国会議員白書トップ参議院議員藤木真也>委員会発言一覧(全期間)

藤木真也 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

藤木真也[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
485位
委員会出席(無役)歴代TOP500
373位

24期委員会出席TOP10
7位
24期委員会出席(無役)TOP10
8位
24期各種会議出席(無役)TOP20
20位
26期委員会出席(幹部)TOP50
50位

このページでは藤木真也参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤木真也参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

24期(2016/07/10〜)

第192回国会 災害対策特別委員会 第4号(2016/11/18、24期、自由民主党)

○藤木眞也君 ありがとうございます。自由民主党全国比例区の藤木眞也でございます。本日は、このような早い段階に質問の機会をいただきましたことを感謝を申し上げます。  私は、熊本県の上益城郡という今回熊本地震の最も被害の大きかった地域の出身者でございます。当時は、ちょうど地元の農協長をやっていた関係で、多くの農家の皆さん方のやはりこれ震災後の対応に大変大ごとをしたなという経過がございますが、特に発災直後に激甚の指定であったり、いろいろな国の対策が早かった点に関しましては、本当に被災者を代表いたしまして厚くお礼を申し上げたいと思います。また、全国至る所からたくさんの支援いただきましたことも重ねてお礼……

第192回国会 農林水産委員会 第3号(2016/11/17、24期、自由民主党)

○藤木眞也君 私は、自由民主党を代表いたしまして質問させていただきたいというふうに思います。  まず、この場で質問させていただく機会をいただきましたことを厚く感謝を申し上げます。  私は、今年の七月の選挙まで、熊本の生産現場で肥育牛七百頭、繁殖牛四百頭の畜産経営を中心に、八ヘクタールの水田を活用して米、麦、大豆の土地利用型の複合経営を行ってきた農業者でした。最近、農業現場でも、攻めの農業という国からのスローガンが強調されるようになりました。攻めの農業として中央から発信される言葉と受け止める側の地方農村部とでは相当な温度差があるということは、我々は認識をしなければいけないことだと思います。  今……

第192回国会 農林水産委員会 第4号(2016/12/13、24期、自由民主党)

○藤木眞也君 ありがとうございます。自由民主党の藤木眞也でございます。前回に引き続き質問させていただきますことを、まず最初に感謝を申し上げたいと思います。  今般、鳥インフルエンザ感染被害に遭われた皆様方に対しては心からのお見舞いを申し上げますとともに、発生地において多くの関係の方々の御努力によりまして、感染拡大が今のところ防がれていることに敬意を表したいというふうに思います。  さて、参議院において約一か月間のTPP特別委員会での審議を経て、先週末、TPP承認案並びにTPP関連法案が参議院本会議にて採決をされました。国内農業を取り巻く環境は依然として大変厳しい状況にあります。いまだ多くの農家……

第193回国会 災害対策特別委員会 第3号(2017/03/29、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 私の方からも、まず最初に、先般の栃木県那須町におきます雪崩災害によりましてお亡くなりになられた方々に御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆さん方にお見舞いを申し上げたいと思います。  熊本地震の被災者の一人として、昨年の委員会に続き、本日、質問の機会をいただきましたこと、誠に感謝を申し上げたいと思います。  早いもので、熊本地震による被災から約一年が経過をしようとしています。被災地熊本では、今、震災からの復旧復興に向けた作業が急ピッチで進められております。この間の政府の対応に感謝を申し上げます。特に、今回、激甚災害の指定や七千億を超える予算の早急な決定をいただいたこ……

第193回国会 農林水産委員会 第5号(2017/04/04、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 ありがとうございます。自由民主党全国比例区の藤木眞也でございます。  これは昨日の新聞の記事ということで通告はいたしておりませんけれども、もう本当に昨日午前中から、いろいろな方から電話が殺到いたしました。日本農業新聞の一面に、優良農地の転用が可能にということで、経済産業省が進められている法律が今回出てくるということでございます。全く初耳でありまして、これに関して大臣がどのような情報をお持ちであるのか、また、どのような感度でこれに対して取組を進めていかれるおつもりなのかをお聞かせいただければと思います。
【次の発言】 一種農地が今回転用ができる可能性が出てくるということで、非常に私……

第193回国会 農林水産委員会 第9号(2017/04/25、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 ありがとうございます。自由民主党・こころの藤木眞也でございます。  山田委員の質問が相当、私も隣で聞いていて、迫力があって、若干時間も押されたということでありますけれども、そもそも、今回議論になります農業競争力、この農業競争力とは一体何なんでしょうか。それを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 国が考えられる考え方としてはそういう考えなのかもしれません。農業現場の方々の考えというのは、若干私は違うなというふうに思います。全ての方とは言いません。でも、しっかりと自分の経営で生活をされている方がほとんどいらっしゃるという中で、ちゃんと後継者もいる、ちゃんと地域のことも考えて経……

第193回国会 農林水産委員会 第18号(2017/06/06、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 自由民主党・こころの藤木眞也でございます。これまで畜産業をなりわいとして行ってきた私に質問の機会をいただきましたこと、大変理事の皆さんまた先輩の先生方に感謝を申し上げます。  唐突に昨日、日本農業新聞の記事に、政府が今月九日に閣議決定をする予定の規制改革実施計画の原案に、条件不利地域での集乳に新たな事業者の参画を可能とするというような原案が盛り込まれたという報道がございました。本当に目を疑うような記事が載ってございました。昨年の十一月、党内の議論の中でしっかりと押し出しをした形であった内容が、今回また規制改革推進会議によって与党の議論もないままにこの原案の中に織り込まれたという点……

