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苫米地英俊 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

苫米地英俊[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
726位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
797位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
681位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
824位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
114位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
227位

23期委員会出席TOP10
10位
23期委員会発言TOP100
94位
23期委員会出席(幹部)TOP50
31位
23期委員会出席(無役)TOP50
41位
23期委員会発言(非役職)TOP100
54位
23期各種会議出席TOP5
1位
23期各種会議発言TOP25
12位
23期各種会議出席(幹部)TOP5
4位
23期各種会議出席(無役)TOP5
4位
23期各種会議発言(非役職)TOP10
7位
24期委員会出席TOP50
21位
24期委員会出席(無役)TOP50
17位
24期各種会議出席TOP10
8位
24期各種会議出席(幹部)TOP5
1位
24期各種会議発言(議会)TOP10
6位
26期委員会出席TOP100
72位
26期委員会出席(無役)TOP100
85位

このページでは苫米地英俊衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。苫米地英俊衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 財政及び金融委員会 第12号(1947/08/20、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 今の御質疑によりますと申請いかんというのが大分問題になつておりますが、これは場合によつては問題にならない。非常に大きな災害があつたような場合には、むしろ大藏大臣が初めから行動をとつても差支えないじやないか。そこでこの一條の要旨はどこにあるかといえば、大藏大臣は條件を變更することができる。ただそこに達するまでの要件として、公共の利益云々、預金部資金運用委員會の意見、これがそこへ到達するまでの手段としてこういう條項がはいつておるのだ。そこで葉梨君その他の御質問の要點は、申請云々ということを書けということを主張しておるのではなくして、大藏大臣が公共の利益云々を判定するのは、大藏大……

第1回国会 財政及び金融委員会 第26号(1947/10/07、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 一點だけ伺つておきたいと思います。政府の責任においてという言葉をしばしば使われましたが、それはただ政府が責任をもつて自由にきめろという意味であるか、もしくはきめたところに不滿があれば、政府の責任を問うという意味であるか、その點をはつきりさせておいていただきたいと思います。
【次の発言】 今の前段御説明はよくわかりました。終りのところが少しはつきりしないのでありますが、拘束されないということについてどうなるのですか。政府の責任を追究するということになるのですか。この問題はこの問題として引離して、政府の責任を追究するということはしない。こういうのですか。そこのところをもう少し明……

第1回国会 財政及び金融委員会 第27号(1947/10/08、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 第一に伺いたいことは、これは日組全體の決議であるか、もしくは日教組の中の一部分に――大部分であるかもしらぬが――反對があるのかということを明らかにしてもらいたい。  第二としては、千八百圓ベースというものに反對であるということは別個の問題である。政府の責任においてしかるべく分配するがよい。こういうことを協約で認めておる。それには參加しておる。しかし今の證人の言に基くと、今の政府の原案によれば、どういう事態が起るかもわからぬ。そういう事態の起るのは政府の責任だ。こういう意味に解していいのでありますか。
【次の発言】 反對であるということは明瞭である。これは私も言つておる。しか……

第1回国会 財政及び金融委員会 第29号(1947/10/15、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 政府當局におかれましても、非常な苦心をせられてこの提案にまで及んだことは十分了承いたしておるところであります。しかしながら今までいろいろ討論し、研究をいたしたところによりますと、まだ何となくあのままでいいというような氣持にまで達しません。それからさらに勞組の方におきましても、今度の臨時給與と將來の給與の法案等について絡み合つて、はつきりいたさないところもあるように感ぜられるのであります。さらに地方を見ますと、數箇月も給料がもらえないでおるというようなところも現實にあるのであります。これらの事情に鑑みまして政府原案に附帶決議を添えて通過させたらばいかがかと存ずる次第であります……

第1回国会 財政及び金融委員会 第41号(1947/11/27、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 大體お聽きいたしたいと思つたことは、同僚の委員各位から御質問がありましたので、それをやめまして、きわめて簡單なことをひとつお伺いいたしたいと思うのであります。この第二條に、非戰災者というものはこういうものだというようなぐあいに書いてありますが、これは非常な複雑な關係がありまして、はたしてこの戰災者と認められるか非戰災者と認められるかという點について、はつきりわからない點があるのでありますが、これをもう少し詳しく御説明願いたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいまの御説明で大體わかりましたが、この施行地内におきまして、たとえてみれば家を二軒もつておつた、疎開をした。この……

第1回国会 予算委員会 第4号(1947/08/13、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 米窪國務大臣の御説明によると、財源が見つかればあるいはこの千八百圓ベースですか、動くかもしれない、こういうふうに了解できたのであります。元來今度の物價體系は、表面のいわゆる六十五倍とか四十五倍とかいうものが標準になつておる。これに伴う心理的の要素、やみの要素、こういうものが一切抜けておるのであります。從つてあの物價體系というものは、今詳しくは申し上げませんが、維持できないものというのが常識であります。しかるに今財源があれば、と言われましたけれども、この物價體系をきめる標準となつたものが崩れるようになれば、これは物價體系全部總崩れになる。そういう状態においてこの審議を進めるこ……

第1回国会 予算委員会 第5号(1947/08/14、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 今物價體系によつて原資材の値段が非常に上つたのであります。このために産業人は多くの資金を要する。ところが他方においては製品の新しいなにがきまらない。從つて生産はほとんど全面的に停頓しておる。こういう状態があるのであります。こういうことになると、これはやはりその物價體系全體にも、それから生活費にも反映してくると思うのであります。これはきわめて重大なことだと思うのであります。私はこの點に對して政府はどういうお考えをもつておるか。どういう方針でおやりになるのか伺つておきたいと思います。

第1回国会 予算委員会 第9号(1947/10/07、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 私がお伺いしたいのは、進駐軍の工事は物資の需給計畫に基いて行われておるのであるか。もしくは需給計畫のわく外において、勝手に進行されておるのであるかという點を、まずお伺いしたいのであります。
【次の発言】 私ども外部から見ておりますと、進駐軍の方の計畫は、政府があらかじめ生産資材の何パーセントを向うで使うといつたような大まかな割當をし、工事そのものは軍の必要に應じて突發的に行われていくのではないか。こういう印象を受けておるのであります。ただいまの御答辯によりましても、物動計畫に則らないものが緊急に使用されるということになりますと、それが一般民需の方に非常に大きく響いてくる。從……

第1回国会 予算委員会 第10号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 大藏大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、追加豫算がまだ提示されておらない。しかるに他の委員會においては豫算を伴う法律案が多數出ておる。そしてその法律案が次々と可決せられて來ている。そのことの善惡は別といたしまして、やむを得ない事情でそういうことになつたのでありましようが、私どもは豫算と各委員會の豫算を件う法律案とは、竝行してにらみ合つて研究をし、結び付けていかなければなならいものであると考えるのであります。この點についてまず大藏大臣の御所見を承りたいのですが、簡單でありますから、續けて申し上げます。こういうふうに豫算を伴う法律案が進んでしまつたときに、この豫算委員會の議で……

第1回国会 予算委員会 第18号(1947/11/08、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 社會黨の在野當時いろいろ公約された政策がありますが、そのうちたつた一つ取上げられたものが石炭の國管であります。きわめて重要なものと思いますが、これに對する經費が計上されておらないようですが、その理由はどういうところにありますか。
【次の発言】 その理由をお伺いしたのであります。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、農業生産調整費はこの追加豫算に計上せられておるのです。そうするとこの方はこれとの關係におきまして一方は落し一方は載せたというのはどこにありますか。
【次の発言】 國管案を提出せられるときに、これだけの經費がかかるという目安もなくて、そうして明細がはつきりしな……

第1回国会 予算委員会 第23号(1947/11/19、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 大藏大臣がおわかりにならないと申しますから、私からちよつと御説明申し上げたいと思います。特別會計の第三號、補正豫算の鐵道の歳入第八に、食糧増産に必要な經費三千萬圓が計上してあるのであります。これは先般運輸大臣にも質問いたしたのでありますが、實情は鐵道省がいろいろな厖大なる農地をもつておる。開拓も試みておる。そうしてその勞務員は鐵道員として、あらゆる鐵道員と同樣の給與をいたしておる。そうしてその中には本職の農家をも雇つておる。その收穫されたものは、供出されるでもなく、運輸省内部の人々のみに分配されておるのであります。この三千萬の經費はどこにかかるかと聽いたところが、くわとかす……

第1回国会 予算委員会 第25号(1947/11/27、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 私はこの豫算については質問をいたしたい多數の問題をもつておりますが、ただいまの同僚の質問に關連した北海道の石炭手當の問題について、もう少し質問いたしたいと思うのであります。私は北海道において石炭が生活必需品であるということを十分認識いたしております。そしてこういう手當を支給することの必要さも認めておる次第であります。しかしこの豫算全體を通じてみて受ける印象でありますが、政府關係の職員に重きをおいて、民間が無視せられておるということを感ぜざるを得ないのであります。その一つは本年度石炭の配給、これは御承知の通り不足がちでありますから、配給のわくがきまりましても、ある所には早く配……

第1回国会 予算委員会 第27号(1947/11/29、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 今の問題に關連してお伺いしたいのでありますが、北海道廳などにおきましては、公吏と官吏とが同じ部屋に鼻をつき合わしておる。ところが官吏の方は石炭手當がもらえるが公吏の方はもらえないのではないかというような不安がありまして、それに官吏の方の組合も同調いたしまして、相當穏やかでない空氣もあるやうに聞いておるのであります。大藏省の方では大體銀行から金を借りて間に合わしたらよいではないかというような御説と伺つておりますが、實は北海道の財政は非常に行き詰つておりまして、銀行の方にも相當多額の借金があるのであります。今のところでは借りられるとすれば拓銀でありますが、拓銀は國家の保證がなけ……

第1回国会 予算委員会 第28号(1947/12/01、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 今度國會に提出されました追加豫算は、この前に提出されました第一號より第八號まで、また特第一及び第三までの追加豫算が編成せられたときに豫見せられなかつたような項目が何もない。その後に突發事項が起り、緊急必要が起つて追加豫算を組んだという形跡がないのであります。ただ何かの事情もしくは何かの制約でこの少額の追加豫算を引離して出しておるのではないかというような印象を與えることは、まことに遺憾のことに存ずる次第であります。また、各項目にわたつて見ましても、産業の振興であるとか、民生の安定というような積極面の施策がほとんど盛られておらないのみならず、各種の國民運動というものに名をかりま……

第2回国会 財政及び金融委員会 第9号(1948/03/19、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 きわめて簡單でありますけれども、根本的な問題について二、三伺いたいと思います。この法律では二千九百二十円のうち二千五百円だけをさしあたり給與して、四百二十円はこの條文にありますような、いわゆる職階制に一歩を進めると大臣の言われた方法で給與することになつておりますが、同時に大臣の御説明にもありました通り、物價は動く、從いましてこの給與があまり先に延びますと、四百二十円というものは、まつたく價値のないものになつてしまう。そういう一つの職階制に進む第一歩であり、また勤労に対する公正なる分配をするというお考えは、きわめて妥当なものであると考えますけれども、同時に今非常に生活に窮乏し……

