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原彪 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

原彪[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
986位
委員会発言(議会)歴代TOP500
298位

23期委員会出席(無役)TOP100
89位
24期委員会出席(幹部)TOP100
76位
24期委員会発言(議会)TOP50
40位

このページでは原彪衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。原彪衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1947/07/28、23期、民主党)

○原(彪)委員 最近提出されようとしております配給公團その他の公團法案、これは私的獨占禁止法の建前からすれば、公團の組織というものもあまり感心したものではないと私は思つておるのであります。しかし今日この物資不足の折柄、しかも國民生活に重要であるために公團組織にしようとする政府の御意向であると思いまして、これはやむを得ないと思います。またこの海運組合法は重要物資と同じように重大な問題でございまするが、できるだけ多く私的獨占を解放するという趣旨から私は贊成でございます。ただ今御説明のありましたように、任意組合として發足することにつきましては、海運組合法の廢止によつて解散される早々でもありますし、從……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第9号(1947/08/08、23期、民主党)

○原(彪)委員 先ほどお話がありました通り、私も漁船建造についても水産廳にこれを移すかどうかということは、水産廳の方の機構その他につきまして判明しがたい點があるので、御質問申し上げたいと思うのであります。ここに一言當局にお伺いしたいのは、運輸省に漁船建造の監督、建造計画を與えられておりますが、私は漁船建造に對する育成の面について缺けておる點があるのではないかと思うのであります。たとえば金融の面におきましても、漁業家の漁網、そういう資材につきましては、農林中央金庫において融資する。しかし漁船については農林中央金庫は融資してくれない。あるいは農家に使う船というような理由をもつてしても、農林中央金庫……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第10号(1947/08/11、23期、民主党)

○原(彪)委員 先ほどの水産局長の御説明の中に解しかねる點がございまするので、御質問申し上げたいと存じます。水産行政の一元化ということから、造船事業を水産廳の方に移すというようなお話でありまして、その中の第一の理由として、漁船の金融の問題を取上げられておりまするが、私の少くとも知つている範圍におきましては、今まで水産局が漁船建造に對して金融をしているということをあまり聞いておりません。また造船會社に對して金融をしたという例も聞いておりません、どういう方法によりまして金融をされたか。いかなる機關によつて金融をされたかということを承りたいと存じます。單に資金調整の許可を得るとか何とかというめんどう……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第11号(1947/08/13、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は民主黨を代表いたしまして、船員保險法中改正法律案に贊意を表するものでございます。この改正法律案を見ますと、從來の船員保險法よりは一歩前進した形にあると存ずるものであります。ただここに考えられますことは、現在の物價高におきまして、またこれ以上インフレが高進するようなことが萬々一ある場合におきまして、醫療品の値上り、その他によつて醫者が完全に醫療をし得るかどうかということに多少の疑いがあるのでございます。どうか當局におかれましては、そういう點を考慮に入れられまして、醫師に對しては、醫療品その他の配給等の面におきましても、御考慮を願いたいと私は存じます。またこの條文にありまする審……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1947/08/23、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は民主黨を代表いたしまして海難審判法に贊意を表するものであります。本法案の内容におきました先ほど社會黨の館君からお話のありましたように、海技免状所有者以外の者にもこれを及ぼすということはまことに結構なことでございます。海難の原因はこれが取調べにあてたつては愼重を要さねばならぬのはもちろんでありますが、海難の原因というのは暴風雨等、不慮の事故によつて起るものでありまして、その原因を審判するということは容易でない、そこでこの法におきまして特に參審員を參加させるという途を開かれたことは、民主的な措置といたしまして滿腔の贊意を表する次第であります。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第20号(1947/09/27、23期、民主党)

○原(彪)委員 私はまだこの法案につきまして黨の方に諮つておりません。事後承諾の措置をとりたいと存じております。承諾してくれることと思いますので、民主黨を代表いたしましてこの鐵道營業法の一部を改正する法律案に贊意を表するものであります。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第22号(1947/10/01、23期、民主党)

○原(彪)委員 このたび提出されました道路運送法案につきまして、私はこの法案の根幹がどこに置いているかということについて、この案文を讀みまして疑問をもたざるを得ないのであります。當局においてこの道路運送法の根幹を民主的に運營されるという御意思がはたしてあるのかどうか、と申しますることは、この第八條に中央道路運送委員會及び地方道路運送委員會と、この二つにわけまして、その意見を徴してこれをやるということが書いてございますが、意見を徴するということは、どういう意味であるか特に第八條の中には「左の事項で重要なものは」というようなことが書いてあるのでございますが、この重要なものという意味がはつきりしない……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第23号(1947/10/04、23期、民主党)

○原(彪)委員 前囘の委員會におきましての私の質問に對する政務次官のお答えについては私は滿足しないものであります。さいわい今日大臣がお見えになつておりますので、大臣から一言御答辯にあづかりたいと思うのであります。  それは例の地方の出先官廳の一つであります自動車事務所のことであります。政務次官の御答辯は、知事の指揮、監督に自動車事務所がもし從わない場合には、本省に適當に連絡をとつてくれ、善處しようというお話であつたのでありますが、それはまことに當然の話でありまして、さような事態が起きる場合はよくよくの問題が起きてからでありまして、日常の行政事務をやる上においては、知事も忙しいし、そう一一本省に……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第25号(1947/10/09、23期、民主党)

○原(彪)委員 先ほど田村委員からの御質問に對する郷野政府委員の御答辯は、私ども何だかはつきりわからないような氣がするのでありますが、地方道路運送委員會と、中央道路委員會との取扱内容の點であります。地方道路運送委員會の取扱内容はあまりに小さいようなものじやないかと思うのであります。臨時免許の基準というようなことをおつしやつておられましたが、もう少し詳しく内容を御説明願いたいと存じます。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第28号(1947/10/15、23期、民主党)

○原(彪)委員 道路運送法案の各條中第八條は、この法案の生命でもあるという觀點から、先ごろの委員會の際にもこの問題については御質問申し上げ、御意見も申し上げておつたのでありますが、中央道路運送委員會と地方道路運送委員會の二つの機構の中で、地方の道路運送委員會は、各都道府縣に置くということに、黨の方にもよく諮りましてその了解を得ました。しかして各鐵道局長が主管するところの鐵道行政の管轄區域は廢止して、各府縣に置くという意向に一致いたしました。しかしてこの一番中心であり生命であるこの委員會は、政令によらず、少くとも機構だけはこの條文の中に表わすことにいたしたいと存じます。地方道路運送委員會の委員の……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第30号(1947/10/20、23期、民主党)

○原(彪)委員 私はまだ黨の方に諮つていないのでございますが、私個人としての見解は、先ほど郷野政府委員のおつしやつたように、鐵道局のある場所に特定の自動車事務所を置くということは、また一つ出先機關が殖えるような感じがいたすのであります。私の考えといたしましては、やはり出先機關として今非難の的になつている各府縣にある地方自動車事務所を廢止して、府縣知事に運輸行政を一任した方がいい。かように思つております。運輸大臣が運輸行政の實權を握つておられるのでありますから、いかに公選された府縣知事といえども、全國的な運輸行政の面にただ自分の縣だけを主體にしたへんぱな考えは起さないだろう。またそういう面につい……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第33号(1947/11/06、23期、民主党)

○原(彪)委員 小笠原委員のおつしやる、民主黨の意見がまとまつていないというような點について一言申し上げておきます。過日の委員會散會後の懇談舎において申し上げましたことは、この道路運送事業法の根幹であるいわゆる道路行政をやる出先機關の問題について、わが黨は出先機關の存置に反對してまいつたのでありまするが、諸般の情勢よりいたしまして、暫定的にそれを認めるということにきまつてそのことを懇談會で申し上げました。ただ細目について申し上げなかつたことが誤解の點であろうと思います。その根幹の出先機關の問題については、諸般の情勢からして暫定的に存置することに贊成したのでありまするが、細目についてはその席上で……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第34号(1947/11/08、23期、民主党)

○原(彪)委員 縣會議員にパスを與える問題ですが、先ほど成重委員からおつしやられましたように、要點は縣會議員の職責がいかに重大であるかという識識にかかつていると思うのであります。ところがこれは結局は比較の問題ではないかと思います。現在鐵道に協力會というものがありまして、協力會の委員には皆全國の二等パスを與えている。そうすると協力會の委員と、縣會議員とどちらの職責が重大であるかという比較論にもなつてくると思います。協力會の委員というのは、地方的ではそれぞれの各官署の長とか、地方の有力者がそれにあてられているようでありますが、協力會など開くのは、年に數囘しかないと私は承つております。その協力會もな……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第36号(1947/11/19、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は松戸、土浦間電化促進の請願に關する紹介議員としてその趣旨を御説明申し上げ、御贊同を賜わりたいと存じます。御承知のように今日の國鐵の現状がまさに危機線上にあることは、先般發表されました國鐵實相報告書におきましてもすでに御承知の通りであります。いかにして今日の國鐵の危機を打開するかということにつきましては、先ごろの委員會におきましても、一日も早く國鐵再建の根幹ともなるべき方針を委員會において御發表あらんことをお願い申し上げたのでありますが、いろいろ豫算の關係、あるいは人の關係等がありまして、未だ確たる御發表がないのであります。これは私の卑見から申しますならば、國鐵の再建というこ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第39号(1947/12/02、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は民主黨を代表いたしまして、道路運送法案の修正案に贊成するものであります。ただここに特にこの法案を施行するにあたりまして御注意願いたいことがございます。それはこの法案の審議にあたりましても數囘申し述べたのでございますが、現在の各府縣にあります、いわゆる出先機關と稱する、本會議においても問題になりました中央の出店がございまして、その一つに地方自動車事務所がございます。これが各地方にありますことは、府縣知事の運送行政に對する權限を非常に狹めるものでありまして、この法案を審議するにあたりましても、この法案の中にあります輕車輛の一部をも、從來これは府縣知事がやつておつた運送行政であり……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第40号(1947/12/03、23期、民主党)

○原(彪)委員 沿岸荷役業者に貨物自動車營業許可の請願につきまして、御紹介申し上げまして、御贊同を得たいと存じます。  終戰後の經濟情勢の變化と自由主義思想の普及に伴つて、港灣運送業の統制も解かれ、運送業務の自由圓滑なる運營か期待されるときにあたりまして、貨物自動車運送事業のみは依然として戰爭中の統制形態のままにあり、社會の要請に副わない點が少くないのでございます。沿革荷役業者は、あるいは本船、あるいははしけと連結して、あるいは生産者と直結して、諸種の貨物の梱包、あるいは港内運搬、あるいは保管というような業務に、かてて加えまして、貨物自動車の運送を含めなければ、一貫した作業ができない状態にある……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第41号(1947/12/04、23期、民主党)【議会役職】

○原(彪)委員長代理 それでは日程第二、笹島驛、名古屋港間に貨物線敷設の請願、辻寛一君紹介、文書表番號第八三六號。日程第五、桃ノ川、彼杵間鐵道敷設の請願、中村又一君ほか一名紹介、文書表番號第九〇三號を一括議題といたします。井谷正吉君。
【次の発言】 日程第二及び第五に對する政府委員の説明を聽取いたします。
【次の発言】 右二件に對する御質問はございませんか。――なければ次に移ります。
【次の発言】 次は日程第六、澁民信號所を一般驛に昇格の請願山本猛夫君紹介、文書番號第九二四號。日程第一六、白城線を鳩ヶ谷まで延長の請願、田村亮一君ほか一名紹介、文書號第九九二號。右二件を一括議題に供します。井谷正……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第42号(1947/12/06、23期、民主党)