第195回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(2017/12/12、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 自民党の藤木眞也でございます。  私も、家に帰れば一畜産農家として、今の畜産の情勢について、本当に農家の気持ちを大臣、また役所の皆さんに分かっていただきたいというような思いで今日は質問をさせていただきたいと思います。ちょうど昼飯を食べているときにも、私の息子から、今日はおやじ、日本の畜産農家の代表として頑張れよという電話が掛かってまいりました。やらせていただきたいと思います。  まず最初に、加工原料乳の生産者補給金並びに集送乳調整金についての御質問をさせていただきたいと思います。  先般の畜安法の改正に伴いまして、来年から新たな制度の中でこの乳業の関係の仕事が進められていくわけで……

第196回国会 農林水産委員会 第15号(2018/05/17、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 おはようございます。自由民主党・こころの藤木眞也でございます。  久しぶりの質問になりました。質問の機会を与えていただきました先生方に感謝を申し上げたいと思います。  今、委員長の方からお話ありましたように、農林年金の制度完了に伴う質疑の時間でありますが、昨日、新聞報道によりまして、これは以前、田名部委員が質問をされた案件でありますが、東北農政局職員がゼネコンに再就職した農政局OBに対して入札に関わる非公表の情報を漏らしたという報道がございました。このことに対して、もしこれが報道のとおり、公共工事、特に東日本大震災の復興工事において農政局の現役職員と元職員の間に不適切な関係が生ま……

第196回国会 農林水産委員会 第22号(2018/06/12、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 ありがとうございます。自由民主党の藤木眞也でございます。  三人の参考人の方、今日は、貴重なお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。賛否、いろいろなお話が聞けたかなというふうに思います。  私は、国会議員になる前、二年前までは熊本の単協の、JAの組合長をやっておりました。その関係で、私の組合員さんの農産物というのを、農畜産物を全国の卸売市場に、四十ちょっとあったかと思いますけれども、の市場の方々と産地の情報と市場の情報を共有させながら、いろいろな面でお世話になってきたということであります。  また、最近の社会情勢の中でいろいろな農作物の売買が多様化をしている中で、今回……

第197回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(2018/12/11、24期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也でございます。  今回は、畜産物の価格等に関する質疑ということでやらせていただきたいと思いますが、この週末を使って、党の畜産・酪農対策委員会で北海道と南九州と、現地視察を行ってまいりました。先週の月曜日にも、栃木と群馬県とですね、衆議院の先生方が視察をなされております。  大体同じような意見が多かったなというふうに感じておりますが、私の地元であります熊本の農家の方が、最後に一言、何か国に対してお願いされることはないですかというお話を私がさせていただいたときに、その方がやはり、規模拡大をされる農家の方は結構なんですけれども、やはり中規模、小規模の農家の方々をしっ……

第197回国会 農林水産委員会 第3号(2018/11/27、24期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党・国民の声の藤木眞也でございます。  遅くなりましたが、吉川大臣、大臣の御就任おめでとうございます。党の農林部会の大幹部として先生が活躍されてこられたということで、先生の大臣就任ということで私たちも大変うれしく思いますし、心強く感じております。御活躍を御祈念いたしたいと思います。  それでは、今年、たくさんの自然災害が発生をいたしました。我が国がいかに災害大国なのかというのが、皆さん方も思い知らされたと言われる方も多いかなというふうに思いますが、特に今年、大型の台風が何回となく日本列島を直撃をしたという観点から、台風災害について質問をさせていただきたいと思います。  本……

第198回国会 決算委員会 第3号(2019/04/08、24期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党・国民の声の藤木眞也でございます。  本日は、決算委員会で質問の機会をいただきましたことに、理事の先生始め多くの先生方に感謝を申し上げたいと思います。  私は、議員になる前、農家の一人として現場で仕事をしてきた人間として、今日できれば農業のことについて質問をさせていただければというふうに思っております。  特に今、やはり農家の経営をやっていく上では、どうしても政策であったり施策というところと切っては切り離せない部分が非常に大きいというふうに思う中で、本年は食料・農業・農村基本法の制定から二十年目の節目であり、食料・農業・農村基本計画の改定に向けた検討が進められているもの……

第198回国会 農林水産委員会 第2号(2019/03/12、24期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 おはようございます。自由民主党の藤木眞也でございます。  久しぶりの質問になりますが、通常国会の中で最初の段階の委員会から質問をさせていただけるということで、同僚議員の先生方には感謝を申し上げたいと思います。  冒頭、豚コレラについての御説明が副大臣の方からございました。いろいろと詳しく説明はいただいたんですけれども、やはり今回の豚コレラ、私は、発生をして初期の段階での対応がまずかったんじゃないかなということと、私は南九州に在住をしている関係で、相当、家畜の病気の予防という点では厳しく保健所等々から指導を受けてきたなという思いがあったんですが、いろいろと話を聞いてみると、今回の岐……

第198回国会 農林水産委員会 第5号(2019/04/11、24期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也でございます。  本来、特定農産加工業経営改善臨時措置法の質疑ということでありますが、私、今週の月曜日、八日の日に決算委員会で豚コレラについての質問を若干させていただいたわけですが、あれから三日で二件の発生が起きたということであります。相当な危機感を持って、この豚コレラについて若干冒頭質問させていただきたいというふうに思います。  四月の九日に豚コレラの十九例目の国内感染が確認をされたということでありますが、二日続けての発生であり、とても終息に向かっているというような感じを私たちが感じることができないというような状況にある中で、やはり今後、農林水産省としては相……

第198回国会 農林水産委員会 第9号(2019/05/14、24期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也でございます。  三人の参考人の方には、お忙しい中に、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  私は、三年前に当選をして国会議員になったわけですが、その前は熊本県のJAかみましきという農協の組合長をやっておりまして、熊本で約三十年農業者として現場で仕事をしてきた人間であります。  ちょうど私が候補者になった頃に、私の町をこの農地中間管理機構を使って土地の集積をするんだということで集落法人を立ち上げる作業を全力で取り組んだわけですが、私の地域は平たん地域で非常に条件が良くて、二か月半ほどで七百五十ヘクタールほどが一発で集積ができたというような地域で……


