このページでは平木大作参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。平木大作参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、私も主にお伺いすることが多い関東甲信越の皆様からもやはりこの酪農、そして畜産に関しまして多くの不安の声ですとか様々な声をいただいておりますので、質問をさせていただければと思います。 これまでの議論の中で他の委員の先生から重複する質問もあったというふうに認識をしておりますので、まずはこの畜産、そして酪農全般に関しまして最近アップデートをいただいたもの、そして報道で見聞きしたもの、これに関連して二つ御質問させていただきたいというふうに思っております。 ちょうど昨日、先ほど来の話題にも上っておりますけれども、配合飼料価格の改定幅についてお知……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。初当選の一回生でございます。不手際なところ多々あるかと思いますが、御容赦いただければと思います。 先日、林大臣から、農林水産業を産業として強くしていく取組と、そして多面的機能の発揮を図る取組、この両者を一体的に推進される旨を力強く御挨拶いただきました。今、日本の農林水産業は客観的なデータだけを見ていれば大変厳しい状況にございます。この二十年間で担い手はほぼ半減、高齢化も著しく進んでおります。食料自給率も生産額ベースで七割を切り、カロリーベースでは四割を割り込んでおります。本日は、そうした大変厳しい状況の中で、中長期的な観点から農林水産業、そして農山……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日はまず、果樹支援対策についてお伺いしたいと思います。 先週質問させていただいた際にも長野県のリンゴの霜被害と果樹共済についてお伺いしたわけですが、その中で一つ気付きがありました。それは、果樹共済の加入率が低いのは、当初、共済制度の設計自体に問題があるのではないかと考えていたわけですが、答弁では、農業者の間の栽培技術あるいは経営方針に大きな差があり、その結果として被害状況にも偏りがあるというお話でありました。 つまり、災害に強い技術を持っている農家にとっては、そうでない農家と一律の共済掛金率では割に合わない、そう思って加入しない方たちが大勢……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まず初めに申し上げますが、本法案については、農山漁村に豊富に眠る再生可能エネルギーを活用し、エネルギー供給源の多様化に貢献しながら、同時に農山漁村の活性化を図るということで、その立法趣旨及び基本理念に賛成するものでございます。その上で、この施策を推進する上で、具体的にどのようにして農山漁村の発展につなげていくのか、その取組についてお伺いするとともに、障害となり得る点を議論させていただければと思います。 初めに、再生可能エネルギーを導入することの経済効果についてお尋ねを申し上げます。 私は、これまでいろいろなところでメガソーラー発電所の設置現場……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。現時点でのしんがりを務めさせていただきます。 私は、まず、この農地中間管理機構関連二法案を通じまして目指します経営規模の拡大、農地の集約、そして新規参入促進による農業の生産性向上という目的には大いに賛成するところであります。その上で、この施策を推進するに当たって実効性に懸念のある点、また公平公正な機構の運用をどのように確保していくのか、この点を中心にお伺いをさせていただきます。 最初の論点ですが、これまで日本では長きにわたり農業の規模拡大に取り組んでまいりました。今回、農地中間管理機構を検討するに当たり、まずは従前の取組をきちんと評価し、反省点も……
○平木大作君 皆様、おはようございます。公明党の平木大作でございます。 本日は、お忙しい中、このように時間を取っていただきまして、また、わざわざお越しいただきまして、ありがとうございます。 私の方から、まずは、この農地中間管理機構、今法案の審議を進めておりまして、一つは、制度、仕組みの部分はある程度見えてきたのかな、今日の午後も審議を行いますけれども、見えてきているのかなというふうな感触を持っています。 一方で、これから各都道府県単位で今度中間管理機構を立ち上げたときに、やはり運用面でどうしても巧拙が出てくるのかな、この運用面をどう詰めていくかということが今後の一つのポイントかなというふ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは、まず科学技術研究の振興に関して文部科学省にお伺いをいたします。 平成二十三年度、二十四年度のこの両年度におきまして会計検査院から指摘されたのが研究費の不正使用についてでございます。国などから支給された研究費について、取引業者に不正に管理をさせる、いわゆる預け金問題が長年の課題となっております。昨年、総務省におきましては、この科研費を受け取った全国の大学に調査を行いまして、約四割の大学が不正使用を防止するための措置を講じていなかったと、このような調査結果も出ておりまして、大学あるいは文部科学省に対してもこの是正の勧告がなされているわけで……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、いよいよ平成二十三年度、二十四年度決算の大詰めの審議となってまいりました。私も、三月の二十八日に参議院本会議におきまして質問に立たせていただいて以来、約二か月ちょっとにわたりましてこの審議、携わらせていただきました。改めて、この二か月の審議踏まえました上で、本日は締めくくり総括ということでございます、もう一度ここで主要な論点に立ち返ってまずお伺いするところから質問を始めさせていただきたいというふうに思っております。 私が本会議におきまして質問させていただきましたその第一番目の質問、それは、平成二十四年度決算における財政赤字についてでござい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まず、参考人の皆様、本日は開発援助の新たな潮流ということで、貴重なお話をお聞かせいただきまして、大変にありがとうございました。 まず最初に、大橋参考人にお伺いをしたいと思います。 今日の御講演の中では主に防災、減災というところに重点を置いてお話をいただいたわけでありますけれども、以前の論考の中では、いわゆる防災、減災の後、実際に発災してしまった後の支援について双方向の支援活動というのが非常に大事なんだという御指摘をされておりました。これ、通常、援助というと日本から途上国に対してという一方向性がこれまで主だったわけでありますけれども、そうでなく……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まず、私の方からは、この二十六年度予算の特徴、その特徴の一つとしてバイのODAの重点化、これが大きく打ち出されたことがあるかと思っております。これ、世界的な援助の潮流ですとか、あるいはODAをもっともっとしっかり戦略的に活用していこうという文脈の中でこういう方針打ち出されているということで私も理解をしておりますが、一方で、マルチのODA、これについても引き続き大変重要な役割を担っているというふうに考えております。 この点について、実際にこのマルチのODA、今後、日本政府としてどういうふうに位置付けているのか、またどう活用されていくのか、これ是非……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず、先般の関東甲信地方並びに東北地方を中心とした豪雪によって被災された農業者の皆様に対する支援策についてお伺いをいたしたいと思います。 私は比例代表の選出でございますけれども、その主なフィールドとするところは関東甲信越という、これはこれで大変大きな地域なんですけれども、この関東甲信越を舞台に主に活動させていただいておりまして、今回の豪雪のまさに被災地そのものでございます。その中で、この被災の直後、まずは特に被害の大きそうなところ、大きな道路が通りました段階で私も真っ先に山梨県に駆け付けて、農業被害に関しては笛吹市を中心に何軒か現……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず、本日の予算説明の中でも第五番目の柱として挙げていただきました日本食、食文化の魅力発信について、私としても大変個人的な思い入れが強いプロジェクトでございまして、御質問させていただきたいと思います。 先週の大臣の御答弁の中でも、おすしがこれだけ世界中で売れるようになった、食べられるようになったということを実感を持ってお話しになってくださいました。私も全く同感でございます。 私が初めて海外に行きましたのがおよそ二十六年前、一九八八年のことになるんですけれども、中学二年生のときにロサンゼルス近郊にホームステイに二週間行ってまいりま……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、先ほど来の御議論を受けましてちょっと通告の順序と変えまして、先に各論の方、金融支援について中心にまずお伺いをしていきたいというふうに思っております。 この特定農産加工法、支援の柱の一つがこの金融支援であるというふうに考えておりまして、この長期低利融資、貸付条件を拝見したときに、これ市中の金融機関から借り入れる、そういった場合と比べて、本当に期間の面でも、そして金利の面でも破格の条件になっているというふうに思っております。一般の製造業向けの支援策と比べてもやはりかなり手厚い、そういった状況であると思います。金利についても二億七千万円……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず本日は水産施策についてお伺いをしていきたいというふうに思っております。 水産日本の復活、これは以前にも質問、取り上げたことがございますし、この委員会でも今活発に議論されているというふうに認識をしております。 そうする中で、いわゆる漁業、養殖業それ自体を強くするというのは当然大事なわけでありますけれども、例えばその周辺を見てみますと、供給サイドにおいては、まさに漁業、養殖業と一体となって浜を形作ってきた水産加工業、また需要サイドの方に目を転じますと、やはり世界的には大きく消費が伸びている水産物なわけですけれども、国内需要がなか……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日の議題である森林保険、これは林業にとっていざというときのための安全装置なわけでありますけれども、林業の現状、これはこの安全装置を作動させる以前の問題として大変厳しい、このように今認識をしております。 そこで、この森林保険法の内容に入る前に、林業経営をしていく、そのしっかり支えていくための国産木材の需要喚起策について何点かお伺いをしたいというふうに思っております。 まず初めにですが、現在、木材利用ポイント、これが大変好評だというふうにお伺いをいたしました。この現在の利用状況、あわせて、国産材の利用促進における意義、効果、これをどう考えるか、……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは、先日、国際司法裁判所で示されました南極海における日本の調査捕鯨に関する判決を受けて、今後日本がどのようにして調査捕鯨を継続していくのか、さらには将来的な商業捕鯨の再開に向けてどのような取組を行っていくのかについてお伺いをしたいというふうに思っております。 この南極海における日本の調査捕鯨を争った訴訟に関して、国際司法裁判所、ICJの判決は、一部において日本の外交的な敗北だ、このような総括をされております。しかしながら、私自身もこの判決を読んでみたりですとか、様々勉強させていただく中で、これ単純に外交の話ではないんじゃないかというふうな……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からも、今日はTPPについてお伺いをしたいというふうに思っております。 先ほどの質問でもございました、ベトナムで始まった首席交渉官会合、これに先立って政府から出てくる情報も、徐々に交渉が前進したと、そういったメッセージが発せられております。例えば、先日、鶴岡首席交渉官、ベトナムに向かわれる前に、最終段階にいよいよ差しかかっている、日米協議の進展という大きな成果が出ているので我が国としても取りまとめに向けて積極的に動きたいと、こんな御発言もありました。また、昨日の政府与党連絡協議会において安倍総理も、日米間の重要な課題について前進していく道筋を……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日よりいよいよ、この委員会審議におきましても、農政改革のまさに中心的な法案である二つの法案審議をさせていただくことになりました。私も改めて、今まで以上に意気込んで審議に臨ませていただきたいというふうに思っております。 この産業政策の代表格としての担い手経営安定法、そして地域政策の代表格としての多面的機能促進法、この二つをやはり同時に同じ場で議論していくということは大変有意義なことであるなというふうに今思っております。個々の政策を、個々の法案をしっかり審議するのはもとより、この二つの間の関係性ですとか、あるいはもっと上の、上位の概念であるこの農……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 先週に引き続きまして、農政改革関連二法案の質疑をさせていただきたいと思います。 こうやって、私自身は一つのテーマについて日を改めてかつ時間を掛けながら審議させていただくのが初めてで、先週の議論を受けて議論を続けていくと、本当にやはり議論が深化していくなと、改めて有意義な今審議の時間を持たせていただいているなというふうに思っております。 そうする中で、特に前回の議論を振り返ったときに、幾つかやはり焦点になった議論というのがあったと思っております。そのうちの一つ、まず初めに、私の方からは、食料自給率と食料安全保障、これについてお伺いをしたいという……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、参考人の皆様、大変お忙しい中にもかかわらず足を運んでいただきましてありがとうございます。時間も限られておりますので、早速質問に移らせていただきたいと思います。 まず最初、全員、皆様にお伺いしたいと思っております。 図らずも、安藤参考人の資料のこの一番最初に、結局、今大きな問題というのは、農業者の数を確保して、そしてその若返りを進めることが大事なんだ、こういった言及もあったわけでありますけれども、私も本当にそのとおりだというふうに思っております。ただ一方、今、世間を見てみますと、例えば農業に対する関心自体は決して低くない。むしろ、メディ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 この農政改革関連法案二法案、今日で委員会質疑は三回目になりますでしょうか、ひとしきり議論をさせていただきまして、またその後に先週から参考人質疑、また現地の視察、そして地方公聴会と議論した後に、もう一度現場に行ってみて、改めて様々、どきっとする指摘ですとか、あるいは新たな発見、そういったものもございました。今日は、そういった一つ一ついただいた、外部の有識者の皆様からいただいた視座というものをちょっと起点にしまして、幾つか引き続き議論詰めていきたいというふうに思っております。 まず、最初のテーマでありますけれども、農業の構造改革、これについて少しお……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 この農政改革関連二法案もいよいよ大詰めになってまいりました。私も今日までいろいろ御議論させていただいて、改めて、ここで一区切りということでありますので、包括的な意味での質問と、そしてこれまでの質疑の中で少し積み残してしまった部分もありますので、それも併せて今日は短い時間ではありますけれどもお伺いしたいというふうに考えております。 本法案の議論を始めるに当たりまして、私は、農業・農村基本計画、また農林水産業・地域の活力創造プラン、これと今回のこの二法案についての関係性について問うところから議論をスタートさせていただきました。この答弁の中では、本法……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、私もいただいている時間が五分ということでありまして、せっかくですので、総理に、農業、農政改革に関するビジョンについて端的にお伺いをしたいというふうに思っております。 先ほどの徳永委員からの最後の質問にも関連するところでございますけれども、よく総理の発言の中で、多々いろんなところで引用されているものに、瑞穂の国にふさわしい資本主義、こういった言葉がございます。 御著作の「新しい国へ」の中でも、ちょっと引用させていただきますと、自由な競争と開かれた経済を重視しつつ、しかし、ウォール街から世間を席巻した、強欲を原動力とするような資本主義ではな……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、議論させていただきます特定農林水産物等の名称の保護に関する法律案、この攻めの農林水産業を掲げまして日本の農林水産物の高付加価値化に取り組む上で、地理的名称を知的財産としてしっかり登録し、また国が保護していくと、大変重要な制度であるというふうに思っております。私、今日はこの議論を開始するに当たりまして、この地理的表示、日本の地理的表示というのは、実は我々が思っている以上に大きなポテンシャルがあるんじゃないか、このことをまず一つ指摘をさせていただきたいというふうに思っております。 卑近な例になってしまうんですが、三年前、二〇一一年、私は仕事……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日も、二十分という限られた時間の中であります。なるべく多く質問をしたいというふうに思っておりますので、早速質問から入らせていただきたいというふうに思っております。 まず初めにお伺いしますのは、花き振興法に関してでございます。 先ほど来議論ございましたけれども、この花き振興法におきましても、第一条、目的のところに明確にうたわれております。この産業において一番の課題、それは競争力の強化であると、これが喫緊の課題になっているということが明示されております。 十年前に、国内に流通するカーネーション、八四%が国産であったわけですけれども、直近ではコ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。私からは、経済の好循環を実現するための取組についてお伺いをいたします。 総理は、施政方針演説の中でも、この国会に問われているのは、経済の好循環の実現であり、景気回復の実感を全国津々浦々に届けると決意を述べられています。そして、その実現のためには企業収益の拡大を賃金の上昇につなげることが不可欠であるとして、公明党が提案した政労使会議においても雇用増と賃上げに向けた働きをしていただきました。 結果として、賃金については、昨年から一時金の増加などで既に対応は始まっておりましたけれども、さきの春闘でも六年ぶりのベースアップといった言葉が各紙に躍りました。……
