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広川弘禅 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

広川弘禅[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP1000
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委員会発言(政府)歴代TOP500
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24期委員会発言(政府)TOP25
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25期委員会発言TOP100
54位
25期委員会発言(政府)TOP25
11位
25期各種会議発言TOP25
15位
25期各種会議発言(政府)TOP5
4位

このページでは広川弘禅衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。広川弘禅衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第8回国会 水産委員会 第2号(1950/07/15、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 今度農林大臣に就任いたしまして皆さん方に何かとお世話になるわけであります。どうぞよろしく願います。  ただいま鈴木さんの質問ですが、十分考慮いたします。
【次の発言】 川村さんからの御質問でございますが、前からこれをお聞きいたしておつたのであります。中央漁業調整審議会の委員の選定にあたりまして、委員会方面と了解をつけなかつたということでございますが、これはあくまでやはりすべきものだと私は思つております。遺憾の点は重々おありでしようが、その点は御了解を願いたいと思います。なおまた海区の問題でございます。これもやはり輿論というか、漁民の声というか、これをあまり取入れなかつたというこ……

第8回国会 農林委員会 第2号(1950/07/18、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 私から農政一般を聞くというのは逆じやないかと思うのでありまして、皆さんから私が聞いて、それを省へ持つて行つて、実際に移すというのがほんとうだろうと私は思うのでありますが、私に言えという次第でありまするから申し上げます。  農林行政は種々の有効な施策を総合して行く必要があるのでありますが、その目標は、農林漁業における生産力の向上と価格の適正を期し、国民所得中において、他産業部門と均衡ある農林漁業所得を確保するとともに、国内食糧による自給度を高めまして、輸入食糧を必要最小限度にとどめるように努め、あわせて農林漁業においても、人口就労率の維持増進をはかることが必要であります。そのため……

第8回国会 農林委員会 第3号(1950/07/19、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 井上委員からの農村の基本的な問題についての御質問でありますが、食糧需給の基本的の問題は土地の問題にあるということは、きのうの委員会において、すでに井上君から意思を鮮明されたのでありますが、この問題については、私はまつたく同感であります。土地の基本的な條件に対しましては、これは国会をあげて、農民のために最終、最高の案をつくるように努力いたしたいと、こう考えているのであります。  それから輸入の問題についてでありますが、輸入の食糧を最小限度にとどめたいということは、これはまつたく日本の農民を考える基本的見地から立つて見ますと、その通りであります。そこで私はここに一つ――これはまつた……

第8回国会 農林委員会 第5号(1950/07/24、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 本国会に提案いたしました自作農創設特別措置法等の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  御承知のごとく農地改革事業は、農地及び牧野の買収並びに売り渡しを終り、さらにこれに伴う登記事務もほぼ完了いたしたのでありまして、おうむね所期のごとき目的を達成することができました。この間における関係者多数の努力に対し敬意を表しまするとともに、この大事業がさしたる支障なくここに一応の完了を見ましたことは、御同慶に存ずる次第であります。  さて右のごとき農地改革の段階に臨みまして、今や問題は農地改革によつて達成せられた成果を、恒久的に保持するところの方策を確立すべき時期であると考え……

第8回国会 農林委員会 第6号(1950/07/26、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 主要食糧供出報奨物資の配給に伴う損失の補てんに関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  昭和二十四年産米及びかんしよの供出に対する報奨物資は、計画量を完全に確保いたしまして、供出と同時に配給できるようにする目的で、昨年九月供米開始と前後して出荷を開始いたし、昨年中にその大部分の出荷を完了いたしました次第でございます。しかるに衣料品については、本年一月より織物消費税が撤廃され、三月にはさらに加工賃を引上げた新公定価額が告示されました。從つて旧公定価格で仕入れた報奨物資は割高となるに至つたのであります。なお本年に入つて一般物価の値下りと、農村購買力の低下によりまして、報奨物資……

第8回国会 農林委員会 第7号(1950/07/27、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 強制的な態度をとらずして、われわれといたしましてはあくまで行政指導によつて、気持よく、心安く出させたい、こういう気持でやつておるのでありまして、超過供出をほんとうに強制するというようなことは、今までの例から見ましてもなかなかうまく参りません。そこでわれわれといたしましては、この点をその筋にも十分了解してもらうように、毎日折衝いたしておる状態なのであります。現在もなお交渉中であることを御了解願います。

第8回国会 農林委員会 第10号(1950/07/31、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 農村におきまする家畜が非常に暴落したということは、これは私たち党におるときから聞かされておることであつて、対策を立てなければならぬ、特に何か知らぬが故意のような、人為的なようなことで下つておるということまで聞かされておるのでありますが、さようにいたしますると、家畜を飼つておる農村においては、非常な損害を受けるようになりますので、これに対しても、私たちは相当考えなければならぬと思うのであります。また戰争中に非常に傷められた畜産に関しまして、これをどうしても復興しなければならぬということは、各自一致することであります。なおまた農産物の、特に主食の自給の確立の一環として、やはり畜産を……

第8回国会 農林委員会 第15号(1950/10/03、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 政府におきましては、農林委員会の意思を尊重いたしまして、閣議におきまして、増産運動をやるために公共事業費が非常に必要であるということから、懸命に努力をいたしておるような次第であります。ただいま大体十五箇月予算の全貌を見きわめまして、公共事業費につきましては、この配分方について安本において目下折衝中でありまして、今明日中に全部が現われると思つております。ただいままで内示されておる項目を見ますると、われわれの満足するに足るものではないのでありますが、しかしこれも国家の予算の関係、特に中間から起りました災害費の方から非常に重圧を受けまして、なかなか思うように行きませんが、まだこの国会……

第8回国会 農林委員会 第19号(1950/11/16、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 肥料の問題は農村にとりまして非常に大事な問題であるのでありまして、われわれといたしましても、これは愼重な態度をもつて臨んでおるのであります。特に春肥に対しましては、肥料公団の持つてる手持ちのもの等についても、十分これを考えると同時に、ただいまお話のような需給調整機関を考える方が適当であると思つておりまして、その点のことを着着現在研究中でございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。行政管理庁におきましては、肥料行政の今までの発達過程を考えまして、一つの案をつくつておるのでありますが、前からの歴史を考察いたしますると、これが農林省にある方がよいように思われるのでありまして、成案……

第8回国会 予算委員会 第2号(1950/07/26、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 食糧の問題でありまするが、現在のところは手持ちが四箇月ございますので、目先のところは大して問題はないと思います。なおそれを消費しているうちにいもなり、麦なり米が入つて参ります。船繰り等も現在のところ順調に行ておりますから大丈夫であろうと考えております。しかし朝鮮事件を契機として、国内に食糧の自給度を高めろという輿論が出て来ておりますので、われわれといたしましては、来年度予算を通して食糧自給度確立のために、十分注意をしてやりたいと考えます。
【次の発言】 大分外国食糧を入れるために、たくさんの金を拂つて、非常に損をしているということは、まつたくその通りでありまして、日本民族自立の……

第8回国会 予算委員会 第3号(1950/07/27、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 米価の引上げについてのお尋ねでありますが、パリテイー計算が現在の情勢に合つてないということは、もう常識のようになつておるようであります。それで閣内においても、池田君は手放しの米価値上げ論者でありますが、特に池田君は生産費を基礎にしてやらなければいかぬと言うのですが、これはわれわれもまつたく同感であります。特にわれわれのきんちやくを握つて飾る池田君が、こういう新説を持つておるということは、農民に対して非常に朗報であろうと思うのであります。われわれといたしましては、この農作物の自給度を高める上におきましても、どうしてもこれを値上げしなければならぬ、こう考えておる次第でございまして、……

第9回国会 水産委員会 第2号(1950/11/25、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 鈴木君からの市場の手数料問題についてのお尋ねでございますが、現在漁業はいわゆる制約されなるためには、講和会議の一つの関門を通らなければ自由にならないのであります。そこで生産者も消費者も、あるいは業者も、その制約された中において、各自が総合関連をもつて、相助けて行くという観点に立たなければならなぬと私は考えております。ただこの六大都市の市場の問題は、前国会からぽつぽつ問題になつておつたのでありますが、ただ中央却売市場法の中に、パーセンテージをきめて地方知事に権限が與えられておりまするので、その権限内において、しかも地方議会の協賛を経て決定いたしたいことでありまするので、政府といた……

