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河野金昇 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

河野金昇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(政府)歴代TOP1000
734位

25期委員会出席TOP50
46位
25期委員会出席(幹部)TOP50
38位

このページでは河野金昇衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。河野金昇衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 厚生委員会 第15号(1947/09/18、23期、国民協同党)

○河野委員 それは日程には上つているだろうから、むろん片づけていかなければいかぬと思うが、徳田君や松谷君から先ほどから調査したものを讀めと言われているのに、委員長はどうにか避けようようとしている傾向が見えるのであります。日程に上つておつても、問題が起きれば次に延ばしてもかまわぬ。問題がみなの間に議論の中心となつているのだから、せつかく調べられたその質疑應答の内容をぜひこの際明らかにしておいていただきたい。そうでないと何か委員長が厚生省と一緒になつてこれを隱すように見えてしようがないから、この際徳田君の發言だからというてむりに押えるようなことのないように。そうして私もぜひ聽きたい。おそらくほかの……

第1回国会 厚生委員会 第16号(1947/09/22、23期、国民協同党)

○河野委員 全般的な問題をお聽きする前に少し事務的な質問をいたしまして、それからそれをまとめたようなかつこうで住宅政策についてお聽きしたいと思います。復興院のお方がお出でになつておるようでありますが、戰災とか、強制疎開とか、外地から引揚げてきた人とか、あるいは戰爭中家をつくらせなかつたというようなことによつて、非常に住宅が不足しておると思います。特に今度の風水害等によつてもまたおびただしい住宅の不足を來しておると思いますが、今度の風水害のものはまだおそらく御調査もできておらないと思うから無理でありましようが、そのほかで現在大體どのくらい全體として不足であるかというような事務的の問題からまずお伺……

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/26、23期、国民協同党)

○河野委員 國民協同黨を代表いたしまして若干の意見を述べて贊成するものであります。  本案は關東、東北の水害の起らない前に本委員會を通過すべきものであつたのであります。しかるに審議不十分にして突如採決にはいろうとしたがゆえに、私は國民協同黨の立場から一應全面的に反對をしたのであります。その後この法案はそのままになつておりましたが、社會黨竝びに民主黨の方々が全面的に無修正でまた何らの條件もつけずに最初は贊成されようとされたが、この約三十日間の休みのうちに、非常にわれわれの言うことを諒とせられて、折れてこられたことを私は喜ぶものであります。ただいま社會黨から附帶決議として出たのでありますけれども、……

第1回国会 厚生委員会 第18号(1947/09/29、23期、国民協同党)

○河野委員 復興院の伊東局長が來ておられるようでありますから、私がこの間問題を提供しておいたのに對して、おそらく御答辯があろうと思いますから、この御答辯から承りたいと存じます。
【次の発言】 くどいようですが、はつきりもう一度承つておきたいのは、こういつた住宅營團のもつていた建物なんかに對しては、一生懸命相談はしておられるが、まだ方針が確定しておらない。土地とかその他の資材は競賣に付しておられるが、まだ住宅は競賣に付するとも、しないとも最後の決定は、復興院の方においてもしておられないというふうに解釋してよいのでございますね。
【次の発言】 今の八清住宅の問題でありますが、すでにここに住んでいる……

第1回国会 国土計画委員会 第14号(1947/10/03、23期、国民協同党)

○河野金昇君 御承知のように、木曽川は日本でも有数の大きな河川でありまして、これが改修工事は大正十年から十箇年の繼續事業として、二千萬圓の経費を計上されてやりかけたのでありますが、歴代の内閣は財政の困難やら、その後戰爭の勃發等によりまして、豫算は使つてしまつたにもかかわらず、ほとんど未完成の分が多いのであります。しかも大正十年以前に内務省が測量し、計畫を立てたのでありますから、現在でも計畫の面においても、非常に齟齬を來しておると思います。特に岐阜縣と愛知縣の中間に笠松という橋がかかつておりますが、そこでは計畫當時よりも一・一メートルくらい川底が上つておるような状況になつております。從つて今度少……

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/08、23期、国民協同党)

○河野金昇君 大藏省の税務講習所名古屋支所の建物及び土地拂下の請願でありますが、名古屋から約二十里ほど離れた一ノ宮市の郊外の今伊勢町というところに、この講習所の建物があるのであります。この今伊勢町は、戰爭中二囘にわたり戰災を受けて、町の大半を失つております。その小學校の建設も、今まだ復興途上にありまして、完成を見ざる今日、すでに數百萬圓の負債を町當局は負つておるのであります。その上にこのたび新制中學をつくらなければならぬという段階に至つております、この今伊勢町に戰時中、乙種の商業學校があつて、この乙種の商業學校を建てるためには、今伊勢町の當局が、經濟的にも精神的にも、非常な負擔を拂つておつたの……

第1回国会 労働委員会 第4号(1947/08/01、23期、国民協同党)

○河野委員 私は主として米窪さんから、政治的な御答辯をいただきたいと思つておりますが、おられませんから、何かの機會にまた承ることにして、どなたでもその關係の方に一應伺つておきたいと思うのであります。炭鑛勞働者その他重要産業に從事している人に加配米が行われておりますが、最近全遞あるいは國鐵の從業員諸君にも加配米の制度が行われることになりました。それに對して全遞の大阪支部ですかが、加配米を返上してきたようなことが新聞に出ているのでありまたが、全遞の諸君が要らぬというようなものをなぜおやりになつたか。もし全遞の諸君が言うように、これは勞働戰線の分裂を政府が企圖しておるがゆえに斷るというのを、その通り……

第1回国会 労働委員会 第9号(1947/08/19、23期、国民協同党)

○河野委員 問題は小さいけれども、具體的な問題を聽きたいと思います。國立病院におる手のない、足のない、こういう不具者に對する職業補導、あるいは指導というようなものは、具體的にどういうようなことをやつておられますか。
【次の発言】 きのう實は相模原の國立病院に行つてきたのでありますが、戰爭が敗けて特殊の援助を受けようとは、彼らも思つておらないのであります。あの中では義足や義手もつくつておりますが、義足なんか關節の曲るのと曲らないのとでは、非常に本人にとつては差だと思いますが、わずか百萬圓の豫算を――現在は厚生省でありますが、分れても兩方とも關連するから質問しますが、わずか百萬圓の豫算を厚生省が認……

第1回国会 労働委員会 第20号(1947/10/14、23期、国民協同党)

○河野委員 ちよつと關連して、建設局長にはつきりしておいていただきたいと思います。今三浦君のおつしやられたよりも、農村あたりでは、どういう復興院の指令が行つているのか知りませんが、地震で傾いた家の柱一本直しても、役場がくるとか、巡査が一々まわつてきてうるさく言う。しかし壞れたものを修理する程度のことは、あまり規則ずくめでやらないように願いたい。現に愛知縣では、そういうことで農民は非常な恐慌を來しておりますから、この席上で、復興院は果してそういう意向をもつておられるか、そうでないならそうでないと、はつきりしておいていただきたいと思います。

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第11号(1948/05/08、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 皆樣の御推薦によつて委員長に推薦していただいた河野金昇でございます。ごらんの通りの若輩で何も知識も経驗もございませんが、さいわい本委員会は政党政派にこだわることなく一つとなつてやつていける問題だと思いまして、微力を顧みず引受けさせていただこうと思います。今後皆樣方の絶大なる御支援と御鞭撻をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  本日はこれをもつて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後一時三十一分散会

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第12号(1948/05/21、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 ではこれより会議を開きます。  委員の松原喜之次君が昨二十日に委員を辞任せられ、その補欠として田中稔男君を議長において指名されたことを御報告申し上げます。
【次の発言】 諸君にお諮りしますが、庄司君の御発言に御賛成願えたら委員会の総意として政府当局に傳えたいと思いますが……
【次の発言】 それでは全員の御賛成のもとに政府に傳達したいと思います。
【次の発言】 川合君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。川合君の動議の通り暫時休憩いたしまして懇談に移りたいと思います。     午前十一時十八分休憩

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第13号(1948/06/01、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りしたいことがあります。先般引揚地の視察に本院からも參ることになつておりましたが、いろいろな事情で実現しませんでした。今般庄司彦男君が主として樺太、千島からの引揚者の住宅問題等について、北海道の受入態勢の調査に行きたいという申出がありますが、庄司彦男君を派遣するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければそういうような取計らいます。
【次の発言】 この際今度の新機構によつてできました引揚援護廳について、一應政府委員から御説明願います。
【次の発言】 機構の変つた問題に対しまして、何か御質問等はありませんか。

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第14号(1948/06/11、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 ただいまから委員会を開会します。  さきに本委員会から北海道における復員者の受入れ態勢の視察に行つていただいた庄司君が帰つてこられたから、報告を求めることになつておりますが、会議は一應これで散会して、引続いて懇談の形で承ることにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後一時二十九分散会