第2回国会 財政及び金融委員会 第16号(1948/04/02、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 これに関連してでありますが、私は現在の他のこういうような免税の取扱いとの均衡においては、今さらこれをやめるということはいかがかと考えて、政府の提案をのむよりしかたがないのではなかろうかという個人的の意見をもつております。しかし、初めに專賣益金を見積つて歳入を組む場合に、大藏大臣が説明しているように、これは商品じやないのだ、財政收入を得るのであるから、というような見地に立つて、まつたく経済界の動き、経済人の心理を無視した、無理なことをやつて、それで健全財政ができるとお考えになつたところに、非常な間違いがあるのじやないか、私はこう考えるのであります。元來こういうくじの当籤に対し……

第2回国会 財政及び金融委員会 第44号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 昨日総理大臣の答弁を聽きまして、今井尻銀行協会長のお話を承りまして、そこに二つの問題が絡まつておることを発見いたしたのであります。その一つの問題は、総理は金融界においてはこれを了承して何ら差支えのないような方法がすでに立つておると聞いておる、こういう問題であります。そこではたして金融界においてはこれを了承して差支えないような計画がすでにでき上つておるといたしますならば、その計画についてお伺いいたしたいのであります。もちろんできておらなければできておらないだけで結構であります。  いま一つは、総理はこれは本会議においても言われましたし、またきのうも言われたのでありますが、國際……

第2回国会 財政及び金融委員会 第46号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○苫米地委員 ただいまから御審議をお願いいたします皇室経済法施行法の一部を改正する法律案について説明いたします。  皇室諸般の費用は、憲法第八十八條の規定に基いて予算に計上し、國庫からこれを支出することとなつており、これをうけた皇室経済法の規定によりますと、皇室の費用は内廷費、宮廷費及び皇族費に区分されております。このうち内廷費は天皇、皇后両陛下をはじめ内廷にある皇族の日常の御費用その他の内廷諸費に充てるものであり、年額による皇族費は、皇族としての品位保持の資に充てるためのものでありまして、それぞれ法律で定める一定額を、毎年國庫から支出することとなつております。皇室経済法施行法第七條及び第八條……

第2回国会 財政及び金融委員会 第48号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 ごく簡單に質問をいたしたいと思います。ごく小部分の小さい問題でありますが、今度法人税と特別法人税とが一本になつたようでありますが、その必要な理由をひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 特別法人税が現行税率では二五%になつておるが、今度三〇%となつたわけですね。
【次の発言】 今度の税制の改革によりますと、余剩金がないような場合、もしくは余剩金がきわめて少いような場合には、租税の特別措置法によつて、登録社債、公債、または預け金の利息に対する免税がありましても、免税の特典にあずかることができない結果になると思いますが、この点はいかがでありますか。

第2回国会 予算委員会 第1号(1947/12/11、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 本予算につきましては、政府も熱意をもつて官公吏の窮状を救おうといたしておるので、またわれわれもこれに劣らない熱意をもつて、一日も早くその窮状から脱出せしめたいという念願をもつております。從いまして私どもは政府のこの上とも善処せらることを熱望してやまないものでございます。しかし歳入の面を見ますと、これは今月下旬に拂い渡しをするという御説明でございますが、それまでに所得税の増收とか、「ひかり」の自由販賣とか、配給タバコの値上げとかいうようなもので、必要なだけの経費が收納せられるのもとは考えられないのであります。そこでおそらくこれは藏券をもつてひとまずお拂いになるものであろうと考……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 大藏大臣の説明は、大分逆戻りしておるようであります。しかし私の根本的に疑問と思うのは、今朝の新聞また昨晩の夕刊を見ると、民主党は利拂の停止をしないということを再確認しておるというのであります、この事実があるかないか、まずそれを承つて質問を続行したいと思います。
【次の発言】 声明したとは言わない。役員会できめた……。
【次の発言】 大藏大臣存じなければ、御存じないことを答弁していただくことは困難でありますから、これは今御答弁を求めようとはいたしませんが、三派協定である以上は、おのおのの政党の中において、政党が同じ決議をしておるのでなければならない。しかるにこの問題は、最初か……

第2回国会 予算委員会 第17号(1948/04/27、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 先ほどのお話に、物價改訂は五月から六月ごろにでき上るというふうに承つたと存じますが、政府は本予算を五月の半ばまでに提出する、そして五月中に本予算を通過させたい。こういう希望を述べておられるのでありますが、私どもの考えをもつていたしますと、物價とか、賃金とか、税制とかいうものがはつきりいたして、初めて本予算が組めるのではないか。物價改訂がまた五月になるか、六月にできるかわからないのに、そういうことを言つておられるのは、ちよつと了解に苦しむ次第でありますが、この点はいかがなるものでありましよう。
【次の発言】 物價を改訂し、賃金をきめ、税制の改革をはつきりしなくとも、本予算がで……

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/28、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 お伺いしたいことはいろいろありますが、すべてを本会議のときに讓りまして、ここでこまかい問題を二、三お伺いいたしたいと存じます。  その第一は預金部の不足金が、四月も五月も出ております。昨年の予算にも出ておつたのであります。あの厖大な資金をもつてこれを運用しておれば、もし民間であるならば、厖大な利益をあげるだろうと想像されるのに、この預金部はすでに四、五だけでも二億八千八百万円以上の不足を生じておる。その原因がはたしてどこにあるか、將來これをなくすような方法がないかということについて、大藏大臣にお伺いいたしたいのであります。

第2回国会 予算委員会 第29号(1948/06/10、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 先ほど問題になりましたが、予算に関する材料がいつごろでて来ますか、これは委員長がお計らいくださることになつておりますが、あまり遅れますと、質問を反復やり直さなれければならぬようなことも起るかと思いますので、あらかじめお含みおき願いたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第38号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 先般植原委員からの質問に対して、総理は國際信用を害したというような報道は受取つておらないということが一つ。今一つは現にロンドンの市場において、日本の外債が下落しておらないということで、この軍事公債利拂一年たな上げが、國際信用に何ら影響がないという御答弁があつたのでございます。しかるに私は不幸にして、さような御意見に共鳴することができないのであります。それは先般ドレーパー使節が來朝されましたころ、シモンズ氏が言うておる言葉がある。民間外資の導入には、まず資本尊重を現実で示さなければならない。しかるに日本では、投資者の権利を軽視する風が一般化しておる。かかる風潮は、公債利拂停止……

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 賃金と物價の問題についても、各同僚からいろいろ微に入り細をうがつて御質問申し上げましたので、これ以上お尋ねするのもいかがかと存じますが、少し角度をかえて御意見を伺つてみたいと思うのでございます。私はこれは一つの抽象的な議論になるというような御批判をこうむるかもしれませんが、物價のこういうふうに激変いたしますときに、賃金ベースをきめるということそれ自身が不合理じやないかという考えをもつておるのであります。それはちようど物價のマル公の基準を生産原價にとるということと同様であります。生産原價にマル公の基準をとつておるそのために、私がこの前の議会でも申し上げましたように、原價という……

第2回国会 予算委員会 第42号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 私はせんだつて委員長の御相談がございましたときに受けた印象は、万やむを得ない、至上命令である、こういう印象を受けたのであります。それでなければ、私どもとしては、引き下るべきではなかつた。むしろ引き下らない方がこういう問題を起さないでよかつただろうと考えておるのであります。今大藏大臣の釈明を伺いますると、これははるか以前に約束がしてあつたということが一つの理由。いま一つの理由は、委員長の承諾を得ておつたということが他の理由であるのであります。そこで最後のどたんばになつて、大藏大臣が幾度か断つたけれども、企画が関係筋の方のアツプルーバルを受けておるのであるから、ぜひ出て來いとい……

第3回国会 大蔵委員会 第7号(1948/11/24、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 私のお伺いしたいと思つたことはただいま済みましたが、もう一つお伺いしておきたい。借入先は大蔵省預金部または日本銀行となつておりますが、さしあたりはどちらから借入れられる計画でありますか。

第4回国会 大蔵委員会 第7号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 本案については質疑を打切り、討論を省略し、ただちに採決されんことを望みます。

第4回国会 大蔵委員会 第10号(1948/12/18、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 砂糖消費税法等の一部を改正する法律案が上程されておりますが、これは大体よく御趣旨の通つておることでありますから、質疑を打切り討論を省略して採決せられんことを望みます。

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 それでは一應休憩いたしまして、午後は二時から開会いたします。  これにて休憩いたします。     午後一時二十四分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後二時三十四分開議
【次の発言】 議事進行について……。非常に会期が逼迫いたしておりますにかかわらず、委員の出席が非常に少い。そして質問の通告だけはありますけれども、通告しつぱなしでちつとも出ておらない。また出て來て質問をする場合にも、欠席がちであるがために、重複した質問が長々と続く、これでははてしのないことでありますから、どうか委員長から議長にこの旨を正式にお話になり、議長から各党に警告を発して、出席を督励……

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 川島委員の議事進行のお言葉ごもつともに存じますが、今委員長を迎えに行つておりますから、帰りましてからその問題をお取上げ願いまして、大臣も今本会議が開かれると、本会議に呼ばれておりますので、大臣のおられる間にできるだけ進行いたしたいと思いますから、どうかさよう御了承を願いたいと思います。
【次の発言】 夕食時間であることは私も万々承知しておりますが、もうわずかの時間でありますから、夕食は交互に交替しておあがりくださいまして、質疑を継続いたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま質問の残つておられる方は四人ですか。

第4回国会 予算委員会 第15号(1948/12/22、23期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 会議を開きます。
【次の発言】 ただいまの小坂委員の御提案よく了承いたしましたが、私といたしましても、委員長を補佐して、完全にその任務を遂げさせるべき地位にありながら、それができなかつたということにつきましては、私自身も大いに責任を感ずる次第でございます。從いましてまことにごもつともなお説とは存じますけれども、しばらく休憩を……。
【次の発言】 やむを得ません、動議は成立しております。採決いたします。不信任案に賛成の方は御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて不信任案は可決されました。
【次の発言】 動議に御異議ありませんか。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 経済安定委員会 第17号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○苫米地英俊君 北海道煖廚房用石炭に特殊價格設定の請願、文書表番号第一五号について紹介いたします。  北海道における冬期間の煖廚房用石炭は、家庭を初め学校、病院、各種営業所において絶対不可欠の必需品であり、主食にも匹敵すべき最も重要なものであります。從つて石炭價格の高低は、道民の家庭経済はもちろん本道全体の経済安定、及びその他あらゆる面に重大なる影響を及ぼすのであります。しかるに石炭價格は逐年高騰の一途をたどりつつあり、これに対し政府は、昭和二十三年度家庭用炭に限り、一トンにつき九百七十円値引きの措置が講ぜられたのでありますが、この措置は該年度限りで、しかも学校、病院等の煖廚房用石炭にはこの措……

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/30、24期、民主自由党)

○苫米地英俊君 北海道は、御承知の通り半年にわたりまして、零下五度ないし三十度の極寒の地であります。從つて北海道におきましては、石炭は食糧にもおとらない絶対的必需物資でございます。しかるに近年石炭の代價が非常に上りまして、道民が手に入れる石炭は大体四千円以上五千円近く、まことに高い値段を払つておる次第であります。そこで近年の統計を見ますと、この燃料費が生活費において占める割合が、急激に高騰いたしておるのであります。そこで二十三年度におきましては、臨時処置士して一戸当り一トンについて九百七十円ずつ政府で補給されたのでありますが、これは二十三年度限りの処置で、二十四年度になつてどうなるかということ……

