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日野吉夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

日野吉夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
712位
委員会出席(無役)歴代TOP500
406位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
900位

25期委員会出席(幹部)TOP100
64位

このページでは日野吉夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。日野吉夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 水産委員会 第2号(1952/11/11、25期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまの説明で一応了解ができるのでありますが、今回の津波は非常に特異性があるということ、二日間にわたつて断続的に襲来したという実情、しかもかき、のり等の収獲期に襲来したということにおいて被害の算定が非常にむずかしくなり、大きなものになつており、しかも漁民の経済にとつては非常に緊急性を持つのであつて、従来政府のとつて来た対策を見ているときわめてスロー・モーシヨンであつて、適切に漁民の救済に間に合わないという実情をわれわれは幾多見ているのであります。この点を十分考慮に入れられて速急に調査されるというが、調査をまとめて具体的な対策を立ててほしい。そうして従来ほとんど融資にまたれている、……

第15回国会 水産委員会 第4号(1952/11/29、25期、日本社会党(右))

○日野委員 今の質問に関連して……。実は私も委員会のあり方について意見があるのですが、その前に今月十四日に秘密会が開かれて、水産庁からこまかな数字を上げて、拿捕の状況とか、そうした事情を承つておるのでありますが、それから半月たつておる。この半月間に起つた件数、事故、これは水産庁の方から承りたいし、当時倭島局長は、ただいま交渉中であり、それを発表されることが外交交渉に及ぼす影響をおそれて秘密会を持つ、こういうことであつたので、その後半月間に行われた交渉の経過、交渉の進展の状況、これに対して外交交渉によつて解決する自信の程度、これを承つて、そのあとにこの委員会の持ち方、あり方について私の意見を述べ……

第15回国会 水産委員会 第9号(1952/12/16、25期、日本社会党(右))

○日野委員 さつき赤路委員の質問に対して、長期信用銀行の構想を述べられた中に、金融債を引受けた地方銀行には引受額の五割の融資を認める、こういうことがありましたが、その地方銀行の範囲は地方の金融機関という意味ではないのですか。
【次の発言】 極限されるのですか。
【次の発言】 そうすると代理店として指定を受けた以外のものは、その長期債を引受けることはできないという意味でございますね。
【次の発言】 もう一つ、大蔵省関係の政府委員の方と委員会をやると、いつもきようのように委員会の要求に対して大蔵省は逃げようとする、阻止しようとする一つの傾向がしばしば見られるのです。さつき松田委員の言われるように、……

第15回国会 水産委員会 第10号(1952/12/17、25期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまの問題は非常に大きい問題であります。従つて関連する部面が非常に多いことと、それによつて影響するところが非常に甚大であるという関係から、一応拝聴して、これを水産資源の小委員会にまかせて、さらに検討をして決定したい、こういう動議を出すのでありますが、これは価格政策と重大な関連を持つて来ることが考えられる。国の食糧政策に対しても重要な関連があります。今田口委員から述べられたように、中小企業者に対しても価格面において重大な関係を持つことは大体予想がつきますし、さらに今の説明で国際関係に及ぼす影響が非常に甚大である。これらの扱いをするためには、各国が今日までとり来つておるところの実例……

第15回国会 水産委員会 第11号(1952/12/19、25期、日本社会党(右))

○日野委員 小委員長に伺いますが、府県が三割を補償した場合は、国が五割を補償する、三割以下の場合は……。
【次の発言】 そうすると大分問題になつたことですが、地方自治庁は義務づけるような政令は絶対に反対するということでありましたが、地方自治庁との折衝はいたしましたか。
【次の発言】 そうすると、水産庁では地方自治庁と了解をつけ得る自信を持つておられるのですね。前回の例もあるから、政令の内容として、これは出せますね、そう解してよろしゆうございますか。
【次の発言】 この問題は大分長いこと小委員長を中心にして、各委員方の熱心なる努力の結果、こうなりましたことについて、大いに感謝するのでありますが、……

第15回国会 水産委員会 第17号(1953/02/06、25期、日本社会党(右))

○日野委員 日本の水産業の発展のために、将来水産省にまでしようという長官の説明をきよう聞いたのですが、この予算を総括的に見て、まつたく事務費と調査費だけで、積極的な水産業発展のためにする予算の少いのに失望したのです。これはこまかい費目をあとで詳しく伺いたいと思うのですが、なかんずく今問題になつております漁港修築の予算、われわれも四十八億の要求には大いに賛意を表しておつたのですが、その半額でここにきめられておる。これは長官としても、四十八億出したのをこの程度に削られてそのまま引下るなんというのは、非常に不見識じやないか。権威を持つてこれを通そうというなら、さつきから腕づく、政治力、そうしたものを……

第15回国会 水産委員会 第18号(1953/02/07、25期、日本社会党(右))

○日野委員 貿易振興ということの重要性は十分わかるのです。今の説明で、原因は合成ビタミンの出現による値下り、そうしたことを原因にしているようでありまして、非常に事情は重大であるから、臨時措置として考えることはいいけれども、それは今日の一般的貿易不振の原因もあり、世界的にコストの競争などもあるので、一体政府においても、あるいは業界においても、今後のそれらの対抗策等があるのかどうか。今ここで、原因は合成ビタミンの出現、こういうことで臨時措置として金融措置をやる、こういうようなことは一応考えられ、十分研究される。川村委員よりの発言もあり、これは水産貿易の小委員会で十分検討して適当な措置を講ずることは……

第15回国会 水産委員会 第19号(1953/02/13、25期、日本社会党(右))

○日野委員 ちよつと関連して……。水産貿易のことにつきまして長官にお尋ねしたいのですが、ビタミンが合成ビタミンの圧迫を受けて非常に値下りして、何とか救済しなければならないという陳情書が出て、過般論議したのですが、水産貿易の小委員会で、一定の研究費があれば、アメリカの合成ビタミンに負けないかどうかはわからぬが、十分研究できるということが明らかにされたようでありまして、これについてはやれるという技術者の自信があるのですから、これはやはり相当額の予算の裏づけをしてやらすべきものであると思うのですが、今のお一話では大体そういう御意思があるようですが、重要な外貨獲得の手段でもあり、この研究と相まつて今後……

第15回国会 水産委員会 第24号(1953/03/06、25期、日本社会党(右))

○日野委員 この法案は大分審議が進められたのですが、問題になりました点は、政令の内容、それから法文に現われておりまするのは、通常生ずべき損失という一条の三項にあるのですが、それと公布の期日が問題になると思つております。過般の農林委員会との合同審査の場合において、川田不動産部長が直接損害はもちろん間接損害の解釈を非常に広く拡張されて、鶏が卵をなさなかつた場合、牛が牛乳が出なくなつた場合、妊婦が早産したというような場合、最後にはこの問題のためにいろいろ運動した町村の財政の欠陥までもこの法律で補償する、こういうような意味のことまで拡張解釈して言つておられる。そのとき質問の通告をしたが時間がなくて打切……

第15回国会 水産委員会 第25号(1953/03/10、25期、日本社会党(右))

○日野委員 本特別損失補償法につきましては、日本社会党を代表して賛成の意を表するものでありますが、問題になります政令の規定の仕方、過般の答弁で明らかになりましたように、各省協議会の行政命令等でこれを救済してできるだけ広く無過失損失の補償をやる、この立法の趣旨を十分に生かして、本法案の適用にあたりましては中央調達不動産審議会等においても十分この損失の調査、査定等をされて補償の範囲を広める、こういう本法の趣旨にのつとつて実施されんことを希望申し上げまして、本案に賛成の意を表しておきます。

第15回国会 懲罰委員会 第4号(1953/03/11、25期、日本社会党(右))

○日野委員 私は、日本社会党を代表しまして、ただいまの委員長不信任の動議に対して賛意を表するものであります。  まず、過般開かれた第一回の懲罰委員会は三つの矛盾を持つていたのです。この三つを解決する責務を委員長が持つておりながら、これを一方的な多数をもつて押し切つて、未解決のままに国民の疑惑をそのまま残したという点において、私は委員長の責任を追究しなければならぬと考える。まず第一に、木村文男君から提出されましたるところの動議の内容が不明確である。一週間ないし十日というこの動議の内容をまず明確にする必要があつたにもかかわらず、これをうやむやのままに通してしまつたという点が一点。もう一つは、委員会……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 水産委員会 第3号(1953/06/20、26期、日本社会党(右))

○日野委員 本委員会にかかつておる調査事項は非常に重大でありまして、今国内で起つておる最も大きい問題がここにかかつておるのであります。本会議等でも大分問題になり、今椎熊委員あたりから言われたように、重大なる外交的関係を持つ、次々に起るであろうこれらの問題に対し、十分なる方針を持つて調査しなければならぬことであろうと考えるのであります。さらにきよう提案されました特別損失の補償法の問題等も本委員会にかかつているのでありますが、これらも従来説明された通常生ずべき損失という法律理念ではとうてい解決つかぬような問題があると思う。本委員会はこれを重大に扱われて、外務大臣の出席を求め、さらに淡谷君から提案に……

第16回国会 水産委員会 第14号(1953/07/21、26期、日本社会党(右))

○日野委員 大体松田さん言われることもわかると思うですが、こ議論をいつまで繰返しておつてもしかたがないで、これは国会審議権ですから、二十四対一反対であろうが何であろうが、やはり委長はそれぞれ関係大臣出席を求めて審議を進められることを御決定になつて、議事を進められたらいかがでしようか。

第16回国会 水産委員会 第15号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○日野委員 松田委員にひとつ伺いますが、あなたの曖昧模糊たる態度は賛成なのか反対なのか、とにかく資本漁業が多額の税金を負担し、滞納しておるから、零細な沿岸漁民から免許料、許可料をとれというのですか、あなたの主張はどういう意味なのですか。
【次の発言】 大体本案が共同提案になる根拠は、この免許料、許可料というものは不合理だから廃止するというのでありまして、その中には、今松田さんか言われたようないろいろな内容はありましよう。しかしわれわれは、不合理なものはやはり筋を通して廃止する、そういう意味から、二十七年度も同時に廃止すべきだという主張をしたのでありますが、鈴木委員が言われたような事情等もあり、……

第16回国会 水産委員会 第16号(1953/07/23、26期、日本社会党(右))