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第15号(1948/06/29、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 これより会議を開きます。  本日は去る十八日懇談いたしました委員派遣に関しまして協議いたしたいと思います。引揚地受入態勢実地調査のため、函館、舞鶴に委員派遣をいたしますことは、第一回國会よりの懸案でありましたが、このほど関係方面の了解が得られ、かつ視察を希望しております関係上、できるだけ早い機会に委員を派遣いたしたいと思います。しかしながら会期切迫の今日、各委員会における重要法案審査のため、視察に赴くことは困難な現状でありますので、会期終了後に委員派遣をいたしたいと思います。つきましては、本特別委員会の審議期間は一應この会期で終了いたしますが、閉会中も本特別委員会設置の目的より考……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第16号(1948/10/09、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 これより開会いたします。  本日はその後の海外同胞引揚げの状況及び引揚促進に関し、当局より説明を聽取いたし、あわせて当局と意見を交換いたしたいと思いますので、懇談会にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めまして、これより懇談会に入ります。
【次の発言】 懇談はこの程度にいたします。  なお、閉会中の審査に関しましては、衆議院規則第九十一條によりまして、本委員会が閉会中審査を終らなかつた事件については、次の会期の初めにその旨の報告書を議長に提出せねばなりません。つきましては、その報告書に関しては委員長に一任願いたいと思いますが、いかがです……

第2回国会 議院運営委員会 第65号(1948/07/02、23期、国民協同党)

○河野金昇君 私は代理で正式の委員ではありませんが、発言を許していただきたいと思います。この調査員、技術員、経験者ですが、不当財産特別委員会というのは、非常にこわもての委員会なんです。実は調査員の名刺を持つて岐阜縣、静岡縣、愛知縣の方を大分荒らして歩いた人があつて、聞いてみたところ加藤委員長のときに雇つて二日来ただけの人が名刺を振りまいて、大分いろんなことをしている形跡があつた。これは必要があれば調査員も技術員もお雇いになることは異存はないが、雇う場合には相当慎重に雇つていただかないと、非常な弊害がありますから、十分調査の上採用願いたいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第66号(1948/07/03、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野海外同胞引揚に關する特別委員長 特別委員会をお認め願つておる以上、いろいろな團体等が陳情に来るのは私たちの委員会であります。請願書なり陳情書が議会に来ると、外務委員会にまわつたりしておりますが、外務委員会は委員会としての仕事もたくさんあることと思いますから、引揚げに関する問題は、この委員会の方にかけていただくと、非常に仕事がやりよいと思います。この運営委員会でそういうことをお認め願えればいいと思います。

第2回国会 決算委員会 第28号(1948/07/04、23期、国民協同党)

○河野金昇君 本法案は五月二十五日に衆議院、二十六日に参議院をそれぞれ満場一致で議決になりました引揚促進並びに引揚対策の決議案に基きまして、その決議案に盛られた趣旨を具体化する意味において、本審議会設置の法案をつくつたのであります。この審議会を設置するについて、参議院方面においてはこの委員を國会議員をもつて充てたいという意向が非常に強くありまして、副委員長などを参議院、衆議院からそれぞれ出すようなことを案文に盛りましたところが、関係方面の意向もあり、その後いろいろ相談の結果、本委員会の構成に國会議員は入らないことになつたのであります。しかしこういう委員会をつくりましても、これを推進するものがな……

第2回国会 財政及び金融委員会 第31号(1948/06/01、23期、国民協同党)

○河野金昇君 本請願の趣旨は、戰時中小工業者は、企業整備令緊急措置により中外毛織株式会社に合同してその持株を大東紡織株式会社に讓渡したが、今回特経会社制限令によつて大東紡織会社が、中外毛織会社の株式を他に讓渡することになつた。しかるに小工業者の工場及び機械設備は各戸の屋敷地内に現存し、終戰以來休眠工場として機能停止の現状である。ついてはこれが休眠施設として産業再興に努力せしめるため、企業整備令による合同株式を原所有者に還元讓渡されたいというのである。

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1948/11/12、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 各党の御推薦によりまして、浅学菲才の私が再び委員長を勤めさせていただくことになりましたが、何と申しましても力のない私でございます。皆樣方の御協力によりまして、この委員会をして最大の効果あらしめるように御協力あらんことをお願い申し上げます。  これから理事の互選を行いたいと思いますが、その方法はいかがいたしたらよろしゆうございましようか、お諮りいたします。
【次の発言】 川合君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めます。それでは委員長から指名いたします。    松本 一郎君  若松 虎雄君    川合 彰武君  庄司 彦男君    喜多楢治郎君  高橋 長……

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1948/11/16、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 ただいまから会議を開きます。  同胞救援議員連盟で案ができておりまして、本日の参議院の本会議並びに衆議院の本会議に、海外残留同胞引揚促進に関する決議案を提出することになりました。お手元に案文はお配りしてあると思いますが一應こちらから読みます。    海外残留同胞引揚促進に関する決議案  終戰以來今日まで六百余万人の引揚が実施されたことは連合國の好意によるもので、われらの厚く感謝するところである。  しかし今なお四度の冬を外地に過しつつある同胞は五十余万を算える。  その引揚の速かなる完了は留守家族はもとより全國民の熱望である。  連合國の積極的努力によつて、この冬期間においてもこ……

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1948/11/19、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 ただいまから会議を開きます。  ちよつとお諮りいたしますが、去る十六日に本委員会から提出して満場一致決議になりました海外同胞引揚げ促進に関する決議の取扱いでございますが、聞くところによりますと、方々の未復員の人の家族の代表が、ソ連大使館に陳情に行つておりますが、非公式にはソ連大使館でも、今年は冬にも引揚げを継続するかのようなことを言つておられるようであります。外務当局といたしましては、ソ連大使館に行くことができないそうでありますから、われわれ議員といたしまして、この決議案をソ連大使館に持つて行つて、正式にソ連の意向をお聞きして、家族の方々に安心をさせることが、必要でなかろうかと思……

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第4号(1948/11/25、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 これより会議を開きます。  本日は参議院の方でも在外同胞の委員会を開会しておりまして、これが終らねば、政府委員の方がこちらへ來られないという状況でありますから、それまで帰還者に対する復興金融金庫特別融資に関する件、未帰還者及びその家族援護に関する件、帰還者課税特例に関する件について、懇談をいたしたいと存じますが、いかがでしようか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、それではただいまより懇談会に移ります。      ━━━━◇◇━━━━━
【次の発言】 懇談を終りますが、ただいま本会議の始まるベルが鳴りましたようで、政府委員の方もまだおそろいになられませんから、本日はこれにて散会い……

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第5号(1948/11/27、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 ただいまから委員会を開きます。  銀行局長と援護廳総務課長さんがおいでになつております。この間から銀行局長さんの出席を求めておりましたが、求めた人が今日は関係方面に行つておりますから、その方の質問は保留しておきますが、今日日程の二番目に上つている帰還者に対する復金特別融資の件その他に関しまして、銀行局長さんに何かお尋ねの点がございましたら……。
【次の発言】 ほかに銀行局長に対する御質問はございませんか。
【次の発言】 先般來シベリアから引揚げて來た方々が二回ほど國会をたずねられていろいろなことが問題にされましたが、その中で船の中におけるテロ行為、あるいは上陸地の舞鶴においてもそ……

第4回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1948/12/02、23期、国民協同党)【議会役職】

○河野委員長 御推薦によりまして再び委員長を勤めさせていただきますが、ごらんの通りの若輩者でございます。皆樣方の御支援、御協力によつて大過なく務めを果させていただきたいと思います。  これから理事の互選を行いたいと思いますが、その方法はいかがいたしましようか。
【次の発言】 ただいまの受田君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めます。  それでは委員長において指名をいたします。    松本 一郎君  若松 虎雄君    川合 彰武君  庄司 彦男君    天野  久君  高橋 長治君    平工 喜市君 以上七名の方を理事に指名いたします。  本日はこれにて散会いたし……

第4回国会 大蔵委員会 第12号(1948/12/20、23期、国民協同党)

○河野委員 私は國民協同党を代表いたしまして、このタバコ値上げに反対するものであります。先ほど來政府当局の堀江君に対するところの答弁を聞いておりましても、これは年度末に至らないその過程において、赤字が出るであろうという予想のもとに立てられているのでありまして、私たちはこの際値上げをする時期ではないと思います。特に民主自由党の諸君は、前の片山、芦田内閣時代においては運賃の値上げでもタバコの値上げでも、とにかく値上げというものにはいつでも反対をして來られた立場にあるのであります。その方々が天下を一度とれば、すぐかえるというようなことに御賛成なさることを、われわれはふしぎに思うのでありまして、今上程……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、国民協同党)

○河野委員 私は厚生大臣に若干質問をしたいと思います。  去る第三國会に衆議院も参議院も満場一致で引揚げ促進の決議案が可決になつておるのでありますけれども、あの決議案の趣旨は、厚生大臣御承知の通り、冬季の間も引揚げを続行してもらいたいという強い希望が盛られていたと思いますが、われわれももちろん議員として、それぞれ関係方面に手は盡したのでありますけれども、あの決議案に基いて、政府は何か関係方面に手を打つてくださつたのでございましようか。
【次の発言】 政府の努力を多といたしまするが、昨年もちようど十二月の十二日に引揚げを中止して來ておるのであります。今年も先月でありましたか、引揚げの費用を日本が……

第4回国会 予算委員会 第13号(1948/12/19、23期、国民協同党)

