このページでは加治屋義人参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。加治屋義人参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○加治屋義人君 どうぞよろしくお願いいたします。 私はセーフガードについて伺いますが、時間の制限がございますので前置きは省略をさせていただいて、私のよくわからない数点についてお伺いをいたしたいと思っています。 一つは、去る二十五日の当委員会で力強い決議がなされました。このことは御承知のとおりであります。いみじくも、二十五日の夕方の新聞報道、また翌日の朝刊の報道、それを見ますと、二十五日に関係閣僚会議が開かれて、正式発動断念とか当面見送って二国間協議で解決を図るとか、内容を見てみましても、それぞれの内容について少しニュアンスの違ったことを私が受けております。関係閣僚会議での正しい内容について……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。
私の大好きな片山大臣、お元気でございましょうか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 朝からの質問で二重、三重に重なってしまって大変やりづらい面が多いのでありますが、私なりに質問をさせていただきたいと思います。
夏の恒例の全国高校野球、御承知のとおり、今年は高知県の明徳高校が優勝して熱戦の幕を閉じました。それにしても、甲子園の高校野球はなぜ国民的な感動を呼ぶのでしょうか。かつて、私も甲子園球場でプレーをした高校球児の一人でありましたけれども、私が思うに、甲子園の高校野球が試合をする者にもそれを見る者にもすがすがしい感動を与えるのは、甲子園と……
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。
委員長、私の質問は農水省だけでございますが、経済産業省、大臣、副大臣、御退席いただいてよろしいんじゃないでしょうか。
【次の発言】 よかったらどうぞ。
それでは、農地制度の見直しについて伺います。
食糧の自給率向上を図るために、平成十二年、農業経営の法人化を推進してその活性化を図ることを目的に、農地法の一部改正が行われました。その一環として、一定の条件の下で農業生産法人として株式会社形態の選択が可能となりました。さらに、小泉内閣における経済財政諮問会議、総合規制改革会議、地方分権改革推進会議などにおける論議や農水省の「「食」と「農」の再生プラ……
○加治屋義人君 石原先生、お伺いしたいんですけれども、二十七ページになりますかね。最近の全国の火山の噴火状況、図になっているんですけれども、二十七ページ。 私は、桜島とそれこそ半世紀にわたって噴火とどか灰と寝起きをずっとしてきているんですけれども、桜島の火山の性格というんでしょうか性質というんでしょうか、半世紀にわたって、昭和三十年からなんですけれども、ずっと同じペースで噴火、どか灰やっているんですね。何か特殊な火山帯なのかな、それともいつかは止まるのかな、そういうのを一つ思うことがありまして、半世紀一緒に寝起きしておりますと、もう人間の性格まで変わるんですね。どうも私は短気でぶっきらぼうで……
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。 今、田中委員、小斉平委員から、BSEなど現状に対して強く厳しく適切な指摘がありました。農家の声が、消費者の声がそうだそうだというふうに聞こえてなりません。また、今、この委員会の中でもそういう言葉が出ました。武部大臣、そうだそうだという言葉は鹿児島弁に翻訳いたしますと、じゃっどじゃっどというんです。私は、生産者、消費者のじゃっどじゃっどの声を背に受けながら、まず質問の前提として、日本農業再生のための私見を少し述べさせていただいて、質問をさせていただきたいと思います。 そもそも農業は、古来から農は国の本と言われました。また、食は命と健康の源と言われ……
○加治屋義人君 おはようございます。自民党の加治屋でございます。 農業の担い手が必要に応じて必要な資金を円滑に確保できるようにとの観点から、十四年度の政府予算に関連して、いわゆる農業金融二法の一部改正法律案が提案をされています。これらに関しての若干の質問をさせていただきます。 まず、農業近代化資金助成法などの一部を改正するに当たり、各種制度を分かりやすく使いやすい資金制度へ抜本的に見直したとしておりますが、どの法律のどこをどのように見直したのかについて、それらのねらいをお伺いをいたします。 次に、農業法人に対する投資の円滑化に関する特別措置法について、法制度の整備を行うとなっておりますが……
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。 緊急性があると思うことがございますので、一点だけお伺いをしたいと思います。 現在も沖縄県の広い範囲で発生をしておりますミカン類に大きな被害を与えるというカンキツグリーニング病、これはCG病と呼んでいるんだそうでありますが、今年の四月四日に鹿児島県の与論島で発生をいたしまして、大変心配をされておられます。生産農家にとってはそれこそ壊滅的な被害を受けるのではないかと、こういうことでありますが、生産局長に伺いますが、このカンキツグリーニング病、いわゆるCG病とはどのような病気なのか、かんきつ類にどのような影響を与えるのか、教えていただきたいと思います……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋義人でございます。早速質問に入らせていただきますが、まず、鴻池大臣に伺います。 大臣は、平成七年の阪神・淡路大震災において被災された当事者でいらっしゃいます。現在、防災担当の最高責任者として、私は正に適材適所、そういう意味で大変な期待をさせていただいています。その鴻池大臣に、被災者としての御体験と防災担当大臣の両面から、日本の防災はどうあるべきかについてまず所見を伺いたいと思います。 物の損失は時間と金で回復ができますけれども、災害による心理的なパニックや心の傷をどうしていやしていったのか、そこらの実情も含めてお話をいただければ幸いと思います。
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋義人でございます。 不審船についてでありますけれども、危機管理という観点からお尋ねをしたいと思いますが、海上保安庁、外務省、大変御苦労いただいて御出席いただいたことに感謝をしたいと思います。 平成十三年十二月でございました。銃撃戦の後、自爆、沈没した不審船を私は昨年十一月に視察をしてきました。正に戦闘船、驚きのもう一言でございました。 そこでお伺いしたいと思いますが、このことについて海上保安庁は、不審船への対応については警察活動の一環として海上保安庁が第一義的に対処すべきだと、こう言われておりまして、しかしながら不審船問題、正に外交、防衛、経済、すべてに……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。 自民党の畜酪対策小委員会、国井先生、小委員長を務めていただいておりまして、先般、北海道、九州、それぞれ生産農家の視察をさせていただきました。 大変うれしく思ったことがございます。一つは、どの生産者とお会いしても、BSE、おかげさまでと、そういう大変うれしい感謝の気持ちを表していただきました。農水省始め、お互いこうして一生懸命取り組んできた、何というんでしょうか、努力が何か報われたような、そういう気持ちになりました。 二つ目には、農業団体や生産者との意見交換の中で、どの生産者の意見も、実は自らの努力を痛感をしている、そしてやはり自助努力で頑……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。
大事な時期を迎えておりますWTO、FTAの交渉、現状と課題、そして閣議で了解されている日本の主張を堅持するという方針にいささかも変化あるいは障害はないのか、このことについて大臣にまず伺いたいと思います。
【次の発言】 太田副大臣、五月の二十二日にジュネーブでジラール議長と会談をされた、そういう報告も見させていただいておりますけれども、やはり厳しい環境であるということはよく私も理解をさせておりますだけに、是非特段の御努力をしていただきますようにお願い申し上げたいと思います。