○原(彪)委員 日程第一四の舊鶴見臨港鐵道ほか三鐵道拂下げに關する請願につきまして、先ほど井谷委員よりその趣旨を御紹介に相なつたのでありますが、これと同樣な、つまり戰爭中強制買收され、しかも戰爭目的遂行のためという名目のもとに、私有財産とも言うべき株式會社の鐵道會社を強制的に買收された。その鐵道のうち請願の出ておりますものが、約十二件ございますので、この中で第一四に關連いたしまして、根幹は全部同じでございますから、一言申し上げまして、強制買收されたまことに同情すべき鐵道に對して、委員の方々の御同情と御贊成を賜わり、また政府の同情ある御答辯を賜わりたく、ここに發言する次第であります。  いまさら……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第4号(1948/05/08、23期、民主党)

○原(彪)委員 川野君が委員長に御就任になつたことは、まことに闘祝にたえませんが、この際に今後のこの委員会の運営にあたつて、一言希望條項を申し述べることもむだではないと思いまして、申し述べたいと思うのであります。  一番先に申し上げたいことは、これは前の委員長を誹謗するわけではありませんが、私が重大関心をもつておりました海上保安廳の法案問題であります。これをなぜ衆議院のこの委員会にかけなかつたかという問題でありますが、参議院は参議院の運輸交通と治安及び地方制度委員会との合同審査会をやつております。しかるにわが運輸委員会は開かれずにしまつたわけでありまして、運輸省の中にある海上保安廳、しかも船舶……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1948/05/19、23期、民主党)

○原(彪)委員 関連して……。この請願になりました線とは違いますが、第一國会のこの委員会に、私は鶴見臨港、青梅鉄道、奥多摩鉄道、この戰爭中に強制買收された鉄道の拂下げに関しまして、請願の趣旨の辯明をいたしたのでありますが、そのときに政務次官の御答辯は、現在の段階においてはその時期ではないというような御答辯でありました。しかしその当時運輸省の省議でもこれに反対されたということを私は傳え聞いております。しかしこの委員会におきましては、満場一致採択に相なつておるのであります。そのときにおいて私は鶴見、南部、奧多摩の問題と関連いたしまして、全國二十二社の強制買收されたことに関連して申し上げたのでありま……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1948/05/22、23期、民主党)

○原彪君 大臣は豫算委員會においでになるそうで、お忙しいようでありますから、簡單に御質問申し上げて御警告申し上げたいと思います。最近の列車においては全國は言うに及ばず、特に東北においては非常に列車内の治安というものが亂れておると痛感いたすものであります。これは列車内の問題ではありませんが、東北の玄關とも申すべき上野驛の治安というものは、特にひどいものがあると思うのであります。あの地上道におりまする浮浪者の群というものは、約千三百名もおるのでありまして、これは以前は行路病者、浮浪者があそにいおつたのでありまするが、最近はそういう浮浪者ではなくて、前科數犯ある者がずいぶんあそこにたむろしておるよう……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1948/06/11、23期、民主党)

○原(彪)委員 大分御質問が多いので、私が御質問申し上げる範囲は非常に狹まつたようなわけでありますが、まず第一の当局にお聽きしたいのは、貨物、旅客とも三倍半同率に上げた根拠いかんということであります。これについては、本会議で社会党の川島君の質問に対する大臣の御答弁は、非常にあいまいであつて私納得いかないのであります。昭和二十一年の三月には旅客が十五割、貨物が二十割、ここに差がついております。二十二年の三月には、旅客が二割五分、貨物が十割、これを差がついております。二十二年の七月には貨物、旅客とも二十五割という値上げで、これは同率になつております。どうして今回同率にしたかという根拠を承りたい。巷……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第17号(1948/06/16、23期、民主党)

○原(彪)委員 前日御質問申し上げました残余の分について御質問申し上げます。さいわうに大臣がお見えになつておりますから、前日御質問申し上げて、加賀山長官から大体御答弁を得たのでありますが、多少明確を欠く点もありまするので、さらに大臣からお答えを願いたいと思うのであります。  外郭團体の交通公社に拂う切符の手数料であります。これが昭和二十二年度に約八千万円も出しております。今度運賃値上げなれば、おそらく三、四億の金に相なるだろうと思う。これをどういうふうに処理されるおつもりでありますか。私の考えからしますれば、そういう費用は理屈が通らぬ費用じやないかと思つておるのであります。一應御答弁を願いたい……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第19号(1948/06/18、23期、民主党)

○原(彪)委員 貨物運賃の物價に占める割合は大体わかるのでありまするが、旅客運賃の物價に占める――物價というよりはむしろ生計費に直接影響があるのでそれに占める割合というものを考え合わせますると、これは同一なものではない。そうすると、この同一でないものを、どうして同一の三倍半に一律に値上げしたかという理論的な、むしろラジカルな根拠を承りたいと思います。鉄道の方の実收から申しますと、旅客運賃の方は経営上はもうかつております。原價計算上においては旅客運賃の方がもうかつております。旅客運賃はそう上げなくともいい。貨物運賃の方は経営上から言えば損をしているのだから、これは上げなければならぬ根拠が出てくる……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第23号(1948/06/23、23期、民主党)

○原(彪)委員 大船保險組合法が廃止になりますと、大体先ほどの御説明だと、各地区ごとに組合をつくつて、それに移行するということに相なると思うのでありますが、そうしますと、この廃する理由が、率直に申せば、損害の率があまりに大き過ぎて負担にたえないというのでございましようか。もしそうであるとするならば、これを民間に移した場合に、民間の保險会社がまたこれに負担にたえ切れぬことになる。昔ならば、この保險会社が、あるいは外國の保險会社に再保險にまた出すというようなことがあつたために、保險会社は息ついておつたが、現在の敗戰後の保險会社におきましては、そういうことは非常にむずかしいと思うのでありますが、そう……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第24号(1948/06/24、23期、民主党)

○原(彪)委員 木船保險組合法を廃止する理由について、昨日も申し上げたのでありますが、当局より御答弁がありましたのを、なお一應反芻いたしてみましても、この廃止後の措置について、いま一應詳細な御説明をいただきたいと思うのであります。多少納得のいかない点がございますのでお伺いするわけですが、要するに私の聽かんとするところは、廃止後は自家保險として、保險料を自分のところで積み立てておいて、保險会社に納付しないというような傾向ができるのではないか。今の事業の行き方は、終戰後どうもそういうふうな行き方に進みつつあることを耳にすることが非常に多いのでございます。たとえば海上輸送にしましても、海上輸送材料、……

第3回国会 運輸委員会 第6号(1948/11/15、23期、民主党)

○原(彪)委員 日本國有鉄道法案につきましては、いずれ一括して御質問申し上げたいと思いますが、きようはただ二点だけ大臣の御見解を承りたいと思うのであります。その一つは運賃の問題、もう一つは独立採算制に対する大臣のお心構えを承りたいと思うのでございます。一昨日の本会議において泉山大藏大臣は運賃の値上げをしないということを御答弁になつておりまするが、運輸大臣は大藏大臣といかなるお打合せをなされて、かようなことを言明されたかということをお答え願います。運賃値上げをせぬということは、民自党内閣においてはせぬというのか、あるいはこの國会においてしないというのか、あるいは和年中は運賃値上げをしないとおつし……

第3回国会 運輸委員会 第8号(1948/11/19、23期、民主党)【議会役職】

○原(彪)委員長代理 小笠原委員に申し上げます。時間もございませんから、ひとつ簡潔に……。
【次の発言】 それでは本日はこれにて散会いたします。明日午前十時から公聽会を開きます。     午後五時四十五分散会

第3回国会 運輸委員会 第10号(1948/11/24、23期、民主党)

○原(彪)委員 ただいま大臣から私設鉄道の拂下げに関する御答弁がありましたが、私は非常に意外に思つておりますのは、つい二、三日前に、鉄道審議会において私設鉄道の拂下げに反対の結論が出たということをラジオで放送されました。私はそれを聞いて非常に驚いたわけです。少くともラジオで放送するということは一つの政治行動でありますし、全國民津々浦々にそれを知らせるということであります。運輸大臣の諮問機関であるべきそのものが、一つの政治活動をとつたという形に――そういう意思があつたかないかは別ですが、そういう形になつたと私は解釈するのでございます。そうすると國会のこのわれわれの委員会に対して、この前も高瀬君が……

第3回国会 運輸委員会 第15号(1948/11/30、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は民主党を代表いたしまして、政府提出にかかる日本國有鈴道法案に対しまして、賛成の意を表するものでございます。  本法案をつらつら檢討いたしまするに、修正する箇所は多数ございます。この中で特に修正しなければならぬという箇所は、國鉄の独立採算制という建前から、この会計制度に関する條文を修正したいと思うのでございまするが、しかし現段階におきまして、厖大なる國鉄の機構を急激に改革することにつきましては、その時期ではない。すなわち一應の國鉄の公共企業体への形だけの法案ではございますが、この法案が、公共企業体の本來の姿になるまでの、一つの橋渡しの状態の意味をもちまして、この法案に賛成する……

第4回国会 運輸委員会 第4号(1948/12/13、23期、民主党)

○原(彪)委員 会期も数日に迫つておりますので、請願書を出すいとまはなかつたのでありますが、請願者にかわりまして私から趣旨を述べさしていただきたいと思います。それは私の選挙区は茨城縣でありますが、茨城縣の代議士は政党政派を超越して全部常磐線の電化ということの達成に一致いたしております。第一國会、第二國会においても請願書を出し、ようやく御当局の御理解ある御熱意によりまして、松戸から取手までの電化の目的が達成されまして、起工式もあげ、着々今工事中でございます、このことは地元民を代表いたしまして厚くお礼を申し上げる次第でございますが、茨城縣としましては、取手はちようど玄関口であります。玄関口にちよつ……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第16号(1949/04/08、24期、民主党(第十控室))

○原彪君 御説明を申し上げます。文部委員会におきましては満場一致で、このたびの法隆寺の災害について、現地に行つて調査をしたいということで、議長に申請することになりました。御承知のように宝竜寺は世界最古の木造建築物であり、また日本にとつてはかけがえない國宝でございます。これを焼失しましたことは、これから文化國家として立つ日本にとつては、大きな損失でもあります。その焼失の原因がどこにあるかということを現地に行つて調査をし、また今度かかる災害を再びなからしめるためには、どうしても文部委員としては現地に行つて詳細に調査をしなければならないという結論でございます。もう一つは法隆寺でも幸いにして災害を受け……

第5回国会 議院運営委員会 第25号(1949/04/26、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原文部委員長 過日の運営委員会に法隆寺視察のため委員の派遣方をお願い申し上げたのですが、そのときは法隆寺ばかりでなく京都、大阪方面の実情も調査することをつけ加えましてお願いしましたところ、日にちが長いということと、國会会期中という理由をもちまして保留となりました。しかしわれわれ委員会としては、どうしても具体的な文化財の調査はぜひ必要がございますし、また二、三日前の新聞にもあの大切な建物に穴があいてすき間が見えるような状態で、いつ修復がなるのか見るにたえないというような新聞記事があります。また法隆寺のあの建造がこのままの状態では、いつ地震にあうかもしれませんし、あつた場合にはつぶれてしまうとい……

