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岩本信行 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岩本信行[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
899位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
738位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
843位

23期委員会出席(幹部)TOP50
16位
25期委員会発言(議会)TOP50
34位
28期委員会出席(幹部)TOP50
31位

このページでは岩本信行衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岩本信行衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第20号(1947/10/31、23期、日本自由党)

○岩本信行君 ただいま上程になつております兩案を一括して説明させていただきます。請願書に詳しく書いてありますが、要するに神奈川縣の相模川は、大震災以後非常に川底が上りましたことと、この間のいわゆる本土決戰の場合におきます相當重要地になりましたために、非常な濫伐が行われましたこと、しかしてまたこの川には五萬三千キロの新しい變電所もありまして、この間の災害状態等から見ますと、まことに憂慮すべきものがございますので、昭和二年以來縣として相當の砂防工事を進めてまいりましたけれども、とうてい縣費負擔だけでは賄い切れませんので、この際全面に對する災害の國庫補助をお骨折りを願うとともに、本縣の特殊事情に對し……

第1回国会 農林委員会 第18号(1947/08/30、23期、日本自由党)

○岩本委員 森君の質問に關連いたしまして、きわめて簡單に一言お尋ねいたします。食糧の増産につきましては、特に米についてこれからの手入によつて相當の増収がはかられると存じますが、それについては米價の改訂の發表ということをきわめて迅速にやることが必要であります。昨年もそれがために食糧緊急措置の勅令を認める場合に、八月一ぱいに米價の改訂値段を發表せよとさかんに迫りまして、八月三十一日に發表を願つたわけであります。それと同じ意味におきまして、この際急速に改訂米價の發表が増産のために必要なりと存じますが、いつ頃改訂米價を御發表になるお考えでありますか、お尋ね申し上げます。

第1回国会 農林委員会 第20号(1947/09/17、23期、日本自由党)

○岩本委員 二つばかりお尋ねをいたします。農業協同組合法によりまして、今まで農會のやつておりましたころ、實際の活動は農事實行組合、養蠶實行組合、そうした組合、團體において農業生産の眞の活動は運營されておりましたが、今囘の農業協同組合法によりまして、その附属としてそうした團體が解消せらるるのでありますが、この協同組合法は一町村一單位の組合を目標とせらるるのであろうと思います。もちろん十五人以上で設立できますから、多くの組合が一町村にできる場合もありますが、理想としてはそうなろうと存じます。そういう場合において、今の農事實行組合、養蠶實行組合等に代るべき意味合いの構想はどういうふうになつておるか、……

第1回国会 農林委員会 第25号(1947/09/27、23期、日本自由党)

○岩本委員 この時價という問題ですが、たとえば農地ならばただいま行われている農地調整法のおよそ示しておる價格というものを時價とみるというようにみられると存じますが、牛とか馬とか農機具、そういうものの時價の算定はどういう見方で扱われるつもりであるか、たとえば公定もない、あつても實際問題の時價としては、十倍もしておる。そういうものの算定方法はどういうふうに扱う方針であるかということをひとつ伺いたい。
【次の発言】 そうすると、その算定のしかたについては、權利のある兄弟、母等において協議をする、それでそれがまとまらぬ場合は、やはりその時價の算定についても裁判所の裁定を受ける、こういうことになるわけで……

第1回国会 農林委員会 第27号(1947/10/02、23期、日本自由党)

○岩本委員 賛否は別でありますが、時局を憂える相當な請願のように思いますので、受理して審議することに進めていただきたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第40号(1947/10/24、23期、日本自由党)

○岩本委員 物價廰が午後缺席のように聽きますので、この際特にお尋ねほ仰せられる通り、生産者の農民が納得するいき方で決定されておらぬという農民の不滿に對しましては、私どもも同感であります。ただこの際聽いておきたいことは、農民の立場はその通りでございますが、しかし祖國再建のために、その他重要産業というものが數多くある場合におきまして、消費者の價格が未だに決定しておらなければ、なおこの場合においてはさいわいでありますから申し上げますが、少くとも俵の代金、これは米代ではありません。また供出の奬勵金、これも米價ではないはずであります 。この俵の代五千圓、奬勵金五十圓、これは米價ではないのでありますから、……

第1回国会 農林委員会 第48号(1947/11/19、23期、日本自由党)

○岩本委員 臨時農業生産調整法は、参議院と話合つて小委員でいろいろ研究してみるということ、これも必要なことと存じますけれども、未だ衆議院としての研究が決定的になつておりませんのみならず、自由討議を本會議において進めることになつておりますが、それが都合上今日まで延びておる。こういう實情でありますから、そういう行程をおとりになるにしても、今しばらく衆議院自體として研究する必要がありはしないか、こういうふうに私は考えます。

第1回国会 農林委員会 第53号(1947/11/27、23期、日本自由党)【議会役職】

○岩本委員長代理 本日はこの程度をもつて散會いたしまして、明日は午後一時から開會いたします。明日は本日の質疑の斷續及び大瀧亀代司君ほか二名提出の緊急食糧需給に關する特別措置法案、これを提案して議題といたします。  本日はこれにて散會いたします。    午後零時二十四分散會

第1回国会 農林委員会 第54号(1947/11/28、23期、日本自由党)

○岩本委員 薪炭林、採草地の新しく使用權利設定の協議を求めることができるという問題でありますが、落葉下草については、既往にそうした關係がなくても、新しく全面的に向つてこれは設定の協議を求める趣旨のように今まで答辯せられたようでありますが、そういうことであるかどうか。しこうして薪炭林の原木につきましては、山林保護の見地からきわめて制限される。こう要綱に出ておりますが、今までその地のお方の質問に對してお答えもあつたようでありますが、きわめて制限されるという點についての、はつきりしたところをお答えお願いたいと思うのであります。もちろん原木についても、昭和二十年十一月二十三日現在に契約ができておつたも……

第1回国会 農林委員会 第56号(1947/12/01、23期、日本自由党)

○岩本委員 農地調整法の第十四條の五でありますが、一昨日質問をいたしまして原木に對する取扱い方をお尋ねしたときに、確たる答辯を得ておりますが、それ以外に十四條の五の「但シ政令ヲ以テ定ムル場合ニ於テ都道府縣知事ノ認可ヲ受ケタルトキハ此ノ限ニ在ラズ」この命令をもつて定むる場合という、それから都道府縣知事が認可するという、この範圍はどういうことになつておりますか。この點をひとつはつきりしてもらいたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの説明によりますと、換地の分も、法律によつてここを換地にするということを政令でもつて拘束できる。こういうふうに解釋するわけでありますかどうか。

第1回国会 農林委員会 第57号(1947/12/03、23期、日本自由党)

○岩本委員 自由黨を代表いたしまして討論を申し上げます。ただいま議題となつておりまする兩法案に贊成の意を表します。及び共同提案になつておりまする修正箇所の修正、これについても贊意を表するものであります。ただ先般も質疑で行いました。農地調整法の第十四條の五に示されておりまする原木の問題でありますが、これは當局の説明によつて不安のないことが明らかにされたのでありますが、この場合さらに一言附しておきたいことは、治山治水の關係、あるいは燃料不足の關係、そうしたところからこの原木問題が簡單に扱われるということになりますと、これからの増林意欲を喪失するのでありまして、その點國家のために非常に憂慮にたえない……

第2回国会 議院運営委員会 第75号(1948/08/05、23期、民主自由党)

○岩本信行君 人数はわかりませんか。

第2回国会 農林委員会 第14号(1948/06/07、23期、民主自由党)

○岩本委員 今小委員長から委員長へ御報告になつた、それをお読み上げになつた言葉の中に、何か調整金の還元ができない場合は、代案として肥料によつて調節するというようなことが現われておりましたが、それは小委員会でそんなような意見を出された方もあつたように記憶はいたしますが、それをもつて決議とはしなかつたはずであります。今ちよつとお聽き漏らしたかもしれませんが、その点もう一遍お読み上げになつて、当時立ち会つた人の御理解を求められた方がいいと思うのであります。
【次の発言】 そういう意見が出たというだけですか。

