このページでは堂込麻紀子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。堂込麻紀子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○堂込麻紀子君 本日、初めて質問させていただきます茨城県選挙区の堂込麻紀子です。どうぞよろしくお願いいたします。 初めに、地域経済の動向と政策上の配慮の必要性についてお伺いします。 二〇二〇年初めから、新型コロナウイルス感染症の拡大は、政府の重点措置などを受け、人々の外出、また飲食店営業の自粛、そして国際的なサプライチェーン停滞などを背景に、二年以上にわたって日本経済を大きく低迷させてきました。 また、ここに来て、ウクライナ情勢の悪化を受けたエネルギー資源の価格、食料価格等の急騰、日米金利差の拡大等を背景とした急激な円安の進展なども日本経済に悪影響を与えることが懸念されており、その背景に……
○堂込麻紀子君 ありがとうございます。茨城県選挙区の堂込麻紀子です。どうぞよろしくお願いいたします。 質問に入ります。日本銀行が金融政策を運営するに当たって理念である物価の安定と、最近の金融政策運営のスタンスの在り方についてお伺いいたします。 日銀は、十月の展望レポートの中で、国内の景気は持ち直しているとした上で、生鮮食品を除く消費者物価の前年比は三%程度となっているとされています。確かに経済の基調は持ち直していると言えるのかもしれませんが、コロナ禍からの回復の途上にあって必ずしも賃金の上昇が十分に実現していないその中では、この三%の物価の上昇というのは国民生活に大きな打撃を与えていると言……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は、令和三年度FRC報告を含む一般質疑ということではございますが、主に消費税、インボイス制度についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、軽減税率の導入による民間事業者の負担についてお伺いします。 私、小売業に就職して二十年以上、店頭に立ってお客様と接したり、また労働組合の役員をこれまでしてきました。そのような中、私が政治に対して関心を持ったのは、消費増税の対応をまさに働く現場で身をもって苦労して経験することができたからです。 生活者に最も身近な税である消費税は、私たちの社会保障費、また一部は地方へ還元されますけれ……
○堂込麻紀子君 ありがとうございます。茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は、大臣所信に関連する質疑について大きく二つさせていただきます。一点目に物価高騰と日本経済について、二点目には様々な社会課題に対応した政府主導の政策の必要性についてお伺いをいたします。よろしくお願いいたします。 二月二十四日に公表されました二〇二二年十月から十二月期実質GDP成長率は年率換算で〇・六%と、二四半期ぶりにプラス成長となっております。本来景気を牽引するはずの個人消費は伸びたものの、まだ勢いはなく、設備投資はマイナスとなっています。 今後、昨年末から年初にかけ続いた新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち……
○堂込麻紀子君 ありがとうございます。 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。本日もどうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、岸田内閣の掲げる新しい資本主義の基本理念についてお伺いをいたします。 人への投資、技術への投資、スタートアップへの投資、これらの三つの投資を実現することを成長エンジンにして、これまでの資本主義のバージョンアップを行うというふうにうたっているかと思います。 新しい資本主義とは何を目指すのか、その基本理念が国民に明確に説明されてきていないように私にとっても思われます。昨年六月に新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画が閣議決定をされ、私もそちらを拝読させていただきま……
