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北二郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

北二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


23期委員会出席(幹部)TOP50
23位

このページでは北二郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。北二郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/14、23期、日本農民党)

○北(二)委員 今次官から言われましたが、公社と言おうが、公社と言おうが、公團と言おうが、全部これは官僚がやるので、結局官僚獨裁になると思うのであります。たとえば大臣や次官がなんぼ民主的にやろうと思つても、下の官僚が言うことを聽かぬというような弊害が起るのであります。それでほんとうにこれをやるつもりであれば、今できますところの農村協同組合に結びつけてやつていただきたいと思うのであります。今の公團法というものは、農家自體の經濟團體である農村協同組合、これらをまつたく骨抜きにするものであると思いますが、これらの觀點はいかがでございましようか、伺います。

第1回国会 農林委員会 第14号(1947/08/22、23期、日本農民党)

○北(二)委員 從來農業と漁業とを各別にわかれさしておつたようでありますが、組織運營は大體同じであり、食糧需給調整の上からみまして、單一方法を必要とすると思うのであります。それでこの農業協同組合法案を農漁業協同組合法案とするお考えはないかどうかお伺いいたします。
【次の発言】 次に、農林大臣は劈頭におきまして、わが農民黨の質問に對して、憲法第二十八條に基いて、農民の團結する權利と團體交渉權につきまして、農業協同組合を通じてやるというようなことを言われましたが、この法案に基きましては非常に範圍が狹いように思うのでありますので、いかなる範圍で行われるのか、これをお聽きしたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第15号(1947/08/25、23期、日本農民党)

○北(二)委員 關連質問ですが、今農民の團體交渉權について御答辯がございましたけれども、憲法第二十八條には「勤勞者の團結する權利及び團體交渉その他の團體行動をする權利は、これを保障する。」とあります。そうして農林大臣は劈頭のわれわれの質問に對しまして、協同組合法はきわめて重要なものであるから、この協同組合法を通じて、農民のいわゆる團體交渉權、行動權は保障されるのではないかと言われましたが、この法案に農民の團體交渉をする權利と、行動をする權利がうたわれてないのは、どういうわけであるか伺いたいのです。
【次の発言】 それでは農業者は勤勞者と見ないのでありますか。

第1回国会 農林委員会 第16号(1947/08/27、23期、日本農民党)

○北(二)委員 まず私は發言の件に關して委員長に申し上げたいと思います。これは非常に不公平でありますから、きわめて民主的にやつていただきたいと思うのであります。
【次の発言】 差支えありません。私は農業協同組合法についてお尋ねいたしますが、これは團體交渉權の點であります。實は農林大臣はきわめて自由な立場において設立されるのであるから、これは何でもないというようなことを言われておりますが、どうしてこの法律案に憲法第二十八條に基くところの團體交渉權を明示されておらないかということを、まずお聽きいたしたいのであります。
【次の発言】 それでは第一の目的に、憲法第二十八條に基くところの團體交渉權、たと……

第1回国会 農林委員会 第26号(1947/10/01、23期、日本農民党)

○北(二)委員 私はこの法律についてはかねて心配しておつたのでありますが、過般わが農民黨の議員三名と、農村團體の陳情の前で山添農政局長は、この法律はまつたく官僚的にやるのだ、農民の方は民主的にやつてくれということを言われたが、これは官僚的にやるのか、民主的にやるのかということを、一點だけ聴きたいのであります。
【次の発言】 しかしあのときの言葉はそういう意味でないと私ども思つてるのです。官僚的にまつたくやるのだということを言明されている。今ここでそういううまいことを言われても實は困るのであります。そのときの心境をはつきりお答えを願いたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第29号(1947/10/09、23期、日本農民党)

○北(二)委員 米價に對しましてはすでに論じ畫されましたが、農林省は一體今年米價をなんぼにするのか、基準計算にしても、パリテイ計算にしても、そういう計算はなんぼになるのか、それを一言聴かしていただきたいと思います。
【次の発言】 昨年からそうでありますが、大體麥の價格にいたしましても、生産者價格は一俵三百四十五圓で、消費者價格は十キロ九十八圓五十銭で、一俵六十キロといたしますれば五百九十一圓となりますが、その差というものは二百四十六圓にもなるのでありますが、今年は麥にしても米にしても、これだけ厖大の中間搾取をやるつもりかやらぬつもりかそれをお伺いしたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第31号(1947/10/13、23期、日本農民党)

○北委員 ただいま小川原委員から畜産の重要性に關してかなり話がありましたが、この際皆さんにお諮りしていただきたいことは、畜産の小委員會をつくつていただきたいことであります。
【次の発言】 私は農民黨といたしまして、この協同組合法案をつくることには兩手をあげて贊成でありますが、しかしこの法案内容を見まして、二、三の修正をしなければ絶對に承服しがたいものであります。その内容におきましては、第一條に「この法律は、農民の協同組織の發達を促進し、以て農業生産力の増進と農民の經濟的社會的地位の向上を圖り、」とありますが、その次に「竝びに農民の生産物の販賣、生産基準に關し、農民が團結する權利及び團體交渉權そ……