○日野委員 本案に対しましては、私は各党を代表して、次の附帯決議を付して賛成したいと思う次第であります。附帯決議を読み上げます。    漁業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  一 政府は、昭和二十七年度分の免許料及び許可料の徴収については、災害、接収、演習其の他の事情により納入困難なる者に対しては、減免等の措置をすること。   二 昭和二十七年度分の漁業免許料及び許可料の未納入分については納期内に必ず納入せしむる様万全の措置を講ずること。  この趣旨を簡単に弁明いたします。私は日本社会党の立場からでありますが、この漁業免許料及び許可料の問題は、しばしばここで論議されますように、まず農地……

第16回国会 水産委員会 第21号(1953/07/30、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいま議題となりました請願及び陳情書につきまして、請願及び陳情書審査小委員会の経過並びに結果について御報告いたします。  ただいままでに当委員会に付託されました請願は全部で四十三件でありまして、そのうち漁港、船だまりに関するものが最も多く二十二件であります。次に漁業免許料に関するもの五件、その他十六件となつております。  以上の各請願につきまして本日小串員会を開き、慎重に審査いたしました結果、本日の請願日程中第三、第四、第七、第一〇ないし第一六、第一八ない上第二七、第三二ないし第三八、第四〇な一いし第四二の各請願は、いずれもその趣旨は適切妥当なものと認め、採択の一上、内閣に送付す……

第16回国会 水産委員会 第26号(1953/09/14、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいま岡崎外相の弁明を聞きますと、国際物理学会がこの委員会開会以前に決定しているということで、きようはどうしてもこれに出席しなければならぬ、このことも一応考えられますので、本委員会の重大性はとくと承知のはずであります。きようこの問題をここで決定して解決をするということに行きませんので、事の次第を徹底的に追究し、そして新しい外交転換の必要があろうと思いますので、外務大臣は当面の重大なる責任者でありますので、もし外相がきよう退席されるならば、委員会は明日に継続して、もう一度本問題の究明に当らるべきであると、こう考えますので、続開を動議として提出します。

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/06/26、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいま提出されておりますこの法律の内容を見ますと、凍霜害に対する融資であるということで、内容は「償還期限二年以内及び利率年六分五厘以内の条件で昭和二十八年九月三十日までに貸し付けるものをいう。こういうふうに規定してありますが、同じ農林省の管轄で、昨年の十二月二十九日に国会を通り、そして現実に融資をしておるところの、オホーツク海暴風浪及びカムチャツカ沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法、こういうのが出ておるのでありますが、この法律によりますと、償還期限が五箇年、利率は規定してありませんが、損失補償を契約した金融機関から融資されたものの利子の五分を補給する。それから……

第16回国会 農林委員会 第11号(1953/06/30、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまの説明の水産関係の融資ですが、水産関係には融資法として出ておりますのは、今ここにとられております十勝沖の津波の融資と、もう一つは、問題になつておりますオホーツク海の融資と、この二本あるのですが、常識から考えますと、いい例をとることがいいのではないか。もう一つは、近い例をとるのがほんとうではないか。こう考えられるのでありますが、昨年の十二月に出たオホーツク海のいい例を避けて、そして一昨年融資法をつくつた十勝沖の例をとつてここに融資の対策を立てられたのは、何かそこに意図なり根拠があるのか。あるならば御説明願いたいと思います。

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/02、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまの農林委員会からの申入れは、具体的に事例を書き上げているのでありますが、水産委員会の回答はあまり具体的に規定しない方がいいと認める、こういうことでありますが、このことについて農地局長もさつき触れておられますが、特調との相談で、これを例示的にするか、林野庁にも関係いたしますから、例示的な規定にするのか、制限的なものにするのか、その点の打合せがないのですか。
【次の発言】 これは水産委員会でも大分論議になつたようですが、むしろ例示的で、それを具体的な事例があつたたびに取上げて行つた方がいい。こういう考え方のようですが、ただこの場合、この法律を実際に活用するものは不動産審議会なん……

第16回国会 農林委員会 第14号(1953/07/03、26期、日本社会党(右))

○日野委員 平野力三君外四十五名提出の、昭和二十八年の凍霜害に伴う営農資金の融通に関する特別措置法案を撤回いたしまして、各党の共同修正案を提出をいたします。すなわち、    昭和二十八年四月及び五月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案に対する修正案   昭和二十八年四月及び五月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案の一部を次のように修正する。   第二条第二項中「償還期限二年以内」を「償還期限二年(政令で定める場合は三年)以内に改める。   第四条第二項中「貸付金の総額につき年二分五厘」を「貸付金の総額につき年二分五厘(政令で定める場合は年三分……

第16回国会 農林委員会 第35号(1953/10/03、26期、日本社会党(右))

○日野委員 大部時間の制約を受けていますから、簡単に質問しますが、昨日来ここで聞いています作報の報告、それから陳情、各党代表の現地調査の結果等がまつたく食い違つておる。しかもその幅が相当のものと見られる。こういうことでございまして、このことは改めて調査をやり直して数を出すかもしれませんが、完全な一致ということは、非常な困難な問題になつて来るのではないかと思われるのでありますが、農林大臣は、国会が済むとすぐ九州へ水害地の見舞いに行かれて、本年は平年作五千五百万石は大丈夫だ、こういうようなことを言われた。非常にまじめな勉強家であつて、ほかの大臣のようにあまりはつたりをやらない農林大臣ということに、……

第16回国会 農林委員会 第40号(1953/10/22、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまの融資に関連いたしまして、手取り早い救済の方法は融資以外にないという足立さんの言うことには、全幅的に賛成できるのであります。ことに今度の予算の関係におきましては、いろいろの問題が残つておりまするので、融資をするということは、一般的口金が行き渡りますし、災害にあいましても収入を金にかえた金額、これが手に入るならば、当面そう困ることがないのであります。その次には当然そういうことになるのでありまして、これがあとで関連しますけれども、共済の改正や災害救助法の適用で、その相当部分が農民の手に入るようになれば、償還が非常に楽に行く。ことにおもしろい点は、今足立さんも言つておられましたけ……

第17回国会 農林委員会 第7号(1953/11/06、26期、日本社会党(右))

○日野委員 私は日本社会党を代表いたしまして、今議題になつております昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案に対する四党共同提案の修正案に対して賛成の意を表するものであります。  大体今国会は救農国会と銘を打たれているのでありまして、私たちは農林委員として、この休会もほとんど休まず各地を調査し、いろいろの角度からその対策を研究し、その結果積み上げた二十四項目の決議ができ、これを裏づける予算として委員会が百十億の決定をいたしたのでありますが、これはいろいろの経過をたどりまして、満場一致の農林委員会の決定に対して若干の不満を残して、一昨日本会議で決定されてあるの……

第19回国会 労働委員会 第15号(1954/03/31、26期、日本社会党(右))

○日野委員 この問題の調査にあたりましては、今の意見にもありますが、本年限りだというようなことも言われておる特需関係の見通しが、非常に重大なんでございまして、この関係については、過般井堀委員から一応受注関係の明細報告を求められて、特調の方で約束しているはずであります。しかし、どういう事情か、一向資料が出て参りませんので、調査を進める上に非常に不便を感じているのであります。ちよつと見ますと、東洋経済やエコノミスト等で、かなり詳細な資料を発表いたしております。国会の審議の前に、雑誌等が発表しているのであつて、別に秘密保護法の関係もないでしようから、これはひとつお出し願いたい。いつ打切られるのか、ど……

第19回国会 労働委員会 第16号(1954/04/02、26期、日本社会党(右))

○日野委員 通産省の特需課の方にお伺いいたしますが、二十八年度のが三億六千万ですか。
【次の発言】 来年度もはなはだしい減少はないと見ておられるようですが、今のところ、昨年の十一月以降の受注を見ますと、昨年同期の三分の一くらいになつているようですが、これはどうしてこうなつておりますか。
【次の発言】 特需産業というのは、朝鮮事変が始まつて以来、一時花形産業であつて、今日の日本の復興に大きな力を持ち、今日までの外貨を積んだ大きな一つの産業であつたのですが、こうなつてみますと、ほとんどこの特需関係の問題が顧みられていないというので、各地に問題が起つているのであります。去年の四月選挙の最中に、米軍の……

第19回国会 労働委員会 第17号(1954/04/09、26期、日本社会党(右))

○日野委員 関さんに伺いたいのですが、この問題について特調としばしば話し合つたが、山内さんは、重大な問題ではつきりしたことは言えないということで、ずつと結論を得ないのですが、今の私契約を公契約にしてほしい、こういう要望は非常に熾烈なんです。今の特需関係の問題は、大体ここに禍根があると見なければなるまい。出血受注とか納入の遅延とかいろいろ問題を起しておる。こういう根源は、やはり私契約で業者と向うの機関とが自由にやつておる、しかもこれは対等の契約じやなしに結ばれるというところにあるわけで、それがひいては労働者の問題になり、作業の打切りも起れば、いろいろな問題が起つて来るのだがきようの毎日新聞を見ま……

第19回国会 労働委員会 第18号(1954/04/15、26期、日本社会党(右))

○日野委員 記内局長は、日平産業のことについて大分詳しく御存じのようですが、ちよつと承つておきたいのですが、再建の可能性は、今聞いたところはむすかしいが、もし経営者がりつぱに再建できるような人とプランを持つて、従業員等もこれに協力して失つた信用を回復できる状態になれば、金融の道もある、あつせんもしよう、こういうようなお話と大体承りますか、そう解釈していいかどうか。金融の道についても今お話の小麦の剰余金一千万ドルー三十六億、これを場合によつては、こうした防衛産業の基盤育成の重大な産業であるから、まわし得るという可能性過般の新聞に出ています大蔵省の案でも、火薬に二億円、軽火器、銃砲弾八億というよう……

第19回国会 労働委員会 第27号(1954/05/26、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまいろいろの問題が質問されて答弁があつたのでありますが、けさここに配付されました労働省の失業統計ですが、これはどういう角度から調査されているのか、はなはだ実情に遠いものがあるのじやないかと考えられる節がある。これはいずれ事務当局から詳細に伺うことにいたしますが、この数字の上に立つてする労働大臣の失業問題に対する考え方は、少し甘過ぎはしないか。下半期における日本の失業の事情というものは、そう甘いものではなかろう。今問題になつております炭鉱失業の問題、造船の問題、それから特需の問題等も、大きな失業問題の中に入つて参りますし、しばく問題になつおります中小企業が不渡り手形を出したり、……

第19回国会 労働委員会 第28号(1954/05/28、26期、日本社会党(右))

