このページでは若林秀樹参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。若林秀樹参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○若林秀樹君 民主党・新緑風会を代表して質問させていただきたいと思いますが、この七月の二十九日で初当選をさせていただいたということでございますので、文字どおり初めての思い出に残る質問でございます。ぜひ印象に残る御答弁をお願いできたらなというふうに思います。 まず一点目でございますが、経済のグローバル化とその功罪についてお伺いしたいと思います。 昨日、テロ法案が参議院を通過しまして、法律として可決したわけでございます。今回の米国同時多発テロあるいは世界で起きているさまざまな紛争を考えますと、その根源的な理由は私はやはり貧困の撲滅ではないかなというふうに思っております。私、経済のグローバル化が……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。質問させていただきたいと思います。
まず、田中外相にお伺いしたいというふうに思いますけれども、ちょうど就任されて半年たったということで、この半年間を振り返りながらちょっとお答えいただきたいというふうに思いますが、当然小泉首相も田中外相の外相としての資質を買われたというふうに思っております。そういう意味では、実際に外相としてこの間、外交活動をやられて、外相としての資質は何なのか、実感を含めてまずお答えいただければと思います。
【次の発言】 今、資質ということでお伺いしたということですが、次に外交活動そのものについて、どんな実感というんでしょ……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 午前中、本田委員に続きまして、引き続き質問をさせていただきたいというふうに思います。最後の方は一挙に質問し一挙に答えられたんで、少し私自身の理解というところで若干重なる部分があるかもしれませんが、なるべくそうならないように頑張りたいなというふうに思っております。 まず冒頭、平沼大臣にお聞きしたいと思いますが、四月十八日というのは何の日だか御存じでしょうか。これはお答えいただかなくても結構でございますが、今回、いろいろ質問準備する間に分かったのは発明の日だということでございまして、百十七年前ですか、高橋是清氏が専売特許条例を公布した日、……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。午前中に引き続きまして、三十分間ほど質問させていただきたいと思います。 私は、けさほど来の議論を聞いておりまして、今回の法案は大きな前進ではありますが、やはり中途半端、あるいはちぐはぐな感は私は否めないというふうに思います。 古屋副大臣は、参議院の議員立法と合わせて車の両輪だと言いましたけれども、両輪の輪の大きさがやっぱりちょっと違うんじゃないかという感じがしていますし、重なる部分での整合性がやはり取れていないんですね。これは、私はもう率直な感じはやっぱり否めないんじゃないかなという感じがしているわけでございます。 そもそもインターネットを使った商……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。先週に引き続いて、質問させていただきたいと思います。 冒頭、先週の迷惑メール、特定商取引の件でございますが、感想をちょっと申し上げたいんですけれども、古屋副大臣も言及されておりました技術力というんですかね、技術が時に法律を必要となくするというお話もありましたけれども、早速ドメイン指定拒否の手続というかボタンを押したところ、一切来なくなりました。一日五、六通来ていたんですけれども、一挙になくなると寂しいものだなという感じも、これは正直なところしたんですけれども、それ以上に怖いと思ったのは、技術力がいわゆるそもそものインターネットの自由な情報通信……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。
午前中に引き続きまして、同じ民主党内でございますが、私の方から質問させていただきたいと思います。
まず冒頭、大臣に、大変恐縮ではございますが、本当に基本的な認識についてお伺いしたいと思います。
御案内のとおり、日本というのは高度成長時代を経て、正に日本経済は成熟期に入ったということでございます。その上で、なぜ今、循環型社会なのか、そしてまた、これまでの経済活動にどのような反省点があったのかということについての基本認識をお伺いしたいなというふうに思っています。
【次の発言】 ありがとうございます。
正に、これまでの伝統的な経済のやっ……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。残余の時間というか、十二時まで四十五分間、質問させていただきたいというふうに思います。 まず、関係者、ユーザーの理解についてお伺いしたいと思います。 やはり本法案の実効を上げるためにも、やはりユーザーや関連業者の理解と制度への信頼が不可欠ではないかなというふうに思いますけれども、まず、メーカー、輸入業者、引取り業者、解体業者等からはどのような意見が出て、それがどのように反映されたのかについてお伺いしたいというふうに思います。 産構審の自動車リサイクルワーキンググループでも様々な議論がなされたというふうに思いますし、いろんなパブリックコメン……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 午前中、本田委員に引き続きまして質問させていただきたいと思います。 まず初めに、法案提出に際しての基本的な認識についてお伺いしたいと思います。 今回の法案、石油公団の廃止に伴い、今後の石油政策に大きな転換があるのかどうかについて伺いたいと思います。 行政組織というのは政策を実現するためのものだと思います。そういう意味では、政策が変更するからそれに合わせて組織も変わるということもあろうかと思いますし、もちろん組織の在り方そのものが間違っていたから変えるということもあろうかと思いますが、その辺の政策との関連についてお答えいただければ有り難……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 引き続き質問をさせていただきたいと思いますが、必ずしも本田委員の質問の流れに沿わないかもしれませんけれども、まず原則、基本的なことに立ち返ってお伺いしたいなというふうに思います。 まず、独立行政法人化による効果についてお伺いしたいと思います。 今回、金属鉱業事業団と石油公団が一体化され、新しい独立行政法人になるということでございまして、基本的な機能というのは基本的には受け継いでいくということになろうかなというふうに思いますけれども、組織が変わればこれまでの問題点が解決するということでは私は必ずしもないんではないかなという感じがします。 ……
○若林秀樹君 おはようございます。民主党・新緑風会の若林でございます。 冒頭ということで、三十分いただきまして質疑をさせていただきたいなというふうに思います。 まず、入札談合というのは独禁法に反する違反行為でございます。これまでも様々な指針の公表、法律の制定等行われてきましたけれども、なかなか根絶することがやっぱり難しいという状況でございます。かつては、まあこれは江戸時代から続いているとか互助精神に基づくある意味じゃ必要悪だと言っていた人もいたわけですが、やっぱり国民の認識も時代とともに変わってきているのも事実だというふうに思います。私は、明らかに税金の無駄遣いであり、国民のある意味じゃ益……
○委員以外の議員(若林秀樹君) 大脇委員にお答えしたいと思います。 医療事故を防止するためには、医療従事者のその自覚とか努力はもちろんのことですが、医療機関全体として取り組み、事故防止体制の確立を図ることが必要であります。そのためには、各医療機関に医療事故の防止に関する具体的な指針を策定させることが重要であると考えております。 この指針におきましては、医療適正化委員会を始めとする事故防止委員会の設置、そしてリスクマネジャー等の配置、診療・医療機器、医薬品等の管理体制の整備などの医療事故防止のための組織体制、そして二番目に、ヒヤリ・ハット事例の報告と評価分析、事故防止のための注意事項、医療従……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。
