、あるいは国民投票のルールを法律ではなくてデクレで決めるということについてですね。これは、憲法改正を様々な諸情勢の変化に、時代の変化に応じて円滑、スムーズに対応していくという方法として優れた一つの手法かなという印象を受けました。  特に、我が国の場合には最高裁判所が憲法判断を回避してきたということが、この五、六十年の長い間にわたって憲法改正が一回も行われずに来たということに多少なりとも影響があったところでは……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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