25期(2019/07/21〜)

第199回国会 東日本大震災復興特別委員会 第1号(2019/08/01、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第200回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2019/11/27、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  今委員おっしゃったように、五十四か国の国と地域で輸入規制が導入されておりましたが、最近では三十二か国の地域が規制を撤廃したところでございます。  現在、二十二か国・地域での輸入規制が残っておりますが、最近も幾つかの国・地域で輸入規制緩和が行われております。具体的には、マカオが十月の二十四日から九都県産の野菜、果物及び乳製品の輸入停止を解除したところでございます。EUが十一月の十四日から福島県産の大豆等について放射性物質の検査証明書の添付を不要といたしております。  また、私自身も、十月の十五日から十七日の間でASEANプラス3の農相会合に出席……

第200回国会 農林水産委員会 第1号(2019/10/24、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) この度、農林水産大臣政務官を拝命いたしました藤木眞也でございます。  江藤大臣の下、伊東副大臣、加藤副大臣、河野大臣政務官と協力して、若者が自らの将来を託すことのできる農林水産業の実現に向け、現場の声に耳を傾けながら精いっぱい努力してまいります。  江島委員長を始め委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

第200回国会 農林水産委員会 第2号(2019/11/07、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えいたします。  地域では、農業者の減少、また高齢化が進んでいく中で将来の農業を持続的に維持していくためには、どうしても若い新規就農者の確保、また育成が極めて必要だということは考えております。  新規就農に当たっては、特に、技術の習得であったり就農初期の資金の確保が大きな課題となっており、農業次世代人材投資事業では、就農準備段階や経営開始直後の青年就農者に資金の交付を行い、新規就農の後押しをしているところでございます。このほかにも、農業法人等における雇用就農の研修の支援であったり、長期無利子融資の青年等就農資金を活用した機械、施設等の取得の推進なども支援を行って……

第200回国会 農林水産委員会 第3号(2019/11/12、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えいたします。  徳永委員御指摘のとおり、今般のCSFは野生イノシシの媒介によりまして感染拡大が行われているということが特徴であり、野生イノシシに対する対策は非常に重要と考えております。  農場への侵入対策としては農場防護柵の設置を進めており、その事業費として国から二分の一を補助するとともに、地方負担分の八割を特別交付税として支援をしているところでございます。  野生イノシシに対する対策としては、本年三月から経口ワクチンの散布を開始し、また、CSFの全国への拡散を防ぐため、関係省庁と連携しながら経口ワクチンベルトの構築を行ってきているところであり、見直しをしなが……

第200回国会 農林水産委員会 第4号(2019/11/19、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) 改めまして発言の機会をいただきましたことに、まず最初にお礼を申し上げたいと思います。  先般の去る十一月十二日の委員会におきまして、徳永委員の質問の際に、CSF、またASFというこれまでの呼び名と違った呼び名を突然使ったということに対する御指摘がございました。皆さん方に対する配慮がないままにそのような答弁を行ったということに対しまして、深くおわびを申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした。  元々、豚コレラという病名は、一八〇〇年代に米国で初めて発生が確認された際に、同地域において人のコレラが流行していたことからホッグコレラと命名されたことに由来しており、我……

第200回国会 農林水産委員会 第5号(2019/11/21、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  高野委員御指摘のとおり、ASF対策に当たっては、関係者一丸となって実施をしていくことが重要だと認識をしております。  農林水産省では、本年十月二十五日に全国の都道府県の家畜衛生担当を集め、防衛省などの関係機関にも出席をいただき、ASF防疫対策推進会議を開催し、諸外国におけるASF対策の事例の紹介であったり、各主体の役割分担や発生時における初動体制の確認などを行ったところでございます。  具体的には、各都道府県レベルでの発生時のタイムラインの作成であったり、防疫演習の実施、また必要な人員体制や備蓄資材、埋却地の確保などについて更なる取組の強化を……

第200回国会 農林水産委員会 第6号(2019/11/26、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えいたします。  今回の法改正においては、配合ルールの緩和や原料の範囲の明確化を行うことで堆肥や産業副産物の活用が進み、低コスト肥料の開発につながることが期待されております。  例えば、化学肥料や堆肥が配合可能となることで低コストな堆肥が配合肥料の原料として利用可能となり、有機配合肥料のコスト低減が見込まれるところでございます。また、肥料そのもののコストに加えて、堆肥と化学肥料を一度に散布できるようになり、施肥に掛かる手間や労働費が低減され、農業生産コストの低減も期待されております。加えてお話をさせていただくならば、堆肥を投入するということは地力が増進をするとい……

第200回国会 農林水産委員会 第8号(2019/12/05、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) ありがとうございます。お答えいたします。  都府県酪農では、担い手の高齢化や後継者不足などを背景に経営離脱が続いており、加えて、北海道に比べ土地の制約が大きいことなどから、一戸当たりの飼養規模や飼養頭数の伸びも小さく、経産牛の頭数では減少傾向にあるというところでございます。したがって、生乳の生産が減少しているということも、現在、都府県の方では発生をしております。そういった中で、飲用乳、飲用の牛乳などの消費が堅調な中、北海道からの生乳移送も限界に達しており、委員御指摘のとおり、都府県酪農の生産基盤の強化が喫緊の課題と認識をしているところでございます。  農林水産省とし……

第201回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2020/03/19、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  石橋委員御指摘の二件につきましては、昨年十二月、ロシアの警備当局により、北方四島周辺水域操業枠組み協定に基づき操業していた北海道根室市のタコ空釣り漁船五隻が国後島古釜布に移動させられる事案が発生し、七日後に帰港した件でございます。また、本年一月には、ロシアの警備当局により、日ソ地先沖合漁業協定に基づきタラ漁の操業をしていた同じく根室市の底はえ縄漁船一隻が国後島古釜布に移動させられる事案が発生し、五日後に帰港した件でございます。ロシア側の主張によれば、操業日誌の記載よりも多い漁獲物を発見され、不実記載の疑い等があったことになっております。  北……

