このページでは高橋光男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高橋光男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 まず、改めて、この度の台風十五号、台風十九号、そして二十一号関連の豪雨により犠牲になられた方々に衷心よりお悔やみ申し上げるとともに、今なお被災者の皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 台風十九号については、最新の政府発表によれば、十三都県で死者九十五人、行方不明者五人、七十四河川百四十か所で決壊するなど、各地に甚大な被害をもたらしました。 東日本大震災からの復興の光がようやく見え始めた中だったのに。これは、今回最も犠牲者が多く、今なお最大数の避難者がいらっしゃる福島県を先日視察させていただいた際に本宮市の住民の方から伺った切実なお声で……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 初めに、私も、この度の豪雨によりお亡くなりになられた方々に衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、連日の大雨により、熊本始め九州各県、岐阜、長野県を含む東海地方を始め、避難されている皆様に心からお見舞いを申し上げます。 まずは政府として、避難者に対する人命救助、救援、被害の拡大防止等に総力を挙げていただくことをお願い申し上げますとともに、公明党の一員として、被災者支援のため、また一日も早い復旧復興のために全力を尽くしてまいることをお約束申し上げ、質問に入らせていただきます。 最初に、私も災害ボランテ……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 まず冒頭、私からも、この度の新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた皆様に衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、患者の皆様の一日も早い御回復をお祈り申し上げます。また、この感染症と闘っている医療現場を始めとする皆様に心から敬意と感謝を表しますとともに、国民の皆様に心からお見舞い申し上げたいと思います。 さて、一昨日、WHOは、新型コロナウイルスがパンデミック、すなわち世界的な大流行であると発表しました。日本でも広範な感染が広がり、まさに大流行になるのか否か、瀬戸際にあります。本日は新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案の法案審議ですので、感染防……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 まず、私は、本日、就職氷河期世代支援につきまして、西村大臣にお伺いしたいと思います。 私自身もその一人でございます。就職には大変苦労しました。周りの友人でも本当に苦労した仲間はたくさんいます。バブル崩壊後の景気悪化というこの世代には何ら責任もない要因で、正規雇用に就けなかった方々たくさんいます。御存じのとおり、兵庫では阪神・淡路大震災の影響による景気後退も重なりました。この世代の非正規雇用者や引きこもりの人たちをこのまま放置すれば、高齢化した際の公的負担というのは計り知れないと思います。決して三年では解決できない課題であり、政府の長期的なコミットメント……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。本日もよろしくお願いします。 さて、本日は道路交通法改正に関する質疑ですけれども、国民の皆様の中には、現在、新型コロナウイルス対策が最優先事項であるときになぜこの法案審議を行うのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、私は、国民の安心、安全な生活を守るという意味では、コロナ対策も道交法改正も共通の目的を持った課題だと思います。特に、近年、あおり運転や高齢ドライバーによる痛ましい事件、事故が相次いでいます。もちろん、全国多数の運転免許証保有者の中では僅か一握りの方々によるものでございます。しかしながら、そうした事件、事故……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日も質問の機会をいただきましてありがとうございます。
さて、本年の通常国会も明日会期末を迎えることとなりました。今次国会は、新型コロナウイルス感染症という未曽有の危機への対処を国政の最優先課題として取り組んできました。その中での今回の科学技術基本法の二十五年ぶりの初の実質的な改正となります。
改めて、このコロナ禍の中において本法改正を行う意義、必要性につき、竹本大臣の御認識をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
私は、今大臣が御指摘になられたように、人文科学を含む様々な学問分野の英知を結集してコロナに打ちかっていくこと、……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 この度、初めて予算委員会で質問に立たせていただく機会を頂戴しましたことに御礼申し上げたいと思います。 私からも、まず初めに、この度の新型コロナウイルス感染症によりましてお亡くなりになられた皆様に心からお悔やみ申し上げますとともに、今なおこの感染症と闘われている患者の皆様、御家族の皆様に厚くお見舞いを申し上げたいと思います。 まず、総理にお伺いします。 先週金曜、新型インフルエンザ等対策特措法改正案が成立しました。おとついの記者会見で、総理は、緊急事態宣言につき、現時点では発出する状況にはないとしつつ、その判断に当たっては、我が党の主張も踏まえて、二……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。 本日も質問の機会をいただき、感謝申し上げます。また、政府には、日々新型コロナ対策に全力を挙げて取り組んでいただいていることに改めて敬意を申し上げます。本日は時間の許す限り多数の質問を希望しますので、簡潔かつ明確な御答弁に御協力のほどよろしくお願いします。では、早速質問に入らせていただきます。 まず、NPO法人の事業継続支援について伺います。 七月の本委員会において、持続化給付金の申請時の売上げの算定に際し寄附金等を含んで計算できるよう支給要件の緩和を要請しました。その後、政府として要望どおり要件緩和を行ったことに感謝を申し上げます……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 冒頭、年末年始を含め、コロナ感染者に不眠不休の対応をされている医療従事者の皆様、社会を支えていただいているエッセンシャルワーカーの皆様、自粛に御協力いただいた国民の全ての皆様に心から感謝を申し上げます。 私からは、三点まとめて質問をさせていただきます。 まず、今回の緊急事態宣言を受け、国民の皆様の御協力を得て感染拡大の防止をするためには、実効的かつ手厚い支援策の迅速な実施が必要です。ともかく現場をお支えいただいている皆様を全力で支援することが不可欠です。 前回の緊急事態宣言発出時には、同時に政府は一次補正予算案を支援策として提示しました。今回は、昨……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 私、まず、和牛肥育農家支援についてお伺いしたいと思います。 コロナ禍により、和牛、とりわけ高級ブランド牛、私の地元兵庫でも、但馬牛、神戸ビーフの枝肉価格が影響を受けています。 お配りした配付資料一を御覧ください。これは、本年四月以降のブランド牛の枝肉価格と肉用牛肥育経営安定交付金、いわゆる牛マルキンの交付額、そして一頭当たりの実質負担額の推移を示したものです。 まず、枝肉価格につきましては、四月以降、いずれの和牛も持ち直しつつありますが、但馬牛の半年間の回復割合、これ一二七%、四月と十月の価格を比較……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。 今臨時会より農水委員会に所属させていただくことになりました。初質問の機会をいただき、ありがとうございます。よろしくお願い申し上げます。 冒頭、我が国の食を支えていただいている全ての農林水産業の従事者の皆様、食品産業、飲食業の関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。 では、早速質問に入らせていただきます。 まず、山田錦を始めとする酒造好適米への支援について、国税庁並びに野上大臣にお伺いします。 コロナ禍を受けて、清酒業界や原料の山田錦の生産現場が試練に立たされています。令和元年産の山田錦は、酒蔵から引取りの猶予を求められています……