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 お答え申し上げます。麦の統制をはずして行くことはただいまお話の通りでありますが、ただこれをはずし放しにするのでなく、農民の希望によつて希望するだけの麦を買い入れる方式で参りますので、決して市場を圧迫して農民に損害を與えるような価格にはならないと考えております。
【次の発言】 来年度買入れの麦の価格その他については目下検討中であります。毎々申し上げておる通り、決して本年度の価格を下まわるというようなことのないように、目下検討中でございます。
【次の発言】 これは毎々問題になることでありますが、生産費を基礎としての価格決定と、パリティー指数を基礎にしての価格決定とあるのであります。……

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 ただいま井上さんのおつしやつた通りでありまして、今まで供出は、非常にアメリカの地方民事部その他の御厚意と協力によつておるのでありますが、いつまでも御厚意、協力にたよらずに、ぜひ知事の権限において自主的に割当てられた供出童を出してもらいたいということを、私申し上げておるのであります。また知事諸君も、各県民諸君も、自主的に出したいという熱意が見受けられましたので、私はさようにいたしておるのであります。但し特定な者で、特定な目標をもつて供米を阻害する者に対しては、これは別でありますが、一般的にはただいま井上さんのおつしやる通りであります。麦に対しましての来年の買入れ方法はあなたの御指……

第9回国会 農林委員会 第8号(1950/12/08、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 肥料の行政機構一元化につきましては、この前私が述べた通りでありまして、関係各省と了解を得て来国会に案を出したいということで、目下進めて、おるのであります。
【次の発言】 何か委員会の総意が政府の方に伝わつていなかつたようであります。すなわち文書で答弁書を出してくれということと、あるいは口述にしてもらいたいということが、こんがらがつておるようであります。政府はあらためて書類を提出することにいたしたいと思います。
【次の発言】 われわれの草案におきましては、この肥料の実態的なことをよく勘案いたしま、て、農林省に一元化するように草案は決定いたしておりますが、まだ各省と相談する段階まで……

第9回国会 予算委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 お答え申し上げます。行政整理のことにつきましては、われわれといたしましては行政の簡素化あるいはまたその他の点について十分これをやりたいと思つておりまして、案はただいま練つておる最中であります。まだ発表する程度に至つておりません。
【次の発言】 お答えいたします。米価はやはり農民の納得する価格まで持つて行かぬといかぬと思つておりますので、だんだんわれわれといたしましてはその線に近づけて行くようにいたしたいと考えます。
【次の発言】 お答え申し上げます。終戰後農村金融が市中銀行からほとんどとざされておつたことは御承知の通りであります。なおまた農村自体におきましての相互金融においても……

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/11/30、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 経済の自立化の一環として農業の役割についてのお尋ねでありますが、農業につきましては、あくまでやはり自給度を高めることに努めなければならぬと思つております。その一環として一割増産を提唱いたしておるのでありますが、これに要しまする予算の裏づけは、本予算等にも多少載つておりますが、来年度予算等においては相当載せてあると考えておるのであります。また資金につきましても、これをわれわれは最初金融公庫という一つの構想で進んで参つておりますが、交渉の過程におきまして形式はかわるかしれませんが、大体最初われわれの計画いたしたのでは、百五十億の長期融資を見ておりますが、この実現方について努力中でご……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 米価審議会に対する尊重の度合という御質問ですが、意味のある質問であつて、しかもまたむずかしい問題でありますわれわれといたしましては、審議会を尊重いたすのであります。ただし尊重はいたします。るが、経済、予算その他を勘案いたしまして、決議になりました案については十分物価庁その他とも相談といたして行きたいと考えております。
【次の発言】 これは五千八百円の基礎算定の上において、多少われわれと食い違つている点があるのでありますが、その一番大きな点は、農村の労働賃金の算定の上に非常に大きくかかつておる。われわれの方は失業者が農村にたくさん入つておる関係からいたしまして、実際の労働賃金が下……

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/04、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 お答え申し上げます。韓国に出した米という話でありましたが、これは同量同質のものを、すぐ――六十日以内に返すという約束で立てかえておるのであります。またただいま読み上げた文書に関しましては、私関知いたしておりません。

第10回国会 水産委員会 第2号(1951/01/26、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 松田君がただいま言われました通り、私農林省に参りましてから、一番農林省の問題となつておりますものは、各部門を通じて金融面において非常に拘束されておるということを考えましたので、今回の国会に提案いたします農業関係の長期低利資金を入れるということに最初に目途を見ておつたのであります。なおまた一般農業関係、水産関係等において、市中銀行があまりにも農業水産方面を重視していないということからいたしまして、一万田君等とは特に話をいたしまして、われわれに共鳴を与えてもらつておるのでありますが、特にこの目前に迫つておる水産の再編成の問題でありますが、これはよほど慎重に取扱わなければならぬのであ……

第10回国会 水産委員会 第35号(1951/05/24、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 大蔵大臣と皆さんの質疑応答で、大蔵大臣が非常に親切な答弁で、しかも漁業改革について全面的に理解されておることはよくおわかりであろうと思うのでありまして、水産庁が現在やつている資金計画その他に対して、こまかい案は見ていないが、大きな面から、水産業の現在の日本の経済上の立場を考慮してのお話がございまして、要するに鶏が先か卵が先かというようによくわかるのでございます。  それで私に対する御質問は、この農林水産特別会計の中に金が人つた場合に、ひもつきをどうするかというお話でございますが、これは大蔵省とよく相談いたしまして、たくさん金を入れて皆さんの御期待に沿うようにいたしたいと考えてお……

第10回国会 大蔵委員会 第3号(1950/12/16、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 日本の食糧の自給度を高めるために、特に農業方面に国家資本を蓄積して行くという大蔵大臣の意見と、私はまつたく同様であります。ただ来年八月から実働して参りまする漁業証劵の百七十億については、單に金融資本家のえじきにならざるように、あくまで漁業家の手に保持しまして、これを高度に資本化して行くような方途をわれわれは考えたいと、さように思つている次第でございます。
【次の発言】 漁業証劵の交付後における金融問題、並びに今までボス的存在であつた漁業家から零細漁民に対して漁業権が移行した後における金融、これは漁業家にとりまして大きな問題であります。これの問題については今年の夏以来われわれは漁……

第10回国会 農林委員会 第7号(1951/02/08、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 飼料の価格が非常に上つて来ており、また実際に不足しておることはよく承知いたしておるのであります。いつも冬場になりますと、自給飼料が足りなくて、値段の上ることはよくわれわれも承知しておりますが、思惑等によつて飼料が出まわらないということは大きな問題でありますので、われわれといたしましては、これについて適当な手を打ちたいと思つております。ただ今食糧庁でとうもろこしその他を拂い下げる場合に、まんべんなくだれにでも拂い下げ得るという方針でやつておるのであります。しかしこれも限度がありまするし、特にこの間あたりは、紡績業者等が非常に景気がいいものですから、買占めしたというような例があるの……

第10回国会 農林委員会 第10号(1951/02/20、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 今鷄や牛や馬はストを起さないで默つているが、これに対する対策がないかというお話であります。だんだんこの委員会で教育されまして、畜産局等におきましても、大勇猛心を奮いまして飼料対策を決定いたし――今まで食糧庁にありましたただいま御指摘になりましたとうもろこしあるいはその他の飼料を、系統団体を通して直接需要者に行くような案を決定いたしまして、ここ二、三日うちに実際にすべり出すようにいたしたわけであります。なおまたそのほかに、海外からも飼料を入れまして、現在のところ大体買付総額十五、六万トンだろうと思いますが、とうもろこし並びに脱脂大豆等を入れまして、あなたのおつしやるように、乳、肉……

第10回国会 農林委員会 第17号(1951/03/07、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 食糧管理法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を申し上げます。  今回の改正は、麦につきましては、新たな政府買入れ方式を設定いたします点及び、食糧配給公団の廃止に関しまする点を中枢といたしまして、さらに若干の改正を加えることを目的としているのであります。  まず第一点の麦の新たな政府買入れ方式につきまして御説明申し上げます。近時食糧事情は安定して参りまして、すでにいも類、澱粉の流通及び価格の統制廃止に次いで、雑穀につきましても、本年三月二日を期しまして、その流通及び価格の統制が撤廃される運びとなつたわけでございます。  麦につきましては、御承知の通り昨年来配給の実情、実効価……