第1回国会 農林委員会 第32号(1947/10/14、23期、日本農民党)

○北委員 緊急動議でありますが、この際畜産小委員會を農林委員會につくられんことをお諮りいただきたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第33号(1947/10/15、23期、日本農民党)

○北(二)委員 政府は新物價體系において、千八百圓のベースの上から見て、今の木炭の消費者價格が正しいのか、生産者價格が正しいのか、どちらかはつきりした答辯をいただきたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第34号(1947/10/16、23期、日本農民党)

○北委員 昨日政務次官に、いわゆる木炭の生産者價格これにつきましてどちらが正しいかということを尋ねましたが、はなはだ不明瞭な答辯でありましたので、いま一度はつきりとご説明願いたいと思うのであります。  それからもう一つは、木炭業にしろ、たとえば農産物の麥の價格にしろ、米價にいたしましても、いわゆる中間マージンが非常に多過ぎるのであります。この中間マージンが現在のような状態でいきますならば、日本の國は必ず滅びると思いますが、これを是正するお氣持があるかないか。  最後にもう一つ、政府はこの間協同組合法案第九條の中に木炭業の規定を入れたようでありますが、今後木炭業と協同組合の關係について、政府はど……

第1回国会 農林委員会 第35号(1947/10/18、23期、日本農民党)

○北委員 昨日この中間搾取につきまして、炭一俵に一圓七十錢という農林次官の御答辯がありましたが、これは東京とか大都市を中心としたものであります。たとえば秋田縣なら秋田縣でこれをつくるのに、その價格は主に運賃に要ると申しました。それは東京へくる運賃と、その場所が中間搾取ということになるのであります。それでありますから先ほど的場さんからいわれた中間搾取の點につきましては、農民黨といたしましては、全面的に贊成するものであります。
【次の発言】 私は農民黨の立場から申しますならば、この委員會におきまして、いわゆる安本がやるところのパリテイ價格でいくのか、それとも實效價格でいくのか、それはどちらによつて……

第1回国会 農林委員会 第47号(1947/11/17、23期、日本農民党)

○北委員 農林當局は農業生産調整法がまだ通過せぬにかかわらず、この法案に基く生産の調整をなされておるようでありますが、これはどういうわけでこうされておるのか、この點をお聽きしたいと思います。
【次の発言】 實はこの農業生産調整法でありますが、日本の百姓はほんとうに手でつくる百姓でありまして、今日のような農産物の價格で、非常に農村にむごいことをしておるのであります。もちろん農作物というものは作付をしまして、その作付したのちに農民は草取りをし、いろいろ作物の手當をして育てるのでありますが、今日のような農産物の價格では百姓はもう生産意欲は全然なく、働く気持がなくなつてきております。そこで一年に三囘な……

第1回国会 農林委員会 第54号(1947/11/28、23期、日本農民党)

○北委員 私はおもに牧野の方についてお伺いしたいのであります。食糧増産の上からぜひ必要とは思いますが、北海道の約半分の牧野の開放によりまして、かんじんなる農耕馬が一大減産になると考えますが、政府はこの農耕馬の今後増産につきいかなる對策があるか、所見を詳しく聴きたいと思います。
【次の発言】 それでは簡單でもよいのですが、今後の北海道の馬の増産についていかなる對策があるか、お聴きしたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第57号(1947/12/03、23期、日本農民党)

○北委員 急用がありまして、實は先にやらしていただくように委員長にお願いいたしたところ、先にやらせていただいて、委員長にお禮を申し上げる次第であります。私は日本農民黨を代表いたしまして、自作農創設特別措置法の一部を改正する法律案、農地調整法の一部を改正する法律案竝びに各派共同の修正案に贊成を表するものでありますが、先日井上政務次官の答辯にもありました通り、耕作せざる者は土地をもつべからず、まことに御もつともな點と思つております。御承知のごとく、地主には眞に耕作しておる地主と、しからざるものがありますが、眞に耕作しておる地主につきまてはこれを肯定するといたしまして、この法律の改正案によりますれば……

第1回国会 農林委員会 第60号(1947/12/07、23期、日本農民党)

○北委員 私の請願は、今度の農地開放、自作農創設の處置で、大體請願の趣旨が通ると思つておりますので省略いたしておきます。

第1回国会 農林委員会 第61号(1947/12/09、23期、日本農民党)

○北委員 私はこの問題に對しまして、まだ質疑が斷續中でありますから、これから質疑を申し上げます。
【次の発言】 そんなことはない。―そんなばかな話がどこにある。
【次の発言】 質問を斷續しておる。

第2回国会 議院運営委員会 第17号(1948/03/20、23期、日本農民党)

○北二郎君 農民党は通信と財政の二つです。現在のものはそのままにしておきます。
【次の発言】 決算でなくて運輸です。
【次の発言】 農民党は出しません。

第2回国会 財政及び金融委員会 第11号(1948/03/25、23期、日本農民党)

