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熊野正士 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

熊野正士[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは熊野正士参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。熊野正士参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

24期(2016/07/10〜)

第192回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号(2016/11/21、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士でございます。  本日は貴重な御意見を伺いまして、大変にありがとうございます。  まずは、本当に大変な台風被害に対しまして、被害に遭われた皆様方に心からお見舞いを申し上げますとともに、この復旧復興のために尽力されている皆様方に改めて敬意を表したいと思います。私も国会議員としてしっかりと支援に取り組んでまいる決意でございます。  それでは、質問の方に移らせていただきたいと思います。  まず、東山公述人の方にお伺いをいたします。  先ほど公述人の方からいろいろとお話を伺いまして、今回の財源保護の規模ということでお話がございました。牛肉関税で大体一千二百十億円、小麦のマ……

第192回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第11号(2016/12/02、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士でございます。  本日は、御多忙のところ三人の参考人の方に御出席をいただき、そして大変貴重な御意見を賜りまして感謝申し上げます。誠にありがとうございます。  それでは、幾つか質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。  ただいま西尾参考人の方から、今国民の関心が非常に高い食の安全についてお話がございました。私も多くの方から、今の食品の安全性は大丈夫ですかというお声をお聞きをしております。そこで、まず西尾参考人にこの食の安全ということに関して質問させていただきたいと思います。  先ほど肥育ホルモンであるとか遺伝子組換え作物などのお話がありました……

第192回国会 厚生労働委員会 第2号(2016/10/25、24期、公明党)

○熊野正士君 今回、比例区で初当選しました公明党の熊野正士でございます。議員になりまして、厚生労働省の皆様の奮闘を間近で拝見いたしまして、改めて敬意を表するとともに、本日は……(発言する者あり)いえいえ、敬意でございます、本日は質問の機会を与えていただきまして、委員長始め関係各位に感謝を申し上げます。  まず、がん対策についてお尋ねをいたします。  がん対策の大きな柱は、早期発見、早期治療でありますけれども、早期発見のためには何といってもがん検診、非常に重要であります。  今日配付させていただいた資料のグラフを御覧ください。子宮頸がんと乳がんの検診受診率が向上しているのが分かります。この要因は……

第192回国会 厚生労働委員会 第5号(2016/11/15、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士でございます。よろしくお願いをいたします。  今回新たに受給資格を得られる六十四万人の方々が年金を受け取るためには、送付された書類を送り返すか、若しくは窓口に出向く必要があるわけですけれども、なかなか書類が作成できないとか、あるいは窓口まで行けないといった高齢者も多いと思います。家族であれば申請手続ができるということですけれども、全く身寄りのない独居老人の方などは申請が行えない可能性があります。そのような場合には、前回の答弁で、介護事業者などが申請手続の支援を行えないかと、そういったことも検討されているということでございました。そして、一番身近なのは市町村なので、……

第192回国会 厚生労働委員会 第7号(2016/11/22、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野でございます。  まず初めに、養子縁組につきまして、この点だけはということで質問をさせていただきたいと思います。  養子縁組のあっせんについてでありますけれども、このあっせんには児童福祉に関する高い専門性と倫理意識が求められます。しかし、現在は第二種福祉事業に届出さえすれば誰でもできる制度になっております。このため、一部の民間あっせん事業者が営利を図るなど不適切な事案が発生しております。  したがいまして、この事業者を許可制にするとともに、先ほど牧山委員の方から御指摘ございましたけれども、民間のあっせん機関が適切な業務を行えるように財政的な支援なども必要だと思いますけ……

第192回国会 厚生労働委員会 第10号(2016/12/08、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  平成十六年に年金制度の大改革が行われました。当時、急激に進む少子化、高齢化の中で年金制度に対する国民的な不安が非常に高まっておりまして、特に現役世代と言われる若い方々が将来本当に年金がもらえるのか、また、年金の保険料が年々増加しているけれども、今後際限なく負担が増え続けるんじゃないかと、そういった強い不安がありました。そして実施されたのがこの改革でありまして、増え続ける現役世代の年金保険料の上限を一八・三%というふうにしまして、これ以上は負担を増やさないというふうにしました。これによって現役世代の方の年金の負担に対する歯止めが掛かったわけであります。保険……

第192回国会 厚生労働委員会 第13号(2016/12/13、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  私は、自由民主党及び公明党を代表して、公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。  平成二十六年財政検証では、日本経済が再生し、高齢者や女性の労働参加が進めば、将来の所得代替率は五〇%を上回ることが確認されました。同時に、公的年金制度の持続可能性を更に高めるため、スピード感を持って対応すべき課題も明らかとなっており、早急に手当てをしようとする姿勢を評価します。  本法案では、マクロ経済スライドの調整期間の長期化を防いで将来世代の基礎年金の給付水準を確保するため、年金額の改定ルールを見直す……

第193回国会 議院運営委員会 第21号(2017/05/10、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。自民、公明を代表し、質問させていただきます。よろしくお願いをいたします。  福島第一原発の事故により国民的な不安が一気に高まり、全ての原子炉で運転が停止いたしました。原発の再稼働については、安全性を第一義として原子力規制委員会における世界最高水準の厳格な基準の下、審査が行われ、現在までに鹿児島県の川内原発、愛媛県の伊方原発で再稼働しております。そして今も再稼働に向けた審査が続いているわけですけれども、原発の再稼働について、その安全性ということに関して国民的理解も徐々に得られつつあるかなと感じておりますけれども、更なる理解が必要であるというふうに思います。  ……

第193回国会 決算委員会 第5号(2017/04/17、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  昨日で熊本地震本震からちょうど一年となりました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、復興支援に全力を尽くすことをまずお誓い申し上げます。  私は、先日、岩手県の大船渡市を訪れ、高台に集団移設された住宅を視察いたしました。新しい町づくりには、上下水道などのインフラ整備に加えまして、テレビであるとかインターネットなどの通信基盤の整備も必要です。  通信網の整備事業として、復興街づくりICT基盤整備事業が予算化されておりました。この事業は、被災地域の情報化推進事業の一つとして位置付けられておりまして、この情報化推進事業の中には、このほかに、地域……

第193回国会 厚生労働委員会 第4号(2017/03/22、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日は、質問の機会をいただきましてありがとうございます。  まず、緩和ケアについて質問いたします。  私も医師として今でも医療相談を受けますが、感じることは、医師と患者さんとのコミュニケーション不足ということです。例えば、がんの告知、治療法の提示、再発したときの説明などが必ずしも十分とは言えず、患者さんの立場からすると、もっと丁寧に説明してほしい、あの医者は親身になってくれないと、本来あるべき信頼関係が損なわれているケースもあるのも事実です。  ここ数年はインフォームド・コンセントが普及し、日本においても患者さんに直接がんの告知を行うことが一般的となって……

第193回国会 厚生労働委員会 第9号(2017/04/06、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  医師として臨床研究に携わった経験も踏まえ質問させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  まず、臨床研究の透明性の確保についてお伺いいたします。  今回の法案では、製薬会社から資金提供を受けるなどの研究を実施する場合には契約の締結が義務付けられております。製薬企業などと医療機関が研究テーマをきちっと決めて臨床研究について契約を結ぶということは、透明性を確保する上で重要であると考えます。私の知っている範囲では、もう既に臨床研究の現場においては契約を交わしているケースも多々あるというふうに承知をしております。製薬企業なども透明性の確……

第193回国会 厚生労働委員会 第13号(2017/04/25、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  まず、措置入院について伺います。  四月十三日の参考人質疑で辻本参考人から提出された資料、措置入院者のフォローアップ研究に、退院前にカンファレンスができた方とできなかった方で退院後の治療継続や福祉サービスの利用に差があるかどうかという検討がなされております。結果は、退院前にカンファレンスを行った患者さんは一〇〇%治療が継続をできて、福祉サービスの利用も圧倒的に多いというデータが示されています。  精神障害者の方にとっては、医療や福祉の支援が途切れると地域での生活を送るのが困難になる場合が少なくありません。そうした観点から、本法案にある退院後の支援計画の作……

第193回国会 厚生労働委員会 第18号(2017/05/23、24期、公明党)

○熊野正士君 本日は、四人の参考人の皆様に貴重な御意見を賜りまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  時間も限られておりますので、皆様全員に質問できないかもしれませんが、その点はちょっと御容赦をいただければと思います。  まず、岩村参考人にお尋ねをしたいと思います。  冒頭、保険者機能の強化が必要であるというふうなことでお話をいただきまして、介護保険の部会の部会長代理としてのお立場で、議論も踏まえながらということでお話をしていただきました。  そして、今、要支援一、二の方に対しましての新総合事業というものがいよいよこの四月から移行をされて、実質的には来年四月から施行されるというような形で……