第201回国会 農林水産委員会 第3号(2020/03/10、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えいたします。  堂故先生におかれましては、富山県の猟友会長としてお務めをいただいているなど、日頃より鳥獣被害対策に御尽力をいただいておりますことに感謝を申し上げたいと思います。  御指摘のとおり、猟友会は、鳥獣被害対策の中核を担う存在として大変貴重な存在となっております。猟友会の会員の高齢化が進む中、各地域では、農家がわな免許を取って猟友会に入会し、地域一体で捕獲活動の強化に取り組んだり、猟友会の応援を得ながら、これ、私の地元熊本なんですけれども、農家の皆さんが大勢組織をつくって、農家ハンターとして相当その地域の鳥獣対策に効果を出していらっしゃるようないい例も……

第201回国会 農林水産委員会 第4号(2020/03/18、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えいたします。  農業次世代人材投資事業では、次世代を担う農業者となることを目指す四十九歳以下の者に対して、特に用途を定めず年間最大で百五十万円を交付しているところでございます。これまで延べ三万人に交付を行っており、新規就農者の増加に一定の貢献をしているところでございます。  一方で、移住して初めての土地に就農される新規参入者においては、技術の習得、資金や農地の確保などの課題があることから、地域の人々が温かく迎え入れ、技術を指導し、農地の確保を支援するなど、経営確立に向けたサポートに取り組んでいただくことが何よりも重要なことだと考えているところでございます。  ……

第201回国会 農林水産委員会 第6号(2020/03/26、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  動物検疫所が取りまとめました令和元年度摘発状況の速報値によりますと、摘発総件数は十一万五十八件で、前年対比一一七%と増加をした一方で、摘発総重量は約六十九トンと、対前年比六三%と大きく減少しているところでございます。  この数字については、中国、タイを中心に摘発件数が増加した一方で、現地空港カウンターでの注意喚起や航空会社の協力による機内アナウンスなどの積極的な広報や違反事例への対応厳格化の効果により、販売目的で大量に持ち込む悪質な事例が減少し、摘発総重量が減少したのではないかと考えているところでございます。特にベトナムは、逮捕事例の現地報道……

第201回国会 農林水産委員会 第8号(2020/04/02、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  国連は二〇一七年に、二〇一九年から二〇二八年を家族農業の十年と定め、各国に家族農業に係る施策を実施することを奨励しており、我が国としてもその重要性を認識しているところでございます。日本の農業経営体の約九八%は家族経営であり、こうした方々が地域の農業生産や美しく活力ある農村を支えているのが実態であり、このため、規模の大小や生産条件の優劣にかかわらず、全体の底上げを図っていくことが極めて重要だと考えております。  このため、今回の基本計画では、国連の家族農業の十年とは明記していないものの、その趣旨を踏まえつつ、家族経営など多様な経営体について新た……

第201回国会 農林水産委員会 第9号(2020/04/07、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  農林水産省は、飲料、賞味期間百八十日以上の菓子、カップ麺を推奨品目として、賞味期限の三分の一までに小売店に納品するといういわゆる三分の一ルールの見直しを事業者に呼びかけてきたところでございます。この結果、納品期限を緩和した又は緩和予定の小売事業者は本年三月時点で百八事業者となっており、納品期限の緩和に向けた取組が徐々に拡大をしてきております。  さらに、納品期限の緩和に取り組む小売事業者を拡大するため、本年十月三十日を、これは昨年法律が制定された日から一年ということになりますけれども、全国一斉の商慣習見直しの日とし、この日までに推奨の三品目全……

第201回国会 農林水産委員会 第10号(2020/04/14、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えいたします。  牛肉輸出は、二〇一九年には二百九十七億円となり、目標額の二百五十億円を達成したところでございます。加えて、日米貿易協定による低関税率枠拡大や年間百六十六万トンもの牛肉を輸入する中国との解禁協議の前進を踏まえれば、更なる輸出需要の増加が見込まれることから、牛肉については二〇三〇年の輸出目標を三千六百億円としたところでございます。  一方で、我が国の牛肉消費量は近年増加傾向で推移している中、和牛肉生産量は十四・九万トンにすぎません。牛肉の国内需要の増加に対応しつつ輸出目標を達成するためには、和牛の増頭、増産をすることが必要であると考えております。そ……

第201回国会 農林水産委員会 第11号(2020/05/12、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えいたします。  地域のJAなどにおいて人材マッチングの取組が進められており、例えば長野県のJA佐久浅間が地元の旅館組合と協力して旅館従業員と、また、群馬県の嬬恋村では地元の事業協同組合が休業中の宿泊施設と、また、茨城県のJA岩井及び農業法人がシルバー人材センターや地域の方、県内の外食業で休業中の方とのマッチングが行われていると承知をしているところでございます。また、青森県や北海道が相談窓口とマッチングサイトを開設したり、JA全農において九州及び中国四国ブロックで労働力支援協議会を設立しているところでございます。  労働力確保を支援する取組が行われているところで……

第201回国会 農林水産委員会 第12号(2020/05/14、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えいたします。  今委員おっしゃられたとおり、今回の法改正によりまして森林組合の法案が民業を圧迫するようなことがあってはいけないというふうに私も思ってございます。  そういう中で、製材工場等の大規模化に伴い原木供給の規模拡大が必要となっている中においては、森林組合の連携強化等を促進する今回の法改正は、安定供給体制の構築、川上側の価格交渉力の向上が図られることにより、森林組合だけでなく、周囲の川上側の民間、個人の事業者にも収益性の向上というメリットをもたらすものと考えているところでございます。  農林水産省としては、引き続き、民間、個人事業者についても、森林組合と……