ところで、動物の群れのボスの役割というのは、えさと安全を守ることが使……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋義人でございます。 農林水産省に絞ってお伺いをさせていただきたいと思いますが、私の隣に大分県の後藤先生おいでですけれども、お伺いしましたら、高崎山のボス猿の役割というのは何ですかとお聞きしましたら、外敵から群れをしっかり守ることと、群れのえさを確保することだと、こう教えていただきました。まあ、私どもの社会に置き換えますと、国民の安全を守って食料を守ることこそが国家そして政治の最大の仕事なんだろう、こういうふうに思っております。 食料自給率についてはもういろんな場で議論をされておりますけれども、十四年度の決算でありますので、この食料自給率について少し触れさせ……
○加治屋義人君 委員派遣の御報告をいたします。 去る一月十四日及び十五日、熊本、佐賀両県において、農林水産に関する実情調査をいたしました。 派遣委員は、岩永委員長、常田理事、和田理事、紙理事、三浦委員、羽田委員、千葉委員、岩本委員、中村委員、そして私、加治屋の十名でございました。 以下、その概要を申し上げます。 まず、熊本県において、熊本県果実農業協同組合連合会の熊本工場及び独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構の九州沖縄農業研究センターを調査いたしました。 JA熊本果実連は、昭和二十九年の設立以来、果樹農家の経営安定と所得向上のため、熊本の豊かな自然を生かした特産果物作りを推……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋義人でございます。 昨年、経済同友会が取りまとめた森林再生とバイオマスエネルギー利用促進のための二十一世紀グリーンプランという提言をされておられます。このことについて政府の見解と、そしてまた森林・林業の重要性についてお伺いをしていきたいと思っています。 経済同友会の提言は、六ページにまとめられた非常にコンパクトな、誠に時宜を得た濃厚なもので、農林水産省に対する応援歌とも言うべきものではないのかと、そういうふうに読ませていただいております。 まず、提言は最初に、危機的状況にある人工林について述べております。いわゆる、いわく、一千万ヘクタールの人工林の荒廃は……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋義人でございます。 私は、WTO交渉に関連をして、食料・農業・農村基本計画の見直し、そして中山間地域直接支払について若干質問をさせていただきますが、その前に豚コレラの問題についてお尋ねしたいと思います。 去る三月十九日、鹿児島県鹿屋の食肉検査所に持ち込まれた豚から豚コレラが確認をされて、そして今月の二日、鹿児島県の高尾野町なんですが、豚コレラの疑いがある事例が報告されています。昨日、農林水産省で専門家によるこの検討委員会、開催されたやに聞いているんですけれども、現状そして今後の取組、詳しく御説明いただければ有り難いと思います。
○大臣政務官(加治屋義人君) このたび政務官を務めさせていただくことになりました加治屋義人でございます。 先生方と一緒に勉強をさせていただくこと、大変幸せに思っております。 大臣、副大臣の下で大口政務官と一緒になって頑張ってまいりますので、委員長さんを始め委員各先生方の御指導のほどお願い申し上げます。 ありがとうございます。
○大臣政務官(加治屋義人君) 谷合先生のお話を聞きながら、正にそのとおりだよねと感じていることがあるんですけれども。 私は、先般、鹿児島県の屋久島に行きました。屋久島というのは、耕地面積が非常に狭いこともあって、タンカン、ポンカン、これが主幹作物でして、屋久島というのは人よりも猿の数が多いよねと、人の数よりもシカの数が多いよねと、こういう中で、猿とシカとの主幹作物を守るための格闘がされておりまして、大変悩んでおります。また、最近は猿が家の中まで入ってきて冷蔵庫を開けるとかいう話まで聞かせていただいたんですけれども、そういう大変被害を受けているのは事実でございます。 野生鳥獣による農業の被害……
○大臣政務官(加治屋義人君) 野村委員とは同じ鹿児島でございまして、話のアクセントが正しかろうが、少しアクセントが曲がっていようが、よく理解ができるわけであります。 FTA交渉についての御質問でございました。 EPAはWTOを補完するという大変大切な役割を担っておりまして、今現在、タイ、フィリピン、マレーシア、韓国、政府間交渉を行っているところでございます。それぞれの交渉に当たりましては、我が国の基幹品目、地域の農林水産業の重要品目などに、従来言ってまいりました守るべきは守り譲るべきは譲る、こういう基本的なスタンスで今後臨んでまいりたいというふうに思っております。 また、先般、アジア各国……
○大臣政務官(加治屋義人君) 農水産品の地域ブランドの効果はどうなっているかと、こういうふうにとらえさせていただいておりますが、御承知のとおり、我が国の地形、南北に大変長うございまして、もちろん地形もですけれども、気候条件が非常に多様でございまして、そういう意味では多様な、たくさんの地域のブランドが生まれていると、こういうふうに思っております。 ちなみに、今先生、魚沼のお米の話出ましたけれども、そのほかにも鹿児島県の黒豚、正にそのとおりでございまして、長い間の生産者の努力によって今では鹿児島黒豚として流通しておりまして、普通の豚肉の一・八倍の高価取引をされているということがあります。また、お……
○大臣政務官(加治屋義人君) バイオガス施設は生ごみあるいは家畜の排せつ、田中委員の御指摘のとおりでございまして、生ごみあるいは家畜の排せつ物をエネルギーに変えてそれを再利用をしていくと、こういう大変夢のあるものだと思っておりまして、農林水産省でも大変期待をしておりまして、その導入の促進をすべくいろいろな対策を立てさせていただいております。 メタン発酵などのバイオガス施設の導入につきましては、一つには、十七年度予算案においてバイオマスの環づくり交付金などによって施設整備を支援しておりまして、初期投資の低減を図ろうといたしております。また、二つ目には、固定資産税などの税制優遇措置によって農家の……
○大臣政務官(加治屋義人君) ただいまの常田副大臣お話しのとおり、私も全くそのとおりだと思っております。 ただ、一口言わせていただきますと、全くにおいがないよねと、きれいだよねと、そして人手が掛からないよねと、豚が生き生きしてるよね。 私はかねて、豚というのはイメージ的に言わせていただきますとローカル少年だというふうに言わせていただいていたんですけれども、ここの豚舎で育った豚というのは、野村先生のごとく、正にシティーボーイだと、こういうふうに感想を持たせていただきました。 終わります。
○大臣政務官(加治屋義人君) 昨年は大変災害が多くて、特に新潟におきましては、地震、水害、大変大きな被害をされまして、改めてお見舞いを申し上げたいと思います。 御質問につきましては、平成十六年度の補正で新潟県中越地震関係対策として、公共事業の関係では三百五十九億円、そして非公共事業の関係では三十一億円の総額三百八十九億円を措置させていただいております。 その主な内容でございますが、公共事業、これは、農地、農業用施設の復旧のために二百八十億円、被災した農村地域における農村生活環境施設の復旧に四十三億円、地すべりによる土砂流出などの被害の予防対策として十九億円、また非公共事業の関係では、農協な……
○大臣政務官(加治屋義人君) 小斉平委員さんには、今までもこの当委員会で再三にわたって我が国の森林・林業・木材の施策について的確に御指摘をいただいてまいりました。また、宮崎県のこの地域産材につきましても、中国への輸出など積極的に取組をされておられまして、かねて心から敬意と感謝をさせていただいております。 御承知のとおり、森林は国土の約七割を占めておりまして、国土の保全や水源の涵養あるいはこの地球温暖化の防止など多面的な機能を有しております。このような森林の多面的な機能が持続的に発揮されることは、国民生活、国民経済の安定に欠くことのできない重要なものであると認識をさせていただいております。 ……
○大臣政務官(加治屋義人君) それぞれの国で異なりますけれども、品種保護制度があって、その植物が保護対象とされている国では、育成者はその国で育成者権を取得をして品種を保護できることになっております。 このために、農林水産省としては、一つには、海外での育成者権の取得及び保護のためのマニュアルの作成をすることにしております。これは、平成十七年度の新規事業で予算化をいただきましたので、スタートできるかと思っております。また、制度運用上の問題についての相手先の国への官民一体となった働き掛けを行ってまいりたいと思います。 それに加えて、アジア諸国においては、品種保護制度が十分でないためにこうした対応……
