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倉石忠雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

倉石忠雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
410位
委員会発言歴代TOP500(衆)
126位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
447位
委員会出席(無役)歴代TOP500
463位
委員会発言(議会)歴代TOP100
90位
委員会発言(政府)歴代TOP50
35位
各種会議発言歴代TOP250
129位
各種会議発言(政府)歴代TOP10
10位

23期委員会発言(非役職)TOP100
88位
23期各種会議発言(非役職)TOP25
21位
24期委員会出席TOP10
4位
24期委員会出席(幹部)TOP50
13位
24期委員会出席(無役)TOP50
38位
24期委員会発言(議会)TOP50
26位
26期委員会発言(議会)TOP50
33位
27期委員会発言(政府)TOP25
19位
28期委員会発言TOP100
80位
28期委員会発言(政府)TOP25
14位
31期委員会発言(政府)TOP25
23位
31期各種会議発言(政府)TOP10
7位
32期委員会発言TOP50
32位
32期委員会発言(政府)TOP10
10位
32期各種会議発言(政府)TOP10
9位
33期委員会発言(政府)TOP25
25位
35期委員会発言TOP100
80位
35期委員会発言(政府)TOP25
16位

このページでは倉石忠雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。倉石忠雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第19号(1947/10/28、23期、日本自由党)

○倉石忠雄君 私は長野縣下伊那郡の林道飯田、赤石線及び國道飯田、豐橋線開設に關する請願をお願いいたしたいと存じます。長野縣の下伊那郡は有名な天龍溪谷に位しておりまして、耕地面積はきわめて狹隘であります。御參考に申しますならば、郡の總面積は百二十三万里もありまして、耕地面積はわずかに一萬六千六百町歩であります。山林面積は十七萬五千町歩でありまして、全國にこの下伊那郡一郡より小さい府縣が四つあるというような状態でありまして、從つてこういうところでありますから、食糧不足はすでに宿命的の地方であります。明治以來われわれは養蠶業によつて生計を立てておつたのでありまして、養蠶業の消長は私どもの生活を制約す……

第1回国会 懲罰委員会 第3号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○倉石忠雄君 私どものために、本委員會が開催されましたことを、まことに遺憾に存じますが、郷里に歸つておりまして昨晩到著いたしましたら、今日議長から出頭の正式な御命令がありましたので参りましたわけであります。當時の事情を簡単に御報告いたしたいと存じます。  議院にまいりまして、本委員會に議長から付議せられましたその速記録を拜見いたしますと、その中に「倉石忠雄君は去る十一月二十日開會直後、議長の許可なくして演壇に上らんとして衞視に制止せられております際に、衞視を毆打せられました、」こういう宣言でございますが、私といたしましては、この議長の御宣言は事實と違つておるということを申し上げたいと思います。……

第1回国会 労働委員会 第14号(1947/09/19、23期、日本自由党)

○倉石委員 過日の本委員會において、同僚川崎君の御質問に對して答えられて片山總理大臣は、失業問題に對する政府の考え方は、つまり國民生活の安定を考える、職業安定をなすには、經濟機構の合理化を考えなければならない。從つて復興事業を起すとか、輸出産業を盛んにするとかいうことをしなければならないのだ、こういうふうなお話があつたのでありますが、先般來ここで論議されておりますような失業者を出さなければならないような企業整備、あるいは産業合理化を行わなければならないとされる主たる原因として、政府はどういうことを考えておいでになるか。この點をまず伺いたいと思います。

第1回国会 労働委員会 第15号(1947/09/23、23期、日本自由党)

○倉石委員 勞働大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、勞働大臣は、先日の片山總理大臣と同じように、しばしば勞働問題については、配置轉換ということを口にされるのでありますが、この配置轉換について、政府當局は具體的にどういう考えをもつておられるかということを、まず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 しからば私はお尋ねいたしたいのでありますが、先日の本委員會で、日本の重要なる産業の九百三十七というおもな工場が賠償工場に指定されて、その賠償工場に指定された大部分が、この間申し上げたように、實際の經營面を内部から見ますと、みんな手をあげておる。それに對してむだと言えば誤弊があるかもしれませんが、い……

第2回国会 財政及び金融委員会 第51号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○倉石委員 政府委員より先ほど御提案になりました政府職員の俸給等に関する法律案の三千七百円の基礎資料を御提出願いたいと思います。

第2回国会 財政及び金融委員会 第52号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○倉石委員 政府職員に対する給與の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、勞働大臣がお見えになつておりますから、全官公勞と政府との折衝の経過をまず承りたいと思います。
【次の発言】 私どもが勞働委員会において勞働大臣と新給與のベースについて論議し合つたのは、すでに本予算提出前であります。当時われわれは今日あることを予期いたしまして、しきりにその点を心配して政府にもいろいろ伺つたことは、大臣よく御承知の通りであります。しかるにこの新給與の法案が出ましたのは、きのうようやくここで政府当局から御説明があつた。そしてその御説明によりますと、わずかに六月二十三日から全官公勞の代表者と折衝を始……

第2回国会 財政及び金融委員会 第54号(1948/07/03、23期、民主自由党)

○倉石委員 新給與に対しましては先だつての本委員会で一般論について十分労働大臣から伺つたのでありますが、いずれまた近い機会に新しい賃金の問題が起きてくるでありましようが、そのときにもう少し詳しく伺うとして、二つほど給與局長にお尋ねしたいのであります。政府がお出しになつた今回の給與基準になりましたものをこの間御説明いただきましたが、あれは大体やはりあそこに書いてあるように、二千九百二十円を基準にしてそれに物價改訂を加味して三〇%加えた。たださような機械的計算をおやりになつただけで、そのほかに新しいものを取入れられた樣子がないようでありますが、その点についてひとつ伺いたいと思います。

第2回国会 財政及び金融委員会 第56号(1948/07/05、23期、民主自由党)

○倉石委員 先ほど銀行局長のお話を聽き漏らしたのですが、第一・四半期に設備資金として農業、水産業にお出しになつたその金額をお聽かせ願いたい。
【次の発言】 先ほどのお話で、原始農業については復金融資の対象にならないように承つておるのでありますが、この二億七千万円の設備資金というものは、どういう方面にお貸出しになるのですか。
【次の発言】 復興金融金庫の貸出の実際の事務のことを見ますと、戰時中に行われておりました命令融資に非常に似たようなところが実際あるのであります。それで業者が復金に借入を申込んだ場合に、御承知のように復興金融金庫は興銀の人々をもつてやつておられる。構成事務家はほとんど興銀から……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第15号(1948/04/14、23期、民主自由党)

○倉石證人 辻さんのおつしやつておられることに対しまして、檢察廳に喚ばれましたときに私が述べていることが私の眞実でありまして、辻先生は顏は前から知つておりましたけれども、挨拶をするようになりましたのは一昨年の九月ころだと思つております。私は牛込の二十騎町というところに戰前住んでおつたのでありますが、そこが戰災で燒けました、その燒けた跡へバラツクを建て始めたのであります。それで友人に鎌倉から通つているのは不便だから、牛込の自分の地所に今バラツクを建て初めておるのだて申しましたところが、それじや辻さんのすぐ近所だ、一遍挨拶に行つたらどうだというような話で、それでは御近所に行くことだから連れて行つて……

第2回国会 労働委員会 第5号(1948/05/25、23期、民主自由党)

○倉石委員 安本の長官がお見えになつておられますから、長官にお尋ねいたしたいと思います。申すまでもなく、御承知のように、統制經濟は、今おやりになつておいでになるような價格統制だけでは、そこにいろいろな缺陷を生じてくることは當然でありますので、賃金統制というようなことが今問題になつておるのでありますが、安本の長官としてはこういうことに對してどういうお考えをもつておいでになりますか、その點をまず承りたいと思います。
【次の発言】 それではさらにお尋ねいたしたいのでありますが、ただいまの長官のお考えのように、賃金安定の政策を考えておられるとすれば、千八百圓ベースでも、二千九百二十圓ベースでも、要する……

第2回国会 労働委員会 第10号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○倉石委員 四十五條について、許可の條件の説明を求めた。

第2回国会 労働委員会 第16号(1948/09/07、23期、民主自由党)

○倉石委員 國鉄における政令違反の経過について説明くださいませんか。

第3回国会 議院運営委員会 第16号(1948/11/15、23期、民主自由党)

○倉石委員 私も中野君の御意見に賛成いたします。
【次の発言】 これは前例にもなりますから、この前おきめになつた通りに断られる方がいいと思います。
【次の発言】 これは今細川君の言われましたように、なるほど重要な問題ではありますけれども、重要な問題がかかるたびごとに、本会議にこの間の公務員法のような取扱いをするということはどうかと思います。すでに労働委員会で審議も継続されていることでありますから、特に本会議でこれをこの間の公務員法のように説明を聽取するような方法をとられる必要はないと存じます。それをやつておつては、みな重要な法案ですからきりがないと思います。

第3回国会 議院運営委員会 第19号(1948/11/18、23期、民主自由党)

○倉石委員 今の林君のお話の点ですけれども、椎熊君の方から大体二十五日ごろまでには、公務員法を上げられそうだ。こういうお話があつたものですから、それなら大急ぎでそれをやろう、こういうことになつたように思います。
【次の発言】 昨日來お話になつておりました石田君の問題でありますが、あれは当日すでに私どもから本人の意思を議長に傳えまして、議長は即刻取消しを宣言されたのであります。それを今日もその通りにわれわれも承認いたしておるわけでありますから、將來の円満なる議事の運営のためからも、この程度で御円満にお願いしたい、こういうわけでございます。

第3回国会 議院運営委員会 第20号(1948/11/19、23期、民主自由党)

○倉石委員 こういうきわめて明確な事実があつて、しかも北村さんはしばしば台閣に列して、信用のある方です。その方が削除はされておるけれども、きのうの質疑の中で扱われた言辞というものは、きわめて不穏当なものです。これは國会の威信の上において、堂々と懲罰委員会を開いて審議されるべきもので、一日寢かせることに絶対反対です。

第3回国会 議院運営委員会 第22号(1948/11/22、23期、民主自由党)

○倉石委員 この問題は取扱い方によつては、非常に対外的にいろいろな影響を持つて來る問題でありますし、党としてもこれは大事な問題でありますから、一應各党へ帰つて、私どもの方ももう一ぺんいろいろ相談して見たいと思いますから、ここで今結論づけられない方がいいと思いますが……。

第3回国会 議院運営委員会 第28号(1948/11/29、23期、民主自由党)

○倉石委員 長官だけでいいじやないか。代表者が一人参列しているんだから……。

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、民主自由党)

○倉石委員 今の中野さんの御発言に関連いたしまして、ちよつと民主党の方にお伺いしたいと思うのですが、承りますと民主党、社会党、國民協同党の三派で共同して、公務員法に対する修正案をお持ちになつて、それを関係筋の御了解を得られたということを承つておるのでありますけれども、その通りでしようか。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第3号(1948/10/13、23期、民主自由党)

○倉石證人 はい。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 知つております。
【次の発言】 もう一度今のくだりを……。
【次の発言】 お答えいたします。ただいまの石炭國家管理案というものに対して、業者の運動が行われたという噂は聞いておりますけれども、業者の運動が行われたことによつて今――委員長はあなた方とおつしやいましたけれども、私どもは業者の運動によつて反対をしたのではないのでありまして國家管理案というイデオロギーそのものに対して、まつ向から反対をいたしておつたのでありますから、その点はお話と私の考えとは違うと思います。

第3回国会 労働委員会 第9号(1948/11/26、23期、民主自由党)

○倉石委員 私も実はこの問題については非常に重視しておる一人でございます。ただいま中原さんのおつしやいましたような事柄が、ほんとうに事実であるといたしましたならば、これは実にけしからぬことであると思う。そこで実は私運営委員会にも出ておりますが、過日の石野君の御質問は、ぜひ私あの日にやつていただくように、こちらから御便宜をはかつたようなほど、非常に関心を持つておつたのでありまするが、法務総裁の御説明を聞きますと、やはりそれ相当なことを申しておられたのでありまして、私どもといたしましては、事実の眞相を把握するに実は苦しんでおるようなわけであります。ただいま中原さんの御希望もございましたけれども、労……

第3回国会 労働委員会 第11号(1948/11/28、23期、民主自由党)

○倉石委員 政府委員にお尋ねしたいのでありますが、本法案の第四條の但書の「管理又は監督の地位にある者及び機密の事務を取扱う者」となつておりますけれども、この範囲に対する構想を承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの政府委員の御説明で第四條については了承いたしました。
【次の発言】 第五條には「公共企業体は、組合員であること、又は組合のために活動したことをもつて、」云々と書いてありますけれども、「この組合のために活動したことをもつて、」だけではきわめて漠然としておりまして、今日行われております非常に險惡な労働紛爭議をかもした組合の行為、あるいはまたきわめて非合法的であると見られるような行為……

第3回国会 労働委員会 第12号(1948/11/29、23期、民主自由党)

○倉石委員 きのう途中でからだが悪くなりまして欠席いたしましたので、八條のところでちよつと政府委員にお尋ねいたしたいと思うのです。八條の第五に降職ということがありますが、この降職させるということは、どういう方法でおやりになるのでしようか。たとえば、人事院規則によれば、公務員に対しては試驗というふうなものがありますが、この公共企業体では、その職員をどういう方法で降職せしめなければならないということを発見されるのか。その点に対する御意見を承りたい。
【次の発言】 日本専賣公社法案及び日本國有鉄道法案のただいまの降職関係のところを見ますると、日本專賣公社法案の第二十二條、それから日本國有鉄道法案の方……

第4回国会 議院運営委員会 第2号(1948/12/02、23期、民主自由党)

○倉石委員 今の笹口君のおつしやることもごもつともなことでありますけれども、どうも私はこの議案に原君をここへ証人に出ていただくことは、少し筋違いのように思います。そういうことをおやりにならない方がいいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第6号(1948/12/08、23期、民主自由党)

○倉石委員 ただいまお話が出ましたので、私からあらためてお伺いしたいと思いますが、今日の新聞によりますと、議長は昨日ホイツトニー氏と面会をされた。そうしてただいまお話の出たような問題についての御協議があつたそうでありますけれども、われわれとしてもこれは相当重要な問題でありますので、お出でになりました経過を一つお話願いたいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主自由党)

○倉石委員 ただいまわれわれの同僚に対しまして、中野さん及び椎熊さんからきわめてあたたかいお言葉をいただいて感激にむせんでおる次第でありますが、個人的にわれわれの中には、田中君と種々懇談をいたした方もあります。田中君の御意思は今委員長も申されたようであると思いますが、実は私ども午前中ずつと小委員会へひつぱられておりまして、今日そのことに対して党議をどうするかということについてもう一度相談をさせていただく意味において、この際休憩をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまより運営委員会を開会いたします。
【次の発言】 ただいま細川君から御提案になりました議員外崎千代吉君を懲罰委員会に付……

第4回国会 議院運営委員会 第10号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○倉石委員 先般來懸案になつておりました参議院から申入れの公務員法改正案は、運営委員会においては異議なく決定いたしたのでありますが、その後また各党において少し模樣がかわつて來られたということであります。至急にきめて参議院に御返事をする必要があると思います。
【次の発言】 私どもの方としては、第五條第二項の点については、やはり参議院の御意見に賛成することができない。これは憲法の精神から考えましても、当然のことであります。そこでわれわれはこれに賛成することができないと思います。
【次の発言】 どうでしようか。今議長さんのお話もありましたところへ、運営委員長から政府に折衝してみられるということですか……

第4回国会 議院運営委員会 第11号(1948/12/13、23期、民主自由党)

○倉石委員 泉山君のことにつきましては大体先ほど本会議でも林副総理も釈明をいたして、陳謝しておつたようでありますが、先ほど御婦人代議士のお二人の方もいろいろ御説明になつたところであります。しかし私どもなるほど考えてみますと、こういう大事な時期に酒を飲んだということについては、軽卒であつたと言わなければなりませんけれども、それは大藏委員会の方々をあそこへ御招待して、自分の所管にかかる法案についての御懇談を申し上げておつたということも皆さんよく御承知の通りであります。私はあの問題があつたと流布されたその二、三十分前に泉山君と会つて、まじめに予算の話をしておつたのであります。そのときにはおれは疲れて……

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/14、23期、民主自由党)

○倉石委員 総理大臣がただいま事務総長の報告のような特殊な事情で出席不可能という場合には、副総理でやつている例が今までたくさんありますから、副総理でやつたらどうでしようか。
【次の発言】 こういう委員会ですぐにうそだとか、そういうような根拠のないことをあまりおつしやらない方がいい。
【次の発言】 今まで議長と政府筋とでどういう折衝をしておつたか知らないはずはないだろう。うそだなんて言われるのははなはだぼくは心外だと思う。そういうことを今言うことは別問題として外へ出て行つたか、ここにおつて電話で交渉したか、そんなことは同じことですけれども、折衝しておつたということは知らぬことはないだろう。從つて……

第4回国会 議院運営委員会 第16号(1948/12/18、23期、民主自由党)

○倉石委員 この案は酒を飲むことのできない私どもは非常にけつこうなことと思いますが、「今後議員は」となつていると、今までの國会がいかにもだらしがなかつた、泥醉してやつていたんだということをここに示すものであつて、これはどうでしようか、もう少し檢討して自粛自戒するようにとりはからつていただいたら……。趣旨はまことにけつこうですが、これを本院の決議案とすることについては、私は國会の威信のために少しどうかと思う。
【次の発言】 議会で酒を飲んで少しあばれるやつがあるのは、日本の國会だけでなく、イギリスでも、アメリカでも、バーで酒を飲んでいる議員が多い。だからそういうことは各党で自粛すべきだと思う。む……

第4回国会 議院運営委員会 第17号(1948/12/19、23期、民主自由党)

○倉石委員 そこで御相談ですが、時局がこういう時ですから、休憩をして各自党に諮つて、その上でやつていただく、こういうことにお願いしたいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第18号(1948/12/20、23期、民主自由党)

○倉石委員 小会派の方々のおつしやられることにごもつともなことですけれども、事態が御承知のような状況で、われわれとしても非常に時間を急いでおるわけでありますから、ここでただいま社会党、國協党、民主党の方方の御意見に対して、採決をしてきめていただきたい、こういうことを提案いたしたいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第21号(1948/12/23、23期、民主自由党)

○倉石委員 本会議は何時から開きますか。

第4回国会 労働委員会 第1号(1948/12/08、23期、民主自由党)

○倉石委員 法案の十六條についてもう少しお尋ねしたいことが残つておりますので、伺います。「公共企業体の予算上又は資金上、不可能な資金の支出を内容とするいかなる協定も、政府を拘束するものではない。又國会によつて所定の行為がなされるまでは、そのような協定に基いていかなる資金といえども支出してはならない。」こうなつておりますが、この公共企業体の運営当事者がそういう行為をなされて、しかもそれが國会で承認を得られなかつたときの取扱いはどうなりますか。
【次の発言】 その次の第十七條においては、「職員及びその組合は、同盟罷業、怠業、その他業務の正常な運営を阻害をする一切の行為をすることができない。又職員は……

第4回国会 労働委員会 第3号(1948/12/10、23期、民主自由党)

○倉石委員 私はただいま上程されました公共企業体労働関係法案に対しましまして、民主自由党を代表いたしまして賛成の意を表明するものであります。長い間にわたつて無理解な断圧のもとに過して参りましたわが國の運動が、終戰以來その基本的な自由をとりもどして、健全なる発達の樣相が芽ばえて参りましたことは、私どものひとしく祝福いたしておつたところであります。しかるに昨今ようやくわが國労働運動のあり方が、心ある國民大衆の峻烈なる批判の対象となり、その組合運動が、ともすれば社会の同情を失うがごとき傾向を招來いたしましたことを、私どもはまじめなる勤労大衆のために、まことに悲しまざるを得ないのであります。申すまでも……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第2号(1949/03/17、24期、民主自由党)

○倉石委員 先ほど三つの委員会の案について御協議願つたのでありますが、われわれの方から申し上げました考査特別委員会設置に関する案については、各党においてなお御協議をまとめられる必要もおありかと思いますから、今日は災害地対策特別委員会と海外同胞引揚特別委員会、この二つの設置について御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 今の問題はいよいよ質疑が始まるという前に行われる小委員会で、われわれの方が果して何人やるか、そういうことはまだきまつてないから、今の問題をここで取上げるよりも、前日の小委員会の方が妥当だと思います。
【次の発言】 あなたの力に行くには二、三日かかる。

第5回国会 議院運営委員会 第5号(1949/03/25、24期、民主自由党)

○倉石委員 時間も遅れていることですし、一應所定の議事をおやりになりたあとでやつたらどうでしよう。

第5回国会 議院運営委員会 第6号(1949/03/26、24期、民主自由党)

○倉石委員 われわれがさつき申合せしたことは、さつきから諸般の事情を聞いてみて、やむを得ないからああいう申合せをしたので、われわれは決して阻止しようというのでないけれども、そういう申合せがされないときに初めてこういう決議案が出て來るならいい。

第5回国会 議院運営委員会 第7号(1949/03/28、24期、民主自由党)

○倉石委員 淺沼さんはよく御承知だろうと思う。たとえば猪苗代の、電産争議でも、一つの発電機がこわれた。しかるにあと全部こわして全部の発電を停止した事例がある、そういうのを不法行偽というのであつて、きわめて明白である。それから、石田君から不正に租税の賦課を免れさせるということについて御説明がありましたが、現に大阪財務局管内においては、ある團体の人が課税に対する不公平を申し出て來た。それによつて特に便宜を與えたということで、十分に調査をした結果、四名の者を解職しておる事例も最近あります。そういうことも不正に租税の賦課を免かれしめたという事例に該当すると思う。そういうことはわれわれはどう見ても経済再……

第5回国会 議院運営委員会 第19号(1949/04/14、24期、民主自由党)

○倉石委員 議長をさして言わなければ何とかしようと思うが、議長はよけいなことだ。議長に言われて、何を言つてやがるのだといつてやつたので、土井直作君が飛んで來てむりに押えてなかなかやつた。改悛の情さらになしだ。

第5回国会 議院運営委員会 第21号(1949/04/18、24期、民主自由党)

○倉石委員 今佐々木君と石田君の発言が違うというお話がありましたが、それは土橋君の誤解で、佐々木君の言われたように多数の傍聽人を前にして、しかもあの本予算が上程されたときの発言として重大な発言であるから、特に椎熊君がこれに注目されたのだと思います。しかも法制局長と林君の言われることは明らかに相違しておるのであつて、林君は法制局長の言葉を故意だろうと思うが、曲解して、実体法が通つていなければその部分については実できませんというのを、実体法がない限りかりに予算が國会を通過しても執行が不可能だと断定しておる。ここに大きな食い違いがある。從つてあの場合の本会議を考えた場合に重大なる影響がある。岡田君は……

第5回国会 議院運営委員会 第26号(1949/04/27、24期、民主自由党)

○倉石委員 今のお話ごもつともです。しかし理事会というのは、皆さんも御承知の通り何月何日何時から理事会を開催すると公報に出す場合もありますし、委員会散会後理事に集まつてくれ、明日はどうしようか、この問題をどうしようかということを公報に載せないでやる場合があることは御承知の通りです。私がその話をしたのは正式に招集したのであつたのか、あるいはわれわれがときどき打合せをする理事の会合であつたのか、そこははつきり記憶しておりませんけれども、私からその話をしたそのときに皆さんに徹底したかどうかということについては今記憶がありませんが、前田君がおいでにならなかつたことだけは記憶しております。そこで円満にや……

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/16、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石福利小委員長 ちよつと報告いたします。福利小委員会に付託されておりました國会議員退職金に関する法律案について、一應努力審議した結果を御報告申し上げます。國会議員の退職金ということは國会法第三十六條に基き、議員は別に定めるところにより退職金を受けることができることになつておりますので、これを立法化する必要があるということから起きたことでありまして、この議案は法制局において立案されたものでありますが、米國議会の議員の退職金制度と、わが國の官吏の恩給制度等を参考にして書いたものであります。私どもはこれを逐條審議をいたしまして、多少ふに落ちない向きもあつたのでありますが、たとえば第十二條の「國会……

第5回国会 議院運営委員会 第39号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○倉石委員 この法律の重要性は私は労働組合法と同じようなものだと思います。あの労働組合法の討論には皆様御承知のように、御賛成を得て今のような時間を割振りしたわけであります。しかし大分夜もふけておることですから、民主自由党の持つておる時間は節約して、社会党はわが党に次ぐ大政党ですから、社会党にわが党の持時間のうち五分を差上げて二十五分にして、わが党は十五分、あと全部二十分、労働者農民党はこれは労働組合法のときもよけい時間をやつたのですから、またがんばられることは困るので、先ほど佐々木君が言われたように十分ということにしていただいて、全部合計して百三十分、この辺で何とかがまんをしていただきたいと思……

第5回国会 議院運営委員会 第40号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○倉石委員 神山君がばかに主張するからこじれる。同一の問題は一本にまとめるというのが原則である。それを破ろうというのだから、なるべくそういうことをしないようということを、ぼくらは言うのです。

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/23、24期、民主自由党)

○倉石委員 先ほど政府から本院に会期延長の申入れが参つたわけでありますが、それに基いて議長は常任委員、長会議を開催されまして、その常任委員長会議においては、諸般の情勢を。
【次の発言】 諸般の情勢を勘案した結果、こ二日間会期を延長することが妥当であるという決議をされたという御報告が、ただいまあつたわけでありますが、われわれこの運営委員会においては常任委員長会議の決定の通りに、二日間の会期を延長するという意思決定をすることが、妥当であるということを議長に対して答申することにきめていただきたいという動議を提出いたします。

第5回国会 議院運営委員会 第45号(1949/05/26、24期、民主自由党)

○倉石委員 石田君がよけいなことを言うが、登院というのはそこへ来て札をひつくり返すとか門を入つたことが議員の登院ということになつておりますから、登院停止は出入禁止がいいのではないかと思います。私の場合は第一回國会の最終日に登院停止の判決を受けたのであります。ところが、その翌日に第二回國会か召集されたので、昨日をもつて刑の期限が切れた。從つて翌日は生々堂々と登院したというわけです。

第5回国会 議院運営委員会 第48号(1949/06/01、24期、民主自由党)

○倉石委員 きようこの運営委員会が済んだ後で、福利小委員会を開きたいと思いますが、これは過日申し上げておいたように、議員会館が次の國会から使われようというので、過般来の委員室の不足をこの際回復する必要があるという建前から、現在委員室の中に入つている專門調査員室、並びに專門調査に関する事務所等の一部を議員会館に移して、委員室を回復したいと思います。それから議員会館がいろいろ使われるにつきましては、食堂その他の設備と用意が必要であろうと思います。これなども運営委員会でおきめを願うわけでありますが、まだ具体的の福利小委員会の案ができておりませんので、一應その点を福利小委員会に御一任を願いたいと思いま……

第5回国会 議院運営委員会 第53号(1949/10/19、24期、民主自由党)

○倉石委員 浅沼君にお尋ねしたいが、小委員会ではどうしていけないのですか。

第5回国会 議院運営委員会 第54号(1949/10/21、24期、民主自由党)

○倉石委員 特別委員会設置の件については、私どもの方でいろいろ検討しておる点もありますので、今日は留保していただきたいと思います。
【次の発言】 表彰式はいつやるんですか。

第5回国会 労働委員会 第1号(1949/03/19、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 それではただいまより労働委員会を開会いたします。  この際ちよつとごあいさつ申し上げます。このたび諸君の推挙によりまして、労働委員長の重責を汚すことになりました。非学短才で、その任にあらざることをおそれるのでありますが、どうぞ諸君の格別なる御後援と御協力によつて、大過なくその職を果すことのできますように、何分よろしくお願いいたします(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行いたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの塚原君の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは委員長より指名いたしす。       角田 幸吉……

第5回国会 労働委員会 第2号(1949/03/26、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  前会において保留いたしておりました理事一名の互選を行います。前会における決定によりまして、私より指名いたします。川崎秀二君を理事に指名いたします。  次に理事山口六郎次君が委員を辞任いたされまして、理事が欠員になつておりますので、理事の補欠選挙を行わなければなりませんが、これは委員長より補欠理事の指名をいたすことに御異議ございませか。
【次の発言】 御異議がなければ、福永健司君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより公共企業体労働関係法の一部を改正する法律案を議題といたします。  審議に入るに先だつて、まず政府側より提案理由の説明を求めます。鈴……

第5回国会 労働委員会 第4号(1949/04/06、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたしますが、理事の追加選挙を行いたいと思います。選挙の煩を省略いたしまして、私より指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めまして、島田末信君を理事に追加指名いたします。
【次の発言】 次に労働事情に関する件を議題といたします。前田種男君。
【次の発言】 私語を禁じます。発言を求めて発言してください。
【次の発言】 それでは通告順に從いまして島田末信君。
【次の発言】 伊藤憲一君。
【次の発言】 お諮りいたします。大分時間が遅くなつておりますから、本日はこの程度で散会したいと思いますが、いかがでしよ……

第5回国会 労働委員会 第5号(1949/04/16、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  この際お諮りいたします。現在理事が一名欠員になつておりますので、理事の補欠選挙を行わなければなりませんが、これは前会のごとく委員長より指名いたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めますから、川崎秀二君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に前会に引続きまして、労働事情に関する件を議題といたします。春日正一君。
【次の発言】 春日君、ちよつとお待ちください。國家地方警察本部の齋藤長官は時間の都合があるようですから、関連質問がありましたらお願いします。
【次の発言】 この際ちよつとお諮りいたしますが、本日はこの程度にいたした……

第5回国会 労働委員会 第6号(1949/04/20、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  前会に引続いて労働事情に関する件を議題といたします。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午後二時三十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続いて会議を開きます。
【次の発言】 この際、非常に急いでおられる安本長官と運輸大臣に対する御質疑を先にやつていただきます。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後三時三十五分散会

第5回国会 労働委員会 第7号(1949/04/23、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  本日は失業保險法の一部を改正する法律案、職業安定法の一部を改正する法律案、緊急失業対策法案、以上三法案を一括議題に供します。  まず政府側より御説明を求めます。鈴木労働大臣。
【次の発言】 質疑を許します。この際本多國務大臣及び商工省に対する質疑を先に行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 しからば前田種男君。
【次の発言】 委員長は通告の順に從つて発言を許しております。静粛に願います。
【次の発言】 関連質問を求められております。石野久男君。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、本日はこの程度にとどめまして散会いたしま……

第5回国会 労働委員会 第8号(1949/04/25、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたしますが、内閣委員会に労働省設置法案が付託されております。議案は労働委員会に密接な関係がありますので、内閣委員会と連合審査会を開会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 運営委員会の決定で、内閣委員会に各省設置法案は全部一括して提案されることになつておりますから、そこで向うが主体となつて調査をするわけであります。それでありますから、各委員会は内閣委員会に連合審査会を申し入れて審査をすることになつておりますので、そういうふうにいたしたいと思います。
【次の発言】 御異議がなければ、委員長より内閣委員会に、連合審査会要求……

第5回国会 労働委員会 第9号(1949/04/26、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案を議題といたします。まず政府側より提案理由の説明を求めます。鈴木労働大臣。
【次の発言】 池邊説明員。
【次の発言】 次に失業保險法の一部を改正する法律案、職業安定法の一部を改正する法律案、緊急失業対策法案、労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案、以上四案を一括して議題に供します。質疑を許します。青野武一君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、明日は午前十時より内閣委員会と連合審査会を開会いたし、なお午後一時より本委員会を開会いたしま……

第5回国会 労働委員会 第10号(1949/04/27、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  前会に引続きまして、失業保險法の一部を改正する法律案、職業安定法の一部を改正する法律案、緊急失業対策法案及び労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案、以上四案を一括議題に供します。質疑を許します。春日正一君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 大矢省三君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。職業安定法の一部を改正する法律案、緊急失業対策法案、労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案の三案を一括して、質疑を打切ることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければただいまの三案の質議を打切ります。  本日はこれにて散会いたします……

第5回国会 労働委員会 第11号(1949/04/28、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  前会におきまして職業安定法の一部を改正する法律案、緊急失業対策法案、労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案、右三案の質疑を終了いたしましたので、三法案を一括議題に供し、討論に入ります。討論は通告順に行います。三浦寅之助君。
【次の発言】 青野武一君。
【次の発言】 川崎秀二君。
【次の発言】 春日正一君。
【次の発言】 島田末信君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  職業安定法の一部を改正する法律案及び緊急失業対策法案を一括採決いたします。右両案に賛成の諸君の御起立を願います。

第5回国会 労働委員会 第12号(1949/04/30、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  公共企業体労働関係法の施行に関する法律案を議題といたします。まず政府側より提案理由の説明を求めます。山崎政務次官。
【次の発言】 次に失業保險法の一部を改正する法律案の、質疑を打切ることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、失業保險法の、一部を改正する法律案の質疑を打切ります。
【次の発言】 次に商工委員会に鉱山保安法案が付託されておりますが、該法案は、本労働委員会にも重大なる関連性があると思われまするので、本委員会といたしまして、商工委員会に対し連合審査会開会を要求いたしたいと考えます。御異議ございませんか。

第5回国会 労働委員会 第13号(1949/05/04、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  まず、失業保險法の一部改正する法律案を議題といたします。前会において質疑を打切りましたので、ただいまより討論に入ります。討論は通告順に行います。大橋武夫君。
【次の発言】 次に前田種男君。
【次の発言】 川崎秀二君。
【次の発言】 土橋一吉君。
【次の発言】 島田末信君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 討論は終局いたしました。この際鈴木労働大臣より発言を求められておりますので、これを許します。鈴木労働大臣。
【次の発言】 これより採決に入ります。  まず大橋委員より提出せられました各派共同提案による修正案に賛成の方は起立を願います。

第5回国会 労働委員会 第14号(1949/05/06、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  前会に引続き労働組合法案及び労働関係調整法の一部を改正する法律案を議題に供します。質疑を許します。大橋武夫君。
【次の発言】 この際委員長より政府に申し入れておきたいと思います。先ほど大橋君の質疑されました一條二項及び七條の点につきましては、非常に重大な問題でありますので、なるべくすみやかな機会に、これを委員会に表明せられることを希望いたします。  これにて、暫時休憩いたしまして、午後は一時四十分より再開いたします。     午後零時四十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。篠田弘作君。

第5回国会 労働委員会 第15号(1949/05/07、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  前会に引続き労働組合法案、及び労働関係調整法の一部を改正する法律案を議題に供します。質疑を許します。佐藤親弘君。
【次の発言】 どうですか、あとであなたの番がありますから――青野君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 それでは午後一時半まで休憩いたします。     午後零時三分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  前会に質問を保留しておられました篠田弘作君に発言を許します。篠田弘作君。
【次の発言】 土橋君、先ほどこぐ簡單に一言ということであつたから許可いたしたのでありますが、なるべく簡單に願います。

第5回国会 労働委員会 第16号(1949/05/10、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  労働組合法案及び労働関係調整法の一部を改正する法律案を議題に供します。  都合により懇談会に入ります。
【次の発言】 懇談会を終り再開いたします。午後一時まで休憩いたします。     午後零時休憩
【次の発言】 次に公共企業体労働関係法の施行に関する法律案を議題といたします。質疑を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めまして質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。討論は通告があります。春日正一君。
【次の発言】 討論は終局いたしました。  これより採決に入ります。公共企業体労働関係法の……

第5回国会 労働委員会 第17号(1949/05/11、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  前会に引続き労働組合品法案及び労働関係調整法の一部を改正する法律案を議題に供します。質疑を許します。前田種男君。
【次の発言】 前田君、今参議院の本会議で総理大臣を待つて開会ができないそうでありますが、答弁をあとに讓つて、参議院の方に先に行つていただくことにいたしたいと思いますが……。
【次の発言】 さようとりはからいます。
【次の発言】 この際、昨日の土橋一吉君の法務廳に対する御質疑に対して、法務廳側が出席しておられますから、説明を求めます。
【次の発言】 それでは午後二時まで休憩いたします。     午後一時十四分休憩

第5回国会 労働委員会 第18号(1949/05/13、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  前会に引続きまして、労働組合法案及び労働関係調整法の一部を改正する法律案を一括して議題に供します。  前会におきまして、右両案については質疑を終了しておりますので、ただちに両案を一括議題として、討論に入ります。討論は通告順によつてこれを許します。古武惠市君。
【次の発言】 靜粛に願います。
【次の発言】 靜粛に願います。
【次の発言】 議員外の傍聽者諸君に、委員長から注意をいたしますが、靜粛を保たれるように願います。川崎秀二君。
【次の発言】 土橋一吉宮君。
【次の発言】 島田末信君。
【次の発言】 石田一松君。

第5回国会 労働委員会 第19号(1949/05/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたしますが、去る五月十四日の常任委員長会議において、委員会の理事の員数をそれぞれ二名増加し、これを民主自由党及び新政治協議会各一人ずつ割当てることに決定いたしましたので、理事の追加選任を行いたいと存じますが、理事の追加につきましては、委員長において指名いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして    大橋 武夫君  石田 一松君以上二名の方を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に去る十四日理事の春日正一君が委員を辞任いたされましたので、この際理事の補欠選挙を行わねばなりませんが、委員長より補欠理事の指名をいたす……

第5回国会 労働委員会 第20号(1949/05/31、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。去る五月二十日に理事春日正一君及び理事島田末信君が委員を辞任いたしましたので、理事が二名欠員となつています。この際理事の補欠選任を行わねばなりませんが、補欠理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは春日正一君、島田末信君がその後それぞれ再び委員となられましたので、御両君をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 ただいまより労働事情に関する件を議題といたします。質疑は通告順によつてこれを許します。石野久男君。

第5回国会 労働委員会 第21号(1949/07/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたします。理事の角田幸吉君が委員を辞任いたされましたので、理事が欠員になつております、この際、理事の補欠選挙を行わなければなりませんが、先例に從いまして、委員長より補欠理事の指名をいたすことにいたしまして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めまして、篠田弘作君を理事に指名いたします。  午後一時まで休憩いたします。     午前十一時三十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。  まず労働事情に関する件を議題といたします。今回の実地調査の結果に基き、去る七月一日の理事会で打合せました國電、東交、わかもと及び……

第5回国会 労働委員会 第22号(1949/07/19、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  労働事情に関する件を議題といたします。質疑を許します。三浦寅之助君。
【次の発言】 國家地方警察本部次長溝淵増己君が見えております。
【次の発言】 委員長から溝淵君にお尋ねいたしますが、おわかりにならないというのは、國警本部の管轄区域外であるという意味ですか。
【次の発言】 重ねてお尋ねいたしますが、國警本部の管轄内であるが、直接捜査をしておらないからわからないという意味ですか。
【次の発言】 管轄外ですか。
【次の発言】 外であるからわからない。こういうことに了解してよろしゆうございますか。

第6回国会 議院運営委員会 第3号(1949/10/27、24期、民主自由党)

○倉石委員 前国会の本委員会で、緊急質問というものについて大体の話合いができておるはずである。緊急性のある問題に限つてここで相談をしてやろうじやないかというふうになつておるわけでありまして、その話合いの前にもどつた感じを受ける。そこで緊急性という点について、一つずつ御協賛を願う方がよいのではありませんか。
【次の発言】 この問題の前段の方は、今人事院委員会等でも非常に研究しようしておることでありまして、ただ一ぺんの質問だけはわれわれの期待する十分な政府の意思表示も承ることはむずかしいと思う。これはやはり椎熊君の言われるようにせられるがよいと思う。賃金ベースに関しても御承知のように、今いろいろの……

第6回国会 議院運営委員会 第5号(1949/11/01、24期、民主自由党)

○倉石委員 ただいま椎熊さんのお話でありますが、実は私どもも開会式場で非常に恐縮をいたしたのでありまして、式が終りますると同時に議長の方からもお話がございまして、私どもの方の総務会長、幹事長と私ども集まりまして相談をいたしました。で議長は先ほど委員長の言葉にありましたように、正式に運営委員会で各党に自分から陳謝の意を表したい。同時に国会の議長ではありますけれども、私どもの党出身の議長でありますので、党としても各党にわれわれお伺いいたしまして、陳謝の意を表した次第であります。私どもも、もちろん本日の失策については、はなはだ恐縮いたしましたので、即議お伺いいたしたようなわけなんであります。その点に……

第6回国会 議院運営委員会 第6号(1949/11/07、24期、民主自由党)

○倉石委員 小林君の事件につきましては、私ども今初めて承るのです。少し仄聞してはおりましたが、具体的な話は今初めて承るのです。そのことについて私は議院運営の立場におる関係上、少し関係者から聞いてみますと、そこに印刷物に書いてある程度の、ただ簡単なことではなくして、小林君御本人には、やはり言い分もあつたようであります。まさか気違いじやないのでありますから、そうやたらに打つたりけつたりするとも思われませんし、ことにまた佐々木君のお話によりますと、廊下で暴行しても嚴重な処置をなすべしということも主張されたほどの人でありますから、何かあつたのだと思うのでありますけれども、われわれも今事情をよく知りませ……

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○倉石委員 先ほどから承つておりますと、この小林君の問題については、初め議長から特定の方の名前を指されないで御発議があつたのだ、しかるにいつの間にか小林君の名前が出て来たのだというお話もありますが、実は偶然に議長から発言された日が、問題にしようと思つておつた日と一緒になつたのです。議長から御発議がなくても、当日の運営委員会で、これは議院運営上の重大な問題であるから、発議しなければならねと、われわれの一部では考えておつたわけです。佐竹さんもよく御承知のように、小林さんという方は、この前の共産党の方と、小西寅松君の問題のときの懲罰委員会において、速記録をあらためて拜見いたしますと、たとい廊下におい……

第6回国会 議院運営委員会 第11号(1949/11/16、24期、民主自由党)

○倉石委員 今園田君からお話がありましたが、実は今朝ほど総理がどうしても渉外関係で出席できないということを承つたものでありますから、各党にお話に伺う時間もありませんので、まず出席を要求しておられる党の御本人にお目にかかろうというので、実は運営委員会の部屋で、事務局から、きようはどなたが総理の出席を要求しておられるかという紙を取寄せたのであります。ところが多分民主野党の荒木さんと、新政治協議会の松本六太郎さんの上に総理の総の字が押してあつた。そこでまずこの両党の御了解を求めなければならぬというので、民主野党に伺いましたが、荒木さんがおいでにならなかつたので、幹事長にお目にかかつてお話を申し上げま……

第6回国会 議院運営委員会 第12号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○倉石委員 運営委員会に必要がある場合に総理に出てもらうということは、私どもはそのこと自体についてとやかく申すわけじやないが、今新聞記事などでそういうことをただそうということならば、運営委員会は適当な委員会ではない。ことに今言われたような
【次の発言】 吉田という衆議院議員の考え方を言つておるのであつて、われわれも実はこの間最初の外務委員会であの問題が取上げられたときに、党内で自粛自戒すべきじやないという意見を出した人もある。とにかくわれわれの腹の底まで外国から見すかされるような、へたな議論はせぬようにしようじやないか、これは当然われわれの考うべきことだと思う。

第6回国会 議院運営委員会 第13号(1949/11/19、24期、自由党)

○倉石委員 そういう問題を持ち出されては困るので、この間労働委員会を開いて理事の互選をして、理事に集まつていただいて御相談した結果、総理大臣の施政方針演説、大蔵大臣の財政演説が済んで、それに対する質問を完了するのを待つてすみやかに開こうということに、話合いをつけたことは御承知の通りである。その終了を待つておるのが今日である。ところが今日はどんなにくめんしても、法案が殺到しておつて部屋がないから、月曜日にしようじやないかということになつておる。私どもは労働委員会に議案があるけれども開かないということはしておらない。理事会できまつた通りを実行しておるのであつて、何ら攻撃されるはずはない。

第6回国会 議院運営委員会 第14号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○倉石委員 ただいま増田官房長官もおりませんし、山口さんに説明を求めてもむりだと思いますので、この程度でいかがですか。
【次の発言】 ただいまの事務総長より話がありました点は異議ございません。

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○倉石委員 この問題について私どもの方は大橋君を主任にしてずいぶん研究さしたのでありますが、今の御意見を承つておると、立案者の方にもいろいろ御意見があるので、その方との話合いがまだ足らないような点があるかもしれませんから、十分話合いをつけていただいて、二十四日にきめていただきたいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第18号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○倉石委員 今の石野君のお話は道路運送がかかつた当該委員会においてやるべきことである。それをやらせろ、やらせたいということはおかしなことで、そこで必要を認めなかつた討論を本会議でやらなければならぬということはないと思う。だからわれわれはその必要を認めません。(「多数横暴」と呼ぶ者あり)多数を尊重することが民主主義で、それを何でも自分で一党をなして、おれに発言させないのは非民主的だと考えるのは、かえつて非民主的である。われわれは議院運営を円滑にするために議員二十名という原則をつくつたのである。これに対して佐竹君のごとき長い間憲政に功労のある方が、一ぺん申し合せた事実を無視するということはまことに……

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○倉石委員 採決の方法については、ただいま土井君の述べられた御意見にわれわれ賛成いたします。

第6回国会 議院運営委員会 第22号(1949/11/30、24期、民主自由党)

○倉石委員 私の方はただいま事務総長の御説明の法律案に賛成いたします。

第6回国会 議院運営委員会 第24号(1949/12/02、24期、民主自由党)

○倉石委員 これは時局に関する緊急質問というので、まことに内容が漠然としているようですけれども、今まで講和会議及びそれに向つて行くべき国内態勢について、国会内において非常に重要な質疑が行われたことは御承知の通りであります。しかしそれについての質疑が、党派によつていろいろねらいどころもかわつておりましようし、従つて答弁も断片的に行われておつて、これを聞く方の者にとつては非常に誤解を生じやすい点も多々あつたわけであります。そこで私どもとしては、責任ある政府の統一した答弁を得たいということが議に上りまして、この緊急質問を出したわけであります。

第6回国会 議院運営委員会 第25号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○倉石委員 これは今初めて承つたのですが、吉田さんがほんとうにこういう声明をされたのかどうか、確かめなければわれわれにはわからない。ですからこの問題はあとにして、ほかのを先にやつていただきたい。
【次の発言】 今、神山君が言われましたが、私どもは、私の方でほんとうに出したものは党でよく見ておりますが、淺沼氏のお持ちになつたあの鉛筆書きその他のものを見せられたので、とつさの間でありましたから、はたしてわれわれの方から出したものであるかどうかということが確認できなかつたのでありまするから、かようなものは初めて拝見をした。そこで党に帰つて正確なものと照し合せたということなのであります。

第6回国会 労働委員会 第1号(1949/10/29、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより労働委員会を開会いたします。  この際ちよつとごあいさつ申し上げたいと存じますが、このたび本労働委員会の委員長選任にあたりまして、不肖私が再び委員長の席を汚すことになりました。どうぞ各位の御後援と御協力を切にお願い申し上げる次第であります。
【次の発言】 それではただいまから理事の互選を行います。
【次の発言】 島田君の御動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは       大橋 武夫君    篠田 弘作君       福永 健司君    三浦寅之助君       吉武 惠市君    青野 武一君       小川 半次君    春日 正一……

第6回国会 労働委員会 第2号(1949/11/21、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  まず労働事情について当局より説明を聴取いたします。
【次の発言】 賀來政府委員
【次の発言】 通告順に従つて質疑を許します。春日正一君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本労働委員会におきまして、衆議院規則第九十四条による国政調査の承認要求をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、さように決定いたしまして、調査する事項は、労働事情に関する事項とし、調査の目的は、失業状態及び労働条件に関する諸調査並びに対策樹立として、調査の方法は、関係各方面よりの意見聴取及び資料要求等といたしまして、調査の期間は、本会期……

第6回国会 労働委員会 第4号(1949/12/01、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。去る十一月十五日に理事吉武惠市君が、また十一月二十四日には理事篠田弘作君が、さらに十二月二十八日には島田末信君がそれぞれ委員を辞任されましたので、理事が三名欠員となつております、この際理事の補欠選挙を行わねばなりませんが、補欠理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、    篠田 弘作君  廣川 弘禪君    島田 末信君 をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 次に失業対策促進に関する決議案を議題といたします。提案者の趣旨弁明を求め……

第7回国会 議院運営委員会 第1号(1949/12/04、24期、自由党)

○倉石委員 ただいま淺沼君からのお話もありましたが、一応本日のところは現在のままにしておいて、小委員会を活用する方法を研究する方がよいと思います。
【次の発言】 ただいま各党の御意見を承つたのでありまするが、その御意見を大体総合してみますると、現在存置してあります選挙法改正特別委員会、海外同胞引揚特別委員会、災害対策特別委員会、この三つに対してはほとんど御反対がないようでありますから、この三特別委員会の存置には私どもの方も賛意を表するものであります。考査特別委員会については、私の方はぜひ存置をさるべきであるという考えを持つておりますが、御反対の御意見があれば、これは決をとるよりしかたがないと思……

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/13、24期、民主自由党)

○倉石委員 この公共企業体労働関係法の制定に参與しておりました私どもの立場から、一応御説明申し上げます。当時論議の行われた経過から見まして、ただいま椎熊さんのおつしやいました十六條の問題でありますが、この十六條第二項によつて、政府は国会にこの裁定を承諾するか承諾しないかという議決を求めて参つたのであります。従つて政府に何らかの意思がなければならぬ。この裁定に盛られておる、すなわち十二月中に三十億円、来年の一月から三月まで五億ずつ十五億円を支出しろという案を、のむかどうか、意思を決定してくれということを言つて来たのでありますから、政府の意思がついておればそれを参考にすることができるが、国会の意思……

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/17、24期、自由党)

○倉石委員 この際私は議長さんにお願いしたいことがあります。実は最近非常に各労働者諸君が国会に陳情においでになるのでありますが、私どももしばしば呼び出されて、いろいろ希望を述べられたり、意見を聞かされたりすることがありますが、昨日労働委員会を開催いたしましたあとで、海老塚君という労働省の失業対策課長が労働委員会に出て、最近の失業状況と日雇い労務者に関する説明をいたしたのであります。それが済みましてから、六時から面会所に組合員の人がおるからちよつて来てくれという、柄澤代議士さんの御案内で出ましたところが、午後九時まで押えられてしまつて、しかもお前がきよう委員会で述べたことは実情と違うではないかと……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/20、24期、民主自由党)

○倉石委員 私を名ざしでお尋ねでございますのでお答え申し上げますが、ここで私が申し上げました際は、石田君の申されました通りの党の考えであつたのであります。その後だんだん政府におきましても予算案に対する検討をいたしました結果、官房長官がかつて本委員会に出て、大体中旬よりちよつと遅れるころには出るだろうと言われました際、運営委員会におきまして中旬とはいつか、中旬は十日から二十日までの間だと言つておりましたけれども、そんなことを言わないで、そのまん中ごろに出すようにしてもらいたいということを申入れておつたわけであります。従つてわれわれの発言があり、石田君の発言があつたわけでありますが、その後政府で種……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、民主自由党)