第10回国会 農林委員会 第21号(1951/03/14、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 何か押しつけられて喚問されたようですが……。第一に、農林漁業金融特別経済とでも言うのですか、それをつくるときのことを想起してもらいたいと思うのであります。長期資金というのは絶対できないということは、政府部内からも放送されておつたのであります。それをわれわれの方の農林省の全能なる官吏諸君が、一生懸命に苦労してつくり上げたのです。しかもまた予算編成期が迫つておつて、非常に短い期間にやつたのであります。そうしてやつとここまでこぎ着けたのであります。しかもまた特定の人は、政府の言うことは頭からはねつけるが、国会を尊重するくせのあることもよくあなたは御承知の通りであります。そういうような……

第10回国会 農林委員会 第29号(1951/03/27、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 来年度とれる米、麦の目標はあなたのおつしやる通りであります。しかしこれもただ目標でありまして、これに対する予算的裏づけが少いということは、どこへ行つても言われるのであります。しかしこれは單に予算ばかりでも行かないのでありまして、端的に申しますと、病虫害の被害等は年々三百万石と推定されておるのであります。そういうようなものを驅除いたして行きますと、ただちにそこに三百万石の増産になるのであります。  それから今年度入れた国家資本が将来大きく発展しなければならぬことはその通りであります。この内蔵されたものが、あとで飛躍的に発展されることは、あなたのおつしやる通りでよくわかるのでありま……

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/18、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 金肥ばかりにたよらずに、畜産を奨励してその道を開いて行けというあなたの年来の御主張ですが、そのように一生懸命やつているわけでありまして、六十億プラス六十億も、そのつもりで一生懸命実は交渉をいたしているようなわけであります。これも多分目鼻がつくと思つております。それからまた畜産局の内部の施策も非常に張り切つてやつておりますので、あなたの年来の希望が到達するのは、決して遠くないと思います。またそういうようにしなければならぬと思つてやつております。さよう御承知願います。
【次の発言】 この前もここで言つたことがあつたかと思いますが、畜産局の予算の査定のとき等もそういう意見が出るのであ……

第10回国会 予算委員会 第8号(1951/02/06、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 お答えいたします。予算はなるべく多い方がよろしいようなお話でありますが、私もその通りに考えております。しかし国家の経済はなかなか一省にのみそう割振りがありませんので、われわれといたしましては不満足でありますが、これをもつて興農運動を展開して実を結べると存じております。
【次の発言】 予算の全般からいいますと、昨年よりは非常に多いのであります。しかしこれのみでほんとうに一割増産、あるいはまた食糧の需給が満足に行くかというと、なかなか思うようには行かぬと思いまするが、先ほど申し上げた通り、日本の現在の事情からいつてやむを得なかつたのでありますが、特にここで金融面の直を開きまして、六……

第10回国会 予算委員会 第9号(1951/02/07、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 御指摘の点は種々交渉をし、また話合いをいたしておるのでありますが、極東委員会の指令は厳然として現在ありまするので、いかんともしがたいような状態でございます。
【次の発言】 ぬかにくぎだというお話でありますが、予算面にはつきりぬかにくぎでなく、数字をもつて示しておりますからどうぞごらんになつていただきたいと思います。  それから、飼料の話でありますが、畜産は非常に農業にとつて大事なことでありまして、この飼料のことを心配いたしておるのでありますが、今まで持つておりました政府の手持品をそれ相当に現在流しておるのであります。しかしその流し方が非常にむずかしいものでありまして、特に近ごろ……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/08、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 予定は三百二十万トンにいたしておりますが、多少減りましても内地の貯蔵量が相当ありますので、これを食いつないで行くうちに新しい米、麦ができて参りますので、そう心配はいたしておりません。
【次の発言】 あんまり記憶のよい方でないので数字はよく覚えておりませんが、大体千六百万石くらいだろうと思います。
【次の発言】 大事な国民の食糧でありますから、そう簡単には考えていないのであります。本年あたりの供出を見ますと、戦後初めて農民の自主性を発揮いたしまして、何らの他の力を借りずに、農民の力において、また自分の気持で供出をいたしたのであります。その供出いたしたあとに、相当農家の保有米がある……

第10回国会 予算委員会 第11号(1951/02/09、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 食糧事情について、非常に不安があるようでありますが、私たちは不安を持つていないのであります。それはなぜかというと、日本を十二分に理解している連合国があるのでありまして、この力によつて、私たちは国民に不安を與えないようにしたいということが一つ。それからそれと並行して、内地生産の食糧の自給度を高めて行くということによつてそれを補つて行く。この二つの道があるのでありまして、それに相当量の持越し量があるのでありますから、国民に対して不安を感ぜしめないようにしたいというのが私の念願であります。こまかい数字の点は、政府委員から事詳細に御説明申し上げます。

第10回国会 予算委員会 第12号(1951/02/10、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 ぼつぼつ等質等量のものが入つて来ておるように聞いております。こまかい数字は事務の方から答弁いたさせます。
【次の発言】 農政の中心は、予算面全般が中心であります。
【次の発言】 増産の第一目標を示した程度であります。
【次の発言】 やみ市場のあることも承知いたしております。
【次の発言】 あることも承知いたしております。
【次の発言】 やみでありましてわかりません。(笑声)
【次の発言】 御解釈はごかつてに願います。
【次の発言】 その点はちよつと見解を異にしております。品質の改良あるいは病虫害の防除、土地改良等によつて、反当の増収は必ず私はできると思つております。

第10回国会 予算委員会 第14号(1951/02/13、24期、自由党)【政府役職】

○廣川國務大臣 国会を通じまして、食料問題についてだんだんと御心配の御質問を受けておりますが、私たちと  いたしましては、今までの保有量はなるほど多少減つておりまするが、それと内地生産のものとを加え、あるいはまた今までの政府の計画いたしておりまする輸入量とを考えまして、さしつかえないと考えておるのであります。でありまするが、ただこの間新聞に出ておりましたアメリカの二月中の輸出禁止の問題でありますが、これは本会議でも周東安本長官から御答弁があつたように、商業資金による取引は何ら関係しない、また援助資金によるものも関係しない。金融会社保有の分に対してはこれを禁止している、こういうふうにわれわれは了……

第10回国会 予算委員会 第21号(1951/02/25、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 国際情勢の変化につれて、国内の重要問題である食糧問題について、予算を通してどの程度の増收というか、増額というか、それをやる考えかというお尋ねでありますが、大体これはわれわれが述べておるように一割増産の線で行つておるのであります。なおまた今までわれわれの方で検討いたしております二十八年度の千二百万石の主食の増産計画も、やはりその基底の上に立つて今度の予算編成をいたしておるのであります。ただいま問題になつておる食糧増産は、どうしても国内において自給度を高めるためにこれを完成するようにしたい、こう考えておるようなわけであります。

第13回国会 水産委員会 第19号(1952/03/10、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 かに工船のブリストル湾出漁の問題は、わが漁業界にとりまして大きな問題であつたのであります。私たちは、講和條約がまだ正式に発効されない前にこのかに工船が出て参りまして、今までとじ込められておつた漁業界に光明を見出すことを期待いたしておつたのでございますが、ごく最近になつて、アメリカ側からいろいろな事情が伝わつて参つておつたのであります。特に前に日本の占領軍の天然資源局漁業部長をしておられた方が、ブリストル湾附近のアメリカのかに工船漁業家の説得と申しましようか、反対を鎮撫に行つたという情報も受取つたのでありますが、その後に至りまして、ネヴイル氏が外交局に新たに赴任され、その方からワ……

第13回国会 大蔵委員会 第8号(1952/02/07、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 農民のことを非常に御心配願つて恐縮でありますが、農村は非常に勉強いたしまして、超過供出をどんどんしてもらつておるのであります。そのやさきにあたりまして、超過供出に対する税金のことがいろいろとりざたされておりますが、この超過供出の税金については、池田君は非常に了解いたしておるのでありまして税法上どうしても法律をかえなければならぬか、あるいはまた現在の税法でできるかということを、自分で検討いたしておるのであります。二十三年にやりましたときに、税務署があとからほじくりまわしたものですから、農村が非常におびえておるのであります。そういうことのないようにしたいということで、あらかじめ私は……

