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倉石忠雄 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

倉石忠雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP100(衆)
60位

本会議発言(政府役職)歴代TOP50(衆)
40位
本会議発言(非役職)歴代TOP100(衆)
55位
26期TOP25
22位
27期TOP50
31位
28期TOP25
18位
31期TOP50
30位
32期TOP25
11位
33期TOP50
26位
27期(政府)TOP10
8位
28期(政府)TOP5
5位
31期(政府)TOP25
18位
32期(政府)TOP10
6位
33期(政府)TOP25
17位
35期(政府)TOP25
15位
26期(非役職)TOP25
16位

倉石忠雄衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

23期
(1947/04/25〜)
発言数
6回
76位
発言文字数
15187文字
89位

24期
(1949/01/23〜)
発言数
24回
11位
発言文字数
29212文字
80位

25期
(1952/10/01〜)
発言数
1回
63位
発言文字数
3275文字
106位

26期
(1953/04/19〜)
発言数
7回
26位
発言文字数
23021文字
22位
TOP25

27期
(1955/02/27〜)
発言数
9回
31位
発言文字数
25590文字
31位
TOP50

28期
(1958/05/22〜)
発言数
7回
25位
発言文字数
19739文字
18位
TOP25

29期
(1960/11/20〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

30期
(1963/11/21〜)
発言数
1回
212位
発言文字数
11304文字
90位

31期
(1967/01/29〜)
発言数
11回
23位
発言文字数
19109文字
30位
TOP50

32期
(1969/12/27〜)
発言数
10回
23位
発言文字数
33571文字
11位
TOP25

33期
(1972/12/10〜)
発言数
7回
43位
発言文字数
24166文字
26位
TOP50

34期
(1976/12/05〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

35期
(1979/10/07〜)
発言数
1回
34位
発言文字数
155文字
106位

36期
(1980/06/22〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-


衆議院在籍時通算
発言数
84回
57位
発言文字数
204329文字
60位
TOP100

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

23期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
6回
15187文字
68位

24期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
24回
29212文字
69位

25期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
3275文字
96位

26期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
7回
23021文字
16位
TOP25

27期
議会
0回
0文字
-
政府
7回
17905文字
8位
TOP10
非役職
2回
7685文字
140位

28期
議会
0回
0文字
-
政府
6回
14860文字
5位
TOP5
非役職
1回
4879文字
128位

29期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

30期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
11304文字
64位

31期
議会
0回
0文字
-
政府
10回
14735文字
18位
TOP25
非役職
1回
4374文字
213位

32期
議会
0回
0文字
-
政府
10回
33571文字
6位
TOP10
非役職
0回
0文字
-

33期
議会
0回
0文字
-
政府
5回
11896文字
17位
TOP25
非役職
2回
12270文字
55位

34期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

35期
議会
0回
0文字
-
政府
1回
155文字
15位
TOP25
非役職
0回
0文字
-

36期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-


通算
議会
0回
0文字
-
政府
39回
93122文字
40位
TOP50
非役職
45回
111207文字
55位
TOP100

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

27期
労働大臣政府、第24回国会)
労働大臣・行政管理庁長官事務代理政府、第24回国会)

28期
労働大臣政府、第29回国会)

31期
農林大臣政府、第55回国会)

32期
農林大臣政府、第63回国会)

33期
農林大臣政府、第72回国会)

35期
法務大臣政府、第90回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 衆議院本会議 第49号(1947/10/25、23期、日本自由党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま問題になつておりまする逓信從業員の大量集團欠勤に関して、政府の御所見を伺いたいと思うのであります。  今行われておりますこの爭議は、報道機関にあまり詳らかに報道せられませんので、國民はかえつて非常に疑心暗鬼を生じて、はなはだしく不安に陷つておるのであります。先ほど逓信大臣の御報告によりますれば、松江大会後組合から提出せられましたる要求が未だ妥結に至らない間に、全日本の通信網の心臟部門とも言うべき中央地協、すなわち中央郵便局および中央電信局においては、御承知のごとくきわめて計画的なる大量職場放棄が行われて、ために小包は滯荷の山をなすのみならず、通信機関はまつたく麻痺状……

第2回国会 衆議院本会議 第52号(1948/05/29、23期、民主自由党)

○倉石忠雄君 私は、民主自由党を代表いたしまして、ただいま上程せられましたる國際労働機関への復帰に関する決議案に満腔の賛意を表するものであります。  誤れる指導者たちによつて、わが國が國際協力の機関より離脱いたしましてから、すでに十有余年を経ておるのでありますが、本年の六月十七日、サンフランシスコにおいて開催されます國際労働会議に、わが國の代表が参加することを許されますならば、このことは、ひとりわれわれの幸福のみには止まらないと存ずるのであります。  そもそも國際平和への熱烈なる欲求は、第二次大戰の悲惨なる経驗をいたしましたる世界各國民の、ひとしく渇望するところでありますけれども、およそ世界平……

第2回国会 衆議院本会議 第58号(1948/06/08、23期、民主自由党)

○倉石忠雄君 私は、政府の抱懐せらるる労働政策に対しまして、きわめて端的に総理大臣、安定本部長官、労働大臣及び法務総裁に、その御所見を承りたいと存ずるのであります。  まず第一に安定本部長官に承りたいと存じますのは、長官は、最近しばしば、わが國経済の中間安定方策についてお述べになつておられるのであります。すなわち、わが國従来の鎖國的孤立経済から、本格的に岡際経済に参加せんとする態勢を整えるために、まずさしあたり中間的な経済安定方策をとり、この期間中に家計の一應の安定及び企業面の合理化の促進による経営碁盤の安定、さらにまた財政の実質的均衝の確保、通貨信用の向上等を実現すると言われるのであります。……

第2回国会 衆議院本会議 第59号(1948/06/09、23期、民主自由党)

○倉石忠雄君 私が、昨日政府の労働政策に対してお尋ねをいたしました中で、総理大臣の御答弁をただいま承つたのでありますが、総理は、私が指摘いたしましたるごとくに、ただいまわが國の各地で行われておりますきわめて苛烈なる労働爭議の背後には、いたずらに國家機構を破壊せんとすることを目的とするかのごとき團体がこれを指導しておるというようなこともお認めになつたのでありますが、私は、現在の日本の経済の段階において、どうしても現在の労働法規に欠陷がありはせぬかということについて、昨日内閣の労働大臣にお尋ねをいたしたのであります。労働大臣は、現在の労働爭議がきわめて行過ぎであるということはお認めになつておられま……

第3回国会 衆議院本会議 第22号(1948/11/27、23期、民主自由党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま上程せられました決議案に対して、民主自由党を代表いたしまして反対の意思を表明せんとするものであります。  申すまでもなく、公務員法の改正は連合國最高司令官の勧告に基き、わが國の現状に顧みて、國家公務員の労働運動に対するあり方を法文の上に表わさんとするものであります。先般來、人事委員会における質疑應答を拜聽いたしますれば、公務員に対する給與ベースの決定は本法案審議と不可分一体にして、公務員法改正は公務員の既得権を不当に彈圧するものなるがゆえに、その代償として賃金ベースを引き上げることを並行的に行うべきものである、と論ぜらるる向きもあるのであります。しかしながら、私ども……