○平木大作君 ODA調査派遣第三班について御報告をいたします。 当班は、去る八月十九日から二十九日までの十一日間、フィリピン共和国、ベトナム社会主義共和国、モルディブ共和国及びカンボジア王国に派遣されました。このうち、モルディブ共和国は海外派遣調査の初訪問国であります。 派遣議員は、団長の榛葉賀津也議員、猪口邦子議員、島村大議員、儀間光男議員、そして私、平木大作の五名であります。 本日は、調査を通じて得られました所見につきまして、その概要を御報告いたします。 最初に、まずフィリピン共和国について申し上げます。 フィリピンへの援助では、投資促進を通じた持続的経済成長、脆弱性の克服と生活……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。早速質問に入らせていただきたいというふうに思っております。 本日この議題となっております地方創生関連二法案、これまでの例えば衆議院の議論等でも様々な御批判あるいは御指摘があったように認識をしております。そういった御批判も踏まえた上で、でも、改めてこの二法案というのは、今後の国と地方、地域の在り方、関係性といったものを明確に示しているんじゃないかと、こういった私は感想を今持っております。少なくとも大臣の答弁を拝見しておりましても、地方創生の主役というのは地域の皆様、地方の皆様なんですよということ、このメッセージは非常にクリアであったんじゃないかなとい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、十月十六日は世界食料デーということで、この農林水産に関して検討をする上で大変いい日柄でもあるわけでありますけれども、(発言する者あり)今お声も掛けていただきましたが、大変私事で恐縮ですが、私の誕生日にも当たります。ありがとうございます。 私、いつもどおり質問をしていきたいというふうに思っておりますが、どうか、西川大臣以下政務三役の皆様、また政府参考人の皆様は広い気持ちで質問を受け止めていただきまして、ところどころ手元の答弁書から目を離して、一歩でも半歩でも前進した前向きな答弁いただけますようにお願いをいたします。 まず、私の方からは、今……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、私の方からは、農作物の鳥獣被害の対策について主にお伺いをしてまいりたいというふうに思っております。 昨年末、農林水産省そして環境省が共同で抜本的な鳥獣捕獲強化対策、これを発表いたしました。報道によりますと、この野生鳥獣に対する視点がそもそももう変わったんじゃないかと、いわゆるこれまでの保護から捕獲に大転換を今果たしたと、このような評価もされているわけでございます。特に、この対策の中では、ニホンジカとそしてイノシシについて、十年後までに個体数を半減させるという大変意欲的な目標も設定されたわけでございます。ニホンジカ、現状の捕獲率のままでい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、ちょっと通告と順番を変えまして、まず初めに地域振興あるいは農業振興におけるオーベルジュの可能性について質問をさせていただきたいというふうに思っております。 この質問、実は先日、地方創生特別委員会でも取り上げさせていただきました。小泉副大臣にも御出席いただきまして、大変前向きな答弁をいただいたと思っております。 改めて、これ前向きに今御答弁いただいているんですが、なかなか、この六次産業化、六次産業化と掛け声は大きいんだけれども、いざやってみようとすると結構障壁が大きいという声、たくさんいただいております。そういう意味で、国としてもより制……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず、慢性化しつつあるバターの供給不足に対する対応と、そして酪農家への支援策についてお伺いをしたいというふうに思っております。 昨年末、店頭に出回るバターが大変不足をして大きな話題となりました。これに対して、政府としても二度にわたって緊急輸入をされまして、合計で一万トン、大体年間の需要量の一五%、あるいは生産量の二割ぐらいということですから、かなり大規模に手は打っていただいた。そして、その後、乳業メーカーに対しても増産要請をしたという形で、矢継ぎ早に対応を取っていただいたんですけれども、やはり店頭からは年末ぎりぎりのときまでバター……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、私の方からは、少し各論に入りまして、自衛隊法九十五条の二で新設をされます米軍等の部隊の武器等防護についてまずお伺いしていきたいというふうに思っております。 このテーマにつきましては、もう既に衆議院でも、そして参議院のこの委員会におきましても少し議論が始まったところでございますけれども、ちょっと残念なことに、集団的自衛権の行使と混同したような議論というのはやっぱりあるなと、このまま議論を続けてもなかなか理解が進まないなということを感じた次第でございます。やはり、この武器等防護、いまだ武力行使に至らない段階での対処を規定したものでありますから……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 ここ参議院におけます議論もいよいよ五十時間を超えてまいりました。しかし、これだけ議論してもなかなかまだ国民的なこの理解、認識には至っていない、こういうことがあるわけでございます。 一つの要因として、この日本で、この平和で平穏な日本で暮らしている限りにおいて、なかなか日本を取り巻く安全保障環境の変化、これがやっぱり実感がない、あるいは切迫感がない、これが一番大きなやっぱり問題であるんじゃないかなというふうに思っております。そもそも国民の実感ですとか切迫感、こういったものについては、社会保障であれば、年金ですとかあるいは医療費ですとかそういったもの……
○平木大作君 公述人の皆様、今日はどうもありがとうございます。公明党の平木大作でございます。 私の方からは、時間も限られておりますので、主に渡部公述人を中心にお伺いをしていきたいというふうに思っております。 先ほどのお話もございましたけれども、この大きくて大変重要な問題、これを本当に、国民の皆様の不安というのは一体どこにあるのか、こういった点からいろいろ論点を切り分けていただいて、安全保障の専門家としての見地で御解説いただいたというふうに思っております。 その中で、幾つかの論点についてより深くお伺いしていきたいんですが、まず初めは、やはり今回、閣議決定を経まして今回のこの平和安全法制の中……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず東日本大震災の被災地の復興加速の取組についてお伺いをしたいというふうに思っております。 震災から早いもので四年がたとうとしている現在でも、多くの被災者の皆様が仮設住宅で避難生活を続けられております。やはり復興を実感していただくためには、住まい、住居をどうやって早く再建していくのか、ここが問われるわけでございます。 これまで私たちも与党の一員として様々、例えば用地取得手続の簡素化ですとか様々なところを一緒になって取り組ませていただきまして、この住宅についての着工は大幅に前進をしたかなというふうに思っております。高台移転による宅……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、私の方からは、中小・地域金融機関向けの監督業務を中心といたしまして、平成二十五年度の金融庁の取組及びその後の監督また指導の在り方についてお伺いをしていきたいというふうに思っております。 まず初めになんですが、この平成二十五年度、これは実は地域金融機関にとっても大きなターニングポイントにあったんじゃないか、また地域金融機関に対する金融行政にとっても大きなターニングポイントにあったというふうに認識をしております。 これ平成二十五年九月六日に出されました中小・地域金融機関向け監督方針、この中で従来とちょっと違った表現が出てきた、これが大変話題……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からも、まずは森山大臣、そして伊東副大臣、御就任おめでとうございます。また、佐藤政務官も引き続きよろしくお願いいたします。お祝いを申し上げるまでもなく、御就任早々、まず最初の仕事がTPPということでありますので、休む間もないというところかと思っております。 私たちも、十月初旬にこのTPPが大筋合意を見まして、我々もまずは現場の声を聞こうということで、とにかく手分けをいたしまして、各地の生産者の皆様の声、伺ってまいりました。お一人お一人お伺いして、またその意見を集めまして、党としての提言も政府の方に申入れをさせていただいたところでございます……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まずは、私の方からも、林大臣、再びの御登場、御歓迎申し上げたいというふうに思っております。ただ、今日はちょっと質問の内容がやや厳しめな内容になりそうでございまして、和やかな雰囲気もここまで、是非お許しいただきたいということをまず冒頭申し上げておきたいと思っております。 私の方からは、本日お伺いしたいのは、商品先物取引の不招請勧誘につきましてでございます。 本年一月二十三日付けの官報におきまして、これは経済産業省令、そして農林水産省令において、二〇一一年より商品先物取引法で原則禁止とされてまいりました不招請勧誘、これについて今回例外規定を設けて……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、本日は稲作農業の体質強化についてお伺いをしたいと思います。 もう先ほど来の御質疑の中で何度も触れられております、日本再興戦略の中で掲げられました、今後十年間で米の生産コストを四割削減する、大変意欲的な目標が掲げられているわけでございます。これも御答弁にございましたが、今の全国平均の米の生産コスト、これが六十キロ当たり一万六千円、つまり四割削減ということは九千六百円を目指すということでありますので、大分、数字を見るときついなというのは正直なところだと思うんですけれども、同時に、昨今の米の取引価格考えますと、やはりここまでしっかりやり……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日のこの食料・農業・農村基本計画、私も読ませていただきまして、この計画自体もしっかり作っていただいていると思うんですけれども、私、特に注目したのは、一緒に併せて作られました例えば展望ですとか見通し、あるいは参考資料、こういったものが本当に充実しているなと、数字も含めて、またその試算の前提も含めて本当にこれはよく作っていただいた、大変な労作だなというふうに思っております。 今回、この基本計画を拝見しまして、当然これは、政府として農政をこれから取り組んでいく上での五年、十年、長期のこの計画、方針、当然これは農業者の方、関係者の方々、生産現場の方た……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日議題となりました競馬法改正について、私からはもう大きく絞り込んで二点についてお伺いをしたいというふうに思っております。 まず結論から言ってしまうようなんですけれども、まずその一点目というのは、これ公営競技としてやるのであれば、しっかりとまず収益を出して、そして法律に定められた役割、果たしていただきたいという点、そしてもう一点目は、この競馬振興を図る上で、短期的な観客の動員ですとか売上げの増加、そういったところに拘泥するのではなくて、中長期の視点で、広い意味での畜産振興に資するようなそういった振興策を是非取っていただきたい、この二点の観点から……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず本日は、ちょっと地味なテーマですけれども大変重要だと考えているテーマについてお伺いしたいと考えております。先日のこの食料・農業・農村基本計画、この質問の中でも一問だけ実はお伺いをしているんですが、食料供給に係るリスクの分析・評価、ここについてちょっと今日は少し深掘りしてお伺いをしたいというふうに思っております。 まず初めに、このリスク分析、今回やっていただいたものを私も改めて全部目を通しました。九十ページを超える大部なんですけれども、非常に精緻に分析をしてありまして、とても高く評価しております。 これ、今の食料供給を取り巻く……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、私の方からは、日本再興戦略に基づいて行われました施策の進捗状況について、中心にお伺いをしていきたいというふうに思っております。 この時期になりますと、毎年この六月に再興戦略がどんどん改定されていくということもあって、次はどんな手が打たれるのかということに大変注目が集まるんですね。私も次何なのかということには大変興味を持っておりますし、大事なのは分かっているわけですけれども、次、間断なくどんな手を打っていくのかということと同じぐらいに、若しくはそれ以上に大事なのは、これまで打たれた施策、これがしっかりとこの再興戦略に沿ったものになっているの……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、本日の議題であります農水省設置法の改正案の前に、一昨日の質疑に続きまして、もう少しだけこの日本再興戦略で取り組まれている施策の進捗状況について質問を続けさせていただきたいと思っております。 一昨日、この進捗状況、適時確認されているという御紹介をさせていただきまして、特に農業関係でいきますと六つのKPIが示されていると。そのうちの一つがA評価、一つがB評価、そして残り四つがN評価、まだデータの集計中等の事情で、評価に値しない、まだ評価には早いというところまで御紹介をさせていただきました。 前回の質問の中で、このN評価について幾つか……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 もう一月以上この委員会の開催が間が空きまして、何か本当に久しぶりにここに立ったなという思いがいたします。いよいよ今週からはこの農林水産に関する調査もここ参議院が本舞台になるということでございますし、今国会の会期はもう一旦、当初の会期は終わっているわけでありますけれども、今日からまた新たに始まったという、そういう清新な気持ちでこれから質問にまた臨ませていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 これだけ期間空きました。空いている間、逆に私たちもたくさん時間をいただきましたので、いろいろ農業の現場ですとか生産者の皆様とお話しする機会もつ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず農協法改正案についてお伺いをしていきたいというふうに思っております。 今回のこの改正案、中央会制度が廃止されて、JAグループのありようそのものが大きく変わろうとしている、大転換になるわけであります。この農協改革、様々な取組を含んでいるわけでありますけれども、やはりその成否というのは、これは各地域の地域農協が自由闊達に自分たちがまず主役であるということを自覚していただいて自己改革に取り組んでいく、その土壌をしっかりとつくっていくということがやはり何よりであるというふうに思っているわけであります。 ここを、衆議院でもたくさん議論……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 しばらく時間を置きましたけれども、本日で第二回目の質問をさせていただきます。 前回は農協の改革に主に焦点を当てて質問させていただきまして、農業委員会のことについては、特に若者と女性の登用にしっかりと力を入れて取り組んでいただきたいと、こういう一問だけさせていただいて終わってしまいましたので、本日はこの農業委員会の改革、そして農地の利用ですとかあるいは所有に関する制度の変更、この点に絞ってお伺いをしていきたいというふうに思っております。 これまでの衆議院そしてこの参議院における農協改革、また農業委員会改革の話をいろいろ検証してまいりますと、農協……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 いよいよ、本日、三回目の質問に立たせていただきまして、これまでは主に総論的なところをお伺いしてきたわけですが、今日からはよりぐっと本論、各論の部分に入ってお伺いをしていきたいというふうに思っております。 様々今までも議論ありましたけれども、今回の農協改革、私は、やっぱり農協はこれまで以上にしっかりと創意工夫していただいて、農業者のための組織として力をますます発揮していただくための改革であると同時に、やっぱり地域に欠かせない生活インフラを支えていく存在なんだ、そこもしっかりとある意味取り組んでいかなければいけないということを確認してきているんじゃ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は貴重なお時間をいただきまして、現場で農業に取り組む農業者としての視点、また、JAの中で自己改革に今取り組まれ始めている内容、また、さらには学識経験者として御研究を通じていろいろな御示唆をいただいたと思っております。心から御礼を申し上げたいと思います。 早速、私の方も質問に移らせていただきたいんですが、まず初めに香川参考人にお伺いをしたいというように思います。 先ほどもお話の中で、今の農協改革の取組、そして、これは恐らく政府として、農政改革と申しますか、大きな改革を指してということで御評価いただいたんじゃないかと思うんですけれども、自立で……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日のこれまでの議論をお伺いしていても、本当に充実してきたなという感が私はいたしております。何か新たな論点が次々と出てくるというよりは、割と最初の頃に出てきた同じ論点を再訪しながら、でも質問の角度も、まあ答弁は一部前と同じだなというものもありましたけれども、そういったものが徐々に重なってきた。これは、やっぱりこの議論を一旦経て、その後に地方公聴会をやったり参考人質疑をやったり、あるいはまた、地元のJAの皆様や農業委員会の皆様、こういった方たちと改めて御議論を重ねていく中で、徐々に徐々に、当然新しい気付きですとか様々なものも得ながら、今この議論に反……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 ここ参議院農林水産委員会におきましても、今日も入れれば二十四時間、大変濃密な審議を進めさせていただきました。もう本当に待ったなし、このままでは農業がなくなってしまう、そういう時代の転換点において、これまでやったことのない、まさに空前絶後の大改革、この議論に私も一席をいただいた、参加させていただいたことを強く誇りに思います。 これまで、ここ参議院においてこの議論を進めてくる中で、やはり一番の主眼というのは、これからまさに改革の主体になって、主役になって取り組んでいただく地域農協の皆様や農業委員会の皆様、こういった方たちの不安をいかにして取り除いて……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からも、今日、本題に入ります前に、水産資源管理に関しまして少しだけお伺いをしておきたいというふうに思っております。 この水産資源の減少をめぐりましては、昨今、国内外、大変議論が活発化をしております。先週、東京では、今年七月に発効いたしました北太平洋漁業資源保存条約に基づくNPFC第一回の会合が開催をされたところでございます。この件については、一昨日、儀間委員の方からも取り上げていただきまして、サンマの資源管理ということについて質疑が行われたわけでございます。 私も議論をお伺いしていて、林大臣がサンマがお好きであると、そういったところもありま……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 昨年五月二十九日にストックホルム合意がなされまして、早くも一年半が経過をいたしました。具体的な目に見える形での進展がないという大変厳しい状況にあるわけでありますけれども、まずこの現状について政府としてどのような御認識を持っているのか、そしてこれからどう取り組まれていくのか、私の方からもお伺いしたいと思います。 まず初めには、加藤大臣にお伺いしたいと思います。 御就任から早くも二か月が経過をいたしました。