第13回国会 大蔵委員会 第98号(1952/06/26、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 大蔵関係のことよりも水産関係に造詣の深いお方でありますから、私が申し上げぬでもよりよく御承知のことであると思います。ただいまここに食糧自給対策の一環として、工船によるフィッシュミール生産計画の内容を拝見いたしておりますが、まつたくその通りでございます。元来私は食糧をますではかることはきらいな方でありまして、やはりカロリー計算で行く方がよろしいという論者の一人でございます。このフイツシユミールを食糧にすることにつきましては、私たちも非常に考えておりますが、これを飼料として取上げた場合に瞬ける御構想であります。これもえさつけ等に多少の困難はあるようではありますがるが、しかしえさつけ……

第13回国会 農林委員会 第3号(1952/01/30、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 新年度に於ける農林行政施策の基本的な方針について、考えておりますところを大要申上げてみにいと思います。  終戰後ここに六年、いよいよ講和條約も近くその効力を発生し、わが国は付望の独立国として新たなる発足をすることとなるのであります。従いまして農林行政の部面におきましても国際情勢に対応し、日本経済自立の基盤である食糧自給度の向上を目途として、農林漁業生産力の増強並びに農山漁家経済の安定をはかり、もつて農林漁業をして他の産業分野に立ち握れずに発展させ得るように、政府として十分の力を注がなければなりません。このよよな見地におきまして、農林行政当面の目標といたしましては、食糧の総合的自……

第13回国会 農林委員会 第4号(1952/01/31、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 農林行政について出もどりがとういうように働くかというお話でありますが、私は現在の農村の現状と国際食糧の状況を勘案いたしまして、日本の食生活に万全を期するように努力をいたしたいと思つている次第であります。  お尋ねの行政機構の問題でありますが、この行政機構の改革につきましてはいろいろな案があるのでありますが、特にこの間国土省に林野庁を入れるようなことが新聞にちよつと漏れておるようでありますが、政府としてまだはつきりきまつている案を持つているということを私承知いたしておりません。御指摘のように、林業と一般農業とをどの点で分離するかということは、これはよほど綿密な学者でも分離すること……

第13回国会 農林委員会 第9号(1952/02/14、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 政府委員をして答弁いたさせます。
【次の発言】 東畑政府委員の答弁の通りであります。
【次の発言】 日本の主食についてですが、あなたとまつたく同様であります。輸入の面においても非常に大きな金額になつておりまして、四億三千万ドル以上拂うようなことになつておりますので、輸入を何とかして防ぎたいと考えまして、内地の農村の保有米をここで出してもらうために特に超過供出等を考えて、農林省、政府一体となつて努力いたしておるわけであります。特に今までの食生活の慣習からいたしまして、外米に対する魅力が非常に少いのであります。非常に良質なカリフオルニア米等を入れましても、外米という極印が押されます……

第13回国会 農林委員会 第15号(1952/03/19、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 農地法案及び農地法施行法案の提案理由を御説明申し上げます。  御承知の通り、わが国の農地改革は、戰後占領政策の重要な一環として取り上げられ、すでに小作地の自作地化は二百万町歩、創設されました自作農は四百二十万戸を数える輝かしい成果を収め、世界的に高い評価を受け、ほぼ所期の目標を達成したわけであります。しかしながらこれは自作農を急速かつ、広汎に創設するという農地改革の第一段階を終つたということでありまして、この成果の維持というきわめて困難かつ、重要な事業は、なお今後の課題として残されているのであります。  この課題を解決して参りますためには、農地はその耕作者みずからが所有すること……

第13回国会 農林委員会 第25号(1952/04/18、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 食糧管理法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  今回の改正は、麦につきましてこれまでの供出配給制度を廃止するとともに、統制廃止後の麦類の需給調整を行うため、新たな観点より、麦類の政府買入れ及び売渡しに関する制度を設けます点を骨子といたしまして、このほか若干の改正を加えることを目的としております。申すまでもなく、わが国の食糧事情は終戦以来逐年著しい改善を見るに至り、食糧の不足から来る国民食生活の不安定や、これに基因してインフレを促進するといつた事態は次第に解消して参りましたが、主食のうちなかんずく麦類については、都市家計において価格は安定するに至りますとともに……

第13回国会 農林委員会 第26号(1952/04/23、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 これは同じ食糧でも米と麦とは非常に違つておりますので、これを別にひとつ考えて行きたいと思います。麦はある段階に達したとわれわれは認定するのでありますが、米についてはまだそこまで確信が得られませんので、これと関連して米をはずす段階にはまだ至つておりません。
【次の発言】 現状においては慎重に考えてはおりますが、まだよろしいという段階には至つてないと思います。
【次の発言】 私の放言が当てたといいますが、あなた方がこれに賛意を表してくれなければほんとうに的中いたしませんので、賛成いたしてもらうことを期待いたしております。ただいつになつたら食生活が楽になるかということですが、皆さんと……

第13回国会 農林委員会 第27号(1952/04/24、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 この食糧の絶対量が不足なのに、一体どうして一般に流通しておるのか、お前らのやり方が悪いんじやないか、こういう話でありますが、これは今まで非常にきゆうくつだつた戰時中、戰後と違いまして、あらゆる食糧が少しずつ各農家に備蓄されて参つておることは事実であります。そしてまたこの供出の割当量も無理からない供出の割当をいたしておるがために、多少なり農家に余裕ができておるのが流れて現在潤しておるのだ、こう私は思うのであります。  それから、一体甘く見過ぎているんじやないかという話でありますが、決して私たちは甘く見ていないのであります。ただ食生活がここまで楽になり、しかも麦等はあなたの御指摘の……

第13回国会 農林委員会 第28号(1952/04/25、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 きのうあなたから質問と希望がありました鳥取の大火のことで、実は知事、市長が見えておりましたので、あなたから言われたことを事務的に処理をいたしておつて遅れたのでありますが。木材は大体三万石程度必要なようであります。そうして業者が三割程度のつり上げをいたしておるようでありますが、農林省の手持ち材木を払い下げまして、これを平常の価格に引下げるように努力いたしておるようであります。大体現在のところ一万数千石現逸する予定になつております。その他のことも、それぞれ事務的に処理をいたしたことを御報告申し上げておきます。  ただいまの御質問に対しましては、これは農村も消費者も、どつちも好都合に……

第13回国会 農林委員会 第30号(1952/04/30、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 あらゆる角度から政府は検討いたしておるのでありますが、お尋ねの二十七年度の麦の買入れは大体今までの実績から見まして八百万石程度に組んでおるようなわけであります。
【次の発言】 長い間訓練を経た協同組合でありますので、共同仕入れ、共同販売については十分訓練ができておると思つております。またわれわれは、見ようによりましては、すべてのものが協同組合を通じて流れることを期待いたしておるようなわけであります。
【次の発言】 食糧庁長官の答弁した通りであります。
【次の発言】 その点を心配いたしまして、與野党で今せつかく案を練つておるようなわけでありまして、あなたの御承知の通りであります。……

第13回国会 農林委員会 第43号(1952/06/10、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 東京都下におけるバイラス病の発生の問題でありますが、農林省からはまだ正式の調査の結果は報告を受けておりません。しかし東京都の農業係官からは報告を受けておるようなわけであります。現実に被害者から話を聞きますと、かなりひどいようであります。またこの北海道の種いもの入つて参りました経路から見ますると、系統団体を通じて正式なルートで入つて参つております。また検査票等を見ますと、これも正式な検査票がついておるのであります。それと併用いたしまして市販で買いました、各種屋等から取入れたじやがいもについては、何ら被害が起きていないのであります。系統団体を正式に通つたものに多く被害があつて、一般……

第13回国会 農林委員会 第44号(1952/06/11、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 農政の専門家である井上委員からの御質問で、現在の農政の中核をおつきになつておられるのでありますが、この法律のみでなく、その他の対策を考えなければ自作農をほんとうに創設することはできないし、また農家経済も全般を通じてやらなければ確立ができない、こういうことでありますが、まつたく御意見の通りであります。特に御指摘になりました肥料対策あるいは有畜農家創設に対しての対策、あるいはバターの輸入についてのお話でありますが、肥料は現在非常に値が安定して、だんだん下つて参りますので、農村にとつては非常によい結果にななつております。これは政府の施策がいいからこういうふうにだんだん下つて来たという……