第201回国会 農林水産委員会 第14号(2020/06/16、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  放牧養豚については、豚の行動や運動の制約が少ないなどの長所があることが、飼料をより多く与えなければならず生産性が低いなどの短所もあるというところです。一方で、従来から、家畜伝染病予防法第三十四条において、家畜伝染病の蔓延防止のために都道府県知事が放牧を制限ができると規定しております。  また、昨年八月に取りまとめて公表したCSFの疫学調査に係る中間取りまとめの提言で、野生イノシシからの感染の可能性がある地域では、豚舎間で豚を移動させる場合には豚舎外を歩かせることを避け、洗浄、消毒済みのケージを利用する必要があるとまとめられていることなどから、……

第201回国会 予算委員会 第14号(2020/03/25、25期、自由民主党・国民の声)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  先生御指摘のとおり、食料自給率、大変重要な問題だと思ってございます。世界の人口増加や経済発展により、世界の食料需要が増大し、他の輸入国との競合の激化が懸念されるところでございます。また、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴って、様々な事態が生じる可能性もあるところでございます。  こうした中、食料安全保障を確保することには、国内の農業生産の増大を基本とする必要があると考えております。しかしながら、我が国では、今後、国内の農業者や農地面積、農村人口が減少するおそれが高いことから、農業生産の持続性を確保していくことが食料安全保障上の重要……

第203回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(2020/12/08、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也でございます。  本日は畜産物価格に対する質疑ということで、農林水産省の考え方をお聞きしたいと思います。二十分と非常に時間が短いものですから、たくさん聞きたいことはあるんですけれども、行けるところまで行ってみたいと思います。  ただ、冒頭、大臣に若干お伺いしたいことがございます。十月に農林水産省の方から突如運用改善がなされました高収益次期作助成給付金のことですけれども、まだまだ昨日も、今日もですけれども、やはり農協であったり農家の方から直接私の事務所にお問合せがございます。なかなかこの追加措置の落とし込みが末端まで届いていないというのが私は実態ではないかという……

第203回国会 農林水産委員会 第2号(2020/11/17、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也でございます。約一年半ぶりに質問をする機会をいただくことになりました。  改めまして、野上大臣、また、宮内副大臣、熊野大臣政務官、御就任おめでとうございます。特に、野上大臣、昨今、大変なこの米の問題が大きくなる中で、米どころ出身の大臣として、今後の米の扱い、大胆な取扱いを是非、期待いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。  質問時間も非常に短いということでありますので、早速質問に入らせていただきますけれども、まず最初に、コロナ感染症の対策についてお伺いをさせていただければと思います。  私もつい先日まで政務に就いておりましたけれども、この間、持続化給付……

第204回国会 災害対策特別委員会 第7号(2021/06/02、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也です。  災害対策特別委員会で久しぶりの質問になりましたけれども、今回、質問の機会をいただきました理事の先生方始め、関係の先生方に感謝を申し上げたいと思います。  例年になく早い梅雨入りが宣言されました。やはり、災害の多い我が国日本として、梅雨が早くから始まるということは、やはりこの梅雨期に災害がまた起きるんじゃないかというような非常に心配をいたします。そういう中にあって、特に私は農業現場から議員に出てきた人間として、やはり自然災害を一番影響を受けやすい農業分野において、非常にこの自然災害の最近の頻発化、激甚化という問題が農家の間でも大きな課題となっているとい……

第204回国会 農林水産委員会 第11号(2021/05/11、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 おはようございます。自民党の藤木眞也です。よろしくお願いします。  今回の畜舎の建築基準の緩和ということで、私も、昨年政務官をやっているときにこの話、生産局の皆さんから何度となく説明を受け、私なりの見解を述べさせていただきながらすり合わせてきたという経過もございます。大変畜産現場の方には喜ばしいことだと思いますし、今回の畜舎の建築基準の緩和は規制改革推進会議が発端となり実現したものだと聞いております。  今回のような現場実態を十分踏まえた規制改革は今後も必要だと思いますが、他方、三月に開催された規制改革推進会議農林水産ワーキング・グループでは、委員が生乳のいいとこ取りは当たり前だ……

第204回国会 予算委員会 第14号(2021/03/19、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也です。  本日は、予算委員会での質疑という貴重な時間を、機会をいただきましたことに、執行部の皆さん、また理事の皆さん、そして委員各位に心より感謝を申し上げます。  昨日、一都三県の緊急事態宣言が二十一日に解除されると公表されましたが、依然として予断を許さない状況であります。そのような中、最前線で御尽力いただいている医療関係について、まず質問させていただきます。  農山村地域における医療確保を原点に病院、診療所を設置、運営するJA厚生連では、地域の貴重な医療機関等として事業を展開しておられます。  厚生連は、積極的に新型コロナ陽性の患者さんを受け入れてこられまし……

第207回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(2021/12/22、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也です。  金子大臣を始め、政務三役に今回御就任をいただいた方々には、これから一年間よろしくお願いをしたいと思います。もう相当な日にちがたっているんですけれども、委員会として初めてお会いをし、しかも通常の部屋と違って遠いなというふうに今感じながらお話を聞かせていただいておりましたけれども。  例年のごとく、年末になると、この畜産物価格の議論が行われるわけですが、今年は例年と違って、やはりこの長引くコロナの影響というのが非常に大きく畜産業界の皆さん方にもおもしとなって影響を出しているなというふうに感じます。しっかりと、今日も二十分という短い時間ですけれども、いろい……

第208回国会 農林水産委員会 第2号(2022/03/08、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 おはようございます。自民党の藤木眞也です。  昨日の夕方、私、電話を聞いて驚いたんですけど、金子大臣が今期で引退をされるというお話を聞きました。非常に驚いておりますけれども、この農林水産大臣としての今の役職というのはしっかりお務めいただけるということでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 安心をいたしました。今非常に農業現場厳しい状況にある中で、やはり日本の農林水産行政を一手に束ねていらっしゃる大臣の動向というのは、現場の皆さんにとっても非常に心配なことだろうと思います。是非、全力でこの職を全うしていただきたいと思います。  先ほど言いましたけれども、本当に今農業の現場、大変厳し……

