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椎熊三郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

椎熊三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP50(衆)
30位
委員会発言歴代TOP500(衆)
262位
委員会出席(幹部)歴代TOP100
60位
委員会出席(無役)歴代TOP100
64位
委員会発言(議会)歴代TOP10
9位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
580位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
326位

23期委員会出席TOP100
60位
23期委員会発言TOP50
27位
23期委員会出席(幹部)TOP100
58位
23期委員会発言(議会)TOP50
50位
23期委員会発言(政府)TOP25
22位
23期委員会発言(非役職)TOP100
70位
24期委員会出席TOP10
7位
24期委員会発言TOP50
32位
24期委員会出席(無役)TOP10
8位
24期委員会発言(非役職)TOP50
24位
25期委員会出席TOP10
2位
25期委員会発言TOP50
27位
25期委員会出席(幹部)TOP50
13位
25期委員会出席(無役)TOP100
72位
25期委員会発言(非役職)TOP50
19位
26期委員会出席TOP50
23位
26期委員会発言TOP100
70位
26期委員会出席(幹部)TOP10
10位
26期委員会発言(非役職)TOP100
52位
27期委員会出席TOP100
62位
27期委員会発言TOP50
42位
27期委員会出席(幹部)TOP50
28位
27期委員会発言(議会)TOP10
1位
28期委員会出席TOP100
71位
29期委員会出席(無役)TOP100
53位

このページでは椎熊三郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。椎熊三郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 水産委員会 第23号(1947/10/21、23期、民主党)

○椎熊三郎君 本日特に本委員會におきまして請願を御審議下さいますことを感謝いたします。私は同僚とともにこの請願の紹介議員になつておりますが、特に私の個人的事情もございまして、私からこの請願を御紹介申し上げたいと思います。私の選擧區は北海道の第一區でございますが、實は私の出生地はこの利尻島でございます。ただいま議題となつております請願の漁港をつくつてもらいたいという鴛泊村が私の生まれたところでございます。從いましてただいまから申し上げる請願の紹介は、まつたくこの私の生命を堵して、私のほんとうの血と肉からしぼり出した切實なる要求であるということを委員諸君において特に御了察を願いたいのであります。 ……

第1回国会 水産委員会 第27号(1947/11/25、23期、民主党)

○椎熊三郎君 厚田港の船入澗築設に關する請願でございますが、この厚田港の船入澗の問題は、北海道としては長年の問題でございます。私は概略この厚田港は北海道におけるどのような地位にあるかということをまず冒頭に説明申し上げまして、委員諸君竝びに政府當局の御注意を喚起したいとこう考えるのであります。  厚田港は札幌市の西北四十キロ石狩河口より北上すること二十キロの地點にあるのでありまして、札幌、留萌線の要地として、また厚田・岩見澤線の分岐點に位しておりまして、その源を厚田御料地に發する厚田川が蜒蜿として流れておりまして、そうして厚田港に注いでおるのでありまして、自然の灣形をなしております石狩灣を擁して……

第1回国会 通信委員会 第2号(1947/07/29、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 この委員會を開きますにあたりまして、遞信省全體にわたりますところの事業關係その他を概括的に御説明を申し上げて、それからあるいは勞務關係であるとか、保險であるとか、保險であるとか、電話であるとか、電信であるとかいう細部にわたつて御説明申し上げた方が福序なのでありますが、本日はちようどこの時刻に、關係方面から郵務局長その他重要なる局長が呼ばれておりまして、この時間に間に合いません。それでただいまは總務局長、電務局長、勞務局長等が見えておりますので、はなはだ順序としてはまずいのでございますけれども、この席に見えております方から部分的の説明を申し上げて、いずれそのうちに全部が揃うであろ……

第1回国会 通信委員会 第3号(1947/08/01、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 林委員にお答えいたします。貯金と簡易保險の最高額を上げる考えがあるかどうかということでありますが、目下それぞれ關係方面に折衝中でございます。それから今日の郵便貯金あるいは簡易保險の募集金は、ことごとく大藏省の預金部にはいつておるのでございますが、郵便貯金の問題については當初からそういうような方法は大分聞いております。簡易保險の積立金は、本來保險事業の性質から言つて保險事業の全體のわくの中で運營されておらなければ保險事業はうまくゆかない。そういう見地から舊來は遞信省自體がそれを運營しておつたのでありますが、戰爭中國庫資金の投資の統一ということ主張せられまして、これが大藏省一本建で……

第1回国会 通信委員会 第4号(1947/08/05、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま委員長さんからお示しになりました請願三件につきまして、當方の意のあるところを御了承願いたいと思います。  最初栃木縣鹽谷郡北高根澤村大字上高根澤に郵便局を設置するの件でございます。これはこの地方の地理的關係を勘案いたしますると、現在寶積寺あるいは北高根澤に郵便局がございます。この寶積寺と今度請願になつております北高根澤との距離は、わずか二里ほどでございまして、距離の關係から申しますると、そこに郵便局を設置することが、不適當だというのではございません。置いてもいいということになつておる所でございます。しかし現在道路關係その他地域關係を見ますると、圖面の上からはかえつて今後……

第1回国会 通信委員会 第5号(1947/08/08、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 先般夏季半休の問題につきまして、一般國民に多大の御迷惑をおかけし、殊に當委員會を通じまして、議會に對して少からず御心配をおかけしたことは、逓信當局としてはまことに申し譯けないことと恐縮しております。しかしただいまの状態では、逓信當局としてはまことに申譯けないことと恐縮しております。しかしただいまの状態では圓滿に解決をして、事業状態は從前通りに復歸しておるのでございます。これから經過の大要とその結果を御報告申し上げたいと思います。  先月の二十六日に閣議の申合せによりまして、夏季半ドンの廢止が決定されました。各省それぞれ全職員に對して指名を發したのであります。逓信省におきましても……

第1回国会 通信委員会 第8号(1947/08/22、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 舊來請願の取扱いについてしばしば論議されておりましたが、舊來の議會といえども、採擇になつた請願については、政府側においてはそれについて十分なる考慮を拂いつつあつたのであります。しかし舊來の議會を通過した請願というものは非常に數が多うございまして、その審議も今日の國會ほど愼重でなくして、請願はとりあえずほとんど通過さしておるという状態であります。そういう點で新國會とは非常に趣きが違つておると思います。今日は新憲法のもと、國會が國家の最高機關であつて、これの決定というものは國家意思の最高決定であるとさえ私どもは心得ております。いやしくも請願を採擇された以上は、それに對して斷じて趣旨……

第1回国会 通信委員会 第9号(1947/08/26、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま上林山議員から御紹介になりました請願の件の、鹿児島屋久島間の通信量は相當多量に上つておるので、現在の無線施設では不十分であるということを十分認めます。目下は三十ワツトの送信機をもつてやつておりますが、これを百ワツトにしようというので、これに適合する發電機を設置するように本年度の第二・四半期から計畫に掲上しております。目下經濟安定本部と折衝中なのでございます。なおまた短波無線電話を延長することにつきましてもその必要が認められるので、目下作成中の電信電話五箇年計畫の中に掲上して、必ずその實現をはかりたいと考えております。目下の通信状況から申しますと、鹿児島と種子島との間の通……

第1回国会 通信委員会 第10号(1947/08/29、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 坪川議員より御紹介になりました最初の山東村所有電話資材を遞信省に移省の上同村ら電話線架設の請願でありますが、この請願の要旨は、福井縣山東村川坂山に戰時中施設された民防空監視哨の電話線は内務省の所管でございますが、終戰後不要となつたので、同村がこの電話線の拂下げを受けておるのであります。ついては遞信省に移管の上同村丹生または竹波部落に電話線を架設されたいというのであります。この場合に遞信省には電話使用に二つの方法がありまして、その一は電話開通事務を取扱う電話局の設置であり、その二はもとより電話交換局の電話に加入することであります。まず通話局を設置するという點については、現在のとこ……

第1回国会 通信委員会 第12号(1947/09/23、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 今囘の水害の状況につきましては、大臣が直接に本席に出まして御説明申し上げるべきはずでございますが、本日は目下閣議の開會中でございまして、午後はそれぞれの擔當局長とともに災害現地へ調査に出る豫定になつておりますために、この席上には間に合いませんでしたので、擔當の局長から説明をいたさせます。私が大臣に代つて御説明申し上げればよろしいのでありますが、實は北海道方面、東北方面に出張中でございまして、この水害のために歸つてこられませんでして、土曜日の晩にようやくたどりついたような状況でございまして、本省に關する災害の状況は詳細に報告は受けておりますけれども、それは單に報告を受けたというだ……

第1回国会 通信委員会 第14号(1947/10/07、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま坪川代議士からのお話でございますが、若狹無線電信局は毎鶴に移轉をするということに決定しております。移轉売了後における局舎の問題でございますが、廢局後の宿舎及び局舎の問題については、所轄遞信局である金澤遞信局で計畫しておるのであります。大體官舎は移轉先の舞鶴に移築することにきまつておるということでございます。局舎は資金あるいは資材難の折柄でございまして、同局ではその從業員の宿舎に充てるということの計畫がございます。目下遞信從業員のほとんど大半は住宅難で苦しんでおります。これが遞信事業運營上に及ぼす景響等も多大なものでありますから、一日も早くそういう不便のないようにというこ……

第1回国会 通信委員会 第15号(1947/10/28、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま冨永議員より御紹介になりました本請願は、當局といたしましても現在の位置は鶉村の南方へ片寄つておりまして、利用上非常に不便であるということは熟知しております。當村の中心地であるところの大丁岱に移轉することは、計畫上はまことに適當であると考えられるのでありますが、しかし殘念なことには、現下の諸情勢は、新局舎を新築するということが、ひとり國の財政關係だけでなしに、いろいろの方面等の關係等もありまして、新廳舎は建てられないというような關係にあるのでございます。そこで請願の趣旨はごもつともと存じますけれども、急速に實現するということはそういう事情によつて困難かと思われます。しかし……

第1回国会 通信委員会 第17号(1947/11/07、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま御紹介願いました請願の趣旨はよく了承いたしました。現在の局舎が非常に古くなつて狹隘であるということは私どもも認めております。そしてなるべく早い機會に新築しなければなりぬという必要も十分認めているのであります。かつ將來の發展に伴う加入者の増加等から見て、共電式交換が適當であるということも認めているのでございますが、何分にも豫算資材等の關係によつて本年度これを實施するということは困難であるように思います。よつて來年度以降において速やかに實施したい、こういうことで鋭意努力したいと思います。なお度數料金制度については、加入者の數及び利用状況から見て、目下のところこれを實施してい……

第1回国会 通信委員会 第18号(1947/11/11、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 もともと郵便を國がやるということは營利事業でやるのではないのでございます。公共事業だと考えておるのです。從いまして國民全體に影響を及ぼす信用を確保する大切な事業でございます。營利上に觀點を置かずになるべく安い料金でやる、こういう考え方から來ておるのであります。
【次の発言】 この獨立採算制というような問題は時の政府の財政方針なのでありまして、郵便事業自體の本質を束縛するものではないと考えます。現にこの政府が獨立採算制を主張しておりましても、われわれは郵便料金をなるべく低廉にやりたいというところから、今度提出します追加豫算等においても、一般會計の繰入れ等も多分にありるでございます……

第1回国会 通信委員会 第20号(1947/11/14、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 逓信省管轄の事業の内容に、ときどきこういうことが發生して、國民に非常な、迷惑を及ぼしておることは何とも申譯ない次第であります。ただいままでの實況について御報告申し上げます。  新關に出ております安全通信という行動が發生いたしましたのは今月の八日からでございます。落合長崎局が十一月の八日にこういうことを始めました。それが一番最初でございまして、續いて十一日から目黒局が始めました。世田谷局が十二日より始めております。現在では江戸川局、静岡郵便局及び北海道小樽電信局にも波及しておる状況でございます。その内容を申上げますと、入手が足らないから通信はやられないのだというようなこと、あるい……

第1回国会 通信委員会 第23号(1947/11/25、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま大多數をもつて御可決を賜わりました郵便法でございますが、現行郵便法が明治三十三年に制定せられまして、今日まで長い間重大なる改正もなく、古い時代のものをそのままやつてまいつたのでありますけれども、新憲法のもと、この憲法の精神に基いて民主的な郵便法をつくりたいという建前から、今囘政府がこの法案を提出したのであります。私どもといたしましても、必ずしもこれが完全無缺な法案であるとは思わないのでございまするが、各位におかれましては、提案以來數囘にわたり熱心に委員會をお開きくださいまして、愼重審議の上原案通りの可決を賜わつたことに對しましては、絶大なる敬意を表し、その採擇の結果に對……

第1回国会 通信委員会 第24号(1947/11/27、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 民間放送の問題に關しましては、先般すでに参議院におきましても同趣旨の請願がございました。その際衆議院におきましては文化委員會におきまして、放送事業法案の見透しその他についての質問等もございまして、衆議院の文化委員會と参議院の通信委員會とには同様内容の政府の答辯をしてまいつたのであります。衆議院の通信委員會も機會あらばそのことを御報告申し上げまして、御了承を得たいと存じておりましたが、今日まで適當な機會がございませんでしたので、この際放送事業に對する當方の意見を開陳して御了承を願つておきたいと思います。  實は今日の放送事業を今のままの形にしておいてよいのかどうかということに關し……

第1回国会 通信委員会 第25号(1947/11/29、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 逓信省の考え方は、先ほど大臣の御説明にもありました通り、また今保險局長の説明の中にありました通り三萬圓ぐらいにしてもあえてさほど民間の企業を壓迫するようにも考えなかつたのであります。民間業者が大藏當局に對してどのような運動をされたかということは、私どもは一向知りません。おそらくさようなことはなかつたであろうと思うのでありますが、われわれの基本的な考え方は、なるべく増額して、しかも民間業者にさしたる影響がないようにというところに考えがあつたものでありますから、一應三萬圓程度でもよかろうとは考えておりましたが、大藏當局との事務的折衝において、目下の日本の財政その他の状況、あるいは社……

第1回国会 通信委員会 第27号(1947/12/05、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 前橋に隣設しておりますこの地に郵便局を建設するという請願は、本省等にも直接に陳情等がありまして、先般私が前橋市その他附近に視察に参りまして、地元の方々からもいろいろ事情を聽いて、土地の事情等も調査してまいりました。なるほど享便戸數は千百十一戸でございます。標準といたしましては四百戸以上の所には置くことができる。そういう關係で享便度は非常に高いことが認められますけれども、しかしすでに未集配局が元總社という所にあるものですから、その距離が實は標準には達しておらないのです。元總社と今建てようとしておるところの距離は、何しろわずかに一・六キロよりないのでございまして、標準は二キロに達し……

第1回国会 文化委員会 第13号(1947/11/11、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 最近日常の放送協會のやつておる事業について、世間幾多の論議がございます。私どもの役所におきましても、今日の新憲法下における民主的なる放送事業として法的の根據を明らかにし、いかなる放送内容、いかなる組織をもつてこれを運營するかということには、目下鋭意研究中でございます。しかしてこの問題は、ひとり當局の考案のみならず、關係方向におきましても、實に重大なる關心を拂われておりまして、今囘關係方面との間に、逓信省當局その他現實に放送事業に携わつておる人も招致せられまして、幾多の相談をしておるのでございます。本日はこれら問題について明細に報告する段階に立到つておらないのであります。先般衆議……

第1回国会 文教委員会 第14号(1947/10/18、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま御紹介をいただきました教育振興特殊郵便切手發行に關する請願ですが、これは私どもとしては、まことに同感の次第でございます。しかもこのことにつきましては、遞信省としては、すでに幾多の計畫をもつております。實は六・三制の實施の際にも記念切手を發行したい計畫もございました。ところが、その當時におきましては、日本の舊來發行せられておつた切手を整理せよというような關係方面の嚴重な注意がありまして、たとえば、軍國主義的、あるいは侵略的な切手は全面的に廢止しなければならぬ。ちようどそういう時期でありましたので、新切手發行の準備には至らなかつたのてあります。從つて遺憾ながらこの六・三制の……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1948/02/06、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま御質問の海外から引揚げた方の貯金の問題は、前國会におきましても参議院等で非常な論議が重ねられまして、逓信省にとりましても非常に大きな問題として、いろいろ研究をも進め、それぞれの処置を講じておるのでございます。順序を遂うて御説明申し上げたいと思いますが、ただいま軍事郵便貯金については一千円を限度として拂戻しを認めておるのであります。残額の拂戻しにつきましては、終局の決定は在外資産等のにらみ合せがございますので、さしむきの措置としては拂戻し制限額を拡張するように目下努力中なのであります。そこで軍事郵便貯金通帳を引揚げたのが違法じやないかという御説でありますが、軍事郵便通帳を……

第2回国会 議院運営委員会 第34号(1948/05/06、23期、民主党)

○椎熊委員 参議院が違つた決定をしてきた時分には、参議院の方が院議尊重で全会一致で通せばいいので、こういうことは数し合つてきめようじやありませんか。
【次の発言】 多数で院議としてきまつたならば、最初少数で反対した人も院議尊重で同調すべきである。

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/07、23期、民主党)

○椎熊委員 今の問題に関連して、各委員会の専門調査員がお互い調査に名をかりて、ほとんど休んで出張しておる。こんなことは悪例だから調査の上、必要以外にはむだな金を使わせないように警告してもらいたい。専門委員というのは、大抵委員長の命によつて出張し、具体的に調査するのだから、悪くないことだと思うが、今まで専門調査員が出張した件数、出張場所、旅費額などを報告せられたい。
【次の発言】 補充するだけでいい。
【次の発言】 この五十万円という金と議会全体の予算との関係はどうなりますか。
【次の発言】 そんなに重大な調査をしなければならないのなら、倍にしてもできない。できないことを取扱わず、もう少し政治的……

第2回国会 議院運営委員会 第39号(1948/05/28、23期、民主党)

○椎熊委員 運營委員會で、そういうバツヂをもつて出入する新聞通信社を審査することにしてはどうか。
【次の発言】 先般來問題になつていた農林委員會、これは水産廳ができたときには考慮しようという暗默の了解があつたようで、農林委員會を分離して水産委員會を獨立させてもらいたい、こういう希望がある、各派の總意を聽きたい。

第2回国会 議院運営委員会 第40号(1948/06/02、23期、民主党)

○椎熊委員 運賃値上げの法案が出てきたそうですが、これをわが党では運営委員会の方でやりたいと言つておりますが、どういうふうになりますか。
【次の発言】 よろしゆうございます。
【次の発言】 それを聽くことは予算の審議です。
【次の発言】 義務はないと言うんですか、それは……。
【次の発言】 いろいろ責任論を言われるけれども、よく事情はわかつておるはずで、そんなことでお互いが責任論を言つておられる日本の立場ではない。そんなことよりも、一日も早く予算を成立させたいというのが、われわれの念願です。責任を追究してどうするのか。
【次の発言】 ふだんの場合にはそういうことが言えるけれども、占領治下にあつ……

第2回国会 議院運営委員会 第41号(1948/06/03、23期、民主党)

○椎熊委員 この前五十万円の予算をきめるときも、かなりいろいろな意見が出たのですが、これが一箇月経たないうちに倍になつたのです。どういうのですか、そういう根本的の大変化がきたことを説明してもらいたい。
【次の発言】 この問題はさように長い論議を必要としないと思う。大藏大臣の演説をきつかけとして予算の審議に入るか入らないかということは、本会議で自由に討論する機会をつくればよいのです。
【次の発言】 午前中われわれは運営委員会を開いたことでよくわかつたと思うのだが、重ねて山口君がそういう意見をされることは、あちらのせつかくの親切な勧告をも蹂躙しておるような形になつて、占領治下における日本の國会の態……

第2回国会 議院運営委員会 第46号(1948/06/09、23期、民主党)

○椎熊委員 貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案は、どの委員会にかけることにきまつたのですか。
【次の発言】 予算審議について、そういう重大な申入れが政府からあつたとするならば、こつ出も何らかの決定を急速にいたしたい。

第2回国会 議院運営委員会 第50号(1948/06/14、23期、民主党)

○椎熊委員 会期の問題は政府からも要求があつたようであります。われわれ予算審議の経過を見ると、現在の会期では、とうてい審議を完了することはできないと思います。それで今月一ぱいに予算を成立せしめたいといふ気持から、政府の申出通り、今月一ぱい会期を延長したいという考えであります。
【次の発言】 総体的に人員が不足だということですか。

第2回国会 議院運営委員会 第51号(1948/06/15、23期、民主党)

○椎熊委員 会期の問題は今日の委員会で最終決定をしようということで、異議なしときめたのですから、今日きめることにしましよう。
【次の発言】 決議案の提案の趣旨弁明の中に憲法違反をうたつてありますか。
【次の発言】 憲法の解釈上に疑義が生じた場合に、最後的に決定するのは最高裁判所であろうが、國の最高機関たる当國会が一応憲法の何らかの条章に背反しているということを表明することは少しも差支えないと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第54号(1948/06/19、23期、民主党)

○椎熊委員 三項目あげておられるが、私は第一の点などは当然しかるべきだと思う。第二の方もそう思います。第三に至つては非常な異論をもつておる。第三に「本院は右委員会を信頼し」とあるが、こういう字句は除かなければならぬ。これからはどうかしらぬが、私は今までの不当財産取引調査委員会の構成並びにその行動に対しては信頼がおけなかつた。まつたくこの決議と相反した行動のみとは言わないが、そういうことが多分に行われた。現に取り上げられておる政党に対する献金の問題にしても、私はこれを提訴したこの中の委員の二名に、なぜこんなつまらないことをやるのかと言うと、その答えにいわく、われわれの方ばかりが辻問題で傷つけられ……

第2回国会 議院運営委員会 第56号(1948/06/22、23期、民主党)

○椎熊委員 今の新しい國家行政組織法の各省次官というものが施行されるまでは、そのまま政務次官と呼ぶということですね。

第2回国会 議院運営委員会 第60号(1948/06/26、23期、民主党)

○椎熊委員 第五條の「閉会中その職務を行う場合」というのは削らない方がいい。國会開会中職務を行う場合は手当はもらわないのが当然だ。閉会中に職務を行つた場合には適当の手当をやるということはつけておいた方がいいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第71号(1948/07/08、23期、民主党)

○椎熊委員 根本的には人の出入を厳格に制限すればいいと思う。また面会所もできたのだから、議員はみずからあそこへ出ていき、控室で面会しないことを厳格に守ればいい。

第2回国会 議院運営委員会 第77号(1948/09/21、23期、民主党)

○椎熊委員 ぼくは常時掲揚した方がいいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第78号(1948/09/22、23期、民主党)

○椎熊委員 今最も世間の注目をひいておる不当財産委員会に関して、たまたま委員会の名称を利用して委員会の権威を傷つけるような事件があり、委員としても逸脱した行為に出た人も二、三あることは遺憾に思つている。運営委員会としてはこれに対して何らかの警告を与えることはできないことであるか、また不必要であるか、意見を聴いてみたいと思う。
【次の発言】 これはすぐでなくてもよいから、御研究を願います。

第2回国会 議院運営委員会 第81号(1948/10/01、23期、民主党)

○椎熊委員 農林省は水産があるが……。
【次の発言】 記章が少くとも秘書がいるのだからいいじやないか。

第2回国会 議院運営委員会 第84号(1948/10/07、23期、民主党)

○椎熊委員 國会の成立というのは、委員会が完全に成立することによつて國会が成立するということになるのですか。

第2回国会 通信委員会 第1号(1948/01/27、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま議題となりました郵便振替貯金法案の提案理由を御説明申し上げます。  振替貯金制度は郵便貯金の一態樣として、明治三十八年に制定されました郵便貯金法中に規定されていたのでありますが、その郵便貯金法は、先般の第一回國会で新郵便貯金法に改められ、郵便振替貯金に関する部分のみは、旧郵便貯金法の規定によることとなつていたのでありまして、その際近く郵便振替貯金法を提案いたしたい旨を申し上げておきましたが、これがその法案なのでございます。  御承知のごとく郵便振替貯金の制度は、送金及び債権債務の決済の手段として提供され、かつ利用されているのでありまして、貯蓄手段としての郵便貯金とはまつ……

第2回国会 通信委員会 第2号(1948/01/30、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 林さん、あなたは郵便貯金と簡易保險の積立金とを混同しているようです。郵便貯金の方は、日本に郵便貯金制度が創設された当初より、大藏省に貯金部というものができて資金の一元化をはかつておる。それから簡易保險の方は、ただいまおつしやつたように、昭和十八年までは逓信省自体が運営しておつて非常に好成績だつた。それが戰爭中資金の一元化というところから、昭和十八年の何月でしたか大藏省に移管されまして、終戰後間もなく逓信省にもどつてきた。多分去年の一月だつたと思います。関係方面の関係もあつて、日本國内の資金の一元化というので、大藏省に引きもどされた。しかしながら逓信当局といたしましては簡易保險事……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/02/05、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 どういう理由で遅れておるかは私存じませんが、早速取調べてみます。
【次の発言】 郵便法の一部を改正いたしまして、料金値上げの問題を御審議願つておるのでありますが、われわれも今日の経済界の情勢から見て、料金の値上げをするということは、実は好ましいことではないのでございます。なるべくならば、そういうことは差控えたいというつもりで、昨年の春官吏の給與のベースの変化等がありまして以來、独立採算制を建行とする事務当局といたしましては、去年の夏から、すでに料金を値上げしなければ、もつていけないというような意見もありまして、ただいまお説のような考え方も私ども同感ですけれども、内閣の方とも折衝……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第33号(1948/06/21、23期、民主党)

○椎熊委員 ちよつとお伺いします。佐世保鎭守府の構内というものは非常に厖大なものだそうですが、S・S・Kという会社がその一部か、全部か、どういう範囲で会社設備をしておるのですか。
【次の発言】 その中には会社が全然手が触れられないようなものがあるのでありますか、その地域内に……。三里四方もあるということですが、会社としてはそんな廣い地域は必要がないはずですが。
【次の発言】 その廣汎の範囲の中の一部分に会社があるのですか。廣汎に全体にわたつておるのですか。
【次の発言】 今あなた方が摘発なさつた物資はどういう範囲から……。
【次の発言】 S・S・Kの管理しておる構内ですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第34号(1948/06/22、23期、民主党)

○椎熊委員 ただいまの動議に対しまして、私は中野君の提案に賛成したいと思います。理由を申し上げます。今梶川君の説によると、新たな者を喚問する場合は理事会の決定に從わなければならぬということは、それも一應申合せをいたしましたのですけれども、今日北村藏相の問題のごときは理事会においては意見が一致しておらぬと私は見ておるのであります。從いましてそういう場合は本委員会によつて決定してよろしい。從つて梶川君の御主張ももつともだと思いますが、証人を喚問するの順序においては、少しく愼重にしなければならぬ。まずとりあえず杉並区役所の税務課長なる者を喚び出して、その上で吉田茂氏を喚ぶ必要ありや否や判断の上決定し……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第35号(1948/06/23、23期、民主党)

○椎熊委員 私は幹事長に一つ念のために伺つておきたい。丹羽何がしから五十万円お借りしたそうですが、うち十万円は党に寄附して、あと四十万円はポケツト・マネーで、そのうちの大部分で郷里における自宅新築のために使われた。これは間違いがございませんか。
【次の発言】 あなたは檢事局の取調べの模樣等は記憶にない、わずか二箇月前のことであるが、記憶にないとおつしやるが、もしそのことと重大な齟齬があると、別な問題が派生することを私は先輩議員として憂うるがゆえに、よくおちついて檢事局の調べを思い出してみてください。
【次の発言】 もう一つお伺いいたします。選挙に際しては党出身の閣僚から五十万円以上ずつの党寄附……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第41号(1948/07/03、23期、民主党)

○椎熊委員 どうもさつきから明禮委員の質問というか、話を聽いていますと、われわれが今取扱つている佐世保の隠退藏物資の事件とさらに関係がないように私には聞える。事件の範囲外にわたつているように思われるので、証人も迷惑のようでありますし、何にも事件に関係のないことをごたごた言うのは無意味だと思いますので、御注意願いたい。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第42号(1948/07/06、23期、民主党)

○椎熊委員 この間の本会議における委員長の報告は、われわれの手もとに配付せられた報告書と大分違つた箇所がある。重大な要点はそんなに違つていなかつたように思いますが、全然われわれの手もとへ來ている書類にない部分、あるいはある部分を説明しなかつたように思う。そういう点はどういうことからそうなつておりますか。われわれに配付せられた書類と、あなたが御朗読になつたのとは違いますが……。
【次の発言】 字句程度のことだといいのですが、私の手もとに來ているのと違つて、数行全然ない部分があり、それは事件の内容に触れた点などもあつた。そういうことを私どもちよつと意外に思つたものですから、今後はなるべくわれわれに……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第59号(1948/09/21、23期、民主党)

○椎熊委員 あなたはこの運動の運動資金をお預りになつた。それは西九州と北九州の運動資金だけですか。北海道とか、東北の方の金はどうですか。
【次の発言】 それはあなた方の團体でない方で集めたのですか。
【次の発言】 とにかく九州一円における全体の金約一千万円をあなたがお預りになつた。そういう、信用をもつておられる。先ほどあなたの陳述によりますと、五万円とか十万円とか、ときに五十万円程度の金を事務員を通じて支拂いに充てた。そのほかあなたは自安と同じ運動をしておる人に多額の金銭を渡したという事実はありませんか。
【次の発言】 同志の間で……。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第60号(1948/09/22、23期、民主党)

○椎熊委員 ちよつと伺います。あなたはいわゆる石炭國家管理法案に反対の運動に去年の夏以來約半年にわたつて上京して、議会で相当活躍しておられたようですが、あなたは上京せられる当時、石炭國家管理法案というのは與党三派で案ができて、そのまま普通の状態ならば與党の方が多数ですから通る。そこであのままの状態なら通るということはお考えになつておつたでしようか、議会の分野から言つて……。
【次の発言】 そう考えたので、それ以後中年にわたる運動というものは、その石炭國家管理法案に賛成せられておる與党側を切崩す以外には、あれを阻止する方法はないということもお考えでしようね。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第61号(1948/09/24、23期、民主党)

○椎熊委員 石炭國家管理法案が最初に安本案とか社会党案とかいうものがあつた。あのときあなたは安本案にも社会党案にも反対のようであつたのですが、その通りですか。
【次の発言】 そこで安本案並びに社会党案に反対したことが、その当時の民主党として、あなた一人でなく、党をあげて全体が反対しておつたと私は記憶しておりますが。
【次の発言】 その通りですね。先ほどからのいろいろの論議の中にどうもその了解ができないために、何かあなた一人がほんとうは國管に反対なんだが、骨抜案をつくつて反対であるにもかかわらず賛成側の仮面をかぶつて、実質上の反対をしたというふうな質問があつたことはわが党としても迷惑なので、その……

第3回国会 議院運営委員会 第1号(1948/10/11、23期、民主党)

○椎熊委員 正門の方は入れたつていい。

第3回国会 議院運営委員会 第2号(1948/10/12、23期、民主党)

○椎熊委員 わが党は先ほど議員総会を開きまして、民主自由党からの申入れに対するわが党の態度をきめまして、そうして民主自由党の昨日の幣原さん以下幹部の人が來られた、それに対する挨拶といたしまして、私どもの時局收拾に関する見解をも添えて述べておるのであります。從つてそれに対して民主自由党から何分の返事があることを予想しております。私どもは目下議員総会の休憩中でありまして、その返事が來た上で議員総会その他の党の機関を経て最後の態度を決定することになつておりますので、今の事態ではまだそれが何時になるか、予測せられません。聞くところによりますと、民主自由党では目下幹部会を開催中ということでありますから、……

第3回国会 議院運営委員会 第3号(1948/10/13、23期、民主党)

○椎熊委員 私の方は昨日夕刻來、民主自由党の方といろいろ私どもから差上げた回答に対しての質問やら打合せのようなものがあつたようです。本朝來そのことについてなお折衝しつつあり、大体今委員会に入る直前の状況だと、民自党ではわれわれからの返事並びに條件についてさらに党をまとめての御返事をするためには多少の時間を要するので、しばらく待つてもらいたいという話が來ているということです。從つて今の段階では午後一時から本会議を開いて総理指名選挙をやるというのには無理があるのではないか。しかしわが党としては大体党の方針がまとまりかかつているので、民自党の態度がはつきりさえすれば、即刻にでもできる態勢にはなつてい……

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/10/14、23期、民主党)

○椎熊委員 先ほどの委員会におきまして、私は議長から重大なる報告を受けまして非常に驚きました。ただいま御休憩を願つて党に帰つて、それぞれの機関を通じてこの問題を相談いたしました。わが党といたしましては、この問題はひとり山崎君個人の問題ではなく、國会議員たるの職責を全うする上において重大なる一つの案件である。しかも目下の政局に最も重大視せられている首班の選挙に支障を來すがごときおそれある行為が、この山崎君の辞職の問題にからんでおるのではないかという疑いが、各般の状況から察せられますので、この問題の取扱いにつきましては、特に愼重を期し、この辞表を提出するまでに至りました動機、原因等については、國民……

第3回国会 議院運営委員会 第6号(1948/10/21、23期、民主党)

○椎熊委員 それは総理大臣が來られてからやりましよう。今までこういう重大なものには総理大臣が來ておる。議会を軽視しない限りは、総理大臣に來ていただきたい。
【次の発言】 民主党からわけてもらつては困る。
【次の発言】 われわれにもそういう余地はない。
【次の発言】 特別委員会の方は常任委員長の方と違いますから、規定にある通りに互選ということで、與党、野党のことは考えずにやつた方がいいと思います。
【次の発言】 特別委員会は本質上まるで変つておる。
【次の発言】 特別委員会の方は初めから互選です。その当時與党側が多数派であつたからとれたので、あなたがおつしやるように常任委員会とは性質がまつたく違……

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/10/22、23期、民主党)

○椎熊委員 民主自由党は十名あるから、もう一人讓りなさい。
【次の発言】 私どもは抽籖でやることは、党議で反対を決定しております。
【次の発言】 民主党は、先日來私が主張した通り、特別委員会は特別の委員会だから、その委員長は委員会の互選によるべきものという主張です。しかし民主自由党があれほど強力に主張しておつたのにかかわらず、いろいろな点を勘案せられて、不当財産取引調査特別委員会の問題だけは、ざつくばらんのところを腹を打明けて相談せられた以上は、なるべく円満にこの問題を解決するためには、こういう事情も尊重して、なるべく妥協して解決したい。こういう希望をもつております。しかしわれわれの党議は、先……

第3回国会 議院運営委員会 第8号(1948/10/23、23期、民主党)

○椎熊委員 私の方もできますが、私の方は代議士会に報告してないので、本会議の開会をそう急がずにおいてもらいたい。
【次の発言】 常任委員長二十一名は、慣例によつて、民主自由党の方へお讓りしたらどうですか。
【次の発言】 今民主自由党の方から聽いても、外務と逓信は本人同士もかわりたいということでありますが、御考慮の余地はありませんか。
【次の発言】 私の方は三つの特別委員も大部分かわりますから、今日辞任させて、新たに届け出したいと思います。
【次の発言】 あれはその当日選挙をすることになつておる。それで樋貝さんが出ておる。
【次の発言】 私の方も誤解してもらつては困る。昨日は民主自由党からざつく……

第3回国会 議院運営委員会 第10号(1948/11/08、23期、民主党)

○椎熊委員 吉田総理は在野党時代から、新憲法下における憲政の常道を確立したいのだ、そのためには自分はあらゆる努力をつくすという悲壯な発言をたびたび繰返して來られた。私どもはまことに殊勝なる御心掛であると感服していた。しかるに今度第三國会にあたつて施政方針の演説を劈頭にやらぬということは、新憲法下における非常な悪例になると思います。どうか総理は常日ごろ憲政常道論をもつて立つている人なんだから、この際そういう惡例を残さないように、ぜひとも施政方針を國会を通じて國民に明らかにしていただきたい、こういうことを強く要望しておるのであります。ですから今の総理のお考えは御反省を願つて明日でもよろしうございま……

第3回国会 議院運営委員会 第11号(1948/11/09、23期、民主党)

○椎熊委員 私はただいま議題になつておる問題に関連して一般的のことで非常に不安を感じておりますので、この際意見を述べてこの問題の取扱に対する御参考に供したいと思います。  近時議会に関係していろいろな不愉快な問題がたくさんあるようでございます。たとえば議員の職にある者が辞することによつて起訴されないことになるなどというようなことが中間に立つておる弁護士等によつて言われておるというようなうわさなども聞くのであります。これは非常に遺憾千万なことで、檢察当局が議員の職を辞することによつて罪を赦してやるなんという態度もどうかと思うし、またそれを免れるために議員の職を辞するということもどうかと思う、そう……

第3回国会 議院運営委員会 第13号(1948/11/11、23期、民主党)

○椎熊委員 官房長官。ざつくばらんに、関係方面からの話とか、何とか、のつぴきならない話があつて、あえて政府がそういう申し入れをなさるのではないかと実は想像しておつたのですが、そういうことをもつと具体的に話してみてくれませんか。そうすれば私ども必ずしもむりな注文でないと考える場合もあるかもしれぬ。
【次の発言】 それは今月一ぱいにきまつておる。
【次の発言】 初めからそうである。この重大な申し入れについては、相当のことがなければならぬ。それを聞いて政府の言うことももつともだということに納得が行けば、賛成してもいい。
【次の発言】 私は政府が十五日までにこれを上げてくれとわざわざ言つて來たのは、今……

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/13、23期、民主党)

○椎熊委員 公務員法は重要法案でありますから、この公聽会の開会は当然許していただきたいと思います。
【次の発言】 政府職員の新給與に関する決議案はきようやりますか。そうして災害対策のは月曜にやりますか。
【次の発言】 これにちよつと関連しておるからお願いしておくことがあります。  災害対策の特別委員会がございますが、きのう委員会を開きまして委員長の互選、理事の選任をいたしましたが、不肖私が委員長に選任されました。この災害地対策特別委員会は超党派的の委員会でありまして、当運営委員会との連絡も特別に密接にしなければならぬと思いますし、また今後特段なるおせわになると思いますから、何分よろしくお願いい……

第3回国会 議院運営委員会 第16号(1948/11/15、23期、民主党)

○椎熊委員 この前もそういうことで議会関係以外の團体等には貸さないようにということを大体原則的に話合つておつたんだが、貸すことはよしたらどうですか。
【次の発言】 私どもは午前中の小委員協議会において、本日の日程を決定し、開会時間までもきめたのでありますが、理由なくこの時間まで本会議が開かれないことに不審を抱いたのであります。そうして再び小委員協議会を開いてもらつて、さらに開会時間をきめようとしたその際に、民主自由党から総理大臣が本会議開会劈頭において発言を求められるから、これを許してくれと言われる。私どもは、一國の総理大臣の議会に対する発言の要求は、これは重大なものでありますから、その内容の……

第3回国会 議院運営委員会 第17号(1948/11/16、23期、民主党)

○椎熊委員 何が議題だ。そんなことを與党が議論してどうしようというのだ……。
【次の発言】 小委員協議会のことをとやかく言うのではないという前置きのもとに、その議論が続けられる道理がないじやないか。
【次の発言】 さつき小委員協議会で議長がみずから議長の態度について自発的に発言をするということに了承したんだから、それで全部円満に解決することだ。そこへ與党がまたこの問題をむし返して問題を大きくしても何にもならない。議長にごく簡單にしてくれという注文までつけてあるので、そこまで立ち入ることはないじやないか。
【次の発言】 議長にまかせておこうじやないか。

第3回国会 議院運営委員会 第18号(1948/11/17、23期、民主党)

○椎熊委員 この陸軍法務中尉とか大尉とかいうのは、追放の組に入らないのですか。
【次の発言】 今の淺沼君の疑義に対して、農民党の代表者の方の言では、あす言うということです。大事な問題ですから、農民党の意思を明確にしてからやることにして、本日はこの程度にしていただきたいと思います。
【次の発言】 最後に大事なことでありますが、署名者の責任においてならば、署名者が現にここへ出ていないから、意思決定ができない。あすまで待つてちやんと整えてからに願いたい。
【次の発言】 ただいま石田君の御発言がありました。速記録に出ておる点を認めるという率直なお話でございます。速記録には「ただいま石田君の発言中、不穏……

第3回国会 議院運営委員会 第19号(1948/11/18、23期、民主党)

○椎熊委員 あなたの答弁は明確でないが、きのうからの経過を見て、二十五日か、六日にやるか、やらぬかわからぬというのですか。そういう意味にとつていいのですか。きのうの申入れは白紙に返すつもりですね。
【次の発言】 政府は二十五、六日ごろにやるという、それなら公務員法が上りそうな時期になるのではないか、政府の言葉によつて私はそういう感じを述べたので、それでは意味がないというのです。
【次の発言】 米窪さんの演説が緊急であるかないかということの批評は別として、私どもは全面的に緊急だと思う。たとえば労働問題しかり、財政問題しかり、総理大臣に対する質問である。これが明確でなければ、國家公務員法を審議する……

第3回国会 議院運営委員会 第20号(1948/11/19、23期、民主党)

○椎熊委員 賛成。

第3回国会 議院運営委員会 第22号(1948/11/22、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 今の成重君のお話非常にごもつともだと思いますけれども、きようなんかでも定足数を嚴格に言うと、開会のときはあつても中途から欠けるから、それを一々指摘されたんじや、ほとんど議事を円満にやつて行けないということになるんじやないかな。それは了解できないですか。
【次の発言】 それは社会党とあなたの方との話合いできめるべき性質のものではないでしよう。
【次の発言】 各派協同提案だから、私は與党の第一党が説明すべきものだと主張して、それがもつともだということになつておつたと思いますが……。
【次の発言】 わが党は先ほど幹部会において、これは重大な問題だから愼重に取扱うと同時に、その内容究明に……

第3回国会 議院運営委員会 第23号(1948/11/24、23期、民主党)

○椎熊委員 予算の中でも今の給與問題などは非常に重大だが、災害の対策の予算、こういうものは急いでもらわなければいけないと思つておりますが、新聞などで見る程度よりできないですか。新聞には六十億とありますが……。
【次の発言】 そこで私ざつくばらんに御相談申し上げるのですが、政府においてもつらい立場にあつて、一生懸命やつておるというところです。そこで公務員法もこの三十日までに上るでありましようし、政府は不可分とか可分とか言つておるが、常識的には新給與の問題は当然公務員法とにらみ合せてきめなければならぬ問題で、幸いにして一日から第四回國会が召集されておるのですから、國会というものを尊重する建前からす……

第3回国会 議院運営委員会 第24号(1948/11/25、23期、民主党)

○椎熊委員 先ほどの小委員協議会で、私の方から参議院の緊急集会に関する緊急質問というのを二番目にやることになつておりますが、今幹部会の模様を聞きますと、午後三時に吉田総理から野党の代表者に会見を申し込んでいるそうです。おそらくこういう問題も会見の内容に含まれるんじやないかと思われますので、これを三時まで留保して、三時の会見の結果やる、やらぬをきめることにしたいと思いますから御了承を願います。
【次の発言】 これはまだ向うと下相談がしてありませんか。
【次の発言】 総理大臣が各党との会見を四時に延ばしたそうですから、二時から本会議を開いていただきたい。

第3回国会 議院運営委員会 第25号(1948/11/26、23期、民主党)

○椎熊委員 先ほど小委員会でも、内容等を檢討いたしまして、小数の異論もあつたようでありますが、大部分は今日緊急上程してもらいたいという空氣が多いので、私どもはそれを主張いたします。ぜひ今日御上程を願います。
【次の発言】 小委員会では塩收納に関する決議案の前にするということに、大体大多数が賛成しておるのです。
【次の発言】 この問題は吉田首相と淺沼さんとの対談の中にかわされた言葉にすぎないので、あのときこの委員会で取上げた問題の核心とは、別個の問題である。そういう一々の言葉じりなどをあとから速記録によつて、次の委員会の問題にすることには反対です。

第3回国会 議院運営委員会 第26号(1948/11/27、23期、民主党)

○椎熊委員 こういうことを運営委員会に提訴してくれいというので、法務委員会の社会党の猪俣理事と民主党の中村(俊)理事から連名文書をもつて私に依頼が來ております。それは当委員会は重要な法案を付託されているにかかわらず、委員長が十一月九日、十日、十一月の十九日の四日間のみ出席して、その他は全部欠席、そのために野党側の委員が本法案審議促進のために努力しておるけれども、委員長並びに與党側理事が出ないために委員会の議事促進ができない。重大な法案としては刑事訴訟法施行法案がある。これは來年一月一日から施行される。それから裁判所法の一部を改正する法律案等が出ているにもかかわらず、審議未了になるおそれがある。……

第3回国会 議院運営委員会 第28号(1948/11/29、23期、民主党)

○椎熊委員 最高裁判所の長官が開会式に参列するのは一体どういうわけだ。
【次の発言】 わが党では研究して賛成したのです。
【次の発言】 零時ということにして事態に沿いたい。

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、民主党)

○椎熊委員 みんないろいろな関係は知つているわけですから、もうこの際は体裁のことは言わずに、この申入れを率直に受入れるか受入れないかということです。私どもはこの申入れを受入れないなどという、現下の置かれた日本の態勢はそんな状態ではありません。受入れるべきものです。
【次の発言】 この新事態の前に各党の態度を早く決定を願うことが、焦眉の急だと思います。
【次の発言】 委員会は何時にあげろということをおつしやらなかつたのですか。
【次の発言】 先ほどの勧告通り。
【次の発言】 わが党の方ではただいま役員会を開きまして、この問題に対する党の態度を協議中でございます。一通り法務総裁以下の方に対する質疑……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第1号(1948/11/12、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 ただいま委員長に推挙せられまして、不肖の身をもちましてこの重責を汚すことに相なりましたが、昨年に引続き今年にわたる全國的な風水害その他の被害はすこぶる甚大なるものがございます。金額にいたしましても千数百億を越えるという概算も承つておるような状況でございまして、被害地方民の惨状は実に言語に絶するものがあるようでございます。今や日本再建の途上にありまして、この國内的大被害を解決するにあらずんば、眞に祖國の復興再建を期待することはできないとわれわれは思うのでございます。政府におきましても財政上のすこぶる困難なる状況の際ではあるように承つておりまするが、何分にもこの大災害の本質を究明して……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1948/11/15、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日は災害地対策に関し、被害状況、復旧状況並びに補正予算等につきまして、関係当局より説明を求めたいと思います。まず建設省関係から説明を願います。
【次の発言】 ちよつと御相談申し上げますが、ただいまここに道路局長も見えておりますので、御質問があれば道路局長の御説明を聞いてから後にいたした方がよろしゆうございますか、今一人々々ただいまの河川局長に御質問になつた方がよろしゆうございますか。政府側の一通りの説明を聞いてからにしますか。――それでは道路局長菊池明君。
【次の発言】 以上河川局長、道路局長の御説明に対しまして御質疑はございませんか。

第3回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1948/11/16、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事鈴木強平君が理事を辞任せられましたので、理事の補欠選任を行いたいと思いますが、その手続はいかがいたしましようか。
【次の発言】 鈴木雄二君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、高橋清治郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 それでは昨日に引続き災害対策に関し議事を進めます。  本日は各委員会とも開会しております関係上、速記が本委員会につかぬとのことでありますので、委員部職員において要領筆記をしてもらうことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第3回国会 災害地対策特別委員会 第4号(1948/11/19、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それではこれより開会いたします。  ただいま遞信大臣がお見えになりましたので、遞信大臣から所管関係の災害の状況、復旧の見通し等について御説明を承りたいと存じます。
【次の発言】 御発言はありませんか。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。それでは遞信大臣に対する御質問はこれをもつて打切りまして、なお委員長からお願いいたしますが、ただいまの資料を各委員にお配りを願いたいと思います。それでは本日は遞信大臣に対するものはこれで終りました。  次に運輸大臣がお見えになつておりますので、所管関係の被害状況について御説明を願います。

第3回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1948/11/20、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  大藏大臣の出席せられるまで、農林省関係について説明を求めます。林野局長官三浦辰男君。
【次の発言】 長官にお伺いいたします。今の十億六千万円というものは今議会に提出される追加予算の中に組み入れられるものですか。
【次の発言】 大体の見通しはどうですか。
【次の発言】 何かこまかい数字を持つて來ておらぬそうですから――あとで一括して薪炭に関する資料を御配付願えませんか。
【次の発言】 ちよつとお諾りいたしますが、農林省関係でいろいろ御質問もございましようと思いますけれども、大藏大臣は非常に御多忙のようでございますし、この機会をはずすと、まためつたにおいで……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1948/11/22、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を公開いたします。  それでは前の会議で、林大作君から臨時集会の問題についての質問がありました。それに対して大藏大臣のお答えがなかつたのですが、今日主計局長から大藏省としての考えを明確にしておきたい、こういう申出がありますから、これを速記にとどめておきたいと思います。
【次の発言】 委員長として主計局長にちよつとお伺いしておきますが、先ほど來の説明を総合いたしまして、今までの事務当局の予算に関する経過の上から、私どもは今月中に災害対策費を含めたる追加予算案というものは第三國会に提出するの運びにすこぶる困難があるという状況に了解しておつてよろしゆうございますか。

第3回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1948/11/27、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  ただいまより災害地対策特別委員会における今日までの経過を御報告申し上げます。  本委員会は、十月十一日、災害地対策樹立のため、院議をもつて設置せられましてから、十一月十二日第一回の委員会開会以來、同月二十二日までに、六回の委員会を開会いたしまして、調査審議を進めて參りました。  御承知のごとく本年は三、四月ごろから東北、北陸地方の融雪による水害を初め、六、七、八月と連続して、局地に記録的豪雨の襲來あり、また七月には北陸地方の震災の突発あり、さらに九月にはアイオン台風の襲來ある等、被害地方は香川縣を除く四十五都道府縣に及んだのでありまして、被害復旧見込み……

第3回国会 水産委員会 第11号(1948/11/26、23期、民主党)

○椎熊委員 議事の進行上ちよつと発言します。満場一致賛成するものと思つて私は入つているのに、賛成討論の中に、希望條件というようなことにすると、採決の上に希望條件付の採決と、それから全案まるのみの採決と二つやらなければならないことになりますから、そのような点はあらかじめ御注意願つて、そういうめんどうくさいことはやらないような申合せであつたと了承しておるのでありますが……。
【次の発言】 そういうふうにお願いいたします。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第7号(1948/10/20、23期、民主党)

○椎熊委員 これは重大なことですが、今別な証人を眼前にして、そういう動議を出して告発するか告発しないかということをこの委員会がきめるべきではなくして、愼重にお取調べ願う関係から理事会に御相談願いたい。理事会において意見がまとまつたら、その後において本委員会に御報告願いたい。ただちに徳田君のような動議を軽卒に決定してしまうことは、將來に悪例を残すと考えます。
【次の発言】 議論するところではない、委員長御注意願いたい。

第4回国会 議院運営委員会 第2号(1948/12/02、23期、民主党)

○椎熊委員 これは重大な案件ですし、参議院と形式が違つて行くのもよくないから、こつちも人事委員会に付託した方がいいと思います。
【次の発言】 今度の予算に災害対策費六十億というものが出ておるのですが、災害対策については特別委員会があるので、ぜひこの予算の審議に加わりたいのですが、災害対策の部分だけをわけて、政府が災害対策を説明してくれるか。あるいは予算委員会に災害対策の方から代表者を出して審議に加わり得るか。いずれにしても便宜な方法によつてこの予算の災害対策の問題については審議に参加させてもらいたい。こういう熱望でございますが、どういうふうにしたらよろしゆうございましようか。

第4回国会 議院運営委員会 第3号(1948/12/03、23期、民主党)

○椎熊委員 先般この問題についてずいぶん突つこんだ質問としておりますが、最後の結論としては、木内さんのお話によると、要するにこの決定はこの文書に現われた限りこれによつて判断するものである。こういう意思表示があつた。それは今日といえどもかわりがないということですか。
【次の発言】 先ほどの政府支拂金の件ですが、特別調達廳に関する件は総理大臣の権限ですか、大藏大臣の所管ですか、ちよつと私聞き落しましたが……。
【次の発言】 不当の利益を與えた場合はおそらく問題はないと思うが、一般的に政府の仕事をして、支拂いを受けることは当然なので、それがおくれているのは政府が惡い。

第4回国会 議院運営委員会 第4号(1948/12/04、23期、民主党)

○椎熊委員 重大なる本件を本会議に上程するにあたりましては、委員長を中心といたしまして今御決定に相なりました報告書等の準備もございますから、本日は遺憾ながら委員長は別の要件のために外出せられたということでありまして、お帰りになるのを待つて、報告書を作成することになりますればおそらく相当時間がかかると思われます。それで私は本日の議員の登院の人数などを勘案いたしまして、かくのごとき重大な問題でございますから、定足数などに故障の起らないような状態の際に、大多数の人々によつて御審議御決定を受けたい。こういう見地から、本件は明後月曜日の本会議に上程すべしとの動議を提出いたします。

第4回国会 議院運営委員会 第5号(1948/12/06、23期、民主党)

○椎熊委員 國務大臣の質疑に関する第二順位に、わが党の梅林時雄君を入れてください。

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主党)

○椎熊委員 その問題は違うでしよう。
【次の発言】 この議院運営委員会でふまじめなことを言つて、まるで人をばかにしたような、ちやかすようなことでこの運営をして行くということは非常に遺憾であります。そういうふまじめな提案に対しましては、われわれは絶対に反対をいたします。
【次の発言】 そういう趣旨に賛成するから吉田総理に関する問題は、日本全体の名誉のためにこれを明らかにしておかなければならぬのだ。單なる風説でも何でもなく、加藤シヅエその他の人は公開状を出した。それに対して民主自由党の最高首脳者の星島さんは弁明書を出している。天下に公の問題となつている。單なる風説ではない。これを議会で取上げて明ら……

第4回国会 議院運営委員会 第10号(1948/12/12、23期、民主党)

○椎熊委員 私どもこの問題に関して、本朝來いろいろのうわさが飛んでいるのははなはだ遺憾に思つております。議会のこの問題に対する態度を疑われることは遺憾であります。本日中本会議で委員長報告をせられて御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 先般副議長の一身上の弁明について私どもの党からお伺いした。この際副議長は党の関係もあつて十分相談しなければ話ができないということでありましたが、これもごもつともだと思つて本日まで待つておりました。すでにそのときから三日もたつておりますが、その後の処置はどうなつておりますか。これは附加して申し上げますが、副議長のために非常に迷惑なうわさが飛んでいるので、いなか……

第4回国会 議院運営委員会 第11号(1948/12/13、23期、民主党)

○椎熊委員 議会が非常に急迫しており、時間もないのでありますから、これは論議の余地がありません。ただちに本会議において最短の期間に上程の上、趣旨弁明等はごく簡單であろうと思います。一身上の弁明は本人の望み次第ということにして、その結果として本会議で御決定を願いたいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/14、23期、民主党)

○椎熊委員 われわれはきよう午前一時から本会議を開かれる態勢を整えるということは、一にかかつて予算の一刻も早く通過することを念願しているからなのであります。從つていつ來てもいいような態勢を整えるためには、残つておる質疑等はこの際無意味に休んでいるうちに、片づけるものは片づけておいた方がいいと思います。
【次の発言】 ちよつと事務総長に聞きますが、懲罰委員会の問題です。今のような事態の場合、われわれは急遽懲罰委員会を開けという希望なんです。そういう場合に理事を委員長代理にして議事を進めることはできますか、それは違法じやありませんね。
【次の発言】 私の聞くのは新たな事態を委員長に通ずる方法がない……

第4回国会 議院運営委員会 第13号(1948/12/15、23期、民主党)

○椎熊委員 これは党で隠しておかれないほどの重大問題ですよ。
【次の発言】 上林山委員長にもう一点お尋ねしますが、その関係筋から受けた書類というものは今度の予算に非常に大きな影響を與えて、予算に一つのわくが課されたような形になるものですかどうですか。
【次の発言】 確かに重大な問題だから、緊急に閣議を開いたに違いないと私は想像しますが、小澤大臣は御存じでしよう。
【次の発言】 新提案が向うからあつたというのですか。

第4回国会 議院運営委員会 第14号(1948/12/16、23期、民主党)

○椎熊委員 きよう一日ではだめじやないですか、ざつくばらんにひとつ言つてください。
【次の発言】 思い切つて二日ぐらい休むと日曜もあるから、月曜ぐらいからやるということに交渉したら、その方がすつきりしていい。
【次の発言】 ただいまの官房長官のお話を聞いておりますと、きよう一日休んだだけでいいというのではない、あすも自信がないということですが、どうでしようか、この議会の運営はうまくいかんと思うが、ほんとうに確信の持てるまで、休会を申込んで來たらどうですか。
【次の発言】 私は一刻も休んではいかぬと思う。こつちの責任で議会を休むということは絶対にしてはならぬ。休むということは議会の権威のために、……

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/17、23期、民主党)

○椎熊委員 政府はきようも休んでもらいたいという申入れのようでございましたが、私は過日來の新態勢勃発以來、幾多の問題が起つておりますので、これらをも急速に緊急に明確にしておきたい点もあるので、きようは政府の都合にかかわらず、國会としては本会議を開いていただきたい。そうして上程する問題等については、小委員会等において御相談を願う、それぞれの機関を通じてやつてもらいたい。
【次の発言】 決議案は別ですか。
【次の発言】 前から残つておるので、たいへん重要なものが多いようですけれども、一昨日以來の新事態発生に関しては、さらに緊急性の比重が多いように思うので、大屋大藏大臣に対する責任の問題、あるいは佐……

第4回国会 議院運営委員会 第16号(1948/12/18、23期、民主党)

○椎熊委員 こういう決議ができ上ると、今後そういう者は委員長あるいは議長が退席を命ずるということになるんでしようね。
【次の発言】 それならけつこうです。
【次の発言】 非常に重大な問題で、野党でも各派異論があるのです。社会党は開くべしと言う、國民協同党その他の会派は大体あす休むべしという意見、私はこれをまとめるために、在野各派が相談して、一致した行動で出たいと思うのです。政府の意のあるところはよくわかりました。そこで休憩願つて、在野各派の協定が成立するまでお待ち願いたい。それとは別個に、本会議は先ほど小委員会できめた通りに、ただちに開いて進行してもらいたい。そうしてあまりおそくひつぱらずに、……

第4回国会 議院運営委員会 第17号(1948/12/19、23期、民主党)

○椎熊委員 わが党は今帰つて來たそうです。
【次の発言】 これは官房長官にでも來てもらつて聞くよりしようがないですね。
【次の発言】 野党側の相談です。
【次の発言】 われわれが聞いておるところによると、今度オーケーをとつて來た修正案と申しますか、政府の案は、五千三百円の前に出した案とは、まつたく本質的に違つておるように思うのだが、そういうほとんど全面的に違つて來るような場合、修正案を撤回して新たに出した方がほんとうではないかと思うのですが、そういう点の御見解はどうですか。
【次の発言】 速記をとつていただいておるから、特に私はこの際官房長官に申し上げておく。それは先刻運営委員会休憩中、民主自……

第4回国会 議院運営委員会 第18号(1948/12/20、23期、民主党)

○椎熊委員 この日程の「昭和二十三年十一月以降の政府職員の俸給等に関する法律案修正の件」これは本日午前中内閣総理大臣から、参衆両院議長のところにこの案の審議促進方の申入れがあつたという報告を私どもは受けております。それに基いて各党会合しまして、官房長官から状況を聞きとつたそうであります。その話合いの結果、政府としてはもう一ぺん帰つて相談することになつておる、そこで野党側の会合は目下休憩の状態になつておりますが、きのう実はわが党といたしましては、民主自由党廣川幹事長の申入れによりまして、旧來の案は撤廃して、新たなる案を提案するという申入れがあつた、そこでわが党においては党議においてこれに賛成して……

第4回国会 議院運営委員会 第19号(1948/12/21、23期、民主党)

○椎熊委員 事態は皆さん御承知の通り、一刻も早く上げなければならぬような情勢にあるから、私どもの党では本会議に修正の動議をどつかから出してもらつて、委員会にまわすことはやめて、あそこでそのまま修正してもらいたいと考えております。
【次の発言】 私どもから提案せられました修正動議を出して、本会議で可決するというこの方法が違法の行為であるか、議事規則背反の行為であるかどうか、その点を明確にしておきたいと思います。事務総長にお伺いいたします。
【次の発言】 実はわれわれも衆議院はこのまま決定しておいて、参議院の決定を待つて両院協議会か何かで決論に達した方が形はよくなると考えておつた。成重君の言われる……

第4回国会 議院運営委員会 第20号(1948/12/22、23期、民主党)

○椎熊委員 それは議場にいた議員が全部責任を負うべきだ。いずれさようなことは懲罰委員会の方で決定さるべきことだ。もし暴力によつて議長の発言を妨害したということを多数の方が認められれば、それはそれとしてその行為を取締る方法もあろうし、懲罰方法もいろいろあると思います。それはそれで片づけていい。そうして議長の宣告があの程度で有効なりやいなやという問題は、有効と見られたのに、非常な疑義がある。私たちはそれは無効であると考える一人である。從つてそれが無効であるか、有効であるかということは、今日以後の運営上に非常に影響のある根本問題です。これはひとつ嚴密なる御審査の上、適当な御決定を願いたい。

