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外崎千代吉 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

外崎千代吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


23期委員会出席TOP100
52位
23期委員会出席(無役)TOP50
45位
23期委員会発言(非役職)TOP100
74位

このページでは外崎千代吉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。外崎千代吉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 議院運営委員会 第28号(1947/09/29、23期、第一議員倶楽部)

○外崎千代吉君 社民自の發言順序は、たまには變更して、少數黨を先にやることはできないでしようか。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第1号(1947/06/28、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 この間の委員會に私も出席しまして、内務省地方局長の御意見も伺いましたが、二十年來の懸案であるものが未だに十分調査できないということは、政府としても言えないことだと考えております。同時に門司君の意見には自分は贊成であります。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1947/07/14、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 この後の小委員會なり、あるいは常任委員會なりを近いうちに開きますか。それによつてわれわれは……
【次の発言】 この問題に對しては、もう論議も盡されているようですから、歸らずにおつて、一日も早く法案を通してもらいたいと思います。
【次の発言】 干渉というよりは、選擧というものにはあまり關係ないような顔をして、全然構わなかつたというようなふうが多かつたと考えるのであります。警察官の問題でも、新らしく教習所で六箇月なり一年間教育をやつてせつかく出ても、古い警察官が舊態依然たる頭であるから、せつかく出たときは警察官はまじめなものだ、神聖ものだという氣持ではいるが、はいつてみると古い警察官の……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1947/07/15、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 安定本部の御説明によると、本年の二月十四日の閣議決定に基いて、石橋元藏相と世耕氏が處理委員長になつておりますが、二月十四日に第一囘の委員會が開かれ、何ら決議することもなく二三の意見を發表しただけで、そのまま終つてしまつておる。そうして四月十一日に世耕氏は辭めておる。四月十一日に辭められた世耕氏のついせんだつての發表は、ただはつきりとわからないけれども、あの當時は五百億から隱退藏物資がある、しかるに安定本部は何ゆえかこれを發表しない。こういうことを本人は申しております。しかもこの中に出したものはほんのわずか形式的というか、これしかなければしかたがないけれども、この間も軍の作業衣が何萬……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1947/08/07、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 いずれの御意見にも理論のあることでありまして結構でありますが、少くともこの問題はすでに二十何年間論議盡されてまいつておりまして、殊に第九十二議會において、内務大臣までこれを認めておる。これをまた遷延することは、市あるいは郡部の摩擦をいたずらに増すのみであつて、むしろかえつて有害ではないかと思います。よつてできるならば小委員會の決定通り特別市制を施行することがよいと思います。
【次の発言】 ただいま私の言葉が足らないところから、じやまがはいるのを防ぐというように聞かれたようでありますが、そうではありません。ただいたずらに長く論議しているうちに、郡市のうちでさまざまなる摩擦が起るのをお……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1947/08/30、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 特別市制問題に對しましては、當然特別市制をもはや實施してもよいと私は考えております。それはもうすでに二十數年前から論議され盡されてしまつた問題でもあり、なかんずく日本の現状から見るときに、今日こそ時期尚早どころではない、急いで實施しなければならないのではないか。お互い一億國民は、一丸となつて戰つたけれども、遂に戰いは破れてしまつた今日において、何をもつて國家を再建していくか。もちろん農村を中心にしなければならぬけれども、貿易方面とか、海外の關係から見ましても、大阪、名古屋、京都、神戸、横濱のごときは、一府縣の都市でなくして、日本の都市であると、われわれは考えておるのであります。