第13回国会 農林委員会 第47号(1952/06/17、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 駐留軍用地に関しましては、前々申し上げている通り、生産農家に実際に実害を與えないように私たちは努力をいたしておるのでありまして、せつかく開拓いたしましたる所、あるいはまた既存農家等に迷惑をかけて、しかもそれが大事な食糧増産の障害となることを避けるために、あらゆる努力をいたしておるのであります。ただいまお尋ねの具体的の点に関しましては、局長より答弁いたさせます。
【次の発言】 駐個軍の用地に関して、共産党が農民をアジつたりなんかすることを防ぐことが大事だ、こういうことでありますが、その通りであります。私たちは共産党の人たちが乗ずるすきのないように、事務的にもこれを進めて参りたいと……

第13回国会 農林委員会 第48号(1952/06/25、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 今回のダイナ台風が非常に雨を伴つて参りまして、東海、関東南部等が非常な影響を受けていることは承知いたしておりますが、ただ各地区別の情報がまだ明細に入つておりませんので、それに対する対応策は確立しておりません。ちようど作付時期でもありますし、作付後に対する処置あるいは災害に対する救助方法といつたような具体策はまだきめかねますが、詳細な情報を得まして至急にこれに対処する方針でございます。
【次の発言】 今朝来私が聞いておりました罹災面積より大分多くなつておるようでありますが、時間のたつにつれて、大河川でありますので、これが氾濫して被害面積が多くなることは、低湿地帯の本地方では、多分……

第13回国会 予算委員会 第10号(1952/02/06、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 食糧増産の大事なことは、これは申し上げるまでもございません。食糧増産の第一要素である土地の改良、あるいは干拓、開墾等についてのお尋ねでありますが、私たちはその土地々々に従つて適当な方計を立てて参りたいと思つておるのであります。御指摘のように、九州地方におきましては、今までの農地の発達史を見ますと、おもに干拓によつてなされておることは、現実が示す通りであります。またその他の中央の山脈地帶等は、開墾によつて農地が発達して来ておるのでありまして、あなたの御指摘のように、開墾は治山治水面から等閑に付していいというような考えを私たちは持つていないのであります。しかもまた戰後開墾事業に非常……

第13回国会 予算委員会 第11号(1952/02/07、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 小団地に対する助成は、来年度予算に三十三億円計上いたしまして、町村長会の決議に沿うように努力いたしております。  それから裏作奨励の問題でありますが、すでに盛岡から北の線における限界線の間近における土地において、自力でやつた裏作の農家に対して奨励する意思はないかという話でありまするが、これは十分考えて奨励いたしたいと思つております。  それから麦食率を高めろということでありますが、これはわれわれ好んで、進んで食べてもらいたいと念願いたしておるのであります。配給辞退のあつたところの、單作地帯の米のみとれる方面にも、あるいはまた一般の都会地においても、これを進んで食べるように奨励い……

第13回国会 予算委員会 第19号(1952/02/19、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 主食の増産目標ですが、われわれはこの八千万の人間が自給でき得るのを目標にしてやつておるのでありまして、自給度を年々増して行きたいと思つておるのでありますが、来年麦あるいは米の自給の目標のこまかい数字は政府委員から答弁いたさせます。
【次の発言】 統制が解除されてから麦の作付反別が減つておるじやないかと言われますが、これはその通り減つております、これはいろいろな理由もあるようでありますが、統制時代無理をして適地でない所につくつたものが正常にもどつたのが大分あるようであります。それからまた無理をしてやることは決していいことじやありませんので、私たちといたしましては、適正な土地に麦が……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 決算委員会 第17号(1953/02/25、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 多数出先のあることでありまして、この出先機関で失態をし、あるいはまた過失をし、不当な支出をした場合に、その監督について農林大臣からまたその局長までこれは自責をすることが当然であります。むろんわれわれは責任を感じております。そういつたような場合に、工事の悪かつたような場合には農地事務局長あたりまで実は責任をとらしたような例もあるわけで、厳重に、悪いところは悪いで直して行きたいと考えております。
【次の発言】 去年も今年も、予算の編成について大蔵省と交渉する場合に、いつもこういう問題が問題になるのであります。そこで農林省の仕事の上に信用をなくするということは、これは農民にとつて非常……

第15回国会 農林委員会 第6号(1952/12/11、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 このたび農林大臣に任命されましたが、皆様方の御協力を願いまして日本の農業の進展のために協力いたしたいと思う次第でございますが、すでに今国会におきましては、前農林大臣より農林省の方針並びに農林大臣として所信を鮮明されておるはずであります。わが国の農林は、単に大臣が更迭したからといつて即座に大きな線をかえることのでき得ないことは、農林水産業にごく御堪能な皆様方においては御明察いただけると思う次第であります。要するに、農業はこれという一つのきめ手のあるものではないのでありまして、すべての総合されたものの上に立つのが農業でありますので、一つ一つを検討いたし、地道にそれを行つて行くことが……

第15回国会 農林委員会 第20号(1953/02/18、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 連日予算委員会にくぎづけになつておるものですから、当委員会に出席することができなかつたことを遺憾に存じます。  実はただいま政務次官から御報告申し上げた通り、肥料対策委員会を設けまして、その答申が出て参つたのでありますが、それのみでわれわれは満足できませんので、今朝通産大臣と協議の上、メーカーに会見申入れをいたし、そして本委員会において決定いたされました線に沿うて、強く私はメーカー側に対して申入れをいたしたいと思う次第であります。なおまたそれと関連いたしまして、政府部内においては、この生産コストを見れるだけの準備をしなければならぬと思つておりまするので、これの立法措置をあるいは……

第15回国会 農林委員会 第23号(1953/02/25、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 実はこの間会合いたしましたときには、一万田日銀総裁――これは肥料審議会の会長を引受けてくれて、あの答申案をつくつたところの責任者でありまするから、一万田日銀総裁を加え、そしてまた特に硫安協会の会長である藤山君のおいでを願い、小笠原君と私が政府を代表して交渉をいたしたのであります。しかし、先ほども事務の方から申し上げたように、われわれがこの生産コストを見る法的の基礎がないということは、もうたびたびここで私語し上げた通りでありまして、何を基礎に置いてやつたかということについては、基礎的数字はないのであります。ただ海外に非常に安い価格で輸出をしておる。そういたしますと、現在の生産過程……

第15回国会 農林委員会 第25号(1953/02/28、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 ただいま上程せられました農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律の提案の理由を御説明申し上げます。  農林漁業の生産力を増強するため必要な長期かつ低利の資金を積極的に導入する機関としての農林漁業金融公庫については、昨年末法律の施行以来諸般の準備を取進めており、四月一日をもつて発足する予定になつているのでありますが、昭和二十八年度予算の編成に伴い、あるいは農山漁村電気導入促進法の施行に伴い、さらには公庫の役職員の待遇に関する不適当な点を改善して公庫の運営の円滑を期するため等の理由により、ここに農林漁業金融公庫法につき、二、三の点に改正を加える必要を生じたのであります。以下改正案につ……

第15回国会 予算委員会 第10号(1952/12/08、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 ただいま干野さんから御指摘の通りに、食糧につきましては、外国食糧についても大きくたよつておるわけであります。またそれと並行して国内食糧の自給度の確立のためにも、大いに力をいたしておるわけであります。  最後の統制と自由との矛盾の問題でありますが、わが党がいつも言つておりますように、野放しの自由ではないというとこわれわれは言つおるのであります。その中にはあるいは計画を含め、あるいはその中に自由を織込んで、非常に進歩した自由党にわれわれは脱皮いたしておるのであります。さようなわけで、その中にあるいは矛盾と見られるものがあるかもわかりませんが、両々相まつて国民の食糧に満足を与えるよう……

第15回国会 予算委員会 第11号(1952/12/09、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 肥料が外国に比して高いことは御指摘の通りでございまして、ただこれを農民としては安く入手したいというのが希望であります。昨日も平野氏からお尋ねがあつたのでありますが、これをなるべく早く合理化をはかりまして、安くすることをこいねがうのでありますが、目前の問題といたしましては、審議会でもつくりまして、そうしてなるべく安く農村に入るように努力いたしたいと考えております。
【次の発言】 通産大臣から農民に理解のある御答弁を願つたので、私はそう大して蛇足を加えることはないのでありますが、しかしこの生糸は非常に大事な輸出品でありまして、また農家経済にとつて重要な位置を占めるものでありますから……

第15回国会 予算委員会 第12号(1952/12/10、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 水産庁長官の方にもお訴えがあつたというお話でありますが、私まだ就任早々で聞いておりません。
【次の発言】 法的のこまかい基礎は、実はよく私承知いたしておりませんので、これは政府委員からお答えをしてもらいたいと思いますが、しかしお話のように、現在食糧を増産しなければならぬという一つの大きな使命があるのであります。しかもまた農民はその農地が生命でありますので、われわれといたしましては、これをでき得る限り被害を受けないように努力をいたしておるわけであります。また万やむを得ない場合には、これを買い上げて、それを十分補償するように努力いたしておるわけであります。