○北二郎君 委員外の私に特別発言をお許しくださいましたことを厚く御礼申し上げます。私はおもに農業所得についてお尋ね申したいと思います。納税額の申告制度というものは、日本ではだれでも不慣れな新制度であります。從つてこれが運営を円滑ならしめるには、各税務署はもつと親切丁寧に指示し、懇談すべきであると思うのであります。しかし地方をまわつてみますれば、納税者が申告した所得額を、一方的に虚偽の申告なりを断じ、何ら納得のいくような根拠も示さずに、独断的に巨額な課税決定額を算出して納税者に押しつけ、異議があつたら申し立てよ、但し通知しただけの税は納めよ、異議の申立てが通つたときは、超過分の税金は返してやるな……

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第7号(1948/06/28、23期、日本農民党)

○北委員 この予納金の二万円というのは、非常に金持の人は出られるが、貧乏な人は全然出られぬという結果になると思うが、この点ひとつどういうわけで二万円というのをとられたか。それをお伺いしたい。  それからもう一つは、演説会を三十回以内に制限するということは、たとえばわれわれ北海道におきましては非常に区域が廣いので、どうしても一日三回ないし四回、五回やつて歩かなければならぬ。それを三十回に制限されると、自分の意見がほとんど徹底しなくなる。どういうわけで三十回に制限されたか、その点をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 実はわれわれ農村をまわるのですが、立会演説会には農村の人はなかなか出ら……

第2回国会 農林委員会 第1号(1948/03/22、23期、日本農民党)

○北委員 先ほどの主税局次長のお言葉の中に、今度の納税に対して申告制であるとか、税制の通りにやるということを言われましたけれども、その中に大体正直者が例外だというようなお言葉がありましたが、これは一体どういう考えでそういうことを言われたのか伺いたい。
【次の発言】 私はあらゆる仕事の中で一番農業が正直だと思つております。この正直な農民に今非常に重税をかけておる。これを民主的にやるのにはどうしても農民の団体交渉ということによつて解決しなければならぬと思うのでありますが、先ほどのお話の中に、団体交渉はどうしてもできないと言われましたが、これはどこに根拠をおいて、この団体交渉ができないのかということ……

第2回国会 農林委員会 第2号(1948/03/23、23期、日本農民党)

○北委員 私はこの際山添農政局長がお見えになつておりますので、米價のスライド問題について質問したいと思う次第であります、私どもはパリテイ計算に賛成でありますが、しかし基本諸物價が勝手なインチキきわまるものであつては、私は問題でないと思います。実質、実効價格でなければならない。いわゆる他の諸物價、労賃との公平が保たれなければいかぬと思うのであります。すなわちパリティ計算の原理であるところの諸物價との均衡が絶対に必要でなけりばなりません。常に諸物價の改訂と同時にこれは行わなければならないと考えておる次第であります。しかも農民は昨年の收入で本年を経営しなければならないのであります。すでに百パーセント……

第2回国会 農林委員会 第4号(1948/03/30、23期、日本農民党)

○北委員 委員の発言を委員長がそんなに制限できるものではないのであります。実は私は、本委員会の委員は、少いといえども……

第2回国会 農林委員会 第8号(1948/05/25、23期、日本農民党)

○北委員 簡單にひとつ……。まず最初にお伺いしたいことは、これは政務次官にお伺いしたいのでありますが、議会で審議された法律を農林当局は重んずる氣持があるかないか、その通りにやる氣持があるかないか。
【次の発言】 しからば現今行われておりますところの協同組合法についてお伺いしたいのでありますが、地方におきましては、農政局長の名前で勝手に連合会を認めぬとか、いろいろな事業を離せとかいうことになつておりますが、これは一体農政局長が勝手に出しておるが、どう感ずるか。
【次の発言】 しからば食糧問題についてちよつとお伺いしたいのでありますが、先ほどパリテイ計算ということを申されました。われわれはパリテイ……

第2回国会 農林委員会 第9号(1948/05/26、23期、日本農民党)

○北委員 北海道土功組合の事業に國庫補助の請願、幾春別川水利事業國営に関する請願、北海道土地改良客土事業施行の請願、以上三件につきましては、その理由も請願書によつて盡きておりますから、何とぞ採択の上御送付いただきたいと思う次第であります。

第2回国会 農林委員会 第12号(1948/06/01、23期、日本農民党)

○北(二)委員 まず最初に第一條の第二項の「天敵」ということが意味がわからないので、この点の解釈を質問いたします。  次には先ほど農政局長も日本の農藥というものは世界的に進んでいると言われましたが、その反面非常に強い藥品を使われるようになつてきたので、これが人畜に及ぼす害というものが非常に多いと思う。たとえばこれは私の近所で現実にあつたことでありますが、水田に藥をまいた。そしてその翌日、翌々日になりまして、藥をまいたところのあぜ草を刈つて兎にやつた、子牛にやつたという場合に、その子牛がたちまち死んでしまつた。たとえばまた人に対しましても、子供が嘗めてどうしたという場合が非常に多いのですが、こう……

第2回国会 農林委員会 第14号(1948/06/07、23期、日本農民党)

