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笹口晃 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

笹口晃[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


23期委員会出席TOP50
12位
23期委員会出席(幹部)TOP100
65位
23期委員会出席(無役)TOP50
22位
23期委員会発言(非役職)TOP100
81位

このページでは笹口晃衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。笹口晃衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 議院運営委員会 第31号(1947/10/09、23期、日本社会党)

○笹口委員 内容は大體商業委員會としていろいろ資金、資材その他の點について檢討を加えておつたのでありますが、殊に昨今資材面が窮窟になると、いま一つは、今までの純然たる管理貿易から、いわゆる民間貿易再開、その移り變りの際に非常に大きな變化が起りまして、今まで優秀な品物をつくつておりましたような者が、バイヤーが來ないために、契約ができずに業務を中止しなければならないというような重大な危機にも陷つておりますので、そういう實情をできるだけ詳細に調べてこれに對する對策を立てたいということが主な理由であります。見に行きますところは靜岡縣なら茶、カン詰、愛知縣ならば時計、陶器、紡績等各般のいろいろな産業につ……

第1回国会 議院運営委員会 第34号(1947/10/16、23期、日本社会党)

○笹口委員 それについて商工協同組合法の一部改正はどうですか。

第1回国会 議院運営委員会 第42号(1947/11/12、23期、日本社会党)

○笹口委員 通信費、滯在手當これはやらないとしても、事務補助員の問題は相當深刻なんです。これはよそはどうか知りませんが、私の方あたりは相當痛切に希望を出して來ているのであります。もしこれがいかぬということになると、事務補助員はほとんどみなやめはしないかと思う。また今の状態で食つていけないことははつきりしている。そうかといつてその人に毎月いくらずつ補助するということも現在は辛い状態にある。それで事務補助員の問題は全體について考えていただかないと、了承するのはどうかと思う。

第1回国会 国土計画委員会 第20号(1947/10/31、23期、日本社会党)

○笹口晃君 ただいまの請願の趣旨を簡單に申し述べたいと思います。横須賀港は御承知の通り長い間軍港として發展をしてまいりまして、しかもその設備は軍事施設として東洋に冠たるものがあるのであります。戰後、さいわいにいたしまして横須賀港は空襲の被害を全然受けることなく、無傷で殘つたのでございます。しかるに京浜地方の唯一の頼りといたしまする横浜港が空襲の被害を受け、かたがた連合軍の進駐によりまして、港灣施設の利用は極度に狹められました關係上、必然的にその外港的な役目をもちます横須賀港が重要な施設と相なりまして、爾後食糧輸入等に際しましては、横須賀港が京浜地方に放出せられます食糧の大部分の輸入を受けもつと……

第1回国会 商業委員会 第7号(1947/08/23、23期、日本社会党)

○笹口委員 貿易組合法が廃止になりまして、その後におきまする個々業者の営業、今もお話があつたようなことも一つでありますが、私は主として小さい生産業者、そういうものなものが今後個々ばらばらに何らの業者間の脈絡なしに進んでいくということに対して、何ら救済方法がありはしないか、たとえて申し上げますれば、従来相当アメリカ方面にも輸出されておりましたハンド・メードで家内工業的にかなり精巧なものができておりまして、貿易品としても相当の実績を収めておる品でございますが、こういうような品物をまとめるということになりますと、どうしてもその前提としてやはり一つの貿易組合というようなものが必要になつてくる。あるいは……

第1回国会 商業委員会 第8号(1947/08/27、23期、日本社会党)

○笹口委員 ただいま議題となりました貿易組合法廃止に関する法律案でありまするが、その土台となつておりまする貿易組合法は、昭和十二年八月日華事変が始まりました当初の制定にかかわるものでありまして、その内容は多分に戦時的な色彩を濃厚にいたしておるものでございますから、今日においてこれを廃止いたすことは、もとより当然であり、私どもといたしましても、この廃止については賛意を表するものであります。しかしながらこの組合法を廃止いたしました後、あたかも貿易再開を得ました今日におきまして、はたして廃止したこのままの姿で、しかも現在の貿易公団の運用等を見ておりまして、このままでよろしいかどうかということを、はな……

第1回国会 商業委員会 第10号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○笹口委員 理研の新会社設立の問題につきましては、これは非常に議論もありますし、また私どももただいま海野代議士からお話がありました諸点については、非常に傾聴しておつたわけでありますが、また同様な考え方をもつておりますが、これをここで議論をいたしておつては、なかなか議事が進みませんので、われわれといたしましても、理研そのものをもう少し根本的によく調査もいたし、そうして將来進むべき方向が、政府提案のごとく株式会社組織によるべきか、または海野代議士御所論のように、國有にすべきか、これは非常な重大な問題だと思うのであります。わが國の科学振興のために、大きなわかれ目となるべき問題でございますので、この点……