第2回国会 農林委員会 第15号(1948/06/08、23期、民主自由党)

○岩本委員 ちよつとお願いがあるのです。本会議が今始まりまして、きようは予算の説明ということでありますから、われわれのこの仲間にも質問に立つ者もありますので、この問題も非常に重大でありますけれども、できれば本会議を聽かしてもらつてからにさせていただきたいということでございますが、いかがでございましようか。

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/10、23期、民主自由党)

○岩本委員 先ほど懇談のうちに申し上げたことでありますが、この問題は全國農民の重大関心事であります。從いまして農村問題を扱うところの農林委員会が、最も重点を置いてこの問題に当つたことは当然のことであります。しかしてわれわれは、これがただ單なる形議上の決議を見たということを希望するのではなくして、要するところ、これが全会一致をもつて決議をせられて、これが國策に取上げられる、こういうことを目的とするのであります。從いましてわれわれが、常置せられたるこの常任委員会において議決いたしましたものは、全國民代表の声であります。一党一派のなすべき仕事ではありません。從いまして先般議決いたしましたあのものを、……

第2回国会 農林委員会 第27号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○岩本委員 関連して。先ほど重富委員の質問に対して、農林大臣は、いわゆる還元米の要求した府縣、量、及び百六十万石の実際に配付になつた分、そうした内容を、決議があれば発表する、こういうお話でありまして、決議があればということはいかにもまずいことであると思いますけれども、さように仰せられます以上、その点がこの農林委員会の審議のために絶対に必要であると存じますので、決議にしたいと存じますから、委員長からお諮りを願いたいと思います。
【次の発言】 御相談申し上げます。要求いたしました資料を出していただけるなら決議をする必要もないと思います。それを出していただけるかどうか、決議がなければだめなのか、その……

第2回国会 農林委員会 第33号(1948/07/03、23期、民主自由党)

○岩本委員 私は民自由党を代表いたしまして申し上げます。今修正案をいただきましたけれども、原案とともに反対を表示するものであります。と申しますのは、この法案が食生活の安定をはかるというところに重点があるのでありますけれども、そうするためには増産をせねばならぬ。ところがこの法案に基いては増産は不可能である。こういうふうに見るからであります。  まずその主要なる部分を申し上げてみますと、割当量が過当であるという場合においては、この條文は全部死滅するのであります。そういう理由にあるときに、割当については実際の生産者である農民はほとんどタツチすることができないことが一つの点であります。  いま一つは價……

第2回国会 農林委員会 第40号(1948/09/22、23期、民主自由党)

○岩本委員 米價の決定というものが一週間後に迫つておるわけであつて、農林省は一つの案を定めて関係筋に折衝されておると思うのであります。そこで今日われわれが審議をして米價の案をきめるとすれば、おそらくや農林省のお考えになつておる、しかして今まで折衝されておる案とは相当な幅ができると思うのであります。幅ができなければ仕合せでありますが、おそらく價格の幅ができてくると思う。その場合に、われわれ委員会がこれから案出する案に基いて、今まで折衝していることも取止めて、生産者もまじり、消費者もまじつた國民の声を反映した案がそこにできる。その場合において、今まで折衝されております案というものを絶対的なりと農林……

第3回国会 地方行政委員会 第7号(1948/11/27、23期、民主自由党)【政府役職】

○岩本國務大臣 ただいま議題となりました地方財政委員会法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の大略につきまして簡單に御説明申し上げます。  本法案は、本年十二月六日をもつて満了いたしまする地方財政委員会の存続期限を一應明年三月三十一日まで延長せんとするものであります。御承知のごとく地方財政委員会は、地方自治確立の方針に即應する自主的地方税財政制度の企画立案機関として本年一月七日発足以來、着々その効果をあげて参つたのではありますが、その存続期間を法律公布の日から一年間とされているため、本年十二月六日をもつてその存続期間が満了するのであります。しかしながら自主的の地方税財政制……

第4回国会 人事委員会 第4号(1948/12/08、23期、民主自由党)【政府役職】

○岩本國務大臣 ただいま行政整理の構想についてお尋ねがございました。きのうの本会議でお答えしたことでありますけれども、根本観念としては、日本の今日の経済状態から考えまして、國民全体が――公務員といわず、あらゆる全体が根限り、精限り働くという体制をとらなければ再建は困難である。この見地に立つのであります。しこうして今回公務員の給料問題等が論議せられております。私は予算関係当局者ではございませんけれども、できることならいま一息の待遇を與えたいということについては、何人も異議がないと考えます。それは財政上の都合ということが大きくあると思うのでありまして、そういう面から考えて参りますと、行政整理という……

第4回国会 地方行政委員会 第3号(1948/12/09、23期、民主自由党)【政府役職】

○岩本國務大臣 委員長から私に行政整理に関する構想を発表しろということであります。  先般の本会議で申し上げたのでありますが、要するに日本再建のためには、國民全体が根限り精限り働くということがすべての前提である。しこうしてそのうちにおいて、官公吏がまず模範を示すべきである。こういう建前に立つこと、及び実際の問題として、待遇改善等の問題を考えるときに、何といたしましても、財源関係で、たんと働いてもらつて、たんととつてもらう、こういう行き方にしなければ根本的解決はつかないという見地から、どうしても行政整理を断行したい、かように考えておるのであります。ただし行政整理を断行いたしまする場合においては、……

第4回国会 内閣委員会 第2号(1948/12/11、23期、民主自由党)【政府役職】

○岩本國務大臣 ただいま提案になりました行政機関に置かれる職員の定員の設置又は増加の暫定措置等に関する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  各行政機関に置かれる職員の定員については、國家行政組織法が施行されるまでの間は、國家行政組織に関する法律の制定施行までの暫定措置に関する法律によりまして、政令をもつて規定し得ることになつているのでありますが、國家行政組織法が施行されれば、國家行政組織法第十九條及び第二十五條によつて、法律で定めることになつているのであります。御承知のように國家行政組織法は、來年の一月一日から施行されるはずになつていたのでありますが、前の臨時國会を通過いたしました國……

第4回国会 内閣委員会 第3号(1948/12/12、23期、民主自由党)【政府役職】

○岩本國務大臣 ただいまの黒田さんのお尋ねでございますが、ただいまお手元の方に資料がまわしてあるそうであります。今差上げてありまする表以外の各省別の問題は、たとえばこれは大藏省主計局の手元にありますものをとつたのでありますけれども、今お尋ねのように、具体的な各省別のものは、燒けた関係や何かでわかつておらぬそうであります。今お手元に配つてある点だけがはつきりしておる、こういうことのようであります。
【次の発言】 よく調べましてわからなければわからないなりに、わかるもので極力調べさして、あとからお届けしたいと存じます。
【次の発言】 お尋ねの、いかなる理由による増加かということでありますが、御指摘……

第4回国会 予算委員会 第2号(1948/12/03、23期、民主自由党)【政府役職】

○岩本國務大臣 お答えを申し上げます。ただいま大藏当局の話の通りになれば支障がないと思いますが、地方財政当局といたしましては、その話の筋通りにはまるかどうかの現状についてただいま調査中でありまして、もしそこに支障が起るようであれば、断固支障を起させないように努めたいと考えている次第であります。

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/08、23期、民主自由党)【政府役職】

○岩本國務大臣 お答えをいたします。ただいま大藏大臣の答弁にありましたように、すでに支給済みのものを取上げるという趣旨ではない、こういうことでありますから御了承を願います。  それから貸付金の問題でもありますが、仰せの通り二十四年、五年にまたがつておる分がここに現われておるようであります。竹谷君の御意見のごとく、地方財政委員長の立場からすれば、それは償還年次が來ておらぬものをとる、こういうことは地方團体としては非常に困ることであると思います。しかして地方財政委員会といたしましては、ただいま地方財政の実態調査を遂げつつありまして、中に余裕のある地帶が発見できれば、借りたものを返すように努めること……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、民主自由党)【政府役職】

