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井出一太郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井出一太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP100(衆)
71位
委員会発言歴代TOP500(衆)
462位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
440位
委員会出席(無役)歴代TOP50
34位
委員会発言(議会)歴代TOP50
30位
委員会発言(政府)歴代TOP500
198位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
956位
各種会議出席歴代TOP50
45位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
172位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
34位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
147位
各種会議発言(政府)歴代TOP250
116位

23期委員会出席(無役)TOP100
67位
24期委員会出席(無役)TOP100
96位
24期各種会議出席TOP25
15位
24期各種会議出席(無役)TOP25
17位
25期委員会出席TOP50
46位
25期委員会発言TOP100
62位
25期委員会出席(無役)TOP100
72位
25期委員会発言(非役職)TOP50
44位
25期各種会議出席TOP5
1位
25期各種会議出席(無役)TOP5
1位
26期委員会出席TOP50
50位
26期委員会発言TOP100
75位
26期委員会出席(幹部)TOP10
3位
26期委員会発言(議会)TOP10
5位
27期各種会議発言(政府)TOP10
9位
29期各種会議出席TOP25
15位
29期各種会議出席(無役)TOP10
10位
30期各種会議出席TOP25
18位
31期委員会発言(議会)TOP50
37位
32期委員会発言(政府)TOP25
22位

このページでは井出一太郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井出一太郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、国民協同党)

○井出一太郎君 長野縣南佐久郡における水田面積は約三千三百餘町歩で、農家一戸當り僅かに二反歩餘に過ぎません、しかも開田可能の土地を關係村民は兩三年來協力してこれが實現に努力している状態であります。このために千曲川上流の南牧村地野邊山原に一大貯水池を建設せんとするものであり、延長約八キロの導水路をつくるに要する工費約二千萬圓で、二箇年繼續の開發計畫であります。これが完成の暁は豊富な灌漑水のため年間約一萬七千石の米穀がとれるのみならず、冬期は全量を千曲川に放流するため、渇水期の電力危機を緩和できるというのがこの請願の趣旨であります。何とぞ御審議の上採擇あらんことを切望します。

第1回国会 財政及び金融委員会 第41号(1947/11/27、23期、国民協同党)

○井出委員 最後に私は國民協同黨を代表いたしまして、ただいま上程中の二案に對しまして贊成の意を表するものでございます。  この所得税その他の増徴案自體は、相當に厖大なる増税を意味するものでありまするし、また新税として取上げられました非戰災者特別税も、相當に論議の多い新税であろうかと思うのであります。しかしながら事態は非常に急速を要する場合でありまするし、また健全財政を堅持するという政府の御方針に對しまして、いろいろ論議の餘地はありましようけれども、ともかくこれを一刻も早く通過せしめるという方向に、われわれも意見の一致をみているわけであります。もちろん國民所得の中において、一體どれくらいまでが税……

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/08、23期、国民協同党)

○井出委員 本案は豫備審査で長い間たなざらしに相なつておつて、今會期餘すところ今明日というこの議會に審議をいたさねばならぬのでありまして、實は私こまかく質疑をしたいと思うのでありますが、事情も事情で、なるべく簡單にいたしたいとは思いますが、しばらくの間ひとつお許しを得たいと思います。  最初にお伺いしたいのは、提案の趣旨説明で伺いましたところ、本案の目的とするところは、大體二つあるかと思うのであります。その一つは、現在の酒の配給を適正化せしめたいということにあると思います。他の一點は私的獨占の禁止法に伴いまして、一手買取、一手販賣をやつております現在の日酒販、あるいは都道府縣酒販會社、この府縣……

第1回国会 農林委員会 第60号(1947/12/07、23期、国民協同党)

○井出一太郎君 簡單に申し上げます。本請願は小海線中込驛から同じ小海線の野邊山驛に通ずる六十五キロの林道でありまして、有名な八ヶ岳山麓、海拔千二百メートルくらいの標高線を走る林道の計畫でございます。これは地元の約七箇町村が非常な熱意をもつて願望いたしておるところでありまして、これによつておよそ數百萬石に上るであろうところの八ヶ岳山麓のもみ、つが、からまつ等の林産資源を開發し、併せてその附近町村一帶における開墾地とも直結しました林産道路であり、同時に開拓道路というふうな意味をも含めておるのであります。相當に經費は要するかと思いますけれども、地元民の失業對策にも一面には相なるのでございますから、ぜ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第42号(1948/06/18、23期、国民協同党)

○井出委員 ただいまの林野局長官の御答弁で、政府当局が森林組合という團体を林業の基本團体であると御認識になつている点は、私どもも大いに敬意を表する次第であります。そこで從來薪炭の取扱いにつきましては、政府の統制機構の最末端におきまして、一つの指定機関として薪炭の取扱いをやつてまいつたのであります。それがもし本法原案のままでまいりますならば、その團体が著しく金融の面において利便を欠く、こういうような現象を生ずると思うのでありますが、この点長官の考えはいかがでございますか。
【次の発言】 ただいまの御答弁で、大体私の考えておりましたと同じ方向に当局も御認識になつているようでございます。ただ問題はさ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第52号(1948/07/01、23期、国民協同党)

○井出委員 質問があまりないようでございまするから、一、二点地方税との関連において伺つてみたいと思うのであります。それは地方財政委員会が地方財政の彈力性という見地かく強く主張をいたしました酒、たばこの消費税についてでありまするが、これはまだ現在関係の委員会でいろいろと論議が交されておるようでございます。もちろん健全財政という立場は、中央並びに地方を通じて維持されなければならないのでございますが、地方財政に彈力性をもたせる場合において、何か特殊な財源を地方が強く要求をしておることもまた了察しなければならぬ点でございます。殊に地方財政委員会の委員の中の多くの人たちが政府案と衝突をいたして辞任をした……

第2回国会 財政及び金融委員会 第53号(1948/07/02、23期、国民協同党)

○井出委員 ただいま上提中の本案につきましては、論議はすでに盡きておると存ずるものであります。本案を愼重に檢討いたしました結果、修正を必要とするところを発見いたしましたので、ここに各派共同提案という形で修正動議を出したいと存じます。その修正案を朗読いたします。修正の箇所は第七條の二を次のように改めたいと思うのであります。  第七條の二 政府は、薪炭の買入代金の支拂に関する事務の一部を農林中央金庫に委託して行はしめることができる。    政府は、日本銀行又は農林中央金庫に対し、薪炭の買入代金の支拂に必要な資金を交付することができる。    農林中央金庫は、農林中央金庫法(大正十二年法律第四十二号……

第2回国会 財政及び金融委員会 第54号(1948/07/03、23期、国民協同党)

○井出委員 ちようど給與局長がいらつしやるので恩給の問題を伺つてみたいと思います。今度政府の今朝決定した二十三年度補正予算の中に約六億近い数字が計上されているようであります。これはどういう方式でどのような方面に給與せられますか、その点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 この前たしか今井さんから伺つたと思いますが、恩給に対するプリンシプルと申しますか、これがまだほんとうは決定しておらぬ。たとえば社会保險との関連でありますとか、あるいは武官の方だけ停止されておつて文官の方をどうするかという問題も未解決であるように伺つておるのであります。こういう恩給給與の体系というものはまだ確立されておりま……

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/08、23期、国民協同党)

○井出委員 私も質問の順序を総理から始まつて一應システムを組んで参つたのでありますが、どうも大臣諸公がそろいませんので、つなぎの質問というふうなかつこうになつて、この点は少しやりにくいのですが、幸い建設大臣がお見えですから、一、二点お伺いいたします。  住宅対策でありますが、これはおそらく建設省の所管になるわけでありましよう。衣食住というこの三つの問題のうち、住宅がどうも少しく閑却され過ぎておりはせんかという感じを抱くのは、私のみではないと思うのです。今日戰災その他による燒失家屋は、およそ四百万戸ということを聞いている。また戰災地における住宅問題に端を発した家庭的ないろいろなトラブルであります……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、国民協同党)

○井出委員 昨晩に引続いて農林大臣に若干お尋ねをいたします。本委員会は晝飯も拔きで非常な精励でありますが、委員席はどうも寥々たるもので、この点は私も若干文句があるのでありますけれども、ともかくできるだけ簡潔に委員長の御趣旨に從いまして質問を続行します。  最初に農村恐慌の問題について御所見を承りたいのでありますが、今日農村恐慌という言葉は何かしら幽霊におびえるがごとく農村に彌漫をしております。一時食糧の絶対量の不足から起つた非常に現象的な農村好景氣、こういつたものは今日跡を絶ちまして、一部の蔬菜作地帶、あるいは果実園藝地帶等を除きましては、農村は再びかつての恐慌が近づいておるのではないかという……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、国民協同党)

○井出委員 ただいま世耕さんの質問中、纖維の問題等もございました、なおまた纖維局長もお見えのようでありますから、一、二点お伺いをいたしたいと思います。  わが國の輸出の大宗であります纖維工業が今後とも非常に重大であることは間違いないのでありますが、その中で大企業によらない、中小企業によつて営まれておるものが相当多くあるわけでございます。しかるに最近商工省の方針でありますかどうか、企業整備というふうな形で、能率的な大企業に対しては手をつけないで、そうして中小企業を整理して行くというふうな方向がすでに現われておりまして、私の知つておる範囲でも靜岡縣、愛知縣等にはこういう傾向が見えると思うのでありま……

第4回国会 予算委員会 第9号(1948/12/11、23期、国民協同党)

○井出委員 総理大臣に一、二点お尋ねをいたしたいのであります。私は民族の自立とでも申しましようか、この点にいかなる見解をお持ちになつているか。われわれはここに終戰三年余を経過しておりますが、いまだ日章旗を掲げることさえも、何かしら遠慮するような状態のもとに置かれております。町を歩いてみますると、日本の女性が妙な姿に置かれておる。あるいはアライド・フオースと書いた車がゆうゆうと座席のあいておるのに、片方ではわが邦人が雜沓をきわめた列車の中に殺人的な旅行を続けておる。もはやわれわれはこの辺においてこういう状態を一日も早く脱して、たとえば政治の面においては、一つの新しい政治哲学というふうなものが打立……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 大蔵委員会 第10号(1949/04/09、24期、国民協同党)

○井出一太郎君 きわめて簡單に請願の理由を申し上げます。  明治三十六年の四月に長野縣南佐久郡臼田町に收税部が設置せられまして、國税賦課徴收事務を処理されておつたのであります。それが明治四十二年の三月行政整理によつて岩村田税務署に合併され、今日に至りました。しかるに昨今税務に関する諸般の事務がますます繁劇多岐に相なつて参りまして、事務上の重複はもちろん、地方民の時間的、経済的浪費が、岩村田税務署まで参りますことがたいへんなものでありますために、地元関係者一同調印の上、かような請願が出たわけでございます。現在岩村田税務署は南佐久郡北更久郡、この両郡を一括して担当いたしておるのでありますが、臼田税……

第5回国会 地方行政委員会 第11号(1949/04/16、24期、国民協同党)

○井出委員 建設省の所管になつております砂防行政でございますが、從來河川砂防は建設省、それから林野砂防は農林省、こういうふうに分轄されておつたのでございますが、近時砂防行政の一元化というふうな声を聞くのでありまして、一元化ということがまことに聞いたところがよいせいか、実態を見きわめないで、これに対する一部の賛成等を見受けるのであります。けれども実際問題は、この河川砂防の方の土木工学的な立場から林野砂防をながめるということは、これは非常にむりがあるのでありまして、山林砂防というふうなものはやはり植林その他治山治水の源泉でございますが、どうしても林学的立場に立たなければならぬ、こう私は考えるのでご……

第5回国会 地方行政委員会 第13号(1949/04/19、24期、国民協同党)

○井出委員 私も一点だけ伺います。先ほど來配付税の問題に関しまして、幾多論議が繰返されておりますが、どうもこの委員会の全体の空氣と大藏大臣の考え方とは、大分ずれがあるように見受けます。法律に明記された配付税の定率というものが、大藏大臣によつてゆがめられたとでも申しましようか。これはもちろん現実的な要請からして、大臣はさようなお立場をとられると思うが、先ほど機能的にという表現をされました。そういう御見解をもつて臨まれる以上は、配付税法は大藏当局によつては骨拔きにされている、こういう感じを受けるのでありまして、根本的にわれわれは配付税法というものを再檢討して行かなければならぬ、かように思うのであり……

第5回国会 地方行政委員会 第14号(1949/04/20、24期、国民協同党)

○井出委員 私は國民協同党といたしまして、本案に反対の意思表示をいたします。本案の討議につきましては、すでに前討論者から幾多御意見があつたのと、大体軌を一にしております。先ほど與党側の野村委員の賛成討論を伺つたのでありますが、まことに千万無量非常に苦しい御弁解のように伺いました。四つの希望條項を附せられたのでありますが、これも希望的観測にとどまる点が多いと思うのでございます。その中で一点余剩を生じたる場合は、優先的に配付税の減額をしてほしい、この要望に対して木村國務大臣は了解をされたようでございますが、昨日の大藏大臣の答弁等とにらみ合せまして、もしも國税の減額というものと競合関係に立ちましたと……

第5回国会 地方行政委員会 第20号(1949/05/12、24期、新政治協議会)

○井出委員 ごく簡單な問題でありますが、酒の消費税に関連しまして、酒の製造者がいわゆる自家用酒と呼ばれておつたものに対して、酒消費税がかかるわけに相なりますが、この場合、自家用に消費する、あるいは贈與に使つたという数量を一体いかにして査定されるか、それが一点。それから酒類には自由販賣酒と統制酒と、値段が二通りあるはずでありますが、そのいずれによつて價格を算定するか。これを伺つて置きたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁の中の二%という数字は、何を基礎に出しておるのでありましようか。大藏省あたりから、そういうふうな数字が出ておりましようかどうか。

第5回国会 地方行政委員会 第29号(1949/05/22、24期、新政治協議会)

○井出委員 新政治協議会も、この原案に対しては反対をいたすものでございます。すでに前討論者によつて幾多指摘せられておりまするからきわめて簡單に申し上げまするが、政府は中央、地方を通じての均衡予算というふうなことをしきりに強調いたしておるのでありますが、この地方税の値上げその他は、中央財政のしわを地方財政へ持つて來ておおいかぶせるというものでありまして、はなはだ理論的にも首尾一貫しないものである。このように思うものであります。ことに地方配付税の問題で、ことさらに法律で定められたものを、法の改正まであえていたして、三十三コンマ何がしという率を十六コンマ何がしに引き下げる、その不足を埋め合せるために……

第5回国会 地方行政委員会 第36号(1949/08/24、24期、新政治協議会)

○井出委員 大久保海上保安廳長官に伺います。最近の新聞紙の報ずるところによりますと約四、五十隻の日本の漁船が、國籍不明の何か怪船舶のようなものに拿捕されたというようなことを聞いております。これはあるいは保安廳の権限外、水産廳などにもかかつて來ましようし、あるいは大きくは外交問題でもあろうかと存じますが、これにつきまして保安廳の方に、何らかの情報が得ておられまするものなりいなや、ないしはこちら側に許可された範囲から越境をしていたという不法があるのか、そういうことに関連をいたしまして情報がもし入つておりましたらお話を願いたいと思います。

第5回国会 文部委員会 第17号(1949/05/13、24期、新政治協議会)

○井出委員 きわめて簡單にお尋ねをいたしたいと思います。この設置法案を拝見いたしまして、新しい制度による大学というものは非常に現実的には複雑なる事業がある関係上、ずいぶん御苦心のほどもあつたこととはお察しをいたしておる者でありますが、從來日本の学校制度というものが非常に中央集権的であり、また画一的である。これはすでに各委員からも指摘をせられた点でございます。たとえば一高、東大閥というふうなものが、日本のあらゆる諸制度の上に君臨をするというような変態的なものができてしまつたということは、いろいろな事情もありましようけれども、これを諸外國の例などにとつてみますと、たとえばドイツにおいては、あえてベ……

第7回国会 地方行政委員会 第6号(1950/02/25、24期、国民協同党)

○井出委員 地方税法の一部改正案が、一般的心税制改革に先立ちまして、ここに採決を見んとしておりますることは同慶にたえません。  私はこのうち入場税の問題でありますが、美術の展覧会などと同じ意味において、純音楽的な演奏会というようなものは、当然百分の四十という安いレートが適用されてしかるべきだ、こう考えるのでございます。やはり文化国家を呼号いたしまする以上は、美術、音楽などは当然並行すべきものでございまするし、また幾百万の音楽愛好家が、やはりさように熱望してやまないものがあろうと思います。本日政府当局がおられますれば、次の一般的税制改革において、これがどのように取上げておられるか、それを伺いたい……

第7回国会 地方行政委員会 第16号(1950/04/04、24期、国民協同党)

○井出委員 こまかな点、特に税の細目にわたりました点はなお資料等を頂戴したい向きもありますので、その上でいたしたいと思います。それで当面きわめて大ざつぱな問題だけをお尋ねしたいのですが、もし重複してすでにお答えになつておるという分がありましたら、それは簡單に済ませていただいてけつこうであります。地方税法がこの国会の最後の山とでも申しましようか、非常に注目を浴びてただいま審議中であるわけでございますが、これにつきまして関連のありまする平衡交付金法案あるいは地方財政委員会設置法案、こういつたものがやはり同時に提出をされて、これと関連の上で一括審議をしなければならぬ部分も相当多いと思うのであります。……

第8回国会 文部委員会 第1号(1950/07/18、24期、国民民主党)

○井出委員 理事はその数を五名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第8回国会 文部委員会 第3号(1950/07/26、24期、国民民主党)

○井出委員 今朝の新聞紙を見ますると、文化財保護法に基く文化財保護委員会でありまするが、これが近く発足をする、そしてその委員の人選等も出ておるのでありまして、何か本日の閣議決定を見た上で、国会べ承認が求められる、かように報道されておりまするが、これが事実でありまするかどうか、まずそれを確かめておきたいと思います。
【次の発言】 この委員の人選は、非常に重大であると思うのでありますが、これに対する何か人選の基準とでも申しましようか、そういうものがおありならば、伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁で、まだ真の意味において確定はしておらぬということでありますから、新聞紙上に報道された……

第8回国会 文部委員会 第6号(1950/07/30、24期、国民民主党)

○井出委員 本請願は千葉県市原郡鶴舞町常泉進一君外六千数百名の署名にかかわる請願でございますが、紹介議員の佐久間君にかわつて簡單に請願の趣旨を申し上げます。  本請願の要旨は、今回の税制改革に伴つて、義務教育に対する国庫負担制度は廃止され、平衡交付金の中に吸收されて全然特例を設けられず、従つて強制的寄付が行われることは当然予想され、教育費の不足から教育の危機がさらに増大することは必至である。ついては、次の事項をすみやかに実施されたいというのである。一、教育費の大巾国庫補助制度の確立と義務教育費の全額無償、二、地方税法並びに強制寄付の反対、こういう内容でございます。

第8回国会 文部委員会 第8号(1950/10/13、24期、国民民主党)

○井出委員 ただいままで岡委員あるいは若林委員の御質問並びにその御答弁を伺つておりまして、どうも何か一つ本質に触れないものがあるのじやないかというような感じがいたすのでございます。大臣は、大学教授としての輝かしい経歴を持つていらつしやる。しかしながら今日のお立場は、一国の文教の中心におありになる。このお立場は、やはり区別されるべきものではないか。大臣のお考えが、現在の教授ないしは学校当局というものに対して、非常に寛大な、どちらかというと、少し甘やかし過ぎるようなお感覚ではないか、こういうふうに私は思うのであります。こういつた不祥事件が起りましたゆえんのもの、この原因は一つにしてとどまらないと思……

第8回国会 予算委員会 第3号(1950/07/27、24期、国民民主党)

○井出委員 先ほど大蔵大臣の御答弁の中に、臨時国会の一つのテーマは電力再編成案であろうかという御答弁がございました。なおまたそれ以前にどなたかの質問に対する御答弁中、見返り資金の放出先として、あるいは輸出金融金庫あるいは大口電力方面へこれを投入したい、こういうお話があつたのでありますが、電力方面への見返り資金の放出というものが電力再編成案と関連をせしめて、一つの交換条件になつて、電力再編成をやらなければ見返り資金を電力方面に出さないのだ、こういうことがあるやに仄聞しておりますが、この点についてちよつと伺つておきたいと思います。

第9回国会 文部委員会 第5号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○井出委員 文部当局もお見えのようでございますが、文部省の意見をひとつ承つておきたいと思います。
【次の発言】 ただいま政府委員から、文部省としてはこの案に賛成のように言われましたが、運輸省の意見も伺いたいと思います。
【次の発言】 文部省とされまして、この問題について、運輸省の方と今までに何らかの御折衝があつたかどうか。提案者の希望に沿うべく事前の了解があつたかどうか、この点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう一ぺん運輸省の方にお伺いいたしますが、ただいま伺いますと、船員教育審議会でこの問題を坂上げ、しかも小委員会に移して一応結論が出たように承りました。そこで国会の方で、先ほど提案……

第9回国会 予算委員会 第6号(1950/12/01、24期、国民民主党)

○井出委員 友末さんにちよつと伺いますが、地方の知事さん方が、今のあなたの御意見によつて代表されるような、非常に強い御要望を政府に向つて持つていらつしやるということをわれわれは聞いておりますが、知事会議として、政府に折衝をどのような過程においてされたか、政府がまたそれに対してどんな回答を與えておるか、こういう一連の経過を、もし承れたらお伺いしておきたいと思います。

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、国民民主党)

○井出委員 私に残されました時間はたつた四分だそうでありますが、その点は委員長の御良識に期待をし、与党の諸君の寛容さをお願いするものであります。時間の関係から端的に個々の質問に入りたいと思います。  最初にお伺いしたいことは、この質問の初日だつたと思いますが、国民所得の推計に関しまして、安本長官から三兆二千億という程度の数字を伺いました。国民所得の推計はこれはなかなか至難なこととは思いますが、この承つた数字は一体昭和二十五年度であつたのか、あるいは暦年であつたのか、ないしその基準になるべき物価の水準というものをどこらにおいておられるのか、また朝鮮動乱によりまする分、これは特需あるいは輸出方面に……

第10回国会 建設委員会 第18号(1951/03/31、24期、国民民主党)

○井出一太郎君 池田委員にお答えをいたします。  先ほど提案理由の説明の中にもありましたように、軽井沢が従来国際都市としてその名前はもう世界的に宣伝せられている。過去七十年間の軽井沢の歴史の上において、列国の大使、公使でここに居を構える者三十六名以上に上つており、夏季軽井沢は、避暑地として国際間の交歓が行われまして、その間におのずから親善の実の上りましたことは世間周知の事実だろうと考えるのであります。また戦争中などにおいても、たとえばスイスの公使ゴルジエ氏のごときは、ここに居を構えて、ここから日本と列国との協和点を見出すべくいろいろな努力をされたという事実もございまして、軽井沢こそがそういう意……

第10回国会 文部委員会 第3号(1951/02/10、24期、国民民主党)

○井出委員 議題外でございますが、ただいま松本委員の質問中に教員の結核対策がございました。これは教員ではありませんが、結核という意味で御質問いたします。  昨年のことでございましたか、長野県下のこれは軽井沢の近くの、ある一村でございます。小学校に一クラス、結核の集団発生とでも申しましようか、こういう事件があつたことは、多分文部省でも御承知だと思います。これは全国的にも非常にまれなる事例かと存じますが、たしか二名くらいの学童が粟粒結核のために、きわめて病勢がすみやかに高進をいたして死亡いたした。それに驚いてそれぞれツベルクリン反応等の調査をしましたところ、そのクラスの大半の学童が、強陽性というよ……

第10回国会 予算委員会 第6号(1951/02/03、24期、国民民主党)

○井出委員 先ほど川崎君の質問に対して、大蔵大臣と銀行局長の御意見が若干食い違つておるように承つたのであります。この機会に誤解を生ずるといけませんから、統一した御答弁を大臣から伺つておきたいと思います。川崎君の質問によりますれば、興銀の短期債発行について銀行局の一係官がこれを抑制するような事実があつたようであるが、これを大臣は承知しておるか、こういう御質問に対して、そういうことを耳にしたが、それはよくないことであるからさしとめるように手配した、これは一応大臣としての価値判断が加わつて、それはよくないことだ、こういう認識のもとに、さような行為に出られたようであります。しかるに舟山局長の御意見によ……

第10回国会 予算委員会 第9号(1951/02/07、24期、国民民主党)

○井出委員 一応総括質問が終りましていわば一般質問に入るわけでございますが、大蔵大臣から先にお尋ねをいたす構想を持つて参つておりますので、少しく前後整わない点があろうかと思いまするが、出席大臣の御都合もございまするので、まず経済安定本部長官に御答弁を煩わしたいと思います。  先ごろの本会議における大臣の御演説を文書によつてわれわれ配付を受けたのでございますが、文書で見ますると、なかなか堂々たる大論文でございます。一応あらゆる問題に触れており、まことにそつのない感を思わしめるのでありまするが、ただ惜しむらくは、筋金がどこに入つておるかというような点において、いささか不明瞭にも相なるやと考えるので……

第10回国会 予算委員会 第11号(1951/02/09、24期、国民民主党)

○井出委員 私は一昨日の質問におきまして、通産大臣と公共事業委員会の松田さんを、たいへんお待たせいたしましたが、きようはこれから簡單に片づけたいと思います。  きわめて簡単な問題から入りますが、通産大臣は、競輪の廃止をどのようにお考えになつておられますか。
【次の発言】 ただいまの御答弁の中に、競輪の持つておる弊害について言及をいたされました。これは世上いろいろと伝えられまする通り、これがために産を失つた者もたくさんあります。あるいはこのために家庭争議を引起した例も枚挙にいとまない。その他世道人心上考えてみまして、スポーツと今仰せられたが、これはさようなものじやない、むしろ賭博の色彩がきわめて……

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/02/23、24期、国民民主党)

○井出委員 ただいま庄司委員からも、公益事業委員会側の御出席がない点御指摘がございましたが、同時に私は通産大臣もいろいろな関連があると思いまするので、委員長にその出席方を御要請申し上げておきます。  ただいま天下の耳目を響動しておりまする電力再編成問題、これが本二月の二十三百をもちまして、公益事業委員会からいわゆる決定指令案なるものが出るやに承つておるのでございます。これに関連をいたしまして、日発側と委員側とにおいて御意見の対立があるやにも伺うのでございます。このことは一つの大きな政治問題化そうこういう段階でございましてわれわれがかねてから、あるいはかようなトラブルがあるのではないかとひそかに……

第10回国会 予算委員会 第22号(1951/02/26、24期、国民民主党)

○井出委員 私は国民民主党を代表いたしまして、ただいま議題と相なつておりまする昭和二十六年度一般会計、特別会計並びに政府関係機関の三予算案に対し、反対討論を行わんとするものであります。  ただいま宮幡委員はだらだらと礼賛の辞を繰広げられましたが、これまつたく御用的言論以外の何ものでもございません。過去一箇月にわたる予算審議の過程において明らかになりましたように、本予算案は急変せる世界情勢の現状とマッチせず、これに即応せる日本経済の実態と完全に遊離しておるものでございます。すなわち本予算案の大綱が閣議決定を見ましたのは、昨年七月十一日のことであり、朝鮮動乱後の新事態はほとんど織り込まれておらず、……

第10回国会 予算委員会 第23号(1951/03/28、24期、国民民主党)

○井出委員 大蔵大臣がお見えになつてから本質的な問題は伺いたいと思いますが、政府委員の各位もおられますので、その前に若干事務的な問題をお尋ねいたします。  年度の終りのぎりぎりに法案が提出され、かつ補正予算が出て参つたのでありますが、おそらく四月一日から発足せしめたいということで、政府の方では御配慮のことと思います。つきましては、今後の審議にもよることとは思いますが、たとえば設立委員というようなものができて、その準備にかかるというような手続を考慮に入れまして、大よそいつごろ完全な発足が見られましようか、その点をまず伺いたいと思います。

第10回国会 予算委員会 第24号(1951/03/29、24期、国民民主党)

○井出委員 簡單に五、六点お伺いいたしたいと思います。長期金融の必要性はわれわれもつとに主張いたして参つたところでありまして、復金の機能が停止いたしておる今日、これにかわるべき何らかの機関を要望しておりましたやさき、大蔵大臣は日本開発銀行の構想を発表せられたのは、広島選挙の前あたり、大阪においてなされたかのように記憶いたしております。従つて私どもはこれがもつと早く構想が熟されて、少くとも総予算を審議いたしまする際、そのころにその一環として、この法案ないしは付随する予算、こういうものが出てしかるべきであつたと思うのであります。しかるに年度末わずか二、三日といろ段階になりまして、あたふたとしてこの……

第12回国会 文部委員会 第5号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○井出委員 ただいまお二方の御説明を伺つたのでありますが、この問題につきましては、日教組側とまつたく真正面から対立をされておるようでありまして、われわれとしても、これが裁断をただいま要請されたのでございますが、十分慎重に研究をしてみなければならぬと考えております。私はそういう意味においては、教組側ばまつたくニュートラルな立場でございますが、ごく基礎的に一、二点伺つでおきたいと思います。と申しますのは、全高教という団体は、発足してまだ歴史も浅く、現在では一道十八県というように承りましたが、まだ参加されておらない都道府県においては、高等学校の教職員の諸君は、現在やはり日教組に所属をされておるのでご……

第12回国会 文部委員会 第10号(1951/11/26、24期、国民民主党)

○井出委員 簡単に本請願の要旨を申し上げたいと思います。  栃木県芳賀郡益子町には、西明寺、地蔵院、愛宕神社、綱神社等、重要文化財建造物を多数有しておりますが、これらはいずれも解体修理の年数に達しておりまして、特に西明寺においては腐朽はなはだしく、楼門などは原形までがくずれておる状態でございまして、きわめて遺憾であります。ついてはこれら重要文化財建造物修理費を国庫補助としてなされたい、こういうのが本請願の趣旨であります。
【次の発言】 本請願の要旨は、広島県佐伯郡の宮島にあります国宝建造物の厳島神社の大鳥居についてであります。これが多年風雨にさらされ、また昨年襲来した台風によつて大被害を受けた……