第5回国会 商工委員会 第22号(1949/05/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいまの御意見ごもつともでありまして、同じに農民の声の中にももつともなところがあるのであります。どちらかにもつともでないところがあれば、問題の解決はきわめて簡單なのであります。ところがいずれの要求を聞きましても負け劣りのない、もつともな主張でありますので、これの裁定はきわめて困難になつて参るのであります。そこで安本を中心として商工、農林両省が長いこと折衝を続けて参つたのでありますが、なかなかその妥結点に到達し得なかつたのであります。ところが先般農林委員会におきまして、日を限つてこの三省の意見をまとめて、決定的の結論をこの委員会において申し述べろということになつたのであります……

第5回国会 農林委員会 第10号(1949/04/15、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいま御審議を願います馬籍法を廃止する法律案の提案理由を御説明いたします。  馬籍法は、大正十年主として軍馬徴発の便宜に供するとともに、一面馬産改良及び馬の取引改善をはかる目的で、市町村における馬の所有者またはその管理人の届出による馬籍簿という帳簿の作成を骨子とし、あわせてこのために行われる主務大臣による馬の檢査に関する規定を内容として制定されたのでありますが、今日においては、以下に申し上げるような理由により、その存続の必要がなくなつたのであります。  第一に、現在においては、軍馬徴発をその主目的とした馬籍の作成の必要がないことは申しあげるまでもございません。  第二に、馬……

第5回国会 農林委員会 第12号(1949/04/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する法律案につきまして、その提出理由を御説明申し上げます。  この法律案の内容は、農業災害補償法第十二條によりますと、食糧管理特別会計は水稲、陸稲、麦の農作物共済掛金の一部を農業共済再保険特別会計に繰入れて負担いたしますとともに、この負担金を食糧の賣渡し價格の中に織込みまして、消費者に負担させるように定めているのでありますが、昭和二十三、二十四の両年度におきましては、食糧管理特別会計は負担金を消費者價格に織込まずに負担するようにいたしたのであります。しかして食糧管理特別会計から農業共済再保険特別会計に繰入れます金額につきましては、……

第5回国会 農林委員会 第15号(1949/04/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 農業協同組合自治監査法を廃止する法律案の提案理由を御説明いたします。  農業協同組合自治監査法は、昭和十三年に、産業組合の自治監査を行うことを目的として制定された法律でありますが、その後農業会の制度となるに及んで、農業團体自治監査法となり、さらに農業協同組合法が制定されますに伴つて、農業協同組合自治監査法となつた沿革を有しておりまして、この法律に基く監査連合会は、多年にわたり農業團体の監査並びに監査事業の指導に当り、農業團体の健全なる発達に資するところが少くなかつたのであります。しかしながら、自主を旨とする新しい農業協同組合の精神から見ますると、この法律は事態にそぐわないとこ……

第5回国会 農林委員会 第18号(1949/05/10、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 農業資産相続特例法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げたいと思います。  申すまでもなく、わが國の農業はその経営規模がきわめて零細でありまして、農業的産力の発展をはかる上において大いなる難点をなしておることは、御承知の通りであります。從つて経営規模が現状以上にさらに零細化を來すことに対しては、可能なる限り必要な対策を講じますことはきわめて大切であります。この事柄に関連して一昨年新憲法の施行に伴い、民法が改正せられて家督相続が廃止され、均分相続が行われることになりましたが、そのことはこれをそりまま農地その他の農業資産の相続に適用することになりますと、そうでなくても寡少な……

第5回国会 農林委員会 第20号(1949/05/12、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいまの井上君の御質問にお答え申し上げます。政府としては、今後も最善の努力を盡して関係方面と折衝を継続することにいたしております。本年度はすでに予算もきまつていることでありますから至難のことであるとは存じますが、それにもかかわらず、農民のためにできるだけの努力を盡すという決心にはかわりがありません。なお將來に対しては、必ず所期の目的を逹するようにいたし得る確信を持つております。以上お答えいたします。
【次の発言】 ただいまの御質問にお答えいたします。昨日の大臣との問題は、比率等のこまかい点に触れたので、大臣はそういうことは事務当局の方で知つているので、自分の方では関與しない……

第5回国会 農林委員会 第21号(1949/05/13、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいま御審議を願います競馬法の一部を改正する法律案の提出理由を御説明申し上げます。  さきに第三回國会におきまして、公正な競馬を行うため、従前の競馬法及び地方競馬法を廃止するとともに、新たに競馬法を制定し、従来事日本競馬会の行つて来た競馬を國営とし、馬匹組合または馬匹組合連合会の行つてきた競馬を都道府懸営または指定市営とし、今日まで運営して参りましたが、その実績にかんがみ、なおまた競馬法第四十條の規定により、施行後一年内に改廃の措置をとる必要事もあるますので、ここに次の要事旨により所要の改正を加えることとしたのであります。  第一は、競馬の公正を維持するために必要な改正を行……

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/17、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいまの御質問でございますが、御趣旨のあるところはよく検討し、関係各省と協議をして決定いたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御意見ごもつともに存じます。なるべく早い時期と申しますのは、それに間に合うような早い時期、こういうふうに御了承願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの委員長の御意見もございますので、明後日ごろまでに何とかきめてもらうよう大臣に努力してもらうようにいたします。さよう御了承願います。
【次の発言】 私どももその方が希望でありますけれも、現在の機構においては、なかなかそう行かないようであります。農林省といたしまして、どういうものをどういうふう……

第5回国会 農林委員会 第25号(1949/05/18、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 肥料配給公團令改正法律案の提案理由を御説明申し上げます。  第一は本公團令の効力を明年四月一日まで延長することをはかつたのであります。第二は、公團に対する主務大臣及び経済安定本部総務長官の監督責任を明確にしたことであります。すなわち公團に関する基本的政策の決定について、経済安定本部総務長官が責に任ずるほかは、業務実施上の監督権については、主務大臣が責に任ずるものとし、この関係を明確にいたしました。第三は、公團の予算、決算については、さきに公布施行を見た公團等の予算及び決算の暫定措置に関する法律(昭和二十四年法律第二十七号)によることとなつてをりますが、この旨を本令においても明……

第5回国会 農林委員会 第27号(1949/05/20、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、作物報告事務所の新設に関し承認を求めるの件につきまして、提案理由の御説明をいたします。  作物報告事務所は、昭和二十二年四月各都道府縣に設置せられ、昭和二十二年産の米及びかんしようの収穫高調査より活動を開始いたしまして、その後標本調査法による科学的調査によつて、主要農作物の作付面積及び收積高等を推計し、その正確な把握に努めて参つたのでありますが、北海道につきましては、從來これを一作物報告事務所の管轄のもとに調査を進めて参りましたところ、その管轄区域は、他の作物報告事務所に比し、総面積においてはもとより、耕地面積、作付面積及び農家人口等……

第5回国会 農林委員会 第28号(1949/05/21、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 平野委員の御質問ごもつともだと存じます。租税の問題は將來是正される。しかるに農民の供出の方はこの議会でただちに決定するということは、片手落ちじやないかという御趣旨のように了解いたしたのであります。しかしこの食糧の問題は、まだ見通しがつかない現実の問題になつて現われて來ておるのであります。租税の方はこれから一つの方策を立てて、改善して行くという大体の見通しもついておるのでありますが、國民の食糧という問題につきましてはまだ見当がつかない。その見当のつかない一つの條件はどこにあるかというと九原則の進行成否によつて、アメリカから日本に供給されるところの食糧の数量もかわつて來るのであり……

第5回国会 農林委員会 第31号(1949/05/24、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 どうもはなはだ追究急で、政府といたしましては、リンク物資について可能な程度で、できるだけの力を盡しておるのであります。これをそれでは法制化して、これを具体的にわかるようにしたらいいではないかというのでありますけれども、この報奨物資等のごときは、この買上げ代金を幾らにするかというようなことと同様に、多少の伸縮性を持つておりますし、また法制化するとしても、嚴格な数字を出して、これはこういうふうに嚴格に法文通りにリンク物資を配給するのだというような法制化は、私しろうとですから、よくわかりませんけれども、非常に困難だと思うのであります。でありますから、政府は、できるだけの努力をし、で……

第5回国会 農林委員会 第36号(1949/05/31、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 これは私直接関與しておらないので眞意は存じません。しかしこれは私の想像でありますから……。
【次の発言】 それでいけなければ私は閣議に列席しておりませんからわかりません。

第6回国会 大蔵委員会 第21号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 今の大臣のお話でよく了解できますが、私は自分の承知しておるところで、現在の品物が売れないということの根本には、一体特別調達庁があれを買い入れるときのいろいろないきさつを大臣は御存じであろうと思います。とにかく買い入れるときに、その当時の相場としても非常に高い物が買われておる。またいろいろの事情から、満足すべからざる品物も入つておつたのであります。それが蓄積されて来て、先ほどのお話のようにいろいろな問題か起つて来ておりますが、私の考えはあるいは非常にとつぴであるかもしれませんけれども、先ほどの噴霧器であるとか、その他日常使われるような商品については、これは信用のあるデパートと……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 昭和二十四年度の当初予算編成にあたりましては、例の経済安定に関する九原則、これに準拠いたしておつたことは、われわれの十分承知しているところであります。この九原則のねらいがどこにあつたかというと、これは経済の安定と貿易の振興という二つのねらいがあつたのであります。政府はこの二つの目標を達成するために、非常な努力をもつてこの均衡予算の実施に当られたのであります。その結果といたしまして大蔵大臣も言うておられる通り、わが国の経済はようやく安定の軌道に乗つて来たわけであります。もちろん一挙に長年のインフレーションを克復しようとする企てでありまするがゆえに、いろいろの困難が起つて来るこ……

第7回国会 大蔵委員会 第41号(1950/03/28、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 配炭公団が、石炭以外に、寮とかその他の名義で持つておつた財産が大分あるはずですか、これはどういうふうな措置がされてあるか。もしくはどういう処分をしたか。それをちよつと承つておきたいと思います。
【次の発言】 表面はそうでありましようけれども、現実は寮が番人みたいな、まかない人みたいな人間の名前になつて、その人たちの所有になつておる。これは一体だれがそんなものを買つて與えてあるのか。そこに私は大いにふしぎなものを感ずるのですが、そういう事実はありませんか。
【次の発言】 調べたことがありますか。
【次の発言】 配炭公団が石炭を受けるときに、途中の欠斤とかもしくは何とかというの……

第7回国会 大蔵委員会 第42号(1950/03/29、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ただいまの案本の御説明で事態が大分ほぐれて来たと思うのであります。そこでこの問題を解決するポイントはどこにあるかというと、こういうような赤字を出したこと、これを一つの面から見れば、ただいま明らかにされたように統制そのもの、統制の機構、その運営、これが惡かつたということが一つの原因だと思うのであります。われわれはこの公団をつくるときに、こういうことを見越して反対をいたしたのでありますけれども、とにかくこの公団というものが成立して、昨年の九月までやつて来た。それから生れて来た不始末であるとすれば、これはわれわれも責任の一半を負わなければならないものだと考えるのであります。そこで……