先ほども白委員から御指摘ありましたけれども、大臣は、一億総活躍ですとかあるいは女性の活躍推進、まさに政府として今、目玉で取り上げている職務を幾……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 当委員会では初めて質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 早速ですが、先ほど来ございます、北朝鮮政府がストックホルム合意に基づきまして調査を開始してからもう一年以上経過したわけでありますけれども、結局、何ら進展がないまま、今年の七月、報告の先送りを一方的に通告をしてきたということでございます。これまで一年間掛けて調査をしてきたことになっているわけですけれども、改めてここで、本当に基本的な論点になるわけですけれども、問いたいと思います。 それは、調査ってそもそも何をしているのか。やっぱりこの点に戻らないと、結局のところ、例……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、行政の効率性を高め、そして、効率化を進める試みとして本年試行的に開示をされました個別事業のフルコスト情報に即して質問をまずはさせていただきたいというふうに思っております。 この点については、実は我が党からも特に竹谷とし子議員が大変熱心に何度も何度も質問で取り上げさせていただきました。また、政府におかれましても、財政審の中でのワーキンググループの中で、どういう形でこれを実際に検討すべきなのかということでいろいろ検討された結果、今年一つの試行的な在り方ということが示されたというふうに思っております。 今日改めて、個別事業のフルコスト……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 済みません、今日は聞き取りにくいところもちょっとあるかと思うんですが、風邪ぎみでございまして、済みません。 私の方からは、先日、森山大臣の所信をお伺いをいたしまして、一つまずは大変心強く思った点からお伺いをしていきたいというふうに思っております。 所信の中で、大臣、五つこれから主に取り組まれる政策を中心にお話しになっているんですが、その中の一つに東日本大震災からの復興復旧というところを取り上げていただきました。 まず、ちょっと二問ほどお伺いしていきたいと思うんですが、大臣、この所信の中で、東日本大震災からの復興は安倍内閣の最重要課題です、私……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は平成二十八年度予算案の委嘱審査ということで、私の方からは、まず、TPPの影響が特に大きいというふうに言われております畜産、酪農の競争力強化に関してお伺いをしていきたい、特に従来の支援の在り方からどう変わっていくのかということ、そしてコスト低減にどう取り組んでいくのかと、この二点に大きく絞って今日はお伺いしていきたいというふうに思っております。 畜産クラスター事業でございますけれども、これについては一五年度補正予算から基金化がなされまして、基本的には複数年度にわたる事業の実施というのが可能になりました。この基金化については私どもも党として政……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、水産問題等に関する調査ということでありますけれども、まず、ちょっとこの等という言葉に免じていただきまして、幾つか他の問題を取り扱わせていただいて、その後水産問題をお伺いしていきたいというふうに思っております。 前回の質問のときに大分やり残しまして、一つは、今日お伺いしたいのは、輸出の促進、それから日本の食文化、あるいはその日本食の魅力発信についてまずお伺いしていきたいというふうに思っております。 今日は、若林委員長の御地元の長野県のまず話題からちょっと触れていきたいんですけれども、委員長、質問できませんので代わりにお伺いしていきたいと……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 午前に引き続きまして、私の方から、まず漁船損害補償法の改正に関しましてお伺いをしていきたいというふうに思っております。 午前中の論点とも重複するところあるかと思うんですけれども、大事な法改正でありますので、しっかりとこれ、一つ一つ、意義、趣旨、そういったものも含めて確認をさせていただきたいと思っております。 まず、漁船保険制度の大きな改正に今回なるわけでありますけれども、これ、中身は非常に大改革と言ってもいいぐらい大きく変わるわけですね。これまでは地域を柱にして四十五の保険組合が担保していたものを、ある意味大きく一つに統合するということであり……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 質問に先立ちまして、まず私の方からも、平成二十八年熊本地震におかれまして亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、今なお余震と闘っていらっしゃいます被災者の皆様に対しまして心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 発災直後より、私たち公明党といたしましても、国会議員、地方議員、手分けをいたしまして現地に入りまして、とにかく現場の皆様に寄り添った支援を一緒になってつくっていこうということで今働かせていただいております。残念ながら、私はまだ被災地、足を運ぶことができておりませんけれども、これはしっかりと政府とも呼吸を合わせながら、現地の……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。午後のトップバッターを務めさせていただきます。 本日のこの森林法等の改正でありますが、これも午前中の審議の中でも様々御指摘ありましたけれども、基本的には五つの法律、五本の法律を束ねて改正ということでありまして、森林法、分収法、それから森林組合法に木安法、あと森林総研法という、この五つ束ねて改正ということなわけであります。時間の関係でやはりこの一つ一つになかなか立ち入った議論ができませんので、まずは個々の法律に、ある意味一つ一つの枝葉に入る前に幹の部分、政府としての中長期的な森林あるいは林業施策についてまずはお伺いをしていきたいと思います。 現在、……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 午前中から大変内容の充実した、また引き締まった審議になってきております。私もしっかりと気持ちを引き締めて、生産者の皆様また消費者の皆様の心配、不安にしっかりと寄り添った質疑、やっていきたいというふうに今決意をしております。 今日は、TPPの農林水産品に対する影響ですとか、あるいはどうやってその競争力を高めていくのか、この点を中心にお伺いしていきたいんですが、その前に、今日午前中の質疑でもございましたけれども、食の安心、安全に関して少し、何問かまず確認をさせていただきたいというふうに思っております。 これまで衆参両院で、この食の安心、安全、様々……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、このTPPに限らず、貿易ルールですとか紛争処理、あるいは将来における経済連携に関してということで、大変大局的なテーマ設定がなされておりますので、今日は私の方からも、このTPPも含めてそもそも自由貿易協定が今世界的な潮流どういうことになっているのか、こういうところから少し論を進めさせていただきたいというふうに思っております。 まず、資料一を御覧いただきたいと思うんですが、自由貿易協定、そもそもの定義から話させていただきますと、その協定を結んだ国々の間で関税やその他通商の障害となる壁を取り除くような国際的な合意のことと、このように定義をされ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 当委員会が、この夏の大変な猛威を振るいました台風災害の被災地北海道に、代表のメンバーでありましたけれども視察を行わせていただいて、もうあれが先月のことであります。本当にあっという間に日数が経過をいたしました。我々が十勝管内に視察に赴かせていただいた日には管内では初雪も降ったというときでありまして、いよいよ今すぐに打つべき手を打たなければ手遅れになることがある、あるいは復旧復興が年単位で遅れてしまうんだ、こういう悲痛な声をいただいたわけであります。 今国会、なかなかタイトな日程の中で、実際に被災の現場に行って我々自身が自分たちの目できちっとその現……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 当委員会、初めて質問に立たせていただきますので、本日は、まず、先日の大臣所信を受けまして、少し総論的なところからお話を進めさせていただきたいと思っております。 日本経済の現状とそして財政再建に対する考え方を、この二点にわたってお伺いしていきたいんですが、私の今持っている問題意識として、二〇〇八年のリーマン・ショック以降、低成長の時代に入ったということが最近よく議論をされております。これは大臣所信の中でも、世界経済の需要の低迷、成長の減速のリスクが懸念されるとおっしゃっていたとおりでありまして、例えば今朝の日経新聞でも米利上げに限界説ということで……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 午後の最初のバッターを務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。 本日のテーマ、法案は、消費増税、一〇%への増税を二年半延期する、そしてそれに付随して行われることになっていた施策も同時に、様々、これ、ほっておくわけにはいきませんので、後ろに倒すですとか変更が加えられているというわけであります。それを一括して今日審議しているという状況です。 この消費増税のタイミングを論ずる上で、やはり欠かすことができない、避けて通ることができないのはこの景気、経済の実態が今どうなのかという点でありまして、この法案の中には今回景気条項というのはいわゆるな……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、大変時間が限られておりますので、なるべく私の話す部分を短くして、たくさん質問できたらというふうに思っております。 今日、黒田総裁にお越しいただいていまして、まずは、先日これ麻生大臣に大臣所信のときにお伺いした質問と同じ質問をさせていただきたいと思うんです。 それは、これは財政を考える上でも、そして金融政策を考える上でも、やはり世界の状況を切り離して日本の金融政策というのは当然今もう語ることができないわけでありまして、日銀が例えば我が国の金融経済状況というのを語るときにも、今回も新興国経済の減速ということを指摘をされているわけであります。……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、金融機能強化法等の改正ということでありますが、本論に入る前に、前回の対政府質疑の中でも、冒頭に私、子供の貧困について少し議論させていただきまして、今日もちょっとそこについて議論、継続をさせていただきたいと思っております。 前回、消費増税の議論の中で私、申し上げたのは、増税したときに負担感が特に重い方たちについてはきちっと政府としても配慮していただきたい、こういうことを申し上げさせていただいたわけであります。そして、今日、ちょっとその中で各論というか、じゃ、どういう方たちが本当に負担が厳しいのかということで、今日は一人親家庭について少しお……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは、まず冒頭、コロンビア和平に関して質問を一つしたいと思います。 先週末、半世紀に及んだ反政府ゲリラとの国内紛争を終結させる和平合意を受けまして、コロンビアのサントス大統領にノーベル平和賞を授賞することが決定をいたしました。安倍総理も、この和平合意に関しましては、サントス大統領、首脳会談において直接、この祝意を直接伝えられて、さらに今回の受賞を受けて早速にメッセージを送られたというふうにも拝見をしております。 私もこの夏、山口代表を団長といたします公明党中南米訪問団一員として参加をいたしまして、この和平合意の翌週に同国を訪問することがで……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、残りの時間を使いまして、日本の年金制度について何問かお伺いをしていきたいというふうに思っております。 この年金制度、日本の年金というのは、基本的には世代間の支え合いで成り立っている制度でございます。ですから、この年金を議論するときには、当然これは、今受給されている世代の方たち、この方たちの安心感につながるのと同時に、支え手になってくださっているこの若い世代の方たち、この方たちの納得感につながって、きちんとその制度の中に参加していただく、この視点が大変重要なわけであります。 今国会、大変、これ衆参の両院におきまして予算委員会、この……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からも冒頭、一昨日起きました栃木県那須町の雪崩によりまして、高校生を含みます八名の皆様がお亡くなりになられました、心より哀悼の意をささげますとともに、御遺族の皆様、あるいは多くのけがをされた皆様に対してお見舞いを申し上げたいと思います。 この事故、注意警報が発生しているさなかに行われた訓練ということであります。是非とも、きちっと原因を解明して、二度とこういったこと起きないように政府としても万全の対策を打っていただきたいと心からお願いを申し上げます。 それでは、質問に移らさせていただきます。 まずは、先ほど松本大臣から所信表明を再度いただき……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日、最後の質問のバッターに立たせていただきました。 まずは、大臣所信に関する質疑ということで何問かお伺いしたいんですけれども、今日、質問に当たって、昨年の秋の臨時国会のときの大臣の所信をもう一度読ませていただきまして、明らかに変わったところがあるなと思いました。書きぶりはそんなに劇的に変わっているわけではないですけれども、明らかに変わったものというのが、いわゆる世界経済のリスクに対する見方が、大分、前回は、この世界経済のリスクにとにかく日本として政策総動員でしっかり対処していくんだということが書いてあったわけであります。今、楽観的ですとは今回……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は時間も大変限られた中でありますので、私からは、この所得税法等の一部を改正する等の法律案並びに関連する課題について、政府の見解、早速お伺いをしていきたいと思っております。 まず、個々のこのちょっと法律の中身に入る前に、昨年末決まりました平成二十九年度の与党税制改正大綱、この内容について少しお伺いをしていきたいと思っております。 昨年末に行われましたこの与党税制改正大綱、一番私大事な部分は、こういう文言が盛り込まれました。若い世代や子育て世帯に光を当てていくことが重要なんだと、こう書かれているんですね。実は、この前段の部分、時代認識ですとか……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 限られた時間でございます。今日は、平成二十九年度予算案に関連をいたしまして、日本政策金融公庫のこれまでの取組、そして今後の使命と役割等について、今日は細川総裁にも来ていただいておりますので、様々お伺いをしていきたいというふうに思っております。 この公庫が発足をいたしました、平成二十年の十月からであります、およそ八年半が経過をいたしまして、昨年、一六年三月期におきましては純利益が五百五億円と、黒字への転換というのも達成をされたわけであります。中間決算も拝見しましたけれども、このペースでいけば、今年の、一七年の三月期にも黒字を確保していただけるのか……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日いただいた時間が二十分というちょっと難しい尺の質問の時間になります。今日、いろいろ考えたんですけれども、あえて一つのテーマに絞りまして、先ほど大塚理事からも質問ございましたけれども、今問題となっておりますアパート融資について少しお伺いをしていきたいと思います。 あえて取り上げようと思いましたのが、この委員会でも度々言及されてきたわけでありますが、今週日曜日の日経新聞に大分大きな記事が載りました。内容を紹介しますと、金融機関による不動産向け融資が十二兆円を超えた、過去最高でバブル期も上回っているという話がありまして、先ほどもまさに大塚理事が当……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは、今日は日本の金融市場の発展の在り方についてというちょっと大きなテーマなんですけれども、限られた時間で質疑させていただきたいと思っております。 なぜこのテーマを扱おうと思ったのか。最近、東京都政の方から随分いろんな情報が入ってくる、都政について声が聞こえてくるわけでありまして、昨年当選をされました小池都知事がその公約の一つとして掲げられましたのが、アジアナンバーワンの金融市場として東京を復活させるんだというテーマでありました。 東京の金融市場というのは、ニアリーイコールで日本の金融市場と言ってもいいかと思いますので、東京として掲げてい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは、本日のテーマでございます国際開発協会、IDAの第十八次増資につきまして、今回のこの増資交渉の経緯ですとか、あるいはその意義について少しお伺いをしていきたいと思っております。 今日、質問に先立ちまして、そもそも世銀グループあるいはIDAと日本の関係等についていろいろおさらいをさせていただきまして、改めて、日本が世銀に加盟をしたのがサンフランシスコ講和条約調印の翌年、一九五二年ということでありまして、そこから、まさに戦後の復興というところから、ある意味高度経済成長につなげていくところでのインフラ整備において、特に本当に大きな役割を果たした……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日のテーマであります金融商品取引法の改正案につきまして、少し限られた時間でありますので、今日は、これまでの審議でも取り上げられてまいりましたけれども、いわゆる超高速取引について、少しテーマを絞って質問させていただきたいというふうに思っております。HFTですね。 このHFTにつきましては、何年か前にマイケル・ルイスの「フラッシュ・ボーイズ」という本が出まして、私も大変面白く読ませていただきました。 ここではもう、先ほどありましたけれども、まさにマイクロセカンドとかナノセカンド、要するに百万分の一秒とか十億分の一秒のいわゆるしのぎを削る戦いとい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 最近、キャッシュレス社会とかあるいはキャッシュレス化という言葉を大分見聞きするようになったというふうに思っておりまして、今日はこのキャッシュレス化及び、その少し先のところでありますけれども、デジタル通貨というところをテーマに少し質問させていただきたいと思います。 十五分という限られた時間ですので本当に頭出しの部分だけなんですけれども、まず、これから四、五年のうちは多分このテーマというのが当委員会の中でも主要なテーマになってくるだろうというふうに思っておりますので、そのいい形での頭出しができればなというふうに思っております。 このキャッシュレス……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今回の商工中金のこの事案、端的に私申し上げて、今回のこの事案、民間の金融機関であれば、恐らくこれ業務改善じゃなくて、業務停止の話だと私は思っています。それぐらいのレベルの話。 