○倉石委員 私どもは椎熊君の御意見に賛成でありますが、ただいまの岡田君の御意見もありますので、必要ある場合には、内閣委員会と連合審査をしたらどうかと思います。
【次の発言】 民主自由党で一人質疑いたしたいと思いますが、名前はあとで申し上げます。
【次の発言】 ただいまの辞任の補充をいたすことについて、わが党は賛成をいたします。

第7回国会 議院運営委員会 第10号(1949/12/24、24期、民主自由党)

○倉石委員 私どもは一応こちらから送付したものに対して、向らから違つた意見を本院に回付されて来たのでありまして、一応受取つておるのでありますから、本会議を開かれまして、本会議でこれを承認しないという意思決定をしていただく手続をとつていただきたいと思います。
【次の発言】 私の方は、これは回付案として取扱うことにいたします。
【次の発言】 これは野党側の方々は、すべて参議院に同意をされるという御意見一本にまとまつておるようでありますから、その一本にまとまつておる御意思を、どなたか代表して、ある一人の方が意見を述べられるということではどうでしようか。

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1950/01/23、24期、民主自由党)

○倉石委員 私の方はもう少し留保していただきます。

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/25、24期、民主自由党)

○倉石委員 私は大体先ほど大橋君の申された意見と同一意見であります。つまり政府は国会に向つて公共企業体労働関係法第十六條の二項に基いて議決を求めて参つたのでありますが、衆議院の意思と参議院の意思とが異つたために、国会としての意思決定がなかつたというのであります。つまり衆議院と参議院側との意思表示が違つた。そこで国会としてこれを承認するに至らなかつたということを事務当局が言われるのは、こうまつも違法ではない。それが当然なんだ。ただ田中君の希望されるのは、そういう経過を詳しく政府に通達することがよかつたのではないかという御希望であると思うのであります。私はその点はそういうふうな手続をおとりになるこ……

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/27、24期、民主自由党)

○倉石委員 今のお話は、必ずしも月曜日でなくてもよいと思います。きようも大事な国務大臣の演説に関する質疑の日ですから、私どもは並行してやつてもよいが、明日もありますから、明日の運営委員会でお取上げになつたらどうかと思います。必ずしも月曜日にするということではなくして……。
【次の発言】 私のプランといつても労働委員会の問題でありますから、理事会をもう一度開いて御相談するつもりでおります。
【次の発言】 大体理事会でこの間相談しましたのは、大事な施政方針に対する質疑が終つたならば、なるべく各党の都合のよい、早い機会に理事会を開いて、この審議の打合せをしようということでありました。

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/30、24期、民主自由党)

○倉石委員 前の国会であつたか、前前国会の初めであつたかよく記憶いたしませんが、私の方から議長に向つて、国会の中で大衆が集まつて演説などをやられて、そこへわれわれがひつばり出されて糾問されるようなことが、しばしば行われたことに対して、その取締り方を私どもは要求いたしておつたのでありますが、一昨日もまた同様な行為が行われました。私は何も知らないで呼び出されて行きましたが、指定されておつた場所が違つておつたので、そこに行かないでうまく逃げ帰つて来ました。ところが労働大臣は、はやり言葉で言えば長時間つるし上げを受けた。こういうようなことに対して、私どもから議長にお願い申し上げておることは正しいことだ……

第7回国会 議院運営委員会 第17号(1950/02/01、24期、民主自由党)

○倉石委員 この問題についてはしばしば論議されておりまして、事務当局から参議院側の事務当局との話合いをしてもらうということに、最後的にはつきりきまつておつた問題であります。その報告があつたのでありますから、ここで各党の御意見を一応披瀝されて、どうするかということをおきめ願うようにとりはからつていただきたいと思います。
【次の発言】 赤松君の先ほどの発言を伺つておると、二つの点があるのでありまして、政府がどういう根拠に基いて国会に出したか。赤松君の御解釈によれば、国会に付議する必要はなかつたのだ、それを出したのはどういうわけだ。それが第一点、第二点は、議長はさようなものを、どういう法律的根拠に基……

第7回国会 議院運営委員会 第18号(1950/02/03、24期、民主自由党)

○倉石委員 ちよつとお尋ねしますが、土井君は公聽会の公述人とおつしやいましたが、たとえば参議院の運営委員会に秋山総裁が出て参りましたが、ああいうのはどうなりますか。
【次の発言】 証人は別でしよう。

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/09、24期、民主自由党)

○倉石委員 この前きようまでに決定して来ることになつておつた。今共産党の林君のおつしやるのは、そうすると議事日程に載つておるわけですが、きようはやらないということは、本会議をやめろということですか。

第7回国会 議院運営委員会 第22号(1950/02/23、24期、民主自由党)

○倉石委員 今の林君の官房長官を責めておるお話は、予算委員会の問題で、運営委員会ではちよつと筋違いだと思います。予算委員会でやつてもらつたらどうですか。
【次の発言】 従つて、今、林君のお説のようなことであるから、これは予算委員会において十分審議されて、予算の審議ができないということであれば、これは予算委員会でそういうふうな取扱いをなされることであつて、そのことで今運営委員会でわれわれが論議してみたところで、われわれの力の及ばざることである。審議の対象外です。官房長官に質問をしても意味をなさない。
【次の発言】 それならば予算だけではなくして、ほかの重要委員会にかかつておるものの審議をここで全……

第7回国会 議院運営委員会 第25号(1950/03/04、24期、自由党)

○倉石委員 政党の分野がかわつたのだから。

第7回国会 議院運営委員会 第26号(1950/03/06、24期、自由党)

○倉石委員 これはもう少し研究したいと思いますので、本日のところは保留を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま事務総長から御説明がありましたが、この常任委員会の分は、私どもとしては各派の分野がこのたび大分変更になつたのでありますから、原則としては根本的にやり直すことがいいと思いますが、国会の途中でもありますので、各派の御了解を得るならば、この際最後のプラス、マイナスを訂正するという程度にとどめたらいかがかと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第27号(1950/03/07、24期、自由党)

○倉石委員 きようはやめよう。

第7回国会 議院運営委員会 第28号(1950/03/09、24期、自由党)

○倉石委員 今のお話の二つ一緒になつたところがありますが、それはもちろん討論者はお一人でしようね。
【次の発言】 大体私どもは一時間以内で切るようにいたします。
【次の発言】 ただいまのお話については、私少しわからないところがあるのですが、そうすると野党側の方のお考えでは、予算に対してどういう取扱いをされるのですか、これから予算委員会では討論に入り、きよう中に討論終結の模様であるが……。

第7回国会 議院運営委員会 第29号(1950/03/11、24期、自由党)

○倉石委員 自由党も異議ありません。
【次の発言】 そのためにちよつと五分間ほど休憩を願います。
【次の発言】 日程第二の漁業法の一部を改正する法律案は、都合によりまして火曜日の本会議にまわしていただきたいと思います。
【次の発言】 この税制関係の諸法案のうち、有価証券移転税を廃止する法律案を今日緊急上程していただいて、残余はこの次の本会議にまわされんことを希望いたします。
【次の発言】 火曜日にはこのほかにもう一つ重要な公職選挙法もございますので、四時間ということになるとまた日が暮れてしまいますから、二時間程度におきめを願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第30号(1950/03/14、24期、自由党)

○倉石委員 ただいま私の名前が出ましたからお答えいたしますけれども、私がこの小委員会設置を提案いたした趣旨は、ただいま田中織之進君から申されました通りの趣旨でありまして、従つて小委員の人たちが、この小委員に與えられた職責を逸脱することのないように、建設的に、議院運営を将来円満にやつて行くための資料を提供しようということが目的でありますので、私はその小委員会の運営の結果、どういうことが派生するであろう、そういうことを予想して言つておるのでないのでありますから、石田君の言つておられる問題は、小委員会において善処せられるであろうと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第32号(1950/03/18、24期、自由党)

○倉石委員 ただいまの土井君の御意見に対する花村委員長のお話でありまするが、言葉が少し足りなかつたようであります。私は法務委員長にお尋ねいたしたいのでありますが、商法改正を審議するために、法務委員会は地方に出張されて、そうしていわば公聽会と同じようなことをおやりになるようなお話でありまするが、その主催をされるところはどこでありますか。
【次の発言】 もう一つお尋ねいたしますが、法案を提出された政府では、今までに公聽会をおやりになつておられるのではありませんか。
【次の発言】 そこでただいま土井君のお話になりましたように、各法案はいずれもこれは重要な法案でございまするので、十分に大衆の意思を聞く……

第7回国会 議院運営委員会 第33号(1950/03/22、24期、自由党)

○倉石委員 ちよつと事務当局にお尋ねいたすのでありますが、従来この委員派遣というものは、委員が出て行つてみずから調査する、いわゆる国政調査ですね。この商法の一部を改正する法律案の審査のためというのは、いわゆる国政調査に該当するのかどうか。
【次の発言】 ただいま議題になつております法務委員会の委員派遣のことにつきましては、この派遣要求を見ますと、委員がみずから衝に当つて調査をされる国政調査ではございませんので、地方において商工会議所などが主催したいわゆる公聽会のようなものに、議員が出席をして意見を徴するというやり方でありまして、従来にないやり方であります。今回限り例外としてこれを承認することに……

第7回国会 議院運営委員会 第35号(1950/03/25、24期、自由党)

○倉石委員 田中さんは労働委員会と大蔵委員会と、それから人事委員会の連合審査会に非常に熱心に来ておられたので、あの当時の裁定の取扱いについては、ずいぶん御審議になつたはずでありますが、今のお話を承ると、林君の言われたような予算的な措置をつけて来なければ審議ができないというお話でありましたけれども、そういう予算的措置をつけるにも、つけないにも、とにかく八千二百円という国鉄従業員に対するベースを裁定された。それを今度予算的措置をつけてこつちへ出せというならば、公労法所定の十日間ではとうてい不可能なことです。従つて公労法に命ぜられたる十日間以内にとにかく一応この裁定は国会に出すベきである。この点は皆……

第7回国会 議院運営委員会 第38号(1950/03/30、24期、自由党)

○倉石委員 国際学園というのは一体どういうものですか。
【次の発言】 総理大臣は、きよう、ちよつとからだが悪いのですが……。
【次の発言】 これは差追つた問題であることは確かであります。われわれも非常に重大な関心を持つておることでありまして、昨日労働大臣がおれば、私どもも、もつと詳しく聞きたかつた問題でありますので、労働大臣か本日出席しておれば、本日これをやつていただくことに異議はありません。
【次の発言】 実はこの前私の方の党大会のときに本会議を休んでいただいた関係もありますので、社会党の党大会があるようでありますから、四月一日には、できるだけ休んでいただきたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第39号(1950/03/31、24期、自由党)

○倉石委員 私の方では回付案に同調いたします。
【次の発言】 本案について、私どもの方は賛成いたしかねるのであります。
【次の発言】 これはただいま承りますと、野党側は皆さん御反対のようでありますので、記名投票で採決を御決定願います。
【次の発言】 ただいま議題になつております政府職員の新給與実施に関する法律案の一部を改正する法律案、参議院回付のものについて、ただいま御決定のように記名投票でこれをとるかとらないかということを御決定願つて、その場合に両院協議会を必要とするような事態になつた場合に休憩をしていただいて、参議院側と打合せをする、そういう必要がないときにはそのままで続行する、こういうふ……

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/04/01、24期、自由党)

○倉石委員 私の方は、この問題についていろいろ実情を伺いまして、党の方でも愼重に検討いたしたのでありますが、遺憾ながら賛意を表しかねます。
【次の発言】 ただいま田中君のお話のありました事柄は非常に重大な問題だと思いますので、鍛冶委員長に来ていただくことにわれわれは賛成でありますが、そういうことにきめていただいて、ほかのこまかいことを片づける、その間に呼びにやることにいたしましよう。
【次の発言】 練達堪能なる土井さんは、どういうようにこれが扱われて来るかということについては、すでに結論まで見通しておいでになることであろうと思うのでありますが、一日も政府職員に対する給與の法律がないというわけに……

第7回国会 議院運営委員会 第42号(1950/04/06、24期、自由党)

○倉石委員 初めの方はまだ皆さんの方との話合いができておりませんですが、鉄道建設促進に関する決議案は、明後日ひとつ出していただくように希望いたします。
【次の発言】 私は新聞は見ましたけれども、そういうことは私どもが答える必要のないことでお聞きになりたかつたら自由党に行かれて廣川君にお聞きになるが一番よい。
【次の発言】 新聞を見ての私個人の感じもありますし、自由党の代議士それぞれ感じを持つておることでありましようが、林君は廣川君個人の意見を言えというのでありますから、私に答えられるはずがない。われわれ党の代表として来ておつても、廣川幹事長の意見を聞きたかつたら、登院しておるのであるから、本人……

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/04/08、24期、自由党)

○倉石委員 私の方は異議ございません。
【次の発言】 これは参議院の方で修正しますにつきましても、衆議院の方と十分連絡をとつて大体の了解があるごとく聞いておりますので、自由党としてはこれに異議はありません。
【次の発言】 これは参議院がどういう意向を持つて来ておるかということを、衆議院の方に、参議院のそれぞれの方々から御連絡があつたはずです。
【次の発言】 それで各党が委員を選びまして、この程度ならよかろうと、あらかじめ話合いが進んで、ここに持ち出されたものと思います。
【次の発言】 共同提案にされるかどうかということを、きようきめていただきたいということです。

第7回国会 議院運営委員会 第44号(1950/04/11、24期、自由党)

○倉石委員 前回、当委員会で、国協党で修正箇所がちよつと研究が足りないからこの次にということで、きように延ばして来たのでありますが、今事務総長の言われたように選挙法のことですから、なるべく早くしたいと思います。
【次の発言】 この前は、緊急質問はやめるから、そのかわり次会には官房長官に来ていただいて、事務的にどういうことをやるかきめてくれ、こういうことであつたと思います。
【次の発言】 これは過ぎ去つたことでもあり、ことに全然ここで審議の対象にならない廣川問題というようなことについて緊急質問することはおかしい。そこで、緊急質問はやらないかわりに、次会に官房長官に来てもらつて、林君の言葉をそのま……

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/04/15、24期、自由党)

○倉石委員 私は政府でありませんけれども、ただいま石田君のお話を承りますと、まことにごもつともな点もありますけれども、ともかくも政府の原案というものは一応国会に提出してあるのでありまして、それが事実上今日では施行期日というものが経過しておるのでありますから、これをそのままに放任しておくことも、政府としては怠慢のそしりを免かれないわけであります。政府は、自分の提案したものを施行不能の状態に置かれた今日、政府みずからやはり修正を申し込むということはあり得ることだと思います。
【次の発言】 日程第九の造船法案については、本日のところは延期をして、この次に上程をしていただきたい。

第7回国会 議院運営委員会 第46号(1950/04/18、24期、自由党)

○倉石委員 森戸さんの議員辞任ということにつきましては、非常にごりつぱな議員であり、私ども尊敬いたしておるので、まことにわれわれとしてはさびしく、しかも残念に存ずる次第でありますが、事柄が事柄でありますから、喜んで賛意を表せざるを得ないわけであります。ことに、ただいま事務総長の御報告にありましたように、森戸さん御一身の何と申しますか、辞表を出されるに至つたお考え方をお述べになるということでありますので、私は森戸さんのようなごりつぱな方であますから、そのことも今日賛意を表したいのでありますが、これは常に辞表を出した場合に、先例としてこういうことを認めるということではなくて、われわれは、森戸さんで……

第7回国会 議院運営委員会 第49号(1950/04/25、24期、自由党)

○倉石委員 この間伊藤君からお話がありましたので、通産委員会の神田委員長代理に会いまして、野党の委員諸君が本会議で説明を聞いて質問することに自由党の委員も賛成しておるということだが、そうかと聞いたところ、そういう賛成をしたことはない、すでに委員会にかかつておることであるから、今かかつておる法案が片づき次第審議したいと思うので、本会議ではやりたくないという話でありました。
【次の発言】 そういうことになればですが、ならないことを希望するから、通産委員会でそのまま審議していただきたいことを希望いたします。
【次の発言】 私は土井君とまつたく同感で、私どもは通産委員会にすみやかにまわして、そこで審議……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/04/26、24期、自由党)

○倉石委員 ただいまの決議を上程するについて、福永君のお話に賛成でございますが、本日は定例日でないにもかかわらず、議案が輻輳しておるので特に本会議をお願したのであります。輻輳しておる議案をなるべくすみやかに上程いたすことに賛成であります。
【次の発言】 きのうの運営委員会で土井君からお話がありましたように、私ども運営委員会で自主的にきめらるべき問題だという御意見まつたく同感でありますが、ただ当該委員会である通産委員会でいろいろお話合いがあつたということでありましたので、その御意向も尊重する方がよかろうということで実情を尋ねてみましたが、神田代理委員長は、そのことは運営委員会の事柄だから運営委員……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/27、24期、自由党)

○倉石委員 まだ法律になつていないものを修正して来た前例がありますか。
【次の発言】 私ども、ただいま初めて承ります事柄で、まだ研究が足りないものでありますから、明日の運営委員会まで延期を願います。

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/29、24期、自由党)

○倉石委員 この付託委員会については建設の方にも重大な関係がございまするが、今事務総長のお話のように、主として安定本部の関係で立案いたしたのであつて、各省に関連があることであります。ひとり建設者関係だけでないのであります。これは必要があれば連合審査をやつていただくことにして主管の委員会は経済安定委員会に付託していただきたいと思います。
【次の発言】 本案につきましては、この間事務総長の御説明もありました通りに、若干まだおかしいと思うのでありますが、ここにあたためておくのもどうかと思います。一応当該委員会である文部委員会に付託して、文部委員会において適当にこれを処理するようにされたらいかがですか……

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/30、24期、自由党)

○倉石委員 ただいまの小平君のお話、一応ごもつともな点がありますが、各党の代表としてきめるのでありますから、もちろん北海道の事情に精通されておるような人が出ると思います。従つて、地方的なそういうことでなく、やはり党派割りでおやりになる方が一番公平だと思います。
【次の発言】 やはりこのような委員会はなるべく能率的に審議をしていただく方がよいと思いまして、今では御承知のように自由党だけであつたと思いますが、今度は野党側の方にも入つていただくということで、自由党は三人に減つておるのでありますから、ただいまおきめ願つた三人だけで御決定を願いたいと存じます。

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/05/02、24期、自由党)

○倉石委員 前の二つは本日は最終日のことでもありますので、趣旨弁明をごく簡單に両方一括してやつていただきたいと思います。
【次の発言】 検察事務官及び矯正保護職員の待遇に関する決議案というのは、最近法務委員会から法案が出たのでありますが、オーケーが来なかつた。同じ文句でここに決議案をお出しになつたのでありまして、これはもう少し研究をしてみたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第56号(1950/07/08、24期、自由党)

○倉石委員 しかし先例はまん中が與党で、ずつと来ておるのだから……。
【次の発言】 そうじやない。事柄によつては超党派外交もあるんだし、いろいろ御相談も行えるし、まん中の方がいい。
【次の発言】 その点は研究しましよう。
【次の発言】 議場の中で相談するということは割にないので……。
【次の発言】 ごもつともでありますが、小委員会を活用することは、私は非常にいいことだと思う。しかしこの前いろいろなやり方について、各委員に御相談願つて、十名というところできめていただいたのですが、その十名の小委員会を設けることについて、今土井君の言われたように、小委員会では議事の運営のことについても御相談願うとい……

第7回国会 議院運営委員会 第57号(1950/07/11、24期、自由党)

○倉石委員 皆さんの方の代表的御意見ですか。
【次の発言】 会期を何べんか延長するということが好ましからざる事態であるということは、もちろん百パーセント同感であります。そこで土井君が先ほど官房長官にお尋ねになりましたような事案というものは、政府側の説明にもありますように、まだ研究中でありまして、はたして本議会にどういうふうな形で現われるかということは捕捉しがたい状態でありますので、そういう仮定の事実を前提にして会期を考えるということは、実際問題としてわれわれ責任の地位にある者から見ると妥当ではない。やはり政府の説明にありましたように、地方税法に重点を置いて、そのあと、やむを得ざる緊急を要するよ……

第7回国会 労働委員会 第1号(1949/12/16、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りたしますが、去る十二月二日、理事島田末信君が委員を辞任され、また十四日には、理事廣川弘禪君及び理事小川半次君がそれぞれ委員を辞任されましたので、理事が三名欠員になつております。そこで理事の補欠選任を行わねばなりませんが、これは先例によりまして、委員長より指名いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは     島田 末信者  吉武 惠市君     川崎 秀二君 をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 次に国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。  一、調査する事項 労働事情に関する事項  ……

第7回国会 労働委員会 第2号(1949/12/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  本委員会に付託せられました公共企業体労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、人事委員会及び運輸委員会より、それぞれ本委員会に対し連合審査会開会の要求がございましたので、本委員会におきまして、人事委員会及び運輸委員会と連合審査会を開会いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたしまして、本日午後一時より開会することといたします。
【次の発言】 次に本件につきまして、審査の必要上、公共企業体仲裁委員会委員長末弘厳太郎君、同じく委員今井一男君、同じく委員堀木鎌三君、日本国……

第7回国会 労働委員会 第3号(1949/12/20、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより労働委員会を開会いたします。  公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件を議題といたします。本件に関しましては、連合審査会におきまして、政府より趣旨弁明を聽取いたしており、委員各位におかれては、十分その御趣旨を御了承のことと思いますので、提案理由の説明を聽取することは省略いたし、ただちに質疑に入ります。大橋武夫君。
【次の発言】 大橋君、よろしゆうございますか。
【次の発言】 福田昌子君。
【次の発言】 柄澤登志子君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 先ほど大橋委員の御質疑に対して、運輸省当局から答弁を留保されておりましたが……

第7回国会 労働委員会 第4号(1949/12/21、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昨日をもつて質疑は終了いたしておりますから、これより公共企業体労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件を議題として、討論に付します。討論は通告順によつてこれを許します。大橋武夫君。
【次の発言】 青野武一君。
【次の発言】 稻葉修君。
【次の発言】 春日正一君。
【次の発言】 島田末信君。
【次の発言】 石田一松君。
【次の発言】 討論は終局いたしました。  これより採決をいたします。念のため申上げますが、本件は仲裁委員会の裁定金額のうち、十五億五百万円以内の支出を除き、残余につき公共企業体労働関係法第十六条第二項の規定により、国会……

第7回国会 労働委員会 第5号(1950/02/08、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたします。去る十二月二十六日に理事青野武一君が、一月十二日には理事春日正一君が、また二月七日には理事川崎秀二君がそれぞれ委員を辞任されましたので、理事が三名欠員となつております。この際理事の補欠選挙を行わねばなりませんが、これは委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは   青野武一君 春日正一君   稻葉  修君をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 次に本委員会に付託せられました公共企業体労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(議決第二号)につきまして、人事委……

第7回国会 労働委員会 第6号(1950/02/17、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより労働委員会を開会いたします。  公共企業体労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第二号を議題といたします。本件に関しましては、先般来労働委員会、人事委員会、大蔵委員会の連合審査会におきまして、政府側より趣旨説明を聴取いたしており、委員各位におかれては、十分にその趣旨を御了承のことと存じますので、提案理由の説明を聴取することは省略いたし、ただちに質疑に入りたいと存じますから、御了承を願います。春日正一君
【次の発言】 春日君に申し上げますが、この委員会は専売裁定問題をやつているのでありまして、そのためにお忙しい中を、参考人や専売公社の方が見え……

第7回国会 労働委員会 第7号(1950/02/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  公共企業体労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第二号を議題といたします。前会に引続き質疑を許します。春日正一君。
【次の発言】 次は柄沢さんの順序でございますが、柄沢さんにちよつと申し上げます。申合せの時間を、あなた方はすでに一時間余り超過しておりますので、それをお含みの上で御質疑を願います。柄澤登志子君
【次の発言】 石田一松君。
【次の発言】 石田君に申し上げますが、あなたはお一人で、もうすでにあなたの党の持ち時間を、先ほどまでで五十八分超過しているわけであります。ことにただいまの御質疑はしばしば当委員会で繰返された質……

第7回国会 労働委員会 第9号(1950/03/23、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  まず夏時刻法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 ただいまの篠田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決定いたしました。  夏時刻法の一部を改正する法律案を採決いたします。本案に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は原案の通り可決いたしました。  なお議長に提出いたします報告書の作成については、委員長に御一任願いたいと思いますから、さよう御了承を願います。
【次の発言】 次に公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第二……

第7回国会 労働委員会 第10号(1950/03/24、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  まず労働組合法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を許します。前田種男君。
【次の発言】 春日君。
【次の発言】 柄澤君に私から御相談いたすのでありますが、本日の議題に関連はしておるようでありますけれども、なお本案の解決のあとで、引続いて一般労働事情の質疑を当局にいたしたいと思いますので、ただいまのような一般労働組合法にわたるような問題は、そのときに讓つていただけませんか。
【次の発言】 重要なる問題でありますが、ただいまあなたの御質疑を承つておりますと、本日議題になつております地方労働委員の増員のことからずつと大きくなりまして、一般労働……

第7回国会 労働委員会 第11号(1950/03/29、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたします。去る三月二十三日に理事大橋武夫君が、また三月二十七日には理事吉武惠市君が、それぞれ委員を辞任されまして、再び委員に補欠選任されましたが、理事が二名欠員となつております。この際、理事の補欠選挙をを行わねばなりませんが、これは委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、大橋武夫君及び吉武惠市君をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 次に本委員会に付託せられました公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、内閣提出、議決第三号につきまして、人事委員会及び……

第7回国会 労働委員会 第12号(1950/04/10、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  本委員会に付託せられました労働者災害補償保險法等の一部を改正する法律案を議題といたします。まず政府側より本案に対する趣旨の説明を求めます。鈴木労働大臣。
【次の発言】 なお労働事情に関する件は次会に延期いたします。  次会は公報をもつてお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後三時五分散会

第7回国会 労働委員会 第13号(1950/04/19、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  労働者災害補償保險法等の一部を改正する法律案を議題といたします。これより質疑に入ります。春日正一君。
【次の発言】 春日君、炭鉱災害は通商産業省関係の管轄になりますので、労働省としてはお答えをできません。
【次の発言】 労働省から提出されてあるそうでありますから、ただいま配付いたさせます。
【次の発言】 柄沢さんに申し上げます。ただいまの質問は失業対策のことのようでありますが、きようは職業安定局長が見えておりませんから、この次の機会におやり願つたらいいと思いますが……。
【次の発言】 本日は労働者災害補償保險法事の一部を改正する法律案の審議でございまし……

第7回国会 労働委員会 第14号(1950/04/21、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  前会に引続きまして、労働事情に関する件を議題といたし、日雇い労働者の求職運動の実情について調査を進めます。  この際お諮りいたします。一昨日の理事会で決定いたしました通り、参考人として東京都労働局長林武一君、全国公共職業安定所職員組合連合会執行委員長熊川廣衞君、同副委員長後藤克巳君、同書記長野々山敏夫君。次いで各職業安定所別の労働組合代表として、酒井愼作君、白川推二郎君、石崎光夫君、沖田正人君、菅野四郎君、田代フデ君、伊藤清君より意見を聽取いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたします。  これより……

第7回国会 労働委員会 第16号(1950/05/01、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。去る四月二十九日、理事吉武惠市君が委員を辞任せられまして、理事が一名欠員になつておりますので、理事の補欠選挙を行わなければなりませんが、これは委員長より指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。吉武惠市君が再び委員に選任されましたので、吉武惠市君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に閉会中審査の件についてお諮りいたします。本委員会は今会期初め国政調査の承認を得て労働事情に関する調査を実施して来たのでありますが、なお閉会中といえとも、引続き調査を進める必要があると思います。つきましては閉会中本作について審……

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、24期、自由党)

○倉石委員 私どもは当然二週間をもつて十分だと思つたのでありますが、昨日の参議院のおつしやることを承ると、参議院はわれわれと違つて半分が新しい議員である。そこで愼重にやらなければならぬというお考えも大分あるようで、二十日間で見通しがつくということのようでありますから、私どもはもう一ぺんここで皆様とこれに同調するかどうか御協議申し上げるのでありまして、一事不再議とか何とかかしこまつた議論をする必要はないと思います。私の方としては、参議院側の意見を尊重して、しかも半分以上新しい議員さんであるということに理解を持つて、二十日間に賛成をいたしたいと存じます。

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、自由党)

○倉石委員 昔は理事は三名だつた。それが今は二十五名の委員のうち十名の理事、こんなおかしいことはない。委員長に事故のある場合、代理をするという程度のことなんでありますから、三人でもいいのだが、せつかく五人という声が出ましたから、私は何も五人に反対はしないけれども……。
【次の発言】 常任委員も、第一回国会と同様に二十五名にもどつたのだから、理事も第一回にもどつてこれを三名にしたらどうです。
【次の発言】 まだ運営委員会できまつていないのだから、そんなことはない。
【次の発言】 田中君のおつしやることはごもつともと思います。たとへば、私どもの労働委員会では、理事でない方でも、大事な問題を相談する……

第8回国会 議院運営委員会 第7号(1950/07/25、24期、自由党)

○倉石委員 承つておくことにしたらどうでしよう。
【次の発言】 この問題は、この間の運営委員会で土井さんが出されたので、また再びここに出たのだと思います。第五国会におけるわれわれの申合せは嚴として存在するのでありますが、その後の状況を見ますと、必ずしもなごやかに行つておらない。むり押しというお話がありましたが、小会派の方からほとんどむり押しに要求されて、しかたなしに原則をあるときは破つたような形が出ている。そういうのは、われわれとしてはまことに議院運営上困ることであるというので、先般土井君から御発言があつたのでありまして、私どもとしては議院運営の建前から、この原則を嚴守していただくようにしたく……

第8回国会 議院運営委員会 第8号(1950/07/27、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長代理 これより議院運営委員会を開会いたします。  委員長に御支障がございますので、私が委員長の職を勤めます。よろしくお願いします。  まず、前会保留になつておりました議院運営委員長辞任の件及び後任者の件につき御協議を願いたいと存じます。
【次の発言】 これに対して御異議がなければ、本日の本会議にお諮りしたいと思いますが……。
【次の発言】 ただいま石田一松君より御発言のありました件につきましては、御趣旨まことにけつこうなことだろうと思いますので、あとで御相談をいたすことにいたしたいと思いますが、いかがでしようか。
【次の発言】 それではさよう御了承おきを願います。

第8回国会 議院運営委員会 第9号(1950/07/29、24期、自由党)

○倉石委員 そんなことはない、順位は話合いできめるのだ。
【次の発言】 そんなことは何もきまつていやしないじやないか。
【次の発言】 そうお願いいたしましよう。
【次の発言】 話合いできめて行こうというわけです。
【次の発言】 これはきわめて重要な問題でありますので、委員会において愼重に審査をやつてもらいたい。
【次の発言】 五分や十分では盡きないから、委員会でやつてもらつた方がいい。
【次の発言】 委員会でやつたらいいじやないですか。
【次の発言】 反対。
【次の発言】 そんな考えはない。

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/30、24期、自由党)

○倉石委員 これは例によつて次会ということにしてはいかがですか。
【次の発言】 本件の決定も明日にまわしていただきたいと思います。
【次の発言】 だたいまの土橋君のお話の中に、追放関係ということがありましたが、風早君提出のものは、報道機関関係者に対する弾圧に関する緊急質問となつております。この緊急質問の提案者は、提案の題目について質問されるわけですね。
【次の発言】 そうすると、やはり柳澤君の言われたように、報道機関の経営者と、そこに従事している従事員との労働協約に関する問題でありますので、政府に質問されるのは筋違いではないかというのが一つ、もう一つは、昨日の労働委員会で、赤松勇君から、この点……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/31、24期、自由党)

○倉石委員 今の石田君のような御意見が一方にあるので、これを上程することは延期したらどうですか。
【次の発言】 これはオーケーが参りましたか。
【次の発言】 これはもう撤回します。
【次の発言】 中間報告ですから、それに対する質問ということはどういうものですかね。
【次の発言】 労働委員会の経過について、ただいま土橋君の、第二次国鉄裁定を今国会で一回も審議していないと言われたことは間違いでありまして、毎日連続して審査して、あなたも出ておられて、何を言つておられるのか、でたらめきわまる。そこで本日やろうという報告は、実際内容を申し上げれば、政府側からは、今ははつきりした態度はとれないが、もう一、……

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/11/20、24期、自由党)

○倉石委員 この点は本日はきめないで、保留していただきたいと思います。
【次の発言】 次会に御決定を願うことにして、本日は保留することに願いたい。
【次の発言】 これは前国会通りにしてはいかがですか。
【次の発言】 一日もよけいに審議してもらいたいというのだから……。
【次の発言】 一日も早く皆さんにお目にかけたいと言つておるのだから……。
【次の発言】 前国会通りでどうでしよう。
【次の発言】 二十三日は勤労感謝の日で休みますから、日曜はやろうじやないですか。

第8回国会 厚生委員会 第7号(1950/07/29、24期、自由党)

○倉石忠雄君 現代医術の進歩はまことに驚異的なものがありますが、ただがんだけは、全く不治の病として、医師もさじを投げ、患者も宿命とあきらめておる状態であります。中には医師も患者も、ともにがんであることを知らずに死亡する者も少くはないのであります。世界中で最も医術の進んでおるといわれておるアメリカでも、この病気の治療については、いまだ未開の野であつて、医師の研究も盛んであり、社会の関心も強く、街頭はがんの広告で一ぱいだとのことであります。かような不治の病から人類を救いたいとの念頭から、つとに固い決心のもとに、がんの研究に渾身の努力をささげられた、蓮見医学博士は、私費を投じてがん研究所を設立し、電……

第8回国会 労働委員会 第1号(1950/07/19、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより労働委員会を開会いたします。  この際ちよつとごあいさつ申し上げたいと存じますが、このたび本労働委員会の委員長選任にあたりまして、私が再び委員長の席を汚すことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  次に理事の互選を行いたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの島田末信君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それではただいまの島田君の動議について採決をいたします  島田君の動議に御賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて動議のごとく決定いたしました。それでは私から御指名申し上げます。     島田 末信君    福永 健司……

第8回国会 労働委員会 第2号(1950/07/21、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  まず国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。  一、調査する事項   一、失業対策に関する事項   一、労資関係に関する事項   一、労働基準に関する事項   一、その他労働行政に関する事項  二、調査の目的   労働行政の適正を期するため  三、調査の方法   関係各方面よりの意見聽取及び資料の要求等  四、調査の期間   本会期中といたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたしまして、諸般の手続を行いますから、御了承願います。
【次の発言】 次に失業保險法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を許……

第8回国会 労働委員会 第3号(1950/07/25、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたします。去る七月二十二日、理事赤松勇君が委員を辞任されまして、再び委員に補欠選任されましたが、理事が一名欠員となつております。この際理事の補欠選挙を行わなければなりませんが、これは委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、赤松勇君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に本委員会に付託せられました公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、第七回国会議決第三号)につきまして、審査の必要上、加賀山日本国有鉄道総裁の説明を求めますほか、公共企業体仲裁委員会委員荒……

第8回国会 労働委員会 第4号(1950/07/26、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  まず失業保險法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を許します。柳澤義男君。
【次の発言】 この際石田一松君から関連質問を求められておりますから、これを許します。石田一松君。
【次の発言】 柄澤君。
【次の発言】 一般失業問題については次会に日を讓つてやることになつておりますし、あとまだ中原君も残つておりますから、その程度にお願いいたします。中原健次君。
【次の発言】 中原君に申し上げますが、先ほどお話申し上げました通り、一般失業問題については、次会に一日ゆつくりすることにお話をしてありますし、もう申合せの時刻も過ぎておりますので、なるべく……

第8回国会 労働委員会 第5号(1950/07/29、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたしますが、理事吉武惠市君が去る二十六日委員を辞任され、再び委員に選任されましたので、理事の補欠選挙を行わなければなりませんが、委員長より指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、吉武惠市君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたしたいことがあります。国会法第四十七條には、委員会は議院の議決で、特に付託された事件につきましては、閉会中もなおこれを審査することができるという規定があります。本委員会は今会期初め国政調査の承認を得ましたが、なお閉会中といえども引続き調査を進める必要があると思います。つきましては……

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/22、24期、自由党)

○倉石委員 われわれの方はわかりませんから、保留しておいていただきたいと思います。
【次の発言】 これで何時間ですか。
【次の発言】 これは、いつも開会ごとに問題になるのですが、やはり原則通り、小会派は合せて二十名で一人出してもらいたい。
【次の発言】 この間、この運営委員会で発言の原則を認めておられる通り、小会派は三十名で代表して一人出してもらいたい。

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、24期、自由党)

○倉石委員 これから述べるというのですから……。
【次の発言】 そういうことは官房長官から言うということだから、いいじやないですか。

第9回国会 議院運営委員会 第3号(1950/11/25、24期、自由党)

○倉石委員 今の石田君のお話は、椎熊君のお話で、公表することについて努力しようということなんだから、そういうことになれば、それは事態がまつたくかわつてしまう。全部わかつてしまうのだから、その上でいいのじやないですか。
【次の発言】 岡崎氏はそういうことを答える必要はない。衆議院で言つておることと、向うで言つておることと違つておれば、向うのを取消しますというのだから……。
【次の発言】 今の御意見は、きよう緊急質問を提出されている党の代表者が質疑をおやりになる。ことにその緊急質問の内容に含まれたようなことは、きのうの施政方針演説にも言つているのでありますから、やはり日程通り質疑の中でおやりを願い……

第9回国会 議院運営委員会 第5号(1950/11/28、24期、自由党)

○倉石委員 私の方は承認することに異議はありません。
【次の発言】 提案者の河田賢治君にお尋ねいたしますが、ここに同じような決議案が二つ出ているようです。野党連合として一緒じやないのですか。
【次の発言】 その場合に、野党連合としての一致の行動をとられるわけですね。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 重大な問題ならば、委員会で愼重審議してやるべきであるけれども、決議案として、成規の手続でお出しになつたのだから、この取扱いについて早く決定をしなければなりません。従つて私の方では、きよう初めて承つたので次回の運営委員会にしていただきたいと思います。

第9回国会 議院運営委員会 第6号(1950/11/29、24期、自由党)

○倉石委員 今の赤松君のお話のうちに、ちよつと違つておることがあります。本日上程することを確定したとおつしやいましたが、それは違うので、次回の運営委員会において、本決議案をどうするかということについて相談をするということにいたしたのであります。
【次の発言】 そうでなく、決議案をどういうふうにするかということについて、次回の運営委員会で協議をしようということで、そこできようピツチヤー交代となつたのです。
【次の発言】 いつも運営委員会であらかじめまとめて行つている。従来の決議案も、委員会の審査省略はみんな本会議でやつたかというと、そうじやない。本会議でそういうことを議長から発言してきめるかどう……

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/11/30、24期、自由党)

○倉石委員 土曜日になればまた上つて来るものもあるでしようから……。
【次の発言】 そういうことを言われるなら、委員会に付託して愼重審議しようじやないか。
【次の発言】 そうじやない。御破算にしろとあなたの方から希望が出ておるから……。

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/04、24期、自由党)

○倉石委員 本日は大分開会の時刻も遅れたようでありますが、各位の御協力を願つて、ぜひ十二時までに審議を終りたいと思います。しかし万やむを得ざる場合には、零時五分から開会することにお願いいたします。

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/05、24期、自由党)

○倉石委員 とにかく上つているものだということで……。
【次の発言】 それでは時間は。
【次の発言】 三時ということでどうですか。
【次の発言】 私どもも今いろいろお話を承つたのでありますが、椎熊君の御動議に賛成でありまして、昨日起つた事項に対する懲罰動議は一切これを撤回するということに賛意を表します。
【次の発言】 きのうのことはというのだ。前のやつまでということになると、それこそ取引じやないか。

第9回国会 議院運営委員会 第11号(1950/12/06、24期、自由党)

○倉石委員 それでは委員会でやろうじやないですか。
【次の発言】 そうすると、きようはあとの法律案だけということになりますね。日程が済んだら、上つて来た法律案の緊急上程をやりましよう。

第9回国会 議院運営委員会 第14号(1950/12/09、24期、自由党)

○倉石委員 地方公務員法案に対しましては、わが党は参議院側の修正に応ずるつもりであります。
【次の発言】 先ほどからのお話では、きようの議事は公務員法が上つて来るまで休んで、公務員法が上つて来たら本会議を開いて、上つて来たものは処理してしまう。そうしてそれが済んで、その間に運営委員会を開こうというわけでしよう。そのときに御相談しましよう。
【次の発言】 そこで先ほどお話のように、公務員法が上つて来たら本会議を開いて、ほかの上つて来たものを全承片づけて、それから休憩してまた本会議を開くというのですから、そのときまでにわれわれも態度を決定して参ります。

第9回国会 地方行政委員会 第10号(1950/12/06、24期、自由党)

○倉石忠雄君 全国選挙管理委員会に関する法律の改正案を提出いたした代表者といたしまして、趣旨を御説明申し上げたいと存じます。  この全国選挙管理委員会というのは、初めてつくられました行政委員会でありまして、その後いろいろな委員会ができております。たとえば公正取引委員会、それから日銀政東委員会、国家公安委員会というふうなものがたくさんできております。公正取引委員会は委員長ほか六名で七名であります。日銀政策委員会も同じく七名、国家公安委員会は五名であります。国鉄管理委員会は五名のほかに特別委員を一名加えまして、六名であります。運輸審議会は会長以下六名、大体こういうふうになつておりまして、その後つく……

第9回国会 労働委員会 第1号(1950/12/01、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより労働委員会を開会いたします。  まず国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。調査する事項といたしましては、一、失業対策に関する事項、二、労資関係に関する事項、三、労働基準に関する事項とし、調査の目的といたしましては、労働行政の適正を期するためとし、調査の方法は、関係各方面よりの意見聴取及び資料の要求等とし、調査の期間は本会期中といたしますことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたしまして、諸般の手続を行いますから、御了承願います。
【次の発言】 次に、連合審査会開会申入れの件につきお諮りいたします。ただいま地方公務員法案が地方行政……

第9回国会 労働委員会 第2号(1950/12/02、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。ただいま理事の早川崇君から理事辞任の申出がありましたが、これを許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。  つきましては理事の補欠選任を行わなければなりませんが、これは委員長より指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければ稻葉修君を理事に指名いたします。  公共企業体労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、第七回国会議決第三号)を議題といたします。本件は御承知のごとく第七回国会において内閣より承認を求められ、今日まで継続審査を経……

第9回国会 労働委員会 第3号(1950/12/08、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたしますが、去る五日、理事島田末信君並びに吉武惠市君が委員を辞任されましたので、ただいま理事の数が二名欠員となつております。この際理事の補欠選挙を行わなければなりませんが、これは委員長において指名することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは島田末信君、吉武惠市君、以上二名の方を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより本委員会に付託されております請願及び陳情書を、日程第一より順次議題に供します。  まず日程第一の請願の審査に入ります。日程第一、技能者養成費国庫補助の請願、中村又一君……

第10回国会 議院運営委員会 第3号(1950/12/15、24期、自由党)

○倉石委員 申合せで、一月二十日まで自然休会でいいじやないですか。
【次の発言】 何でも質問を出せば、必ず回答をしなくちやならないのですね。
【次の発言】 あと回答書の印刷だけでも何万という金がかかるし、超党派外交はなぜ失敗したかというようなことを政府に聞かれても困るわけですね。これは議長から諮問されたらどうですか。
【次の発言】 議長が承認するかしないかの意思決定をされるのに、ほかのことはみんな議院運営委員会にはかつてやられておるので、これだつて小委員会みたいなものをつくつて、諮問された方がいいと思う。国会の威信にもかかわるし、超党派外交がなぜできなかつたかというようなことは、政府に質問する……

第10回国会 議院運営委員会 第5号(1951/01/18、24期、自由党)

○倉石委員 大体面会は面会所でやるのが原則なんです。

第10回国会 議院運営委員会 第6号(1951/01/22、24期、自由党)

○倉石委員 けつこうでしよう。
【次の発言】 これは次会にしましよう。
【次の発言】 原則としても、そういうことに確認しようじやないですか。
【次の発言】 各委員長にきようの確認を申し入れようじやないですか。

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/25、24期、自由党)

○倉石委員 三派三人ずつですか。社会党としてやらしてもらいたいというのか。
【次の発言】 二人ということになれば、増さないでできる。
【次の発言】 希望を述べることは御自由だけれども……。
【次の発言】 総務会長の益谷秀次君が追悼演説をいたしたいということであります。
【次の発言】 追悼演説ですし、一番緊張した、いいときにおやり願うことがよいと思うので、私どもの希望としては、質疑に入る前に適当にやつていただいたらと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第8号(1951/01/27、24期、自由党)

○倉石委員 森幸太郎君はわが党から出ておりますので、その後任に土倉宗明君を推薦いたしたいと思います。御賛成願います。
【次の発言】 そうしましよう。

第10回国会 議院運営委員会 第11号(1951/01/31、24期、自由党)

○倉石委員 それはおかしい。

第10回国会 議院運営委員会 第14号(1951/02/10、24期、自由党)

○倉石委員 これは、この次に相談することにしていかがですか。
【次の発言】 これに反対というのは実  はおかしな意見でね。

第10回国会 議院運営委員会 第20号(1951/02/26、24期、自由党)

○倉石委員 しかし、何か問題があつたときに、党議決定まで待つてくれということは、今まで何べんも前例があることです。
【次の発言】 起立採決でいいでしうよう。

第10回国会 議院運営委員会 第22号(1951/03/01、24期、自由党)

○倉石委員 これは提案者の側から各党共同提案でもよろしいという話で、提案者の方にこれを取扱つておる自由党側の委員と話していただくようにお願いしておきましたが、どうなりましたか。
【次の発言】 これはどうですか、第一はこの間から農林委員会でしばしば御質疑なさつておることでありまして、わかつていることであると思いますからやめていただいて、第二のストライキの件は、これはもう済んでしまいました。第三は私どもの方で一応撤回いたします。第四は非常に重大な問題ですから、これだけやるということにしたらどうでしようか。

第10回国会 議院運営委員会 第25号(1951/03/12、24期、自由党)

○倉石委員 われわれの方もぜひ衆議院葬にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 各派一人ずつでどうでしようか。
【次の発言】 年長者はだれですか。

第10回国会 議院運営委員会 第26号(1951/03/13、24期、自由党)

○倉石委員 私どもは幣原議長の後任の新議長として、林讓治君を御推薦申し上げたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

第10回国会 議院運営委員会 第29号(1951/03/23、24期、自由党)

○倉石委員 これは事務総長の言われるのが当然本筋だと思いますが、正式の決定は、この次の運営委員会まで保留していただきたいと思います。
【次の発言】 当然入るべきでしよう。
【次の発言】 だから、この次の運営委員会で御相談することにしたらよいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第31号(1951/03/26、24期、自由党)

○倉石委員 平和擁護というのはいつ出たのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、24期、自由党)

○倉石委員 討論者があとまだ二つの決議案に出るようですが、三、四人しかいない党が三人しやべるというのは多過ぎるでしよう。
【次の発言】 これが出れば、次の不信任案は意味がなくなるのですが、それを撤回されますか。

第10回国会 議院運営委員会 第38号(1951/05/04、24期、自由党)

○倉石委員 大体今法案の件数については見当がついたようでございますが、あまりちよびちよびやるのもどうかと思いますから、大体二十日くらいが適当じやないかと思いますが、そのへんでどうでしようか。
【次の発言】 非常に遅れて出て来れば別ですが、二十日あればいいのじやないですか。
【次の発言】 それでは七日午前十時から常任委員長会議を開いて十一時から、この委員会を開くということでどうですか。本会議は午後少しおそくなつても……。

第10回国会 議院運営委員会 第40号(1951/05/08、24期、自由党)

○倉石委員 六も済んでしまつた。
【次の発言】 二十五名ということだけをきめておいたらどうですか。
【次の発言】 それだけをきよう上げてしまおうじやありませんか。
【次の発言】 なるべく早く出した方がいいと思う。回答を出すのはけつこうだけれども、早く加入のできるように、何かネツクがあるならばそれを除いて、早く加入する方にし向けて行きたい。

第10回国会 議院運営委員会 第43号(1951/05/15、24期、自由党)

○倉石委員 これは本日のところは報告を延期していただいて、一両日待つていただきたいと思います。
【次の発言】 きようは、とうです。次会何しようじやないですか。

第10回国会 議院運営委員会 第44号(1951/05/17、24期、自由党)

○倉石委員 きよう二人もやられるのはどうも……。

第10回国会 議院運営委員会 第45号(1951/05/18、24期、自由党)

○倉石委員 衆議院といたしましては、つつしんで弔意を表する意味で弔詞を呈したい、こういうふうに考えるのであります。これは起草委員というようなものを選んで、そこで決定してもらう、これを当委員会できめて、それからそれを本会議に諮つて議決していただいたらどうか、こう思います。

第10回国会 議院運営委員会 第48号(1951/05/23、24期、自由党)

○倉石委員 これは非常に広汎な修正でありますし、私どもも初めて見たので、十分検討した上、後日態度を決定することにいたしたいと思いますから、本日は留保をお願いいたします。
【次の発言】 私どもは同意いたします。
【次の発言】 マーカツト氏の声明に対して、政府からの何ですか。

第10回国会 議院運営委員会 第50号(1951/05/25、24期、自由党)

○倉石委員 私の方は、参議院回付案に同意をいたします。
【次の発言】 本会議散会後打合せをしましよう。

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/26、24期、自由党)

○倉石委員 その他のものは、委員会まわしにお願いしたい。
【次の発言】 電気料金の問題も、当該委員会でもう少し愼重に検討してもらいたいと思います。
【次の発言】 これは重大な問題ですから、委員会でお願いしたい。
【次の発言】 私の方は、今愼重に検討中ですが、もう少し当該委員会において、四案とも検討してもらいたいと思います。
【次の発言】 私の方は今申し上げましたように、野党側の御意向も十分承つたのでありますが、さらに愼重に検討していただきたいので、当該委員会に付託してもらいたいと思います。
【次の発言】 ただいま土井君のお話ですが、かねて当運営委員会において申し合せてある通り、各派共同提案のも……

第10回国会 議院運営委員会 第52号(1951/05/27、24期、自由党)