○日野委員 大分時間に制約がありますから、労働省側に若干伺いたいと思います。昨日から、ここでいろいろ失業問題を調査をいたしておるのでありますが、どうも実情は、労働省が一昨日発表したような統計とは、かなり違つていはしないかという感じを受けるのですが、この点をどう思つておられるか。  さらに、この資料によつて答弁等を聞いておりますと、労働問題に対する見通しが、きわめて甘いのじやないか。労働省が考えているような労働情勢でなく、もつと深刻なものがすでに現われつつある。一兆円予算の予算効果がほんとうに現われるのは六月だと言われていたのが、すでにこの結果を見ている。われわれは、下半期になつたら、これは重大……

第19回国会 労働委員会 第33号(1954/07/30、26期、日本社会党(右))

○日野委員 関連してちよつと伺いますが、昨日来この問題を現地からよく聞いておるのであります。高倉とか平田山とか大分切迫した事情にある、もう数箇所ですわり込みをやつており、今月一ぱいまでというようなことで何とかしのいでいる、こういう事情のようにわれわれは承知しておるのでありますが、今局長の話で、どうも急速にこの問題が解決しそうな見込みがない。現地では今月一ぱい待てば何とかなるということでいるのに、消費規制の問題が――重油と石炭の関係を規整することは、根本的な問題であろうけれども、今ただちにこの問題が逼迫した石炭事情を解決する問題にはならないのではないか。何かはかに、これを急速に解決する緊急の対策……

第19回国会 労働委員会 第34号(1954/07/31、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ここ二、三日次々と驚くべき戦慄を覚える事実が明らかにされたのであります。今近江絹糸の労働争議について、中労委のあつせんが進行いたしておりますが、どうきまるにいたしましても、この問題は相当重要性を持つ問題だと考えられるのであります。われわれは協議というよりも、むしろこれは人権擁護の運動だろう、こう考えておるのでございますが、具体的な事実はすでに究明し尽されておりますので、総合的に見て大体こういう事態の存在を許したことがおかしいのであります。今争議になつてからわかつたのではない、以前から労働省はこのことを知つていた。知つておりながらこの事態をここまで持つて来たということについては、これ……

第19回国会 労働委員会 第39号(1954/10/05、26期、日本社会党(右))

○日野委員 特需の問題につきましては、しばしばここで論議されて参つておるのでありますが、一向にはつきりしない。しかもどの官庁が責任を持つてやつておるのか、その点もきわめて明確でないまま、今日まで推し進められて来ておるのであります。大体過般八月の十一日から九月の三日まで何回かにわたつて特需確保の交渉が行われたようでありますが、この結果は失敗だと新聞雑誌は報じております。この会談中で大体明らかにされた部分はどういう点であるか。なお何か責任者のウェアリングがいなくなつたために進まないというようなこと、十一月ごろでないと帰らないというような話もあるのですが、今後この会談を継続するのか、打切るのか、これ……

第19回国会 労働委員会 第44号(1954/11/17、26期、日本社会党(右))

○日野委員 馬淵参考人にちよつと伺いますが、次官通牒の対抗行為に、大分不服の意を漏らしておられるようでありますが、社会通念上妥当とされる最小限度のものでなければならないという規定に対して、これでもいけない、こういう意味に伺いますと、あなたの主張される市民的権利に基いて使用者側が何をやろうと、無抵抗でなければならないというふうにお考えになられますかどうか。そう考えてよろしいのか。もしあなたが使用者の立場において、無制限にそういうことがやれないとするならば、どういう制約規定を設ければよろしいと考えておられるか。その点ちよつと……。
【次の発言】 違反を犯した場合は、両方に法律の制裁はありますけれど……

第19回国会 労働委員会 第45号(1954/11/18、26期、日本社会党(右))

○日野委員 過般来、労働大臣からこの通牒についてのいろいろな点を伺つたのであります。すでに答弁がいろいろなされておりますが、本通牒を出さなければならなかつた緊急性、緊急事態があつたのかどうか。近く国会も開かれる予定になつており、労働委員会も継続審議で随時開かれておる状況のもとにおいて、どうしても次官通牒の形でこれを出さなければならない緊急事態が存在したかどうか、この点をまずお伺いしたい。
【次の発言】 本通牒のねらいは、しばしば説明もされておりますし答弁もされておりますが、ここに具体的に現われたのは、労働教育的なねらいが明確にうたわれてあります。そのほかに何か本通牒のねらいが、教育効果以外の何……

第19回国会 労働委員会 第46号(1954/11/19、26期、日本社会党(右))

○日野委員 関連して。昨日以来、今日も再確認されておりますけれども、正当防衛、正当な争議行為というものが明確に確認されておるのですが、この場合、もし警察力を行使しなければ正当な争議行為を逸脱していかなる事態が起るかという想定のもとに警察力の介入があつたのか。今まで調査するところによると、きわめて穏健にピケが張られていた、しかも途中で一応ピケ破りに対しては警察官の手によつて事態の収拾ができた、そういう状況のもとにおいて、さらに警察力がこれに介入してピケを破らなければならなかつた事情、もしそれをやらなければどういう事態が発生するということを想定されてああいう事態になつたのか、その点について総監の意……

第19回国会 労働委員会 第47号(1954/11/26、26期、日本社会党(右))

○日野委員 小林理事長と遠山理事会議長に伺うことになると思いますが、大体証券会社の争議、これは世界証券発達史上に、いまだかつてない一つの争議だと言われておる。この争議がなぜ起つたかということについては、いろいろの事情がありましようけれども、証券会社は、今小林さんが言われたように、資本主義の一つの取引場であるということがわかりますが、内容が戦争以前から少しもかわつていない。戦争当時行われていたそのままじやないか。たとえば取引法の百九十一条では、人的、物的な一つの要素を持つて一定の場所で一定の時に行う、こういうことに解釈がなつておる。重要な人的要素について、今ここでいろいろ相談になつておりますが、……

第19回国会 労働委員会 第48号(1954/11/27、26期、日本社会党(右))

○日野委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になつて塗ります吉田内閣の労働行政に対する警告決議案に、賛成の意を表するものであります。  吉田内閣の施政は、もうここで論議するまでもなく、旬日に迫る不信任案で明らかになると思いますが、私はなかんずく労働行政の面に現われたこの施政の現実、今、日本の全労働者が反撃態勢をとつておる歳末の闘争が、随所に警察官と入り乱れて行われておるこの事態は、決して楽観できる事態ではない。一体こういう事態の現出をだれがさせたか、どうしてこういつた事態が起つたかということが、現実の大きい一つの問題である。これに対してわれわれはしばしば論議をしたのでありますが、……

第20回国会 労働委員会 第2号(1954/12/03、26期、日本社会党(右))

○日野委員 国鉄の柴谷さんにちよつと伺いますが、当局はこの調停案をのんで、組合側はこれを受諾しない、それで団交に入つた。団交二回の結果、大体組合の見通し――団交である程度の獲得ができるのかどうか、それらの見通しをちよつと伺いたい。
【次の発言】 これは非常に不可思議ななぞのような調停、聞けば聞くほどくさいようなものがある。今三人の参考人からいろいろ聞いているうちに考えてみたのだが、共通した点を拾つてみると、まず結論においてゼロである、いずれの組合もこれはのんでいないで当局はのんでおるという点、専売だけは前文がないといつておるけれども、あとのものはみんな前文がついて、非常にあいまいな文章で濁して……

第21回国会 労働委員会 第3号(1954/12/17、26期、日本社会党(右))

○日野委員 昨日労働大臣からあいさつがあつたのでございますが、御承知のように、重大な日本の労働行政を担当する労働大臣には、きわめてお気の毒ですが、短期の内閣でありますので、ごあいさつには一応抱負経論を述べておられるようでありますけれども、内閣の性格上、そういうことを伺つても無理だと思いますので簡単に一、二の点を伺つておきたいと思うのであります。  大体、ここにいろいろ詳しく書いておられます点、今まで七年間担当いたした自由党の労働大臣とは、大分違つた考えがここに出ておるようであります。前段の方、いろいろ日本経済のことも書いて、これに対する所信を述べておられます。盛りだくさんでありますけれども、昨……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 建設委員会 第36号(1955/07/25、27期、日本社会党(右))

○日野委員 関連いたしまして伺いたいのですが、本案のねらいの中に、やはり完全雇用の線を打ち出そうという一つのねらいがあるわけであります。これはこれには出ておらないのでありますが、もし日本の失業救済をやるといたしますと、ニコヨンで三百五十日救済するとして年に八万四千円かかる。これが十万人ならば八十四億を要し、五十万人を救済するとするならば四百三十億の金が必要なのであります。今労働省の統計でも、完全失業者七十何万と出ておるし、推定では七百万から一千万あるだろうといわれる。この問題を解決することもまた国の大きな要請であるはずであります。当面何といっても雇用力の大きい事業を計画することなしに、これらの……

第22回国会 農林水産委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本社会党(右))

○日野委員 ここ四、五日、農業所得税の問題が大分問題になってきたのであります。所得の変動による税額のはね上りがその原因であるということ、九割五分は自主申告によって決定したということ、それから対策としては、未決定の分は直ちに再調査をすること、少額のものは加算税を免除するという規定を活用して、その趣旨に従った処置をする、こういうことが大体明らかにされて参っているようであります。今後今国会を通して相当この問題は論議される問題だ、こう思うのでありますが、関連の質問で、時間の制約を受けておりますから、簡単に二、三点を伺いたいと思います。国税庁長官が、九割五分は自主申告で決定した、こういうことを言っておら……

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/13、27期、日本社会党(右))

○日野委員 通達を出されたことは承知いたしておりますが、その通達の、反響を国税庁長官はどう聞き取っておられますか。このくらいの通達が出れば、そこにいろいろの反響があると思う。私などは不幸にして国税庁関係の部内の反響はわかりません。部外の方はわれわれよく承知しておりますが、部内にあったいろいろの反響をどう承知しておられるか。困ったという声とか、いろいろあると思う。この反響によっては、今石田委員から指摘されたように、さらにこれを周知徹底させる方法もとらなければなるまいと思う。中には、迷惑しておる、一度決定したのをさらに再調査などすることになっては大へんだから、できるだけこれを周知徹底させまいとする……

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/06/18、27期、日本社会党(右))

