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古島義英 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

古島義英[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは古島義英衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。古島義英衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第12号(1947/08/25、23期、日本自由党)

○古島義英君 委員會の模樣を謹聽いたしておりましたが、今日はさいわい隱退藏物資が不當に處分されたというような疑いがある、これを探究したように思つておるのであります。私はその點に向つて一應參考になる資料であると存じますので、本日は機會を得てそのことを申上げたいと思います。委員外でありますので不幸にして内務省の人たちにも深くこれを質問することはできませんが、隱退藏物資ははたしてどこに處分權があるかということの問題であります。隱退藏物資が所在しておつたその縣に處分權があるか、あるいは國に處分權があるか、このことも不當處分の問題に絡んで重大な問題になることと思うのであります。殊に内務省では先般各府縣に……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第12号(1947/10/31、23期、日本自由党)

○古島委員 ちよつと關連して伺います。先ほど桑園をこしらえるに五ヤールの絹を報奬物資として出すということでありますが、これは復興させるつもりですか。新たに新規増植をさせるというどちらをとつておるのでありますか。そこをお伺いいたしたい。
【次の発言】 質問を取違えておるようですが、私の質問はこの報奬物資を出して植えつけるのは復興に限るのかあるいは復興でなく新規に植えつける、あるいは今まで桑園でないところに植えつけるということも考えられますが、復興的に植えつける分に對して報奬物を出すか、復興でなくて新たな場所に植えつけるものにもこれを出すのか、兩方含んでおるのか片方だけなのかそこを伺いたい。

第1回国会 懲罰委員会 第2号(1947/12/06、23期、日本自由党)

○古島委員 この起訴事實については、なるほど詳しく言わなかつたという意見もあるし、これで十分だという意見もあるようであります。ところが、いやしくも議員を懲罪に付する重大な問題に向つて、衞視を毆打せりというような簡單なことで、何の某を毆打したということを明瞭にせずして、どうして審議ができましようか。殊に速記臺を占領した、どういう速記臺を占領したか、もしくは何の某が速記しておるのを妨害いたしたかということが明瞭になつていない。これでどうして審理ができるのでありますか。これは十分起訴者の方から説明を願つて、その事實があるかないかを明瞭にすることが、本委員會の仕事ではありませんか。しかるにそれに向つて……

第1回国会 懲罰委員会 第3号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○古島委員 大分お話も出ましたが、中野君のただいまの證人喚問の必要ということは絶對に必要だと思います。それは判定も認定もできるでしようが、しかし不都合な判定や認定では、判定なきにひとしいのですから、その判定をするには、正確な判定をしなければならない。そこで正確な判定をするには、どうしても證人を喚問することは重々わかつている。それどころではなく、倉石君の衞視に對する毆打という事實については、どの場所において、どういう状況の間において毆打したかこれを明瞭にしなければならぬのであります。そこで議場はすぐ近い所だから、一應檢證いたし、檢證の結果、この場所においてかように毆打せるものだということを確定す……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第14号(1948/04/13、23期、民主自由党)

○古島委員 加藤さんに伺います。加藤さんに大分長いこと辻氏のところに出入りしたということですが、ちようど病氣後に加藤さんが辻氏を訪問して、ただいまの見舞金をもらつた際に、今だれが帰つたあとだというようなことを言われて、ああそうか、あれも來ているのかというようなことを感じたと私は聞いておりますが、だれが來たと言われましたか。
【次の発言】 そうするとただいまの西尾君が訪問をしたというお話ですが……。
【次の発言】 來たという話ではなかつたのですか。
【次の発言】 交際しておるというのですか。

第3回国会 法務委員会 第10号(1948/11/27、23期、民主自由党)

○古島委員 今の問題ですが、この刑務所の問題もさることながら、現在法務廳の方の関係ですが、例の代用刑務所というものが各所にあります。その代用刑務所に対する手当はどういうふうな順序に手当をしておをますか。いかなる標準で、いかほどで金を支拂つておるか、その点をお司いしたいと思います。
【次の発言】 その点は四十円拂えば何とかなるでありましようが、法務廳がたいへん御熱心に主張している少年法が適用されて、少年はほかの被告と一緒に入れるとか、ほかの被疑者と一緒に入れることは禁止されておる。ところが代用刑務所を使用するがために、その法律はそのまままつたく無用になつておるのであります。結局適用されないのであ……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 法務委員会 第6号(1949/04/12、24期、民主自由党)

○古島委員 意見を述べるということは、別にこの委員会では許すわけにいかぬと思います。質問があるというなら質問を許すことはいいが、意見を述べるということを許すことは際限がないと思います。

第5回国会 法務委員会 第25号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○古島委員 それは説明員の説明は違つてやしませんか。とにかく定員がきまつておつて、たとえば新潟の例にしても、新潟には二人定員がある。新潟に一人だけ公証役場を開いておる。もう一人、たとえば判事をやめて公証人になろうという人があれば、許さなければならぬのじやないですか。
【次の発言】 しからば何の必要があつて、たとえば新潟、三條、新発田、村上、長岡、柏崎、六日市、高田というふうにきめてあるのですか。もし高田にいなかつたら、高田で有資格者が出願すればこれを許す。長岡で出願すれば長岡で許す。新発田で出願すれば新発田で許すというために定員がきめてあり、場所がきめてあるのでしよう。それをかつてに法務総裁が……