第193回国会 厚生労働委員会 第20号(2017/05/30、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日は、まず受動喫煙について質問をしたいと思います。  受動喫煙の健康被害については国民的な関心も非常に今高まっておりまして、また国内外の論文などでも数多く発表されております受動喫煙の健康被害、特に若年者、未成年者、未成年の方への影響が大きいんだというふうな研究結果も数多くあると聞いております。科学的根拠に基づく受動喫煙の健康被害について、特に若年者、未成年者への健康被害について教えていただければと思います。
【次の発言】 この受動喫煙を防止するにはどうしたらいいかということですけれども、WHOは、建物の中で禁煙するのが何より必要だというふうに提言という……

第193回国会 厚生労働委員会 第21号(2017/06/01、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  今回の改正により検体の品質、精度管理についてきちっと法整備を行っていくということになるわけですが、そもそもこの検体の品質管理、精度管理とは一体どういうことなのか、そして、なぜ品質管理や精度管理が大切なのか、国民に分かりやすく是非説明していただければと思います。
【次の発言】 分かりやすくお答えいただきまして、大変にありがとうございました。  品質及び精度管理を担保する今回の法改正の必要性は理解できるんですけれども、実際に品質管理、精度管理を行うとすれば各医療機関に負担が発生するんじゃないか、過度の負担になるんじゃないかという、そういった懸念する声もあるよ……

第193回国会 消費者問題に関する特別委員会 第6号(2017/05/24、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  重複する質問かなりございましたので、一部省きながら質問させていただきたいと思います。  まず、消費者裁判手続特例法による二段階目の手続について質問いたします。  先ほどちょっとあったんですけれども、一人でも多くの消費者の方の被害回復を図るために、被害に遭われた消費者の方々を特定して個別に通知を行うということで、この通知作業というのは結構大変だなと思うんですが、特定適格消費者団体が実施すると説明をされておりますけれども、数千人とかあるいは数万人になると通知するだけでもかなりの作業量になるというふうに思います。  先ほどこの件に関して臨時の職員の方を雇うんだ……

第193回国会 予算委員会 第11号(2017/03/13、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  予算委員会での質問の機会を与えていただき、関係者の皆様に感謝申し上げます。医師としての経験を踏まえ、質問させていただきますので、どうかよろしくお願いをいたします。  まず、介護従事者の処遇改善について質問いたします。(資料提示)  公明党も、現場の皆様の切実な声を受け止め、これまで処遇改善に取り組んでまいりました。パネルでお示しするように、二十一年に九千円と一万五千円、二十四年には六千円、二十七年には一万三千円と改善をされ、平成二十九年度予算においては月一万円相当引き上げることが盛り込まれております。まだ十分とは言えませんけれども、着実な処遇改善が行われ……

第195回国会 内閣委員会 第2号(2017/12/05、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  まず、今年五月に成立しました次世代医療基盤法について質問したいと思います。  この法案が成立しまして、大量の医療情報を匿名化することでビッグデータとして研究しやすい環境が整備されると思います。そうした大規模研究を通して患者さんに最適な医療の提供が実現できると期待されているところですけれども、現在、法施行に向けて基本方針の策定、匿名加工事業者の認定基準について検討されていると承知をしております。  そこで、基本方針の策定に当たりまして、研究の面から二つのことを取り上げたいと思います。  一つは、ビッグデータの研究にあっては、大量の医療情報が収集できるかどう……

第195回国会 内閣委員会 第3号(2017/12/07、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いします。  本年八月八日に人事院から、国家公務員の給与に関する報告及び勧告、公務員人事管理に関する報告がなされております。先月、十一月三十日の本委員会において、人事院の一宮総裁の方からその概要説明がございました。その中で、給与制度の総合的見直しに関して言及がありました。平成二十六年の給与法の改正により、平成二十七年四月から俸給表や諸手当の在り方を含めた給与制度の総合的な見直しが本格的に実施され、平成三十年、明年四月一日に完成するとされております。  この給与制度の総合的見直しについて、その概要について説明していただければと思います。

第196回国会 決算委員会 第6号(2018/05/28、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  まず、国政選挙における執行経費について総務省にお尋ねしたいと思います。  平成二十八年七月十日の第二十四回の参議院選挙が行われましたけれども、このときの参議院選挙における執行経費の決算額、そしてこれまでの国政選挙の執行経費の推移についてお教え願えますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。  今御説明いただきましたけれども、推移については、ここ最近はちょっと増加しているんですけれども、十年以上前から見ると減少をしております。  この執行経費ですけれども、基準法というのがあって、先ほど御説明ありましたが、これを、参議院……

第196回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2018/04/13、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日は、まず、高齢者の消費者被害の予防及び救済のための見守りネットワークについて質問いたします。  午前中、徳茂委員の方からも御質問いただいたテーマでございますけれども、この見守りネットワークは、消費者安全確保地域協議会として各自治体で設置が法定化されております。昨年と比べますと設置数が約三倍ということで、消費者庁として設置促進に努力をされた結果だろうというふうに評価したいと思います。  他方、地方消費者行政強化作戦というのがあって、それでは人口五万人の全市町に設置するということが目標ですので、そうしますと、先ほど徳茂委員の方からもございましたけれども、……

第196回国会 消費者問題に関する特別委員会 第4号(2018/05/30、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  本日は、消費者保護を図る大切な法案審議でございます。この審議を通しまして、今回の改正案の趣旨あるいは解釈を明確にしてまいりたいと思います。時間も限られておりますので、できるだけ簡潔に御答弁をいただければというふうに思います。  まず、社会生活上の経験が乏しいというこの要件について幾つか質問をさせていただきたいというふうに思います。  この要件ですけれども、これは成年年齢の引下げ、これが念頭にあるという認識でよろしいでしょうか。
【次の発言】 一般には、この社会生活上の経験が乏しいというふうに聞くと、やっぱり若い人を連想してしま……

第196回国会 内閣委員会 第4号(2018/03/23、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  まず、森友学園の決裁文書書換え問題について、電子決裁システムについて、この電子決裁システムの導入を進めてきた総務省にお尋ねしたいと思います。  現システムにおいて、この電子決裁、既に決裁された文書にアクセスすることは可能なのでしょうか。
【次の発言】 文書管理者であれば、既にたとえ決裁された文書であってもアクセス可能だということだと思いますけれども、電子決裁された時点でもう誰もアクセスできないようにすることは技術的には可能なんでしょうか。
【次の発言】 梶山大臣に伺いたいと思います。  今回の決裁文書書換え問題、まさか、まさか誰も書換えが行われるなんて思……

第196回国会 内閣委員会 第5号(2018/03/27、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。どうぞよろしくお願いをいたします。  今回の法改正によりまして、事業主の拠出金の率の上限が〇・二五から〇・四五に引き上げられるということで、現行が〇・二三%ということで、拠出金が現行で約四千億円というふうに承知をしております。これらは、この四千億円というのは児童手当などに充当されているということですけれども、この四千億円の現行の内訳について御説明をお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございます。  今回、この事業主拠出金の率を平成三十年度は現行の〇・二三%から〇・二九%に引き上げると。これは政令で規定するそうですけれども、その追加の分が約一千億円とい……

第196回国会 内閣委員会 第10号(2018/04/17、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  地域経済活性化支援機構、REVICは、平成二十五年三月に改組、機能拡充して発足をしております。それまでは企業再生支援機構であったものを抜本的に改組し、そして、従来からあった直接の再生支援に加えまして、地域活性化及び事業再生ファンドの運営、また専門家派遣など、機能を追加して拡充しているわけであります。  二十五年の三月からちょうど五年が経過をしておりますので、この五年間のREVICの実績についてまず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  平成二十六年の十月にもREVICの法案が改正されておりまし……

第196回国会 内閣委員会 第11号(2018/05/15、24期、公明党)

○熊野正士君 おはようございます。公明党の熊野正士です。  本日は公文書管理について質問させていただきたいと思います。  森友学園の国有地売却に際して、財務省の決裁文書の改ざんという前代未聞の不祥事が発生いたしました。この事態を受けて、三月二十三日に安倍総理の方から、更新等の履歴が厳格に管理できる電子決裁システムへ移行を加速するようにという発言があったと承知をしております。  この電子決裁システムというのは、元々は業務の効率化のために総務省が平成二十一年から導入をして、政府を挙げて推進をしているというふうに聞いておりますけれども、今回、この書換え問題ということで、我が党の公明党の同僚議員である……

