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田嶋陽子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

田嶋陽子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは田嶋陽子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田嶋陽子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

19期(2001/07/29〜)

第153回国会 決算委員会 閉会後第1号(2001/12/11、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。よろしくお願いします。  きょうは年金のことについてお伺いします。  年金は、国民年金も空洞化を言われておりまして、厚生年金も、不景気のせいもあり小さな会社がふえたこともあり、やはり空洞化が言われております。その中で、国民年金の第三号被保険者、すなわち専業主婦ですね、その人たちにかかわる種別変更の届け出についてお伺いしたいと思います。  その前に、この第三号被保険者、すなわちこの保険者の九五%以上を占める専業主婦の状況について聞いていただきたいと思います。  皆さんのところにお配りしました三枚の紙があると思いますが、そのうちの二枚目に入っておりますでしょうか……

第153回国会 内閣委員会 第4号(2001/10/30、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  福田官房長官は男女共生参画社会の大臣でもいらして、そのことについてお伺いします。  福田さんは、男女共同参画社会の実現は内閣の最重要課題の一つとおっしゃっていらっしゃいますね。何でそう思われたのか、教えてください。
【次の発言】 それでは、男女対等になれば二十一世紀の社会は明るく活力のある社会になるとお考えでいらっしゃるんですね。
【次の発言】 お見事です。そのとおりです。男女差別のあるところでは必ず暴力的な行為が横行します。  それで、選択的夫婦別姓というところの中間まとめが出ましたけれども、そこのところで官房長官は、政府としても具体的な検討を進めてい……

第153回国会 内閣委員会 第5号(2001/11/01、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  尾身科学技術担当大臣にお願いします。  私は、ITERのこと、国際熱核融合実験炉のことについてお伺いしたいと思います。  日本は今ITERの誘致に手を挙げていますけれども、その建設費及びランニングコストの総額はお幾らになりますか。
【次の発言】 すると、三十年の間に一兆三千億円ということですよね。もし、その負担額、日本がこちらに誘致、日本で誘致した場合の負担額はまだ出ていないということですね。  ですけれども、こちらで得た情報では、最初は三千五百億円ぐらいだと、五千億円ですね、建設費の五千億円の半分と運営費七百億円の三分の一で三千五百億円くらいだったとい……

第153回国会 内閣委員会 第6号(2001/11/06、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  少年犯罪の実情とそれから更生方法についてお伺いします。  村井国務大臣は、所信表明の中で「少年による凶悪、粗暴な事件の続発、」と言っておられます。それから、十三年度警察白書でも少年の強盗罪の検挙人数が、人員が急増しているとも書かれています。村井国務大臣は、この凶悪、粗暴な犯罪の背景は何だと考えておられますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。  でも、これはよくマスメディアで言われていることをまとめて言ってくださった感じで、ちょっと私なんかが考えていることと違うんですが。  それでは、例えばこういう記事があります。そういう犯罪を犯した子供たち……

第153回国会 内閣委員会 第7号(2001/11/20、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  私の持ち時間は三十分ですので、あいさつ抜きで早速始めさせていただきます。  まず、竹中大臣に、中高年男性の自殺についてなんですけれども、失業による中高年の自殺がふえているということ、三万人ともそれ以上とも伝えられていますけれども、私の考えでは、竹中さんのおっしゃる構造改革だと、たとえ景気がよくなっても、また不況が来たときには男性は自殺するんじゃないかなと思うんですよね。  その自殺者の中には、妻帯者の人が多いんですけれども、遺書などによると、家族責任への重荷から自殺を選んだ人が結構多くて、例えばローンの未払いなども理由の一つに挙げられているんですが、この……

第153回国会 内閣委員会 第8号(2001/12/04、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  まず、年齢が二十歳というのはわからないですね。何で二十歳なんですか、これから民法改正で、例えば十八歳から結婚をというようなことがある時期に。学生の立場に立つと、高校を卒業したらたばこもお酒もオーケーというような、それを楽しみにしている学生もいると思う。私は、たばこ吸うこと賛成と言っているわけではないんですけれども、学生たちにとってはそういう心のけじめがあるのに、何で二十歳なのか、そこが一つわかりません。教えてください。
【次の発言】 それから、私はお店の人の負担が大変だと思うんですね。私が考えるには、もし私が、どうしてもたばこが欲しい、子供でしたら、たば……

