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山中日露史 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山中日露史[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
912位

23期委員会出席TOP100
100位
23期委員会出席(無役)TOP100
57位
25期委員会出席(幹部)TOP100
55位

このページでは山中日露史衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山中日露史衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 司法委員会 第10号(1947/08/01、23期、日本社会党)

○山中委員 これまで質問のありました點につきましてはなるべく重複を避けて、省略いたしたいと思います。ごく簡單に二、三の點について當局の御意見を伺いたいと思います。  今囘の刑法の改正によりまして、執行猶豫の恩典の範圍が非常に擴張せられましたことは、まことに結構なことだと思います。從來執行猶豫の恩典を與える刑の量定の問題の場合に、その情状の點については、これは一に裁判官の自由裁量に一任いたしておつたのであります。このことはもとより裁判官の智能、常識にわれわれは全幅の信頼を寄せておつた結果でありまして、今後においても、私どもはその信頼を經續いたしたいと考えておりますけれども、實際問題におきましては……

第1回国会 司法委員会 第21号(1947/08/14、23期、日本社会党)

○山中委員 ちよつと關連して質問があるのです。簡單なことですが、改正民法案の七百三十條に「直系血族及び同居の親族は、互に扶け合わなければならない。」という規定があるのでありますが、これは現行民法には全然ない規定でありまして、特にこういう規定をここに設けたのは、どういう法律上の關係を規定しておるのか、こういう質問であります。
【次の発言】 もう一點でありますが、協議上の離婚の場合に、夫婦の一方から財産の分與の請求ができる、そうしてそれは家事審判所に對して協議整わざる場合においては、その審判によつて定めるということが規定されておるのでありますが、そこで裁判上の離婚の場合に、從來でありますと、離婚の……

第2回国会 司法委員会 第8号(1948/03/30、23期、日本社会党)

○山中委員 社会党を代表いたしまして、ただいまの修正案に対し賛成の意を表します。なお修正案を除きましたほかの部分に対しましても、賛成の意を表します。

第2回国会 司法委員会 第11号(1948/04/08、23期、日本社会党)

○山中委員 社会党を代表いたしまして、行政事件訴訟特例法、並びに行政代執行法の両案に対して、原案通り賛成をいたします。

第2回国会 司法委員会 第28号(1948/06/09、23期、日本社会党)

○山中委員 実は法務総裁に簡単なことで緊急な質問があるのでございますがよろしゆうございますか。
【次の発言】 さいわい本日刑事訴訟法の改正法案が審議されておりますので、この機会にお尋ねしておくことが、きわめて必要だと思いますので、お尋ねいたしたいと思いますが、実は最近上野、青森間の急行列車もしくは普通列車におきまして、主食の一齊檢査が行われているのであります。この問題につきましては、先般本会議におきましても、某議員からお尋ねがあつたことと思うのでありますが、実は私今月の六日午前二時に法務総裁の選挙区である福島縣の平町で、夜中の二時に起されて檢査を受けたのでありますが、その際警察官に念のためにこ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第2号(1948/01/31、23期、日本社会党)

○山中委員 委員長にお尋ねいたしたいのでありますが、すべての問題について、それを取上げるかどうかということの選択権は全然理事会に一任するるということでは、本委員会の権威が失われると思います。從つてその問題を取上げるかどうかということは、この委員会においてきめるべきものであると思いますが、それについてお伺いいたしたいと思います。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第5号(1948/02/09、23期、日本社会党)

○山中委員 喜々津証人にちよつとお尋ねいたしたいのですが、各地に点在している品物の集荷の仕事を請負人にさせた場合に、その各地に点在している品物の品目であるとか、あるいは数慮というようなものは、あなたの方では認によつて確認したのですか。
【次の発言】 そうすると、請負人が各地から集荷した品物は、一旦あな平の方で引渡しを受けることになるのですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第11号(1948/04/05、23期、日本社会党)

○山中委員 ちよつと証人にお尋ねいたしたい。先ほどの証言によりますと、実際に金を受取つておらないにもかかわらず、金を受取つたと檢事局において証言したのは、今他の委員からもお尋ねがありましたように、河野氏に迷惑をかかつてはいけないという考えからそういう虚偽の陳述をした、こう言うのでありますが、そうすると証人のお考えでは、河野一郎という人は辻から金を受取つて、それを人に渡さないで着服するとか、横領するとかいうふうな人柄と考えておつたのですか。
【次の発言】 そうすると証人の頭には辻氏から河野氏に金は渡つたということは想像されておつた。それだから迷惑がかかつてはならないというので、そういうふうに檢事……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第13号(1948/04/07、23期、日本社会党)

○山中委員 証人にお尋ねしたいのですが、辻嘉六氏から中曽根の選挙のために骨を折つてくれと頼まれたときに、証人は辻氏と中曽根の関係はどういう関係だとお考えになりましたか。
【次の発言】 普通だれそれのために應援してくれと頼まれたときは、その人と應援する人の関係は大概常識的にわかるはずなんですが、あなたは全然それを考えられなかつたのですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第20号(1948/05/07、23期、日本社会党)

○山中委員 もう一遍念を押しておきますが、西村さんからお返しになりましたのは、先ほどから承りますと、西村氏とは貸借関係で最後に六十五万円決済した。その当時もそうした貸借関係があつて、その中で操作をしたというのではなく、二十一万円は現金をもつてその穴を埋められた。そういうふうに承つておいてよろしゆうございますね。
【次の発言】 証人が亀井氏に融通した二十一万円の金を、今の話を聽きますと、西村氏から十八年の暮に現金で二十一万手渡しを受けて解決した。
【次の発言】 昨日西村氏の話によりますと、あなたの方に融資したその金と差引して決済をした。こういうふうに言われておる。その点大分話が違うのですが、どち……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第38号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○山中委員 簡單に一点だけお尋ねしておきたいと思います。S・S・Kでは艦艇の解徹作業によつて出た資材、そういつたものの賣却処分等の行為もいたしておりますか。
【次の発言】 解撤作業の対象になつている艦艇の所有権は、一應國有財産として大藏省の所管にあるものだと思うのですが、そうすると、その國有財産の解徹作業をいたしました作業費、その清算はどういうものと清算することになるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、解徹作業そのものは、運輸省の海運総局によつて許可になるけれども、その艦艇の所有権は、S・S・Kでは、まだ大藏省から拂下げの許可は得ていないということになるわけですが、作業の許可は、海運総……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第40号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○山中委員 ちよつとこの機会にお尋ねしておきたい。呉の旧海軍工厰、あるいはまた山口縣の光の工厰あたりに参りますと、あの工厰の建物が爆撃でやられて、醜い鉄骨の残骸をさらしておるのであります。これはもちろん大藏省の財産であろうと思いますが、これを今日三年間も醜い姿をそのまま放置しておくというのは、どういうわけですか、その点をひとつお聽きしたい。
【次の発言】 兵器ではありませんから、兵器処理の仕事じやないかもしれませんけれども、ああいう建物などは、スクラップにするよりしようがないと思いますけれども、鉄骨などは、何かそういうものに処理されるということはお考えになつておらないのですか。ただあのまま適当……