第5回国会 地方行政委員会 第20号(1949/05/12、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原文部委員長 私は文部委員長の原彪でございます。実は文部委員会といたしまして、ぜひとも地方行政委員各位におすがりいたしまして、解決させていただきたい問題がございますので、文部委員一同の総意に基きまして、不肖私がここに御懇請にまかり出た次第でございます。会期切迫に際し、御多端の折柄まことに恐縮でございますが、きわめて簡單に申上げますから、しばらくお耳を汚させていただきたいと存じます。  問題は、博物館等の入場料金に対する地方税の課程、いわゆる入場税のことであります。このたびこちらの地方行政委員会において付託をお受けに相なり、目下御審議中の地方税法改正案第七十五條によれば、博物館、美術館、植物園……

第5回国会 文部委員会 第1号(1949/03/19、24期、民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だちまして一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  不肖このたび院議をもちまして委員長の重責を汚すことになりました。まことに浅学非才の者でございまするので、皆様方の御援助なくんば、一日として私重責を果すことができないのでございまして、何分の御鞭撻と御支援のほどを切にお願い申し上げます。  この際お詰り申し上げます。ただいまおつきになつておりまする座席は、かりに委員長の方より指定いたしたものでございまするが、この議席のままで御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。

第5回国会 文部委員会 第2号(1949/03/24、24期、民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日の議題に入ります前にお諮りいたしたいことがございます。委員会において審査をいたしますものは、國会法第四十七條により、付託された事件についてでありまして、その他に所管事項について審査または調査をいたします場合には、衆議院規則第九十四條により、國政調査の承認要求書を議長に提出し、その承認を得る必要があります。つきましては、本日國政調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さようとりはからうことにいたします。なお案文につきましては、次のようにいたしてはいかがかと思いますが、御意見があつた……

第5回国会 文部委員会 第3号(1949/03/26、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  去る三月十九日理事互選の際、理事一名が保留されておりましたが、この際長野長廣君を理事に指名いたします。
【次の発言】 大学設置に関する件を議題に供します。本問題は、以前より文部委員会において活発な意見が、文部当局並びに大学設置委員会との間に闘わされていたことは、記録に明らかなところであります。大学設置とこれが行政の問題は、まことに重要な問題であり、まだまだ檢討すべき幾多の問題が残されておると考えますので、本日はこれらの問題について、諸君の御意見や御檢討を願い、かつ当局より現在までに処理した問題や、將來に残された問題について御説明を願い、本委員会における論……

第5回国会 文部委員会 第4号(1949/04/04、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 それでは会議を開きます。  議題に入るに先だちまして、一言当委員会の内容につきまして、專門員より説明をいたさせます。
【次の発言】 それではこれより國宝保存に関する件を議題に供します。御承知のごとく最近本問題につきましては、識者の間に種々要望もありまして、当局の文化行政に、本委員会としては重大なる関心を持つものでございます。また法隆寺の災害問題等に関連しまして、國宝に対して、文部当局が行政の担当者としてどの程度のことをやつておるか、かようなことに関しまして、文部当局より責任ある御説明と御所信のほどを承りたいと存じます。大臣はちようどその筋に行つておられまするので、大臣より所信を承り……

第5回国会 文部委員会 第5号(1949/04/07、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 会議を開きます。  去る四日の議院運営委員会において、各常任委員会とも理事一名を追加選任することにきまりました。この際理事の選任をいたしたいと思いまするが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは稻葉修君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に一昨日の理事会の申合せ事項について一言申し上げます。委員派遣の件でございまするが、これは明日文部大臣より法隆寺の災害問題について、いま少し説明を願つた上で決定いたしたいということにきまりました。  それから六・三制の予算に関連しまして、地方行政委員会と連合して委員会……

第5回国会 文部委員会 第6号(1949/04/08、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 会議を開きます。  議事に入るに先だちまして、理事会の決定事項について御報告申し上げます。昨日の衆参両院の合同審議会のことについてでありますが、このことについては、本日衆参両院の各党の代表が打ちそろつて関係方面に行つていただくことに決定いたしました。  次に委員派遣の件でありますが、理事会においては派遣することに意見の一致を見ました。以上簡單に御報告申し上げます。  それでは議事に入ります。國宝保存に関する件を議題に供します。右件に関連する法隆寺問題につきましては、文部大臣御出席の上、特に発言を求めたいと思いますが、まず國宝全般のごとにつきまして説明員より御説明いたさせます。

第5回国会 文部委員会 第7号(1949/04/12、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 それでは会議を開きます。  去る十日文部委員の大瀬久市君が急逝されました。まことに痛惜哀悼の至りにたえないところでございます。当委員会としても、つつしんで敬弔の意を表したいと存じます。
【次の発言】 本日は新聞出版用紙割当に関しまして、当局より種々御説明を願い、委員各位より御意見を述べていただきたいと思います。その後過日の委員会において法隆寺の問題がまだ審議が残つておりますので、実地に視察しました武藤専門員より詳細に説明をしていただくことにいたしまして、散会後、大学校対策協議会の方々が、われわれ委員と懇談したいという申出がございますので、その協議会と懇談をすることにいたします。

第5回国会 文部委員会 第8号(1949/04/19、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日は本委員会に付託せられました請願並びに陳情書の審査に入ります。  日程第四五、國際オリンピック馬術競技参加準備助成に関する請願。文書表第四四二号。紹介議員篠田弘作君。
【次の発言】 ただいまの請願に対して、政府側の説明を求めます。
【次の発言】 それでは日程二四、國宝富貴寺大堂修理費國庫補助増額の請願。文書表第二七〇号、紹介議員永田節君。
【次の発言】 ただいまの請願に対し、政府の説明を求めます。
【次の発言】 それでは次に日程二八、上田繊維専門学校昇格の請願一件、文書表第二九八号。紹介議員降旗徳弥君。

第5回国会 文部委員会 第9号(1949/04/20、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  前会に引続き請願の審査に入ります。  日程第二、義務教育費の地方負担緩和に関する請願、文書表第八七号、川野芳滿君外四名紹介を議題に供しまする。
【次の発言】 政府の所見を求めます。
【次の発言】 次に日程第三、第四、第六、第七、第一八、第二二、第二五、第二六、第二七、第三三、第三八、以上十一件は、新制中学校建設費助成に関する請願でありまして、同一趣旨の請願であります。請願者がおられませんので、かわつて圓谷君に説明を願います。
【次の発言】 政府の所見を求めます。
【次の発言】 次に日程第五、成人の日の文化対策に関する請願、小川半次君紹介、文書表第二二号を……

第5回国会 文部委員会 第10号(1949/04/22、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 それでは議会を開きます。  本日の議会といたしまして、文部省機構改革に関して当局より生命を求めることに相なつておりましたが、二、三の点につきましてその筋の了解を得られない点がございますので、次会に譲りたいと思いますが、いかがでございましようか。
【次の発言】 ただいま渡部君の御発議がありましたので、一應当局より答弁を求めます。
【次の発言】 ただいまり御答弁で御了承を賜わりたいと思います。
【次の発言】 それではそういうことにいたします。
【次の発言】 昨日の理事会で法隆寺災害の実地調査を行うために、委員を派遣するに意見の一致を見ましたので、委員会として御決定願わなければなりません……

第5回国会 文部委員会 第11号(1949/04/25、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日の日程に入るに先だち、委員会の議決をお願いいたしたいことは、文部省設置法案について内閣委員会より、明二十六日連合審査会を開くことの申出がありました。つきましては、申出の通り明二十六日内閣委員会と連合審査会を開くことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
【次の発言】 次に教育委員会法の一部を改正する法律案(内閣提出、第六九号)を議題といたします。この法律案は去る二十一日本委員会に付託された法律案であります。これより政府の提案理由を伺いたいと存じます。
【次の発言】 これより質疑に入ります。松本君。

第5回国会 文部委員会 第12号(1949/04/27、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だち、この際お諮りいたしたいことは、ただいま法務委員会で出版法及び新聞紙法を廃止する法律案(内閣提出第六五号)の審査中でありますが、これは本文部委員会の所管事項とも関係ありますので、この法律案について法務委員会と連合審査会を開くことにいたしますか、あるいはまた本委員会の委員諸君が法務委員会の委員外出席として御質疑をなされるか、いずれか御決定願いたいと存じます。法務委員会におきましては今明日中にこの法律案を上げる見通しでございます。
【次の発言】 それではお諮りいたします。出版法及び新聞紙法を廃止する法律案について、法務委員会と連合審査会を開……

第5回国会 文部委員会 第13号(1949/05/07、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  議事に入る前に一言御了解を得ておきたいことがございます。過日の常任委員長会議におきまして、從來の付託議案の修正あるいは議員発議の議案にいたしましても、議員諸君が関係方面と直接折衝されるのが慣例でございましたが、議員提出法律案あるいは議案の修正の場合には、直接その筋と折衝されることなく、一應渉外課及び法制局を必ず通じて、その筋と折衝されるようにということでございます。その点特に御了承願いたいと存じます。―ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。  これから日程に入ります。日程第一、文部省著作教科書の出版権等に関する法律案を議題と……

第5回国会 文部委員会 第14号(1949/05/09、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 ただいまの入場税の問題についての水谷君の動議に対して、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないと認めます。委員長より地方行政委員会の方に、委員会の満場一致の御趣旨をお傳えいたすことにいたします。
【次の発言】 これより日程に入ります。教育職員免許法案、教育職員免許法施行法案を一括して議題といたします。政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 これより両案に対する質疑に入ります。質疑は通告順にこれを許します。船田享二君。
【次の発言】 いろいろ御質疑もあろうと思いまするが、時間の関係上この程度にして、この次に延ばしまして、……

第5回国会 文部委員会 第15号(1949/05/11、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  去る四月二十七日から三十日まで四日間、法隆寺災害の実地調査のため委員を派遣いたしましたことは御承知の通りでありますが、ただいまから派遣委員の方より報告を聽取いたします。水谷君。
【次の発言】 ただいま水谷委員から、このたびの法隆寺を中心としての文化財御調査につき、るる御報告がございまして、私どももさながら目の前に見る思いがいたしました。準備期間もなく、かつあわただしい御日程であつたにもかかわらず、多大の收穫を得られたことは、ひとえに委員各位の御熱心な御努力のたまものであると厚く感謝申し上げます。なお柏原政務次官には、終始同行、万端ごあつせんいただきまして……

第5回国会 文部委員会 第16号(1949/05/12、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 会議を開きます。  前会に引続いて國立学校設置法案の質疑を継続いたします。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 ただいま渡部君は関係方面の意見ということをおつしやいましたが、昨日法制局長の御説明では参考意見として出されたと私は記憶しております。
【次の発言】 よろしゆうございますか。
【次の発言】 今野武雄君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 本法案に対する質疑者はあと三名ほど残つておりますが、それは四時からまた本委員会を開きますので、そのときにしていただきたいと思いますが、いかがでございましようか。