第12回国会 予算委員会 第12号(1951/11/02、24期、国民民主党)

○井出委員 先ほど周東安本長官の御答弁の中に、パルプ会社が近ごろ非常に濫伐、過伐をしておる、これはお認めになつていらつ上やるようですが、これに対して森林法その他適切な措置を講じられた、これもよくわかつております。ところが、この森林法なるものは、いわば仏つくつて魂がちつとも入つておらぬという感じがいたすのであります。たとえばこの森林法の大きな眼目である森林計画という問題でございますが、国家が国の責任において、今後は民有林、国有林を問わず、一つの計画的な植採をやつて行く、その中に政府が介入をした計画性を持たせる、こういう御趣旨でありましようが、従来の施業案に対しては、大蔵省も比較的御理解があつたよ……

第13回国会 文部委員会 第2号(1951/12/27、24期、国民民主党)

○井出委員 会計課長からお伺いしたいことは、前年度予算との関連において、全体のわくがどうか、あるいは人件費、物件費等を勘案すると、今の折衝過程にある大蔵省の示している線では、本年度に比べてどのような支障があるか、こういうようなことをごくざつと伺つておきたい。

第13回国会 文部委員会 第9号(1952/03/12、24期、改進党)

○井出委員 初年度における事業計画書、あるいはもくろみ書、こういうものはございますか。
【次の発言】 それは資料としてちようだいできますか。
【次の発言】 その資料を拝見した上で申し上げたいとは思いますが、とりあえずお聞きしておきたいことは、貸付の利子は、およそどの程度になつておるかという問題であります。もちろん、いわゆる市中金融のコマーシャル・ベースというわけでもないでしようが、およその見当、それは貸付の内容によつては利率が違うのであるか、この点をあわせ承つておきたいと思います。
【次の発言】 政府出資をもつてまかなうことになつておりますが、借入金をする場合も、三十五條ですかありますが、これ……

第13回国会 文部委員会 第12号(1952/03/20、24期、改進党)

○井出委員 ただいま水谷委員の御発言に関連いたしまして、検定あるいは国定という問題ですが、あなたが昨日説明をせられた中には「検定または国定の教科用図書」云々という言葉をはつきり用いられて、あたかも国定という問題は、今御説明になつたより、もう少し固まつておるような印象を受けたのですが、この点どうですか。
【次の発言】 国語または算数の教科書に限つて、これを国庫で負担をするとこういうことですか。教科書の選択によつては、かかる費用が発行所によつて相当異同があるのではないか、これは別に一律に一定額を交付するのではなくて、その二つの科目に限つては、かかつただけのものは交付するのだ、こう理解をしていいので……

第13回国会 文部委員会 第16号(1952/04/03、24期、改進党)

○井出委員 この前の委員会に不参をいたしましたので、質問の留保を願つておいたのでございますが、以下若干の点をお尋ねをしてみたいと考えます。  ユネスコ憲章の中にあります戦争は人の心の中から生れる、こういうふうな考え方に対しては、世界観によつて、別な立場というものも、おそらくは生れて来ると思います。しかし、われわれが自由世界の一環として立つ、こういう決意をいたしました以上は、このユネスコの根本精神というものに対しては、もちろんわれわれとして異論のあるところではございません。ただ問題は、こういう機構を、日本の国内でいかように取扱うか。文部省は非常に力を注いでいらつしやるところでありますが、下手をし……

第13回国会 文部委員会 第31号(1952/06/12、24期、改進党)

○井出委員 大体参考人各位の御発言によつて、この委員会を開催した目的は達成された、こう考えます。特に自由党の小西委員が、先ほど納得の意を表されたゆえをもつてしても、明らかだと思います。そこで、私どもの気持は、この来るべきオリンピックに、願わくはフェア・プレーの精神を貫いて、先ほど参考人各位の言われた崇高な目的を十分に果されて、お帰りを願いたい、こういう壯行の会たらしめたい、むしろこういう気持さえ持つておるのであります。  そこで、もう一点、私は先ほど委員長に質問という関係から申し入れておきましたのは、本筋とは少し違いますが、せんだつて、尾形愛子さんが候補に選考されておりながら、結果としては心臓……

第13回国会 予算委員会 第5号(1952/01/31、24期、国民民主党)

○井出委員 ただいま中曽根君の質問に対しまして、問題は御承知のように吉田書簡をめぐつての発言でございます。当然総理が答弁の衝に当らなければならぬにもかかわらず、将来の外務大臣という表現を用いられて、岡崎国務大臣のみが答弁に立たれるということは、われわれとしてはとうてい了承できません。なおまた時間の制約がきわめて厳格にある総理に対する質問でございますから、この際委員長から、必ず総理が答弁されるように御手配を願いたいと思います。

第13回国会 予算委員会 第10号(1952/02/06、24期、国民民主党)

○井出委員 ただいま上林山委員から長野の事件が問題に相なりました。これは私の郷里にも関係していることでございまして、一、二点法務総裁に伺つておきたいと思います。  事の起りました田口村という村は、千曲川の上流地帯にございまして、あるいは塩尻村などというのと相並んで長野県下の有数な赤い村だ、こういうことに従来相なつておつたのでございます。ことに田口村の隣りにある臼田町という町の佐久病院という病院、これにはかつて高倉輝やあるいは伊藤憲一君などが療養をしておつたことがございまして、例の有力幹部の地下にもぐつた際などは、徳田球一君はこの病院にひそんでおるであろう、こういうようなうわさも立つたほどであり……

第13回国会 予算委員会 第18号(1952/02/18、24期、改進党)

○井出委員 岡野さんに一点関連して伺います。地方公共事業費の問題でありますが、本年度の予算は国庫において公共事業費の増加が大体三百九億円ばかりございます。ところが地方の分を合せますと四百七十億円ばかり全額においてはふえるわけであります。これが中央と地方を合せた公共事業費であります。そういたしますと、せつかく中央で三百九億ふやしても、地方の負債はまだその上百七十億よけいになるわけであります。しかるに平衡交付金で地方財政へ五十億あるいは起債のわく、これが百五十億広がつたにいたしましても、これは二百億でありますから、地方へしわの寄つて行つた公供事業費負担百七十億というものをカバーする程度のものしかふ……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/02/20、24期、改進党)

○井出委員 私は野党の全委員を代表いたしまして、動議を提出いたすものであります。最初にその文案を申し上げます。   防衛支出金六百五十億円、安全保障諸費五百六十億円、行政協定、特に刑事裁判管轄権に関する件、駐留軍の内乱及び外国出動に関する諸條件、これらの諸点を明らかにし、かつ要求中の資料が提出あるまでは、分科会に入らず、質疑を続行すべし。これが文案でございまして、以下簡單に趣旨の弁明をいたします。  予算委員会は一月の二十八日に始まりまして以来、今日まで二十日有余日子を経ておるのでございまするが、われわれがこの画期的な独立予算を審議するに際しまして、一番大きな問題は、防衛費の負担が内政費に対し……

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/02/23、24期、改進党)

○井出委員 私は野党全員を代表いたしまして、ここに動議を提出いたすものでございます。  われわれは一月二十八日以来本委員会におきまして昭和二十七年度予算を審議いたして参りました。わが国が独立第一年に際会いたしまして、きわめて重大なる予算でありますることは論をまちません。この間野党側といたしましては慎重審議いたしたつもりでございます。そのことは野党の声こそまさに国民の声を代弁するゆえんであるからであります。今や予算の審議は最終段階入つて参りました。われわれが最も重大視いたしました行政協定の内容を明らかにせよという点に関しまして、幾たびか総理の出席を求め、本日のごときも、あらゆる角度から総理に対し……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/05/16、24期、改進党)

○井出委員 私は主として大蔵大臣にお尋ねをいたしたいのでありしますが、その前に、今川島君が予備隊の問題を取上げられましたので、これに関連して一、二点伺つて入たいと思います。  大橋さんが十五日の内閣委員会で、わが党の船田享二氏の質問に答えられて、保安隊、警備隊は、かつての軍隊が担当していた内乱や、大規模な暴動を鎮圧する最強力の部隊である云々、こういう御答弁をされております。これは私速記録を当つて詳細に調べたのでございませんが、新聞に伝えられたこの答弁の言葉の持つニユアンスからいたしますと、まさしく従来の予備隊が説明されていた限界を一歩前進をしておるという感じがするのであります。まずこの点をひと……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/05/22、24期、改進党)

○井出委員 簡單に岡崎さんに二、三点伺います。ただいまの西村委員の質問の多くの部分を占めておつた、たとえば中共貿易という問題にしましても、これは吉田書簡による国府の選択、こういう意思決定に大きく端を発しておると思う。これについてはすでに論議が尽されておると思うのですが、一体この吉田書簡というものは、国際法的にいうならば、条約なのか、協定なのか――われわれはそうは思いませんが、一体この書簡がどういう性格を持つており、国内的には国民をどう拘束するか、あるいは日本の外交史上において、かような前例がすでに幾つがあつたか、この問題を専門家の岡崎さんに伺いたいと思います。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 文部委員会 第9号(1953/02/12、25期、改進党)

○井出委員 先ほど財団法人学校給食会ですか、そういう話題が出ておりますが、巷間伝えられるところによりますと、文部省が外郭団体を最もたくさん持つている、こういうことを聞くのであります。この財団法人もその一つであろうと思います。私はそこで資料を要求したいのです。つまりそれに類似の文部省の外郭団体学徒援護会もその一つでしようし、さつき話題になつた教育映画株式会社――これはどこかで線を引かなければならぬと思います。常識で外郭団体と考えられるもののリスト、その事業内容、そういつたものをひとつお示しを願いたいと存じます。  あわせて一点伺いたいことは、この間、何の新聞でございましたか、文部省の外郭団体の一……

第15回国会 文部委員会 第13号(1953/03/03、25期、改進党)

○井出委員 本国会における最重要法案の一つでございまするただいま上程中の両案に対しましては、全国の国民がひとしくその眼を集めておるところでございまして、当文部委員会の今後の審議こそきわめて重大であろうと思うのでございます。すでに本会議におきまして一わたりの質疑応答があり、さらにまた先ごろ予算委員会においても相当つつ込んだ論議があつたはずでございます。しかしながらこの両法案を審議する実態的な委員会は本委員会でございますので、ただいま委員長は重複をせぬようにというお話でありまするが、この委員会としては一わたり触れざるを得ないのでございまして、以下私の申し上げる点が、すでに出ました議論とあるいは重複……

第15回国会 予算委員会 第4号(1952/12/01、25期、改進党)

○井出委員 ただいまの御説明は、速記を急いで御配付願うなり、あるいはただいまの御説明を印刷にして、配付願いたいと思います。

第15回国会 予算委員会 第6号(1952/12/03、25期、改進党)

○井出委員 ただいま提起せられております炭住資金の問題は、きわめて重要でありまするが、大蔵大臣並びに通産大臣の御答弁を伺いましても、何らわれわれの琴線に触れるものがございません。はなはだ遺憾であります。そこでわれわれは、以下申し上げまする詳細なる資料の御提出を願いまして、その上日を改めまして、さらに質問を展開したいと思いますので、委員長におかれましては、どうかさような機会をお与え願いたいと思います。  そこでわれわれの要求したい資料の第一は、この炭住資金の取引当初にさかのぼりまして、その取引の行われた年月日、借入者の氏名、会社の場合においては代表者名をも付記していただきたい。その貸出額の明細、……

第15回国会 予算委員会 第8号(1952/12/05、25期、改進党)

○井出委員 前に立たれた両君によりまして、ほとんど荒筋の大きな問題は尽されているようでございます。私はなるべく重複を避けて、与えられた時間を御質問申し上げたいと思います。  まず最初に緒方国務相から伺いたいことは、占領下労働問題というのは、一つの絶対不可侵の強権が常に働いて、時には二・一ストの禁止となり、あるいはマッカーサー書簡となりといつたようなことで、ともすれば安易に解決をされて来たと思うのでありますが、独立後はまさしく大ぎな試練に立つている、こう思うのでございます。ことに電産、炭労、この二大ストは、日本の動力源を麻痺せしめ、これが基幹産業全体に大きな影響を与えて、特にそのしわ寄せは中小企……

第15回国会 予算委員会 第13号(1952/12/12、25期、改進党)

○井出委員 総理は御不快で、それを押しておいでになつておるように伺いますので、私の質問は、大蔵大臣その他との相関的関連もございますが、委員長から、特に総理に集中して切り上げてやつてほしい、こういう御要請がございました。大体その趣旨に沿つて、以下お尋ねをして参りたいと思います。  ただいま補正予算案は最終段階に入つて参りました。おそらく両三日を出ずして本会議に上程をせられる段階のように思うのであります。しかして一方野党の側においては、修正案の協議をいたしつつあるので、ございましてこれもあとわずかの時間で意見の調整ができる、こういう段階にあるように聞いておるのでございます。私どもは、この予算がもと……

第15回国会 予算委員会 第17号(1953/02/06、25期、改進党)

○井出委員 過日の本会議において吉田総理大臣は、思うに独立日本の前途は容易でないと述べられましたし、また向井大蔵大臣は、わが国経済の前途は必ずしも楽観を許さないと申しておられます。この点はわれわれもまつたく同感でございます。しかしながら今ここに提出された予算を拝見いたしますと、必ずしも以上の認識の上に立つておられない、安易な計数の羅列を示されたという感を覚えるのでございます。予算というものは、時の政府の持つ政策を具体的に顕現したものであるといたしますならば、ある一定の性格を持つて貫かれておらなければなりません。少くとも吉田的な背骨をそのうちにひそめており、あるいは向井流の体臭が感ぜられる、こう……

第15回国会 予算委員会 第30号(1953/02/27、25期、改進党)

○井出委員 議事進行について。ただいま承つておりますと、本多国務大臣の御答弁と田中局長の資料に関する説明とが著しく食い違つております。本多大臣は、平衡交付金と国庫負担金とを合せれば、国から流してやる金額においては現員現給が確保される、こう申しておられる。しかし文部省からわれわれに提出された資料によりますと、八百七億でございますか、この基本給を満すに足りない七百八十数億しか計上されておらぬという、この資料について、岡野文部大臣は少しも御存じないような状況でございます。われわれはこういう不統一な答弁では満足できません。従いまして、十分間ばかり休憩を求めまして、この間政府は統一した御答弁を発表願いた……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/29、26期、改進党)【議会役職】

○井出農林委員長 ただいま議題になつております委員派遣の件でありますが、ただいま土井さんから御指摘の点につきましては、その点も考慮いたしまして、選挙区に関係のある者はその地区にまわさない、こういう方針で三班とも編成をしておりますので、さよう御了承を願います。

第16回国会 農林委員会 第1号(1953/05/26、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この機会に一言ごあいさつを申し上げたいと思います。このたびはからずも農林委員長の重責を帯びるに至りましたので、二言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  御承知のごとく、農林業はわが国民経済の根幹をなしておるのでありまして、農林業の健全な発達なしには祖国復興もまた不可能なのであります。特に敗戦によりまして海外領土を喪失いたし、この狭小な国土のうちに八千余万の人口を扶養して行かなければならない現在、農業生産力の拡充に一段と力をいたさなければならないと存じます。このためには農地の改良、造成、災害の復旧及び防止、治山治水の徹底、あるいは農林金融政策の推進また……

第16回国会 農林委員会 第2号(1953/05/27、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨日本委員会に付託になりました内閣提出農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題といたし審査を進めます。  まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。篠田農林政務次官。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午前十一時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。まず国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。御承知の通り委員会が付託事件の審査のほかに国政に関する調査を行いますには、衆議院規則第九十四条によりまして、議長の承認を得ることが必要になつております。本委員会といたしましては、米麦の価格、管理制度等の問題を含む食糧に……

第16回国会 農林委員会 第3号(1953/05/29、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  肥料問題につきまして調査を進めたいと思います。最近における肥料問題は、国内的にも対外的にもきわめて緊迫した事態を来しておりまして、先国会におきまして、本院は肥料価格安定に関する決議案を満場一致をもつて可決し、政府の善処方を要望し、政府もまた肥料対策委員会を設けて、肥料問題に関する基本的事項を審議せしめる等、これが対策に努力されているようでありますことは、先刻御承知の通りであります。本委員会といたしましては、本国会におきましても、肥料問題につきまして、議長の承認も得ましたので、引続き調査研究を続けるわけでありますが、本日は最初でありますので、まず政府当局……

第16回国会 農林委員会 第4号(1953/06/17、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。本委員会といたしましては、先般議長の承認を得まして、本案の審査及び農業災害補償制度の基本的問題についての調査の一手段といたしまして委員を派遣して、今春の凍霜による農業被害の実情を現地について視察いたしましたので、この際派遣委員よりその調査報告を承ることにいたします。佐藤善一郎君。
【次の発言】 次に足鹿覺君。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 平野三郎君。
【次の発言】 ただいまの調査報告に関しまして、派遣委員または政府に対し御質疑または御意見があれば発言を許します。

第16回国会 農林委員会 第5号(1953/06/18、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。農林大臣は参議院の本会議にも出席を求められておりますので、先に大臣に対する災害対策等に関する質疑を行うことにいたします。大臣に対する質疑は通告順にこれを許します。古屋貞雄君。
【次の発言】 古屋委員に申し上げますが、質疑者が数名ございます。簡潔にひとつお願いいたします。
【次の発言】 農林大臣はただいま参議院の方から迎えを受けておりますので、一応この点だけを答弁をされて、向うに出席の上、後刻もう一度おいでを願う、こういう予定に相なつております。
【次の発言】 佐竹君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 お諮りいたします。先ほど佐竹委員からの動議で、懇……

第16回国会 農林委員会 第6号(1953/06/19、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日はまず農政の基本施策に関しまして農林大臣の所信を承ることにいたします。  申すまでもなく農政の諸問題は、食糧の問題にいたしましても、また肥料の例をとりましてもおわかりの通り、古くからこれが対策について論議が繰返されておりますが、これは農業問題か、社会経済の推移とともに常に新しい角度から検討を要請されるからであると考えられます。政府は、先般の施政方針の中にも食糧自給度の向上のため農地の改良、技術の向上等遺憾なきを期するとは言つておりますが、この機会に所管大臣より農林業における政府施策の大綱を承り、あわせてかかる施策の背景をなすところの農政に関する大臣……

第16回国会 農林委員会 第7号(1953/06/20、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日はまず農林関係予算について説明を聴取することにいたします。本年度予算は目下本院において審議中でありますが、昨日の農林大臣の農政の基本施策に関する説明の裏づけともなるべき農林関係予算につきまして、この際政府の説明を承り、今後本委員会に付託される予定の重要法案の審査や、議長の承認を得ております国政調査に関する調査の参考に資したいと思います。  それでは増田会計課長。
【次の発言】 ただいまの御説明は昨日の農林大臣の御説明と表裏一体をなすものでありますから、両者を一括して次会より質疑を行うことにいたします。  次に凍害、霜害及び台風による農林被害に関しま……

第16回国会 農林委員会 第8号(1953/06/24、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  去る二十一日、内田農林大臣が突如として辞任せられました。即日保利新大臣が御就任になりまして、本日委員会冒頭、新大臣よりのごあいさつを申し述べたいという申出があります。保利農林大臣。
【次の発言】 お諮りをいたします。先ほど理事会の申合せもございますので、本日会議に付しまする事項のうち、とりあえず三件だけ政府側の提案説明を聞きまして、しかる後にそれとの関連をもつて御質問を願う。こういうことにして、とりあえず政府の提案説明を聞いて議事に入りたいと思います。
【次の発言】 御了承願います。
【次の発言】 去る六月二十日本委員会に付託になりました内閣提出、市町……

第16回国会 農林委員会 第9号(1953/06/25、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本年産麦価の問題に関連いたしまして、昨日に引続き質疑を行います。吉川久衛君。
【次の発言】 先ほど足鹿委員より提起せられました日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案につきまして、本日の午前中水産委員会との連合審査をいたしましたが、農林委員会としてなお幾多論議し、なおかつ修正を要すべき点もあろうやに思うのであります。つきましては本委員会の意見をまとめて、これに基いて水産委員会へ申入れをしたい、この足鹿委員の意見につきましては御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さように決定をいたします。  本日はこれにて……

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/06/26、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。昨日水産委員会と連合審査会を開きました日本団に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案につきまして、水産委員会に申入れの件につき、足鹿委員より発言を求められております。これを許します。足鹿覺君。
【次の発言】 ただいまの申入れ事項に関して御意見があれば発言を許します。――御意見がなければ、これより採決いたします。  先ほどの足鹿君の御発議通り、水産委員会に意見を申し入れることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。なお字句等の整理については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第16回国会 農林委員会 第11号(1953/06/30、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず食糧に関する件について調査を進めます。この際、本年産麦価の問題につきまして、政府より先般来の経緯につき御説明をいたしたいとの申出があります。これを許します。保利農林大臣。
【次の発言】 ただいまの御説明に対する質疑は、大臣の御都合があるようでありますから、次会にこれを行うことにいたします。
【次の発言】 次に、昨日本委員会に付託になりました平野力三君外四十五名提出、昭和二十八年の凍霜害に伴う営農資金の融通に関する特別措置法案を議題といたし審査に入ります。  まず本案の趣旨について提案者の説明を求めます。平野力三君。

第16回国会 農林委員会 第12号(1953/07/01、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨日、本委員会に付託になりました金子與重郎君外七名提出、農産物検査法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず本案の趣旨について提出者の説明を求めます。吉川久衛君。
【次の発言】 次に、去る六月二十四日付託になりました、内閣提出、農業災害補償法に基く家畜共済の臨時特例に関する法律案、六月二十九日付託になりました、内閣提出、農林漁業組合連合会整備促進法案、及び六月二十五日予備審査のため付託になりました、内閣提出、開拓融資保証法案、以上三案を順次議題といたし、審査に入ります。  各案の趣旨について逐次政府の説明を求めます。篠田農林政務次官。

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/02、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  金子與重郎君外七名提出、農産物検査法の一部を改正する法律案を議題といたし、昨日に引続き審査を進めます。質疑または意見があれば発言を許します。
【次の発言】 久保田君、発言の許可を得てください。
【次の発言】 本法案に対する質疑はこの程度をもつて打切りたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際駐留軍の行為による農林関係の損失補償等の問題につきまして質疑の要求があります。これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 ちよつと先に芳賀君に申し上げますが、今問題になつております駐留軍の損……

第16回国会 農林委員会 第14号(1953/07/03、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。ただいま理事が一名欠員になつておりますが、この際その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、佐竹新市君を理事に指名いたします。
【次の発言】 お諮りいたします。平野力三君外四十五名提出、昭和二十八年の凍霜害に伴う営農資金の融通に関する特別措置法案は、提出者全員より撤回の申出がありました。本案はすでに本委員会の議題となつておりますので、本案の撤回には衆議院規則第三十六条によりまして委員会の許可が必要であります。つきましては本案の撤回を許可するに御異議……

第16回国会 農林委員会 第15号(1953/07/08、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際、小委員の補欠選任についてお諮りいたします。ただいま肥料に関する小委員が二名、農業共済制度に関する小委員が一名、それぞれ欠員と相なつております。この際その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、肥料に関する小委員に、足立篤郎君、川俣清音君、農業共済制度に関する小委員に稲富稜人君を指名いたします。
【次の発言】 なおお諮りいたします。ただいま農業災害補償法に基く家畜共済の臨時特例に関する法律案は、農業共済制度に関する小委員会において審査いたしておりますが、昨日足鹿小委員長より、小委員会の……

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/10、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農業委員会法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたし、審査を進めます。これより質疑に入ります。――追つて大臣が見えるはずでありますが、それまでちよつと食糧問題について質疑があるそうですから、これを許します。安藤覺君。
【次の発言】 網鳥正興君。
【次の発言】 それでは先ほどの両案の質疑にもどりまして、足立篤郎君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 この際林野庁職員の給与問題につきまして、前会に引続き質疑を許します。芳賀貢君。
【次の発言】 了承いたしました。川俣清音君。

第16回国会 農林委員会 第17号(1953/07/13、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  林業に関する小委員長より、けさほどの小委員会におきまして、国有林野事業に従事する職員の給与改訂に関する件の、予算委員会に対する申入案を決定したので、これを予算委員会に申し入れるようとりはからわれたいとの申出がありました。この際小委員長の説明を求めます。川俣小委員長。
【次の発言】 ただいまの川俣小委員長の提案に対し御意見があれば発言を許します。
【次の発言】 政府の所見はただいまお聞き及びの通りであります。他に御発言もなければ、これより採決いたします。  ただいまの国有林野事業に従事する職員の給与改訂に関する件を予算委員会並びに政府に申し入れるに御異議……

第16回国会 農林委員会 第18号(1953/07/14、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この機会に理事の補欠選任についてお諮りいたします。ただいま理事が一層欠員になつておりますが、その補欠を委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、安藤覺君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に肥料問題について調査を進めます。政府は昨年来化学肥料の需給の円滑と価格の公正をはかり、農業経営と肥料工業の改善発達を期するため、肥料対策委員会に対し、肥料対策についてとるべき方策を諮問いたしておりましたが、先般肥料対策委員会より答申がなされたことはすでに御承知の通りであります。つきましてはこの際その答申の内容につきまして、政……

第16回国会 農林委員会 第19号(1953/07/16、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際連合審査会開会の件についてお諮りいたします。目下通商産業委員会において審査中の、内閣提出、中小企業金融公庫法案は、この金融公庫を設立することに上つて特定の事業を行う農林漁業組合及び同連合会に対し、その事業の振興に必要な設備資金及び長期運転資金の融通を行わせることが主要目的の一つになつております。つきましては、通商産業委員会に対し、本案に関する連合審査の申入れをいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお連合審査会の開会の日時は、関係委員長と協議の上決定いたしたいと思いますので、委員……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/17、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず平野三郎君外十六名提出、農業機械化促進法案の提案の理由を聴取したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さよう決定いたします。平野三郎君。
【次の発言】 次に土地改良法の一部を改正する法律案を議題といたし、質疑を行います。足鹿覺君。
【次の発言】 小枝一雄君。
【次の発言】 大臣がお見えになりましたから、本案の質疑はしばらく留保いたします。
【次の発言】 次に、昨日に引続き農政に関する質疑を行います。  なお大臣は他の委員会にも出席を求められておりますので、一応本日の大臣に対する質疑は三十分程度にいたしたいと思いますから……

第16回国会 農林委員会 第21号(1953/07/21、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、参議院送付にかかる開拓融資保証法案を議題といたし、質疑を行います金子與重郎君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか――なければ、これにて質疑は終局いたしました。  お諮りいたします。これより討論を省略して、ただちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  これより開拓融資保証法案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案通り可決すべきものと決しました。
【次の発言】 次に、土地改良法の一部を改正する法律案を議題といたし、前会に引続き質……

第16回国会 農林委員会 第22号(1953/07/22、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 会議を開きます。  先日来本委員会が連合審査会を開きました中小企業金融公庫法案は、去る十八日通産委員会の審査を終了いたしたのでありますが、その際附帯決議におきまして、「貸付対象に就いては通産省所管の業種にウエイトを置き、」云々という表現がございます。これはまことに不穏当と思われますので、先ほどの理事会において協議いたしました結果、すでに法案は本日の本会議に上程されることになつておりますので、その際の討論において、右部分の附帯決議につき本委員会としての反対意思を表明することに決定いたしたのでありますが、さよう決するに御異議ありませんか。

第16回国会 農林委員会 第23号(1953/07/23、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  有畜農家創設特別措置法案を議題といたします。質疑に入ります。芳賀貢君。
【次の発言】 有畜農家創設特別法案に対する質疑は後刻続行することにいたします。
【次の発言】 次に農業機械化促進法案を議題といたします。質疑に入ります、安藤覺君。
【次の発言】 他に質疑はありませんか――芳賀委員。一問に限つて許します。
【次の発言】 これにて質疑は終局いたしました。本案につきましては、川俣清音君より、各派共同提案にかかる修正案が提出されております。この際修正案の趣旨の説明を許します。川俣清音君。
【次の発言】 本修正案について質疑があれば、この際これを許します。

第16回国会 農林委員会 第24号(1953/07/24、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  有畜農家創設特別措置法案を議題といたし、質疑に入ります。芳賀貢君。
【次の発言】 大坪政府委員、明快にお答え願います。
【次の発言】 この際委員長から申し上げますが、ただいまの御説明をもう少し明細な資料として御提出を願います。
【次の発言】 ただいまお聞き及びの通り、足鹿委員の御要求にかかわる資料の御提出を願います。
【次の発言】 先刻川俣委員より、競馬と畜産との関連について農林大臣の出席を請求せよとの御要望でありましたが、これは後日に譲り議事を進行したいと考えますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、議事を進行いたします。  ……

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  去る七月二十七日に付託になりました金子与重郎君外二十四名提出、畑地農業改良促進法案を議題といたし、審査を進めます。  まず本案の趣旨について、提出者の説明を求めます。
【次の発言】 提案者に申し上げますが、ただいまの安藤君の御趣旨をくんで御説明を願います。提案者代表金子与重郎君。
【次の発言】 本案に関する質疑は暫時留保いたします。
【次の発言】 引続きこれより、去る七月二十五自付託となりました、内閣提出臨時硫安需給安定法案を議題といたします。まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。保利農林大臣。

第16回国会 農林委員会 第26号(1953/07/31、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 次の機会に来ますから、保留していだだきます。河野一郎君。
【次の発言】 残余の質疑は次の機会に続行することといたします。  午後は硫安関係の二法案につきまして通商産業委員会との連合審査会を開会いたしますから、御了承願います。
【次の発言】 この際お諮りいたします。  委員の異動に伴い、ただいま理事が一名欠員となつております。その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは安藤覺君を理事に指名いたします。  暫時休憩いたします。     午後一時十五分休憩