五十……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第18号(1947/09/29、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 今の局長さんの御説明によりますと、地方廳の調査は全然信用できないということになるわけでありますか。地方廳の調査が信用ができないからわれわれの手によつて完全にやるんだ。だがこの間の新聞等を見ると、日本の政府の調査にによれば約六千萬石くらいの米がある、しかるにマ司令部においては八千萬石くらいあるのではないかということが出ておりますが、日本の政府において完全なる作付面積その他の調査ができておるのかいないのか、これが一つ。  それからいま一つ、現在の調査機關を認めてくれるということになりますと、地方廳は信用できないからわれわれがやるんだ、こういうことになります。地方廳の調査がすべて信用でき……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1947/10/02、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 農林大臣がお見えになりましたから、この際お伺いいたします。統計局長の話によると、未だ日本では完全な農地面積の統計がない、よつて総登録をやりたいということをお話になつておりましたが、耕地面積の實態がつかみ得ないのに、昨年一昨年のごときあの農家の供出問題、今年でさえできないものが、昨年のごとき、ほとんど無計畫のまま農村に供出を割當てた。その結果どこの農村でも非常に農家が迷惑をしておる。この點は前内閣の時代であつたからやむを得ないとしても、現内閣において、しかもいつも言う通り、農林大臣は農業組合及び農家には最も關心を持つておる大臣と思われるが、その大臣でさえもやはり無統制、無計畫のままで……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第21号(1947/10/06、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 木炭の價格の問題は、一體物價廳でやつているのかどうか。しかも木炭の價格は、一體消費者を中心に考えたものか、製炭者のみを中心にして考えたものか、その點をひとつお知らせを願いたい。どういう觀點からこの物價をおきめになるのでありますか。
【次の発言】 そうすると消費者というものは全然考えないできめられたものでありますが、私にはそうとしか思えぬが、そう考えて差支えないですか。
【次の発言】 そうすると、私は他縣のことはわかりませんが、青森縣出身でありますから青森のことを例にとりますが、青森縣では三十何圓、四十圓の公定價格當時に、もうすでに五、六十圓、七十圓まで出さなくても、そのやみ相場で盛……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第22号(1947/10/09、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 政府委員の説明は、まことに親切丁寧なことは感謝しなければならぬが、今の説明を聴くと、説明であるか説教であるかわからぬ。短い時間に委員會をするというのに、要點だけの説明を伺えばよいのであつて、一々われわれは説教を聴くためにここにきておるのではない。親切でよいかもしれないが、説明以外に説教が多過ぎるのではないか。なるほどすべての資材はないんであろう。あるいはまた日本國民の道徳は低下しておる。それは第二として、要點だけ説明してもらえばよいのであつて、説教はあとで承るようにやつてもらわなければ困る。  第一私は、日本の鐵道は世界に誇るべき鐵道であると信じておつた。しかるに戦争に敗けて以來、……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第26号(1947/10/22、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 今の問題で、地方局長もよく御承知でしようが、一票をもつて争うような命がけの選擧の場合、本人はよくわかつておりながら兩方に入れた場合に、これを罰する法規があるかないか。これは重大です。  それから今度の日本の警察制度及び六・三制に對しては、實にわれわれ日本國民としては、想像のでき得ない法律ではないかと思う。現在の日本の國民の力としては、今度のような警察制度が適用になれば、治安の維持上非常な不安をもちます。同時に六・三制度の問題は、現在の敗戰日本の經濟では、はなはだ苦しい。金は國家も欲しければ、地方も欲しい。先ほどお話の通り、六・三制は政府が半分、地方が半分という負擔になつておるが、今……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1947/10/23、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 これは政府委員に質問するのではありませんが、千賀議員から先ほどの質問の中に、補助名簿の問題が出ましたが、もし小會派で絶対多數を得ない場合には、こうい、りとをするといつたことがありましたが、小會派というのはどういう點を指して……。