第4回国会 議院運営委員会 第21号(1948/12/23、23期、民主党)

○椎熊委員 おかしいと思う。今解散があるかないかということをここで考えるけれども、会期は來年の五月まであるのだから、この時間になつてそんな問題を片づけておかなければならぬという感覚が違う。明日本会議を開いてやればいい。解散になれば一切が中断されるのですから、始末をつけるもつけないもない。

第4回国会 災害地対策特別委員会 第1号(1948/12/02、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 ただいま全員の御推挙によりまして、再び委員長の重責を汚すことに相なりました。  第三回國会におきましては、災害地対策の予算案は政府から提出いたされましたが、会期の末期でありまして遺憾ながらこの予算内容についての審議の時間を持たなかつたことは、御同樣まことに残念なことでございましたが、引続きこの予算案は第四國会において審議されることと相なりますので、願わくば諸君の御精励によりまして所期の目的を貫徹いたしまするよう十分なる御審議を煩わしたいと存ずるのであります。  まことに簡單ではございますが、今國会における当委員会の委員長に推薦せられましたごあいさつを簡單に申し上げます。  これよ……

第4回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1948/12/08、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  昭和二十三年度風水害による復旧費として、公共事業費六十億が計上されておりますが、その項目別の予算額につきましては、お手元に配付してあります参考資料をごらん願いまして、議事を進めて参ります。  なお、経済安定本部建設局より提出されております昭和二十三年度公共事業費災害復旧費各省要求額調の資料をもあわせて参考にしていただきたいと思います。  なお、この際御了承をお願いいたしたいのでありますが、本日は速記の関係上委員部の方で要領筆記して議事を進めます。  まず建設省河川局長より説明を求めます。
【次の発言】 現在計上されております予算において復旧ができなけれ……

第4回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1948/12/09、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  昨日に引続きまして災害復旧予算について議事を進めます。本日は経済安定本部より建設局次長がお見えになつておりますので説明を求めます。建設局次長雨森君。
【次の発言】 御発言はございませんか。
【次の発言】 それでは本日はこの程度で散会いたします。     午後零時四十一分散会

第4回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1948/12/13、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  災害復旧費六十億の府縣別割当につきまして、先般來政府と交渉いたしまして、いまだ本格的の決定ではございませんが、あらましの御計画の一端をお漏らし願つたわけでございまして、お手元にガリ版で差上げておるものを御参照願います。本日は政府側からは林野局の林務部長池田大助さん。水産廳漁港課長の林眞治さんがお見えになつておりますので、関係事項につき御質疑を許します。  御発言はありますか。――別に御発言ないようでありまするから、この際委員長から林野局の林務部長にお願いいたしまして、関係事項について一通りの御説明をお伺いいたしたいと思います。池田大助君。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第1号(1949/03/05、24期、民主党)

○椎熊委員 官房長官にちとつと伺いたい。二十二日に予算を提案されるとすると、これは参衆両院を通じて政府はどの程度で審議してもらいたいという予想でもございますか。
【次の発言】 審議期間が一週間か、十日ではできそうもないとわれわれは考えますが、四月の五日ごろまでに審議ができれば、率直の話は暫定予算をつくらなくてもいいということですか。それ以上延びるような場合は予想されていないのですか。私はそれより暫定予算をまずやつて、本予算の方はほんとうに愼重審議できるような余裕をもつて提案されたらどうかと思う。そういうお考えはないですか。
【次の発言】 ぎりぎりのところは二、三日くらいは延びてもいいんですか。

第5回国会 議院運営委員会 第2号(1949/03/17、24期、民主党)

○椎熊委員 不当財産取引調査特別委員会を置くか置かないかということをまず諮つて、その際に君らの方ではこういう内容のものにかえたものにしたいという意見を出して進めて行けば、きようできまつてしまうでしよう。
【次の発言】 私ども民主党といたしては、賛成いたします。今日きめていただいてけつこうであります。
【次の発言】 異議ありません。これに関連して特別委員会の方は常任委員会と違うので、委員長等は必ずしも與党からとらなければならぬということでなしに、適材は野党派にもあるのだから、野党派からもとるという寛容さを示していただきたい。
【次の発言】 官房長官にお開きしたい。新聞で散見しておるのですが、政府……

第5回国会 議院運営委員会 第3号(1949/03/19、24期、民主党)

○椎熊委員 提案者にお聞きしたい。これは関係方面との折衝があられたようだということを聞いておりますが、結果はどうですか。
【次の発言】 官房長官にお伺いしたい。本日議長の方へ二、三日総理大臣の施政演説を延期してもらいたいという申入れがあつたということですが、それは予算案をその日までも提出することができないという状況から來たことでしようか。
【次の発言】 見通しはどうですか。
【次の発言】 向うの方の内示はいつごろ來そうです。かいもく見当がつかぬのですか。
【次の発言】 そうすると二十六日に大体予算の大綱ぐらいは、われわれ見られると思うのですが、それにしても今月一ぱい、ほとんど時間がないのだが、……

第5回国会 議院運営委員会 第4号(1949/03/22、24期、民主党)

○椎熊委員 期限付の三十一日までに議決を要する法律案が、政府に大分たくさんあるそうで、今日までに相当出すということでしたが、ここに出ているものはみんな提出されているのですか。
【次の発言】 私どもこの間の委員会で主張したのは、期限付で出て來る改正法律案は、おおむね予算に重大なる関係を持つておるものであろうと想像できるから、予算案が出ないうちに審議しても無意味じやないかという意見を述べておいたのです。今日は一件より出ていないそうですが、これはむろん予算に関係がありましようし、その他の分を見ても、ほとんど予算に関係のないものはないという法律なので、そこで私どもの主張する予算がいつ出るかということと……

第5回国会 議院運営委員会 第5号(1949/03/25、24期、民主党)

○椎熊委員 採決に加わらないだけで、発言ができるからいいじやないですか。
【次の発言】 官房長官に聞きたいのですが、そうすると見通しとしてはどのくらいかかりますか。いつごろになりますか。
【次の発言】 二十二日に予算の内示が関係方面からあつたというのですが、総理大臣の施政方針の演説は、予算書の微細にわたつて説明するというようなことではないので、大体政府の政治の大方針を示されればそれでけつこうなんだから、予算書が詳しくできるまで待たずしてできるのじやないのですか。そうした方が三十一日までの期限付の法律改正などのためにも、審議を促進させる意味にもなるし、それがなければあれの審議がどうしても進んで行……

第5回国会 議院運営委員会 第6号(1949/03/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私はただいま大藏大臣の説明を聞いて非常に明らかになつた。それは予算は五日までの間、なるべく近い日に出したいということになると、何のために五日と言つているかといえば、きまつてから印刷に付する、それが少くとも五日ないし一週間かかる。もし一週間とすると五日から逆算して來て、二十九日ごろに印刷にまわさなければならぬ。印刷にまわすというときには政府は大綱が確定したからまわすので、そのときは演説のできる時期だと思う。私どもは昨日以來二十六日に施政方針演説をなすべしという決議案を民主党單独で出している。それではなぜ二十六日に限定したかというと、政府は毎々やるというが、どうも形勢がやりそうもないか……

第5回国会 議院運営委員会 第7号(1949/03/28、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は提案者の一人でもありますし、もとより原案に賛成であり、修正に反対であります、この際特に申し上げることは、ひとり私は民主党のみならず、犬養派もこの点に対しては私と同意見であります。そこでただいま私は両派を代表して原案に賛成、修正意見に反対、そういうことで相談の上発言しておるのであります。その意味で犬養派も民主党も原案に賛成いたします。

第5回国会 議院運営委員会 第9号(1949/03/30、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 大蔵大臣にちよつとお伺いしたい。予算の審議期間は政府の御希望いかんにかかわらず、國会の自由できめられることだと思います。そこで今十五日の暫定予算が出て來ておるのだが、かりに予算の審議期間が十五日よりも先に延びたような場合でも、そんなに政府は行政上に大きな支障が生ずるのではないのじやないですか。それとも非常に大きな障害になりますか。三日や四日延びたらどうです。
【次の発言】 大体あなたは御承知でしよう。
【次の発言】 私の方の党のことでたいへん御心配、御迷惑をかけて申しわけありません。この重大な委員会の委員が、われわれの党内事情のために決定できないということであれば残念でありますから……

第5回国会 議院運営委員会 第11号(1949/04/02、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 今林君から話が出たから参考のために聞いていただきたい。実は林君が言われるような意見がわが党の一部にもあつた。あの考査委員会の決議案の冒頭に超党派的ということが書いてあり、しかもこの委員会は隠退藏物資摘発委員会以來の因縁づきの委員会であつて、関係方面の意向がかなり反映しておる委員会であるから、この案をつくるにあたつて委員長、事務總長とともに関係方面に折衝して参りました。その際わが党には超党派的委員会をつくるならば全党派から公平に委員を出すようにして、民自党は絶対多数党であつても、そう多数とらない方がいいじやないかという意見があつたが、それは現在の國会法でできないと、非常に軽蔑的態度で……

第5回国会 議院運営委員会 第12号(1949/04/04、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 再質問の問題ですが、再質問を許すことにすること。しかし時間は五分ということに制限をする。そうしてこのやり方は再質問の第一回目は登壇を許す、第二回目は自席でやる。時間は登壇した際と自席にいた際とを合わせて五分、そういうことに願います。
【次の発言】 別の問題ですが、交渉團体として、私どもは認められたんですが、そうなると各常任委員会の理事の割振りはどういうことになりますか。七十名で確認を受けていたときと、かわつたことになつて來るんじやないのですか。

第5回国会 議院運営委員会 第16号(1949/04/08、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私はこのごろむやみに緊急質問の形で、本会議を利用するように見えることを、本会議の権威のために遺憾と思つておる。ここに出しているような問題は、ことに新憲法では委員会中心の國会になつておる。委員会において発言して、こんな形でない内容に触れた質疑應答が委員会でできる。その方が、質疑的なのだ。本会議でやるのは、外交上の重大問題であるとか、國内の突発事件であるとか、天災地変のようなものであるとか、そういうことでなければ、みだりに緊急質問などというものをやつておつたのでは切りがない。どの程度が緊急かというと、みな緊急ということになる。だから大体わくをつくつておいて、今ここに出ているようなものは……

第5回国会 議院運営委員会 第18号(1949/04/12、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私の方も賛成です。
【次の発言】 外交問題ということは、ぼくは強く主張しておいた。
【次の発言】 これは私の方から出ているのですが、この前の申し合せ等もあるので、党で果して緊急性ありやいなや再検討し、しかも大体外交委員会でやるべき性質のものでないかということで、外交委員会において内容を調査したところ、外交委員会は本國会になつてから数回開いたが、外務大臣の出席が皆無で外務委員会で大臣に質問する機会がない。日本が百名の留学生の割当を決定しなければならぬのだが、それが遅れるとドイツかオーストリアに振り向けられる。それでここ一両日中に選考を終つてアメリカに回答してもらいたいというのでありま……

第5回国会 議院運営委員会 第20号(1949/04/16、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 石田君の本日の本会議に上程することに反対の理由が、私どもには了解できない。あなた方の決議案に対する党議がきまつていないなら、上程して論議されるまでにきまるのでしよう。そのときに本会議で態度を明らかにしてもらえばいい。上程を拒否することはできない。
【次の発言】 私どもが特に本日の本会議に上げてもらわなければならぬという情勢は、私の出席しない前に話されていると思う。今日なるがゆえに上程しなければならぬ。今日の予算委員会の進行ぶりをみても、急遽討論する態度に出られるようなにおいがする。予算に関連する法律が出ないのに、きよう議了をされるということでは、とうてい趣旨が徹底しない。この決議案……

第5回国会 議院運営委員会 第21号(1949/04/18、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 会期を延長せざるのやむを得ない事情については賛成しますが、延ばした以上は、政府の提出するものが不足であるから、だらだらしたとかいうことで、國会を休会にするということは反対であります。反対の理由については、石田君が言われたことはことごとく私は同感ですが、そのほかになお私は國会の今日のありさまは、ほとんど委員会を中心にやつておる。各常任委員会、最近できた特別委員会等も、実は本当に軌道に乗つておると思われない。そうして各常任委員会はほとんど國政調査の請求をして、ここで承認を與えている。議長からそれが許されている。こういう機会にこそ活発に、國政調査でも何でもやる。特別委員会、ことに考査委員……

第5回国会 議院運営委員会 第25号(1949/04/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 特別委員会を設置することになりますと、各党から委員も出るのですから、政府との間に摩擦が起るようなことはないと思いますし、ほんとうに正当のものなら早く支払つてくれということはいいと思います。だからこのまま御賛成を願いたいと思います。
【次の発言】 この為替レートの設定に関して私は政府みかすら発言の氣配があると思つて見ておりましたが、それがないようであります。
【次の発言】 為替レートは今に始つたことではない。こういうふうにきまつたということに非常に緊急性があり、それなればこそ兜町でああいうふうになつておる。だから政府は黙つておつても発言すべきだ。そうしてその機会にあらゆる質問をすべき……

第5回国会 議院運営委員会 第26号(1949/04/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私の方は賛成です。
【次の発言】 このごろの人事に、この間の考査委員会の事務局長といい、各部長の任命、労働委員会の横大路君の問題といい、あまりにも政党色が露骨のようで、これは本人のためにもならぬし、民自党のためにもちよつと外聞がよくないと思う。もつとだれが見てもきれいに見えるように、ことに専門調査員等は内閣がかわつても、ずつとあとまで残るものだから、自分の陣営からばかり連れて來るようなやり方はやめようじやないですか、今回のことは必ずしも反対はしないが、今後十分そういうことに注意して、お互いに國会を守るという意味から、そういうふうにやつて行きたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第29号(1949/05/06、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は特に関係の深い北海道総合開発委員会のことについて、今の官房長官が北海道長官時代にわれわれが協力して、こういうことを考え出したという沿革の深いものがある。北海道の総合開発につきましては、明治十四年に明治大帝が行幸になられて、御勅語がある。それに基いて常に超党派的に、三十年の間やつて來たものです。それが今回に至つて初めて、党派的の委員の選考をやる。これは驚くべきものです。ことに北海道総合開発委員のごときは、閣内協力をしているということにおいて、犬養派の永井要造君のごときは神奈川縣の人で、北海道にはほとんど関係のない人です。そういう者までもむりに犬養派なるがゆえに、入れておるというよ……

第5回国会 議院運営委員会 第36号(1949/05/17、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私個人の言動に関しまして、議長初め委員長、同僚各位にたいへん御心配をおかけいたしまして、恐縮に存じます。先般私の発言中、不覚にも議場の空気につり込まれまして、まことに品の悪い言葉を用いた点、私個人としても反省しております。特にこの問題のために同僚議員多数の方々を、いたく刺激いたしました点は、申訳ございません。私は將來におきましても、かくのごときことのないように、みずからも努めたいと存じますが、とりあえず先般の不用意に発言をいたしました言動については、全部みずから進んで取消したいと存じます。それ以上のことは皆様方の公平な御判断によつて、いかようにでも処置していただきたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第37号(1949/05/18、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 先ほど参政官の法案に対して質疑続行中、いろいろな動議等が出て混乱の結果、一部の人たちが退席いたされた。会期切迫の折柄、そういうことで時間を空費することは、お互いに心外のことであります。ことに本案についてはわが民主党在野党も提案者の一人でありまして、どうしてもこの法案を通過成立さしたいという念願から、退席した側と與党側との間に立つて、いろいろ連絡に努めてみたのですが、結論として両者に大体御了解を願つた点を申し上げて、そのように御決定を願いたい。それは先ほど山本君から質議打切りの動議が出たのでございますが、それは数を頼んで無理押しをするような感じを受けるきらいがあるので、一應その動議は……

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/19、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は今の高橋君の説明は違うと思う。それは民間人、あるいは官界人からとり得る場合があるという規定の方がいいのです。たとえば商工政務次官に代議士でない、業界におけるエキスパートを入れる場合もある。それを入れる場合は、その内閣が自分の與党や自分の政府に都合の悪い者なんか入れはしない。ことごとく與党の了解の上で行くことですから、それを官僚上りであろうが、事務官僚であつてもいいと思う。ですから代議士ときめてしまうよりは、この方がいい、私はそういう見解でいる。
【次の発言】 大体質疑が盡きたようでありますから、御相談申し上げます。本会も定刻から開会されますので大体質疑はこの辺で打切つていただき……

第5回国会 議院運営委員会 第39号(1949/05/20、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 発言の時間の制限は、これまでは大体慣例でやつているのですが、議長が議場の空気を見て職権を行使されることは、必ずしも違法ではない事ですが、それがその場面から見て常軌を逸しておつた場合は、職権の濫用泥とわれわれは解釈する場合があゑそこで時間の制限については、慣例を重んじてもらいたい。それは小委員会等でこれまで制限すべきものは制限しているのです。そこで淺沼君の第三回の発言のごときはもはや結論であつて、あれから先三分や、五分やつても、大した支障のないような状況であつた議場、私もとの空気から観察できる。それを議長が小委員会等に相談もなく、一部の人とともに時間の制限で行くというようなやり方は、……

第5回国会 議院運営委員会 第40号(1949/05/21、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 ぼくの方ではこの人選がきわめて党戦略的であると思つております。最近の内閣の傾向はどうも公平でないようにケに思いますので、人事については時来る十分御注意を願います。
【次の発言】 きようの本会議で衆議院の議長に対して緊急質問をしたいのであります。その内容を申し上げますと本日衆議院の食堂におきまして先般議場で起こつた大紛争事件に関し、民主自由党の小西君並びに小西君の院外勢力ともおぼしき人々が、共産党の志賀君並びに立花君と立ち会つて、両者の間に封建的なる手打式のごときものをやつて、飲食をともにして笑つてわかれた。こらは新憲法下における日本の平和主義的文化国家としてのあり方が、国民注視の的……

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/23、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 先例があることだからおやりになることはけつこうですけれども、官房長官の來るまで時間のあいている間に、あなた方の方で正論に基いて別室でおやりになれば、正論も通るし、その方がいいでしよう。
【次の発言】 その政府の申入れに対して、参議院の意向はどんな模様でございますか。
【次の発言】 ごもつともの事情と思いますが、一日と区切つたところに私は非常に危険性があると思う。一日という時間はどの程度にはかつているか、参議院のことですからあちらのやることは自由でございますけれども、参議院がまた明日の午前一時から本会議を開いて、そうして一日ということで勘案したというならば、そういうことに非常にむりが……

第5回国会 議院運営委員会 第43号(1949/05/24、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 会期の問題もそうだが、すべて衆議院の立場としては、本質的に院議尊重を中心として行きたい。従つて回付案は院議尊重の建前から賛成しがたい。ただ一番最初の通商産業省の設置法案は五月二十五日が施行期日であるから、こういうものはさつそくやつた方がいいと思います。その他の問題はなるべく院議尊重という建前で行きたいと思います。従つて三分の二の員数等は與党側は責任をもつて御努力願いたいと思います。
【次の発言】 硫化鉱鉱山のストライというのは、この間からストライキが始まつていて肥料会社が操業ができない状態です。二十八日から全国的のストライキに入る。そうなると肥料の増産など非常に困難になる重大な問題……

第5回国会 議院運営委員会 第44号(1949/05/25、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 ただいま御説明の経過の点は了承いたしました。ただ今回またまた会期を延長しなければならぬということは、先ほどの説明もあつたように、主として参議院の事情から來ているようです。從つて参議院のまとまつた意見がないのに、衆議院独自できめることも当然でございますが、そうだとまた次に延期しなければならぬような事態が発生してもいけないので、多少時間が遅延することはやむを得ないとしても、参議院の意見のまとまるのを待つて、参議院がこれくらいなら必ずやれるという、責任ある答弁を聞いた上で、それに基いてこつちが独自にきめて行くという方が、こつちの方に責任がなくて、参議院に責任がある。今の事態から見て当然参……

第5回国会 議院運営委員会 第45号(1949/05/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は事務総長の見解と違つた見解を持つております。十年間の禁錮にしようと思つた者が途中で死んだ。本人が死んだから執行が不可能になつたということと違うと思う。本人がそこに実在しておる。死ねば別だが……。それから登院のことですが、閉会中だけが登院で、その他は登院でないというのは違うと思います。閉会中といえども議事堂は議事堂だ。登院停止とはそこに出入することを禁止することであつて、会期がなくても登院してはならぬというのが最も單純で、最も明確で疑義が生じないと思います。開会中でなければ登院でないというのはどういうわけですか。普通の建物に出入りしているという解釈はどこから來るのですか。

第5回国会 議院運営委員会 第46号(1949/05/30、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 賛成。
【次の発言】 たいへん時間を取つたのですが、與党の立場も苦しかろうと思つて、私どもがまんをしておりましたが、聞くところによると参議院は本会議をすでに散会した。これからわれわれの考えだと両院協議会等に持ち込まなければならぬものもありそうに思います。これを希望し得る案件も私どもにある。しかしながら今日はそういうものを進めて行つても、参議院が散会したのでしかたがありませんから、本会議をを開いてただちに散会して、明日に延期してもらいたい。

第5回国会 議院運営委員会 第47号(1949/05/31、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この中に松浦薫君というのがあります。これはかつて民主自由党の代議士てあつたと思います。香川縣の民主自由党の副支部長で、林君の秘書みたいだということです。あまり露骨だから、とりかえてもらいたい。
【次の発言】 これには反対、その他了承。
【次の発言】 これは継続さして成立させるとか何とかいうものでありませんから、結論を出して否決しようじやありませんか。
【次の発言】 私の方の農林委員の話を聞くと全員反対だということですが、それは委員長一人の考え方ではありませんか。
【次の発言】 委員長はせつかく説明のために來ているじやないか。

第5回国会 議院運営委員会 第48号(1949/06/01、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 別に議題というほどでもございませんけれども、ゆうべの最終の本会議運営の状況は、第五國会の末尾にああいう事態を起したということは非常に遺憾だと思います。われわれ議員も大いに反省しなければならぬと思うが、ゆうべの事態の根本の原因は主として議長の取扱いにいろいろ欠点があつたと思います。これらの点について、本会議散会後、野党は議長、副議長に面接を求めて、いろいろ意見の交換をいたしました。副議長におかれては不満足な点はあつたと思うが、必ずしも違法ではないという意見で、反省の考えもないことを遺憾に思います。もう済んだことは繰返して申しませんが、済んだ以上はお互い冷静に帰つて、今後の國会の運営は……

第5回国会 議院運営委員会 第49号(1949/07/04、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 同一問題で、たとえば労働委員会とか、あるいは地方行政委員会とか、そういう方から委員派遣についての申請はないですか。
【次の発言】 逓信省が郵政省と電氣通信省とにわかれたので、一つ委員会がふえるだけですか。
【次の発言】 事務当局は出したら一拳にきめられるように、もう少し研究して出せばよい。
【次の発言】 たいへんけつこうな議論なんで、そういうふうにやつてもらえば円満に行くと思う。そこで今後の基準は、この状態の政党分野がある間は、あなたの方は委員長だけでも二十五、六台はとれる状況なんだから、この方は数の問題をあまり固執しないで、今回に限り各党一台ずつ、これはあなたの方を無視するのでは……

第5回国会 議院運営委員会 第52号(1949/10/17、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 政府は前の国会の末期におきまして、臨時国会をどうしても聞かなければならぬような状態にあるが、その際は税制改革と失業対策、社会保障制度、こういうものを臨時国会で審議してもらうつもりだということを、たしか参議院の運営委員会か何かで言明せられておる。今用意しておられるのはそういうのがちつとも見えておりませんが、どういうわけですか。
【次の発言】 水害復旧の方は……
【次の発言】 特別急行の方はどうですか。
【次の発言】 各省次官と同様にせよというのですか。
【次の発言】 実際に入つておる人々の意向も尊重して、次の委員会において決定してもらいたい。なるべく自由の方がよいと思うが、あまり自由……

第5回国会 考査特別委員会 第2号(1949/04/20、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 委員長の御報告の中に各部のパーセンテージを発表されたようですが、それは一体何のことです。月百万円使い得る、その金の使われるパーセンテージを言つておるのか、仕事の能率をそんなことでわけら事れるはずはないと思う。金ですか。
【次の発言】 四つとも平等にしておけばよい。問題に上下があるのはおかしいでしよう。この部門で十万円、この部門は三十万円より月に使われないというならわかるが、そうでないなら仕事の能率をどうしてパーセンテージでわけられる。
【次の発言】 私は理事でないから知らぬ。
【次の発言】 神山君の発言に関連してもう一つ、委員長は何か関係方面から示唆でも受けて來られたかのごとき印象……

第5回国会 考査特別委員会 第3号(1949/05/11、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この新聞に出ている商工省の用紙割当に関する汚職事件は、当委員会で取上げることに理事会が決定したのでしようか。この点はお答えできるでしよう。
【次の発言】 將來はこれを取上げる御方針でありますか。
【次の発言】 私はこの新聞記事は、大体委員長あるいは事務局長が、新聞記者諸君に何らかの了解のもとに話したのでなければ、これは漏れるはずがないと思います。おそらく委員長においてはそういうところを十分注意の上、これは新聞に書いてくれるな。將來はやるつもりだというふうな形式でお話になつたのじやないですか。
【次の発言】 そこまで言わなくても、それに似たような表現があつたのじやないでしようか。

第5回国会 考査特別委員会 第16号(1949/07/04、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 わが党の同僚から調査要求の理由はすでに御説明があつたことと存じます。從つて当然わが党は國電スト問題調査の要求、國鉄の労働組合中央委員会の実力行使決議の事件の調査、日本製鋼所廣島製作所の爭議事件の調査、この三案は当然当考査委員会において慎重なる調査をなすべきものと私どもは要求書の中にも提出してございます。ただいま共産党の神山君のお話などを聞きますれば、そういう事態を明らかにする上においても一層この調査を愼重にしなければならぬと存じまするが、かえつて神山君のお説を聞いて、私は急速にこの調査に着手すべきことを考えます。以上簡單でありまするが、提案の理由に賛成いたします。

第5回国会 考査特別委員会 第17号(1949/07/08、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私はごく簡單に率直に二、三の点を伺つてみたい。組合の最高の意思決定は組合の大会であるということを先ほど証人は言われましたが、その通りですか。
【次の発言】 そうすると、中央委員会というものは大会にかわる性質を持つておるものですか。
【次の発言】 すると、中央委員会の決議、決定等は、大会の承認を経なければ効力を発しないのですか。
【次の発言】 熱海における決議のごときはどういう性質のものです。
【次の発言】 そうすると、熱海の決定は大会の決定に基いてなされた決定である、こういうふうに……。
【次の発言】 そうすると、結局熱海の決定というものは、國鉄労働組合の最高の意思決定であつたとみ……

第5回国会 考査特別委員会 第21号(1949/07/16、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 君はこの写眞を否認するわけですか。
【次の発言】 写眞の通りだと手を組むことなんだが‥‥。
【次の発言】 そうなつている。
【次の発言】 押していない。君とおれと論爭するのじやないけれども、この写眞を見たまえ。
【次の発言】 見てみたまえ。この事実を無視するのは、どうかというのだ。
【次の発言】 君のはこうなつているじやないか。写眞は嘘だと言うのか。
【次の発言】 手を組んでいるこの写眞を否認するのかどうか。
【次の発言】 否認しなければ、写眞ではスクラムを組んでいるということじやないが、押していることになるのか。
【次の発言】 証人にお伺いいたしますが、あなたが今度の事件を初めて……

第5回国会 考査特別委員会 第26号(1949/07/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この報告書の中に、英國米國等と日本の國民所得に対する担税の比率が、新聞に掲載せられておつた材料によつてここに取上げられておつたようですが、これに対しては他の資料をもつてこれが違うという意見もあるようですから、要するに日本の國民の税負担が重過ぎるという例証にとつたことがあつて、この比率が必ずしも問題になるのではないと思う。そこで私はこの報告書の二枚目の「これにつき英、米、日各國の統計的に割出されたし」というところから、次のページの二行月の「日本人の担税圧力は米國と比べて遥かに強大であることが考えられる。他面」というところまでを全部削りとる。そうするとこの統計による論議がなくなるわけで……

第5回国会 懲罰委員会 第3号(1949/04/20、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 昨日本会議に議題となりました共産党林百郎君を懲罰委員会に付すべしとの動議趣旨弁明は本会議でも大体やりました。それ以外に新たに附言することはないと思いますけれども、あらためて本委員会において趣旨弁明をしたいと思います。  去る十六日の本会議におきまして、本年度の予算案その他を議決せんとする重大なる本会議の席上、予算委員長の報告の後、林君は質疑にかかりましてその質疑の言論中、例を國会の入江法制局長の意見を参考的に運営委員会で聞きましたが、それを引用されて当予算案の審議は憲法違反であるとの趣旨の御演説がありました。林君の個人的考えとして、これが憲法違反と主張せられるのであるならば、一個……

第5回国会 逓信委員会 第5号(1949/04/15、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 逓信省は現業官廳としては非常に厖大なものですが、現内閣の方針として行政整理を断行するという、ことに現業官廳において強い率をもつて当る方針であると、たびたび國会において明らかにせられております。今度の小澤大臣就任以來一行政整理の構想、御計画、それが今度の予算面にどのように現れておるか。なるべく具体的にお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 逓信省の独立採算制と関連して小澤大臣は逓信大臣就任前から、閣僚の一員としてしばしば言明されておつた点は、料金の値上げは反対だということで、それはあなたの信念であつたと信じております。逓信大臣就任直後も、なおそういう御意見のううに私は解釈しており……

第5回国会 逓信委員会 第17号(1949/09/13、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 簡易保險の積立金の問題ですが、最近大臣と大藏大臣との間には、ある特殊のお約束ができたようにも漏れ聞いておりますが、本問題は國会としては非常に重大な問題で、本会議の決定もございます。委員会の全体の意見のまとまつた点もありまするこの機会にそのものの経過と現在の状況とを承われればけつこうだと思います。
【次の発言】 次は放送法案の問題ですが、私、よそで放送法案の草案を見せられたのですが、当委員会には配付になつていないようです。提案の理由というのはあるのですが、草案そのものが來ていないので、それを一ついただきたいのですが……。
【次の発言】 それならば非常にいけないと思うのは、二週間ほど前……

第6回国会 議院運営委員会 第1号(1949/10/25、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 その点は国会対策をやつてもかまいません。ただ私遅れて来て聞いてみると、開会式を八日ごろということですが、そういう不体裁なことをやるのは間違つておる。これは悪例になる。戦後組閣の準備だとか、何とかいうことで開会式を延ばしたことがあるが、憲法の精神、国会法の精神から言つたら、召集後なるべく早い機会にやることが適当である。七日とか八日などということに意味はない。そういうやぼな考えはよしましよう。
【次の発言】 特別委員会の問題では石田君の説明了承しましたが、失業対策の委員会はすみやかに設置したらよいと思います。設置に賛成です。現内閣は失業問題を必ずしも等閑に付しておると申し上げませんが、……

第6回国会 議院運営委員会 第2号(1949/10/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 開会式後の本会議は十一八日ということになつたが、先般当委員会に官房長官が出て、補正予算が提出の運びに至らなくても、大体大綱の了解を得ればそれ以前に施政方針の演説をやりたい方針だということを明らかにしておる。私に開会式が終つたあとの本会議というものは、形の上で一番正しく整つてからの本会議ですから、その冒頭に総理大臣の施政方針の演説があつた方がよろしい。あつてしかるべきものだと思う。当委員長はその意味において内閣に八日の本会議に施政方針の演説をやり得るかどうか、なるべくやれという意味においてお問合せを願いたい。
【次の発言】 議長の疑問にこたえる問題、議員の任免に関する問題、法案をどの……

第6回国会 議院運営委員会 第3号(1949/10/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 きよう新たに出て来たものはほとんど全部前に出ておつたものと内容が同じようでありまして、人がかわつてだるだけでありますから、私どもはきのうまでの分について考慮することにして、きようのものには、全部反対いたします。
【次の発言】 米価の問題は農地委員会でさんざんもんでおる問題だから、あらためて緊急質問をやる必要はない。
【次の発言】 政府が考えておるのならなおさらじやないか、とぼけたことを言うな。
【次の発言】 この問題に関して政府のとつておる態度はすでに明らかだし、教授の思想問題に対する政府の行動も明確になつております。これは特に取上げて緊急質問をすべき問題でなくして、重大問題である……

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 人間が多いか少いかということは別問題で、多くてもよい場合がある。ただ一県一人ということが基礎になつて四十五人になるというのであつたならば、私は反対だ。たとえば北海道から一人出たつて意味をなさない。(「北海道は三人になつておる」と呼ぶ者あり)一県一人ということではなく、実情においてこうだということになれば、数の問題は問うべきじやないと思う。これは大問題なんだから、なるべく多くの人の意見を聞いた方がよいと思う。
【次の発言】 ここできめたつて今のように拂えなければだめだと思う。事務総長に聞きたいのは、今予算がないし、補正予算がきまらなければわからぬということだが、こういう便法があるとい……

第6回国会 議院運営委員会 第5号(1949/11/01、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私どももただいまの議長の釈明によつてわかります。まのあたりあの状態を見ておりましても、まつたく議長の過失であつたことは私ども認めるのであります。ただしかし国家最高の機関たる国会の開会式は、われわれ国民にとつて、ことに議員にとつて重大な式典であります。しかもあの式の次第、式辞の内容は、運営委員会が責任をもつてこれを協議して決定しておる。いわんや式場の嚴粛を保つために、前日予行演習までやるという慎重を期してやつた大式典に対して、あれだけの失態を演じて、それがただいま議長が言われたように、あつさり簡單にちよつと思い違いをして間違つたというだけで、よろしく頼むというだけでは、私は今後の国会……

第6回国会 議院運営委員会 第6号(1949/11/07、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 官房長官にお尋ねしたいが、あすの総理の施政方針の中には補正予算に関する問題は、触れないわけですか。
【次の発言】 税制改革については……
【次の発言】 どのくらいの時間ですか。
【次の発言】 どうも吉田さんに議会軽視だな。
【次の発言】 そのことについて総理大臣は発言いたされませんか。
【次の発言】 神山君の説明だと超党派的にやりたいということであるが、そういう文書をお出しになることにちよつと問題がありますから、もつと各党で相談の上でやりたい。こういうものを一方的にこちらから出しておいて、それから相談ということでは円滑にいかぬと思います。ですからほんとうにやるのだつたら、一ぺん撤回……

第6回国会 議院運営委員会 第7号(1949/11/10、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 水産委員会派は、前国会から勉強してくれておる。国会が閉会中も長い間御苦労を願つて、ほとんど全国的に視察に行つてもらつておるのであります。今の淡路島の問題は非常に重大な問題を含んでおる。土井さんの原則論は別として、特にこの際はお認め願いたいと思います。
【次の発言】 本国会で一番問題になつております外交上の問題でございますが、きのうの外務委員会等におきまして非常に重大な問題が審議されております。私どもは他の団体長等の意向も大体聞き合せておるのでありますが、講和会議を目の前にして、外交上の問題はいろいろ複雑重大になつておるので、外務委員会をもう少し拡充してもらいたいという希望を持つてお……

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/11、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 今国会はそんなに長い会期でもありませんし、外交の特別委員会をつくるというような時期にも、まだ達していないのじやないかと私は思います。非常にデリケートな問題で、いまの日本の置かれておる立場は、そういう委員会等で外交問題をかつてに憶測し何か取上げたりすることが、かえつて悪影響を来すようなことがあつても、日本のために不利益である。通常国会になつて時期がもつと迫つて来た場合に考慮することにして、とりあえず外交問題は国民の関心の的になつておりますから、外務委員会は二十名であるが、これは少し不足過ぎるので、普通の委員会程度に、せめて三十名なり三十五名程度にふやして、そうして悪影響のないような形……

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/12、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は今の淺沼さんの言つておることは原則論だと思う。しかし委員長が今発言されたのは、総理を呼び出そうとする神山君との相談なんですから、神山君がそれを納得して、官房長官の話を聞いて、その後で考えるという御意思であればそれでもよい。だから石田君もよけいなことを言う必要もない。淺沼さんは原則論を言つただけですけれども、最初に委員長が発言された通り、神山君の意思を聞いてその上でお答えになればよい。
【次の発言】 きのうの本会議でわが党の村瀬君の質問のなかに、前国会で警備力整備に関する決議案を全会一致でやつた。その後における措置について報告すべしという要求に対して、樋貝さんから答弁がなかつた。……

第6回国会 議院運営委員会 第10号(1949/11/14、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 ただいまの問題は、私は神山さんの御意見とは違うのです。こうした大きな問題を、官房長官が総理にかわつてただちにこの席上で弁明すること等は、かえつて疑いを深くすると思うのであります。今のお話のように外務委員会等で正式に総理大臣直接御答弁になつた方がよろしいと思う。ただ外務委員会には従来総理はちつとも出て来られない。今度のことは重大であるから、この席上で、常に外務委員会に出席するということを確約していただきたい。
【次の発言】 三十名だと各党はどうなる。
【次の発言】 わが党も賛成です。
【次の発言】 私はむしろ緊急質問の形で出て来るのは、政府の国会に対する態度等の関連性もあつて、やむを……

第6回国会 議院運営委員会 第11号(1949/11/16、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は中野さんの動議に反対いたします。われわれは後日に答弁を求めるとか何とかでなしに、総理大臣がこの重要なときにいないのでは、質疑応答はできないという建前でございます。それでいないとするならばやつていけるかどうかは別問題として、総理大臣は出席すべしということをあくまでも主張いたします。そこで中野さんの動議には反対いたします。

第6回国会 議院運営委員会 第12号(1949/11/17、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 旧憲法時代でもそういうことは言わない。

第6回国会 議院運営委員会 第14号(1949/11/21、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 会期問題について、政府側は今の審議状況から、延ばしてもらつた方がいいという御意見があつたのですか。委員長会議には官房長官も出ておられたようですが……。
【次の発言】 講和会議に関する緊急質問と、失言問題を合せて野党側で協議の結果、重視しておるのもあるし、一本にまとめることに協調ができました。ですから四つを一本にして、ぜひお願いいたしたい。
【次の発言】 先ほど常任委員長会議があつたのですが、常任委員長会議の会期に対する考え方はどうであつたか、われわれの判断をきめる上に、委員長会議の結果を知つておきたいと思います。
【次の発言】 私どもの方は政府の失態、怠慢を認めつつ七日説に同意いた……

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/22、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 共産党から出ておる特別委員会の問題は、非常に論議を重ねられましたけれども、共産党は非常にゆとりのある提案の仕方で、もし外務後員会が共産党の希望するように拡充されるならば、案を撤回してもよいというお話がありました。そこでわれわれの方としては本随時国会に限り特別委員会を設置せず、とりあえず外務委員会を拡充しようという意見であります。員数等についてはさらに御協議申し上げたいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第16号(1949/11/24、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 わが党は先般来主張した通り、特別委員会を設けずに、外務委員会を拡充するという考え方で、本日大体その筋道が通つて現実することになつたのですし、ことに委員長の仲介による三十五名が最も妥当だと思いますので、賛成であります。
【次の発言】 会期がないのに五日間というのはどうか。
【次の発言】 それなら自由討論に関し定足数を厳重のに守るということにしておくがよい。

第6回国会 議院運営委員会 第17号(1949/11/25、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 委員会に付託した方がよいのもあるようです。それはそうした方がいい。ただ不信任決議案のごときは……。
【次の発言】 わが党は反対です。
【次の発言】 私は反対です。
【次の発言】 私の方は趣旨弁明を聞かないでも、共産党というものを大体知つておりますから……。
【次の発言】 こういう問題は慣例上から言つても劈頭やらなければならぬ問題だ。
【次の発言】 ゆつくりやらせるということを公約してくれればよい。

第6回国会 議院運営委員会 第18号(1949/11/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 先刻参議院に方の模様を聞いたのでありますが、政府側では、参議院の予算並びに大蔵委員会の方は、今の会期で上るだろうかということを尋れられたそうであります。参議院の大蔵委員長に、今のところ予算はどうにか行くかもしれないにしても、関連したい法律案等はむりだろう、二日間くらいはどうしても延ばさなければならぬだろうと言われて、政府がそれを承つて帰つたということです。いずれ参議院の意思がそうだとすれば、二日間延長になると思われるから、この際みな予算等で疲れておるところでもあるし、あすは一日休養して、あさつてから能率をあげることにしていただきたい。

第6回国会 議院運営委員会 第19号(1949/11/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 どうもこの問題で時間をとられることに、私どもとしてに非常に迷惑に感ずるのでありますが、きのうの委員会であれほど注意したにもかかかわらず、きのうああいう事態を惹起した原因は與党にあつたと考えます。反対の意思表示をしながら投票をやらなかつたり、演説しておきながら投票権を行使しなかつたり、ああいうぶざまなやり方はみつともない。今後慎んでいただきたい。ことに岩本副議長は党席を持つておられるから他党には一言も言わなかつたが、民主自由党に警告を発したということは副議長の処置としてよろしきを得たものと考えまして、わが党は了承を與えたのであります。これ以上この問題を取上げて論及することはむだである……

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 それに賛成。
【次の発言】 わが党は、こんな条理の不徹低な快議案は上程することに反対です。

第6回国会 議院運営委員会 第21号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 ただいま議長のお話がありましたが、速記録削除の問題は本会議で発言せられません。従つて削除になりません。ただいまの点はごあいさつとして、なおその事実が残つておるということだけを申し上げます。
【次の発言】 ただいま事務総長のお話も田中君のお話も伺いまして、昨夜の農林委員会の議事の運営と結末について、多大の疑問を持つております。従つてこの真相をもう少し具体的に調べ上げまして、はたして無効の決議であつたか、あるいは決議がなかつたのか、あつたのか、そういうことを確めたいと思います。ただいま幸いにして農林委員長も見えられたようでありますから、農林委員長の出席を求めて証言を得たいと思います。ひ……

第6回国会 議院運営委員会 第22号(1949/11/30、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 会期延長の問題ですが、これは私どもの十分考えなければならぬことですが、先般来たびたび総理の出席を要求したけれども、総理が出て来ないのです。参議院には行く。会期もないのですし、ここにも一度ぐらい総理が出てもらつた方がよいだろうと思う。官房長官が幸いにお見えになつておるから、よく御相談になつて、一度ぐらいは衆議院の運営委員会に出た方がよいじやないか。少し衆議院を軽視しておるという感を抱かざるを得ない。そういう意味合いで政府は、ひとつ進んで総理大臣を出席せしむべきである。
【次の発言】 わが党も社会党松井君の述べられたとまつたく同一の理由において、会期延長に反対であります。

第6回国会 議院運営委員会 第23号(1949/12/01、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 それは説明を聞かんでも、大蔵委員会にまわしたらどうか。

第6回国会 議院運営委員会 第25号(1949/12/03、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 きようは会期の最終日で、議案及び請願をやることに決定したわけでありますが、それだけで、もし今夜総理が国会に出て来ないことになれば、別な観点で大きな問題が起きると思いますので、どんなことがあつても、たとい三十分でもきようは出てもらうようにあなた方に努力してもらわないと、国会の権威のために悲しむべき事態を生じますから、そういう意味で努力していただきたいと思います。
【次の発言】 私は前の運営委員会でも、総理がこの席に出席しないということを、非常に重大な問題を惹起するとしうことを、国家のためにも憂うるということを申し上げておる。そこで官房長官に聞くのですが、官房長官の冒頭の発言によると、……

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 私は昨夕の本会議の、引揚促進決議案の賛成討論の際における、共産党砂間一良君の演説の全体を聞いて、これは決議案に賛成という仮面をかぶつて、実はこれに反対の言辞をなす、すなわちこの決議案に対するおおうべからざる汚点を残したものであつて、そのこと自体が国会を悪用し、国会を通じての共産党の悪宣伝である。かようなる欺瞞的行動は、議員として許すべからざることであると信じます。よつて懲罰委員会においてその実否を一層深く御検討くださいまして、適当の処置をつけていただきたいと思います。これが私の動議を提出した理由であります。
【次の発言】 懲罰事犯というものは、陰に隠れた内容とか何とかいうことは問……

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/13、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 事務総長の意見によると、十六條の二によつて出して来たから受付けると言われるが、十六條によると、国会によつて所定の行為をされるまでとある。何のために国会に出すかというと所定の行為をしてもらいたいからである。所定の行為ということは、予算審議以外にない。そうするとこれは予算の伴わない一つの案件であるけれども、審議の対象にならないと思う。
【次の発言】 それならば政府の所見が明らかにならなければならぬが、政府は所見を明らかにしていない。参議院における政府の説明を聞くと、政府はこの協定に全面的に反対だという。そうすると承認を求める件でない。不承認をしてもらいたいという件である。

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/16、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 わが党は裁定に基いて一日も早く全額を支給したいという念願を持つておるのですから、白紙に返すことは反対です。申合せに従つてあらゆる努力をしてもらいたい。これには協力するという建前です。御承知を願います。
【次の発言】 合法、非合法のことは運営委員会で論じないことに紳士協約をしておる。そこでぼくらは早く全額支給したいということなんだから、本質に向つて議論をしたい。そこで官房長官に聞きたいが、本日の説明を聞くと、裁定案を尊重すると言われておるにもかかわらず、一部は認めると言われる。そうすると政府は初めから全額支給をする意思はなかつたというふうに了承してよろしうございますか。

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/17、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この際與党諸君に承つておきたいが、政府ではきのうも官房長官が来て、現段階においては目下提出しておる裁定案に不同意の決議をしてもらいたいということでした。それはあなた方が今出しておる決議案とはまるで違うものになりはせぬか。
【次の発言】 それは世間をごまかすように感じられる。あなたたちの單独内閣で、政府は不承認してもらいたいと言つておるのに、別個の決議案を出すのは矛盾しはしないか。
【次の発言】 それで行こう。
【次の発言】 その点できよう緊急質問を先にやるということは、前の運営委員会で決定済みである。
【次の発言】 国会を権威あらしむるためには、そういう弁解がましいことを言つてはい……

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/19、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 関連質問ですが、ついでに官房長官に聞きたい。今度の十五億幾らという金は、公社の内部でやり繰りができるというのですね。それなら何も国会の承認を経なくてもやれるでしよう。そうすると裁定案を議決してもらう必要もないのじやないですか。
【次の発言】 除いたものは先に残る。あなた方は除いた部分を出したくないから、国会の責任にこれをさせようとしておるのだ。政府は除いた部分について、よけいな手続をして、よけいな紛糾をさせないでも、あなた方は一刻も早く金を渡したいというのなら、国会の議決を経ずにやれるのです。
【次の発言】 今労働委員会と人事委員会、その他の委員会で合同審査をやつておるわけですが、……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/20、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 大綱だけですか、本予算も出て来ますか。
【次の発言】 私は別な角度から官房長官の所信を聞きたいと思います。最初出したこの案には、主文の中に公共企業体仲裁委員会の別紙裁定について国会の議決を求めるとあつた。そうしてこの別紙なるものは何らの変更を見ていない。あなたの方は主文と理由書だけを訂正して来たのでありますが、十五億五千万円の金は国会の干渉なしに使えるのだから、主文を改める理由も、理由書を改める必要もなかつた。あなた方の議案の出し方、法律解釈上に非常に未熟な点があつて、こういうことをやつておる。何も訂正する必要はないと思う。

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この問題は非常に重大だと思うのであります。というのは先般の国会できまつた漁業法というものは、当院の空気からいうと皆反対です。一般漁民も反対です。しかしやむを得ざる事情によつて通過した法案であるようです。われわれはその間の内部の事情等が詳細でない。一般地方民も非常に疑問を抱いておる。これらについては当該委員が親しく各地に行つて、親しく説明して納得してもらわなければならぬ。関係方面は漁業の民主化として基本的にやらせなければならぬというのですから、農地改革と同様、いな、それ以上重要性のある問題です。どうか委員諸君におかれては、休会中まことに御苦労ですが、親しく漁民に会つて、徹底的に調査し……

第7回国会 議院運営委員会 第10号(1949/12/24、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 われわれは参議院の間違つた手続で、大いに迷惑なものを受取つたのですが、こういうものは問題にしても国会の意思が完全に決定することにならないのです。あえて本会議でこれをまた審議をやる必要はない。このままたなざらしにしておいて、来年の何月か会期が切れれば廃案になるのだから、手をつけない方がよいと思います。
【次の発言】 回付案でないと思いましたけれども、多数によつて回付案という取扱いをするということであれば、本会議で審議することになるのでありましよう。その際はわが党といたしましては、参議院の決議はわれわれと同感ですから、案の内容に賛成の意を表します。その際もしも万一われわれの意見が通らな……

第7回国会 議院運営委員会 第33号(1950/03/22、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 これは各党の委員を網羅するような人選の仕方でしようが、わが党は入つていないように思います。
【次の発言】 わが党から全然出ていないということには、委員会の事情があつたろうと思いますが、それらも党に帰つて聞いてみませんと、ちよつと今ここで賛成するわけには行きません。
【次の発言】 わが党は多々ますます弁ず。大いに出て来た方がよいという意見が多いので、とりあえずこの問題には賛成いたします。
【次の発言】 考査特別委員会のできるまでのいきさつは、ぼくは関係したのですが、これは野党側から廃止の案が出た事情については存じません。非常に疑義があると思います。この特別委員会は、本会期だけですか。

第7回国会 議院運営委員会 第36号(1950/03/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私の方は大体ないと思いますけれども、あすまで留保したい。やれば川崎君。

第7回国会 議院運営委員会 第39号(1950/03/31、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 起立でよいと思う。
【次の発言】 参議院の回付案は、この案が衆議院にあつた当時のわが党の主張と同じになつて来ておるのですから、反対しようにも反対し得ない立場にありますので、参議院の回付案に賛成いたします。すなわち、のむということであります。
【次の発言】 新給與の方は、記名投票を終れば、その結果によつては次に入らずに処置しなければならぬ。
【次の発言】 こういう問題は野党なども入れた方がよいと思うから、議長におかれましては適当に御配慮願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/04/01、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 参議院の方へは……。
【次の発言】 共産党は入つていないでしよう。
【次の発言】 ただいまの問題に関連して重大な発言が林君からありました。検察官が議会内へ来て職務を執行するということを議長がお認めになつたのですか。これは非常に重大なことだと思います。議長は知らなかつたか。
【次の発言】 これは鍛冶君がどういうことでそういうことをやつたか、よく真相を調べる必要がある。国会へ巡査が一人来ただけで大問題になつたことがある。検察当局が取調べの場所に院内を利用したということになると非常な問題です。
【次の発言】 次会に鍛冶君にここへ来てもらつて――今でもよい。さつそく鍛冶君を呼んで、実情を聞……

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/04/03、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 目下のところは、その必要がないわけですが……。
【次の発言】 事務総長に伺いますが、手続はどうですか。
【次の発言】 たとえば参議院が否決した場合に、こつちから両院協議会を求めるわけですが、その場合に時間的制約がありますか。
【次の発言】 そうすれば、きよう否決されても、きよう本会議を開くことは、招集の通告その他からしても時間的に不都合ではないか。
【次の発言】 私は、たとい四時ごろ上つても、きよう開くことはちつとも困難でないと思います。事務総長は困難だと言われますが、ただこれは非常に不合理だと思います。議会を円滑にやつて行くには、そういうむりをしないでも、時間的制約がなければ、あ……

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/04/08、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私の方も異議ありません。

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/05/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 わが党はのみます。
【次の発言】 この際重大なことで御相談いたしたいと思いますが、さしさわり等もある問題でありますから秘密会にしていただきたいと思います。
【次の発言】 両院協議会でやらずに、本会議でやろうじやないか。
【次の発言】 私は違つた意見を持つておる。私は両院協議会に付すべき性質のものでないという趣旨において反対しておる。もし修正できる余地があればよいが、修正されないことが断固明確であるのに、妥協すべき両院協議会に持つて行くことは無意味であると思う。従つて、本案は両院協議会に付すべきでない、本会議で決すべきだと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/05/02、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これはこの間わざわざ秘密会を開いて結論を見たはずなのに、出て来たのはおかしい。これは決議案などをやることが、かえつて実質的には損だという見解から、向うの方の情報をもとりまとめて、そのことについて話し合う、そういうことにきまつておるにもかかわらず、再び出して来ておるのは、何か事務の方の間違いではないか、これはみな承認しておるのだ。
【次の発言】 大多数は共産党を排撃する気持でこれはやらないということにきまつたのであります。
【次の発言】 御説明を聞いて大体わかるが、大きな党派ですから、いろいろな事由で御都合もおありでしよう。きようやつておかないと、できないことでもあるし、私どもの党派……

第7回国会 議院運営委員会 第56号(1950/07/08、24期、国民民主党)

○椎熊委員 議席の問題ですが、今までの議席のやり方はどうも適当でないと思う。與党と野党がはつきりしておるのですから、野党が両方にわかれることは都合が惡い。どつちか片方からきめて行つても、全体で民主自由党は議場の三分の二に近いものを占めるので、あなた方の方も統一上都合がよかろう。そうしてその次に野党第一党、次に野党第二党、そういうふうに今国会はしてもらいたいと思うのですが……。
【次の発言】 それがよくないのじやないか。君の方も一方にかたまつた方が都合がいいのじやないか。
【次の発言】 この方が見た目もいいから……。
【次の発言】 私は運営委員会は、毎日の議事の運営の相談が一番重要なことだと思う……

第7回国会 議院運営委員会 第57号(1950/07/11、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は二週間はむりじやないかと思う。但しこの前のようなやり方でやつたら、できないことはない。この前は三分の一しか審議終つてないのに委員会を打切つておる。そういうことをやるから、通りそうなものでも通らなくなる。われわれは建設的にこれに協力して行きたいと思つておるので、何も反対しなければならぬことはないのです。今度の法案はわれわれの主張に近づいて来ておりますから、いい傾向だと思うのです。それだけにうんと丁寧に、納得の行くような審議を盡したい。ことに財政的な問題だから、公聽会を当然開かなければならぬ。公聽会を開くだけでも一週間はかかる。それほどこの法案が大事だというのなら愼重にやつて、一週……

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、24期、国民民主党)

○椎熊委員 参議院の決定は、きのう私どもがこの会議で主張したのと内容において一致しておるようですが、議事規則からいつて、会期の問題に関する限り、違つた場合は衆議院の決定通りにやる。委員長会議で、参議院の決定に同調するというきめ方は、まことにふしぎなやり方で、悪例になる。院議尊重の意味において、昨日の決議通り遂行して、足らなければ会期を延長する。そうしないと衆議院の権威に関する。われわれは恥をかかないために、きのうちやんと案を示したにもかかわらず、諸君は多数をもつて押し切つた。かくのごとき状態を多数党の暴力行為というのです。正当なる理由を示しておるのに、むり押しして何になる。その結果非常な恥をか……

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今までの八名とか十名というのが誤りです。理事というのは、決議機関でも何でもない。だから三名でも四名でもいいと思うが、せつかく五名という提案があるのだから、それに賛成します。
【次の発言】 お話ですけれども、小会派あたりで委員を一人ぐらい出しておつて、委員一人で理事一人というのは意味がない。小会派は委員会で発言権がないということなら考えなければならぬが、委員会で発言権があるということなら、理事を出さなければならぬ必要はない。
【次の発言】 ほかの発言権でも、委員を出すのでも、一まとめで出すというのならいいが、委員を出すのは個々別別、発言権も個々別々、そして理事を出すのは一つだというこ……

第8回国会 議院運営委員会 第3号(1950/07/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 いや、次会までに推薦するのです。
【次の発言】 きようは三番目までにしたらどうか。

第8回国会 議院運営委員会 第4号(1950/07/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 同意いたします。
【次の発言】 同意。
【次の発言】 それは明日いたします。
【次の発言】 承認。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 承認。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 これは人数がかわつておるのであるから、共産党に割当てられるわけはないと思う。
【次の発言】 これは野党だけ。
【次の発言】 同様です。
【次の発言】 第二の專任外相設置に関する決議案は、委員会でもいいかもしれないと思うが、緊急失業対策の方は国内問題であつて、自由党も必ずしも反対ではない問題かもしらんと思うので、委員会審査を省略して、この一つだけでも本会議に上程していただきたいと思う。

第8回国会 議院運営委員会 第6号(1950/07/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 劈頭にやつてしまおうじやないですか。

第8回国会 議院運営委員会 第7号(1950/07/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 運営委員会の委員長などというものを、何か党の都合、人事のやりくりによつて頻繁にかえられることは、委員たるわれわれは非常に迷惑するので、そういうことはなるべくしないようにしてもらいたい。大村さんが不適任であるとか、何とかというならともかく、ああいう御性格で、ともすれば殺気立つて来る委員会も、あの御人格によつてなごやかになるというようなわけで、非常な名委員長であつたと思います。小澤さんはこの間まで大臣をやつていた方でわれわれがあなたの党内の人事を批することはできないが、御本人も望んではいないだろうし、非常な理由があるのでなければ、現在の運営委員長で円満にやつていただいた方が、当委員会の……

第8回国会 議院運営委員会 第9号(1950/07/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは先般事務総長から御説明がありましたが、わが党から推薦させていただくことになつております。すでに事務総長の手元まで候補者を届け出ておりますので、御賛成を願いたいと思います。
【次の発言】 京都日々の社長で、京都市における選挙管理委員会の委員長を長くやつております。今度共同通信の理事になられて東京に来られるのですが、選挙問題についての熱心な研究者であります。仕事の関係から申しましても、最適任者と思います。
【次の発言】 文部委員会では有光さんに難色があつて……。
【次の発言】 この委員は全部與党で占めてしまつておる。こういうやり方はよろしくない。われわれの方から反省を求める意味で……

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これはわが党は反対です。反対の理由を簡単に申し上げます。これは漁港審議に関する非常に権威のある委員会でありますが、それを多数党が、全部自分の党派の都合によつて独占するような人事をやるということは弊害が多いと思う。少くとも按分比例ぐらいのところで野党も入れてくれないと、この委員会は権威ある決定ができないという批判を受ける。今度の決定は多分に不純な傾向があると思いますから、反対いたします。
【次の発言】 本日本会議を開くということをきのうきめたゆえんのものは、参議院の進行上のにらみ合せからの用意のためであつて、必ずしもきようは開かなければならぬというせつぱ詰まつた必要もなさそうだし、登……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 林君の発言は非常に重要な問題だと思います。われわれも議員として政府の所信を明らかにしたいと思うので、文書で質問書を提出して、文書で返事をとつてそれを印刷して各党にまわせばよいじやありませんか。
【次の発言】 こんな忙しい、せつぱつまつた、跡始末をするときに、そういうことをする必要はない。重大な問題について前から質問書を出しておるのに、今まで黙祕しておるとはどういうわけだ。返事が来ておるというのだから、返事を見ようじやありませんか。返事を見たら、ぼくら満足するかもしれない。満足しないかもしれぬ。その上で相談しようじやないですか。

第8回国会 議院運営委員会 第12号(1950/11/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 官房長官にお尋ねしたいのですが、われわれが前第八国会の閉会の直後から、急速に国会を開くべしということを、憲法の條章に従つて政府に要求いたしました。にもかかわらず何らの御回答もなかつたので、次には九月末日までに国会を開くべしということを、議長を通じて成規の手続をもつて要求いたしました。その後今日初めて官房長官から政府の意見が発表されたわけであります。そうすると、通常国会は十二月の初旬に召集しなければならぬことになります。今すでに十一月の十三日になつて、いまだ召集日が決定しておらぬ、あすの閣議であるいはきまるかもしれぬということである。そうすると、今度の臨時国会というものの審議期間が非……

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/11/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それでは何か空気みたいなものになつてしまう。(笑声)これは事実問題だから、あつてもいいじやないですか。
【次の発言】 共産党も同意ならわれわれも考えてみると言つておるのだから……。
【次の発言】 共産党の諸君としては主張した以上妥協できないでしよう。国連軍の行動を否認しておるのだから……。
【次の発言】 官房長官にお尋ねいたしますが、第九国会に政府提出予定の法律案というものが四十件ぐらい出しおつて、この中に電力事業の再編成というのが書いてあるが、これは本国会に提出するのですか。
【次の発言】 こんな短い会期で、審議できるという確信のもとに出されるのですか。

第8回国会 考査特別委員会 第7号(1950/09/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 動議が出た以上は――理事会を開くべしとの動議なんだ。それの最後的決定をしておくべきだ。開くか開かぬかということはきようの考査委員会に何も影響はない。(「必要なし」と呼ぶ者あり)必要ないことがあるものか。理事会を開くか開かないということを何の理由で反対するか。
【次の発言】 動議が出てしまつたから、結末をつけなさい。
【次の発言】 十三日の御決定はどうあろうとも、きよう午後日発の問題に関して理事会を開くべしという緊急の動議、これは当然開くべきだと私は思う。うわさに基いてどうとかいうようなことは別なので、そんなものであつたならばさらに理事会が必要であるし、確実な材料があれば一層必要だ。……