第1回国会 商業委員会 第11号(1947/09/30、23期、日本社会党)

○笹口委員 前会に質問いたしました事柄でありますが、前会では時間が非常に短くて、答弁も満足いたしませんでしたので、改めて質問いたしたいのであります。百貨店法が廃止になるとその結果としまして、百貨店が手足を伸ばして活動ができ得るようになる。これはひいては中小商業者に非常な影響を与える、かように推測いたしておるのであります。前会政府委員の御答弁によれば、その他の諸権の法律があつて、それによつて、制約を加えられておるから、その心配はないのじやなかろうかという御答弁であつたように記憶いたしておりますが、私どもが考えるところによれば、現在の金の所在は、大蔵省で発表されておるところを見ても、商業者に存在す……

第1回国会 商業委員会 第14号(1947/10/18、23期、日本社会党)

○笹口委員 仁科先生に一つお伺いいたします。先ごろ理研を拜見させていただきました。理研は戰災を受けられましてずいぶん慘澹たる状態であります。また設備そのものも、私ども門外漢にはよくわかりかねますが、私ども拜見したところによりますと、必ずしも理想的の設備であると私どもは考えられない。さらに實際に研究の面にあたられる先生方としては、もつと理想的な設備をなさりたいという御希望があるに相違ないと考えているのであります。われわれの希いますことは、日本としまして、殊に科學振興の要に非常に迫られているわが日本としましては、理想的な設備をもつた研究所がありまして、そこで有爲な先生方に十分の研究をしていただくこ……

第1回国会 商業委員会 第15号(1947/10/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○笹口委員長代理 これより会議を開きます。本日は委員長事故のため私が代理をいたします。  百貨店法を廃止する法律案、昭和二十二年法律第五十四号私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の適用除外等に関する法律案及び財團法人理化學研究所に関する措置に関する法律案を一括議題として、質疑を続行いたします。  まず最初に昭和二十二年法律第五十四号私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の適用除外等に関する法律案につきまして、政府委員よりその案の内容を説明していただくことにいたします。
【次の発言】 ただいまの中山政府委員からいろいろ御説明がありましたが、この場合何か御質問がありましたら、御質問を……

第1回国会 商業委員会 第16号(1947/11/01、23期、日本社会党)

○笹口委員 まずお伺いいたしたいことは、この独禁法を除外する事業でありまして、独禁法を除外いたしまする事業はいろいろございまするが、今回の法律は、その除外についての関係法律をおつくり願うものと承知いたしておるものでありますが、これだけで除外というものはもう全部終りになるのであるかどうか、この点をまずお伺いいたしたいと思います。それに伴いまして電気事業及びガス事業、こういうものもやはり除外の対象になるものと心得ておりますが、こういうものにつきまして特別の何か措置をおとりになることはお考えになつておらないのか、この点をまず伺つておきます。

第1回国会 商業委員会 第18号(1947/11/08、23期、日本社会党)

○笹口委員 中古衣類の公定価格撤廃に関する請願につきまして、その紹介議員を代表して趣旨の弁明をいたしたいと思います。まず第一番に申し上げたいことは、中古衣類の公定価格を撤廃するということは、常に他の品種においては大體において業者の利便ということは一番重く考え、さらに消費者の面を十分考えてこれを撤廃するかどうかを考えなければならないと思います。しかしながら中古衣類に関しては、決して業者あるいは消費者の面から考えて私どもはこの撤廃の主張をいたすのではないのであります。私どもは結論を申し上げますならば、今日いわゆるたけのこ生活者と言われております生活に窮しました人々が、その日その日の生活を何とか凌い……

第1回国会 商業委員会 第19号(1947/11/12、23期、日本社会党)

○笹口委員 ただいま大原政府委員からいろいろお話がございましたが、きわめて原則的に、すべての流通秩序の確立ないし統制という大きな問題から、これはひとつ我慢をしてくれ、こういうような御趣旨に伺いましたが、それならば一體政府の考えている物資の流通秩序の確立というものと中古衣類がどういう関係にあるか。また過去において中古衣類は繊維製品の統制等に対していかような関係をもつておつたか、政府は何らか計画的に中古衣類を物資流通面に乗せられたことがあるかどうか、あつたならば具體的な數字をお示し願いたいのであります。
【次の発言】 今の御説によると、こういうものは統制の上に乗せたことはないと言われるのですが、大……

第1回国会 商業委員会 第22号(1947/12/04、23期、日本社会党)

○笹口委員 採択はちよつと待つていただきたい。補助金は非常に高額ですし、それから今それだけのものをその仕事に補助することがはたしてどうかということが非常に疑問なのです。今政府の説明者から言われたように、金融その他について便宜を与えるということは私は異議はないが、それだけの補助金を出すということになりますと、それよりさらに上の紡績その他についてやはり補助金を出さなければならぬ、こういう理論になつてきます。

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第2号(1947/08/01、23期、日本社会党)