○岩本國務大臣 世耕さんのお尋ねにお答え申し上げます。先般衆議院の本会議で私の構想を、質問がありましたのでお答えしたのでありますが、それによりますと大体五十七万四千七十五人という数字になるのであります。しかしてこれを実行するためには、退職手当という問題、これはただいま概算で世耕さんのお見積りで三百億くらいになるであろうというお話であります。あるいはそれより多くなるかもしれませんし、少くなるかもしれません、ということはどういう方法をとるか、未だ確定いたしておりませんが、今の退職金の規定から申しましても、十年勤めた者が全部だということになれば、一應規定されておるところでは十箇月半、こういうような規……

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、民主自由党)【政府役職】

○岩本國務大臣 竹谷君の御質問にお答え申し上げます。地方財政が今日相当窮乏にあることは事実でございますが、國の財政がそれ以上に窮乏だということで、繰上げ償還が見積られた。地方財政の側から言えば、そういうむりがないことを希望するのでありますが、今回百一億という配付税の増額もありましたので、これらによつて償還し得る府縣市町村がもしあるならば、非常に理想であると考えております。しこうして一度繰込んだのでありますから、正しく言う場合はこれを取上げる。そうして財源にするということを答えるほか道はないのでございますが、ただいま申し上げましたように、百一億の配付税の増額もあることであり、さらに地方財政の実態……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第1号(1949/03/05、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 第七十八條に対しましては、議長として、最も愼重に國会法を蹂躙するかどうかということを研究したが、今おつしやるような向きを非常に心配しまして、この点を相当練つて見たのです。参議院もそれは了解しておりますので、参議院は確かにやるかどうかは別でありますが、ある方面の意向を聞きますとみながそうだということならよかろう、こういうことであつた。

第5回国会 議院運営委員会 第2号(1949/03/17、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 あのときは大分元気でしたが、ただいまちよつと惡化したようです。(笑声)

第5回国会 議院運営委員会 第3号(1949/03/19、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 増田官房長官より本日議長まで申入れがありました。それは來る二十二日総理大臣の施政方針演説をする予定であつたところ、客観情勢の変化のために二、三日延期願いたいとのことであつたのであります。増田官房長官が今こちらに出席されることになつておりますから、出席されてからその点については直接に皆さんから御質問なり、お話なりしていただきたいと存じます。  次の議事を進行したいと思います。石田一松君委員辞任に伴いまして、議院運営小委員並びに福利小委員の補欠選挙を行いたいと思いますが、両方ともかわつて委員になられました平川篤雄君にお願いしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第5回国会 議院運営委員会 第5号(1949/03/25、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 椎熊さんのおつしやることは、私ども当然だと思います。ただ予算が二日で刷り上るか、あるいは三日で刷り上るかというのが問題でありますが、印刷に付す場合はもう態度が決定したのである。少くとも五日前くらいにはやれる。こういう意向については、今の椎熊さんの主張はまつたく当然だと思います。だから政府はそういう方向で、印刷にかかれる日に施政方針演説をやられる、こういう態度にしていただきたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第12号(1949/04/04、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 大変恐縮なことですがお願いございます。実は総理がまだ本当に健康を回復しておらぬので、議場内ではできる限り御静粛願いたいと思います。
【次の発言】 御参考までに申し上げます。総理は大体十七分、安本が四十分、大蔵が二十五分、合わせて約一時間半やる予定のようであります。

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/21、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 委員数は今までの例から行くと三十人くらいがいいのではないかと思います。あまり大勢だと、かえつて進行しないと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/16、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 決議案が毎日幾つか出ますが、決議案の趣旨弁明に時間を制限しないので、非常に長いのがあつて迷惑だと思いますが、これもまた簡潔にやつていただくように時間を十分以内とかということに願いたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第37号(1949/05/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 この機会に一言御報告申し上げます。これは日本通運会社の改組反対の陳情書についてでありますが、会社側が採算不能店を分離しようとする改組案は、從來の歴史的発展にかんがみて、隔地取引に一大支障を來すものとして絶対反対であり、現状維持を主張したものであります。右陳情書が関東地区からは東京支部、千葉支部及び自動車支部から、また新潟地区からは長管支部から議長の手元に持つて來られたので、これは運輸委員会の方にまわしておきました。なお長野分会及び長管支部からこれと同様の決議文も参りましたが、これは議長において受取つておきました。これだけをちよつと御報告いたしておきます。

第5回国会 議院運営委員会 第39号(1949/05/20、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 ただいま淺沼さんのお、話にお答え申し上げます。從來の慣例が三十分であつたか、二十分であつたか大体そんなように記憶しております。しかしその当時の情勢はわれわれも立会つておりましたが、相当多数の人々が投票をまだ済ましておらぬ状態であります。ところが昨日の投票は氏名点呼をしでいまだ投票を終つていない者は大体目測で二十名内外だつたから五分としたのでありますが、ただその五分に対して十分が適当か、七分が適当かということはありましよう。  それから今一つの問題、要するにいわゆる宣告後の投票があつたかいなかというお伺いでありますが、こういうことはなかつたと承知しております。

第5回国会 議院運営委員会 第43号(1949/05/24、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 政府案で厳格に行こうというのですか。

第5回国会 議院運営委員会 第44号(1949/05/25、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今朝十一時十分ころ政府から議長不在のときに、私に面接されまして、参議院の議事の進行状況からかんがみまして、会期の延長を願いたい。大体二日くらいお願いしたらば、そのうち参議院もやつていただけるのではあるまいかと思うということであつたので、この点両議長へ申出るということでありました。しかしてこのことは御承知のように、こちらの議事はほとんど順調に進行しておりまして、かかつて参議院の進行状態が会期延長を長くするか短くするかという問題にもからまるのでございますが、御承知のように向うのいかんでその点を認定することが必要だと考えておつたわけであります。それで四時ごろまでに向うの議長からこちらの……

第5回国会 議院運営委員会 第45号(1949/05/26、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 閉会中は議長において査定するようになるのでありますが、三條項にありました出席可能の委員、この点は私どもとしては言葉に現われている以上に嚴格にするつもりでありますから、あらかじめ御了承を願います。

第5回国会 議院運営委員会 第46号(1949/05/30、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今のやじの制止問題は、一にかかつて自粛を願う。こういうことをまず基本に置きまして、そうして今の秩序をおびただしく乱るという問題については、できるだけ嚴格にやつて行きたい、かように考えております。

第5回国会 議院運営委員会 第55号(1949/10/24、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今松井君がおつしやつた通り災害地委員会についてはまことに困るのです。災害地委員会があるにもかかわらず、その他の委員会が委員派遣を要望して来る。それでは災害地対策委員会というものは必要がないみたになりますが、災害に関する限りは災害委員会で引受けてやるということで行く方がよいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/22、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 いろいろ話がありましたが、貿易ということがまつたく主になつておるから通産省ではどうですか。

第6回国会 議院運営委員会 第18号(1949/11/26、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 原則はこれできめておきまして、あとは議長におまかせ願う。こういうことでいかがでございましよう。

第6回国会 議院運営委員会 第19号(1949/11/27、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 昨夜の状態については各位御承知の通りであります。しこうしてそのことにつきましては、野党各派のお方がお見えのときに委曲お話を申し上げた次第でございます。それでただいま田中君より議長は職権によつて断固やれるではないかといことであります。確かに国会法、衆議院規則等それぞれの規定がございます。しかしながらこの法規を厳格に徹底して行うことは、私どもの考えでは、ためにならないと思いますので、厳格に行つておりません。そのときの情勢に応じて収捨選択をすることが、むしろ議会運営の手段であり、一番いい方法であると考えております。しかしながらただいま御注意もありましたので、今後できるだけこの規定を厳格……