○倉石委員 昨日の田中君の申出もありましたので、いろいろわれわれの方で協議をいたしたのでありますが、やはり委員会において十分に討議をしてもらいたい、こういう希望でありますので、そのようなおとりはからいを願いたいと思います。
【次の発言】 そういうことでございます。
【次の発言】 ごもつともなことですが、従来も取扱いの例があるように、各派共同提案の問題は、委員会の審査を省略してやるということになつております。従つて私どもの方は、このままで共同提案ということも不可能でありますので、今椎熊君が言われたように、委員会で研究した結果、委員会が全会一致だということになれば、その上で別な取扱いをしたい、こう……

第10回国会 議院運営委員会 第54号(1951/05/31、24期、自由党)

○倉石委員 自由党は、参議院回付案に賛意を表することにいたします。
【次の発言】 これは、例によつて本日は決定を留保して、明日御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 これは私どもいいと思うのですが、例によつて明日きめていただくようにお願いします。
【次の発言】 ただいまの鉄道建設審議会の委員は、わが党においては幹事長の増田甲子七、廣川弘禪、吉武恵一、佐藤栄作、この四君を推薦しておきます。
【次の発言】 私は、御参考までにそういう方を候補者にしておるということを申し上げたので、決定は明日お願いいたします。
【次の発言】 けつこうです。

第10回国会 議院運営委員会 第56号(1951/06/02、24期、自由党)

○倉石委員 自由党においては、これをのむことにいたしたいと思います。
【次の発言】 これは今事務総長のお話の通りなんで、この前にも、これと同じようなことをここで申し合せたのを印刷物にして出されたこともありますが、一つの委員会で、これを原則として承認するのはいいが、これ以上絶対いかぬということでなくて、その間にゆとりは認めよう、これは私も賛成です。その方がよいと思います。ただ一人の人が二つの委員会から出ることはやめようじやないですか。これはもうその煩にたえないのです。一体休会中に十日ずつ二度も歩けるというようなのは、よつぽどひま人でしよう。二つの委員会に所属している人は、一つのところに行くという……

第10回国会 議院運営委員会 第57号(1951/06/04、24期、自由党)

○倉石委員 自由党は、参議院の回付案に同意いたします。
【次の発言】 本案につきましては、私の方でもなお若干検討を要する点がございますので、本日は決定を留保願います。

第10回国会 議院運営委員会 第58号(1951/06/05、24期、自由党)

○倉石委員 衆議院で多数で通つた法案の方がいい。
【次の発言】 私の方は三分の二でけつこうです。
【次の発言】 ほつといてもしようがないからやりましよう。
【次の発言】 今のようなお話ならば、労働委員会で詳しくやつてもらいたい。
【次の発言】 最終日だからやめようじやないか。
【次の発言】 それならば機雷の方が先決問題じやないか。
【次の発言】 緊急質問だけやめようじやないか。
【次の発言】 三木君の補正予算等云々の決議案は、同じことをいつておるんだね。
【次の発言】 同じだ。臨時国会を開いて補正予算をきめなければ、米麦の追加払いはできないからね。

第10回国会 議院運営委員会 第60号(1951/08/14、24期、自由党)

○倉石委員 私ども一行八名は、議院運営委員会から第二次渡米議員団としてアメリカに参りまして、一昨日の夜無事に全員帰つて参りました。アメリカでは、私ども国会の代表を非常に各方面とも歓迎してくれまして、私ども日本国民に対する友好の度合いを痛切に感じた次第であります。いずれ詳細にわたりましては、あらためて御報告いたしたいと思いますが、一通り無事に帰つて参りました御報告だけを申し上げて、皆さんにごあいさつと御礼を申し上げます。(拍手)
【次の発言】 土井君の言われた「さきに勃発した隣国朝鮮の動乱」という項は、あなたの言われることももつともだが、「待望の」云々という方は、国民が講和会議を待望していたこと……

第10回国会 労働委員会 第1号(1951/03/01、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより労働委員会を開会いたします。  お諮りいたしますが、去る一月二十七日理事赤松勇君が委員を辞任されておりますので、ただいま理年の数が一名欠員になつております。この際理事の補欠選任を行わなければなりませんが、それは委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは青野武一君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。  調査する事項といたしましては、一、失業対策に関する事項、二、労資関係に関する事項、三、労働基準に関する事項とし、調査の目的といたしましては、労働行政の適正を期するた……

第10回国会 労働委員会 第2号(1951/03/02、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  まず労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案を議題といたします。昨日の本委員会におきまして、労働大臣より本法律案について、提案理由の説明を聽取いたしたので、本日はただちに質疑に入りたいと存じます。質疑は通告順によつてこれを許します。天野公義君。
【次の発言】 そういうことを答弁を求めても無理じやないですか。
【次の発言】 それで終りですね。次は……。
【次の発言】 答弁はありません。
【次の発言】 次に失業対策、労資関係並びに労働基準に関する件を議題として調査を進めます。本件に関する質疑を許します。青野武一君に発言を許します。

第10回国会 労働委員会 第4号(1951/03/12、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  まず労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を許します。今野君。
【次の発言】 ただいまの島田末信君の本法律案に関し質疑を打切り、ただちに討論採決に入るべしとの動議について、採決いたします。本動議に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本動議のごとく決しました。  これより労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案を議題として、討論に入ります。柳澤義男君。
【次の発言】 青野武一君。
【次の発言】 今野武雄君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  採決をいたします。本法律案に賛成の諸君……

第10回国会 労働委員会 第5号(1951/05/25、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたします。理事島田末信君が去る三月二十九日委員を辞任せられ、再び委員に選任せられましたので理事の補欠選挙を行わなければなりませんが、委員長より指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければ島田末信君を理事に指名いたします。  次にお諮りいたしたいことがあります。国会法第四十七条には「委員会は、各議院の議決で特に付託された事件については、閉会中もなお、これを審査することができる。」という規定があります。本委員会は今会期初め国政調査の承認を得ましたが、なお閉会中といえども引續き調査を進める必要があると思います。つきましては閉会……

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/18、24期、自由党)

○倉石委員 運営委員会でそんなことまで言い出すのはおかしいじやないか。

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/08、24期、自由党)

○倉石委員 ほんとうの名前は講和條約じやないでしよう。平和條約でしよう。平和條約並びに日米安全保障條約に関する特別委員会……。
【次の発言】 これはいいことじやないですかね。
【次の発言】 副議長の言われるように、日数を整理して、最小限度の日数で最小限度の人を派遣するということでどうです。
【次の発言】 たまたま今選挙法改正が行われようとしているからですね。小選挙区ということは全然別問題だけれども、今までポスターの点でも困つているし、メガホンだとか何だとか、つまらぬことだから……。
【次の発言】 人員は……。

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、24期、自由党)

○倉石委員 われわれの方が四十日で提案いたしたのは、土井さんのいわれるような含みとかいうことは全然考えておりません。石田君から提案いたしましたときには、十三日、十四日を休んで、十五日から本格的の審議に入つていただいて、皆様方の御協力を得れば四十日で十分通せるという考えのもとに、四十日を提案いたしたわけでありますから、どうぞ四十日で終了できますよう、御協力をお願い申し上げます。
【次の発言】 崇高なる使命の中には、憲法ももちろん含まれるのだから……。
【次の発言】 民族に課せられた使命の中には憲法も入つておるのだから、「憲法の」をまた入れると、あとの文句がおかしくなつてしまう。1 0大池事務総長……

第12回国会 議院運営委員会 第2号(1951/10/15、24期、自由党)

○倉石委員 異議なし。

第12回国会 議院運営委員会 第7号(1951/10/24、24期、自由党)

○倉石委員 両条約特別委員会の経過を御説明申し上げますが、両条約特別委員会は各党の理事がまずその運営をきめまして、その運営方法の御相談がまとまつた通りに進行して参りまして、本日一日をもつて最後の総理大臣に対する質疑が全部完了するという予定のもとに進んでおつたのであります。昨日社会党側の猪俣浩三君と川島金次君がお見えになりまして、自分の方は御承知のような体たらくで、(笑声)今日二十四日に出て来ることはかんべんしてもらいたいということであつた。これは党人としてもわれわれよくわかることでありますから、民主党の理事の方が御承諾くださるならば、二十四日で終了するという総理に対する最後的質問の社会党の持時……

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/26、24期、自由党)

○倉石委員 異議なし。

第12回国会 議院運営委員会 第9号(1951/10/27、24期、自由党)

○倉石委員 十分ずつで、まん中だけに集中しましようよ。

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/30、24期、自由党)

○倉石委員 一応あとは委員会で御審議願うことにしておきましよう。緊急度を加えた場合にあらためて御相談することにして……。
【次の発言】 民主党は、三人減つたら。委員割当も減るのじやないですか。
【次の発言】 ぼくはそういうふうに邪推しない方がいいと思う。たとえば長野県の警察官が、警察講習会に来て国へ帰るのだというので、この間ぼくらが七名ばかり入れてやつたこともありますから、そういうふうに邪推しないで、事務的に調べてみたらどうですか。
【次の発言】 それはたいへんだから、今言う通り、共産党と入れかえてもらつて……。

第12回国会 議院運営委員会 第11号(1951/11/01、24期、自由党)

○倉石委員 共産党は全部反対ですか。
【次の発言】 これは例の原則があるのだから困るな。
【次の発言】 他の会派みな一緒になつて反対なのですか。
【次の発言】 それでは上林君のは困りますね。これは原則通りなんだから……。
【次の発言】 小会派を代表してやるのだからね。
【次の発言】 それでは小会派代表にならぬでしよう。今ごろそんな原則に反するようなことを持ち出しても困る。
【次の発言】 それでは川島君は二に反対だが、あと君の方が全部内容が一致して、小会派代表ということならいいわけだ。
【次の発言】 小会派の中で全部反対だということなら、内容が一致しておるから賛成をします。

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/06、24期、自由党)

○倉石委員 この両決議案は、今初めて拜見したわけでありますが、地方財政平衡交付金の問題、それから主食統制撤廃の問題は、私どもの方でも今この点についてもつばら検討中でありまして、御提出の場合は、私どもの方の態度も決定しなければなりませんので、次会に御協議を願いたいと思います。
【次の発言】 地方財政の方も、皆さん御承知のように、われわれももつぱら努力しているようなわけでありまして、やはり次会にしていただきたいと思います。
【次の発言】 今これを拜見したばかりでありますから、われわれの方も、これを担当している者と協議をいたしまして、できるならば御一緒に願いたい、こう思うわけです。

第12回国会 議院運営委員会 第13号(1951/11/08、24期、自由党)

○倉石委員 これは将来のことですから……。
【次の発言】 小会派は、社会党二十三控室も一緒になつて、一人ですね。
【次の発言】 それは組織された二十名ということで、ばらばらになつた二十名ではない。
【次の発言】 五分間あればたくさんでしよう。
【次の発言】 五分間じやないのか。
【次の発言】 きまつております。

第12回国会 議院運営委員会 第15号(1951/11/13、24期、自由党)

○倉石委員 委員長報告に対する質疑というのは、これは今まで例のないことじやないが、たとえばせんだつての松澤兼人君の委員長に対する質問のごときは、あれはまつたく質問じやない。政府攻撃を盛んにやつて、最後のところで、このことについて委員長に質問をするといつたようなことで、ああいうようなことは悪例きわまることである。ああいうことをたびたびやられるということは、決していいことじやないと思う。政府に対する彈劾演説みたいなことをやつておる。きよう受田君は何を御質問になろうというのですか。
【次の発言】 運営上のことは委員会で盛んにやつているのではないですか。受田君自身がずいぶんやつておつたようですよ。

第12回国会 議院運営委員会 第16号(1951/11/15、24期、自由党)

○倉石委員 討論は原則通り、小会派一致してですれ。
【次の発言】 そう。
【次の発言】 台風災害の決議案につきましては、提案者及び賛成者の御都合で本日は留保していただいて、次会にまわしていただきたいと思います。
【次の発言】 それをこれから御相談するわけです。
【次の発言】 この前の御相談で、大体御意見はまとまつておるわけでありまして、十四まで全部一応保留に願いたい。この中で一応問題になつておるのは、第二だけであります。
【次の発言】 それは済んでおる。それから十と十三は、提出者である社会党さんが今御協議中のようであります。あとは全部保留ということに御相談ができておりますから、これはこの前の決……

第12回国会 議院運営委員会 第18号(1951/11/22、24期、自由党)

○倉石委員 各派の共同提案だから、大政党でやるのは不文律じやないですか。
【次の発言】 それは誤解のないようにしていただきたいのですが、昨年のときに出した人は一応全部就任して、次回というので民主党とお約束の分は和歌山県の方なんです。それは今でも私は忘れておらないのだが、その人にかわるべき前任者の任期がもう一年ある。従つて今回は問題にならないのでありまして、自由党の食言ではなくて、来年の任期のときには民主党の方をやるということは、当時水産委員会において決定しておるわけでありますから、その通り運ぶのが順序だろうと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/26、24期、自由党)

○倉石委員 もう一ぺん御考慮を願つて……。
【次の発言】 第六と第十八の二つだけ、きようおやり願いたいと思います。
【次の発言】 同じ趣旨のものですが、部屋が違うわけです。
【次の発言】 その二つだけで、あとは全部御破算ということに願いたい。
【次の発言】 それよりも、簡単な全会一致の法律案の方を、先にやつていただきましよう。
【次の発言】 これは、きようは保留ですね。
【次の発言】 もうその問題は、さつき済んでおるので、次会までに考慮することにいたしましよう。

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/27、24期、自由党)

○倉石委員 これは御相談があれば、こちらでもまた考えますから……。
【次の発言】 衆議院側では、上院議長がおいでにならなくてもいいと思うのです。参議院はなるべく来られたときやる。こちらはおいでにたらなくてもけつこうだと思います。
【次の発言】 自由党では、この修正案を了承することにいたしたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第21号(1951/11/28、24期、自由党)

○倉石委員 私どもの方は、諸般の情勢にかんがみまして、参議院側の申出に同意を表したいと思います。二日間の会期延長に賛成いたします。
【次の発言】 これは参議院から申出があつた問題で、事情は林君などもよく知つておるはずだと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/29、24期、自由党)

○倉石委員 緊急質問については、かねてから運営委員会で原則がきまつておるわけであります。ただいま田中君のお話の青野君提出の飛行機事故の問題につきましては、実はこの間労働委員会で、進駐軍労務者の待遇に関する請願を取上げられ、青野委員の特別な御要求がございまして、内閣から特別調達庁の四名の部長を呼んで参りまして、この問題について詳細に、中には速記をとめたりしてまで、非常に丁寧懇切な質疑応答が行われたのであります。そのあとで新聞にも報ぜられておりますように、内閣でもその問題についていろいろ検討しおるというようなことでありまして、これはそれをむし返すことにすぎないと思いますから、きようはおやめ願う方が……

第12回国会 議院運営委員会 第23号(1951/11/30、24期、自由党)

○倉石委員 ただいまの行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきましては、自由党においては参議院の回付案を了承することにいたしたいと存じます。
【次の発言】 水産資源保護法案の参議院修正については、自由党においてはこれを了承することにいたします。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 これはやめたらどうですか。
【次の発言】 本日のところはとりやめていただきたいと思います。
【次の発言】 しかしこれは新聞記事のことでしよう。
【次の発言】 これはあとで統一したのが出されておるわけです。
【次の発言】 はつきりしております。
【次の発言】 建設委員会のは、前回にルース台風の災害のところで御……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第4号(1951/10/19、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長代理 ただいま林君より委員長に対する不信任の動議が提出されましたから、米原君の質疑を中止して、この際これについて議事を進めます。  まずその趣旨弁明を許す順序でありますが、その発言時間は五分間以内とすることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。五分間と決定いたました。林百郎君。
【次の発言】 ただいまの島村君の討論省略の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて討論は省略するに決しました。  これより採決いたします。田中委員長に対する不信任動議に賛成の諸君は御起立を願います。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号(1951/10/20、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長代理 田嶋好文君。

第12回国会 労働委員会 第1号(1951/11/05、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより労働委員会を開会いたします。  お諮りいたしますが、去る八月十八日理事稻葉修君が一旦委員を辞任されておりますので、ただいま理事の数が一名欠員になつております。この際理事の補欠選任を行わなければなりませんが、これは委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、森山欽司君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。調査する事項といたしましては、一、失業対策に関する事項、二、労資関係に関する事項、三、労働基準に関する事項とし、調査の目的といたしましては労働行政の適正を期するため、調査の……

第12回国会 労働委員会 第2号(1951/11/06、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  これより公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第一号を議題といたします。  この際ごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中にもかかわらず本件審査のために特に御出席を願いました参考人各位に対しまして、厚くお礼を申し上げます。何とぞ隔意なき御意見の御開陳をお願いいたしたいと存じますから、よろしく御了承をお願いいたしたいのであります。  本件につきましては昨日の本委員会におきまして、西川大蔵政務次官より提案理由の説明を聽取いたしたので、ただちに関係各位の御意見を求めることといたします。まず日本專売公社総裁秋山君の御説……

第12回国会 労働委員会 第3号(1951/11/08、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第一号を議題といたし、前会に引続いて質疑を続行いたします。船越弘君。
【次の発言】 この際委員長から政府側に希望いたしますが、公共企業体労働関係法に対する解釈論というものは一定しておるはずでありまして、ただいま森山委員からお尋ねになりました事柄についての答弁を承つておりますと、明確を欠くような印象を與えられるのでありますが、次回の委員会までに政府の所信もをう少し明確に説明されるように、委員長から特に希望をいたします。  本件に対する質疑は本日はこの程度にとどめまして、次回の……

第12回国会 労働委員会 第4号(1951/11/10、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第一号を議題といたし、前会に引続いて質疑を継続いたします。  この際山村政府委員より発言を求められております。これを許します。山村政府委員。
【次の発言】 森山君、法律を決定することは国会がやることであつて、提出するときのことですか。
【次の発言】 大蔵大臣の問題については、委員長において適当に出席のできるように処置いたします。それでは青野武一君。
【次の発言】 青野君にお答えいたします。自由党のことは別といたしまして、労働委員長といたしましては、公労法の建前はもちろん尊重……

第12回国会 労働委員会 第6号(1951/11/15、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  ただちに公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第一号を議題といたします。本件につきましては、数日にわたりまして参考人より意見を聽取し、審査を進めて参つたのでありますが、なお引続いて質疑を許したいと思います。
【次の発言】 ただいまの島田君の御動議について採決いたします。本動議のごとく決するに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。  ただいま政府もお聞き及びの通り、動議が可決されましたが、これに対して政府はいかなる措置をとられますか、この際委員長より政府の所見をおただしす……

第12回国会 労働委員会 第7号(1951/11/26、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより会議を開きます。  まず本委員会に付託されております。請願の審査に入ります。  日程第一、港湾運送を公益事業とする請願、關谷勝利君紹介、第四四号を議題といたします。紹介議員がおられませんので、かわつて島田末信君より御説明を願います。
【次の発言】 政府側に御意見があれば承りたいと存じます。
【次の発言】 次に日程第二、失業対策事業の国庫補助増額等に関する請願、辻寛一君紹介、文書表第二一一号を議題といたします。紹介議員がおられませんので、島田末信君にお願いいたします。
【次の発言】 政府側に御意見があれば承ることといたします。

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、24期、自由党)

○倉石委員 それでけつこうです。

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/12、24期、自由党)

○倉石委員 従来ございました公職選挙法改正に関する調査特別委員会、それから海外同胞引揚に関する調査特別委員会、行政監察特別委員会、この三つを従来通り設置しておきたいと思いますが、ただ海外同胞引揚につきましては、野党側でも私どもの方でも、遺家族援護ということについて最近非常に留意しておりますので、そういうものもあわせて取扱うということにいたしまして、名前を少しかえたらどうか、こう思つております。委員会を従来通り設置しておくという方針に御賛成を願いたいと思います。
【次の発言】 これは運営委員長に聞かれてもなかなかめんどうな問題だと思いますが、諸般の情勢を考えまして、遺家族援護という点にもやはりわ……

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/13、24期、自由党)

○倉石委員 討論はいいでしよう。
【次の発言】 まつたくその通りです。私どもの方は、ただいまの土井君の御発言にまつたく同感なんでありまして、前々から運営委員会においては緊急質問は非常に重要な問題であつて、これこれの条件を備えたものをやるということに各党が御賛成になつて、原則を承認されておるのでありまして、たまたまどうかした拍子に、一部がその原則の例外的に認められておつただけでありまして、土井さんの御意見はまつたくわれわれも同感であります。参議院がたくさんおやりになつて、衆議院がやらないから衆議院の権威にかかわるというふうな意味のことも申されましたけれども、われわれ参議院のことを批評することは御……

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/14、24期、自由党)

○倉石委員 オブザーヴアーは、聞いておるということです。
【次の発言】 今梨木君の御発言ですが、やは。原則だけはちやんときめておきたい。当該委員会でそれぞれ御相談なさつて、今までオブザーヴアーとして出席される例もありますから、そういうことにしておいて、今の事務総長の報告の通り、御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと事務総長にお尋ねいたしますが、この前の七名のときは、自由党が四、あとは一、一、一で、今度共産党がなくなつたのは、共産党の議員数が減つたというわけですね。
【次の発言】 ただいまの梨木君の御主張を承つておりますと、前に七名を決定するときには異議なく御賛成になつて、一人割当……

第13回国会 議院運営委員会 第5号(1951/12/15、24期、自由党)

○倉石委員 そのことについては、この前の運営委員会でも、本日をもつて法律案がなくなるのであるから自然休会に入ろう、参議院側もそういう意向のようでございますから、われわれもそういうことにいたしたいということになつておるのであります。従つて月曜日に本会議を開くということには同意いたしかねます。
【次の発言】 私どもの方は月曜日に本会議を開くことには反対をいたします。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 ですから先ほど私の方は懇談のとき申し上げたように、所労のためにやむを得ないのだから、緊急質問に対しては代理の者に答弁させる、これは今までこういう例はたくさんあります。もしそういうことで御了承くだ……

第13回国会 議院運営委員会 第6号(1952/01/18、24期、自由党)

○倉石委員 ついでに私からお尋ねいたしますが、もし準備のできている法律案があつて、再開間もなく出されるものがございましたら、大体のところを説明していただいたらけつこうだと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第10号(1952/01/29、24期、自由党)

○倉石委員 みんな賛成いたします。
【次の発言】 本件につきましては、私どもの方でも非常に検討いたしたわけでありますが、事件の内容は、私どもが知り得た範囲によりますと、林君の申されるように、単に一人の警察官が殺されたということでなしに、相当深い事情もあるようである。ことに特殊な立場にある北海道であるということで、われわれはこれをぜひ捜査したいという考えを持つておつたわけであります。そこでかねてから数回にわたつて本委員会でかたい申合せをしておるような点は、土井君のおつしやる通りであります。私どもは土井君の御意見はまつたく傾聴に値する御意見だと思います。原則としては、委員の派遣は国会開会中には許さ……

第13回国会 議院運営委員会 第11号(1952/02/01、24期、自由党)

○倉石委員 従来もあることでありますが、今予算委員会をやつておる最中であります。従つてほかの案件も出て来ておりませんし、来週火曜日ごろになれば本会議を開いてもいいようになると思いますから、明日は休んで、火曜日に本会議を開くごとにいたしたいと思います。
【次の発言】 決議案の取扱いについては、これから御相談しなければきまらないわけです。
【次の発言】 これは、土井さんは厚生委員会のあなたの方の委員の方々と、各党の委員の方々の話合いをよく御承知ないのです、この決議案が出る前から、こういう問題について共同で何らかの処置を講じてもらうように努力しようではないかということで、今でもやつておる。そこに決議……

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/05、24期、自由党)

○倉石委員 それについて委員会で質問が起きることは当然だと言つておるのです。わからないですね。
【次の発言】 自主外交確立ということについては、私どもも異議のないことであります。自主外交の確立はあるべきであつて、けつこうなことでありますが、この決議案全体のことについては、実は先ほどの遺家族及び戦傷病者に対する決議案と同様に、でき得べくんば各派共同提案になればと思つたのであります。この点について遺憾ながら御意見がまとまらないようでありますから、外務委員会にまわしまして、重大な問題でありますから、慎重に御検討を願つて、委員会において態度を決定していただきたい、このように申すわけであります。

第13回国会 議院運営委員会 第13号(1952/02/12、24期、自由党)

○倉石委員 そうすると、反対党の年長者はだれですか。
【次の発言】 本案は各党で共同提案に  できるものならばということで話合いを進めておつたのですが、共同提案の形がとれないようでございますから、当該委員会において慎重に審議していただきたいと思います。
【次の発言】 どういう決議をしておるのですか。
【次の発言】 わが党は、本決議案については、わけのわからない決議案だと思うのですが、一応委員会に付託されんことを望みます。

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/16、24期、自由党)

○倉石委員 根拠はあるのです。調べたのです。五十九年もやつておられた人は、歴史を調べて見ても、議員生活として、そんなに長くおやりになつた人は一人もまだいないのです。だから類例を見ないので、これは間違いじやない。
【次の発言】 「民意」でいいのじやないですか。
【次の発言】 これでよくわかりますね。
【次の発言】 これでいいじやないでしようか。
【次の発言】 これは表彰文ですから、何も無理にそういうことにこだわる必要はない、これでいいと思いますね。
【次の発言】 ほかの人にもよくわかりますよ。
【次の発言】 私の方では鍛冶良作君を補充いたしたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第15号(1952/02/21、24期、自由党)

○倉石委員 次会というと、実際問題として予算など上つて来るし、あまりごたがたのないときの方がいいのじやないですか。趣旨はきわめて簡単ですから……。
【次の発言】 それでは懇談をとじます。  大野君よりお申出の訂正の件は、これを承認することに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。  では、御苦労さまでございました。本日はこれにて散会いたします。     午後三時十五分散会

第13回国会 議院運営委員会 第17号(1952/02/26、24期、自由党)

○倉石委員 それでは四人になりますね。
【次の発言】 委員長に対する質疑でありますが、その内容はどういうことですか。
【次の発言】 戦術上ということですが、この前松澤君が何かの委員長報告に対する質問の際に、あとで運営委員会においてまことにまずかつた。将来はああいうことがないようにという申合せが各党一致でできておるのでありまして、委員長に対する質疑の中で、内閣に対する質疑のようなものが大部分でございます。従つてそういうことならば、今椎熊さんのおつしやるようなことは、野党が連合して、議事の運営について一致して委員長にいろいろ希望を言われたり、その他のことも行われておるのでありますから、委員長に対す……

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/27、24期、自由党)

○倉石委員 本日突如として現われて参りました岡崎国務大臣に対する不信任決議案でありますが、昨日の運営委員会では、本日は大事な予算案であるがら、定刻より本会議を開いて予算の討論をやるということを万場一致御決定になつたわけです。しかるに、その運営委員会の御決定があつたにもかかわらず、本日臨時に運営委員会の開会を野党側から要望された。そこで私どもとしては、この運営委員会で決定されておることをかえるということについては遺憾な点があるのでありますが、国務大臣に対する不信任決議案であるということでありますから、これを取扱うことに異議はございません。

第13回国会 議院運営委員会 第19号(1952/02/28、24期、自由党)

○倉石委員 改進党の木村先生がおなくなりになりましたことは、まことに哀悼にたえないところでございます。木村先生の従来のお立場を私ども考えまして、同一選挙区では大橋君ではありますが、これはただいま内閣の閣僚でございまして、議員としてはいかがかとも思いますので、自由党の総務会長益谷秀次君を立てて弔辞を述べさしていただきたい、かようにお願いいしたいと思います。
【次の発言】 その必要はないじやないですか。政府が発言をしたいということだけですから……。
【次の発言】 この案件については、次会に御決定を願いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/02/29、24期、自由党)

○倉石委員 きようの質疑にも共産党は質問するように申し込まれておるのです。それでは結論は、質問しなくてもわかつているのですね。きようあなたの方は行政協定について質問するのでしよう。だから質問してみて、それからあとにしたらどうです。廃棄するのならば質問する必要はないじやないですか。
【次の発言】 それならばよくわかりましたから、御質問を願つて、その上でにしましよう。われわれはこの決議案を今初めて承るのであるから、質問を願つた上でこの取扱いを審議する、こういうことで、次会まわしに願います。
【次の発言】 大問題だから、御懇談を願います。
【次の発言】 大分長いことお待たせ申し上げました。私どもの方……

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/04、24期、自由党)

○倉石委員 検察官適格審査会委員の割当につきましては、社会党さんの方からたつての御希望がございますようでありますから、今回は鈴木義男君にお讓りするのに異議ありません。
【次の発言】 これは本日の本会議に上程して、処置せられんことを希望いたします。
【次の発言】 委員長から提案者に、これを撤回したらどうかといつたような意味の御発言がありますけれども、提案者の方では撤回をする意思はありません。私個人としては、非常に情において忍びないのでありますが、提案者の高木松吉君、柳澤義男君、その他賛成者の諸君には、十分協議をいたして参つたのでありますから、撤回をする意思はございません。そこでいろいろ石田一松君……

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/08、24期、自由党)

○倉石委員 ただいまの委員派遣の件でありますが、委員派遣の件については、従来から、原則は当委員会できまつておることでありまして、ことに今のお話だけでも約三つ、そのほかに二つ三つ出そうだということでございますが、国会開会中でございますから、一応各委員会からの派遣は御遠慮願うことにいたしたいと存じます。ただそれに関連いたしまして、特別なああいう災害のことでございますから、そういうことの前例などを調べてみますと、たとえば昭和十八年の鳥取県下の災害、それからその次には九十一議会の近畿地方の震災、それから一番近くは、福井県及び石川県下の震災というようなものに対しては、それぞれ院できめまして、各議員から、……

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/11、24期、自由党)

○倉石委員 異議なし。
【次の発言】 ただいま梨木君からは、御立場が違うという御説明もございましたけれども、要するに、改進党も社会党も二十三控室も、それぞれ独自の立場を持つておられるのでありまして、その方々が連合して一本の質問に集中されたわけでありますから、質問の要旨は大体わかるわけですし、その答弁も了解できることでありますから、特に共産党だけの質問を許すということには賛成できません。
【次の発言】 考えをかえる意思はありません。
【次の発言】 これはもう撤回するという話がついておる。
【次の発言】 政府から発言を求められておることですから、建設大臣の報告を先にやりましよう。

第13回国会 議院運営委員会 第24号(1952/03/13、24期、自由党)

○倉石委員 これは全部保留として、次会に御相談することにしたらいかがかと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/18、24期、自由党)

○倉石委員 これは何か運営委員会の中の小委員会があつて、それにかけることになつておるのではないですか。

第13回国会 議院運営委員会 第27号(1952/03/25、24期、自由党)

○倉石委員 明日協議するということすね。
【次の発言】 この遺族及び戰傷病者に対する国家補償の徹底に関する決議案は、御承知の通りただいまこれに関連した法律案が厚生委員会で取上げられて審議中であります。従つてこの決議案については、各党の厚生委員の方々が相談をせられて、まとまつたものができたら、ひとつやろうといつておる間に、法律案として出て、ただいま審議中なのでありますから、それと並行して見合いながらやつて行くべきものであつてこれだけ特に決議案を上程するということには、われわれはどうも疑義がありますので、その審議の経過を見るまで保留されたらいかがですか。

第13回国会 議院運営委員会 第28号(1952/03/26、24期、自由党)

○倉石委員 参議院の回付案に同意をいたします。
【次の発言】 自由党は賛成であります。
【次の発言】 共産党にお伺いするのですが、きのうのお話によりますと、賛成討論者は二名ということになつておりまして、きよう共産党の方から賛成討論の申出があるようでありますが、この賛成討論というのは間違いじやないですか。
【次の発言】 そうしますと、共産党側から行政協定廃棄に関する決議案というものが出ておるのでありますが、その行政協定廃棄に関する決議案と、行政協定は国会の承認を求むべしというこの決議案と、どちらが先議さるべきものかということについて、事務総長に伺いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/27、24期、自由党)

○倉石委員 緊急質問というのは、前から本委員会において原則がきまつておるのでありますが、このたびの事件を考えてみますと、私どもも緊急性を持つておる重大な問題であると存じますので、特にこの緊急質問上程に賛成をいたします。
【次の発言】 今申し上げましたように、緊急質問は原則もありますし、新聞の情報について、一々本会議で緊急質問をやつておられたのでは、たまらないと思うのであります。内閣委員会には、警察予備隊令の一部を改正する等の法律案、内閣提出第一二四号というのが付託されておりますから、そこで慎重に御審議をお願いいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第30号(1952/03/28、24期、自由党)

○倉石委員 私どもは賛成いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第34号(1952/04/10、24期、自由党)

○倉石委員 森山君提出の、破壊活動防止法案反対のためのゼネストに関する緊急質問、それから土井君提出の、いわゆる破壊活動防止法案に対する抗議ストに関する緊急質問、それから田中君提出の、ゼネスト弾圧に関する緊急質問、この三つはどうですか―ちよつと懇談にしていただけますか。
【次の発言】 第六は、ゼネスト弾圧に関する緊急質問でありますが、まだゼネストというものは始まつておりませんし、弾圧もいたしておりませんから、架空なことに対する緊急質問はあり得ません。よつて反対いたします。
【次の発言】 必要なし。
【次の発言】 考慮の余地なし。
【次の発言】 委員会にまわして愼重に御検討を願います。

第13回国会 議院運営委員会 第35号(1952/04/15、24期、自由党)

○倉石委員 これは初めてのものですね。
【次の発言】 どういうものを出されるか、その後何の相談もなかつたのですが……
【次の発言】 この次に御相談するということでいかがでしようか。

第13回国会 議院運営委員会 第37号(1952/04/19、24期、自由党)

○倉石委員 私どもは、長谷川君の御提案に賛成します。
【次の発言】 ちよつと懇談に願いたいと思います。
【次の発言】 懇談中に、林さんからるる御説明を承りまして、よく事情はわかりました。なかなかむずかしい問題のようでありますから、法務委員会において十分に御検討を願いたいと思います。
【次の発言】 私どもとしては土井君の御提案に賛成いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第38号(1952/04/24、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長代理 ただいまより議院運営委員会を開会いたします。  本日は、委員長が事故のため欠席いたしておりますので、私が委員長代理を務めます。御了承を願います。  最初に、公聴会開会承認要求の件についてお諮りを申し上げます。事務総長より御説明を願います。
【次の発言】 これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、さようにとりはからいます。
【次の発言】 そのことにつきましては、内閣委員会は非常に手持ちの法案が多いので、内閣委員会としては、でき得べくんば、質疑を行いたい委員は委員外発言を法務委員会に要求して処理して行きたいという話が出て、それじやそうしようということになつた……

第13回国会 議院運営委員会 第39号(1952/04/25、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長代理 本日も委員長が欠席でございますから、私が代理を勤めます。御了承願います。  これより議院運営委員会を開きます。  まず回付案の取扱いの件について御協議を申し上げます。事務総長より御説明願います。
【次の発言】 それでは、これについて各党の態度をお願いいたします。自由党はいかがですか。
【次の発言】 改進党はいかがですか。
【次の発言】 社会党はいかがですか。
【次の発言】 共産党はいかがですか。
【次の発言】 それでは椎熊君御提案のようにとりはからうことにいたします。
【次の発言】 社会党二十三控室はいかがですか。
【次の発言】 小平君の方は。

第13回国会 議院運営委員会 第40号(1952/04/26、24期、自由党)

○倉石委員 その問題につきましては、ただいま各党の代表者が会合いたしまして、各党の中には共産党は入りませんが、その各党派で会合いたしまして、ただいま文案を審議中でございます。本日の午後には全部でき上ると思いますから……。
【次の発言】 その点はなるべく広く解釈しようということで、ほかの党派にも御相談はいたしております。まだ共産党を除くほかの党派には御相談するかもしれませんが、あらかじめその前に文案について御賛成を得られるかどうか、この程度の文史木ならばどうであろうかということについて今協議中であります。それがまとまりますれば、なるべく近い機会に提出いたしたい考えであります。

第13回国会 議院運営委員会 第42号(1952/04/30、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長代理 委員長が事故のため、私が代理を勤めます。よろしく御了承を願います。  まず決議案の取扱いについて、御相談申し上げます。
【次の発言】 速記をやめて、御懇談を願いましよう。
【次の発言】 速記を始めてください。それでは、決議案は一案とも、本日のところは保留ということに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、決議案は、二つとも本日は保留に決定いたします。
【次の発言】 次回の本会議の開会に関する件について、御協議申し上げます。
【次の発言】 五月六日に本会議を開くという御意見でありますが、いかがですか。

第13回国会 議院運営委員会 第45号(1952/05/10、24期、自由党)

○倉石委員 この間から、講和発効に関する恩赦の話がありましたけれども、そういう問題と違うので、院内のことですし、すでに懲罰委員会にかかつておる問題について、こちらでとやかく言う必要はないと思います。そういうことは一応承つて、それは懲罰委員会で適当におやりになるだろうと思います。
【次の発言】 なお、いつでも出席されないということでは困る。次回の本会議のあるときには、本人のおいでになるならないにかかわらず、こちらでその取扱いを決定願いたいと思います。
【次の発言】 いなければ審議できないということじやないから……。

第13回国会 議院運営委員会 第46号(1952/05/13、24期、自由党)

○倉石委員 これは欠席でもやることになつております。
【次の発言】 一身上の弁明はやつていただかなければお気の毒だと思いますから、それでにもう一回延ばしていただいて……。
【次の発言】 労働法の改正は、ただいま椎熊さんから、天下の大問題だという形容詞をつけて御腰表になりましたけれども、御承知の通り、ほんの一部分ずつの改正でございます。こういうものを一々本会議でやつておつたら、おそらく毎日本会議で質問しなければならぬことになると思います。ことに本日は、すでに労働委員会に回付されて審議を開始いたしておるのでありますから、私どもは、本会議で説明することについては反対いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第47号(1952/05/15、24期、自由党)

○倉石委員 これは本日は保留を願います。
【次の発言】 本日は保留を願います。
【次の発言】 もう一回どうぞ……。

第13回国会 議院運営委員会 第48号(1952/05/20、24期、自由党)

○倉石委員 ただいまのお話でありますが、私ども自由党では、いつも最終的決定をするのは代議士会でやつております。まだ代議士会において取運ぶ機会になつておりませんから、本日まで延びております。なるべく早い機会に決定をいたしまして、進めて行きたいものと思つております。

第13回国会 議院運営委員会 第49号(1952/05/22、24期、自由党)

○倉石委員 本件につきましては、私ども今各派と話合いを進めようといたしておる途中でありますので、本案は保留していただきたいと思います。
【次の発言】 これも前段同様にお願いいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/24、24期、自由党)

○倉石委員 これは、とにかくきようは保留したらどうです。
【次の発言】 田中さんのお話ですが、これがきよう初めて問題になつたことならば、一応田中さんのお説もうなずけるのでありますけれども、田中さんが委員会においでになつたときであるかどうか知りませんが、数回にわたつてこのことは論議されておるのであります。そこで今そういうお話が委員長から出たのでありまして、私どもとしては、與党だとか野党とかいう立場でなくて、国会議員として、国民を代表して国政の審議に当るという建前から、議員に警告を発することは当然なことだ、むしろ私はおそかつたと思うのでして、これはぜひ決定してやつていただきたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/27、24期、自由党)

○倉石委員 私の方では、本日上程することに異議はございませんが、修正の回付案には反対であります。
【次の発言】 本案は、本日も保留に願いたいと思います。
【次の発言】 本案については、自由党は参議院の回付案に同意をいたしたいと思います。
【次の発言】 本案は、本日も保留していただきたいと存じます。
【次の発言】 ただいま御説明になりました二件とも、本日は保留していただきたいと思います。
【次の発言】 私どもは、まことに哀悼の至りにたえません。そこで弔辞は、同一選挙区であり、木下君と最も親交の深かつた年長者である自由党の堀川恭平君を煩わしたいと思いますので、御同意を願います。

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/29、24期、自由党)

○倉石委員 賛成。
【次の発言】 ただいまの議題になつておりますうち、日程第九の農林省設置法等の一部を改正する法律案だけは、本日上程を留保していただきたいと思います。
【次の発言】 私どもの方で、なおこの点についていろいろ事情がありますので、留保していただきたいわけです。
【次の発言】 わが党は本多市郎君が賛成討論をやります。
【次の発言】 社会党二十三控室のは、小会派一本にまとまつたのですか。

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/31、24期、自由党)

○倉石委員 参議院修正に同意いたします。
【次の発言】 回付案に同意を表します。
【次の発言】 回付案に同意いたします。
【次の発言】 回付案に同意いたします。
【次の発言】 本日は保留を願いたいと思います。
【次の発言】 本日は日程も多いことであるし、そういうようなときにごたごたする問題はやらぬ方がいいと思います。なおこの前しばらく保留ということになつておるのでしよう。
【次の発言】 次会に相談しましよう。
【次の発言】 これも次会に御相談を願います。
【次の発言】 通産委員会において十分御審議願つたらいかがでしようか。
【次の発言】 これは、日程をあとまわしにしておいていただきたいと思いま……

第13回国会 議院運営委員会 第54号(1952/06/03、24期、自由党)

○倉石委員 異議ありません。
【次の発言】 本日は、本件は保留を願います。
【次の発言】 これは委員会まわしに願いたいと思います。
【次の発言】 委員会まわしにお願いいたしたい。
【次の発言】 これは、委員会まわしに願いたいと思います。
【次の発言】 これは法務委員会にまわして、十分御質問願いたいと思います。
【次の発言】 これは委員会まわしにして、十分ゆつくり御検討をお願いいたします。
【次の発言】 ありません。
【次の発言】 石田一松君の言われるようなことが出て来ると、とにかく石田君の憂えられるようなことになりますので、本件は非常に重要な問題だから、外務委員会で慎重にお聞きください。われわ……

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/03、24期、自由党)

○倉石委員 まことにおそくなつて御迷惑さまですが、農林省設置法等の一部改正案についての委員長報告に対して、私どもの方としては條正案を提出いたしたいということで、ただいま印刷中であります。ところがまだ間に合いませんので、その箇所を一応申し上げたいと思います。農林省設置法等の一部を改正する法律案、委員長報告の中の、林野局に次長二人を置くとなつておるのを三人に、それから農地局には、原案では次長が一名になつておりますが、技監を二名加える、食糧局に技監を一名加えたい、農業改良局に同じく技監を一名追加したい、農政局――今度は農林経済局になりますが農林経済局に技監を一名加える。これだけが條正でございます。

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/05、24期、自由党)

○倉石委員 両院協議会をしばしば持ちました結果、昨日両院の議がまとまりまして、こういうふうにいたしました。つまり一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案両院協議会成案、これはあの衆議院を通過いたしました法案の最後の別表の第六の備考に次の一項を加えることにいたしまして「本表は、暫定的のものであつて、なるべく速かに昭和二十七年五月六日行つた参議院の修正議決の趣旨を勘酌して改訂するものとする。こういうことを別表第六に加えまして「附則は参議院議決の通りとする」。「その他は衆議院議決の通りとする。」ということで、一人の反対もなく満場一致決定いたしました。

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/07、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長代理 本日は議院運営委員長が病気欠席のため、私が代理を勤めますからよろしく願います。  これより本日の議院運営委員会を開会いたします。  まず第一に、住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、政府から撤回をいたしたいという申入れがございますので、これをお諮りいたします。
【次の発言】 それでは、本案については次会に決定いたすことにして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さように決します。
【次の発言】 次に、回付案の取扱いについて御協議申し上げます。第一は、公共事業令の一部を改正する法律案について、その取扱いを御協議願います。

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/10、24期、自由党)

○倉石委員 本日は保留。
【次の発言】 きようは、警察法とかいろんなものが上つて来て、討論者が相当多いようだから、次会に御相談することにしたらどうですか。
【次の発言】 本案については、もう少し検討したいという議がありますので、御賛成を得ますれば農林委員会にもう一度さしもとして、さらに検討をしてもらいたい、こういう動議を出したいと思います。
【次の発言】 日本赤十字社法案は、早く向うに邊らなくちやならんから……。

第13回国会 議院運営委員会 第59号(1952/06/12、24期、自由党)

○倉石委員 その程度のことで聞く人物じやないのです。
【次の発言】 二回じやない。再三再四です。
【次の発言】 実際にやつておる。あなたは聞いていないのでしよう。
【次の発言】 そんなのんきたことを言つちやだめだよ。
【次の発言】 代表を一人に願いたいと思います。
【次の発言】 賛成、反対一人ずつにしましようよ。

第13回国会 議院運営委員会 第60号(1952/06/14、24期、自由党)

○倉石委員 保留。
【次の発言】 教育政策などというものを緊急質問でやられても困るので、緊急質問の性質としてこれは当該委員会において十分ひとつ御検討いただく方がよいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話によりますと、答弁書も参つておるようでございます。この答弁がまだ納得行くほどでないということでございますが、それならば委員会において十分ひとつ御検討を願う方が、大事な問題でありますから、適当であろうかと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/17、24期、自由党)

○倉石委員 本日上程していただきたいと思います。
【次の発言】 参議院の回付案に反対であります。
【次の発言】 本案は、本日は保留を願います。
【次の発言】 本日保留に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、さように決定いたします。
【次の発言】 次に、決議案の取扱いについて御協議申し上げます。事務総長から御報告を願います。
【次の発言】 ちよつと懇談いたしましよう。

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/18、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長代理 これより議院運営委員会を開会いたします。  本日は委員長が不在でありますので、私が代理を勤めます。よろしくお願いします。  最初に、回付案の取扱いについて御協議申し上げます。第一に、地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 本案の留保に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さように決定いたします。  次に、外資に関する法律の一部を改正する法律案の回付案について、その取扱いを御協議願います。
【次の発言】 各党の御態度を御表明願います。
【次の発言】 それでは、本案は本日上程することに御異議ございませんか。

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/18、24期、自由党)

○倉石委員 松井さんから、社会党が当の責任者であるからということで、先ほどお話がありましたが、遺憾の意を表するというやり方は、一体具体的に申さば、どういう方法を考えておいでになるのですか。それをひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 松岡さんは、先ほどあなたのお話によりますと、自分の言うたことはまずかつたのではないという判定をもつて、あなたにそういうことを言われたのです。
【次の発言】 松岡さんが、何らかの形で、そういう意思表示をされる意思はありませんか。
【次の発言】 私この際申し上げておきたいと思いますが、これからも非常にけつこうな決議案については、各党共同提案ということがあり得ると思う……

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/06/19、24期、自由党)

○倉石委員 発表は正式にしていないと思いますので、どういうことが伝おつておるか存じませんが、われわれはそれに関知いたしません。本日はこれは保留していただきたいと思います。
【次の発言】 なるべく上げたいと思います。
【次の発言】 これも本日は保留していただきたいと思います。
【次の発言】 本日は保留。
【次の発言】 本案も、でき得べくんば共同提案にしてやりたいということでありますから、本日は保留していただきたい。
【次の発言】 賛成いたしません。
【次の発言】 社会党二十三控室が、十一、十二について討論するということがありましたが……。

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/06/20、24期、自由党)

○倉石委員 各派の意見なら、こつちから言います。
【次の発言】 私どもは、ただいま委員長が言われました事柄について、まつたく同じ考えを持つておる者であります。われわれは他院に対して干渉しようというわけではありませんが、申すまでもなく両院の制度でありまして、われわれが送つた法律案について、参議院側が、これに対してあるいはそのまま賛成をされる案もあるでありましようし、または異なつた議決をされる場合もあるでありましよう。われわれはその法案の成立を希望しておる立場から、従つて異なつた決定をされたような場合には、両院協議会ということも考えられることであります。両院協議会を開いて法案の成立を希望するという……

第13回国会 議院運営委員会 第66号(1952/06/21、24期、自由党)

○倉石委員 地方税法の一部を改正する法律案、参議院回付案については、本日これを上程していただきたいと存じます。
【次の発言】 回付案に賛成いたします。
【次の発言】 ただいま回付案に同調するということについて、私どもの意向を徴せられたのでありますが、ただいま椎熊さんがおつしやいましたように、われわれは地方税法の改正案については、非常に重大なる問題であると存じましたので、昨日まで、これに対してそれぞれの機関をもつて慎重に検討を加えておつたわけであります。初めからこれに同調しないという態度をきめておつたということはないのでありまして、これは御承知のように非常に広汎にわたる修正であります。そこでわれ……

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/06/24、24期、自由党)

○倉石委員 これを本日上程していただくことに願います。われわれは、これを拒否いたしたいと思いますので、再議決を願いたいと思います。
【次の発言】 これは本日上程していただきたい。われわれは参議院の修正に同意を表したいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第68号(1952/06/26、24期、自由党)

○倉石委員 ラジオのことをここへ持つて来られても困る。
【次の発言】 そうはきまつてない。
【次の発言】 趣旨弁明でしよう。
【次の発言】 念はいいでしよう。
【次の発言】 これはちよつと待つてください。あなた方連合で出したものを、共産党に賛成討論をさせるのですか。念を押して聞いておるのです。
【次の発言】 小会派代表として一名出ているのが前例でありますから、原則通りに、そういう取扱いをいたしたいと思います。
【次の発言】 討論時間は十分。
【次の発言】 たくさんあるから、そうしましよう。
【次の発言】 これは、今副議長の御説明も承つて、よくわかつたのでありますが、われわれはもう数回にわたつて……

第13回国会 議院運営委員会 第69号(1952/06/28、24期、自由党)

○倉石委員 政府からの申入れについて議長から御報告を承りまして、私どもはただいま官房長官をここに招致するという話が出ましたから、その官房長官への質疑が済みましたならば、おそらく議院運営委員長が各党の態度を決定するために休憩してくださると思いますので、その機会にそれぞれの機関に諮つて態度を決定して行きたいと思います。
【次の発言】 それは、私どもそれぞれの党の機関に諮つて、党の態度を決定した上でないと、ここで申し上げるわけに行きません。
【次の発言】 私どもは、参議院における審議の状況その他を観察いたしまして、三十日間の会期延長を希望いたすものであります。

第13回国会 議院運営委員会 第71号(1952/07/03、24期、自由党)

○倉石委員 本日は保留を願います。
【次の発言】 これは各党とお話合いができたそうですから、厚生委員会に回付していただきたいと思います。
【次の発言】 これも絶好のチャンスを待つために保留。
【次の発言】 私どもの方から選出する委員がまだ決定いたしませんので、本日は保留を願います。
【次の発言】 土井、椎熊両氏のお説、それはごもつともでありますが、これはきようすでに建設委員会で政府からも詳細な報告をいたしております。専門家のおられる委員会ですでに質疑応答が済みました。従つて今椎熊君が言つたような点について質問してみたいという御希望が他にあれば別ですが、豪雨だけの問題でありましたら、もうすでに解……