第4回国会 衆議院本会議 第9号(1948/12/11、23期、民主自由党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま上程せられましたる公共企業体労働関係法案に対しまして、民主自由党を代表して賛意を表明せんとするものであります。  過去長きにわたつて無理解なる彈圧のもとに過されましたるわが國労働運動も、終戰以來、その基本的自由をとりもどし、健全なる発達の様相が芽ばえ來つたことは、私どものひとしく祝福いたしておつたところであります。しかるに、昨今ようやく、わが國労働運動のあり方が、心ある國民大衆の峻烈なる批判の対象となり、その組合運動が、ともすれば社会の同情を失うがごとき傾向を招來いたしましたことを、私どもは、まじめなる勤労大衆のために、まことに悲しまざるを得ないものであります。(拍……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 衆議院本会議 第6号(1949/03/28、24期、民主自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました、政府提出にかかる公共企業体労働関係法の一部を改正する法律案の、労働委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  本案は、本年四月一日より実施予定の公共企業体労働関係法の施行を、公共企業体の発足が六月一日に延期されるので、これと符節を合せる必要上六月一日に延期することを目的として、本月二十四日、本國会に提出せられ、労働委員会に付託となつたのでございます。從いまして、本委員会は三月二十六日委員会を開催し、審議をいたした次第でございます。政府からは鈴木労働大臣その他の政府委員が出席せられ、提案理由の説明、答弁があつたのでございます。  以下、その主……

第5回国会 衆議院本会議 第23号(1949/04/28、24期、民主自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました政府提出にかかる緊急失業対策法案、職業安定法の一部を改正する法律案並びに労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案の、労働委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  まず緊急失業対策法案について述べまするに、今般の経済九原則の強力な実施に伴いまして、今般の失業はいよいよ深刻化するものと予想せられ、一部の企業におきましては経営合理化のためにすでに失業者の発生を見ているのであります。このような情勢に対処いたしまして強力な失業対策を樹立し、社会不安の除去と経済の安定に奇與することを目的として本國会に提出せられ、労働委員会付託となつたのであります。し……

第5回国会 衆議院本会議 第25号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました、政府提出にかかる失業保險法の一部を改正する法律案の、労働委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  失業保険法は、経済緊急対策の一環として、労働者が失業した場合に失業保険金を支給することによつてその生活の安定をはかることを目的として、昭和二十二年、第一回國会において制定され、同年十一月一日から施行されて参つたのであります。しかるに、今般の経済九原則に基く諸般の施策を実行するにあたり、企業の合理化等のために今後深刻なる失業状態が発生するものと予測せられるのであります。しかして、これらによつて生ずる失業者はいずれも本保險の対象となるものでありま……

第5回国会 衆議院本会議 第27号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました、政府提出にかかる公共企業体労働関係法の施行に関する法律案の、労働委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  公共企業体労働関係法は本年六月一日から施行されることになつておりますので、その施行についての経過措置に関し、日本國有鉄道法及び日本專賣公社法の施行に関する法律案並びに國家公務員法の團体の登録に関する人事院規則等との関係を檢討しておりましたところ、その調整を了しましたので本國会に提出され、労働委員会に付託せられたのであります。  以下、その主要なる点を申し上げまするに、この法律案は、ただいま申し上げました通り、そのほとんどが経過措置であ……

第5回国会 衆議院本会議 第28号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました、政府提出にかかる労働組合法案並びに労働関係調整法の一部を改正する法律案の、労働委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず労働組合法案について述べまするに、現行の労働組合法は昭和二十年十二月に公布、翌年三月から施行せられ、爾來早くも三年有余を経過したのであります。この間、わが國の労働組合運動は、終戰直後の空白状態から一躍他にその例を見ない急激な発展を遂げたのでありまして、本法の功績はまことに偉大なものがあつたのであります。しかしながら、一面その後の実施の過程において、当時予想せられなかつた不備の点が現われて参りましたので、これらの諸点……

第7回国会 衆議院本会議 第7号(1949/12/21、24期、民主自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました、政府提出にかかる、公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件の、委員会における審議の経過及び結果を御報告いたします。  本件の発端は、本年八月三十日に、国鉄労働組合から国鉄当局に対し、現行給與ぺースを九千七百円に改訂することと、年末賞與金を一箇月分支給すること等の要求を提出いたしたことにあります。この要求に対し、国鉄当局は、国鉄財政の現状その他諸般の状況を勘案いたしました結果、組合の要求に応ずることができないとの理由で拒否いたしたのであります。そこで組合は、九月十四日、この問題を国有鉄道中央調停委員会に申請いたしたのであります……

第7回国会 衆議院本会議 第10号(1949/12/24、24期、民主自由党)

○倉石忠敏君 民主自由党におきましては、参議院より回付せられましたる本条に対して同意せざることに決定いたしました。

第7回国会 衆議院本会議 第12号(1950/01/25、24期、民主自由党)

○倉石忠雄君 仮議長の選任は、選挙の手続を省略して、議長において指名せられんことを望みます。
【次の発言】 国務大臣の演説に対する残余の質疑は延期し、明二十六日定刻より本会議を開きこれを継続することとし、本日はこれにて散会されんことを望みます。

第7回国会 衆議院本会議 第18号(1950/02/11、24期、自由党)

○倉石忠雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、宮腰喜助君提出、株価暴落に関する緊急質問をこの際許可せられんことを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、川上貫一君提出、最近におけるポツダム宣言違反に関する緊急質問、これをこの際許可せられんことを望みます。

第7回国会 衆議院本会議 第31号(1950/03/28、24期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいまより、公共企業体労働関係法等十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(議決第二号)の労働委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。  全專売労働組合と日本專売公社との間において争いのありました賃金問題に関し公共企業体仲裁委員会が下した仲裁裁定は、去る一月七日、政府より、この裁定は公共企業体労働関係法第十六條第一項に該当するので、同條第二項の規定により国会の議決を要するものであるといたしまして本国会に提出され、同日労働委員会に付託されたのであります。  労働委員会といたしましては、爾来愼重に審議を続けて参つたのでありますが、去る二十三日、討論に入るに先だ……

第7回国会 衆議院本会議 第40号(1950/04/22、24期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました労働者災害補償保險法等の一部を改正する法律案につきまして、労働委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、四月八日内閣より提出されたのでありますが、その提案理由は、今般国脱徴收法の一部が改正されまして、国税滯納の場合の延滯金の率が引下げられることになりましたので、それに対応いたしまして、労働者災害補補保險料並びに失業保險料滯納の場合における延滯金の率を、従来の日歩二十銭から日歩八銭に引下げようとするものであります。なお。従来滯納保險料の一部を滯納した場合の延滯金の徴收に関しましては、便宜的にその残額に対して延滯金を徴收して参つたので……

第8回国会 衆議院本会議 第12号(1950/07/31、24期、自由党)