○笹口委員 この場合、若干資料の提出を要求いたしたいと思います。まず政黨法の立案に關しまして、現在ありまするおもな政黨の規約、政策、綱領そういうものを提出していただきたい。同時に古い政黨、すなわち政友會、民政黨、あるいは社會大衆黨、そういうおもな政黨のものもありましたならば御提出を願いたいのであります。次には吉田内閣當時に、内務省が政黨法案の立案をしたということを承知しておりまするが、それがありましたならばそれを御提出願いたい。同時にその他にも政黨法案というようなものがありましたならば、參考に提出していただきたいのであります。  次には選擧法改正の問題でありますが、この土臺として現行の選擧法及……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第5号(1947/08/06、23期、日本社会党)

○笹口委員 今要求した資料の一部が手もとに屆きましたが、大體いろいろな選擧の結果を調べたものや、犯罪の結果を調べましたものは數字を見ればわかることであります。アメリカ合衆國の選擧制度、殊にこの後半にありますものは。われわれとしましても非常に參考になると思います。これについて、プリントがよくありませんので、何か説明のできる方があればもう少し説明していただきたいと考えております。
【次の発言】 いろいろ御意見が出ておるようでありますが、またただいま私どもが多少以外とするような御意見も拜聽いたして、一言申し上げておきたいのであります。もう既に今日まで政黨法が必要であるかどうかということは、ある程度言……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第6号(1947/08/11、23期、日本社会党)

○笹口委員 次囘は少し餘裕をおいていただきたいと思うのであります。これによつて少し研究して、私どもも少し試案もつくつてみたいと思います。ですから多少餘裕をおいていただきたいと思います。

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第8号(1947/08/18、23期、日本社会党)

○笹口委員 先ほど森委員から、主として五以下のことに關しまして御意見があつたのでありますが。なるほどその意見も御もつともな點が多いようでありますが、しかしながら組織の民主化ということでどこが一番大事かといえば、結局黨内の役員の選擧、その他あるいは黨の重大方針を決定するそのやり方、ここにあるのだろうと思うのであります。その他のものを屆出するとか、何とかいうことが、決して政黨の組織の民主化ということにはならないのであつて、黨内においてものごとを取極めの際に、下々の黨員に至るまでの意思がその結果に現われてくることが大事なことでなからうかと思うのであります。從つてこれを一々法律に具體的に規定する必要は……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第9号(1947/08/20、23期、日本社会党)

○笹口委員 ただいま御意見を伺つておると、石原君の御意見はわれわれも一應了解しますが、木村委員から今のような公認はどうかというような御意見が出て、ちよつと意外に感じたのであります。現實は各政黨とも公認立候補ということをいたしております。どこの政黨でも何らかの手續によつて公認という手續をとる。公認というレツテルを打つて、その議員候補者に對する身分保障をしておるのだと私どもは考えております。ところがその公認のやり方について、從來いろいろ疑惑がある。あるいは手續上好ましからざる點があるから、そこで政黨法において公認の手續、あるいは言葉をかえれば候補者の豫選手續を採用したいというのが、細川委員の御意見……

第2回国会 議院運営委員会 第7号(1948/01/29、23期、日本社会党)

○笹口委員 今回の原侑氏逮捕について許諾を求むる件は、われわれ同僚といたしましても、はなはだ遺憾な事実でありますとともに、事の重大性に鑑みまして、きわめて愼重なる審議、冷靜な判断を下すべく努力いたしたのであります。この案件を審議いたしてまいりまする間、われわれといたしましては、二つの重要な点に重点をおいて考えてみたのであります。  一つは、その手続の形式的な要件、これがいかがであろうか。檢察廳が逮捕権を行使いたします場合、直接その行政長官たる責任者から、議会に対して許諾を求められる行為が、はたして國会法第三十三條の規定、その他の規定に合致するものであるかどうか。これはきわめて重大なことなのであ……

第2回国会 議院運営委員会 第17号(1948/03/20、23期、日本社会党)

○笹口委員 どうです、きめていただけませんか。共産党はいかがですか。治安が一つあるからあなたのところはどうですか。
【次の発言】 社会革新は要らないですか。
【次の発言】 民主自由党は二つ入れて十ですか。
【次の発言】 農民党から一つ出ております。
【次の発言】 決算は無所属と共産党、社会革新が一つ。
【次の発言】 これは変更なし。この表では出入りがない。
【次の発言】 そうすると民主自由で五つ出すか。
【次の発言】 だから自由党が一つになつた。
【次の発言】 それでは自由党から一つ返してもらいたい。
【次の発言】 もう一つ共産党に行けばいい。

第2回国会 議院運営委員会 第43号(1948/06/07、23期、日本社会党)

○笹口委員 この間の財政委員会と方々の委員会との調整のことについて、話がありましたか。

第2回国会 議院運営委員会 第48号(1948/06/11、23期、日本社会党)