○北委員 今のパリテイ・システムの基礎でありますが、一体昭和九年、十年、十一年というのは、いかなる考えであれを基準年度にもつてきたか、これをお伺いしたい。
【次の発言】 よくわかりましたが、その九年、十年、十一年の農作物の價格に一体政府はいくら補助しておつたか、御存じでございましようか、この点をちよつと伺います。
【次の発言】 私の調べたところによりますと、大体米だけで十億、政府は補助しております。そうしますと、一体九年、十年、十一年にこの十億を補助したところの農産物の價格というものは正しいものであるかどうか、この点をちよつとお伺いします。

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/10、23期、日本農民党)

○北委員 その稻村さんのやつは八日に出して八日ということに聞いたのでありますが、農林委員会のやつはもつと早くから審議しておるはずです。委員長に連絡が一つもなかつたのですか。この点ちよつと伺います。
【次の発言】 私も第二項においては変えない方がいいと思います。これを農林委員会の決議として決定した方がいいと思います。

第2回国会 農林委員会 第19号(1948/06/16、23期、日本農民党)

○北委員 ただいま清沢さんから御指摘になりました耕作権放棄の問題でありますが、これは実に重大な問題で、もちろん今御指摘になりました税金の問題もありますが、一番大きな問題は、農林当局が農村に強権発動で臨むということだと私は思うのであります。このままでしていけば、ちようどロシヤのようになつてしまつて、耕作権をだんだん放棄していくと思いますが、この点農林省はどうお考えになりますか。
【次の発言】 それはちよつと考え間違いで、私は北海道でありますが、昨年北海道あたりは、片つ端から強権発動をやつたのでありまして、百姓はもう生産意欲を根本的に底下しており、一割増産と言いますけれども、こんなものは問題にして……

第2回国会 農林委員会 第20号(1948/06/17、23期、日本農民党)

○北委員 私は今度の農地改革によりまして、畜産の前途に非常に心配をしておるものでありますが、まず第一に政務次官に伺いたいことは、今後の畜産というものは國営でやつた方がいいものか、私営でやつた方がいいものか、これをまず第一にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 簡單です。もうすぐやめます。そこで、今まで畜産の改良にずいぶん努力しておつたところの大きな牧場、これらが今急にやられることは、私は非常に日本の畜産の將來の発展に障害を與えるものだと思いますので、この点ひとつ農政局あたりから教えていただきたいと思いますが、一体共同でやるのにも、どういうぐあいにしてやつたらいいものか、また会社的にやるのにも……

第2回国会 農林委員会 第22号(1948/06/21、23期、日本農民党)

○北委員 関連質問で――米價の問題でありますが、先ほで清澤委員から指摘されましたように、何だかしらぬが物價廳や農林省が勝手にやつておるように見えますが、パリテイ計算にいたしましても、これはやはりこの委員会で相当檢討せんければならぬと思うのでありますが、私らの考えによりますと、生産者も消費者も入れた正しいパリテイ計算でいかなければならぬと思うが、一体政府はこの点どうお考えておるか、次官の御所信をお伺いする次第であります。
【次の発言】 そのパリテイ計算の基礎が一番大事なんで、このパリテイ計算の基礎を、やはりこの委員会で檢討しなければならぬと思うのでありますが、次官はどう感ずるか、この点。  それ……

第2回国会 農林委員会 第28号(1948/06/28、23期、日本農民党)

○北委員 私は大臣がいないのではなはだ遺憾ですが、農政局長に御質問する次第であります。一体農林省は昨年度に米におきまして、農村の還元しておる米が相当あるはずであります。これらのことは正しいと思うかどうか、まずこの点をお伺いしたいと思う次第であります。
【次の発言】 正しくないということはこれはごもつともと思いますが、しからばなぜ保有米を優先的に認めるという條文を入れないのか、この理由をはつきりと承りたい次第であります。
【次の発言】 入れられないというのでなかつたら、なぜここに明文化できないのですか。この法案の中に保有米は優先的に認めるということを明文化してもよいのじやないですか。

第2回国会 農林委員会 第29号(1948/06/29、23期、日本農民党)

○北委員 種畜のおもなる生産地は、馬にしても、牛にしても、やはり北海道であると言うことができると思うのでありますが、せつかくこの法案ができましても、たとえば今農地改革によつて六十町歩つくつておるものが、四十町歩になる。これは内地でありますが、たとえば小岩井農場にいたしましても、非常に縮小する。そういたしますれば、この種畜の改良上に非常に重大な支障を來すと思うが、農林省はいかなる手を用意しているか、この点をまず伺いたい次第であります。
【次の発言】 次に、最近農林省の種畜に対するすべての行政を見まするに、北海道に一番優秀なものがあるにもかかわらず、これを捨てておいて、内地の雜種牛を種牡牛に使うと……

第2回国会 農林委員会 第30号(1948/06/30、23期、日本農民党)