まず、総理にお伺いしたいと思います。
昨日、鈴木宗男議員の証人喚問が行われました。国民の大半は恐らく、疑惑が深まったあるいは議員辞職をすべきだという声が大半ではないかなというふうに思います。
総理、テレビ見ていらっしゃらないと思いますが、一連の報道に接し、そしてその御感想、そして鈴木議員の出処進退も含めまして、お考えを伺えればと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
そういう意味で、一個人の問題に限らず、やっぱり政治全体の問題、政官の在り方、様々な問題を含んでいるというふうに思いますので、小泉総理の政治に対する政治改革を是非……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。よろしくお願い申し上げます。 民主党としては、原子力発電というのは、地球温暖化防止あるいは我が国のエネルギーの大宗を占めるという観点からも非常にやっぱり重要なエネルギー源である、そしてある意味では、やっぱり過渡的なエネルギー源であるという、そういう重要性を踏まえながら私も質問させていただきたいというふうに思っております。 実は、二週間ほど前に福島第一原発に行ってまいりました。実際にこの目で確かめるという意味で、調査ではないんですけれども、地元の支援者の人たちと一緒に見学に行ってまいりました。私が国会議員かどうかということを知らずにもちろん話……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 私の方からも質問させていただきたいと思います。 今日は、大変お忙しいところ、三人の御参考人の方においでいただきまして、ありがとうございました。 小柴教授におかれましては、本当にノーベル賞受賞、本当におめでとうございます。私の名前は若林秀樹と申しまして、秀樹というのは小さいころから湯川秀樹にちなんで付けられたと。気が付いたら全然違う世界にちょっと来ていたんじゃないかなという感じはしますけれども、そういう意味で、私も小さいときからそのノーベル賞というものが常に何か身近に感じながらこれまで来たわけでございますけれども、今回、あれから五十年とい……
○若林秀樹君 おはようございます。民主党の若林秀樹と申します。 先週、この外交防衛委員会に移ってきたということでございますので、今日、初めて質問をさせていただきたいと思います。初めてなものですから、多少私の外交観というんですか防衛観を述べ、そしてまた私の質問のスタンスというのをちょっとお話しさせていただきたいと思います。その方が後ほどの質問を、趣旨を御理解いただけるんではないかなというふうに思いますし、何であんなばかな質問をするんだろうなと思われるかもしれませんけれども、その辺の考えについて少しお話をしたいと思います。 私も、短い期間ながら外交の現場を見ながら、私なりの感想を申し上げますと……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。昨日の連合審査に引き続いて、今日も質問させていただきたいと思います。 昨日、省エネルックでしたけれども、今日はちょっと、別にテレビに映っているときだけそうしようと思ったわけではありませんので、まだ一着、ワイシャツ二枚しかないので、それで回っていかないので取りあえず今日はこういう格好をしておりますので、また改めて作ろうと思っていますので、よろしく。 現実に朝は、午前中二十三度でしたから、とてもじゃないけれども半袖はやっぱりちょっと寒いんじゃないかなという感じはしますので、二十八度にすべきだなと思いますけれども、さっき委員長が、五十度にすべきじ……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 参議院で審議始まりまして大分たちますけれども、与党側からも桜井委員から様々な法案に関する指摘があり、今日また尾辻委員から例えば言葉のごまかしがあるという表現をされていましたけれども、問題点の指摘とか気持ちというのは私はほとんど変わりないんじゃないかなという感じはしています。 ただ、私はやはり立法府として責任が持てるかどうかということにいえば、私は今回の法案はやはりいろいろ無理があるんではないかということでございます。恐らくそれは与党の方からも、皆さん方も気持ちはかなりあるんではないかと。そこの立場の違いというのはもちろんあるのは分かってお……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 具体的な法案の質問に入る前に、産業全体についての課題についてお伺いしたいと思います。 産業再生というのは今に始まったわけじゃありませんし、常に時代のやっぱり付き物だと思うんですよね。なぜ機構法案まで、機構まで作らなきゃいけないまでになったかという、その原因がどうなのかということを、私はやっぱりきちっとはっきりさせることが必要ではないかなというふうに思っています。 不良債権処理、過剰債務等、これは病気で言えば症状なんですよね。対症療法というのはもちろん必要ですけれども、やっぱり病根、病巣に行かないと本当の意味での私は再生にならないのではな……
○若林秀樹君 おはようございます。民主党・新緑風会の若林でございます。 本法案の質疑に入る前に一点だけ、昨日から今日に流れた、北朝鮮のミサイル部品に関してちょっとお伺いしたいと思います。 今日から小泉総理が訪米されるということで、その一つの議題はやはり北朝鮮への対応をどうするかということがあろうかというふうに思います。この米上院の公聴会での発言でありますが、北朝鮮ミサイル部品の九〇%が日本から運ばれてきたという事実に対しまして、私も非常に愕然としました。ある程度は予想はしていましたけれども、まさか九〇%までその部品が流れているというふうに思いませんでした。 私は、やはり武器輸出三原則とい……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 まず、大島大臣に伺います。毎回の御登場、御苦労さまでございます。改めて、政治不信を招いた責任についてお伺いしたいと思います。 私、最近見たアンケート結果でショックだったのは、これ読売新聞の青少年を対象にしたものなんですが、七五%の方が将来が暗いと見ていると、日本の将来は。七五%の方が頑張っても報われないという話がありました。正に私はこれを見て愕然とした気持ちになりまして、私はやっぱり政治の責任であり、政治の出番ではないかというふうに思うんですけれども、逆にその若い人たちが、九〇%が正にその政治をリードしなきゃいけない政治家を信用してい……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 一昨日質問をさせていただきましたが、イラク問題等をまず初めにお伺いしたいと思います。 情勢は急変しました。イラク攻撃へのカウントダウンが始まり、その時計を止める余地がだんだん少なくなりつつあるということだというふうに思います。今我々ができるのは、国会審議を通じて我々が果たすべき役割を明確にすること、そして政府は説明責任を果たすことだというふうに思っていますので、しっかり分かりやすく答弁をよろしくお願いします。 最初にイラク攻撃の法的根拠をお伺いしようと思ったんですが、これはどこまで行っても水掛け論になりますので、やめておきます。その代わ……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 今日は十月七日ですか、一年を振り返るには早いんですけれども、今年年初からイラクの問題、米国のイラク攻撃、そして連休明けると有事法制、そしてイラクの支援法、そして今回この特措法の延長ということで、正に安全保障政策の当たり年と言うとちょっと変ですけれども、非常にエポックメーキングな年になるんだろうというふうに思います。そういう意味では来年もその流れは続くだろうというふうに思いますけれども、少し一年間を振り返って質問をさせていただきたいなというふうに思っております。 今日は七十五分という比較的長い時間をいただいたので、ちょっと冒頭、少し私の感想……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。 