【次の発言】 小會派でも少數派でも、どういう點を指されたものであるか。第一黨に対する――社會黨に対する自由黨が少數派か、国民協同黨、あるいは農民黨、あるいは共産黨を指して少數派というのか。いずれにしても、少數派が絶対出し得ないという言葉がありました。別に言葉尻を捕えてどうと言うのではありませんけれども、私の部屋に歸つて、こういう問題が明日戸む決を採る場合に……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第33号(1947/11/13、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 中途から來たので、はつきりしたことはわかりませんが、今質疑應答を聽いていると、責任のない人、また責任があつても答辯のできない人をここに呼んだことは、委員長にも責任があると考えなければならない。制限のある時間の中で、われわれが説明を聽いて調べようというときに、答辯さえできない人をここへ呼ぶということは委員長にも責任がある。少くとも局長なり大臣なりを呼んで來て、完全な質疑應答ができるような方法をとらなければならない。委員長がただちに局長なり大臣を呼んで來て、ここで質疑應答させるようにしていただきたい。
【次の発言】 そこはわかるのだが、局長がいない場合、少くとも局長の代理をし得るような……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第34号(1947/11/14、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 今のそばの問題でありますが、そばの問題は農林省の今度のお考えは、すこぶるいいと私は思います。そしてその方法については農林省に何いたしますが、まつたくわれわれは旅行しますときも、また現在においても、實に外食の問題では苦しむのであります。そればかりでなく、もう一つは、今も安本の方の御説明では、まだ小さな飲食店まで開放するというような考えも十分もつていないようである。この場合に一歩々々と進んで、何かの關係をつかんではこういうふうに進んでもらうことは、非常に私は喜ばしく感ずるのでございます。  もう一つは、安本の方にお伺いしますが、きのうの事務官の説明では、料理飲食店全部を閉鎖したが、それ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第35号(1947/11/17、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 二重になるかもしれませんが、お伺いしたいと思います。第三章の自治體警察の中に、第四十一條「市町村警察は、第二條第二項に掲げた事項に關するすべての職務を行う。」こうなつております。それで第二條第二項は「一、公共の秩序の維持、二、生命及び財産の保護」これだけになつております。そうすると第二條の公共の秩序の維持、生命及び財産の保護、あとの方の三、四、五、六というのはどういうふうに考えるのですか。
【次の発言】 第四十九條に「警察署長は、上司の指揮監督を受けて、管轄區域内における警察事務を執行し」とありますが、この地方警察、自治體警察の上司とは一體どれを指しておるのでありますか、御説明を願……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第6号(1947/08/30、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 農林大臣に質問いたしますが、青森縣の方の水害も極端に荒された田畑は數十町歩にわたつている。そして石とか、砂とか、泥などが流れまして、高い所は五、六尺、低い所で一、二尺というくらいの田や畠が埋つてしまつたのであります。こういうものに對しての農林省の救濟の方法をはつきり伺つておきたいと思います。
【次の発言】 私ども青森縣でありますが、水害地の視察に參りまして、水のために田は全部、約十町歩以上も流され、川床になつておるような農家に對しては、どういう救濟方法をとつていくつもりでありますか。流されたものは何年か經てば元のようになるかもわかりませんが、川床になつたようなものはいかに護岸をやつ……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第11号(1947/10/20、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 今途中から出てきて恐縮ですけれども、三千円とか五千圓というお話がありましたが、どういうバラツくを建てれば三千圓で建つのですが、三千圓で建つバラツクは日本にあるのですが、普通のバラツクデも一萬圓は當然かかります。農家の家だからといつて五千圓で建つものはおそらくないと思いますが、どういう基準で三千圓とか、五千圓という計算が出るのでありますか、それをひとつ伺いたい。
【次の発言】 マル公で手配してつくるというのですか、それとも手配しつつあるのですか、マル公でくぎから材木、ガラス、すべてやつてくれたら別ですが、いかに堀立小屋でも、天井がなくて、すぎのまさを使つても三千圓や五千圓では乞食小屋……