第8回国会 考査特別委員会 第9号(1950/10/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 その前にちよつと議事進行について……。旧来は理事会で相談して調査を命じたものは、一応理事会に報告あつて、それから本会議ということになるのが慣例だと私は心得ておりますが、今回はこの二、三日前の猪俣君提出の材料に対する調査の結果は、理事会に諮らずして当委員会にただちに御報告になる、その運営の仕方はどういうお考え方からでございましようか。
【次の発言】 議事進行について……。猪俣君のこの調査要求書は、理事会においては猪俣君自身から御発表に相なりましたが、この会議に報告されることは今回が初めてです。理事会は言うまでもなく祕密会議でございまして、理事の諸君といえども、他にもらすことのできない……

第8回国会 考査特別委員会 第10号(1950/10/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいまの猪俣君の資料の提出による委員長のお話は、旧来の当委員会の慣例を無視した、私ども納得の行かない取扱いの方法だと思う。猪俣君の提出された資料の正確であるやいなやということは、当委員会において審査すべきことであつて、理事会がその内容に触れて、それが正確でない点もあるからなどというような予想のもとに、本日のこの会議に報告できないというがごときことは、今まで当委員会のとつた態度とはまつたく違う。こういうやり方は故意に猪俣君の資料を隠蔽せんとするがごとき行動のように考えられる節もあるのであります。すなわち疑惑に重ぬるに疑惑をもつてするようなこういう事態は当委員会のとるべき態度ではない……

第8回国会 考査特別委員会 第11号(1950/10/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今の電気会社の監督権のことなのですが、監督いたして不当と認めたような財産の処分、あるいは不当と認めた收入支出があつた場合にはどういう措置を講ずるのですか。
【次の発言】 同じことのようですが、別の角度からそれを聞きたいのですが、具体的に日発あるいは配電会社の会計の監査で不当と見られるような事実は過去においてなかつたのですか。
【次の発言】 日発は二十三年度までは非常に会計上不況にあつた。その後見返り資金の融資なんかがありまして、業態が活発になつた。従つていろいろな費用が多分にかかつたのであろう。そういうことを証言されましたが、監督官庁たる通産省と、日発あるいは配電会社との間の事務上……

第8回国会 考査特別委員会 第12号(1950/10/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それはどういう理由で……。われわれは先に聞いた報告では、官庁との折衝に使つたというふうに了解しておるのだが、使途不明としたのはどういう理由ですか。そういうことに改めずに、第一回の報告通りにしておいて、この委員会の調査の結果、そう改まつたというのならいいのですけれども、事務当局の單なる便宜上そういうことにするということははなはだ迷惑です。
【次の発言】 大西総裁は終戰後の電気事業回復のため非常にお骨を折られております。あなたの会社の算定によりますと、現在の日本の経済状態で電力の不足額はどのくらいですか。
【次の発言】 それは需用者の要求の二割ほど足らないというのですか。

第8回国会 考査特別委員会 第13号(1950/11/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつと松永機関とあなた方の関係を聞きたいのですが、ただいまの御証言によると、松永さんは電気事業界の大先輩であつて、老躯をひつさげて、なお日本の電気事業のために働いてみたいという御意思で何か事務所をつくつた。その大先輩の好意に対して後援したのだ。こういうことでありますが、松永さんが新聞記者等に発表しているところによると、関東配電からは金品の後援を受けておらぬ。松永機関の費用は一切自分の骨董品等を売つてまかなつておるのだと、あれだけの人物が公の機関みたいな新聞にまでそういうことを公言しておる。あなたの証言によると、確かに四百万円近い金を差上げておる。それをあれだけの人が隠蔽して、みず……

第8回国会 考査特別委員会 第14号(1950/11/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 首藤政務次官は、大西前総裁、櫻井前副総裁を更迭せしめて後、新たに新総裁を迎えるにあたりまして、現在の総裁小坂順造氏の就任に反対があつたということを承つておりますが、そういう事実があつたでしようか。
【次の発言】 当時新聞等はいろいろなことを伝えておりまするが、あなたの所属する自由党では、小坂君の就任に首脳部は多く反対の意見があつたということで、そのためにあなたを自由党本部に招致して、通産省においても反対すべきものでないかという話合いがあつたということを聞いておりますが、そういう事実はありましたでしようか。
【次の発言】 党の内部では、日発の内部から起用した方がよかろうということがあ……

第8回国会 考査特別委員会 第15号(1950/11/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 証人並びに前総裁は電気の再分配の政府原案に反対のようでありますが、そもそも電気事業を再編成しようといる問題は、御承知の集中排除法がありまして、どうしても独占的にああいうものを日本全国統一して一つにやつてはいけないという法律上の至上命令に基いたものであつたと、私どもは信じておるのだが、それにもかかわらずあなた方は反対して、この反対運動が効を奏すれば、この法律案にもかかわらず、旧来のごとき経営状態でやつて行けると信じられたのでありましたか。
【次の発言】 そうすると再編成そのものには反対でなくて、分割の方法内容についての反対意見であつたと解釈いたします。そうすると、あなた方が賛成せられ……

第8回国会 考査特別委員会 第16号(1950/11/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 証人にお伺いしますが、日発は二十四年度に火力発電その他に使う石炭は、価格にしてどのくらい購入しましたか。
【次の発言】 支拂いはあなたの方で……。資材の支拂いは別ですか。
【次の発言】 その次は日発が直接に石炭山を経営しておるようなのはございますか。
【次の発言】 特に日発の発足以来、ずつと年々同じ山から買つておるというような山はありますか。
【次の発言】 購入の方法もあなたはわかりませんか。
【次の発言】 支拂いだけですか。
【次の発言】 その会社全体としての総じりのようなものは、本店で貸借対照表をつくるときに集まるでしよう。その全体としてはあなたはわからないか。

第8回国会 考査特別委員会 第17号(1950/11/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今のに関連した問題ですが、原則としては安い札が一番になるわけです。それを査定した結果、札が不当に安い、この見積りは違つておるということで、二番札へ行くというのですね。その際一番札を遠慮せしめる方法というのは、業者の道義心に訴えるのですが、あるいは何か話合いがあるのですか。
【次の発言】 その二箇月の期間は一番札と二番札との業者の間に、古い時代なら談合――世にいわゆる談合とはそれなんですが、そういうようなことがこの菅原組と地崎組との間に、二箇月もかかつておるのだから話し合わしたのじやないのですか、
【次の発言】 会社との間に直接ないが、業者間にはそういうことは古い時代なら慣例的にはあ……

第8回国会 考査特別委員会 第18号(1950/11/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 当委員会の性格は、超党派的にやるということは理想でございましたが、その後運営の実況を見ますると、超党派的ではない。ことごとく数の決定に基いて運営をされております。従つてこの委員会を党利党略の具に供せられる疑いが多分にあります。従つてわれわれ少数派たる野党側における言論というものは、往々にして多数派の数の力によつて圧倒的に封鎖せられるということがしばしば見られたのであります。この現実の状況から見て、これが超党派的に運営されたということは世間も承知しておりませんし、われわれ委員自体もそこに非常なる不満を持つておるのであります。われわれは先般の理事会におきましても、調査の追加要求を提出し……

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は電気通信委員会の方の委員をやつておりますが、今お願いした問題は、今国会内で各党とも非常に重大な論争になつておる問題があるのです。たとえば漁船の電波の使用の問題などは、水産委員会などで大波乱を起しておる問題であります。どうしてもこれはお許しを願つて、電気通信委員会において活発に研究してみたいというのですから、満場御賛成を願います。
【次の発言】 これは前回の例でやつてもらいたいのです。
【次の発言】 自由党はなかつたですね。
【次の発言】 前回これをきめるのに、非常に論争の結果、結局これが合理的だということで治まつたのだから、同じ臨時議会のことだから、議論なしで行こうじやありませ……

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 きよう私ども運営委員会を開きますについては、総理大臣、官房長官、通産大臣の出席を要求しておきました。総理大臣はまだ見えておりませんか。
【次の発言】 総理大臣も院内におるのですから、出席願いたい。
【次の発言】 参議院の方では総理以下関係大臣が出ております。こちらに出ないということは、衆議院が無視されたように見られてもいけませんから、衆議院の権威のために、私ども総理大臣が出席するまで発言を御遠慮申し上げます。
【次の発言】 本日は運営委民会の予定日ではございませんでしたが、重大問題が新たに発生して来た状態から、私どもは運営委員会の開催を要求いたしました。それは昨日来新聞等で伝えられ……

第9回国会 議院運営委員会 第3号(1950/11/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 官房長官に伺いたいと思います。きのう当委員会で総理大臣、通産大臣、官房長官に出席を願いまして、電気事業再編成に関するポ勅の関係についてお伺いいたしました。その後私どもいろいろ調査したところによりますと、総理大臣が参議院で説明せりれたことと非常な食い違いがあるようでございます。たとえば私の総理大臣に対する質問に対して、マツカーサー元帥の吉田さんに対する書簡は、電気事業再編成はポ勅によれということを明示してある。そういうことのお答えがありまして、これはやむを得ないことであると了承したのですが、そり先の参議院における答弁では、ポ勅その他の措置によつてということを言つてある。速記録にはそう……

第9回国会 議院運営委員会 第5号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 民主党は異議なし。
【次の発言】 本日は本会議の開かれる日ではないので、ごく最近の本会議の日に、劈頭これを上程してもらうことを希望いたします。
【次の発言】 この委員会は、案の内容で賛成とか反対とかをきめる性質の委員会ではないと思うのです。これをいかに取扱うかというのが議院運営委員会の仕事なんで、この決議案そのものに反対とか賛成とかいうことは本会議でやればよいと思うのです。
【次の発言】 私どもは、共産党は野党連合から除外しております。
【次の発言】 賛成、反対は議員の持つている権利ですから、賛成しようが、反対しようが、共産党の行動は私どもは眼中に置いておらぬのです。

第9回国会 議院運営委員会 第6号(1950/11/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは重大な決議案ですから、きよう本会議があるのを幸い、日程に先だつて劈頭に上程していただきたいと思います。
【次の発言】 この決議案に対しては、きのう自由党の方から、役員会の決定によつて同調しがたいというような返事を受けまして、実は愕然としたのです。国会の審議権を尊重するという決議案――国会の審議権を尊重できないという党派が国会内にありとすれば、私どもはふしぎに思う。この決議案の内容は、今度政府がとつた態度に対して反省を促し、将来かくのごときことがないように国会の審議権を尊重してもらうということなんであります。決議案は何でも全部各党共同提案でなければ本会議に上程しないなんて、そん……

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この決議案の問題について、前回の運営委員会で、自由党の諸君との間にある種の了解を遂げておりますので、きようは自由党から御発言になつた方がいいと思います。
【次の発言】 明日じやなかつたのですか。
【次の発言】 共産党は賛成演説だけで、撤回するという了解があります。
【次の発言】 これはちよつと問題が起つて来ておる。
【次の発言】 ちよつと私説明しておきたいのは、昔の極東オリンピック大会の復活みたいなものなんですが、日本から七種目くらいの競技に五十人くらい出したい。その中に日本の得意の水泳選挙手を送りたいというのがわれわれの希望なんです。ところが水泳連盟なるものはスポーツマンらしくな……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは最初にやることにして、議長発議でいかがですか。
【次の発言】 どうですか、きようの大きな問題は一応片づいたのですが、三宅さんにすれば、一身上の弁明をするためには、の決議案の内容はこういうことであつたから、自分はこう言つたんだと言わざるを得なかつただろうし、料飲店のポ勅の問題はこうだつたと言わなければ、一身上の弁明にならなかつたかもわからない。多少逸脱した点があつたかもしれないけれども、きようはこんな問題は水に流してもらつたらどうですか。
【次の発言】 それはいかぬ。名前をあげられた者は、やはり議員だから一身上の弁明をしなければならぬ。多少逸脱があつたとか、何とかいうことは解釈……

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○椎熊委員 專門調査員というのは、どのくらいの給與をやるのですか。
【次の発言】 これはたいへん重大な問題ですから、私は特に起立して申し上げます。本国会は重大な国会で、しかも短期であります。この国会の運営状態から申しますと、劈頭からいろいろ遺憾の点もあつたようであります。しかしながらその間各政党とも話合いの結果、大体スムーズに今日まで参りました。先般の野党各派共同提案による審議権尊重の決議案の際における運営の仕方も、大体において私は当を得たものであつたろうと思うのであります。その際三宅君が自分の名をさされたものですから、一身上の弁明に立たれて、弁明されたのでございます。弁明の内容は速記録等を見……

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○椎熊委員 上つておるものは緊急上程することにして、とにかくきよう上るものは上げるという建前だけきめておけば……。
【次の発言】 あれは四時ごろになるだろう。
【次の発言】 それではそうしましよう。
【次の発言】 懲罰事犯は何か取引のように、あつちに出し、こつちに出して相殺したりする悪い習慣があるから、そういうことをやめて愼重を期すると意味においても、今回出たものは全部委員会に付託しよう。そうして委員会で処理させる。
【次の発言】 原則的には十分間、あまりむだでないことであれば、一分や二分はまあいいということでどうでしよう。
【次の発言】 きのうの委員会並びに本会議の状況等は、各党非常に興奮の……

第9回国会 議院運営委員会 第11号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○椎熊委員 一番目もすでに解決した問題だから、撤回したらどうです。
【次の発言】 これは委員会にまわしておいたらどうです。
【次の発言】 九の年末手当の問題は撤回でいいでしよう。
【次の発言】 十二は撤回します。
【次の発言】 それから十四の追放解除審査の問題は、ぜひやらしてもらいたい。
【次の発言】 日程第一、岡野国務大臣不信任決議案、縦熊三郎君外百二十七名提出は撤回いたします。それから日程第三、予算委員長小坂善太郎君解任決議案、椎熊三郎君外六十五名提出、これも社会党提案と同じ内容ですから、撤回いたします。
【次の発言】 日程第二は、きのう副議長のごあつせんにより、一切を水に流して、本日勢頭……

第9回国会 議院運営委員会 第12号(1950/12/07、24期、国民民主党)

○椎熊委員 小委員会でも賛成しておつた。
【次の発言】 それはこの前かけて表決がされておる満場一致じやないか。
【次の発言】 議院運営委員会でもきまつておる。ただそれをきよう本会議に上程するかどうかということだ。
【次の発言】 こういう意見こそ懲罰だよ。
【次の発言】 この案はきまつてしまつたんだよ。
【次の発言】 その意見は当初において出すべきものだ。
【次の発言】 この際発言しておきたい。由来議員の歳費の問題は、昔の二千円か三千円のときでも非常に足りないということは、新聞の人たちと個々に話せばわかる。それが上る場合は、必ず新聞は好意を持たずに書き立てたものです。それがどういうわけかというこ……

第9回国会 議院運営委員会 第13号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それは政府案でしよう。現行法はどうですか。
【次の発言】 私の方は原案に対してはやはり反対です。
【次の発言】 今になつては同じでしよう。
【次の発言】 地方財政のは委員会では全員賛成です。これは全会一致で賛成してもらいたいと思います。
【次の発言】 参議院がそういう決定をなさるのには、政府の方から要請でもあつたのですか。

第9回国会 議院運営委員会 第14号(1950/12/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今村小委員長から、経過を承りたいと思います。
【次の発言】 この修正は、私ども野党側でいろいろ協議した結果、修正案なるものを出しまして敗れましたけれども、参議院に行きまして、参議院独自の見解で、大体われわれが考えたような線で、参議院ほとんど各党一致で修正に決定したようであります。われわれの立場といたしましては、私どもの当初の修正案と多少の違いはありますけれども、それは大きな違いでもありませんし、このことによつて共産党の選挙運動等の行き過ぎを相当是正することができると思われますので本院におきましては、参議院の修正に御同意を願つて満場一致決定してもらいたい。もし與党側が政府原案を固執せ……

第9回国会 電気通信委員会 第3号(1950/11/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私からお尋ねしたいと思いますことは、すでにどなたからか聞いておつた問題であるかもしれませんし、役所側から説明された問題であるかもしれませんが、最近私つい委員会に出席の度合いが不足であつたものですから、聞き漏らしております。それは外国の飛行機による日本内地の旅客飛行機開始のことです。前国会等でも聞きまして、この九月か十月ごろには実施されるであろうというようなお見込みのようでありましたが、朝鮮事変の影響かどうかわかりませんが、いまだに実施されておりません。これは目下どういうことになつておりますか。あちらとの交渉の関係等御説明願えればけつこうであります。

第10回国会 議院運営委員会 第1号(1950/12/10、24期、国民民主党)

○椎熊委員 年末でありますから……。
【次の発言】 入つていないですね。
【次の発言】 委員会で相談して、共産党以外は満場一致できまつたことなんですよ。
【次の発言】 そうはいかない問題だし、年末に差迫つて行くというのでも困るだろうし、大体今度の国会だつていつまでもやつておることはないのだろうと思うから……。
【次の発言】 参考人といつても、三百人も五百人も調べることもできぬし、現地に行くよりしようがあるまい。
【次の発言】 第九臨時国会と本通常国会とはまつたく別な国会でありまして、政府が本日提案しておるものは、われわれは本国会においては新規提案と解釈する。しかも事は財政経済上に影響するところ……

第10回国会 議院運営委員会 第3号(1950/12/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 議決休会にせずに、議長が必要と認めればいつでも開かれることにした方がいい。こんな緊迫した時局にかんがみて、休むことを議決することはどうかと思うし、委員会等も継続して行く形なので、自然休会の方がいいと思います。
【次の発言】 それは申合せとして、一月の二十日まで休んで、二十一日が日曜ですから、二十二日から始めようじやありませんか。
【次の発言】 事務総長、議決休会にすると、それだけ会期が延びるわけですか。
【次の発言】 北海道開発法の問題は、国策として北海道開発を優先的に取上げるということで、法律をつくつたわけであります。従つて所管事項は、各省にまたがると思うのですが、こういうものは……

第10回国会 議院運営委員会 第4号(1950/12/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは、事の意外なのに私は驚く。国会運営上にそういう信義を欠くようなことをしたら、運営委員会というものは円滑に行きません。それでは一通りこの問題に対する根本の問題から説明しましよう。政府があの改正法案を出して来た時分に、わが党は前国会において修正案をつくりました。その修正案は、四月二十九日に議員の選挙を行い、五月十三日に長の選挙を行う、そういうことです。それは自由党の諸君も賛成したのです。しかるに、それがいよいよ上程される前日になつて、申合せをひつくり返して反対した。反対して、政府原案を多数をもつて押し切つた。これも多数ですからやむを得ません。しかるに参議院へ回付されて後、参議院の……

第10回国会 議院運営委員会 第5号(1951/01/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつとそれは弔詞をもらう候補者みたいになるから言わないで……。 (笑声)
【次の発言】 さきに事務総長の説明をされた方がいいのじやないですか。

第10回国会 議院運営委員会 第6号(1951/01/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それでは、それまで自然休会にしたらいいでしよう。
【次の発言】 これは自由党におまかせしていいことでございますが、なるべく長老にやつてもらいたいですね。
【次の発言】 それから星一さんがなくなられましたが、この叙位、叙勲を内閣の方にお願いしたら、事務局から手続きをすれば、すぐやるということでございましたから……。
【次の発言】 それから当運営委員会の委員であります同僚柳澤君が、今回法学博士の博士論文が通過した。これは国会の名誉たるのみならず、運営委員会の名誉でございますので、この際委員長からお祝いを述べて、祝賀会でもやつていただいたらどうかと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 あすは総理並びに大蔵大臣、安本長官の演説だけにしてもらつて、質疑は翌日ないし適当に延ばしていただきたい。
【次の発言】 翌日は土曜日でしよう。土曜日に半分ぐらいやつたらどうです。
【次の発言】 日曜を休んで、二日間でいいじやないですか。
【次の発言】 私の方の質問者は二人出したいのです。
【次の発言】 それは、そうしていただければ、けつこうです。
【次の発言】 そうすると、私の方は社会党と同じ  ですか。
【次の発言】 一時間にしなさいよ。
【次の発言】 だから小会派にも六十分やれよ。
【次の発言】 共産党だつて六十分で二人だろう。農協以下を一団体と見て、二人出すようにしたらどうだ……

第10回国会 議院運営委員会 第8号(1951/01/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつと関連して――新しい国会になつて、常任委員会の委員長は与党側から出るということになり、当然そうあつてもいいと思うのですが、懲罰委員長のような、内閣に関係なしに、国会自体がやることは、何もその原則を適用せずに、むしろ反対党側にやらせるくらいの雅量を示すことが公正になると思いますが、そういうことを何らかの機会に考慮されたいと思います。
【次の発言】 劈頭にやつたらどうですか。
【次の発言】 これは重大問題だし、両院の院議が食い違つておるのですから、当然両院協議会を開いて、一日も早く決定されんことを望んで賛成いたします。
【次の発言】 米窪さんの弔辞のあとでどうですか。

第10回国会 議院運営委員会 第9号(1951/01/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この動議をいつ上程するかということですが……。
【次の発言】 私は出すことに賛成です。
【次の発言】 きようは大事な質問がありますし、あすは定例日でありますが、別に案件がないようでございます。懲罰事犯だけで本会議を開くのもどうかと思いますから、きようその質疑が終つた直後ということにお願いいたしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第11号(1951/01/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 小川半次君のはどうなつておりますか。
【次の発言】 前にやつたのですか。
【次の発言】 世界連邦ですね。
【次の発言】 これは参議院だけで許可を與えてもだめですか。
【次の発言】 私はあの質問全体が懲罰に値するほどのことであつて、一国の総理が答弁するような質問じやないと思う。答弁しないのが私は当然だと思う。そういう警告を発する権限はわれわれにはない。してはいかぬと思います。警告するのは反対です。
【次の発言】 個人としてもそんな不見識なことを言うものじやない。一国の総理大臣がそう判断して、公開の席上で言明したことなんです。その総理に党員が、何の必要があつてそんなことを言うのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第13号(1951/02/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は引揚げの問題は、共産党の人とはまつたく別な感覚に立つております。この問題を国際連合が非常に心配せられて、わが国の代表者が三名までオブザーヴアーで出席さしてもらつた。そのことだけでも非常に私ども感謝にたえないと思つている。その上いろいろ経過はありますけれども、この文章の中にもありますように、残留者の帰還が一日もすみやかに完了することが、日本国民の念願であるというところに非常に力点があるのであつて、やはり引揚委員会などというものが存在している以上、その委員会から満場一致で出て来たものは、共産党を除いては、各派ともさしたる異存はないと私は考える。従つて感謝決議を出すことは決してむだで……

第10回国会 議院運営委員会 第14号(1951/02/10、24期、国民民主党)

○椎熊委員 きようは、ぼくは反対しておきたい。ダレス氏が来られて外交上重大な時期に、そういうことを聞かれても満足な答弁はできないと思うので、これは不適当だと思います。
【次の発言】 それでは次会にしましよう。

第10回国会 議院運営委員会 第15号(1951/02/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 きようは総理大臣の発言が非常に重大だと思いますので、これに重点を置く意味で、緊急質問は明日の運営委員会において御相談を願いたい。

第10回国会 議院運営委員会 第16号(1951/02/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 自由討議でありますけれども、昨日総理大臣の演説があつて、これに対する質疑があるわけですが、総理大臣はきよう御出席ですね。
【次の発言】 そうすると、わが党並びに社会党から、きのうの総理の演説に対する質疑がありますから、劈頭これを許してもらいたいと思います。私の方は時間は三十分かからないと思います。
【次の発言】 ぼくの方は緊急質問じやないのですよ。
【次の発言】 本会議が開かれるから、その機会に許すということです。
【次の発言】 黒田君のはその前です。
【次の発言】 どうして君の方で出してないのです。
【次の発言】 時間は、私の方は二十分前後だと思いますけれども、大事なことだから、……

第10回国会 議院運営委員会 第17号(1951/02/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 あれは適当なときにやらせていただきます。

第10回国会 議院運営委員会 第19号(1951/02/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 予算ですが、今委員会でいろいろ順序をきめて、與、野党間かたい約束をもつて運営しております。ところが、たまたまきようあたり農林大臣は病気と称して出席しない。そのために農林関係の質問者が数名残つていて、今もんでおります。政府の責任でそういうことになりますと、この予算が火曜日に上るとはつきり言うこともできないので、一通りそうきめておいてもらうことはいいが……。
【次の発言】 私の方は宮腰さんですが、少し長いかもしれません。三、四十分くらい。
【次の発言】 私の方の予算の討論は中曽根君です。
【次の発言】 現在予算案、税法案という大問題を控えているときに、まつたく政治的色彩の濃厚な、こうい……

第10回国会 議院運営委員会 第20号(1951/02/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつとその点について、簡單に全会一致になつておる理由を申し上げますと、今まで国費でやつていたものが、港湾法によつて、自治体でやらなければならぬことになつて、北海道のようにいろんな工事の多いところでは、自治体でまかない切れないから、港湾法の特例として、国庫補助でやつてもらうということで、全部賛成を得たのです。
【次の発言】 なお、これは今審議中ですけれども、あす予算が出たときに、日本法における漁船拿捕に関する緊急質問をしたいということで、水産委員会で満場一致ですから、それをわが党の林君にやらしてもらいたいと思つております。これは政府も望んでおることですから……。

第10回国会 議院運営委員会 第21号(1951/02/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 順序はこれでいいでしよう。
【次の発言】 四、五十分は長すぎるのじやないですか。
【次の発言】 いいでしよう。
【次の発言】 ただ日本海における漁船拿捕の緊急質問がありますから、これはやらしていただきたい。

第10回国会 議院運営委員会 第22号(1951/03/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 まだきまつておらないわけです。鈴木仙八さんということもきよう初めて聞くわけですが、きようでなくてはいけなければ、ちよつと休憩してもらえば……。どうもあまり政党的色彩が強くて、自由党ばかり多いということでもいけないのじやないかという意見があるわけです。しかし議会から出すということになれば、やはり多数党からということになるでしよう。
【次の発言】 これはこの委員会を通じて、委員の一人として共産党に相談的な発言ですが、私どもこの内閣は講和受入れ態勢を担当する内閣としては、実は適当な内閣でないという信念の上に立つているわけです。共産党とは私ども一線を画しているから、かつて相談したことはない……

第10回国会 議院運営委員会 第25号(1951/03/12、24期、国民民主党)

○椎熊委員 幣原前議長は、かつてわれわれといたしましては総裁に仰いだ方でございます。わが党とは非常に縁故の深い方でございますから、野党第一党たるわが党の最高委員長にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 葬儀委員は議場ではなく、公報か何かで発表されますか。

第10回国会 議院運営委員会 第26号(1951/03/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 新議長の選挙にあたつて、候補者をここで申し上げなければならぬ必要もないだろうと思いますが、与党がそうおつしやるなら、私どもは与党の候補者に同調はできません。独自の見解をもつて私どもは候補者を選びます。

第10回国会 議院運営委員会 第27号(1951/03/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 わが党は、この参議院の修正案はしごくごもつともだと同感しておるのですが、のんだ方がよいと思いますので、なるべく早く上程してもらいたいと思います。
【次の発言】 わが党はまだきまつておりませんから、きようでない方がよいと思います。
【次の発言】 ちよつとこの際お願いしたいのですが、衆議院議員の中から出る裁判官彈劾裁判所の裁判員は、各党に比率によつて割当てられておつたのです。わが党はさきの総選挙直後、まだ犬養さん等も一緒におりました時分に一名割振られて、それが田中伊三次君になつておりましたが、そのまま犬養派となつて脱党せられて、遂に自由党に吸收合併せられてしまつた。従つてあれを持ち逃げ……

第10回国会 議院運営委員会 第28号(1951/03/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは、委員会で修正して来るということではおかしいのですか。
【次の発言】 これはいいでしよう。
【次の発言】 しかしこれは承認しないわけに行かないでしよう。
【次の発言】 私の方もよろしうございます。
【次の発言】 第三議員会館の方だけに十五人いるのですか。
【次の発言】 これは反対、賛成一名ずつというわけに行かぬだろうか。
【次の発言】 重要だから、ぼくらの方も特に賛成するわけです。第一党を遠慮さして、野党たるわれわれが特に賛成するゆえんはここにあるわけだ。反対の理由は同じなんでしよう。
【次の発言】 自由党にお願いしますが、先般来問題になつている弾劾裁判所の裁判員の問題です。……

第10回国会 議院運営委員会 第29号(1951/03/23、24期、国民民主党)

○椎熊委員 委員会でやつて来て、委員会でまとまつて不信任決議案を出すというのなら、本会議で取上げる。大体決議案は、各党が満場一致でなくとも、半数以上の党派が賛成のものを出すということになつておるのだから、この問題は委員会に付託すればよいと思います。
【次の発言】 こういう案を出すべきかどうかということを、外務委員会で検討していただきたいのです。そうして外務委員会が、それはよかろうということになつたら、本会議に出していただきたい。
【次の発言】 それじや上程しないということに賛成します。
【次の発言】 そうすると、あすの本会議には間に合わないですね。私の方は小野孝君を推薦しております。

第10回国会 議院運営委員会 第30号(1951/03/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 補正予算は出さないと言つたじやないですか。
【次の発言】 官房副長官がそんなことを言つたつてだめじやないか。内閣が、補正予算は出さないと言つておるのに、それは内閣に対する反逆じやないか。(笑声)だから私どもは、補正予算を組まなければならないのではないかと再三言つておるのに、断じて出しませんと、最後までがんばつておる。その馬脚をもう現わしておる……。
【次の発言】 総理大臣が来て弁明するならともかく、副官房長官ぐらいが、国会で言明したことをくつがえすのは無礼千万だ。
【次の発言】 自選です。(笑声)
【次の発言】 民主党は、だれかが出るということにして……。

第10回国会 議院運営委員会 第32号(1951/03/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私の方もあとで……。

第10回国会 議院運営委員会 第33号(1951/03/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは結果からいうと、閉会中に政府が審議会をつくつて、次の国会でそれに対する法律案を出すならば通るにきまつておることなんで、国会みずからが、国会の権限を政府に讓渡でもしたようなかつこうになることは非常におもしろくない。閉会中無理に、そんな法律によらずしてつくれる権限が政府にあつてはならないから、私は参議院回付案全体に反対です。
【次の発言】 日程その他に入る前に、特別の問題でお聞きしたいのですが、今アメリカの共和党、民主党の代表的な下院議員が二人来ておる。これはわが党の議員がワシントンで会見もしたので、私の方に連絡があつたわけですが、それは講和会議の問題について来たわけです。そこで……

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 衆議院の方は、きよう中にでも上るような模様ですか。
【次の発言】 事務当局に伺つておきたい。会期は十分あるのですが、諸般の状況で自然休会ということになるわけです。ところがその際、重要な議案があつて衆議院が休会せずに審議を継続しているのに、参議院が休会を決議したり、あるいは自然休会したりすることができるものでしようか、どういうものでしようか。
【次の発言】 今石田君が言われたように、参議院がそう言うから、協力して審議を進めるけれども、それ以上のことはできないので、従つて三十一日までに参議院を通過するという見通しがつかないなら、もう一ぺんここで誠意を尽して交渉して、これらの議案を完了す……

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私どもは参議院の修正に賛成します。
【次の発言】 延ばしましよう。
【次の発言】 どうですか、秘密外交だけ、きようやらしてくれませんか。これは早く片づけてしまいたいのです。
【次の発言】 それでは、こういう意味で一日がまんします。聞くところによると、総理大臣兼外務大臣は、きようの本会議に出席できないということであります。外務大臣がいないところでやつても意味がないから、明日の本会議でぜひやるようにお願いします、
【次の発言】 そうなると、われわれは非常に協力的な態度をもつて今日まで来たのだけれども、かけひきでひつぱつてしまうというのなら、われわれも考えなければならぬ。共産党の方の外務……

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この参議院の修正は、わが党の修正と一致しておるので、わが党としては賛成であります。従つて衆議院としては、この参議院が全会一致で修正して来た公正妥当なる案件を全部賛成せられて、うのみにせられんことを希望いたしまするが、三派の会同では異論もございましたので、本院から両院協議会を請求いたしまして、両院協議会で成案を得られますよう、御努力を願いたいと思います。
【次の発言】 本案件は多少の修正もありましたけれども、本質的の修正でもなさそうであります。この際三分の二をもつて衆議院案を固執するなんということで、他の問題に影響してもいけないと思いますので、本院は参議院の修正をうのみにするというこ……

第10回国会 議院運営委員会 第40号(1951/05/08、24期、国民民主党)

○椎熊委員 わが党は、この問題に関して緊急質問を出しておりますが、政府からそういう発言があるならば、あえて緊急質問をする必要がありませんから、それは撤回いたします。同時に、明日本会議を開いて、ぜひ総理大臣から外交問題についての御発言を願いたいと思います。その発言についての質疑は後に……。
【次の発言】 これは二月十三日のダレス・吉田会談の報告の際も野党の代表が質疑しております。これも前の外交問題と全然関連したものですから、前例通り野党第一党のわが党、第二党たる社会党、これをもつていたしたいと思います。
【次の発言】 これは総理大臣の一般施政方針の発言の際と違う。一般施政方針のときは、その先例に……

第10回国会 議院運営委員会 第41号(1951/05/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私の方は出ておるでしよう。
【次の発言】 ちよつと提案があります。外交委員会設置の問題ですが、これは国会法制定当時私が何べんも繰返したように、講和会議が具体化された場合、今の常設の外務委員会ではいかぬのじやないかという議論があつて、これは速記録にも明らかに残つております。それに基いて去年は三十五名にふやしたのですが、自由党の考え方がかわつて来て、ほかの常任委員会と同様二十五名になつております。これでは今度いよいよ条約文を突きつけられて調印ということになると、各党とも、もう少し委員を入れておきたいということになるのは当然であろう。自由党ももちろん数は多くなるわけですが、私は少くとも予……

第10回国会 議院運営委員会 第44号(1951/05/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 自由党の方で三分の二とれるというなら……。
【次の発言】 私らは反対だ。
【次の発言】 赤松君の緊急質問に賛成いたします。
【次の発言】 そうすると、一、二、三、五号は委員会にまわすのですね。
【次の発言】 それから本院が承諾をしておる内閣にある社会保障制度審議会の委員のことですが、その審議会から、欧州の社会保障制度研究のために委員を二人派遣することになつた。大阪商科大学の先生と、国会推薦の議員としてわが党から出ておる川崎秀二君の二人が、今月二十日以後にあちらに行くことになつておる。まだ請暇届は出しておりませんから、ただちにこれは出しますが、本院の承諾がないと出て行かれないわけです……

第10回国会 議院運営委員会 第45号(1951/05/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 賛成です。国会開会中ですから、やはり議決すべきでしようね。
【次の発言】 議決しなければ何の弔詞だかわからぬ。ただわれわれ議員として集まつてやつたということになる。国会がやる弔詞なら、やはり議決しなければならぬ。
【次の発言】 反対の党派を除いて、賛成の党派だけでいいでしよう。
【次の発言】 それでは十五名でいいでしよう。
【次の発言】 五日くらいでいいのじやないですか。

第10回国会 議院運営委員会 第46号(1951/05/19、24期、国民民主党)

○椎熊委員 党を超越してですか。
【次の発言】 きようは指名して休憩して……。
【次の発言】 警察法などいろいろあるから、一週間だけ会期を延長しようじやないか。

第10回国会 議院運営委員会 第47号(1951/05/21、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは一般の議員には関係はないのですね。庶務小委員会にお願いしたらいかがですか。
【次の発言】 別に急ぐことでもないでしよう。

第10回国会 議院運営委員会 第48号(1951/05/23、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この委員会は、法案の内容の審議みたいなことをする委員会でないので、そんなことは当該委員会でやればいいはずだろうと思うのです。私は、きよう梨木君が官房長官に質問するのは、何か政府の国会に対する手続の問題とか、そういうことだと思つたのですが、法案の内容みたいなことは、ここでは聞く権限もないし、答える必要もないのではないかと思う。そういうことはちよつと困る、悪例になると思うのです。当然当該委員会でやつておるから、さらにここで重複して質問するということはどうかと思うのです。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 これは別の問題ですが、先般マーカツトさんの日本経済自立に関……

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私の方は修正案を出しておりますから、修正案が破れれば原案に賛成いたします。
【次の発言】 私どもの方は、これから代議士会を開いてきめなければなりませんが、修正案が破れれば、役員会では原案賛成ということになつております。
【次の発言】 この問題についしは、今各党で相談しておりまして、電力料金値上げ反対の決議案を出したいということで、社会党にも自由党にも今申入れをしております。なるべく全会一致の決議案にしたいということでございますから……。
【次の発言】 関連して……。私は議員提出の法律案が非常に多いので喜んでおるのですが、議員提出の法律案がこんなに出ていて、それが審議未了になるという……

第10回国会 議院運営委員会 第50号(1951/05/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ぼくの方は異議なし。
【次の発言】 私の方は、両院協議会の開催を主張いたします。投げておけば廃案になつてしまう。
【次の発言】 わが党も異議なし。
【次の発言】 これは、現在の市会議員は認めるが、今後は認めないというのですね。
【次の発言】 そのうちで、電気通信委員会で、共産党を除く各党の賛成を得て共同提案して、委員会を通過した決議案がある。それはテレビジヨン放送実施促進に関する決議案ですが、これはあしたひとつやつていただきたいと思います。
【次の発言】 わが党が出してある電気料金値上げ反対の決議案は、各党賛成しておくべきだと思うのです。

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この法案は非常に重要な法案で、衆議院の削除の方には私ども反対である。参議院決定の方が合理性があるというのが私どもの党の態度であります。二年を三年にすることは、現に全国十一県では、すでに次官通牒によつてこれを実施しておるところさえある。自由党の主たる反対御意見は、予算に重大な影響を及ぼすだろうというところから来ておるようです。多少は予算に影響があつたにしても、教員の職分から申しまして、これは重大な問題ですから、参議院の修正のようにした方がよいと思うが、両院で意見が一致していないのだから、両院協議会を開いてもらいたい。自由党内でもこの修正案に賛成の人さえあるように聞いておる。両院協議会……

第10回国会 議院運営委員会 第52号(1951/05/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 そうすると、こういうことになりますか。これは委員会に移して、きのうのテレビジヨンのように、委員会で各党が賛成するようなことになれば、本会議でやらせるということに……。
【次の発言】 決議案の場合は全会一致の場合もあるが、そうでない場合もある。たとえば内閣弾劾決議案というようなものもある。そういうものが出るたびごとに、原則として委員会まわしということはない。原則として本会議でやる。だからきようは委員会にまわすとか、上程する、しないということは保留して、明日まで各党の間で努力を続けましよう。
【次の発言】 明日でいいでしよう
【次の発言】 否決だから、廃止にならないことになる。ところが……

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/05/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 先般来私は、未解決の法案がたくさんあるから、会期を延長しても結末をつくべしということを主張しておりましたが、その私の考え方が、常任委員長会議におかれましても適当と認められたことと信じます。もとより会期延長は、一応五日間ということで賛成しておりますが、もし足らなければもつと延ばしたいと思います。
【次の発言】 それは佐竹さん、あなたは感違いしているのです。直轄事業は知事の権限ではないのです。
【次の発言】 承認。
【次の発言】 私どものむことに賛成いたします。
【次の発言】 質疑五分に賛成。
【次の発言】 小平君は、私どもと賛成理由がまつたく一致しておりますから、あえて討論しなくとも……

第10回国会 議院運営委員会 第56号(1951/06/02、24期、国民民主党)

○椎熊委員 党の立場を聞くのですか。この問題についての正論を聞きたい。党の立場なんか聞きたくない。党の立場の説明なら、本院の扱うところではない。
【次の発言】 もう少し言い方を慎んでもらいたい。
【次の発言】 この案について討論したいというのなら、一つのりくつがある。共産党の立場を説明したいというのなら、本院に関係したことではない。この案に関係してない発言である以上は賛成できない。
【次の発言】 せつかく百二十六名から提出しておるんだし、これは委員会にまわすべき性質のものでもない。当然本会議でやるべき性質のものだから、諸君が反対するなら反対してけつこうですが、いずれにしても、こういう百二十六名……

第10回国会 議院運営委員会 第57号(1951/06/04、24期、国民民主党)

○椎熊委員 参議院の修正は、わが党の衆議院における主張でありますから、われわれは参議院の修正に同意したいと思います。
【次の発言】 よろしゆうございます。
【次の発言】 どういうものですか。
【次の発言】 臨時国会の方は聞いておきたいが、内閣改造の方はするかしないかわからぬの、だから……。

第10回国会 議院運営委員会 第58号(1951/06/05、24期、国民民主党)

○椎熊委員 参議院の修正点は……。
【次の発言】 それなら改正法案を出さなくてもいいね。
【次の発言】 三分の二で行くかどうかの問題です。
【次の発言】 これは、わが党は最も賛成者が多いので自由党にも社会党にも賛成者がある。衆議院は大多数をもつて通過しておるから、三分の二でやるという建前で行つて、それだけにならなければ廃案にしてもよい。
【次の発言】 競輪、モーターボート等、世間でとかくの批評のあるものはほとんど社会党から出ておる。今になつて新聞がとやかくいうからといつて、社会党がいい顔をしようと思つてもだめだ。競輪などは特に問題になつておる。あれは社会党の熱心な勧告によつて、友党の建前から義……

第10回国会 議院運営委員会 第59号(1951/08/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 従前通りでいかがですか。
【次の発言】 主任みたいなものを届け出たらどうか。
【次の発言】 この三つの特別委員会とも継続的な案件を現在持つておりますから、短かい会期であるが、中断してしまうということはどうかと思いますから、従来通り今回も設置するということに願います。
【次の発言】 政府側にお尋ねしたい。講和條約の調印に対する全権問題ですが、こういう行動は政府の行政権に属するものであつて、国会は調印後の批准をする国家最高の機関であります。それで調印に議員の資格を兼ねた者が全権として赴任することについては一つの疑いを持つておる。政府はそれにもかかわらず、あえて国会議員を全権に任命したい……

第10回国会 議院運営委員会 第60号(1951/08/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 前の委員会で、私どもの方は少くとも会期四日を要求しておるのであります。それはおそらく国会の成立、開会式で一日を費すであろう。従つて実質的に審議する期間は三日くらいはなければならぬ。こういうつもりで四日を要求しております。そこで今自由党から三日ということになりますと、実質的に二日しか審議する期間がない。それでは私どもは賛成ができない。実質的に三日間やれるということであれば、なお考慮の余地はありますが、頭から三日にして、実質的に二日ということであれば賛成できないのです。その点もう少し内容的にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 事務総長にお伺いいたしますが、まず国会が召集されると……

第10回国会 行政監察特別委員会 第6号(1951/05/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 証人にお尋ねしたいのですが、証人は北海道海上区の設立の使命を帶びて北海道へ渡られた。その北海道へあなたが派遣せられる当時の状況です。日本共産党のどういう機関があなたを派遣したか、具体的にどういう人からあなたは、その命令を受けたか。
【次の発言】 北海道にあなたが渡られてから、主として函館の北部機帆船の組合等を根拠として十名くらいの党員を護得したと言われたが、小樽、室蘭、釧路ではどの程度の党員ができましたか。
【次の発言】 あなたは中央で紺野与次郎氏の指令を受けて北海道に渡られて、党活動にただちに着手したのでしようか。北海道に参りますと、一番先に札幌の地区委員会と連絡をとつて、それか……

第10回国会 行政監察特別委員会 第14号(1951/06/21、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は先ほど証人の言葉が低声のために聞き取れないところが多かつたので、委員長が聞かれたのと重複する点があるかもしれませんが、その際聞こえなかつたものですから、そういう点もお許しを願つてお尋ねしたい。  証人は小樽の出身ですが、小樽におられた際に共産党に入党されたのでしようか
【次の発言】 違うのですか。
【次の発言】 いつ入党されたのですか。
【次の発言】 そのときは東京におられたのですか。
【次の発言】 九州若松へ行つてから入党したのですか。
【次の発言】 だれの紹介で入党しましたか。
【次の発言】 それはどういう立場の人ですか。

第10回国会 水産委員会 第26号(1951/03/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちようど水産庁の長官がおられるようでありますから、関連してお伺いします。これは驚くべきことを初めて聞いたので、実は愕然としたのですが、そういう事実があることを今まで知りませんで、はなはだうかつ千万でしたが、事は小委員会へ付託されておるそうですから、内容はいずれ小委員会で詳細に検討になることと考えますが、われわれは党を代表して、このことだけを責任ある当局から聞いておきたい。ただいま永田議員が発言せられたるお言葉の中に、驚くべき不穏に感ぜられる言辞がある。たとえば水産庁は官文書を偽造した、内閣の閣僚は詐偽行為に関連がある、共謀しておる、こういうことは国会としては聞捨てにならぬことでござ……

第10回国会 電気通信委員会 第2号(1951/01/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 大臣の御説明をほかの用務のために聞くことができませんでしたので、たいへん遺憾でございました。しかしここに渡されております説明の資料によりまして、少しくお伺いしたいと思います。  問題は昭和二十六年度電気通信事業特別会計予算の問題でありますが、そのうち私の聞きたいのは、主として歳出の部門でございます。ここに電信電話等の建設事業に要する財源は、公債收入として受入れが百三十五億円となつておりますが、これは本年度と比較してどういうことになつておりますか。
【次の発言】 大蔵省の資金運用部からは、来年度はないのですか。
【次の発言】 この百三十五億円という架設費は、二十五年度の架設の計画の費……

第10回国会 電気通信委員会 第4号(1951/03/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 同僚長谷川君の多岐にわたる質問に関連いたしまして、二、三の点を簡単にお聞きしたいと思います。委員長は懇切丁寧なお答えですが、形容詞が多いようですから、もつと簡潔に要領よくお答弁を願います。  私は大体放送の内容の問題について二、三お伺います。第一は、ただいま古垣さんもいらつしやるようですから、時事解説の問題について伺います。いろいろな放送のあるうちで、時事解説は私どもから見ますと、非常に重要な影響を国民に与えている。最近の放送局における時事解説は、私どもの聞くところによると、たいへん評判がよろしい。非常に公平で、非常にわかりよく、まことにけつこうなことだと思います。従つてこの時事解……

第10回国会 電気通信委員会 第14号(1951/05/11、24期、国民民主党)

○椎熊委員 議員提出の法律案に対して、委員会を非常に侮辱した言辞のあつたことは遺憾千万だ。あの際官房長官の談話なども新聞に出て、非常に不愉快に思つたのだが、官房長官が知つているとかいないとか、そんなばかなことはない。あの法案を議員提出で出して、国会を通過して初めて政府が知つた、それでけつこうなんだ。あの法律案がいいか悪いかは別問題だ。当委員会が正当と認めて、ほとんど大多数で通過した。しかもこの電波監理委員会というものは、政府が任命する他の委員会と違う。常時勤務で、一般公務員と何らかわらない。しかもそれが高級官吏であつた人たち、何十年という長い年月行政事務を担当しておつた人たちが、この委員会の委……

第10回国会 電気通信委員会 第18号(1951/05/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいま委員長の御宣告にありましたように、テレビジヨン放送実施促進に関する決議案を提出したいと思います。当委員会開催に先だちまして、各党それぞれ了解を求めつありまして、当委員会委員長も御賛成の趣でございます。共産党を除くその他の会派全体の共同提案をもつていたしたいと思います。  今その主文を朗読してみます。    テレビジヨン放送実施促進に関する決議   今や世界の放送は既にテレビジヨン時代を実現している。わが国放送文化の発展を期する上において、テレビジヨン放送の実施は、現に国民の挙げて熱望するところである。   よつて政府は、テレビジヨン放送実施に必要な送受技術の発達、受信機の普……

第10回国会 電気通信委員会 第21号(1951/05/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 日本の電話事業は、根本的に再検討しなければならないものじやないか。この法案のごときは臨時的なものであつて、本質的には一つの弥縫策であると思う。私どもはコーポレーシヨンの方式で行くか、現在のような国営状態で行くかということは、非常に大きな問題があると思います。これらは私どもは真剣に当委員会を中心として、さらに深い研究を進めてみたいと思います。  当面の問題としては、積極的な施策を実施すると標榜しておる現内閣の施政の根本方針のうちに、非常に食い違いがあるのではないか。国家再建のために盡力せられ、多くの功績を残したる現内閣としては、もつと日本の経済産業復興のために、電話事業のごときについ……

第10回国会 電気通信委員会 第22号(1951/08/07、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつとこの機会に地方的の小いことですが、ただ一点お伺いしたいと思います。その前にせつかく新しい大臣をお迎えしたのですから、大臣に対してもお願いやら注文があるのです。私どもこの委員会に勤めておりまして、今年は電気通信事業のために、当該大臣の責任上はなはだ不幸なる年である、こういうことを痛感しております。それは主として本年度の予算の問題であります。私は前国会におきまして、その問題ではたいへん失礼なる言辞を弄しまして、その当時の大臣にお伺いした点もあるのであります。幸いにして私どもあきたらなかつた大臣が更迭されまして、日本の電気通信事業のために私は慶賀にたえない。しかもおかわりになつた……

第10回国会 内閣委員会 第3号(1951/02/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は国民民主党を代表いたしまして、ただいま議題となつております両案に賛意をいたすものであります。  この際、賛意の理由の中に一言私見を加えておきたいと思います。ただいま質問の際に、共産党議員の方でございましようか、いろいろの理由をあげて、反対のごとき意思表示をなされております。共産党はもとより天皇制を否認せんとする政党でありますから、天皇の名においてなされる一切の行動は賛成しがたいのでございましよう。その政党としてのやり方、考え方については、私もわかるのであります。しかしながらわが国の国民性、醇風良俗ともいうべき、人をあわれみ、人をほめたたえるのわが国民性の上から申しまして、金額の……

第10回国会 内閣委員会 第18号(1951/05/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 大分論議が重ねられたようですが、私は国民民主党を代表して、一言本案に賛成の趣旨を申し述べたいと思います。  政府が提案しておられます北海道開発法の一部を改正する法律案に反対の根拠はどこにあるか、主として北海道の公選知事たる田中君を中心とする社会党一派の人々の反対のようでございまして、この反対の言論は、ことごとく文書にしたためられて要所々々に配布せられておるので、反対の論点が明確に示されております。これを要約するに、反対の第一点は、北海道の総合的開発に支障を来すということ、第二は、北海道の自治権を縮小するものだということ、第三点は道民の負担を増加せしめる、その他にも多少の問題はあるよ……

第10回国会 郵政委員会 第5号(1951/03/12、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいまの柄澤君の動議は、もつともな節も多いようでございますけれども、私は議院運営委員をやつておりますので、御参考までに申し上げますと、この委員会がどうきめられようともそれは自由ですけれども、運営委員会としては、原則として、国会開会中は、国政調査に名をかりて出張することは厳禁する、そういう申合せになつております。従つて、国会が自然休会であるとか、あるいは閉会後であるとかいうときは、それは委員会の決定により、議長が許されれば、できないこともございませんが、開会中は大体できないことになつている。先般法務委員会からの、大阪方面における緊急を要する重大問題に関する出張のことについてですら、……

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいまの石田君のお話は、先ほど非公式の交渉でも了承したのですが、了承した趣旨は、衆議院がもしこの間の運営委員会できめた通り午前十時からやるということになれば、時間が初めから限定されて、午後一時、ころまでには終らなければならぬ。衆議院の状態は、はたしてそう簡単に行くかどうか、開いてみなければ予想がつかぬのでありますから、従つて十分なる質疑を重ねるという意味から定刻から始めれば、やろうとすれば終日でもやれないこともないのであります。それで非常にいいというふうに感じまして、衆議院における審議は丁重に、非常に慎重にして深刻なる審議に入る、こういう意味から、せつかくの自由党からの申出でもあ……

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 たいへんけつこうなことでございます。
【次の発言】 異議ありません。
【次の発言】 賛成です。
【次の発言】 権限はあるわけなんだ。権限はあるのだけれども、行使させないというのだ。
【次の発言】 国会が独自の態度で送るということは、わが党も賛成であります。それに各党の国会対策委員長を入れるということであるならば、わが党は一名の割振りだと編成上困難であります。その間の状況を察知されて、各党対策委員長を出すという趣旨から二名にせられたということは好都合でありますから、賛成します。
【次の発言】 講和の草案の内容を見ますと、日本の領土の問題についていろいろ不満の点がある。そこでこれに対す……

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それはおかしい。
【次の発言】 これは原案がいいね。
【次の発言】 最初は條約関係の質疑だけですね。
【次の発言】 自由党は、時間はとつても、やらないということであつたが……。
【次の発言】 自由党が入つても、各党の時間には影響ないわけですね。
【次の発言】 私の方も一人です。
【次の発言】 それだけは野党に許してもらつて、自由党は別にやればいいと思う。
【次の発言】 第一日は君の方で打切つて、あと四人だから……。
【次の発言】 君の方は一時間で、一人でいいのだろう。
【次の発言】 それはいけないよ。結果において三時間を越えなければいいだろう。

第12回国会 議院運営委員会 第2号(1951/10/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 緊急質問の問題ですが、総理の発言に対する質疑はきよう、あすで終る。そこでその直後、重大な問題がたくさんあるので、緊急質問をお認め願いたいと思います。日取りはあとでおきめ願つてけつこうです。
【次の発言】 われわれは政府の都合も考えて、こういう重大な講和の問題ですから、政府もこれに集中して早く片づけたいだろう、われわれも講和の問題に全力を注ぎたい。内政上の問題についてはそれと切り離して、緊急質問した方が政府にとつても、国民にとつても明確にわかつていいということで、緊急質問を出しておるのでありますから、総理の演説に対する質問が済んだあとに、なるべく早く適当な機会に相談してもらいたい。具……

第12回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 賛成です。
【次の発言】 石田君の発言でありますけれども、趣旨において非常に違つているのです。私どもが、目下政府との間に質疑を重ねている問題は、主として講和條約に関する問題で、それも総理大臣は内政問題にも触れておりますから、やらんと欲すればやることができるのです。今度の重大な條約の問題については、前例を踏襲してやることも必要だが、今度の場合は前例もないことだから、別にしてしかるべきことだと思うのに、時間の制限などが嚴格に加えられておる。従つて、われわれは主として條約の問題に主力を注ぎたい。国内の問題にまで及ぶということになると、とうてい時間が足りない。しからば次に補正予算などが出て……

第12回国会 議院運営委員会 第4号(1951/10/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 補正予算がきのう出て、それをあす説明するということはけつこうです。質疑を二十二日に行うということも了承しました。二十三日の休会も了承いたします。従つて二十二日一日でやるとなれば、与党は全部遠慮してもらわなければできぬ。与党が全部遠慮するなら私どもは同意する。但しここで先般来われわれが主張しておつたのは、米の統制撤廃に関する緊急質問であります。それを諸君は多数をもつて、適当の機会があるのだから、そこでやれということであつた。しかし補正予算も非常に大事だが、米の問題も非常に重大で、これに触れることになると専門的な知識がいるので、なかなか一人でこれまでやつてしまうことはめんどうです。こう……

第12回国会 議院運営委員会 第5号(1951/10/19、24期、国民民主党)

○椎熊委員 二十七名という、こんなに委員会から大勢行くことは多少研究の余地はあると思いますが、全然行かないということもどうかと思うし、中村君が今言われたように、これをやるとするならば、各委員会から一人ないし二人ずつくらい――二人として十二名ですが、それを二班くらいにわけてやるということでどうですか。
【次の発言】 その通りだと思いますが委員会の今度の台風に関する重要性は農林、水産、地方行政、建設などで、運輸など特に見る必要はない。これは運輸省が調査すればよい。予算はそこまで地方のこまかいことをやらなくても、もつと大きなところで勉強してもらわなければならぬと思います。ですから農林、水産、地方行政……

第12回国会 議院運営委員会 第6号(1951/10/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 予算委員会は予算の部屋を使うのですか。

第12回国会 議院運営委員会 第7号(1951/10/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 委員会の模様は、あすの午前中質疑があり、午後一時ごろから討論採決という状態になつておる。そこでこの大法案を夜になつて、深夜に及んで審議するということでなく、冷静にやつて行きたいのと、各党の態度の決定も、大体ぼくらの方はきようきまるだろうと思いますけれども、なお異論があるので、本会議は明後日の定刻から開会する、そういうことを希望します。
【次の発言】 委員会の方のとりきめはその通りでしよう。それはいいのです。しかし委員会が上つて来るということになれば、議院運営委員独自の見解で本会議を考えなければならぬ。私は社会党がそこまで各党で話合いした以上は、棄権するかどうかは別として、あすの午前……

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 社会党の問題は、事情はよくわかりますけれども、運営委員会としてはやはり原則を守つて行きたいと思いますから、原則を守つても左派の十六人の二十三社会党の方の発言のできるような、原則を破らない考慮をしていただきたい、こう思います。ただ従来の社会党を二党と見て、二十分、十分にわけることには反対です。そうでなくて原則を守りつつ発言を与える、すなわち田中織之進君の最初の希望が達せられるような方法がかえつて原則を守れることになると思います。
【次の発言】 社会党の反対というのは半分反対、半分賛成ですが、それでも順位は同じですか。
【次の発言】 残余の順位は……。

第12回国会 議院運営委員会 第9号(1951/10/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 修正のオーケーが来たというのはどういうことですか。
【次の発言】 第三の討論を省略しろということでしよう。
【次の発言】 賛成だ。
【次の発言】 討論はやめましよう。
【次の発言】 火曜日。
【次の発言】 きようは二時ですか。

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この中の第二の、わが党から出ておる地方財政危機に関する緊急質問は、予算委員会等の都合もありますので、来週にしていただきたいと思います。第一の中共、東南アジア及び近東貿易に関する緊急質問は、非常に緊急を要する問題でありますので、ことにきようは何もないのですから、きようの本会議でやらしていただきたいと思います。
【次の発言】 これは国務大臣の演説で、具体的なものが出て来たのです。
【次の発言】 もつと具体的な問題がある。今内容に触れることはいやだが、日本の重要な貿易政策の上に影響する問題が現に生じて、政府が折衝しておる問題もあるし、インドネシアとの問題とか、そういうことがあるのです。そ……

第12回国会 議院運営委員会 第11号(1951/11/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私の方で運営委員がかわりまして、きようから小林運美君がなりました。従つてわが党の運営委員は川崎君、私、長谷川君、それに新たに小林君、そういうことになります。何ぶんよろしくお願いします。
【次の発言】 社会党左派の上林君がやるのはどうだろう。
【次の発言】 これは保留ですね。
【次の発言】 討論の内容がみな一致しておるならいいわけだ。
【次の発言】 私の方は宮腰君が賛成討論をやります。
【次の発言】 これは理事ですか。
【次の発言】 これはこういうことです。参議院議員の、元労働組合のリーダーか何かしておつた人で、愛人とともに姿をしばらく隠しておつたという人がある。その人の逮捕状を持つ……

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/06、24期、国民民主党)

○椎熊委員 異議なし。
【次の発言】 地方財政平衡交付金増額に関する決議案は、自由党と共産党とを除いた、いわゆる野党連合の決議案になつております。従つてわが党と社会党から出ておりますのを一本にしていただいて、趣旨弁明は社会党の方からやつてもらうことにきまつております。ごく簡單なものですから、本日のような閑散なときにこれを取上げるように、特に希望いたします。  それから主食統制撤廃反対の決議案は、これは生かしておいてもらつて、本日でなくてもよろしいということです。
【次の発言】 主食の方は本日は留保でけつこうですが、地方財政の方は本日ひとつお願いいたします。

第12回国会 議院運営委員会 第13号(1951/11/08、24期、国民民主党)

○椎熊委員 同じ趣旨の決議案が三本出ておるようですが、わが党から出しております藤田義光君外八名提出のものは、前回の議院運営委員会ですでに上程を決定しておる。これは動かすことができないものである。その他は内容の同じものですから、これに併合して、これ一本で本日上定することに願いたい。
【次の発言】 そうではなく、文案において意見が一致した場合は、全会一致の決議案にしよう、共同提案にしようということを、ことに山口さんもおられるが、山口さんみずから出で確認されたことになつておる。ところがここに出ておる自由党の決議案の案文というものは、決議案の体をなしていない。もはや予算が本日にも衆議院を通過するという……

第12回国会 議院運営委員会 第14号(1951/11/10、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それでは梨木君がぐあいが惡いということだし、日程第三の討論はよしたらどうですか。

第12回国会 議院運営委員会 第15号(1951/11/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつと皆さんに御同意を得たい問題があります。実は野党各派で相談して、緊急質問でもしようかということであつたのですが、事柄が事柄ですから、なるべくそういうことでなしに行きたいと思うのです。それはこういうことです。きのう京都大学に天皇陛下が行幸になつた際、自動車その他に非常な失礼な行動があつたということが新聞に報道されて、京都市民は非常に憤激しており、全国民は非常に心配しております。それでこの際緊急質問でなしに、文部大臣あたりから進んで本会議で発言を求めて、その経過、内容等を説明してもらいたい。もしよければ、本委員会から文部大臣に申し込んでいただきたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第16号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 賛成討論かね。
【次の発言】 私の方は、あとで申し上げます。
【次の発言】 けつこうです。  ちよつと前にもどりますが、人事委員会の一案に対して、わが党は反対討論がありますから……。
【次の発言】 平川君です。
【次の発言】 第二の日、米、加漁業協定に関する緊急質問は、きよう上程ですね。
【次の発言】 関連して、国会議員の歳費等は、公務員の給與の値上りにスライドして上るのは当然でしようけれども、その次に、議員全体が非常に問題にしておるのは、滞在費です。こんなに物価騰貴になつてても、依然として一日千円となつております。歳費の万で上つても、ほとんど税金にとられてしまうし、実質的には、一……