第196回国会 内閣委員会 第12号(2018/05/17、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  まず、地方拠点強化税制の活用について質問をさせていただきます。  今回の地域再生法の一部を改正する法律案で、東京二十三区から本社等の特定業務施設を移転した場合に、これまで入っていなかった近畿圏中心部とそれから中部圏中心部が新たに移転型事業として課税の特例の対象に加わることになりました。具体的には、近畿圏では大阪市全域とか神戸市、それから京都市など、また堺市も入りますけれども、そういうところが対象地域に含まれることになります。  先日、データを見てびっくりしたんですけれども、これらの関西のいわゆる大都市から東京に転出超過となって……

第196回国会 内閣委員会 第15号(2018/05/31、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  今回の地方分権一括法案は、権限などを地方に移譲して地方分権を推進するということですけれども、まず一番最初に、この地方分権に向けた大臣の御決意をお聞かせ願えればと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  この地方分権一括法案の経緯、そしてまた、特に平成二十六年から導入されました提案募集方式、この経緯等を是非御説明をいただければなと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  今答弁ございました、各自治体から提案を受けているということで、これ毎年、毎年度受けているということだと思いますけれども、この制度の仕組みといいますか、提案がありました、……

第196回国会 内閣委員会 第16号(2018/06/05、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  最近、地元の有権者の方から、食品添加物、危険だからしっかり規制すべきだという声を複数の方から伺いました。ちまたでは危険な添加物リストなる、そういう情報もあふれております。  そこで、食品安全委員会を所管する内閣府に伺いますけれども、日本の添加物は本当に安全と言えるのか、科学的に正しく検証されているのかどうか、お答えいただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  また、こういうふうなことを書いていることございまして、ある添加物は、日本では使用されているんだけれども海外では使用が許可されていない、禁止されている、だから危険だといったような指……

第196回国会 内閣委員会 第19号(2018/06/14、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  私は、まず林業への影響について伺っていきたいと思います。よろしくお願いをいたします。  TPP11及び日EU・EPAによる農林水産業への影響について、政府として影響試算をされていると承知をしております。重要五品目を含めた農産物と同様に、この林産物にも多大な影響があると予想されております。昨年末の報道なんかによりますと、TPP11と日・EUですね、林産物に対するダメージということで、安価ないわゆるアジア産の木材とそれから高級な欧州産、もうこの板挟みだというふうなことも報じられておりました。  この林産物への影響について、政府試算を踏まえまして見解を求めたい……

第196回国会 内閣委員会 第20号(2018/06/19、24期、公明党)

○熊野正士君 三人の参考人の皆さん、今日は本当に貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  私の方からは、まず山川参考人の方にお尋ねをしたいと思います。  本当に農業の現場から声を聞かせていただきました。具体的に小麦などの例を取っていただきまして、ダメージの大きさということで非常に分かりやすく御説明をいただきました。そういったものも踏まえまして、いわゆるTPP11ということで影響が出てくると。先ほども、交付金といいますか補助金といいますか、そういったものが減らされるんじゃないかという御懸念もございましたけれども、そういった、今後どういったことを支援としてより求めるのかということをお教え……

第196回国会 内閣委員会 第22号(2018/06/28、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  アメリカの通商拡大法二百三十二条に基づく自動車に関する調査が五月に開始したと承知をしております。六月二十四日付けの日経新聞には、自動車関税引上げかといった記事も掲載されておりました。そして、今日の読売新聞にもアメリカの自動車関税の引上げに関する記事が出ておりまして、その中で、アメリカのトランプ大統領が、EUからの輸入車について、関税の調査が間もなく終わる、EUはずっと米国を利用してきたが、最終的には公平になるだろう、長い時間は掛からないと、こういったことをツイッターに投稿したと記事は書いておりました。  自動車についても鉄鋼や……

第196回国会 内閣委員会 第23号(2018/07/03、24期、公明党)

○熊野正士君 今日は、三人の参考人の方々、本当にありがとうございました。  まず、私の方から西村参考人の方にお伺いしたいと思います。  お話の中で、いわゆる問題ギャンブリングとそれから病的ギャンブリングというのを分けるべきというふうなお話だったかなというふうに思いました。衆議院の方でも、お話の中で、疾病モデルというのとそれから障害モデルというふうに、障害モデルと疾病モデルというふうに、また、本日も、医学モデルであるとか、公衆衛生、医学的モデルというふうなことがございました。  この問題ギャンブリングとそれから病的ギャンブリングということについて、もう少しお話をお聞かせ願えたらなと思います。

第196回国会 内閣委員会 第24号(2018/07/05、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いいたします。  まず、衆議院の法案提出者に伺いたいと思います。  第三条第二項に、多重債務、貧困、虐待、自殺、犯罪等の問題に関する施策との有機的な連携を図る旨の記載がございます。先日の参考人質疑におきまして樋口参考人の方から、ギャンブル依存症となると、家族の知らないところで次々に借金を作り、返してもまた作る、そして、ギャンブルによる今までの借金の総額は平均約六百万円というふうに伺いました。  多重債務はギャンブル依存症では特に大きな問題であります。多重債務の問題に関する施策との連携についてどういった施策との連携を想定しているのか、できれば具体的……

第196回国会 内閣委員会 第25号(2018/07/10、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  今回の大雨でお亡くなりになられた方々に、心から御冥福をお祈りいたします。そして、御遺族の方、被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  今回、被害が甚大であった広島県、私、中学校、高校と過ごした地域でございまして、三原市に私住んでおりましたけれども、三原市でも犠牲者の方が出られました。また、私、大学、愛媛ですけれども、愛媛でも本当に多くの方が犠牲になられ、宇和島市立病院に私勤務しておりましたが、宇和島でも犠牲者の方が出られました。もう本当に残念でなりません。  今なお行方不明の方がたくさんいらっしゃいます。政府は今一丸となって人命救……

第196回国会 内閣委員会 第26号(2018/07/12、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  一昨日に続きまして質問させていただきたいと思います。よろしくお願いします。  今日は、まず区域整備計画の認定に関して質問をさせていただきたいと思います。  区域整備計画の認定に当たっては、推進会議の取りまとめの中で、国は区域認定に当たり、国際的、全国的な見地から様々な懸念事項への対応を含め多様な要素を考慮すべきである、また、IR区域整備の効果を最大化するため、IR施設を構成すべき各構成施設について、どの程度国際競争力を有しているのか、我が国を代表する施設としてふさわしいかを含め、これらの様々な考慮要素を総合的かつ客観的に評価し、国際的、全国的な見地から効……

第196回国会 内閣委員会 第27号(2018/07/13、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日は、お忙しい中、御三方の参考人にお越しいただきまして、貴重な御意見を拝聴し、大変にありがとうございます。感謝申し上げます。  私は、特定金融業務の中で、いわゆる貸付業務のことに関しまして非常にちょっと懸念を持っております。そういった中で、今日、鳥畑参考人、そして桜田参考人のお二人の参考人の方からこの貸付業務の件について言及をしていただきました。  鳥畑参考人の方からは、日本人には特定貸付業務は禁止するか、貸金業法は所得制限を適用すべきではないでしょうかというふうにお述べいただきましたし、また、桜田参考人の方からも、先ほどの第六の論点の中で総量規制とい……

第196回国会 内閣委員会 第28号(2018/07/17、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  今回の豪雨災害は二百名を超える方が犠牲となり、今なお行方不明の方の捜索が続けられております。お亡くなりになられた皆様の御冥福をお祈りいたしますとともに、御遺族の方にお悔やみを申し上げます。そして、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。  IR法案の質問に入る前に、今回の豪雨災害の対応について総理に伺いたいと思います。  今、被災地では被災者の皆様の生活再建に向けた支援が行われております。私、二日前に、被害の大きかった広島県の三原市の私の高校の同級生に電話をいたしました。その友人の家は、沼田川という川の氾濫によりまして一階の天井部分まで水につかり、今は二……

第196回国会 予算委員会 第5号(2018/03/02、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  質問の前に、まず、今回の北陸を中心とした大雪被害で亡くなられた皆様方の御冥福を心からお祈りするとともに、被害に遭われた皆様方に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  今回の大雪被害で、公明党として直ちに災害対策本部を立ち上げまして、担当の国会議員が地元に赴き、現場の声を政府に届けさせていただきました。総務省では特別交付金の繰上げ措置をしていただきましたし、国交省におきましては臨時の特例措置の調査を開始していただいたところでございます。感謝を申し上げます。  私も二月の十二日に福井市を訪れまして、その際、除雪の機械四百八十六台フル稼働ということで、も……

第196回国会 予算委員会 第15号(2018/03/28、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  私は、自民、公明を代表し、平成三十年度予算三案に対し、賛成の立場から討論を行います。  第二次安倍政権が発足し六年目に入り、安定した自公連立政権の下、日本経済は着実に回復してまいりました。デフレからの脱却、成長と分配の好循環を確実なものとするため、本予算の一日も早い成立と執行が求められております。  以下、賛成する主な理由を申し上げます。  第一に、全世代型社会保障として人への投資を拡充している点です。  子育て安心プランの二年前倒しの実現に向け、プラス十一万人分の保育所等運営費などを計上し、保育の受皿を拡大します。また、無利子奨学金については、二十九年……