第7回国会 大蔵委員会 第59号(1950/04/26、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 現在の世相を見ますと、予算執行職員等の責任に関して、何らかの処置をとらなければならないということは、何人も異議がないところであろうと思うのであります。しかし内容を見ますと、債務の弁済とか、とにかくこの当事者を相当強く追究しておる点に重点があるように見えます。これについて私が感じますのは、アメリカの法律は処罰が非常に重い。その結果として見のがされるものが非常に多くなります。一例をあげますと、公園の木の小枝を折つた者は五十ドルの罰金に処すとちやんと立札が出ている。ところが小枝を子供が折つても、巡査は見ておつて知らぬ顔をしている。子供が小枝を一本折つて五十ドルの罰金をとられたので……

第7回国会 大蔵委員会 第60号(1950/04/27、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 昨日、途中になつたのでありますが、考えてみますと戰争の始まる少し前あたりから、大分いろいろと乱れて来たのであります。これはその当時の印象であつたのでありますが、上司の監督の地位にある人が責任を負わない。それはもうしかたがないというような見方で、当の責任者だけを追究するというような傾向があつたのであります。でありますから、以前ならば当然上司が責任を負うべきところを、上司は平気でいる。そうして下の直接の当事者だけが罰を受けている。また、もつとひどいのになつて来ますと、大目に見てしまつて、当然処罰せらるべき者が処罰せられないで、転任ぐらいのところで済むといつたような傾向が大分あつ……

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/01、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 私は主として貿易関係の質疑をいたしたいと存じます。  小峯、上林山両委員から全般的の質問がございましたので、私はなるべく集中した質問をいたしたいと存じますが、そこに達する径路といたしまして少しく大蔵大臣にお聞きいたしたいことがあるのであります。  来年度の予算のねらいと性格は、通貨の安定と建設面の経費に復興的性格が現われている、この二点にあると存ずるのであります。そこでこの線はドツジ・ラインから生れ出たものと観察いたしておるのでありますが、ドツジ氏は、日本のインフレは消費インフレだ、かような観点から出発いたしまして、購買力の圧縮と債務の償還、この二点に力が入れられておるので……

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/02/13、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 通産大臣に前にお伺いいたしたのでありますが、すべて制限を撤廃して行くというようなことであり、すべてが公平に行われる。ただいまの質問でも、内外人の間になるべく公平にやつて行く。内外人の間で公平に行つておらぬという事実はありますけれども、これは今私お尋ねいたしません。私のお尋ねいたしますのは、通産省から近ころ通牒が出て、タバコの輸入については五つの社を指定しておられる。これは決して公正でもなければ、必要なる制限でもない。こういうところにいろいろの疑惑がかかつて来ますし、また事実そういうような疑惑がすでに起つておるように承知しておりますが、その点についてお伺いしたいと思います。

第7回国会 予算委員会 第17号(1950/02/20、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 第三分科会における審議の経過並びに結果について簡単に御報告いたします。  本分科会に付託されました議案は、ただいま上程されておりまする昭和二十五年度一般会計並びに特別会計予算のうち、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管に関するものでありまして、十七、八日の二日間にわたり開会いたしましたのであります。それぞれ各省側より説明があつた後、委員との間に熱心に質疑応答がかわされました。  質疑応答の中でおもなるものを申し上げますと、まず外務省所管の予算につきましては、在外事務所設置に関する問題、日本人の在外資産の問題、あるいは講和会議への準備態勢等々についてでありました。  在外事務……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/08、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 吉田内閣の財政、経済政策は、ドツジ・ラインに沿うて推進されておることは、いまさらあらためて申すまでもないのであります。この結果として、さしも荒れ狂つたあのインプレーシヨンも収束され、通貨はようやく安定して参つたのでありますが、他方輸出貿易の不如意と有効需要の減退のために、滞貨の増加、金融の逼迫を来し、その上徴税旋風が吹きすさんで、国民は青息吐息、まことに深刻な苦悩に沈んでおるのが現状であります。この国民的苦悩を反映いたしまして、本予算委員会においても、このたびの画期的税制の変革より来るべき各般の影響、並びに国民税負担の軽減等につき、熱烈なる論争が繰返されたのであります。シヤ……

第7回国会 予算委員会 第27号(1950/03/22、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 まず第一にお尋ねいたしたいことは、この連合国軍人等住宅公社法案は、いつごろ御提出になる予定でありますか。
【次の発言】 次に連合国司令部から来ましたスキャップ・インの二〇七六号によりますと、その第三項に「日本政府は本指令実施方の為必要な実施計画を作成し、一九五〇年二月一五日迄に経済科学局に提出。」という項目があります。これはもちろん御提出になつたことと思いますが、この実施計画がどういうものであつたか。これが必要であると思いますが、これを御提出願われませんでしようか。
【次の発言】 今御説明の通り四月一日からとりかかる。そのために三月一日から四月一日までの間に建設計画及び契約……

第7回国会 予算委員会 第28号(1950/03/23、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 昨日スキヤツプ・イン二〇七六の第三項目になつております実施計画を作成して、一九五 ○年二月十五日までに経済科学局に提出するということになつておりますので、その建設の実行計画がどういうものであるか、それを知りたいと思いまして、この書類を要求いたしたのでありますが、それに対して、本日この実施計画の書類を提出したその返信が、ここに提出されておるのであります。この返信はこの実施計画の内容を少しも明らかにしておらないのであります。書簡を向うで了承する、受納するというだけであつて、その書簡にどういうことが書いてあつたかはわからないのでありますが、その実施計画についてまずお伺いしたいと思……

第8回国会 大蔵委員会 第1号(1950/07/14、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 理事はその数を五名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。

第8回国会 大蔵委員会 第12号(1950/07/29、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ここに何も書いてありませんが、葉山御用邸の付属地の大きさはどのくらいあるか。それからその付属地の馬匹の繋養とか、馬匹の格納等に使われておつた土地の全部を意味しておるのか。もしくは付属地のうちどのくらいその目的に残されておるか。これをまずお伺いしたい。
【次の発言】 その全部をこの場合に処理するのですか。その一部分ですか。
【次の発言】 それが必要がなくなつたというのは、だれがそう認めておるのですか。もしくは必要がなくなつたという理由はどこにあるのですか。
【次の発言】 それでは必要がないということは、皇室経済会議できまつたわけですね。そこでこの必要がなくなつたというのであり……

第9回国会 大蔵委員会 第10号(1950/12/06、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 今の御説明で大体わかりましたが、操作の手続を聞いておりますと、そこにアメリカの綿花に限られておりまして、そのほかの土地で生産されるものについては、ちよつと操作がむずかしいように思いますが、これはアメリカの米綿だけについて行われるのですか。もしくはその他の綿花も同じようにおやりになるのですか。

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/07、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 本案は、わが国の経済自主性を築く上におきまして、必要なるその一環をなす法案でございます。わが国の経済自主性を得るがためには、外国貿易の振興ということがきわめて必要であり、近年年とともに貿易が進展して参つたことは、御同慶にたえないところでございます。しかして昨年すなわち昭和二十四年度から今日まで、急激に輸出貿易が増加いたして、外貨の手持が急激に増加いたして来ましたことは、その貿易伸張の一証左でありまして、慶賀にたえないところでありますが、これがために円資金の予算が不足して参つて来たのは、やむを得ないことであると存ずるのであります。昨年度におきましては、その不足金を日銀から信入……

第9回国会 予算委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 まず厚生大臣にきわめて簡単な問題でありますが、しかし深刻に憂えられている問題について二、三お尋ねいたしたいと存じます。  近ごろ国民健康保險が非常に普及して参りましたことは、まことに国民のために喜ぶべきことであると存じます。しかしこの国民健康保險が現在までのところでは、勤労者のため、勤め人のための国民健康保險であつて、一般国民にはこの恩典に浴しておらないものが相当数あるのであります。伝えられるところによりますと、一般国民健康保險というものをお始めになるという話でありますが、この点について、はたしてそういうお考えがあるかどうか、まずお伺いいたしたいのであります。

第10回国会 大蔵委員会 第33号(1951/03/12、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 外務省の方にお伺いしたいのですが、この為替レートをきめる前に確認の問題が先だと思うのです。その確認が大分できておらないらしいのですね。そのために非常に多く財産を預けておきながら、現在生活に困つておるような人があるのですが、この確認はどういうぐあいにしてやつておられるのですか。何か確認の條項とか、條件とかいうものがあるのですか。
【次の発言】 用途が引揚げに要する経費であつたかどうか、こういうことが一つの基準になつておるというお話ですが、貸した方はそういう用途ということで出しておるのですが、それが実際にどういうふうに使われたかは、これは貸し出した人には責任がないわけです。この……

第10回国会 大蔵委員会 第34号(1951/03/14、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつと遅れて来ましたので、すでに済んだかもしれませんが、もう一度承りたいのですが、確認をいたします場合の条件で、せんだつてちよつと大蔵省関係の方から聞きましたのですが、もう一度はつきり……。
【次の発言】 今のお話をわけますと、借り入れた主体とそれからその用途、これが重大な問題になつているようでありますが、それに対してせんだつては、正規借入証というものが必要だというお話であつたのですが、正規借入証というのはどういうものであるか伺いたい。
【次の発言】 これは主体が非常に雑多でありますので、借入証というようなものもまあ持つて来なかつたのもあると思います。持つて来たとしても、……

第10回国会 予算委員会 第12号(1951/02/10、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつと関連質問をさせていただきます。輸入貿易がきわめて緊要であり、それに対して政府におかれてはいろいろな施策を講ぜられております。いずれもまことにけつこうなことでありますが、ただここに運賃に関連して御考慮を願わなければならない問題があるのであります。それは運賃が近ごろ非常に高騰して来ておる。しかもこれがユーザンスの恩恵を受けることができないので、すぐ金融してこの運賃をまかなわなければならぬ。この運賃が厖大な数字に上りまして、輸入業者が非常に困難をいたしておることは御承知の通りであります。この点について政府では今後どういうふうな御計画を持つておられるか、また計画を持つておら……

第10回国会 予算委員会 第25号(1951/05/23、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 少し遅れて来ましたので、前の様子がわかりませんから、あるいは多少重複するところがあるかもしれませんが、この点御了承いただきたいのであります。  私のお聞きいたしたいのは電力料金の問題であります。電力再編成の場合に、日発と配電会社の意見に相当食い違いがあつたのであります。日発は再編成をすれば値上りは必然だと主張したのに対して、配電の方は値上りはそうない、合理化すればむしろ現在よりも安くすることもできるかもしれないというような意見を私どもは聞いておつたのであります。しかるに近ごろ世間に発表された間接のものでありますが、それによると七割とかなんとかの値上りを考えておるということで……

第12回国会 大蔵委員会 第11号(1951/11/07、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつと簡單な質問をいたしたいと思います。  現在の日本は物価高で非常に困つておる。これが国際水準を抜いておるというようなところから、輸出貿易も行き詰まつておる。国内の物価高のために生活が圧迫されて、ストライキが各方面に起つておる。しからばその物価高の原因は一体どこにあるのかと考えてみますと、それは中小企業の金融の逼迫であると私は考えておるのであります。そこでこの中小企業の金融を緩和しなければ日本の物価を押えることができず、輸出の振興もできないで、インフレ傾向をますます増して行くと考えるのであります。この中小企業の金融難を打開する道は、私はまず重要なものが二つあると思うので……