○大臣政務官(加治屋義人君) 田中先生のお地元の新潟県、ニシキゴイの有名な産地で、かねがね大変心配されていることは先生からよくお伺いをさせていただいております。 コイヘルペスウイルスの発生状況でございますけれども、平成十五年十一月に我が国で初めて確認されて以来、平成十七年三月までに全国のコイ養殖経営体数の約六%に当たる百二経営体、そして一級、二級河川水系の約三%に当たる七十五水系において発生が確認されております。 我が国への侵入経路でありますけれども、海外からの輸入が有力と考えられておりますが、国内の感染については、霞ケ浦、北浦で感染したコイの移動が原因と見られるケースが多くなっております……
○大臣政務官(加治屋義人君) 女性が働きやすい、参画しやすい環境づくり、こういうことでございます。 今日、女性は農業就業人口の過半を占めておりまして、また、新しく就農するその割合も三割を占めているという、こういう状況でございまして、今後とも農業、農村において重要な役割を果たすことが大変期待をされております。 一方で、農村女性は、農業労働に加えまして、お話しのとおり、家事、子育てなど大変大きな負担を抱えておられるわけでございますが、新たに農業に参画する場合、その後の活動、女性が農事に従事しやすい環境づくりを図っていくことは極めて重要なことだと認識をさせていただいております。 また、このこと……
○大臣政務官(加治屋義人君) 松山委員さんには、それこそおひざ元での大災害でございまして、先生かねがね御心配をされているということはお聞きをさせていただいております。 私、四月十六日の日に、博多港そして玄界島に伺いました。特に、玄界島の漁港、漁業施設の被害はもちろんでありますけれども、島民そのものの生活が崩壊をしている、改めて地震の怖さを知ることができました。島に残っておられる十人の方と懇談をさせていただきましたけれども、二つお話をされました。 一つは、応急措置を農林水産省、漁港についても漁業施設についてもいち早く処置をしていただいた、大変有り難いことだと、そういうことで大変褒めていただい……
○大臣政務官(加治屋義人君) 消費者の選択の幅を広げる義務付け対象品目を拡大することが求められ、必要だということはよく理解をいたしております。また一方では、なかなか困難な事実もあることも承知をいたしております。いわゆる加工食品は多くの原材料から製造されて、また原料の産地も変動する場合があることなどの特性を持っておりますので、すべての加工食品に一律に原料の原産地表示を義務付けることはなかなか困難であると、そういうふうに考えております。 したがいまして、昨年九月の加工食品の対象品目の選定に当たりましては、原料素材の産地の違いによる品質の違いが製品の品質に大きな影響を与えると考えられる加工食品とし……
○大臣政務官(加治屋義人君) グリーンツーリズムの推進は、ゆとりある国民生活の確保とともに、都市と農村の共生・対流の促進を目的といたしております。 今、末端での先生のお話ありましたとおり、政府関係府省と連携をして多様な取組を総合的に実施していくべきではないかと、そういうお話でございました。そのように私どもも認識をいたしております。 政府におきましては、八つの関係府省の副大臣から成るプロジェクトチームを設置をいたしまして、グリーンツーリズムを含め、都市と農山漁村の共生・対流の推進に向けた幅広い議論を行って、一体となって関係施策を推進していこうとしております。 具体的に申し上げますと、厚生労……
○大臣政務官(加治屋義人君) 実際に、我が国で育成された優秀な新品種が海外に渡って、そしてそこで生産されて、そして輸入、我が国に輸入され販売されている、こういう実際事件が、この疑いのある事件が発生しておりまして、我が国の育成者の権利をしっかり守らなければいけない、そのことは今、岸先生御指摘のとおりでございます。 そこで、御質問のありました育成者権の保護の措置について少し述べさせていただきたいと思っております。 我が国から海外に持ち出された新品種については、我が国と同等の品種保護制度のある国において、その国で育成者権を取得すれば新品種の農産物の生産などに対して差止めの請求を行うことができる、……
○大臣政務官(加治屋義人君) お話のとおりでございまして、南北に長い我が国では、農業の実態がそれぞれの地域ごとに異なっている中で担い手の要件をどのようにして決めていくのか、このことは大変重要な課題だとしてとらえさせていただいております。 岩永委員、もう既に御承知のとおりでございますが、本対策の経営規模要件については、都府県四ヘクタール、北海道十ヘクタール、集落営農二十ヘクタールとする、基本とさせていただいております。 一方、経営規模は小さいけれども有機栽培や複合経営で相当水準の所得を確保している場合については、この規模に達していなくても支援すべき経営である場合があると思っております。こうし……
○加治屋義人君 おはようございます。自由民主党の加治屋義人でございます。 保坂委員の質問に関連をして続けさせていただきます。 まず、我が国の森林・林業問題について伺いたいと思います。 今回の行革推進法には国有林野事業の更なる改革が含まれておりますが、初めに、この国有林野を含め地域の森林整備を支えているのは森林組合であります。森林組合は、地域における造林、間伐、そして実際の森林整備の中核的な担い手となっていることは御承知のとおりであります。しかし、この森林組合、最近、森林所有者の不在村化、あるいは高齢化、世代交代が進んで自ら作業や経営を行うことができない森林所有者が増加しておりまして、地域……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋義人でございます。質問の機会をいただき、山本委員長を始め皆様方にお礼を申し上げます。 七月の豪雨によりまして、長野県、鹿児島県を中心に多くの尊い人命が失われました。御冥福をお祈りしますとともに、被災された多くの方々に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 梅雨末期に記録的な豪雨が、七月二十二日、鹿児島県北部を襲いました。特に、一級河川の川内川、延長百三十キロのすべての流域が、また出水市の二級河川であります米ノ津川流域の商店街、住宅、農地、農業施設などすべてを失ってしまったのであります。 当委員会では、山本委員長を団長に、八月十七日、この現状をつぶさに……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。 今日は各省庁おいでいただいておりますけれども、大変恐縮ですが、端的に質問をさせていただきたいと思います。 昨年二月の十六日に発効された京都議定書、これは温室効果ガスの排出量の削減について法的拘束力のある数値約束がなされております。我が国は二〇〇八年から二〇一二年まで、五年間で六%、そのうちの三・九%が千三百万炭素トンまで新たに造成されるとして、森林の二酸化炭素削減によって国際的に認められたとしております。 環境省にお伺いをいたしますが、確認でございますけれども、我が国は六%削減する、そのうち三・九%は森林整備や管理によって達成することは国……
○加治屋義人君 委員派遣の御報告を申し上げます。 岩城光英委員長、常田享詳理事、小川勝也理事、小川敏夫理事、岸信夫委員、野村哲郎委員、松下新平委員、和田ひろ子委員、福本潤一委員、紙智子委員及び私、加治屋義人の十一名は、農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律案外二案の審査に資するため北海道に派遣され、去る六日、旭川市におきましていわゆる地方公聴会を開催し、四名の公述人から意見を聴取をした後、質疑を行いました。 公述の要旨について申し上げます。 最初に、北海道農業会議会長の藤野昭治公述人からは、今回の施策には基本的に賛成であるが、真に担い手を守る長期的な施策となるよう、……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋義人でございます。藤井先生に引き続いて、質問をさせていただきます。 私は、先般、米国の不手際によって牛肉の停止が再び行われた、そのことについて、米国産牛肉の現地視察を党の調査団の一員としてお伺いをさせていただいて、米国の生産農家あるいは肥育の農家、そして二か所ではございましたけれども施設のセンターを視察をさせていただきました。 私は、国内の日本の施設をいつも見ておりましたのでアメリカとの施設の比較がしっかりできたと、まあそういうふうに自負させていただいておりますが、もちろん搬入された牛の健康状態、あるいは危険部位の除去の状態、あるいは月齢の肉質の判定の問題……
