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川島金次 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

川島金次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
321位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
491位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
225位
各種会議発言歴代TOP250
235位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
173位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
154位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
211位

23期委員会出席TOP50
14位
23期委員会発言TOP100
58位
23期委員会出席(幹部)TOP50
23位
23期委員会出席(無役)TOP100
59位
23期委員会発言(非役職)TOP50
36位
23期各種会議出席TOP5
4位
23期各種会議発言TOP5
1位
23期各種会議出席(幹部)TOP5
4位
23期各種会議出席(無役)TOP25
18位
23期各種会議発言(議会)TOP5
2位
23期各種会議発言(非役職)TOP5
4位
24期委員会発言TOP50
12位
24期委員会出席(幹部)TOP50
45位
24期委員会発言(非役職)TOP10
7位
24期各種会議出席TOP10
7位
24期各種会議発言TOP5
5位
24期各種会議出席(無役)TOP25
17位
24期各種会議発言(非役職)TOP5
4位
25期委員会発言TOP50
20位
25期委員会出席(幹部)TOP50
38位
25期委員会発言(非役職)TOP50
14位
25期各種会議出席TOP25
13位
25期各種会議発言TOP5
2位
25期各種会議出席(幹部)TOP5
4位
25期各種会議発言(非役職)TOP5
2位
26期委員会発言TOP50
40位
26期委員会発言(非役職)TOP50
31位
26期各種会議発言TOP10
6位
26期各種会議発言(非役職)TOP10
6位

このページでは川島金次衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川島金次衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第20号(1947/10/31、23期、日本社会党)

○川島金次君 埼玉縣下の今次の水害につきましては、すでに御承知のごとく未曽有かつ深刻なものがあるのであります。殊に縣下を貫流いたしておりまする利根川沿岸における水害の慘状たるや、まことに筆舌に盡し得ない深刻なものがありますことは、すでに皆樣御承知の通りであります。この水害問題に對しまして、埼玉縣下の復舊對策につきましては、殊に利根川を中心とする復舊對策は、今日政府におきまして、それぞれ不滿足ではございますが、著々その具體的な對策が立てられつつあるのでありまするが、利根川を一歩離れました荒川沿岸の各町村における水害復舊對策については、必ずしも滿足なものが未だに打立てられておられないというありさま……

第1回国会 財政及び金融委員会 第3号(1947/07/09、23期、日本社会党)

○川島委員 多分先だつての委員会の当日、委員長を通じてお願いをしてあつたと思いますが、財産税の徴收の実情というもの、たとえば財産税の不動産での納入、あるいは延納等の件数等、細かなものを聽きたいと思いましてお願いをしたはずでありますが、ここに出ておりませんので、もし資料をお持ちでしたならば、ここでちよつと当局から御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 今のお話ですと、三百五十六億というのが申告の実情だそうですが、大体財産税の総額の予定は、四百三十五億万円だと私は記憶しております。四百三十五億万円の税收予定額のうちに、それぞれ当局はあらかじめ現金の納付、物納、延納等の、大体の計画的な予定表もで……

第1回国会 財政及び金融委員会 第9号(1947/08/06、23期、日本社会党)

○川島委員 大臣が見えせまんから、銀行局長にその間五、六分お尋ねをしたいと思います。これは保險法に直接關係のある問題ではありませんから、その點も御了承願つておきます。  端的にお尋ねしますが、第一は日本銀行に今保管されている金に量、金額、それから終戰後大藏省が買上げた金の量、竝びに金額。それから事務當局は現在産金の政策の問題についてどういう所見をもつて進んでおられるか、これをひとつ簡單でよろしゆうございますからお伺いいたします。
【次の発言】 最後のお尋ねに對しましては數字の問題ではないのであります。できたらお話し願いたいと思います。

第1回国会 財政及び金融委員会 第12号(1947/08/20、23期、日本社会党)

○川島委員 先般實は大藏大臣にお尋ねいたしたいと思つたのですが、たまたま不在であつたものですから、福田銀行局長からの假の答辯があつたのであります。さらにそれに關連しまして大臣にお尋ねを申し上げたいと思います。それは先般の經濟白書におきまして、その冒頭で、日本の現状は國家も、企業も、個人も、ことごとくあげて赤字である、こういうことを言われておつたのでありますが、私はそういう見解と違つた見解をもつておるのであります。なるほど大勢においては個人、殊に企業等のごときも赤字であるものが大部分ではありましようが、その中でも黒字であるという部分も、數は少くとも、その金額においては相當の黒字をもつた生活竝びに……

第1回国会 財政及び金融委員会 第13号(1947/08/23、23期、日本社会党)

○川島委員 葉梨さんに續いて、たまたま銀行局長がおられますから、この際お尋ねしておきたいと思います。  最近の新聞によりますと、第二・四半期の産業資金計畫が閣議で決定された。第一・四半期の資金計畫が百パーセントに必ずしもいつておらなかつたということは、われわれも記憶しておりますが、第二・四半期の計畫と、實際上の食い違いはどういう状態になつておるか。第二・四半期の資金計畫が最近新聞に出ておる通りのものであるかどうか。それをこの際できれば具體的に、詳しい御説明が願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの問題に關連があるのですが、納税の場合に對鎖預金をもつてかえられるというこの制度、これは大分イ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第19号(1947/09/20、23期、日本社会党)

○川島委員 保留質問をいたしたいと思います。大藏大臣が見えるはずであつたのですが見えませんので、大臣に代つて小坂さんの御見解を聽かせていただきたい。それは今囘の關東及び一部東北の風水害の問題に關連して、昨日内務省側の情報によりますと、群馬、山梨、神奈川、福島、この四縣のみの國の關係と、地方公共團體の關係に屬する損害だけでも、さらに損害を復舊する費用を見積つただけでも、實に十億萬圓の巨額に達しておる。この中には宮城縣、栃木縣、茨城縣、埼王縣、東京都の一部、これは全然除外されておる、おそらくこの宮城、栃木、茨城、埼玉を合せましてその水害高というものは、きわめて厖大な額に達する見込であろうと思うので……

第1回国会 財政及び金融委員会 第21号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○川島委員 ついでに私も一點お聽きしてみたいと思います。この陸海軍のもつておつた建物、土地こういつた全體の數はどのくらいあるか。それから大藏省で考へておる拂下げの方針があるらしいですが、その價格等を具體的に御明示が願えればお伺いしたいと思います。
【次の発言】 よくわかりましたが、私の聽きたいのは價格の問題だけでなく、土地、建物ごとの種類別と、坪數とか、そういつたものをできれば詳しく知りたいと思います。
【次の発言】 ではあと資料にして出していただきます。
【次の発言】 ただいま同僚の河井君からタバコの問題が出てまいりましたが、この問題については巷間いろいろと報道されている事柄であり、すでに政……

第1回国会 財政及び金融委員会 第27号(1947/10/08、23期、日本社会党)

○川島委員 日教組の事情に對しては一應よくわかります。これは假定の上に立つての話ですが、もしこの配分實施計畫が、政府案としてこのまま決定をみるようなことがあつた場合、日教組がその決定案に對して、すなおに生活上の實情に即してその配分を一應受取るものであるか。それともその配分に對して返上という態度に出ることになるか、その點は一應假定の上の問題ですが、お伺いいたします。
【次の発言】 昨日の國鐵その他の證言によりますと、政府の覺書に對しては大體異議がなく決定をみたというような話であつたのであります。今お話を聽きますと、日教組にはそのときから反對があつたのか、それとも後でこの反對の意見が表明されること……

第1回国会 予算委員会 第1号(1947/06/28、23期、日本社会党)

○川島委員 理事はその數を七名として、委員長において御指名あらんことを望みます。

第1回国会 予算委員会 第4号(1947/08/13、23期、日本社会党)

○川島委員 ただいまのお話については私は別の意見をもつておるのですが、これは別の機會に和田長官の出席のあつたときにお尋ねを申し上げることにして保留したいと思います。さらに引續いて、くどいようですが、これはきわめて簡單なことなのですが、今の日本の經濟の上に立つておりますところの産業別の人口構成というものは、大體政府の方におきましてももち合せておると確信をいたすのであります。その日本經濟の産業別人口構成の中に、勞働省の所管に屬する勞働者自體の産業人口構成というものは、今日どういうふうな實情になつておりまするか。それについてお調べになつたものがございましたらこの機會に示していただきたい。

第1回国会 予算委員会 第7号(1947/09/16、23期、日本社会党)

○川島委員 二點ばかりこの機會におを尋ねをいたしたい。まず最初に職員の人員の調べは、昭和二十二年の六月一日現在を逆算をれすば大體人員が出るだろうと思ひますが、この參考資料には人員の的確のものが出ておりませんので、この機會にお調べになつたものがあると思いますから、この六月一日現在において中央竝びに地方の警察、學校、これに關連した人員をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 本案とは直接關連はないことでありますが、非常に重要な、言いかえれば、見ようによつては關連がありますので、この際大臣からお伺いしておきたいと思います。それは例の超過手當の支給の件、この問題につきましては、過般の委員會で大臣から……

第1回国会 予算委員会 第9号(1947/10/07、23期、日本社会党)

○川島委員 社會黨からまだ質問者がありませんから簡單に伺います。この指令はいうまでもなく政府の經濟緊急突破對策と關連した健全財政の確立の線からいきましても、政府は當然強行すべき問題であると私ども考えます。しかるに先ほど世耕さんからもお話がありましたが、その點において多少危惧の念をもたれるような事態をひき起したというのは、前内閣の石橋大藏大臣當時から、この問題が非常に顯著に表面化されてきたのであります。われわれはその當時野黨時代でありましたが、その點について徹底的に政府の反省を促し、できるだけやみ賃金、やみ物價の是正に、強硬に當るべきではないかという意見をもつて、その都度政府にも建言を續けておつ……

第1回国会 予算委員会 第12号(1947/10/13、23期、日本社会党)

○川島委員 大藏大臣にこの機會に簡單にお伺いいたします。説明を拔きにしまして短刀直入に質問だけ申し上げます。この千八百圓ベースの堅持に伴つて、今後いろいろの經濟實態の事情等を考慮いたしますと、一般官公廳職員の實質的な生活というものは、かりに千八百圓になりましてもなかなか容易でないということが想像される。そこで從來われわれ一般勤勞者に對するいわゆる實質賃金の充實の上から申しましても、勤勞所得税あるいは扶養家族控除額の問題等も、きわめて重大な關連性をもつたものといたしまして、できるだけの免税點の引上、あるいは扶養家族の控除額の引上等をも、相當に考慮すべき問題じやないかという考え方を、われわれは年來……

第1回国会 予算委員会 第18号(1947/11/08、23期、日本社会党)

○川島委員 大藏大臣にお伺いいたしたいと思います。大臣は先ほど小峯君からの御質問に對しまして、通貨の増發高が年内に千九百二、三十億くらいにはなるであろうと言われました。通貨の發行量と自由價格との關係というものは、言うまでもなくきわめて不可分の關係であるのであります。今年のただいまの通貨増發高が千六百數十億であり、年末には千九百二、三十億、あるいは場合によつては二千億にも迫ろうとわれわれは想像しておるのであります。さらにまた本追加豫算との關連を通じまして、この追加豫算と當初豫算との實施が終ります明年の年度末ころには、さらに通貨の發行量というものが相當巨額に上つてくるのではないかというわれわれは見……

第1回国会 予算委員会 第25号(1947/11/27、23期、日本社会党)

○川島委員 この機會に參考のためにちよつとお尋ねを申し上げておきたいと思います。それは先ほど小額紙幣の囘收整理等について、五十錢を五億ばかり出すというようなお話だつたそうですが、現在千七百億を突破しようという全體の通貨の發行量の内譯を、種別的に調べたものがありましたならばそれを教えていただきたいのであります。もしありませんでしたら明日の委員會に何か刷つたものでも參考のためにもらいたい。それからもう一つは、ただいま紙幣の中で一番流通されております百圓札の印刷コストは、一體どのくらいになつておるかということ。これもわかつておりましたらお聽きしたい。

第1回国会 予算委員会 第27号(1947/11/29、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 それではこれより會議を開きます。  質疑にはいるに先だちまして、商工大臣から特に本案に關連のある商工省分室設置に伴う必要な經費に關する説明の求めがございますので、大臣からの説明を聽取することにいたします。商工大臣。
【次の発言】 商工大臣のただいまの説明に對して、何か御質疑ございませんか。ございませんければ引續いて一般の質疑にはいりたいと思います。稻村君。
【次の発言】 時間が大分過ぎましたが、この際文部省から係の方が見えておりますから、河合さんの質問は簡單でございますならば、この機會に質疑を終了したいと思います。
【次の発言】 それでは次會は來る一日の月曜日午前十時から開會……

第1回国会 予算委員会 第28号(1947/12/01、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより會議を開きます。  昭和二十二年度一般會計豫算補正(第九號)、昭和二十二年度特別會計豫算補正(特第四號)を一括議題に供しまして、大體質疑は終了いたしたものと存じますので、これより討論にはいりたいと思います。社會黨、海野君。
【次の発言】 自由黨の苫米地委員。
【次の発言】 次に民主黨の押川委員。
【次の発言】 續いて國民協同黨の今井委員。
【次の発言】 以上をもつて討論は終局いたしました。  まず自由黨苫米地委員より提出せられました修正案につき採決をいたします。右修正案に贊成の諸君は御起立を願います。
【次の発言】 起立少數。よつて修正案は否決せられました。  次に原……

第1回国会 予算委員会 第30号(1947/12/08、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 會議を開きます。  本日は昭和二十二年度一般會計豫算補正(第一一號)の審査にはいります。  御質疑はございませんか。
【次の発言】 ほかに御質問がございませんか。まだ若干時間があるようでありますが……。
【次の発言】 御質問がないようでございますから、本案についてこれより討論にはいりたいと思います。
【次の発言】 稻村君のただいまの動議に對して御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、討論を省略いたします。  採決いたします。本案は原案通り可決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 全員御異議ないと認めまして、本案は原案通り可決決定……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第28号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○川島委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま佐伯君から提案になりました運賃の修正案に対して賛成をいたすものであります。ただこの機会に修正案に賛成するにあたりまして、わが党が主張いたしてまいりました態度を明確にいたしておきたいと思うのであります。  政府は昭和二十三年度の予算の編成にあたりまして、おおむね企業の赤字を補償し、一般國民の、殊に勤労大衆の生計の赤字を克服するためにとつてまいりました予算編成の方針は、もつぱら物價の改訂並びに特別会計におけめ鉄道、逓信料金の改訂にのみ、その主点を置いたということ、この考え方に対しては、わが党といたしましては必ずしも賛成いたしかねる点が多いのであ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第12号(1948/03/26、23期、日本社会党)

○川島委員 本案に対しましては別に異議はないのでありますが、採決の前に、本案に直接関係はないようなもので、参考のために簡單に二、三お尋ねをいたしておきたい点がある。すでにこの問題については、二、三の質疑者があつたというお話でありますので、あるいは私の質疑が重複するのではないかという心配をもつものでありますが、もしそういう事情でありましたならば、委員長から御遠慮なく御注意を願いたいと思います。  まず第一にお伺いしたいことは專賣益金は、本年度追加予算を加えて、歳入五百十二億と予定されておるのでありますが、本月、最近までのタバコ收入の実績は、どの程度になつておるかということをお伺いいたしたい。

第2回国会 予算委員会 第1号(1947/12/11、23期、日本社会党)

○川島委員 この際討論を省略いたしまして、ただちに採決せられんことを希望する動議を提出いたします。
【次の発言】 そうすると次の〇・八の場合には、最初の分の基準でやるのか、二回目の基準に沿つてやる方針であるか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 一言お伺いしたいと思います。先ほど長官から、中労委の裁定に從つて、近く給與体系の審議会を設置するというお話がございましたが、その給與体系を確立いたします審議会の構成などについては、すでに腹案ができているのでありますか、またできているとすれば、その設置の時期を大体いつごろに予定しておるか。その点腹案がございましたら、この機会にお示しを願いたいと思い……

第2回国会 予算委員会 第7号(1948/02/24、23期、日本社会党)

○川島委員 この際両案については、討論を省略して、ただちに採決されんことを望みます。

第2回国会 予算委員会 第8号(1948/03/17、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。  昨十六日政府より提出されました昭和二十二年度一般会計予算補正(第一五号)、昭和二十二年度特別会計予算補正(特第九号)及び同(第一〇号)の三案を一括議題といたします。まず政府の説明を求めます。北村大藏大臣。
【次の発言】 福田主計局長。
【次の発言】 これより質疑にはいります。磯崎貞序君。
【次の発言】 中崎敏君。
【次の発言】 明日は午前十時より開会いたすことといたしまして、本日はこれにて散会したします。     午後五時十五分散会

第2回国会 予算委員会 第9号(1948/03/18、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 それではこれより会議を開きます。  昨日に引続きまして質疑にはいります。稻村君。
【次の発言】 次に野坂參三君。
【次の発言】 労働大臣は、今閣議をやつておるらしい。それで午後になると思いますが、大藏大臣に御質問の点があれば、今やつていただき、なければ次の方に……。
【次の発言】 次に原建三郎君。
【次の発言】 野坂委員。
【次の発言】 ただいま労働大臣ならびに運輸大臣も見られましたので、前の稻村君の質問を続行いたしたいと思います。稻村君。
【次の発言】 午後は一時半から開会することにいたしまして、これにて休憩いたしたいと思います。     午後零時三十分休憩

第2回国会 予算委員会 第10号(1948/03/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 それではこれより会議を開きます。  質疑は昨日をもつて終了いたしましたので、これより昭和二十二年度一般会計予算補正(第十五号)、昭和二十二年度特別会計予算補正(特第九号)、及び同(特第十号)、三案を一括いたしまして討論に付します。磯崎貞序君。
【次の発言】 稻村順三君。
【次の発言】 次に長野重右ヱ門君。
【次の発言】 これをもつて討論は終局いたしました。  予算三案を一括いたしまして、採決いたします。原案に御賛成の諸君は御起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よつて三案とも原案の通り可決いたしました。  この際大藏大臣より発言を求められておりますから、これを許します。北……

第2回国会 予算委員会 第11号(1948/03/29、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 会議を開きます。  これより昭和二十三年度一般会計暫定予算及び昭和二十三年度特別会計暫定予算の両案を一括議題といたします。まず政府の説明を求めます。北村大藏大臣。
【次の発言】 次に主計局長より補足の説明を承ることといたします。
【次の発言】 暫定休憩いたします。     午後零時三十五分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続いて会議を開きます。  明日は午前十時定刻から開会することにしまして、質疑にはいります。  本日はこれで散会いたします。     午後零時四十二分散会

第2回国会 予算委員会 第12号(1948/03/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 会議を開きます。  これより質疑にはいります。西村久之君。
【次の発言】 上林山君。
【次の発言】 西村君。
【次の発言】 速記をやめて…。
【次の発言】 西村君
【次の発言】 午前中はこの程度で休憩し、午後は一時半から会議を開きます。     午後零時四十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。西村君。
【次の発言】 次に庄司一郎君。
【次の発言】 次は角田幸吉君
【次の発言】 ちよつと海野君に申し上げますが、運輸大臣は何か急用ができたとのこでありますが……。
【次の発言】 なるべく簡單に願います。

第2回国会 予算委員会 第13号(1948/03/31、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。質疑にはいります。上林山榮吉君。
【次の発言】 どうですか。大藏大臣のほかに運輸大臣、農林大臣、逓信大臣も來ておられますから、あなたの質問はそれでいいとして、ほかに質問はありませんか。
【次の発言】 それでは午後一時半から会議を開きます。  ひとまず休憩いたします。     午後零時二十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を継続いたします。上林山君。
【次の発言】 靜粛に願います。
【次の発言】 傍聽席の発言は禁止いたします。
【次の発言】 庄司君。
【次の発言】 磯崎貞序君。

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。  質疑にいります。上林山榮吉君。
【次の発言】 苫米地君。
【次の発言】 この際ちよつと苫米地委員に御注意申し上げたいのですが、公債の利拂問題については、大分議論が進んで、もう盡きたのではないかと考えられるのですが、他の会派からもまた質問の通告者がございますから、できるだけ簡潔に質問を進めていただきたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいま西村委員からお話がありましたごとく、昨夜の各派交渉会において、本案については本日の遅くとも午後二時までには議了いたしたいという申合せがあつたはずであります。そのことをわれわれは了承いたしまして、本日の委員会に……

第2回国会 予算委員会 第15号(1948/04/02、23期、日本社会党)

○川島委員 文部大臣が見えておりますから、次の質疑者が見えるまでお尋ねをいたしたいと思います。本案の六億四千七百万円の予算は、すでに六・三制の教育に重大な関心をもつておる全國民の関心の的となつておつた重大な予算であるが、この予算が政府の努力によつて、ようやく実現の運びになりましたことは、御同慶に感ずる次第であります。そこで私がお尋ねを申し上げたいのは、現在六・三制の実施がすでになされておりますけれども、全國の六・三制による、殊に新制中学校の校舎の問題でございますが、この校舎は、現在どの程度に全國的には独立の校舎をもつて新制中学を実施しているものがあるか、その状況について詳しい表がございましたな……

