日野吉夫衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、ただいま上程中の、国の所有に属する物品の売払代金の納付に関する法律の一部を改正する法律案に対し、次の数点から反対の討論をなさんとするものであります。 本案は、国有林野から産出する樹木の売払い代金を、従来半年であつたものを一年に改め、一年間の延納を認めようとする改正案であります。提案の理由は、樹木の現金化に長期間を要する実情によりということになつているのでありますが、われわれは、いまさらかかる理由をもつて法の精神を歪曲することは、あたかも耳をおおうて鈴を盗むやごとき類であつて、断じて許すべからざるものと言わなければならない、思うのであります。 まず、本……
○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、ただいま上程中の農業協同組合法の一部改正の案に賛成し、農業委員会法の一部改正案に対し反対の意見を述べんとするものであります。(拍手) 本案は去る十六、十七国会に政府提出として提案されましたが、二回の国会とも審議未了になつているのであります。今回議員立法として新しく登場して来たもので、本法案の一は、指導連を中央会とし、補助を与え、農業協同組合の指導監督の機関たらしめようとする法案であり、他の一つは、農業委員会法を改正して、これも補助を与え、農業会議所をつくり、農政面の指導に当らしめんとするものでありまして、幾多の不備と不満があり、いずれは近く根本的な改正……
○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、農業課税に関し緊急を要する部分に対してのみ質問をいたし、政府の所信をたださんとするものであります。 今次の選挙において、鳩山内閣は平年五百億の減税を、自由党は一千億の減税をそれぞれ掲げて選挙をやったのでありますが、人心を集めるのに減税の旗じるしを掲げるのは、いかに税金が重いかを示すものでありまして、それだけにまた国民が減税の公約に対して敏感であるとも言えるのであります。選挙終了後一カ月足らず、組閣後わずか五日、政局は日ごとに険悪化し、公約の不履行に対する国民の危惧と怒わがようやく高まりつつあることは、何人も否定できない現実と言わなければなりません。それ……
○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、一昨昨日報告のありました日ソ漁業交渉の問題に対し、鳩山総理大臣、重光外務大臣に対し若干の質問を行わんとするものであります。(拍手) まず、質問に入る前に、日本の北洋漁業に致命的な打撃を与えるこのたびのサケ・マス漁業制限という重大な事態を引き起した政府の不手ぎわな外交方針に対し遺憾の意を表するものでございます。(拍手) わが北洋漁業の実情は、十九船団の母船と、五百隻の独航船と、一一万人の乗組員を擁し、来たる二十二、三日にはそれぞれもよりの漁港を出発し、基地函館に集結した上に、いよいよ二十八日には北洋の漁場に向って出発することになっていることは、皆さんの……
○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっている日ソ関係四案中、主として漁業条約並びに海難救助協定に関する部分について、政府に若干の質問をするものであります。(拍手) 日ソ交渉が、難航実に一年三カ月、ここに曲りなりにも成立して、日ソ両国間の戦争状態の終了、大使館の相互設置、抑留者即時帰還、漁業条約の発効及び国連加盟の支持の五点についてそれぞれ妥結し、効力発生を見るに至ったことは、八方ふさがりのアメリカ一辺倒外交に新しい北の窓を開いて、局面展開の機会を与えた功績は大きい。わが党は、つとに、この重要性にかんがみて、早期の妥結方針を支持して、しばしば政府を鞭撻してきたところでありま……
○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただい左上程されました揮発油税法及び地方道路税法の一部を改正する法律案に対しまして、反対の討論をいたさんとするものであります。(拍手) 御承知のとおり、本法律案の内容は、道路整備五ヵ年計画の改定に見合って、ガソリン税の税率を一〇%引き上げようとするものであります。 私が本法律案に反対いたします第一の理由は、ガソリン税の引き上げは、物価抑制政策に逆行し、かえって政府みずからが物価上昇ムードをあおる結果になるということであります。 申すまでもなく、最近の諸物価の値上がりは異常なものがあり、昭和三十五年以後急速に上がり始めまして、ごく最近におき……
○日野吉夫君 私は、ただいま上程中の田中伊三次副議長の不信任案に対し、若干の質問を提案者に対していたさんとするものであります。(拍手) 日韓条約の成立は、これは日本民族の運命を左右するといわれ、同時に朝鮮民族の悲願である南北の統一を永久に不可能にする重大なる条約であるが、この条約は、幾多の疑問と両国の不一致の点が何ら解明されないままに、去る十一月十二日午前零時十七分、わずかに四十五秒の間に電光石火可決したと称せられるものなのであります。 まず第一に、提案者に聞いておきたいことは、衆議院規則百十二条の解釈と、この適用について、田中副議長は重大なる誤りをおかしていることが、今回の大きな一つの問……
○日野吉夫君 私は、日本社会党、公明党、民社党を代表し、ただいま議題となりました佐藤内閣不信任決議案につきまして、その提案理由の説明を行ない、議員各位の御賛同を得たいと思うものであります。(拍手) まず、その理由を申し上げます。
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