第16回国会 農林委員会 第27号(1953/08/04、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  臨時硫安需給安定法案を議題といたし審査を進めます。質疑を許します。足鹿覺君。
【次の発言】 午前の議事はこの程度にいたしまして、午後は二時半より理事会、三時より委員会を再開いたします。なお午後も農林大臣はぜひ本委員会に御出席相なるよう願います。これにて暫時休憩いたします。     午後一時十五分休憩

第16回国会 農林委員会 第28号(1953/08/05、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨日本委員会に付託になりました足鹿覺君外九名提出、農民組合法案を議題といたし、審査を進めます。まず本案の趣旨について提出者の説明を求めます。提出者足鹿覺君。
【次の発言】 次に、農業委員会法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたし、審査を進めます。質疑を許します。  暫時休憩いたします。     午後四時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  お諮りいたします。先ほど農林大臣の御出席を求めましたが、本日は御出席がないそうでございます。いかがいたしますか。

第16回国会 農林委員会 第29号(1953/08/06、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  蚕糸に関する問題について調査を進めます。  この際お諮りいたします。閉鎖機関日本蚕糸業会の残余財産の件につきまして、特殊清算人を参考人として本委員会に招致してその意見を聞きたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さようとりはからいます。  これより質疑に入ります。五十嵐吉藏君。
【次の発言】 了承いたします。
【次の発言】 これより請願の審査に入ります。今会期におきまして本委員会に付託になりました請願は、本日の請願日程に掲げております通り百四十九件であります。  これより日程第一より第一四九を一括議題といたします。 ……

第16回国会 農林委員会 第30号(1953/08/07、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  去る八月五日本委員会に付託になりました足鹿覺君外五名提出、肥料管理法案及び本日付託になりました足鹿覺君外五名提出日本肥料公社法案を一括議題といたし、審査を進めたいと思いますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは両案の趣旨について、提案者の説明を求めます。足鹿覺君。
【次の発言】 次に閉会中審査に関する作についてお潜りいたします。会期も本日をもつて終了する予定に相なつておりますが、国会法第四十七条第二項によりまして、特に院議をもつて付託された事件につきましては、委員会は閉会中もなお審査をすることができることになつておりますの……

第16回国会 農林委員会 第31号(1953/09/01、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本委員会は農業災害補償制度のあり方等基本問題につきまして引続き閉会中も調査検討を進めることに相なつており、特に小委員会をしてこれが対策を研究していただいておるのでございます。足鹿小委員長より、この問題につきまして学識経験者等を参考人として招いて、小委員会で意見を聞くことにいたしたいとの申出があります。つきましてはこの申出の通りとりはからうに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  なお参考人の選定、日時につきましては委員長及び小委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。

第16回国会 農林委員会 第32号(1953/09/04、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  かねてお打合せいたしてありました通り、閉会中の審査事項として肥料に関する件並びに治山治水に関する件を議題といたし、本日御参集を願つたわけでありますが、委員各位の御精励に敬意を表します。また政府関係各位におかれましても御苦労さまに存じます。  本日の日程に入ります前に閉会中の委員派遣の報告を聴取いたしたいと存じます。足立篤郎君。
【次の発言】 次に小枝一雄君。
【次の発言】 それではこれより臨時硫安需給安定法案を議題といたします。質疑の通告がありますから、順次これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 吉川久衛君。

第16回国会 農林委員会 第33号(1953/09/05、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  治山治水に関する件について調査を進めます。  政府は本年の相次ぐ甚大な水害にかんがみ、治山治水に関する根本対策を検討されておるように承つておりますが、今年の大水害が風を伴わない豪雨によるものであつたこと等から考えまして、治山治水の根幹は水源地帯における造林あるいは砂防治水等にあるものと考えざるを得ないのではないかと思います。つきましては、まずこの点に関しまして農林当局の構想を承り、しかる後質疑を行うことにいたしたいと思います。  それではまず柴田林野庁長官に御説明を願います。柴田長官。
【次の発言】 次に農地局櫻井建設部長より説明を聴取いたします。

第16回国会 農林委員会 第34号(1953/10/02、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本委員会は、先般来各地に委員を派遣いたして実情調査をいたしておりましたが、この際その報告を求めます。まず北海道班として金子與重郎君。
【次の発言】 次に九州班、福田喜東君にお願いします。
【次の発言】 なお東北班は明日報告をいたしたいとの申出がありますので、明日承ることにいたします。  ただいまの詳細な御報告につきましては、本日政府当局において御出席が少いので、記録を政府側へ送達をいたしまして徹底を期したいと考えます。  ただいまの両班の報告に関し発言があればこれを許します。
【次の発言】 これは時間の打合せ等について少し齟齬があつたようであります。御……

第16回国会 農林委員会 第35号(1953/10/03、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨日延期いたしておりました東北地方の委員派遣の調査報告に関して川俣委員より発言の要求があります。これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 ただいまの川俣委員の御報告は、お申出の通りこれを速記録にとどめまして、政府要路に送達いた  したいと思います。
【次の発言】 これより米価問題及び冷害対策に関しまして、昨日に引続き質疑を行います。吉川久衛君。
【次の発言】 これより米価問題及び冷害対策に関しまして、昨日に引続き質疑を行います。吉川久衛君。
【次の発言】 足鹿覺君。足鹿覺君に申し上げますが、青木自治庁政務次官、後藤財政部長も見えておりますので、あわせ……

第16回国会 農林委員会 第36号(1953/10/16、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日はまず冷害等による農業災害対策の万全を期するため、議長の承認を得て委員を派遣して、各地の事情を調査せしめて参りましたが、この際その報告を求めます。まず中部近畿班として平野三郎君。
【次の発言】 次に北関東班吉川久衛君。
【次の発言】 次に東北班加藤高藏君。
【次の発言】 最後に北海道班安藤覺君。
【次の発言】 ただいまの各班の調査報告に関して発言があれば、これを許します。
【次の発言】 他に御発言もなければ、井谷君よりかんしよの問題について発言の要求がありますのでこれを許します。簡単に願います。

第16回国会 農林委員会 第37号(1953/10/17、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日午前中は冷害凶作対策の一環として、ここに御出席を願いました参考人各位より農業技術に関する問題、農業気象に関する諸般の問題等につきまして御意見を承ることにいたします。  本日は参考人各位におかれましては、御多忙中御出席をいただきましてありがとうございました。申すまでもなく、本年の春先以来の天候はまことに不順きわまりないものでございまして、高緯度地方や内陸の高地は数十年来の冷害に見舞われ、本年産米の収穫は非常な減収が見込まれておりまして、わが国の食糧政策の面からも、また農家経済の面から見ましても、容易ならぬ事態に直面いたしておりますことは、郷承知の通り……

第16回国会 農林委員会 第38号(1953/10/20、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  臨時硫安需給安定法案を議題といたします。質疑の通告があります。順次これを許します。金子與重郎君。
【次の発言】 足鹿覺君。
【次の発言】 ただいま極力出席方を督促いたしておりますので、午前中には見えると考えております。
【次の発言】 吉川君、関連の範囲で願います。
【次の発言】 吉川君に申し上げますが、先ほどその問題につきましては足鹿委員、川俣委員からもすでに質問がございました。従いましてあとは簡潔に願います。
【次の発言】 川俣君、結論をお急ぎ願います。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、暫次休憩いたします。     午後一時三十四分休憩

第16回国会 農林委員会 第39号(1953/10/21、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。ただいま理事が一名欠員になつておりますが、その補欠を委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、川俣清音君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、小委員の補欠選任についてお諮りいたします。ただいま農業災害補償制度に関する小委員が一名欠員となつておりますが、その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、日野吉夫君を小委員に指名いたします。
【次の発言】 引続き、これより冷害対策に関する件について、議事を進めます。  ……

第16回国会 農林委員会 第40号(1953/10/22、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  平野三郎君より鼠害防除に関する件について発言を求められております。これを許します。平野君。
【次の発言】 ただいまの平野君の御発言に対して御意見があれば発言を許します。
【次の発言】 別に発言がなければ採決いたします。  ただいまの鼠害防除に関する件を本委員会の決議とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて本件の議長への報告その他関係当局に対する申入れについては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 さよう決しました。

第16回国会 農林委員会 第41号(1953/10/27、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  冷害、凶作対策に関して議事を進めます。質疑の通告がありますからこれを許します。金子君。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 原君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午後三時四十七分休憩

第16回国会 農林委員会 第42号(1953/10/28、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  冷害凶作対策に関して議事を進めます。質疑の通告がありますからこれを許します。金子與重郎君。
【次の発言】 川俣君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 農林大臣が見えております。農林大臣はおよそ六時までの御都合だそうでありますから、その間通告順に従いまして、逐次質疑を許します。芳賀貢君。
【次の発言】 川俣君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。     午後六時三分散会

第17回国会 農林委員会 第1号(1953/10/29、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際念のためお知らせいたします。本日次の内閣提出の三法律案が本委員会に付託になりました。すなわち、昭和二十八年における冷害等による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律案、昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案、及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、以上三案であります。これらの法案の審査は次会よりこれを行うことにいたしますので、御了承願います。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。本日召集いたされました第十七回国会は、本年の打続く風水害、冷害等による農業災害に対しまして……

第17回国会 農林委員会 第2号(1953/10/30、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨日本委員会に付託になりました内閣提出昭和三十八年における冷害等による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律案、昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、以上三法案はいずれも冷害対策に関するものでありますので、一括して議題といたし、審査に入ります。  まず三案の趣旨について、順次政府の説明を求めます。篠田農林政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。  本会議が開かれておりますので、暫時休憩いたします。     午後二時九分休憩

第17回国会 農林委員会 第3号(1953/10/31、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日本委員会に付託されました内閣提出、市町村農業委員会の委員及び都道府県農業委員会の委員の任期延長に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたし、審査に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではまず本案の趣旨について政府の説明を求めます。篠田農林政務次官
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午後一時四十六分休憩

第17回国会 農林委員会 第4号(1953/11/02、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際、芳賀君、川俣君、足鹿君より発言を求められております。順次これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 芳賀委員に申し上げけすが、委員長の所見は後ほど開陳したいと思います。ただいま保利農林大臣が、予算委員会との関連がございまして、時間が非常に切迫しておりますので、とりあえず政府側の見解をこの際承つておきたいと思いますが、それでよろしゆうございますか。――川俣君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 では芳賀君、最初の決議の原則的な取扱いから進められるように……。
【次の発言】 先ほど芳賀委員から委員長の所見をただされましためで、この際簡単にお答……

第17回国会 農林委員会 第5号(1953/11/03、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年における冷害等による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律案、昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の三案を一括議題といたし、昨日に引続き質疑を行います。加藤高藏君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 中澤茂一君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午後四時六分休憩
【次の発言】 休憩所に引続き会議を開きます。  昭和二十八年における冷害等による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律案、昭和二十八年における冷害による被害農家に対す……

第17回国会 農林委員会 第6号(1953/11/04、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年における冷害等による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律案、昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を一括議題といたし、審査を進めます。芳賀貢君。
【次の発言】 足鹿覺君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 昭和二十八年における冷害等による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律案について他に御質疑はありませんか。――他に御質疑もないようでありますので、これにて本案に対する質疑を終局し、討論を省略してただちに採決いたしたいと思いますが、御異議……

第17回国会 農林委員会 第7号(1953/11/06、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたし、審査を進めます。  両案に対して御質疑はありませんか。――別に質疑もないようでありますから、これにて両案に対する質疑は終局いたしました。  この際お知らせいたします。昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案に対しまして、金子與重郎君より、改進党、左右両派社会党、分自党の共同提案にかかる修正案が提出されております。その内容はただいま各位のお手元に配付いたしておる通りであります……

第17回国会 農林委員会 第8号(1953/11/07、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。林業に関する件、畜産に関する件について質疑の申出があります。これを許します齋藤憲三君。
【次の発言】 ちよつと私関連して。伝貸馬の問題が出ましたので、関連して委員長から伺いたいと思います。ごく最近の年度、たとえば昭和二十七年でよろしゆうございますが、伝貸馬の撲殺処理等のために国はどのくらいの予算をさいておりましようか、これを伺います。
【次の発言】 もう一点伺いたいのですが、それらの基礎法規になつております法律は何でありましようか。これが第一点。それから殺処分に付した伝貧馬の肉、これは衛生上は人間が食用に供してもさしつかえないのだ、こういうふうに聞いており……

第17回国会 農林委員会 第9号(1953/11/24、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  冷害対策の問題について議事を進めます。まず先国会において成立いたした冷害対策関係の法律及び予算の施行計画、配分計画並びにその実施等、冷害対策のその後の経緯について政府の説明を求めます。官房長は後ほど見えますが、とりあえず総合開発課の大山事務官が見えておりますので、御説明を願いたいと思います。大山説明員。
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。金子與重郎君。
【次の発言】 中澤君。
【次の発言】 なお中澤君に申し上げまするが、通産省の公益事業局生駒業務課長が見えております。

第18回国会 農林委員会 第1号(1953/12/01、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 ただいまより第十八国会初の農林委員会を開きます。  前国会は救農国会の名のもとに、委員各位におかれては、特段の御熱心さをもつて審議に当られましたが、本国会もまたよろしく御協力を願います。  これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事川俣清音君より、理事を辞任いたしたいとの申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。つきましては、その補欠を選任いたさればなりませんが、これは委員長において指名いたしたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、佐竹新市君を理事に指名いたします。

第18回国会 農林委員会 第2号(1953/12/02、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際農林政務次官に新任せられました平野三郎君より、ごあいさつをいたしたいとの申出があります。これを許します。平野農林政務次官。
【次の発言】 これより臨時硫安需給安定法案を議題といたし、審査を進めます。
【次の発言】 質疑の通告がありますから、順次これを許します。足鹿覺君。
【次の発言】 中澤茂一君。
【次の発言】 ちよつと柿手部長に申し上げますが、今足鹿委員から御要求のあつた資料等は急速に調整できますか。
【次の発言】 それではその上でさらに本委員会で取上げることにいたしますが、当面ただいまの足鹿委員に対するお答えだけあなたからお願いいたします。

第18回国会 農林委員会 第3号(1953/12/08、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農業災害補償制度に関する小委員長より、小委員会の調査の経過について中間報告をいたしたいとの申出があります。これを許します。足鹿小委員長。
【次の発言】 ただいまの小委員長の報告に関しまして御質疑等があれば、発言を許します。――別に御発言もなようでありますから……。
【次の発言】 次に林業に関する小委長より、小委員会の経過報告をいたしたいその申出があります。これを許します。川俣小委員長。
【次の発言】 ただいまの小委員長の報告に関しまして、御質疑等があれば発言を許します。
【次の発言】 他に御発言もないようでありますが、林野庁長官におかれましては、ただい……

第19回国会 農林委員会 第1号(1953/12/10、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず、国政調査承認要求に関してお諮りいたします。  御承知の通り、委員会が付託事件の審査のほかに、所管事項につき、国政調査に関する調査をするには、衆議院規則第九十四条によりまして、議長の承認を得ることが必要となつております。今次通常国会は十分なる時間の余裕もありますので、本委員会といたしましては、食糧問題、肥料問題等を始め、現下農政の重要事項について慎重なる調査を行い、農林業の振興に万遺憾なきを期したいと思います。つきましては、おおむね前国会同様の項目について議長の承認を求めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

第19回国会 農林委員会 第2号(1953/12/11、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  蚕糸に関する問題について調査を進めます。  この際お諮りいたします。先般税制調査会において税制に関する答申がなされ、その中に新たに昭和二十九年度において二百億円程度の収入を上げることを目途として、毛糸、絹糸等に消費税を課することがうたわれておりますが、この際税制調査会の会長木暮武太夫君よりこれに、関する参考意見を承ることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めさようとりはからうことにいたします。木暮武太夫君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。念のため申し添えますが、木暮参考人の御都合は午前中だけにされたいとい……

第19回国会 農林委員会 第3号(1953/12/12、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  日程を変更いたしまして、農地における電柱敷地補償料に関する件を議題といたし審議を進めます。質疑の通告がございますので、これを許します。金子與重郎君
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 この際ちよつと委員長から参考人に伺いますが、きようは東京電力の高井社長もお出ましを求めてもらつたのですが、お見えにならない事情は那辺にございますか。
【次の発言】 本日の質疑応答を伺つておりまして、委員長としても不明確な感じがいたします。それで、先ほど金子委員が詳細なる資料の提出を要求されておりますので、それらの資料を本委員会へ示される時期もあろうかと思いますが……

第19回国会 農林委員会 第4号(1953/12/15、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事安藤覺君より理事を辞任いたしたいとの申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。なお委員の異動に伴いまして、ほかに理事が二名欠員となつております。この際これらの補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め    佐藤洋之助君  福田 喜東君    足鹿  覺君 以上三名を理事に指名いたします。
【次の発言】 臨時硫安需給安定法案を議題といたし、審査を進めます。  本日はここに御出席を煩わしました参考人各位より本案についての御……

第19回国会 農林委員会 第6号(1954/02/03、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  すでに来年度予算も提出せられ、また政府施政方針の開陳及びこれに対する質疑も本会議で終つておりますが、本農林委員会といたしましては、休会明けの最初の委員会でありますので、本日は公報に掲げておきました通り、農林業における政府施策の大綱について説明を承ることにいたします。  御承知の通り、政府はその施政方針の中において、経済自立の基盤をつちかうために、総合的な食糧自給度の向上をはかり、あわせて積極的に米食偏重の食生活の改善に鋭意検討を進めると述べられております。しかしながら一方今回提案せられている来年度予算は、財政均衡の原則を打ち出し、農林予算も相当の節減が……

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/04、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  過般町村の合併促進の法的措置がとられまして以来、町村統合の機運も相当に高まつているように考えられますが、この町村合併に伴いまして、農業団体その他地方における農政のあり方にいろいろの問題が起つているようでありますので、これよりこれらの問題について調査を進めることにいたします。  まず、自治庁の小林行政部長より最近における町村合併の促進の状態その他について御説明を伺うことにいたします。小林行政部長。
【次の発言】 質疑の通告があります。順次これを許します。金子與重郎君。
【次の発言】 この際申し上げますが、ただいま塚田自治庁長官が見えました。行革本部の会合……

第19回国会 農林委員会 第8号(1954/02/06、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  先般の委員会におきまして、農政の基本施策について農林大臣の所信を承り、また来年度農林予算についても当局より説明を聴取いたしておりますので、本日は主として農林大臣に対しまして質疑を行うことにいたします。質疑の通告がありますので順次これを許します。吉川久衛君。
【次の発言】 ただいま予算委員会の方から農林大臣に出席の要求がございますので、暫時休憩いたします。     午後零時八分休憩

第19回国会 農林委員会 第9号(1954/02/09、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農政の基本施策並びに来年度農林関係予算について、前会に引続き質疑を行います。芳賀貢君。
【次の発言】 本日はこの程度をもつて散会いたします。     午後一時四十五分散会

第19回国会 農林委員会 第10号(1954/02/10、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農政の基本施策及び来年度農林関係予算について、前会に引続き質疑を行います。川俣清音君。
【次の発言】 この機会に小委員及び小委員長補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴いまして農業災害補償制度に関する小委員会の小委員一名及びその小委員長並びに林業に関する小委員一名が欠員になつております。この際その補充を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは農業災害補償制度に関する小委員に足鹿覺君を、林業に関する小委員に久保田豊君を指名いたします。なお農業災害補償制度に関する小委員長には、従……

第19回国会 農林委員会 第11号(1954/02/12、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日は都合によりまして、午前中に食糧管理等の食糧問題、午後に町村合併に伴う農業団体等の農政問題について議事を進めることにいたしますから御了承を願います。  それでは食糧管理に関す諸般の問題について調査を進めます。先般の本委員会において農林大臣の説明にもありました通り、政府は食糧対策協議会を設けて、食糧全般に関する基本方針の検討を始められているようでありますが、農林委員会といたしましては、国会としての独自の立場からこれらの問題について検討する必要があると考えるのであります。まず順序といたしまして、最近の食糧の需給事情等について政府の説明を求めます。前谷食……

第19回国会 農林委員会 第12号(1954/02/17、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  食糧の問題について前会に引続き調査を進めます。金子與重郎君。
【次の発言】 中澤茂一君。
【次の発言】 中澤茂一君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度をもつて打切り、午後二時より再開いたします。暫時休憩いたします。     午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。食糧問題に関し質疑を継続いたします。中村時雄君。
【次の発言】 ただいまの足鹿委員の御発言どうですか。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時五十七分散会

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/02/19、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、理事が一名欠員になつております。つきましては、その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、芳賀貢君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際小委員会の設置についてお諮りいたします。先日の理事会の申合せによりまして、現下最も重大な問題となつております蚕糸問題につきまして、その実情を調査し、あわせてその振興方策を樹立するため、小委員十四名よりなる小委員会を設置することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

第19回国会 農林委員会 第14号(1954/02/24、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  去る二月二十二日本委員会に付託になりました内閣提出、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案及び開拓融資保証法の一部を改正する法律案を順次議題といたし審査に入ります。  まず農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の趣旨について政府の説明を求めます。平野農林政務次官。
【次の発言】 次に開拓融資保証法の一部を改正する法律案の趣旨説明を求めます。平野政務次官。
【次の発言】 引続きこれより蚕糸に関する問題について調査を進めます。佐藤洋之助君。
【次の発言】 蚕糸局よろしゆうございますか。
【次の発言】 それではそれは委員長より林野当局へ命じて資料を出させ……

第19回国会 農林委員会 第15号(1954/02/26、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和二十八年産米に対する凶作加算の問題について、前会に引続き、調査を進めます。この際、凶作加算の追加払いに関して、芳賀貢君より発言の要求があります。これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 ただいまの芳賀君の発言に対して、御意見があれば発言を許します。
【次の発言】 他に御意見はありませんか。――別に御意見もなければ、これより採決いたします。  ただいまの芳賀君の提案にかかる昭和二十八年産米に対する凶作加算の追加払に関する件を、本委員会の決議とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、本件の議長に対する報告……

第19回国会 農林委員会 第16号(1954/03/03、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴いまして理事が一名欠員となつておりますので、その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、従前通り川俣清音君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより去る二月二十三日本委員会に付託となりました、内閣提出、農産物検査法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査に入ります。まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。平野農林政務次官。
【次の発言】 次に農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案及び開拓融資補償法の一部を改正する法律案……

第19回国会 農林委員会 第18号(1954/03/10、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨日本委員会に付託になりました綱島正興君外二十四名提出、肥料取締法の一部を改正する法律案を議題といたし審査に入ります。まず本案の趣旨について提出者の説明を求めます。綱島正興君。
【次の発言】 次に農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案及び開拓融資保証法の一部を改正する法律案、以上両案を一括して議題といたし、前会に引続き質疑を行います。質疑の通告があります。これを許します。足鹿覺君。
【次の発言】 あなたの質問は留保しておきます。それから平川局長からの答弁がございます。
【次の発言】 福田喜東君。

第19回国会 農林委員会 第19号(1954/03/12、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案及び開拓融資保証法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたし、前会に引続き質疑を行います。質疑の通告がございます。順次これを許します。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 足鹿覺君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて……。  他に質疑はありませんか。――御質疑もなければ、この際討論を省略してただちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案及び開拓融資……

第19回国会 農林委員会 第20号(1954/03/17、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  外務委員会との連合審査会開会の件についてお諮りいたします。目下外務委員会におきましてはMSA援助受入れに関する四協定を審査中でありますが、特に本農林委員会の立場からいたしまして、農産物の購入に関する協定及び経済的措置に関する協定は重大なる関心を有するものであります。御承知の通り、農産物の購入に関する協定は、五千万ドル相当の米国の余剰農産物、さしあたりは小麦五十万トン、大麦十万トンを円をもつて輸入し、その際積み立てた円貨を経済的措置に関する協定によつて、一千万ドル相当分はわが国の工業の援助等のためにわが国に贈与せられ、残余の四千万ドル相当分は米国の軍事援……

第19回国会 農林委員会 第21号(1954/03/18、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農産物検査法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査を進めます。質疑の通告がありますから、順次これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 なおこの際農地の取上げ問題について井谷委員より質疑をいたしたいとの申出があります。これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。井谷君簡潔に願います。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度をもつて打切り、暫時休憩いたします。     午後零時三十四分休憩

第19回国会 農林委員会 第22号(1954/03/19、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農産物検査法の一部を改正する法律案を議題といたしまして、昨日に引続き質疑を行います。芳賀貢君。
【次の発言】 川俣清音君
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 他に質疑もないようでありますから、この際連合審査会開会要求の件についてはお諮りいたします。ただいま内閣委員会において行政機関職員定員法の改正案を審査中であります。御承知の通り本案は、行政機関の職員の定員を約六万人削減するとともに、退職者に対しては一定期間の臨時待命制度を設けようとするものであります。農林省関係といたしましては、保安林整備対策に伴う百名の増員を含めて、総体として約六千人の……

第19回国会 農林委員会 第23号(1954/03/24、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  去る三月二十二日本委員会に付託になりました内閣提出、保安林整備臨時措置法案を議題といたし、審査に入ります。  まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。平野農林政務次官
【次の発言】 本案に対する質疑は次会にこれを行うことにいたします。  ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 この際中村時雄君より発言を求められております。これを許します。中村君。
【次の発言】 ただいまの中村君の提起されました動議に対し、御意見がありますか。――別に御意見もないようでありますから、ただいまの動議を採決するに御異議ありませんか。

第19回国会 農林委員会 第24号(1954/03/31、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨三十日本委員会に付託されました内閣提出日本中央競馬会法案を議題といたし、審査に入ります。  まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。平野農林政務次官。
【次の発言】 引続きこれより保安林整備臨時措置法案を議題といたし、本日より質疑に入りますが、この際林業に関する小委員長より発言を求められておりますので、これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 質疑の通告があります。順次これを許します。松岡俊三君。
【次の発言】 この際佐藤洋之助君より発言を求められております。これを許します。佐藤君。
【次の発言】 質疑を続行いたします。松浦周太郎君。

第19回国会 農林委員会 第25号(1954/04/01、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  保安林整備臨時措置法案を議題といたします。昨日に引続き、質疑を行います。芳賀貢君
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  現行農地法における農地制度等の問題に関しまして調査を進めます。発言の要求がありますからこれを許します。降旗徳弥君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて……。  この際委員長から降旗委員に申し上げますが、きようあなたの御発言を願うについては、理事会で協議をいたしました。その際の了解は、農地の問題について降旗委員の御見解を展開される、こういうことで発言の機会をつくつたわけでありますから、どう……

第19回国会 農林委員会 第26号(1954/04/02、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 川俣清音君。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度をもつて打切り、暫時休憩いたします。     午後零時二十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  保安林整備臨時措置法案を議題といたし審査を進めます。前会に引続き質疑を行います。福田喜東君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 本日はこの程度をもつて散会いたします。     午後四時二十五分散会

第19回国会 農林委員会 第27号(1954/04/07、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず農業移民に関する問題について、前会に引続き調査を進めます。質疑の通告があります。順次これを許します。足鹿覺君。
【次の発言】 ちよつと足鹿委員に申し上げますが、今外務委員会で採決をする段階なので、政務次官に五分ほど席をはずして来てほしいといわれておりますから……。どうか政務次官もその点をお含みくださつて、足鹿委員の御質問はあなたがいらつしやらないと進行しませんからすぐお帰りになつてください。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 足鹿委員にまた申し上げますが、今参議院の外務委員会で提案説明をやるべく向うは待機して……

第19回国会 農林委員会 第28号(1954/04/08、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  臨時硫安需給安定法案に関しまして、肥料に関する小委員長より発言を求められております。これを許します。綱島正興君。
【次の発言】 それではお諮りいたします。ただいまの資料要求の件について御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。なおこの要求手続につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますので御了承願います。農林大臣の出席を待つて保安林整備臨時措置法案の審議に移りたいと思いますので、暫時このまま休憩いたします。     午後二時十分休憩

第19回国会 農林委員会 第29号(1954/04/09、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  日本中央競馬会法案を議題といたし、審査を進めます。前会に引続き質疑を許します。寺島隆太郎君。
【次の発言】 次に中村時雄君より議事進行についての発言を求められております。これを許します。中村君。
【次の発言】 中村君のただいまの御発言は、評価基準に対する資料の御要求と解していいわけですね。――当局は今の要請にこたえての資料が出ますかどうか、その点を……。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 ちよつと井手委員に申し上げますが、ただいまの評価基準に関する資料の点は、大体質疑応答で、当局もでき得る限り出そうと言われます。そこで今おつしやる明朝というふう……

第19回国会 農林委員会 第30号(1954/04/14、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨十三日本委員会に付託に相なりました内閣提出国有林野法等の一部を改正する法律案を議題といたし、審査に入ります。まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。保利農林大臣。
【次の発言】 引続きただいまの法律案及び保安林整備臨時措置法案を一括して質疑を行います。松浦周太郎君。
【次の発言】 松浦君に申し上げますが、予算委員会の方で農林大臣をなるべく早くと言つておりますので、簡潔にお進め願います。
【次の発言】 もうしばらくお続けになつてけつこうです。
【次の発言】 福田喜東君。
【次の発言】 調整部長が見えております。

第19回国会 農林委員会 第31号(1954/04/16、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りをいたします。吉川久衛君より理事を辞任いたしたいとの申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。つきましてはその補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、金子與重郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、昨十五日本委員会に付託になりました、内閣提出、農林省設置法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査に入ります。まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。平野農林政務次官。

第19回国会 農林委員会 第32号(1954/04/17、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  保安林整備臨時措置法案及び国有林野法等の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたし、前会に引続き質疑を行います。永井勝次郎君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて…。他に御質疑はありませんか。――別に御質疑もなければ、この際福田喜東君より、保安林整備臨時措置法案に対する修正案が提出いたされております。その内容はすでに各位のお手元に配付いたしておる通りであります。この際本修正案の趣旨弁明を求めます。福田喜東君。
【次の発言】 ただいまの修正案に関し御質疑があれば発言を許します。――別に御発言もなけれ……