第3回国会 内閣委員会 第2号(1948/11/15、23期、日本社会党)

○山中委員 ただいまの理事の選任に関しましては、委員長において御指名あらんことを望みます。
【次の発言】 ただいま御説明の中に、両審査委員会を廃止して、内閣総理大臣のもとに簡素な機構によつてやつて行くというお話でありましたが、その簡素な機構というものは、大体どういうような機構でやつて行くというお考えでありますか、その点御説明願いたいと思います。

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第4号(1948/12/12、23期、日本社会党)

○山中委員 一点明確にいたしておきたいと思うのでありますが、証人は昨日の本会議場で、党への献金であるから私は何ら届出も何もいたしません。この党への献金でありますから、私は何も届出もいたしません。これはどういうことを意味されておられたのか。
【次の発言】 私のお尋ねしておるのは、党への献金であるそうでありますから、私は何ら届出をしておりませんというのは、税務署のことをおつしやつておるのですか。
【次の発言】 そうではないのではないですか。これはあのときの本会議における質問は、高津正道君から第一次の質問がありまして、そのときに税務署云々のお話があつて、さらに再質問のときにこの届出の点について、つま……

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第5号(1948/12/13、23期、日本社会党)

○山中委員 先ほどからの家屋の関係でございますが、家屋税はどなたがお拂いになりましたか。
【次の発言】 先ほどからお話を伺つておりますと、敷金、家賃は実際あなたがお拂いになつたのではないけれども、受取だけは向うから出ておる。地代はあなたの名前で受取が出ておる。実際にあなたがお拂いになつておる。こういう関係から見ますと、名義は先ほどの松島さんという人の名前になつておるけれども、実際は梅村君が自分でその家屋はあなたに與えて、ただ何かの都合で松島さんの名義にしてあるが、実際の所有権はあなたの方にあるという関係になるのではないですか。そうでないと実際に敷金も家賃も拂つていないのに、それから地代も実際に……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 水産委員会 第6号(1952/12/08、25期、日本社会党(左))

○山中委員 先ほど西村第三部長の話によりますと、国連協定十八条に乗せるためには、国内法において、日本の国がそのような施設をした場合において、無過失的にその損害を補償するという法律がない限りは、これは乗せるわけにはいかない、こういうお話でありまするが、その国内法の制定が遅れおる理由は、いろいろ国連協定との関係もあるようでありますが、損害の算定が非常に困難であるという、技術的の問題で遅れておる点もあるのではないかと思うのでありますが、この十八条に乗せるためには、国内法で損害の算定についての細目を規定する前に、こういう場合には日本国は無過失的に損害を賠償するのであるという基本的なことだけを規定するこ……

第15回国会 水産委員会 第9号(1952/12/16、25期、日本社会党(左))

○山中委員 私はこの法案の趣旨に対して全面的に賛成でありまして、一日も早く通過されんことを希望するものでありますが、ただこの条文の解釈上の問題と、それから手続上の問題でちよつと疑義がありますので、水産当局にお聞きをしたいのです。  この法案の要綱の一番最後の規定の中に、「政府が右の保険金を支払つたときは、協会が当該保険金の支払請求のとき有していた求償権は、政府と協会との共有となり、」こういうことが規定されておるのであります。そこで実際に求償権を行使する場合に、一体協会が協会の名においてこれを実行することになるのか、政府の名においてこれを実行することになるのか、それとも政府と協会の共同の名におい……

第15回国会 水産委員会 第10号(1952/12/17、25期、日本社会党(左))

○山中委員 大体それで了解できたのでありますが、結局問題になつておりまする中小漁業の保険の関係においてほ、つまり政府が保険金を支払つた場合においては、協会と政府の共同で求償権を持つ、そうして求償権を実際に行う場合においては、政府が直接行わないで、それを協会に代行させる。しかしながら損失補償の場合においては、たとい政府が損失補償をしても、政府が直接求償権を持つて債務者に請求するというような関係は全然出て来ないので、それは融資機関があくまでも債権者として取立てる。余つた場合においては政府に返すという関係にすぎないのだ、こういう御説明でありますね。

第15回国会 水産委員会 第13号(1952/12/22、25期、日本社会党(左))

○山中委員 この機会に鉄道当局に……。青函連絡の運賃は、実際のキロ数の約四倍くらいの高いキロに測定をしておるのでありますが、どうしてそういう関係になつておるのか、まずその根拠をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、結局実キロを営業キロに換算する場合に、その目的はつまり船舶輸送の経費あるいは船の建造費、そういつたものがすべて営業キロ数に換算されるときの根拠になつておるということになるわけですか。
【次の発言】 実はこの問題はきわめて重大な問題でありまして、鉄道当局はよく独立採算制ということに重点を置き過ぎて、地方の産業発達ということに対しては、きわめて関心が薄いのではないかという……

第15回国会 水産委員会 第15号(1952/12/25、25期、日本社会党(左))

○山中委員 先ほど田口委員から、今議題になつておりまする法律案の、損失補償の点についての発言に対して、間接損害も含むのだという御説明で、立法の趣旨は一応了承できるのでありますが、しかし条文の第一条の第三項、すなわち「第一項の規定により補償する損失は、通常生ずべき損失とする。」という表現になつております。そこで普通、損害賠償の因果関係論から行けば、通常生ずべき損失という言葉は、今まで多くの場合直接の因果関係のある損失ということに解釈される場合が非常に多いと思うのであります。ことにこの法律には、異議の申立てであるとか、あるいは訴えであるとかいうことが規定されておりまして、将来やはり裁判所の裁判官の……

第15回国会 水産委員会 第16号(1952/12/27、25期、日本社会党(左))

○山中委員 北洋漁業問題につきましては、従来川村委員が主となつて、いろいろ質問をなして参つたのでありまして、大体論議は尽されておるという感がいたすのであります。私は椎熊委員と同じように漁業の方ではしろうとでございますが、今度の北洋漁業に対する水産庁の許可、不許可の方針がきわめて明朗性を欠いておるという印象を強く与えておるという事実は、いなむわけには参らないのであります。長官はしばしば三船団ということを主張して、その三船団は日魯、日水、大洋というふうにきまつておるのではないということを言つておるのであります。しかし一般は当然、日魯、日水、大洋にやらせるのだという考えのもとに、水産庁が進んでおると……