○日野委員 ちょっとお伺いいたします。石井さんの御意見には、きわめてあいまいな点があるのです。五月八日から協議しておりますが、あなた方の方は第一回の推進委員会の会をやる場合に、ぼくの方で参加いたしております。米価もきめず、税金の問題も奨励金の問題もきめずに制度を推進するということはおかしいという質問がだいぶ出て、その席で昨年の実績を尊重するという政府の約束だからこれをやるのだということで、これは了承できなくなっ大騒ぎになった。結局あの会は五日ももんで、今の生産者米価とそれに対してもしそれを政府が決定しない場合は、この予約買付制度を断わることがあるという決議をしたと承知しておるのです。その後さら……

第22回国会 農林水産委員会 第30号(1955/06/28、27期、日本社会党(右))

○日野委員 今の答弁によりますと、何ら法的な根拠がないと解していいのですか。ただ公表をはばかるということだけのようですが、これこれに関しては公表すべからずとか、何か法的な根拠を佐竹君が尋ねているんだが、それに対して別に明確な法的な根拠はないとあなたが言われる。ないものと解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 これは重大な答弁でありまして、今までの答弁では、公務員の秘密保持の義務以外は何も法的根拠がない。もしそういう理由で、調査結果を国会に報告ができないということになるならば、これは国会の審議権に対する重大な侵害になるおそれがある。それならば、公務員の秘密保持の義務としてだれがこれを公表す……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/06、27期、日本社会党(右))

○日野委員 関連して。あなたはこの間の米価審議会のときに、米価審議会の決定を尊重すると言っておられる。一体尊重するというのはどういう意味なのか。生産費補償方式を尊重する、こういう意味なのか、そんならば米価審議会が決定したバルクライン八〇%のあの線を一体どう考えられておるのか、けさの新聞にも、大蔵大臣と農林大臣との間に大きな食い違いがあって難航するであろう、こういうことを言われておるが、あなたが尊重される米価審議会の決定を認めて、大蔵大臣とこれからその食い違いの調整に当るのか、米価審議会の決定の生産費補償方式、具体的に出したバルクライン八〇%の線の米価というものに対するあなたの見解を一つ伺いたい……

第22回国会 農林水産委員会 第36号(1955/07/07、27期、日本社会党(右))

○日野委員 ちょっと二、三お尋ねしたいのです。日本の養蚕業の将来の重大なことですが、アメリカの可燃性繊維の輸入禁止、この処置がとられて、その後それに対する運動をやっていたが、経過はどうであるか。これは輸出産業としての生糸の将来に重大な関係があるので、その経過を一つお伺いしたい。
【次の発言】 管轄は通産省かもしれませが、本案は輸出適格生糸の確保が重点でありまして、これはほかの省が担当しているといなとにかかわらず、そのことに無関心でこの法案の審議は進められない。これは進行状態は一応明確になると思うので、いずれそのことはあとの機会に十分お調べになって、それを伺うことにいたしますが、まずそのことによ……

第22回国会 農林水産委員会 第50号(1955/07/29、27期、日本社会党(右))

○日野委員 関連して。この期に至ってもうあす一日しかないので十分審議する時間はございませんが、過般来引続きの問題で、私の関係の方にも若干のものがありまして、今折衝をやっております。過般来問題になっておりますように、課税標準の作り方が作報の標準より非常に高くて、個々の実情にはなはだ遠いものがあるけれども、一度作成した標準をくずすことを非常におそれて、個々の実情々具体的に申し出ても、標準の点になると一歩も譲らない。こういうようなことで折衝が行き悩んでいるという実情にあるのです。国税庁の方から、過般の決議に基き指示を出してもらったのですが、あれ以外に標準をくずしてはならぬ、国税庁の方針々厳守するよう……

第23回国会 農林水産委員会 第4号(1955/12/07、27期、日本社会党)

○日野委員 防衛庁長官とアジア局長にちよつと伺つておきたいと思います。領海並びに近接した公海ということを防衛庁長官が説明されて、それにアジア局長もその通りである、こう答弁されておられますが、これは日本政府の一致した見解であると解釈してよろしいかどうか、この点を一つ両方から確認していただきたいと思いますことが第一点。これは重要なことでありまして、もしそうだとすれば李ラインに起つた事態、この事実は不法不正であるということはもちろん、急迫した事態であるかどうかということについて、今後の解決に非常に大きな関係を持つ。そこでこのことをアメリカ政府との間に、解釈の統一なり具体的な対策なりについて何か話し合……

第24回国会 農林水産委員会 第2号(1956/01/12、27期、日本社会党)

○日野委員 参考人の志津川の町長さんが急がれるような話ですから、まず簡単に二、三伺っておきたいと思うのです。この間僕も現場を見てきたのですが、被害の跡片づけが済んでおりますか。それから、あそこの道路が決壊して交通杜絶の状態だったが、バスは復活していますか。これはあとで場合によれば委員会から現場視察に行かなければならぬかもしれぬ。そういうことも予定して伺っておくのですが、今どういう状況になっていますか。
【次の発言】 あなたは根本的な防潮、防波対策を強く要望されておられるが、この間志津川のあの市場の護岸の崩れたところへ行ってみると、砂上の楼閣という言葉があるけれども、カキ殻の上にコンクリートで工……

第24回国会 農林水産委員会 第8号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○日野委員 これは先刻来論議が進行いたしておるのですが、非常に重大な問題であります。この問題は昭和二十二年から行われているのですり内閣のかわること何回、政党も変っておる。農林大臣も何人も変っておるが、議論はあったにしても一度も休みなく今日までバック・ペイがなされてきている。これはまさに一つの慣例であります。こういうものを行政処置で軽々しく変更できるのかどうか。ここまで内閣が変ってきてもだんだん続いてきている慣例は、この部分に対する法の改正がない限りもはや慣行法の性質を持っている、一つの権利化しておる。今までいろいろの議論があったが、こういう事態になって、農民諸君はここまで慣例化しているものを、……

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○日野委員 今硫安の問題がたまたま大問題に発展したので、これを十分調査する必要があるので、私は資料を要求いたしておきます。農林大臣は、昨年の暮れにボーナスを出したので肥料価格を圧迫するというようなことを言っておられるが、その関係を少くとも明確にする数字的な根拠を示して言うならば一応わかるけれども、ばく然とそう言っただけではわれわれは了解できない。肥料会社は去年度は砂糖、肥料、セメント――三日景気といわれている。これは好景気の会社で利潤があったということを何よりも雄弁に物語っておる。その一部がボーナスとなって、労働者に還元されようとしておる。これが直ちに肥料価格を圧迫する程度になっているかどうか……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○日野委員 農林省は二月二十三日に中央漁業調整審議会を開いてその答申を求めて、従来自由漁業であったはえなわ漁業を許可漁業にするという方針を明らかにし、農林省の試験場等の発表によって有望であるということを見て、すでに完全に準備して操業しようとしていた漁民に重大なる衝撃を与えて、これが大きい漁業問題として騒がれていたことは御承知の通りでありますが、水産庁もこれに対していろいろ研究をし、その後若干の方針の変更等もあって対応しようとしておる、こう承わっておるのであるが、漁期ももう迫っておる。これ以上遷延することはますますこの問題を紛糾に陥れることになるので、この機会に水産庁がどういう方式で今年の操業を……

第24回国会 農林水産委員会 第39号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○日野委員 この法律改正の方向についてどうもおもしろくない点がたくさんあると思うので、ちょっとこの点を聞きたいと思います。赤路君から手続の簡素化がされて非常にけっこうだという意見もありますが、けっこうな面とけっこうでない面とある。それは手続が簡素化されて、それによって漁港を利用する者が非常に利益を得るという場合は、手続は簡素化されるのもよろしいが、そうすることによって権利侵害が行われる、不便を感ずる、権限が縮小される、こういうようなことになると、非常にこれを逆コースの行き方になる。今の政府の法律改正の方面を見ていますと、大体そうであります。占領政策の行き過ぎの是正という名において、簡素化すると……

第24回国会 農林水産委員会 第44号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○日野委員 皆さんがそれぞれ触れられているので、簡単に伺います。どうせ改正するならもっと根本的に改正してほしかったという点は、前の質問者と同様であります。ただこの法律の適用の範囲はきわめて狭いのです。大正十二年から今日まで、もっと広くこれが適用されなければならないのに、今日大都市にだけこれが適用されている。大都市で今弊害の起っていることは、過般来参考人等の説明で十分明らかになったのでありますが、むしろ弊害の起っておるのは、中央卸売市場法の適用を受けない地域に多いのであります。物資の流通も、価格形成も、実にでたらめである、そうして、ことに生鮮食料品を取り扱う市場が、鮮度をいたずらに落すという弊害……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第8号(1956/11/26、27期、日本社会党)

○日野委員 時間の制約がありますから、簡単に伺います。  総理大臣はソ連におもむくに際して、談話を発表されております。それは、不自由なからだを運んで行く悲哀な決意を表明されておる。その談話の中に、ソ連との国交を回復することによって赤化するという危惧を抱く者があるが、それは当らない、善政をしくことによって、そういうことは救われるのだ、こういうことをその談話の中に言っておられるので、それでソ連におもむかれまして、この条約を取りきめられてこられた。その前に、漁業条約はすでに起草されてあったのでありますが、これはしばしば指摘されましたように、一方的なソ連の閣僚会議の決定をのまざるを得なかった。日ソ国交……

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第19号(1957/04/26、27期、日本社会党)

○日野委員 会社の名称変更と事業範囲の拡大、債券の発行、監督の強化、こういう点の改正のようでありまして、名称の変更については、単なる名称変更で、大して重要なあれがないということですが、会社の構成に非常に変更があるのではないか。従来は東北六県であったものを、七県に範囲を拡大しているのでありますが、株式構成の方を見ますと、東北六県だけで株式を所有しておるのですけれども、今度は新潟県にも株式を持たせる考えなのか。もしそういうことであれば、やはり重要な一つの要素の変更ですが、この話し合いはどの程度に進んでおるのか、ちょっと伺っておきたいと思います。

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第20号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○日野委員 私は、日本社会党を代表して、本案に希望を付して賛成の意思を表明するものであります。  本法案は、東北興業株式会社法の一部を改正する法律案でありますが、内容は名称を変更すること、事業の範囲を拡大しておること、債券発行の限度を広げていくこと、監督の強化をうたっておること等であります。このうち名称の変更については、当然時代の要求から本案が妥当であることと考えられますが、新しく新潟がこの区域の中に加わっておるわけであります。これは重大な会社の構成上の問題にもなりますので、これらの点については十分留意して、この施行に当ってもらいたい。事業の範囲も、こういうことで拡大され、その中に新しく産業立……

