このページでは坪井亀蔵衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。坪井亀蔵衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○坪井委員 先般も質問の順位等をきめてもらうようにということを願つておきましたが、追つてそれはきめられると存じますが、いろいろ議事進行の關係もありますので、各法案を議會運營委員會にも連絡をとりまして、議會がいつまで延期されるかというような關係もありますので、なるべく審議未了に終らぬように、努めてその間に審議をいたしまして、各法案の可決のできるように委員會としては進んでいくことを要望しておるのであります。そういう見地から見まして、本日も井上政務次官もお見えになつておりますが、重要なる案件については刻々とひとつ委員會に各方面の御報告なり、あるいはまた場合によれば意見をお聽かせ願いたいと思います。 ……
○坪井委員 關連質問を許したそのことが私はいけないと思う。本日十二時の時間で終ろうとすれば、一時間半あるならば、三人の質問ならなぜ最初から三十分づつを計畫的に割當てないか。私も實は申し込んであるにかかわらず、私の名前を擧げなかつた。本日はそうした議案が揃わないというので、關連的に松澤さんのように、なるべく各關係の係官を呼び、知識を得るために、質疑應答的にお伺いしたかつた。しかるに順序を逐つて一人でだいたい??獨占といつては失禮ですが、時間を許したというそのことが、すでに言語道斷ではないか。委員長はよろしく自肅自戒されて、今後の議事の進行については、萬遺憾なきを期してもらうように特に私も御忠告い……
○坪井委員 農林大臣にこの兩法案について、將來これを運營していく上に、はたして國民の期待する日常生活に必要なるこの基礎物資が、カロリーから見ましても、日本の現状から見て、私はいかに立派なこの法案ができても、配給量において絶對量が足りないということを想像しておりますが、大臣においては、もしかりにこれが通過したこれを實施するということになつた場合において、絶對量の見透しをどういうぐあいに、どういう計畫をもつて、どんなふうにやるか、こうした一つの強き統制によつて配給改善をやるというこの趣旨は結構だが、結局押えてしまつて手も足も出ない。現状よりもこの法律がつくられてから絶對量が減つてくる。そうした場合……
○坪井委員 現在油糧については、蛋白とともに、國民の健康を保持する上において非常に缺乏をきたしております。國民の健康を保持する上において、一定の脂肪をとらなくてはいけないという點から見ても、どうしてもこれは少いものを適正に配給してもらうということは、當然のことと考えます。現在品物があればだれがやつてもよろしいが、ないから結局配給制度をとつておる。これも事實であります。しかし配給公團にして、官吏が配給すれば幾分でもこれがよけいに配給されるということならば、非常に結構だと思いますけれども、どうも私どもの觀點から見ますと、これは逆であつて、おそらく官吏のいわゆる統制によつて配給をするということになつ……
○坪井委員 ただいまの動議に贊成いたしたいと思います。先般私どもは東北における水害の實情調査に行きましたが、まつたく悲惨そのものであります。なんとしてもこれは國の力において、萬遺憾なきを期さなければならないということを痛感してまいりました。なんとしてもこの水害地に對しましては、緊急處置を講ずる。なおまた一方被害地の復興を早く圓滑にいかしめるという施策を、政府において講じなくてはならぬと考えております。從つて先般も私は申上げましたが、稲作その他の農作物についても、いろいろとその後における肥培管理をするならば、相當の増産もできるというようなものもあります。こういうものについても、農林省においては逸……
○坪井委員 大臣がおれば大臣に質問いたしたいと思いましたが、局長がおりますから、局長でも十二分に――この法案を立案された基本的の理念についてお伺いいたしたいと思います 今までの農業會にありましては、その目的の第一は國家目的であつて、第二が農業會員の福利増進ということになつているのであります。今度の農業協同組合法案の第一條を見ますと、「農民の經濟的社會的地位の向上を圖り、併せて國民經濟の發展を期することを目的とする。」きわめて漠然としておりまして、これだけの目的によつて、過去の農業會と今度の協同組合を比較對照して、この事業的分量においても、どういうふうに農民の福利が増進されるか。今度の農業協同……