第6回国会 議院運営委員会 第25号(1949/12/03、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 そうしてもらいましよう。

第7回国会 議院運営委員会 第1号(1949/12/04、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 その点石田君から申されました予定の話ですが、石田君の案によれば十四日ごろ出せるであろう、こういう見通しで言われておりましたが、官房長官の説明によると、中旬以後と言つておりまして、ここに石田君の話より二三日の狂いが官房長官の説明によつてありそうです。御了解を願います。

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/16、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 ちよつと関連して私の方から聞いておきたいが、一ぺんは向うから返事があつて、その返事が、政府側ではさらに努力する必要があるというので、繰返して折衝中なんですか。それともまだ答えが一度も来ない、こういうことですか。

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、民主自由党)【議会役職】

○岩本副議長 議長は人員を減らすことに極力努力いたします。
【次の発言】 人員の増加は……。
【次の発言】 なお希望とお願いを申し上げておきます。きようの青木国務大臣の発言に関する質疑は相当時間がかかります。さらに自由討議が四人あるわけでありますが、きのうの実情を見ますと、自由討議のときには一番ひどいときには五、六人になつた。こういうことではきわめてまずいので、與党、野党といわず、努めて本議場に御出席を願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第30号(1950/03/14、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今山崎氏から皆様にこ議会の役員として、開会まつ最中に長い間皆様に御迷惑をかけたのであります。この点恐縮に存じます。ただどういうわけでわれわれが開会中に向うへ呼ばれたかということは、これはちようど向うの議会があの時期がまつ最中でありまして、議会の開会中を見せたいというのが向うの趣旨でありましたために、私として及び大池事務総長としては、まことにこちらへ御迷惑を格段かけたわけであります。しかしその御迷惑は、今後議事運営あるいは議会運営において、見学して来ましたことを、この国会のためになるような働きの上でお返ししたい、こう考えております。まことに留守中ありがとうございました。

第7回国会 議院運営委員会 第31号(1950/03/16、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 ただいま話題になつております渡米の状態についてでありますが、どういうふうに向うが民主主義化されておるかとか、そういうふうなことはここの議題ではなかろうと思います。先般も申し上げましたように国会としての派遣かどうかという議論の余地は残るといたしましても、われわれが国会議員であつて、しかも二箇月明けましたことについては、適当の機会に、具体的な見たままを御参考にお話申し上げたいということはあのとき申し上げておいた次第でございます。それに先だつてただいま石田さんのお話のように、どういう誠意を向うが持つて歓待してくれたか、それらの事情がわからなければ、参議院がどういたしましても、こちらが決……

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/04/01、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 議長は聞いておりません。

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/04/03、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 どうして不可能です。
【次の発言】 今話題になつておる鍛冶君の扱つた事件、これは皆さんのおつしやる通り、非常に愼重な研究を遂げて、将来の惡例にならぬように、きまりをつけたいと存じます。そこで、なおさら進んで国会の権威を高めるように、再びそういうことのないようにするためには、法律的なしつかりした根拠をこしらえなければなりません。そこで、われわれよく法律はわかりませんから、今研究してもらつております。ところが專門家の申しまするには、捜査上必要があれば、宮中たりとも、国会たりといえども出張してならぬという規定はどこにもないということであります。宮中でもどこでも行つちやいけないという規定……

第7回国会 議院運営委員会 第49号(1950/04/25、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 そういう特殊事情でいろいろ御懇談願う機会に、実は昨日渡米議員団から、ただちに希望したいこと、それからすみやかに実現を希望するというようなことについて議長まで報告書を出しております。その報告書は、さらに写して、議長から皆さんの手元に行つておるはずでございます。そこで、これを実現するためには各派の皆様の御協力を願わなければなりませんので、各派で御盡力願うと同時に、運営委員会におかれましても御審議を願いたいのであります。ただちに実現をお願いしたいという希望の中でも、今すぐにでも間に合います問題は、ひとつお考えおきを願いたいのであります。たとえば請願でありますが、今年も三千件近く出ておる……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/27、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 この間われわれからお願いした、会期中の出張は原則として認めないということは、これは一応皆さん御賛同願えることと考えております。そこで、ただいま土井さんからお話がありましたように、会期中以外でも、今までのような総花的な考えは根本から去つて、せいぜい予算の許す範囲であんばいする程度にしていただきたい。運営委員会はそういう申合せがあつたということを委員長各位に今から申し込んでおいていただきたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/05/02、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今開会しておるらしいのです。

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今村君の提案の中には、こういう趣旨を含んでいるようです。福利について関係筋に折衝して、手当だとか、あるいは研究費だとかまで出してもらおうというので、奔走されつつあつた。ところが、それもけつこうだが、議会改革をちつともやらぬじやないかというような話も出て来て、この間報告になつているあの中で、とれるところだけとつたらいいじやないかということで、それも研究してそれをあわせて持つて行つて、こうだということで成就させよう、そういうことで苦心されている。ですから今の数もけつこうだが、そういう趣旨の研究をするのだということで御選出を願つたらどうかと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第9号(1950/07/29、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 この件は私どももきよう初めて伺つたもので、もう少し内容も検討したいから、延期してもらいたいと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/30、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 この際特に、諮問事項ではございませんけれども皆さんの御意見を伺いたいことがございます。それは御承知のように、京都、奈良、及び神戸、横浜の四都市に対する特別法がこの間法律で成立いたしましたが、成立いたしました以上は、これは議長が内閣に通知するということになつております。その通知をいたしますと、内閣は五日以内にその地方の長官に通知をすることにこれまたきまつております。そういたしますと、地方の長は六十日以内にその土地の選挙管理委員会をして住民投票をさせるということが地方自治法できまつているのであります。しかるに今回は、十一月に教育委員会委員の選挙がありますので、それと同時に投票できれば……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/31、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 八人以内で十日以内ぐらいにすればよいのではないですか。

第8回国会 議院運営委員会 第12号(1950/11/13、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 これには所得税がかかりますか。
【次の発言】 弔慰金ということでなく、正式の科目が退官退職手当となつていると、所得税をとられはしませんか。
【次の発言】 かけないのはわかつたけれども、退官退職手当というのでは、とられる筋があるのではないかというのです。

第9回国会 議院運営委員会 第5号(1950/11/28、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 この場合ひとつ皆さんに研究の資料として私発言しておきたいと思うのですが、この国会審議権の尊重という決議案は、もちろんけつこうであろうと思います。ただひとつ今後の問題について御研究の材料にしていただきたいと思いますことは、この前渡米議員団が報告書を出しまして、爾今可能の範囲において最高度に議院立法に持つて行こう。いわゆる憲法の趣旨に準じて行こうということで進めまして、来年度予算には、案はこちらの議会の法制局の職員も立法のできる態勢にしようということで、完全ではありませんけれども、二十人ばかり増して、着々その方向に進めるように配慮しておるわけでございます。そこで電力再編成というものは……

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/11/30、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 衆議院でそんなことを決議するのはおかしいじやないか。交渉して行けるようにすればいいのじやないか。

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/05、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 ほかのことではございませんが、きのう本会議と並行して運営委員会が開かれたのであります。そうして議長席におると、松山、芦屋の、あの国際文化都市の建設法案が上つて来ました。これは共産党の反対がありましたが、共産党の反対の角度とは別に、ああいう法案は愼重にしなければならぬということで、その前の運営委員会にも取上げられておつた。その点から私どもも、いよいよもつてあの問題は、絶対に必要性のある場合はいいが、やたらにふやすということでなく、愼重を期さなければならぬというように考えておつたときた、あれが出て来て運営委員会できまつたのだということで、上程したわけですが、しなしながら運営委員会でき……