○倉石忠雄君 公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(第七回国会議決第三号)に関する労働委員会における審査の経過を報告いたします。  本件は第七国会において労働委員会に付託され、今国会に継続審査されることになつたものでありますが、労働委員会におきましては、今会期中、運輸大臣、日本国有鉄道総裁、公共企業体仲裁委員長、国鉄労働組合中央執行委員長その他関係者の出席を求め、愼重審議の結果、国鉄の現在の経理状態においては、仲裁委員会の下した第二次裁定を今ただちに履行するに十分な財源を見出すことはできないが、あと一、二箇月を経過すれば相当の余裕を見出し、裁定の趣旨を実現し得……

第9回国会 衆議院本会議 第7号(1950/12/02、24期、自由党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま御説明になりました本決議案に対して、自由党を代表いたしまして、反対の意思を表明いたさんとするものであります。(拍手)  申し上げるまでもない事柄でありますが、講和條約をすみやかに締結してもらいたいということは国民一般の熱烈なる要望であります。講和会議の成立には、その前提の要素として、われわれがアメリカから援助を受けておる、(「何を援助を受けておるか」と呼び、その他発言する者多し)この経済について、すみやかに自立態勢を整えなければならないということも多言を要せざるところであります。われわれが終戦以来、国民一人残らず熱烈に希望いたしております経済の自立態勢を整えるには、……

第10回国会 衆議院本会議 第1号(1950/12/10、24期、自由党)

○倉石忠雄君 この際暫時休憩されんことを望みます。

第10回国会 衆議院本会議 第27号(1951/03/29、24期、自由党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま上程せられましたる決議案に対しまして、自由党を代表して反対の意思を表明せんとするものであります。  本決議案を拜見いたしますると、「政府は、速やかに衆議院の解散の助言を為すべし。」という、わが国議会政治始まつて以来の珍無類の決議案であります。私は、社会党の方々が、どういう理由でこれを説明されるであろうかということを、ただいま静かに拜聽いたしたのでありますが、提案者の御説明によりますと、この前の議会解散のときに行われました社会党の憲法解釈論をまつたくくつがえして(「その通り」)当時の自由党及び政府が表明いたしたところにまつたく同調せられて来たということは、御同慶にたえ……

第10回国会 衆議院本会議 第32号(1951/05/09、24期、自由党)

○倉石忠雄君 国務大臣の演説に対す質疑は延期し、明十日定刻より本会議を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会せられんことを望みます。

第12回国会 衆議院本会議 第9号(1951/10/27、24期、自由党)

○倉石忠雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、内閣提出、郵便法の一部を改正する法律案、郵便為替法の一部を改正する法律案、右両案を一括議題となし、この際委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。

第12回国会 衆議院本会議 第10号(1951/10/30、24期、自由党)

○倉石忠雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、宮腰喜助君提出、中共、東南アジア及び近東貿易に関する緊急質問をこの際許可されんことを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、加藤鐐造君提出、電力危機に関する緊急質問をこの際許可されんことを望みます。

第12回国会 衆議院本会議 第22号(1951/11/29、24期、自由党)

○倉石忠雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、内閣提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題となし、この際委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。

第13回国会 衆議院本会議 第24号(1952/03/26、24期、自由党)

○倉石忠雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、内閣提出、新たに入学する兒童に対する教科用図書の給與に関する法律案を議題となし、この際委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。

第13回国会 衆議院本会議 第33号(1952/04/19、24期、自由党)

○倉石忠雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、内閣提出、海上警備縁の職員の給與等に関する法律案を議題となし、この際委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。

第13回国会 衆議院本会議 第50号(1952/06/05、24期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案の両院協議会成案につきまして、両院協議会の経過並びに結果について簡単に御報告申し上げます。  本院協議委員の互選によりまして、議長には不肖私、副議長には西村久之君が当選いたしました。なお参議院の協議委員の議長には草葉隆圓君、副議長には館哲二君が当選されました。  本案は、御承知の通り政府職員の勤務地手当支給地域区分関係別表の改訂に関するものでありまして、本院において政府原案を可決したものを、参議院において修正したものでありますが、去る五月二十七日、本院において参議院の回付案に不同意の結果、両院協議会を求め……

第13回国会 衆議院本会議 第58号(1952/06/20、24期、自由党)

○倉石忠雄君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいまの議長の御発議に賛成の意を表明せんとするものであります。(拍手)  私ども、ただいま椎熊君のお話を承つておりますと、野党の諸君だけが議会政治を尊重しておらるるかのごときお話であります。改進党や社会党の諸君が、本議場で御賛成になりました法律案が参議院に回付されて、その成行きを見ずして閉会をすることが、議会政治を理解しているものであると言うことができるでありましようか。(拍手)改進党や社会党の諸君は、常に口を開けば、民主主義政治、議会政治の精神を高調されるのでありますけれども、たとえば過般本院で決定になりました一般職の職員のいわゆる地域給の法律……

第13回国会 衆議院本会議 第70号(1952/07/31、24期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました通商産業省設置法案外十件の両院協議会成案につきまして、両院協議会の経過及び結果を簡單に御報告申し上げます。  まず通商産業省設置法案、通商産業省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案、農林省設置法等の一部を改正する法律案、大蔵省設置法の一部を改正する法律案及び大蔵省設置法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案の両院協議会成案について御報告申し上げます。  本院の協議委員議長には不肖私、副議長には西村久之君が当選いたしました。  なお両院協議会におきましては、本院の八木一郎君及び参議院の楠見義男君よりそれぞれ衆議院及び参議院の……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 衆議院本会議 第40号(1953/03/13、25期、自由党)

○倉石忠雄君 私は、自由党を代表いたしましてただいまの御提案に反対の意見を表明せんとするものであります。(拍手)  およそ民主主義の社会においては、反対の立場にあるといえども少数者の御意見を尊重するのが建前であります。従つて、私ども自由党は、ただいま国会において多数を擁するといえども、常にその委員会の審議においては、きわめて民主的に、反対者の御意見を尊重いたしてやつて参つたのであります。(拍手)労働委員会におけるこのたびの争議規制案についての審議に際しては、衆議院の慣例では国会開会中委員の出張を原則として禁止いたしているにもかかわらず、きわめて重要なる法律案であるということから、特に地方へその……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 衆議院本会議 第21号(1953/07/11、26期、自由党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま上程せられましたる本案につき、自由党を代表して賛成の意を表し、山村君御提出の修正案には反対の意を表明せんとするものであります。(拍手)  わが国が独立を回復いたしましてから、社会の一部にとうとうとして行われる風潮は、占領政策の行き過ぎを是正すべしという言論の流行であります。もとより、わが国情に沿わざるものは、これを是正する必要もありましよう。しかしながら、われわれが断じて守り抜かなければならないものは民主主義であります。民主憲法の精神であります。わが自由党内閣の労働政策も、またこの民主憲法の理念に立脚したものでなければならないのであります。(拍手)  私どもは、この……