私の方からも、今回イラクで亡くなられました奥大使、井ノ上書記官、そして現地職員の方に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 全く個人的な件で恐縮でございますが、奥書記官は、済みません、書記官と、私が大使館にいたときの書記官だった、すぐそれが出ちゃうんですけれども、九三年に私が最初に勤務したときの一緒の同僚でした。彼からイロハ、外交のイロハ、復興援助のイロハを教えていただいた仲間でした。そのときの上司が堂道参事官でありました。あれから十年、堂道さんはイラクを担当する中東アフリカ局長になり、私は国会議員となり、そしてイラクで亡くなられた奥さん……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 いよいよ陸上自衛隊本隊がクウェートに入られたようであります。民主党は自衛隊派遣反対の立場でありますけれども、自衛隊の方が任務を遂行され、無事に帰還されることは民主党のもちろん思いでもありますし、心の中で黄色いリボンをかざしているということは言えるんではないかなというふうに思います。 今日は二十分しかありませんので、外交官の襲撃事件の件に絞っていろいろ御質問させていただきたいと思います。 私は、前回の十二月の十六日の質問におきまして、日本政府は自衛隊を送る資格がない、その前にやることはあるんではないかということを申し上げました。それは、やはり文民の……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。民主党としては最後のバッターになろうかと思いますけれども、十七分ほど質問させていただきたいと思います。 まず、通告はしてないんですが、金曜日、バグダッドの大使館員が避難されたというニュースが入ってきましたけれども、大変心配されている方も多いですので、しゃべれる範囲内でお答えいただければと思います。 その関連で、もし、オランダの大使館が数日前に迫撃弾を撃たれたということもありまして、当然、そのオランダの、南部を守っているオランダ軍との関係もあるのかなという感じもしますけれども、その辺、どんな認識かも含めてお答えいただければ有り難いと思います。
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 そういう意味じゃ、初めて被弾車両の結果がある程度は明らかになったんではないかなというふうに思います。発表を聞いていて、私が気が付かない部分もありまして、ああ、そうなのかなというところもありましたけれども、今日お話を伺って、率直に言って、ますますなぞになぞが深まったというんでしょうか、むしろそういう印象を私は覚えました。 それについてもお話をさせていただきたいというふうに思いますが、まず銃弾の入射角度ですが、水平だということであります。 私は、当初、左側に付いていた三十数発の弾、反対側に何もないということで、私はかなり角度が高く撃たれたん……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 本題に入る前に、ゴールデンウイーク期間中にシリアを訪問させていただきましたので、そこのちょっと感想も含めて、主にPKOについて伺いたいと思います。 榛葉賀津也議員とともに一週間、シリアだけを回ってきました。在京のシリアの大使からは、本当にシリアだけなのかと、ほかに行くんじゃないかという、不思議がられましたけれども、シリアというのはやっぱり中東問題を考える上で非常に重要な国でありますので、あえてシリアに絞って行ったところであります。 行く前と行った後でこれだけイメージの違う国はなかったんではないかと思うぐらいに、ある意味じゃやっぱりすばらしい、過去……
○若林秀樹君 残り十三分しか──いえ、そういうわけで言ったわけじゃないです。十三分の中でどこから質問をしたらいいのか分からないところもありますけれども、大枠のところでちょっといろいろお伺いしたいと思います。 まず、やはり国民保護法制等を考えるにつけ、私は、過去から何を学んで、その反省の下にどうあるべきかということが一つの糸口ではないかなというふうに思いました。 そういう意味では、戦後もう五十数年たっているわけですけれども、第二次世界大戦のころの国民保護はどうだったのか、本当に国民を保護する準備ができて突入したのかどうか。そのころと今と一番比べて違うのは、やはり非戦闘員の保護というものが根本……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 私の方からは、昨日、イラクに関する国連決議が採択されたということでございますので、その内容、そしてまたそれに基づく自衛隊の派遣についてお伺いしたいなというふうに思っているところであります。 安保理決議一五四六号が全会一致で採択されたということに対しましては、本当に心から歓迎したいというふうに思いますし、国際社会が一致協力してこれからのイラクの国づくりに努力していくということでございますし、我が国としてもイラクの復興支援のために積極的な役割を果たしていくことが必要ではないかという、そんな認識の下で幾つか質問さしていただきたいなというふうに思……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 いよいよこの有事関連法案も来週十四日月曜日には質疑終局、採決ということが一応理事会でも合意したところでございますので、私としても質問するのはこれがもしかしたら最後になるのではないかなというふうに思っております。 今回の質疑を通じて感じたのは、やっぱり自分が経験してないことに備える法律を作るということは本当に難しいなと。私は、山本委員とか大田委員がお話をされているときの経験に基づく質問の迫力に非常に感銘を覚えたわけであります。私も戦争を知らない世代でありますけれども、事実経験してないわけですし、六十年近く経験がなかった、そのこと自体私は非常……
○若林秀樹君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました有事関連七法案、三条約につきまして賛成の立場から討論を行います。 冷戦終結後、我が国が直面する脅威は、テロやゲリラ、不審船の出現、ミサイルの発射など、複雑化、多様化しています。対話と信頼醸成による紛争予防に努めるのは当然としても、安全保障上の危機を回避できないケースも考えられます。また、災害に脆弱な都市の現状を併せて考えれば、緊急事態において国民の被害を最小とするためには、迅速かつ的確な対応が必要なことは論をまちません。 しかし、緊急事態にあっても、国会による民主的統制を徹底し、基本的人権を最大限に尊重するため……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 私の方から質問させていただきたいと思います。 かなり舛添委員の方からこの条約に関して私が聞きたいことを聞いていただきましたので、だんだん質問する項目も少なくなるわけですが、二番手として基本的なことについても聞きたいと思います。 まず、租税条約、今回私も考えるいい機会だったと思うんですけれども、やっぱり考えれば考えるほど我が国の経済・通商総合戦略の私は一環ではないかというふうに思いました。単なる国際課税の問題ではないという意味です。そういう意味ではFTAも、メキシコと大筋合意というようなお話もありましたけれども、やはりもっと大所高所から日本の国益を……