第5回国会 法務委員会 第31号(1949/07/01、24期、民主自由党)

○古島委員 ちよつと今の御説明で承りたいのです。まことに不用意ではありますが、私は人民電車というものを知らないのであります。人民電車の内容を承れば、それも不当であるか不当でないか判断できるのでありますが、内容を明瞭にしなければ一切わからぬのであります。現に私もこの十一日に浦和まで行くときには、電車がありましたから行けたのであります。いよいよ歸るときになると、今度は下十條の車掌区がストに人つたから電車は來ないというので、歸りに非常に難儀をいたした一人であります。そこで人民電車の内容ですが、もし人民電車が多数の民衆を乘せてくれるのならば、私自身でも民衆電車を出したいくらいな考えになつたのであります……

第5回国会 法務委員会 第32号(1949/07/07、24期、民主自由党)

○古島委員 私は相なるべく法務総裁に質問いたしたいつもりでおつたのでありますが、幸い佐藤さんがおいでになつておれば、佐藤さんにその一部を承つてみたいと思います。  実は憲法でも基本的の人権などと言つて、大分擁護するようなことになつております。しかも刑事訴訟法でも、人身保護法でも基本的の人権を尊重せねばならぬということを言うておるのでありますが、文字の上ではそういうことを言つておるが、実際に法務府のやり方等を見れば、あまり人権を尊重するようにも見えないのであります。たとえて申せば、長い間拘禁をいたしておつて、さらにその釈放をしないというような実情もあります。法務府はどういうふうにして各地の檢事を……

第5回国会 法務委員会 第33号(1949/07/13、24期、民主自由党)

○古島委員 調査委員の方々の御報告で大体明瞭になりましたが、猪俣さんのお話によると、何か掲示板が第一の直接の原因らしく聞えます。もし掲示板が第一の原因であるというならば、客観的にこれを見て、はたして掲示板が交通の妨害になるような情勢にあつたかどうか。もしまた掲示板そのものは交通の妨害にならぬのだが、それを読むために人が集まる。一般に一列なり二列ぐらいの程度で集まつても、なお交通の妨害になる筋合いの模樣であつたかどうか。及び猪俣さんのお話の署長が肓判をついて許可をしたというようなことであります。われわれがただ聞いておりますと、掲示板を許可されたのは、ペテンで許可されなければならぬような情勢になつ……

第6回国会 法務委員会 第8号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○古島委員 私は判事、検事の俸給を改正することには賛成でありますが、もちろんこの判事、検事の俸給を改正するとともに、書記の待遇をなぜさらに一段と上昇するようにしないのか。事件の統計を見ますと、いかにもふえておるようである。しかもあの統計をわれわれに示したのは、事件がそのようにふえておるから、この際どうしても判事も検事も俸給を上げなければならぬというようなことを暗示するために、あの統計は出したのだと思うのであります。ところがあの統計によつて実際骨の折れるのは、判事、検事も骨が折れるであろうが、実際は裁判所の書記というものが非常に苦労をいたしておるのであります。しかも裁判所の書記は今日税引き三千円……

第7回国会 議院運営委員会 第49号(1950/04/25、24期、会派情報なし)【議会役職】

○古島彈劾裁判所裁判長 この改正案は、従来二箇年の実績に照しまして、どうしても不自由で改正せねばならぬというので提出いたしたのであります。  訴追委員会の名称を変更いたしまして、彈劾裁判所並びに訴追委員会の事務機構を整備いたし、そうして裁判員及び訴追委員の辞任手続きを改め罰則を強化する等、機構を充実するため改正を行う必要があるのであります。これがこの法案を提出する理由でありますが、なお本改正によりまして経費を伴うもののうち職務雑費につきましては、裁判長及び議員手当として配賦を受けておる予算定額中よりまかない、また彈劾裁判所の増員に伴う経費については、既定の予算定員の範囲内において昭和二十四年度……

第7回国会 法務委員会 第11号(1950/03/02、24期、自由党)

○古島委員 私は遺憾ながら角田君の御意見に反対をいたします。いやしくもただいま提案されたような事案が、かりにあるということになれば、天下の一大事であります。しかもこれをやみからやみに葬るというようなことは、真に法務委員会があわれな存在になつてしまいますから、もしこういうことがあるならば、これは進んで調査をいたして、あくまでも真否を確かめるということが、われわれに與えられたる権能だと思うのであります。しかしながらかような重大問題を提案なさつた猪俣君も、もしこれが事実無根であるということになれば、国家のためには利益であるというようなことを仰せになりましたが、国家のために利益ではない。それほど重大な……

第7回国会 法務委員会 第14号(1950/03/10、24期、自由党)【議会役職】

○古島委員長代理 ほかに何か御質問はありませんか。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。ありませんでしたら、どうも皆さん御苦労さまでした。