第1回国会 水産委員会 第5号(1947/07/11、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 私ども造船をやつておりますが、話を聽くと、造船所は今度整理されるといえばおかしいが、一つ場所に一つとか二つとかいうふうに整理されると聽きますが、それについてお伺いしたい。もう一つは造船所が全然許可を得なくて造船をやつていくというのは差支えなかつたのですか。それをお伺いいたします。  それから一つは、今政府はどうするかと伺うと、適當に答辯しておりますけれども、法律案は議員によつて出るとすれば、お互い議員によつてこの點はいけない、あの點はいけないという點があつたならば、新しい法律をつくつて政府にこれをやれというのも一つの方法ではないか。これを伺います。

第1回国会 水産委員会 第7号(1947/07/29、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 魚價の値上げの問題についてまず農林大臣に伺いたいことは、先ほどからの、他の委員諸君のお話では、安いから出ない、結局高くすれば出るというような意見でありますけれども、安い高いよりも、むしろ漁具とか船具とか、すべて漁師の使うものが完全に與えられれば、いつでも十分に漁業はできるし、魚はとり得るものであると考えておるのであります。それと同時に深く關連しておるのは米であつて、農林大臣は今囘またも値上げをされたようでありますけれども、この米やその他の諸物價を再び上げる意思があるかないか。これによつて相當大きな影響があると私は考えております。もし再び米も上げ、または鐵道運賃を上げるとすれば、これ……

第1回国会 水産委員会 第9号(1947/08/01、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 ただいま許可を受けるまでは手續が要ると言われましたが、造船所で船をつくつて、できた船をよそへもつていつて最初の運航をする許可は、船主だけでお願いしてできるのですか、それとも造船所とともに、運航方法については許可を受けるのですか。
【次の発言】 實はこの間、私の方の漁船においてありましたが、檢査がはつきり濟まないうちに、船主は代金も拂わずに船をもつていつてしまう。運航する方の許可はあなたの方からあるというので、警察同意して出した。檢査がすつかり濟まないうちはもつていけないことになつておりますか。
【次の発言】 いま一つお伺いしたいことは、新しい造船所がたくさんできると思いますが、その……

第1回国会 水産委員会 第10号(1947/08/05、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 私の方は大きい漁業家も小さい漁業家もおりますが、漁網の修繕用の綿絲がほとんど見えないようでありまして、小さい漁業家にも網の修繕用の綿絲を何とかできないかということと、それから網の問題ですか、これは説明はし易いけれども、なかなか説明だけでは十分にいかない。もう少し説明ばかりではなく、漁業家がほんとうに働けるような方法になるのは、いつ頃までかかればよいか、そのことをひとつお話し願いたいと思います。
【次の発言】 私どうは村へ歸つて相談しましたら、水産廳設置は農林省の外局としてでなくむしろ獨立したものにして内閣の直屬にしたらどうかという意見であります。

第1回国会 水産委員会 第15号(1947/08/29、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 各委員會の中でわか水産委員會ぐらい圓滿な、また多く囘數を開いておる委員會はない。かように他から言われておる今日、突如として、今聽いておれば、夏堀議員と委員長の應答には、われわれは唖然としておる。小委員會がこれを完全なりとして、政府もそれに贊同した。しかるに三倍でなければ安いという委員長の言動が問題になつておつて、それは委員長でなく、政治家としての意見だという御答辯であるか、はなはだ遺憾であると思う。われわれもちろん全部が政治家である。けれども委員長は、水産委員長でない場合は別として、水産の委員長は、水産に關する問題を二つにわけて、答辯するということは、やるべきものでないと私は考えて……

第1回国会 水産委員会 第19号(1947/10/03、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 政府委員も御承知になつておると思いますが、先日山形縣、新潟縣、富山、石川、福井の二十何箇所の漁港の調査にまいつて、特に漁民の聲を聽いてみたいのでありますが、最初の委員會のときに藤田局長から、漁網と撚絲は相當心配ない程度の準備があるということを聽いて、非常にわれわれも意を強うしておつたのであります。ところがその後において商工省竝びに藤田局長のお話を聽くと、八〇%くらいの準備があるということでありましたが、各地方の漁業者に聽いてみますと、ほとんど一割程度から、一割五分―二割までのところはないというように聽き及んでおるのであります。そのために漁業家はどこも一・九の値上げは安いということを……

