このページでは小平久雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小平久雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小平委員 私は電力事業の民主化という點で、當局の所信を伺いたいのであります。申すまでもなく、電力事業は非常に獨占的な色彩を帶びておるのでありますが、また一面非常に公共的であることも申すまでもありません。その電力事業のうち發電事業に關しましては、これは事の性質上、ある程度現實問題としてこれが遂行を民主的にやることもなかなかむずかしいかと思いますが、特に配電事業におきましては、その配電事業先が生産部門であろうと、あるいは消費部門であろうと、非常に關連するところが多く、一般國民に直接關係するものでありまするから、特にこれは民主的に行うべきであると思うのであります。この點につきまして、當局はどんなお……
○小平委員 鐵道の電化につきましてはその必要なること、またこれをできるだけ早くやつていただきたい、これは異論のないところであります。またそれの所要の電力につきましては、この説明によりましても、運輸省自體において電源を開發してやるというような御方針のようでございますが、現在のように非常に資材の逼迫しておる際におきまして、一般用の電力については商工省の主管のもとに發送電をして行わしめておる。特に運輸省關係の電化用電氣は運輸省自體でこれをやつておりますと、非常に少ない資材を分散して使うために、國全體として考えますと電源開發の工事等も、ややもすれば遅れるという結果になるのではないかと思われますが、その……
○小平委員 第一に私は安本の岡部君とそれから古池君にお伺いしたいと思うのであります。わが國の産業につきまして賠償撤去後の規模につきましては、あるいは賠償委員會等の決定も大體發表を見ておりまして、おおよその見當はつく段階になつておると思うのでありますが、この際におきまする動力源、もちろん、工業ばかりでなく、いわゆる農村の電化等も考え合わせまして、總合的な動力源に對する見透し、あるいは計畫というようなものは當局においておもちかどうか、そういう點がはつきりしておりましたならば、一つ安本當局から御説明を伺いたいと思うのであります。 それから第二には傳えられるところによりますと、内務省の解體に伴つて建……
○小平委員 ただいまの御説明は、大體作業衣と手袋の關係のように承つておりますが、ああいう工事關係ですと、特に地下たびというようなものがぜひとも必要ではないかと思います。そんなものはどんな關係になつておりますか、それをひとつ伺つておきます。 それからもう一つは、衆議院におきまして電力危機突破の決議をしましてから、すでにもう二箇月も終つておるように思うのですが、とにかくあの決議の中にも、勞務者用の必要品の確保ということは強くうたつてあつたのでありまして、それがようやく今日になつて著々行き始めたというようなことは、私ははなはだ心細く感ずるのであります。一體そういう大した量でもないものが、それほど長……
○小平委員 ただいま議題となつておりまする定時制の方の職員費の國庫補助法によりますと、経費の四割を國庫で補助する、こういうことになつておるようでありますが、その定時制の教育の特殊性にも鑑みまして、でき得ることならばもつと國庫補助を多くしてやつたらどうかという氣がするのであります。特に地方財政との関連から考えましても、その必要を痛感するのでありますが、これを四割と抑えた根拠はどの辺にあるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 それと関連しまして、これは職員費等でありまするが、施設費の関係はどうなつておるのでありましようか。
【次の発言】 概括的なことについてちよつとお伺いいたしたい。國民所得と……
○小平委員 最初の復金の資本金及び拂込資本金のことについてお伺いいたしたいのであります。政府の提出されました二十三年度予算参考書によりますと、二十三年度末におきまする資本金の見込額が千六百億となつておりまますし、また拂込未済の資本金見込額が九百七十一億円、こういうふうになつておりまして、二十三年度末におきまする拂込済の見込額はこれから計算しますと六百二十九億となるようであります。一方二十三年度の通常予算に掲げております拂込額は百八十億でありまして、現在までの拂込額七十億に加えますと二百五十億ということになります。さきに申し上げました参考書から推定されるところの拂込済の見込額と、予算面から見た拂……
○小平委員 私はこの給與の件につきまして一点だけごく簡單なことを伺つておきたいと思います。先ほど倉石委員からの御質問のあつた地域給のことでありますが、これは現在われわれが承知しているところでは一定の率によつてその三割の範囲内において支給するということを聞いております。大体賃金ベースがだんだん上つてまいりますと、一定の率によつて地域差を設けるということは、結局実情的においては開きがだんだん廣くなるという結果を招くのではないか、しかも一方におきましても賃金ベースを上げるというのは全体としてレベルを上げるという目的から來ていると思うのでありまして、こういつたような率でやつてまいると、一部の者は非常に……
○小平委員 ただいまの請願に関連して当局の御意見をお伺いしたいのでありますが、昨年政府が割当制をやりましてから、そのいわば成績は実際問題としてどんなふうになつておりますか、前のときで申しますならば、大体割当を超過して使用して電力量はどれくらいになつているか、それらにつきまして、用途別あるいは地域別等についてひとつ承知いたしたいと思うのであります。 それからなお超過使用に関連しまして、その電力料金あるいは罰金等の金額、あるいはその徴收状況等もどうなつているか。さらにはまたただいまお話になりました送電の停止というようなことも、実際問題として全國的にどのくらいあつたのであるか、そういつた割当制に伴……
○小平委員 ただいま御説最によりまして、從來の経過の大体を承知することができたのでありますが、一点ここで伺いたいことは、先ほどの御説明によりますと、指定企業二百七十五社のうち、企業の分割などをしないで、株式の分割のみによるものが百七十五社、企業の分割再編成をするもの百社、一應そういう御報告であつたのであります。そのうち株式の分割をやるべき会社でありますが、この方の株式の分割の進行状況等は、一体どの程度に進んでおりますか、その点を一点伺いたいと思うのであります。 さらに、先ほどお話の新たに四原則の提示等もございまして、今後この法律の運用につきましては、相当緩和されるのではないかという期待を國民……
○小平委員 私は主として利根水系のことについてお伺いしたいと思います。特に当局でも御承知の赤麻の遊水池をめぐる問題であります。御承知のあの遊水池の周辺の堤防でございますが、あれは昨年の暴風雨の後補強かさ上げを行いましたが、これができるかできないかのうちに、本年のアイオン台風によつて相当痛めつけられておる。これが修復もいまだできておらぬというような状況で、周辺の村民は今から非常に恐怖を覚えておるという状態にあるわけでありますが、この周辺の堤防のかさ上げ工事というものは今後どんな予定で、またいつごろ竣工の予定で当局はおやりになつておるかということを、まず最初に承りたいと思います。 それからこの堤……
○小平(久)委員 委員長の互選にその手続を省略しして、大内一部君を委員長に推薦いたしたいと存じますからお諮り願います。
○小平(久)委員 まず最初に安本の建設局長にお伺いしたい。先ほどのお配り願つた公共事業、災害復旧費調のことでありますが、この表のうち括弧内の金額の意味であります。どうも先ほどの御説明を伺つておりますと、何か一様にとられておるようではつきりしない。たとえばこの合計欄の八百二十七億ばかりですが、これは二十四年度、つまり本年度以降の所要額というふうに御説明があつたようであります。また一方先ほどどなたかの御質問に対して、今まで必要額に対してどのくらい出たかということに対して括弧内の数字が必要額で、括弧のない数字が既出額だというような御説明でありましたが、その点はどちらがほんとうですか、それが第一点、第……
○小平(久)委員 大臣に一、二点だけお伺いしたい。まず第一に今年度も非常に問題になつておりますが、公共事業費のことにつきましては、特に災害復旧費の問題については、年々同じような問題が繰返されておるのでありますが、遺憾ながら國家の財政事情からすれば、はなはだ僅少にすぎない。ところが一方これが必要なことは、食糧事情等から考えましても、國民だれもがひとしく認めておるところでありますし、政府当局ももちろん認めておられるところと思うのでありますが、ただいかんせん財源がないという一点にせんじ詰めればなる。そこでこの財源の問題でありまするか、もとより大藏当局とも関係があるかと思います。私はこういつた災害復旧……
○小平(久)委員 当委員会の結論を出すことにつきましての先刻来の各同僚委員の御意見には、私も全然賛成でありまするが、私も過般第二班の調査員として各地方を調査した結果、若干気づいたと申しますか、目についた点につきまして、当委員会としての結論を出すについて、でき得ればそれに織り込んでいただきたいと思うことが一つございますので、それをこの際申し述べておきたいと思うのであります。 と申しますのは、私どもは、さきに御報告がありました通り、群馬、栃木、福島、茨城と、この四県を見て歩いたのでありますが、今回の堤防の決壊箇所、あるいは橋梁の破壊箇所というような点を見て歩きますと、堤防の場合におきましては、前……
○小平委員 大分時間も経過いたしましたし、本会議もすでに開かれておるようでありまするから、本日はこの程度にとどめまして、質疑は次会に延期されんことを願います。
○小平(久)委員 委員長は、本来ならば互選いたすべきでありましようが、この際大内一郎君をに推薦いたしたいと思いのであります。お諮り願います。
【次の発言】 理事はその数を十名とし、投票の煩を省きまして、委員長において指名さらんことを望みます。
○小平(久)委員 委員長の互選は、先例によりまして、投票を用いずに、大内一郎君を推薦いたしたいと思います。お諮り願いたいと思います。
【次の発言】 理事の互選はその数を十名とし、投票を用いずに、委員長において指名せられんことを望みます。
内委員長 ただいまの小平君の動議に御異議ありませんか。
○小平(久)委員 簡單なことを伺います。
二十五年度の予算を見ますると、災害の予備費として、百億から見てあるようであります。これは例年の例から見ますれば、もちろん本年も災害があると、まずまず予想しなければならぬと思うのでありますが、幸いにして災害が少くて済んだという際には、これを年度末等において従来の災害復旧に使えるような了解が、大蔵当局と何かありますかどうですか、この点を伺います。
【次の発言】 災害復旧の工事を現地について見ますと、どうも災害復旧ということにとらわれ過ぎて、いわゆる原状回復と申しますか、あまりに従来あつた形のままに復旧する、こういう主義が非常に強く出ておるために、もう少し……
○小平(久)委員 青野武一委員、森山欽司委員、井之口政雄委員及び私の四名は、去る三月二十三日より三日間にわたり、栃木県今市地方の震災の復旧状況を調査いたして参つたのでありますが、本調査団を代表いたしまして、私よりその結果を簡單に御報告申し上げます。昨年十二月二十六日朝、栃木県今市地方を襲いました地震は、同町を中心として、上都賀、河内両郡下二箇町八箇村にわたり、死者十指、負傷者百六十余者を出し、建物、山林、農耕地等に総額実に三十億円に達する被害を及ぼしたのであります。すなわち建築物関係の被害額は二十三億円に及んでおり、その大部分は一般建築物の被害であります。元来当地方は過去二百数十年間、地震に見……
○小平(久)委員 災害防止国土保全法案起草小委員会の審議の経過を、ごく簡單に御報告申し上げます。 本小委員会は、委員十二名をもちまして三月十三日設置せられ、爾来三月十八日、四月六日、四月二十六日の三回にわたり、法案の起草審議を行つたのであります。しかして右三回の小委員会において、ただいま各委員のお手元に配付いたしましたごとき十四箇條及び附則よりなります一応の成案を得るに至つた次第であります。今これが全文を朗読することは省略させていただきますが、委員長のお許しを得て後刻速記録に載せていただくことにいたしたいと存じます。 ただここに本法案の趣旨及び内容の骨子だけを簡單に申し上げますならば、わが……
○小平(久)委員 今特別俸給表の話が出ておりますが、特にこの国家警察関係の職員の場合につきまして、これはもちろん特別俸給表でやられていると思いますが、單に国家公務員間における比較ばかりでなく、地方公務員たる自治体警察の警察官の俸給と比べますと、どうも地方などにおいては、むしろ地方自治体警察の方が上に行つておるという場合が、非常に多いように聞くのでありますが、その間のバランス等について、人事院等においてどんなふうに考えておられるか。この際伺つてみたいと思います。
○小平(久)委員 通産大臣がお急ぎのようでありますから、まず最初に通産大臣にお伺いしようと思います。 最初に中小企業の金融の問題でありますがこれにつきましては、もう再三質疑がありまして、政府のお考えになつております大体のことは、わかつたのでございます。しかし今までの質疑に出ましたところを見ますと、多くはむしろ固定設備資金の関係が非常に多かつたように思いますが、実際問題としまして、中小の企業、特に小企業の場合等におきましては、ごくわずかの運転資金に困つておるということがむしろ多いのじやないかと思うのであります。最近中小企業庁等において、六大都市等につきましてその実情を調査したようでありますが、……
○小平(久)委員 文部大臣に若干の点につきましてお尋ねをいたしたと思います。まず最初に六・三制のことでありますが、六・三制の予算が本年ももらえたことはたいへんけつこうであります。特別に六・三制の義務教育費が今回地方平衡交付金のうちに入るにつきまして、標準教育費とも申すべきものを確保する意味において、文部省が法案をお出しになられるということも、たいへんけつこうだと思うのであります。ただその補助の基準でありますが、従来当局から説明を承つておるところによりますと、中学校及び小学校の職員費の補助につきまして、二十四年度におきましては、生徒五十人につきまして小学校では職員が一・三五の割、中学校では一・七……
○小平(久)委員 今回北海道における治山治水計画、道路整備計画及び都市並びに住宅復興状況等を調査のため、増田連也君と不肖私が現地に派遣され、これに專門委員室から西畑君、建設省より廣田技官が同行いたしました。なお地方選出の高倉定助君も特に同行せられましたことを御報告申し上げます。 右調査に関する詳細なる御報告は後日に讓りまして、今日は当面の議題に関連のある北海道における道路河川の災害復旧に関しまして、その概略の御報告をいたし、あわせて政府当局の所見をただしてみたいと存じます。 北海道における災害復旧事業の特色は、これがほとんど毎年連続して惹起するという点であります。これはその面積がわが国全面……
○小平(久)委員 先ほど内海委員の小貝川の災害の報告の中にも、利根川の水が非常に水はけが悪くなつていることがその原因ではなかつたかという御説がございましたが、御承知のように、これは全国の河川同様でありますが、利根川につきましては、近年の打続きます災害によつて、河床の隆起ははなはだしいものがあるのであります。そういう点から考えまして、利根水系の堤防の強化ということも、もちろん必要でありますが、この水系付近の住民の要望として、今や堤防の強化とともに、あるいはそれ以上に、この河床の浚渫ということがとなえられているのであります。その点から、一体利根の水系の浚渫の計画というものは現在どのように進んでいる……
○小平(久)委員 水害による苗の植えかえについて補助をしてくれという声が方々にあるというお話でありましたが、植えたばかりの苗を、水害のためにまた植えかえをしなければならぬといつたような事態は、相当多いのではないかと思う。ところがその場合は、おそらくこれは農業災害保険の方の対象にならぬのじやないかと思うのですが、この際農業災害保険を一層拡充して、そういう場合までもひとつただちに適用ができるといつたようなことをお考えになつておられるかどうか、その点をまずお伺いいたしたいのであります。と同時にもう一つは、御承知でありましようが、最近河川の河床が非常に隆起しておりますために、堰堤がだんだん上つて参る。……
○小平(久)委員 本年度災害復旧の予備費の件につきましては、先ほど来同僚の委員諸君から各方面にわたつてお話があつたようでありまして、私は遅れましたので、あるいはすでに質疑があつたかとも思いますが、一点だけ伺つておきたいと思います。 先ほどの安本事務官の御説明によりますと、さきの閣議で今回約四十二億を支出することが決定いたしましたので、それに基いて関係方面に折衝した。ところが今後災害がどれほど起るかわからぬから大事に使え、従つて見込みでは大体半分ぐらいしか許されぬのじやないか、それに基いて安本としても第二案を作成中であるというような御趣旨のお話があつたと思うのであります。今回の予備費の支出につ……
○小平(久)委員 安本長官に一点だけ御質問いたします。一昨日の当委員会におきまして、今年度発生の災害復旧費の支出につきまして、同僚委員からの質問がありましたが、それに対しまして小笠原事務官の御答弁によりますと、さきに閣議の決定を見ました四十二億余の支出につきまして、関係方面に折衝いたしましたところ、なかなかこれが認められない。予備費は百億という限られたものであるから、これを大切に使わなければならないというようなことであつてその折衝の際に受けた印象からいたしますならば、おそらく約半分くらいしか認められないのではないか。そこで安本としましては、いわば第二案を目下作成中であるというような、大体こうい……
○小平(久)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長の御都合により、その指名によりまして私が暫時委員長の職務を行います。
災害対策の件を議題といたします。前回の委員会におきまして東北、関東、信越及び九州の各地方の被害状況を聴取いたしたのでありますが、去る三日ジエーン台風が阪神地方を襲い、甚大なる被害を及ぼしましたので、本日はその状況について政府当局より説明を伺うことにいたしたいと思います。まず建設省河川局長目黒清雄君。
【次の発言】 次に厚生政務次官平澤長吉君。
【次の発言】 次に大蔵政務次官西川甚五郎君。
【次の発言】 次に農林省農地局長佐野憲次君。
○小平(久)委員 災害防止国土保全法案起草小委員会におきまする審議の経過並びに結果について、ごく簡單に御報告申し上げます。 本小委員会は、災害の復旧及び予防の対策を講じ、もつて国土の保全をはかるために何らかの立法措置を講ずる目的をもつて、去る七月十四日設置され、不肖小委員長に選任されました。今国会におきましては、最初に前国会において起草しておりました案を基礎にしまして、前後五回にわたり調査を続け、特に国が国土保全計画に基く事業の実施に要する費用に充てるための災害防止国土保全基金の問題について研究をいたしたのであります。その結果ただいまお手元に配付いたしてありますような災害防止国土保全資金特別……
○小平(久)委員 私も技監に簡單に伺いたいのですが、さきの委員会において瀬戸山君から、見返り資金による公共事業費のことについて伺いましたので、若干ダブるかもわかりませんが、われわれの承知しているところによりますと、本年度の見返り資金による公共事業費再十億、そのうち従来現実に支出されておりますものは、わずか本数億でありまして、同じ見返り資金の他の方面に対する支出に比べますと、非常にまだ額が少いという結果になつていると思うのであります。もちろん公共事業に対しまする支出が比較的遅れていたという関係もありましようが、それにしても本年度も残るところわずかでありまするし、また一面におきましては工事の現場状……
○小平(久)委員 私は今中座しておりましたので、あるいは他の方からすでに御質問があつたかと思うのですが、この種の法案を出される根拠につきましては――もちろん法律で特別の都市を建設することをきめること自体が、その地方の住民にとりまして相当大きな力になると思いますが、率直に申しまして、それぞれの案の第五條にある、国有財産の譲與ということが相当大きいねらいではないかと思うのです。そこで芦屋の場合には、芦屋市内にあります国有地の現状が資料をもつて説明してありますが、一体こういつた国有財産はどのくらいの値打のあるものか、松山市の方もあわせて伺いたい。
○小平(久)委員 鉱害の問題で一つ伺いたい。今度の案におきましては賠償の規定があるようであります。これは大体鉱業権者が第三者に対して被害を與えた場合の賠償を規定してあるようですが、現実の例として、足尾鉱山あたりの様子を見ますと、おそらくあの近辺の山は鉱業権者の所有になつておるのじやないかと思うのです。ところがあのように数千町歩の山がほとんど裸山になつておる。あの現場に立ちますると、單に山が荒れておるというばかりでなく、今度は鉱津の捨て方につきましても、われわれしろうとから見ても疑問のある捨て方をしておる。現に渡良瀬川の水害関係から、本年は見返り資金による砂防堰堤等も着工されておりますが、鉱業権……
○小平(久)委員 本日は安本、建設両省及び農林省の方が見えておりますから、この機会にお尋ねしたいと思うのでありますが、まず第一にお尋ねしたいことは、例の見返り資金による公共事業の問題でありますが、最近新聞紙の伝えるところによりますと、政府は明年度も引続き見返り資金からの公共事業投資を御予定になつておつたようでありまするが、それがほとんど見込みがないというようような事態であるように承知いたしておるのであります。しかしこの点は、申すまでもなく見返り資金で始めました公共事業の大部分が何年かの継続事業になつておりまするし、また特に本年度におきましても解除が遅れましたために、おそらく本年度における事業と……
○小平(久)委員 ただいまの御説明で大体これを了承したのでありますが、いわゆる二重煙突事件について若干お尋ねいたしたいと思います。 その第一点は、契約者である足利板金工業組合、あるいは当時の検収の代行者でありましたところのもの、これはどなたであつたかも伺いたいと思います。この両者の間に、一体このような二千数百万に及ぶ過拂いを、受けたということについて、何らの犯意がなかつたと当局はお考えになつておるのかどうか、その点を承りたいのです。と申しますのは、この書類によりましても、またただいまの御説明によりましても、何ら不正はなかつたのだ、こういうお話のようでありますが、かような過拂いがあつたというこ……
○小平(久)委員 大蔵省の方にちよつと伺いますが、災害復旧費の全額国庫負担を、昭和二十六年度においてはやめるという方針のもとに、予算が組まれておるようであります。そういうことになりますと、大体二百億近いものが地方の負担になるかと思うのであります。それと関連しまして、地方の財源について平衡交付金なり、あるいは地方の起債の関係なり、そういう点がどういうふうに考慮されておるか、その点を承りたい。
【次の発言】 災害復旧費を一部地方に負担させるという関係で、地方の負担が約二百億ということは、前国会等においても関係大臣等が大体申しておつたところでございますし、また二十六年度予算案の説明を見ましても、大体……
○小平(久)委員 この法案を見まして、なお研究する余地があり、御質問しておいた方がいいと思われる二、三の点を、この機会にお伺いしておきたいと思います。 まず第一に第一條でありますが、第一條には、地方公共団体の財政力に適応するように国の負担を定めて云々、こういうことがうたつてありますが、実際全額国庫負担から今回のスライド式な負担の方式に切りかえるということは、私は逆にむしろ国の財政力に適応するようにきまつたのじやないかという感を深くいたしておるのでありまして、どうも法の目的そのものが、大分事実と相違することをうたつておるのではないかと考えられてならないのであります。この提出になりました資料を見……
○小平(久)委員 ただいま議題となりました総数百四十九件の請願に関しまして、請願審査に関する小委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 右請願は、本小委員会において慎重審議の上、審査済みと相なりましたのでございますが、その内訳は、一、河川関係のもの七十六件、二、道路関係のもの六十四件、三、都市関係のもの七件、四、その他のもの二件と相なります。 第一の河川関係の請願につきましては、終戦前後を通じての改修工事の見送り、山林の濫伐等により、河川はいまだ全国的に荒廃いたしておりますところ昨年度は数度にわたる台風に見舞われ、多大の被害をこうむりましたので、その復旧工事については孜々と……
○小平(久)委員 ただいま議題となりました請願及び陳情書に関しまして、請願審査に関する小委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず請願について申し上げます。本日の請願日程中、日程第五、第七ないし第二三、第二五ないし第二八の請願につきましては、本小委員会において愼重審議の上審査済みと相なつたのでありますが、その内訳は、一、河川関係のもの十三件、二、道路関係のもの六件、三、住宅関係のもの一件、四、その他のもの二件と相なります。 第一の河川関係の請願につきましては、終戰前後を通じての改修工事の見送り、山林の濫伐等により、河川はいまだ全国的に荒廃いたしておりますところ、昨年度は……
○小平(久)委員 今の過年度分の関係ですが、先ほども国庫負担法の関係で約二十億ばかりが足らなくなつているということでありますが、そこで伺つておきたいのは、本年度の各県に対する工事の認証は、本年度施工する分としておそらく三百二十億という予算内でやつておると思うのです。そうすると国庫負担法の関係で、不足になつておる二十億が、かりにどういう方法かで復活することになると、またそれだけ各県に対する過年度の復旧工事上の増加が行われるのかどうか。 もう一つは、ただいま建設大臣がおつしやつた通り、約十億ばかり調整用に残してあるということですが、何か聞きますと、その割振りについても昨年度、つまり二十五年度まで……
○小平(久)委員 ただいま決定されました小委員会設置の件については、各小委員会はそれぞれその数を十五名とし、小委員及び小委員長は委員長において指名せられんことを望みます。
○小平(久)委員 先ほど来いろいろな御質問があつたわけであります。また今後の重大問題としての電源の開発ということについても、あるいはいろいろな企業形態等についても御議論がありましたが、私はそういう点に関連しまして、本日ちようだいしてあります資料について、どうもふに落ちない点がありますので、一点お尋ねしたいのであります。 先ほど河川局長さんから、電力会社が開発しておるダム等の発電の施設、それから建設省の総合開発でやつておるもの、それらが大体同じくらいあるというお話もありました。そこでこれはどこでつくつたのか知りませんが、「工事中及本年度着手予定水力発電所一覧表」というものを見まする、電力会社で……
○小平(久)委員 私は、直接災害の問題ではないのでありますが、前回の当委員会におきましても問題になりました河川の総合開発こ関係する問題として、最近の一新聞の報道がきわめて重大なることを報じておりますので、それについてお尋ねをしたいと思います。建設大臣もおそらく、ごらんになつておると思いますが、去る十三日の毎日新聞は、その三面記事のトップに、しかも四段抜きで「五十里ダム建設に不正」ということで大々的に報じております。私はこの記事を見まして、実は私は現地の事情に若干通じておりますので、このような事実は実際問題としてないだろうと私自身は思いましたが、その後地方の新聞等を見ますると、この毎日新聞の記事……
○小平(久)委員 ただいま前田委員の質問に対しまして、建設省所管の各部門のことにつきまして(今やつておることは最低限のことである、どの部門を軽く見、どの部門を重く見るというようなことはないというお話でありましたが、特に私は道路の関係をこの機会にお尋ねしたいと思います。聞くところによりますと、講和記念というか、そういう関係で東京大阪間に弾丸道路と申しますか、自動車の専用道路を設けようという計画をお持ちであつて、いつかの新聞が伝えたところによりますと、建設大臣が、この点については総理大臣とも何かお話合いになつたというようなことも出ておつたように記憶するのでありますが、一体そのような構想が現在おあり……
○小平委員長 議事に入る前に一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして委員長の席を汚すことに相なりましたことは、まことに光栄の至りでありまして、厚く感謝を申し上げます。本委員会はきわめて重大なる使命をになつておるわけでございますが、私はきわめて浅学非才へしかもまつたく経験にも乏しい者でありまして、その責めを十分果し得るやいなやは、はなはだ忸怩たるものがあるのであります。どうか委員各位の絶大なる御支援と御協力を賜わりまして、その職責をつつがなく果したいものと考えておる次第でありますので、何分ともよろしくお願い申し上げます。きわめて簡単でありますが、ごあいさつ……
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は海外同胞引揚に関する件及び遺家族援護に関する件につき議事を進めることにいたします。小西君。
【次の発言】 ただいまの小西君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてそのように決定いたします。なおその案文及び送達方は委員長に御一任を願つておきます。
【次の発言】 次いで海外同胞引揚げの問題及び遺家族援護に関する問題につきまして、その最近の経緯につき当局より説明を聴取いたしたいと存じます。まず引揚げに関する問題につき当局の説明を聴取いたします。三宅事務官。
【次の発言】 次に遺家族援護の問題に関しまして、援護庁長官の説明……
○小平委員長 これより会議を開きます。 この際御報告いたします。先日委員会におきまして委員長に御一任願われましたジユネーヴで開かれておる国際連合の俘虜特別委員会に対する懇請状を送る件につきましては、去る二日の理事会において案文及び送達方法を協議いたし、同日外務省を通じて国際連合の俘虜特別委員会に伝達いたしました。一応文章を読み上げ、報告申し上げます。 貴国際連合引揚に関する特別委員会の今日に至る積極的な御努力に対し衷心より感謝の意を表明する。 日本国民は終戦後七年に及ぶ今日なお未解決な引揚問題が貴特別委員会の活動により、一日も速かに解決し、留守家族に希望と光明を與えられるよう今後とも……
○小平委員長 これより会議を開きます。 本日は、南方諸地域における戰沒者の遺骨調査に関する件及びソ連、中共及びフイリピン地区残留同胞引揚げ促進に関する件を議題といたしまして、議事を進めることといたします。 初めにソ連、中共及びフィリピン地区残留同胞引揚げ促進に関する件について議事を進めます。海外残留同胞の引揚げ問題は、今日各種の情勢より困難な事態にありますが、国連の俘虜特別委員会、万国赤十字社等の努力もありまして、その解決に対する障害の打解さえ望まれるのでありまして本委員会といたしましても、一日もすみやかにこの問題解決に努力いたし、留守家族はもちろん、われわれの多年にわたる悲願を達成いたし……
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は南方諸地域における戦没者の遺骨調査に関する件及び海外同胞引揚に関する件について議事を進めます。
初めに南方諸地域における戦没者の遺骨調査に関する件につきまして、引揚援護庁提出の資料についての当局の説明を求めることといたします。援護庁長官。
【次の発言】 これに関して質疑を許します。なお本日出席の政府委員は、外務政務次官石原幹市郎君、アジア局付外務事務官三宅喜一郎君、アジア局第五課長上田常光君、引揚援護庁長官木村忠二郎君であります。
【次の発言】 それでは全地域にわたる資料を提出してください。
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は初めに未帰還同胞の調査に関する件について議事を進めます。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
これより参考人諸君より本件について事情を承ることといたしますが、参考人諸君には御多忙のところ御出席願い、委員長としてお礼を申し上げます。
未帰還同胞の調査に関しましては、終戰以来七年にわたる今日、いまなお多数の同胞が未帰還のまま外地に残留せしめられ、一部はいまだ生死未確認の者もあるのでありまして、政府当局も、これら未帰還者の生死認定については、帰還者の証言等の資料により、極力その確認調査に努力しておるのでありますが、その調査の正確さと一日も……
○小平委員長 これより会議を開きます。 本日は海外同胞引揚促進に関する件について議事を進めます。海外同胞引揚促進に関する件につきましては、ソ連地区よりの集団引揚げが中絶して以来二箇年にわたり、その間国際情勢の変化等により引揚げが相当困難な状況 のまま今日に至つており、国際連合においても引揚げ問題を人道上の問題として取上げ、俘虜特別委員会を設けて調査しているところでありまして、先般この俘虜特別委員会がジユネーヴで開催され、わが国より三名の代表が出席され、多大の成果を攻めて帰国された次第であります。本日ここにジュネーヴの国際俘虜特別委員会に出席された三名の方々よりその状況をお話願いたいと思い、……
○小平委員長 これより会議を開きます。 本日は南方諸地域における戰歿者の遺骨調査に関する件について議事を進めます。 南方諸地域における戰歿者の遺骨調査に関しましては、先般本委員会におきまして硫黄島戰歿者の遺骨調査の実情を視察して帰られた報道関係者よりその実情を聴取いたしたのでありますが、今般硫黄島におもむき、約一箇月戰没者の遺骨調査を行つておりました調査団が帰国いたしましたので、本日ここに関係当局よりその調査の結果につき報告を求めることといたします。まず引揚援護庁長官より概括的な御報告を願いますが、本日は現地に出張されました第二復員局残務処理部の厚生事務官中島親孝君及び復員局復員業務部の厚……
○小平委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 川端君の御意見にはまつたく同感でありますから、理事諸君とも御相談の上、御趣旨に沿うように善処いたしたいと思います。
本日は遺家族援護に関する件を議題として議事を進めることといたします。遺家族援護に関しましては、本委員会の使命にかんがみ、各般の調査を進めて参つておるのでありますが、今般遺家族援護対策の骨子ともいうべき戰傷病者戰沒者遺族等援護法案が内閣より提出され、厚生委員会において審議されるに至つたのでありまして、水毒員会としては、その調査上より、この戰傷病者戰沒者遺族等援護法案の概要について、政府当局より説明を求めることといたします。木村……
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は海外同胞引揚に関する件について議事を進めます。海外同胞の引揚げについては、集団引揚げ中絶以来、現在まできわめて困難な情勢にあつたのでありますが、講和條約発効を控えて、今後引揚げ対策には一層の完璧を期さねばならないと思います。つきましては、本日は講和発効後の引揚げ対策、特に集団引揚げ等における航海輸送につきまして、当局においては、これに関する法律案の準備等もいたしておるようでありますので、これが趣旨内容等についてまず説明を聴取いたしたいと思います。運輸省海運調整部総務課長亀山信郎君。
【次の発言】 本日は木村援護庁長官及び上田外務省アジア局第五課長……
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は海外同胞引揚に関する件及び南方諸地域における戰没者の遺骨調査に関する件について議事を進めます。まず南方諸地域における戦没者の遺骨調査に関しまして、過般沖縄におもむき戦没者の遺骨状況を調査しておりました調査団が十八日に帰られましたので、本日ここに関係当局よりその調査の結果につき報告を求めることといたします。まず引揚援護庁長官より概括的な報告を願います。木村引揚援護庁長官。
【次の発言】 それでは引続きまして松永事務官より補足的な説明を聽取いたします。松木事務官。
【次の発言】 承知しました。
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は海外同胞引揚に関する件について議事を進めます。平和條約発効後の引揚げ対策につき、政府当局より説明を求めることといたしたいと思いますが、その前に、在外同胞帰還促進全国協議会副委員長の浦野正孝君より、留守家族の平和條約発効後における引揚げ問題についての御意見を聴取することといたします。参考人浦野正孝君。
【次の発言】 参考人に対する質疑は、政府当局より説明を求めた後に、政府当局に対する質疑とともに一括して許すことといたし、ただちに政府当局より、平和條約発効後に対する引揚げ対策について説明を聽取することにいたします。外務政務次官石原幹市郎君。
○小平委員長 これより会議を開きます。 議事に入るに先だちまして、この際お諮りいたします。過般の理事会におきまして、沖繩諸島における戰没者の遺骨の収容に関して、沖繩当局並びに島民に対して感謝の意を表明することになりましたので、琉球諸島民政長官あてに感謝文案を委員長において作成いたしました。案文を朗読いたします。 終戰以来茲に七年、この間連合国諸国の御好意と適切なる御指導の下に、われわれは農再建のため献身の努力を続け、今や平和条約発効によつて、再び国際社会に復帰の念願なり、平和的、民主的独立国家として、世界平和の為に貢献すべき日を迎うるに到りましたことは誠に喜びに堪えないところであります。 ……
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は海外同胞引揚に関する件並びに引揚援護に関する行政機構の改革について、関係当局より説明を聽取いたしたいと存じます。
まず海外同胞引揚に関する件について、岡崎外務大臣より今後の方針、対策等につき説明を聽取いたしたいと思います。岡崎外務大臣。
【次の発言】 これより本件に関する質疑を許します。玉置信一君。
【次の発言】 堤委員。――堤委員に申し上げますが、大臣との約束の時間が大分経過しておりますので、簡明に一問だけお願いします。
【次の発言】 これにて海外同胞引揚に関する件について政府当局に対する質疑は終了いたしました。
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は戰犯抑留者等の問題について議事を進めます。独立後の今日、戰争犯罪人として海外に服役している者は、フイリピンに百十一名、マヌス島に二百六名であり、われわれといたしましても、これら受刑者の内地服役を要望するものであります。本件につきましては、先般の当委員会におきましても、外務大臣より説明を聽取したのでありますが、本日ここにあらためて関係当局よりこの問題に関する説明を聽取し、続いて委員各位の御質疑を受けたいと思います。まず援護庁長官より説明を聽取します。援護庁長官。
【次の発言】 次に本件に関しまして、法務府当局より説明を聽取いたします。矯正保護局長古……
○小平委員長 これより会議を開きます。 この際お諮りいたしたいと存じます。南方地域における残留同胞引揚げにつきまして、本月十二日スマトラより引揚げて来られた方々より、スマトラ島における残留同胞の実情等について聴取いたしたいと思いますが、一応今国会の会期は本日で終了することになつておるのでありましてもし閉会になつた場合には、閉会中審査案件の付託により審査を進めることとなりますので、院議により案件が付託された場合に行うこととして、六月十二日にスマトラから引揚げられた宮山滋夫、川路進、早川清の三君を、本委員会の参考人として招致いたし、実情を聴取することに御異議ありませんか。
○小平委員長 これより会議を開きます。 本日は南方地域における残留同胞引揚促進に関する件及び外地における戰犯抑留者に関する件について議事を進めます。 南方地域における残留同胞引揚促進に関する件につきましては、前回の委員会におきまして政府当局より説明を聴取いたしたごとく、なおスマトラに百五十名、ルバング島三名、仏印に数十名に上る同胞が残留しているのでありまして、われわれとしてもすみやかにこれら同胞の帰還を望むものであり、これにつき残留者の実情を明らかにいたしたいと思うのであります。つ また外地におけ戰犯抑留者に関する件につきましては、講和條約発効後の今日、いまだ三百十七名が外地に服役してい……
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は遺家族援護に関する件、在外資産に関する件及び在外公館等借入金に関する件について議事を進めます。
まず遺家族援護に関する件について、援護庁長官より戰傷病者戰没者遺族等援護法の施行状況について説明を求めることといたします。木村引揚援護庁長官。