第19回国会 農林委員会 第33号(1954/04/20、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  日本中央競馬会法案を議題といたし、前会に引続き質疑を行います。中澤茂一君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にして、暫時休憩いたします。     午後零時二十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  臨時硫安需給安定法案を議題といたし、審査を進めます。先般の委員会におきまして硫安の製造原価等の問題で、政府に対し、さらに詳細な報告を求めておりましたので、これよりその説明を承ることにいたします。  なお、お諮りいたします。この議事は秘密会において行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

第19回国会 農林委員会 第34号(1954/04/22、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  日本中央競馬会法案を議題といたし、審査を進めます。前会に引続き、質疑を行います。福田喜東君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 残余の質疑は次会に繰越し、本日はこれにて散会いたします。     午後四時二十五分散会

第19回国会 農林委員会 第35号(1954/04/26、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 残余の質疑は次会にこれを繰越し、本日はこれにて散会いたします。     午後五時七分散会

第19回国会 農林委員会 第36号(1954/04/27、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  去る四月二十三日本委員会に付託になりました杉山元治郎君外十二名提出、自給肥料増産特別措置法案を議題といたし審査に入ります。  まず本案の趣旨について提出者の説明を求めます。杉山元治郎君。
【次の発言】 本案に対する質疑は次の機会に譲ることにいたします。
【次の発言】 続いて去る四月二十一日、農業災害補償制度に関する小委員会より、現行農業災害補償制度の改正方針に関して小委員会における調査の結果をとりまとめた報告書が提出されております。この際本件に関して小委員長より発言を求められておりますのでこれを許します。足鹿小委員長。

第19回国会 農林委員会 第37号(1954/04/28、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  臨時硫安需給安定法案を議題といたします。昨日趣旨弁明を聴取いたしました金子與重郎君提出の修正案に対しまして、質疑があれば発言を許します。
【次の発言】 ちよつと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めて。ただいままでの委員各位の御質疑を集約いたしまして、この際委員長より修正案提案者並びに農林大臣にただしておきたい点がございます。本法案は第十六国会に提案せられまして以来幾多の紆余曲折を経て今日に至つており、その間委員各位の非常な互譲の精神のもとにこの修正案ができ上りましたことも、各位御承知の通りでございます。ただいま特に論点となつております審議会……

第19回国会 農林委員会 第38号(1954/05/06、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  去る四月三十日本委員会に付託になりました内閣提出、農林省関係法令の整理に関する法律案を議題といたし審査に入ります。まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。保利農林大臣。
【次の発言】 この際金子與重郎君より、先般の凍霜害について発言の要求がありますのでこれを許します。金子君。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。――なければ本日はこれにて散会いたします。     午後零時二分散会

第19回国会 農林委員会 第39号(1954/05/07、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農林省関係法令の整理に関する法律案を議題といたし審査を進めます。川俣清音君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。なければ、討論を省略してただちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは農林省関係法令の整理に関する法律案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決すべきものと決しました。
【次の発言】 引続き農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたし、審査を進めます。質疑の通告がありますので、順次これ……

第19回国会 農林委員会 第40号(1954/05/11、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  去る四月の降霜による農作物被害に関しまして調査を進めます。先般の蚕糸小委員会におきまして今次の凍霜害対策を推進するため、被害の実情を現地について調査しようとのことでありましたが、事急を要する問題であり、かつ委員会として多数重要法案もかかえておることでありますので、成規の手続によることなく、一応非公式ではありましたが、昨日埼玉、群馬両県下の視察を煩わしましたので、この際その報告を承ることにいたします。まず佐藤洋之助君より埼玉県下の状況を御説明を願います。
【次の発言】 次に井谷正吉君より群馬県下の状況を御説明願います。

第19回国会 農林委員会 第41号(1954/05/12、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際委員派遣の承認申請の件についてお諮りいたします。昨日の委員会において取上げられた問題でありますが、北海道における暴風雪の被害は、十勝沖地震以来の激甚なものであつた由でありますが、特に農林関係といたしましては、温冷床苗しろ等ほとんど全滅に近い状況であるとのことであります。つきましては、昨日の懇談会の申合せ通り、これが対策を早急に樹立するため、議長の承認を得て委員を現地に派遣して、その実情を調査せしめたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  なお派遣委員の選定、派遣の期間につきましては委員長に御一任願いたい……

第19回国会 農林委員会 第42号(1954/05/13、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 川俣君の御発言に対して何か御意見はありませんか。別に御意見もないようでありますから、御発言の趣旨を十分了承して取り運びをいたしたいと考えます。農民組合法案、農業委員会法の一部を改正する法律案及び農業協同組組合法の一部を改正する法律案、以上三案を一括議題といたし、審査を進めます。  昨日委員各位より御要求のありました資料のうち、とりそろえまして本日配付いたしました分がありますので、これに関する政府当局の説明を聴取することにいたします。谷垣農業協同組合部長。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にいたし、暫時休憩いたします。     午後零時三……

第19回国会 農林委員会 第43号(1954/05/14、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  日本中央競馬会法案を議題といたします。質疑を継続いたします。稲富稜大君。

第19回国会 農林委員会 第44号(1954/05/15、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際農民組合法案、農業委員会法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案について、参考人より意見聴取の件についてお諮りいたします。昨日の理事会の申合せに基きまして、これら農業団体関係三法案について、参考人より意見を聴取することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  なお参考人の選定に関しましては、昨日の理事会の意見によりまして、直接この団体の関係者でなく、なるべく学界、農政評論界等より選定する方針のもとに、委員長に御一任願いたいと思いますので、この点御了承願います。  なお参考……

第19回国会 農林委員会 第45号(1954/05/18、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農民組合法案、農業委員会法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題となし、審査を進めます。  本日はここに御出席をいただきました参考人各位より、農業団体の再編成の問題について御意見を承ることにいたします。  この際参考人各位にごあいさつ申し上げます。農業団体の再編或といわれる問題が巷間の論議に上りまして以来、相当の時間を経過しておりますが、その間第十五国会及び第十六国会には内閣より関係法案が提出せられ、一方これに対して第十六国会には両派社会党より農民組合法案が提出せられましたが、諸般の事情によりましていずれ……

第19回国会 農林委員会 第46号(1954/05/19、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農民組合法案、農業委員会法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題といたし、審査を進めます。質疑を継続いたします。芳賀貢君。
【次の発言】 芳賀委員に申し上げますが、大体一時ごろまでに終るようにしていただきたいと思います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午後零時五十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  農林漁業組合連合会整備促進法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査を進めます。  この際お諮りいたします。本案の審査に関連して、参考のため農林中央金庫の当局者の御説明を求……

第19回国会 農林委員会 第47号(1954/05/20、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農民組合法案、農業委員会法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題といたします。これより質疑を続行いたします。まず主として農民組合法案について綱島君より発言を求められております。綱島正興君。
【次の発言】 足立篤郎君。
【次の発言】 農民組合法案に関しては、他に御質疑はございませんか。――それでは一応午前中の会議はこの程度にいたしまして、暫時休憩いたします。     午後零時十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を継続いたします。芳賀貢君。

第19回国会 農林委員会 第48号(1954/05/21、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  農民組合法案、農業委員会法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題といたし、審査を進めます。質疑を継続いたします。本日午前は主として農業委員会法に対して質疑を集中願いたいと考えます。川俣清音君。
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  先般議長の承認を得て暴風雪による北海道の農林被害実情調査のため委員を派遣いたしましたが、この際その報告を求めることにいたします。福田喜東君。
【次の発言】 この際芳賀委員より、被害に関して簡単なる質疑を行いたいとの申出があります。これを許すに御異議ありませんか。

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/05/22、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず農業協同組合法の一部を改正する法律案を議題といたし審査を進めます。  本案につきましては昨日質疑を終局いたしておりますが、先ほど農業協同組合法の一部を改正する法律案に対しまして、佐藤洋之助君よりの自由党、改進党、日本自由党の協同にかかる修正案が、また足鹿覺君より日本社会党の修正案がそれぞれ提出されました。その内容はただいま各位のお手元にお配りいたしました通りであります。これより各修正案の趣旨について提出者の趣旨の説明を求めます。佐藤洋之助君。
【次の発言】 次に足鹿覺君。
【次の発言】 ただいまの各修正案に対して質疑があれば発言を許します。――別に……

第19回国会 農林委員会 第50号(1954/05/25、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。現在理事が二名欠員となつておりますので、この際その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、従前通り福田喜東君及び川俣清音君を理事に指名いたします。  次に小枝一雄君より理事を辞任いたしたいとの申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。つきましてはその補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、足立篤郎君を理事に指名いたします。

第19回国会 農林委員会 第51号(1954/05/26、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 休憩前に引続き会議を開きます。  本日本委員会に付託になりました内閣提出昭和二十九年四月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案を議題といたし審査に入ります。  まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。保利農林大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は暫時留保いたします。
【次の発言】 この際お諮りいたします。過般来懸案となつておりました電柱敷地補償料に関してでありますが、昨年の暮の委員会において、東京電力の関係者を参考人として本委員会に出席、説明を願つたのでありますが、会社側のこれに対する態度もきわめて不明確でありましたので、その際委員長からも申し上げま……

第19回国会 農林委員会 第52号(1954/05/27、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本委員会に付託になりました芳賀貢君外四十四名提出、昭和二十九年五月の暴風雪害による被害農業者等に対する資金の融通に関する法律案及び農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案を一括議題といたし、審査に入ります。まず両案の趣旨について提案者の説明を求めます。芳賀貢君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午前十一時二十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  農地等における電柱敷地補償料の問題について調査を進めます。  本件につきましては、昨年十二月本委員会において取扱つたのでありますが、その際……

第19回国会 農林委員会 第53号(1954/05/28、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  先日本委員会に付託になりました内閣提出繭糸価格安定法の一部を改正する法律案を議題といたし審査に入ります。まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。平野農林政務次官。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午前十一時十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  これより食糧管理制度等の食糧問題について調査を進めます。政府は昨年末以来食糧対策協議会を設けて、現行食糧管理制度について再検討を加えていられることは、すでに過般の本委員会における説明にもあつたところでございますが、この際食糧対策協議会における論議の概要、その他現在の状況につい……

第19回国会 農林委員会 第54号(1954/05/29、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際閉会中審査の申出の件についてお諮りいたします。会期も明後日をもつて終了することに相なつておりますが、御承知の通り委員会は特に院議をもつて付託された事件につきましては、閉会中もなお審査をすることができることになつておりますので、目下本委員会において懸案になつております議案、その他当面の重要な農政問題について、この際議長に対し閉会中審査の申出をいたしたいと思います。つきましては先ほどの理事会の協議によりまして、現在本委員会に付託中の法律案につきましては、一、繭糸価格安定法の一部を改正する法律案、二、自給肥料増産特別措置法案、三、農民組合法案、以上の三……

第19回国会 農林委員会 第55号(1954/06/01、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日は請願の件について審査に入ります。今まで本委員会に付託になりました請願は、本日の請願日程に掲げておきました通り、六百四件の多数に上つております。これより請願日程第一より第六百四を一括して議題といたします。  まず審査方法についてお諮りいたします。各請願の内容は、請願文書表によつて十分御承知のことと存じますし、また先ほどの理事会において、詳細に検討をいたしたところであります。さらにまた本委員会に付託になりました法律案の審査の過程において、あるいは重要農政問題についての本委員会における調査の途上において、各請願に盛られております趣旨を十分尊重して、委員……

第19回国会 農林委員会 第56号(1954/06/02、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず家畜の保健衛生に関する件、特に馬の伝染性貧血症の問題について調査を進めます。質疑の申出がありますので、これを許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 前谷長官、今の質問の趣旨を体して御答弁を願います。
【次の発言】 この問題で質問者の意図と大分ずれているような感じがしますから、明快に御答弁を願います。
【次の発言】 ただいまの中澤委員からの調査要請に関しましては、食糧庁は最大のスピードと誠意とをもつてこれに当る、かように了承します。  午前中の会議はこの程度にいたしまして、暫時休憩いたします。     午後一時一分休憩

第19回国会 農林委員会 第59号(1954/06/30、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず繭糸価格安定法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査を進めます。御承知の通り本案は第十九国会の五月二十七日提出になり、その後六月三日閉会中の審査を本委員会に付託されたのでありますが、その間相当の日時の経過を見ておりますので、繭糸価格安定措置に関する現状並びに問題点について、政府の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 足鹿覺君。
【次の発言】 中澤茂一君。
【次の発言】 それでは蚕糸に関する問題は、先ほど佐藤小委員長の御提唱もあります通り、本日はこの程度にいたしまして、これを小委員会へおまかせをいたす、かように決して御異議ありませんか。

第19回国会 農林委員会 第60号(1954/07/01、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。田子一民君。
【次の発言】 災害の問題に関しましては、各委員からも御発言がございましたが、本日午後の日程において、さらにつつ込んで審議をいたしたい、かように考えますので、午前はこの程度にいたして、農林公共事業の問題について調査を進めたいと思います。  政府は過般、本年度予算の一般会計百九十九億円の節約を中心とした実行予算を決定したやに承知をいたしておるのでありますが、これがため農林関係といたしまして、なかんずく公共事業の面に相当な圧縮が予想され、食糧増産、治山事業等の遂行にいささか危惧の念を感ずるのでありますが、この際まず農林省所管の予算節約額について政府……

第19回国会 農林委員会 第61号(1954/07/22、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日はまず派遣委員の調査報告を承ることにいたします。本委員会は先般全国を三班にわかれまして、国有林野及び保安林の整備状況、西南暖地の農業状況、今次の冷害その他の農業災害状況、農業団体問題、集約酪農地の指定問題等、先国会において本委員会にて論議いたしました問題、その他現下の緊急問題について親しく現地調査をいたしましたので、この際その調査報告を求めます。  まず四国九州班の報告を佐藤洋之助君に煩わしたいと思います。
【次の発言】 次に東北班の報告を川俣清音君にお願いいたします。川俣君。
【次の発言】 次に中国近畿班の報告を秋山委員よりお願いいたします。

第19回国会 農林委員会 第62号(1954/07/23、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨日に引続き農業災害及び食糧問題に関しまして調査を進めます。川俣清音君。
【次の発言】 淡谷悠藏君。
【次の発言】 金子委員。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午後零時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を継続いたします。芳賀貢君。
【次の発言】 松岡俊三君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 この際佐藤洋之助君より発言を求められております。佐藤洋之助君。
【次の発言】 佐藤委員の提案にかかります冷害に伴ういもち病の緊急防除対策に関する件を本委員会の決議とするに御異議ありませんか。

第19回国会 農林委員会 第63号(1954/08/11、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  午前中は理事会を開きまして、本日の委員会の運営の方法等について協議をいたし、引続き食糧に関する小委員の打合会を開きまして、食糧管理制度の改正問題について、先般来小委員会において検討せられておりましたところを、小委員長がとりまとめました試案について協議をいたしましたが、午後正二時から本委員会を再開いたしまして、その劈頭に小委員長から御報告を求めることにいたします。午前中はこれにて休憩いたします。     午後零時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  まず食糧管理制度の改正問題について議事を進めます。  食糧に関する小委員長より発言……

第19回国会 農林委員会 第64号(1954/08/12、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  食糧問題及び農業災害対策について調査を進めます。昨日の委員会におきまして統計調査部より水稲の成育計画並びにいもちの発生状況について報告を承りましたが、ただいま塩見農業改良局長も見えておりますので、これより質疑を行います。金子與重郎君。
【次の発言】 淡谷悠藏君
【次の発言】 ちよつと淡谷さん、大臣はほかの委員会との関連もございますので、ここで大臣にまだ残つておる質問がありましたらそれを集約して片づけたいと思うのですが……。
【次の発言】 佐藤洋之助君。
【次の発言】 並木芳雄君。
【次の発言】 並木君に申し上げますが、黄変米の問題は午後つつ込んでやりま……

第19回国会 農林委員会 第65号(1954/08/30、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴いまして、理事が二名欠員になつておりますので、この際その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。従前通り芳賀貢君、川俣清音君を理事に指名いたします。
【次の発言】 引続きこれより前国会において成立いたしました日本競馬会法の施行に関する問題、酪農及び乳価の問題、飼料の問題等畜産に関する件について調査を進めます。まず新しい制度に基く競馬の施行準備の進捗状態について政府の説明を求めます。大坪畜産局長。

第19回国会 農林委員会 第66号(1954/08/31、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日は稲の作況及び病虫害対策を午後にまわすことにいたしまして、午前中は本年産米価及び昨年度産米に対する追加払いの問題ないしは食糧の需給計画及び輸入の問題、食糧管理制度の改正問題等を中心に調査を進めることにいたします。  去る八月十一日、本委員会におきまして、食糧管理制度の改正に関する件、これを結論的にとりまとめまして決議をいたしましたことは、御承知の通りであります。農林大臣におかれましても、本委員会の考え方を十分に尊重される、こういう言明もございましたので、その後政府側において十分な御検討も遂げられたことと思いますので、この際食糧庁長官の出席を願つてお……

第19回国会 農林委員会 第67号(1954/09/01、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昨日に引続き、食糧問題について質疑を行います。質疑の通告は川俣委員、芳賀委員の御両名残つておりますので、この際委員長の希望といたしましては、御両君合せて一時間くらいの範囲で御進行を願いたいと思います。川俣清音君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 農林大臣は午後の二時半ないし三時ごろここへ出席をするという明言がございました。
【次の発言】 井手君に申し上げますが、きようはスケジユールが非常に逼迫しておることは御承知の通りであります。その辺をお含みの上で、井手以誠君。
【次の発言】 引続きこれより肥料問題について調査を進めます。御承知の通り先国会に……

第19回国会 農林委員会 第68号(1954/09/14、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず肥料問題について議事を進めます。前回の委員会において肥料審議会の構成委員の問題について決議をいたしましたが、これに関して金子與重郎君より発言の申出があります。これを許します。
【次の発言】 肥料の問題につきましては、ただいまの金子委員の中間報告を承るという程度にとどめたいと思います。もし御質疑がありますれば、あとまわしにしていただきます。
【次の発言】 この際米価問題に対する審議に入りたいと思います。とりあえず前谷長官から農林省側の考え方を懇談会の形で聴取したいと思いますが、御異議ありませんか。

第19回国会 農林委員会 第69号(1954/09/15、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  佐藤洋之助君より過般の茨城県地方におけるひよう害に関しまして発言を求められておりますので、これを許します。佐藤洋之助君。
【次の発言】 引続きこれより杉山元治郎君外十二名提出、自給肥料増産特別措置法案を議題といたします。ちよつと速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて。提案者杉山元治郎君より追加説明がございます。杉山君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて……。この際野田統計調査部長が見えましたので、このほど来憂慮いたしました台風の被害等について、おそらくはまだ最終的な情報というふうなものは到達しておらないと思いますが、現状……

第19回国会 農林委員会 第70号(1954/09/21、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  米価問題について調査を進めます。政府は本日の閣議において本年産米の価格について政府案を決定したやに承つておりますが、この際この間の経緯並びに内容について説明を求めたいと思います。新澤食糧庁総務部長。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。芳賀君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。     午後四時五十二分散会

第19回国会 農林委員会 第71号(1954/09/22、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず繭糸価格安定法の一部を改正する法律案を議題といたします。蚕糸に関する小委員長より本案について小委員会における審査の中間報告をされたいとの申出があります。これを許します。佐藤小委員長。
【次の発言】 ただいまの佐藤小委員長の報告にあります生繭の売買契約並びに団体協約に関する件は、蚕糸小委員会の案でございます。お手元に案文が配付されておりますが、この際これを本委員会の決議とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  なお本件の取扱いについては、委員長に御一任を願いたいと思いますので、御了承願います。  ちよつと速記をとめて。

第19回国会 農林委員会 第72号(1954/10/11、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  開会劈頭において、委員長は各位に悲痛なるお知らせを申し上げなければなりません。それはすでにお聞き及びの通り、委員金子與重郎君が、一昨九日、日本医科大学病院において急逝せらた件でございます。まことに哀悼の至りにたえません。  これに関連いたしまして、委員佐藤洋之助君より発言を求められております。佐藤君。
【次の発言】 この際暫時の間黙祷を捧げたいと存じます。
【次の発言】 金子君の御遺骸は昨日だびに付しまして、その後引続きお通夜をいたしました。今朝十時自動車をもちまして郷里群馬県へお送りいたしました。とりあえず、委員会からは吉川久衛君が代表の意味で自宅ま……

第19回国会 農林委員会 第73号(1954/10/12、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日の午前中は稲の作況に関する説明聴取を行います。本年産水陸稲の第五号、第十三号及び第十二号台風の被害を含む九月十五日現在作況について政府の説明を求めたいと思います。野田統計調査部長。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 原さん、次いで補足説明ありますか。――原作物統計課長。
【次の発言】 質疑の通告があります。福田喜東君。
【次の発言】 芳賀君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にいたしたいと思いますが、伊東委員より資料要求がありますのでこれを許します。伊東君。
【次の発言】 伊東委員に申し上げますが、九月十五日現在作況はただいまお示……

第19回国会 農林委員会 第74号(1954/10/14、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本日は加藤災害連絡本部長がおつつけお見えになると思いますが、それに先だつて作況の関係から入りまして適宜切りかえる予定でございます。  一昨日の委員会におきまして、九月十五日現在の稲の作況について政府当局より説明を承りましたが、その後の台風第十四号、第十五号による被害がまとまつたようでありますので、この際その説明を願いたいと思います。野田統計調査部長。
【次の発言】 ただいま加藤国務大臣がお見えになりましたので、今年の農業災害に対処する政府の構想等について質疑を行うことにいたします。質疑の通告がございますので順次これを許します。伊東岩男君。

第19回国会 農林委員会 第75号(1954/10/19、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  先般の理事会の申合せによりまして、午後三時より再開することにいたしまして、暫時休憩いたします。     午前十一時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  農業災害対策について議事を進めることにいたします。本委員会は先般来数次にわたり委員会を開き、稲作その他の農産物、農林業施設の被害状況について当局の説明を求め、また現地につき委員を派遣いたし、その実情を調査して参りましたが、すでにこれが対策について早急に措置を講ずべき段階に達しておると思うのでございます。本件については、農林省当局においてもそれぞれその措置に対する対策を講ぜられて参……

第19回国会 農林委員会 第76号(1954/10/20、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  鉱毒による農作物等の被害に関して調査を進めます。長野県八ケ岳地域の硫黄等の鉱物について、昨年長野県知事より土地調整委員会に対し、農耕地保護等の理由をもつて鉱区禁止区域に指定の請求がなされているように承つておりますが、まずその後の経緯について土地調整委員会より御説明を願つた上で審議に入りたいと思います。土地調整委員会事務局長豊島陞君。
【次の発言】 質疑の通告があります。これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 ちよつとこの際私からも申し上げます。委員長から申し上げたいのですが、たしか去年の十月の半ばにこの問題を当委員会が取上げたことがございます。その……

第19回国会 農林委員会 第77号(1954/10/21、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本年の冷害、風水害等による農林災害対策について議事を進めます。佐藤洋之助君。
【次の発言】 質疑の通告がございますので、午前中を主として質疑に充てたいと考えております。とりあえず通告順に従いまして、井手以誠君。
【次の発言】 足鹿覺君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 井手以誠君。簡潔に締めくくりをお願いいたします。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にいたし、暫時休憩いたします。     午後一時十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。加藤災害連絡本部長がお見えになつておりますので、この際前回御出席の際の御発言に補足されま……

第19回国会 農林委員会 第78号(1954/10/22、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  繭糸価格安定法の一部を改正する法律案を議題といたします。蚕糸に関する小委員長より中間報告をいたしたいとの申出があります。これを伺うことにいたします。佐藤小委員長。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいま佐藤小委員長より報告のありました玉糸の価格安定に関する件を本委員会の決議とすることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたしました。  つきましては本件を政府当局へ伝達をいたします手続等に関しては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。

第19回国会 農林委員会 第79号(1954/11/12、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  食糧管理の問題を中心にして調査を進めます。質疑の申出がありますのでこれを許します。足鹿覺君。
【次の発言】 引続き農林災害対策について議事を進めます。この際農林災害対策に関する小委員会の経過について、小委員長より中間報告をいたしたいとの申入れがあります。これを許します。佐藤小委員長。
【次の発言】 この際松岡俊三君より発言を求められております。これを許します。松岡君。
【次の発言】 ただいま松岡委員より提起されました農林災害防止のため気象対策機構の整備拡充に関する件について御発言がありませんか。

第19回国会 農林委員会 第80号(1954/11/13、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 質疑の通告があります。順次これを許します。伊東岩男君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にいたし、暫時休憩いたします。     午後零時四十二分休憩

第19回国会 農林委員会 第81号(1954/11/18、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本年の北海道、東北地方を中心とする冷害及び台風による農林災害に対する対策について議事を進めます。本委員会は過般来本問題について調査を続けておりますが、先般本年の農林災害に対する決議をいたし、政府へこれが送達をいたしておきましたが、この際本件に関する大蔵大臣の所信なり見解なりを承りたいと存じます。  この際佐藤洋之助君より発言を求められましたのでこれを許します。佐藤洋之助君。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 芳賀委員に申し上げますが、あと質問者が二人ございますので、なるべく重点的にお願いいたします。

第19回国会 農林委員会 第82号(1954/11/19、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  午前中はまず酪農振興及び乳価問題について調査を進めます。質疑を通告順にお願いすることにいたします。川俣清音君。
【次の発言】 午前中の審議はこの程度にいたしまして、暫時休憩いたします。     午後一時十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  輸入食糧の港湾荷役の問題について調査を進めます。質疑の申出がありますのでこれを許します。久保田豊君。
【次の発言】 引続き農林災害対策について調査を進めます。農林大臣及び加藤国務大臣に対する質疑は後にいたしまして、河川局長、公益事業局長が見えておりますので、これに対する質疑を願うことにいたします……

第19回国会 農林委員会 第83号(1954/11/29、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  本年の冷害、台風等による農林災害対策について議事を進めます。本日が閉会中審査の最終日でありますので、本件についての一応の締めくくりをいたしたいと考えます。  まず明日からの臨時国会を迎えるにあたつて、政府は農林災害対策についていかなる準備をいたしておられるか、その立法措置並びに予算措置等について政府の説明を求めます。渡部官房長。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 ただいまの伊東委員の御発言は了承いたしましたので、後刻懇談会においてお諮りいたしたいと存じます。  本日はこれにて散会いたします。     午後四時三十九分散会

第20回国会 農林委員会 第1号(1954/12/01、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  第二十臨時国会の最初の委員会でありますので、まず国政調査の承認要求の件についてお諮りいたします。本国会はこの農林委員会といたしましては、先国会以来閉会中も引続き調査をいたして参りました本年の農林災害に関する対策が重要なポイントをなすものと思われます。しかしてこれがための議案も本日の公報に掲げておきましたように、すでに一件付託と相なつております。しかしながら政府において予定いたされておる災害対策の法案のみで、なお完全を期し得られない点もあるかと考えられますので、あるいは本委員会といたしましては、さらに調査の上、新たな立法の措置が必要になるかとも考えておる……

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたしたいことがあります。理事足立篤郎君より理事を辞任いたしたいとの申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。つきましてはその補欠を、委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、議院運営委員会決定の趣旨に従いまして、安藤覺君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより昨日本委員会に付託になりました内閣提出、北海道における国有林野の風害木等の売払代金の納付に関する特別措置法案を議題といたし、審査に入ります。  まず本案の趣旨について政府の説……

第20回国会 農林委員会 第3号(1954/12/03、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず昨日本委員会に付託になりました昭和二十九年四月及び五月における凍霜害等の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたし審査に入ります。
【次の発言】 御承知の通り本案は、第十九回国会の終りに本院を通過して参議院に回付せられたのでありますが、参議院において閉会中の審査に付されたものであります。しかるところ参議院におきましては本案に対する若干の修正を加え、昨日本院に送付いたして参りました。  先国会における本院掲出案の内容は、本年の六月に入り幸して茨城県の激甚なひよう害があり、また引続き青森、岩手県等に凍霜害が発生いた……

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際林野庁職員の賃金改訂の問題について川俣清音君より発言の申出があります。これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 ただいまの川俣君の動議に関して御意見ありませんか。――別に御発言もなければお諮りいたします。  ただいまの川俣君の動議について御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め決定いたしました。  なお本件の取扱いについては委員長に御一任願いたいと存じます。  暫時休憩いたします。    午前十時四十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  本日本委員会に付託に相なりました、川俣清音駐外十四名提出、昭和二十九年におけ……

第20回国会 農林委員会 第5号(1954/12/06、26期、日本民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  酪農振興のための牛乳の処理及び価格問題等について調査を進めたいと考えますが、畜産局長の出席を機会に養蜂の問題について足鹿覺君より発言を求められておりますので、最初にこれを許します。足鹿君。
【次の発言】 この際齋藤憲三君より委員外発言をしたいとの申出でありますが、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、これを許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 次に競馬の問題に関連をいたしまして、稲富稜人君より発言を求められております。これを許します。稲富君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて……。

第21回国会 農林委員会 第2号(1954/12/16、26期、日本民主党)

○井出委員 新委員長を迎えまして昨日当農林委員会の初会合がございましたが、私よんどころない用事で、昨日失礼をいたしました点をまずおわび申し上げます。  昨年の十六国会以来、十七、十八、十九、二十、この各国会にわたりまして、顧みますと一年有半の間、各位の非常な御協力を得まして、どうやらその職責を務めることができましたことに対し、厚く御礼を申し上げるわけであります。  この二年間というものは、北は北海道から南は九州に至るまで、未曽有とも言うべき災害が二年連続をいたしまして、当農林委員会の仕事というものは、質的にも量的にもきわめて重大であつたわけでございます。その間各位に非常な御勉強を煩わしまして、……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 農林水産委員会 第5号(1955/03/31、27期、日本民主党)