○坪井委員 第一條の「遺産の分割に困る農業資産の細分化を防止し、農業經營の安定を圖るための相續に關する特例は、この法律の定めるところによる。」こうなつておりまするが、第二條へまいりまして、「この法律において、農業資産とは、左の各號に揚げる權利で一段歩以上の面積の土地に就いて耕作の業務を營む者が有し、且つ、當該各號に規定する目的に供しているものをいう。」こうなつておりまするが、この法律の建前から見てここに大矛盾があるではないか。いやしくも農業經營の安定をはかるために、この特別法を設けるということになりまするのに、 一方においては一段歩以上の面積をもつていればと規定したが、その面積の土地をもつ……
○坪井委員 昨日、本日と農林委員会が開かれまして、米価問題が検討されておりますが、いろいろ各地方の水害、病虫害その他今度の風水害についても陳情が参りまして、農林委員会その他水害委員会に対して現地の議員の視察をしてもらいたいという要望がある。今までの運営委員会によると、閉会中一回しか視察はできないことになつております。そうなるとこれは時機はずれに視察をしても災害地に対する期待も裏切られ、議員としても議会が開会されるのにいろいろぐあいが悪い関係もありますので、一回と限定しないで、必要やむを得ざる災害については議長の派遣申請においてできるということに運営委員会にお諮り願いたいということで、委員長に代……
○坪井委員 大臣に質問いたしたいのです。今回農地開発営團の行う農地開発事業を政府において引継いだ場合の措置に関する法律案第三條を改正するということになつておるようでありますが、この内容については、もちろん政府としては、過去において営團が行い、また縣あるいは縣農業会あるいは地元の開拓組合等をして代行せしめておつたが、こうしたばらばらではいかぬという方針によつて、全部國費をもつて行うという趣意にほかならないと存じますが、この耕地改良あるいはまた開墾、開拓という事業は、何と申しましても労力費というものが一番多いものだと思う。そういう点からみると、いたずらにこれを國営にして、官吏を増員して莫大な経費を……
○坪井委員 農林大臣に質問いたしたいと思いましたが、時間の関係もありますので、もし大臣がお見えになりますれば、再度あらためて不明なところだけを大臣に問うことにいたしたいと思います。一應大島次官に質問いたします。 農業物價の問題でありますが、農業経営の本質は、農産物價が一番大きな問題でありますて、農業経営の成立ちは、農産物價が適正を得なかつたならば、決して農業経営は成り立ちません。この見地から、農産物價の改訂は、他の一般物價との均衡を得ることが最も必要である。他の物價の改訂に伴つて、農産物價の適正改正を要望しつつあるのでありますがゐ遺憾ながら主食については、ほとんど生産費を割る價格でありまして……
○坪井委員 紹介議員に代つて御説明を申し上げます。 鹿兒島縣の耕地改良事業費國庫補助に関する請願、請願者鹿兒島縣会議長有馬純、紹介議員的場金右衞門君。本請願の要旨は、鹿兒島縣においては耕地改良五箇年計画を樹立して目下実施中であるが、その工事費は多大でとうてい縣財政ではその目的を達成することができないので、本縣の耕地改良事業に対して、昭和二十三年度予算にこれが國庫補助を計上されたいというのである。 ただいま趣旨を朗読した通りでありまして、二十三年度において國庫の補助を計上されまして、本事業の完成できるように格段の御配意を賜わりたいと存じます。 次に隼人町一帶の干拓事業施行に関する請願、請願……
○坪井委員 今両方の意見がありまして、一方は絶対反対、一方はやるべし、どこまでもそれを統制しようという意見でありますが、落花生というものはどちらかというと嗜好品であつて、常識から見ても、落花生を営利会社に集めて乳幼兒の栄養あるいは食糧にかえようということは、ちよつと行き過ぎの感があると思う。いつでも統制は上の方から行われて、眞に農民なり下の方からこうしてもらいたいという要求でなく、ただ一二の困つた人から請願が出ればすぐ採択してします。そういうことになつてしまつてはいかぬと思う。それで大所高所より十二分に研究いたしまして――各党でもいろいろ御意見があろうと思いますから、その御意見を十二分に織り込……
○坪井委員 ちよつと一言……。
【次の発言】 ただいま競馬法を改正する案があるから、いずれまたそのときにという話でありますが、これについて私は大いに意見をもつておるのであります。もちろん競馬法を改正しようとうことについては、委員会に少くともその構想を示されて、そうして十二分に檢討いたしたいかように考えているわけでありますが、ただいまの意見によりますと、いわゆる競馬をひとつやろう、競馬がうまく経営されていければよいではないか。そうすれば國でやるより民間に、あるいは営利会社に委讓した方がよい、こういうことはもつてのほかだと思う。なぜならば、競争の眞随目的たるものは産馬奬励ということが最も大きな目的……