第1回国会 水産委員会 第22号(1947/10/14、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 水産委員會は他の委員會よりも、一番熱心に、またたまたま會合も多いのでありますが、水産廳を初めとしてこれというて何らまとまつたものがないというような各方面のお話もあるのであります。それでこの間から漁網問題や漁港問題も出ておりましたが、これに對して藤田水産局長へお伺いすることは、多少でも漁港に對する豫算が多くとれましたか、それから今後の方針はどういうふうになつておるか、漁網の方はなんぼかよくなつておるかどうかということを承りたい。とにかく水産委員會はしよつちゆう開いておるが、何らできていないじやないかと言われますから、多少でも進歩した點があるかどうか、この點を伺います。

第1回国会 水産委員会 第24号(1947/10/22、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 今の政府の御意見だというと、これはりつぱな意見であつて、このままではいけない。だからして裏づけを完全にしてやつて、そうして出させようということを考えておるという御説明でありましたが、これは非常なごもつともな話で、そういうようにやらなければならないので、今までそれを數囘われわれもお願いしておつたのであるが、政府は裏づけをするだけの施設準備がないために、思うようにいかない。こう言つておられる。政府が今あらためて考えて、はたして裏づけするだけの品物があるであろうか。もしないとすればやはり同じような結果になるのではなかろうか。そうすればやはり今までのような方法でやつていくのか。この點をお伺……

第1回国会 水産委員会 第29号(1947/11/28、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 今の御説の中で、十二億圓を安定本部に出しておるということで、それはたいへんありがたいことであります。ただそれを農林省の水産局内部だけに任しておかず、われわれ委員會としても必要な問題であるから、これをわれわれの手で、むしろ委員長の手で、進んで安定本部に注意をしてもらつて、十二億の豫算を全額とるような方法をとつてもらつたらどうか、これをお願いしておきます。

第2回国会 議院運営委員会 第27号(1948/04/13、23期、社会革新党)

○外崎千代吉君 これは宿舎や滯在実費の問題もあるだろうが、議員が出なければならぬのは当然で、この問題については與党、野党を問わず、各政党自体で引締めなければならぬ。各派交渉会を設けても、いつも法規を無視してやるようなことだからだめだ。本会議の員数が足らなければ流会にするがよい。そうすると各党でも、出なければならぬことになる。まして與党が常に半分も出ない。それで会議を開くからいけない。法規を無視するところがいたぬ。法規を重視していつたら必ずやつていけると思う。今日からでも定足数が足らなければいつでも流会するということになれば、自然みんな出てくると思う。

第2回国会 議院運営委員会 第29号(1948/04/15、23期、社会革新党)

○外崎千代吉君 しかし浜松だけは調べる必要がある。
【次の発言】 農林と水産は二つにわける方がいいと思います。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第2号(1948/01/29、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 最近のこういうような事件に対して、今の警保局長の意見では人員が足りない、いずれ人員を整備してということでありますが、人員の話ばかりいつの議会でも出るのでありますが、このたびの集團強盗のような場合には、列車には警乗警察官が乗つておる。途中でそういう事件が起きたときには、すぐ次の縣の警察の方に無線電信で手配をするとか、あるいは何か電話ででも、早速報告するとかいうような設備をする考えはないですか。それから乗物――自動車、オートバイ、そういうものの完備がしてあるかないか。そうして今後こういう事件があるたびごとに、一刻を争う場合であるから、消防自動車などは消防の関係上非常に整備しておるらしい……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1948/02/03、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 政務次官にちよつとお伺いいたします。石炭が足らなくなり、あるいは物がなくなると、いざとなると東北線、あるいは常磐線、奥羽線というものを詰めて、要するに急行をなくしたりする。そうして東海道のような方面は、常に二等車でもちやんとつけ、貨車も減さないで使う。東北方面の列車はどうしても粗未な取扱いを受けて、そうしていざとなると列車を減らすようなとをする。北海道を控えて一番重要なる線であるのに、どういうものか東北と関西方面とは比重をつけておるような嫌いがありますが、これには何かめんどうな関係があるのか、ひとつ御教示願いたいと思います。  それから乗車制限ということをやつておりますが、乗車の制……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第6号(1948/02/12、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 当局の御苦心は大いに認めるところであるけれども、今の御説明はわれわれは、まことにつや氣のない説明であると思う。新聞紙上ですでに報道されたことである。それだけの報告ならば、何もわざわざここに來てもらつて聽く必要はない。もう少しほり下げて具体的な説明をお願いしたい。
【次の発言】 そうすると、大筋は今のようなことになつておるが、今伺つたところでは新聞で発表になつた以外に出ていない。世間は非常に警視廳に期待し、また信頼しておつたが、もう最近では非難の声が出ておる。これもやむを得ないだろうと思う。一月二十六日に起つた事件が、二月になつても何らの手がかりがない。警視廳としては、いくらかめやす……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第12号(1948/03/02、23期、革新新党準備会)