第7回国会 法務委員会 第25号(1950/04/11、24期、自由党)

○古島委員 議事進行について申し上げます。承りたいことははなはだ多いのでありますが、参考陳述をなさる方は大勢でありますから、参考陳述を全部やつていただいて、最後に質疑をするということでないと、ちよつと進まないと思います。一人の参考人で一人で応答しておつては、全部の意見を承るわけには参りませんから、全部をひとつ承つておいて、最後に質疑をいたす、こういうことに進めらるべきではないかと思います。
【次の発言】 眞野裁判はからだが弱いから早くお帰りだそうでありますから、一点だけお伺いいたします。先ほど刑事事件が初めは破棄が少かつたが、現在においては三割五分も破棄するものが出て来た。これはどういう原因か……

第8回国会 法務委員会 第11号(1950/09/19、24期、自由党)

○古島委員 法務総裁は今徳田君が行方不明になつたのは六月四日だと御答弁なさつたようであります。徳田君に対する逮捕状はいつ出ているのでありますか。
【次の発言】 われわれは一般の国民として何人からも追跡をされたり、あるいは尾行されるはずはないのであります。しかるに七月の十五日に逮捕状が出て逮捕状執行のために徳田君が行方不明になつたということが発見できたと思うのでありますが、もしその前の六月四日に行方不明になつたというならば、六月四日後の徳田君に尾行でもしておつたからわかつたのですか、わかつた理由をお答え願います。
【次の発言】 総裁は数字を間違つているのではないですか。徳田君に対する逮捕状の発行……

第8回国会 法務委員会 第12号(1950/09/20、24期、自由党)

○古島委員 私は昨日聞きましたので、日共幹部の逮捕問題につきましてはやりませんが、類似しておることで、日共の党員、この党員が公務員になつておるというので、その公務員を罷免するといういことについて、お許しがあればここで質問をいたしたいのでありますが、幹部の逮捕のことについてはありません。
【次の発言】 佐竹君の御質問はきわめて適切なものだと私は思うのであります。そこで法務総裁、はなはだ御答弁困難のようでありますから、この際逮捕状が出てから今日までの捜査の模様等について祕密会をここに開いて詳細なる御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 われわれは委員長からの通知を受けましたのは、法務総裁が日共……

第9回国会 法務委員会 第4号(1950/12/02、24期、自由党)

○古島委員 ただいまの政府委員の説明では、疏明書をつけて出せというお話でしたが、今の上村君のように、新潟におる、新潟におつて国会開会中であつて、しかも自分が出なければいかぬというような疏明は、事務総長から出た疏明でなければいかぬことになりますか。
【次の発言】 裁判所が認めればいいと思うというのだが、その疏明は、自分で勤めておる会社とか、自分で行つておる国会であるとかいうところの疏明でなくんばこれはいかぬことになる。ただ国会でこういうふうな仕事をしておるのだから、きようは都合が悪いという疏明では、これは裁判所はむろん認めないと思う。しからば自分で勤めておる会社なり、もしくは自分で行つておる国会……

第10回国会 法務委員会 第4号(1951/02/16、24期、自由党)

○古島委員 各党の賛成、反対の御討論を承つたのでありますが、梨木君の反対の御意見のうちに、ことさらに共産党の人を調査委員から排除したという言葉があつた。ことさらに共産党を排除したということになれば、調査団の威信に関することであり、ひいては法務委員会の威信に関することでありますから、委員長はすべからくこの発言を取消すように要求していただきたいと思います。

第10回国会 法務委員会 第5号(1951/02/21、24期、自由党)

○古島委員 どうも総裁を猪俣君に独占されてしまつて、ほかの者は質問するに質問のしようがない。今度はいつ、どういう時間に来てくれるか、それを確めて、それから解放してやつてほしい。
【次の発言】 さらにこの際質疑を申し上げます。この前の調査書を報告いただきまして、あれを承認するこの委員会が開かれた際、私は日本共産党の方の御演説がいかにも不穏当である、その部分の取消しを願わねばならぬということを委員長にお願いしておきました。委員長は速記録を見てから善処するということでありましたが、速記をごらんになつてどういうふうな処置をとりましたか。
【次の発言】 委員長がかつてに議員の演説を削除するということはで……

第10回国会 法務委員会 第11号(1951/03/20、24期、自由党)

○古島委員 三月七日の騒擾事件で、十一名検挙いたしたというのですが、この中には日本人はおりませんか。
【次の発言】 各所から集まつておるが、みな日本人はいないのですね。千七百名ほど集会したというのですが、これはみな朝鮮人だけですか。
【次の発言】 もちろん朝鮮人にも共産党があるわけですが、共産党の連中がおそらくは背後関係になつておることだと思うのですが、その背後関係は今調査中だということですから深くは承りませんが、その点について、集会した連中及びその連中の今までの行動等はよくお調べになつておると思うのですが、共産党関係の方面はどういうことになつておりますか。

第10回国会 法務委員会 第12号(1951/03/22、24期、自由党)