第197回国会 財政金融委員会 第2号(2018/11/22、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  まずは、障害者雇用の問題についてお尋ねしたいと思います。  特に、今回、国税庁では一千名を超える不適切な計上が行われていた事実が明らかとなりました。十月二十二日に検証委員会から報告書が出されました。その総括の中で、障害者雇用施策の基本は、個人の尊厳の理念に立脚した障害者の社会的自立、すなわち職業を通じての自立であるとされていると。続けて、国の行政機関はこの法の理念を理解し、民間事業主に率先して障害者雇用に積極的に取り組むべきであることは当然の責務であると。それにもかかわらず、多くの国の行政機関において障害者雇用を促進する姿勢に……

第197回国会 消費者問題に関する特別委員会 第5号(2018/12/05、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いいたします。  今回の法改正では、食品のリコールを行う場合に届出を義務付けるということで、健康危害の発生を未然に防ぐのが目的と承知をしております。  この健康危害ですけれども、表示ミスが原因で生じた健康危害のうちアレルギーに関するものが、平成二十六年度の調査で、卵が四十六件、乳成分が四十五件と報告をされております。アレルギー以外で健康危害が生じたというのは、事案はあるんでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。  この法改正でアレルギー以外も把握される可能性があるということでしたけれども、現状では、この二十六年度の調査等では全てアレルギ……

第198回国会 厚生労働委員会 第15号(2019/06/06、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  まず、今日は虫歯予防について質問させていただきたいと思います。  お配りをした資料の一枚目ですけれども、上段を見ていただいたらと思うんですが、これは要介護高齢者の方で、病院や施設と自宅を行ったり来たりする中で、三年半の間で多くの歯を失ったという事例です。下段が、これ歯根面虫歯と言われるもので、歯根部の虫歯ですが、歯肉が下がって歯根部に虫歯ができると。成人期、高齢期に多い虫歯だということ。これを基に上段の方を見てもらうと、実は上段の右側の絵を見ていただくと、実は一部歯が残っているんですね。どういうことかというと、この歯根面虫歯がいわゆる進行して結局歯が折れ……

第198回国会 財政金融委員会 第8号(2019/05/09、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  日本銀行による異次元の金融緩和を始めてから六年が経過をいたします。二%の物価安定の目標達成のため強力な金融緩和を続けてこられまして、先月、四月二十五日には、フォワードガイダンスの明確化ということで、少なくとも二〇二〇年の春頃までは継続するというふうに発表もあったところでございます。  四月の経済・物価情勢の展望によれば、低金利環境や金融機関間の厳しい競争環境が続く下で、金融機関収益の下押しが長期化すると、金融仲介が停滞方向に向かうリスクや金融システムが不安定化するリスクがあるというふうに述べられておりまして、その金融緩和の継続……

第198回国会 財政金融委員会 第9号(2019/05/14、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士でございます。  本日は、認知症施策について質問させていただきたいと思います。  今年の夏までに認知症施策推進のための大綱を取りまとめるというふうに聞いております。金融庁も関連省庁としてこの策定作業に今尽力されているというふうに承知しておりますけれども、金融庁がどういった分野でこの認知症施策と関係してくるのか、どういう課題に取り組んでいるのかということについて、具体的な施策も含めて簡潔に御答弁いただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  認知症の方が保有する資産というのが二〇三〇年には百五十兆円にもなると、そういう試算もありますので、資産の保護……

第198回国会 財政金融委員会 第10号(2019/05/16、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士でございます。  本日は、金融機能早期健全化法改正案についての審議でございます。よろしくお願いをいたします。  この早期健全化法ですけれども、今もずっと議論されていましたが、いわゆる平成の金融危機に際して、平成十年に時限措置の議員立法として成立しております。バブル経済が崩壊をして、金融機関に多額の不良債権が発生をしました。そして、平成の金融危機に至ったわけですけれども、政府としてこの早期健全化法に基づいて資本増強を行ったわけですが、具体的に資本増強をどのように行ったのか、そしてまた、その効果はいかようであったのかについて御説明をお願いできればと思います。

第198回国会 財政金融委員会 第11号(2019/05/23、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  今月の十二日だったんですけれども、ニュースがありまして、日本の研究力が、科学技術の研究力が低下しているということで、引用回数の論文を分析すると、百五十一分野で八十でアメリカがトップ、七十一で中国ということで、この二か国で全て第一位を独占しておりまして、日本は一位がなくて、第三位が二つの分野ということでございました。五位以内を調べましても、一九九七年のときには八十三分野で日本が五位以内に入っていたんですが、二〇一七年では十八分野ということで、この研究力の低下ということが指摘をされております。  そういった中で、若手研究者を中心に……

第198回国会 財政金融委員会 第12号(2019/05/30、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いいたします。  これまでは仮想通貨の名称が、暗号資産と変更されました。昨年アルゼンチンで開催されたG20サミットで暗号資産というふうに初めて国際会議で表現されて、それから国際的な名称変更に合わせて日本でも暗号資産という呼び名になったと理解をしております。  この暗号資産ですけれども、去年の一月にコインチェックという交換業者から約五百八十億円相当のNEMという暗号資産が不正アクセスによって流出をして、社会的に非常に大きな問題になりました。さらに、去年の六月には、テックビューロ社が運営するザイフという取引所から約六十七億円相当の暗号資産が不正流出し……

第198回国会 財政金融委員会 第13号(2019/06/18、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  今回の市場ワーキング・グループの報告書では、人生百年時代というキーワードを引用しながら、かつてない高齢社会を迎える日本において、資産寿命の延伸あるいは金融の在り方について議論をされた内容が記載をされております。  この人生百年時代ですけれども、二〇一六年にリンダ・グラットンの著書「ライフ・シフト」、人生百年時代の人生戦略というのが話題になって、日本においてもこれ注目を集めるようになりました。人生百年時代とは、今までの働き方やあるいは老後の過ごし方というのを見直して、より豊かな老後とは何かということを考えるものだと思っております……

第198回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2019/05/22、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いいたします。  消費生活センターに寄せられた相談件数が二〇一七年で九十一万件というふうに聞いております。そのうち、六十五歳以上の高齢者の方の占める割合が三〇%ということで、非常に高い割合になっております。内訳ですけれども、インターネット関係の相談が多いということのようでございます。  そこで、ちょっとお伺いしたいんですけれども、このインターネット関連の相談のうち、光ファイバーの契約とかあるいは会社の変更といったようなことに関する相談件数であるとか、あるいはその具体的な中身について教えていただけますでしょうか。

第198回国会 消費者問題に関する特別委員会 第4号(2019/05/29、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日は、私も森ゆうこ先生に引き続いて、食品の安全について質問をさせていただきたいと思います。  リスク分析というのがあるということで、このリスク分析というのは、事故が起こってからの後始末ということではなくて、未然に事故を防いでリスクを最小限にするプロセスだというふうにあります。  このリスク分析には三つの要素があって、先ほど森先生もおっしゃっていましたけれども、一つがリスク評価、そしてリスク管理、で、リスクコミュニケーションということです。食品安全に関していうと、このリスクまず評価ということは、いわゆる食品安全委員会の方できちっと評価をすると。それを受け……

第198回国会 予算委員会 第2号(2019/02/07、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いいたします。  まず、風疹対策についてお伺いいたします。  昨年の臨時国会で、公明党としても風疹対策の強化を要請させていただきました。そして、今回の第二次補正予算において風疹対策の予算が計上されました。感謝申し上げます。  三十九歳から五十六歳の男性を対象に無料でまず抗体検査を実施する予算とお聞きをしておりますけれども、二分の一補助ということで、国が半分、地方が半分ということですので、各地方自治体においても財源を負担していただくことになります。  風疹を封じ込めるためには、国全体、集団として免疫力を高める必要があるというふうに厚労省の方から説明……

第198回国会 予算委員会 第14号(2019/03/26、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  まずは、公文書管理について質問をさせていただきたいと思います。  一昨年、二〇一七年には公文書に関する問題が各省で発覚いたしました。財務省の森友学園の国有地売却について、問題とされた交渉経過を示す書類が破棄されており、重要書類の保存、管理に大きな課題があることが明らかになりました。防衛省の日報問題では、PKOの日報という重要な業務遂行に関する文書への情報公開請求に対しまして、一年未満の保存期間を設定した上で、既に廃棄された、又は個人資料として保存されているため行政文書ではないとして不開示決定を行ったことなどが指摘、問題視されま……