第2回国会 予算委員会 第16号(1948/04/26、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 会議を開きます。  これより昭和二十三年度一般会計暫定予算補正第二号及び昭和二十三年度特別会計暫定予算補正特第一号の両案を一括議題といたします。まず政府の説明を求めます。荒木政府委員。
【次の発言】 引続いて主計局長より補足的の説明を聽取することといたします。
【次の発言】 ごもつともです。このままで暫時休休憩いたします。     午後二時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  本日はこの程度で止めまして、明日午前十時より開会いたし、質疑にはいることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後二時五十分散会

第2回国会 予算委員会 第17号(1948/04/27、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。  これより質疑にはいります。西村久之君。
【次の発言】 速記をやめて……。
【次の発言】 次に中崎君。
【次の発言】 まことに恐縮ですが、まだ質問者が多数残つておりますので、午前はこの程度で休憩をいたしまして、午後一時半から質疑を続行することとしまして、これにて暫時休憩いたしたいと思います。     午後零時四十七分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続き会議を開きます。  質疑にはいります。西村久之君。
【次の発言】 この際農林大臣が出席されておりますので、大藏大臣になお多くの御質問があると思いますが、暫時の間農林大臣への御質問を続けていただきた……

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。  質疑にはいります。庄司一郎君。
【次の発言】 島村君。
【次の発言】 この際労働大臣が見えられておりますので、労働大臣に対する質問の希望者がございますから、その質問を許します。世耕弘一君。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度としまして、午後は定刻一時半から会議を開き質疑を続行いたしたいと思います。     午後零時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。  質疑を行います。野坂參三君。
【次の発言】 お言葉になりました問題については、私ども多少考えないわけではなかつた。從つて早急にこういつた問題についてどういう取扱いを委員会は……

第2回国会 予算委員会 第19号(1948/04/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 それでは会議を開きます。  会議に先だちまして、福田政府委員より発言を求められておりますので、これを許します。福田政府委員。
【次の発言】 質疑は一昨日をもつて終了いたしましたから、これより昭和二十三年度一般会計暫定予算補正(第二号)及び昭和二十三年度特別会計暫定予算補正(特第一号)の両案を一括して討論に付します。小坂善太郎君。
【次の発言】 野坂參三君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。これより採決をいたします。まず野坂委員より発議されました予算の編成替を求むるの意見について採決いたします。賛成の諸君の御起立を願います。

第2回国会 予算委員会 第21号(1948/05/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。  質疑にはいります。上林山榮吉君。
【次の発言】 上林山君にちよつと御注意申し上ずますが、なるべく予算に直接関係のある事柄で御質問願いたいと思います。質問者も大分おりますから、どうぞそのお含みで御質問願います。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度とし、午後は一時半から会議を開くことといたしまして、その間休憩いたします。    午後零時二十一分休
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。  質疑を続行いたします。上林山君。
【次の発言】 運輸大臣が見えるまで暫時休憩します。     午後三時二十分休憩

第2回国会 予算委員会 第22号(1948/05/21、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。  質疑に入ります。西村久之君。
【次の発言】 ただいま文部大臣が出席しております。海野、上林山兩君より質問の通告がありますから、これを許したいと思います。
【次の発言】 それでは簡單にお願いいたします。
【次の発言】 この際文部大臣の出席がありますので、都合上文部大臣に対する質疑をお願いしたいと存じます。最初にきわめて簡單だそうでありますから、海野君の御質疑を伺います。
【次の発言】 海野君ちよつとお諮りしますが、ただいま安本の政府委員が幾人か見えておりますが、この機会に安定本部に対する御質問がありますれば、簡單にお続け願いたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第23号(1948/05/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。  質疑にはいります。鈴木明良君。
【次の発言】 上林山君、関連質問ですから、簡單にお願いしたいと思います。鈴木さんの質問がまだあると思いますから。
【次の発言】 植原君に御注意申し上げます。御質問は簡潔にお願いします。
【次の発言】 なるべく簡潔に願います。
【次の発言】 鈴木君質問はありませんか。――ては商工大臣に対する質問の通告が残つておりますので、この際お許しいたします。海野君。
【次の発言】 ではこの際法務総裁が見えられておりますので、角田君の質問を許します。角田君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度に止めまして、午後は二時から会議を開きた……

第2回国会 予算委員会 第24号(1948/05/24、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 会議を開きます。  午前の会議は閣僚が閣議その他の都合で出席がありませんので、午後一時から定刻開会いたすことといたしまして、これにて休憩いたします。     午前十一時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。  この際文部大臣が出席されておりますので、文部大臣に対する質疑をお願いいたします。上林山榮吉君。
【次の発言】 東君、なるべく簡潔にお願いします。
【次の発言】 この際総理大臣が見えられておりますので、大臣に対する質疑の通告がございますから、その通告順によつて質疑を許します。鈴木明良君。
【次の発言】 次に海野三朗君。

第2回国会 予算委員会 第25号(1948/05/25、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより會議を開きます。  前日に引續き質疑を行います。野坂參三君。
【次の発言】 それでは運輸大臣がたまたま見えておりますので、運輸大臣に對する質疑を許します。押川定秋君。
【次の発言】 この際都合により大藏大臣の對する質問を先にいたしたいと思います。田中君。
【次の発言】 では押川君に前囘に引續いて運輸大臣に對する御質問を願います。
【次の発言】 押川さん、まだ續きますか。もし續くようでしたら、あしたにまわしてもらいたいと思います。
【次の発言】 關連質問で、先ほど遠慮していただいておりますから、淺利君。
【次の発言】 この際先刻田中委員より御質疑のありました葉タバコ生産……

第2回国会 予算委員会 第26号(1948/05/26、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより會議を開きます。  若干の質疑が殘つておりますので、質疑を續行いたします。角田君。
【次の発言】 次に庄司君。
【次の発言】 ただいまの稻村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、これにて質疑は終了いたしました。  明日は午前十一時から會議を開き、兩案を一括討議に付して採決いたしたいと存じます。本日はこれにて散會いたします。    午後四時十三分散會

第2回国会 予算委員会 第27号(1948/05/27、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 会議を開きます。  これより昭和二十三年度一般会計暫定予算補正(第三号)及び昭和二十三年度特別会計暫定予算補正(特第二号)の両案を一括して討論に付します。上林山榮吉君。
【次の発言】 次に野坂參三君。
【次の発言】 討論は以上をもつて終局いたしましたから、これより採決をいたします。  まず野崎君より御発議になりました六月暫定予算両案を政府に返付すべしとの意見について採決をいたします。賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立少数。よつてただいまの動議は否決されました。  次に原案について採決をいたします。賛成の諸君は御起立を願います。

第2回国会 予算委員会 第28号(1948/06/09、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 次に平田政府委員。
【次の発言】 大体以上で説明を終りましたが、この際委員会の総意をもちまして、政府委員に希望を申し上げたいと思います。  まず第一に本案の審議に先だつて必要な資料のうち、先ほど委員会でお話が出ました終戰処理費の明細の内訳に関する印刷したもの、それから補給金の明細なるもの、第三番目にはただいまお話がありましたが、所得税のさらにそれを掘下げた明細なものを提出していただきたい。次にただいまお話の取引高税の明細なもの、ただいま田中委員からお話がありました全体の予算の中の生産面に直接役立つ総額、あるいはまた結局において消費されるような予算の総額等を中心とした明細なもの……

第2回国会 予算委員会 第29号(1948/06/10、23期、日本社会党)

○川島委員 タバコの小箱の生産計画について伺いたい。

第2回国会 予算委員会 第31号(1948/06/12、23期、日本社会党)

○川島委員 今の稻葉委員の質問に関連して――三千七百円ベースは、労働者の生計に足りないことはわかつている。その足りない部分は副收入で補うと言われるが、生計費の赤字は三千七百円ベースにはどの程度に見込んでおりますか。そのパーセンテージをちよつと聽きたい。
【次の発言】 速記中止。

第2回国会 予算委員会 第32号(1948/06/14、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。  前会に引続き、質疑を続行いたします。
【次の発言】 次に鈴木正文君。

第2回国会 予算委員会 第37号(1948/06/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 中村委員から、安本への資料の要求について発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 それでは明日は午前十時正確に総理大臣が委員会に見えられるそうでありますから、その時刻に委員会を開会することにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午後六時十七分散会

第2回国会 予算委員会 第40号(1948/06/25、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 午前に引続いて会議を開きます。  質疑を続行いたいます。鈴木明良君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午後四時八分休憩

第2回国会 予算委員会 第42号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○川島委員 総括的な質問が一應終了いたしましたと見ますので、この機会に総理大臣に一点緊急質問を申し上げまして、総理の明確なお答えを得たいと存ずるものであります。  その事柄は総理も御存じのごとく、わが日本社会党といたしましては、今次上程になつておりまする昭和二十三年度の本予算案に繰込まれておりまする賃金問題であります。政府は一般の物價を大体において七〇%の値上げを実施し、基本産業に対する企業の赤字はこれを價格差補給金に求める。しかして企業の赤字を解消するということに一應の努力を拂つておりますことは、了承するものであります。しかしながら、政府が本予算に設定いたしました賃金水準三千七百円については……

第2回国会 予算委員会 第43号(1948/06/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 これより会議を開きます。  予算の分科会は、昨日及び本日の午前中開会され、それぞれ審査を終りましたので、これより文科主査より順次報告をお願いいたします。第二分科主査押川定秋君。
【次の発言】 次に第三分科主査中原健次君より御報告を願います。
【次の発言】 次に第四分科主査、笹森順造君の御報告をお願いいたします。
【次の発言】 最後に第一分科副主査田中源三郎君の御報告をお願いいたします。
【次の発言】 以上をもちまして主査報告を終ります。  暫時休憩いたします。     午後三時二十八分休憩    ━━━━◇━━━━━     午後七時三十六分開議

第2回国会 予算委員会 第44号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○川島委員 質疑はこの程度に止めまして、本案の討論採決にはいるため、一時休憩せられんことを望みます。

第4回国会 予算委員会 第2号(1948/12/03、23期、日本社会党)

○川島委員 この際議事進行について、委員長と政府側にお尋ねをしておきたいことは、本予算の審議は、言うまでもなく、さきに三党が行いました政治協定によりまして、審議期間はあらかじめ上程の日から二週間ということに原則的には協定がなつている。その二週間の審議期間において、まず私が冐頭において申し上げましたように、これは委員長と政府側にお尋ねするのですが、本格的な審議が始まりましたのは昨日、本日、ことに本日のごときは、委員長並びに委員が十時半から大体出そろつて來ておるにもかかわらず、政府の出席されましたのは十一時半であります。その間にどういう事情があるかわれわれは関知いたしませんが、二週間の審議期間の協……

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/04、23期、日本社会党)

○川島委員 私はまず本委員会に上程になつておりまする追加補正予算の細目に対する質問に先だちまして、吉田総理大臣の基本的な施政方針について二、三お伺いをいたしたいのであります。もとより吉田内閣は組閣早々から國会の解散を表明いたしておりますので、最も善意に解釈をいたしましても、現内閣の壽命は四党協定を建前といたしまして起算いたしました場合には、長くても明年の一月ないし二月末までの壽命であるということは言い得られるのであります。この短期間の存続を予定されまする政府に対して、基本的な各般の方針についての意見を聽取することは、あるいは蛇足のような感もなきにしもあらずでありますが、日本の今日の客観点に置か……

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/07、23期、日本社会党)

○川島委員 本來でありましたならば、これは吉田首相にお尋ねいたしたいのですが、総理大臣は御都合でこちらへ見えられないというので、あえて副総理の林さんにお尋ねを申し上げたい。  先般私が総理大臣に質問をいたしました際に、選挙の時期は一月中にこれを行いたい、こういう言明をされたのであります。しかしながら一歩退いて考えてみますると、予算の審議も四党協定によれば、十二日までに仕上る予定になつております。從つてわれわれはその線に向つて最善の努力をいたすという建前でせつかく審議を進めておるのであります。從つて予算審議がかりに十二日に終了いたしまして、本予算案が本会議にまわるようなときがありました場合は、続……

第4回国会 予算委員会 第12号(1948/12/14、23期、日本社会党)

○川島委員 ただいまの委員長の発言一應もつとものようでありますが、われわれ予算委員は、委員会召集以來、総力をあげて審議の遂行にあたつて來たつもりであります。ただその進行の過程において、新しい修正を必要とするわれわれの考え方が起り、また他の委員の間にも、そういう希望が起つたのであります。そういう事柄からして言うまでもなく、実際の問題としては、この委員会だけの審議、あるいは協議なりでは、このわれわれの懸案が解決できない客観的事情にもあるということが、今日いまだに最後の結論に入らぬというような一大問題になつております。從つてわれわれは委員長の言われるまでもなく、事の重要性にかんがみて、一刻も早くこの……

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、日本社会党)

○川島委員 委員長、議事進行について……。ただいまお伺いするところによりますと、上林山委員長が議院運営委員会の席上の列席して、今から三十分ほど前でございますが、その当時における時間にして今後二時間以内に委員会が終了することになつている、こういうことを発言されたそうであります。この事柄はきわめて委員会の議事の進行に重大な関係を持つていることは言うまでもない。そこで委員長はそのことについて御承知であるかどうか。それをまずお伺いしたいのであります。
【次の発言】 本日の委員会開会前に理事会を開いたのであります。その席上に私も陪席いたしておつたのでありますが、この予算委員会の終了時刻については、その理……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会 第25号(1949/05/21、24期、日本社会党)

○川島委員 私は昨日大蔵委員会との連合審査会において、もつぱら本法案の第一條に示されております地方鉄道の強化の問題、及び國有鉄道の財政の改善をはかることを目的とするこの目的論と、この法案の実施とが合目的であるかどうかという問題について、一應大ざつぱに提案言及び政府当局に所見を伺つたのであります。たまたま本日は私も本委員会の委員に任ぜられまして、この委員としては最初の発言であります。昨日は運輸大臣、及び提案者といたしましては前田氏が、私の質問にきわめて懇切熱心なる所見の表明がありました。本日は私の平素尊敬してやみません、ことにかつては國鉄の次官として六十万の現業員の友人とも慕われて参り、きわめて……

第5回国会 大蔵委員会 第3号(1949/03/26、24期、日本社会党)

○川島委員 議事進行について……。私途中でよくのみ込めておらぬので間違つたら取消しますが、営團のことについていろいろ質問が続行さるるゆえんのものは、この法律案の提案説明だけで、他の貴重な参考資料が出ておらない。一例をあげれば産業設備営團の現在保有する資産の内容、あるいは設備の全体の取得價格あるいは時價の價格、そういうものの資料が必要だろうと思う。そういうものを政府はこの席上にすぐに出さるることを希望しておきます。そのことによつてはじめてこの営團の補償の問題につきましても、はつきりしたわれわれの質問の材料もまとまり、また説明を聞く上においても非常に参考になることと思いますので、委員長からぜひその……

第5回国会 大蔵委員会 第4号(1949/03/28、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつとお伺いしますが、先ほどの参考資料の中に産業設備営團の特殊清算状況というのがあり、この中に一般債務として五億六千六百万円の税金が計上されておる。そこで営團法の第七條では「産業設備営團ニハ所得税、法人税、営業税ヲ課セズ」それから第八條に行つて「不動産又ハ船舶ニ関スル権利ノ取得又ハ所有権ノ保存ニ付登記ヲ受クル場合ニ於テハ其ノ登録税ノ額ハ不動産又ハ船舶ノ價格ノ千分ノ一トス」ということになつております。この税金はおそらく第八條による税の総額だと推定をいたしておるのですが、それに間違いないのですか。
【次の発言】 おそらくこの第八條を適用しての千分の一に該当する税があるべき性質のものだ……

第5回国会 大蔵委員会 第5号(1949/03/29、24期、日本社会党)

○川島委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本案に反対の意を表明するものでございます。この営團の予算外國庫の負担となるべき契約は、当時わが國が戰時下においてなされたる契約である。しかもこの契約は戰爭に勝つということが、当時の政府において契約をなした前提となつておるということは、いなめない事実であります。しかも今やわが國は戰爭の結果みじめな敗戰のどん底に陥つておる。單にこの種の問題だけに限らず、戰爭中において行いました國民に対するむしろ欺瞞町な契約は、当然敗戰と同時に自主的にも形式的にも失効となるべき性質のものであろうと私は思う。しかるに当初二十四億円を限度として補償するという契約があつたから……

第5回国会 大蔵委員会 第6号(1949/03/30、24期、日本社会党)

○川島委員 議事に入る前に注文があります。本日の大藏委員会はきのう理事会の申合せ、ことに委員長の申出によつて、十時半の定刻に開くということをわれわれは押しつけられたにもかかわらず、十時半の振鈴とともに、大分われわれは督促を受けて定刻に参つた。しかるに委員長はいない。なお委員長を代理すべき申合せになつておりまする與党の理事もおらぬ。こういうことではまことにけしからぬと私は思います。しかもきのうわれわれは十時半の開会を十一時ごろにせよ、こういうことを希望的に申し上げてある。しかるに委員長は十時半だと頑強に主張して十時半にきめた。その定刻におらぬ。いかなる事情があるにせよ、委員長が留守になるときには……

第5回国会 大蔵委員会 第7号(1949/03/31、24期、日本社会党)

○川島委員 私はこの会計士法のことには最もしろうとの者で、三宅さんのような專門家ではありませんが、しろうとが見た立場についての、この法案の観測と所見と、同時に当局の御答弁を得たい。  第一にこの法案を改正いたしまする一貫した底に流れるものは、経済界の信頼に値する企業の財務書類の監査証明を行わしめ、証券の民主化と外資の導入等に資する目的をもつて発足した公認会計士制度の趣旨、それは結局世界的水準に達する会計士を誕生せしめる、こういう精神であることが明記されています。一体この世界的水準に達するという限界の問題であるのでありますが、大藏省では――これはじようだんのようなまじめな話ですが、タバコの中でも……

第5回国会 大蔵委員会 第20号(1949/04/23、24期、日本社会党)

○川島委員 まず最初にお伺いいたしたいのは、本年度の予算の中で織物税、物品税――織物においては七十二億、物品税においては九十五億、この増額が昨年度よりされており、この増額を見越された根拠について、まず資料がありましたならば、お示しを願いたい。
【次の発言】 今の織物税の七十二億の算定の基礎は漠然とわかつたのですが、大体この纖維品は、二十四年度は配給がおもなものだろうと思う。そうすると、二十四年度の織物の配給計画というものは、二十三年度よりも相当多くなるということが想像される。この点について何か詳しい資料はないのですか。
【次の発言】 それでは次に、先般來大藏当局は、税制の根本的な改正を意図して……

第5回国会 大蔵委員会 第22号(1949/04/26、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつとお尋ねいたします。この法案の第五條の三に「庶民金庫から承継した日本銀行からの借入金を返済する」とありますが、庶民金庫は今日本銀行からどのくらいの借入金があるのですか。
【次の発言】 そうするとこの十二億七千三百万円ばかりの日本銀行の借入金を、この公庫は十三億の資金の中から返すというお話ですが、そうするとこの公庫の資金はなくなるということになる。その点はどうですか。
【次の発言】 この予算の説明書の中にも、庶民金庫は十二億七千三百二十五万円とあつたと私は記憶しておりますが、十三億出資して十二億七千三百二十五万円を返す。今局長のお話のように、三億の金は引揚者、困窮者に限定された……

第5回国会 大蔵委員会 第23号(1949/04/27、24期、日本社会党)

○川島委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になりました一括法案に対して、遺憾ながら反対の意を表明するものであります。  第一に申し上げたいことは、政府はこの法案を提出するにあたりまして、酒税法等の一部を改正する法律案という名のもとに、六個の法律案を一括上程した來たわけであります。この一括の中に実はわが党といたしましても一應賛成の意を表したいものも若干ないわけではない。しかるに政府はこの六個の法律案を一括して上程して参りましたために、これを分割的に賛否を問われるという方法がない状態であります。こういう法案の提出の仕方に対しましては、今後相当研究の余地があるのはもちろん、本質的に言……

第5回国会 大蔵委員会 第25号(1949/05/06、24期、日本社会党)

○川島委員 今田中君からお話がありましたように、一括上程されても、出席している政府委員もおれば、おらない政府委員もあるということになつて、非常に審議が円滑に行かないと思うので、上程された法案の順序に從つて、政府委員がおればそれだけをやつて、一つずつ片づけて行くようにしてほしいと思います。
【次の発言】 関連的にちよつとお尋ねしておきたいのですが、先般六千三百円ベースを設定いたしました場合に、公務員のベースの中に占める家賃の率というものはどの程度でありましたか伺いたい。
【次の発言】 四%程度といいますと、平均いたしまして二百四、五十円、それで今度この法律によりますと、田中君からもお話がありまし……

第5回国会 大蔵委員会 第27号(1949/05/09、24期、日本社会党)

○川島委員 多少重複の点がありますが、ちよつとお伺ひしておきたいのであります。今大藏大臣は、政策委員会の決定が政府の政策と食い違いを生じた場合には、政府はそれは変更もしくは取消しを命ずることができるような御答弁であります。そこでお伺いしたいのですが、日本銀行法の二十一條にありまする、「主務大臣ノ認可ヲ受クベシ」という原則以外のものについては、いかなる決定をなしてもよろしいという権限を、政策委員会は持つているのかどうか。これ以外にも大藏大臣の認可を最終的には受けなければならぬような事項が、今度の政策委員会にはあるかどうか、これをまずお尋ねしておきたい。