○外崎委員 紹介議員庄司一郎君に代りまして、私から請願の趣旨を説明いたします。一通り請願の趣旨を読んでみます。「私たちの料理飲食業者は昨年十月衆議院議長殿宛の再開業請願が十二月九日に採択となりし旨聞き及び愁眉を開いたのも束の間、再び本年三月末日まで政令が延長となり、まつたく失望禁ずるあたわざるものがあるのであります。東北六縣十数万戸の私たち業者並びに家族及び従業員等は、眞に明日をも知れざる生活苦のどん底に追ひ詰められ、まさに餓死線上を彷徨しつつあるの現況であります。私たちの営業権、生活権は憲法上許されておるのでありますが、昨年七月の政令により取り上げられ、まさに飢餓線上に立たしめられ、その上に……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1948/03/04、23期、革新新党準備会)

○外崎委員 緊急動議を提出いたします。
【次の発言】 実は今月の議題ではありませんが、ついこの間の議題で料飲食の問題があつたのであります。この料飲食の問題とはちよつと違つておりますが、それはそばの問題であります。これを請願を出すことになつておりますが、そばの生産は戦争以来だんだん減少してきて、今日では二、三十万石しかないという現状であります。この場合、普通の料理飲食ではなく、外食券のそば屋を開業させるということになれば、非常にそばの増産もできる。このそばは耕地でなくても、荒れた土地でも増産できるというような状態でもある。この場合に、私らは、今まで大衆に最も親しみの多いそば屋を開業させてやつてい……

第2回国会 水害地対策特別委員会 第7号(1948/05/25、23期、社会革新党)

○外崎委員 初めての委員長にかれこれ言うのはおかしいけれども、関東、東北の水害問題について、農民が非常にこの委員会を重大視していることは、私の言うまでもない事実であります。私どももそういうわけで命をかけてこの農民の利益を擁護している。この委員会の重大な時間を利したのかもしれないが、悪用してこういう芝居じみたことをするよりも、本格的に委員会の審議をしていただきたいというのが、われわれの希望なのです。第一回会において全員一致をもつて水害に対する要求を政府にしたはずである。しかるに政府は未だにこれに対して何ら考えてくれない。本会議において私もこのことを申したことがありますが、いつまでも外国から放出物……

第2回国会 水産委員会 第1号(1948/01/28、23期、第一議員倶楽部)

○外崎委員 時間も経つておるし、一体総理大臣が來るのか來ないのか、それによつて休憩したいと思います。

第2回国会 水産委員会 第6号(1948/03/03、23期、革新新党準備会)

○外崎委員 今農林省の方の御説明でありましたが、各省の説明を待つて質問したいと思います。
【次の発言】 各協交渉会がありますので簡單にお話しいたします。  今大藏大臣初め、安本あるいは水産局長の懇切なお言葉に対しては、まことに感謝いたします。しかしただ先ほどから同僚の話されましたように、なるほど十億、二十億と言えばたいへんかもしらぬが、何せ魚を多くとる、とらないというよりも、まず漁民の生命の保障がなければならぬ。これが一番重大な問題であります。私も昨年委員長にお供して、日本海の方を一通りまわつてまいりました。その他各方面に三、四十ケ所の漁港は見てまいつておりますけれども、はなはだ不完全である。……