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 お許しをいただきまして、議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る九月二十八日の本会議におきまして農林水産委員長に選任をされました加治屋義人でございます。 本委員会の運営につきましては、委員各位の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円滑に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。(拍手) この際、前農林水産委員長岩城光英君から発言を求められておりますので、これを許します。岩城光英君。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 農林水産に関する調査のため、本日の委員会に厚生労働省医薬食品局食品安全部長藤崎清道君、農林水産大臣官房総括審議官佐藤正典君、農林水産省総合食料局長岡島正明君、農林水産省消費・安全局長町田勝弘君、農林水産省経営局長高橋博君、農林水産省農村振興局長山田修路君、農林水産技術会議事務局長高橋賢二君、林野庁長官川村秀三郎君及び水産庁長官白須敏朗君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として平野達男君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に主濱了君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします……
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、平野達男君及び三浦一水君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君及び神取忍君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 農林水産に関する調査のうち、有機農業の推進に関する法律案に関する件を議題といたします。
本件につきましては、理事会において協議をいたしました結果、お手元に配付しておりますとおり、草案がまとまりました。
この際、有機農業の推進に関する法律案の草案の趣旨及び主な内容について御説明を申し上げます。
有機農業は、農業の自然循環機能を大きく増進し、農業生産……
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、神取忍君及び小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として三浦一水君及び千葉景子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官今城健晴君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一二二九号国民の主食・米の再生産を保障する米価に関する請願外二件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告申し上げます。
昨日、ツルネンマルテイ君及び谷博之君が委員を辞任され、その補欠として犬塚直史君及び前田武志君がそれぞれ選任されました。
また、本日、小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子君が選任をされました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、農林水産に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、犬塚直史委員、前田武志委員及び岡崎トミ子委員が委員を辞任され、その補欠としてツルネンマルテイ委員、谷博之委員及び小川勝也委員がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務大臣官房審議官津曲俊英君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務大臣官房審議官津曲俊英君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十五日、予算委員会から、本日一日間、平成十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林水産省所管及び農林漁業金融公庫について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
松岡農林水産大臣から……
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日、岸信夫委員が委員を辞任されました。
【次の発言】 独立行政法人に係る改革を推進するための独立行政法人農林水産消費技術センター法及び独立行政法人森林総合研究所法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。松岡農林水産大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時四分散会
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、小川勝也委員が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子委員が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
独立行政法人に係る改革を推進するための独立行政法人農林水産消費技術センター法及び独立行政法人森林総合研究所法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、消防庁審議官寺村映君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日、小川勝也委員が委員を辞任され、その補欠として尾立源幸委員が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
種苗法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、農林水産省生産局長山田修路君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
【次の発言】 種苗法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明……
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、尾立源幸委員及び松下新平委員が委員を辞任され、その補欠として犬塚直史委員及び加藤敏幸委員が選任されました。
【次の発言】 競馬法及び日本中央競馬会法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。松岡農林水産大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時三分散会
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、加藤敏幸委員、犬塚直史委員及び福本潤一委員が委員を辞任され、その補欠として松下新平委員、小川勝也委員及び浜田昌良委員が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
競馬法及び日本中央競馬会法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁生活安全局長片桐裕君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、岩永浩美委員が委員を辞任され、その補欠として保坂三蔵委員が選任されました。
【次の発言】 農山漁村の活性化のための定住等及び地域間交流の促進に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。松岡農林水産大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時三分散会