第5回国会 大蔵委員会 第36号(1949/05/19、24期、日本社会党)

○川島委員 この請願の大要を簡單に説明いたしておきます。  政府並びに與党は、総選挙を通じて経済九原則の遂行とともに、勤労所得税の免税点の引上げ、取引高税の撤廃等、大衆課税の軽減を公約して來た。しかるに昭和二十四年度の予算案の内容を見るに、公約の内容は何ら果されていないのみか、さらに課税は多くなろうとしている。財源の主体たる税は本來直接税たるべきであり、間接税、消費税はその本質上勤労者の負担を大にする大衆課税であり、かかる大衆課税を財源の主体となすときは、勤労者は一方的犧牲を強いられ、一部資本家が利益を得るばかりで、明らかに不公平な徴税方法と言わなければならない。ここにわれわれは、税制の根本的……

第5回国会 大蔵委員会 第37号(1949/05/20、24期、日本社会党)

○川島委員 簡單にお尋ねしておきたいと思いますが、この新しい税務署の設置に伴つて、税務官の数と、目下問題になつております定員法との関係はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 そうなると、たとえばここに出ております埼玉縣大宮市に、関東信越財務局の一部として増設になる。そうすると埼玉縣下の目下存置されております税務署内の税務官をやりくりして、その他もあるでしようが、大体そういうことにして新しい増設税務署内に配置をするということに理解してよろしいのですか。
【次の発言】 今の税務署の実態からいつて、現員ですらもなかなか内部的に事務的にも容易でない。そして能率が上らぬ上に、いろいろの事件など……

第5回国会 大蔵委員会 第38号(1949/05/21、24期、日本社会党)

○川島委員 この請願は、第一に徴税にあたつてできるだけ農民の申告を尊重してほしい。ややもすれば農民の課税が、税務署の一方的な天くだり的な課税に偏するという事態が各方面に起つている。そういうことをできるだけ避けて、さらに今後農民代表等による税務署との團体交渉を認めて、課税の適正を期してもらいたい。第二には物價の変動に應じて、基礎控除及び扶養控除の額を引上げてほしい。第三には早期供出、超過供出の代金の收入分については、実際的には課税とならないように措置をしてほしい。第四には必要な経費の算出については、自家労力の適正評價をやつてほしい。最近までの例によりますと、農民の自家労力の評價は、一箇月にいたし……

第5回国会 予算委員会 第8号(1949/04/09、24期、日本社会党)

○川島委員 今大藏大臣は勤労所得の課税所得一兆幾ら、なお事業所得の課税所得が八千億、その課税所得にはすでに基礎控除、扶養控除などが差引かれておるというふうに受取れる言葉があつたのであります。そういうことだと、この課税所得からもつととれるという形になる。私の考えておるところによれば、この課税所得の中には、今の基礎控除や扶養控除というようなものは差引かれておらない生の課程所得だ、こういうふうに考えておりますが、その点はどうですか。
【次の発言】 そうすると私が最初申し上げたように、予算説明の中に出ておる課税所得、給與所得及び事業所得のそれぞれの数字は、基礎控除や扶養家族の控除というものがされてない……

第5回国会 予算委員会 第10号(1949/04/13、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつと関連したことでお尋ねしておきたいのですが、今労働大臣も大藏省関係も、退職手当については從來の既得権をそのまま維持したいという見解のようでありましたが、実際問題としてなかなかさういうわけに行かないような事柄をわれわれは聞いておる。ことにある省におきましては、三月三十一日、すなわち二十三年度中に退職を願い出た者に対しましては、從來の既得的な退職手当を出したが、今度の行政整理案によるところの整理の場合には、それよりも不利になるであろうという情報をも流しておる省がある。それからまた退職手当は現金で全額は支給されないで、一部は公債で支給されるのではないかという心配が現業方面に起つてお……

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/14、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつと関連して……。今の米原君の非課税の所得の中に相当の脱税があるということは、われわれも推察にかたくなく考えております。この予算説明の中で現われておりまする給與所得者の人員、それから業種所得者の人員と、実際の給與所得者の人員並びに業種所得者その他の人員との違いが相当ある。言いかえれば給與所得は一千百万人だが一千百万人ではない。業種所得においても七、八百万人でありますが、それ以上であることは推定にかたくない。そこで給與所得者でしかも免税されておるいわゆる非課税の分になつておるものがどのくらいになり、人数にしてどのくらい、そうしてその課税所得とみなすべき全体の所得はどのくらい、それ……

第6回国会 大蔵委員会 第2号(1949/10/28、24期、日本社会党)

○川島委員 なるべく簡單に一、二この機会に尋ねておきたいと思います。この問題は日本の社会保障制度の広汎な総合的な本質的の問題が、いまだ未成熟の過程にあるので、その問題はわれわれといたしましても、いずれ適当の機会において質問をいたし、あるいはわれわれの考え方を政府に申し上げたいと思うのですが、そのことは別といたしまして先ほどの御説明によりますと十五億の滯納がある。実はこの滯納の内容が私ども問題になるのであろうと思う。たとえば事業主の滯納が十五億円あるのか。その事業主の負担すべき滯納十五億のうちで、労働者、言いかえれば被保險者自体が納付すベき保險金の滯納が、集積されて十五億になつておるのか。労働者……

第6回国会 大蔵委員会 第6号(1949/11/09、24期、日本社会党)

○川島委員 私はこの法案に直接関係はないのでありますが、この機会に政府側の意見をただしておきたいと思うのであります。前回に欠席しましたので、あるいは前質問者と重複するのではないかと思いますが、それは御容赦願いたいと思います。  最近政府の方ではタバコの專売を一挙民営に移すという計画があるやに伝えられております。この專売の民営移行案について現在政府はどういう考え方で進んでおるか。また專売と民営との利害等についても、いろいろ研究をされて来たのであろうと想像するのでありますが、それに対する利害得失についての研究された意見があればこの際聞かしてほしい。まずこれをお尋ね申し上げます。

第6回国会 大蔵委員会 第8号(1949/11/12、24期、日本社会党)

○川島委員 この問題は、終戰当時から国民の間にいろいろ問題にされたことでありまして、今もつて問題になつておる点が明確に結末がついておらぬ事柄でありますので、少しくこまかくなるでありましようが、一応承つておきたいのであります。第一にお伺いしたいのは、このわれわれの手元に配付されておりまする参考資料は、現在旧軍関係の債権未回收額の調べだけであります。おそらく終戰当時もしくはその後の時間的のずれは多少あるでありましようが、終戰に最も近き時期において軍関係債権が全体でどのくらいあつたものか。同時にその全体の総額の中での前渡金概算拂いその他の詳細な額も、おそらく明らかになつておることであろうと思いますの……

第6回国会 大蔵委員会 第9号(1949/11/14、24期、日本社会党)

○川島委員 物品の売拂代金の点について二、三お尋ねしたいと思います。この法案を審議するにあたつて、私ども寡聞にして存じていない点が二、三ありますので、ざつくばらんにお伺いしておきたいのですが、第一條の二にありまする国が販売する目的で取得し、生産し、または製造した物品、これを売り拂う場合に、取引上の慣行、売拂い代金納付前に物品の引渡を行うことを必要とするやむを得ない事由、この二つの事柄がここに明記されてありますが、従来の国の財産を売り拂う場合に、取引上の慣行で延納して来たもの、あるいはまた売拂い代金の納付前に物品の引渡しを行うという具体的な事実は、どういう場合にそういうことが行われて来たかという……

第6回国会 大蔵委員会 第10号(1949/11/16、24期、日本社会党)

○川島委員 本来なら慣例としては法案が出てから説明を聞いて資料というものを要求しておつたのですが、時間もないからわれわれも協力の意味で、どうせすべき事柄であるから早くしたいと思います。政務次官、よく控えておいていただきたいと思います。  まず第一に、昨年末現在を基準として、本年の一月から最も最近に至るところの消費者物価指数の調査事項が大蔵省にあると思いますが、その消費者物価指数の調査の結果、それからさらに最近肥料あるいは米価の改訂、運賃の値上げその他いろいろ最近公定物価の改訂もありましたが、その結果による物価指数の上昇の見通し、これがまず第一です。それから第二には、国民所得に対して全国知事会議……

第6回国会 大蔵委員会 第12号(1949/11/18、24期、日本社会党)

○川島委員 二、三質問を申し上げたい、前に政務次官にお伺いしたいのですが、きのう大蔵大臣が来られて、重要な所得税法の改正案について提案の説明があつたのです。しかも本日からその審議に入るというきわめて重要なときに、大蔵大臣がこの席に見えておらない。まことに無責任なことでははないかと思うのでありますが、どういう事情で大蔵大臣がこの席に見えないか。今後この大蔵委員会で重要な議案を審議するにあたつて、大蔵大臣が必ず出席するという約束ができるかどうか。それをまずお伺いしてから質問に入りたいと思います。
【次の発言】 その事柄について、これは委員長にお尋ねをしたい。予算と税法の改正案がほとんど並行的に出て……

第6回国会 大蔵委員会 第13号(1949/11/19、24期、日本社会党)

○川島委員 林君から農業所得の問題も出ましたが、きわめて重要なことでありますから一言承つておきたい。今政府は農業所得に対して各農業団体等と税務署とが折衝中であります。ことに問題となつているのは税務署が査定いたしまする場合に、反当収量をどこに置いたかということが非常に重要なポイントになつている。一体政府では全国の農村に対して反当収量の基準というものを、どの辺に置いてあるのかということをひとつ承つておきたい。
【次の発言】 これは埼玉県の例なんですが、先般の全国の反当収入に関する中央作柄審査会の第一回の発表が、二石二斗九升ということです。この二石二斗九升という作柄審査会の発表の反当収量をほとんど動……

第6回国会 大蔵委員会 第14号(1949/11/21、24期、日本社会党)

○川島委員 長官がおりますからちよつとお尋ねいたします。今林君及びその他から問題になつておりまする割当の問題ですが、実はこの問題につきましては午前中の公聽会で、全財の労組代表の方にお尋ねをいたしたところ、その答えといたしまして、昨年度まではあつたが、本年度は形式的にはない。ただしかし実質的にはこういうことになつている。各税務署の慣例として、予算年度の初めにおいて、全国の各税務署長から、その税務署管内のおおよその徴收目標額を国税局に提出している。その国税局に提出した目標額というものが、たまたま国税局長の考えておつた数字に近ければ別であるが、そうでない場合はそれが訂正される。しかもその訂正をされる……

第6回国会 大蔵委員会 第15号(1949/11/22、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつと議事進行について……。この法案の審議にあたつて、ただいま河田委員からきわめて簡單な質疑があつたのでありますが、この簡單な質疑に対してでも即答ができないようなことでは、この審議は、委員長の目途とするような早急な終了ができないと思いますから、だれかもつと具体的に、詳細にわかるような資料を持つた方に出席していただくことの方が、審議をするのに便宜ではないかと思うのであります。
【次の発言】 私はもう数点にわたつて政府に質問をいたしておるのですが、さらに補足的にこの際善後のわれわれの考え方をまとめたいと思いますので、二、三の質問をいたします。  まず第一に、先般大蔵大臣は来るべき税制……

第6回国会 大蔵委員会 第16号(1949/11/24、24期、日本社会党)

○川島委員 関連して……。今の説明によりますと、ほとんど不正の事実がない、あるいはまつたくないというようなお話でありますが、林野庁が会計検査院の方や報告した書類の中で、集荷業者が不正処分や無断で他へ貸與したもの、木炭二万六千六百十八俵、まきが九万七千七百十八把、これは明らかに林野庁が不正と認めたものが、わずかであつてもここに出ておるということと、もう一つは新聞紙上で言われておる空気木炭、まき、これは現品がないのに木炭事務所から支拂い証書や受入れ調書が発行されたものが、木炭が十万二千二百十八、まきが六十六万二千八百二十把、ガスまきが二万四千三百九十把、こういうものが出ておる。それから第三点にいろ……

第6回国会 大蔵委員会 第17号(1949/11/25、24期、日本社会党)

○川島委員 議事進行について、委員長にちよつとお伺いいたしたい。本委員会の運営について委員長の所見をただしたいと思う。先ほど質疑の打切りの動議に対しまして、委員長はこれをただちに採択の諾否を委員会にはかられたようであります。元来委員会の運営というものは全員を代表した理事が選出されており、委員長を中心として各党各派の間において、できるだけ審議の円滑を期するということがきわめて重要な仕事とされて、理事会も何回か各案ごとに招集されて来ている。しかも先ほどの動議については、各党の理事は、野党質疑打切りの動議であります。私も微力ながら社会党の理事であります。與党の最も先輩であり、委員会の運営については多……

第6回国会 大蔵委員会 第18号(1949/11/26、24期、日本社会党)

○川島委員 この機会にちよつとお尋ねするのですが、私の記憶がありませんので、参考までにお伺いしておきます。農業共済保險の再保險でない共済保險の方の、農家自身で支拂います保險料の基準はどういうものでありますか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 それからもう一つお伺いしますが、再保險の特別会計において、今回は産麦だけの非常災害による保險の財源の不足ということになりますが、これは麦に限つたことでない。麦の非常災害の発生を相当受けたくらいでありますから、他の農産物においても相当の災害をこうむつておることは事実でありますが、ここに産麦の再保險金の支拂いの増加だけが出て来たのはどういうのでしよう。……

第6回国会 大蔵委員会 第19号(1949/11/27、24期、日本社会党)

○川島委員 この法案に直接関係はないのですが、幸いに局長が見えておりますので、一般的な問題について二、三参考のためにお尋ねをいたしておきたいと思うのであります。  まず第一には、政府は財政演説の中でも、経済安定復興を目指して、できるだけの低物価政策を実施して行くという方針を明らかにしておるのであります。低物価政策を一貫的に実施するためには、諸般の施策はもとより必要でございますが、ことに低物価政策は、低金利政策でもなければならないと私どもは考えておるのであります。そこで政府は、この金利政策について、どのような具体的な方針を今後とられて行こうとするか。その点についてまず第一にお伺いしておきたい。

第6回国会 大蔵委員会 第20号(1949/11/28、24期、日本社会党)

○川島委員 先ほど来から問題になつておる点も、私も非常に奇怪に感じておるものであります。そこで逆に私はただしてみたいのですが、新米価は決定を見た、消費者価格は来年の一月からだと政府はすでに言明をしておるにかかわらず、この委員会ではまだその消費者価格の決定も一月になるか三月になるか未定です。こういう矛盾した言明が行われておるということは、一体政府部内の方針というものがどこにあるのかということさえも、われわれ疑わざるを得ない。ことにこの重要な問題について、政府の責任者は一月だと言明しておる。予算の説明書にも一月だと公表しておる。しかるに委員会においてはそれを決定をしておらないで、二月になるか三月に……

第6回国会 大蔵委員会 第21号(1949/11/29、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつとお伺いします。この売拂いの予定額の資料を見ますると、運輸省、遞信省、大蔵省等の特殊物件の売拂いの予定は、相当巨額に予定されておりますが、これらの省における特殊物件はどのようなものでありまして、その売拂いは省内にするか、それとも省外の商人に売拂いをする予定になつているのかという点につい  て、お尋ねをしておきたい。
【次の発言】 物件の品目はどんなものですか。
【次の発言】 所有財産の売拂いが、政府の思うように国民経済の事椿から行つておらないというお話であります。そこで最近物品の売拂いをいたします場合、入札等について非常にきゆうくつな点があるところにも、そういう障害があるので……

第7回国会 大蔵委員会 第3号(1949/12/22、24期、日本社会党)

○川島委員 この決議案の審議にあたつて、関連して一言長官にお伺いしておきたい。先ほど三宅君の質問に対して長官は、年末は年末資金が流れるときだ。その流れのときだから大いに徴税をやりたい、こういつた意味のことを言われておつた。まことに長官に似合わない奇怪な言葉だと私は聞いておつた。言うまでもなく昨年の源泉徴収を除いた他の申告所得の予算というものは、千二百億だと思います。今年はそれが予算は千九百億に増大されておる。しかも昨年末の通貨の発行量は、年末において三千六百億になんなんとしておつた実情なのであります。ところが本年度は年末通貨の発行量の予定高は、政府は三千五、六百億、すなわち昨年末の発行量と同程……

第7回国会 大蔵委員会 第4号(1949/12/23、24期、日本社会党)

○川島委員 ただいま国税庁長官の答弁によりますと、この年末に際して中小業者あるいは企業方面における深刻な金詰まり事情及び購買力のはなはだしい低下、こういう実態を深く認識されて、特に本年は年末年始についてはやむを得ない事情ありと認める以外のものについては、強制的な徴收をしない方針と確言されたのであります。これについて、従来も実は税制問題で政府が言葉の上でわれわれ委員会に約束をされた点は一、二にとどまらないのであります。しかしながら政府の責任ある立場において、この委員会で要求した事柄に対して、その要求の線に沿つた答弁はされておりましても、実体においては往々にして逆な措置が行われるというようなことが……

第7回国会 大蔵委員会 第14号(1950/02/14、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつと関連して質問いたします。  今総裁から奧村君の質問に対する答えとして、本年度末における公団の廃止を政府は予定しているという言葉があつたのでありますが、その廃止後における食糧配給機構の構想というものは、すでに決定をいたしたのでありまするから持ち合せておると思うのでありますが、その新しい配給機構の構想がきまつておりましたならば、この機会に承つておきたいと思います。
【次の発言】 大体内定したものがあると私は想像しているのですが、別にそれが確定的なものでないという前提でもよろしいです。御発表になつても別にさしつかえないと思うのですが、さだめしお知りのことであろうと思いますから、こ……

第7回国会 大蔵委員会 第16号(1950/02/16、24期、日本社会党)

○川島委員 まことに恐縮ですが、討論に入ります前に、特別に若干の質問をさせていただきたいと思います。  まず私のお伺いいたしたいことは、この国民金融公庫というものは昨年の開設であつて、しかも政府は昨年十八億の資金をこの公庫に投資いたしたのでありますが、実際は庶民金庫にすでにその当時十二億の返済をすべき債務を負つておつたので、資金として実際に運用されるものはわずか六億内外でしかない形になつたのであります。昨年における一般庶民の金融も、本年とまさるとも劣らない逼迫の状況にあつたときに、さような僅少な資金の投資で、はだしてよく民生の安定を目標とするこの国民金融公庫の設立の趣旨が達成できるかどうかとい……

第7回国会 大蔵委員会 第17号(1950/02/20、24期、日本社会党)

○川島委員 先ほどの当事者の説明によりますと、進駐軍需要の労務関係は連合軍の要求に基いてのみ行われるというのであつて、雇用契約の当事者は、政府とその当該労務者との間にはないような印象を受けたのであります。しかしそのあとでの説明によると、国家公務員法による特別職ということに了解をいたしたのであります。そうするとこの労務者に対する給與は、給與法に基いて行われているのかどうか、まずそれをお伺いしておきたい。
【次の発言】 その当時の法律の内容をちよつと今うつかりしてみるのですが、その特別職の給與に関する法律に基くベースというものは、どういう標準になつておりますか。

第7回国会 大蔵委員会 第18号(1950/02/21、24期、日本社会党)

○川島委員 今の証券のことについて参考のためにお尋ねしたいのでありますが、この改正案の中で百九十一條の二の新聞、雑誌等に掲載する会社のいわゆる意見もしくは文書その他のことになりますけれども、これは一体こういうことが新聞もしくは雑誌上に掲載される場合に、実行がきわめて可能だと当局は思われてこれをつくつたのだろうと思いますが、実際においてこういうことは非常に困難ではないかと私どもは思う。こういうことを規定づけましても、実際に行われることが困難であるし、おそらく新聞、雑誌等が投資についての判断を提供すべき意見もしくは文書を出して、これは会社から金をもらつたんだという表示をして評論をすることは、ほとん……

第7回国会 大蔵委員会 第20号(1950/02/25、24期、日本社会党)

○川島委員 私は税制の全面的な改正に関連して、国民から税をとりまする場合、国民経済の問題を重視いたしまして、その観点に立つて、国民経済問題について少しく大蔵大臣に質問を行いたいと思います。  先般の予算説明の演説の中で、経済はすでに安定の段階に達したと大臣は明言をいたされましたが、その後予算委員会において、與野党の委員が幾多の質問を繰返している間に、当初における経済安定説をば若干訂正したような印象を受ける言明を、私どもは聞いておるのであります。当初の財政演説のときに、日本の経済は安定したと大蔵大臣は国民の前に言明したにかかわらず、その数日後においては、その言明を若干訂正いたした理由はどこにあつ……

第7回国会 大蔵委員会 第21号(1950/02/27、24期、日本社会党)

○川島委員 私はこの機会に一般公務員中、国鉄従業員の賃金問題について、政府に緊急的なお尋ねを申し上げたいと思います。去る二十五日政府に対する国鉄の労働組合の賃金、及び年末の賞與の問題をめぐつての紛争事件に対して、地方裁判所におきましては、労働組合の主張が正しいものである、政府の見解は正しくないとの意味の判決をされたことは御承知の通りであります。ことにその判決の結論といたしましては、国鉄は予算上支出可能とみずから認めた十八億七百四十三万七千円から、すでに支拂済みの十五億五百万円を差引いた三億二百四十三万七千円の配分方法について、組合と協議決定の上即時支拂え、さらに残余の二十六億九千二百五十六万三……