○井出委員 議事進行について。ただいま伺いますと、すでに本会議も散会になったようでございます。従いましてこの委員会が討論採決をいたしますということも、本法案の趣旨からいたしましていかがなものか、こう存じます。従いまして理事会を開いて、もう一度その善後措置を御協議いただきたいと存じますが、委員長においてよろしくおとりはからいを願います。

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/13、27期、日本民主党)

○井出委員 主計官が見えておりますから二、三お尋ねしたいと思います。  この災害の報告にもありました地すべりの問題については、今回も非常に被害が大いきょうでありますが、二十八年度の水害については九割補助の特別立法をいたしました。それで聞くところによりますと、大蔵省ではもうすでに二カ年実施したのであるからあとは打ち切る、こういうような考えがあるやに承わっておるのであります。建設省ではそういうことをすでに地方庁に伝えておる。農林省でもそういうような計画があるやに承わっておりますが、その点について特に私は承わっておきたいと思います。大蔵省、建設省、農林省、三省にわたってお尋ねいたしますが、特別立法の……

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/05/27、27期、日本民主党)

○井出委員 ただいまの動議がちょっと喧騒の中でわかりかねましたので、もう一ぺん明確に委員長から御発言を願いたいと思います。

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/05/31、27期、日本民主党)

○井出委員 簡単に四月の農業災害についてお尋ねをいたしたいと思います。先刻原委員から御質問がありましたが、原委員の質問に対する答弁は、一カ月前ほどの当委員会における政務次官の答弁とはあまり変つていないのであります。調査中だとおつしやいますけれども、すでに被害各府県からは出ておるはずであります。そこでお尋ねしたいのは、各府県の営農資金に対する要望額は現在幾らになっておるか、農林省ではどれくらいをもって大蔵省に当るお考えであるか、またその立法の措置は、提案はいつごろの見込みであるか、ただ研究とかなんとかいうことでなくて、見通しをもってお答えいただきたいと存じます。すでに用意はあるはずでございますか……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/06/14、27期、日本民主党)

○井出委員 ただいま中村委員の御提出になった動議の意味でありますが、米価審議を尽すまでは本委員会は他の諸問題にはわたらない、こういう意味に拝承しましたが、審議を尽すということはどこまでが限界なんですか、その点を委員長から明瞭にしていただきたい。

第22回国会 農林水産委員会 第32号(1955/06/30、27期、日本民主党)

○井出委員 先ほど秋田県知事が見えまして、先般の東北地方一帯を襲いました豪雨の結果による農林被害についての陳情がございました。本件については当委員会よりすでに委員派遣の手続も了して、近々に出発されるわけでございます。農林省の方においては、この被害についての報告をどの程度に集めておられましょうか、この機会に政務次官より伺いたいと思います。

第22回国会 農林水産委員会 第46号(1955/07/21、27期、自由民主党)

○井出委員 明日より四日間にわたりまして、愛知用水視察のため、十数名に及ぶ委員諸君が現地視察に出られるわけであります。この留守中に議員提出法案を数多く参議院の方へ送り込んで、会期末でもありますからその審議を促進していただかなければなりません。その場合に提案責任者が向うへ行って説明を求められるという事態が起るだろうと思うのです。つきましては、委員長においてその法案をよくお調べいただいて、どの法案にはだれが当る、こういうような御配慮をしてお出向きいただければ、法案審議上非常に工合がいいのではないかと思いまして、一言委員長に申し上げるわけであります。

第22回国会 農林水産委員会 第50号(1955/07/29、27期、日本民主党)

○井出委員 ただいま提案岩代表川俣委員より提案理由の御説明がありましたが、私はここに本案に対しまして修正案を提出いたすものでございます。案文はただいまお手元へ配付申し上げてありまするので、それをごらん願うことにして、朗読は省略いたします。  本修正案につきましてその趣旨を御説明申し上げますると、第一点は本文第三項を削除することであります。地方公共団体が公共用災害復旧用等以外の個人または一般業者の施設資材に対してまでその代金支払いの責任を負うことにつきましては、地方公共団体の性格等にかんがみまして、別途立法措置を講ずることがより適切と考えられますので、次期国会においてこれが立法化を考慮することに……

第22回国会 農林水産委員会 第51号(1955/07/30、27期、日本民主党)

○井出委員 議事進行について……。ただいまの狩猟法改正法案について審議はほぼ終了したようでありますから、本件の取扱い並びに砂糖関係二法案の取扱い方に関しまして、理事会を催されんことを希望いたします。
【次の発言】 ただいま足立委員の御発言でありますが、との理事会を開いて協議中に、自由党の方では党の御意見をお取りまとめをいただいて、われわれその間理事会でお待ちをしてもよろしゅうございます。さようにお取り計らいを願いたいのであります。

第24回国会 農林水産委員会 第54号(1956/09/11、27期、自由民主党)

○井出委員 去る昭和二十八年の冷害凶作に際しまして、当時北海道方面を視察せられました方々から、風連坊主と農林三十四号との交配種だったと思いますが、そういった新しい品種が北海道にきわめて好適な品種であろう、こういう御報告を受けたのでございます。それはここに足鹿委員もおられますが、上川試験場の永山支場でその品種を育成中でございます。その直後本委員会において公聴会をいたしました際に、永山支場の浜場長が特に出席されまして、その経過について述べられましたことは、この速記録にも明確に載っておるのであります。自来私もこの新品種に興味と関心を寄せて参ったのでございましたが、たまたまつい数日前北海道へ参りました……

第24回国会 予算委員会 第15号(1956/05/30、27期、自由民主党)

○井出委員 私は自由民主党を代表いたしまして、今回行われた日ソ漁業交渉を中心にいたしまして、若干の質疑を試みたいと存ずるものであります。従って、主として河野全権、重光外務大臣にお伺いをいたしまして、重要なる点については鳩山総理からもお答えを願いたいと存じます。  河野農林大臣には、四月二十一日羽田を立たれて、それ以来本月二十六日帰国せられまするまでの間、月余にわたって困難な折衝に当られました労を、まず多といたすものでございます。しかしながら、昨日の衆議院本会議におけるあなたの御報告はすこぶる簡に過ぎまして、国民の聞かんと欲するところとだいぶ遠かったように思うのであります。もとより外交の機微に属……

第26回国会 決算委員会 第3号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 農林省といたしまして一言申し上げます。  ただいま検査院の御指摘の通り、農林省関係の不当事項は、一般会計におきまして農業水利、開拓、干拓等の直轄工事及び代行工事並びに農業災害施設復旧事業の機械管理につきまして、粗漏工事あるいは出来高の不足、経理の不適切等のために七十五件の御指摘を受け、また国庫補助事業につきましても粗漏工事、出来高または事業量の不足、設計の過大、目的外使用、不使用、負担不足等のため七百八件という多数の不当事項の指摘を受けております。また特別会計におきましては、食糧管理特別会計において外国食糧の購入及び売り渡しに当って処置の当を得なかったもの、及び国有林野事業にお……

第26回国会 決算委員会 第24号(1957/04/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 今回農協系統団体の中央機関の一つでありまする全購連におきまして、ただいま御指摘のような不祥な事件が起りましたことは、まことに遺憾千万でございます。またこれに対しまして直接監督の衝に当りまする農林省といたしましても、まことに不行き届きの点に対しましては遺憾の意を表しますとともに、またこのことが農林省部内にも波及をいたしましたことについては、まことに申しわけのない限りと存じておるわけであります。監督の立場よりいたしまして、従来ともに全購連の検査に当って参ったのでありますが、人員の点等もございまして、未然にこのことを防止するに至らなかった点につきましてはまことに残念であり、相済まない……

第26回国会 決算委員会 第28号(1957/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 このほど来、本委員会からお呼び出しを受けておりましたが、ちょっと健康のすぐれない関係もございまして、失礼をしたことをまずおわびをいたします。  ただいま淡谷委員からの御質問でございますが、事は全購連に発したとは申しますものの、監督の衝にありまする農林省部内にもついに不祥なる逮捕者を出すというふうなことでございまして、まことに遺憾千万であります。ただいま事件の全貌というものにつきましては、まだわれわれもこれをつまびらかにいたしかねるのでありますが、当面の問題といたしましては、肥料課の係員、課長補佐である海内が逮捕せられておりまするほかには、あるいはせんべつとして供与を受けたという……

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 三十二年度の農林予算がまことに少な過ぎる、これで一体農政の推進ができるかというお尋ねでございますが、私も、この絶対数字をもって決して満足しておるものではございません。しかし過去の農林予算に比べまして、実際のネットの農林施策をやって参りまする分を考えてみますると、必ずしも著しく減じておるものではございませんので、これをいかに重点的に、効率的に運営するかということで、所期の目的を達したいと思うのでございます。たとえば土地条件の整備というふうな問題は、これからいろいろ御審議いただきまする特定土地改良工事特別会計の設定等によって、事業量をふやすというようなことも考えております。あるいは……

第26回国会 大蔵委員会 第25号(1957/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 食管法のあり方について御比判をいただきましたが、御指摘のように、全量をこの法律のもとに買い取り、しかもそれを配給をする、こういう点においては、今日若干ゆるんで参ったと申しましょうか、情勢の変化がございまして、十分に機能を果していない面もあろうかと存じます。しかしそうかと申しまして、この管理制度自体が持っておりまする使命というものは非常に重要性があるのでございまして、にわかにこれを改変しようというところまでは至っておらないのでございます。従いまして、その欠陥を是正するということのためにあらゆる努力を払って参りたいと思っておるのでありますが、われわれといたしましては、ただいま井上委……

第26回国会 農林水産委員会 第1号(1957/02/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 旧ろう石橋内閣の成立とともに、はからずもこの重責に任ぜられました。みずからをはかりまするとき、任きわめて重いことを痛感いたしております。御案内のように、日本の農林水産業がきわめてむずかしい段階にあるときでございまして、これをいかにして切り開いて参るかという点になりますると、どうしても各位の御支援、御協力を賜わりまして、この任を全うしなければならぬと存ずるのであります。私も長くこの委員会の一員といたしまして、いろいろごじっこんに願いました皆様方をたよりにいたしまして、いろいろと御支援、御鞭撻を賜わりたく存ずる次第でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)

第26回国会 農林水産委員会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 今国会に提出いたします予算案及び法律案につきまして、皆様方の御審議並びに御協力をいただきますに当りまして、予算案の編成及び法律案の制定の基本となりました農林水産行政に対する私の考え方を申し上げ、施策の概要を御説明いたしたいと存じます。  御承知のように、昨年は、北海道の冷害等一部地域におきまして災害をこうむり、また、他の地域におきましても、気象条件は、必ずしも良好な状態であったとはいえないにもかかわらず、全般的には、米麦を初め主要農畜水産物の生産は、おおむね高水準を維持し得たのでありまして、これは農山漁村民諸君の努力のたまものであることは言うまでもないのでありますが、特に戦後に……

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 他の産業が最近非常にいんしんをきわめておるにもかかわらず、農業がこの中に本質的な要因をもちろん持っておるでございましょうが、非常にアンバランスになっている。これはまさに御指摘のございましたような次第だろうと私も考えておるのであります。この点は非常にむずかしい問題でございまして、おそらく大方の国家が近代化して参りまする過程においては、同じ悩みがどこの先進国にもあったろうと思うのでございます。しかしわが国における農業人口というものが近代国家としては比較的多く、農林関係のいわば原始産業の人口を抱容しておる、こういう日本の特殊性といものから考えますときに、容易ならない問題だと思うのであ……

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 石田委員からお述べになりました御趣旨をよく体しまして政府部内の調整その他に当りまして万遺憾なきを期したい、こう考えます。
【次の発言】 御指摘のように、従来は干拓に関します限りは全額国庫負担でなされておったのでありますが、しかし地元負担と申しましょうか、最終的にはある一定価格で売り渡すという形でございました。それに比べると二割というものは、あるいはそれを上回って地元へ大きな負担が及ぶ、こういうことではありましょうが、これも程度の問題でございまして、一方この仕組みによって工事がスピード・アップされ、そこから考えられまする受益者の利益といいますか、そういう点を考えまするならば、この……

第26回国会 農林水産委員会 第5号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 委員長のお許しを得てごあいさつを申し上げます。  石橋前総理の病状あつくして、それがために総辞職と相なり、岸内閣が成立をいたしましたことは御承知の通りでございます。私、不敏でございまするが、引き続きこの重職を汚すことに相なったわけでございます。石橋内閣当時申し上げましたことを一切継承して施策に当る所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 漁業共済制度についての御質問でございます。この漁業共済については、その組織なりあるいは災害原因の究明なり、漁獲高把握の方法等についてもなお究明、検討を要すべき余地があろうかと思うのでございます。  そこでただいま……

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 そのように御了解いただいてけっこうと思います。
【次の発言】 今の御質問の趣旨は領得しかねますので、もう一ぺん……。
【次の発言】 昨日も申し上げたと思いますが、三十年度、三十一年度、少くとも既往の食管の赤字というものは、三十二年度以降の消費者米価にはこれを転稼するとかなんとかというふうなことは全くございません。ただ従来食管の運営においてどのような経理状況に相なっておるか、さらに申すならば、赤字がどういう形で出ておったか、こういうことはおそらく臨時食糧管理調査会で審議をいたします際の参考にはなるだろう、こう考えております。

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 先日来稲富委員のご質問に対しまして、時間の関係等途中で腰を折るようなことに相なりまして、まことに相済まない次第と思っております。私もそういう環境に置かれておったこともございまして、あるいは十分意を尽し得なかったかと思いますがこの際あらためて申し上げますのでお聞き取りをいただきたいと思います。  食管特別会計の赤字につきましては、三十年度末に生じておりまする三十四億内外のものは、これは決算も済んでおりまするので、今回の三十一年度の補正予算において一般会計から補てんをいたしますことは御承知の通りであります。それから昭和三十一年度の赤字でございますが、これは同様な意味で、決算の確定を……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 資料をもってお示しをいたしました関係団体につきましての山田委員の御発言は、この中にはもはやその必要もなかろうではないか。さようなものも入っておるというふうに御認識になっての御質問でございますが、私も今この資料をここで拝見をするというような始末でございますので、よく取り調べました上で、またの機会に申し上げるということで御了承をいただきたいと思います。
【次の発言】 天災融資法に関しましては幾たびかの改正がなされまして歩一歩前進をして参っておることは芳賀委員もお認めいだだいておる次第でございます。そこで系統金融の金利が下った、また今後も下る傾向にあるであろう、こういう段階において国……

第26回国会 農林水産委員会 第22号(1957/04/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 連日国会には出席しておるのでございますが、従来は予算の関係にだいぶ時間をとられて、かつはまた今言われます漁業交渉に当っておりました関係で、大へんごぶさたをいたしました。まあ今週一ぱいをもって何とか漁業の目鼻をつけたい、こう考えておりますので、来週はできるだけお伺いをいたすつもりでございます。法案もだいぶ山積いたしておりますので、どうか一つよろしく御審議の上御可決願えますようにお願いを申し上げます。
【次の発言】 従来土地改良法に対する検討は農林省においてもいたしておったわけでございますが、今回の提案は、私になりましていたしたということに御了解を願います。

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 特別会計を設けましたゆえんにつきましては再々申し上げた通り、ただいま井手委員御指摘の趣旨に基いておるわけでございます。しかりとするならば予算を飛躍的に増大をすべきである、この御説は、私も多多ますます弁ずるであって、多いほどけっこうには違いございませんが、果して飛躍的というほどふえたかいなかということに相なりますと、そこには程度の問題もございましょう。しかし昨年よりも相当の幅において土地改良の経費をふやしたことは事実でございまするし、ともかくこの新しい方式をもって出発をいたす。従いましてこれは今後においてはさらに期待できる、こういうふうにお考えをいただいてよろしかろうと思いますが……

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 本年は特別に豪雪があり、春なおいまだ非常に寒いという状態の交でございまして、御承知のように、ことしの実りというものに対しまして懸念されます異常天候のようでございます。ただいま現地の模様をつぶさに伺った次第でございますが、ただいま石田委員から御開陳のもろもろの御要請に対しましては、十分に考慮して善処いたしたいと考えております。

第26回国会 農林水産委員会 第26号(1957/04/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 先般当委員会においてあらましの経過の報告を申し上げましたが、ただいま芳賀委員の御質問に基きまして、あらためて大要を申し上げたいと思います。  日ソ漁業委員会は、二月の十四日に第一回の会議を開いたのでありますが、自来会を重ねること二十数回に及んでおるかと思います。北西太平洋におけるサケ、マス漁業その他の問題について審議を続けて参ったわけでありますが、そのうち最も重要な問題は、一九五七年度における総漁獲量について、当初わが方からは十六万五千トンという数字を要求いたしたのでございます。先方は、昨年のモスクワにおける交渉においてすでに決定を見ておるのだという論拠から、凶年は八万トン、豊……

第26回国会 農林水産委員会 第31号(1957/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 本改正案の御審議をお願いすることに相なりまして、私も顧みまするといろいろの感想を持つものでございます。ことに足鹿委員におかれましては、当委員会の中に共済小委員会というものを設けられまして、足鹿さんが中心になられて十原則というようなものを打ち出され、改正の方向を明示せられましたこともなお記憶に新たなところでございます。従いましてそういったいきさつ、経緯にかんがみまするときに、この改正案はただいま御批判を受けましたごとくまことに微温的である。当時の考え方というものは影をひそめておるかのごとき御批判でございました。当時を承知しておる者としては必ずしもこれに満足をしておるわけではござい……

第26回国会 農林水産委員会 第32号(1957/04/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 便宜渡部局長から…。
【次の発言】 今回共済の事業主体を市町村に移しまする道を開いたということは、この改正案の大きな眼目の一つでございます。その場合、移譲がスムーズにいかないおそれがありはしないかという御指摘でございますが、ともかくこの新しい試みにつきましては、あまりこれがルーズにわたるということであっては相なりませんので、若干制約を加えておるのでありますけれども、そういうような事情のもとにある、たとえば山村などで、加入者も非常に少い、それではとうてい自立していけないというふうな条件にありまする地帯におきましては、この程度の制約がございましても、市町村と組合との間のあらかじめの……

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 しばらくよろしゅうございます。
【次の発言】 その点については農林大臣としては関知しないところでございます。
【次の発言】 先ほど私全く関知しないと申し上げたんですが、そういう団体が一体あるのやらいかがかも存じませんし、かりにあったとしてもオーソライズされているものでもないでしょうし、どうもちょっと理解に苦しむのでございます。
【次の発言】 行政に対しましてこのようなことが行われましたことは、非常に遺憾に存じております。
【次の発言】 さっそく取り調べましてその点を明確にいたし、行政に対する侵犯のごときことがないように処理をいたしたいと考えております。

第26回国会 農林水産委員会 第36号(1957/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 中村委員から、私が生糸の専門家であるという御発言をいただきましたが、私の郷里は養蚕国ではございますけれども、私自身として決しておっしゃるほどこれに対する専門知識を持っておるわけではございません。ただ、ごく常識的に、一般的に申し上げますならば、ただいま御指摘のようないろんな観点から、蚕糸業の現状というものは憂慮せられる旧態でございます。過去において輸出の大宗としての非常にはなやかな時代を持ちましただけに、ただいまの蚕糸業のあり方というものは、過去を知る者として感慨無量なるものを覚えるのでございます。一体こういう形でついに蚕糸業は斜陽産業たるの運命をしのばなければならぬのかという課……

第26回国会 農林水産委員会 第40号(1957/05/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま御指摘のありましたように、今回の改正はあるいは政令にゆだねられた、ないしは運営の面に当って、それに託された部分というふうなものが相当多いことは確かでございます。従いまして成立いたししました暁は、十分にその辺も考慮をいたしまして、誤まりなきを期したいと考えております。  なお基準反収の問題でございますが、現在は趨勢値によってきめられた平年作というものを、反収の基準にいたしておるわけでございますが、これにつきましてただいまるる述べられましたような御批判もございまするので、十分に検討をいたしまして御趣旨の実現をはかりたい、このように考える次第でございます。

第26回国会 農林水産委員会 第42号(1957/05/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま述べられました御趣旨は全く同感でございます。従いまして蚕糸業振興審議会の構成に当りましては、養蚕農家あるいは中小製糸業者、こういった階層の意見が十分に反映できますように処置をいたしたいと考えます。
【次の発言】 繭糸価格安定法に基きまする安定審議会の構成なり運営の仕方が、従来業界的な考え方が非常に強い、あるいは業界人をもって構成されておる、こういう御指摘でございましたが、今後は振興審議会の発足ともにらみ合せまして、御趣旨のごとくこの価格安定の面についても、第三者的な公正な意見が反映せられるように努めたいと考えております。

第26回国会 農林水産委員会 第43号(1957/05/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 大体ただいまの予定では、米価審議会の議を経て米価をきめる、その時期が諸般の準備から申しますると、六月十日あるいは中旬にかかるのではないかという感じがいたしますので、それが決定次第取り急ぎ予約を開始するというようなスケジュールになるだろうと考えております。
【次の発言】 それは大よその目安でございまして、できるだけ取り急いで行うつもりでおります。
【次の発言】 この国会でいろいろ問題が輻輳しておりましたような関係で、少しく準備不足の点はまことに相済みませんが、全体の作業がおくれておる、こういうことに御了解をいただきたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第45号(1957/05/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 去る五月三日、四日の凍霜害によりまする被害が東北、関東、甲信越にわたりまして相当深刻な打撃を及ぼしましたことは、被害地農民諸君に対しましてまことに御同情を禁じ得ません。ただいまこれが対策としてそれぞれ行き届いた御措置を当委員会の決議として御要請に相なったわけでございますが、政府といたしましてはこの御趣旨を十分尊重して対処いたす所存でございます。右お答えいたします。
【次の発言】 先週の閣議におきまして、私から凍霜害の実情をまずとりあえず報告いたしておきました。その後農林省の調査もまとまりましたし、なおただいま当委員会の御決議等もございまして、いよいよ問題がしぼられて具体化して参……

第26回国会 農林水産委員会 第47号(1957/06/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 御承知のように臨時食糧管理調査会におかれまして、いろいろと価格問題を検討されておられましたが、近く結論が出るような運びに承知をいたしておりますので、その上で取り急いで政府の腹がまえを決定をいたしまして、中旬以降に米価審議会を煩わして御決定をいただく、こういう所存であります。
【次の発言】 米価審議会が法的な機関として米価決定に当って持っておりまする役割というものは、これは申すまでもなく十分尊重をいたして参るわけでございます。ただ神田委員も御承知のような従来の経緯もございまして、政府としては調査会の結論が非常に手間取るというのでありますならばいざ知らず、近くその答申もいただけると……

第26回国会 農林水産委員会 第48号(1957/06/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 愛知用水の工事関係につきましては、大体ただいま総裁からその経過についてお述べになりましたのでさように御了解をいただきたいと考えております。これが発足以来だいぶ日がたって、告示その他もおくれて参りましたゆえんのものは、何といたしましても、日本の農業土木としましては画期的なものでございまして、十分念に念を入れて慎重を期したい、こういうことで今日に至ったわけでございますが、今楯委員の御指摘のような、これによって効果に対して疑義があるというようなことは断じてございません。当初の目標に従って近く着工にも至る運びと相なるわけでございます。御承知のように、余剰農産物の第一三次協定を受け入れな……

第26回国会 農林水産委員会 第50号(1957/06/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 抱負というほどには参りますまいが、若干の所見を申し上げます。砂糖が国民の必需品でございまして、極力その価格の安定を期して需要者に対しまして不安なからしめる、このことは申し上げるまでもない点であります。しかしながら国内需要量の九割余を輸入に負うておるという実情にございますので、その輸入に当っては適切かつ円滑を期しますとともに、他面テンサイ糖でありますとかその他の国内甘味の資源を開発いたしまして、極力その自給度を推進すべきものと思っておるのであります。現在の砂糖行政は原料糖の輸入割当制度の上に立ってこれを行なっておるのでありますが、この場合政府による輸入原料糖の管理であるとかあるい……

第26回国会 予算委員会 第2号(1957/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。これは、あるいは大蔵大臣からもお答えをすべきかと思います。予算編成の過程におきましては、ただいま御指摘になったような点も論議がございました。昭和三十年度の赤字は、大体確定的につかんでおりますが、三十一年度の数字が大よそ百六十億余りというような若干不確定要素もございましたので、これを一括いたしましてああいう組み方をしたわけであります。内閣にできまする調査会で十分に検討をしていただきまして、それを尊重して処理をいたしたいと考えます。財政全体といたしましては、大蔵大臣も申される通り、十分余力と弾力性を持っております。その点は御了承を願います。

第26回国会 予算委員会 第3号(1957/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。食管特別会計が非常に膨大なものである、複雑なものである、国民からもいろいろ批判を受けておることは御承知の通りでございます。私もこの問題と取り組みまして、もう少しこの内容を洗ってすらっとしたものにいたしたいと考えたわけであります。従いましてその場合、あるいは一般会計が持つべき部分もございましょうし、コストの中へ織り込んで考えるべきものもあろうか、値上げということはなるべくいたしたくはございませんけれども、しかしこれを総合的に判断いたしますと、若干は消費者の側へかかってくるということもやむを得ない場合はあろうか、このように大体考えた次第であります。

第26回国会 予算委員会 第4号(1957/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。食糧自給度を向上させる、このことはやはり日本農政の基本でなければならぬと考えておるのでありまして、幸い井手委員の御共鳴も受けたわけでございます。そこで、本年度の食糧増産関係の予算が非常に少いという御指摘であり求すが、これはこの間この席で川崎委員にもお答えをいたしましたように、過去の、たとえば昭和二十七年、八年などと比べまして、その当時は災害でございまとすか、あるいは農業保険の関係などでありますとか、その他いろいろございまして、実質の食糧増産経費というものは、ここ数年それほど変ってはおらないつもりでございます。しかし、これをもって決して満足しておるわけではござい……

第26回国会 予算委員会 第6号(1957/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。お尋ねの三十一年度赤字と申しましたものは、その際も若干の可変的要素はある、こういうことは申し上げてあるつもりでございます。従いましてこれが過去にできた赤字であるとこういう意味においては、消費者に負担をさせてはならないものであろう、こういう意味で申し上げた次第でございます。
【次の発言】 お答えいたします。今御指摘のように赤字解消の道はおよそ三つでございましょう。もちろんなお企業努力というふうなものも若干は期待していいでありましょう。この三十一年度の赤字は既往において生じたものでございますので、これについてはこのほど来分科会でも御答弁申し上げましたように、これを……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。御指摘のように、木材価格が最近高騰を告げておることは事実であります。この原因は、一つは工業用材が非常にふえておるということでございます。戦前は、建築材と工業材を比べますと、建築材がはるかに多かった。今日では、パルプ材あるいは坑木、その他の工業用材の方が建築材を上回っておる状況でございます。おそらく三十二年度は、一億五千万ぐらいの用材所要量が見られると思うのでございますが、これに対する国内の林木の資源というものは、なかなか容易でない、今後相当に長い目で先を見ますると、よほどがんばって林木の供給の面に努力をしないと、SOSが近いという感じがいたすのであります。それ……

第26回国会 予算委員会 第12号(1957/03/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。食糧庁が日通と一括契約をいたしておりますることは、ともかく年間に五百万トンからの膨大な貨物を動かしておるのでございまして、これにはやはりその機構といい、あるいは人的配置といい、いろいろな関係から日通をして扱わしめるということが、一番能率的であろうと存じておるわけであります。あるいは食糧でございますので、季節的な繁閑というようなこともございましょう。あるいは山間僻地へ輸送するというふうな問題もございましょう。こういうふうな場合、やはり機構的に日通というものが他の荷扱い機関とは隔絶して大きな便益を得る機構に相なっておりますので、そういうことにいたしておるわけであり……

第26回国会 予算委員会 第14号(1957/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 横路さんに申し上げて御了解を得たいのでありますが、ただいま交渉継続中でございますので、あるいは微妙な点につきましては答弁を差し控えさせていただきますような場面もございましょうが、ただいまの問題につきましてお答えをいたします。  わが方といたしましては、過去四十年近くにわたる漁獲高の統計資料を持っておるわけでございます。それから勘案いたしますときに、資源は決して減っておらない、こういう見解の上に立っておるのでございまして、それを勘案して一方資源保護を日ソ漁業条約において約束しておる建前もございます。昨年の漁獲高というものは十三万五千トンでございましたが、サケ、マスの漁獲は昨年豊漁……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 青森県の三八地区における中心工場をめぐってのいろいろな経緯については、私も承知しております。そこで、ただいまお尋ねの酪振法でございますが、これは制定以来すでに三、四年の実績を持っておるのでありますが、従来運用せられて参りました経緯にかんがみますると、当面これをもって十分に酪農振興の目的を果し得る、このように考えております。
【次の発言】 この問題につきましては、地元酪農民のきわめて熾烈な要望に基いておりまして、さらにそれを受けとっての青森県知事の努力ないしは農林省に対する連絡、これらを勘案いたしまして措置した点でございますので、われわれとしてはこの措置は誤まりなかったものと考え……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。ただいま御指摘のごとく、私、農林水産委員会におきまして同様のお尋ねがございましたので、その際お答えをしましたことは、農地改革の方向というもうは、日本の農村民主化のため、また農業生産力増進のため、これは法によってなされた適正なる措置である、かように考えまするがゆえに、その補償価額は適正であり、かつまた、昭和二十八年十二月最高裁の判決もそのようになされたということを申した次第でございます。
【次の発言】 お答えいたします。農地改革そのものに反対する地主団体の動きは、当初大分県などに発生をいたしました。当時の社会事情からしまして、公然たる活動にはなっていなかったよう……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。昭和三十年度の赤字、これは決算がすでに確定いたしましたので、この数字が動くということはあり得ない、このように御了承願います。
【次の発言】 これ以上は累増することはないと考えております。
【次の発言】 三十年度の約三十四億に近い赤字というものは、決算の結果でございまして、今御指摘の二十五億何がし、これを資産評価益ということで、その年度に、計数上に明らかにいたしまして処理したことは御指摘の通りであります。
【次の発言】 だいぶ井上委員しさいにお調べでございますが、この問題は食糧庁長官からお答えいたします。