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、保坂三蔵委員及び小川勝也委員が委員を辞任され、その補欠として岩永浩美委員及び平野達男委員が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農山漁村の活性化のための定住等及び地域間交流の促進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官今城健晴君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、平野達男委員が委員を辞任され、その補欠として小川勝也委員が選任されました。
【次の発言】 漁港漁場整備法及び後進地域の開発に関する公共事業に係る国の負担割合の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。松岡農林水産大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時三分散会
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、ツルネンマルテイ委員が委員を辞任され、その補欠として犬塚直史委員が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
漁港漁場整備法及び後進地域の開発に関する公共事業に係る国の負担割合の特例に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、厚生労働省医薬食品局食品安全部長藤崎清道君外三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、木俣佳丈委員、段本幸男委員、小川敏夫委員及び松下新平委員が委員を辞任され、その補欠として小川勝也委員、岸信夫委員、尾立源幸委員及び松井孝治委員が選任されました。
【次の発言】 漁業法及び水産資源保護法の一部を改正する法律案、水産業協同組合法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案、以上両案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。松岡農林水産大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ることとい……
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
昨日、松岡利勝農林水産大臣が逝去されました。誠に哀悼痛恨の極みでございます。
ここに、謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 この際、若林農林水産大臣臨時代理より発言を求められておりますので、これを許します。若林農林水産大臣臨時代理。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、尾立源幸委員、岸信夫委員及び松井孝治委……
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、渡辺孝男委員が委員を辞任され、その補欠として山本保委員が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
水産業協同組合法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、文部科学省科学技術・学術政策局原子力安全監袴着実君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山本保委員、前田武志委員、岡崎トミ子委員、福本潤一委員及びツルネンマルテイ委員が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男委員、谷博之委員、小川勝也委員、山本香苗委員及び芝博一委員が選任をされました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山本香苗委員、芝博一委員及び尾立源幸委員が委員を辞任され、その補欠として福本潤一委員、ツルネンマルテイ委員及び小川勝也委員が選任をされました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岩城光英委員、主濱……
○委員長(加治屋義人君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。うち二名につきましては既に選任されておりますので、残る二名の選任を行いたいと思います。
理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に谷博之委員を指名をいたします。
なお、あと一名の理事につきましては、後日これを指名をいたします。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りをいたします。
本委員会は、従来どおり農林……
○加治屋義人君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項により、年長の私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの神取君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に一川保夫君を指名をいたします。
どうもありがとうございました。(拍手)
○加治屋義人君 私は自由民主党の加治屋でございます。かねて自分なりに思っていることを少しお話をさせていただきたいと思います。 当委員会での大臣発言にもありましたとおり、今我が国の農林水産業の分野、正に厳しい状況、そして大転換期にあるのではないかと、そういうふうに思っております。歴史が示すように、過去の農業問題は食が足りるか足りないかというただそういう単純なものでありましたけれども、今はどうかといえば、量は足りているのに問題山積、米は余っているのに食料自給率は四〇%を下回っていると、こういうことで、昔の我々の時代と比べて全くおかしな話だねと、こういうことも感じております。内外の食料需給や地球温……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。 私からは、さきの参議院選挙の公約、その際に配布された政策ビラと今回の法案との関係を確認をさせていただきたい。今日まで自民党、たくさんの質問をさせていただきましたけれども、私が最後でございますので、確認という意味で御意見申し上げながら進めさせていただきたいと思います。 民主党は、参議院選挙前に農政についていろいろな公約を主張されて議席を伸ばされた、これはもう事実でございまして、私も認めるところでございます。この法案も正にそうした公約を具体化するという一環として提出されたものと理解をしているところでもございます。 必ずしも賛意ばかりではないと……
○加治屋義人君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。 我が国の農林水産業は、午前中の質疑でもありましたように、大変未曾有の状況にあるのではないかと、そういうふうに感じております。そうした中にあって、若林大臣、そして岩永副大臣、澤政務官の大変な御苦労とそして種々の御努力に対して心から敬意を表する次第であります。水田・畑作経営所得安定対策の改善、あるいは十九年産米の過剰生産による価格の下落、あるいは飼料高騰による畜産経営の不振、水産業の燃費の対策、あるいは森林の間伐等々の、国家の責務としてしっかり取り組んでいただいていることに、生産者も私どもも高く評価をさせていただいております。 質問に先立って、……
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。 十分の時間をいただいておりますので、簡単に質問をさせていただきたいと思います。 本日は、全中、全農さん、こうして大変お忙しい中に御出席をいただき、お礼を申し上げたいと思います。 十万トンの処理問題については、さきの衆議院での質疑の内容をすべて見させていただいて、その経過あるいは要因等についてはよく理解をさせていただいております。今回の米価格の下落による緊急対策の柱は、先ほどから話ありましたとおり、三十四万トン政府買上げ、そして十万トンのこの非主食用への処理、この二つがあったと思っております。 私どもの自民党の緊急対策PTでも、本当にこの生産……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。 質問は簡潔に行いますが、御答弁は是非優しく、責任ある御答弁をお願いしておきたいと思います。 まず、飼料高騰問題についてでありますけれども、これはもう御承知のとおりでございまして、今日の異常とも言えるこの飼料高騰は我が国の畜産農家を直撃をいたしております。この状況はまさに廃業の窮地にあると言っても過言ではないと思っておりまして、去る四月に鹿児島のJAグループが畜産農家すべてに調査をいたしまして、廃業する、しない、継続する、こういう細かい数字が出ているんですけれども、黒毛和牛の生産者で廃止する、廃業したい、そういう農家が二〇%あるんですね。そし……