第13回国会 議院運営委員会 第72号(1952/07/04、24期、自由党)

○倉石委員 本件は本日は保留していただきたいと思います。
【次の発言】 これは、私どもの担当の委員がいろいろ懇談をいたしたのでありまするが、結局野党側と、厚生委員会でもう少し議を練つてもらいたいということでありますので、本日はそういう意味で保留していただきたいと思います。
【次の発言】 私どもの方は、一応保留しておきます。
【次の発言】 それはまずいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、24期、自由党)

○倉石委員 本日は保留に願います。
【次の発言】 本日は保留。
【次の発言】 自由党はちよつと保留していただきます。
【次の発言】 異議なし。

第13回国会 議院運営委員会 第74号(1952/07/28、24期、自由党)

○倉石委員 野党の皆さんも、いろいろたくさんありますので、御研究に御苦労なさつたと存じますが、日程第一から順に申し上げますと、日程第五は、後刻申し上げますから、この運営委員会散会までちよつと保留していただきたいと思います。第五は除いて、第一、第二、第三、第四、第六、第七、第八、第九は、本日は保留していただきたいと思います。  それから日程第十と第十二は、賛成することができませんので、両院協議会を持ちたいと思います。第十一は本日保留さしていただきたいと思います。  それから日程第十三から二十五までは、本日態度を保留さしていただきたいと存じます。それから第二十六、第二十七……。

第13回国会 議院運営委員会 第75号(1952/07/29、24期、自由党)

○倉石委員 本日の日程中二十二までは、午前中の議院運営委員会においては保留していただきたいと思います。
【次の発言】 まだわからないのです。今それぞれの機関において慎重に検討しておりますから……。
【次の発言】 われわれは、日程二十三、二十四、二十六、三十、三十一、三十二、三十三、三十四、三十六、三十七、これだけは賛成できませんので、両院協議会を請求したいと思います。残余は、午前中の議運においては保留しておいていただきたいと思います。
【次の発言】 きまるように、今努力をいたしております。
【次の発言】 これも、本日午前中の本運営委員会においては、私の方の態度は決定しかねるのであります。

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/30、24期、自由党)

○倉石委員 それでは松岡君に同意いたしましよう。自由党は星島二郎君、山本猛夫君です。
【次の発言】 どうしても聞かなければいけませんか。
【次の発言】 第一の、国会公務員法の一部を改正する法律案は、どうしても成立を私どもは期待いたします。従つて、今日まで六十日を経過、たして、なお参議院の態度が決定されませんので、やむを得ませんから、憲法五十九条によつて参議院において否決したものとみなしまして、再議決をいたしたいわけでありますが、野党側の皆さん方はいかがでございましようか。
【次の発言】 これは三分の二の再議決をお願いしたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/31、24期、自由党)

○倉石委員 自由党の反対討論は留保いたします。
【次の発言】 これより開会いたします。  委員長に事故がございますので、私が代行いたします。御了承願います。  最初に、公安審査委員長及び委員の任命についてお諮りをいたしたいと存じますが、これに関して法務総裁に御意見を承りたいという御要望があつて、法務総裁が見えておりますので、御質問を願います。
【次の発言】 梨木君に御注意申し上げますが、御意見の御開陳でなく、法務総裁に対する御質疑に限定していただきたいと思います。前置きが長過ぎるようであります。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 ほかに質疑がないようであります。御苦労さまでございま……

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/08/25、24期、自由党)

○倉石委員 実際いろいろやつてるんですよ。

第13回国会 労働委員会 第10号(1952/03/28、24期、自由党)

○倉石委員 中曽根康弘君外七十四名提出及び船越弘君外十一名提出の両案を併合し、題名、内容をそのままとして修正議決せられんことを望みます。

第13回国会 労働委員会 第11号(1952/04/26、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長代理 次会は公報をもつてお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後四時十五分散会

第14回国会 議院運営委員会 第1号(1952/08/26、24期、自由党)

○倉石委員 自由党では、党の長老である大野伴睦氏を議長の候補に推薦いたしたいと思いますから、なるべく各党の方々におかれても御協力をくださるようにお願いいたします。
【次の発言】 それは自由党の生田和平さんと植原悦二郎さんですが、生田和平さんがおいでにならないので植原さんにお願いいたしたいと思つております。
【次の発言】 それでは、この次からそうするということで……。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 労働委員会 第15号(1953/02/27、25期、自由党)

○倉石委員 私はこのたび政府から提案されました法案を拝見いたしまして、国民の一人として、まことにはずかしさを覚えるものであります。今、特にこういうような法律を出さなければならないという客観的情勢を、私どもは十分に理解することができないのでありますが、ともかくも、昨年の暮れに行われましたようなああいう非合法的なストライキ、これが敢行されたばかりでなく、政府もまたそういう事態に対して決して適切なる処置をとられたとは私どもは思いません。しかもただいまのような情勢のもとに、このような法案を御提出になりました政府の真意は、追つて私ども国民の代表者として、十分に究明しなければならないと思うのであります。ま……

第15回国会 労働委員会 第16号(1953/02/28、25期、自由党)

○倉石委員 簡単でありますが、どうも私は同僚諸君の御質問と政府当局の御答弁を承つておりまして、ぴんと来ないのであります、昨日の私お尋ねに対して、今度単独立法されたこの法律案というものの内容は、すでに規定されておる既成の法律、たとえば労働関係調整法、公共事業令、鉱山保安法などによつても違法であるのだ。しかしながら、それかいろいろな凝義が生じたりなんかして紛争を生じたから、ここにまた新しく確認規定というような意味でやつたのだというようなことでございましたが、その通りでございますね。政府委員にお尋ねいたしますが、それならば、森山君のお尋ねの一部分である、公益に何らの関係のないストというようなものも、……

第15回国会 労働委員会 第20号(1953/03/10、25期、自由党)

○倉石委員 本案に対する質疑はこれにて終局せられんことを望みます。
【次の発言】 動議を提出いたします。本案の討論はこれにて打切られんことを望みます。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第38号(1953/10/26、26期、自由党)

○倉石委員 福永官房長官もすでに来ておられるし、ただいまの問題も大事な問題ですが、この際それは庶務小委員会にまかして、それからまた議運でやつてもらつたらいいと思います。委員長から庶務小委員長に、こういうことであつたということを伝えていただいて、庶務小委員会で、この意思を尊重してきめてもらうことでいかがですか。

第16回国会 労働委員会 第3号(1953/06/27、26期、自由党)

○倉石委員 法案の審議に関係がございますので、議事に入る前に委員長にお尋ねをしておきたいと存ずるのであります。  赤松委員長が御就任以来、非常に政務に御熱心であられることは、衷心より敬意を表しておる次第でありますが、今回国会開会中に地方に御出張になりまして、いろいろ学者や労働組合の代表者と御会見になつたというお話でありますが、どういう御資格で、どういう手続によつておやりになつたのかを、委員長から承つておきたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたが、そうしますと、各地でいわば公聴会のようなものを開催されましたことは、労働委員長としておやりになつたのでないと了解してさしつかえありませんか。

第16回国会 労働委員会 第4号(1953/06/30、26期、自由党)

○倉石委員 高橋君の非常に貴重な御質問に関連して伺つておきたいのですか、鉱山保安法や旧公共事業令、つまり電気及びガスに関する臨時措置に関する法律、これにこういう行為をしては違法であるということを列挙しておりますが、これは被害者の告発を待つて検察側は動くわけでありますか。
【次の発言】 私はそれが当然だと思います。そこで先ほど火法務大臣の御説明によりますと、昨年の電産及び炭労のストにおいては、暴力を用いた者以外には起訴していないというお話でありますが、暴力を川いすして、今申しましたような法律によれば当然違法であると思われる行為を行つた者がたくさんあるはずでありますが、こういうものはどうして検察側……

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/10、26期、自由党)

○倉石委員 電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案の質疑は、これにて終局せられんことを望みます。

第17回国会 予算委員会 第1号(1953/10/30、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  一言ごあいさつ申し上げます。さきに不肖私はからずも予算委員長に選任されました。その重責をになうことに相なつた次第でございますが、はなはだ不敏な者でありまして、その及ばざることをおそれておる次第でございますが、何とぞ各位の御援助によりまして、大過なくその職責を果すことのできますようにお願いいたしたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  この際お諮りいたします。理事西村久之君より理事辞任の申出がありますが、これを許可することといたしまして、その補欠選任は先例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/01、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和二十八年度特別会計予算補正(特第1号)を一括議題といたします。本日、補正予算両案の内閣修正について本院の承諾がありましたから、この際その修正について政府の説明を求めます。大蔵大臣小笠原三九郎君。
【次の発言】 それでは質疑を継続いたします。櫻内義雄君。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 神田人事官がおります。
【次の発言】 三宅正一君。
【次の発言】 中村梅吉君。

第17回国会 予算委員会 第3号(1953/11/02、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年度一般会計予算補正  (第1号)及び昭和二十八年度特別会計予算補正特(第1号)を一括議題といたします。  質疑を継続いたします。中村梅吉君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 黒田寿男君。
【次の発言】 静しゆくに願います。
【次の発言】 静しゆくに願います。木村国務大臣が関連事項について御説明申し上げるそうであります。
【次の発言】 さつきもそういうことがありました。
【次の発言】 黒田君は木村長官の足をおとどめになつたのですから、木村国務大臣のお答えも……。
【次の発言】 静しゆくに願います。

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/03、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和二十八年度特別会計予算補正(特第1号)を一括議題といたします。質疑を継続いたします。松村謙三君。
【次の発言】 武藤運十郎君。
【次の発言】 静粛に願います。――静粛に願います。
【次の発言】 河野密君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 三木武吉君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。三木さんは木村国務大臣を要求しているのであります。
【次の発言】 古井喜實君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 古井さん、お手持ちの時間が来ましたから……。

第18回国会 予算委員会 第1号(1953/12/02、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年度一般会計予算補正(第2号)、昭和二十八年度特別会計予算補正(特第2号)、昭和二十八年度政府関係機関予算補正(機第1号)を一括議題といたします。  まず政府より提案理由の説明を求めます。大蔵大臣小笠原三九郎君。
【次の発言】 次に主計局長より補足説明を求めます。森永貞一郎君。
【次の発言】 それでは午後一時より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。     午前十時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑に入ります。鈴木正文君。
【次の発言】 中曽根康弘君。

第18回国会 予算委員会 第2号(1953/12/03、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 青野武一君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 おります。
【次の発言】 この際青野君の御発言に関連いたしまして、横路節雄君から質疑を申し入れておられますが、これを許します。
【次の発言】 小笠原大蔵大臣の御答弁に対して関連のようですから、横路君どうぞ。
【次の発言】 青野君、御発言中でありますが、簡明に願います。
【次の発言】 それでは午後一時三十分より再開することといたしまして暫時休憩いたします。     午後零時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を継続いたします。井上良二君。

第18回国会 予算委員会 第3号(1953/12/04、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年度一般会計予算補正(第2号)、昭和二十八年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和二十八年度政府関係機関補正(機第1号)を一括議題といたします。質疑を継続いたします。福田赳夫君。
【次の発言】 岡野通産大臣より発言を求められております。これを許します。岡野国務大臣。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 横路君、お持合せの時間が来ましたから……。
【次の発言】 横路君お持合せの時間が来ておりますから……。
【次の発言】 中村高一君。
【次の発言】 それでは午後二時三十分まで休憩をいたします。     午後一時二十八分休憩

第18回国会 予算委員会 第4号(1953/12/05、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事本間俊一君及び中村梅吉君より、理事辞任の申出がございますが、許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて辞任を許可するに決しました。  これより理事の補欠を選任いたしたいと思いますが、先例によつて委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて西村久之君及び森幸太郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和二十八年度一般会計予算補正(第2号)、昭和一十八年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和二十八年度政府関係機関予算補正(機第1号)を一括議題とい……

第19回国会 予算委員会 第1号(1954/02/01、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事二名が欠員になつておりますので、その補欠を選任いたしたいと存じますが、先例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて理事に佐藤觀次郎君及び今澄勇君を指名いたします。
【次の発言】 次に公聴会の開会についてお諮りいたします。去る一月二十七日付託になりました昭和二十九年度総予算につきましては、国会法第五十一条により、必ず公聴会を開かねばならないことになつております。つきましては、議長に対する公聴会開会承認要求の手続並びに開会の日時、案件の決定、及び公述人の選定等につきま……

第19回国会 予算委員会 第2号(1954/02/02、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算ほか二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。川崎秀二君。
【次の発言】 川崎秀二君の御発言に関しまして、関連質問を求められております。この際これを許します。佐藤観槻次郎君。
【次の発言】 今澄勇君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 御進行を願います。
【次の発言】 川崎君、それでは答弁をあとにして……。
【次の発言】 川崎君。
【次の発言】 川崎君に発言を許します。適当な時期に議事進行は許します。川崎君、御進行願います。
【次の発言】 この際中曽根康弘君から議事進行について発言を求められております。これ……

第19回国会 予算委員会 第5号(1954/02/05、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外三案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。稲葉修君。
【次の発言】 木村保安庁長官が先に答弁をいたします。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 稻葉君の御発言に関連いたしまして、中曽根君より発言を求められております。この際これを許しますが、なるべく簡明に願います。
【次の発言】 木村国務大臣から先に……。
【次の発言】 静粛に願います――静粛に願います、委員外諸君の発言を許しません。
【次の発言】 山花秀雄君。

第19回国会 予算委員会 第6号(1954/02/06、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。  この際三木武夫君より議事進行に関する発言を求められております。これを許します。三木武夫君。
【次の発言】 ただいまの三木武夫君の御発言は、議員の名誉のため、ひいては国会の権威のため、きわめて重大であると存じます。よつて委員長は後刻理事会を開いて、適当に善処いたしたいと存じます。  これより質疑を継続いたします。辻政信君。
【次の発言】 静粛に願います。委員外の発言を許しておりません。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 答弁がないようでありますから……。

第19回国会 予算委員会 第7号(1954/02/08、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題として質疑を継続いたします。古井喜實君。
【次の発言】 古井さん、総理の関係だけに願いたい。
【次の発言】 それでは交替していただきまして、足鹿覺君。
【次の発言】 お打合せの時間が来ておりますので薄明に願います。
【次の発言】 吉川兼光君。
【次の発言】 吉川君、お持合せの時間が迫つて来ました。
【次の発言】 吉川君の御発言中でございますが、理事会の決定は尊重していただきます。
【次の発言】 この際委員長より一言申し上げます。一昨日の三木武夫君の議事進行の発言に関しまして、理事会を開きましたが、いまだ結論に達……

第19回国会 予算委員会 第8号(1954/02/09、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を附きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題として質疑を継続いたします。古川兼光君。
【次の発言】 よろしゆうございますね。
【次の発言】 それでは午後一時十分より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。    午後零時十一分休憩
【次の発言】 中村三之承君。
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして、次会は明十日午前十時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時五十一分散会

第19回国会 予算委員会 第9号(1954/02/10、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 委員長よりこの際政府側に申し入れておきます。当委員会の委員は努めて定刻に出席をいたしておるのでございますが、政府側、ことに政府委員の御出席が遅れますので、審議に支障を来しておるのであります。さようなことはまことに遺憾なことでございますので、なるべく定刻に努めて御出席になるようにお願いいたします。
【次の発言】 それでは午後二時より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。    午後零時四十八分休憩

第19回国会 予算委員会 第10号(1954/02/11、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。滝井義高君。
【次の発言】 堤さんお申合せの時間がございませんが。
【次の発言】 それでは午後二時より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。    午後一時休憩

第19回国会 予算委員会 第11号(1954/02/15、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。横路節雄君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 横路君、お持合せの時間がなくなりました。
【次の発言】 それではそういうふうにいたします。
【次の発言】 この際委員長から政府側に申し上げます。横路君からたくさんの資料の要求がございますが、最初出されました二点のような簡単なものはなるべくすみやかに資料として御提出を願います。その他時間のかかりますものは、御研究の上で適当にお願いをいたします。小平忠君。
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして、明十六日午前十時三十分よ……

第19回国会 予算委員会 第12号(1954/02/16、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。庄司一郎君。

第19回国会 予算委員会 第13号(1954/02/17、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。赤澤正道君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 自治庁長官はただいま参議院の本会議に出席中です。
【次の発言】 赤津さん、厚生大臣が、出席されておりますが……。
【次の発言】 自治庁長官はただいま参議院の本会議に出席中なんです。
【次の発言】 先ほどの赤澤君の御発言につきまして、文部大臣からちよつとお答え申し上げたいことがあるそうであります。大達国務大臣。
【次の発言】 それでは午後二時より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。    午後零時二十七分休……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/02/18、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。川島金次君。
【次の発言】 法務大臣は、ただいま他の委員会に出ております。
【次の発言】 川島君に申し上げますが、委員会に提出される資料については、委員長を経由して御請求になつておりますれば、今ごろ問に合つておると思いますので、ただいまのことは非常に詳細になりますから、委員長から資料を政府当局に要求いたします。
【次の発言】 よろしゆうございます。それならばさつそく政府に私から通達いたしまして、政府当局から委員長に資料を提出されるように要望いたします。

第19回国会 予算委員会 第15号(1954/02/19、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 西村君の質疑につきまして、佐藤觀次郎君より関連質問を求められておりますから、この際これを許します。簡単に願います。
【次の発言】 この際委員長から発言をいたしますが、ただいま佐藤觀次郎君のお読みになりました事実については、私はさようなところに参加いたしておりません。
【次の発言】 それでは午後一時五十分より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。    午後零時四十九分休憩

第19回国会 予算委員会 第16号(1954/02/20、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。吉川久衛君。
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。
【次の発言】 吉川君、お持合せの時聞がなくなりました。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 岡君、申合せの時間が来ております。
【次の発言】 岡良一君の防衛問題の質疑に関連して、山本勝市君より質疑の申出があります。この際これを許しますが、簡単にお願いいたします。山本勝市君。
【次の発言】 安藤覺君。

第19回国会 予算委員会 第17号(1954/02/22、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。中曽根康弘君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 議事進行の御発言は適当な時期に許します。中曽根康弘君。
【次の発言】 議事進行はすぐ許しますから、続行してください。中曽根康弘君。
【次の発言】 もう少し待つてください。
【次の発言】 中曽根康弘君。
【次の発言】 ちよつと待つてください。
【次の発言】 静粛に願います。――静粛に願います。
【次の発言】 川崎君、まだ御発言を許しておりません。

第19回国会 予算委員会 第18号(1954/02/23、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。西村直己君。
【次の発言】 この際数分間休憩いたしますが、このままの姿でお待ちください。    午前十一時二十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。  質疑を継続いたします。小山倉之助君。
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。  質疑を継続いたします。足鹿覺君。
【次の発言】 それでは本日本会議の散会後再開することといたしまして、暫時休憩いたします。    午後三時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。  質疑を継続いたします。足……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/02/26、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたしますが、本日の御質疑につきましては、先日の理事会において時間を厳守していただくことに申合せになつておりますから、御質疑の方はさように御了承願います。  この際佐藤觀次郎君より議事進行について発言を求められております。これを許します。
【次の発言】 佐藤君にお答えいたします。第一点につきましては、委員長または委員会が懲罰動議を提出いたしたものではないのでありまして、私は中曽根君に対する懲罰動議の提出されたということを新聞では承つておりますが、私どもの関知しないところでございます。  ……

第19回国会 予算委員会 第21号(1954/03/02、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたし、質疑を継続いたしたいと存じますが、この際防衛庁設置法案要綱、自衛隊法案要綱につきまして、政府より説明を求めたいと存じます。木村国務大臣。
【次の発言】 この際質疑の通告があります。これを許します。滝井義高君。
【次の発言】 黒田寿男君。
【次の発言】 黒田君、もう時間が参りましたから……。
【次の発言】 葉梨新五郎君。
【次の発言】 河野金昇君。
【次の発言】 この際申し上げますが、委員外の方の雑音はかたく御遠慮願います。
【次の発言】 河野君、お持合せの時間ですが……。

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/03、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。黒田寿男君。
【次の発言】 中村梅吉君。
【次の発言】 昨日の河野金昇君の御質疑に対して政府側の答弁が保留されておりましたが、この際その答弁のため発言を求められております。これを許します。岡崎外務大臣。
【次の発言】 この際中村梅吉君の質疑に関連いたしまして、須磨彌吉郎君より質疑を求められております。これを許します。簡明にお願いいたします。須磨彌吉郎君。
【次の発言】 これにて質疑は終局いたしました。  それでは午後二時より再開いたしまして討論、採決を行うことといたします。 ……

第19回国会 予算委員会 第23号(1954/03/16、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年度一般会計予算補正(第3号)及び昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)の両案を一括議題といたします。まず政府より提案理由の説明を求めます。大蔵大臣小笠原三九郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして、次会は明十七日午後一時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十二分散会

第19回国会 予算委員会 第24号(1954/03/17、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年度一般会計予算補正(第3号)及び昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)の両案を一括議題といたします。  この際、河野一郎君より政府に対する資料要求に関して発言を求められております。これを許します。河野一郎君。
【次の発言】 それではこれより質疑に入ります。西村直己君。
【次の発言】 この際西村直己君の質疑について関連質疑を求められております。順次これを許します。申合せの時間内において努めて簡単にお願いいたします。川崎秀二君。
【次の発言】 佐藤觀次郎君。
【次の発言】 今澄勇君。

第19回国会 予算委員会 第25号(1954/03/18、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年一般会計予算補正(第3号)及び昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)の両案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。佐竹晴記君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 佐竹君、どなたに答弁を要求されておられますか。
【次の発言】 副総理は答弁のしようがないのじやないですかな。   〔「しようのあるやつが出席してな   いじやないか」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 副総理は答弁のしかたがありますかということをお尋ねしておるのです。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 佐竹君、お持ちの時間がもう過ぎておりますが……。

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/03/19、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 それでは十分間休憩いたします。    午後五時十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引継いて会議を開きます。  質疑を継続いたします。この際、昨日の佐竹晴記君の質疑に関しまして、刑事局長より発言を求められております。これを許します。井本政府委員。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。――静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。  ただいま委員長はここに拝聴いたしておりまして、どうも騒音がはげしくてわからなかったのでありますが、緒方国務大臣に対する佐竹君の御質疑に対して、その出所はどこにあるかということを国務大臣からお尋ねになったわけでありますが、それ……

第19回国会 予算委員会 第27号(1954/03/20、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年度一般会計予算補正(第3号)を議題といたします。本案に関する質疑はすでに終了いたしております。この際日本社会党両派の共同提案として、佐藤觀次郎君ほか十四名より昭和二十八年度一般会計予算補正(第3)に対し、編成替を求めるの動議が提出されております。その趣旨説明を許します。稲富稜人君。
【次の発言】 これにて編成替を求めるの動議の趣旨説明は終りました。  これよりこの編成替を求めるの動議並びに昭和二十八年度一般会計予算補正(第3)の原案を一括して討論に付します。西村直己君。
【次の発言】 川崎秀二君。

第19回国会 予算委員会 第28号(1954/04/13、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。委員の異動に伴いまして理事一名が欠員になっておりますが、その補欠は、先例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって森幸太郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)を議題といたします。質疑を継続いたします。河野金昇君。
【次の発言】 副総理ですか。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 ただいま議院運営委員会に出席中でありまして、すぐにこちらに来られるという回答がありましたから、今また重ねて連……

第19回国会 予算委員会 第29号(1954/04/14、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事今澄勇君が委員を辞任いたしましたので、理事の補欠を選任いたしたいと存じます。先例によりまして委員長においで指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは小平忠君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和二十九年度特別令計予算補正(特第1号)を議題といたします。質疑を継続いたします。高橋圓三郎君。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。午後一時三十分より開会いたします。    午後零時二十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。  質疑を継続いたします。小峯柳多君。

第19回国会 予算委員会 第30号(1954/04/15、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)を議題といたします。  本案に対する質疑はすでに終了いたしております。これより討論に入ります。船越弘君。
【次の発言】 河野金昇君。
【次の発言】 佐藤觀次郎君。
【次の発言】 小平忠君。
【次の発言】 中原健次君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  これより昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)について採決いたします。右の原案に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数であります。よつて昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)は原案の通り可決いたしました。  委員会報告書の作……

第19回国会 予算委員会 第31号(1954/05/31、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。委員の交代によりまして理事一名が欠員になつておりますが、その補欠選任は、先例によりまして委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて委員長は今澄勇君を理事に名いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたします。先日の理事会におきまして予算の実施状況に関し質疑を行うことを申し合せたのでありますが、このためにまず予算の実施状況に関する件につき、議長に対し国政調査の承認要求の手続をとる必要がございますので、さようにとりはからいたいと存じますが御異議ございませんか。

第19回国会 予算委員会 第32号(1954/06/02、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件を議題といたします、質疑を行います。川崎秀二君。
【次の発言】 通産大臣は今通産委員会で質疑に答弁しておられるそうです。
【次の発言】 それでは午後一時まで休憩いたします。    午後零時五分休憩

第19回国会 予算委員会 第33号(1954/06/03、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件を議題といたします。質疑を継続いたします。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 佐藤觀次郎君の御発言に関連しまして、稻葉修君より発言を求められております。これを許します。稻葉修君。
【次の発言】 小平忠君。

第19回国会 労働委員会 第40号(1954/10/06、26期、自由党)

○倉石委員 私は、今日おいでになりました参考人の方々にお話をお聞きする前に、委員長に注文を申し上げたいと思うのであります。  本日午前の全駐労の争議の経過を、委員会でおやりになるべき事柄であつて、国権の最高機関であるといわれておる国会の労働委員会で取扱うべき筋の事柄ではないのであります。本日の塚田製作所の事件も、先ほど来当事者のお話を承つておれば、その大半はやはり労働委員会または裁判所の問題であつて、われわれ国会の労働委員会が審議の対象とすべき事柄ではないのであります。従来、しばしば労働委員長がかわられましたが、今回の赤松労働委員長の労働委員会の運営については、委員としてわれわれは多くの不満を……

第19回国会 労働委員会 第48号(1954/11/27、26期、自由党)

○倉石委員 委員長――委員長、議事進行――傍聴席は何だ。あの拍手をなぜ取締らないのか。退場を命じてからやりなさい。
【次の発言】 議事進行について発言を求めておるのです。
【次の発言】 入りはしない。いやしくも議員の言論を抑圧するようなそういう傍聴席をそのままにしておくことは、委員長、不見識です、退場させたまえ。委員長の資格はないじやないか。
【次の発言】 今拍手した者を出したまえ。それまで進行してはだめだ。警告だけでなく、退場せしめるのがあたりまえじやないか。
【次の発言】 静粛じやない。委員の発言を圧迫するような拍手をした者は退場させるべきだ。

第20回国会 予算委員会 第1号(1954/12/02、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事が二名欠員になっておりますので、その補欠を選任いたしたいと存じますが、その選任は前例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと存じます。よって小峯柳多君及び山本勝市君を理事に指名いたします。  なお川崎秀二君より理事辞任の申出がありますが、これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって許可するに決しました。それでは中曽根康弘君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和二十九年度一般会計予算補正(第1号)、昭和二十九年度特別会計予算補正(特第2……

第20回国会 予算委員会 第2号(1954/12/03、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算補正(第1号、昭和二十九年度特別会計予算補正特(第2号)及び昭和二十九年度政府関係機関予算補正(機第1号)の三葉を一括して議題といたします。  質疑を継続いたします。今澄勇君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 それでは午後一時より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。    午前十一時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて会議を開きます。  質疑を継続いたします。苫地英俊君。

第20回国会 予算委員会 第3号(1954/12/04、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算補正(第1号)、昭和二十九年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和二十九年度政府関係機関予算補正(機第1号)の三条を一括して議題といたします。  この際委員長より、一言申し上げます。昨日理事会において、本日吉田総理大臣を出席させるとのお約束をいたしましたが、本朝来病気のため、にわかに出席できなくなりました。従つて本日はやむを得ず、緒方副総理がかわつて出席することになりましたことは、まことに遺憾に存じます。  質疑を継続いたします。中曽根康弘君。
【次の発言】 中曽根君にお答えいたします。先ほどの当委員会の理事会において私が申し……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 社会労働委員会 第23号(1955/06/15、27期、自由党)

○倉石委員 私は政府の労働政策に関してお伺いをいたすべきでありますが、そういうことは他の機会に譲ることといたしまして、最近政府は、しばしばいろいろな機会に、政府の雇用政策について発表しておられますが、大体政府の雇用の政策について、ただいま考えておられる御方針を承わりたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 失業保険法の一部を改正する法律案の提案理由説明書の中に「一昨年末より実施せられました緊縮政策に伴い、失業情勢は悪化し」とありますが、緊縮政策に伴って失業情勢が悪化したということをここに提示されたには、それ相当の理由があると思うのでありますが、この点について、政府委員でけっこう……

第23回国会 社会労働委員会 第2号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私はこのたび労働大臣に任命せられました。どうぞよろしくお願いいたします。  この機会に労働行政につきまして私の考え方を申し上げたいと存じます。  このたび政局の安定の上に第三次鳩山内閣が発足いたしまして、統一ある国策の遂行を期し得ることとなつたのでありますが、私はまず労働政策は、それだけが単独にその方向を決定づけられるべきものではなく、国民生活の安定と向上をはかる政治の基本的要請に基き、もろもろの国策との関連調和の上にその方向を見出すべきものと考えておるのでありまして、そのような広い視野と感覚とをもつて労働行政の処理に当りたいと存ずるものであります。  私は常に労使関係というも……

第23回国会 社会労働委員会 第4号(1955/12/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私は就任以来ときどきそういうことを申しておるのでありますが、日本の民主主義がしかれましてからまだ時間も浅いものでありますから、国民全般に、私ども自身も、民主主義をまだ身によくつけてない、従ってそこにいろいろな失敗があることはやむを得ないことだと思うのでありますが、労働運動に対する一般国民の見方などについても、私はやはりほんとうの労働運動というものを国民が十分理解をしておってくれないと、たとえば電車のストライキがあると、自分がラッシュ・アワーにその電車の終点に行ってみると、きょうは動かないということだけを見て、こんちくしょうといって、ストライキをやっておる者に対して非常な反感を持……

第23回国会 内閣委員会 第1号(1955/12/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 このたび労働大臣に任命されまして、調達庁担当もあわせて任命されました。どうぞよろしくお願いします。  ただいまのお尋ねにつきましては、御承知のように、基地は日米安全保障条約に基く行政協定による条約上の義務であるということについては、前内閣時代と同じ考えを持っております。ただしかしはなはだ残念なことではございますが、そのことによって調達庁が基地の提供に関する事務をいたします場合に、いろいろトラブルが起きましたことを私どもはまことに遺憾に存じております。そこでこの条約上の義務であり、私どもとしてはその基地の提供拡張について政府として責任を持っているわけでありますが、地元の方々につい……

第23回国会 法務委員会 第7号(1955/12/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お尋ねの飛行場のことにつきましては、五飛行場の拡張をするということについて国として動かすことのできない決定をいたしました。そこで、そのために非常に御迷惑を受けられる土地の方々に対しては、全力をあげて政府はその理解を願うように努めて参りましたが、同時にまた、その土地の補償などについての措置はなるべく早くいたすように、ただいま研究をいたしておる最中でありますが、特に政府の方針について協力を願った方々には何らかの意味で謝意を表することがよいではないかという考えになりまして、目下このことについても検討中でございます。
【次の発言】 御承知のように、行政協定に基く国の義務を国家が遂行いた……

第23回国会 予算委員会 第3号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまの駐留軍労務者のことでございますが、これは御承知のように、何と申しますか、行政協定による今お話の労務基本契約、あれにも指示してあります通りに、いわゆる労働三法は守らなければならないということになっております。ところが、お話のようにしばしば問題が起きておることを私どもよく承知をいたしております。これは、井堀さんの御指摘の一般間接雇用の方の労務者は、その法律問題について、今まで米軍と政府側との間にいろいろな話し合いをつけまして、大体うまくいっておるようでありますが、直接雇用の方で、たとえば簡単なサービスをするようなもの、PXといったような直接サービスをする側については、とか……

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 年末手当の問題については、政府は初めから渋っておったのではございませんで、人事院勧告は尊重しょうということを考えておりましたが、その財源措置について慎重に検討いたしておったというのが実情であります。  公労法につきましては、赤松さんもすでに御承知のように、これは私どもが制定いたした当時から非常に欠点の多い法律でありまして、あの法律を制定するときに、もう少し何とか実情に即した法律にしようではないかということであったのでありますが、当時は占領中で、司令部の関係もありまして、ほとんど押しつけのようにあの法律ができましたものですから、公労協の労働争議については、常に御承知のような紛争を……

第24回国会 決算委員会 第4号(1956/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和二十八年度並びに昭和二十九年度、労働省所管の決算に関しまして批難されました事項は、失業対策事業費、補助金の経理に当り、労力費並びに資材費等の精算が適正を欠いている点であります。これはいずれも会計検査院御指摘の通りでありまして、まことに遺憾に存ずる次第でございます。  補助金等の効果的使用と精算の適正なる処理につきましては、さきに補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律が公布、施行され、この法律に基きまして、失業対策事業費補助金の交付手続を改訂いたしましたので、今後は本事業の実施に遺憾なきを期しまして、一そう指導監督に努め、このような御指摘を受けることのないように、十分注……

第24回国会 決算委員会 第18号(1956/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和二十九年度における調達庁の業務は、駐留軍に対する施設の提供及びこれに伴う種々なる補償業務と労務提供業務とでございます。すなわち調達庁は一方において行政協定の規定するわが国の施設等の提供義務を履行しつつ、他方これらと一般公共の福祉との調整をはかり、国民の権利を擁護しなければならないという、きわめて複雑困難なる立場にありますので、業務の運営、予算の執行の適正には特に注意を払ってきた次第でありまして、会計検査院の御指導により年々批難事項等は減少して参りましたが、なお若干の事項につき今回国会の御審議を煩わしますことは、まことに遺憾に存ずる次第であります。  すなわち、昭和二十九年度……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第21号(1956/05/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 開発庁の問題につきましては、私どもといたしましては、非常に重要な問題でありますから、目下慎重に検討いたしている最中であります。
【次の発言】 行政管理庁の立場からは、ただいま別に結論を出しておりませんか、検討をいたしております。
【次の発言】 行政管理庁として、政府全般としての行政機構に対する方針をきめるということにつきまして、目下慎重に検討中であるということでございまして、北海道の開発について、実施官庁にしなければだめだという有力な御意見もありますので、そういうことを、あわせて検討中であるということでございます。北海道開発庁の担当大臣としての御意見は、これは御自由なことでござ……

第24回国会 社会労働委員会 第2号(1956/02/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この機会に、昭和三十一年度予算を中心に、労働行政一般につきまして私の所信を申し上げたいと存じます。  前回の臨時国会で、労働問題に関する私の基本的な考え方を本委員会においても申し述べたのでありますが、その後三十一年度予算案の編成に当りまして、失業対策を初め、私どもの考えております諸施策をできる限り予算にも反映せしめたいと存じまして種々努力して参ったのでありますが、所要の予算をおおむね確保いたしまして、来年度における労働行政運営につきましては万支障なきものと存ずる次第であります。以下重要項目ごとに御説明申し上げたいと存じます。  第一に雇用政策について申し上げます。年々八十万に達……

第24回国会 社会労働委員会 第3号(1956/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 賃金問題が国民経済全般に及ぼす影響のことについては、今井堀さんのお話の通りでございまして、こういう点をわれわれ重視していかなければならないと思っておりますが、私どもの見るところによりますれば、申し上げるまでもないことでありますけれども、インフレの時代には幾ら名目賃金を上げましても、物価の高騰がそれを追っかけ、あるいは追い越していくのでありますから、名目賃金を上げられましても実質的な労働者の生活改善にはならない。私どもはそういうことを最も警戒いたしまして、二十九年度予算以来思い切って緊縮財政をやりました。この緊縮財政をやりましたゆえんのものは、日本の経済力を国際競争に何とか勝てる……

第24回国会 社会労働委員会 第4号(1956/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 中原さん御承知のように、政府は五カ年計画というものを策定いたしまして、その計画を年次を追うて、最善の努力を払ってあの計画通り進めることによって、いわゆる経済自立と雇用量の増大をはかっていくということでございまして、あの年次順にあの計画通りに、われわれは間違いなく進める最善の努力をいたすつもりでございます。そのようにして御存じのように最終年度の三十五年度には四千五百万と想定される労働力人口に対して完全失業者はそれの一%にとどめる。先ほどの応答の中にもございましたように、労働力人口というものは逐年増加いたして参るのでありますから、それでなおかつその力率を六七・八にとどめるということ……

第24回国会 社会労働委員会 第10号(1956/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 労働保険審査官及び労働保険審査会法案の提案の理由について御説明申し上げます。  御承知のごとく、労働省所管の保険といたしましては、労働者災害補償保険法及び失業保険法に基く保険制度があり、また昨年第二十二回国会において成立をみましたけい肺及び外傷性脊髄障害に関する特別保護法による給付も労災保険とあわせて運用されているのであります。  しかしてこれらの保険制度における保険給付等の決定に異議ある場合の審査機構としましては、労災保険と失業保険とにおきましてそれぞれ別個の審査機関が設けられているのであります。すなわち労災保険におきましては、第一審である保険審査官及び第二審である労働者災害……

第24回国会 社会労働委員会 第13号(1956/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府委員から答弁いたさせます。
【次の発言】 御指摘の点は私どもも立案に当りまして慎重に検討いたしましたところでございますが、御承知のように、原案によりますと、委員の任命は国会の同意を得ていたします。それからまた最終決定いたします前にそれぞれ労災保険、失業保険、けい肺ごとに各二人の関係労使代表者を委嘱いたしましてその意見を十分に聞きまして、その意見を尊重して最終的の審査会の決定をいたす、こういうふうにただいま御指摘のようなことのないように十分労使双方の意見を聞く機構をとっておるわけであります。
【次の発言】 この審査会の委員は、社会保険審査会の例にならって、同じような方法をとっ……

第24回国会 社会労働委員会 第14号(1956/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、労働関係の諸法律の運用につきましては、労災保険審議会それからまた職業安定審議会においては、従来三者構成でやっておりますけれども、この審議会は、たびたび申し上げておりますが、最終的な準司法的、判定的な審査事務を取り扱うというのがその使命でございますので、従って公益的な立場に立って、学識経験者をもって構成するのが妥当ではないか、こういう私どもの考え方でこういう組織を考え出しました。そこで労使双方の方々の御意見につきましては、地方においても中央の審議会におきましても、それぞれ両者の代表の意見も聞いて、そうして判定の資料にする、こういうのが一番公正妥当ではないかという考……

第24回国会 社会労働委員会 第34号(1956/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案につきましてその提案理由を御説明申し上げます。  公共企業体等労働関係法は、公共企業体等の職員の労働関係を規律するために昭和二十三年に制定された法律でありますが、周知のごとく占領下早急の間に立法されたものであり、その内容はいわゆる翻訳立法の最たるものでありまして、その後若干の改正はありましたが、なおわが国の実情に適しない点が多く、また技術的な不備欠陥が随所に見られ、このため公共企業体等の労働関係に無用の摩擦、紛争を招いているきらいすらあり、従来とも本法改正を要望する声が少くなかったのであります。  政府におきま……

第24回国会 社会労働委員会 第37号(1956/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 現行法が制定されます当時は御承知のようにまだ占領中でありまして、いわゆる二・一ストという問題のありました当時、公けに奉ずる国家が経営している企業体は別にして、公共企業体という形を作って、そうして現行法のような法律でその職員の行動を規制した方がよい、こういう考え方になりまして本法が立案されることになってきたのでありますが、その当時は御承知のように、衆議院の労働委員会でも私どももその審議に当ったのでありますが、公共企業体というものが日本でもきわめて珍しい形でありまして、そういうものに従事する職員の労働関係というようなものについてもあまりお互いが知識を持っておりませんで、当時の実情は……

第24回国会 社会労働委員会 第40号(1956/05/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 今非常に欠陥があるというお話がございましたが、私どもは公共企業体等労働関係法を制定いたします当時に、第一公共企業体というものについて非常に考えさせられたのでありますが、このことは、あの当時の諸般の情勢で、一応公共企業体というものを作ることになって、その法律が制定されたわけでありますが、この公共企業体というものについては、私どもは、入閣いたします前から、日本の現在のような状況で、公共企業体という形の運営がうまくいくかどうかということについて、多大の疑問を持っておりますし、また現在私どもは公共企業体というものについても、多くの考えさせられる点を持っておるわけであります。しかしその公……

第24回国会 社会労働委員会 第41号(1956/05/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 公務員は、申すまでもなく、国家公共に奉仕をする義務を持っておるものでありますから、その公共に向って罷業をするということは考えられない、私どもは、そういう立場から公務員は罷業権を持つべきではない、こういうふうに承知をいたしておるわけであります。
【次の発言】 公共企業体等労働関係法は、御承知のように三公社五現業に適用されておるわけでありますが、五現業は一般公務員と同様でありますから、このことは別として、三公社もやはり企業体ではありますけれども、全部の株式は国家が持っておる国家の特別なる機関でございますからして、これも国家機関という特殊な立場に働いておるものが国家公共に奉公するとい……

第24回国会 社会労働委員会 第42号(1956/05/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 給与総額の問題につきましては、公務員制度調査会などでも研究いたしました答申も出ておりますが、現在のところ私どもはこの制度を存置いたしておく万がよいと考えておるのでございます。
【次の発言】 最終的には私はあなたと所見を異にいたします。あなたの今おっしゃいました、組合側の代表としてのお立場はよくわかります。しかしそのことによってなされる行為が法に禁止してある行為であった場合に解雇されるということは、これはやむを得ないことでありまして、それはやはり法秩序を維持するために、その代表されて行動された方が法を犯したということになれば、それが解雇の当然な理由とならなければならない。従って私……

第24回国会 社会労働委員会 第45号(1956/05/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私は公務員であっても公務員でなくても、みな働いておられる方々に対しては同じつもりでおります。ただこの間の春季闘争のお話がございましたが、この場合に国家公務員は国家公務員法によって制限を受けておる、公共企業体三公社五現業の従業員はその法律によって規制をされておる、従って違法な行為がないように望むのだが、違法な行為があればこれは政府としては取り締らなければならない、民間産業については個々の争議には介入いたす意思はない、しかし民間産業の労働組合といえども、違法なる行為があった場合には政府としてはこれは取り締らなければならないであろう、こういうことを申しておるのでありまして、私の気持と……

第24回国会 内閣委員会 第9号(1956/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました労働省設置法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  今回の改正の要旨は、労働者の福祉の向上をはかろ目的をもって、労災補償の事務を整備しその円滑な遂行を期するために、労働省労働基準局に労災補償部を設置し、また労働衛生に関する専門的調査研究を行うために、労働省の付属機関として労働衛生研究所設置することでありますが、あわせて特殊技能試験審議会についてはすでにその設置の目的を達成したのでこれを廃止することとし、これらを一括して改正案とし提案いたした次第であります。  まず、労災補償部設置の理由について、御説明申し上げます。現在……

第24回国会 内閣委員会 第22号(1956/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました昭和二十三年六月三十日以前に給与事由の生じた恩給等の年額の改定に関する法律案について、その提案理由及び概要を説明申し上げます。  この法律案は、去る第二十二回国会の衆参両院内閣委員会における恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案審議の際の付帯決議の主旨に従い、昭和二十三年六月三十日以前に退職し、もしくは死亡した文官関係の公務員またはその遺族に給される恩給を増額改定いたそうとするものでありまして、内容のおもなる点について申し上げますと、次のごとくであります。  第一の点は、恩給の増額改定に関するものであります。昭和二十三年六月三十日以前に退職し、……

第24回国会 内閣委員会 第23号(1956/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 駐留軍労務者関係のことにつきましては、最近正式に呉の国連軍から通報がありましたが、そのほかのただいま御指摘のようなことについて私は承わっておりませんから、調達関係でそういう情報を得ているかどうか、調達庁の方から御説明申し上げます。
【次の発言】 今の御指摘は、米軍が撤退するということについて通報があったかというお尋ねでございましたから、米軍の撤退というふうなことについては、直接労務者に関係を及ぼすことは事前に通報してもらいたいということを言っておるのでありまして、軍の移動につきましては、私どもがそう早くつまびらかにいたすことはなかなか困難な立場であります。しかし内閣における特需……

第24回国会 内閣委員会 第28号(1956/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お尋ねの点は何もございません。関係は持っておりませんです。
【次の発言】 御承知のように、このたびすでに本院を通過いたしました労働保険審査官及び労働保険審査会法によりますと、従来最終的審査会は三者構成でありましたのを改めまして、審査官というものにいたしました。これは最終的な準司法的な立場を持っておりますので、今までの審査会の委員の人選よりも、さらに権威あらしめる方がいいと存じまして、御賛成を願いました。あのようにつまり労働大臣が推薦をいたしまして、そうして国家最高の機関である国会の承認を得て内閣総理大臣がこれを任命する。それで五名の審査官のうち二名は常設にいたしまして、絶えずこ……

第24回国会 内閣委員会 第29号(1956/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 今お話しのような点については、同じ基準局内の労災補償部でございますから、そういう点においては関係があるといえばもちろんあることでございます。
【次の発言】 今お話のような事務的な点においてはもちろんつながりを持っておりますけれども、労災補償部というものを作るために、ただいまお願いいたしておる法律とそういう法の建前とは別に大した関連がない、こういうことを申し上げたのでありまして、事務的なつながりはもちろん御存じのようにございます。
【次の発言】 御承知のように、地方の審査官制度というのは法改正前からございまして、今度変りましたのは、中央の審査官に今までのような組織と違ったものがで……

第24回国会 内閣委員会 第30号(1956/04/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま御指摘のようなことは、今すぐにやろうというような意思は政府にはございません。
【次の発言】 お尋ねの問題は、私どももしばしばいろいろな例に出つくわすのでございまして、非常にむずかしい、しかも重要な問題であると存じますが、ただいまのところ内地において死没いたしました軍人につきましては、戦地における場合と異なりまして、人事記録その他の証拠書類によりまして、その軍人の死亡が公務によって死亡したかどうか、その判定のところがただいまいろいろお話のあったところでございますが、現在までのところでは従来の資料、証拠等によりまして、その軍人の死亡が公務によって死亡したかどうかが判然といた……

第24回国会 内閣委員会 第34号(1956/04/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 砂川に対して謝礼金を出しました。
【次の発言】 事務的なことでありますから、政府委員の方からお答えいたします。
【次の発言】 協力謝金は防衛支出金という予算の項目から支出いたしてあるわけであります。
【次の発言】 予算に計上いたしてあります防衛支出金のうちで、飛行基地参条約に基いて拡張して提供するというのが、この支出金の使途の目的でございますから、その目的の範囲で拡張を促進するために協力をしていただいた人に、謝礼金という意味で支出をいたしておるわけであります。
【次の発言】 支出金で基地の拡張をやりますためにいろいろな経費が必要であることは御承知の通りでありますが、私どもといた……

第24回国会 内閣委員会 第45号(1956/05/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました国家行政組織法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  今回提案いたしました国家行政組織法の一部を改正する法律案は、現内閣が実施しようといたしている行政制度の改革の一環として議院内閣制のもとにおける行政の責任体制を明確にし、行政事務の管理を強化し、かつ、その能率を向上させるために必要な改正を行うとともに、行政の実情に即応する国家行政組織を定めるための基準法としての機能を十分発揮することができるよう、所要の改正を加えんとするものであります。  次に法律案の内容について概略を申し上げます。  第一に、トップマネージメントの機構を強化する……

第24回国会 内閣委員会 第46号(1956/05/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私の方でもっぱら資料を整えまして、それぞれ関係閣僚に協議すべき事項があればそれをそれぞれ関係閣僚に持ち出して協議をするということで今いろいろ案を練っているところでございます。
【次の発言】 連絡協議会を作っていただきました趣旨は、お話があったと思いますが、第一には防衛上わが国においてもこの拡張がぜひ必要であみ、なるべく早い機会にやりたいといり促進の意味もございますし、もう一つはいろいろ拡張その他のことについて、折衝いたしてみますと、たとえば飛行場の拡張をして参る途中に水路がある、この川水路は何とかしてあげなければいけない、暗渠のようなものでは不安定だから外部に回さなければならな……

第24回国会 予算委員会 第2号(1956/02/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 伝えられます総評の春季闘争については、政府の考えは先般の本会議で大体申し述べた通りでありますが、御承知のように昨日いわゆる総決起大会というものがありまして、国会議員の有力な方々も激励の御演説をなさっておられます。共産党の方も激励の演説をしておいでになる。そこで私どもといたしましては、民間産業の個々の賃上げ争議などについては、政府はなるべく介入すべきものではない、こういうふうに考えております。(「なるべくとは何だ」と呼ぶ者あり)なるべくと申しますのは、そういう行為の間にしばしば違法が行われるのでありまして、そういう場合には政府としては黙視いたしておることはいけないのでありまして、……

第24回国会 予算委員会 第3号(1956/02/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 第三次鳩山内閣ができまして、労使協力態勢を作っていくということをしばしば申しております。従来もそういうことは言われておったのでありますが、私は使用者と被使用者とは終局において利害が必ず一致しているのだという観点に立っておりますから、話し合って産業の育成をしていくべきだ、こういうことで私が就任いたしましてから、経営者側、それから公益と申しますか、第三者的な方々と、それから組合の方々約三十一名でありますが、労働問題懇談会を開きました。幸いに総評ほか全労働組合の委員長諸君にも熱心に参加していただきまして、しばしばおのおのの御意見を戦わしておられるのでありますが、こういうことを重ねてい……

第24回国会 予算委員会 第5号(1956/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お答えいたします。雇用の関係につきましては、私はただいまお話がありましたように、楽観をいたしておりません。雇刑量の増大ということは、政府の策定いたしました経済五ヵ年計画にも一番重要視しておるところでありますが、大蔵大臣及び経企長官が申し上げましたことは、最近の履川状況の御説明があったのでありまして、最近の雇用状況につきましては、ただいま経企長官からもお述べになりましたように、失業保険の受給者はだんだん低減してきております。これは諸般の好景気の影響であろうと喜んでおるのであります。しかしながら雇用量全体のことについて、雇用、失業の問題について楽観を許さないという点においては政府部……

第24回国会 予算委員会 第9号(1956/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 給与総額はございますが、御承知のように公労法では仲裁の裁定が出ましたときには、三十五条で当当者双方を拘束することにたっております。ところがそれを受けて十六条では、しかしながら予算上、資金上支出不可能なる仲裁裁定による協定のできた場合は、政府では不可能でありますから国会の議決を求める、こういうことでございますから、国会で議決があれば当然政府はそれを支出する政治的な義務がある、そういうふうに解釈いたしております。
【次の発言】 公共企業体労働関係法について幾多研究すべき点があることは、しばしばこの席で私が申し上げた通りでありますが、それについて三者構成をもって審議会を設けまして、そ……

