このページでは野上浩太郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野上浩太郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。本日が初質問となります。よろしくお願いをいたします。 また、まず冒頭、今回のアメリカで発生をいたしました同時多発テロ、本当にとうとい多くの人命が失われましたことに心からの哀悼の意を表しますとともに、この対応に当たる重要な今国会におきまして、そしてまた国内外ともにあらゆる分野で大きな転換期を迎えておりますこのような時期に国政に当たることの責任の重さ、これを痛切に感じつつ、また全身全霊をもって職責を全うしていくことをお誓い申し上げまして、以下質問に入らせていただきたいと思います。 まず初めは、海上保安庁法の一部改正の件についてであります。 ……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上でございます。 参考人の皆様方におかれましては、大変お忙しい中御出席を賜りまして、大変御高説を賜りましてありがとうございます。限られた時間でございますので、早速、以下数点について質問に入らせていただきたいと思います。 まず、伊藤参考人にお伺いをいたしたいと思います。 伊藤参考人のお話、私、大変感銘を持って、共感を持って聞かせていただきましたが、その中の一つに草の根まちづくり運動というお話がございました。長期に及ぶ都市再生とは、広く全国的に地方に徐々に広がっていくべきものであると。私も同感でございますが、大都市圏におけるまちづくりといわゆるその地方に広がって……
○野上浩太郎君 参考人の皆様方におかれましては、大変お忙しい中御出席を賜りまして、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。時間が限られておりますので、以下数点に絞りまして質問に入らせていただきたいと思います。 まず、今回のこの法改正、いわゆる建築基準法、都市計画、まちづくり、このようなことに関して、地域のまちづくりを大きく変えていくような一つのインパクトがあるんではないかと、大きな意味があるんではないかというふうに思っております。 それで、まちづくり、地域づくりということに言及をされました岡田参考人と片方参考人のお二人にお聞きをしたいと思うんですが、今回、都市計画の発意を官から……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上浩太郎でございます。 今ほど不審船の視察についての御報告があったところでございますが、私も同行をさせていただきました。改めて調査に御協力をいただきました関係の皆様方に御礼を申し上げたいと思いますし、こういう機会でございますので、この不審船に関連をいたしまして数問、質問をさせていただきたいと思います。 まずもちまして、九州南西海域におきまして起きましたこの今回の不審船の事案、本当に命を懸けて対応をされた海上保安庁、そしてまた引揚げに当たられた方々に対しまして深く敬意を申し上げる次第でございますし、本当に高く評価をしたいと思います。今回のこの……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上浩太郎でございます。 座ったままの質疑ということでございますので座ったまま失礼をいたしたいと思いますが、本日は、二人の参考人におかれましては大変お忙しい中御出席をいただきまして、貴重な御意見を承らさせていただきまして、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。 今日の午前の部は、主に行政に係る個人情報保護に関する議論ということでございます。大変限られた時間でございますので早速質問に入らせていただきたいと思いますが、まず、ちょっと、多少この法案自体から離れる部分もあるんですが、今般の台湾人医師に係るSARSの問題に対応するいわゆる情報管理で……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上でございます。 今日は、油濁と海上衝突予防法、この二法でございます。 まず、油濁でございますが、油濁といいますと、国民の多くの皆さんがイメージをされますのは、湾岸戦争のときに原油にまみれたウミウの姿であろうと思いますし、国内的には、ナホトカ号のときに本当にひしゃくとバケツを持って、あるいはマスクを付けて油の防除作業に当たられた地元住民あるいはボランティアの皆さんの姿であろうと思います。 油濁事故を思いますときに、環境ですとか生態系に与える影響の深刻さですとか、あるいは漁業、観光に与える被害の甚大さ、大変深刻なものがある。私の地元も富山県……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上でございます。よろしくお願いいたします。 今日は港湾法等の一部を改正する法律案並びに空港整備法の一部を改正する法律案ということでございますが、まず法案の質疑に入る前に、現在東アジアを中心に深刻な被害が拡大をしております新型肺炎、いわゆるSARSについてお聞きをしたいと思います。 WHOによります最新の発表によりますと、各国における現在の累積の発症者数、これは六千七百二十七名になっていると、死者も四百七十八名に達しております。これはまだまだ氷山の一角ではないかという見方もあるわけでございますし、ゴールデンウイークを挟みまして、国内での感染被……
○野上浩太郎君 どうもおはようございます。自由民主党の野上浩太郎でございます。 今日は、成田国際空港株式会社法案と航空法の一部を改正する法律案、この二法案の一括審議でございますが、冒頭、ちょっとお許しをいただきまして、私の地元の富山県の富山湾沖に先週まで停泊をしておりました北朝鮮貨物船のスーヤンサン号のことについて若干お聞きをさせていただきたいと思います。 このスーヤンサン号につきましては、先週の木曜日まで十六日間にわたって停泊をしておりました。当初、国からの大変迅速な情報伝達もございまして、地元にとっては、この十六日間、大変緊迫をした十六日間でございましたが、県におきましては、ポートステ……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。 まず冒頭、イラクに関します新決議案につきまして一点お伺いをいたしたいというふうに思います。 御案内のとおり、この新決議、一昨日の八日に国連安保理で全会一致で採択をされたわけであります。これは国際社会が一致結束をしてイラクの復興を支援していこうという枠組みや決意を示したものでありまして、その大きな一歩である、前進であると、誠に意義深いものであるというふうに思うわけでございます。 まずは、政府としてこの新決議についてどのような評価をされておられるかお聞きをしたいというふうに思いますし、また、日本はこの国際社会の一員といたしまして人道復興支……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上浩太郎でございます。 今日は両大臣の所信に対する質疑ということでございますが、現在、参議院におきましても、連日、十六年度予算の成立に向けまして議論が闘わされておるところでございます。日本経済全体としてはようやく明るい兆しも見えてきたということでございまして、一日も早くこの十六年度予算成立をさせましてこの足取りをしっかりとしたものにしていくということは、本当に我々政治家に課せられた大きな責務の一つだろうというふうに思います。今日は、そういう思いの中で質疑をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 まず、谷垣大……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。 今日は一般質疑ということでございまして、是非よろしく……(発言する者あり)ありがとうございます、お願い申し上げたいと思います。 まず最初に、新潟県中越地震と台風、相次いで自然災害起こっておるわけでございますが、このことについて質問させていただきたいというふうに思います。 まずもって、被害に遭われた方、心からお見舞い申し上げたいというふうに思います。 私、実は地元、富山県でございまして、新潟県の隣県でございます。富山県からもいろんなボランティアの方ですとか行政の方、消防関係の方、民間の方、大勢新潟県に駆け付けておられる。全国からもこう……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上浩太郎でございます。 冒頭ではございますが、本日未明、スマトラ沖で大地震が発生をいたしました。被災をされた方々には本当に心からお見舞いを申し上げたいと思いますし、哀悼の意を表する次第でございます。政府におかれましては是非迅速な対応に全力を尽くしていただきますように、まず冒頭お願い申し上げたいというふうに思います。 それでは、限られた時間でございますので早速質問に入っていきたいと思いますが、まず、関税定率法等の一部を改正する法律案についてでございます。 言うまでもなく、この知的財産権の保護といいますのは知的財産立国を目指す我が国にとりまし……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上浩太郎でございます。 谷垣大臣にはG7、大変お疲れさまでございました。時差ぼけも残っておられるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。 まずG7の問題から入っていきたいと思いますが、今回のG7では、原油高の問題ですとか、人民元をめぐる中国の問題ですとか、日本の財政再建の問題ですとか、様々な議論がなされまして、共同宣言採択をされたわけでございますけれども、まず、今回のG7における議論の概要ですとか、その成果と意義、あるいは今後の政策展開についてお伺いをしたいというふうに思います。
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上浩太郎でございます。 まず、冒頭、この郵政民営化法案、本当に自民党においてもあるいはこの国会においても相当の時間、議論を積み上げてまいりましたけれども、しかし国民の皆さんにこの法案の中身についてやはり十分な理解をしていただいておるというような状況にはまだなかなか至っていないんではないかなというふうに感じております。当然、丁寧に説明を繰り返していくということ、これは本当に必要ですし、大前提だというふうに思っておりますけれども、しかし一方で、この理解を深めていくには、今なぜ民営化なのかと、こういう本当に至ってシンプルな問いに対して、やはりなかな……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。予算委員会初登板でございますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 また、今日はテレビ入りでございます。やはり国民の皆さんに分かりやすい、こういう議論をしていきたいというふうに思いますし、やはり、こういう機会を通して国会が真摯にこの国の課題について議論をしておると、こういうことを感じていただくことがこの政治の信頼回復につながっていくというふうに思います。 また、あわせて、やはりこの議論を伝える側のマスコミですね、このマスコミもやはり国民の信頼をしっかりとかち得ていかなくてはなりません。しかしながら、今現在、NHKですとか朝日新聞、これを……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。本日は、自民党のラストバッターといたしまして質問に立たせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 さて、郵政民営化の審議も、衆議院で百十時間、参議院で八十二時間、この特別国会に入りましても連日この審議が続けられているわけでございます。大変長期に及ぶ審議になってまいりましたし、参議院での審議も大変議論が深まってきているんではないかなというふうに思います。 そういう中で、今日はテレビ中継入りのこの審議ということでございますので、どうぞ閣僚の皆様方、分かりやすい御答弁をお願い申し上げたいというふうに思いますし、……
○大臣政務官(野上浩太郎君) 一般的に、経済連携協定の締結に伴う関税、種々に及ぼす影響につきましては、輸入動向ですとか為替等についての予測が困難でありますため、これを正確に見積もることは困難でございますが、その上であえて一定の仮定の下で機械的な試算を行いましたところ、シンガポールとの経済連携協定締結による関税減収額につきましては約六億円、メキシコとの経済連携協定締結による関税減収額につきましては約十四億円と、締結時においてそれぞれ見積もっていたところでございます。(発言する者あり)
【次の発言】 御指摘賜りましたとおり、関税収入額につきましては、我が国輸入全体に係る関税収入総額については把握を……
○大臣政務官(野上浩太郎君) 参議院の施設整備費につきましては、これまでも参議院から提出された概算要求に基づきまして、厳しい財政事情を踏まえて、施設整備の緊要性等吟味して適切な予算措置を講じてきたところであります。 今先生から御指摘がございました清水谷の議員宿舎等につきましても、これは既に国庫債務負担行為という形で今予算措置を講じているところでございます。これは、ちなみに平成十八年度の国庫債務負担行為ということで予算措置を講じてまいりました。 いずれにいたしましても、今後の参議院の施設整備については、まず、今お話がありましたとおり、参議院当局において財政事情も勘案して計画的な整備をお考えい……