第12回国会 議院運営委員会 第17号(1951/11/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは当該委員会でまとめるより、大体反対のないことですし、字句の修正等は、もし賛成してくれれば応じてもいいのだから、委員会にまわすという処理でなしに、本会議でやるということにしてもらいたい。きよう都合が悪いということなら次回の本会議でもいいのです。
【次の発言】 それも一つの理由があるかと思いますが、綱紀粛正に関する決議案などというものはどこの委員会にまわすのですか。これは運営委員会できめるのが一番いいのじやないですか。
【次の発言】 それではきようは扱いを留保するということです。
【次の発言】 こんなにたくさんあるのですから、きよう全部やらなければならぬということはないのですが、……

第12回国会 議院運営委員会 第18号(1951/11/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 時宜に適した決議案だから賛成するというわけですか。
【次の発言】 賛成せられることは私ども大いに歓迎いたします。そこでこの趣旨弁明ですが、野党でなければほんとうのことは言えないと思うのです。あなた方は政府の与党なんで、与党がこの政府のやつておる綱紀の紊乱がいけないというようなことを言うのは、内輪同士でけんかをするようなもので、ほんとうのことも言えないだろうし、野党が出した決議案でもあるから、趣旨弁明は野党がやることにしたいと思います。
【次の発言】 さつきの石田君の説明によると、与党ではあるが、何も政府に遠慮することはないということであるし、綱紀粛正は吉田内閣が成立する当初の重要声……

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それは個人的なことで、そうなると鶏を飼つている者もやらなければならぬことになるし……。
【次の発言】 それはこの次までにお話合いをきめていただいて、それできまらなければまたその上で……。
【次の発言】 この二本は一本にならないですかね。

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 たいへんけつこうなお催しですが、なお私は、こういうことはできないものかと思います。具体的に相談するときはまた申し上げようと思つておつたのですが、さきに私どもが国会を代表してアメリカに行つた際も、次の倉石君が団長になつて行つた際も、上院では歓迎決議文を議決してくれて、しかも団長には議長席から発言を許した。外国人としては珍しいことだそうです。倉石君もその通りだつたと思いますが、山崎さんも堂々と上院の議長席から演説をした。こういう異例な歓待を受けたのに対して、ただ單に議長サロンでそまつなお茶を差上げるということでおわかれをすることは、どうもわれわれ心もとない点がありますので、われわれは感……

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 番号の順序から行こう。まず一から行こう。これは何も緊急性がないじやないですか。
【次の発言】 委員会ですでにやつたじやないか。法務委員会で梨木君が出てやつたし、あとの委員会でも……。
【次の発言】 第一は緊急性を認められないから、これは反対です。
【次の発言】 二も済んでいる。三は何が緊急ですか。
【次の発言】 そういうことは文部省に行つて聞きたまえ。こんなことは国会をもてあそぶもので、けしからぬじやないか。
【次の発言】 何も緊急性がない。緊急性というわくはさまつておるのだから……。
【次の発言】 みんな整理するということに片づいた。

第12回国会 議院運営委員会 第24号(1951/12/07、24期、国民民主党)

○椎熊委員 関連してですが、規則には「議場に入る者は」とあるのだが、衛視さんたちはどうなんですか。帽子をかぶつておる。
【次の発言】 議長の意見なんか聞いても、大体事務総長と同じだろうと思うので、今後は帽子とみなされるものはかぶらないということにすればいいのではないですか。欧米がどうだつたなんて言つても、欧米でも一人くらいかぶつているのが出て来れば困るから、欧米はどうでもいい。日本の国会では、こういう規則がある以上、かぶつちやいけないということにすればいい。衛視さんがかぶつている帽子でも、規則には「病気その他の理由によつて議長の許可を得たときは、この限りでない。」とあるが、「その他の理由」とい……

第12回国会 電気通信委員会 第1号(1951/10/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は主として大臣に質疑をしたい点があるのでありますが、大臣は所用があつて中座されたようでありますから、この機会にはとめておいて別の機会にしたいと思います。ただこの機会に簡単に申し上げておきたいのは、今度の補正予算の内容につきましては、私どもさしたる異論はないのであります。大体認めたいという精神です。ただ事ここに至りました役所の一貫した方針の上に、非常に私ども不満の点がありまして、疑義もあります。これらは同一政府の内部における大臣の更迭等でありますために、おのずから責任も一貫しておると思われますので、そういう点については強く私どもの主張を主張しつつ、政府の所見を披瀝してもらいたい、こ……

第12回国会 電気通信委員会 第4号(1951/10/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 簡單にお伺いしたいと思います。従業員組合を代表しておらるる鈴木参考人にお伺いしたいのですが、この事業経営のために、十数万の従業員の考え方というものは、非常に重大なる影響があると思うのであります。ことに終戰後、労働組合の発達などから見まして、今日まで数年間の電気事業の経営に、従業員諸君の考え方というものは非常に重要な部分を占めており、これを無視してはこの経営は成り立たない。そこで今度の料金の改訂等についても、従業員諸君がこれに対してどう思つておるか、明確なお考えを率直に聞かしてもらいたいのであります。あなたのお話は一々ごもつともでございまして、私ども非常に感銘深いものがございまするけ……

第12回国会 電気通信委員会 第6号(1951/11/07、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は同僚長谷川君の御見解とは、別な観念を持つております。こういう科学的な発明、発見には、限度というものはあり得ないと思います。さらにさらに一段というような飛した発明、発見というものは、日に日に新たに発見せられて行くわけですから、アメリカではすでにカラーの放送をやつておる、日本も白黒をやらずにカラーでやつた方がよいじやないかという見解は、私はとりたくない。今電波監理委員会の態度として、日本に白黒でもやるとすればどういう標準でやるべきか、それは日本の技術としては実施できるかどうかということであつて、そのために費用がどのくらいかかるかなどということは、第二の問題です。それとは別個に、文化……

第12回国会 電気通信委員会 第7号(1951/11/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは前国会でも同一趣旨のもとに論議もされ、請願もしたような記憶もございますが、あらためて請願申し上げます。  北海道のラジオ共同聴取施設は、日本におけるこの種の事業の先がけをしたものでありまして、文化の非常に遅れている僻陬の地において、便宜上こういう簡便なことをやりまして、いなかの土地に非常に便宜を与え、文化の向上を来し、一般利用者は非常に喜んでいる。そしてこのことはひとり北海道のみならず、本州方面にも波及しまして、全国的に非常に流行している傾向にあると私は思います。これの施設につきましては、前国会で非常に問題になりましたように、特別の法律までつくつて、相当完備した施設にして、他……

第12回国会 電気通信委員会 第9号(1951/11/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつと今の橋本君の質問に関連しておる事項で、御質問したい。これは国際放送ではなく、国内放送なんでしようが、進駐軍の放送、進駐軍関係に聞かせるための放送ですね。あの放送の料金というものは、どういうことになりますか、そういうものはないのですか。進駐軍向けの放送というのは、進駐軍でやつているのだろうと思うのですが、そういうものはどういうことになりますか。
【次の発言】 その使用料というのは、日本政府が拂つているのですか。終戰処理費でやつておるのですか。
【次の発言】 それは放送局の予算の收入でございますか。收入の中に計上されておりますか。

第12回国会 電気通信委員会 第10号(1951/11/21、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいま石川委員の質問の最中ですが、大蔵省の方に別個に質問をする、それが相当長時間を要するのだそうで、私は他の委員会等がありまして、そう長くここにおられませんものですから、はなはだ失礼ですが、質問者の了解を得まして、先般の委員会の継続の質問をしたいと思います。  そこでお伺いしたいのは、先般お預けしておきました放送局の予算関係の問題であります。先般は準備がなかつたために満足な御答弁を得られなかつた、私もそれを追究することを差控えて今日に至つたのであります。従つて本日は政府委員の方は十分なる資料、十分なる準備を整えて御出席のことと存じまするが、なるべく詳細に率直に具体的に明確に御答弁……

第12回国会 電気通信委員会 第11号(1951/11/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 前回の委員会までに放送局の経理内容について、特に進駐軍関係の放送料金の問題についてお尋ねいたしました。本日私の要求に基きまして、これの資料を配付されました。ただいま配付を受けただけで、内容の点検はまだいたしておりませんがおそらく電波監理委員会においては旧来とも、詳細にこの内容を御検討になつておつたことと私は信じたい。そこで私は本日この内容についてかれこれ申し上げることは差控えます。いずれ詳細に研究してみたいと思つております。ただこういう明確な資料があるにもかかわらず、当初予算審議にあたつては、これに対する何らの説明を承らなかつたという点は、われわれ委員といたしましてもその点に気づか……

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、24期、改進党)

○椎熊委員 この問題は、慣例からいつても一月にやつておりますし、いずれ長い間休会になるので、開会式をやつてすぐ一箇月も休むということはみつともない。やはり各党が新国会へ臨む態度の決定は明年になるのですし、内閣の方の準備もそうだと思う。内閣と国会と政党の関係が整備したときに開会式をやつて、陛下をお迎えするという形の方がりつぱに見える。従つて参議院からそういう申出がありましても、さらに相談の上、一月になつて開会式をやるという従来の衆議院の決定で推し進めていただきたいと思います。
【次の発言】 十二時でどうでしよう。

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 社会党と同意見です。
【次の発言】 反対します。
【次の発言】 私は、原則を共産党のためにくつがえさなければならぬということは反対です。それを入れることによつて、非常に建設的に円滑に行くならばまだわかるが、共産党が入るごとによつて波瀾を起し、紛争を来す。今まで長い間やつておつてそうであつた。われわれとしてはそういうことを守る意味からいつても、わざわざ原則をかえてまで、そんなサービスをする必要はないと思う。
【次の発言】 私も予算委員会は非常に重要ですから、しよつちゆう傍聴するのです。予算委員会の理事会が開かれるときには、実に重要な問題を扱つておる。そのときの共産党の態度はなんですか……

第13回国会 議院運営委員会 第5号(1951/12/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それに関連して、これは前々から聞いておきたいと思つて、われわれの党内等でもときどき話し合つたことがあるのですが、それは派遣委員について行く専門員ですか、事務員ですか、そういう者の旅費の規定はどうなつておりますか。
【次の発言】 これによりますと、議員並みに一日千七百円ですか、そのほか一等汽車賃の旅費をとつておるということですね。そうすると、ぼくらのしろうとの考えだと二重に拂つておるように考える。汽車賃は別だが、千七百円というものをやつてあれば、それが宿泊料になつたり目当になつたりするのじやないですか。
【次の発言】 日当は日当で一万円か二万円になる。そのほかに一日千七百円ということ……

第13回国会 議院運営委員会 第6号(1952/01/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 官房長官にお伺いしたい。二十三日に開院式をやりまして、二十三日は総理大臣の施政方針演説を聞くという大体の心組みでおるのですが、同時に大蔵大臣の財政演説があるかどうかということをお伺いいたしたい。
【次の発言】 大蔵大臣の財政演説があるとすれば、当然予算案が提出されると思うのですが、そういうお心組みですか。
【次の発言】 施政方針演説の前に、内閣の一部分にかわりがあるような事態はありませんか。新聞等でいろいろ拝見しておりますが……。
【次の発言】 またまた内閣の改造をやるということに了承してよろしゆうございますか。
【次の発言】 そうすると、今非常に重大な問題になつておるのは、安保条……

第13回国会 議院運営委員会 第7号(1952/01/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 どこですか。
【次の発言】 本議場の冷房装置はどのくらいかかるのですか。
【次の発言】 それを大蔵省が認めなかつたわけですか。
【次の発言】 それは復活要求をしようじやありませんか。七百万円くらい国会のために使つたつていいと思う。大蔵大臣を呼んで、運営委員会で交渉しようじやないですか。
【次の発言】 参議院などでは、全部買つてしまつたというようなことを聞くのですが、その通りですか。
【次の発言】 弾劾裁判所は、設置以来一件も事件があつたことがないと聞いておるのですが、そうすると、本年度の予算などは事務費、証人旅費その他職務雑費等において、相当の余りが出て来るだろうと想像するのですが……

第13回国会 議院運営委員会 第8号(1952/01/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今の林君の発言に関連して……。林君は国会の権威のためにというが、私は国会の権威のために林君と反対の意見を持つております。それは、議長は発言者に対する権限はあるだろうが、そんなことを認めたのでは、真の言論が国会では闘わされない。議長というものは議事の運営を主宰するものであつて、発言者の言論の内容に立ち至るなどということは議長の職権ではありません。不穏当の箇所があつた場合などでも、それは院議に問うて訂正するとか抹殺するとかするのであつて、議長独自の考えでそういうことはできない。そういうことをしてはならぬ。従つて総理大臣の発言を親切になどということは、共産党から総理大臣に抗議を申し込むべ……

第13回国会 議院運営委員会 第9号(1952/01/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 わが党は、この四人とも異議ございません。
【次の発言】 小川君の時間ですが、きのう苫米地君は四十五分やつていないから、五十分ぐらいあると本人は言つているのですが、どうなんですか。

第13回国会 議院運営委員会 第10号(1952/01/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 賛成いたします。
【次の発言】 賛成です。
【次の発言】 土井君のせつかくの御発言ですが、社会党の勧告によつて、わが党がきめたことをかえるようなことはありません。
【次の発言】 どうでございましよう。追悼演説は、反対党の第一党から出すことにしたらどうですか。
【次の発言】 私は淺沼さんにやつていただけば非常にけつこうだと思いますけれども、今の社会党の委員の発言に非常に不穏当な点があるので、同意しかねる。反対党の第一党から出すということは慣例でもあり、わが党から出す人がどうのこうのということは、よけいなお世話である。私どもでもちやんと総務級の人である。そういう人はちやんと総務級です。……

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/05、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは各派の共同提案にしたいと私ども考えているのでありまして、各派間で今折衝中です。まだ最後の段階にまで行つてない節がありますから、本日はこの扱いを留保せられて、次の運営委員会でやつていただきたいと思います。
【次の発言】 なるべく黙つていたかつたのですけれども、山本君は非常につまらぬことを言つておる。もしその通り総理が言つたとすれば、これは国会の権威のために許されぬことです。総理はほんとうにそういうことを言つたのですか。けしからぬ話です。そこであなたは与党であるし、ぼくらは野党であるから、いろいろな立場から見てものの見方はある。それを説明するのに、そういう国会を侮辱するようなこと……

第13回国会 議院運営委員会 第13号(1952/02/12、24期、改進党)

○椎熊委員 ただいま事務総長から御報告がありましたように、私どもは去る二月の八日をもつて改進党という新政党を組織いたしました。昨日成規の手続をもつて届出をしたのであります。党の組織、内容等、旧来と非常なかわり方であるのでございますが、国会内における各党とのおつき合いは、従前通り御好意をもつてつき合いを願いたい、こう存ずる次第であります。簡單ながらごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ぜひ前例通りにお願いいたしたい。
【次の発言】 第二区ですと、佐々木君と、玉置君とがあるのです。佐々木君は政府側の人だから、そうでない方がよいのではないですか。

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/16、24期、改進党)

○椎熊委員 ぼくもその方がいいと思う。
【次の発言】 これはきようでなくてもどうでしようか。
【次の発言】 ただきようきめていただきたいのは、私の方の十六は撤回いたします。これは委員会で質問したところ、責任ある答弁があつたので、将来緊急質問をするときの参考になると思いますので、これは撤回いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第15号(1952/02/21、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党は、理由は申し上げませんが、これには反対です。
【次の発言】 社会党が人が減つて委員がふえるのに、われわれの方は人がふえて委員が減るわけですか。
【次の発言】 私どもも提案者の一人になつておりますが、深い関心をこの決議案に持つておるわけであります。実は先般来自由党の国会対策委員長との間で、この趣旨弁明を私どもの方に讓つてもらいたいという話をしておりましたが、本日承れば先輩大野先生が御切望になつておるということでございますから、私どもも無理は申し上げません。大野さんでけつこうでございます。そのかわり討論者を私の方で……。

第13回国会 議院運営委員会 第16号(1952/02/23、24期、改進党)

○椎熊委員 それは反対できないのです。今まで共産党から出ておつた人が、権利があつた議員にしても当らなくなるのです。数字の変動の結果、適正に割当てることになれば、当然当らないのですから……。
【次の発言】 この防衛費の問題は、先般来予算委員でいろいろ論議されておりましたが、政府はこれを明らかにしておりません。しかるに本日の新聞によりますと、非常に具体的に新聞に出ておる。これは出所等がわかりませんし、その通りであるかどうかはわかりませんが、いずれにいたしましても、この問題は日本の国民が非常に関心を深めておる問題であります。この問題に対する不安を感じたり、あるいは政府に対する不信の感覚を持つたりして……

第13回国会 議院運営委員会 第17号(1952/02/26、24期、改進党)

○椎熊委員 今度の予算の中で、予算委員会でどうしても明確にならぬような点がたくさんありまして、どうしても委員長報告に対する質疑が出て来ると思います。その際には、旧来のように時間をあまり短かくしないで、そんな冗漫なことは許されないでしようが、まあ再質問程度のものは許してもらうようにしたいというのは、予算を取扱う上においても、行政協定の問題などで委員長にかなり申出などをしておつて、それが実現されないで残つているような問題がたくさんあります。それはきようの委員会でもおそらく解決しないであろうと思う。一応こういう点に対して野党が質問したのに対して、委員長はどうしたかということを明らかにしておかなければ……

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/27、24期、改進党)

○椎熊委員 岡崎国務大臣に対する不信任決議案の内容については、私が申し上げる必要はないと思いますが、これの扱いにつきましてはぜひ本日でなければいかぬということを私ども考えております。聞くところによると、行政協定仮調印が本日にも行われるということで、われわれが信任することのできない岡崎さんによつてこのことが調印されるということは、われわれにとつては重大な問題であります。許すことのできない問題だと深刻に考えております。従つてこの時機を失するにおいては、この不信任決議案を出しましたる意義の上からいつても非常に稀薄になりますので、緊急を要する事態である。そういう意味で、特に運営委員会を開いて御相談を願……

第13回国会 議院運営委員会 第19号(1952/02/28、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党の長老木村先生の逝去に伴いまして、丁重なるごあいさつをいただき、なお本日本会議において弔詞など賜わるということは、われわれ党員として感謝にたえません、つきましては弔辞演説の件は、慣例等もあるのでございますが、先般社会党の書記長淺沼さんがかわつてやられたという例もありますから、でき得べくんば、大政党たる反対党の自由党の方から適当の人を選んでやつていただければ非常に光栄だと存じます。
【次の発言】 ありがとうございました。他の会派が御異議なければ、わが党としては非常に光栄に存じます。ぜひそういうふうにおとりはからい願いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/02/29、24期、改進党)

○椎熊委員 現在はだれだれですか。
【次の発言】 そうすると四人ですか。

第13回国会 議院運営委員会 第24号(1952/03/13、24期、改進党)

○椎熊委員 政府の計画しておる法案の出し遅れになつておる点は、ぼくらも非常に遺憾に思うのです。ぼくらの関係している電気通信委員会では、電波法の改正などを計画しておるようですが、それの遅れておる理由を尋ねたら、法制意見局ですか、その方が混雑しておる。なかなか案件が多いし、人が足りないために、成文化するのが遅れておるために実は遅れておるという御答弁を、われわれの委員会で開いておるのですが、そういう事実があるのですか。
【次の発言】 ついでに伺つておきたいのですが、北海道の災害復旧のことですが、先般の建設大臣の報告によると、百五十億くらいの概算が出ておる。それを建設大臣は、とりあえず二十六年度の予備……

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/20、24期、改進党)

○椎熊委員 異議なし。
【次の発言】 ちよつと、私どもの方から野党連合でたくさん出ておるのですが、その中で、国会を開いてくれなかつたり、諸君が同意してくれなかつたために、時期を失したものがありますから、それらについては、潔く整理してよろしゆうございます。ただこの際どうしても緊急を要するものが一、二件あります。それは、七の国民政府と條約交渉の経過に関する緊急質問、それと九の電力料金値上に関する緊急質問、これはぜひ本日の本会議に上程していただきたい。きようの本会議をはずすと、多分二十五日ごろまで本会議がないことになると思います。そうするとまた時期を失するので、この二つだけはきよう上程してもらいたい……

第13回国会 議院運営委員会 第27号(1952/03/25、24期、改進党)

○椎熊委員 これは委員長や倉石君など考え方は、きようは留保しておきたいというふうに聞きとれるのですが、きよう留保するということは、きようの本会議で重要な他の決議案をやるための支障になるから留保しようというのですか。それならしかたがないと思います。
【次の発言】 倉石君がそういう意思なら私は賛成する。重要決議案をやるために、きようはよそうということなら私は賛成いたします。
【次の発言】 本会議で院の意思を決定したいというものを、委員会にまわしても意味がない。この決議案というものの趣旨に反対なら別だが、趣旨も賛成だということならやつた方がいい。いつまで残しおいても意味がない。私はなぜ急ぐかというと……

第13回国会 議院運営委員会 第28号(1952/03/26、24期、改進党)

○椎熊委員 私どもは、回付案に同意いたします。
【次の発言】 私どもの方は、「平和」云云という言葉を「独立」云々と直してもらいたいと思います。もし直すことが技術的に困るということであれば、あえて言わないけれども、その方がよいという意見を付して賛成いたします。
【次の発言】 行政府に協力してもらうのですか。国会は最高の機関ですよ。
【次の発言】 きのうの運営委員会の決定の討論者二名ということを、くつがえすかどうかということなんです。あの決定が死んでしまうのなら別だけれども、これは生きておると思う。そうすると、共産党の問題は議題にならない。従つて、きのうきめた鈴木君と中原君の二名は動かすことができ……

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/27、24期、改進党)

○椎熊委員 内容的にかわつて来たのは、専門技術員、改良普及員を置くということですね。
【次の発言】 これは最近京都で、デモ隊が警察官と衝突し、その際新聞社の記者で、取材のために附近にいた者が、三人まで重傷しておるということであります。たいへんな事件であります。公安委員会でも真剣にその措置を講じようとしておりますが、いまだ結論に達しません。しかも近く行われるメーデー等の関係で、京都の市民も非常に心配しておる問題だそうであります。事件の内容については、真相がよく世間に伝わつておりません。一部には、共産党の指導によるものというような説も伝わつておりますし、その他朝鮮人等の騒擾事件だというふうにも伝わ……

第13回国会 議院運営委員会 第31号(1952/03/29、24期、改進党)

○椎熊委員 山手君から出しておる三品取引所の立会停止をめぐる諸経済問題に関する緊急質問は、昨日突如として大阪三品取引所の立会停止がございまして、これは従来内在しておつた経済上の諸問題が表面化したものでありまして、私ども国会を通じてたびたび指摘しておつたところですが、不幸にしてわれわれの指摘したことが実現したのであつて、経済界は大混乱でありまして、平和を目前にして、日本の経済自立のために、この及ぼす影響は非常に大きいのであります。政府としてとりあえず何らかの措置を講ぜざる限り、経済界はさらに混乱して行くのではないかという重大問題等もありますので、ぜひ早急にこれを聞きただしておきたいのです。本日を……

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/04/03、24期、改進党)

○椎熊委員 十三日、十八日に予想せられる、総評の組合が声明しておるところのゼネスト的労働運動、これらにつきましては、今詳細御説明申し上げる必要もなく、講和条約の効力の発生を目前にして、非常に重大な内容を包蔵しておるようにわれわれは考えます。従いまして、昨秋来全国的に行われておる組織的破壊行動ともみなすべき行動が、このゼネストを機会にどのような様相に現われて来るか、私ども想像するだに戰慄すべきものがあると思われる節があるのであります。従つて、なぜこういう十二日、十八日の波状的なゼネスト的行動が行われるのかということが問題でありまして、それは主として労働組合側の主張といたしましては、破壊活動防止法……

第13回国会 議院運営委員会 第34号(1952/04/10、24期、改進党)

○椎熊委員 大蔵委員会で、修正して来たのを見てもらつたのですか。
【次の発言】 第三の、破壊活動防止法案反対のためのゼネストに関する緊急質問は、休会前の運営委員会で問題になつたことで、われわれは、その当時やつた方が適当じやなかろうかということで強力に主張いたしましたが、当時政府側は、このストに対していろいろ御交渉の最中であつて、この質問がかえつて政府の意図と反するような結果になつては、社会的な不安を助長するだけで、意味がないことになり、妨害になりはしないかというようなお説が自由党側からありままして、それらもまたもつともな点があるので、それでは五日の本会議には差控えましよう、そのかわり次の本会議……

第13回国会 議院運営委員会 第35号(1952/04/15、24期、改進党)

○椎熊委員 同意。
【次の発言】 もう一度名前を……。
【次の発言】 国務大臣が発言をした場合には、必ずということはないが、それに対する質疑は許されるのですね。質疑があれば、それを拒否するわけには行かぬでしよう。
【次の発言】 どういう都合でそういうことをおつしやるのか、これは国会全体として黙視できないような重大問題である。あまり時が移つても何ですから……。
【次の発言】 場内交渉ではいかがでしようか。
【次の発言】 これは問題は小さそうに見えるのですけれども、そうではなく、非常に大きな問題であります。ことに北海道の漁業などは、実際非常に悩んでおる。目下盛漁期に入らんとしておる場合、内地方面か……

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/17、24期、改進党)

○椎熊委員 今委員長御発言の通り重大な問題ですから、そのようにおとりはからいを願いたい。少くとも本会議で政府の説明を聞き、ただちに質疑に入り、それから委員会を開いていただきたいと思います。
【次の発言】 従来の慣例を尊重して、福永君のお説の通りに御決定願います。
【次の発言】 発言時間は、これは重要な法案でありまして、いつもの通り五分とか、十分とかでは質問し切れない点がありますから、いつものようでなしに、少くとも二、三十分ずつにしてもらいたい。
【次の発言】 私の方から、共産党の方へ五分差上げることにいたします。
【次の発言】 ただいまの法務総裁の明確なお答えにあつたように、予算成立後において……

第13回国会 議院運営委員会 第38号(1952/04/24、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党も同意です。
【次の発言】 わが党の床吹徳ニ君外六十七名より提案になつておる領土に関する決議案は、もう提出してから約一箇月になるのですが、事外交上に関する重大な問題でもありますので、これを決議する時期等も勘案しなければならぬということで、今日まで延び延びになつておつたのです。しかしいよいよ平和條約の効力も二十八日をもつて発効するということになれば、この段階としては、本日これを上程することが絶好の機会だと思うのであります。趣旨弁明等、ごくあつさりした簡単なものでございますし、自由党方面にも同調者が非常に多いし、ほんとうは、各党全体で共同提案にしようと、折衝したほどのいわくつきの……

第13回国会 議院運営委員会 第39号(1952/04/25、24期、改進党)

○椎熊委員 結論から言いますと、三案とも私どものみますが、この際特に自由党の方に注意を喚起していただきたいことは、戰傷病者戰没者遺族等援護法案については、衆議院においてもほぼこれと同一なる修正意見が各党とも強力であつたのです。ただ政府並びに与党は、面子にこだわつて原案を主張し、参議院に行つてこの通り重要な点がごとごとく直されて来ております。これは当時の事態から、そのことが予想せられておつたにかかわらず、単なる面子で多数で押し切つても、結局において回付されて来ればうのみにしなければならぬ。各党とも共通の利害を持つておる問題にもかかわらず、わかり切つた問題について、面子によつて多数で押し切ることに……

第13回国会 議院運営委員会 第40号(1952/04/26、24期、改進党)

○椎熊委員 今さら案を立てる必要はない。バッジの制限等については当委員会できめたことです。今度特殊の府県に五個ずつやつたということは事務当局のかつてで、そういうことはやつてはいけない。これはやめさせなければいけない。警務部とか、そういうところで自由に出したりすることはよくないと思う。
【次の発言】 今委員長のおつしやるようにすることは、私もけつこうなことであると思いますが、陳情とか請願ということは、国民の一つの権利でもあるし、極端にそれを制限するわけには行かない。しかし今土井君が言つたように、国会を運営して行くのにさしつかえない程度には、制限して行かなければならぬ。とりあえずきのうまでのような……

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、24期、改進党)

○椎熊委員 けさの両院運営委員会理事会の経過から見ても、大体政府が提出を予定しておるものがやや明確になつたと思います。さきに当委員会で約一箇月ぐらいという予想想をしたのは、その程度のものをやつて行くのなら一箇月でたいてい行けそうなんです。問題は労働三法にある。これは政府がまだ意見がきまつてないとすると、それがきまつて提出するのは十日以後になる。十日以前には出そうもない状況ですね。そうすると、これが十日以後に出て来るとすると、会期を考えるためには非常な影響がある。そういうことだから、政府が労働三法に対する態度というものをいつまでもうやむやにしておいて、とりあえず一箇月の延長をきめるというところに……

第13回国会 議院運営委員会 第42号(1952/04/30、24期、改進党)

○椎熊委員 領土に関する決議案は、きようやつてしまおうじやありませんか。この間の講和條約発効に関する決議の趣旨に沿うておるものだから……。
【次の発言】 休みが続くようですけれども、あまり休んでおつてもいかぬし、参議院は六日には本会議を開くということですから、それと歩調を合せる意味において本院も六日に本会議を開いてはいかがですか。
【次の発言】 けつこうです。
【次の発言】 そうすると、君らは参列しないのですか。
【次の発言】 それはおかしなりくつだと思う。民主主義政治は、多数で決定すれば、その決定は全体のことになるのです。あなたが反対であつてもしかたがない。その決定の後でも、われわれを代表し……

第13回国会 議院運営委員会 第43号(1952/05/06、24期、改進党)

○椎熊委員 この刑事特別法の方は、わが党はこの法案の内容に反対したわけですから……。
【次の発言】 国務大臣の発言に対する質問ですから、各党それぞれの立場もありましようし、事件をながめる角度も違つておりますから、大体いつもの国務大臣に対する質疑と同様な扱いにしてもらいたいと思います。具体的に言うと、わが党からも出ておるし、社会党からも出ておる、共産党からも出ておる。これらの会派はいずれも発言権を持つていて、当然発言の機会を有する会派ですから、これらから出ておる質疑は、当然許すべきであるということです。
【次の発言】 甲木君が出しておるのは、共産党を除く他の会派全部が一致した文部委員会での成案で……

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/08、24期、改進党)

○椎熊委員 ちよつと、何か行き違いがあるのではないでしようか。不稔当と認めた箇所がある場合には、議長において適当にそれを処理するということを議場で宣告しておるのです。その時分に、だれも異議を言つてないのです。だから、それは認めておることです。これは慣例上からもそうですし、事実それについてだれも反対しておりません。そうすると、速記に載つたといつても、不稔当と認める部分は処理することができるのです。そういうことは国会の慣例でもあるし、率直にその事実を解釈しても、何も陰でこそこそやるのでもなければ、本人の便宜のためにやるのでもない。議長の考えでそれを宣告して、だれも異議を言わないのですから、問題はな……

第13回国会 議院運営委員会 第45号(1952/05/10、24期、改進党)

○椎熊委員 私の方も同様です。
【次の発言】 懲罰委員長をこちらに呼んでいただいて……。
【次の発言】 風早君は、請暇を得て登院していないのですか。
【次の発言】 欠席届ですか。
【次の発言】 これは外務委員会においても、政府委員から、アメリカ側とわが方と条約上の解釈について食い違いがあるので、出してもらいたいということもあつたわ。れわれの方としても、わが国に利益のあるように答えてもらわなければならぬので、外務大臣でないと意味をなさない。ところがきよう外務大臣は親任式や何かで出席されないそうですから、外務大臣がおるときに願いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第46号(1952/05/13、24期、改進党)

○椎熊委員 全部読んでみたのですが、中には、はなはだしく不穏当だと認められるものもありますが、あえて特にとがめだてしなくて、もいいような点もあります。第一、第二などは、当然対立しておる政党としては、こういう形容詞を使つても不当だとは思わない。共産党から自由党を批判するという場合には、こういう程度の語句はあつても、そうとがむべきことではないと思います。しかし三以下については、私は納得の行かない不穏当な点が多いと思いますから、議長の注意が適切だつたと思います。一、二は少し無理じやないかと思います。
【次の発言】 この領土に関する決議案は、先般来與党との共同提案にしたいと思つて、今まで隠忍自重してお……

第13回国会 議院運営委員会 第47号(1952/05/15、24期、改進党)

○椎熊委員 それはもう済んでおる。そういうことは逆もどりだ。
【次の発言】 もう態度がきまりましたから……。
【次の発言】 それじや、それでけつこうです。
【次の発言】 これは三党共同提案みたいな形で意見が一致しておつたので、各党もさきの衆議院の決定を尊重しよう、すなわち参議院の修正案をけろう、こういうことに三党間の意見が一致しておるのですから、きようやつても何でもないのです。片づけるなら早い方がよいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第48号(1952/05/20、24期、改進党)

○椎熊委員 これについては、あなたの党の方針を早くきめてもらいたいと思う。私どもは参議院の修正をのむということになつておるけれども、あなた方の方でのまなければ、両院協議会で成案を得るというような事柄もあるが、三分の二で衆議院の原案を固持するという態勢にはできないと思いますから、一刻も早くその態度をきめていただきたい。
【次の発言】 佐瀬昌三君に対する懲罰動議は、撤回いたします。
【次の発言】 この次にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 あります。反対です。
【次の発言】 ちよつと聞きたいのですが、先般来農林委員会で、大多数をもつて通過しておるドツグ・レース法案があるのです。これは議員提出……

第13回国会 議院運営委員会 第49号(1952/05/22、24期、改進党)

○椎熊委員 これは本日は保留していただきたいと思います。
【次の発言】 本日は、この委員会開会の劈頭に議長から丁重なる御提案がありまして、懲罰問題のごときも非常に機宜に適したようなおとりはからいを願つた、われわれにとつて非常にめでたい日ですから、こういう日に不信任案をやるというようなことは、同意いたしかねる。もつと適当な日にやつていただきたい。
【次の発言】 肥料需給に関する緊急質問は、小林君の都合で、本日保留してもらいたいということです。
【次の発言】 先ほど議長さんから御発言があつた際に申し上げようと思つていたのでありますが、日程の相談等もあつたものですから御遠慮申し上げておつたのです。今……

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/24、24期、改進党)

○椎熊委員 きようやつてもらえないですかね。本人は、きようやつてもらいたいと言つているのです。
【次の発言】 それじや、きようは留保しておいてください。党に帰つて相談してみます。
【次の発言】 十二回のうち最後の原案に対する採決だけは記名投票にして、他は起立採決でどうですか。
【次の発言】 改進党は、石田一松君が反対討論をいたします。
【次の発言】 今までのお話と全然別個な問題ですが、議院内の運営上に関することで、とりきめをしておいてもらうと便利だと思つて、先般来運営委員長と下相談をしておきました。それは、国会開会中の議員食堂利用の件ですが、このごろ非常に議員食堂は込み合つていて、議員以外の人……

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/27、24期、改進党)

○椎熊委員 本来この地域給の問題は、わが党は、衆議院で審議の際に修正案をもつて臨んだのですが、それが少数で敗れた。参議院へ行きましてから、この修正が加えられて回付されて来た。その修正案は、わが党の衆議院における修正とは違いますけれども、その趣旨と程度においてはやや接近しておるので、われわれとしては、原案よりは修正案の方がよい、こういう見地に立ちまして、参議院の修正をのみたい、これがわが党の態度であります。
【次の発言】 私の方も同意です。
【次の発言】 積立金の運用のことは、大蔵委員会にかかつておりますか。
【次の発言】 これについては、国会では衆参両院とも、三回までもほとんど満場一致の決議を……

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/29、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党は異議なし。
【次の発言】 理論的に矛盾していないりです。領土についての主権が日本にあることはアメリカでも認めておる。あそこにアメリカの方で共産党に対する必要から軍事施設を設け、これを管理したいというから、管理することには同意したが、国家主権を明確にすると同時に、今日交通まで遮断されているから、日本国民としての体面を與えてもらい、日本国民としての自由を持つ、こういうことで、あそこに軍事基地を持つとかそういうことは、他の必要から来ているので、われわれは別にこれに反対はしない。講和條約にもそういうことは言つてあるはずです。

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/31、24期、改進党)

○椎熊委員 異議なし。
【次の発言】 同意。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 わが党の強い要求があるので、第八の旧日発の清算に関する緊急質問、これは今やつておかないと……。
【次の発言】 これについて、ちよつと意見があります。これは国会の将来の運営上に非常に影響があることだし、一つの方針を確立しておかなければ、こういうことは将来たびたび起つて来るだろうと思うので、特にこの機会に発言するのですが、この日程第二の案件は、過去において三回ほど参衆両院とも全会一致の決議をして、すなわち、日本の国会の意思は、非常な強力な決意をもつて確定しておる。大蔵当局は一元化の主張から、これに反対であります。……

第13回国会 議院運営委員会 第54号(1952/06/03、24期、改進党)

○椎熊委員 留保していただきたい。
【次の発言】 異議ありません。
【次の発言】 どうですか、これはやらしてもらえませんか。できれば、自由党の方も賛成してもらつて、各党共同提案で行きたいと思うのですが……。
【次の発言】 わが党と社会党から、旧日発の清算に関する緊急質問と、東京電力役員紛争及び電気事業経営に関する緊急質問が出ています。これは命題は違つておりますが、内容は大体同じであります。社会党は、わが党より先に出しておられるので、同じことなら両方やる必要はありませんから、わが党は撤回いたします。そのかわり、これはきようどうしても上程してもらいたい。これは衆議院の方は、参議院よりずつと先に出し……

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/03、24期、改進党)

○椎熊委員 これが自由党の修正案と称するものですか。実にこれはこつけいな話じやないか。どこが修正案となるのか。こんなことのために一週間も二週間も国会をもてあそんだようなことは、あなた方方は、あまりに野党側の存在を無視しておる。これは惡例ですよ。しかも、これは委員長の修正で出て来るという。内閣委員会は何ですか、わが党や社会党から修正案が出ておるのを全部けつて、原案を多数をもつて押し切つておる。それだけ與党としての権威を持つておるものがこれを一週間も握つておいて、党内事情か何か知らないが、このはつたりの人員入れかえをやつて、それが修正案だなどと天下に示されるでしようか。これは実に人をばかにした話で……

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/05、24期、改進党)

○椎熊委員 私も参議院の運営委員の方、その他各党の国会運営に当つておる人たち二、三の方に話を聞いてみたのでありますが、一応二週間の延長をきめたけれども、今政府が重要案件と称しておる労働三法あるいは機構改革などというものを本国会でどうしても上げるということなら、二週間では会期が足らないのだ。しかし、政府においては十四日間で、あとは延期しなくてもよろしいような――これは明確ではないようですが、そういう意思表示も参議院の運営委員会であつたというのです。そうすると、政府はみずから重要法案と称しておる機構改革あるいは労働三法のごときは、もうあきらめての上のことであつて、審議未了を覚悟しておるということな……

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/07、24期、改進党)

○椎熊委員 今建設委員会にかかつておるものですか。
【次の発言】 これは、委員会を通じてこの法案の審議の経過を多少私は知つておるのですが、今おつしやつた通りなんです。この法案に対して、民間保険業者は反対なんですが、ただ反対運動をしただけではいけない。政府の考えておる法律案の方に正しさが多い。そこでこの法律をつくつてもらわない代償として、保険会社の保険の利率を上げないという、政府と保険会社の隠密な妥協というふうに聞いておる。従つて本案撤回には反対です。そうして厳密にそういうことを委員会で究明してみなければならぬ。最近政府と保険業者あるいは産業界等のはなはだ好ましからざるうわさを毎度耳にしたのです……

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/10、24期、改進党)

○椎熊委員 道路の方は大したことはないが、農業共済基金法案の方は、改正の要点が、一億円を下つてはならないというのと、一億円を越えてはならないというのですから、本質的に違つているので、これは一応党に帰つて相談してからにしたいと思います。
【次の発言】 八十何日ということを郵政委員会から言つて来たのは、会議だけに一箇月もかかるし、せつかくあそこまで行くのですから、欧洲各国の郵政事情等もあわせて視察して来てもらいたい、そういう意味でそういう長い日数をやつたのです。しかし三箇月もかかるわけはないのですから、八十日が長いとなれば十日ぐらい減らして、七十日ぐらいというわけに行かぬでしようか。

第13回国会 議院運営委員会 第59号(1952/06/12、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党の態度もきまらない。
【次の発言】 わが党は、来週火曜日なら、あらかじめここで御約束してもよろしいのです。実はぎよう上げてもらうつもりだつたのですが、きようになつてちよつと問題が起りまして……。
【次の発言】 同意。
【次の発言】 留保。
【次の発言】 これは実はスポーツ関係のことの相談なんで、小川君はすでに向うから照会があつて、五月一ばいくらいで議会が済むだろうから、済んだらすぐ行つてもいいという返事を出しておいたのだそうです。国会の状態がこういうふうになつたものですから、それをアメリカ側で知らずに飛行機の契約をして―向うの飛行機で行くものですから、急遽十五日ですか、パン・……

第13回国会 議院運営委員会 第60号(1952/06/14、24期、改進党)

○椎熊委員 本日は保留。
【次の発言】 今度の教育に関する法案の審議の仕方などでも、どうも最近これのみでなく、二、三の問題で同じような手を自由党が使つておるのは、私はよくないと思う。教育委員会法なども、五月十一日の期限付の法案です。それをまつたく審議せずに、今月二日になつて趣旨弁明を聞いただけで、委員会で審議していない。そういうことが原因をなしてすわり込みなどが始まつたり、やや不穏当なことも組合がやつたりしておるようなことで、そういう現状は、国会の審議の状況も非常に影響しておると思う。だから、そういう党略のために法案の審議を遅らせたりすることは絶対ないとは言えなくても、あまり露骨にやることは国……

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/17、24期、改進党)

○椎熊委員 改進党は、党に両論がありまして、参議院修正案をのむべしとする論と、それから、衆議院の院議尊重の建前から、これをけつて原案で行こうというものと、党内意見の対立抗争がありまして、いまだ決定に至りませんが、そのまま上程してしかるべきものと存じます。
【次の発言】 賛成の人もあるというのでしよう。
【次の発言】 それなんです。
【次の発言】 われわれの方は、共産党を除く各派で、これと同一趣旨のものを目下寄り寄り相談中であります。おそらく題名としてはこれと似たようなものが出て来るのではないかと思われますが、その先に、こんな散発的な小さなものを出されても意味がない。

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/18、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党も同意いたします。
【次の発言】 これはもう「一箇月半になるのですが、本会議でやることに反対がなく、委員会等においても、自由党の諸君もほとんど賛成しておるのに、どうしてこれを反対するのか。本人はどうしても委員今回付を承知しないので、本日のような日に、ごく簡単でもやらせてもらえませんか。
【次の発言】 われわれの方では、共産党と角度が違つた意味においてこういう決議案を出そうと野党連合で相談中ですから、こういう妙な、やぶにらみみたいなものには反対いたします。本日のところは、留保願います。
【次の発言】 私の方からあなたの方に交渉しておる東南アジア諸国との友好親善促進決議案というも……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/18、24期、改進党)

○椎熊委員 あえて求めたわけでもないけれども、多少の責任を感じておるので、この際一言したい。松岡さんが趣旨弁明に立たれたにつきましては、昨日以来、私どもは自由党の対策委員の方々にお願いをしておきました。それは先ほど松井君が言われたように、わが国労働運動界における非常な先輩でありますし、現に松岡さんが主催しておる労働組合が総同盟で、われわれから考えると非常に穏健な、健全な組合運動をやつておると考えておる。こういう人によつてこういう問題を取扱われることが、現下の日本の労働運動のために好影響があるであろうと考えたために、あえて土井君の主張に同調いたしまして、自由党にむしろ懇願したくらいであります。自……

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/06/19、24期、改進党)

○椎熊委員 自由党では、参議院の修正をのむということが伝わつておるのですが、それはほんとうですか。
【次の発言】 今週中には上げるのですか。
【次の発言】 趣旨弁明者がいなければ、かわつてもいいのです。自由党がやつてもいい。あの決議案を朗読さえてくれればいいのだから………。
【次の発言】 委員会からそういう要求があつたというのはおかしい。委員のほとんど全部が、これには賛成なのです。
【次の発言】 これは、あなた方の方の委員も賛成なのです。ところが、あなた方の党内事情でできないということで、こういうことになつて来ておるのです。
【次の発言】 この惨事は非常に大きな問題だから、質問しなくても政府の……

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/06/20、24期、改進党)

○椎熊委員 本院は、法案に対して相当の慎重なる態度を堅持しつつも、責任は果しておるのです。ただいまの委員長の発言によると、参議院においていまだ審議結了しない重要な案件がたくさんある。それなるがゆえに、その問題について御相談するというのは、一体他院の行動に対しわれわれが責任を感じて何か考えなければならぬのでしようか。
【次の発言】 本院は、本院に与えられたる権限において、本院がなすべき行動を正常の状態において完了しておる状態において、今あなたのおつしやることだと、参議院が重要法案が結了していないからということだが、そのことは、私どもは考える余地がないじやないですか。少くとも責任はないのじやないで……

第13回国会 議院運営委員会 第66号(1952/06/21、24期、改進党)

○椎熊委員 回付案を議題にする前に、本日の本会議を招集せられた問題について、御相談を申し上げたい。それは……。
【次の発言】 これをどうして自由党は賛成になつたのですか。きのうまで、自由党の水田政調会長がわが党に来まして、どうしても予算を膨脹せしめるような参議院の修正には賛成しがたい、院議尊重の建前から、三分の一でこれをけりたい、従つて反対してもらいたいという交渉があつたのであります。われわれの方では、これが回付案になつて以来、衆議院ですら予算を膨脹せしめるような改正を行つて送付した法案であつて、さらに参議院でもつて、衆議院の修正には手を加えておらぬが、その上にわずかばかりの修正をして返して来……

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/06/24、24期、改進党)

○椎熊委員 私どもも、参議院の修正に同意いたしかねるので、これをける方に賛成です。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 本会議の時間ですが、これは今、野党連合を開いておる最中でありまして、そんなに長い時間とらないと思いますから、それの済んだときに開いていただきたいと思います。別に開いていただきたいと思います。別に何も他意はありません。衆議院は、すでに会期の問題では異議なく来ておるのでありますから、当然公報をもつて通知したように本日開くべきであります。われわれは妨害行為をしようとかなんとかいうのじやない。ただ、せつかく野党連合を開いておるのでありまして、そんなに長い時間はかかりませんから、そ……

第13回国会 議院運営委員会 第68号(1952/06/26、24期、改進党)

○椎熊委員 この間の放送で、これを相談ずくで残しておるようなことを言つておるが、これは相談ずくでなく、與党の方が数が多くて、押されてしまうから、そうかなといつて消極的にやつて来ておるのに、公開のラジオであんなにすつぱ拔くなんて……。
【次の発言】 わが党からも賛成討論をしたいと思います。
【次の発言】 さらに念を押したい。
【次の発言】 わが党の方で強く主張すれば、やらせないというわけにも行かないわけだから、わが党の確保時間を他の党に上げたい。
【次の発言】 いつものルールの通りでいいのではないですか。
【次の発言】 それですよ。不信任決議案というようなものは、予算案並の前例だ。

第13回国会 議院運営委員会 第69号(1952/06/28、24期、改進党)

○椎熊委員 会期延長の件は、国会自体が考うべきことで、政府の都合などをいまさら考える必要もありませんし、われわれは本質的に反対なのですから、官房長官の意見なんか聞いて意思決定をする必要はないと思います。
【次の発言】 重要法案に対する政府の見解というのは、議長の申入れに明らかになつておる。政府提出の案件は、すべて議了してもらいたい、こういう意味で、会期の延長を含めて御考慮別願いたいという申出と聞いておるのです。政府の意思表示は明らかであるので、これ以上聞くことは私は無用であると思う。
【次の発言】 政府がどの程度の延長をしてもらいたいということは、国会に対する越権行為だと思う。そんなことはわれ……

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/06/30、24期、改進党)

○椎熊委員 野党連合の解散決議案は、一旦提案しておりましたのを撤回しておりますが、ごく最近のうちにまた出すそうでございますから、それとあわせて審議した方がいいと思いますので、それまで留保を願います。
【次の発言】 われわれの方の朝鮮人の騒じよう事件に関する緊急質問、これはやらしてもらいたい。
【次の発言】 大してめんどうなことでもないのだから……。
【次の発言】 われわれはこれを聞きおくだけの話です。この報告ができるまでには委員会、理事会を開いてやつて来ておるので、質疑などはそこでやるべきことです。われわれは他党で質問があるのに、それを迷惑そうに聞いておる必要はない。前例があるとすれば、悪例だ……

第13回国会 議院運営委員会 第71号(1952/07/03、24期、改進党)

○椎熊委員 本日は留保していただきたいと思います。
【次の発言】 もつと絶好のチャンスがある。
【次の発言】 院議の決定内容は、風早君にも林君にも申し伝えてあるわけですね。
【次の発言】 それに対する意思表示を求めるという方法はないのですか。
【次の発言】 要するに、林君は出て来ないということですね。
【次の発言】 ぼくの方もそうです。
【次の発言】 おそらくアメリカ帝国主義の東洋侵略と豪雨との関係等について聞きたいのだろうと思う。(笑声)どういう質問をやるのか、これは私は参考のために聞いておきたいのです。
【次の発言】 事務総長は、いろいろな関係からそういうことを聞いていないとおつしやるかも……

第13回国会 議院運営委員会 第72号(1952/07/04、24期、改進党)

○椎熊委員 電源開発促進法案はどうですか。
【次の発言】 領土に関する決議案だけやろうじやありませんか。
【次の発言】 われわれは、よほど慎重にこの問題を扱わないと効果がないと思います。効果が現在やや発生しかかつておる。従つて、もつと機の熟するまで待ちたいので、本日の上程には反対です。
【次の発言】 一番あとがいいと思います。
【次の発言】 反対いたします。
【次の発言】 演壇に上る資格のない人たちは、自席から賛成、反対だけを言つてもらいたい。

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、24期、改進党)

○椎熊委員 これは全議員に行つておりますか。
【次の発言】 私の方のは、もう少し機の熟するのを待ちたいと思います。
【次の発言】 これは各党共同提案にするようにやつてもらいたいと思います。
【次の発言】 改進党は中島茂喜君です。
【次の発言】 これは非常に問題があるので、次に補欠があつたり、かわつたりする場合は三重県のわが党の方から出すという了解がずつと前からあつたのですが、去年かわる場合はそれを無視されてしまつた。それで今回だけがまんしよう、次に何かある場合は、ということが、條件になつておる。従つて、これはその問題が解決できなければ承諾できない。

第13回国会 議院運営委員会 第74号(1952/07/28、24期、改進党)

○椎熊委員 しかも自由党は、三日間もかかつて、二十五までのうちで、どうしてそんなに態度か決定しないのですか。
【次の発言】 わが党は、二十五までは各案に対する態度を決定しておりますから、全部本日上程を希望いたします。会期も余すところあと二日よりありませんし、必ずしも政府に協力するわけではないけれども、法案に対する国会自体の誠意が疑われてもいかぬから、一々の案に対する賛否は本会議場において決定すべき次第のものだが、わが党の態度は決しておりますから、二十五までは本日上程せられんことを希望します。
【次の発言】 日程第五に対しては、委員会においては自由党の態度はきまつておるのです。その委員会の態度と……

第13回国会 議院運営委員会 第75号(1952/07/29、24期、改進党)

○椎熊委員 両院協議会にまわした部分以外のものは、あなた方の方ではのむのじやないですか。
【次の発言】 とにかく午前中は留保ということですね。それならけつこうです。
【次の発言】 日程四十四、四十五は、午前中といわず、きようは延ばしてもらいたいと思う。
【次の発言】 私の方の態度を言います。日程二十三、二十四、二十五が回付案に反対、二十六が賛成、二十七、二十八が反対、二十九、三十、三十一が賛成へ三十二、三十三が反対、三十四が賛成、三十五が反対、三十六、三十七が賛成、三十八、三十九、四十が反対です。
【次の発言】 本日、その後本会議を開かれなかつたことについては非常に遺憾に思いますけれども、あな……

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/30、24期、改進党)

○椎熊委員 今参議院側の提案の理由を承りまして、私は非常に納得行かぬ点があります。この改正案を出したただいまの説明による主たる理由は、参議院は二百五十名で少人数である、委員会が十名程度である、それで四年間の経験で運営が非常にうまく行かなかつたというのですが、私はそれがわからない。委員会の数が多ければ、運営がよく行くというものではない。委員会は数が不足なほど私は強力だと思う。二十五人、五十人などという委員会は、私は漠然としたことになつて、かえつてよくないと思う。アメリカなどでは三人委員会などもある。従つて、十名だからそのために運営上困るというのは、要するに、サボつて欠席しておるということでしよう……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/31、24期、改進党)

○椎熊委員 私は、その相談に先だつて、事務総長に伺つておきたいのです。これは、きのう過ぎたことですけれども、将来たびたびあることで、前例ともなるとたいへんなことなんだが、きのうの議事の順序で、議長の不信任決議案は当然優先さるべきものであるというわれわれ常識を持つておるのですが、ああいうような動議が出て、それがあとまわしになつたというようなことは、議会のルールをくずすことで、あとで困るのではないかと思う。総理大臣の指名とか、議長の選任なんというのは、明文にもあるように、すべての案件に優先して議決しなければならぬことになつておる。議長の不信任というようなことは、国会構成上の中心の柱に対する問題だか……

第13回国会 行政監察特別委員会 第11号(1952/02/29、24期、改進党)

○椎熊委員 証人にお伺いしたいのですが、東京都内に十数箇所にわたつて赤線区域というものがある。これは全国の一つの型になつておる。モデル地区のようなものである。新憲法によつて旧来の貸座敷営業というものは禁止されたと心得ておりますが、その際警察当局と業者との間に何らかの約束でもあつて、進駐軍がおる間はああいう昔のような営業は許さないのだから、形をかえた特殊飲食店のようなものにして、実態は昔のような貸座敷営業をやつても黙認するとか、なんか手を入れないというような業者と警察との間に約束でもあつてこういうものができたのでしようか、どうでしようか。

第13回国会 行政監察特別委員会 第23号(1952/05/16、24期、改進党)

○椎熊委員 お疲れのようですから、簡単に御質問したいと思います。私は今度のメーデーの騒ぎは、日本の労働運動史上、初めての大事件であつたと思います。総評はメーデーの主催者のような立場をとつておられたようですが、この事件とはまつたく関係ないと主張されておる。それはメーデーの運動の解散後に起つた突発事件だというふうに総評では発表せられておるようであります。従つてあなたの主張もこの騒擾事件には直接関係ない、そういう立場ですから、今度のあの事件を見るあなたの感覚は、非常に客観的で、冷静なる判断を下し得る立場にあるのだと私は信じたい。そこでこういうことは、正純なる日本の労働運動の将来の発展のために、あなた……

第13回国会 行政監察特別委員会 第24号(1952/05/17、24期、改進党)

○椎熊委員 今度のメーデーの前に、特審局と国家警察と警視庁との間に緊密な連絡をとつたということを他の委員会で私は警視庁側から聞いているのですが、そういう事実があつたかどうか。
【次の発言】 その説明によりますと、相当な情報を入手しておつたかのように私どもは想像されます。その情報に基いて警備上防衛上の計画がなされたと思うが、防衛上の計画はどの方面でなされたのか。
【次の発言】 それほどの重大な情報を持ちながら、現在の自治警察たる警視庁によつて、この情報に基く範囲内の騒擾と予想される点は防衛されると、特審局等では考えておつたかどうか。
【次の発言】 当日の警備には警察予備隊が出動されておつたかどう……

第13回国会 懲罰委員会 第4号(1952/03/12、24期、改進党)

○椎熊三郎君 同僚川崎秀二君の案件につきまして、各委員諸君よりすこぶる愼重な御態度をもつて御検討を賜つつておることは、川崎秀二君と同じ政党に属し、しかも国会の運営委員を勤め、本会議の場内交渉係を勤めておる私にとりましてはまことに恐縮に存ずるところでございます。以下私は川崎君にかわつて当時の模様をつぶさにお訴え申し上げて、今なお当委員会で明確になつておらぬ点を明らかにして、あなた方の御審判の参考に供したいと思うのでございます。先ほど来梨木君、牧野君、田渕君等より、この案件処理に関する重大な点についての深刻なる御質疑があつたようでありまするが、私そばに傍聽しておりまして、国会運営委員会に出ており、……

第13回国会 電気通信委員会 第2号(1952/02/05、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この機会に承つておきたいのですが、先般テレビジヨンの聽聞会、公聽会のようなものをやられたようでありますが、その模様、結果等をお伺いいたしたい。ここに文書もありますけれども、もつと詳細に伺いたいと思います。
【次の発言】 そういう参考資料等は、何か消極的な出し方だが、当然出すべきだと思う。私どもは去年からそういうことを要求しておるのですから、今まで出さないことは不親切だ、進んで出すべきだ、出す意思がなければ要求いたします。そういうふうにだんだん進んでおるようですが、どうも決定が非常に遅れておるような気がする。あなたのお考えで、いつごろまでに標準方式を決定するか、お答えを願いたい。

第13回国会 電気通信委員会 第3号(1952/02/14、24期、改進党)

○椎熊委員 私は聞き方もちよつと珍しい言葉を使つているから、答えにくいのじやないかと思います。行政機構を改革するということは、この内閣の国民に対する公約であり、また大きな一つの使命であります。それがいつでもへまをやつているのです。ろくな行政機構の改革をやれない。ようやく最近木村さんその他二、三の人で、そういうことを考えているといううわさが世間に伝わつている。そのうわさの中に、電気通信省のあり方がどうなるか、運輸省か何かの方へ旧来のように持つて行かれそうな形である。それを持つて行かれたからといつて、通信事業の公共性がそこなわれるとは思わない。なぜ分離したか、なぜ今の姿にしたかということは、この公……

第13回国会 電気通信委員会 第4号(1952/02/15、24期、改進党)

○椎熊委員 同僚諸君かつ、今度の電気通信省内部における汚職事件について、いろいろの質疑応答が先日来ありました。私どもも非常に残念に思つておるのであります。吉田内閣が成立当初において声明したことは、官紀綱紀の粛正ということでございます。総理大臣吉田さんは、当初内閣組織にあたりましては、法務総裁を兼任しておられました。法務総裁の就任のあいさつの中に、非常な激越な口調をもつて、たといいかなる地位にある者も――そのときは総理大臣という言葉を使つておる。たとい総理大臣の地位にあつたような者でも、いやしも疑惑のある者は寸毫も仮借することなく、これを糾明しなければならぬという大演説をして、この内閣ができてお……

第13回国会 電気通信委員会 第5号(1952/02/19、24期、改進党)

○椎熊委員 関連して……。韓国向けの放送というものは、進駐軍の放送という項目の中に入つておるのかどうか。日本放送協会が韓国人に放送しているのではなくして、関係方面の命令でいろいろな放送やつている、それに包含されておるのだというものなのでしよう。そうすれば明確になるのです。

第13回国会 電気通信委員会 第6号(1952/02/26、24期、改進党)

○椎熊委員 今の駐留軍の関係のことですが、行政協定によつてああいうとりきめができ上ると、駐留軍自体が、無電でも有線でも通信機械を所有することがあるのですか。
【次の発言】 私のは別な質問です。
【次の発言】 当然私は無電磯のようなものは、軍自体軍器として持つだろうと思う。そのほかに電話線などをあるいは架設しないとも限らない。そういうことが日本の行政の独立性とどういう関連性があるのか、そういうものまでも認めるのか、国内どこでも有線を引いて行けるのかどうか、それが一つ。もう一つは、現在電話の回線などを、進駐軍が日本のもののうちからある部分専用しているものがあるのであります。それが條約効力発生後にど……

第13回国会 電気通信委員会 第7号(1952/02/28、24期、改進党)

○椎熊委員 高塩君の非常にりつぱな御質問で、大体私どもの聞かんとするところは明確になりまして、むしろ感謝しております。私はこの際ごく簡單に二、三の点を承りたい。先般来私どもの手元に日本放送労働組合から陳情書が参つておりまして、本年度の事業計画に対する放送労働組合の考え方がそれに盛られております。私はその話を承り、この文書を拝見して、非常に同感をする点が多い。すなわちNHKの事業に参画しておる人々の切実なる要求が、これに盛られておるということであります。内部にこういう気持が上あるのに、なぜそれをくみとつて今回の予算をつくらなかつたのかという点について、私は遺憾の点を感ずるのであります。私は必ずし……

第13回国会 電気通信委員会 第13号(1952/03/18、24期、改進党)

○椎熊委員 今参議院で審議しておる来年度予算の中の防衛分担金のほかに、項目はちよつと違つておりますが、平和処理費みたいな形で、六百五十億からのものが上つておりますが、それは主として日本防衛のための施設に使われるということ、その中には道路の建設、港湾の修理費等も入つておると承つております。この費用の中に通信関係施設の費用が見込まれておるのかどうか。おるとすればどの程度であるか、それによつて今不自由しておる電話が幾分でも緩和されるということであれば非常に仕合せであるのです。どういうことになつておるのですか。
【次の発言】 ちよつと私の伺いたい点とピントが合つていないようなんですが、あの六百五十億と……