第24回国会 予算委員会 第10号(1956/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府の方針が決定いたしておりますから、私から政府の方針を申し上げます。  しばしばとこで申し上げております通り、このたびのいわゆる春季闘争については、官公労については違法のないように警告をいたしましたし、違法があれば断間取り締ります。ただいま御指摘の民間産業につきましては、政府を代表して、労働大臣からしばしば御説明申し上げていますように、個々の民間産業の争議に介入しようとは私は思いません。そこで、ただいま政府が賃金カットをやったらいいではないかというふうな示唆を与えているというお話でございましたが、政府がさようなことを命じた覚えはありません。ただ政府を代表して、参議院の質問にお……

第24回国会 予算委員会 第12号(1956/02/24、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いわゆる総評の春季闘争の第二波は本日からということでございますが、いわゆる第一波は予定通りには、行なっておるところもありますし、行なっておらぬところもありますが、国鉄及び全逓は本日から時間中の職場大会をやるというふうなことを申して陥ります。また実際には明確になっておりませんが、地方では国鉄はすでにそういうことをいたしておるところもあります。私ども政府は当初決定いたしました方針に基いて、違法にわたる行為であると存じましたならば、厳にこれを取り締るという方針でやりますが、なお私労働省の立場からは、そういうことのないようにさらに相談をして、平和裏に解決をいたしていくようにいたしていき……

第25回国会 議院運営委員会 第2号(1956/11/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまお話の法律でございますが、これを継続していただく議決を求めるということにつきましては、私どもも慎重に検討いたしました。申すまでもなく政党政治でございますから、党の方の政務調査会関係も、実は夏ごろからいろいろ意見を徴しまして、検討して参りました。そこで、これは延長の再議決を、お願いしなければならない、こういう結論になりまして、手続をいたしたわけであります。会期も非常に短かいことでありますし、手続は、先ほどの総理に対するお尋ねの中に、非常に早く出したことについてお話があったようでございますが、来通常国会も間近に控えておることでありますし、なるべくこの会期中にやるものは、政府……

第25回国会 社会労働委員会 第1号(1956/11/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律附則第二項の規定により、同法を存続させるについて、国会の議決を求めるの件につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律は、すでに御承知のごとく、昭和二十七年に行われました電気事業及び石炭鉱業における長期かつ大規模なストライキの苦い経験を契機といたしまして、電気事業及び石炭鉱業の有する特殊性及び重要性並びに労使関係の実情にかんがみ、争議権と公益との調和をはかり、もって公共の福祉を擁護するため、これら両産業における争議行為の方法につい……

第25回国会 社会労働委員会 第2号(1956/11/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お尋ねのこの法律ができました直接の動機は、御承知のように昭和二十八年に電産、労働、ことに電産のいわゆる電源スト、停電ストがございまして、この労働争議の結果、あの当時、経営及び争議に何の関係もない大衆に非常な迷惑をかけた。こういうようなことは、いわゆる公共の福祉という立場を守る見地からいって、正当なる争議手段とするわけにはいかない、こういう社会通念に基いて当時の政府が立案をいたしたわけでありますが、そのときには政府原案はいわゆる三カ年の期限というものをつけてなかったわけでありますが、これは十五国会だと記憶しておりますが、その十五国会のときに当時の政府の与党でない方の側から、この法……

第25回国会 社会労働委員会 第3号(1956/11/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お尋ねの点につきましては最も大切なところでございますから、私どもは過去三年間にこの電気産業と石炭鉱業の労働組合のあり方というものについては非常に詳細に、しかも注意深く検討し、また調査いたして参ったわけであります。今のお尋ねのような件につきましては、電気の方の状況はすでに御存じのように、電労連というものは御承知のような状況になってきておりますが、やはり電気産業労働組合全体としてはそれぞれの勢力争いをいたしておって、なお現在はこういう状況でありますが、将来についての保証は私どもとしては考えられません。炭労のことにつきましては、きわめて最近の炭労の秋季大会の宣言なぞをごらんになりまし……

第25回国会 社会労働委員会 第4号(1956/11/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府委員の方からお答えを申し上げます。
【次の発言】 私が申し上げましたことについては多分佐々木良作さんとの間の応答のことについてのことかと思います。私があのときに申し上げたのは、提案の当初のいきさつを御説明申し上げたのでありまして、現在国家意思として決定されておるものは最終国会において決定された現行法が国家意思である、かように思います。
【次の発言】 私はそういうつもりで申しておるわけではないのでありまして、現行法は御承知のように、三年を経過したならば存続するかどうかということについて国会の議決を求めろ、こういう法の命ずるところによって政府は議決をただいまお願いいたしておるわ……

第25回国会 社会労働委員会 第6号(1956/11/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 大そう大事なお話でございまして、私ども労政担当者といたしましては、そういう点につきましては、最も注意深く観察をいたしておった次第でございます。申し上げるまでもないことでございますが、戦後にわかに起りました日本の労働運動というものはああいう形で起って参りましたから、社会的にいわば非常に行き過ぎのような感じを与えられる傾向がありまして、だんだんこれが安定いたして参りました。昭和二十七年当時と今日ではどうであるかというお話でありますが、私は全般的に見て非常に安定いたして参っておる、こういうことは言えると思います。ことに組織大衆の下部の方では、やはり私は労働運動それ自体に対して非常に理……

第25回国会 内閣委員会 第7号(1956/12/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びに内容の概略を御説明申し上げます。  国家公務員の給与に関する本年七月十六日付の人事院勧告につきましては、これを尊重する方針のもとに政府において鋭意検討中でありますが、その内容においてなお考究を要するものがあり、かつ、多額の経費を必要とするため、早急に結論を得ることは困難な状況にあります。  しかしながら、同勧告中の毎年三月に俸給、扶養手当及び勤務地手当の月額の合計額の〇・一五月分に相当する特別手当を支給するものとするとの点につきましては、勧告の趣旨にかんがみ、すみやかにそ……

第25回国会 予算委員会 第1号(1956/11/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 公務員の給与につきましては、私どもしばしば申し上げて、おりますように、一般産業と見合って、これの給与ベースのことについては常に注意をいたしていることは当然でありますが、人事院の勧告が今あなたのお話の時期にありまして以来は、給与についてのものはこの七月でございました。従ってそれについて今政府は鋭意検討いたしておるというわけであります。
【次の発言】 御承知のように人事院の勧告を受けまして、それについての詳細なデータは七月よりおくれて出て参りました。そこでこれに指摘いたしてあります趣旨には、御存じのように三公社五現業及び地方公務員は一般国家公務員より高い、いい待遇を与えられていると……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 社会労働委員会 第2号(1958/06/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私はこのたび労働省を担当いたすことになりました倉石でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。この機会に、これからの労働政策の運営につきまして私の所信を申し上げたいと存じます。  政府は、昨年末新長期経済計画を樹立いたして、国際改支の均衡と通貨の安定を維持しつつ、最大限の経済成長をはかることによって新規労働力の吸収と雇用の改善を促進し、できるだけ完全雇用に近づけることを理想として諸般の施策を推進して参っておるのであります。私は第二次岸内閣の発足に際しまして、労働政策の分野におきましても長期経済計画の基本線に沿ってさらに具体的な施策を強力に推進する必要を痛感いたしておるもので……

第29回国会 社会労働委員会 第3号(1958/06/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 第二次岸内閣の労働政策は、前回の委員会で私から所信の表明という形で申し上げたのが公式に初めてでありますし、またそういうつもりでやっております。石田前労働大臣も、もちろん党の労働問題特別調査会というようなものとも緊密な連絡をとって、一致してやっておったのでありますから、その間に少しの食い違いもないはずであります。そこでただいま、いわゆる労働三法についてどういう考えを持っておるかということでありますが、これは私は新聞記者諸君に最初お目にかかりましたときには――もちろん御承知のように、官邸詰めとか党詰めとかという記者諸君でないのでありまして、労働省に詰めておられる労政クラブの諸君であ……

第29回国会 社会労働委員会 第6号(1958/06/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私が所信の表明であげております事柄は、今あなたが御指摘になりましたように、きわめて重要な問題だと思います。御承知のように、当初失対事業というものが始まりましたときは、終戦直後の非常な経済の混乱時代で、ことに終戦後の激しいインフレの時代に職のない人が非常に多く出ました。そういうときに失対事業というものを法律で決定してこれに着手いたしました。とにかく現金収入を得ていただくために何か仕事を作らなくちゃいかぬ、こういうことで、当初は経済効果ということよりもそういうことの方に重点を置いて施策をいたしたことは御承知の通りであります。ところがだんだん社会が安定して参りまして、せっかく大事な国……

第29回国会 社会労働委員会 第7号(1958/07/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまお話にありましたような前労働大臣の考え方というものは私どもと同じ考えでありまして、私ども党におきまして作りました労働政策、そういうものに立脚をして政府がそこに肉づけをして参った、こういうことでありますから、前任者の申し上げておることは大体私どもがこれを踏襲していくものである、こういうふうに御了解を願ってけっこうだと思います。
【次の発言】 私どもは政策を進めて参ります基礎において、人間というものは食うために生きておるのか、生きるために食っておるのか、こういうことだと思います。われわれは生きるために食っておるのだ。そこで最後の一人の生存権というものは何事にも優先的にこれが……

第29回国会 社会労働委員会 第13号(1958/09/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまの、新潟の実例のお話のようでございますが、私は今日まで何も報告を受けておりませんので、私の申すことがいろいろ影響をもたらすといけませんし、全然事態を存じませんので、お答え申し上げようもないのであります。
【次の発言】 私は小林さんのお言葉を信用しないということを申しておるのじゃございません。そういう労働関係の、しかも先ほどいわゆる不当労働行為というふうなお言葉がありましたので、そういうことでありましたならば、事態を何も知らないで解釈をすることは誤解を生ずるから、そこでお答えができない。あなたのそういう事態があったという今の御説明について、それはうそであるとか、それは間違……

第29回国会 予算委員会 第2号(1958/06/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お答えいたしますが、ただいまお話がございましたような経済調整の関係上失業者が出て参りまして、これがなお楽観を許さない状態であることは私ども全く同感であります。しかしながら御承知のようにその後の情勢を見ますと、大体先々月ごろから失業状態は横ばいになっておりまして、これ以上悪化の傾向に参るというふうには考えておりません。
【次の発言】 御承知のように、労働力調査で発表いたしておりますように、すでにわれわれは十万人の失業者の増加ということを見込んで計画をいたしておりますから、それ以上に悪化をすることは考えられない、こういう意味であります。

第29回国会 予算委員会 第3号(1958/06/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 本会議で申し上げましたのは、私が当初就任のときに新聞社に申しましたことと違ってはいけませんから、同じ言い方をいたしたのでありますが、官邸詰めとか政党詰めの記者諸君と違いまして、労働省詰めの労政クラブの方々でありますから、法律的にも専門家ぞろいであると存じましたから、法律的に懇切丁寧にお話をいたしたのであります。それが若干誤まり伝えられておるようでありますが、御承知のように、仲裁裁定は当然これは尊重せらるべきものであります。ことにこの前払が就任しております間に公労法を改正いたしましたときに、特に、仲裁裁定が出たならば、政府はこれを実施でぎるように努力しなければならないという、政府……

第30回国会 社会労働委員会 第2号(1958/10/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 第三十回臨時国会が開かれるに当りまして、今後における労働政策の運営について私の所信を申し上げ、各位の御理解と御協力を得たいと存ずるのであります。  まず第一に、最低賃金制について申し上げたいと存じます。政府は、昨年末提出されました中央賃金審議会の答申を全面的に尊重した最低賃金法案を、今国会に提出いたしておるのでありますが、これはわが国経済、特に中小企業の実情に即して、業種別、職種別、地域別に最低賃金を決定する方式をとり、漸次これを拡大していくことを基本的な考え方としているものであります。最低賃金制の実施は、ただに低質、金労働者の保護のみにとどまらず、労働力の質的向上、企業の公正……

第30回国会 社会労働委員会 第3号(1958/10/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 雇用の問題につきまして、今お話のように、経済調整の手段を当時の政府が取り出しましてから、昭和三十三年度予算の編成に当りましては、ああいう政策の結果当然雇用にも響いてくる、従って失業者もふえてくるという想定のもとに、御承知のように二万五千人の失対人員をふやしたというふうなことも、そういうおもんぱかりからでありますが、幸いにいたしまして、当初政府が見込みましたよりは、現在労働力調査等による完全失業者の推移を見ておりますと、当初計画に考えましたよりも少い程度でとどまっておることは御承知の通りであります。しかしなおそういう経済政策のしわ寄せというものは、大体雇用、失業の面に現われて参り……

第30回国会 社会労働委員会 第5号(1958/10/14、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました最低賃金法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。  終戦以来わが国における労働法制は労働組合法、労働関係調整法、労働基準法など急速に整備されたのでありますが、これらの法制により近代的労使関係が確立され、また産業の合理化を促進し、わが国の経済復興に寄与するところ少くなかったことは、否定し得ない事実であります。  労働基準法は、労働条件の最低基準について詳細な規定を設けているのでありますが、同法に定める最低賃金に関する規定は、今日まで具体的に発動されなかったのであります。これが理由について考えてみますと、まず終戦後の経済の混乱が最低賃金制の……

第30回国会 社会労働委員会 第8号(1958/10/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お示しのように基準法でも一応やれるようにはなっておりますけれども、ただいまの基準法内では御承知のように家内労働関係の、たとえばこのたび政府が出しております案の中にありますように、家内労働の最低工賃をきめるというふうなことにも支障を来たしておりますし、それからまたやはり今日の日本の中小企業の一般の経済情勢を見まして、政府案が考えておりますようにそれぞれ自主的にまずきめることを勧奨して参って、そして最低賃金という制度がだんだんといきわたって参るようにしむけていくことが現在の状況では必要である、こういう考えで新しく最低賃金法案を立案いたした次第であります。

第30回国会 社会労働委員会 第9号(1958/10/21、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、ヨーロッパなどに労働組合が発生いたしました経過を見ますと、御指摘のように、産業別の労働組合あるいは職能別、そういうもので自然に発達して参りました。日本は労働組合の発生、結成の輪郭は御承知のように企業別ででき上ってきております。従って日本の国民の中における労働組合というものの感じは、欧米のような職能別、産業別でなく、その企業組合という感覚をみなまだ持っているわけであります。そこで、たとえば海員組合のようなああいう形態をなしているものはきわめて珍しく、私どもは労使関係の安定という立場から見ますと、それは産業別組合であるから、あるいは企業別組合であるからといって、労使……

第30回国会 社会労働委員会 第12号(1958/10/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この前の委員会にも同様のお話がございましたときに申し上げましたように、今日の段階で、正確な、われわれが期待いたしておるような方式で最低賃金制を設けるには、やはりあれだけでは足りないということで、新立法をする方がいい、こういう見地に立って新しいものを立案したわけでございます。
【次の発言】 今申し上げましたように、現実の事態に即して、今われわれが一番いい方法であると考えられる法制を実施することが一番妥当である、こういうふうに考えましたから新立法をいたしたい、こういうことを申し上げておるわけであります。
【次の発言】 今お話のように、まだ本法は成立しておりません。そこで本法が成立し……

第30回国会 社会労働委員会 第13号(1958/10/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府委員から申し上げましたように、この法案が通過いたしましてから、中央最低賃金審議会にいろいろ法律を実施をしていくに必要なる手続規定等について御相談をして、そしてそれを省令として公布するというわけであります、もちろん法律は御賛成を願えるものと確信をいたしておりますから、ぼつぼつ準備をしなければなりませんが、そういうことで、今までもそういう法律についてはそのように取り扱っておるのでありますし、本体には影響はないのでありまするから、本体の法律案に御賛成をお願いいたしたい、こういうわけであります。
【次の発言】 意外なことを承わるものでありまして、小林さんとは終戦後の国会以来、議院運……

第30回国会 社会労働委員会 第17号(1958/11/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 最低賃金法が実施されるようになりましたならば、お話のように労働基準局、従って地方の監督官等をそれに働かせることになるわけでありますが、今お話のように、私どもはこの法律を実施するために特に基準局の増員をいたさないからこれに熱意がないというお話でありますが、そういうつもりはないのでありまして、五島さんもよく御承知のように、政府が国会に本案を提出いたしたというだけでも、それに関係のある業界においては非常に熱心に本問題を研究いたしておりますし、この間から御説明申し上げておるように、この趣旨に沿うて現在でも六十数カ所がこれを実施する用意をしておる、こういうふうなことでありまして、われわれ……

第30回国会 予算委員会 第1号(1958/10/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お説のように、政府の経済調整の手段をとり始めましたその影響が半年ないし八ヵ月ぐらいずれて雇用、失業の面に、これはまことに正直に現われてきていまして、それで私どもの方といたしましてはそういうことを予想いたしまして、昭和三十三年度予算には今もお話のように、失業者増を計算に入れまして二万五千人の失対のワクもふやしておるような次第でありますが、ただいまお話のように、日飛の問題であるとか、ああいうところの失業者多発地帯に対しましては、これは御承知のような理由でございますけれども、なるべく一ぺんに出してもらわないように、それぞれの交渉をいたしておりますけれども、現にもう非常に前途不安になり……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/10/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 労働組合は、申すまでもなく、憲法及び労働組合法にきめてございます通りに――労働組合法の第一条によりますれば、労働組合というものは労働者の賃金その他労働条件の改善ということを主たる目的とするものでありますから、その限りにおいては、労働条件については憲法及び労働組合法が認めておるように団体交渉をいたしまして、その団体交渉によって協約を結ぶ。その協約の範囲内でそれぞれ相手方と相談をして労働条件等をきめるわけでありますが、それが折り合いのつかないときには争議権が許されておる。従って労働組合というものが組合法上の保護を受ける団体行動というものは、労働組合法できめてある限界であります。そこ……

第30回国会 予算委員会 第4号(1958/10/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私どもの立場から見ますと、戦後労働運動というものはたんだんと健全になってきておると思います。組織されておる労働者大衆は特にそうで、従って、日本の労働運動というものは、特にこれを利用して偏向した言的にでも変えようとする者の立場から見ればどうであるか存じませんが、いわゆる労働運動として組織されておる大衆は、だんだんと健全な労働運動の方向をとりつつある、こういうふうに思っております。

第30回国会 予算委員会 第5号(1958/11/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 雇用、失業につきましてお尋ねがございまして、大体ただいま企画庁長官の申し上げました通りにわれわれも考えております。そこで最近の状況を見ますと、御承知のように第一次産業、第二次産業においても大体横ばいの状態でありまして、今まで比較的第一次産業等において失業者が出て参りましたものは、統計によりますと常用雇用の方面においては比較的少い。臨時のものが多く失職をいたしておる。こういう傾向は、たびたびお話が出ますように、経済調整の政策がとられまして、正直にこういう数字の上に六カ月ないし八カ月の期間をおいて出てきておるわけであります。しかし幸いにして昨今では今の御指摘のように、当初予算編成の……

第31回国会 議院運営委員会 第12号(1959/02/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お尋ねの八十七号条約につきましては、労働大臣の諮問機関であります労働問題懇談会に相談をかけておって、それは前内閣の石田労働大臣のときでありますが、その答申を待って、政府はその意見を尊重して政府の考え方をきめたい、こういう方針であります。仄聞するところによりますと、その総会の答申というものは、今月の十八日か十九日に総会が行われて、大体結論が出るだろう、こういうふうに聞いております。それで政府としては、やはり専門家の集まりである労働問題懇談会の結論を尊重して態度をきめるという考えでありますから、私どもは、それが出るまでは何とも申し上げかねる、こういうことであります。

第31回国会 社会労働委員会 第2号(1958/12/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました最低賃金法案につきまして、その提案理由及び概略を御説明いたします。  終戦以来わが国における労働法制は労働組合法、労働関係調整法、労働基準法など急速に整備されたのでありますが、これらの法制により近代的労使関係が確立され、また産業の合理化を促進し、わが国の経済復興に寄与するところ少くなかったことは、否定し得ない事実であります。  労働基準法は、労働条件の最低基準について詳細な規定を設けているのでありますが、同法に定める最低賃金に関する規定は、今日まで具体的に発動されなかったのであります。これが理由について考えてみますと、まず、終戦後の経済の混乱が最低賃金制……

第31回国会 社会労働委員会 第4号(1959/02/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 新年度の労働行政につきまして、私の所信を申し上げたいと存じます。  昭和三十四年度のわが国経済は調整過程を脱して、先行き次第に明るい展望を持つようになりましたが、なおここ当分は労働力方人口の少からぬ増加が予測され、新年度における労働政策はいよいよ大きな課題をかかえていると言わぎるを得ないのであります。言うまでもなく、労働省は労働者の福祉を増進することを任務としておるのでありますが、労働者の中でも、わが国の産業構造上多数を占める中小零細企業の労働者や、職につくことのできない失業者の方々に対しましては、特にあたたかい手を差し伸べる必要があると存ずるのであります。そこで、まず私は、新……

第31回国会 社会労働委員会 第5号(1959/02/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 賃金問題について一番大切な問題を指摘しておいでになると思うのでありますが、それぞれの国の労働事情等によって違うと思いますが、たとえば先般日本に参りましたドイツのDGBの副会長などは、賃金問題についてこういうことを言っております。西独では、法律で賃金をきめるというふうな考え方は、われわれ労働者としてはとらないのだ。そこでそれぞれの産業に従事している人々――御承知のようにドィツなどでは産業別労働組合というようなものが発達しておる関係もありましょうけれども、需要供給の関係できまる賃金というものについて、われわれの、今滝井さんのお言葉をかりて言えば力関係と言えるかもしれませんが、そうい……

第31回国会 社会労働委員会 第7号(1959/02/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 終戦以来わが国における労働法制は、労働組合法、労働関係調整法、労働基準法など急速に整備されたのでありますが、これらの法制により近代的労使関係が確立され、また産業の合理化を促進し、わが国の経済復興に寄与するところ少くなかったことは、否定し得ない事実であります。  労働基準法は、労働条件の最低基準について詳細な規定を設けているのでありますが、同法に定める最低賃金に関する規定は、今日まで具体的に発動されなかったのであります。これが理由について考えてみますと、まず、終戦後の経済の混乱が最低賃金制の実施基盤をつちかえなかったことが指摘されるのでありますが、さらに基本的には、中小企業、零細……

第31回国会 社会労働委員会 第10号(1959/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 きょうはせっかくの大事な時間に御発言があったのでありまするから、誤解のあることは氷解しておく方がいいと思うのであります。先ほど、私がこの前に申しました最低賃金制に関する中央賃金審議会の答申を尊重して原案を策定いたしたということについて、小林さんから何か誤解があるようなお話がありましたが、今あなたがお読みになりました最低賃金制に関する中央審議会の答申のうち、「この制度は、今後の労働条件の向上、企業の公正競争の確保、雇用の質的改善、国際信用の維持向上等、国民経済の健全な発展を促進する上に、」云々ということを言っている。私どもが法を策定いたしまする趣旨はこれであった、こういうふうに申……

第31回国会 社会労働委員会 第13号(1959/03/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました中小企業退職金共済法案につきまして、その提案理由及び内容の大綱を御説明申し上げます。  中小企業の従業員は、大企業と比べて恵まれない条件に置かれていることは御承知の通りであります。これを改善するためには、もとより中小企業の経営基盤の強化をはかることが必要であるので、政府といたしましては、各般の施策の推進に努めて参ったのでありますが、これらの施策と相まって直接労働政策におきましても、これが改善のための対策を行う必要があることは申すまでもありません。  本国会に提案いたしました最低賃金法案は、その重要なる施策の一つでありますが、ここ二、三年来、全国各地で商店……

第31回国会 社会労働委員会 第16号(1959/03/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御審議を願います中小企業退職金共済法につきましては、法の言的に申し上げておることが全部でありまして、中小企業の従業員は、御承知のように大企業の従業員に比べていろいろな面において恵まれない環境に立っておる、このことは否定することのできない事実であります。大産業においてはそれぞれ企業内部において退職金制もございますし、福利施設等も非常に完備しておるのが多くなって参りました。しかし日本の産業構造はその過半数が中小企業だ。そこで第二次岸内閣ができますときにも、総理大臣は特に私に、思いやりのある労政をやろうではないかと言われたのでありますが、この言葉はまことに合蓄のある言葉であると思いま……

第31回国会 社会労働委員会 第20号(1959/03/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 労働者が自分の利益を増進するために、あるいは労働組合、あるいはまた職員団体等を作って共同の利益を増進するということは、これは非常にけっこうなことだと思います。しかしながら前にも申し上げましたように、そのことはやはりどこまでも他が干渉すべきことではない。これはやはり自主的に、そういうふうにしていくことが自分たちの利益であるということを自覚するように、そうしてまた、そこで結成されたものがもちろん当事者の相互利益にもなり、社会的にもそういう団体がやはり信頼される団体である、そうしてまた福利増進等について自分たちの力によってそれを増進することができるというふうに、みずから仕向けていただ……

第31回国会 社会労働委員会 第23号(1959/03/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 五人未満の事業所に対してほかの保険等がやっておりますことは今官房長が申し上げた通りでありますが、私どもはやはり社会保険は社会保険として別な目的を持っておると思います。しかしながら中小企業に働く、ことにサービス業等で三十人未満、それから工業で百人未満、そういうところに働いておられる人々にやはり働くためにも、先行きの楽しみを持たす、同時にまた永続して勤務をして、そうしてこれらの人々に将来楽しみを持ちながら働いてもらうということのためには、やはり現在任意で百あまりやっておるようでありますが、ああいうものをやはり政府がしっかりした骨を入れて、それに信頼のできる機関を設けて退職制度を設け……

第31回国会 社会労働委員会 第26号(1959/03/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまの修正案は政府提出の中小企業退職金共済法案の趣旨をより具体化しようとするものでありまして、国庫補助について若干増額を伴う点につきましては別といたしまして、全体としての趣旨には政府といたしましては賛成であります。

第31回国会 商工委員会 第28号(1959/03/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 合理化法による石炭買い上げを、さらに百万トン追加することにつきまして、政府の石炭政策としてぜひやらなければならないことであると思いますが、そういうことをいたします場合に、当然予想される失業問題に、政府としては万全の措置を講ずべきであるということで、それぞれ関係者で検討いたしまして、その結果私どもとしましても、あらゆる角度からその施策を実行いたしていくために、それぞれの関係方面において相談をいたしまして、今お話しのように失業対策について協議いたしました。もちろん御存じのように万全の措置を講じていくということについては、骨が折れることでありますけれども、一応私どもの計算によりますと……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/02/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 今年度の計画では雇用量の増を六十万と見ております。来年度は七十四万増、こういうことを見込んでおります。
【次の発言】 本年度は六十七万であります。失礼いたしました。三十四年度は七十四万増、こういう計画であります。
【次の発言】 おっしゃるように、労働力調査の雇用者が増加していない、それは御承知のように、労働省がやっております毎勤のただいま御指摘の三十二年四月から十一月まで、それから三十三年の同期、これはその通りであります。そこで井出さんもよく御存じのように、労働力調査と私の方でやっております毎勤の統計調査とは調査対象が異なっておるのでございまして、両者をただ単純に比較いたします……

第31回国会 予算委員会 第6号(1959/02/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 科学技術の進歩に伴いましていろいろ今お話がありましたように、だんだんオートメーション・システムなるものが取り上げられ、そこで、そこから出て参ります失業ということでありますが、世界の各国でオートメーションが取り上げられ、日本だけがそれをやらぬというわけにもいきません。そこでわが国も、だんだんと御指摘のように新しい機械を採用していく。そこで今御指摘になりましたいろいろな産業の中で、たとえば御承知のように電力のようなものは若干事情が違います。機械設備を工場でやつて、そこで労働者と吸収して、そこを作業場としておるところと、電力のようなものは、御承知のように発電所の建設には非常に多くの労……

第31回国会 予算委員会 第10号(1959/02/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話のように昭和三十四年度予算の失業保険経済、予算面に現われておりますのは、労使双方の負担を八から七に下げ、そして給付の場合の給付金の国庫補助を三分の一から四分の一に下げた、こういうことでありますが、失業保険経済そのものから見まして、私どもは社会保障制度の拡充ということは希望するところでありますから、失業保険それだけから考えますならば、いろいろ御意見もあるところでありますが、政府全体として、社会保険につきましてしばしば国会でも御議論のありますように、社会保険について総合的な研究を要する時代にもう入ってきておる。同時にまた、なけなしのところで工面をして、ともかくも国民年金制度とい……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/02/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 失業保険のことにつきましては、大体大蔵大臣から申し上げたような考えでございますが、失業保険だけ取り上げてみますと、いろいろ意見も立つと思いますが、大蔵大臣の申し上げましたように、政府部内でも、前から、戦後まちまちになっております社会保険について、これを総合的に研究してみる段階にきているということは、かねがね考えておったのでありますが、昭和三十四年度予算の編成に当りまして、御承知のような国民年金その他が行われることになりましたから、一つ財政的にも一ぺんこの際できるだけ調整していこうではないかという考え方になりまして、御承知のような方法をとったのであります。従って、社会保険全体に対……

第31回国会 予算委員会 第13号(1959/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま総理大臣の御説明にありました通りでございます。
【次の発言】 政府の態度はもちろんしばしば本委員会でも関係委員会でも申し上げております通り、自由にして民主的な労使関係が確立されるように希望する、と同時にまたそういう精神の建前でできておりますILOの機構については全面的に協力をする、こういう立場を声明もいたしておりますし、その通りにやって参りました。そこで労働問題懇談会に前大臣以来付議いたしておりましたILO八十七号条約をいかにすべきかということにつきまして、答申を待って私どもの政府の態度を決定したい、こういうことでございますから、その答申がどういうものが出るかによって、……

第31回国会 予算委員会 第16号(1959/03/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 小川さんの御指摘のように、公労法第四条第三項、地公労法第五条第三項が生まれて参りましたことにつきましては、それぞれ相当な理由があったわけであります。そこで、ILO八十七号条約を批准するとすればこの点が抵触すると思われるというのが、労働問題懇談会の答申であります。  そこで、政府は、基本的な労働政策の立場から、ILO八十七号条約は批准すべきものであるという態度を決定いたしますにつきましては、ただいま御指摘のように、公共企業体の事業というものは、一般民間産業の仕事と違うのでありまして、すべて国民に奉仕をするという立場に立って勤労に服するわけでありますから、民間産業とおのずから違った……


29期(1960/11/20〜)

第43回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第1号(1963/06/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、はからずも私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  本特別委員会の設置により、久しく懸案になっておりました国際労働条約第八十七号並びに国内関連法案についての審議が、ここにようやく始められる運びとなった次第でありますが、申すまでもなく本条約等の案件は、わが国の国際信用にとって重大な影響があるばかりでなく、国内の労使関係の健全化のために重要な意味を持つものでありまして、これが審議に当たる本特別委員会の使命はまことに重大なものがあると存ずるのであります。  本特別委員会の委員長として、はなは……

第43回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第2号(1963/06/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括して議題とし、審査に入ります。
【次の発言】 まず結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件について、提案理由の説明を聴取いたします。大平外務大臣。
【次の発言】 次に、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案及び地方公営企業労働関係法の一部を改正す……

第43回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第4号(1963/06/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括して議題といたし、質疑を続行いたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。河野密君。
【次の発言】 委員外の人の発言を禁じます。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午前十一時三十五分休憩

第43回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第5号(1963/06/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括して議題とし、昨日に引き続いて質疑を継続いたします。森山欽司君。
【次の発言】 この際、委員長から政府側に要望いたしておきますが、ただいま森山委員の御発言になりました日教組の提訴及びその結社の自由委員会の裁定は、たいそう広範なもののようでありますけれども、なるべく要領よく書き出しまして、資料にして全委員に配付……

第43回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第6号(1963/07/04、29期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事松浦周太郎君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決します。  続いて理事の補欠選任をいたしたいと存じますが、これは先例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、理事に森山欽司君を指名いたします。
【次の発言】 結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一……

第43回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第7号(1963/07/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の擁護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案及び地方公務員法の一部を改正する法律案を一括議題とし、昨日に引き続き質疑を継続いたします。多賀谷真稔君。
【次の発言】 この際議事進行でちょっと政府にお尋ねいたすのでありますが、事実上の連合体というものが交渉能力があるというのでありますけれども、その交渉能力というのはどういう法的根拠に基づいて言われるのであるか。

第43回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第8号(1963/07/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を聞きます。  この際、おはかりいたします。  理事諸君との協議に基づきまして、本委員会において審査中の結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案及び地方公務員法の一部を改正する法律案の五案件について、閉会中もなお審査をいたしたいと存じますので、議長に対してその旨を申し出ることにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお、申し……

第44回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第1号(1963/10/18、29期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、前国会に引き続き、本特別委員会の委員長の職につくことになりました。委員会の運営に当たりましては、委員各位の一そうの御支援と御協力を切にお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 引き続きまして、理事の互選を行ないます。  理事の員数及びその互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの澁谷直藏君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、    小笠 公韶君  澁谷 直藏君    田中 正巳君  長谷川 峻君    森山 欽司君  石山 權作君    大原  亨君  多賀谷真稔君 以……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第1号(1964/04/24、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本委員会の委員長の重責をになうことになりました。  本特別委員会の委員長といたしましては、はなはだ微力ではございますが、各位の格別の御協力を賜わりまして委員会の運営に努め、大過なくこの重責を果たしてまいりたいと存じます。  何とぞ委員各位の御協力のほどをお願いを申し上げます。どうぞよろしく。(拍手)
【次の発言】 引き続きまして、理事の互選を行ないます。  理事の員数及びその互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの田中正巳君の動議に御異議ございませんか。

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第2号(1964/04/27、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括して議題とし、審議に入ります。
【次の発言】 まず、結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件について、提案理由の説明を聴取いたします。大平外務大臣。
【次の発言】 次に、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案及び地方公営企業労働関係法の一部を改正す……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第3号(1964/04/28、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括して議題とし、前会に引き続き質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。河野密君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午後二時二分散会

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第4号(1964/05/07、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括議題とし、前会に引き続いて質疑を行ないます。稻葉修君。
【次の発言】 お答えいたします。  稻葉君のお尋ねの総理大臣、外務大臣、労働大臣、自治大臣、文部大臣、官房長官のうち、総理大臣及び官房長官には、ただいま事務当局から出席を促しております。官房長官はわかりましたが、総理大臣についてはまだ話をい……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第6号(1964/05/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動の結果、現在理事が一名欠員になっております。つきましては、この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、これは委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、森山欽司君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第7号(1964/05/13、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 午後一時五十分より再開することといたしまして、この際暫時休憩いたします。    午後零時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  質疑を続行いたします。大坪保雄君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、これにて散会いたします。    午後四時二分散会

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第8号(1964/05/22、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括議題として審議を続行いたします。有馬輝武君。  このままちょっと休憩いたします。    午前十時四十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続いて会議を開きます。  有馬輝武君。
【次の発言】 それでは、午後一時三十分に再開することといたしまして、この際、暫時休憩いたします。    午後零時二十九……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第9号(1964/05/27、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括して議題といたします。  この際おはかりいたしますが、先般の理事会の申し合わせによりまして、右各案件について来たる六月二日、六名の参考人の出席を求め、意見を聴取することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお、参……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第10号(1964/05/28、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 午後は二時より再開することといたしまして、この際暫時休憩いたします。    午後零時五十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。濱田幸雄君。
【次の発言】 安井吉典君。

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第11号(1964/05/29、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括して議題とし、前会に引き続いて質疑を続行いたします。  安井吉典君。
【次の発言】 休憩前に引き続いて会議を開きます。  質疑を続行いたします。田中龍夫君。
【次の発言】 この際申し上げます。来たる六月二日火曜日、本委員会に出席を求める参考人は、ただいま各位のお手元にお配りいたしましたとおり決……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第12号(1964/06/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括議題といたしまして、参考人より意見を聴取することといたします。  本日ここに御出席をいただきました参考人の方々は、産経新聞論説委員大場鐘作君、東京工業大学助教授慶谷淑夫君、時事通信社主筆村田為五郎君、明治大学教授松岡三郎君、早稲田大学教授野村平爾君及び拓殖大学教授竪山利忠君、以上の六名の諸君で……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第13号(1964/06/03、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括して議題とし、質疑を続行いたします。安井吉典君。
【次の発言】 安井さんにちょっと申し上げますが、先ほどお話いたしましたように、文部大臣は十一時ちょっと過ぎには他に出なければなりませんので……。
【次の発言】 多賀谷君の御趣旨は十分政府側に伝えますが、ただいまのはおそらくことばの行き違いの小さ……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第14号(1964/06/09、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 それでは、次会は明十日午前十時委員会を開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午後五時三十二分散会

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第15号(1964/06/10、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案件を一括して議題といたします。  まず、ただいまお手元にお配りいたしてあります資料について政府からその説明を求めます。吉國政府委員。
【次の発言】 これにて政府の説明は終わりました。  この際、安井委員から発言を求められております。これを許します。安井吉典君。

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第16号(1964/06/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 この際、暫時休憩いたします。   午後三時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。森山欽司君
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 このまま……。  それでは、この際、田口誠治君から発言を求められておりますので、これを許します。田口誠治君。
【次の発言】 それでは、質疑を続行いたします。森山欽司君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 それじゃ速記を始めてください。  続行します。森山欽司君。
【次の発言】 委員長は森山君に発言を許したのですから、御発言を願います。

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第17号(1964/06/16、30期、自由民主党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、及び地方公務員法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。野原覺君。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。    午後零時五十五分休憩

第52回国会 災害対策特別委員会 第6号(1966/09/26、30期、自由民主党)

○倉石委員 連絡協議会の方にちょっとお尋ねしたいのですが、何回か前の当委員会でもお話がありましたけれども、いま松代地震について井出、松平両君のお話は直接災害関係でありますが、この災害の影響でいろいろなところにその飛ばっちりが出ているわけなんです。たとえば、松代にもありますが、松代周辺にはたくさん温泉場がございます。もうこのごろは、幾ら宣伝しても、長野県と聞いただけで観光客がみな逃げてしまうということで、この地震の始まる前からそれ相当の近代的な設備をやるために、旅館業者などは設備資金をかなり投入して競争的にやっておる。それに今度の地震でありますから、その設備は八〇%ぐらい以上来客があって初めてや……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御指摘のような事件が起きましたことは私も残念に思っておる次第であります。  御承知のようにワクチンを製造いたしますために使います豚が、ただいまお話しのように大体一万五千頭ほどあるわけであります。これは常にあとで焼却、埋却するということになっておるわけでございますけれども、その焼却、埋却をいたしますほかに、河野さん御承知のように、資源の有効利用ということで、化製工場で油脂その他の原料に使うことも許されておるわけでございますが、今般このような事件ができてまいりましたので、厚生省、農林省相談をいたしまして、この処分について取り扱いを厳にいたしますように、厳重な通達をいたして今日に至っ……

第55回国会 内閣委員会 第4号(1967/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました農林省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由と改正の内容を御説明申し上げます。  第一は、食糧庁に次長を置くことであります。最近における社会経済事情の変化に伴い、食糧管理制度の適正な運営とその改善、食品工業の体質改善等食糧庁の所掌事務が増加し、また複雑になっておりますので、これらの事務の処理の円滑化をはかるため、この改正を行なうものであります。  第二は、水産庁の付属機関である水産研究所について所要の改正を行なうことであります。水産研究所は、全国で八カ所設置されておりますが、近年のわが国漁業をめぐる諸情勢の推移に対応して、水産に関する試験研究体制の整備……

第55回国会 内閣委員会 第11号(1967/05/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、わが国の経済は、高度成長以来いわば片寄った成長をいたしておりました。ことに、御承知の農業基本法を制定いたしました当時に予測いたしましたよりも、ほかのほうの産業が急テンポで発展をいたしました結果、そのあおりも食っております。たとえば農村に労働力の給源を求める、そういうようなこともありまして、低生産性部門であるといわれておる農業、中小企業等が若干立ちおくれておるわけですが、私ども政府といたしましては、基本的にはやはり農業は、少なくとも農産物の自給度は、現状より落としてはならない、こういう見地に立って、急速にその効率化をはかって生産を上げていかなければならないのであり……

第55回国会 内閣委員会 第13号(1967/05/30、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 閣議決定をいたしました。まだ提出されているかどうかは存じませんけれども。
【次の発言】 できておるそうでございます。
【次の発言】 大出委員のお話しの国有林野の活用に関する法律案は、御承知のように、一般の農業もそうでありますけれども、最近の鉱工業等の著しい伸びの影響を受けまして、やはり労働力がそういう方面に流出をして、そこで森林の経営等にもいろいろ支障を生ずる。そこで、私どもといたしましては、この林業の構造改善をいたし、同時にまた林業の所得を増進さしていくために諸般の施策をしなければならない。それからもう一つは、大出さんの御承知のように、わが国ではやはりできる限り食糧の自給度を……

第55回国会 内閣委員会 第14号(1967/06/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 北東北のビートにつきましては、その沿革は御存じのとおりでございますが、私どもは、北海道あるいは北東北のような寒冷地帯における畑作に適当いたしておるものを奨励して、それらの地域における農村の人々の所得を確保することが必要であるということ、もう一つは、甘味資源をできるだけ国内の生産によってまかなう比率を高めてまいりたいという考え方で始まったわけであります。御存じのように、まだいろいろ援助はいたさなければなりませんが、北海道のビート産業におきましては、大体目鼻もつき、採算もだんだんと引き合うような状態になってきておりますが、北東北につきましては、これは米内山さんも御存じのように、加工……

第55回国会 内閣委員会 第15号(1967/06/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 新聞ではその記事を見ましたけれども、私どもまだ何も聞いておりません。
【次の発言】 ただいま政府はつとめて臨時行政調査会の答申にありますように、公団・公庫等の新設はできるだけやらない、行政を簡素化してまいる、こういうたてまえでありますので、いろいろ話がありますけれども、そういうたてまえに照らして善処してまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 全然その要望もまだ聞いておりませんし、内容もわかっておりませんが、原則としては、ただいま申し上げましたような精神で対処をいたしてまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 御承知のように、日米、日ソ、それぞれ漁業条約を持っておる……

第55回国会 内閣委員会 第16号(1967/06/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、食管制度は、わが国の国民の主食である米その他必要なものを取り扱っておるわけであります。その結果は、国民経済にも、農家経済にも、大きな影響を持ってまいることは、御承知のとおりであります。そこで、政府といたしましては、やはりこの食管制度はその根幹を維持しながら、そのときに応じて運営をうまくやってまいるということが必要でございます。その取り扱っているものにつきましても、いろいろな種類のものを取り扱っておるわけであります。したがって、この食管制度を運営してまいりますためには、この円滑な運営を期する、こういうことが何よりも大切でございます。それからまた、生産者米価、麦の価……

第55回国会 農林水産委員会 第2号(1967/03/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私は、農林大臣に就任いたしまして以来、委員各位にごあいさつを申し上げる機会に恵まれませんで、三カ月余を経過いたしましたが、農業をめぐる内外の諸情勢がまことに容易ならざるときに、農林大臣を拝命いたし、その職責の重大なことを痛感いたしております。つきましては、農林漁業の国民経済に占める役割りの重大性に思いをいたし、全力をあげてこの重責を果たしてまいる覚悟でございますので、何とぞ皆さま方の理解ある御協力を賜わりますようお願い申し上げます。  本日この機会をかりまして、農政の基本方向について私の所信の一端を申し述べたいと存じます。  最近の農業の動向を見ますと、食糧需要の動向に対応した……

第55回国会 農林水産委員会 第5号(1967/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、日本のいわゆる高度経済成長政策以来とみにそういう状況が激しいのでありますが、五年前に農業基本法を制定いたしまして予測いたしました当時の状況から見ますと、著しい変化を生じてきているわけであります。日本全体の産業構造の中で見ますと、私どもは、鉱工業が国際競争力を持ってどんどん伸びていくことそれ自体はけっこうなことだと思います。ただ、そのために、それに要する労働力の補給源として農村がねらわれた。したがって、いま日本が国際的に経済力を競争できる位置に置かれたといたしましても、全体の産業構造から見ますと、きわめて跛行的な経済の成長だ、低開発部門が若干立ちおくれておる状態で……

第55回国会 農林水産委員会 第7号(1967/05/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府の政策の問題でございますから、私からお答えいたしたほうがいいと思います。  いろいろ御質疑がございましたようですけれども、台湾との話し合いの中では、リンゴの先方からの買い入れ量についてはさらに拡大するという約束を取りつけておるわけでありますが、それを実際に実現する方途について、さらに農林省としては努力をいたします。  それから、ただいまいろいろここで事務的に申し上げましたけれども、結論といたしましては、果実の消費が一そう普及することは、その需要の拡大に資するものと思われますし、ただいまお話のありましたような青少年の体位を向上させるということにも資するわけでありますからして、……

第55回国会 農林水産委員会 第8号(1967/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 委員会の開会に問に合いませんで、まことに恐縮でございました。けさほどは九時から閣議をいたしましたが、ちょうどジュネーブのケネディラウンドの最終段階でございまして、それに対するわれわれのほうの腹がまえ等もいろいろ意見がまちまちでありまして、そういうことでだいぶおくれました。  もう一つは明日に控えておりますいわゆる公労協関係のスト宣言について、いままでのようなあり方でなくて、やはりせっかく調停委員会というものがあるのだから、調停委員会を活用して、なるべく職員諸君のストライキなどを回避するような配慮をすべきではないかということで、三公社五現業の関係閣僚の打ち合わせをいたしておったの……

第55回国会 農林水産委員会 第10号(1967/05/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 安全操業の問題につきましては、ただいまお話しのようにいろいろ問題がございますことは、わが国としてはまことに遺憾千万でございます。そこで、政府といたしましては、歯舞、色丹は北海道付属のわが国本来の固有の領土であるというたてまえをとっておりますからして、そこにおいてソ連側といろいろな折衝の問題が起きますと、やはり根本的には領土問題が優先してまいることになるわけでありますが、相手方がそういう点について譲ろうとはいたしておらないことは御承知のとおりであります。そこで、ただいまちょっとお話にありましたように、安全操業とソ連船のわが国への寄港というような問題がからみ合っているようなお尋ねの……

第55回国会 農林水産委員会 第15号(1967/05/31、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 米価につきましては、生産者と政府の農林省事務当局とはかなり前からいろいろな考え方について相互の資料を持ち寄って打ち合わせをいたしておりまして、いまその最中であります。まあいつごろになりますか、御承知のように、それぞれ数十科目にわたって資料が計算されるわけでありますけれども、それの見方等について、生産者の見方、その見方についてはどういうものだろうかというような、こまかな相談をいまやっている最中であります。それが、結局意見の二本のレールで、その食い違いを調整することはできない点もあるかもしれませんけれども、なるべくひとつその間の話し合いで、筋の通った、説明のできるようなものを相互に……

第55回国会 農林水産委員会 第17号(1967/06/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私は、いまのお話につきまして、あまり事情をつまびらかにいたしておりませんけれども、もしお話しのようなことだというと、たぶん基礎の賃金において非常に低いのではないか。そういうようなことは、先ほど来ここでお話のありました漁業の振興、ことにいま御審議を願っておりますような中小漁業の振興を考えておる立場から申しますと、非常に穴になっておるところでありますから、わがほうでもそれぞれの所管省と研究をいたしたいと思います。
【次の発言】 農業のほうと漁業のほうと、やはりいまお話しのような点については全く同じ状況にあると思うのでありまして、私ども日本全体として考えてみますときに、労働力の問題は……

第55回国会 農林水産委員会 第18号(1967/06/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 先ほど政府委員からお答えいたしましたことが私どもの方針でございますが、専管十二海里は、御存じのように、別に国際法できめられたものでもありませんし、それぞれかってに各国がやっているわけです。わが国は、韓国との間については部分的には協定がございますけれども、そういうもののない地域においてどうなるかということは、私どもの日本がいままでほかの国と漁業の話し合いをいたしておる実績等も、先方では、専管水域の宣言があるにもかかわらず、われわれの実績を尊重されておること等もございまして、いまにわかに十二海里に設定するということは考えておりませんけれども、先ほど水産庁長官も申し上げましたように、……

第55回国会 農林水産委員会 第20号(1967/06/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、この法律案成立の上は、決議の御趣旨を十分に尊重いたしまして、運営について万全を講じてまいりたいと存じます。
【次の発言】 お話しのように、水産というのは、わが国の全体の生産の中で大きな部分を占めておりますし、また漁種は遠洋あるいは沿岸それぞれ異なっておりますけれども、わが国の国民がとっておりますたん白の中で、魚類からとるたん白は欧米人に比べて非常に多いわけでございます。それからまた、お話しのごとく、外貨獲得のためにもかなりな努力をいたしておる水産業でございますからして、これにつきまして、私どもは、御承知のように、ただいま御審議を……

第55回国会 農林水産委員会 第25号(1967/06/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話のように、沿岸は、その従業者の数においても、それから漁獲高においても、また、日本の沿岸の比較的小さい漁村の人々を国全体の政治の上で考えてまいりますときに、たいへん大事な部門であることはお話のとおりでありまして、政府もそういうことについては十分認識を持ちまして、沿岸の漁業の発展について力を入れておるわけでございますが、いまお話のありましたように、近年の傾向は、その従業者の数も若干減少しておる傾向のようであります。しかし、一般の所得から申しますと、魚価が上昇いたしてまいっておりますので、所得については一人当たりの所得ではそう心配はありませんが、ただ、先ほど来お話がございましたよ……

第55回国会 農林水産委員会 第26号(1967/06/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、十分に検討いたしまして、その趣旨が貫徹できますように努力をいたしてまいりたいと思っております。
【次の発言】 先ほど来ここでお話がございましたように、麦につきましては、大体その裏作を放棄する傾向が出てまいっている。これは麦をつくっておることによって所得が期待いたしておるよりも少ない。したがって、ほかのほうの産業に出て現金収入をとるほうが楽だという考え方が多く出てまいっておることはいなめない事実でございます。私どもといたしましては、昨年米審でも御意見がありましたように、麦についての将来の方向について検討すべきであるということであり……