【次の発言】 本件に関する質疑を許します。若林君。
【次の発言】 池見茂隆君。
【次の発言】 本件につきましての御質疑は、この程度にいたします。
【次の発言】 次に、在外資産に関する件並びに在外公館等借入金に関する件について、質疑を許します。庄司一郎君。
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日は、遺家族援護状況調査のため派遣せられました委員より、現地調査報告を聴取いたすことといたします。
【次の発言】 これより関東、中部地方の遺家族援護の状況を調査いたしました経過について、簡單ではありますが、その概要を報告申し上げます。
今回の実地調査は主として各地における戰傷病者戰没者遺族等援護法の実施状況を調査いたしたのでありまして、関東・中部班の調査の対象といたしました県は、長野県、新潟県、群馬県及び日程を追加して調査して参りました栃木県の四県であります。
御承知の通り、戰傷病者戰沒者遺族等援護法は、本国会において成立し、法律第百二十七号とし……
○小平(久)委員 ただいまルース台風の被害状況の御視察の報告を承りましたが、私は面接ルース台風に関するばかりでなく、実は過年度の関係についてごく簡単なことだけひとつ伺つておきたいと思います。それは前回の国会におきまして、過年度分の災害復旧について、本年度の予算の配付にあたりまして、約十億足らずの金を調整用に残しておくという回答が、多分建設当局からあつたと思うのであります。あれから大分日時もたつておりますし、その後各県の財政収入の関係等も、もちろんはつきりいたして来たでありましようし、各県に対する従つて配付の率等もすでに決定いたしたのではないかと思います。たまたま今渇水期でありますし、これは一日……
○小平(久)委員 本法案の第三条には道路法第二十条第二項の規定にかかわらず、建設大臣が左の各号に該当するものについてはみずから料金を徴収することができるというような規定があるのでありますが、これは実際問題としますと、たとえば国道でなく府県道などについて、建設大臣がみずから工事をすることができるという意味でありますか。
【次の発言】 そうしますと国道自体についてはまず料金をとらぬということが、その規定があろかどうか存じませんが、おそらく原則だろうと思います。国道自体について料金をとる工事がやれるということはどこに規定してあるのですか。
【次の発言】 先ほどの御答弁によると、第三条は本来地方自治体……
○小平(久)委員 私はごく簡單に二、三点だけ伺います。 先ほど第四條の規定が問題になりましたが、先ほどの質問のうちにもありました通り、法の建前が逆に書いてあるような気がいたすのであります。そこで実際問題としては、合同会議によつて、どういう土地を收用するとか使用するとか、あるいはどういう家屋を收用、使用するということが大体はきまつて、それから具体的に調達局長の方に流れて行くというお話でしたが、しからば合同委員会で大体のことが決定するまでに、大体どういつた土地とか家屋を使用、收用するということについて、関係人や内外の意見を徴するということがあつてしかるべきだとわれわれは考えるのですが、そういう点……
○小平(久)委員 関連して……。ただいま第十八條の、不当に高額の報酬を要求する行為という点で、池田委員から御質問がありまして、これに対して提案者は、不当にというのは、前條の第十七條によつて、報酬の額は都道府県知事がきめる、そのきめた以上は要するに不当だ、そういう趣旨の御答弁のように聞きとれたのでありますが、私はそこはちよつとおかしいのじやないかと思います。そう申しますのは、罰則との関係を見ますと、第十七條に対する罰則は、二十五條で規定し、十八條に対する罰則は、二十四條で規定いたしておるようであります。しかもこの都道府県知事がきめた報酬額以上にとつた場合には、三年以下の懲役もしくは三十万円以下の……
○小平(久)委員 まず修正案を申し上げます。 宅地建物取引業法案に対する修正案 宅地建物取引業法案の一部を次のように修正する。 第二十四条第二号中「又は第十八条」を削る。 第二十五条中「第十四条又は第十七条第二項」を「第十八条」に改める。 第二十六条を次のように改める。 第二十六条 第十四条又は第十七条第二項の規定に違反した者は、五万円以下の罰金に処する。 第二十七条第二号中「第九条」を「第九条、第十五条」に改める。 同条中第三号を第四号とし、第四号を第五号とし、第三号として次の一号を加える。 三 第十六条の規定に違反した者 同条に第二項として次の一項を……
○小平委員長 ごあいさつ申し上げます。過ぐる第十三回国会におきまして皆さんの御推挙のもとに委員長を勤めさせていただきましたが、大過なくこれが勤まりましたことは、皆さんの御援助のたまものと非常に感謝をいたしておるところであります。なお今回引続きまして、ただいま各位の御推挙によりまして、再び委員長の席を汚すことになりましたが、御承知の通りの微力でございますので、委員各位の心からなる御協力を切にこいねがつてやみません。以上、きわめて簡単でありますが、ごあいさつを申し上げます。(拍手)引続き理事の互選を行います。その方法についてお諮りいたします。
○小平政府委員 東南アジアの貿易の振興につきましては、ただいまお話がありました通り、大臣からすでに述べられたような方向に大体行つております。特にただいまの経済外交の問題でありますが、これにつきましては、東南アジア方面の経済事情を詳しく調査しまして、どういう面で進出することが適当であるかというようなことを調査するというような見地から、経済使節団等の派遣をはかるとか、あるいは技術の面におきまして、先方の技術者をこちらに呼ぶとか、あるいはこちらに来て技術の習得をしたいというような希望者にはその便宜をはかるとか、こういつた面で今後努力をいたして参りたいと考えておる次第でございます。
○小平委員 動議を提出いたします。理事はその数を五名とし、これが選任につきましては、選挙の煩を省きまして、委員長において指名せられんことを望みます。
○小平政府委員 承継の事務につきましては、御説の通り、一切の帳簿等につきまして、また特に債権、債務等の関係につきましても実際の証拠書類等も照合いたしますし、また現品の照合につきましては照合をいたすべきが当然だと存じております。ただいま事案になつております場合につきまして、具体的にどういう事情であつたかは実は私もよく存じませんので、その点はお許し願いたいと思うのでありますが、具体的なことにつきましては担当官から御説明申し上げたいと思います。
○小平政府委員 お答え申し上げます。ただいまお話がありました通り、公共事業令及び電気事業再編成令が失効になり、無法律の状態に立ち至りましたことにつきましては、まことに遺憾に存じます。政府といたしましても、御承知の通り第十三国会におきまして、その有効期間の伸長に関する法律の提案を申し上げたのでありますが、不幸にして議決に至りませず、継続審議ということに相なつておりました。ところが第十四回国会が開会早々にして解散になりましたような関係で、遂に廃案となつてしまつたわけであります。そこで政府におきましても、衆議院の解散後に招集になりました参議院の緊急集会に提案をしたならばどうかということも研究いたしま……
○小平政府委員 わが国の化学工業か、将来わが国全産業の構成の上においてどういう地位を占めるべきかというお尋ねと思いますが、通産省といたしましては、化学工業、特にただいま問題になつておりまする肥料工業におきましては、御承知のように原材料等もすべて国内産で間に合うという状況から考えましても、将来ともこの肥料工業はあくまでも育成をいたして参りたい、それによつてひとり国内の需要を満たすばかりでなく、重要なる輸出産業といたしましても育てて参りたいと考えております。
【次の発言】 先ほども申しました通り、通産省といたしましては、この肥料工業は、輸出産業面から考えましても、どこまでも育てて参りたいという考え……
○小平政府委員 本問題が円満に解決を見るということにつきましては、ただいまお話の通り、私ども衷心からそれを願つておるわけであります。ただ御承知のように本件のこの水利権の許可等にあたりましては、当時建設省の方からも、本件に関連して起るであろう問題につきましては、地元の福島県当局等において十分これがあつせんをいたし、円満に解決するようにとい態度であつたようでありますので、通産省としましては、ただいまのところ、もちろん円満解決を希望いたしますが、成行きを静観して参りたい、かように考えております。
【次の発言】 お答え申し上げます。ただいまの御質問に対しましては大体御同様の趣旨の御質問が昨日もあつたわ……
○小平政府委員 今澄委員の御意見につきましては、われわれも大いに啓発されるところがあるのであります。今後の貿易の進展をはかりますためにどいう手段をとつたらよろしいかということにつきましては、先ほど局長からも当局においていろいろ考えておるところを申し上げたのでありますが、さらに当局としましては、これが具体的な施策を講じまするために各方面の知識を集めてやりたい、こういうことで貿易審議会とも称すべきようなものをつくりまして、今後ただいまお話のありましたような点につきましても、これを十分しんしやくをいたし、万全の策を立てたいと考えておるわけであります。なお貿易は、管理貿易にした方がいいか、あるいは自由……
○小平政府委員 だんだんの御意見ないいし御質疑でありますが、ただいまのお話によりますと、繊維関係の企業につきまして、中でも中小の企業につきまして、終戦直後何か政府が特に奨励でもして拡充をやらしたというようなお話のようでありますが、そういつた特に拡充を勧めたとか思惑を勧めたというような点はないと思います。しかしながら、ただいまお話の通り、特に繊維界、中でも中小の業者の方が非常にお苦しみであるという現実につきましては、われわれもよく承知をいたしておりますので、これにつきましては、政府としましてもできるだけの対策を立てたい、こういうことで及ばずながら努めておるわけであります。先ほど中小企業庁長官から……
○小平政府委員 長谷川委員の御質問にお答え申し上げます。憲法第九条の第二項は、その目的が侵略にあろうともあるいはまた自衛にあろうとも、戦力の保持ということを禁じておることは間違いないと思うのでありますが、ここに申しますところの戦力というのは、近代戦争を遂行できます程度の装備あるいは編成を備えました、人的、物的に組織化された総合力である。もちろん戦力の要素には違いありませんが、単なる武器そのものは戦力ではない、かように解しておるのであります。従つて武器の製造を認めるということは、この憲法の規定に違反するものではないというようにわれわれは考えておるわけであります。
○小平政府委員 今澄委員のお尋ねは、鉱山、とくに金鉱山の対策について通産省は根本的にどう考えておるかというのが第一点でございますが、通産省といたしましては、もちろん広くわが国産業の育成ということが一大任務であります。またなるほどただいまのところは金そのものが通貨のもとにはなつておりませんが、われわれとしては長い目で見たとぎに、国際決済の手段としての金、あるいは広く一般民生のための金ということにつきましては憂慮いたしておりますので、これをどこまでも助長いたして参りたい。少くとも企業として成り立つところまではわれわれといたしましてはめんどうを見て参りたいと考えております。先ほど来いろいろと企業者あ……
○小平政府委員 御承知のように、肥料、特に春肥の問題につきましていろいろ話題に上つておりますので、最近の情勢につきまして御報告申し上げたいと思います。 硫安の生産につきましては、国内需要が約百五十万トンに上ることは御承知の通りであります。これを確保いたしますとともに、輸出産業としての基礎を確立するために、増産に努めて来ました結果、本年度は約二百万トンの生産を確保し得るに至つたわけであります。これを前年度からの繰越し在庫を合せますれば、大量の輸出が可能となるに至つたのでありますが、昨年の夏ごろから硫安の国際相場は急激に下落し、国際競争はきわめて困難な状態に立ち至つたのであります。ここにおきまし……
○小平政府委員 本法制定当時におきましては、御承知のように政府貿易が行われておりましたので、輸出品を政府に引渡すというような場合もございました。しかるに現在ではそういう方法もなくなりましたし、また一面から申しますと、従来ごの表示を行います責任者としては、輸出業者あるいは生産業者等だけでありましたが、その他の中間業者等につきましても、これが表示の責任を今後は負わして行こうという趣旨から、今回はその第二条の中において輸出業者ということをむしろうたわぬということにいたしたのであります。
【次の発言】 従来の制度における弊害でありますが、従来は、大体個々の会社等がやつておつた面が非常に多いわけでありま……
○小平政府委員 旧兵器、航空機等の生産制限に関する件は、御承知のようにポツ勅でありましたが、昨年の十月二十四日であつたと思いますが、それをもつて有効期限が切れました。従いまして、それにかわる何らかの法規制が必要でありましたので、当局におきましては、その準備を急いでおつたのでありまするが、またまた国会の解散等もありまして、その後無法律と申しますか、旧兵器、航空機等の生産制限に関する件にかわる法律が、今日までできないままにおつたという状況でございます。
【次の発言】 先ほども申し上げましたが、昨年の十月二十四日までポツ勅が有効でありまして、従いまして現在生産をいたしておりますのは、大部分がそのポツ……
○小平政府委員 御懸念の点はまことにごもつともだと思うのでありますが、武器生産につきましてはなるべく専門的な分野を利用していただく、こういう方針で行きたいと思いますので、必ずしも大企業にだけこの受注が集中するということもないかと思います。すなわち特殊な技術を持つておりますならば、中小企業においても受注が可能であるという面が開けると存じますし、また一面におきましては、大企業が受注をいたしましても、これがいわゆる下請の関係におきまして中小企業にも相当仕事が流れて行くということが予想いたされるのであります。この間にありまして大企業が特に中小企業を圧迫するというような事態がもしかりにありますならば、こ……
○小平政府委員 輸出信用保険法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 輸出信用保険は、制定以後数次の改正を経まして、現在四種類の保険を包含する制度に発展しているのでありますが、最近の輸出取引の実情にかんがみ、輸出振興の本旨を達成いたしますために、なお制度上改善、追加を要する点を生じておるのでありまして、本法律案は右の立場から新たに外国為替銀行の荷為替手形の買取りについて生ずる危険を担保する輸出手形保険を創設いたしますとともに、既設保険につきまして若干の改正を加え、もつて本保険制度の利用度を高め、普及をはかることにより、輸出の振興に資せんとするものであります。 今回の改正のう……
○小平政府委員 まず不正競争防止法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 先般発効いたしましたるわが国と連合国との間の平和条約に付属しておりまする宣言に従いまして、わが国は、近く国会の御承認を得ましたる上、いわゆる貨物の原産地の虚偽表示の防止に関するマドリツド協定に加入することになつております。そもそも自由競争に立脚した経済の健全かつ公正な運営は、国際信用を高め、貿易を振興し、わが国経済再建の原動力となるものでありまして、政府といたしましても、すでに去る昭和二十五年、当時の不正競争防止法を大幅に改正強化いたしておるのでありまして、現在協定の趣旨はおおむね織り込ま……
○小平政府委員 御質問の第一点は、今後の駐留軍の発注の見通しということであります。これにつきましては、最近までにすでに発注を見ましたもの大体二千万ドル、今後アメリカ会計年度内において大体三千万ドル程度と見込まれておつたのでありますが、ごく最近におきましても、すでに一千万ドルほどの発注もありましたので、今日の状況をもつていたしますならば、大体旧発注額、当方から申せば受注額が約三千万ドル、今後の受注見込高が三千万ドルないし四千万ドル程度、若干ふえて参つておりますが、その程度ではなかろうかと一応推定をいたしておるわけであります。 それから第二の御質問の点でありますが、出血受注をしたものに対して何ら……
○小平政府委員 本法案を御提案申し上げました趣旨があまりはつきりしない、こういうお言葉と拝聴いたしました。この点は、再三申し上げております通り、現実に武器の生産が行われておるのでありますが、世上ややもするとこれが濫立の傾向にありまして、いわゆる出血受注といつたようなことも非常にやかましく論議されておることは、御承知の通りであります。そこでこれをこのままに放任するということは、業界自体のためにも適当ではない。許可制度をしくことによりまして、生産分野等もこれを整理をいたし、確定をいたしまして、その間における無用の競争を排除いたして行く、そのことが業界のためでもあろうということであります。それからま……
○小平政府委員 加藤委員の輸出陶器用金液についてのお尋ねは、一々ごもつともでありまして、通産省としましてもその間の事情をよく承知はいたしておるわけであります。加藤委員も御承知のように、今回の金に関する政府の処置というものは、金鉱業が非常に窮地に陥つておりまして、各方面からこれに対する施策の要望がございましたので、大体その声にこたえてやつたわけでございます。その反面の影響といたしまして、特に輸出用の陶磁器関係の金液の使用者に、相当の影響があるのではないかということが心配されるわけでございます。そこで当局としましては、販売価格の制限をやめるわけでありますので、でき得べくんば国内産の金を使用してもら……
○小平政府委員 附帯事業の範囲をどう解釈するかという点につきましては、御承知の通り促進法にも明文がございません。従いましてこれはもつぱらそのケースケースによつて具体的にこれを判断いたす以外にはないかと思うのであります。それにはもちろん社会的なあるいは経済的な影響ということも十分検討しなければなりませんし、またその他の関係の機関とも十分に協議をしなければならないことでありまして、ただいま話題になつておりまするセメント工場の建設につきましては、当局としましては以上申しましたような諸点につきまして目下検討中なのでありますが、詳細につきましては公益事業局長から御答弁いたします。
○小平政府委員 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。御承知のように中小企業信用保険法は、中小企業者に対する事業資金の融通を円滑にするため、金融機関の中小企業者に対する貸付につき政府が信用保険を行う制度として昭和二十五年十二月に発足をいたし、さらに一昨年十一月の改正により指定法人の行う中小企業者の債務の保証をも保険の対象に加えて今日に至つたものでありまして、もつぱら中小企業者の信用を補完することにより中小企業金融の円滑化に寄与して参つたのであります。今制度発足以来の利用状況を見ますと、金融機関を相手方とする保険におきましては、満二年間の付保実績が九千八百件、約百……
○小平政府委員 輸出取引法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 昨年輸出取引法を制定いたしまして、国際信用を高めるために、不公正な輸出取引の防止をはかり、輸出取引の秩序を確立する必要上、輸出業者の協定または輸出組合の設立を認めて参りました。しかるに一方輸出取引におきましては、これら輸出業者間の協定または現行法による輸出組合の活動をもつてしましてもいまだ仕向国の不安を除去し、かつ国内の輸出取引の秩序を確立するためには不十分な場合が生じてきました。他方輸入取引の面におきまして、現行法には何らの規定がありませんから、過度の競争から貴重な外貨を浪費する結果を生じ、あるいは通商協定の……
○小平政府委員 先ほど農林省側からお答えがあつた通りの経過をもちまして、二月の十六日に肥料対策委員会から答申があつたのでございますが、ただいまお尋ねの春肥の価格引下げに関します委員会の答申の中に、御承知の通りの四つばかりの条件が掲げてあるわけであります。そこでお尋ねの件は、いわゆる出血輸出によつてこの問題が起つた関係もありますから、それとの関連において春肥を下げるということが第一と思いますが、通産省としましては、いわゆる出血輸出による赤字という問題は別個の問題といたしまして、これはあくまでもその損失というものを国内の需要家には転嫁いたさないという、別途の道においてこれが解決をしたいという考えで……
○小平政府委員 電産、炭労両ストの場合におきまする通産省のとつた態度についてのお尋ねでありますが、通産省といたしましては、電力の関係におきましては、これが産業への影響という観点から、この影響を調査いたしました。また炭労ストの関係におきましては、もちろんこれについても他の産業への影響という点も考慮しなければなりませんが、同時に鉱山保安法の主管という立場におきまして、炭鉱の保安の関係から善処しておつたわけであります。争議そのものにつきましては、御承知の通りこれは通産省の所管ではないのであります。従つて直接この争議の収拾等に介入するというようなことは、むしろ極力避けなければならない立場に置かれており……
○小平(久)委員 国民の久しく待つておりました中国からの引揚げにつきましては、各方面の御努力によりまして、その端緒が開かれ、逐次実現されておりますことは、まことに喜びにたえないところであります。しこうして、ただいまその間の経過につきまして御説明がございましたが、さしあたりわれわれ国民が、また特に留守家族の方々が、あるいは中国にありまして祖国に一日も早く帰りたいと望んでおられる方々が一番心配いたしておりますことは、ただいま最後にお話のありました第四次引揚船の出港の遅れておる問題であろうと思います。この問題につきましては、ただいまの御説明にもありましたごとく、多少いざこざがあるということであります……
○小平(久)委員 私も平野さんに一、二点お伺いいたしますが、まず最初に、先ほど平野さんから、高橋委員の質問に対しまして、乗船代表の行動に関しては帰国協力会というものを三団体でつくつている、その事務局長が日本平和連絡会の代表である阿部さんであるから、阿部さんに聞いてほしい、こういうお話がありましたが、帰国協力会の帰国というのは、言うまでもなく華僑の帰国だと思いますが、その帰国協力会なるものは、いつどういう事情でできて、またそれには日赤も含めて、友好協会及び平和連絡会、この三者が加入しておるものかどうか、この点をお伺いしておきます。
【次の発言】 そういうことになると、ただいま受田委員からも御質問……
○小平(久)委員 時間が大分経過しておるようですから、ごく簡単に御質問申し上げます。ただ、念のため私は申しておきますが、今回の華僑の遺骨送還の問題が本委員会で取上げられましたことは、本委員会は申すまでもなく在外同胞引揚特別委員会で、在外同胞引揚げの見地から審議しているのでありますが、たまたまこの華僑の遺骨送還の問題が起きて、同胞の引揚げが遅れては困るという気持から、このように熱心にこの問題が取上げられておる。しかし華僑の遺骨送還を促進することが当委員会の本来の問題ではない。さらにまた、過般の第十三回国会だつたと思いますが、当委員会の決議に基き、本院といたしましても、この邦人の異例の送還に関する……
○小平(久)委員 私は、簡単な点を一、二伺います。先ほど同僚委員の諸君から舞鶴の視察をされた御報告があつたのでありますが、その報告によりますと、今回の第四次の引揚げが四船同時に帰着する可能性もあるわけなのですが、それにつきましても、われわれが非常に心配いたしますことは、従来しばしば舞鶴において業務の遂行上トラブルがあつたということであります。しかも今回は、同時に四船も入つて来るということになると、なおそういう心配があると考えられるわけであります。その間また従来は、話の行き違いからかは存じませんが、中には扇動的な言辞あるいは行動等もあつたやに聞くのでありますが、そういう面に対して、当局としては何……
○小平(久)委員 先ほど来皆さんのお話を伺つておるのですが、私は結論だけちよつと承りたい。 局内の秩序維持の問題につきましても、今の長官のお話を承つておりますと、長官の親心あふれた気持はよくわかるのでありますが、前回この委員会におきましても、秩序の維持の点について善処をお願いしておつたのでありますが、たまたま予期に反してごたごたが起きて、そのうち小松女史の問題なんかありますが、先ほどの御説明では、小松女史は拉致されたというような言葉を長官はお使いになつておるようであります。こういう場合に、法律的な解釈はどうなるか、よく存じませんが、かりに本人の意思で入つたといたしますならば、これは来出入りを……
○小平(久)委員 私は、関連して一点だけ簡単に法務大臣にお聞きします。 先ほど、戦犯者の巣鴨における待遇について、法務大臣がたいへんあたたかい気を配つてかかつておることを承つたのでありますが、ただ、しからば、従来の巣鴨における戦犯に対する処遇に比して、今後日具体的にどういう面に御改善をなさろうとお考えか。なるほど、いろいろ慰安のことなどに気をお配り願うのもけつこうでありますが、私は何回かあそこを訪れましたが、卑近な例で申しますと、たとえば服装等にしても、ああした画一的な服装を何もさしておく必要もないじやないかというような気がいたしておるのであります。あるいはまた食事等についても、従来どの程度……
○小平(久)委員 動議を提出いたします。理事はその数を七人とし、委員長において指名せられんことを望みます。 西委員長 ただいまの小平君の動議に御異議ございませんか。
○小平(久)委員 ただいま外貨予算の資料の要求があつたのでありますが、それと同時に先ほど官房長からお話がありましたが、開銀の融資計画、これもひとつ早い機会に御提出願います。
○小平(久)委員 私は武器製造法案につきまして、特に本案が前国会に提出された当時とただいまとでは大分内外の情勢がかわつておる、そういう点で若干御質問いたしてみたいと思います。ただ質問の順序といたしまして、前回提案されました法案と今回の案とにつきまして、大体同じようでありますが、どういう点が違つておるのか、この点を先に局長でけつこうですから、一応総括的にお答えを願います。
【次の発言】 ただいまの局長の御説明の通り、本法案そのものは本質的に何ら異なつておらない、一点だけ技術的なる訂正が行われたというだけのようでありますが、私はここで次に大臣にお尋ねをいたしたいと思うのであります。
先ほども申し……
○小平(久)委員 本法案は前国会において当委員会においても十分審議されたところでありますので、大体問題点は論議し尽された観があるのでありますが、本国会にあらためて提出されましたので、私はことに重要と思われる数点につきまして当局の御所見を承つておきたいと思います。
まず第一に承りたいと思いますことは、本公庫を創設するねらいとでも申しますか、中小企業向きの全金融機構の中にあつて、本公庫はどういう機能をさようというのがねらいなのか、この点をまず最初に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明にもあります通り、本公庫は、要するに長期にして安定せる、しかも低利の資金を中小企業者に供給し……
○小平(久)委員 今回の改正案によりますと、従来の保険金額は、保険価額に対しまして百分の七十五であつたものを八十にする、これは金融機関の場合でございますが、それから保証協会の場合には、従来百分の五十であつたものを六十にする、それぞれ引上げになつておりましてたいへんけつこうだと思うのであります。ただここで考えられますことは、特に最近における金融の情勢、それも中小企業者のうちの特に小さいもの、いわゆる小企業者と申しますか、それらの人たちが、最近はやりのいわゆるやみ金融等にたよる部面が非常に多くなつて来ておる。それがまた業者への非常な圧迫にもなつておる、こういうような見地からいたしますならば、もう少……
○小平委員長代理 加藤清二君。
○小平委員長代理 以上をもつて参考人各位の御意見の御開陳は終了いたしました。質疑の通告がありますから、順次これを許します。長谷川四郎君。
○小平(久)委員 関連して先ほど主計局長の御答弁のうちに、公庫法に規定する中小企業のわくに入らない自転車産業の大企業、それには回収金の運用によつてまわせる、こういうようなお話がありましたが、たとえば今年度はこの分の回収金があるのですか。
【次の発言】 そうすると、おそらく大企業に融資できるものは一億四千数百万円である、こういうのですか。この点も先ほど主計局長の御答弁によると、競輪にまわす分もせつかく公庫というものができるのだから、これに統一して融資をしよう、こういう趣旨で繰入れたのだ、こういうお話ですが、この点は不徹底に、なるわけですが、それはどうお考えになりますか。
○小平(久)委員 私はただいま修正可決を見ました中小企業金融公庫法案につきまして、各派の共同提案になる附帯決議案を提出いたしたいと存じます。 まず案文を朗読いたします。 中小企業金融公庫法案に対する附帯決議 本公庫の運用に当りては次の諸点を特に留意すること。 一、貸付対象に就いては通産省所管の業種にウエイトを置き、農林漁業金融公庫の業務との重複を避けると共に、両公庫の貸付対象の間に間げきを生ぜざるよう業務の調整を図ること。 なお、可及的速かに農林漁業等原始産業に直結する事業に対する融資は、農林漁業公庫において取扱うよう措置すること。 二、貸付金利年一割は高きに失するを以つ……
○小平(久)委員 商工会議所法案の提案理由を御説明申し上げます。そもそもわが国の商工会議所は、明治中期の商業会議所条令以来、商業会議所法、商工会議所法及び商工経済会法とそれぞれ時勢の進運に伴い根拠法規に若干の変遷はありましたが、この間約六十年の長きにわたり経済の改善発達をはかるための地域的総合団体として公法人的性格を与えられ、また現実にもわが国経済の発展に寄与するところが少くなかつたのであります。しかるに、戦後は、占領下において民法による社会法人として全面的な改編を余儀なくされ、そのまま今日に及んでいるのでありますが、その間の経験にかんがみますに、単なる民法上の社団法人としてでは、現存する四百……
○小平(久)委員 私は本案の審議に関連して動議を提出いたします。 小川君の御質問はまだ残るようでありますが、先ほど来の質疑応答を聞いておりますと、提案者の方にもどうも確固たる信念も若干欠けておるようにとれる節も大分あります。申すまでもなく、保険事業は非常に危険も伴いますし、やる以上はどうしてもしつかりした万全の策を講じなければならぬと思います。そういう点でこの法案から見ますと、いろいろ関連しておる向きもあるようでありますので、適当の機会におきまして、保険事業者の代表であるとか、あるいは現に組合保険のような事業をやつておる向きであるとか、あるいは再保険業を引受けることになつておる商工中金の代表……
○小平(久)委員 各参考人の御意見を拝聴いたしたわけでありますが、それぞれのお立場からの御意見でありまして、結論的には大部分の方々は本法案を必要となさるという御趣旨のように拝聴いたしました。もつとも前田さんの御意見は、結論的にはどういうことかちよつと不明確でありましたが、それはとにかくといたしまして、本法案の当委員会における審議の過程におきまして、いろいろ問題がございましたが、特に第五条による事業の許可に対しまして、一部の限定された者だけに許可されるではないか、そのために、それに続くような優秀な工場が、資格がありながら、俗に言えば浮ばれない、こういうことが起るではないかということが非常に心配さ……
○小平委員長代理 永井勝次郎君。
【次の発言】 加藤君にちよつと申し上げますが、末高教授は授業の関係で急がれるそうですから、ひとつ簡単にお願いします。
【次の発言】 私は簡単に承りますから、お答えの方も結論だけでけつこうです。まだ鈴木さんと水澤さんにお尋ねしますが、鈴木さんは全面的に反対だとおつしやるし、水澤さんは必ずしも全面的に反対ではないが、既存の民営会社と両立ができるように配意してほしいというような御趣旨とも拝聴いたしました。そこで要するに今回こういつた法案が出たということは、これはたしかに既存の保険会社に対する考え方というものが、ここに残つていたものだとこう二言にして申せば言えると思う……
○小平(久)委員 本日は公庫の発足後最初の委員会でありますので、私は公庫の運営が実際にどんなふうに行われているかという点について、この際一、二点伺つておきたいと思うのであります。 まず第一は、公庫の資金の割当というものが実際にどんなふうに行われておるのか。多分各金融機関別に大体のわく等が決定されて流れて行つているのじやないかと思うのですが、そういう点は実際どんなふうに行われておるのか、これを一点伺いたいと思います。 それと同時に、今度公庫が発足するにあたりましては、先ほど首藤委員からもお話がありました通り、一般中小企業者が非常に期待をいたしておつたのであります。しかして公庫が発足した、こう……
○小平(久)委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を省略いたしまして、山下春江君を委員長に推薦いたしたいと存じます。どうぞお諮り願います。
○小平(久)委員 私は、先ほどちよつと中座いたしましたので、あるいは他の委員からすでにお尋ねがあつたかと思いますが、簡単に一、二点だけ承りたいと思います。 ただいま御質問がございましたが、今すでに給付されております弔慰金あるいは年金等の問題ですが、それについて一番問題になつておるのは、死亡原因と申しますか、公務の範囲ということのようでありますが、この点については、先ほど来いろいろ当局の御意見等も伺つておりますので省略いたしますが、今後当局がおやり願うについては、私は、死亡原因と同時に受給資格者の面についても大いに検討してもらわなければ困ると思います。元来弔慰金は、あの援護法ができる当時におき……
○小平(久)委員 長谷川君の質疑に関連して……。中小企業者の計理指導の話が出ましたが、実に私も日ごろから考えておるのですが、長官の先ほどの御答弁のように、金は借りたい、しかし帳簿もないというところに金は貸せない、これはごもつともだと思う。しかし一般中小企業者、特に小の方の企業者は、帳簿も整つていない、また整える能力もないというのが実情だと思う。そこで通産省中小企業庁も特に力を尽されて、たとえば農業方面ならば農業指導員というようなものが、一箇村なりあるいは二箇村に一人ずついて、農業について実際の経験に照らし、あるいは技術的に指導なさつておる。ところが中小企業の面ではそういうものは何もないのです。……
○小平委員長代理 中崎敏君。
【次の発言】 川上貫一君。
【次の発言】 加藤清二君。
【次の発言】 加藤君、ちよつと申し上げます。一問という話でしたが、大分質問がダブつているようですから、簡単に願います。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
なお次会は十七日午前十時より開会いたします。
午後一時十一分散会
○小平委員長代理 これより会議を開きます。本日は私が委員長の職務を行います。
前回に引続き、通商産業政策の基本方針に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを逐次許します。長谷川四郎君。
【次の発言】 長谷川君、申合せの時間が来ておりますから……。
【次の発言】 川上貫一君。
○小平(久)委員 私は最初に公庫法に関して一点だけ承つておきたいと思います。というのは、御承知のように金融公庫法案を当委員会において審議し、またこれを可決する際に、多分十箇条であつたと思いますが、附帯条件を付して可決をしたはずであります。その中でもちろんその後、たとえば十一大の銀行等を代理店に使うというような点で、委員会自身が了解して変更したという点もあると思いますが、その他いろいろな条件について、その後当局としてどういうような処置をとられたか。また中には、そういう処置をとつていないものもあると思いますが、そういうものについて今後どういう処置をなさろうとされておられるか。そういう点についてこの……
○小平(久)委員 大体質疑は尽されたようでありますが、二、三簡単に伺つてみたいと思います。第一にこの事業の許可関係でありますが、今回の法案によりますと、第五条においてこれを規定いたしまして、いわゆる地域独占の従来のきめ方を改めたということですが、これを法文について見ますと、現行法の第二十八条においては、なるほど「同一の地域を供給区域とする二以上の公益事業の許可をしてはならない。」こういう明文があつたわけでありまして、これは今回の法案では明らかに削除されておる。この点はわかるのでありますが、ただこの第五条の主文の書き方であります。これによりますと「通商産業大臣は、第三条の許可の申請が左の各号に適……
○小平(久)委員 ただいま可決されましたガス専業法案につきまして、各党共同提案にかかる附帯決議を提出いたしたいと思います。 まず決議案文を朗読します。 附帯決議案 本法案の運用に当り、政府は、特に、次の点に留意して、万遺憾なきを期すべきである。 一、ガス拡充五カ年計画を強力に推進して、夥しい未処理需用家数の絶滅を速やかに図ること。 二、従来のガス事業者の営業方針は、普及率の向上よりも、需用家当り使用量の増加を重点としているか、今後は普及率の向上を重点とする様業者を指導監督すること。 三、従来のガス事業者中、ガス使用申込の場合、ガス器具の抱合せを条件とし、又は多量使用申込者に限……
○小平(久)委員 かねての大臣のお話によりますと、二十九年度の外貨予算の編成につきましては、今月末ごろまでには大体閣僚審議会の議を経て成案を得るだろう、こういつたお話でございましたし、また新聞等に一部伝えるところによりますと、大体今朝あたりの審議会で決定を見るやに聞いておりますので、かねて外貨予算編成の方針なりあるいは大体の規模なり等については御説明を承つておりましたが、今日すでに確定を見ましたものならば、その概要についてでもこの機会に御説明を願つておきたいと思います。
○小平(久)委員 今回の石油資源探鉱促進臨時措置法案に対しまする考え方といいますか、これは私は大体始関君から披瀝されたと同じような考え方を持つているのでありますが、これを一覧して感じますことは、この試掘の関係において、あるいはこの業務または経理に関する勧告等の関係において、大体業者の出方を待つてやる、いわば事後処理的なことを考えておる。現在の石油会社、特に最も大きな比率を占めております帝石というものが民間会社にすぎない、こういう立場からすれば、今回のような立法の建前というものもやむを得ないものかとも思いますが、しかし現在当局においても探鉱の五箇年計画というようなものまでも立てて、これを強力に推……
○小平(久)委員 本案は非常に簡単な案であり、その趣旨にも別段異存はないのでありますが、提案の理由によりますと、現在鹿児島においては出張検査をいたしております。その受託出張規則に基いて、出張職員の旅費その他を地元で負担するということになつておりますが、その旅費は一体どれくらい負担させているのか。実績並びに今後の見通しについて参考に承りたいと思います。 それから、この提案理由によりますと、今回の増設については人員並びに経費の増加は必要でないと書いてありますが、一体どういつた規模で、人員は何人くらいでやるのか。あるいは建物なりその他の検査施設等については一体どんなふうにやつているのか、また今後ど……
○小平(久)委員 本件につきましては、先ほど来各同僚委員の各方面からの御質疑で大体わかりましたが、私伺つておりまして他の委員諸君の感想と同じような感想を持つたわけであります。それで先ほど会社の設立並びにこれに伴う人事等についても御質問がございましたが、いろいろな資金の関係やら何やらを考え合せながらということでございましたけれども、この席でわれわれが受けた印象からいたしましても、ほんとうに共同してこの会社がこれをどこまでもやつてのけるのだという決意が最初からおありであり、また現にそういう決意で臨んでおられるのだとしますならば、その決意を具体的に示すためにも、一日も早く会社が発足する、これを早く急……
○小平(久)委員 各派の共同提案になりました決議案について、その趣旨弁明をいたします。まず附帯決議案文を朗読いたします。 石油資源探鉱促進臨時措置法案附帯決議 一、石油資源の探鉱及び開発に関しては、その重要性、緊急性に鑑み具体的推進力たる予算的措置を強化すること。 二、政府は帝石の持株につき積極的に権利を行使し、本法の監督権と相俟つて増産の実績を充分あげさせるよう措置すること。 三、帝石重役陣の内紛が今後絶対起らぬよう厳重に措置すること。万一再燃する場合は円満解決するまで昭和二十九年度の助成金を支給しないこと。 四、帝石が、その使命を充分速成せざるときは、本法の活用により、石油試掘権の集中……
○小平(久)委員 先ほど厚木さんのお話を聞いておりますと、部落二百戸もある中でごく少数の漁民のためにむしろ砂利採取が妨げられる点が多いというお話が出ておりました。あなたは土地所有者という立場で御出席願つているようでありますが、今お話の土地の収用の関係で、この法律においてはそこに一つの山があると思うのであります。土地の所有者という立場から考えて、こういう規定が砂利採取法の中にあることに対してどういうお考えを持つておられるかをお答え願いたい。 次に天海さんにお伺いしたいのですが、砂利採取法で土地収用の権利を与えることが一体妥当であるかどうかということは、確かに問題点の一つだと思うのであります。ま……