第26回国会 農林水産委員会 第47号(1957/06/05、27期、日本社会党)

○日野委員 だいぶ同僚委員からいろいろな点について触れておりますので、簡単に二、三お尋ねをしたいと思います。  米のやみ価格が最近急に暴騰している事実は多分御承知だと思うのでありますが、この原因について、いろいろ経済的な事情もありましょうし、心理的な一つのものもありましょうが、大臣はこれをどう考えておられるのかちょっと伺っておきたい。
【次の発言】 品がすれの原因もありましょうが、私はやはり最近のもたついている米価決定が心理的に及ぼした影響が相当あるのではないかと思います。たとえば大臣が五月の半ばごろに、希望配給を減すということを言ったとか、これを幾ら食糧庁がひた隠しに隠しても、そういう需給が……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 農林水産委員会 第9号(1958/07/04、28期、日本社会党)

○日野委員 私は、日本社会党を代表して、委員長の松浦周太郎君の不信任の動議の説明をいたします。  農林委員会は、農林水産委員長松浦周太郎君を信任せず これが主文でございますが、非常に不幸なできごとである。従来農林委員会は超党派的な一つの伝統と歴史を持って今日までまことに模範的な一つの運営をやってきたとわれわれは考えておる。農林委員長の不信任は、私たちも相当長い間農林委員会に関係をいたしておりまするが、その記憶を持っておらないのであります。きょう突如としてこういう事態が出たということは非常に残念なことで、私たちは何がゆえにこういう不信任案を出さなければならないのか、いまだかつてなかった一つのこの……

第29回国会 農林水産委員会 第13号(1958/08/01、28期、日本社会党)

○日野委員 関連して……。  私ちょっと伺いますが、次長はこの事案を具体的には承知していない、前に一応下僚から聞いたが、その当時は忙しくてよく承知していないという意味のことを言っておられるのでありますが、底びきの整理転換に当って、すでに一応の整理転換が済んで、その後、整理になったものその他、各地に同様のケースがあるのですが、その間に非常なやみ船が出たり、いろいろな事情から、これを何とか救済しなければならぬということは全国的に問題になっておるはずである。その後水産庁でもいろいろ試験操業などもやって深海の区域というようなことにも若干の手心を加えたことは私たちも承知しておるし、多分そういうケースだろ……

第29回国会 農林水産委員会 第14号(1958/08/26、28期、日本社会党)

○日野委員 きょうは沿岸漁業の問題で一日終始するようでありますが、沿岸漁民、ことに零細な沿岸漁民の死活に関する韓国ノリの輸入問題がある。ほんとうならばこれは通産省が関係しており、また、今日韓会談等の関係もあり、外務省にも重大な関係がある、こういうことなのですが、一応管理をしておる農林省として、この問題についての見解だけを一つ明らかにしてもらいたい。  去年は、御承知の通り、値段の折り合いがつかなくて、九千九百万枚が行き悩んで、結局、閣議決定でも、通産大臣が通関だけをやる、こういう言明をして、翌日はまた閣議でこれを取り消したというような事情があって、農林水産委員会できめた期間内にはこれは取り扱え……

第29回国会 農林水産委員会 第15号(1958/08/27、28期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長代理 西村君。

第29回国会 農林水産委員会 第16号(1958/08/28、28期、日本社会党)

○日野委員 次に私の番になっているのですが、非常に重大な一点だけを大臣にちょっと関連して伺っておきたい。水産庁、農林省の方針は沿岸漁業の振興、こういうことは一つの鉄則であるが、この問題はおととい以来いろいろ聞いておりますると、沿岸漁業の振興と同時に、業者の営業権の尊重、こういうところから大詰めにきているようです。戦後の農林省の方針は、沿岸から沖合い、沖合いから遠洋と船を大きくして、沿岸を顧みなかったというところに今後の沿岸の振興問題があろうと思う。それは沿岸資源の枯渇であります。従って、資源保護の建前から今の主張がされるとするならば、これは認めてやらなければならないのではないか。国際法において……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/28、28期、日本社会党)

○日野委員 ちょっと関連して……。  今の説明では、十月末には早場地帯は大半従来納入していた、こういう説明でありますが、天候が悪くてほとんど調製ができないという状況はもはや明らかであります。今食糧庁で入手した早場地帯における各県別の集荷の数量が出ておるならば、ちょっとお教え願いたい。
【次の発言】 だいぶでこぼこがあって、新潟の九〇や秋田の一〇七・九というのもありますが、宮城などの八・七というような状況。この間現状を見てきておるのですが、これは現実に今月末までにはどうしてもこれ以上伸びない。これは、今の天候がなおこうぐずついておる状況では、おそらくこの程度でストップするのじゃないか。こういうこ……

第31回国会 農林水産委員会 第35号(1959/06/11、28期、日本社会党)

○日野委員 時間もございませんから、簡単に二点ばかり伺います。  川野先生にちょっと伺いたいのですが、生産費所得補償方式の決定は、先刻話があった通り、大槻先生が小委員長で、当時川野さんも小委員でありまして決定した。この決定の経緯は、所得を補償する、その所得補償は、都市製造工業のどこをとるかということはあれにいたしましても、所得を補償するという方法は、これは、当時の経過から言うと、食管法の関係で、政府が義務づけられた再生産を確保することを旨として決定する、こういうことでこれが決定されて、その後私たちも米価審議会の委員になってその決定を答申して、四回も決定し、今ようやく本格的にこれを実施しようとい……

第32回国会 農林水産委員会 第1号(1959/07/02、28期、日本社会党)

○日野委員 答弁が満足いけば一問だけでもけっこうですが場…。  けさこの間の約束の調査資料が出たので、これは十分見る時間はありませんが、農林省の原案はだいぶ先にきまっている。この調査資料を基礎にして、これを十分参考にして農林省の原案をきめられたのかどうか、この点は非常に重大だと思います。この調査は予約減税を廃止して七十五円を追加した場合の利害得失を中心に調査したものであるが、この結果は、これでもって得をするのは、一万二百六十八戸の調査農家中八千七戸で、これは割合にすれば七八%、調査町村からすれば十七ヵ町村のうち十五ヵ町村、損をする方は、二千二百六十一戸で二二%、町村から言えば十七分の二、こうい……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 建設委員会 第10号(1961/03/04、29期、日本社会党)

○日野委員 今、基本問題の論議にだいぶ入ったようですから、大臣に簡単に基本問題を明らかにしていただきたいと思います。  今、いろいろ中島君から話がありましたように、何といっても、池田内閣の所得倍増計画に基づく第一着手が公共投資であり、その公共投資の第一の目標が道路整備ということになると、結局建設大臣は池田内閣の所得倍増政策のトップ・バッターに立っておる。こういう観点に立って、大臣は所得倍増計画と道路計画、これに対する基本的な態度を一つ明確にしておく必要があるのじゃないか。中島君も言っておるように、前道路五カ年計画というのがあったはずです。一兆幾らの予算をもって、これが三カ年行なわれて、その間に……

第38回国会 建設委員会 第12号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○日野委員 過般の質問に引き続いてお伺いしたいのですが、何かこの間のお話では広域経済の促進法を調査費をちゃんとつけて、建設省でも出す、自治省でも出す、通産省でも出すというようなことになっておるのですが、建設省でもやはり法案を出すお考えですか。
【次の発言】 きのうあたり、何か自治省からやはりこの種の法案が出て、建設省と了解がついたんだから審議を進めてくれというので、議運にかかっているようです。何かそのことで話し合いでもあったのですか、その点。
【次の発言】 過般の大臣に伺った生産の伸びる地域、伸びない地域、そして今後の困難な開発計画が四大地帯以外に設定されなければならない。これは膨大な土地を要……

第38回国会 建設委員会 第14号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○日野委員 大臣の今の説明で、熱意を持っておられることはわかるのですが、この熱意を、日本の政策のうちで一番立ちおくれている住宅政策に注いでもらいたい。こういう観点から、二、三点聞きたいのです。  大体、道路の問題については、過般ワトキンス報告という、何だか信じられないほど悪い道路があるというような、なぞのようなあれを言っておるのですが、もし、外国から住宅視察団が来て、日本の住宅を視察したらどういう報告書を書くだろうか。まことに惨たんたる住宅の事情に対処するために、大臣はどういう考えを持っているのか。道路問題については、所得倍増計画との結びつきがやや、はっきりなっているが、住宅政策については、ど……

第38回国会 建設委員会 第17号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○日野委員 ただいま、政務次官から争議の経過の説明があり、建設大臣から訓示をして効果があった、こう言われておるので、どういう訓示がされたか、それはあとで触れてもらおうと思います。  建設次官の、争議の起こった原因究明についての認識は、今ここで報告されたように、前回来要求していたことが通らなかった、今、当面提出している要求がおくれておる、こういう事情だけと考えているのか。今度の争議の原因は、それ以外にもあるのか。そこらの認識を持っておられるか。それを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 大事な公共事業の遂行者であること、中には、かなり強い労働をやっておる者もある。こういう事情の中で、今、建設……

第38回国会 建設委員会 第22号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○日野委員 今いろいろの質問が出たのでありますが、地元関係の人から出ておるというふうに受け取られる危険があるのです。これは、大臣御承知の通り、この法律のできる経過は詳しく説明する要はないのですが、四百三十名の議員立法で、その中に建設大臣が入っておりますよ。もし入ってなかったとすれば、大臣か政務次官で、これは全員の議員立法といってもいいはずであります。しかも、六年間の歳月を費やして通過した立法でありまして、この間に、技術的にも経済的にも可能だと、あらゆる角度から検討を加えられて通過したはずであります。しかも、中央道の場合は、土地買収費などは、国有地が非常に多い。こういうような関係も明らかになって……

第38回国会 建設委員会 第31号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○日野委員 大臣は塗すぐ来ますか。――それでは、政務次官に伺っておきます。あまりお見えでないようですから、よく経過がわからないかと思いますが、一応見解を何っておいて、そのうち大臣が来たら、また聞くことにします。  まず、政務次官に伺いたいことは、これは非常に重大な法律で、二日間にわたって論議がされましたけれども、問題点が非常に多い。総じてこの法律は、一体どっちを向いているのか。前向きになってやっていくというのは池田さんのしばしばのあれだが、この法律はどうもうしろ向きのようです。土地収用法の趣旨は、私権とそれから国家権利、これの激突を調整するために従来役立ってきた。そういう使命を持っている法律な……