○河野委員 予算委員だけでなしに、全部がこの緊急性を認めておるのでありまするが、私たち、ここ数日の間、毎日待つておるのでありますが、公報によつても十時なり、十一時なりに委員会が招集されておりながら、今日までほとんど開かれておらないのであります。こういう緊急性のある問題であるにもかかわらず、どうしてこういう事態が起きておるのか、聞くところによると、何だか政府原案が認められず、しかも政府としては、給與法案に対しては修正案ができておるにもかかわらず、まだそれをどういうふうに取扱うかということが、われわれには示されておらないのであります。緊急性があるだけに、われわれは一日も早く人事委員会の方の給與法案……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 厚生委員会 第9号(1949/04/16、24期、国民協同党)

○河野(金)委員 今の請願の大体の眼目は、未帰還者課税特例の問題のように承つたのでありますが、実はその問題は昨年海外同胞引揚特別委員会でも問題になりまして、すでに議員提出の法律案としてはできておるのであります。昨年來一年以上関係方面と折衝しておるけれどもらちが明かない現状にありますから、今の請願の趣旨には賛成でありまするが、実情はそういうことになつておるということをお含みの上で、御処理願いたいと思います。

第5回国会 厚生委員会 第12号(1949/04/26、24期、国民協同党)

○河野(金)委員 私ちよつと遅れて來たので、あるいは前に話が出たかもしれませんが、厚生省設置法案が議題になつておりますか。
【次の発言】 それでは、それはあとでお伺いしますが、國立公園法の一部改正に関連してお尋ねいたします。一体この國立公園というものは、厚生省の管轄なのか、それとも運輸省や何かの関係はどういうようになつておりましようか、そういう問題からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 戰爭を放棄した日本が、これから立つて行くには、やはり國立公園というものは、外貨の獲得やら、いろいろな意味においても非常に必要なことだと思います。昨年米國の内務省から國立公園を調査に來た人の報告を、私はあると……

第5回国会 商工委員会 第12号(1949/05/11、24期、新政治協議会)

○河野(金)委員 委員長の信任と不信任と両動議が出ておるのでありますが、これは前國会の予算委員会において、例の上林委員長がちようどきようの午前中の神田委員長代理と同じような行動をとらえた場合に、不信任の動議が出て、それが可決になつておるのであります。しかしながらその委員会が不信任案を可決することは自由でありまするけれども、その委員長を信任するかしないかということは、もちろん本会議において議決すべき問題でありまするが、動議が出ておる以上、これを信任するなり不信任するなりのいずれかの結論をここにおいてつけることは、当然あり得べきことだと思います。從つてこの二つの動議をいかように取扱うかは別問題とし……

第5回国会 商工委員会 第17号(1949/05/17、24期、新政治協議会)

○河野(金)委員 これは主として大臣にお尋ねし、事務的なことで大臣におわかりにならなければ、繊維局長その他からお答え願つてもけつこうと思いますが、この繊維製品檢査所というものは、絹織物の輸出入を主として檢査されるのか。それとも毛とか綿とか、一切の輸出入の檢査をされるかどうかという問題が一点と、それからいろいろ繊維製品に対しての統制をはずすとか、はずさないとかいう問題がありまするが、絹織物に対する統制ははずされるのかはずされないのか。はずされるとしたならば、大体の目標があればそれをお示しいただきたいと存じます。もう一点それと同時に戰争中戰争に協力せんがためというのか、一方的な命令によつて企業整備……

第5回国会 商工委員会 第18号(1949/05/18、24期、新政治協議会)

○河野(金)委員 現下の情勢にかんがみ、わが國の基礎産業の資材を確保する意味におきまして、修正案を含む原案に賛成をするものであります。しかし先ほど共産党の川上君が言いましたように、吉田内閣の性格は、相当われわれも監視しなければならないものがあるのであります。この法安によつてくず鉄を所有している者の一方的な犠牲において、特殊な者に利益を與えるというようなことがあつては断じてならないいと思います。本法案には賛成いたしまするが、これの運営に対しては十分の注意をされると同時に、われわれもそれを監視したいと思います。こういう氣持のもとに、本院案に対しては  原案並びに修正案に賛成をたします。

第5回国会 商工委員会 第19号(1949/05/19、24期、新政治協議会)

○河野(金)委員 私は新政治協議会を代表いたしまして、希望を付して本案に賛成をするものであります。中小企業者には今まで組織がなかつたのであります。労働者は労働組合をつくり、農業に携わる者は農業協同組合法ができまして、それぞれ組繊を持ち、それぞれ自分たちの利益を守ることに邁進して来たのでありますが、民主自由党の内閣を含めた今までもすべての内閣は、中小企業の振興を口にうたいながらも、実際には何一つとして取上げておらなかつたのであります。今般おそまきながらもこの中小企業協同組合法案が上程されたことは、一つの進歩であるといわなければなりません。しかしながらこの法案を見てみますと、中小企業協同組合という……

第7回国会 議院運営委員会 第34号(1950/03/23、24期、国民協同党)

○河野委員 賛成。

第7回国会 議院運営委員会 第35号(1950/03/25、24期、国民協同党)

○河野(金)委員 賛成。

第7回国会 議院運営委員会 第37号(1950/03/28、24期、国民協同党)

○河野(金)委員 国協党は保留します。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 全部反対です。

第7回国会 議院運営委員会 第38号(1950/03/30、24期、国民協同党)

○河野(金)委員 国協党も保留しておきます。

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/04/08、24期、国民協同党)

○河野(金)委員 倉石君に質問をしたいが、われわれも、問題がはつきりすれば共産党に遠慮してもらつてもよいと思いますが、政府の支拂いが遅れた場合には日歩を十銭ずつとるという法律をこの前の臨時国会でつくつた。それでこの三日間空白になつて、拂うべきものが遅れたことに対しては、政府はどういう処置をとつたか、またとろうとしておるか、それがはつきりすれば、あとの問題はどつちでもよい。これをうやむやにしておくことは、たいへんな問題だと思う。

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/04/15、24期、国民協同党)

○河野(金)委員 国民協同党は異議ありません。

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/05/02、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 最初の鉱害に関する決議案は神田博君外三十四名提出となつておりますが、これは通産委員会全員の共同提案でありますから、これで足らないものを補つて行かなければならないので、ぜひこれは上程を願います。

第7回国会 通商産業委員会 第2号(1949/12/20、24期、新政治協議会)

○河野(金)委員 大体風早君と同じような意見なんですけれども、この問題が、きようここで突如として取上げられたのは、おそらく農林委員会で何度も討議し、その結果が農林大臣なり何かを通じて、閣議に持ち出されて、ああいう閣議決定になり、通産省の方があわて、こちらに助太刀を求めて来られたものであろうと思いますが、私たちそういう仲間には、実は入りたくないと思う。だからこれはおそらく農林委員会としては、そういう決定をしたであろうと存じますが、要は風早君の言う通りに、私たちは農民の希望する農具なり農機具なりが、あまねく行き渡ることを希望するものであります。だからこれは今まで通産省がやつておるから、ここでやるの……

第7回国会 通商産業委員会 第36号(1950/04/25、24期、国民協同党)

○河野(金)委員 この重要な法案が、会期の切迫した折に突如として、政府提案でなしに議員提出として出されたところに、いろいろな含みがあるのでないかと思います。この法案が通過したときに、提案者の神田君なり、あるいは今委員長代理を勤めておられる有田君あたりが、身をもつてこの法案通過阻止に当られた姿が、なまなましく思い出されるのであります。それと同時に、この法案をめぐつていまわしき問題まで惹起したことは、非常に遺憾なのであります。自由党の方々として、このいわくつきの法案を廃止されたいというお気持はわかるのでありますが、そういう感情にとらわれて、この重要な法案を出されるというようなことが万一あつたとした……

第8回国会 通商産業委員会 第5号(1950/07/21、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 事務当局に事務的のことを一つお伺いして、それからあと首藤政務次官にお伺いしたいことが一つあります。現在日鉄管下にある溶鉱炉の数と、そのうち現在使つている溶鉱炉の数、つまり鋼材二百万トンを目標にしておりますが、現在幾つ溶鉱炉があつて、幾つ使つてこの目的を達しておるか。まずこれからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 朝鮮の動乱によつて、アメリカが準戦時態勢に入つたりすると、その影響は当然日本にも来ると思うのでありますが、そういう影響を受けて、鋼材などの生産を高めなければならない場合の御用意は、どういうふうになつておりますか。この日鉄法を廃止して、こういうふうに分離しても、十分……

第8回国会 通商産業委員会 第12号(1950/09/27、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 政務次官は一人でやつておられたので、くたびれられただろうと思いますから少し遠慮して、繊維局長、それから物価庁から来ておられましたら承りたいと思います。  まず繊維局長に承りたいのですが、昨年から本年の初めにかけて、繊維のいろいろな統制が解かれたが、綿だけが残つておるようであります。この綿に対する統制は、近き将来お解きになるつもりであるか、それとも幸い残つておるのだから、これだけは徹府的に統制を強化して行く方針であるか、その点をまず承りたいと思います。
【次の発言】 統制のある綿関係に対する当局の取締りは、これは当然のことであろうと思うのでありますが、統制を解かれるときの気持と……