第154回国会 決算委員会 閉会後第1号(2002/08/08、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。よろしくお願いします。  今日は、配偶者控除と配偶者特別控除の廃止についてお伺いします。  ここ十年余り、配偶者控除と配偶者特別控除が既婚女性の経済的、精神的自立を損なっているということがずっと言われ続けてきました。また、共働きの夫婦にとってはこの制度は不公平な制度だとも言われています。  そこで、やっとこの四月に、内閣府の男女共同参画会議・影響調査専門調査会、以下影響調査会としますが、そこで「「ライフスタイルの選択と税制・社会保障制度・雇用システム」に関する中間報告」がまとめられました。この報告では、税制に関してはこういうことを言っています。我が国の所得税……

第154回国会 決算委員会 第2号(2002/07/15、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  今月十八日に参議院内閣委員会で、私たちが提出した議員立法である戦時性的強制被害者問題解決促進法案の趣旨説明が行われる予定です。何とか法案を審議していただきたいと、私もほかの発議者の議員や元慰安婦の女性たちと一緒に、参議院議長を始め与野党を問わず多くの議員たちに働き掛けてきました。  日本政府はこの問題をサンフランシスコ講和条約等で解決済みとしていますが、このままでは第二次大戦の戦争責任を果たすことにはなっていないと思っています。間もなく、また八月十五日、終戦記念日がやってきます。今年もこのままでは日本政府の態度が世界じゅうから注目され、また批判されます。……

第154回国会 決算委員会 閉会後第2号(2002/08/28、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  今日は片山総務大臣がいらっしゃるので住民税のことについてお伺いしたいと思います。  その前に少し、配偶者控除、配偶者特別控除の廃止についてずっと考えておりますけれども、その点について少し考えを述べさせていただきます。  私は、日本の未来の国の在り方は、これからは女性の能力と労働力をどれだけ活用するかに懸かっているように思います。これまで日本がこんなに発展してきたのは、過去五十年間やっぱり男性の方たちが一生懸命働いてくださった結果だと思います。それもなぜ可能だったかといえば、家庭でその男性を支える女性がいたからであって、そういう女性と結婚すれば配偶者控除と……

第154回国会 決算委員会 閉会後第6号(2002/09/25、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 お願いします。  最初に、農水大臣、武部大臣にお願いします。今日はお忙しいところ最後まで残っていてくださって、ありがとうございます。  食についてなんですけれども、私は余りこれまで気にしていませんでしたけれども、だんだん自分、もう国民という言葉を出す前に私自身が大好きなシイタケだとかマグロだとかリンゴだとか、そういうものがもう安心して買えなくなってしまった。私の友達とも話すんですが、例えば、ちょっとお金を出して産地のシイタケ買います。でも、外食すれば大変安い外国産のシイタケがたくさん使われているわけですね。友達も、家族が多ければやっぱり産地のものは高いから外国産を買ってしまう。ど……

第154回国会 決算委員会 閉会後第7号(2002/09/26、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。私で最後です。頑張ってください。よろしくお願いします。もうちょっと、大変ですね。  今回の、ちょうど日朝平壌宣言を聞いたのはデンマークでしたが、胸が熱くなりました。国内、国外からも評価されて、歴史に残るエポックメーキングな出来事だったと思います。  ただ、身内の方々を拉致された御家族の方々は、その安否に心を煩わされながら、希望と絶望の中でつらい毎日をお過ごしになっていられて、その御苦労はいかばかりかと心痛む思いでおります。社民党は、旧社会党時代に始まって、朝鮮労働党とは友党の関係であると強調しながら、結果としては、過去、拉致問題に関しては何もできなかったとい……