第38回国会 建設委員会 第32号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○日野委員 まず、高根先生から順次お伺いいたしたいと思います。  この法律で緊急裁決がやられますと、一定の補償を立てて、ほかの異議やそうしたものをすることとかかわりなくどんどん進行いたしますことが、あとになって利子を付して清算をするような規定もありまするが、結局原状回復が不可能になる。先生の御指摘の通り、憲法七十六条では二項において、「特別裁判所は、これを設置することができない。行政機関は、終審として裁判を行ふことができない。」という規定があるのでございますが、結局原状回復ができないということになれば、建設大臣が最終決定をした、こういうことになるので、憲法上こういう法律の制定は許されない。財産……

第38回国会 建設委員会 第40号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○日野委員 大体同僚議員からみな触れられておりますので、私は簡単に伺いたいと思うのです。  いずれも水源地の知事さん力で、そして池田内閣の所得倍増計画には縁の遠い地域の知事さんでございますが、まことに不安にかられておる状態もわかるのでございます。ただやはり、この計画は治水と利水の両面にわたって一貫した合理的開発利用が規定されなければならぬのですが、この法律はどうしても利水の点に重点が置かれておる。水源の涵養の点が十分にうたわれていないということは、過般来の審議の経過から見てみんな一致したところでございますので、その点については、いろいろこの法の体系からも考えておるのでございます。  長野の知事……

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○日野委員 企画庁長官に簡単に伺いたいと思うのです。だいぶ審議も終末に近づいたので、いろいろの点でみんな触れられておりますから、一つ大臣のホーム・グラウンドで気楽に御答弁を願いたい、こう思うのです。  この法律は、御承知のように前国会でだいぶ論議をされて、問題点は明らかになった。法律の審議の経過は多分御存じだろうと思うのです。そこで、この法律を今国会にそのまま出してきたことが、私少しおかしいのじゃないかと思う。もっと手を加えて、時代の要求にこたえる。しかも、あの当時と急速に経済情勢が変わっているわけです。新しい長官は、閣議で総理大臣といろいろ意見の対立をしてまでも日本経済に真剣に取り組んでおら……

第39回国会 建設委員会 第8号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○日野委員 関連です。この法律の目的からいえば、反対する根拠はありません。大へんにいい一つのねらいを持った法律であることは異論がないのでありますが、この法律の体裁を見ると、今の答弁でも明らかな通り、住宅地区改良法にならった一つの例のように見えます。この内容からいうと、やはり土地の所有権、占有権に大きな制約を加えている点がかなり重要になって参りまするから、過般のここで審議した公共用地取得法のような内容を持っているわけです。もしそうだとするならば、もう少し区域指定の事前手続がこまかに規定さるべきでなかったかと思いますが、その点どうか。これで十分だとお考えですか。公共用地取得法の地域指定の場合は、か……

第40回国会 建設委員会 第22号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○日野委員 関連。僕仙台ですが、損害償賠の訴訟の問題の経緯は田中さんの言われる通りです。ただ、今の管理者が作った照明施設、そうしたものには管理の義務がある、こういう解釈のようですが、今仙台でこういう実例があるのです。防犯上あるいは危険防止の建前から、都市計画で作った街路灯に、町内会等が見るに忍びなくて、管理者がやらぬから照明灯をつけているのです。水銀灯などをつけてこの施設を市に寄付した。市はこの寄付を採納したということになれば、これは管理者が作ったものじゃないけれども、管理は当然市の責任になるとわれわれは解するのだが、それは今の道路法の二条二項、それをも含む管理者が施設したものだけという今の大……

第40回国会 災害対策特別委員会 第6号(1962/05/07、29期、日本社会党)

○日野委員 私もすぐ飛んで行って災害地を見て、意外にこの災害の程度のひどいのに驚いて参っているわけであります。そこで、調査の資料等も、五月二日のものとか、五月四日、七日というふうにいろいろ持っております。被害の額がだんだんふえてきています。今、宮城県の知事の説明を聞いても、これが最終のものじゃない、もっと詳細な調査をすればふえるだろう、こう言っておられるので、調査が非常に困難な事情はよくわかるのです。今まで災害をわれわれもいろいろやりましたけれども、地震の災害対策は今度初めてなんで、そういう点から、困難な事情はわかりますし、小範囲であるということと、被害総額から見ると小さいようですけれども、こ……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 大蔵委員会 第25号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○日野委員 いま大蔵大臣のだいぶ浪花節的な話を承ったのでありますが、これは有償二億、無償三億と先刻来いわれている国民の血税を出すということでありますから、大蔵大臣としてはただ、いまのようなことでは出せないのじゃなかろうかと思うのであります。大蔵省のたてまえは、いつも金を出すときは資金効率を考えておる、経済効果を考えておられるのですが、海外経済協力基金から三分五厘、据え置き七年、二十年の期間でこれを出すということで、新生韓国の経済援助、両国の将来の利益を確保する一やはり一つの経済的な効果を考えておられると思うのですが、この中で漁業協力資金というものがその内容もはっきりしていないから私はあとで事務……

第46回国会 大蔵委員会 第27号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○日野委員 質疑に入る前に出席政府委員を一応報告してください。
【次の発言】 食糧会計の一部改正に関する法律案についてお伺いしたいと思うのですが、提案理由の説明にもありましたように、非常にこれは軽く考えられておるのであります。従来もそうやっていたし、そこに一本の食糧会計という柱を立てるだけだからときわめて簡単に取り扱われている。しかしこの背景というものが、非常にいまの八条国移行後の日本の経済に大きい影響を持つ、こういうことなんでありまして、きのうの農林委員会等でも三党共同でこれに対する決議がなされたようでありますし、非常な大きい反響を呼んでいるわけでありまして、そう簡単なものではないと思うので……

第46回国会 大蔵委員会 第35号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○日野委員 国有財産法の一部改正の問題について伺いたいと思うのですが、この法律は非常にこれは重大な内容を持っておるようでありまして、管理、処分こういうことなので、財産の得喪に関してはどこでも、これは重大に考えなければならぬのですが、大蔵大臣の権限を非常に大きくして、従来は閣議にはかってやったことがこれを省略することができるようになっており、あるいは限度をきめて、国会の審議を経なければならぬものを省略する。さらに特別財産に対しても大蔵大臣が大きく権限を持つ、こういうような内容の法律なのですが、国有財産の管理処分にあたって、どうしても、こういう法改正をやらなければならない根拠をひとつ明確にしてもら……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1965/05/27、30期、日本社会党)

○日野委員 ちょっと伺いますが、非常に高度な研究と貴重な研究を私は惜しいと思うのです。まあ、きょうあたり全国会の完全な機能を果たしていない状況ですから非常に残念だと思います。これは今後私たち大いに研究してみたい、こう思うので、ぜひこの研究を継続してやっていただきたい。委員長にそう注文いたしておきます。  このストロンチウム九〇というのは、いろいろ研究されておるのだが、人体に及ぼす影響、たとえば致死量あるいは危険量、こういうものはどの程度のものなんでしょう。
【次の発言】 ミッドウエーの実験の場合、魚を廃棄された。あの当時そういう実例がたくさん出たのです。あのときのはストロンチウムの量が比較的少……

第51回国会 災害対策特別委員会 第1号(1966/01/28、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。  本委員会に課せられました任務はまことに重大であることと存じまするので、誠心誠意その職務の完遂を期する所存でございます。委員会の運営につきましてはまことにふなれでございますが、練達な委員各位の格別なる御協力によりまして、円満な運営を行なってまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの橋本君の動議に御異議ございませんか。

第51回国会 災害対策特別委員会 第2号(1966/02/15、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  今日は、まず、昭和四十一年度における災害関係予算の概要及び同年度災害復旧事業計画につきまして、政府当局から説明を聴取いたしたいと存じます。総理府細田総務副長官。
【次の発言】 次に、農林省大河原予算課長。
【次の発言】 次に、建設省古賀河川局長。
【次の発言】 次に、厚生省飯原施設課長。
【次の発言】 次に、文部省中尾教育施設部長。
【次の発言】 次に、運輸省中野官房審議官。
【次の発言】 次に、科学技術庁高橋研究調整局長。
【次の発言】 次に、去る一月十一日青森県三沢市に発生いたしました大火、並びに、先般……

第51回国会 災害対策特別委員会 第3号(1966/03/17、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、最近各地に発生した火事による災害対策、すなわち、本年一月の青森県三沢市における大火、川崎市における高層ビルの火事、さらに先般の水上温泉における旅館の火事等、最近各地に相次いで発生いたしました大きな火災あるいは多数の死者を出した火災等につきまして、災害の復旧、被害者の援護等はもとより、将来にわたる災害発生の予防及び災害の拡大防止のため、諸施策に関しまして調査を進めてまいりたいと存じます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山口丈太郎君。

第51回国会 災害対策特別委員会 第4号(1966/04/14、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事稻葉修君及び小沢辰男君から、それぞれ理事を辞任いたしたいとの申し出があります。いずれもこれを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  引き続き理事の補欠選任を行ないます。これは先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、湊徹郎君及び渡辺栄一君を理事に指名いたします。(拍手)
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、長野県松代町周辺において……

第51回国会 災害対策特別委員会 第5号(1966/04/21、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、長野県松代町周辺の地震による災害対策に関し調査を進めてまいりたいと存じます。’  この際、おととい政府に設けられました長野県松代町周辺地区地震対策連絡協議会の会長国務大臣瀬戸山三男君、及び副会長総理府総務副長官細田吉藏君から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。瀬戸山国務大臣。
【次の発言】 細田総理府総務副長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。小坂善太郎君。
【次の発言】 山口丈太郎君。
【次の発言】 それでは、質疑はこの程度にとどめて、これから懇談に……

第51回国会 災害対策特別委員会 第6号(1966/05/12、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、前会に引き続き、長野県松代周辺の地震による災害対策に関し調査を進めてまいります。  この際、おはかりいたします。  先ほどの理事会で協議いたしました結果、長野県松代町周辺の地震による災害対策の実情調査のため、現地に委員を派遣いたすことに決定いたしたのでありますが、理事会の決定のとおり、委員派遣承認の申請を行なうことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  つきましては、派遣地、派遣期間、期日、派遣委員の員数及びその人選、並びに議長に対する承認申請……