第15回国会 水産委員会 第22号(1953/02/27、25期、日本社会党(左))

○山中委員 一点だけお尋ねしてみたいと思うのであります。先ほど外務政務次官のお話によりますと、三月中旬に濠州向けの真珠貝の採取に出漁する場合に、外務当局としては、隻数を制限する、漁獲高を制限する、なお領海侵犯のないように注意を与える、あらかじめ濠州に出漁の通告をする、こういう処置をとつて出漁させる方針であるというお話があつたのでありますが、もとより領海侵犯をなさないように注意をすることは当然でありましようし、紛争の起らないように事前に通告することもけつこうでありましようが、まだ日本と濠州との間に漁業の協定のつかない前に、日本側みずからが隻数を制限して出漁させたり、漁獲高の制限もするという態度に……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 水産委員会 第3号(1953/06/20、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 私はこの機会に北海道の日高門別町の演習地の問題について伊関局長にお尋ねをいたしたいと思います。実は去る六月十二日に私現地に行つて調査をいたして参りましたが、非常に反対の空気が強いのであります。昭和二十六年において高射砲の演習と連絡飛行場として七十三町歩という土地が接収をされて今日に至つておるのでありますが、今回さらに三千五百町歩という実に五十倍に相当する莫大な地域を、上陸用舟艇による上陸作戦、それに呼応する空軍、陸軍の総合演習が行われるということで接収する。しかもその土地は北海道の火山地として有名な日高の牧場あるいは既墾地となつております農地、水田といつた土地でありまして、こ……

第16回国会 水産委員会 第4号(1953/06/23、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 この法案は前回の国会におきまして一応無修正で通過いたしたのでありますが、しさいにこの法案の條文を検討いたしてみますと、重大なる点について欠陥があるのではないかという点が発見せられましたので、場合によつては修正の必要もあろうかと存じますので、この点についてお尋ねしてみたいと思うのであります。  それは損失補償の手続、ことに異議の申立に関する点でありますが、この恥法律によりますと、損失を受けたものがその損失の補償を受ける場合においては結局総理大臣の決定にまつわけであります。そうして総理大臣は損失の有無と損失を補償すべき場合においては、その補償の額を決定して、申請人にその通知を交付……

第16回国会 水産委員会 第8号(1953/07/02、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 本法案の中で、総理大臣の補償せざる決定に対する救済の点に対して、かねてからいろいろ議論をして参つたのでありますが、政府当局におかれましても、この点につきまして慎重に、それぞれ専門の方の御意見を徴して御研究になられたことに対しましては、非常に敬意を表するものであります。なお私といたしましても、この問題はきわめて重大な問題でありまして、万一被害者の救済に欠けるようなことがあつてはならぬというような考え方から、食事までいろいろ政府当局に質疑を行つて参つたのであります。そこで大体私も過般来の研究の結果、内閣法制局、衆議院法制局等の御見解と大体同一の結論に達したのでありますが、この機会……

第16回国会 水産委員会 第25号(1953/08/10、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 水産庁長官にお尋ねしたいのですが、漁業制限法で言う漁業権の制限というのは、つまり演習の期間中、またその時間中には漁業権は使用が制限されるというのであつて、漁業権そのものはその期間中消滅してしまうものではない、こういうふうに解釈しておるのですが、先ほどお伺いすると、何か漁業制限法によつて制限されておる期間中あるいは時間中は漁業権そのものが消滅してしまうのであるという解釈ですが、その点はどうですか。
【次の発言】 そうしますと、今の内灘の三百名の警官が押し寄せた云々のそのときの問題ですが、そのときはまだ演習が始まつた期間でもないように思うのですが、そうしますと地びき網というのは―……

第19回国会 水産委員会 第19号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 大分時間もおそくなりましたので、ごく簡単に一点だけ政務次官にお尋ねしたいと思うのです。先ほど来話も出ておりました損害の賠償に関する点でありますが、特に間接被害の賠償要求についての外務省としてのはつきりした腹を、この際承つておきたいと思うのであります。実は私昨日東京都内の足立区の魚市場に参りまして、東京都の中央卸売市場の業務部長、足立区の分場長、東京都の衛生技師並びに仲買人の代表、それから小売業者の代表、こういつた人々とひざをまじえて、この魚の入荷状況、損出の程度、こういつたものを調査して参りました。それによりますると、この原爆のまぐろの入荷されましたのが十六日でございますが、……

第19回国会 水産委員会 第21号(1954/03/30、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 先ほど来同僚委員からいろいろ御質疑がございまして、大体了承はできるのでございますが、ただ一点外務省に向つてお尋ねをしたいことは、先ほど来お話を聞いておりますと、結局、ソ連との間に国交が回復されておらないから、今度の問題についても何らの対策が立たないという一言に尽きると思うのであります。そこで私のお尋ねしたいことは、ソ連側に国交回復の意思がない、こういうことは一体日本政府としては、どういう事実に基いてそういうことを確認されておるのか、むろん私どもは、講和条約にソ連が調印をいたしませんから、その点から申しますと、国交回復の意思がないということも言え得ると思うのでありますけれども、……

第19回国会 水産委員会 第27号(1954/05/13、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 今度の災害に対する政府の救済の処置、予備金の支出とか、いろいろあるだろうと思いますが、そういう点について、水産庁としては今どういうようなお考えを持つておられますか。それを承りたいと思います。

第19回国会 水産委員会 第30号(1954/05/22、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 これは他の委員の方からもすでに御質問のあつた問題でございますが、この南千島海域の遭難漁船の保護、送還の問題でありますが、先ほどの水産庁長官の御答弁によりますと、できるだけ善処するというような趣旨のお話でありますが、しかしこれはすでに十一隻という船がソ連の方に曳航をされておるということが確定されておるわけであります。そこで道庁側の先ほどの御説明によりますと、日本の赤十字を通じ、ソ連の赤十字を通じてこの保護、送還に対していろいろ要請をいたしておる、こういうことでありますが、むろんそれもけつこうだと思いますけれども、しかしこういう問題はただ単に北海道庁にまかしておくという問題ではな……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第9号(1954/03/22、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 法律問題が大分問題になつているようですが、この五十八条に言う「国庫は、日本国有鉄道に設けられた共済組合に対し、国家公務員共済組合法第六十九条第一項第三号に掲げる費用を負担する。」この規定の趣旨は、当然この費用は国庫が負担しなければならぬという義務をまず国庫に与えておるわけです。そこでこれを受けての六十九条の第一項第二号の、この費用は「毎年度予算をもつてこれを定める。」この規定は、ただいまの御答弁によりますと、予算に盛る盛らないは自由なんだ、このことを意味するものだという御解釈でありますけれども、これは非常に間違つていると思うのです。つまりこの第五十八条で隅がその費用を負担する……