○小平(久)委員 今帆足君から質問の出た点ですが、砂利採取の許可の基準ですね。ただいま始関君の御説明によりますと、通産、建設両省の協議によつて、地方庁にも通牒を出すというようなことでありましたが、もしそういう点について原案などが出ておりましたならば、この際発表しておいてもらう方がいいかと思うのです。なおつけ加えてその点でお尋ねしておきますが、砂利採取業者が採取の事業の合理的な経営が維持できるようにと、これは非常に抽象的に明文になつておるのですが、まあ実際問題といたしますと、砂利の採取地域が隣接をいたして違つた業者がやつておるというような場合には、一方に合理的な経営ができるようにしようと思うと、……
○小平(久)委員長代理 これより会議を開きます。委員長所用のため、本日は私が委員長の職務を行います。
砂利採取法案を議題といたします。
この際議員川俣清音君より委員外発言の申出がありますので、これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは川俣君。
【次の発言】 川俣君に申し上げますが、鉱山局の鉱政課長が見えておりますから……。
【次の発言】 川俣君に申し上げますが、他に質疑の通告者がありますから、なるべく簡単に願います。
【次の発言】 帆足計君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。それでは本案に対する質疑は終局いたしました。
ただいま委員長の手元に山手満夫君外十名……
○小平(久)委員 それではただいまより請願及び陳情書審査小委員会における審査の結果を御報告申し上げます。 本日の日程にございますように、委員会に付託となりました請願は合計百二十件、送付せられました陳情書は三百四件であります。 本小委員会としましては、日程全部につき審議いたしました結果、まず請願につきましては、採択の上これを内閣に送付すべきものと決したもの、第一ないし第二六、第二八ないし第三一、第三四ないし第三六、第五〇ないし第五四、第五六、第五九ないし第六六、第六八ないし第八三、第八六、第九一、第九四、第九六、第九七、第一〇〇ないし第一〇七、第一一〇ないし第一一九、以上であり、その他の請願……
○小平(久)委員 私は実は公取の方においでを願つて特に下請企業に対する不当なる支払いの認定基準に対して一、二伺いたいと思つたのですが、おいでがないようです。この基準をつくるまでには企業庁の方とも十分に連絡があつてきめられておる、こう思いますので、中小企業庁長官の方からとりあえず若干承つておきたいと思います。 まず第一に、先般当委員会で局長さんから、これの実施について目下調査をいたしておる、こういうお話があつたように記憶するのですが、実際問題として、どんな方法で調査を行つておるのか、いわばその中間報告ともいうべきものを、この際承つておきたい。
○小平(久)委員 時間も大分たちましたから、私はごく簡単に対韓貿易の関係、ことにのりの問題等について承りたいと思います。と申しますのは、五月十日に参議院の水産委員会におきまして、原則として韓国からのりの輸入を禁止しろという趣旨の決議を委員会としてなさつておるようであります。私はもちろん参議院の水産委員会のこの決議を云々し、批判しようとする趣旨ではございません。また参議院の水産委員会がいろいろな事情を審査しながら、きわめて慎重にこの決議をお取扱いになつたことも、速記録を見ますとわかりますし、その立場からいたしますれば、ごもつともであるという点もあるのでありますが、われわれ通産委員会の立場からいた……
○小平(久)委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。
私が委員長の職務を行います。
電気事業に関する件につき調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。長谷川四郎君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後四時一分休憩
○小平(久)委員 法案につきましては別段大した問題もないようでありますが、二、三の点についてお伺いしたいと思います。 今回の改正案は、昨年の臨時特例法と当分の間同様の建前でやっていこうというのが主たる点なのでありますが、実は御承知の通り、昨年は特例法を作りますときにもいろいろ論議があったのでありまするが、早急の際でありましたので、一応これでやろうということでわれわれも審議を了したように記憶しておるのであります。そのうちで一番問題になったのは、何と申しましても納入金の性格だろうと思います。二十八年までは言うまでもなく国庫に納めたものを、今度はやはり法律の定めによって自転車産業振興等のために使う……
○小平(久)委員 私は競輪関係から主催者への収入金、これについて若干お尋ねをいたしたいと思います。
まず第一に承わりたいのは、この施行者の指定でありますが、これは都道府県は別として、市町村の関係は自治庁の長官が人口であるとかあるいは市町村の財政状態とかを検討した上で指定をする、こういうことになっておるのでありますが、一体その間に何か基準でも設けておやりになっておるのかどうか、基準があれば一体どんな基準で現に指定なさっておられるのか、この点をまず最初にご説明願いたい。
【次の発言】 きわめて抽象的な答えで満足いたしませんが、何でしたら後ほどその基準を参考に御提出願いたい。
第二に伺いますが、……
○小平(久)委員 二、三点簡単に伺いたいのです。まず最初に、ただいまの説明によりますと、台湾よりのバナナが約四百万ドル、それから。パイナップルのカン詰五百万ドル、これを日台の協定によって入れなければならぬ、こういうお話でありますが、一体これは普通ならば国内の需要というものはどのくらいあるものと推定しておりますか。
【次の発言】 次に、パイナップルがどのくらいになっておるのか。特にパイナップルなどの場合には、直接台湾からでなくして香港あたりを経由して入ってくるというケースもあるように思うのですが、そういう場合には今度の外貨の割当との関係でどういう取り扱いをなさるのでありますか。
○小平(久)委員 まず公庫の関係につきまして一、二承わりたいと思います。質問の順序としまして、今度の提案から見ますと、理事を一名増されるという、しかもそれは支所をふやすとかあるいは直接貸しを始めるとか、こういうことが原因のようでありますが、先ほど来お話もありましたように、大体公庫の出発の際にはその機構というものは極力簡素にしてやっていこう、しかもその窓口というものはやはり従来の金融機関を利用してやっていこう、こういうことがたしか出発の際のねらいであったというふうに承知いたしておるのであります。そこでいろいろ実施しました結果、事情の変化もございましょうから、私は今回の改正に必ずしも反対をするもの……
○小平(久)委員 時間がありませから簡単に一、二点伺います。最初に栗田さんに承わりますが、今度の特殊会社というか、試掘会社、これが話題になってきたのは、そもそもこれは通産省が震源地のようでありますが、あるいは通産省以前に帝石が震源地か何か知らぬが、とにかくわれわれが冷静にながめておりますというと、通産省と帝石は非常に熱心だ。ところがつい最近あなたの方の会社の社長さんの佐々木さんの名前で、この特殊会社ということが話題になっているそうだが大へんけっこうだから促進してくれという趣旨のわれわれへの陳情書か何かちょうだいしました。そこで先ほどあなたの御意見を承わっておりますというと、特殊会社はけっこうだ……
○小平(久)委員 最初に前提として承わりたいのでありますが、日タイ間の貿易協定の概要及び現在の実情についてごく簡単でよろしゅうございますから、あらましだけ承わりたい。
【次の発言】 そこで今御説明のような事情によってバナナも輸入する、あるいはパイナップルのカン詰も輸入する、砂糖も輸入する、これもやむを得ぬと思いますが、従来これらの輸入につきましては、わが国における輸出の振興のために、その輸入権を輸出業者に与えるというような方法がとられておったように承知するのでありますが、今度それを廃止する。それで今回この提案のような方法をとられるわけでありましょうが、その間の事情と今までの方法を廃止したことが……
○小平(久)委員 ただいま委員長より報告のありました通り、去る十六日に出発しまして、昨十八日にわたる三日間、北海道における実地調査をいたしたわけでありますが、その概要をごく簡単に御報告を申し上げます。 十六日に出発をいたしまして、当日は札幌通商産業局長森誓夫君より北海道内における石炭鉱業の概要等につき説明を聴取いたしました。 翌十七日午前九時十五分より午後一時二十分にわたりまして、札幌市グランドホテル談話室におきまして、現地の懇談会を開催いたしたわけであります。その際の出席委員は、田中商工委員長、首藤委員、永井委員、中崎委員、小平委員、笹本委員、鹿野委員、松平委員、さらに谷崎専門員及び中沢……
○小平(久)委員 ただいま議題となりました株式会社科学研究所法案について御説明いたします。 狭隘な国土に八千万を算する膨大な人口を擁し、しかも天然資源に乏しいわが国が苛烈な国際競争に伍して経済の自立を達成するためには、科学技術を振興し、もってわが国産業の技術的基盤を強化することが必須不可欠の要件であることは、論を待たないところであります。さらにわが国産業の技術的基盤を強化するためには、研究活動の一そうの推進が必要であります。思うに最近の研究は、研究分野が著しく専門化していく傾向が強く、今後の研究の方向は、これら分化発達した各分野の研究の総合化を必要としている段階にあるのであります。換言します……
○小平(久)委員 本法案につきましては、今までの質疑によりまして大体了承したのでありますが、若干のことにつきまして私からお伺いしたいと思います。
まず通産大臣にお伺いいたしますが、本法の目的とするところ、さらにまた本法にのっとりまして今後行わんとする施策といったものは大体わかりましたが……。
【次の発言】 ただ、言うまでもなく本法案は、政府のいわゆる総合燃料対策の一環として提案をされたものと思います。そこで例の重油ボイラーの制限とか、あるいは重油関税の復活とか、こういうものの一環としてというか、それらの二法案の附帯のもとに初めてこの法案が完全実施できる、いわゆる三位一体のものであるといわれて……
○小平(久)委員 私は簡単に一、二点承わりたいと思うのでありますが、この公庫の運用のことにつきまして、先ほど来同僚委員からいろいろ御質疑、御意見がありました。代理店のやり方ということが結局一番大きな問題でないかと思うのでありますが、われわれのさきの決議によりまして、熱意のないものは代理を取り消す、こういうことでありましたが、この趣旨も、もちろん先ほど話がありましたように、単に取り消しということ自体が目的ではない。そこで長官からの御説明にも、熱意があるかないかの判断がなかなかむずかしいという話もありました。その過渡的措置としては、今度ワクを減らすというようなことがありました。そういうワクを減らさ……
○小平(久)委員長代理 通商局長はまだ見えておりません。今呼んでいるそうですから、その問題は来てからやって下さい。
【次の発言】 次に鈴木周次郎君。
【次の発言】 阿左美廣治君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、次会は明十五日午前十時より会議を開くことといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十二分散会
○小平(久)委員 科学技術庁の設置につきましては、長い間懸案でありましたことが、ここに具体的に現われましたことについて、われわれも非常に喜んでいるわけでありますが、われわれの間で、この科学技術に関しまする統一的な行政機構を作りたいと考えておった方向からいたしますと、今度の法案に盛られた点だけから考えますと、考えようによれば、やや後退をいたしておるような感がいたすのであります。そこでまず若干承わりたいのですが、今度の科学技術庁を設立するに当って、基本的にはどういう構想を中心としてこの案をお作りになられたのか、今後の科学技術庁の設置の基本的な構想とも称すべきものについて、この際あらためてお示しを願……
○小平(久)委員 関連して一言。先ほど第十一条の第二項及び第三項につきまして文部大臣から御答弁があったのですが、その御答弁のうちで、科学技術庁の長官の資料の提出及び説明を求めることに関してでありますが、これは御答弁によりますと、科学技術の振興及び資源の総合的利用に関して要求があった場合には、文部省としては資料を出す、こういうお話のようでありました。実際問題として、今、各大学の試験所あるいは研究所等において、一体どういう分野のことを主とし、またどういう分野においてどういうテーマを主題として研究が進められておるのか、またその研究はどういう状態にあるのかというような、具体的な説明を、科学技術庁側にお……
○小平(久)委員 簡単に数点だけ、公社法案及び促進法案の両者について質問いたします。 第一の点は、公社法案を通読しまして感ずることは、この公社の、一口に言えば監督というか、そういうことは、いずれも総理大臣がなさる、こういうように書いてあるわけです。それで、別に資金が小さいものを総理大臣がやるのはおかしいと言うわけではありませんが、公社の資金はわずかに一千万円、のみならず、先般科学技術庁が発足をし、その科学技術庁の組織法においては、第八条かによりますと、原子力局の所管が書いてあって、その中には、燃料公社のこともそこでやるのだということが明文化してあるわけです。あまつさえ、正力大臣が今度は科学技……
○小平(久)委員長代理 それでは加藤清二君。
【次の発言】 次は帆足計君。
【次の発言】 帆足君にちょっと申し上げますが、あと中崎さんも質疑したいそうですから、なるべく簡明にお願いいたします。
【次の発言】 中崎敏君。
【次の発言】 笹本一雄君。
【次の発言】 他に御質疑もないようでありますから、本日の会議はこの程度にとどめます。次会は追って公報をもってお知らせすることにいたします。
これにて散会いたします。
午後零時三十五分散会
○小平(久)委員 本問題に関しましては、先ほどからの説明なり質疑なりによって大体承知したのでありますが、関連いたしまして一点だけ伺いたいのです。ただいまもお話がありましたが、輸出の振興ということは、どこまでもやはりある程度の秩序をもってしなければならぬ、われわれもさように考えておるわけですが、特にワン・ダラー・ブラウスのごときが昨年は一昨年に比べると一挙に十倍も伸びたというようなことは、常識的に見ると、やや不規則なようにとれるのですが、一体これは何か特殊な事情があったのかどうか、どういうふうに理解したらいいのかということを一つ簡単に御説明願いたい。それからさらに、こういった増加の傾向というもの……
○小平(久)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は委員長がやむを得ない所用のため出席できませんので、私が委員長の職務を行います。
先般来通商産業大臣、経済企画庁長官並びに公正取引委員会委員長より産業経済施策の大綱並びに独禁法の運用状況等について説明を聴取したのでありますが、本日はこれに対する質疑を行うことにいたします。質疑の通告がありますから順次これを許します。佐々木良作君。
【次の発言】 松尾トシ子君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、残余の質疑は次会に延期することにいたします。
次会は明十六日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十……
○小平(久)委員長代理 本日はこの程度にとどめます。次会は理事会の申し合せにより来る二十一日午前十時より開会することとし、残余の質疑を継続することにいたします。なお来週は二十一日に引き続き二十二、二十三の両日も委員会を開催する予定でございますので、御了承願います。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十三分散会
○小平(久)委員長代理 この際小委員の辞任の件につきましてお諮りをいたします。私的独占の禁止並びに公正取引に関する小委員大倉三郎君及び重化学工業に関する小委員笹本一雄君からそれぞれ小委員を辞任いたしたい旨の申し出があります。この際これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
それでは小委員辞任に伴う補欠選任につきましては、委員長の指名に御一任願いたいと存じます炉・御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
それでは私的独占の禁止並びに公正取引に関する小委員に笹本一雄君を、重化学工業に関する小委員に大倉三郎君を……
○小平(久)委員 高圧ガス取締法の部改正案につきまして簡単に数点だけ承わっておきたいと思います。
今度の改正案でありますが、その提案理由の説明のうちにも、提案理由はもちろん御説明はありましたが、今度のねらいのうちおもなるものがどういう点にあるか。特にこの法律としましては、改正は今度が初めてのようでありますが、今回の改正案のねらいのおもなるところを一つ御説明願いたい。
【次の発言】 ただいまの御説明で、今回の提案の理由が大体わかったのでありますが、その中心をなしますものは液化酸素及びプロパンガスの危険性を防止するというところにあるようであります。液化酸素なりプロパンガスについてのその危険性とい……
○小平(久)委員長代理 田中武夫君。
○小平(久)委員 関連して。配付になった参考意見には、特に全芭連というものが全国バナナ加工業者の団体であり、利益を目的とする団体ではないということをしょっぱなにうたっておられます。ところが今名前の方は、よく見れば卸売というものも入っておるというお話であったが、早い話が、われわれには連合会の正体というものがよくわからない。これは一体法人格を持った協同組合なんですか、何なんですか、その点を一つ伺いたい。 それから組合員というものは何人くらい入っておるのか。それが全国の加工業者なり卸売業者のどのくらいを占めておるか。その点あなたの方の組合員の内容というものを一つ教えてもらいたい。これが協同組合であ……
○小平(久)委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 数年来問題になっておったこの工業用水の法案が上程されたことは非常にけっこうなことであります。そこでただいま詳しく御説明を聞きましたことに関連して一、二伺っておきたいと思いますが、この提案の理由書にも書いてあります通り、工業用水を豊富低廉に確保ができるよう施策をする、ここが一番のねらいのようでありますが、その点については先ほど、現在は大体トン当り二円か三円についておるとか、あるいは今後三円五十銭ないし四円五十銭ぐらいになるだろうとかいう説明がありましたが、この法案の目的は特に水源を確保して、結局は重化学工業等における対外競争力を強化する……
○小平(久)委員長代理 本日はこの程度にとどめます。次会は明二十八日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後四時二十四分散会
○小平(久)委員長代理 多賀谷真稔君。
【次の発言】 田中君の御発言ですが、本日の委員会は理事会の申し合せによって進行していますので、また特にただいまの御発言ですが、それは後ほど理事会に諮って決定いたしたいと思います。加藤清二君。
○小平(久)委員 ただいま議題になりました電源開発促進法の一部を改正する法律案でありますが、一見してこれはきわめて当然なことであり、法案自体もまたきわめて簡単なように見えますが、よく考えてみるとなかなか複雑な問題であるようにも思われます。そこで私は簡単に二、三の点について承わります。 第一に、今回の改正案の内容は三、四点あるようですが、一番大きな問題はいわゆる下流増の調整をやる、こういうことであると思うのであります。そこでちょうだいした参考書類等を見ますと、たとえば旧日発法にもそういう点についての規定があったようでありますし、またアメリカにも同様の趣旨の立法があるようであります。そこで今度の……
○小平(久)委員長代理 この際お諮りいたします。木材利用の合理化に関する小委員長より木材利用の合理化に関する諸問題調査のために、次回の小委員会において参考人より意見を聴取いたしたいとの申し出があります。小委員長の申し出の通り、本問題について参考人の出頭を求めることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
なお参考人の選定等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
本日はこの程度にとどめまして、次会は来る十月午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。
……
○小平(久)委員長代理 この際申し上げますが、参考人の各位は大体一時ぐらいまでに退席したいという御希望です。あと質問者も数名ありますからなるべく簡明にお願いいたします。多賀谷眞稔君。
【次の発言】 それでは金沢参考人に対する質問は、あと回しにして下さい。鈴木周次郎君。
【次の発言】 鈴木君に申し上げますが、参考人の方は皆さんだいぶ時間をお急ぎのようですから簡明にお願いします。
【次の発言】 八木昇君。
【次の発言】 八木君にちょっと申し上げますが、太田垣さんはちょっと席をはずしておりまして二時ごろには戻られると思いますから、そのほかの方にどうぞ。
○小平(久)委員長代理 この際午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時四十五分休憩
○小平(久)委員長代理 田中武夫君。
【次の発言】 鹿野彦吉君。
【次の発言】 参考人に対する質疑はこれをもって終了いたします。
我妻参考人には、御多用中のところ長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただき、本案審議の上に多大の参考となりましたことを厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
暫時休憩いたします。
午後零時二十三分休憩
○小平(久)委員長代理 石油課長が来ています。
【次の発言】 この際午後一時半まで休憩いたします。
午後零時十九分休憩
○小平(久)委員 一点だけ承わっておきます。今滝参考人のお話ですが、私も根本的な問題として同感なんです。そこで具体的に親工場と下請企業とが対等の立場でいろいろな条件を交渉できるというところへ持っていかなければならぬ、これはその通りだと思うのですが、それには具体的にどんなふうなことをあなた方組合の立場でお考えになっておるか。また山中さんそういう点を非常に御体験だろうと思うが、あなた方事業主として、具体的にどんなふうに一つしてくれたならばもう少し全体としての下請企業というものの立場が強くなるか、そういう御希望等がありましたらこの際承わりたい。
○小平(久)委員長代理 ちょっと田中君に申し上げますが、大臣はきょうどうしても十二時半までしかいられないのです。ですから、その他の方で大臣に質問される方があれば、先にお願いしたいと思います。――それでは松平忠久君。
【次の発言】 多賀谷君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめます。
次会は明二十五日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。
午後一時三十分散会
○小平(久)委員 私は自由民主党を代表いたしまして、本法案に賛成の意を表したいと存じます。 このきわめて困難であり、複雑でありかつまた微妙であるところの下請の問題について、たといその一部の問題ではありますが、代金の支払い問題、これに法的な措置を講じようという努力を払われましたことにつきましては、多大の敬意を表するものであります。ただしかしながら下請問題にとりまして一番根本的な問題は、単にこの取引の結果としての代金の支払いを促進するばかりでなくて、むしろ親企業から下請企業に発注するところの作業の量、これが恒常的というか、一定量ある程度長く続いて行われる、つまり安定を持たせなければならぬ。さらに……
○小平(久)委員長代理 本日はこの程度にとどめます。 次会は明二十七日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。 午後零時三十三分散会
○小平(久)委員長代理 田中君、資料を一つ具体的によくわかるように言ってやって下さい。
○小平(久)委員長代理 多賀谷真稔君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめます。次回は明十五日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。
午後四時五十二分散会
○小平(久)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長はやむを得ない所用のため欠席されますので、私が委員長の指名により、委員長の職務を行います。
繊維工業設備臨時措置法案を議題とし、審査を進めます。質疑を継続いたします。質疑の通告がありますから、順次これを許します。加藤清二君。
【次の発言】 加藤君、約束の公取が見えましたから、適当にお打ち切り願います。
【次の発言】 多賀谷真稔君。
【次の発言】 多賀谷君に申し上げますが、大臣がお見えになりましたが、大臣はよんどころない用で十一時四十分までしかおられないそうですから、もしあれでしたら大臣に先に一つ……。
○小平(久)委員長代理 田中武夫君。
○小平(久)委員長代理 この際、連合審査会開会の件についてお諮りいたします。ただいま本委員会において審査中の繊維工業設備臨時措置法案について本日社会労働委員会より連合審査会開会の申し出がありましたが、これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めさよう決定いたします。
なお、本日は商工委員会、大蔵委員会連合審査会を午後一時より開会する旨公報をもって御通知いたしておきましたが、ただいま決定いたしました社会労働委員会の連合審査会も、先方の委員長と協議の上、これに合せて行うことにいたしたいと存じますので、御了承願います。
質疑を継続いたします。多賀谷真稔君。
○小平(久)委員 きわめて簡潔に参考人にお尋ねをいたしたいと思います。 まず高月さん及び石田さんにそれぞれの立場でお答えを願いたいと思うのですが、この法案が通過いたしますと、先ほど御陳述のように機械工業全体の合理化のため非常によい、こういうことはわかるのでありますが、一面また特定機械工業というものが指定され、その結果この業界にある程度の影響――いい方面もあるかもしれませんが、反面この指定漏れに対する影響ということも考えなければならぬと思うのですが、そういう点で、それぞれの業界に一体具体的にどのような影響が予想されるか、一方は非常によくなるが、一方は非常に犠牲を払うというような現象が著しく起き……
○小平(久)委員 私は自由民主党を代表いたしまして、機械工業振興臨時措置法案につき賛成の意見を述べたいと思います。 わが国の機械工業が戦後十年を経ながら、その合理化、近代化が最もおくれているということが一般に指摘されておりながら、今日までそれの振興策について何ら法的な手が打たれなかったということは、われわれの非常に残念に思っておったところでありますが、今回ここに本法案をもちまして、特に基礎部門あるいは共通部門等の合理化への一歩を踏み出すことになりましたことは、われわれの心から賛意を表するところであります。ただ本法成立の上におきましても、これが実施に当りましては幾つかの注意を要する事項があると……
○小平(久)委員 まず総合燃料対策及び地下資源に関する小委員会の経過並びに結果を小笠小委員長にかわりまして御報告申し上げます。 当小委員会は三月五日、第二十二回国会において成立をいたしました石油資源開発株式会社法に基いて設立された石油資源開発株式会社の設立後の状況並びに事業計画について、同社社長三村起一君を参考人として招致し、説明を聴取するとともに、第二十二回国会において成立した石炭鉱業合理化臨時措置法に基いて設立された石炭鉱業整備事業団の設立状況、業務の概況、業務方法書の内容、今後の問題点等について、同事業団理事長田口良明君より説明を聴取しました。その後は委員会との関係もありましたので、小……
○小平(久)委員長代理 他に御質疑はありませんか。――それでは暫時休憩いたします。 午前十一時二十一分休憩
○小平(久)委員長代理 それでは当局の意向をちょっと伺います。
【次の発言】 それぞれ連絡をとりまして、できる限り出席を求めます。
【次の発言】 お答えいたします。きょうは一時から御承知の通り中小企業関係の小委員会も開くことになっておりますし、その関係できょうの午後の委員会というのはちょっと無理じゃないかと思います。明日の日程については大体のところは理事会であらかじめ御相談もできているようですが、いずれ明日委員会の開会前にまた理事会も開かれるかと考いますから、その際あなたの御希望をいれてあなたの質問をやるかどうか、それは明日の御相談にしてもらいたいと思います。
○小平(久)委員長代理 次に生産性向上に関する問題について調査を進めます、質疑に入ります。通告がありますので、順次これを許します。松岡松平君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめます。次会は明六日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。
午後零時五十三分散会
○小平(久)委員 私は簡単に中原さんにお尋ねしたいのですが、中原さんは科学技術審議会の情報部会長をしていらっしゃいますので、このセンターを作るに当りまして、部会長としてもいろいろ御審議なさったことであろうし、先ほど来のお話を承わった感じを基礎にしてお尋ねしたいと思います。 先ほど斎藤委員からもいろいろ御指摘がありましたが、この法案を一瞥すると、極端に言えば、実は何か羊頭狗肉的な感じがするわけです。科学技術情報センターといいながら、技術を主にするというようなことをはっきりうたっております。ところが、われわれがよく耳にするところは、技術というものは、やはりその基礎になる理論というものを切り離して……
○小平(久)委員 私は日本科学技術情報センター法案に関しまして、若干お尋ねいたしたいと思うのであります。
まず、私は国会図書館側にお尋ねしたいのですが、国会図書館といたしましても、従来科学技術に関するもろもろの資料等を相当収集されておるのではないかと思うのであります。その収集の状況なり、また科学技術関係の資料にどのくらいの予算を従来使ってきておるか、そういう点を簡単に一つ御説明願いたい。
【次の発言】 ただいまの御説明からいたしますと、国会図書館におきましても、科学技術に関する資料として、文献のみならず諸種のリポート、パンフレット、あるいは新聞等に至るまで相当お集めになっているようであります……
○小平(久)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は福田委員長が所用のため出席できませんので、委員長の指名によって私が委員長の職務を行うことをいたします。
まず昨十四日本委員会に付託せられました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、工業品検査所の出張所の設置に関し承認を求めるの件を議題とし、その審査に入ります。
まずその趣旨の説明を求めます。長谷川通商産業政務次官。
【次の発言】 本件に対する質疑は後日に行うことといたします。
【次の発言】 この際松尾官房長より発言を求められておりますから、これを許します。松尾官房長。
【次の発言】 前回の委員会におきましては、通商産業大臣、経済……
○小平(久)委員 私は通産大臣に対しまして主として鉄鋼関係の問題について若干伺いたいと思います。 現在わが国の各種産業は非常に勃興して参りましたが、その中で鉄鋼の関係、電力の問題、それから輸送の問題、これら三つが非常な隘路になっておるということが盛んに強調されておるおわけであります。しかしこれら三者とも、もちろん重要に違いありませんが、考えようによりますと、鉄鋼問題以を今後どう処理していくかということは、いわば基礎問題である中のさらに基本的な問題じゃないかというふうに考えるわけです。そこで大臣の先般行われました重点施策についての御説明でも、この点が数個所出ておるわけでありますが、また従来から……
○小平(久)委員 ただいまの松平君の質問に関連して一、二点伺っておきたいのです。中金は言うまでもなく組合の系統金融機関が建前でできておるわけで、またその傘下の組合も九千六百余に及んでおる、こういうことが言われておるわけですが、これらの所属組合の金融という面から見て、一体現在の商工中金というのは、あるいはその貸し出しの面において、あるいは預かり金の面においてどのくらいのウエートを占めておるのか、どのような重要なところまで行っておるのか、その点を承わりたい。
【次の発言】 中金が貸し出しておる口数あるいは金額、それから預金の金額はわかりましたが、その組合全体の貸付を受けておる額あるいは預け入れてお……
○小平(久)委員長代理 来ておりません。
○小平(久)委員 これはどなたでもけっこうですが、ソ連の経済全体にとりまして貿易が現在どんな地位を占めているか、特にそれは対共産圏との関係、あるいは対自由主義諸国との関係これを分けてお教え願いたい。
【次の発言】 これは大体のことはわかりませんか。私がこれを尋ねるのは、先ほどの御説明によると、逐次この経済協力という面を強く出しておる、あるいは平和共存ということをうたっておる、こういうことであるが、一体具体的にどんな形に現われておるか、一つ承わりたいと思うのです。
【次の発言】 そこで、どなたにお尋ねしていいのかちょっとわからないのですが、どなたでもけっこうですが、日ソ貿易を促進するということは……
○小平(久)委員長代理 本日はこの中度にとどめます。 次会は来たる五日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後、零時三十四分散会
○小平(久)委員 本日の参考人諸君においで願っての委員会において、委員各位がいろいろな印象を受けたようでありますけれども、しかしながらわれわれが、あるいは理事会において、さらにこの委員会において、参考人に来ていただくということを決定いたしましたのは、ここに書いてあります通り、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関し参考人に来ていただいた。たまたまこの近江絹糸の関係の皆様がおいでになられましたが、われわれはあくまでも金融と産業の両者がそれぞれの立場において御活動願うことが最も適当である、そういう見地に立って本日は皆さんの御意見を承わろう、こういうことだったわけであります。これが本日の本来の姿である……
○小平(久)委員 今たまたま政務次官から競輪だとか、オートレースだとか、そういうものを存続するとすれば、どこかにその中心の機関を作ったらいいじゃないかという発言があったのですが、実は私もかねがねそういう考えを持っておったわけです。先般来同僚佐々木委員のうんちくに富んだ質問をわれわれも拝聴しておったのですが、それに答えられる重工業局長は、はなはだ気の毒だと実は私は思っている。競輪のために重工業局長が頭を使うということはばかばかしいことだ、しかも収入の恩典に浴する点からいえば、各地方公共団体の方が十倍も多い。それなのに通産省、特に重工業局の主管でこの競輪をやっている。自転車を作る方に頭を使うのはけ……
○小平(久)委員長代理 阿左美廣治君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本日午後参考人を一名追加することとし、主婦連合会副会長三巻秋子君を参考人として、同君より意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
この際午後二時まで休憩いたします。
午後一時十四分休憩
○小平(久)委員 今御発言の社会党案の調停ないしは裁定、裁定が下れば団体協約の認証を受けたものとみなすと百二十四条にあります。ところが百二十五条によると、「裁定に不服のある当事者又は利害関係人は、中小企業調整委員会に異議の申立をすることができる。」と書いてあります。これはどういう関係になりますか。今の御説明からいうと、裁定があればそれが最終的であるかのごとき御説明だが、百二十五条によると、さらに異議の申し立てができる、申し立てをどう扱うかということは一向規定がないようですが、どういうことになりますか。
【次の発言】 それから調停をする機関と裁定をする機関はひとしく調整委員会なのですか。
○班長(小平議員) これより現地調査会を開催いたします。 不肖、私がこの会議の座長をつとめますので、よろしくお願いいたします。 この際、私から派遣委員を代表して一言御挨拶を申し上げます。本日は、政府提案にかかる中小企業団体法案、並びに日本社会党提案にかかる中小企業組織法案、中小企業の産業分野の確保に関する法律案、および商業調整法案の各案について各界の代表の方々の御意見を伺うことになっておりますが、御意見を伺う前にこの現地調査会開催の趣旨並びに、この会議の運営方針等につきまして、念のため申上げたいと存じます。この会議は、今回提案されました中小企業団体法案、並びに、中小企業組織法案外二案の審査……
○小平(久)委員 合成ゴム製造事業特別措置法案でありますが、実はわれわれもまだよく研究する期間がなかったので、きょうはほんとうの概括的なことを一、二お尋ねしてみたいと思うのであります。 この法案を一べついたしますと、法案の第二条において、事業計画を大蔵大臣及び通産大臣に承認を受けたもの、それに政府が援助して合成ゴムの製造を推進する、一口に言えばこういう趣旨のようであります。しかもその会社には、当初は開銀から出資をする、こういうことになっているようですが、一方説明等を見ると、何かもうすでに特殊の会社を予定しているようでありますが、これはどういうわけで最初から法律の上でも特定の会社を予想して真正……
○小平(久)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は福田委員長が所用のため出席できませんので、委員長の指名により私が委員長の職務を行うことにいたします。
機械工業振興臨時措置法の一部を改正する法律案及び電子工業振興臨時措置法案の両案を便宜一括して議題とし、審査を進めます。質疑に入ります。通告がありますので、順次これを許します。田中武夫君。
【次の発言】 それでは資料を出して下さい。
【次の発言】 八木昇君。
○小平(久)委員 電子工業振興臨時措置法案につきましてはいよいよ本日採決に入るわけでありますが、先般来同僚委員からの質問によりまして、特に固定抵抗器に関する外国との技術提携の問題が非常に大きく取り上げられました。実はこの問題につきましてはわれわれとしましても非常な関心を持っておったところでありまして、特に本法が成立いたしますならば、いよいよ電子工業振興策を構じよう、これに大いに力を入れようという今日この際におきましては、わが国における中小企業の保護育成という立場からもあるいは電子工業の振興という立場からも、特に外国との技術提携については慎重を期せられたい、かように考えるわけであります。先般の政……
○小平(久)委員 私はなるべく具体的にお尋ねしてみたいと思うのです。ただいま大臣から御説明がありましたように、差し詰まりました中小企業の金融難の問題につきましては、いろいろ政府の方でも手を打っておるようでありますが、特にこの際承わっておきたいと思うことは、今回、政府のとられるいわゆる総合対策によって、特に政府の投融資等の関係からいたしますならば、基礎産業等につきましても繰り述べ等が考えられておるようでありますが、ただいま問題になっております中小企業の部面について考えますと、近来の好況というものがようやく中小企業に及びつつあったとたんにこのような金融の引き締めということに相なりましたので、政府が……
○小平(久)委員長代理 松平忠久君。
○小平(久)委員 ただいま議題となりました請願二十六件につきまして、小委員会の審査の経過並びに結果について簡単に御報告申し上げます。 請願の内容について見ますと、中小企業、鉱業、貿易、電力関係等を含んでおります。本小委員会は、本日これらの請願について、紹介議員の説明を聴取し、あるいは文書表等により、慎重に審査、検討をいたしました結果、次の通り決定いたした次第であります。 すなわち、本日の請願日程中、第一ないし第一〇、第一二ないし第二〇、第二二、第二四及び第二六、以上の各請願は、いずれもその趣旨妥当と認められますので、採択の上、内閣に送付すべきものと決した次第であります。 なお残余の請願に……