○若林秀樹君 自民党さんが質問されないということのようですので、私の方から質問させていただきたいと思います。 外務省設置法の一部を改正する法律案という意味では、儀典長を廃止するということで、そのこと自体に大きな影響とか意味合いを持つものではない、実質、機能的には残るということでございますので、基本的には賛成の立場でありますし、これを外務省設置法の中に置いたがゆえに法律で改正しなきゃいけないということだけのことだというふうに理解しています。その意味では、むしろこの八月一日に改正を計画されている機構改革そのものの方が大きな意味合いを持つんではないか、むしろこっちの方は逆に設置法と関係ない世界だと……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 本件、サイバー犯罪に関する条約等につきましては同僚の榛葉委員から質問がありましたので、問題がないわけではないですけれども、この件については賛成する立場で、他のことについて質問させていただきたいと思います。 やはり今回の人質事件を通じて感じますのは、やはり我が国の危機対応能力の欠如、あるいは情報収集・分析能力、あるいは本当にイラク社会とのネットワークに対してアクセスできているのかどうかという問題を露呈したんではないかなというふうに思います。 やはり、この問題を今回接し、感じましたのは、やはり去年の十一月に起きました日本人外交官殺人事件と問題は本質的……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 川口大臣、顔色も良くなられて、公務に復帰されたということでございますので、御心労、お疲れの何分の一は私にも責任があるのかなと感じておりますが、そこは政府の閣僚そして議員という立場で今日もまた厳しい意見も言わなきゃいけないんではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、昨日なんですが、議員をしておりますといろんな陳情を受けるんですが、昨日は子供の陳情というんですかね、実は、聞くところによりますと世界百八十か国で世界じゅうの子供たちに教育をというキャンペーンをやっているそうで、ちょうど四月は子供のロビー活動をする日だ……
○若林秀樹君 民主党の新緑風会の若林でございます。昨日、イラク特でありましたけれども、引き続き質問をさせていただきたいと思います。 まず、国連の分担率、分担金に関して質問させていただきたいと思います。やや唐突感のある質問かもしれませんけれども、現状の課題認識と改革の方向性について伺いたいと思います。 これは、私がPKOについてどれくらい分担しているのかということで調べたところ、私も勘違いしていまして、結局は国連の分担率と一緒だということでありまして、相当な金額を払っているんですね、これPKOだけでも。国連の通常予算の以上に払っていたときもあったということで、国連加盟以来、国連加盟時が二%ぐ……
○若林秀樹君 おはようございます。 三十分いただきましたので、前半、この両件についての質問、そして後半、日本人、イラクで亡くなられた日本人ジャーナリストの襲撃事件に関してお伺いしたいと思います。 まず、この両件につきましては基本的には賛成の立場で、若干、国際原子力機構についてお伺いしたいと思います。 国際原子力機関といいますと、やはりIAEAということで一気に名前が知れ渡ったのはやはりイラクにおける大量破壊兵器等の査察ではないかなというふうに思っているところであります。もちろん、IAEAが査察だけが役割ではないんですけれども、原子力の平和利用というんでしょうか、とりわけやっぱり査察能力に……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。 厚生労働委員会では初めて質問させていただくことになると思います。坂口大臣の顔を見ていると余り違和感はないんですが、それもそのはずで、昔から一緒にまた仕事をさせていただいたときもありましたけれども、今日は胸をかりて質問をさせていただきたいというふうに思っております。 一言で言って、この法案は、私は命名したんですけれども、年金独り善がり、独善法案だというふうに思っております。自分さえ良ければ、要は日本経済や国民の生活なんか知ったこっちゃない法案ではないかというふうに思っております。なぜかといえば、この年金制度も広く言えば日本の経済のサブシステムであり……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 今般の参議院選挙を通じての民意を踏まえて、自衛隊の多国籍軍参加問題中心にお伺いしたいと思います。 その前に、非常に、第一委員会室と比べてここ、非常に距離が離れているんで、是非、距離感を感じさせないような答弁を是非とも外務大臣、よろしくお願い申し上げたいというふうに思っております。 まず初めに、イラクの治安情勢でございますけれども、先ほど吉川審議官の方からお話が、局長からお話がありまして、ちょっと非常に型どおりだなという感じがして少し残念です。 例えばサマワの情勢についても、昨日、サマワで活動しているNGOの四人の方が、これフランス人だ……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 国家基本政策委員会の余韻が消えないうちに、少し関連して御質問させていただきたいと思います。少し、私も準備していませんし、質問通告をしていませんが、せっかく総理が貴重な御発言をされましたので、再度確認をさせていただきたいと思います。 総理が、自民党が活動しているところが非戦闘地域だ、これが、あっ、失礼しました、自衛隊が、つい自と自衛隊をメモで間違えまして、失礼いたしました。 自衛隊が活動している地域が非戦闘地域だ、これがイラク特措法の趣旨だということの発言に対しまして、正しいかどうか、まず大野長官にお伺いしたいと思います。
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。 まずは、本題に入る前に、靖国問題についてお伺いしたいと思います。 昨日、千葉地裁の判決が出まして、勝訴ですから、何も申し上げることはありませんとおっしゃられました。私は、そのように喜んでいる場合じゃなくて、今回は損害賠償について棄却したわけで、棄却したわけですから、むしろ総理の行為は総理大臣としての職務、公務だという認定がされました。そして、憲法判断も避けていたわけですから、違憲なのか合憲なのか、それも今現時点ではしてないという意味において、だんだんやっぱり公務だという認定が増えてきているわけです。 その上で、あえて申し上げたいと思いますが、私……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林と申します。 この臨時国会からこの財政金融委員会に所属しましたので、この委員会で初めての質問になろうかと思います。そういう意味で、過去の経緯を詳しく承知しているわけではありませんので、繰り返しの議論になったり、少しずれた質問になるかもしれませんが、学ぶべきところは学び、言うべきことはきちっと言って、なるべく質の高い議論ができるよう私なりにも頑張っていきたいと思いますので、是非御指導をよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。 まず、やはり今年は台風の被害、あるいは新潟県中越地震ということでお亡くなりになられた方へ本当に心から御冥福をお祈り申し上げ、……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林と申します。 今日はメキシコとのEPAについてということでございまして、まず私の基本認識を述べたいというふうに思います。 EPA、経済連携協定というのは日本の新しい経済戦略として推進すべきであるということでございまして、そのコンセンサスは我が国においても徐々に深まりつつあるんではないかなというふうに思います。それはあくまでガット、WTO等の政策規律に反しないということがもちろん前提ではありますけれども、二国間である程度やっぱり自由度が高く協定できるという意味ではやりやすさがあるんですが、一方、そのコストとしての代償をやっぱりきちっと見極めておく必要がある……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました信託業法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 信託業法案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 受託可能財産の範囲の拡大及び信託業の担い手の拡大に当たっては、受益者保護を図るため、信託会社に対し適切な法令遵守体制を整備するよう指導・監督すること。また、信託の対象となる権利や財産の価値や内容の公正性、客観性を確保する観点から、専門家の活用を含め、適切な対応を検討すること。 一……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました金融先物取引法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 金融先物取引法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 外国為替証拠金取引の規制に当たっては、業界の健全な育成に十分配意するとともに、悪質な業者に対しては厳格な措置を講ずることにより、被害の発生・拡大の防止に全力を挙げること。 