第17回国会 衆議院本会議 第6号(1953/11/03、26期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました昭和二十八年度予算補正(第1号)について、予算委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。  この補正予算の内容については、本院における大蔵大臣の財政演説及び政府提出の補正予算説明書において明らかでありまするので、詳細に申し述べることを省略いたします。しかしながら、本補正予算の特色は、さきに提出されました補正予算を、両自由党及び改進党の三党協定の趣旨に基き、政府が修正提出いたしたことであります。  予算総額は、災害対策費五百億円、奄美群島復帰善後処理費十億円を合して五百十億円でありまするが、この修正は、前案に比して、歳出中の冷水害対策費を四……

第18回国会 衆議院本会議 第3号(1953/12/05、26期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました昭和二十八年度一般会計予算補正(第2号)、昭和二十八年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和二十八年度政府関係機関予算補正(機第1号)の予算委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本補正予算の必要性、編成方針、予算の骨組みについては、大蔵大臣の本会議における財政演説並びに予算委員会における提案理由の説明により明らかにされております通りに、米価改訂及び公務員の給与改善等緊急やむを得ざる事由によるもののみであることは御承知の通りであります。さきに成立いたしました第一次補正予算五百余億円が本予算より余分に支出のやむなきに至りましたので、……

第19回国会 衆議院本会議 第15号(1954/03/04、26期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議長より報告を求められました昭和二十九年度一般会計予算、同特別会計予算及び政府関係機関予算につき、その内容及び予算委員会における審議の経過並びにその結果について御報告申し上げます。  本予算案は、二月一日より審議を開始いたしまして以来、一箇月余り熱心に質疑応答が行われ、三月三日討論採決に至つた次第であります。以下、その概要につき御報告申し上げます。  まず明年度予算案の特徴とせられる点につき申し上げまするならば、何と申しましても、国費の節約、財政規模の圧縮をはかつている点であります。すなわち、ここ牧年来膨脹の一途をたどつて参りました予算に対し根本的に検討を加え、財政の規模……

第19回国会 衆議院本会議 第22号(1954/03/20、26期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました昭和二十八年度一般会計予算補正(第3号)の予算委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本補正案は、三月十五日予算委員会に付託されまして、本日討論採決をいたしたのであります。この補正予算案は、義務教育費国庫負担金の不足金二十七億八千余万円を補正追加せんとするものであります。この不足金が生じました理由は、去る十八国会に提出されました義務教育費国庫負担法の臨時特例に関する法律案、すなわちこれは、いわゆる富裕都府県に対し二十八年十二月以降義務教育費国庫負担金を不交付または減額する法律案でありましたが、不成立に終りましたので、昭和二十八年十……

第19回国会 衆議院本会議 第37号(1954/04/15、26期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議長より報告を求められました昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)について、予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本予算案は、さきに可決されました昭和二十八年度一般会計予算補正(第三号)とともに、去る三月十五日予算委員会に付託されましたので、両補正予算案を一括し三二月二十人目審議が行われましたが、二十八年度の一般会計補正予算とは切り離して、本特別会計予算補正の審議は延期されて参つておつたのであります。MSA協定が議決されましたので、四月十三日より再び審議を開始いたしまして、活発なる審議が行われたのであります。  本予算案は、去る三月三十一日本……

第20回国会 衆議院本会議 第5号(1954/12/04、26期、自由党)

○倉石忠雄君 ただいま議題となりました昭和二十九年度予算補正三案について、その審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本補正予算は、今月二日より審議を開始いたしまして、本日討論採決を行つた次第であります。  まず一般会計における予算補正額を見まするに、歳入及び歳出とも二億九千一百万円の増加であり、補正後の昭和二十九年度一般会計予算額は九千九百九十八億七千九百万円となつております。今回の補正予算は、災害復旧、社会保障、地方財政関係等の費用を主とした補正増加を内容とするものでありますが、現下の諸情勢に対応し必要欠くべからざるもののみを計上いたしたのであります。  御承知のごとく、本年度……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 衆議院本会議 第7号(1955/03/28、27期、自由党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま議題となりましたる昭和三十年度暫定予算三案に対して、自由党を代表して、わが党提出にかかる附帯決議案の可決を条件として政府原案に賛成し、両派社会党の組みかえ案に反対の意を表明せんとするものであります。(拍手)予算委員会におけるわが党同僚の質問に対しまして、政府の答弁はすこぶるあいまいでありましてしかも一貫性を欠き、とうてい了承いたしがたきものでありますので、当然修正組みかえを要求いたすべきが本筋ではありまするが、かくては、年度末が数日に迫っておりまする今日、明年度初頭より財政的空白を生ずるおそれがありますので、われわれはこの際忍びがたきを忍んでこれを承認いたし、三十年……

第24回国会 衆議院本会議 第5号(1956/01/31、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 雇用の問題につきましては、経済企画庁長官と大蔵大臣から申し上げましたような趣旨でやつて参りたいと思いますが、私どもの見るところによりますれば、われわれの熱心にいたします五ヵ年計画が満足にいくといたしましても、雇用の問題だけはなかなか楽観を許さない状態であると存じます。そこで、政府は五ヵ年計画を作りますについて、この五ヵ年計画を遂行する最終的目的が、経済自立と雇用量の増大というところに重点を置いておるわけでございます。  そこで、ただいま第一にお尋ねになりました賃金政策のことについて、第一次鳩山内閣と第二次鳩山内閣、また引き続いて第三次に至って、各労働大臣が違う考えを持……

第24回国会 衆議院本会議 第9号(1956/02/16、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 田中さんにお答えいたします。  第一点の、経済情勢と賃上げのことにつきましては、ただいま通産大臣からお答え申し上げました通りであります。そこで、私は、給与担当の閣僚といたしまして、公務員のベースのことについて御報告を申し上げて、御了解を願いたいと存じます。  公務員に対する給与のべース・アップについては、二千円ベース・アップをなせというお話でございますが、昭和二十九年の一月に、人事院の勧告に基いて、政府はベースを改訂いたしました。それ以来の物価の変動を見ますと、二十九年一月から三十年十二月までの間に、消費者物価は一・九%、小売物価は三・四%、卸売物価は五・五%の下落を……

第24回国会 衆議院本会議 第20号(1956/03/09、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) ただいま議題となりました公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  公共企業体等労働関係法は、公共企業体等の職員の労働関係を規律するために昭和二十三年に制定された法律でありますが、周知のごとく、占領下早急の間に立法されたものであり、その内容はいわゆる翻訳立法の最たるものでありまして、その後若干の改正はありましたが、なおわが国の実情に適しない点が多く、また技術的な不備欠陥が随所に見られ、このため、公共企業体等の労働関係に無用の摩擦、紛争を招いているきらいすらあり、従来とも、本法改正を要望する声が少くなかったのであります……

第24回国会 衆議院本会議 第38号(1956/04/26、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣・行政管理庁長官事務代理】