第5回国会 文部委員会 第17号(1949/05/13、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 会議を開きます。  日程に入る前に一言御了解を得ておきたいことがございます。過日本委員会におきまして、博物館、動物園、美術館等に対する入場税撤廃の全員一致の地方行政委員会に対する申入れが決定されましたが、それに伴いまして、昨日の地方行政委員会に私が出席しまして、るるこの撤廃の必要性を力説いたしました結果、地方行政委員も政府当局に対して熱心な討議がかわされたのでございます。條文には展覧会場、その他これに類するものというように相なつておりまして、その他これに類するものの中に博物館、美術館、動物園等が入るので、地方廰の随意に課税できるようなことに相なつておるために、かような問題が起きたの……

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/14、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  目下内閣委員会において審議中の文部省設置法案に対して本委員会として修正の意見を申入れたいと思います。ただいま修正の箇所を若林委員より説明をしていただきたいと存じます。
【次の発言】 他に御意見もありましようが、この際若林委員説明の文部省設置法案に対する修正箇所を本委員会の修正の要望として内閣委員会に申入れすることに御了承賜わりたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさようとりはからうことにいたします。
【次の発言】 次に学校教育法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案に対しては各派共同提案にかかる修正案が提出されております。……

第5回国会 文部委員会 第19号(1949/05/16、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  これより理事の追加選任を行います。
【次の発言】 ただいまの水谷君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは千賀康治君及び船田享二を理事に指名いたします。
【次の発言】 國立学校設置法案の質疑を継続いたします。
【次の発言】 ただいまの庄司君の動議に対し、当局の御意見を承ります。
【次の発言】 ほかに庄司君の動議に対して御発言がありますか。
【次の発言】 ただいま伊藤君、千賀君から御発議がございましたが、同じ党派でございますので、庄司君、その動議の採決を留保することを御了承願いたいと思います。  伊藤君及び千賀君の庄司君の動議を留保すべしという……

第5回国会 文部委員会 第20号(1949/05/17、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 開会いたします。  日程に入る前に入江法制局長より発言を求められておりますが、これを許すに御異議ございませんか。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 渉外課長に発言を許すに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは渉外課長に発言を許します。
【次の発言】 それではこの程度で暫時休憩いたします。     午後三時三十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  前会におきまして、庄司君より発議されました動議が保留されておりますので、この際庄司君より発言を求められております。これを許します。庄司一郎君。

第5回国会 文部委員会 第21号(1949/05/18、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 ただいまより会議を開きます。筆記でいたしますが御異議ありませんか。
【次の発言】 この際委員外の浦口議員より発言を求められています。これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは発言を許します。
【次の発言】 本会議の時間も迫りましたので、本日はこの程度にとどめまして散会いたします。     午後三時五十一分散会

第5回国会 文部委員会 第22号(1949/05/19、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  社会教育法案の審議を続行いたします。質疑は通告順にこれを許します。この際特にお願いしたいことは、法案全体に対する質疑を先にし、逐條審議はそのあとにお願いしたいと考えます。松本七郎君。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたしますが、本会議の採決の瞬間が迫つておりますので、暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさようにいたしまして、松本君の質疑は本会議の採決が終つてから続行していただきます。暫時休憩いたします。     午後二時十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。松本七郎君。

第5回国会 文部委員会 第23号(1949/05/20、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  予備審査中の社会教育法案は本日参議院で修正議決されて院に送付され、本委員会に付託されました。
【次の発言】 それでは本日付託されました社会教育法案を議題とし、質疑を続行いたします。
【次の発言】 これより逐條審議に入ります。第一條総則につきまして、御質疑はございませんか。
【次の発言】 せつかくの御質問に対して答弁の前に申し上げるのははなはだ失礼でございますが、時間的に急ぎますので、ちよつとお諮りいたします。参議院のこの法案に対する修正案について参議院からだれか來ていただきまして説明していただく必要があるかどうかをお諮りいたします。

第5回国会 文部委員会 第24号(1949/05/21、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 会議を開きます。  日程を変更しまして、これより請願の審査に入ります。日程第一から第四五までの請願は、すでに紹介説明並びに政府の答弁は終了いたしております。
【次の発言】 次に日程第四八、四九、五三、五七、七二、八三、八七、九〇、一〇三、一〇六、一一〇、一一五、一二〇、一二五、一二六、以上十五件は同一趣旨のものでありますから、一括して議題といたします。  本請願はすでに審査したものと同一でありますから、紹介説明及び政府の答弁はこれを省略いたします。
【次の発言】 次に日程第五〇、五二、五四、五五、五八、五九、六〇、六四、六六、六七、六九、七〇、七六、七七、七八、七九、八〇、八八、一……

第5回国会 文部委員会 第25号(1949/05/22、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会費を開きます。  本日まで本委員会に付託せられました請願は百三十三件ございまして、これを一括して議題といたします。  ただいま理事会の結果を御報告申し上げます。水谷君。
【次の発言】 ただいまの水谷君の動議は御異議はございませんか。
【次の発言】 よつて水谷君の動議の通り決定いたしました。
【次の発言】 ただいまの水谷君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
【次の発言】 これより文化財保護法案を議題といたします。本案はただいま本委員会に付託されました。提出者の提案理由の説明を求めます。提出者田中耕太郎君。

第5回国会 文部委員会 第26号(1949/05/23、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 それでは会議を開きます。  文化財保護法案を議題にいたします。本法案については関係筋よりの申出により保留いたすことにいたしますから、御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 さよういたします。  この際暫時休憩いたします。     午後四時三十一分休憩

第5回国会 文部委員会 第27号(1949/08/22、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  議題に入る前に一言申し上げたいのでありますが、お暑い折柄、また休会中にかかわらず御参集いただきましてまことにありがたくお礼申し上げます。  本日会議を開くに至りましたのは、過日の理事会におきまして決定したのでございまするが、主たる目的は六・三制の予算の問題でございます。これは御承知のように本委員会の決議によりまして本会議におきまして、満場一致六・三制完全実施に関する決議案が通過いたし、院議と相なりまして、文部当局としてもこの院議を尊重して、その後極力予算の獲得に盡力されておつたのであります。非常な難関もあるようでございますが、なお現在努力中であるとのこと……

第5回国会 文部委員会 第28号(1949/08/23、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  議題に入る前に、院議によりまして、休会中、地方の教育状況並びに文化財保護の関係を調査視察のために、東北、近畿、九州地方に議員の派遣を見たのでありますが、これに対してその結果の御報告を求めたいと存じます。まず九州班より御報告願いたいと存じます。若林君。
【次の発言】 次に東北班の出張御報告をお願いいたします。水谷君。
【次の発言】 次に近畿班の御説明、御報告をお願いいたします。圓谷君。
【次の発言】 ただいま東北、近畿、九州各班より、それぞれ御報告がございましたが、各班によつて作成されました報告書を議長あてに提出いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。……

第5回国会 文部委員会 第29号(1949/09/26、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。議事に入る前に一言御挨拶を申し上げます。  本日は閉会中にもかかわらず御出席を賜わりまして、ありがとう存じます。本日の会議を開きました理由は、かねて理事の方とも御相談申し上げておきました國宝保存に関する法律案起草に関してでありまして、過日委員に御発送申しておきました案に対して種々御意見を拜聽し、順次成案を得るよう進めたいと考えておる次第であります。  これより議事に入ります。國法保存に関する法律案起草の件を議題といたします。お手元に配付いたしてありますものは、文化財保護法案となつておりますが、これは仮称でありますので、もし他に適当な御意見があれば承りたいと存……

第6回国会 運輸委員会 第6号(1949/11/17、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原文部委員長 文部委員会におきましては、本法案がかかりましてから、質疑を続行したのでありまするが、大体質疑も終了の段階に至つておりまして、この法案については、現在の見通しとしましては、修正すべき箇所がないように思われます。先般連合審査の申出が当委員会よりございましたが、修正の場合は別ですが、連合審査いたしますると、時間的に遅れますので、その観点から、でき得るならば連合審査なしに通過させていただきたいということを、われわれ委員会の理事会におきまして、当委員会に申し入れたらどうかという話でありましたので、お願いに出て参つたのでありますが、ただいま満場一致、連合審査をおとりやめになるようにおとりに……

第6回国会 文部委員会 第1号(1949/10/31、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  議事に先だちまして一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。当委員会は国会法の改正によりまして、委員二十名に相なりました。しかして不肖私再び院議によりまして委員長に指名せられました。まことに浅学非才な者でありますが、皆様方の御支援と御協力によりまして、この重責を果したいと存じます。何とぞ各位の御協力をいただきたいと存ずるものであります。まことに簡單でありますが、ごあいさつにかえる次第でございます。  ただいまより理事の互選を行います。
【次の発言】 水谷君の御意見に御異議
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは       岡延右エ門君    柏原 ……

第6回国会 文部委員会 第2号(1949/11/10、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 ただいまより会議を開きます。  六・三制決議の問題並びにこの臨時国会にかかりまする教育予算の件につきまして、文部当局より説明を聽取いたしたいと存じます。この際速記を中止していただきます。
【次の発言】 速記を始めてください。  日程に入ります。国立学校設置法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。本案は去る十月二十九日本委員会に付託せられました。これより政府の提案理由の説明を求めます。劔木政府委員。
【次の発言】 これより審査に入ります。なお逐條説明を求めたいと思います。劔木政府委員。
【次の発言】 ただいまの圓谷君の動議を採択する前に、若林君の動議を聞くことにいたしたいと思……

第6回国会 文部委員会 第3号(1949/11/11、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 ただいまより会議を開きます。  前回に引続きまして、国立学校設置法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。これより質疑に入るのでありますが、その前に一言平島政務次官よりごあいさつしたいとのことでございますので、これを許します。
【次の発言】 それではこれより質疑に入ります。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。
【次の発言】 岡君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決します。次回は火曜日の午前十時からにいたしたいと思います。  本日はこれにて散会いたします。     午前十一時二十二分散会

第6回国会 文部委員会 第4号(1949/11/15、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。それは過日、私より申し上げておきました国立学校設置法の一部を改正する等の法律案の審査に関しまして、運輸委員会より連合審査の申入れがありました。本委員会といたしましては、衆議院規則第六十條により、運輸委員会と連合審査会を開くに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう決定いたします。なお期日につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよういたします。
【次の発言】 次に国立学校設置法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。前回に引続き質疑を行います。今野武……

第6回国会 文部委員会 第5号(1949/11/18、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する等の法律案に関し、運輸委員会より連合審査会撤回の申出がありましたので、本委員会といたしましても、連合審査会をとりやめにいたすに御異議はございませんか。
【次の発言】 ではさよう決定いたしました。  次に前回に引続き、国立学校設置法の一部を改正する等の法律案の質疑を継続いたします。  他に御質疑はございませんか。――御質疑がないようでありますから、これにて質疑は終了いたしたいと存じまするが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて質疑はこれにて終了いたしました。  国立学校設置法の一部を改正する等の……

第6回国会 文部委員会 第6号(1949/11/19、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  理事会で私立学校法案について、各方面の意見を聽取することに御協議願つたのでありますが、会期も切迫しておりますし、公聽会を開くには種々手続もあり、日数もかかるので、当委員会としては、私立学校法案について、広く参考人を招致して意見を聽取いたすことにしてはどうかと考えます。ついては、本日参考人を招致するかどうかを御決定願いたいと存じます。なお、参考人の人選及び数については、理事の方と協議の上、委員長において決定いたしたいと存じます。  それではお諮りいたしますが、私立学校法案に関して、参考人を招致するに御異議ございませんか。