○堂込麻紀子君 ありがとうございます。茨城県選挙区の堂込麻紀子です。よろしくお願いいたします。 グリーントランスフォーメーションの推進に向けた取組について中心に質問させていただきます。 まず、トランジションファイナンスの環境整備についてになります。 経済産業省、金融庁及び環境省共催の産業のGXに向けた資金供給の在り方検討会が取りまとめた施策パッケージにおいて、発電などの排出削減が困難な事業を金融面で移行過程の支援を行うトランジションファイナンスを拡大するというふうに示されております。 多排出産業への投融資が見せかけの環境配慮となる懸念もある一方で、金融機関が間接的な形で投融資先企業に排……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。よろしくお願いいたします。 早速質問に入ります。 越境電子商取引の拡大に伴う輸入貨物の増大、また、昨年十月から、入国者の規制緩和に伴う訪日外国人旅行者の拡大によるインバウンド、盛況になりつつあるというところです。そうした中、税関における職場においては、経済安保への対応、消費税不正還付事案、またテロ関連物品取締り強化、こうした対応で多くの課題が散見されております。 増加する、多岐にわたる関税業務に対し、財務省は、世界最先端の税関を目指し、スマート税関実現に向けた二〇二二のアクションプランが昨年十一月に発表されております。具体的にどのような取組が……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。よろしくお願いいたします。 まず初めに、JBIC法の改正案についてお伺いをいたします。 本法律案の提出までの議論なんですけれども、JBICの機能強化という具体的な制度改正の内容についてなんですが、三月九日に行われた関税・外国為替等の審議会の中の分科会において議論されているというのは承知しておりますが、審議会等で深く議論なされているというようなところがなかなか見えていないという現状でございます。 本法律案の提出前にどのような御議論があったのか、あわせて、JBIC、こちらを利用する企業等のニーズがどのように反映されているのかというところを、具体的……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子と申します。 私もこれまで平和の象徴と言われる流通小売業産業で従事してきたということもありまして、今の日本の置かれた地政学上の課題であったり、外交、防衛、また世界の中の日本というのを見て取ると、不安な状況であるというふうに言わざるを得ないということかと思います。 そのような中、国民総意の真意を引き出すような時間が本当に限定的な状況の中で、今回参議院の方にこの法案が来たということは、大変緊張感を持ちつつ、多くの紳士的な議論、ある程度透明性持った、国民が安心できるような議論を是非お願いしたいというふうに思っております。 まず、総論から入らせていただきた……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は、今回の法案による防衛財源確保の枠組みについてお伺いをいたします。 まず、歳出改革による財源確保についてなんですけれども、防衛力整備計画に関する財政確保策として、社会保障関係費以外について、これまで行ってきた歳出改革の取組を実質的には継続し、令和五年度予算で二千百億円程度の財源を確保するというふうにしています。非社会保障関係費の歳出改革において、前年度三百三十億円程度から今年度に一千五百億円程度とした理由について、この部分は、他の歳出項目を削減したのではなく物価の上昇による歳出増加の許容範囲が拡大したものと、拡大したというのにすぎないの……
○堂込麻紀子君 茨城県選出の堂込麻紀子です。 本日も、今回の法案における防衛財源確保の枠組みについてお伺いをいたします。 外国為替資金特別会計の規模についてお伺いします。いわゆる外為特会ですけれども、為替介入等のために円資金の調達が必要な場合には、国債の一種である政府短期証券を発行するということです。また、剰余金を一般会計に繰り入れる際、例えば外貨資金を直接円資金に両替することとなると、外為、為替の介入と同じ効果を得ると、与えるということになるため、外貨資金等はそのまま保有して、その見合いとなる政府短期証券を発行して円資金を得るということになります。 これによって、外為特会においては、保……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込です。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 今回の法案による防衛財源確保の枠組みについて、お伺いを更にさせていただければと思います。 増税を行う当分の間という見通しについてなんですけれども、防衛力強化に関わる財源確保のための税制措置においては、令和九年度に向けて複数年掛けて段階的に実施するというふうにされているかと思います。所得税の新たな付加税について当分の間課すということを、そういったことを選択しているということですけれども、五年間で強化された防衛力、将来にわたって安定的、そして安定的に維持強化していくというためには、令和十年度以降も継続して……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。よろしくお願いいたします。
本日は、貴重なお時間をいただきまして、総理、ありがとうございます。
防衛力強化のための増税方針について五月に行われました共同通信の世論調査において、支持しないが八〇%、防衛力をめぐる首相の説明としては十分ではないというのが八八%、この結果を見ても、十分に国民の理解を得ているというふうには私には思えません。