○古島委員 関連して……。今の押谷君の質問で大体わかりましたが、日本の治安を乱すという者は、朝鮮人の方に罪があるように誤解されるのであります。私の考えでは、少くとも午前二時ごろ表を出て歩く、あるいは朝鮮人の家にとまる、こういうことはアメリカ兵といえども軍の仕事ではなかろうと思うのであります。こういう時間外に浅草あたりをうろつくという人間でありますから、これに対しても相当のことを考えねばならぬのであります。ことに先般埼玉県に起つたことでありますが、朝鮮人の高徳祚という男がおるのであります。これは中華料理をやつておりますが、そこヘアメリカの兵隊二人が自動車でやつて参りまして、うちにはアメリカのタバ……

第12回国会 法務委員会 第1号(1951/10/10、24期、自由党)

○古島委員 私は委員長が渡米中だということを知りませんから、委員長には手紙をもつて申し入れておいたのですが、例の飯能における大検挙でありますけれども、あの方の調査は今の同意を得る中のどれに入りますか。
【次の発言】 入れて調査をいたしますか、いたしませんか。
【次の発言】 これは私から特に言わぬけれども、ほかの有志代議士会が向うに行つて調査している。それから行政委員会の方でもやつております。各所でやつておるが、いやしくも法務委員会がこれをあとまわしにするなどということはとんでもないことだと思う。私は特に行きまして、あなたらは行政委員会の方だから管轄が違う、分村の問題については調べてもよろしいが……

第12回国会 法務委員会 第17号(1951/11/26、24期、自由党)

○古島委員 この間朝日新聞の報道として、市島京都地検検事正が参つて、総長に面会をする前に、この事件は京都市の公安條例に違反することは当然であるが、検察庁としては立件しないということが特に報道せられております。條例違反であるから、これは起訴するなり立件するのが当然だと思つたのですが、取消しもなく、その後検事総長と面会をいたしたという報道がありました。このことは私非常にふしぎに思うのでありまして、いやしくも検事正が公安條例に違反するということを認めるならば、当然立件せねばならないと思うのであります。しかも検事総長に報告する前に、もう立件しないことにしたということが朝日新聞に書いてあります。これはは……

第12回国会 法務委員会 第19号(1951/11/30、24期、自由党)

○古島委員 私は、猪俣委員の御質問に関連いたしまして、猪俣君より初め法案について質問があつたのでありますが、その点で一言御質問申し上げたいと思うのであります。  法務総裁は、団体等規正法もしくはストライキ禁止の法案を次の通常国会に出すというお話でありましたが、各地方自治体が持つておる公安條例にかわるような法案を出すということについては御言明がないようですが、その点はいかがでありますか。
【次の発言】 公安條例は、私が申し上げるまでもなく東京都が先にこしらえまして、ほかの都市及び県ではたいがい東京都の公安條例廃止の署名運動が近来盛んに行われており、今ではもう十数万人の署名ができたということです。……

第13回国会 懲罰委員会 第2号(1952/03/08、24期、自由党)

○古島委員 柳沢君にちよつと質問しますが……。
【次の発言】 今の提案理由でわかりませんから……。二十六日に懲罰事犯があつたのですが、いつこれは動議を出しましたか。
【次の発言】 そういたしますと、川崎君に対しては法律の適用を免除する理由がないというのであるが、これはもちろんそうです。川崎君に対しても、だれに対しても、法律の適用を免除すべきことではない。それと同様に、議長に対しても法律の適用を免除する理由はないわけですね。そうでしよう。
【次の発言】 そうなると、議院規則の二百三十六条において、最も近い会議の議題にしなければならぬということになつておる。そうですね。

第13回国会 懲罰委員会 第3号(1952/03/10、24期、自由党)

○古島委員 はなはだ失礼ですが、私は一言申し上げたいのであります。  懲罰事犯が起りますと、懲罰事犯を懲罰にかけるという動議が一方に出ます。そうしてその動議が出ましたらば、これを委員会にかけて、委員がこれを審査し判決をせなければならぬことになつております。そういたしますと、ちようど懲罰事犯を提案いたした者は原告側であります。そうして懲罰にかけられた議員は被告の側であります。われわれはこれを裁判する立場でありまして、きわめて公平にやらねばならぬのです。先ほど石田君の質疑に対して、柳澤君の御答弁の中には、高木松吉君も同じ提案者だと言われております。もしほんとうに高木松吉君が提案者であるならば、これ……

第13回国会 法務委員会 第41号(1952/04/24、24期、自由党)

○古島委員 ちよつと関連して、今鍛冶君の質問に対して吉河政府委員からたいへんなことを承つたのです。内乱もしくは革命が正当であるというようなことを自分の主張として発表する、もしくは自分がそれに溶け入つて、そうしてそういうことを印刷物にして持つておる、そういうことが悪いのだという御答弁であります。そういたしますと、あまりに狭くなるのではないか、もそつと広いのではないかと思う。たとえて申しますと、甲の人はかような主張をしておつたということで書いたその革命、扇動の文書を持つておつては、自己の主張になつたのではありません。そこで自己の主張ではなしに、自己がそれに溶け入つてそういう印刷物をこしらえたのでは……