第2回国会 水産委員会 第15号(1948/05/26、23期、社会革新党)

○外崎委員 先ほどからの國務大臣の答辯を聽いていると、ざつくばらんに言うという話ですから、ざつくばらんに聽いたのですが、ざつくばらんに言うと、税をかけなければならないという意味はわかりました。しかしながら漁業は範圍が廣く、區別しがたいから、利益のないものはとにかく……というのですが、區別しがたければどうするのか。區別しがたいから、區別しがたいものを區別しなければならぬ。なぜならば、今あなたがおつしやる通り漁業といえども、大も中も小もある。その大も中も小も考えずして、一率に漁民の利益を度外視して何にかけるか、所得に對して課税するのに、利益はとにかくというて、收入をみないと所得がわからない。所得の……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第4号(1948/11/19、23期、社会革新党)

○外崎委員 運輸大臣にお伺いしたいことは、この問題は災害の問題とはかけ離れておるかもしれないが、常磐線はいいけれども、東北本線はいまだ急行列車は通つていないが、いつごろから通すか。もういつは、東北本線は現在スチームを通していないが、これを今年の冬通す氣はないか。いまいつは長年の間ぼくらは考えておるが、東海道本線と東北本線というような線は差別待遇をやつておる。というのは、何をおいても東海道本線はすべてに先がけてやる。しかも列車もいいものを使う。しかし東北本線や常磐線や奥羽線は惡い列車を持つて來る。これを何十年間やつて來たのであります。これについて、この差別待遇をなくして、東北方面も関西方面も同一……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1948/11/20、23期、社会革新党)

○外崎委員 三浦局長さんに伺います。私青森縣ですが、今度の災害と多少、趣を異にするかもしれませんが、青森縣のごときは八割、九割までは官有林であつて、すべての開発上に支障を來しておる。將來官有林を民間に拂い下げる意思があるのか、ないのか、こういう点を一つお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 わけるのはいけないといえば、その縣にはいかなる支障を來してでも開放しないということですか。
【次の発言】 それはすこぶるいいけれども、青森縣は八割、九割も國有林である。そのためにすべての仕事の上に非常な支障を來している。これを開放することを縣民が主張しているが、今まではどこまでも開放しない。そうして民……

第3回国会 水産委員会 第2号(1948/11/10、23期、社会革新党)

○外崎委員 今新長官は漁港問題は重要と考えておる。それから予算はできるだけ御希望に沿いたい。こういう御意見でありましたが、重要に考えておるとはどの点まで考えておるのか。御意見に沿いたいなどというような月並な御意見は、長年われわれは政府当局から聞いてきて、ひとつも信頼することができない。そこで漁港、船入澗などについては、私も昨年以來日本海、並びに太平洋沿岸を見てまわりましたが、日本で完全な漁港、船入澗は一つもないということが言い切れるのであります。しかも漁獲の高は存じません。三百五十万もあるという漁民の生命に関して、從來の政党も政府もほとんど重きを置いていないということが、この漁港、船入澗を見て……

第3回国会 水産委員会 第3号(1948/11/12、23期、社会革新党)

○外崎委員 青森縣の方も油がなくて非常に困つておるということはおわかりだと思います。北海道の方にだけやつておるが、他府縣の方は一体どうするつもりか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 北海道だけが困つておるということですが、そうすると東北方面をあなたは調べてないということになると思う。なんとなれば、ついこの間、私が上京する前に、暴風雨のために何十人という人が死んだ。その原因は何かというと、油がないために惡い油を使つたからなのです。こういう事実があなたの方にわかつておるのかどうか。そして何か考えておるというだけでは漁期を失する。漁というのは御承知の通りそう長い間の漁期ではない。北海道の漁だ……