○大臣政務官(野上浩太郎君) 森元先生御指摘のとおり、地方公共団体におきましては、公債費の財政規模に対する比率である、今お話のございました実質公債費比率が一定の値を超える場合には規制が、制限される仕組みが設けられておりまして、財政悪化の歯止めが設けられているということは承知をいたしております。 ただ、地方におきましては、必要な事業実施のための財源が起債によらずとも地方交付税等によって確保される仕組みとなっておりますが、国においてはそのような仕組みがないというようなこともございまして、起債制限等の考え方を国においてもそのまま機械的に適用するということは困難であるということも御理解賜りたいという……
○大臣政務官(野上浩太郎君) ただいま森元先生から、次世代シングルウインドー化、本当に万全なものになるのかという趣旨の御質問をいただきました。 今お話ございましたとおり、平成十七年の十二月に、財務省、国土交通省などの六府省が連携をいたしまして、輸出入及び港湾・空港手続関係業務の業務・システム最適化計画を策定をしたところでございます。この最適化計画では、平成二十年十二月の府省共通ポータルの開発による、いわゆる次世代シングルウインドーの実現ですとか、FAL条約対応等に伴う手続の簡素化等が定められているところでございます。 この府省共通ポータルの開発によりまして、これは要は、今お話ございましたと……
○大臣政務官(野上浩太郎君) 財務大臣政務官の野上浩太郎でございます。 様々な課題が山積する中、西田大臣政務官とともに大臣及び両副大臣を補佐しつつ、職務の遂行に全力を傾注してまいる所存でございます。 池口委員長始め委員の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○大臣政務官(野上浩太郎君) お答え申し上げます。
私も富山県出身でございまして、地方出身でございますが、今の竹中大臣と同じような認識、財務省持っておるということでございます。
【次の発言】 今お話がございましたとおり、地方交付税につきましては地方の固有の財源であると考えて差し支えないというふうに思っております。
【次の発言】 今御議論のございました、国と地方の役割分担を明確化していくということは大変重要なことであるというふうに思っております。
そういう認識の下で、省庁間でしっかりと連携を取っていくということも大切なことであるというふうに認識をしております。
○大臣政務官(野上浩太郎君) いわゆるLDですとかADHDの生徒の増加が懸念される中で、やはり障害を持たれた児童生徒について、それぞれの可能性を最大限に伸ばして自立や社会参加するための必要な力を培うため、一人一人の教育的ニーズに応じた適切な指導や必要な支援を行う重要性につきましてはよく認識をいたしております。 他方で今、行政改革を進めるべく現在国会で御審議をお願いしております行政改革推進法案におきましては、総人件費改革を行うために、教職員定数については自然減以上の削減を行うことといたしておるところでございます。 こうした方針の下、平成十八年度予算におきましては、教職員定数につきまして、自然……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。よろしくお願いいたします。 関税暫定措置法の一部を改正する法律案でございますが、このトップバッターで質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、まず先般来議論となっております平成十八年度の補正予算の編成方針について、まずお伺いしたいというふうに思います。 自民党及び公明党、与党は先般、この方針につきまして、財政健全化路線を堅持する中で、例えば災害対策ですとかいじめ問題、学校の耐震化への対応ですとか障害者自立支援法の円滑な運用への措置、そして地域の活性化への対応と、こういうところに留意をすべき旨を決定をいたしましたが、財務省といたしまし……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。 所信の質疑に続きまして、大変お疲れさまでございますが、早速二法案の質疑について入らせていただきたいと思います。 まずは、平成十九年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案に関連しまして、基本的な財政運営についてお伺いをしたいと思います。 今年の一月に、安倍内閣においては初となります経済財政運営の中期方針の日本経済の進路と戦略が策定をされました。この中で、財政健全化の目標といたしまして、二〇一一年度には国、地方の基礎的財政収支を確実に黒字化させ、二〇一〇年代半ばにかけては債務残高GDP比の発散を止め、安定的に引き下げる……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。 まず、冒頭でありますが、先般のニュージーランド地震で被災された方々、また関係の皆様、御家族の皆様方に心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。特に、私は富山県出身でございまして、富山外国語専門学校の生徒の方々始め多くの関係の皆様方、被災をされたわけであります。本当に心が痛みます。この上は、一刻も早い身元の情報の確認というものと、被災者あるいは家族、関係者に充実した支援を求めたいというふうに思っております。 それでは、決算の質問に入る前に、今日の朝の朝刊の報道で大変重大な報道が飛び込んでまいりました。このことについて、まずお聞きを……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上浩太郎でございます。 まず、冒頭、私からも東日本巨大地震そして津波災害でお亡くなりになられました方々に心よりお悔やみを申し上げたいと思いますし、被災された皆様にも心よりお見舞いを申し上げたいと思います。また、今、現地で一生懸命救援に対して頑張っていただいておられる全ての方々にも心より敬意を表し、感謝を申し上げたいというふうに思います。 それでは質問に入らさせていただきたいと思いますが、昨日、平成二十三年度の予算案が成立をするということになりました。これは本来であれば、歳出でありますこの予算とそしてその歳入を執行面で担保する税法というものを……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。 法案の審議に入る前に、少し震災関係について若干お聞きをさせていただきたいと思います。 私、先週、宮城県の名取市、岩沼市、亘理町、山元町周辺に行ってまいりました。いろいろな声を聞いてまいりましたが、やはり、金融面の話では当座のお金がやっぱり足りないという声が非常に多かったというふうに思っております。 今現在、金融機関では十万円までは本人が確認できれば柔軟に払い出すと、対応するということをやっておられるんですが、いろんな声の中で、やはり親が亡くなられたり行方不明になったときに、子供さんだけになっているということがあると。そういうときに、子……
○野上浩太郎君 自民党の野上浩太郎でございます。よろしくお願いいたします。 まず、第一次補正予算と第二次補正予算に関連をして幾つかお聞きをしていきたいというふうに思います。 先般、第一次補正予算につきまして、これは成立をしたということであります。塚田議員の討論にもあったとおり、自民党としても、財源には疑義があったところでありますが、一刻も早く執行をしなければならないということで、三党合意ということもあって、それを前提としながら賛成をさせていただいたということであります。 これからいよいよ二次補正に向けての議論を進めていかなければならないというふうに思いますが、まず、提出の時期等々もあるの……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。よろしくお願いいたします。 まず、マニフェストの見直しということからお聞きをしたいというふうに思います。 野田財務大臣、今日の報道では、代表選へ出られるという決意を固められたという報道がありましたし、月刊誌に何か政権構想を発表されると。これはされないんですかね、まあ誤報なのかもしれませんが、そういう報道が相次いでおります。そういう意味では、このマニフェストをどうするのかというのは、次の政権のそれは大きな課題になってくるというふうに思います。そういう意味で、このマニフェストをどのような形にしていくのか、野田財務大臣の思いをしっかりと聞かせて……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上浩太郎です。
いよいよ今日から参議院での審議が始まります。被災地のために、そして日本の復興のために徹底的に議論をしてまいりたいというふうに思います。そのトップバッターを務めますので、よろしくお願いをいたします。
それではまず、一昨日、小沢一郎元民主党代表の元秘書三人が政治資金規正法違反で有罪判決を受けるという重大な事案が発生をいたしました。この事実について、野田総理、まずどのように受け止めておられるか、お聞かせください。
【次の発言】 総理、三人もの秘書が有罪判決を受けるというのは、これは極めて責任が重いということであります。
野田総理……
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る十月二十日の本会議におきまして文教科学委員長に選任されました野上浩太郎でございます。
委員各位の御支援、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る二十日までに、江口克彦君及び二之湯智君が委員を辞任され、その補欠として柴田巧君及び私、野上浩太郎が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会……
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会事務局長小川新二君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
本院議長西岡武夫君は、去る十一月五日、逝去されました。誠に哀悼痛惜に堪えません。
ここに、皆様とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席お願いいたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一六六号子供の被曝を減らすため、二十ミリシーベルト基準の撤回を求めることに関する請願外二十二件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会に……
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
本委員会委員大石尚子君は、去る一月四日、逝去されました。誠に哀悼痛惜に堪えません。
ここに、皆様とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本委員会は、大石尚子君の逝去に伴い一名欠員となっておりましたが、去る一月十七日、玉置一弥君が本委員会委員に選任されました。
また、去る一月二十四日、玉置一……
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月七日、有田芳生君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君が選任されました。
【次の発言】 教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査を議題といたします。
まず、文教科学行政の基本施策について、平野文部科学大臣から所信を聴取いたします。平野文部科学大臣。
【次の発言】 次に、平成二十四年度文部科学省関係予算について、森文部科学副大臣から説明を聴取いたします。森文部科学副大臣。
【次の発言】 以上で所信及び予算説明の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲るこ……
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房少子化・青少年対策審議官伊奈川秀和君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のうち、文教科学行政の基本施策に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房行政改革推進室次長若生俊彦君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る二十一日、予算委員会から、本日一日間、平成二十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、文部科学省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
予算の説明につきましては既に……