○国務大臣(倉石忠雄君) 国家行政組織法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  今回提案いたしました国家行政組織法の一部を改正する法律案は、現内閣が実施しようとしている行政制度の改革の一環として、議院内閣制のもとにおける行政の責任体制を明確にし、行政事務の管理を強化し、かつ、その能率を向上させるために必要な改正を行うとともに、行政の実情に即応する国家行政組織を定めるための基準法としての機能を十分発揮することができるよう、所要の改正を加えんとするものであります。  次に、法律案の内容について概要を申し上げます。  第一に、トップ・マネージメントの機構を強化する見地から、……

第24回国会 衆議院本会議 第45号(1956/05/08、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣・行政管理庁長官事務代理】

○国務大臣(倉石忠雄君) ただいま石橋国務大臣から申し上げました趣旨で大体私への御質問は尽きておると思いますが、公正取引委員会は、御承知のように、独占禁止法の関係を取り扱っておるものでございますから、経済企画庁のように日々変化いたして参ります経済情勢を把握いたしておるところの官庁がこれを所掌いたすことが最も適切ではないか。しかしながら、公取委員会を作りました趣旨は、御承知のように、今度の機構改革では全面的に残しまして、また特殊性を失わないようにいたしているような次第でございます。  北海道開発につきましては、ただいまこれも石橋大臣からお話がございましたが、行政審議会の答申案を政府は尊重いたしま……

第25回国会 衆議院本会議 第4号(1956/11/17、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律につきまして、水谷さんにお答えいたします。  お話の中に、この法律は今の電気産業と石炭鉱業の労働組合の団結権と団体交渉権の圧迫であるというお話でございましたが、そうではないのであります。団結権や団体交渉権には何の関係もありません。団体行動権であります。つまり、団体行動権に含まれておる、いわゆるその争議行為の中の手段、わかりやすく申し上げますならば、水谷さんのような御説をなさいますから、ときどき国民は誤解を生ずるのでございますが、電気産業と石炭鉱業の二つの労働組合が争議行為をおやりになる場合に、スイッチを切った……

第25回国会 衆議院本会議 第5号(1956/11/20、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 人事院勧告のことにつきましては、ただいま大蔵大臣から申し上げました通りでございまして、目下検討をいたしております。  なお、給与体系の整理の話がございましたが、給与体系の整理につきましては、公務員制度調査会の答申に基きまして検討をいたしておる最中でございますが、なるべく早く成案を得たいと思っております。  年末手当につきましては、大蔵大臣から申し上げました通りであります。  昇給原資の確保につきましては、これは私がしばしば申しておりますように、年度内の昇給につきましては、成績の優秀な者を定期昇給をさせるという原則に変りがないのでございまして、それに要する原資は確保して……

第26回国会 衆議院本会議 第43号(1957/05/17、27期、自由民主党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま上程せられましたる内閣不信任案に対し、自由民主党を代表して反対の意思を表明せんとするものであります。(拍手)  ただいま提案者の御趣意を承わりますると、第一には、政府の昭和三十二年度予算編成方針及びその後のわが国経済についての批判を加えられておりますけれども、三十二年度予算は、御承知のごとく、わが国財政史上まれに見る好景気と民主安定予算であります。第一次大戦中も、わが国は非常なる好景気にめぐまれ、財政も膨張いたしたのでありまするが、これは戦争という不安定な要素に基因したものでありました。しかも、一たび戦争が終結を告げまするや、たちまち世界的大恐慌を招いたのであります……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 衆議院本会議 第5号(1958/06/18、28期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お答えいたします。  労働三法について、労働大臣はこれを改正すると言っておるが、どうかということでありますが、私が、いかなる場所で、いつ労働三法を改正すると言ったか、お示しを願いたい。私ども自由民主党では、労働関係法について、一年余りの研究は続けております。これは一生懸命で勉強しておりますが、その結論がいつ出るか、あるいはまた、その結果改正すべきかどうかなどということは、そのときに応じて考えられることでありまして、私は、就任以来、本法の改正をするなどということを申したことはないのでありまして、このような席から荒唐無稽の言論を吐かれることは、せっかく政府及び自由民主党が……

第30回国会 衆議院本会議 第3号(1958/10/01、28期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 失業保険の支給を延長する意思はないかというお話でございますが、失業保険につきましては、御承知のように、長く勤めておりました者には一カ月ないし三ヵ月の延長の措置をすでにやっておりますし、外国等との比較を見ましても、新たに、勝間田さんのおっしゃるように、延長の特別立法をする意思はございません。  失対事業につきましてはお説の通りでございまして、私どもも、この失業問題については苦慮をいたしておりますが、御承知のように、政府は、昭和三十三年度予算の編成のときに、経済調整の施策を講じます結果出てくるであろうと想定される失業者に対して、すでに二十五万人という失対のワクを持っておる……

第30回国会 衆議院本会議 第5号(1958/10/07、28期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 最低賃金法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  終戦以来、わが国における労働法制は、労働組合法、労働関係調整法、労働基準法など急速に整備されたのでありますが、これらの法制により近代的労使関係が確立され、また、産業の合理化を促進し、わが国の経済復興に寄与するところ少くなかつたことは、否定し得ない事実であります。  労働基準法は、労働条件の最低基準について詳細な規定を設けているのでありますが、同法に定める最低賃金に関する規定は、今日まで具体的に発動されなかつたのであります。これが理由について考えてみますと、まず、終戦後の経済の混乱が最低賃金制の実施基盤をつちかえ……

第30回国会 衆議院本会議 第12号(1958/10/23、28期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 五人未満の事業所に対する社会保険のお話がございました。二十八回国会で失業保険法の一部改正が行われまして、五人未満の事業所の者もこれに加入できるようになったことは御承知の通りでありますが、それをさらにだんだん拡大して参りたいと思っております。  それから労災保険のことでありますが、労災保険も、五人未満の事業所でございましても、特に災害の発生が多いと思われるようなものについては強制適用の事業とされておることは、御承知の通りであります。従って、この制度で、労災の面においては任意加入ではありますけれども、特殊なものは強制加入、こういうことで行き渡るようになっております。  労……

第31回国会 衆議院本会議 第11号(1959/01/29、28期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 労働政策の基本的な考え方につきましては、総理大臣から申し上げた通りであります。労働運動なるがゆえに、どういうことでも法益の保護を受けるということはないのでありまして、やはり、いろいろな労働運動から端を発しました事案でも、事、他の治安関係の法律に触れる場合においては、これは労働問題の範囲を越えておるのでありまして、国民のために、これが正当に処断されることは当然のことであります。政府は、労働政策に対しましては、従来から労働運動には介入しないという方針をとつておるのでありまして、この方針については何らの変化もありません。  賃金についてお話がございました。わが国の賃金につい……

第31回国会 衆議院本会議 第36号(1959/04/07、28期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 審議会の再審議に付した結果、審議会において同様な答申がなされた場合に、政府はどうする考えであるかというお尋ねでございますが、ただいま多賀谷さんからお話もありましたように、英国の例では、審議会が再審議の結果同一内容の意見を提出したときは、政府は慣行として大体それに従って措置すると聞いておりますが、本法案の運用に当りましても、大体これと同じ気持で運用して参りたいと考えております。  それから、第二点は、第二十条に関する原案と修正案は同じ趣旨であるかどうかというお尋ねでありますが、われわれは同じ趣旨であると存じます。同時に、また、修正案によってその意味がかえって明確になった……