第7回国会 大蔵委員会 第25号(1950/03/04、24期、日本社会党)

○川島委員 提案されております法案に関係は実はないのでありますが、この機会に少し当局に御説明を願いたい点がありますので御質問申し上げます。  まず主税局長にお尋ねいたしますが、財産税によりましてかなりの当初物納財産がありました。その物納財産の当時の詳細のことにつきましてはわれわれも記憶をしておりますが、その後その財産の売り拂いについて、今日までどのような経過をたどつておりますか。あらましのことでよろしいですが、御説明を願いたい。
【次の発言】 管財局の担当係官が見えましたならば、その点さらにお尋ねしたいと思います。それまでは保留いたします。

第7回国会 大蔵委員会 第26号(1950/03/06、24期、日本社会党)

○川島委員 竹村君が質問されたことについて関連があるのですが、先般の公聴会で、農業関係の責任者が見えましての説明によりますと、来る七月の肥料の値上げ、これを総体的に計算をすると七割の値上げになつて、農民の肥料による負担の直接増が二百三十七億円、こう明確に言われております。そうすると一方先ほどのお話によつても明らかなことく、農民の所得税は、二十四年度が四百二十億、本年度は二百二十億ということになる。大体そういう計算にいたしましても二百億減である。農民全体は肥料の面において二百三十七億の負担増をして、所得税の軽減は二十四年度に比較して二百億減という計算になる。これだけを見ましても、もうすでに農民の……

第7回国会 大蔵委員会 第27号(1950/03/07、24期、日本社会党)

○川島委員 非常に重要なことでありまして、さらにつけ加えてお尋ねしておきたいのですが、二十四年度の見返り資金勘定は多分千二百億くらいでなかつたかと記憶しておりますが、この予算額と見返り資金勘定の現状、それから今お話になりましたのは今後の分だけのようでありますが、予算額を基底として全体の運用が公私ともにどれくらいになつておるのか、それもちよつとついでにお示しを願いたいことと、それから今毎日新聞のお話が前尾君から出ましたが、農林中金の持つておる復金債を償還して、二十七億を農協組合えこれをさらに還元して行くというような質問も出ておるが、こういうことも事実であるかどうか、あわせてお示し置きを願いたい。

第7回国会 大蔵委員会 第29号(1950/03/09、24期、日本社会党)

○川島委員 この機会に、大臣に二、三お伺いいたしたいと思います  大臣は先般来たいへんふしぎな放言をされまして、全国に異常な波紋を描き、大臣の地位にまでこれが及ぼすのではないかと側近の人たちが大分心配しておつたようであります。それほど大きな問題を投げた形でありまするが、大臣といたしましても、あの言葉は單なるそのときの舌足らずであるとの釈明をされまして、一応波風も治まりかけておるわけであります。そこでその直後におきまして、民自党自身におきましても狼狽のような形で、中小企業対策なども立てまして天下に発表されております。なおまた政府といたしましても、これを機会として中小企業対策に対しての、何らか具体……

第7回国会 大蔵委員会 第30号(1950/03/10、24期、日本社会党)

○川島委員 少しくこまかくなるおそれがあるのですが、ちよつと納得の行かない点がまだありますので、この機会にお尋ねをしておきたいと思います。まず第一に、きのう委員会で奧村君から申告主義についての欠陷を指摘されたのでありますが、一方青色申告にもそういう点がありそうな気が私はいたします。青色申告は言うまでもなく、帳簿書類の調査の上でなければ更正はできないという原則であり、建前であるわけでありますが、しかもその附則においては、何か青色申告を提出いたしましても、なおかつ更正ができるという一面が隠されているわけであります。その青色申告の書類を見ただけで、税務官がこの附則では、かつてに何か更正ができるような……

第7回国会 大蔵委員会 第32号(1950/03/14、24期、日本社会党)

○川島委員 造幣庁特別会計法案に関しまして、ちよつと二、三お伺いをいたします。この特別会計法にあります事業は、言うまでもなく「貨幣、章はい、記章、極印、合金及び金属工芸品の製造、貴金属の精製、配給及び品位の証明並びに鉱物の試験」こういう業務を行うようであります。そこで参考のためにお伺いしたいのでありますが、現在の日本で政府が発行いたしておりまする補助貨幣の種類とそれから量、これはどのくらいになつておりますか。念のためにお聞かせを願いたい。
【次の発言】 そのついでに、資料がありましたら参考にこれをお伺いしたいのでありますが、五円以上が十円、百円、今回の千円、それからまた一説によりますと、近く五……

第7回国会 大蔵委員会 第34号(1950/03/16、24期、日本社会党)

○川島委員 この機会にちよつとお尋ねをしておきたいのですが、この参考表には一部の特殊関係及び有力銀行の勘定欄などが出ておるのですが、この機会に全体のわが国の中央、地方両銀行を通じでの資本総額、それからごく最近における預金及び貸付状況、それはどういうふうな事情になつておりますか。資料がありましたならばまずお聞かせ願いたい。
【次の発言】 そのことがわからぬと、私の質問が困難になるのですが、今度の銀行等の債券発行等に関する法律案、これは一応表面の法文を見ましても、説明を見ましても妥当のような感がいたさないわけではございません。しかし有力特殊銀行も地方銀行も、この点においては同一な形において扱うのだ……

第7回国会 大蔵委員会 第35号(1950/03/17、24期、日本社会党)

○川島委員 私の記憶違いでありましたならば、その点は取消しておきますが、ここ数日間の発券高の足どりを見ますと、漸次政府吸収額が著しく加わつて来ておる。従つて今のような事情になるので、このまま進んで行つて、はたして大蔵大臣が言明されておりますごとく、年度末においても年末の八掛あるいは九掛内外でとどまるという見通しを十分に持つておられますか。
【次の発言】 次に見返り資金から公共企業への投資額、ことに国鉄の四十億、電気通信事業への百二十億と記憶しておりますが、これらの国家投資をめぐつて、最近われわれにとつては懸念すべき風評が耳にされるのであります。と申しますのは、たとえば国鉄への四十億の公共企業投……

第7回国会 大蔵委員会 第36号(1950/03/18、24期、日本社会党)

○川島委員 今中山さんのお話によりますと、国家の蓄積された資本、それを国家機関的に運用するということがきわめて妥当であり、必要なことではないかという御見解のようであります。そうするといわゆる復金的なもの、しかもああいう形でないもつと民主的なものにして、そうして国家が直接国家の蓄積資金を投資して、金融の積極的な円滑化をはかるというようなことが考えられておるように私は受取つたのでありますが、そのような御見解なのですか。
【次の発言】 内山さんにちよつとお尋ねしますが、先ほど小山さんも秋元さんも長期金融というものはできるだけ国家資金をもつて、それをさらに国家的な機関において、直接金融のできる形をとる……

第7回国会 大蔵委員会 第41号(1950/03/28、24期、日本社会党)

○川島委員 議事進行について……。今の苫米地委員の質問をめぐつて、きわめて重要な意味があると思うのです。しかもその答弁の中に、秘密会を開けばここに発表する用意があると、せつかく答弁かあつたのですから委員長のとりはからいで、祕密会を開いてもらつて、その内容を、用意のある分だけを発表してもらいたいと思います。
【次の発言】 壷要なことは明日お伺いいたすことにいたしまして、二、三気のついた点についてお尋ねをしておきたいと思います。  このことはすでにあるいは他の委員からお尋ねられたことかとも思われますが、重複の点がありましたら御了承願いたいと思うのです。まず第一にお伺いしたいのは、このたなおろしの場……

第7回国会 大蔵委員会 第42号(1950/03/29、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつと一言だけお尋ねしておきたいのですが、この説明によりますと、外国人の本邦内事業活動外国為替銀行の為替業務、外資導入等に関する事項、この三点ばかりの非常に重要なことについてはいまなお愼重考慮、未確定の分がある。こういう意味を述べておるのですが、この三点の重要事項はどういう点で未確定なのか。その内容について参考のためにこの際聞かしておいてもらつた方が、よろしいのではないかと思うのです。
【次の発言】 私は、国税犯則取締法の改正案について、お尋ねしたいと思います。  問題の女子の身体の捜索には、成年の女子を立会わしめるという改正になつておるのですが、しかも急を要する場合はこの限りに……

第7回国会 大蔵委員会 第46号(1950/04/07、24期、日本社会党)

○川島委員 私は日本社会党を代表しまして、本案に遺憾ながら反対の意を表するものであります。詳細な事柄についてはいずれ本案が本会議に上程されました際に、詳しく討論をするつもりであります。本日は簡單に反対の意見を一部だけ申し上げまして討論を終りたいと思います。  配炭公団の赤字が驚くべき巨額に達したということは、われわれは国民とともにきわめて寒心にたえないと考えておる次第であります。この赤字のよつて来るべき諸般の根拠については、われわれもこと詳しく政府に質問し、その答弁を求めたのでありますが、その説明によりましても、国民の立場においてなお多くの疑念の存するところであるのであります。かくのごとき事柄……

第7回国会 大蔵委員会 第51号(1950/04/13、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつとお伺いじますが、この現行法は二十三年の七月にでき、その後ほとんど改正になつておらない。そこで今度その後における物価事情等を考慮して、旅費、日当等を引上げることになつた。ことに日当の中で従来百二十円が百六十円、宿泊料が甲地は六百円を八百円、乙地は四百八十円を六百四十円というように、およそ三割程度の引上げをするということになつておりますが、この三割というのは物価指数を根拠としてやられたのか。何か具体的な根拠をもつて引上げを行うことにしたのだろうと思うが、その根拠は何に求めてあるかをお尋ねしておきたい。
【次の発言】 それはそれで了解できますが、日当の方の引上げの根拠はどうですか……

第7回国会 大蔵委員会 第54号(1950/04/19、24期、日本社会党)

○川島委員 私も本日提案になりましたこれに関連しこの問題を取上げて、政府筋の確固とした意見を問いたいと思います。しかしこの問題は非常に重要な事柄でありますので、ひとり主計局長だけの御説明ではむりだと思いますので、明日でもけつこうですから、厚生大臣及び大蔵大臣にも出席をいただいて、十分に検討存する機会をわれわれに與えてもらいたいと思うのであります。その問題について一応保留し、当面の今西村委員からも具体的な意見あるいは希望などが出ましたが、大体それと大同小異の事柄でございます。  元来旧陸海軍の共済組合の人たちは、なるほど西村委員のお話にありましたことく、法律論といたしましては国家公務員とは別の扱……

第7回国会 大蔵委員会 第56号(1950/04/21、24期、日本社会党)

○川島委員 竹村委員の質問に関連いたしまして、私からも二、三ふに落ちない点がありますのでお尋ねしたいのですが、大体問題は政務次官のお話によると、経理検査の怠慢、もう一つは公団の機構そのものに欠陷がある。ことに公団総裁の談話によりますと、それを特別に取立てて強調され、いかにも責任は公団肩身の組織の欠陷から起きたかのごとき口吻を、新聞紙上で述べておることを私どもは拝見しておる。しかしながら、われわれの国民的な常識から申し上げますと、実に八千万円という、いかに物価の高い時代とは申しながら、実にその額たるや驚くべき巨額に達しておる。しかも公団の中にはおそらく早船ら一味の者は大体経理課員であつて、その経……

第7回国会 大蔵委員会 第57号(1950/04/22、24期、日本社会党)

○川島委員 それに関連して一言……この公団の不正事件は日を追つて世間の明るみに出されて、その責任者並びに政府の怠慢ぶりが、国民の間に指弾を強めております。そこで政務次官がお出でですから、一言だけお尋ねしておきたいのですが、昨日通産省の宮幡政務次官の末席における答弁によりますと、これら公団の最終的最高の責任は経済安定本部長官にある、こう言明されておる。そこで私は青木長官にたまたまたま昨日会いましたので、宮幡政務次官の言明によると、これはあなたの責任だということであるが、あなたは今個人的に会つての話だが、どう思うか、こう尋ねてみたわけです。ところが、いや違う、これは大蔵大臣の絶対責任に帰すべき筋合……

第7回国会 大蔵委員会 第58号(1950/04/24、24期、日本社会党)

○川島委員 若干質疑が落ちていましたので、補足的に質問をいたしたいと思います。  外資導入の促進の課税の特例でありますが、おおむね、三百五十万円以下の所得に対しては、半額を控除するということが原則になるわけでありますが、この機会にちよつとお尋ねしておきたいのは、アメリカのマーシャル・プランを実施いたしておりまする西欧諸国における、これと関係のあるような税法はどういうふうになつておるか。日本と同じような特別措置を講じておるものであるか。特別措置があるとすればどの程度のものであるかということについて、当局に調査したものがありますれば、それをお聞かせ願いたいと思うわけです。

第7回国会 大蔵委員会 第59号(1950/04/26、24期、日本社会党)

○川島委員 私も熱海の問題でちよつとお尋ねいたしたいのですが、現地からの報告によりますと、各保険会社が熱海市に調査団を派遣している。これは当然あるべきでありましようから別に異議はございません。しかるにその調査団の個々折衝の過程において、非常に被保険者にとつては納得のできな  い個別的な折衝が行われているらしい。その結果その調査団の個別折衝の現地における要求に対して、これで納得するならばすぐ保険金は払つてやろう。しかしこれがでなければ手数もかかり、日数もかかつてなかなか保険金は払えない。こういつた一種の威渇的な言辞をもつて熱海の被保険者市民諸君を狼狽させておる。こういうような事柄が個々には起つて……

第7回国会 大蔵委員会 第60号(1950/04/27、24期、日本社会党)

○川島委員 会計検査院の当局が見えておりますので、二、三法案に直接関係あるものと、最後に直接は関係はありませんが、一、二お尋ねをいたしておきたいと思うのであります。  まず第一に、今本委員会で審議中でありまする予算執行職員等の責任に関する法律案の中で、従来各省の予算執行にあたりまして、その適法性について疑念のあるようなもの等については、あらかじめ口頭をもつて検査院の了解を得ることを慣例といたしておつたように聞いておるのであります。ところが委員会での質疑応答の中で判明いたしたのでありますが、それらの事柄について検査院は各省のあらかじめの了解、折衝に対して、その担当官が事前の折衝に全幅の了解を與え……

第7回国会 大蔵委員会 第61号(1950/04/28、24期、日本社会党)

○川島委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本案並びにただいま小山委員から提出されました修正案に、賛成をいたすものでございます。  この本案の賛成に先だちまして、一言政府に希望を申し上げておきたいものがございます。と申しますのは、ことに最近戦後における一般国民の道義心の低下、これに並行して相伴うがごときありさまて、最近時における政府関係及び地方府県団体等における出納、経理に関して、きわめて遺憾な事態が頻出をいたし、それがために国家に不測の損害を与え、さらにまた地方公共団体にも、それぞれ少からざる損害を与えておるという事件が、頻出いたしておるのであります。この事柄は、単に国民的な道義の頽廃とい……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/07、24期、日本社会党)

○川島委員 私はもつぱら地方財政及び地方税に関連いたしまして、数点の御質問を申し上げたいと思います。  今回の政府原案によりまする国税及び地方税を通しての一連の税制改革、ことに地方財政の根幹となるべき地方税制につきましては、地方財政の自主性の確立ということがねらいであるようであります。その自主性について完全ならざるところは、もつぱら財政平衡交付金によつてこれを補うというのが、大体の建前であろうと考えております。そこでまず第一にお伺いいたしたいのは、現在の地方財政を基本といたしまして、今般のまだ未決定のものがあるようでありますが、平衡交付金を加えた政府のただいま考えられておりまする地方税法の改正……

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/09、24期、日本社会党)

○川島委員 私は最後に議事進行について委員長に申し上げますが、私の発言はたまたま国会議員であり、政府の責任者である総理、及び予算の担当者である大蔵大臣にも関連がありますので、その含みを持つて、政府は私の発言を御聴取あらんことを希望いたします。そうしてさらに委員長を通じて、首相及び大蔵大臣の答弁を求めたいと思います。  この委員会において長らく熱心に討議されました二十五年度予算案の最も重要なる問題は、言うまでもなくその予算の中の歳入であります。しかもこの歳入面に関係いたしまして、今回の国会において、わが国始まつて以来画期的とも言うべき税制の全面的改正が基本となつて、この予算が組立てられておるのて……

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、24期、日本社会党)

○川島委員 大臣が見えておりますから、この機会に二、三のことをお伺いしたいのであります。他の委員から御質問があつたとすれば、それは別段御答弁はいりませんが、この機会に二十五年度における食糧の輸入計画量と、ごく最近に至るまでの輸入実績量がどのくらいになつておるか。まず第一にそれをお聞きしたい。  第二は、前回の委員会に私おりませんでしたので、この機会に伺つておきたいのですが、輸入食糧の価格――米麦が中心でよろしいのですが、わかつておれば教えてもらいたいのです。米麦の輸入価格、その価格に対する国内の国民消費価格との差額、それはどのくらいになつておりますか。まずこの二点をわかつておりましたならば、御……

第9回国会 大蔵委員会 第3号(1950/11/28、24期、日本社会党)

○川島委員 国税庁の長官にもちよつとこの機会にお尋ねをしておきたいのですが、この酒税法の改正をしたということは、すでに與党自体の中からさえも深刻な批判が行われておるわけであります。しかもその値下げの仕方に対して、必ずしも国民経済と折り合つておらないというところに熾烈な批判がなされておる、これは現内閣における失態であり、また與党の醜態でもある。きのう主税局長のお話で受取ると、酒はつくつたが売れない。売れないから税金も入らない。端的に言えばこういうわけである。税金を入れるために値下げをする、国民に安い酒を飲ませようというのじやなくて、税金をいかにとるかということが中心で、この改正案がなされた、こう……

第9回国会 大蔵委員会 第5号(1950/11/30、24期、日本社会党)

○川島委員 議事進行について、ただいま委員長から報告があつたのですけれども、本日午前中は農林委員会との連合審査会が公報に予定されております。しかもこの連合審査会は、農林委員会の申入れに従つて、われわれが協調して連合審査会を開こうということになつたのが、いきさつであると私は考えております。しかるにせつかくのこの連合審査会の時刻になりましても、農林委員会の委員はほとんど出席しない。いかなる理由であろうとも、先方の委員会の方から申し入れた連合審査会である。それに対して何か連合審査に不都合を生じたら、そうなつたという理由を尽して、当委員会あるいは委員長に申し入れるべき筋合いのものであると私は思う。こと……

第9回国会 大蔵委員会 第6号(1950/12/01、24期、日本社会党)

○川島委員 本委員会が開かれて、もうすでに数日経過いたしておる。しかもその間にきわめて国民生活と密接重大な関係のある法案が出ておりますにかかわらず、担当大臣である大蔵大臣が昨日まで一回の出席もなかつたということは、大蔵委員会の権威のためにもまことに遺憾と存ずるのであります。今も予算委員会の方から大蔵大臣の出席を求めておる。だから大蔵委員会の方の大臣の出席も、早めに退場するという空気があるようですが、私どもは断じてそういうことには承服できません。大蔵大臣は少くとももうすでに数日にわたつて予算委員会に出席して、きわめて懇切丁寧な説明をして来ているのです。大蔵委員会はまだきようが初めてです。ぜひきよ……

第9回国会 大蔵委員会 第7号(1950/12/02、24期、日本社会党)

○川島委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本案につき政府に対して強い要望を付しまして賛成いたしたいと思います。  昨今における国民経済の実情からいたしまして、ことに中小庶民金融の重要性が一段と加わつて参りましたとき、少くとも政府は積極的にその金融対策を講ずべきであると私どもは考えておるのであります。このときにあたつて、この国民金融公庫法の一部を改正して増資をいたすという意図は、了とするものでありますが、その増資たるやわずかに十億、総額四十億という資本金にしかすぎない。かくのごとき僅少なる資本をもつていたしましては、現実に当面いたしておりまする一般庶民層の深刻な金融難に対処することは、まつた……

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/04、24期、日本社会党)

○川島委員 若干質疑が残つておりますので、続けたいと思います。改正案そのものの問題につきましては、これ以上質疑を行いますことは、議論にわたることになりますので省略いたしまして、それに関連した問題について二、三お尋ねをしてみたいと思うのであります。まずお尋ねを申し上げたいのは、先般から実施になりました青色申告、この申告制度はその後政府が予定いたしておりましたように、必ずしも良好でなく、むしろ逆な不振の状態であるようにわれわれは聞いております。そこで青色申告は本年度において どのくらいあるか。そうしてまたその青色申告が不振であります事柄の原因について、政府はどういうふうに見ておるか。そうしてまたさ……

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/07、24期、日本社会党)

○川島委員 私は旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法案に対しまして、国民民主党、共産党、日本社会党を代表いたしまして、政府にこの際強く條件を付しまして、本案に賛成をいたすものであります。  本案のうちの、ことに旧陸海軍に関する共済組合の問題につきましては、ことに一昨々年以来組合関係者からの強力な要請があり、さらにまた一般公務員等の共済組合関係あるいは物価の事情等にかんがみまして、当然にこれを引上げる必要のあることは言うまでもなかつたのであります。しかるに一昨年も昨年も、吉田内閣はこの問題に対して積極的な熱意を示すに至らなかつたことは、まことに遺憾千万と私どもは感じておるのであ……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/08、24期、日本社会党)