第21回国会 水産委員会 第2号(1954/12/16、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 漁業用燃油の確保につきましては、さきに通産省の漁業用石油類確保措置要領に基く行政措置と石油業者の自主的調整に漁業者は大いに期待をしておつたのでありますが、需給の不均衡と価格の高騰の著しいものがありまして、しかもこの燃油の供給は一に石油業者の一方的な行為によつてなされているというのが現況であります。そのために漁業経営者といたしましては、漁業経営費の約三割を占めている燃油の価格の高騰のために漁業経常が非常に困難な状態に陥つているということは、すでに皆様も御存じの通りであります。特に開くところによりますと、来年度におきましては、この漁業用燃油の大半を占めております重油の輸入が五〇万……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 建設委員会 第4号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 ただいま兒玉委員から水質汚濁に関する問題について質問がございましたから、私も、この問題について若干お尋ねをいたしたいと思います。  この水質汚濁防止の問題は、従来から非常に大きな問題として叫ばれておったのであります。特に最近本州製紙の江戸川工場の悪水の流出による漁民との紛争を契機といたしまして、非常に問題が高まってきました。特に最近漁業団体、あるいは農業団体からも、この対策に対する要望が非常に強まっておることは、御承知の通りであります。ところでこの河川法、あるいは鉱山保安法、こういった法律によりますと、この汚水の排出に対する防止のために、相当厳格な規定が設けられておるというこ……

第30回国会 建設委員会 第6号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 関連して。都道府県の知事の許可を得ないで土石を採取した場合には、この河川法の規定によって、それぞれ罰則の適用を受けるわけですが、同時に、これは窃盗、いわゆる犯罪も構成するだろうと思うのですが、許可を得ないで土石を採取した場合には、河川法の罰則の適用を受ければ、もう刑法上の責任はないという趣旨に解釈していいのか、その点、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、採取料をた支払って土石の採取をした場合には、首に採取した土石そのものについて、国との間の売買というような私法上の契約関係というものがなくても、つまり採取料さえ払えば、当言それが採取権者のもの……

第30回国会 社会労働委員会 第8号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 私は王子の争議の苫小牧における暴力事件に関連をいたしまして、少しくお尋ねをしてみたいと思うものであります。実は私は九月の二日から九月の十六日まで十五日間、引き続き現地におりまして、朝から晩まであの労働争議の実態を目のあたりに見て参ったのであります。この間新聞にいろいろ報道せられておりますような不祥事件、たとえば第二組合員と第一組合員との衝突、これによって生ずる傷害あるいは警察官と組合員との間に生じたいろいろな傷害事件、こういう事件の起きましたことはその通りであります。私は現地におりまして組合員の諸君に対しましても行き過ぎのないように、そういう刑事事件の起ることのないように十分……

第31回国会 建設委員会 第12号(1959/02/28、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 先ほどの山中吾郎委員の御質問と、それから今の塚本委員の御質問に関連いたしまして、お尋ねいたしたい。この高速道路公団の新設いたしました上下の道路、これの所有権の帰属の点がちょっと明確でないように思うのです。先ほどの大臣の御答弁によりますと、公団がその減価償却をしたときに、その道路の所有権が都に移る、こういう御説明であったようでありますが、局長の方は、何かそうではなしに、道路ができ上ったときに、もうそれは都のものになって、そうしてその維持管理を公団がするんだ、こういうふうに述べられたように今思うのです。結局上下の人造の道路ですね、この帰属の時期が、一体どちらが正しいのか、そこがち……

第31回国会 建設委員会 第14号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 だいぶ時間もおそくなりましたので、簡潔に要点だけお尋ねしたいと思います。  まず公団の解散の点についてお尋ねしたい。四十七条の規定によりますと、「公団の解散については、別に法律で定める。」こういうふうに規定されておるわけです。同じような条文が日本道路公団にもあるわけです。おそらく政府の方では、先ほどのように、例文でとおっしゃるかもしれませんけれども、今後別に定める法律というのは、実際はできておるのですか、どうですか。この点、まずお聞きいたします。
【次の発言】 事業の性質上、公団というものが長期に存続するということは、私どももわかると思います。そこで、これは先般の建設大臣のお……

第31回国会 建設委員会 第16号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 私、公営住宅法の一部を改正する法律案についてお尋ねをする前に、政府に住宅政策の基本的な考え方等について若干お尋ねをしてみたいと思います。  政府は、道路政策に対しましては非常に積極的に整備五カ年計画を樹立せられまして、一兆億円の予算で着々と実行に移しつつありますことは、大へんけっこうなことだと私ども考えております。反面住宅政策につきましては、戦後十三年たっておるのでありますけれども、道路との関係を見ますと、まだ住宅政策については非常に積極的なものを見ることができない点があるように思われるのであります。戦後の住宅問題と申しますると、御承知のように、戦災で多くの家屋を焼失いたしま……

第33回国会 建設委員会 第4号(1959/12/02、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 時間的な関係もございますので、ごく簡単にきょうのところはお尋ねをしておいて、またいずれかの機会に詳しくお尋ねしようと思います。  建設省が御計画になりました治水五カ年計画が特別会計制度で行なわれることになりましたことは、私ども非常にけっこうだと思っておるのですが、ただ非常に心配なことは、この五カ年計画を特別会計で推進する場合に、財源を一体どうするかということがいろいろ問題になっておるように聞いておりますが、この機会に、一つ建設省としてのこの財源の問題に対する確固たるお考えをお聞きしておきたい、こう思うわけであります。

第33回国会 建設委員会 第7号(1959/12/16、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 企画庁長官にお尋ねいたしたいと思います。これから私がお尋ねすることは、むしろ大蔵当局にお尋ねする方が適切かとも思うのでありますけれども、きょうは大蔵当局が見えておりませんので、せっかく長官がお見えになったので、お尋ねしたいと思います。  いよいよ昭和三十五年度の予算の編成の時期も近づいて参りまして、承るところでは、政府は来年度の予算編成にあたって、財源等に非常に困難な状態にあるというようなことを聞いておるわけであります。ところで今年の伊勢湾台風を契機といたしまして、治水治山の問題が非常に大きく取り上げられて、この問題解決のための財源がまた非常に困難になっておるということを聞い……