第33回国会 衆議院本会議 第13号(1959/11/30、28期、自由民主党)

○倉石忠雄君 私は、自由民主党を代表して、去る二十七日多数の群集によって長時間にわたり国会構内を不法に占拠せられましたる一大不祥事につき、治安責任の立場にある政府当局に緊急質問を行なわんとするものであります。(拍手)  日本社会党外十二団体を幹事役として構成する安保改定阻止国民会議の統一行動が、ついに国会構内に約一万余名の暴徒の乱入となり、その手に赤旗を振りかざし、労働歌を歌い、国家の象徴たる天皇または外国貴賓以外に使用することなき正面玄関までも、ついにこれら暴徒のじゅうりんにまかせ、心なき暴徒の汚物によって汚されるがごとき醜態を生ぜしめたることに関し、国民の負託を受けて国政審議の責めに任ずる……


30期(1963/11/21〜)

第51回国会 衆議院本会議 第11号(1966/01/31、30期、自由民主党)

○倉石忠雄君 私は、自由民主党を代表して、政府の施政方針につき、若干の質問を行なわんとするものであります。  現下、内外の情勢を見まするに、まことに重大なものがあります。世界の大勢は、人類多数の願望にもかかわらず、いまなおきわめて流動的であり、ことにアジアにおいては、ベトナム紛争をはじめ、緊張と不安の様相はきわめて深刻なものがあります。それがわが国の恒久的な平和と繁栄に深い影響のあることはもとより、世界の平和にも大きな不安を投げかけていることは、申すまでもないのであります。国内においては、経済の不況と消費者物価の上昇を中心として、高度成長に伴う構造的ひずみが集中的に顕在化した感があり、わが国経……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 衆議院本会議 第5号(1967/03/17、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お答え申し上げます。  御指摘のように、食糧の自給度についてのお話でございましたが、自給度を維持するためには、なお大いに研究を要しなければならぬ問題もございますが、お話にもありましたように、たとえば、長期的に見ますると、食肉などの部分を考えてみますというと、非常に問題のある品目も、わが国の輸入食糧を考えますときに、多いわけであります。しかし、私どもは、現状の自給度を落とすことはいけないと思いますので、四十二年度予算にもいろいろ予算的に計上いたしてあります増産対策をやってまいって、食糧の自給度を確保することに力を入れてまいりたいと思っております。  第二には、政府は、農……

第55回国会 衆議院本会議 第15号(1967/05/23、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) このたびの失業保険法の改正は失業保険という立場からいたすものでございますが、農山漁村の生活の安定の面からも慎重に検討することが必要でございます。そこで、農山漁村からの季節労務者、出かせぎ者などにつきまして、いろいろの特例的措置を設けましてその影響を緩和するようにいろいろな配慮をいたしておりますことは、労働大臣が申し上げましたとおりでございます。また、社会保障につきましてもその充実をはかることが必要と考えられますし、その面で農業従事者に対する、お話のありました年金は重要な検討課題でございます。  そこで、農民年金の問題につきましては、農業構造政策の観点から検討することが……

第55回国会 衆議院本会議 第21号(1967/06/01、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お答えいたします。  国営雄物川地区は、当初用水改良のみを行なう目的で着手いたしたものでありますが、事業の進捗に伴いまして、地元から強い要望がございまして、排水改良もあわせて行なうことといたしましたので、事業の完成はおくれておるわけであります。昭和三十九年度に四排水路の新設改修を事業計画に組み入れることといたしました。このため排水路は四十年度から着手することとなりまして、自来今日まで鋭意工事を続けておるわけでありますが、この地区の全事業は昭和四十五年度には完了する予定でございます。おくれておりますのは、当初事業着手のときの目的と、さらにその目的が地元の熱烈なる要望によ……

第55回国会 衆議院本会議 第22号(1967/06/02、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農林省関係の公害では、水質汚濁による農業、漁業の被害でございますが、この救済対策といたしましては、現在、公共用水域の水質の保全に関する法律に基づいて、紛争の和解の仲介の制度が設けられておりますけれども、今後は、さらに関係各省とも密接な連絡を保ちまして、公害に関する紛争処理の制度の整備、被害の判定や原因の把握につとめまして、そのために専門機関の整備などをいたす予定になっております。苦情の処理や救済資金を確保する等の方法も考慮いたしておりますので、そういうことについてさらに関係各省と検討を続けて、万全を期してまいりたいと思っております。(拍手)

第55回国会 衆議院本会議 第32号(1967/07/04、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 昭和四十一年度農業の動向に関する年次報告及び昭和四十二年度において講じようとする農業施策につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十一年度農業の動向に関する年次報告について申し上げます。  四十年度から四十一年度にかけてのわが国経済は、三十九年来の不況及びそれからの回復、さらには上昇という変動の過程をたどったのでありますが、このような景気の変動にもかかわらず、新規学卒者を中心とする農家労働力の流出と食糧需要の旺盛な伸びという従来からの傾向には、基本的な変化は見られなかったのであります。  このような状況のもとで、四十年度における農業の生産性及び農業従……

第55回国会 衆議院本会議 第39号(1967/07/14、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農業生産を維持して、農業にとって良好な環境を保ちますためには、生産力の高い優良な農地の壊廃を防止するということは絶対に必要でございます。無計画な農地の転用によりまして農業の環境がそこなわれないように措置することは、当然必要なことでございます。そこで、本法で、市街化区域に関する都市計画につきましては、そのような観点から、あらかじめ建設省と十分協議を尽くした上で定めることといたします。また、市街化調整区域につきましては、農地の転用を原則として認めないというたてまえで運用をいたしてまいりたいと思っております。  それから、農用地の造成につきましては、土地改良長期計画などにお……

第55回国会 衆議院本会議 第40号(1967/07/17、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) このたびの農業災害につきまして、先ほど塚原総務長官からお答えいたしましたように、天災融資法その他の発動につきまして、ただいま数字を集めて、なるべく早くこれを実施に移すように努力いたしております。(拍手)
【次の発言】 国土開発の急激な進展に伴いまして治山治水事業がいろいろ欠陥を生じておることは、先ほど閣僚の方々がお話しになりましたとおりでございまして、私どもは、今回の災害にかんがみまして、これに対して十分なる検討を加えて万全を期してまいりたいと思っております。  それから、山の緑化及び保全につきましては、従来も政府は非常に努力をいたしてまいったのでありますけれども、こ……

第55回国会 衆議院本会議 第41号(1967/07/18、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 昭和四十一年度林業の動向に関する年次報告及び昭和四十二年度において講じようとする林業施策につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、昭和四十年度を中心とする最近の林業の動向について申し上げます。  木材の需要は、薪炭需要の減少や代替財の進出等需要構造の変化を伴いつつも、趨勢的には拡大基調にありますが、国内における木材生産は依然として停滞の傾向を示しており、このため、外材輸入量は逐年増加しております。このような需給状態を反映して、木材価格は四十年の後半から四十一年にかけて上昇いたしました。  一方、国内における森林資源の開発は必ずしも十分でなく、しかも、最近にお……