第9回国会 議院運営委員会 第12号(1950/12/07、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 林君、あなたの方の反対は、今のりくつのほかに意味をなさぬと思う。国会議員というものは、あらゆる官吏より下らない俸給を受けなければならないことになつておる。その場合に、総理大臣とか役人のがきまつて、それより下ることはできないのです。

第10回国会 議院運営委員会 第6号(1951/01/22、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 先ほどの委員派遣の問題については、ちようど再開劈頭で、従前に何べんも言われていることだが、会期中は原則的に派遣しないということをまずもつて委員長各位に運営委員会から通告していただいておいて、まつたく天変地異というような特殊な――ほかの事件でもそういう意味の重大な場合に限るということを、今の事件は別にして、確認しておいていただいた方がよかろうと思います。
【次の発言】 今の問題を言うのじやない。原則としてそういうことにした方がいいと思うのです。アメリカの議会あたりでは、開会中には絶対に出さぬ、一人も派遣しない。閉会後でも自費で調査に行くという実例もあるくらいです。これはもう何べんも……

第10回国会 議院運営委員会 第13号(1951/02/09、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 ちよつとお諮りいたします。これは新聞の誤報であろうと思うのでありますけれども、何か同僚議員の中に、品位を失墜するやのような状態のことが報道せられました。これがかりに誤報といたしましても、われわれは注意しなければならぬことであります。そこでこのことは、各党で幹部各位にお骨折りを願つて、自粛を願うほか道はありません。しかしながら、もし事実に現われました場合には、それを承認するということはいかがかと思いますので、幸い運営庶務小委員会というのがありますから、お互いの品位保持に関する事項をも、その小委員会において取扱いをお願いする、このように御了承を願いたいと存じます。

第10回国会 議院運営委員会 第21号(1951/02/27、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 なお廣川農林大臣が、きようは本会議に出られないからあしからずということでございましたから、この点お伝えいたしておきます。

第10回国会 議院運営委員会 第25号(1951/03/12、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 皆さんすでに御承知の通り、幣原議長は一昨十日午後五時十分急逝されました。まことに哀悼にたえません。なおマツカーサー元帥は、議長の死に対しさつそく御懇篤なる弔意を発表されましたし、民政局長ホイツトニー少将は、昨日副議長たる私に対しまして弔詞を寄せられ、その弔詞の趣旨の中に、議長の逝去をいたむとともに、議長の叡智と強い愛国心と常にかわりないところの礼譲をたたえ、民政局長を初め職員一同厚き哀悼の意を表された上、この旨議員諸君に伝えられたいとのことであつたのであります。つきましては、私はけさ九時半本院を代表いたしまして、マツカーサー元帥の御懇篤な御弔意並びに民政局の弔詞に対しまして、ホイ……

第10回国会 議院運営委員会 第29号(1951/03/23、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 昔はこちらから行つておつたが、日本に来たことはございませんね。

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 御承知の通り、昨日この運営委員会で重要法案、しかも急を要する法案で、まだ未了のものがたくさんある。特に日本開発銀行法案、あるいは公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案、これらはきわめて最近提案になつて、しかもこれは非常に急を要し、かつ重要であるが、審議の見通しが今月一ぱいではなかなか困難であるように思われるので、とりあえず来月の五日ごろまで休会せずに継続願いたい、こういうことで、この運営委員会としては皆さん御了承になつて、このことを参議院の方に申し入れることになつたわけであります。そこでこのことを林議長から向うに申し入れていただいた結果、実はけさほど参議院の議長、事務総長が見えま……

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 まあ定員に達したり、達しなかつたり、始終出たり入つたりしてやつているのですから……。

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 資金運用部資金法案は、参議院では委員会が上つていないということじやないか。

第10回国会 議院運営委員会 第38号(1951/05/04、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 警察法というのは絶対に出すのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第45号(1951/05/18、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 明日は午後一時に開会できるように、時間を守つてもらいたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/05/28、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今松井さんからお話があつたこととも関連いたしますが、要するに会期を五日間延長するということは、これはひとり北海道の問題だけでなく、商法の問題やいろいろ兼ねて、このくらいであらゆる案件が解決するだろう、こういうことから五日の延長という問題がきまつたのだと思うのであります。それと、今お尋ねの委員会の問題ですが、私どもの方へ報告されているところによれば、委員外の発言をも三人も四人も許されておるということで、しかも合法的に打切られている、こういう報告であります。だから運営がそういうことでよいかどうかということのお尋ねに対しては、もちろん運営は正しくやつてもらいたいのであり、私ども議長方面……

第10回国会 議院運営委員会 第54号(1951/05/31、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 関心はどうかしらぬが、きようやつたらどうか。

第10回国会 議院運営委員会 第56号(1951/06/02、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 先ほどきめましたのは、国政調査のための閉会中の開会は、なるべくこれを避けることという意味でおきめになつたのでありまして、付託されてない議案については、ほんとうはやらぬ方がよいのだ、こういうことになつているときに、申出事件を見ると、ほとんど付託されてない事件である。こういうことで閉会中勉強されるということはきわめていいが、それが真剣にやられるなら別ですけれども、どうも日当取りのように解釈されるおそれが実際はある。そこでこれを原則的に付託されたものだけにとどめて、まつたくこれは必要だというものだけに限り議長で認定されるというふうに、この括弧をかたく守るようなふうにおきめ願えぬものです……

第10回国会 議院運営委員会 第59号(1951/08/09、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 議場内交渉係は従前の通りでけつこうだと思いますが、従前はあまり人数が多くて、どなただかわけがわからぬことがありますので、もう少し少数に……。

第10回国会 懲罰委員会 第9号(1951/03/26、24期、自由党)【議会役職】

○副議長(岩本信行君) これにて討論は終局いたしました。  本件の採決をいたします。議員川上貫一考懲罰事犯の件委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よつて議員川上貫一君の懲罰事犯の件は委員長報告の通り議決いたしました。  川上貫一君の入場を許します。  ただいまの議決に基き宣告いたします。昭和二十六年一月二十七日の議場における議員川上貫一君の発言は不穏当なものと認め、同君に対し国会法第百二十二條第二号により公開議録における陳謝を命ずべきものと議決いたしました。よつて議長は、川上貫一君に対し、委員会起草の文案を朗読し陳謝の意を表すべきことを命じます。  川上貫一君の登……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/08、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 原則的には、ポツダム政令改廃の問題は通常国会に持つて行くのが大部分じやないですか。
【次の発言】 漫遊的意味なら、ぼくは反対だ。英国の選挙だけ見るという意味なら、往復でもつ一三十日あれば十分だと思う。
【次の発言】 あらゆる漫遊的な日数をそういう場合にかけたんじや困る。やはり三、七、二十一日に、往復合せればいいわけだと思う。
【次の発言】 まあ三十日以内ですね。

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 これは社会党の方の主張らしいですね。

第12回国会 議院運営委員会 第5号(1951/10/19、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 最近この仲間のうちでもずいぶんアメリカに行つて来られたが、アメリカの議会では、開会中には絶対派遣しない。そういう類例がない。これは先ほど石田君の述べられたような趣旨に基いているとぼくらは見て来たわけです。それから今の五人や六人がおいでになつてその実情を見て来て参考にするということも悪いことじやないけれども、要するに国会開会中は全精力をそれに注ぐという行き方をとられた方がよいのではないですか。

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/30、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 それは小林達美君がやつたのじやないかな。

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/06、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 きわめて同感です。実際今土井君の言う通り、これはほんとうの理由かはわかりませんけれども、これをきめたときには、ずいぶん困難もあつたが、再度これから派遣するということもあるからというので、日にちを節約して派遣した。ところが飛行機の都合ということで、万やむを得ないこととは思いますけれども、しかし将来のために、よほどこのことは慎重に練つておかぬといかぬと思う。