第154回国会 内閣委員会 第3号(2002/03/19、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  福田官房長官にお願いします。  先ほど官房長官は、岡崎トミ子さんの質問に答えて、謝罪はしている、歴史の真実を回避することなく、歴史の真実を踏まえ、歴史の教訓として、先輩のことはとやかく言うことはないけれども、ある意味ではこのことは財産であると、このようなことをおっしゃっていらっしゃいます。このことを生かしてこれからやっていきたいということなんですけれども、これは確かに御自分のこととしては、あるいは日本の国民の一人としては反省している内容を言ってくださっているんですけれども、事、従軍慰安婦に至っては一体従軍慰安婦の何に対して謝罪していらっしゃるんでしょうか……

第154回国会 内閣委員会 第4号(2002/03/20、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  今日はポルノのこと、児童ポルノのことをお話しします。  日本はこれまで、世界各国から児童ポルノの輸出国としてこれまで非難を浴びてきました。日本の技術力の高さ、児童ポルノの作成でも発揮されて、画像の良いものも多く、世界じゅうの愛好家を喜ばせてきたからです。  私は、昨年十二月に横浜で行われた第二回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議に参加しました。その際、警察庁でも、児童の商業的性的搾取に係る犯罪に対する国際捜査協力に関する会合を開いていて、児童ポルノをなくすために努力しておいでだということが分かって、うれしく思いました。その会合で、国際刑事警察機構、I……

第154回国会 内閣委員会 第5号(2002/03/26、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 村井大臣は所信表明で、女性や子供を被害者とする犯罪が多発しているとおっしゃっています。  昨年、横浜で第二回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議が開かれました。日本はスウェーデンで開かれた第一回の世界会議で世界最大の児童ポルノ発信国との汚名をもらいました。その汚名返上のために、児童買春、児童ポルノ禁止法が成立したわけです。その後、日本国内の事件に関する対応はかなり進んだと思いますが、まだ海外で児童買春した日本人が日本国内で裁かれるケースが少ないように思います。  今年はその児童買春、児童ポルノ禁止法が改正される時期ですので、現行の法律の見直しをも視野に入れてお伺いします。  児……

第154回国会 内閣委員会 第8号(2002/04/09、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  ということは、私は十二時二十分ぐらいまでオーケーということでしょうか。  それでは、参ります。  先ほど、福田官房長官からお話がありましたように、社会全体のバリアフリー化に伴って制度的バリア化も進んで、障害者に関しても、障害があるからこの仕事には就けないというような、様々な国家資格から門前払いされていたことがなくなることになります。これは大変喜ばしいことだと思います。六十三制度のうち、残り三本ということです。  私は、今回提出された法案について質問する前に、既に改正された医師法などについて、この医師法というのは今回の改正の見本になるものと言っていいもので……

第154回国会 内閣委員会 第9号(2002/04/25、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  昨年十一月一日の委員会で、私は尾身幸次科学技術政策担当大臣に対して、国際熱核融合実験炉、いわゆるITERですね、その日本誘致を考え直していただきたいと申し上げました。それにもかかわらず、尾身大臣は今年三月の所信表明で、ITERの参加、誘致については、「科学技術の総合的かつ計画的な振興を図る観点から、速やかに判断を行ってまいります。」と熱く語っておられて、私は大変失望しました。  ITER計画はもう時代後れの政策だと思います。アメリカでも、名城大学の槌田敦教授によりますと、もう、この五十年前に水爆の成功で始まったこの核融合の研究は、今では物理学者は既に見切……

第154回国会 内閣委員会 第11号(2002/05/21、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 三十分の時間ですので前置きなしで、前置きの代わりに熊代昭彦行革担当副大臣にお願いいたします。  先ほど、七人の委員会のメンバーのうち二〇%ですから一・四、そうしたら四捨五入して一人というお話でしたけれども、人間は四捨五入できませんので、きちんと二人を入れてください。なぜなら、内閣府に男女共同参画局があって、そこは、内閣府はそれを推進する立場にあるわけですね。四捨五入なんてもってのほかです。七人のうち、きちんと二人を入れてください。よろしくお願いします。  よろしいですか。
【次の発言】 よろしくお願いします。  それでは、質疑に入ります。  今の小泉内閣と同じように橋本内閣時代に……