○笹口委員 審議できないのではないかとの意見を述べた。

第2回国会 議院運営委員会 第55号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○笹口委員 認許可ということは、やはり逓信省の認許可ということになるのですか。

第2回国会 議院運営委員会 第58号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○笹口委員 風俗営業取締法案が、ただいま治安にかかつておりますから、この問題も治案にかけたいと思います

第2回国会 議院運営委員会 第68号(1948/07/05、23期、日本社会党)

○笹口委員 十日を超えないとは、各小委員会が十日を超えないということですか。

第2回国会 議院運営委員会 第80号(1948/09/30、23期、日本社会党)

○笹口委員 この表は一応これでよろしゆうございます。ところが一体この議員数をどこで押えるか、第三國会の初日の数で押えるかどうか。開会までにはまだこれに多少の変動があると思います。

第2回国会 議院運営委員会 第81号(1948/10/01、23期、日本社会党)

○笹口委員 今の千賀さんの御説明は地方制度委員会が諮問することが必要だということですが、やはり所管事項としては各省に置いておいた方がよいと思う。従来もそういう取扱いできましたし、私は小島君の説に賛成します。
【次の発言】 従来のように政党事務員の記章をどんどん融通できれば、これでも一応いいが、写真入りになつて本人に限るということになると困る。十五、六ではどうにもしようがない。

第2回国会 議院運営委員会 第84号(1948/10/07、23期、日本社会党)

○笹口委員 今小澤さんから議論がありましたが、やはり総理大臣の指名というのは各議案に先だつてということであつて、委員をきめる、委員長をきめるということは、國会構成の問題だと思う。たとえば今議長からお話があつた問題、あるいは運営委員会自体を考えてみましても、これがなかつたならば一体どういうことになるかというようなことを考えていつたときには、やはり常任委員会はこの際一応つくつておくということがよろしいのじやないか。また各委員会にしましても、休会中いろいろ特に院議をもつて継続審議をいたしました事項等もあるのでありますから、この締括りをつけるためにも、先般の常任委員会では、一応結論の出たものも、出ない……

第2回国会 商業委員会 第1号(1948/01/31、23期、日本社会党)

○笹口委員 私は今向井部長から御答弁がありましたことに関連いたしまして、少しく向井部長に質問したいのであります。この前の委員会で、これは向井部長も御列席になつて聽いておられましたが、大原次長が最後に出席されて、私は大原次長に対して、これを撤廃するということは、國会全体の意思となろうとしておる。もしこういうようなことが決定した際に、政府はその決定に対してどういう考慮を拂われるか、こういう質問をしたところが、國会全体の御趣旨は十分尊重いたします。またこれは非公式ではありましたけれども、でき得るだけ近い機会において、いわゆる公價撤廃が行われるようなことがあつたならば、その際に優先的に取扱う、というよ……

第2回国会 商業委員会 第2号(1948/02/04、23期、日本社会党)【議会役職】

○笹口委員長代理 それではこれから商業委員会を開会いたします。  本日は前会に引続きまして中古衣類の公定價格撤廃促進の陳情を議題として御審議を進めていただきたいと思います。前会政府側の答弁に不満足なものがございまして、本日物價廳長官及び商工大臣を呼ぶことになつておつたのでありますが、両者とも関係筋その他に所用がございまして、未だ出席できません。そこで大原物價廳の次長がお見えになつておりますので、これから大原次長から、この問題に対しまするその後の経緯等をお伺いいたしたいと思います。御相談でありますが、大原次長のお話は、相当関係筋等の問題も含んでおりますので、懇談会の形式でお話を伺い、また各委員か……

第2回国会 商業委員会 第6号(1948/05/31、23期、日本社会党)

○笹口委員 事業税について一つ伺つておきたいのですが、事業に対する所得税の税金のかけ方は、今までは大体見かけ税であつた。そういう見かけ税でありますから、ここに府縣税として、地方税として今まで独立した営業税をとるというような根拠があつたわけなのであります。ところが所得税のとり方が、できるだけ実收を確実につかんでとつていく。これは一般俸給生活者ははつきりいたしておりますが、各種事業をやつております者も、できる限りその実收を正確に把握して、これに対して課税していくというような御方針に進んでおり、これが昭和二十二年度において今までとあまりそこに隔りがありましたために、摩擦を起したわけなのでありますが、……

第2回国会 商業委員会 第8号(1948/06/16、23期、日本社会党)

○笹口委員 今の林さんの答弁に関連いたしまして、國庫に納入するという御説明でありましたが、第十條の規定を見ると、振興会そのものに納入するという表明をされておりますが、もし國庫に納入するということになりますと、それを法律の上に明記したらよいと思う。
【次の発言】 自轉車競技法を施行いたしますについて、最も注意しなければならないことは、この事業が振興するか、しないかについて、競技がはたしてフエアプレーで行われるかどうか、作為的の手段具体的に申せば選手間の八百長、これが一番心配なことである。八百長がよいとなるとまめじな参加者が減つてくるのじやないかという点を、十分競技に参加するものが監視しなければな……