第57回国会 衆議院本会議 第4号(1967/12/08、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 来年度予算でお米の値段をどうするつもりかというお尋ねでありますが、それは総理大臣からお答えいたしましたとおり、ただいま検討中であります。  第二の、食糧管理制度をどうするかということでありますが、平林さんも御存じのように、これは農業政策、物価政策、財政政策等に重要な関連がございますので、各方面の御意見を聞いておる最中でありますが、ことに、ありがたいことに、ことしはわが国開聞以来の大豊作というわけでありまして、そういうことを念頭に置いて、私の手元で鋭意検討を続けておるという現状であります。(拍手)

第58回国会 衆議院本会議 第4号(1968/01/31、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お尋ねのございました米価審議会委員の任命につきましては、御存じのように、すでに二年間にわたって無答申であります。それから最後には、何が書いてあるのか、片方は白とすべきである、片方は黒とすべきであるというふうな、どういうふうに参考にしたらよいかわからないような答申を出さざるを得ないようなことになっておりますのを見て、私は、これはやはり大事な米の値段をきめる審議会としては、もっとやり方はないだろうかということについて、各方面の意見を聞きましたし、また、私の考え方をもとにいたしまして、今回のような任命をいたした次第であります。  御存じのように、いままでは一年にたった三日間……

第61回国会 衆議院本会議 第69号(1969/07/29、31期、自由民主党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま上程されました内閣不信任決議案に対し、自由民主党を代表して、反対の意思を表明いたすものであります。(拍手)  わが国の経済は、戦後驚異的に発展を遂げ、その国民総生産は世界第二位に上昇いたしたのであります。かくて、今日では、全国の道路には自動車がはんらんし、都市、農村を問わず、屋根の上にはテレビのアンテナが林立するという状態が出現いたしたのであります。粗鋼の生産量はアメリカに次ぎ、自動車の生産量もまた世界第二位であります。このようにして、わが国の経済は、労働力不足を訴える状態にまで立ち至ったのでありまして、過去五十年を顧みまするときに、今日の日本経済の伸展は、実に大き……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 衆議院本会議 第5号(1970/02/18、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農政の問題につきましては、総理大臣のお答えで大体尽きておるわけでありますが、ちょっと一つ補足いたします。  最初におっしゃいました生産調整について権力を用いて強圧するなというようなお話でございましたが、私どもはそういうことのありませんように、全国の知事会、それから農業団体の代表者、町村長会、町村議会議長会などの代表者に数回集まっていただきまして、生産調整協議会というものを持ちまして、そこで何回か御相談をいたしました結果、このたび予算に計上いたしました方式をとることになったという御報告を申し上げましたところ、これらの各団体の代表者は、政府の施策に全面的に協力をして実行す……

第63回国会 衆議院本会議 第8号(1970/03/10、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農地法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  戦後の農地改革により自作農が創設され、これによってわが国の農業生産力は画期的な発展を遂げ、農業者の経済的社会的地位の向上をもたらしたのみならず、戦後における日本経済の復興と繁栄に寄与したことは申し上げるまでもありません。現行農地法は、このような農地改革の成果を維持するという使命をになってきたものであります。  しかしながら、わが国の農業の現状は、いまだ経営規模が零細であり、このため、生産性の向上をはかるにもおのずから限界があることを否定し得ません。したがいまして、農政の基本目標を実現するためには、……

第63回国会 衆議院本会議 第15号(1970/04/02、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 昭和四十四年度農業の動向に関する年次報告及び昭和四十五年度において講じようとする農業施策につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十四年度農業の動向に関する年次報告について申し上げます。  近年におけるわが国経済の高度成長は、農業に対し種々の影響を及ぼし、近年縮小傾向にあった農業の製造業に対する生産性の格差は前年度に比べ拡大いたしております。  しかし、農家の所得は順調な増加を示し、生活水準は世帯員一人当たり家計費で見ますと、生活環境の類似している地方在住の勤労者世帯に対しては、ほぼ同水準となっております。  次に、農業生産は高水準を維持しております……

第63回国会 衆議院本会議 第26号(1970/05/11、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 昭和四十四年度林業の動向に関する年次報告及び昭和四十五年度において講じようとする林業施策につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十四年度林業の動向に関する年次報告について申し上げます。  木材の需要は、引き続き増加傾向にありますが、一方、国内の用材供給量は、四十三年には前年に比べ七・二%の減少を示しました。また、外材の輸入量は逐年増加し、四十三年には用材総供給量の四六・七%を占めるに至っております。  次に、林業経営の動向について見ますと、その大宗を占める私有林経営におきましては、経営規模の零細なものがきわめて多く、四十三年における生産活動や林業所……

第64回国会 衆議院本会議 第4号(1970/11/27、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 上原さんにお答え申し上げますが、私の所管事項の前に、先般沖繩へ参りましたときの記者会見のことがございましたので、一言釈明いたしたいと思います。  この話のときにB52の話が出ました。そこで私は、B52というのは、最近日米両国政府の間に話の合意ができて、これを全部沖繩から撤去することになった、そのとき私が知っておりましたのは、ただ一機まだ部分品が整わないで沖繩に残っていると聞いておりましたが、それは部分品が整備し次第もう撤去するのだ、したがってB52の問題は、皆さんおっしゃるけれども、これはもう済んだことであって、小さくなった、こういうことを言ったのです。  第二の基地……

第65回国会 衆議院本会議 第4号(1971/01/26、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 野菜の価格のことについてお話がございました。野菜の価格安定をはかりますためには、毎々申しておるように、需要に見合いました供給を確保することが基本でございますので、政府は、野菜指定産地制度による新興産地の育成、気象条件に左右される度合いのわりあいに少ないような施設野菜の生産増強と、それから、四十六年度予算には、新たに、こういう野菜産地に対する干ばつなどに対して、露地野菜の生産を継続することができるように、かんがい施設の予算を取って計上いたしてありますことは、御存じのとおりであります。  そういうようにして、平素、生産を増強したいばかりでありませんで、御承知のように、この……

第65回国会 衆議院本会議 第5号(1971/02/05、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お答え申し上げます。  米の需給見通しにつきましてお話がございましたが、政府といたしましても、昭和三十七年五月に公表いたしました農産物の需要と生産の長期見通しにおきましては、長期的には米の生産は需要を若干上回って、米の需給は均衡を失するおそれが強いということを見通しとして発表いたしておりましたことは、華山さんもよく御存じのとおりであります。  しかしながら、昭和三十七年の長期見通し公表後の実績を見ますると、需要は、昭和三十八年の千三百四十一万トンをピークといたしまして、だんだん減少傾向に転じてまいったわけでありますが、米の生産は、四十一年まで、気象条件その他の原因によ……