第154回国会 内閣委員会 第12号(2002/05/23、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  前回の質疑では、石原大臣には、人を生かすような改革をしていただきたいと。人を生かせるかどうかが道路四公団の改革、ひいては特殊法人改革の成否のかぎを握っているんではないかと思うからです。  特殊法人に関しましても、私自身はやっぱり見直す時期に来ているんではないかと思うんですけれども、民営化ありきとする本法案については、それでいいのかなと納得のいかないものがあります。特殊法人というシステムそのものが本当に悪いのか、そして、民営化すればもうこれまでと同じような問題は起きないと言えるのかどうか、そのことを分かりやすく説明していただきたいと思います。  私は、この……

第154回国会 内閣委員会 第13号(2002/06/04、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。よろしくお願いします。  最初に、三人の方にお伺いしたいんですけれども、最初に高木さんにお伺いします。  特殊法人では採算性を確保した運営はできないのかどうか。私の考えでは、これは特殊法人という、いわゆる問題は組織形態ではなくて、お金の流れを透明にしてきっちりとチェックすればいいだけの問題であって、もしかしたらこの改革は特殊法人でもできるのではないかと考えていますが、いかがなものですか。
【次の発言】 慣性モメントをなくすためのフレッシュスタートとして民営化というのは大変リスクが大きいように思うんですけれども、いかがですか。

第154回国会 内閣委員会 第14号(2002/06/06、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  私は昨年七月に参院選で五十万票余りを取って当選しましたけれども、私の属する社民党は人数が少ないので本会議での代表質問ができません。私は小泉さんに申し上げたいことがありまして、パートスリーまででき上がっておりますが、今日はそのパートワンを申し上げたいと思います。  ここは民主主義で成り立っている、国会はそういうところですけれども、少数者の意見が考慮されません。数の暴力といいましょうか、何かというともっと数取ってこいと言われます。私は、少数者の意見を尊敬しないようなところはやっぱり民主主義の国会とは言えないと思います。これは議員に対する人権侵害だと思います。……

第154回国会 内閣委員会 第15号(2002/07/16、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  昨日、私は決算委員会で従軍慰安婦について質問をしましたところ、与党と保守党の委員の中からやじが飛んだので、その幾つかを紹介します。従軍慰安婦なんていないぞ、慰安婦は国がやったんじゃないぞ、証拠は何だという不規則発言がありました。それは耳を疑いたくなるほど現実を無視した内容でした。  しかし、昨日の委員会では川口外務大臣は、軍の関与の下に女性の尊厳が傷付けられたと答弁なさいました。戦時下において慰安婦が存在し、さらには軍の関与があった、ひいては日本政府の責任があるということを認められたということで、慰安婦に関する政府見解は変わりがないと判断します。  そこ……

第154回国会 内閣委員会 第17号(2002/07/23、19期、社会民主党・護憲連合)

○委員以外の議員(田嶋陽子君) 今、共産党の吉川さんが伝えてくださったとおりなんですが、当時、村山政権ということもありまして、改めて社民党の態度を付け加えます。  戦後補償に消極的な勢力が依然立法府の多数派を占めている状況であえて基金を作ったのは、被害者が高齢化し、残された時間が少なくなるのを見るに見かねての妥協の産物だったと社民党では評価します。  政府は、軍が関与した慰安婦制度に対する国家責任をあいまいにしたまま、基金からの償い金の支給を国家補償に代えようとしました。しかし、この妥協の産物は被害者の多くから拒否され、残念ながら期待された役割を果たすことができませんでした。  したがって、基……