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月二十九日、武内則男君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君が選任されました。
【次の発言】 この際、高井文部科学副大臣から発言を求められておりますので、これを許します。高井文部科学副大臣。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官沖田芳樹君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
著作権法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁生活安全局長岩瀬充明君外三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 著作権法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。平野文部科学大臣。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員池坊保子君から……
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、森ゆうこ君が委員を辞任され、その補欠として大島九州男君が選任されました。
また、本日、草川昭三君及びはたともこ君が委員を辞任され、その補欠として山本博司君及び蓮舫君が選任されました。
【次の発言】 著作権法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。──別に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
著作権法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、大島九州男君及び長沢広明君が委員を辞任され、その補欠として江田五月君及び石川博崇君が選任されました。
【次の発言】 古典の日に関する法律案を議題といたします。
提出者衆議院文部科学委員長代理池坊保子君から趣旨説明を聴取いたします。池坊保子君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。──別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
古典の日に関する法律案に……
○委員長(野上浩太郎君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八月二十九日、山口那津男君が委員を辞任され、その補欠として石川博崇君が選任されました。
【次の発言】 教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査を議題といたします。
鈴木君から発言を求められておりますので、これを許します。鈴木寛君。
【次の発言】 ただいまの鈴木君提出の決議案の採決を行います。
本決議案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。
ただいまの決議に対し……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。よろしくお願いをいたします。 まず、FRC報告に関連して、日本振興銀行の破綻処理について伺いたいと思います。 この日本振興銀行の破綻処理というのは、いわゆるペイオフの初めての適用のものということになりますので、これ一千万円を超える部分については弁済率三九%ということも伺っております。 この日本振興銀行にペイオフが適用されることとなった理由について、これ当時の自見金融担当大臣の答弁を読みますと、預金や貸出金の規模が小さく、特定の地域で高いシェアを有する事業を展開しているわけでもなく、また決済機能も有していなかったという状況を踏まえると、同……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。よろしくお願いをいたします。 まず最初に、議決権保有規制、いわゆる五%ルールについて質問させていただきたいと思います。 今般の法案では、銀行規制の枠組みを維持しながら、事業再生ですとかあるいは地域経済の活性化に資する効果が見込める場合には、銀行がより柔軟に資本性の資金を供給できるように緩和をすると、こういう措置が盛り込まれています。 この銀行の株式保有については、例えばアメリカでは銀証分離の原則を徹底させる考えから、一九三三年のグラス・スティーガル法以来、原則禁止をしています。一方、ヨーロッパでは、ユニバーサルバンク制の下、一般事業会社……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。 今日は、三人の参考人の皆様方には大変お忙しい中お越しをいただきまして、ありがとうございます。心から感謝申し上げたいと思います。三人の参考人の方々それぞれに質問させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 まず、今もお話ありましたが、國部参考人にお伺いをしたいと思いますが、五%ルールについてであります。 今お話ありましたとおり、今般の法案では、現行の枠組みは維持しながら、地域活性化に資する場合には資本性の資金を投入しやすくするという緩和でありますが、この五%ルールの議論についてはもう本当にいろんな議論があったとい……
○副大臣(野上浩太郎君) 国土交通省におきましては、これまでも港湾、空港の整備に当たりまして、必要に応じて関係行政機関との連携を図ってきたところであります。 例えば、港湾につきましては、昨年から検討が進められています石垣港ですね、これの港湾計画の策定におきまして、港湾管理者である石垣市が石垣海上保安本部から意見を聞くなど、地元関係行政機関とは調整を行ってまいりました。 また、空の方ですね、空港につきましては、今年三月に供用を開始した新石垣空港の計画、整備につきまして、これは空港の設置管理者である沖縄県が第十一管区海上保安本部の要望を聞くなど、これも地元関係機関とは調整を行ってまいりました。……
○副大臣(野上浩太郎君) 今お話ございましたとおり、十一月二十三日に航空会社から航空局運用課航空情報センターに対しまして、飛行計画の提出に関する取扱いについて問合せがございました。航空会社から問合せがあった段階におきましては、外務省、国土交通省も参加します関係省庁局長会議を開催しておりまして、政府全体として情報収集、分析に当たっていたところであります。
このため、航空局としては、飛行計画提出に関する取扱方針について情報を有していない旨、回答をいたしました。
【次の発言】 今申し上げましたとおり、この間、政府全体として情報収集、分析を行っていたということであります。
○副大臣(野上浩太郎君) 運輸審議会委員鷹箸有宇壽君及び廻洋子君は十二月五日にそれぞれ任期満了となりますが、同委員廻洋子君の後任として河野康子君を任命いたしたく、また、同委員鷹箸有宇壽君を再任いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、運輸安全委員会委員田村貞雄君、小豆澤照男君、松本陽君、岡村美好君、富井規雄君は十二月五日にそれぞれ任期満了となりますが、同委員小豆澤照男君の後任として横山茂君を任命いたしたく、また、同委員田村貞雄君、松本陽君、岡村美好君、富井規雄君を再任いたしたいので、運輸安全委員会設置法第八条第一項の規……
○副大臣(野上浩太郎君) 国土交通省が保有する特別管理秘密文書等の件数は、国土交通省が六百二件、海上保安庁が七千五百十六件でございまして、その推移は整理をしておらず、現時点でお答えすることは困難でありますが、破棄をしているものはないということであります。
以上であります。
【次の発言】 中身につきましては、これは他省庁からの情報の受入れということであります。
○副大臣(野上浩太郎君) この度、国土交通副大臣を拝命いたしました野上浩太郎でございます。 藤本委員長を始め、理事、委員の皆様の格段の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○副大臣(野上浩太郎君) 首都圏空港につきましては、我が国の成長の牽引車としての役割が十分に果たせますように、抜本的な機能強化を図ってまいりたいというふうに思っております。それで、現在、羽田と成田の両空港の年間発着回数、これは平成二十六年度中に七十五万回化を目指すということで着実に今準備を進めているところであります。 それで、その七十五万回化以降の機能強化についてでありますが、交通政策審議会航空分科会基本政策部会の下に、今、学者、専門家で構成します小委員会を設けておりまして、十一月一日にも第一回目の会合を開催をいたしました。その小委員会で、今年度中に技術的な選択肢の洗い出しを行っていく予定に……
○副大臣(野上浩太郎君) 後半の二点についてお答えを申し上げたいと思いますが、護衛艦の護衛を受けている場合、特定警備はどうなるかというお話でございましたが、自衛隊による護衛は海賊が最も多発するアデン湾を対象としておりまして、アデン湾において引き続き護衛が必要であります。 一方、本法律案による民間武装警備員の乗船は、このアデン湾の区間を含みます国際海事機関が定めたハイリスクエリア全体及びスリランカ沖を対象とする予定であります。このため、アデン湾航行時に、民間武装警備員が乗船している船舶が自衛隊による護衛を受けるという場合があります。本法律案は、公的警備が困難である状況を踏まえて、日本船舶におけ……
○副大臣(野上浩太郎君) 今委員から御指摘のございました急傾斜地崩壊対策事業は、これは防災・安全交付金事業で実施をしておりまして、今、採択基準は自然崖の高さが十メートル以上、それから人家戸数が十戸以上、事業費七千万円以上などとなっております。 今回の災害を踏まえまして、大島町、東京都を始めとする関係機関と連携をいたしまして、崖崩れのおそれのある危険箇所においてどのような対応が可能か、これ、しっかり検討してまいりたいというふうに思います。
○副大臣(野上浩太郎君) 一連の事案についてのお話でございますが、まず、航空局と本邦航空会社との間では、二十四時間体制で連絡が可能な体制となっておりまして、一連の北朝鮮ミサイル発射事案については、この体制を通じて本邦航空会社の安全確認を行っております。
また、航空局では、ミサイル発射の事実関係を入手した後、我が国の乗り入れの航空会社も含めて、航空会社に対しまして情報提供や安全確認を行っているというところでございます。
【次の発言】 これは、三月三日と二十六日の事案ということでございます。
【次の発言】 これも繰り返しになりまして申し訳ございませんが、本邦航空会社と航空局の間で二十四時間連絡体……
○副大臣(野上浩太郎君) 運輸審議会委員島村勝巳君は二月十五日に任期満了となりますが、同君の後任として根本敏則君を任命いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○副大臣(野上浩太郎君) 土地鑑定委員会委員鎌田薫君、石橋勲君、井出多加子君、緒方瑞穂君、白田佳子君、都築武保君、光多長温君は七月四日にそれぞれ任期満了となりますが、同委員鎌田薫君、石橋勲君、緒方瑞穂君、白田佳子君、都築武保君、光多長温君の後任として森田修君、清常智之君、亀島祝子君、小津稚加子君、若崎周君及び河合芳樹君を任命いたしたく、また、同委員井出多加子君を再任いたしたいので、地価公示法第十五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、運輸安全委員会委員庄司邦昭君、横山鐵男君、根本美奈君は九月三十日にそれぞれ任期満了となりますが、同委員横山鐵男君の後任と……
○副大臣(野上浩太郎君) 今先生から御指摘のありました去年の五月の予算委員会の後でありますが、国交省では、昨年七月に国際コンテナ戦略港湾政策推進委員会を設置をいたしまして、本年の一月に最終取りまとめ案を発表いたしました。その最終取りまとめ案では、集貨、創貨、そして港の競争力強化ということを三本柱としておりまして、具体的には、平成二十六年度予算において、港湾運営会社に対する新たな集貨支援制度の創設などによる集貨、それから戦略港湾の近傍に位置する倉庫の整備に対する無利子貸付制度の創設などによる創貨、それから大水深岸壁の整備ですとか、港湾運営会社への国の出資制度の創設などによる競争力強化等の新規施策……
○副大臣(野上浩太郎君) 今回の降雪は、甲府を始め各地で観測史上最高となります記録的大雪でありまして、高速道路では東名高速、中央道を始め五十八区間、直轄国道では二十四区間が通行止めになりました。 今回の大きな特徴としては、ふだん雪が少ない地域における大雪だったということ、それから道路管理者の除雪対応能力自体が不足をしていたということ、あるいはドライバーの冬装備が不十分であったということなどが挙げられますが、例えばノーマルタイヤのままで峠道に入ってスタックしてしまったということがありましたり、そのスタック車を処理する道路管理者の能力自体も限られていたということもあって大規模な立ち往生につながる……