○高橋光男君 公明党の高橋光男と申します。 本日は、お二人の参考人の皆様には、お忙しい中、国会までお運びいただきましてありがとうございます。 私、この国会、臨時会から農水委員会の方に所属をさせていただくことになりました。私の地元は兵庫です。兵庫も、まさに五国といいまして、日本の縮図という、多様な本当に農林水産業が営まれているところでございまして、私もこの委員会に所属させていただく中で、様々な生産の現場も、限られた期間の中ではございますけれども、お声を伺ってまいりました。 その中で、私、大変印象深かったのが、先日、兵庫の西に赤穂、あの赤穂浪士で有名なところございますね、そこに行ったときに、……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 この機会に、我が国の漁業、水産業をお支えいただいている全ての関係者の皆様に感謝を、心から感謝を申し上げて、早速質疑に入らせていただきたいと思います。 まず、大臣に伺います。本法律案の意義及び制度構築に向けた取り進め方についてでございます。 この法案の目的は、既に今日も何度か御紹介されていますように、第一条にございます。国内外で違法に採捕された特定の水産動植物の流通を防止するため、漁獲証明制度を導入することによって、国内の流通及び輸出入の適正化を図っていくこと、そうすることによって、……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。
本日に至るまで御協力いただいた全ての皆様に心から感謝を申し上げます。
早速お伺いします。
変異株の脅威に照らせば、今後も決して油断することはできません。特に、次の波に備えた医療体制の確保は不可欠です。ここ東京都でも、また我が地元兵庫県でも、公明党の推進によりコロナ専用病院が設置されてきました。
政府は、先月末までに各都道府県の病床や宿泊療養施設の確保計画を取りまとめたと承知します。どう具体化していくのか、国の支援につき端的にお答え願います。
【次の発言】 是非、医療崩壊を防ぐための万全の支援をよろしくお願いします。
次に、コロナワクチン接種に関し……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 初めに、この度の停滞前線の影響により、大雨によって被災された全国各地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。引き続き最大限の警戒をお願い申し上げるとともに、公明党として、一日も早い復旧に尽力していくことをお約束申し上げます。 時間の関係上、二問まとめてお伺いします。 一点目は、抗体カクテル療法についてです。 軽症者や中等症Tの方に投与し重症化リスクを低減することができるこの療法は、医療機関の病床確保や自宅療養者の救済にも役立つ重要な治療法です。現在、国が委託した製薬会社のロナプリーブ登録センターというところを通じて薬剤の配分が行われています。 先ほど……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 特措法の改正により、まん延防止等重点措置が導入され、本日、新たな対処方針が示されました。新たな措置が導入されても、医療提供体制の確保、支援を始め、今国がなすべき重要なことは変わりません。その観点から、本日は、ワクチンと検査に関してまとめて質問させていただきます。 まず、ワクチンについて。 おとつい、私も住んだ経験がある神奈川のある御婦人から御連絡がありました。妹さんが薬によるアナフィラキシーショックに苦しみ、インフルエンザのワクチンすら打てないと。確かに、薬とワクチンは違うかもしれません。しかし、ワクチンに慣れていない国民の大半が副反応への不安を持っ……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 今日まで、命を守る医療従事者の皆様の日々の御尽力、そして関係者の皆様の御協力に心から感謝を申し上げます。 緊急事態宣言が解除されても、第六波に備えた医療提供体制の構築が急務です。公明党が推進してきた抗体カクテル療法に加え、ネーザルハイフロー、すなわち患者の鼻から管を使い高流量の酸素を投入し、中等症患者の重症化を防ぐ療法がございます。入院期間の短期化にも役立ち、病床確保にもつながる優れた療法です。今後の第六波、そしてこの療法に必要な資機材の需給の逼迫に備え、国の責任で迅速に確保し、現場に必ず配備されるようすべきと考えますが、総理、いかがでしょうか。
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 川本参考人、本日はありがとうございます。 私も外務省出身です。十七年勤めまして、在外では十年、霞が関で七年勤めました。当時と比べると、当時というと二、三年前までなんですけれども、随分、国家公務員の勤務環境等は変わってきた部分もありますが、やはり変わらない部分もたくさんあるんだなということを思っております。 まず私、やはり取り上げたいのは、国家公務員のまさに人材流出問題です。この離職者数や、一方でまた受験者数、離職者数増えていて受験者数は減っているというこの傾向、近年続いています。 例えば、離職者数は昨年度比で七・五%増、実はこの中で省庁別で見ると、……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 本日に至るまで、医療従事者を始めとする関係者の皆様の御尽力、国民の皆様の御協力に心から感謝を申し上げます。 時間の関係上、まとめてお伺いします。 総理、先日、コロナワクチンを接種されました。先ほども、痛みは感じなかった、直後は何もなく、本日も元気いっぱいだとおっしゃいました。来月からいよいよ高齢者の接種が始まります。ワクチンを打って安心した、今は問題ない、周りも安心している、だから希望する皆さんも打ってほしいと、明確かつ継続的に発信をしていただけないでしょうか。 そして、ワクチンが普及するまでが本当の正念場です。特に、感染再拡大防止のために今後鍵と……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 本日、三度目の緊急事態宣言が地元兵庫を含む四都府県に発出されることになりました。 大臣、おとつい、あるニュースが目に留まりました。神戸でコロナ感染し、入院調整のために自宅療養中の四十代の男性がお亡くなりになりました。心からお悔やみ申し上げます。 大臣、こうした事態を見過ごしてよいのでしょうか。私はこれまで一貫して求めてきました。まず、変異株感染者増加を踏まえた退院基準の見直しです。これは緩和されました。同時に、宿泊療養、自宅療養に当たっての現場対応方針の改定も求めてきましたが、従来株と全く同じままです。変異株の言葉はどこにもありません。 感染力が強……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 時間の関係上、三点まとめて質問させていただきます。 西村大臣、先月の緊急事態宣言発令時、私は、自宅療養による犠牲が出ないように、現場対応のガイドラインの改訂、酸素濃縮装置等の必要な資器材の配備、訪問診療、看護への支援金、そして病床の確保を求めました。それでも犠牲者は増加の一途をたどり、十七日時点で少なくとも七十七人が亡くなっています。国として、この事態をどう改善していくのでしょうか。 次に、コロナワクチン接種についてお伺いします。 先行の医療従事者への接種において、重篤な副反応、中には死亡例も出ていると聞きます。そのため、ワクチンに対する不安の声も……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 本日は、参議院の伝統の決算委での質問の機会をいただき、ありがとうございます。早速質問に入らせていただきます。 まず、令和元年度決算に関し、政府開発援助、ODA予算についてお伺いします。 資料一、パネル一を御覧ください。(資料提示) これは、令和元年、二〇一九年まで十年間の二国間ODAの予算の推移を示した表です。言わばODA十年の決算です。御覧のとおり、最新の年度で、経済インフラ分野は五三・一%、保健分野を含む人間の基礎生活分野は二七・一%と、この差が過去最大になりました。 注目すべきは、十年前は基礎生活分野の方が多かったのが逆転し、その差がどんど……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。