○加治屋義人君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。 以上です。
○加治屋義人君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出したいと思います。よろしくお願いいたします。
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。 経営学者のドラッカーは、経営とは変化に的確な対応をすることだと、こう言っております。我が国の農業の今日の現状は、国の経営、いわゆる政治がうまくいかなかったのではないかと、そのような気がしておりますけれども、やはり私ども政治にかかわるものにとっては自省をしなければならないのではないかと思っております。 今、食料の六〇%を輸入に依存している我が国の食料環境、質、量共に食料確保が大変厳しくなってきております。一方、百年に一度という経済危機で工業製品輸出が大不振、そのリストラによる失業者が大きな政治課題にもなっております。この状況は、日本にとってピンチ……
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。 先ほど主濱委員からお話がありました第十一大栄丸のことについて、御家族や関係者の心情を察しますと、誠に心痛む思いがいたします。近藤副大臣も早速現地にお入りいただいたと聞いておりますが、関係者による懸命な捜索活動が継続されていると承知しておりますけれども、十二名の方々が一日も早く無事に発見されることを強く期待をし、引き続き万全の対策を取っていただきたいとお願いを申し上げておきたいと思います。 漁災法案について、小川委員、主濱委員と大変重複をいたしておりますけれども、簡潔に質問はいたしますけれども、実のある答弁としていただければ大変有り難いと思ってい……
○加治屋義人君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出したいと思います。よろしくお願いします。
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。 大臣、今鹿児島に帰りますと、徳之島、口蹄疫、県民それこそ戦々恐々、こういう状況にあります。政治に携わる者にとってこれほど責任を感じることはないと、そういうことを胸の詰まる思いで日々生活をしているような状況でもあります。どうぞ政府挙げてこの問題、口蹄疫の問題については取り組んでいただきたいと強く要請を申し上げておきたいと思います。 早速質問に入りますが、この度の国が率先して公共建築物等に木材を利用していく、このことで国産材の利用を拡大させる、地方公共団体では県産材、地域材を積極的に使っていこう、これが今回の法案の目的であろうかと思っております……
○加治屋義人君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項により、私が年長でございますので、委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの佐藤信秋君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長にツルネンマルテイ君を指名をいたします。ありがとうございました。
○加治屋義人君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰をいたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの佐藤信秋君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長にツルネンマルテイ君を指名をいたします。
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。 この度の震災に心痛む思いがいたしております。松本大臣には、担当大臣として精力的に取り組んでいただいていることにまず敬意を表したいと思います。 昔、当てにならないものの代表だったものが天気予報でございました。最近、非常によく正確に当たるようになりました。おかげさまで台風や豪雨などの予報も備えあれば憂いなし、災害防止に大きく寄与しているところであります。一方、火山の噴火予測や地震の予測については、天気予報ほど精度は高くないようであります。昔から地震前に奇妙な行動をする動物の予知能力のこととか、あるいは昨年、三百人もの方が亡くなったイタリア中部の地震……
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。 今回の地震、津波がもたらした被害地の現状を見るたびに、国政に身を置く一人として復旧復興を願いながら万全の対策を講じていかなければならない、そう思います。政党間の枠を超えての取組がされておりますが、このような深刻な事態に農林水産大臣として我が国の第一次産業の再生と復興に向けてどのように取り組み、対処するか、このことは大変急務であります。 今、松浦委員からの質問の答弁で了といたしますけれども、ただ一つ申し上げたいことは、早急に復興計画を策定して、予算、金融など措置することが大事だと思います。農、林、水の復興は、大臣、あなたの双肩に懸かっている、……
○加治屋義人君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの平山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に松下新平君を指名いたします。
○加治屋義人君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの平山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に松下新平君を指名をいたします。(拍手)
○加治屋義人君 自由民主党の加治屋でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
平野大臣には、連日の激務、御苦労さんでございます。どうぞ体だけは十分気を付けて、頑張っていただきたいと思います。
大臣所信の最後に触れられたおわびするとの言葉につきましては、先日の復興特で議論をされておりまして、この場で触れることはしませんけれども、同級生、友人を思う気持ち、残念さ、よく分かります。しかし、大臣という立場、発言の場所、しっかりわきまえるべきだねと、そういうふうに思います。猛省を求めておきたいと思いますが、何か一言コメントありますか。
【次の発言】 大臣の所信で、防災は国家の基本だと、災害に強い……
○加治屋義人君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの平山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に松下新平君を指名いたします。(拍手)
○加治屋義人君 二月十四日、青森県において、平成二十三年十二月からの大雪による被害状況等の実情を調査してまいりました。 参加者は、松下新平委員長、平山幸司理事、牧山ひろえ理事、小坂憲次理事、加賀谷健委員、小見山幸治委員、高橋千秋委員、ツルネンマルテイ委員、那谷屋正義委員、吉川沙織委員、青木一彦委員、山崎力委員、若林健太委員、秋野公造委員、上野ひろし委員、山下芳生委員及び私、加治屋の十七名であります。 現地調査の概要を御報告いたします。 まず、青森空港において青山副知事、鹿内青森市長、青森地方気象台及び県の関係部局から今冬の大雪による被害状況の説明を聴取し、同副知事及び青森市長に対して見舞……
○加治屋義人君 私は、ただいま可決されました災害対策基本法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党、みんなの党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 災害対策基本法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一 過去の災害からの教訓の伝承及び防災に関する教育の実施については、多様な主体による取組を推進するため、国による財政上の措置を含め、可能な限りの支援を行うこと。特に学校教育……