25期(2019/07/21〜)

第200回国会 財政金融委員会 第2号(2019/11/07、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いいたします。  まず、かんぽ生命の不正販売問題について質問いたします。  九月三十日に日本郵政グループから中間報告がなされました。特定事案十八万三千件が調査対象で、意向の確認が完了したものが六万八千件、そのうち六千三百二十七件の不適正募集が行われた可能性があると報告されております。法令違反の可能性が千四百件もあります。法令違反というのはもうこれ自体でアウトということだと思いますが、それが千四百件も可能性があると。  もうただただあきれるばかりなんですが、さらに、法令には違反していないけれども、社内ルール違反が残りの約五千件もあります。この社内ル……

第200回国会 財政金融委員会 第3号(2019/11/19、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをしたいと思います。  まず、消費税率引上げについて御質問させていただきたいと思います。  先月、十月から消費税が八%から一〇%へと引上げが行われました。この影響ということで、いわゆるその影響緩和策ということで、政府として、例えば軽減税率であるとか、あるいはキャッシュレスのポイント還元事業、そういったこともやる中で、なるべく駆け込み需要、それから反動減、これ起こらないようにということで取り組んできたわけでございますが、日銀の方でも、経済それから物価情勢の展望の中でこの消費税引上げについての影響について分析をされていると思いますが、まずそこのとこ……

第200回国会 財政金融委員会 第5号(2019/12/03、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いします。  第三十六回のFRC報告には、参考として、金融機能強化法に基づいて、全国信用協同組合連合会に対して六十二・四億円の資本参加を平成二十八年十一月に決定したと記載をされております。この金融機能強化法には、信用協同組合だけではなくて、信用金庫であるとか銀行を含めた地方の金融機関への公的資金増強が可能というふうにお聞きをしております。  先ほど古賀先生の方からも、地方金融機関の実情ということで様々御質問がございました。現在、金融緩和政策によって地方の金融機関が疲弊しているんじゃないかと問題になっておりますけれども、要請があれば、この金融機能強……

第200回国会 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第5号(2019/11/29、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いします。  まず、農地付空き家について質問いたします。  全国版の空き家バンクというサイトがありまして、その中で農地付空き家ということで検索が可能でございまして、全国で約四百件の農地付空き家が登録されています。堀井先生の御地元で、私もよく参ります奈良県で検索をしますと、十一件ヒットしました。そのうちの半分以上の六件が、この農地付空き家で吉野町の物件が出ました。  そこで、吉野町の役場と、それからその業務委託先のNPO法人の空き家コンシェルジュというところにお話を伺いました。そうしますと、農地付空き家の取引にかなり積極的に取り組んでおられるのがよ……

第200回国会 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第6号(2019/12/04、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いします。  まず、食品の安全について質問したいと思います。  食品の安全ですけれども、そのためには、リスクをどう評価して、そしてそのリスクを管理して、で、リスクコミュニケーションを取っていくと、この三つの要素が大事だということであります。  最後のこのリスクコミュニケーションですけれども、昨年五月の当委員会で、私、質疑させていただいて、消費者庁から、地域において消費者に近い立場から食品安全に関する正確な情報発信に継続的に取り組むことができる人材、リスクコミュニケーターと呼んでおりますけれども、リスクコミュニケーターの育成にも取り組んでいるところ……

第201回国会 決算委員会 第2号(2020/04/06、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  延期となった京都コングレスについて伺います。  私も、京都国際会館や京都刑務所を視察させていただきました。京都も非常に力を入れていたわけですけれども、今後、延期日程は国連事務局が決定するというふうにはお聞きしておりますけれども、是非とも京都で開催できるように政府としてお取組をお願いしたいと思います。大臣の御決意をお聞かせください。
【次の発言】 よろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。  今回のコロナ対策として、入管法五条を適用して、一月三十一日に中国湖北省、二月十三日には浙江省から上陸を拒否して水際対策を強化いたしました。その後、世界的な感染……

第201回国会 財政金融委員会 第1号(2020/01/30、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  法案について質問する前に、新型コロナウイルス肺炎について伺いたいと思います。  私の地元、大阪と奈良で国内感染が確認されました。武漢からの中国人観光客を乗せたバス運転手とバスガイドさん、二名でありまして、日本国内での感染拡大が危惧されております。  中国から日本への団体旅行は中止されておりますけれども、個人での渡航は制限されておりません。関西には関空が玄関口としてございまして、多くの外国人観光客が訪日されております。  今回の国内感染を受けまして、奈良、大阪、京都といった観光客が非常に多い観光地を抱える自治体での懸念が非常に強くなっておりまして、宿泊施設……

第201回国会 財政金融委員会 第3号(2020/03/10、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  先日、ある発表がございまして、先進国が加盟するOECDの発表によれば、二〇一八年の一人当たりGDPが韓国に抜かれてしまったという記事がありまして衝撃が走ったという、そういう内容でありました。  IMFなんかのデータを見ますと、IMFのデータでは韓国よりも上位にあるわけですけれども、今回、OECDの発表によれば韓国の方が上位に来ていると。これは、ドルの換算、ドル換算であったり、あるいは換算時のレート、例えば購買力平価というようなものの違いによると、そういった影響もあるということですので、他国との比較をするのがどうかというふうなこ……

第201回国会 財政金融委員会 第4号(2020/03/18、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  新型コロナウイルスの感染が拡大する中、金融庁では二月の二十八日に新型コロナウイルスに関する金融庁相談ダイヤルが設置をされております。金融機関の窓口照会であるとか、金融機関との取引に関する相談を受けていると承知をしております。これまでの相談件数やその推移、相談内容について御説明をお願いいたします。
【次の発言】 今答弁ございましたように、中小企業の資金繰りが日ごとに厳しさを増しております。  政府として三月十日に緊急対応策第二弾が発表されました。それによりますと、日本政策金融公庫による中小企業への迅速な資金供給が打ち出されました。実質的な無利子化であるとか……

第201回国会 財政金融委員会 第5号(2020/03/19、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  今回の税制改正によりまして、未婚の一人親に対する寡婦控除が適用されることになりました。昨日も我が党の杉委員の方から質問させていただいたところでございますけれども、今回の改正では、一人親家庭の子供に対して、全ての子供に対して、公平な、公平な税制を実現するというそういう観点で、これまでは、婚姻歴のあるなしであるとか、男性の一人親あるいは女性の一人親という、そういう違いによってあったわけですけれども、違いがあったわけですが、それを一緒に、今回同時に解消するという措置が講じられております。  ちょっと頭を整理する意味で、今回の改正によるこの一人親に対する税制がど……

第201回国会 財政金融委員会 第12号(2020/05/14、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  危機対応業務について、まず御質問をさせていただきたいと思います。  二〇〇八年十月一日から業務が開始していると承知しております。今まで、リーマン・ショックあるいは東日本大震災などにおいて実施をされてきたということですけれども、これまでの危機対応業務の実績について御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  今回、新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、様々に段階的に対策が講じられてまいりました。  三月十日の緊急対応第二弾のときに、影響の広がりや深刻さを踏まえて、指定金融機関である日本政策投資銀行……

第201回国会 財政金融委員会 第14号(2020/06/02、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いいたします。  四月の二十一日に日銀から金融システムレポートが公表されました。そのレポートには、二月からの新型コロナウイルス感染症による金融への影響について、「わが国の金融システムも強いストレスを受けているが、全体として安定性を維持しており、経済活動が必要とする資金を供給している。」と、そのように記されております。  この五月には各金融機関から二〇一九年度の決算報告が報告をされ、各金融機関からの報告が出そろったということで、金融庁においても、その決算報告を基に金融機関、金融システムの安定性について検討されているというふうに思います。  そこで伺……

第201回国会 財政金融委員会 第15号(2020/06/04、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いいたします。  本日は、金融サービスの利用者の利便の向上及び保護を図るための金融商品の販売等に関する法律等の一部を改正する法律案の審議ということですけれども、大きく二つの法整備から成っているというふうに思います。一つが新しい金融サービス仲介業の創設であり、そしてもう一つが決済法制としての資金移動業の規制の見直しだと思います。  今回の法案提出の経緯としては、平成二十九年の十一月に麻生大臣が金融審議会に諮問をしたのが出発というふうに伺っております。この審議会に金融制度スタディ・グループが設置をされまして、令和元年九月にこのスタディ・グループが決済……

第201回国会 予算委員会 第21号(2020/06/11、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  冒頭、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった皆様に心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆様に心からのお悔やみを申し上げます。そして、闘病されている皆様にお見舞いを申し上げます。さらに、医療、介護、福祉分野、社会で御奮闘されている全ての皆様に感謝を申し上げます。  資料、パネルを御覧ください。(資料提示)これは、五月二十九日に専門家会議で提言をされました次の波に備えた安全、安心のためのビジョンでございます。これに沿って質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、このパネルの左下のところにございます医療のところですが、特にこの赤文字の医療……