一 金融先物取引業を許可制から登録制に変更するに当たって……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 まず、私の方からも、イラクで拘束されたと思われる齋藤昭彦さんの安否の確認、そして拘束されていることが事実であるとすれば、一刻も早い解放に向けての御努力を私の立場からもよろしく冒頭お願い申し上げたいというふうに思っております。 今日は前半、五十分の時間をいただきましたので、前半イラク情勢、そして後半国民の保護指針に関する内容について御質問させていただきたいと思います。 まず、このたび新しいイラクの移行政府ができたということに対しまして、私もこのイラク特別委員会ずっとかかわっておりまして、イラクにも行きましたし、様々なかかわりの中で、時……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました平成十六年度の水田農業構造改革交付金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 平成十六年度の水田農業構造改革交付金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 新たな生産調整手法の実施に当たっては、関連する交付金等の見直しをはじめ、より効果的で適切な支援策等の検討の中で、当該交付金等に……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 冒頭、やや骨太の政策をちょっと議論していきたいなと思います。 目指すべき国の姿、そしてその財政運営はどうするかということで、今日、お手元にカラフルな資料を三枚ほど用意をさせていただきました。非常に秘書が一生懸命徹夜をして作っていただいたということで、私のオーダーが厳しいんですけれども、きちっと作っていただいたということで、これは院内のテレビの方には見れないわけですけれども、こういうものももう少し電子情報が国会の中でもう少しビジュアルにみんなで共有化できるようにすべきではないかなと思いますので、e―Japan、その中にもe―国会ということで……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 主に総理にお伺いしたいと思います。 先週、十七年予算が参議院を通過いたしました。しかし、今日この審議している二法が通らなければこの予算も執行できないと、そういう意味じゃ、厳密にはまだ予算は成立してないということでありますんで、是非緊張感を持って御回答願いたいなというふうに思っております。 予算、確かに新規の国債発行は減りましたけれど、やっぱり三十兆円を超える国債を発行しているというこの現実をやっぱり麻痺してはならないというふうに私は思っております。 産経新聞に、伊東正義元外務大臣が言っておりました。三十兆円もの赤字国債を出して予算……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 関税率の改正に当たっては、我が国の貿易をめぐる諸情勢を踏まえ、国民経済的な視点から国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、調和ある対外経済関係の強化及び国民生活の安定・向上に寄与するよう努めること。 なお、関税の……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府、金融機関その他の関係者は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 金融機関の窓口における不正な預貯金の払戻……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。 私も櫻井議員に引き続きまして、ちょっと視点を変えて、どちらかといえばイコールフッティングという観点から民営化の本質について質疑をさせていただきたいというふうに思います。 まず、その前ですが、今資料をお配りしていただいていると思いますが、中央省庁等改革基本法の第三十三条の問題について伺いたいと思います。 私は、この問題について五月二十日の予算委員会で取り上げさせていただきました。かれこれもう二か月前になるのかなというふうに思いますが、どうもやっぱりこれは納得できにくい箇所があるんで、それについて質疑させていただきたいと思います。 御案内のとおり……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。比例区選出でございますので、全国を一応選挙区としている者でございます。 今日は、大変お忙しいところ、この郵政民営化の特別委員会にお越しいただきまして、民主党を代表しまして厚く御礼を申し上げたいなというふうに思っているところでございます。 今のお話を伺っておりまして、やはり情報不足というんでしょうか、四人の参考人のお話を聞いていても、本当に正しくこの法案の中身をどこまで理解されているのかなという若干不安になるところもありました。それぞれの立場で民営化に賛成の方、慎重派、反対の方いらっしゃると思うんですが、全員に共通して言えるのは、今の郵便局……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 午前中の藤本議員に続きまして、郵政民営化の誇大広告について御質問させていただきたいと思います。 コンビニということで、引き続きこの議論をさせていただきたいと思いますけれども、現在二万四千七百ある郵便局がコンビニのように機能すると、将来へ。これをやはり一般の国民が読んだらどういう気持ちになるか、どういうことに郵便局がなるかという、そのことを思いを致して私はやっぱり広告というのはあるべきだなというふうに思います。 そしてまた、このそうだった通信におきましては、グラフまで入れて、二万四千七百、その隣に大手コンビニAチェーン七千九百、チェー……
○若林秀樹君 おはようございます。民主党・新緑風会の若林でございます。 外交問題に入る前に、郵政民営化について一問させていただきたいと思います。 聞くところによりますと、今日の衆議院の本会議で特別委員会の設置がされるやに報道がなされているところでございます。 私は、郵政民営化法案は、今お手元に資料をお配りしていますので、是非この委員会室にいらっしゃる皆さん方もよくじっくり常識で考えていただきたいと思いますが、中央省庁等改革基本法第三十三条六項の見直し化等、「民営化等の見直しは行わない」との規定に矛盾し、法律違反の可能性というよりは法律違反であるということを少し検証してみたいなというふうに……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。 このイラクの特措法を審議し始めてちょうど三人目の外務大臣、防衛庁長官、官房長官ということで、今日も川口元外務大臣が後ろに座られていて、ああ、大分たったのかなと、隔世の感があるなと。まさかこのような長く自衛隊の人道復興支援が続くとは、私は当時夢にも思っておりませんでした。 御案内のとおり、民主党の考え方につきましては、アメリカのイラクへの攻撃への過程、それ以降の様々なプロセスを経て、基本的にはイラクへの自衛隊派遣には反対しておりましたし、もう二年を過ぎたこの状況においては、行ったからにはやはり無事ミッションを終えて帰っていただくのは必要で……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。 まず私は、参議院議員として今回の解散・総選挙、私は解散権の濫用だというふうに思っております。これは、百歩譲って憲法上問題がないとしても、私は今のこの民主主義の、大切な民主主義のルール、あるいは理念上極めて問題だというふうに思っております。 なぜ参議院が存在するのか。これは、二院制におけるある意味での良識の府であり、衆議院をチェックするのが我々の役目であります。ですから、法案の中身を一番知っている我々が、これは国民のためにならない、やめておいた方がいいというのがあの八月の判断であります。それにもかかわらず、小泉総理は衆議院を解散したという……