第6回国会 文部委員会 第7号(1949/11/21、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  私立学校案を議題といたします。本法案は一般から関心を持たれている重要な法案であります。これより本法案について参考人より意見を徴することにいたします。  この際お諮りいたします。明治大学法学部長松岡熊三郎君、早稻田大学法学部長大濱信泉君、中央高等学校教頭堀内操君、東京大学教授我妻榮君、中央大学教授片山金章君、なお日本教職員組合よりも一人参考人としてお呼びすることになつておりますが、まだお見えになりませんので後ほど申し上げたいと存じます。以上六名を参考人に指名いたすに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異論なしと認めます。それではさよう決定いたしました。こ……

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/22、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  教育委員会法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を継続いたします。  全体に対する質疑はこの程度といたしまして逐條審査に入り質疑を許します。  第八條、第十五條、第二十一條、第二十七條、この四箇條につきまして、御質疑はありませんか。
【次の発言】 ほかに御質問はございませんか。――それでは二十九條について御質疑ごございませんか。――それでは次の「委員の服務等」の各條全般について御質疑ございませんか。
【次の発言】 それでは次に会議録の各條について御質疑願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと申し上げますが、大臣は予算委員会へおいでになる時間をお待ち……

第6回国会 文部委員会 第9号(1949/11/24、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。教育委員会法の一部を改正する法律案について、全国教育委員会連絡協議会議長山崎匡輔君、都道府県教育長協議会議長、東京都教育長宇佐美毅君、日本教職員組合代表坂尾徳太郎君の三名を参考人に指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではさよう決定いたしました。  これから参考人の御意見を徴することといたします。山崎匡輔君。
【次の発言】 ただいま山崎匡輔君から御発言がありました、一個人としての山崎君でさしつかえございませんか。
【次の発言】 いろいろ御発言がございましたが、山崎さんの御発言は個人の資格として御発……

第6回国会 文部委員会 第10号(1949/11/25、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  前回に引続き、教育委員会法の一部を改正する法律案を議題といたします。残余の質疑を許します。  質疑がなければ、質疑はこの程度で打切りたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。  本日はこの程度で散会したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたしました。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時三十五分散会

第6回国会 文部委員会 第11号(1949/11/26、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  私立学校法案を議題とし、審査に入ります。全般の質疑を許します。質疑は通告順によつてこれを許します。松本七郎君。
【次の発言】 ただいま文部大臣はこの国会に上程されております二つの法案につきまして、この法案に関係のある大臣と御協議中でございまして、遅れているわけでございます。その御協議が終り次第、御出席になることとなつておりますので、その点御了承をいただいて、審議を進められることに御同意願いたいと思います。
【次の発言】 大臣に対する質疑はあとまわしにされて、局長に対する御質疑を先に御進行願いたいと思います。大臣ももう三十分以内に御出席になるはずです。

第6回国会 文部委員会 第12号(1949/11/27、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日の日程を追加し、請願の審議に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。  教育予算増額並びに定員定額制廃止に関する請願、文書表第四二、紹介議員今井耕君、文書表第七二、紹介議員今野武雄君外一名、文書表第七三、紹介議員羽田町次郎君、文書表第七四、紹介議員内藤友明君外二名、文書表第七五、紹介議員有田喜一君、文書表第七六、紹介議員原健三郎君、文書表第七七、紹介議員小山長規君、文書表第七八、紹介議員松澤兼人君、文書表第七九、紹介議員竹尾弌君、文書表第八〇、紹介議員倉石忠雄君、文書表第八一、紹介議員……

第6回国会 文部委員会 第13号(1949/11/28、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。日程二六を、議題といたします。日程二六、育英制度化に関する請願、原健三郎君紹介。紹介議員の説明を求めます。
【次の発言】 政府側の意見を求めます。
【次の発言】 次に日程第二七及び五四を一括議題といたします。戰災私立学校復興援助に関する請願、江崎真澄君紹介、紹介議員の説明を求めます。
【次の発言】 政府側の意見を求めます。
【次の発言】 日程第二八、習字教育振興に関する請願、有田二郎君紹介。紹介議員の説明を求めます。
【次の発言】 政府側の所見を求めます。
【次の発言】 次に日程一六四、文書表第九九三号、大村市に国立学校設置の請願、……

第6回国会 文部委員会 第14号(1949/11/29、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 ただいまの今野君の御発言に対して、委員長としましては、この決議案に対する質疑が、まだほかの委員の方にまとまつていないように見受けられましたので、上程することを差控えておつたのでございます。その点御了承をいただきたいと思います。
【次の発言】 委員長といたしましては、この決議案の重要性は、十分認識いたしております。しかし何しろ会期も切迫しておりますし、まだ上つていない法案もありますし、請願も山積いたしておりますしするので、延び延びになつておつたのでありまして、その点ひとつ御了承いただきたいと思うのであります。

第6回国会 文部委員会 第15号(1949/12/01、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際委員長より御報告申し上げたいことがあります。本日教育委員会法の一部を改正する法律案の一部修正に関する要望が、建設委員長より提出されております。建設委員会理事田中角榮君が御出席になつておりますので、その趣旨を御説明願います。
【次の発言】 以上が建設委員長より提出された要望であります。本委員会としましては、本委員会の自主性を尊重しつつ、教育委員会法の一部を改正する法律案の審査に関してこの御要望を尊重いたしまして、審査をいたしたいと存じます。  なお本要望の趣旨に関しましては、本委員会としても先日来より十分御意見が述べられておりまして、この法案の審査に……

第6回国会 文部委員会 第16号(1949/12/02、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だち一言御報告申し上げます。過日地方行政委員長より、教育委員会法の一部を改正する法律案について口頭をもつて要望がありました。すなわち同法第七十條第一項中において、都の特別区も市と同様昭和二十五年十一月一日に教育委員会を設置しなければならぬようにしていただきたいというのであります。以上御報告申し上げ、委員各位の審査の参考に供せられますようにお願い申し上げます。  次に六・三制完全実施に関する決議の実行に関する決議案、科学技術振興は、特に本委員会といたしましては全幅的にこれに当つて参つたのでありまして、過般各派共同の決議案も上程せられ、全会一致……

第7回国会 文部委員会 第11号(1950/03/20、24期、民主党(第九控室))

○原(彪)委員 私は職業教育につきまして、大臣に御質問申し上げ、かつまた御懇請申し上げ委員の方々にもぜひ御援助願いたいと思うのであります。実は私がちようど委員長時代でありましたが、CIEのネルソンさんが私の所に来られまして、国会でやる予算にとやかく言うのではないけれども、職業教育に対する費用があまり少いように思われる。委員の方々によくこの点を御相談してくれぬかという話がありましたが、延び延びになつてネルソンさんに対する責めも果さない始末であつたのであります。現在の職業教育は、非常に微々たるもので振わない。従来は農、工、商各種の学校があつて、専門的に職業教育を施しておつたのでありますが、六・三・……

第7回国会 文部委員会 第26号(1950/04/30、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 私は党の用が忙しかつたために、ここ数日来委員会に出席しなかつたところ、突然文化財保護法案が、四月の二十六日に付託になり、非常に驚いたわけであります。今期末に参議院側がかような重大な法案をお出しになる意図が、非常に私は疑わしいのであります。この法案の全貌を通読いたしますと、大体において寛容な気持をもつて衆議院案をお入れになつたことには敬意を拂うものでありますが、ただ要な点において衆議院案をお入れになつていない点があります。この点はついてどういうお気持か、御意見を承りたいと思うのであります。まず第一に第十三條の――これは先ほども御質問があつたそうで、ほかの委員会もさようであるという……

第8回国会 運輸委員会 第2号(1950/07/20、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 私は運輸大臣並びに加賀山総裁に御質問申し上げたい点はたくさんありますけれども、本日は機構改革の問題につきまして、御質問申し上げたいと思うのであります。特に運輸大臣は国会を尊重される、しかも国会の練達堪能の士であらせられますので、今後この委員会の期待を裏切らないように、ひとつ前もつてお願いしたいと思う。  この度の機構改革について、先ほど加賀山総裁が言われましたように、機構改革の根本的な構想として、サービスの改善並びに地方産業の発展というようなことについて考慮されておるようでありますが、私はこれだけの日本全国の大動脈、毛細管のようなこの鉄道の機構を改革するにあたつて、国有鉄道がど……

第8回国会 運輸委員会 第14号(1950/10/28、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 ただいまのその筋に折衝に行く折衝委員の御指名がありましたが、国会の当委員会の決議というものは、非常に重大なものでありまするので、この決議を運輸大臣並びに国有鉄道総裁は尊重してやるべきが当然だと思うのであります。従いましてその筋に対する折衝は、国会みずから率先して動くということよりは、まず第一段運輸大臣がその折衝をされて、しかる後にやるべきが私は適当だと考えるのでありますが、皆様の御意向も承りたいと存じます。
【次の発言】 了承しました。
【次の発言】 先ほどの山崎委員のお言葉は、私はまことに重大だと思います。委員長におかれてはひとつこの次の機会に加賀山総裁をお呼び出しを願つて、……

第9回国会 運輸委員会 第1号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 ただいまの御説明について、二、三御質問申し上げたいと思います。ただいま旅客運賃で二十六億減收になるというようなお話がありましたが、旅客運賃はいまさら私が申すまでもなく、おそらく旅客は一番運輸省のドル箱ではないかと私は思うのです。乘る乘客の増減というものは、夏、冬、によつて多少かわりはありましようが、大体において一定しておる。従つて賃率によつて増收というものもはかることができるのですが、先般の旅客運賃改訂の際に、私が当局に承つたところによりますと、旅客は黒字であつて、貨物はむしろ赤字であつた。しかるに現在旅客が二十六億も減少しておる原因がどこにあるのか、はつきりわからないのですが……

第9回国会 運輸委員会 第2号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 大沢君の動議には、根本趣旨においては賛成ですけれども、ただいまの岡田委員の御質問に対する運輸省の答弁が、明確を欠いていると私は思うのです。たとえば運輸審議会と新線建設審議会との権限の問題、また大臣の国有鉄道法に規定された範囲外における命令権というような問題について、私は非常な疑義がある。こういう疑義のままにこれを申合せするということよりは、そういう疑義をはつきりさせて、しかる後にやるべきだと思うのですが、もし国有鉄道法をそういうことについて改正するならするように、われわれ委員会としてそういう改正法をつくるなりするのが、先決問題ではないかと私は思うのです。大沢委員の御発言の趣旨に……

第9回国会 運輸委員会 第3号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 議事進行でちよつと失礼します。
【次の発言】 議事進行について――先ほど御発言中議事進行を私言いましたが、きようは本会議もありまするし、時間もありませんので私申し上げたのでありまして、連日にわたつて各委員の熱烈なる御質問その他にわたつておりますが、政務次官はよく御精勤されておりますが、大臣がここ数日ほとんど出席がないということは、まことに遺憾であります。ぜひともきようは委員長のおとりはからいで、大臣の御出席をお願いしたいと思います。

