このページでは大野伴睦衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大野伴睦衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○大野證人 はつきり記憶はございませんが、一昨年の六月の末あたりから今年の三月十五日までです。
【次の発言】 古い友人でありましてよく知りすぎております。
【次の発言】 もちろんであります。
【次の発言】 丹羽彪吉氏には確かに五十万円借用いたしたことがあります。
【次の発言】 昨年の三月か四月の初めごろだと思います。
【次の発言】 四月です。三月ごろから借用方を申し出たと思つておりますが――四月ごろです。四月の初め十日前後ではないかと思います。
【次の発言】 はつきり記憶いたしません。もう十数年です。
【次の発言】 要するに貧乏で金がないからでありまするが、金がないから金を貸してもらいたい。殊……
○大野委員長 それではただいまから商工委員会を開会いたします。
この際一言ごあいさつを申し上げます。私はなはだ至らぬ浅学短才でありますが、今回委員長の職を汚すことと相なりました。委員各位の御協力によつて幸いこの任を全ういたしたいと念願いたしております。ひとえに諸君の御協力をお願いいたしておきます。
次に諸君の座席の件についてお諮りをいたします。これは必要あるときには、委員長において随時変更し得ることといたじまして、ただいま御着席の通り決定いたしたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、ただいま御着席の通りに決定いたしておきます。
引続き理事の互選を行……
○大野委員長 ただいまより通商産業委員会を開会いたします。
この際一言ごあいさつを申し上げます。私は今回重ねて委員長に再任されました。委員長に就任以来、私は委員長として皆さんに相まみえることがはなはだ少かつたのでありますが、これは神田委員等に一切おまかせして、運営をしていただいておりましたが、今後私の許す限り精励恪勤いたしたいと念願いたしております。はなはだ未熟不敬でありまするが、よろしく諸君の御支援を仰ぎたいと存じます。
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行います。その方法についてお諮りをいたします。
【次の発言】 ただいま高橋委員よりの動議に御異議はございませんか。
○大野議長 ただいまの、まず組閣は幾日に完了するかということは、あらかじめ申し上げる材料を持つておりませんが、今総理がせつかく構想を練つておるようでありますから、まず常識からいつて、月曜日から組閣にかかり、まあ一週間くらいで完了するのじやなかろうか。これは私の常識的な見解でありますが、まあ最大限一週間もあればいいのじやなかろうか、かように私は考えております。
○大野議長 御報告をいたしたいことがございます。大池事務総長より、先刻議員の改選に伴い辞表が提出されておりますが、その処置について御意見があれば、この際承りたいと思います。
○大野議長 皆さん、おめでとうございます。どうぞ本年も旧に倍してよろしくお願いいたします。 御報告を申し上げます。去る一月四日、秩父宮雍仁親王殿下がにわかに薨去あらせられましたので、同日議長及び副議長は、とりあえず鵠沼の秩父宮御別邸に伺候し、弔問申し上げ、次いで去る七日には、議長及び副議長は皇居に参内し、敬弔の意を表しました。 当時、本会議あるいは議院運営委員会を開くことは、いずれも困難な実情にありましたので、七日、各派代表の方々の御参集を願い、協議の結果、 一、本院から弔詞を奉呈すること。 二、御葬儀当日真榊一対を奉呈すること。 三、御葬儀当日弔旗を掲揚することに決定いたし、なお、……
○大野議長 ただいまの御要望、まことにごもつともと存じます。実はここ三、四日来の予算委員会の問題は、私ども心ひそかに心配をいたしておりましたが、しかし、事は予算委員会で発生した問題であるから、何とか予算委員会において善処されることの一日も早からんことを実は念願いたしておりましたが、議長がただちに委員会あるいは委員長に対して警告を発するとかいうことは、もう少し成り行きを見た上でと、かように考えまして、今日までその成り行きを注視いたしておつたのであります。しかし、承るところによると、どうにか与野党各派におきましても話がスムースに進んで、いよいよ本格的の審議に入つていただくことができるようになつたと……