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/16、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 関連して……。私は予算委員の一人でありますが、ただいまの監理官の言葉は、予算委員としても聞き捨てにならないと思います。予算が無理があつたから、それだけを獲得するために、そういう無理をしなければならなかつた。それは当然こうとれるのであります。しかも先はどの質問によれば、特殊の関係を持つているものは抱き合せでなくもらつているのだ、しかるに一部のものに対してのみ抱き合せをやつているのだ、こういうことをはつきり質問しておるのであります。そういう差別的な行動があるということに対しては、一言の答弁もなくして、予算を非難するというのは、私は予算委員として聞き捨てにならない。取消さないなら……

第12回国会 予算委員会 第2号(1951/10/17、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 二、三お尋ねしたいと思います。この国鉄が独立採算制になつて何年かすでに経験を積まれておるはずだと思いますが、一体この独立採算制の方がいいと考えておられますか、もしくは昔の形の方がいいと考えておられますか。今これを反省して考えてみる時期ではないかと私は思うのであります。その一つの理由はどこにあるかというと、物価が多少年内に上つたり下つたりということで、すぐ運賃を動かすというようなことになると、財界の安定というものは容易に得られないと思います。この点について、独立採算制にした場合には理由があつたと思うのです。それは第一次吉田内閣のときに私が予算委員会で質問いたしました。鉄道の方……

第12回国会 予算委員会 第3号(1951/10/18、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 庄司一郎君。
【次の発言】 昨日御説明を伺いまして、物価の値上りという原因のために運賃の引上げを必要とするということは了承できるのでありますが、これを正当化しようとした三つの御説明には、私は必ずしも全面的に賛意を表することができないのであります。そこで今度の値上げは物価の値上りによつてやむを得ず上げることになつたので、これはある程度認めざるを得ないものと考えるのでありますが、物価の値上りが理由となつて運賃が上げられた場合には、物価が値下りになれば当然下げていいことになるはずだと思うのであります。しかし物価の値上りということで値上げになつたものは、決して元へもどらないと……

第12回国会 予算委員会 第5号(1951/10/25、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 先ほど有田君がいろいろ御質問になりましたので、重複しないようにごく簡單な問題を承りたいと思います。  まず第一は地方をまわつてみまして、どこへ行つてみても文教費が平均三割三分ないし三割五分もかかつておるのであります。このために地方財政が非常な困難に陷つているようであります。また地方によりましては教育委員会との関係で非常に困つておるところもあるように見受けたのでありますが、私はこの根本を是正するためには、やはり文教費は戰前のようなぐあいに、全額国庫負担ということが将来望ましいことだと考える次第であります。現在の日本の財政において、急激にそういうことができるかどうかということは……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/10/30、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 北澤直吉君。

第12回国会 予算委員会 第13号(1951/11/05、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 午前の会議はこの程度にとどめまして、午後二時より委員会を再開して、質疑を継続することといたします。  これにて暫時休憩いたします。     午後零時四十八分休憩

第13回国会 大蔵委員会 第42号(1952/03/29、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 関連して……。今予備隊の問題が出ましたが、私のお伺いしたいのは官庁の自動車、トラック等はどうなるかという点であります。
【次の発言】 それは、たとい建設省のものであつてもとりますか。

第13回国会 大蔵委員会 第48号(1952/04/11、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 関連して伺いたいのですが、同じ弔慰金をもらうとか慰藉料をもらうとかいうことでも、その人の過去の功績によつて、勤めておつつた会社からもらうという場合と、こういうアクシデントによつてなくなつた場合に、日航というものが出すのとは、全然性格が違うと思うのです。その死んだ人間の過去の功績に対してくれるのではないのだからして、これは相続税の対象とするのは不合理だ、私はこう考えるのです。これは死んだ人間の個人の功績、勤務その他を考慮して與えるものであるならば、これはその人間に與えるのであるからして、これは相続になるだろうと思います。けれども汽車の事故によつて死んだ、飛行機の事故によつて死……

第13回国会 大蔵委員会 第56号(1952/04/23、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 きわめて愚問のような、しかも簡單なことでありますが、一点明らかにしておきたいと思うのです。朝鮮銀行が閉鎖機関になつた、台湾銀行が閉鎖機関になつたと簡單にこう申しておりますが、その閉鎖機関の指定は、日本の領土内においてのみであるか、もしくは朝鮮まで閉鎖されておるのであるか、台湾においても閉鎖されておるのか、こういうことを一つお伺いしたいのであります。
【次の発言】 これが重大な点でありまして、閉鎖されたのは日本の国内にあるものだけである。台湾銀行は国民政府がそのまま受継いでそこで営業をやつておる。閉鎖されておらない。朝鮮においても朝鮮の中央金融機関としてこれが閉鎖されずに動い……

第13回国会 大蔵委員会 第61号(1952/05/08、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ただいまの高金利等の取締に関する法案につきましてはすでに質疑も大体盡されておりますが一点だけお伺いしたいのです。それは第一条の第一項と第三項との関係について、宮幡委員に対して御説明がありましたが、まだ十分納得できませんので、それをはつきり御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明は先ほどの御説明と同じでありましてそのねらつておるところは大体わかるのでありますが、先ほどもお話がありましたように、これを利息制限法の特例とするとどういう弊害が起つて来るか。それをひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 今の銀行局長の御説明の通りに、私もこの利息制限法を改正すること……

第13回国会 大蔵委員会 第64号(1952/05/12、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつと関連してお伺いしたいのですが、従来行政指導で、五十銭という限界でもつてやつて来られたというお話でありますが、その指導の方法はどういうふうであつたか。また指導の際に、五十銭というのは大体想像がつきますけれども、利息制限法等の関係において、どういう指導をやられたか、それをお伺いしたいのであります。
【次の発言】 その行政指導の際に、五十銭よりもつと安くすることができなかつた事情は、どこにあるのでございましようか。
【次の発言】 その指導の際に、利息制限法というようなものについては、どういうふうに取扱つて来られたのでありましようか。

第13回国会 大蔵委員会 第69号(1952/05/17、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 前にお尋ねいたしたのでありますが、まだはつきりいたしませんので、重ねて高金利等の取締に関する法律案について一、二お伺いしたいと思います。  まず第一にお伺いしたいのは、貸金業等の取締に関する法律の第八条、第十四条というものはどういう意図をもつて挿入されたかということであります。
【次の発言】 そこに問題があるのでありまして、これは明らかに金利とか媒介手数料とかいうようなものが高過ぎてはいけないから、それを取締るということが起つて挿入された規定であつたのであります。しかるに臨時金利調整法の第五条によつて布告していないがゆえに、この効果というものは全然ゼロになつてしまう、こうい……

第13回国会 大蔵委員会 第72号(1952/05/21、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 長期信用銀行制度の問題につきまして、まず大蔵大臣に二、三お伺いいたしたいと思うのであります。長期信用銀行制度をこのたび確立せられる意思をもつて法案が上程されておりますが、私は原則としてこのたび提案された法案に対して賛意を表するものであります。この長期信用銀行ができますれば、資金源と貸出しとの間の調和もとれ、従つて長期資金が円滑に運営されて行く。従来設備資金にのみ重きが置かれておつて、長期の運営資金がとかく軽んぜられて来たために、業者が非常な困難をしておつたことも事実であります。これらの各階がこの制度の確立によつて非常に円滑に行くようになり、また経理の問題でありますが、ある程……

第13回国会 大蔵委員会 第74号(1952/05/23、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 二、三参考人の方々にお伺いしておきたいと思います。  まず第一に、一井三井船舶社長にお伺いいたしますが、現在私どもの見たところでは日本の金利があまり高過ぎるので、その金利を払うだけで、外国から用船ができるというような状態ではないかと思うのですが、その点いかがでございましようか。
【次の発言】 お話はよくわかりましたし、私も用船したり買船するより、新造船で行く方がいいと考えておるのでありますが、今度長期信用銀行が発足するにあたつて、造船を考えておられる会社として、何か長期信用銀行に対して御希望があるのではないかという考えをもつて、前の質問を申し上げたわけであります。何かもし長……

第13回国会 大蔵委員会 第76号(1952/05/26、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 今度長期信用銀行が発足いたすことになりますと、北海道拓殖銀行は債券の発行ができなくなるわけであります。もちろん北海道拓殖銀行は相当強固な基礎を持つて、従来も商業銀行として北海道の企業育成に努力をして来ておるのでありますが、これだけでは微力な部分があるのであります。内地方面の銀行も北海道に支店を出しておりますが、その普及率はきわめて乏しく、ある地区に限られておるような状態であります。従いまして今後北海道の金融をさらに円滑にし、強大にして行くためには、北海道拓殖銀行がさらに強化拡充されて行くことが、きわめて必要な要件であると信ずるものであります。そこで北海道拓殖銀行が今まで持つ……

第13回国会 予算委員会 第18号(1952/02/18、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 これまでにいろいろの大きな問題が取上げられており、大体私どもとしては了承できるので、こまかい問題の二、三について、大蔵大臣にお伺いしたいと思います。  まず第一に日本の在外財産に関する問題であります。講和條約の第十四條の四項に、こういうことが書いてあります。「前記の」「日本財産を差し押え、留置し、清算し、その他何らかの方法で処分する権利は、当該連合国の法律に従つて行使され、」日本の「所有者は、これらの法律によつて與えられる権利のみを有する。」この條文から見ますと、当該連合国の法律によつて、ある程度日本の財産が保護せられるということがあり得ると考えるのでありますが、この点いか……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 小野瀬委員より運輸大臣に対する関連質疑の要求が出ております。この際これを許します。
【次の発言】 小野瀬君、時間がありませんからその一問だけで……。
【次の発言】 世耕委員、時間が切れましたから、あと一問くらいにしておいてください。

第13回国会 予算委員会 第21号(1952/02/22、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 第二分科会における審査の経過ならびに結果について報告いたします。  本分科会に付託されました議案は、昭和二十七年度一般会計並びに特別会計予算のうち、内閣、総理府、法務府及び外務省所管の分でありまして、一昨二十日より本二十二日まで三日間愼重に審議いたしました。まず各省当局者よりそれぞれ予算内容の説明を聽取し、続いて質疑を行いましたが、これらの詳細は会議録でごらんを願うことといたし、ここでは質疑によつて明らかになつた点を要約して報告するにとどめます。まず外務省関係におきましては、奄美大島の問題が取上げられましたが、政府側の答弁によりますと、現在奄美大島と内地との間には関税も撤廃……