○北委員 食糧確保臨時措置法案は前國会に出された臨時農業調整法と大体同じ形であると思います。農林当局におきましても、前國会から協同組合法案と密接な関係があるように申しておりまして、一体協同組合とのいかなる関係をもつて結び付くのか、これを具体的に説明してもらいたいと思うのであります。
【次の発言】 しかし私はこの法案は農産物の生産と供出に非常に影響がある。結局前國会における臨時農業生産調整法と大体似たものだと思います。そこで一番大事なことは價格になつてくるのでありますが、いわゆる今みたいなこんな低價格、ほんとうの二束三文の價格でこの法案がやつていけると思うか。この法案をうまく施行していけると思う……

第2回国会 農林委員会 第31号(1948/07/01、23期、日本農民党)

○北委員 第一國会のときから社会党の意見を聽いたのでありますが、いわゆる土地國有、土地公有という前提の下に、すなわち水を空氣も土地も同じだという考えの下に、社会党の方は賛成しておられるようであります。大体農林大臣は社会党の人でありますが、そういう考えでやられるのであるか。このことは実に重大な問題だと思いますから、農林大臣のはつきりした答弁をお伺いしたいと思います。まずその点をお伺いしておきます。
【次の発言】 またこの法の内容を見ますと、大体私らの考えにおきましては、村の一、二の大農をかばうように思うのであります。すなわち動産申告を農民の階段別に調べてみますならば、大体一町歩未満の耕作規模の零……

第2回国会 農林委員会 第33号(1948/07/03、23期、日本農民党)

○北委員 私は日本農民党を代表いたしまして、ただいま議題となつております食糧確保臨時措置法案に反対するものであります。  本法案は食糧事情の安定をはかる上に、また食糧を円滑に配給する上に、はなはだしい障害となり、また先ほど民自党からも言われましたが、この法案の内容には米價に対する農民の発言権も認められていないので、農民の生産意欲は著しく減退され、重大な結果をもたらすので、まことに百害あつて一利なしと確信するものであります。從つてこの法案が実行されますと、米價を安くすることはあたりまえであります。また農業が商工業の犠牲になることも、これまた明らかであります。食糧の生産を増大するには、何といつても……

第2回国会 農林委員会 第34号(1948/07/04、23期、日本農民党)

○北委員 私は日本農民党を代表いたしまして、本修正案に賛成するものであります。馬の改良上に競馬が必要であるということは、言をまたざるところであります。なぜ競馬が馬の改良に必要であるかという点を指摘いたしまして、賛成いたしたいと思います。すなわち馬の悍威、胸囲それから馬の骨、足のつなぎ、基節の角度、そのから肩の傾斜、これなどはどうしても競馬でなければ改良することが絶対できない。そこで今後私たち農民といたしましては、農耕馬をつくるのにこの観点において、競馬でなければ農耕馬を改良していくことができないと、確信しておるものであります。しかるにこの競馬法の中には、かんじんかなめの馬の改良という目的がうた……

第2回国会 農林委員会 第35号(1948/07/05、23期、日本農民党)

○北委員 この協同組合の第十條の改正というものは協同組合の原理に反すると思う。從つて先國会で議決されましたところの農業協同組合というものは、農林当局は協同組合原理に反したお考えでおつくりになつたのか。協同組合の原理に基いてやられたのかどうか。この点をお伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 しからば本案の改正をなさることになりますれば、協同組合の原理に反すると思うが、農林当局はどうお考えになるか。
【次の発言】 自由と合意で設立されるべき組合が制約を受けることは当り前という考えは私は出ないのですが、農政局長の説明によりますと、制約を受ける場合を認められるということでありますが、その点をも……

第2回国会 農林委員会 第41号(1948/10/08、23期、日本農民党)

○北委員 一体政府は今度の米價決定にあたつて國会の意思を尊重してやられたのかどうか。
【次の発言】 一体國会の意思を尊重しておるということはどういうことか、この点ひとつ……。
【次の発言】 しからばきようこういう資料を出されましたが、こういう資料というものは米價決定の前に出して委員会が練らなくちやならぬのだ。一体その点どう考えておるか。
【次の発言】 先ほど高いとか安いとかいろいろありましたが、われわれは高い安いは別もので、今の話によると、関係方面にさえ説明すれば、國会はどうでもいいという結論になると思うが、この点どう考えておるか。
【次の発言】 嚴禁されておるかおらぬかは別もので、嚴禁されて……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/21、23期、日本農民党)

○北二郎君 実は農林大臣にお尋ねしたいのでありますが、わが党には委員がありまして、あとでまた申し上げると思いますが、実は今農村において重大な問題となつているのは、今度の物價改訂による差額金の支拂問題。一体政府は院議でもつて決議をしたこの價格の差益金の支拂いについて、どんな態度であるのか、熱がないと思うのですが、一体どうするつもりか、まずこの点を伺いたい。
【次の発言】 努力するだけで、今度の予算を見てみると一銭も盛られていないが、この点はどういうわけか。それからもう一つは、一体昨年の農作物の價格というものはパリティ計算によつて買い上げられた。われわれはパリティ計算は賛成だが、今度の物價改訂によ……