第2回国会 商業委員会 第9号(1948/06/19、23期、日本社会党)

○笹口委員 議事進行について。
【次の発言】 事業者團体法務については、公聽会の開会並びに、鉱工業委員会との連合審査会の開会、貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案については、財政及び金融委員会との通合審査会開会に関する動議を提出します。

第2回国会 商業委員会 第10号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○笹口委員 最近外電の傳えるところは――これは間違いないだろうと思いますが、日本救済費、日本復興費両方を合わせて、約六億ドルに近いものがアメリカの國会を通過したというような報道があります。こういうことになりますればいきおい輸入の面、またそれに対象する輸出の面というものが、相当活発にならなければならぬと思いまするが、これを受入れるに対して貿易廳としてどういうような御準備をされておるか。またできることならばそういうような救済費、復興費の内容等、大体おわかりであろうと思うのでありますが、それを御説明願つて、日本の産業に及ぼす影響というようなものを簡單にお話し願いたいと思います。

第2回国会 商業委員会 第11号(1948/06/25、23期、日本社会党)【議会役職】

○笹口委員長代理 ただいまより会議を開きます。  本日は委員長がやむを得ざる用件のため欠席をされましたので、理事であります私が代つて委員長の職務を執行いたします。よろしくお願いいたします。  これから自轉車競技法案を議題といたしまして討論を行います。討論の発言順序につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように取計らいます。  ただいまより討論に移ります。多田勇君。
【次の発言】 他に討論の御通告もありませんので、これをもつて討論を終結いたします。  これより採決いたします。まず多田君から提出いたされました各派共同の修正案について採決を……

第2回国会 商業委員会 第12号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○笹口委員 三、四点伺いたいのでありますが、第四項にいろいろ例示してあります事項がきわめて限られておりますが、これ以上できないということになれば非常に困りますので、私としましてもこの各号に掲げてありますもののほか、公正取引委員会でこういう仕事はどうかといつて認可をしてもらう。認可したものはよろしいというような修正を加えたいと考えておるのでありますが、こういう点に御同意なさる用意があるかどうか。もう一つはなぜこういうような規定を掲げるか。昨日のウエルス氏の來られたときにも私ちよつと発言したのでありますが、この法律によりまして大きな事業体というものが事業團体によつて結合し、トラスト化するということ……

第2回国会 商業委員会 第15号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○笹口委員 ちよつとお伺いいたしますが、高島屋さんはずいぶんいろいろな品物をお扱いになつておると思いますが、ここに第四條等に品目を掲げてあり、また第三條には商工大臣がこれら品目を指定するということになつておりますが、この掲げてあります品目等について何か御意見がございますか。
【次の発言】 先ほど参考人から御意見が出たことでありますが、第三條該当の品目について不合格品は輸出させない方がいいだろうという御意見が二、三の方から出たようでありますが、その点についての長官の御意見を伺いたいと思います。

第2回国会 商業委員会 第16号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○笹口委員 小賣商営業法案(仮称)起草に関する件及び貿易振興に関する件を閉会中委員会の継続審査に付す申出をなすこととし、小賣商営業法案(仮称)起草小委員会の設置に関する動議を提出する。

第2回国会 商業委員会 第17号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○笹口委員 本事業者團体法は非常に影響するところが多大でありますので、本委員会におきましても、熱心に各條項にわたつて審議をいたしたのでございまするが、政府原案によりますれば、非常にこの定義にはまる團体の数が多く、いたずらに煩瑣な手続を経るというようなこと、まだ殊にかような手続に慣れないところの小規模事業者等が、すべて本法によつて拘束を受け、あるいは届出等をしなければならぬというようなめんどうがあります。しかしながら、本法の本來の目的といたしまするところは、いわゆるアンチ・トラストでありますので、この精神につきましては、私どもも全然異論はございませんけれども、各條項につきましては、先ほど申し上げ……

第2回国会 商業委員会 第19号(1948/10/09、23期、日本社会党)

○笹口委員 ただいま議題と相なりました小賣商営業法案起草小委員会につきまして、審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  まず本法案の趣旨を御説明申し上げます。現在中小商業は経済組織体系の未端配給機構でありまして、辛うじて手数料によりまして営業を維持している現状であります。しかるに中小商業はほとんど小資本のため、配給物資運轉に莫大の資金を要する結果、戰後特に市場に乱立をみています各種各樣のマーケツト式の営業、または購買者の便益に重点的に営業方針をとつています百貨店が、一般物資配給機関としての中小商業者を圧迫する懸念が最近擡頭しました次第であります。この観点からしまして、中小商業者を保護……