第9回国会 運輸委員会 第5号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 実は大臣から御答弁いた、だきたいのですが、常磐線の電化は一昨年ようやく松戸から取手まで進行しまして、その後乗客の人員も多うございますし、非常に国鉄としては採算の合う電車になつておると私は思つております。しかしその当時私は地元の輿論を反映いたしまして、熱心にこれを取手でなく土浦まで延長していただくように、再三再四お願いいたしたのでありますが、取手で打切られてしまいまして、非常に残念に思つております。ところが現有常磐線の土浦あるいは石岡、あるいはその沿線の筑波鉄道に乗りかえて東京に通勤しておる者が、日に何方という数字に相なつております。ところが私ははなはだこれは、この一点についても……

第9回国会 運輸委員会 第6号(1950/12/09、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 ただいまの決議案の御趣旨は、たいへんけつこうだと思うのでありますが、過日岡田委員からも、運輸大臣の新線建設に対する法的根拠ということについて、御質疑があつたのであります。私もこの点について非常に疑義を持つております。もしこの決議案が可決されました場合には、国民を背景とする国会の決議でありますから、大臣はこれを実行せなければならないように義務づけられると私は思うのでありますが、そういつた場合に法的問題で、たとえば国有鉄道法の五十二條には、新線の建設及び運輸事業の讓受けについては、運輸大臣の許可または認可を受けなければならないとあることは、御承知の通りであります。それから第五十四條……

第10回国会 運輸委員会 第3号(1951/02/09、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 本年度の予算書を拜見しまして、私つくずく考えることは、この予算書の中に盛られている根本的なものは何であるかと申しますと、私はこれは総裁にも承りたいのですが、きようお見えになりませんから、政務次官からひとつお伺いしたい。この予算書の中には、ほとんど計画経済が盛られていない。たとえば日本がだんだん復興して行くのについて、前途の経済界の見通し等もにらみ合せて、新線計画はどうするとか――新線計画は審議会ができますけれども、貨車あるいは客車を年度計画的にどういうふうにこれを増設して行くか、あるはい電化にしても、五箇年計画でどういうふうにしようか、本年度はこの程度にしようというような、計画……

第10回国会 運輸委員会 第8号(1951/03/01、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 ただいまのは決議でありますか。政府に対する申入れでありますか。
【次の発言】 滿尾君委員の御趣旨はごもつともで、私も大賛成でありまするけれども、当委員会においてたびたび決議がなされるということにつきまして、たとえばこの前の国鉄の機構改革に対する決議についても、いまだその実行を見ないような現状であります。もしこの決議がされまして、実行されない場合におきましては、当委員会の権威にもかかわることでございますので、私はその決議を重大視しておるわけです。でございますから、決議される以上は、これはもちろん委員長にも責任がありますし、当委員全部の共同責任になりますので、決議なら決議で、実行し……

第10回国会 運輸委員会 第11号(1951/03/22、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 国有鉄道の行政機構の改革の問題につきまして、どうも割切れない点がございますので、一つは委員長にお答えを願い、一つは大臣にお答えを願いたいと思うのであります。本日の会議には各地方から、それぞれ行政機構の改革に関係のある有力な方々をお呼びになつて、公聽会式にこれから運営されようとしておられますが、各地方からおいでになつた方々に対しては、まことに御苦労様と申し上げたいのでありますが、私は少くとも今までの当委員会の経過からしまして、昨年の夏当委員会において、行政機構の改革の問題について、委員をあげて各地方に実地調査に行かせまして、つぶさに実情を調査し、また地元の輿論を聽取いたしまして、……

第10回国会 運輸委員会 第12号(1951/03/23、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 ただいまるるお述べになりましたが、私が一番感じたことは、物資の輸送上に非常な支障を来したということであります。物資の輸送につきまして支障を来すということは、経済再建の現在においてまことにゆゆしき問題であります。その具体的例をお聞きしたいのでありますが、まず青森県の特産のりんごについて、輸送上どのような支障を来したか、今年は特需の問題があつて、貨車が不足しているのは全国的であります。しかしそれを考慮に入れなくても、数字的な問題が出るのじやないかと思うのであります。今年は去年よりりんごが増産になつているが、去年のりんごの生産額と、その輸送状況のパーセンテージと、今年の機構改革後のり……

第10回国会 運輸委員会 第15号(1951/03/27、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 ただいま川島君からのお話で大体要を盡しておりますので、今さら蛇足を加える必要はありませんが、私もこの委員会理事をいたしておるものでありますが、こういう採決にあたつて、理事の一人である私、しかも野党の私にお諮りなくきめられたということは、非常に遺憾であります。しかもこの私は、その日は本会議があつて、本会議場におりました。ちよつと所用で党の控室に行きましたら、そこに偶然と申しますか、使いの者が参りまして、ただいまから採決するからすぐ来てくださいというので飛んで来た。ところがもうすでに採決が済んだあとです。まるでそれでは作意のあるような、工作されたようなかつこうで、非常に不愉快な感じ……

第10回国会 運輸委員会 第20号(1951/05/12、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 議事進行について…。昨日公報には二時半から運輸委員会を開かれることに載つておつたのでありまして、われわれは定刻に参りまして、委員会が開かれるのを待つておつたのであります。ところが四時になつても開かれない、四時半になつても開かれないような始末でございまして、実情を調べてみますと、自由党では運輸大臣初め運輸省の方々も御出席の上で、自由党だけで運輸行政について政務調査会をやつておられたようであります。しかもそのあと委員会を開かれず、うやむやのうちに散会してしまつたことは、まことにわれわれとしては遺憾千万でございます。もし自由党に政務調査会を開かれる御意思があるならば、二時半に委員長は……

第10回国会 運輸委員会 第27号(1951/05/21、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 日本国有鉄道法の一部を改正する法律案について、提案者に一点お聞きしたいのでございます。  今回の改正案を一貫して流れる精神を見ますに、従来国有鉄道に対する運輸大臣の権限が不明確であつた点を明確にした点につきましては、賛成するものであります。運輸大臣の権限を強めるということは、日本国有鉄道の全資産が国家のものである以上、国民の代表である運輸大臣がこれを監督するということは、けつこうな話でありますが、一方において、日本国有鉄道が公共企業体として発足し、しかもその企業体の本旨は独立採算制にあり、またこれを運営する基本が、民主的に選任された監理委員会によつて、なされておることは、御承知……

第10回国会 運輸委員会 第28号(1951/05/22、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 この改正法律案が出たという根本は、公共企業体の経営形態があいまいであつたために、かような法律ができて来たのだろうと思つております。公共企業体は、アメリカのTVAの例をその当時盛んに引かれておりましたが、なお反省してみますれば、TVAはテネシー・ヴアレーの一地区に関する公共企業体であつて、国有鉄道のような日本全国に対する公共企業体とは、わけが違うのであります。国有鉄道は全財産が国民のものである。それに対して、国民の代表である国会が全然発言権がない。国会を通じて、大臣の権限によつて国有鉄道を監督するといつておきながら、第五十四條によつてあいまいな監督規定があるために、こういう改正案……

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/05/23、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 第五条は、あまりに教科書的なような気がするのですが、「審議会ハ本邦経済ノ発達及文化ノ向上二資スルコトヲ目標トシ公正且合口理的二審議決定スヘシ」の、公正かつ合理的に審議決定するのは当然な話であつて、何だか少し字句がおかしいのではないかと私は思うのです。それでこの条文に関連して私は思い起すのですが、この前の議会のときに運輸大臣が、新線建設は開拓鉄道であつて、必ずしも独立採算としないというようなことをおつしやつたことを記憶しておるのですが、なるほど国利民福をはかるために、未開の僻地に鉄道を敷いて開拓することはけつこうなことですが、一方また公共企業体としての独立採算という面と、両方との……

第10回国会 運輸委員会 第31号(1951/05/25、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 第一条に、「旧所有会社又はこれと密接な関係のある会社等に」と、等という文字が入つておるのであります。「旧所有会社又はこれと密接な関係のある会社」というのは大体想像がつくのでありますが、等という字を入れたということは、旧所有会社がなくなつてしまつて、その沿線の住民が新しく株式会社でもつくつて、元ここに私鉄があつたのを払い下げてほしいというような場合をさすのですか。この等という字はその意味ですか。
【次の発言】 そうすると、戰時中に強制買收された鉄道の関係のある地区及び関係の会社、及び元の会社ということだけにこの法律は限定されておるのですが、そうすると、たとえば一つの鉄道が輸送能力……

第12回国会 運輸委員会 第2号(1951/10/17、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 ちよつと長官にお伺いしたい。飛行機の機体をアメリカからチヤーターするということになると、おそらく講和條約の批准が、来年の三月には向う側の批准も済むだろうと思うが、そうすると完全に日本が独立した場合に、政府としてはチヤーターの期限は一年ということでありますが、その間にどういう措置をとられるのか、それが伺いたいのであります。おそらく完全に日本が独立するまでは、日の丸のマークも機翼につけることができないと思うのですが、現在はそういう間のとりきめはどういうふうになつておるか。独立すれば当然日の丸を機翼につけることができると思うのですが、そういう点をお伺いしたい。  それからもう一点は、……

第12回国会 運輸委員会 第5号(1951/10/23、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 このたびの鉄道運賃貨物三割、旅客二割五分の値上げについて、わが党の態度はまだ決定いたしておりませんが、わが党としては、現内閣に対しては講和会議にも全権を送り、外交では協力いたしておりますが、内政の面については是々非々主義の態度をとつておりますので、十分納得の行く御説明をいただいて、しかる後に党議を決定いたしたいと思うのであります。  このたびの運賃値上げにつきましては、今まで調べてみますると、終戦以来今度で五度目の値上げでございます。六年目でありますから、ほとんど毎年値上げをしているようなかつこうでございます。どこに値上げをしなければならぬ原因があるか。今までの値上げの都度当局……

第12回国会 運輸委員会 第7号(1951/10/25、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 昨日は総括的な御質問を申し上げましたが、今日は少しこまかい点をお聞きいたしますから、大臣、総裁以外の係の方でけつこうでございますから、答弁を願います。  大臣に先に一点だけお伺いいたします。これは新聞紙上でもよく報道されておりまするが、線路、まくら木の耐久年数は、御承知の通り大体線路は三十年、まくら木は八年と私は記憶しておりますけれども、全国的にこれの補修取替というものをやらなければ、交通の安全性というものは確保できないと思うのであります。しつかりした線路の上に汽車が走り、国民が安心してそれに身をゆだねて旅行するのでなければ、安心して行けないと思いますが、今後貨車、客車の安全性……

第12回国会 運輸委員会 第8号(1951/10/26、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 ちよつと議事進行について。何かこの前のお話によりますと、この法案をきよう上げてしまうというお話でありますが、その前に一度理事会を開いていただくことを委員長にお願いいたします。
【次の発言】 私は国民民主党を代表しまして、このたびの運賃値上げ問題につきまして、反対の意向を申し述べたいと思います。  このたびの鉄道運賃値上げの根本原因は、朝鮮動乱以来の物価の騰貴によることは、当局の説明理由の中にもございまするが、このことはかねてわが党が予算を採決するときにあたりまして、二十六年度予算はその内容において、この予算を採決する三月末日においても、この予算を作成する十月、十一月のころの物価……