第55回国会 農林水産委員会 第27号(1967/06/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、麦につきましては、できるだけ麦の生産を確保するという趣旨で、昨年の予算でお話のように予備費で二億五千万円、四十二年度はいまお話のありましたように本予算で二億五千万円、けれども、麦全体のことにつきましては、食管で二百三十億円ほど支出をいたしまして、麦の保護のために、また麦の増産を継続することのできるために、あれだけの負担を国としていたしておるわけでありますが、私ども麦のことを考えますときに、いまのままで増産ということにつきましては、これは率直に考えましてなかなかむずかしいと思います。しかし、麦がある程度の自給度を維持してまいる必要のために、ことしは管理政策の新しい……

第55回国会 農林水産委員会 第29号(1967/07/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 米価審議会はなるべく早いほうがいいと思っておりますが、国会の関係で政府と与党との間にいろいろな折衝をいま続けておる最中でありまして、まだ本格的に何とも言明する段階になっておりませんが、今明日中には明確にして、なるべく早く御連絡いたしませんと、委員の方々も御迷惑でありますから、なるべく早くきめて通知をいたしたい、こう思っております。
【次の発言】 私の考え方はきょうでもやってもらいたいのでありますが、いま申し上げましたように、私の自由にもいきませんが、なるべく私の考えが通って早期に行なわれるように、さらに努力いたしたいと思います。

第55回国会 農林水産委員会 第30号(1967/07/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この際、御報告申し上げたいと思いますが、先日、委員各位から米価審議会をいつから開くかというお話がございまして、それぞれ米価審議会の会長とも打ち合わせまして、七月八日から開催することに決定をいたしましたから、御報告いたします。  それから、政府の方針といたしましては、米価の決定は七月十五日にいたしたい、そういう方針をきめております。  御報告申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、政府はその御趣旨を十分尊重いたしまして、この御趣旨に沿うように努力をいたしたいと存じます。
【次の発言】 果実につきましては、いまお話のように、選択的拡大……

第55回国会 農林水産委員会 第31号(1967/07/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 算定方式につきましては、藤田さんよく御存じのように、どうも私はよく理解ができないのですが、指数化方式と申しましても、やはり指数を積み上げていくものでありますし、いわゆる積み上げ方式といいましても、やはり各要素を積み上げていく。しかし、いわゆる指数化方式といわれておりますようなものにつきましては、私どもの考え方としては、そういうものに拘泥するということは必要ないのではないか。しかし、過去の米価算定には、いわゆる指数化方式なるものは非常に重要な要素を占めておりましたが、私どもといたしましては、まだ諮問をいたす段階ではございませんので、各方面と相談をいたしまして、多くの方々に御納得の……

第55回国会 農林水産委員会 第33号(1967/07/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しのことは、ミカンと同様に試験調査を行なってまいりましたが、カキは例が一県しかございませんで、そういう関係で、保険として、試験調査をさらに対象を進めてやって、これを続行して資料を整えて、そうして研究をいたす対象として追加する考えでございますが、いま申し上げましたように、データがきわめて少ないものでありますから、さらにその試験調査を続行いたしまして、でき得る限りその対象といたして追加をする考えでございます。それから、その他の果樹につきましては、ただいまのところ実験実施の対象とすることはちょっとむずかしい状態でございます。  それから、もう一つのお尋ねは、果樹保険事業運営の経費……

第55回国会 農林水産委員会 第34号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、その御決議の趣旨を尊重いたしまして、十分検討の上、善処いたしたいと存じます。

第55回国会 農林水産委員会 第35号(1967/07/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この際、御報告を申し上げたいと思います。  昭和四十二年産の米穀の政府買い入れ価格は、一―四等平均包装込み手取り予定価額百五十キログラム当たり一万九千五百二十一円と決定をいたしました。十六日の政府の閣議においてこのように決定いたしました。内容は政府委員から申し上げます。
【次の発言】 お話のように、米審は、委員の各位それぞれ苦労されましたけれども、ついに一本の答申を出すことはできなくなりました。これは昨年も同じような経路をたどったわけであります。そこで、ことしは二回にわたって米審の会期を延長いたしまして、委員各位は非常に熱心にそれぞれの御意見を吐露されまして、それを終始承ってお……

第55回国会 農林水産委員会 第36号(1967/07/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 きのうの本会議のお話がございましたが、私は十四項目ほどございましたけれども、その中で、たとえば保険の関係などは労働、厚生両大臣が呼ばれておりますし、私より彼らのほうが専門でありますから、その答弁がいいと思いましたし、それから総理も丁寧に答えられた向きもありましたので、そういうところをつまんで飛ばした。別に他意あったわけでもありませんし、しろうとでありますから、どうぞ御了承をお願いいたします。  それから、ただいまのお話、私は率直に申しまして、需要がふえてまいりますわりあいにその需要に見合うだけの供給ができないということにつきましては、決して農林省はこれを否定いたすわけではござい……

第55回国会 農林水産委員会 第37号(1967/07/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しの点は、きわめて重要でございまして、昨日も申し上げましたように、五ヘクタール以下のものが大体九〇%を占めておる。そういうところで十分な政府の意図しておる施業計画が行なわれないということではうまくないのでありますから、政府もそういうことについては全力をあげなければならないと思っております。そこで、御存じのように、ただいまの森林法は、森林資源の保続培養と森林生産力の増進をはかることを目的といたしておるものでありますけれども、このたびの改正は、その目的に沿いまして、森林所有者の計画的森林施業の推進につきましての措置を定めようとするものでございます。これによりまして森林計画の達成……

第55回国会 農林水産委員会 第38号(1967/07/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 だいぶ限界がむずかしいんじゃないかと思うのですが、必ずしも不注意ではないでしょうが、一種の災害ではないかと思います。政府も、この法律でもお願いいたしておりますように、そういうことの早期発見等もいたしまして、これを未然に防ぐべきである、それは国有林であろうと民有林であろうと同様にこういう災害をできるだけ未然に防いでいきたい、こういうのがたてまえでございます。
【次の発言】 御趣旨は全く同感でございまして、政府は、できるだけいま考えておりますような施策を講じまして、このような災害を皆無にいたしたい、そのためには予算的にもなお一そう努力をいたしてまいりたい、こう思っております。

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1967/05/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 乳価のことにつきましては、もう皆さま御存じだと思いますけれども、いままで農林省は指導価格制をとってまいりましたけれども、国民生活審議会等から、そういうことに行政府は関与すべきではない、こういう意見もありましたし、それから消費者の婦人団体などからも、指導価格というようなものがあることが、かえって乳価を高くする原因になっているのだというようなことを言われる方もあり、いろいろ検討いたした結果、指導価格制は今回やめたわけであります。  元来が、こういうものは統制品でも何でもありませんから、それぞれの関係者の間で話し合って、自然に価格形成がなさるべきものでありますけれども、しかし私どもと……

第55回国会 予算委員会 第2号(1967/03/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話につきましては、たいへん示唆に富んだ御構想であると存じておりますので、大いに検討いたしてまいりたいと思います。

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 最近一番高いのは、昨年の暮れであります。

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業構造の改善をはかりますためには、土地対策または資本装備の充実方策、いろいろしなければなりません。先ほど地域の格差のことでいろいろお話がありましたけれども、そういうことで農業経営の担当者に私どもは着目をいたして、その老後の生活の安定、または経営の委譲促進、そういうことを通じて、構造の改善に資する措置について検討をいたしていかなければならない。総理大臣からお答えいたしましたように、ただいまの農業が、先ほど来お話のございましたような将来の見通し、日本経済の将来の発展を期待する意味においても高度経済成長、その他のいろいろなファクターがありまして、立ちおくれておる面もあるわけでござい……

第55回国会 予算委員会 第5号(1967/03/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お答えいたしますが、ただいま御指摘の経済社会発展計画について若干こちらの考え方も申し上げたいと思いましたが、先に数字が出ましたので、事務当局からその点を先にお答えいたさせます。
【次の発言】 ただいまお話のございました自給度のことについてちょっと先に申し上げたいと思いますが、先ほど申し上げましたパーセンテージは、芳賀さんもうすでによく御存じだと思いますか、全部の農産物の自給度を申しました。お尋ねのほうは食糧農産物だと思いますか、それだと八二%ぐらいに昨年なっていることは、御承知のとおりであります。  それからまた、経済社会発展計画におきましては、ただいまお話がございました。いま……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/03/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お答えいたしますが、農林省といたしましては、当時の価額としては妥当な価額であると考えておると報告を受けております。
【次の発言】 高槻のものが払い下げられました当時、農林省で査定いたしております金額は、その当時はあれで妥当であった、こういうことを言っておるわけでありますが、その後の報告書はいまお読みになったとおりであります。私、その間の事情をあまりつまびらかにいたしませんので、必要があれば事務当局からお答えいたします。
【次の発言】 事務当局から御報告いたします。

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/03/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話の中に少し混雑している点があると思うのです。豚の問題と鶏の問題とは全然違うのであります。鶏のほうについて豚に関すると同じような不正な事件とか、そういうものは起こっておらないのでありまして、問題が起こりましたのは豚のほうであります。  豚につきましては、先日もこの席で詳しく申し上げましたように、大体一年に一千万頭つぶされておるうち、いわゆる病菌豚、つまりワクチン・メーカーから出ました斃獣というのは一万五千頭ですから、そのパーセンテージでいうと〇・一五だ。それからいまお話の中にあとを断たないとおっしゃいましたけれども、いま行なわれているということではなくて、前に行なわ……

第55回国会 予算委員会 第9号(1967/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いまのお話のお答えの前に、いまの上関町がこれを処分いたしました経過を申し上げないとよくおわかりにならないと思いますけれども、上関町が昭和四十年の一月に開拓農家から買い受けまして、その後皇座山開発株式会社へ売り渡された約二十五ヘクタールの土地は……
【次の発言】 それでは、ただいまのは事務的なことですから、政府委員からお答えいたします。
【次の発言】 四十二年度の暫定予算の編成に当たりましては、農林漁業生産基盤の整備事業等農林関係の公共事業の円滑な実施を確保するために、継続事業を中心といたしまして、工期の季節性その他の事情を考慮いたしまして、暫定期間中に実施が見込まれる事業量につ……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/04/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 先ほどお話のございました同対審の答申につきまして、御存じのように、農山漁村同和対策、これは土地基盤の整備、近代化設備の導入等についての総合施策を実施して、その事業規模の拡大に努力してまいっております。しかし、四十二年には、私ども予算にも計上いたしてありますように、先ほど来しばしばここで質疑応答がございました、ああいう総理大臣はじめ各大臣が申し述べております趣旨に沿いまして、われわれの担当の仕事を遂行してまいる決意でございます。
【次の発言】 農林漁夫の関係につきましては、非モデル地区それからモデル地区、いまお話しのようにいろいろありますけれども、別に限定することはいたしませんで……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 有線放送につきましては、放送とそれから各戸連絡という両機能を備えておりますし、それから農業の生産流通等の情報を交換するというようなこと、それから農協活動を円滑に推進してまいる等のことで、農山村の振興にも大いにいままでも力があったわけであります。また将来はますます有線放送に期待するところも大きい次第でありますからして、いまいわゆる一元化というようなことにつきましても、われわれは慎重に検討いたしたい。ただ、ただいまお話のございましたように、農集その他の新しい計画等も加えて特別委員会でいろいろ御検討の模様でございますので、農業の人々といたしましては、自分たちが一ぺん便宜を与えられ、そ……

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/04/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 生産者米価の決定のしかたにつきまして、昨年のお話がございました。十分そういうことも考慮いたして、食管法の定めるところによって適切な方法で決定をいたしたいと思っております。  食管の運営につきましては、御承知のように、これは農家経済、国民経済全般について重大な関係のある問題でありますから、この食管法のたてまえはくずさないで、さらに合理的な運営につとめたいと思っております。  それから米審につきましては、しばしば申し上げておりますように、まだ任期中でございますので、どのようなことにするか、それぞれ各方面の御意向等も徴して、慎重に決定してまいりたい、こう思っております。

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府がいわゆる農民年金、農業者年金、これを言い出したのは、いまお話しのような、選挙ににわか仕立てに、当てずっぽうを言ったわけではありません。農業につきましては、御承知のように、産業構造の変化から、各国においてもそれぞれいろいろ態様が違っておりますが、日本は日本なりにやはり非常な変化がきておる。このいわゆる農業者年金というものを活用いたして、土地の移譲等をやりやすくして、経営規模の拡大等に資しておる国も御存じのようにございます。そういうものも、やはり国によっては、いわゆる農民年金というふうな呼び方の中でやっている。もう一つの傾向は、やはりいわゆる社会保障的な考え方で、ことにいまの……

第56回国会 決算委員会 第3号(1967/10/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話は私どもも全く同感でありまして、いろいろ水管理について、こういう機会をよい反省の機会といたしまして対策を考究してまいりたいと思っております。  今回の干ばつの地域は、いままでは台風常襲地帯ということで、むしろ干ばつよりも雨等の災害が多かった地域であります。したがって、たぶん樹園地などをおつくりになる方々もそういうことは念頭にあったでありましょうが、今回のような干ばつということには比較的注意をしなかったのではなかろうかという感じもいたすのであります。こういう際に私どもは、たとえばいまため池のお話がありましたけれども、そういうことについてもまず応急的な施策、さらに恒久……

第56回国会 決算委員会 第4号(1967/10/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林省が日本の将来の農政を考えまして構造政策について鋭意研究をいたしました。その間にいまお話しのような農地管理事業団についても、そういう構想についてもいろいろ検討いたしましたが、やはり二回にわたって廃案になりました経緯等にもかんがみまして、ただいまそれを提案するという意思は持っておりませんが、やはり私どもの考えております構造政策というふうな形で推進してまいるには、ああいう制度というものは非常に必要なものではないかという感じも持つわけであります。いまそれについて具体的な意見を決定いたしておるわけではありません。  そこで、農林金融につきまして専門的なお話がございました。御存じのよ……

第56回国会 災害対策特別委員会 第4号(1967/10/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 このたびの干害につきましては、先ほどお話しのような非常な事態でございますので、なるべく早く統計の調査を進めるようにいたしておるのでありますが、十月七日をもって集計をいたしまして、いまお話しのように天災融資法、激甚災法等を発動いたす予定で諸般の準備を進めております。  なお、それが決定いたしますと、直ちに自創資金のワクを設定いたすことになります。しかし、それでは急の間に合いませんところに対しては、つなぎ資金は御承知のように現にすでに出しておるわけであります。そういうことでなるべく早くいまの天災融資法、激甚災法、それからいまの自創資金のワクを決定してすみやかに処置をいたしたい、こう……

第56回国会 農林水産委員会 第5号(1967/10/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま、委員長からお話がございました四十二年産イモでん粉の価格につきまして、本月七日に決定をいたした次第でございます。ただいま、それを事務当局から御報告いたさせます。
【次の発言】 イモでん粉の価格は、イモの生産農家の経営の安定と農家所得の確保ということを念頭に置きまして、いつも価格が適正に決定されておると思う次第でございますが、政府が農産物価格安定法に基づきまして定めることとなっておりますこの価格は、従来、農林水産委員会にイモでん粉対策についての小委員会が設けられまして、御審議をいただいてまいっておることもよく承知いたしておるわけであります。  このたびは、イモでん粉の価格……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業者年金につきましては、われわれは農業近代化、それからまたただいまのような客観的情勢、農業界の事情を見まして、これの近代化をはかり、加入者を育成する等、いろいろな角度から農業者年金というものを考えておるわけでありますが、ただいま農林省部内でも、それからまたもう一つは権威のある学者たちの集まりであります農民年金研究会等にも委嘱をいたしまして、鋭意検討を続けておるわけでありますが、結局、国民年金審議会等においても別途にいろいろ検討を続けていただいておるわけであります。したがって、なるべくすみやかに成案を得て、ただいま申し上げましたような方向の考え方をどのようにして取り入れることが……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私が申し上げております趣旨は、ただいま……(安宅委員「いやいや、そう言ったかどうかさえ言ってもらえばいいんだ」と呼ぶ)そういういまお話しのようなことを考えているかどうかというお尋ねでありますから、私は、国会議員は審議会にはお願いしないほうがいいだろうというのがいままでの考え方でありしたという経過を申し上げた。現在はどうしようかと思って検討中でございます。小さななんという意思はありません。これはなかなか大事な米価審議会でありますから……。
【次の発言】 いま申し上げましたように、私はこの前の国会で申し上げたと同じ心境にただいまあるわけでありますが、私がたぶん申したとすれば、いまの……

第58回国会 予算委員会 第1号(1968/02/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府は、中小企業とか農業とかというような比較的低生産部門について、昭和四十三年度予算においても特段の財政的配慮をいたしたということは、大蔵大臣も御説明申し上げて・おるとおりでございます。  そこで、私どもは、やはり農業基本法が差し示しておりますような経営規模を広げる方向にあらゆる施策を集中してまいりたい、そうして国民の食糧に対する自給度はこれを維持、拡大してまいる、こういう方向で四十三年度予算も編成いたしておる次第であります。
【次の発言】 審議会につきましては、私はお説のとおりだと思います。農林省設置法によりますれば、農林省としては米価を決定する前に米価審議会の意見を聞き云々……

第58回国会 予算委員会 第3号(1968/02/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 記者会見いたしました。
【次の発言】 お答えいたします。  事柄が昨日のことでありますから、私はきわめて記憶は明らかだと思いますが、ただいまお読み聞けの中には、だいぶ誇張と粉飾があるようでありまして、私の真意を伝えておりません。  昨日、内閣の閣議が済みましてから、衆議院の食堂において行なわれておりました記者会見に臨みましたが、私の所管の農林関係の事項がありませんでしたので、きょうは何にもありませんでしたと……。しかし、いつもあの食堂でやる記者会見には、ミカンやコーヒーも出ておりますので、まだ時計を見たら予算委員会の始まる前でありましたので、例によって雑談をいたしておったわけで……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 決算委員会 第20号(1970/08/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政務次官からお答えがあったと思いますが、食管制度につきましては、政府の方針としてはその根幹は維持していくことが大事である、こういうことであります。  それにいたしましても、ただいま御指摘のように、事情が日に日に変わってまいります現在、これからに対処してどのようにあることが一番妥当であるかということはかねがね事務的にも勉強させておりますし、また、政府の諮問機関であります農政審議会等でも専門家が集まっていろいろ研究はしておるようであります。来年度予算編成にあたりまして、私どもはこういうことも含めて農政全体についての勉強を鋭意やっておる最中でありますので、ただいまその過程でございます……

第63回国会 災害対策特別委員会 第10号(1970/09/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 高知県の災害につきましては、地元の国会議員さん並びに県知事さん、その他農業団体の方々もおいでになりまして、詳細にその御報告を承りましたし、また、私のほうの役所の者も参りまして、十分調査をいたしております。その調査の結果につきましては、できるだけのことをいたさなければならない。  激甚災のことにつきましては、建設大臣もお答え申し上げたと思いますが、十分政府部内で、防災会議を中心にして御相談をいたしてまいりたい、このように思っております。
【次の発言】 きのう知事さんその他お見えになりまして、いろいろお話を承りました。それについて十分私どもの担当のほうで研究をいたしておりますので、……

第63回国会 内閣委員会 第2号(1970/03/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  第一は、農林省本省の附属機関として草地試験場を新設することであります。  最近における農業及びこれを取り巻く諸情勢の推移に対処して総合農政の重要な柱となる畜産業のより一そうの発展をはかるためには、その基礎をなす技術開発、特に草地及び飼料作物に関する試験研究の飛躍的な向上をはかることがきわめて重要であります。  しかしながら、これまで草地及び飼料作物等に関する試験研究は、畜産試験場その他の機関で分散的に行なわれており、その総合的な力を発揮する上で必ずしも十分なものとはいえない実情に……

第63回国会 内閣委員会 第10号(1970/04/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話のございましたように、業も全体として非常に激しい勢いで移り変わってまいります今日の社会に対処いたしまして、それぞれ必要な作目の生産増強をいたさなければなりませんし、また、新しい研究もやってまいらなければなりませんので、草地試験場等、いろいろ設置関係について御審議願うわけでありますが、原則として、私どもは、現在の職員をそれぞれできるだけ配置がえをいたしまして、新規に採用ということは極力避けてやってまいりたい、こう思っておるわけでございます。
【次の発言】 ただいまお話の草地試験場の四十五年度の定員は、お話しのように百九十八名でございますが、そのうち、畜産試験場の関係研究部門か……

第63回国会 内閣委員会 第13号(1970/04/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 野菜につきまして、いまジャガイモの例がございましたが、いま一番問題になっておりますのは、この間、予算委員会等でも――春野菜、冬野菜についてたいへん新聞種にもなりましたし、御存じのようにこの間たいへん長期のひでりもありましたし、それから寒波の襲来等で冬野菜がああいうことでありまして、こういうことのために私どもはできるだけ早く春野菜について出荷のできるように地方の農政局を通じていろいろやっているわけでありますが、私ども、価格の点につきましてはいろいろな問題があるんじゃないかと思うのであります。伝えられるところによりますと、万博その他で野菜がみんな西へ行ってしまったとか、いろいろいわ……

第63回国会 内閣委員会 第18号(1970/04/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この前の臨調の答申は、農林省といたしましては、鋭意その実現に努力いたしまして、御存じのように愛知用水公団は廃止し、水資源に合併をいたしました。それから魚価安定基金を廃止、それから日本蚕糸事業団、これにつきましては、この間ここで高田富之君の御演説もございましたように、あれの必要性というのは否定することができませんけれども、あの勧告におこたえする趣旨で、二つに分かれておりました特別会計を一本にいたしまして、あそこに使わせるようにしたわけであります。そういうふうに従来、行管の勧告につきましては、あとう限り努力をしてまいりました。今度のいわゆる六人委員会につきましては、いろいろの御意見……

第63回国会 農林水産委員会 第2号(1970/02/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私は、農林大臣に就任いたしましてから約一カ月を経過いたしましたが、農林水産業及びこれをめぐる内外の諸情勢がまことに容易でない時期でもあり、その職責のきわめて重大であることを痛感いたしている次第でございます。全力をあげてこの重責を果たしてまいる所存でございますので、委員各位の御理解ある御協力をお願い申し上げます。  最近の農業をめぐる諸情勢の変化は著しく、米の過剰をはじめ種々困難な問題に直面しております。このような情勢に対処し、政府としては総合農政の展開をはかることとし、その具体化につきまして昨年九月の農政審議会の答申の線に沿い鋭意検討を続けてきております。  本日はこの機会をか……

第63回国会 農林水産委員会 第3号(1970/03/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまの農業全体を見ますときに、いろいろ困難な問題が横たわっておると思われるのであります。いまここにも申しております米の過剰問題もその一つでありますが、全体としていま国内的にも国際的にも経済状況がたいへんな変転をいたしておるわけでありますが、農業もそれ自体一つの経済活動でありますので、いろいろなあおりを当然受けるのはやむを得ないことでありますが、いま、たとえばわれわれの産出いたしておる農作物と競合いたす品物について輸入自由化の問題もあります。国内消費者側から、あるいは国民全般から考えた物価の問題を考えてみますときに、生産性の比較的おくれておるといわれておる農業の面では、やはり……

第63回国会 農林水産委員会 第4号(1970/03/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農地法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  戦後の農地改革により自作農が創設され、これによってわが国の農業生産力は画期的な発展を遂げ、農業者の経済的社会的地位の向上をもたらしたのみならず、戦後における日本経済の復興と繁栄に寄与したことは申し上げるまでもありません。現行農地法は、このような農地改革の成果を維持するという使命をになってきたものであります。  しかしながらわが国の農業の現状は、いまだ経営規模が零細であり、このため、生産性の向上をはかるにもおのずから限界があることを否定し得ません。したがいまして、農政の基本目標を実現す……

第63回国会 農林水産委員会 第5号(1970/03/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話全くごもっともでございまして、政府もその方針に沿うてやってまいるつもりでございます。
【次の発言】 いろいろお話がございましたが、私どもの考えと少し食い違っているところがあるんではないかと思うのであります。私どもはいまの農業、これの体質を改善強化して、他産業に比べてひけをとらない農業として育成していかなければならない、こういう考え方の基礎に立っておるわけであります。したがって、そういう意味で、たとえば農業としては、自分はこれでは成り立たないと思う方が――昔の状態であるならばこれはたいへんお困りの場合もあるでしょう。しかし、今日はみずからが他産業に転換することのほう……

第63回国会 農林水産委員会 第6号(1970/03/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 先般、いまのようなお話で政府委員もお答えいたしてありますが、私ども全く同じ気持ちで努力をいたしておるわけでありますが、御存じのように地方の実情に応じながら、地方の方々の御納得のいくような計画を立ててまいらなければなりませんので、それだけ時間はかかりますが、お説全く御同感でありまして、そういう方向で将来の農業の明るいビジョンを農村の方方に早く示して、生産に意欲を持っていただかなければならない、そういうことでいま努力をしておるわけであります。
【次の発言】 今度生産調整をいたしますにつきましても、農林省は、生産調整そのものはなるべく転換が好ましいと思いましたけれども、なかなかそうも……

第63回国会 農林水産委員会 第8号(1970/03/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農協は、もちろん入っております農民の生産を増強し、それからまた、農協自身がうまく経営のできるように、そういうことのために自主的につくり上げておるものでありまして、協同組合主義というのは、私はことに農業においてはいろいろな特徴があって、これはよく育てていきましたならば、社会組織の上においてりっぱな役割りを果たし得る考え方のものだと思うのでありますが、いま御指摘のように、わが国の産業の中における農業それ自体も、日に日にいろいろ変質してまいっております。したがって、米麦を中心としておる農協、そのほかに業種別に特殊農協が各地で生まれて、それもかなりしっかりしたものができてくる傾向であり……

第63回国会 農林水産委員会 第9号(1970/03/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 現在のわが国で農業生産、いろいろございますが、ことに米に重点を置いてまいりました。米が現在のような状況になっておる、これはやはり私どもは、国際経済の中に立って国民の必要とする食糧をなるべく国内で生産する、自給度を維持したい、こういう立場からまいりますというと、酪農、畜産、こういうものは、転換作物といたしましても重要でありますし、そうでなくても、従来、御承知のように、それに要する資材等も外国に仰いでおるというような状態でありますから、飼料を含めて自給度をできるだけ高めていく必要がある。ぜひ将来特段に力を入れてまいらなければならない農産物の一つである、こう考えております。

第63回国会 農林水産委員会 第12号(1970/04/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しのように、グレープフルーツは来年末に自由化することになったわけでありますが、グレープフルーツが自由化されました場合には、自由化による輸入数量の増加等、現在輸入されております贈答用の大玉ばかりでなくて、小玉の輸入も行なわれるなどの事情も考えられますので、現在一個二百円ないし三百円しておる小売り価格は、おそらく百円ないし百五十円前後になるものと業界筋では見ております。  グレープフルーツの自由化によりまして影響を受けるのは主としてナツミカン等のかんきつ類の果実であることはいま御指摘のとおりでありますが、そういうことのためにいろいろ農林省といたしましても対処いたしておるわけであ……

第63回国会 農林水産委員会 第13号(1970/04/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 百万トンの生産調整につきましては、非常に農業団体、地方自治体等に協力をいただいておりますので、わりあいに順調に進行いたしておるようでありますが、ただいま地方農政局を通じまして各地の状況を調べておるわけでありますが、大体一〇〇%を上回るところもあり、やや落ちているところもあるようでありますけれども、現在はそれを集約している最中でございます。
【次の発言】 私も、大体その報告のようにいくであろうと信じておるわけであります。
【次の発言】 これも全国的な集約のときに大体わかってくると思いますが、ただいままでの地方の状況ですと、転作よりも休耕のほうがやや上回っているのではないか、そうい……

第63回国会 農林水産委員会 第14号(1970/04/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 十一万八千ヘクタールにつきましては、いまお話しのように、関係各省一致協力して、予算に計上いたしております一億円の調査費を配分しまして、それぞれ担当してやってもらっておるわけでありますが、その集計と申しますか、なるべく実際に即した報告を取りまとめるようにしてもらいたいということでやっておるわけであります。大体今月末ごろにはおよその見当がつくのではないか、こういうことで、いまそういうことを依頼してやっておるところであります。  そのほか、そういうことにも関係があるわけでありますが、いままで地方に工場を分散したいと言っておるような産業界の人々、経団連のおもな人々らと私どものほうと会同……

第63回国会 農林水産委員会 第18号(1970/04/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林物資の海外輸出につきましては、海外市況のこともありますし、それから国内の農業生産及びその価格等、いろいろ困難な問題があるわけでありますが、しかし長期的に見て、政府といたしましてはぜひ農産物の輸出につきましてはこれを検討し、助長いたしていくように努力すべきである、このような基本的考え方に立っているわけであります。
【次の発言】 開発途上国からわが国に対していろいろなプロジェクトについての協力を求められております。私どもの関係の農業関係につきましても同様でございます。したがって今日まであまり政府側としてはまだやっておりませんが、民間では御存じのようにそれぞれいろいろなことをやっ……

第63回国会 農林水産委員会 第19号(1970/04/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業者年金基金法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  近年におけるわが国経済の高度成長のうちにあって、農業がその生産性の向上をはかりつつ国民食糧その他の農産物の安定的な供給を行ない、農業者に他産業従事者と均衡のとれた所得と生活水準を実現し得るようにすることは、農業と農政に課せられた基本的課題であります。  農業がこの要請に十分にこたえるためには、資質のすぐれた経営担当者による規模の大きく生産性の高い農業経営によって、農業生産の相当部分が担当されることが必要であり、このため、農業の構造改善のための各般の施策を総合的に推進し、次代をになう優秀な後継者……

第63回国会 農林水産委員会 第20号(1970/04/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 日ソ漁業交渉につきまして御報告申し上げます。  日ソ漁業交渉は、カニについては二月九日から、サケ・マス、ニシンに関する日ソ漁業委員会は三月二日からモスクワにおいて開始されました。  日ソカニ交渉は長期の困難な交渉の末、四月七日両国代表間で合意を見、四月十六日正式調印が行なわれました。今次交渉においても、ソ連側は再びカニが自国の大陸だな資源であるとの強い主張のもとに、とうていわが国としては受入れられない一方的な規制要求を行なってきました。これに対しわが国は、カニが公海漁業資源であるとの基本的立場のもとに、わが国長年の開発実績の尊重及び資源状態の安定を主張し、ソ連側を粘り強く説得し……

第63回国会 農林水産委員会 第21号(1970/04/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 その両方を兼ねておると私どもは考えておるわけです。
【次の発言】 それも一つの御意見だと思いますが、さっきからお話のございましたような目的で進めてまいるということを考えますので、第一条というのはわりにうまくできているのじゃないか、こういうふうに思っていますが……。
【次の発言】 立案いたしました事務当局に一応見解を申し上げさせていただきます。
【次の発言】 これらの点については、法案決定それから予算編成のときもずいぶんわれわれの政府部内で相談また議論になったところでありますが、そういう点はよく承知いたしておりますので、慎重に検討してやってまいりたいと思っております。

第63回国会 農林水産委員会 第22号(1970/04/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 わが国の農業の緊急であり、また重要な課題であります農業の体質改善、構造改善をはかりますためには、優秀な経営の担当者を確保いたしたい。また経営移譲の促進、経営規模の拡大等の施策を強力に推進いたす必要がございますが、これらはいずれも農業者の老後生活の安定と直接に密接に関連いたしておるのでございまして、このような観点から、後継者への移譲を含めた経営移譲を年金の支給要件といたします農業者年金制度を仕組むとともに、離農給付金の支給、農地等の買い入れ、売り渡し、融資等を行なうことによりまして、農業者の老後生活の安定と農業経営の近代化、農地保有合理化という農政上の要請とにこたえようといたすの……

第63回国会 農林水産委員会 第23号(1970/05/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 先ほど来お話もございましたように、一つは農業政策上の考えと、それから総理がお答えになりましたような農業者の老後についての配慮、こういうようなものが二つ合わさりまして今度の年金の制度にいたしたのでありますから、もうすでに芳賀さんも御存じのように、経営移譲ということを一つの政策上のたてまえにいたしておるので、したがって経営者でないその配偶者はこういう場合の年金からは除外されるのが当然ではないか、こういうふうにわれわれは理解いたしておるわけであります。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、決議の御趣旨を尊重いたしまして善処してまいりたいと存じます。

第63回国会 農林水産委員会 第25号(1970/05/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまお話しの国際食品規格の計画作業は、長年にわたって検討の期間を経まして一部品目からだんだんと実施の段階に入りつつあるわけであります。この規格内容を見ますと、食形態のお互いに相異なる国々もありますので、わが国ではそのまま受け入れられないものもありますけれども、また現在のわが国の法制のもとではそのまま受諾することにはいろいろ問題もございますけれども、わが国農産物輸出の確保、御存じのように輸出もいたしておりますし、輸入もいたしておるわけでありますので、消費者保護の強化という要請に対処いたしまして、これを指針といたしまして今後の食品行政を進めてまいりたい、このように考えております……

第63回国会 農林水産委員会 第27号(1970/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 肥料の面から考えます海外輸出につきましては、中共マーケットというものはかなり有力なものであることは御指摘のとおりであります。そういう面で、私どもといたしましては、民間の関係において、この中共との関係で肥料が継続して輸出されることは好ましいことだと思っております。したがっていまやっていられるそういう貿易の拡大につきましては、私どもといたしましてはけっこうなことだ、こう思っております。
【次の発言】 わが国はアジアの一部に存在いたしておりますし、また地域の接近しております開発途上国は、いずれもいろいろな意味でわが国に大きな期待を持っておることは御存じのとおりであります。そこでただい……

第63回国会 農林水産委員会 第29号(1970/06/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いまお話しのように、政府は米価審議会に対して水準を据え置くというたてまえでまいりたいという方針で諮問をいたしたわけでありますが、四十五年産米は生産費及び所得補償方式によるということもあわせてわれわれは説明を申し上げておるわけでありますが、最近の生産費を基礎といたしまして物価修正、都市均衡労賃による評価がえを行なって算定いたしておるわけでありますが、その意味では物価、賃金の上昇の要素は、ごらんのとおり織り込んでおる次第であります。しかしながら米価を決定いたしますにあたりましては、賃金、物価が上昇すればそれに応じて機械的に価格が上がるというわけではありませんで、やはり需給事情等を勘……

第63回国会 農林水産委員会 第32号(1970/08/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 予約申し入れのありました米を買うことはもう御指摘のとおりきまったことでありますが、その中にいわゆるカドミウム米がいまいろいろ問題になっておるようでありますが、私どもといたしましては、いま政府部内、ことに厚生省で食品衛生関係を取り扱っておりますので、そのほうと事務的にそういう限界についていろいろ相談をいたさなければならぬと思い、また相談を進めております。その上でそういうものは一体どのようにして取り扱ったらいいかということの検討をやっておる最中であります。
【次の発言】 農林省が予約申し入れのあった米を買うことはもう先ほど来申し上げております。そこで、買い入れても使いものにならぬと……

第63回国会 農林水産委員会 第33号(1970/09/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 生産調整の実績数量は、一部の都府県を除きまして、まだ最終的に報告が確定いたされておりません。しかし都府県から聴取いたしました八月末現在の奨励補助金申請数量の中間報告を見ますと、全国で大体百四十万トン程度に達する見込みであると思います。  それから第二の農地壊廃のことでありますが、この実績を示す壊廃面積調査の集計は、本年十月末ごろでないとまとまってまいりませんので、数字で説明申し上げることはただいま困難でありますが、なお農地の壊廃のうち転用許可にかかる実績につきましても、その正式集計は例年かなりおくれてまいりますので、今年度につきましては、米の生産調整との関係もありまして、目下中……

第63回国会 農林水産委員会 第34号(1970/10/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 都市その他河川等から生じますいろいろな公害につきましては、御指摘のように私どもにおいても非常に重要視しておるわけであります。内水面では河川の自然環境を保全するためにも強い姿勢で事態の改善につとめる必要がございますし、海においても同様でございます。農林省では最近各都道府県に緊急の指示を行ないまして、全国の沿岸それから内水面の水質及び底質の一斉点検を実施せしめておりますが、これからもなお水質汚濁の監視、防止体制の整備、それから公害によりまして生産力の低下した漁場の復旧、漁業公害に関する調査、研究等の措置を強力に進めてまいりたいと存じます。  政府は、御存じのように先般公害対策本部を……

第63回国会 農林水産委員会 第35号(1970/11/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 グレープフルーツにつきましては、昨年十月に開かれました日米協議の結果を勘案いたしまして、昨年十月十七日の関係閣僚協議会の了承によりまして、昭和四十六年末までに自由化することといたしました。その後、内外の情勢にかんがみまして、本年九月十日の関係閣僚協議会においては、四十六年の十二月末日までに自由化するものと決定されました品目につきましては、明年四月末を目途にその完遂につとめるように了承された経緯があります。しかしながらグレープフルーツの輸入の自由化につきましては、昨年の日米協議の際、日本側は米国が日本産の温州ミカンの輸入解禁州を実質的に拡大するとの了解のもとに、日本はグレープフル……

第63回国会 予算委員会 第1号(1970/02/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いまのようなお話がございまして、いろいろ研究しておるのでありますけれども、中共で、はたしていま牛の輸出ができるかどうかということも非常に疑問でございます。そういうことも調査をするためにこちらからいろいろ先方にも当たっておるわけでありますけれども、なかなかこちらの要望しておるような資料が向こうから参りませんで、困っておるわけです。  それで、いま豚のお話がございましたけれども、豚は実はわが国で本年はかなり増産される見込みでありまして、いまの見込みでは畜産振興事業団がかえって貯蔵のために買わなければならないようなことになるのではないかと思っておるわけでありまして、ただ口蹄疫につきま……

第63回国会 予算委員会 第2号(1970/02/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私の発言が出ておりますので、誤解のないように申し上げます。  先日、参議院の本会議で前川旦君の御質問に対するお答えが大きく新聞に取り上げられたわけであります。あれは法の解釈、運営の精神について申したわけでありまして、つまり食管法を改正しないで買い入れ制限ができるのかという趣旨の御質問であります。したがって、法律それ自体からは、その限りにおいては、これは差しつかえないことであるというふうに理解しておる、こう申し上げたのでありまして、ただいまここでお話を承っておりますと、いかにも政府がそういうことをやるたてまえであるように聞こえますので、私どもいま、さっき総理もお答え申し上げており……

第63回国会 予算委員会 第3号(1970/02/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 自主流通米は御承知のように百七十万トン予定いたしたのでありますけれども、初めてのことでもあり、ふなれなこともありましたので、大体九十万トン程度にとどまるのではないか、このように見ております。
【次の発言】 そこまで知りませんので、事務当局にお答えいたさせます。
【次の発言】 自主流通米につきましては、先ほども申し上げましたように、逐次一般にも周知徹底されてまいりましたし、その妙味があらわれてまいりましたので、最近はだんだんとその需要が多くなっておりますので、私どもとしては、百七十万トンはいけるものだ、こう見ておるわけであります。

第63回国会 予算委員会 第4号(1970/02/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御存じのように、継続事業がたくさん全国にございます。そこで、先ほど来質疑応答もございましたように、米がいま非常に過剰でございます。この圃場整備その他干拓等につきましては・いままでやってまいりましたにはそれぞれの歴史もございますので、いままでの継続事業につきましては、基幹的な事業は継続してやっていただくことにいたします。ただし、目的が水田であるものは、目的を転換してもらって、畑地のほうにつくり直してもらう。そういうことで、できるだけ継続してやってまいるようにいたしたい、こう思っております。
【次の発言】 いまのようなお話の一番いい例か、茨城県の高浜入りだと思います。これは事情をよ……

第63回国会 予算委員会 第5号(1970/02/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業者年金の考え方には大別して二つございまして、一つは、御承知のように、農業規模を拡大してまいるためには、零細な農家の方で、農業として経営を営んでいくには不向きであると感じられる、そういう方々には、やはり規模拡大に寄与するわけでありますから、離農される場合に年金を差し上げよう、こういうのが一つで、もう一つは、国民年金は六十五歳から支給されるのでありますけれども、六十歳から始まって、先ほど来お話のございました国民年金の比例分の上に若干上のせをして、農業を守っていただく方々の老後保障に資そう、この二つの思想があるわけであります。

第63回国会 予算委員会 第6号(1970/02/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 まことによくないことでありまして、これは御承知のように種イモでございますので、腐敗を防ぐために水銀剤を使っているわけでありますが、たまたま不心得な者がおりまして、北海道における出荷業者、二店でありますが、一つの店は約七千袋、それから倶知安指導信用農協が約五千袋、それから青果会社で百五十袋、おおむね一万二千袋以上と推定されるものが北海道から出荷された模様でございます。これに対しまして、農林省は急遽、東京都知事をはじめ全国の公共団体、それから地方農政局長に指令をいたしまして、その筋の手を経て全部押収するようにいたしておるわけでありますが、これが出回ってまいりましたのは、やはり心得の……

第63回国会 予算委員会 第7号(1970/02/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 大体総理大臣がお答え申し上げた趣旨でありますが、御承知のように、農業は農業だけ取り上げて論じても、私はほんとうではないのではないか。やはり全体の産業構造の中で農業の占める地位というものを考え出さなければいけないと思うのでありますが、ただいまお話もございましたように、私どもとしては、国内で比較的生産性のおくれておると思われておる農業、これはやはり農業に従事している人口も多いし、また農産物それ自体も国民生活に必要なものでございますので、ある程度の自給度を維持するために、この生産を続けなければならぬ。しかし、生産を続けるためには、構造政策、価格政策等を十分にやりまして、農産物の安定的……

第63回国会 予算委員会 第9号(1970/03/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、不足払い制度では加工原料乳に対する不足払いの財源を一般会計から繰り入れておるわけでありますが、需給の不均衡のときに生ずる輸入乳製品の売買差益をも財源に充当することも許されておるわけでございます。  そこで、いまお話しの昭和四十三年度予算の編成準備をいたしました四十二年度の当時に、需給は、生産に対しまして需要が非常に大きくて超過する状態にありましたために、前期の輸入差益を見込んで一般会計からの交付金を計上いたしたわけであります。ところが、その後の事態の推移は、予想に反しまして生産の著しい増大がありました反面、需要が予期に反して伸びませんでしたために、バター、脱脂粉……

第63回国会 予算委員会 第10号(1970/03/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 一般的なお話は、ただいま外務大臣からありましたから省略いたしますが、御存じのように大陸だなの主張をいたしておりますために、いままでは日ソ漁業委員会でカニもサケ・マスも同時にやっておったのでありますが、向こうの主張ががんこでありますので、ことしから、やむを得ず、こちらは同じメンバーでありますけれども、カニだけは切り離して交渉が行なわれておるわけであります。いま外務大臣の御報告にありましたように、先方は技術的に見て資源が非常に枯渇しているという主張でありますが、わがほうは技術的に見てそうではない、こういう主張で対立をいたしておるわけであります。現在は両方とも平行線で交渉をしておるわ……

第63回国会 予算委員会 第11号(1970/03/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この問題は政治問題ではありませんで、政治問題のほうは外務大臣がお答えいただいておるようでありますから、私は農林大臣として技術的なことをお答えいたします。  この問題は、私どもの知っている限りは技術上の問題でございまして、私どもが慎重にかまえているのは技術上の問題でございます。海外の悪性伝染病につきましては、小林さんもよく御存じのように、一度わが国のような狭い国へ入ってさましたらたいへんなことになるわけでございますから、われわれとしては万全の措置をもって警戒しなければならない義務を持っておるわけであります。  いまお尋ねの中国産の食肉の輸入禁止措置の解除の問題につきましても、この……

第63回国会 予算委員会 第12号(1970/03/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 おくらしておるわけではありませんけれども、御存じのようにことしは本予算の編成もおくれておりましたので、いろいろそういうことの関係で遅延いたしておりますが、三月中には決定をいたしまして、御報告いたしたいと思っております。
【次の発言】 お話のようなことは全然ありませんし、またそういうことをする必要もありません。御承知のように政府でつくっております全体の予算のほかに農林省予算を抜粋いたしましてあの解説書も出ておることでありますから、私のほうでは、もう一般に見ていただくための資料を一生懸命で作成して、予算の説明についてはああいうことでありますが、その他なすべきことなどについては、おく……

第63回国会 予算委員会 第13号(1970/03/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 厚生省のいま申しましたような趣旨に沿うて、私どものほうも適切な指導をやっておるわけであります。
【次の発言】 チクロ入りかん詰め食品の表示につきましては、先ほど申し上げましたように、厚生省の方針に従って適切にこれを行なうようにしておりますが、ただいまお話しの問題のビラは、多数の小売り店にサイクラミン酸塩添加のシールを張らせる必要もありますので、小売り店にチクロ問題の内容を徹底させるために配布されたものと聞いておりますが、ただいまのようなお話、その内容を見ますというと、とかく誤解を招くおそれがないともいえませんので、その取り扱いを慎重にするように注意させております。見出しがチクロ……

第63回国会 予算委員会 第14号(1970/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 米の過剰に対しまして、政府はしばしば申し上げておりますように、百五十万トン以上本年度生産調整をいたしたい。そこで、百万トン以上は全国的に生産調整に協力してもらって、つまり作付をそれだけ減らすことによって調整をいたしたい。あと五十万トン分に見合う分は農地の他用途への転換によってその目的を達成いたしたい、こういうことでありますが、いまお話しのように一律ということでありますが、これはやっぱり地方の事情によりまして、私どもとしては、地方の希望が平均そういうことでありますので、一応全面的にそういう割合で御協力を願う。そこで、このことについてはもう御承知のように、地方自治体、それから農業団……

第63回国会 予算委員会 第16号(1970/03/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま委員長の仰せられましたことにつきまして申し上げます。  五十万トンに相当する水田約十一万八千ヘクタールの転用につきましては、関係各省の御協力を得まして、その用途別の目標の数字が概定いたしましたので、便宜私から御報告いたします。  用途別の目標面積は、工場用地二万ヘクタール、住宅地域用地五万九千ヘクタール、道路等交通用地一万五千ヘクタール、及びその他の建物、施設用地二万四千ヘクタール、計十一万八千ヘクタールであります。  今回の目標数値は、過去の農地転用の実績、近年における土地需要の伸び、水田転用許可基準の暫定的緩和措置、国、地方公共団体等による用地の先行取得等の促進措置……

第63回国会 予算委員会 第17号(1970/03/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 異常乾燥のために出荷がだいぶおくれましたことは、御承知のとおりであります。いまはそういうことについて事情は解消いたしておりますので、御承知のように野菜価格はだんだん安定してきておりますが、万博のような一時的なものがございまして一部に偏在する傾向がございますので、そういうことに対する手当てをいま私どもは一生懸命でやっている最中であります。

第63回国会 予算委員会 第18号(1970/03/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しのように、五十万トン分の十一万八千ヘクタールというのは、口でこそ十一万八千ですけれども、なかなかかなりな数字であります。しかし、毎々申し上げておりますように、いま建設省がやっております都市計画線引きが各県でそれぞれ進行中でありますので、その線引きの市街化区域の中に入っております水田が十八万ヘクタールあるわけで、先般も私どもを中心にいたしまして、かねがね地方に工場の分散をしていきたいと考えておられる経済界の人々との会合もいたしまして、それらの人々の一番いままで訴えてこられたのは農地転用のきびしさでありました。そこで先般、御承知のように、通達を出しまして、これを緩和してなるべ……

第64回国会 農林水産委員会 第1号(1970/12/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農薬取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由主要な内容を御説明申し上げます。  わが国においては、多様な気象条件のもとで多くの種類の農作物が集約的に栽培されているため、病害虫等の種類が多く、かつ、それらによる被害も大きいものがあります。  このため、わが国の農業にとりましては、その生産を安定させる上で農薬の使用は欠くことのできないものでありますが、反面、近年において農薬散布中の事故の発生や農作物等への農薬の残留等の問題が生じてまいりました。  このような問題に対処するため、制度的な整備を行なうこととして農薬取締法の一部を改正することとした次第であります。  次に……

第64回国会 農林水産委員会 第2号(1970/12/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業の方面だけではございませんで、わが国が農業あるいは工業、そういう方面で生産力を上げることについて非常な努力を続けてまいりまして、今日の生産状況になってまいりました。その間、私ども国民が公害というふうなことについて、いまほどの注意と認識を持つに至らなかったことは御存じのとおりでありますが、いまや私どもは経済的に一流の国になってまいりまして、やや気持ちの上でゆとりが出てきて振り返ってみますと、あらゆる方面にいわゆる公害というような問題が深刻になってきておるわけであります。しかし、私どもが生産を上げてまいりますというその目的が、人間の福祉に最終的にはつながるわけでありますので、わ……

第64回国会 農林水産委員会 第3号(1970/12/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この法律の目的の中に、農業の安定という文句がございますが、きのうもお答え申し上げましたように、私どもは、安定がなければ成長が行なわれないのでありますから、そういう意味では、安定して成長してまいるようにつとめる、そのためにはやはり農作物の病害虫等を除去することが必要でもありますし、また農薬による危害を除去することが必要である、こういうことで、目的の中にそういうことばを入れておるわけであります。私どもは、御存じのように、農業生産は農薬等が適切に利用されることによって生産性を向上してまいっておるわけでありますから、そういう意味で、やはり農業の安定的発展のためにも、農薬の害のあるものは……

第64回国会 農林水産委員会 第4号(1970/12/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私ども農政のことを考えてみますのに、だんだんと農村においては労働力も窮屈になってまいります。しかも農村にある労働力というものを従来のような型で放置しておきましたならば、太平洋ベルト地帯と申しますか、そういわれておるような地域にかなりな勢いで若い労働力が吸収される傾向が非常に強いわけであります。全体として私はそういうことは好ましいことではないと思います。そこでそういう意味からも、また地方の農村を荒廃させないという意味からも、これは日本のわれわれが考えるだけではなくて、ヨーロッパの諸国なども同じような考え方で政治の面でもたいへん努力をいたし、国によっては地方に分散していく工場に対し……

第64回国会 農林水産委員会 第5号(1970/12/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、決議の御趣旨を尊重いたしまして、善処してまいりたいと存じます。(拍手)

第65回国会 決算委員会 第14号(1971/05/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話のございました行管の指摘につきましては、私どもも謙虚な態度でよく拝見をいたしております。  そこで、今回御指摘のありました指定産地の実態につきましては、御指摘のとおりまだ成果をあげておらないところも確かにございます。そして、そういうようなことにつきまして、実は私どものほうでも野菜の対策本部を先般設けまして、一々追跡調査をいたしておるわけでございますが、ただいま五百九十一あります。それからさらに本年は六百四十ほどに指定ができるわけでございますが、どうもその育成中の指定産地が、吉田さん御存じのように、これは育成指定いたしましても大体三年くらいは諸般の準備にかかってまいるわけでご……