第3回国会 議院運営委員会 第22号(1948/11/22、23期、日本農民党)

○北二郎君 縣会議長くらいまでの範囲は貸してやるべきだと思います。

第3回国会 建設委員会 第2号(1948/11/11、23期、日本農民党)

○北二郎君 この際委員外の発言を許していただきまして委員長にお礼を申し上げます。  まず最初に建設大臣にお伺いしたいことは、ただいまこの日本は何といつても生産の増強をしなければならない。これがどうしても日本経済復興のもとである。特に食糧におきましては、これはどうしても國内で何とかまかなえるだけやつて行かなければならぬ。こういうようにわれわれは考えておるのでありますが、まず最初にこの点について大臣の御所見をお伺いしたい。
【次の発言】 そこで続いてお伺いしたいのであります。私は北海道でありますが、内地府縣をまわつてみまして北海道をまわつてみますと、その結果において、河川の治水とかあるいは橋のかけ……

第4回国会 議院運営委員会 第3号(1948/12/03、23期、日本農民党)

○北二郎君 実はかんじんの中野さんがいないのでわからぬのですが、できればあすまで延ばしていただきたいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第18号(1948/12/20、23期、日本農民党)

○北二郎君 日本農民党も今堀江さんの言われたように、やはり党に帰らなければ何も言えないと思いますので、しばらく休憩をしていただきたいと思います。
【次の発言】 農民党としては、党に帰つていろいろ相談いたしました結果、椎熊さんの御説に賛成するということであります。但し賛成討論として河口陽一君を発言さしていただきたい。

第4回国会 人事委員会 第12号(1948/12/21、23期、日本農民党)

○北二郎君 農民党の委員がおりませんので、この際委員外として発言を許していただきましたことを、委員長初め各委員の方に厚く御禮を申し上げます。以下ごく簡單にお伺いいたしたいと思います。この新給與法案というものは、米價または一般物價はもちろんでありますが、特に米價と非常に重大な関係があると思うのであります。そこでお伺いいたしたいことは、御承知の通り三千七百円ベースでありましたそのときの米價、すなわち本年度の米價は一石三千五百円でありました。六千三百円ベースのこの法案が國会を通過した後、この一石三千五百円という米價は、当然すみやかに改訂せねばならぬと思いますが、政府はこの米價に対していかなる対策を持……

第4回国会 内閣委員会 第3号(1948/12/12、23期、日本農民党)

○北委員 わが党といたしましては、行政整理には賛成するものでありますが、自由党の三割くらいではまだ手ぬるいと思つております。実は四割も五割もやらなければならぬと思つておりますが、まずお伺いしたいことは、今日官吏が眞劍に働いておると思われるかどうか、この点を大臣にちよつとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私はこのごろの官吏というものは、まつたく眞劍に働いていないと思います。第一番に、この間実は陳情團が参りまして、私は各官聽に行きましたところ、朝九時に行きましたところが、だれも役に立つ人が出て來ていない。十時になつてもまだ出て來ない、十一時ごろにならなければほんとうに話し得る人が出て來ないと……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第2号(1949/03/17、24期、農民新党)

○北委員 しかし議院運営規則のどこに、そういう交渉團体でなければやらさんとか、そういうことがあるのですか。
【次の発言】 そこで議事規則によるとそうかもしれませんが、國務大臣に対する質疑だけは、自由党の方からお譲りになるとか、何か便宜を與えていただけないものでしようか。
【次の発言】 何とかならなければ、今原則論通りきまつてしまつて、それで原則通りといわれると、小数派の発言の機会は全然なくなつてしまうと思います。
【次の発言】 國務大臣に対する質疑だけは、これは各政党で一つのイデオロギーを持つて集つておるのですから、民主自由党も大きな腹になつて、大事なときだけは意見を聞いてもらいたい。

第5回国会 議院運営委員会 第5号(1949/03/25、24期、農民新党)

○北二郎君 実は運営委員会の委員を農民党としては取られたわけですが、理由がちよつとよくわからないのです。何とかひとつ政党には認めてもしいたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 こつちの発言は諮つてくれないのですか。
【次の発言】 それはわかるのですが、何とかきようの運営委員会で考え直してもらうようにとりはからつていただくわけにいかぬでしようか。
【次の発言】 そこでさつきの問題をちよつと検討して事いただきたい。われわれが運営常任委員として正式に入るとして、與党、野党の関係でどうなるのですか。
【次の発言】 それはちよつとむりだと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第6号(1949/03/26、24期、農民新党)

○北二郎君 ただいま共産党の林さんから御意見でございましたが、これは先ほどの與党の言明もありますし、月曜日まで延ばしたらどうですか。

第5回国会 議院運営委員会 第12号(1949/04/04、24期、農民新党)

○北委員 小会派の方は時間がごく制約されておりますから、再質問は五分程度くらいいただきたいと思います。
【次の発言】 小会派ではしないと思いますが、もしある場合にはこれを最少限度の時間でやらしてもらうようにしていただきたいと思います。

第5回国会 考査特別委員会 第3号(1949/05/11、24期、無所属)