危機対応融資といういざというときの大事な金融セーフティーネット、これをある意味悪用しているという悪質性、それから、コンプライアンスという内部統制の要である部署が不正の是正に働くんではなくて、むしろその隠蔽を主導したという組織の機能不全の深刻さ、さらには、不正の一部を把握をして早い段階で手を打つことが、チャンスがあったにもかかわらず何もなさなかったという経営陣の不作為、さら……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 オープンAPIの導入を主な柱とする今回の銀行法改正案、私としても、かつて自らを装置産業と呼んでいた銀行業の実態を考えると、本当に隔世の感のある法案だなというふうに思っております。恐らく十年前だとこんなもの考えることすらできなかっただろうなと思います。 装置産業という意味にはいろいろ込められているわけでありますけれども、一つは、本当に恒常的に巨額のシステム投資を課せられる、そういう使命があるわけでありますが、一方で、それを続ける限りにおいては高い高い参入障壁をつくるという、その守られた中で商売できるというのも一方の意味でありまして、今回の法案とい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 日本でも、ビットコインを始めといたします仮想通貨の取引というのが随分活発になってまいりました。私の方から、今日、消費者保護の在り方ですとか、あるいは仮想通貨をめぐる行政の在り方等について、二十分間政府の見解をお伺いしていきたいと思っております。 ビットコイン等、随分最近、新聞の記事等でも見かけるようになりました。そのときに、ちょっと枕言葉のように必ず出てくる言葉がありまして、それは何かというと、この四月一日、今年の四月一日に改正資金決済法が施行された、このことによって何かビットコインがある意味信認を得てきている、あるいは信頼性が向上した、こんな……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは、本日、国際的な金融規制の枠組みについて少し議論をさせていただきたいと思っております。 これまでも銀行の健全性等のルールでありますいわゆるバーゼル3について、私も決算委員会等で様々取り上げさせていただいたんですが、報道によりますと、今週なのか直近今月なのか分かりませんけれども、このバーゼル3最終化に向けた話合いが大詰めを迎えているというふうにお伺いをしております。元々は本年の一月ぐらい、大分早い時期に決まると言われていたものが、なかなか決められなくてここまで来たというふうな状況でありまして、まず、このバーゼル3の意義というところについて……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私は、自民、公明の両会派を代表して、ただいま議題となりました平成二十八年度第三次補正予算案に対し、賛成の立場から討論を行います。 相次ぐ自然災害やテロを始めとする国際社会の激動など、現在日本が取り組まなくてはならない喫緊の課題が山積しています。災害からの復旧を一刻も早く進めるとともに、将来を見通すことが難しい国際情勢の中にあって、事前に不確実性の芽を摘み、不測の事態に対処できるよう準備しておくことが回復基調を取り戻しつつある国内経済にとっても極めて重要であります。 その裏付けとなる本補正予算案の早期成立と迅速な執行が今強く求められていることを……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、本日、まず核兵器のない世界に向けた取組についてお伺いをしたいと思います。 今月末から国連で核兵器禁止条約制定に向けた交渉会議が始まります。今日は、まず本論に入る前に、この核兵器をめぐる世界の今の情勢と直近の日本の取組について確認をさせていただきたいと思います。 先月二十三日、日本政府は、核実験探知能力の向上に係る支援として、包括的核実験禁止条約機関、いわゆるCTBTOに対して二百四十三万ドルの拠出を表明したところでございます。 本取組の意義について、CTBT早期発効に向けた見通しと併せてお示しいただきたいと思います。
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 先週も質問の機会をいただきました。ただ、一生懸命早口でやったわけでありますけれども、ちょっと時間の中に収まりませんで、残した質問ありましたので、その点も含めて先週から引き続いて。 まず本日は、生活困窮者の自立支援に関する支援について、特に住まいと居場所づくり、これに関連したところからまずは質問スタートさせていただきたいと思います。 まず、今日ちょっと石井国交大臣にも来ていただいておりますが、実は今国会におきまして、住宅の確保が難しい方たち、例えば生活保護の受給者の方ですとかあるいは高齢の単身世帯の方たち、こういう方たちに対して入居を拒むことが……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からも、まず冒頭に、東日本大震災からの復興復旧に関連して何問かお伺いをしたいと思います。 あの震災から六年、そして復興・創生期間に入りましてもう二年目でございます。時間がたつことによりましてようやく生活の、あるいはなりわいの再建のめどが見えてきた、こういう声も聞かれるようになったわけでありますけれども、一方で、時間がたつことによってその状況自体が変わった、環境が変わってきてしまっている、こういう声もあるわけであります。まさに今何が被災地で求められているのか、これをきちっと捉まえて政府にはまず行動していただきたい。 その上で、今日まずお伺いし……
○大臣政務官(平木大作君) この度、経済産業大臣政務官を拝命いたしました平木大作でございます。 斎藤委員長を始め理事、委員各位の皆様、御指導、御鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
○大臣政務官(平木大作君) 委員御指摘のとおり、九州地域におきましては、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの導入が急速に現在進んでおりまして、今後、電力消費の少ない低需要期におきましては九州全体の総発電量が需要量を上回る可能性がございます。その場合、先ほどもございましたが、火力発電の出力制御や、あるいは地域間連系線の空き容量を活用して他地域へ送電するなど最大限の対策を行った上で、なお電力の供給が需要を上回る場合には、今御指摘いただきましたとおり、再エネの出力制御を行う必要がございます。 出力制御が起きますと、再生可能エネルギーの事業者の事業の予見性に影響を与えますことから、政府としては……
○大臣政務官(平木大作君) 中小企業を取り巻きます経営環境が急激な変動、どのように動いていくのかあらかじめ見通すことは極めて難しいことでございまして、現在、経済産業省といたしまして、今御質問いただきましたようなあらかじめの事前の予測ですとか試算といったものは行っておりません。基本的には、経営環境の急激な変動というものが中小企業の経営にどのような影響を与えるのか、これを注視しながら、いざ起きたときに適切にかつ迅速に対策を講じていくことが何よりも重要であるというふうに考えております。 過去におきましても、例えば原油の価格ですとかあるいは原材料価格、こういったものが高騰が生じた際に、中小企業に対す……
○大臣政務官(平木大作君) 経済産業省といたしましては、中小企業も含めた多くの企業の皆様に新たな制度、有効に御活用いただくために、まずは、改正法の施行までに、そもそもどのような行為が不正競争行為に該当するのかなどの事項につきまして分かりやすい実践的なガイドラインを策定、公表する予定でございます。また、INPIT、独立行政法人工業所有権情報・研修館や関係団体との連携の下で、全国各地での説明会の開催、相談体制の整備などを通じまして、きめ細かい周知広報活動を展開し、制度全体の理解促進に努めてまいる決意でございます。 また、今委員御指摘のとおり、データの取引実態が急速に積み上がりまして、データやIo……
○大臣政務官(平木大作君) これまでの事業者単位の取組だけでは更なる省エネの推進がなかなか難しい中にありまして、今後は、連携省エネを含めまして、事業者にとりまして省エネの多様な選択肢があるということが極めて重要なわけでございます。 このため、適切な評価ができない現行法の改正のみならず、今回の法改正と併せまして創設をいたします税制の措置や、あるいは既存の補助金なども活用してこの連携省エネは推進してまいりたいと考えております。 具体的には、改正法案に基づきまして認定をされました連携省エネルギー計画の実現に資する設備投資について、法人税に係る特別償却などを認めるほか、省エネ補助金についても、連携……
○大臣政務官(平木大作君) 健康経営というのは民間主体の取組でありまして、企業が自主的な取組によりまして、例えば従業員の皆さんの活力が向上する、組織としての生産性が向上する、そういったものが事業の業績にひいては結び付くというふうなものでございます。そういったことが結果として取引先ですとか関係者の皆様に評価され拡大していく、これが基本でまずあるというふうに思っております。 他方で、健康経営は、退職後を含めまして、従業員や関係者の健康度を高め、地域の活力や社会保障に良い影響をもたらす、また、新しい産業を生み出すと、こういった外部効果も期待されるものでありますので、国にとっても政策的意義が高いとい……
○大臣政務官(平木大作君) 経済産業省といたしましては、今回の豪雨によりまして被害を受けました中小企業・小規模事業者の皆様に対しまして、様々な面から今政策を進めさせていただいているところでございます。 幾つか御紹介させていただきますと、まず、商工会、商工会議所や政府系金融機関などに特別相談窓口を設置をいたしまして、個々の事業者の実情に応じた相談対応をさせていただいております。また、当面の運転資金や被災設備の復旧等のため、日本政府金融公庫等による災害復旧貸付けや、信用保証協会による通常とは別枠で借入額の一〇〇%を保証するセーフティーネット保証四号の適用などの資金繰り支援、さらには、既にある借入……
○大臣政務官(平木大作君) 復興大臣政務官の平木大作でございます。 福島を中心とした原子力災害からの復興再生について経済産業省との連絡調整に関する事務を担当させていただきます。 関係副大臣とともに吉野大臣を支えてまいりますので、江島委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(平木大作君) ワールドロボットサミットは、高度なロボット技術を内外から我が国に結集をいたしまして、ロボットの研究開発や、あるいは社会実装、これを加速化するための国際大会でございます。今委員から御紹介もいただきましたとおり、二〇二〇年には、福島ロボットテストフィールドにおきましてワールドロボットサミットの一部の競技を実施することが既に決まっております。 この二〇二〇年本大会に向けまして、今年の十月にはプレ大会を東京で開催することとなっております。このプレ大会、参加を募りましたところ、本年の一月から三月までのこの募集期間の間に、アメリカ、ドイツ、中国など二十三か国・地域から、二百四……
○大臣政務官(平木大作君) 今、個別の企業の名前を出して御質問をいただきました。 あくまでも、やはり本社所在地どこに置くかということに関しては企業の御判断かというふうに思っております。
○大臣政務官(平木大作君) まずTPP11についてでありますが、この協定では、我が国から輸出をされます工業製品の九九・九%について関税が撤廃されることとなります。加えまして、原産地規則については、TPP11に参加するいずれの国で生産されたものにつきましても、一定の付加価値が付与される、こういった要件を満たせば関税メリットが受けられる、こういった仕組みになっているわけであります。こういったものを通じまして、TPP11参加国の間において多様な生産ネットワークによるサプライチェーンの構築が可能となるわけであります。 他方で、今委員から御指摘もいただきましたとおり、TPP11はASEANの一部の地域……
○大臣政務官(平木大作君) いわゆる第四次産業革命が進展する中におきまして、付加価値を付けていく競争力の源泉というものが、これまでの金や物から人、いわゆる人材に今大きくシフトしつつあるということが言われております。こうした背景の中で迎えます人生百年時代というのは、やはり人材への再投資、これを通じまして、働き手のスキルを産業構造の変化ですとかそういったものにきちっと合わせ、生産性を向上させていくことが何よりも必要であると考えております。特に、今後の高等教育におきましては産業界のニーズに十分に対応していくことが重要であると考えております。 このような問題意識の下、先ほど林大臣からも御紹介少しいた……
○大臣政務官(平木大作君) 経済連携協定には様々なメリットがあるわけでございますが、例えばTPP11におきましては、ただいま委員から御指摘をいただきましたとおり、完全累積制度を活用しながら、日本で基幹部品を製造する中小企業が、加工を行う国に部品製造拠点を移動することなく引き続き国内に拠点を維持したまま海外に部品を輸出する、こういったことが容易になるなどのメリットがあるわけでございます。 ただし、制度をつくるだけではなくて、経済連携協定のメリットが、これまで海外展開に取り組んでいない中小企業等も含めて全国津々浦々に行き渡るように取り組んでいくことが必要であるというふうに考えております。この意味……
○大臣政務官(平木大作君) ものづくり・商業・サービス補助金について御質問をいただきました。 今委員の方から御紹介もいただきましたとおり、平成二十四年度から開始をいたしまして、延べおよそ五万者の中小企業・小規模事業者の新たな事業活動を支援してきたところでございます。 平成二十九年度補正予算におきましては、従来からの変更点が三点ございます。 まず第一に、第四次産業革命の進展を踏まえ、企業間のデータ連携による生産性向上を促すため、複数の中小企業・小規模事業者がデータ、情報を共有して生産性向上を目指す取組を新類型として追加し、新たに支援をしてまいります。 第二に、設備投資を生産性向上に効率的……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 当委員会では初めて質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めにお伺いしたいのが、世界的な保護主義の台頭と、そして激化する貿易摩擦の中で日本としての役割、井原先生も先ほど御質問されておりましたけれども、改めてお伺いしたい。 特に、私、先週予算委員会で実はこのテーマを取り上げさせていただいたんですが、ちょっと質問の時間配分を間違えまして、世耕大臣に通告をしながら実はそのまま聞けずに終わってしまったということもございました。大変失礼申し上げました。 ただ、大臣はちょうどG20のサミットが行われていたアルゼンチンからまさ……
○平木大作君 私は、自民、公明を代表して、ただいま議題となりました平成三十年度補正予算二案に対し、賛成の立場から討論を行います。 討論に入る前に、大阪北部地震、平成三十年七月豪雨、台風第二十一号、北海道胆振東部地震等、今般の自然災害の犠牲となられた方々に哀悼の意を表しますとともに、御遺族にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 本補正予算案は、被災者の生活となりわいの再建を加速、拡充するものであり、速やかな執行が求められております。以下、本補正予算に賛成する主な理由を申し述べます。 第一の理由といたしましては、本補正予算が今般の自然災害からの復旧復興……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 総理は、先週二十日、第二次補正予算案の編成につきまして指示を出されたところであります。本年は本当に一年間を通しまして大規模な災害が相次いでおりまして、この補正予算の柱となりますのも、防災・減災、そして国土強靱化ということになるというふうにお伺いをしているところでございます。 この編成に当たりまして重要なインプットとなりますのが、現在全国各地で行われております重要インフラの緊急点検であります。例を引くまでもありませんが、七月豪雨の際には関西国際空港の滑走路が高潮の被害で冠水してしまった、あるいは北海道胆振東部地震におきましては、北海道全域で停電が……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず、統計の問題について幾つか議論をさせていただきたいと思います。 この厚生労働省の毎月勤労統計の不正事案をきっかけに、大変今、国会の中でも議論がいろいろ深まっているかなというふうに思っております。参議院の予算委員会においても連日このテーマは取り上げられているわけでありますが、政府が重要というふうに位置付けております、特に重要と位置付けているいわゆる基幹統計ですね、五十六全部であるんですけれども、経済産業省がそのうち十二を所管されているということで、大変大きなポジションを占めているというわけであります。 この経産省所管の十二の基……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からも、特許法の一部改正について、まず御質問させていただきたいと思います。 この第四次産業革命、また経済のデジタル化と言われている状況の中にあって、まさに企業の知財戦略というものはますますその重要度を高めてきている。まして、中小企業、ベンチャーの皆様にとっても、この時代にあってこの知的財産権をどう扱うのかということが、まさに次のステップに進むためにも大きな武器になりますし、海外に打って出る、そういうツールにもなってくるんだろうというふうに思っております。 この中で、ただ、残念なことにというか、日本のイノベーション創出力自体は低下してきて……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まず、ちょっと今日、朝起きましたら、急に声が出なくなっておりまして、ちょっと質問の中で聞き取りにくいところありましたら御指摘いただければというふうに思っております。(発言する者あり)ありがとうございます。 そして、今日は本題に入る前に少し、ちょっと気になっているテーマについてお伺いをしておきたいと思います。 ちょうど先週の、これ五月の二十二日の日経新聞を見ていて、おやっと思ったんですが、総合取引所という取組がございます。私も、これ絶対やるべきだというふうに思ってこれまで支持してきたんですけれども、ようやく前進し始めたのかなと、この春ぐらいから……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日は、参考人の皆様、大変貴重な御意見をいただきました。ありがとうございます。 私の方からは、まず川田参考人にお伺いをしたいというふうに思っております。 この自主申告による課徴金の減免制度、始まったとき、二〇〇五年に決まって二〇〇六年から始まっているわけですけれども、始まったときには、先ほども少しありましたが、そもそもこうした企業間の密告合戦を促すような制度自体は日本にはなじまないんだということが言われてスタートしているわけですけれども、実際にやってみると、申請件数というのは、この数年、年間百件を超えているということであります。一八年の三月末……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 平成という時代が間もなく終わりを迎えようとしております。私、平成が始まった年のことをふと思い出すんですが、あのときに一番強烈な印象として記憶に残っておりますのが、あのベルリンの壁の崩壊でありました。ようやく東西冷戦が終わって、これで世界に平和がやってくるんだ、安定がやってくるんだ、こう期待したわけでありますけれども、その後の三十年間で我々が突き付けられた現実は何だったかというと、むしろ不安定化する世界の中で地域紛争が勃発しているという、こういう現実でもございます。なかなか、この平和な日本にいる限りにおいては意識に上る機会というのは少ないかもしれま……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まず初めに、私の方からも、今回の台風十五号並びに十七号、そして八月の大雨によりましてお亡くなりになられた皆様に御冥福をお祈り申し上げたいと思います。