第13回国会 予算委員会 第23号(1952/02/26、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 私はただいま提案されておりますところの委員長不信任案に対して、反対の意見を述べんといたすものであります。私は最も公平なる……。
【次の発言】 私は……。
【次の発言】 われわれは良識をもつてしては理解いたすことができないのであります。さて、今度の予算審議にあたりましては、委員長はきわめて円満に規則を遵守し、野党の立場を十分理解し、むしろ野党を立てるために、與党を押えて来た場合すらもしばしばあるのであります。議事の重大なるにかんがみ、これを円満に遂行するために、譲歩に譲歩を幾度も重ねて来て、われわれ與党の中にあまり弱過ぎるというような意見が出るほどまで譲歩を重ねて来たのであり……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/05/16、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 ちよつと、法務総裁が見えましたから、どうか簡単に……。
【次の発言】 庄司一郎君。
【次の発言】 宮幡靖君。
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を継続いたします。川島君。
【次の発言】 岡野国務大臣は他に御用事がありますので、もし簡単に済みますならば、その方をひとつお願いしたい。

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/05/19、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 中曽根康弘君。
【次の発言】 横田甚太郎君。
【次の発言】 横田君、答えがないそうです。
【次の発言】 通産大臣は答弁がありません。
【次の発言】 そういう質問に対しては、答えなくてもしかたないと思います。
【次の発言】 横田君、大分時間が経過いたしましたが、ひとつこの辺でまとめてもらいたいと思います。
【次の発言】 本日の会議はこの程度にとどめまして、明後二十一日は午前十時より委員会を再開し、残余の質疑を継続することにいたします。  これにて散会いたします。     午後四時四十五分散会


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 大蔵委員会 第10号(1953/06/27、26期、自由党)

○苫米地委員 私は具体的問題について二、三お伺いしたいと思います。外資導入の相手方は、国際復興開発銀行その他ということになつておりますが、借りる方は三社が借りるのでしようか、もしくは電源開発株式会社が借りるのでありましようか、これはもちろん開発銀行との契約になるだろうと思いますけれども、責任は三社が負うのか、電源開発会社が負うのか、この点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、金は電源開発会社は何ら関係がない、開発銀行と三社とが契約をして貸す。政府が外債を認可したのは、開発銀行に対して認可したのか、この点についてお伺いいたします。

第16回国会 大蔵委員会 第14号(1953/07/03、26期、自由党)

○苫米地委員 簡単に質問をしておきます。プラント輸出につきまして、非常な御配慮のあることはけつこうなことだと思います。また先般来他の輸出等についてもいろいろの御配慮があるようでありますが、日本が投資をし、出資をし、東南アジアなどに進出するんだということを言えば言うほど、現地においては、また他の外国においては、いろいろな色めがねをかけて見るような傾向が非常に見られるのであります。そこでドイツあたりでは、これを税法の面から援助して行く、プラント輸出というようなものについて、また外国の船の注文を受けたような場合には、これを税の面で入札の競争に勝てるように計画して行つているように承知しております。この……

第16回国会 大蔵委員会 第16号(1953/07/07、26期、自由党)

○苫米地委員 開銀の副総裁に関連してお尋ねいたしたいのであります。  私は、プラント輸出というものはきわめて必要であり、これはできるだけ助長して行かなければ国際競争に負ける、かように考えておるのであります。でありますから、国際競争に勝つためには、現在の日本として考えるのは、こういうような法案によるほかに道がないと信じております。しかしプラント輸出の場合には、あとから次々と部分品、補修品等を送り出す必要があるのであります。そこにまた大きな意味があると思うのであります。そこでプラント輸出のために資金の回転率が非常に長くなつて、あとに続くべき、プラント自身でなくて、技術なり部分品なりを輸出する場合に……

第16回国会 大蔵委員会 第17号(1953/07/08、26期、自由党)

○苫米地委員 この問題につきましては一見方がいろいろあるようでありますが、私はそういう点についてはただいま触れません。ただこの際申し上げておきたいのは、管理者が非常に少いということ、これはいろいろの事情で減らされたのでありますが、現在あの広い地区に十三名しか監視員がいない。それで機械を入れてある工場を見ましても、応急修理がしてありますけれども、人が出入りすることが可能なものが大分見当ります。これでは部分品とか、貴重なものとかが紛失するおそれもありますし、これを監視して責任を持つということは困難であろうと思いますが、この点は早急にお考えを願いたいと思います。  さらにもう一つは、売渡し予定の機械……

第16回国会 大蔵委員会 第19号(1953/07/10、26期、自由党)

○苫米地委員 私質問しようと思つていろいろ書いて参りましたが、前の福田委員、井上委員の質問で大部分尽してしまいましたので、こまかい点について少しくお伺いしたいと思います。  先ほど問題になつておりました電話のケ―ブルを売り払つた、しかもその貸渡しの条件の中には、それが禁止されてある。イロハの二という項目に、禁止した条項が出ておりまして、事前に許可を得なければならないということになつておりますが、事前に許可を得なかつたということは、せんだつて調査の場合に知りました。そのために始末書をとつたということも聞いております。しかし事後にとつた許可と実際に出した数量とが合わないということが問題になつたので……

第16回国会 大蔵委員会 第21号(1953/07/14、26期、自由党)

○苫米地委員 ただいま議題となりました公認会計士法の一部を改正する法律案の提出の理由を御説明申し上げます。  公認会計士制度は、強制監査制度と相まつて、民主的かつ合理的な経済の基礎を確立する上に、多大の期待をかけられているものでありますが、このような目的を達成するには、会計に関する豊富な知識と経験を有しかつ高い社会的信用を有する多数の公認会計士の存在することが必須の前提条件となつて参るのであります。  昭和二十三年に公認会計士法が制定されましたとき、暫定的に特別試験制度を設けて、計理士その他の会計監査の専門家で公認会計士たるにふさわしい品位と能力を有する者に対しまして、公認会計士となる特別の道……

第16回国会 大蔵委員会 第22号(1953/07/15、26期、自由党)

○苫米地委員 今委員長の御注意もありますし、また委員会の散会したあとの仕事も控えておりますので、一点だけお伺いして済ましたいと思います。ただこの際に申し上げたいのは、私の取上げている問題は閉鎖機関令の一部を改正する法律案であります。これは過去の国会において、長時間を費して質疑応答がかわされたのでありますけれども、何らの解決を得ないばかりでなく、ある意味からいうと、この法案が強化されているとも考える点があるのであります。本法案の提案理由に、最終的な処理体制を整えるのだとはつきり述べてあるのであります。従いまして、この国会においてこれをはつきり解決してしまわなければ、今後改善の余地がなくなりはしな……

第16回国会 大蔵委員会 第25号(1953/07/18、26期、自由党)

○苫米地委員 私は、本案に対しまして賛成の意を表すると同時に、本案につきましては、次のごとき附帯決議を付して議決されんことを提議いたすものであります。まずその案文を朗読いたします。   政府は、なるべく速やかに、相互銀行に対し、内国為替取引を認可するよう善処されたい。こういう案文であります。  次に提案趣旨を簡単に申し上げます。  本法案におきましては、相互銀行が内国為替取引の業務を営もうといたします場合には、大蔵大臣が個別的にその業況等を総合勘案して認否を決定することになつておりますが、金融を一層円滑にし、取引者の利便をはかろうとする立法の趣旨にかんがみまして、政府はなるべくすみやかに認可を……

第16回国会 大蔵委員会 第26号(1953/07/21、26期、自由党)

○苫米地委員 私は、閉鎖機関令の一部を改正する法律案について、今までに相当はつきりして来た点もありますが、まだ多少はつきりしない点もあるし、またなお念のために確かめておきたいと思う諸点がありますので、若干質問をいたしたいと思います。閉鎖機関令の一部を改正する法律案の眼目は、社債の弁済及び残余財産の処分、第二会社の設立、指定の解除の道を開くにあると考えるが、これを可能ならしめる前提条件として、在外債務の総額が在外資産の総額を越える額のほか、政令で別に定める金額との合計額を留保し、かつ大蔵大臣の承認を得なければならないことになつているのであります。このような規定は、外交上から見ても不利益であり、か……

第16回国会 大蔵委員会 第27号(1953/07/22、26期、自由党)

○苫米地委員 昨日に引続きまして、閉鎖機関令の一部改正の法律案について若干の質問をいたしたいと思います。今日終りたいと思いますので、どうか簡単に要領を得た御返事をいただきたいと思います。  第一に、閉鎖機関の引当て財産の管理に関する政令第三条の二に「管理人は大蔵大臣または大蔵大臣が選任したものをもつて充てる」というように規定してありますが、これは第二会社から管理人に選任することが、実質上適当であるかと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 本法案の十九条の十四によれば、「閉鎖機関の権利義務は、新会社に移転し、」となつておりまして、閉鎖機関の所有に属する引当て財産は、当然新会社に移転す……

第16回国会 大蔵委員会 第29号(1953/07/24、26期、自由党)

○苫米地委員 ただいま議題となりました閉鎖機関令の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その提出の趣旨を弁明いたします。  修正案の案文につきましては、この際朗読を省略させていただきまして、ただちに修正理由の御説明に入ることといたします。  まず修正の第二点は、第十九条の二十六及び第十九条の二十七の二箇条の規定の追加を行いたいと思うのであります。すなわち第一に、閉鎖機関のほとんどすべては金融機関の調整勘定受益権を持つているのであります。また閉鎖機関の債務者のうちにも、この受益権を持つているものがありますが、この受益権につきましては、投機的売買による弊害を除く趣旨から、金融機関再建整備……

第16回国会 大蔵委員会 第32号(1953/07/29、26期、自由党)

○苫米地委員 動議を提出いたします。ただいま議題となりました信用金庫法の一部を改正する法律案につきましては、原案及び修正案ともに討論を省略して、ただちに採決に入られんことを望みます。
【次の発言】 銀行局長に……。信用保証協会法案の中に、出資に対する中間払いもどしの規定が載つておりません。これはきわめてまれに起る例であると思いますけれども、出資者が死亡したとか、もしくは会社が清算過程に入つた、その他やむを得ざる事情で脱退したとか、協会の方で除名しなければならなかつたというような事柄が起つた場合に、出資しておるところの金額が全部なくなつてしまう、協会の所有に属してしまうというようなことになります……

第16回国会 大蔵委員会 第34号(1953/07/31、26期、自由党)

○苫米地委員 福田赳夫君の提案になつておる資金運用部資金法の一部を改正する法律案によると、許可制を廃することになります。日本の経済資金の底が浅いので、資金運用部資金をつくるときに、これを統制して行くことが必要であるという意見が起つたのであります。また昨年郵政省が集めた金に対して、郵政省がこれを自由に運用したいというような場合にも、資金運用部資金が不足であるからというのが大蔵省の反対の理由であつたのであります。私自身は、許可制を早く廃止する方がいいという一貫した主張を持つておりますが、現在の状態は、すでに許可制を廃してさしつかえない程度に達したというお見通しでありますかどうか、この点を承つておき……

第16回国会 大蔵委員会 第39号(1953/08/07、26期、自由党)

○苫米地委員 枚方の調査報告の中間報告をしておきたいと思うのですか……。
【次の発言】 この問題の調査の詳細については、報告書をもつて後日提出いたします。中間報告として申し上げておきたいことは、いろいろの議論の起つて来ましたのは……。     〔「議事進行」「中間報告を了承することになつてしまうじやないか」と呼び、その他発言する者あり
【次の発言】 準拠する法規、基準法規について、それが適正であるかないかということが問題でありまして、その基準法規を適当と認めないと異論が出て来るわけであります。この基準法規がこのままでよいか悪いかということは、後日政府において再検討してもらうことにいたしたいと思……