○副大臣(野上浩太郎君) 東海環状自動車道につきましては、先生の御地元である岐阜県と、それから愛知県、三重県の三県の都市を連絡します高規格幹線道路でありまして、本道路の整備によりまして、取扱貨物量の日本一を誇る名古屋港へのアクセスが強化されましたり、あるいは物流の効率化やビジネス圏の拡大といったことが図られるといった効果が期待をされます。 今お話ございましたとおり、これまでに全体の約五割が開通をしておりまして、残る未供用区間約七十一キロでございます、今お話がありました西回りルートということでありますが、これについては、今現在、国及び中日本高速道路におきまして用地買収及び工事等を推進しておりま……
○副大臣(野上浩太郎君) 今お話がございましたとおり、まず、この度の交付金とこれまでの補助金を比べますと、大体約三倍ぐらいの額に増額をされているということであります。 それで、この交付金化に伴って、農産物の輸送支援ですとか、航路・航空路運賃の逓減ですとか、農業創出緊急支援などの地元のニーズを踏まえた支援メニューの充実を行いました。これは、先ほど来お話がございましたとおり、地元が自ら策定をされたビジョンを踏まえたものであるということであります。 それで、今お話ありました経済効果の数字自体の試算ということはございませんけれども、このような量とか質共に拡充をした交付金によりまして、付加価値の高い……
○副大臣(野上浩太郎君) 先生御指摘のとおり、機構は交通と都市開発の運営型プロジェクトを対象としておりますので、まず、整備に要する期間が非常に長いということ、それから、その後の運営に関する資金回収を前提としますので、長期にわたる継続的支援が不可欠と考えております。また一方、他国との激しい競争ということもありますので、投資判断を行う海外交通・都市開発事業委員会の迅速性という視点も極めて重要になります。 また、今お話のありました国土交通大臣が定める支援基準につきましては、政策的必要性、それから民業補完性、それから長期収益性の三つの観点を盛り込む方針といたしております。 今先生御指摘の点、極めて……
○副大臣(野上浩太郎君) 先生御指摘のとおり、グローバルサプライチェーンの深化に伴って国際競争力を強化するという観点から、海外からの玄関口となる主要な港湾と国内の生産拠点との連絡を円滑にすることは極めて重要であるというふうに思っております。このため、生産拠点と主要な港湾とを連絡する道路ネットワークの強化が必要でありまして、とりわけその中核となります高速道路ネットワークの重要性について認識をしているところであります。 例えば今お話のありました中京圏におきましては、伊勢湾の各港と背後にある生産拠点との連絡強化を図る上で、現在整備を進めております新東名高速道路、それから新名神高速道路、東海環状自動……
○副大臣(野上浩太郎君) コンパクトシティーを推進する上では、御指摘のとおり、住民との合意形成は極めて重要でありまして、このため、本法案におきましては、住民との協議を推進するために協議会を設置できることとしております。そのメンバーにできるだけ住民の代表等を含めていただきたいと考えております。 また、立地適正化計画を作成する際には公聴会を開催するなど、住民の意見が反映されるよう措置することといたしております。さらに、居住誘導地域においては、良好な景観、環境を有する住宅地の形成を促進するために、この景観計画の提案権を住宅開発業者に付与するということで対応しております。ほかには、町の緑化や景観形成……
○副大臣(野上浩太郎君) 今、この法の枠組みではトータルコストが非常に増加するんじゃないかと、こういう御指摘をいただきました。 確かに、現行の建設債務の償還に影響を与えない範囲で更新債務の元本を早く返すことができましたならば、これはトータルの返済額が小さくなるということが言えると思います。しかしながら、景気に与える影響ですとか現下の財政状況を考慮して、料金の値上げや税金の投入ではなくて今回の料金徴収期間の延長が適当であると、こういう審議会の指摘もあったものでございまして、こういう答申を踏まえて、建設債務の償還満了後、更新のために料金徴収を継続するといたしたわけでございます。
○副大臣(野上浩太郎君) 今お話がございましたとおり、平成十七年十月の道路公団民営化におきまして、料金収入には高速道路会社の利潤を含めない仕組みといたしまして、高速道路事業以外のサービスエリア等の関連事業から利益を得る仕組みに整備をされまして、道路事業と関連事業はこれは別会計となっております。こうした枠組みに従いまして、関連事業の利益剰余金につきましては新規のサービスエリアの建設に充てるとともに、既存サービスエリアの改修ですとか老朽化対策に備えるものでありまして、ここは今後とも関連事業に活用することといたしたいと思っております。 一方、高速道路事業の利益剰余金、今九百億円と御答弁申し上げまし……
○副大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、東日本大震災時に釜石港湾口防波堤では、施設の一部が倒壊したものの、津波の高さを四割低減をして、防潮堤を津波が越えるまでの時間を六分遅延をさせるとともに、浸水面積も四割低減して、海岸から内陸へ津波が駆け上がる高さも、これは五割低減をさせる効果があったと推計をされております。 また、防波堤と海岸堤防を組み合わせて整備することによって防潮堤の高さを抑えることができる場合があるということでありまして、具体的には久慈港ですとか釜石港等におきまして、防波堤と併せて整備することによって海岸堤防等の高さを抑えた事例があります。 一方、この効果は、来襲する津波は周辺……
○副大臣(野上浩太郎君) 外航船舶から排出されます有害なバラスト水による生態系破壊を防止することは、これは極めて重要な問題でありますが、ただ、この問題につきましては、海運事業に伴って発生するものでありますので、基本的には船舶所有者がその防止を図るべきものであるというふうに考えております。
ただ、今、先生から御指摘があったとおり、我が国の国際海上輸送を支える海運業界にとってこれは相当な投資になりますので、政府としても設置費用について一括損金経理が可能となるように措置をしておるところでございます。
【次の発言】 今お話がございましたとおり、例えばシェールガスにつきましてはアメリカで開発が進んでお……
○副大臣(野上浩太郎君) 御案内のとおり、国などの道路管理者は、道路の構造保全をしたり通行の安全を確保するために、区間を定めて道路の通行ですとかあるいは通行禁止をしたり、また制限をしたりすることができるということになっております。 特に、大雨による崖崩れで大きな死傷者を出した昭和四十三年八月の飛騨川バス転落事故を契機としまして、これは異常気象時に被害の発生するおそれが高い区間について、地域の実情に応じた雨量等の基準を設定をしてあらかじめ通行規制をしているところであります。 また、異常気象時に通行規制の可能性がある場合には沿道の地元自治体を始め関係機関に対して予告を行っておりまして、今後とも……
○副大臣(野上浩太郎君) 国土交通省におきましては、平成十八年の収支より国管理空港に係る空港別の収支の試算を公表しているところでありまして、現在、平成二十三年の収支まで公表をさせていただいております。昨年、御答弁もさせていただきましたが、空港別収支につきましては、いわゆるコンセッションの推進におきましても、やっぱり民間事業者の判断に資する必要不可欠な重要な資料だというふうに思っております。 この収支の試算に当たりましては、企業会計の考え方を取り入れるために、国の公会計制度にはない計算等について膨大な作業を有するところとなっておりますが、御指摘を踏まえまして、できる限り作業を短縮をして、平成二……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 内閣官房副長官の野上浩太郎でございます。 難波委員長を始め、理事、委員の先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、萩生田副長官とともに菅官房長官を補佐してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 本年四月に消防庁より各都道府県に対して、弾道ミサイルを想定した住民避難訓練の実施を依頼したところでありますが、本日訓練を実施した石川県輪島市も含めて、国と地方公共団体が連携して今年度これまで十一回の共同訓練を実施をしているところであります。また、地方公共団体単独の住民避難訓練も、今年度少なくとも十二団体で実施されているものと承知をいたしております。 訓練の実施を通じて、弾道ミサイルが我が国に落下する可能性がある場合におけるJアラート等により伝達される情報の内容ですとか望ましい避難行動について国民の理解、周知促進のための取組を進めてきております。 そして、訓……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 国民の生命、財産を守り抜くためには国民に対して迅速かつ適切に情報伝達を行うことは極めて重要でありまして、政府としては、ミサイルが我が国に飛来する可能性がある場合にはJアラート等を活用し、直ちに国民に情報を伝達することといたしております。
今般の事案では、発射されたミサイルが我が国に飛来する可能性がなかったことからJアラートなどを使用しなかったものであります。
【次の発言】 事柄の性質上、詳細についてはコメントを差し控えたいと思いますが、防衛省からの情報に基づきまして、ミサイルが我が国に飛来する可能性のある場合にはJアラートを活用して直ちに国民に情報伝達するこ……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 国民の生命、財産を守り抜くためには、国民に対して迅速かつ適切に情報伝達を行うことは極めて重要でありまして、政府としては、ミサイルが我が国に飛来する可能性がある場合には、Jアラートを活用して直ちに国民に情報を伝達することとしております。 今般、Jアラートにより伝達するメッセージの内容を、国民の皆様が身を守るために取るべき行動という観点からより分かりやすいものとするためにメッセージの変更等を行ったところであります。具体的には、ミサイル発射情報伝達の時点で避難を呼びかけることに変更すること、また、避難の呼びかけについて避難先を具体的に呼びかけることに変更することな……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 人事官一宮なほみ君は本年六月十六日に任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、国家公務員法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、日本銀行政策委員会審議委員木内登英、佐藤健裕の両君は本年七月二十三日に任期満了となりますが、木内登英君の後任として片岡剛士君を、佐藤健裕君の後任として鈴木人司君を任命いたしたいので、日本銀行法第二十三条第二項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 学術的なバックアップが必要だという御指摘でございますが、これまでも我が国は、EPAの交渉前にシンクタンク、大学等の外部の専門家に経済効果の分析を委託して、その結果も踏まえた上で実際の交渉に入るようにしてきております。また、通商戦略の企画立案に当たっても、外部の戦略家による提言なども参考にしてきておりまして、今後とも様々な知見を活用しつつ、各EPAの交渉に当たっていきたいと考えております。 質の高い通商交渉人材の拡充、育成というのは御指摘のとおり大変重要な課題であります。これまでも、大学関係者ですとか弁護士などを交渉官として採用してきて……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 文部科学省からは、報道されている文書については現在確認中で、現時点ではまだ確認できないということを聞いております。
【次の発言】 それは、長官がその長官会見で申し上げたとおり、そこの文書自体がまだ確認されていないということだというふうに思います。
【次の発言】 お尋ねの二〇一五年十二月六日について、御指摘の職員は、これは勤務時間外において私的に参加したとの報告を受けております。したがって、職員の関与は公務ではなく、旅行命令等発出をされておりません。
【次の発言】 はい、そのとおりでございます。
【次の発言】 職員からは、これ以外にも勤務時間外に私的に会合に参加……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 国民の生命、財産を守り抜くためには、国民に対して迅速かつ適切に情報伝達を行うことが極めて重要であります。政府としては、ミサイルが我が国に飛来する可能性がある場合にはJアラート等を活用して直ちに国民に情報を伝達することとしております。
御指摘の今般の事案では、発射されたミサイルが我が国に飛来する可能性がなかったことからJアラートなどを使用しなかったものであります。
【次の発言】 今委員が御指摘された点、大変重要でありますので、更に国民に周知するように徹底してまいりたいと思います。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 和泉総理大臣補佐官からは、獣医学部の新設に関して文部科学省に対し指示はしていないと聞いております。
【次の発言】 和泉補佐官からは、今の答弁申し上げたとおり聞いておるところでございます。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) お答え申し上げます。