第13回国会 電気通信委員会 第14号(1952/03/26、24期、改進党)

○椎熊委員 先ほど同僚から、野党においてはこう了解しておるというお話であつた。私も野党ですけれども、この問題に関する限り、同僚とは意見を異にしております。従つてわが党の党議とも長谷川君は違つておる。そういう点は長谷川君は御反省を願いたいと思う。それは後刻党へ帰つて私は十分言いますけれども、この席であらためてお聞きしておかなければならぬのは、衆議院は昨年五月、院議をもつてテレビジヨンの促進の決議案を上程して、満場一致で決定しておる。日本の国会の意思がすでに確定しておるのです。早くテレビジヨンを実施すべしということなんです。きようの新聞等によると、総理大臣は今ごろになつてむしろ許可を妨げるような言……

第13回国会 電気通信委員会 第15号(1952/04/04、24期、改進党)

○椎熊委員 関連して伺いますが、軍が作戰用兵上に使つている有線電話ですが、基地だけではなくて、基地外にも作戰行動が行われる場合が幾らもある。そういう場合には国内法は適用しないと思うのですが、適用するのですか。
【次の発言】 私の言うのは、日本の陸軍なんかが持つていたでしよう、そこらの木の枝へひつかけて持つて行くようなものは、一般には何の関係もないですね。そういうものは基地外へぐんぐんひつぱつて入つても、国内法は適用しないのですか。
【次の発言】 関連して伺いますが、こういうことじやないのでしようか。講和条約が発効すれば、今まで進駐軍が使つておつたような、占領しておつたような設備が、ひとまず日本……

第13回国会 電気通信委員会 第17号(1952/04/15、24期、改進党)

○椎熊委員 改進党を代表して、簡単に本案に賛成の趣旨を述べてみたいと思います。わが改進党は講和條約並びに安全保障條約に賛成をいたしました。この安全保障條約に基く行政協定も、また私どもは條約であると解釈するものであります。従いまして條約たる以上は国会の承認を経べきものであるということを、強く私どもは主張して参つております。しかしながら行政協定を国会の承認を経べしとのわれわれの決議案は、多数をもつて蹂躪せられております。われわれはこの重大なる行政協定が国会の承認なくして実施せられることに、憲法上の疑義さえ感じておるのであります。敗戦以来七年間の苦痛を経て今や独立日本、再生日本として出発せんとするわ……

第13回国会 電気通信委員会 第38号(1952/06/17、24期、改進党)

○椎熊委員 改進党を代表いたしまして、三派共同で出しました修正案に賛成いたします。なお原案につきましては、修正を除いた部分一切賛成であります。詳しい内容は申し上げるまでもないと思います。松井君と同意見であります。

第13回国会 電気通信委員会 第41号(1952/06/20、24期、改進党)

○椎熊委員 テレビジヨンの実施の申請は最近まで四件あつたと聞いておりましたが、最近になつて民間放送事業をやつておる団体から、テレビジヨン放送の認可を申請して来たということを新聞で散見いたしました。そういう事実があつたのかどうか。そうしてそれらは今認可を決定するに際しての対象の中に入つておるのか。そういう有資格者であるのかどうか。あらましのところでけつこうですから……。
【次の発言】 テレビジヨンの実施認可の件は、当委員会でたびたび問題になつて、網島委員長外遊中、かわつた電波監理委員の方から詳細なる言明等もあつたくらいですが、それによると大体四月ころまでには審査を終つて、おそくも五月いつぱいには……

第13回国会 電気通信委員会 第49号(1952/07/29、24期、改進党)

○椎熊委員 前回の当委員会に出席できませんでしたので、あるいは同僚の諸君から御質問があつた点と重複する点があるかもしらぬと思いますが、私はこの問題につきましては、非常に深い関心を持つておりますために、しかも電波監理委員会は今度の行政機構の改革によつて、あるいは今までの姿とかわつた状態になるようなふうにもなつておりますので、ここ一両日を余す今国会において質問しておかなければ、再びその機会を得ないと思います。そこで何も新規な問題をお尋ねするのではないので、われわれは一日も早くこの日本にテレビジヨン放送が実現できるようにと念願いたしまして、国会においても、多数をもつて決議案等をも可決しておつたような……

第13回国会 郵政委員会 第6号(1952/02/27、24期、改進党)

○椎熊委員 改進党は本案に全面的に賛成いたします。

第13回国会 郵政委員会 第12号(1952/04/22、24期、改進党)

○椎熊委員 当委員会に初めて出席したので、今までの経過はわかりませんから、将来この委員会に列席する者として心得ておきたいと思うのですが、当委員会にはすでに簡易保険の額を増額する法律案が出たように記憶しておるのですが、まだ出ておらぬのかどうか。
【次の発言】 それで私はこれからその審議に加わるのだから、参考までに質問しておきたいのですが、質疑継続中ですか。
【次の発言】 どうも今国会は、政府のどういう都合か、予想されておつた法案の出方が非常におそい。そのために国会が非常に活発でないという世間から非難を受けておる。われわれ他の委員会に関係しておりますが、ぶら下つている法案はほとんどないほどに始末が……

第13回国会 郵政委員会 第14号(1952/04/24、24期、改進党)

○椎熊委員 簡易保險の問題は、当委員会で長い間の研究を積んだ問題でありまして、今この段階に至つて私は議論めいたことを言う必要はないと思います。政府原案は今度八万円になつております。これは常識的に見てもその程度の増額では、一向簡易保險事業の本質を振興せしむるような効果はないということを、私は断言できると思うのであります。大臣の説明の中に、民間保險業者に対する影響を言われましたが、これは民間保險業界に対する研究がやや不足なのではないかと思う。政府当局の説明によると、民間の無審査保險があまり振つておらぬということですが、それを簡易保險の影響だと言われるようなことは、まつたく違つた角度から見ておる。そ……

第13回国会 郵政委員会 第18号(1952/05/28、24期、改進党)

○椎熊委員 簡単な問題を二、三伺つておきたいと思います。多年要望しておりましたこの積立金が郵政省の手によつて運用されることになるということは、同慶の至りにたえません。従つてこれの運用の面においては、国会としてもかなりの責任を痛感しなければならぬと私は思います。もとより郵政当局の責任は非常に重大だと思います。そもそもこの積立金の運用の問題は、簡易保険の成立当初においても、かなり問題になつておる。ただいま配付されております参考資料の中にも、時の逓信大臣箕浦勝人氏と、当時の委員小山松壽氏との問答等も特に再録しておる。これは非常に重要な問題だと思う。当時の考え方から行きますと、この積立金の運用は一体い……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/02/20、24期、改進党)

○椎熊委員 私は本日この委員会において、総理大臣から直接お答えをちようだいしたいと考えておりましたが、遺憾ながら出席がない。情においてははなはだしのびないが、担当大臣たる佐藤君から明確なる所信を御披瀝願いたい。  問題はすこぶる重大であります。当吉田内閣が成立の当初において、国民との公約の第一項に掲げられたものは、綱紀、官紀の粛正ということであります。国民もまた吉田総理大臣のこの決意に対しては、多大の期待を持つておつたものであります。しかるに組閣以来三年を越ゆる今日に至りまして、官紀はますます紊乱し、綱紀の頽廃その極に達した、実に驚くべき現状であります。しかも総理大臣初め、連帶責任を持つ閣僚の……

第14回国会 議院運営委員会 第1号(1952/08/26、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党は、必ずしも大野さんを不適任であるとは考えていないのでありますが、党の立場上、党の長老である岡田勢一さんを推薦いたします。
【次の発言】 議長就任の祝辞は、こういう前例にしたら非常にいいと思います。要するに、選挙の結果きまつてしまえば、それを尊重するという建前で、反対党の方に祝辞をやらせるという前例をつくつた方がいいのじやないか。自画自讃のようなことをやつて、内輪で内輪をほめるより、そういう前例をつくつたらどうかと思います。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/25、25期、改進党)

○椎熊委員 運営委員長の就任せられた冒頭において、私は運営委員の一員として、お願いやら希望やらを申し上げておきます。  過去の運営委員会でたいへん長く苦労されたと言われますが、なぜああいうふうにめんどうであつたかというと、その当時は自由党が絶対多数で二百八十名からありましたので、何事でも数の多数をもつて横車を押し切ろうという悪い点があつた。われわれは国会を正しく守りたい、国家最高の機関たる国会を正しく守り扱きたいということで、それに対抗して参りましたが、数の力にはとうてい及ばない。そういう結果から、常に紛糾に紛糾を重ねて参つたのですが、今日以後の国会並びに運営委員会というものは、そういう姿であ……

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/11/04、25期、改進党)

○椎熊委員 新国会法になつてからの事務総長の立場は、重要な国会の役員であります。他の官庁の役員等と違つて、一たび選任されますと期限がない。停年法もございません。従つてこのままに存続すれば、永久死ぬまでもやれるようなふしぎな法規になつておる。これには一つの意味があつて、新国会法制定のときに、憲法の趣旨にかんがみて、国会の役員たるものはことごとく選挙ごとに改選されて、議長、副議長はもとよりのこと、ひとり国会の役員たる事務総長だけがそのままでいいという精神ではない。しかし新憲法の精神は、一選挙一内閣制を予想したものであつて、一年や半年で内閣がかわることを予想していなかつた憲法のように、私どもは憲法制……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/07、25期、改進党)

○椎熊委員 この「全」をとるとなると、参議院との合同委員会を開かなければならぬのじやないですか。
【次の発言】 緊急質問は、野党側から二十数件に及んで出ておりまするが、われわれは、再々開の総理大臣の施政方針演説以後において本格的審議に入る、それまでは、緊急やむを得ざるもの以外は、いろいろな観点から考えて、あまりたくさんな緊急質問を出さぬ方がいいだろうという考え方でありました。しかし先般来政府におきましても、施政方針演説の前に急いで審議をしてもらいたいという案件があつて、四件ほど議長のもとまで申入れがあるようであります。従つて、これらは実質審議に入らなければならぬ問題でありますから、最初の了解事……

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/21、25期、改進党)

○椎熊委員 それは政府の都合ですから、政府が、二十五日の午前、午後とも都合が悪いからということを参議院に申し出て、お願いしたらいいじやないですか。当院から申し込む筋合いではないと思う。
【次の発言】 私は、政府の都合で一日空白にするということ、それは、そういうしかたがない場合もあるが、今度の国会は実質審議三十日ということを確約しておるのですから、政府の都合で一日空白になつたら、あと一日延ばせばいい。だから、実質審議三十日はどこまでも確保するのだから、政府は二十六日も休みたかつたら、かつてに休みなさい。そのかわり二日間延長しなければならない。

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/26、25期、改進党)

○椎熊委員 松井君、社会党からも委員が出てやつたことですから……。
【次の発言】 一応政府の承認したものでなければ出せないが、賛否は各党態度が違うのだから……。
【次の発言】 手続の問題だけで、この案を各党が認めたというわけではない。
【次の発言】 修正されるところは修正されるし……。
【次の発言】 そんな観点でやつておつたら、これは出せないことになる。
【次の発言】 党の代表者が庶務小委員会に出て来ておるのだから……。
【次の発言】 討議にわたることは違うのです。議院運営委員会は、案の内容まで討議はできないことになつておる。その内容の討議は予算委員会でおやりくださいと言うのです。

第15回国会 議院運営委員会 第7号(1952/11/27、25期、改進党)

○椎熊委員 きのうの重光さんの演説は、四十分時間をとつてありましたが、二十五分しかやらないで時間を残した。きようの川崎君のも四十分とつてありますが、ことによると四分か五分はみ出すそうでございますから、御了解を願います。
【次の発言】 ぼくらは委員の選考までしてあるのですから、早くつくつてもらいたいと思つております。
【次の発言】 ぼくの方は小泉純也君。
【次の発言】 これは別な問題ですが、電気通信委員会の廃止がこの前問題になつたのだが、事務的に、この国会が運営されて行くころになつたら国会法の改正を出すのだ、こういうことで私は了解しておつた。ところが、現に郵政委員会、電気通信委員会の両方とも、委……

第15回国会 議院運営委員会 第8号(1952/11/28、25期、改進党)

○椎熊委員 池田国務大臣の不信任決議案は、昨日の本会議における池田大臣の答弁に基いてのことであります。従つてこれをただちに取上げて当日の議場で問題にしたいと心得て、私ども議事進行に関する発言を求めようといたしましたが、副議長はすでに散会を宣告せられたので、そのことができませんでした。従つて本日に持ち越されまして、本日野党各派協議の上、ただいま御報告あつた通りの決議案を提出いたしました。この決議案は、国務大臣に対する不信任決議案でございまして、事すこぶる重大でございます。今日は、もとより日程は決定しておりますけれども、かくのごとき重大なる案件は、ことに不信任決議案のごときは、他の案件優先してこれ……

第15回国会 議院運営委員会 第9号(1952/11/29、25期、改進党)

○椎熊委員 本人がおられるので言いにくいと思うのですけれども、本会議全体のことだから、自由党の人にお願いしておきたいと思います。それは、久野君の発言がちつともわれわれには徹底しない。これから声の練習をするということもあるでしようけれども、だれかいそうなものじやないですか。
【次の発言】 いつでも、何を言つているのかわれわれにはわからぬ。あれでは議長もお困りだろうと思うので、議場の混乱を招かないように、議長との間に呼吸を合せて、間髪を入れないようにしなければならぬと思う。たくさん経験者がおると思うので、そういうようにしてください。われわれ非常に迷惑しております。

第15回国会 議院運営委員会 第10号(1952/12/06、25期、改進党)

○椎熊委員 委員長を呼んで事情を聞いたらどうですか。
【次の発言】 私の方は、今国会当初から要求しておつた案件ですから、むろん反対はございません。委員の数等については、前にあつた委員会より多少委員の数が減らされておりますが、これも問題はなかろうと思いますから、ただいま委員長のおつしやつた通り賛成いたします。
【次の発言】 私は、長い間考査委員会や、行政監察の委員を勤めて来て、ただいまのような御批判をいただくことは非常に汗顔の至りです。この委員会の名誉のために残念に思つております。土井君その他の方々は、何かこの委員会がちつとも業績がなかつたように言われるが、私はいろいろな委員を兼任しておりますが……

第15回国会 議院運営委員会 第11号(1952/12/09、25期、改進党)

○椎熊委員 これは一部に反対者もあるようですが、ほとんど大部分が賛成ですから、本日これを上程して、劈頭にやつてもらいたい。
【次の発言】 それで反対になつたのですか。
【次の発言】 清瀬さんがどういう関係でやることになつたのか、深い内容を聞きません。私、出先としては、こうなつたからということを聞いて来ただけで、大体趣旨は同じだから、一本にしようということに異議ないと思う。それで今留保されておかずに、別室にでも行つて三派協議しましようか。
【次の発言】 わが党も、小委員会決定通りでけつこうだと思います。
【次の発言】 取締りという言葉でいいじやないですか。

第15回国会 議院運営委員会 第12号(1952/12/11、25期、改進党)

○椎熊委員 本決議案は、非常に具体的なもので、わが党も加わつた共同提案ですから、本日やつてもらいたいと思います。
【次の発言】 わが党は同意いたします。
【次の発言】 ただいま武知先生の御報告を伺いましたが、御苦心のほどは私もお察し申し上げます。ただ私は、この種の問題は、国会の権威、議員の品位ということに非常に影響するところが甚大で、社会に非常な誤解の種をまくことでもあると思う。新聞でも、ここに出入りしておられる新聞記者の方は、個々の人の意見を聞くと、そういうことは全部知つておられるようです。私の面接した新聞記者は皆知つておられますが、しかしながら、投書などを扱つたりする場合、どういう関係か、……

第15回国会 議院運営委員会 第13号(1952/12/15、25期、改進党)

○椎熊委員 日程第三の、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案は、目下補正予算案の審議中で、委員会を今明日中に上るだろうと思います。しかるに、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案をきめてしまうということは、委員会で審議中の補正予算に影響するところがあるから、あれが上つて来るまではこれを上程しない、にらみ合してやる、こういう意見を持つております。
【次の発言】 社会党右派の堤君が、ぜひやらしてくれと言つていましたね。
【次の発言】 一時半。

第15回国会 議院運営委員会 第14号(1952/12/16、25期、改進党)

○椎熊委員 本日は、本国会の最も中心問題であり、重大な予算案が上つて来るのですから、これに集中することにして、残余の議案は他日に譲つて本日は留保しておく、そういうことを希望いたします。
【次の発言】 事務総長の意見を聞きたいのだが、最もかんじんなのは政府原案でしよう。そのときに記名採決した方がいいのか、修正案のときにやつた方がいいのか、扱いとしては、どつちがほんとうでしようか。
【次の発言】 館君せつかくの御希望のようでございますけれども、私どもこの原則をきめるのに数年苦労して、そうして小会派は一本になつて一人ということが、大体四年間は厳格に守られて来た。今回は、小会派の中に福田君の賛成の意見……

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/17、25期、改進党)

○椎熊委員 これは補正予算が審議中であつたものですから、委員会は上つておりましたが、本会議上程を見合せておつたのであります。昨夜補正予算が通過したので、本日の日程に載つておるわけでありますが、今朝来、この法案の内容をなす運賃の等級等に関して、農林省と運輸省の間で折衝中でございます。また各党においてもそれぞれ主張がありますので、なかなか一致点を得るのに困難な問題であります。そこでわが党からは、農林省と運輸省の折衝が円満妥結を見るまで上程を見合せてもらいたいということを文書をもつてお願いいたしましたが、これは国会運営上相当研究の余地がある問題で、ことによると悪例ともなる場合もあり得るので、それでは……

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/20、25期、改進党)

○椎熊委員 各党に入らない。
【次の発言】 この問題は、二十八日には、第一船が行くのだから、はなむけとしてもやらしてください。
【次の発言】 反対討論をやる人があつたら……。
【次の発言】 委員になつていないために反対なんですか。
【次の発言】 それならいいけれども、委員になつてないために反対だつたら……。
【次の発言】 外務委員会のは上りません。

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/22、25期、改進党)

○椎熊委員 驚くべき自由党の発言であります。今回の会期は、十月二十四日召集されて、当委員会で会期を決定したのであるが、その際は、自由党は会期を十五日にしたい。ぼくらは、当時の政治情勢を勘案して、議決を経なければならない重大なる案件が山積しておるのであるから、それではいかぬというので、六十日ないし七十日の会期を要求いたしました。結局において六十日に決定いたしましたが、組閣以後における補正予算等の準備の都合で休ましてもらいたいということであつた。その他立太子の儀式等もありましたので、われわれは、最終日から逆算し三二十日を実質審議に充つべしとの主張をいたしました。よつて、自由党としては非常に遺憾であ……

第15回国会 議院運営委員会 第20号(1952/12/24、25期、改進党)

○椎熊委員 これは各党共同提案ですから、本日劈頭にやつていただきたい。
【次の発言】 国際司法裁判所に提訴するのだから違う。
【次の発言】 決議案というと、しよつちゆう星島さんが出るが、どういう関係でそういうふうになつておるか。これはわれわれには因縁づきの決議案でありまして、第十三国会では、あれほどこの問題に苦労した床次徳二君が、二箇月も決議案をたなざらしにされ、最後には趣旨弁明を自由党にとられた。ほんとうに命がけでやつて、数が足りないためにそうなつたのであります。しかしながら当時、この次の機会には必らず床次さんの努力に報いることがあるだろうということで、私ども出先としては非常に気の毒であつた……

第15回国会 議院運営委員会 第21号(1952/12/25、25期、改進党)

○椎熊委員 改進党も修正に同意いたします。
【次の発言】 社会党は、本案の成立しないことを望むという趣旨で同意しないわけですか。これが成立しなければ給与は与えられないですよ。私は、そういう世間体をつくろつたような、心にもないことを言うのはよくないと思う。
【次の発言】 あなた方の主張するところは、備考のところについておるじやありませんか。「本表は、暫定的のものであつて、なるべく速やかに合理的改訂を加えるものとする。」、これはあなた方が今まで主張して来たところと何も違つていない。
【次の発言】 これは、ぼくらや自由党が賛成するであろうということをこいねがつていて、理想的な案でないから、体裁上反対……

第15回国会 議院運営委員会 第22号(1953/01/23、25期、改進党)

○椎熊委員 官房長官にお伺いしたいと思います。再開後の国会は、主として来年度の予算の審議に入るのが順序だろうと思つております。今日なお自然休会の状態にあるのは、政府側で予算がまだ決定しておらぬ、予算書の作成に至らざる状態で、従つて、予算案を審議することができない状態だから、本会議が開かれておらないのであります。旧臘当委員会に官房長官がおいでの節、あらかじめ予想を伺つておきましたところ、昨年は一月二十三日に予算書を提出した、本年もそれを目途としてやつておるのであるが、時間的には一日、二日のずれがあるであろう、しかしそれほど遅れるとも思わぬというお話がありました。しかし、もはや一月の二十三日であり……

第15回国会 議院運営委員会 第23号(1953/01/29、25期、改進党)

○椎熊委員 明日劈頭、総理の施政演説があるだろうと思いますが、あるいは緊急な決議案等も出すような情勢が展開されるかもしれない。そういう場合は、国会並びに政府の機構に関する重大なる決議ですから、これは総理大臣の演説に優先すると思いますが、そう心得てよろしいですか。たとえば不信任決議案を出すというような場合ですが……。
【次の発言】 官房長官にお伺いしたいのですが、明日の再開劈頭、総理大臣のほか、だれが演説されますか。
【次の発言】 それは政府が考えて出すのだから、つつかない方がいい。ぼくらは、そんなつまらない法律案なんか通過しない方がいいのだ。出し方によつては審議未了になるものが相当あることが想……

第15回国会 議院運営委員会 第24号(1953/01/30、25期、改進党)

○椎熊委員 再開国会の劈頭にあたりまして、吉田総理大臣の出席を野党三派が要求いたしました。ただ単に、簡単な日常の国会の運営等のことについてなら総理を煩わすほどのことはないのでありますが、今、私ども野党三派が総理大臣にお伺いしたいのは、日本の新しい憲法政治の本質に関する重大問題でありますので、どうか総理大臣におかれましても、そのおつもりで慎重な御答弁をいただきたい。  去る二十五日、自由党の年次党大会に引続きましての公開演説会が開催されました。その席上において自由党総裁としての総理大臣は、その所信を披瀝されております。総理大臣はそのお言葉の中で、日本財政の基礎を固め、緊縮政策を断行するためには、……

第15回国会 議院運営委員会 第25号(1953/01/31、25期、改進党)

○椎熊委員 わが党は異議ありません。
【次の発言】 官房長官が来て説明してもいいですね。
【次の発言】 そういうときには、三人出すならば三人の権利を確保しておいて三人がやるようにしておくべきだと思う。われわれでもみんな四十分でがまんしたのに、左派だけが二人にしたから五十分ということはおもしろくないと思う。二分や三分経過することは、今の議長は寛大ですからお許しになると思いますが……。(笑声)
【次の発言】 月曜日に本会議を開く前に、議院運営委員会を開いていただきたい。
【次の発言】 正面のお席をお使いになりますか。
【次の発言】 お成りになる場合は、議長が御案内になりますか。

第15回国会 議院運営委員会 第26号(1953/02/02、25期、改進党)

○椎熊委員 衆議院においでになる御予定は何時になるでしようか。
【次の発言】 この人事官の問題は、公務員にとつては非常に大きな影響がある問題で、現在は法科出身の人のみで、技術系統出身の者はおらぬということです。それで、先般来公務員の方の技術者側の連中が全日本的に相談の結果、三人のうち一人くらいは技術者出身を入れてもらわぬと、技術者と法科出身者とでは、扱い上の差別が、十五年くらい任官しておる間に平均七年くらい隔たりができておる、そういうことは民主化されたる今日の制度としては不公平であるから、技術者の待遇等も了解できるような人という意味で、法科出身ばかりでなく、三人のうち一人くらいはそういう者を入……

第15回国会 議院運営委員会 第27号(1953/02/03、25期、改進党)

○椎熊委員 私の方は、人事官五名のうち、一人は技術家出身者をあげるのが当然であろう、そうしてもらいたいという希望で、この間返事することを留保したのですが、党に帰つて相談の結果、今日推薦されておる神田さんという方も非常にりつぱな人だそうで、こういうふうに名前が出てしまつてから反対するのは、本人を傷つけるようになつてもいかぬから、将来欠員があつた場合は、必ず技術家を入れるということ、これは条件ではありませんが、そういう含みで内閣にそのことを申達してもらつて、今回はあえて反対しない。
【次の発言】 きようは四人もありますし、大分議場もだれましようから、次回の本会議の劈頭ということに願います。

第15回国会 議院運営委員会 第29号(1953/02/10、25期、改進党)

○椎熊委員 いや、そうではないのです。肥料の関係団体等との話合いもあつて、きようかあす、中間的な案が決定されるならば、それとにらみ合して出したい、だから、本日のところは上程しないでくれ、こういうのがわれわれの当該委員からの報告です。
【次の発言】 これは各派一致のものだから、そういう違つた報告になつておるということなら、きようのところは上げられない。
【次の発言】 決議の趣旨に沿うたような事態が新たに発生したということ、従つて、それとにらみ合いしてやつた方が、決議の趣旨を生かす意味においてさらに効果的だから、きようは待とう、こういうことなんです。ですから、何も外部の圧力によつてやめたとかなんと……

第15回国会 議院運営委員会 第31号(1953/02/21、25期、改進党)

○椎熊委員 先般の運営委員会で大体の御了解を得たと思いますが、最近常任委員会制度が非常に発達して――これは非常にいい傾向だと思いますが、同時に、大きな法案に対して全員が深く掘り下げて知つておく必要等もあるので、特に問題になるような大きな法案は、まず本会議において当該大臣の説明を聴取し、一通りの代表質問を終つて後、委員会の審議に入つてもらいたいという趣旨を述べて御了解を得ておつたのです。そこで、まず最初に義務教育学校職員法案と施行法の説明を本日承りたい、こう存じております。なお、このほかに労働法、世にいわゆるスト禁止法、あるいは警察法、それから軍人恩給法、もう一つは独禁法の緩和、この五つくらいが……

第15回国会 議院運営委員会 第32号(1953/02/23、25期、改進党)

○椎熊委員 改進党は、旧臘来そのことで議長からいろいろご相談を受けたのであります。党内においてそれぞれ相談の結果、議長の御推薦は適当と認めまして、賛成することになりました。
【次の発言】 大蔵大臣は、政務次官にかわつてもいいと思う。それは、政務官というものは、そういうことのために出ておるのだから、もつと活用しなければならぬ。今の大蔵大臣は、政務官より答弁が充実しておらぬ。政務官の方が実質的には知つておる。総理大臣が出席されないことは非常に遺憾に思いますが、副総理だけはぜひ出てもらいたい。
【次の発言】 これは世間的にも非常に注意されておる問題ですし、説明を聞いた上で、やはり質疑に相当の準備がい……

第15回国会 議院運営委員会 第33号(1953/02/24、25期、改進党)

○椎熊委員 ただいまは、現場におらぬ人々の想像の問答をしておる。これは非常に事実と違つております。私は昨夜八時半から予算委員になりまして、現場におつたのです。私の眼前に展開された事実でございます。しかも議長、副議長さんの説明によると、今朝になつても委員長は懲罰事犯と認めないという報告をされておることは、実にけしからぬことである。事実、あの際守衛が、三、四人かきわけて手を離そうとしたにもかかわらず、なお離さない、離さないままに、中曽根君はそつくり返りながら委員長を呼んで、これを見よと言つたそばにおつた委員長がちやんと確認しておつた。それから騒ぎになつて、われわれに処分を要求した。委員長は取扱いが……

第15回国会 議院運営委員会 第34号(1953/02/25、25期、改進党)

○椎熊委員 こういう問題は、なるべく早く処理した方がいいと思いますから、本日本会議に上程してもらいたい。これは先議権がある問題ですから、劈頭に上程していただきたいと思います。
【次の発言】 これも予算委員会の本日の状況が、すでに分科会に入つておるという重大な時期にありますので、遅れては困る問題ですから、懲罰動議のあとに、ただちに上程していただきたいと思います。
【次の発言】 提出者の趣旨弁明がありましようから、それをお聞き願います。私どもは、案の取扱いを申し上げておるだけであります。これは国会法に基く議員の権利であります。
【次の発言】 これは趣旨弁明者がやることです。

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/02/28、25期、改進党)

○椎熊委員 労働委員会の三月七日というのは、院内における公聴会ですか。
【次の発言】 関連して……。会期も切迫して来ておりますし、重要法案が続々と本会議に上つて来るようなことなので、この際、本会議が非常にだらしない状態だとみつともないし、世間の非難の声も高いので、私ども野党としては、必ずしも政府に協力しなければならぬ義務もないわけですが、努めて出席を奨励しつつ定足数を満たしております。そこで私は、そのことを厳格に主張いたします。今後あらゆる場合に―これはあげて与党の責任でございますが、絶対多数を持つておる与党が、定足数を維持できないなんということは、内閣が維持できないことと同じことになる。その……

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/02、25期、改進党)

○椎熊委員 先般すでに御承知のように、予算委員会において総理大臣吉田茂君、衆議院議員たる吉田茂君が、驚くべき暴言を吐きました。そのために御承知のような騒ぎが起つておるのですが、このような前例はほとんどありませんし、また各国の議会等を見ても、一国の総理大臣がこのような行動に出たという類例も聞きません。日本の国会のために恥ずべき言動であると思います。よつて議員たるの資格における吉田茂君を、われわれは同僚議員として懲罰委員会に付したい、そうして審査の上、いずれとも決定してしかるべきである。事態を明白にする意味におきまして、懲罰の動議を提出しております。この懲罰動議は、言うまでもなく衆議院規則第二百三……

第15回国会 議院運営委員会 第38号(1953/03/03、25期、改進党)

○椎熊委員 わが党は賛成します。
【次の発言】 予算が通りましたし、重大法案については、きよう本会議で質疑が行われる。上つて来ております法律案は、いずれも重要ではありましようけれども、一部改正とか、法律の廃止とか案件の内容はごく簡単だと思いまオ。こういうものをいつまでも残しておくことはよくないと思いますから、きようそれだけ努めて無理でも全部上げてしまうそうすればあと上つて来た議案はないわけですから、委員会から上つて来るまでの間、一日、二日休むことに賛成です。
【次の発言】 今度は、土曜日あたりに開くことにしましよう。
【次の発言】 日程の方は、一括報告になるものは、どれとどれですか。

第15回国会 議院運営委員会 第39号(1953/03/07、25期、改進党)

○椎熊委員 これはどういう使命を帯びて行くのですか。
【次の発言】 国会から出て行くのじやないですか。
【次の発言】 趣旨弁明はだれですか。

第15回国会 議院運営委員会 第40号(1953/03/10、25期、改進党)

○椎熊委員 官房長官にお尋ねしたいのは、先般来官房長官の談話などと称して世間に伝わつておる問題は、不信任案が国会を通過すれば衆議院を解散するということをしばしば言つておられる。不信任案なるものは現実に出ておりません。そういうことを仮想して言つておられるのでしようが、私は、国会の状態が正常であれば、野党は少数ですから、これは通らないのが普通の状態です。官房長官が御心配になつて、通つた場合解散するとおつしやるのは、事によると不信任案が通過すると御想像ができるような原因があつてのことかと私は思います。そういう点について、何でそういうことを放言しなければならぬのか、放言の根拠を伺いたい。

第15回国会 議院運営委員会 第41号(1953/03/12、25期、改進党)

○椎熊委員 いろいろ御議論があるようですが、与党側が数をもつてつぶしてしまうという形になると、非常に世間の疑惑を深める。やはりやらして、政府に何も瑕疵がないということを明確にした方が、与党並びに政府にとつても、日本の政治行政の上からいつてもいいことだし、きようはたくさん議案があるから、三つ全部やるというわけに行かぬので、きようのところはこれ一つだけやつて、あとの問題は、またあすも本会議があることだから、その際に相談することにしたらどうですか。
【次の発言】 もう一つ関連して、漁港審議会委員の補欠が政府から要請されておるわけですが、水産委員会等で了承を得て、水産委員長と私との約束では、本日議会の……

第15回国会 議院運営委員会 第42号(1953/03/13、25期、改進党)

○椎熊委員 鮫島さんは今までやつておつた人ですし、任期満了に伴つて、さらに再任される人だと私は思いますが……。
【次の発言】 これは参議院の修正理由がもつともだと思うので、のんだらどうですか。
【次の発言】 どの党ですか。
【次の発言】 これは三月十六日からにしてもらいたいと思います。不信任安が出るときに野党側としては何ですから、できればそうしてもらいたい。次の船で行かれたらどうですか。
【次の発言】 わが党も賛成です。田中労働委員長の就任以来の行動は、委員長としてあるまじき不法の行動が多い。こういうことを認定しておりますので、ぜひやめさせていただきたい。従つて、本日劈頭にやらしていただきたい……

第15回国会 議院運営委員会 第43号(1953/03/14、25期、改進党)

○椎熊委員 昨日本会議散会後、われわれ野党三派共同提案によつて内閣不信任案を提出しております。これは重大な問題でございますので、あらかじめ諸君も予期しておつたことと思いますが、このために昨日はいろいろな法案等を全部処理したわけですから、本日これを主たる議題として、大体これ一本で行きたい。従つて内閣不信任決議案ですから、すべての案件に先んじて本田の本会議の劈頭に上程して、そうしてその審議を進められんことを希望いたします。
【次の発言】 趣旨弁明は、わが党の北村徳太郎君がやることにきめて届け出ておりますが、これは時間的にはそんなにたくさん時間を必要としないと思います。三十分程度でよろしいと思います……

第15回国会 水産委員会 第8号(1952/12/12、25期、改進党)

○椎熊委員 議事の進行について大きな疑点があるので、この際発言中だけれども許してもらいます。今あなたの説明しているのは、二十八年度の予算の概要ですね。
【次の発言】 これは二十八年度の予算を審議しておる国会じやないですよ。なぜ予算を正式は出さないか。それは間違つていませんか。私どもはこういうものを審議する権能を持つていない。予算の内訳などは、委員会で説明を聞くものではないのです。国会のルールを誤まつちやいけませんよ。あなた方やりたいなら、別な機会に別なところでやりなさい。正式な委員会に招集されて、われわれが審議するというのは、予算を審議するのであつて……。

第15回国会 水産委員会 第10号(1952/12/17、25期、改進党)

○椎熊委員 改進党は本法案に対して賛成の意を表するものでありますが、この法案審議の過程において大蔵当局の明確なる意思表示がないことは、はなはだ不安でございます。従つてただいまのような附帯決議のようなものが出て来るのであります。私はこの附帯決議に盛られたる趣旨を十分、しかも強力に主張しつつ、わが党は本案に賛成いたします。
【次の発言】 ただいまの動議のような形で小委員会へ持ち込むということも一つの考え方かもしれませんけれども、水産庁長官や食糧庁長官のお話を聞くと、当委員会などで決定してみたところで、政府の方針が確定しなければ買上げの実施ができない、ただ単に農林当局が買う方針だということだと、先般……

第15回国会 水産委員会 第11号(1952/12/19、25期、改進党)

○椎熊委員 前会の本委員会におきまして、鯨油価格維持の問題で水産庁長官、食糧庁長官等の詳細なる御説明を聞きました。その間事すこぶる重大な点があつたために、速記などをとめてかなり機密に属する点等をも承つたわけでございますが、公開の委員会では、影響するところが非常に大きい点にもかんがみまして、水産貿易の小委員会で深く掘り下げて研究すべしとの御決定に相なりました。そのために昨日水産貿易の小委員会を開いたわけでございます。小委員長は本日病気のために出席できませんで、私依頼されましたので昨日の小委員会の概要について御報告申し上げたいと存じます。  小委員会におきましては、小委員ほとんど全員に近い方々の御……

第15回国会 水産委員会 第15号(1952/12/25、25期、改進党)

○椎熊委員 ちよつと関連してこの際伺つておきたいのであります。実は今ここで私がお伺いすることは、この法案審議の上に適当であるかどうかわからぬのです。けれどもこの機会でないと、あなた方にお目にかかる機会もないし、よくわかりませんもんですから、ちようどこういう法案が出たから、この際特にお伺いしたい。従つて私がこれからお伺いすることはまつたく具体的の事実に基いてのことでございます。場所は北海道、米軍駐留地の付近月寒という所に、演習地がございます。実弾射撃演習場に隣接している所に西岡開拓農団というものが入れてあります。この農団のほかに二箇所付近にございます。いずれも演習地に隣接しております。毎月数回に……

第15回国会 水産委員会 第16号(1952/12/27、25期、改進党)

○椎熊委員 私は水産の方は一向しろうとなんです。従つて過去のいきさつなどは一向存じませんが、先輩諸君の御議論を聞いておつて、どうも水産庁の長官も、委員の諸君も、少しかたくなつているように思うので、率直な話を聞かしてもらえないのを私は遺憾に思うのです。  第一は、独航船を八十五隻にきめたそのきめ方の科学的根拠が私には納得が行かないのです。先般来幾たびもお話を聞きましたが、大体あてずつぽうで、去年は五十そうやつたからことしは百そうというようなことでやつているような気がしてしようがない。それは魚田が広がつたからいいというようなことでもありましよう。何か関係方面と相談の上できめられると言つているようだ……

第15回国会 水産委員会 第18号(1953/02/07、25期、改進党)

○椎熊委員 私はこの問題に対して自分の意見を開陳するのは差控えたいと思いますが、この際承つておきたいのは、これは日本の水産事業の中でも重要な部門を占めているものだと思う。しかも原料は廃物でございます。廃物が利用されてこれだけの輸出ができるということになつていることは、非常に喜ばしい次第である。しかるにこれに対抗するいろいろなものが外国で発明されたために、価格が下落するというような現状だと聞いて実に残念に思つているのですが、私はこういう重要な品物が輸出貿易依存だけでいいかどうかという疑問を持つている。私はこれを国内消費に活用することができれば、価格の維持、また事業の経営等に対しても、恒久的な計画……

第15回国会 水産委員会 第24号(1953/03/06、25期、改進党)

○椎熊委員 ちよつとお伺いしたいのですが、政令で定める行為というのは被害を受ける方の行為でなくて、被害を加える方の行為のことを言つておるのですか。
【次の発言】 私が理解してないからかもしれぬのですが、どうも法案の条文の排列の上から非常にまぎらわしい点がある。第一条にはこう書いてある。「アメリカ合衆国の陸軍、海軍又は空軍の左に掲げる行為により、」その「左に掲げる行為」というのは一、二、三とありますが、ところがその一、二、三を分析してみると「防潜網その他の水中工作物の設置又は維持」「防風施設又は防砂施設の除去又は損壊」これはどうも加えている方の行為のみを羅列しているのでまぎらわしいのですが、第一……

第15回国会 電気通信委員会 第1号(1952/11/08、25期、改進党)

○椎熊三郎君 私はこの際委員外の発言をお許しを願つて、特に一言申し上げておきたいことがあります。当委員会は過去におきましては非常に重大な案件を多数取扱つて参りました。しかしながら政府の機構のかわつた点から、国会法の改正と同時に当然この委員会は消滅するの運営にございます。私はそうなつてもしかたがないことだと思いますけれども、その前にどうしても当委員会として解決しておかなければならぬ重大な問題が残されておると思う。それはテレビジヨンの問題でございます。この問題を当委員会が消滅する以前に解決しておかなければ、当委員会の今日存在している意義がないと私は思います。その点につきましては、橋本委員長は特にそ……

第15回国会 文部委員会 第16号(1953/03/09、25期、改進党)

○椎熊委員 議事進行について。先ほど来の重要な質疑応答は、非常に参考になることだと思いますが、文部当局におかれましても、質問の要点にぴつたりしたお答えが得られないような点もあると思います。ことに本日は、文部大臣は参議院の委員会からの要請等もあるようで、お急ぎのようですから、事はすこぶる重大でありますし、私どもももつと検討しなければならぬと思いますので、本日のところはこの程度において議事を打切られて、次の機会に継続してこの問題を取上げていただきたい。すなわち散会の動議を提出いたします。

第15回国会 郵政委員会 第4号(1952/12/18、25期、改進党)

○椎熊委員 川島先生のお話は、ごもつともな節もあるのでございますが、すでにこの案をめぐつて院内には、こういう席上で申し上げかねるのですが、院の決定を蹂躪し、あるいは国会の品位を傷つけるがごとき行動をも行つておるやに承る節もありまして、これが時日を遷延するにおいては、そういう行動がますます蔓延するの憂いも私どもにはあるのであります。従つて柏木先生には、これまでのいきさつについて御了解にならぬ点もあるかもしれませんけれども、いやしくも天下の公党が数年にわたつて研究を重ね、二回まで両院とも満場一致の決定を見、この運用の問題も本法はすでに前国会で通過しておるのであります。従つてこれが一、二の人々の反対……

第15回国会 郵政委員会 第5号(1952/12/19、25期、改進党)

○椎熊委員 議事進行について発言を許されました。ただいま議題となつておりますこの案件は、すでに一昨日の当委員会におきまして、質疑の打切りをなされております。今や討論より採決に入る段階になつておりまするが、そもそも本案は、第十三回国会において、共産党を除く他の会派全部の賛成を得て、満場一致に近い形で両院とも通過しておる。しかも現内閣の前身であるすなわち吉田内閣のもとに立案せられて、政府提出の案であります。この案が、国会に政府から提出せられるまでの経過等は、本日は申し上げませんが、諸君御承知の通り当院におきましても、参議院におきましても、両三回にわたつて満場一致の決議、院議をもつてこれを促進せしめ……

第15回国会 郵政委員会 第6号(1952/12/23、25期、改進党)

○椎熊委員 本案の内容については、もはや御説明申し上げる必要はないと思います。簡易生命保険及び郵便年金等の積立金は、戦争中国家資金の一元化を理由として郵政省から大蔵省に移管されたことは、諸君御承知の通りであります。しかもその際も、これはまつたく戦時中の臨時措置であつて、適当な時期、すなわち平和回復後においてはすみやかにこれを復元せしめるといことが閣議の間で決定して、文書としても残つておるのであります。終戦後はこの趣旨に従つてただちに郵政省に復元されたのであります。しかるにての後占領軍の日本占領政策というか、その方針によつて再びこれが大蔵官に移管せられるに至りました。しかしながら本事業に対しまし……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第1号(1953/05/25、26期、改進党)

○椎熊委員 この三つのうち、二つは問題ないのですが、行政監察の委員会については、党としては多少の意見があるので、本日ここで決定を留保してもらいたい。党に帰つて相談して来ます。
【次の発言】 官房長官に伺います。吉田内閣が成立いたしましていよいよ国会に入るのですが、何と申しましても、現在は暫定予算でやつております。国家の不利益これに越したことはない。一刻も早くほんとうの予算で政治をやつてもらいたい。新内閣ができても、まるで内閣改造のような状態ですが、それだけに予算についても大なる変化はないだろうと思いますから、急いで本予算を提出してもらいたい。そうしてわれわれとしては審議期間を十分にとりたい、こ……

第16回国会 議院運営委員会 第2号(1953/05/27、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党も、自由党の坪川君の通りであります。ただこの際一言したいことは、今国会の当初において、われわれは国会の民主化と自主性高揚のために、各党とも協力して行きたいという基本線を出しております。国会の民主化、権威高揚のためには、事務総長の行動が非常に影響するところが多いと思われますので、新憲法制定以来、ことに新しい国会法の制定には、大池事務総長は非常に御苦心に相なつた。この方が、国会の自主性を高揚しようとか、民主化をはかろうというこの重大な場合に、おられなくなるということは非常な損失だと思いますので、ぜひ辞表は撤回された上で、さらに一層の御精励をなされて、国会の民主化と自主性高揚のため……

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/29、26期、改進党)

○椎熊委員 官房長官に御迷惑でしようが質問いたします。本予算提出の時期が各派に非常に影響がありますので伺いたいと思います。この間承りましたのは、予算委員会等で想像しておりましたのと、ここで官房長官がおつしやつたことと大分違いがあるようですが、政府側において、なるべく確実性のあるところをおつしやつていただくことがこつちの予定を立てる上に必要ですから、その点について御言明を願いたい。
【次の発言】 大体了承いたしますが、二十日になるというようなことはないと思つてよろしいですね。
【次の発言】 ありがとうございました。けつこうです。
【次の発言】 各党の国会対策委員長の間で会議が成立して、それ以外に……

第16回国会 議院運営委員会 第4号(1953/06/13、26期、改進党)

○椎熊委員 私の方は三人。
【次の発言】 右派までは四十分でいいでしよう。
【次の発言】 今回は、テレビジヨンを予算委員会でもやりたいということを事務局に言つて来ておりませんか。
【次の発言】 委員長からそういう申出があつたら、私は許可すべきものといたしたい。
【次の発言】 それはおまかせします。
【次の発言】 念のために聞いておきますが、この増額は、今やつておる特別国会の費用は別として、その他は大体二十八年度不成立予算において、われわれが当初考えて織り込んだものが、大蔵省の査定で削られて出て来た。それが今度どういう都合か、削られた分を、政府でいろいろな点を勘案して、われわれが当初考えたものを……

第16回国会 議院運営委員会 第5号(1953/06/16、26期、改進党)

○椎熊委員 保安隊の演習を見るというのですか。
【次の発言】 フリゲートの問題は違う。あれは日本の海軍かどうかという本質的な問題についての調査に行つたのだから……。
【次の発言】 前の国会では、吉田内閣の性格を貫く五大法案というものを天下に問うておる。そういう重大な内容の、性格を貫くような五大法案とは何か、それなら委員会だけにまかせておけないから本会議でやれ、こういうので、われわれは本会議で趣旨説明を聞くことを主張した。今回は、あえて重大な法案だと政府が呼号しておるようなものは、今のところ出して来ていないようです。スト禁止の問題は、わが党は賛成して、本院は一たび通過した問題であります。従つて、……

第16回国会 議院運営委員会 第6号(1953/06/17、26期、改進党)

○椎熊委員 この際ちよつと他党の人に御了解を求めておきたいのは、漁港審議会の委員は、地区的に、そうして各党別に最初推薦した関係がありまして、今もそれを踏襲しております。和田鶴一君というのは和歌山県方面の地区で、わが党が今度推薦する番になつて、石田博英君が運営委員長時代からの懸案であつたが、含までいろいろな事情があつて――事情というのは、国会が解散したり、選挙後忙しかつたり、また解散したりというようなことで、後任の決定が遅れているので、これは当然の割振りからいつてわが党が推薦しておるのであります。そういう意味を御勘案の上、御賛成を願いたいと思います。

第16回国会 議院運営委員会 第7号(1953/06/18、26期、改進党)

○椎熊委員 すでに法案が委員会に付託されておるのですから、本会議に上程するの必要を認めません。常任委員会においてすみやかに審議されんことを希望します。
【次の発言】 国会の民主化というものの考え方について、こんなこと言わなくてもいいと思いますけれども、今のような発言がありましたので、どうしても記録にとどめておきたい。委員会中心の制度をとつたのは、国会民主化のためにやつたのです。本会議で形式的な質疑をやるということは、むしろ民主化に逆行しておることである。新国会法の精神からいえば、専門的な関心の強い人が委員会において堀り下げてやるというところに民主化があるのであつて、今日の国会法は、その点は間違……

第16回国会 議院運営委員会 第8号(1953/06/19、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党も異議ありません。
【次の発言】 けつこうです。
【次の発言】 それも一つの方法だと思いますが、庶務小委員会の機構からすると、今までの性格からいつても、こういう新たな大問題を取扱うには必ずしも当を得ないと私は思うのです。それですから、この議運でもう少し話し合つて、それが大体コンクリートされてからならいいけれども、庶務小委員会は宿舎をどうするかとか、会館はどうするとか、売店をどうするかということを相談する委員会で、その委員会がやるにしては非常に問題が大き過ぎると思う。たとえば、名誉議員というものは一体どういう性格のものであるか、名誉議員は憲法上どういうことになるか、あるいは国会……

第16回国会 議院運営委員会 第9号(1953/06/23、26期、改進党)

○椎熊委員 きようきめてもらえないですか。
【次の発言】 政府関係の委員会ですから、兼務していてもしかたがないでしよう。
【次の発言】 この表で見ても、そう欠席はないようですね。中に一、二非常に成績の芳ばしくない人もありますか……。
【次の発言】 その前に、スト禁止法に対する関連質問を許すことになつているでしよう。
【次の発言】 それをやるのでしようね。別にこのほかにあるわけではないのですね。
【次の発言】 これより重要であるかどうかということは、皆さん方の観点によるわけです、こういう異例な措置をする場合には、各党の国会対策委員長会議を開いて、意見が一致した場合、しかして運営委員会の意見が一致……

第16回国会 議院運営委員会 第11号(1953/06/27、26期、改進党)

○椎熊委員 これは適当な措置だとは思いますけれども、いやしくも、民間人が買い上げてそれだけの準備をしたのに対して、今度できる法律というのは、何かそれに対する補償のようなものはあるんですか。
【次の発言】 今聞くと、図面を引くだけで三千万円かかつた――実際かかつたかどうかわからぬが、そういうものに対する補償があるわけですか。
【次の発言】 内灘の決議案で、ただいまこの委員会に入つて来る途中、左派の勝間田さんから決議案の内容についての説明を受けたのですが、それには私ども同調できないと答えるわけにも行かぬし、同調すると即答することもできない、党に帰つて相談するということを申し上げて、いまだ党の相談が……

第16回国会 議院運営委員会 第12号(1953/06/29、26期、改進党)

○椎熊委員 それにあえて反対はしませんけれども、もしわが党にお譲り願えるものならば、戦犯で長く苦労しておつたわが党の総裁にやらせてもらえば、非常に切実な感情が出て効果的ではないかと実は考えておる次第であります。何分にも小党でございますから、あえて主張はいたしません。
【次の発言】 今調べておりますから……。
【次の発言】 比率によつて、提案者何人、賛成者何人ときめたらどうですか。党で責任のある数だけそろえればいいのですから、感謝決議案の提案者と賛成者はそういうことにして……。
【次の発言】 それはしかたがないと思います。
【次の発言】 提案者はそうですが、賛成者は全員でしよう。

第16回国会 議院運営委員会 第13号(1953/06/30、26期、改進党)

○椎熊委員 賛成。
【次の発言】 議場でやつてください。

第16回国会 議院運営委員会 第14号(1953/07/02、26期、改進党)

○椎熊委員 一本にしてやろうじやありませんか。
【次の発言】 幹事長、国会対策委員長、そのほか議運の委員は提出者になる。
【次の発言】 そうして、賛成者は全員。
【次の発言】 それだけじやない。ほかの人もなる。
【次の発言】 これは全会一致ですか。
【次の発言】 なお、かねて政府提出になつております、いわゆる独禁法の改正法律案が経済安定委員会に付託されております。ところが、経済安定委員会から、重要法案だから本会議で政府の説明を聞き、質疑を行いたいという強い要請があります。前国会でもその通りやつております。前国会は別のことですが、本国会においてはこれをどうするかということが先般来問題になつており……

第16回国会 議院運営委員会 第15号(1953/07/04、26期、改進党)

○椎熊委員 大体結論的には坪川君と同じですが、小会派代表が出ていないときに欠席裁判をしてしまうのは酷ですから、呼んで一通り意見が統一しておるか、していないかということを聞いてからにしていただきたいと思います。
【次の発言】 この会議が済むまでに来なければ、棄権したものと認めて許さない、この会議の継続中に来たら、この問題を取上げて意見を聞く、こういうことにしていただきたい。
【次の発言】 委員長に一任します。
【次の発言】 大阪はだめです。
【次の発言】 私は派遣に賛成です。大蔵委員会が行くことが適当だと主張するのです。それは、今度大蔵委員会でこの問題が取上げられた沿革を知らなければいけません。……

第16回国会 議院運営委員会 第17号(1953/07/08、26期、改進党)

○椎熊委員 全部で何日ですか。

第16回国会 議院運営委員会 第19号(1953/07/11、26期、改進党)

○椎熊委員 質疑は今度はありません。
【次の発言】 それでは認められない。
【次の発言】 同様です。
【次の発言】 まとまつたら許すべきでしよう。

第16回国会 議院運営委員会 第20号(1953/07/14、26期、改進党)

○椎熊委員 異議ありません。
【次の発言】 わが党は、さきに御提案申し上げまして御賛同を願つたのですが、その顕彰方法の内容については、一応幾つかの例をあげておきました。こういうことは、一つの党派でも反対があつたのでは好ましくないし、尾崎先生のお考えからしても、そういう場合だとお受けにならないようなことがあつても困るという点を考慮して、さきに申し出たのは、ほんの一応の素案にすぎない。従つて、各党が共通して認められるという最大公約数で一致するなら、わが党がさきに提示したものを一切取下げてもけつこうであります。ただいま自由党から、胸像を飾つておくこと、衆議院の名誉議員という称号を与えること、これに各……

第16回国会 議院運営委員会 第22号(1953/07/17、26期、改進党)

○椎熊委員 順序の運び方はその通りでけつこうだと思います。そこで賛成演説は、本来ならば各党から出るということもよかろうと思いますが、いずれも同じ趣旨のことを同じ人に対して言うのですから、各党各派超越して、院内において最も人望の高い方が各党を代表しての演説をされる方がよいと思います。つきましては、わが党は、皆さんの御同意を得ますならば、特に尾崎先生とかなり深い間柄だつたと考えられます安藤正純先生に各党を代表して演説してもらつたら、たいへんけつこうではないかと思います。御異存がなければ御同意を願います。
【次の発言】 これは、おそらく修正が可決して来るだろうと思いますが、その修正の内容等については……

第16回国会 議院運営委員会 第28号(1953/07/28、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党も異議ありません。
【次の発言】 これは共同提案ですか。
【次の発言】 今農林委員長と何か連絡しておるようです。
【次の発言】 ちよつと官房長官に、お尋ねやら希望やら申し上げたいと思います。先般来運輸審議会委員の任命について政府から同意を求められております。運輸審議会はとかく問題のある委員会でありまして、世間の事業家等にも密着しておる委員会なものですから、よほどその人選を公平にやつていただかないと、いろいろ弊害が起るようであります。今回政府が再選を希望して来ておられる方の中には、当委員会等におきましても非公式の間に非常な議論等が出まして、各党とも、いろいろその人選については、……

第16回国会 議院運営委員会 第29号(1953/07/29、26期、改進党)

○椎熊委員 満場一致の決議案、各甘共同提案のものですから、それに賛成討論するということもおかしい、重複することになる。私どもは、今までの慣例はよき慣例であつて、あえてこ七を破る必要はないと思いますから、慣例通りやつてもらいたいと思います。

第16回国会 議院運営委員会 第30号(1953/07/30、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党もこの際ですから、やむを得ず同意します。

第16回国会 議院運営委員会 第31号(1953/07/31、26期、改進党)

○椎熊委員 会期延長の件は、理事会でこういう順序にきめてあるのですから、それを変更する必要を認めません。まず会期の件を決定して、逐次、次に入る。
【次の発言】 予算委員会における尾崎末吉君に対する不信任案の問題等も、目下問題になつております。私は、それはそれで進行してもいいと思う。私は、もし私どもと自由党との非公式ながら約束したことを無視して、委員長が横暴なことをするなら、私どもは解任決議案に賛成するの用意を持つておる。従つて、この問題を先にするかあとにするかなどということに、時間をかけて議論する必要はないと思う。会期の問題は会期の問題でやる。外務大臣の問題は外務大臣の問題でやる。尾崎委員長の……

第16回国会 議院運営委員会 第32号(1953/08/01、26期、改進党)

○椎熊委員 議事の進行に関して発言を求めます。議院運営委員会は、本会議の運営を主としてやる会議であります。本日は会期の延長までして、国家非常の際、重大なる案件を解決したいという念願で、この運営委員会は正規に開かれております。一刻も早く本会議を開いて、日程に従つて慎重なる審議を開始するというのが私どもの務めでありますので、昨夜以来起りました議長の一個人の身辺に関する内輪の話などをこの際議論せられることは、私どもにとりましては迷惑しごくでございます。なお、本日は劈頭に議長の不信任決議案等も出ますので、それらの問題に関する質疑、その他討論は堂々本会議でできる問題であります。われわれはその案の内容に立……

第16回国会 議院運営委員会 第33号(1953/08/03、26期、改進党)

○椎熊委員 本院の弔詞は、動議か何かでやるということですか。

第16回国会 議院運営委員会 第36号(1953/08/07、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党は、本国会の当初からこのことを考えておりましたが、二週間ほど前から口頭をもつて、国土防衛に関する委員会を常設してもらいたいということをお話申し上げました。だんだん議が進んで、それぞれの党派では、党に帰つて考えておくということでありましたが、一週間ほど前、会期延長になる直前でございましたが、正式に国会法の一部改正案という形でこれを提出いたしました。当時もちよつと御説明申し上げましたが、防衛常任委員会という名前がもし不適当であるならば、その名称等はいかように直してもらつてもいい。ただ、急遽こういうことを申し出たのは、警察予備隊が保安隊になつたり、警備隊ができたり、それが戦力である……

第16回国会 議院運営委員会 第37号(1953/08/10、26期、改進党)

○椎熊委員 もつともな節もあるようですけれども、本日は、聞くところによると総理大臣も登院されていないそうであります。こういう重大な質問を、総理以外の人では、左派の方も御満足にならぬと思いますし、こういう際ですから、きようはひとつ御遠慮願いたいと思います。
【次の発言】 実はこの委員会の始まる前に、各党首脳部あるいは国会対策委員長会議等で議をまとめてもらいたかつたのですが、その時間的余裕がないものですから、わが党から、議院運営委員会でそういう主張をしてくれということです、というのは、本日をもつて特別国会は閉会になります。しかし現下国の内外には、非常に重大な問題がたくさんございます。国内的にも、九……

第16回国会 水産委員会 第3号(1953/06/20、26期、改進党)

○椎熊委員 今の質問に関連して伊関局長にちよつとお伺いしたいのですが、国会における現政府の弁明にもかかわらず、日本に対する軍事援助と申しましようか、MSAと申すのですか、それの交渉はすでにアメリカ政府との間になされておる。昨日以来日本の通信機関に、向うからアメリカの下院におけるこの問題の論争の速記録が全部到達しております。それはおそらく二十三日の日本の有力なる新聞の朝刊に掲載せられる運びとなつているということですが、本日私は共同通信の方からその原稿をもらつて拝見した。それを見ると、日本に対する援助の問題は、実に具体的に詳細にアメリカの国会で論議されているのです。きのうの本会議における岡崎外務大……

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、26期、改進党)

○椎熊委員 総理の演説のことで委員長は、中川さんの発言を了承して、委員長として申し入れるという話があつたが、それは重大だと思います。それなら、その申入れの結果を聞いてからでなければ継続できない。そういうことは、今突然帰つて来た委員長は、もう少し慎重に扱つてもらわぬと困る。この委員会を代表して申し入れた以上は、返事を聞かないであとの会議を開くわけにいかぬ。そういうことでなしに、われわれは前のいきさつを知らぬのですから、前の人たちのやつたことを、きようのところは引継いで、円満にきようの議事が進行できるようにやつておかないと、前の関係を知らずに、責任ある言葉を残すことは、ちよつとどうかと思う。

第17回国会 議院運営委員会 第2号(1953/10/30、26期、改進党)

○椎熊委員 何か醜態があつたということを言われておるが、私は、醜態というのはだれが醜態なのかわからない。きのう、ここで委員会が開かれてきめたのに、なぜ開かれなかつたのか、六十何名でなぜ開かれなかつたのか、開会すればよろしい。こつちがどうしてもやりたいならば、定足数をやかましく言いさえしなければやれる。それをやらずに、だれが醜態なんですか。醜態なのは、十時に開くということが既定の事実なんだから、それをどうして議長は開かなかつたのか。(発言する者多し)私は諸君に聞いているのではない。議長がなぜわれわれがきのう答申した十時に開会しなかつたのか、議長に質問するのです。(「そういうことを言うなら議長を呼……

第17回国会 議院運営委員会 第3号(1953/11/01、26期、改進党)

○椎熊委員 この間も二十分だつたのですから、形の上からいつて二十分がいいでしよう。

第17回国会 議院運営委員会 第4号(1953/11/02、26期、改進党)

○椎熊委員 政府任命にかかる委員については、私どもで毎度御注意申し上げておるのですが、これは党派的の人選であつては困る。こういう各種の委員会は、まつたく超党派的な、理想的な人物を選びたいというのが本旨で御注意申し上げておきましたが、今回のこれは、すでに休会中に任命してしまつた事後承諾なので、多少の意見はありまするけれども、これをかえるということはどうかと思いますし、すでに参議院は満場一致で賛成しておるということでありますから、個々の人物に対しての意見は申し上げませんで、将来に対しては十分その点を御考慮願いたいということを、委員長から政府に御通達を願いたい。しこうして本件については、わが党は賛成……

第17回国会 議院運営委員会 第5号(1953/11/03、26期、改進党)