総理は、この必須な防衛力を持つことの必要性について国民に伝わっているかどうか、御認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 総理は、昨年十二月に政府与党政策懇談会において、防衛力整備計画の規模、そのための財源確……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日もお時間頂戴して、ありがとうございます。 経済成長の実現と防衛財源の影響ということで御質問をさせていただければと思います。 先ほども鈴木大臣の方から防衛財源をしっかり示したという御見解をいただいておりますけれども、一定の経済成長が実現すれば企業業績の拡大等、増収、増加につながりまして、財政面でもプラスの効果をもたらすということから、まずは増税よりも経済成長を目指すべきではないかという意見も強く主張されてきました。 私も、社会人になり、長らく経済成長というのをなかなか実感を持てない中、これまで小売業界で働いてきました。働く現場でも、二〇……
○堂込麻紀子君 茨城県選出の堂込麻紀子です。 先日は地方公聴会を開いていただきまして、まさに東日本大震災のその今復興の地である場所で、現地で、今まさに復興に、本当の、真の復興に向けて頑張っていらっしゃる皆さんのお話を伺うことができて、本当に貴重な体験をさせていただきました。改めて感謝をしたいと思います。 そこで、本日は、防衛費の財源の今後話を進めていくという中で、復興財源の確保というところも含めて今日は質問の方を用意させていただきましたので、よろしくお願いいたします。 初めに、鈴木大臣の、被災地の御出身ということもあって、御決意をというところを伺おうと思いましたけれども、先ほどもお話あり……
○堂込麻紀子君 ありがとうございます。茨城県選挙区の参議院議員、堂込麻紀子と申します。 本日は、幾つか質問用意させていただきましたので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、年収の壁の問題の抜本的な解決策に向けた検討ということでお伺いできればと思います。 配偶者の扶養範囲内で働こうとするパートタイムの従業員等が一定額の年収を超える場合に税や社会保険料の新たな負担が生じるということで、手取り収入が減少するといった問題はいわゆる年収の壁と称されておりますが、このうち、社会保険料における百六万円の壁及び百三十万円の壁というところについては、厚生労働省が今年九月に年収の壁・支援強化パッケージを……
○堂込麻紀子君 ありがとうございます。茨城県選挙区の参議院議員、堂込麻紀子です。 FRC報告にもございます金融機能強化法の震災特例による資本参加の効果についてお伺いできればと思います。 東日本大震災、震災直後の二〇一一年六月に、被災地金融機関に対する国の資本参加を可能とする震災特例が設けられました。現在でも茨城県の筑波銀行などを含め十一の金融機関に対する資本参加が継続しておりますが、これは金融機関の資本を強化することで中小企業等への貸出しの積極化にもつながりますし、被災地の復旧復興のための資金供給の円滑化に寄与したというふうにも考えます。 この震災特例の効果について、金融庁はどのように評……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。よろしくお願いいたします。 まず、金商法等の改正案について伺いたいと思います。 資産形成という言葉の意味、定義なんですけれども、金融庁のNISA特設ウェブサイトの投資の基本というページでは、将来に向けてお金を準備するには資産形成を行っていくことになりますが、資産形成には貯蓄と投資の二つの方法がありますとの記述があります。 一方、本改正案では、資産形成を、金銭、有価証券その他の金融資産の運用により資産を形成することと定義されておりますが、この定義について、資産形成に貯蓄が含まれるのかはっきりしないといったような御指摘もあります。 衆議院におけ……
○堂込麻紀子君 茨城県選出の堂込麻紀子と申します。 本日は、日本銀行総裁、植田総裁に初めて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、黒田前総裁の残した課題への対応ということで、前総裁の話で恐縮ではございますが、黒田前総裁はマネタリーベースを二年間で二倍というふうに、就任当初から、ある意味デフレ脱却には意欲的な、具体的な方針を示すなど、異次元緩和とも呼ばれる金融緩和に踏み切られました。その後も、様々政策修正を重ねながら、任期が二年、二期ですね、十年もの長きにわたって緩和を続けてこられたというところです。 こうした異次元の緩和について、植田総裁がそこでプレッシ……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子と申します。 