菅官房長官はこれまでの記者会見におきまして、文書は文科省が行った調査結果で存在が確認できなかったこと、文書に書かれているような官邸の最高レベルが言っているとか総理の御意向ということは内閣府は言った事実はないと報告を受けていること、また官房長官について書かれている部分について全く覚えがないことなどから、出所不明で信憑性も定かでない文書であると発言をされていると承知をいたしております。
【次の発言】 辞書の意味としては、「いかがわしい文書。無責任で中傷的・暴露的な出所不明の文書または手紙。」。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 今、岸副大臣から御答弁があったとおりでありまして、外交上のやり取り、これは詳細は差し控えさせていただきたいと思います。 会談の内容については、今このプレスリリースで発表したとおりであります。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 内閣総理大臣夫人は、現に内閣総理大臣の職にある者の配偶者を指す一般的な呼称でありまして、公務員としての発令を要するものではなく、公人ではございません。 それで、お尋ねの動画の配信につきましては、これは政府の依頼によるものではございません。その上で、総理夫人が私的な行動として行っているものと認識をいたしております。 総理大臣公邸は、総理の執務や賓客の接客に用いられるほか、総理及びその御家族が私的生活を送るための場でもあります。御指摘の動画は公邸内で撮影されたものと聞いておりますが、私的生活を送る場で私的活動を行っていたものであり、総理夫人が情報発信の中で自身……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) お答え申し上げます。
お尋ねの、総理夫人のインタビュー記事の取材時に、内閣官房に常駐する職員一名が同席をし、メモを取っていたと聞いております。職員は、総理夫人の私的活動であるインタビューそのものには関与しておりませんが、総理夫人は総理の公務の遂行を補助する活動を数多くやっていただいていることから、関係の事項に話題が及んだ場合に不正確な記事となることを防止するため、誤解があれば訂正のお願いができるよう公務として同席し、メモを取っていたというふうに聞いております。
【次の発言】 お答えを申し上げます。
職員は総理夫人の私的活動であるインタビューそのものには今申……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) お答え申し上げます。
塚本幼稚園の訪問は総理夫人の私的な活動でありますが、総理の公務遂行の補助に関する当面の活動に関する必要な連絡調整を行うため、職員が三回、公務として同行したものと承知をいたしております。
【次の発言】 お答え申し上げます。
同行しましたのは常駐の職員でありまして、これらの職員は経済産業省で採用された職員でございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
職員が総理の公務の遂行を補助するため総理夫人が行う活動を支援するため出張する場合には、これは旅費法の対象となるところであります。総理夫人による総……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 国民保護ポータルサイトは、パソコンだけではなくてスマートフォンやタブレットでも閲覧は可能となっておりますが、御指摘のとおり、スマートフォンやタブレット向けの専用の画面は現在ございません。また、国民保護ポータルサイトの提供情報はPDFで掲載されているものが多いということも御指摘のとおりであります。 国民保護ポータルサイトは国民保護に係る情報を国民に提供する重要な手段の一つでありますので、その内容について充実を図ってきたところでありますが、御指摘の点も踏まえて、更に見やすいもの、分かりやすいものとなるように改善に努めてまいりたいというふうに思います。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) お話ございましたとおり、御指摘の国民主権については、憲法前文において、「主権が国民に存する」とされ、憲法第一条において、「主権の存する日本国民」と規定されているとおりであります。また、憲法第七十三条第一号は、内閣は法律を誠実に執行すべき旨を定めております。さらに、憲法第九十九条は、国務大臣、国会議員を含め、公務員は憲法を尊重し擁護する義務を負う旨を定めているところでございます。
【次の発言】 今申し上げたとおりでありまして、当然のことだというふうに思います。
【次の発言】 お尋ねの憲法第十四条第一項は、全て国民は法の下に平等であるという、いわゆる平等原則を定め……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 内閣官房副長官の野上浩太郎でございます。 榛葉委員長を始め、理事、委員の先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、西村副長官とともに菅官房長官を補佐してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 検査官森田祐司君は本年二月二十日に任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、会計検査院法第四条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願い申し上げます。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 人事官立花宏君は本年四月十四日に任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、国家公務員法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、日本銀行総裁黒田東彦君は本年四月八日に、同副総裁岩田規久男、中曽宏の両君は本年三月十九日にそれぞれ任期満了となりますが、黒田東彦君を再任し、岩田規久男君の後任として若田部昌澄君を、中曽宏君の後任として雨宮正佳君を任命いたしたいので、日本銀行法第二十三条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに御同意されますようお願い申し上げます。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) サイバー攻撃によりまして国民の生命、身体等に重大な被害が生じるなどの緊急事態が発生した場合には、内閣危機管理監の指揮の下、官邸危機管理センターに官邸対策室等を設置をし、必要に応じて内閣サイバーセキュリティセンターを含む関係省庁の局長級から成る緊急参集チームを参集させ、情報の集約、被害の復旧、拡大防止、原因究明、国民への適切な情報提供等について協議をするなどして、政府一体となった初動対処措置をとることといたしております。さらに、事態の重大性、緊急性に応じて、関係閣僚会議、また国家安全保障会議、閣議等の開催、政府対策本部の設置などを行って、事態の変化に対応すること……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 今、様々な御指摘がございました。行政内部で監査等を担う機関が国会における行政監視機能と相まって適切に機能を発揮していくということは極めて重要であると認識をしております。 一方で、今、国会における行政監視機能の在り方についての御議論でございましたが、国会において御議論いただく事項でありまして、政府としての答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 国家公務員制度改革基本法につきましては、幹部職員の人事管理の内閣一元化に関しまして、政府案の趣旨を明確化する等の観点での修正が国会でなされ、平成二十年に成立をいたしました。 幹部人事の一元管理制度につきましては、この基本法に基づき平成二十六年の国家公務員法等の一部改正によって導入されたものでありまして、任命権者である各省大臣による人事評価に基づく適格性審査と任免協議の二つのプロセスを通じて複数の視点によるチェックが行われ、公正中立に、能力・実績主義に基づく最適な人事配置を行う仕組みとなっております。 そうした中で、実際に採用職種にと……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) お答え申し上げます。
御指摘の件につきましては、昨日、衆議院の予算委員会において総理も答弁申し上げましたが、佐川前理財局長に対して総理から秘書官を通じてそういうメモを渡すような指示をしたことはないとのことでありました。また、秘書官もそのようなメモを渡したことはないとのことでございました。
【次の発言】 基本的に、昨日御通告をいただきまして、私の秘書官を通じて確認をさせていただいて、今日御答弁をさせていただきました。
【次の発言】 今般の一連の問題によりまして行政全体への信頼を損なう事態となっておりまして、極めて重く受け止めております。一度失われた信頼を取り戻……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 今、榛葉先生からお問合せのありました官邸の訪問予約につきましては、訪問予定者の入邸確定後、その使用目的を終えることに加えまして、外部からの入邸者数は一日当たりおおむね三百名から四百名に上っておりまして、これを全て保存すれば個人情報を含んだ膨大な量の文書を適切に管理する必要が生じることもあって、公文書管理法や関係規則等に基づいて遅滞なく破棄する取扱いとなっております。 一方で、官邸の入邸については、セキュリティーの観点から適切に運用されているものと承知をしております。また、官邸の訪問予約を全て保存すれば個人情報を含んだ膨大な量の文書を適切に管理する必要が生じる……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 政府としましては、今治市と愛媛県から正式な提案書を受け取り、その上で、民間有識者の主導の下、関係法令に基づき適正にプロセスを進め結論に至ったものでありまして、一連のプロセスは適正だったとの認識に変わりはございません。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 今御指摘のありました受入れにつきましては、深刻な人手不足に対応するために、現行の専門的、技術的な分野における外国人材の受入れ制度を拡充をして、真に必要な分野に限定して一定の専門性、技能を有し即戦力となる外国人材を受け入れようとするものであります。 今後、骨太の方針二〇一八に新たな外国人材の受入れのための在留資格の創設等が盛り込まれたことを受けまして、まずは出入国管理及び難民認定法の改正を含む新たな受入れ制度について、法務省始め関係省庁等において速やかに検討を進めていくものと承知をしております。 また、今御指摘の労働者に対する不当な取扱いが行われることがない……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 委員御指摘の外国人材の活用という表現については、今月十五日に閣議決定しましたいわゆる骨太の方針二〇一八において、観光立国の実現等の項目で外国人材の活用を推進するという表現を使用しております。 一般に、人材とは才知ある人物、役に立つ人物という意味であり、活用とは生かして用いるという意味であると承知をしておりますが、今回の骨太の方針における表現について、政府としましては、有能な外国人の方々の能力を十分に生かしていただけるよう、雇用や生活においての受入れ環境を整備するなどしてその受入れを推進していきたいと、こういう趣旨で用いているものであります。 我が国には、就……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) まず、その本件文書につきましては、これは愛媛県が作成した文書でありますので、国としてコメントすることは差し控えたいと思いますが、その上で申し上げますれば、農林水産省は、獣医学部の新設につきましては、獣医師の需給に関し、数自体が全体として不足している状況にはないが、地域によっては産業動物獣医師の確保が困難なところがあることを一貫して主張しており、国家戦略特区の議論に際してこの考え方が変わったことはないと承知をいたしております。
【次の発言】 農林水産省は、その獣医学部の新設につきましては、獣医師の需給に関し、数自体が全体として不足している状況にはないが、地域によ……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 昨日の官房長官からの指示がありましたので、それを踏まえて今確認作業が進められているものと承知をしております。
【次の発言】 昨日の十八日から確認作業が進められているということであります。
【次の発言】 この国会の場でも、柳瀬秘書官から、自分の面談記録とか誰に会ったとかという記録は特に取ってないと答弁がなされております。
【次の発言】 ちょっと御通告いただいていませんでしたが、私について申し上げれば、それは一つ一つ全て取るということではありません。
【次の発言】 取っているということではありません。