○川島委員 私は中小企業信用保險特別会計法案、日本輸出銀行法案の両案に対して、大まかな点についてだけを大蔵大臣にお尋ねをいたしまして、こまかいことはそれぞれの担当の方から詳しくあとでお尋ねをいたしたいと思います。そこでまず中小企業の問題について、大蔵大臣にお尋ねをしておきたいのですが、従来日本の歴代政府といつてもいいのですが、中小企業の救済あるいは育成、強化というようなことは、それぞれ強く叫ばれて参つた。ことに最近においては重税、金詰まり等からいたしまして、中小企業の困難が非常に倍加されております。そのための救済としての中小企業対策というものが、それぞれの角度から研究立案され、また要求もされて……

第9回国会 大蔵委員会 第13号(1950/12/09、24期、日本社会党)

○川島委員 本来でありますれば、本日わざわざ委員長、政府委員各位の御足労を煩わさぬでも、昨日若干の時間が与えられておりますれば終了いたしましてあらためて今日はこの委員会を開いていただかぬでもよろしい事情であつたのでありますが、たまたま私の最後の質問に対しまして政府委員の出席がなぐて、遂にそのまま議案を通すというやむない事情になつてしまいました。委員会の形から行きまして竜頭蛇尾に終り、私自身としてもまだ納得のできかねる点もございましたので、本日委員会を聞いていただき、また質問を許してもらうことになつたわけであります。私は委員長に、この機会に繰返しお願いを申し上げておくのですが、通常国会もいよいよ……

第10回国会 運輸委員会 第15号(1951/03/27、24期、日本社会党)

○川島委員 私はこの際前田委員長に、本委員会の議事の取扱い、運営等について、委員長の明確な方針なりをお尋ねしておきたいと思うのであります。と申しますのは、ただいま本会議で上程可決されました国有鉄道法の一部を改正する法律案の問題につきまして、委員長は委員長としての立場から、もとよりそれぞれの事情と理由とがあろうと私どもも好意をもつてしんしやくいたすことには、決してやぶさかなものではありません。がしかし、昨日本委員会で国有鉄道法の一部を改正する法律案を最終的に決定、採決いたします形について、私ども委員としてはきわめて寒心にたえない経過をたどつたものと私は感じておるものであります。時間がありませんか……

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/03/28、24期、日本社会党)

○川島委員 私は社会党を代表いたしまして、昨日本会議を通過成立いたしました日本国有鉄道法の一部改正案に対する改正を提出いたすものであります。内容についてはここに詳しく申し述べる必要のない事柄だと思いますので、簡単にその要点だけを御説明申し上げまして、各位の御審議、御賛成を煩わしたいと思うのであります。  ただいま自由党側から提案されました改正案の内容は、国鉄の職員の地方議会議員の兼職中、これを町村会議員に限つて認めようという提案の内容であります。これに反しまして私どもの提案いたしまする法案の内容は、地方公共団体の一切の議員の兼職をすることができるという意味合いに、日本国有鉄道法の改正案をさらに……

第10回国会 運輸委員会 第17号(1951/03/29、24期、日本社会党)

○川島委員 この際私は、運輸省の関係の方にこれをお聞きするということは、たいへん筋違いのことでございますけれども、関連がありますので一言お尋ねをして、その見解を明らかにしておく方がいいのではないかと思いますので、一点だけお尋ねいたします。  元来このモーターボートの競争法案に対しましては、日本社会党は党議といたしまして、原則的には反対の意思表示をいたすことになつておるのであります。但し私その他若干の党内の個個については、党議の原則的なもののわく外にあつて、個人的には賛否を自由にしてさしつかえない旨が実はきめられましたので、私自身はこの法案に賛成をいたしたいと思つておるものです。ただ問題となりま……

第10回国会 運輸委員会 第18号(1951/03/30、24期、日本社会党)

○川島委員 大臣が見えておりますので、この機会に二、三この法案に関係あるものと、恐縮ですが関係のない事柄についても一、二お尋ねいたしたいと思いますが、お許し願いたいと思います。  先ほど来この委員会において、交通営団の池袋、神田間の新設計画について、いろいろ議論が出ております。ことに大勢といたしましては、地元の市民の要望等もありまして、地上路線に対する問題に対してかたり意見が出ておるのは、まことに私どもも同感であるのであります。そこで大臣にお尋ねいたしたいのですが、大臣は昨日、帝都の交通をパリのごとく、あるいはロンドンのごとくというようなことを言われて、将来の大きな理想の一端をもほのめかせられ……

第10回国会 運輸委員会 第19号(1951/03/31、24期、日本社会党)

○川島委員 ただいま参議院側における各般の修正案を承つたのでありますが、その修正について一応われわれも了解できるのですが、この各般の大幅の修正をするにあたりまして、一つ重大な点を除いていることについて、私どもちよつと理解しかねる点があるのであります。と申しますのは、船舶通信士の定員の問題であります。これはすでに他の委員諸君からも、あるいは議論があつた点ではなかろうかと思います。たとえば船舶通信士の定員について近海航路の五百トン以上一千トンは、従来通信士は二名であつたものが一名、一千トン以上千六百トンまでは二名であつたものが、これまた一名に減員をされました。遠洋航海における船舶につきましても、従……

第10回国会 運輸委員会 第28号(1951/05/22、24期、日本社会党)

○川島委員 私は先ほど質問を通告いたしあする際に、運輸大臣と国鉄総裁の本委員会における出席を求め、大臣と総裁に対して参考的な質問を申し上げ、かつ提案者に再度の御質問を申し上げて、われわれのこの法案に対する態度を決定したい、こういうことで委員長のもとに、事務局を通じて出席方を申し入れたのですが、それはどういうことになつておりますか。
【次の発言】 来るのですか。
【次の発言】 政務次官でなしに、運輸大臣と国鉄総裁をぜひ……。
【次の発言】 それでは大臣と総裁が見えるまで、私ちよつと提案者である前田君にお伺いをします。私はいろいろの都合で、この委員会に常時出ておられませんので、あるいは質問に重複の……

第10回国会 外務委員会 第15号(1951/05/16、24期、日本社会党)

○川島委員 私はこの委員会に初めて出席したものですが、二、三お尋ねをしている中で、あるいはすでにこの委員会で論議が半ば盡されているものも重複するようなことがあるのではないかということを危惧いたすのですが、簡単に二、三点をこの機会にお尋ねをしておきたいと思います。  今同僚の黒田委員から憲法第七十二條を指摘されまして、外務大臣の国会に対する外交問題に関する責任がただされたのであります。私がこの憲法論を指摘いたしまするまでもなく、後段の黒田委員の所見の通り、外交の本則はやはり公開でなければならぬ。ことに日本民族の独立と日本の将来の平和とを確保するということにつながる重大な講和問題に対して、政府はす……

第10回国会 大蔵委員会 第3号(1950/12/16、24期、日本社会党)

○川島委員 実は本日私は年末金融対策ということで委員会を開くというふうに了解をいたしておつたのでありますが、いつの間にか年末という二文字が除かれて、一般金融対策のようにすりかわつて来ておる。委員長がわれわれに何ら連絡、断りもなしにこういうことをやられるということは、惡いという意味で言うのではありませんが、今後そういう何かきめたことを若干でも変更する場合には、あらかじめ連絡をしてほしい、こう私はまず希望しておきます。従つて聞いておれば何かこう、これも惡いという意味でなくて言うのですが、自由党政務調査会が党内の所管大臣を呼んで漁業金融について懇談会を開いておる、こういつた感じで話を私は聞いておる。……

第10回国会 予算委員会 第9号(1951/02/07、24期、日本社会党)

○川島委員 委員長からせつかくの話があつたのですが、予算委員会で――戰争前のことは私は知らぬけれども、おそらく戰後の予算委員会で、大臣の出席がないから延会になつたというようなことは、空前の事態なんです。一体政府は口を開けば国際情勢が緊迫しているの、国民生活がどうのと言つておりながら、この重要なる予算委員会に、午前中大臣が一人も出席せず、遂に予算委員会は午後に延期されるのやむなきに至るということでは、私は政府の国政に対する熱意のほどを疑わざるを得ない。どうぞひとつ委員長から、もとより委員長も大いに考えられた点であると思うのですが、與党という立場を離れて、強硬に政府に警告を発してもらいたい。  そ……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/08、24期、日本社会党)

○川島委員 経済安定本部長官がおりますので、大蔵大臣が参りまするまでの間、二、三お尋ねを申し上げたいと思うのであります。  先般安本長官が、本会議の席上における経済演説の中で、最も力点を置いて強調された点は、日本経済の自立達成という点であつたのであります。日本経済の自立の問題につきましては、われわれといたしましても、国民とともにひとしく念願をいたしておるところでありますが、問題はいかにして日本の経済自立の達成をば促進するかという点にあると私どもは考えるのであります。長官が経済演説の中で言われました自立達成の方式は、大体さきの自立経済審議会が審議決定いたしまして答申いたしました内容と、大同小異で……

第10回国会 予算委員会 第11号(1951/02/09、24期、日本社会党)

○川島委員 私は、この際文部大臣が見えておりますので、大臣に二、三お尋ねを申し上げたいと思うのであります。  まず第一点は六・三制の問題に関する事柄であります。この問題は、実施以来、これに伴つて校舎の建築その他の施設に伴う地方財政の関係等からいたしまして、おそらく大臣も御承知でありましようが、六・三制のために市町村長が窮地に追い込まれて辞任せざるを得ないという事態がかつては至るところに起つたということも御承知の通りであります。それほどこの六・三制の問題は地方的には重大な波紋を投げかけた問題であるのであります。爾来政府といたしましても、この六「三制に伴う校舎の新築あるいは設備の整備等について、そ……

第10回国会 予算委員会 第12号(1951/02/10、24期、日本社会党)

○川島委員 大蔵大臣に若干質疑が残つておりますので、この機会に二、三お伺いしておきたいと思うのであります。  まず第一に、これは緊急的な形になるお尋ねになるのですが、きのうから本日にかけましての新聞紙の報道するところによりますと、輸出の金融措置である日銀のユーザンスの問題について、政府は別途従来と違つた措置を考えなければならないという意図にかわつて来た。言いかえれば、ユーザンスの期限の問題、あるいはこのユーザンスの金利政策等の問題について、何らかの改訂を必要とすることに迫られておるやに報道されておるのでありますが、この問題についての大蔵大臣の所見をこの際明らかにしていただきたいと思うのでありま……

第10回国会 予算委員会 第16号(1951/02/19、24期、日本社会党)

○川島委員 関連して……。ただいまの舟山局長の答弁は、まことに食言もはなはだしいものだと私は思います。そもそも銀行等に関する債券の発行等に関する法律案を審議したその当時、私は今日ある事態をあらかじめ予想したのです。発行余力のある有力銀行はそれでもよかろうが、しかし余力のない弱小銀行も国内には相当多数にある。一体そういう現状の上に立つてこの法律が実施された場合、必ずや地方の零細な預金をも吸收されるおそれが必至になるであろう。そういう問題に対して局長はいかなる考えをこの法案の実施にあたつて持たれているのか、この事柄が実現すると、国内の地方産業に関する金融の問題について深刻な、致命的な打撃を与えるお……

第10回国会 予算委員会 第18号(1951/02/22、24期、日本社会党)

○川島委員 見返り資金の問題が出ましたので、ついでに一つお伺いいします。この見返り資金の特別会計の予算で、二十五年度から二十六年度へ繰入れられます剰余金の予定額は五百二十七億六千七百万円ということに明記されております。二十五年度から二十六年度に繰入られる剰余金、見返り資金計画、それが最近伝えられるところによりますれば、政府の見返り資金の活用がきわめて暖慢なために、相当額が二十五年度から二十六年度へ繰入れになるだろう。一説によりますれば、八百億円以上に上るのではないかというようなことなども言われておりますが、その点で大臣御承知でありましたならば、この機会に聞いておきたいと思います。

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/02/23、24期、日本社会党)

○川島委員 先ほど井出君からの質問で、新会社の人事のすこぶる独裁的なやり万に対する、小坂総裁のきわめて明確なお話を承つたのですが、聞くところによりますと、この人事問題の最も焦点をなすものは、新たに社長に就任される関東配電の高井氏の問題が大きく問題にされるように伝えられております。この高井氏の社長就任をめぐりまして、関配従業員の中に一層の不安と動揺を与え、そのためにここ二、三日欠勤者が陸続と増加しつつある、こういう話も承つておるのであります。これは配電の運営の上にきわめて重大な現象だと存じますが、そのことについて総裁の御承知になつております範囲を承りたい。なおこの際あわせて組合の執行委員長藤田君……

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/02/24、24期、日本社会党)

○川島委員 私は岡野国務大臣並びに地方財政委員会の青木先生、このお二人にこもごもお尋ねをいたしたいと思うのであります。  日本の政治的、経済的さらに自治的な問題においての民主化が強く要請され、それにこたえるために、政府、国民もそれぞれ努力を積み重ねて来ておることは、私どもも否定いたさないものであります。しかし地方自治と中央の政治との関係に立つての地方自治の民主化、ことに地方自治の財政面における自主性の強化ということは、地方の民主化の上にきわめて重要な事柄であろうと確信をいたしておるものであります。そこでお尋ねいたしますが、地方財政の自主性の確立を前提といたしました場合に、今日のような、政府にお……

第10回国会 予算委員会 第21号(1951/02/25、24期、日本社会党)

○川島委員 私は午前中の中曽根君の質問に続きまして、同じく東銀債をめぐる問題について、たまたま出席をされておられまする朝日新聞の論説委員の土屋さんにお尋ねをいたしたいと思います。もう私がこの席上でくどくどしくお尋ねの條項をあげて申し上げるまでもなく、土屋さんはきわめて練達なジヤーナリストでもございますから、おそらくこの国会におきましてこの問題のどういうところに焦点があるかというようなことにつきましても、すでに御承知のことと思いますので、一問一答式のくどくどしいお尋ねは避けたいと思いますが、数点簡單にお尋ねし、それに対する土屋さんの簡明率直なる御所見を承らしていただきますれば、たいへん幸いだと思……

第10回国会 予算委員会 第22号(1951/02/26、24期、日本社会党)

○川島委員 この機会に総理大臣に重要な問題の若干についてお尋ねをいたします。  総理大臣は先ほど川崎君のお尋ねに対して、講和條約の締結はできるだけ早期を望んでおる、こういうお話であります。具体的の時期の見通しについては本日は何ゆえか避けておりますが、先般のこの予算委員会の席上におきましては、総理大臣ははつきりと講和條約は年内に締結される見通しであるということを、明瞭にしかも満々たる自信ある言葉で言明されておりますことは、大臣も御記憶のことだと思います。それは速記録にも残つておりますから。しかるに本日総理大臣は講和條約は年内というよりは、ただ單に早期締結を望む程度であるという言葉に変更されました……

第10回国会 予算委員会 第24号(1951/03/29、24期、日本社会党)

○川島委員 すでに井出君、林君からいろいろと質問がありましたので、私のお尋ねしたいことは大部分質問済みになりました。そこで私は落穂拾いの意味で落穂質問をいたします。しかし大臣の答弁は親切に具体的にやつてほしいと思います。  まず私は、この開発銀行の設定に先だちまして、大蔵大臣が今後の日本の金融通貨政策をどういうふうに持つて行こうと基本的に考だておるのかということであります。大臣はドツヂ氏が来られましてから口ぐせのようにデイスインフレ政策だということを一昨年来強調されて来、そのデイスインフレ政策の基本政策にのつとつての金融通貨財政政策を堅持して来たのだとみずからも誇つておるのであります。しかし最……

第10回国会 予算委員会 第25号(1951/05/23、24期、日本社会党)

○川島委員 大分時間が少くなりましたから、簡單に二、三点だけを安本長官にお伺いしておきたいと思います。  先ほど来の長官への質問に対する答弁の内容を聞いておりますると、政府がさきに立案をいたしまして実施の段階に入りましたわが国の経済自立三箇年計画、これがたまたま今度の日米経済協力の問題に当面いたしまして、せつかくの自立経済計画も、根底から修正もしくはまつたくの改編をしなければならぬ事情に追つたようで、そこでお伺いするのですが、日米経済協力といいましても、その中で国民の最も懸念をいたしまするのは、先ほどもどなたかからお話がありましたように、国民生活水準の問題であります。経済協力は動き出したが、国……

第11回国会 運輸委員会 第1号(1951/08/18、24期、日本社会党)

○川島委員 まず委員長にお伺いしますが、運輸大臣は本席に出席できませんか。
【次の発言】 それでは政務次官にお伺いしましよう。突然のことでまことに恐縮ですが、国鉄職員の賃金裁定の問題です。御承知の通り国鉄の労働組合と当局との間に団体交渉されたのが本年の春、その団体交渉の際のベース・アップが不調に終りまして、結局調停にかかつたのですが、その調停の結果、次官も御承知の通り本年の六月五日国鉄中央調停委員会が決定をされたのが一万八百二十四円、これを今日の国鉄の従業員の賃金状況、国内の物価の事情、生活の実態等を勘案して、少くとも昭和二十六年度初頭においてこの一万八百二十四円に相当する額を支給することが当……

第12回国会 水産委員会 第21号(1951/12/05、24期、日本社会党)

○川島委員 ただいま山本次長からのお話を承つておりますと、何かわれわれといたしましても、きわめて納得のできない説明の点がありますので、この機会に一、二お尋ねをしておきたいと思うのであります。と申しますのは、今説明によりますと、従来の禁止ラインに対して底びき漁船が頻繁に侵入するという事例があつた、そういう事情もあるので、今回の措置を考えた、これは一つの理由だ。これは私は漁業にとつてはまつたくのしろうとでではございますが、まことに奇怪な説明だと思う。従来の禁止ラインがあつたということは、あるべくしてあり、そのラインを設定いたしたことは、もとより私どもの想像によれば、漁族の保存いわゆる資源の保存であ……

第12回国会 内閣委員会 第12号(1951/11/12、24期、日本社会党)

○川島委員 私は本案に対して、日本社会党を代表して、総括的反対の意見を表明するものであります。  政府は今年当初以来、行政機構の根本的な合理化を目標とする改革を実施する旨、天下に明らかにされて来たのであります。われわれといえども、行政機構の根本的な再検討を行い、しこうして行政事務の明朗と能率をはかるための基本的な改革を行おうとするその目標に対しましては、あえて異議あるものではございません。しかるに政府は天下に明らかにし約束をいたしておりました最も根本的な行政機構の改革は、行われるがごとく行われざるがごとく、ジグザグのコースをたどりましたが、遂に政府部内におけるところの意見の不一致や、またその改……

第12回国会 予算委員会 第8号(1951/10/29、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつとこの機会に、千金良さんにお尋ね申したいのですが、きようの御公述の中にはございませんですが、二つばかり専門家の立場から御説明あるいは御所見を伺つておきたいと思います。  その第一は、千金良さんも御承知と思いますが、先般補正予算が上程されました場合に行いました池田大蔵大臣の財政演説、その演説の中の金融の問題については、資金統制を行つて経済の効率的な運用をはかろう、こういうことを言つております。この金融統制だけで、はたして経済がうまく行くかどうかということは、非常に大きな当面の問題だろう思います。われわれの見解では、少くとも金融統制だけで、今日の講和後の日本の経済を乗り切つて行く……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/10/31、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつと委員長に議事進行について提議をいたしたいと思います。  本日の予算委員会は、農林大臣が出席をされるという予定を信頼いたしまして、われわれ野党各派は、本日農林大臣に対する質疑、それに関連して大蔵、経済安定本部長官に対する質疑を続けまして本日の委員会を終りたい、こういうふうに考えておつたのであります。しかも委員長御承知の通り、本日は、本来でありますれば総理大臣が本席に出席されまして、われわれ野党が理事会において委員長まで申入れをいたしまして、しかも了承されました総理大臣に対する質問を行うという段取りであつたりでありますが、総理大臣は延引できない事情があるというので、われわれはそ……

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/01、24期、日本社会党)

○川島委員 私は午前中の時間がすでに少くなつておりますので、午後にも総理大臣にお伺いをいたしたいと思うのであります。さしあたつて午前中の時間の許す範囲におきまして、当面の重要な問題について二、三点だけ総理大臣にこの際お尋ねをしておきたいと思うのであります。  私どもは総理が御承知のように、全面講和を建前といたしまして、極力その実現に努力し、また国民的念願としてこれが実現を期待いたして参つて来たのでありますが、不幸にして今次の講和会議におきましては、ソ連、中共、その他若干国の講和條約不参加国を見るに至つたことは、まことにわれわれ日本といたしましても、国民といたしましても、衷心から遺憾に感ずるもの……

第12回国会 予算委員会 第12号(1951/11/02、24期、日本社会党)

○川島委員 私は事情によりまして、午前中若干の時間をさいていただくことになりました。たまたま農林、安本、大蔵三大臣がおられますので、三大臣に対して一点程度ずつ簡單にお尋ねいたします。しかし答弁はできるだけ親切に具体的にお願いいたしたいと思います。  まず第一に大蔵大臣にお尋ねいたしますが、わが国の講和條約に伴いまする賠償は、言うまでもなく、條約の中に明記されておりまするように、日本の経済自立を困難ならしめないことと、国民生活の水準を切り下げないような形において行わることが、賠償の基本的方針にあることが明記されております。そこで大臣にお伺いするのですが、国民生活の水準をこれ以上切り下げないのだと……