また、被害を受けられた方々にお見舞いを申し上げたいと思います。 今般のこの一連の災害、大変広範囲にわたる、かつ大規模なものでございますが、私自身も、千葉県民の一人として、発災以後、千葉県内の被災状況、各地歩いてまいりましたので、その点に絞った形で今日は質問をさせていただきたいというふうに思っております。 公明党といたしましては、現在、千葉県内百五十八名の所属議員がおりまして、この台風十五号、被災を……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本委員会では質問初めて立たせていただきます。まだ厚生労働分野は鋭意勉強中でありますけれども、経験豊富な同僚議員の皆様にも御指摘、御指導いただきながら積極的に議論に参加してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 この限られた分野の中で、私自身も今日どんな質問から始めようかなと考えてきたんですが、今日は薬機法の改正ということで、一つ国内製薬産業の現状というところから問いを始めさせていただきたいと思っております。 実は、私も、限られた経験の中でありますけれども、以前、製薬メーカーのMアンドAのアドバイザーを務めさせていただいたこ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。先週に引き続きまして、薬機法改正案、質問に立たせていただきます。 先週、そして今日の午前中と、充実した審議を進めてくることができて、改めて、でも今日、私自身のテーマとしては、この法案の審議に際しまして、まだまだそのいわゆる利用者、つまり患者ですとか国民の側の視点というのはまだ審議尽くされていないのかなという気がいたしております。その意味では、先週の議論、またあるいは今日の午前中という、テーマとして重複するところ出てくるかもしれませんけれども、そういった角度で是非、後で議事録読んだときに、一般の知識のない方が読んだときにも、ああ、要するに薬局は、薬剤……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日は、働き方改革について少し議論をさせていただきたいというふうに思っております。 このテーマは、私もいろんな職場で、例えば、収益目標さえしっかりクリアしていれば、どこにいても、何時に来て何時に退社しても構わないというような職場にいたこともありますし、また一方で、もうとにかく週に二日は徹夜をして、土日も仕事をして、そして定期的に人事部から電話をいただいて、産業医の先生と話してくださいと言われて、大丈夫です、元気ですというのを定期的に繰り返すと、そういう職場にいたこともありますし、改めて、いろんな働き方を経験する中で、今この日本社会全体を覆ってい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 大型で非常に強い台風十九号は、日本列島各地に大きな爪痕を残しました。現時点で判明をしているだけで七十三名の方がお亡くなりになり、そして、いまだ十名を超える皆様が行方が分からないという状況でございます。改めて私からも、お亡くなりになられました皆様の御冥福をお祈り申し上げますとともに、遺族の皆様、そして被災された皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。 今なお停電、そして断水が解消していない地域もたくさんあります。また、多くの方が避難所での生活を今余儀なくされているというところでございます。そして、今回は、先月猛威を振るいましたあの台風十五号で被災……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 時間も限られておりますので、私の方からは、一問飛ばしまして、緊急経済対策についてお伺いをいたしたいと思います。 今、多くの国民の皆様が雇用とそして賃金の面で苦境に立たされまして、将来に不安を抱えていらっしゃいます。また、日本経済を支えてきました中小企業・小規模事業者の皆様も存続の危機を迎えているところであります。 こうした中で取りまとめられました今般の緊急経済対策でありますが、議論の過程の中で、ある意味、多岐にわたる内容を含むことから、例えばマスクと給付金が一緒くたになって語られるですとか、あるいは、これ大事な点ではあるんですが、かつてない規……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 全国を対象地域にするという重大な局面を迎えることとなりました。これ、人と人との接触を七割から八割減らす、あるいはオフィスへの出勤を最低でも七割減らしていただくということでありまして、このことのインパクト、これは想像以上のものがやはりあるんだろうというふうに思っております。 これまで既に対象地域となってまいりました七都府県の方からは、宣言後、急に生活が厳しくなった、資金繰りが苦しくなったというお声がやはり増えてきているというふうに思っております。これを今般、全国に対象地域を広げるということでありますから、こうした国民の皆さんの不安の声というものが……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日をもって全国で緊急事態宣言が解除となる、一つの到達点でありますし、大変喜ばしいことでありますが、一方で、まだ多くの皆様が、例えば元の暮らしに戻ることで自身が罹患してしまうんじゃないか、あるいは一気に人が動き出すことで感染爆発が起きてまた緊急事態宣言に逆戻りしてしまうんじゃないか、こんな御懸念を持っている方もたくさんいらっしゃるわけであります。 改めて、緊急事態宣言の解除というのは発令された四月七日以前の状態に戻るという意味ではないというふうに理解をしておりますが、西村大臣の御見解をお伺いしたいと思います。
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今、石橋委員の方からも新型コロナ感染症関連施策の申請期限ということについてありました。私からも、まず冒頭、この点についてお伺いをしておきたいと思います。 緊急小口資金、それから総合支援資金の特例貸付けにつきまして、九月三十日までの申請期限が、受付の期限の終了というのが近づいてきております。 この件に関しましては、ちょうど一昨日もGDP四―六の数字が出まして、戦後最大の落ち込みという中にありまして、これ、七月以降も経済の停滞状況というのが続いている今さなかであります。 七月以降のこの特例貸付け、申請数見ていきましても、週次で数万件単位、毎週百……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からも、今回の労働基準法改正における主な変更点、また論点について幾つかお伺いをまずしていきたいというふうに思っております。 今回、賃金請求権の消滅時効を、四月施行となります改正民法に合わせて同じ五年という形で延長するわけですが、ただし、これ百四十三条で当分の間三年としたわけであります。これは衆議院の議論、また今日の午前中の議論でも繰り返し触れられてきた論点でありますけれども、なかなか一般には分かりにくい。つまり、労働者保護のために設けられてきている特別法で一般法に定める権利をある意味制限するような形になってしまっているというわけでございま……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今月の七日に緊急事態宣言が発令をされまして、今日で九日目となりました。この発令に際して、安倍総理の方からは、人と人との接触を七から八割削減すれば感染者は二週間後にピークアウトすると、こういう御説明があったわけであります。これ、とってもインパクトが大きかったというふうに思っています。 一つは、海外で行われているようないわゆる外出禁止とは違う、人と人との接触を七から八割減らすということ。これ、今でも、どうやったら自分の行動の中で七割、八割減らしたことになるんだろうということが議論されていますし、皆様いろんな取組をしていただいている。そして、それまで……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今般の国民年金法改正案につきまして、これまで加藤大臣の方からも、例えば、全世代型社会保障の流れの中での法案の意義、あるいは人生百年時代という話の中での位置付け等、いろいろ説明があったわけでありますが、改めて今日、私の方からは、議論のスタートとして、昨年八月に公表されました五年に一度の財政検証、こことこの法案との接続というところについて確認をさせていただけたらというふうに思っております。 まず、これ、昨年八月、まとまってこの委員会でもなかなか議論ができていないなという思いがありまして、この財政検証から明らかになったこと、主なことってどういうことが……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、三人の参考人の皆様、大変貴重なお話を聞かせていただきましてありがとうございます。 早速質問に移らせていただきたいと思います。 今回の国民年金法の改正案の審議におきましても、二〇〇四年からのこれまでの改革の積み上げですとか、あるいは前回の改正からの変更点、進捗点、そういったところを確認しながら議論が進んできたというふうに思っております。 一番近いところ、前回のこの年金改革法のところからの差分ということでいきますと、やっぱり一番大きかったのはこの被用者年金の適用拡大、ここが、五百人以下のいわゆるところまで規模要件上げることによってどうな……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今国会もいよいよ会期末が迫ってまいりまして、改めて、国会の会期中、安倍総理、何度も何度も雇用と暮らしを守るということを決意を表明をされたわけでございます。そして、その下で、まさにこの雇用を守る政策の最前線で今奮闘されているのが加藤大臣だというふうに思いますので、私も、今の倉林先生の質問に引き続いて、雇用について少しお伺いをしておきたいというふうに思っております。 いろいろなデータが出ておりまして、一つちょっと触れておきたいんですけれども、総務省、先月二十九日に発表されました労働力調査、この中では四月の失業率が二・六%ということでありました。前月……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。この災害対策特別委員会、質問におよそ一年ぶりに立たせていただきます。 去年、どんなときに質問したかというと、十月の一日でありまして、先ほど小沼委員の方からも言及ありましたけれども、昨年も大変災害が続いた年でありました。台風十五号が九月九日の未明に上陸をして、私もとにかく一か月間被災地をずっと歩き続けて、その状況を報告し、また質問にぶつけさせていただいたわけでありますが、その十月、同じ月のうちにまた今度は台風十九号が上陸をいたしまして、十五号がよく風台風と言われたんですけれども、十九号は水台風だったということで、一月余りの間に本当にこんな大変な災害が……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 先ほど来、この日本学術会議をめぐる問題について、そもそも国民主権の在り方だとか議会制民主主義というような今言葉も飛び交っていました。ちょっとやっぱりこのまま放置するわけにいかないなと思うので、私の方からも短く確認をさせていただきたいと思います。 なかなかこの個別の人事についてこういった場で議論しても答えが出ないというのは、まあやる前から分かっている方も多いと思いますし、関係者の証言をいろいろ突き合わせてもなかなか食い違っていて議論が進まないわけですが、その意味で、今日、ちょっとスタート地点として確認をしなきゃいけないのは、やっぱり今回の日本学術……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 首都圏の一都三県を対象にいたしまして緊急事態宣言が再発令されまして、さらに、昨日、七つの府県が追加になったわけでございます。 公明党といたしましては、この緊急事態宣言の再発令に先立ちまして、先週の六日でありましたけれども、緊急要請ということで二十項目、大変具体的な内容でありましたけれども、西村大臣にも御対応いただきまして、大変にありがとうございます。 今回は特に飲食を伴うものを中心に対策を講じると、具体的には営業時間の短縮要請ということでありましたけれども、こういうこともありましたので、この点について、党といたしましても、やはりまずは、この中……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今、コロナ感染症、大変重要な局面を迎えているというふうに思っております。私から、まずは西村大臣に何問かお伺いをしていきたいと思っております。 この数日、例えば病床占有率、これがステージ三とか四とか、そういったところの目安に達したというようなことを報道でもこの委員会でもよく聞くわけでありますし、また、先日、西村大臣、会見の中でも、緊急事態宣言を視野にという御発言もされていました。これ、発言はあったんだと思うんですけれども、どうしてもこの言葉だけが翌日の新聞にも見出しとして出てしまうので、全国の皆さんも大変今危機感を持っている。これは、危機感として……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からも、西村大臣に三問まとめてお伺いをしたいと思います。 まず初めは、首都圏の枠組みということについて改めてお伺いします。 今回、新たに東京都へのまん延防止等重点措置の適用方針が決まりました。先月二十一日の緊急事態宣言解除に至るまで、東京に千葉、埼玉、神奈川を加えた首都圏のこの一都三県、日常的な往来が基本的に活発な一体の地域として、これまで指定ですとか解除の足並みをそろえてきたわけであります。今回、東京だけの適用となりますが、首都圏全体で見たときのこの感染抑止の効果、弱くならないのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。 二点目は、……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 令和元年度の決算に関しまして、今年も個別事業のフルコスト情報開示がございました。公明党は、この決算情報について、一つ一つの事業にブレークダウンした形でより詳細な開示というのを一貫して求めてまいりましたので、今日もまずこのフルコスト情報に基づいて、関税業務、税関業務に関して少し、何問か質問させていただきたいというふうに思っております。 今回、財務省として開示していただいた幾つかの事業の中で、例えばいわゆる通関業務、あるいは輸出入通関という業務のフルコスト情報、単位当たりどのくらいのコストが掛かるのかという情報がございます。 見てみると、若干これ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。
私の方からは、今日は総務省の令和元年度決算を中心にお伺いをしていきたいというふうに思っております。
まず、関連して、この件については、会計検査院が国による地方公共団体の情報セキュリティー強化策ということについて検査を行いまして、昨年一月に報告書をまとめております。
まずは、会計検査院にこの同検査報告の趣旨並びに所見について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今、様々御紹介をいただきました。
私の方からも例えば一つちょっと取り上げて御指摘させていただきたいんですが、これ、サイバー攻撃などがあったときにどう対処するのか。緊急時対応計画……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日は、地震防災という観点から少しまずお話をさせていただければと思っております。 これは、内閣府防災のホームページでも御紹介いただいている情報なんですけれども、日本は国土面積に占める割合は〇・二五%、世界の中でも大変小さい割合なわけですけれども、マグニチュード六以上の地震というところに限ってみると、世界の二割以上がこの日本の中に集中して起きているということでありまして、先週土曜日、二十日に起きました宮城県沖のあの地震もマグニチュード六・九ということでありますから、まさに世界の中でも大きな地震が集中するその一つの事例なんだろうというふうに思ってお……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日はちょっと時間が限られておりますので、細かな論点についていろいろ今日は議論していきたいと思っていますが、冒頭一問、ちょっと大きな問いもしてみたいと思っております。 バイデン政権がアメリカで発足をして以来、気候変動に関連した施策というのを加速化させております。今月、失礼しました、五月の二十日ですね、関連した大統領令の署名も行われまして、今日はその点に関連して、まず小此木大臣と議論を少しさせていただきたいと思っておりますが、この背景として、やはり気候変動というものが国土ですとか経済、生活に及ぼす損害、これが大変深刻になっているという認識が米国に……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日は、コロナの問題に入る前に、私の地元であります千葉県八街市で先月二十八日に起きました、下校途中の小学生が飲酒運転のトラックにひかれまして五人のお子様が死傷する事故が発生しましたので、その件についてお伺いをしておきたいと思います。 まずは、お亡くなりになられました児童の皆様に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。そして、今なお回復の途上にありますお子様の皆様あるいは保護者の皆様、近隣の皆様にも心からお見舞いを申し上げたいと思います。 同様の事故を二度と起こさないというためにも様々な角度から検証は必要なわけでありますが、やはり直接の原因……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 新型コロナウイルス感染症が国内で初めて感染を確認をされましてから一年が経過をいたしました。改めて一年前を振り返ってみますと、まさかここまで国内で、また世界でこの感染症が広がるということは私自身は予想することできませんでしたし、また今後についても、今ワクチンですとか治療薬、様々明るい曙光も見えてきておりますけれども、一方で、いつこの闘いが終わるのかということについてなかなか今は見通しが立たない、そういう状況でもあるかなというふうに思っております。 そこで、今日は、特措法の論点に入る前にまず一つ、これまでのちょっと取組を振り返ってみたいというふうに……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 九州北部の福岡、佐賀、長崎の三県、そして広島県を始め各地で大雨被害が相次いでおります。今日現在も、地盤が緩んでいるということもあって、引き続きこれ油断をできない状況が続いているわけでありますが、今や復旧支援にボランティア活動、ボランティアの皆様の御助力というものは欠かせないものになっております。 例えば、昨年、令和二年の七月豪雨の際には、感染拡大抑止の観点から県境を越えるボランティアの皆様には自粛していただくと、こういう措置がとられたわけでありますが、今回改めてこの一連の豪雨災害見ていきますと、一つは、昨年に比べてもやっぱり被災地域が広い、加え……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私から、本日はまず感染抑止と経済の両立というテーマで西村大臣に何問かお伺いをしていきたいと思っております。 本当に、景気判断、難しい局面に今差しかかっているんだろうなというふうに思います。今日午前中も景気、経済に対する様々な角度からの議論行われてきたわけでありますが、今年入りましてから、例えばIMF、年頭ですけれども、世界全体の成長率五・五%ということで予測を発表されていました。