第13回国会 法務委員会 第43号(1952/04/26、24期、自由党)

○古島委員 私は、昨日も問題になつたそうでありますが、この法案の名前についてひとつ承りたい。こういう名前をつけておきますと、内容をあまり知らないものでも、どうも破壞活動の防止法だというようなことでは、何だか乱暴じみておる、しかも団体だけでなく、個人も一切含むかのごとく解される心配がある、これがためには内容をあまり知らずして反対をした組もあるらしく思う、労働団体が全部反対をする、文化団体が全部反対をする、あるいはその他の団体でも反対をする。しかもわずか二、三日前、二十四日でありますが、日本の学術会議が、こういう法案が出るならば、これは学問の独立と思想の自由を侵害するおそれがあるというので、反対の……

第13回国会 法務委員会 第61号(1952/06/03、24期、自由党)

○古島委員 ちよつと関連して私も承りたいのですが、今の御答弁によりますと、この裁判所侮辱法を法廷の秩序維持に関するという名前にしたい、これはまことにけつこうであります。ところが法案の内容を見ると、裁判所の判事が侮辱されるとか、裁判所の法廷内の秩序を乱すというようなことになつているのですが、われわれはそのほかにかえつて判事があべこべに秩序を乱すようなことも目撃するのです。これはあまりに極言をするようでありますが、たとえば判事は法廷の秩序を維持するという権利をもつて法廷指揮権を持つております。ところが弁護士が証人調べその他の反対尋問等でもいたしますと、それに対しその権限を逸脱して、さらに一歩進んで……

第13回国会 法務委員会 第64号(1952/06/06、24期、自由党)

○古島委員 これは提案者に聞くのがあたりまえだと思うのでありますが、監置処分にするわけですが、監置処分にするということは、拘留などとどれだけ違うのですか。監置ならばこういうふうなゆるみがある。拘留ならば、こういうふうな厳格さがある。何かそこに区別があるのかどうか。その区別を明瞭にしていただきたい。
【次の発言】 私はあえて法的効果を承つておるのではないのであります。私の聞くのは、実質的に、拘留はどういうふうなことをやるから拘留である。監置はこういうことであるから監置なのだ。そういう実質的の差異があるかどうか。もちろん拘留よりは寛大な処置が願えることだと思うのです。あなたも今御答弁になつたように……

第13回国会 法務委員会 第66号(1952/06/12、24期、自由党)

○古島委員 私はこまかい点は後に質問を申し上げるつもりでおりますが、大きい点を一、二承つてみたい。  政府は法律の改正をいたしますと、いかなる場合でも人権の圧縮以外にはないのであります。人権を伸張するために法律を改正するというようなことはまつたくない。今回の刑事訴訟法の改正でありましても、今御説明を承つたのでありますが、わずかに控訴審における第一審に現われなかつたものまで控訴趣意書に採用することができる、そういう部分を除いた以外というものはことごとくが人権の圧縮であります。こういう改正をいたしますと、常に政府のやり方は、被告人なり人民なりの方から見ますと、けしからぬことだということが先に頭に浮……

第13回国会 法務委員会 第67号(1952/06/13、24期、自由党)

○古島委員 私は出席するのがおそくなつたものですから、昨日の質疑のうちで保釈の分は北川君が質問してくれましたので、もし重複をしておれば、その分は北川君に答えたとおつしやつていただければよろしゆうございます。  私の承りたいのは、多衆共同して犯した罪は、権利保釈の範囲外になる、こういうことになつておるのですが、この多衆共同してやるという犯罪のうちには、ずいぶん多くのものが想定できると思う。われわれがまず考えるのは、選挙違反のごときものはただちに多衆共同したことに相なると思うのであります。わずかな選挙違反をいたして、これが権利保釈の対象外になるということは、実に人権の尊重をしないにもほどがあると思……

第13回国会 法務委員会 第68号(1952/06/17、24期、自由党)

○古島委員 ただいまのお話では、氏名不詳の者は氏名不詳のままで起訴をするというが、現行犯でもあるいはそれができるように、現行犯外でもそれができますか。
【次の発言】 これは猪俣君なり加藤君なりから御質疑があつたことと思うのですが、実際問題があるのです。氏名不詳のままでと言うが、実際は氏名が不詳であつて、黙秘権はそのまま行使いたしておつたのでしよう。とにかくわからぬものを今度は警察の連中をひつぱつて参りまして、検挙した警察が他の警察の吏員までひつぱつて参つて、これの顏を知つているのかと言うのです。このこと自体が私は人権の蹂躙だと思うのですが、この人間を知つているかというので、被疑者をそこに置いて……

第13回国会 法務委員会 第73号(1952/07/29、24期、自由党)