第8回国会 通商産業委員会 第13号(1950/09/28、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 先ほど神田議員の質問並びに大臣の答弁を聞いておりますと、再編成が遅れたことは、もつぱら政府の責任にあるように思うのであります。われわれ国会議員は、一日も早く政府が最後案をつくつてお出しになれば、いつでもそれを審議する用意があるにかかわらず、今まで数議会これを出さなかつたことは、政府当局にその責任があるわけであります。しかも政府自身が何も案を持つておらないのに、日発の総裁や副総裁が意見を異にしておるからといつて、首を切つたり何かするのでありますが、首を切らなければならぬのは横尾通産大臣でなければならぬのであります。自分の方に何も案を持たないで、そして反対するから首切る。ふざけた……

第8回国会 通商産業委員会 第14号(1950/09/29、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 議事進行について……。先ほど通産大臣は何か電力の問題で党との打合せがあつて、もうじきに来るということだが、いまだに姿を見せない。大蔵大臣の出席を要求しておいたが、大蔵大臣は閣議で行けないという。それでは閣議はどこで何時にやつておるのだといつて聞いたら、GHQへ行くらしいから、きようは出られない。それではあすはどうだと言つたら、あすも出られない。こういうのであります。これは明らかにきのうの田中君の質問に対して逃げておると言わなければならない。逃げておいて、夜あたりに何とかうまくこれをまとめて出て来ようとする魂胆であろうと思います。これはうやむやにすべき問題でなかろうと思います。……

第9回国会 通商産業委員会 第4号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 関連して……。首藤さんに簡単にお答え願えばいいのですが、政務調査会の参与あるいは政党の参与というものは、これは政党の役員だと思いますが、そうお考えになりますか。そうだとかそうでないとかだけで、あまりりくつは言わぬでもよろしい。
【次の発言】 自由党の参与制度というものが設けてありますが、その参与というのは役員でも何でもないのですか。

第10回国会 通商産業委員会 第3号(1951/01/30、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 公益事業委員会は非常な権限を持つたものであるそうでありますが、そうすると、ここで松本委員長あるいはまたこの委員を選定するのに参画された通産大臣両方にお願いしたいのでありますが、五人の委員でありますが、五人の委員の中で兼職をしておられる方があるようであります。たとえば河上さんのごときは輸出銀行の総裁も引受けておられる。それからこの委員会の委員も引受けておられるようでありますが、おそらくいかに無欲な方とはいいながら、無報酬で委員をお引受けになつておるのではなかろうと思う。まず松本委員長にお伺いいたしますが、一体河上さんは委員会なり輸出銀行総裁のどちらか、あるいは両方とも無報酬でや……

第10回国会 通商産業委員会 第10号(1951/02/23、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 大体公益事業委員というものは、本来ならば、国会の承認を得て総理大臣が任命することになつておるのであります。今度は初めてであるからその手続を純なかつただけであつて、そういう性格のものであることを委員の方々は御認識願わなければならぬと思う。国会があなた方を承認して初めて資格ができるわけなのにかかわらず、最近、やりになつておる行動というものは、あたかも国会を無視したやり方が多いのであります。たとえば今日のごときも、松本さんにしても、松永さんにしても、GHQには行かれたけれども、熱が出たとかどうとかであなたが帰したということです。これは少しあなたは越権だと思う。あなたの方にはいつも病……

第10回国会 通商産業委員会 第32号(1951/05/24、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 まず第一にお伺いしたいと思いますことは、本法案の施行によつて国家の負担はどれくらいになるかということなのでありますが、設備資金あるいは運転資金の総額を幾らくらいに押えておられるかという問題、あるいは販売益金を積み立てて行つてどれだけくらいカバーできるかという問題、事業はいつまで存續できるか、結局総合してこの損失補償はどのくらいになるか、大体鉱山局としては見通しを持つておられることであろうと思いますが、その点をまず承りたいと存じます。
【次の発言】 いずれまたあとでお伺いしますが、續いてこの法律によつて、おそらくいずれかの会社と申しますか、工場等を指定の対象にしておられると思い……

第10回国会 通商産業委員会 第39号(1951/06/19、24期、国民民主党)

○河野(金)委員 電気事業の再編成のねらいというものは、独禁法とか集排法にひつかかるというだけでなしに、責任態勢を確立して、豊富低廉な電力を供給するというのが、その自的であつたはずだと思います。しかるに新しい九つの会社ができましたが、依然として、これは九つの独占事業であるのであります。この九つの独占の電気会社ができるまで、日発と配電会社の両方から人事の問題でどろ試合を演じて、ようやく発足しただけであります。発足するや、どういう合理化が行われたということも何も聞いておりませんが、発足早々伝えられるところによると、七割前後の電気料金の値上げということであつたのであります。このことに対しましては、電……

第13回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1952/02/13、24期、改進党)

○河野(金)委員 議事進行について……。今私たちは、これは参考として聞いておるだけであつて、委員長はかわりましたけれども、前の委員会としては申合せがあるはずであります。だから牧野さんの御説明になつたことに対して質問があるなら別だけれども、ここで小選挙区がどうのこうのと論議すべき段階ではないと思います。もし論議するなら、委員会の申合せも委員長もかわつたということであるから、あるいは方針がかわつているなら、これはもう一ぺん相談して、その上でもう少し具体的に入つて行くようにしたらいいと思う。だからまずわれわれは、われわれとして方針通り行くかどうかをきめたらどうかと思うのです。何だかむだなことをやつて……

第13回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1952/06/04、24期、改進党)

○河野(金)委員 今の三浦さんのような解釈をするならば、こんな法律をつくる必要がなくなつてしまう。未成年者は選挙運動に携わることはできぬ、選挙運動とは、もちろんある程度先ほど言うメガホンなりマイクでやることも選挙運動なんだから、こういうことも禁止する、未成年者を禁止するということでないと、ただ使用者だけ罰してかつてにやるというのは……。
【次の発言】 今の話を聞いてみるとその通りだと思うのです。それで三号までで非常に縛つて来ているのですから、私もむしろこれは、小委員でやりながら今ここへ来て改めることはどうかと思うが、いいことならこれは改めた方がいいと思うから、私はこれはやつぱりとつた方がいい。……

第13回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1952/06/05、24期、改進党)

○河野(金)委員 長期間にわたつて改進党、自由党、社会党が中心となりまして、まとまつたところだけをまとめ上げたのがこの改正案であります。従つて反対をする理由は毛頭ありませんから、原案並びに鍛冶君の修正案に、改進党を代表して賛成をいたします。(拍手)

第14回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1952/08/27、24期、改進党)

○河野(金)委員 私は愛知県なんですが、愛知県というのはばかに仏教の盛んな所で、説教というのがしよつちゆうある。そこである候補者に好意を持つた坊主は、必ず説教の話の中に、何何さんはいい人だから頼むと言つてやるし、また候補者もそういう者と連絡をとつておいて、その時間にちよつと行つて、説教の途中でも出てやるのです。それが非常に効果を発揮しておるわけなんです。最近は坊主も金次第でありまして、金を使うやつの言うことをよく聞くわけなんです。こういうことを禁止しないと、せつかくほかの方だけ一生懸命やつていても、大きく抜けてしまうから、今並木君や何かの言うように、個人の意思で個人演説会をやるのは、これは当然……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 決算委員会 第4号(1952/12/10、25期、改進党)

○河野(金)委員 関連して……。先ほど寄附によつて裁判所をつくつたり何かしたことがあつたということでありますが、私の知つている範囲でも大分あるのでありますが、二十五年度に国の予算のみでお建てになつた裁判所は幾つあつて、それがどことどこ、それから寄附によつて――全部寄附じやないでしようけれども、大部分を寄附によつてお建てになつたのも相当あろうと思うのでありますが、そういうのを一度、二十五年度分をひとつ資料として出していただきたいと思います。  それから国の予算はどれだけ組んで、全部国の予算でやつたのはどこか、その場所と、それから寄附を仰いだ分は、国の予算がどれだけで、寄附はどうというふうな資料。……

第15回国会 決算委員会 第11号(1953/02/11、25期、改進党)

○河野(金)委員 それと同じことなんですが、国民金融公庫というのは、主として小さい者が貸せる対象になつておるのでありますが、静岡等ではすでに問題を起しております。問題を起しておらないところでも、わずか五十万、六十万の金を借りるのに、そこの人が、今度申込んだ所に行つて、幾らよこせということをやつている事実が私の耳に入つておるのさえ二つほどあるのであります。書類を出すときに一緒に行つてやつたのでありますが、どうなつたと聞いたら、案はあとから国民金融公庫のが来て、幾らよこすかと言われたから、あとが恐しいからやめたという事案があるのであります。だから商工中金なんか調べられるときに、この庶民を対象として……

第15回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/01/31、25期、改進党)