第16回国会 大蔵委員会 第40号(1953/09/08、26期、自由党)

○苫米地委員 関連してお尋ねいたしますが、今局長の御答弁は、千円札を出したときも同じことを大蔵省が言つておつたのであります。私は第一次大戦のときに、ドイツに相当おつて、あの大きな札がだんだん出て来るのを見たのであります。インフレになるから大きな札を出す、大きな札を出すから、心理的に貨幣価値が下るから、またインフレになる。インフレにならないとおつしやるけれども、インフレにならない根拠はどこにあるか。これが大きな問題であります。戦前の百円札を例に引出されましたけれども、物価の安定しておる社会と、今のような物価の安定しない社会、また海外との貿易が現在のような時代とは、これを比較することそれ自体が、私……

第17回国会 大蔵委員会 第4号(1953/11/06、26期、自由党)

○苫米地委員 私からして一応弁明をさせていただきます。調査に出かけました直後から、数回にわたりまして調査団の各位に集合を、時間をきめて場所をきめて再三再四お願いいたしましたが、一回もお集まり願えなかつたのであります。そこで私は、お集まり願うのには原案が必要であろうと思いました。その原案は、私がつくるよりも事務当局に観客的立場に立つてつくつてもらう方がよかろうと思つて事務当局にそれを依頼いたしたのであります。それができて参りましたが、それは非常によくできたと私は考えました。客観的で主観を交えないでできている。しかしそれを検討してみますと、焦点がややぼけておつた。そこで私は、焦点は、この問題の大蔵……

第17回国会 大蔵委員会 第5号(1953/11/07、26期、自由党)

○苫米地委員 井上委員から、甲斐田地区の払下げを市が受けて病院をつくつている、なお払下げを希望している、そういうものの意見を徴して何になるか。しかしこれは法規にそうしろと書いてある。地元の役所の意見を聞いてきめろと書いてある。ですからこれは当然のことと思います。

第19回国会 大蔵委員会 第1号(1953/12/11、26期、自由党)

○苫米地委員 私からも二、三質問いたしたいと思います。もしこの法律を通すということになると、税制の根本の問題に触れると思います。その税制の根本の原則を破壊してもこれを通す必要ありとお認めでございますか、その点をひとつ……。
【次の発言】 それでは角度をかえて申します。予算はすでに通過いたしたのであります。予算を提出する権限は内閣にあるのであります。予算が通過して、次の国会にもしその予算を変更しようとするならば、補正予算の形で出さなければならない。ところが次の国会に来て議員提出でかつてな法案を通してしまつて、それで政府が予算措置をしなければならないということになれば……。(「義務教育費はどうなつ……

第19回国会 大蔵委員会 第21号(1954/03/12、26期、自由党)

○苫米地委員 時間がありませんので、端的にお伺いいたします。  預金をふやさなければならないということは、お話の中にもございましたが、私どももよく存じておりまするが、預金をふやすのに二つ障害があるのじやないかと思います。  その第一は、先ほどもお話のありましたように、金利に対する課税の免除――今度引下げられておりますが、私ども――というより、私自身は、これはやはり全廃してしまう方がいいのではないかと考えております。それと同時に、預金者が一番苦にしておるのは税務官吏が銀行へ来て、いろいろな財産調べをやる、この方をきらつておるのではないか。それで私どもは、この際預金を増加するために、この双方を何と……

第19回国会 大蔵委員会 第24号(1954/03/18、26期、自由党)

○苫米地委員 関連して。ただいまの質問応答を聞いておると、農林省は貿易というものをさつぱり知らない、無知だということです。いかなる貿易でも、船会社が船会社自身の大きな責任を負うべき理由がない限り、船会社に要求することはできないのです。それを要求しているなどというのは、これはおかしな話です。たとい船会社が火事を出しても、浅瀬に乗り上げても、沈没しても、その貨物の損害について船会社に要求することができないのです。これは政府が輸入するならば、どういう保険を幾らつけて送れと、こういう指定がなければならないはずなんです。それを保険をどこへつけたか、幾らつけたかわからない、こんな無責任な、貿易のいろはも知……

第19回国会 大蔵委員会 第34号(1954/04/02、26期、自由党)

○苫米地(英)委員 政府提案の外国為替銀行法案による為替専門銀行の設立は、為替の自主権を確保し、わが貿易業者に対する対外競争力を付与して、内外にわたる貿易為替の金融面で国内商業銀行のみでは得られない諸種の国民経済的並びに国際金融上の使命をこの為替銀行に果させ得ると信じますがゆえに、われわれ自由党はこれに賛意を惜しまないものであります。けれどもこれら使命の遂行は、口で言うことはたやすいのでありますが、実際面からはまことにむずかしいのであります。当面する内外経済の環境には、専門銀行の健全にして急速なる成長を阻害すべき、あるいは桎梏ともなる幾多の要因が伏在しているといわなければならない。従つて、せつ……

第19回国会 大蔵委員会 第43号(1954/04/20、26期、自由党)

○苫米地委員 ただいま上程されております問題は相互に関係がありますので、逐次お尋ねいたしますから、該当する問題について係の方から御答弁を願いたいと思うのであります。  まず第一にお尋ねしたいのは、第十六国会に提出された閉鎖機関令の一部を改正する法律案は、最終的な処理態勢を整えるためであると提案理由に述べてあるのであります。そこでお尋ねいたしたい第一は、この閉鎖機関はいつごろ廃止するお考えであるかということであります。  次に、この前の法案は附帯決議付で可決されたものであります。参議院におきましても、その附帯決議がついておつたから、問題にせずに無事に通過をさせたのだと申しておりますが、政府は、国……

第19回国会 大蔵委員会 第44号(1954/04/21、26期、自由党)

○苫米地委員 資料を要求いたします。この三法案が通過した後でよろしゆうございますから、政府から資料をいただきたいと思います。各金融機関、閉鎖機関、在外会社の旧勘定の資産及び負債の現況並びに未払い送金及び在外預金の支払い可能額及びその限度、これだけの資料をいただきたいと思います。

第19回国会 大蔵委員会 第60号(1954/05/25、26期、自由党)

○苫米地委員 ただいま議題となりました国有財産特別措置注の一計を改正する法律案につきまして、その提出理由を御説明申し上げます。  国有財産特別措置法におきましては、社会福祉事業等の施設の用に供する場合に、旧軍閥関係財産等の普通財産を、地方公共団体や社会福祉法人等に対して、時価から五割以内を減額した対価で譲渡すること等ができることになつているのでありますが、更生保護事業施設につきましては、何らこのような特別措置が規定されておらないのであります。しかしながら更生保護事業は、刑務所から釈放された者等を収容して、これを保護し、その指導を行い、そのすみやかな更生をはかろうとするものでありまして、社会福祉……

第19回国会 大蔵委員会 第61号(1954/05/26、26期、自由党)

○苫米地委員 お答え申し上げます。これは終戦直後に、食糧事情とかいろいろな関係がありまして、国策として集団移民を北海道にさせたわけであります。集団移民をいたしますにつきまして、国が国費を出して学校とか診療所とかいうようなものをつくることにいたしたのであります。設置いたしました棟数は共同住宅が四百四十一戸、小学校が六十、診療所が二十でございます。そうしてそれに対しまして国の支出しました金が一億七千五百万円余であります。ところが当時物価が非常に変動いたしまして、その予算ではこれだけの施設をすることができなかつたのであります。そこで市町村が一億円負担しているわけであります。これは国有財産でありますか……

第19回国会 大蔵委員会 第63号(1954/05/29、26期、自由党)

○苫米地委員 公認会計士法は、占領軍が外資導入その他について必要であるからというので、司令部の指示によつてできた法律であります。そこで私がまずお尋ねいたしたいのは、この会計士法ができるときた、計理士法を廃止した理由はどういうわけか。
【次の発言】 どうも今の説明を聞くと、政府の答弁は不確かです。私どもは公認会計士と計理士の仕事はほとんど同じである、こう見ておるのです。ところが政府は、従来公認会計士と計理士とは別ものであるから、過渡規定はできないと言つておる。これは矛盾しておるじやありませんか。そういう間違つた矛盾した建前で、そういうレベルを高くするとか、低くするとか、質は同じでないとか、これが……

第19回国会 大蔵委員会 第71号(1954/09/10、26期、自由党)

○苫米地委員 銀行局長のきようの御答弁を伺つておりますと、私は一点だけを除いて全部賛成です。それは、現在の日本としては、中央銀行は金利をもつと引き締め、市中銀行は下げろと言つている、この点が私はどうもわからない。一体逆ざやで銀行が金を借りて使うということは、常識では考えられない。その常識で考えられないことをなぜやつているかという問題です。またなぜできるかということです。それは銀行局で今まで通達を出しておられる両建預金、あれが今でも堂々と行われておる。それがむしろ強化されておる。それから自分の銀行で出した債券を担保として金を貸さない。そういう両建預金でうんともうける。自分の方は債券を出しておるけ……

第20回国会 予算委員会 第2号(1954/12/03、26期、自由党)

○苫米地委員 私は、災害対策に限定して政府の所信を明らかにしていただきたいと考えております。  日本は非常に自然の恵みに乏しくて、しかも、天災の非常な受難国であることは、今さら申すまでもございませんが、地勢の関係で年々、台風、水害、冷害、火災、地震というようなものが連続発生いたしまして、多数の人命を損傷し、また財産を喪失いたしておるのであります。この災害の対策につきまして、法規の上に不備な点があり、また当局の思慮の不足ということも考えられます。たとえてみれば台風に伴つて水害が起る、こういつた場合には救助の法律ができておりますが、台風のために大火が起つたというようなときにこれを救済する法律ができ……

第21回国会 大蔵委員会 第1号(1954/12/14、26期、自由党)

○苫米地委員 自由党におきましては、この春以来税制全体に対して研究をいたしまして、全体について、合理的な調整のとれた減税をする案を持つているのであります。従いまして、私どもは、これ一つだけを通すということには党としては賛成いたすことができないということを、一言だけ討論として申し上げておきます。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第3号(1947/10/28、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 この排除法案はいろいろの基準があるようでありますが、これは企業自體を對象としてお考えでありますか。もしくは企業の内部における各種の生産品がありますが、その各個の生産品というものを對象としてお考えになりますか、その點を一つお伺いしておきたいと思います。  次は、この合理的ということは、現在の國内經濟を對象としてのみ合理的と考えられるものであると考えます。またこの法案を見ましても、外國の勢力が日本に及んできて、それが非常な力をもつておつても、これを排除することができないことは當然であります。そこで合理的ということは、現在の實情のみを對象としてお考えになるのか、將來展開せらるべき……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第4号(1947/10/29、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 私は將來の質問をいたすために、たつた一つだけ伺つておきたいと思うのであります。この法案の内容をなすところのものは、もちろんポツダム宣言受諾に伴うところの、これを履行ずる政令によつて行い得るものであることは明らかであるのであります。しかるにその政令によらないで、これを國會に提出して、法律としてきめなければならないその根本の考えはどこにあるのであるか。國會に付議する以上は、國會の獨自の權限によつてこれをあらかじめ決定し、十分にやつていくことができるのであるかどうか。ただ責任を國會に轉嫁する。こういう意味でこの法案が提出されたのであるかどうか。そこの根本をはつきり伺つておきたいの……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第2号(1947/10/01、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 先ほど小坂政府委員から為替の問題について、私見であるというふうに御説明がありましたけれども、これはわれわれ現在考えて、それ以外に途がないとすべての人が見ておるのでありますが、さてしからば先ほどの御説明の通り、そのグループがだんだん短縮していつて、一つの為替相場におちつくかどうかというこの現實の問題になりますと、日本の經濟の運行によつて違つてくると思うのであります。近似生産物が近似價格をもつということは、これは自由經濟においては當然なことでありますが、現在の統制經濟においては、はたして近似製品が近似價格をもち得るように行くという御信念がありますならば、その基礎を明示していただ……