○古島委員 ただいま佐竹君の御質問でありまして、私は発言を差控えておつたのであります。私は佐竹君の御質問に対して、少し関連して申し上げてみたいこともあるのであります。すなわち齋藤政府委員なり石原政府委員の言うことは、おそらくは法律を誤解しておるのではないか、すなわち刑の執行をいたしておりますのは、日本が委託されてやつておるのであります。ところが、日本の法律で罰したものならば、委託されて日本の法律で刑の執行ができるのでありますが、まつたく日本の法律がない――こんな法律はありません。それで処罰されたものが日本の法律で執行を受けているのでありますから、むしろ一歩進んで、政令三百二十五号が失効いたして……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 法務委員会 第7号(1952/12/03、25期、自由党)

○古島委員 同僚諸君の質問でありましたが、私にはさらに了解のできないところがある。条約局長の先ほどのお話で、犯人を引渡すときの了解事項の中に、向うの軍事裁判に立会いをするというのであるが、立会いというのは、立会いでなく傍聴だけではないか。立会いであるというならば、どういうふうな形式の法廷構成でどういうふうな立場の仕事をやるのか、その点を承りたい。
【次の発言】 監視をするというと、傍聴よりはさらに強いわけですね。法廷でどういうふうな構成になつて日本人が外国の裁判を監視することができるか。監視するならば、もし違反があるならば発言しなくてはならない、発言することができるのか。単純な傍聴か、監視か、……

第15回国会 法務委員会 第10号(1952/12/10、25期、自由党)

○古島委員 ちよつと一、二点伺いたいのです。あなたが昨年の十一月か十二月の初めに、突然光田軍曹に呼ばれたということを言いましたが、そのとき初めから、マスクをかけて来いとか、あるいはガウンを着て来いと言われたのですね。
【次の発言】 あなたは、そういうマスクをかけろとか、ガウンを着て来いとか言われたときに、どう思いましたか。何事だと思いましたか。
【次の発言】 部屋に入るとシャンデリアが床にでも落ちておつたのですか。
【次の発言】 それを見たときにあなたはそう思いましたか。
【次の発言】 そうすると、病人が便所の中におることを発見する前に、もうこれは自殺未遂でもあつたのだろう、こう考えましたか。

第15回国会 法務委員会 第17号(1952/12/24、25期、自由党)

○古島委員 委員長が先ほど政府に質問いたして、政務次官からお答えがあつた点でありますが、第三項ですね。第三項の「その満了に際し、法務省令の定めるところにより、これを延長することができる。」この延長は一回でなく、反復幾度もできるという考えでおるのだが、政府はどうかという質問であります。すると政府の方では、御希望通りに沿うというのだから、一回延長してまた二度も三度も延長ができるという趣旨にとれるわけだ。そういたしますと、四項の方とどうなりますか、「前項の規定により延長する期間は、十五日をこえてはならない。」こういうことになつておりますが、一回十五日を越えてはならないということにしないと、仮復するこ……

第15回国会 法務委員会 第20号(1953/02/13、25期、自由党)

○古島委員 今回の警察法の改正は一段と飛躍した改正でありまして、主として治安の問題についての改正部分が多いのであります。そこで、慣行はどうでありましても、地方行政委員会がやるということはむしろ不適当であつて、法務委員会が審査するのが当然だと思いますので、どうか法務委員会の方に渡してもらいたいということを要求していただきたい。

第15回国会 法務委員会 第26号(1953/03/10、25期、自由党)

○古島委員 少年院に関する改正案が出ておるのでありますが、少年の犯罪がどうして起るかという根源をつかずして、ただいたずらに枝葉末節を改正いたしても、何もならぬと思うのでありますが、どういうわけでこういう少年犯罪がだんだんふえて来るかということの根源をつきとめて見ましたか。もしあなたの方でそういう根源をつきとめたならば、その御発表を願い、それに対してどういう対策があるか承りたい。
【次の発言】 政府委員の説明はちようど肺病患者が多いが、かぜを引いているやつが多いから肺病が伝染するのだ、そこでかぜを引く者をなくすというような考えと同様であります。そんなことではとてもこの少年犯罪というものは減少する……

第15回国会 法務委員会 第29号(1953/03/13、25期、自由党)

○古島委員 関連して。私は反対の意見を述べたい。今の福井君の御質問では、検事が同意したものに向つて判事は拒否することができないことにしたいという希望のもとに御質問があつたようであります。ところが私は、検事が一般的に同意を与えるというようなこともあり、また場合によると全部幾枚も白紙の同意書をこしらえておくという心配もある。そういうときには従来警察が直接に逮捕状を請求するのとごうも違わずにできるということになるのであります。はなはだしきに至ると場所によつては逮捕状を白紙で出しておく場所もあつたのであります。驚くべきことでありますが、判事が判をついて逮捕状をそのまま白紙で出す。それに書き込んでやつた……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 法務委員会 第3号(1955/03/30、27期、日本民主党)

○古島委員 私は三田村さんの申し出たそのほかに今拘禁をした人だけでどれくらい数があるか、その数を知らせろということでありますが、その中で接見禁止を初めからしたものがどのくらいな数になっておるか、それもあわせて知らせていただきたいと思います。