○河野(金)委員 私ただいまの御意見の前の半分には賛成で、あとの半分は反対なんですが、確かに選挙法はややこし過ぎます。この前お互いに選挙法をつくるときでも、たとえば選挙事務所では湯茶しか出してはいかぬということは、実際には行われないということは、法律をつくるお互いが知りながら、菓子ぐらいはよいことにしようじやないかと言つたら、それではたいへんなことになるというので、結局、必ずその選挙法は行わないということを前提にしてつくつたような選挙法であつたのであります。ぼくなどもおつたのですが、実際その通りで、けしからぬことだと思います。だから、あまりこまかい制限をすることは無意味だと思う。選挙を不明朗に……

第15回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1953/03/03、25期、改進党)

○河野(金)委員 たとえば推薦――本人はやる意思がないが、本人の意思いかんにかかわらず、みんなで推薦届出をしたような場合はどうなりますか。
【次の発言】 突然ここで言つてもしようがない。
【次の発言】 それはいいのだ。
【次の発言】 いいのだよ。
【次の発言】 まず島上君のやつを採決しましよう。
【次の発言】 小委員会においても、この問題が一番議論になつたところであると思います。おそらくこれを本委員会に移して議論すれば、弁護士の方も両方におられるし、法務委員会の再現のようなことになつて、はてしがつかないことだろうと思います。またわれわれとして、そういう法器を長々と聞いていることも非常に心苦しい……

第15回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1953/03/06、25期、改進党)

○河野(金)委員 議事進行について発言を求めます。この間この委員会を開きまして、要綱は一応決定したのであります。これはそれに基いて条文の整理をしただけでありますから、一つ一つこれを審議することをやめて、この間一応決定したけれども、また何か異議が出たり何かしておる問題がもしあるとしたならば、その分だけやつたらどうですか。
【次の発言】 この特別委員会ができましてから、小委員会並びに本委員会を通じて慎重審議をして参つたのであります。各党とも一昨々日きまりましたところのこの改正要綱に対しては、立場が違い、あるいは同じ党の中においてもいろいろ議論もありましたけれども、現段階においては、不満ではあるけれ……

第15回国会 通商産業委員会 第10号(1952/12/15、25期、改進党)

○河野(金)委員 今になりますと大臣は知らないし、水かけ論になるわけなんですが、大体ポツ勅で電気事業の再編成をやつて公益事業委員会をつくつた。吉田内閣としてはこれに言うことを聞かせるつもりだつたけれども、その公益事業委員会が松本蒸治さんやら松永安左エ門さんなんかがいて、なかなか吉田総理大臣の言うことを聞かない。だから公益事業委員会を七月一ぱいでつぶすつもりで、それで実際はこの関東と東北ともめているやつが公益事業委員会へ出て来ている。けれども公益事業委員会としては、これは今までずつと明治何年からのしきたりで、東北に渡すべきものでないといつて、言うことを聞かない。そこで七月二十五日の閣議でかつてに……

第15回国会 通商産業委員会 第30号(1953/03/06、25期、改進党)

○河野(金)委員 今問題となつておるアルコール工場の払下げ問題で、まずその所管官庁である通産当局の説明を承り、それから業者の方の説明を承りたいと思いますが、資料としてここに配布されてあります軽工場局から出された「国営アルコール工場売払に関する経過」これはあまり大したものではないと思います。ほとんど重要なことが何も書いてございません。そこで御説明を願うときに、これをこのままお読みにならないで、私の申し上げることを加味して御説明が願いたい。もしそれができないとするならば、資料を整える意味において、この次でもけつこうでありますが、資料を整えて御説明を願いたいと思います。たとえば昭和二十五年に払い下げ……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1953/07/15、26期、改進党)

○河野(金)委員 理事会を開いて、もう少し方法を考えたらどうですか。こんなことを聞いてみてもつまらぬ。実際やつたことなんです。われわれも一致しておることでありますから、むしろこの間衆議院は通つて廃案になつたものを、もう一ぺんここで審議し直して、あの不備なところを直すとか、この前問題になつていたところは、連座制のところとか何かだから、おそらく今度ずつとやつて行つても、最後はそこに行くだろうと思うから、新たな出発じやなしに、この間のものをもう一ぺんここへ持つて来て、それをやつて行つたらいいのじやないか。

第16回国会 懲罰委員会 第2号(1953/08/05、26期、改進党)

○河野(金)委員 篠田君は一つの自分でかつてにきめた前提の上に立つて物を言つておると思います。尾崎君が軟禁されたとかなんとか言つておりますが、ほんとうに軟禁されていたとするならば、自由党の予算委員だつて十二、三名おる、それが見のがしておるはずはない。あのときのことは、あなたが興奮なされるほどの雰囲気ではなかつた。前日尾崎君が途中で質疑を一応休憩にしたので、けしからぬ、理事会の約束と違うじやないかと言つたら、それではちよつと待つておつてください、総理に交渉して来ますと言つて交渉に行つたまま出て来なかつた。逃げてしまつた。改進党と社会党の左派との質問を許して、何も約束がないにもかかわらず、尾崎君が……

第16回国会 懲罰委員会 第4号(1953/08/07、26期、改進党)

○河野(金)委員 私は、大橋君の動議に反対して、中野君の動議に賛成するものであります。篠田君のあの行動は、何人といえどもこれは認めておるところであり、本人自身も悪かつたと認めておるのであります。情状酌量する余地があるとすれば、彼がのぼせ性の男であつて、そうして一方的な報告を聞いてあの予算委員会へ飛び込んで行つて、みずから平地に波瀾を起したものでありまするが、これはあの人らしい行動である、そういう意味においては、まあ同情とは言えないけれども、少しは考えてやつてもいいように思いまするけれども、いずれにしても、ああいう今までの国会史上にかつてない――なぐり合いをしたとか、もみ合いをしたとかいうことは……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/29、26期、改進党)

○河野(金)委員 六月分の暫定予算に対しましては、四、五月分の暫定予算のときと同じく政策的の経費は少いのであります。しかしながらこの審議の過程において、今話が出ておりました凍霜害対策費として、わが党は五億八千万円の要求をしたのであります。これが認められない場合は、本予算をわれわれは否決するつもりでおりました。今日政治的にその問題は解決したわけであります。従いまして本格的な予算審議は、本予算が上程されましたときに譲りまして、この際は特にわれわれはこの暫定予算に対しては、四、五月分と同じような意味において賛成をいたします。(拍手)

第16回国会 予算委員会 第10号(1953/06/25、26期、改進党)

○河野(金)委員 まず外交の問題で、総理大臣にお伺いしたいと思いますが、日本が独立して一年有余になりますが、アメリカとのいろいろな関係は深まりつつありますが、アジアとの外交が賠償問題を中心として、その他国交回復の問題にいたしましても、少しも解決されておらないのでありますが、一体これは何に原因するのでありましようか。吉田さんは血統を尊ぶ人でありますが、吉田さんや岡崎さんの血液は、アメリカやイギリスには融け合えるけれども、アジアは不潔で貧乏だから、吉田さんの血潮というものは、アジアには融け合わないところにあるのでなかろうかと思います。いろいろアメリカとの間に結ばれた条約なんかを見てみますというと、……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、改進党)

○河野(金)委員 先ほどの小林君の質問を聞いておりまして、これでは委員長並びに大蔵大臣にお伺いしなければならぬと思いますが、本予算は一体遅れておると思つておられますか。申合せの日にちは十三日であつたと思います。十三日より過ぎれば遅れているとかなんとかいうことも言えると思うのですけれども、今まだその進行過程にあるわけです。しかもこの申合せは、総括質問に対して総理が続いて出るという条件のもとに、十三日というのがきめられておつたわけです。その総理は、御承知のように、総括質問がきのうまで遅れておつたことは現実の問題であるわけであります。だから遅れておつたとするならば、総理大臣が本委員会に出て来ることを……

第18回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/12/07、26期、改進党)

○河野(金)委員 この問題はそれでいいのですが、進撃権を学生諸君が行使するのは、選挙があればやるのであつて、われわれはいつ選挙があつてもいい態勢をつくつておかなければならぬと思います。選挙法改正の案はここ数年来やつておりながら、実は一つも実つておりません。いつでも次の選挙選挙と言いながら、解散が突然行われて成立をしておりません。私は非常に遺憾なことだと思う。末梢的なことばかりに説議を闘わしておつて、本質的なことが少しも解決しておらないと私は思う。今度の臨時国会は短期間であつたからやむを得ないけれども、十日から開かれる通常国会には、今の学生の選挙権の問題も含めて、大体各党において話がついておる問……

第19回国会 決算委員会 第4号(1954/02/05、26期、改進党)

○河野(金)委員 ここでそんな法律論を私たちがやつたつてむだだと思う。われわれは弁護士の寄り合いでも何でもない。大体東京都が公園といつて借りておつて、そうしてあと建てさせてしまつて、四年過ぎたらとりこわして、もとの公園にするという約束で貸しておきながら、それがにつちもさつちもならなくなつてしまつて、今度はそのまま大蔵省へ返して、そうしてそれで大蔵省は今度はまたその用途を変更さしている。これは払い下げる意思でやつている以外の何ものでもないのだ。だからわれわれは何もここ法務省や何かを呼んで来て、それが合法的であるとか何とかいうことを聞きたくない。東京都は公園として借りておつたものがにつちもさつちも……