昨年からのリバウンドみたいなものを見込んだ数字なんだろうと、これ日本でできるかなというふうに思っていたんですけれども。今回、米国が二百兆円規模の追加の経済対策を打ったと……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日の議題であります原発立地地域特措法、これ二十年前に、当時の連立与党でありました自民党、公明党、保守党、この三党の共同提出をして作った、議員立法で作った法律であります。中身は同じなわけですけれども、改めて、今日審議に際して、やはりこの二十年の歩みというものをきちっと踏まえた議論をしなければいけないんだろうというふうに思っております。 当時、我が党内でも大分いろいろな意見があったというふうにお伺いしていますし、その当時、党内の取りまとめをした先輩がもう引退されていたりしてなかなか当時の状況を詳しく聞くことはできないんですが、我が党内でいきますと……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 会計検査院法第三十条の二に基づく報告書というものがございます。昨日より参議院におきましても令和元年度の決算審査、活発にスタートしたわけでありますが、私も決算委員会に向けて様々昨年報告していただいたもの目を通す中で、これ改めて見てみました。昨年の七月に出された報告書、百ページ程度の報告書でありますけれども、ちょっと読んでみて、あっ、こんなもの例年あったかしらと思いながら興味深く読ませていただきました。 これ、どういうものを調べたかというと、近年のこの超低金利な市場環境が政府出資法人の業務並びに財務にどのような影響を与えているのかと、こういうことを……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 ストーカー行為規制法案に関して私も質問させていただきます。 まず最初に、もうこれはこれまでの同僚の議員からもるる言及あったところでありますが、やはりストーカー規制法、この第二条、付きまとい等の定義というところから議論をスタートさせていただけたらというふうに思っております。 もう度重なって指摘ありましたけれども、やはり一番の特徴は、付きまとい等ということの定義の中に、「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、」と定めているわけであります。ある意味非常に特徴的なところでありまして……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 先週、COCOAの不具合の検証結果というのが厚生労働省から発表がございました。この問題自体は、先月十六日に行われました内閣委員会において平井大臣とも議論させていただいたので、今日その中身に具体的に入っていくことはいたしませんが、そのときに大臣から答弁いただいた内容というのは、大臣からこうおっしゃっていただきました。一言で言ってしまうと、発注能力のなさとその後の管理ができていなかったことに尽きると、こういうふうに結論付けられていまして、だからこそ、デジタル庁がシステムを自らつくっていく、内製化していくということ、そしてそのためのリソース、スタッフも……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、まず、申請主義からの脱却という論点で平井大臣に二問ほどまずお尋ねをしていきたいというふうに思っております。 この給付を真に必要とする方に対して、例えば、制度が複雑で理解できないですとかあるいは知らない、また窓口に行く時間が取れない、さらには必要書類がそろわずに何度も出し直さなきゃいけないと。こういったもろもろ手続に伴う煩わしさなどから利用されないとかできないという、こういう問題に対して何とかこの行政のデジタル化ということを通じて解決を図れないか、これが党内でこの法案を議論する中でも最も盛り上がった論点の一つだったというふうに思っておりま……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、三人の参考人の皆様、大変に貴重な御意見、ありがとうございました。 ちょっとキックオフみたいな意味で、まず、お三方それぞれに同じ質問で問いかけてみたいと思うんですが、本委員会でもデジタル化ということについて、基本的に、いわゆる我々の利便性の向上につながる技術と監視社会に使われてしまう技術と基本的にほぼ同じもの、だからこそ、技術だけを語っていてもなかなか難しいということで、今日も様々、だからこそ、ルールですとかあるいは監視体制、しっかりつくっていかなきゃいけないという御意見いただいたんですが。 そういう意味でいくと、ちょっと最初にお伺いし……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず新型コロナワクチンの接種に関して、河野大臣に二問ほどお伺いをしていきたいというふうに思っております。 先ほどもありましたが、政府から、このワクチン接種加速をさせて、およそ三千六百万人いらっしゃる高齢者向けのワクチン接種、これを七月末までに完了するという方針が示されたわけであります。ある意味、困難な仕事でありますけれども、同時に命を守り、そして多くの国民の皆様が一日も早くという思いで待っていらっしゃるわけでありますので、これしっかり進めていただきたいと思うわけでありますが、昨日の政府発表によりますと、この七月末まで間に合わないと……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 前回の積み残しの部分からまず今日はちょっとお伺いをしていきたいというふうに思っております。 前回、私の方からは、利用者支援事業について、特に基本型について幾つか確認をさせていただいたわけでありますが、今日は特定型の方についても改めて確認をさせていただきたいと思っております。 この待機児童問題の解消を加速化させるためにも、利用者と保育所の間をしっかりと結んでいく、つないでいく保育コンシェルジュの役割というのはやはり重要なんだろうというふうに思っています。何年か前から着目はしているんですが、ちょっと数字上でいくと数年前のデータで、導入している自治……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、この国家公務員法の改正案でありますが、昨年の通常国会では大変一つの論争となったこの法案、今国会では極めて落ち着いた雰囲気の中で今議論されているということでありまして、やはり私の方からも一点、これは先ほど杉尾委員の方からも御指摘ありましたけれども、昨年との一番の違い、これは検察庁法の改正の部分であるわけであります。 繰り返させていただきますと、前回提出時にはあった勤務延長と役降り特例の規定というのが今回なくなっている、六十五歳までの定年延長と役降りのみの改正ですから、ほかのある意味行政組織と並べてしまったということなわけです。 改めてこの……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 当委員会におきましては、これまで衆議院を超える質疑時間の確保、さらには衆議院で行い得なかった連合審査、あるいは参考人質疑といったものを重ねて、大変充実した審議が続いております。 改めて、この重要土地調査法、私なりにこれまでの審議を受け止めて、一つは、土地の所有ですとか利用の実態、これを行政が十分に把握をできないという我が国土地制度の長年の課題にアプローチをする大変重要な法案であるということを改めて理解をいたしました。同時に、この安全保障上抑止力を持つために必要となる基礎的な調査、そして必要最小限の規制を行うようにするというためのものであるという……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、まずは私からも総務省の接待問題についてお伺いをしたいと思います。 今日は、参考人としてNTTの澤田社長、そして、東北新社からは中島社長にお越しをいただいております。後ほどお伺いしますが。 この接待ということ、民間の企業であれば、これ、会食ですとか接待自体はビジネスを円滑に行うという意味では日常的に行われているわけであります。しかし、今問題となっている件は二つの点で大きく違う。一つ目は、所管を持っている、特に対象が総務省の幹部であったりあるいは時に政治家であったりということ、そして二つ目に、金額などの面において明らかに過剰な接待が行われて……
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る六日の本会議におきまして総務委員長に選任をされました平木大作でございます。 本委員会は、行政制度、地方行財政、選挙、消防に加え、情報通信や郵政事業など国民生活に密接に関わる重要な事項を所管しており、その委員長たる職責は誠に重大であると痛感しております。 委員長といたしましては、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、高橋光男君、梅村みずほさん及び竹内功君が委員を辞任され、その補欠として西田実仁君、片山虎之助君及び山本順三君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 新型コロナ感染症との闘いが本格化をしていくさなかの令和二年度決算の審査でございます。 まず、私からは、この人々が行動変容していく、そして政府としても様々な政策の中でこの人流抑制ですとかいろいろ取り組んだわけでありますが、これは事業環境という面から申し上げますと大変な逆風だったわけであります。まずは、この逆風下において取られました一連の中小企業あるいは小規模事業者支援策について金融面から少し確認をさせていただきたいというふうに思っております。 この困難な状況を乗り越えるために、民間金融機関の協力というものも得ながら、実質無利子無担保の資金繰り支……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 国際的な燃料や資源価格の高騰、またウクライナ情勢を受けまして、今、国内の物価上昇圧力というものが大変高まっております。この問題につきましては、先日、四月十一日に行われました決算委員会においても私も取り上げさせていただきまして、そこでは、東京大学大学院の渡辺努先生のいわゆる慢性デフレと急性インフレというフレームワークに沿って質問をいろいろさせていただきました。改めて、今日ちょっとその続きをしたいなというふうに思っております。 というのも、今どうしても慢性デフレ、まあデフレといっても、価格が一気にぐっと下がるというよりは小幅に下がる、若しくはコスト……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。当委員会では初めて質問に立たせていただきます。よろしくお願いいたします。 早速質問に入りたいんですが、この本年四月は、百四十六年ぶりの成年の定義変更という歴史的な節目となったわけでございます。このことを決めた民法改正案の可決がされましたのは平成三十年、二〇一八年でありましたから、大体そこから今回の施行に至るまで四年ほどの間があって、この間に、関連する法律、少年法を始め様々な法律の改正も行われてまいりました。 改めて、消費者契約法という観点からこの成人年齢の引下げというところを見たときに、前回のこれ改正が二〇一八年、いわゆる民法改正と同じ年になりま……
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、進藤金日子君及び長谷川岳君が委員を辞任され、その補欠として山田修路君及び舞立昇治君が選任されました。
なお、昨年十二月二十四日、山田修路君の辞職に伴い一名欠員となっております。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、清水貴之君、堀井巌君及び山本順三君が委員を辞任され、その補欠として柴田巧君、竹内功君及び松川るいさんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方税法等の一部を改正する法律案外一案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府地方分権改革推進室長寺崎秀俊君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、柴田巧君、竹内功君及び松川るいさんが委員を辞任され、その補欠として片山虎之助君、堀井巌君及び山本順三君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官五味裕一君外二十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十日、予算委員会から、本日一日間、令和四年度一……
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮崎勝君、長峯誠君、片山虎之助君及び山本順三君が委員を辞任され、その補欠として西田実仁君、佐藤啓君、高木かおりさん及び本田顕子さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方税法等の一部を改正する法律案外一案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省大臣官房地域力創造審議官馬場竹次郎君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高木かおりさん、本田顕子さん及び佐藤啓君が委員を辞任され、その補欠として片山大介君、山本順三君及び堀井巌君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省情報流通行政局長吉田博史君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、片山大介君、宮崎勝君、堀井巌君及び山本順三君が委員を辞任され、その補欠として石井苗子さん、西田実仁君、堂故茂君及び三木亨君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に若松謙維君を指名いたします……
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石井苗子さん、三木亨君及び堂故茂君が委員を辞任され、その補欠として音喜多駿君、山本順三君及び高橋克法君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に若松謙維君を指名いたします。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、音喜多駿君、中西哲君及び山本順三君が委員を辞任され、その補欠として浅田均君、堀井巌君及び古川俊治君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に柘植芳文君及び若松謙維君を指名いたします。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、浅田均君及び古川俊治君が委員を辞任され、その補欠として清水貴之君及び山本順三君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に柘植芳文君及び若松謙維君を指名いたします。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、山本順三君が委員を辞任され、その補欠として長峯誠君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官五味裕一君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、梅村みずほさん、長峯誠君及び西田実仁君が委員を辞任され、その補欠として片山虎之助君、山本順三君及び高橋光男君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
電気通信事業法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官吉川徹志君外十一名を政府参考人として出席を認め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高橋光男君が委員を辞任され、その補欠として西田実仁君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二六二号政策評価法及び二対一ルール導入に関する請願外二件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることになりました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○委員長(平木大作君) ただいまから総務委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げたいと思います。 去る三日の本会議におきまして総務委員長に選任をされました平木大作でございます。 本委員会は、行政制度、地方行財政、選挙、消防に加え、情報通信や郵政事業など国民生活に密接に関わる重要な事項を所管しており、その委員長たる職責は誠に重大であると痛感をしております。 委員長といたしましては、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。当委員会、初めて質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、北朝鮮による挑発が止まりません。先ほども浜田防衛大臣から簡潔に御説明いただきましたが、この九月下旬以降のものだけでも計七回、そして、特に今月四日に発射をされました弾道ミサイルについては五年ぶりに日本の上空を通過したということで、Jアラートの発出もされたわけであります。対象地域になられた皆さんも、実際にアラートを受けてもどう一体避難したらいいのか、身を守ったらいいのか、そういったところで戸惑われた方もたくさんいらっしゃったというふうにお伺いをしております。 私の方からは……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 先日、所信をお伺いしましたので、私の方からまず両大臣に一問ずつお伺いをしておきたいと思います。 初めに、浜田防衛大臣にお伺いしたいと思います。 大臣は、二〇〇八年に第六代として防衛大臣に就任をされて、今回、また再び、今度は第二十四代として就任をされたということでございます。専門家として同じポストに、大臣ポストに就かれるということは間々あるわけでありますけれども、先ほどの御答弁でもありましたけど、十三年とか十四年ぐらいの期間を空けて再任されるというのはなかなかないことなんじゃないかなというふうに思っております。 ある意味、最近もよく、この日本……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、前回、所信の質疑のときにも少し頭出しの質問をさせていただきましたが、開発協力大綱の改定に関しまして質問させていただきたいと思います。 前回、市民社会や民間セクターとの連携をしっかり打ち出していただきたいという形で質問させていただきました。今日はそれに引き続いてなんですが、まず、お手元に今、資料一を配付をさせていただいております。現在、この改定に向けて有識者懇談会、活発に開催されているんですが、次回第四回の会合で議論は整理をされまして、年内に報告書の取りまとめ、そして林大臣への提言ということを予定をしているというふうにお伺いしております。……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 防衛省職員給与法の改定に関して質問させていただきたいと思います。 今回の改正というのは、人事院の勧告を受けて、自衛官の初任給ですとか、あるいは若年層の月額の俸給の、俸給月額ですね、これを改定する、引き上げるというものでありますので、まず、内容については全面的に賛成をさせていただきたいと思っております。 