第3回国会 水産委員会 第9号(1948/11/20、23期、社会革新党)

○外崎委員 林漁港課長に、青森縣の日本海に面する漁港に対してお伺いしておきたいのであります。御承知の通り青森縣の日本海は秋田、新潟、富山各方面の船は北海道の往復の途上、常にある権現崎を越えることに至難を感じて、年々何艘ではない、何十艘というほどの船の損害をこうむつておる。また人命に非常なる損害をしておることは、すでに御承知のはずであると考えます。しかるに青森縣の日本海において完全なる避難港は一つもないのであります。避難港が一つもないのが、これが大きな原因を來しておるのでありまして、これに対して林漁港課長はいかなる考えを持つておるか。漁獲の多い少いということは、私は常に話をしておりますが、問題で……

第3回国会 水産委員会 第12号(1948/11/29、23期、社会革新党)

○外崎委員 陳情書はまだ出ておりませんが、熱心なる日本旋網漁業協会々長小高熹郎さんから特に陳情がありましたので申し上げたいと思います。  関東北いわし、あぐり網漁業大不漁に対する根本策として左の方途を講ぜられるよう陳情申し上げます、内容はわが國においても最近科学の進歩に伴い寒暑台風による災害はある程度予測さるるにいたりしも、まだ潮流の異変による災害に対しては現在の調査研究にては予測すること不可能にして、われわれのごとく回遊魚たるいわしを目的とするあぐり網漁業者が、現行漁業法により許可せられたる漁場仙台湾沖において、例年九月初めより十二月ごろまでに漁獲せらるるいわし数千万貫なりしも、本年はいわし……

第4回国会 懲罰委員会 第1号(1948/12/12、23期、社会革新党)

○外崎千代吉君 國会の忙しいなかに皆さん方にいろいろと御心配をかけて、何ともその点は申訳ありません。ただいま速記録の朗読によりましてでもわかるごとく、私は衷心より國家を愛しております。同時にまた議会政治を認めております。そしてそれだけに政党に信頼を置いております。しかるにまつたく憂國の至情から、いわゆる熱血のほとばしるところ、あるいは議員諸士におかれて懲罰にしなければならないというほどの問題が起きるとは、私は全然考えておりません。なかんずく今読みましたところの私の演説をお聞き願いましたならば、私と同樣に國家を愛し議会を信ずる人々にしましたならば、喜んで拍手をもつて迎え、そして私に賛同してくれる……

第4回国会 懲罰委員会 第3号(1948/12/20、23期、社会革新党)

○外崎千代吉君 この前に本議場でも申し上げましたし、またここでも申し上げましたが、私としましては、まつたく憂國の至情より出た問題であつて、そうしてまた議長が取消せと言うからして、ただちにその場でそれも取消してあるもので、これに対して陳謝せよというのであるが、取消してあるのに、私としてそういう誤解をするのであれば、私は陳謝する氣持はないと、こう申し上げたわけです。  同時にまた理事会において何か除名問題が起きておるそうでありますが、それもしかし私としていかんともしません。もちろん決議に從わない場合には除名することもよいでありましよう。しかしながら私自身議員として、何か破廉恥罪をなしたとか、あるい……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第3回国会 水産委員会公聴会 第1号(1948/11/22、23期、社会革新党)

○外崎委員 先ほどからの公述人の方々の熱心なる御意見は、非常に参考になる点が多く、われわれまことに感謝いたしておる次第であります。ただ惜しむらくは――これは委員長にもお願いしておきたいが、今日のこの公聽会はなぜやつたかという趣旨をまだはつきりしていない方が二、三あるように見受けられました。なぜかというと、先ほどから何かこの公聽会に來て、代議士を向うにまわして反対でもすればいいというような、演説会にでも來たような氣分でやつている人がある。何も自分たちの手でできるものなら、やつてさしつかえないものであるが、いわゆる先ほどから言う民主的立場から、その最も関係の深い方々の意見を十分参考にして、政府とと……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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