第26回国会 予算委員会 第24号(1957/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答え申し上げます。肥料二法案と申しますのは、臨時肥料需給安定法、それから日本肥料輸出会社法、この二つであろうかと思うのでありますが、この二つの法律は昭和二十八年、今言われる第十九国会でございますか、これに提案をせられて継続審査になって、成立しましたのは二十九年の五月であったかと記憶をしております。当時の事情はまだ肥料が不足の状態でありまして、といって肥料の増産もしなければならない。そういたしますると、これを海外へさばかなければならないというような場面に置かれまして、内地の農民に提供する肥料価格よりも海外へ輸出するものの方が安いというような現象があったわけであります。そこでこれ……

第26回国会 予算委員会 第25号(1957/04/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 今度の裁定を実施するに当りまして、国有林野の特別会計をつぶさに検討をいたしたわけでございます。もしこれを予算補正というようなことにいたしますならば、増伐をするというふうな問題あるいは次年度に処分をするものを繰り上げて歳入に計上しなければならぬというような問題が怒って参りまして、いろいろな支障があるわけでございます。そこで検討をいたしました結果、一部はこれを予備費に持つということにいたし、他の材源措置としましては、当面支障のないものを考えまして、幸い林野関係本年度の予算としてはこの際に老朽施設の改善というふうな費目も相当に予定をしておりましたが、これらは一年見送ることにいたしまし……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/05、27期、自由民主党)

○井出委員 ただいま提案になりました二つの法案につきまして、ごく概括的な質疑をいたしたいと存じます。ちょうどただいまは造林のシーズンにも当っておりまして、あるいは街頭に緑の週間の運動が展開され、きょう両陛下は、九州において行われます植樹行事に行幸啓されるわけでございます。こういう時期を背景といたしまして、森林に関する二つの法案が出されましたことは、すこぶる時宜を得たものと思うのでありますが、しかし日本の山林というものを考えてみますと、私どもは必ずしも安閑としておられないのであります。なるほど山は、あるいは木は、ものを言いません。山容動かず、白雲去来する状態にはあるでしょうけれども、さてその山林……


29期(1960/11/20〜)

第43回国会 予算委員会 第2号(1963/01/29、29期、自由民主党)

○井出委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、昭和三十八年度予算に関連をして質問をいたします。  先般行なわれました総理の施政方針並びに外務、大蔵両大臣の演説にも言及しつつ、予算の背景をなす諸問題についてただしたいのでありますが、本日は主として外交関係にしぼって申し上げたいと思うのであります。  本年の年頭にあたりましては、世界の指導者というべき各国の首脳から活発な外交上の発言がございました。一月十四日、若きケネディ大統領は、二カ年の経験と実績を踏まえて、さらにキューバ問題の解決に自信を得て、世界の未来像にも触れた年頭教書を発表いたしました。翌々一月十六日には、東独社会主義統一党大会に臨んだ……


30期(1963/11/21〜)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1966/02/23、30期、自由民主党)

○井出委員 当特別委員会において松代地震の問題をお取り上げになり、かつは同僚の松平委員が質問されるということを承りまして、私は松代の近辺の出身なものですから、それを傍聴かたがたやってまいりました。ただいま松平委員が非常に精緻なる御質問でかなり問題は解明されたように伺います。したがって、私は別にきょうは用意もしておりませんので、松平委員の御質問で尽きておるかと思いますけれども、せっかくの委員長の御指名でもありますし、ごく二、三点、しろうとなりに簡単にお伺いをしてみたいと思います。  先ほど萩原先生からも御発言がありましたが、日本の地震研究の業績というものは、これは国際的にも高く評価されておると伺……

第51回国会 災害対策特別委員会 第4号(1966/04/14、30期、自由民主党)

○井出委員 同僚委員諸君からかなり詳細な質問がありましたので、私は、それと重複を避けて、簡単に二、三点お尋ねをしたいと思いますが、委員長、一体、自治大臣は見えるのですか、どうなんですか。
【次の発言】 それはけしからぬと思う。すでに質問を留保されておられる委員もあるのですから、いやしくも閣議に責任を持つ国務大臣がここへあらわれないというのでは、当委員会の権威にもかかわる。また、日野委員長としてもこれを承服さるべきでない。さらに厳重に要求をしておきます。
【次の発言】 そういう意味では細田副長官は政府の最高責任者のような形ですから、御迷惑でしょうけれども、よろしくお願いしたいのでございます。  ……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/03、30期、自由民主党)

○井出委員 第一分科会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本分科会の審査の対象は、昭和四十一年度総予算中、皇室費、国会、裁判所、内閣、防衛庁及び経済企画庁を除く総理府、法務省及び文部省所管並びに他の分科会の所管以外の事項であります。  審査は、二月二十四日、各省庁当局より所管予算の説明を聴取し、引き続き質疑に入り、昨日まで日曜日を除いて六日間にわたり慎重に審議いたしました。  その間、質疑者の数は延べ四十四名、質疑時間は約三十四時間に及びましたが、各分科員の協力を得まして円滑に審議が行なわれました。  質疑応答の内容は、きわめて広範多岐にわたっておりますので、その詳細に……

第52回国会 災害対策特別委員会 第5号(1966/09/10、30期、自由民主党)

○井出委員 きょうの委員会にあたりまして、政府の責任者――いまここにお見えの方では足りぬというのではありませんが、やはりいま伺ったような台風ないし集中豪雨の被害もございますし、また、わが施政権のほかとはいいながら、宮古島における壊滅的な大被害というふうなものも、日本国民として関心の外に置くわけにはまいりません。そういう次第で、委員長にお願いをいたすのですが、きょうのところは、まあ諸般の御都合もあるそうでございますから、やむを得ないとするも、そう遠くなく当委員会をやはりお開きくだすって、もう少しメンバーをそろえて、先般改造もありましたあとですから、新内閣の災害に対する姿勢というふうなものがうかが……

第52回国会 災害対策特別委員会 第6号(1966/09/26、30期、自由民主党)

○井出委員 ただいま松平委員からたいへんきめのこまかい質問がありましたので、私は一点だけ建設大臣、本部長にお答えを願っておきたいのであります。  それは、この前の委員会でも話題が出ましたが、先般総理はじめ現地へ行かれまして、ある程度のことはもう知事にまかせるから、知事は勇気を出してやりなさい、こう言ってこられております。ところが、知事としましても、問題は各省にわたりますから、思い切った措置をやろうとしても、まあ役所のほうは規矩準縄を尊重しますから、なかなか思うにまかせないようなことも多々あるようであります。たとえば、前回長野県のほうから、特別地域としての従来の三十六市町村を四十四に拡大してもら……

第52回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/11/11、30期、自由民主党)

○井出委員 ただいま橋本協議会長から、松代地震対策につきまして非常にきめのこまかい報告に接しました。私の質問申し上げようとしておる点にある程度答えていただいておりますので、ごく簡潔に二、三の点をただしておきたいと思うのであります。  私は数日前に松代の地すべり地帯を視察いたしました。たまたま社会党の中澤委員も御一緒になりまして、相ともに超党派で見てまいったわけでございます。あるいはこまかい点は中澤委員からこのあとでお尋ねがあると思いますが、第一点は地すべり地帯の問題でございます。昨日の官報でございますか、すでに地すべり地帯としての指定がある、こういうことでありまして、まさに地元の要望におこたえ……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 災害対策特別委員会 第5号(1967/06/20、31期、自由民主党)

○井出委員 災害対策特別委員会におかれましては、長年月にわたって、松代地震災害等にまことに適切な措置をお講じくださって、地域の一同たいへん感謝いたしておりますが、また、その同じ長野県の東信地帯に、先ほど陳情をお聞きくださいましたような相次いでの、一つは集中豪雨による鉄砲水と称せられる災害があり、わずか二日おきまして大降ひょうがございました。たいへんな被害があったわけでございます。  本年は、異常気象を叫ばれてまいりましたが、同じ長野県において、北信と称せられる地帯には水の被害が出ておりますし、南信といわれる方面には干害がこれまたはなはだしい、こういったまことに皮肉な運命に見舞われておるような次……

第58回国会 予算委員会 第1号(1968/02/05、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  今回、はからずも私が予算委員長に選任されました。その職責の重大なることを痛感しておる次第であります。はなはだ微力ではございますが、誠心誠意、最善を尽くす所存でございます。幸いにして練達たんのうなる委員各位の御協力を賜わり、本委員会の円満なる運営をはかり、もって予算の慎重なる審議を通じ国政の上に遺憾なきを期したいと存じます。何とぞよろしく各位の御協力をお願いいたしまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 まず、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。  委員の異動によりまして、現在理事が二名欠員……

第58回国会 予算委員会 第2号(1968/02/06、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。  この際、加藤清二君より議事進行に関し発言を求められております。これを許します。加藤清二君。
【次の発言】 それでは質疑に入ります。山本幸一君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 理事以外の方は御着席を願います。当面、理事の諸君で話し合っていただきますから、理事以外の方は御着席を願います。
【次の発言】 静粛に願います。とりあえず理事の諸君で話し合いを続けますから……。

第58回国会 予算委員会 第3号(1968/02/07、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  これより加藤清二君の総括質疑に入るわけでありますが、この際、柳田秀一君、佐々木良作君、正木良明君よりそれぞれ発言の申し出がありましたので、理事間の協議の結果、一人十分以内としてこれを許すことにいたしましたので、順次これを許します。柳田秀一君。
【次の発言】 次に、佐々木良作君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 正木良明君。
【次の発言】 発言が明瞭に聴取できませんので、静粛に願います。

第58回国会 予算委員会 第4号(1968/02/23、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、佐藤内閣総理大臣より発言を求められております。これを許します。佐藤内閣総理大臣。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午後六時九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、木村内閣官房長官より発言を求められております。これを許します。木村内閣官房長官。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  昭和四十三年度総予算審査に関し、明二十四日午前十一時、日本銀……

第58回国会 予算委員会 第5号(1968/02/24、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  この際、委員長として一言申し上げます。  去る七日午後より、御承知のような事態によりまして予算委員会の審査が中断し今日に至りましたことは、まことに遺憾に存ずる次第であります。委員長といたしましては、予算審査の重要性にかんがみ、今後委員各位の御協力を賜わりまして、審査が円滑に進みますようお願いする次第であります。  また、特に政府におかれましても、各大臣並びに政府委員は開会時間を厳守され、答弁は簡潔、明瞭にお願いいたします。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  ……

第58回国会 予算委員会 第6号(1968/02/26、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。横山利秋君。
【次の発言】 横山君にちょっと申し上げますが、ただいま参考人として税制調査会会長代理松隈秀雄君が御出席になっておりますので、この点お含みの上質疑を続行願います。
【次の発言】 それじゃ、もう一ぺん大蔵大臣からお答えがあります。
【次の発言】 これにて横山君の質疑は終了いたしました。  松隈参考人には、御多用なところ御出席いただき、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。  午後は、一時より……

第58回国会 予算委員会 第7号(1968/02/27、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、同じく特別会計予算、同じく政府関係機関予算、以上三案を一括議題とし、総括質疑を行ないます。阪上安太郎君。
【次の発言】 岡本隆一君より関連質疑の申し出があります。阪上君の時間の範囲内においてこれを許します。岡本隆一君。
【次の発言】 阪上君に申し上げますが、本日は本会議が午後一時より開会される予定でありまするし、すでに持ち時間も経過しておりますから、簡単にお願いいたします。
【次の発言】 赤澤自治大臣。同時にただいま要求の資料のことにもお触れください。
【次の発言】 これにて阪上君の質疑は終了いたしました。

第58回国会 予算委員会 第8号(1968/02/28、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係関機予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。楢崎弥之助君。
【次の発言】 見えております。
【次の発言】 参考人、日本赤十字社副社長田辺繁雄君。
【次の発言】 楢崎君、田辺参考人はよろしゅうございますね。
【次の発言】 この際、田辺参考人に申し上げますが、御多忙中おいでをいただいてありがとうございました。楢崎君の質疑は済まれたようでありますから、どうか随時お引き取りくだすってけっこうであります。
【次の発言】 この際、増田防衛庁長官から発言を求められました。こ……

第58回国会 予算委員会 第9号(1968/02/29、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。  楢崎弥之助君の質疑を続行いたします。楢崎君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。  内閣総理大臣。
【次の発言】 楢崎君に申し上げますが、約束の持ち時間がたいへん超過してきておりますから、結論にお入りください。
【次の発言】 ただいま楢崎君から要求のありました資料の点、並びに質問を留保されました点、これらにつきましては、後刻、理事会においてあらためて協議することといたします。しこうし……

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/01、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。山中吾郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。静粛に願います。
【次の発言】 静粛に。
【次の発言】 静粛に願います。――静粛に願います。
【次の発言】 山中君、山中君、持ち時間が経過しておりますので、結論をお急ぎ願います。
【次の発言】 山中君、結論にお入りください。
【次の発言】 これにて山中君の質疑は終了いたしました。  午後は一時半から再開することとし、中村時雄君の質疑を行なうこ……

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/03/02、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括議題といたし、総括質疑を行ないます。森本靖君。
【次の発言】 森本君、ちょうど持ち時間がいま尽きるところでございます。
【次の発言】 これにて森本君の質疑は終了いたしました。  午後は一時から再開し、正木良明君の総括質疑を行ないます。  この際、暫時休憩いたします。    午後零時十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  総括質疑を続行いたします。正木良明君。
【次の発言】 中井教育局長。(発言する者多し)――防衛庁長官。

第58回国会 予算委員会 第12号(1968/03/04、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  これより一般質疑に入ります。角屋堅次郎君。
【次の発言】 この際、角屋委員に委員長から申し上げます。  私も先ほどの予算理事会に同席をいたしまして、そのときの模様は、この問題は、一つには国対委員長会談においてさらに煮詰めていただく。もちろん同時に、予算委員会はきょうはたいへん遅延をしておりますので、同時並行的にお開きをいただく。おそらくただいま国対委員長会談においてそれが議論されておるであろう、かように察しております。したがっ……

第58回国会 予算委員会 第13号(1968/03/05、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般質疑を行ないます。細谷治嘉君。
【次の発言】 細谷君に申し上げます。あなたの持ち時間は経過いたしております。
【次の発言】 これにて細谷治嘉君の質疑は終了いたしました。  次に、塚本三郎君。
【次の発言】 塚本君、時間が来ております。
【次の発言】 不規則発言は御遠慮願います。
【次の発言】 さよういたします。
【次の発言】 これにて塚本君の質疑は終了いたしました。  午後の会議は、本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。 ……

第58回国会 予算委員会 第14号(1968/03/08、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、西村農林大臣より発言を求められておりますので、これを許します。西村農林大臣。
【次の発言】 これより一般質疑を行ないます。石田宥全君。
【次の発言】 石田さん、政府委員でいいですか。――政府委員でいいですか。
【次の発言】 石田君、時間がきております。
【次の発言】 これにて石田君の質疑は終了いたしました。  次に岡本隆一君。
【次の発言】 岡本君、時間がまいっております。

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/03/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般質疑を行ないます。多賀谷真稔君。
【次の発言】 多賀谷君、あと持ち時間は七、八分でありますから……。
【次の発言】 多賀谷君、時間は尽きております。
【次の発言】 これにて多賀谷君の質疑は終わりました。  次に、八木一男君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質疑を続行いたします。折小野良一君。
【次の発言】 この際、東郷政府委員より、先ほどの答弁に関し補足発言を求められております。これを許します。東郷政府委員。

第58回国会 予算委員会 第16号(1968/03/11、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  昭和四十三年度総予算審査に関し、本日午前十一時三十分に、日本放送協会会長前田義徳君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般質疑を行ないます。山内広君。
【次の発言】 山内君、持ち時間はあと五分ばかりでございます。
【次の発言】 これにて山内君の質疑は終了いたしました。  これより……

第58回国会 予算委員会 第17号(1968/03/16、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とします。  去る十二日から四日間にわたって審査を行なってまいりました分科会の審査ば、昨十五日をもって全部終了いたしました。  この際、各分科会議主査より、それぞれ分科会における審査の報告を求めます、  まず、第一分科会主査森山欽司君。
【次の発言】 次に、第二分科会主査野原正勝君。
【次の発言】 次に、第三分科会主査田中正巳君。
【次の発言】 次に、第四分科会主査代理小山省二君。
【次の発言】 次に、第五分科会主査松浦周太郎君。

第58回国会 予算委員会 第18号(1968/03/17、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  昨日に引き続き、締めくくりの総括質疑を行ないます。  この際、岡田委員に申し上げますが、あなたの昨日の質問中、前段にお述べになりました演習想定に関する文書は、防衛庁に照会しましたところ、存在するということでございました。この点、委員長から御報告を申し上げます。  なお、後段において岡田君御要求の資料の取り扱いにつきましては、昨夜来理事会において協議いたしました結果、今後理事会において専門家等の意見を聴取するなど、引き続き検討し……

第58回国会 予算委員会 第19号(1968/03/29、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計暫定予算、昭和四十三年度特別会計暫定予算、昭和四十三年度政府関係機関暫定予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 この際、大蔵大臣より発言を求められておりますので、これを許します。水田大蔵大臣。
【次の発言】 次に、昭和四十三年度暫定予算三案について政府より趣旨の説明を求めます。水田大蔵大臣。
【次の発言】 大蔵大臣の説明は終わりましたので、これより質疑に入りますが、本日は、理事会の申し合わせにより、質疑者各位におかれましては時間を厳守されますように申し添えます。なお、政府側の答弁も簡潔にお願いをいたします。  質……

第58回国会 予算委員会 第20号(1968/05/24、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。  委員の異動によりまして、現在理事が一名欠員となっております。つきましては、この際、その補欠選任をいたしたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、正示啓次郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。  予算の実施状況に関する件及び予算委員会運営の改善に関する件、以上二件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じます、御異議ありませ……

第59回国会 予算委員会 第1号(1968/08/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  先般来の理事会の協議に基づき、予算の実施状況について調査を行なうことにいたしたいと存じます。つきましては、この際、議長に対し、国政調査の承認を求めることとし、その手続は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  直ちに委員長において所要の手続をとることといたします。
【次の発言】 引き続き、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。  予算の実施状況に関する件、及び予算委員会運営の改善に関する件、以……

第60回国会 予算委員会 第1号(1968/12/14、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  まず、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  先般の理事会の協議に基づき、予算の実施状況について調査を行なうことにいたしたいと存じます。つきましては、この際、議長に対し、国政調査の承認を求めることとし、その手続は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  直ちに委員会において所要の手続をとることといたします。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  予算の実施状況について、本日午後一時、日本銀行総裁宇佐美洵君の出席を求……

第61回国会 災害対策特別委員会 第6号(1969/06/05、31期、自由民主党)

○井出委員 関連して。  ただいま湊委員の非常にきめのこまかい御質疑で大要は尽くされておると思います。私も長く災害の問題に取り組んでまいりまして、大体これはパターンはできているといいますか、特に凍霜害は三十九年の前例に準じておやりをいただけば大体被害地も納得するのではないかと思います。  そこで、いま質疑が展開されましたうちで、たとえば三分資金を流す場合の激甚地域の指定でありますが、市町村合併の結果、局所的には、昔の一村であったものが今日では大きな市の一部に入ってしまったので、そこで行政範囲とすれば何か水が薄まったような感じがするのでありますが、この辺ひとつ十分に御留意をいただいて、旧町村単位……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会 第14号(1970/04/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 船員法の一部を改正する法律案につきましては、慎重に御審議の上、ただいま御採決をいただき、まことにありがとうございました。  第十二条につきましても、本委員会において適切なる改正をいただきましたが、本法案成立の暁には、その審議の経過にかんがみまして、ともどもその趣旨の徹底をはかり、船員の保護に一そうつとめるとともに、その円滑な施行をはかってまいる所存であります。

第63回国会 運輸委員会 第15号(1970/04/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま海上運送法の一部を改正する法律案について、慎重御審議の結果、全会一致をもって御採決を得た次第で、まことにありがとうございました。  先ほど金丸さんからの御指摘もありましたが、おそらく他の委員各位からもいろいろと御論議が出たと思います。さような点を十分注意して運用に当たってまいる所存でございます。
【次の発言】 御報告申し上げます。  国民各位からたいへん御心配を願い、かつまた当委員会においてはことのほか御関心をお持ちをいただきました日航機乗っ取り事件について、私の資料は時間的におくれておりますから、すでに十分御承知のこととは存じますが、ごくかいつまんで経過だけを申し上げ……

第63回国会 決算委員会 第13号(1970/04/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。  この問題につきましては、在日米軍がもっぱら使用しておる通信設備のうち、終戦処理費及び安全保障諸費支弁で建設したものの料金の支払いについて、地位協定の解釈の相違から日米両国の見解が異なって、平和条約発効当時から長年にわたって解決を見ないでおったわけでございます。そこで、日米合同委員会を通じて、その後は外交交渉によって、米側とその解決のために折衝を行なってきております。本件が上記の特別の政府資金によって建設された施設による特別サービスであることを考慮いたしまして、鋭意解決方に努力をしておるのでございます。  なお、上記施設以外の電電公社施設による米軍へのサービ……

第63回国会 商工委員会 第17号(1970/04/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。  松平さんただいま御指摘のように、昨年の十一月、郵政審議会の答申をいただいておるのでございます。そこで、鋭意この線に沿うて、答申の趣旨に基づいての対策を講ずべく、それの一つの方法としまして公衆電気通信法の政正の問題に取りかかったわけであります。実は、現在のところは一応公社の独占、これは電話とか通信とかいうものの本質上そういうことに相なっておるのでありますが、ただ公社の行なう試行サービスとしては、現在地方銀行協会であるとかいろいろな例がございまして、それには事欠かないようには対処しておるはずでございます。そこで、この法律の改正によりまして、より開放という方向に……

第63回国会 商工委員会 第20号(1970/04/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 電電公社は、御承知のようにオンラインサービスとでも申しますか、電話回線とコンピューターをつなぐという役割りを演じておるわけでございますが、現在、試行的にそういうサービスを始めておるのはたぶん御案内と思いますけれども、いまおっしゃるソフトウエアの関係も、これまた無関係と言えませんから、そういう意味では十分研究しつつあるもの、こう考えております。
【次の発言】 こういう過渡期でございますから、あるいはそういう懸念なしとしないと思いますけれども、エネルギーをロスしてもつまらぬことでございますから、できるだけはそういう競合を避けるようにすべきが至当である、こう考えております。

第63回国会 逓信委員会 第2号(1970/03/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 私、このたび第三次佐藤内閣の組閣にあたり、郵政大臣を拝命いたしました井出一太郎でございます。  皆さまの御指導、御協力によりまして、この重責を全ういたしたい所存でありますので、よろしくお願いいたします。  さて、この機会に逓信行政の一般について概略御説明申し上げます。  最初に、昭和四十五年度予算案の概略について申し上げます。  まず、一般会計の予算でありますが、歳出予定額は六十三億一千百万円で、前年度予算額五十五億三千五百万円に比較いたしまして七億七千六百万円の増加となっております。  この予算には、衛星管制施設の整備に必要な経費二億三千百万円、実験用通信衛星の基礎研究の推進……

第63回国会 逓信委員会 第3号(1970/03/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えを申し上げます。  昭和四十五年度NHK収支予算等に対する意見書といたしましては、予算全体はおおむね適当である、かように認めました上で、NHKの事業運営にあたりましては、公共放送事業体としての社会的使命の自覚を促しますとともに、国民の受信料を基盤としていることをあらためて認識をし、事業能率の向上、経費の効率的使用及び節減につとめるべきものであるとしておるのでございます。  なお、特にテレビジョン難視聴地域の早期解消については、中継局の建設の促進に一そう努力すべきであるとし、さらに、収入が予定以上に増加した場合には、難視聴地域解消のためにこれを振り向けるようにすべきであるこ……

第63回国会 逓信委員会 第4号(1970/03/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 中野さんにお答えを申し上げます。  きのうもこれは話題となった問題でございますが、詳しい点、電監局長から申し上げます。
【次の発言】 まだ全国で幾つという明確な数はきめておりませんが、当面要求の強いのは、大阪、福岡、名古屋等の都市でございます。これらは、まあおおよそ今月末から来月にかけまして設立の方向にいくだろう、かように考えるわけでございます。  おっしゃるように、都市における受信障害という問題を、この形で解決をしていこうという指導をしておるのでございまして、逐次その他の都市においてもそういう機運が高まってまいっておるようでございますから、それを見きわめながら検討をしていきた……

第63回国会 逓信委員会 第5号(1970/03/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 栗山さんにお答えいたします。  先般、所管事項の御説明を申し上げました際に、放送法あるいは電波法、これにも触れたことは御承知のとおりであります。これは長年の懸案でございまして、昭和四十一年の第五十一国会に提出をいたしました改正法案、これがそのままの形で今日まできております。すでに四年の歳月がたっておりまするので、この間に放送なり電波なりの事情もいろいろ変化がございますし、また、その行政分野というものは非常に広がっておると思うのでございます。したがいまして、これを中心にただいま郵政部内において鋭意検討中であります。  しからば、どういう骨子でどのような方向でというところまでは、ま……

第63回国会 逓信委員会 第6号(1970/03/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 簡易郵便局法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  現行の簡易郵便局法は、昭和二十四年に成立いたしまして今日に至ったものでありますが、この簡易郵便局制度は、御承知のとおり郵政窓口サービスを提供する必要がある場合において、その事務の量が著しく少ないとき、国の直轄による郵便局を設置しないで、契約によって地方公共団体や協同組合に委託することによりまして、より少ない経費で一局でも多くの窓口機関を普及させることを主眼とした制度であります。  本制度創設以来すでに二十年を経過し、その数も三千をこえるまでになり、地方における郵政窓口サービスの普及に大いに寄与しているのであり……

第63回国会 逓信委員会 第7号(1970/03/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 前回本委員会で御審議をいただきましたあとの附帯決議を拝見いたしましても、そういう混乱のないように、不必要な不安を与えないように、こういう御注意があったわけでありまして、あくまでもこれを尊重いたし、ただいま中野さん言われるような御趣旨の線に沿いまして、部内が動揺するというふうなことは未然にこれを防ぐという配慮のもとに、幸いに本法成立になりました暁は、十分な配意をいたすことを申し上げる次第でございます。
【次の発言】 私も新聞記事等で見ておる程度でございますが、アメリカもなかなかゆゆしい事態のように承知をしております。これが妙な連鎖反応みたいなことでは困るのでございますが、郵便とい……

第63回国会 逓信委員会 第8号(1970/04/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 当面、全逓の超勤拒否あるいは休暇闘争で、皆さまにもたいへん御心配をかけておりまするし、国民各位にも多大の御迷惑を及ぼしておるわけでございまして、私も、この収拾に心を痛めておるわけであります。  これには、ある程度の事前折衝も必要でございましょうが、それのみではなかなか解決に至りがたい面もございます。そこで、私も宝樹委員長と直接お目にかかりまして、ひとつ、ざっくばらんにお話しをしてみよう、いまかような心がまえでおりまして、多分本日中にもこれは実現をするのではなかろうかと思います。そこでひとつかみしもを脱いで、一体何が問題点であるか、お互いにひとつガンの所在を探ろうじゃないかという……

第63回国会 逓信委員会 第9号(1970/04/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 本件に関しましては、慎重なる御審議の上御可決いただきましたことを厚くお礼を申し上げます。  ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましても、今後の郵政事業を進めていく上におきまして、御趣旨を十分尊重してまいりたいと存じます。

第63回国会 逓信委員会 第10号(1970/04/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会の昭和四十三年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書の国会提出につきまして、概略御説明申し上げます。  これらの書類は、放送法第四十条第三項の規定により、会計検査院の検査を経まして国会に提出するものであります。  日本放送協会から提出された昭和四十三年度の貸借対照表等によりますと、昭和四十四年三月三十一日現在における資産総額は一千九十四億七千六百万円で、前年度に比し二十九億二千九百万円の増加となっております。これに対しまして負債総額は三百五十八億一千七百万円で、前年度に比し七億六千九百万円の増加、資本総額は七百三十六億五……

第63回国会 逓信委員会 第11号(1970/04/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 放送法の第九条の二の規定は、NHKの本来の業務として国際放送の実施を定めたものでございますし、また放送法三十三条は、郵政大臣の命令によって行なう国際放送について定めたものでございます。これら業務の関係といたしましては、放送法第四十四条の五に定める国際放送の放送番組の編集基準に準拠して、個々に区別することはなく、業務は一体として行なっておるのでございまして、それによる放送効果の向上につとめております。  なお、郵政大臣の命令によるものといたしましては、時事、国策等に関する報道、解説、及び国際問題に関する政府の見解、並びに放送区域、空中線電力等を指定するとともに、これに要する費用が……

第63回国会 逓信委員会 第13号(1970/05/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 羽田さんにお答えをいたしますが、私からほんの総括的に申し上げまして、こまかな具体的な問題は、郵務局長が中心にお答えを申し上げます。  御案内のように、郵便の仕事がなかなか困難な事情のもとにあるわけであります。諸般の悪条件が重なりまして、しかも合理化、機械化と申しましても一定の限界がありまして、大部分は人手にたよらなければならない本来的な性格を持った事業であろうかと思うのであります。  したがいまして、当面問題の所在を探るという意味から、省内に郵便事業に対する基本問題協議会、こういうものを設けまして、事務次官が中心になりましてずっと取りまとめてきたのでございますが、そのおよその煮……

第63回国会 逓信委員会 第15号(1970/07/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 人事局長との阿部さんのやりとりを直接承らなかったのですが、任用権というものは、これは役所の立場に厳然としてございますから、何かそういう申し入れがございましても、おそらくそれに拘束されるということはないはずでございます。  したがいまして、そういうふうなことが何か従来習慣的にあるのでしょうか、その辺私もはっきりしませんけれども、そうそれにこだわらなくていい問題だ、こういうふうに考えますので、まあ通達を出すとか何かえらいぎごちないことはどうかと思いますけれども、十分そういう点は注意をしてやってまいりたいと考えます。
【次の発言】 御指摘の問題でございますが、当初東海大学が、電波法令……