第1回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1947/11/17、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 私がお伺いいたしたいのは、一點でございますが、豫算に、食糧増産に必要な經費三千萬圓とありますが、それはどういうものでありますか、内容並びに機構をお伺いいたしたいのであります。
【次の発言】 ここに計上されておる三千萬圓はどういうところへお使いになるのでありますか。
【次の発言】 ただいまの御説明を承りましたが、私はこの豫算の三千萬圓の計上は、まことに不當だと思います。私の知つている限りでは先年から鐵道では作業隊というものをこしらえて、鐵道員として給料を拂つて増産をさせておる。そうしてその得たものは、どういうふうにしてわけておられるか知らぬけれども、わけて使つておられる。現在……

第1回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1947/11/18、23期、日本自由党)

○苫米地英委員 一、二お伺いしてみたいのであります。その一つは、先日新聞に郵便の七割五分の値上げは、二月から實施するというようなことが出ておりましたが、それは事實でございましようか。
【次の発言】 この機會にお伺いしておきたいのは、都内各所に安全通信というような名義で、いろいろ通信事務の澁滯が起つておるように見ておるのですが、その通信の安全ということは、どういうことを意味しておるのか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今大臣の御説明を伺いまして、成行き竝びに政府の御方針もよく了解いたしました。ただこの通信がそういうことのために機能を鈍らせ、それが國民生活に及ぼす影響が多い。今後もこう……

第1回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1947/11/17、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 ごく簡單でございますが、終戰事務局が内閣に移管されるといううわさがありますが、それは事實でございましようか。
【次の発言】 その點につきまして伺つておきたいことは、この終戰事務局が内閣に移ることがいいか、外務省の手に殘ることがいいかという點であります。どうも從來の例を見ると、内閣直屬というと、非常に名義がよくて、力強く物が運行するように印象を受けるのでありますが、現實はこれと反對に、内閣に屬すると非常に弱體化してしまつて、ほんとうの仕事をやつておらぬということが間々あるのであります。これは外務當局としては、ちよつと意見を御發表になりにくいかと思いますが、外務省としてのお考え……

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 お伺いいたします。今お述べになりましたことは、まことにごもつともな点であつて、いろいろ考えてみる必要もあると思いますが、私どもから見ると、もつと直接の問題がありはしないか、こういう点についてお触れにならなかつたのですが、今度所得税法が改正になつて、市街地信用組合が三〇%の税金をとられることになつた。この影響は相当大きいと思いますが、この点いかがでしようか。

第2回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつとお伺いいたしますが、五の二にあります国際文化機関保存に必要な経費という中に、国際学友会とか、友隣学会とかありますが、これはどういう性質のものであるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。目的も非常に結構だと思いますが、留学生などが本国から金を取寄せなくとも、これだけでやつていける補助費でありましようか。もしくはこれ以外に収入がないとやつていけないような程度のものでありましようか。
【次の発言】 御懇切なる御説明でよくわかりましたが、国家の財政も非常に困難でありますし、日本の学生も非常に困つている実情は十分知つております。しかしこの場合は、戦争……

第3回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1948/11/25、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 井藤さんにちよつと減價償却の問題についてお尋ねいたします。これはお説の通りだと思います。しかしこれは官業だけでなしに、民間企業でもあることであり、この減價償却を適正にやるためには、資産の再評價が必要である。そこで資産の再評價ということになると、そこにいろいろ関係した困難な問題が起つて來ると思うのであります。それにもかかわらず、この際再評價をやつて減價償却を嚴密にやつて行くことがいいか、今の時期においては減價償却が適正に行われておらないということを忍んで行くべきであるか、その点に対する御意見をお伺いいたします。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 農林委員会法務委員会連合審査会 第1号(1949/05/14、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 農業資産相続特例法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げたいと思います。  申すまでもなく、わが國の農業は、その経営規模がきわめて零細でありまして、農業生産力の発展をはかる上において大いなる難点をなしていることは御承知の通りであります。從つて経営規模が現状以上にさらに零細化を示すことに対しては、可能な限り必要な対策を講じますことは、きわめて大切であります。  この事柄に関連して一昨年新憲法の施行に伴い、民法が改正せられて、家督相続が廃止され、均分相続が行われることになりましたが、このことは、これをそのまま農地その他の農業資産の相続に適用することとなりますと、そうでなくて……

第7回国会 大蔵委員会農林委員会運輸委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1950/03/27、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 私関連でお伺いいたします。つい二、三日前に連合軍軍人等の住宅建設の問題につきまして、この見返り資金の性格というものが議論されたのであります。このときに私が大蔵大臣にこれを伺つたところが、はつきり債務であると答えたのであります。この二、三日の間に、どうしてそういうふうにかわつたのか。いつかわつたのか。これを伺いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと関連してお伺いいたしたいのでありますが、この見返り資金の性質が、今橋本委員が取上げられたようなぐあいに関連して考える向きと、また先ほど大蔵省からお話がありましたように理論的に二つにわけて考える向きと、二通りあるのであります。そこで……

第7回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地主査 ただいまより予算委員会第三分科会を開会いたします。  本分科会は外務省所管、文部省所管、厚生省所管及び労働省所管の審議を進めることになつておりますが、審議の都合上、本日の午前は外務省所管、午後は文部省所管とし、明十八日午前に厚生省所管、午後に労働省所管の審査をいたしたいと存じますから、さよう御了承をお願いいたします。
【次の発言】 これより昭和二十五年度一般会計予算中、外務省所管を議題といたしまして審査に入ります。  まず政府側の説明を求めます。川村政務次官。
【次の発言】 以上で政府当局の要旨の説明を終りました。  次いで質疑を通告順に許します。小金義照君。

第7回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1950/02/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地主査 ただいまより前会に引続き予算委員会第三分科会を開会いたします。  本日は午前中に厚生省所管、午後は労働省所管の審査をいたしたいと存じます。  これより昭和二十五年度一般会計予算、及び昭和二十五年度特別会計予算中、厚生省所管を議題にいたし審査に入ります。まず政府側の説明を求めます。
【次の発言】 では次に補足的に大宰政府委員から御説明を願います。
【次の発言】 以上で説明を終りました。質疑のお申込順によつて発言を許します。小金義照君。
【次の発言】 この際分科員の各位にお諮りいたします。質疑通告が現在六名もありまして、すでに十二時で、午別中に済ませるにはきわめて困難に思われますので……

第10回国会 大蔵委員会郵政委員会連合審査会 第1号(1951/03/14、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 今までにすでに重要な点は論じ盡されておるように考えるのであります。この問題を大観してみると、現在の銀行、また金融界の資金難、また資金を供給しなければならない点、こういう面から申しますならば、大蔵大臣がるる説明せられておるように、一手に集めて運営して行くということが、現在の状況下においてはわれわれの適切であると考えざるを得ないのであります。同時にこの簡易保險の業務形態から申しますならば、この行き方は非常に理論的にぐあいが悪いことは、先ほども指摘されている通りであります。しかしてこの問題の重要な点は、衆参両議院で決議をして、その郵政省の業務形態を維持しよういうことを、国民代表と……

第10回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1951/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)主査代理 それでは会議を開きます。  主査がお見えになりませんので、主査がお見えになりますまで、暫時私が主査の職務を行います。  ただいまより予算委員会第二分科会を開会いたします。  本分科会は、外務省所管、文部省所管、厚生省所管、及び労働省所管の審査を進めることになつておりますが、審議の都合上、本日の午前は外務省所管及び文部省所管、午後は厚生省所管とし、明二十一日午前に労働省所管の審査をいたしたいと存じますから、さよう御了承願います。  これより昭和三十六年度一般会計予算中、外務省所管を議題といたしまして、審査に入ります。  まず政府側の説明を求めます。草葉政府委員。

第10回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1951/02/21、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 時間がありませんので、一々具体的の問題を取上げてお尋ねすることは差控えたいと思いますが、予算を通してみますと、非常に事務費が多くて、実際の保護であるとか、もしは療養とかいうような金が予算の何分の一にも当つておらない。もちろんある対策を講ずるのには、その根本的な研究が必要であるということは私も十分に認めておる次第であります。またそれに対する会議、講演というような価値を決して無視するものではありませんけれども、いたずらに委員会というようなものばかりが多くて、そうして実際に何をしておるのだか、われわれにはその効果がはつきりしない、こういうものが相当あるのであります。その一例をあげ……

第13回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  本分科会は、昭和二十七年度一般会計予算、同特別会計予算中内閣、総理府、法務府及び外務省所管の審査に当ることになつております。従つてこれらを一括して議題といたします。この際察査の都合上その順序について申し上げますと、本日はまず政府側よりそれぞれその所管について説明を聴取することとし、明二十一日午前中に法務府、外務省所管について質疑を行い、午後に内閣、総理府所管について質疑を行うことにいたしたいと思います。なお、この際には地方財政委員会、国家地方警察本部、外国為替管理委員会及び警察予備隊関係等については、特に詳細に説明を聴取した後、質……

第13回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地主査 これより第二分科会を開きます。  午前中は、昭和二十七年度一般会計予算のうち法務府及び外務省所管及び昭和二十七年度特別会計予算中法務府の所管を一括して議題とし、質疑を行います。
【次の発言】 外務省から吉田説明員が参つたようですから、この際上林山君に質疑継続を許します。
【次の発言】 御質疑がまだ大分あるようですから一旦休憩いたし、午後は総理府及び内閣関係とともに外務省及び法務府関係を議題といたし、質疑を行いたいと存じます。  午後一時半まで休憩いたします。     午後零時二十三分休憩
【次の発言】 これより第二分科会を再会いたします。  まず午前中に引続き外務省、法務府関係に……

第13回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1952/02/22、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地主査 これより予算委員会第二分科会を開きます。  昨日に引続きまして、予備隊関係予算と留保せられた質疑を行いますが、本日は午後より予算委員会がありますから、時間の関係上、質疑は各人三十分程度に限ることにいたしたいと存じますので、御了承願います。それでは質疑の通告がありますので、これを許します。横田甚太郎君。
【次の発言】 ちよつと主査から申し上げますが、今増原長官は所用があつて行かなければならぬところがあるので、あとに質問をまわしていただけませんか。
【次の発言】 中曽根君に申し上げますが、増原長官が所用のために急いでおりますから、増原長官に対する質疑がなければ、帰つてもらうことにいた……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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