○椎熊委員 ちよつと誤解があると因るのですが、国会がこれを取上げるということは、きよう初めてこれを取上げておるんでない。前の国会でも、各委員会で活発に取上げたし、この国会では、しかもきのうの水産委員会では、政府は強力な決意を披瀝し、今後はフリゲート艦を出しても断固これに対抗するという政府等の言明もございます。従いまして、本会議で初めてこれを取上げて、社会に刺激を与えるというような御心配、あるいは日韓親善に支障あるというような御心配もございましようけれども、初めてやるという問題ではないということだけは御了解願いたい。
【次の発言】 現に賛成しておるじやないですか。

第17回国会 議院運営委員会 第6号(1953/11/04、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党は、さきに政府に申入れをして、短期救農国会を開けということを要請して、野党各派の賛同等を得て、現にこの国会を開きつつあるのでありますが、これは、とりあえず水害、災害で困つておる人々を一日も早く救済したいという気持にほかならない。その他内外百般の事項について重要問題が山積しておりますけれども、とりあえずこれだけを片づけたいということで短期の国会を要請したのですが、その前提としては、逐次明確になつて参りました災害その他の実情に応じて、第二の臨時国会を召集すべきが当然であるということを前提として今日の国会を開いてもらうことに相なつたのでありまして、われわれは、第二臨時国会の早期開会……

第17回国会 議院運営委員会 第7号(1953/11/06、26期、改進党)

○椎熊委員 内容は、こういうことです。きようの情報ですから、まだ確認の程度に至つてないと思いますが、AP通信なんかによると、先般来、吉田さんの使節として池田さんがワシントンへ行つて外交交渉をやつたようですが、本日の外電によると、日本政府はその会見を公式のものとして確認して、ワシントンにおけるわが国の大使を通じて、このことをアメリカ政府に通告したということが伝えられておるのであります。わが党は、さきにそのことに対して質問して、それが私的なことであるならばやむを得ぬが、政府がそれに責任を持つの状態に至るならば、当然国民に国会を通じて報告しなければならぬ義務があるじやないかということを質問した際に、……

第17回国会 議院運営委員会 第8号(1953/11/07、26期、改進党)

○椎熊委員 過日の議院運営委員会で私から官房長官に質問をした結果として、この問題が各党の国会対策委員長会議に移されたわけでございます。私どもは、先般来の国会のいきさつから見て、これは古田さんが来なければ、ほかの人が見えても意味がないことだろうと思つて、吉田さんの報告を希望したわけです。たまたま会期が最終的で、参議院の予算総会は審議中であり、衆議院におきましても、総理大臣は終日国会から姿を消してはならぬということで、強引に食いとめておるわけでありますから、当然参議院においてもその通りだろうと思う。そこで、そういうやむを得ない状態であれば、内閣を代表する他の閣僚でも、まことに遺憾であるが、しかたが……

第17回国会 議院運営委員会 第10号(1953/11/28、26期、改進党)

○椎熊委員 政府側が、給与を改訂することはできないというのは、どういう理由ですか。
【次の発言】 私は、議員提出の法律案は、予算増額を伴うような性質のものは疑問を持つておる。それは自由党なんか特に反対した問題である。予算が増額になるような議員法律案の提出は、いかぬというわけです。あなたの方の政務調査会なんかも、ほとんどいかぬということが圧倒的だつたろうと思う。私もその点一種の疑問を持つておるから、そういうことはどういうものだろうか。

第18回国会 議院運営委員会 第1号(1953/11/30、26期、改進党)

○椎熊委員 小会派はどうですか。
【次の発言】 質問なら、やらすべきだと思います。
【次の発言】 やはり質問は討論とは違うのですから、やらせたらどうですか。
【次の発言】 そうお願いいたしましよう。
【次の発言】 ぼくの方は、まだきまつていません。
【次の発言】 質問は二日になりますかね。
【次の発言】 この前みたいに、施政方針に対する質問をどつちが先にするかということでごたごたがあつたようなことは、今度はどうなりますか。
【次の発言】 この前は、十町ということにしたからああいうことがあつたのですが、定刻にするわけですね。
【次の発言】 そんなことで参議院と争つたつて、しようがないじやないかと……

第18回国会 議院運営委員会 第2号(1953/12/01、26期、改進党)

○椎熊委員 けつこうです。
【次の発言】 この問題を継続させることには反対です。私がさつきから沈黙を守つておるのは、重要性があるからで、本来この委員会がやるべきことを逸脱しております。事重大だから傾聴しておつたのですが、さらにこれを継続してやるというのは、運営委員会でやるべき範囲でないから反対です。それはそれぞれの専門の委員会があります。われわれは取扱い上の問題、あるいは日程作成、あるいは本日の本会議をどうするかということでやるので、そういう深刻な問題に入つて、それ以上法律問題をやるということは迷惑です。

第18回国会 議院運営委員会 第3号(1953/12/02、26期、改進党)

○椎熊委員 私は、そういう必要はないじやないかと思います。現に審議が継続しておる。事態がかわつて、内容がかわつておる。このことを、どういう形式であつても、大臣から議員の質問に応じて、あるいは自発的に発言して説明するわけです。その説明というのは、まつたく相反したる事態、理由を説明しなければ説明にならぬから、委員会の審議の過程において明白になる。それ自体が委員会の使命で、必ずしも理由書なるものを添付しなければできないのだというような、不便なことをしておく必要はないと思う。生きておるものだから……。

第18回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/05、26期、改進党)

○椎熊委員 異議ありません。
【次の発言】 異議ありません。
【次の発言】 小会派と称せられるものが、今の御発言では統一していないと言われましたが、今度は分自党という小会派もできたわけです。これは内容が統一しているわけです。統一していたら、それには許すのですか。
【次の発言】 これは一つ統一したる内容を持つておる党派だから、発言を希望したら、なるべく許すということにしたいと思います。
【次の発言】 土井君の言われる通りです。私はこれを許すべしと主張しておるのではなくて、私ども友党関係のものですから、許してもらえるとけつこうですということを申しておるのです。(笑声)原則通りでなく発言を許したこと……

第18回国会 議院運営委員会 第6号(1953/12/08、26期、改進党)

○椎熊委員 関連して聞いておきますが、事務当局の方は、事務総長以下どうなつておりますか。
【次の発言】 法制局長は、議長の下に事務総長と並ぶような形で考えられておつた。それには別の意見はあつたけれども、そういうふうに現在はなつておると思う。現在事務総長と法制局長との旅給の開きはよほどありますか。
【次の発言】 事務次長と法制局長はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 事務次長は、当然そういう規定があれば上げて行つたらいいど思う。同時に、法制局長がそれ以下になることも不均衡だと思う。身分土、上の人だつたから……。そこを何とか調整をとつて上げて行く方法はありませんか。

第19回国会 議院運営委員会 第1号(1953/12/10、26期、改進党)

○椎熊委員 私の方が二人になれば、長谷川四郎君がなります。
【次の発言】 そのときどきで相談したらいかがですか。
【次の発言】 ちよつと、かつてなことなんですが、わが党は、来年一月二十日に党の大会を開くことになつておるので、総理大臣の施政方針演説は、少しずらしていただきたいと思います。
【次の発言】 私の方は一名推薦いたし ます。
【次の発言】 これは、今の国会の建物 を阻害するような建物は建ててもらつちや困ると思う。鉄筋で五階建なんと いう永久的なものを向うに建てるということになると、つり合いがどういうことになりますか。
【次の発言】 これは間に合えばいいので、そういうことにむだな費用をかけ……

第19回国会 議院運営委員会 第2号(1953/12/15、26期、改進党)

○椎熊委員 各党一致の場合の前例等もありますから、第一党で趣旨弁明をやつてもらいたい。なお、満場一致ですから、討論は省略してもらいたい。
【次の発言】 きのうからの状況で、そういうことも聞かないわけでもなかつたけれども、国会対策委員長会議が正式に開かれていなかつたし、きよう新たなる出発をして、前段のものは撤回されて、新たなものが出て来ておる。その際に、第一党、第二党を全然無視して、三、四番目の人が趣旨弁明をするということは、私は慣例としてはよくないと思う。三宅さんが熱心にやられておるとともよく知つております。降旗さんも一生懸命にやられておる。なお、食生活改善の議員連盟の会長がわが党におる。そう……

第19回国会 議院運営委員会 第3号(1953/12/21、26期、改進党)

○椎熊委員 こつちからお祝い申し上げに行くわけですね。
【次の発言】 これも二十四日にしていただきたい。

第19回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/23、26期、改進党)

○椎熊委員 地方行政委員会が国政調査のために行かれるということには私は賛成です。同時に、政府からも安藤国務大臣が行くということで、わが党では、地方行政委員会とは別に、党を代表した者を各党から一名ずつ、大臣の行かれるような時期を見はからつて党を代表してお祝い申し上げに行く者を派遣したらどうか、こういう議があるので、これを皆さんにお願いしたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 私は、わが党の委員も強くそういうことを労働委員会で要求しておる問題でもありますから、ぜひ認めていただきたいと思います。)菅家委員長 御異議ありませんか。

第19回国会 議院運営委員会 第5号(1953/12/24、26期、改進党)

○椎熊委員 私事は原案の方がいい。アメリカの感謝が主になつて、それとともに祝意を表するようになる。今度の決議案は、祝意が主で、ほんとうはアメリカへの感謝は儀礼的に言うので、それを儀礼的に入れるとなれば、原案の方がいい。

第19回国会 議院運営委員会 第6号(1954/01/21、26期、改進党)

○椎熊委員 ちよつと伺いますが、今の二千万円だと、よそに売られない手当ができるというのか、一部分を買収するということで内金を渡しておくということなのか、それを伺いたい。
【次の発言】 二千万円で土地の一部分だけ買つて、家屋はないのですか。家屋を含めてですか。
【次の発言】 原則的には、国会として将来の計画のためにそういうものを確保するのであつて、それは了解できるが、現在は何もその建物は必要ないわけですね。そうすると、確保をするが、その料亭か何か知らぬけれども、それは現在通りやらしておいても一向さしつかえないわけでしよう。
【次の発言】 これは私の私見ですが、議員などが、たとい国会のものになつて……

第19回国会 議院運営委員会 第7号(1954/01/26、26期、改進党)

○椎熊委員 それについて、私頼まれて来ました。日本自由党から、最後でいいから一名、時間等の制限はまかすから、ぜひやらしてもらいたいということでございます。質疑者は松田竹千代君です。
【次の発言】 通常国会の施政方針に対する質疑は、これまでも前例としないということで小会派も許している。討論の場合は、小会派は一本にならなければできない。しかし、質疑は問いただすのだから、必ずしも党内一本にならなくてもいいじやないかということで、これまでも通常国会においては質疑を許しておつたと私は考えます。従つて日本自由党は、小会派の中でも八名というグループを持つて、思想統一もできておる団体でございますから、もし質疑……

第19回国会 議院運営委員会 第8号(1954/01/28、26期、改進党)

○椎熊委員 改進党は異議ありません。

第19回国会 議院運営委員会 第9号(1954/01/29、26期、改進党)

○椎熊委員 私の方では、懲罰を出します。
【次の発言】 それは、参議院の関係でできないそうですよ。一時半としておいて、ようやく二時でしよう。
【次の発言】 五時までには終ると思いますが、その際は参議院とも交渉して、定刻にこちらが始められるようにすれば、五時には終りますから……。

第19回国会 議院運営委員会 第11号(1954/02/10、26期、改進党)

○椎熊委員 どうも政府の法案の提出が非常に遅れていて、各委員会では全然案件を持つていないところがあるわけであります。こういうのは非常に非能率でありますから、政府でも急いでおられるのでしようが、特に馬力をかけて早く出してもらいたい。会期末の三月末とか四月になつてからというようなことだと、審議期間が非常に短かくなるので、また問題が起りますから、そういうことのないように、大体三月中旬ごろまでには全部出そろうようにしてもらいたい。現在もまだ未提出のものは、一刻も早く出してもらいたい。それから備考に書いてあるもののほか、政府は、これ以外に出す予定のものがあるのかないのか、大体の見当はどうでしようか。

第19回国会 議院運営委員会 第12号(1954/02/16、26期、改進党)

○椎熊委員 異議ありません。
【次の発言】 自由党はないのですか。
【次の発言】 この間は、施政方針とか予算とかいうようなものは、特別な意味で小会派にも許すということであつたのですが、この法案も重要なものですから、今回は許すべきだと思います。
【次の発言】 ただ、これが前例になると、扱い上、将来いかなるものでも本会議へ出したものは、小会派もできるということになつて来るのではないかと思うのです。私は、小会派にも許すべきだということは、予算とか総理大臣の施政方針演説であるとか、特別なものに限つて、例外ではあるが許そうという申合せであつたと思います。この警察法案については、現下の大法案だし、これは許……

第19回国会 議院運営委員会 第16号(1954/02/22、26期、改進党)

○椎熊委員 非公式の問題は、あなたのおつしやる通り問題にしません。しかし、公式的には、提案して来たものを翌日やつて早過ぎるなんていう議論は、この問題は天下注視の問題で、各党とも研究しておるし、繊維の問題を担当して質疑する人と、これを担当して質疑する人とは、各党ともおのずから違うと思う。それぞれ研究の分野が違つておるから、何も一緒にやつたからといつて紛淆することはない。これほど天下の視聴を集めておる問題は、一日も早く委員会にやつて、詳細な検討を遂げてもらいたいというのがわれわれの念願ですから、今まで本会議を開かずにおいて、ここで急に急ぐのはおかしいというのは一つの議論だが、有田問題と緊急質問は五……

第19回国会 議院運営委員会 第17号(1954/02/23、26期、改進党)

○椎熊委員 そんなことは動議にならぬ。
【次の発言】 そのようなことは審議の対象になりません。
【次の発言】 そんなものを聞く必要はない。
【次の発言】 そんなもの、動議じやない。何の動議だ。
【次の発言】 動議になつていないじやないか。
【次の発言】 何らの関連性もない。そんなものはいけません。
【次の発言】 採決をすると言つたじやないか。採決をしてから言いたいことを言つてください。そんなもの何の動議だ。不規則発言だよ。
【次の発言】 私は、自由党の委員諸君の心情には、よくわかるものがあります。けれども私は、本委員会の権威のために、われわれは国会の清純なる運営のために、なしてはならない限界が……

第19回国会 議院運営委員会 第18号(1954/02/23、26期、改進党)

○椎熊委員 先刻の本会議の模様で、私どもは国会を守る意味から、重大な責任を感じておるのであります。従つて今後の国会のあり方についても御協議申し上げなければならぬと思います。  第一の問題は、旧来の慣例を破つて、この議院運営委員会で否決になつた問題を、さらに本会議で同じ党において数の多数をもつて破つた。こういうことは非常な悪例になる。しかしそれは手続上としては、あるいは可能なことであるかもしらぬけれども、政治道義上は、私どもは許すべからざることであると思つております。  第二の問題は、あなた方の動議によつて、有田二郎君は三月の三日より逮捕しておくことができないという決議でございます。その決議が、……

第19回国会 議院運営委員会 第21号(1954/03/03、26期、改進党)

○椎熊委員 文部委員長にお伺いをいたしますが、今のあなたの御意向からいうと、三班にわかれて一週間ないし十日……。
【次の発言】 そういう短期の旅行で、教育の中立性に関する実態の調査ができる確信があるのでございますか。
【次の発言】 飛行機を利用して行かれましても、四日間で北海道に行つて調査して来ることは不可能なことをあなた方は計画しておるのではないかと思う。教員の中立性などということは非常に議論のある点で、なかなか一つ二つ起つた例証などによつて判断できるものではないと思う。それは、長きにわたつた非常な確実なデータに基いてのみ判断の資料が収集されることであつて、東京の人あるいはその他の人が飛行機……

第19回国会 議院運営委員会 第22号(1954/03/04、26期、改進党)

○椎熊委員 最後の委員長報告に対する採決は、記名投票で願いたい。
【次の発言】 川島君の編成がえの趣旨弁明はどのくらいですか。
【次の発言】 私はこの運営委員会の性質を自分並に了解しておりますから、ここで犬養法務大臣を呼んで法理論などについて意見を聞こうとは思つておりません。ただ、先般当委員会に出席せられました法務大臣並びに次官、刑事局長等がこの委員会で言明された問題がございます。それらの言明が今もかわつておらないのか、事態は一体どうなつておるかという形式上の問題でございますから、率直に、しかも信念的にお答えをちようだいできればけつこうでございます。  問題は、同僚有田君に対する逮捕許諾の際の……

第19回国会 議院運営委員会 第23号(1954/03/06、26期、改進党)

○椎熊委員 官房長官にお伺いしたいと思います。これは新聞の記事に基くことですから、真偽は私はわかりません。あるいは間違いであるかもわからぬのですが、今朝の新聞によりますと、内閣総理大臣は、四月十五日ごろ海外旅行に出かけるということが伝えられております。そうして、国会開会中に日程を早めて立たれる理由として、外国との関係等が詳細に説明せられておる部分があるのであります。私は、そういう外国の関係はどうであるかわかりませんが、こんな重大な通常国会、四月十五日といえば、なお約一箇月近くも会期を残しておるというときに、国会を捨てて理総大臣が海外旅行するなどということになると、国会に対する政府の責任が明確で……

第19回国会 議院運営委員会 第24号(1954/03/09、26期、改進党)

○椎熊委員 近来、国会内における懲罰委員会のあり方は、どうも党略的に利用されておるきらいが非常に多い。単なる議員の一片の発言によつて、懲罰を受けるとかなんとかいうことがしばしば行われ、それが何らかの取引によつて引下げられたりする場合が往々にしてある。現に今回のごときも、今澄君、川俣君のごときは、懲罰動議が出ておりながら、しかも議運には一回も議題にもならず、どういう理由かわからぬが、暗々のうちに引下げられた。こういうことは懲罰動議を党略の具に供しておると見るほかない。山本君の発言のように、根拠なきことに基いて同僚議員を傷つけるということは重大なことです。それが重大だというならば、お互いが自重しな……

第19回国会 議院運営委員会 第27号(1954/03/13、26期、改進党)

○椎熊委員 私は、そういうことはすでに予測しておりましたから、委員派遣には反対なんです。各党それぞれ立場が違うので、ことにああいう思想的背景を持つておる問題に対する観察は一致するわけがない。そこで一本の報告を受けるなどということはできないことです。そこでおのおのの立場でまちまちの報告であつても、そのままでいいじやないかと思います。それを委員会全体としてどう判断するかは、委員会自身の問題であつて、運営委員会などはあまりそういうことに立ち入らずに、自主性を重んじて、委員会に解決させた方がいいのじやないかと思います。

第19回国会 議院運営委員会 第28号(1954/03/15、26期、改進党)

○椎熊委員 常任委員会のあり方について私どももいろいろ考えて参つたのでありますが、ただいま先生のお話は、ほとんど私どもの小委員会の全員が主張しておる審議経過から見て、大部分の点が一致しておるので、非常に私ども喜びにたえないのであります。  ただ、常任委員会の数を、今われわれは二十三から十四、五くらいにしようと思つておるのですが、先生のお話だと三分の一くらいかよかろうということでございます。それについてはわれわれもなお研究の余地があると思います。  それから、議員歳費の点は、これはまつたく、先生が今おつしやつた点と、われわれがこれから国会法でどうしよりかというのと、ぴつたり一致した意見でございま……

第19回国会 議院運営委員会 第29号(1954/03/16、26期、改進党)

○椎熊委員 今、委員長からもお話がありましたが、今度皆さんの御多用中をお呼びしていろいろ御意見を承つておるのは、国会内の現在の歳費を値上げしなければならぬという要求から来ておるのではないのです。これは非常に誤解があるようです。けさの朝日新聞なんかも、こういうふうに明記しておる。「いまの歳費では少な過ぎて困るから増額してもらいたいという声がかなり強い。」と。しかしそういう声は、私どもの政党では――ほかの政党のことは知りませんが、全然ないのです。それから今の国会法の改正ということもそんなことから来ているのじやない。それをここへ来ておる出入りの新聞記者の方にいくら説明しても、どうしてもそう了解してく……

第19回国会 議院運営委員会 第30号(1954/03/18、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党も同意見です。
【次の発言】 わが党も、ただちに委員会付託に賛成です。
【次の発言】 改進党は被告側ですから、こういう議論には涜職を守ろうと思つておりましたが、土井君が、自由党と改進党との間に何か取引をやつておられるのかと言われると、涜職を破つて言わざるを得ない。私は、むしろ社会党と自由党との取引だろうと思つておる。というのは、土井君御指摘のように、懲罰動議というものは、動議を出すのにさえ制限をつけておる。議事規則を見れば、散会後に出された動議というものは、最近の会議に上程しなければならぬということに明文上はつきり出ておる。それを今日まで延ばしておき、先般来社会党両派は中曽根……

第19回国会 議院運営委員会 第31号(1954/03/20、26期、改進党)

○椎熊委員 中曽根君の予算委員会における発言は、懲罰動議の対象になり得ないものだという確信のもとに立つて、たとい火曜日であろうとも、上程には反対でございます。
【次の発言】 私は、土井君のただいまの御発言は納得行きません。中曽根君も同じことで、予算委員会の発言であります。しかるにあなた方社会党は、自由党が改進党に懲罰動議を出して、あなた方は何も関係ないのに、自分の方の懲罰動議を出されたものを取下げるまでは黙つて何も言わず、自分の方の懲罰になつたものが取下げられた瞬間から、中曽根君の懲罰を本会議に上程しいろいろと執拗に食い下つて本日に至つておる。しかしながら、私どもは被告の立場ですから、それには……

第19回国会 議院運営委員会 第32号(1954/03/23、26期、改進党)

○椎熊委員 これは社会党の右派から各会派に交渉があつたのですか。
【次の発言】 前会通り、きようのところは留保しておいてもらいたい。
【次の発言】 お説の通りだと思います。本会議でも、委員会でも、質問の内容はどつちも権威があるのですが、委員会でやつたのは、大体事件が起きた経過等の質疑なんです。これを政治的に処置する問題には触れてない。ですから、本会議で当然総合的な緊急質問をなすべきであろうと私ども思う。ところが同じ意味のものが三つ出ておる。これはやはり一本化しなければいけません。これは一人でけつこうです。そういうことの相談をしても、きようはそれはとてもまとまらぬと思う。次会までにでも一本化して……

第19回国会 議院運営委員会 第33号(1954/03/25、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党も反対です。
【次の発言】 犬養さんに対する不信任決議案は、事非常に重大でありますし、私どもも簡単な理由書だけでは、ちよつと解するのにあまりに簡単過ぎますから、党へ帰つて態度をきめなければなりません。従つてこれを本日上程するのは、私どもの党議をきめるのに都合が悪いので、次回の本会議に上程してもらいたい。この上程には反対いたしません。私どもは、この態度決定のために相当の時間を要するという理由において、本日の上程には反対でございます。
【次の発言】 その通りです。
【次の発言】 四時に一旦開いて、日程を上げて行きましよう。

第19回国会 議院運営委員会 第35号(1954/03/27、26期、改進党)

○椎熊委員 先般来御協議の結果、きよう大体載せることに同意しておりましたのですが、党議の決定が非常にむずかしい問題がありまして、いまだに党議決定がされておらないような状況で、申訳ありません。できれば来週早々にでも上げてもらうことにしてもらえば、それまでに党は一本化する見通しもあるようですから、提案者の方でお待ちを願えればたいへん好都合だと思います。一旦とりきめたことを延ばしてもらうことは非常に恐縮ですけれどもぜひ御同意を願いたいと思います。
【次の発言】 どうぞお願いいたします。
【次の発言】 起立でいいのじやありませんか。
【次の発言】 ありがとうございました。

第19回国会 議院運営委員会 第36号(1954/03/29、26期、改進党)

○椎熊委員 ただいま議長のお言葉がありまして、しごくもつともなことだと存じますが、今朝来の議運の理事会等でも、この問題の善後処理についていろいろ話が出ました。ただいまの議長の五項目にわたる注意事項のごときも、その際事勢総長から理事会において示されておりましたので、私どもは、党に帰つて国会対策委員会等を開きまして、このことを党に諮りました。この議長の示されたる五項目の、こときは尊重さるべきことは当然でありまして、過去においても、将来においても、もちろん当然のことだろうと思いますから、それには異議はございません。ただ、二十五日行われたるあの乱闘事件をこのままにしておいていいのだろうか、わが党として……

第19回国会 議院運営委員会 第38号(1954/03/31、26期、改進党)

○椎熊委員 両案とも、のもうじやありませんか。
【次の発言】 みな起立採決ですね。
【次の発言】 それは二十分で時間を厳守させた方がいい。
【次の発言】 そういう了解は委員長から言つてくれますか。
【次の発言】 この問題については異議がある。各党の党を代表して、党が了承しておるならいいが、各党に属する個人々々がかつてなことを申し出るということでは困る。

第19回国会 議院運営委員会 第39号(1954/04/01、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党のことですから言いにくいのですけれども、先般来司法当局の話などを聞いても、私は、本案件に関する限り、逮捕を承諾するのには要素が少し足りないのじやないかという感じがいたしました。党内へ帰つていろいろ議論がありました。しかるところ、本人藤田君はみずから進んで議員総会に出て、こういう問題を国会が反対されるにおいては、社会の疑惑が一層深まるんじやなかろうか、自分は、犠牲になつても事態の解明を期待したいから、その意味でこそ、みずから進んで二度まで任意出頭して取調べまでも受けたのであります、この上は躊躇すべきでないと思いますから、同僚諸君においても、どうか議をまとめて逮捕に許諾を与えてく……

第19回国会 議院運営委員会 第40号(1954/04/03、26期、改進党)

○椎熊委員 犬養法務大臣不信任決議案のことは、主としてわが党の党議未決定が原因で今日まで延ばしていただいておるのですが、わが党としては、何とも申しかねる次第ですけれども、やつた方がいいか、やらない方がいいかということになれば、やらない方に賛成したいと思います。あしからず……。(笑声)

第19回国会 議院運営委員会 第41号(1954/04/07、26期、改進党)

○椎熊委員 今の説明でごもつともの筋も多いようでございますけれども、今国会は、衆参両院とも非常に重大なる案件を審議中です。しかもその重大なる案件の大部分は審議が渋滞しておる。渋滞の原因の最大なるものは、総理の登院せざることに原因しております。現に衆議院では、政府は重大なる補正予算を出しておる。それがてんで審議されていないのは、総理の出席を条件としておるからです。会期も、もはやそんなにないと思うのですが、そういう際に、東京まで出て来られる。大磯では政治上の問題でいろんな人に会つておる。そういう状態で、東京まで出て来ておつて国会に出ないということは、私は国会としては容易に了解できにくい点であると思……

第19回国会 議院運営委員会 第42号(1954/04/08、26期、改進党)

○椎熊委員 それではそうしてください。
【次の発言】 改進党は異議ありません。

第19回国会 議院運営委員会 第44号(1954/04/10、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党も同意。

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/13、26期、改進党)

○椎熊委員 改進党もいろいろ研究してみまして、まことに気の毒千万だとは思いますけれども、この際は許諾を与える以外に方法はないと存しまして、許諾を与えることに党議がきまりましたから、さよう御承知を願います。

第19回国会 議院運営委員会 第46号(1954/04/15、26期、改進党)

○椎熊委員 のもうじやないですか。
【次の発言】 日程の先にやるのですか。
【次の発言】 党に聞いてないですが、場内で、ぼくらが自由党に同調するような場合があれば、数が判然するから……。
【次の発言】 補正予算を中心としての臨時国会なんかは記名投票ですね。

第19回国会 議院運営委員会 第47号(1954/04/17、26期、改進党)

○椎熊委員 私の方ものみます。

第19回国会 議院運営委員会 第49号(1954/04/22、26期、改進党)

○椎熊委員 漁港審議会の委員は各党が割当で推薦をしておる。これは発足以来そういう慣例なんです。官房長官が来たら、これはどの党の推薦かということを明らかにしていただきたい。人物については、北海道に関する松平君などは、私ども相談を受けておりますし、賛成ですが、その他はどの党の推薦か、再任される人はいいが、新たにかわる人はどの党が推薦しておるかということを明らかにしてから……。
【次の発言】 左派は二人も出ておるが、どういうわけですか。
【次の発言】 三党代表だから二十分以内、そのかわり厳格にやる。
【次の発言】 改進党は多分佐藤芳男君だろうと思います。一応場内で……。やらないことになるかもしれませ……

第19回国会 議院運営委員会 第50号(1954/04/24、26期、改進党)

○椎熊委員 新たに就任せられたる加藤法務大臣に御決意のほどをひとつ承つておきたい。最近世間に伝えられておる国会を中心とする汚職事件が国民注視の的になつておりますが、国会といたしましても、非常に遺憾千万なことであつて、みずから自粛し、事態を究明し、真相をきわめて国会の威信を挽回したいというのがわれわれどもの念願であります。よつて、今日まで検察当局の申達によつて内閣から請求されて参りました議員の逮捕許諾請求の件に関しましては、本院は全部これに許諾を与えて参つたものであります。現に本日問題になつておりますわが党の同僚議員荒木君の逮捕請求の件に関しましても、まだ最後の党議は決定いたしておりませんが、わ……

第19回国会 議院運営委員会 第51号(1954/04/27、26期、改進党)

○椎熊委員 こういう問題は、政府の方針にまかしておこうじやないですか。議員の方からそれに関係せずに、政府の計画のことだし、やらざるを得ないことだから、それを一々言うことは……。
【次の発言】 そういうりくつも一応立つと思います。ただ、これは主として造船会社の労働者の要請によるものだと思うのです。わが党にも函館ドツクのものから来ております。これは国策としてやるので、それを怠つておるのは政府の怠慢である。われわれは造船会社の職工の人や、組合などからの要請で、このあらしの中に立つて、なお世評にさからうようなことをわざわざやる必要はないじやないかと思います。しかもわが党では、党議でこのことを相談したこ……

第19回国会 議院運営委員会 第52号(1954/04/30、26期、改進党)

○椎熊委員 委員長にちよつと聞きたいのですが、会期延長の問題を六日の本会議に出して来るかどうか、その点をちよつと聞いておきたいと思います。
【次の発言】 会期の問題は、わが党でも重大な問題ですから、その日に出されて、その日にきめられるということになるとさしつかえがありますので、もし出すなら六日に出して、七日あたりにきめるというように、日取りに余裕を持つてもらいたい。そうでないと、その日に急に出されて、また党議決定等で困難を来すといけませんから……。

第19回国会 議院運営委員会 第53号(1954/05/06、26期、改進党)

○椎熊委員 今回の国会は通常国会でございまして、国会法に明示されておる通り、百五十日という長期にわたる国会であります。しかも当初、当委員会で内閣に質問した際に、政府提出案件は百九十数件を予定しておつたが、実際に出て来ておつたものは百四十件くらいしかないと私は心得ておるのです。それが今日、なお当院において九十二件、参議院において四十七件審議中のものがあるというこの事態は、一体その原因はどこにあるかということを私ども痛切に反省してみなければならぬ。今国会で、議員側が本会議で定足数を欠いて審議することができなかつたという事例は、私はなかつたと思う。従つて議員としての審議に対する態度というものは、まれ……

第19回国会 議院運営委員会 第54号(1954/05/07、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党では、それに対して反対討論をやります。
【次の発言】 これは非常に重要案件ですから、なるべく多くの意見を聞く方がいいと思います。こういう法案はめつたにあるわけでもないし、これを前例としないで、原則としては、やはり小会派は遠慮してもらうということで、きようは小会派の方から二人出ておるのですかう、博にこれを前例としないということで、多少の時間の制限をして許したらどうですか。われわれは、日自の方を許さないで片方だけ許すということになると、不公平だと思います。ただ辻君の場合は内閣委員であつて、現に内閣委員会でこの審議に熱心に参画して、非常に専門的な意見を吐露されておることも私は傍聴し……

第19回国会 議院運営委員会 第55号(1954/05/10、26期、改進党)

○椎熊委員 私ども、回付案の内容については賛成だそうですが、自由党と相談したいということで、きようは留保願います。
【次の発言】 前も今も自由党ですけれども、改進党は別に一人推薦して採用されておるのがある。

第19回国会 議院運営委員会 第56号(1954/05/12、26期、改進党)

○椎熊委員 私は付託がえは異議ないのですが、厚生委員会でもし審議に入つておればちよつと無理があると思うのです。入つていなければ付託がえしてもよろしいと思いますが……。
【次の発言】 わが党も異議ありません。
【次の発言】 異議ありません。
【次の発言】 緊急質問は、重大な問題としては凍霜害緊急対策に関する緊急質問、あるいは北海道の今次の災害に関する二件の緊急質問などがあるのですが、北海道の方は、目下調査資料がまだ不完備で、内閣でも答える資料が足りないのじやないかと思います。私ども、今北海道議員連盟で会議をやつて来たのですが、資料はこれだけしかありません。今明日中に、現在も刻々電話で連絡をやつて……

第19回国会 議院運営委員会 第58号(1954/05/14、26期、改進党)

○椎熊委員 自由党の坪川君の主張に同調いたします。
【次の発言】 委員会が十二時前に済まない場合、とりあえず委員会はそのままにしておいて、本会議を開いてそのことを決定しておかなければならぬわけですね。
【次の発言】 決議案だけやつて、それからこのことをきめる……。
【次の発言】 上つて来ない場合は十時ごろに開きますか。

第19回国会 議院運営委員会 第61号(1954/05/20、26期、改進党)

○椎熊委員 私は、これを許すべきだという了解をして、留保してもらつたのですが、しかし委員長以下自由党の諸君は、許すべきでないという意見であつに。許すべきだということで留保したのは私が言つたので、委員長以下自由党の方は反対だつたのです。しかし、私は信義は重んじますので、許すべきものだと思います。
【次の発言】 何人そろつても、わが党で賛成なのは私一人ですから、採決すれば、他の委員は退場すると思います。
【次の発言】 これは、従来取扱つておつた緊急質問の範疇に入らないと思います。従つて委員会に回付してもらいたいと思います。
【次の発言】 これは一本にするとか二本にするという問題でなくて、労働者に関……

第19回国会 議院運営委員会 第63号(1954/05/22、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党も異議ありません。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 私は山本君の見解と違う。会期中にやつてもらいたい。早くやつたから、どうするということもない。政府が発表すれば、当然質問もできますから、三十日だつてかまわない。だからといつて、外遊を阻止するとかなんとかいうことは、国会として権利があるかどうか。会期中に私はやつてもらいたい。やらずに行くということが食い逃げなんです。会期中にやつてもらえばいいので、納得するかしないかは、それぞれ聞いた方の感じによるものである。ですから私は、近い機会といえば、近い方が望ましいことだが、それは会期中でなければ意味がない。国会を通じてということ……

第19回国会 議院運営委員会 第64号(1954/05/25、26期、改進党)

○椎熊委員 私は、こういうのは悪例でも何でもないと思う。参議院のごときは、本院から送付したものを二箇月にわたつてまだやつておる。それは各院の都合で、これを審議未了にするということなら別ですが、これを何とかして上げようという、参議院修正をのむか、院議尊重で行くかということですから、これはやはり慎重に考慮しなければならぬ。参議院修正をのむということも一つのりくつがある。単なる感情論ではない。それから、院議尊重ということは非常に重大なことです。そういうことから、多少延びてはおりますが、最初のわが党案は参議院修正の通りで、院議は御承知の通りです。従つて、わが党の本来の原案というのと院議と食い違つて論争……

第19回国会 議院運営委員会 第66号(1954/05/29、26期、改進党)

○椎熊委員 井手さんにお聞きしたいが、われわれ北海道の災難に関係ある者として承つておきたいのは、この法律を可決するのに、政府側の意見を委員会で聴取されましたか。
【次の発言】 政府はどういう主張ですか。
【次の発言】 実はこういうことなんです。北海道議員連盟では、政府提案でこれをやつてもらいたいということだつたが、政府は同意できない、議員提出はどうだ、議員提出の法律をつくつても予算の裏づけがない、九州の災害地なんかでは、そういう場合が十数県にわたつた。それは困るから、財政的措置には十分な考慮を払うが、議員立法をしてもらいたくないという意向で、大体北海道の議員連盟は了承しておるわけです。それを突……

第19回国会 議院運営委員会 第67号(1954/05/30、26期、改進党)

○椎熊委員 私は、会期の問題を決定するにあたつては、両院議長の協議を必要とするけれども、両院は各自独自の見解を持つてきめていいと思います。決してこれは違法でも何でもないと思う。しかし、政治は実際問題ですから、なるべく摩擦の起らないように、円満に行くために、非公式あるいは公式の折衝等が行われるのは当然である、それがゆえに参議院の事務総長がわざわざ参議院の実情を知らせて来ておる。各党が議長室に集まつて、個別的ではあるそうですが、大体三日という意見がまとまつた。それがまとまつたから常任委員長会議を開き、現に運営委員会を開いておる。それですから、結論においては三日ときめるのは私は間違いがなさそうにも思……

第19回国会 議院運営委員会 第68号(1954/05/31、26期、改進党)

○椎熊委員 私は、この自転車競技法だけは国会の認識がおかしいと思う。自転車競技、競馬、ボート・レースというようなものがよくて、ハイアライがだめだというのはどういう考え方ですか。私はこれは留保しておきます。
【次の発言】 自転車の方は……。
【次の発言】 私は、定員法の問題の参議院議長の申入れももつともだと思いますし、それに対して当院から議長が行つて伝達することもいいと思いますけれども、参議院が審議するというのは、とうてい結末がつくかつかぬかわからぬことです。否決するかどうかわからぬ。修正するかもわからぬ。あと三日間の最終ぎりぎりのところで修正などされて回付されても、こちらはそれに対して審議する……

第19回国会 議院運営委員会 第69号(1954/06/02、26期、改進党)

○椎熊委員 私の方もいいと思います。

第19回国会 議院運営委員会 第70号(1954/06/03、26期、改進党)

○椎熊委員 わが党も同意。
【次の発言】 三と四はきようやることになつておつたが、問題のないことだから、やつてしまつたらどうですか。委員会で全会一致で上つて来ておるものを、この機会にやらないということはおかしい。
【次の発言】 参議院はどう扱うか知りませんが、休憩後の九時、十時になつてからやつたのでは、参議院の審議期間がないということを前提にしてやつてしまうことになる。それよりも、向うはどう扱つても向うの自由ではあるが、多少でも審議期間があるという程度でやらなければいけないと思う。
【次の発言】 会期延長について、私どもは一つの見解を持つておるのです。もし会期延長ときまつた際に、承るところによ……

第19回国会 議院運営委員会 第71号(1954/06/05、26期、改進党)

○椎熊委員 事務総長に、扱いの点で参考までに聞いておきたいのですが、この不信任案は、会期延長前に出た不信任案だと思う。社会党両派は、きのうきようの延長されたる国会を認めていない。しかもこの案は、会期延長しなかつた議運では一応取上げて、会期延長の後に扱うということにきめておる。その当時は提出者も議会を認めておつたのだが、今となつては、この提案の理由を説明する人がないじやないか。提出者は、認めていない議会に来て説明するわけはないから、そうすると、案そのものは本会議に顔を出さなくとも、ここで処理できるのじやないかと思う。
【次の発言】 その扱いはだれがやりますか。

第19回国会 議院運営委員会 第73号(1954/06/07、26期、改進党)

○椎熊委員 われわれの方の申出で、ありがたいが、いかがでしようか。きようは本会議を開くに至らずで流してしまうか、一応開いてすぐ散会するか、どつちがいいですか。
【次の発言】 せつかくみんな来て、われわれは会期延長は当然だと認めておるのだから……。

第19回国会 議院運営委員会 第74号(1954/06/09、26期、改進党)

○椎熊委員 私は、自由党、改進党の同僚から共同提案によつて懲罰動議が出ておりますが、それは議員みずからがそういうことを主張して、委員会に付すべき動議を出しておる。それとは別個に、議長が暴力によつて職権を阻書せられた、妨害せられた、そういうことに対しては議長の職権を行使する、妨害者に何らかの措置をとらなければ悪例が残つてしまうと思うのです。この際は、やはり議長としてもこれに対する見解を明らかにし、何らかの措置に出るべきものだと思いますが、そういうことについて議長はどういうような態度をとられるでしようか。もし直接議長から伺うことができれば、けつこうであります。

第19回国会 議院運営委員会 第75号(1954/06/11、26期、改進党)

○椎熊委員 私は、これは急いでやつてもらいたいと思う。この四、五月の凍霜害以後、本月に入つて北海道における気温は零下一度になつておる。国会乱闘騒ぎで大新聞なんか書いていないが、壊滅状態です。凍霜害というようなどころではない。壊滅です。そういう状態ですから、これを一日も早くやつて、救済をスムーズにできるようにしてもらいたい。これは社会党でも委員会で全部賛成でしたから、既成事実をつくるというような意味じやなしに、すみやかにやつてもらいたい。

第19回国会 議院運営委員会 第76号(1954/06/15、26期、改進党)

○椎熊委員 のむよりしようがないでしよう。
【次の発言】 それで発言者は……。
【次の発言】 いや、あれは並行しているのだから……。
【次の発言】 念のために伺つておきます。本日の運び方ですが、五常会談が終れば全員協議会を開く、それから本会議を開くのですか。
【次の発言】 協議会が終つてから、議長が本会議を開いて議長席に着いて議事を進めて、議長としてのあいさつを述べるわけです。だから私は念のために聞いておる。ただちに本会議に入るのじやない。
【次の発言】 本会議において議長の閉会の辞はあるのですか。
【次の発言】 ちよつと聞きたいのですが、これはどうなるかわかりませんけれども、もし懲罰で登院停……

第19回国会 議院運営委員会 第78号(1954/10/08、26期、改進党)

○椎熊委員 川崎君から連絡がありまして、親戚の方三、四人を葬儀委員に加えてもらいたいということであります。
【次の発言】 それに関連して、各特別委員長あるいは常任委員長で、これは党派の割振りでなつておつたわけですが、それが委員長を持つたまま小会派みたいなところに行つてしまつた場合にはどういうふうにするのですか。当然返してもらえるのですか、どうですか。
【次の発言】 それはまた議会が始まつてから申し上げることにいたします。
【次の発言】 本部へ一度安置するのですか。

第19回国会 議院運営委員会 第79号(1954/11/29、26期、日本民主党)

○椎熊委員 八人の割当はどうなつておりますか。
【次の発言】 ちよつと質問があります。海外同胞の委員会の委員長等は、新たに互選されるわけですね。
【次の発言】 全部ですか。

第19回国会 行政監察特別委員会 第4号(1954/02/01、26期、改進党)

○椎熊委員 松本さんにお伺いします。私のはごく簡単ですから、率直にお答え願います。  あなたは今日日本の学界における有名な学者だと聞いております。経済学者としてのあなたの専門の分野は何であつたのでありますか。現に何が専門ですか。経済の分野と申しましても広いようにわれわれしろうとは考えておる。あなの専攻せられたる学問の分野、現に大学等で講義されておるあなたの専門は何でありますか。
【次の発言】 あなたは、保全経済会の顧問をせられたときの条件は、主としてアメリカにおける投資銀行の研究にあつたとお答えになつたように私は今聞いたのですが、その通りでございますか。

第19回国会 行政監察特別委員会 第5号(1954/02/02、26期、改進党)

○椎熊委員 たいへん時間も迫つておりますから、簡単に二、三の点をお伺いしたい。率直にお答えを願います。  あなたと伊藤斗福とは相当深い御交際のようであります。数回にわたつて面接もしているし、他人に金融してやることを頼むほどの間柄でもあつたようであります。相当懇意な仲でなければできないことをやつているのです。そこで、あなたは伊藤斗福という人物をどのように解釈しておられるのか。たとえば、当初から信用のおけなかつたような人物だと思つたのか、当初は非常に信用しておつたのが、事態かくのごとき状態になつては、彼を今のあなたの心境ではどういうふうに考えておるか。当初はどうであつたのか、そういう点を率直に…………

第19回国会 水産委員会 第4号(1953/12/14、26期、改進党)

○椎熊委員 ちよつと関連して質問をします。関連ですから一緒に答えていただきたい。  大蔵大臣に念のために聞いておきますが、この議員提出の法案に盛られている二十憾の融資そのものについては御反対がないことと了解してよろしゆうございますか。
【次の発言】 私は元来議員提出の法律案が政府の財政措置に影響ある問題は、憲法の規定はどうあろうとも、国会運営の上からは慎むべきことだという持論を持つております。そういうことはしてはならぬ。各国の国会法等の規定を見ますと、ほとんどそれは禁止の条項になつておる。そうでないと、立法府と行政府の区別が画然と行かない。そこでもし財政措置を必要とする議員立法をなさんとするな……

第19回国会 水産委員会 第5号(1953/12/18、26期、改進党)

○椎熊委員 いろいろ御意見を拝聴いたしまして非常に参考になりました。私どもはいろいろ相談を受けないわけではなかつた。当初からいろいろ御相談を受けました。ただ専門的知識が不足の点もありますので、当局の言明等を全幅的に私は信頼している方でございます。当初からこの問題解決のためには、年末ということに非常に重点を置いて考えて、何とか議員提出の法律案でさえ無理してもやろうというのがわれわれの意欲であつた。もともと予算措置の伴う議員立法というものに対して私は疑問を持つている。行政府との間によほどの了解のついた問題でなければ出してはいけないとさえ私個人は思つている。幸いにして政府当局との間に話合いがついて、……

第19回国会 水産委員会 第6号(1954/01/13、26期、改進党)

○椎熊委員 私、遅れて参りましたので前段は承りませんでしたが、ただいま平野君がお話になつたことは非常に重大な内容を包蔵していると私は思う。従つて、念のため特に本日この機会に承つておきたいが、ただいま世上に流布されている来年度予算というものは大蔵省の試案であると言われたのであります。何であつても政府の案であることだけは間違いあるまいと思うが、それに対して吉田総理大臣は、復活要求を認めてはならぬという態度を表現しておられるようであります。特に重大な点は、昨日の閣議においてあれだけの議論があつたにもかかわらず、なお一兆億を越してはならぬと言明されておることであります。その上、特に復活要求の大きな問題……

第19回国会 水産委員会 第9号(1954/02/06、26期、改進党)

○椎熊委員 どうも私は意外なことをこういう席上で聞くので、国会のために残念だと思いますが、私は実は行政監察の委員をやつて、今世上うわさになつておる問題を取扱つておる。同時に私は国会の運営委員を勤めております。今度の大事な通常国会のあり方が、こういう状態でいいのかどうかということに実は悩まされておる一人なのであります。先般われわれの運営委員会の理事会でこの問題を取上げまして、各委員会が与えられた重要案件をよそにして、何かスキャンダルの摘発みたいなことに興味を感じつつ、それのみに精進しておるような形は、国会の清純なる姿でないのではないかと私は個人的にも思つております。しかしながら今夏堀さんが発言せ……

第19回国会 水産委員会 第27号(1954/05/13、26期、改進党)

○椎熊委員 ちよつとその北海道派遣議員のことについて注意しておきたいと思います。今般の北海道災害については各委員会から委員が派遣される模様ですが、すでにきのうは農林委員会五名派遣が運営委員会で認められまして、当委員会からもおそらくその程度ならば運営委員会を通過するのではないかと思います。ただその際御注意願いたいことは、災害地出身の議員はその派遣委員から除かれることに原則的にきまつていますから、委員長において人選される際には、その点を御考慮願いたい。  もう一つは、災害は非常に広汎に上つておりますけれども、国会は会期切迫の折からでありますから、長期にわたる旅行は許されないと思います。農林委員会は……

第19回国会 水産委員会 第37号(1954/10/05、26期、改進党)

○椎熊委員 関連しておりまするが、今の岩内の問題であります。私はその台風のあつた翌日飛行機で行つて、ほんの一部分でありますけれども、ついでに岩内を見て来たのです。ただいま長官のおつしやつたように、岩内は本年一月二十九日の突風で、二百五十隻の漁船が被害を受けた。そのうち七十五隻は大破沈没でございます。これの救済のために長官には非常にお骨折りを願つて、融資のもと大体それができ上つた。あと今月の十五日ころまでにできるやつが船台に五隻乗つておる。それで全部お借りした金で救済復興の見通しがついておる。すけそうの漁業は十一月から入るのです。最も大事な十一月を目の前において仕込みは全部してしまつたのです。な……

第19回国会 水産委員会 第38号(1954/10/07、26期、改進党)

○椎熊委員 関連して。そのつなぎ資金のことですが、今幸い傍聴席に北海道庁の係の者が来ておりまして、つなぎ融資の総額等は大体できているようですから、委員長初め同僚諸君のお許しを願つて、参考のためにそれを承つたらどうですか。
【次の発言】 当委員会は水産委員会ですから、主として水産関係のことをやつておるのですが、今度の十五号台風の北海道その他の被害というものは、水産だけではない、水産はほんの一部でございます。水産だけを切り離して解決することはできがたい、総合的に全般を救済しなければならぬことだと思うのです。そのために政府にもよほどの御決意を願わなければならないので、昨日来緒方副総理とも折衝をしてお……

第19回国会 水産委員会 第41号(1954/11/04、26期、改進党)

○椎熊委員 ただいまの問題と全然かけ離れた問題なんですが、先月の中ごろであつたと思いますが、水産経済新聞というのがわれわれのところに配付されておる。それによると、当委員会に同席しております松田鐵藏君を対象にして、非常な問題が連日掲載されて、今なお余韻を引いておるのであります。私は事の真相を存じませんけれども、第十九国会以来国会の信用が非常に傷つけられておる。それは主として国会内部に起つた汚職事件であるとか外部と関連しておる疑獄事件のようなものから起つておる問題なのであります。それと関連せしめるように読者に感じを与えるこの問題を、ことに水産委員会としては、私はこのまま放置しておくことはできないも……

第19回国会 労働委員会 第26号(1954/05/25、26期、改進党)

○椎熊委員 私が労働委員会に、きよう初めて同僚とかわつてもらつて出て来たゆえんのものは、非常に重大な責任を感じたからなんです。というのは、赤松委員長が労働委員長に就任せられる際の事情を顧みて、その後におけるあなたの行動に対して、私は実に心痛にたえないものがあるのであります。昨年選挙の後に、国会の構成をきめる際には、自由党は委員長を全部独占したいという主張でありました。私は、新憲法発布以来、国会の構成は各派の按分比例で委員長をとるべしとの主張を長く続けて来ておる。その私の念願が、去年の選挙の後に初めてかなえられました。自由党もこの私の主張に屈服いたしまして――たいへん失礼な言葉だが、賛成いたしま……

第20回国会 議院運営委員会 第1号(1954/11/30、26期、日本民主党)

○椎熊委員 これからの議事のことについて、簡単にもう一度言つてください。

第20回国会 議院運営委員会 第2号(1954/12/01、26期、日本民主党)

○椎熊委員 本会議の劈頭やるのですか。

第20回国会 議院運営委員会 第4号(1954/12/03、26期、日本民主党)

○椎熊委員 これは臨時措置法でやつたのですか。何か期限があつて、また延ばすというのですか。
【次の発言】 自由党提案でない方がいい。
【次の発言】 公認しないということにしたらどうか。

第20回国会 議院運営委員会 第5号(1954/12/04、26期、日本民主党)

○椎熊委員 時間は……。
【次の発言】 これは予算の前にやるのですか。
【次の発言】 間隔があるといかぬから、予算が上ったというところで開かねばならぬ。

第20回国会 議院運営委員会 第6号(1954/12/05、26期、日本民主党)

○椎熊委員 われわれがきようこれを審議しておるのは、各党大体共通の点だけを原案にして出そうということなんだが、重要な部分で、ぜひそれを出したいと思つておる部分が、反対があるために出せないというのがあるわけです。そういう部分について、この委員会で原案を修正する意見を出して、採決が何かまでしてやるというようなことにするのかどうか、その扱いはどうするのですか。
【次の発言】 第四十一条の常任委員会の点ですが、きよう手元に渡つておるものを見ると、懲罰委員会というものが出ているわけです。これはどうして入つたのですか。
【次の発言】 もう一つ、保安委員会については、社会党両派が反対したということで、これに……

第20回国会 議院運営委員会 第7号(1954/12/06、26期、日本民主党)

○椎熊委員 一の採決はどうなんですか。賛成の部分と反対の部分があるわけでしよう。修正だけが残るわけです。自由党だけが修正案に反対なんですから……。

第21回国会 議院運営委員会 第1号(1954/12/11、26期、日本民主党)

○椎熊委員 賛成です。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 民主党は海外同胞。
【次の発言】 今官房長官が来て、組閣早々で予算案その他の法案の整理中で、しかも年末年始を控えて行政事務が渋滞しては困るということで希望を申しておるわけなんですが、それに総理大臣を呼んで憲法上の質疑をするということはどういうことですか、運営委員会として扱うべき案件でしようか。
【次の発言】 私は、議運は国会内の運営を扱うところで、組閣云々の経過というような政治問題は、運営委員会の範囲でないように思います。
【次の発言】 私は、憲法上の問題で呼ぶというのは同意しかねるのですが、土井君が言われたような意味で呼ぶということ……

第21回国会 議院運営委員会 第2号(1954/12/14、26期、日本民主党)

○椎熊委員 普通儀礼的に、辞任のあいさつなんかは習慣的にやつておるのだが……。
【次の発言】 上程反対。

第21回国会 議院運営委員会 第3号(1954/12/15、26期、日本民主党)

○椎熊委員 委員長は非常に発言をしておる。この文書を見ると、いろいろ疑問の点もあります。しかし、今ここでこの処置の問題についてどうしろといつても、総理は答弁できないだろうと思います。それですから本日はこの程度にしておいて、内閣から、官房長官等でもいい、よく相談の上、真相を確かめて、何らかの意思表示をしてもらえばいいと思います。
【次の発言】 私は、この運営委員会の運営の仕方について、非常に残念に思う点がある。それは運営委員会を開くに先だつて、いつも理事会を開く。重大案件につきましては、内容をお互いに話合つて、了解の上で運営委員会に入る。本日のごときも理事会を開いております。しかるにこういう具体……

第21回国会 議院運営委員会 第4号(1954/12/15、26期、日本民主党)

○椎熊委員 副議長があいさつをやめるというのは、何か意味があるのですか。

第21回国会 議院運営委員会 第5号(1954/12/16、26期、日本民主党)

○椎熊委員 協議会であらかじめ方針を決定して、それがきまつたら速記をつけてやつてもらいたい。
【次の発言】 緊急質問は、前から国会対策委員長会議で選択して、各党一致したものはやる、そういうことになつておるようだから、一応国会対策委員長会議に付して、その決定をまつてここできめることにしたい。

第21回国会 議院運営委員会 第6号(1954/12/17、26期、日本民主党)

○椎熊委員 ちよつとそのことについて申し上げたい。従来私の記憶では、全会一致のものは趣旨弁明は第一党がやるのですが、それをお互いに譲り合つて、第一党がやつたら次は第二党と、まわり持ちにやつていたように私は記憶しております。今回はそういうふうには行きませんか。
【次の発言】 では、次回からそういうことに願います。
【次の発言】 ちよつと緊急質問の上程の仕方について事務総長に伺いますが、一括して上程するわけですか。
【次の発言】 森戸さんのやめた理由とはまるで違いますから、私どもの党としては、やらぬつもりであります。
【次の発言】 討論はありませんか。

第21回国会 議院運営委員会 第7号(1955/01/19、26期、日本民主党)

○椎熊委員 今官房長官が見えてから……。
【次の発言】 保険会社から陳情が来てるのは、すでにその損失は損失として認める。これは当然のことだから仕方がないが、とりあえず現在の被保険者は二百万円の保険に加入をしてもらいたいという要望があるのです。そこで懇談の席上で、百万円の保険を二百万円にしてもいいじやないかということをきめて新人が入つて来て異論があれば、それはやめてもいいじやないかと思うのです。どうでしようか。現在やつてもらうわけにいきませんか。
【次の発言】 官房長官に参考までに申し上げておくのですが、党では二日間で打ち切つてもらいたいという強い希望であります。国会対策委員長会議では、それにな……

第21回国会 議院運営委員会 第8号(1955/01/21、26期、日本民主党)

○椎熊委員 関連して申し上げます。今回の趣旨弁明をどの党でやるかということについては、理事会の大体の空気に今回は従います。しかし決議案の趣旨弁明の問題ではしばしばここで議論になって、大体決議案というものは各党一致のものだから、第一党だけがやらずに、回り持ちでやるということを相談してあったわけです。そこで私どもは、今回はやらしてもらいたいということであったが、理事会ではそういかなかった。将来は、やはりああいう申し合せは尊重してもらって、一ぺんきめたことは守るようにしてもらいたい。
【次の発言】 この説明は、かなり長い時間を要すると思うので、官房長官が来ておりますから、官房長官に何か質疑があれば、……

第21回国会 議院運営委員会 第10号(1955/01/23、26期、日本民主党)

○椎熊委員 私、運営委員会で話そうと思っておりましたが、与党としては、実はあなたのおっしゃる通り、休憩なしに三人やった方がいいということに総務会で大体話がまとまって、参議院が済んだら、与党から政府に申し入れよう、こういうことになっております。今官房長官からああいう御返事があったとすれば、おそらく委員長がおっしゃるようにスムーズにやっていけると思います。その間ちょっと休ましていただく、全体でなしに個々に休ましてもらうという場合は、院内でお願いします。

第21回国会 議院運営委員会 第11号(1955/01/24、26期、日本民主党)

○椎熊委員 先ほどこの問題について休憩をお願いして、この時間に至ったのであります。休憩中私どもの方でも幹部会を開きまして、一体給与に関する問題の委員会を上るまでの経過を顧みますると、社会党の方からの申し入れによって、本会議においては無理は言わぬ、ぜひ委員会だけ上げてもらえば、それでよろしいというお申し出によるものと私ども承知しておったのであります。人事委員会が上った以上は、日程に当然上ってきたのですから、これを審議しないというわけにはいかないのです。ただ、日程を変更してまで優先的にやらなければならぬということでもないので、わが党としては、日程通り河原田さんの追悼演説、これは先般からきまっており……

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、日本民主党)

○椎熊委員 田渕君の御発言中に私の氏名が出たようでございます。その際私はここにおりませんでしたが、同僚から内容を承りましたので、御答弁申し上げます。(「答弁じやない。」と呼ぶ者あり)ぼくに聞いているから答弁だ。(発言する者多し)では弁明します。  保全経済会等のあの種金融機関というものは、日本の混乱した経済界の状態に便乗して、しかも法の盲点をついて、ああいうことが盛んになつて来たと実は私はああいう状況を嘆いております。これは何とかして法的に取締る一つの措置を講ずべきだろうということを、国会内で私はしばしば主張した一人であります。当時大蔵委員長は千葉三郎君で、そのことについて大蔵委員会の真意等も……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 議院運営委員会 第1号(1955/03/22、27期、日本民主党)

○椎熊委員 関連して申し上げます。私は、各党の幹事長、書記長の会談の際に、オブザーバーで立ち会ったのでありますが、今の問題が話に出まして、その際社会党の淺沼さんから、別々に出すことは、きっと五月分には政策面が加味されてくる、そういうものを審議し、もし短時日に認めるということになると、本予算の一部分を承認したことになるから、われわれとしては困る、どうしても四月、五月が本予算で行けないということであるならば、一括して出しなさい、そのかわり、それは事務予算である、政策を盛ってはならぬ、そういう強い要請がありました。それには和田さんもその通りだといって賛成であった。そこでわれわれは党に帰って、閣議では……

第22回国会 議院運営委員会 第2号(1955/03/23、27期、日本民主党)

○椎熊委員 慣例によって、その数に従って各党から出すということにしたらどうですか。三名割り当っているところは三名出して……。
【次の発言】 四つの委員会を設置するということについては、多少私どもは異論があるのでありますけれども、野党各派が置くということになるならば、やむを得ず賛成します。  そこで私が注意を喚起したいのは、行政監察特別委員会は、私は不当財産取引調査特別委員会、隠退蔵物資等に関する調査特別委員会以来やってきたんだが、この委員会の長年の経過を見て、私は非常に疑問を持っている。この行政監察特別委員会が置かれましたときに、われわれは自主的にこの委員会の性格について取りきめをしたのです。……

第22回国会 議院運営委員会 第3号(1955/03/24、27期、日本民主党)

○椎熊委員 先ほどの園田君の話と関連して、大蔵大臣もおそらく来られないでしょう。その場合、大蔵大臣に対する質問はどうなるかということですね。来るまで待つのか、来なくてもやるのか。
【次の発言】 後日の答弁でよろしいか。
【次の発言】 外務大臣と一緒に会談に出るわけです。
【次の発言】 私は出席を要求しておるのです。強く主張しております。しかるところ、政務次官が来て不可能の事情を述べて行かれたわけです。与党の私どもとしては、その理由を了承したのです。
【次の発言】 井上君から、すでにこういう問題が正式に出た以上は、この委員会で、議長に一任するということにきめようじゃありませんか。今後の扱いは一切……

第22回国会 議院運営委員会 第5号(1955/03/28、27期、日本民主党)

○椎熊委員 十時二十分でいかがでしょうか。
【次の発言】 できています。

第22回国会 議院運営委員会 第6号(1955/03/30、27期、日本民主党)