本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。
まず初めに、直前の通告となって恐縮ですが、私も米国産の牛肉の緊急輸入制限につきましてお伺いしたいと思います。
こちら、昨晩、未明にニュースが入りました。日米貿易協定に基づきまして、この輸入量が基準数量に達するということで、セーフガードが発動されれば、関税率が三十日間、現在の二五・八%から三八・五%に引き上げられるというような情報が入りましたけれども、政府としての事実確認をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
今の時点では、政府として市場への影響等からなかなかそういっ……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日もよろしくお願いします。 早速質問に入らせていただきたいと思いますが、この度の質問に際して、私はこれまで地元兵庫の様々な現場を回らさせていただきました。森林組合、木材市場、製材会社、木質バイオマス発電所、原木シイタケ生産者など、御対応いただいた皆様に感謝を申し上げるとともに、日々の御尽力に敬意を申し上げたいと思います。林野庁がふだん目の行き届かない、こうした現場のお声をなるべくお伝えしたいと思いますので、政府には前向きかつ簡潔明瞭な御答弁よろしくお願いします。 まず、二〇三〇年に向けた目標に関して野上大臣にお伺いします。 御承知のとおり、二〇三〇年……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 本日は、ため池の整備に関してお伺いしたいと思います。 御承知のとおり、ため池につきましては、平成三十年七月豪雨、いわゆる西日本豪雨において多くの決壊、損壊が発生し、大きな被害をもたらしました。我が地元兵庫県でも、実に百八十三か所が被災しました。こうした事態を受けて、国は全国のため池の緊急点検を実施し、必要なところに応急措置等防災対策が進められることになりました。その年度、平成三十年度から開始した防災・減災、国土強靱化緊急対策の下で、対策の優先度が高い約千のため池を昨年度中までに改修、……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。本日の畜舎建築利用特例法の審議に当たり質問の機会をいただき、ありがとうございます。 我が地元兵庫県も、但馬牛などの肉用牛、淡路地域などの乳用牛を始め、関西では主要産地です。本法案の審議に際し、地元の畜産農家のお声を伺いました。また、昨年十二月にはお隣の京都の農家にも熊野政務官とともに視察をさせていただいたところです。本日は、それら関係者の方々の御意見、御要望を踏まえて質問をさせていただきたいと思いますので、政府にはそうした現場のお声に寄り添った答弁をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 初めに、私は、この本改正法の目的、効果……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。 昨日、東日本大震災から十年を迎えました。改めて、お亡くなりになられた全ての方々の、衷心より哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆様、今なお大変苦しい思いをされている被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。 公明党は、この十年、被災者に徹して寄り添い、創造的復興のため尽力してきました。六日には、東北三県を結び、福島県で復興創生大会を開催しました。私も出席させていただきました。大会では、人間の復興こそ真の復興、そして、心の復興に終わりはない、ゆえに、公明党は誰一人置き去りにすることなく、人間の復興、心の復……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 冒頭、ロシア軍によるウクライナ侵略は力による一方的な現状変更の試みであり、即時停止するよう、断固非難いたします。 冒頭、個人的な経験で恐縮ですが、私は、前職の外務省に入って間もなく、紛争直後のアフリカのアンゴラという二十七年間も内戦をした国に約三年赴任しました。多くの人命が奪われ、国土は焦土と化し、世界一とも言われる地雷が埋設されました。米国と旧ソ連が後ろ盾となった代理戦争の深い爪痕を目の当たりにし、戦争ほど悲惨なものはないと心に刻みました。 今後、もしロシアの暴挙によりウクライナにかいらい政権が樹立され現政権との間でゲリラ戦のような展開となれば、同……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。 本日は、来年度予算の委嘱審査に関して質問の機会をいただき、ありがとうございます。まず、外務省の主たる予算であるODA、開発協力に関してお伺いします。 コロナから丸二年余りがたちました。国境をまたぐ人の往来という制約の中にあっても、オンライン等を活用しながら、様々工夫しながら我が国の開発協力を進めてきたと承知します。例えば、JICA海外協力隊は、現在、三十七か国三百十二名が海外で活動中と承知しますが、是非、隊員の安全と健康を守りつつ進めていただきたいと思います。 他方、日本への研修員受入れの本格的な再開が必要と考えます。新たな水際措……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日は、また質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私も、まずウクライナ支援に関してお伺いしてまいりたいと思います。 昨日のゼレンスキー大統領の演説をお聞きして、何よりロシアの侵略をやめさせることが最大の支援だと感じました。我が国は国際社会と結束して厳格な制裁を継続していくことを求めます。同時に、今我々の目の前で苦しんでいるウクライナの人々、子供たちに手を差し伸べるために、我が国としてできることを最大限行っていかなければなりません。 この点、今月十四日、公明党は松野官房長官に対し、ウクライナ人道支援、避難民受入れに関する緊急提言を行いました……
○高橋光男君 公明党の高橋光男と申します。 三人の参考人の皆様には、本日、大変お忙しい中、様々な参考となる御説明をいただきまして、心より感謝申し上げたいと思います。 私からは、まず鶴岡参考人にお伺いしたいと思います。 御説明の中でこれからの対ロ制裁のお話があったかというふうに思います。その中で、制裁強化局面よりも緩和局面の方がG7等の結束維持は難しい可能性という御指摘は確かにそうかなというふうに思ったんですが、今の現状を考えると、先日のG7の首脳会合で確認されたことは、これから必要に応じて追加的な制裁を行っていくことと同時に、やはり今行っている制裁を軽減したりとか回避したりとか、また穴埋……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。 冒頭、林外務大臣におかれましては、先週二度の御出張、大変お疲れさまでございました。この度、総理特使として訪問されたポーランド、及びG7並びにNATO外相会合出席のためにベルギーを訪問されたという中で、まずその総括をお伺いしたいと思います。 その上で、私自身も今月の一日の本会議で代表質問させていただいたこととも関連しますが、今回の訪問結果を踏まえて、我が国として、周辺国を含む対ウクライナ人道支援と、あとNATOへの働きかけをどのように行っていくのかについて御所見をお願いいたします。
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。 本日は、旅券法改正等の審議でございます。旅券発給申請手続の電子化が図られることによりまして、利便性向上、窓口負担軽減につながるものでございます。賛成であり、異論は特にございません。 その上で、本日は、水際措置についてお伺いしてまいります。 我が国は、諸外国に比べて極めて厳しい措置を続けています。現在、外国人の新規入国が可能なのは、日本人、永住者の配偶者又は子、あるいは三月から緩和された措置の下での商用、就労や長期滞在の目的の場合とされ、ビジネス関係者、技能実習生、留学生などに限られます。それ以外は、人道上の配慮の必要がある特段の事……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。よろしくお願いします。