○坪井委員 この農藥取締法案について質問いたしたいのでありますが、提案の理由といたしましては、末尾に「不良粗惡農藥の出廻りが多く、農業生産に支障を來す虞があるので、農藥の檢査取締を行い、不良農藥を排除する必要がある。これが、この法律を提出する理由である。」とあります。もちろん不良粗惡な農藥が出るというこの原因を十分に追究しなくちやならぬと思いますが、ややもしまするとこの不良粗惡な農藥が出てくるという原因は、質よりも量というような点から、やはりないから何でもいい、まあひとつやろうということに私は帰着すると思う。私どもの見解は、少くとも家畜においてさえ、家畜傳染病法において全部費用を國家が負担して……
○坪井委員 ただいま米價調整委員長から農林委員長宛に出ました報告並びに決議の内容については、過般小委員会を開きまして、その小委員の一致した意見が委員長の手もとに報告されておるのでありまして、私どもこれに関與した小委員といたしましては、当然これは院議をもつて決議を必要とするということが、しかも急速に行われなくてはならぬということで、過般も急員長に進言いたし、小委員長がただいま委員長より朗読されたその内容並びに理由また当議という点を御発表になつたのであります。ただいま社会党としてすでにこれについては各派協同提案において決議をする段取をしておるという話でありますが、それはそれといたしまして、とにかく……
○坪井委員 ただいま委員長から昨日雹害状況については、私から詳細に報告があつたと申しれましたが、この数字というものは非常に貴重でありまして、違つた報告をしてはいかぬということによりまして、一應あの報告書にある日の現在のよつた被害状況の数字が明細に報告してあるわけでありますから、病害等が含まれた関係で今後ある程度殖えてくることもあり得るということを前もつて私から申し上げておきたいと存じます。 ただいま委員長から言われたようにこの雹害につきましての私ら現地視察をしてまいりましたいろいろ要望等を檢討いたしまして、本日は大島次官並びに局長、その他関係各係官も見えましたから、質問と同時に特に要望いたし……
○坪井委員 昨日は食糧管理局長官より、十月にいたるまでの食糧事情についてるる御報告がありました。まつたく食糧事情は緊迫の度を加えておるのであります。このときにあたりまして、なおまただいまは小野瀬農業災害対策小委員長より、雹害並びに病虫害によるいろいろの被害状況等を拜聽いたしました。これらを総合いたしまするに、この機会において、どうしても食糧対策は一日も欠くべからざることでありまして、ただいま委員長も申されたように、本委員会としてもこれに対処しなければならぬという関係から、私はここにこの委員会といたしまして、左記事項の決議をいたしたい、かように考えるのであります。決議につきましては、決議文を朗読……
○坪井委員 農業災害補償法の一部を改正する法律案の内容について一点だけお尋ねしておきたいと思います。 第一國会におきましても、委員会において、農業災害に対しましてこの再保險に場合でありますが、まだ國家の補償する点が足らぬではないか、それをもつと大幅に引上げたもらいたいという要望が強かつたのであります。もちろんある程度までは引上げられたのでありまして、水稻につきましても一反歩九割以上の災害があつた場合には四十円が千円以上になつたということは大幅でありますが、しかし今の米價というものからみますと、それはごくわずかなものにしか当らぬ関係になつております。從つて政府の補償を殖やしてくれれば、農家の負……
○坪井委員 ただいま質問いたしました答弁の中に、三人の評價人をつくつて、その病氣にかかる前の價格を算定し、それによつて三分の一とかあるいはまた二分の一とかいう、補助額を決定する。なおまたそのときには、経費もないから家畜主にその一部を負担させるということが当然であり、なおまた前からそういう例によつておるということを言われましたが、これは過去は過去でありまして、ここに家畜傳染病法の一部を改正するということにおいては、当然これは被害があつた場合においては――農業災害におきましては被害の割合の程度において、自然の力においてかかつた者ですら九割までの補償がされるのであります。天然的に、あるいはその他一切……
○坪井委員 関連して。昨日も理事会を開いていろいろ議事進行について話があつたようでありますが、この点と関連いたしまして、今理事会へもつていつてこれを諮つてやろうと言われますが、理事会では、聞くところによると、個人の質問はなるべく避けて、党で代表してやれ、しかもそれは半時間に制限しろということであつたのに、なぜ私どもの方の的場委員に一時間以上も継続させたか。これは委員長がその権限を無視しておるのではないか。委員長みずから無視しておいて、そうして他の質問を抑圧するということに出るということは、これは議事進行から見ておもしろくないと思う。でありますから、もう少し理事会においてそれを愼重審議やつてくれ……