○大野議長 御承知のように、法制局長が欠員になつておりますので、議長は副議長とともに、その後任者につき慎重に考慮を続けて参りました。その間、社会党左派からも一、二名の候補者の推薦もあり、入江前局長からの推薦者もありまして、これらの人々について十分考究をいたしましたが、結局、本院に二十二年間も勤続した経験と知識とを十分生かし得る西沢次長を昇格することが最も穏当と考え、西沢君を法制局長に推薦いたしたいと思います。何とぞ各派の御承認を願います。なお、御了承が得られますならば、本日の本会議で、承認の議決をお願いいたしたいと存じます。
○大野議長 ただいまの三点につきましては、実は、ゆうべはどの程度でございましたか、何かそういつた問題が起つたということは太田委員長から報告があつたそうですが、あいにく私は院内におりませんので、岩本副議長がお話を承つたそうですから、これに対して当事者である副議長から申し上げます。
【次の発言】 何と答えていいかちよつと判断に苦しむのでありますが、しかしそういうことは往々あり得ることじやないかと思う。休憩を宣告することが時間的に都合が悪いので、かわるがわる食事をしたらどうかと委員長が言つたかどうか知りませんが、まあこうしようじやないか、腹が減つた、それじやひとつ適当にというようなことは、私もしばし……
○大野議長 御報告を申し上げます。去る二十三日の本会議で承認を得ました西沢法制局長の任命については、予算等のかかり合いの仕事が一区切りついたので、一昨五日に法制局長の任命の発令をいたしましたから、御了承を願います。
○大野議長 事実さような委員会が開かれておるとするならば、これはまことに遺憾千万であります。これは……(「まじめにやれ」と呼ぶ者あり)まじめであります。
【次の発言】 そこで聞くところによると、与党におきましては、きよう委員長に厳重に注意を促したそうです。一一執行部においてどの委員会で定足を欠いておるかなどということはわからぬから、当該委員長がすべからく責任を持つて委員の狩り出しに努力せよ、こういうことで、与党はきようそれぞれ委員長に注意を促したそうですが、願わくば野党の諸君もその意を体して、なるべく御出席あらんことを希望いたします。
○大野国務大臣 去る二十九日の九州地方の災害は、いまだかつてその例を見ないほど非常に甚大である、ここにおいて、応急対策は、むしろ現地において即応したる対策をただちに立てる必要があるというので、災害対策本部を福岡県庁内に設置することと相なりまして、私は、その命を受けて、三十日夕刻福岡に到着いたしまして、ただちに災害対策本部に出向きました。そうして、今月の一日から本格的の応急対策に昼夜兼行邁進いたしまして、昨夜一まず中間告のために帰京いたしました。つきましては、帰京早々中間報告書をガリ版にいたしまして、ただいまお手元へ配付いたしました。それを一々読上げるの煩を省きます。 今回の被害の総額は、私ど……
○大野国務大臣 平井委員のお尋ねでありまするが、私は、災害地はもちろんですが、そうじやなしに、競輪、競馬を度数を一回ふやして、その収益を全部災害県に送りたいという気持を持つて、今競馬の方は、馬の頭数の関係でやや困難の趣があるそうでありますが、競輪も選手等の関係があつて、なかなか事務的にはむずかしいようなことを言いますが、そういう気持は今でも持つて、実は対策本部においてもそのことを私自身が二度、三度提案して来て、今調査研究をいたしておるのであります。これは省令をちよつと改正すればいいことで、さのみ困難の問題ではないように事務当局も言うておりまするが、ただ、これが技術的にできるかどうか、事務的にと……
○大野国務大臣 私は、この前中間報告を申し上げましたが、引続いて先月二十一、二十二日と二日間和歌山県の水害の実際を見て参りました。九州の災害地を視察した直後でありましたから、まあ九州ほどではなかろうくらいに私はたかをくくつて行つたところが、何ぞはからん、死傷者等まだつまびらかでありませんが、少くとも何千人という死傷者を出しているという話を聞いて、驚いて現地等を見てまわりました。わずか二日間でありまするから、すみずみまで見ることはできませんでしたが、有田川の上流あるいは御坊町等を一番よく見て参りました。御坊町の状況はいわゆる泥害で、それは何というても人口二万足らずの町であり、面積も狭いのでありま……
○大野国務大臣 労働金庫に対する二億三千万円の融資の問題、これは私はごもつともである、かように考えて、でき得るならば何とかいたしたいというので、きのうの中央総合対策本部の議題と相なりましたが、私はぜひともこれを何かの形において実現させたい。ところが、労働金庫に対しては、大蔵省みずからがこれを指導しておる金庫ではないそうです、府県が指導してできた金庫だそうであります。ところが今日まで政府の資金、国家資金を預託した先例はないそうでありまするが、私はきのうその委員会において、二億三千万円は何とかひもつき融資ができぬか――ということは、府県知事に責任を持たせてこれをひもつきで労働金庫に融資するという方……