○北委員 この問題につきましては、先ほど理事会で委員長が大まかなことは発表したかもしれないと、こういうことを言われたと思いますが……。
【次の発言】 この問題に限つては事実はない。あとの問題に限つてはそういう事実がある……。
【次の発言】 そうするとこの問題も言つたようだということになるのですか。
【次の発言】 理事会でなく、新聞記者諸君に大まかな発表をした、そう理事会で申したのじやないですか。

第5回国会 考査特別委員会 第5号(1949/05/17、24期、無所属)

○北委員 さつき課長さんに飲み食いしたから七、八万円くらい要つたというのは、七、八千円の間違いですね。
【次の発言】 そこで十二月の三十一日に、吉岡という人が八千円くれと言つたわけですね。
【次の発言】 そうすると、それの受取をとつてありますか。
【次の発言】 そうすると、吉岡さんがもらわぬと言つたらそれつきりですね。
【次の発言】 ごく簡單に尋ねますが、中等学校の洋服の仕入と、自分の仕立のあれと、両方で所得が三万円ですか。
【次の発言】 しかしさつき日当五十円もらつたということでしたが、それも仕立料も入れて総額三万円というのです
【次の発言】 そうすると先ほどちよつと聞いたのですが、三万円と……

第5回国会 考査特別委員会 第6号(1949/05/24、24期、無所属)

○北委員 先ほど何の金か知らないで出したとおつしやいましたね。だれか集金に來たのですか。
【次の発言】 その金額は何回も出されたとさつきも申されましたが、大体の総額は幾らぐらいだつたのですか。
【次の発言】 來たときにこれは多いなと思つたことはありませんか。
【次の発言】 七百五十円を返しに持つて來たのですか。
【次の発言】 組合の幹部の人と税務署の人と何かお酒を飲んだとか、そういうことをお聞きになりませんか。
【次の発言】 組合の幹部が税務署の役人に金をやつたとか何とかいうことは聞きませんか。

第5回国会 考査特別委員会 第7号(1949/05/26、24期、無所属)

○北委員 ちよつとお尋ねしますが、この民主商工会というものは、その経営が全部共産党でやられておるものですか。そう解釈していいのですか。さつきから共産党々々々と言いますが……。
【次の発言】 それは共産党もいるし、ほかの党の人もいるというふうに解釈していいですか。
【次の発言】 簡單に尋ねますが、小松榮一郎さんという人が何か皮のカバンをほしいとか、皮のくつをほしいとか言つて來たわけですか。
【次の発言】 もう一つ、中野民主商工会に携わる人があなたのお宅かどこかへ行つて、こつちへ入れば税金を安くしてやるぞというようなことを言つて來たことはありませんか。

第5回国会 考査特別委員会 第8号(1949/05/28、24期、無所属)

○北委員 議事進行について……。この國民所得と徴税総額との権衡はとれておるかおらぬかという質問なのですが、これはとれておるともおらぬともはつきり大臣はしないのですが……。
【次の発言】 私は証人でなく大藏大臣としてお伺い申し上げるのでありますが、ひとつ御丁寧な御答弁をお願いしたい。実は先ほど大藏大臣は税額が上るときにはいわゆる汚職事件というものが起る、こうおつしやいましたが、今まで証人をいろいろ呼んだ結果によりますと、これは非常に多いのです。私は今都市と農村と比べてここで大藏大臣に聞きたいと思うのですが、都市の人に非常に多い。そうして事実上それが下げられておる。一方農村の方を見ますと、これは今……

第5回国会 考査特別委員会 第9号(1949/05/30、24期、無所属)

○北委員 今いろいろ聞きますと、政府か天くだり的に一方的にやつたということも証人は言つておる。それを強く取上けられないで、一方的のことばかりを取上げるというのはぼくは不公平だと思う。そこで石田君の言うように修正なされんことを私は切望します。

第5回国会 人事委員会 第7号(1949/04/08、24期、農民新党)

○北委員 今の質問と一緒に答弁していただけばいいのですが、私は実は北海道の方でありますが、國鉄あるいは全逓、日教組などにおいて、寒冷地に対するいわゆる特別給與というような方法を考えたことがありますか。またあれば具体的にどういう方法でやつた方がいいかということを聞きたいのであります。

第5回国会 農林委員会 第2号(1949/03/25、24期、農民新党)

○北二郎君 では簡單に申し上げます。この農業所得もそうでありますが、政府の農業に対する收入の根本的な考え方を、農政局長、主税局、食糧管理局長官にお伺いしたいと思うのであります。一体日本の農業を一つの企業と考えておられるのか。またいわゆる労働力によつて收入があるのか。いわゆ企業体でないのか。この点をどう考えておられるか。これをひとつ農林省の方と大蔵省の方にお伺いしたい。
【次の発言】 農林当局、大藏当局も、今苦しまぎれな答弁で、企業でないというようなことを言つておりますが、やはりいろいろ税をかけておる見地から見ますと、考え方の基礎としてはこれは企業体と見ておる。そこで今の農産物の價格にいたしまし……