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第6号(1948/05/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○笹口委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が欠席されておりますので、理事の私が委員長の代理を行います。  本日の日程は、委員長の辞任の件及び委員長の互選でございます。このたび委員長淺沼稻次郎君は一身上の都合のために辞任を申し出られておりますので、衆議院規則第百二條によりまして、これを許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう取計らいます。  次に淺沼稻次郎君の委員長辞任に伴いまして、後任の委員長互選を行いたいと思いますが、いかが取計らいましようか。
【次の発言】 ただいまの長野君の動議に御異議ありませんか。

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/10/14、23期、日本社会党)

○笹口委員 社会党のこの問題に対する見解を申し上げます。今各党の御意見を伺いましたが、わが社会党としては、議長が院の代表として慰留の訪問をされるということは、旧議会当時の慣習にはあつたかもしれませんが、今後はおやりにならない方がいいじやないか。しかし辞表が実質のものではない、あるいはその眞意かどうかというような程度を確かめるためには、各派の代表の方がおいでになつてそれを確かめて行く、かような程度のことは私どもも賛成をいたしますが、それ以上のことは必要ないじやないか、こういう見解であります。
【次の発言】 調査とか究明とかいうことでなく、眞意を確かしめるという程度で、各党の代表なり、あるいはこの……

第3回国会 議院運営委員会 第6号(1948/10/21、23期、日本社会党)

○笹口委員 出す方を早くきめていただきたい。

第3回国会 議院運営委員会 第9号(1948/10/26、23期、日本社会党)

○笹口委員 理事の数はやはり從來通りでよろしいと思います。
【次の発言】 この要綱で行きまして、運営委員長はどういうふうになりますか。
【次の発言】 私は石田君の御意見がいいように思います。やはり運営委員会の小委員である以上は、運営委員外の人が加わつた場合は、その人は一應オブザーバーとする。なるほど決定事項は各派が遵守する責任を負うわけでありますが、これは全会一致できめた場合だけでありますから、こういう場合を考えたときは、石田君の説がいいように思います。
【次の発言】 そのときは交代すればいいじやないですか。
【次の発言】 今日農林委員会を開いておると思います。

第3回国会 議院運営委員会 第10号(1948/11/08、23期、日本社会党)

○笹口委員 ただいま官房長官から、政府のいろいろな都合を伺つたわけであります。この場合、官房長官に一言お伺いしたいことがあるのであります。  今朝の日本経済新聞紙を見ますと、官房長官の談として、会期は十日にきめた。これに対しましては、あえて決戰も辞せないつもりであるから、そういうふうに決定するであろう、こういう意味の談話が載つているのであります。官房長官はいうまでもなく、一行政官でありますが、この長官が國会の意思までも、こうなるであろうということを決定したような談話が、もし事実であるとするならば、私どもはこれを非常に重大に考えます。議院に対する侮辱であるとさえ考えているのでありますが、まずこの……

第3回国会 議院運営委員会 第12号(1948/11/10、23期、日本社会党)

○笹口委員 昨日私の方から運営委員長に、本日の運営委員会の開催を要求いたしましたが、それは昨日政府から本院に、國家公務員法が提案されてまいりました。國家公務員法がそれによつて及ぼす影響は、全國三百万の官公廳職員、これは直接の影響を受けることもとよりでありますが、ひいて全労働者、ないしは全國民に微妙な影響のある問題でございまして、私どもはこれをきわめて重大に考えているのであります。で委員会にこれが付議されてはおりますけれども、特に議院の本会議においてその議案の趣旨の説明を聽取し、また大綱の質疑等を行つていただきたい。これは國会法の第五十六條の二によりまして、さようなことを希望いたすのであります。……

第3回国会 議院運営委員会 第14号(1948/11/12、23期、日本社会党)

○笹口委員 昨日わが党の松澤君あるいは中曽根君が、政府の意向をただすという意味で、追加予算の提出の時期についてお尋ねをしたところが、大藏大臣はそれに対して明瞭な御答弁をされなかつた。われわれはこの間の官房長官の言にある通りに、公務員法と新給與を含む追加予算は、表裏一体をなすものである。これは並行審議すべきものであると考えておるのですが、いまだにその時期が明瞭でないことは、公務員法を審議するのに非常に支障になると思います。どうも本会議で明確におつしやらないのでありますが、公務員法の審議を促進する意味において、この席上でも大藏大臣から提出の時期を伺いたいと思いますので、大藏大臣の御出席を要求いたし……

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/13、23期、日本社会党)