【次の発言】 一つ一つ全ての面談について、面会について、これか……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 今御指摘あったとおり、総理から、御指摘の日に加計孝太郎理事長と会ったことはございませんと、念のために、昨日、官邸の記録を調べたところでございますが、確認できませんでしたと、こういう発言がありました。
それで、記録につきましては、この入邸記録について確認をさせていただいたということであります。
【次の発言】 入邸記録があるかないかも含めて調べて、それがなかったということでございます。
【次の発言】 入邸記録については当初から遅滞なく破棄をしているものだということで答弁申し上げております。予算委員会でも一度総理に対して、遅滞なく破棄しているけれども、もう一回調べ……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) これまでも御答弁申し上げましたとおり、例えばその総理と加計理事長の面会について申し上げれば、これは総理御自身が加計理事長とお会いしたことはないと、これは繰り返し答弁をしているものと承知をしております。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 検査官河戸光彦君は本年十月二十二日に定年退官となりましたが、後任として岡村肇君を任命いたしたいので、会計検査院法第四条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 安倍総理は、北朝鮮の核、ミサイル、そして最も重要な拉致問題の解決に向けまして、相互不信の殻を破り、次は自分自身が金正恩委員長と直接向き合うとの決意を従来から述べてまいりました。条件を付けずに会談を実現を目指すとの発言は、そのことをより明確な形で述べたものであります。 拉致問題は安倍内閣の最重要課題であります。安倍総理が述べたとおり、拉致問題を解決するためにあらゆるチャンスを逃さない決意であります。また、拉致問題の解決に向けては、我が国自身が主体的に取り組むことが重要であります。御家族も高齢となる中、一日も早い解決に向けて、あらゆるチャンスを逃すことなく果断に……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 会計検査院情報公開・個人情報保護審査会委員吉田広司、石津寿惠及び中西敬子の三君は本年三月三十一日に任期満了となりますが、吉田広司君を再任し、石津寿惠君の後任として堀江正之君を、中西敬子君の後任として飯島淳子君をそれぞれ任命いたしたいので、会計検査院法第十九条の三第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 検査官柳麻理君は本年八月十五日に定年退官となりますが、後任として田中弥生君を任命いたしたいので、会計検査院法第四条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 委員御指摘の旧宮家の皇籍復帰等を含めた様々な議論があることは承知をいたしておりますが、安定的な皇位の継承を維持することは国家の基本に関わる極めて重要な問題でありまして、男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえながら、慎重かつ丁寧に検討を行う必要があります。 また、女性皇族の婚姻等による皇族数の減少等につきましては、皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であると認識をしております。この課題への対応等については様々な考え方、意見があり、国民のコンセンサスを得るためにはこれはまた十分な分析、検討と慎重な手続が必要であります。……
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣としての考え方の一端を申し述べます。 この度、新たな内閣の発足に当たり、農林水産大臣を拝命いたしました。委員の皆様の御指導を賜りながら、職責を果たしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 冒頭、新型コロナウイルス感染症や本年七月の豪雨災害など一連の災害により命を落とされた方々に対し、心からお悔やみを申し上げますとともに、罹患された方々、被災された方々に心よりのお見舞いを申し上げます。 新型コロナウイルスの影響により、我が国の経済社会に大きな影響が生じております。国民の皆様が一日でも早く日常を取り戻せるよ……
○国務大臣(野上浩太郎君) 第三次公募の締切りにつきましては、当初十一月三十日までとしておりましたが、追加措置の締切りと合わせて十二月二十五日までとしたところであります。 農水省としましては、現場の申請手続が円滑に進みますように、実施主体への説明会を重ねつつ、申請方法等を分かりやすく整理をしたパンフレット等を御提示させていただきましたり、御質問にはできる限り丁寧に速やかにお答えをさせていただき、地方組織挙げて今丁寧に対応させていただいているところでありますが、御指摘がございましたので、指摘の点につきまして、現場の実情をしっかり見ながらよく対応をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けまして、農林水産分野の状況あるいは食品産業分野の状況、極めて厳しい状況にあると思います。需要の減少や価格の下落などの大きな影響が生じておりますし、ウイズコロナ、ポストコロナ社会の到来は、場所を問わない働き方といった社会構造の変化というものも生じつつあります。今、分散型国家というお話が堂故先生からございましたが、そのとおりだというふうに思います。 私としましては、このような状況下におきましても、農林漁業者の所得の向上と農山漁村の活性化につながる様々な改革を進めていくことが重要だと考えておりますし、常に農林水産業の現場を意識し……
○国務大臣(野上浩太郎君) 米政策につきましては、主食用米の需要が毎年減少していくと見込まれる中でこの需給と価格の安定を図っていくためには、やはり今後とも、国内の消費拡大ですとか輸出拡大の取組を進めつつ、自らの経営判断による需要に応じた生産、販売を着実に推進していくことがやはり基本であると、重要であると考えております。 このため、国としては、例えば事前契約あるいは複数年契約による安定取引の推進ですとか、麦、大豆あるいは野菜、果樹、輸出用米、加工用米、米粉用米、飼料用米など需要のある作物や主食用米以外の米の転換に対する支援による水田フル活用ですとか、あるいは、需給見通し等につきまして、各県の地……
○国務大臣(野上浩太郎君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 今お話ありましたとおり、優良な植物新品種が海外に流出をしまして輸出機会が失われましたのは、現在の種苗法では、国内における権利保護、これを想定しておりまして、登録品種であっても海外への持ち出しは止めることができないこと、また、しっかり守るべき知的財産の管理がこれまで緩過ぎたことによるものと考えております。 こうした反省に立ちまして、今回種苗法を改正をしまして、登録品種については、出願時に国内利用限定の利用条件を付せば海外持ち出しを制限できること、また登録品種の自家増殖については、育成者権者の許諾に基づき行うことといっ……
○国務大臣(野上浩太郎君) 今シャインマスカットの話が出ましたけれども、シャインマスカット、これ農業者にとっても栽培がしやすく、また高値で販売できるということもありますし、消費者にとっても薄皮で大変おいしいということで、農業者、これはまた消費者にとっても双方メリットがあるものだというふうに思います。 しかしながら、先生御指摘のとおり、近年我が国の品種登録件数というのは減少しておりまして、その要因としては、先日の参考人質疑で金澤参考人からも御発言があったように、この品種開発、本当に多大な時間とコストが掛かるわけでありますが、現行の種苗法では一度種苗を販売してしまえばその後の増殖を止めることは困……
○国務大臣(野上浩太郎君) 今委員から御指摘がありましたとおり、近年、サケやサンマ、これはもう記録的な不漁になっております。私も連日、関係者の皆様、漁業者の皆様からもその厳しい状況、極めて厳しい状況、お聞きをしているところでございます。 その結果、今御指摘のあったように積立ぷらす、国費分の払戻しにつきましては、昨年度は過去最高の約三百五十九億円になっております。さらに、本年度は新型コロナの影響によりまして魚価の低迷ですとか需要の減退から支払が更に増嵩傾向する状況にありまして、先生御指摘のあったこのような状況に今なっているわけでございまして、この積立ぷらすはこれまで以上にセーフティーネットとし……
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 大和堆周辺水域におきまして、本年は十月三十一日で延べ三千九百七十八隻の外国漁船等に退去警告を行っておりますが、お話ありましたとおり、そのほとんどが中国漁船ということであります。 水産庁としては、本年三月に新造の大型漁船、漁業取締り船二隻を就航させまして、イカ釣り漁船の漁期が始まる前の五月から、これら二隻を始め大和堆周辺水域に漁業取締り船を重点配備しております。また、漁業取締り船と巡視船との配置の見直しなどを行い、海上保安庁との連携強化を図っているところであります。 このような中、九月二十九日には、大和堆西方の我が国排他的経済水域内におきま……
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 福島県の海面漁業の水揚げ量及び水揚げ金額は、原発事故前の二〇一〇年の三万八千六百五十七トン、百九億五千九百万円に対して、二〇一九年は九千五百五十二トン、二十七億四千六百万円となっております。このうち、沿岸漁業の水揚げ量は震災前の一四%にとどまっているということであります。 また、風評被害対策としては、福島県の水産物及び水産加工品の販路回復、風評払拭のために、販路拡大につながる商談会の開催ですとか新商品の開発等のために必要な機器の導入などを支援しておりまして、令和二年度は二十二億一千八百万円を計上しているところであります。 原発事故以来、復……
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 RCEPにおける我が国の農林水産品の関税につきましては、御指摘のとおり、重要五品目につきましては関税削減、撤廃から全て除外をしておりますし、関税撤廃率は通常の二国間EPA並みの水準でありますので、したがって、国内農林水産業への特段の影響はないと考えております。 また、今般、輸出拡大に向けて粘り強く交渉を行いました結果、中国に対してはパック御飯と、あるいは米菓、ホタテガイ、ブリ、しょうゆ、切り花など、韓国に対してはお菓子、窓枠の建設用木工品、インドネシアに対しては牛肉等の輸出拡大が期待される品目の関税撤廃を獲得したところであります。 御指摘……
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり国民に食料を安定的に供給をしていくためには、優良農地を確保するとともに、その農地の農業上の利用を図るということが必要だというふうに考えております。 そういう中で、今お話ありましたとおり、農業者の高齢化ですとかあるいは担い手不足が進行する地域において農業生産を担う存在として企業は期待できるものと考えておりまして、企業の農業参入を図るために平成二十一年に農地法改正でリース方式を完全に自由化したところでありまして、改正前の約五倍のペースで参入が進んでおりまして、今後ともこれを推進してまいりたいと考えております。 他方、企業による農地所有につきましては、これは農業……
○国務大臣(野上浩太郎君) 選挙一つ一つについての具体的な言及は差し控えさせていただきますが、いずれにしても、一般論として、国政選挙の結果というものをしっかりと真摯に受け止めて、国民の負託に応えることができるよう全力を尽くしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 農林水産行政、どのような目標を立てて推進をしてきたのかというお尋ねでございます。
今お話ございましたとおり、この農林水産業・地域の活力創造プランですとか、あるいは食料・農業・農村基本計画等に基づきまして、この産業政策と地域政策、これを車の両輪としながら各種の目標を掲げまして、農林水産政策、推進をしてまいりました。
例えば、輸……
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまの高収益作物次期作支援交付金の運用見直しをめぐる混乱についての措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し述べます。 まず、冒頭、新型コロナウイルス感染症や、この冬の大雪による被害、先月の福島県沖を震源とする地震などの災害により命を落とされた方々の御冥福をお祈りするとともに、罹患された方々、被災された方々に心よりのお見舞いを申し上げます。 今般、当省の幹部職員が倫理規程違反で懲戒処分を受けるに至りました。農林水産行政に対する国民の皆様の信頼を大きく損なうものであり、深くおわびを申し上げます。一日でも早く信頼を取り戻すため、再発防止と倫理規程の遵守を徹底し、国民の皆様の厳しい視線を常に意識しつつ、日々の仕事に真摯……