第63回国会 逓信委員会 第16号(1970/09/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 準備調査会の報告につきまして、いま武部委員御指摘のように、おおよそ二つの問題点がある、私どももさように承知をいたしております。  それで、文部大臣とも寄り寄り話し合いはいたしておるのでございますが、八月末の概算要求に盛り込みまするためには、まだ少し煮詰まらない点も実はあったわけでございます。したがいまして、予算の最終の策定は年末ぎりぎりまでございましょうから、その間に問題をさらに煮詰めて、これはあとからでも持ち込むということが可能であろうというふうに考えておるのでございます。  そこで、いまの国立か特殊法人か、ないしは従来の放送業者を活用する、主としてNHKの問題になると思いま……

第63回国会 逓信委員会 第17号(1970/10/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 まだモニター制度をどういうふうに運営をしていくかということについては、十分には煮詰まっておりません。しかし、いまのお尋ねは一番の本質的な問題でございますが、御承知のように電波行政を管轄をしております立場からいたしまして、放送の実態というものを的確に把握をしなければならぬと思うのでございまして、その主たる内容であります番組というものについて、それぞれ放送業者からの報告等は取っておりまするものの、国民の側においてどういうふうにこれを受けとめておられるかということもやはりわきまえておりませんと、行政をやっていく者として怠慢のそしりを免れないのではないか、こういうことからいたしまして、……

第63回国会 法務委員会 第27号(1970/06/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 郵政省側の告発はまだあのままの形でおるわけでございます。と申しますことは、東海大学側は非を認めて、その後は郵政省の行政指導に従ってずっとやってきておるものですから。それはそれでいいとしましても、こちらのほうもどうケリをつけるか、これは検察当局におまかせしたというかっこうでございます。本来ならばもうちょっと早く結末が出るのでありますが、私の聞いておるところでは、担当検事さんがちょっと御病気というふうなこともおありになってそのままだ、かように聞いております。
【次の発言】 御質問は若干技術的なあるいは専門的な面がございますから、その面を最初に電波監理局長からお答え申し上げまして、あ……

第63回国会 予算委員会 第11号(1970/03/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 いま放送大学の内容については文部大臣からも御答弁があり、また坂井委員からもいろいろ御提示に相なりました。私のほうは、おっしゃいますように、この伝達手段である電波をどうするかということでありますが、これにつきましては、これを最大限に活用していただくという意味におきまして、テレビジョンにおいて一系列、ラジオにおいて一系列、これを準備をしておるわけであります。おっしゃるように、いまのラジオのほうは中波、短波、あるいは音声放送、これらに関する再編成という問題はございますけれども、いかなる無理をしてでも、これだけ世論が高まっておる時期でございますから、これに対する私どもの準備はこれから周……

第63回国会 予算委員会 第12号(1970/03/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えをいたします。  小林さんが御心配なすっておるのは、はたして電波その他の準備がいいのか、こういう点でございましたが、これは私どもではテレビジョン並びにラジオそれぞれ一系統ずつ用意をいたしまして、全国ネットでこれができるようにという配慮はいたしております。  さらにまた、これは社会教育にもわたるわけでありますが、いわゆる劣悪なる番組は困るではないか、こういう御指摘でありまして、これは、御承知のとおり、番組向上委員会というものもございますし、あるいは番組向上センターといった機関もございまして、前者は主として自主的に各放送事業者が集まりまして、番組の向上を期していこうというねら……

第64回国会 決算委員会 第1号(1970/12/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計、簡易生命保険及郵便年金特別会計並びに一般会計の昭和四十三年度決算について、その概要と、会計検査院から指摘のありました事項について申し上げます。  郵政事業特別会計の歳入予算額は五千七百四十二億八千四百六十九万円、歳出予算現額は五千九百三億四千八百三万余円でありまして、これに対する決算額は、歳入では五千六百七十一億二千七百十四万余円、歳出では五千五百五十八億五十八万余円となっております。この中には収入印紙等の業務外収入支出や借入金、建設費等の資本的収入支出が含まれていますので、これらを除きました事業の運営による歳入歳出は、歳入では四千百四十八億……

第64回国会 決算委員会 第2号(1970/12/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 五百数十件四十四年度中に取り消したものがある、これは考えようによっては、厳正に運用審査をした、こういうことにもなると思いますが、私もまだその末端の事情をつまびらかに掌握はしておりませんが、先ほど来の郵務局長との御問答を伺っておりますと、やはり郵便法というものを受けて郵便規則ができておる、要は、これを厳正に運営をしていくというところに問題があろうかと思うのでございまして、御指摘の御注意を十分に体してこれから運用の厳正を期したい、かように存じております。
【次の発言】 来年は郵政の歴史が始まって百年という年を迎えるわけでございます。そういう折り目、節目の時期に際会をいたしまして、い……

第64回国会 社会労働委員会 第6号(1970/12/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま田邊委員からお述べになりました本年の四月九日の確認事項でございますが、これにつきましては鋭意この線で事あるごとに、あるいは私の口から局長会議を招集したり、文書による通達を流すということで徹底につとめてまいったつもりでありますが、残念ながらなかなかそれがまだ浸透しておらないという事態だと思うのでございます。それは長い歴史や沿革もございますから、すぐに徹底をというのには若干の時間がかかるかとも思うのでございますが、それにしてもいま起こりつつある紛争を一刻も早く解決をしなければならぬ、これはおっしゃるとおりでございます。そこで私もずっと心を砕いてまいっておりますが、ここ一両日……

第64回国会 逓信委員会 第2号(1970/12/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 森委員と郵務局長との間におそらくは詰めた問答がおありだったと思いますが、いま当面、郵政審議会の答申を受け取ったのが一昨日でございまするし、それを踏まえて鋭意郵便正常化、このために取り組んでおるわけでございます。答申にはおよそ四項目にわたりまして正常運営のあり方についての御注文を承り、あわせていまの財政を値上げによって健全化していく、こういう案をお示しになっておるわけであります。いまおっしゃるように、最近の郵便の状況というものは、遅配、欠配がもう常習化してしまって、まことにその点、意に満たないという仰せでありますが、私ども日夜これに実は苦心をしておるわけであります。一体どこにその……

第65回国会 逓信委員会 第1号(1971/02/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 郵政省所管行政の概略について御説明申し上げます。  最初に、昭和四十六年度予算案の概略について申し上げます。  まず、一般会計の予算でありますが、歳出予定額は七十二億九千二百万円で、前年度予算額六十三億一千百万円に比較いたしまして九億八千百万円の増加となっております。  この予算には、人工衛星を利用する電波研究の推進に必要な経費三億三千八百万円、海洋開発のための通信方式の研究に必要な経費三千四百万円、電波監視新体制の確立に必要な経費七千二百万円のほか、総合的電気通信施策の強化、放送大学に関する調査に必要な経費が含まれております。  次に、郵政事業特別会計でありますが、この会計の……

第65回国会 逓信委員会 第3号(1971/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案の提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  この法律案は、郵便事業の運営に要する財源を確保するため郵便料金を改定するとともに、新しい役務を弾力的に提供する道を開く等利用者に対するサービスの改善及び事業の能率化をはかるために所要の規定の改正を行なおうとするものであります。  まず、郵便料金の改定について申し上げます。  郵便料金は、昭和四十一年に改定されて今日に至っておりますが、最近における諸経費、特に年々一〇%をこえる人件費の上昇のために、事業財政は昭和四十五年度において相当の不足を生じている状況でございまして、このまま……

第65回国会 逓信委員会 第4号(1971/02/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 いま水野委員おっしゃいますように、物価問題が当面内政の最大の課題でありますことは御指摘のとおりであって、佐藤内閣としましても、これと真剣に取り組んでおることは御承知のとおりであります。したがいまして、物価に関係の深い公共料金、これに対しましても、できるだけ抑制するという方針には変わりないのでございまして、そのために物価関係の閣僚協議会というものが持たれて、鋭意検討してまいっておるわけでございます。ところが、その中で、郵便料金は、言うならば特例中の特例というような意味を持っておるかと私は思うのであります。  と申しますのは、現在料金は昭和四十一年に改正をせられたままでございまして……

第65回国会 逓信委員会 第5号(1971/02/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 先般当委員会において武部さん御指摘の問題、いまおっしゃるとおりでございますが、何としましてもこれは画期的な新しい大学の発足でございますので、当初のわれわれの見込みよりは少し時期がずれてきておるというのは、事実だろうと思います。それだけ慎重にいたしておるわけでございますが、いまおっしゃるような問題の解明にこれから鋭意取り組まなければならぬのでございますが、いままでのところは、たとえば予算の問題をどうするかというふうなことで追われておりまして、その辺、文部省と郵政省の詰め方もまだ十分とはいっておらぬのでございまして、私のほうからいたしますると、波の問題が一つございましょう。それから……

第65回国会 逓信委員会 第6号(1971/02/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま栗山先生の提起せられた問題は、公共料金というものが、国の経済政策、物価政策の中でいかに位置づけられるかというたいへん基本的な問題であろうと思います。これは財政学上あるいは経済学上というようなことになれば、どうも少しく私の手に余る問題ではございますが、まああえて申し上げさせていただきますならば、確かに公共料金と申します以上は、国がこれに介入し得る余地というものは、一般物価に比べますと、非常に濃密な関係があろうと思います。しかし、さればと申しまして、これが実験室の中でやっておるという仕事でなくて、一般社会という大きなワク組みの中で存在をしておることは間違いございませんから、……

第65回国会 逓信委員会 第7号(1971/02/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいまの御質問につきましては、昨日もト部さんにお答えをいたしたとおりでございますが、私どもも事ここに立ち至りましたのはまことに遺憾にたえないところでございます。しかし、この処分というものが法に基づいて公正でなければならない、こういうことは当然でございまして、やはり公務員としてそれに触れた、これを不問に付するというわけにはまいりませんことは、これは米田さんもおわかりがいただけると思うのであります。  今回、年末休暇闘争は、全国で百四十五に及ぶ多数の郵便局で実施されました。しかも、その職場においては、従来にない多数の職員が参加をしたばかりでなく、同じ職員が二日ないし三日にわたって……

第65回国会 逓信委員会 第8号(1971/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 非常に本質的な問題でございますが、郵便事業は非常に公共性の高い仕事である、この郵便法の第一条に規定されておりまするような、そういう趣旨の理解のもとに行なわれてきたと思います。しかし、同時に、企業と申しましても公企業、こういう性格が一方においてあるわけでございまして、これを追求してまいりまするためには、一つの企業原則といいましょうか、経済合理性といいましょうか、こういった柱が大きな要件になることもまた事実であろうと思うのでございます。  そこで、今回は第三条に収支相償の原則というか、独立採算という考え方を打ち出したのでございますが、これと申しますのも、国際的傾向などを考えてみます……

第65回国会 逓信委員会 第9号(1971/03/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 長時間にわたり武部さんの御質問を私じっと承っておりました。非常に説得力のある御質問で、私も一つには感動に近い気持ちさえも生じておるわけでございます。これに対して担当局長からそれぞれ答弁があったわけでありますが、それはそれなりに的確な答弁であろうと思うのであります。御承知のように、役所の立場は、これは行政の限界というものがございますから、法の指示するところ、それからあまり逸脱しては相ならぬ、これが役所の立場でございます。これはこれとしてひとつ了としていただかなければならぬと思うのでございます。  職場の問題にたいへん通暁していらっしゃる武部委員が非常にきめのこまかい、また行き届い……

第65回国会 逓信委員会 第11号(1971/03/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 筋論、たてまえ論から申しますと、原因者負担というのは当然だろうと思うのでございますが、いま佐野専務理事からお答えになりましたように、これには一つの経過もありましたし、常識的にといいますか、そういう扱い方だったと思うのであります。したがいまして、方向としては、今後問題の処理はいま御指摘のような線を前面に押し出して当たるべきではないか、こう思っております。
【次の発言】 私もきょうの質疑応答を伺っておりまして、たいへん参考になりました。おっしゃるように、NHKの使命というものは、国民に対して非常な公共性の高い仕事でございますから、おのずからえりを正して、いやしくも指弾を受けるような……

第65回国会 逓信委員会 第12号(1971/03/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 林さん非常に克明にお調べになりまして、各種のデータをおあげになりました。おっしゃるように、まさに巨大な企業でございます。しかも、独占という特別の性格を持っておるのでございますから、単なる利潤追求というような一般企業と異なる面に十分なる認識と配慮をいたさなければならぬと思うのであります。しかも、情報化社会といわれるこの時代にあたりまして、電電公社のこれからの発展というものはますます上向きであることは、私は予想にかたくないと思うのであります。したがいまして、料金問題等も安易に、赤字が出るからそれで利用者の肩におんぶしてやっていっていいというような簡単なものではございますまい。ですか……

第65回国会 逓信委員会 第13号(1971/03/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。  島本さんから堂々のかまえでただいまのような御質問に接しますことは、私どうも御満足のいく答弁になろうかどうか心もとない点がございますが、おっしゃるように、昨今の時代の進運というものは、変化の時代ともいわれますように、たいへん目まぐるしいものがあるわけであって、世にいわゆる情報化社会、こういう時代にようやく突入をしているように思うのでございます。そういう際において、電気通信の仕事というものが、そのにない手としてたいへん重要な意味を持っておるということはもちろんでありますが、おそらく電気通信に対する需要というものは、量的にも質的にも非常に増大され、かつまた多種多……

第65回国会 逓信委員会 第14号(1971/04/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 この法律案を作成いたすまでには昨年来いろいろな経緯がございました。およそ二つの考え方がありまして、一方においては大いに開放せよ、こういう立場があると同時に、やはり電電公社の従来の立場というものを守って、まあむしろ主としてこれはもう電電公社にやらしたらどうだ、こういう意見とあったと思うのであります。いろいろ苦心を払いました結果、それを両方の御要求にこたえなければならぬというような次第でありまして、それにしても電電公社が日本においては大きな組織でもありますし、技術あるいは人材、そういうものを擁しておりますから、当面やはりパイオニアの役もしてもらわなければなるまい、こういうことでござ……

第65回国会 逓信委員会 第15号(1971/04/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 おっしゃいますように、情報化社会といいあるいは情報産業といい、まだ発展途上にあるわけでございますから、一つの定着した固定的な観念というものにはちょっとまだほど遠いと思うのでございます。それで先ほど来の御問答にあらわれておるような非常にむずかしい諸問題があろうかと思うのでございます。そういう次第で、この法律を立案するという過程においても各省とそれぞれ十分な打ち合わせは遂げた次第でございまして、電気通信役務というものとして扱っておるのでございますが、われわれの考え方としては、これは通信回線、つまりオンラインということでありまして、それと一体的なもの、つまりコンピューターを切り離して……

第65回国会 逓信委員会 第16号(1971/04/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 前回の当委員会におきまして、堀委員が保留されました特定通信回線に関する予算の範囲内という問題につきまして釈明をいたします。  特定通信回線は専用線と設備的には同じものであり、従来専用線として販売してきたものでありますので、予算編成の時点では両者を込みにして専用線工程として積算しておりました。しかし、本法案の審議にあたっては、専用線のうち、特定通信回線使用契約にかかわる部分の予算の範囲を明定することが当然でありましたが、事務当局の手落ちのためそれが明らかにされていなかったことはまことに申しわけない次第と思っております。今後はかかることのないように十分注意をいたします。

第65回国会 逓信委員会 第17号(1971/04/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま議題となりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  この法律案は、簡易生命保険に被保険者が保険期間中の一定期間生存したことによっても保険金の支払いをする終身保険及び養老保険の制度を創設するとともに、養老保険について保険契約者の死亡後保険料の払い込みを要しない制度を実施するための規定の整備をするほか若干の制度の改善をはかろうとするものであります。  まず、新しい終身保険の制度について申し上げます。  現在の終身保険は、低廉な保険料で被保険者が死亡した場合にのみ保険金の支払いをするものでありますが、近年の国民の平均寿命の著しい伸び、老齢人口の……

第65回国会 逓信委員会 第18号(1971/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 先般栗山さんその他にお答えをいたしましたが、たとえば予算等の関連がございまして、そういうところから制約を受けるというような法案もございます。それからしからざるものもあろうかと思うのでありますが、何としましても国会の御審議におゆだねをいたしまして、そこでいろいろと御意見が集中して、いま阿部さんおっしゃるような、原案よりもさらにけっこうだというような場合は、これは私どもは弾力的に対処はいたすつもりでございますが、いずれにもせよ、ひとつ審議をちょうだいいたしまして、しかる上にまたお答えをしたい、かように存じます。
【次の発言】 確かに昨年そういうふうな、これは願望を含めて私の口から申……

第65回国会 逓信委員会 第19号(1971/05/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま議題となりました有線  テレビジョン放送法案につきまして提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  最近各地において同軸ケーブルを用いた有線電気通信設備により有線テレビジョン放送を行なう事業が活発に計画されておりますが、有線テレビジョン放送は、国民の文化的日常生活にとってきわめて有用なものとなりつつあり、また、その施設は地域的独占の傾向におちいりやすいものであります。  このような事情にかんがみ、その施設の設置を許可制とすること等により施設の設置及び業務の運営を適正ならしめることによって、受信者の利益を保護するとともに有線テレビジョン放送の健全な発達をはかるため、この際、……

第65回国会 予算委員会 第4号(1971/02/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 予備免許、続いての本免許、これを通じまして適法になされておるわけであります。ただおっしゃるように、日本の各界の人々が関係しておるということでございますが、これは申請者というものが何十というほどございまして、それが総合調整されたという結果、それぞれ有力な人々がそれに顔を出すように相なった、こういうことでございます。
【次の発言】 これは私の就任する前のことでございましたが、私の知る限りにおいては、適法になされておるということでございます。しかし、先般逓信委員会においてもこれが問題になったことがございまして、引き続きその点は当時の書類等にさかのぼって検討をしておるというところでござ……

第65回国会 予算委員会 第11号(1971/02/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。  たいへんサービスの低下をおしかりを受けたわけでございますが、このところ鋭意戒めまして、いま、現状においてはかなりよくなっておるとは考えます。しかし、御指摘のようなことのないように、さらに鋭意努力をいたす所存であります。
【次の発言】 私がいろいろ申し上げますと、あるいはそれは弁解だということに相なるかもしれませんが、御案内のように、郵便の仕事は何としても労力にまつのが大部分でございまして、そういう意味から非常に困難な、悪条件下に置かれておるのでありますが、国民の皆さまの御理解を願って値上げに踏み切るという以上は、これは私から始まって末端の配達担当者に至るま……

第65回国会 予算委員会 第17号(1971/02/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。  先般、楢崎委員その他から提起されております疑問点は、実はただいま訴訟中の争点になっておる内容に触れる点もございますから、裁判の結果を待たざるを得ないと思っております。しかし、それとは別個に、仰せのとおり郵政省といたしましてさらに調査を尽くしたいと考えております。いずれにいたしましても、今後放送事業の免許問題については慎重を期して対処いたす所存でございます。
【次の発言】 私もあまりつまびらかでないのですが、当時の状況からいたしますと、暫定協定である、いずれ本協定ができまする暁には、その中に吸収されて的確なものになるであろうと、こういう理解をしておるわけであ……


33期(1972/12/10〜)

第75回国会 決算委員会 第16号(1975/06/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 昭和四十七年度における内閣所管の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の昭和四十七年度歳出予算現額は四十二億九千六百十八万円余でありまして、支出済歳出額は四十二億二千七百四万円余であります。  この支出済歳出額を歳出予算現額に比べますと六千九百十四万円余の差額を生じますが、これは人件費等を要することが少なかったため、不用と相なったものであります。  以上をもちまして、決算の概要説明を終わります。  何とぞよろしく御審議のほどお願いいたします。

第75回国会 内閣委員会 第11号(1975/04/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 前回、大出さんから私に出席するようにという際、差し支えまして、いまごろに相なったことをまずおわび申し上げます。  そこで、外務大臣その他出られまして、それぞれお答えがあったと思うのですが、その脈絡を私まだつまびらかにいたしませんが、いまおっしゃるキャンプ・ハンセンの問題は、地元からも私のところへは書面などが来ております。そこで、理屈を言うのもいかがかと思いますが、まあ安保条約なり地位協定なりから申しますれば、これは日本がこれを提供するということは当然のことだと思いますが、しかし、その中に県道が横断しておって非常な危険がある、このことは、ほかに余り前例がないように大出さんおっしゃ……

第75回国会 内閣委員会 第32号(1975/08/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 大変ごぶさたをいたしました。  せんだってお目にかかりました際に、ただいま仰せのようなお言葉がございました。それは勧告を受けました当日のことでありますから、後ほど官房長官も談話を出されるはずである、誠意を持って人事院勧告を尊重していくと、こういう趣旨の談話でございます。それはまあ従前のこともこれあり、総務長官としてはお気持ちをその中に込めて言われておる、こういう解釈を申し上げたつもりでございます。  それから第二点、しからば給与関係の閣僚会議はいつまでに煮詰めるのかという仰せでありますが、これは本年、財政事情等もございますし、各関係省庁それぞれの事情もあるわけでありまして、この……

第75回国会 法務委員会 第19号(1975/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。  前回、私の名前を付して出しましたものは、当時衆議院の議運理事会へ呼ばれまして、私が口頭をもって申し上げましたところ、ひとつそれを文書にして出してほしい、こういうことで取りまとめたものであります。また本日の分は、昨日の参議院の長時間にわたる審議の結果、これまた統一見解を出すようにと、こういう御要請でありましたから、昨日の総理あるいは法務大臣の答弁を集約いたしたもので、いま御指摘のように第二項がそれぞれ違うとおっしゃいますが、それはきのうの答弁を踏まえまして、中身をより具体的にしてきょうは申し上げたと、こういう次第でございます。

第75回国会 予算委員会 第3号(1975/01/31、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 松澤行管長官がお答えすればいいのですが、ちょっと御病気なものですから、私から申し上げます。  現在、審議会の数は二百四十六ということになっております。これは十年ぐらい前から比べますと一割ほど減ってはおります。しかし、おっしゃるように、この中には、すでに使命を終わったというふうなものもあろうかと思うのでございまして、いま私の手元で、これを一遍洗い直そうと、こういうことに進めておるわけでございまして、またその結果等が出れば、お手元へ御報告をいたします。

第75回国会 予算委員会 第15号(1975/02/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えをいたします。  総理の意をくんでという御発言でありましたが、これは私が余り大それたお答えをするわけにもいきかねるのでありまして、私が仄聞するといいますか、総理が口に出されたこと等から判断いたしますと、永井文相を起用される際にも、教育は大変大事であって、父母が子供に大きな期待をかけておる。しかもこれからの若い世代というものは、二十一世紀に向かって新しい人づくりをしなければならぬのではないか。こういう際に、教育が荒廃しておるというふうに伝えられるのであるが、少なくとも教育は、静かな環境において国家百年の大計として行われなければならぬのである。そういう観点から見ましたときに、……

第76回国会 運輸委員会 第3号(1975/12/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 久保さんからの御質問はおよそ三点にわたったかと思うのでございますが、逐次お答え申し上げます。  政府は基本方針を実施する上においてこれからどういう手順でやるのかということでございましたが、実は、閣僚協は依然として存在をいたしております。したがいまして、当面、従来の経緯にかんがみまして閣僚協としてこれからどういう段取りにしてまいるかという点につきましては、これからその辺の検討をする予定になっておりますが、方向としては、これはやはり政府の責任でございますから、閣僚レベルでこういうものは扱ってまいらなければならぬと思います。そのために専門懇というふうなものを特につくる必要があるかどう……

第76回国会 社会労働委員会 第3号(1975/11/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 私もさように承知をしております。
【次の発言】 私もその席に居合わせておりまして、そういう御発言のあったことは承知をしております。  それから、さっきの御質問でございますが、総理は、この民営論が出ましたときに、さっき御指摘のようなお答えをしておりますと同時に、この問題は一つの研究課題でもあろうかということをつけ加えておったように承知をしておるつもりでございます。
【次の発言】 いま私が付言いたしましたのは、たしかその後の本会議だったように思いますが、最初におっしゃったのは、たしか参議院の予算委員会のように記憶をしておりますが、何か二度にわたっておるような感じがいたします。

第76回国会 予算委員会 第4号(1975/10/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ございません。
【次の発言】 そういう記憶はございません。
【次の発言】 お答えいたしますが、私もあの協同主義研究会というのは承知しておりますけれども、これは私が代表ということはないのでございます。そういう次第で、このことについては全く関知しておりません。
【次の発言】 私の名前が出ておりますので一言申し上げておきますが、私、こういうことには特に注意を払う人間でございまして、いまおっしゃる大阪の何協会、全く知らないのでございますから、申し上げておきます。

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/10/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 去る二十三日の楢崎委員の御質問を受けまして、私もいろいろ調査をし、記憶はたどってみたのでございますが、御指摘のLPG税問題につきましては、私が関与したりしたことは絶対にございません。ただ、協同主義研究会の届け出の件につきましては、何分にも十年も前のことで、帳簿も見当たらず、会計責任者の記憶も定かではありません。しかしながら、先ごろ御指摘を受けましたような事実がありとしまするならば、当時の私の監督不十分でありまして、その点まことに遺憾に存じております。当然のことでございますが、今後十分配慮をしていきたいと考えております。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第17号(1976/07/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 いま斉藤さんが御指摘になりましたように、この不幸な事件に対しまして総理が真相の解明に全力を挙げるというこの姿勢は、私、側面から見ておりまして、毫も変わっておらないと考えております。  そこで、いま非常に端的なお尋ねでありますが、すでに斉藤さんが御指摘のように、これはなかなか答えにくい問題にお触れになりました。また、私はそういうことはないというふうに信じておるものでございまして、したがって、いま万々一というような場合を予想してお答えを申し上げるということは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 根拠を示せとおっしゃられましても、私もこういう席で法務大臣がお答えをして……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第20号(1976/08/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 さきに河本通産大臣がブラジルへ行かれまして、その行かれるときに送ってあげたといういきさつがございました。そこで、帰ってこられて、一遍報告をしよう、こういうことでそれが延び延びになっておりまして、ちょうどあの日にぶつかったわけでございまして、通産大臣の報告を伺い、かつは週休二日制の問題等もございまして、これも一つの話題でありました。私は大体その程度で御免をこうむってその場を辞去したということがいきさつであります。
【次の発言】 あるいは法務大臣にそれはお尋ねになったかもしれませんが、大体、私、先ほど申し上げましたようなことでございまして、そういう会合でいまのような、おっしゃるよう……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第22号(1976/08/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 私もお説のように考えます。
【次の発言】 総理の地位というものは、国会の指名によって決定をされたものであり、その意味において非常に重くかつ高いものである、かように存じております。したがいまして、松浦さんお述べになりましたことと矛盾しないと私は思っておりますが、自民党の内部の問題等いろいろ報道もございますけれども、これはロッキード事件等による一つの衝撃もございましたから、それによっていろいろと動きがあるやに伝えられておりますけれども、それはそれとして、これは自民党として解決をしなければならぬ問題でございまして、私は、三木総理、世論の支持を背景にしまして毅然とした態度で国政の運営に……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第23号(1976/08/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 私がどうも的確なお答えができますやいなやおもんぱかっておるのでありますが、まあ、連日、当委員会においても真相解明の御努力を続けていてくださいますし、検察当局はこれまたその職責に立脚して非常な努力を払っておる次第でございます。  まことに不幸な事件でございまして、これを単に真相の解明だけでとどめるべきではない、これを一つの大きな教訓として反省のよすがにしなければならない。しからば、その具体的な方途いかんということに相なるわけでありましょうが、特に政権を担当してまいりました自民党といたしましては、長い間の惰性もございましょう。そういう点にもメスを入れまして、党自身が体質の改善をして……

第77回国会 運輸委員会 第15号(1976/06/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいまの小此木さんのきわめて熱のこもったお話をここで傾聴しておりました。  きょうは、当運輸委員会におかれましては休会中といえども審査をお続けくださるという次第でございまして、いま最後にお触れになりました臨時国会を一刻も早くということは、私どももそのつもりでおりまして、この国有鉄道運賃法の一部改正案等のほかにも積み残しの重要な法案がございます。  これらを一括してどうしても早目にお通しをいただくというつもりでおるのでございますが、その時期を明示申し上げるのにはもう少し諸般の情勢も検討しなければなりませんが、できるだけ早くという気持ちでおることは先ほど来申し上げておるとおりでご……

第77回国会 決算委員会 第13号(1976/07/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 昭和四十八年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は六百四十九万円余でありますが、収納済歳入額は一千二十一万円余でありまして、歳入予算額と比較いたしますと、三百七十一万円余の増加と相なっております。  次に、内閣所管の歳出につきまして、歳出予算現額は五十四億四千百三十八万円余でありまして、支出済歳出額は五十一億七千六百六十万円余であります。  この支出済歳出額を歳出予算現額に比べますと、二億六千四百七十八万円余の差額を生じますが、これは人件費等を要することが少なかったため、不用となったもので……

第77回国会 予算委員会 第4号(1976/01/31、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま委員長より御要請のありました件につきましては、できるだけ努力をいたします。

第77回国会 予算委員会 第5号(1976/02/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 御承知のように公共企業体等の、俗に閣僚協と言われておりますものがございまして、その委嘱と申しましょうか、専門委員懇談会がございますという仕組みであります。そうして、専門懇の方は小野さんが座長でもってお進めをいただいたのでございますが、これには事務局というものがございまして、これが言うならば事務のお世話をしておる、こういう仕組みでございます。