質問順を変えまして、本日は改めて水際対策について磯崎官房副長官にお伺いいたします。お忙しいところ、ありがとうございます。
本件につきましては、約一か月前に質問をさせていただきました。その後、さきの総理外遊の際に、六月には他のG7諸国並みに水際対策を更に緩和していく旨表明されたと承知します。我が国としてどのように緩和していく方針か、最新の検討状況とともに御答弁お願いします。
【次の発言】 国内の感染状況、検疫体制、防疫措置の実施状況、また主要国の水際対策の状況などを踏まえて適切に判断される方針については理解いたし……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。
本日は、三件の条約審議です。その一つ、万国郵便連合憲章等の改定について、まず総務省にお伺いします。
本件は、Eコマースの市場規模拡大を始めとする国際郵便分野を取り巻く環境変化を受けまして、憲章等の見直しを行うものと承知いたします。こうした取組を通じて安定的な国際郵便業務の環境整備を図ることは重要と考えます。
そこでまず、今回の改正が、我が国の、日本の郵便事業者にとって持つ意義、また裨益効果について政府の見解をお伺いします。
【次の発言】 ただいま御説明いただいたように、今回の改定は、国内の事業者にとっ……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。本日も質問の機会をいただき、感謝申し上げます。 前回に続き、磯崎官房副長官に水際対策についてお伺いしたいと思います。お忙しいところ、ありがとうございます。 さて、政府は、六月十日から観光目的による短期滞在の外国人の新規入国を原則として認める方針を表明しました。これに対して、前回の質疑でもお願いしましたように、G7諸国並みの水際対策とし、観光客を受け入れるのであれば、是非、親族、知人の入国も制限をすべきではなく、その要件を緩和してほしいとその後も政府に強く求めてきました。 そうした中、昨日、政府は、親族・知人訪問目的の外国人の入国に係……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 オミクロン株の感染急拡大の中、感染者の皆様にお見舞いと、現場対応に当たっている従事者の皆様に心から感謝を申し上げます。 大臣、その御協力を仰ぐべき最前線の医療機関のお声です。 岸田政権肝煎りの看護職員の待遇改善について、対象は地域のコロナ対応など一定の救急医療を行う医療機関で、年間二百台以上の搬送という条件があります。現場からは、小さい施設なりにコロナ病床に協力してきたが、年間百七十五台のため対象にならない、しかし、大きな病院と救急数を同列に扱われるのは納得がいかない、対象にならないなら、職員の士気に関わるので、もう病床提供をやめようと思うとまで述べ……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 オミクロン株の感染拡大で学校現場は大変な事態になっています。国の調査によれば、学年、学級閉鎖は全国で約五千校、学校全体の休校は千校を超えています。この影響は、国が原則開くように要請している放課後児童クラブ、いわゆる学童保育にも及んでいます。 そこで、おととしの一斉休校時に導入された午前中に開所した分の追加経費や感染対策経費など、支援を必要とされる現場に行き渡るようにし、是非、こうした代替保育への支援を来年度以降も継続いただくようにお願いいたします。 また、長引くコロナ禍や様々な制約が子供たちの心身の不調をもたらしています。実際、地元の神戸市の調査では……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。よろしくお願いいたします。 私も、昨年、川本総裁に質問させていただいた事項のフォローアップも兼ねて、国家公務員の人材流出、これをいかに改善していくのか、また超勤のお話、るるこれまでもなされていますけれども、これをいかに改善していくのか、またさらには、男性国家公務員の育休の推進等についてお伺いしてまいりたいと思います。 まず最初に、この人材流出の改善のお話でございますが、これもやはり昨年と比してもなお受験者数は減少しております。また、離職者数も増加している。この傾向というのは一向に改善されていないところでございます。特に、受験者数に関しましては、総合職の試……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 本日は、参議院の伝統のこの決算委員会の場で質問の機会をいただきまして感謝を申し上げます。 本日は、この令和二年度決算検査報告に関する質疑が中心となるはずでございますけれども、その点につきましては、この後、同僚の安江伸夫議員に譲ることとして、早速ですが、林外務大臣にお伺いしてまいりたいと思います。 昨年四月の決算委員会におきまして、私は、我が国ODA、政府開発援助について、経済インフラ分野と基礎生活分野の割合について取り上げました。 お配りの資料一を御覧いただければと思います。 こちらは、この十年間の二国間ODAの実績でございます。二国間といっても……
○高橋光男君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。 最初に、野田大臣に、まち・ひと・しごと総合戦略における地方創生移住支援事業についてお伺いします。 本事業は、地方へのUIJターンによる起業、就業者を創出するため、地方創生推進交付金により支援するものとして令和元年度から開始しました。 配付資料を御覧ください。この三年間の実績をまとめたものです。令和元年度、百二十三人、二年度、五百六十三人、三年度は十二月末までで千百三十一人となっています。一見順調に増えているように見えますけれども、実はこれ、令和六年度までの第二期総合戦略において六年間で六万人が目標とさ……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日も質問の機会いただきまして、ありがとうございます。 野田大臣に、所信に対する質問ということで、まず女性デジタル人材育成についてお伺いしてまいりたいと思います。 我が党は、昨年の衆院選の公約で、女性デジタル人材育成十万人プランというものを掲げ、これまで推進してきております。 本日は、具体的な私の地元の事例を御紹介させていただきながら、様々な課題について大臣の御所見いただきたいと思います。 お配りした資料一を御覧ください。これは地元兵庫県豊岡市での取組でございまして、昨年三月にジェンダーギャップ解消戦略というものを地域創生戦略として全国で初めて作成を……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 まず、本日は地方分権一括化法の審議でございますので、その関連につきましてお伺いしたいと思います。このうちの一つに、難病患者に対する医療等に関する法律、また、児童福祉法に関するこの変更といいますか、制度の改正がございます。この点につきまして、まずお伺いします。 これまでは、都道府県においてこの特定医療費の支給認定を行う際には、指定医療機関を定めて、その医療機関の個別の名称を記載しないといけないというものが、これ、患者さんにとっても、またそれを発給する都道府県においても非常に負担になっていたという中におきま……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 冒頭、安倍晋三元総理の御逝去に対し、改めて深い哀悼の意を表します。 憲政史上最長の任期を全うされ、我が国の内政、外交面で傑出した功績を残された安倍元総理の国葬の開催を私は支持いたします。 暴力により言論の自由どころか命を奪われた元総理の突然の逝去に諸外国から幅広い弔意が示されています。在任中、積極的平和主義を掲げ、延べ百七十六か国・地域訪問という地球儀を俯瞰する外交を展開された元総理を敬い、既に多くの首脳級が出席の意向を示しています。国葬は英語ではステートフューネラルと言います。すなわち国家の葬儀です。 総理、今回の国葬は、我が国が国家として民主主……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。国土交通委員会での初の質疑の機会を頂戴し、ありがとうございます。 大臣の所信挨拶に関して、早速質問に入らせていただきます。 まず、地域経済を支える観光の再生について大臣にお伺いします。 