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/26、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 ちよつとお諮りいたします。御承知のように、アメリカの副大統領がこちらに突然見えたのであります。先般来、国会の議員各位がたびたびアメリカへ参りましたが、副大統領は上院の議長として、職務上及び職務を離れても、日本の議員のためにきわめて便宜をはかつてくれました。従つてこちらに見えたこの機会に、そうした人々が集まつて、お招きをして懇談したらどうか、こういう御意見が私の手元まで各方面から出ております。それに対しまして、実は総理の秘書から数日前議長まで話がありまして、今申し上げたように向うに行かれて世話になつたという意味のお方と、各党の代表者と申しますか、そういう方々に集まつていただいて、茶……

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/27、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 それが終つてから最高裁に行かれるでしよう。
【次の発言】 感謝の決議をするというなら、両院やらなければならぬでしよう。自由党の方では椎熊君提案の趣旨には賛成ですね。

第12回国会 議院運営委員会 第21号(1951/11/28、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今土井君の言われる通りを実は実行したのです。政府及びそういう方面に勧告したのです。そうしてオーケー関係で万やむを得ないというときには、これはやむを得ないが、そうでない場合は、今あなたの言われた通り議長の方から注意したのです。それで、この法案は遅れて出ましたが、政府の方としてはその線に沿つていても、そういう事情でやむを得なかつたのではないかこ想像しておるのです。

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/29、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 討論はないのですか。

第12回国会 議院運営委員会 第24号(1951/12/07、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 ポ勅というのは、今まで出ているポ勅を全部廃止してしまうという法案ですか。
【次の発言】 たとえば、こういうのはどうなりますか。今一番問題になるところの戰死者とか遺家族に対する待遇をしてはいかぬというのが、二十一年の二月一日付で勅令が出ておる。そこで来年度遺家族待遇の予算をとつていいかどうかということが問題になるのですが、この法律が通過すると、ああいう勅令というものは消滅することになるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、二時から三時というのは一般告別式でして、弔詞を呈する時間は一時から二時の間になりますから、午前中やつていただけばよいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/12、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 現実にベース・アップする場合には予算を直すのだから、問題はないでしよう。
【次の発言】 従来の一般公務員とかわることはないのだからね。
【次の発言】 議長は、きようは各派の議題に対する話合いには相当ひまがかかるだろう、ちようど三時半ごろ開会できるじやないかという見通しですから……。

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/14、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 委員長はきまつておりますか。
【次の発言】 庶務小委員会については、なかなかお骨折りを願わなければならぬし、議員の待遇問題についても御苦労を願わなければならぬので、適当な人を至急お願いいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第11号(1952/02/01、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 ただいまのお尋ねにお答えいたします。趣旨はその通りだと思うのであります。ただ不穏当な言辞にはまるかどうかということは認定の問題で、ただいまのような御趣旨に沿つてやつております。いま一つのはつきりしておる。プレス・コードの問題、これはやむを得ないことであります。一般的な問題については、今の不穏当な言辞にはまるかどうか、こういうことでありまして、あなたの方ではまらぬと思つても、はまることもあります。
【次の発言】 お答えいたします。先ほどお答えした通りであります。
【次の発言】 今御指摘の場所のところは、私どもの認定では、不穏当という解釈で削除いたしました。

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/08、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 御報告申し上げます。きのう共産党を代表されまして、梨木君、林君、加藤君、この三君から、六日の日に依願法務委員長が新聞に発表をいたしました東大事件に関する談話について、議長に対して、事務総長を通じて申入れがあつたのであります。その申入れの内容は、本件はいまだ委員会で調査中の案件であつて、結論を得ていないのに、委員長名で委員会の結論であるかのごとく公表をするのは、国会の権威と審議権を無視したものであるから、議長から委員長に厳重に警告をし、善処を要求してもらいたいというのであります。なおこのことは、議院運営上の重大問題だから、本日の委員会の問題として取上げてもらいたいとのことであつたの……

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/08、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 一昨六日の風早君の質疑演説中には、不穏当の発言があつたように思いましたから、発言の終つた際、議長としては速記録を取調べて適当な処置をとる旨宣告した次第でありす。従来はプレス・コードの関係がありまして、議長の宣告の有無にかかわらず、ある部分を削除することがあり、また議長が不穏当と認めた発言については、宣告をいたしておいて削除をいたしておるのが例となつておつたのであります。しかるに現在では、プレス・コード関係はなくなりましたので、今回のように、議長において不穏当のものありと認め、適当に処置するという宣告をいたしました場合の取扱いにつきまして、お諮りいたしたいと思います。すなわち、速記……

第13回国会 議院運営委員会 第46号(1952/05/13、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 議長さんがおいでですが、この十日の本会議のただいまあげられた点は、私が議長席におりましたときのことでございますので、私から申し上げます。  十日の本会議における横田甚太郎君の発言中に、不穏当なことがある、ように議長は考えましたので、速記録を調査の上、適当に処置する旨宣告いたしましたところ、これに対しまして異議の申立てがありました。つきましては、前回の議院運営委員会において御決定になりましたあのことに従いまして、本日ここでおきめを願います。議長が不穏当なりと認めた箇所はずいぶん多いものですから、一応お手元に配付されましたところをごらん願います。議長において、その各項の括弧じるしの中……

第13回国会 議院運営委員会 第47号(1952/05/15、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 先般運営委員会で、先日の議場における春野君の発言取消しの問題について懲罰動議等も出ておりましたが、その日に青野君自身が私の部屋に見えまして、当時本会議において議長から注意がありましたけれども、そのとき、本人とするときわめてとつさで、ちよつと判断に苦しんだというようなことから時機を失して、取消しに応じなかつたというような形になつたけれども、反省してみてあれは取消します。こういう申出が私の方へありましたので、ここに御報告申し上げます。
【次の発言】 議長の処置は、この間きまつた通りに、速記録の一部分削除、こういうことでとりはからいました。

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/24、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今の石田君の提案とかみ合せて、どうしても考えていただかなければならないのですが、御承知のように、本会議のある場合には、原則的に委員会は休んで、本会議に全部出てもらうのだということになつております。但し衆議院規則第四十一條によつて、議長の許可を得て委員会を開く、こういうことになつておるわけです。そこで、本会議のある日を除いた月水金に委員会は、開いてもらつて、本会議のある日は午前中にしてもらう。しかもどうしても急を要する場合は、議長の許可を得て委員会を開く。この方法をとらざる以上、今の処置をやりましても定足数に達しない。今の処置も絶対必要でありますけれども、この原則を守らぬ以上は定足……

第13回国会 議院運営委員会 第68号(1952/06/26、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 この問題について私の考えを一通り申し上げます。  懲罰は、本人が見えることを理想といたします。しかしながら、病気だということで永久にそれが続けば、上程できないということになりますので、この場合やむを得ないと考えます。そこで風早君と林君のことでありますが、一昨日いよいよこれをほんとうの会議に付すということになりましたときに、二人から欠席届が出て参りました。それを見ますと、風早君のは病気というし、しかしながら診断書も何もついておりません。それから林君の方は、何か調査の必要上出張するという欠席届で、しかも六日間の要求であつたのであります。これは惡く考えますと、このことが上程されるために……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/31、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 第一、議長席にありました私としては、閉鎖後において入られた人があつたということを見届けないのであります。
【次の発言】 繰返します。第一、私は閉鎖後において入られた者のあつた事実を認めなかつた。なおこれに関連いたしまして、閉鎖の宣告をいたしますが、閉鎖技術として、宣告を下したときに、ただちに秒を争つて閉鎖をやる人と、何分ともないでしようが、若干遅れて閉鎖をする人もあるでしよう。命令直下閉鎖されることを望むのでありますが、そういうことはあり得ることであります。しかしそのことは今の御質問には関係ありませんが、もし閉鎖した後に入つたという事実を認めまするならば、その者に投票さぜるという……