第19回国会 決算委員会 第7号(1954/02/12、26期、改進党)【議会役職】

○河野(金)委員長代理 これより決算委員会を開会いたします。  本日は委員長がやむを得ない事情のため出席できませんので、理事の私が委員長の委嘱を受けてその職務を代行いたしますから、御了承願います。  本日は、先般来審議未了となつております旧虎ノ門公園敷地に関する件、及び黄変米の輸入、保管及び処分等に関する件の二件を議題といたします。  まず旧虎ノ門公園敷地に関する国有財産の管理についての問題でありますが、この問題は去る第十六国会当時本委員会において決議いたしました趣旨に反し、いまだ納得でき得る状態に至つていない現状であり、国有財産の管理上はなはだ遺憾であるというので、本委員会の一致した意見のも……

第19回国会 決算委員会 第9号(1954/02/17、26期、改進党)【議会役職】

○河野(金)委員長代理 お聞きのようであります。答弁はいりませんが、資科をこの次までに出してください。

第19回国会 決算委員会 第10号(1954/02/19、26期、改進党)

○河野(金)委員 森脇さん。しまいごろの問題はまるでうわさやら、つまらないことが繰返されておるわけですが、最初の問題は非常に重要だつたと思うのです。あなたをひつぱつておるうちに、あなたの一億数千万か、どれだけかの財産がなくなつてしまつた。それを結局やつたのか永里とかいう主任であり、またそれの相談にあずかつておるのが、警視総監もあずかつておると思うというような断定があつたわけなんですが、それはそのまま了承してよろしゆうございますか。
【次の発言】 先ほど来話を承つておると、警視庁はどろぼうをつかまえるところだと思つておつたら、どろぼうの援助をしておるように実は承つたわけなのであります。これは先ほ……

第19回国会 決算委員会 第11号(1954/02/24、26期、改進党)

○河野(金)委員 議事進行について田中委員長にお尋ねするが、この決算委員会の運営はどうもよその委員会と違うようです。一体発言順序はどういうふうにやつておられますか。何か通告順とかおつしやるようですが、どの委員会でも与党の方は与党なるがゆえになるべく発言は遠慮しておられます。その他は大体において野党の第一党から順序にやつて行つているのがよその委員会の運営の仕方であります。何かこの委員会は聞くところによると通告順とかいうのでありまして、事務局か何かが朝お聞きになるそうですが、私はおやりになりますかというお尋ねを受けたことはありません。理事会があるから出てくれということはおつしやるけれども、質問なさ……

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/03/17、26期、改進党)

○河野(金)委員 会計検査院にお尋ねしたいのですが、結局今の参議院の問題は、何に使つたかということで問題 になつて来ると思うのですが、あなたの方が前に指摘されたので、海上保安庁で今裁判ざたになつておると思いますが、経費がないということで、業者から二割よけいの領収書を書かして、そして大蔵省から支出さして、業者から二割だけ払いもどさして、それをいついろな経費に使つておつた。これは着服したとか何かでないために、第一審では無罪か何かになつて、今最高裁判かどこかにかかつておるはずなんですが、私はこういうこと自体もおかしいと思うんです。公の機関が業者に二割よけいの領収書を書かしておいて、そしてその二割をい……

第19回国会 決算委員会 第44号(1954/09/06、26期、改進党)

○河野(金)委員 先ほど来の議論を聞いておつても、これはなかなか話合いではまとまらないと思います。話合いでまとまらないときは、議会とういものは数で解決するということになつております。(発言する者多し)従つて私は理事会を開く必要なし。自由党は開けと言つておりますが、われわれ野党は開く必要はないと思いますから、これまた採決によつてきめなれんことを希望いたします。

第19回国会 決算委員会 第45号(1954/09/07、26期、改進党)

○河野(金)委員 証人にお尋ねいたしますが、あなたの出身の県、あなたの卒業された学校の名前、これは高等学校と大学と両方おつしやつていただきたいと存じます。
【次の発言】 熊本の五高の同期生あるいはその前後の卒業生で、政界に活躍しておられる人は、どういうような人々でありますか。
【次の発言】 佐藤榮作君はやはり五高のように承つていますが、あなたの上ですか下ですか。
【次の発言】 あなたが今年になつてから五高の同窓会とか何かで今おつしやつたような人々とお会いになつたことはもちろんあると思いますが、佐藤氏、池田氏、こういうような人々と今年になつてから、もちろんこれは学校の関係でございましようけれども……

第19回国会 決算委員会 第49号(1954/09/16、26期、改進党)

○河野(金)委員 今吉田君から緒方副総理を証人として喚問してほしいという動議が提出されておりまするが、緒方氏の問題は具体的にきよう出て来ただけでありまして、やはり疑惑に包まれている一人であることは間違いないと存じますが、その緒方副総理が池田幹事長と打合せて、この委員会で証人として出頭を求めている吉田総理の問題に関して、外遊とかなんとかいうことに関連をして、当委員会に出られぬとかなんとかいうような談話を発表したりしているのであります。池田君に対してはすでに当委員会は証人として出席を要求しているのでありまするから、これは別といたしまして、緒方氏の問題は今ただちに証人として喚問することはいささかその……

第19回国会 決算委員会 第50号(1954/09/17、26期、改進党)

○河野(金)委員 この委員会で造船融資の問題に関して一月以来調査を進めておるのであります。すでにわれわれは吉田総理を証人としてこの委員会に喚問して調べることになつておりましたが、外遊というようなことで今日まで逃げておられるのであります。外遊を目前に控えて一国の総理大臣が疑惑に包まれたまま外遊されるということは、吉田さんのためにも、また日本のためにも好ましいことではないと私は思うのであります。吉田総理みずからが潔白であるというならば、こういう機会を利用してむしろ進んで身の潔白を明らかにして、そうして外遊されることが総理大臣のとらるべき態度であると思うのであります。  かつてアメリカの副大統領ニク……

第19回国会 決算委員会 第56号(1954/11/16、26期、改進党)

○河野(金)委員 この委員会でさきに検事総長、検事正に来ていただいて、いろいろ承つたのでありますが、ほとんど全部職務上の秘密として上司の許可がない限り言えないということでありました。河井検事も最初佐藤検事総長を私たちが調べたときにも傍聴に来ておられたのでありますから、おそらく佐藤検事総長に聞いたようなこと、あるいは翌日馬場検事正に聞いたようなことをここで繰返してみても、あなたもおつしやられないことは当然であろうと思いますから、私は具体的なことをきようは聞こうとは思いません。しかし佐藤検事総長あるいは馬場検事正等の証言によりましても、第一線のあなた方が非常に熱意を持つてこの事件に取組んでおられた……

第19回国会 予算委員会 第21号(1954/03/02、26期、改進党)

○河野(金)委員 去る二十六年の政局問題の質疑応答において総理は、現在起つておる種々の事件は、すでに検察庁の手にかかつているので、事態の真相が明らかになつたとき善処することに躊躇しないつもりだ、こう言つておられるのであります。善処とは、もしも関係した閣僚があるということがわかつた場合に、その大臣を首切られることであるか、あるいは総辞職をなさることであるかわかりませんが、おそらくそういう事態に直面したら、潔癖を好まれる総理としては、私は総辞職をなさるものであろうと思うのであります。総辞職をなさつた場合には、やはり憲政の常道にのつとりまして、野党第一党の改進党を中心とした選挙管理内閣的のものができ……

第19回国会 予算委員会 第28号(1954/04/13、26期、改進党)

○河野(金)委員 吉田総理は、国会開会中であるにもかかわらず、約一箇月病気で国会を欠席されました。国会に出席できないから相当の重病であると私たちは心配をしておつたのでありますが、そのわれわれに伝わつて来る情報は、国会終了を待って外遊される準備が着々進められておるということであります。総理の御病気は外遊されるほど健康におなりになつたのでありますか、また大丈夫外遊される御自信がありますかどうか、もし外遊されるとしたら――外遊されることは事実だと思います。準備が進んでおります。アイゼンハウアーなんかともお会いになる日までもうきまつているとか承っておるのでありますが、いつごろ、どういう目的で外遊される……

第19回国会 予算委員会 第30号(1954/04/15、26期、改進党)

○河野(金)委員 MSA諸協定はすでに衆議院においては承認を与えられたのであります。わが改進党もこれに賛意を表したのであります。従つてそのうらはらである本特別会計予算に対しては自動的技術的に賛成せざるを得ないことに相なります。  MSAは最初相当の経済援助が伴うがごとき宣伝をされた政府の苦肉の現われが、今7画のこういう措置であろうと思います。米国の過剰農産物を五千万ドル買い入れ、そのうちの一千万ドル分、すなわち三十六億円を本特別会計に入れたものであります。しかもこれにはひもがついていて、兵器産業の拡充に充てられようとしておるのであります。日本は緊縮予算、耐乏予算のもとにおいても、防衛関係費だけ……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 運輸委員会 第2号(1955/03/26、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野政府委員 政務次官の河野金昇でございます。どうぞよろしく。(拍手)

