坪井亀蔵衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○坪井亀藏君 私は、ただいま議題となりました、食糧放出に関し連合國最高司令官閣下に対する感謝決議案に対しまして、國民協同党を代表して賛意を表し、なおかつ國民諸君とともに、謹んで好意あるマツカーサー連合國最高司令官に対しまして、衷心より感謝の意を表明するものであります。 さて、私が申し上ぐるまでもなく、わが國の食糧事情は、戰前戰後を通じ、年々の絶対量の不足は、何といたしましても、この事情にありましては、どうすることもできないのでございます。特に終戰後における食糧事情は、日一日と窮迫を告げるのみでありまして、昨春以來、新聞・ラジオにより、わが國津々浦々に至るまで、しばしば報道いたされました通り、……
○坪井亀藏君 わが國は、食糧絶対不足の立場におかれており、農業増産によりまして、何としても絶対量を確保しなければならぬことは、私が申し上げるまでもないのであります。食糧増産のもとは、土地、資本、労力――あるいは牧畜をして、全能力を発揮いたしまして、これら必要なる國家國民の食糧は、公共性のある食糧でありますから、これは何といたしましても、國の責任においてこれらの食糧を確保することが、われわれ國民生活の安定をする上においては、当然政府の負うべき責任だと考えるものであります。 しかるに、價格の安いものについては、なかなか價格を上げない。あるいはまた政府が補償すべきものも補償しない。大藏当局は、何と……
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