第12回国会 運輸委員会 第10号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 先ほどの石野委員の質問に対する御答弁についてちよつと疑義がありますので、明快にお示しいただきたいと思うのです。整理の対象が二万六千五百四十三人に対して、自然退職が四千三百十一人、残るのが二万二千人、この二万二千人に対して長期欠勤者が一万三千五百二十一人、そうすると、残りの八千五百人の整理については、自然減耗というか、死亡、転職その他を充てるということになると、当局のお考えは、当初から自然減耗を見越さずに、残りの八千五百人を整理されるというお考えがあるのか、心構えはどういうお考えでおられるかを承りたい。
【次の発言】 何も私は根本的には整理を慫慂しているという意味ではないのですが……

第12回国会 運輸委員会 第12号(1951/11/19、24期、国民民主党)

○原(彪)委員 ただいま議題となりました常磐線電化促進の請願につきましては、請願者が茨城県知事と土浦市長と二通出ておりますますので、両方をまとめまして、その趣旨を申し上げたいと存じます。  常磐線の電化につきましては、私個人としましては、第一国会以来今日まで、この電化の達成のために全力をあげてやつて参つたのでありますが、ようやく松戸より我孫子、取手まで貫通いたしましたが、それだけでは地元民としても、また上野以北の者としましても満足しないところであります。この電化については当局も御承知の通りに、芦田内閣のとぎ噂したか、片山内閣のときでしたか、はつきり記憶しておりませんが、常磐線の電化五箇年計画と……

第13回国会 運輸委員会 第7号(1952/02/11、24期、改進党)

○原(彪)委員 大臣にお伺いしたいことがあるのですが、委員長、大臣はまだ参りませんか。
【次の発言】 それでは国鉄関係について……。この予算書を見ますと、まず電化の設備費の問題ですが、五十一億計上されておりますけれども、この中に、前の国会において、当局よりあれほど誠意ある御答弁を聞いたのでありまするが、常磐線電化の費用を一文も計上しておりません。しかも前の運輸政務次官は、茨城県に参りまして、必ず来年度は常磐線の電化をするということを、多数の人の前で公言されております。そのときに自由党の代議士も一緒に来られておりますから、自由党の方もよく存ぜられておると思うのであります。しかるに一文もこれに計上……

第13回国会 運輸委員会 第17号(1952/04/14、24期、改進党)

○原(彪)委員 私はただいまの法律案が上程される前に、政府から過日の航空事故について誠意ある御説明があるものと思つておつたのでありますが、委員長のお話によりますと、政府の都合により延期するというお話でありましたから、それはどういう理由であるかちよつと承りたいと思います。
【次の発言】 大臣の本会議を通じて国民に陳謝するというお気持は十分にわかるのでありますが、航空関係は当委員会の所管事項になつておりますので、当委員会としても、こういう事故があつた際に本会議を通じて国民に知らされるということは、一つの儀礼的の問題であると思うのであります。われわれもこの委員会において、かねてより航空活動については……

第13回国会 運輸委員会 第18号(1952/04/15、24期、改進党)

○原(彪)委員 大分大勢質問されたあとでございますので、御質問申し上げる範囲が非常に狭くなつて参りましたが、一、二点ひとつ伺いたいと思うのであります。このたびの航空事故につきましては、まことに遺憾千万であり、しかも航空の安全性――今日の機械文明を信頼して安心して乗られた乗客が、あのような始末になつてしまわれたことについては、御遺族に対しても私は非常に御同情申し上げているわけでありますが、大辻司郎君あたりは、銀座を歩くよりは安全だと言つて喜んで乗つたそうでありますが、こういう言葉を聞きましても、私はいかに当局の航空の安全性を信頼して乗客が乗つたかということを思いますと、この御遺族に対してはまこと……

第13回国会 運輸委員会 第35号(1952/05/20、24期、改進党)

○原(彪)委員 先ほどの請願の議題が電化でありますので、電化の問題について一言御質問申し上げたいと思います。本年度予算は、御承知のように初め工事費勘定六百億が削減されたために、当局が考えておるような電化の計画がことごとく挫折してしまつたようなかつこうだと思うのですが、わずかに浜松と米原間の残工事の一部をやる。われわれに言わしむれば、電化なんというものは具体的な問題はほとんど毛ほどもないと申し上げたい。すでに浜松と米原間は前年度予算に十分上つておつて、その残工事にすぎない一部分の予算というよりほかはありません。常磐線の電化についても、これは前の国会においても再三再四御質問を申し上げ、しかも運輸大……

第13回国会 運輸委員会 第42号(1952/06/10、24期、改進党)

○原(彪)委員 自動車のクーポンは一つの権利だから、それで云々するわけではないのですけれども、どうもクーポンは入手したけれども品物がない。品物がないということが予想されているのにクーポン券を出すということは、役所がうそをつく政策だと私は思うのです。政策上の実行される問題より以上、切符という一つの手形を出しているのですから、不渡りを知りつつその手形を出したと私は思うのです。先ほどの御答弁では十分考慮するというお話ですけれども、ただいまの滿尾君の御質疑についても賢明なる政務次官は十分御了承だと思いますが、もう少しはつきりしていただきたいと思います。  もう一つは期限が六月で、七月から自由販売になる……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 運輸委員会 第5号(1953/06/26、26期、改進党)

○原彪委員(改) ただいま当局よりいろいろ御説明を承りましたが、総括的な質問はあとに譲りまして、きようは幸い中央気象台長がお見えになつておりまするので、気象台長に御見解を承りたいと思うのであります。  磁気の研究所は現在の日本には、私の聞いている範囲では鹿児島に一箇所、中央では柿岡に一箇所、北海道に一箇所、終戦前は朝鮮に」箇所あつたそうであります。ところがこの磁気の研究所は、私が申し上げるまでもなく地磁気の研究、地下電流の測定という重要な科学の研究をいたしておるのでありますが、一方これあるがために、国民の要望でもありまた国鉄御当局かやりたいと思つておられる電化に――先ほども御説明の中にありまし……

第16回国会 運輸委員会 第8号(1953/07/01、26期、改進党)

○原彪委員(改) 臨時船質等改善助成利子補給法案についてお伺いしたいのですが、第五条にある利子補給の率を二分にしたのは、どういう根拠でされたのか承りたい。
【次の発言】 ただいま大蔵省と御相談の上というお話がありましたが、そうすると大蔵省は財政金融の総元締であるのに、金融政策に対して確固たる考えがないとしか考えられないのですが、起工だとか竣工だとかいろいろな区分によつて借りる金の額が違いますけれども、大体おしなべて比較してみますと、銀行の金利は年利一割一分見当でございましよう。そうすると二分の補給をすると九分くらいの金利が、このくず鉄をこわして再建する船の金利として妥当であるというお見通しなん……

第16回国会 運輸委員会 第9号(1953/07/06、26期、改進党)

○原彪委員(改) この問題でちよつと關谷君にお尋ねしたいのですが、五トン未満の船に許可制を置いたということについて私ちよつと疑問があるので了。人命の安全性から五トン未満までに許可制をしいたというのですが、実際五トン未満の船ですと、事故の起ざるのはほとんど定員以上乗客を乗せた場合、あるいは悪天候であるのに無理に出た場合、またほとんど船体が腐敗しておつたり、あるいはエンジンに大きな故障があるのに出帆したなどということで事故が起きて、人命に損害を与える場合は非常に少い。無理に五トン以下に許可制をしたという、その点に多少疑問がある。できるならば、これは自由党さんの政策は自由主義でありますから、なるべく……

第16回国会 運輸委員会 第10号(1953/07/07、26期、改進党)

○原彪委員(改) 提案者に一つお伺いしたいのです。先ほども御質問がありましたが、明確な御答弁がないようでありますし、この点はこの法案の中心だと私は思いますので、明確にしていただきたいのは、第三条の第一項第三号の問題であります。設備の維持が困難なため老朽化した地方鉄道であつて、公共の福祉のために継続されなければならぬ、政府がこれに援助しなければならぬという鉄道を、どの尺度で認定するかということが一番むずかしいことと思うのです。内容がよくても、表面税金の関係や何かで苦しいようなかつこうをしておる会社もなきにしもあらずと思うのです。それはほとんどないでしようけれども、あるいはあるかもわからない。だか……

第16回国会 運輸委員会 第12号(1953/07/09、26期、改進党)

○原彪委員(改) 大臣がお見えになりませんので、政務次官にちよつと新線建設の問題でお聞きしたいのですが、今後この新線建設の問題を政府としてはどのような方向に持つて行くか。つまり鉄道公債を発行して新線建設の資金をこの方に求めるか、あるいは政府資金を仰いでこれをするか、あるいは営業利益を充填してこれをやるか。これは単に新線建設ばかりではなく、電化の関係等いろいろ関連がございまするが、新線建設についてはどういう構想でおられるか、これを承りたい。
【次の発言】 ただいまの御答弁だと、非常に消極的な御答弁でありまして、これでは本年度の新線建設というものは当分望めないと思うのでございます。積極的に新線建設……

第16回国会 運輸委員会 第15号(1953/07/14、26期、改進党)

○原彪委員(改) この法案に関連しまして、二、三少しばらばらでありますが質問したいと思います。  自動車局長は一昨日、免許制撤廃の問題に対して、免許制の必要性を力説されたのであります。なるほど理想論としては、私も免許制の撤廃は賛成であります。現段階においては、局長さんの言われるような免許制の存続については、私も賛成するにやぶさかでないのでございますが、どうして免許制を廃止しろという声が今地方に横溢しているかということについて、当局ははたして十分御認識になつているかどうか、この点非常に疑わしいのでございます。実際地方においては、いわゆる免許を得た業者が一つの特権のごとく、長く継続して事業を営んで……

第16回国会 運輸委員会 第17号(1953/07/16、26期、改進党)

○原彪委員(改) 大臣に御質問したいでありますが、お見えにならないので、あとまわしにいたします。これは大臣の質問とも関連するのですが、私は日本が独立してから後の現在の飛行場使用状況を見ますと、むしろ米軍の飛行場であり、日本航空の飛行場使用は居候的な存在であるように思えてならないのであります。これは羽田ばかりではなく、各地ともそうだと思うのですが、羽田の状況は現在どのようになつているか。しかしてこれはむしろ大臣にお聞きしたいのでありますが、行政協定の中の米軍との合同委員会において、日本政府は日本航空の飛行場使用についてどのような折衝をしたか、長官お聞き及びの程度でけつこうですから、一応御答弁いた……

第16回国会 運輸委員会 第20号(1953/07/20、26期、改進党)

○原彪委員(改) 私は改進党を代表いたしまして、日本航空株式会社法案に対して修正の動議を提出いたします。案文を朗読いたします。   日本航空株式会社法案の一部を次のように修正する。   第十四条を第十六条とし、第十五条を第十七条とし、第十三条の次に次の二条を加える。   第十四条 運輸大臣は、必要があると認めるときは、会社の経理の監査をすることができる。  第十五条 運輸大臣は、前条の規定による監査をするため必要があると認めるときは、会社からその経理に關する報告を徴し、又はその職員に、会社の営業所、事務所その他の事業場の立ち入り、経理の状況若しくは帳簿、書類その他必要な物件を検査させることがで……

第16回国会 運輸委員会 第24号(1953/07/24、26期、改進党)