第22回国会 運輸委員会 第6号(1955/05/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 鉄道建設審議会の決定に基いて新線の建設をきめたわけでありますから、当然それを建設する意味において六十五億円を要求し、大蔵省との折衝あるいは党の政調を通じての大蔵省への圧力、いろいろやってみましたけれども、やっぱり一兆円というワクに縛られて、昨年度一兆円予算のときに組みました二十五億円以上とることができなかったのであります。そこで今われわれの方としては、非常に残念ではありますけれども、予算がああいうふうに決定されました以上、やむを得ないから二十五億円の範囲内でやれることを、今事務的に進めておるようなわけであります。あれがふえることならばけっこうでありますが、今までの折衝の過……

第22回国会 運輸委員会 第17号(1955/06/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 最近における自動車の発達はきわめて顕著でありまして、本法制定当時は三十数万台でありましたのが、近々この四年間において百三十万両をこえるに至りました。これに伴い自動車の登録、検査に関する事務もますます増加の一途をたどっております。しかるに一方、定員及び予算は、国家財政の現状からして、車両数の増加に比例してこれを増加するというわけにも参りませんので、このように急激に増加する事務を処理していくためには、業務の重点を保安確保に集約し、複雑な手続等の事務を極力簡素化、合理化し、行政の能率化をはかる必要があるのであります。  次に、改正案の骨子について御説明いたします。第一は、自動車……

第22回国会 運輸委員会 第18号(1955/06/07、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 このたびの予算修正というものが、最初の予算を提出したときの考え方等から考えてみまして、理屈に合わない面も確かにあると思います。二百十五億という、まるで手づかみのようなこの予算修正の額が民主党と自由党の間においてきまったのでありまして、大蔵大臣もこれには強く反対をしておりましたけれども、諸般の情勢上この予算を成立せしめることの重要性にかんがみて、その修正をのむことになったのでありまして、そのやりくり等から百五十五億という借入金の国鉄のワクの中から四十五億をさくような結果になりまして、これは実はもう話をしてもどうせ御承知下さっていることと思いますが、閣議等においても運輸大臣は……

第22回国会 運輸委員会 第19号(1955/06/10、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 先週の土曜日でありますか、不当な事態に突入いたしまして、その日に直ちに運輸大臣は陸運局長に命じて、法を犯しているものの取締りを命じております。その後、これは陸運局の関係のものでありますから、運輸大臣は数回にわたって陸運局長に命じております。処罰も着々行われつつあるように報告も受けております。また一方きのう大臣の強い要求に対して、きょうはけさからすでに相当の部分はいわゆるダイビングをやめつつありますが、本日大会を開いてその大会の決定に従って、大臣のきのうの申し入れを全面的に受け入れて、少くとも――これは山口さんも御承知のように、タクシーは夜なり朝なり出ると、二十四時間勤めて……

第22回国会 運輸委員会 第20号(1955/06/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 運営には別に差しつかえがないと思います。しかし民間資本が十三億で、政府出資が三十億になり、また政府から補助金等も出すので、この政府出資並びに政府からの補助は、もちろん国民の税金であるわけなのであります。それを民間資本に比較して、比率からいっても、何倍ともいうべき相当の政府出資並びに補助を出す場合に、金だけを出しておいて、経営だけを事業家の自由意思にまかせることが、果して天下の輿論に従うゆえんであるかどうかということをおもんばかりまして、その見地からこの程度の修正をすることはやむを得ないものでなかろうかという見地に立って出したわけであります。

第22回国会 運輸委員会 第21号(1955/06/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 運輸大臣と連絡をとっておりますが、ここに来るのに少し時間がかかるようでありますから、かわって私が御答弁申し上げます。  ただいま上程可決されました観光行政の強化推進をはかるべしという御決議は、まことに当を得たものと存じます。御承知の通り民間観光機構を整理統合しても新たに財団法人国際観光協会の発足を見たのでありますが、さらに今後観光事業の飛躍的発展を期するためには、これが指導育成に当ります観光行政機関の強化並びに一元化はまことに必要であります。従いまして政府といたしましてはこの御決議の趣旨を十分に尊重いたしまして、関係方面と折衝いたし、これが実現に努力をいたす所存であります……

第22回国会 運輸委員会 第24号(1955/06/24、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 先日来参議院の予算委員会等に、大臣の出席が悪いということで問題を起しておるのでありますが、きょう午後はそちらの方に行きたいということでありまして、私がかわって出席をいたしました。
【次の発言】 実はこの問題について大臣のかわりに出たとは申しましたけれども、打ち合せをしておりませんので、大臣が石井さんからどういう事務の引き継ぎをし、どういう監督をしておるかということを私知りませんから、大臣に関する監督の問題はいずれあとで大臣と打ち合せして、大臣自身から答弁させるか、私が大臣と打ち合せしてから答弁したいと存じますが、おそらく石井さんの時代から航空関係におりました局長は、その事……

第22回国会 議院運営委員会 第36号(1955/07/01、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 私も東京新聞とかに談話を発表した覚えはないのであります。御承知のように、一昨日でありましたか、私もあとで知ったのでありますが、民主党の議員総会に、何といいますか、代議士会に入る前に、推熊さんか長谷川さんか、どなたかの報告で、きょうは理事会でこういうような説明があったというような報告があったやに承わりました。それで、そのほかの方からも、いろいろこういう問題が表ざたになったそうだが、一体運輸省はどうするかというお話をいろいろの人から承わりましたけれども、それは正式の問題じゃない、椎熊さんにしても、ただいまこれは何も議運でやる性質の問題じゃない、そういう意見もあるので、できるな……

第22回国会 決算委員会 第2号(1955/03/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 運輸政務次官になりました河野金昇でございますが、この間の解散までは委員諸君とともに決算委員会でそれぞれ役所をいじめた立場でありますが、今度はいじめられる立場にまわったのであります。きよう皆さん方から御指摘を受けております、御質疑を受けることになっておりまする運輸省所管の海上保安庁、港湾局、これは私たちが委員をやっているときにも問題になったものでありまして、幾つもの不正なるあるいは手落ちの事犯が含まれておるのであり、会計検査院から今説明がありましたけれども、何も文句を言う必要はないのであります。会計検査院から指摘された以上はみんなこれは悪いことである、しかし私たちが静かに考……

第22回国会 決算委員会 第31号(1955/07/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野政府委員 決算委員会に出るたびに身を切られるような思いをするのであります。御指摘を受けた案件は、悪かったから御指摘を受けたのでありまして、御指摘を受けるたびに注意をいたしておりまして、運輸省に関してはだんだん案件は少くなってきておりますが、やがては一つもなしに、御審議願わなくてもいいようにしていきたいと考えております。この起きました案件に対しては、十分調査をし、またその後の処置についても関係の方面からいろいろ調査させ、それぞれ今後こういう事件の起きないように十分の手配をさせております。

第22回国会 建設委員会 第22号(1955/06/22、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 詳しいことは、あとで自動車局の業務部長から答えさせますが、今度議題になっておりますこの問題は、道路とはいいながら、実に考え方によっては鉄道に匹敵するようなものでもありますし、これの建設のためには鉄橋だけではなく、隧道やら何かあると思います。これは私はほんとうに国家的見地から見て、一つのどの省とかなんとかいうような、そういうセクショナリズムにとらわれて考えておっては、こういう大事業はでき得ないと思うのであります。従って法文の上でどこになっておるとかどうとか、そういうこまかいことじゃなしに、ほんとうにこの道路を完成するという意味からいうならば、各省の持てる全知全能、全技術を総……

第22回国会 文教委員会 第8号(1955/05/17、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 今突然質問を受けまして、事務当局から聞いておりませんけれども、私はざっくばらんに申し上げまして、役所の欠点というところは、縦の連絡は割合あるけれども、横の連絡が少いということだと思う。従っておそらくあなたの今おっしゃるような、念の入った横の連絡は今までなかったことであろうと存じます。しかしこういう不祥事件がたび重なるのでありまして、今後はもう少し文部当局、運輸当局、その横の連絡というものをもっと積極的に具体的にやって、先ほどお話のあったような、たとえば船に乗ったときの避難の訓練、船員の訓練等も足りなかったくらいでありますから、ましてや乗客に対する訓練も足りなかったと思いま……

第22回国会 文教委員会 第9号(1955/05/20、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 一兆円の予算であるのにこういうようなことをやる必要がないじゃないかとおっしゃるのですが、金のことももちろんこれは非常に重大でありますけれども、この運輸省所管の連絡船の事故等にかんがみまして、金額の問題よりも再教育の問題にどうしても重点を置いて、ああいうような事故を防ぐために――たとえば親と子供と一緒に同じような教育をさせるということはどうかと思うのです。だからわれわれは再教育の目的を達成させるためには、やはり子供と分れておとなの再教育をした方がいい、こういう見地に立って予算の要求もし、一兆円の中からもまたそういう点を認められて承認を得たものであります。

第22回国会 法務委員会 第28号(1955/06/27、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 先ほど来吉田委員と法務大臣との間の質疑応答を承わっておりましたが、海難審判を先行すべきであるというのは、やはり明治二十六年からの経過もあり、またその後先ほど仰せの通り、衆議院並びに当時の貴族院においても、船員法を通過させるときに附帯決議等もつけられておるような状態でありまして、運輸当局としては、もちろんこういう海難事件は海難審判所の決定を待ってさるべきことがよき前例であるから、この紫雲丸事件に対しましても、当然そういうことが行われることを私たちは期待をいたしております。しかしあの事件は先ほど法務大臣がお述べになったように、非常に天下の耳目を聳動させた大事件であります。従っ……