第22回国会 法務委員会 第10号(1955/05/20、27期、日本民主党)

○古島委員 私が申し上げるのは、むしろ質問というよりは、一応の注意を与えておきたいと思う。すべて犯罪が起りますと、いつでもその被疑者類似の者が非常に多くあげられる。それがために人権じゅうりんということかつい起って参るのですが、今度の菊地の問題でも、昨日大へんな問題が起りました。電話で警察に打ち合せをいたして、菊地が東武鉄道に乗り込んだ。その列車の前から二番目の箱に乗っている。しかも目じるしは、菊地は目の下にほくろのある男である、こういう風体の男だといったので、それがためにある乗客が、この人間だというのでつかまってしまった。そこで大いに調べてみたか、どうもそれらしくもあり、それらしくもない。とぼ……

第22回国会 法務委員会 第11号(1955/05/24、27期、日本民主党)

○古島委員 あなたが逮捕されたことはきわめて重大なことですが、逮捕されてから初めて調書をこしらえるときまで、何日かかりましたか。
【次の発言】 二日目には調書ができたわけですね。二日目にやって、署長室へ呼ばれたのはそれから何日ぐらいたっておりますか。
【次の発言】 そうすると調書ができた後に署長の部屋に呼ばれたわけですか。
【次の発言】 その後調書をこしらえましたか。
【次の発言】 あなたは新聞に御関係のある方だから、警察が二日はとめておけるが、その後は判事の勾留状によって十日勾留される、その十日目に今度は蒸し返して十日だけ更新されたということを御承知でしょうね。

第22回国会 法務委員会 第28号(1955/06/27、27期、日本民主党)【議会役職】

○古島委員長代理 これより法務委員会を開きます。  本日は委員長が差しつかえがありましたので、理事の私が委員長の職務を行います。それでは法務行政に関しまして調査を進めます。質疑の通告があります。吉田賢一君。

第22回国会 法務委員会 第39号(1955/07/19、27期、日本民主党)

○古島委員 私は禅問答はきらいですから、端的に問うて、端的に答えていただきたいと思います。  日本ではあまり法律が多過ぎるので、法匪だといわれております。そこで、この売春問題等で考えてみますと、刑法には公然わいせつの罪もあります。あるいは誘拐の罪もあります。営利誘拐もあり、外国に移送するための犯罪もあります。また一方において婦女子に売淫等をさせるのを禁止する法律がありますが、それによれば、すべてのことが書いてあります。あるいはこれを困惑に陥れて売春をさせたというようなこと、一切を含んでおります。また一方において、風俗営業法によれば、その土地で営業しようというものは、条例の定むるところによって、……

第24回国会 法務委員会 第8号(1956/02/15、27期、自由民主党)

○古島委員 大臣を呼んで下さい。
【次の発言】 それでは、大臣の分を抜きにして伺います。  昨年の二月八日午後十時五十分ごろ、埼玉県児玉郡の上里村大字金久保の一二〇八番地先中仙道道路上において、自転車に乗って通行中の諸岡政雄という者、この諸岡政雄を追いかけまして、植原明という者が、諸岡の右の方から丸太棒をもって同人の顔面を殴打して、その場に自転車ともろともに転倒させ、柴崎稔陣がさらに長さ二尺五寸くらいの丸太棒をもって、右諸岡の肩付近を数回殴打し、暴行を加え、その反抗を抑圧して同人の所有である現金一千七百円及び皮製チャックつきの手さげカバン一個、万年筆一本、そのほか十数点を強奪したという事件があ……

第24回国会 法務委員会 第40号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○古島委員 京都の五番町問題は御報告でわかりましたが、埼玉県の本庄における二重犯人の逮捕問題については、その後何ら御調査がないようであります。埼玉弁護士会は、これを取り上げまして、どうしても人権じゅうりんの事実があるというので、その手続をいたしました。ところが、検事局では、どういう観点からこれを調べたのかわかりませんが、すべてこれを不起訴にいたしたのであります。ところが、不起訴にすべき事案ではない。証拠も十分にあがっております。しかも、毛をつかんで壁にぶちつけたということもあり、あるいは、全然知らない丸太棒が犯罪に使用されたと言っておるのであります。そこまで進んでおるのであるから、りっぱに人権……

第26回国会 法務委員会 第9号(1957/02/28、27期、自由民主党)

○古島委員 本法を設ける必要が私は一向了解できないのであります。債権者の便宜にならず、債務者の保護にもならず、ただ取扱いの便宜のためにやるというだけであって、一向に本法を設ける必要が見出されないのでありますが、どういうところがねらいでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、債権者の債権を保護するというのが主たる目的であると承わるのであります。民事訴訟法で二重競売が禁止される、そこで、禁止されているがために差し押えもできないので、結局債権者の債権を取り立てることができないから、取り立てを容易ならしめるために本法を設けるように聞えるのです。もしそうであるならば、民事訴訟法の六百四十五条の二重……

第26回国会 法務委員会 第10号(1957/03/01、27期、自由民主党)