第208回国会 農林水産委員会 第6号(2022/04/05、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 おはようございます。自民党の藤木眞也です。  時間が非常に短いので淡々と行かせていただきますけれども、まず最初に、先日、岸田総理が策定を指示されました緊急経済対策に関して伺いたいと思います。  先日の本委員会でも申し上げましたが、農業の現場では、肥料、また燃料、飼料など、農業生産に不可欠な生産資材の価格高騰が農業経営を圧迫し、経営継続が危ぶまれる非常に危機的な状況となっています。生産現場では、土壌診断などを通して不要な肥料を減らすなど様々な工夫を行っていらっしゃいますが、秋肥以降の更なる値上がりが見込まれる中、生産現場の取組だけでは限界があると感じております。また、全農などは、原……

第208回国会 農林水産委員会 第8号(2022/04/12、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自民党の藤木眞也です。本日もよろしくお願いします。  いよいよこの大きな法案が参議院の方に出てまいりました。今後の日本の農業の方向性を大きく変えるとも言って過言ではないほど、取組自体が非常に大きな取組だと思ってございます。  ただいま、現場の皆さん方の受け止めというのは、そんなことがというような非常に冷めた受け止めをされているなというのが実情だと思いますけれども、今後の具体的な道筋について、まずは質問させていただきたいと思います。  初めに、本法案やみどりの食料システム戦略の目的、また意義、今後の道筋についてお伺いをいたします。  我が国においても、近年、自然災害が頻発化、激甚化……

第208回国会 予算委員会 第11号(2022/03/10、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 おはようございます。自民党の藤木眞也です。  予算委員会の質疑の場をいただきましたことに、理事の皆さん、そしてまた関係の委員の皆さんに感謝を申し上げます。  依然としてコロナウイルス感染の脅威が続いている中で、最前線で御尽力をいただいている医療関係者の方から不安を抱いているという御相談をいただきましたので、冒頭、後藤厚生労働大臣に御質問をさせていただきます。看護職員の待遇改善についての医療報酬の改定についての質問をさせていただきたいと思います。  地域の重要な医療機関であるJA厚生連では、新型コロナウイルスへの対応については、しっかりと病床を確保した上で陽性患者の対応に積極的に対……

第208回国会 予算委員会 第18号(2022/05/30、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也です。  予算委員会での質疑という貴重な機会をいただきまして、執行部の皆様、そしてまた藤川筆頭を始め理事の皆様、委員各位に感謝を申し上げます。  ただいま物価上昇に対しての森先生の厳しい指摘の後に農産物価格を上げてくださいという質問をしなくてはいけないということで、やりにくいなというような気持ちも若干ございますけれども、頑張らせてやらせていただければと思います。  最近、いろいろな場面でまた様々な安全保障についていろんな議論がなされていると思いますが、農家出身の私からは、人が生きていく上で最も重要な食料の安全保障に絞って本日は質問させていただきたいと思います。……


26期(2022/07/10〜)

第210回国会 農林水産委員会 第1号(2022/10/25、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) この度、農林水産大臣政務官を拝命いたしました藤木眞也です。  野村大臣を始め野中副大臣、勝俣副大臣、角田大臣政務官と力を合わせて、若者が農林水産業に将来を託すことのできるよう、自然災害からの復旧や食料安全保障の強化に全力で取り組んでまいります。  山下委員長を始め理事、委員の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたしまして、御挨拶に代えさせていただきます。  よろしくお願いします。

第210回国会 農林水産委員会 第2号(2022/11/01、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) ありがとうございます。  第一次産業にとっては、地球温暖化等々、非常に厳しい環境の中で今直面をしているわけですが、今、国連が目指すゼロカーボンであったり私たちがよく言葉にする持続可能な農業、こういったところを実現していくためには、やはり環境負荷低減というのが私は何より大事な取組だろうと思ってございます。  このみどりの食料システム戦略の推進に当たっても、先般国会で御承認をいただいたみどりの食料システム法に基づいて、機械、また設備の導入などの税制の特例であったり、無利子融資などの特例措置により環境負荷低減の取組を支援するとともに、予算措置を行ってまいります。特に、土づ……

第210回国会 農林水産委員会 第3号(2022/11/08、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  恐らく、福岡県の方、私もここ二、三年同じ相談を受けておりましたし、私も経営上、家畜診療所の獣医さんにお世話になっている関係で、非常に共通の認識として、この課題、これまでも農水省の方々と議論をさせていただいておりました。  そういう中で、家畜診療所については、畜産農家の減少や点在化等によって診療効率が低下をし、収支状況が悪化をしている事例がたくさんございます。組合員との間で話合い等を行いながら、診療料金の見直し等の対応が行われていると承知をしております。  国としては、家畜診療所の安定的な運営といった面で実態に応じた診療点数の設定も重要であるこ……

第210回国会 農林水産委員会 第4号(2022/11/10、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  引退をした競走馬の多様な利活用が図られ、命ある馬が可能な限り充実したセカンドキャリアを送ることが重要と考えております。  こうした中、現在、JRAでは、引退競走馬の利活用に対する取組を支援しております。具体的には、馬術用などの転用のためのリトレーニング技術講習会の開催経費であったり、引退競走馬を対象とした馬術競技会での賞金への助成、また、乗馬施設等が行うホースセラピー等への利活用の取組に係る費用の助成などを実施しているところでございます。加えて、JRAでは、パラ馬術競技の強化、振興に取り組んでおり、その中で、元騎手で障害を抱えられた方の馬術競……