第65回国会 大蔵委員会 第29号(1971/05/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業政策は御存じのように短期間にはなかなか解決のできない、きわめて長期の見通しを持ってやらなければならないものでございますが、ただいまお話しのございましたモチ米のことにつきまして、私もこれを聞きましたときに何とかならないのか、手持ちは全然ないのかというふうなことを十分聞いたわけでありますが、御承知のように生産者側の団体である全販連等から私のところへ陳情も出ております。それはつまり、特殊なものをつくるためのモチ米がきわめて欠乏しておるので特別なお計らいを願いたい、こういうことでございまして、先ほどお話のございましたようにウルチ米について特段のことをいたしておるわけではございません……

第65回国会 農林水産委員会 第1号(1971/01/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私が農林大臣に就任いたしましてから約一年を経過いたしました。この間、私は、農政に全力を尽くしてまいったつもりでございますが、御承知のとおり、農業問題は、その解決に長期を要するものでありまして、まだまだきわめて困難な問題が山積いたしております。今後とも、全力をあげて、困難な問題に取り組んでまいる所存でございますので、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。  本日は、この機会をかりまして、農林水産業に対する施策につき私の所信を申し述べ、今国会に提出いたします農林水産関係の予算案及び法律案につき、委員各位の御審議の御参考に供したいと存じます。  今後のわが国農政……

第65回国会 農林水産委員会 第2号(1971/02/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御存じのように、一月二十日の最高。同裁判所の判決で、農地法施行令の規定が法の委任の範囲をこえた無効なものである、こういう判断が示されたわけでございます。つまり、農地法第八十条に基づく政令を農林省、つまり政府は持っておるわけでありますが、その政府の持っております政令は、法意の範囲を逸脱しているものであって無効である、こういう判決であります。したがってこういう最高裁の判決がありました以上は、法律を誠実に執行する憲法上の義務を負うております政府としては、これを放置いたすわけにはまいりませんことはもうおわかりのとおりであります。  そこで、判決全体の趣旨とこの判決に伴ってとるべき措置に……

第65回国会 農林水産委員会 第3号(1971/02/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業ばかりでございませんで、いろいろな産業面で非常な勢いで流動いたしておることはただいまお話のとおりであります。ひとり農業に限らないのでありますが、そこでそれぞれの職場におられる人たちは、やはりそういう時代の推移に伴うて、おくれないよう自分がまず対処していくことを考えなければなりません。国が全体の産業政策等を国の力で計画を進めていくような国もありますけれども、私どもとしてはやはり、御自分自身が主体になってどのように対処すべきであるかということをそれぞれの人々が考えなければならぬと思いますが、私どものような国柄では、やはりそうではあるが、行政的にそれができるだけうまくいくように、……

第65回国会 農林水産委員会 第4号(1971/02/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま御指摘のございました先般の参考人の方々の御意見、私も記録でも拝見いたしておるわけでありますが、卸売市場は生産者に安定的な販売の場を提供いたしますとともに、消費者に生鮮食料品を豊富にかつ安定した価格で供給することを使命といたしまして、重要な役割りを従来も果たしてまいったと思うのでありますが、しかし最近の生鮮食料品流通をめぐるいろいろな情勢を見ますと、生産面では産地の大型化、専門化が進行いたしまして、それからまた商品の規格性、貯蔵性の向上も見られるわけでありますが、他面消費の面では品目の多様化、高級化等に加えまして、消費のいわゆる平準化が急速に進んでおります。しかもその消費……

第65回国会 農林水産委員会 第7号(1971/03/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私、参議院の予算委員会のほうに行っております間、だいぶ皆さん御熱心に御討議いただきまして、ありがとうございました。  ただいまお話しのことにつきましては、卸売市場の施設整備のことについてでありますが、これは政府委員からもお答えいたしてあるかどうか知りませんが、私どもといたしましては、物的流通技術の革新に対応いたします近代的な施設として整備する必要があると思います。このために、卸売市場法案の成立をまちまして、できるだけ早い機会に国は卸売市場整備基本方針を定めまして、おおむね十カ年にわたる中央卸売市場整備計画を、それからまた都道府県知事は都道府県卸売市場整備計画を同様に策定いたしま……

第65回国会 農林水産委員会 第9号(1971/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話は、きわめて重要な点を御指摘いただいたと思うのでございます。  まず民有林の造林事業は、昭和六十年度までに一千万ヘクタールの人工林を造成することを目標といたしまして実施いたしておるわけでありますが、拡大造林を中心といたしましておおむね計画どおり進捗してきております。  それから造林政策の今後の方向につきましては、木材需要の動向、森林が有する公益的機能の要請等に対処いたしまして、森林資源がその機能を最高度に発揮する状態に開発整備されるように、拡大造林を中心に積極的に推進いたす考えでありますが、ただいま御指摘の中にございましたように、林業の経営につきましていろいろ困難……

第65回国会 農林水産委員会 第12号(1971/03/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 全体から見まして、森林が国土保全その他の意味において非常に大切なものであるということは御指摘のとおりでございまして、私どももそういう趣旨に沿うて林政をやってまいらなければならないと思うわけでありますが、いまお話しのように、大きな部分を占めておりますこういう森林国でありながら、その需要につきましては、半分以上外材に依存しておるというふうなことになったのはどういうわけであるか、これはいろいろ見方もあるわけでありますが、第一には木材需要量は建設需要や紙の消費の増加の動向から見まして、需要構造の変化が著しくございます。こういうことも考えられるわけでありますが、木材供給量は申すまでもなく……

第65回国会 農林水産委員会 第13号(1971/03/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 国有林野の活用につきましては、従来から農林業の構造改善のためにその積極的な実施をはかってまいったわけでございますが、近年におけるわが国の経済の目ざましい発展の中で、わが国の農林業はこれに十分に対応することができませんでした。農林業の構造改善、それから農山村地域の振興等をはかりますための施策を一そう強力に推進する必要があると考えられるわけであります。このような要請にこたえますために、林業基本法第四条の規定の趣旨に即しまして積極的に行なうべき国有林野の活用の内容を具体的に今回の法律案でお示しするとともに、その活用を行なうにあたりましての国の基本的態度を明らかにすること等によりまして……

第65回国会 農林水産委員会 第14号(1971/03/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この法律の施行される結果、活用実施のためにどういう態度で臨むかということでありますが、もうしばしば長時間にわたってここでいろいろお話がございましたと思いますが、私どもは農林業の構造改善、ぜひ必要であると存じておりますし、この農林業の占める全体の産業の中の分野というものはかなり重要なものであることは間違いございません。そこで国有林野の活用が必要となりました場合には、適地を選定をいたしまして、国有林野事業との調整をはかりながら、国有林野管理審議会の意見を聞いてその適性かつ円滑な実施につとめてまいりたいと思っておりますが、その基本的姿勢はやはり基本法等にもその根本的な思想は盛り込んで……

第65回国会 農林水産委員会 第16号(1971/04/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 漁港法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  国以外の者が北海道において漁港修築事業を実施する場合の国の負担及び補助の割合につきましては、従来北海道開発の推進をはかる見地から他の公共事業と並んで特例措置を講じてきたところであります。しかし、道財政の状況、他の補助制度との均衡等を勘案し、かつ、事業運営の効率的促進をはかる趣旨をあわせ考慮いたしますと、漁港修築事業につきましても北海道における公共事業全般にかかわる国庫負担等の特例に関する調整措置の一環として、昭和四十六年度から国が全額を負担しまたは補助する部分の負担または補助の割合を引……

第65回国会 農林水産委員会 第17号(1971/04/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 白書でも申しておりますように、漁業全体につきましては、いまお話しのございましたように、いろいろきびしい状況にございますけれども、漁獲高は逐年増加いたしておりまして、いまお話しのように、世界で一応第二番目でありますけれども、ペルーはああいう特殊な漁獲でありますので、バラエティーに富んでいる点においては、日本は世界第一位の漁業国であることは間違いありませんが、しかしいま資源の問題、それから国際的に漁業に対する各国の考え方等の状況を勘案いたしてみますと、やはりわが国の漁業全体を取り巻く情勢はきびしいものであると考えなければなりません。ことにいろいろ問題はありますが、とにかく資源の点か……

第65回国会 農林水産委員会 第18号(1971/04/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府といたしましてはこれはカニ、サケ・マス等の漁業の関係の交渉でございますけれども、ただいまお話のございましたように両国外交関係を含めた問題でありますので、いろいろ両国の間の親善を高めること等も考えまして、そのやり方についてはなお検討してまいりたい、こう思っておるわけであります。
【次の発言】 これはただいまきわめて微妙なところにありますので、内容についてお話しを申し上げることはなるべく控えたいと思っておるわけでありますが、御存じのようにカニはモスクワですが、こちらは東京でやっておりますので、ただいま両方の代表が鋭意折衝いたしておるところでございます。したがって、たいへん微妙な……

第65回国会 農林水産委員会 第19号(1971/04/22、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 海洋開発につきましては、いろいろな仕事をこれからも引き続いて考えていかなければならないと思っております。いまカニも、それからサケ・マス、ニシン、これらについて日ソ両国交渉中でありますが、きのうもお答えいたしましたように、やはり資源論が非常に強調されております。いま私は先方の情報を見ておったのでありますが、やはり海洋資源開発というふうなことに政府が真剣に取り組んでおります姿勢というものは、いま私どもが外国との折衝過程においてもその必要性を痛感するわけでございまして、もうすでに遠洋につきましては、われわれとしてはアメリカ、ソ連にはるかに、調査船等の数であるとかあるいはその予算面等に……

第65回国会 農林水産委員会 第20号(1971/04/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして慎重に対処してまいる所存でございます。(拍手)

第65回国会 農林水産委員会 第21号(1971/04/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 そのとおりであります。
【次の発言】 松沢さん、御存じのように、予算を編成するのでありますからして数字の問題が出てまいります。政府は、予算編成の方針としては米価の水準を据え置く、こういうので、そういう考えを明らかにいたしておる次第であります。一方、ただいまお話にありましたように、法律に基づいて米価の決定は米価審議会の意見を聞くと、こうなっておるのでありますから、そこでただいま米価審議会委員にお集まりを願って、それぞれの御意見を拝聴して答申を出していただく、実際の米価はその答申を待って決定をする、こういうことであります。

第65回国会 農林水産委員会 第22号(1971/04/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昨日の私の答弁の趣旨は、行政担当の責任者としてみずからを戒める意味で申し上げたのでありますが、答弁中、━━━━ということばにつきましては、誤解を与え、穏当を欠くと思われまするので、これを取り消させていただきます。
【次の発言】 昨日の委員会でも私どものほうからお答えをいたしたことでありますが、算式につきましてはいろいろ御意見のあるところだと存じますが、本年の米価審議会に諮問をいたしました算式につきましては、昨日も申し上げましたように、私どもといたしましては米の需給関係というものを勘案いたし、もう一つは生産調整というものをぜひ御協力を願うために、予算編成の際にも政府の方針を決定い……

第65回国会 農林水産委員会 第23号(1971/05/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和四十四年度及び昭和四十五年度における農林漁業団体職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農林漁業団体職員共済組合による給付の内容につきましては、既裁定年金の増額改定等逐年改善措置を講じているところでありますが、昭和四十六年度におきましても、国家公務員共済組合等他の共済組合制度に準じて、その給付の内容をさらに改善することといたした次第であります。  次に、この法律案の主要な内容を御説明申し上げます。  第一は、昭和四十年九月以前の組合員期間を含む既裁定年金の年金額を、国家公……

第65回国会 農林水産委員会 第24号(1971/05/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、御決議の趣旨を尊重いたしまして善処してまいりたいと存じます。

第65回国会 農林水産委員会 第25号(1971/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 先ほど官房長がお答えいたしたようでありますが、二百三十万トンの生産調整は私どもが期待いたしておるところまで大体いくのではないか、現状ではこのように見込んでおるわけであります。  穀物全体の扱いにつきまして、ことに米の管理の制度につきましては、これは長年の間国民の間に定着いたしておる制度でありますから、よほど慎重にその対処策を考えなければならないと思っておるわけでありますが、そういうことも含めて慎重に検討せざるを得ません。  いま二番目にお話がありました商社筋による東南アジアにおける仕事のことについて、私はあまりよくつまびらかにいたしておりませんけれども、いまの私どもの考え方から……

第65回国会 農林水産委員会 第26号(1971/05/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 このことはしばしば皆さま方とこの席でお話しをいたしておるわけでありますが、きのうもお答えいたしたと思いますが、やはりわが国の農業全体を見て、米は農作物の大宗であることには変わりはないと思います。しかもわれわれの立場といたしましては、やはり米に対する一般のあるいは一部の誤解を芟除いたしまして、米が日本人の体質に最も合った食糧であり、またこれの消費の拡大を念願しておる。そういう意味では、農災等もそういうたてまえであることには変わりはないと思っておりますが、しかしそれにもかかわらず、国民全体の消費、嗜好の状況というものは御存じのとおりでございます。したがって、いまやっております蚕繭あ……

第65回国会 農林水産委員会 第27号(1971/05/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 当時私立ち会っておりませんので、いろいろなお話、当事者のお話を承ったわけでありますが、いま通産省側でもお答えいたしましたように、記録にとどめた条件というようなものではないようでございます。しかし、当方はその協議の席でそういうふうにひとつ解禁州を拡大してもらいたいということを申し入れたということは、そういうふうに私どもも話を聞いておるわけであります。したがって、両国緊密な貿易をやっておるわけでありますので、支障のない限りは解禁州をわれわれの希望に従って拡大してもらえるものであると思っておりますし、またそういうことのために努力を続けてまいっておる、こういうふうに理解しておるわけであ……

第65回国会 農林水産委員会 第28号(1971/05/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この法律はいろいろな目的を含んでおるわけでございますが、まず第一に、最近のわが国の農業の転換ということ、著しい勢いで変化を生じておるということを見のがすわけにはまいりません。したがってそういう農業に限らず、全体の経済産業がいろいろな角度で変化を見せつつあるこの状況の将来を大体私どもは観測いたしまして、現在のような状況のままで放置いたしておきますならば、いわゆる太平洋メガロポリスというふうな、そういう傾向が必ず生じてくるであろう。国全体から見まして私はもっと日本全体の人口、それから国民の所得、産業等をできるだけ平均化していくことがいいことではないか、そういう考えと、もう一つは、農……

第65回国会 農林水産委員会 第29号(1971/05/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この法案を考える場合に、いろいろな立場でそれぞれの希望をお持ちになるだろうと思うのであります。いま、なるほど通産、労働、農林三省共管でやるわけでありますが、私どもが主としてねらっておりますのは、しばしばお話がございましたように、わが国の人口分布その他いろいろな経済産業状態を考えてみますと、やはり農村地域においては過疎の問題等もあり、それからいまの農業基本法に基づく農政を推進してまいるにつけても、兼業というものがかなりの部分わりあいに長期間存在するであろう。われわれといたしましては、農業の体質を改善して農業の力をつけるということはもちろん大事でありますけれども、現在多くあらわれて……

第65回国会 農林水産委員会 第30号(1971/05/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 土地改良法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  土地改良法は、昭和二十四年に制定されまして以来、数次の改正を経て今日に至っておりますが、この間、本法に基づく各種の土地改良事業が施行され、農業生産基盤の整備をはかることによって農業の生産性の向上、農業構造の改善等に大きく寄与してまいったのであります。  他方、わが国農業及びこれをめぐる諸情勢は、近年著しい変化を生じ、これに対応した総合農政の新たな展開をはかることが要請されているのでありますが、との一環として農業生産基盤の整備につきましても、これらの新たな事態に即応して、さらに一そ……

第65回国会 予算委員会 第1号(1971/01/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 方向につきましては、総理大臣お答え申し上げましたとおりでありますが、実は、私ども四十六年度産米が出てくるころまでに諸般の準備をいたしたい。こういう準備の中には、ただいま御指摘にございましたような事柄を一切処理いたして、物統令の適用を廃止するという、こういうつもりでありましたが、食管法でも、御存じのように、農林大臣の指定するもの、または販売業者でございます。販売業者に出します場合においても、私どもはそういう価格の操作等について十分念頭におきながら対処してまいるわけでございますので、ただいま御指摘のようなことについては十分に調査検討の上、消費者に憂えを抱かれないような措置を講じつつ……

第65回国会 予算委員会 第3号(1971/01/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 四十五年度予算で、金額ははっきり覚えておりませんが、四千数百万円とりまして、非常に野菜の暴落いたしましたようなときに、それを産地で破棄してしまう、そして価格をある程度維持しょうということを考えて、予算を編成いたしました。そのときにその趣旨の次官の通達を出しました。
【次の発言】 取り消してはございませんで、そのままになっております。
【次の発言】 その制度はまだ残っておりますし、その通達はそのまま生きているわけであります。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 こういうことをやれということではありませんで、麻生さん御存じのように、野菜つくりの農家の人たちは、こと……

第65回国会 予算委員会 第4号(1971/02/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまお話のございました行管の勧告を農林省は受けて、これを拝見いたしました。その内容はきわめて適切な勧告でございますので、私どもといたしましては、あの趣旨を尊重して、できるだけ早く体制を整備し、御期待に沿うようにいたしたいと思っておるわけでありますが、御存じのように、去る臨時国会で法律を成立させていただいた、改正案が成立いたしたわけでありますので、ちょうど私どものほうではその準備をいたしておる最中でございましたので、たいへん好都合であると存じます。

第65回国会 予算委員会 第5号(1971/02/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 渡部さん御存じのように、このベータBHCにつきまして、たとえば権威のあるFAOとかWHOでも、その基準に関する発表というのはございません。一日どれだけの量を何百日続けて飲めばどういうことになるかというふうなことを、まあ日本でもいま動物実験はやっておりますけれども、許容量についてはたしてどれだけの害があるかどうかということから研究していかなければならないと思いますので、私のほうからは厚生省にそういう学問的な研究をお願いいたしておる最中です。しかしながらやはりBHCというものについていろいろ問題がございますので、昨年来穂ばらみ期の稲には使っては相ならぬということになっておりますから……

第65回国会 予算委員会 第6号(1971/02/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 食管の根幹ということばにつきましては、そういうことばをお使いになる方によって、いろいろニュアンスがお違いになるようでありますが、政府が食管根幹と思っておりますのは、その一般的定義といたしましては、「国民食糧ノ確保及国民経済ノ安定」という大目的、つまり食管法第一条にありますその大目的に沿うため、必要な政府の食糧管理のあり方をいうものと考えておるわけであります。 ただいまお話のございました、たとえば米管理の場合の根幹と申しますのは、国民の基本的な食糧である米の必要量を確保いたしまして、国民経済の安定をはかりますため、政府が米の需給、それから価格を調整いたしまして、米の配給について必……

第65回国会 予算委員会 第9号(1971/02/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまお話のございましたのは、過剰米をみそ、しょうちゅう等に払い下げております問題だと思いますが、従来みそ、しょうゆ等の原材料用米として輸入砕米、それから準内地米を売却しておったのでありますが、過剰米を処理いたします一環として、これらの輸入米にかえて過剰米を売却することにいたしたわけでございますので、政府の手持ち米を売却いたします価格は、いま申し上げましたように、従来しょちゅうだとかみそだとかの原料に使っておりました輸入米に見合うような価格で払い下げておるわけでありますから、原料代としてはその製品の価格の低落のためにはあまり影響がないわけであります。

第65回国会 予算委員会 第10号(1971/02/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林水産物の自由化にあたりましては、総合農政の展開に悪影響を与えないような配慮をしながら、必要に応じて関税措置その他適切な対策を講じておるところでありますが、ただいまお話しの経過につきましては、すでに二十品目の農林省所管物資の自由化を行ない、あと九月までになお二十八品目が残存する、こういうことであります。

第65回国会 予算委員会 第12号(1971/02/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お答えいたします。  この事件につきましては、もうすでに伝えられておりますように、昭和四十一年にも同じようなことにおきまして、政府で政令についての決定をいたそうとしたときもございますが、ただいま河村さん御指摘のように、いかにも二十数年たって事情が変化しておるのにおかしいではないかという空気も世間にもたくさんありましたし、一般の市民感情もそうでございましたので、慎重に検討をしようということで、当時私農林大臣でありましたが、政府としてはさらに検討を重ねるということをいたしておったわけでありますが、その間、政府を相手にいたします当該案件に関する訴訟が提起されて係属いたしておりました。……

第65回国会 予算委員会 第13号(1971/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御存じのように、米の管理の制度は法が示しておりますように、農家経済、国民消費生活等、国民経済の各分野にきわめて大きな関係を持っておりますし、また、国民食糧を確保いたしまして国民経済の安定をはかることはきわめて重要でございますので、このために必要な管理を行ない、米の需給及び価格の安定をはかってまいるという考えに変わりはないわけであります。しかしながら、米の管理につきましては、米の需給事情の変化によりまして、各般の面にわたりまして問題が生じておることは御存じの事実でありますので、このような事態の変化に即応いたしまして、その管理の適正を期するということによりまして、その制度運営の改善……

第65回国会 予算委員会 第14号(1971/02/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この前ここでお答えいたしました、つまり政府が政令の改正に踏み切りました動機、それから理由等につきましては、もうくどくど申し上げる必要がないと思いますが、そのときにも政府の方針を明らかにいたしましたように、私どもといたしましては、ああいう判決が下ります前、つまり下級審においては政府側の主張がいれられておったわけでありますので、したがって、ああいう残っておる土地をできるだけ公共の用に供したい、こういうつもりでおったわけでありますが、今回の判決では、そういうような解釈は法意を広げ過ぎているという、無効なものであるということになったものでございますが、しかし、その判決の御趣旨は十分尊重……

第65回国会 予算委員会 第15号(1971/02/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまお話のございました東邦亜鉛株式会社が、昭和四十二年十一月、群馬県知事より変電所用地として農地転用許可を受けました土地に変電所を建設しないで、この土地を高崎信用金庫に運動場として使用させまして、高崎信用金庫が昭和四十一年三月、群馬県知事より運動場用地として農地転用許可を受けて運動場として使用しておりましたところに変電所を建設しておりました。東邦亜鉛株式会社が許可目的以外の目的に転用農地を使用させていることは、まことに遺憾千万でございます。このような交換使用をいたすことになりましたのは、高崎信用金庫の運動場が、従来、工場とその周辺地との遮断地帯としての効果を果たしておりまし……

第65回国会 予算委員会 第16号(1971/02/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私はよく存じませんが、事務当局が参っておりますから知っておるかどうか……。
【次の発言】 一般論としては、やはり農業委員会の議決というのはそれなりに効力を持っておると思います。
【次の発言】 だいぶ法律論になってきましたから事務当局から申し上げます。
【次の発言】 突然のお話でございますので、そのほうの係が来ておりませんので、すぐに呼ぶようにいたします。
【次の発言】 事務当局からお答えいたさせます。
【次の発言】 農林省におきましては、いわゆる綱紀の粛正について常々部下に厳重に言っておりますので、なお今後も私どもといたしましてはそういう指導方針でやってまいるつもりでございます……

第65回国会 予算委員会 第17号(1971/02/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 きのうお尋ねいただきましてお答えいたしましたのは、私は当該委員会の決議というものの内容については申し上げたわけではありませんで、一般論としては、農業委員会の決議というものはそれなりにわれわれは尊重すべきものである、こういう考えを申し上げたわけであります。
【次の発言】 先にお答えさせていただきますが、ただいまお話のございました長野県佐久地方に発生いたしております学童の目の障害は有機燐剤農薬によるものであるとの説を、ただいまお話しのように東京大学の石川講師が発表いたしておりますが、御存じのようにこの説には反対の学者も多くございまして、厚生省も、食品中の残留農薬によるものとは考えら……

第65回国会 予算委員会 第18号(1971/03/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 総理のお話の前に私申し上げたいと思います。  わが国農業の過去の歴史的事実については、ただいま小平さんからお話がありました。私どもといたしましては、仰せられるように豊葦原の瑞穂の国であり、また北は亜寒帯から南は亜熱帯の地域にまたがっておるわが国でありますし、いろいろ長い間の経験によれば米というものは国民の主食であるし、またわが国の国土に適した農作物であることは間違いございません。そういうことで今日まで出てまいりましたが、お説のようにだんだんと国民経済が伸び、そしてまた食糧に対する国民の好みが高度化すると申しますか、大きな変化を生じてまいりましたために、今日のような状況に相なった……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 内閣委員会 第44号(1973/07/19、33期、自由民主党)

○倉石議員 ただいま議題となりました靖国神社法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  現在の靖国神社には、創建以来祖国のために殉ぜられた約二百数十万にのぼるとうとい方々が奉斎されているのであります。私どもは、これら戦没者等の英霊に対して全国民的な尊崇の念をあらわすために、その遺徳をしのび、これを慰め、その事績をたたえ、その偉業を永遠に伝えることは、国民として当然なさなければならない事柄であると信ずるのであります。したがいまして、靖国神社を国民の名において、かつ国民の負担において守ること、すなわち靖国神社を国家護持することは、英霊に対する国民の尊崇の念にこたえるゆえん……

第72回国会 決算委員会 第14号(1974/05/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しのように、農業者が農業を営みますにも諸掛かりがだんだんかさんできておることは事実でございます。  米価は、御承知のように生産費所得補償方式という方式でいたします。そのためには米価決定の前に法律に基づいて米価審議会を開催するわけでありますが、米審に提出いたします資料につきましては農林省がこれを提出するわけでありますが、その資料がまだ十分に集まる時期に来ておりません。毎年六月末から七月にかけてやっておるわけでありますが、そういうことでありますので、いつこれをやるかということについては、いま鋭意その資料を収集中であります。したがって、それが出まして米審の意見を徴して決定いたすわ……

第72回国会 農林水産委員会 第5号(1973/12/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私は、このたび、農林大臣に就任いたしましたが、農林水産業及びこれをめぐる内外の諸情勢がまことにきびしい時期でもあり、その職責のきわめて重大であることを痛感いたしておる次第であります。全力をあげてこの重責を果たしてまいる所存でございますので、委員各位の御理解と御協力を切にお願い申し上げます。  昨年末からの世界的な穀物等の需給の逼迫は、最近においては、米国、ソ連などの増産により緩和の方向に向かっているようであります。しかし、なお、開発途上国における生産の不安定、輸出国における在庫の減少等の事情により、当面の世界の食糧需給は依然として逼迫ぎみに、価格は高位不安定に推移するものと見ら……

第72回国会 農林水産委員会 第6号(1974/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林水産委員会の開催にあたりまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。  最近のわが国経済社会は、石油の供給削減と物価の著しい高騰等により、これまでにないきびしい局面を迎えております。農政の分野におきましても、農産物の国際価格の高騰、農林漁業生産資材の需給、価格の問題、地価の値上がりによる農業開発用地の取得難等、きわめて困難な事態に直面しております。  私は、昨年十一月に農林大臣に就任いたしましたが、このようなきびしい局面に対処しつつ、農林漁業の健全な発展をはかり、国民の負託にこたえるため、最善の努力を払ってまいる覚悟であります。  まず、食料政策の基本的態度について申し述べ……

第72回国会 農林水産委員会 第7号(1974/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この間皆さま方に申し上げました私の所信表明でも申し上げておりますように、わが国の農業は、農業基本法施行以来、国民の食糧需給の高度化、多様化に伴いまして、いろいろな需要供給に逐次変化を見ておりますが、わが国の置かれておりますこういう地理的な立場にかんがみまして、できるだけ農業生産の維持拡大をはかってまいる。基本法に申しております選択的拡大、それから生産性の向上、生産の増大、そういうことを実現するということの目標で農政を進めてまいるわけでありますが、その間、もちろん、農業者の所得と生活水準の向上を目ざすことは当然なことであります。御存じのように、経済成長が著しく高度でありましたため……

第72回国会 農林水産委員会 第8号(1974/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御存じのように、最近の状況を見ますと、私どもが予期いたしておりませんでした、いわゆる石油危機と言われるようなものがあり、それに付随いたしまして、農業用資材等についても著しい高騰を見て、そのために、計画的生産をやっておいでになる農家の方々の生産にもいろいろ影響が出てまいっておる。こういうことを全力をあげて切り抜けていかなければならない、そういうむずかしい条件が加わってまいった、こういうことを申し上げたわけであります。
【次の発言】 瀬野さん御指摘のように、農業就業人口の減少が続く中で、農家戸数の減少は少ないようであります。御存じのとおりであります。経営規模の拡大は一般的には微弱で……

第72回国会 農林水産委員会 第9号(1974/02/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業はもちろん、ほかの産業でも、その他の一般社会情勢等の影響を受けることは、どの産業もそうであろうと思います。わが国の経済が今日のようになりました過程――しかも、いまから十三年ほど前に、あの当時の経済成長の状態を見ながら、将来の農業はこうあるべきであるというのが国会できめられた農業基本法であると私どもは考えておるわけであります。したがって、その目的を達成するためには、非常に長期的な計画を立てていかなければいけないと思っておりますが、その間に幾多の変遷が一般の経済社会情勢にございますので、所期の目的に到達するにはなかなか時間もかかることだろうと思いますけれども、現在、いまお話しの……

第72回国会 農林水産委員会 第14号(1974/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 森林資源の整備につきましては、お話しのございましたように、森林は多面的な機能を持っております。かつ、その造成には、超長期と長期を必要とすることなどにかんがみまして、森林計画制度の適正な運用によりまして合理的な森林施策の推進につとめますとともに、特に、公益的機能の発揮が強く要請されます森林につきましては、保安林に指定する等の方策を講じてまいっておることは御承知のとおりでありますが、さらに、また、最近、森林、林業をめぐる諸情勢の変化に対応いたしまして、昨年の二月、森林林業政策の長期指針といたしまして、森林の公益的機能の拡充をはかることを旨といたしまして、森林資源に関する基本計画を改……

第72回国会 農林水産委員会 第17号(1974/03/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御存じのように、いま物価の問題がたいへんやかましくなっております。そういう関係から、私どもは、物価の安定についても、一方において消費者経済も考える立場からいろいろなことをやっておるわけでありますが、ただいまお話しのございました肉につきましては、御存じのように、価格は安定しておりますが、そこで下半期九万トンのワクは出しましたけれども、約半分、四万トン余り、現実にただいまお話しのような事情もございましたので、これは調整保管をいたして出さないことにいたしました。そういうような取り扱いをいたしまして、畜産振興事業団においてもこれを調整するという態度でやっておるわけであります。

第72回国会 農林水産委員会 第24号(1974/03/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府委員のお答えいたしましたような方向でやってまいりたいと思っております。
【次の発言】 ただいま竹内さんに政府委員がお答えいたしましたところに、ただいまの案件がすべて入っております。そこで、そのお答えに対して私にまた念を押されましたので、そのとおりに考えておりますというお答えをいたしましたが、簡単率直と申しましたから、そのように御了承を願います。
【次の発言】 先ほど竹内さんにお答えいたしましたことで尽きておると思いますので、そのとおりにいたしたいということを申し上げておるわけであります。
【次の発言】 新公団の仕事は、もうすでにしばしば申し上げておりますように、広域な未利用……

第72回国会 農林水産委員会 第25号(1974/03/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しのございましたオホーツク海沿岸は、流氷での漁業への影響等が多く、漁業にとりましての自然条件が悪いということは私どもも承知いたしております。このような条件下にあります本地域の漁業の振興をはかりますため、沿岸漁業構造改善事業等の推進によりまして、魚礁の設置、それからホタテガイ地まき拡大のための共同作業船の建造、それから流通施設の整備などを進めてまいっておるわけでありますが、今後なお沿岸漁場整備開発法に基づきまして、総合的かつ計画的な漁場の整備をはかり、そして、また、当地域の漁業生産の拡大と安定化をはかって、あわせていまお話しのサロマ湖等の養殖適地におきましては、ホタテガイ等の……

第72回国会 農林水産委員会 第26号(1974/03/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 小委員会において私どものほうの担当者から芳賀さんのおっしゃいましたような発言があったかどうか、かりにあったといたしましても、それはたぶんお心やすだてだと思いますが、私ども、もちろん予算編成に際しましても、それから諸般の問題を決定いたしますときにも、予算に関係のありますような事柄につきましては、常に財政当局と緊密な連携をいたしまして、同じ政府部内でありますので、そういう立場でやっておることは御理解をいただいておることだと存じます。したがって、どうしても意見の調整ができないようなときにはやむを得ない場合もあるかもしれませんけれども、全体の財政の都合を部内において十分打ち合わせをいた……

第72回国会 農林水産委員会 第27号(1974/04/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 水産資源がわが国の食料にとりまして大切なものであることは申すまでもございませんが、その水産資源につきまして、いろいろな環境がたいへんむずかしくなってきておることも御存じのとおりであります。しかし、いまお話しのございましたように、遠洋にしても沖合いにしても、とにかくわが国は世界第一の漁業国でございますので、いろいろ困難はありましても、その困難に対処して現状の状況を維持してまいるということに私どもは最大の努力をいたさなければならぬと思っておりますが、ことに、沿岸につきましては、まだこれからさらに伸ばしていく必要があります。そのためには、技術的にも予算的にも大事な施策、なすべき施策が……

第72回国会 農林水産委員会 第28号(1974/04/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いずれの仕事も、石油危機等はじめとして、昨今いろいろな仕事の用具が高騰してまいりました。そういう意味でなかなかやりにくいということは、私どももよくわかるわけであります。  そこで、まずそういうものの手当て、確保をすることが大切であるのと同時に、価格の安定について最善の努力をしていかなければならない、そういうことが一つだと思います。  もう一つは、魚価の安定等をばかりますために、流通機構の改善等、できるだけの措置を講じまして、安定的な作業ができますようにつとめなければならない。そういう意味で、私どもといたしましては、他産業と同じように、漁業につきましても最大の努力を鋭意続けておる……

第72回国会 農林水産委員会 第30号(1974/04/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 全く御同感でございまして、ことに昨今、経済発展に伴って公害問題等がやかましく論議されるような時代になりまして、よけい森林の重要性が認識されるわけですが、将来わが国が逐次発展してまいり、また都市化の現象が出てまいりますと、先般も何かの法案の審議のときに、ここで委員の方の御質問に建設当局が答えまして、関東地域だけでも将来四十億トンの水不足を考えなければならぬというふうな話もございましたが、私どもといたしましても、国土保全と、それから水資源の確保というようなことを考えましても、森林に対する政策というものは一段と力を入れるべきではないかと思いますし、毎年の予算編成にあたりましては、私ど……

第72回国会 農林水産委員会 第31号(1974/04/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、善処してまいる所存でございます。

第72回国会 農林水産委員会 第32号(1974/04/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 たいへん大事な点のお話しがあったわけでありますが、農業者年金の考え方につきましては、これは政府委員からもるる申し上げておるようでありますが、私ども、農業者年金制度の発足を考えましたとき、全国の農業団体の諸君が非常に喜んで賛意を表してくれました。それで、一つには、国民年金、いわば老後保障のようなものでありますが、これに至らない年齢層の人たちで農業をやってこられた人――ことに農業というものは、いまはだんだん省力が行なわれるようになりましたけれども、実際の肉体労働は非常に激しいものであります。したがって、こういう方々が六十歳になりましたならば、六十五歳の老齢年金の需給に至る前に何らか……

第72回国会 農林水産委員会 第33号(1974/04/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 今日のような時世になりまして、一般の公的年金につきましても、御存じのように修正を加えまして、なるべく時節に合うようにという考えでございました。同じような性質を持っております農業者年金につきましても、そういうものと平仄を合わせる必要がある。また、したがって、内容もそれで改善されるわけでありますので、そういう意味で御提案を申し上げたわけであります。
【次の発言】 保証ということはなかなかむずかしい問題でございますが、第一には、規模を拡大して安定した経営が営まれるようにするということが大事で、農業が他産業に比較して、産業として成り立つようにしていくということが後継者に対する魅力を与え……

第72回国会 農林水産委員会 第36号(1974/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 遺憾ながら、農協において、労働基準法違反について監督署から指導されるケースがあると承知いたしております。こうしたことの原因の一つとしては、農協の理事等使用者側の責任者がそういう基準法等について習熟していない、理解が十分でない点があると思いますので、これらの者を対象として労働基準法等の労働関係法令についての研修を行なったり、そういうようなことについて都道府県を指導いたしておる次第でありますが、この措置とあわせまして、全国農協中央会、全共連等の系統組織の全国団体に対しましても、単協における労働基準法等の順守など、労働条件の適正化の指導を行なってまいりたいと思っております。

第72回国会 農林水産委員会 第38号(1974/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農業振興地域の整備に関する法律は、農業の振興をはかるべき地域を明らかにし、土地の農業上の有効利用と農業の近代化のための施策を総合的計画的に推進することを目的として昭和四十四年に制定され、本法に基づく農業振興地域の指定及び農業振興地域整備計画の作成は、昭和四十九年度には全国に行き渡ることになっております。  最近における農業振興地域の土地利用の状況を見ますと、農業以外の部門の土地需要が全国的に強まっていることから、農業の用に供する土地の開発保全と農業経営規模の拡……

第72回国会 農林水産委員会 第39号(1974/05/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 商売にしております商系の人たちがいろいろ自分のところの特徴を出そうということで種々やっておることは事実でございます。これはお話しのございましたように、使用者が安心して使えるようなものはそう数多くないものであるほうがむしろ理想的ではないかと、私どもはそのように思っております。  もう一つ、いま地力のお話しがございましたが、これは最近労働力も少なくなってまいりました関係もありましょうし、しかも、また、大規模な農業をやっております方々は、それぞれ土地に対する考え方が一般の者よりもだいぶ違っておいでになるようでありますから、まず地力を培養するということについては、いまでもかなり力を入れ……

第72回国会 農林水産委員会 第41号(1974/05/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業振興地域の整備に関する法律の改正の趣旨につきましては、その背景はただいま御指摘のとおりでございまして、御質問の御趣旨は全くそのとおりでございます。  そこで、農業外の土地需要が全国的に強まりましたことに伴いまして、農村地域で、地価の上昇や他部門への土地利用との競合を生じまして、また農用地の利用度の低下や、経営規模の拡大が進んでおらない等の事態を生じておる次第でございます。このような事態に対処いたしまして、農業用の土地を確保いたしますとともに、その効率的な利用を促進して経営規模の拡大をはかりますために必要な措置を講ずることが急務であると思いましてこの改正案を提出した次第であり……

第72回国会 農林水産委員会 第42号(1974/05/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 本年の生産者米価につきましては、ただいまお話しのように各方面でいろいろ御意見がございますが、私どもといたしましては、まず、米価審議会に提出いたします資料がまだ整っておりませんので、そういう資料を調整、収集いたしておる段階であります。その上で米審を開いて決定をしてまいりたい、こういうことを考えている次第でございます。
【次の発言】 ただいまお話しのように、米価決定について、別段期限を付してはいないわけでありますが、先ほどもお答え申し上げましたように、米審という機関があります。それにはやはりそれぞれの専門家、生産者代表、消費者代表というふうな方々が参加していただいておるわけでありま……

第72回国会 農林水産委員会 第46号(1974/07/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 諮問にあたりまして、私どもは、まず第一に、いまお話しのございましたように、四十九年産米の米価について諮問をし、二番目には、前々からもう御存じのように、ただいままでは、政府は、九月三十日までは米価を据え置くということの方針にいたしまして、十月一日からはそれを引き上げるという方針である。そこへ新しく四十九年産米が入ってくる。そういうことのために、われわれといたしましては、食管会計の健全性、これもやはり政治全体としては尊重し、できるだけ健全な運営をしなければならない。しかし、そういう食管会計全体を含めた国全体の財政の立場から見ましても大事な問題でありますので、米価審議会が開かれる機会……

第72回国会 予算委員会 第3号(1973/12/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林漁業用は、いまお話のございましたように、石油にたいへんいろいろ関係がございます。機械の動力用、それからまた、いまもお話のありましたプラスチック、そういうようなもの、ビニール、そういうものも必要でありますし、それからまた、これからだんだん寒くなりまして、やはり季節ものでハウス園芸が盛んに行なわれておりますが、そういうのに用います油あるいは電力、そういうようなものも必要になってまいりますので、直接、間接に非常にいろいろ必要なものがございます。  農林漁業用として四十八年度の私のほうで使用いたします燃料油の見込みは、農林業用として大体五百三十万キロリットル、それから水産用が五百八……

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話でございますが、小林さん御存じのとおり、昨年の十月、農林省では昭和五十七年を目途に自給度の計画を立てまして世間に発表いたしましたことは御存じのとおりでございますが、大体あの中で、ただいま御指摘のありましたように、米は一〇〇%、これは間違いない。その他野菜、果実、肉類、乳製品、そういうようなものにつきましては、御存じのように段階的に、八五ないし九〇%の自給度を維持するようにしてまいりたい、そういう計画を発表いたし、その計画に基づいてその生産の計画を進めておる次第であります。
【次の発言】 失礼いたしました。たいへんお急ぎのようでありましたので、発表をいたしましたもの……

第72回国会 予算委員会 第5号(1973/12/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 米の援助のやり方は幾つかございまして、韓国では第一に貸し付け方式がございます。これは十年据え置き後、現物で二十年間に均等返還をいたします。それから延べ払いの場合も、やはり十年据え置きで、円貨でこれは二十年間均等返還、こういうやり方でございます。無償のものは、御承知のようにケネディラウンド。それから、ただいまのお話しの延べ払い輸出の価格でございますが、これは市場価格を基準といたしまして、品質差、支払い条件等を考慮しながら、そのつど政府間の交渉によって決定することとしておりますが、本年六月の韓国向けの延べ払い輸出は、過剰米でございます四十五年産米を対象としておりますので、その価格は……

第72回国会 予算委員会 第7号(1974/01/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 先ほどここでお話がございましたが、農林物資は六品目やっておるわけでありますが、この中で、小麦粉のようなものは食管法で厳重にやれることになっておることは御存じのとおりでございます。ただいまの法律に指定してありますものは、このうち、合板もそうでありますし、食用油もそうでありますが、あと砂糖は、糖価安定法という別個の法律でやります。  したがって、先ほど来三条、五条のお話がありましたけれども、私どものほうでは、それぞれ食管法等によって厳重にやれるものはやりますけれども、指定されておるものにつきましては、とりあえずは三条で調査をいたし、それが納得できなければ、その場で、御存じのように切……

第72回国会 予算委員会 第8号(1974/01/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林省の側について申し上げます。  ただいま調査官百四十九名おりまして、現在各地で調査いたしております。二百六十五カ所ほどやっておりますが、農林省は、御存じのように地方にそれぞれ農政局を持っております。営林局を持っております。  そこで、私どものほうでは、買占め売惜しみ法に指定されてある物資が七つございまして、生糸、大豆、大豆かす、食用油、合板、製材、丸太、したがって、いま私が申し上げましたような売惜しみ法に指定してある品物の調査につきましては、調査官が参りまして、地方農政局で各何カ所を指定してやっておりますけれども、そういう場合には、地方農政局または食糧庁あるいは営林局等にそ……

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/02/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林省物資は、御存じのように七品目指定されてあります。そこへ二品目、砂糖としょうゆを追加いたします。大豆は初めから指定されております。いまおっしゃいましたようないろいろな事情を勘案いたしまして、万遺憾なきを期して、ちゃんとやっております。
【次の発言】 辻原さん御存じのように、大豆というのは用途がはっきりしておりまして、大手が九〇%以上でございます。したがって、相手国との輸入量、それからその契約に基づいて手当てをしているわけでありますが、よその国から来るものでありますので、契約量と、その途中にありますものと、在庫とをしっかり把握しておりますので、万遺憾なきをと申しましたのは、御……

第72回国会 予算委員会 第10号(1974/02/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いま公取委員長からお話がありましたように、国民生活に密着しておるものでありますし、一般に出ております小麦粉の量においては変化はないのでありますから、私どもといたしましては、時節柄、こういうときであるから特に慎んで、値上げなどはきびしくやってもらいたいということの注意をしばしばいたしておるのであります。なお、そういうことについて、今後とも食糧庁においては対処してまいります。
【次の発言】 ものの言い方は穏やかにやっておりますけれども、砂糖とかそういう諸般の物資について、私どもは、時節柄国民の期待にこたえるように厳重にやっております。  ラーメンにつきましては、いま小麦粉の原料の代……

第72回国会 予算委員会 第15号(1974/02/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いまお話ございました米の一〇〇%、これはもうおわかりのとおりでありますが、その他のものを一昨年、政府、農林省が長期計画を発表いたして、御存じのとおりであります。あれによって見ますと、大体七三から七七%ぐらいを目標にして生産計画を立てるようにいたしたい、こういうわけであります。
【次の発言】 一つ一つの品物は別にいたしまして、大体七六ぐらいなところへ来ておると思います。
【次の発言】 これは、わが国は、いま石油のお話もありましたが、石油はほとんど全量輸入品であります。その石油を使って生産されているものはいろいろございますけれども、農産物においても大きな影響力を持っております。した……

第72回国会 予算委員会 第19号(1974/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 これらの問題につきましては、関係省庁でなお慎重に検討中でございます。
【次の発言】 御存じのように、私どもの林野の職員のみならず、同じような立場にあります常用勤務者、ことに、私どものほうでは、いろいろその文句の中にも書いてございますが、種々検討中でありますけれども、その間にも、やはり常用雇用者に対しては逐次待遇の改善に努力いたしておることは、御存じのとおりでございます。
【次の発言】 お話しの統一見解は、従事者の雇用及び職務の態様から見まして、関係各省のそれぞれの認識の上に立ってああいう結論を得た次第でありますので、直接常用労務者を使っております私どもの立場としては、この趣旨が……

第72回国会 予算委員会 第20号(1974/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 国内でできるものはできるだけ生産して自給度を高める、必要であるが、国内で十分まかなえないものは、安定的な価格で輸入をいたしたい、こういう趣旨であろうと思います。
【次の発言】 主としてそういう地帯も有望な地域と考えております。
【次の発言】 われわれは、農民を叱咤するなんていう気持ちは毛頭ございません。(津川委員「ごめんなさい、激励です」と呼ぶ)  そこで、毎日毎日社会の情勢は移り変わっていくわけでございまして、御存じのような状況で、飼料穀物等については、輸入金額がかなり上昇してまいっておりますので、これはできるだけわが国においても助成策を講じて、少しでも増産をしたいという考え……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 失業保険法の改正につきましては、私どものほうに、いまお話のございましたように、たいへん農民の出かせぎ等にも影響がございますので、そういうことについて、われわれの希望を労働省にもお伝えいたしてあるわけでありますが、その間の折衝の模様を、私つまびらかにいたしておりませんので、事務当局からお答えいたさせます。
【次の発言】 農政の問題につきましては、別途、いままでわれわれの考えておりますことを、しばしば申し上げておるわけであります。したがって、出かせぎというようなことをなさらないで、農業は農業として成り立つような施策を、もちろん講じておるわけでございますが、ただいまお話のございました……

第72回国会 予算委員会 第28号(1974/03/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お答えの前に、この国際価格は、しばしば変動することのあることも御存じのとおり。ただいまはやはり石油の高騰、それからそういうことに伴ってフレートの高騰等も加わって現在のような状況でありますが、一般的に考えまして、小沢さん御指摘のように、かなりの金額をアメリカに支払っておることは当然なことでございます。それでありますから私どもとしては、国内でできるものは十分に国内でまかなう用意をすると同時に、必要であるけれども、全部を国内で満たし得ないような、いまお話しの麦、四麦を含めてでありますが、飼料作物等については、来年度予算でもできるだけ奨励措置を講じてその生産量を高めてまいりたい、こうい……

第72回国会 予算委員会 第29号(1974/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御指摘の具体的な事実は存じませんが、阿部さん御存じのように、いま農地は農地法できびしく基準を定めてやっておりますので、その買い占めという形がどういうふうになっておるか存じませんけれども、まあ普通のやり方、聞いておりますと、仮登記をして金を払うというふうなことをやっておるようでありますが、すでに今日まで、数はいま記憶しておりませんが、あとで御報告いたしますが、そういう優良農地をそういうただいまお話しのようなことで買い占められておりますようなものは、原状回復を各都道府県が命じておる件数が非常に多いのでありまして、われわれのほうでは、やはり正式にこの移動が行なわれる場合には、基準に照……

第72回国会 予算委員会 第31号(1974/03/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林物資は、御存じのように、大ものはことごとく食管でございます。そのほか、みそ、しょうゆ、ラーメンとか食用油、これは当分の間値上げしないでもらいたいという話で、その当分の間というのは、まだ日をきめておるわけではありませんが、一月の末から二月にかけてやりまして、まず私どもは、三月一ぱいは当分の間に属すると思っておりますが、そのときになりまして、状況の変化があればまた様子を見て相談する、こういうことであります。
【次の発言】 私のことばが足りませんでしたけれども、先般来、たとえばラーメンというものが急に上がったというふうなときに、大手の上げたものを呼びまして相談をいたしました結果、……

第72回国会 予算委員会 第32号(1974/03/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 決して寡黙ではないのでありまして、通産当局と、まず量については前々から種々御相談をいたし、これは確保できるようになっております。  いま、御存じのように、全鰹連や全漁連――御承知のように、従来大体一年に約五百万トンほど使用しておりますが、半分の約二百五十万トン分は製品の輸入をいたしておりました。そういう関係がございましたので、今日のような状況になりますと、オイルの入手について若干不便なところはあるようであります。私ども、そういうことにつきましていろいろ全漁連、全鰹連とも話し合っておるのでありますが、遠くに運ぶわけでありますので、若干その点は違いますけれども、全漁連の末端価格の値……

第73回国会 農林水産委員会 第3号(1974/10/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま、世界の食糧事情について、各方面でたいへんこれが重要視され、それから、また、先般東京で開かれましたFAOのアジア地域の会議等におきましても、各国ともいずれも非常に重要視いたして、熱心な討議が行なわれました。そういうことを考えますというと、もちろん食糧問題は大きな問題であることは間違いありませんし、われわれもそういう点について真剣に取り組んでおるわけでありますが、静かに今日の客観情勢を観察いたしますというと、この大事な食糧を、国内において生産し得るものは可能な限り国内生産を増強して自給度を高めてまいる、同時にまた、その間において、いま申し上げましたような目的で最大の努力を……


35期(1979/10/07〜)

第89回国会 法務委員会 第1号(1979/11/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 このたび、はからずも法務大臣に就任いたしまして、法務行政を担当いたすことになりました。  わが国の内外にわたり多くの困難な問題が山積しているこの時期に当たり、その職責の重大であることを痛感している次第であります。委員長初め委員各位の御理解と御協力を賜りまして、国民の期待する法務行政の推進のため、誠意を持って職務を遂行してまいる所存でございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。(「話が違うじゃないか」と呼び、その他発言する者あり)  私は、法務行政に課せられた使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。私は、この観点から、法務行政の各分野にわたり一層の充実……