第12回国会 予算委員会 第13号(1951/11/05、24期、日本社会党)

○川島委員 まず農林大臣に先般の質疑に続いてお尋ねを申し上げたいと思います。  まず最初にお尋ね申し上げますが、先日来問題の焦点となつております主食統制全廃の問題について、ざつくばらんに申し上げますと、政府の閣僚内における意見がまとまつていないのではないかという感じが次第に強くなつて来ておりますということと、もう一つは司令部の方面との折衝において、重大な支障があるかのようにも世間には伝えられておりますが、そのことについてまずお伺いします。農林大臣はこの主食の統制撤廃の問題についてできるだけこの問題の早急な解決を期するために、先般も私はお尋ねしたのですが、一合配給程度を存置して、その上でこの問題……

第12回国会 予算委員会 第15号(1951/11/07、24期、日本社会党)

○川島委員 私はただいま提議されました小坂委員長不信任決議案に対し、野党各派を代表いたしましてその趣旨の説明をいたしたいと思います。(「共産党も一緒か」と呼ぶ者あり)もちろん。
【次の発言】 今回昭和二十六年度補正予算案は……。
【次の発言】 今回の臨時国会に上程されました二十六年度補正予算案は、その額千数百億に上るという未曽有の巨額に達するところの重大な予算案であります。ことにこの予算は、講和後となるべきでありましよう明昭和二十七年度予算にもつながりますところの、さらに重大な意味を持つた予算案であることは、きわめて明らかなことであります。従つてわれわれ国会は、ことに予算委員会は、本案の審議に……

第13回国会 運輸委員会 第47号(1952/06/19、24期、日本社会党)

○川島委員 この機会に同僚の山口君がお尋ねをいたしましたこと以外について、当局に伺つておきたいと思います。  まずこの日暮里の事件は、先般の桜木町における国鉄未曽有の大惨事に続いて、あの当時の国鉄は、上は総裁から監理局長並びに現場におきまするそれぞれ有能な士が身をもつて責任をとり、さらに一面におきましては、犠牲者に対する、不満ではございましようが、国鉄の当局としては最大、最善の弔慰の方法を講ずる等、かなりはた目で見ておりましても涙ぐましいまでの苦労を続けたということは、私も今も記憶に新たなところであります。しかもこの事件を契機として、国鉄が今後運転の安全性について総力をあげ、身をもつてこれに当……

第13回国会 外務委員会 第13号(1952/03/27、24期、日本社会党)

○川島委員 時間がないようですから、この際簡単に二、三、出入国管理令の問題に関する限りにおいての点についてお尋ねしておきたいと思うのであります。  日本と朝鮮との関係というものは、歴史的にも、政治、経済、社会生活の上においても、非常に密接な関係を持つて今日になつておる。従つて朝鮮人がわが国に来て多数在住されておりますことも当然のことと思われるのであります。しかるに政府が発表しました先般の出入国管理令及びその一部を改正いたしまする今回の法案の全体を通じて感じまする点は、名は出入国管理令ではございますが、その実体は、何か在住しております朝鮮人を根こそぎ送還をしよう、こういう一つの政府の大原則といい……

第13回国会 議院運営委員会 第69号(1952/06/28、24期、日本社会党)

○川島委員 私の党は、前回の三度目の会期の延長に対しても絶対反対の立場を強調いたしたのですから、今回の会期延長などということは、もちろん反対です。結論的に言えば、今椎熊君が指摘しました通り、今度の会期延長は、これで四回目の延長になる。最初は三十日、二回目には二週間、三回目のがこの間で十日、今度は大幅に三十日間の延長をしようということです。きよう自由党の代議士会などをのぞいてみますと、一説には八月の二十日まで延ばしたらどうかというなかなか微妙な提案もあつたのであります。一説には、十七日ごろまでやつたらどうかということもあつた。お察しすれば、すべて満足の行くようにその間をとつた。ここにおられる山口……

第13回国会 建設委員会 第10号(1952/03/11、24期、日本社会党)

○川島委員 私は途中で本委員会に参りましたので、この問題に対する審議の経過の実情を知つておりませんから、あるいはすでに他の委員からお尋ね済みのことであろうかと思うのですが、参考のために、恐縮ですが二、三お尋ねをさせていただきたい。  まず第一にお尋ねしておきたいのは、この機会でありますから申し上げるのでありますが、今度の北海道の震災に伴いまして、家なき状態に至つた者が相当あるのじやないかと私は想像しておるのですが、北海道における今度の震災によつて倒壞またはまつたく破壞されました住宅などの数はどのくらいですか、そうしてその住宅の復興に対しましては、政府はどういう措置を講じようという計画を持たれて……

第13回国会 建設委員会 第11号(1952/03/14、24期、日本社会党)

○川島委員 住宅緊急措置令の廃止の法律案の採決を行おうというお話がございますので、そのことに先だつて、ちようど大臣が見えておりますので、二、三参考のためにお尋ねしておきたいと思うのです。いずれ住宅政策という大きな課題に関する質疑は、先ほど委員長からお話のありましたように、住宅建設三箇年計画の御説明を伺つた際に申し上げたいと思いますが、この際大臣にぜひお尋ねしておきたいことがあります。それはかりにこの第一期公営住宅建設三箇年計画の説明資料だけを見ましても、日本国内の住宅不足数は、本年の四月一日現在で、今なお三百十六万という厖大な、しかもさんたんたる住宅事情にある。私どもの知り得る範囲におきまして……

第13回国会 大蔵委員会 第17号(1952/02/20、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつとこの機会に若干お尋ねしておきたいと思います。この事柄について私があらためてお尋ねをすることは、若干筋の通らないところもあろうと存じますが、私は前国会で本案の直接の審議に当つておりませんので、それを了承されまして、この機会の質問することを御了承願いたいと思います。  それは「国は、工事、製造その他の事業」とありますが、工事ということについてはわれわれも常識上の判定ができるのですが、製造となると、なかなか広汎なものになつて行くのではないかと思うのです。たとえば平和的産業に関連のある製造もあるでしようが、またそうでない、いわば物騒なものの製造を行うことがないとも限らぬと思うのであ……

第13回国会 大蔵委員会 第18号(1952/02/21、24期、日本社会党)

○川島委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になりました財政法、会計法等の財政関係法律の一部を改正する等の法律案に対して原則的には賛成を申し上げるものでありますが、この際われわれの立場を明確にいたしておきたいと思うのであります。  第一は、今般の政府原案たる財政関係法の改正案はもちろん、参議院における修正案の基本的な考え方に対してわれわれは若干の疑義を持つておるものであります。と申しますることは、現行憲法におきましては、政府は必ずその毎会計年度の予算を編成して、国会の議決を経べしということが明確に規定されております。この「毎会計年度」という明確な法文は、少くともその年度に限る予算……

第13回国会 予算委員会 第2号(1952/01/28、24期、日本社会党)

○川島委員 議事進行について……。私は本委員会において二十七年度予算案の大蔵大臣からの説明を受けまする前に、議事の進行についてまず新任の委員長に若干お尋ねをいたし、続いて池田大蔵大臣にもお尋ねを申し上げたいと思います。  一昨日の本会議におきまして、民主党川崎議員が、本予算案の提出の手続について議長及び大蔵大臣に意見をただしましたに対し、答弁された議長並び大蔵大臣の答弁、われわれの納得の行かない点が多かつたので、あわせてここにあらためて委員長にまずお伺いをいたしたいと思うのであります。  今回の昭和二十七年度通常、特別両会計にわたる予算案は、わが国が独立第一歩を踏み出す機会の上に組み立てられた……

第13回国会 予算委員会 第5号(1952/01/31、24期、日本社会党)

○川島委員 委員長は今井出君の議事進行の発言に対して、先ほど発言をした通りだと、なるほど議事規則からいえば、総理大臣に対する質問の答弁を他の国務大臣をもつてせしめることはできるということは、われわれも承知していないわけではない。しかし本日並びに明日に行われまする予算委員会は、各派理事が協議をした結果、委員長の責任において総理大臣の出席を求め、もつぱら総理大臣に対する質問を行い、その質問に対して総理大臣の答弁を行うことをもつて本日及び明日にわたる予算委員会の運営の方式とするということは、各派満場一致で理事会において決定されたことであります。従つて総理大臣の都合もあろうと思いますので、われわれはそ……

第13回国会 予算委員会 第14号(1952/02/13、24期、日本社会党)

○川島委員 この際岡崎国務相に、一言だけ関連的なお尋ねを申し上げておきたいと思います。  それは先ほど岡崎国務相は、行政協定はでき上つても、安全保障條約の成立を見るまでは効力を発生しないことは当然だ、こういう御説明のようでありますが、そういたしますと、安全保障條約と相並んでおりまする講和條約が発効いたさなくても、安全保障條約だけが効力を生ずる場合もあり得ようかと思いますが、そういう場合においては、講和條約が発効にならぬでも、安全保障條約が成立すれば、行政協定は効力を生ずるという関連になるのであります。あくまでも講和條約が発効しなければ、安全保障條約も効力を発生ぜず、従つて行政協定も効力を発生し……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/02/15、24期、日本社会党)

○川島委員 議事進行について……。ただいま共産党の風早委員から予備隊の予算に関連いたしました質疑の中に、われわれ議員として、他面国政の衝にある政府閣僚の立場からいいましても、きわめて重大な発言がありました。すなわち予備隊は最近において南方向けのテントを発注した、その発注先は日本繊維並びに帝国製麻である、しかも帝国製麻には大橋国務相がこれに関連し、日本繊維には池田蔵相がこれに関連し、なおかつ両名が利権争いを行つておるという発言でありました。この問題が事実といたしますれば、きわめて重大な事柄と申さなければならない。ゆえに私はこの機会にこの発言に対する大橋国務相並びに池田蔵相の良心と責任ある立場にお……

第13回国会 予算委員会 第17号(1952/02/16、24期、日本社会党)

○川島委員 大蔵大臣がたまたまかぜのようであります。最初に実は安本長官にお伺いをしてから、大蔵大臣という心組みでおりましたのですが、御病気のことでもありますことを了承しまして、最初に大蔵大臣にお尋ねを申し上げます。  大蔵大臣は先般の本会議におきまする財政演説の際に、終戦後におけるわが国の崩壊寸前にあつた経済危機を突破し、ようやく経済安定の糸口にたどりつくようになつたのも、一つには対日援助のしからしめるところであるのはもとよりあるが、もつぱら国民大衆のたゆまない努力にあつたということを強調されました。われわれもその点はきわめて同感であります。敗戦後における非常に苦難な経済と生活の中にあつて、よ……

第13回国会 予算委員会 第18号(1952/02/18、24期、日本社会党)

○川島委員 この機会に厚生大臣が見えておりますので、一言お尋ねをしておきたいと思います。と申しますのは、昨今遺族の国家補償の問題と並行いたしまして、国内に多数の人員を持つております旧軍人軍属に対する恩給停止の再開の問題について、厚生大臣は特に何らか積極的な対策を持たれておるというふうに伝えられておりまするが、もし大臣に何らかこれに関する具体的な対案がありますれば、この機会に明らかにしておいていただきたい、かように思うのであります。
【次の発言】 あなたの所管ではないと言われておりますが、それもさようでありましようか、本日の毎日新聞によりますと、あなたが埼玉県へ行かれました途次、記者団との会見で……

第13回国会 予算委員会 第19号(1952/02/19、24期、日本社会党)

○川島委員 時間が制約されておりますので簡單にお尋ねをいたします。  先般来、警察予備隊の増強の問題につきましては、本委員会はもちろん、国民の間に重大なる関心が注がれておりますることは、総理大臣も御承知の通りであります。そこでお尋ねいたしますが、閣僚の中には、原子兵力を持たない自衛態勢というものは、今日の段階においては、もはやそれは軍備ではないのだ、こういうことを言明いたしておる閣僚もございます。そこで総理はこの軍備という問題について、いかなる御見解を持たれておりますか。総理大臣直接の御見解をこの際明らかにしていただきたいと思います。

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/02/23、24期、日本社会党)

○川島委員 先ほど大蔵大臣から防衛費の内訳の問題について、若干具体的な数字の説明があつた。そこで私は非常に奇異の感に打たれたのであります。 と申しますことは、政府は先般来行政協定の内容についてはまだ固まつて来ておらない、いわんや兵力の問題、海軍基地の問題、陸軍駐屯部の問題、そういつた諸経費の最も重大な基礎となるべき問題がまだきまつておらない、そういう基礎がきまつておらないのにかかわらず防衛支出金の輸送費とか、需品費とか、用役費とか、あるいは安全保障費においての諸施設の大まかな数字が大蔵大臣から説明されておる。これを裏返しに言うと、もうすでに防衛関係においては、駐留軍の大体の兵力、あるいはその駐……

第13回国会 予算委員会 第23号(1952/02/26、24期、日本社会党)

○川島委員 二十三日の本委員会において、われわれ野党側が提出いたしました動議に対して、與党が多数をもつてこれを否決いたしました。これは民主議会においては当然のこととは存じますが、その動議否決の直後に、間髪を入れずして質疑打切りの動議を與党側が提出し、これをわれわれは重大な提議と信じましたので、委員長並びに與党の諸君に何らか交渉をいたそうといたしましたにかかわらず、その交渉をも無視いたしまして、一方的な質疑の打切りを強行いたしましたことは、われわれ野党としてまことに遺憾に感じておるものであります。ことに野党黒田委員が当日最後の質問をいたしておりまする過程において、木村法務総裁は、われわれ国民とい……

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/04/02、24期、日本社会党)

○川島委員 若干この機会に大蔵大臣にお伺いし、あとで安本長官にもお伺いをしたいと思います。  まず最初にお伺いしたいのは、二十六年度もすでに終了いたしまして、いよいよ七年度に入つたわけでありますが、昨年の秋に千三百億の自然増収を基本として補正が行われた、この自然増収の見込みについては、大蔵大臣もかなり当時から確信のある言明をされておつたのでありますが、この二十六年度の税収全体の成績は今日どういうふうになつているか、それをまず伺いたい。
【次の発言】 今の三百億というのは前に組まれた自然増収のさらにその上をオーバーする自然増収の意味を言うのですか。

第13回国会 予算委員会 第25号(1952/05/15、24期、日本社会党)

○川島委員 時間がございませんから、一問だけ総理大臣にお伺いいたします。  吉田首相は、独立後における日本経済の自立達成の一つの促進剤として、外資導入の必要と、その可能性について、この国会はもちろん、また最近においては院外の財界有力者の会合の席上においても、これを言明されております。ところが昨日池田蔵相が、経済同友会の席上におきまして、この外資の導入については、まつたく見込みがないのだというような旨の言明をされたと新聞紙は伝えております。このことは、外資導入問題について熱心に考えられております吉田首相の言明と、はなはだしい食い違いがあります。そこでこの事柄は、日本の経済自立達成のためにきわめて……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/05/16、24期、日本社会党)

○川島委員 大橋国務相が見えられておりますので、この機会に予備隊について若干お伺いをしておきたいと思います。  警察予備隊も七万五千から十一万に増員が決定いたしまして、すでにそれぞれ増員の実施計画に基いて具体的に増員が進められておるのではないかと思うのですが、そこでまず第一に、増員に対する募集についての応募者の状況と、それから期限が参りまして、今回退職をいたしました者の状況、その点についてまず実情を聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 幹部については三千のところおよそ八倍弱、一般隊員も三倍程度の応募者があるようでありますが、この新しい隊員の待遇は一体どういうふうになりますか。それからこ……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/05/19、24期、日本社会党)

○川島委員 最初に、大蔵大臣に若干お尋ねをしたいと思います。  これは先般私がちよつと糸口だけをお尋ねした問題なのですが、まず日本経済の自立達成の上にとつて重大な関連を持つておるものと、政府も考え、国民もまた重大な関心を持つております外資の問題であります。大蔵大臣も御承知の通り、この外資の導入については先般もちよつと申し上げたのですが、吉田総理みずからがすでに今国会の劈頭において、施政方針の演説の中に、日本経済の自立達成のため、ことに電力の大規模な開発のためにも、外資の導入の必要であるということと、あわせて相当額の外資が入つて来るであろうという確信ある言明をされております。言葉の表現は、ことに……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会 第6号(1952/12/03、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私は改進党、両日本社会党の野党連合を代表いたしまして、議事進行について委員長を通じ、総理大臣に厳重な警告を発するよう申入れをいたしたいと思います。  午前中におけるわが党の片山委員から発せられました質問に対し、ことにその質問の条項は、公明選挙の問題あるいは選挙法の改正、解散権の問題に関する両院法規委員会の決定の問題に対して、総理はいかなる見解を有するかという質問であつたのであります。これはわが国の現下の政治について、きわめて重大な問題でございますので、総理みずからが答弁をするということが当然であります。また質問者も総理大臣にこれを尋ねておつたのであります。しかるにこれに対して……

第15回国会 予算委員会 第8号(1952/12/05、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 政府もすでに御承知のように、日本産業の基幹産業である炭労及び電産が、労使双方の協定が結ばれずいたしまして、一方においてはすでに二箇月の長期にわたり、一方は一箇月の長きにわたりまして依然たる対立の状態にあり、この労使双方の対立が今やいつ解決を結ぶかもはかり知れないという事情に立ち至つております。この日本産業の最も重要な部門をなします石炭並びに電力、国民産業の二大熱源ともいうべきところのこの産業が、今や麻痺的状態に立ち至つております。その波及いたしますところは実に国民経済に重大な影響を及ぼして参る。なかんずく電力、石炭の及ぼすところは、国鉄においてすでに年末を控えながら、運行を制……

第15回国会 予算委員会 第12号(1952/12/10、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私はもつぱら国鉄の裁定を中心として政府の見解をそれぞれこの機会に承つておきたいと思うのであります。本来でありますれば、順序として仲裁委員会の代表者の参考的意見を求め、次いで国鉄総裁、労働大臣、最後に大蔵大臣にお尋ねをするのでありますが、いろいろ政府側の御都合もありましようから、それらのことはあとにまわしまして、さしあたり大蔵大臣に、大蔵大臣としてまた吉田内閣の閣僚としての立場から、若干この機会にお伺いしておきたいと思うのであります。  大蔵大臣もさだめし民間において御承知だろうと思いますが、わが国の国鉄は戦争以前までは非常な成績を上げており、日本経済の発展のためにはもちろん、……

第15回国会 予算委員会 第19号(1953/02/09、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私は総理大臣に対する質問を留保いたしまして、大蔵大臣その他関係閣僚に若干のお尋ねを申し上げたいと思います。  まず最初に、緒方官房長官兼副総理が見えておりますので、二三お尋ねを申し上げたいと思います。今日国民の大半が念願をいたしておりますことは、日本の独立の完成と平和の確保、あわせて国民生活の安定という事柄であろうと私は思います。ことに日本におきましては、敗戦直後における諸般の事情下において制定されたとは申しながら、厳然として非武装平和憲法が存在いたしておりますことはいうまでもありません。この非武装平和憲法が厳然として存在しておりますにかかわりませず、昨年以来何かしら国民の間……

第15回国会 予算委員会 第20号(1953/02/10、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私は総理大臣に、数点につきましてお尋ねを申し上げたいと思うのであります。何と言いましても、今日日本全国民が最も重大な関心と期待をつないでおります問題は、日本の完全独立、同時に日本の平和をいかに維持するか、さらにまた日本の民主化をいかに徹底せしめるか、あわせて日本の国民経済の安定と向上とにかかつておると私は信じておるものでございます。その立場から、以下若干お尋ねを申し上げる次第でございます。  まず第一にお伺い申し上げることは、全面講和の問題でございます。吉田総理大臣はサンフランシスコ講和条約を締結いたします以前において国民としても、もとより自分といたしま出しても全面講和が最も……

第15回国会 予算委員会 第25号(1953/02/19、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 ただいま中曽根委員の質問に対しまして答弁された大蔵大臣のお言葉は、つい一昨日本委員会においてなされました警察法改正に伴う昭和二十八年度の予算との関連に対する言明とは、実に重大な相違を見ておるのであります。いやしくも責任ある財政最高の責任者である大蔵大臣が、この重大な問題に関連して、まつたく相違いたしました答弁をこの席上において行われておりますことは、政治的にきわめて重大な問題だといわなければならぬのであります。(拍手)しかも先ほど来中曽根委員がこの重大な食言に対して、大蔵大臣の明確な責任のある言明をば要求いたしておるのにかかわらず、それに対して何ら答弁がないということは、これ……

第15回国会 予算委員会 第27号(1953/02/21、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 まず私は、年度の途中においてこの重大な治安機構である警察法をどうしても改正しなければならぬという政府の根拠はどこにあるか。これをまず明確にしてもらいたいと思う。
【次の発言】 今法務相は、治安保持のためきわめて急を要するというところに、警察法改正の根拠があるようなお答えであります。しからばそういう急を要するという実情はどうなつておるというのか。この察警法を改正せずこのまま存置いたしますならば治安の保持ができないという、何らかの具体的な根拠があるのか。それを明確にしてもらいたい。
【次の発言】 そういう急ぐ実情があるといたしますならば、何ゆえに政府はもつと明確なものをあらかじめ……