○国務大臣(野上浩太郎君) 山田先生には同じ富山県出身者として日頃から大変御指導いただいておりまして、ありがとうございます。今日もどうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。 申すまでもなく、この農林水産業、これは、国民に食料安定供給をして、地域社会あるいはコミュニティー、地域経済、これを支えるとともに、国土保全をしていく、まさに国の基でありまして、この農林水産業を発展をさせて美しく豊かな農山漁村をしっかりと引き継いでいかなきゃならないというふうに思います。 そういう中で、今コロナの影響、感染拡大の中にある農林水産業、食品産業への影響の緩和、あるいは十二月には、一月にかけて大雪が発生をし……
○国務大臣(野上浩太郎君) 令和三年度農林水産予算の概要を御説明します。 一般会計の農林水産予算の総額は二兆三千五十億円であり、その内訳は、公共事業費が六千九百九十五億円、非公共事業費が一兆六千五十五億円となっています。 以下、九つの重点事項について御説明します。 第一は、生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施であります。 水田農業では、水田をフル活用して高収益作物、麦、大豆などの需要に応じた生産を進めるため、水田活用の直接支払交付金を始めとする各種施策を推進してまいります。 畜産、酪農では、労働負担の軽減に資する先端技術の導入や、畜産・酪農経営安定対策を推進するとともに、野菜……
○国務大臣(野上浩太郎君) 森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止等の多面的な機能を有しており、この二酸化炭素の吸収による地球温暖化の防止の機能の持続的な発揮を確保するためには、適正に森林が整備されることが重要であります。 このような中、森林吸収源対策の重要性及びパリ協定等をめぐる国際的な動向を踏まえると、我が国における森林による二酸化炭素の吸収作用を保全、強化するため、引き続き間伐等の実施及び成長に優れた種苗の確保を促進するとともに、新たに成長に優れ……
○国務大臣(野上浩太郎君) 我が国の森林につきましては、人工林を中心に二酸化炭素吸収源として貢献してきているところでありますが、人工林は、高齢化に伴いまして単位面積当たりの吸収量が減少することから、近年、森林吸収量は減少傾向で推移をしているところであります。 このような中で、地球温暖化防止に最大限貢献していくためには、必要な間伐の着実な実施に加えまして、切って使って植えるといった適切な循環利用によりまして、成長が旺盛な若い木を増やして森林のこの吸収量の向上を図るとともに、炭素が貯蔵されておりますので、また、省エネ資材でもあるこの木材を多段階で繰り返し使用して、最終的にエネルギーとして使用する……
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。 附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(野上浩太郎君) 検討してまいりたいと思います。
【次の発言】 調査はしっかりと進めてまいりたいと考えております。
【次の発言】 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁と連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今国会に提出した農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案の参照条文に誤りがございました。法律案の関係資料に誤りがあったことについて、深くおわびを申し上げます。
本件の原因は、印刷原稿の印刷業者への発注及び校正段階でのチェック漏れによるものであります。
農林水産省として、今回のことを重く受け止め、チェックの体制、手法を含め、誤りや単純なミスを防止するためのマニュアルを整備すること、当該マニュアルに基づき、法令改正担当者等を対象に実践的な研修を実施すること等により、再発防止を徹底してまいります。
【次の発言】 近年の食料・農林水産業を取り巻く状況は、生産者の……
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林漁業、食品産業の分野におきましては、輸出ですとか新しい生活様式に対応した業態転換、あるいはスマート農林水産業の新たな取組が行われてきておりまして、投資活用のニーズがあるものと認識をいたしております。 一方で、農林漁業等につきましては、投資分野としては手堅い成長が見込まれる分野であるものの、生産活動サイクルが長く、投資回収まで期間が長いために外部からの投資を十分に受けることが難しい状況にあり、こうした新たな取組等への民間投資を促進するための公的な仕組みを整備する必要があります。 このため、投資円滑化法を改正をしまして、現行の農業法人に加えまして、流通、加工等の……
○国務大臣(野上浩太郎君) 今回の緊急事態宣言では、ゴールデンウイークの短期集中対策としまして、飲食の対策を強化するとともに、一旦人の流れを止めるために、多数の者が利用する施設への休業要請を含む強力な措置を講ずることとしたところであります。
農林水産省では、農林水産業あるいは食品産業の動向を注視しつつ、食料の安定供給に万全を期してまいりたいと考えております。
【次の発言】 GoToイート事業の食事券の利用期限につきましては、昨年十二月に決定をしました経済対策に基づいて六月末とされております。
五月十一日までを期限とする緊急事態宣言が発令をされたわけでありますが、五月以降の感染状況などまだ不……
○国務大臣(野上浩太郎君) 近年の経済連携協定の締結に伴います関税削減による畜産、国産の畜産物の影響につきまして、影響試算では、輸入価格や為替が一定である等の前提を置いた上で、関税削減に伴い輸入畜産物の価格が下落することで国産畜産物の価格も下落すると見込んでおります。 一方で、直近の国産畜産物の価格は、一部の品目におきましてコロナの影響によって下落をしたものの、年度後半から回復をして堅調に推移をしており、これまでのところ、経済連携協定の締結による関税削減が国産畜産物の価格に影響を与える、与えている状況にはないと考えておりますが、輸入畜産物の価格は、これ関税率のみならず、為替や天候あるいは国内……
○国務大臣(野上浩太郎君) 宮崎先生には、日頃から土地改良事業の推進に御尽力いただいておりまして、ありがとうございます。 今お話ありましたとおり、土地改良長期計画につきましては本年三月に決定をしたわけでありますが、本計画につきましては、食料・農業・農村基本計画ですとかみどりの食料システム戦略等を踏まえつつ、生産基盤の強化による農業の成長産業化ですとか、あるいは多様な人が住み続けられる農村の振興、農業、農村の強靱化の三つを政策課題として位置付けまして、人口減少下で持続的に発展する農業や多様な人々が住み続けられる農村の実現に向けて事業を推進することといたしております。 そして、お話ありましたと……
○国務大臣(野上浩太郎君) 農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 金融システムの安定に係る国際的な基準においては、グローバルな金融システム上重要な金融機関について、当該システムの著しい混乱が生ずるおそれがあると認められる場合に、その資産及び負債の秩序ある処理に関する措置を講ずることができる仕組みを整備することが求められております。 農林中央金庫は、農林水産業者の協同組織を基盤とする金融機関として、国際的な活動の規模を拡大し、金融システム上の重要度が高まっており、今般、国際的な基準に対応するため、この法律案を提出した……
○国務大臣(野上浩太郎君) 野村先生には、今ほど来お話しいただきましたとおり、農協改革始め、日頃から農政の推進に大変御尽力をいただいておりまして、感謝申し上げたいと思います。 農協改革につきましては、やはりこれは農業者の所得向上を図ることの原点を踏まえまして、これまで農協におきまして、お話のあった農産物の有利販売や生産資材の有利調達などの自己改革に取り組んできておりまして、農林水産省としても、自己改革は進展したと評価をしているところでございます。 また、今、農林中金からも答弁がございましたが、農林中金におきましては、農協系の系統組織における収益力の強化や業務の合理化、効率化に向けまして、農……
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁と連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
【次の発言】 御指摘の点、重要な点だというふうに思っております。
環境省におきましては、これは全国的な野生鳥獣の管理を推進するために、全国のニホンジカですとかイノシシの個体数推定、また生息分布調査を実施されているところであります。さらに、令和二年度からはニホンジカの生息密度調査にも着手するなど、生息状況の把握の取組を強化されていると承知をいたしております。
また、農林水産省としましては、ICT技術を活用しまして被害の状況……
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり豊富な森林資源を循環利用して林業の成長産業化を実現するためには、木材の最大の需要先である建築物における木材利用を促進することが重要であると考えております。 今般の改正案でも、この脱炭素社会の実現を位置付けることですとか、あるいは基本方針等の対象を公共建築物から建築物一般へ拡大する、あるいは建築物木材利用促進協定制度の創設を行う等々、いずれも建築物における木材利用を促進する上で極めて重要な事項であると受け止めております。民間建築物を含む建築物全般にこの木材利用を促進するための施策を一層推進をしまして、森林資源の循環利用の促進、そして林業の成長産業化を全力で進め……
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 GoToイート事業につきましては、まず、昨年九月、十一月及び十二月に新型コロナウイルス感染症対策分科会からいただいた提言に沿いまして、都道府県が地域の感染状況を踏まえて飲食店の営業時間の短縮要請等と併せて食事券の販売一時停止等を判断しております。 農林水産省としても、具体的には、これまで新型コロナ分科会の提言を受けまして、十一月二十四日に、また年末を控えて十二月十二日に、さらに緊急事態宣言を受けて一月七日及び十三日に、食事券の販売停止等につきまして都道府県に地域の感染状況を踏まえた検討要請をしてまいりました。 今後の事業の進め方については……
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 農林水産省では、新型コロナウイルスの影響によりまして全国規模で在庫の滞留ですとか価格の低下を生じました国産農林水産物を対象にしまして、その販売促進を支援をする措置を第一次補正予算でもとっておりまして、この中で子供食堂や子供宅食で使用する食材費や加工費、輸送費等にも支援をしてきたところであります。 今般、感染の拡大によりまして更に外食需要が減少することも懸念されますので、今御指摘のありました第三次補正予算では、この国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業を措置していることとしておりまして、これも一次補正予算と同様に、この中で子供食堂や子供宅食で……
○国務大臣(野上浩太郎君) まず、私からも、今般、当省の職員が倫理規程違反で懲戒処分に至るに至りましたこと、誠に申し訳なく、心からおわびを申し上げたいと思います。
やはり一日でも早く国民の信頼を取り戻すためにも、再発防止と倫理規程の遵守を徹底をして、国民の厳しい視線を意識しつつ、日々の仕事に真摯に取り組んでまいりたいと考えております。
【次の発言】 お答え申し上げます。
今回の調査では、アキタフーズ関係者との会食に参加していた者がいずれも生産局長及び畜産部の管理職であったことを踏まえまして、農林水産省として調査を行ったものであります。
他方、アキタフーズの関係で、養鶏・鶏卵行政の公正性に……
○国務大臣(野上浩太郎君) これからの日本の農林水産業にとりまして、今お話のありましたロボットですとかAIですとかIoTを活用したスマート農業の推進、大変重要だと思います。 今、全国で百四十八地区でスマート農業の実証プロジェクトに取り組んでいるところでありますが、御指摘のありました総務省が通信技術の実証を行っている例えばローカル5Gの特性を活用しまして、水田作におけるトラクターの複数台の遠隔自動操作ですとか、あるいはブドウ栽培におけるカメラ、マイク等を内蔵した高機能眼鏡、いわゆるスマートグラスと言っているんですが、これによります遠隔栽培の指導ですとか、あるいは茶栽培における自動収穫機の遠隔自……
○国務大臣(野上浩太郎君) 私からも、今般、当省職員が倫理規程違反によりまして懲戒処分を受けるに至りましたこと、深くおわびを申し上げたいと思います。 お尋ねの、職員が国会議員と接触した場合における当該接触に関する記録の作成、保存につきましては、平成二十四年の閣僚懇談会で申し合わされた「政・官の在り方」を踏まえて対応することとされていると承知しておりまして、具体的には、国会議員又はその秘書から個別の行政執行に関する要請、働きかけであって、政府の方針と著しく異なる等のため、施策の推進における公正中立性が確保されないおそれがあり、対応が極めて困難なものについては、大臣等に報告するとともに、記録を作……