○小平(久)委員 私は、時間もだいぶたっておるようですから、簡単に数点お伺いいたします。実は株式会社科学研究所ができました際には、私は提案者代表になってやったこともありますし、また創立委員でもあったのでありまして、いろいろ思い出すことがあるのです。が、きょうも若干触れておりますから、それらを思い出しながら伺ってみたい。 一体今度の理化学研究所というものは、従来の科学研究所とどういうふうに変ってくるのか、この点は先ほど原先生からも御質問があったようでございますが、第一に性格の点です。今度特殊法人理化学研究所になる、こういうことで、これだけの文字から受ける印象をもってすれば、非常に何か公共的な性……
○小平委員長 これより会議を開きます。
ちょつとごあいさつを申し上げます。
今回皆さんの御推挙によりまして、不肖私が当商工常任委員会の委員長を拝命することになりました。まことに光栄に存ずる次第であります。
申すまでもなく当委員会の使命はきわめて重大でございますので、諸先生の御協力と御支援によりまして、つつがなくその職責を果したいと存じます。何分ともよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、まず委員席につきまして御了承を願っておきたいと存じます。すなわち、委員席は、必要あるとき委員長において適宜変更することにいたし、ただいま御着席の通りといたしたいと存じますので、御了……
○小平委員長 これより会議を開きます。
この際、前委員長福田篤泰君より発言を求められております。福田篤泰君。
【次の発言】 なお、この際、松平忠久君より発言を求められております。松平忠久君。
【次の発言】 それではまず鉱山災害に関し調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。多賀谷真稔君。
【次の発言】 石炭局長からお答えがあるそうです。
【次の発言】 調整部長は見えております。
【次の発言】 多賀谷君、だいぶ時間が経過しましたから、あと井手君が質問がありますから、簡単に願います。
【次の発言】 次に、鉱害に関し質疑を許します。井手以誠君。
○小平委員長 これより会議を開きます。
この際、通商産業大臣より、通商産業政策に関する基本的な構想等について、説明を承わることにいたします。通商産業大臣前尾繁三郎君。
【次の発言】 次に経済企画庁長官より、日本経済の総合的基本施策に関する構想等について、概略その説明を承わることにいたします。経済企画庁長官河野一郎君。
【次の発言】 次に、昭和三十三年度通商産業省関係予算及び通商産業省関係提出予定法案等について説明を求めます。大臣官房長齋藤正年君。
【次の発言】 次に、昭和三十三年度通商産業省関係財政投融資計画について説明を求めます。企業局長松尾金藏君。
○小平委員長 これより会議を開きます。
前回の委員会におきまして通商産業大臣、経済企画庁長官及び政府委員より、産業経済施策の大綱、独禁法の運用状況並びに鉱業と一般公益との調整等に関し説明を聴取いたしたのでありますが、これよりこれらの説明に対する質疑を行うことにいたします。
通告があります。順次これを許します。長谷川四郎君。
【次の発言】 佐竹新市君。
○小平委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き、通商産業の基本施策並びに私的独占の禁止及び公正取引等に関し質疑を続行いたします。
田中武夫君。
【次の発言】 田中君にちょっと申し上げます。予算委員会が始まって、通産大臣にぜひ出席しろ、こういうことだそうですから、通産大臣に対する質疑は後日またしていただくことにして、公取の委員長や、またあなたが、御要求の厚生省の社会局長等も見えておりますから……。
【次の発言】 大臣、それではいいです。予算委員会の方へどうぞ。
【次の発言】 阿左美君。
【次の発言】 残余の質疑は次会に譲ることにいたします。
次会は明十三日午前十時より開会することと……
○小平委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き、産業経済の基本施策並びに私的独占の禁止及び公正取引等に関し、質疑を継続いたします。齋藤憲三君。
【次の発言】 八木昇君。
【次の発言】 先ほどの齋藤委員の質問に関し、齋藤官房長より発言を求められておりますから、これを許します。
【次の発言】 残余の質疑は次会に譲ることにいたします。
次会は、来たる十八日午前十時より開会する予定であります。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十九分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず理事補欠選任の件についてお諮りいたします。去る十四日理事加藤清二君が委員を辞任され、理事が一名欠員となっております。加藤清二君は再び委員に選任されておりますので、同君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、加藤清二君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際参考人出頭要求の件についてお諮りいたします。日中貿易促進のための国内産業の態勢について、関係業界の意見を聴取するため、参考人の出頭を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小平委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き、産業経済の基本施策及び私的独占の禁止及び公正取引等に関する質疑を続行いたします。田中利勝君。
【次の発言】 なるべく簡単に願います。
【次の発言】 きょうは、理事さんの方から田中君という通告を受けて、私はそのつもりで進行しておるのです。
【次の発言】 阿左美廣治君。
【次の発言】 この際午後一時まで休憩いたします。
午後零時二十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより日中貿易促進のための国内産業の態勢に関し、御出席の参考人各位より御意見を伺うことにいたします。
御出席の参考人は、伊藤忠商事株式会社常……
○小平委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き産業経済の基本政策並びに私的独占の禁止及び公正取引等に関し質疑を継続いたします。中崎敏君。
【次の発言】 これにて産業経済の基本施策並びに私的独占禁止及び公正取引についての大臣の説明に対する質疑は、一応終了いたしました。
なお、個々の問題につきましては、理事の協議によりまして、適宜調査を進めて参りたいと存じます。
この際、午後一時まで休憩いたします。
午後零時十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
中小企業金融に関し調査を進めます。
本日は、商工組合中央金庫、日本不動産銀行、中小企業金融公庫及び国民金融……
○小平委員長 これより会議を開きます。
この際連合審査会開会の件についてお諮りいたします。目下社会労働委員会において審査中の内閣提出にかかる最低賃金法案は、低賃金の労働者について、事業もしくは職業の種類または地域に応じ、適正な賃金の最低額を保障するため必要な措置を講じようとするものでありますが、本委員会は、かねて中小企業あるいは零細企業の見地から、重大な関心を有しておりますので、この際、本案について、同委員会に連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、去る二十五日、本委員会に付託されました日本……
○小平委員長 これより会議を開きます。 日本貿易振興会法案を議題とし、審査を進めます。 質疑に入ります。通告があります。これを許します。横井太郎君。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、去る一日、本委員会に付託されました中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案を議題とし、審査に入ります。
まず、その趣旨の説明を求めます。白濱通商産業政務次官。
【次の発言】 本案に関する質疑は、後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、日本貿易振興会法案を議題とし審査を進めます。
質疑を継続いたします。内田常雄君。
【次の発言】 松平忠君。
【次の発言】 永井委員の御発言、ごもっともの点もございます。従って、明日理事会を開きまして、今後の運び方について御相談の上、善処したいと思います。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず日本貿易振興会法案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。松平忠久君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめます。
次会は明六日午前十時十五分より開会することとし、これにて散会いたします。
午後二時五分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、昨五日、本委員会に付託されました工業用水道事業法案を議題とし、審査に入ります。
まず、その趣旨の説明を求めます。小笠通商産業政務次官
【次の発言】 本案に関する質疑は、後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。内田常雄君。
【次の発言】 次に、日本貿易振興会法案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。加藤清二君。
【次の発言】 今、参議院の方と打ち合せをしています。
【次の発言】 加藤君。
○小平委員長 これより会議を開きます。
この際、日本貿易振興会法案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。山手滿男君。
【次の発言】 この際、去る八日、予備審査のため本委員会に付託されました計量単位の統一に伴う関係法律の整備に関する法律案を議題とし、審査に入ります。
まず、その趣旨の説明を求めます。小笠政務次官。
【次の発言】 本案に関する質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 再び日本貿易振興会法案を議題とし、質疑を継続いたします。山手滿男君。
【次の発言】 次に、企業合理化促進法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。長谷川四……
○小平委員長 これより会議を開きます。
合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審議を進めます。
質疑に入ります。通告があります。これを許します。笹本一雄君。
【次の発言】 松平忠久君。
【次の発言】 これにて質疑を終局いたしました。
引き続き討論に入るわけでありますが、別に討論もないようでありますので、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず中小企業信用保険公庫法案、中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案、以上両案を一括議題とし、審査を進めます。質疑に入ります。内田常雄君。
【次の発言】 加藤清二君。
【次の発言】 大臣と通商局長に来てもらうように、今、参議院の方に手配しておりますから、そのままちょっと待ってくれませんか。
【次の発言】 次に、日本貿易振興会法案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。加藤清二君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる十八日午前十時十五分より開会する予定であります。
これにて散会いたします。
……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず日本貿易振興会法案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。笹本一雄君。
【次の発言】 笹本委員の御要望に対しましては、委員各位の御協力を願って、ぜひ御趣旨に沿いたいと思います。
【次の発言】 この際、理事の協議により、電気事業に関する件について調査を進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
電気事業に関する件について調査を進めます。
質疑に入ります。通告がありますので順次これを許します。佐々木良作君。
○小平委員長 こより会議を開きます。
この際、理事の協議により、電気事業に関する件について調査を進めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
電気事業に関する件について調査を進めます。質疑を継続いたします。八木昇君。
【次の発言】 次に、日本貿易振興会法案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。田中武夫君。
【次の発言】 田中君の先ほどの御要望は、後刻理事会を開いて、それによって取り計らいますから……。
【次の発言】 この際、参考人出頭の件についてお諮りいたします。
ただいま審査中の中小企業信用保険公庫法案、及び中小企業信用保険公庫法の施……
○小平委員長 これより会議を開きます。まず日本貿易振興会法案を議題とし、審査を進めます。質疑を継続いたします。中崎敏君。
【次の発言】 長谷川四郎君。
【次の発言】 これにて質疑は終局いたしました。
本日はこの程度にとどめまして、次会は来る二十五日午前十時十五分より開会する予定であります。
これにて散会いたします。
午後零時二十五分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず日本貿易振興会法案を議題とし、審査を進めます。
本案につきましては、すでに質疑を終局いたしておりますので、直ちひ討論に入るわけでありますが、別に討論もないようでありますので、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
日本貿易振興会法案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって本案は原案の通り可決すべきものと決しました。
この際、田中武夫君外七名より、本案に対し、自由民主党及び日本社会党共同提案にかかる附帯決議を付したいとの提案がなされております……
○小平委員長 これより会議を開きます。
お諮りいたします。この際、理事の協議により、繊維産業の不況対策に関する件について、調査を進めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、繊維産業の不況対策について調査を進めます。
質疑に入ります。質疑の通告がありますので順次これを許します。長谷川四郎君。
【次の発言】 さっきから再三催促しているのですが、大蔵省はまだ来ていないのですよ。
【次の発言】 長谷川君、大蔵省の磯江特別金融課長が来ました。
【次の発言】 阿左美廣治君。
【次の発言】 田中武夫君。
○小平委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。昨日、中小企業信用保険公庫法案外一件の審査小委員会を設置いたしましたが、今後、委員異動に伴うこの小委員、小委員長の補欠選任並びに小委員、小委員長の辞任許可及びこれに伴う補欠選任につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、工業用水道事業法案を議題とし、審査を進めます。質疑に入ります。通告がありますので、これを許します。加藤清二君。
【次の発言】 佐竹新市君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめます。
次会は来たる四月一日……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、三月二十八日、本委員会に付託されました石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。
まずその趣旨の説明を求めます。白濱政務次官。
【次の発言】 本案に関する質疑は、後日にこれを行うことにいたします。
【次の発言】 次に、中小企業信用保険公庫法案及び中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案を一括議題とし、審査を進めます。
この際、中小企業信用保険公庫法案外一件審査小委員会の審査報告書が提出されておりますので、同小委員会の経過及び結果について、小委員長の報告を求めます。中小企業信用保険公庫法案……
○小平委員長 これより会議を開きます。
輸出保険法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
昨日の笹本委員の質問に対し、当局より発言を求められております。これを許します。松尾通商局長。
【次の発言】 次に、中小企業信用保険公庫法案及び中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。両案については、他に質疑はないようであります。これにて質疑は終局いたしました。
ただいま松平忠久君外六名より、自由民主党及び日本社会党両派共同提案にかかる中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案に対する修正案が提出されま……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 お諮りいたします。本案の審査のため、参考人として石炭鉱業整備事業団理事長田口良明君より、質疑応答の形式により意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 質疑に入ります。伊藤卯四郎君。
【次の発言】 お諮りいたします。この際、ただいま本委員会に付託されました航空機工業振興法案を議題とし、審査に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
本案につきましては、他に質疑もないようであります。これにて質疑は終局いたしました。
引き続き討論に入るわけでありますが、別に討論もないようでありますので、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決すべきものと決しました。
この際、阿左美廣治君外六名より、本案に対……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。笹本一雄君。
【次の発言】 多賀谷真稔君。
【次の発言】 佐々木良作君。
【次の発言】 これにて質疑は終局いたしました。
引き続き討論に入るわけでありますが、別に討論もないようでありますので、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず航空機工業振興法案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。田中武夫君。
【次の発言】 笹本君、調達庁はまだ見えていませんから、もうちょっとあとにして下さい。
【次の発言】 関連ですから簡単に願います。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめます。
次会は、明十日午前十時十五分より開会することとし、これにて散会いたします。
午後零時九分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず輸出保険法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。加藤清二君。
【次の発言】 出ておりますよ。
【次の発言】 一時に本会議の予定ですから、一時までけっこうです。
【次の発言】 これにて質疑は終局いたしました。
引き続き討論に入るわけでありますが、別に討論もないようでありますので、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、輸出保険法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○小平委員長 これより会議を開きます。 この際暫時休憩いたします。 午前十一時二分休憩
○小平委員長 これより会議を開きます。
航空機工業振興法案を議題とし、審査を進めます。
質疑を継続いたします。松平忠久君。
【次の発言】 次に、水洗炭業に関する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川四、郎君。
【次の発言】 齋藤憲三君。
【次の発言】 次に、昨三十二年十二月二十日、それぞれ本委員会に付託されました第二十六回国会、内閣提出にかかる小売商業特別措置法案及び同じく第二十六回国会、水谷長三郎君外二十三名提出にかかる商業調整法案の両案を、一括議題として審査に入ります。
まず両案について順次その趣旨の説明を求めます。川上……
○小平委員長 これより会議を開きます。まず、航空機工業振興法案を議題とし、審査を進めます。
本案につきましては、すでに質疑を終局いたしております。これより討論に入るわけでありますが、別に討論もないようでありますので、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって、航空機工業振興法案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決すべきものと決しました。
この際、田中武夫君外七名より、本案に対し、自由民主党及び日本社会党共同提案にかかる附帯決議を付したい旨の提案がなされてお……
○小平委員長 これより会議を開きます。
この際、長谷川四郎君外六名より、自由民主党及び日本社会党共同提案による小売商振興のための措置に関する件について、本委員会において決議せられたい旨の提案がなされております。この際提案者の趣旨の説明を許します。長谷川四郎君。
【次の発言】 お諮りいたします。小売商振興のための措置に関する件を、本委員会の決議とするに、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
なお、ただいまの決議の参考送付その他につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小平(久)委員 動議を提出いたします。理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○小平(久)委員 私は、今の川野委員の質問に関連して、ごく簡単なことをちょっと確めておきたいと存じます。先ほどちょっと席を留守にしましたから、すでに御説明があったかとも思いますが、お伺いいたします。 川野君の御質問の要旨は、製紙工場のような汚水の多く出るところは、事前に関係者があらかじめ協議をいたして円満な解決をどこでもしておるではないか、そういう点どういう事情になっておるかということだったと思うのです。本州製紙が今度新たに採用したというSCP法について、会社側としては漁業組合言に対して、今度こういう方法をとるという通知というか、打ち合せというか、何かそういうことをした事実がございますか。あ……
○小平(久)委員 ちょっと関連して。ただいま繊維関係の生産調整資金の融資の問題がいろいろ論じられておるわけでありますが、そこで先ほど来、これも政府の答弁を聞いておると、一般の業者が、担保力がないから、今度は個々の業者でなく組合単位でやるのだ、貸すのだ、しかもそれについては、関係府県の保証をとる、その方法でやるのだ、せんじ詰めればこういうことだろうと思います。ところがこの前の、たとえば福井あたりの経験もあるわけですが、この間私どもも田中委員などと一緒に、蚕糸なり製糸なりの方面の業界も見ましたが、そこで実は、これは申し上げていいかどうか知らぬが、大阪府の商工部長も懇談会のときに来ておりました。とこ……
○小平(久)委員 私どもは国政調査のため近畿地方に派遣され、去る七月二十一日より二十六日まで六日間にわたる視察を行って参りましたので簡単に御報告を申し上げます。 参加委員は、田中榮一君、中井一夫君、西村直己君、大矢省三君、小林正美君、田中武夫君、永井勝次郎君、水谷長三郎書及び小平久雄の九名でありまして、調査室より二名随行いたしました。 視察日程としましては、七月二十一日には京都市において中小企業に関する懇談会、二十二日には大阪市において中小企業に関する懇談会及び貿易に関する懇議会、さらにライオンペン株式会社平野工場及び東洋製缶株式会社大阪工場、缶詰研究所、缶詰学校の視察、二十三日には大阪通……
○小平(久)委員 私はよんどころない用事で若干おくれてきましたので、せっかくの参考人の御意見の全部を承わることができませんでしたが、一、二この機会にお尋ねをいたし、あるいはまた先ほどの御説明の補充的御説明を、さらに承わりたいと思います。 第一に、橘さんのお話のうち、対印輸出の関係ですが、クレジットが設定されたので、かえって通常の延べ払い方式による輸出が、はなはだしく制限されるに至ったので困っておるというお話です。これは橘さんにお伺いするよりか、むしろ重工業局長がせっかくおられるので、まず重工業局長に聞きますが、これはどういうわけですか。
○小平(久)委員 私は今の渡邊委員の質問に関連して、政府に資料を一つ要求しておきたいと思います。ただいまの質疑応答を伺っておりまして、鉱山保安局長の答弁によりますと、鉱山保安法というものは鉱山に災害があった場合に、すでに人命がなくなっておるというような場合には適用にならないのだ、こういったような趣旨でありました。それと関連して私は日ごろから実は一つの不審を抱いておるのですが、全般に言って人命救助なりあるいは死体の収容なりそういうことについて、一体国家の責任と、それから事業主なり本人の責任というか、そういうものの限界というものは、どういうふうに今の法制上なっておるのか、日常われわれが見聞する限り……
○小平(久)委員 私も今の点に関連して、ちょっとお伺いしておきたい。
今度できました保全法、それから工場排水等の規制に関する法律、そういうものができたわけですが、論じられておる鉱山関係の排水との関係ですね。
〔中村(幸)委員長代理退席、委員
長着席〕これとの結びつきというものがどうもはっきりせぬのだが、こういう新たなる法律が出ても、鉱山保安法の方は、今度の保全法との関係において何らか修正等は要らないのですか。それとも従来の法律と結びつくとすれば、どこでどう結びつくと理解すればよいですか。
【次の発言】 法律には規定しないが、のっとってやるのだ、こういうことなんですが、なぜその規定……
○小平(久)委員長代理 本日はこれにて散会いたします。 次回は来る二十三日、火曜日、午前十時より開会いたします。 午後一時二分散会
○小平(久)委員 私は主としてプラント関係を聞きたいと思います。その前に今論議されております保証協会ないしは中金等に関して一点だけでよいのですが、それぞれの御関係の方々のお考えをこの機会に承わっておきたいと思います。と申しますのは、各地の事情等によってそれぞれ違うと思うのですが、ややもすれば中金なりあるいは保証協会なんというものが、政治的に利用されるような傾向が従来地方によってはあったと思います。保証協会は言うまでもなく自然発生的な経過をたどったわけですが、今では法律もできたし、公庫の方から政府資金も流れていっておる、こういう関係にあるし、それから中金の方ももとより純然たる政府機関ではございま……
○小平(久)委員 本法につきましては、田中委員からだいぶ詳細な質問がありましたので、なるべく簡単に若干の点についてお尋ねしたいと思います。政府が造船工業、さらには自動車工業、これに引き続いて航空機工業というものを、いわゆる総合機械工業の発達の方策として、これを大いに振興していこうという意図に対しましては、われわれもとより大賛成なんでありますが、法案の内容なりあるいは今後のこの会社の運営等について一、二この機会に伺っておきたいと思います。 まず最初に伺いますが、この航空機工業振興法ができてから日も浅いのですが、若干の補助金を出したということがあったようですが、できてから一体政府は具体的にどうい……
○小平(久)委員 関連して私は一点だけ柴田さんの方に伺っておきたいと思うのですが、過去何回か人口割りについての請願の出たことは私も承知しておりますが、どうも人口割りっやれという趣旨が私には実際のところよくわからない。先ほど来のお話を聞いておりますと、地方の人にも中くらいの都会にはバナナを食べられるようにしてやりたいという趣旨のように聞くのです。御趣旨は一応けっこうなのですが、しかし割当をするということと、だれが割当を受けるということと、一般の人が食べられるということは別問題ですね。かりに地方のある県の人が割当を受けても、その商品の処分というものが自由になっている以上は、必ずしもその土地の人が食……
○小平(久)委員 小売商業特別措置法案外一件審査小委員会における審査の経過並びに結果につきまして、簡単に御報告を申し上げます。 当小委員会は、政府提案の小売商業特別措置法案及び日本社会党提案の商業調整法案の両案につき、慎重な審査を行う目的をもって去る二月二十六日に設けられ、以来九回にわたって会議を開き、綿密な質疑を行うとともに、懇談の形式により各小委員の意見の調整をはかって参りましたところ、三月二十日に至り、ようやく結論を得まして、ここに御報告申し上げる運びとなったのであります。 すなわち、小委員会においては、小売商業特別措置法案につきお手元に配付いたしました要綱のごとく修正を加えるべきも……
○小平(久)委員長代理 これより会議を開きます。
都合により委員長が不在でありますので、委員長の委任により、私が委員長の職を勤めます。
まず本日の請願日程全部を一括して議題とし、審査をいたします。これらの各請願は、いずれも請願審査小委員会において審査いたしました請願でありますので、この際同小委員長より報告を聴取することといたします。中村請願審査小委員長。
【次の発言】 以上で小委員長の報告は終りました。
ただいまの小委員長の報告に関しましては、発言の通告もないようでありますので、この際請願の採決をいたします。
請願審査小委員長の報告にありました通り、六十七件の各請願は、いずれもその趣旨……
○小平(久)委員 今回の東洋化工の爆破事件は、工場、事業場の保安という見地からももちろんでありまするが、同時に、被害の範囲が非常に広くて、一般の民家、特には学校施設等にまで被害が及んで、学童などにも被害者が出た。こういう点で非常に世間の注目を浴びておるわけでありますが、今度の爆破事件の原因等は、当局で目下調べておるところとは思いますが、一体従来どういうふうにこの東洋化工というものを、当局は監督をいたしており、また通産省の立場からすれば、一体どういうところに今度の災害の原因があったか、少なくも当面どう見ておるのかという点を、まずお伺いしたい。
○小平(久)委員 火薬類工場等の災害防止に関しまして当委員会において決議を行ないたいと存じますので、私より決議案の提案理由を簡単に御説明申し上げます。 まず、決議案文を朗読いたします。 火薬類取り締まりに関する決議案 最近火薬及び花火等の製造工場等において爆発事故が頻々と発生しており、なかんずく、去る十一月二十日の東洋化工株式会社横浜工場における大爆発事件は、世間の耳目を震がいさせるものがあった。 この際政府は、この種事故が人命、財産に甚大な被害を及ぼし、社会的に極めて大きな不安を与えている実情を重視し、今後かかる災害の発生を絶滅するため、速やかに取締法規ならびに取締行政等につい……
○小平(久)委員 関連して。最近の頻発するガス中毒の新聞記事等を見ておって実は不思議に思っておったのですが、それから今の局長の説明からもそういう印象を受けたのですが、私もよく知りませんが、供給するガスについては、圧力とか、今お話しの毒性、それについても一定の基準というか、そういう規定が供給規定のうちにあるんじゃないかと思います。今の説明でも、たとえば東京瓦斯等についても、戦前の基準に今度戻すというようなお話がありましたが、そうするとガス供給規定で認めておる毒性の基準というものは、戦後は戦前よりもゆるめてあるのですか。 それから新聞記事によると、需用の少ない夏の間は比較的毒性が少なくて、需用の……
○小平(久)委員 関連して。先ほど来田中君の御質問で中小公庫あるいは国民金融公庫、これらの融資を保証するというのは筋違いではないかという御質問がなされておるのでありますが、それに対する御答弁を聞いておっても、それは原則としてはやらぬが、ある場合にはやむを得ないのだといったような趣旨で御答弁なさっておって、若干法律の建前と違った答弁をしておるので、よけい混乱しておるのではないかと思います。御承知の通り信用保証協会法の第二十条第一項第三号には、開銀、それから中小公庫の委託を受けて融資する金融機関あるいは金融公庫の代理機関、それらが扱う融資の保証債務だけを保証する、こういうことになっておる。だから保……
○小平(久)委員 今の説明で、大体これが実際どう運用されているかということはよくわかりました。ただ、二十条の第一項第三号の場合、これは実際は行なわれていないということ、及び将来も大体行なわれぬだろうということですと、全然死文ということになると思うのですが、少なくとも立法の際の趣旨としては、とにかく中小公庫なり国民公庫なりは、大体支店というものが御承知の通り非常に少ないわけです。大部分がむしろ――大部分じゃないかもしらぬが、とにかく代理貸しというものが、特に中小公庫などの場合には本体くらいになっているわけです。たまたまこの代理店が、何といいますか、あまり熱心でないというか、特殊の事情の場合に直接……
○小平(久)委員 私は始関委員の質問に関連して、ごく簡単にお伺いしたいと思うのです。今度の合理化資金の貸付の相手方、これは法案上も通産省で定める基準等によってやるということになっております。これは御答弁あったかと存じますが、大体どんなことを基準になさるのですか。
【次の発言】 今局長から御説明のような、技術的あるいは経済的というか経営的というか、そういった能力ということは、もちろん重要な基準だろうと思うのですが、私は最近私の耳に入っておるところからちょっと考えておるのです。まずもって業界、経営者その人の心がまえが一番重要じゃないかと思うのです。聞くところによると炭鉱会社のうちには、観光会社に出……
○小平(久)委員 商工会法案につきまして、きわめて簡単に一、二点伺いたいと思います。他の委員からもるる申されておる通り、今回政府が商工会法案というものを出されて、特に郡部の小企業者を中心とした中小企業者の育成をはかろうという趣旨は、われわれも大賛成でありますし、もちろん本法案の成立を望むものであります。ただ率直に申しますならば、政府が当初申されておった点は、小規模事業者の育成ということを非常に強く打ち出されておりましたがために、今委員会で問題になっております通り、小規模事業者が一番多く集まっておる都会、つまり商工会議所の存する地域の小規模事業者の指導あるいは育成ということを、従来通り会議所にま……
○小平(久)委員 ちょっと関連して。今の始関君の御質問に関連して、今度の基金と輸銀との相違の点ですが、二十一条の関係で、特にこの第二号の関係になるかと思うのですが、輸銀の場合には償還確実ということが条件だ、この基金の場合には必ずしも償還確実でなくても、この内容が適切であればいいんだということのようですが、ちょっと考えると内容が適切だという以上は、これは償還も当然確実ということも含むような気がするんですね。しかしそれはしばらく別としても、こういう相違があるから、基金の場合には担保なども相当弾力的にやり得ると思うというような御説明があったわけですが、その弾力的という意味ですね、極端に言えば担保など……
○小平(久)委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は明日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。 午後零時十八分散会
○小平(久)委員 関連して。大体田中君の質問で建設省の意向もわかったんですが、ちょっと念のためお聞きしておきたいんですが、この割賦販売法案ですね、これについては、通産省から建設省の方へ御相談あったんですか、これを提案するのに。
【次の発言】 そうすると、要するにこの法案によると第二条の第二項をどう解釈し、どう運用するかということによって、先ほど来お話しになっておる住宅の割賦販売、これがこの法律の適用を受けることになるのかならないのか、結局はその指定商品と称するものが政令で指定することになっておりますから、指定しなければもちろん当然これは適用にならないわけですが、しかしその点を除いて第二項の前段……
○小平(久)委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いず、稻葉修君を推薦いたしたいと存じます。皆さんの御同意を願います。
○小平委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 昨日の本会議におきまして、不肖私が、はからずも議院運営委員長に選任され、その重責をになうことになりましたことは、まことに光栄に存ずる次第でございます。総選挙を経て新たなる国民の意思が加わりました今日、われわれに課せられました重大な任務の一つは、国会の運営を正常にし、もって議会政治、民主政治を擁護、確立することにあると思う次第であります。私はまことに不敏不才でありますが、今後、議長、副議長の特段の御鞭撻と、議事運営に練達たんのうな皆様方の格別の御指導と御協力によりまして、当委員会の円満な運営をはかり、国会の正常な……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、国務大臣の演説についてでありますが、本日の本会議において、池田内閣総理大臣から所信について、水田大蔵大臣から昭和三十五年度補正予算について、それぞれ演説がございます。その所要時間は、総理大臣が十二分程度、大蔵大臣が十五分程度とのことであります。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、本日、国務大臣の演説終了後本会議を一たん休憩し、参議院における演説終了後、大体五時ごろ本会議を再開して、質疑に入ることとし、本日は、日本社会党の第一陣の山本幸一君が行なうことになっております。
なお、明日の質疑は、日本社会党の石村英雄君……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の本会議は、国務大臣の演説に対する質疑の前会の続きを行なうことになっておりまして、最初に日本社会党の石村英雄君、次に民主社会党の鈴木義男君の順序で行ない、本日をもって質疑を全部終了することになっております。
なお、両君の要求大臣は、お手元に配付の印刷物にあります通りでございます。
【次の発言】 次に、衆議院予備金支出の件についてでありますが、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本件は、これを承認するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしまし……
○小平委員長 これより会議を開きます。 まず、各種委員任命につき同意または事後承認を求めるの件についてでありますが、お手元に配付の印刷物にあります通り、日本銀行政策委員会委員、公共企業体等労働委員会委員、社会保険、審査会委員任命につき、内閣から本院の同意または事後承認を求めて参っております。日本銀行政策委員会委員に千金良宗三郎君を任命し、公共企業体等労働委員会委員に峯村光郎君、阪田泰二君、兼子二君、石川吉右衛門君、飼手真吾君を任命し、社会保険審査会委員に隈部英雄君、細田徳寿君、石井通則君を任命につき、内閣から、本院の同意または事後承認を求めて参っております。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、各種委員の選挙についてでありますが、お手元に配付の印刷物にあります通り、本院議員の中から選出することになっております各種委員について、各党からその候補者の届出が参っております。
【次の発言】 右各委員の選挙は、先ほどの理事会における話し合いの通り、明二十一日の本会議においてこれを行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、この選挙は、先例によりまして、その手続を省略して、議長において指名することと相なります。