○加治屋義人君 七月二十日、熊本県において、平成二十四年七月の大雨による被害状況等の実情を調査してまいりました。 参加者は、松下新平委員長、牧山ひろえ理事、渡辺孝男委員、及び現地参加をされました松野信夫議員、松村祥史議員、そして私、加治屋の六名であります。 現地調査の概要を御報告申し上げます。 平成二十四年七月十一日から十四日にかけて九州北部から本州付近に停滞した梅雨前線に向かって非常に湿った空気が流れ込み、九州北部を中心に断続的に非常に激しい雨を降らせました。特に、阿蘇外輪山内において記録的な豪雨となり、阿蘇市乙姫で十一日から十四日までの総雨量が八百十六ミリに達しております。 この豪……
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。 本題に入る前に、活発な火山活動を続けている桜島のことについてお伺いをしたいと思います。 桜島は、御承知のとおり半世紀にわたって爆発を続けておりますが、昨年は九百九十六回の爆発、今年は既に三月末で三百七十七回、しかも、去る三月の十二、十三日は五十センチもの噴石を二千五百メーターの集落まで飛ばすという、そういう活動期にあります。 活動火山対策特別措置法で降灰防除事業、降灰除去事業、防災営農施設整備事業など、それぞれ各省庁で取組をいただいておりますが、今日お伺いしたいのは、大量の降灰、火山ガスでの農作物の被害は全県下に及んでおりまして、特に南九州の……
○副大臣(加治屋義人君) 副大臣を拝命をさせていただきました加治屋でございます。
林大臣が申し上げましたとおり、我々一丸となって、一つになって、チームとなって進めてまいりたいと、このように決意をさせていただいております。
中谷委員長さんを始め委員、先生方の良き御指導、御支援をお願い申し上げます。
ありがとうございます。(拍手)
【次の発言】 飼料問題につきましては、今日委員の先生方から何人かの通告をいただいておりますので、少し経過、現状についてお話をしたいと思います。
二十四年度十月以降、飼料価格が大幅に上昇をしたことから、生産者に対する満額補填を可能とするために、二十四年度の対応とし……
○副大臣(加治屋義人君) 御指摘のサトウキビにつきましては、沖縄県を始め奄美大島、種子島、大変厳しい状況にあることは、今先生御指摘のとおりでございます。それだけに、TPP交渉いかんにかかわらず、サトウキビ生産の特性も踏まえた農業の体質強化、製糖工場の操業による地域の雇用の確保等に全力で取り組まなければいかぬと、そういうふうに思っております。 こうした観点から、二十四年度の補正予算、これは六十五億円付きまして、一つには、サトウキビの増産、生産回復等のための基金を創設をしまして、土づくり、防除などの取組に対する支援を行っております。二つ目には、効率的、持続的な生産体制の確立に向けた農業機械等の導……
○副大臣(加治屋義人君) 先生御指摘のこの一・八五ミリから一・七ミリの米の収穫量は二十六万四千トン、御指摘のとおりでございます。 農林水産省では、主食用に活用できるものとして、一・七ミリメートル以上のふるい目によって収穫量を調査をさせていただいております。実際の生産現場では、販売戦略等の観点から一・八から一・九ミリ以上の米を主食用米として出荷していることが多いのですが、これ以外の一・七ミリ以上の米についても先生御指摘のとおり低価格帯の主食用に活用されている場合が多いと認識をいたしております。 こうした現状も踏まえまして、米の基本指針では一・七ミリ以上の米の生産量を基に需給見通し等を作成いた……
○副大臣(加治屋義人君) 亀井先生、実際に現地を見てのお尋ねでございます。
近年、農地に、お話しのとおり、支柱を立てて、その支柱の上に太陽パネルを載せて、営農と両立させながら発電を行うというタイプの設備が非常に技術が開発をされておりまして、実用段階となってきております。このようなケースについて、農地法に基づく一時転用許可を行うことができることとして、本年三月の三十一日に通知をしたところでございます。
今回の通知の運用によって営農と発電の双方が適切に行われるように、しっかり運用してまいりたいと考えております。
【次の発言】 今回の改正は、義務付け・枠付けの見直しの趣旨を踏まえて、地域の実情に……
○副大臣(加治屋義人君) 土地改良事業につきましては、渡辺先生もう御承知のとおりでございます。国の補助を受けて整備した農地につきましては、事業完了後八年を経過しない間に農地転用を行う場合には原則として補助金返還を行うものとなっております。 他方、復興整備計画については、津波等によって甚大な被害を受けた住民や地域を支援をして、迅速な復興を図るためのものであること。また一方では、南相馬市においては、平成二十四年度に復興整備計画に位置付けられた植物工場の造成のために必要な農地転用を行ったときに補助金返還を免除したケースがございます。 こうしたことを踏まえれば、例外的に補助金返還を要しないものとさ……
○副大臣(加治屋義人君) 今回の統一試算では、農林水産物への影響についてはその生産減少額を今お話しのとおり三兆円程度と試算したところです。また、この生産減少額の試算を基に食料自給率や多面的機能に与える影響についても試算をいたしております。食料自給率については、先ほど大臣からお話ありましたとおり、供給熱量ベースで二十一年度の四〇%から二七%へ、生産額ベースでは平成二十一年度の七〇%から五五%程度へそれぞれ減少する見込みと見ておりまして、多面的機能については一兆六千億程度の喪失と見込まれております。 これらの試算については、農林水産省が個別品目ごとに生産流通の実態、関係国の輸出余力等を基に精査し……
○副大臣(加治屋義人君) 中小企業金融円滑化法については、御指摘のとおり、本年三月末で期限が来ることになっております。しかしながら、期限到来後においても円滑化法と同様、金融機関に対し貸付条件の変更に努めるように求めて、これを検査監督を通じて徹底することにしております。
また、当省を含む中小企業金融等のモニタリングに係る副大臣会議を設置をいたしまして、政府全体として円滑化法終了に対応する体制を整えたところでございます。
以上です。
【次の発言】 水産加工業の復旧復興のためには、委員御指摘のとおり、人手不足の問題への対応が急務だと思っております。
水産業を含めた人手不足への対応として、ハロー……
○副大臣(加治屋義人君) 区画整理については大臣もお話しのとおりでございますが、この農地の基本台帳についてお答えしたいと思います。 農業委員会が整備する農地の基本台帳は、農地に関する業務の基礎資料として、農地の地番、所有者、借受人等についての情報を記載しているものであります。農地基本台帳はほぼ全ての農業委員会で整備されているところでありますが、その情報の更新については、九割以上の農業委員会で毎年少なくとも一回は情報が更新されております。また、一割弱の農業委員会ではマンパワー不足による更新が進んでいない状況にあります。このような状況に対応するために、農地基本台帳のデータの電子化や固定資産課税台……
○副大臣(加治屋義人君) 戸別補償制度については前にも御議論をいただいたところでございます。
平成二十五年度は名称を経営所得安定対策に変更した上で、平成二十四年度と基本的には同様の仕組みで実施することとしております。本格的な見直しは平成二十六年度に向けて行っていく計画であります。
なお、平成二十六年度に向けては、これまでの制度の実施状況を検証し、農業者や地方公共団体等の生産現場の意向をよく把握しながら与党と十分に検討して進めてまいりたいと思っております。
【次の発言】 私の方からお答えしたいと思います。
経営規模の拡大によって農業を営むエリアが拡大をして、市町村をまたぎ、あるいは都道府県……
○副大臣(加治屋義人君) 郡司先生、もう既によく林業については御承知のとおりでございますので、簡潔にお答えしたいと思っております。 戦後、造成された森林資源が本格的に利用可能な段階を迎えております。この森林資源をどう活用していくのか、大切なことだと思っておりまして、森林の多面的機能の持続的発揮や山村地域の雇用の創出を図るためにも大切なことであります。そのためにも、御指摘の必要な予算を安定的に確保していくことが重要と考えております。 農林水産省では、平成二十三年に策定した森林・林業基本計画、これに基づいて、一つには施業の集約化や路網の整備、二つ目には公共建築物やバイオマスへの国産材の利用の促……