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、日本全体の漁獲量は近年減少傾向になっておりまして、令和元年では四百十九万トンとなっております。特に東北三県では、主力魚種であるサンマですとかサケを中心に漁獲量の減少が続いておりまして、漁船漁業については震災前に比べると七割の水揚げ量となっております。 その主な要因としては水温、海流等の海洋変化があると考えられておりますが、特にサンマについては、回遊してくる魚が減少している、あるいは漁場が沖合に移動しているということなどが挙げられております。 また、サケについては、稚魚が海に下りる時期に適切な海水温の時期が短かったこと等々が不漁の原因と考えられてお……
○国務大臣(野上浩太郎君) 今般の新型コロナウイルス感染拡大によりまして、生産者、食品関係事業者を含めて国民の皆様には大きな影響を与えているところでありますが、一方で、家庭内での食の機会が増えましたので、調理をしたり食材を取り寄せたりということで、食に対する関心が高まっていると考えております。このような国民の食の関心の高まりを、これ国産の農林水産物の利用拡大に結び付けて、食料自給率の向上に取り組んでいくことが重要であると考えております。 このため、農林水産省としましては、和牛肉ですとか乳製品、水産物等、需要減少の影響を受けた国産農産物について、新たな生活様式に対応した販売促進、販路の多様化へ……
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話しになられました輸入規制の撤廃でありますが、これまで最重要課題の一つとして政府一体となって取り組んでまいりまして、五十四の国・地域で規制があったわけでありますが、今、三十残り九が規制を撤廃をしたということであります。しかし、残りまだ十五の国・地域で規制は残っているということでありますので、これをしっかりと規制を解除していかなければならないと思います。 昨日で震災後十年がたったわけであります。輸入規制が一日も早く撤廃されるように、今、このコロナ禍の状況ではありますが、例えば在外公館を通じ、またテレビや電話等も利用しながら働きかけを行っているところであります。私……
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 食料の安定供給は国家の最も基本的な責務の一つでありまして、今お話ありましたとおり、昨年決定されました食料・農業・農村基本計画におきましては、令和十二年度にカロリーベースで四五%、生産額ベースで七五%に引き上げる目標を設定をしております。 そのような中で、今般のコロナの状況も踏まえまして、輸入品からの代替が見込まれます小麦や大豆等の国産農産物の増産ですとか、あるいは加工食品、外食、中食向け原料の国産への切替え、また、輸出にも対応した畜産物、リンゴ、ブドウ、イチゴなどの果実等の増産、また、加えまして、生産基盤を強化するとともに、荒廃農地の発生防……
○国務大臣(野上浩太郎君) 政府備蓄米の交付につきましては先ほど御答弁させていただいたところでございますが、農林水産省におきましては、米以外の支援も重要だということでありまして、新型コロナの影響を受けました国産農林水産物を子供食堂へ提供する際の食材費の調達費ですとか資材費等への支援、あるいは、食品ロス削減の観点からも、このフードバンク活動における食品の輸送、保管への支援といった施策も行っているところであります。 他方、福祉政策の観点から、生活保護受給世帯等に対して学校給食費の無償化等が従前より講じられておりますが、コロナの影響も踏まえまして、一人親世帯や生活困窮世帯に限ってお米等の現物の支給……
○国務大臣(野上浩太郎君) GoToイート事業についてでありますが、昨年の九月のコロナ感染対策分科会におきまして、各都道府県においてはステージ1と2に相当すると判断される地域で実施をすることと基本としておりまして、ステージ3と4に相当すると判断される地域では慎重に判断すべきとの提言がなされております。 都道府県は、これまで、この考え方に沿いまして、地域の感染状況を踏まえて、飲食店の営業時間の短縮要請等と併せて食事券の販売等の一時停止を判断してきております。 今、食事券につきましては六月末までということになっておりますが、再開につきましても都道府県が感染状況を見極めつつ検討を進められるように……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上でございます。 簡潔に二、三点についてお聞きをしたいと思いますが、一つは、提言十三にあります「援助基準の多様化」というところにも、ODAの対象国・地域の認定に当たってはGNP等の経済的指標、これを一応の指針としているということでございます。 個人的な話で恐縮なんですが、実は私の大学の卒論のテーマがこのODAでございまして、これはほぼ十年以上前の話でございますが、このころはまさに今書いてあるとおり、一人当たりのGNPというような経済的指標を指針として、いわゆる産業基盤の発展ですとかあるいはインフラの整備が中心の援助ということで、いろいろテーマとして設定していた……
○野上浩太郎君 自民党の野上でございます。 今までの御質問とちょっと若干重なるところもあるかと思いますが、経済産業省の方に一点、また外務省の方に一点、お伺いをしたいと思います。 まず、経済産業省の方にお伺いしたいんですが、いわゆる昨今、エネルギー市場の規制緩和ですとか自由化という流れが進んでおりまして、時代の一つの潮流ではないかと思いますが、その反面、いわゆるエネルギー安全保障的な考え方というものも、このテロ以降一つの重要なファクターではないかなという気がいたしております。 例えば、総合資源エネルギー調査会等々で、エネルギーセキュリティワーキンググループでしたか、いろいろな議論もされてお……
○野上浩太郎君 イスラム世界と日本の関係を考えるときのその大きな柱の一つとして、先ほどもお話ありましたけれども、資源エネルギー外交、そこの分野はひとつ大きな柱になってくるなと思っております。ちょっと違う側面からも申し上げたいと思うんですが、テロ事件以降、エネルギー安全保障的な考え方というのが再び重要になってきていますし、変えていかなきゃいけない時期じゃないかなというふうに思っています。 現在、先ほどお話ありましたとおり、中東への石油の依存度は八八%を超えてきたと。このような状況に対して、従来は、日本の対応というのはいわゆる備蓄を行っていく、戦略的備蓄を行っていくということと自主開発、今二十ぐ……
○野上浩太郎君 自民党の野上でございます。 両参考人に本当に有意義なプレゼンをお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 一点ずつお伺いをしたいと思いますが、まず深川参考人に、お話の中で、ASEANプラス3への道を模索する中でいろんなアプローチがある、中国型アプローチもあるし日本型アプローチもあるというお話の中で、中国型アプローチの中で実利主義というお話がございました。中国とASEANのFTAが十年をめどに今模索をされている中で、しかし一方で、中国とASEANというのは、その直接投資の受入先としても競合してきますし、労働集約的な製品を輸出するという、そういう産業構造あるいは輸出品目の……
○野上浩太郎君 時間もちょっとありませんので、簡潔に両参考人に一点ずつお聞きをさせていただきたいと思います。 まず、佐賀参考人お願いしたいんですが、当調査会では、東アジアに焦点を当てまして、いろんな切り口で東アジアの将来についての議論をしてきたんですが、その中でやはり多い議論としては、FTAを始めとした要は広域経済圏をどういうふうに形作っていくのかというような議論が非常に多いんですが、その中でいわゆる電子商取引が、これを進めていくためには多分その共通のプラットホームというものを作っていかなきゃいけないと思うんですね。 その中には、例えば返品する、ネットで買ったものを返品するにはどういうルー……
○野上浩太郎君 東アジアの経済を考えますときに、今も中国の議論というのが非常になされているわけでございますが、中国脅威論というのもありますし、それを好機ととらえるべきだという議論もいろいろあるわけでございますが、中国経済のまずは今後のいわゆる成長をどのように考えているのかと。 先ほど、大体七%から八%の今成長があって、新政権もそれは続いていくと、二〇二〇年には日本の規模に追い付いていくというようなことを言われてはおりますけれども、例えば私自身も中国に進出をしているいろんな経営者の皆さんと話をしたりビジネス関連の人と話をしますと、もう当然中国の方でもデフレみたいなものも始まっていますし、教育問……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。 最後でございますので、私も若干の感想と意見を申し述べさせていただきたいというふうに思います。 本当にこの調査会を通じまして、このイスラムの問題につきましても、これはもう回を重ねれば重ねるほどこのイスラムについての理解、自分の理解というものがいかに浅いかということを痛感をいたしました。そういう意味では、こういうテーマ設定していただいた会長始め委員部、調査部の皆様方には本当に心から感謝を申し上げたいというふうに思います。 この調査会を通じて私もかねてから思っておった思いを更に強くしたものが一つございまして、一つは、そういうイスラエルに対す……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。 今日は、両先生に本当に有意義なお話をいただきましてありがとうございました。心から感謝を申し上げたいというふうに思います。 今お話ありましたとおり、本当に日中関係、今重要な局面を迎えているなというふうに思います。貿易面では、日本にとって、二〇〇四年、中国が最大の貿易相手国になったということがございます。しかし、一方で、国分先生からのこの資料の中にもありますとおり、日本の中国に対する感情あるいは中国の日本に対する感情というものが大変悪化をしてきているという状況があります。 例えば、この中国に対する親近感という資料を見ましても、これは十月の……
○野上浩太郎君 両参考人、本当に今日は大変貴重なお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 もう、ちょっと今までのお話と大分重なる部分も出てきますので大変恐縮ではございますけれども、同じ質問を二点、両参考人にお聞かせいただきたいと思うんですけれども。 先ほど田中参考人が言われたように、私も全く同感なんですけれども、東アジア共同体という言葉を使った瞬間に、その共同体という言葉に何か夢のあるような、響きのいいようなこれイメージがあるものですから、これはもうバラ色のすばらしいことだというようなイメージが先行する部分があるんですけれども、やはり先ほど白石参考人も言われましたように、共同……
○野上浩太郎君 おはようございます。自由民主党の野上浩太郎でございます。 両参考人におかれましては、本日は大変お忙しい中おいでをいただきまして、本当に貴重なお話をお聞かせいただきましたことにまずもって厚く御礼申し上げたいというふうに思います。 限られた時間でございますので、早速質問に入らせていただきたいというふうに思いますが、この午前中のテーマ、財政、税制、経済というようなテーマでございまして、この点につきましてはもう正に連日予算委員会でも活発な議論が展開をされておるところでございます。 そこで、まず最初にお伺いさせていただきたいのは、この予算委員会でも何度も議論を重ねられておるんですけ……
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。 二院制につきましては、平成十七年四月に憲法調査会で調査報告書が取りまとめられまして、全会派が二院制を堅持することで一致した経緯があります。しかしながら、昨今のねじれ国会が生じる状況の中で、やはり二院制、一院制の議論が活発化をしまして、参議院においても責任ある議論が必要であると、昨年の憲法審査会の幹事会で各会派の意見が一致いたしました。 自民党においては、昨年四月に憲法改正草案を発表いたしました。二院制について様々な議論がありましたが、この草案におきまして、基本的に二院制は維持をすることと提案をしております。また、衆議院の優越についても基……
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) お答え申し上げます。 今御指摘のありました弾道ミサイルなどの武力攻撃によって原子力災害が発生した場合につきましては、あらかじめ地域を定めて避難等の措置を講ずるものとするものではなくて、やはり、御指摘のとおり、事態の推移等を正確に把握をして、それに応じて避難等の対象範囲を決定することが大事だというふうに思っております。 具体的には、国民保護基本指針において、武力攻撃原子力災害が発生した場合には、PAZ、半径五キロメートル以内に相当する地域については、原則として直ちに他の地域への避難を指示することとする一方、UPZ、半径三十キロメートル圏内に相当する地域につい……
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