○椎熊委員 衆議院名誉議員でありました尾崎行雄先生の胸像除幕式挙行の日時、場所、式順序等を小委員会で決定いたしました。その詳細は、刷りものにしてお手元に差し上げてございます。これは普通の銅像等の除幕式、ことに衆議院では、中央玄関にあります三つの銅像の除幕式の際の形式に大体のっとりまして、このような順序をきめたわけであります。三月三十一日午前十時より衆議院正面玄関の広間において行います。ここでちょっと御説明申し上げたいのは、衆議院各派代表というのは、各党の総裁あるいは委員長ということであります。総裁、委員長に事故がありますときは、幹事長、書記長これにかわる、そういうことであります。衆議院議員は全……

第22回国会 議院運営委員会 第7号(1955/03/31、27期、日本民主党)

○椎熊委員 先刻理事会を開きまして、ただいまの池田君の御主張のように、きょうから当分本会議は開かれないことになるかもしれないので、各党一つずつやってもらうということに意見の一致を見ました。時間は十分以内ということです。その際特に理事会で御相談申し上げたのは、答弁に立つ大臣は、いずれもこれは総理とか外務大臣に関係があるのですが、参議院が予算審議の最高潮にあって、総理、外務大臣は出席不可能の状態にありますので、御了解を得まして、第一の在日米軍の使用する大阪市立大学校舎の返還に関する緊急質問は、他の国務大臣の意見を代表して労働大臣がやる、それから久保山さんの死因に関する件は厚生大臣、それから自由党の……

第22回国会 議院運営委員会 第8号(1955/04/02、27期、日本民主党)

○椎熊委員 本予算が出ました日にでもどうですか。
【次の発言】 開会式は、予算の出た日の午前ということでいかがですか。
【次の発言】 民主党は参議院から行っております。

第22回国会 議院運営委員会 第11号(1955/04/25、27期、日本民主党)

○椎熊委員 ちょっと野党の方にお願いがあるんですが、鳩山総理の演説はむろん演壇に出てやりますけれども、質問に対する答弁等は、御承知のような状態でありますから、自席でやらしてもらうということにお願いしたいと思いますが……。
【次の発言】 遺家族と引揚げは、前からあったんじゃないですか。

第22回国会 議院運営委員会 第15号(1955/05/11、27期、日本民主党)

○椎熊委員 神近君の問題は、緊急質問にならぬと思う。これはすでに委員会で研究中でありますし、事件の発生は去年のことですから、緊急質問にならぬから反対です。第二の富士山麓の問題については、現に突発しておることでありますから、緊急質問を許すベきだと思います。
【次の発言】 人身売買というのは緊急質問になりません。
【次の発言】 そういうものは緊急質問としては扱わないことになっておる。
【次の発言】 内容に重大性のあることは認めます。従ってこの種の取扱い等は慎重にしなければならぬ。ただ十五分か十分の場当り的な演説なんかで解決する問題でないから、じっくり社会労働委員会等でやってもらたい。

第22回国会 議院運営委員会 第16号(1955/05/12、27期、日本民主党)

○椎熊委員 きょうの本会議での富士山麓の問題ですが、西田国務大臣がからだの工合が悪いようでございますから……。
【次の発言】 もしそういうことになった場合は、長官にやってもらうということで御了承願いたいと思います。
【次の発言】 そのことでいろいろ事情があることはよくわかるのですが、実際問題としては、対外的の関係でああいうことまできめたのだし、せっかく協定などもできたのだが、全然なくなったのだということになると、対外的にも日本国会の議員連盟の権威がなくなるようでもいけないじゃないかと思われる。そういうことを主張する人がありますけれども、自由党さんの方のいろいろな考え方にも理由があることだから、……

第22回国会 議院運営委員会 第17号(1955/05/17、27期、日本民主党)

○椎熊委員 私は、きょうのところは保留であって、次にはやらすべきものであるということを理事会では主張いたしました。
【次の発言】 あすは本会議がないでしょう。ですから定例日にやりましょう。
【次の発言】 開きたいと思っております。
【次の発言】 結局当日やらなければならぬでしょう。
【次の発言】 きょうは重大な問題で各党が相談し合ったから、こんなにおそくなったわけです。

第22回国会 議院運営委員会 第18号(1955/05/19、27期、日本民主党)

○椎熊委員 関連して……。質問の時間は大体十分くらいとして、再質問なしということで……。
【次の発言】 それから政府から出る大臣はだれだれですか。

第22回国会 議院運営委員会 第19号(1955/05/26、27期、日本民主党)

○椎熊委員 担当大臣が出られたら出るということで、出られなければ…。

第22回国会 議院運営委員会 第20号(1955/05/28、27期、日本民主党)

○椎熊委員 私の方は少数ですから、結論的にはそういうふうにきまるかと思いますけれども、扱いとしては、いい扱いでないと思います。すでに委員会で審議中のものですから、今後そういう大法案及び案件等を本会議において説明を聞きたいという場合は、委員会に付託しない前に相談する、そうして一応本会議でやって、それから委員会に回す、こういう形で御相談を願いたいと思います。本日のところは、多数でそうおっしゃるのですから、民主党だけ反対してもしょうがないと思いますが、今後はそういう扱いにしていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほどの理事会では、今の御発言と少し趣旨が違うと思います。これはまだ未提出ですから、出……

第22回国会 議院運営委員会 第21号(1955/05/31、27期、日本民主党)

○椎熊委員 ほかに本会議で取り扱いたいという希望の問題もありますので、きょうの本会議では、大臣が出られないということであれば、本日は延期して、次回の本会議でやることにしていただきたい。
【次の発言】 順序はこの通りで、これに国防会議をつければいい。
【次の発言】 一時半にして下さい。

第22回国会 議院運営委員会 第22号(1955/06/02、27期、日本民主党)

○椎熊委員 この中で、健康保険法の一部を改正する法律案は、法律案としてはごく簡単なものなんです。保険の料率のパーセンテージを、千分の四十を千分の四十五に上げるという法律案です。厚生省の方としては、こういう問題に対しては十億の金を国庫から出しており、二十億の金を長期資金から回しておる。そういうことで、この法律案自体の内容ははっきりしておって、取り上げるほどの重要法案だとは思わない。しかしその陰にあることは本会議では論議できないことであって、委員会において詳細に納得のいくまで追求することが必要である。その方が適切だと思うのです。従って私は、健康保険法の一部を改正する法案は重要法案だから本会議で説明……

第22回国会 議院運営委員会 第23号(1955/06/04、27期、日本民主党)

○椎熊委員 先ほどの理事会でちょっと意見を述べておいたのですが、やはりだんだん会期が切迫してくるし、法案と取っ組むことがわれわれのほんとうの使命ですから、日程第一から五までを先にやっておいて、政府から説明を聞く案件の一から四まで順序を追うてやるべきところですが、第一の自作農のをやって、その次に、参議院との関係があって早目に上げなければならぬという都合もありますから、石炭鉱業合理化臨時措置法案をやっておいて、健康保険法、それから恩給法、こういう順序でやっていただきたいと思います。
【次の発言】 わが党は先般御説明の通り、党議をもって了承することになりました。

第22回国会 議院運営委員会 第24号(1955/06/07、27期、日本民主党)

○椎熊委員 本日は、重大な予算案を上程すべき日でありますし、今日は予算案だけをやろうという前回の運営委員会の申し合せ等もありましたから、できればこれをあと回しにして、まず予算案を審議していただきたいと思います。
【次の発言】 それより先に日程第一があるのですが、動議によって日程を変更して、日程第一はあと回しにして、予算を緊急上程してもらうということを……。
【次の発言】 先刻予算委員長に面会して報告の時間を聞きましたところ、大体二十分以内だろうということでございました。それから討論者の討論時間は、与党は特に短かいと思いますけれども、三十分以内というのが大体今までの慣例のようですが、社会党の方ど……

第22回国会 議院運営委員会 第25号(1955/06/07、27期、日本民主党)

○椎熊委員 各党の意見が一致したというのではなくて、予算委員会の理事会の決定がそうなんです。それを今各党に手続を踏んでおります。

第22回国会 議院運営委員会 第26号(1955/06/09、27期、日本民主党)

○椎熊委員 それに関連して、この際社会党の方にお願いしておきたいのですが、社会党両派は、新聞等に伝えられておるところによると、国会闘争は、御相談の上一致した行動でやられるということですから、先般来の本会議における趣旨説明を聴取し、質疑をするというやり方の実情にかんがみて、社会党としては、一つの命題に対して、両派から御相談の上一人を代表として出す、そういうことにしてもらった方が効果的でなかろうかとも思われるし、能率的にも非常にいいと思う。われわれ聞いておる方も、その方が明確になっていいと思うのです。たとえば地方財政と農産物に関するものと二つあるならば、どっちかが一つずつやるというふうに御相談願え……

第22回国会 議院運営委員会 第28号(1955/06/14、27期、日本民主党)

○椎熊委員 これは先般の予算折衝でこの内容が変ったわけです。そこで自民両党の予算修正をした連中が、この法案を、予算の修正通り委員会で修正したい、こういう話し合いができたのです。従って、一刻も早く委員会に回してもらいたい。このまま政府が本会議で質問を受けても、すでに内容が変っておる、予算はすでに本院を通過してしまっておりますから、この前の案通りで質問を受けても仕方がないでしょう。議会としても意味がないと思いますから、これに対する本会議の質疑はよしていただいて、直ちに委員会に回してもらう、それに対して委員会で御審議を願う、こうした方が実質的にいいだろうと思います。自由党さんもそういう御意見だそうで……

第22回国会 議院運営委員会 第29号(1955/06/16、27期、日本民主党)

○椎熊委員 わが党の賛成討論はこの場合遠慮することにいたします。
【次の発言】 十分。
【次の発言】 わが党は反対です。
【次の発言】 一時。
【次の発言】 政府の責任の所在等について言及するつもりはありませんが、この法案がこうなっておる現実の問題は、わが党と自由党でこの案の内容を修正したいということに原因する。政府の意思は原案を通過させたかった。しかし、国会の意思に従って、修正ということであればやむを得ないと同意しておられる。その修正が、本日わが党の政調会長と自由党の政調会長と折衝中である。本会議の質議などということなしに早く委員会で審議をさしてくれれば、スムーズに修正でも何でも具体化してい……

第22回国会 議院運営委員会 第30号(1955/06/17、27期、日本民主党)

○椎熊委員 わが党は同意をいたします。
【次の発言】 僕は事務当局に参考のために聞いておきたいのですが、恩給法改正案の今の状況は、委員会に付託されておって、案は委員会にある、本会議に案をかけているのではないと私は考えておりますが、その通りで間違いありませんか。
【次の発言】 先ほど、説明を聞き、質疑をしたいというお話ですが、これは委員会でやれるのです。それを本会議でやるということになっているんですが、委員会で審議することにしてもかまわないのです。
【次の発言】 そう言われるならその通りです。
【次の発言】 私は、あなた方の責任だと言っているわけではないのです。今審議していないのは、ここの決定に……

第22回国会 議院運営委員会 第32号(1955/06/23、27期、日本民主党)

○椎熊委員 これは各党共同提案ですが、いろいろ意見があるようですし、理事会等でもいろいろ御発言があったようでありますので、なるべく各党の間の意見を調整するために、本日は未決定として、次回までに相談し、満場一致でいかなる形にするかをきめたい、そういうことにおきめいただきたいと思います。
【次の発言】 決議案の第一の問題は、鈴木善幸君外九名から提出されておりますけれども、これは各党とも異論がない問題ですから、決議案の性質にかんがみて共同提案にしたいと思います。よって、これはその委員会の理事会等において相談をしてもらって、委員会が中心になって各党の意見をまとめていただく、そうして次会までに調整をして……

第22回国会 議院運営委員会 第33号(1955/06/25、27期、日本民主党)

○椎熊委員 これは全会一致ですか。
【次の発言】 内閣委員会の方はどうですか。
【次の発言】 補助金関係のものはどうですか。
【次の発言】 きょう午前中に上ると言っておったんですが……。
【次の発言】 私もたびたび実は審議状況を見てきたのですが、ほとんど審議は終っているのです。ただ文部大臣の責任問題に対して政治上の論議がかわされているので、それも本日誠意ある答弁が文部大臣から聞かれるならば、さしたる問題なしにおさまりそうな形勢に、一時間ほど前からなっております。そうすると、本会議開会中に上るという見込みであります。
【次の発言】 前例通りにして下さい。

第22回国会 議院運営委員会 第34号(1955/06/28、27期、日本民主党)

○椎熊委員 人事の問題ですが、御意見いずれもごもっともと思います。私ども非常に感銘深いものがあります。今回お願いしておる人事だけは、きょうでなくともよろしいけれども、これだけは承認していただくという方向に御協力を願いたいと思います。
【次の発言】 米価に関する緊急質問を本日上程することに異議は申しませんが、同じ問題が二つあるので、一本にまとめてもらって、社会党右派の方はお譲りを願いたい。右派の場合は、東北水害に関する緊急質問、これも重大なことですから、これをやっていただいて、米価の方は自由党に、そういうことにしていただきたい。
【次の発言】 済んだあとで、二、三分懇談をいたしたいからお願いいた……

第22回国会 議院運営委員会 第35号(1955/06/29、27期、日本民主党)

○椎熊委員 わが党は、特別国会開会以来、政府並びに議員提出の重要案件等たくさん出ておりますが、いまだ審議未了のものが非常に多いのでございます。委員会、本会議とも非常な御精励で、この暑さにかかわりませず、連日熱心に御審議を願っておりますが、なお百件に余る審議未了のものがある状態にありますので、この際会期を延長して、これらの案件を議了していただきたいという希望から、会期延長に賛成でございます。延長の期間は三十日をもって適当だと私どもの党は判断しておりますので、三十日間会期を延長したい。これに御協力をお願いします。
【次の発言】 私は、大体各党の意見が明白になっておるのですから、あえて採決など必要な……

第22回国会 議院運営委員会 第36号(1955/07/01、27期、日本民主党)

○椎熊委員 これは各党の意見がまだ一致していない点があるので……。
【次の発言】 私どもの方では、先般来党の態度がきまっておりまして、各党の意見を聞いておったのですが、本日あたりきめてもらいたいという党の強い要望がありました。ところが、先刻の理事会におきますると、他の会派においてまだ意見の一致しない点もあるところもありますから、今週は本会議もないでしょうから、従って議院運営委員会を開くこともないと思うので、次会にはぜひきめてもらうようにして、本日のところ留保ということにお願いをいたします。
【次の発言】 その意味ですから……。
【次の発言】 私は、庶務小委員長をやらされておるものでありますから……

第22回国会 議院運営委員会 第37号(1955/07/05、27期、日本民主党)

○椎熊委員 農林水産委員会には多数の案件が残っておるようですが、委員長のお話しによると、議案の審査にはさしたる支障を来たさないということを言明しておりますし、非常に強い要望もあって、この愛知用水視察の問題は、農地改革の新機軸でもあるからぜひ見たいということで、各党の意見を調整しておりましたが、党内でもやるがよかろうという意見が多いようです。従って原則的に、これを派遣するということは承認したいと思います。ただ九名からの人が行くと非常に多過ぎると思います。現地でもあるいは迷惑するかもしれないから、各党一名に委員長を加えて五名くらいの程度で、なるべく短時日の間に願いたい、こういうことでわが党は賛成し……

第22回国会 議院運営委員会 第38号(1955/07/06、27期、日本民主党)【議会役職】

○椎熊委員長代理 それでは、委員長がちょっと所用のためにこの席に出られませんので、委員長の命によりまして理事の私がかわってこの席に着くことを御了承願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、前回撤回になりました中南米方面に対する移民の虐待に関する緊急質問に関連いたしまして、この際外務当局より説明を聴取することにいたしたいと思います。  この際お諮りいたします。本件の性質上、委員会を秘密会といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、ただいまより秘密会に入ります。  議員、関係政府当局、事務当局以外の方の退場をお願いいたします。

第22回国会 議院運営委員会 第39号(1955/07/07、27期、日本民主党)

○椎熊委員 各党多数の方々が本日上程を主張せられておりますので、やむを得ないと思います。議事規則等から見ましても、そう長く引っぱっておくこともどうかと思いますから、本日上程には同意いたしまするけれども、ここに私は、当委員会として特に一言申し上げておきたい点は、国会は言論の府でありまして、お互い同僚の発言の中の言論の形容詞等を取り上げて、それが懲罰の対象になるというようなことは、私は悪い先例を作ることだと思います。そういうふうに思われますので、しかも、このたびの清瀬さんの話のごときは、不穏当と見なされる言葉につきましては、直ちに本人がこれを取り消しております。その取り消しの仕方も、国会開設以来、……

第22回国会 議院運営委員会 第40号(1955/07/08、27期、日本民主党)

○椎熊委員 御説明によると、大へん複雑な問題のようですから、緊急質問で十分くらい形式的な質問をせずに、委員会で、掘り下げて納得のいくまで一つ御研究を願います。私どもも明確に知りたい。その方が事態の真相を究明するには最も適切だと私は思う。そうしていただけませんか。
【次の発言】 本会議における緊急質問というのは、そういう意味のものでないと私ども解釈しておる。委員会等でやることが適切でない場合、そうして事が非常に重大だというような場合、そうして各党が同意するというような条件のもとに許されておる。私は、こういう紛糾した問題の真相を究明するというあなたの希望からいくならば、この問題は適切でないと思う。……

第22回国会 議院運営委員会 第41号(1955/07/12、27期、日本民主党)

○椎熊委員 先般来いろいろ御相談を願いましたわが党の並木君に関する件は、先週の金曜日に一応の結論が出まして、その際解決ができたと信じておりましたが、不幸にして並木君は所用があって院外に出られまして、時間に間に合われない状態でございました。これは党と並木君、すなわち私どもと並木君との間の連絡上にも非常に不十分な点があったようでございまして、その点、御迷惑をおかけしたことはまことに遺憾でございます。幸いに本日の理事会で、先般来お話しの通りの結論が出ましたので、どうぞ本日をもって一切この問題の解決をお願いしたいと思います。長い時間いろいろ御心配をかけましたことにつきましては、わが党として、他党に対し……

第22回国会 議院運営委員会 第42号(1955/07/14、27期、日本民主党)【議会役職】

○椎熊委員長代理 それでは議院運営委員会の会議を開きます。  本日は、委員長が何か弟さんが危篤で、そちらに行っておられるので登院いたしかねる、様子によっては本会議開会ごろまでにはこられると思うが、目下のところは登院できないので、私にかわって議運をやれという御命令でございましたので、かわってやらしていただきます。  先刻理事会を開きまして大体話し合いをいたしました。きょうは、理事会におきましては、きょうの本会議の扱いの問題、それから先般来懸案になっておりました専門員制度の改組、室長の問題等でありまして、各党に持ち帰って明日の議運までには室長を決定しよう、そういうことになっておりますので、各党とも……

第22回国会 議院運営委員会 第43号(1955/07/15、27期、日本民主党)【議会役職】

○椎熊委員長代理 これより運営委員会を開会いたします。  最初に、この機会をかりまして、先日来議運の理事会等で問題になっておりました、日本経済ですか、新聞に出ました記事に関して、同僚議員の名誉をいたく損傷しておるという意見が起っております。同僚の議員が熱心に議案の審査に精進しておるその行動に対して、不当に名誉を傷つけられるような新聞の記事が出ました。その記事には、明確に内閣官房長官の発言として報道されております。名誉を傷つけられた御両君の氏名は、明らかに新聞紙上に名前を書いてあるのでございます。同僚議員の両君は非常な御迷惑であったことと存じます。従いまして、この種案件の解決につきましては、国会……

第22回国会 議院運営委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本民主党)

○椎熊委員 先般来庶務小委員会でいろいろ検討しておりましたその結果を御報告いたします。  従来本院及び本院付属施設内において行う営業、たとえば食堂であるとか売店のようなものですが、それの許可、不許可及び取り消し等については、そのつど議院運営委員会の庶務小委員会において検討の上、議院運営委員会で最終決定をして処理してきたのでありますが、今般これらについて一応の基準を定め、これにより運営することが適当であるという観点から、庶務小委員会では数次の会合を経ていろいろの取りきめをいたしました。それはお手元に配布してあると思いますが、衆議院内営業許可内規案、こういうものを作ったのであります。その内容のおも……

第22回国会 議院運営委員会 第47号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○椎熊委員 本院を通過したこの少年院法の一部を改正する法律案は、参議院で、ごく簡単な点ですが、修正して回付されてきております。この修正はごく簡単ではありますけれども、検討してみますと、本案の趣旨を没却するような大きな影響力があるのであって、前回の運営委員会では回付案をのむということに一応決定を見たそうでございますが、その後参議院の修正の実情が明確になったので、参議院でも、おそらく衆議院では衆議院通過案を再議決してくれるだろうという期待をかけて回付したというような情報もありますし、わが党としては本院の院議を尊重するのみならず、本院決定の方が参議院修正より合理的であり、その方がよろしいという結論に……

第22回国会 議院運営委員会 第48号(1955/07/26、27期、日本民主党)

○椎熊委員 私のことを引用されるので、繰り返して誤解のないようにしていただきたいのです。私きのう言ったことは、私は会期を延長しない方がいいという個人的意見を言ったわけです。会期の問題は非常に重大な問題であるから、出先のここで確答を与えられない問題だと言っておるのです。しかしながら、私としては、三十日延長した今日の段階に至って、もし国会が両院ともほんとうに能率を発揮するならば、この会期中にその問題はできる見通しがあるので、国会のやり方一つだ、こういう考え方があるのです。従って会期を延長するという考え方は今ありません、こういうことを申し上げた。  それから今おっしゃるように、政府が何かどこかへ働き……

第22回国会 議院運営委員会 第50号(1955/07/28、27期、日本民主党)

○椎熊委員 奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案の内容は、どういうことですか。
【次の発言】 緊急上程の問題ですが、奄美群島の問題が上れば地方行政のは上げるというなら、そのほかにも、こういう時期ですからいろいろ上ってくるかもしれません。そのうちでも、憲法の問題がもし上ってさましたら緊急上程して下さい。
【次の発言】 この状態では緊急上程を認めて下さい。
【次の発言】 日程の上に記載してないから非公式だとか何とかいうことではない。緊急上程を要するものは、議論のあるなしにかかわらず、緊急上程したとてかまわない。ふだん時間のあるときはいいが、あと会期が一日か二日というときには、いずれも議論の……

第22回国会 議院運営委員会 第51号(1955/07/29、27期、日本民主党)

○椎熊委員 参議院回付案の修正点は、必ずしも衆議院の案の精神を無視したわけではなくして、ただそれを具体化したにすぎない小部分の字句的修正のようですから、わが党はこれをのんで差しつかえないと思います。しかしながら、他党との関連もありますから、他党と同調して同一の行動をとりたいと思います。
【次の発言】 健康保険の趣旨弁明はどこでおやりになりますか。同じ党ばかりでやっても工合が悪いと思いますから……。
【次の発言】 そのほかにもある。
【次の発言】 農林水産委員会からぜひ上げてもらわなければならぬのは、昭和三十年六月及び七月の水害による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律案、それと北海道に……

第22回国会 議院運営委員会 第52号(1955/07/30、27期、日本民主党)

○椎熊委員 早い時間に午前中に本会議を開いてもらって、参議院が待っておるようなものをひとまず片づけて、それから決議案、緊急質問等はこっちだけのことですから、午後の本会議でやっていただきたい。
【次の発言】 二時に定めておいて、そのときには……。
【次の発言】 二時まで様子を見ましょう。
【次の発言】 それをやっておるうちに人がそろうから……。
【次の発言】 本会議は午前十一時から開いていただきたい。

第22回国会 逓信委員会 第11号(1955/05/11、27期、日本民主党)

○椎熊委員 ちよつとそれに関連して。突然来て何ですが、こういう問題が出たから、この機会に聞きたいのです。樺太の特定郵便局長か戦争で引き揚げて来たのですが、それには退職金というものは行つてないです。かつて衆議院の方でも参議院の方でも請願が採択になつておるのです。普通の内地における局長の退職金と同じ待遇にしてやれという請願が採択になつておるが、いまだにやつていないのだそうであります。その陳情が猛烈に最近来ておりますが、恩給局の方で聞くと、やめる時分に五万円かの金をやつた、その金の性質は何か違うのであつて、退職金の内容でないものをやつてあるのだそうです。それをやつてあるからやらぬというのですが、実際……

第22回国会 逓信委員会 第22号(1955/06/30、27期、日本民主党)

○椎熊委員 ちょっとお伺いします。あなたのお話を聞いていると、役所でやるより、今のような民間会社の方が、いろいろな話をするのに気楽に話ができる。あなたは、お上と話をするとどうもぎこちないと言うが、ばかに封建的な観念のようですが、私ども今考えているのは、現在の公社というものは非常に民主化されて、非常にサービスもいいと思う。あなたのお話から聞くと、そんな感じがするだけで、ほんとうは国営であっても、公社であっても、それから現在のような会社であっても、利用者としてはどっちでも大した違いはない、これでいいのだということではないのでしょうか。ただせっかく会社ができているのだから、この会社はこのままにしてお……

第23回国会 議院運営委員会 第1号(1955/11/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長代理 これより会議を開きます。  去る十一月九日、中村委員長が辞任せられました。後任の委員長が選任せられるまで、私が各位の御推挙によりまして、委員長の職務を行わせていただきます。  最初に、内閣より総辞職の決定通知を受領いたしておりますが、これについて事務総長より報告を願います。
【次の発言】 この際お断わりしておきますが、事務総長は事故がございまして出席しておられませんので、事務次長が事務総長の職務をとっております。御了承を願います。  ただいま報告のありました通り、内閣から総辞職の決定通知を受領しました以上、すみやかに内閣総理大臣の指名を行わなければなりませんが、本日は召集日で……

第23回国会 議院運営委員会 第2号(1955/12/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより委員会を開催いたします。  お手元に配付してあります案件によりまして順次お諮りすることにいたします。  まず開会式に関する件について御協議願います。本件につきましては、去る十一月二十五日の理事会及び衆参両院の議運の理事の合同打合会を開き協議いたしました結果、日取りは明二日にすることに決定いたしまして、式次第、式辞につきましては、お手元に配付してあります通りに申し合せをいたしたのであります。一応その経過につきまして事務総長より説明を願います。
【次の発言】 ただいま福永委員、井上委員の御意見もありますので、今回は間に合いませんから、次の開会式の際にはあらためて御相談申し上げ……

第23回国会 議院運営委員会 第3号(1955/12/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。  本日は午後一時から本会議を開きますので、本会議の議事につきましては、昨日の運営委員会で決定の通り変更はございません。ぜひ定刻に振鈴を鳴らしたいと思っております。
【次の発言】 官房長官もここに出席しておりますので、どうか御質問願います。
【次の発言】 この問題は、ただいまお聞きの通りですが、政府が発言するかしないかを、この委員会は採決するというものではないと思いますから、事情を御了承の上、こういう現実であるということ、この程度で一つ……。
【次の発言】 それでは大蔵大臣の発言の問題はお聞きの通りでございますから、御了承願います。

第23回国会 議院運営委員会 第4号(1955/12/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これから委員会を開きます。  最初に、非上君から発言を求められておりますから、これを許します。
【次の発言】 松澤さんに申し上げますが、きのう各派の交渉委員の方々が議長席に殺到したのは、須磨君の演説の内容に関することではなく、外務大臣の演説の中に不穏当な個所があるということで、取り消しを申し込まれたようであります。
【次の発言】 その際議長におかれましては、速記録を調査の上、不穏当の個所があれば善処するということでおさまったのであります。その後、速記録等を取り寄せて調査してみましたが、速記録の上からは不穏当と思われるような個所もないかのように思われるのであります。議長におきまして……

第23回国会 議院運営委員会 第5号(1955/12/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは緊急に議院運営委員会を開きます。  この緊急委員会を開くために、先刻緊急に理事会を開きました。自由民主党の党内のことで緊急な事態が生じまして、先刻の午前中の運営委員会できめた通り日程を運ぶことの困難な情勢が生まれたのでございます。そこで、自由民主党の方から社会党にお願いいたしまして、本日のところは本会議を開かずにこのまま流会して、来週月曜日特に本会議を午後一時から開き、本日取りきめた日程をそのまま継続していただきたい、こういう申し出をいたしました。社会党におかれましても各般の状況を勘案せられて、これを了承せられたという話でございます。これを議題にして理事会に諮りましたとこ……

第23回国会 議院運営委員会 第6号(1955/12/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員を開きます。  本日の議事の相談でございますが、土曜日本会議を開くべきはずのところ、御承知のような事情で本会議を開くことができないような、状態になりました。そのために、本日は特に午後一時より本会議を開くことに相なりました。  そこで、劈頭、先般御決定を願いました特別委員会設置の件でございます。海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会、公職選挙法改正に関する調査特別委員会、行政監察特別委員会、科学技術振興対策特別委員会、右四つの特別委員会は、おのおの二十五人の委員をもって構成せられる。本日はこの委員会を今国会において設置するということだけを決定したい。な……

第23回国会 議院運営委員会 第7号(1955/12/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それではこれから運営委員会を開きます。  本日は、定刻午後一時から本会議を開くはずでございましたが、カンボジアの総理大臣が宮中において午餐会がございまして、それには総理大臣、外務大臣等が陪食仰せつけられ、総理大臣は目下参内中でございまして、総理大臣、外務大臣は、午後二時半ごろでなければ国会に帰られないということでございます。本日は重大な案件がありますから、総理大臣、外務大臣が国会に帰るのを待って本会議を開くというので、およそ二時半ごろに本会議を開く予定でございます。これは先刻の理事会において皆さんの御了承を得たので、当委員会においても御了承を願います。  そこで、お手元に差し上げ……

第23回国会 議院運営委員会 第8号(1955/12/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の運営委員会は、自由民主党からの要請によりまして、急遽御相談申し上げたいということで、予定はございませんでしたが、緊急に開催することになりました。よって先刻理事会を開きまして、自由民主党の申し出の内容について承わりました。自由民主党では、去る五日の本会議場における国務大臣に対する質疑、その際の小会派の中原君の演説の内容に不穏当な個所があるので、この問題について処置をしたい、よって議運によってこれを相談したい、そういう説明でございました。理事会では、不穏当と主張せられる自由民主党の方からそれぞれ説明があり、それに対して社会党から二、三の質問がありまし……

第23回国会 議院運営委員会 第9号(1955/12/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それではこれより会議を開きます。  この会議の前に、先刻理事会を開きまして、政府の提出しておるもので本会議で趣旨弁明を聞き、質問をする等の問題について話し合いをいたしましたが、理事会では結論を得ることができませんでしたから、ここでさらに重ねて御協議を願って、決定を見て本会議を開きたいと思います。  理事会で解決したものから申し上げますと、第一は、委員派遣承認の件でございます。海外同胞引揚の特例委員会から、来たる十日から十二日まで三日間、ソ連地区残留同胞が引き揚げて参りますので、舞鶴に出張したいということであります。理事会では、これを憾めることにいたしました。委員の氏名は、大橋忠一……

第23回国会 議院運営委員会 第10号(1955/12/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  第一に、先般来留保してありました地方財政審議会委員任命につき事後同意を求めるの件、第二に、中央更生保護審査会委員任命につき同意を求めるの件、第三に、日本銀行政策委員会委員任命につき同意を求めるの件、以上三件は、社会党の方の相談がまだ結論に達していないとのことですから、本日のところこれを留保いたします。
【次の発言】 第四の文化財保護委員会委員任命につき同意を求めるの件、これは川北禎一君、細川護立君の両君を、任期満了につき再任したいとの政府の申し出でございます。第五に、海外移住審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、本院議員……

第23回国会 議院運営委員会 第11号(1955/12/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それではこれより委員会を開会いたします。  お手元に本日の案件をお配りしてございますので、ごらんを願います。先刻運営委員会を聞く前に、各党の理事の方にお集まりを願いまして、理事会を開きまして話し合いにおよそしてございます。そこで第一の文化財保護委員会委員任命につき同意を求めるの件ですが、これは社会党よりの申し出がありまして、本日のところ留保してもらいたいということでございます。これを留保するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは御異議なしと認めまして、本日はこれを留保いたします。
【次の発言】 次に、海外移住審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求める……

第23回国会 議院運営委員会 第12号(1955/12/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それではこれより会議を開きます。  本日の本会議につきまして、先刻理事会を開きまして、議題その他について話し合いをいたしました。大体の話し合いは、円満に解決したものもあり、結論に達しないものもございますので、そのまま本委員会でご協議をお願いいたします。  第一の問題は、文化財保護委員会委員任命につき同意を求めるの件、川北禎一君、細川護立君の両君を専任する件でございます。理事会におきましては、再任に同意することになりました。いかがでしょう。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決定いたします。本日の本会議においてこれを決定いたします。

第23回国会 議院運営委員会 第13号(1955/12/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議は、各党間の折衝の結果、大へん時間がおくれました。お手元に案件を配付してございます。まず第一に、海外移住審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件でございます。先刻の理事会においては、自由民主党、社会党の間に、この人選につき完全な話し合いができました。よって、本会議劈頭御承認を求めたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  ただいま外務大臣から、国連加盟について発言を求めて参りました。
【次の発言】 次は決議案の取扱いでございます。社会党から、民主政治擁護に関する決議案について、……

第23回国会 議院運営委員会 第14号(1955/12/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日は本国会の最終日でございます。今朝以来、理事会等においてあらかじめ本日の本会議の運営について御相談申し上げました。結論に達したものもあり、意見が一致しないものもございますので、そのまま御協議を願いたいと存じます。お手元に差し上げてあります案件の書類をごらん願います。第一は、裁判官弾劾裁判所裁判員辞職の件、同裁判員後任者選任の件でございます。これは、田中幾三郎君は、さきに訴追委員会の委員でございました。それが今回弾劾裁判所の裁判員になりましたが、裁判をする場合に忌避をされる憂いがありまするので、本人は自発的に自重せられて、委員会へ出ておりません。御承……

第23回国会 議院運営委員会 第15号(1955/12/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。  明日から第二十四回通常国会が召集されておりますが、本日の議運は、明日の召集を控えて、明日からの通常国会に対する準備が主たる議題でございます。委員の皆さんには休会中御苦労さまでございましたが、重大な案件でございますから御審議を願います。お手元に案件を差し上げてございますので、それに従って逐次御相談を願います。  第一の問題は、議員控室の件でございます。先刻理事会を開きましてあらましこれらの相談をいたしまして、各党それぞれ意見の開陳があり、一致した部分、あるいは一致せざる部分がございますので、そのままこれを議題にいたします。議員控室……

第24回国会 議院運営委員会 第1号(1955/12/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 ただいまから議院運営委員会を開会いたします。  第二十四回国会は本日をもって召集されました。会期は規定通りでございます。  そこで本日の本会議その他の問題についてお諮りいたします。第一は、議院運営小委員の員数及び選任の件、小委員会設置の件でございますが、過日運営委員会を開きまして大体各派の意見を聴取いたしまして、議はまとまっておりますので、本日正式に決定いたしたいと思います。議院運営小委員の員数及び選任の件について、まずお諮りいたします。昨日一応決定した通り、従来議院運営小委員には理事を当てることになっておりますので、本会期においても従前通り理事の諸君をもって当てることに御異議あ……

第24回国会 議院運営委員会 第2号(1955/12/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の運営委員会の案件は、お手元に差し上げてございます。第一の問題は、自然休会中の委員派遣の件であります。先刻理事会においてこれを検討いたしまして、大体の結論を得ておりますが、さらにこの会議において御決定を願いたい。内閣委員会から、板付基地の視察のため、一月十一日より十五日までの五日間、委員を派遣したいとの申し出があります。派遣の目的、委員の氏名を申し上げます。駐留軍板付基地実状視察のため、これが目的でございます。派遣委員の氏名は、北吟吉君、床次徳一君、福井順一君、茜ケ久保重光君、仁橋政嗣君、以上五人でございます。石派遣するに御異議ありませんか。

第24回国会 議院運営委員会 第3号(1956/01/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより議院運営委員会を開会いたします。  第一に、開会式の日取りの件について御相談申し上げます。前会の議運の理事会におきまして、内閣官房長官においでを願いまして、予算の提出時期について見通しをお尋ねいたしました。官房長官は、おそくも一月二十五日ごろまでには出せるであろうということでありましたので、理事会といたしましては、一応宮中の御都合等もお伺いいたしまして、二十五日に開会式を行うということに申し合せをしておいたのでございます。その予算の提出につきましては、今日のところ二十五日までには不可能のような状況にあります。しかしながら、一応取りきめました開会式は、いつまでも遷……

第24回国会 議院運営委員会 第4号(1956/01/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより議院運営委員会を開会いたします。  昨日の運営委員会に引き続きまして、施政方針の演説の日取り、予算の提出時期等について論議が残っております。これは非常に大きな問題でございますから、その論議に入る前に、事務的な問題を先に処理したいと存じます。参議院議員堀木鎌三君は、政府代表としてブラジルへ行かれるということでございます。内容につきましては、きのう説明の通りであります。きのうは外務省顧問ということの要請でありましたが、一部に異論が出まして、法規上からもどうかというお話等もありましたので、政府に反省を促しましたところ、政府は、日本政府代表ということに改めて参りました。……

第24回国会 議院運営委員会 第5号(1956/01/25、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは議院運営委員会を開きます。  先刻理事会を開いて大体意見の一致を見た点を、委員会で正式に御了承願いたいのですが、第一の問題は、鳩山総理大臣病気のため、からだが不自由なものですから、廊下等を秘書が肩をかして歩いておりますが、本議場では、壇上へ進むことは書生等は許されないことになっております。今までは守衛さんの肩を頼んでおりましたが、鳩山さんのからだの状態がどうも守衛さんと歩調が合わぬので不安定で困る、ステッキがわりだから、ぜひ一つ秘書の人が演壇まで運ぶことをお許し願いたい。参議院はすでにそのことを認めて、その通り実行しているそうです。衆議院はさきに、そういうことはだめだとい……

第24回国会 議院運営委員会 第6号(1956/01/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。  お手元に本日の案件を配付してございますが、主として本日の本会議の問題であります。本日は、先般来たびたび開きました議運並びに理事会等で申し合せておきました通り、定刻午後一時、正確に本会議を開きたいと思います。  第一は、施政方針の演説でございます。鳩山総理大臣は十六分ないし十七分の予定でございます。次に重光外務大臣の外交に関する演説、これは十五分の予定でございます。その次の財政に関する一萬田大蔵大臣の演説は、十七分ないし十八分。その次の経済に関する高碕国務大臣の演説は、二十分ないし二十五分かかるということでございます。合計して一時間十五分くらい……

第24回国会 議院運営委員会 第7号(1956/01/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議の議事について御相談申し上げますが、かねて議運で決定通り、きのうは予定の通り全部完了いたしまして、本日は社会党の残余の質疑を順次取り行うことになっております。ただ自由民主党の総裁代行委員たる緒方竹虎君が逝去されましたので、社会党の委員長鈴木茂三郎君から弔辞演説の申し出があります。これを本日の本会議=頭許すことにいたしたいと思います。この弔辞演説の中には、本院院議をもって弔詞を贈呈する件が含まれております。よって、昨日お手元に配付いたしました弔詞の案文がございますが、案文は昨日配付した通りのものでよろしゅうございましょうか。

第24回国会 議院運営委員会 第8号(1956/02/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは議院運営委員会を開きます。  いろいろ順序はありますけれども、時間の関係上、重要法案の問題から御協議を願います。政府から、お手元に配付してありますように、法案の予定の表ができてきております。大体、そのうちですでに提出期日があらかじめきまったものは、カッコの中に示してございます。  そこで官房長官にお伺いしたいのですが、本国会の末期になりますと、参議院の選挙等もありますから、重要な法案はなるべく二月一ぱいくらいまでに出してもらいたい、というのが各党の希望でございます。そうすると、審議期間一カ月かかっても、三月一ぱいには重要なものは片づく、万やむを得ないものに限り、おそくなっ……

第24回国会 議院運営委員会 第9号(1956/02/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  まず最初に、本日の本会議の議事についてお諮りいたします。本日の議事日程は、お手元に差し上げてあります原水爆実験禁止要望決議案、岸信介君外十二名提出でございます。委員会の審査省略要求案件でございます。これは社会党、自由民主党の共同提案でありまして、趣旨弁明は、第一党たる自由民主党の福田篤泰君がなされ、約十五分間だということであります。これに対して、前例を破って賛成討論をしたいという社会党の申し出があります。これらのいきさつにつきましては、申し上げる必要炉ないことでございます。原彪君の賛成討論を許すことに自由民主党も賛成せられました。持ち時……

第24回国会 議院運営委員会 第10号(1956/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  先刻の理事会で、本日の本会議の日程等について大体の意見の一致を見た点を御報告申し上げます。昨日までは、政府から松田竹千代君を政府代表として海外派遣するについて議決を求めるの件しかございませんでしたので、大蔵委員会、商工委員会等で上りそうな問題も予想されたのですが、本日の公報には、松田君を政府代表として海外に派遣するについて議決を求めるの件を公報に出しておきましたけれども、本日の午前中に、大蔵委員会から二件上って参りました。製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案、日本国有鉄道に対する政府貸付金の償還期限の延期に関……

第24回国会 議院運営委員会 第11号(1956/02/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。  憲法調査会法案というものが出て、岸信介君外六十名提出でございます。これは重大な案件でございますので、国会法第五十六条の二によりまして、本会議においてその趣旨説明を聴取したいとの要求がございます。理事会におきましては、全員一致をもって本会議で趣旨説明を聴取することに決定いたしましたので、本委員会におきまして、その通り決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。  従いまして、本日の本会議の議事には、順序は別に申し上げますが、この案件に関する点は、趣旨説明は自由民主党の山崎厳君、質疑の通告者は社会党……

第24回国会 議院運営委員会 第12号(1956/02/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは議院運営委員会を開会いたします。  昨日、社会党の下川君が質問中、病気のために本会議はそのまま流会となりました。今朝来理事会等を開きまして、この始末について御相談申し上げておったのでありますが、案件は、重大な憲法に関する問題でありましたし、下川君は準備のために徹夜までせられたというような事情もあり、ああいう結果に終ったので、社会党の代表質問は十分に尽されておりません。今朝、下川君自身より発言の継続放棄の申し出がありました。同時に社会党から、新たに下川君にかわって森三樹二君が発言の通告をして参りました。この扱いについては、国会法上いろいろの問題等もあるようでございますが、い……

第24回国会 議院運営委員会 第13号(1956/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  先刻理事会を開きまして、いろいろ話し合いをいたしましたが、第一の問題は、先週金曜日に自由民主党から、北海道総合開発に関する委員二十五名からなる特別委員会設置の動議が出ました。各党、党に持ち帰って相談の上、本日意見を持ち寄ることになっておりました。しかるところ、本日社会党三宅正一君外二名から、国土総合開発に関する対策を樹立するため、委員二十五名よりなる特別委員会を設置すべしとの動議が提出せられました。この間、両特別委員会の趣旨並びに内容等、相当深刻な議論がありましたが、いずれも大きな問題でございますから、本日本会議でこの動議を議題にするこ……

第24回国会 議院運営委員会 第14号(1956/02/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。
【次の発言】 ちょっとお諮りいたしますが、本日の議事等の問題を片づけて後にお願いできませんか。一〇野原委員 実は、その議事を運営するに当って、この議院運営委員会として、私どもの知り得た情報によれば、緊急に究明しなければならぬ事柄でございますので、秘密会にした上で、私は発表したいと思いますから、そのようにぜひお取り計らい願います。
【次の発言】 それでは、委員会は暫時休憩して、理事会を開いて一応問題を理事会で……。
【次の発言】 ただいまお話し合いもございますので、本委員会は秘密会にいたします。  どうぞ事務総長以外の方は御退席を願います。

第24回国会 議院運営委員会 第16号(1956/02/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  この際、先日の秘密会においていろいろと論議のございました六井慶あての文書は、当時庶務小委員長としての私が出した文書でありますので、その責任上一言申し上げたいと存じます。  昨年六月、私が議院運営委員会庶務小委員長の名をもって、六井慶なるものの建物を議員宿舎として買収の予約を思わせるような文書を、成規の機関にはかることなく同人に発行したことは、私の軽率な行為で、深く責任を感じておりますが、ここにおわびを申し上げます。御了承を願います。  事務総長より発言を求められております。この際これを許します。

第24回国会 議院運営委員会 第17号(1956/02/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議運の会議を開きます。  お手元に本日御相談申し上げる案件は配付してございますが、第一は公正取引委員会委員任命につき同意を求めるの件でございます。高野善一郎君が三十一年二月十五日委員辞任につき、その後任として中村清君を政府から同意を求めて参りました。先日来、履歴書等はお持ち帰り願ってあるはずですが、御異議なければ、本日本会議において同意を求める、そういうことでございます。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、さよう取り計らいます。
【次の発言】 次は緊急質問の取扱いでございます。社会党前田榮之助君、自民党平野三郎君、両君から緊急質問が出ておりますが、先刻の理事会では……

第24回国会 議院運営委員会 第18号(1956/03/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。  昨日の本会議劈頭、健康保険法等の一部を改正する法律案等の一部を改正する法律案の趣旨説明を聴取し、質疑を行うに当りまして、自由民主党では、本委員会において藤本捨助君を質疑に立てることに決定しておりましたが、本会議開会中、突如野澤清人君に変りました。そのことの連絡手続上に不備がございまして、それが原因となって休憩をせざるを得ない状態になりました。そのまま昨日の本会議は流会となって、本日の本会議に昨日の続きからやる、ということをきのう休憩中の理事会で一応の取りきめをしておきましたのですが、この際御了解を願いたいことは、藤本君にかわって質疑せられた野……

第24回国会 議院運営委員会 第19号(1956/03/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは議院運営委員会を開会いたします。  先刻、理事会を開きまして本日の本会議についていろいろ御相談を申し上げて、大体の結論に達しております。お手元に本日の案件を差し上げてあります。その案件の順序に従って御相談申し上げます。  第一は、緊急質問の件でございますが、緊急質問は社会党と、自由民主党と一件ずつ出ております。先刻の理事会では、本日これを留保することにきまりました。本日は本会議にこれを上程せず、留保することに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、本日の本会議で趣旨説明を聴取する案件でございます。さきに社会党から二件ほど、……

第24回国会 議院運営委員会 第20号(1956/03/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。  先般来、社会党から、嶋山首相の引退勧告決議案が提出されておりましたが、これの扱いについて両党間に意見の対立があり、論争を続けて参りました。しかるところ、昨日、自由民主党幹事長、国会対策委員長、社会党書記長、国会対策委員長その他の方々が両党の間の仲介になりまして、この問題の扱いについて話し合いができたようであります。聞くところによると、両党間意見が一致を見て、本日これの結末をつけることができる段階だというのでございます。この会談の結果といたしまして、問題の発生いたしました参議院で、総理大臣失言問題に関する戒告決議案が、昨日参議院の本会議に上程せ……

第24回国会 議院運営委員会 第21号(1956/03/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  先般来、同僚議員並木芳雄君の行動に関する件が当委員会の問題になりまして、一昨日、昨日と二回にわたって、この問題のみの理事会を開きました。各党それぞれ意見の開陳がありまして、きのうの理事会では、究極的には善後措置を一応委員長に一任する、本日の運営委員会までに取りまとめられるように、という御注意がありましたので、昨日以来、自由民主党のそれぞれの機関とも諮り、なお並木君自身にもお目にかかりまして、いろいろ折衝をいたしましたところ、並木君におかれましても、あの種の行動については深く自戒するところがございまして、遺憾の意を表されております。自由民……

第24回国会 議院運営委員会 第22号(1956/03/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  お手元に案件の印刷したものを配ってあります。この順序に従って御相談申し上げます。最初に、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、予備審査のため内閣から送付されたものであります。この趣旨説明を本会議で聞こうということで、すでに両党間に意見の一致を見ております。政府も進んで説明したいとのことであります。趣旨説明者は担当大臣の倉石労働大臣、これに対しで社会党栗原俊夫君から質疑の申し出があります。質疑の時間は、前例通り十分程度としてこれを認めることにしたいと思います。政府側の答弁者要求は、総理大臣、労働大臣、大蔵大臣、運輸大臣の四人でござ……

第24回国会 議院運営委員会 第23号(1956/03/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  お手元に御相談申し上げる案件がお配りしてございます。逐次御相談申し上げます。公聴会開会承認要求の件でございます。去る九日、当委員会散会後、内閣委員会より、憲法調査会法案について公聴会を開きたいとの申し出をいたして参りました。その開会予定は来たる三月十六日とのことでありますので、期日が切迫しておりまして、官報、新聞等の公告、その他の事務的関係から、なるべく早く手続を進める必要があると思われましたので、各党の理事の諸君とも御相談の上、同日議長において承認したものであります。先例等もございますので、本件につきましては、事後承認するに御異議あり……

第24回国会 議院運営委員会 第24号(1956/03/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 どういうことですか、委員会における発言等で問題が起ったのを、その委員会でやってもらわないで、議運でやるということは……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて懇談いたします。
【次の発言】 速記を始めて。  暫時休憩いたします。    午後零時四十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続いて会議を開きます。  先刻、内閣委員会における大臣の発言に関して問題がありました。その間、両党の間で調節をとっていただきたいと思っておりましたが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 どうですか、両党の主張は明らかだと思います。しかしながら、今のところ一致……

第24回国会 議院運営委員会 第25号(1956/03/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  今朝、社会党から清瀬文部大臣に対する懲罰動議が出て参りました。その取扱いについて御相談申し上げます。
【次の発言】 議員清瀬一郎君を懲罰委員会に付するの動議が出て参りました。その扱いについて、先刻理事会を開きましたら、本日の本会議で扱うということに意見が一致したようでございます。さよう決定して御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めまして、本日の本会議で扱うことにいたします。これは他の案件に優先して審議する問題でございましょうから、本日劈頭にこれを取り扱います。趣旨説明は社会党野原覺君。それから議事規則の第百三十二条によって、本人の一身上の弁……

第24回国会 議院運営委員会 第26号(1956/03/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  今朝来、本日の本会議の議事日程について議運の理事会を開きまして、先刻まで数次にわたる相談を申し上げましたが、ここに一応の結論に達しましたので、両党の意を伺って、当委員会の決定を見まして、本会議をなるべくすみやかに開会したいと思います。つきましては、これは理事会等において御相談申し上げて同意を得たのですが、パキスタン回教共和国の宣言及び大統領就任式典に参列するための特派大使に本院議員小金義照君を任命するについて外務公務員法第八条第三項の規定により議決を求めるの件、これは本日夜半パキスタンへ出発することになって、二十三日までに着かねばならぬ……

第24回国会 議院運営委員会 第27号(1956/03/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。  先刻理事会を開きまして、本日の本会議の件につき各党話し合いの結果、一致した点がございますので、なるべく早い時刻に本会議を開きたいと思います。そこで、一昨日の本会議は休憩のまま会議を開くに至らざる状況でございました。休憩の後、理事会、運営委員会を開きまして、公職選挙法の一部を改正する法律案について、いろいろの御議論がありましたが、時間が深夜に及びましたので、中途で散会になりました。今朝来、理事会等においてもいろいろの議論がありましたが、公職選挙法の一部を改正する法律案のうち、政府提出の案件につきまして、社会党側からは、これの提案に対する疑義があ……

第24回国会 議院運営委員会 第28号(1956/03/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  本日の本会議の議事運営について御協議申し上げたいと思います。先刻来理事会等を開きまして、意見の一致した部分もあり、意見の一致せざるまま本委員会に議題となっておるものもございます。本日は議運といたしましては、内閣提出、公職選挙法の一部を改正する法律案、それから社会党提出、公職選挙法の一部を改正する法律案、なお社会党提出として、公職選挙法改正に関する調査特別委員会の委員二十五人を五十人に増員すべしとの動議、これらの本会議における扱い方について御協議申し上げますが、先刻の理事会では、公職選挙法の一部を改正する法律案のうち、内閣提出のものに対し……

第24回国会 議院運営委員会 第29号(1956/03/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。  議員川島金次君が昨二十六日午前一時逝去せられました。ここにつつしんで、哀悼の意を表する次第でございます。つきましては、前例によりまして、本日の本会議の劈頭に追悼演説を行いたいと思います。自由民主党の福永健伺君から追悼演説がございます。御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 これは、ただいまお諮りしようと思っておりました。福永君の追悼演説は、これの動議みたいになるわけですが、弔詞文案はお手元にお配りしてございますので、一応読んでみます。  衆議院ハ多年憲政ノ為二尽瘁セラレタル議員従四位勲三等川島金次君ノ長逝ヲ……

第24回国会 議院運営委員会 第30号(1956/03/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  先刻理事会を開きまして、本日の本会議について御相談申し上げました。本日は、社会党の川島金次君の党葬が大宮で行われるそうでございまして、その関係で、社会党は党をあげて葬儀に参列されるということであります。自由民主党からも、党を代表して福永健司君が葬儀に参列することにになっております。議長、事務総長等も葬儀に参列されるということでございますから、その間、本会議の時間を繰り下げまして、およそ午後四時ごろから開くことを目途として御相談申し上げたい。従って本会議は、四時前には開かれない状態にありますから、御了承願います。  お手元に案件を配付して……

第24回国会 議院運営委員会 第31号(1956/03/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議の議事について御相談申し上げますが、第一は決議案の取扱いでございます。昨日も申し上げましたが、北洋漁業確保に関する決議案、在ソ未帰還同胞の引揚促進に関する決議案、この二件は、二件とも自由民主党並びに日本社会党から出ておりますので、議運の相談の結果、これを同じ題名のものであるから、一本にしてそれぞれ各党において趣旨弁明をしたらどうか、こういうことで党に持ち帰っていただいたのであります。目下両党折衝中とのことでございますから、本会議開会までに両党の間に相談がまとまりましたら、本日本会議の劈頭にこれを上程することにいたします。順序は、出たものの順……

第24回国会 議院運営委員会 第32号(1956/04/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。  お手先に御相談申し上げる案件が差し上げてあります。第一は、緊急質問の問題であります。緊急質問は、社会党岡良一君から、日本原子力研究所の敷地問題に関する緊急質問、同じく社会党から、永井勝次郎君の米国における日本製繊維製品「ボイコット」に関する緊急質問、この二件が出ておりますが、先刻の理事会では、二件とも許そうということでございます。ただ、この際原子力の方は、担当大臣たる正力さんが旅行中で、きょうの晩でなければ帰られないそうであります。御本人がそれでもよろしければ、本日やってもいいが、おそらく担当大臣のいないところでは、意味がないでしょうから、本……

第24回国会 議院運営委員会 第33号(1956/04/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これから会議を開きます。  お手元に御相談申し上げる順序を差し上げてございます。第一は緊急質問の取扱いでございます。先般来留保になっておりました日本原子力研究所の敷地問題に関する緊急質問、社会党岡良一君から出ております。これを本日本会議劈頭に上程することに理事会ではきめましたが、その通り決定してよろしゅうございますか。
【次の発言】 その際政府側の答弁は、厚生大臣と正力国務大臣の二人でございます。質疑の時間は十分以内ということでございます。そのように取りきめます。  緊急上程の問題は、お手元に差し上げてございますけれども、上ってこないそうですから、きょうはございません。……

第24回国会 議院運営委員会 第34号(1956/04/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより委員会を開会いたします。  お手元に配付してございます人事承認の件でございますが、電波監理審議会委員任命につき同意を求めるの件、丹羽保次郎君を、横山英太郎君が三十年十二月五日に委員を辞任されましたので、その後任として同意を求めて参りました。次は日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件、阿部清君を、西彦太郎君が三十年十月二十八日に死去せられましたので、その後任として推薦して参りました。次は日本電信電話公社経営委員会委員任命につき同意を求めるの件、大橋八郎君を、三十一年四月三十日任期満了につき再任を求めて参りました。それから川北禎一君を、河上弘一君が三十一年四月三……

第24回国会 議院運営委員会 第35号(1956/04/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  お手元に配付してございます人事承認の件、政府から同意を求める案件三件ございますが、参議院との関係等もありまして、本日結論を得るに至りません。よって、これは次会まで留保いたします。
【次の発言】 次は、本会議において趣旨説明を聴取する案件でございます。社会党から六件ほど要求がございましたが、そのうち行政改革に関する案件として、内閣法等の一部を改正する法律案と、国家公務員法の一部を改正する法律案が出て参りました。なお、さらに内政省設置法案が出てくるとのことでございまして、これらは一連の問題でございますから、三案がそろった上で懇切丁寧な説明を……

第24回国会 議院運営委員会 第36号(1956/04/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  まず第一に、公職選挙法改正に関する調査特別委員会より、公聴会開会承認の要求書が提出してございます。内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案、中村高一君外三名提出の政治資金規正法の一部を改正する法律案、及び中村高一君外四名提出の公職選挙法の一部を改正する法律案の三案について、公聴会を開きたいとの申し出であります。なお、これは来る四月二十三日月曜に開会するとのことであります。本件につきましては、委員会の要求の通り、これを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、その通り決しました。

第24回国会 議院運営委員会 第37号(1956/04/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  御相談申し上げたい案件は、お手元に配付してございます。第一は裁判官訴追委員派遣承認の件でございます。訴追委員会から、今月二十三日、二十四日の二日間、茨城県の下妻市に古島義英君、及び菊地養之輔君を派遣したいというのであります。本件につきまして、申請の通り承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次は政府から、日本電信電話公社経営委員会委員の任命につき両議院の同意を求める件が参っております。大橋八郎君、中山素平君、両君を経営委員に任命したいということでござい……

第24回国会 議院運営委員会 第38号(1956/04/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。  ただいま自由民主党福永健司君外六名から、動議の提出がございました。この動議を朗読してみます。   地方教育行政の組織及び運営に関する法律案並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案について本日の本会議において文教委員長の中間報告を求めるの動議。   右の動議を提出する。   昭和三十一年四月二十日 でございます。よってこの動議の扱いについてお諮りいたします。本日は午前零時五分より本会議を開くことになっておりましたが、諸般の事情によってこの時間までおくれました。なるべくこの委員会が終り次第……

第24回国会 議院運営委員会 第39号(1956/04/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 ただいまから議院運営委員会を開きます。  その先に、故川島金次君の御遺族の方から議長あてに書面がきております。これは先般来の葬儀その他に対する礼状でございます。非常に丁寧なものでございますので、この際朗読いたします。  謹啓 故川島金次儀生前中は一方ならぬ御指導御交誼を賜り深謝しますなお葬儀に際しましては霊前に御町重なる御香料を辱うし誠に有難く厚く御礼申上ます拝趨の上議員御一同様に篤くと御礼申上るべきでございますが略儀ながら取敢えず書中を以て御礼を申述べさせて頂きますなお諸先生方によろしくお伝言賜れば幸甚でございます               敬具   昭和三十一年四月二十三日……

第24回国会 議院運営委員会 第40号(1956/04/26、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議運の会議を開きます。  先般来、当委員会で要求しておりました日本・フィリピン間の賠償交渉に関する経緯について、外務大臣から発言を求められて参りました。先刻の理事会では、本日この発言を許すことにしていただいて、これについて質疑がございます。社会党戸叶里子君、答弁要求者は総理大臣、外務大臣、特に時間を厳守してもらう意味において、質疑の時間は十五分間に限定する、このようにきまりましたが、さよう決定してよろしゅうございますか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、議員春日一幸君外四名を懲罰委員会に付するの動議が出ておりましたが、先刻の理事会では、本日のとこ……

第24回国会 議院運営委員会 第41号(1956/04/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  本日の本会議は開くに至らざるの状況でございますが、明日定刻より本会議を開きたい。そのように決定してよろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは明日定刻より本会議を開きます。その前に、十時半に議運の理事会、十一時に議運を開きます。これも今までの取りきめの経過にかんがみまして、時間を正確に守っていただきたい。いろいろ両党の間に申し合せ等もあるようでございますが、これらは、いずれも国会を清純な姿において、平静に、なめらかに運営していくということに、その趣旨があるようであります。われわれとしては、議運の使命は、もとよりそこにあるのでございま……

第24回国会 議院運営委員会 第42号(1956/04/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより議院運営委員会を開会いたします。  昨日は本会議を開会するに至らざる状況でございました。昨日夜半に及びいろいろの交渉がございましたが、本日特に本会議を開くことのために、さらに議運を開いて、昨夜、本日の本会議開会を決定したわけでございます。しかも、この本会議開会につきましては、議長、副議長お立ち合いの上で、社会党代表者三氏並びに私も同席いたしまして、本日定刻午後一時より開会するという約束でございましたが、議運の理事会等が、会議が長引いた結果、この時間に及んでおります。これより諸般の問題について御協議申し上げまして、すみやかに本会議を開きたいと思います。  なお、昨……

第24回国会 議院運営委員会 第43号(1956/05/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより運営委員会を開会いたします。  この際一言所信を披瀝したいと思います。先般来の国会のありさまは、御同様深憂にたえないところでございました。ことに、一昨日の本会議場における私の言動につきましては、静かに反省して、まことにざんきにたえないものがございます。あの際の私の認識は、全く誤解に基いたことでありましたので、幸い本日両党間の考え方が、議長、副議長のあっせんによって円満なる解決を見た今日、私といたしましても、将来かくのごとき誤解による行動のないように、慎重なる態度を堅持したいと心がけておりまするから、一切を水に流されまして、今後円満なる運営ができまするよう、諸君の……