【次の発言】 次に、憲法調査会委員、社会保障制度審議会委員及び地……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同審議会委員に相良千明君を任命するにつき、内閣から本院の同意を求めて参っております。
【次の発言】 本件は、先ほどの理事会における話し合いの通り、これに同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、緊急上程予定議案についてでありますが、本日委員会の審査を終了した議案について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明がありました各案は、本……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、補充当選議員について、事務総長から報告を願います。
【次の発言】 次に、各委員会からの閉会中審査申し出の件についてでありますが、お手元に配付の印刷物にあります通り、各委員会から閉会中審査の申し出をいたして参っております。
【次の発言】 本件につきましては、先ほどの理事会における話し合いの通り、本日の本会議において、閉会中審査の議決をするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件について、図書館運営小委員長から発言を求められております。こ……
○小平委員長 これより会議を開きます。
第三十八回国会は本日をもって召集されました。通常会の諸準備につきましては、去る二十二日の当委員会においてあらかじめ御協議をお願いいたしたのでありますが、なお、議員請暇の件その他について御協議を願うことといたします。
まず、議員請暇の件についてでありますが、お手元に配付の印刷物にあります通り、議員千葉三郎君、堤康次郎君、灘尾弘吉君及び山手滿男君から、それぞれ請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、右各請暇の件は、先ほどの理事会における話し合いの通り、いずれもこれを許可することとし、本日の本……
○小平委員長 これより会議を開きます。
最初に、大平内閣官房長官が御出席になっておりますので、官房長官に対する質疑の申し出がありますから、これを許すことといたします。柳田秀一君。
【次の発言】 ただいまの柳田君の発言に関連して、福永君から発言を求められておりますので、これを許します。福永君。
【次の発言】 それでは、官房長官に対する質疑はこれで終わることといたします。
【次の発言】 次に、議員請暇の件についてでありますが、議員高碕達之助君及び同中曽根康弘君から、それぞれ請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の本会議の議事についてでありますが、本日は、国務大臣の演説に対する質疑の前会の続きを行なうことになっておりまして、本日をもってその質疑を全部終了することになっております。
なお、本日の質疑の順位につきましては、去る二十五日の委員会において、まず自由民主党、日本社会党の順序で行ない、次に日本社会党、民主社会党となるのでありますが、その順位は両党で話し合うこととなっております。
なお、各質疑者の要求大臣は、お手元に配付の印刷物にあります通りでございます。
【次の発言】 次に、議員高碕達之助君及び議員中曽根康弘君請暇の件を、国務大臣の演説終了後……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、予算委員会の公聴会開会承認要求の件についてでありますが、昨二日、予算委員長から、昭和三十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算について、公聴会を開会いたしたいとの申し出がありました。総予算については、国会法第五十一条第二項の規定によりまして、公聴会を開かなければならないことになっておりますので、この申し出は承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、この公聴会は、来たる十六日及び十七日の両日開会する予定とのことであります。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、議員南條徳男君及び同丹羽兵助君から請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 本件はこれを許可することとし、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、各種委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてでありますが、国立近代美術館評議員会評議員に本院議員坂田道太君を任命し、同佐藤觀次郎君を再任するにつき、また、結核予防審議会委員に参議院議員勝俣……
○小平委員長 これより会議を開きます。
この際、大平内閣官房長官が御出席になっておりますので、前回の委員会において、下平正一君から御要求のありました、任命につき議院の同意を要する各種委員に関して御質疑を願いたいと思います。
なお、前回の委員会において天野委員より要求のありました、両議院の同意を要する各種委員の給与、出席状況、兼職に関する調査資料が内閣官房から提出されて参っておりますので、諸君のお手元に配付いたしてございます。
では、下平正一君。
【次の発言】 それでは、官房長官に対する質疑はこれで終わることといたします。
【次の発言】 次に、緊急上程予定議案についてでありますが、予算委員……
○小平委員長 これより会議を開きます。 まず、本会議において趣旨説明を聴取する議案についてでありますが、道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案につきましては、前回の委員会において、本日の本会議で趣旨の説明を聴取することに決定いたしておりますので、本日の議事日程に記載してございます。 次に、日本社会党及び民主社会党から、内閣提出にかかる農業基本法案について、また、日本社会党から、北山愛郎君外十一名提出にかかる農業基本法案について、本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し出があります。 右両案につきましては、次回の本会議において、趣旨説明を聴取した後、質疑を行なうことといたしたい……
○小平委員長 これより会議を開きます。 まず、本会議において趣旨説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる農業基本法案、及び北山愛郎君外十一名提出にかかる農業基本法案につきましては、前回の委員会において、本日の本会議で趣旨の説明を聴取することに決定いたしておりますので、本日の議事日程に記載してございます。なお、内閣提出にかかる農業基本法案の趣旨説明は、周東農林大臣が行なうことになっております。また、北山愛郎君外十一名提出にかかる農業基本法案の趣旨説明は、北山愛郎君が行なうことになっております。 右の趣旨説明に対し、自由民主党の野原正勝君、日本社会党の芳賀貢君から質疑の通告があ……
○小平委員長 これより会議を開きます。 まず、本会議において趣旨説明を聴取する議案についてでありますが、関税定率法の一部を改正する法律案、関税暫定措置法の一部を改正する法律案、及び関税定率法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきましては、前回の委員会において、本日の本会議で趣旨の説明を聴取することに決定いたしておりますので、本日の議事日程に記載してございます。なお、関税定率法の一部を改正する法律案外二件の趣旨説明は、水田大蔵大臣が行なうことになっております。 右の趣旨説明に対し、日本社会党の安井吉典君から質疑の通告がありますが、その発言時間は十五分程度とするに御異議ありませんか。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、緊急上程予定議案についてでありますが、予算委員会の、昭和三十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算が、本日午後九時三十分ごろ審査を終了いたしました。つきましては、右三件を本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、予算三件の議事について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、予算三件の議事は、民主社会党の編成替えを求める動議の取り扱いは別として、ただいま事務総長から説明がありました通りに取り運ぶこととするに御異議ありませ……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、議員服部安司君から請暇の申し出があります。また、議員河野一郎君、森清君、山中貞則君及び倉成正君から、それぞれ請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、右各請暇の件は、いずれもこれを許可することとし、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、裁判官訴追委員予備員辞職の件についてでありますが、同予備員坪野米男君から辞職の申し出があります。本件はこれを許可する……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、上清炭鉱の坑内火災事故についての椎名通商産業大臣の発言についてでありますが、椎名通商産業大臣から成規の発言通告が参っておりますので、本日の本会議においてこれを行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、右の報告に対し、日本社会党の岡田利春君から質疑の通告があります。これを許可することとし、その発言時間は十五分程度とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元に配付の印刷物にあ……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、日本放送協会経営委員会委員に松本重治君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めて参っております。本件は、これに同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本会議において趣旨説明を聴取する議案についてでありますが、日本社会党及び民主社会党から、内閣提出にかかる国民年金法の一部を改正する法律案、国民年金特別会計法案について、また、日本社会党から、八木一男……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、議員渡邊本治君逝去につき弔詞贈呈の件についてでありますが、去る十四日、福岡県第二区選出の渡邊本治君が逝去せられました。ここにつつしんで哀悼の意を表します。
つきましては、同君に対する弔詞贈呈の件についてでありますが、葬儀が昨十六日行なわれました関係で、弔詞文は、お手元に配付の例文により作成し、議長において贈呈いたしましたから、御了承願います。
【次の発言】 次に、追悼演説の日取り及び演説者についてでありますが、追悼演説は、本日の本会議に行なうこととし、演説者は、社会党の多賀谷真稔君にお願いすることといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、東北開発審議会委員の選挙についてでありますが、同審議会委員の志賀健次郎君が辞任いたしましたので、その後任として、自由民主党から柳谷清三郎君を推薦して参っております。本件は、本日の本会議においてその選挙を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、この選挙は、先例によりまして、その手続を省略し、議長において指名することと相なっております。
【次の発言】 次に、緊急上程予定議案についてでありますが、本日委員会の審査を終了した議案について、事務総長から説明を願います。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、本会議において趣旨説明を聴取する議案についてでありますが、日本社会党より、内閣提出にかかる選挙制度審議会設置法案について、本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し出があります。右案件につきましては、本日の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうことといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、選挙制度審議会設置法案の趣旨説明は、安井国務大臣が行なうことになっております。
右の趣旨説明に対し、日本社会党の堀昌雄君から質疑の通告がありますが、その発言……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、緊急上程の議案についてでありますが、運輸委員会の、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案が、委員会の審査を終了いたしました。つきましては、右案は本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、ただいま緊急上程するに決しました国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案の議事についてでありますが、まず、右案を議題とし、委員長の三池信君から報告があります。
次いで、質疑に入りますが、日本社会党の山口丈太郎君、民主社会党の内海清君から質疑の通告があります。いずれもこれを許可すること……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、肥料審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてでありますが、同審議会委員に、お手元に配付の印刷物にあります通りの諸君を任命するにつき、内閣から本院の議決を求めて参っております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、中央選挙管理会委員の指名の件についてでありますが、同委員の中御門経民君が人事官に就任につき去る一日委員を辞任いたしましたので、一名欠員となっております。つきましては、その後任……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、裁判官訴追委員予備員の選挙についてでありますが、同予備員渡辺本治君が逝去され、一名欠員となっておりますので、その後任として自由民主党から服部安司君を推薦して参っております。本件は、本日の本会議においてその選挙を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、この選挙は、先例によりまして、選挙の手続を省略して、議長において指名することと相なっております。
なお、服部君がその職務を行なう順序は、前任者が第四順位でありましたので、第四順位と相なります。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる租税特別措置法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されて参る予定になっております。回付案の内容について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本案は、参議院から回付されて参りましたならば、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、緊急上程予定議案についてでありますが、委員会の審査を終了した議案または終了する予定になっている議案について、事務総長……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、議員大野伴睦君、村上勇君、福田篤泰君、徳安實藏君及び原田憲君から、それぞれ請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、右各請暇の件は、いずれもこれを許可することとし、次回の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国立国会図書館の館長の任命に関する件についてでありますが、御承知の通り、一昨昭和三十四年五月二日金森徳次郎君が退職されて以来、今日まで館長は欠員のまま……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、お手元の印刷物にあります諸君の請暇の件につきましては、昨日の委員会における御協議により、本日の本会議においてこれを許可することと相なっておりますので、御了承を願います。
【次の発言】 次に、国立国会図書館館長の任命承認の件についてでありますが、昨日御協議願いました鈴木隆夫君を任命する件につきましては、参議院との協議もととのい、同院は本日の本会議で承認されましたので、本院といたしましても、本日の本会議において議長からその承認をお諮り願うこととするに御異議ありませんか。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、蚕糸業振興審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてでありますが、同審議会委員に参議院議員清澤俊英君を任命するについて、内閣から本院に議決を求めて参っております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる皇室経済法施行法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されて参っております。回付案の内容について、事務……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、議員川島正次郎君及び赤城宗徳君から請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、右請暇の件は、これを許可することとし、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、日本社会党及び民主社会党から、内閣提出にかかる銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案について、また、日本社会党から、坪野米男君外八名提……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、特別委員会設置の件について、昨日に引き続き御協議を願います。
【次の発言】 それでは、本件は本日のところこの程度とし、次回の委員会においてさらに御協議を願うことといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時五十七分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる総理府設置法の一部を改正する法律案、及び、港湾法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されて参っております。回付案の内容について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、両回付案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、農林水産委員会の公聴会開会承認要求の件についてでありますが、昨日、農林水産委員長から、内閣提出にかかる農業基本法案、及び北山愛……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、農林水産委員会の委員派遣承認申請の件についてでありますが、本日、農林水産委員長から委員派遣承認申請が提出されて参っております。派遣の目的、派遣委員の氏名、派遣の期間及び派遣地名等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本件につきましては、その議案の性質上、真に必要にしてやむを得ないものと認められますので、議長においてこれを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、派遣委員の航空機利用の件につきましては、往路についてはこれを承認することに御異……
○小平委員長 これより会議を開きます。 まず、元本院副議長正木清君逝去につき弔詞贈呈の件についてでありますが、元本院副議長正木清君が去る十二日逝去されました。ここにつつしんで哀悼の意を表します。 つきましては、同君に対する弔詞贈呈の件についてでありますが、同君は、元本院副議長であり、議員として十四年七カ月在職されたお方でございますので、去る十四日の理事会の決定により、お手元に配付の印刷物にあります通りの特別弔詞を、葬儀の関係があり、去る十五日議長から贈呈いたした次第でございますから、御了承を願います。 なお、前例に従い、本日の本会議において議長からこの旨御報告し、弔詞を朗読することと相な……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、緊急上程予定議案についてでありますが、委員会の審査を終了した議案について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明がありました各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本会議は、一時二十分予鈴、一時三十分から開会することといたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明二十一日……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる原子力委員会設置法の一部を改正する法律案及び科学技術会議設置法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されて参っております。回付案の内容について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、両回付案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、日本社会党島上善五郎君外七名提出にかかる公職選挙法の……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、緊急上程予定議案についてでありますが、委員会の審査を終了した議案について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明がありました各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本会議は、六時二十分予鈴、六時三十分から開会することといたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでございますが、次回の本会議は、明後二十……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、議員帆足計君から請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、右請暇の件は……
【次の発言】 それでは、ただいまの柳田君及び佐々木君の御発言もございますから、この問題は追って理事会においてさらに検討いたしたいと思います。
それでは、右請暇の件は、これを許可することとし、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、回付案の取扱いに関する件についてでありますが、……
○小平委員長 これより会議を開きます。……(発言する者多く、議場騒然、聴取不能)……(「異議なし」と呼び、その他発言する者多く、聴取不能)……(「異議なし」と呼び、その他発言する者多く、聴取不能)……(「散会々々」と呼び、その他発言する者多く、聴取不能) 午後九時二十四分
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、議員帆足計君請暇の件についてでありますが、去る四月二十七日の当委員会の御協議により、同日の本会議において決定する予定になっておりましたところ、当日は都合により延期ざれましたが、その後請暇の目的が変更になりましたので、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる公有林野等官行造林法を廃止する法律案が、参議院において修正され、本院に回付され……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる外務省設置法の一部を改正する法律案、及び厚生省設置法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されて参る予定になっております。回付案の内容について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、両回付案は、参議院から回付されて参りましたならば、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、緊急上程予定議案についてでありますが、委員会の審査を終了した議案について、……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、土地調整委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同委員会委員長に大池眞君を再任し、同委員会委員に有澤滋君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めて参っております。
【次の発言】 本件は、これに同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる労働省設置法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されて参っております。回……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、緊急上程予定議案についてでありますが、委員会の審査を終了した議案について、事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明がありました各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本会議は、一時五十分予鈴、二時から開会することといたします。
【次の発言】 次に、特別委員会設置の件について、引き続き御協議を願います。
○小平委員長 これより会議を開きます。 まず、会期延長の件について御協議を願います。 昨十八日午後七時十分ごろ、自由民主党の山村国会対策委員長が議長のところにお見えになり、その際、自由民主党益谷幹事長からの次の通りの申し入れをお持ちになりました。すなわち、本会期も来たる二十四日をもって終了するが、議案の審議状況、ことに参議院における審議状況にかんがみて、会期を五月二十五日より六月八日まで十五日間延長されるよう議長においてお取り計らい願いたいというものでございます。そこで、議長から私を通じまして、当委員会に対し、会期を延長すべきかどうか、また、延長するとすれば、どの程度の日数を延長するかにつ……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、会期延長の件について、前会に引き続き御協議を願いたいと存じますが、日本社会党の要求によりまして、大平内閣官房長官及び山村自由民主党国会対策委員長が出席されております。この際、両君に対する質疑の申し出がありますから、まずこれを許します。柳田君。
【次の発言】 これにて大平官房長官及び山村国対委員長に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 それでは、会期は五月二十五日から六月八日までの十五日間延長すべきものと答申するについて、各党の御意見をお伺いいたします。
まず、社会党有馬君。
【次の発言】 次に、自由民主党佐々木秀世君。
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる農業災害補償法の一部を改正する法律案、農業保険事業団法案について、日本社会党から、本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し出があります。右両案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、右両案の趣旨説明は、周東農林大臣が行なうことになっております。
右の趣旨説明に対し、日本社会党の栖崎弥之助君から質疑の申し出があります。
質疑時間は十五分……
○小平委員長 これより会議を開きます。
まず、御報告いたすことがございます。
昨二十九日、佐々木秀世君から、お手元に配付の印刷物にあります通りの、特別委員会設置に関する動議が当委員会に提出されました。
【次の発言】 本件につきましては、本会議散会後に御協議を願うことといたします。
【次の発言】 次に、緊急上程予定議案についてでありますが、委員会の審査を終了した議案について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明がありました各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○小平委員長 これより会議を開きます。 まず、特別委員会設置に関する件についてでありますが、前回の委員会以後の経過について御報告申し上げます。 去る三十日の委員会散会後、引き続き理事会においてさらに協議をいたし、また、昨三十一日も理事会を開き協議をいたしました。昨日、理事会開会前、議長、副議長より、委員長に対し、理事会の様子を承りたいとのことでありましたので、前日の理事会において協議したが、いまだ結論に達しなかった旨お話しておきましたが、さらに昨日の理事会においてもやはり結論に達しませんでしたので、その旨議長、副議長にお話しいたしておきました。議長、副議長は御相談の上、本件は議運で協議中で……
○小平委員長 これより会議を開きます。 まず、永年在職元議員牧野良三君逝去につき弔詞贈呈の件についてでありますが、ききに永年在職議員として院議をもって表彰された元議員牧野良三君が、去る一日逝去されました。ここにつつしんで哀悼の意を表します。 つきましては、同君に対する弔詞贈呈の件についてでありますが、同君は、議員として二十九年三カ月在職し、さきに院議をもって表彰されたお方であり、また、かつて予算委員長、国務大臣等の重職にあられたお方でございますので、理事会の了承を得て、お手元に配付の印刷物にあります通りの特別弔詞を、去る三日の葬儀当日、議長において贈呈いたした次第であります。 なお、前例……
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日、日本社会党の山本幸一君外三名から、衆議院議長清瀬一郎君不信任決議案が提出されました。
本決議案は、本日の本会議の劈頭において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定しました。
なお、本決議案の趣旨弁明は、日本社会党の島上善五郎君が行なうことになっております。
討論につきましては、自由民主党の小泉純也君から反対討論の通告があり、日本社会党の田中織之進君及び野原覺君から賛成討論の通告があります。
なお、本決議案の採決は、記名投票をもって行なうことといたします。
なお、先例により、議長不信任決議……
○小平政府委員 オリンピック東京大会の招致を見ましたまでの経緯等につきましては、委員各位におかれましてよく御承知のところと思いますので、その間の経緯は省略させていただきまして、政府の側におきましてどういう態勢でこれが準備のために協力をいたしておるかという点をごくかいつまんで申し上げ、また、最近問題になっておりまする屋内総合体育館の問題及び選手村をどこにするかという問題、これらにつきましてその経緯の概略を御報告申し上げ、その他につきましては、委員各位の御質問に応じてお答えすることにいたしたいと存じます。 東京大会準備のために、政府といたしましては、御承知の通り、閣議の決定をもちまして、総理府に……
○小平説明員 オリンピック東京大会を迎えるにあたって、政府の方の体制が今のままでよろしいのか、こういう御質問でございますが、ただいまございます準備対策協議会は、御指摘のように、各省庁の連絡調整ということがおもなる目的でございます。御承知のように、先般の選手村の変更等につきましても、この協議会を中心といたしまして関係各方面の調整をはかり、御承知の通りの決定を見たわけでございまして、そういういきさつからいたしましても、相当程度の役割は果たして参っておると考えております。また、現在のワシントン・ハイツを水耕農園に移転するにつきましても、地元側の三市当局とも、この準備対策協議会を中心といたしまして一括……
○小平政府委員 昭和三十四年度における総理府の歳出決算について、その概要を御説明申し上げます。 総理府所管の本年度歳出予算現額は、五千八百四十八億二百五十五万六千五十九円でありまして、支出済み歳出額は、五千六百六十九億六千二百万六千五百五十二円であります。 この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと、百七十八億四千五十四万九千五百七円の差額を生じます。右差額のうち、翌年度へ繰り越した額は、百六十三億四千八百七十六万八千八百十七円であり、全く不用となった額は、十四億九千百七十八万六百九十円であります。 総理府所管の支出済み歳出額は、総理本府のほかに、公正取引委員会、国家公安委員会、土地調……
○小平政府委員 はなはだ申しわけございませんが、沖繩関係の資料を持っておりませんので、ただ概略だけとりあえず申し上げまして、数字的に必要でありましたら、後ほど事務当局からまた取り寄せさせます。 最初に、沖繩関係の援助の問題でございますが、三十六年度におきましては、わが国から約五億円弱程度の援助をいたしております。一方アメリカ側は、およそその三倍程度の援助をしておるように聞いております。しこうして援助の方法でございますが、それにつきましては、主として沖繩住民の福祉の増進と申しますか、そういう関係において、各項目ごとに、どの項目については幾ら、こういう筆法で援助をいたしておるわけでございます。さ……
○小平政府委員 調査会は御承知の通り前後十回にわたり正式の会合を開き、さらに三回にわたって実地視察をいたし、七月の二十五日に最後の結論として答申があったわけでございます。
【次の発言】 委員の選任につきましては、公営競技について賛成であるとか、反対であるとか、かつてそういう意見を表明したことのないような、きわめて中立的な委員を選んだわけであります。さらにまた参考人を呼んで事情を聴取した点につきましては、これもまたあるいは賛成意見を聞くとか反対意見を聞くとか、そういうのではなくして、競輪を初めとした公営競技について経験のある、あるいは関係のある諸君から、この実態について事情を聴取する、こういう方……
○小平政府委員 ただいまお話のありました懸賞付あるいは景品付、そういう方法による商品の販売の傾向が非常に強まりつつあるのじゃないかということは、私どもも毎日のテレビなりラジオなりその他の宣伝によりまして全く同じように感じております。ただいまお話がありました通り、諸外国におきましても、これらの販売方法の弊害をためる目的で、立法等も行なわれておるように私どもも聞き及んでおります。そこで現行の私的独占禁止法によりましても、これが運用によりましてはある程度の規制はできることかと思いますが、しかしまず第一にその前提といたしましては、現在の懸賞販売等の実態をよく把握するということが何としても先決でなかろう……
○小平政府委員 去る七月、総理府総務長官を拝命いたしました。今後委員の各位に何かとお世話になることと思いますが、何とぞよろしくお願い申し上げげます。 ただいま議題となりました北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律案の提案理由について御説明申し上げます。 歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島につきましては、わが国固有の領土であるにもかかわらず、昭和二十年八月以来わが国の施政権が及んでいないという特殊な状態に置かれております。このため、これら北方地域の地先の漁場において漁業を営んでいた旧漁業権者等その他北方地域の元居住者は、北方地域に復帰することはもとより、その周辺の漁場において漁業を……
○小平政府委員 今回設立しようとする北方協会の資金十億円の性格のお尋ねでありますが、お話のうちにもございましたが、今回北方協会を設立して十億の資金をもってやろうということが計画された理由と申しますか、根拠としては、北方地域の漁業権者等が置かれておる特殊な立場というものが一つの根拠にはなっておるとは思いますが、しかしこの十億そのものの性格は、本法の第一条にもうたってございます通り、旧漁業権者等の生活の安定をはかり、あわせて北方地域に関する諸問題の解決の促進をはかる、こういう目的に使わるべき性格のものである。従って、漁業権補償そのものという性格ではありませんし、また見舞金といった性格でもなかろう。……
○小平政府委員 ただいま御審議を願っております法案におきましては、御承知の通り、歯舞、色丹及び国後、択捉、この四島が固有の領土である、こういう建前でやっておりまして、それ以北の諸島につきましては、何ら触れておらぬわけでございます。そこであらためて申し上げるまでもなく、北方の領土の問題につきましては、今国会におきましても、各方面から種々論議がされておるわけでございますが、今お尋ねのウルップ以北の諸島が固有の領土であるかどうかということでございますが、本法案に関する限りは、別段そこに触れておらぬわけです。そこで私は総務長官という立場から申しますと、そのようなウルップ以北の諸島の性格と申しますか、そ……
○小平政府委員 山内さんのお尋ねのうち、人事についての大前提といたしまして一党一派に偏しないように、政治的な偏向等のないように、こういう御趣旨は私どもといたしましても全く同感でありますから、この点は十分気をつけて人事の選考に当たりたい、かように考えております。なお、後段におきまして評議員のお話が出ましたが、御指摘のような御心配もあるいはあるかと思いますが、いずれにいたしましてもさっき申しました通り人事全般につきまして、どこまでも一党一派にとらわれぬように、公正にこの北方協会の本来の目的の運営ができるように、われわれはどこまでもさように努めて参る所存であります。
○小平政府委員 労働政策全般につきましては、これはもちろん労働大臣にお尋ねを願いたいと思います。ただ公務員の給与に関しましては、政府といたしましては、法の規定するところに従いまして、人事院の勧告に従い、これを尊重しながら実施をいたして参る、こういう方針には今後とも変わりがないと考えております。
【次の発言】 お話の通り、今回の人事院勧告をどうするかという点につきまして、閣議でもいろいろ議論がございましたが、現下の経済情勢全般を総合的に判断いたしまして、これを十月から実施することが適当であろう、こういう結論に至ったわけでございますが、総合的判断というのはどういうことかという御趣旨と思いますが、か……
○小平政府委員 お答え申し上げます。可処分所得の伸び率は三十六年の一―七月の平均が五・四、第一分位が一・六、第二分位が二・四、第三分位が三・五、第四分位が四・九、第五分位が八・四、そういうふうになっております。
○小平政府委員 最初に、戸田町の議会におきまして、あそこで競艇をやることについての返上の決議をなさったという問題でございますが、実は私もそういうことがありましたことを新聞で承知をいたしました。直接的には別段何ら連絡もございませんから、直接的には承知をいたしておらないのであります。ただこの問題は、実は戸田を競艇場として使用するという話がありました際におきまして、御指摘のように、あそこでいわゆるボート・レース、競艇をやっておるということは、これは当時からあったわけであり、またあそこをオリンピックに使うとなれば、当然それとの問題も想定されたことでありまして、それにつきましては、これは埼玉県側において……