第201回国会 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第2号(2020/03/19、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  まず、新型コロナウイルス感染症に便乗した消費者被害について質問させていただきたいと思います。  インターネットで、新型コロナウイルスの予防効果があると、そういったうたい文句で様々な商品を販売する業者がいるのではないかということで、実はこれ、大臣が、衛藤大臣がリーダーシップの下、早期に調査を行われて、こうしたその効果がはっきりしないにもかかわらずコロナウイルスに効くといった広告をしていた業者をいち早く察知をされて、しかるべき対応をしていただいたというふうにお聞きをしております。  具体的な案件と、消費者庁としての対応及び結果について、まずお聞かせ願えればと……

第201回国会 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第5号(2020/05/15、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いします。  法案の質問に入る前に、地方創生臨時交付金について質問させていただきたいと思います。  令和二年度の第一次補正予算では、地方創生臨時交付金一兆円が措置されました。感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し地方創生を図るため、地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できるとされております。  この臨時交付金は休業要請協力金や家賃補助などにも活用できて、休業要請協力金はかなり多くの自治体で実施されております。また、家賃補助に特化した形での支援を行っている自治体もあるというふうに聞いております。  今まさにこの家賃補助につい……

第201回国会 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第9号(2020/06/03、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日は、三人の参考人の方から貴重な御意見を賜りまして、心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。  まず、御三人の方々それぞれに質問させていただきたいと思いますが、内部通報ということに関してでございます。  今回の法改正では、内部通報の整備をきちっと義務付けておりまして、その実効性の確保のために行政処分を導入することとしております。さらに、通報者を特定させる情報の守秘をもう義務付けて、刑事罰の対象というふうにしております。先ほど来、皆さん、参考人の方々、評価すると、点数としては六十点と九十八点というふうにございましたけれども、評価していただい……

第203回国会 農林水産委員会 第1号(2020/11/12、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) この度、農林水産大臣政務官を拝命いたしました熊野正士でございます。  野上大臣の下、葉梨副大臣、宮内副大臣、池田大臣政務官とともに、農林水産業の成長産業化と美しく活力ある農山漁村の実現に向けて全力で取り組んでまいります。  上月委員長を始め理事、委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

第203回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(2020/12/08、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  御質問の兵庫美方地域における但馬牛飼育システムにつきましては、昨年二月に日本農業遺産として認定されるとともに、世界農業遺産の申請承認がなされ、委員御指摘のように、昨年十月に国連食糧農業機関、FAOに申請を行ったところでございます。FAOからは、牛籍簿などの知識システムは高く評価されているものの、畜産と水田農業との関連性を明らかにすべき等の指摘があり、現在、継続審査中となっております。  引き続き、世界農業遺産への認定に向け、FAOからの指摘に対し、申請地域とも連携をして、迅速かつ適切に対応してまいります。

第203回国会 農林水産委員会 第2号(2020/11/17、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答え申し上げます。  農泊につきましては、地域にある農家住宅や古民家等を活用して宿泊のサービスを提供するとともに、宿泊施設であるとか農家レストランでの食や体験等を観光コンテンツとして提供し消費を促すことで、地域にある観光資源を活用しつつ所得の向上を図る重要な取組でございます。  先ほど堂故先生の方からも御紹介いただきましたけれども、令和二年九月時点で、全国で五百五十一地域を採択したところでございまして、富山におきましても十地域というふうにお聞きをしておりますけれども、そのように地区を採択しました。  今般のコロナウイルスの影響下におきましても、豊かな自然や美しい景……

第203回国会 農林水産委員会 第3号(2020/11/24、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) トビイロウンカにつきましては、本年は過去十年間で最も早いペースで飛来をし、また飛来量も多く、飛来地域も拡大したことが確認をされております。  このため、先ほど委員御指摘ありましたけれども、本年八月に各都道府県に対しまして防除指導の徹底を促す通知を発出したところであり、各都道府県においても注意報や警報の発出により速やかな薬剤散布の徹底等を指導してきたところでございます。  農水省といたしましては、次期作、次期作における被害の抑制に向けて来年の防除対策が本格化する前に、本年のウンカ対策における課題、問題点等をしっかりと検証をした上で、先ほど委員御紹介いただきましたが、水……

第203回国会 農林水産委員会 第4号(2020/11/26、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  当省の補助事業による調査によりまして、中国と韓国でインターネット販売されている果樹などの種苗の中に、日本で品種登録されている名称と同じものが三十六品種あることが分かりました。この調査結果からも、海外において我が国の品種は人気が高く、流出のリスクが高いことが明らかとなりました。  一方で、現行法では、正規に購入した登録品種の海外への持ち出しは合法であること、自家増殖に許諾が不要であるため増殖の実態を把握できないことから、海外流出の実態を把握することは相当困難であります。  このような登録品種の海外流出に対し、現行の法制度の下では、海外で品種登録さ……

第203回国会 農林水産委員会 第5号(2020/12/01、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  例えば、北海道の道の試験場やホクレン等が道の農業振興を目的に心血を注ぎ開発してきた登録品種があります。これらは北海道の気候に適するように開発されたものであり、道内での普及やマーケティングに取り組むとともに、種苗や作物の病害対策の観点から毎回購入した種苗を使用するよう要求しており、その成果として道内の生産量シェアが極めて高くなってございます。これは、公的機関等による品種を活用した産地づくりが進んでいる好例であると考えております。  これらの品種は、公的機関や道の生産者団体が道の農業者に利用していただくことを目的に開発した品種であることから、種苗法……

第203回国会 農林水産委員会 第6号(2020/12/03、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  情報の伝達や取引記録の作成、保存の義務を新たに課した場合に、関係者間の事務手続に一定の負担が生じる可能性があることは承知をしてございます。一方、電子化のメリットといたしましては、取引記録の保存が容易かつ負担も少なくできると考えております。  こうした実情を踏まえまして、現場での円滑な制度運用に向け、特に高齢者の事業者の皆様の負担を大きくしない形での制度導入について、現場の実態をよく調査しながら検討していく所存でございます。
【次の発言】 お答えいたします。  特定第二種水産動植物の具体的な魚種の指定に当たっては、学識経験者や生産・加工・流通団体……

第204回国会 決算委員会 第5号(2021/04/26、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  国内の有機食品の市場規模が過去八年間で四割拡大をし、取組面積も約四割拡大しているところでありますけれども、欧米諸国等に比べますと取組は進んでいない状況でございます。  この要因につきましては、まず生産面においては、労力が掛かることや、収量や品質が不安定であることなど技術的な課題があることに加えまして、有機農業に取り組む農家の育成や産地づくりの取組が不十分であったこと、また流通や消費の面では、消費者への情報伝達や理解の醸成、流通コストの低減、販売機会の多様化などの取組が不十分であったことによるものと考えております。

第204回国会 農林水産委員会 第2号(2021/03/16、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  農業就業者の減少や高齢化が進行する中、農繁期等における産地の労働力確保が重要な課題となっております。議員御指摘のとおり、産地では従来より農繁期の人手として地域の人にお願いするなどにより対応しているとともに、近年は民間企業等において農業の人材派遣や農作業受託を行う動きも出ていると承知をしております。  特定技能外国人を雇用し、農家に派遣する仕組みにつきましては、労働者派遣事業者が出入国在留管理庁から認められた場合に実施することが可能であり、こうした仕組みの活用や国内の人材確保の取組により産地の労働力確保を進めていくことが重要と考えております。  ……

第204回国会 農林水産委員会 第3号(2021/03/22、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  農林水産省が所管をする行政手続の中には、地方自治体による受付や審査が行われていることもあることから、オンライン化の推進には、地方自治体の職員の方々にも利便性を感じられるシステムを構築する必要があります。  このため、eMAFFについては、設計に取りかかる前の段階から地方自治体の職員や地方自治体から当省へ出向している職員から業務実態やオンライン化に向けた様々な意見、要望を伺った上でシステムの仕様を決定いたしました。  また、eMAFFの利用に当たっては、相談を受け付けるコールセンター等に寄せられる地方自治体職員の方からの御意見なども踏まえながら、……

第204回国会 農林水産委員会 第5号(2021/03/25、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答え申し上げます。  森林所有者による手入れが行われていない森林への対応として、平成三十年に森林経営管理法を制定し、市町村が所有者から経営管理の委託を受け、条件不利地等の森林につきましては、市町村が森林環境譲与税も活用しながら公的に間伐を行う制度も始まったところでございます。  この制度の初年度である令和元年度の取組状況としては、私有林人工林のある市町村の約七割が森林所有者への意向調査やその準備、さらには市町村による間伐等に取り組むなど、順次取組が進みつつあるものと承知をしております。  また、森林所有者や民間事業者による取組の推進に向けては、間伐等特措法に基づく……