本日は、能登半島地震特例法案に関する質疑をさせていただきますけれども、私も冒頭に、元日に発生しました能登半島地震におきまして、今なお避難生活を続ける被災者の皆様、大変、極めて過酷な状況下の中で避難をされている方、本当に多くいらっしゃいます。亡くなられた方に改めて哀悼の意を表するとともに、被災された皆様にはお見舞いを申し上げたいというふうに思います。 私も三年前まで北陸信越の地域を担当していたということもありますので、これまでの生活、またなりわいを取り戻したい、そして心より安心できる暮らしを築きたいという、思える皆様に対して支援を本当に、……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子と申します。 本日は、日本経済の現状に対する評価というところから質問に入らせていただきたいと思います。 昨日発表がありました、内閣府の発表がありました実質GDP、十月から十二月期がプラス〇・一%というふうにプラスに転じているという発表がありました。年率でいっても〇・四%のプラスということです。企業の投資の、企業の設備投資への後押しが大きく反映されたものだと思いますが、一方で、個人消費が低迷しているというのは続いているという現状かと思います。 そのような中でありますが、鈴木大臣は所信表明の中で、日本経済において、昨年、三十年ぶりとなった高水準の賃上げ……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は所得税法等改正案に対する質疑ということで、政府は、本法律案の趣旨説明において、第一に、賃金の上昇が物価高に追い付いていない国民の負担を緩和し、物価の上昇を上回る持続的な賃金の上昇が行われる経済の実現を目指す観点から、所得税の定額減税の実施及び賃上げ促進税制の強化等を行うこととしておりますというふうにお伺いをしております。 この国民生活にも大きく寄与しますこの定額減税、また賃上げ促進税制により好循環の経済の実現を目指すということでありますが、まず初めに定額減税についてお伺いをしていきたいというふうに思いますが、前回、この定額減税を実施した……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は、まず、地域金融機関の経営改革の取組、今後の役割についてお伺いしていきたいというふうに思います。 地域金融機関に対して、金融庁も様々な支援策を講じつつ、経営基盤の強化、また、地域に根差したビジネスモデルの構築を促してきたというふうに思います。私の地元の茨城県内においても、金融機関においても、他業種との連携、また人材マッチングの実施、本当に様々な取組進められています。三月一日には、常陽銀行、また筑波銀行、水戸信用金庫、結城信用金庫、また茨城県信用組合、この五つの機関が取引先事業者の事業承継支援を連携協定を締結されています。 本当に、ポス……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は、関税定率法等の改正案の質疑について伺わせていただければと思います。 まず初めに、輸入手続の利便性の向上ということで、今回、AEO輸入者に関する特例申告の納期限の延長に関わる担保の取扱いの緩和というところが改正を今回盛り込まれておりますが、令和四年、航空貨物の輸入許可件数というの初めて一億件、一億件を超えているということで、輸入貨物について今本当に急増しているというところかと思います。 このAEO制度、様々な特例措置が設けられているということですが、特例申告、特定輸出申告、輸出入官署の自由化以外の特例措置については利用者数が本当に限定……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は、日銀報告に関する質疑ということで、三月に行われました金融政策の見直し、枠組みの見直しという部分について、植田総裁が以前おっしゃっていた普通の金融政策に戻る、すなわち金融政策の正常化、これはいずれ果たさなければならないことだというふうに私も理解しておりますので、その上で質問の方させていただければというふうに思います。 初めに、金融政策の枠組みの見直しに至った経緯と理由の一つなんですけれども、植田総裁を始め日銀の関係者はこれまで、賃金と物価の好循環が強まることを重視し、本年の春闘の動向に大変注目しているという発信をされておりました。 そ……