○小平政府委員 お尋ねの意味が私よくのめないのですが、まあ一般的に申しますならば、米国が施政権を有し、わが国はいわゆる潜在主権を持っておる、こういう関係にございますので、わが国としても、沖繩に対しまして、できるだけの民生福祉の向上のための援助をいたして参りたい、こういうことで、ことに昨年池田・ケネディ会談の共同声明が出ましてからは、これを大いに強化したい、こういうつもりで、三十七年度の予算編成等にあたりましては、昨年度よりも相当多額の援助をいたすべく予算を要求いたしておるところでございます。
【次の発言】 どういう関係にあるかというお尋ねでございましたので、私はその点だけ御回答申し上げたのであ……
○小平政府委員 この法案をもっと早く提出をいたしたいということで、交通対策本部なりあるいは交通関係閣僚懇談会等を中心といたしまして、関係各省と十分検討をいたしたのでございますが、先ほど来先生からも御指摘がございますように、率直に申しまして、自動車を持っておる者は車庫を持つべきである、あるいは公道を駐車場所、保管場所として使うべきではない、こういった、いわば道義的あるいは原則的なことは、今日の交通事情に顧みまして、どなたもおっしゃるわけなのでございますが、これをいざこの法案にまとめるとなりますと、むずかしい問題がたくさんありまして、実は各省の意見等もときにはずいぶん調整が困難のような意見も出まし……
○小平政府委員 これは、政令はなるべく早くと申しますか、これが施行になるまでに準備したいと思いますが、ただいま警察庁長官からお話のあったような場合、これもめったにはないと思いますが、話に出た点では、たとえば自衛隊などが演習に行って、夜間道路に相当の台数が並ぶというようなことで、事実問題としてそういうことも想定されるんじゃなかろうか、そういう際にまでこの法律にひっかかるということでも、実際問題として困りますから、大体そういったことを想定いたしておるということでございます。
【次の発言】 お話しのように、自動車が多量に生産され、販売され、また国民がこれをますます多く使用されるという、いわゆる前向き……
○小平政府委員 沖繩への渡航許可の問題でございますが、これにつきましては、各方面から、これを自由にすべきだ、こういう御要望がございますので、われわれの方としましても、なるべくその線に沿って事が運ぶように努力はいたしておるのでございますが、現在はまだそこまでいっておりません。しかしながら、実際問題といたしましては、三十六年度におきまして不許可になりましたのは、全体の希望者のわずかに〇・三一四%、こういうことで、一%に達せぬという実情にございます。のみならず、この率は年々減少いたしておるのでございまして、三十五年度には〇・七%、三十四年度には〇・八%からあったのでありますが、いずれも一%未満でござ……
○小平政府委員 ただいま御指摘の通り、昨年の六月に米側から六百万ドルのこれらに対するいわば補償の金が参りました。その後、これをどう配分するかということにつきましては、総理府を中心にしまして関係各省で協議会を持ちまして、一体どういう基準でこれを配分すべきか、十数回にもわたりまして協議をいたし検討をいたしたのでございます。しかし、何分にも相当年月を経過いたしておりまして、権利関係等につきましても必ずしも明確でない。一言で申せば非常に不十分である。そういう関係からいたしまして、なかなか結論までには至らなかったわけであります。ただ、この際、特に総理府といたしましては、できますならば関係島民の皆さんの御……
○小平政府委員 小笠原島民の方々のアメリカから受けられた六百万ドルの配分につきましては、昨日も申し上げました通り、これを現在のような状態に置くということは、私どももむしろきわめて不本意なんでありまして、なるべく早く配分をいたしたい、もともとさように考えており、ただいま先生のお話の通り、われわれとしましても、極力努力をいたしまして、一日も早く、また、なるべく公正にこの配分が行なわれるように努力をいたすべく考えております。
○小平政府委員 昭和三十五年度における内閣所管の歳出決算について、その概要を御説明いたします。 内閣所管の三十五年度歳出予算額は十一億四百三十一万二千円でありまして、支出済み歳出額は十億八千六百六十八万円であります。この支出済み歳出額を歳出予算額に比べますと、一千七百六十三万一千円の差額を生じますが、これは不用となった額であります。 内閣所管の支出済み歳出額は、内閣官房、法制局、人事院、憲法調査会、国防会議に関するものであります。 不用額は、内閣官房における職員俸給、職員特別手当等がそのおもなものであります。 以上をもちまして内閣所管の決算の概要説明を終わります。何とぞよろしく御審議の……
○小平政府委員 三十七年度の沖繩援助の予算でございますが、これにつきましては、琉球政府とアメリカの民政府、この間で十分連絡をとりまして、民政府の関係で、これは外務省を通じて日本政府としてはこういう項目についてこの程度の協力をしてほしい、まずそういう連絡がございました。それに対して、先ほど局長からも御説明を申し上げましたが、日本政府としては独自の立場から、それらの項目なり金額なりについて検討をいたしまして、その結果米側から協力を申して参りました項目のうち、あるものは削除したものもありますし、新規に加えたものもありますし、金額等につきましても、当初米側が言って参りましたのは九億数千万でございました……
○小平政府委員 国家公務員法、その関係におきましては総理府の所管になっております。その関係でございます。
【次の発言】 さようであります。
【次の発言】 先ほど申し上げましたのは、直接の所管として国家公務員法の関係、こう申し上げたのですが、総理府の本来の職務からいたしまして、連絡調整を行なう、こういう立場からすれば、今御指摘のような関係も生じてくると思います。
○小平政府委員 最初に、今回の港湾労働等対策審議会の設置に関しまして、行管あるいは運輸省等からある話が出て、すったもんだしたじゃないかということでございましたが、別段すったもんだというほどのことではございません。もちろん、大体審議会とか調査会とか、そういうものの設置につきましては、これらのものが現存でも非常に多過ぎるじゃないか、こういう御議論も再々われわれは承っておりますし、行政管理庁の建前からいたしますと、なるべくそういう声にこたえて、新たに設置をせぬで済むものはなるべく設置をしない、こういう基本的な態度でありますので、この審議会がはたして新たに設置を要するものかどうかという点で、これは慎重……
○小平政府委員 ただいま議題となりました臨時医療報酬調査会設置法案について、その提案の理由を御説明申し上げます。 この法律案は、先般、厚生大臣より社会保障制度審議会に対して、社会保険等の適正な診療報酬を定めるためにとるべき方途について諮問が行なわれ、それに対する答申の中で、社会保険等の適正な診療報酬算定のルールを確立し、そのために必要な調査を行なう中立的な機関として医療報酬調査委員会を設ける必要がある旨が述べられておりますところに従いまして、臨時医療報酬調査会を設けることといたすものであります。 本調査会は、社会保険等の適正な診療報酬の決定に資するため、適正な医療報酬の算定基準に関する事項……
○小平政府委員 ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。 下請代金支払遅延等防止法が制定されましてからすでに五年余を経過することになりましたが、この問政府関係機関におきましては、この法律の積極的な運用に鋭意努力いたしまして、下請代金の支払遅延防止等にかなりの効果をおさめて参りました。しかしながら、この法律の運用に当たって参りました経験によりますと、下請取引を公正ならしめるとともに下請事業者の利益を保護するというこの法律の目的達成をはかる上におきまして、現行法の規定には不備な点があることが感ぜられます。すでに去……
○小平政府委員 調査会が発足しまして、第一回の会合を持ちましたのは、三十六年の三月十五日、その際に諮問をいたしました。念のため諮問事項を申し上げますと、「競輪、競馬、小型自動車競争及びモーターボート競走に関する現行制度とこれら公営競技全般に対する今後の基本的方策について貴会の意見を求める。」こういう諮問をいたしました。その後十回にわたりまして御審議をいただき、第十回目の総会が七月の二十五日にございました。そこでただいまお話しの通り、答申が出されたわけでございます。答申は私が就任してからちょうだいをいたしました。その間三回にわたって現地調査をいたしましたこともお示しの通りでございます。しこうして……
○小平政府委員 ただいま議題となりました不当景品類及び不当表示防止法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。 あらためて申し述べるまでもなく、わが国の経済は、事業者が自由かつ公正な競争を行ない、その創意を発揮して、良質な商品及びサービスを豊富に提供し、もって一般消費者の利益を確保するという自由競争を建前としております。従いまして、商品及びサービスそのものの価値によらず不当な景品類または不当な表示によって顧客を誘引するようなことは、一般消費者の商品等の適正な選択を妨げ、公正な競争秩序を撹乱するものでありますから、従来から、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律に規定する不……
○小平政府委員 先生の卸主張は、現在の下請代金の支払遅延防止法、これは実情に沿わない欠陥があるのじゃないか、そういう点であろうと思いますが、確かにこの法律が現在の親企業と下請企業との関係、その間の取引等の実情に必ずしも満点に合致をいたしまして、下請企業者が何らの不利益も受けずに取引が円滑に行なわれておるというわけには参っていない、私どももさように考えます。ただ、しかしながら、この法律ができましてから以来、公正取引委員会におきましても非常な努力を払われまして、少なくともあまりはなはだしい不当な下請代金の支払いの遅延等については、従来から勧告等も相当行なわれておるようでありますし、この法律は法律な……
○小平政府委員 公取の機構、陣容の強化ということにつきましては、かねがね当委員会等でも御熱心に御主張のありましたことを承知いたしております。ただいまお話がございました通り、三十七年度の予算等の関係におきましては、きわめて微々たる額しかふえておりませんで、必ずしも公取の機構の整備拡充というところまでは参っておりません。しかし、実は、この点につきましては、政府全体といたしまして、公務員の数というものを原則として増員しない、こういうきびしい態度で予算の編成に当たりました関係上、公取につきましてもほとんど前年度を踏襲するという程度に終わったわけでございます。ただ、最近特に消費者行政というものが重要にな……
○小平政府委員 ただいまは下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案を御可決いただきまして、ありがとうございました。 本法の施行につきましては、従来から政府もできるだけ努力を払って参ったわけでありますが、今回の改正の趣旨にのっとりまして、一そうの努力をいたすつもりであります。 なお、附帯決議の御趣旨につきましては、十分これを尊重いたしまして、御期待に沿うよう努力をいたしたいと存じます。
○小平政府委員 ただいまは、不当景品類及び不当表示防止法案を御可決になりまして、まことにありがとうございました。 また、引き続きまして附帯決議を、これまた全会一致で御決議をいただきましたが、その趣旨につきましては、審議中におきましても、各委員から非常に強調された点でございまして、また、それに対して政府当局といたしましても、十分御趣旨に沿う旨御答弁申し上げておったのでありますが、ここにあらためて附帯決議をちょうだいしたのでありますから、一そう努力をいたしまして、御趣旨に沿うようにいたしたいと存じます。(拍手) …………………………………
○小平政府委員 ただいま議題となりました激甚(じん)災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、前国会において成立いたしました災害対策基本法の施行に備え鋭意その準備を進めているところでございますが、同法第七章におきまして、著しく激甚である災害が発生した場合における復旧事業等が適切に実施されるための地方公共団体に対する国の特別の財政援助及び被災者に対する特別の助成措置について別に法律を制定すべきこととされております。また、この法律は、できる限り激甚災害発生のつど制定することを避け、災害に対する国の負担制度の合理化をはかり、激甚災害に……
○小平政府委員 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 この法律案による措置の第一点は、恩給年額の改訂であります。 現在、旧軍人および昭和二十八年以前退職の文官並びにこれらの遺族の年金たる恩給は、原則として公務員のいわゆる一万五千円ベース給与の俸給を基準として算定されているのでありますが、その後における公務員給与の引き上げ、生活水準の上昇等を考慮し、公務傷病者、公務死没者の遺族に重点を置きつつ、恩給の年額につきまして、次のような改善の措置を講じようとするものであります。 まず、一般退職者及びその遺族の恩給の年額につき……
○小平政府委員 ただいま先生からお示しのような記事を私も見ました。青少年問題がきわめて重要な課題でありますことは、あらためて申し上げるまでもないわけでございまして、ただ、いわゆる青少年問題の解決につきまして、御承知の通り、政府としましても、中央青少協あるいは地方青少協、これらを通じて各般にわたる施策の総合調整を行ない、あるいは方針の調整を行ないまして、それぞれ担当省で具体的な施策を進めておることは、御承知の通りでございます。青少年問題と申しますと、一面におきましては、確かにいわゆる非行青少年の問題があると存じます。それに対しまして各般の施策を打ち出さなければならないことは当然でございますが、さ……
○小平政府委員 ただいまお話のございます審議会の運営、構成、それらについては、昨日来の御意見を十分尊重いたしまして、せっかく作ります審議会が十分その目的を果たすように、私どもといたしましても、一そう注意をいたし、努力して参りたいと考えております。
なお、御要求ありました資料につきましては、ただいま係の者がまだ参っておりませんが、用意をしておるはずでありますので、でき次第配付いたしたいと思います。
【次の発言】 委員会ができました上での運営の仕方として、特に小委員会等を設けて運営をせよ、こういう御趣旨と存じますが、そういう運営の点につきましては、従来あります審議会、調査会等におきましても、まず……
○小平政府委員 今回のベース・アップは、諸般の情勢から総合的に判断してこういうことになったわけでございますが、将来は、今副長官から答弁申し上げた通りでありますが、今お話のありますような方向で進むべきものと私ども考えております。
【次の発言】 恩給の性格というものは、概括的に申しますならば、今お示しの通りだと私ども心得ております。しからば、現在の公務員の給与のベースが改定された場合に、それと必ず一致していくべきかどうかという点になりますと、これはやはりいろいろな要素を考慮に入れなければならぬと存じます。一般経済事情の変化はもちろんのこと、特に物価の問題、生活水準の問題、国家の財政の問題あるいは国……
○小平政府委員 その点、昨日も御説明申し上げたのでありましたが、恩給のベースをどうしていくか、こういう問題だと思います。今回の改正も、決して国家財政の面だけからきめたものではありません。もちろん、国家財政の面も非常に大きな考慮の要素ではありましたが、それだけではございません。先生のお話しのように、物価の関係、生活水準の関係、それらも当然総合的に考えなければなりませんし、あるいは国民の一般の感情等も考え合わせなければなりません。要するに、それらのものを総合的に判断をいたして、今回の処置をとることにいたしたのであります。公務員の給与ベースが上がるということ、これまた確かに恩給のベース改定の一つの大……
○小平政府委員 ただいま先生からお尋ねの点は、今次の国会におきましても、参議院の予算委員会あるいは地方行政委員会等においても、再三同趣旨の御質問がございました。また、ただいま御指摘の決議が参議院で行なわれたことも、われわれは承知いたしております。そこで、実はいろいろ調べてみたのでありますが、だんだんわかったところによりますと、旧満鉄においては、職員の人が約五万人からおられたようでありまするが、そこに職を奉ぜられた方のうち、現在の国鉄に入られた人が約五千人、それからわが国の公務員になられた方が約五百人、その五百人のうち、三十四年に恩給関係が共済制度に切りかえられた、それまでにやめておられる方が約……
○小平政府委員 お答え申し上げます。 新生活運動の方は、主として地域あるいは職域におきます生活の環境改善、あるいは公衆道徳の向上、こういうむしろ一般的な面に重点を置いて、現在でももちろん運動をやっております。一方国産品の愛用につきましては、社団法人であります国産愛用推進協議会、あるいは財団法人であります国産品の普及向上本部というようなものがございまして、これは国産愛用それ、自体を目的として運動をいたしておるわけであります。この間、国産愛用を主目的にいたしまする団体の役員が、新生活運動の協議会の方の役員等にもなっております。そのように、人的にも相協力し、また運動の面におきましても、これらの両者……
○小平政府委員 本年度の予算に比べますれば、三十七年度におきましては相当の増額を見るわけでございますが、これで十分だと、別段さようには思っておりません。今後、御承知の通り、米側の援助の増加も期待されますので、それと相協力して逐次増加をいたして参りたい、かように考えております。
【次の発言】 元来、沖繩に対しまする援助は、琉球側と現地のアメリカ側で打ち合わせをいたしまして、正式に外務省を通じてわが国に協力を求めてくる、こういうルートが正式のルートでございます。そこで、琉球政府、あるいは琉球の政党と申しますか、琉球自民党等におきましては、大体五十億程度の事業をやりたい、その援助を望むといった話があ……
○小平政府委員 お答え申し上げます。 沖繩に関する行政の窓口を自治省に一本化したらどうか、こういう点がおもだと思いますが、御承知のように、沖繩が現在置かれております地位が、内地におきます都道府県の地位とは非常に異なった立場にございます。そういう関係からいたしまして、現に総理府の特連局で行なっております事務は、単に自治省が現にこの内地の都道府県に対してやっておるという専務ばかりでなく、その他の各省に関する事務を全部総括をいたしてやっておるわけであります。今後沖繩に対しまする援助等がどういう方式になって展開されていくかということが問題でございますが、そういう点とからみ合わせて、今後この行政の窓口……
○小平委員 大谷石採掘による災害の実情を調査する目的をもって、去る九月四日、宇都宮市に派遣されました委員を代表して、簡単に御報告を申し上げます。 現地に参りました委員は、私、田中武夫君及び板川正吾君の三名であります。なお、現地において、広瀬秀吉議員が調査に参加されました。 当日は衆議院出発、宇都宮市到着、栃木県庁において、大谷石採掘危険防止対策協議会より説明聴取及び懇談、大谷石採掘坑内視察、立岩地区陥没現場視察、帰京の行程で調査を行なったのであります。 まず、大谷石採石業とこれに伴う災害発生の概況を申し上げますと、大谷石採石業は、昭和三十一年の採掘量が二十三万トン、出荷額が四億五千万円で……
○小平委員 ちょっと念のために事務当局に承っておきたいと思うのですが、なくなられた三現職議員の方の弔慰金、これはみんな一律に従来の歳費十二カ月でやっていますか。これは十月にさかのぼって、今度歳費が改まると、それによって追加されるのですか。十月以後なくなられた人は……。
【次の発言】 そのとき改められるのですかと聞いているのです。
【次の発言】 いや、差し上げてあるないじゃないんだ。変わるのかということです。
【次の発言】 それともう一つ関連して、現職議員でない方が三人なくなられておる。その中のお二人は永年勤続者なんだね。それで弔詞を差し上げるのですが、これらの方々には議院としては何もないのです……
○小平委員 去る二十日の庶務小委員会において協議決定いたしました案件について御報告いたします。 第一は、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案であります。この法律案は、今般の特別職の職員の給与改定に伴い、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律及び国会議員の秘書の給料等に関する法律に所要の改正を行なうものでございます。 その内容は、国会議員の期末手当について、その支給日に在職しない者でも、その日前一月以内に退職または死亡した者には、期月額三万二千七百円を三万五千九百円に増額するとともに、三月十五日に新たに〇・二カ月分の勤勉手当を支給することとし、また、期末手当……
○小平委員 ちょっと思いつきなんですが、オリンピックの宣伝のためにも、輸出して――外国で買うか買わないか、相手があることですが、外国へ出すような計画はありますか。
【次の発言】 どうですか、外国向けに文字をわきの方へ書いて、外国からも一つ寄付金をもらうような案を検討してみる気はありませんか。
○小平委員 まず、昭和三十八年度における衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 昭和三十八年度の衆議院予定経費要求額は五十二億五千百五十七万八千円でありまして、これを前年度予算額四十二億七千九百二十八万円に比較いたしますと、九億七千二百二十九万八千円の増加となっております。 要求額のおもなものについて概略の御説明を申し上げますと、その第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、四十三億七百九十四万三千円を計上いたしております。この経費は議員、議員秘書及び職員の給与に関する経費、旅費、議案類印刷費、光熱水料、通信費等の事務費及び議員会館、議員宿舎等の維持管理に必要な経費でありまして……
○小平委員 会館の場合は、会館に食堂がありますね。あれなどは、やはりとにかくいろいろな種類をまちまちに注文されて、それを部屋に運んでくれといわれるようなことは、非常に能率的にも困るというので、ある程度種類を制限するといいますか、統一して、そして能率的にやれるようにしてほしい、それはもっともだろうというので、今管理部ですか、そこへそういうふうに諮っているわけです。 それから、先生のお話の手当の関係は、宿舎の食堂と議院の内部にある食堂というのと若干性格が違うと言っては語弊があるかもしれぬが、先生御承知の通り、向こうはなるほど国会の施設ではあるが、あそとでの生活というのは、いわばうらうらの、ある意……
○小平委員 ただいま下平理事のお話しの、国会正常化について今後引き続いて特にこの議運で努力しようじゃないかという御趣旨はごもっともですから、私どももできるだけ努力いたしたい、かように思います。 それから石炭、給与の関係ですが、これについては、議運としては今まで内容には入らぬという立場で来たわけです。しかし、幸いに今両党間の、あるいは当該委員会での話も大体できたように伺っております。われわれももちろん、これは今後党としても誠意をもって話し合いのまとまった点についてはやっていく、こういうことになるだろうと思います。 なお、ILOの特別委員会の問題ですが、これは今国会においては、われわれ議運とし……
○小平委員 はい。検討しましょう。
○小平久雄君 本日の庶務小委員会において協議決定いたしました案件について、御報告申し上げます。 まず、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。 この法律案は、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律、国会閉会中委員会が審査を行う場合の委員の審査雑費に関する法律、国会法及び国会議員の秘書の給料等に関する法律について、所要の改正を行なおうとするもので、その内容は、 まず第一に、国会議員の歳費月額を十八万円に改め、委員の閉会中審査雑費の月額を、三万円から四万五千円に増額することといたしました。 第二は、各議員に付する秘書を一人増員し、二……
○小平委員 去る二十二日の庶務小委員会で、字句整理のため、私に一任されておりました、国会議員の歳費、旅費及び手当等支給規程等の一部を改正する規程案並びに同小委員会で協議決定いたしました、裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支給規程の一部を改正する規程案、裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職務雑費支給規程の一部を改正する規程案について御報告いたします。 まず、国会議員の歳費、旅費及び手当等支給規程等の一部を改正する規程案の内容について、御説明申し上げます。 第一は、国家公務員等の旅費に関する法律の一部改正により、国務大臣の外国旅行の旅費額が改定されましたので、副議長及び議員についても、同様の改正を行な……
○小平委員 反対なら抜けてもらってもいい。
【次の発言】 御異議ありませんか、と言っているのです。
○小平委員 ただいま下平君からお話のありました昨年八月と本年一月の申し合わせ、これはお互いにこの線に沿うて従来も努力をいたしてまいったところですが、遺憾ながら結論というか、実現というか、そこまで至らなかったという事情にあります。ただいまのお話の趣旨は、来たるべき解散後の特別国会で極力実現するように、その線に沿うて努力しようと、こういう御趣旨だろうと思います。そういう精神、お考え方にはわれわれも別段何ら異議もありません。大いにその趣旨に沿うて努力するという点では何ら異議はありません。
【次の発言】 そういう趣旨で、先ほども申し上げたわけです。
○小平(久)委員 ちょっと関連して。今度のこの独禁法の改正は、要するに公取の機構拡充と申しますか、機能の充実といいますか、そういうことがねらいだろうと思うのですが、ただいま事務局定員配置図というのをちょうだいしたんですが、これをちょっと拝見すると、官房は八十人ということですね。全部で二百五十何人ですから、約三分の一近くを占めておる。そのほかは大部分が十数名、一番少ないのは国際課がたった九名の定員だそうであります。地方の事務所等に至っては、名古屋が七人ですか、福岡が八人、今度できる札幌は六人、看板は下げても実際これで仕事ができるのかどうか。要するに、私の言いたいのは、人員の配置ということなんです……
○小平(久)委員 ただいまの申し合わせ並びに委員長の御発言については、自民党側も全く同感であり、大賛成であります。したがって、これらの申し合わせなり委員長の御発言なりが厳格に行なわれるように、自民党としても十分注意もいたし、また実行につとめたい、こういうふうに存じます。
○小平(久)委員 昭和四十年度における衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 昭和四十年度の衆議院予定経費要求額は七十億九千四十三万四千円でありまして、これを前年度予算額六十二億七千九百四十四万九千円に比較いたしますと、八億一千九十八万五千円の増加となっております。 要求額のおもなものについて概略の御説明を申し上げますと、その第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、五十六億六千九百四十六万九千円を計上いたしております。この経費は、議員、議員秘書及び職員の給与に関する経費、旅費、議案類印刷費、光熱水料、通信費等の事務費及び議員会館、議員宿舎等の維持管理に必要な経費でありまして、……
○小平(久)委員 さきに設置を見ました国際労働条約第八十七号等特別委員会に、国家公務員法の一部を改正する法律案及び地方公務員法の一部を改正する法律案の二法案ですが、これを議長において付託するようにひとつお取り計らいを願いたいと思います。
○小平(久)委員 ILO特例委員会の設置につきましては、すでに二月の十二日であったと思いますが、本院においてその議決を見ておるわけでありますが、自来約一カ月を経過する今日、なお、これが成立を見ないでおることにつきましては、私ども自民党としてもはなはだ遺憾に考えておりまするし、また、ひとり党の立場というだけでなく、本院の権威あるいは正常なる運営、こういう見地から見ましても、はなはだ残念なことだと思うわけであります。 そこで、一昨日もこの席において、委員長から当委員会の理事会の状況、その場で述べられた各党の意向等も御発言があったわけでございますが、本件はすでに院議が決定いたされており、その委員の……
○小平(久)委員 昨日の庶務小委員会において協議決定いたしました各案件について、順次御報告いたします。 まず、国会における各会派に対する立法事務費の交付に関する法律の一部を改正する法律案は、立法事務費の月額を現行の三万円から四万円に改めるものであります。 次に、国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案は、秘書の滞在雑費の日額を、現在一人は五百五十円、他の一人は四百五十円でありますのを、一律に六百円に、また、閉会中雑費の月額を、一人は八千二百五十円、他の一人は六千七百五十円でありますのを、一律に九千円に増額改定するものでありまして、両法律案とも昭和四十年四月一日から施行しよう……
○小平(久)委員 ただいま委員長からお話のあったとおりの経過になっておりまして、自民党としても、この緊急質問を許す、こういうことはすでにきまっておるのですが、これをいつという点については、われわれもなるべく早く、こう思っておりますが、政府側とも準備の都合等も打ち合わせなければならぬと思いますので、できるだけすみやかにということはわかりますが、いま火曜日ということの確約もまいらぬと思います。
【次の発言】 藤田さんの御意見もわからないわけではありませんが、事はきわめて重要かつ微妙な問題でもありますので、私どもとしては党と政府と慎重に打ち合わせをいたしました結果、諸般の情勢上来週金曜日にやっていた……
○小平(久)委員 御承知のように、昨夜来、議会の状況がやや停とんした状況にあるわけですが、われわれ自民党としては、本日の公報にも本日の会議の日程等もすでに掲載され、議員に配付されておることでございますので、この日程に従って本会議もぜひ開きたい。このために、ただいま遺憾ながら社会党の委員の皆さんは御出席になっておられませんが、幸い民社党の鈴木理事が御出席でございますから、ぜひ民社党さんには本会議の開会について御協力をお願い申し上げたい、かように存ずるわけであります。
【次の発言】 ただいま鈴木君から質問の形で御所見の開陳がございました。私ども共鳴する点が非常に多いわけです。もちろん、ILOをはじ……
○小平国務大臣 今回はからずも労働大臣を仰せつかりました。今後皆さんの御指導にあずかる点が非常に多いと思いますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
山野の事故その他鉱山の保安の問題につきましては、労働者としましては広く保安行政一般をあずかるという立場から、労働省といたしましても通産省に御協力を申し上げつつできるだけの努力をいたしたい、かように存じておる次第でございます。今後何分ともよろしく御指導にあずかりたいと思います。
【次の発言】 ただいま田中委員の御指摘のような、鉱山保安の所管を労働省に移管したほうがよろしいのじゃないかという御主張がかねがねあることは、私も承知をいたしております。し……
○小平国務大臣 私は、先般の内閣改造ではからずも労働省を担当することになりました。労働問題がますます重要性を加えてきております今日、私は労働行政に誠意と熱意をもって取り組んでまいる考えでございますので、何とぞよろしくお願を申し上げます。 労働問題は、本来、社会、経済と深い関連を有する問題であるとともに、人間としての労働者の問題であります。したがいまして、労働行政は社会、経済との関連を十分考慮しながら進めなければなりませんが、より基本的には、人間性尊重の理念のもとに、広く人間としての労働者の福祉を目的として進められるべきだと考えております。 このような基本的考え方に立って、当面する労働行政の……
○小平国務大臣 駐留軍関係の雇用者が漸次整理、解雇せられて減少しつつある、こういうことでございまして、それに処して御承知のとおりすでに例の臨時措置法等の法的措置も講じておるわけでございますが、それにいたしましてもこれらの諸君が非常に不安な立場にあるということにつきましては、私どももよく承知をいたしておるのでございます。しかし、また一面、確かに政府雇用の労務者には違いございませんが、率直に申しまして一般の雇用者とも若干――若干と申しますか、本来、何しろ駐留軍の雇用でございますから、そこにやや異なった性格と申しますか、性質を持っておることも事実ではなかろうかと存じます。そういう関係もありますので、……
○小平国務大臣 石炭鉱業に関する当面の労働諸問題について一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。 最近の石炭鉱業の雇用情勢を見ますと、一部炭鉱を除き合理化に伴う人員整理は一段落し、滞留離職者も大幅に減少いたしておりますが、他面、一部のビルド炭鉱においては坑内労働者の不足という状態が生じております。 このような石炭鉱業の状況変化にかんがみ、政府といたしましては昨年の第二次石炭鉱業調査団の答申の線に沿って石炭政策の強化をはかってまいりましたが、労働省といたしましても、同調査団の答申の趣旨を十分尊重して、今後の雇用諸対策の推進をはかり、滞留離職者の就職促進と、あわせて高能率ビ……
○小平国務大臣 組夫の問題でございますが、現在全国では約二万一千程度おられるようであります。この組夫の労働条件等は、常用のものに比べますと若干下回っておるようであります。大体所定内の賃金でありますと、常用に対しまして約九割程度になっております。これは、もっとも就業時間が短いという関係もあると思いますが、しかし、そういう関係で所定外の賃金を含めますと、常用に対して組夫の場合は、約七割五分程度になっておる。さらにまた就業の年限等も、大体非常に短い者が多いのでありまして、大半は一年以内、こんなぐあいになっておりますので、労働省としましては、これらの雇用条件を逐次改善しまして、安定した雇用になるように……
○小平国務大臣 三公社五現業等のいわゆる公共企業体の当事者能力につきましては、先ほど来御論議のように、労使の関係という点から見ますならば、なお検討すべき点があると私どもも考えております。そこで政府といたしましても、すでに御承知と存じますが、本年の一月二十八日に次官会議の結果、この当事者能力の問題は、やはり公共企業体の制度全般の問題でもございますので、そういう点から抜本的に、また広い立場から検討してもらうことが適当であろう。そこで近く発足を予定されております公務員制度審議会において、この点につきましても御検討いただくことが適当であろう。ただ、それまでの間は、それぞれの機関におきましてできる限り善……
○小平国務大臣 第五十一回通常国会にあたり、一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。 私は、かねてから、労働行政は、社会、経済との関連に十分な考慮を払いつつ、基本的には人間としての労働者の福祉の向上を目的として進めなければならないと考えており、明年度の予算編成をはじめ、機会あるごとに、この趣旨に沿って微力を尽くしてまいった次第であります。 本年もこのような見地から、次のような諸点に重点を置いて、積極的に労働行政を推進してまいりたいと存じます。 まず、雇用対策について申し上げます。 最近の雇用情勢は、景気の停滞を反映し、依然として増勢の鈍化が続いております。一方長期的……
○小平国務大臣 河野先生御指摘のように、昨年じゅうにおきましても非常に多数の労働災害の犠牲者を出し、さらに今年に入りましても御承知のとおり最近、昨年ほど大規模ではございませんが、相当また事故が続発しておるということははなはだ残念であり、ほんとうに遺憾に思っているわけでございます。労働省としましては御承知のとおり事故防止のための推進計画等も立てまして、それぞれ業種によりまして、事故率をどのくらいにするという一つの目標を立てて、これが達成のために、民間の協力をお願いして努力をいたしておる。民間の組織につきましても、御承知のとおり、特に事故の多いような業界につきましては、事故防止のための団体等もおつ……
○小平国務大臣 難聴の問題についての先ほど来の御質疑、私もよく拝聴いたしておりました。そこで、いまのお尋ねは、大臣等がここで御答弁申し上げたことがそのとおり行なわれないのは政治不信の基ではないか、こういうことに対する見解を求められたわけでございますが、原則としてはもちろん私は先生のおっしゃるとおりでございまして、いやしくも大臣が責任を持って方針その他についてここで御答弁申し上げたことは、それは極力実行さるべきである、かように私も存じます。もちろんその間、その間と申しますか、その後というのが適当かもしれませんが、非常な何か情勢の変化等が生じたというようなぐあいで、必ずしもある時期の大臣の言明した……
○小平国務大臣 労働組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 労働委員会の委員の任期は、現行の労働組合法において一年とされておりますが、これは他の行政委員会の委員の任期に比して短かく、また公共企業体等労働委員会の委員の任期がすでに二年とされていることにかんがみ、これを二年とすることとし、さらに、地方労働委員会の委員の定数は、現行の労働組合法上、労、使、公益各側委員それぞれ七人または五人のうち政令で定める数と定められておりますが、東京都及び大阪府の地方労働委員会については、その事務量の増加等にかんがみ、その定数を増加することとし、もって労働委員会の事……
○小平国務大臣 賃金の不払い問題特に出かせぎ労働者に対する賃金の不払い問題ということにつきましては、予算委員会をはじめ社労の委員会等において各委員から非常に御熱心な御指摘等もちょうだいいたしておりますし、私も実は就任後この問題に非常な関心を持ちまして、申し上げるまでもなく、賃金は労働者にとりましては生活の根源でありますから、大体これが不払い事件等があるということは、大きく申せば人道上も許さるべきものではない、こういう見地から私は労働省の当局を督励をいたしておることはもちろんのこと、また特に出かせぎ労務者は建設業務に従事することが御指摘のとおり多いわけでございますから、建設大臣とも直接話し合いを……
○小平国務大臣 まず第一に、大臣が国会を通じて言明をいたしたことが、その実施がおくれておる、そのとおり実施されないのは不都合である、こういう御趣旨と思いますが、その点は私も全く同感でございます。大臣がかわりましても、特に現在のいわゆる政党内閣、政党政治のもとにおいてはなおさらのこと、言明されたことが直ちに実行に移される。問題によりましては、努力はその間いたしましても結論がなかなか出ない、こういう問題ももちろん現実にはあると思いますが、できるだけすみやかにこれを実施に移す、こういうことは当然の責任でございますから、先生のおっしゃるとおり、あまりはなはだしく、その結論といいますか、実施がおくれてお……
○小平国務大臣 不当労働行為等がふえてきたということが好ましい傾向ではないということは、もう御指摘のとおりだと思います。なぜそう不当労働行為がふえたのか、こういうことでございますが、一つは、やはり最近の経済情勢という点も一つの背景としては考え得るのではなかろうかと私は思います。さらにまた、これは提訴する件数がふえた、こういうことなのでございまして、はたして実質的にどうか、不当労働行為そのものが一体ふえているのかどうか、これはおそらくそういう調べをしたことはないんだと思いますが、いわば従来やみに葬られておったものが、組合の活動が盛んになり、あるいは組合員の自覚がより高められたために、従来ややとも……
○小平国務大臣 ただいま議題となりました失業保険法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 日雇い失業保険制度は、日雇い労働者の失業時における生活の安定をはかることを目的として、昭和二十四年、第五回国会における失業保険法の一部改正によって創設され、社会保障政策並びに雇用失業対策の一環としてその機能を果たしてまいったところであります。 現行の日雇い失業保険金日額は、昭和三十六年における失業保険法の一部改正によって定められたのでありますが、最近における日雇い労働者の賃金の実情にかかんがみ、今般その保険金日額の引き上げ等を行なうこととしたのであります。 以上が、この法律案を提出い……