第15回国会 予算委員会 第32号(1953/03/01、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になつておりまする昭和二十八年度一般会計並びに特別会計及び政府関係機関予算の一括原案に対して根本的に反対をし、先ほど同僚の石井委員から説明されましたところの、わが党提案になりまする組みかえ要求の動議に賛成の意を表するものでございます。  昭和二十八年度の予算案は、少くともわが国独立後の最初の予算であることは言うまでもございません。それゆえに、わが国の独立と自主性がこの予算に最も端的に表明され、わが国今後の自主的な進路と確固たる方針が国民の前に示されなければならないはずであるのであります。しかるに本予算案は、編成の当初において、い……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 運輸委員会 第3号(1953/06/24、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 この際一、二当面お尋ねをしておく必要がある問題について、運輸大臣がおりますのでお尋ねを申上げたいと思います。その一つは国鉄職員に対する期末手当、第二点は先般惹起いたしました福岡県下の香椎線における米人の不法機関室侵入の問題であります。  第一点の期末手当の問題については、すでに大臣も御了承のごとく、国鉄労組はその決定に基いて手当の受取り方を拒否いたしました。それらについては、現状をもつていたしましては、国鉄の労組の諸君は、最低一箇月分程度の手当を支給してもらいませんことには、われわれの当面の最低生活を維持するのが困難だという意味において、その闘争の一つの方法として、御承知の通……

第16回国会 運輸委員会 第8号(1953/07/01、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 臨時船質等改善助成り問題についてお尋ねするのでありますが、提案理由の中に、まず第一に国日航路だけにしか就航のできない小型の戦標船、その他の低性能船舶が相当大量に残つているとあるが、これらの大量というのは一体どのくらいに運輸目では調査の上推定されているか。推定でなくても、具体的にあればけつこうですが、その数字が明らかでありますれば、まずそれを明らかにしていただきたい。
【次の発言】 その過剰でなく、ここに説明されているいわゆる低性能船舶の具体的な量です。
【次の発言】 そうすると、一応この予算的処置によれば、約七十隻の十万重量トンの解撤が可能となる、こういうことになるのですが、……

第16回国会 運輸委員会 第9号(1953/07/06、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 この三案について若干念のためにお尋ねをしておきたいのであります。  ただいま關谷君によつて説明をされました海上運送法の一部改正法案に対する修正案では、旅客船に限つて五トン未満のものに対しても保険契約の締結の命令ができるように措置したい、こういう修正が出て参つたのであります。この修正の目途とするところには、別に私も異議はないのでありますが、今の御説明によりますと、この五トン未満の旅客船の数はかなり多いようであります。従つてこの旅客船が輸送いたしまする旅客の数に至りましても、きわめて多いということは想像にかたくないのであります。しかしながらこの五トン未満の、いわゆる言葉の表現は当……

第16回国会 運輸委員会 第10号(1953/07/07、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 運輸大臣が見えておりますので、この機会に地方鉄道軌道整備法案に関して、若干お尋ねを申し上げておきたいと思います。  この地方鉄道軌道整備法案なるものは、御承知の通り議員立法の形をとりまして提案をされたもののようでありますが、この法案を見て参りますと、天然資源の開発その他産業の振興上特に重要な新線、さらに産業の維持振興上特に重要な地方鉄道であつて、運輸の確保または災害の防止のため大規模な良を必要とするもの、さらにまた設備の維持が困難なため老朽化した地方鉄道であつて、その運輸が継続されなければ国民生活に著しい障害を生ずるおそれのあるもの、こういつたものに対しまして、運輸大臣がその……

第16回国会 運輸委員会 第11号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 地方鉄道軌道整備法案の採決にあたりまして、私は日本社会党を代表して若干の意見を申し上げておきたいと思います。  本法の提案趣旨といたします点につきましては、私どもといたしましても格段の異議を持つものではございません。しかし本来でございますれば、私どもの立場から言えば、もう少し日本の交通政策という大局の観点に立つて、国内の交通網に関する一切の諸施策をこの機会に再検討し、国鉄を中心として張りめぐらされております交通網に対する今後のあり方を基本的に検討することが、日本経済の再建、文化の開発の上につきましてもきわめて必要なときではないかと思うのであります。しかしながら当面の交通政策を……

第16回国会 運輸委員会 第12号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 この機会に私からも若干お尋ねをさせてもらいたいと思うのであります。この敷設法に出ておりますのはすでに百五十線、さらに本日の提案による新しい十何線を加えますと、実に百六十有余の予定線がこの敷設法にずらりと並んで、活字上から見た形は、実にわが国鉄道網の壮観を呈する堂々たる計画でありますが、先ほど来から議論になつておりますように、いかにしてこれを実現するかということが、きわめて大きな問題であろうと思います。私は久し振りで運輸委員会の方へ舞いもどつて参りましたので、戦後の事情はよくわかりませんから、ときに愚問を発するかもしれませんが、御了承を願いたいと思います。  先ほどの局長の御説……

第16回国会 運輸委員会 第13号(1953/07/10、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私はこの法案に賛成するものではありますが、賛成するに先だちまして日本社会党を代表して、一言この敷設法の運用に関して当局に希望を申し上げておきたいと思うのであります。  その希望と申しますのは、昨日も私の質問の中で大体申し上げたものでありますが、この敷設法の別表によりまして、今日すでに百八十有余本という厖大な予定線が、法律の上では一応明らかにされております。きのう申し上げましたように、日本国鉄の厖大な計画は、この予定線を見ただけの範囲におきましては、実に堂々たる雄大な構想であるように見られるのでございますが、問題は何と言いましても、この日本の国内における経済、文化の発展を目途と……

第16回国会 運輸委員会 第14号(1953/07/11、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 この際、まことに恐縮ですが、動議を提出いたしたいと思います。皆さんの御賛成を得るよう牧とりはからいを願いたいと思います。  先般の委員会で、再度にわたりまして鈴木委員から質疑が行われました株式会社鉄道会館等に関しまして、当局の説明を聞いておりましても、われわれは必ずしも十分にこれを納得するに至らない事情にありますことを、まことに遺憾とするものであります。しかもその上に昨日は新夕刊という新聞紙上、また本朝に至りましては、東京の有力新聞がそれぞれこの問題を報道いたしまして、何かこの問題にからんで一般の疑惑の眼を向けるような報道がされております、私ども往来国鉄を信じておりまする立場……

第16回国会 運輸委員会 第15号(1953/07/14、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 道路運送の質問も大団円になつて参りましたので、私も最後に一言関連してこの機会にお尋ねをしておきたいと思います。先般当委員会で私が民間バスと国鉄バスとの調整の問題、ことに都会地を中心とする人口の輸送調整等の問題について、私なりに感じておることを申し上げました際に、局長はそのことは現状においてはなかなか困難である、こういうような意味の答弁をされておつたのでありますが、実は昨日の朝、私の所属いたします埼玉県の新聞によりますと、一昨日運輸大臣、国有鉄道部長などが福永官房長官に呼ばれて、埼玉県下における懸案になつておる蓮田、東京間の国鉄バスについて、具体的な了解を与えた。これは東京の各……

第16回国会 運輸委員会 第18号(1953/07/17、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私この修正案と原案に対する質問も若干残つているのですが、その前に大臣にこの機会に緊急的な問題として、さらに重ねてお伺い申し上げたいことがありますので、お答え願いたいと思います。それは先般私はこの委員会の席上で大臣にもお伺いをし、大臣からも御答弁があつたことでありますが、例の国鉄職員に対する夏季手当の問題でございます。今や国鉄の労組の諸君は、この問題に重点をかけて必死の態勢をとつていることは、大臣も十分に御承知のことと思うのであります。ことに最近におきましては遵法闘争を開始いたしまして、昨日のごときは東海道線の貨物列車三本が、そのためであるかは別といたしまして、運休のやむなきに……

第16回国会 運輸委員会 第19号(1953/07/18、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私は大蔵省に伺いたいのですが、今来るそうですから、その前に航空法に関して一言お尋ねいたします。今度の日航法の修正案によりますと、政府の債務保証あるいは民間優先株式に対する待遇、こういう二項目にわたる修正案が出ております。これらの問題についての是非の事柄は別といたしまして、政府側としてはこの原案を出される前に、おそらくこういつたことも構想の中にすでにあつて、それぞれ関係省とも交渉したのではないかと私は思うのであります。ところが原案はこういつたものがなくて、原案が国会に提出された後において、別な方面からこの修正案が出ております。そこで私はこの原案を立案いたしました航空当局は、あら……

第16回国会 運輸委員会 第21号(1953/07/21、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○川島(金)委員長代理 臼井旺一君。
【次の発言】 山口丈太郎君。
【次の発言】 鈴木仙八君。
【次の発言】 この際高橋圓三郎君より緊急質問の申入れがあります。これを許します。高橋君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。明日は午後一時から会議を開きます。     午後三時四十九分散会

第16回国会 運輸委員会 第22号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 今楯君の質問に対して、何か支障があるかのごとくあらざるがごとく言われましたが、今兼職者は、御承知の通り県会議員以下市会議員、町村会議員がおります。ごとに市会議員以上の者がおることにおいて、現実の国鉄の運営と事業に著しい支障のある実例が現にあるのかないのか。私はこれが一番問題だと思う。私の見るところでは、その人たちが兼職しておることによつて、その職場が仕事の運営の上において著しい障害が起つておるという具体的な事実を、われわれは知らないのであります。さしたる支障がないとわれわれは理解しておるのですが、その点はいかがでございましようか。非常に重要なことなので私からもお伺いしておきた……

第16回国会 運輸委員会 第23号(1953/07/23、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 同僚鈴木委員が、先般来、国鉄の鉄道会館を中心として世間の疑惑となつておる点について、きわめて熱意のある論議と、それをめぐつての法案に対する、これまた非常な熱意を示されての直属に対しましては、われわれも衷心から敬意を表するにやぶさかではございません。しかし先ほど鈴木委員から発言をされておりまする内容に、われわれ同僚議員といたしまして、まことに遺憾な言葉があつたように私に聞き及んだのてあります。それは鉄道会館等を中心とする調査のための小委員会会が、われわれの合意のもとに設置されていることは言うまでもございません。その小委員会の委員長には、たまたま自由党を代表して関谷理事がこれに就……

第16回国会 運輸委員会 第24号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 法案の質問に入ります前提として、一、二重要な当面のことで総裁と大臣に伺つておきたいと思います。  まず第一に、昨日の読売新聞の夕刊を見ますると、「鉄道会館どうなるか」という見出しのもとに、長崎総裁の記者団に対する回答が詳細に報道されております。その中で、私が国民の一人として最も注目をいたしましたのは、鉄道会館の問題に関する是非の事柄は別といたしまして、基本的に国有鉄道の最高責任者が考えておりまする考え方について若干疑念がありますので、お尋ねを申し上げるわけであります。総裁は何か腹痛の由で寝ておられるそうでありまして残念でありますが、副総裁の天坊さんからでもけつこうでございます……

第16回国会 運輸委員会 第29号(1953/07/30、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 委員長にお伺いしますが、きようは総裁は御欠席のようですが、副総裁はこの席に見えられるのですか。
【次の発言】 委員長にちよつとお伺いしますが、これは議事進行についてでありますが、鉄道会館等の問題について、そもそもの事書してこの会議にかけたのは運輸委員会であり、運輸委員会の専任の形で行われた。先般も委員会のどなたかから、委員長と決算委員長との折衝によつて、何らかの形で一応この問題に関する限りにおいては運輸委員会の専属に移してほしい、そういう姿に直すことがよろしいのではないかというお話がありました。委員長もそれを了承しておられたようでありますが、その点は委員長は折衝されましたか。……

第16回国会 運輸委員会 第30号(1953/07/31、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 まことに恐縮ですが、当局のおられるのを機会に、請願に若干関連がありますので、この機会に簡単にお尋ねをしておきたいと思います。従つて当局からは、簡潔に具体的にお答えができますれば、お答えを願いたいと思います。それでは一ぺんに条項的に申し上げてしまいますから、その旨お含みおきの上、お答えを願いたいと思います。  まことに小さいことで恐縮ですが、まず第一に、すべてが請願委員会の採択になつておるのでありますが、そのうちで、国鉄東北線の沿線であり、しかも中心地点であります大宮の、国鉄大宮工場の入口に位する俗称川越新道大踏切りというのがあります。この大踏切りを地下道ないし立体道に改造する……

第16回国会 運輸委員会 第32号(1953/08/03、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 まだ私は全般に続いての関係で、本日はまず堅頭に運輸大臣から若干の御尾形を承つておきたいと思います。この株式会社鉄道会館をめぐつて、ここに国会は一箇月にわたつて、決算委員会及び本委員会等において、種々論議が重ねられているのであります。この問題の中で、何といいましても問題の焦点は、鉄道会館になつておることと私は思つておりますが、この鉄道会館着工以前、あるいは着工するとき、あるいは以後でもけつこうですが、この問題について運輸大臣は、何らかの協議かあるいは相談を受けたことがあるのかないのか。その点をまずお尋ねをしてみたいと思います。

第16回国会 昭和二十八年度一般会計暫定予算につき同意を求めるの件外六件特別委員会 第5号(1953/05/26、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 時間がありませんので、総理に具体的に、できるだけ端的に御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 昨日総理の、成田委員から政局の安定構想について尋ねられました質問に対する答えは、きわめて漠然たる答弁でございましたが、私どもの承知するところによりますと、総理は記者団会見をせられまして、この政局安定の問題、すなわち国民がきわめて重大な関心を持つております焦点の一つでありますこの事柄について、昨日の委員会で総理が説明された以上に、もつと具体的な構想について述べられたと伝えられておるのでありますが、もしそのようでありましたならば、この機会にその点を具体的に御説明願いたいと思う。

第17回国会 運輸委員会 第3号(1953/11/04、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 大臣が見えておりますが、参議院の関係もおありのようでありますから、私は簡潔に二、三の点についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一にお伺いを申し上げたいことは、私の記憶によりますと、昨月の初旬だと思うのでありますが、いわゆる鉄道会館の問題が世間からきわめて注視を浴びておりますさ中に、ある日の閣議の席上で国鉄の直営案というものが――それは閣議という正式のものであるかどうかは存じませんが、とにもかくにも閣議の席上において、そういう問題についての若干の論議めいたものが行われたという新聞報道があつたのでありますが、はたしてそういうことがあつたかどうか、まずそれを大臣から承つてお……

第17回国会 運輸委員会 第4号(1953/11/07、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私はこの機会に長崎総裁を初め関係係の方に、当面重要であると思われる点について、参考のために若干お尋ねをしておきたいのであります。  今鈴木君から引続き鉄道会館の問題を中心としての国鉄の経営のあり方について、かなりつつ込んだお話があつたようでありますが、私は別な角度で私なりの立場から、この機会にぜひとも尋ねておきたいことと、その尋ねることによつて、実は党内においても国鉄の将来のあり方についての調査研究を始めておりますので、その調査研究の資料にもと存じますので、この機会にお尋ねいたすのでございますので、その点を十分に了承の上でお答えを願いたいと思うのであります。実は私どもは決算委……

第18回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 すでに同僚の各位からいろいろこまかい問題については周到な質疑応答がありましたので、私はそういう点はできるだけ避け、短かい時間に限つて若干お尋ねをしておきたいと思います。  まず第一に、これは運輸大臣と総裁に所見を伺つておくのですが、元来仲裁裁定というもののねらいというものは、いわば平和のうちに労使間の問題を解決するということ、これが最高の、しかも唯一のねらいだと私は信じておるわけです。また政府当局、国鉄当局においても、そういうことを十分に認識されておるのではないかと私は推察をいたしておりますが、顧みますと、この仲裁裁定が行われるごとに労使間の平和が破壊され、そして労使間の熾烈……

第18回国会 運輸委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 この機会に二、三ち  よつと私お尋ねをしておきたいと思います。先ほど同僚の楯君からのお話で、けさの東京の有力紙に出た問題が取上げられたのですが、この取上げられた内容について私調査をいたしたのでありますが、労働委員会の委員長の赤松君と労働大臣の小坂氏とが会いまして、そして小坂労相からのけさの新聞に報道された原文が赤松君に提示されております。それに対して赤松君の方から別な原文が提示されておる。両者若干の食い違があつたので、小坂労相と赤松君との間に、その食い違いになつた文面だけを削除したものが、けさの新聞に一部伝えられておるものとなつて、話合いがきめられたということだけは事実であり……

第19回国会 内閣委員会 第26号(1954/04/19、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 議事進行……。先ほど下川君が述べられました質問の資料として持参しておられるものを拝見いたしたのですが、下川君の質問の通り、この資料はきわめて参考になるはもちろん、重要な資料だとわれわれは感じました。すなわち昭和二十八年度の保安庁の直轄工事契約の一覧表、昭和二十九年三月三十一日現在のものと、同じく保安庁の昭和二十八年度委託工事契約一覧表、昭和二十九年三月三十一日現在、この二つの資料を、下川君に対する政府側からの答弁に先だちまして、本委員会の全員に配付されるよう、委員長においてお手配をお願いいたします。

第19回国会 内閣委員会 第27号(1954/04/20、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私はこの委員会で初めて発言をいたすものであるが、これは防衛二法案に直接関係はございません。たまたま副総理が見えられておりますので、当面の重要な政局の問題について、若干参考のために承つておきたい、かように思うものでございます。  まず最初にお伺いいたしたいことは、たまたま昨日吉田首相は犬養法相を招致いたしまして、犬養法相の当然の責任であり、所管事項でありまする警察法の問題についての解任を行い、これにかわるに小坂労相をもつて当らせ、法相は法務省の直接の仕事に専念をさせるということが、新聞に報道されておるのでありますが、この事柄は、一体どのような事情においてかようなことがなされたか……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/02/18、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私はこの機会に、まず大蔵、通産両大臣に対しまして、予算に直接関連のある、ことに国民生活の問題を中心としてお尋ね申し上げたいと思います。次いで時間の許す限りにおきまして、当面の問題となつております造船疑獄事件簿を中心としての質疑を行いたいと思います。まず第一に、これは経済審議庁長官である愛知さんにお伺いをいたしますが、わが国は敗戦によりまして国富の大半を喪失いたしました。しかしながら、終戦後における勤労国民階級の烈烈たる祖国復興の精神と、生産力への協力によりまして、逐次国内における経済生産力が上界をいたして、国民経済もまたやや見るべきものがあるに至つたことは、いなむべくもない事……

第19回国会 予算委員会 第15号(1954/02/19、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 時間の制限を受けておりますので、簡単に犬養法務大臣にこの際二、三お伺いいたしたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたいことは、現在問題になつておりまするいわゆる造船疑獄の一つの中心の問題でありまする、造船会社が海運業者に払いもどしておるという世にいう――これは商慣習だといわれておりますが、このリベートは御承知の通り、大半がわれわれの血税による財政資金であります。しかもそのリベートの額は、世上伝えられるところによりますると、数千万円に及ぶものもあるといわれております。このリベートがはたして単なる商慣習として了承されるものであるかどうか。私の承知しておるところによりますれば、……

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/03/19、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 私は最初に総理大臣にお伺いをして、そのあとで引続き関係閣僚にお尋ねするつもりでおつたのであります。副総理は欠席であり、やむを得ませんから、それを了承して後刻出席のときにお尋ねをいたしますことを御承知置き願いたいと思います。  そこでまず大蔵大臣にお尋ねいたしますが、本日のこの委員会に配付されました資料によりますと、ことにわれわれが最も重夫な関心を持つておりまする租税の収入の現状が、きわめて関心を深めなければならない現状を見せているのであります。それは所得税において、昨年の二月末現在では源泉徴収分は実に九八・一%という超好成績をもつて収入を見せております。しかるに本年は、二月末……

第20回国会 予算委員会 第2号(1954/12/03、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 たいへん時間も遅れておりますので、私は簡潔に本日の最後の笠岡を行いたいと思います。最初に緒方副総理に若干お伺いをいたします。  緒方副総理は、吉田内閣の総理大臣代理者として、今年の春、たまたま政界を巻き込みました旋風の一つである疑獄、汚職事件の燃焼いたしました当時に、これと何かの意味で符節を合せるがごとくに、保守新党というものをみずから提唱いたしたのであります。この保守新党は、しかも緒方副総理の当時の言明をもつていたしますれば、まさに爛頭の急務である、保守新党なくしては国家国民の将来をいかにせんやというような、まことに雄大な構想を持つてこの新党というものを提唱されたように記帳……

第21回国会 大蔵委員会 第2号(1954/12/21、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 明日大蔵委員会が続行されるならば明日にまわそうと思つたのですが、本日で大蔵委員会は一応休会にするというお話でございますから、一言、二言ちよつと簡単にお伺いしたいと思います。  午前中の予算委員会の席上で、鳩山総理も休会明けまでに予算案を提出したい、また提出すべき義務があるという明確な御答弁がありました。またただいま大蔵大臣からも委員長の質問に答えて、骨格予算を提出する意図があることが明らかにされたわけであります。この骨格予算と一口に言いましても、その立場によつて一体骨格予算とはいかなるものであるか。そこでお伺いいたしますが、政府の今日言つておりまする骨格予算というものは、どの……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 大蔵委員会 第10号(1955/05/20、27期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 大蔵大臣に対する質疑は、都合上時間の若干の制限があるような申し合せがございますので、なるべく大臣にだけこの際総括的なお尋ねをしておきたいと思いますが、大臣の答弁は、私どもの席から聞いておりますと、ややもすると半分くらいわからないときがあります。そういう点を十分に御留意を願いまして、質問者にも明瞭に大臣の答弁が聴取できるようにお願いを申し上げておきたいと思います。  まず最初にお伺いいたしたいのは、これは本委員会に上程されておりまする議案に直接の関係はございませんが、日本経済と産業等の上にもきわめて重大な関連がありますので、一言だけお尋ねをしておきたいと思うのであります。それは……