第14回国会 議院運営委員会 第1号(1952/08/26、24期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 もうすでに御報告しても―あるいはした方がよかつたかもしれません。しかし、ちようど国会が閉会になりました翌日になつて議長から辞表が出ました。御承知のように、法規によりまして閉会中は專決することになつておりますので、従つて副議長としてその辞表を受理しておいた次第でありますから、御了承を願います。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 議院運営委員会 第10号(1952/12/06、25期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 この委員派遣については、前国会でもいろいろ議論があつたので、今度の十五国会になつてからは初めてですが、これが例になりますから、ただ単に異議なしでなく、少し研究していただきたいと思います。

第15回国会 議院運営委員会 第16号(1952/12/18、25期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今田中さんお話の、有田君が手紙を出したということは、今議長がおりませんが、私は承知しておりません。

第15回国会 議院運営委員会 第33号(1953/02/24、25期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 ただいま御質問のありまする前に、実はそのことについて御報告しようと考えておつたのですが、一つでございますから、この際御報告させていただきます。それからただいまの三点という問題は、この報告を聞いていただきますと、大体御了解が願えると思います。  昨晩九時二十分ごろと思いますが、電話で太田予算委員長から、予算委員会におきまする騒ぎがあつたことについて報告を受けたのであります。電話でありましたから、一々こまかいことは聞き漏らしたか存じませんが、大体の内容は、次のようなことに聞き及んだのであります。予算委員会において吉川兼光君が議事進行の発言をして、夕食のため暫時休憩されるよう委員長に要……

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/02、25期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 今の土井さんのお尋ねに……。

第15回国会 議院運営委員会 第43号(1953/03/14、25期、自由党)【議会役職】

○岩本副議長 先ほどこれ一本ということで、その通りでけつこうだと思うのでありますが、これが終つてからちよつと休憩してもらう必要が起るように思います。従つて、次の日程がありますから、考え方としては一本だが、これで終りだということでなく考えておいていただきたいと思います。


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 外務委員会 第3号(1958/06/25、28期、自由民主党)

○岩本委員 私は外交問題、特に重亜なる外交問題ということについては、国内政党が相争う姿は思わしくない。要するにこの問題に関する限りにおいては超党派でいくべし、こういう考え方を常に持っております。平和条約を前にいたしまして、当時幣原議長、私が副議長をやっておりまして、この問題に関しては超党派で国家のためにいこうではないかということで、当時奔走をいたしまして、相当の話し合いまで進んだのでございますが、不幸にして結論的には超党派外交というものがものにならなかった。その結果は世界の多数の国々を相手にいたしまして、日本としては相当の成果を得たわけではございまするけれども、その後いわゆる平和条約、安保条約……

第29回国会 外務委員会 第5号(1958/07/03、28期、自由民主党)

○岩本委員 関連して……。大村収容所というのは一体どのくらいの人員を収容してあって、そして北鮮に帰る希望者というのはどのくらいあるものか、ちょっと参考にお伺いしたい。
【次の発言】 二百二名と七百二名というのはどういうわけか。

第29回国会 外務委員会 第12号(1958/09/01、28期、自由民主党)

○岩本委員 私は自由民主党を代表いたしまして、藤山外務大臣が国連へ重ねて出発せらるるに際しまして、一言申し上げまして、積極的なる御活躍を期待したいと存ずる次第でございます。  私は元来超党派外交の推進論者でございまして、その意味は、申し上げるまでもなく、与党、政府というものが野党の言い分に謙虚に耳を傾けることであり、しこうして野党の諸君も反対のための反対ということは打ち切っていただきたい、そして少くとも重大外交につきましては超党派外交で推進してもらいたいという切なる念願でございますが、幸いにして本日は両党協調において、今やまさに重大時局に立っておる国連の場で大活躍をされようという藤山外相に対し……

第30回国会 外務委員会 第2号(1958/10/06、28期、自由民主党)【議会役職】

○岩本委員長代理 経済局長に申し上げますが、ポーランド貿易の表があるように、大体世界の国のこういう表をあとでほしいと思うのです。きようでなくていいです。

第30回国会 外務委員会 第7号(1958/10/22、28期、自由民主党)

○岩本委員 私はこの際南鮮、北鮮おしなべて旧朝鮮人の帰国問題についてお尋ねをしたいと存じます。実は去る九月に社会党の諸君と外務委員会の派遣で、李承晩ラインの問題、大村収容所の問題、そうしたことで視察に参ったわけでございますが、これらの具体的なことにつきましては、追って詳しく御報告を申し上げようと存じますけれども、その場合において、大村収容所の人々の代表者がわれわれと会見した。その言うところによりますと、帰国のできないということは、かかって日本政府がじゃまをしておる、こういうことであって、朝鮮なりあるいは韓国なりが正しい要求をしているんだが、日本政府が帰してくれないのだ、こういうことを申しておる……

第30回国会 外務委員会 第10号(1958/10/29、28期、自由民主党)

○岩本委員 九州班の視察について報告いたします。  派遣されました委員は、大西正道君、戸叶里子君及び帆足計君と私の四人の委員であります。私どもは日韓問題及び日中漁業問題に関する実情調査のため、九月十七日より二十二日までの六日間にわたりまして、下関、長崎、五島列島中の奈良尾並びに大村収容所に参りまして、山口県及び長崎県の当局、下関市、長崎市及び奈良尾町の市及び町当局、関係団体及び業者、抑留帰還船員並びに留守家族代表の方方、また大村収容所の方々からいろいろと事情を聴取して参りました。  また渡辺第七管区海上保安本部長が終始われわれと行をともにされ、さらに長崎と五島列島の間の海上は巡視船「ちくご」に……

第31回国会 外務委員会 第3号(1959/01/30、28期、自由民主党)

○岩本委員 私は、特需産業と基地問題の数点についてお尋ねをしたいと存じます。それがためには、あとで御質疑申し上げますけれども、日本の特需産業の重大性を知るために、ただいまの現況、あるいは過去の状態でございますが、特需産業、結局は重車両、自動車、砲類の修理、再生等の私企業をさしておるのでありますが、御承知の通り、朝鮮動乱を契機といたしまして、その後縮小の一途をたどって、昨年度におきましては、赤羽地区の日本製鋼赤羽作業所、あるいはまた追浜の基地閉鎖に伴いまして、富士自動車とか新日本飛行機等の会社が大量の人員整理を行なったことは、すでに周知の通りであります。ただいまこの種の企業で、二千名をこえる人員……

第31回国会 外務委員会 第10号(1959/03/06、28期、自由民主党)

○岩本委員 ちょっと関連して。政務次官が答えられた、二国間で話し合いたいということを言ってきたというのは、北鮮赤十字なのか韓国なのか。もし韓国だとすれば、それは文書で言ってきたのか口頭で伝えてきたのか、その点をちょっとお答え願いたい。
【次の発言】 書簡で来たというと金日成というような名義で来たのですか。北鮮の赤十字という名義で来たのですか。そして文書で来たとすれば、なおわかっておりますから、後刻その通牒というのだか、照会状というのだか、それを御提示願いたい。
【次の発言】 それだったら後刻その資料をお願いしたい。

第31回国会 外務委員会 第11号(1959/03/10、28期、自由民主党)

○岩本委員 安保条約の改正につきましては、外務大臣が奔走中、尽力中ということで、いずれ決定を見ると存じますが、これをめぐりまして、行政協定の全面的改正を必要とする、こういう議論と、行政協定の方はこの場合ほうっておけ、一部の改正にとどめる、こういう議論とがあります。そこで安保条約の考え方については、外務大臣もたびたびお話があって、そのきめ方がどうなるかは別といたしまして、われわれの方でもわかっておるわけでございます。しかし行政協定の問題につきましては、政府として、欲を言えばこういうふうに改めたいが、さしあたっては何としてもこれだけは改めたい、こういうような考え方があるのだと思うわけであります。な……