所信では、本格的な観光復興の実現に取り組むとおっしゃいました。ホテル、旅館業者の本年上半期の倒産は三十八件、二年ぶりに前年同期比増加に転じました。長引くコロナ禍の中、生き残りを懸けて必死に営業されている観光業への支援は待ったなしです。全国旅行支援もその一つですが、もう一つ重要な政策に高付加価値化事業がございます。詳しくは配付資料一を御覧ください。 ……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。 まず、北朝鮮のミサイル発射への対応についてお伺いしたいと思います。 今年に入り、北朝鮮は異例の頻度でミサイルを発射しています。巡航ミサイルを含め既に三十回、このうち日本の上空を通過したのは七回にも及びます。国連安保理決議にも反し、決して容認できない暴挙であり、強く非難いたします。 Jアラート等の課題もございますが、本日は特に海上保安庁の情報発信、情報提供についてお伺いしたいと思います。 先週三日の午前七時四十分頃からの一連のミサイル発射では、一回目は防衛省から太平洋へ通過したと当初発表がございまし……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。 離島振興法改正法に関して質問の機会をいただき、ありがとうございます。 本法、法案は昭和二十八年制定から十年ごとに改正されてきた議員立法です。法案提出者である衆議院の諸先生方の御尽力に改めまして敬意を表したいと思います。 本日は、今後十年の運用の観点から国交省に対し質問をさせていただきます。 公明党は、これまで一貫して、離島住民の声に耳を傾け離島振興を推進してまいりました。例えば、前回の改正時には、定住促進や産業活性化に活用できる離島活性化交付金や規制緩和などの特例を設ける離島特区の創設を実現しました。その後も国会議員と地方議員が……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。 早速質問に入らせていただきますが、冒頭、陸上自衛隊ヘリ墜落事故で亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。また、防衛省を始め、関係者のこれまでの捜索活動にも心から敬意と感謝を申し上げますとともに、再発防止策の徹底、そして今、現下で行われております自衛隊によるスーダン在留邦人の退避も安全第一で遂行されることをお願いいたします。 さて、予期せぬ有事や激変化する自然災害に対処するための自衛隊の役割がますます重要になっております。この点、幅広い防災訓練への参画が不可欠だと考えます。 本年二月、地元兵……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 まず、加藤厚労大臣に、薬剤耐性、AMR対策についてお伺いします。 資料一を御覧ください。 既に世界では、年間約百万人超、放置すれば二〇五〇年には一千万人以上が死亡するおそれがあるAMRへの対策は喫緊の課題です。世界各地域で異なる全ての耐性型に効果を示す新たな抗菌薬の開発が国内でも進んでいるところでございます。 公明党は、そうした新薬の開発促進のために、採算性が見込める市場インセンティブ、誘因が導入されるよう、特に抗菌薬承認後の利益を保障するプル型インセンティブをG7主導で実施すべきこと、そのために我……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。本日も質問の機会いただき、ありがとうございます。 早速、斉藤大臣の所信表明に関しまして、会派を代表してお尋ねしてまいります。 私も、今朝議論になりましたこどもエコすまい、こどもみらい住宅支援、この点につきましてまずお伺いしたいと思います。 前身のこどもみらい住宅支援事業は、元々、昨年度補正予算、また今年度の予備費等を活用して行っているものでございまして、先日も大臣は所信で良質な住宅確保の支援に取り組むというふうにおっしゃっていたこともございますし、また、省エネ、創エネ機能を有するZEH住宅というものは、環境負荷軽減、また自然災害への対応においても有効な……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。 本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 議題の気象業務法等改正に対しては、賛成の立場です。時間が限られておりますので、早速関連事項について質問に入ります。なお、配付資料をお配りしております。詳細はちょっと説明できませんけれども、適宜御参照いただければと思います。 一昨日の趣旨説明でもございましたように、近年の自然災害の頻発化、そして激甚化の中で、的確な防災対応がこれまで以上に重要性を増しています。そのためには、多様な人材の活用が不可欠です。 そこで、公明党は、気象庁OB、OG等への委嘱による気象防災アドバイザーの創設……
○高橋光男君 公明党の高橋光男でございます。 本日は、三名の参考人の皆様にそれぞれ御専門の知見に基づいて貴重な、大変貴重な意見陳述を賜り、感謝申し上げたいと思います。 この度の地域公共交通活性化再生法の改正につきましては、元々この法案、法律自体が、地域の主体的な取組によって地域の旅客運送サービスの持続可能な確保に資する取組を推進することが目的であるということが私は大変まず重要なことだと思っておりまして、この法案につきましては、これまで四度にわたり改正をされてくる中で、直近の令和二年の改正においては、地域公共交通計画、こういうものを作成することを義務化したり、また、地域旅客運送サービスの継続……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。 本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 本日審議する海上運送法等の改正は、昨年四月の知床遊覧船事故を受け、旅客船の安全、安心に万全を期し、二度とあのような痛ましい事故を起こさないようにするため、事業者の安全管理体制強化、船員の資質向上、行政処分の強化等を主に措置するものでございます。 去る二十三日、事故後一年を迎え行われた追悼式典には斉藤大臣が出席されました。私も、お亡くなりになられた方々と御家族に心からお悔やみ申し上げます。 今回の事故が社会に与えた影響は大きく、一年たってもなお関係者の心の傷は癒えることはありませ……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。 まず、私も、国交省OBによる人事介入問題についてお伺いします。 たとえ官僚OB、すなわち現職の職員でない民間人であっても、国交省出身者が民間企業人事に介入していた問題が発覚し、あたかも国交省が組織的に関与しているかのような疑惑が呈されていることは誠に遺憾でございます。国交省には、国交行政への国民の信頼が揺らいでいる事態の重大さを真剣かつ深刻に受け止めていただくようお願いいたします。 その上で、今回の事態につきましては、法にのっとった冷静な議論が必要とも考えます。幾つか論点ございますけれども、時間の関係上、再就職あっせん規制について……
○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男です。本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 さて、全国でこの二十年間で一・九倍の約三百五十万戸、二〇三〇年には四百七十万戸にまで増加が見込まれる空家への対策は急務です。 資料一を御覧ください。 本日審議の空家対策特措法は、周囲に悪影響を及ぼす前の有効活用の拡大、適切な管理確保、特定空家の除去を三本柱とした新たな施策を講じるものでございます。 もちろん、空家対策は国だけでできるものではございません。地方の先進的な取組に光を当て、国、地方の連携で進めていくことが極めて重要と考えます。 その観点から、本日は、日本の縮図とも言わ……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 本日、予算委員会での質疑の機会をいただき、感謝を申し上げます。 早速質疑に入らせていただきます。時間限られておりますので、簡潔かつ的確な御答弁をよろしくお願いします。 ロシアによるウクライナ侵略から一年がたちました。現在、世界が直面する最大の人道上の危機に我が国としてどう対処していくのか、目下最重要の外交課題の一つと考えます。 そこで、まず総理にお伺いします。 公明党は、先月二十一日、政府に対し、身寄りのないウクライナ避難民への生活費等の支援延長を申し入れました。これを受け、政府は一年延長を決定しました。是非きめ細やかな支援の継続をお願いします。……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 地域計画につきましては、将来の農業の在り方や農地利用の姿を明確化する地域農業の設計図として重要でございまして、令和七年三月末までに全国の市町村で策定いただくことになっています。農林水産省におきましては、地域計画の策定に向けまして、策定方法をまとめた手引の作成など、取組を進めているところでございます。 一方、私自身も、先月二度福島県を訪問させていただき、原子力被災十二市町村のうち五市町を訪問させていただき、現地の農家の取組を直接伺ってまいりました。その中で実感したのは、被災地の営農再開の度合いというのは市町村ごとに大きく異なる部分もございます……