第34回国会 建設委員会 第12号(1960/03/18、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 建設大臣にお尋ねいたします。昨日の建設農林の連合審査の会議で論議になりました今度の治山治水五カ年計画並びに後期の五カ年計画を策定するにあたって、この法案の第三条第四項におきますると、「農林大臣又は建設大臣は、第一項の規定により治山事業十箇年計画又は治水事業十箇年計画の案を作成しようとするときは、あらかじめ経済企画庁長官に協議しなければならない。」こういうことが規定されておるわけでありますが、なぜ北海道開発庁という独立の、しかも企画官庁があるにかかわらず、この重要な、しかも北海道の総合開発の基本ともなる治山治水事業計画の策定にあたって北海道開発庁長官の協議ということを除いたか。……

第34回国会 建設委員会 第18号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 住宅公団法の一部を改正する法律案につきまして、お尋ねいたしたいと思います。  今度の改正で三十一条の改正をするわけですが、この改正の要旨によりますと、結局、従来公団の付帯業務としておったものを公団の本来の業務にするということを法律上明確にする。こういう趣旨だということになっているのですが、このことはそれといたしまして、この説明によりますと、このような処置をとった理由に、用地の取得を容易にするため住宅の建設と一体として、商店、事務所等の用に供する施設を建設し、これらを当該土地の所有者等に賃貸または譲渡する方法によることがますます必要となってきた、こういうわけですが、一体用地取得……

第34回国会 内閣委員会 第41号(1960/05/16、28期、日本社会党)

○山中(日)委員 私はこの機会に東京都下新島本村におけるミサイル試射場の設置をめぐっていろいろな紛争が起きておりまして、この紛争に関連して防衛庁のとっておりまする処置、並びに土地買収に関しましていろいろ問題が起きておりますので、それらの点につきましてこれからお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、今度のミサイル試射場を新島本村に設置するにあたりまして、村民の間が二派に分かれまして、この試射場受け入れに賛成する側と反対する側とが血みどろの紛争を続けておるわけでありますが、この紛争の実体、争点というものが一体どこにある  のか、防衛庁は十分御承知だと思うので、この機会に反対派、賛成派が争って……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 運輸委員会 第1号(1961/02/03、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 ただいま久保委員から御質問のありました室蘭桟橋の問題について、私からも関連してお尋ねしておきたいと思います。  室蘭桟橋が室蘭港の発展のために尽くした功績というものは非常に大きいと私ども現地におる者は知っておるのでありますが、特に最近におきましては、貨物におきましても一千万トンくらいの荷物を取り扱っておるし、しかもその中で石炭は五百五十万トンも取り扱って、室蘭港の発展に非常に寄与してきた国鉄桟橋が今度業務を廃止する。そのために三十一名の人が配置転換を余儀なくされて、やがては首切りにつながるであろうという不安を持っているわけであります。これが今日の紛争の種になってきたと思うので……

第38回国会 決算委員会 第44号(1961/06/07、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 管財局長お見えになっておりますので、国有財産の売り払いに関する問題として、今委員長からお話がございました、苫小牧市における国有財産の払い下げの問題について、お尋ねしたいと思います。  まず、この問題をお尋ねする前に、一般論として、国有財産、特に普通財産の払い下げについて、数名の者の出願があった場合において、これは原則としては競争入札ということでありましょうけれども、それが非常に不適当な場合においては随意契約もできるわけでありますが、こういうふうに随意契約で売り払いをする場合、AとBとの二人の競願があったとき、そのいずれと随意契約を締結するかという問題が出てくると思うのです。そ……

第38回国会 建設委員会 第8号(1961/02/24、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま岡本委員より提案されました修正案に賛成し、原案に対して反対の意見を表明せんとするものであります。  政府原案は、中高層耐火建築物等の建設及び宅地造成事業に対する需要の増大にかんがみ、貸付の資金量を大幅に拡大する必要のために金利を引き上げることとし、中高層耐火建築物等の建設資金の貸付利率は従来年六分五厘であったものを、住宅部分については年七分、住宅部分以外の部分については年七分五厘とし、土地の取得造成資金の貸付利率は、従来年六分五厘であったものを年七分五厘に改正せんとするものであります。さらにまた、産業労働者住宅の建設資金の貸付におき……

第38回国会 建設委員会 第11号(1961/03/09、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 中村参考人にちょっとお尋ねいたします。  先ほどの御意見によりますと、中央建設業審議会の審査の結果を公表すべきである、こういう御意見であります。今度の改正案によりますと、注文者から要求のあった場合においては、その審査の結果を通知することができることになっておって、公表ということはないわけです。特にあなたは公表すべきであるということを主張される、その理由をお聞きしたいのです。
【次の発言】 現在の建設業法でいけば、一件五十万円以下の業者は登録しなくてもいいということになっておるのですが、最近何か建設業界の中で、一件百万円ぐらいまで限度を上げたらどうか、こういう意見があるやに私ど……

第38回国会 建設委員会 第15号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 時間がありませんので、簡単に公団の方にお尋ねいたします。  今度の法案の改正で一番問題になったのは、私は三つあると思うのです。第一に、なぜ今度のような仕事が公団自体にできないのか、従来もやってきておったじゃないか。託児所とか倉庫とか車庫というようなものは今度初めてでしょうけれども、今までやってきた仕事まで全部新会社でやらせる必要はない。こういう点が一つ問題であります。  百歩を譲って、株式会社でやらせるかあるいは公益法人でやるかという問題があると思います。今までの説明で聞きますと、第二会社は株式会社ということだが、なぜ公益法人ではいけないのか。公団がどうしてもやれない理由と、……

第38回国会 建設委員会 第23号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 ただいまの岡本委員の質問に関連いたしまして、二、三お尋ねいたしたいのであります。  第一は、今度の法律のみそというのは、従来の土地収用法と違いまして、土地を失なった者あるいは借地権を失なった者に対しては、金でなしに、施設建築物の一部を譲与することによって、被害者の損害をできるだけ軽くしていく、こういうことが今度の法律の特色だと思うのです。その場合に問題になりますのは、土地の所有権者と、その土地を借りてその土地の上に建物を所有しているいわゆる借地権者、この両方ともが施設した建築物の譲渡を請求することができるようになっておるわけです。その場合に、施設建築物のその部分に対して、土地……

第38回国会 建設委員会 第24号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 この測量法の一部を改正する法律案は、私どもとして別にこれに反対する理由は何もないので、賛成であります。  ただ、この機会に一言承っておきたいことは、従来の測量法ではどういう点に一体欠陥があったのか、不都合な点があったのか、この測量法の改正のいわゆるねらいとするところはどういう点にあるのか、という点を一つ承っておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、つまり測量士の登録資格を持っておる者が、みずから測量業を営む場合においても、やはり登録を受けなければならぬということになるのですか。
【次の発言】 今度、一括下請負ということを全面的に廃止したわけでありますが、なぜこれ……