○小平国務大臣 労使間の問題が、それはもちろん賃金問題も含めてでございますが、原則として労使間の話し合いによって自主的にあるいは平和的に解決されることが望ましいということは、私は再三申し上げておるとおりでございまして、公労協の関係におきましても、原則としては私は同様の考えを持っております。 そこで、本年の場合においても、労使間の話し合いで問題が解決せずに公労委に持ち込まれておるという姿が望ましいかどうかということでございますが、これもまた、一般的に申しまして、労使間の話し合いで解決することが一番望ましいのでありますが、それがどうしても解決ができない場合には、一般の労働委員会なり、あるいは公労……
○小平国務大臣 失対の賃金それ自体の問題、さらに失業保険で六割給付ということで、二級の場合ですと、今度は三百三十円、一級でも五百円、こういうことで、これでは生活ができぬではないかという御趣旨と思いますが、確かに、特に失業保険を受ける場合の三百円なり五百円なりということで生活が楽でない、むしろ困難であろうということはわかります。ただ問題は、現行の制度のもとにおきますと、たとえば失対の賃金そのものが、やはりそれぞれの地方における類似の作業に従事するものの賃金というものを勘案しまして決定する、こういうたてまえになっておりまするし、またさらに失業保険の関係からいえば、そのような日雇いの人が実際に受けて……
○小平国務大臣 これは設置法に明らかになっておるところでございますが、一口に申せば、労働者の福祉を向上するように、できるだけ努力をいたしてまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 何と申しましても、労働条件の向上、あるいは労働環境の改善、さらには福祉施設等の充実、こういったようなことがおもであろうかと思います。
【次の発言】 先生のような表現をもってすれば、まさにそのとおりだろうと思います。
【次の発言】 ちょっと御質問の趣旨がよくのみ込めないのですが、いま先生が御質問なさったこと、これからもなさることについて、みな同じだと言え、こういうことでございますか。
○小平国務大臣 ただいま議題となりました雇用対策法案につきまして、その提案理由及び内客の概要を御説明申し上げます。 近年わが国の雇用失業情勢は、ときには停滞の時期もありましたが、全体としては、雇用の大幅な増加、失業の減少などかなりの改善が見られたところであります。 今後の情勢を概観いたしますと、本春を頂点として新規学校卒業者を中心とする若年労働力の急激な減少及びその学歴構成の変化、平均寿命の伸長による人口構成の高齢化の傾向に加え、技術革新の進展、生産工程の変化等に伴って、技能労働者等生産部門に従事する労働者の不足が一そう激化することとなる反面、中高年齢者等の再就職問題などが懸念されるところ……
○小平国務大臣 先生が冒頭にお話しのとおり、近代国家としては、福祉国家をその目標として施策が行なわれなければならないということ、さらにまたこの福祉国家を形成いたします条件として三つの条件をおあげになられましたが、私どもといたしましても全くそのとおりと深く敬意を表する次第でございます。 そこで、今回雇用対策法案を御提案申し上げましたその背景あるいはそのねらい、こういう点についてのお尋ねでございますが、今回の雇用対策法案もこれまた福祉国家の形成、またそれの一つの条件である完全雇用への寄与、こういうことを大きなねらいといたしておる次第でございますが、これが背景といたしましては、すでに先生御承知のと……
○小平国務大臣 今後の雇用対策の進め方についての心がまえという点だと思いますが、先生のお話の中にもありましたように、政府といたしましては、もちろんこの労働者の立場、それの保護、それの社会的な経済的な地位の向上、こういうことを目ざしておりまして、本法がねらいとしておりますところもいま申しますとおりでございます。このことは、この法案の第一条におきましても、明らか冒頭にうたっておるところでございまして、先生のお話の中にありました労働が資本のいわば従属的な立場である、そういったような考えは毛頭ないわけでございます。このことは、さらに申しますならば、今日の労働市場の状況なり、あるいは予見される事情なり、……
○小平国務大臣 この問題は日本側からいえば私は一般の輸出とも言い得る、かように思うのです。いま先生のお話に、原材料、特に繊維の原料等を輸入したままでまた韓国に輸出するというお話がございましたが、この点は先ほどの通産省からの御説明もありましたように、綿花を日本が輸入してそのまま綿花の形で韓国に輸出するというようなことは、私もそこは詳細存じませんが、例があってもおそらくまれだろうと思います。綿糸にするなり綿布にするなりして、この輸出を日本側がすれば、韓国にしておる。こういうことで日本で全然輸入した姿のままの原材料で、すなわち何らの加工もせずに韓国に輸出するということは、かりにあっても、それはまれな……
○小平国務大臣 青木大使からの情報によりますと、ジェンクス事務局次長は、公務員制度審議会について、この問題は全く日本の国内問題であり、ILOがとやかく言う筋合いではないが、公共部門の労働組合と政府との間で忍耐強く話し合いを積み重ねることによって解決さるべきものであり、八十七号条約を批准しただけですべてが解決するものではない、本条約が発効する際、理由はともあれ、政府と労組が激しく争うがごときことはいかにも残念に思われる旨、青木大使に話があった、こういうことを言ってきておるわけであります。
【次の発言】 青木大使からの情報の要旨は次のとおりでございます。「今般ジェンクスと会食した際、公務員制度審議……
○小平国務大臣 最賃制につきましても、先生をはじめ、諸先生から再三御質問をちょうだいしておるわけでございますが、またこれに対する考え方につきましても、そのつど御答弁を申し上げておるわけでございますが、最賃制につきましては、昨年八月以来、最低賃金審議会に、将来の最賃制のあり方について、基本的な御検討をお願いをいたしておるわけでございます。しごうして、どういう内容の最賃制をとるべきかということにつきましては、御承知のとおり、現在の最賃法というものでは、どうもILOの二十六号条約等に適合しないのじゃないかというお説もございますし、あるいはまた一方においては、先生等の御主張のように、全国全産業について……
○小平国務大臣 石炭鉱業に関する当面の労働諸問題について、一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。 最近の石炭鉱業の雇用情勢を見ますと、合理化に伴う人員整理はほぼ一段落し、昭和四十一年度においては新規の合理化離職者の数は昭和四十年度を若干下回る見通しでありますが、他面一部の炭鉱において坑内労働者の不足という事態も見られるところであります。 このような状況にかんがみ、政府といたしましては、再就職が困難な離職者に重点を置いて現行の離職者対策を充実強化してまいる考えでありますが、特に、就職促進手当につきましては、離職者の失業保険金日額、産炭地における再就職者の賃金等を考慮し、……
○小平国務大臣 先ほど来多賀谷委員のお話を承っておりまして、非常に複雑な事態があるように私も承ったわけであります。労働省の関係におきましても、そのような複雑な実態を必ずしも正確にとらえた資料もないようでありますから、よく事務当局と打ち合わせまして、いずれにしても、御指摘のような総合的な調査をやって、実態をまずとらえる、こういうことにつとめたいと思います。
【次の発言】 その点も、御指摘のような事情に相なっているようでありますから、関係各省なり、あるいは政府関係の機関なりになお一そう採用を促進してもらうように、一そう努力をいたしてまいりたいと思います。
○小平国務大臣 この問題につきましては先日も多賀谷委員から御質問があったのでございますか、四十三年度以降どうするかという問題は、まあ具体的な問題としては四十三年度の予算を編成する際に検討さるべきもの、かように思いますが、現在のところ、私としては、もちろんそのときの状況にもよりますが、これを四十二年度限りで廃止するというわけにはまいらぬのではないか、まあいわゆる前向きで当然考慮さるべきものであろう、かように考えております。
【次の発言】 こういう表現で規定されております際においては、廃止するためにはあらためて廃止するという法律が要ると私どもとしては考えております。
○小平国務大臣 多賀谷先生の御指摘の、全般的な問題として企業の社会的責任というものをもっと高揚する必要があるのじゃないか、こういう点については、私も一般論としては同感でございます。社会が非常に複雑になり、かつまた社会生活を確保していくというたてまえから申しましても、その必要性が非常に重要になっておる今日、企業がただ単に営利追求だけでよろしいんだ、こういう考え方は、私は許されぬであろうと思いますので、一般論としては、この日本の社会に及ぼす影響というものを十分考慮する責任が企業にも当然あってしかるべきだと思います。 ただ、具体的な問題として、この被災者が三年たってもなおらぬ、そのときには使用主が……
○小平国務大臣 公共企業体関係の従業員、すなわち公労協の関係のお尋ねでございますが、公労協の賃金の改定につきましても これは最初の原則は、やはり労使間の団体交渉によってきめられるということがまず基本的に一番望ましい姿である。しかしながら、今春の春闘におきましては、組合側の申請によりまして、すでに公労委のほうに調定申請がされた、こういう段階でございますから、私としては、いわば第二の段階である、この調停の段階でこの際両者の合意が成立するとしますならば、それが第二段階でございますが、やはり今日の段階としては望ましい姿である、そういうことを昨日も申し上げたのであります。もちろん、さらに仲裁裁定等の段階……
○小平国務大臣 ただいま議題となりました労働省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 御承知のとおり、わが国には、雇用労働者のほかに、問屋や製造業者から委託を受けて、自宅で、物の製造加工等の作業に従事しているいわゆる家内労働者が多数存在しております。これらの家内労働者は、工賃や労働時間、安全衛生等の作業条件が一般に低く、問題が少なくありません。 このような家内労働者について対策を講ずることは、単に家内労働者の保護のみならず、一般の労働者の労働条件の向上、国民経済の健全な発展という観点からもきわめて重要であり、特に最近、本問題に関する関心が高まり、その要請はますます強ま……
○小平国務大臣 本年の春闘は、日経連を中心とする使用者側におきましては、いま先生のお話しのように、企業防衛の立場から対処しなければならぬと、こういう態度をとっておりますし、また、組合側におきましては、生活防衛という立場から臨まなければならぬと、こういうきわめて対照的な態度でお互いに臨んでおるわけであります。そこで、日経連の言う企業防衛あるいは責任賃金、こういうことについてどう考えるかということでございますが、もともと賃金問題は言うまでもなく労使間の問題でありますから、労働省の立場、あるいは政府の立場から申しますならば、その両者間の意図するところがどうであれ、労使間で十分話し合いをしてきめていた……
○小平国務大臣 監督官の定数等の問題が、先ほど来御質疑をちょうだいしているわけですが、監督行政自体の立場からいたしますならば、われわれも、相当人員も増加して法の施行を十分にやっていきたい、こういう気持ちでございますが、一面、また政府全体としてのいわゆる安い政府と申しますか、そういうことで、人員も万やむを得ざるもの以外は増加しないでやっていく、こういう大方針をとっておるわけでございますから、監督官についても、ふやしていくということはなかなか至難であろうと思います。その両者をどう調和していくかという問題だと思いますが、いずれにいたしましても、労働行政をあずかる労働省の立場からすれば、いまの監督官の……
○小平国務大臣 ただいま御提案になりました駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案につきましては、政府としてはやむを得ないものと考えます。
○小平国務大臣 協力員でございますが、これは本年の二月五日現在で全国で千九百六十五人おります。これは別段法律に基づいたものではございませんが、労働省において委嘱をいたして、職業安定のために文字どおり御協力をいただいておるということでございます。
【次の発言】 職業転換の際に給付する制度でございますが、これは従来は、実は例の雇用促進事業団の関係で所管しておるものとか、労働省が直接やっておるもの、いろいろなやり方があったわけですが、そういうことでどうも複雑であり、一般にも理解しにくい、こういうきらいもございましたことと、また、今後の職業転換の必要性というものが、離農者をはじめ、また必ずしも離農者で……
○小平国務大臣 朝鮮人関係の未払い賃金その他でございますが、終戦直後に、朝鮮から来ておられた労働者が国に帰ったとか、あるいはその他居所が不明になったとか、こういうことで実は支払いの不能になりました賃金、退職金等があったわけであります。それらにつきましては、当時労働省といたしましては、一方におきましては極力供託等を進めてまいったのでございますが、何分にも当時のことでございますので、なかなか正確な金額もつかめない。そういう指導の過程においてとらえました額というものは、大体千七百万くらいになっておるようであります。ただし当時のことでございますから、現在の韓国関係が幾らであるとか、あるいは北鮮関係が幾……
○小平国務大臣 わが国の賃金は、ここ数年来のいわゆる経済の高度成長によりまして、大体名目的には、御承知のとおり年間約一割程度ずつ上がってまいりました。これを実質賃金で見ますると、昭和三十五年に比べまして昨年は大体二割アップというところにきております。しかし、本年に入りましてから、確かに実質賃金の対前年比というものは、若干増加の傾向がにぶってまいっておるということも争われない事実だと思います。そこで、今後、特に春闘等を控えてどういう考えで臨むかというお尋ねと思いますが、元来、賃金は、やはり国民経済全体の趨勢なり、あるいは国民の各層の所得の趨勢なり、そういうものと均衡をとりながら伸びていくというこ……
○小平国務大臣 公共企業体、特に電通の例を出して、上がり方が少ないじゃないかという御趣旨のようでございますが、昨年は、御承知のとおりいわゆるベースアップで六・二五%、そのほかに定期昇給が大体四・五%程度あったわけでございますので、合わせますと一〇・七余、こういうことになります。昨年の民間の賃金の上昇率も、最近わかったわけでございますが、大体一〇%という程度でございますので、その両者を比較しますと、そう電通等の関係が低い、こういうことにはなっておらないように私は考えております。
【次の発言】 公共企業体の従業員の給与は、御承知のとおり、民間の賃金水準等をしんしゃくしまして、労使間の協議によりきま……
○小平国務大臣 出かせぎの問題につきましては、従来とも労働省におきましては、大体出かせぎの中で正常な職業紹介のルートに乗らずに就職される者が相当数あった、こういう関係からいたしまして、まずもって職業安定所を通じました正常なルートで出かせぎをしてもらいたい。そのことによって派生的に生じまする賃金不払いであるとか、もちろん労働条件そのものも問題はありまするし、そういったいろいろな問題をまず解決するのには、まずその道を選ばなければならない。そこについての事前の指導をやる。あるいは出かせぎ労働者が就職いたしました場所に、また相談所等をつくりまして、その相談相手になってやるということ、それが一つの問題で……
○小平国務大臣 付加価値に占める賃金の関係は、いま御指摘のとおり、大体そうなっておると思います。わが国では、御承知のとおり、賃金の関係は、三十五年以来名目では大体一〇%余ずつ毎年大体上昇しておりますが、実質賃金から申しますと、三十五年を一〇〇として、昨年あたりが大体一二〇という程度に上がっております。一部からは賃金が上がり過ぎると言うし、片方からいえば低いと言うし、これは見方、考え方によっていろいろあると思いますが、いずれにしても実質はいま申したとおりでありますし、またこれが生産性との関係などにおきましても、大体生産性と見合った上昇を今日までいたしておる、こう申して差しつかえないかと思いますの……
○小平国務大臣 炭鉱関係の未払い賃金は、昨年九月で大体四億四千万円程度になっております。これもだんだん減ってまいってそこまできたのでありますが、この未払い賃金の大部分は退職金、こういうことに相なっております。そこで、労働省といたしましては、これが円満に支払われるように、いわゆる監督指導も十分やってまいってきておるわけでございますが、特に昨年末におきましては、石炭合理化事業団等の交付金も若干出おくれておったようでありますので、通産省のほうにも御依頼を申し上げて、その御協力のもとに一億数千万円の未払いを解消した、こういうようなことでございます。もちろんこの問題は、石炭鉱業自体の安定化と申しますか、……
○小平国務大臣 お答え申し上げます。 去る十六日に、名古屋における石川島播磨造船所で災害が起こりまして、十五名の多数の方々が生命を失われましたことはまことに遺憾にたえないところでございます。 まず第一にその原因でございますが、すでに新聞その他で報ぜられておりますように、被害者たちは、タンカーのLPガスタンクの外側にポリウレタンフォームという保温剤ですね、それの接着作業をいたしておった。その間に何らかの火源によってポリウレタンフォームが燃焼して、そして炭酸ガスが発生して窒息死と、こういうことに相なっておるのでありまして、火源がはたして何であったかということにつきましては、消防当局、あるいは警……
○小平国務大臣 私は、八木先生もあるいは御記憶と思いますが、この同和対策審議会の発足当時の関係者でございます。そういう関係もございまして、今回、昨年でございますが、りっぱな答申があったことを非常に喜んでおる一人でございます。したがいまして、国務大臣といたしましても、憲法の条章に従うことはもちろんでございますが、この審議会の答申を尊重いたしまして、できる限りの努力をいたす覚悟でございます。 この中には、ただいまおあずかりしておる労働行政の面についても、あるいは基本方針、あるいは具体策等々、たくさん答申がございます。その中で明年度の予算等においてもある程度、われわれも及ばずながら努力いたしまして……
○小平国務大臣 楯先生から御指摘のありましたとおり、現在の法制から申しますと、団体交渉による協定ができました場合におきましては、予算上それが実施できるというような場合でありましても、予算においては結局移流用が認められない、仲裁裁定があった場合に予算上移流用が認められる、こういう仕組みになっておるわけでございます。そこで、先生のお話は、協定の際にも移流用ができたらどうか、こういった御趣旨かと思いますが、これは、結局予算制度の根本に関することでございましょうし、いま私の立場からどうと申し上げるわけにいきませんが、いずれにいたしましても、当事者能力というものにつきましては、政府も、これが検討を真剣に……
○小平国務大臣 先生から港湾労働法施行後の実情につきましてるるお話を承ったわけでございます。本件につきましてはただいま先生が御指摘のような事態が確かに発生をいたしておるわけでございまして、この点ははなはだ申しわけもございませんし、また残念に思っております。その間の事情の詳細につきましては、引き続いて職業安定局長から御説明申し上げさせますが、実は私もいまお話しのような事態にあることを聞きましたので、これは本法の制定の趣旨にもかんがみまして、このままで置くことはとうていできないし、またそうすべきではもちろんない、こういう考え方から、また一部と申しますか各方面からいろいろ御批判等の出ておることも承知……
○小平国務大臣 石炭鉱業の再建と申しますか、建て直しに関して、労働問題がきわめて重要であるということは御説のとおりだと思います。労働省の立場から申しますならば、第一回の答申以来相当数の閉山等があって、その縮小に対しては、御承知のように諸種の対策を行ないまして今日に至っておるわけでございますが、一方におきましては、また炭鉱の労働者を確保するということが非常に重要な問題であります。最近においては、特に若い人が炭鉱にはなかなか就職したがらない、労働者の平均年齢も逐次上がってまいっておる、こういうことが非常に問題になってまいっておる、こういう実情でございますので、若い労働者の諸君が進んで炭鉱にも職を求……
○小平(久)委員 昨日の福田幹事長の談話の発表について滝井さんから御指摘があったわけでございますが、議運理事会の秘密会議ということは、われわれ理事会に臨んでから皆さんとの御協議によって秘密会として運営をいたしたわけです。しかもわれわれがあの理事会を終わりまして党に帰った際においては、すでに水田大蔵大臣について何かいわゆる黒い霧の問題があるというようなことがもう報道されておったような事態であります。ですから、決して幹事長がこの理事会のわれわれの協議によってああいう発言をしたのではなくして、すでに一部から発表されましたいわゆる黒い霧の話、これを受けて党の立場において福田幹事長はあのような談話を発表……
○小平(久)委員 明日以降におきましても議案が提出されるやに承っておりますが、もし提出がありましたならば、同様に議長においてそれぞれ所管の常任委員会に付託されるよう取り扱われたいと思います。
○小平(久)委員 副議長の選出の方法なり、それから常任委員長の比例配分の問題、こういう問題については先般の各派協議会でもわが党の考え方を申し上げたわけですが、ただいままた野党の諸君からそれぞれ御意見の御開陳がございました。私どもも、ただいままでのいきさつ等は十分尊重しながら、今後野党の諸君ともさらにこれの実現に向かって協議を重ねていく、努力を重ねていく、こういうことにいたしたいと思います。
【次の発言】 君と書いたらどうだ、佐藤榮作君と書いたら。
【次の発言】 それはきまっている。もし書いたらどうかということです。
○小平(久)委員 昭和四十二年度における衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 昭和四十二年度の衆議院予定経費要求額は八十一億五千四百六十二万四千円でありまして、これを前年度予算額六十八億八千百十三万八千円に比較いたしますと、十二億七千三百四十八万六千円の増加となっております。 要求額を事項別に概略御説明申し上げますと、 その第一は国会の運営に必要な経費でありまして七十二億九千八百七十三万四千円を計上いたしております。この経費は議員、議員秘書及び職員の給与に関する経費、旅費、議案類印刷費、光熱水料、通信費等の事務費及び庁舎等の維持管理に必要な経費でありまして、前年度に比し八億七……
○小平(久)委員 自民党の考えも、議長あるいはいま委員長から御発言のとおりであります。
○小平(久)委員 本日の各党の代表質問の順位につきましては、数日来理事会において熱心に話し合いが行なわれたわけでありますが、遺憾ながら一致を見ることができませんでした。私も非常に残念に思います。 そこで、こういう事態になりました以上は、やむを得ませんから、慣例によりまして、本日の質疑者の順序は、社会、社会、民社、公明、共産、このように慣例に従ってやられんことを私は動議として提出いたします。
○小平(久)委員 本日の庶務小委員会で協議決定いたしました案件について御報告いたします。 まず、国会議員の秘書の給料等に関する法律等の一部を改正する法律案についてでありますが、現在秘書に支給されている滞在雑費及び閉会中雑費を廃止して給料に繰り入れ、秘書の給料月額を、その一人は秘書官五号俸の額に相当する額に、他の一人は行政職俸給表(一)の六等級十一号俸の額に相当する額に改めることとしております。 次に、国会議員の秘書の給料等支給規程の一部を改正する規程案でありますが、本規程案は、前述の改正法律案により、秘書の滞在雑費及び閉会中雑費が廃止されることになりますので、これが支給期日に関する規定を削……
○小平(久)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。
まず、本会議において趣旨説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる租税特別措置法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、本案の趣旨説明は水田大蔵大臣が行ない、右の趣旨説明に対し、日本社会党の村山喜一君から質疑の通告があります。
質疑時間は、十五分程度とするに御異議ありませんか。
○小平(久)委員 再延長の問題につきましては、理事会におきましても申し上げましたとおり、自民党といたしましては、ただいま全然考えておりません。
なお、理事会においても話が出ましたように、何らかの突発事項等、緊急やむを得ないようなことができました際においては、十分野党の諸君とも話し合いをいたしますし、また、今回の会期の延長が円満裏に話し合いで四党一致できまったという、そういう精神からしても、これは、やるとしても野党の諸君の御同意を得てやるというふうに私どもは最善の効力をいたします。そういう決意でおります。
【次の発言】 先ほど申したとおりでありまして、精神においては、いま安宅君のおっしゃったと……
○小平(久)委員 法案の提出について各党からいろいろ御意見の御発表等もあったわけですが、私は言うまでもなく与党の自民党の立場ですが、しかし一面、党派というものを越えてほんとうに国会の審議を重んずる、あるいは国会の正常なる運営のために、私は政府側もよほど今後改むべきものは改めてもらう必要があると思う。日ごろから私はそういうふうに痛感いたしておるわけです。 そこで、今回の会期延長も、これは言うまでもなく、原則としては、すでに提出された法案の国会における審議の状況にかんがみて会期の延長をしてもらう、しよう、その必要性をわれわれ自身が認めたわけです。そういう立場からいっても、最大限に考慮しても、延長……
○小平(久)委員 どうですか、お互い理解の相違、食い違いがあったようですから、さっそくわが党のほうから働きかけというか、御連絡申し上げることにして進めたら……。安宅君、そう理解してもらったら、どこからやったっていいじゃないですか。
○小平(久)委員 いいでしょう。
【次の発言】 一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。
私、このたび皆様の御推挙により、はからずも副議長の要職につくことになりました。まことに光栄の至りに存ずる次第でございます。
これからは議長を補佐し、一体となって国会運営の責任をになうことになったのでありますが、その課せられた責任の重大さをいまさらながら痛感いたしているものでございます。
今後、議長の御指導と、議事運営の経験豊かなる委員長並びに委員各位の特段の御協力を得まして、誠心誠意その職務遂行につとめ、国会の権威の向上と議会制民主主義の確立のため微力を尽くしてまいりたいと存じております。何とぞよろ……
○小平(久)議員 ただいま石井前議長さんからごあいさつのありましたとおり、私も本日をもちまして職を辞さしていただきました。 一年七カ月ばかりの間でございましたが、国会――特に今回の国会はいわゆる異常な空気と申しますか、そういう空気のあったことも事実でございますが、その間にあって、議運の委員の皆さんの御友情のもとに、きわめて愉快に働かしていただきましたことを、心から感謝を申し上げる次第でございます。 今後におきましても、どうぞ皆さま方のあたたかい御指導を切にお願い申し上げまして、きわめて簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
○小平(久)委員長代理 これにて足立君の質疑は終了いたしました。 次に、横山利秋君。
○小平(久)委員長代理 中曽根防衛庁長官に申し上げますが、先ほどの御発言中、国防会議事務局長は云々のうち━━━━━といったような発言はいかがかと思うのですが、お取り消しになったらいかがですか。
○小平(久)委員長代理 ちょっとお尋ねします。先ほどの御質問は四十五年度、四十五年度とおっしゃっておりますが、四十五年中でいいのですか。
【次の発言】 どうですか、四十五年で出ますか――承知しました。
○小平(久)委員長代理 これにて山口君の質疑は終了いたしました。 午後は、本会議散会後直ちに再開することとし、暫時休憩いたします。 午後一時八分休憩
○小平(久)委員長代理 出しますね。――はい、じゃ出すそうです。
○小平(久)委員長代理 鈴切君、ないという資料とはどういうことですか。むずかしいのじゃないですか。
○小平(久)委員長代理 いま呼んでおりますから、しばらくお待ちください。
【次の発言】 細谷君、続けてください。
○小平委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたびはからずも法務委員長に選任されました。まことに光栄に存じます。
本委員会には、法務関係に練達の諸先生がおそろいでございますので、各位の格別の御理解と御協力を賜わりまして、誠心誠意円滑なる委員会の運営を行なってまいりたいと存じまするので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事辞任の件についておはかりをいたします。
理事福永健司君から理事辞任の申し出がありますので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
引き続……
○小平委員長 これより会議を開きます。
おはかりいたします。
本日、最高裁判所安村事務総長及び矢口人事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 裁判所の司法行政に関する件並びに法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 青柳盛雄君。
【次の発言】 沖本泰幸君。
【次の発言】 十分までに大体……。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これに……
○小平委員長 これより会議を開きます。
法務行政、検察行政、国内治安及び人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、法務行政等の当面する諸問題について、中村法務大臣から説明を聴取いたします。中村法務大臣。
【次の発言】 この際、高橋法務政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。高橋法務政務次官。
【次の発言】 なお、昭和四十九年度法務省関係予算及び昭和四十九年度裁判所関係予算の説明聴取につきましては、関係資料をお手元に配付してありますので、これをもって御了承を願います。
【次の発言】 次に、内閣提出、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案並びに裁判所職員定員……
○小平委員長 これより会議を開きます。
法務行政、検察行政、国内治安及び人権擁護に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 次回は、来たる十五日金曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十一分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますのでこれを許します。大竹太郎君。
【次の発言】 次回は、来たる十九日火曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時五十七分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 次回は、明二十日水曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
牛後三時五十八分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政に関する件、法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 横山利秋君。
【次の発言】 横山君、これはどうですか、法務大臣が来てからにしては。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 次回は、来たる二十二日金曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとして、本日は、これにて散会いたします。
午後一時十三分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますのでこれを許します。青柳盛雄君。
【次の発言】 沖本泰幸君。
【次の発言】 次回は、来たる二十六日火曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後〇時二十八分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますのでこれを許します。正森成二君。
【次の発言】 稲葉誠一君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がございませんので、直ちに採決に入ります。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
おはかりいたします。
ただいま議決いたしました法律……
○小平委員長 これより会議を開きます。
法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますのでこれを許します。沖本泰幸君。
【次の発言】 次に、稲葉誠一君。
【次の発言】 次回は、来たる三月一日金曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案の三法律案を一括議題といたします。
【次の発言】 三法案は、いずれも前国会に提出され、本院において、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案は修正、他の二法案は原案のとおり議決の上参議院に送付いたしましたものを、参議院におきまして継続審査に付し、今国会、三法案とも修正議決の上、去る二月二十二日本院に送付してまいったものであります。
したがいまして、これら三法案の趣旨につきまし……
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案の三案を一括議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 ちょっと聞いてください。
【次の発言】 午後は一時十五分から再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。沖本泰幸君。
○小平委員長 これより会議を開きます。
法務行政、検察行政及び人権擁護に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。青柳盛雄君。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。
本日、最高裁判所西村民事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 稲葉誠一君。
【次の発言】 青柳君。
【次の発言】 次回は来たる八日金曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十一分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案の三案を一括議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 次に、青柳盛雄君。
【次の発言】 午後一時十分から再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時三十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。正森成二君。
【次の発言】 ちょっと、大臣はいいですか。
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出一参議院送付、商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案の三案を一括議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。稲葉誠一君。
【次の発言】 この際、暫時休憩をいたします。大臣が予算委員会を終わって出席できるようになりましたら、再開いた……
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。大竹太郎君。
【次の発言】 次回は、来たる十九日火曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時四十三分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として日本調停協会連合会理事長横地秋二君、日本弁護士連合会司法制度調査会委員長江尻平八郎君、北海道大学教授小山昇君、東京家庭裁判所調停委員、慶応義塾大学教授人見康子君、以上四名の方に御出席を願っております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 参考人の皆さまには、御多用中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございました。本委員会におきましては、本案について慎重な審査を行なっているのでありますが、本日参考人各位の御意見……
○小平委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政に関する件並びに法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。
おはかりいたします。本日、最高裁判所矢口人事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 青柳盛雄君。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 次回は、来たる二十二日金曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十……
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 稲葉委員要求の資料はできるだけ詳細に出してください。
次回は、来たる二十六日火曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十二分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。青柳盛雄君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。沖本泰幸君。
【次の発言】 次回は、明二十七日水曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時二十四分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。安里積千代君。
【次の発言】 青柳盛雄君。
【次の発言】 次回は、来たる四月二日火曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。正森成二君。
【次の発言】 次回は、明三日水曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時三分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前十一時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、本案に対し、青柳盛雄君から修正案が提出されております。
【次の発言】 提出者から修正案について趣旨の説明を求めます。青柳盛雄君。
【次の発言】 これにて青柳盛雄君提出の修正案の趣旨説明は終わりました。
この際、委員各位と十分協議の上、私の手元で起草……
○小平委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政に関する件及び法務行政に関する件について調査を進めます。
おはかりいたします。本日、最高裁判所矢口人事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。青柳盛雄君。
【次の発言】 次に正森成二君。