第204回国会 農林水産委員会 第8号(2021/04/13、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  今回の見直しでは、優良農地の確保に支障が生じることがないことを前提に、荒廃農地に再生可能エネルギー設備を設置しやすくするため、農山漁村再エネ法の対象となる再生可能、再生利用可能な荒廃農地の要件について見直すこととしております。  具体的には、これまでは、農山漁村再エネ法の対象は、生産条件が不利であって、相当期間耕作されておらず、かつ耕作者を確保することができず今後耕作の見込みがないことの全てを満たす農地としていたところです。今回の見直しでは、現行の三つの要件のうち、耕作者を確保することができず今後耕作の見込みがないことの要件のみとすることとして……

第204回国会 農林水産委員会 第9号(2021/04/20、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  委員御指摘のとおり、漁業関係者の理解が不可欠と考えてございます。  新たな資源管理の実施に当たっては、漁業者を始めとする関係者の理解と協力を得るため、平成三十年の新漁業法制定以降、三百回以上の説明会を実施し、さらに、昨年十二月の新漁業法施行後も、現地開催、ウエブ開催を含め二十回以上の説明会を実施してきております。さらに、本年三月の水産政策審議会において新たに、TAC管理を検討するに当たって論点や意見を整理するため、資源管理手法検討部会を設置したところであり、資源評価結果が公表された後、水産資源ごとに開催し、現場の漁業者の意見を十分に聞くこととし……

第204回国会 農林水産委員会 第10号(2021/04/27、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  防災重点農業用ため池整備の支援につきましては、令和二年に施行されました防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法に基づきまして、緊急性の高いものの補助率をかさ上げするとともに、地方財政措置の充実を図るなど、財政上の措置等を講じたところであります。  また、兵庫県等において設置されておりますため池サポートセンターが行う現地パトロール、ため池管理者等への技術的指導など、ため池の適切な管理に資する活動は重要と認識をしております。これらの活動に対して定額助成しているほか、研修講師としての国職員の派遣、オンライン研修等を通じてその執行体……

第204回国会 農林水産委員会 第11号(2021/05/11、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  新制度では、省令で定める規模以下の畜舎等については構造等の技術基準の審査を不要としております。その規模については、現行の建築確認が不要となる上限面積を緩和してほしいという農家からの強い要望等を踏まえて大幅に引き上げることを考えており、具体的には、三千平方メートル以下の畜舎等は、技術基準の審査を不要とすることを検討しております。これにより、床面積三千平方メートル以下の畜舎等については、知事による畜舎建築利用計画の認定手続は要するものの、利用基準の審査のみによって計画の認定が行われることになり、手続の迅速化が図られるようになるものと考えております。……

第204回国会 農林水産委員会 第12号(2021/05/18、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  学校給食において有機食品を活用することは、農業が生物多様性の保全などSDGsの達成に貢献することを児童や生徒、地域の住民に理解していただくとともに、地域で有機農業を展開していくためにも有意義な取組の一つだと考えております。  また、学校給食のみならず、議員御指摘の官公庁の食堂など様々な場で有機農産物が利用されることは、有機農業の拡大につながる有効な取組であると考えます。  こうした取組を更に拡大していくためには、まずは有機農業に取り組む農業者数を増やし、学校給食など様々な場で必要とされる品目や量を安定的に確保できるような産地づくり、体制づくりを……

第204回国会 農林水産委員会 第14号(2021/05/27、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  主務大臣は、貯金保険機構から農林中金の優先出資の引受け等を行うかどうかの決定を求められたときは、委員御指摘のとおり、貯金保険機構が取得した優先出資等の処分をすることが著しく困難であると認められる場合でないこと、農林中金が主務大臣に提出する経営の健全化のための計画の確実な履行等を通じて経営の合理化のための方策及び経営責任の明確化のための方策の実行が見込まれることといった要件の全てに該当する場合に限り決定をすることとされています。  具体的には、例えば貯金保険機構が取得しようとする優先出資等について、その処分が困難な契約内容となっていないかどうか、……

第204回国会 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第3号(2021/04/09、25期、公明党)【政府役職】

○大臣政務官(熊野正士君) お答えいたします。  第三次補正予算で措置いたしました国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業において、新型コロナの影響を受けた国産農林水産物を活用して子供食堂等に食材を提供する場合に支援を実施することとしてございます。  新型コロナの感染を防止するため子供食堂に集まりづらくなっている状況も踏まえまして、本事業では、子供食堂、子供宅食の運営者からこれらの利用者の各家庭に小分けをした生米を提供することも可能としております。  本事業を広く御活用いただけるよう、関係者の皆様にしっかりと周知をしてまいります。
【次の発言】 お答えいたします。  農林水産省では、令和三年度当……

第208回国会 決算委員会 第7号(2022/05/09、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  今から十年前、京都府亀岡市での集団登校中の死亡事故を受けて、通学路交通安全プログラムが整備をされました。このプログラムは、PDCAサイクルを回しながら継続的な通学路の安全を確保しようとするものですが、昨年、再び八街市で悲惨な事故が発生をいたしました。そして、事故があってから全国で合同点検を実施しております。  事故が起こってから点検するのではなくて、この通学路交通安全プログラムに沿った定期的な点検を実施すべきであります。各自治体ではもちろん取り組んでいただいていると思いますけれども、それをやっぱり見える化する必要があるというふうに考えます。  平成二十五……

第208回国会 消費者問題に関する特別委員会 第4号(2022/03/15、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  消費者安全確保地域協議会は、年々設置数が増加しております。私も以前、本委員会でお願いをいたしました。協議会設置のための手引、これを消費者庁として作成をしていただくなど、これまでの消費者庁の取組に感謝を申し上げます。  四年前は二十五もあった未設置県が、現在は二県のみとなってございます。最近では、青森、埼玉、愛知、福岡など、設置がかなり進んでいる県も出てきております。一方で、設置数が一あるいは二といった県も十五ほどございまして、都道府県のばらつきはまだまだあるのかなと感じております。さらに、今後は協議会の質の向上が大切な課題と思われます。  この都道府県の……

第208回国会 消費者問題に関する特別委員会 第8号(2022/05/20、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  国民生活センターの資料の事例五を御覧ください。  これは国民生活センターに寄せられた相談です。認知症と診断されていた方が自宅売却の契約をした。本人は契約したことを覚えていない。自宅を売却すると住むところがなくなるので、契約を解除したい。この場合、違約金を払わずに契約を解除できるでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。  令和二年四月一日施行の改正民法では、意思能力を有しない者がなした法律行為は無効であるというふうに明文化されています。  例えば、認知症の方が自宅売却の契約をした場合、先ほど次長の方からは、認知症というだけで意思能力がないというふ……

第208回国会 農林水産委員会 第2号(2022/03/08、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  まずは、ロシアのウクライナ侵略による日本の農林水産業への影響について、大臣にお伺いしたいと思います。  穀物価格の高騰、木材や水産物の日本への輸入への状況などについて、現状認識をお教えいただければと思います。また、ロシアのSWIFTからの排除がこの日本の農林水産業に与える影響についても併せてよろしくお願いをいたします。
【次の発言】 ありがとうございます。  次に、毎年三月から四月に実施をされている日ロのサケ・マス漁業交渉の開催が見通せない状況となっております。日本の漁業者が出漁できるのかといった懸念も出ていると承知しておりま……

第208回国会 農林水産委員会 第6号(2022/04/05、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  燃料費の高騰が続いておりまして、先日、漁業者の皆さんからお話を伺いますと、二〇〇八年、燃料費が高騰して、一斉休業してまで救済措置を訴えたそうですけれども、その当時の水準まで高騰しているということでした。さらに、今度は、二〇〇八年当時は円高基調だったわけですけれども、今は円安が追い打ちを掛けておりまして、農水省としてセーフティーネット構築事業に補正予算で九十八億円積み増しされたわけですけれども、果たしてこのままの価格高騰、円安が続けばすぐに枯渇するのではないかと、そういう不安の声をお聞きをしました。さらに、農漁業資材の価格もかなり高騰しておりまして、農業分……

第208回国会 農林水産委員会 第7号(2022/04/07、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  令和二年に輸出促進法が施行され、政府は輸出先国との協議を通じた輸出解禁を加速していると承知をしています。例えば、福島原発による輸入規制の緩和、撤廃について政府を挙げて取り組み、着実に規制の撤廃が進んでいるようです。  そこで伺いますが、原発による規制の撤廃状況、また、原発事故以外での検疫などにおける輸出制限の解除など、協議の実績について教えていただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  今、植物防疫の話もございましたが、昨年、和歌山県の温州ミカンがベトナムに初めて輸出されました。昨年十一月二十八日の出発式には宮崎政務官も出席されたと承……