○笹口委員 まだ何か赤松勇君等から決議案が出ているようですが……。
【次の発言】 そうです。その政府職員の新給與に関する決議案を、本日緊急上程していただきたいと思います。たしか椎熊さんも提出者になつておられると思います。
【次の発言】 この説明者は島上善五郎君であります。できますればこの上程の順序を第一の決議案が終つたあとにお願いいたします。
【次の発言】 会期の終りごろなら日曜を休んではいかぬと思いますが、あすは最初の日曜日ですから休んでもらいたい。
【次の発言】 今の御趣旨には賛成であります。私の方もいろいろ党内で相談いたしましたが、どうも参議院の五千円というのはちよつと少な過ぎるかと思い……

第3回国会 議院運営委員会 第25号(1948/11/26、23期、日本社会党)

○笹口委員 この場合今の参議院の緊急集会の権限に関する決議案について、私の方から賛成意見を述べたいのです。

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、日本社会党)

○笹口委員 芦田均君、北浦圭太郎君及び川橋豊治郎君に対する逮捕について許諾を求むる件は、議員が憲法に保障された、会期中には逮捕されないという原則に対する例外でありまして、その性質上きわめて重大なるのみならず、前國会におきまする原侑君の事例にかんがみましても、その審議は愼重にも愼重を期すべきであると思います。さらに法規上また事実上の審議の上に幾多研究すべき点が残されていると思うのであります。会期の終了日であります今日、これをただちに採決するということは、審議の材料いまだ不十分の点もありますし、いかがかと存ぜられるのであります。つきましては、一應本委員会の態度はこのまま保留せられんことを望む次第で……

第4回国会 議院運営委員会 第2号(1948/12/02、23期、日本社会党)

○笹口委員 社会党としまして、施政方針演説の日取りも非常に重要でありますが、大藏大臣の財政演説を私の方はいつときも早く伺いたい。しかもこれはできれば本会議においてやつていただきたいと思いますが、大藏大臣の財政演説は全然おやりにならないつもりでありますか、ちよつとお伺いしたい。
【次の発言】 私の方は一應そういう主張をいたしますが、皆さんの意向がそれでよろしいということであれば、あえて固執いたしません。
【次の発言】 これはこの前私が発言いたしたのでありますが、原侑君のときにわれわれ運営委員会で非常に深刻な体驗を経ました。またその後におきまして、われわれはあの事件から受けた教訓も非常に大きいし、……

第4回国会 議院運営委員会 第3号(1948/12/03、23期、日本社会党)

○笹口委員 先ほど御説明のありました調達廳が、内閣総理大臣の権限というが、特別調達廳は本年に入つてできたもので、当時は建設省ではないですか。
【次の発言】 この間私質問して、今椎熊君が言われた問題ですが、自分たちの納入代金の支拂いがおくれていたから、これを請求して納入代金を受けるということは、自分の権利を主張したのであつて、特に利益を受けたということには、われわれは納得いたしかねるのでありますが、やはりこういう場合にも利益を受けたということになるのですか。

第4回国会 議院運営委員会 第4号(1948/12/04、23期、日本社会党)

○笹口委員 芦田均君外二名の逮捕についての許諾を求める案件について、わが日本社会党は愼重熟慮の結果、これを拒否することに決しました。以下少しくその理由を申し上げます。憲法第五十條に定められた議員の不逮捕特権は、國会が國権の最高の地位であることにかんがみ、その構成に及ぼす影響を排除するために付與されておる権利でありますから、國会法第三十四條の二の規定によつて、司法権がその例外として國会開会中に逮捕の許諾を求むる場合には、犯罪の内容が國家全体に対し重大な影響を及ぼすか、破廉耻の甚しきものでなくてはならず、旧憲法が内乱外患に関する罪以外にはこれを認めなかつたことをもつて見ても、明瞭であると思うのであ……

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/11、23期、日本社会党)

○笹口委員 田中角榮君の問題はどうなるのでしようか。

第4回国会 議院運営委員会 第11号(1948/12/13、23期、日本社会党)

○笹口委員 人事委員会はどうなつておりますか。
【次の発言】 ただいま石田君の提案理由のお話がありましたが、お二人の弁明等によつて云々ということもありましたが、先ほどの林副総理が釈明された点を見ましても、とにかく酒を飲んでいるということは事実。そのために本会議に出席でき得ない、もうしばらく待つてほしいと懇願したことも事実。こういうようなことで本会議の議事の進行に非常な支障を來すというような事情でございますから、今佐々木君からお話もございましたが、事実関係は林副総理の言明をもつて十分証明されるものと存じますので、これをただちに本会議に上程していただきたいと存じます。

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/14、23期、日本社会党)

○笹口委員 今小会派の方々が当面一番影響があるわけですが、今私が申し上げた通り、関係閣僚が出ていただかぬことには質問される方もいないところで質問するわけにはいかぬ。
【次の発言】 委員長は八時に招集しておるんですか。
【次の発言】 一應このままの状態で休憩をしませんか。
【次の発言】 いいです。

第4回国会 議院運営委員会 第14号(1948/12/16、23期、日本社会党)