第15回国会 予算委員会 第17号(1953/02/06、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 食糧の増産に多額な費用を使つておるが、効果があまり見えないのではないかというお話でありますが、年々人口がふえて参るのであります。人口増に必要な食糧は大体百五十万石、それからまた年々農地がつぶれて参るのでありまして、この農地のつぶれるものを換算いたしますと、大体百万石というものが常識であります。これだけのものを、年々輸入を増加するかというと、そうではないのでありまして、これで補つて参るところに、今までの投資した効率が現われておると私は思うのであります。御存じのように本年の供出米を見ればわかるのでありますが、現在すでに千六百万石近く集つておるのでありましてこれを昨年度に比べますと、……

第15回国会 予算委員会 第18号(1953/02/07、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 何か私に対しての御質問のようですが、私は一体解散するというようなことを言つたことはないのであります。ただ党内が一致結束しなければ、総辞職や解散の危機があるいは起るであろうということをわれわれは言つておるのでありまして、決して解散などと言つたことはないのであります。
【次の発言】 お答えいたします。通産省と意見は異なつておりません。ただ農民になるべく安く肥料を供給するように、両省心をあわせて努力をいたしておる最中でございます。
【次の発言】 御説ごもつともでございます。農林省といたしましては、全部やはり重量メートルに統一されているのでありますが、今までの慣習等を重んじましてわかる……

第15回国会 予算委員会 第19号(1953/02/09、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 北さんの豪壮なお考えでございますが、及ばずながらやはりその方向に向つて農政を進めて参つておるのであります。御承知のように、日本の農地はまだ大分残つております。但し民有地等におきましては、もうほとんど傾斜地帯も農耕地になつております。四国、中国あたりの段々畑がその一番いい例であります。しかしまだ官有地等におきましてはその余地がありますので、これも森野整備特別措置法を設けて、どしどしそれに適した土地を、これを農村の村なり、あるいは協同組合なり、そういう協同体に向けて払下げを進めております。それから全国三千箇所にわたる農地改良のことも、やはりこの食糧の自給度を確立する。あなたの思想の……

第15回国会 予算委員会 第21号(1953/02/11、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 自給はできる計算で立てております。但し米麦のみでなく、総合された食糧の上に立つての自給だということでやつておるのであります。
【次の発言】 第一次五箇年計画は、この基礎を非常に固めなければなりませんので、特に農地の調査あるいは水流、そういつたような調査をして、特に米麦、雑穀等に主体を置いて行つておるのでありますが、そのほかにまだ水産あるいはまた畜産等というものが加味されて来るのであります。でありますから、そういうものを総合して食糧自給をやろうというのであつて、第一次五箇年計画はそういうふうになつておりますが、第二次五箇年計画では、やはりそういうふうに積み上げて参りまして全体とし……

第15回国会 予算委員会 第22号(1953/02/12、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 御指摘の通り、戦後においてはあまりそういうことについて整理をしなかつたのでございますが、昨年来米の買付につきましては、二回にわたり商社を整理いたしたのであります。ただいま御説明の通り、一つの品を注文いたしますると、同じ品物について四十本、五十本という同一の電報が行きますると、現地において物が上つて行くのは当然でありまするので、それを整理いたしまして、逐次あなたのおつしやるような輸入組合というか、そういうような方向に向けて行くように、ごく成績のいいものを残しまして、それを指定いたし、あまりに多かつたものを切つて参つたようなわけであります。

第15回国会 予算委員会 第23号(1953/02/16、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 お尋ねの外米の輸入量はおつしやる通り非常に多量に上つております。またこの買付方法につきましてはいろいろと苦心いたしおるのでありますが、第一、商社等が妙な競争をすることを避けるために、内地の買付人に対しましてはこれを二回にわたりまして整理をいたし、そうして無用な競争のないようにいたしておるようなわけであります。また外務省の外国公館の方にお願いいたしまして、そうして農林省の駐在員を置いて、いろいろその間のことについての検討をいたしておりますが、まだ現地の真の米の買付地帯に農林省としての駐在員を置くまでには行つておりません。またこの価格をできるだけ安く、良質の米を買うことが一番望まし……

第15回国会 予算委員会 第24号(1953/02/17、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 これはやはり食糧の自給度を確立することを目標といたし、それについて農家の生活の安定をはかることが、目標であると考えております。
【次の発言】 農林行政の基本方針については、やはり二分して見ることが正しいことは私も認めております。単に農地を拡大いたしたところで、ただちにそれが農家経済に響いて行くということにならぬことは、お説の通りであります。それと並行して農家経済がゆたかになるような方途を講じなければなならぬ、それについての一番大事な御指摘の米価の問題についても、これはやはり農民が納得するような方向に向けて参らなければならぬ、再生産をやれるようにいたさなければならぬということは、……

第15回国会 予算委員会 第28号(1953/02/23、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 この農業政策には二つの目標があるということは、前にも申し上げた通りでありますが、農民の生活の向上を目標とすることは、これは言をまたないのであります。しかし食糧が増産されることによつて、農民の生活を潤すようにしなければならぬのであります。要するにわが国の経済自立のための基礎条件といたしましては、総合的な食糧自給度の促進、こういうことにあると思うのであります。でありますからわれわれといたしましては、この基本的な、いわゆる生産の基本的な農地改良やあるいはまた種子の改良に力を注ぐと同時に、農家経済に対しましては、これを潤すようにしなければならぬのであります。税金等におきましても、農家の……


27期(1955/02/27〜)

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第1号(1956/02/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 よろしく御願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいま篠田君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって動議のごとく決しました。  それでは    志賀健次郎君  薄田 美朝君    篠田 弘作君  松浦周太郎君    松田 鐵藏君  北山 愛郎君    渡辺 惣蔵君  以上の七名の諸君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際北海道開発公庫法案を議題といたし、政府より提案理由の説明を求めます。正力国務大臣。

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1956/02/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  昨日は委員長のふなれのために、正力国務大臣よりのあいさつのないままに議事に入りましたことを、この際委員長より一言おわびをいたしておきます。  今回、北海道その他重要地域の開発に関する法律案の審査及び諸施策の樹立のために、本国土総合開発特別委員会が設置されましたので、正力国務大臣より一言ごあいさつしたいとの申し出があります。この際これを許したいと思います。正力国務大臣。
【次の発言】 渡邊君より発言を求められております。これを許します。渡邊君。
【次の発言】 渡邊さんからごもっともな御意見でございます。理事会におきましても御発言があり、また理事諸君も了承……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1956/03/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だちまして、この際御報告を申し上げます。昨日の理事会におきまして協議の結果、委員会開会の日時を一応火、水、金曜日といたし、それぞれ午後一時より開会することにいたしました、さよう御了承を願います。
【次の発言】 これより国土総合開発に関する件について議事を進めて参ります。なお本件につきましては、本委員会設置の趣旨及び議院煙嵐委員会における決定事項を十分尊重して審議を進めて参りたいと存じますので、この点も御了承を願います。  渡邊君より発言を求められております。これを許します。
【次の発言】 渡邊さんから御意見がありましたから、非公式にはお話……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第5号(1956/03/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  政府側からの出席がございませんので、これに関して理事会を開きます。  暫時休憩いたします。     午後二時二十一分休憩

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第6号(1956/03/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 それでは、これより会議を始めます。  国土総合開発に関する件について議事を進めます。質疑の通告がありますから、これを許します。芳賀委員。
【次の発言】 政府委員はおりませんか。――政府委員が来るまで、ほかの点について御質問を続けて下さい。
【次の発言】 芳賀君に申し上げます。なるべく政府委員でなく、国務大臣に質問して下さい。
【次の発言】 では岡田君。
【次の発言】 岡田君、なるべく、国土開発の本質に……。
【次の発言】 ほかに質問はございませんか。――ほかに御発言がなければ、高碕君に関する質疑はこれで一応終了いたしたいと思います。  明日は午後一時から開会いたします。  本日は……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第7号(1956/03/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発公庫法案を議題といたして質疑に入ります。質疑は通告順にこれを許します。渡辺君。
【次の発言】 門司君。
【次の発言】 実は社会党から、きょうは三時までにしてもらいたいという申し出があるのですが、どういたしますか。――それでは、きょうはこの程度にとどめまして、明後日午後一時より開会することにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時九分散会