第51回国会 災害対策特別委員会 第7号(1966/06/10、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件につきまして調査を進めます。  まず、長野県松代町周辺の地震による災害対策の実情調査のため長野県に派遣されました委員から報告を聴取することにいたします。渡辺栄一君。
【次の発言】 これにて派遣委員の報告聴取は終わりました。  派遣委員の各位にはまことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 この際、去る六日、七日の関東地方を中心といたしました降ひょうによる被害状況につきまして、農林省当局から説明を聴取いたします。農林省来正官房参事官。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。白浜仁吉君。

第51回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/06/23、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。  先ほどの理事会において協議いたしましたとおり、災害対策に関する件について閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、閉会中の委員派遣に関する件についておはかりいたします。  閉会中審査案件が付託になり、その審査のため委員派遣の必要を生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。

第52回国会 災害対策特別委員会 第1号(1966/07/13、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再び私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。  本委員会の使命はまことに重要なものがあると存じますので、はなはだ微力ではございますが、誠心誠意、円満なる運営につとめ、その職責を全ういたしたいと存じます。何とぞ委員各位の格別なる御協力、御支援をお願い申し上げる次第であります。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 渡辺君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、       池田 清志君    白浜 仁吉君……

第52回国会 災害対策特別委員会 第2号(1966/07/15、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事稻村隆一君から理事を辞任したいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  引き続きまして理事の互選を行ないます。これは先例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  それでは、山花秀雄君を理事に指名いたします。(拍手)
【次の発言】 おはかりいたします。  先ほどの理事会におきまして、台風第四号等による被害状況調査のため、現地に委員を派遣いたすことにつき……

第52回国会 災害対策特別委員会 第3号(1966/07/29、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事湊徹郎君から、理事を辞任したいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  引き続きまして理事の補欠選任を行ないます。これは先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、稻葉修君を理事に指名いたします。(拍手)
【次の発言】 この際、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。  先ほどの理事会において協議いたしましたとおり、災害対策……

第52回国会 災害対策特別委員会 第4号(1966/08/11、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議に開きます。災害対策に関する件について調査を進めます。本日は、昭和四十一年六月及び七月の豪雨等による災害対策について調査を進めてまいりたいと存じます。  この際、本災害について、森総理府総務長官、松野農林大臣、橋本建設大臣及び塩見自治大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。松野農林大臣。
【次の発言】 次に、橋本建設大臣。
【次の発言】 それでは、塩見自治大臣。
【次の発言】 次に、森総理府総務長官。
【次の発言】 この際、北海道、東北地方を中心とした異常低温下の稲の生育状況及び稲作対策につきまして松野農林大臣から発言を求められておりますの……

第52回国会 災害対策特別委員会 第5号(1966/09/10、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事山花秀雄君から、理事を辞任したいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  引き続きまして理事の補欠選任を行ないます。これは先例によりまして委員長が指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、稻村隆一君を理事に指名いたします。(拍手)
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、長野県松代町周辺の地震による災害対策、並びに昭和四十一年八月及……

第52回国会 災害対策特別委員会 第6号(1966/09/26、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  災害に関する件について調査を進めます。  まず、先般の台風二十四号及び第二十六号による被害状況等につきまして政府当局から説明を聴取いたします。森総務長官。
【次の発言】 次に、長野県松代町周辺の地震による災害対策につきまして調査を進めます。  まず、最近の被害状況等につきまして政府当局から説明を聴取いたします。橋本建設大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。櫻内義雄君。
【次の発言】 次に、松平忠久君。
【次の発言】 次に、井出一太郎君。

第52回国会 災害対策特別委員会 第7号(1966/10/07、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、昭和四十一年八月及び九月の豪雨等による被害状況等調査のため現地に派遣されました委員から報告を聴取することといたします。  まず、第二班につきまして、便宜この席から私が報告を申し上げます。  第二班の調査の概要につきまして簡単に御報告申し上げます。  派遣委員は、渡辺栄一君と私の二名、ほかに地元選出議員多数の御参加を得て、去る九月二十七日から十月一日までの五日間、北海道における昭和四十一年八月及び九月の豪雨等による被害状況につきまして、つぶさに調査を行なってまいったのであります。  内容の詳細につきまし……

第52回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/11/11、30期、日本社会党)【議会役職】

○日野委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、台風第二十四号及び第二十六号による被害状況等調査のため、現地に派遣されました委員から報告を聴取することといたします。  最初に、第二班につきまして私が便宜この席から御報告をいたします。  第二班の調査の概要について御報告申し上げます。  派遣委員は、天野光晴君、湊徹郎君、竹谷源太郎君及び私のほか、地元選出議員の御参加を得まして、去る十月十七日及び十八日の両日、埼玉県及び群馬県における台風第二十四号及び第二十六号による被害状況等について、つぶさに調査をいたしてまいりました。  調査の詳細につきましては、……


32期(1969/12/27〜)

第68回国会 災害対策特別委員会 第2号(1972/02/03、32期、日本社会党)

○日野委員 きょう気象庁の人、来ておりますか。
【次の発言】 今度の災害は、日本全土を襲ったという意味で大きな災害でありますし、しかも水産関係では、収穫直前でありまして、全然収穫してない前にやられたということで、その打撃は非常に大きい。被災者に深くお見舞いを申し上げておきたいと思いますが、何か気象庁で、激浪が来ることに対する警報か予報か出したのでしょうか、これを気象庁から聞きたいと思います。被害を見ますと比較的船舶の被害が少ないので、これは退避したようにも考えられますけれども、そういう手続をとって災害回避の方法を何か指示した形跡がありますかどうか、ちょっとそのことを伺います。


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 法務委員会 第12号(1973/03/28、33期、日本社会党)

○日野委員 時間もだいぶ切迫していますし、横山委員からだいぶ詳しい事情を申し述べましたから、簡単に要点だけ申し上げたいと思うのであります。  関連でありますから簡単に申し上げます。実は私宮城県出身でありまして、本山事件発生以来いろいろの関係を持っております。三カ月の負傷を受けた県会議員の田畑君というのは私の選挙責でございまして、ちょうど十日の日に選挙があって私こっちへ来ておりますと十二日に負傷して入院した。急遽引き返しまして見舞いをし、それから本山事件の実情を聞き、直ちに社会党の国会調査団が編成されましたのでそれに参加をいたしましてつぶさにこの事件の内容を調査したのでありますが、実に驚いた状況……

第71回国会 法務委員会 第23号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○日野委員 過般質問いたしました場合、だいぶきょうの委員会に回してある問題がございますが、きょうは新しい事態に基づいて、過般四月の十六日ですか、宮城県の地方労働委員会から本山製作所不当労働行為事件の命令書が出ておる。これはたぶん各省で入手されてごらんになられたと思いますが、この意見書は長文のものでありまして、だいぶこまかく書いてあります。そしてだいぶいろいろな角度から判断をされておって、国会で法務委員会、社労、それから商工委員会等、各委員会で論議を何べんも重ねられました。それで結局そこで一致する見解は、ガードマンの排除をどうするか、こういうことのようでありますが、この意見書も結局この一点にしぼ……

第73回国会 法務委員会 第2号(1974/09/11、33期、日本社会党)

○日野委員 私は、いままで緊急事案の審議であったのですが、これは緊急性を持つかどうかわかりませんが、人道上の問題として、死刑囚として八十二歳になった平沢貞通君のことについて伺いたいのです。  実は私は仙台でございますので、仙台の刑務所におるこの人に対するいろいろの救援運動や話を受けているわけです。いろいろのことを聞いておる。それで手紙も何回かちょうだいをいたしております。私どもの周囲には、何とかこの問題を解決しようと、救援会の諸君も大ぜいいて、いろいろの運動にも参加している。場合によっては救援運動に幾ばくかの資金を提供するというような関係にありますが、最近非常に老齢化が目立って、健康が非常に悪……

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1975/12/27、33期、日本社会党)

○日野委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまでへ委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 渡部一郎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、松本忠助君が委員長に当選されました。  委員長松本忠助君に本席を譲ります。

第78回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1976/09/16、33期、日本社会党)

○日野委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしの声があります。御異議なしと認めます。よって、松本忠助君が委員長に当選されました。  委員長松本忠助君に本席を譲ります。


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 水産委員会法務委員会連合審査会 第1号(1953/02/21、25期、日本社会党(右))

○日野委員 大分時間がたつておりますから、簡単に外務次官に三点、水産庁長官に一点の質問をしたいと思います。この問題は昨年以来しばしばここで繰返しておるのでありまして、水産委員会だけでも、昨年の十一月以来数回この問題を繰返し、その都度外務省からの回答があつたのでありますが、一向に進展しておらぬ。最近はさらに死者を出すというような不祥事にまで発展して参つたのでありますが、いつも日韓会談の進行中であるから、対外的な影響を恐れてというようなことで、答弁も非常にあいまいであり、質問する方も遠慮がちでここまで来ているのでありますが、日韓会談の内容について、吉田外交、岡崎外交が秘密外交だということが言われて……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第10号(1953/10/21、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ちよつと伺いますが、この間詳しい説明を聞いてないので、あるいは多少脱線があるかもしれません。現行制度の強制加入に伴う難点を改正する、こと言つておられますが、強制加入の難点をどこにあるとお考えになつておられましようか。
【次の発言】 ぼくらもしばしば共済に対する不正を聞くのですが、結局問題は掛金の高いことと給付が低いこと、今局長が言うように、災害は均等に来ない、患は均ならずで均等に来ない関係から、掛ける方にまわる者はしよつちゆう掛けておる。掛けつぱなし、給付をもらう方は、そればかりもらつてもしようがないということで、両方からの支持を失つたところに共済が宙に浮いておるというような形で、……

第19回国会 文部委員会労働委員会連合審査会 第1号(1954/03/17、26期、日本社会党(右))

○日野委員 大分時間がたつておりますので、文部大臣に二、三点簡単に御質問申し上げます。  教育の中立性保持に対する二法案が出ておるのでありますが、教育の中立性を保持するために刑罰をもつて臨むこの法律に対しては、われわれは簡単に賛成をするわけには参らぬのでありますが、これはきわめて知能的でない。もつといい方法があるのじやないか。教育の特殊性、教育界という一つの世界から見ますと、この刑罰は死であり、致命傷であるはずであります。イソツプ物語に、池のはたで子供が石投げをして、おる池の中には無数のかえるが泳いでいるが、当ればこれは死であるか、致命傷である、そこでかえるが代表をあげてやめてくれという申入れ……