○堂込麻紀子君 茨城県参議院議員の堂込麻紀子です。本日もどうぞよろしくお願いいたします。 本日は、IMF、国際通貨基金に関するもの、質問を用意させていただいておりますが、このIMF、国民になじみがなかなかないものになりますので、国民の知る機会と捉えて一つ目の質問をさせていただければと思います。 IMFへの出資の仕組み、また追加出資の意義についてお伺いできればと思います。 国民生活、今、物価高、高騰等の影響を受けており、国際機関に三兆円もの追加出資を行うというところに違和感を感じる方、また、国民負担が増えるのではないかというような懸念を抱く方もいらっしゃるんではないかなというふうに思います……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は、FRC報告を含む一般調査における質疑ということで、FRC報告については特筆するべきことがございませんので、質問の方に入らせていただければと思います。 金融経済教育推進機構、四月五日、スタートということで、体制が整ったというところになるかと思いますけれども、金融分野においては、銀行、また証券のほか、保険や信託、貸金業など多様な業態があります。それぞれに業界団体、また自主規制機関がございますが、保険の分野においては生命保険協会、また日本損害保険協会などが協定を締結し、機構との連携を図るように努めるという方針が示されております。 そこで、……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は旅費法に関する質疑をさせていただこうと思っておりますが、今回、本法律案については、国家公務員の旅費の制度について、国内外の経済社会情勢の変化への対応などの観点からの見直しを行うということですが、この一環として、これまで定額支給であった宿泊料などについて実費支給へと見直すということとしています。足下では急激な物価高、円安も進行しているという中で、特に外国旅費の宿泊料についてはその実費が支給定額を大幅に超えることが発生していたということは、本当に大きく問題であるというふうに思います。こうしたケースへの対応としての旅費の増額調整を行うことが多く……
○堂込麻紀子君 茨城県、参議院、堂込麻紀子です。 本日は、植田総裁にもお越しいただきまして、よろしくお願いいたします。 三月の金融政策決定会合、そこで、マイナス金利をやめてイールドカーブコントロールもやめるという大きな政策のかじ取りを行いました。にもかかわらずですけれども、緩和的金融環境は維持されるという御発言から、これをもって、一部の投機家を含む世界の金融市場の参加者が金融政策が今後大きく変更されることはないという理解し、円売りドル買いが続いたというふうに認識をしております。四月の金融政策決定会合、更なる政策変更がなかったということもあり、緩和的金融環境が維持されるという見方が一層強調さ……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日は、金商法及び投信法の改正案の質疑においてですけれども、日本経済において、デフレ三十年とも呼ばれる状況の下、多くの国民が、多くの国民の資産形成が進んでこなかったという状況の下、これまでは、自己防衛のため、お金また資産は安全なところに、自分の手中の範囲に置いて保管するというマインドが醸成され、定着してきたんではないかなというふうに考えています。今回の改正に当たっては、その国民の安全な資産形成、そして真の資産形成につながるのかという視点から質問させていただければというふうに思います。 まず初めに、本改正案の内容に先立ちまして、岸田内閣の新しい……
○堂込麻紀子君 茨城県参議院議員の堂込麻紀子です。 本日は、一般調査の質疑ということにさせていただければというふうに思います。 IMF、国際通貨基金の協定第四条の規定に基づいた経済情勢モニタリング等の一環でして、年に一回、四条協議を行っているということです。この対日四条協議、本年二月に行われ、IMFの職員による公式訪問が終了されたというふうに伺っております。 声明においては、高齢化によって労働力の人口が減少する中で、出生率の支援、女性の経済参加の増加、女性能力の有効活用、これが日本の潜在成長力を押し上げるという指摘がなされております。こちらについて本日は少し伺わせていただければというふう……
○堂込麻紀子君 茨城県の選挙区の堂込麻紀子と申します。 私も労働組合の役員を長年やってきておりまして、まさに事業譲渡であったり合理化のシーンに立ち会ったことがあるものですので、今回の事業性融資を担保に推進するというような法案の今、これから審議が始まっていくわけですけれども、何でしょうね、事業者、また経営者、また金融関係ですね、金融機関等はこの法律について注視をしていただいているというふうに思いますけれども、多くの労働者がこの法案についてはまだまだ知らないというような状況ですので、私も労働者保護の観点から主に、メインにして質問の方をさせていただければというふうに思います。 まず初めに、井上参……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 事業性融資推進法案に関する質疑させていただこうと思いますが、まず初めに、今回の本法律案、二〇二三年の二月に金融審議会の報告書が公表されてから、二〇二四年三月、その法案の提出までに一年以上の期間が経過しております。昨年の常会に提出されなかった理由として、金融庁がこれまで積み重ねてきた慣れている業法の改正ではなくて、法案作成作業の難易度が非常に高かったんではないかということが推測されます。 