第154回国会 予算委員会 第11号(2002/03/13、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  今、ケニア、タンザニアの問題が取りざたされていますけれども、私は、その隣の国であるウガンダについて鈴木議員との関係で質問します。  私は、今年一月十五日、ウガンダのワパカブロ外務大臣にお会いしました。そのときに聞いた話です。以下、外務大臣にはここでおわびしなくてはなりません。一九九九年に鈴木さんが総理代理として我が国を訪問されました、しかしそのときに大統領が鈴木さんにお会いすることができなかった、このことでウガンダは過去二年間日本からのODAを受けることができない、おわびとしてウガンダの政府担当者が日本を訪問し、昨年、二〇〇一年十月に私自身も日本を訪れま……

第155回国会 内閣委員会 第2号(2002/11/05、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 無所属の田嶋陽子です。  私は、ずっと女性問題というのをやってきまして、それでやっぱり女性政策ということを真っ先にやっていただきたいなと考えているんですけれども、何かというと、やっぱり女、女と言うなというそういう言葉がすぐ出てくるんですね。でも、私が何で女性政策のことをやっているかといいますと、やっぱり日本という国が二十一世紀、真っ当な国として生き延びていくためには女性政策をきちんとやらないと駄目だという信念を持っているんですね。  今の日本という国は、私は、フラミンゴみたいに片足立ちの国だというふうに思っているんです。その片足は何かというと、男性であって、その男性が女性を背負っ……

第155回国会 内閣委員会 第3号(2002/11/12、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 無所属の田嶋陽子です。  私は、昨日、おととい、男女平等省とそれから男女平等政策特区を提案させていただきました。特に経済特区については、鴻池大臣からも強い御賛同をいただいて、意を強くしているところです。  そうはいいましても、その男女平等省ができるまでの間は、福田官房長官にも坂東局長にも厚生労働省にも頑張っていただかなければいけません。今日は、福田官房長官と今の男女共同参画局始め各省庁にどういう方向で頑張っていただきたいのか質問して、意見を述べさせていただきたいと思います。  今日は、内閣府にある総合調整機能について質問させていただくことになっていたんですけれども、実は今朝から亀……

第155回国会 内閣委員会 第4号(2002/11/14、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 無所属の田嶋陽子です。よろしくお願いします。  このところ、警備員の人たちの姿はどこでも見掛けられるようになりました。人がいるところには必ずいるという、そういう感じです。犯罪が増加する昨今、警備員に対する需要は拡大していると思うんですが、この警備業というのは、昨年の七月に起こった明石市の花火大会帰りの歩道橋事件で責任を問われて大変注目を浴びました。この事故では、二百五十人以上の人が将棋倒しになって、十一人が死亡して、二百四十七人が重軽傷を負いました。  この事件では、警備会社のニシカンというところが市からの警備を請け負っていましたけれども、このニシカンというのは、それまでの実績を……

第155回国会 内閣委員会 第5号(2002/11/19、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 無所属の田嶋陽子です。  今回のこの古物営業法の一部を改正する法律案には、ネットオークション業者に対して規制を掛けて、盗品が流通する前に取締りをして盗品の売買を防ごうとする、そういう意味もあります。しかし、本来、盗品については被害者届に基づいて警察が捜査するということになっていると思います。ところが、実際には警察は余りその仕事を果たしていないわけですね。盗品を発見することが十分にできていないというのは、私は警察サイドの捜査体制に問題があるのではないかと思います。  先ほど瀬川局長はサイバーパトロールという言葉を口になさいましたけれども、警察内の組織には最新のインターネット技術を駆……

第155回国会 内閣委員会 第7号(2002/11/26、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 無所属の田嶋陽子です。よろしくお願いします。  私たち消費者は、まさか自分だけはと思いながらだまされたり被害に遭ったりするのだと思いますけれども、そんなときに消費者トラブルの相談に乗ってくれたのは国民生活センターでした。私たちは、商品比較テストだとかいろんな情報をとても頼りになるものとしていたところがありました。私たち消費者にとっては、国民生活センターというのは、だまされないための情報をくれるところ、注意を喚起してくれるところ、それからだまされてしまった場合にはサポートしてくれるところ、そんなふうに頼りになる存在としておりました。ですけれども、これから独立行政法人になりますとどん……