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第8号(1956/03/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発公庫法案を議題とし、前会に引き続き質疑を続行いたします。  なお、正力国務大臣は所用のため出席いたしません。高碕国務大臣が出席いたしておりまするので、高碕国務大臣に対して質疑を願います。
【次の発言】 門司君。
【次の発言】 委員長から要求いたします。  竹谷君。
【次の発言】 それでは、本会議の懲罰動議の採決終了後、午後四時ごろになると思いますが、それから委員会を再開いたしまして、質疑を継続することにいたします。暫時休憩いたします。     午後三時三十一分休憩

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第9号(1956/03/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。去る十六日、理事志賀健次郎君が委員を辞任せられましたので、現在理事が一名欠員になっております。理事の補欠選任を行いたいと思いますが、理事の互選は、前例に従いまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、委員長は志賀健次郎君を理事に指名いたします。  暫時休憩いたします。     午後二時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  北海道開発公庫法案を議題として、前会に引き続き質疑を続行いたします。質疑は通告順にこれを許します。北山君。

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第10号(1956/03/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発公庫法案を議題とし、前会に引き続き質疑を継続いたします。質疑の通告がありますから、これを順次許します。芳賀君。
【次の発言】 それではこの際、社会党の申し出がありますので、暫時休憩いたします。約一時間の予定で休憩いたします。     午後三時十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を聞きます。  質疑を継続いたします。松田鐵藏君。
【次の発言】 芳賀君。
【次の発言】 明日午後一時から理事会を開き、各持ち時間を決定し、そうしてなるべく早く本法案が上るように皆さんで協力いたしていきたいと思います。  本百はこれにて散会いたします。    ……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第11号(1956/03/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発公庫法案を議題とし、審査を進めます。  この際お諮りいたします。本案について、来たる三月三十日に北海道開発審議会々長黒澤酉藏君、元北海道拓殖銀行頭取永田昌綽君、経済評論家稻葉秀三君、四月二日に北海道知事田中敏文君、北海道議会議長荒哲夫君、以上五名の諸君を、本委員会の参考人として意見を聴取するのに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、さよう決定いたします。
【次の発言】 前会に引き続き、本案に対する質疑を継続いたしますが、理事会の申し合せもありますので、努めて本法案の内容、逐条にわたっての質疑をなされるようにお願いいたします……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第12号(1956/03/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 それでは会議を開きます。  北海道開発公庫法案を議題とし、前会に引き続き質疑を続行いたします。質疑は通告順にこれを許します。岡田春夫君。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 委員長からあなたの意思をお伝えします。
【次の発言】 お答えいたします。正力国務大臣より、出したいという答弁でございます。
【次の発言】 理事会でよく相談いたしたいと思います。(「採決々々」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午後三時十二分休憩
【次の発言】 会議を開きます。  休憩前に引き続き質疑を続行いたします。この際正力国務大臣より発言を求められております。これを許しま……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第13号(1956/03/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  本日は、すでに決定をいたしておりました通り、北海道開発公庫法案について参考人各位より御意見を伺うことにいたします。  御出席の参考人は、北海道開発審議会会長黒沢酉蔵君、元北海道拓殖銀行頭取永田昌綽君、経済評論家稲葉秀三君、以上在名の方々でございます。  この際一言申し上げます。参考人の方々には、御多用中のところ本委員会に御出店下さいまして、厚くお礼を申し上げます。本委員会ではただいま北海道開発公庫法案を審議中でありますが、この際本法案に対する皆様方の忌憚のない御意見を承わり、審査の参考にいたしたいと考えておる次第でございます。なお御意見開陳の時間は、お……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第14号(1956/03/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発公庫法案を議題とし質疑を継続いたします。質疑は通告順にこれを許可いたします。社会党より御要求のありました通産、建設各政務次官が出席されております。また農林大臣はまもなく出席される予定でございます。なお通産、建設各政務次官の出席された理由は、理事会において通産大臣は病気のため、また建設大臣はきのうここへ出席されたので、その了解の上両次官を呼んであるわけであります。
【次の発言】 それでは通産、建設両政務次官には質問がないものと認めて、帰ってよろしゅうございますか。――それではお帰り願います。  それでは、農林大臣の出席がどうもおくれておるようで……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第15号(1956/04/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  本日はすでに決定いたしました通り、北海道開発公庫法案について、参考人各位より御意見を伺うことにいたしております。御出席の参考人は、北海道知事田中敏文君及び北海道議会議長荒哲夫君でございます。  この際一言申し上げます。参考人の方々には、御多用中のところ本委員会に御出店下さいまして、厚くお礼を申し上げます。本委員会では、ただいま北海道開発公庫法案を審議中でございますが、この際本法案に対する皆様方の忌憚のない御意見を承わり、審査の参考にいたしたいと考えておる次第でございます。なお御意見開陳の時間はお一人おおむね十五分程度とし、その順序は田中さん、荒さんの順……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第16号(1956/04/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発公庫法案を議題とし、質疑を継続いたします。質疑は通告順にこれを許します。大蔵大臣が出席されましたので、大蔵大臣に対する質疑をお願いいたします。永井君。
【次の発言】 永井君にお答えいたします。私は、あなたが御出席になっておったか、おらなかったか、よくわかりませんが、審議の過程において岡田委員が、開発庁が持っておるところの資料を、どこからか入手いたして参つたのであります。そうしてその資料には、各省の課長あたりで今検討中であるというようなものがあったようであります。それが出たのは北海道庁でありますが、これもまだ未定稿であるというようなものをお出し……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第17号(1956/04/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  この際、きのうの理事会において決定を見ました事項を御報告申し上げます。北海道開発公庫法案についての今後の本委員会の審査日程につきましては、本法案の質疑は本日及び明後日の二日間にわたりこれを行い、本案の採決は来たる七日に行うことになりましたので、御了承を願うとともに、各位の御協力を切にお願いいたします。  北海道開発公庫法案を議題とし、前会に引き続き質疑を継続いたします。なお質疑は、理事会において御協議を願った通り、管理委員会及び投融資計画等について重点的にお願いします。質疑は通告順にこれを許します。松田委員。

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第18号(1956/04/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発公庫法案を議題とし、前会に引き続き質疑を行います。河野農林大臣が出席いたされておりまするので、重点的に御質疑を願いたいと思います。なお、河野君は今いろいろなことで時間が非常に制約されておるそうでございまするから、なるべく簡潔要を得てお願いいたします。芳賀君。
【次の発言】 芳賀さん、なるべく本法案について直接関係ある点から御質問をお願いいたします。
【次の発言】 最初に申し上げた通り、時間が制約されておるようですから、なるべく要点をつかんでお願いいたします。
【次の発言】 渡邊さん。

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第19号(1956/05/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 それでは、これより理事会の決定通り会議を開きます。  この際理事篠田弘作君より理事を辞任いたしたいとの申し出がございます。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さように決します。  続いて、辞任いたしました理事の補欠選任を行いたいと思います。理事の互選は、前例に従い、選挙の手続を省略して、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければ、委員長より川村善八郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 北海道開発庁設置法案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。正力国務大臣。

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第21号(1956/05/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発庁設置法案及び北海道開発庁設置法施行法案の両案を一括して議題といたし、質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。森三樹二君。
【次の発言】 森君、念のためお話ししておきますが、高碕長官は時間を急ぐそうでありますから、高碕長官に関連のあるところをなるべくおやり願います。
【次の発言】 明二十三日午後一時より三閣僚を招き質疑を継続いたすこととし、本日はこれにて散会いたします。     午後五時九分散会

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第22号(1956/05/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発庁設置法案及び北海道開発庁設置法施行法案の両案を一括議題とし、質疑を継続いたします。小平君。
【次の発言】 資料は取りに行っておるのでしょう。
【次の発言】 小平君の発言もありましたので、きょうは高碕、倉石両君とも、所用のため出席いたしておりません。そこで本日はこの程度で散会いたしまして、明日定刻より質疑を継続いたしたいと思います。  本日はこれにて散会いたします。     午後四時二十七分散会