第38回国会 建設委員会 第25号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 今、田中委員から御質問がありましたのに関連いたしまして、私も解せない点がありますので、この機会に、はっきりしておきたいと思います。  三十二条の物上代位の規定によります担保物権が消滅した場合に、それにかわる対償、つまり金銭的給付に対して物上代位するということだけでなしに、建築施設の部分の給付を受ける権利にも物上代位権があることになっております。つまり金銭的な給付を受ける場合に物上代位をするということは、意味はわかるのでありますけれども、それと同時に、建物の一部を受ける権利にも物上を代位するということになっております。従って、私どもが理解できないのは、建物の一部を譲り受ける、つ……

第38回国会 建設委員会 第30号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 ただいま中島委員から、いろいろこの法案についての御質問がございましたので、できるだけ重複を避けまして、簡潔に御質問申し上げたいと思います。  この法案の内容に入ります前に、大臣にお尋ねしておきたいことは、単にこの法律に限らず、先般本委員会を通過いたしました市街地の改造の法律にいたしましても、どうも政府の出して参ります法律というものが、そのときの産業の発達状況とにらみ合わせて常に後手々々になってきておる傾向が非常に強いのであります。今度の法律も、従来の土地収用法ではまかない切れないいろいろな点がございまして、それであわててこういう法律の改正をして、そしてその目的を達しよう、こう……

第38回国会 建設委員会 第33号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 通産大臣がお見えになりますと他の委員からいろいろ御質問があると思いますので、その間一点だけお尋ねいたしたいと思います。  この三十三条第二項の規定によりますと、「起業者又は土地所有者若しくは関係人は、補償裁決で定められた補償金額と緊急裁決で定められた仮補償金の額との差額につき、収用又は使用の時期から前項の規定による清算金の支払の期限(その差額のうち、補償金の全部又は一部に代えて、替地が提供されるべき部分についてはその提供の期限、替地以外の給付がされるべき部分については補償裁決の時)までの期間について、年六分の利率により算定した利息を支払わなければならない。」、こう規定してあり……

第40回国会 建設委員会 第6号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 保険局の次長さんがおいでのようでありますからお尋ねいたしますが、昭和三十七年度の厚生年金還元融資住宅並びに国民年金特別融資住宅の大体の計画、それから予算等の関係がおわかりでありましたらお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その七十億というのは、それは厚生年金だけのワクでございますか。それとも国民年金の方も加えての七十億ですか。
【次の発言】 ところでその国民年金の融資住宅のことについてお尋ねいたしますが、この国民年金融資住宅の貸付の条件、金利、償還、こういった関係はどういうことになっておりますか、この機会に承っておきたいと思います。

第40回国会 建設委員会 第7号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 簡単に関連してお尋ねをいたしておきたいと思います。いよいよ水資源公団がことしの四月から発足することになりまして、淀川あるいは江戸川水系というものにとりあえずかかるということになっておるのですが、やがて将来はいろいろな重要河川が追加されると思います。ところでこの公団法が最初制定されますときに一番問題になりましたのは、このように将来公団が莫大な事業費を投じて開発をする場合に、それを利用する側の、つまり工業用水ならば企業家、あるいは農業用水ならば農民、上水道ならば市町村、こういった側のいわゆる水料金、これが一体将来どういうふうになるのか、このことがかなり重要な問題だったと思うのです……

第40回国会 建設委員会 第10号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 今度の改正案は、現在の請負業者の実情に即した適切な改正であると存じまして、私どももこの改正案に対しましては賛意を表するのであります。  この機会に二、三関連いたしましてお尋ねをしておきたいと思いますが、最近までの注文者と請負者との間の請負契約の不履行による契約解除の結果、保証会社が保証したケース、つまり事故発生によって保証したケース、それはどういう程度になっておりますか、その点を一つお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 現在各保証会社が持っておりまする保証基金の現在高というのはどのくらいありますか、それをお知らせ願いたいと思います。

第40回国会 建設委員会 第19号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 時間も迫りましたので、簡単に佐藤先生にお尋ねしたいと思います。  今他の委員からいろいろ御質問がありましたように、今度の法律は土地収用法の発動が非常に問題になっておるわけでありますが、私は首都圏の今日の人口の集中、あるいは交通難、こういったことから考えて、首都圏の外にはみ出して、そうしてそういうものを受け入れる必要がある。そういうことからこの法律が作られたという、その立法趣旨は私どもも了解できるわけであります。しかも、この土地収用法の関係で首都圏の外にそういった工場を分散して、人口の適正配置をするということの公共性があるということも、これは十分わかるわけでありますが、ただ問題……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第16号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 総理がお見えになっておりまするので、総理に対して若干御質問を申し上げたいと思います。  私のこれからお尋ねいたしまする要旨は、今度自民党が提案されました修正案をめぐっての総理の見解をお尋ねするわけでありますが、修正案のこまかいことにつきましては、いずれまた安井大臣なり政府委員から承ることにいたしまして、基本的な考え方をお尋ねいたしたいと考えております。  今回の選挙法の改正につきましては、参議院選挙を目前に控えまして、非常に国民の関心が高まって参ったわけであります。すなわち、この改正の方向が国民の素朴な期待に沿うかどうか、換言いたしますると、今日の時点におきまして、今国会にお……

第43回国会 建設委員会 第7号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 共同溝の整備等に関する特別措置法案につきまして若干お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、この法律に基づく共同溝の全国主要都市における整備計画は一体どういうことになっておりますか、これを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの三ヵ年計画に要する大体の共同溝設置の総経費並びにその諸経費に対する公益事業者との負担関係はどういうことになっておるか。
【次の発言】 そこでお尋ねしたいのは、共同溝の建設費用の分担についての基本的な考え方についてでありますが、御承知の通り、最近は市街地におきましては、道路の効用というのは、ただ単に道路の上だけではなくて、道路の下の方の効……

第43回国会 建設委員会 第14号(1963/05/15、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 関連いたしまして二、三お尋ねしておきたいと思います。張り紙の除去は、現行の行政代執行法でもやってできないことはないわけですけれども、しかしこれには日にちがかかるわけですね。先ほどのあれで一カ月ぐらいかかるということですけれども、どうしてそれほどかかるのですか。日にちのかかる理由……。
【次の発言】 そういたしますと、張り紙をした者がはっきりしておる場合でも、やはり除去命令を出さずに直ちに取り除く、こういうことになるわけですか。
【次の発言】 そうすると、費用の負担の問題、先ほど石川委員から出たのですけれども、今度のこの法律で行政代執行法が全然適用されないと、費用を負担させるこ……