第155回国会 内閣委員会 第8号(2002/11/28、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 無所属の田嶋陽子です。よろしくお願いします。  私は、この特区という考え方が出てきたときにわくわくしました、何かできるんじゃないかと思って。というのは、私は、なかなか女性政策というのはやっていただけなくて、ということは、少子化対策も案はあるけれどもなかなか実行に移していただけなくて、GDP世界第二位、経済大国と言われながら、少子化対策とか女性政策に関してはもう最下位の方に近いということを情けなく思っておりました。  ですから、もしかしたら市町村で、どこかでモデル地域みたいのを作りたいな、そういう意思のある首長さんに作ってほしいな、できないなら自分がやりたいなとか、夢を持ったりして……

第155回国会 内閣委員会 第11号(2002/12/10、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 無所属の田嶋陽子です。よろしくお願いします。  私は、特区のことについてなんですけれども、大臣いらっしゃいますが、私がこれから質問することは、この間の十一月二十八日の質問のときにもそうだったんですけれども、答弁としては否定的な答えをいただきました。ですけれども、私は、この特区の成功、地方自治の経済を活性化するということは、その土地に住んでいる人々の自由度が高まらないとこれは成功しないと思います。特に、地方で働いているのは、女性たちはパートの女性で既婚女性たちです。その人たちが地方経済に活力をもたらすかどうかのかぎを握っていると私は考えています。  一般論になりますけれども、女の人……

第155回国会 内閣委員会 第12号(2002/12/12、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 戸塚参考人にお伺いします。  今、謝罪ということで御説明いただいたんですけれども、今のお話を伺って、どれだけ日本の人たちがよく分かるかというのは疑問だと思います。というのは、私の周辺でも、あるいは世間でも、日本は土下座外交だとか、これだけ謝っても謝っても、まだよこせ、まだよこせと言うという、そういう感じで受け取っています。このギャップは何なんでしょうか。
【次の発言】 確かに、その橋本元総理が謝ったということも、英語を見れば、マイ・パーソナル・フィーリングであって、国として謝っているわけではないですよね。でも、日本語になったときにはそこの部分はあいまいにされていると。少しずつ少し……

第156回国会 内閣委員会 第3号(2003/03/25、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 無所属の田嶋陽子です。  今日は、従軍慰安婦の方たちの八百名の名簿が見付かったので、そのことについて質疑をする予定だったんですが、やはりちょっと戦争のことが気になりまして、その前に戦争のことで少し福田官房長官にお伺いしたいと思います。  私は、今回の開戦に関しては、非常にその理由も不可解だし、不愉快な展開をしているように思います。小泉総理を始め政府関係者は米国支持をうたっていらっしゃるわけですけれども、その理由に関しては、同盟国だということ、それから北朝鮮問題があるからということを言っています。それでも日本は戦争はしないと。これはだれが聞いてもちょっと矛盾があると思います。  北……

第156回国会 内閣委員会 第4号(2003/03/26、19期、各派に属しない議員)

○田嶋陽子君 無所属の田嶋陽子です。  昨日、齋木参事官に質問しましたけれどもお答えをいただいていなかったので、再度同じ質問をいたします。  日本政府の政府関係資料の中で初めて慰安婦という言葉が使われたのはいつでしょうか。そして、どの文書にどのような形で使われていたのか教えてください。
【次の発言】 しました。
【次の発言】 私は、よくEメールとか電話とか、罵倒する言葉をもらいます。おまえのやっていることはでたらめだと、慰安婦問題はでっち上げだと、そんなことはしていないと。今でも質疑の後、それから私が物をしゃべった後にそういうEメールが来ます。  それってすごく私はその方たちはお気の毒だと思い……



各種会議発言一覧(参議院)

19期(2001/07/29〜)

第153回国会 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号(2001/10/24、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 議員になってまだ二カ月ちょっとの田嶋です。よろしくお願いします。  私は、まだ半分しゃばにいまして、まだ政治家になり切っていません。ですから、ちょっとピント外れの質問もあるかもしれないですけれども、私にとっては必死な質問です。(「頑張れよ」と呼ぶ者あり)はい。  小泉首相にお尋ねします。  今、この法案はもしかしたら出さなかった方がよかったかなとか思っていらっしゃいませんか。
【次の発言】 じゃ、出す必要があったとお考えになったということですけれども、そして、よかったと思っていらっしゃるわけですね。  私は、できればこの法案は廃案にしていただきたいと思っております。特に自衛隊法一……