○大臣政務官(高橋光男君) この度、農林水産大臣政務官を拝命しました高橋光男でございます。 宮下大臣を先頭に、政務三役、職員が一致団結して、人口減少、高齢化や気候変動の影響等、かつてない困難に直面する農林漁業者の現場のお声に寄り添い、生産から加工、流通、消費に至るまで裾野の広い食料システムの持続性、また食料安全保障の確保ができるよう、誠心誠意取り組んでまいります。 滝波委員長を始め理事、委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 令和五年三月に、先ほど委員も御指摘のありました一般社団法人日本基金が農福連携に取り組んだ福祉事業者向けに行ったアンケート調査によりますと、八七・五%の福祉事業者が農福連携の取組によるプラスの効果ありと回答しています。このうち、身体面、健康面への効果としましては、体力が付き長い時間働けるようになったが八〇・五%に上ったほか、精神面、情緒面への効果としては、最も多い、物事に取り組む意欲が高まったが五九・一%、次いで表情が明るくなったの五八・三%と続き、農福連携により心身の健康維持への効果が認められると考えられます。 さらに、今御指摘がございまし……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 田名部先生今御指摘の食文化の継承、大変重要だというふうに認識しております。 そのため、政府におきましても、平成十七年制定の食育基本法におきまして、伝統的な行事や作法と結び付いた食文化、地域の特色ある食文化等我が国の伝統ある優れた食文化の継承を推進するため、これらに関する啓発及び知識の普及その他の必要な施策を講ずるとされています。 このため、農林水産省におきましては、各地の郷土料理や伝統食の特徴、歴史やレシピについてデータベース化を行っております。その中には、田名部委員の御地元の青森県におきましても、煎餅汁、イカメンチ、また、すしこ、こうし……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 家畜排せつ物につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律によりまして、排出者である畜産農家が自らの責任で適正に処理をしなければならないというふうにされています。一方、家畜排せつ物につきましては、土作りに資する堆肥やエネルギーとして有効に活用できるものでございまして、このような活用を図ることは脱炭素化や環境負荷軽減に資するものと考えております。 このため、農林水産省におきましては、堆肥の高品質化、ペレット化等に必要な施設の整備、また、家畜排せつ物をエネルギー利用するためのバイオマスプラント等の整備等について支援しているところでございますけ……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 委員御指摘の自然共生サイトにおきましては、例えば、徳島県那賀町における森林所有者自らが間伐を繰り返し行い、針葉樹と広葉樹の混交林を育成している事例や、三重県大台町における企業の有するFSC認証森林などが登録されていると承知しております。 農林水産省としては、自伐型かどうかや森林認証の有無にかかわらず、林業経営に関わる様々な立場の方々が生物多様性に配慮した持続的な森林経営に取り組まれるよう森林整備活動を支援してまいります。
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 地熱発電の開発に係る調査につきましては、日本地熱協会から、調査に当たり保安林内の作業許可の期間が最大五年となっているのは不十分であるという御意見をいただいていたところでございます。 農水省としましては、地熱発電の開発に係る調査につきましては、作業許可の申請ではなく、エリアを絞り込んだ保安林の解除の申請により対応いただくことで日本地熱協会と議論をさせていただいているところでございまして、現在、日本地熱協会がそのためのマニュアルの作成に取り組まれているものと承知しております。 農水省といたしましては、森林の公益的機能を発揮させるため、保安林を……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 今委員御指摘いただきました世界農業遺産でございますが、伝統的かつ特徴的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、景観、生物多様性が相互に関連して一体となった農林水産業システムを国連食糧農業機関、FAOが認定したものでございまして、能登の里山里海は平成二十三年に我が国で初めて認定された地域でございます。 私自身も、昨年十一月に七尾市で行われました農業遺産シンポジウムというものにも出席をさせていただきまして、その後、今般の能登半島地震によりまして、この認定地域の農林水産業、もう本当に甚大な被害が生じているところでございます。 代表する……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 国内でのホタテの殻むき作業の自動化に向けましては、「水産業を守る」政策パッケージの予備費や補正予算を活用し、自動殻むき機に限らず、効率化、省人化に資する機器の導入や、地域の拠点となるホタテの大規模な加工施設整備の支援を図るとともに、既存の自動殻むき機以外の自動化技術の開発等につきましても、その推進に向けまして、ホタテ以外の二枚貝向けの機器の活用可能性など、必要な情報収集等を進めているところでございます。 また、委員御指摘のとおり、中国以外の第三国でのホタテの殻むきが進みますように、ホタテ加工業者等をベトナムやメキシコに派遣し、現地水産加工施……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 初めに、能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に深い哀悼の意とともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。 その上で、お答え申し上げます。 稲作など地域農業を支える方々の営農再開には、五月上旬から地域においては田植期が始まる、その中で、それに向けて農業者の御意向の確認に加え、水張りが可能かどうか圃場の被害状況を確認した上で、必要な苗の確保等、スピード感を持って進めることが肝要だと考えます。 このため、農林水産省では、今般の地震による農地や水路、ため池等の被害につきまして、延べ七千名を超えるMAFF―SAT、農水省……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 農業生産におきましては、委員御指摘のマルチや肥料袋などのプラスチック資材が多く使用されているところでございますが、その排出につきましては、単純焼却というような形が多かったところ、結局環境への負荷ということを抑制していくことが大変大事でございまして、使用後に適切に回収し、リサイクルなど適正処理を進めることが重要と考えております。 マルチ等につきましては、使用後に土などの汚れが付着することから、プラスチックとして再生利用されるリサイクル素材となり得る量そのものについては少ないと承知しておりますが、多くは固形燃料の材料としても利用されておりまして……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 現在、加工食品の輸出につきましては、我が国の農林水産物・食品の輸出全体の約四割を占めております。その中で、みそ、しょうゆにつきましては、二〇二三年に百五十億円程度、これ全体の約一%程度になりますが、その実績がございます。今後、輸出拡大の余地が大きいと考えておりまして、政府としても輸出重点品目に選定させていただいております。 また、昨年十月には、みそとしょうゆの全国団体がそれぞれ輸出促進法に基づく品目団体として認定を受けました。その中で、海外での市場調査や販路開拓、オールジャパンでのPRなど、輸出拡大に向けた取組を行っているところでございまし……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。