第24回国会 議院運営委員会 第44号(1956/05/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議運の委員会を開会いたします。  お手元に配付してある案件を逐次審議していただきます。まず、参議院回付案の取扱いでございます。道路運送法の一部を改正する法律案、消防団員等公務災害補償責任共済基金法案、右両案は本日のところ留保したいと存じます。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。  次に、本会議において趣旨説明を聴取する議案でございます。経済企画庁設置法の一部を改正する法律案、北海道開発庁設置法案でございますが、経済企画庁設置法の一部を改正する法律案の方は自由民主党の都合によって、北海道開発庁設置法案は質疑者の都合によって、いずれも次会までこれを留……

第24回国会 議院運営委員会 第45号(1956/05/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは議運の委員会を開きます。  会期は本月十七日で終りますので、請願受理の期間を今週一ぱいと一応きめておきたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたしました。
【次の発言】 憲法小委員会の速記愚閲覧の件でございますが、先刻理事会で相談の結果、国会議員に限り閲覧を許す、ただし、ノートをとるとか、頒布するとか、世間に公表するとか、そういうことは厳重に禁ずる、そういうことであります。希望者は、議長の許可を得て、適当な部屋で、適当な措置を講じて閲覧を許す、そういうことに理事会ではきまりました。そのように決定して御異議ありませんか。

第24回国会 議院運営委員会 第46号(1956/05/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより運営委員会を開会いたします。  最初に、農林水産委員会の委員派遣承認申請の件についてお諮りいたします。四月下旬及び五月上旬の凍霜害による農業被害調査のため、各班二名ずつ、四班に分けて委員を派遣したいというのであります。派遣の期間は三日間。派遣地及び派遣委員は、第一班は、埼玉、群馬、栃木、福島の四県で、笹山茂太郎君及び稲富稜人君、第二班は、山梨、長野両県で、足立篤郎君及び淡谷悠藏君、第三班は、静岡、愛知の両県で、五十嵐吉藏君及び井谷正吉君、第四班は、岐阜県及び京都府で、助川良平君及び芳賀貢君であります。本件につきましては、派遣目的の性質上、取り急ぎ十日に出発したいとのことで……

第24回国会 議院運営委員会 第47号(1956/05/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより議院運営委員会を開会いたします。  議長よりの発言を求められております。
【次の発言】 ただいま議長からお話がございましたので、私から常任委員長会議の経過を申し上げます。  常任委員長会議では、議長から、先ほど根本官房長官と中村国会対策委員長からの申し出を皆さんに申し上げました通りの報告があって、協議に入ったのであります。会議におきましては、きわめて活発な発言がありましたが、その要点を申し上げますと、まず第一に、衆議院規則第二十条の、各常任委員長の意見を徴するとはいかなる意味かという点につき、種々意見の交換があり、また各常任委員長が会期延長について議長に答申する……

第24回国会 議院運営委員会 第48号(1956/05/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  この際、議長より発言を求められております。
【次の発言】 ただいま議長さんのお話のように、昨日の議運で会期の延長を決定いたしまして、本日の本会議に上程することになっておりましたが、手続上当院においても、常任委員長会議を開き、議運の決定を経て、議長に答申いたしました。議長におかれましては、参議院議長と協議の上決定するごとになっておりましたが、本日午後一時過ぎに、参議院からも同様、十七日間、六月喜二日まで会期を延長するという同意のあいさつがあったそうで去ります。よって、本日これからの本会議の劈頭に、会期延長の問題を議長拳議で議題といたしまし……

第24回国会 議院運営委員会 第49号(1956/05/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより運営委員会を開きます。  社会党の議員、門司亮君が、国際自由労連の代表として沖縄の労働事情調査のため、五月十六日から二十五日まで十日間請暇の申し出がございました。先刻の理事会では了承することに相なりましたが、これは院の構成に関することですから、本日本会議堅頭に御同意を求めたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めまして、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次は参議院の回付案ですが、二件ございます。道路運送法の一部を改正する法律案と、消防団員等公務災害補償責任共済基金法案、このうち、消防団員等公務災害補償責任共済基金法案は、本日本会議で……

第24回国会 議院運営委員会 第50号(1956/05/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議運を開きます。  先刻理事会を開きまして、昨夜委員会を上りました選挙法並びに地方自治法等の扱いについて御協議申し上げました。しかるところ、本日の本会議においていずれを先議すべきかについて議論が対立して、理事会では結論に達しなかったのであります。その際、社会党側から、両案の扱いについての政府の所信を聞きたい、担当大臣、太田自治庁長官については、地方自治法と選挙法との重要性についてどう考えられるかということ、同様の趣旨において、官房長官からも所信を披瀝願いたいということでございました。そこで、あらためて井上君に発言を許します。

第24回国会 議院運営委員会 第51号(1956/05/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは議院運営委員会を開会いたします。  先般来留保になっておりました肥料審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、本院からは井出一太郎君、平野三郎君、稲富稜人君、芳賀貢君、参議院から河野謙三君、以上五君を、任期満了につき再任するということでございます。人事の問題ですから、これを本日の劈頭に承認を与えることに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、大池眞君と青沼亜喜三君、右両君を土地調整委員会の委員に任命したいというのであります。青沼君の方は任期満了になって再任であります。大池君は委員長になるのであります。これ……

第24回国会 議院運営委員会 第52号(1956/05/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  お手元に御相談申し上げる案件が配付してございますが、第一は飼料需給安定審議会委員指名の件、自由民主党からは、足立君、遠藤君、内藤君、社会党からは永井君、西村君、以上五名はいずれも再任でございます。本日は各党お持ち帰りになって、次の委員会までに御返事を願います。
【次の発言】 それでは、各党ともお持ち帰り願って、次の委員会までに報告願います。
【次の発言】 次に、中央更生保護審査会委員任命について同意を求めるの件、木内良胤君、久保田万太郎君、両君ともいずれも土田君、金沢君の後任でございます。これもお手元に履歴書を差し上げてございますから、……

第24回国会 議院運営委員会 第53号(1956/05/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、議院運営委員会を開会いたします。  まず、御相談申し上げたいことがございます。首都圏整備審議会委員指名の件でございます。これは本院から衆議院議員四名を出すということでございます。社会党と自由民主党との割り振りは、自由党三人、社会党一人、これは按分比からきております。その人選を至急に各党においてせられて、議長の手元までお届けを願います。適当の機会に本会議において指名することになります。
【次の発言】 次は、首都圏整備委員会任命について同意を求めるの件、お手元にございます次田大三郎君、西畑正倫君、工藤昭四郎君、島田孝一君の四君を、整備委員会委員に任命したいとのことでございま……

第24回国会 議院運営委員会 第54号(1956/05/25、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、議院運営委員会を開会いたします。  お手元に御相談申し上げる案件を配付してございますが、第一に、日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件は、先刻理事会を開きまして、なお検討の余地があるとのことでございます。本日はこれを留保することにいたしたいと思います。さよう決定して御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めまして、さよう決定いたします。
【次の発言】 次は、首都圏整備審議会委員指名の件、並びに首都圏整備委員会委員任命につき同意を求めるの件、右二件も本日のところ留保しておきたいと思いますが……。

第24回国会 議院運営委員会 第55号(1956/05/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議運の委員会を開きます。  お手元に配付してございます案件のうち、第一の国家公安委員会委員任命について同意を来めるの件、小汀利得君は本年の六月三十日に任期満了になるのですが、そのころは国会もございませんし、国家公安委員を欠員にしておくことはできませんので、事後承諾を求めるようなことになりますが、そういうことは、どうもこういう大きな人事ではおもしろくないではないかという注意等もありましたものですから、政府は、あらかじめ、六月三十日に任期満了になるのだけれども、今国会中に同意を求めておきたいということでございます。そこで、本日の本会議の劈頭これを上程して、同意を与えることに御……

第24回国会 議院運営委員会 第56号(1956/05/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより運営委員会を開会いたします。  お手元に協議事項を配付してございますが、そのうち人事承認の件は、いろいろ議論の分れておる点もありますので、本日は一、二、三、全部留保しておきす。明日の運営委員会には官房長官などを招致して、いろいろ質疑を行うことにいたしまして、きょうは留保いたします。
【次の発言】 次に、参議院回付案の取扱いでございます。繊維工業設備臨時措置法案、これは本院において参議院修正を全会一致でのもうということで、本日これを扱うことにいたします。
【次の発言】 次に、決議案の取扱いでございます。国会の秩序保持に関する決議案、自由民主党提出、綱紀粛正要望決議案、社会党……

第24回国会 議院運営委員会 第57号(1956/05/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  委員の任命について内閣から同意を求められておる問題でありますが、日本放送協会経営委員会委員任命について同意を求めるの件は本日は留保いたしまして、首都圏整備審議会委員指名の件、これは各党からの推薦ですから問題ございません。首都圏整備委員会委員任命について同意を求めるの件について、社会党から官房長官にお伺いしたいことがあるそうでございます。これを許します。
【次の発言】 この際ちょっと官房長官に注意を喚起しておきたいのは、各種委員会が非常に多いことと、この各種の委員会に同一人が重複していろんな委員を兼任しておる。先般やむを得ず同意を与えた人……

第24回国会 議院運営委員会 第58号(1956/05/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、議院運営委員会を開会いたします。  今朝来、理事会を開きまして、本日の本会議の議事の模様等、あらまし御相談申し上げておきましたが、午後一時半から予算委員会が開会せられる都合で、本会議はこの時間まで延びました。それで、なるべく議運の終り次第、本会議を開きたいと思います。  そこで、御相談申し上げたい件は、お手元にあります案件、第一に、日本放送協会経営委員会委員任命について同意を求めるの件は、本日留保することに理事会ではまとまりました。本日留保することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。

第24回国会 議院運営委員会 第59号(1956/06/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより運営委員会を開きます。  お手元に差し上げてございます協議案件、第一は日本放送協会経営委員会委員任命について同意を求めるの件、阿部真之助君、村上巧児君、先般来社会党と自由民主党との間に御相談を願っておきましたが、社会党は両人とも同意をしないという党の御決定があった次第でございます。やむを得ませんから、本日劈頭にこれを扱って、起立採決できめます。
【次の発言】 小会派も反対。
【次の発言】 次は参議院回付案の取扱いでございます。道路運送法の一部を改正する法律案、これは……。
【次の発言】 明日までに自由民主党の党の態度をきめて報告するそうです。

第24回国会 議院運営委員会 第60号(1956/06/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  昨日本委員会における決定によりまして、ビキニ原爆実験の被災事件にかかる補償の問題に関し、証人として横山登志丸君、小出勲男君及び寺本正市君の出頭を求めたのでありますが、横山登志丸君の長男、横山浩君から次の届出がありましたので、朗読いたします。    不出頭届           横山登志丸  右の者は目下鳥取県下で神経痛療養のため指定日時に出頭できませんから、その旨お届けします。   昭和三十一年六月一日      登志丸長男 横山  浩    衆議院議長益谷秀次殿 以上であります。  この横山登志丸君の本日の不出頭は、正当な理由があるも……

第24回国会 議院運営委員会 第61号(1956/06/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより運営委員会を開きます。  回付案の取扱いでございますが、先般来留保になっておりまし七道路運送法の一部を改正する法律案は、本院において再議決する、本院は満場一致通過しておるのでありますから、その通り決定したいと思います。理事会ではそのように意見の一致を見ました。従って、再議決の扱いをいたしたいと思います。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次は、決議案の取扱いでございます。台風常襲地帯等の災害防除対策確立に関する決議案、趣旨説明竹山祐太郎君、賛成討論井手以誠君、時間は十分以内。次に大学充実に関する決議案、趣旨説明は……。

第24回国会 議院運営委員会 第62号(1956/06/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは議運を開きます。  閉会中でございますけれども、国会の最終に御相談申し上げるべきでありましたが、本日御相談をお願いいたしたい案件は、国会自粛によって二、三年前から暑中見舞、中元、年末年始等の宣伝的な文書等の発行を慎しもうということで、今回もこの問題について取りきめを願いたい。なお、今回は参議院の選挙の最中でもありますし、選挙法に抵触するようなおそれもあるようで、特に重要でございますから、事務総長から説明申し上げます。
【次の発言】 ただいまの案文でいかがでございますか。
【次の発言】 それでは案文はその通り決定いたしました。なお、この趣旨を徹底せしむるために、新聞、ラジオ……

第24回国会 議院運営委員会 第63号(1956/07/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これから議院運営委員会を開会いたします。  最初に御報告申し上げたいことがございます。去る七月十一日、社会党阿部五郎君外百五十二名、右の代表者淺沼稻次郎君から臨時国会召集要求書が出されました。その要求書を読んでみます。    臨時国会召集要求書  先の緊急諸案件審議の為七月下旬に臨時国会を召集するよう憲法第五十三条により要求する。      記  一、日ソ国交回復ならびにプライス報告に関する外交交渉の経過と方針  二、健康保険赤字対策  三、公務員給与改定に関する方策  四、その他緊急事項  こういう内容をもって要求されて参りましたので、議長は直ちに、即日これを内閣に送付いたしま……

第24回国会 議院運営委員会 第64号(1956/07/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。  前回の運営委員会で、社会党から、臨時国会開催の要求が出ましたので、議長は直ちに内閣へ通達いたしました。その結果、議運を開きまして、内閣の所信を承わりましたところ、内閣では、率直に申しますと、この際臨時国会を開く考えはないという。しかるに議運におきましては、社会党側としては、あの文書に書いている案件のほかに、選挙による参議院の構成の変化と、並びに法案が前国会で通過しなかった問題等による補正予算の問題で、急速に開かざるを得ないではないかということで、重ねて、政府は相談の上、返事をしてもらいたい、そういうことでございます。本日は根本官房長官が参って……

第24回国会 議院運営委員会 第65号(1956/11/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより会議を開きます。  今月の十二日をもって臨時国会が召集されます。従いまして、国会の召集に伴う諸般の準備を運営委員会がしなければなりませんので、とりあえず本日お集まりを願った次第でございます。  お手元に御相談申し上げる項目を差し上げてございますが、第一は、今国会における各議員の控室の件でございます。控室は、その後衆議院においては別段大きな異動等もございませんので、従前の通りの控室でいかがでございましようか。
【次の発言】 それでは、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に議席の件でございます。議席も、各党について党内の役員変更等も現在のところはないようで……

第24回国会 議院運営委員会 第66号(1956/11/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  一昨日の当運営委員会において、臨時国会の会期、開会式、国務大臣の演説その他について御協議申し上げました。会期は、与党側から、この際三週間くらいということの申し出でございましたが、これは与党側の希望でございまして、まだ正式決定でございません。開会式は、宮中の都合等もございますので、十四日ごろでどうかということでございましたが、これも参議院との交渉の結果でなければきまらぬのであります。そこで私は一昨日来、参議院の委員長と相談を申し上げましたところ、参議院は、昨日議運の理事会等を開きまして、参議院におきましては、半数改選後の初めての議会でありますために、参議……

第24回国会 議院運営委員会 第67号(1956/11/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  先般来、十二日から召集されております今度の臨時国会の件について御相談申し上げておりましたが、いよいよ明後日に迫りましたので、とりあえず一番先に御決定を願わなければならぬ問題は、会期の問題でございます。両党国会対策委員長の間において協議を重ねられたようでございますが、それらについて申し上げますと、今臨時国会の会期は二十五日と理事会においては満場一致決定いたしました。十二日から二十五日間、こういう一応衆議院の決定でございます。会期は、御承知のように両院の議長協議の上決定するということになっておりますから、議長の諮問に答えて、当委員会は二十五日ということに決……

第25回国会 議院運営委員会 第1号(1956/11/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより議運を開きます。  第二十五臨時国会は本日をもって召集されました。準備の関係から、すでに本日以前に数回にわたって議運その他理事会等を開いて下準備をしておきました。  まず第一に、今次臨時国会の会期についてお諮りいたします。去る十日の当委員会におきましては、今国会の会期については衆議院としてはこれを延長しないという建前で、十一月十二日より十二月六日までの二十五日間とすることに一応の決定を見ましたので、この旨、議長に答申しておきました。先刻の常任委員長会議において、議長より各常任委員長に諮問がありましたが、会議の座長を私が勤めましたので、便宜私から会議の結果を御報い……

第25回国会 議院運営委員会 第2号(1956/11/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日、午前中議運の理事会を開会いたしました。理事会の席上、議長から発言がございまして、明日午前中、参議院の議場において開会式を挙行したい。ついては両院の議長協議の上、諸般の準備を整えたい。そういう御発言がありましたので、理事会においては、慣例上、両院の議運の理事の合同会議で準備を進めることになっておりまするから、当院の議運の理事を代表して、私、委員長に準備を一切あげて一任するということの御決定をいただきました。それに基きまして、先刻参議院の議院運営委員長と折衝をしております。参議院においては、議運の理事会がいまだ構成されておりませんので、合同理事会を開……

第25回国会 議院運営委員会 第3号(1956/11/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日午後一時以来、自由民主党、社会党の間において、スト規制法の扱い等に関して話し合いを進めておりました。ただいまの段階では、いまだ両党間の話し合いが結論に達しておりません。運営委員会は、この両党間の話し合いの結果を待って、明日以後の議事日程等御相談申し上げたいと思っておりましたが、この時間となりましてなお遷延するにおいては、明日の本会議を開くということも不可能のよらな状態になりますおそれがありますので、とりあえず明日定刻より本会議を開くと一応決定します。しかしながら、明日午前十時より議運の理事会を開き、引き続き運営委員会を開いて、実際上本会議を開き縛る……

第25回国会 議院運営委員会 第4号(1956/11/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議の日程についてお諮り申し上げます。鳩山内閣総理大臣の所信の表明についての演説、重光外務大臣の国際情勢についての演説のあとに、引き続いて今国会に提出された重要案でありますところの、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件外三件について、国会法第五十六条の二に基き、重光外務大臣の趣旨説明を本会議において聴取することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたします。よって、両国務大臣の演説に引き続いて、重光外務大臣の趣旨説明を聴取することに決定いたしました。  本日の本会……

第25回国会 議院運営委員会 第5号(1956/11/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは会議を開きます。  本日の本会議は、定刻一時ということでありましたが、参議院はまだ散会いたしませんので、多少開会をおくらせなければならぬことを御了承願います。  本日は、昨日行われましたる総理大臣の所信の披瀝、外務大臣の一般外交上の報告並びに日ソ共同宣言外三件の案件に対して、これらを一括して質疑の対象といたします。質疑の通告がございます。自由党須磨彌吉郎君、社会党水谷長三郎君、社会党穗積七郎君、社会党日野吉夫君、小会派クラブ志賀義雄君の五人でございます。先刻、理事会で、この、ただいま朗読いたしましたる順位によって質疑を許すことに意見が一致いたしました。なお、質疑の時間は、……

第25回国会 議院運営委員会 第6号(1956/11/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議の日程でございます。お手元に順序等差し上げてございますが、理事会では、四番目にある議員三輪壽荘君逝去につき院議をもって弔詞贈呈の件、これを前例等もありますから、本会議の勢頭にやり、弔辞演説は、自由民主党廣川弘輝君、それが済んでから緊急質問に移りまして、北海道冷害並びに九号、十二号、十五号台風被害対策に関する緊急質問、永井勝次郎君、要求大臣は、総理、大蔵、農林、厚生、建設、自治庁、正力国務相、通産相、それが終りましたら、今日出て参りました奄美大島の台風被害に関する緊急質問、伊東隆治君、本人からは、台風被害と疲弊せる現状とありましたが、それは質……

第25回国会 議院運営委員会 第7号(1956/11/26、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより議運を開きます。  先に事務的の問題から御了承を願いたいと思います。先般来、年末年始に際しての虚礼廃止の問題を議運で研究願っておりましたが、結論を得まして、すでに議長名をもって各議員には文書を配付してございます。お手元にあります辿りでございます。ただ事後承諾で、はなはだおそれ入るのですが、この議長から発送せられましたる文書、これに「本院議院運営委員会において各党各派は一致して」ということがありますが、この最後的決定の日は議運を開かないで、理事会だけでやるということでありまして、その内容もこの申し合せでよかろうということでございました。文書の意味はこうなっておりま……

第25回国会 議院運営委員会 第8号(1956/11/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の議事の扱いについて御相談申し上げます。本日は、午前中上りました日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件外三件です。それだけが議題でございます。定刻より本会議を開いて、これを上程するに御異磯ありませんか。
【次の発言】 これは緊急上程でございます。日ソ共同宣言等特別委員長、槙原悦二郎君の報告がございます。これに対して討論の申し出がございます。自民党、中曽恨康弘君、社会党、松本七郎君、小会派クラブ、岡田春夫君、三君でございます。これをいずれも許すことに御異議ありませんか。

第25回国会 議院運営委員会 第9号(1956/11/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより緊急議運を開きます。  先刻の本会議におきまして、中曽根君の発言から、緊急、暫時休憩したのでございます。休憩中、各党間それぞれ折衝がございましたが、結果だけを簡単に御報告申し上げますと、自由民主党からは、自由民主党代表として賛成演説に立たれたる中曽根君の演説は、不適当なる点等もありましたので、全面これを取り消し、新たに党代表を立てて賛成演説をしたい、そういう申し出がございました。先例集なども調査いたしましたが、全面的な発言の取り消し等は、議長におかれて職権をもってやるという前例はありません。そういう申し出は、議長から運営委員会に諮問されるということで、運営委員会……

第25回国会 議院運営委員会 第10号(1956/11/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより会議を開きます。  本日の本会議の日程でございますが、お手元に配付してございます国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、右三件は、参議院議員の身分等に関する問題ですから、御了承願うことにして、日程に先んじて、劈頭これを上程することに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次は中小企業金融年末対策に関する決議案が自由民主党、社会党、その他の間に合議が成立いたしまして、本日これを緊急上程したい。趣旨弁明は神田博君、賛成討論松早忠久君、十分ぐらいだそうです。人事承認の次にこれを上程するに御異議ありませんか。

第25回国会 議院運営委員会 第11号(1956/11/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議でございますが、予算委員会の方の関係で、本会議は定刻に開くことができません。予算委員会は目下休憩中ですが、一時半から再開されます。なるべく早く終ってもらいたいと思いますが、午後四時ごろから本会議を開きたい、こういう考え方でおります。実際に開く場合は、その際各党に連絡申し上げます。  そこで本日の本会議の議題ですが、決議案が、先般来社会党と自由民主党との間に合意が成立いたしまして、中小企業金融年末対策に関する決議案、趣旨弁明は小笠公韶君、賛成討論は松平忠久君、それで満場一致になりまして、この決議の後、決議に対する発言が石橋通産大臣から求められ……

第25回国会 議院運営委員会 第12号(1956/12/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  お手元に差し上げてあります案件のうち、結核予防審議会委員に参議院議員勝俣稔君を任命するにつき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、それから売春対策審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、参議院議員一松定吉君再任、同じく藤原道子君再任、これら両君には別に今のところ問題はないのですけれども、社会党側の要請で、参議院の人事に関する問題は、参議院が本会議できめないと、こっちが優先的にきめていくというのはおかしいじゃないか、そういう議論もあって、ごもっともなことでありますので、これは次会に延期いたします。それでよろしゅう……

第25回国会 議院運営委員会 第13号(1956/12/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議の議事についてお諮り申し上げます。内閣委員会から、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、それから旧軍人等の遺族に対する恩給等の特例に関する法律案、以上二案のうち、旧軍人等の遺族に対する恩給等の特例に関する法律案は全会一致だそうですが、午後上る予定だそうです。上ってきたら、これを上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたしました。  次は、大蔵委員会から、在外仏貨公債の処理に関する法律案、それから、昭和三十一年の食糧管理特別会計の借入限度等の特例に関する法律案、国有財産法第十三条第二項の規……

第25回国会 議院運営委員会 第16号(1956/12/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  そこで本日の本会議について御相談申し上げます。先般、社会党の政策委員長でありました伊藤好道さんがおなくなりになりました。まことに哀悼にたえない次第であります。本日の本会議劈頭に弔辞演説をし、なおまた、院議をもって弔詞を決定したい、こう思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 弔辞演説は、本日本会議の劈頭に行うこと、弔詞の案文がお手元にございます。朗読してみます。   衆議院ハ議員伊藤好道君ノ長逝ヲ  哀悼シ恭シク弔詞ヲ呈ス前例通りでございます。そのように決定してよろしゅうございますか。

第25回国会 議院運営委員会 第17号(1956/12/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより会議を開きます。  本日は今臨時国会の最終日でございます。重要な案件もありますので、全部議了したいと思います。  そこで、本日の日程について御相談申し上げます。社会党から衆議院解散要求に関する決議案が出て参りました。淺沼稻次郎君外三名提出、この趣旨弁明は淺沼さんがやるそうであります。討論の申し込みがございます。反対討論、小林かなえ君、賛成討論、正木清君、先刻の理事会では、本日の本会議の劈頭にこれを扱って、趣旨弁明は三十分程度だそうですが、慣例により時間の制限を付しません。反対討論、賛成討論はおのおの二十五分、それでよろしゅうございますか。

第25回国会 議院運営委員会 第18号(1956/12/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、これより議院運営委員会を開会いたします。  第二十六国会が今月二十日をもって召集されております。よって、この通常国会に関する御相談を申し上げたいのですが、お手元に今日の協議事項を配付してございます。  第一は議員控室の件でございます。先刻の理事会では、控室は従前通りということに話し合いがつきました。さよう決定して御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次は議席の件でございます。議席も、とりあえず二十日は従前通り、その後、組閣等がございまして、議席の変更等がありました場合は、そのつど御相談申し上げまして、御了承を……

第25回国会 議院運営委員会 第19号(1956/12/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  昨日の委員会に引き続きまして、残っておった懸案を本日理事会で再検討いたしまして、ここに重大なる案件でございますから、記録に残しておきたいと思います。  これまで、第二十五国会に存続しておりました海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会、公職選挙法改正に関する調査特別委員会、科学技術振興対策特別委員会、国土総合開発特別委員会、以上四つの特別委員会は、来二十六国会においても存置すべきやいなやについて、先般来検討しておりましたが、この四特別委員会とも、いろいろ各党論議がございましてたとえば海外同胞引揚のごときは、本年度中にソビエトある……

第26回国会 議院運営委員会 第1号(1956/12/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  御報告申し上げる重要案件がございます。本日午前十時五十六分、内閣総理大臣鳩山一郎君から、衆議院議長益谷秀次君あて通知がございました。朗読いたします。   内閣は、本日、総辞職をすることに  決定いたしましたから、国会法第六  十四条によって、この旨、通知いた  します。こういう通知が参りました。
【次の発言】 本日は、第二十六回国会の召集日でございます。よって、後刻相談申し上げる時間から本会議を開きまして、それぞれ本会議の問題について、この委員会で御協議申し上げたいと存じます。  まず、日程第一は、議席の指定でございます。これまでたびたび準備的に議運を……

第26回国会 議院運営委員会 第2号(1957/01/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それでは、議院運営委員会を開会いたします。  お手元に本日御相談申し上げる案件をお配りしてございますが、内閣官房長官が出席してみえますので、時間の関係、参議院の議運の関係等がありますので、順序を変更いたしまして、第二十六通常国会の開会式に関する件を最初にお諮りいたします。  旧臘、当委員会におきましては、休会明け直後開会式をやろうという申し合せでございました。そこで開会式をいつにするかということで、いろいろ関係方面の都合等も聞き合せましたところ、理事会におきましては、大よそ二十八日くらいがよかろうではないか、これは決定的ではございませんが、そういう意見も多数ございました。  そこ……

第26回国会 議院運営委員会 第3号(1957/01/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日御協議申し上げる案件は、お手元に配付してあるもののほか、なお報告事項等がありますが、とりあえず順序を追うて御協議願います。  まず第一の問題は、特別委員会設置の件でございます。先刻理事会を開きましたところ、旧来までの国会では、海外同胞、公職選挙法、科学技術、国土総合開発、この四つの特別委員会がございましたが、本日の理事会では、与党側自由民主党では、旧来通りこの四つの特別委員会を設置すべしとの主張でありました。社会党側は、国土総合開発は認めるが、その他は一切設置すべからずという意見で、両党間の意見の一致を見ません。そこで、なお各党問に折衝を重ねられま……

第26回国会 議院運営委員会 第4号(1957/01/31、27期、自由民主党)

○椎熊委員 今回、当委員長を辞任いたしましたに際しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  私、第二十三回国会において当委員長に就任以来、何かと行き届かないことが多々あったことと存じますが、幸い各位の終始変らない御指導と御協力とによりまして、その職責を果すことができましたことは、私の衷心より感謝にたえないところであります。なお、特にこの際お礼を申し上げたいのは、議長、副議長におかれましては、足らざる私のために終始変らない親切なる御指導を賜わりましたことは、感銘にたえないものがあるのでございます。厚く御礼を申し上げます。なお、当委員長を辞任いたしましたが、今後とも何かとよろしくお願い申し上げます……

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第22号(1957/10/15、27期、自由民主党)

○椎熊委員 ただいま大臣のお話を聞きまして、国土総合開発のために常に頼もしい御決意のほどを披瀝されまして、私どもは感激しております。つきましては、具体的にいろいろなことに入る前に、総合的なことをごく簡単にお伺いしたいと思います。  先般、内閣総理大臣は北海道に遊説に来られまして、その際、一部分ではありますけれども、北海道総合開発でやっております事業の一端をごらんになられまして、各地で演説などをして、この内閣は北海道総合開発のために本腰を入れてやるのだ、道民の期待にそむかないような大計画を持っているのだという演説をなされました。続いて、内閣の副総理であられます石井大臣も北海道に見えまして、私はお……

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/02/27、27期、自由民主党)

○椎熊委員 関連して。政務次官は非常に練達堪能の先輩ではありますけれども、最近御就任になったばかりであるし、また逓信事業関係のことは非常に広範にわたっておるのですから、一週間や十日ではなかなかのみ込めないのではないか。今これから質疑しようという問題は、郵政行政の基本的な問題に関連しておることでもあるし、そういうことをこの委員会でお伺いするに際して、不幸にして大臣は御病気、あなたは就任したばかりである。だから委員長とわれわれの間でよく相談でもして、来週から出られるものなら今週は一つ待ってもらいたい。そうでなければせめて郵政省の首脳部は全部顔をそろえるべきなのに、少数の方々しか見えていない。全部が……

第26回国会 逓信委員会 第10号(1957/03/12、27期、自由民主党)

○椎熊委員 ちょっと簡単な問題ですが、簡易保険の積立金の運用の問題は、もとよりこの保険制度の使命がありますから、主として国家的目的に投入されておることはもちろんけつこうだと思います。しかしながらこの簡易保険の性質からいって、でき得べくんば契約者と直結した運用が必要ではないか、そうすることがこの制度を発展せしめる上からも、これを活用する上からも、この制度の目的にかなうゆえんだと私は思うのです。先刻の局長の説明によりますと、契約者貸付金額が七十億からになって飛躍的に発展しているようです。これは非常に私は喜ぶべき現象だと思う。こういうことは第一線に立つ勧誘者等が大いに啓蒙に努めまして、この資金を契約……

第26回国会 逓信委員会 第18号(1957/04/03、27期、自由民主党)

○椎熊委員 関連して。私はこの教育テレビ放送についての先般来の論議を拝聴して、非常に啓発されたのですが、しかしこの論議を通じて私が考えられることは、あなたがおっしゃるように、現在の日本のテレビは低劣である、教育的要素があまりにも不足である、これはどうしても改善しなければならぬ。そういう意見は当局も議員も一致している。私もそう思う。そこであなたが考えたのは、これを啓蒙していく上に、教育テレビ放送の専門局を認可してやったらいいのだ、そういう考え方のようである。ところがこのことが果してあなたの理想とする、日本のテレビジョンの全体のレベルを上げるということのよりよき手段であるかどうかということに、私は……

第26回国会 逓信委員会 第32号(1957/08/12、27期、自由民主党)

○椎熊委員 簡単に大臣に、簡易保険の積立金の運用に関することにつきましてお伺いします。簡易保険の積立金が郵政省に復元されて以来、これの運用は地方自治体に貸し付けることの方が多うございまして、地方では非常に感謝をしております。ほとんど地方自治体のうちの八〇%くらいは、この恩典に浴したかのように承わっておりますから、これがますます便宜にそういうことを計らってもらうことは当然だと思います。同時にまた地方に貸し出すというようなことだけでなしに、簡易保険加入者が直接に、率直にこれを活用する道があればさらにいいわけでございます。根本的には社会保障制度の問題でありますし、日本における社会保障制度の一環の事業……

第26回国会 逓信委員会 第34号(1957/10/11、27期、自由民主党)

○椎熊委員 関連して。今の同僚の質問に対するNHKの答弁を聞いておりますと、私非常に残念に思うのです。先般来教育放送の問題は当委員会で非常な論議の的になりまして、委員各位におかれましても熱心な研究を続けられ、また郵政当局の方においてもその考えをたびたびこの委員会に発表しております。委員会の先般来の空気からいうと、日本の教育放送というものは公共放送をやっておるNHKがやるのが最も適当じゃないか、そういう使命を持っておるのじゃないか。ただいま電波監理局長すら教育放送をNHKがやることは至上命令だ、そういう言葉さえ使っておる。現在ですら使っておる。たまたま民間に教育放送局ができることが認可されました……

第28回国会 逓信委員会 第1号(1957/12/23、27期、自由民主党)

○椎熊委員 私は別なことですが、NHKの会長の後任のことについてほその後どうなっておりますか。予算編成を眼前にしで、前会長がおなくなりになってもう二カ月になんなんとしておる。それで事務的にも渋滞しておるということを聞いておりますし、その後の事情をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 実は当委員会ではNHKの来年度の計画並びに予算措置について、年内に一ぺん聞いてみようじゃないかという話し合いがあったのですが、会長がいなくてまだ計画が樹立されていないのに呼び出して聞くのもどうかと思っておるのです。それでなるべく早い機会にということは、ことしのうちぐらいにきまりそうですが。

第28回国会 逓信委員会 第9号(1958/03/04、27期、自由民主党)

○椎熊委員 関連です。同僚の諸君から大へん参考になる貴重な発言がありまして、私ども参考になりました。しかしながら工作工場をどうするかという問題については、私どもは必ずしも社会党の諸君と同一意見ではないのです。私どもは自分の意見をいまだ留保している段階です。こういう質疑が同僚の間から盛んに活発に行われる段階において、われわれも認識を深めていきたい。そういう考え方から、同僚の意見を尊重して聞いておりますが、必ずしも結論は一致しておるものではないということ、それから当委員会の多くの人の今までの発言は、社会党の人の発言なんですが、それがこの委員会の全体の空気に近いものだというような錯覚を起されては困る……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 議院運営委員会 第1号(1958/06/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊副議長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび本院の御推挙によりまして副議長に当選いたしました。議長を補佐いたし、国会運営の重責をになうことに相なりましたが、その職責の重大なるを痛感いたしますとともに、またまことに光栄に存じておる次第でございます。今後誠心誠意その職責の遂行に努めて参りたいと存じますが、ひとえに議事運営に練達堪能なる各位の御支援と御協力によりまして国会の円満なる運営をはかり、よき慣行を作わ上げることに最善の努力を払つていきたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上津ます。  簡単でありますが、一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)

第31回国会 外務委員会 第16号(1959/03/25、28期、自由民主党)

○椎熊委員 関連して。今のはサケ、マスに関する委員会の問題を取り上げて、御論議になっておるようですが、それに関連して、北海道で最も関係の深いコンブの問題なんですね。歯舞、色丹が釧路コンブの主産地です。これは領海の問題に引っかかって、そこへとりに行くとたまたま拿捕されるという場合が非常に多い、しかしながら歯舞、色丹は目の前にある島なんですから、そこで零細漁民が自由にコンブを採取できないということになると、これまた非常に大きな問題になる。今度の委員会ではそういう問題にまで触れて論議せられておるのかどうかということなんです。
【次の発言】 そうすると旧来通り、今までは危険を冒しつつとっておるのですが……

第31回国会 議院運営委員会 第1号(1958/12/13、28期、自由民主党)

○椎熊三郎君 一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  ただいま、星島前議長さんの言われました通り、先般の事態に関し、両党間において国会運営正常化のために話し合いが行われ、新しい慣行のもとに通常国会に臨むことになりましたが、この機会に、私は副議長を辞任させていただくことになった次第でございます。その間、皆様に種々御苦心をおかけいたし、恐縮に存じております。また、在職中、皆様方になみなみならぬお世話さまに相なりましたが、この際深く感謝の意を表する次第でございます。  簡単でありまするが、一言ごあいさつをいたします。(拍手)

第33回国会 議院運営委員会 第8号(1959/11/26、28期、自由民主党)

○椎熊委員 ただいまの社会党の理事の方からの発言は、聞き捨てならぬことであります。私は、本夕この席上こういうことを言おうと思って来たのじゃない。しかし、実にけしからぬ発言です。きのう外務委員会が騒擾を来たしたのは、だれが一体騒擾したのか。全部社会党の議員だけです。委員長を取り巻いて、暴力をもって傷まで負わしておりますし、速記をとることができなくせしめたのは、だれがしたか。わが党の議員は、席から一人も離れた者はございませんぞ。それを多数党の責任だとはだれが言うか。そういう事実を曲否して、この席上においてそういう暴言を吐くというのは、何たることであるか。もう少し責任を帯びてこの席に来なければいけま……

第33回国会 議院運営委員会 第12号(1959/12/10、28期、自由民主党)

○椎熊委員 何かみんな傍聴人が多いせいか、歯に衣を着せたようなことばかり言っていて、はなはだ非能率的だ。けさ来、各党すっかり腹の中はわかっておると思う。私は、わが党としてはきょうやりたいということを代議士会で決定しておるのだから、きょうやりたかったのだけれども、必ずしもそうでなくても、池田君の言われるように、もうあすになったら、時間を切って、十一時に理事会を開き、引き続き委員会をちゃんと開く、それもきょう論議したような勝手な議論ばかりお互いにしないで、本質的なこの問題をどうするかということにしぼって、堂々たる代表意見を各党一人ぐらいずつやって、そうしてほんとうに清純な形でやる、本会議を開くとい……

第33回国会 議院運営委員会 第18号(1959/12/23、28期、自由民主党)

○椎熊委員 この案をどの委員会に付託するかということを相談する前に、濱地君から個人的に希望があったというのでしょう。だから、それを処理してから話を進めろというのが、社会党の意見のようですね。それなら、さっそく処理して下さい。私はそれに反対ですから、一分もかからない。そういうことは、初めから段階的にきめてかかればいいじゃないか。

第33回国会 議院運営委員会 第19号(1959/12/24、28期、自由民主党)

○椎熊委員 私は、ただいま議題となっております国会周辺の秩序維持に関する法律案を審議するにあたって、終戦以後、新憲法となりまして、われわれがこの国会に入りましてから今日までの状況等を回顧して、実に感慨無量のものがあります。従いまして、ただいま議題になっております本案についても、幾多の疑問を持ち、不満の点もあるのであります。従って、これよりなるべく簡潔に提案者にお伺いしたい点が数点あります。  その前に、そもそもこういう案件が問題となりますにつきましての今日までの沿革と申しましょうか、経過を考えてみて、最近の国会の状況を知っておって古い時代のことを御存じない方には、非常に突然のことのように批判せ……

第33回国会 議院運営委員会 第20号(1959/12/26、28期、自由民主党)

○椎熊委員 順序が、先に出した方が第二になっているが、どういう標準でそういうことをやるのですか。
【次の発言】 会派が大きい、小さいということによるのですか。
【次の発言】 これを審議する上において、第二の問題が第一になっていると、非常にスムーズに審議ができて、第一を採決して否決してしまうということをやってから、第二の方をやるのが非常にいいと思ったが、先例がそうですが。
【次の発言】 時間的に二日おくれても三日おくれてもそうですか。
【次の発言】 動議を出すというのでしょう。議場で勝手にやれという動議でないのですから、こっちから動議を出すならば、そのまま処置していくということでなければ……。

第33回国会 議院運営委員会 第21号(1959/12/27、28期、自由民主党)

○椎熊委員 本案は、農林委員会におきまして、各党全会一致で上がってきている法案でございます。できれば今国会中に上げたかったのですが、承れば、参議院は本日本会議はないということですから、これを議決してしまって参議院に送付するというようなことになりますと、案の扱い上かえっていけないと思いますから、閉会中の継続審査にしておいてもらいたいと思います。

第34回国会 議院運営委員会 第1号(1959/12/29、28期、自由民主党)

○椎熊委員 先般来、そのことについてたびたび発言いたしましたが、私どもの理想通りいかないことは遺憾といたします。議員が重大な職責をもって、自然休会中とか、議会のない間とかに旅行せられることは、万やむを得ないといたしましても、ただいまのように、二月二十何日までという、明らかに国会開会中、しかも、研究事項はそれほど緊急を要する問題でない、憲法の何か調査というようなことで旅行せられることは、御遠慮願った方がどうですか。私は、そういう悪い癖をつけてはいかぬと思う。いやしくも公務を帯びて行くなら、国会開会中といえども、その公務の性質によっては容認してもよろしいが、憲法調査なんというようなことで、国会開会……

第34回国会 議院運営委員会 第11号(1960/02/26、28期、自由民主党)

○椎熊委員 私は、申し入れに対する回答の案文は賛成でございます。それで結構だと思う。そこで私は、当委員会としてこれを調査研究していった上において結論を出すということですが、結論はいろいろ予想されることであるが、これは一体どういうことなんですか。要するに、条約に対し修正権ありゃいなやが中心ですな。そうすると、あるとか、ないとかいうことをきめるということでしょうか。それだと、私は結論にはならぬと思うのです。長年多くの学者が研究しても、両論あって、定説がないのですね。修正権ありと称する者、そう信じておる者、あるいは、なしと主張する者、ともに今日現存しておるわけです。これを国会がきめるということならば……

第34回国会 議院運営委員会 第32号(1960/05/27、28期、自由民主党)

○椎熊委員 私は、今朝、議長の招請に応じてお宅へ参上いたしました。あの事件以来大へんなおけがをせられておることを承っておりましたが、まのあたりあの重傷の状態を見て、実に私は驚き入ったのであります。そこで私、委員長にお尋ねしたいのは、委員長を通じて議長からお答えいただければなおさらけっこうですが、きょう本会議を開くとの要請によって、議長はあのおからだでございますから、登院はできなかろう。今私は、衛視さんの肩におんぶしてこの席上に来られた議長の姿を見て、実に驚愕いたしました。あのような重傷を負われても、なお国家のために議会においで下すったことは、われわれ議員としては感謝にたえません。(拍手)しかし……

第34回国会 議院運営委員会 第33号(1960/06/14、28期、自由民主党)

○椎熊委員 衆議院で審議して、前国会に参議院へ回わした国会周辺のデモ規制に関する法律案、俗にいうデモ禁止法案、これが参議院から修正されて回付されてきたわけであります。ずいぶん長い間当委員会で審議しておるということを聞きましたが、これは一体どうなっておるのですか。衆議院で発議した問題でもあるし、そして修正点は必ずしも私どもの意思に反した点もないようですから、こういう問題は急速に解決しておけば、今のような世相には、警察官の職務執行に関して相当の根拠もできておったろうと思う。こういうことをぐずぐずしておるという理由が私には了解できません。どういうことで今日まで延びておるのですか。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第1号(1960/02/13、28期、自由民主党)

○椎熊委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票によらないで、小澤佐重喜君を推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 理事の互選について動議を提出いたします。理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第3号(1960/02/23、28期、自由民主党)

○椎熊委員 私は主として蝋山先生にお尋ねしたいと思うのです。先生も、もう時間がおありにならぬそうですから、ごく簡単に申し上げます。率直にお答えを願われればけっこうであります。  新憲法になりましてから、条約の問題で承認を要求されておる問題に関連して、国会で修正権があるかどうかということを論議したのは、今回で四回目でございます。第十三回以来これをやっておるのですが、現実にはまだその結論に達していないような状況で、私ども非常に多くの疑問を持っておるのであります。そこで先刻、先生の御説明によりますると、条約の締結とは何であるかという御説明がありまして、大へん貴重なお話でありまして、私どもは参考になり……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第7号(1960/03/15、28期、自由民主党)

○椎熊委員 委員長、委員長、……。
【次の発言】 社会党のいろいろな質問がありまして、最後、私は運営上許すべからざる行動であると思うのは、一方的に、何らかの原稿を書いてきて――質疑応答の結果として、意見を述べられることはままあることではあるが、かねて用意の原稿を朗読しっぱなしで、それに対して政府が発言を求めたのに対して、身をもってこれを阻止するというのは何事でございましょう。国会法のどこにあるか。国会法は、いかなる場合でも、いかなる時期にでも、政府が発言を求めた場合には許さざるを得ないと規定してあるのです。議員の権限をもってこれを阻止することはできない。国会法上できない。いわんや、今日の国会法……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第19号(1960/04/15、28期、自由民主党)

○椎熊委員 今の発言に関連して。
【次の発言】 お伺いしますが、きょう提出されました地図は、きのう飛鳥田君が複写した写真のようなもので防衛庁長官に提示した図面と、内容的に同じものですか。
【次の発言】 私、今委員長の手元に提示された地図の裏面を見ますると、この協定に加盟しておる各国が調査してでき上がった地図と、番号等は全部符合しておるようです。従って飛鳥田君並びに横路君が言うように、防衛庁が特に外国の領空を侵し七写真をとって、機密のうちに作った地図というものでないということが、この地図によって明らかなんです。要するに、この地図のここにある図面の日本に関係する、日本が担当しておる部分だけの一部分……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第21号(1960/04/20、28期、自由民主党)

○椎熊委員 議事進行に関して……
【次の発言】 委員長、委員長……
【次の発言】 議事進行……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第32号(1960/05/10、28期、自由民主党)

○椎熊委員 西村君の本朝来の発言の中に関連いたしまして、政府に質問したいと思います。もとより関連質問でございますから、ごく簡単に、いずれ私どもの持ち時間がきましょうから、その際は詳細に質問したいと思います。本日は、なまなましいいろいろな新しい事実をとらえて、政府の見解を承りたい。  先般来、アメリカの飛行機がソビエトの領空を侵したという問題が、非常な大問題になっております。そうして、ソビエトの領空を侵したと同じような種類の飛行機も、日本のアメリカに貸してある基地の中に、三機くらいおるのだということも、明らかにされているようでございます。本日も、西村君の午前中の質問には、そのことについて、いろい……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第35号(1960/05/17、28期、自由民主党)

○椎熊委員 私ども大阪市に派遣せられました委員は、十五日午前九時の飛行便で、ほとんど大部分が現地に到着いたしました。飛行機からおりまして、飛行場におきまして直ちに全体の委員の会議を開きまして、傍聴人の制限その他会場の設備等について意見の交換をいたしました。ほとんど意見が合致いたしまして、当初、現地に立つ前には、傍聴人の制限を約五十人と決定しておりましたが、会場の変更等によって余地のあることが知れましたので、各党合意の上、傍聴人を百人に増加することに決定したのでございます。かくて、十六日午前十時五分から会議を開くごとにいたしました。  ただいま、これから御報告を申し上げる私の報告の内容は、報告書……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 逓信委員会 第3号(1961/02/08、29期、自由民主党)

○椎熊委員 関連して。NHKの方に、私は希望を申し上げておくのですが、ラジオの聴取料金の問題です。これはことしの予算編成にあたって皆さん非常に苦労され、私どもも非常に心配をし苦しんだのです。ただ私が現状に据え置くべしと主張したゆえんのものは、この料金が合理的であるからそうだというのじゃないのです。政府並びに政党の考え方に私は不純な点があったと思う。それは公共料金を上げるのだから人気が悪くなるかもしれない。何か安くしておいたものが一つくらいあった方がいい、それにはラジオの料金などを安くするのが最もいいのではないかという考え方に基づいて、党内は圧倒的にこの料金の低減を主張するに至った。私の属してお……

第40回国会 逓信委員会 第16号(1962/03/14、29期、自由民主党)

○椎熊委員 関連して。  FMの実験放送を今NHKに許しているですね。NHKは非常に大きな犠牲を払って、大規模に実験放送をやっておるのですが、これで将来許される場合にNHKが除外されるというようなことがあるはずはないと思います。NHKだけは優先的にされるものだと理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そのくらい答弁をしておいてもいいと思う、あれだけ金を払わしておるのだから。
【次の発言】 どうもそのくらいのことは率直に言っておかれた方が、まじめに実験をやっておるのに対して張り合いのあることだと思うのです。今大臣が、それは当然そうなりましょうね、くらいのことを言っても、実害はちっともない……

第41回国会 逓信委員会 第1号(1962/08/17、29期、自由民主党)

○椎熊委員 発言があったから、それに対して納得いかない点があるので、明らかにしたい。  電電公社総裁の今のお話によりますると、本年度の経営状況でありますが、それは経済界の影響を受けて、予定の数字に達しておらぬという。そこまでは一応わかる。「公社としましては、予算に予定した収入額を確保するため努力を重ねてまいる所存であります。」とある。経済界の状況によって減収されておる。これを公社の努力でその予定額だけ収入を確保する。どういうことをやっておるか。サービスでもよくしようというのですか。どういうことですか。
【次の発言】 そういうことができればけっこうですが、私ども今日承っておるところによると、電話……

第41回国会 逓信委員会 第9号(1962/12/07、29期、自由民主党)

○椎熊委員 私は、同僚各位から詳細ないろいろな御意見あるいは質問等がありましたから、蛇足のようでありますけれども、二、三わからない点がありますので、参考人の方々に承りたいと思います。  それを聞く前に、私が申し上げたいのは、先刻森本委員から言われたように、この紛争はやはり一ページにある第一回の行政指導といいましょうか、本省の意向というものがここにあった、これがそもそも今日の事態を招いた原因である。そうして次に小金勧告――勧告と申しますか、そういう発言があった。それもこの第一ページと森本君は矛盾しておると解釈されておるが、私は矛盾していないと思うのです。それから森本君の質問に対する早川さんの答え……

第43回国会 逓信委員会 第24号(1963/05/30、29期、自由民主党)

○椎熊委員 関連して。仙台の問題についてお伺いします。  先般来、大臣大へん御苦心のようでございますけれども、当事者の早川氏の背景をなしておるといわれておる水野氏を郵政省に招致したと聞いておるのでございますが、そういう事実がございましたか。
【次の発言】 私の聞き及んでおるところによると、あなたから水野氏が二回ほど呼ばれていって、いろいろ御注文があった。水野氏は、大臣がせっかく御心配くださるのだから、大臣の顔を立ててこれこれのことをしようというので、一札文書を入れておるということを聞いておるわけです。そこで私想像するに、その水野氏の提出した文書によって、本案件は、いまみんなが望んでおるような円……

第43回国会 逓信委員会 第32号(1963/06/25、29期、自由民主党)

○椎熊委員 議事進行に関して。  ただいま議題となっている本問題に対して、社会党並びに民社党は、全面的に反対の意思表示をされました。しかも少数意見として反対意見を留保されております。これは議事規則によって、少数意見者は十分の一の賛成を得て議長に文書をもって提出し、なお本会議においてそのとおりの発言をすることが許されるのです。社会党、民社党は、本案に全面的反対ということは明らかなんです。しかるに、いま附帯決議の説明者の話を聞くと、自民党、社会党、民社党共同提案の附帯決議である。反対しておるものに附帯決議をつけるということはあり得ない。賛成するなら附帯決議を出すべきである。本案に全面反対しておるの……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 外務委員会 第23号(1964/05/13、30期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊委員長代理 穗積七郎君。

第46回国会 外務委員会 第33号(1964/06/26、30期、自由民主党)

○椎熊委員 ただいまの松本君の要望に関連して発言させていただきます。  見本市の開催は本年は二カ所にやると行政府では決定して、これを実行した。いろいろな要望があって、もう一個所ふやせということだが、これが民間団体であるとかまた行政府当局がそれが適当であると考えるときには、われわれは何も反対する意思はございません。しかしながら、これを国会の決議をもって要望するということになりますと、立法府が行政府の行動を束縛するの結果になって、三権分立の原則に反すると思います。したがいまして、ただいまの松本君の要望は与党側からも反対はないということでございますが、私どもはまだその内容について検討しておりませんし……

第46回国会 逓信委員会 第8号(1964/03/05、30期、自由民主党)

○椎熊委員 いまのに関連して。もっともだと思うんですが、大蔵省へ竜土町を返した価格とか代々木のほうを払い下げてもらった価格とか、そういうことだけで利害得失を考えられる問題ではないのであって、利用価値の問題、将来公共放送としての立場から見て、どっちが有利であったか、金銭では具体的に出ない問題もあるんじゃないか。それらの点も十分御研究の上、いまの答弁をしていただいたら、非常にわかりいいと私は思います。

第46回国会 逓信委員会 第14号(1964/03/26、30期、自由民主党)

○椎熊委員 関連してちょっと聞きたいのですが、いま問題になっておるケーブルの問題は、所有権の範囲が確定していない問題です。破損して使ってもいないし、どこまでが日本のものかわからぬものですから、現在においてはこの法律は適用すべきじゃない。この範囲が確定したときにおいて考慮せらるべき問題で、現在は問題の対象にならぬと私は思うのですが、どうでしょうか。

第46回国会 逓信委員会 第20号(1964/04/15、30期、自由民主党)

○椎熊委員 ちょっと。それは違うと思うのです。それは掃除会社が電電公社専属のもので、電電公社の清掃を主たる業務としてやっておるものであるならば、私は対象になり得ると思う。しかし、今日東京にある掃除会社というものは、一軒や二軒請け負ったのじゃ間に合わぬから、営利会社もやっておればホテルもやっておる。そういうものは電電公社の事業とは密接なる関係ではないのですから、いま一般にあるようなものは対象にならぬけれども、電電公社のみを対象にして掃除の会社ができたとするならば、それは対象になり得るはずだと思う。掃除をしなくてきたないところで仕事なんかできっこないですから、非常に業務に影響するのです。これはそう……

第46回国会 逓信委員会 第21号(1964/04/18、30期、自由民主党)

○椎熊委員 議事進行に関して。  いまの国会法のたてまえから言いますと、各省から出てくる案件というものはすべて常任委員会へ回される。それは大体きまっている。それが、各省の所属がきまっていないような案件が出てきた場合に、これをどの委員会に回すかで問題になる。それから、特別委員会を開く場合に必要あるかないかということが問題になるので、普通各省から出す案件というものは、それに所属した常任委員会に回すべしとなっておる。したがって、いま発言せられた人の言うように、この内容は退職金手当と同じことであって、そういうことが議運で問題になったと言うけれども、それは問題にするほうが間違いだ。各省からこれに類似した……

第46回国会 逓信委員会 第24号(1964/04/28、30期、自由民主党)

○椎熊委員 この際、質疑終局の動議を提出いたします。

第48回国会 外務委員会 第20号(1965/05/12、30期、自由民主党)

○椎熊委員 関連して。条約局長のいまのお話だと、次はソビエトとの領事問題に対する条約をやるだろう、こういうことなんですが、私どももソビエトの大使館からもそんなことを聞いているのです。というのは、戦前私の国の小樽にソビエトの領事館があった。それから、古い歴史の上からは函館にもあったのです。現在は小樽というところは通商関係でソビエトと非常に関係が深いわけです。ことに木材の輸入等では日本海側で一番の港でございます。数量においても金額においてもばく大なものです。そういうところにぜひソビエトの領事館を置いてもらいたいというのが市民の要望でございまして、陳情書など外務省にも差し上げてあるのです。先般私、小……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第10回国会 大蔵委員会郵政委員会連合審査会 第1号(1951/03/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 受田君から系統的な質問があつたようですが、私はあまり皆様が触れないような点で二、三点伺います。主として政治家たるの大蔵大臣の所信について伺います。あなたは国会議員であるということをただいま言明されました。われわれも同僚にあなたのような人もおつたということを発見いたしまして意外に思いました。あなたは国会議員たると同時に、政党に基盤を持つ政党内閣の国務大臣にして、行政官庁の最たるの職責にあります。長きにわたるあなたの官僚生活は、いまだにあなたの身体ににじみついておる。選挙によつて光栄ある当選をしておりながら、国会議員たるのにおいてははなはだ乏しい。私ははなはだ遺憾に思います。われわれ国……

第10回国会 地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1951/01/27、24期、国民民主党)

○椎熊三郎君 議長には中島守利先生を御推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 この副議長には山口喜久一郎先生を御推薦申し上げます。

第13回国会 電気通信委員会郵政委員会連合審査会 第1号(1952/05/19、24期、改進党)

○椎熊委員 ちよつと関連して質問したいのですが、今の総裁は事業経営上の最高責任者なんだ。それから経営委員会は最高の意思決定機関ではなく、総裁が経営上の最高責任をとる上の諮問機関にすぎない。最高の意思決定は、この事業計画と予算を認可したる郵政大臣と、この予算を審議する国民の代表たる国会、それがこの事業全体の国民に対する最高の責任者なんだ。従つて給與ももらわぬ非常勤の三人か五人の委員に、これだけの厖大なる国家の財産と、これだけの公益的性質を帯びた公共事業の最高責任を負わせる方が無理であつて、負えるわけがない。注文の解釈の上からもそんなものはとうてい負えるわけの、ものでもない。従つてどんな重要なこと……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 議院運営委員協議会 第1号(1955/11/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○座長(椎熊三郎君) 所用のため、ちょっとおくれましてまことに申訳ありません。  本日お集まり願いましたのは、来たる臨時国会召集を前にして、会期その他開会式の順序等をあらかじめ御相談申し上げたいためであります。  ただいま盆谷議長から御報告がありましたように、中村運営委員長は、先般来辞意を表明せられまして、前回の議運の理事会においてこのことを了承いたしましたので、閉会中でありましたから、議長において辞職を認められました。その理事会において、次の運営委員長ができるまで、私に委員長代理をやれということでございましたから、それで本日この協議会を主宰する次第でございます。何分よろしくお願いいたします。……

第26回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第2号(1957/08/19、27期、自由民主党)

○椎熊小委員 ちょっと関連して。今非常に重大な大臣の御発言のようですが、これはちょっとお間違いになっておるのじゃないかと思います。両院は対等の権威を持って国会を構成しておるのですが、他院における言論の問題を他の院が政治的に扱うということは、両院を尊重する意味においてやってはいけないという考え方で国会の運営をやっております。ただ例外的な場合として、議員提出の法案などについて、たとえば衆議院から提出した法案を、参議院へ行って衆議院議員が参議院の議場あるいは委員会等において質疑応答したりするような場合は、慣例上ありました。これにも立法府として非常に議論のある点でありましたが、十数年来の慣例上それは認……


28期(1958/05/22〜)

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会公聴会 第1号(1960/05/13、28期、自由民主党)

○椎熊委員 ごく簡単に大内先生に一言お伺いします。大内先生は、世にいうところの進歩的学者グループの中の有名な方でありますので、あなたの御意見は、私ども今日非常に参考になると思います。そこで、私、先刻のお話しになりましたうち、一点だけを、さらにもっと明確に確認しておきたいと思うので、お尋ねするのです。それは、憲法九条の解釈でございます。憲法九条の中に、この国会でも、この委員会でも、自衛権があるかないかということは、かなり憲法制定当時からの論議でありましたが、われわれは自衛権はあるのだ、独立国家には自衛権は存在するのだという立場に立って今日まできておるのです。従って自衛隊もできたわけです。大内先生……


29期(1960/11/20〜)

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第1号(1962/02/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○椎熊小委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、小委員長が所用のため出席できませんので、私がかわって小委員長の職務を行ないます。  電波監理及び放送に関する件について調査を進めます。  まず石川電波監理局次長より説明を聴取いたすことといたします。石川電波監理局次長。
【次の発言】 この際橋本小委員より発言を求められております。これを許します。橋本小委員。
【次の発言】 今の中間報告に対する質疑はこの程度にしておきます。  それでは本日はこの程度で散会いたします。    午後三時三分散会


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第5号(1964/06/03、30期、自由民主党)

○椎熊小委員 私がお伺いしたいと思うことは、同僚の方々が大体同じような趣旨のことを聞かれておるようでありますが、なおもう少し皆さんのお考えを聞かしていただきたい。  先ほど来先生方のお話しのとおり、文化というものはだれが発明したとかだれがつくったというものではないので、その時代、その時限の反映だと私も思うのでございます。したがって、たとえばテレビに例をとってみても、このテレビは非常に低劣であるとか、高尚であるとか、そういうことはその人々の主観では言えることだが、それを規制できないものだと私は思う。世の中が非常に進んでくれば、おのずからその時代に適合しないものは滅びていくのだ。自然の勢いで整理さ……

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第6号(1964/06/05、30期、自由民主党)

○椎熊小委員 先ほどの皆さん方のお話の中で、ちょっとふに落ちない点があるものですから伺っておきたいと思います。  それは、民放とNHKとの関係です。番組の編成の上、内容の上で、NHKはどうも民放と競争しておるような状態がある。そうして番組の編成のために、内容構成のために、ばく大な費用を使っておることは、国民から取り上げた聴視料の浪費でさえあると思われる、こういうお話があったようでございます。私は、一面そういうことも言い得ると思うのです。そこで、番組の内容をよくせよ、充実せよということは、われわれ一般の聴視者からいうと、それは民放だろうとNHKだろうとを問わず、よろしいほうがいいのです。もっと極……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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