第43回国会 建設委員会 第17号(1963/05/24、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 関連して。先買い権の問題で一点だけお尋ねしておきたいのですが、今度の法律によりますと、事業開発地域に指定された後、その指定地域内の土地の所有者はその土地をよそへ譲ろうとする場合には、これを公共団体なり公団に届け出なければならない。そうして公団なり公共団体が先買い権を行使する、こういうことになるわけですが、その指定地域に指定される以前に、その地域内の土地の所有者と他人との間の売買契約が結ばれておって、そうしてある程度売買代金の内金が支払われておって、まだ名義は買い主には移転しておらないけれども、実質的にはほとんどもう買い主のほうに名義が移る段階に近づいておるというような状態のと……

第44回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1963/10/17、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 動議を提出いたします。  公職選挙法改正に関する件につきまして、日本放送協会川崎正三郎君、同じく平手正敬君の両君を参考人として明日の本委員会に出頭を求め、御意見を聴取いたしたいと存じますので、おはかりをお願いいたします。

第44回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1963/10/18、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 今度テレビ放送を利用することになったのですが、このテレビ放送は、大体候補者の写真を画面にあらわして、そうして経歴を放送する、こういうことになるだろうと思いますが、その写真の撮影の方法、たとえば非常に遠隔の地域、山間僻地から立候補したというような人、そうした人の写真というものは、その本人が写した写真を放送局に送ってもらって、もしくは届けてもらって、それをそのまま載せるというようなことになるのか、あるいは放送局で出向いていって、そうして写すというようなことになるのか、そういった写真の撮影の方法、それから一般候補者の写した写真の収集のしかた、それから写真に写される候補者はどういうス……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会 第15号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○山中(日)委員 ちょっと関連。  いま金丸委員からお尋ねがありました公営住宅分譲の件でありますけれども、いままで建設されました公営住宅の戸数の中で、分譲されたのはどのくらいありますか、数字をちょっとお知らせ願います。
【次の発言】 最近新聞を拝見いたしますと、従来の公営住宅の分譲の条件を緩和して、かなり多くの公営住宅を入居者に分譲する、こういうようなことが出ておるのでありますけれども、そういうような方向に進まざるを得なくなった原因は、それはあえて入居者の希望だけによるのか、それとも、公営住宅の管理に非常にばく大な費用が要る、だんだん建物が古くなってまいりますので、公営住宅の管理費がよけいかか……

第46回国会 建設委員会 第22号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○山中(日)委員 いま岡本さんからいろいろ尋ねられております緊急非常の場合、特に洪水の場合ですけれども、洪水のおそれがある場合に、河川管理者がそのダムの調節について命令を発する、あるいは指示をするという場合に生ずる起業者の損害を、補償する義務があるかどうかということが、いろいろ議論になっておるようでありますが、私は命令であろうが指示であろうが、そういう緊急の場合にそういう措置を講じた場合における損害は、普通の法律の理念の緊急避難という考えで、そういう補償はする必要がないということが生まれてくるのではないか。そういった洪水の起こった緊急の場合に、河川管理者がその起業者に対して、その機能を調節する……

第46回国会 建設委員会 第31号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○山中(日)委員 いま補償の問題が出ましたので、関連して、一点だけお尋ねしておきたいと思います。  土地収用法の規定によりますと、起業者が事業認定の申請をする場合には、事業計画書というものを出さなければならぬことになっておるわけです。ところで、この事業計画書の中には、この起業者が土地を買収する場合、あるいは土地収用の場合における補償費というものは当然記載されておらなければならぬと思うのですが、その計画書の中に記載されておる補償費というものが、不当に低過ぎるというような場合があり得ると思うのです。特に起業者の立場からいえば、採算上とても高い補償費は出せないということから、できるだけ低く補償費を見……

第46回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1964/05/13、30期、日本社会党)

○山中(日)委員 ちょっと関連して。いまの登録の問題ですけれども、二重登録ということになれば、これはむろん罰則があるわけです。そこで先ほど大柴委員からお話がありました、たとえば神奈川に住居があって、ある目的のために東京に住所を登録する。両方に住所があるということになれば、これは三重登録です。もしある目的のために、神奈川県のほうからは一時転出したことにして、そして神奈川県の住所は抹消してある目的のために東京に一時住所を移す、そうして目的を達したならばまた元に戻す、こういうようなことをやられた場合においては、それを罰する方法はないということになるかどうか、その点はどうなんですか。

第48回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○山中(日)議員 ただいま鈴木委員からもお話がありましたように、私どももやはり同一の考えを持っております。いろいろ自治省のほうにもお聞きいたしたのでありますけれども、昨年度から住民台帳制度合理化調査会というものがございまして、その方面においてもやはりこれに関連していろいろ調査を進めているというようなことも聞いておりますが、私どももこういった機関をさらに活用といいますか、進めて、政府等からも強くこういった調査会にそういう方向を打ち出していただいて、ぜひそういった方向に持っていきたい、こういうふうに考えておる次第であります。

第48回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○山中(日)委員 ごく簡単に、関連いたしまして、警察庁にお尋ねしたいと思います。  先ほど法務省のお話の中に、未済事件が非常に多い、裁判も非常に長引く、その原因としては、一時に選挙違反事件が殺到してくる、人手が不足だ、こういうようなことや、また、法廷における検察官あるいは弁護人との間の記述の合意がなかなかつかない、こういうようなことが裁判が延びていく原因でもあり、未済事件が起こる原因でもある、こういうようなお話でございましたが、むろん私はそれもあると思いますけれども、この事件が長引く一つの根本は、いまの警察官並びに検察官の調書の作成の形式に相当問題があるんじゃないかと思うのです。  と申します……

第51回国会 建設委員会 第34号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○山中(日)委員 首都圏近郊緑地保全法案についてお尋ねをいたしたいと思います。  私のお尋ねするのは、主としてこの法案の条文の解釈について、逐条的にお尋ねをしたいと思います。  その前にまずお聞きしておきたいことは、首都圏整備法による近郊整備地帯の中で、この法律で近郊緑地保全区域に指定されることを予定されておる地域がどのくらいあるかということです。これをひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その十五カ所ないし二十カ所の場所というのは、いまのところまだきまっておらないわけですか。予定ですか。
【次の発言】 五千万坪というのは、それは全体の広さですか、それとも一地域の広さですか。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 議院運営委員会司法委員会連合審査会 第4号(1947/08/22、23期、日本社会党)