○原彪委員(改) 大分時間がおそくなりまして、どうも答弁される当局にもお気の毒ですが、暫時御了承いただきたい。私は歴代の運輸大臣にお尋ねして参つたのでありますが、それは国鉄に対する運輸大臣の監督権の問題であります。国鉄法第五十四条に、公共の福祉のために関連のあることについては運輸大臣は命令を発することができ、また報告をさせることができるということがありますが、先般どなたかの御質問に対して大臣の御答弁は、非常に弱い御答弁のように私は拝聴したのであります。またきようの御答弁でも、国鉄に対してはあまり差出がましいことをしないので、自由に奔放にこれをやらせるというように私には受取れたのであります。お聞……

第16回国会 運輸委員会 第25号(1953/07/25、26期、改進党)

○原彪委員(改) 修正案提案者としてでなく、原案を書いた運輸省にお尋ねしたい。金利の問題はいずれ大蔵省の方にお尋ねしたいと思いますが。まずこの法律案を見ますと、利子の補給の対象となる順位というものは、第六次造船の貨物船、これは昭和二十五年起工でございましよう。それから第七次造船の後期のタンカーであると私は思つておりますが、そうすると、これは昭和二十六年度に着工して、すでにほとんど竣工しておるものもあると思うのでございます。そのようなもうできてしまつて、航路についておるものに対してまでも、利子を補給しなければならぬ理由が一体どこにあるのか。つまり私をして言わしめるならば、これからのものに対して補……

第16回国会 運輸委員会 第27号(1953/07/28、26期、改進党)

○原彪委員(改) 私はこの問題と、関連があるといえばあるのですが、これは私的なことのようですけれども、実は私的ではないのです。けさ私は七時五分の通勤列車に土浦から乗つた。満員で立錐の余地もありません。そこでデツキのところのステツプに乗つて来たのですけれども、危険を感じまして、荒川沖でおりて前の列車に乗ろうと思つた。前の列車もデツキが一ぱいです。それでおりまして、やむを得ず私はその前の貨物車へ車掌の許しを得て乗ろうと思つたところが、車掌がおりません。貨物車で荷物を置くところがある。荷物車です。その荷物車へ行つてみたら、まるで豚箱みたいで、その荷物車に車掌もいずに、通勤者をすし詰めに入れている。通……

第16回国会 運輸委員会 第28号(1953/07/29、26期、改進党)

○原彪委員(改) 日程第七六、常盤線電化の請願でありますが、この常盤線電化の請願につきましては、終戦後第一国会以来、毎国会請願書を欠かさず出し、いつも委員各位の絶大なる御支援によつて可決されて参つたのでありまするか、終戦後CTSのあつた時分に、運輸省、CTS両方の御努力によりまして、松戸まで行つておる電車かようやく取手まで延びて、茨城県の玄関口でありまする取手に入つたことは、茨城県民二百万のひとしく喜んでおつたところでございます。ところが取手まで電化ができてから五年間、運輸御当局には、あの当時本委員会において私の質問に対して、年度計画をもつてお示しいただきました。取手の次は土浦まで、その次は水……

第16回国会 運輸委員会 第29号(1953/07/30、26期、改進党)

○原(彪)委員(改) 関連して……。ただいま世界に恥じないようなりつぱな駅をつくろうという御答弁でありまするが、私の考えでは、数日前にも私申し上げたのですが、後藤新平きんがおつくりになつたと称せられる古い駅は全然別に、新しい十二階建のまつ四角なビルデイングが建つとなると、あそこのシンメトリーといいますか、一貫した中央駅という感じが出ないのであるます。またあの丸ビルよりまつ四角な駅が、文化国家日本の中央の駅として、建築上文化的な駅であるということには、私は非常に疑問があるのです。そればかりでなく世界のどこの駅を探しても、ロンドンだつて、アメリカの市だつて、その中央の駅にデパートを持つておる駅があ……

第16回国会 運輸委員会 第30号(1953/07/31、26期、改進党)

○原彪委員(改) 関連して……。ただいま東北本線の電化について御答弁があつたのでありますが、ひとつお聞きしたい点は、鉄道の新線建設こついては新線建設審議会があります。電化もまた地方民の熱烈な要望のある全国的な問題であり、また国鉄の経営の合理化、サービスの改善等からも重要な問題でありますので、やらなければならぬことでありますが、どのような方法によつて新線建設の審議会は新線を決定し、電化はこれは国鉄の内部あるいは運輸省の内部のことでございまするが、監理委員会なり、あるいはどういう方法で基本的な計画をおきめになるのか、お聞かせ願いたいと思います。

第16回国会 運輸委員会 第31号(1953/08/01、26期、改進党)

○原彪委員(改) 私は資料がまだ全部そろいませんので、本格的な質問はあとに譲りたいと思うのですが、この際私は一言委員各位に御了承をいただきたいことがあるのでございます。それは私の党の改進党の立場からして、一言申し上げなければならぬと思うのでありますが、過日の決算委員会における国鉄総裁の罷免の決議の場合において、わが党のとつた態度でありまするが、わが党の立場としましては、国鉄総裁の罷免については、国鉄会館等の案件について十分な審議を尽して、罷免するに足る材料が出た場合には罷免すべし。またそれだけの材料が出ない場合には罷免すべからず。その態度が現在きまらないので、態度としてはこの国会終了後も継続し……

第16回国会 運輸委員会 第32号(1953/08/03、26期、改進党)

○原彪委員(改) いろいろ運輸大臣に御質問申し上げたいのですが、おいでにならぬようでありますから、担当局長から大臣にお伝えいただいて、あとでけつこうですから御答弁いただきたいと思います。それは国有財産を使用する場合の大臣の心がけであります。公共企業体である国鉄が、国の財産を預かつておる場合に、大臣はどのような態度でこれを監督されるか、そのお気持を聞きたいのでございます。これはお伝えいただいて、次の機会に御答弁いただければけつこうでございます。財政法の第九条によりますと「国の財産は、法律に基く場合を除く外、これを交換しその他支払手段として使用し、又は適正な対価なくしてこれを譲渡し若しくは貸し付け……

第16回国会 運輸委員会 第33号(1953/08/04、26期、改進党)

○原彪委員(改) 昨日の私の質問に時間が足りませんでしたので、これを二、三追加して御質問申し上げたいと存じます。  家賃地代統制令という法律がいまだにあつて、ただ一般民間は米のみやみをやつていると同じように、この法律があつても、ほとんど大衆はその法律にかまわずに家賃、地代をとつておる現状であります。しかしながらこの法律が厳としていまだ消えず、残つておる以上は、この法律によつて取締られなければならぬということは、法的精神からしても当然の話でございます。しかもこの法律には、家賃地代統制令に遣反した場合には、五年以下の懲役または五万円以下の罰金という罪則が設けてあるわけであります。しかろに昨日の立花……

第17回国会 運輸委員会 第3号(1953/11/04、26期、改進党)

○原彪委員(改) 大臣は参議院があつてお忙しいようですから、簡潔に御質問申し上げます。災害予算がすでに昨日衆議院を通過したので、今ここで災害関係の予算について御質問申し上げることは、何だか気の抜けたビールのような気がしますが、今後のこともありますので申し上げたいと思います。  このたびの災害による国鉄の被害は、百四億と資料により拝見いたしておりますが、そのうち本年度は八十四億、来年度はその残額をやるというお話であります。そうすると、政府の基本方針では、建設関係あるいは農業関係等そのほかの災害については、三・五・二の比率をもつてこれをやろうとしているのに、国鉄だけは八対二くらいの比率でこれをやろ……

第18回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/03、26期、改進党)【議会役職】

○原彪委員長代理 正木清君。

第18回国会 運輸委員会 第4号(1953/12/05、26期、改進党)

○原彪委員(改) 一昨日来仲裁裁定及び年末給与の問題について、おもに社会党の諸君より質疑が続行されておりました。その質疑内容を承りますと、このたびの三割休暇ストに対する原因の追究のみに急であつて、このたびのストライキが国民大衆にどのような影響を与えているかという問題については、いささかの言及もなかつたために、私はあえてこのたびの三割休暇が国民の大衆に及ぼす影響について、どのような迷惑をかけたかということを中心に、当局の御意向を承りたいと思つております。なるほど、国鉄職員の給与の低いこともわかりますし、いかに職務に忠実にお働きになつているかということもわかりまするが、どうもこのたびの三割休暇のや……

第19回国会 運輸委員会 第1号(1953/12/11、26期、改進党)

○原彪委員(改) 大分時期遅れでありますけれども、私が一応当局の見解をはつさりしておいてもらいと思いますのは、日本航空の社長推薦にあたつて、新聞紙上によると、稲垣平太郎氏が内定しているという話がありました、それに対して藤山愛一郎氏は、自分は長い聞この方の経験も積んで来ておるし、自分はほかの会社にたくさん関連を持つておるけれども、あえて航空に対してひけをとらぬといつて声明書まで発表されたようなごたごたが、つい数箇月前にありまして、われわれが横から見ておりますと、この両者が相拮抗して、けんか両成敗で原邦造氏に社長がきまつたというようにどうも見受けるのであります。一般大衆もおそらくそのように見ておる……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第6回国会 文部委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/11/29、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 ただいまより文部委員会と建設委員会との連合審査会を開きます。  この際お諮りいたします。連合審査会は懇談会にいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは懇談会といたします。  速記をとめてください。
【次の発言】 懇談会を閉じまして、これより教育委員会法の一部を改正する法律案を議題とし、建設委員会の御質疑、御意見を承ることといたします。
【次の発言】 池田君、発言を許可いたしておりません。
【次の発言】 池田君、委員長の許可を得て発言してください。
【次の発言】 委員長個人の意見は申し上げるわけに参りません。

第6回国会 文部委員会建設委員会連合審査会 第2号(1949/11/30、24期、民主党(第十控室))【議会役職】

○原委員長 ただいまより文部委員会建設委員会連合審査会を開きます。  教育委員会法の一部を改正する法律案を議題といたします。前会に引続き質疑を継続いたします。―御質疑はありませんか。政府側は岡政務次官が御出席になつております。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。―御質疑も御意見もないようでありまするので、この程度で連合審査会を散会いたしたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではさよう決定いたしました。  これをもつて連合審査会は散会いたします。     午後五時二十七分散会

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1952/05/22、24期、改進党)

○原(彪)委員 議事進行について――先ほどから見ていますと、議事の進行状態が非常に遅々として進まないようであります。委員長の手元に質問の通告をしておる人が五、六名ありますが、関連質問が非常に多くて、また関連質問の時間が非常に長くて、通告した人は順番が遅れて間が抜けてしまいます。坪内君もおそらくは通告があるでありましようが、通告して順番がまわつたときに十分やつていただいて、通告順が全部終つた後に一般の質問をやらせるように委員長ははからわれたいと思うのであります。先ほども私は委員長に通告したのでありますが、委員長は十分くらいにしてくれというようなことを私に言つております。ところが今見ておれば、関連……

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第6号(1952/06/02、24期、改進党)

○原(彪)委員 多数の委員より質問がなさカ、私の質疑は二、三点に縮まつたのでありますけれども、私はこの法律すなわち航空機製造法というものが突如として出されたことについて非常にふしぎに思つております七独立後の航空行政の上において、航空の安全性のために航空法ができることは前々から予想されていたのでありますが、この法案が出されたことについては私は非常な疑義を持つております。どうして疑義を持つているかと申しますと、運輸委員会において航空小委員会を開きまして、民間の業者、学識経験者等を呼びましていろいろ意見を聞いた。その席上で業者及び学識経験者の意見を聞きますと、現在の段階では航空機工業というものはメン……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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