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第23号(1956/06/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査の件についてお諮りいたします。会期終了日を目前にいたしまして、本委員会は、なお北海道開発庁設置法案初め、各案件を審査いたしておりますので、閉会中も引き続き審査を必要といたします案件については、国会法第四十七条第二項により、閉会中も継続して審査をいたすため、その旨を議長に申し出たいと思います。閉会中継続審査の案件として、ただいま審査中の三法案及び国土総合開発に関する件について、閉会中の審査を申し出ることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決定いたします。  次に、ただいま閉会中審査申し出の件に基き、案件が付……

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1956/11/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  ごあいさつは抜きにいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいま薄田君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  それでは       川村善八郎君    志賀健次郎君       薄田 美朝君    松浦周太郎君       松田 鐵蔵君    竹谷源太郎君       渡邊 惣蔵君 以上の七名の諸君を理事に指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十二分散会

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第3号(1956/11/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  国土総合開発に関する件について議事を進めます。  これより北海道開発公庫より説明を聴取いたします。松田説明員。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。松田鐵藏君。
【次の発言】 この際、ただいまの問題に関連して川村君から発言を求められております。川村君。
【次の発言】 川村君の要望の点は、理事と御相談の上、善処することにいたします。  この際、篠田君より発言を求められております。これを許します。篠田君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。理事渡漫惣蔵者より理事を辞任いたしたいとの申し出がありますので、これを許可し、その補欠選任については、……

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1956/11/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  国土総合開発に関する件について議事を進めます。昨日に引き続いて北海道開発公庫に対する問題について質疑を続行いたします。本名委員より発言を求められております。本名委員。
【次の発言】 開発公庫に関する質問ございませんか。――竹谷君。
【次の発言】 これに関連して林君より発言を求められております。林君。
【次の発言】 竹谷君よりの申し出によりまして資料配付の上あらためて質問を継続することにいたし、開発公庫に関する質問は本日はこれで打ち切ります。
【次の発言】 次に、東北開発に関する問題について調査を進めます。まず政府より説明を聴取いたします。植田説明員。

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第5号(1956/11/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  本日は東北開発に関する件について、参考人各位より御意見を伺うことにいたします。御出席の参考人は、岩手県知事阿部千一君、宮城県知事大沼康君、福島県知事大竹作摩君、東北電力株式会社社長内ケ崎贇五郎君、東北興業株式会社総裁蓮池公咲君であります。なお、青森県知事は所用のため御出席できないとのことで、副知事横山武夫君が出席されておるのであります。この際参考人として意見を聞きたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では、さよう決します。  この際一言申し上げます。参考人の方々には、御多用中のところ、本委員会に御出席下さいまして、厚くお礼を申し上げま……

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第6号(1956/11/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  北海道開発公庫に関する問題について質疑を続行いたします。松田委員。
【次の発言】 竹谷君。
【次の発言】 ほかに御質疑がございませんか一なければ、本日はこれをもって散会いたします。    午後三時六分散会

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第7号(1956/12/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  本日は、東北開発に関する件について、参考人各位より御意見を伺うことにいたします。御出席の方々は、秋田県知事小畑勇二郎君、新潟県知事北村一男君、山形県知事安孫子藤吉君、日本銀行仙台支店長鍵山覚君、農林中央金庫審査部長富田武一君、中小企業金融公庫理事江崎千準君、岩手殖産銀行頭取雫石隆孝君、以上七名であります。  この際、一言申し上げます。参考人の方々には、御多用中のところ本委員会に御出席下さいまして、厚くお礼を申し上げます。本委員会では、ただいま東北開発に関する問題について調査中でありますが、この際皆様方の忌憚のない御意見を承わり、調査の参考にいたしたいと……

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第8号(1956/12/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○廣川委員長 これより会議を開きます。  前会に引き続きまして、東北開発に関する件について参考人より御意見を承わることにいたします。本日御出席の参考人は、大日本水産会常務理事石井省一郎君、農地開発機械公団理事土屋四郎君、森永乳業株式会社酪農部長鈴木市郎君、日本高周波鋼業株式会社取締役中村武晴君、東北パルプ株式会社社長高田良作君であります。なおフジ製糖の松沢郷司君は所用のためお見えになりませんで、農務部長の佐野伝四郎君が出席されておりまするので、この際同君を参考人といたしまして御意見を伺いたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決します。  この際一言申し……

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第23号(1957/10/25、27期、自由民主党)

○廣川委員 この機会に少しばかり小さいことを関係大臣である郡君、赤城さんにお聞きいたしたいのでございますが、今党内におきましてまた社会党におきましても、南九州開発の問題について、いろいろと相談をいたしておるようでございます。そこで、この総合開発については、やはり地下資源なり、あるいはまた化学工業の振興なり、あるいはまた農作物の増産なり、いろいろとあるわけでございまするが、その中で一番手っとり早いと思われるものは、今までなれておる作物を、これに大きく価値づけていくことが一番よいと私は考えておるのであります。特に南九州等においては、年々非常な災害を受けておるのでありまして、これに対する農作物につい……

第27回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1957/12/18、27期、自由民主党)

○廣川委員 関東地方は徳川氏が江戸に築城いたしまして以来、徳川三百年の間ここに政府を持ったのでありますが、この徳川氏が江戸築城の場合には、全関東を自分のうちの庭のようにいたして、ここの開発計画をやったわけであります。箱根連山をうしろ山にいたし、利根川を自分の庭に引き入れて、そうして東京湾を箱庭の池にたとえてこの築城をいたしたのでありますが、それ以来、この都市集中の波に乗って、東京都に人口が集まっておるということだけに眩惑されて、いかにも関東地方が開発されているような錯覚に陥っておるのであります。ところが、実際にこの関東地方を見ますると、このくらい開発のおくれておるところは少いように思えるのであ……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第10回国会 大蔵委員会農林委員会水産委員会連合審査会 第1号(1951/03/09、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 法案の内容についてのお話でありまして、按分比率について御質疑のようでありますが、決してわれわれは軽んじておるわけではありませんので、單に数字が少し違つておるという程度であろうと思います。今後また他の特別会計や、預金部資金等もこれからたくさん入れたいと思いますので、その時期にはまたその点を是正する考えでおるわけであります。
【次の発言】 漁港その他についてのお尋ねでありますが、これは預金部資金を入れた場合に十分考えたいということであります。それから高度利用につきましては、見返り資金からの含みもありまして、見返り資金から直接貸しつける方途もありますので、その点を見合せてやつておるわ……

第10回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1951/02/21、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 それは個々の農民精神内容を分解しないとよくわからぬと思います。個々の場合があると思いますが、真に日本民族のために出すという場合には、あるいは自己の保有米を出すことがあるでありましようし、また経済的見地から、自己の経済のために出す方もあるでありましようし、あるいはまだ部落割当上、やむを得ず出すというような場合もあるでありましようが、それらは個々において違うと思います。
【次の発言】 それも各地方々々のいわゆる郷土食と申しましようか、各地方の気温、地勢、地質等によつて大分違つておると思うのであります。南の方に参りますと、さつまを主食と同等に扱つている方面がありまして、特に九州の宮崎……

第13回国会 外務委員会水産委員会連合審査会 第2号(1952/06/11、24期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 これはあなたが私よりこまかく御承知であろうと思いますが、ちようどあの当時におきまして、まぐろの関税問題が非常に問題になつておつたときでもあり、またこの條約を調印する前でもありましたので、われわれはここに自重して、将来大きくとつた方がいいのではないかというわけで、ああいうようにいたしたわけであります。
【次の発言】 マ・ラインの撤廃後まだ日が浅いものですから、将来の推定に確定的な数字はまだそう大してはつきりいたしませんが、しかし第一には北洋のさけ、ますがことしは試験的に母船三と独航船五十ぱいを出しまして、漁獲の予定高大体百万貫の予定をいたしておる。それからこれがカン詰等になりまし……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1953/02/26、25期、自由党)【政府役職】

○廣川国務大臣 先ほどの質問で、農業改良局長からお答えいたしておりましたが、この米の二期作についてのお話でございますが、これは今まで篤農家等がだんだんと実験をいたし、特に愛媛県あたりが非常に力を入れてやつ剤おることであり、またごの螟虫駆除て等もりつぱなものができて来ておるような状態でありますので、農家経営にどう影響を及ぼすかということは、まだ確たるものはつかめないのでありますが、とにかく暴風地帯をこれによつて救うことができ、あるいはまた農家経済によい影響が及ぼされる傾向が大分見られると思いますので、これは試験的にぜひ進めてみたい、こう考えております。  それから畜産関係でありますが、これは御指……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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