第208回国会 農林水産委員会 第8号(2022/04/12、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  有機農業などの環境負荷軽減農業では、慣行農業に比べ、約一割から二割生産量が減少するとされ、農業生産量が減少するリスクが高いのが実情です。そのリスクをイノベーションにより克服するというのがみどり戦略と理解しておりますけれども、食料の安全保障の観点からすると、みどり戦略進めることで農業生産量が減少し、自給率が低下しないかといった懸念もあります。  今まで世界では、有機農業で世界の食料を賄えるのかと、そういったテーマの研究も数多くされているようであります。日本においても、有機栽培と慣行栽培の収量の比較でありますとか、有機栽培と国内自給率の研究は進んでいるのでし……

第208回国会 農林水産委員会 第10号(2022/04/19、25期、公明党)

○熊野正士君 今日は、三人の参考人の皆さん方、大変にありがとうございました。  私の方からは、まず井上参考人にお伺いしたいと思います。  先ほど、横沢委員の方からも中山間地域における有機農業について課題の面を御指摘いただきましたけれども、さっきお話の中で、将来性といいますか、メリット、中山間地域におけるこの有機栽培、有機農業のメリットということについて、もう少し教えていただいてよろしいでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。  あと、本日の資料の四ページ目のところに、真ん中のポツで、化学農薬使用量五〇%低減、化学肥料使用量三〇%低減とずっと書いてあって、春夏の高温多湿な気候を考えると……

第208回国会 農林水産委員会 第11号(2022/04/21、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  昨日、関税暫定措置法が改正されまして、ロシアに対する最恵国待遇が撤回されることになります。影響は限定的とのことですが、ロシア産の水産物を輸入している水産加工業への影響が懸念をされております。  また、今後、ロシア産の水産物の輸入が停滞する事態になれば、代替となる原料の調達が難しいというふうにも聞いてございます。現時点でもカナダ産の水産物などで買い負けしているというふうにも伺いました。先が見通せない中で漁業関係者、特に水産加工業者の皆さんの不安が強いというふうに感じております。  状況の把握、それから迅速な情報提供など必要な支援をしっかりと講じていただきた……

第208回国会 農林水産委員会 第12号(2022/04/26、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  飼料価格安定制度による令和三年度第四・四半期、つまり今年の一月から三月の補填額が一トン当たり五千二百円と決まりました。補填の合計金額は約二百九十億円とのことですので、現在の基金残高約二百九十二億で何とか支払える計算になります。五月中下旬に支払われると。これが終わりますと、基金が枯渇をいたします。速やかな基金の積み増しが必要です。  また、現状の飼料価格安定制度の仕組み上、飼料価格が高止まりをすると、セーフティーネット効果が薄れてまいります。さらに、生産者の通常補填の積立金も一トン当たり四百円から六百円に上昇してございます。  生産者の負担が増大しておりま……

第208回国会 予算委員会 第6号(2022/03/02、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  今回のロシアのウクライナへの侵略は、力による一方的な現状変更であり、断じて許されるものではありません。ロシアの暴挙に対して国際社会が協調をして制裁を科すことが重要です。特に、SWIFTからの排除は制裁の効果を飛躍的に高めると言われております。一方、SWIFTからの排除は世界経済のリスクとなる懸念もあります。先日も、ロシアに展開する企業の方から、その影響を心配しておられました。  そこで、今回のSWIFT排除による世界経済、日本企業への影響をどのように捉えているのか、総理にお伺いしたいと思います。



各種会議発言一覧(参議院)

24期(2016/07/10〜)

第196回国会 国際経済・外交に関する調査会 第2号(2018/02/14、24期、公明党)

○熊野正士君 三人の参考人の先生方、大変にありがとうございました。  江守参考人の方から、京都議定書とそれからパリ協定でパラダイムシフトが起こったという話、また、必ずしも地球温暖化対策が対立の図式ではないんだというふうなお話を伺いまして、本当にそのとおりだなというふうに思いました。  先ほど杉尾議員の方からもありましたけれども、この九ページの、あなたにとって気候変動対策はどのようなものですかというこの日本の調査ですけれども、そういった意味でいうと、このパラダイムシフトであるとか対立の図式ではないといったこと、意識改革が先ほども必要であるというお話でございましたけれども、具体的に、学校教育である……

第196回国会 国際経済・外交に関する調査会 第5号(2018/04/18、24期、公明党)

○熊野正士君 本日は、三人の参考人の方に貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございました。  まず、鈴木参考人の方にお伺いをしたいと思います。  商業ベンチャーの台頭だというふうな、宇宙開発をめぐる環境ということでお話がございました。確かにアメリカの方は、国を挙げてというか、テスラモーターズのイーロン・マスクが火星に行くみたいなことで、いわゆるそういう、アメリカの方では今まで政府が担っていたことをベンチャー企業がやっているということですし、片や中国では国を挙げて月に行く、有人探査だというふうな状況があるようです。  アメリカと中国とそれぞれ宇宙開発ということで力を入れているんですけれども……

第196回国会 予算委員会公聴会 第1号(2018/03/13、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日は、山田公述人、また中原公述人、貴重な御意見を賜りまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。  また、中原公述人は、御主人の御冥福を心からお祈りしたいと思います。子供さん方が本当に力強く生きていらっしゃるお話を聞きまして、大変感動いたしました。中原公述人、本当に子供さん方を一生懸命育てられたんだろうなというのが大変伝わってまいりました。  私も二十五年間医者をしておりまして、今、医者の、医師の働き方改革ということで特出しで検討会等でも議論がされているわけでございますが、特に医者の、医師の働き方ということに関しまして今議論がされているわけですけれ……

第198回国会 資源エネルギーに関する調査会 第2号(2019/02/20、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いをいたします。  私、更田委員長の任命同意に関して委員会で質問させていただきました。その際に、コミュニケーションの重要性ということに関して委員長が、特に施設に関わる安全の議論というのは東京で机を挟んでやっていても決して十分なものにはなりませんので、できるだけ多くの施設へ時間の許す限り行きたいと思いますと、このように御答弁をされました。  委員長に就任されてから、施設に足を運び、また事業所の方々と精力的にコミュニケーションを取っておられると伺っております。委員長として、これまで事業者の方々とコミュニケーションを行われてきた御感想をまず賜れればと存……

第198回国会 資源エネルギーに関する調査会 第4号(2019/04/24、24期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士でございます。  昨年の七月に第五次のエネルギー基本計画が閣議決定されたということで、経産省それから環境省の方から御説明いただき、大変にありがとうございました。  経産省の方に質問させていただきたいと思いますけれども、二〇三〇年の目標達成に向けて、電力自給率のアップ、さらには電力コストの削減、そして温室効果ガスの削減ということで、これが大きな三つの柱というふうに伺いました。  その中で、再エネを主力電源化への布石ということで今回の第五次のエネルギー計画では位置付けているわけですけれども、今月の十二日の日に二〇一七年のエネルギー需給の実績というものが公表をされました……


25期(2019/07/21〜)

第208回国会 国際経済・外交に関する調査会 第2号(2022/02/09、25期、公明党)

○熊野正士君 今日は、三人の参考人の皆さん、大変にありがとうございました。  まず、合田参考人に御質問をさせていただきたいと思います。  経済の安全保障ということで、この海上輸送で、先ほどの、輸出、輸入とあるけれども、輸入に関して大事なんだということで、例えば食料であるとかエネルギーであるとか、そういったものが日本に入ってくるときに、どうこれを維持していくのかというふうな形でお話を伺いました。  そのときに、様々な日本船籍のお話でございますとか、船員さんの国籍のお話でありますとかありました。具体的に、例えば、原油であれば八割は日本船籍なんだけれども……(発言する者あり)日本の海運会社、失礼いた……

第208回国会 国際経済・外交に関する調査会 第4号(2022/04/06、25期、公明党)

○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日はお二人の参考人から貴重な御意見を賜り、感謝申し上げます。ありがとうございました。  まず、北岡参考人にお伺いしたいと思います。  自由で開かれたインド太平洋構想は、日本外交の中心的な構想として定着しつつあると思います。これを充実させる方法として、一番最後にも参考人の方からお話ございましたが、西太平洋連合、こういった主張をされておられます。これは、日本、東南アジア諸国、オーストラリア、ニュージーランド、太平洋島嶼国などから成る緩やかな連合体として、ヨーロッパのEUに匹敵するような構想だというように理解をしてございます。  岸田総理は、今回のロシアによ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

熊野正士[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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