第153回国会 外交防衛委員会公聴会 第1号(2001/10/25、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  きょうは、六人の公述人の皆様、どうもありがとうございます。  私は、一番心配していることは、独立国家日本のあり方ということをずっと考えています。今回のことで、今回の事件に対するかかわり方で、日本がもしかしたら道を誤るんじゃないのかということを懸念しています。  よく言われていることなんですけれども、ビンラーディンを捕まえてからということをよく言います。そして、復興計画もみんなが口にするようになっています。でも、私には、ビンラーディンを捕まえてからということと復興計画を考えている、この間には物すごいギャップがあって、いつ捕まえられるんだろう、どの辺の予測を……

第153回国会 共生社会に関する調査会 第1号(2001/11/05、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  先ほど、羽田さんが何を最初にした方がいいかということと、それから今、共産党の林さんが国会の中で女性の問題だけを専門に扱うところがないということと、そういうことを兼ね合わせて私が考えていることを申し上げます。  まず、この共生社会調査会のところでは大変な成果を上げてこられて、私は国会議員になる前にも大変心強く思っていました。  なぜここで徹底して女性の問題だけを扱ってほしいかといいますと、先ほど清水先生がおっしゃったように「共生社会の構築に向けて」、この共生社会、私は男女共生社会に限ってほしいんですね。それは、済みません、ちょっと上がっていて、繰り返しにな……

第153回国会 共生社会に関する調査会 第2号(2001/11/19、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 まず、この児童虐待問題について厚生労働省がお出しになったこの中に母性という言葉を一言も使っていないと先ほど後藤さんが指摘なさいまして、大変鋭いと思いますが、それはすばらしいことだと思います、後藤さんと私は反対の立場で。  やっぱりその原因は母性の欠如でもなければ、先ほど小泉さんがおっしゃった特殊性だとか異常性の問題でもないんですね、この児童虐待というのは。言ってみれば、インフルエンザの菌に感染したようなものでして。ですから、病気としてその虐待する加害者は治療しなくちゃいけない、そのぐらいに思ってこれに対応してくださらないとどうしようもないと思うんです。やっぱり物の考え方が大事だと……

第153回国会 共生社会に関する調査会 第3号(2001/11/21、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。よろしくお願いします。  最初は、警察庁に対してお伺いしたいと思います。  現場で児童虐待防止のために働いている人たちが、ことしの六月に児童虐待防止法の改正を求める全国ネットワークを結成しました。九月に行われたシンポジウムで、これまで各地の虐待防止ネットワークに参加してきた生活安全部局、局長さんのいらっしゃるところですね、そことは連携がとれて、とても生活部局に対しては評価が高いんですけれども、一方で刑事部局が児童虐待の最前線に立つことに関してはいろいろ批判があるようなんですね。  そこで、三つほどお伺いしたいんですけれども、警察は生活安全部局を中心にして、こ……

第153回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2001/12/03、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 今の質問と同じことになるかと思うんですけれども、萩原さんにお伺いします。  子供本人が訴える場合はこの四ページのところだと約〇・九%とありますけれども、子供本人が訴えて、それが、質問は二つあるんですけれども、一つは大体訴えたとおりですか、それとも違うと判断されることはどのくらいの割合であるんでしょうか、それが一つ。  それからもう一つは、例えば、子供本人が訴えた場合、親族、家族とか近所の人とかが訴えた場合はまだましだと思うんですが、子供本人が訴えた場合、この子が施設に入ったりあるいは施設から帰ってきたり、いろんな状況でもう一度家庭に入って一緒に暮らす場合、親のいじめ方として、おれ……