第65回国会 衆議院本会議 第16号(1971/03/11、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農村地域工業導入促進法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  最近におけるわが国経済の推移を見ますと、農業にあっては、米の生産過剰等農産物の需給が問題となっている中にあって、中高年齢層を多数かかえた就業構造の改善をはじめ農業構造の改善をはかるとともに、農業所得の確保をはかることが重要な課題となっております。他方、工業にあっては、大都市周辺における過密等による生産効率の低下と労働力確保難に対処し、新たな地域における立地基盤の確保が強く要請されております。さらに職種間、地域間の労働力需給の不均衡を是正することも大きな課題であります。  これらの農業、工業及び雇用を……

第65回国会 衆議院本会議 第24号(1971/04/27、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農業の動向に関する年次報告及び講じようとする農業施策につきましての本年度報告は、農業基本法が施行されて以来、十回目の報告に当たっております。その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十五年度農業の動向に関する年次報告のうち第一部、農業の動向について申し上げます。  わが国の農業は、近年における国民経済の高度成長に大きな役割りを果たしてまいりましたが、反面、その立ちおくれは次第に明らかになりつつありまして、その近代化が急務となっております。これに加えまして、今日の農業は、米の生産調整、生鮮食料品等の物価安定、農産物貿易自由化の要請、公害の克服など多面にわたる困難な問……

第65回国会 衆議院本会議 第29号(1971/05/13、32期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 昭和四十五年度漁業の動向に関する年次報告及び昭和四十六年度において沿岸漁業等について講じようとする施策につきまして、その概要を御説明申し上げます。  わが国の漁業生産は、四十四年には八百六十一万トンで、前年とほぼ同水準にとどまり、国民生活の向上に伴い高度化、多様化しつつ堅調に推移している水産物の需要に十分対応するまでに至らず、水産物の価格の上昇は、かなり大きくなっております。また、海洋の水産資源の一般的な状況は必ずしも楽観を許さないものがあります。  漁業経営体数は、約二十三万二千で、近年微増しておりますが、これは動力船経営体及び浅海養殖経営体の増加によるもので、無動……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 衆議院本会議 第4号(1973/01/29、33期、自由民主党)

○倉石忠雄君 私は、自由民主党を代表して、政府に対し、若干の質問を行なわんとするものであります。  まず、政府の外交方針及び安全保障に対する考え方についてであります。  私は、まず全世界が待望いたしておりましたベトナム戦争の終結が一応実現いたしましたことを、国民とともに心から喜ぶものであります。(拍手)しかし、インドシナ諸国は、その長い歴史の経験から、不安と動揺の渦巻く不安定の中に、きびしい戦後を迎えることでありましょう。私は、一日も早く真の平和が彼らの上に来ることを、心から祈るものであります。また、それゆえにこそ、わが国は各国に先んじてベトナムの復興、再建に最善の努力をなすべきであると存じま……

第71回国会 衆議院本会議 第62号(1973/09/22、33期、自由民主党)

○倉石忠雄君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま上程されました内閣不信任案に対しまして、反対の討論を行なうものであります。(拍手)  私は、日本の議会制民主主義のために、健全なる反対党がすくすくと伸びられることを長い間念願をいたしておった一人であります。(拍手)  ただいま成田社会党委員長がここでるるお述べになりました。私はあの成田君の御演説を拝聴して、こういうお考えの方には、われわれにかわっていただいて政権を担当していただくことはとうていできないというまことに残念な気持ちでありました。(拍手)  諸君、皆さん、私は、きょうの不信任決議案は、おそらく全国のテレビあるいはラジオにおいて……

第72回国会 衆議院本会議 第9号(1974/01/23、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お答えいたします。  このたびの食糧の世界的逼迫が伝えられておりますような時期でございますが、私どもといたしましては、あらゆるケースを想定いたしまして、国民食糧に支障のないように計画を立てておるわけでありますが、国内で間に合うものにつきましては、昭和四十九年度予算をごらんいただいてもわかりますように、ああいう型の予算を編成しておるにもかかわらず、食管会計等を除いて、生産面に使っております予算三二・一%という、前年度に比べて非常に大きな予算をつけていただいておるのも、いま私が申し上げましたようなことについて政府が重点的に考えておるということでございます。したがって、基盤……

第72回国会 衆議院本会議 第19号(1974/03/22、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 出かせぎにつきましてお話がございました。私どもは、農政の基本といたしましては、もちろん、出かせぎのない農業経営が望ましいことは当然でございますが、たとえば水田の単作地帯、川俣さんよく御存じの地域、こういう地域の農業労働の季節的に大きい地域にありましては、地元の兼業機会もまた乏しいのでございまして、そういう地域におきましては、農家所得の確保のために出かせぎが行なわれておるというのが実情でございます。これに対しましては、農業生産基盤の整備をするとか、農業団地の育成、農地流動化等の対策を講じまして、農業によって他産業従事者と均衡のとれた生活を営むことができますような自立経営……

第72回国会 衆議院本会議 第23号(1974/04/04、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 国際協力事業団による農業開発は、資源の収奪にならないという保証があるかというお尋ねでございますが、海外の農業開発を支援いたしまするにあたりましては、まず国際協力の見地に立って、相手国の農業の振興と現地の農民の福祉の向上に寄与するという立場から、これを進めることが基本的に重要であると存じます。このために、国際協力事業団による農業開発は、長期的に見まして、相手国の農業生産力の増大を促し、まず現地の需要を満たすことを第一義といたしまして、しかる後に輸出余力があれば、これをわが国への安定供給にも資するという、相互援助の考え方のもとに進めてまいることにいたしておりますので、いや……

第72回国会 衆議院本会議 第25号(1974/04/11、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  最近における農村の土地利用の状況にかんがみ、需要に応じた農産物の安定的な供給と、生産性の高い農業経営の育成という農政の基本目標を達成するためには、土地の農業上の利用の確保とその効率的な利用の促進をはかるとともに、農業経営の規模の拡大をはかることがきわめて重要でありますので、この法律案を提出した次第であります。  次に、この法律案の主要な内容について御説明申し上げます。  第一は、農用地利用計画の対象に、従来の農用地等のほかに農業用施設の用地を加え、地域における総合的かつ……

第72回国会 衆議院本会議 第30号(1974/05/14、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 昭和四十八年度農業の動向に関する年次報告及び昭和四十九年度において講じようとする農業施策につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十八年度農業の動向に関する年次報告のうち、第一部農業の動向について申し上げます。  わが国は、今日、物価問題、資源エネルギー問題に加えて、世界的な食糧需給事情など内外の諸問題に直面しております。このような中で、国民食糧の安定的確保をはかることは、国民生活の保全にとって一そう緊要な課題となっているのであります。  わが国の食糧自給度は、農産物輸入の引き続く増大と、米を除く穀物等の生産の減退とを反映して、今日まで長期的に見て低……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 衆議院本会議 第6号(1979/12/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 私の十一月九日記者会見における発言中、ロッキード事件に関する部分は、適切を欠き、軽率なもので、心から陳謝し、ここに謹んで取り消しいたします。今後はこのようなことがないよう十分心に戒めてまいります。(拍手)


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

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