第210回国会 農林水産委員会 第5号(2022/12/09、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  配合飼料価格安定制度においては、飼料メーカーからの報告により正確に販売数量等の把握ができるということであります、補填額の算定が可能となるということでございますけれども、自家配合飼料につきましては、経営体によりエコフィードを始めとして原料の種類が様々であり、その使用量や単価を把握できないことから、配合飼料価格安定制度に類する補填は困難だということでございます。  一方、牛、豚等の畜種ごとの経営安定対策や施設整備等においては、自家配飼料を使う生産者も対象になりますので、こうした施策により畜産農家を支援してまいりたいと考えております。

第211回国会 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第8号(2023/04/21、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  いや、実際、私はその閣議決定に参加をできるような立場ではございませんけれども、私の上司になりますけれども、野村大臣はこちらの方に参加をされているかと思います。  農業の担い手や農地利用に関する状況は地域ごとに異なっておるというふうに理解をいたします。担い手が不足をしている地域や遊休農地が著しく増加するおそれがある地域では、構造改革特別特区法への移行による市町村の創意工夫による農業振興を図ることが可能であると考えております。一方で、企業が農地を所有する場合、農業からの撤退や農地転用等の農地が適正利用されなくなることを懸念する声があるというのも承……

第211回国会 農林水産委員会 第2号(2023/03/09、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  宮崎委員御指摘のとおり、農業は気候変動の影響を受けやすい分野であることから、温暖化防止対策とともに、気候変動による影響を回避、軽減する対応策を併せて講じることにより持続可能な農業を確立していく必要があると考えております。  また、農村については、人口の減少、高齢化の進行等により地域コミュニティーの維持等に支障が生じつつあると認識しており、こうした現状を踏まえて農村施策を推進していくことが必要と考えております。  このため、我が省としては、みどりの食料システム戦略や令和三年に改定した農林水産省気候変動適応計画等に基づき、高温に強い品種の開発普及……

第211回国会 農林水産委員会 第3号(2023/03/17、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  国産小麦、大豆の生産拡大のためには、需要に応えた生産を行うことが必要だと考えております。国産小麦、大豆は、年産ごとの生産量と品質の変動が大きく、安定供給体制の確立が急務となってございます。  このため、農林水産省としては、生産性向上のための作付けの団地化や営農技術の導入、安定供給に向けて、調整保管機能を果たすストックセンターの整備、外国産から国産への切替えなどに取り組む食品製造事業者に対する新商品の開発等、生産、流通、消費、それぞれの段階において総合的に支援することで更なる国産小麦、大豆の生産拡大を進めてまいります。  また、我が国の畜産は、……

第211回国会 農林水産委員会 第6号(2023/04/13、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  生乳需給が緩和をする中で、牛乳・乳製品の消費拡大により需要の底上げを図ることが極めて重要だと考えております。このため、三月の二十八日に取りまとめをいたしました畜産・酪農緊急対策パッケージにおいて、在日外国人観光客や子供食堂等への、子供食堂などを対象とする牛乳・乳製品の消費拡大対策を新たに実施することとしたところでございます。  また、これまでも農林水産省では、乳業メーカーによる販売促進キャンペーン、新たなレシピ開発などの取組への支援や、国も参画した牛乳でスマイルプロジェクトにおいて、官民の三百を超える幅広い参加者が共通ロゴマークの下、販促、P……

第211回国会 農林水産委員会 第7号(2023/04/18、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えいたします。  有機農業の推進においては、取組を点から面へと拡大することが重要であると考えております。  農林水産省として、市町村が主体となって地域ぐるみで有機農業を実践する先進的な産地であるオーガニックビレッジの創出を進めております。こうした先進的な産地への支援を行う中で、市町村における有機農業の取組内容や面積などについても把握をし、広く情報発信を行っているところです。  また、現在、当省から市町村へのアンケート調査において、新たに市町村別の取組面積の把握に取り組んでいるところであり、有機農業の取組の一層の把握と情報発信に努めてまいりたいと考えております。

第211回国会 農林水産委員会 第8号(2023/04/25、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律、いわゆるクリーンウッド法は、違法伐採木材等の流通を抑制するため、事業者に対し、木材等を利用するに当たって、合法伐採木材等の利用の努力義務を課すとともに、合法性の確認などを確実に行う木材関連事業者を第三者機関が登録をするなどの仕組みにより、合法伐採木材の流通及び利用を促進してきたところでございます。  現行制度における登録木材関連事業者の登録件数は約六百件であり、このうち、川上及び水際の事業者は約二百三十件、川中、川下の事業者は約三百七十件となっております。  また、事業者の総数は、それぞれ、川上……

第211回国会 農林水産委員会 第9号(2023/05/16、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  国産材の需要拡大に向けては、委員にもお力添えをいただいたまちの木造化推進法等により、建築分野における木材利用が拡大しております。また、いわゆるウッドショック等により国産材の需要が高まりを見せたところです。これを一時的なものではなく着実に拡大させていくことが重要であると考えております。一方、我が国の人工林資源が本格的な利用期を迎えている中、こうした需要に的確に応え、林業、木材産業を成長、発展させるためには、国産材を安定的、持続的に供給する体制を整えることが重要だと考えております。  委員が御主導いただいております「森林(もり)を活かす都市(まち……

第211回国会 農林水産委員会 第12号(2023/05/25、26期、自由民主党)【政府役職】

○大臣政務官(藤木眞也君) お答えをいたします。  昨年十二月の遊漁船業の在り方に関する検討会の中間取りまとめにおいては、御指摘のとおり、損害賠償責任保険の基準の見直しについて記載されたところでございます。損害賠償責任保険への加入は利用者の利益の保護のための重要なものと考えており、そのため十分な保険金額の保険への加入が求められております。  現行では、委員御指摘のとおり、定員一人当たりの填補限度額が三千万円以上の保険、共済への加入を遊漁船業者に義務付けておりますが、この金額を幾らにすることが適当かについて、現場や有識者等の意見を伺いながら検討してまいりたいと思います。  補足になりますけれども……

第212回国会 農林水産委員会 第4号(2023/12/05、26期、自由民主党)