第153回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2001/11/28、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 コーランも読んでいないので、いろいろお聞きするのはちょっとはばかられるんですけれども、でもよろしくお願いします。  最初に後藤先生がお話ししてくださったことで、今、井上先生がお聞きになった女性の権利の問題とも関係あるんですけれども、一つは、十九世紀後半ですか、イスラム世界での人口爆発と移民ということですよね。この人口爆発のことに関してはイスラム世界の人たちはどう考えているのか。この人口爆発を許容するようなものが宗教的な考え方の中にあるのか。あるいは、そこに現代的な考え方を取り入れて、貧困が人口爆発と関係するというふうに考えると、これに対してイスラム世界は何らかの対応をしているのか……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第2号(2002/02/27、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  最初に、厚生労働省の狩野副大臣にお伺いいたします。  婦人相談員のサポートについてですけれども、これまで婦人相談員は公務員として中立的な立場であったと思いますけれども、この配偶者暴力相談支援センターでは被害者側に立つことになります。その結果、DV加害者は、被害者を取り返すために、直接被害者をサポートする婦人相談員に対して脅迫とか嫌がらせとかストーカー行為などを、個人攻撃ですね、それをしている事実があります。このことをどのように認識していらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 はい、ありがとうございます。  被害者保護の前面に立つことになる婦人相談員を組……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第3号(2002/04/03、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 性的虐待について坪井節子さんにお伺いします。  恩寵園という千葉県に児童養護施設があって、そのことは坪井さんも論文で取り上げていらっしゃるんですけれども、その中の少女の発言に、両親を失って養護施設で育って、そして独りで生きていくために売春を続けるしかなかった少女の事件。養護施設で育って、そして売春をしていくという。この少女が言っていることは、大人は悪魔だと思っていた、大人にはなりたくないと思っていたということですが、実際その恩寵園で起きたことは、施設長の息子が施設の児童に対して強制わいせつや婦女暴行をしていて、二〇〇〇年には懲役四年の実刑判決が言い渡されたわけですね。実際、この施……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2002/04/10、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。よろしくお願いします。  これまで様々な各論について質疑をしてきました。お話を聞くたびに、あるいは話すたびに、ドメスティック・バイオレンスや児童虐待の根本原因というのは一体どこにあるんだろうかという疑問を抱きます。現在、各省庁では担当者を中心に様々な対応策を考えておいでですが、その対応策が対症療法に終わらないためには、ドメスティック・バイオレンスや児童虐待を生まないための抜本対策を考えていく必要があると思います。今日は、その視点から質問させていただきます。  厚生労働省が各都道府県の児童相談所に寄せられた児童相談の内容に関する統計を取っていますけれども、その……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第5号(2002/05/08、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  私が昨年来六回行われた質疑でいつも関心を持ってきたことは、児童虐待を未然に防ぐということ、それから暴力の連鎖を断ち切るということ。そのためには、現在の男と女の関係、支配、被支配の関係を変えなければいけないということ。それと同時に、社会システムを変えていかないとこの児童虐待はなくならないということを私なりに申し上げてきたつもりです。  前回に引き続いて強調したいことは、暴力を受けているかもしれない母親が自分の受けた暴力を子どもに返していく可能性があるということです。最も単純化すると、夫が妻を殴り、殴られた妻が子どもに暴力を振るうという構図です。  これはこ……

第154回国会 予算委員会公聴会 第1号(2002/03/19、19期、社会民主党・護憲連合)

○田嶋陽子君 社民党の田嶋陽子です。  小島公述人にお伺いします。  政府が今国会で有事法制の法案提出を予定していると言われているんですけれども、そしてまた、小島公述人も有事法制化とかそれから集団的自衛権の解釈見直しを言っていらっしゃると思うんですけれども、これに対して、日本のその有事法案提出に対して中国は、あるいはアジアの国々はどのように考えていらっしゃるか、教えてください。
【次の発言】 ありがとうございました。  次に、ODAに関してですけれども、先ほどODAというのは日本の外交とそれから国際間のイメージで大変な貢献をしたとおっしゃいました。でも、今もう日本は経済的に大変苦しいときにもあ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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