○若林秀樹君 おはようございます。民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。 今日は、二階大臣に初めて御質問をさしていただきたいと思います。 私も、民主党の次の内閣、ネクスト経済産業大臣ということで、カウンターパートと言ったらちょっとおこがましいんで、そこまでは申し上げませんが、これから民主党の経済産業の政策の責任者として議論をさしていただきたいと思います。 もちろん私は、二階大臣と対決するつもりはありませんので、日本経済発展のためによりよい産業政策あるいはエネルギー政策を構築していくことが重要だという視点で質問さしていただきたいと思います。ただ、その意味においては、いろいろ厳しい意見、ある……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。私の方からも質問をさせていただきたいと思います。 知的財産権の保護強化というのは、我が国競争力強化のある意味じゃ生命線と言っても過言ではないと思います。その意味において、民主党では、二階大臣も是非御認識をいただきたいんですけれど、結党以来、この知的財産権の保護強化についてはずっと取り組んでまいりました。とりわけ、九八年だったと思いますけれど、「はばたけ 知的冒険者たち」ということで知的財産権についての二十一世紀戦略をまとめたところであります。その意味においては、憲法でまず知的財産権をきっちり規定せよというところから、知財庁の設置あるいは知……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 私の方からは、この三つの廃止法案につきましては、基本的にその役割を終えたということで、具体的には小林正夫議員の方から後ほどまた質問さしていただきますけれど、この中小企業ものづくり基盤技術の高度化に関する法案に絞って質問をさせていただきたいと思います。 私も、大臣の所信に対する質疑におきまして、ものづくり産業の重要性、位置付けについてはお話をさせていただいたところであります。企業にも選択と集中が必要なように、国においてもやっぱり選択と集中が必要な時期に来ていると。その意味では、ものづくりに成果が表れるような、帰結するような、やはり資源の……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派並びに各派に属しない議員鈴木陽悦君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 京都議定書に定められた温室効果ガス排出削減義務を確実に履行するため、政府は、本法施行に当たり、次の諸点……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派並びに各派に属しない議員鈴木陽悦君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地域の伝統や文化を尊重し、住民にとって真に魅力ある持続可能なまちづくりを実現するため、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 ……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派並びに各派に属しない議員鈴木陽悦君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、相互扶助の精神に基づいて運営する中小企業組合制度の趣旨を踏まえ、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 中小企業組合の行う共済事業に対する規制に当たっては、従来の無認可共済が中小企業組合の形態を悪用して事業を継続する……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 いよいよこの法案も民主党としては三人目、最後のバッターになりました。私も当選してこの七月でちょうど五年になります。小泉総理も政権を担当してから五年ということでございますので、この五年の評価と課題を踏まえまして、法案を広くとらえて質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、今の景気回復でございますけれども、バブル景気に並んだということで、ひょっとしたらイザナギ景気を超えるんではないかという状況まで今来ているというふうにされておりますが、今日も午前中、景気は回復軌道に乗っているというお話がありました。私はそれを聞いて、国民……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 今日、私の方は前座として、まず税財政あるいは所得の再配分について質問をしたいと思います。量的緩和等については、後ほど真打ち峰崎委員が出てきますので、伺いたいというふうに思います。 ただ、量的緩和について私は一つだけ発言させてください。それは、政策決定後の閣僚の発言であります。 私は、政府は日銀と一体となって経済運営を負う責任があるわけであります。その責任ある政府の閣僚が決定後に、説明責任を果たしてないとか大変残念な結果であるとか、その責任は日銀にあるなんていうことを言っていいんでしょうか。私は、それは自らが政策効果を足を引っ張っているこ……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 先週の税財政の集中審議に続きまして、まず谷垣大臣に税財政の個別の課題について伺いたいと思います。 先週、前回、小さな政府と言いながらも平年度で実質二兆円の増税の税制改革が今回行われようとしているところでございます。所得税の抜本的な見直しがない中での定率減税の廃止は法律違反であるということを申し上げました。 そして、続きまして、たばこ税について伺いたいと思います。 今回、一本一円、一箱につき二十円の増税が検討されているわけでございますが、当初、私は一円、一本一円だという理解をしておりましたところ、一本につき〇・四二六円、地方税と合わせて……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。私の方からも質問させていただきたいと思います。 実は私も競輪、オートレースに行ったことがなかったので、今、甘利大臣、加納委員が競輪場に行ったと、そういうことが分かっていれば私はオートレースへ行くべきだったと思うんですが、実は競輪、昨日午後行きまして、川崎競輪場に行ってまいりました。ですから、ここは土日の場合と平日というのはまたちょっと状況が違うんではないかなというふうに思いましたんで、先ほどのカキクケコですか、のイメージそのものでありまして、事前に抱いていたイメージから大きく変わったということでは私自身はありませんでした。 確かに、川崎市側の努力……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。 今日お二人の参考人の御意見を伺いまして、事前に用意していたわけじゃないんですが、触発されて私の感想を述べたいというふうに思いますんで、質問ではございません。 基本的にはお二人の参考人の御意見については賛同いたします。全くそのとおりだというふうに思います。アフリカは遠いと言いながらも、私の娘はアフリカに興味を持って大学でアフリカのゼミを取りまして、これも実は池上さんと触れたりなんかしたという過去の経緯があったりしたから、ということがやっぱり重要ではないかなというふうに思っております。 私も縁がありましてTICADの最初の第一回目の九三年に少しか……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。 十九年度ODA予算について、私としてはそろそろ下げ止めにすべきではないかという問題意識から幾つか質問させていただきたいと思います。 ただ、その前に一つ苦言を呈したいと思いますが、昨日の長崎県での講演の中で、今日の日経新聞にありますけれど、「青い目、金髪は駄目」というこの見出しにありますように、米国人にできないことを日本がやっている。日本というのは信用がある。青い目で金髪だったら多分駄目よ。我々は幸いにして黄色い顔をしている。中東で搾取をしてきたとか、ドンパチ、機関銃を撃ったとか一回もないという、こういう御発言であります。 私は、これ前後の文脈……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。今日は、総理になって初めて質問させていただきたいと思います。