○藤木眞也君 本日は、畜産、酪農に関することに対してこの質問の機会をいただきましたことに対して、理事の先生方に感謝を申し上げます。  また、遅くなりましたけれども、宮下大臣、大臣に御就任、本当におめでとうございます。一緒に活動してきた一人として本当にうれしく思いますし、そしてまた、御活躍を期待もいたします。よろしくお願いします。  それでは、早速でございますけれども、質問に入りたいと思います。ただ、私も昨年一年間はあちらの席でしたので、久しぶりの質問になります。  ここ近年、いろいろな要因から、どの畜種の畜産農家の皆さん方も経営が大変厳しい状況に陥っていることは皆さん方も御承知のとおりです。こ……

第213回国会 農林水産委員会 第11号(2024/05/23、26期、自由民主党)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也です。  今回、私も、熊本県で農業者として約三十年、それ以後、農業関係者として十年間農業現場に携わってきました。今回の基本法の改正に当たっては、農家を代表する国会議員として参議院で登壇の機会もいただきましたし、今日、こうやって法案の審議のチャンスをいただきましたことに、理事の先生方には感謝を申し上げたいと思います。  そこで、今日、大臣がいらっしゃいますけれども、私の選挙区は熊本第三選挙区であります。おらが代議士は坂本哲志代議士です。自分の代議士が大臣でいらっしゃる中で、胸を借りて今日は質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  私は……

第213回国会 農林水産委員会 第17号(2024/06/13、26期、自由民主党)

○藤木眞也君 おはようございます。自由民主党の藤木眞也です。  基本法に引き続き、この束ね三法にも質問の機会をいただきましたことに、理事の皆さん方に感謝を申し上げたいと思います。  冒頭、基本法の審議から本日に至るまで、私がこの委員会を通してやり取りの中で率直に感じた感覚として、少し、通告をしていませんけれども、大臣にお考えをお聞かせいただければと思うのが、農業従事者が現在の百二十万人から二十年後には三十万人まで減少をするというような推計が出ている中で、どうもこの議論を聞いていると、三十万人に減るからこの三十万人でどうしようみたいな感じの答弁が非常に多いなというふうに感じています。  やはり、……



各種会議発言一覧

24期(2016/07/10〜)

第193回国会 資源エネルギーに関する調査会 第6号(2017/05/10、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 自由民主党の藤木眞也でございます。質問の機会をいただきましたこと、感謝を申し上げます。  最近、FITの制度の導入後、太陽光発電設備の普及が飛躍的に増加をしたというふうに理解をしております。ただ、今般、改正FIT法が太陽光発電を抑制しようとしているんじゃないかというような私の周りの皆さん方の意見がございます。また、最近は、導入コストもかなり低減がされていて、発電効率の向上など技術の進歩も非常に目覚ましいものがあろうかと思います。民間事業者が導入しやすい環境にはなってきているのかなというふうに思いますが、今後の太陽光発電に係る国のお考え方をお聞かせいただければというふうに思います。

第196回国会 資源エネルギーに関する調査会 第2号(2018/02/14、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 ありがとうございます。自由民主党の藤木眞也と申します。  四名の参考人の方には、今日は貴重なお話を聞かせていただきまして、大変ありがとうございました。  私も、個人でありますけれども太陽光の発電をやっていて、ちょうど今、九州電力の方からピークカットのパワコンに替えろと言われて、何か納得ができないんですけれども、機械を替えさせていただいているという中で、今日、それぞれの皆さん方からの話の中でも、そういうやはり電気がなかなかうまく連結できていないというようなお話も聞かせていただいて、なるほどなというふうに思わせていただくことが多々ございました。  そういう中でありますけれども、エネル……

第196回国会 内閣委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号(2018/06/19、24期、自由民主党・こころ)

○藤木眞也君 おはようございます。自由民主党・こころの藤木眞也でございます。  まず冒頭、昨日朝に発生をいたしました大阪府北部を震源とする地震によりましてお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆さん方に対して心からのお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  まず、今回のこの質問に当たりまして、両委員会の理事の先生方、また同僚の議員の先生方には、質問の機会をいただきましたこと、大変感謝を申し上げたいと思います。  私は、二年前の参議院選挙において当選をするまでは熊本で専業農家として農業に従事をしていた者でございます。しかも、今回のTPPで最も被害を受けるであろ……


25期(2019/07/21〜)

第204回国会 資源エネルギーに関する調査会 第5号(2021/04/21、25期、自由民主党・国民の声)

○委員以外の議員(藤木眞也君) 自由民主党の藤木眞也です。  三名の先生方、貴重なお話を今日はお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  私は、議員になるまで熊本で農業を営んでおりました。今回、農林水産省においても、みどりの食料システム戦略という冠を掛けて、カーボンニュートラルに向けた取組であったり、地球温暖化や気候変動、また環境汚染の改善などを取り組むような政策を今回打ち出します。  農業を行っていくには農地と天候というのが不可欠なものでありますし、最近全国各地で頻発化、激甚化をしている自然災害には、この地球温暖化が非常に大きな影響を与えているんではないかなというふうに私自身は考えて……

第208回国会 資源エネルギーに関する調査会 第3号(2022/02/16、25期、自由民主党・国民の声)

○藤木眞也君 ありがとうございます。  三人の先生、非常にためになるといいますか、本当に中身の濃いお話を聞かせていただきましてありがとうございました。  特に石川参考人と奈良林参考人には、この原子力発電のですね、私たちも基本的にはこの現時点での安定化電源として考えたときに必要なんだというのが頭の中では分かっていても、なかなかこの福島の事故以来、その安全性という点で非常に引っかかるところもあって、なかなかこの推進と、積極的な推進というような流れにはなりにくいんだろうと思いますが。  他方で、最近、この脱炭素というのが非常に叫ばれる中で、私、議員になるまでは熊本で農業をやっていました。今、温暖化の……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

藤木真也[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。