○坪井委員 この食糧確保臨時措置法案でありますが、名前だけでも私は惡法だと考えておる。私一人でも、絶対これは反対せざるを得ないという考えをもつております。なぜかならば、御承知の通りあの手この手で政府は結局農家の粒々辛苦したこの主要食糧、雜穀に至るまでを供出という美名のもとに取上げる。割当供出ということをいわれておりますが、これは封建的なことであつて、戰爭中から何らその点変つたことはない。はたしてこういう法律をつくつた御本尊様が、この供出という字句の内容を知つておるかどうか、これについてまず私はお伺いいたしたい。 私の見解では供出なるものは鼓腹、豊穰、増産ができてありがたいから神前に供えてその……
○坪井委員 第九條の次に「不急農産物の作付の制限」となつておりますが、おそらく今不要不急なるものをつくろうという者はほとんどないと思う。ここの意味は主要食糧以外のものを称して、全部不要不急とこういうふうに考えられておるのか。農家の経営から見ますと、おそらく不急農産物の作付の制限というようなことをされるということは、農家経済に及ぼす影響が非常に大きいと思う。過去のいろいろな統制がありますけれども、こういう点にまでタッチしない方がいいのではないかと考えるのどありますが、農政局長はどんなお考えをもたれるか。なおまたその種類等は、もしあるとしたならばどういうものを指しておりますか。
○坪井委員 先日委員長の手もとまで、農林大臣に対しまして、市町村農業会及び府縣農業会の資産を農業協同組合に讓渡する点につきまして、なおもう一点は、農業協同組合連合会の設立に関する緊急質問をいたしたいということを申し出ておきましたところが、協同組合法案が近く上程されるから、そのときまで延期してくれということで留保しておりました。本日農林大臣が見えられましたから、優先的に二、三の点について質問いたしたいと思います。もう八木委員より私の伺いたいと思つた点についてもるる質問がありましたから、その点は省略いたします。 先ほど農林大臣は、もし今度の法案が、第十條の改正が否決されるという場合には現行法でい……
○坪井委員 ただいまパリテイ計算の基礎について説明を伺いましたが、私たちは納得ができません。大局から見まして、すべての物價指数が十八・二倍になつておる。あるいは汽車賃のごときは二・五倍になつておる。結局そういう観点から見まして、この今のパリテイ計算の基礎となるべき、およそ七十一品目が出ておりますが、結局この内容を檢討してみますると、マル公でやつておると言われておりますが、マル公にしてもマル公の一番最低の金額が私どもには見受けられるのであります。御承知の通り大体内容を檢討してみますると、昨年もこうだつたから、今年もそれに大体準拠したというお話であるが、それは私は大なる間違いであると思う。少くとも……
○坪井委員 ただいま委員長から報告がありましたが、自作農関係、あるいは農地調整、あるいは農業協同組合関係法案について継続審議中でありましたけれども、これを内閣が退陣したから、結局継続審議を打切つて新しい内閣においてこれを提案する、かように委員長において簡單に、継続審議をさせておいて片づけるということは心外千万だと思います。十二分に委員の意思を確かめて、しかる後にこれを委員会に諮つて、その上でどうするということで行くべきが、私は委員会の継続審議の趣旨を体する上において当然だと考えておりますが、この点について委員長はなお改めて委員会に付議して、多数をもつてこれを打切るか、さもなければ、継続審議をす……
○坪井委員 ただいま委員長に発言を求めましてお許しを得ましたので、私もごく簡單に質問いたしたいと思います。 水産業協同組合法案が上程されまして、しかもこの内容を見ますると、大体漁業協同組合、漁業生産組合、漁業協同組合連合会並びに水産加工協同組合及び水産加工協同組合連合会、この五つになつておるわけですが、非常に輻輳しておるということであつて、つくられたこの趣旨から見ると、どこにこの協同組合によつて日本の水産業が眞に國民の要望するような國民生活の安定に寄與する方向に向つて行くものがあるかということが憂慮されますので、あまりにもこれは一方的の、いわゆる水産業の生産増強だといつたような感がいたします……
○坪井委員 ただいまの河川局長の御説明によれば、建設省関係の緊急工事費として約五十億の要求をされたとのことでありますが、しからばそれが三十八億余に切りつめられました経過を御承知ならば説明していただきたい。
【次の発言】 その経緯につきましては、別に大臣にお伺いすることにいたしまして、建設省関係の要求額に対して現実に計上されました公共事業費の比率はどのくらいになりますか。
【次の発言】 一割弱の比率では、眞の災害復旧は望むべくもないのでありまして、その及ぼす影響は人命にもかかり、ひいては食糧増産あるいは産業復興の上からもわずかに七、八分程度ではまことに遺憾であります。この予算ではどのくらいの復旧……
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