第20回国会 法務委員会労働委員会連合審査会 第1号(1954/12/03、26期、日本社会党(右))

○日野委員 久留本部長に伺いますが、本件は特別なケースとして、法務委員会との合同審査を労働委員会から求めた、こういうことですが、ある特定の権限が付与された特別の鉄道公安官が、今問題になっております重大な争議介入、しかもこれを積極的に、一般司法警察官以上の行動をやった、こういう事実であり、しかも本委員会で応明らかにされましたところは、公共企業体の職員がはたしてそういう一つの権限を持つのであるかどうかというのは非常に疑問であるのですが、こういう特別なケースのうちの、さらにまた特別の身分を持った諸君によって過般の事態がかもされた、こういう一つの案件であるが、この特別の司法権でこの重大な事態に介入する……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/18、27期、日本社会党(右))

○日野委員 今までの論議で大体明らかになりましたが、取引の要素がまだ整つていないということ、これは資料を待ってもう一度審議したい。取引の重大要素が一つもきまつていない。大体余り物は安く買えるというのは常識であるが、これは余り物を安くなく買う一つのあれになっておる。それから、われわれ農林委員会で何らの資料ももらつていない、どうも計画性がない。これは非常に危険な取引であるから、一つ計画性のある計画書を今度の資料提出の場合出してもらいたい。その上で十分審議をしたいと思いますので、取引関係のことについては質問を留保しておきます。  そこで二、三の点だけを若干質問をしたいと思う。この協定成立には政府がい……

第22回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第3号(1955/05/30、27期、会派情報なし)

○日野小委員 ノリの輸入は、採算がよいから輸入されることはわかるが、何かリンクのような形で、朝鮮のノリを輸入しなければ雑貨を買わないとか、あるいは日本商品の何を買わないというようなことはないのですか。
【次の発言】 それで、今赤路君が言われたような事態があるとするならば、これは断固たる処置をとらなければならぬと思います。もし今お話のようなバーター制のようなひもがついていて制約を受けるということならば、これはまた考えなければならぬし、やりにくくなるので、もしそういうものが現実にないとするならば、一つ明確な方針を立てて、これは国内の産業擁護のためにも断固たる処置をとることが必要でないかと思うので、……

第22回国会 農林水産委員会農業及び漁業災害補償制度に関する小委員会 第1号(1955/06/04、27期、日本社会党(右))

○日野吉夫君 会計検査院の方にちょっとお尋ねいたしますが、去年は百三十九組合を調べ、ことしは一月から今までに百八十調べた。そのうち大体九割くらい不正だというような調査結果が出ていますが、これは非常に重大でありまして、この調査組合を決定する場合は、とかくよくないという評判の立った組合を調べられたのか。そういうことでなく、抽せんかなんかでどこということを指定されたのか。結果はこういうことで、この制度はなかなかよく書かれておる。作文はよろしいが、実際はよくない。調査の結果、こういう結果だということになりますると、非常に重大であります。あなた方の調べた組合はきわめて少いのでありますから、これでもってこ……

第22回国会 農林水産委員会農業及び漁業災害補償制度に関する小委員会 第2号(1955/07/02、27期、日本社会党(右))

○日野吉夫君 四十四ページの組合の共済金支払額算出基礎という表の中に、二十八年分は非常に悪く六〇・七、二十九年産分の調査の結果は九五・五と非常によくなっておる。これはちょうどこの時期に監査が行われたのでよかった、こういう話でありますが、あなた方が今までずっと監査してきて、適切に監査が行われればよくなるとお考えになられますか、監査だけ厳重にやってもなかなか今の大きな法制的欠陥、そうしたもののもとでは監査と指導だけではなかなかよくならない、こうお考えになられますか。一つその点お聞きしたいと思います。
【次の発言】 大体この間からいろいろ監査結果を会計検査院と両方から聞いておるのですが、共済の趣旨は……

第24回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○日野委員 どうも驚くべき片手落ちな、しかも時代に逆行する改正で、われわれは承服できないのですが、最近の要求は、収用法の一つの大きい部分であり、損失の補償のことが、一番先刻来問題になっている点であろうと思うが、この点に一つも触れないで、収用法の最も欠陥である手続の簡素化ということで、きわめて簡単に権利を没収ないし収奪できるような方法にされてあることが一点。もう一つは、きわめて例外やむを得ざる場合に限らるべき範囲を、ノー・ズロースにどこまでも広げていった。こういう一番悪いところだけを改正して、重要な補償の点に一つも触れてないじやないか。過般来問題になっておりますのは、あとで訴訟をやればよろしいと……

第24回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第1号(1956/03/31、27期、日本社会党)

○日野小委員 きょうは今後の運営方針だけきめて、次会より土曜、月曜を避けて適当な日をきめて運営する。北洋は農林大臣の出席を求めないと工合が悪いから本委員会でやる、こういうことにしてきょう掲げた残余議案は、次会に適当な日をきめてやる、こういうことにきめたらいかがです。
【次の発言】 小委員長の農林水産委員長と相談の上、本委員会を開く日のスペースをとってもいいと思いますが、この点は小委員長一任ということにしたらいかがですか。

第24回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第2号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○日野小委員 それでは、時間がないので簡単に伺っていきたいと思います。東和商事に割当をした経緯については、もっと詳しく聞いてみなければ、どうも納得できないような気がするのです。市販さえしなければ国内に影響がないから許した、こういう御答弁をさっきからしておられるのですが、一カ月もかかっていろいろ協議をしたというのですから、いろいろの起るべき事態等の予想などもされただろうと思うのです。これを許す場合に、今のように、どこから出たかわからないが、市場に韓国のりが出て、そうして市価を圧迫しておるというようなことは、これは当然予想されなければならぬことであったと思うのです。通産省の秀才ぞろいが一カ月も首を……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第9号(1956/10/30、27期、日本社会党)

○日野小委員 第十五号台風の対策につきましては、本年度の冷害、第九号及び第十二号台風の農林水産業被害対策の本小委員会の審議により尽きていると存じますので、これを省略し、次に読み上げるような件を政府に要望することに本小委員会において決定されるよう小委員会の結論にいたしてはどうかと存じますので、小委員会の各位にお諮りいたしたいと思います。
【次の発言】 それではその案文を読み上げます。    昭和三十一年旱害及び台風第十五号(十月二日豪風を含む)による農林水産業被害対策に関する件   本年夏季において西南各地において発生した旱害及び九月二十五日、二十六、二十七日に四国各県、和歌山県、三重県等を襲つ……

第27回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第2号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○日野吉夫君 ちょっと坂村生産部長に伺っておきたいのですが、休会後に参議院等で調べ、最近いろいろうるさい問題になっているので、この委員会にはまだ出てないのですが、韓ノリの処置について一応の見解と状況をちょっと承わっておきたい。
【次の発言】 その値段の交渉が不調になったというのは、具体的に言えば、どれくらいの相違があって不調になったのか。十月の半ばまでなら需給調整協議会も相談してもいいということであったが、それが今日になっては需給調整協議会がこの中で開かれもすまいし、値段の調整や、そうしたことに介入しないと思うが、何か通産省あたりで値段の調停等を今なお心配しているという話もあるが、そういう動き……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 商工委員会農林水産委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1958/11/04、28期、日本社会党)

○日野吉夫君 ただいま議題となりました水質汚濁防止法案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。  申上げるまでもなく、水は国民の生活にとって最も重大な関係を持っており、水質の管理が正しく行なわれるかいなかは、国民の生存と産業の発展にとって、絶大な関係を持っております。国民の福祉のためには、飲料水は清浄にして病源菌及び有毒物質を含まず、魚貝は良好な生活環境を与えられ、農作物は良質の灌漑水に恵まれるよう管理されねばなりません。工業の発展もまた、良質の工場用水を得るかいなかによって左右されること論を待たないのであります。  しかるに、国民の繁栄と福祉にとって至大な関係を有する水質管理の重要性……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 建設委員協議会 第1号(1961/07/03、29期、日本社会党)

○日野吉夫君 気象庁の長官にちょっと伺いたいのですが、今復旧についていろいろ協議をしておるところなんですが、あなたの方で長期の予報をやっておりますね。本年度の長期予報、それから台風の予想、こういうものがあったらちょっと聞かしていただきたい。
【次の発言】 あなたの方で長期予報を正確にするためにできるだけ、完全なものはできないとしても、何かそれに対する今石川君が言ったような施設とか設備とか、問題になった定点観測なんというものの充実とか、そういうものについて、今じゃとても不十分で的確な予報は出せないが、この程度までやればもう少し正確なものが出るというような要求や希望、そうしたものはございませんか。……


30期(1963/11/21〜)

第48回国会 大蔵委員会農林漁業用揮発油税に関する小委員会 第1号(1965/06/07、30期、日本社会党)

○日野小委員 大体この税金はおととしの国会で大蔵省でとっくにきめたはずですね。それでぼくは本会議でその農業用ガソリンの税金が不合理だという主張をして、予算委員会でまただいぶ問題になったまま来年から考慮するということになっていたのを、ことしの予算委員会で一つも考慮されていないということでまた問題になって、きょうのあれになったと思うのです。従来大蔵省の答弁では非常に仕分けが困難だということが理由にされていたのですが、困難はこれは最初から予想されるが、不可能じゃないということですね。これは収入費目、いろいろガソリン税を取っているあれを仕分けした表をひとつここへ出してもらって、もし農林省との食い違いが……

第48回国会 大蔵委員会農林漁業用揮発油税に関する小委員会 第2号(1965/07/09、30期、日本社会党)

○日野小委員 大蔵省の資料で、これは三十六年からずっとあれしているが、私は川俣さんのようにあまり詳しいことを聞きません。ただ、農林省には統計調査部で内訳の調査はあると思うのですよ。ことに農業改善事業と関連して、農村の機械貧乏などというのはだいぶやかましく言われておるから、農林省はもっと機械台数、使用区分などを正確に把握しておかないといけないので、多分農林省にもっと詳細な詳しい統計があると思います。そめ内訳も保有台数、使用件数、そのほか両方使う機械などいろいろありますが、これは調査に出ていると思うのです。そこで、結局これは今後の税の増減の見通しなどに大きい関係が出てまいりますから、現存の一番新し……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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