○大野国務大臣 今月の九日夜来の北海道の暴風雪の災害は、交通、通信が杜絶しておりまして、いまだ全貌が判明いたしておりません。しかしただいままでに入つた被害状況は、家屋の倒壊、漁船の沈没、道路、橋梁等の流失、特に温床苗しろの被害はただいまお話の通り甚大であります。被害の実態はよく調査いたしまして万全の対策を立てたいと考えております。しかし御承知のように、北海道開発庁は行政上直接の責任を持つておりませんので、各省ともよく協議いたしまして万全の対策を講じたいと考えております。 ただいま今日の午前八時現在の被害を申し上げます。人的被害は死亡者三名、負傷者十三名、行方不明一名であります。実屋の被害は全……
○大野国務大臣 お答えいたします。先般参議院の本会議におきまして、野本議員からもそういつた御質問がありました際に、私は率直にはつきりお答えをしたのであります。広大無辺というてもいいあの北海道の開発に、わずか百五十億に満たない金でどうして開発ができましよう。私はむしろこれは不可能であるという言葉で申し上げたのです。だからこれは、こんなちつぽけな金で、どうして北海道の開発ができるか、かように考えておりまするが、しかし御承知の通り、私が北海道開発庁長官を拝命いたしましたのは、予算査定の最終日でありまして、一月の十五日、(笑声)いかに大野奮闘いたしましても、これ以上獲得することができなかつたのですが、……
○大野国務大臣 私は入閣と同時に口頭をもつて通告いたしてあります。それで、秘警官にもすぐ辞表を出すように命じておいたところが、秘書官が忘れて……(笑声)そこで、すでにもう十一月に正式に私は督促して出させて、一月八日に登記完了いたして解任されております。
○大野国務大臣 中曽根委員の、先ほど私に対する不当な発言がありました。それに対して私は一身上の弁明をいたします。あまり物に驚かぬ私でありましたが、先ほどの中曽根発言には、深山の雷鳴のごとく、青天の霹靂のごとく私は驚いた。よくもこんな――どういう材料でそれを証拠とされるか存じませんが、第一に、その材料の出所を私はお尋ねいたしたい、かように考える。そうしてあなたは――私と有田議員とは多年の同志であり、世間では親分、子分と申しておりますが、今日の世の中親分もなければ子分もありませんが、グループの一人であることだけは間違いございません。水魚管鮑の間柄であることをはつきり申し上げておきます。世間言う親分……
○大野国務大臣 お答えします。昨日中曽根委員に私はお答えした通りであります。しかも今日有田議員はすでに出頭いたしたようであります。検事局において有田君をよく調べられれば、さような金が私や石井君に行つているか、はつきりするだろうと思います。 なお私は今朝の党の総務会に出席して、こういう荒唐無稽な発言をしてみずから議会の品位を汚す、こういうものに対してはすべか場らく懲罰に付すべきものであるというので、その手続もとりました。なお私は院内の言論が院外に及ばない――それならばどんなに荒唐無稽な流言飛語、人のうわさをもつてメモをかつてにつくる。さようなことが許されるかどうか。りつぱに新聞で堂々と発表され……
○大野国務大臣 私はこの間ここではつきり中曽根君に、一体あなたは無責任な荒唐無稽な発言をされたが、その出所は、その種はどこから出たものであるかということを、私は中曽根君に追究いたしましたが、彼は答弁がございませんでした。
【次の発言】 それを出さなければ、その根拠がわからぬじやないか。荒唐無稽な言を弄して議員の名誉を傷つけるとは何事であるか。しかし私は天地神明に誓つて、さようなことはないと言うたのである。その有田君から……(発言する者あり)有田代議士から私が百万円もらつたという。有田君は今日すでに取調べを受けているまつ最中でありますから、これはもう数日間のうちに結論が出ると思いますが、私は断じ……
○大野国務大臣 お答えいたします。私はこの前怒髪天を突くような、ほんとうに非常な憤りを感じた。事実無根のことである。ところがそれがために党は懲罰委員会に持ち出した。ところが上程直前に、これは私どもも党のこれをひつ込めることについては心から反対いたしました。けれども私は党人でありますから、党の正式機関において大事の前の小事である、これはこの際取下げることがいいという党の役員会の態度が決定した。こういうわけだからやむを得ぬ、了承せよという。非常に私は憤りを感じましたけれども……(「脱党したらいいじやないか」と呼ぶ者あり)私はさようなことで脱党する、そんな考えは持つておりません。党人として終始する。……
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