今回の本法案提出までの期間においた本法律案検討の経緯、議論の内容について伺えればというふうに思うんですけれども、本法律案には、認定事業性融資推進支援機関制度と……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本法律案によって創設することとされている企業価値担保権、この担保目的財産を企業の総財産として、総財産には労働契約も含まれております。従来の担保権と比べて担保権者等が強大な影響力を持つおそれがあるということで、借り手企業による債務の弁済が滞り、企業価値担保権が実行され、その局面のみならず、平時においても労働者の雇用、また労働条件に影響を及ぼす懸念が残されたままの今の状態だというふうに思っております。企業価値担保権の創設に当たり、企業の価値を支える労働者の保護を確実に図るための対策が不可欠であるということをまず初めにお伝えさせていただきまして、質問……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 質問に早速入っていきますけれども、新しい日本銀行券の発行、七月三日に迫っているという状況でございます。多くの関係者が綿密な準備の下に進められてきた二十年ぶりの新札の発行ということで、最終段階に今来ているという状況かと思います。 この現金、国民生活とは密接に関わる事柄ということもあって、私も小売業の出身でございますので、現金決済の現場にこれまで携わってきました。そういった中、キャッシュレス化、これが進む中での今回の新札発行ということもありますので、国民生活への影響等もこれから注視していきたいというふうに思っております。 他方なんですけれども、……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、日銀の金融政策変更についてお伺いできればと思いますが、植田総裁が七月三十一日に金融政策決定会合後の記者会見において、物価安定目標の持続的、安定的な実現という観点から、今回の政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整することが適切であるというふうに判断したというふうに述べられております。政策金利の引上げと国債買入れの減額については、一般的には金融政策の方向性を緩和から引締めに転換するものと受け止められるところです。 会見においては、金融緩和度合いを調整するという表現がなされております。その点少し、緩和な……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。 本日、重要な法案のこのような連合審査の場をいただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 防衛三文書策定に当たってのまず考慮要素について、外務大臣、そして防衛大臣にお伺いしたいと思います。 安全保障環境の近年の急激な変化、そういったところも捉えまして防衛力強化の必要性は認識しつつありますが、その方向性が現実の脅威に即したものとなっているかというところは常に検証していかなくてはならないと考えます。 いわゆる防衛三文書、この策定過程において、現実の脅威に関してどのような事情を考慮してきたのか。対象国・地域の課題を踏まえて外務……
○堂込麻紀子君 財政金融委員を選任いただいている堂込と申します。よろしくお願いいたします。 本日は、両参考人、貴重なお時間いただきまして、誠にありがとうございます。とても参考になりました。 まず、細谷参考人に御質問の方をさせていただこうと思いますが、今日触れていただいております国際社会の平和と安定のための一定の責任を日本としても果たすというお言葉は、まさに本当にそのとおりだなというふうに腹落ちをしておりますし、これまで、主要の民主主義の諸国、過去二十年、防衛費を増大させる努力をそれぞれしてきたけれども、日本は助走するにも財政力が伴わなかったということで、様々なこともあり、結果、日本国内の防……
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込麻紀子です。よろしくお願いいたします。 まず、財政制度等審議会、令和五年度の編成等に関する建議、こちら何回も私読ませていただいて、その中にあります、防衛力の強化に当たり、安定財源の確保なくして実現はなし、国民全体で広く負担することなどを含めた国民負担の在り方について、実現方法を真っ正面から議論し、国民の理解と納得を得ていくことが重要であるというふうに指摘をいただいております。 そこで、本国会への情報提供の在り方ということでお伺いしたいと思います。 これまで、四十三兆円という水準の意義、また財源確保策における歳出改革、決算剰余金の活用等で掲げられた金額の算……
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