その上で、本日の委員会では、この給与なども含みまして、防衛省職員の勤務環境ですとか、あるいは人材の確保というところについて少し議論をさせていただきたいというふうに思っております。 先ほど、松川委員の方からもありましたけど、現在、防衛三文書の改……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私は、今日、核兵器のない世界に向けた取組について何問かお伺いをしていきたいと思っております。 先月の二十七日でありますが、アメリカの国防総省がNPR、核態勢の見直しを公表いたしました。既にこれ、外務省のホームページには林大臣の談話という形でコメントも掲載をされているわけでありますが、まずは林大臣、そして浜田防衛大臣、どう受け止めたのかお伺いしていきたいと思っております。 特に、林大臣には、前回のNPRとの比較の観点、要は、前回のNPRというのはアメリカの共和党トランプ政権のときに出されたものでありますから、そのときとの比較という観点から特にお……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日は持ち時間十分しかありませんので、これまでに引き続きまして、開発協力大綱の改定について少し議論を深めていきたいというふうに思っております。 先月の十八日に第四回の有識者懇談会が開催をされました。これが一応、提言の取りまとめとなっていますから、最終回ということかというふうに思っております。現時点でまだ議事要旨の公開等もないものですので、私の方で改めて、これまでの議論を受けて、NGOの皆さんですとか、あるいは有識者懇談会に参加された方からも少しお話をお伺いしたりして、今日また議論していきたいというふうに思っております。 まず最初に、市民社会と……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日は質問のトップバッターを務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず最初に、スーパーシティ型国家戦略特区についてお伺いをしていきたいと思っております。 これは、今、岡田大臣の下で進めていただいているデジタル田園都市国家構想、この中でも一つのモデルのケースとして政府としても推進をしているというふうに認識をしております。 ちょうど先月の十二日、岡田大臣ですね、このスーパーシティに指定を受けました茨城県つくば市、実際に訪問されまして、その構想の内容を伺うと同時に様々な最先端の技術も体験されたというふうにお伺いしております。 まず……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 ロシアによるウクライナの侵略が始まりまして一年が経過をいたしました。このタイミングで開催をされました国連総会の緊急特別会合、ロシアによる無条件かつ完全な撤退というものを求める決議が百四十一か国の賛成を得て可決をされたわけであります。この総会の結果を受けて、国内のメディアでも、例えばロシアが再び孤立といったような見出しも躍っていたわけでありますけれども、私なかなか簡単には喜べないなというのも一方で思うわけであります。 およそ五十か国が反対若しくは棄権をしているという状況がある中におきまして、やはりまず、この決議、林大臣は今回、ニューヨーク、現地に……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、時間が限られておりますので、核、原子力をめぐる諸問題について少しお伺いをしていきたいと思っております。 昨年の十一月十五日に当委員会におきまして、ロシアによるザポリージャ原発への攻撃というところをテーマに少し質問をさせていただきました。IAEAの様々な取組、特に原子力安全と核セキュリティーに不可欠な七つの柱と、こういうのがあるんですけれども、ここに沿った取組、日本政府としてもこれ支持を表明をされ、かつウクライナに専門家を派遣し、また関連の機材も供与し、資金も提供しということで、様々お取り組みいただいているということも確認を当時させていただ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今回の法改正に関連をいたしまして、まずは在外公館の機能強化という観点から一問お伺いをしておきたいと思います。 昨年末に閣議決定をされました国家安全保障戦略の中に、在外公館についての記述があります。これはどういうものかといいますと、例えば、地域紛争ですとかあるいは感染症、テロ、自然災害、こういった在外邦人の皆様が直面し得る様々な危機ですね、こういったものから、そういった脅威から在外邦人の皆様を守るための体制と施策を強化するという、こういう方針が書かれているんですけれども、その方針とともに、その際に在外公館が最も重要な拠点となるということが明記をさ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 委員会の冒頭、浜田大臣から陸上自衛隊第八飛行隊所属のUH60JAヘリの航空事故について御説明をいただきました。もう既にこの捜索救難、懸命に取り組まれているということでありますので、私も、搭乗されていた全ての隊員の皆様の無事の救命祈り、そして報告を待ちたいというふうに思っております。 それでは、質問に入らせていただきます。 まず、私の方からは、日中防衛当局間のホットライン開設についてお伺いをしていきたいと思っております。 これ、三月の三十一日、日中両国の防衛当局間に専用の連絡回線を引くホットラインということで開設がされたというふうにお伺いをし……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 防衛省設置法改正案に関連しまして早速質問させていただきたいと思います。 まず初めは、防衛省・自衛隊の人的基盤強化というテーマについてお伺いします。 このテーマに関しましては、本年二月に浜田防衛大臣の下に有識者の検討会が設置をされたところでございます。先般の大臣の会見の中でも、今、自衛隊員の確保が難しくなっているという、こういう厳しい認識も示されたところであります。人的基盤強化でありますから、当然、量というか、人員を確保するということと同時に、質を引き上げなければいけない。サイバーですとか、様々専門性の高さということも求められているわけでありま……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からも、まず冒頭、陸上自衛隊第八飛行隊のヘリの事故でお亡くなりになりました隊員の皆様に心からの哀悼をささげたいと思います。また、御遺族の皆様にもお見舞いを申し上げたいと思います。 まだ要救助者四名が発見に至らないという御報告を先ほどお伺いしました。一日も早い発見、探索に努めていただきますよう、政府にお願いを申し上げたいと思います。 それでは、早速質問に移らせていただきます。 まずは、十八日まで行われましたG7の軽井沢外相会合、林大臣、大変にお疲れさまでございました。 幾つか質問まずさせていただきたいんですが、開催前から、この軽井沢という……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 早速、日豪並びに日英円滑化協定について質問させていただきたいと思います。 まず初めに、午前中の議論とちょっと重複するところもあるかもしれませんが、この安全保障分野における近年の日豪そして日英関係、新聞等でもまさに準同盟関係という表現が非常に多く使われております。公式の言葉ではないということだというふうには承知をしているわけでありますけれども、ただ、ある意味この両国との日本の親密さというか連携の良さというものは当然表されているんだろうと思っております。 このことがなかなか、今回のこの円滑化協定も、恐らくアメリカというところはとても国民の皆さんの……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、午前中の議論拝聴いたしましても、なかなか様々なところで脅威という言葉がやはり議論をされておりました。これ、昨年の防衛三文書の与党協議の中でも、特に議論の序盤において、何をもって脅威とするのかということが盛んに議論されたというふうにお伺いをしております。 最近私も、この国家安全保障戦略を始め日本の防衛三文書以外に、海外のいわゆる同様の国家防衛戦略に当たるもの、安全保障戦略に当たるものを時々読むようにしているんですけれども、改めてというか、当たり前のことなんですけれども、割と同じような章立てで同じような書き順で書いてあるもんだなということをち……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は時間も限られておりますので、日・アゼルバイジャン租税条約にちょっと絞った形で今日は質問をさせていただきたいというふうに思っております。 アゼルバイジャン、私、本当に僅かながらなんですけれども、少し御縁がありまして、一つは、ビジネススクール時代の大親友がアゼルバイジャンの出身だということで、二人でいろんなところへ旅行したりも含めて、いろいろ個人的に思い入れのある国でもあります。また、そんなこともあってか、五年前、実際に同国は訪問させていただきまして、当時はカスピ海周辺の資源開発の会議等に出させていただきました。そんなこともあって、今日ちょっ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 改めて、今回のG7広島サミット、私は、各国の首脳がこの広島に集っているというこの姿を見ただけで本当に胸に迫るものがありました。あのコミュニケの内容、いろいろこれから先も議論はしていくわけでありますけれども、改めて、このタイミングで重要な国々の首脳が広島という地に集ったということの意味、この重さというのは本当に歴史的なやはり出来事だったんだろうというふうに思っております。 特に、アメリカ、イギリス、フランスという核保有国、そして、NPTには加盟しておりませんけれども、インドも核を持っております。こういう核を持つ国の首脳が集った。また、インドネシア……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、三人の参考人の皆様、大変に貴重な御意見ありがとうございました。 まず初めに、尾上参考人、佐藤参考人にお伺いをしておきたいと思います。 この防衛基盤を強化するという上においてやはり私が一番悩ましいなと思うのが、そもそもどこまでを、あるいは何を自前で持っておくべきなのかということが本当に難しいなと。技術が進んできて新しい戦い方ということに備えなければいけないという点において、その技術を追いかけるということも当然大事だと思うんですが、じゃ、例えばそれを、最先端のものを米国が持っているんだったら、米国から持ってくればいいじゃないかという考え方……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 防衛生産基盤強化法案ということで、防衛産業の位置付けを法律に明記をする、加えて技術基盤強化に取り組む初めての法律であるということであります。昨年末に改定をされました国家安全保障戦略の中で、我が国の防衛生産・技術基盤は言わば防衛力そのものと位置付けられると、こう明記をした上で本法案が提出をされることになりました。 このステートメント、ああ、なるほど、そういうことかと思いながら、よくよく考えてみると恐ろしい話だなともちょっと思うところがあります。要は、衆議院における議論でも、拝見をしておりますと、よく防衛産業の競争力とか国際競争力という言葉が使われ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まず初めに、国際コーヒー協定からお伺いをしていきたいと思います。 私自身もコーヒーの愛好家でありまして、自分でコーヒー豆を買ってきて、毎朝ひいて、ミルで、一杯入れて目覚めるというのがルーチンになっているんですけれども、日本は本当に世界中から安定的に良質な豆を輸入しておりまして、かつ、この焙煎の技術が高いということで、どこでもいつでもおいしいコーヒーを安価に楽しむことができる、すばらしい環境が整っているというふうに思っています。 そして、その大きな要因というか、支えている一つの要因がこのコーヒー協定なんだろうというふうに思っているんですが、先日……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、まず、新型コロナ接触確認アプリCOCOAについて一連の質問からスタートさせていただきたいと思います。 このCOCOAでありますけれども、令和二年六月に運用が開始をされまして、本年の三月で一応サーバーの運用も全て止まったというふうにお伺いをいたしました。運用しているさなか、ちょっと不具合が相次いだとか運用体制にちょっと瑕疵があった、様々なこともありまして、国会でも熱心に議論されたというように思っております。 ただ、改めて、このリアルタイムでやっていく議論もそうなんですけれども、同時に、今少し感染が落ち着いている。あるいは、次なる脅威に備……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、三人の参考人の先生方、大変にありがとうございました。 早速お伺いしていきたいんですが、まず小西参考人にお伺いをしたいと思います。 今日のお話の中では、コロナ感染症対応という異例の事態の中でこれまで様々取り組んできた、ただ、そろそろ本来の国と地方の負担区分の原則に回帰すべきなんじゃないかと、そういうお話だというふうにお伺いをさせていただきました。 改めて、今回質問させていただくに当たって、私、ちゃんと地方財政法って読んだことがなくて、読ませていただいて、でも、こんな形に、立て付けになっているのかと、結構、ちょっと驚きもありました。特に……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からも、今まさに杉尾委員の方から御質問のあったこの東京の一極集中是正というところについて、是非ちょっと今日は集中的にお伺いをしていきたいというふうに思っております。 まさに今御紹介あったとおり、コロナ禍の中でいっとき転出超過ということが言われた東京に再び人口が回帰をしているということであります。しかも、今、先ほど御答弁ありましたけど、若い世代中心に帰ってきているということです。実際に、昨年の人口移動報告見ますと、東京都に転入超過三万八千人ということで、テレワークの導入も含めてやってくる中で新たなトレンドと言われた地方への流れが反転して、しかも……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は第十三次の地方分権一括推進法ということでありますが、ちょうど今、統一地方選のさなかということもあります。そこに関連して一問、岡田大臣にまずちょっとお伺いをしておきたいと思います。 先週末に行われましたこの前半戦、特に私、投票率とても注目していたんですけれども、例えば道府県議会の選挙、投票率は全国で四一・八五%ということで過去最低ということでありました。これ、無投票になった選挙区も三百四十八と、全体の四割近くということで、改めてちょっと危機感を持たなければいけないなというふうにも思っております。 そして、今週末、後半戦ということにも続いて……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 早速マイナンバー法改正案について質問を進めさせていただきたいと思いますが、やはりまず最初は、本法案の中でも一番の本丸というふうに思っております、このマイナンバーの利用範囲、そして情報連携の拡大というところについてお伺いをしておきたいと思います。 これ、先ほど来の同僚委員の皆さんからの質問の中でも、やはり情報連携あるいはこのマイナンバーの利用拡大ということについて少なからぬ不安を持っている方がいらっしゃるというわけであります。ここにしっかりと説明を尽くして、どうその不安を解いていくのか、これとても大事なポイントであるわけであります。 今回、この……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、三名の参考人の皆様、大変貴重な声を聞かせていただきまして、ありがとうございます。 まず、今日改めてお話をお伺いをする中で、これ、是非三人の皆様にお伺いをしておきたいなと思ったことがあります。 これ、今、例えばマイナンバーあるいはマイナンバーカードもそうなんですけれども、メリットとしてよく語られることに、いわゆる医療DXというテーマがあります。これ当然、現時点で例えばできることもあれば、そのもうちょっと先ですね、今政府として実はもっと先のこともいろいろ検討しているということもありまして、私、この先々も見据えて議論していくということがとて……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 先週の質疑におきましては主に行政の効率化という観点から幾つか質問をさせていただきました。今日は、利便性の向上というところを中心にいろいろお伺いをしていきたいというふうに思っております。 特に、行政のデジタル化ということについて言えば、例えば、書かない窓口とか、今そもそも行かなくていい、スマホで全部完結とか、こういう今様々な取組が実際に進んでいまして、これはやれば絶対これ便利になる、皆さんにも、あっ、こんなに便利になったんだということは実感していただけるものなんだろうと思っています。 ただ、これ、要は、行政の部分というのは、毎週毎週市役所、町役……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まずは、総理、歴史的なG7広島サミット、大変にお疲れさまでございました。核兵器のない世界を目指していくという、この上において、実際に現地を訪れて被爆の実相というものに触れていただく、このことは、私は百万の言葉を重ねるのよりも重いというふうに思っております。 特に今回は、アメリカのみならず、イギリス、フランス、そしてインドといった核保有国も参加をされました。あるいは、これまで世界を牽引してきたG7のみならず、これからの次の時代を牽引していくようなインドネシアやブラジルといった国も参加されています。そして何より、この歴史の転換点と言われているような……
○副大臣(平木大作君) 復興副大臣の平木大作でございます。 原子力災害からの復興及び再生に関する事項並びに福島復興局に関する事項を担当いたします。 土屋大臣をお支えし、被災された皆様が復興に希望の光を見出せるよう、全力で働いてまいります。野田委員長を始め、理事、委員各位の御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
○副大臣(平木大作君) 特定帰還居住区域におきましては、帰還意向をお持ちの住民の方が、今後、安心、安全に日常生活を営むために必要となる宅地、道路、あるいは集会所、また墓地、こういったある意味一体的な日常生活圏を構成していた範囲、これを区域として定めるものでございます。したがいまして、今委員から御下問をいただきました農地につきましても、これは、営農意向の有無ということにかかわらず、宅地周辺の農地が含まれることがあり得るというふうに認識をしております。 御指摘のとおり、農地につきましては、権利を有する者等に対し農地法に基づく責務やあるいは農業水利施設の管理義務などが生じるため、今後、その使い方あ……
○副大臣(平木大作君) 設立から一年を迎えましたF―REIでは、山崎理事長のリーダーシップの下、今委員からも御紹介いただきましたように、五十五事業もの委託研究に取り組もうとしているほか、十五市町村での座談会、十六回ものトップセミナー、また大学等との間で九件のMOU締結など、着実な歩みを進めているところでございます。 今後、F―REIが創造的復興の中核拠点としてその機能を発揮していく上で、国内外から優秀な研究者を集めることが重要となってまいります。このため、研究環境の充実が必要不可欠でありまして、令和六年度の予算においては、研究者が研究に専念できるようサポートをするリサーチアドミニストレーター……