まず冒頭でございますけれども、先週発行されましたニューズウイーク英語版、全世界に発行されているものですが、その表紙を安倍総理が飾ったのを御存じでしょうか。
【次の発言】 これはアジア版というよりはワールドエディションの分で、日本版がこれなんですけれど、同じ記事を扱っても、表紙は安倍総理に配慮をして表紙を変えているんですよね。いずれにしましても、これ見ますと、ザ・レットダウンといって、期待外れという全体的な特集記事でありまして、私は一日本人として、こういう記事が全世界に発信される……
○若林秀樹君 だんだん質問する項目が残り少なくなって、少しちょっと変わった視点から申し上げたいと思うんですが、三つ簡単に申し上げたい。 実施体制、人材育成なんですが、先ほどから専門家というのは、登録制度とか調査員を雇うとかいろいろ話が出ていましたけれども、やっぱり日本人でなければいけないというのは、日本政府を代表する立場であり、あるいは国際機関で働く日本人である必要性というのを私は感じているんですよね。 その中で、経済協力局を見ても、経協の経験がない方がいきなり課長に座られて、あしたから国際機関だ、現地へ行ってということに対しては、非常に当人にとってもお気の毒ですし、本当の意味で日本の援助……
○若林秀樹君 まず、清水参考人にお伺いしたいと思います。 質問の大枠は、我が国のODAに関することでございます。 先ほども参考人は、これからは復興支援、量から質だというお話もありましたけれども、一方、我が国のODAのこれまでの流れを見ると、かつてのオイルショックとか湾岸戦争、その時々において、何か問題があると急にODAが増え、安定するとまた減ってしまう。私は、量から質というのもありますけれども、むしろ私は量が足りないんじゃないかという感じがします。そういう意味じゃ、もうちょっと中長期的な視点あるいは戦略、我が国のエネルギー、石油資源の確保という観点から、私は、質も大事ですけれども、安定した……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 最初、ちょっと感想を述べたいんですけれども、これまでの調査会の中で自分自身非常に勉強になったと思ったのは、イスラムは一つじゃない、やはり多様性を兼ね備えた文化、世界ではないかということですから、イスラムという言葉が付くたびごとに、イスラムでとらえるというんじゃなくて、やはりもうちょっと多面的にこの問題をとらえる必要があるんじゃないかというふうに思います。ですから、例えばこのタイトル、「イスラム世界と日本の対応」というふうにありますけれども、じゃ、キリスト世界と日本の対応があるかといったらやっぱり必ずしもそうではないわけですから、余りイスラムということ……
○若林秀樹君 私が今回のいろいろの様々な調査会のこの会合を通じて感じた一番の印象的なことは、やはりイスラムが多様性を持った国々であるということでした。イスラムを一つの単位、一つの文化としてとらえるんじゃなくて、様々なものがあって、その総体としてイスラムがあるんではないかということでございます。 先ほどある委員からも、アメリカと日本は価値観を、共通な価値観を持ったという御発言がありました。あるいは民主主義、市場経済というところがありましたけれども。アメリカという国は、私もそうですけれども、やっぱり戦後、様々な文化、ファッション、音楽、テレビを受入れて育った、そういう意味で親しみがありますし身近……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 まず、正村公述人にお伺いしたいというふうに思います。 お話を伺いまして、非常に胸にずしりと刺さるような思いというんでしょうか、いろいろありますけれども、やっぱり一番考えなきゃいけない一つの事象としては、私は二十一世紀に子供に夢を与えられていない今この現状がやっぱりすべてを表わしているんじゃないか。これまでいろいろなチャンスがありながら、本来我々はどういう社会を目指していくのか、どういう暮らしを目指していくのか、転換期がいろいろありながらも、そういうことを遅らせてきたというふうに問題があるんではないかなと思います。 その中で、確信が持てな……
○若林秀樹君 ありがとうございます。民主党・新緑風会の若林でございます。 私も質問を考えるに際して、非常に難しいな、聞き方が難しいなと。余り経済的自由ということを意識してこなかったというんでしょうか、改めてその財産権の所有あるいは職業の自由というところは敷衍して経済的な自由の枠組みをとらえるのかなというふうに感じはしますけれども。 最初ちょっと、愛知先生が質問された件なんですけれども、我が国の憲法というのは基本的にはやっぱり資本主義を前提としているというようなお話をされていましたけれども、それは資本主義の規定にもよると思うんですが、これはやっぱり、財産権の保障、それから職業の自由からやっぱ……
○若林秀樹君 質問でもよろしいですか、御意見に対して、御発言に対しての。
【次の発言】 舛添委員にちょっとお伺いしたいんですが、非常にお話、刺激的で参考になって、私も本当にこういうことは余りよく知りませんで、非常に参考になりました。
その当時から、舛添お父さんに当たる方ですが、こういうハングルのルビを振ったというのは、戦略的にも非常にお上手で、親子二代にわたって選挙がうまいのかなという感じはしましたけれども、私ちょっと不思議に思ったのは、「帝国臣民タル男子」ということで、朝鮮人も台湾人も樺太の人も、ここでいうと出稼ぎの人も日本国民、いわゆる帝国臣民と認めていたことになるわけですよね。そこがち……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 本題に入るに、ちょっと一呼吸入れさせていただくために、私のこのいでたちの質問をさせていただきたいと思いますけれども、御存じのように、電力事情の悪化あるいは地球温暖化防止への対応ということで、自分ができることからやろうということでこういう格好をして、ちょっとなじんでないと思うんですけれども、私はこの格好をすると寒いんですね、ここ。今何度あるとお思いですか、この室温。まあ、お答えはしなくて結構ですが、調べたところによりますと二十四・五度ですから、本会議でさっき調べたら二十五度でございました。政府が推奨しているのは何度だか御存じですよね、二十八度……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林と申します。 民主党は、米国のイラク攻撃の正当性については疑義があるというふうに思っておりますけれども、イラク復興支援については積極的に参画すべきだという立場から、幾つかお伺いしたいなというふうに思っているところでございます。 まず、上田公述人にお伺いしたいと思います。 公述人が書かれましたセキュリタリアンの「自衛隊を斬る」というやつですね、この雑誌のコピーを見させていただきまして、これからの陸自の在り方を示唆されたのではないかなというふうに思いますが、私はここで読んでいても、この時点で海外で陸自が活躍するということまでは私は想定していなかったんではな……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。大変参考になる御説明、ありがとうございました。 まず、坂本参考人にお伺いしたいと思います。 ちょっと前段ですけれども、先ほど松田議員がおっしゃられましたように、昨日から今日にかけて、有事関連法案について、ある意味では与野党の合意を見たということは私は画期的なことではないかなというふうに思っています。これまで有事に関して議論することさえタブー視されたことが、ようやくこの段階に至ってお互いに歩み寄って、やっぱりあるべき姿をどうするべきかということをやっぱりお互いに議論したということが良かったんではないかなと。これはあくまで小さな一歩かもしれませんけれども……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 まず、このたびのイラクの二人の日本人外交官の殺害、訃報に接し、本当に心からお悔やみ申し上げたいというふうに思います。奥参事官、井ノ上書記官、正に日本外交の最前線で頑張られた人であります。非常に残念であり、憤りを禁じ得ません。 国際社会の平和と安定にどう貢献していくのか、その国際社会の在り方を規定するこの憲法ですが、その憲法の在り方をこれから議論するわけで、改めて、その重要性というんでしょうか、気を引き締めてここで頑張っていきたいなという思いで一杯でございます。 