第77回国会 予算委員会 第9号(1976/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 一月三十日の閣議で取りまとめをいたしましたことは御指摘のとおりであります。したがいまして、事は大変専門の事項でございますから、法制局長官からお答えいたします。
【次の発言】 いまの問答を伺っておりまして、岡田さんは、そういうことはあり得るか、あり得るがごとしというふうに受けとめていらっしゃるようですが、私は、そういう場合もあるかどうかは、これは海洋法会議なり何なり情勢の推移を待ってその上に政策当局が決めるのだ、こういうふうに理解をいたしております。
【次の発言】 あり得るかあり得ないかということば、まだここで限定的に申し上げる段階ではございません。情勢の推移を待って決めたいと思……

第77回国会 予算委員会 第13号(1976/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 楢崎さんにお答えをいたしますが、ちょうど一緒に農林大臣も通産大臣もおられます。したがって、私に特にお名指しになりましたのは、その辺を調整せよ、こういうことかと思いますが、私もいま初めて伺った問題であり、ずっと御質問を傾聴しておりました。政府当局の答弁は、裏地というような比較的付加価値の少ない部門を特に考えたというふうに聞いたのでありますが、もしその間に御指摘になるようなことありとしまするならば、これは公正を期するために考えなくちゃなりませんし、私も農林、通産両大臣ともよく相談をしたい、かように存じます。

第77回国会 予算委員会 第22号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 私も突然の呼び出しでございまして、いま松浦さんの御質問をずっと伺っておりました。したがいまして、その御趣旨をよく検討いたしてみたい、こう思っております。
【次の発言】 いまの御発言でありますが、私ども、これは関知しないところでありまして、そういう報告をしきりに出して送っておるということは初めて伺ったわけでございまして、まあそういうことが事実なりとせば、よく実情を調査してみたい、とう思います。
【次の発言】 これは総理と相談をいたします。
【次の発言】 ただいま名前の出ました松岡なる人物がどういう印象を受けた、これは向こうさんのことでございまして、三木総理と何か接触があったかどう……

第77回国会 予算委員会 第23号(1976/03/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 細谷さんにお答えいたします。  ただいまお述べになりました経過については、私も承知をいたしておりますし、御案内のように、これはなかなかむずかしい問題ではございます。  そこで、政府といたしましては、この問題について可及的速やかに成案を得たい、こういうことで、関係省庁は、三木総理の指示もございましたことですから、鋭意検討中であります。成案を得ますれば、準備整い次第この国会に関係法案を提出をいたしたい、こう存じておる次第であります。
【次の発言】 まあ、おっしゃいますようにこれはなかなか広範多岐にもわたるわけでありますが、長い経緯もありますし、これをどういうふうに調整をするか、新聞……

第77回国会 予算委員会 第24号(1976/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 お答えいたします。  まだ、先方のことでございますから、こちらでどうもあらかじめ御返事を予測するというわけにはまいりません。そういう次第で、なるべく早くという期待を持ちながら待っておるというのが現状であります。
【次の発言】 現在まで外交ルートを通じまして米国政府に資料の提供を累次にわたって要請してまいりましたことは御承知のとおりであります。そこで、外交ルートを通じて正式な回答があり、それに資料が含まれておればそれを公開する、また米側よりの回答に先方が何らかの条件があるという場合は、総理の答弁は、条件がついていなければ直ちにそれは公開する所存である、この考え方は決して変わってお……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/10/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 すでに法務大臣ともやりとりをなさったことかと思いますが、政府は、それにつけ加えて特に申し上げるというふうにはいま考えておりません。しかし、法務当局がなされます中間報告は、政府の責任においてなされることはもとよりでございます。
【次の発言】 しばしば総理が申し上げておりますように、全容が明らかになりました上は、総理みずからロッキード事件を振り返って総理の御報告ということがなされるように承知をしておりますが、今回は、事件もまだ捜査進行中でございますし、とりあえず、いままでの判明いたしました部分についての中間報告ということでございまして、これは特に別個のコメントをいま用意しておるとい……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 稲葉さんの御質問ですが、これはなかなかむずかしいことでありまして、どうも私では代役が務まりそうもないのであります。特に、いまの党の公認という問題は、これは自民党のやるべき事柄でございまして、私がここでお答えをするのは、そういう立場でもございませんし、これはまあ、ひとつ差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 法務大臣のおっしゃるように、その政治的道義的責任がある者はだれかという点がまだ明確ではございませんが、一般論ないし原則論は法務大臣の言われるようなものだろうと思います。
【次の発言】 私もまだ、その後宇都宮さんに会ってもおりませんし、その理由というふうなものを新……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 決算委員会労働委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1947/09/26、23期、国民協同党)

○井出委員 引續いてこまかい問題を若干お尋ねいたしたいと思います。本案は日本の今の段階からしますれば、非常に進歩的な立法である。こういうことは私も承認をいたすのでありますが、しかし何十年にわたるわが國の官吏制度は、これは病膏肓にはいつておるとでも言いましようか。なかなかその弊害牢固として抜きがたいものがあるかとも思うのであります。そこでこの職階制度というものは、特に日本の現在の官吏機構の上にただちに適用することは困難と思うのでありますが、この公務員法の職階制その他の適用ができて、この法案の規定するごとく、全面的な滑り出しが可能であるというお見透しは一體いつごろに相なりましようか。その點まず法制……

第1回国会 財政及び金融委員会公聴会 第2号(1947/11/20、23期、国民協同党)

○井出委員 お伺いしたいのは、あなたのお職掌であられる税務代理士ですね。この機能を十分にもつと擴充するなりして、税捕捉の目的を達しまして、課税を公平にしたいということですね。これが現在はたしてその役割をどの程度に擔われているか、そういつた御見解をこの際伺いたいと思います。
【次の発言】 私は調査員よりは代理士の職能、あるいは活躍の餘地、そういうふうな問題を伺いたいのでございます。

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第2号(1947/10/22、23期、国民協同党)

○井出委員 ただいまの佐藤さんの御意見は、私も非常に傾聽いたしてたいへん參考に相なつたわけでございます。金融業が普通の企業と相當違う面があるということは、もとより私も承知いたしておるのであります。それゆえ本法を適用するという場合、よほど愼重なる考慮が必要であることはもとよりでございます。そこでほんの一、二點具體的な問題を伺つておきたいのですが、たとえば、帝國銀行はかつての三井銀行と第一銀行との合併によつてできたように承知いたしております。あるいはまた三菱銀行は第百銀行を合わせたような歴史的な過程を考えてみまして、これは戰爭經濟の所産であるか、それとも資本主義が獨占集中へ向う過程にそういつたもの……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第3号(1947/10/28、23期、国民協同党)

○井出委員 一點だけ笹山委員長にお尋ねいたします。先ほど赤松君の御質問に答えられて、國會と持株會社整理委員會との關連につきまして、十分に國會の監視を受け、鞭撻を受けてやつていきたい、こういう御答辯でありました。私聞いております範圍では、この持株會社整理委員會の中に、國會議員をもつて構成をする整理監査委員會なるものができる。そうしてすでにその官制は決定に相なつたようでありまするが、現在その方面へ政黨代表が出ておるかどうか、その構成が實際に運用をされておりますかどうか、その點私寡聞にして知らぬのでありますが、最初にお答えをいただきたいと思います。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 建設委員会災害地対策特別委員会連合審査会 第2号(1949/09/14、24期、新政治協議会)

○井出委員 一点だけ簡單にお伺いいたします。先ほど來、今度の台風禍の原因が、治山治水というふうな問題に帰着するということは、多くの諸君によつて指摘いたされました。そこで安定本部の方で材木のカツテイング・コントロールといいますか、伐採調整というようなものを考えていらつしやるということを実は仄聞いたしておるのであります。すでに薪炭のごときは統制が解除され、また木材も統制が撤廃される機運にあるというような情勢であるのでありますが、私どもはこの実に脆弱な風土といいますか、長い間の濫伐過伐で、國土の裝備が非常に弱まつておる今日、やはり何らかの形で山林の伐採調整というようなものが必要だと考えるのであります……

第10回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1951/02/20、24期、国民民主党)

○井出委員 ただいま小平委員から肥料のお尋ねがありました、これに関連してお尋ねをいたします。肥料行政の一元化ということが叫ばれてずいぶん久しいのでありますが、これが今日まだかようなところに参つておらぬ、従つて私のお尋ねすることもあるいは農林省とも関係があるかもしれませんが、それはまた別の機会として、通産省においてお答えでき得る範囲で御質問をしたいと思います。この肥料の配給価格が工場渡しのオン・レールということに相なつて、これが全国的にばらまかれる場合地域的に非常な差異が出て参ると思うのであります。さしあたり小平委員などのおられる北海道の問題としては、これはきわめて重大であろうと思いますが、何か……

第10回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1951/02/21、24期、国民民主党)

○井出委員 林野庁の長官がおいでになればと思いましたがいらつしやいませんので、奥原林政課長さんがお見えですから、お尋ねいたします。それは長野営林局という役所がございます。これは御承知の木曽谷の天下の美林、これを背景といたしました旧御料林の関係から、現在木曽福島町というきわめて僻陬の土地に所在をいたしておるのでございます。しかしながらこれが他の行政官庁との関係、その他いろいろ当局のお考えもありましようが、長野市へ移転をするのじやないかというようなことが地方へ伝わつております。そうなりますればおそらく長野営林局の管轄区域等も変更を来すやに考えられますが、同時にこのことは福島町を中心とする木曽谷、あ……

第13回国会 文部委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1952/05/24、24期、改進党)

○井出委員 私の発言は議事進行に関連をし、若干質疑の部分もございますから、これについては願わくは委員長からお答えを願いたいと思いますが、場合によつたら提案者からでもけつこうであります。  この法案が竹尾委員長を初めとする與党文部委員十六名の名前をもつて提出せられまして以来、文部委員会においては、数次にわたつて論議を重ねて参つたところであります。本日は地方行政委員会との連合審査会でありますから、でき得るだけ時間を地方行政委員諸君にさきたいと思いますので、きわめて簡單に申し上げてみたいと思います。  この法案の提出にあたつて、野党側に対しては、事後に相談をされるという程度であつて、あらかじめ何ら打……

第13回国会 予算委員会公聴会 第1号(1952/02/11、24期、改進党)

○井出委員 先ほどの御公述の中で、戦後貿易商社が解体されて、それが資本的その他に非常に不利不便である、こういうお話でございます。最近集中排除なり独占禁止なりが、緩和ないし停止をするというような方向にあるわけでありましようが、かつての三井物資なり、三菱商事なりの復活というふうなこともとりざたされております。それで岡本さんの立場として、やはり戦前のような、あの壮大な物産、商事のような機構を再建しなければ、日本の貿易というものは、どうもうまく行かないのかどうか。こういう点をいかにお考えになつておられますか。同時に今そういう方向は、一体どの程度に進捗をしておるのか、こういう点を承りたい。

第13回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1952/02/21、24期、改進党)

○井出委員 ただいま有田主査から日銀の経理内容その他について詰問的な御指摘がありましたが、伺つておりましてわれもしごくもつともだと思うのであります。日銀が中央発券銀行として今日の金融界に君臨をしておる形から申しましても、日銀自体がみずから引締めることによつてその他一般金融機関もこれにならうということでなければならぬと思います。これはもう私はむし返すつもりはありません。そこで、今局長の御答弁の中にありました日銀の資本金というものが、戰前の名目数字そのままで今日に繰越しておる。これは大蔵省が一般民間の事業会社などに対しても増資をことに奨励をしていらつしやるという立場からいたしまして、当面これをもう……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 農林委員会水産委員会連合審査会 第1号(1953/07/18、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより農林委員会水産委員会連合審査会を開会いたします。  農林漁業組合連合会整備促進法案を議題といたし、審査を進めます。  なお、水産委員各位に申し上げますが、本案の趣旨は、お手元にお配りいたしました提案理由説明書をごらん願うこととし、ただちに質疑に入ることにいたしたいと思いますから、御了承願います。
【次の発言】 これより質疑を許します。玉置信一君。
【次の発言】 川村善八郎君。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、大体御論議は結論に入りつつある段階であると思います。従いましてさような意味を含めての御答弁を願いたいと思います。

第16回国会 農林委員会造林及び治山治水に関する小委員会 第1号(1953/10/05、26期、改進党)【議会役職】

○井出農林委員長 今回の災害にあたりまして、あちらこちら国有林の地帯を見てまわりました。私の見聞したところは、ごく限定はされておりますが、こういうふうなことがありはしないかと思うので、林野当局は御認識になつておられるかどうか伺つてみたいのです。それは、国有林の経営はきわめて厳格な施業案のもとに行われておりまして、それはそれなりにけつこうであります。そしてその施業案を遵守してしつかり守つていられるということはわかるのですが、近ごろの独立採算制という建前から、全体の施業計画には即しておるけれども、その中で比較的採算に乗る里山を伐採しまして、めんどうな奥山の方があとまわしにされておる。これは民有林に……

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/31、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより農林委員会、通商産業委員会連合審査会を開会いたします。  臨時硫安需給安定法案及び硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案の両案を一括議題といたし、連合審査を進めます。  両案の趣旨につきましては、各位のお手元に配付いたしました提案理由説明書によつてごらん願うことにいたしましてこれよりただちに質疑に入りたいと思いますから御了承願います。
【次の発言】 質疑は理事会の申合せによりまして、農林、通産委員交互に行うこととし、本日のところはお一人当り三十分の限度においていたしたいと思いますので、この点御了承の上簡潔にお願いいたします。まず足立篤郎君。

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第2号(1953/08/03、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより農林委員会、通商産業委員会連合審査会を開会いたします。  臨時硫安需給安定法案及び硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案の両案を一括議題といたし、前回に引継き質疑を行います。  本日は大臣の御都合もありますので、便宜臨時硫安需給安定法案を中心に質疑を願うことにいたしたいと思います。さらに質疑は前会の通り一人当り三十分程度にお願いいたしますので、御了承願います。  これより質疑に入ります。始関伊平君。

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第3号(1953/08/05、26期、改進党)【議会役職】

○井出委員長 これより農林委員会、通商産業委員会連合審査会を開会いたします。  臨時硫安需給安定法案及び硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案を一括議題といたし審査を進めます。  前会に引続き質疑を行います。芳賀貢君。
【次の発言】 芳賀君に申し上げますが、通産大臣は病あつくして本日はお見えにならぬということを確認いたしました。さらに通産次官は、ただいま参議院の本会議に入られたそうでありまして、出席方を要求してありますので、後刻見えるはずでございます。中村軽工業局長もおられますので、質疑をその辺からお始めを願いたいと思います。
【次の発言】 次に加藤清二君。前二回の御質疑の補足という範囲に……

第17回国会 農林委員会造林及び治山治水に関する小委員会 第1号(1953/11/28、26期、改進党)【議会役職】

○井出農林委員長 馬を提供するというのがあるでしよう。
【次の発言】 大体きようは機構改革あるいは仲裁裁定が中心の議題のようでございまして、ちようど林野の皆さんおそろいですから、少し雑件をお尋ねしたいと思います。  国有林野整備臨時措置法でございますが、先ごろの冷害対策にも関連をして、これが三年限りの臨時立法であつて、明年六月に一応期限が切れるのだが、しかしこれは延長を考えていらつしやるというように承つておりましたが、さよう承知していてよろしゆうございますか。
【次の発言】 それで三年間というより二年半ばかりですが、これを実施されてみまして、この経験にかんがみてよほど改正でもしなければならない……

第19回国会 農林委員会林業に関する小委員会 第2号(1954/02/20、26期、改進党)

○井出委員 最近における木材輸入の現況をごく概略的に伺つておきたいと思うのでございます。  それに付随いたして、アラスカ開発というふうな問題もあり、あるいは最近は沿海州方面からの輸入について、これを何とか打開する道はないものか、あるいはそのために木材関係者がソ連側と接触の機会を持ちたいというふうな要望等も聞いておりますので、これらもあわせて輪郭をお伺いしたいのであります。
【次の発言】 大体ただいまの御説明でけつこうでございますが、内地の林木を今後休養せしめて、できるものならば、用途の向きによつては外材にこれを仰ぐということはぜひ必要だと思うのであります。今度経済政策が大きく転換されようとして……

第19回国会 農林委員会林業に関する小委員会 第7号(1954/09/02、26期、改進党)

○井出委員 それでは当面の林政問題について二、三お尋ねしたいと思います。  午前の委員会にも話題が出たようでありますが、造林補助金に対しまして、従来四割補助という線でありましたものが昨年は三割に相なりました。それがために造林面積の方は相当に拡大されたと考えますが、これは地方財政の上にも若干影響がございまして、中央が四割を三割にしたから地方の負担もそれと同率で減らそう、こういうような声が耳に入りまするけれども、地方のそういつた実情について何か林野庁のお耳に入つておりますか、どうか、この点が先ず第一点。それからあわせて、近来非常に造林意欲も旺盛になつておりまするので、三割という線では少しかわいそう……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 農林水産委員会林業に関する小委員会 第1号(1955/05/28、27期、日本民主党)

○井出小委員 ただいま長官からきわめて詳細な御説明を承わりまして、北海道の風倒木処理に関しては、今日林野当局が符っておられる全能力をあげて万遺憾なきを期しておられることはよくわかりました。林野庁としましても、おそらくこういう大事件はかってなかったこと存ぜられますので、これを処理していかれる御苦心のほどはわれわれよくわかるのであります。  ただいま承わりましたことに関連をして、二、三の点をさらに確めておきたいと思うのであります。この風害にあいましたことからして、従来のノーマルな国有林経営のあり方に、非常に大きなひずみが寄ってきたという感がいたすわけであります。それでこれらは、予算措置としては、二……

第22回国会 文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、27期、日本民主党)

○井出委員 わが国の農政上において酪農が最近きわめて大きなウエートを占めつつあることは申し上げるまでもございません。昨年国会において酪農振興法なるものが通過をいたしまして、酪農民の大きな期待にこたえようという段階にあって、一方酪農危機というような事態が生じて参りました。これと申しますのも、底の浅い日本経済の中にあって、デフレの影響というふうなものが酪農の上に深刻に及んで参ったというふうなこともございましょう。いずれにいたしましても、当面の乳価の低落をいかに食いとめるか、酪農民の危機をどの方向に血路を開いていくかというような問題に対しまして、学校給食の占める重要性というものは、これまたきわめて大……

第24回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○井出分科員 農林省関係については、重要問題はすでに委員会においても質疑されておりマすので、私は、災害復旧のことと農薬被害について若干お尋ねいたしたいと存じます。  農林省の事務当局は、予算編成に当って、過年度災害は大体三十一年度には完了する予定のようでございましたが、提案された予算によりますと、昨年よりも相当額減額になりまして、この予算では早期完成はなかなかむずかしいようであります。  そこでお尋ねいたしますが、予算説明によりますと、二十七年災までは残事業量の四〇%、二十八年災は全体の七五%までを完了するとありますが、二十六年から三十八年くらいまでは三十一年慶で完了するわけには参らないのか、……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 昭和三十二年度農林関係予算案についてその概略を御説明申し上げます。  まず一般会計における農林関係予算案の総体について申し上げます。農林省所管合計といたしましては、八百十二億一千四百万円となっております。これに総理府所管の農林関係公共事業費七十九億四千九百万円及び原子力平和利用に要する経費九千三百万円、労働省所管の農林関係公共事業費一億六千百万円並びに建設省所管の農林関係営繕費六千七百万円を加えました農林関係予算合計は、八百九十四億八千三百万円となり、前年度に比し十七億二千百万円の増となっております。  次に、本予算案編成の重点について申し上げますと、第一は、生産基盤の拡充と生……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1957/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 今回新しい施策といたしまして特定土地改良特別会計の設置を見たわけでございますが、これは川俣委員も御承知のように、従来土地改良事業の進度というものが非常におくれがちでございました。国家資本を投下いたしました資本効率等の問題からいたしましても、いたずらに長期に延引いたしまする場合には、本来の効果の上らないことは御承知の通りでありまして、この進度をさらに高める、こういうところに一つのねらいがあろうかと思うのでございます。さらに事業の分量等につきましても、一般会計から繰り出す分と融資の分とを合せまする場合には、これによって事業量の拡大ということをも、はかり得るというあたりに目安を置きま……


28期(1958/05/22〜)

第34回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1960/02/24、28期、自由民主党)

○井出分科員 淡谷分科員の御好意でありますからほんのわずかばかりの時間で失礼いたします。  私はベトナム貿易に関連いたしまして、ほんの一、二問伺っておきたいのでございます。もちろん共産圏全体にわたる貿易の問題はまた機会を改めてお尋ねしたいと思っております。ことに日中貿易の問題は、池田大臣とも一度御懇談したいと考えております。当面ベトナムのことをなぜ申し上げますかといえば、昨年の南ベトナムとの賠償協定の成立以来、このことが北ベトナムにも相当に響いて参っておるようでございます。もしこのままに放置いたしますときには、せっかく道がつきかけておりますものがくずれ去るおそれもあるからでございます。そこで私……


29期(1960/11/20〜)

第43回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1963/02/18、29期、自由民主党)

○井出分科員 私は、裁判所関係の予算につきまして、若干の質疑を試みたいと考えます。実は先般当委員会の総括質問の際に、時間の余裕があれば質問いたしたかったわけであります。ことに裁判の遅延という問題が、場合によりましては市中の暴力の横行を助長するというようなこともございますので、人つくりを強調されます総理大臣以下閣僚諸公にも実は聞いてもらいたかったのでありますが、その際、時間がありませんものでしたから、この分科会で少しくそういう問題を取り扱ってみたいと思うのであります。  そこで、主査にお願いを申し上げたいことは、法務大臣あるいは官房長官その他の列席要求も願いたいのでありますが、その辺は事務局の方……


30期(1963/11/21〜)

第51回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1966/02/24、30期、自由民主党)【議会役職】

○井出主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしく御協力をお願い申し上げます。  本分科会は、皇室費、国会、裁判所、内閣、総理府(防衛庁及び経済企画庁を除く)、法務省及び文部省所管並びに他の分科会の所管以外の事項について審査を行なうことになっております。  本分科会の審査日程は、一応分科員各位のお手元にお配りいたしてあるとおりでございます。  それでは、昭和四十一年度一般会計予算中、皇室費、国会、裁判所、内閣、防衛庁及び経済企画庁を除く総理府、法務省及び文部省所管、昭和四十一年度特別会計予算中文部省所管を議題といたします。 ……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1966/02/25、30期、自由民主党)【議会役職】

○井出主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  本日は、昭和四十一年度一般会計予算中、内閣、並びに、防衛庁及び経済企画庁を除く総理府所管を議題といたします。  これより質疑に入りますが、本日は質疑者が多数にのぼる見込みでありますので、質疑時間は、本務員一時間、兼務員もしくは交代で分科員になられた方は三十分程度を目標としていただきたいと存じます。  また、質疑をなさる方は、政府委員などの御要求をあらかじめ御通告をお願いいたします。  栗原俊夫君。
【次の発言】 次に松浦定義君。
【次の発言】 次に、田口誠治君。
【次の発言】 次に、湯山勇者。

第51回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1966/02/26、30期、自由民主党)【議会役職】

○井出主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和四十一年度一般会計予算中、法務省所管を議題といたします。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。稻村隆一君。
【次の発言】 次に、栗原俊夫君。
【次の発言】 次に、田中武夫君。
【次の発言】 次に神近市子君。
【次の発言】 次に、丹羽兵助君。
【次の発言】 これにて法務省所管についての質疑は一応終了いたしました。  明後二十八日月曜日は午前十時より開会し、文部省所管についての質疑を行なうことといたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後二時十四分散会

第51回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1966/02/28、30期、自由民主党)【議会役職】

○井出主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  本日は、昭和四十一年度一般会計予算及び同特別会計予算中、文部省所管について質疑を行ないます。  文部省所管についての質疑者は多数ございますので、本務員の方は一時間、交代で来られた方及び兼務員の方は三十分ということで、時間厳守に御協力願います。  それでは、順次これを許します。丹羽兵助君。
【次の発言】 次に、滝井義高君。
【次の発言】 次に、村山喜一君。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。   午後零時五十三分休憩

第51回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1966/03/01、30期、自由民主党)【議会役職】

○井出主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和四十一年度一般会計予算及び同特別会計予算中、文部省所管について質疑を続行いたします。  順次これを許します。二宮武夫君
【次の発言】 次に、伊藤よし子君。
【次の発言】 次に、山田耻目君。
【次の発言】 次に、受田新吉君。
【次の発言】 次に、帆足計君。
【次の発言】 本会議終了後再開することとし、暫時休憩いたします。    午後一時五十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  文部省所管について質疑を続行いたします。川俣清音君。
【次の発言】 次に上林山榮吉君。

第51回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1966/03/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○井出主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  本日は、昭和四十一年度一般会計予算中、国会所管について質疑を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 次に、兒玉末男君。
【次の発言】 次に、村山喜一君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  国会所管について質疑を続行いたします。山中吾郎君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 人事院から給与局次長が来ていますが……。
【次の発言】 いま呼んでおります。
【次の発言】 次に、多賀谷真稔君。
【次の発言】 次に、山中吾郎君。


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会公聴会 第1号(1968/03/06、31期、自由民主党)【議会役職】

○井出委員長 これより会議を開きます。  昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案について公聴会に入ります。  本日午前に御出席を願いました公述人は、日本経済研究センター理事長大来佐武郎君、東京大学経済学部教授川田侃君、国学院大学経済学部教授正木千冬君のお三人であります。  この際、御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。  本日は御多用のところ御出席いただきまして、まことにありがとうございます。御承知のとおり、予算は国政の根幹をなす最重要議案でありまして、当委員会といたしましても連日審議を続けておるわけでありますが、この機会に、各……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1970/03/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 郵政省所管各会計の昭和四十五年度予算案につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、一般会計の予算でありますが、歳出予定額は六十三億一千百万円で、前年度予算額に比較しまして、七億七千六百万円の増加と相なっております。  この予算には、衛星管制施設の整備、実験用通信衛星の基礎研究の推進、電波監視体制の整備強化、データ通信制度の確立及び放送大学に関する調査に必要な経費が含まれております。  次に、郵政事業特別会計でありますが、この会計の歳入予定額は六千九百九十五億七千六百万円で、前年度予算額に比較しますと、七百二十八億二千七百万円の増加となっております。  この予算には、収……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1970/03/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 結論から申し上げますと、非常に賛成でございます。おっしゃるように、税法上の国民が当然受けるべき恩恵といっちゃなんですが、そういう問題を周知徹底せしめて、公平の原則からいいましても、きちんと税法にあるものを権利を行使しないでいるというのはばかな話でございますから、これは私も御趣旨のあるところを役所でも相談をいたし、NHKに伝達すべきものありとすればさような計らいをいたしたいと思います。
【次の発言】 まさに情報化時代といわれますとおり、日進月歩、非常な勢いでその面の技術が進んできておるわけであります。したがいまして、お説のような線で、日本の国民的利益と申しますか、特に平和的にこれ……

第65回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 私、技術陣のほうに聞いてみたのでありますが、一種の指向性電波と申しましょうか、一定の方向へ発射されておるということで、日本内地ではこれを聴取することは困難である、こう承知しております。
【次の発言】 大久保さん御承知のとおり、電波法第五条というものがございまして、これは外国人とか外国法人、外国政府、こういうものを排除する規定に相なっておるわけであります。したがいまして、その限りにおいては国内にかような施設が継続存置されるということは好ましくない、こういう考え方のもとに外務大臣ともずっとお話し合いをしておりまするし、また外務省におかれても、その立場において精力的に話し合いを続けて……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1971/02/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 最初に、郵政省所管各会計の昭和四十六年度予算案につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、一般会計の予算でありますが、歳出予定額は七十二億九千二百万円で、前年度予算額六十三億一千百万円に比較いたしまして、九億八千百万円の増加となっております。  この予算には、人工衛星を利用する電波研究の推進に必要な経費三億三千八百万円、海洋開発のための通信方式の研究に必要な経費三千四百万円、電波監視新体制の確立に必要な経費七千二百万円のほか、総合的電気通信施策の強化及び放送大学に関する調査に必要な経費が含まれております。  次に、郵政事業特別会計でありますが、この会計の歳入予定額は、……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1973/03/05、33期、自由民主党)

○井出分科員 時間がたいへん制約されておりますから、私も簡潔にお聞きしますので、もう簡単にお答えをいただけばけっこうであります。  実は新聞等で御承知のように、浅間山が活動を始めました。浅間山が爆発をしまして――気象庁長官見えていますね。いまそこへ石ころを二つばかりお目にかけましたが、これが火口の近辺に降り注いでおるその現物でおります。私は長野県側でございますが、噴煙は群馬から関東の方面へたいへんに降り注いでおるという状況でございます。 浅間山ろくの追分というところに気象庁の測候所がございまして、たいへん迅速に予報などをお出しをいただいておりますので、この機宜の処置は地元でもたいへん感謝をして……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/02/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 山口さんの御意見、私もずっと伺っておりまして、まことにごもっともな、私も同感する点が多いわけであります。  そこで、内閣官房へどれぐらいのものが来ておるか、これはきちんとそれぞれ保管はしておるわけでありますから、調べればわかりますけれども、いまここでちょっとお答えいたしかねるわけであります。
【次の発言】 適切な御提言だと存じます。そこで、具体的にその方法論は少し検討させていただきまして、できるだけ御趣意に沿いたい、かように考えます。
【次の発言】 国会法と財政法と、同じ「常例」という文句が平仄が合わない、これは御指摘のようにかねがね問題にはなってまいった点でございますけれども……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1975/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○井出国務大臣 ただいま御指摘の問題でありますが、いま開発庁なり文化庁なり、それぞれアイヌ民族の問題に対する政府の考え方は示されたとおりであります。  いまおっしゃる基金の問題でございますが、実は大変相済みませんが、私もまだそうつまびらかにはしておらないのであります。したがいまして、これは当時のいきさつ等も十分に調べてみるつもりでございますが、岡田さんの方にも何かもう少し一歩進めた具体的な提案等もしおありでございましたら、そういうものも伺わせていただきまして、まあ前向きという言葉がはやるのですけれども、十分これは検討に値する、こういうふうに存じまして、これからそういう問題の御相談にも応じたい、……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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