第22回国会 大蔵委員会 第29号(1955/07/07、27期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 まことに恐縮ですが、若干の時間を拝借いたしまして、税務行政に関係のある事柄でありますので、国税庁長官並びに主税局長にお尋ね申し上げたいと思います。  先般来埼玉県の浦和税務署を中心といたしまして、これに関東信越国税庁職員労働組合が協力をいたしまして、浦和並びに川口の税務署の署員の中の各一名に対しまして、突如昇給停止を指令いたしましたことから端を発しまして、引き続き今日まで十日に余る争議形態が継続されております。そのために、川口はもとより、浦和税務署を中心とする税務行政の上に非常に好ましくない事態が納税者の耳目に映っておるような次第でありますが、このことについて、国税庁当局はこ……

第22回国会 大蔵委員会 第38号(1955/07/26、27期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 暑いですから明日にと思ったのですが、せっかく委員長から御連絡がありましたので、簡単に、議案に直接関係はないのですが、お尋ねいたしたいと思います。まず人事院の関係者にお尋ねしますが、現在建設省を初め各現場を全国に持っておりますところの非常勤職員と称せられるものは、全体でどのくらいの数に上っておるか。それから、同時にまたそれらの非常勤職員に対する一般職との待遇の比較というものはどういうことになっているか。それからもう一つついでに聞きますが、その非常勤職員に対しては、雇用契約の内容はどういうふうな内容になっておるか、これをまずお尋ねいたしたいと思います。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 予算委員会公聴会 第1号(1947/11/11、23期、日本社会党)

○川島委員 ただいま大内先生のお話を伺つたのでありますが、まことにわれわれもごもつともと思う節々があるのであります。ただ問題となりますのは、ちよつとお伺いいたしたいのですが、先生のお話を承つておりますと、第一は、財政の面における單純な消費支出の増大であります。第二には、租税收入自體の惡化ということを中心といたしまして、栗栖藏相の財政政策というものが、健全財政だとは言つておるけれども、結論としては通貨の増大を招くものであつて、それがインフレの高進に拍車をかけるものであるから、きわめて不健全な財政だ、こういうお説のようであるのであります。そこで先生に單刀直入にお尋ね申し上げたいのですが、日本の現實……

第1回国会 予算委員会公聴会 第2号(1947/11/12、23期、日本社会党)

○川島委員 加藤さんにちよつとお伺いします。この問題は、ただいま加藤さんからふれてはございませんが、この機會にちよつとお伺いしておきたいのですが、國鐵の配置轉換が昨年あたりから非常にやかましく論ぜられておりまして、國鐵當局でも、勞働組合の方でも、この問題については眞劍にいろいろと討議された模樣でありますが、今日その配置轉換が自主的に實施されておるかどうかということと、もう一つは、人員の整理の問題がいろいろと外部からもやかましく論ぜられておりますが、國鐵自體の現況において、勞働基準法を基として、はたしで人員整理を必要とする部面があるか、そういう餘剩人員が現實においてあるのかどうかということについ……

第1回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1947/11/18、23期、日本社会党)

○川島委員 會計檢査院の方にちよつとお伺いいたしますが、會計檢査の計算證明規則によりますと、各省各廳の計算は、翌月までに會計檢査院に計算證明書を提出することになつていると記憶いたしているのであります。この參考資料に出されました計算證明状況調によりますと、その成績まことに芳しからざるもののあるように感ずるのであります。こういう状況では豫算の實行状況等についても、非常に不明確なものが自然生れてくるのではないかと思うのでありますが、この點はどういう事情でありますか、ちよつとお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 大藏省の方にちよつとお伺いいたしたいと思います。國民の總所得は、ただいまのお話で安……

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第3号(1948/06/08、23期、日本社会党)

○川島委員 時間がないようですから、私は大臣に御質問申し上げる前提として、総局長官に二、三お伺いをいたします。  まず第一にお伺いすることは、戰前の運賃の物價に占める率というものは四・五%程度だつた、今度の運賃改正によりますと、物價の占める運賃率は、國鉄だけの計算で言いましても、二・七%、戰前当時におけるところの物價の中に運賃の占める率が、逆に二分の一近くに下つてくるということが明示されておる。そこで私は、その事務の克明なことで研究をされておりまする加賀山さんにお伺いするのですが、物價の中に占める運賃率のパーセンテージというものは、どういうふに諸般の物價の上に影響をもつているか、たとえば單純に……

第2回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/06/18、23期、日本社会党)

○川島委員 ちよつと徳島君にお伺いいたします。午前中の公聴会の際に、風早氏から、全財の機関新聞に、昭和二十二年度において所得を捕捉し得なかつたいわゆるやみ不当利律の総額は五千億に及んだ。こういうことを公表されたと風早君からお話があつた。もしそれが事実だといたしましたならば、全財の各位におかれましては、この五千億に上る巨額の根拠をどういうところにおいて、そういう金額を発表されたかということと、そういうことを知りながら、どのようなことで、ぞれが捕捉し得ない事情になつてしまつたか。もしそういうやみ利得、不当利得があるにかかわらず、それを税務署の先端に立つあなた方が、眞にこれを捕捉するために、今後税務……

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○川島委員長代理 午前に引続きまして公聽会を開きます。  午前中の日向公述人から二、三分先刻の意見につけ加えたいとのお申出がありますので、この際これをお許しいたします。日向公述人。
【次の発言】 次に鈴木武雄氏が見えておりますが、鈴木氏には何かたいへん急な用件が控えておるということでございますので、先に前京城大学教授鈴木武雄氏にお願いいたします。
【次の発言】 ちよつとこの機会のお伺いしたいことがあるのであります。國鉄の從業員で結成されておる労働者の数は、およそ六十万と言われた。近ごろこの一般國民の間に、殊に乘降客の目につきやすいところにある接客部面、おもに駅あるいは車中の車掌等、そういつたも……

第2回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○川島委員 私は質問というわけではないのですが、ちよつと参考のために、逓信省の総予算額の中の物件費の明細なものが、もしありましたならば、それを知りたいと思います。
【次の発言】 ここに取引高税印紙収入が二百三十九億ばかりありますが、御承知の予算では二百七十億印紙を使用する面が表われていると思いますが、御承知のように、三党協定による予算修正が、目下着々進行いたしておりまして、大体の目安は御承知かもしれませんが、五十億ばかり修正減を予定されるのであります。そうすると、この取引高税印紙収入の上にそのまま五十億が減るものであるか、それとも取引高税の日用生活必需品の面が拡大されるという程度であるので、こ……

第4回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/12/06、23期、日本社会党)

○川島委員 簡單に二言だけお伺いしてみます。先ほど加藤さんは、家族手当の問題については人事院案と政府案との中間をとつて、妻と長子、他の家族に対しては多数逓減の法則でよろしい、こういうことを言われたように記憶いたすのでありますが、この多数逓減でよろしいということになつた基礎の見解を伺いたい。もう一つは免税点の引上げの問題については、どの程度だという具体的な案ができておりましたならば、それをお聞かせおきを願いたい。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1949/05/20、24期、日本社会党)

○川島委員 議事進行について発言いたします。この法案にきわめて重大で、内外から関心の焦点となつた法案であります。しかるに委員長におきましては、本日連合委員会を開いたのが十一時三十分を過ぎてからであります。しかも全委員は熱心に晝食の時間をもさいて、その続行をいたしておるのであります。承るところによりますと、委員長においては質問の時間を何とかできるだけ圧縮して今日のうちにも、しかも今日中でなく、夕方までにこの法案を上げようという意図があるようであります。少くとも議案の性質によりまして、委員会及び本会議等はできるだけ與野党の熱心な審議を盡した上で法案の成立をみる段階に導くことが民主主義の議会の審議の……

第5回国会 予算委員会公聴会 第1号(1949/04/11、24期、日本社会党)

○川島委員 ちよつと二、三お伺いいたしたいと思います。  その第一は、参考のためにお聞きしておきたいのでありますが、日銀が昨年二月と記憶しておりますが、基準年次における紙幣價値、評價額と申しますか、それと昨年一月現在における実効價格を対比して、一万円は今日のところ九十六円五十銭に相当するという、日銀から発表になつた書類がありました。その後おそらく日銀もその点について御調査をなさつておると思いますが、ごく最近における御調査の結果によつて、一万円は九十六円五十銭をどの程度下まわつた算定になつておるのか、それをひとつ資料があつたらお聞かせ願いたい。  第二は、政府はこの予算委員会におきましても、本年……

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会地方行政委員会大蔵委員会厚生委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/11/21、24期、日本社会党)

○川島委員 大蔵委員会の川島であります。この法案の中で、今問題になつております税関係について、大蔵委員の個人として――もとより委員会の意思ではありませんから、これを御了承願つて私の意見を申し上げたい。一体、税というものは、いうまでもなく合理的な基礎に立つて、しかもその内容が公正であるべきはずである。従つてその所得の内容というものは多く区別すべき性質のものでないのが、税の建前である。この法案によりますと、従来ホテルを業とするものは除かれて、新たにホテル室として登録をされるホテルにのみ、家屋税及び附加税の減税をはかろうという考え方のようであります。なるほど外客誘致、観光事業の振興は、日本経済全体の……

第6回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1949/11/21、24期、日本社会党)

○川島委員 簡單に二点だけこの際お伺いしておきたいと思います。  今度の所得税の臨時特例に関する徳島君の批判を伺つたわけですが、この賃金のくぎづけ、一方物価の上昇、そしてこの程度の所得税の軽減では、勤労大衆の必ずしも実質的な賃金の確保にはならない、こういう点についてはきわめて同感であります。そこでお伺いしたいのは、全財の組合として、現在の経済の実情の段階において、勤労所得税をいかに具体的に軽減すべきか、その目標がさだめしあろうと思うのであります。その目標についての具体的なものがありましたならば、この際に示しておいていただきたい。たとえば勤労所得の基礎控除の問題、扶養控除の問題、勤労控除の問題、……

第7回国会 建設委員会大蔵委員会連合審査会 第2号(1950/04/17、24期、日本社会党)

○川島委員 私は本日この合同審議になつております法案に対しては賛意を表するものでありますので、法案自体についての質問は省略いたします。  今回の熱海の大火災に伴いまして、御承知のように、千を越える家屋の消耗、その損害額は十数億になろうとも新聞紙上では報道され、まことに同情にたえない次第であります。しかも火災保険は、大ざつぱな計算によると、わずかに一億円内外ではないかとも新聞では報道されております。実に熱海市自体の復興が、困難な上にも困難ではないかと想像いたしておるわけであります。この機会に地方自治庁の責任者に、熱海の災害について関連をしてお尋ねをいたしておきたいのでありますが、御承知の国税関係……

第7回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1950/03/02、24期、日本社会党)

○川島委員 井藤さんに一、二お伺いいたしたい。現行勤労控除二五%、シャウプ勧告では一〇%、政府案では一五%、勤労所得と一般所得との間の問題は私どもが説明するまでもない事柄であるが、しかし勤労控除の三五%を一五%にしてしまうことによつて、一般の個人所得と勤労所得に対する課税の公平を期することは、きわめて困難ではないかというような感じか私どもいたすのでありますが、そういう事柄につきまして、井藤さんはどういうふうなお考えでおられますか。それからまた勤労所得に対する課税について、諸外国の例を御存じでございましたならばこの際お聞かせを願いたい。  もう一つは所得税の税率でございますが、この税率は、シャウ……

第7回国会 地方行政委員会大蔵委員会水産委員会連合審査会 第1号(1950/04/08、24期、日本社会党)

○川島委員 若干なるべく簡單に御質問を申し上げたいと思います。  まず第一にお伺いを申し上げたいのは、この地方税法における問題の附加価値税の事柄であります。この附加価値税について、先ほど当局から配付になりました参考資料によりますと、第一種、第二種、第三種の中で最もわれわれが注目いたすべき点は、この附加価値税の対象となる労賃、すなわち勤労所得の問題であります。この勤労所得がこの参考資料によりますと、一兆二百七十億ということになつております。一方政府の予算説明書によりますと、勤労所得はこの一兆二百七十億と違いまして、二十五年度は一兆三千八百五十億となつておるのでありますが、この政府予算の説明書によ……

第7回国会 内閣委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1950/04/20、24期、日本社会党)

○川島委員 国税庁長官が見えておりますので、この機会に二、三お尋ねをしておきたいと思います。法案に直接関係はありませんが、間接的には重要な関連があるわけでありますので、お尋ねいたします。さきに政府は閣議決定事項で一般国民経済の窮迫した実情に即応し、また一面現行税制の必ずしも国民経済に適合しておらない、いわゆる重税という点にも考慮を拂い、従つて年度末徴税攻勢をいたしまする場合においても、差押え等は行うけれども、できるだけ強制執行を伴う競売等はこれを回避して、できるだけ国民の納税を円滑にいたして行きたい。そうして徴税攻勢から起こる一種の社会不安をなるべく少なくしていきたいという閣議の決定があつたと……

第9回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1950/11/29、24期、日本社会党)

○川島委員 大分時間が詰まりましたので簡單に申し上げたいと思います。本日御多忙のところを公述人の方が五人わざわざ出席されまして、それぞれ貴重な御意見を陳述されましたことに感謝をいたします。先ほど来承つておりますと、梅津日本橋税務署長さんを除きました他の公述人は、それぞれ期せずして政府今回の提案の税制改正に対しましては深甚な不満を表明している。ことに日本橋税務署長の梅津さんにおいてさえも控除問題については同感だが、税率についてはやはり政府と意見を異にする旨が表明されました。この一連の御意見を承つておりますと、本日御出席の公述人の方々は各界代表、しかも專門家、行政家の代表者の方もおられるが、一律一……

第10回国会 予算委員会公聴会 第2号(1951/02/17、24期、日本社会党)

○川島委員 いろいろお話を承りまして、たいへん参考になりました。この機会にちよつと奇妙なお尋ねのようですが、参考までにお尋ねしておきたい。化学技術の振興ということは、きわめて重要な事柄であります。一国の人文の消長は科学技術にありと言わるるほどであります。そこで今日本は御承知の通り占領下にありまして政治的にも経済的にもいろいろ制約がありまして自主権がない。それで科学技術の研究の方面にも、何か今日制約を受けておる向きがあるかどうか。たとえば世界は今原子力時代ですが、そういう原子力の研究などについて、占領下における日本が――そういう方面だけに限るわけではないのですが、何かそういつた科学技術の研究に関……

第10回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1951/02/20、24期、日本社会党)

○川島委員 私は国有鉄道当局にお尋ねをする前に、委員長に希望を申し上げたい。先般来の予算委員会において、おそらく委員の方の希望も少かつたためだと思うのですが、運輸大臣は予算委員会に一ぺんも出ておりません。そういう関係から見まして、せめても今日、予算の最後の締めくくりをいたします分科会には、かりに委員の要求がなくても、当然その責任上運輸大臣が出らるべきだと私は思う。もしさしつかえなければ、今日では間に合いませんから、まだ明日もありますから、委員長の方で運輸大臣の出席をひとつ求めていただきたいといことをお願いしておきます。そこで私は加賀山さんに久し振りでお目にかかりまして、お尋ねをいたしたいと思い……

第10回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1951/02/21、24期、日本社会党)

○川島委員 私は最初に運輸大臣に二、三お尋ねをいたしまして、あと二、三点については事務当局にお尋ねしたいと思います。  まず大臣にお伺いいたしますことは、運輸省の今回の予算の中で最も重要な、公共事業費の受入れ及び港湾諸改修等の費用が、相当額に上つておる。この額は相当額とは申しましたものの、実際の必要な額から申し上げれば、きわめて僅少な額ではないかと私は思うのであります。その上に、この予算を編成いたしましたのは、昨年の八月の諸物価を基準として、その單価を積算いたした予算ではないかと思う。しかもその編成当時においてすらも、運輸省が当然に必要とする事業量と対比いたしまして、非常に隔たりのある僅少な予……

第13回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1952/02/21、24期、日本社会党)

○川島委員 この機会に総裁に二、三お尋ねをいたします。時間がございませんので、私の方から簡単にお尋ねをいたしますから、総裁の方からもなるべく簡明にお願いをいたします。総裁は国鉄に対する。長年の経験者であります。今の国鉄は公共企業体の形をとつておりますが、御承知のように戰後の諸般の事情は、必ずしも当時の政府並びに国会及び国鉄の諸君が満足する一致した意見によつて、こういう体形になつたとは言えないのであります。従つてその間に国鉄自体の特殊性からいつて、今日非常に不都合なことが内包されてそのまま残つておると思います。長所ももちろんわれわれは認めることにやぶさかではありませんが、国鉄全般の経営の上におい……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会公聴会 第1号(1953/02/13、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 ちよつとお伺いしたいのですが、最近株主相互金融という形で、大体対象は中小企業を対象としながら名称は何々殖産として中小企業から金を集めて金融をやつておる会社が大分籏出しておるようであります。これが東京だけでなく、地方にも大分このごろ進出して目立つておりますが、こういつたことについて企業連盟の立場から、実際において中小企業の金融の上に、あるいは中小企業の金融的な操作の上に弊害もなく順調に行つているものやら、あるいはその事柄が何か中小企業を対象としながら中小企業を逆に食つている、こういつたことも中にはあるように聞いておりますが、大勢としてはそういつた金融機関が中小企業にどういう役割……

第15回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1953/02/25、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 議事進行についてちよつと。  私も実はこの分科会でいろいろ御質問を申し上げたいことが山積をしておるのですが、今までの私のわずかな分科会の経験によりますと、与党側の人たちの審議権というものを別に停止するわけではございませんが、できるだけ野党の側の発言を許し、その間にむしろ逆に与党側のが方関連質問などをして進めて行く、とういつたことが今まで大体のあらましであつた。先ほどから私ずつと聞いておりますと、与党側の方がまず発言して、それに野党側が関連質問をやる。しかもその上に分科会はきようとあす限りと原則としてはきめられておる。しかも野党側としてはまだ四人の委員が各省ごとにそれぞれ質問が……

第15回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/02/26、25期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 主査、大臣は来ないですか。
【次の発言】 大臣がお見えになりますれば、また別途お尋ねを申し上げたいと思いますが、さしあたつて事務的な関係について若干お伺いをしたいと思います。  まず私のお尋ねを申し上げたいのは、現在の現われております失業者の数、それからいわゆる世間でいわれております潜在失業者についての調査がありますればその数、まずそれをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 責任を持つた潜在失業者の数ということは、なかなか調査のいろいろの議条件によつて違つて来るし、またそれぞれの人の立場によつて潜在失業の認識についても違いますから、今ここですぐに責任を持つて潜在失業の数……


26期(1953/04/19〜)

第17回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会農林委員会通商産業委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第2号(1953/11/07、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 労働大臣は、本会議が開会されると、その方に出るというお話ですから、その開会までの間だけ、一応簡単に若干のお尋ねをしておきたいと思います。先ほど来からいろいろ労働大臣の質疑に対するお答えを聞いておりますと、堂々めぐりであります。 遺憾ながら一歩も前進をしたという形が現われて来ておりません。なるほど労働大臣の言われる通り、予算上、資金上という明文で、このことは不承認である。従つてこれに対する国会の承認、不承認を求めて来ておつた。これは事務的に労政課長や労政局長が言うならば、それでよろしいと思う。しかし、かりそめにも労働行政の最高責任者になられたあなたとしては、もつと高い見地に立つ……

第19回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1954/02/25、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 塚田さんの御都合もあるようですから、最初に大臣に少しだけ質問をして、あとはこまかいことになりますから事務当局にお伺いをしておきたいと思います。  まず第一にこの機会にお伺いしたいのは、郵政省が最近年々発行して参りました公債の関係であります。この公債の売行きについてはいろいろの支障があるようであります。従つてまたなかなか順調に行つていないのではないかということを、私は聞いておるのでありますが、ことに昨年の債券の発行額、その消化された額、あるいは一般公募のもの、あるいはまた電話架設の際に引受けを割当てておりますものとの関係についての数字が、わかつておりましたならばこの際聞かせてお……

第19回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1954/02/27、26期、日本社会党(右))

○川島(金)委員 総裁と関係者が見えておりますから、国鉄に関する問題について、若干この機会にお伺いしておきたいと思います。まず最初に予算の直接の関係をお尋ねして、あとで当面の汚職事件等に関する問題につきましても、この機会にあらためて総裁にお伺いをし、あわせてまた運輸大臣が見えましたならば、運輸大臣にもそれに関してお尋ねをいたしたいと思うのであります。  まず第一に総裁にお伺いいたしたいのは、この昭和二十一九年度の国有鉄道の予算において、何か政府のデフレ緊縮のしわよせが国有鉄道にも来た面があり、また一面見ておりますと、政府のデフレ政策にもかかわらず、国有鉄道の収入面等においてはまことに矛盾するも……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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