第90回国会 議院運営委員会 第6号(1979/12/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまお話しの、去る十一月九日、私が法務大臣に就任いたしました直後の記者会見におきまして、ロッキード事件の裁判について感想を求められて申し述べました。これについていろいろ御批判を受け、世間をお騒がせした結果となりまして恐縮いたしておる次第でございます。このようなことを申し述べましたのは……。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 先ほどの、第一回の会見のときの問いのあり方が、法務大臣と現に進行中の裁判とは直接関係がないけれども、個人的なお気持ちはどうですかというような意味でありましたので、そこで罪は罪といたしまして、やはり国……

第90回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号(1979/12/10、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 ロッキード事件及びダグラス・グラマン事件の公判経過につきましては、刑事局長から御説明申し上げさせます。
【次の発言】 私の記者会見における発言というのは、私といたしましては、これは大変軽率なことであった、そこで御了承を得て本会議においてもこれを一切全部取り消しをいたした次第であります。  同時にまた、私はわが国の裁判並びに検察は非常に不偏不党、厳正中立であって、それにつきましては国際的にもよく知られておることであります。したがって、将来ともにこの裁判、検察が、国民の期待しておるような正々堂々たる仕事をしていただけるように全面的に協力をする決意でありますということを申し上げておる……

第90回国会 法務委員会 第1号(1979/12/07、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 民法及び民法施行法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、第一に、民法第十一条の規定中「聾者」、「唖者」及び「盲者」の文字を削ろうとするものであります。すなわち、現行の民法第十一条は、聾者、唖者及び盲者について準禁治産宣告をすることができるものとしております。その趣旨は、これらの者が重要な財産上の取引において不利益を受けることがないよう、これらの者を保護しようとすることに尽きるのでありますが、この規定のもとにおいては、単に聾者、唖者または盲者であるということだけで、これらの者について準禁治産宣告がされるかのような誤解を生じ、ひいては不……

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 去る十一月九日、私が法務大臣に就任いたしました直後の記者会見におきまして、ロッキード事件の裁判について感想を求められて申し述べましたことについて、いろいろと御批判を受け、世間をお騒がせいたす結果となりまして、恐縮いたしておる次第であります。  こういうことを申し述べましたのは、質問者から、法務大臣と現に進行中の裁判とは直接関係がないがという前提のもとに、個人的な感想あるいは印象といったものを尋ねられたわけでありまして、私としては、法務大臣の立場から具体的裁判について所見を申し述べる意図は毛頭ございませんでした、とにかく就任のその日のことでございますので。わが国においては三権分立……

第91回国会 決算委員会 第9号(1980/03/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和五十二年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。  法務省主管の歳入につきましては、当初予算額は六百九十五億六千三百六十五万円余であり、これに予算補正追加額十六億四千四百十五万円余が増加されましたので、歳入予算額は七百十二億七百八十万円余となっております。  これに対しまして、収納済歳入額は七百七億六千八百三十一万円余であり、歳入予算額に比べますと四億三千九百四十九万円余の減少となっております。  この減少しました要因は、罰金及科料八億五千二百四十二万円余が減少し、刑務所作業収入四億八千三百十三万円余が増加したことによるものであります。  次に、法務省所……

第91回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号(1980/04/14、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 刑事局長から御報告いたさせます。
【次の発言】 国政調査権が非常に重要なものであることは私どもよく心得えておるわけでありますが、現に裁判で問題になっておりますような事柄について具体的な御審議がなされるということは進行中の公判等にもいろいろな影響を持ってくる場合もございますので、そういう現在進行しておる事件につきましては、なるべくこう、何と言いますか、御容赦願えれば幸いなことだ、こう思っておる次第であります。
【次の発言】 私からお答えをいたすのが適当かどうか存じませんけれども、同僚の方として今度の行動というのは、ずいぶんいろいろお考えの上でとられた行動であろうと思いますが、それ……

第91回国会 法務委員会 第1号(1980/02/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 委員各位には、平素から法務行政の適切な運営につきまして格別の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  この機会に法務行政に関する所信の一端を申し述べ、委員各位の深い御理解と格別の御協力を賜りたいと存じます。  私は、昨年十一月法務大臣に就任いたしまして以来、所管行政の各般を見てまいりましたが、今日、内外の諸情勢がきわめて厳しいこの時期におきまして、わが国の国民生活が安定いたしております大きな原因の一つは、その基盤とも言うべき法秩序が揺るぎなく維持され、国民の権利がよく保全されていることにあると痛感いたしております。私は、この法秩序の維持と国民の権利の保全という法務行政の使命……

第91回国会 法務委員会 第2号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 御指摘の最高裁長官の「新年のことば」というのを私も拝見いたしました。おっしゃるように、きわめて次元の高い思想のもとに述べられておる。ことに、いまお話しの中にありましたように、一九八〇年代は国際的にもなかなかいろいろな問題がある時代になってきている、そういうことについての御指摘もありましたし、それからまた、法曹三者の協力と理解のもとに進めていかなければならないという、実際面についてのお考え等も御指摘になっておられます。  私といたしましても、長官のおっしゃることについて、非常にいいことを言っていただいておるという感じは持っておるわけであります。そういう点において、全く同じ考えの上……

第91回国会 法務委員会 第3号(1980/02/20、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 これは御存じのように、犯罪統計などを見ましても、一般的にそういう感触を受けるのでありますが、そういう基礎的なこともさることながら、やはりたとえば外国人が日本に参りまして、夜婦人が一人歩きのできるような国はまず日本だろうというようなことも言っております。系統的に、数字的にいま私は記憶を持っておりませんけれども、いろいろな著書などを見ても、また政府の持っております資料を見ましても、概念としては、いま私が申し上げましたようなことを申しても差し支えないのではないだろうかという感触を受けておるわけであります。
【次の発言】 私の所信表明の中で申しております前段の方は先ほど申し上げたのであ……

第91回国会 法務委員会 第5号(1980/03/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 事務当局からお答え申し上げます。
【次の発言】 いろいろ増員等について御理解のあるお話を伺いまして、私どもも努力をいたすわけであります。
【次の発言】 毎年国会に提出されます政府案は大変わかりにくいということをおっしゃる方が非常に多い、このことは御指摘のとおりでありますが、そこで財政当局も御承知のようにあれをわかりやすく概要を別冊にして議員のわれわれに配付いたしておることも御存じのとおり。それからまた先ほど会計課長から御報告申し上げました、たとえば法務省で「昭和五十五年度法務省予算(案)の概要」というようなもので一般にわかりやすく説明をするようなものをつくって配付いたしておると……

第91回国会 法務委員会 第6号(1980/03/05、35期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お尋ねの国会議員の資産公開の問題でありますが、法務大臣としてお答えいたしますのが適当であるかどうか問題ではあると思いますけれども、閣僚の一員として、国民各層の意見を聞きまして、また各党間においてもこういう問題は十分議論を尽くしました上で慎重に対処する必要があるのではないか、このように存じております。
【次の発言】 私は、こういう事件が再発しないようにということで、第三者の権威のある方々に政府も委嘱をして、そういう手段について意見を徴しまして、そういうようなことに基づいて、不十分であるという御批判はありますけれども、刑法の改正案というものを国会に提出いたしておるというようなことで……

第91回国会 法務委員会 第7号(1980/03/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 刑事補償法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。  刑事補償法による補償金額は、無罪の裁判またはこれに準ずる裁判を受けた者が未決の抑留もしくは拘禁または自由刑の執行等による身体の拘禁を受けていた場合については、拘束一日につき千円以上四千百円以下とされ、また、死刑の執行を受けた場合については、千五百万円以内一本人の死亡によって生じた財産上の損失額が証明された場合には、その損失額に千五百万円を加算した額の範囲内)とされておりますが、最近における経済事情にかんがみ、これらの額を引き上げることが相当と認められますので、右の「四千百円」を「四千八百円」に、「……

第91回国会 法務委員会 第8号(1980/03/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話のございましたこの種の事案の防止のためには、賄賂罪の法定刑の引き上げということだけではある程度のことだけかもしれませんので、したがって御指摘のとおりに、まずもって私ども政治家を含む公務員が国民全体の奉仕者たる意織に徹しまして、その職務の重要性を自覚をいたして、そして職権を不当に利用したりまた安易な役得意識を持つことのないように努めることが肝要でございまして、私どもといたしましても、そういう意味において政治倫理の確立が非常に重要なものではないかという感じを持つわけであります、したがって私どもといたしましても、お互いにそういう点にさらに力を入れて政治倫理の確立をするように努力し……

第91回国会 法務委員会 第9号(1980/03/25、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 金大中氏が、ただいまお話しのように、記者会見におきまして同氏に対する事件の犯人の処分を求めない旨の御発言をなさったことは新聞報道等によって私も承知をいたしておるところでございますが、検察当局といたしましては、関係諸機関と連絡協調の上に、今後ともなお鋭意捜査を継続いたしまして真相の究明に当たるものと考えております。  なお、現在までのところ、韓国によるわが国の主権侵害があったと断定するに至っておりませんが、捜査の進展いかんによりましてはこの点が明らかにされ、いわゆる政治決着を見直すこともあり得るのではないかというふうに考えております。

第91回国会 法務委員会 第10号(1980/03/28、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 本日の委員会であなたからこのお話を提示されるということでございまして、われわれも部内においていろいろ相談をいたし研究いたしました。その結果を先ほど刑事局長からお答えをいたしたような次第であります。
【次の発言】 今回の改正につきましては、いまもお話しのとおり上限の問題でありますが、これは担当者がそれぞれ大変な努力をいたしましてこういうことになったのはもう御存じのとおりであります。しかし、経済情勢の進展に伴ってできるだけ改善をしてまいるようにわれわれは努力いたしたいと思います。
【次の発言】 御意見のような線に沿うて最善の努力をしてまいりたいと思います。

第91回国会 法務委員会 第11号(1980/04/01、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 いますぐ改正に踏み込んだらどうだということではないと思いますが、運営いたしまして慎重に検討してまいりたいと思います。
【次の発言】 死刑につきましても一定期間その執行を留保いたしまして最後の改善の機会を与えようという制度が中国にあるということを聞いておるわけでございますが、中国とわが国とでは法の制度も違いますし、またわが国では現在でも死刑の言い渡しにつきましてはきわめて慎重に行われていることなどからいたしまして、直ちにお説のような制度を取り入れることはいかがかと存じております。
【次の発言】 なお慎重に検討しなければなりませんが、ただいまのところは先ほどお答え申し上げましたとお……

第91回国会 法務委員会 第12号(1980/04/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 婦人の地位の向上を図るというようなことにつきましては、それからまたいまお話しの条約、そういうことについては私どもこれからなお努力を続けてまいりたいと思っております。

第91回国会 法務委員会 第14号(1980/04/09、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 お尋ねの件につきまして、まだ私は自由民主党から連絡を受けておりませんので、詳細に何も存じておらないわけであります。  この種の立法は、私どもにとりまして、一般の表現の自由等の問題もありますし、一般論としてはいろいろむずかしい問題を含んでおりますので、どういう方向で進むべきかということについては慎重に勉強していかなければならないのではないか、こういうふうに理解しております。
【次の発言】 消極的であるとかないとかというふうなことを私はよく承っておりませんけれども、いま私がお答えいたしました中でも、この種の問題についてはいろいろ問題があるので慎重に対処しなければならないのだというこ……

第91回国会 法務委員会 第15号(1980/04/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 有意義な質疑応答が行われまして、その間私どももいろいろ感ずるところがございます。十分に検討いたしまいるつもりでございます。
【次の発言】 妻の内助の功は、相続におきましてこれにふさわしい相続分を受けることによって報いられるものと考えられますが、今回の改正案によりまして配偶者の相続分を引き上げることといたしましたのは、この内助の功を従前よりも高く評価いたしまして、これを相続に反映させる趣旨にあるものであると存じます。
【次の発言】 婚姻中に夫婦の協力によりまして形成いたしました財産につきましては、その協力を考慮すべきことは当然のことであると存じます。  このような配偶者の協力は、……

第91回国会 法務委員会 第16号(1980/04/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま御審議を願っております民法の改正につきましては、政府部内においていろいろお話がございましたときにも、その趣旨においては皆さん賛成でございまして、この法律の成立することを待望いたしておるわけでございます。  しかし、ただいまお話のございましたように、こういう民法改正等を中心にして、同じような方向でもろもろの施策について話し合いが行われたかというお尋ねでございますが、私になりましてから、そこまで改めてそういう御相談の会を催したということはございませんけれども、国際婦人年等いろいろ国際的にも催しがされておりますし、一般的にわが国の社会生活全体について、女権を尊重するあるいは妻……

第91回国会 法務委員会 第17号(1980/04/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 私、就任当時ごあいさつをいたしましたときも申し上げたと思いますけれども、私は、わが国の検察については全面的な信頼感を持っておるわけであります。ことに、この法務委員会でも申し上げたと思いますけれども、検察庁法十四条、ああいう精神でやってまいって、おりますので、それは今日も依然として変わらない態度でございます。
【次の発言】 住居の問題は御指摘のごとく庶民の生活にとって非常に重要なものでございますから、私どもにいたしましても、先ほど来いろいろ御意見の交換がございましたが、ひとつ慎重に努力しなければならぬと思います。(横山委員「慎重はいかぬ」と呼ぶ)日本語では慎重というのがいいのでは……

第91回国会 法務委員会 第18号(1980/04/22、35期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 国際捜査共助法案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  近時の国際交流の活発化に伴い、国際間を舞台とする各種の犯罪はますます多発する傾向にあり、これに対処するため、国際間における捜査協力態勢の一層の推進を図る必要のあることが痛感されるのであります。しかしながら、現在、わが国では、この面での法制が整備されておらず、外国に対して十分な国際協力を行うことができない実情にあります。このような状況にかんがみ、犯罪捜査について緊密な国際協力を確保する措置として、外国の刑事事件の捜査について、外国または国際刑事警察機構からの要請により、わが国内で証拠等を収集してこれを提供する手続……

第91回国会 法務委員会 第19号(1980/04/23、35期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 要望書を書面で受け取っておりますし、御要望は承っております。
【次の発言】 本日仮放免になるそうであります。
【次の発言】 現在事情を調査中であると聞いておりますが、この調査を踏まえまして、ただいま入管局長が申し上げましたように、あとう限り人道的な立場に立って考慮いたしたい、このように考えております。
【次の発言】 御指摘のように、とにかくいま大変な激動しておる世界情勢の中で、難民問題というものはわが国のような国にとりましてもきわめて重要な問題であると自覚しております。
【次の発言】 御指摘の事項につきましては、今後の課題といたしまして御指摘の方向で検討を進めてまいりたいと存じ……

第91回国会 法務委員会 第20号(1980/04/25、35期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 民事訴訟費用等に関する法律及び刑事訴訟法施行法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  民事訴訟費用等に関する法律に定める民事事件等に関する手数料の額につきましては、昭和四十六年に同法が制定されて以来今日まで改正を経ておらず、その間の経済情勢の変化等にもかかわらず長らく据え置かれていること等により、現行の手数料の額は、実質的に著しく低額になっております。このような事情にかんがみ、今般、民事事件等に関する手数料を現時点に即した適正な額に改定しようとするものであります。なお、刑事訴訟法施行法に定める刑事事件に関する手数料等の額につきましても、昭和四十六年以来今……

第91回国会 法務委員会 第21号(1980/05/07、35期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまここでお話のございましたような状態であることをよく承知いたしておりまして、肉親の方々の心情をお察しいたす次第でございます。これは何とかしなければならぬと考えておる次第でございます。
【次の発言】 この問題は国交に関する事柄でございますし、また人道上の問題でもございますので、政府全体の問題として所管省の外務省とも引き続き十分に協議をいたしながら対処してまいりたいと考えております。
【次の発言】 御指摘のとおり、わが国の政府が北朝鮮との往来を認めているのは、わが国の主権に基づく判断によりまして、人道的見地に立ってまたわが国の国益をも考慮して往来を認めておるのでありまして、問……

第91回国会 法務委員会 第23号(1980/05/13、35期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話でございますが、法務省といたしましては、貧困者に対する訴訟援助を行う法律扶助制度の重要性にかんがみまして、真に扶助を必要とする者が救済されない事態が生じないように本制度の充実に努めてまいったのでありますけれども、今後とも予算措置を含めその安定と発展を図りたいと考えておる次第でございます。
【次の発言】 大事な問題でございますので、ただいま局長からお答えいたしたとおりでありますので、法務省といたしましてもそのような方向で努力してまいるつもりであります。

第91回国会 法務委員会 第24号(1980/05/14、35期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 別におっしゃったように潔い行動だと特別に感じたことはございません。
【次の発言】 これは事件というものが、どういう事件に浜田君が関係しているのかということ、実際のところなかなか私どもも会得しがたい点がありますので、とかくのことを申し上げることは御遠慮しておるわけであります。
【次の発言】 普通の友人関係のある方が多いものでありますから、私もなるべく口を慎んでおるわけであります。
【次の発言】 一般的にいまおっしゃった方々のことを念頭に置いて申し上げたわけでありますが、浜田幸一君が今度フランスへ行きましたのは、私は新聞で見ただけでありますが、これは個人的な出張でありますので、御存……

第91回国会 予算委員会 第5号(1980/02/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 ロッキード、ダグラス、グラマン事件等につきましては、検察は公訴の維持に全力を挙げて、妥当な態度で努力をいたしております。今後もそういう態度で厳密にやってまいるつもりであります。
【次の発言】 ロッキード事件等について、御存じのようにコーチャン、クラッターというような人々にいまのイミュニティー方式を使いまして、ああいうことをやりました。しかし、わが国ではまだそういうことについて習熟いたしておりませんし、少し慣習も違うようでありますから、いますぐにどうこうということは考えられませんが、研究すべきものだろうと思っております。

第91回国会 予算委員会 第6号(1980/02/05、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま外務大臣の御答弁がありましたとおり、国益を中心にして判断をいたしたいと思います。
【次の発言】 申し上げるまでもないことでありますが、北朝鮮とはいまだ国交を回復いたしておりませんので……(野坂委員「北朝鮮の話はしてないですよ」と呼ぶ)前例のことを申し上げております。われわれは、やはり関係当局と十分に打ち合わせまして善処いたしますと、こういうことを申し上げております。
【次の発言】 古井前法務大臣、大変御熱心に地方を視察されまして、その御報告も承っております。やはりお話のありましたように、どうも教育を含めた啓発活動というのが非常に足りないような感じであるというようなことを……

第91回国会 予算委員会 第9号(1980/02/09、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 いわゆる防衛庁秘密漏洩事件につきまして御報告を申し上げます。  元陸将補宮永幸久ほか二名に対する自衛隊法違反事件については、東京地方検察庁において、去る一月十九日、警視庁公安部から事件送致を受けて以来、鋭意捜査を続けてきたところでありますが、昨八日、宮永幸久並びに現職自衛官である香椎英一及び大島経利の三名を東京地方裁判所に起訴いたしました。  起訴事実は、一、宮永が昭和五十四年八月三十日ころ、大島に対し、防衛に関する秘密を漏らすよう教唆した事実、二、大島が宮永の教唆に基づき同年九月二十六日ころ、同人に秘密を漏らした事実、三、宮永及び香椎が共謀して同年十一月末ころ、大島に対し、防……

第91回国会 予算委員会 第11号(1980/02/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しのように、ただいま法制審議会において民法改正をやっておるわけでありますが、その中に配偶者の相続分を増額すべきであるという項目がございます。成案を得ましたら本国会で成立させたいと思いますが、民事局長が来ておりますから、その点を御説明申し上げます。
【次の発言】 ぜひこの国会に提案をいたしたいと努力いたしております。

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/02/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 経過はお説のとおりでありますが、私は法務大臣として出席いたしておりますので私がお答えするのは適当でないかもしれませんが、御質問でございますから申し上げます。  自由民主党でああいう法案をつくることが適当であるという党議が決定されまして、提案をいたすことになったわけでありますが、自由民主党では議員立法いたしますときには党三役の署名がなければ出せませんので、そういうことで一応の解説を聞きまして、これを党議にしたい、こういうことでありますので、そういう意味で賛成もいたしましたし、提出することにも了解を与えておるわけであります。  お話のとおり、これからまた出すかということにつきまして……

第91回国会 予算委員会 第14号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 いわゆる狭山事件の再審請求事件につきましては、去る二月七日、東京高裁において請求棄却の決定がなされましたことは承知いたしておるわけでありますが、この決定に対しましては同月十二日、弁護人から異議申立てが行われておることでもありますし、また、裁判所の判断については私が論評をいたす立場にございませんので、その点のお答えは差し控えたいと思います。
【次の発言】 個人の政治家はもちろんのことでございますが、ただいまの議会制民主主義では、政党がつくられて、その政党内においても、いろいろな問題についてお互いに討議をいたしまして方向を決定して、議会において進めておる、こういうことだろうと存ずる……

第91回国会 予算委員会 第15号(1980/02/20、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのようなお話が大蔵省からございますれば、十分協力を申し上げることは当然でございます。(発言する者あり)大蔵省からお話がございますれば、そういう点について十分協力をいたすことは当然でございますと申し上げたのであります。
【次の発言】 お話しのような件で、ただいま法制審議会の商法部会におきまして会社法改正のため審議を行っておりますが、会社の不正行為の発見及び防止のための必要な措置として、株式会社の財務及び業務内容の開示を充実させますほかに、株式会社の機関については、株主総会の運営の適正化、取締役の責任の明確化、監査役の監査機能の充実強化等の方策について検討いたしておりますが……

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/02/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 民事局長からお答えいたさせます。
【次の発言】 人権局長を呼んでおりますので、ちょっと御報告いたさせます。
【次の発言】 公安調査庁長官を呼んでおりますので、すぐお答えいたさせます。

第91回国会 予算委員会 第17号(1980/02/22、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 この事案についてはまだ報告を受けておりませんが、これにつきましては、もし犯罪等があるとすれば、検察当局は断固たる態度で臨むと信じております。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 労働委員会決算委員会連合審査会 第2号(1947/07/29、23期、日本自由党)

○倉石委員 長くなりますから、明日やらせてもらうことにします。

第1回国会 労働委員会決算委員会連合審査会 第3号(1947/07/30、23期、日本自由党)

○倉石委員 私が最初にお尋ねしたいことは、本案第七条條に「婦人および年少労働者に特殊の労働条件」ということをいつておられますが、ここに仰せられる婦人というのは、どの程度の勤労に服する婦人をいつておられるのでありますが御意見を承りたいと思ひます。
【次の発言】 お尋ねしたいと思いますのは、つまりたとえば工場に働いておられる労働婦人、そういうものははつきりしておりますけれども、そのほかに個々別々な所に働いておる組織されておらない勤労婦人も、この第七条にいつておる婦人に包含するかどうかということを承つておきたい。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、第七条に婦人の保護ということがありますけれど……

第3回国会 労働委員会公聴会 第1号(1948/11/22、23期、民主自由党)

○倉石委員 加藤さんのお話は非常に明快で私でもよくわかりますが、第八條の第二項は組合の分裂を策する以外の何ものでもないというただいまの御説明でありましたが、その趣旨をもう少し説明していただきたいと思います。
【次の発言】 もう一点お尋ねいたしますが、先ほどあなたの属せられる組合においては、公共企業体労働関係法に対しての御希望と申しますか、五箇條ほどお述べになりました。それを私もう一ぺん繰返してみますが、違つておりましたら……。第一は、組織は自主的にしてもらわなければならない、この点はこういう趣旨でございますか。
【次の発言】 第二は経営参加を認めろ。これはこの公共企業体に対してみなさんの方の組……

第3回国会 労働委員会公聴会 第2号(1948/11/24、23期、民主自由党)

○倉石委員 ちよつと重盛さんにお尋ねしますが、さつきお話になりました公務員法とか公共企業体の労働法規を改正することは、勤労意欲を阻害するのだということでありますが、どうして阻害することになりますか。
【次の発言】 ちよつと舟津さんにお尋ねいたしますが、あなたは海運從業員労働組合の職員組合ですか。
【次の発言】 今のお話の中に経営参加いうことをおつしやつておられますけれども、皆さんの方でおつしやる企業体に対する経営参加ということは、具体的に申せばどの程度の参加を要望しておられますか。
【次の発言】 もう一つお尋ねいたしますが、ただいま舟津さんのお話の中で、公務員法や公共企業体に対する労働法規とい……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会労働委員会連合審査会 第2号(1949/05/19、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいま議員柄澤登志子君より委員外発言を求められております。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと思います。御承知のように本会議も開催されておりますので、御質疑も答弁もなるべく簡明に願います。柄澤登志子君。
【次の発言】 ほかに質疑の通告もないようでございますから、本日はこの程度にて散会いたします。     午後一時五十二分散会

第5回国会 労働委員会公聴会 第1号(1949/05/09、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより労働委員会公聽会を開きます。  労働組合法案及び労働関係調整法の一部を改正する法律案は、去る四月三十日本委員会に付託せられまして以來、審査を重ねて参りましたが、委員会が特に、本日公聽会を開きまして、両案について眞に利害関係を有する者及び学識経驗者等より廣く意見を聞くことになりましたのは、申すまでもなく両案は一般労働問題として、國民諸君にとり重大なる関心を有し、かつ深い利害関係を持つ重要法案でありますので、本委員会といたしましては、労働組合法案及び労働関係調整法の一部を改正する法律案の審査にあたり、国民諸君の声を聞き、廣く國民の輿論を反映せしめ、両案の審査を一層権威あら……

第7回国会 地方税法案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1950/05/01、24期、自由党)

○倉石委員 議長には星島二郎君を御推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 副議長には大村清一君を御推薦いたしたいと存じます。

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/12/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 私が連合審査会の委員長の職務をとりますから、御了承をお願いいたします。  これより労働委員会、人事委員会、運輸委員会の連合審査会を開会いたします。本日は日曜でありますにもかかわらず、多数各位の御出席をお願いいたしまして、特にこの会議を開きましたのは、当面いたしております問題がきわめて緊迫いたしておりまして、一日も急を要するものと認めましたので、まことに御迷惑とは存じましたが、特にこの会を催した次第でありますから、何とぞ御了承をお願いいたします。  これより公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、まず政府の説明を求めます。大屋運輸大臣。

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1949/12/19、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより前会に引続いて労働委員会、人事委員会、運輸委員会の連合審査会を開会いたします。  ただちに公共企業体労働関係法第十六條策二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件について質疑に入る順序でありますが、本日は政府当局並びに関係当事者各位に特に御出席をお願いいたしまして、あらゆる角度より十分に御理解と、御納得の行くまで質疑応答をお願いいたしたいと存ずるのであります。ただあまりに御議論が広汎多岐にわたりますと、あるいは結論を見失うおそれもありますから、でき得る限りこの案件に限定せられまして論議を進められるよう、特に御考慮を煩わす次第であります。なお質疑通告者も多数あることであり……

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第3号(1949/12/20、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより昨日に引続きまして、労働委員会、人事委員会、運輸委員会の連合審査会を開会いたします。  これより公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、質疑に入ります。松井政吉君。
【次の発言】 稻葉修君より、ただいまの御質疑に対する関連質問があるそうでございますが、これを許します。簡單に願います。
【次の発言】 川崎秀二君。
【次の発言】 ただいまの川崎君の質疑に関連いたしまして、前田種男君より発言を求められております。これを許します。前田君。
【次の発言】 川崎秀二君。
【次の発言】 林百郎君。

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第4号(1950/04/07、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 私が本連合審査会の委員長の職務をとりますから、御了承を願います。これより労働委員会、人事委員会、運輸委員会の連合審査会を開会いたします。本日は御多忙にもかかわらず、特に御出席願いました参考人各位に対してあつくお礼を申し上げます。何とぞ隔意なく御意見の御開陳を願いたいと存します。これより公共企業体労働関係法第十八条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件議決第三号につきまして、まず政府の趣旨説明を求めます。大屋運輸大臣。
【次の発言】 これより本件に関し関係各位の御意見を求めることといたします。まず日本国有鉄道総裁加賀山之雄君の御説明を求めます。

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第5号(1950/04/28、24期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより会議を開きます。  ただいまより前会に引続きまして労働委員会、人事委員会、運輸委員会の連合審査会を開会いたします。  本日は御多忙中にもかかわらず、重ねで御出席願いました参考人各位に対しまして厚く御礼を申し上げます。なお参考人、国鉄労働組合の委員長加藤閲男君の代理として、書記長の星加要君が御出席になりましたので、さよう御了承願います。  これより公共企業体労働関係法第十六峰第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第三号を議題として質疑に入ります。質疑を許します。吉武惠市君。
【次の発言】 前田君。
【次の発言】 この際諸君に申し上げますが、運輸大臣は渉外関係で外出……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1950/02/08、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 私が本連合審査会の委員長の職務を行いますから、どうぞよろしくお願いいたします。  これより労働委員会、人事委員会、大蔵委員会の連合審査会を開会いたします。  本日は御多忙中にもかかわらず、特に御出席を願いました参考人各位に対しまして、厚く御礼を申し上げます。何とぞ隔意なき御意見の御開陳をお願いいたしたいと存じますから、よろしく御了承をお願いいたしたいのであります。  これより公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第二号につきまして、まず政府の趣旨説明を求めます。池田大蔵大臣。
【次の発言】 これより本件に関して、関係各位の意見を求めることとい……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第2号(1950/02/10、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより、前会に引続いて労働委員会、人事委員会、大蔵委員会の連合審査会を開会いたします。  公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第二号)について、政府並びに参考人各位に対して質疑に入りたいと思います。なお一般労働問題につきましては、別に単独の労働委員会において質疑の機会を持ちたいと存じますので、本連合審査会においての御質疑は、この議決の案の範囲内に限定して進められるよう特に御考慮を煩わす次第であります。なお質疑通告者も多数あるわけでありますから、なるべく重複を避けられまして、要点を盡されるよう御配慮をお願いいたす次第であります……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第3号(1950/02/11、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより昨日に引続きまして、労働委員会、人事委員会、大蔵委員会の連合審査会を開会いたします。  ただちに公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第二号につきまして質疑を継続いたします。成田知巳君。
【次の発言】 田中君。
【次の発言】 この際ちよつと申し上げますが、官房長官は午前中は十二時五分前に退出したいと希望されるので、官房長官に対する御質疑を先におやりになつたらいかがですか。
【次の発言】 それでは先ほど申し上げましたような事情で、官房長官は御退席を願いますが、なお官房長官に対する御質疑がありましたら、後日に留保していただくことにしま……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第4号(1950/02/13、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより前会に引続きまして、労働委員会、人事委員会、大蔵委員会の連合審査会を開会いたします。  だだちに公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第二号につきまして質疑を継続いたします。高橋權六君。
【次の発言】 ただいまの土橋君の質疑に関連して、篠田弘作君より発言を求められておりますから、これを許します。
【次の発言】 平林委員長、できますか。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 土橋君の御質疑に関連して、春日君の関連質問を許します。
【次の発言】 政府委員から、この際補足的な御説明を申し上げたいそうでございますから、これを伺いま……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第5号(1950/02/14、24期、民主自由党)【議会役職】

○倉石委員長 ただいまより前会に引続きまして労働委員会、人事委員会、大蔵委員会の連合審査会を開会いたします。  ただちに公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に無き、国会の議決を求めるの件、議決第二号について質議を継続いたします。石田一松君。
【次の発言】 石田君、先ほどのお話で、午後二時から大蔵大臣に対する質疑を続行していただくこととして、法務総裁が見えましたから、法務総裁に対する質疑を先にやつていただきます。
【次の発言】 ただいまの問題は、本件審議に相当重要なことでありますので、佐藤法制意見局長官を呼んでおりますからその際にもう少し明確に、当局から御答弁をお願いいたしたいと思います。

第10回国会 教育公務員特例法の一部を改正する法律案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1951/05/26、24期、自由党)【議会役職】

○管理者(倉石忠雄君) 私が年長者でありますので、衆議院規則第二百五十二条によりまして、管理者となります。  これより協議委員の議長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの佐々木君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて石田博英君が議長に当選せられました。議長席を譲ります。

第13回国会 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1952/05/27、24期、自由党)【議会役職】

○議長(倉石忠雄君) ただいま議長に選ばれました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  引き続き、協議委員の副議長の選任を行います。
【次の発言】 ただいまの福永君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて西村久之君が副議長に当選されました。(拍手)  これにて本日は散会いたします。     午後五時三十二分散会

第13回国会 通商産業省設置法案外九件両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1952/07/29、24期、自由党)【議会役職】

○議長(倉石忠雄君) 本両院協議会協議委員の議長に御推薦を受けましたが、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  引続き、協議委員の副議長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福永君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、副議長に西村久之君が当選されました。  これにて散会いたします。     午前十一時四十分散会

第13回国会 日本電信電話公社法案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1952/07/28、24期、自由党)【議会役職】

○議長(倉石忠雄君) ただいま議長に御推薦をいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。  引続いて協議委員の副議長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福永君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて副議長には西村久之君が当選せられました。(拍手)  本日はこれにて散会いたします。     午後五時三十四分散会

第13回国会 労働委員会公聴会 第1号(1952/05/19、24期、自由党)

○倉石委員 長谷部さんに一言お尋ねしたいと思いますが、先ほど船越さんの御質問に対して、日本国憲法第二十五條では、すべて国民は文化的な最低生活を保障されるということである、しかるに日本の労働者はまだ生活を保障されておるとは言えない、だから労働法などでいろいろな制限を加えることはよろしくないのだというふうに私どもは承つたのでありますが、それで間違いありませんか。
【次の発言】 もう一言それではお尋ねいたしますが、船越右のお尋ねは、国民が自由を主張する前提としては、常に公共の福祉ということが先付しなければならないのだ、それが日本の憲法の精神だというのです。そこで公共の福祉を尊重しなければならないのだ……

第13回国会 労働関係調整法等の一部を改正する法律案外一件両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1952/07/28、24期、自由党)【議会役職】

○議長(倉石忠雄君) それでは、両院協議会協議委員の議長に選任いただきましたので、よろしくお願いいたします。  引続いて協議委員の副議長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福永君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて副議長には西村久之君が当選せられました。(拍手)  本日はこれにて散会いたします。     午後五時三十一分散会


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/07/13、26期、自由党)

○倉石委員 電源開発は焦眉の急であることは申すまでもないことでありますが、この際政府当局の只見川の発電の計画がどの程度になつておるかということをまずもつて承りたい。
【次の発言】 この電源開発の問題は、われわれ非常に重要視しておりますが、只見川は、私が申し上げるまでもなく、とかく政治問題化しそうになつて、私どもそれを一番憂えるのであります。そういう政治問題化したために、われわれが一日も早くやつてもらいたいと思つておる電源開発が遅れる。私どもの想定するところによれば、少くとも今月中にはきめて着干してもらわなければならない。そこでそういうことを心配いたすわけでありますが、ただいまお話のありました三……

第16回国会 労働委員会公聴会 第2号(1953/07/06、26期、自由党)

○倉石委員 私ちよつと医者ヘ行つておりましたので、高橋君から御質疑があつたかと思いますが、有泉先生にお伺いをいたしたいと思うのであります。  ただいまお話のありました二十八条と十二条及び十三条の、いわゆる公共の福祉、この公共の福祉というものをただ一般国民の便宜というように漠然と解釈してはならないので、そういうものが二十八条の労働基本権を侵害ずるようなことはいけないというのでありますが、十二条、十三条の公共の福祉というのは、われわれ一般国民としては、どういうふうに理解したらよいか、ひとつ先生に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 私どもが、たとえば銀座の町を歩くと、四つかどは人間が非常に……

第19回国会 予算委員会公聴会 第1号(1954/02/12、26期、自由党)【議会役職】

○倉石委員長 これより昭和二十九年度総予算につきまして公聴会を開きます。  開会にあたりまして、御出席の公述人各位にごあいさつ申し上げます。  本日は御多忙のところ、貴重なるお時間をさいて御出席をいただきましたことに対しまして、委員長として厚くお礼を申し上げます。申すまでもなく、本公聴会を開きますのは、目下本委員会において審議中の昭和二十九年度総予算につきまして、広く各界の学識経験者たる各位の御意見をお聞きいたしまして、本予算案の審査を一層権威あらしめようとするものであります。各位の忌憚のない御意見を承ることができますれば、本委員会の今後の審査に多大の参考となるものと存ずる次第であります。一言……


27期(1955/02/27〜)

第24回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 予算編成に当たりまして私の力から財政当局に要望いたしましたことは、別に三十万人なければいないという要求をいたしておったわけではございませんが、だんだん研究いたしていく間に、私の方と少し食いい違いが生じてきまして、私が譲歩した点がございます。それは当初建設省その他の各省に分けて特別失業対策費目億円というものを財政当局が提示いたしました。御承知のように、ガソリン税で昨年も三十四億、四万人というものを計上いたしましたが、あれは建設当局の考え方から申しますと――これは御承知のように、ガソリン税は五カ年計画に基く道路計画事業に使うことになっておるので、それを特に失対ということに振りつけら……

第25回国会 社会労働委員会法務委員会商工委員会連合審査会 第1号(1956/11/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お尋ねの点は、この委員会でしばしば論議されました通りでございますが、三年前と三年後の経過を見まして、当該産業の労働組合がどういう情勢にあるかということにつきましては、電気関係については、ただいま松岡さん御指摘の通りでありまして、電労連というふうな非常に穏健な行動をとろうとする組合が出ておることは事実であります。私が先日来電労連の代表者と会見をいたしまして、私にお話のありましたことをその通り伝えたつもりでありますが、何かそういうことを言ってないんだということで、きょう私に申入書が参りました。ほめてしかられたのは今度初めてでございますが、非常にりっぱに成長されたということで賛美いた……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1959/02/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 今回提案されました昭和三十四年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分につきましてその概要を御説明申し上げます。  先づ第一に、一般会計におきましては、歳入において総額十億四千七百三十万二千円でありまして、前年度の七億八千八百二十一万四千円に比較いたしますと、二億五千九百八万八千円の増加となっております。この歳入のおもなものは、国家公務員等退職手当暫定措置法に基き、退職した政府職員並びに政府関係機関の職員に対し、失業中の退職手当を支給するために必要な財源を、特別会計等から一般会計へ繰り入れまたは納付するための負担金であります。  一方歳出におきましては、総額三百九十一億五千……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1959/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 石炭産業につきましては、御承知のように貯炭量も千百万トンに及ぶというふうになりまして、同時にまた他のエネルギー資源の圧迫によりまして、業界が今日のような状態であることは御承知の通りです。そこでかねて決定していただいております合理化法に基きまして、三百三十万トンはすでに買い上げのことに決定をいたしておりまするが、なおさらに百万トンを増加するという必要があるということで、それぞれ関係方面においてはその方針を決定したわけでありますが、労働省の立場といたしましてはそういう施策を推進して参るにつきましては、当然予想される失業対策をまず考慮に入れて計画を進めなければならぬということで、その……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/04/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和四十二年度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  最初に、各位の御協力を得て御審議をいただくにあたりまして、予算の裏づけとなっております農林水産業施策の基本方針について申し上げたいと存じます。  最近の農業の動向を見ますと、食糧需要の動向に対応した農業生産の選択的拡大、機械化による労働生産性の向上、農業経営に意欲を持ち経営規模を拡大しようとする農家の増加等農業の近代化が順調に進んでいる面も見られますが、他方、解決を要する幾つかの重要な問題が生じてきております。  その第一は、農産物需給の問題でありますが、農業基本法制定当時の予想を上回る経済成長により、食糧需……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/04/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 加藤さんのお話のアデナウアー前西独首相の御逝去については、われわれもつつしんで哀悼の意を表すると同時に、まことに残念だと思います。しかし、電報がまだ入って――先に新聞に出まして、政府としてはそのことについて閣議として御相談を申し上げるという時間もございませんので、別にまだ何も決定いたしておりません。
【次の発言】 中部圏の開発につきましては、ただいまのほかの閣僚が申し上げましたように、協議会から成案が出ますれば、それに従って実行していく、こういうことでありますが、農林省といたしましては、前々からその趣旨に沿いまして、ただいま御指摘のようなわれわれの考慮を必要とする血で、関係県、……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1967/04/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農基法が制定されましてから五年余でありますが、その間におきまして、わが国の経済は農基法制定の当時に比べますと、予想よりも一般の情勢に非常に変化がありましたことは、北山さん御存じのとおりであります。私どもは、日本産業の全体が調和のとれた形で成長していくことが望ましいし、またそういうつもりでやってまいりましたけれども、御承知のように他産業が跛行的に著しい高度の成長を遂げたというふうなことで、農業面においては御指摘のように若干の立ちおくれた面は見受けられるのであります。しかし、私どもといたしましては農基法に定めてありますあの精神、つまり、生産対策、価格対策、そういうことでまず経営規模……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 農林水産委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1970/04/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 これは御承知のように年金の制度でありますので、農業者年金基金法案という法律を出したわけでございます。
【次の発言】 年金を行なうために特殊法人で年金基金をつくるわけでありまして、それと一緒にやるのはやはり年金基金法が一番いいのではないか。もう御存じのように、国民年金と農業者年金とは最終的には一緒にやるものでありますから、そういう意味でいまのような名前をつけるのが一番妥当ではないか、このように思います。
【次の発言】 先ほどお答えいたしたとおりであります。
【次の発言】 小林君、何か誤解していることがあるのじゃないですか。あなたも私も、社会労働委員会でもう何年かやっている。公的年……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1970/03/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和四十五年度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  最初に、各位の御協力を得て御審議をいただくにあたりまして、予算の裏づけとなっております農林水産業施策の基本方針について申し上げます。  まず、農業についてでありますが、最近の農業をめぐる諸情勢の変化は著しく、米の過剰をはじめ種々困難な問題に直面しております。このような情勢に対処し、政府としては総合農政の展開をはかることとし、鋭意検討を続けてきておりますが、第一に、今後の総合農政の推進にあたって最も重要なことは、規模が大きく高能率の近代的農業を育成していくことであると考えております。そこで自立経営農家の育成に努……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1970/03/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 最近野菜につきましてはお話しのように値上がりをいたしておりましたが、これは一番大きな理由は干ばつでございまして、そのために出荷が非常におくれておりまして、そこで農林省では地方農政局を通じまして、大消費地向けの野菜の出荷の促進をはかるように手配をいたして指導をいたしておるところであります。その結果、御存じのように一月中旬に比べますと入荷量もふえてまいりましたし、卸売り価格で見る限りは、二月上旬ごろを峠に価格は若干下がり始めておるわけでありますが、何にいたしましても毎日毎日の必要なものでありますので、これからそういう流通機構の整備についてさらに一段と力を注ぎまして、消費地の方々に野……

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1970/12/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 自然公園の中の国有林における除草剤散布に対する農林省のお話でございましたが、国有林では、除草剤を散布する場合には、自然公園の特別保護区域には使用しないことといたしておるわけです。その他の地区でも自然の保護に十分留意してやっております。  なお、いまお話のございました自然公園の特別保護地域のほかに、史跡、名勝、天然記念物、鳥獣保護区特別保護地区、学術参考保護林、湖、池、河川等には除草剤を使わないようにいたしておりますが、なお、いま除草剤だけのお話がございましたけれども、塩素酸糸のことにつきましては従来もずっと継続して使っておりましたが、二四五Tがいま問題になっているようであります……

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1970/12/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 物価対策上、それから牛乳の消費を多くするというふうな見地から――ただいままでの昔からやっております牛乳の配達のほうはガラスびんでありまして、これは一本六十銭ぐらいだ。しかし、一人の配達夫がせいぜい三百本ぐらいしか配達ができないわけです。そこで、これをワンウエーにいたしまして、紙であるとかポリエチレンみたいなものに置きかえるというと、倍またはそれ以上、六百本ないし八百本も配給ができるので、小売り屋のほうといたしましても、労働事情が今日のように窮屈になっておりますし、かたがたガラスびんを回収するというふうなことによってたいへんコストが上がってくるという問題もございますので、いろいろ……

第65回国会 農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1971/05/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私どもがこの法律を提案いたしますまでにも考えておりましたことは、つまり、いまのわが国の経済、産業の振興してまいります状況を見ておりますと、やはり工業あるいは人口等が偏在していく傾向がございます。こういうことを放置しておくことは、私どもにとって将来いろいろな困難な問題を生ずるのではないか、こういうことが考えられるわけでありますが、そういうことよりも、さらに私どもとしては、現在の日本の農業というのは、農業基本法制定以来十年を経過いたしておりますけれども、やはりあの基本法が志向いたしておりましたような成果を残念ながら十分にあげているとは言えないと思うのであります。しかしながら、農業に……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1971/02/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 だたいまるるお話のございましたことにつきまして、私どももまことに同感でございまして、本年、野菜が一時的に高騰いたしておりました原因等については、もういろいろお話がございましたとおりでございます。  そこで、これをどうしても改善してまいるために、施設ものにつきましての状況は、いまお話がございました。そのとおりでございまして、大体計画どおりに進んでおりますし、なお指定産地も、四十六年度予算では三十カ所ほどふやして、六百四十の指定産地にいたしました。それからまた指定消費地も、広島、札幌等を加え二カ所ほどふやしている。大体そういう計画は進めておりますが、御指摘の露地野菜につきましては、……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1971/02/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまお話のございました大井市場の整備につきましては、四十二年の中央卸売市場審議会の答申に基づきまして、四十三年に大井市場対策協議会を設置し検討を行なうとともに、一方東京都は、四十四年プロジェクトチームを編成いたしまして、基本計画の策定等について具体的な検討を行なっておるようであります。政府としては、今後東京都の計画が固まり次第、大井市場対策協議会の検討に乗せ、着実な実施が見られるように努力いたしたいと考えております。
【次の発言】 いまお話のございましたように、私ども、七カ年の平均を抽出いたしまして、そういうことを基礎にいろいろ検討いたしておる。それはきのうもお話がありまし……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/02/22、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和四十六年度農林関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  最初に、各位のご協力を得て御審議をいただくにあたりまして、予算の裏づけとなっております農林水産業施策の基本方針について申し上げます。  まず、農業についてでありますが、農業は今日、経済の国際化、物価、公害などの諸問題への対応を要請され、さらに、米の生産過剰の問題が生じ、きわめて困難な局面に立ち至っております。このような情勢に対処し、国民に対する食料の安定的供給と農業従事者の所得及び生活水準の向上をはかるという農政の使命を全うするため、次の方向に沿って総合農政を強力に推進することとしております。  第一に、……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1971/02/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お説のとおりだと思いますが、行管の指摘にもごもっともな点もありましたので、私ども、そういった点を重視して、できるだけ尊重してやろうと思っておったのでありますが、ただいま大野さん御指摘のような点においては、これからも十分注意してやってまいりたいと思います。
【次の発言】 お説全く御同感でございまして、いまお話のように現在はやっておるわけでございます。そして私どもの手元には、毎日の各野菜の状況、それからそれぞれの市場における価格、そういうものの詳細が参っておるわけでありますが、やはり御指摘のように、最近はとにかく野菜が一ころよりも一人当たりの需要量がふえておるようでございます。その……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1974/04/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私どもの農政についていろいろ御意見がございました。先般御発表になりました日本社会党の農業政策に関する基本方針もいろいろ拝見をいたしました。私ども大いに参考になる点もございますが、いまお話しのございましたように、全体のわが国の必要量を国内で自給するとすれば、現在の耕地面積だけではなかなか間に合わないことは御存じのとおりであります。  そこで、私どもといたしましてはできるだけ農地の効率化をはかるという意味で、たとえば麦等はいままで稲と錯綜しておりましたので割りのいい稲のほうに重点が置かれる傾向で麦が少なくなった。そこでやはりこれは裏作が十分にできるような品種の改良が必要であるという……

第72回国会 社会労働委員会地方行政委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1974/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業者が出かせぎをせずに済むような農政、農業でありたいということは、かねがね私どもも申し上げておるところであり、考えておるところでありますが、ただいまのわが国の経済全体を見ますと、ずっと高度な経済成長に伴って労働力もまた農村に大きな期待を寄せた。一方において、農業それ自体もテンポは他の産業ほどではありませんけれども、やはり逐次伸びてはまいっておりますが、その間、時間の短縮等のできる生産性が上がってきておりますので、余暇を多く持つようになった。もう一つは、農政の方向として規模拡大ということを目標にいたしておりますので、零細な農家がその間において戸惑うような形を持つようになってまい……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 国民の食糧でございますので、農産物並びに魚介類等につきましては一日もゆるがせにするわけにいきませんので、この油の問題が出てまいりましてから、緊密に通産省とも連携をいたしまして、いまお話の中にありましたようなあっせん所、これは通産では地方の通産局に全部置かれるわけであります。それとちょうど同じ場所にあります地方農政局、ここにも同じような対策本部を設けまして、いますでに緊密にやっておるわけであります。  ただいまいろいろな点を御指摘になりました。そういうことで、なるほど油が不足するということで、たいへんどなたもその確保に一生懸命におなりになることは当然なことでありますが、そこで、必……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1974/03/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和四十九年度農林関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  最初に、各位の御協力を得て御審議をいただくにあたりまして、予算の裏づけとなっております農林水産業施策の基本方針について申し上げます。  まず、農業につきましては、最近における農産物の国際需給の動向にかんがみ、国民食糧の安定的な供給確保を基本とした諸施策を積極的に展開することが必要であります。  このため、国内で生産が可能なものにつきましては、生産性を高めながらできるだけその生産振興をはかってまいる所存であります。特に、四十九年度からは、需要の増大にもかかわらず生産の停滞している麦、大豆、飼料作物について特……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1974/03/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農用地の土壌の汚染防止等に関する法律、これに基づきまして、昭和四十六年度からカドミウムにかかる土壌農作物等の細密調査を実施いたしております。土壌汚染の実態の把握を、このことによってつとめておるわけでありますが、現在までの結果によりますと、カドミウムの含有量が一PPMをこえる玄米が検出されました地域数は、全国で、先ほどお示しのように三十七地域でございますが、これらの地域につきましては、法律に基づいて、すでに十三地域が農用地土壌汚染対策地域として指定されておりますし、また、このうち群馬県の碓氷川流域地域等、これらの五地域につきましては、排土それから客土等を内容といたします農用地土壌……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1980/03/07、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和五十五年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和五十五年度の予定経費要求額は、三千三百二億三千六十五万五千円であります。前年度予算額三千二百一億三千二十一万四千円と比較いたしますと、百一億四十四万一千円の増額となっております。  さて、予定経費の増減について、内容を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増八十一億八千九百二万三千円であります。これは、昇給等の原資として職員基本給の増額分が主なものでありますが、そのほかに、法務事務官、検察事務官等三百六十人の新規増員に要する人件費が含まれております。  ここで、増員の内容について……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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