第22回国会 予算委員会 第10号(1955/05/11、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 大臣が報告いたしましたのは、ちょうど事件が起きてまだ報告もあまり参っておらなかったのでありますが、その後いろいろ報告が参りましたから、中間報告をいたします。  けさの七時一分に衝突をして、七時三分に沈没したという報告がなされたと思います。これは、時間的に考えても少し早過ぎるようにわれわれもその報告を受けたとき感じておったのでありますが、その後の報告によりますと、衝突したのは六時五十五分のようでございます。それから乗組員は、これも午前中推定数を申し上げましたが、その後やや確実に近いと思われる数字は、紫雲丸の乗客は七百十三名、そのうち二等船客が五十名、三等船客が六百六十二名、……

第24回国会 予算委員会 第2号(1956/02/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 国内におきまして農地の造成をいたしまするには相当の資金を要することは御指摘の通りであります。それであるから、この資金を他の方に転用していくという議論も一部にあることも私は承知いたしておりますが、さればといいまして、その論に直ちに私は同意をすることはできないのであります。今日、食糧問題は、国民の食糧という面から考えるだけでなしに、農家の経済を安定確立せしめる上におきまして、現在の農村人口をもっていたしましても、なおかつ農地は非常に不足いたしております。農家経済を安定確立せしめる上から参りましても、農地を可能の範囲においてこれを造成いたしまして、ここに基礎を置いて農業生活の安定をは……

第24回国会 予算委員会 第12号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○河野(金)委員 第四分科会は、運輸省、郵政省及び建設省所管の昭和三十一年度予算について審議をいたしたのでありますが、審議の経過並びに結果について御報告いたします。  まず運輸省所管について申し上げます。  第一に、外航船舶建造融資利子補給について、委員より、海運界好況のため、船会社四十数社についていえば、三十年九月末決算においては百四十億円の利益が推定され、三十一年三月末には百八十億円の利益見込であり、借入金の返済、配当の復活の気配も強いようであるが、これらに対し、政府は依然として利子補給を継続していく意思であるのか、また船会社の経理監査はどの程度にやっておるのかとの質疑がありましたが、政府……

第26回国会 予算委員会 第2号(1957/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○河野政府委員 三十二年度の財政投融資計画と国庫収支について御説明を申し上げます。  お手元にございます予算の説明書の九ページに財政投融資計画の表がございますから、これをごらんいただきたいと思います。非常にこまかい表でおわかりにくいかと思いますが、読み方だけを先に申し上げておきます。  左側に各財政投融資を受ける対象が縦に並んでおります。それから横に、一番上に各原資の別に、たとえば産業投資会計、資金運用部等があがっておるわけであります。各段の上の数字は三十一年度の計画、下の段が三十二年度の計画、こういうことに相なるわけであります。時間もございませんので、一々について申し上げることは省略させてい……


各種会議発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1953/07/11、26期、改進党)

○河野(金)委員 どうも最近の国会における政府並びに議員の質疑応答を見ていると、政府は議会を非常にうるさがつておつて、何とかごまかしてその場を通してしまえばよい、議会が終つたころにすべて問題を解決するという方向に行つているのであります。この間も予算委員会で問題になつたMSAにいたしましても、これを受けるとか受けないとか、特に岡野さんはあいまいにしておられますけれども、おそらく政府はもうこれを受けることにきめておる。そうして議会が終るころは、この前触れとして池田氏でも向うへやつておいて、あとで外務大臣かだれかが行つて正式にとりきめて来るであろうと思うのですけれども、ああいう人だけをやつておくと、……

第16回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/07/13、26期、改進党)

○河野(金)委員 MSAに関係した問題でありますが、おそらく岡崎さんは悪意ではないと思いますけれども、今まで外交上のとりきめなんかで、大体国会にかけるべきものも国会のないときにたいていきめられて、そうしてあとで国会の承認を得るというようなケースをたどつたのが多いのであります。日米通商航海条約なんかにいたしましてもそうでありますが、一旦国と国とが約束をしてしまつたものを、あとで国会が承認を求められた場合に、すぐそれを拒否するとかなんとかいうことは、これはなかなかむずかしい問題であるわけであります。不満な点はあつても、これをすぐ拒否するとか、すぐ書するということはなかなかむずかしい問題であるのであ……

第16回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1953/07/13、26期、改進党)

○河野(金)委員 他の同僚から質問が出たと思いますが、まだはつきりしないようでありますから、重ねてお伺いしたいのですが、義務教育費の半額国庫負担の問題であります。政府は今国会に提出されて、すでに参議院の方では審議されておるということでありますが、何だか日がたつにつれて、いろいろこの内容がかわつて来るようであります。たとえば最初は富裕以として六大府県とか七大府県とか育つておつたのが、だんだん切り落して来て、今では四つくらいになつたようであります。きようあたりは自由党の幹部の方からの、情報でありますから、真相はわかりませんが、むずかしくなつて来ましたから、また四つの中から二つか一つ落すのだというふ……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本民主党)【政府役職】

○河野(金)政府委員 それでは私から昭和三十年度運輸省所管予算について御説明申し上げます。詳細な点についてはお手元に差し上げました資料をごらん願いたいのでございます。  まず歳入予算でありますが、昭和三十年度歳入予算総額は九億九千百九十三万五千円でありまして、前年度予算額に比較いたしますと約五千七百万円の減少となっております。  次に歳出予算について御説明いたします。  当省の昭和三十年度予定経費要求総額は二百四十億三千九百六十二万五千円でありまして、これを前年度予算額二百二十八億六千二百九十八万一千円に比較いたしますと、十一億六千六百六十四万四千円の増加となっております。  以下そのうち、お……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1956/02/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○河野主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査の職務を行うことになりましたので、よろしくお願いします。  本分科会は御承知の通り昭和三十一年度一般会計、同特別会計、同政府関係機関各予算中、運輸省、郵政省及び建設省所管の審査を行うことになっておりますが、予算委員会理事会の申し合せによりまして、分科会の審査日程は本日より四日間となっております。よって本日はまず本分科会の所管全部について、それぞれ政府の説明を聴取し、午後運輸省所管についての質疑を行い、明二十一日は郵政省所管、明後二十二日は建設省所管のそれぞれ質疑を予定いたしましたので、さよう御了承いただきたいと思い……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○河野主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  本日は昭和三十一年度一般会計、同特別会計、同政府関係機関予算中郵政省所管について質疑を行います。質疑は通告順にこれを許します。森本君。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたします。    午後零時二十九分休憩
【次の発言】 それでは再開いたします。  休憩前に引き続き昭和三十一年度一般会計、同特別会計、同政府関係機関予算中、郵政省所管を議題として質疑を続行いたします。森本君。
【次の発言】 明日からさよう取り計らいます。
【次の発言】 これにて昭和三十一年度一般会計、同特別会計、同政府関係機関予算中郵政省所管についての質疑は、一応終了……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1956/02/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○河野主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  本日は昭和三十一年度一般会計及び特別会計予算中、建設省所官について質疑を行います。質疑は通告順にこれを許します。井手以誠君。
【次の発言】 田中武夫君。
【次の発言】 田中君。
【次の発言】 午前中はこれまでにとどめ、午後は二時から再開することにしまして、休憩をいたします。    午後零時五十七分休憩
【次の発言】 それでは再開いたします。  お諮りいたします。昭和三十一年度一般会計、同特別会計、同政府関係機関予算中運輸省所管については去る二十日一応終了しておりましたが、新たに質疑の申し出がありますので、これを議題にいたしたいと思い……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1956/02/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○河野主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  昭和三十一年度一般会計、同特別会計、同政府関係機関各予算中、運輸省、郵政省及び建設省所管を議題といたします。  各省に対する質疑は二十、二十一及び二十二日の三日間に一応終ったことになっておりますが、さらに御質疑を行う方はございませんか。――なければ、これにて予算各案に対する運輸省、郵政省及び建設省所管の質疑は全部終了したことにいたします。  この際お諮りいたします。昭和三十一年度一般会計、同特別会計、同政府関係機関各予算中、運輸省、郵政省及び建設省所管についての討論、採決は、これを予算委員会に譲るべきものと決するに御異議ありませんか……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○河野(金)分科員 関連して。名古屋・神戸間の道路のことですが、これはことしの予算にも三十八億が組まれておるのですが、実はちょうど私の選挙区を通るのですよ。しかし、私は賛成する立場をとって押えておるわけなんです。また、地方にもわかっておらないが、小牧の飛行場というのがあるのですが、一体あの付近からくるのか、それとももっと名古屋のあれから起点が――どこが起点になりますか。大体できておりましょうか。名古屋と神戸間、名古屋はどの辺を中心にしてやるのか、もう予算が組んであるのですから、大体きまっておると思うのですが、その点わかっておりましたら一つ知らせていただきたい。

第26回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○河野(金)主査代理 先ほどの小松君の質問に対して、鉄監局長から発言を求められております。これを許します。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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