【次の発言】 次回は、来たる十九日金曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十七分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
法務行政に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 横山利秋君。
【次の発言】 青柳盛雄君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十七分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
法務行政、検察行政及び裁判所の司法行政に関する件について調査を進めます。
おはかりいたします。本日、最高裁判所裾分家庭局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 答弁を聞いてからにしてください。
【次の発言】 次回は、来たる十五日水曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十四分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政に関する件及び人権擁護に関する件について調査を進めます。
おはかりいたします。
本日、最高裁判所矢口人事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横路孝弘君。
【次の発言】 沖本泰幸君。
【次の発言】 今後できるだけ御要望に沿うように努力いたします。
次に、村山富市君。
【次の発言】 民事局は御要求がないので呼んでないのです。
○小平委員長 これより会議を開きます。
法務行政及び検察行政に関する件、裁判所の司法行政に関する件について調査を進めます。
おはかりいたします。本日、最高裁判所矢口人事局長及び千葉刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 次に、正森成二君。
【次の発言】 出していいんでしょう。
【次の発言】 次回は、来たる二十九日水曜日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたし……
○小平委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました内閣提出、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題とし、趣旨説明を聴取いたします。中村法務大臣。
【次の発言】 これにて両案の趣旨説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑、討論に入るのでありますが、申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
まず、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、検察……
○小平委員長 これより会議を開きます。
この際、高橋法務政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。高橋法務政務次官。
【次の発言】 閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
裁判所の司法行政に関する件
法務行政及び検察行政に関する件
並びに
国内治安及び人権擁護に関する件
以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中の委員派遣に関する件についておはかりいたします。
閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行なう必要が生じました場合……
○小平委員長 これより会議を開きます。
法務行政及び検察行政並びに裁判所の司法行政に関する件について調査を進めます。
おはかりいたします。
本日、最高裁判所千葉刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 横山君。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 日野吉夫君。
【次の発言】 次回は、来たる十月十八日金曜日、午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
……
○小平委員長 これより会議を開きます。
去る九月、本委員会は、裁判所の司法行政及び法務行政等に関する実情調査のため沖繩県に委員を派遣いたしたのでありますが、この際、派遣委員から報告を求めます。稲葉誠一君。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。
派遣委員から委員長の手元に提出されております調査報告書は、これを本日の会議録に参照のため掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
派遣委員各位にはまことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 次に、裁判所の司法行政に関する件並びに法務行政及び検察行政に関する件について……
○小平委員長 いまの横山委員の御発言のとおり後刻、重大な問題ですから、理事会において取り扱いを協議したいと思います。
【次の発言】 いま見えました。
【次の発言】 質問の途中でありますが、この際、法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。法務大臣濱野清吾君。
【次の発言】 それでは質疑を続けます。横山君。
【次の発言】 稲葉誠一君。
【次の発言】 沖本君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後三時四十分散会
○小平委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
すなわち、裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政の適正を期するため、本会期中、裁判所の司法行政に関する事項、法務行政及び検察行政に関する事項並びに国内治安及び人権擁護に関する事項につき、小委員会の設置、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求の方法により国政調査を行なうため、議長に対し承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 この際、稻葉法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。稻葉……
○小平委員長 これより会議を開きます。
おはかりいたします。
本日、最高裁判所矢口人事局長から出席説明の要求がございますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 内閣提出、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 これにて両案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
……
○小平委員長 これより会議を開きます。
おはかりいたします。
本日、最高裁判所寺田事務総長から出席発言の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 この際、最高裁判所寺田事務総長から発言を求められておりますので、これを許します。寺田事務総長。
【次の発言】 この際、申し上げます。
本委員会に付託になりました請願は三件であります。
各請願の取り扱いにつきましては、先ほど理事会において協議いたしましたが、いずれも採否の決定を保留することになりましたので、さよう御了承願います。
なお、今国会、本委員……
○小平(久)委員長代理 これより会議を開きます。
本日、委員長所用のため、その指名により、私が委員長の職務を行います。
内閣提出、民法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。稲葉誠一君。
【次の発言】 次回は、明十四日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時五十二分散会
○小平久雄君 木俣川は栃木縣の那須郡高林村地内を流れる川でありまして、那珂川の支川をなしております。本川の源は那須連山にあるのでありますが、沿岸の岩質が非常に弱く、洪水のあるたびごとに惨害が多いのでありまして、ここに鑑みまして縣におきましても、昭和十六年以來調査を進めまして、これが砂防工事に着手の予定でございましたが、戰時下におきまして遂にこれを見送つておつたような次第でございます。この本川の流域はいわゆる那須の原の中にありまして最も耕作に適した土地でもございますし、また近來は引揚者あるいは戰災者等の入植も逐次行われておりますので、これらと相関するところも非常に多い関係もございまして、ぜひとも……
○小平久雄君 現下の食糧事情に鑑み、茨城縣下の利根川改良治水工事を國庫の補助をもつて急速に実施するとともに霞ヶ浦、北浦の洪水位を低下し、利根川流域の既耕地を水禍より守るため北利根川、常陸川筋の改良工事を國直轄として施行されたい。
【次の発言】 栃木縣芳賀郡小貝川上流及び五行川両河川は、昭和十三年の氾濫以來継続的の水害が起りまだその復旧もできないうちに、昨年の大洪水によつて未曽有の大被害を受けるに至つた。よつて該両川改修工事の予算を増額計上せられ、急速に完成を期せられたい。
【次の発言】 茨城縣眞壁郡小貝川水害防除の根本対策として昭和二十一年度よりその上流改修工事が四箇年継続事業で着工されていた……
○小平委員 私取引高税についてちよつとお伺いいたします。この税につきましては、先ほどあなたのお話のように、非常に脱税の危險が多い。一般にもそう申されているのでありますが、大藏大臣あたりの話によりますと、むしろこの税を創設することによつて、いわゆる流通秩序の確立に資したいというようなお氣持のようでありまして、その面にもむしろ非常に逆の期待をもつておられるようでありますが、その流通秩序の確立の面に作用する力と、それからむしろ逆に流通秩序を乱すという面に働く力と、この税を創設した場合にどちらに強く働くかそういう点についてあなたの專門的な見透しと申しますか、お伺いいたしたいと思います。
○小平委員 ただいまのお話と関連をするのですが、特例法を設けた方が良くはないかという御意見でありますが、特例法の案の内容につきまして、ごく荒筋だけを承つておきたいと思います。
【次の発言】 研究公務員の職階制については、その中にどういうふうにお考えになつておりますか。
【次の発言】 ただいまのお説のうちにもございましたし、先ほど来の各組合の関係者からもお話がございましたが、職階制と給與の関係ということに、非常に関心を持つて皆さん見ておちれるようであります。また事実さようでありましよう。そこであなたの会社はすでに実施をされておる、その尊い体験を持つておるわけでありますが、あなたの会社の場合におい……
○小平(久)委員 本法案につきましては、すでに大蔵委員会あるいは建設委員会、地方行政委員会等におきまして、それぞれ質疑が行われておると思いますので、あるいは私から御質問申し上げることが、それらと多少重複をするかも存じませんが、災害地対策特別委員会といたしましては初めてでありますので、その点はお許しを願つて、若干お尋ねをしたいと思うのでございます。 まず第一にお伺いいたしたいことは、今回の金額国庫負担の対象となります工事は、一箇所の工事費用が十五万円以上ということになつておりますが、十五万円未満の工事については、一体今後どうなるのかという点をまず承りたいのであります。 それと関連しまして、案……
○小平(久)委員 最初に本年度の輸送計画でありますが、先ほど同僚山本君から二十四年度よりも若干なりとも多くなるのはどうかという御趣旨の御質問がありましたが、私はむしろ逆に、最近における経済情勢等を見ますと、二十五年度においては二十四年度よりもむしろ減るのではないか。特に統制の撤廃などを考えますと、そういう感が深いのであります。しかし先ほどの御説明では、いろいろな情勢からこう見込んだという御説明でありましたが、当局としましては一体旅客あるいは貨物につきまして、こういう面ではふえる、こういう面では減るういう大体の見当をつけておることだろうと思うのですが、その点についてもう少し御説明を願いたいと思い……
○小平(久)委員 私最初に、先ほど西村君から話があつたことでありますが、電気通信事業の収益性と申しますか、そういう点について若干伺いたいと思います。この予算書を拜見しましてちよつとわれわれしろうとがふしぎに感じますことは、郵便はがきの方をおやりになる郵政関係の特別会計では、本年度若干の利益を見込まれているようでありますが、電気通信関係においては、予定貸借対照表なり、予定損益計算書なりを見ますると、これでは形式的にはとんとんにできているように拜見するのでありますが、私はむしろ電気通信関係の方が利益が出るのではないかと、われわれしろうとが、考えると思はれるのに、こういつた始末でありまして、それには……
○小平(久)委員 私は高橋、堤両君によりまして、大体本件に関する問題点は論じられたと思いますが、補充的に若干の質問をいたしたいと思います。 本案の成立によりますところの対外的な影響につきましては、先ほど高橋委員から御質問がございまして、特に外務当局から御回答があつたわけでございますが、それによりますと、大体留守家族の援護という点に重点が置かれるならばさしつかえがなかろう。但し、個人的なる給与というものが行われる際には、影響が心配されるといつたような趣旨に私は聞いたのでありますが、御承知の通り、われわれが巣鴨に現に拘禁されておる諸君の話を聞きますと、これらの諸君は、むしろわれわれよりも――と申……
○小平政府委員 認可の基準につきましては、法案の第二十四条の三に明記してございます。
【次の発言】 二十四条の三の第一号にも書いてありますが、「当該商品の価格がその平均生産費を下り、且つ、当該事業者の相当部分の事業の継続が困難となるに至るおそれがあること。」こういうことが基準であり、あるいは第二号におきましても「企業の合理化によつては、前号に掲げる事態を克服することが困難であること。」こういう基準によつてやるわけであります。
【次の発言】 御指摘でありますが、これは通産大臣の認可の場合も、また公正取引委員会における認定につきましても、両者の基準になるものと考えております。
○小平政府委員 本公庫の役員につきましては、ただいま御指摘のごとく、兼職が禁止されております。従いまして、中金の後員との兼任はできかねる建前になつております。ただ具体的に何人にこの公庫の役員となつて運営を御依頼するかにつきましては申すまでもなくこの公庫は通産及び大蔵両大臣の共管になつておりますので、両大臣間において慎重に御相談の上、御決定願うようになるものと存じます。ただいまの御意見は、御意見として十分拝聴いたしておきます。
○小平政府委員 ただいま議題となつております通商産業省所管予算各案について御説明を申上げます。 まづ二十八年度通商産業省所管一般会計の予定経費要求額は、五十八億二千三百九十二万一千円でありまして、これを二十七年度総額九十一億七十一百五十二万八千円に比較いたしますと三十三億四千七百六十万七千円と大幅に減少しておるのでございます。しかしながらこれを内容的に検討いたしますると、二十七年度においては輸出信用保険特別会計基金として十億円、中小企業信用保険特別会計基金として五億金、商工組合中央金庫貸付金として二十億円、以上が含まれておりますので、前年度からこれらの臨時的特殊事情に基く経費を控除して、実質……
○小平政府委員 亜炭の利用につきましては、通産省といたしましても、できるだけの努力をいたしておるわけでありますが、御承知のように最近におきましては、亜炭の質も大分よくなつて参りまして、石炭の代用というか、亜炭で間に合うところは大分これを使つて参つているようであります。特にそのためには亜炭につきましても、選炭等も奨励いたし、あるいはさらにこれをクリケットにいたしまして活用する方針を進めている次第でございまして、こういうことによりまして、今後亜炭の利用度あるいはその活用される面も、逐次広がつて参ることと思いますが、なお一層の努力をいたす覚悟でおります。
○小平委員長代理 これより通商産業、大蔵、農林委員会連合審査会を開会いたします。
私が通商産業委員会理事でありますので、委員長の職務を行います。
それではこれより中小企業金融公庫法案を議題といたし、質疑に入ります。質疑の通告がありますから、順次これを許します。質疑は農林、大蔵委員交互に許したいと存じますから、さよう御了承願います。それではまず綱島正興君。
【次の発言】 佐藤觀次郎君。
【次の発言】 吉川君。
【次の発言】 以上をもつて質疑通告者の質疑は全部終了いたしました。
連合審査会はこれにて散会いたします。
午後五時五分散会
○小平委員長代理 最上孝敬君。
○小平(久)委員 地銀の吉橋さんに一、二点お伺いしたいのですが、御提出を願いました諸表のうち、第一表によりますと、地方銀行の中小企業向けの貸出しは、総貸出額に対して六二%ばかりになつておるということが出ておりますが、最近のような金融情勢からいたしますと、地方銀行というものは、特に本来の機能というものをいよいよ発揮してもらわなければならぬ、こういうふうにわれわれ考えるのでありますが、特に地方銀行の中小企業向け貸出しというものについて何か協会等において、今後これをさらに拡大して行くとか、何かそういう御方針は特にございませんか。
【次の発言】 「一口当り貸出金額階層別融資状況」を見ましても、一千万以……
○小平(久)委員 私林野庁長官にちよつとしろうとじみたことですけれども教えていただきたいと思います。先ほどもお話がありましたが、日本の林業というものは、水と空気というほどでもないでしようが、ほんとうに自然のままにやられておるようです。御配付願つた資料には、林種の改良というようなこともございまして、林種の改良という点は、大分やられておるようですが、その植付後の育成、成長率の向上というか、特に先ほどお話のように一産業として成り立つようにという建前をとりますと、そういう面が今後非常に研究されなければならぬと思うのですが、林種の研究とか、あるいはその後の成長率の改善のための研究、そういうことは現在一体……
○小平(久)委員 今日この小委員会に参考人の方においで願つたのは、木材利用の合理化という観点が主であつたと私は承知しておつたわけです。大分スレート工業界についての両者の御意見が何か食い違つているようなお話を両者から伺つたわけでありますが、その点について竹中さんのたいへん微に入り細をうがつた御陣述を承つたわけでありますが、小杉さんからも、後ほど発言の機会を得たいというせつかくの御意見もあつたようですから、私は小杉さんから、今の竹中さんの御発言に対して、あなたのお考えをもう少し詳細に承つておきたいと思います。
○小平(久)委員 木材の利用合理化について、当局の側におきましてもいろいろ御相談をなさつておるということをただいまも承つたわけでありますが、申すまでもなく木材の利用合理化ということは、いかにして合理化するか、またどういうところがねらいどころかということは、もう大体見当がついておる。特に役所の側においては、大筋についてはむしろ研究が相当行き届いておるのじやないかと思います。当委員会におきましても、先般四月の十三日に第一回の中間報告を持ちまして、その方向をさし示しておるわけであります。ただ、ただいまもお話がございましたが、今後はいかにしてこれを実現するか、どういう方法をとることが一番適切であるかと……
○小平(久)小委員 科学研究所に対する補助は、先ほどの院長のお話ですと、昨年も研究のテーマをきめて補助を出しておるというお話ですが、二十九年度の予算についてはどういうテーマで何件ぐらいやったのかを伺いたい。それと同時に、民間の依頼に応じて研究をやっておると思うのですが、そういうものは何件ぐらい年間にあるか。またそういう依頼を受けてやる以上は、委託料金というか何というのか正確には知りませんが、そういうものの収入が相当あるのではないかと思いますけれども、そういうものはどんな工合になっておるか御説明を願いたい。
○小平(久)小委員 簡単に二、三点承わりたいと思います。第一に団さん及び大野さんに御所見を承わりたいと思いますが、乗用車の問題で、今外車の国内組み立てというか、国産化ということが一方において進行しておる。これも大体オースチン、ヒルマンあるいはルノーと、大体三種類あるようであります。それに加えてというか、時期的には前からでありますが、トヨペット、ダットサン、さらにプリンスといった工合に純国産とも称すべきものが大体三つ代表的なものだけあげてある、こういう工合で、主として乗用車を考えますと六種類あるようでありますが、この種類は、一体わが国の現状、特に自動車工業界の現状からして考えようによっては多過ぎ……
○小平(久)小委員 簡単に一、二点だけ承わっておきますが、先ほど来いろいろ御質疑の中にも現われておりますが、特に乗用車について現在ある機種、すなわち純国産あるいは組立車ですか、それだけでもすでに多過ぎるのじゃないかというのが、大体のいわば常識的な見方だろうと思います。しかし一面われわれも日本の乗用自動車工業というものの今日までの生い立ちというものを考えれば、今直ちにこれらのうちどれをとるとか、どれを捨てるとか、あるいはこれらから全然離れた新しい一つのものを作るとか、そういったことば、少くともほんとうにまだ初期にある乗用自動車工業というものを育てていく道ではないと私は考えておる。大体局長の今答弁……
○小平小委員長 これより重化学工業に関する小委員会を開会いたします。
本小委員会の調査方法につきましては、さきに小委員打合会で御協議願ったのでありますが、まず本日は重化学工業の現況並びに対策につきまして、重工業局長、軽工業局長よりそれぞれ説明を聴取することとし、次回の小委員会から、当面の個々の重要問題を順次取り上げまして、調査検討をすることにいたします。
それではまず軽工業局長吉岡政府委員
【次の発言】 次に重工業局長より説明を聴取いたします。
鈴木政府委員。
【次の発言】 ただいまの御説明に対しまして、何か概括的な御質疑があれば、この際許したいと思います。――それでは本日はこの程度にい……
○小平小委員長 これより会議を開きます。 本日は鉄鋼業及び機械工業に関する問題につき、参考人各位より御意見を伺うことにいたします。御出席の参考人は、日本鉄鋼連盟専務理事岡村武君、産業機械協会副会長大塚肇君及び日本機械工業連合会会長倉田主税君、以上御三名の方々であります。 この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用中にもかかわらず特に本小委員会に御出席下さいまして、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。申すまでもなく、鉄鋼業、機械工業は、ともに戦争及びその終結によって致命的な打撃を受けたのでありますが、戦後着々復興に努め、今日の飛躍を見たのであります。しかし……
○小平小委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き鉄鋼業及び機械工業に関して調査を進めます。まず当局より鉄鋼関係の資源の調査状況等について説明を求めます。佐藤鉱床部長。
【次の発言】 椎名悦三郎君。
【次の発言】 今の多賀谷君の質問に関連して、将来どこからどれだけ入れようという数量的な見通しは一応この表でわかりますが、現在どの会社がどこの開発にどれだけ投資して、それがまたどういう工合にいっているとか、今後それぞれの提携先の山がどういう計画で仕事をやっていくとか、そういうことを一つ概略を書いて資料として出していただきたい。
【次の発言】 私は砂鉄の問題と関連して重工業局長にちょっとお尋ね……
○小平小委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き鉄鋼業及び機械工業に関し調査を進めます。
まず前会より懸案になっております電気銑企業について、特にその実績、月産能力、電炉設備、稼働状況及び電力の需給状況等に関して公益事業局長及び重工業局長より説明を聴取いたします。公益事業局長川上為治君。
【次の発言】 次に重工業局次長大堀説明員。
【次の発言】 それでは質疑に入りたいと思いますが、小委員外の商工委員の発言があれば随時これを許可いたしたい思いますので御了承願います。宇田耕一君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせいたします。これにて散会いたします。
……
○小平小委員長 これより会議を開きます。
鉄鋼に関する問題について調査を進めます。まず鈴木重工業局長より最近の鉄鋼価格、鉄鋼原料の実情及び政府において立案された鉄鋼の長期需給計画等について説明を求めます。鈴木重工業局長。
【次の発言】 次に公正取引委員会坂根経済部長より最近のくず鉄のカルテル問題等について説明を求めます。
【次の発言】 なお運輸省から造船課長が来るわけになっておりますが、まだ見えておりませんから、今の重工業局長及び経済部長の御説明に対して御質疑があればこれを許したいと思います。
【次の発言】 次に堀運輸省船舶局監理課長より、鉄鉱石専用船及びこれが荷役施設等に関する運輸当局の考……
○小平小委員長 これより会議を開きます。
鉄鋼業に関して調査を進めます。まず鉄鋼の需給の現状と見通し及び国内価格の推移等について政府当局より説明を求めます。鈴木重工業局長。
【次の発言】 これより質疑を行います。通告がありますので順次これを許します。宇田耕一君。
【次の発言】 長谷川四郎君。
【次の発言】 多賀谷真稔君。
【次の発言】 椎名悦三郎君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後三時一分散会
○小平(久)委員 関連して。今の説明で何か技術部門の表示の仕方の点が問題になっているようですが、ここに示されている案でいくと、具体的にいって技術部門というのは機械とか船舶とか航空機とか分けている部門というか、そうでなくてナンバーが打ってあるのですね、一から五十八まで。これがいわゆる技術部門なんですか、どっちを技術部門と称しているのですか。
【次の発言】 その点は、党内のことを言うとおかしいが、党内でやったときと説明が違うのじゃないですか。あのときは非常にこまかく、五十幾つかに技術部門を分けるのだ、技術部門を通して登録を行うのだ、こういう説明だと思ったのですが、非常に違うのだ。誤解を招くことを防……
○小平委員長 これより会議を開きます。
鉄鋼業に関する問題について調査を進めます。まず政府当局より最近における鉄鋼の需給及び価格安定対策について説明を聴取することにいたしたいと存じますが、特に第二十六国会の初頭において政府より提出を予定されておりました鉄鋼の需給及び価格の安定法案が、種々の状況から提案が見合された旨承知いたしておるのでありますが、これらの経緯並びに今後の処置等について御説明を願いたいと存じます。重工業局次長大堀弘君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。齋藤憲三君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 今建値の話が出ましたが、実はこの間プライベートの関係でいろいろ話……
○小平小委員長 これより会議を開きます。
まず鉄鋼業に関し調査を進めます。前回の小委員会において、要求いたしました資料が提出されましたので、この際政府当局より御説明を願うことにいたしたいと思います。大堀重工業局次長。
【次の発言】 質疑があればこれを許します。――それでは質疑がないようでありますから次に石油化学工業に関し調査を進めます。政府当局よりその現況、将来の見通しについて、また当面の問題点等について説明を求め下す。
【次の発言】 何か御質疑はございませんか。
【次の発言】 ちょっと僕からお尋ねしたいが、この設備資金というのは仁油化学関係で全部でどのくらいになるのですか。
○小平(久)小委員 私はちょっとおくれて参りましたので、樋口さんの御説明を承わらなかったのでありますが、ここにちょうだいしました資料のうちに「中小鉱業振興対策の確立について」、こういうパンフレットがありますが、この要望事項の第二の地下資源開発機関の設立促進、こういった一項目がございます。この説明を見ますと、要するに国家的な特別機関によって計画的な大規模の調査をやって、それによって地下資源の総合的開発を合理的基礎のもとにやりたい、こういうことのようであります。今そこに地質調査所長さんもお見えになっているようですが、一体現在の地質調査所というものがこういう要望にこたえるだけの仕事を何か建前上もでき……
○小平小委員長 これより小売商業特別措置法案外一件審査小委員会を開会いたします。
小売商業特別措置法案及び商業調整法案の両案を一括して議題とし審査を進めます。
質疑の通告がありますので順次これを許可いたします。田中武夫君。
【次の発言】 次会は来たる三月三日火曜日委員会散会後とし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時三分散会
○小平小委員長 これより小売商業特別措置法案外一件審査小委員会を開会いたします。小売商業特別措置法案及び商業調整法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許可いたします。
田中武夫君。
【次の発言】 勝澤芳雄君。
【次の発言】 次会は明日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時四分散会
○小平小委員長 これより小売商業特別措置法案外一件審査小委員会を開会いたします。
小売商業特別措置法案及び商業調整法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許可いたします。
勝澤芳雄君。
【次の発言】 田中武夫君。
【次の発言】 第三部長の話を聞いてから長官から聞きましょう。
【次の発言】 お静かに願います。第三部長……。
【次の発言】 田中君、ちょっと一回専門のあれを聞いてみたらどうですか。わからない者に聞いたってしようがないから、そうして下さいよ。
【次の発言】 あと幾らでも許しますから……。
○小平小委員長 これより小売商業特別措置法案外一件審査小委員会を開会いたします。
小売商業特別措置法案、及び商業調整法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。
それでは、これより速記を中止して協議懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を終ります。次会は明後十二日午前十時三十分より開会いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十一分散会
○小平小委員長 これより小売商業特別措置法案外一件審査小委員会を開会いたします。
小売商業特別措置法案及び商業調整法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。
これより速記を中止して懇談に入ります。
【次の発言】 本日の懇談はこの程度に止め、これにて散会いたします。
次会は十三日午前十時三十分より開会いたします。
午後零時二十一分散会
○小平小委員長 これより小売商業特別措置法案外一件審査小委員会を開会いたします。
小売商業特別措置法案及び商業調整法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。
これより速記を中止して協議懇談いたします。
【次の発言】 これにて懇談を終ります。次会は明十八日午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時六分散会
○小平小委員長 これより小売商業特別措置法案外一件審査小委員会を開会いたします。
小売商業特別措置法案及び商業調整法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。
これより速記を中止して、協議懇談いたします。
【次の発言】 これにて懇談を終ります。次会は明後二十日午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時三十六分散会
○小平小委員長 これより小売商業特別措置法案外一件審査小委員会を開会いたします。
小売商業特別措置法案及び商業調整法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。
これより速記を中止して協議懇談に入ります。
【次の発言】 これにて協議懇談を終ります。
休憩いたします。
午前十一時十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、小委員会を再開いたします。
小売商業特別措置法案及び商業調整法案について、本小委員会が九回にわたって種々検討いたしました結果、小売商業特別措置法案に対する修正点がまとまりましたので、まずその要綱を朗読いたします。
小売商業特別措置法案に対する修正案要綱
……
○小平(久)委員長代理 これより商工委員会外務委員会大蔵委員会連合審査会を開会いたします。
私が委員長の職務を行ないます。
海外経済協力基金法案を議題といたします。
【次の発言】 まず本案に対する提案理由の説明を聴取いたしたいと存じます。経済企画庁長官菅野和太郎君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明を終わりました。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 石野君、今連絡させておりますから、それ以外のことで何か続けてやっていただけませんか。
【次の発言】 それでは暫時休憩をいたします。
午前十一時五十五分休憩
○小平政府委員 まず第一に、オリンピックの選手村を朝霞からワシントン・ハイツに、こういう経路をただいまたどっておるわけでありますが、そのいきさつにつきまして御説明を申し上げたいと思います。 選手村を朝霞にということにつきましては、すでに三十三年当時から選手村については朝霞が適当であろう、こういうことで今日まで進んで参ったわけであります。その間いろいろこまかいいきさつはありますが、それはしばらくおくといたしまして、ただどうしてそういう決定方針で進んで参ったかと申しますと、当時の状況といたしましては、朝霞の方であるならば選手村を作るに必要な敷地を米軍から返還が比較的容易であろう、そういう前提に立……
○小平政府委員 ただいま簡牛先生の御提唱のような、環境を美しくすると申しますか、国土を美しくすると申しますか、そういう運動が特にわが国におきましては必要であり、ことにオリンピックを目前に控えまして、このような運動を政府あるいは民間をあげて推進するということの必要性につきましては、全くわれわれも同様に考えておるのであります。御指摘の通り明後年にはオリンピックを控えておるわけでありまして、特に外客もたくさん参るでありましょうし、それを迎えるにあたりまして、われわれの国土を美しくいたしまして、これらの方々に気持よく日本での滞在を過ごしていただく、こういうことはふだんももちろん必要でございますが、特に……
○小平政府委員 昭和三十七年度における内閣及び総理府所管の歳出予算案についてその概要を御説明いたします。 まず、内閣所管の昭和三十七年度歳出予算計上額は、十三億四千六百四十六万四千円でありまして、これを前年度歳出予算額十二億四千三百十万九千円に比較いたしますと、一億三百三十五万五千円の増額となっております。 内閣所管の歳出予算に計上いたしましたものは、内閣官房、法制局、人事院、憲法調査会、国防会議及び昭和三十七年度において新たに設置を予定されます臨時司法制度調査会の事務の執行に必要な経費であります。 次に、総理府所管の昭和三十七年度歳出予算計上額は、四千三百七億七百八十七万七千円でありま……
○小平政府委員 政府におきまして新しい官庁街と申しますか、そういうものを考えるべきではないかという議論のあることは御承知の通りでございます。ただしその場合におきまして、どういう官庁を移転するかという点につきましては、大体東京になくても用の足り得るような役所が現在東京にあるではないか、そういうものを一つ外部に移したらどうであろうか。あるいは試験研究機関のようなものを東京外に移したならばどうであろうか、こういうような点を検討いたしておるわけでございまして、政府、内閣を中心とした中枢機関を外部に移す、こういう点までは現在至っておらないわけであります。そういう関係からいたしまして、皇居の移転の問題につ……
○小平政府委員 その点につきましては、ただいま外務省の条約局長から答弁がありました通り、現在沖縄の置かれております特殊な立場からいたしまして、沖縄に現に従来から住んでおる人と、それから日本本土に住んでおる者と、その間に差等のあることはやむを得ないことじゃないか、かように考えております。
【次の発言】 沖縄に対する援助につきまして会計検査を本土並みにやるべし、こういう御主張だと思いますが、私どももできればそうしたい、さような考えを持っておりますが、現在まではそこに至っておりません。ただ私は、実は機会あるごとに、正式の外交ルートを通じてではありませんが、私なりに私の立場で、将来特に援助が逐次ふえる……
○小平小委員 最後のところの「国立国会図書館の予算とは直接の関係はございませんが、国立国会図書館の組織の一部であります行政・司法の各部門の支部図書館の予算」とありますが、この支部の予算というのは一括してやるのじゃないですか。
【次の発言】 図書館の建築ですね。あれはどういうことになっているのですか。最近のことを知らないから、一応この機会に……。
【次の発言】 そうすると一第二期工事の分は、まだ予算がつかないのだな。
【次の発言】 あれは前に、引き続いてやるべきだという決議をしたことがあったね。運営委員会とかなんとかいうので……。
【次の発言】 これはどういう理由で第二期工事の予算がつかないので……
○小平(久)小委員 別にこれに異議があるわけじゃないのですが、聞くところによると、一般の人の閲覧ですが、あそこへ入場というのか入館というのか、それだけでも何かたいへんで、特に受験期などにはえらく込んで、何時間でも表に待っていなくちゃならぬというような状況だということをちょっと耳にしたのですが、そんな場合はどんなふうになっておりますか。
【次の発言】 ピークはどうなっておりますか。
【次の発言】 入るほうは、席がきまっているから、あぶれて入れないとか、そういうことはないのですか。
【次の発言】 そこで、前田さんの話で、ちょっとぼくの思いつきですが、いま館長のお話のように、そこに備えつけてある図書……
○小平国務大臣 昭和四十一年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分につきまして、その概要を御説明申し上げます。 労働省所管の一般会計の歳出予算額は一千十五億五千百六十八万円でありまして、これを前年度当初予算額九百八億六千百三十六万三千円に比較いたしますと、百六億九千三十一万七千円の増加となっております。 次に、そのおもな内容について、概略を御説明いたします。 その一は、積極的な雇用対策の推進に必要な経費であります。 最近の雇用情勢は、経済の停滞を反映して雇用の増勢鈍化が続いておりますが、他面、若年労働者や技能労働者については、依然として労働者不足の状況にあります。しかし、同時に、……
○小平国務大臣 多賀谷議員の御質問に対して私が御答弁申し上げたところと、総理が八木議員の御質問にお答えしたところと、方針は別段変わっていないと私は思っておるのですが、特別立法につきましては、私知る限り、特に三池の場合等に処するための特別立法と、こういうことだろうと思いますが、御承知のとおり、他にも類似の問題があるわけでございますので、少なくとも当面の処置といたしましては、現在の労災補償を十分活用いたすことによって対処するのが妥当じゃなかろうか。特別立法ということにつきましては、もちろんこれは検討は当然しなければなりません。なりませんが、いま直ちに特別立法をするということはどうであろうか、そうい……
○小平(久)委員長代理 坂井弘一君。
【次の発言】 田中正巳君。
○小平(久)委員長代理 どうもありがとうございました。
次に、新田公述人。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより両公述人に対する質疑に入ります。原茂君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。