農林水産省としましては、獣医系の大学卒業者に対する就業先調査というものを行っております。そこでは、約五割が小動物、例えば犬や猫等ですね、こうした臨床の分野に就職するのに対しまして、産業動物分野におきましては、家畜衛生公務員と産業動物臨床獣医師を合わせて二割程度にとどまっておりまして、地域によっては、御指摘のとおり、産業動物獣医師の確保が困難となっている状況と承知しております。
【次の発言】 お答え申し上げます。
農林水産省では、産業動物獣医師を確保するために、主に四つの取組を御紹介させていただきます。
一つは、地域で産業動物獣医師として就……
○大臣政務官(高橋光男君) 坂本大臣の下、鈴木副大臣とも連携して、しっかりと予算確保できるように努めてまいります。
【次の発言】 お答え申し上げます。
種子の重要性につきましての御指摘、御質問いただきました。
種子は、肥料、飼料と並びまして、農業生産に欠かせない大変大切な農業資材であるというふうに考えております。このため、改正法第四十二条におきまして、種子も含む農業資材の安定的な供給の確保を新たに位置付けさせていただいたところでございます。この中には在来種の保全も含まれております。
委員御指摘の新品種の育成に関しましては、これ、何も条文がないということではございません。まさに農業の生産性……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 世界の有機食品市場は、委員御指摘のとおり、拡大し続けております。需要の拡大や安定的な販路確保の観点からも、我が国として有機農産物の、有機加工食品の輸出拡大を進めることは大変重要だと考えております。 これらの輸出数量につきましては、委員御指摘のとおり、二〇二二年には二千八百八十一トンと、十年前に比べると十倍以上に伸びております。中でも、海外で人気がある有機茶の輸出が最も多く、次いでしょうゆやみそなどの加工品が多い現状となっております。一方で、この原料となる有機麦、大豆については、その多くが輸入に頼っている状況にございます。 私自身、さきの大……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 国産小麦につきましては、これまで、主にうどんなどの日本麺用に利用されておりました。今後、国産小麦の生産を増大させていくためには、需要量が多く海外依存度の高いパン、中華麺用の利用を拡大していくことが重要と考えています。 近年、パン用に適した委員御指摘のゆめちからや、ラーメン向けのちくしW2号などの新品種が開発され、利用も拡大しているところでございますが、さらに、パン、中華麺用に適した品種の開発を加速し、生産現場での普及を図ってまいります。 また、国産への切替えを行う実需者に対しても、先月成立しました特定農産加工法の改正によりまして、原材料の……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 各種計画につきましては、委員御指摘の計画以外にも、例えば農村地域における、例えば農業の再生協議会における水田収益力強化ビジョンであったりとか、中山間地域では直接支払に関する集落協定であったりとか、果樹産地の構造改革計画と様々なものがございますので、そうしたものと今般の地域計画との整合性をしっかり図っていかなければならないというふうに考えております。 その中で、地域計画は地域農業の将来設計図となる重要な計画でございますので、市町村などの各種計画とも整合性を図っていく必要がございます。そのため、農水省としましては、地域計画の策定の手引や通知に基……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 農林水産省では、これまで復旧工事の経験がほとんどない地盤隆起等による被害を受けた漁港の復旧復興の技術的課題、方法、手順等について検討することを目的として、五月十六日に有識者で構成する技術検討会を設置し、今議論を進めているところでございます。今後、更に二回の技術検討会を開催し、検討結果を取りまとめた上で、七月中に、別途石川県が設置しました能登地域の水産業に係る港の復興に向けた協議会に提示し、その議論の参考として活用していただく予定でございます。 引き続き、被災地の一刻も早い復旧復興に資するよう、現場に寄り添いつつ、石川県や関係市町等と連携しな……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 本法案では、世界的な干ばつなどで重要な食料の供給が大幅に不足し、又は不足するおそれが高いため、国民生活の安定や国民経済に、円滑な運営に支障が生じたと認められる事態を食料供給困難事態と定義し、食料の供給確保対策を講じていくこととしております。この大幅な減少とは、特定食料の供給量が平時と比較して二割以上減少する場合を一つの目安として考えております。 一方で、実際に特定食料の供給が二割以上減少していない場合であっても、将来的な供給の大幅な減少を見越して買いだめや売惜しみなどが生じ、価格が急騰するなどの支障が生じる場合がございます。このように、国民……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 この度の法案におきましては、不測時におきまして有効な対策を実施する観点から、措置の対象となる品目を具体化し、特定食料として指定することとしております。そして、その対象につきましては、国民の食生活上重要又は食品製造などにおいて原材料として重要である農林水産物等を政令で定めることとしております。 委員御指摘の野菜につきましては、我が国の供給熱量に占める割合は三%にすぎないこと、また種類間の代替性が高く、特定の野菜の供給減少に対しても他の野菜により代替が可能であること、例えばレタスが食べられなかったらキャベツで代替するとか、そうした特徴がございま……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 委員御指摘の農業経営基盤強化促進法に基づく地域計画につきましては、市町村が中心となって地域の農業関係者との話合いによりまして将来の地域農業の在り方や農地利用の姿を明確化する設計図として現場の意向を起点に策定していただくものでございます。 今後の農業者の急速な減少等に対応するためには、御指摘のとおりスマート農業の活用が不可欠になると認識しております。このような認識の下、農林水産省では、これまでも全国各地の現場で取り組んでいただいている地域計画の策定に当たっては、農地の集積、集約化を進めながら、スマート農業技術の活用につきましても任意事項として……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 漁業法に基づくTAC報告につきましては、国の情報システムにより既に電子的に報告が行われているところでございます。 また、現行の水産流通適正化法に基づくアワビ等に係る情報伝達につきましては、電子化が進んでいない中小事業者がスマホ等で簡単に利用できる漁獲番号等伝達システムを国で構築、運用しているところでございます。 このため、今般の同法改正により義務付けられる特定第一種二号水産動植物についての情報伝達につきましても、現在タグ等を活用した電子的な情報伝達等に係る実証事業を行うとともに、現行の水産流通適正化法に基づく義務の履行に用いられている伝達……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 学校給食における地元産の有機農産物の活用は、安定的な消費の確保に加え、子供たちや地域住民の方々に有機農業への理解を深めていただくという食育の観点からも重要と考えております。 このため、農林水産省としては、地域ぐるみで有機農業に取り組む先進的な産地であるオーガニックビレッジの取組、これは委員の御地元福岡県でも、うきは市が宣言され、農水政務官時代にも力強く推進をしていただいたというふうに承知しておりますが、その取組の中で、生産者や給食事業者などの関係者間の調整や試行的な導入に要する経費など、学校給食への導入段階における支援を行っております。 ……