第5回国会 農林委員会 第21号(1949/05/13、24期、無所属)

○北二郎君 私はおもに種馬の件についてお尋ねいたしたいと思います。たしか昨年この法案が通つたときに、政府側の理由といたしましては、種馬の改良に努力するということであつたのでありますが、今年の種馬の買上げ状態を見ますと、毎年農林省は種馬を買い上げておりますが、今年の種馬の買上げは何だかやらないように聞くのでありますが、これをやるのかやらぬのか伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは今年は買い上げるのですか、買い上げないのですか。買い上げるとすれば何頭ぐらい買い上げますか。
【次の発言】 そこで農林大臣にお伺いしたいのでありますが、先ほども農林大臣は、馬の改良上どうしても競馬をやらなければなら……

第5回国会 農林委員会 第33号(1949/05/27、24期、無所属)

○北二郎君 先ほどから有田政務次官の話を聞いておりますと、通商産業省は農業協同組合に対して非常に冷たい感じを持つている。いわゆる営利業者と比べて、何とか業者を擁護しなければならぬというように聞えます。一体通商産業省としまして、農業協同組合あるいは生活協同組合、今度できましたところの中小企業等協同組合に対しまして、今後いかなる方針、どんな態度で進むつもりであるか。それをお伺いしたい。
【次の発言】 それでよくわかつたのでありますが、しからば先ほどから質問に出ておりますように、大事な農村の供出に対するリンク物資の衣料品などは農民の自由にして、農民がこれだけ協同組合なら協同組合を通じてもらいたいとい……

第5回国会 農林委員会 第47号(1949/09/09、24期、無所属)

○北二郎君 それでは簡単に要点だけを一つ安孫子長官並びに農地局長にお伺いしたいと思います。まず第一点といたしましては、米價審議委員会の件につきまして御質問を申し上げたいと思うのであります。先ほど社会党の委員に対して、米價審議委員会というものは公開しない、これは委員に諮つてきめたのだと言われましたが、五日の朝私が安孫子長官に電話をかけて聞いたところによると、これは非公開でやるのだと言われておりまして、この点において非常に食い違いがある。そこでほんとうに民主的に米價審議委員会をやるのか、あるいはいわゆる官僚的にやるのか、この点をお伺いしたいと思うのであります。

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/11/28、24期、無所属)

○北二郎君 実は私ども無所属におるのでありまして、農林委員のことでお願いいたしたいのであります。ただいま重大な食糧法が審議されておるのであしますが、一つも発言権はないのであります。委員外の発言を求めましたが、許してくれない実情にありますので、委員の交替を各派にお願いして、共産党の方で交替をしてやろう、こういうわけで、運営委員会の承認をしていただきたいと思う次第であります。

第6回国会 議院運営委員会 第21号(1949/11/29、24期、公正倶楽部)

○北委員 委員長はまだ速記録ができ上つていないと申されたが、先ほど速記してからの時間をみますと一時間ばかりになつております。これはできておるのです。また見た人もあるのです。これをできておらぬと言われるのは非常に不親切に思われるが、今岡田さんの言われるように、議事の運営上重大なことでありますので、早急にこれを取寄せて見せてもらいたいと思います。

第6回国会 農林委員会 第13号(1949/11/28、24期、無所属)

○北委員 予算の問題が出ましたので、大蔵大臣にお伺いしたいのでありまするが、農村の税というものは若干軽減されるようになつておりますが、今度の予算は税制改革や、補正予算を組むことが眼目となつております。第二段といたしましては、明年度予算と並行して十五箇年計画であります。その前提としては、日本の経済の復興に米価をくぎづけした、いわゆる農民を犠牲にした点が非常に多い。輸入食糧の大増加、これを考えてみますと、これは予算の帳簿の上には現われておりませんが、価格調整費を洗つてみますと、今度の十五箇月の計画というものは、大量の輸入食糧を希望しておるということが言われる。これは農民として重大問題だと思うのであ……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、無所属)

○北二郎君 岡田君の意見に賛成いたします。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 農林委員会鉱工業委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/03/30、23期、日本農民党)

○北委員 この臨時物資需給調整法に基き、主務大臣の権限の一部を地方公共団体の長に委任するとありますが、この委任の仕方はどの程度に委任するか。またもう一つは、この公団というものは、政府が勝手に人をきめて勝手に給料を拂うのでありますから、これは官吏がやる。極端な官吏の統制ではないかと思うのでありますが、これを民主的にやるには、どうしても先ほど大臣が言われたように運営をかえていかなければならない。たとえば私は北海道選出ですが、北海道あたりを見ますと、協同組合の機関が非常に発達しておりまして、そうしていつでも協同組合がやり得る態勢になつておる。これでこそほんとうに民主的にいくのじやないかと思いますが、……

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、日本農民党)

○北二郎君 いつの予算でもそうでありますが、特に今度の予算もそうでありますが、日本では非常に人件費が多いのであります。この人件費に対してどうお考えになるか、ちよつと伺いたいと思います。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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