○笹口委員 今の質問に関連してもう一ぺん私からお伺いいたします。今まで審議された給與法案と政府の原案は別表も本則も、これは今日では認められないものになつたということは確実でありますか。
【次の発言】 そうすると、今までわれわれが二週間足らずにわたつて、せつかく一生懸命政府原案を土台として、審議して來たのでありますが、それはここで一切むだだということになるわけですね。これに対する政府の責任はどうなさるおつもりでありますか。

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/17、23期、日本社会党)

○笹口委員 昨日は政府の責任をもつて本会等、すべて休まれたのですが、その後の政府の状態がどういうふうになつておるか、これを一應先にお伺いいたしたいと思いますから、運営委員会に官房長官の出席をお願いしまして、政府の樣子を伺いたいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第18号(1948/12/20、23期、日本社会党)

○笹口委員 ちよつと事務総長にお伺いいたしますが、政府から提出されておる修正案というものは、私どもに配付されましたものとその後全然直つておりませんか。

第4回国会 議院運営委員会 第21号(1948/12/23、23期、日本社会党)

○笹口委員 こちらから出した予算委員長上林山榮吉君解任の動議は、どうなつていますか。
【次の発言】 今の平和の祈りの問題は、私どもは初めて伺うことであり、まだオーケーも來ていないので、オーケーが來たら私ども一應党へ諮つて態度を決したいと思いますが、その前にすでに前から提出されております野党三派の共同不信任案の取扱いを御協議願いたいと思います。

第4回国会 商工委員会 第1号(1948/12/07、23期、日本社会党)

○笹口委員 質疑に入る前に、私は参考資料を要求いたしたいと思います。現在商工省で保管しておる廃兵器及び運輸省が現に管理している一般会計所属の特殊物件並びに國有鉄道事業特別会計所属の物件はどのくらいあるか、またそれらはどこにあるかを至急とりまとめ、本委員会に提出していただきたい。  なお本日は委員の出席も少いので、このまま質疑に入ることはどうかと思われますので、質疑は次会にしていただきたいと思います。

第4回国会 商工委員会 第2号(1948/12/09、23期、日本社会党)

○笹口委員 本案は適当と認めて賛成するが、産業復興公團がどのような状態にあるかをわれわれは十分に知つておらなければならないと考える。産業復興公團に関しては、とやかくの世間の批評もあり、以前の兵器処理委員会の事業内容との関係がどのようになつておるか、その内容を究明するため、不当財産取引調査特別委員会で兵器処理について刑事問題まで起したこともあり、兵器処理については過去における血と汗の結晶を処理するのであるから、その結果は國民の前に公正なる報告をなすべきだと思う。産業復興公團で行う兵器処理の状況は、國会にもできるだけこれを報告願い、その処理が妥当適切かどうかを檢討する必要があるので、ここに附帶決議……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 商業委員会公聴会 第1号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○笹口委員 本日公聽会を開きましたのはわれわれ委員の熱心な希望からでありますが、本日おいでくださつた公述人の方々は、皆それぞれ斯界の権威者の方であらせられますので、私ども非常に参考になるわけであります。ただ一言希望をいたしたいことは、賛成にいたしましても、反対にいたしましても、できるだけ具体的にお述べを願いたいということと、もう一つは、この際公述人の御意見というものが、場合によりますと誤解に基くものがあると困りますので、公正取引委員会の方に御出席を願つておりまして、もしもその御意見等について誤解に基くもの等がございましたならば、適当の機会に委員長においてお取計いを願いまして、公正取引委員会の方……

第2回国会 商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号(1948/03/29、23期、日本社会党)

○笹口委員 中小企業廳設置法案が提出せられ、ただいま商工大臣からその提案の趣旨の御説明がございましたが、その趣旨につきましては、私どもも大体において満足の意を表したいのであります。ただ細目にわたりますると、ただいまの御説明だけでは不十分な点が多分にございますので、以下相当多数の項目にわたつて御質問を申し上げたいと存じますが、あらかじめ一問一答の形式をお許し願いたいと思います。  まず中小企業という言葉が使われておりまするが、この言葉は非常に漠たる定義をもつておるようであります。政府が中小企業廳というものを設立される。その対象とされる中小企業者とはいかなるものを指すのであるか。まずそれからお伺い……

第2回国会 商業委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○笹口委員 貿易廳長官に数点お伺いたしたいのであります。まず今後の貿易のあり方、もちろん管理貿易というこの形体が相当期間続くことは言うまでもないのでありますが、これは輸出と輸入においてはおのずからその程度が変つてくるときでありまして、輸出方面についてはできる限り業者間の自由な取引きを逐次拡大していくというような方向に向うべきであると思つておりまするが、その点についての長官の御意向あるいは現在までの政府がおとりになつた方策等について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 昨年八月十五日民間貿易が再開されましたが、その後バイヤーが引続いてやつてきておりますが、それが今日までにどの程度の成果をあ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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