○大臣政務官(高橋光男君) お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、食生活の変化と人口減少により、我が国の主食である米の需要は毎年十万トン程度減少しております。このような中で、食料・農業・農村基本法の見直しの中で掲げる我が国の食料安全保障の強化に向けては、米の需要に応じた生産とともに、輸入依存度の高い麦、大豆や加工・業務用野菜などへの転換も進めていくことが重要です。このため、米については、国内の消費拡大や輸出拡大の取組を進めつつ、農業者や産地が自らの経営判断により需要に応じた生産、販売を着実に推進していくこととしております。 一方、委員御指摘の主食用米からの転換については、水田機能を維持……
○高橋光男君 ありがとうございます。 非常に各参考人の御説明、大変参考になりました。 私からは、次期エネルギー基本計画を策定していくに当たって日本としてどのように取り組んでいくべきかという観点から幾つか御質問、更に申しますと、それを実際実行していくに当たって、そういう技術革新や人材育成をどのようにやっていくかという観点から各参考人の方にお伺いしたいと思います。 まず、白石先生の方ですが、先ほど来から、アジアにおいて、日本がインド太平洋という文脈においても、非常にエネルギー基本計画を他国と連携して、そういったないところも含めて策定に、ERIA等を活用してやっていくべきだと。私も、それはすご……
○高橋光男君 公明党の高橋光男と申します。 本日は、三名の参考人の皆様、非常に示唆に富む御説明をいただきまして、ありがとうございました。 私も、実は二年前まで十七年ほど、日本の外交官として働いてまいりました。ポルトガル語の専門家として、アフリカ、ブラジル、そういったような国々で国際協力をまさに中心に仕事をさせていただきましたので、これから日本がこの生物多様性守っていくに当たって、国内はもちろんのこと、当然、国際社会においてどのような貢献を果たしていくのか、こうしたことについて非常に関心を高く持っております。その観点で、今日は時間が限られておりますので、三名の参考人の方々にまとめて一つずつ御……
○高橋光男君 公明党の高橋光男と申します。 本日は、三人の参考人の皆様、貴重な御講演いただきましてありがとうございます。 まず、私、富岡参考人にお伺いしたいと思います。 先生による、油による汚染損害に対する責任と補償に関する国際制度につきましての論文を拝読させていただきました。そこには、今日も御説明ありましたように、今日ではこの油濁事故に対処するための司法的な体制につきましては、民事責任条約、基金条約、民間自主協定、三層構造で制度化されているとの御説明がございました。 一方で、私、関心を持っているのは、昨年のまさにモーリシャス沖での事故のように、こうしたガバナンスの低い途上国の近海でこ……
○高橋光男君 三人の参考人の皆様におかれましては、貴重なお話をいただき、ありがとうございました。 公明党の高橋光男と申します。 まさに今、日本がほぼ一〇〇%輸出入を海上輸送担っている中で、いかにその人材を確保していくのか、育成していくのかって本当に喫緊の課題だというふうに思っております。 その中で、私は、やはりまず若手を始めとするそうした人材を育成していくということも重要であるということを考えると同時に、より幅広く、広い世代に対しても海洋教育を提供していくことは大変重要だというふうに考えます。 その観点で、まず賞雅参考人にお伺いしたいと思いますが、先ほどもございましたようなICT教育、……
○高橋光男君 公明党の高橋光男と申します。 本日は、貴重な御説明の機会いただきましてありがとうございました。 私からは、北岡参考人に二つ手短にお伺いしたいと思います。 本日のテーマであるこの海洋政策を進めていく上でも、また日本のこの開発協力を進めていく上でも欠かすことができないこのODAでございますが、このODA予算、日本は、近年少し持ち直しているものの、まだ〇・三%、GNI比ですね、がやっとの程度であるという中で、昨年七月の日経新聞の御投稿をちょっと拝見したんですが、これを、せめて国連が目標と定める〇・七%の半分の〇・三五%には早く引き上げるべきだと、で、やはり〇・七%という高みも目指……
○高橋光男君 公明党の高橋光男です。 本調査会の最終報告に向けて、これまでの三年間に行われた調査を踏まえ、意見を申し述べたいと思います。 本調査会は、「海を通じて世界とともに生きる日本」をテーマとし、様々な切り口から海に関する課題について調査を行ってきました。冒頭、鶴保会長を始め関係者の皆様の御尽力に感謝申し上げます。 まず、海洋秩序の在り方に関して申し述べた後、三点にわたって課題ごとに意見を表明します。 我が国を始めとする国際社会の繁栄にとって海洋の安全確保は至上命題であり、国連海洋法条約を中心とする海洋法秩序の維持が重要です。我が国として、海上保安庁の人員、装備などの体制強化に加え……
○高橋光男君 公明党の高橋光男と申します。 本日は、三名の参考人の皆様には貴重な御講演いただきありがとうございます。 まず、浅田参考人にお伺いしたいと思います。 おっしゃるように、国際法の観点から、今回のロシアのウクライナ侵略は明確な違反だということはこれは間違いないと。その中で、いかにこの国際秩序また法の支配の観点から、この不処罰をやはり認めていかないようにするにはどうしたらいいのかという観点が非常に大事だと思います。 今日は賠償のお話もございましたけれども、特に刑事責任ですね、ロシアの戦争犯罪、人道犯罪、また、今ジェノサイドの話もございますけれども、こうしたものを将来的に追及又は処……
○高橋光男君 本日は、三人の参考人の皆様、大変貴重なお話をいただき、ありがとうございました。 時間限られていますので、本日は佐野参考人、また鈴木参考人に、今日、赤松先生の方から冒頭ございましたG7の成果について、もう少しちょっと踏み込んだお話をちょっとお伺いしたいというふうに思っております。 二点ございます。 一点は、実際そのG7の首脳間で何を合意するのかという、その文章上といいますか、声明上ですね、どのような文面をやはりイメージできるのかという点でございます。もう一つは、済みません、実際その対話の枠組みというものを、今後、その拡大抑止の議論とともに緊張緩和のために必要だという鈴木参考人……
○高橋光男君 公明党の高橋光男と申します。 本日は、三名の参考人の皆様に貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。 あさってでロシアによるウクライナ侵攻から一年がたちます。そうした中において、我が国が今世界が直面しているこうした危機をどのようにして乗り越えていくのか、そのことが本当に今問われている状況の中で、我が国としてどのように関わっていくべきなのか、そのことを議論するためのこの調査会の場であり、新しい国際秩序を構築していくための方途を考えていく場としていきたいなというふうに私自身も考えているところでございます。 今日お話ありました地雷除去のお話も、私、公明党の地雷対策プロジ……
○高橋光男君 公明党の高橋光男と申します。 本日は、三人の参考人の皆様に貴重なお話を伺い、本当にありがとうございました。 私も、まず、運用方針の見直し、運用指針の見直しについてお伺いしようかとは思ったんですけど、ちょっと重なるので別のお話をお伺いしたいなと思いまして、特に防衛産業における下請企業の維持ということについてお伺いしたいと思います。 今日も御説明あったかと思いますが、国内の防衛産業では撤退する大手企業が相次いでいるところでございます。二〇二〇年以降で見ても、例えば、パイロットの緊急脱出装置を造られているメーカーさんであったりとか陸上自衛隊向けの機関銃を造っていらっしゃるような、……
○高橋光男君 公明党の高橋光男でございます。 私の方からも、この度五回にわたって行われました外交・安全保障調査会において、本当に様々な、一級の参考人の皆様からすばらしい示唆に富む陳述、御説明をいただき、そして議論を深めさせていただいたことに対して、まず冒頭感謝申し上げたいと思います。 今年から始まったこの調査会において、テーマとしてこの二十一世紀の戦争と平和と解決力、そして新国際秩序構築という非常にこの大きな、壮大なテーマの下で進めることになったわけでございまして、そして、振り返ってみますと、一回目からこの四回目というのは、例えばこの戦争防止のための要件については国際法の観点等も踏まえた議……
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