第31回国会 外務委員会 第18号(1959/04/27、28期、自由民主党)

○岩本委員 ただいま議題になっております請願と同趣旨の陳情書も何百通と出ておると思うわけであります。要するに在日朝鮮人の帰国問題は全国民的な支援、超党派的な支援、すなわち日本人全体が賛意を表している問題でございまして、政府もこの問題については積極的な御尽力があるわけでありますけれども、ただいまジュネーブにおいて日本赤十字と国際委、朝鮮赤十字、こうした間にいろいろないきさつがあるようでございますが、ただいまのほんとうの真相はどういう程度に進んでおるのか、そうしてまた請願、陳情書にありますように早期解決の見通しがあるかどうか、この点についてまずお尋ねをしたい。

第32回国会 外務委員会 第1号(1959/07/03、28期、自由民主党)

○岩本委員 関連してちょっとお尋ねしますが、七月六日の赤十字国際委員会での帰還問題、これは日本赤十字の提案か両赤十字の提案か知らないが、とにかくこの問題はおもなる議題になるだろうと思いますが、そういう情報は入っておりますか。一般的な会議の間にこの問題をはさむであろうというだけのことか、おもなる議題がこれであるか、その点が一つ。  それから、もちろんこれはおもなる議題になるものと思いますけれども、この国際赤十字というものが一ぺんでもって閉会されてしまうと大へんなことになるので、あくまで日本赤十字としては食い下って、たとえば継続審議になっても打ち切らせずに、この問題解決まで今度の赤十字国際委員会の……

第32回国会 外務委員会 第4号(1959/09/01、28期、自由民主党)

○岩本委員 私に与えられた時間がきわめて少いので、従って簡潔にお尋ねをいたします。安保条約というものが、現行条約がいわば無期限な年限のない状態にあることは事実でございますので、従ってここにある程度の期限を付して、その間に国内情勢を整え、あるいはまた世界情勢の変化等もあるので、ここに日本の自主性に合うような改正をしょう、こういうことはわれわれの立場からすればきわめて当然なことだと考えるわけであります。そこで従来のことを考えてみますと、たとえば警職法の改正、これらはかかってPRの不足、こういうことがはっきりわかるわけでございます。私どもがその後各地を歩きましても事情を説明すればよくわかる人のみの方……

第32回国会 外務委員会 第5号(1959/10/15、28期、自由民主党)

○岩本委員 北鮮帰還問題でお尋ねするのですが、その前に一つお尋ねをしておきたいことがあります。きょうの委員会へ、渡邊厚生大臣の出席を五日前に要請しておいたわけでございますが、問題は厚生省管轄の仕事として重大な北鮮帰還問題、あるいは災害対策問題、援護施設の問題等々、非常に重要な案件があるわけでございます。しかるに何か出張をしたということでございますが、ようやく開かれた外務委員会、しかも急を要する問題ということで要請をしておいたのに、きょうは出張だということですが、国権の最高機関である国会での質問に対しては、出席して答える責任がある。その場合に、きょうの出張というものは次官とか局長とかしかるべき人……

第33回国会 外務委員会 第2号(1959/11/05、28期、自由民主党)

○岩本委員 ちょっと関連して。この賠償をきめまする物的、人的、精神的損害ですが、百万餓死したとか、それが二十万であろうとかいうことでありますが、向こうの二億五千万ドルというのは、物的がどのくらいで人的はどのくらいという、何か根拠ある要求をしておりますかということと、日本では二十万人ぐらい餓死したかもしれぬという見積もりのほかに、物的損害というのがどんなふうに考えての処置であったかということをちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そうではあるけれども、たとえば被害を与えた方の日本から見て、物的の面でこうしたいというような、相当これはと思われるものを破壊したとか、特にこの場合、物的の面……

第33回国会 外務委員会 第4号(1959/11/09、28期、自由民主党)

○岩本委員 一、二点お伺いします。賠償は、すでにフィリピン、インドネシア、ビルマ、この三カ国が条約が締結された。さらに今度ベトナムも追って承認されるものと思うわけでございます。これでこの四カ国で、この間の戦争の賠償というものは一切完了した、こういうふうに見てよろしいかどうか。と申しますことは、たとえば中共のごときは――台湾政府は別でございますが、平和条約がまだできない、いずれは平和条約のできることを期待するわけでございますが、賠償問題に関する限りは、今回のこの条約をもって日本とすると完結した、こういうふうに見てよろしいかどうか、この点を一つお答えを願いたい。

第33回国会 外務委員会 第13号(1959/11/21、28期、自由民主党)

○岩本委員 参考人の方々には御繁多の中を大へんありがとうございました。  私は福永さんにお尋ねをしたいと存じます。今回の賠償問題を考える場合において、われわれは全ベトナムの被害というものを対象に考えるわけでございますから、どこの地帯でどういう被害があった、こういうことよりは全ベトナムということで考えるわけでございますが、巷間に伝えられるところによれば、きわめて北が多くて南が少ない、こういうことが論議されております。そこでお尋ねを申し上げたいと存ずるのでございますが、先ほどお話の中に、三月中旬から終戦までの間に多数の青年を日本軍が徴用した。これらも相当の被害を受けておる、こういうことでございます……

第33回国会 外務委員会 第17号(1959/11/30、28期、自由民主党)

○岩本委員 麦類が各農協の倉庫に保管されて何としてもはけない、使ってくれないので困っておるというのが真相だが、これはどういう関係になっておりますか。横浜のあなたのところの各府県にある支所みたいなところですが、倉庫を新たに急造して、そこへ無理に押し込めておくというようなことで保管を命ぜられている。農協等ではける方法を交渉してくれというので僕らも行ったことがあるのです。しかしどうにも手がないというのが現状のようだが、そういう場合に小麦を入れなければならぬかということ――小麦ばかりじゃない、大麦、裸麦というのがありますが、その間の事情はどういうことになっていますか。

第33回国会 外務委員会 第18号(1959/12/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○岩本委員長代理 戸叶里子君。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第35号(1960/05/17、28期、自由民主党)

○岩本委員 御報告申し上げます。  今回、日米相互協力及び、安全保障条約等、条約二件並びに関係法律案に関し、福岡班は、昨五月十六日午前十一時十分より、福岡県庁内県議会議場でその会議を行ないました。  まず、私があいさつを行なった後、班員及び意見陳述者の紹介、続いて、陳述者福岡商工会議所議員狩野嚴君、九州大学教授具島兼三郎君、福岡大学教授森三十郎君、弁護士中川宗雄君、以上、四名の意見を聴取し、質疑を行ないました。各陳述者の陳述及び質疑において明らかにされました意見を、個人別に御報告いたしたいと存じます。  狩野厳君は、  新安保条約に賛成する。国会はすみやかに条約の批准をせよ。今日の国際情勢では……

第35回国会 外務委員会 第2号(1960/08/31、28期、自由民主党)

○岩本委員 ただいま外務大臣が新外務大臣としてのお考えを述べられまして、その中で世界各国との友好親善関係を深める、きわめて同感でございます。特に当面いたしました日韓関係の是正のために格別な御苦労があるということで、敬意を表します。ただ私がきょうお尋ねしたいことは、きょうの問題、差し迫っておる問題でございまして、要するに在日朝鮮人帰国問題の期間の延長問題が、新潟において日本赤十字と朝鮮赤十字との間において話し合いが進められておりますが、それが数日間一つの問題で停滞をいたしまして、一つも進行しない。その一つというのは、新聞報道を許すかどうか、こういう問題のようでございます。帰国の問題は、御承知のよ……


各種会議発言一覧

 各種会議での発言記録なし。

※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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