○山中委員 罰則に關する規定について、二、三お尋ねいたしたいと思います。罰則第四十三條には、虚僞の申告をなした場には特に刑法の誣告罪と違つて重い規定をここに設けた理由は、おそらく裁判官の罷免を要求する場合に、虚僞の陳述をするということに對して、事柄がきわめて重大であることから、かような規定を設けたものと想像されるのでありますが、しからば、僞證の場合において、どうして特に刑法と違つた規定を設けなかつたか。同じように少くとも裁判官の罷免を要求するというような重大なる裁判規定に對して、證人が僞證をなした場合に、從來の刑法の適用と同じ取扱いをすることは、この規定を設けた趣旨に照らし合わせて均衡を失する……

第1回国会 司法委員会公聴会 第1号(1947/08/20、23期、日本社会党)

○山中委員 穂積先生に一言お尋ねいたしたいと思うのであります。先ほど穂積先生の御意見の中に、均分相續の缺點は、債權者保護に缺けるところがある。こういうことを仰せられたのでありますが、その理由として相續人はすべて分割債務を負担する。從つてたとえば債權者が一万円の債權を有しておつたとすると、被相續人が死んだ場合は、子供が五人おれば二千円ずつ分割して債務を負担する結果になるために、債權者は全部を相手にしなければ、債權者が満足を得ることができない。また全部の者が必ずしも返濟する資力があるとは限らない。こういうことから債權者の保護に缺くる點があるというように御説明になつたのであります。しかし均分相續とい……

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第4号(1948/06/07、23期、日本社会党)

○山中日露史君 有珠登山道路開設に関する請願の趣旨につきまして、簡單に御説明申し上げたいと存じます。  今回開設しようと計画しておる登山道路は、室蘭線有珠駅より有珠山を越えて洞爺湖温泉に至る六キロを、自動車をもつて往復できるように開設いたしたいと熱願するものであります。そもそもこの地は國立公園、登別温泉、洞爺湖、有珠山を結ぶ観光地帶の有力なる一環をなすものでありまして、東径百四十度四十九分、北緯四十二度三十三分の地点にあつて、海抜七百二十五米の活火山であります。登山は比較的容易でありまして、北海道三古刹の善光寺を有し、北海江の島の称ある有珠湾の勝景を探究して後、有珠山を越えて洞爺湖に遊ぶ者年年……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 水産委員会法務委員会連合審査会 第1号(1953/02/21、25期、日本社会党(左))

○山中委員 本日本件に関しまして、参考人から実情の詳細を承りまして、私どももこの問題に対しましては、国民的な憤りを感ずるものであります。李承晩政権が、アメリカの傀儡政権とまで言われておるきわめて親米的な政策を行つており、また日本もアメリカ一辺到、追従外交などと言われるほど現在の政府の外交政策はきわめて親米的な政策を行つております。従つて朝鮮も日本も今の外交政策ではともに親米的な方向に進んでおり、しかも朝鮮動乱が国連軍の警察行為によつて、日本を基地として南鮮の戦争行為に協力をしておるという現段階において、一体李承晩政権は何ゆえにこういつた暴挙をあえてするのか。ただ朝鮮の漁民の生活を擁護するという……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 水産委員会農林委員会連合審査会 第1号(1953/06/25、26期、日本社会党(左))

○山中(日)委員 私は本法案の補償すべき損失の有無及び補償額の決定に対する不服、すなわち救済方法についてこの法律には不備欠陥があると考えますので、その点について調達庁の見解を承りたいと思います。  この問題につきましては、過般の水産常任委員会におきましてお尋ねをいたしたのでありますが、その際には調達庁の方におきましても意見がまとまつておりませんので、次会に見解をまとめて御答弁を願うというお約束ができておりますので、この機会に重ねてお尋ねをいたしておきたいと思います。場合によつては修正の必要があるのではないかとすら考えておるのであります。それはこの法律によりますと、損失の補償を受けようと思う者は……


28期(1958/05/22〜)

第34回国会 建設委員会住宅に関する小委員会 第2号(1960/03/10、28期、日本社会党)

○山中(日)小委員 ただいま山中委員からお尋ねのありました外交員を採用する場合に、雇用条件というか、給与でなしに権限ですね。会社と採用者との間に書類の取りかわしか何か行なわれるのですか。外交員と会社との間に、外交行為をなすについての誓約書とか契約書というようなものが取りかわされるのですか。どうなんですか。
【次の発言】 私のお尋ねしておるのはそうではなしに、つまり外交員というのは単に会社の一使用人であるというだけの権限しかないのか。外に向かって契約を直接取り結ぶ立場にある人たちですから、会社の一つの代理権というようなものが一体外交員にあるのかないのか。その点を聞いておるわけなんです。

第34回国会 建設委員会住宅に関する小委員会 第3号(1960/03/19、28期、日本社会党)

○山中(日)小委員 だいぶ詳しく質問があったので、お尋ねする点も尽きたわけですけれども、ちょっと武田参考人にお尋ねいたします。  あなたは、昭和二十八年に入社されて、約一年くらい外務員をやられて、それから集金にかわったわけですが、あなたが集金係にかわったその理由は、どういう理由であったのですか。
【次の発言】 外交員から集金係にかわるのは、本人の希望があればみんなかわるというわけでもないと思うのですが、何かそこに一定の条件があるのですか。
【次の発言】 そういう身元保証がはっきりしておれば、外務員から集金係に、希望すればなれるものなんですか。


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第3号(1961/08/08、29期、日本社会党)

○山中(日)小委員 ちょっとこれは法文の解釈上の問題なんですが、第二の二項によりますと、「国は、市町村が、前項に規定する区域外の堆積土砂で、市町村長が指定した場所に集積されたもの又は市町村長がこれを放置することが、公益上重大な支障があると認めたものについて排除事業を施行する場合においては、」云々、こうなっておるのですが、この条文からいけば、前段の市町村長が指定した場所に集積された土砂を排除する費用だけがその対象になるわけですか。つまり、市町村長が指定した場所まで集積するときの経費というものは見ないのか。集積されたものを排除するときの経費だけがこの補助の対象になるのか、その点がはっきりしないので……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1962/04/09、29期、日本社会党)

○山中(日)委員 時間もございませんので、きわめて簡単に笹川公述人にお尋ねしたいと思います。  先ほど笹川公述人は、審議会の答申に対しましていろいろ御批判がございまして、まず第一に、連座制の問題だとか、あるいは高級公務員の立候補の制限だとか、あるいは政治資金の規正、こういった問題は、答申案は非常に理想である、しかしながら、現実性あるいは常識、あるいは合法性というものは欠けておる、従って、責任ある政府として、これを法律にする場合に修正を加えるのは当然だ、こういうような趣旨の御発言であったと思うのです。私どもは、その御意見に対してはいろいろ意見を持っておりますけれども、一々それを申し上げる時間もご……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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