その上で、三点について感想を申し上げたいというふうに思います。 まず、コスタリカの憲……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。 大変参考になるお話、ありがとうございました。私も、この集団的自衛権の問題につきましては、これまでの神学論争を聞きながら、何ゆえに個別と集団が分かれていなきゃいけないのか、ある意味では一体化としてとらえることがごく普通の、常識で考えてそうではないかなというところもこれまで疑問に感じてきたところでございます。そういう意味で、非常に私の頭の中でも少しずつ整理されつつあるなというふうに思いますが。 まず、坂元参考人にお伺いしたいんですが、世の中では集団的安全保障と集団的自衛権が混同されて使っているんではないか、むしろこれは別個の問題で、これをきちっとどう……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 今日の参考人の御意見に触発されまして、今日のテーマであります国際平和活動、国際協力について少し私の意見を述べたいと思います。 今日伺っていて感じたのは、やはり平和というものをどう定義していくかということがこれからやっぱり重要なんではないかなと思います。平和主義、だれもこれは反対はしません。一切の戦争を悪としてそれを否定する。しかし、平和というものが、やっぱり戦争がない安定した穏やかな状況であるということに定義とするならば、それをどうやって維持し、壊れたらそれを作っていくか、そのことにどうやって日本が関与していくかということが重要なんではないかなとい……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 天皇制については民主党の中でも余り深く議論はこれまで余りしていなかったんではないかなと思いますが、私の個人的な意見として、結論的には憲法における天皇制の位置付けを変える必要はないんではないか。正に国民統合のための象徴天皇でこれからもあり続けていいんではないかという印象を持っております。 しかし、私も戦後生まれですけれども、かつての戦前の天皇の存在、その大きさは私は知りませんが、そこの反動という意味なのか、私はやっぱり戦後の教育の中で、象徴天皇とは何なのか、天皇は何をする人なのかという基本そのものが余り教えられてこなかったんではないかなというふうに思……
○会長代理(若林秀樹君) 分かりました。 私も某野党の代表、一院制を言った代表に文句を言った一人でありまして、やはり発言する場と中身は気を付けなきゃいけないんではないか、正にさっき言った見識がやっぱり問われる部分ではないかなというふうに思います。 いよいよ二院制、参院制の在り方を調査する小委員会がスタートしたという意味で、私はこの憲法調査会の非常に大きなテーマではないかなと思っております。存在する、自分が自らの存在を否定するというのは非常に難しいというのは分かりますけれども、私はやっぱり参議院だからこそ責任ある議論ができるんではないかなというふうに思っておりますんで、時間は余りありませんけ……
○若林秀樹君 ありがとうございます。民主党の若林でございます。 まず、新しい人権に入る前に、基本的な人権の考え方について述べたいと思います。 やはり、基本的人権というのは個人が生まれながらにして有する自然権的権利の総称だというふうにとらえております。自然権的権利というのは、ある意味では社会契約説を背景としておりまして、国家に先立つ権利として言われているわけであります。日本国憲法も、すべての基本的人権は侵すことのできない永久の権利として公共の福祉に反しない限りそれは認められているわけでありますし、制約される場合でも最大限の尊重を必要とすることが求められているわけであります。過去の歴史的な事実……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 基本的に小委員長報告の内容に賛意を示しつつ、若干の感想を申し上げたいというふうに思います。 とりわけ、衆議院との違いを明らかにするため、やっぱり独自性を発揮すべき分野をより強化をしていくということは賛成であります。 ただ、全体的には、今ある力の上に強化するんじゃなくて、逆に弱めるところ、やらないところをもう少し明示的にはっきりさせることも今後のまとめ方では必要ではないか。予算に対する審議の機能を弱めると言いますが、弱めることの幅もありますし、中途半端にやるんだったら思い切ってもうやらないぐらいの、やっぱりやらないことをきっちり決めることも必要じゃ……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。 一年間の議論を経て今回のこういう報告書が出たことを非常にうれしく思っているところであります。 先ほど吉川議員の方から反対の旨の意見が出されましたけれど、それは立場として分かるところもありますが、実質的に、これまでの共産党さんの議論を踏まえても私は実質的にこれが、私が言う立場でありませんが、全会一致で採択されたものと私には実質とらえているところでございます。 私は、一年前の委員会におきまして、参議院が自らの存在を否定することの難しさを申し上げました。しかし、当事者だからこそ責任持って議論できることもあるんではないかなというふうに思います。当事者……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。締めくくり自由討議の最後の意見陳述になるわけですが、主に人権問題を中心に幾つかの視点を申し上げたいと思います。 まず、総論として一つだけ付け加えたい点は、憲法は国際的な視点や世界における日本の位置付けを重視すべきであるということであります。 確かに、現行憲法の前文には国際協調の崇高な理念が書き記してありますが、より法的な根拠となる条文には具体的な行動を義務付けるところが極めて少ないと言わざるを得ません。 国家とは、国民の生命、財産、領土を守る、ある意味では他国に対して排他的な存在であり、その排他的な主権国家と国民との関係を規定付けるのが憲法であると……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。 まず、五十嵐公述人にお伺いしたいと思います。 先ほどの質問とちょっと関係があるんですが、国民主権という問題について伺いたいと思います。 憲法が制定されて約六十年近くたって、なかなかそれが、国民の、ともにこれまで活用されてこなかったんではないか、やっぱり置き去りにされてきたんではないかという問題意識もありまして、なかなかこれが本当に使いこなされた憲法なのかということに対するある問題提起でありまして、その意味において、国民主権というものがなかなか体現できないというんでしょうか、感じられないということが、恐らく国民も思っているんだろうなというふうに思……
○若林秀樹君 ありがとうございます。 私も、二つの点について、参議院の構成の在り方について述べさしていただきたいと思います。 今、これまでの議論を聞いておりますと、参議院は本来のあるべき姿としての良識の府、再考の府という議論があるという一方、今、地域主権の流れの中で、やっぱり地域代表としての人が集まって地域主権を定着させる、機能させるような院の在り方という大きな二つの流れがある中で、これまでのそれぞれの皆さん方の御意見は私は圧倒的に前者の方ではないかなというふうに思っております。 そういう意味では、衆議院を前提とした場合のその補完機能としての参議院は、やはり例えば決算であったり外交、条約……
○若林秀樹君 民主党の若林です。 経済問題について簡単に二点、まずは唐参考人にお伺いしたいというふうに思います。 世界銀行の来年度の予測によれば、経済発展、中国、来年も一〇%近いということで、恐らくしばらく続くんだろうというふうに思いますが、いつかはやはり調整期が来ると私は思います。そのときに、微妙な調整期なのか、それともバブルの崩壊のような大きなマイナス成長も視野に入れたショックが起きるのか、まだそこは予測はできないですけれど、やっぱりいずれそうなるときに、どういうシナリオを持ってどういうように対応していくかというのは非常に重要なことではないかなと思いますし、不良債権も、新しい投資先の民……
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