○副大臣(平木大作君) 令和六年度復興庁予算について御説明申し上げます。 復興庁におきましては、第二期復興・創生期間において必要な取組を精力的に進めるため、地震・津波被災地域において被災者支援などきめ細かい取組を着実に進めるとともに、原子力災害被災地域では、帰還環境の整備、生活再建など本格的な復興再生に向けて取り組み、また、これらに加えて、福島始め東北地方が創造的復興を成し遂げるための取組を進めるための予算として、東日本大震災復興特別会計に総額四千七百七億円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、被災者支援については、被災者の心のケアや、コミュニティ……
○副大臣(平木大作君) 移転元地の活用につきましては、第二期復興・創生期間における重要な課題であるというふうに認識をしております。 今委員から御指摘もありましたが、この移転元地につきましては、災害危険区域に指定をされていることから、その活用の用途に制限があると、このことに加えまして、公有地と民有地が混在し、一体的な利用が、活用がしにくいということ、地域の意向等を踏まえた土地利用の方針が決まっていないこと、さらには土地活用を希望する者とのマッチングに難航していることなど、地域ごとに様々な課題がございます。 こうした課題に対応するため、復興庁といたしましては、土地活用に関するワンストップ相談窓……
○副大臣(平木大作君) 土屋大臣の所信も引用する形で御質問いただきました。その所信の中にも申し述べられておりますとおり、政府としても、将来的にこの帰還困難区域については全てを避難指示解除し、復興再生に責任を持って取り組む、そういう決意の下で今政策を総動員させていただいているわけでございます。 その中で、やはりまずは、帰還意向のある住民の方々が全員帰還できるように、除染やインフラ整備を始めとする特定帰還居住区域の避難指示解除に向けた取組、これを加速していきたいというふうに考えております。 その上で、今まさに御下問があったところでありますが、この特定帰還居住区域のこの外の森林を含む土地の扱いと……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 時間も限られておりますので、私の方から早速質問に移らさせていただきたいと思っております。 本日の議題でございます日豪EPA、議論する上で私は一番大事だと思いますのは、先ほど山田修路委員からも御質問ございましたけれども、この日豪EPA、通すことによって一体国内の農業、農産品にどんな影響があるのか、この点をしっかりまずはっきりさせないことには賛否の判断すらできないというのが実態であるというふうに思っております。 今、私たちの手元には実際にこのEPAの合意内容、これ自体は手元にあるわけでありますけれども、例えば牛肉の輸入関税が二年目から二八・五%で……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、貴重なお時間をいただきまして、公述人の皆様、また貴重な御意見、ありがとうございました。 私の方からは、主に白石公述人に対してお伺いをしていきたいというふうに思っております。 先ほどもございましたが、冒頭触れていただきましたけれども、この参議院の議論が始まる前に、このまさに始まるタイミングにおきまして、白石公述人を中心とした、主に国際政治学者の皆様から要望書という形でいただきました。 その要望書の中には、安全保障法制をめぐる国会での与野党の議論は極めて狭い観点から行われていると言わざるを得ないと、大変厳しい御指摘をいただきました。その……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、大変貴重な御講演ありがとうございました。 今、各参考人の皆様の御意見いただきまして、今の金融政策に対する肯定的な意見、否定的な意見、様々いただいたわけですが、是非ここは、一方で、なかなか日銀の金融政策自体もいきなり大きく転換するですとか変わっていくということがない、現状を取りあえず想定した上で、是非ここは応援団として御助言をいただけたら、金融政策に限らず様々いただけたらということで、二点にわたってちょっと三名の皆様にそれぞれ質問をさせていただきたいと思います。 まず一点目ですが、現行のこの金融政策、質的にも量的にも大分大胆なことをやっ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、大変貴重な御講演、ありがとうございます。 まず、最初に私の方からお伺いしたいのは、デフレからの脱却に際しての金融政策、三人の参考人の皆様が大変立場が本当に三者三様というか違うなという今お話を伺って印象を得ました。まず小峰参考人ですけれども、ブーメラン効果というものを考えると、やらない方がよかったんじゃないかというようなコメントも先ほどいただきました。また、湯元参考人は、一定の評価はするんだけれども、金融政策に過度に依存をしてしまうとその副作用も大きいんだという御指摘をいただいたと思っております。そして、若田部参考人に関しましては、一番大……
○平木大作君 今日は、三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。公明党の平木大作でございます。 時間も限られておりますので、早速質問に移りたいんですが、まず井堀先生にお伺いしたいと思います。 私、今から十八年前、平成九年、一九九七年に先生の財政学の講義を受講しておりまして、いい成績を取った記憶はないんですけれども、そのときに、このままだとやはり財政的に本当に大変だという先生の壇上からのお訴えを覚えておりまして、大学時代のノートも探したら出てまいりました。 見ましたら、ちょうど講義の初日、これは日本経済新聞の九七年四月八日付けの「経済教室」が出てきまして、そこで先生がおっしゃって……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、政府また日銀を代表して御説明いただきまして、ありがとうございました。 今るる御説明いただいたんですけれども、これ、今日のお話も、それからこれまでの政府、日銀からの御説明をお伺いしていても、幾つかあるかと思うんですが、一つ大きな点として、デフレからの脱却ということはもとよりとして、財政再建を当然目指す上でも、この経済の好循環をしっかりとつくって維持していくこと、これが不可欠であるということは一貫してこれ御説明されてきたのかなと、これは政府、日銀に共通した立場なのかなというふうに理解をしております。 この今後も景気の好循環をつくっていく、……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 大変示唆の多い、また学びの多い調査会だったなというふうに思っております。 私の方からは、幾つかのテーマについて端的に意見を表明させていただきます。 まず初めに、成長戦略についてでありますけれども、これは、もう申すまでもありませんけれども、この調査会で対象といたしましたデフレの脱却、また財政再建についても、その成否を大きく左右する大変重要なテーマであるということを改めて認識をいたしました。当然、こういったテーマを議論する上での前提としてしまってはいけないわけでありますが、同時に、経済成長は必要不可欠であるということ、これが改めて確認されたと思っ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、大変に貴重な御講演ありがとうございました。 私の方から様々お伺いしたいことあるんですが、まずはこの社会保障という問題を語るときにやはりこれセットとして必ず出てくるのが財源あるいは財政再建という話でありまして、大きなテーマですので、この議論の枠組みについてちょっとお伺いをしたいというふうに思っております。 やはり社会保障あるいは財政再建ということを語る上で、明年四月に控えました消費増税、これはやっぱり避けることができないんだろうなというように思っております。やはりこれは将来的な社会保障のことを、在り方を考える上においても、何といっても納……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、三人の先生方、本当に貴重な御講演ありがとうございました。 私もこの調査会に昨年からずっと参加させていただいておりまして、参考人の皆様、三人、四人と御意見を伺うと大抵意見が割れたりという中でいろいろ議論をしてきたわけでありますけれども、本日に関しては、打ち手の部分というのはお一人お一人多分それぞれ違うのかなというふうにお受け取りいたしましたけれども、事この日本の今の財政の状況は大変厳しいんだというその認識、そこでは本当に三人とも一致されていたのかなというふうに思っております。全く同じ思いでお話をお伺いさせていただきました。 その上で幾つ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本年は、本調査会三年間の取組の中でも最終年に位置付けられる年でありますので、私の方からは、まずこの危機的な財政状況の原因について、岡田副大臣にそもそものところからまずちょっとお伺いをしていきたいというふうに思っております。 政府が最初に財政危機宣言というものを出したのは一九九五年でありますので、早くも二十年以上前からこの財政危機というものが叫ばれ、そして様々な対策が取られてきたわけであります。しかしながら、現状でもなかなか財政再建というもののめどが立ったという状況にはないのかなという印象を受けるわけであります。 改めて、日本がこれだけ深刻な財……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、今回の国家戦略特区法の改正案におきまして新たに設けられました規制の特例のうち、企業による農地取得及びそれに関連する農業の競争力強化施策に関連して、ここに絞って今日はお話をお伺いしていきたいというふうに思っております。 先ほど来ございましたが、今般の法改正というのは、基本的に対象地域の選定を大変厳格にしましたので、兵庫県養父市に限定して実施をされるということになったわけであります。この養父市ですけれども、これはもう既に特区指定を、実は農業特区の指定を受けてから二年が経過をしております。本日御参加の委員の各位はもう御存じだと思いますけ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、三人の公述人の先生方から本当に貴重な御意見、様々いただくことができました。ありがとうございます。 限られた時間でありますので、早速質問に移らさせていただきたいと思います。 まず初めに、稲葉公述人に何問かお伺いをしていきたいと思っております。 今日のお話の中でも、まさに保育士を目指される、志を持って今学ばれている方たちが実際進路の選択に迫られたときにこの保育の道を選ばなかったり、また、せっかく就職しても、保育士になってもその後離職されたりと、そういうお話もしていただきました。 じゃ、どうやって保育士、もっともっとこれから育てていくの……
○大臣政務官(平木大作君) 現在、多くの原発が停止する中におきまして、震災前と比べましても、一般家庭で平均およそ一〇%電気代が上昇するような形で国民の皆様に経済的に大きな御負担をいただいている現実がございます。 資源に乏しい我が国にとりまして、こうした電気料金のコストですとか、あるいは気候変動問題への対応、さらにはエネルギーの海外依存度、こういった点を考えますと、即時に原発ゼロというのは責任あるエネルギー政策とは言えないのかというふうに考えております。 他方で、原発依存度を可能な限り低減するという考えの下で、徹底した省エネルギーの推進、さらには再生可能エネルギーの最大限の導入に取り組むとい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からも、まずは、ちょっと最近、原子力発電に関して気になるニュースが続いておりますので、そういった事案について、原子力規制庁での受け止めと今のお考えを中心にお伺いをしていきたいというふうに思っております。 最初にお伺いしたいのは、先ほど更田委員長の方からもひどい事例というコメントが付いておりました福井県の敦賀原発二号機の件でございます。 先ほどもございましたけれども、再稼働に向けて審査中の炉なわけでありますけれども、この大事な部分の試料のデータが無断で書き換えられていたということでありました。特にここのデータについては、重要施設の直下に活……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からも、まずは、福島第一原発の汚染水処理の問題に触れていきたいと思います。 今日の本会議でも、またこの調査会でも度々出てきておりますが、トリチウムを含むALPS処理水、これ今タンク千基分、百二十万トンに達しようとしているということで、あと二年ほどで満杯になってしまう、度々取り上げられているとおりでございます。 まず、ちょっと議論の前提としてお伺いを是非しておきたいと思うんですが、経産省の小委員会の中で、海洋放出ということと、それから大気放出という二案が現実的な選択肢ということで提示をされたわけであります。実際は、二案というか、両方やると……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは三点申し述べたいと思います。 まず第一に、憲法に関して我々がまず問うべきは、憲法尊重義務を課された国会議員として、我々は基本的人権を守るための立法に誠実に取り組むことができているのかどうかという点であります。 例えば、日本が児童の権利条約を批准したのは二十七年前の一九九四年でありますが、子供の権利を保障する総合的な法律としての子供基本法ともいうべき法律は、いまだ立法されておりません。 また、情報技術の進歩が私たちの暮らしを一変させてしまう第四次産業革命のただ中にあって、法規制が時代から取り残されていないか、新たな人権侵害を引き起こし……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方から、まず、総務省選挙部長の方に少し確認をさせていただきたいと思います。 今回のこの国民投票法改正案におきましては、在外選挙人登録期間の柔軟化を規定をしております。端的に言えば、公選法改正に伴いまして平成三十年六月一日より創設をされました在外選挙人名簿への出国時申請制度、これを国民投票においても実現をしようとするものでございます。 しかしながら、一昨年行われました令和元年の参議院通常選挙におきまして、この在外選挙人登録、登録率がおよそ七%、投票率は二一%程度ということで、なかなかこれ十分に権利行使をされていないように見受けられるわけでご……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは、デジタル時代の新しい人権について発言をさせていただきます。 間もなく施行から七十五年を迎える日本国憲法は、その記述の量が少ない言わば余白の多い憲法であることもあり、制定当時想定をされていなかった環境権やプライバシー権などのいわゆる新しい人権の多くを幸福追求権を定めた憲法十三条の中に包摂させることで補い、議論を通じて発展をさせてきた歴史があります。 私は、現時点において、こうした新しい人権のうち、憲法改正を通じた明記が必要不可欠なもの、つまり、明記しないことで損なわれる人権は基本的にはないと考えておりますが、一方で、先ほど矢倉委員の方……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 会派を代表して、憲法第五十六条一項に定める出席を中心に意見を述べさせていただきます。 新型コロナ感染症のパンデミックは、国会機能の維持と審議、表決の在り方について再考を迫るものとなりました。 繰り返す変異のたびにまるで全く新しい新種の感染症であるかのように我々の前に立ち現れる新型コロナウイルスを前にして、国会においては、座席の配置から氏名点呼の速度に至るまで、検討を重ね、試行錯誤を続けてまいりました。幸いにもこれまでのところ、憲法第五十六条一項の定める総議員の三分の一以上の出席という本会議開催の要件成立が懸念される事態には至っていないものの、……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。今日は大変にありがとうございました。 まず、改めて、先ほど御陳述の中でも触れられていたんですけれども、投票価値の平等ということについて改めて問いたいというふうに思います。 これ、これまでの最高裁判決等見ても、今、現時点では大体参議院では三倍程度ということが一つの合憲の目安というか、そういう判断が下っているわけです。これ、明らかにいわゆる二倍というものを基準に考えればいい衆議院とは違う、今後も三倍であれば合憲であり続けるのかとか、様々な問題が宙ぶらりんになっているということ。 これを念頭に置いて、やはり選挙制度を考える上でこの投票価値の平等という……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は大変貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 まず最初に、浅田参考人にお伺いしたいと思います。 お話の冒頭で、今回のこのロシアによるウクライナ侵略に関しまして、国際社会は国連によるロシア制裁を望まなかったというようなお話をされていたかと思います。なかなか安保理が機能不全に陥りやすい今構造の中で、例えば国連総会というものの可能性ですとか、あるいはほかの角度から、制裁という観点ではICCのことですとか、いろいろ大変興味深いお話を聞かせていただいたと思うんですが、改めて、今、そもそものいわゆる国連を支えてきた戦後の国際秩序……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は三人の参考人の皆様、大変に貴重な意見、ありがとうございました。 まず佐野参考人からお伺いをしていきたいと思うんですが、佐野参考人には、是非、核をめぐる宣言政策の意味ということについてちょっとお伺いをしてみたいと思っております。宣言政策ですね。 昨年、アメリカはNPRの改定を行いました。このときにも、いわゆる先制不使用ということを書く書かないということで大変話題になったわけでありますけれども、なかなかその一か国だけ宣言して何の意味があるのかみたいな話があったりもする。あるいは、ロシアとか中国とか、言っていたこととやっていることが違ったりみ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、三名の参考人の皆様、大変貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございます。 特に安保理改革という観点からいうと、これを準常任理事国というのかスタンディングメンバーというのか、いろいろ言葉遣いも含めた、あったかと思いますが、ただ、拒否権は二の次であると、このしっかりと常時日本の発言権を確保していくことが重要だという点においては、三名の皆様、基本的には同じ方向なんだなということを改めて拝聴しました。確認をさせていただきました。 その上で、まず吉川参考人からちょっとお伺いをしていきたいと思います。 先ほども、この今回のウクライナ危……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 大変多岐にわたるテーマで行われた調査会であったと思っております。全てに言及することはできませんが、時間の許す限りで意見を述べさせていただきたいと思います。 冷戦終結後の国際秩序が、今、大きな音を立てて揺らいでおります。その一つの象徴が、国連安保理常任理事国のロシアがウクライナへの侵略を開始したことであり、私たちは今、世界が軍事力を中心とした覇権争いの時代に転じてしまうかもしれない重要な岐路に立たされております。 ロシアによる蛮行は、世界で核兵器の存在感が再び高まっているという側面も併せ持っております。核兵器の使用が現実味を帯びてきたことに加え……
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