○副大臣(加治屋義人君) 国産材の丸太価格は、今お話しのとおりでございまして、昨年初めから下落傾向が見られました。昨年七月以降に緩やかな上昇傾向にありまして、今安定的に推移しているのではないかと考えております。 お話しのとおり、昨年の丸太価格の下落の背景ですが、木造住宅着工数は増加しているんですね。これは、被災地が中心であったことであります。一方では、大手ハウスメーカーに比べますと国産材を比較的多用する大工さん、工務店の受注が順調ではなかったこと等による影響があると考えております。 このような状況を踏まえまして、農林水産省では、需要に応じた生産体制を構築するために、一つには供給側と需要側の……
○副大臣(加治屋義人君) HACCPの認定施設等々については、今先生お述べになったとおりでございます。我が国で、例えば米国HACCPの認定加工場は二百五十四存在するのに対して、我が国のEU・HACCPは二十八ということでございます。 その要因として、我が国の主力輸出品であるサケ・マス、これは中国で加工された後にEUに輸出されることが多くて、EU向けの輸出金額は我が国水産物の全輸出金額の二・四%にとどまっていると、こういうことになっております。また、工場内の区域が壁等で遮断して区分しなければならないなど、EU・HACCPの認定基準が大変厳しい点も認可が少ない要因となっていると、そういうことを今……
○加治屋義人君 どうぞよろしくお願いいたします。
「育てよう 森の木 町の木 みんなの木」、これを大会テーマとして、去る十一月十八日に第二十五回全国育樹祭が盛大に開催をされました。かけがえのない森林をみんなで支えながら次の時代へしっかり引き継いでいこうよという、大変心強く、また今の私たちに強く求められている問題であった、そういうふうに思っておりますが、加藤林野庁長官には御臨席をいただいて、その感想をいただきたい。ともに、今後の二十一世紀に対する森づくりへの決意のほどもお伺いできればと思っています。
【次の発言】 森林に関連して伺いますが、先般成立をしました補正予算において新公共サービス雇用に……
○加治屋義人君 暉峻先生に一点だけお伺いしたいんですけれども、先生の著書を見させていただいて、日本は経済大国だよ、豊かな国ではないよと、こういうことを見させていただいて、正にそのとおりだと、こういうふうに思って。ただ、読ませていただく中で私なりに思ったことがあるんですが、やはり豊かさを阻害しているものは今何なんだろうかと思いますときに、やはり礼節とかあるいは心の部分とか物の考え方とか、そういうものが今現代失われている根本的なことなのではないかと、そういうふうに思ったりしているんですが、ずっと戦前戦後、教育を見てきた場合に、やはりよく言われるのが公徳心とか使命感とか、あるいは人との触れ合いが非常……
○加治屋義人君 参考人のこの資料等もよく読ませていただいて、先ほど講演もいただいて思いますのが、非常に分かりやすく易しくお話ししていただいているのがよく分かるんですけれども、ただアメリカと日本を、日本が非常に後れていることもよく理解ができました。日本とアメリカの言葉が出てくるとすぐ私は中央と地方という、置き換える、そういう思いにすぐ立つんですけれども、二十一世紀、この地方分権あるいは地方の時代づくり、進めるわけですけれども、やはり今、地方が本当に求めているのは、今日御講演いただいたこの新しい企業、ビジネスづくり、地方が求めている最大のものだと、そういうふうに思っているんですけれども。 私は南……
○加治屋義人君 高橋先生に単純に一点だけお伺いしたいと思うんですが、私は、構造改革イコール地方の活性化イコール国民の意識改革というふうに、いつもそう思っているんですが、高橋先生のこの中にいわゆる昔の精神論が出てきまして感動しているんですが、いわゆる三助の考、三助の教えというんですかね、公助、互助、自助という言葉が出てきているんですけれども、どうもいろいろ議論する中で、国民の意識というんでしょうか、自助というものが非常に、まあ戦後の教育のかかわりもあるのかもしれませんが、どうもこの部分が薄れてきていると。どうも互助に頼り、公助に頼っている、いわゆるそういう、今、国民の意識の中で、この構造改革にし……
○加治屋義人君 私は農業、農村に住まいをしておりまして、今、三人の先生方のお話、大変興味深く聞かせていただきました。ありがとうございました。 都市の発展とともに失われたもの、これはたくさんあろうかと思っているんですが、私ども農業、農村にまだ残っている良さというのはまだたくさん残っているわけでして、例えば花であり緑であり澄み切った水であり空気である、そしてまた大地と自然、そしてそこから生まれるものは農作物であって、人情であって、そしてまた文化であると、そういうふうに思っているんですけれども、もしこれらが農村から衰退をする、そういうことになれば、大げさなのかもしれませんけれども、日本は没滅してし……
○加治屋義人君 清原市長さん、本当にあなた立派だと、話を聞かしていただきました。 まあ一年で、首長がこれだけ頑張ると形として成り立ってくるんだなと思っている一方では、首長さんの力強さとか、あるいは首長の熱意で町は変わるんだなということを思っているんですが、まあ話聞いていて三鷹の市長にはもったいないなと、そう思っておりますけれども、一方で、この今お持ちのその気持ちを全国の首長さんに大きく情報発信するような、そういうお仕事もされたら非常に全国的に展開、このことができるんじゃないかと、まずそういうことを思いました。いかがでしょうか。 それと、福島参考人にお聞きしたいんですが、三鷹市のまちづくり、……
○加治屋義人君 鹿児島の加治屋でございます。 木内参考人の農事法人の成功例を聞きながら、我が町にどう応用できるのかねと、そう思いながら聞かせていただきました。 鹿児島というのは千葉と茨城と同じぐらいの生産額を持っておりますけれども、ただ、持っていないのが一つございまして、何かといいますと、近くに大きな消費地を持っていないという一つの悩みがあります。例えば、輸送距離が長い、輸送のコストが高い、鮮度が落ちる、こういうハンディを持っているんですけれども、我が国のほとんどの地方が同じ悩み抱えているんだろうなと思っておりますけれども、そういうことに対してのアドバイスがあればお聞かせいただきたい。 ……
○加治屋義人君 一分間お願いできますか。
【次の発言】 大滝先生、ローカルマニフェストという言葉、大切だということをおっしゃっていますけれども、例えば個人情報の保護法、これが被災地との連携を妨げているんじゃないかということをよく耳にするんですけれども、現地で現状はどうなのか、一点。
それから、人材活用を今議論していただいておりますけれども、ふと思うんですが、生活保護受給者というのが二百五万人、全国いるんですね。これの活用をお考えになったことはないか、この活用ができるとすれば一石二鳥だねと、そういうことをふと思うんですけれども、いかがですか。
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。
平野参考人の考え方、実践、これからの時代そのものだと思っておりますが、今お話を聞いていて、全国展開をするその役割も今後担っていきたいというふうな決意もお聞きしたんですけれども、その中で行政側にサポートを求めるとすればどういうことがありますか、そのこと一点だけお願いします。
【次の発言】 当委員会には全く関係ないんですが、牧野参考人、豪雪で大変だと生活が大変だねとよくニュース、新聞見ているんですけれども、現状だけをちょっと教えてください。
【次の発言】 ありがとうございました。
○加治屋義人君 自民党の加治屋でございます。 参考人からたくさんの成功例をお聞きいたしました。感じたことを一つ、二つ申し上げてみたいと思いますが、この共生社会、地域活性化、まちづくり、そこにはやはり教育というのが原点にあったということを強く感じました。 日本の歴史を振り返ってみても、幾多の国難を国民の知恵と汗で乗り越えてきたと。今現在考えてみた場合に、国難のとき、お互いの知恵と汗でこの国難を乗り越えてほしいというこの参考人の強いメッセージが私には伝わってきたような気がしてなりません。 二つ目に思いますのが、参考人から、知恵と公徳心を先人に学びなさいよと、そういうメッセージも私は一つ込めら……
○副大臣(加治屋義人君) 今先生御指摘のとおり、この燃油について漁業者にとっては大変厳しい状況にあるということは私どもも重く受け止めさせていただいております。 御承知のとおり、漁業用燃油につきましては、漁業者と国が積立てを行って、価格が高騰したときに補填するという事業を二十二年度から実施をさせていただいております。したがいまして、最近の円安等による燃油価格の高騰を踏まえまして、この現行制度に加えて、一定の価格を超えた部分について国の負担割合を高めるという特別の対応を今検討させていただいております。漁業者の皆様の意見を聞きながら、この六月中にはしっかりしたことを皆さんにお示しできるのではないか……
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