○古島委員 私は、昨日、本法を施行することは利益よりは弊害が多いというので、その一例をとって、銀行の取付のようなことになりはせぬかということで質問いたしたのでありますが、その件に関連をいたしましてさらに質問を進めたいと存じます。  本法を施行しますと、一方で滞納処分なら滞納処分で差し押えをする、そのことが多くの債権者を刺激して、ほかの債権者がどっと押しかけるということになれば、これは、取付と同様に、相当な資産を有する者でも倒産するのやむなきに至る、こう存じますが、そういうふうな弊害はありませんかどうか、承わりたい。
【次の発言】 私はあげ足をとるのではありませんが、総財産に向って執行をするかど……

第26回国会 法務委員会 第13号(1957/03/12、27期、自由民主党)

○古島委員 この法案はきわめて重大でありまして、最高裁判所の機構を変えるものであります。そこで、最高裁判所の機構を変えるのに、最高裁判所のだれが責任を負われるか。事務総長がおいでになっておるが、事務総長で答えられないところはだれが説明するのですか。その説明のために責任のある人が審議のときには来てもらわなければならぬ。練達堪能な事務総長ですから、一切法案のことについても説明ができましょうが、最高裁判所の四百五条、四百十一条というような重大な問題があるのでありますが、これはその局に当っている人が出てこなければだれも説明できません。ぜひ長官なり何なり出てもらうように御尽力をお願いいたします。

第26回国会 法務委員会 第23号(1957/04/03、27期、自由民主党)

○古島委員 御列席の政府委員で御答弁ができるかできないかわかりませんが、どうも、文明国は人権の擁護をいたします。野蛮国は人権の擁護をいたきない、こう私は考えておる。文明の進むに従って人権を尊重すべきことはわかりますが、今日本では常に当委員会の問題になりました人権の尊重すべきことをまことにおろそかにいたしておるような傾きがあるのであります。私の県では二重犯人というのが続いて起りました。しかも、一つの事件は、今埼玉弁護士会において起訴をいたして、その暴行をいたした警察官を公判にかけております。一つの事件は、特に弁護士が、この事件はほかに犯人があるということの氏名花指摘いたして通告したにかかわらず、……

第28回国会 法務委員会 第4号(1958/02/13、27期、自由民主党)

○古島委員 私はこの間法務大臣が猪俣君にお答えした機密保護に関することで承わりたいと思います。  法務大臣のこの間のお答えには、機密保護法を設けるかどうかということは今せっかく検討中だと言っておりました。その検討中だというのは、今日でも違いはないのでしょうか。
【次の発言】 この間のお答えをそのまま今日でも維持いたしておるというならば、現在の公務員法なりあるいはその他こういう取締りの法律があって、大体これで十分だとおぼしめすのであるか、これではとうてい取締りができないということを考えておるのか、それがどっちかわからないから検討をしておるというのか、その検討している範囲を承わりたい。

第28回国会 法務委員会 第6号(1958/02/20、27期、自由民主党)

○古島委員 私も、それとやや関連しておる事件でありますが、判決が確定して今日まで刑の執行をしないものが、執行停止、執行延期、逃走、これらを合せて二千九百五十六名ということでございますが、この中には先ほどの死刑囚も入っておるのでしょうか。
【次の発言】 自由刑のうちで、執行停止もしくは執行の延期をする、逃走、こういうものがあるようでありますが、これ以外に執行しないようなものはございませんか。
【次の発言】 私はその例を一つ知っておるのですが、これはごの前に法務大臣にお聞きいたしたいのですが、御存じがなかった。堀江壮一という人ですね。これは日本共産党の関西地方委員で有力な党員であります。昭和二十五……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 法務委員会公聴会 第1号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○古島委員 初めの岡さんにちよつと伺います。岡さんは、採用試驗とすれば、本年その人が應じないときには、翌年は再び試驗をせねばならぬという御説明でありますが、採用試驗に合格したならば、これを二年間なり三年間有効だということにしておけば、また再びそういう試驗をしないでいいと思います。そういうことにして採用試驗にしたならば、いかがなものでしようか。いわゆる資格試驗でなく――採用試驗の欠点である翌年度は無効であるということにするから、そういうお説が出ると思うのであります。これを、そういうお説の出る前提である、翌年度は無効だということを、翌年度も有効にすれば、この欠点は除かれて、採用試驗でさしつかえない……

第13回国会 法務委員会公聴会 第1号(1952/04/30、24期、自由党)

○古島委員 私は清瀬君が帰られたのでまことに残念に思うのでありますが、大体御意見は團藤さんの御意見と清瀬さんと同じようなことであります。ので、團藤さんにお尋ねをいたします。  これを行政処分でやることはまずい、司法処分になすべきものだということは、私も同感でありまして、まつたくその通りに考えております。ただ方法論が問題で、司法処分にする根拠はわかりますが、方法がなかなか困難だと思うのであります。そこで方法には二つあるように思うのです。一つは審理官というものをやめてしまつて、公安調査庁長官が処分を要求しようというときには、公安審査委員会に請求する。公安審査委員会はこれを証拠調べをした上、調査をい……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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