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千賀康治 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

千賀康治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP500
106位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
984位

23期委員会出席TOP50
24位
23期委員会発言TOP50
22位
23期委員会出席(無役)TOP50
24位
23期委員会発言(非役職)TOP10
8位
24期委員会出席TOP100
80位
24期委員会出席(幹部)TOP100
69位
24期委員会発言(議会)TOP50
18位

このページでは千賀康治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。千賀康治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第15号(1947/10/07、23期、民主党)

○千賀康治君 私が紹介議員を勤めておりますが、この問題はかつて愛知縣の全代議士十九名が愛知縣知事の官邸に招請を受けまして、ここで知事と協議をいたしまして、集合いたしましたところの者は全員賛成をいたしておるのでございます。私便宜上代表としてここに紹介の役目をいたします次第でございます。  愛知縣の海岸線は約百里に及んでおります。しかしてこのうち海岸堤防は三十里前後に及んでおるのでございます。この海岸堤防が包容しております耕作地の面積は約一萬町歩弱に達して、非常に廣大なるものでございます。これが海岸堤防の保護によりまして、年年愛知縣は特に優秀なる農作物を生産いたしております。たとえばオランダの某々……

第1回国会 国土計画委員会 第33号(1947/12/05、23期、同志クラブ)

○千賀康治君 矢作川改修工事促進に關する件でございますが、矢作川は昭和八年に二十箇年の期限で改修計畫が國営事業ではじまつているのでございます。しかしながら物價が非常に高騰いたしまして、その後ほとんど工事が困難になつております。全豫算を投じましても既定計畫の五割できるかできないか、現在のところでは非常に疑問な状況になつております。ところがこの流域で一番多い雨と申すと、昭和七年七月一日には、三日間で七百五十ミリの豪雨が降つております。關東の水災と比べましても、關東の水災が二日間で二百五十ミリといわれておりますが、雨量の多い地方であるということをは、實にこの一事でも思いなかばに過ぎるのであります。あ……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、同志クラブ)

○千賀康治君 政府は近く海上保安法竝びに開港法案を國會に提案せんとして準備中である由ですが、右法案中地方自治體において、管理又は經營している開港に對し、開港上の保安強化の名目のもとに、新に中央官廳の特別行政機關を各港ごとに設けんとする條項があるのは、地方港灣運營一元化に反するばかりでなく、地方自治尊重の精神に背馳しまするにとどまらず、また地方港灣の振興上障害をなすものと確信します、以上の理由からして左の如く修正を要望します。すなわち一、海上保安法の適用區域より港灣區域を除外すること、一、港灣運送業の監督は地方公共團體に移管すること、一、開港法の施行は地方公共團體の管理する港湾については地方公共……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1947/07/15、23期、民主党)

○千賀委員 私は今囘このメンバーに入れていただいて、なお今日遅刻をいたしましたので、私の質問と同じ質問が前にあつて重なつておるならば、そ方にお聞きいたしますから、その點は御答辯のときに御注意を願います。私は衆議院議員になりまする前には、愛知縣會に席をおいておりましたが、こちらに参つたのであります。ところが縣におきましては、隱退藏物資を摘發すれば、一割ないし二割、この數字ははつきりいたしておりませんが、報獎が政府から出るのだということを、役人の口から當時言われて、縣民は隱退藏物資の摘發にいそしんでおつたのであります。この點が今日になつてみると、あるいはこの世耕事件に關係があるのやら、ないのやら、……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1947/07/24、23期、民主党)

○千賀委員 世耕事件につきまして、だいぶ新聞にかれこれ出ております。われわれが第一に怪訝に思い、また憤慨にたえないのは、世耕氏の談話として、民主黨にも社會黨にも同じ疑いのかかるべき者がある。あるいはその劇中の人物があるということを言つて發表されておりますが、これはわれわれは、ただ新聞の記事として看過すべきか、あるいは世耕氏が公の席においてこれを發表しておるのか。やはり新聞でありますが、内閣が世耕氏を名誉毀損で告發すべきだという記事も出ておりますが、これも事實はさような點まで進んでおるのかどうか。殊にこれを議會の名誉といたしまして一番憤慨もし、また一番詳細に理非曲直を調べ上げて、内閣の、あるいは……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1947/08/04、23期、民主党)

○千賀委員 やはり世耕事件を引合いに出しますので、私もちよつと氣がさすのでございますが、世耕事件に關しまして、私は主観的に世耕氏が、官憲が悪いということを盛んに力説されることに對しまして、非常に不満であり、また義憤を感じておつたのであります。愛知縣に永く公職に就いておりました際も、できるだけ警察制度というものをピユアーに保つて、ほんとうに民衆が信頼するものにしたいということに關しましては、私どもは率先して努力を續けてきたのでございましたけれども、そうした潜在的な感情があることに對しましても、いたずらに世耕氏の言説をもつて、他を誣うるものだというような感じをもつておつたのでございますが、最近なか……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1947/08/07、23期、民主党)

○千賀委員 これは會期の問題でありますが、大體豫定があつて、議員全體が承認をしておるはずであります。各派交渉會の根本からすつかりやり直して、決議をし直すならば變更はできると思いますけれども、ここの決定としますれば、ほかの委員會の進行にも大きな支障が起つてくるだろうと思います。かような意味で、私はここだけで今決定することは不可能でもあり、またよつて起る影響が大きいと思いますので、豫定通りに進行せられることを希望いたします。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/08/14、23期、民主党)

○千賀委員 私は衆議院の本會議におきまして、狩獵法の獵期のことで意見を發表いたしておりますが、狩獵法は警察關係と農林關係と兩方にまたがつておるようでございます。農林委員會におかれましては、近く狩獵法の改正につきまして、殊に政令でやられる改正につきまして意見をもつている議員が集團をいたしまして、交渉會を一日開いていただくことになつておりますが、この公安關係にも危險物取締りとかいう方で關係があると思います。むしろ獵期などを決定いたしますのは、警察關係の方が主であるような氣もするのでありますが、この點は私の見解のように今運行いたしているでございましようか。または現在は、ほとんど農林に一任していられる……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1947/08/22、23期、民主党)

○千賀委員 先ほど御説明の、北海道の開發に關する官制の機構について御上程になつたのでありますが、そのもとはいつころからできておつたのでございますか。
【次の発言】 北海道の開發の重要性は、もちろんわれわれは無視するものではございません。しかしながら今委員長がお答えになりましたところでは、三十年以來の問題のようでございまするが、ちようどわが國が朝鮮を獲得し、または満州國と特惠關係ができた。そのころからでありまして、日本の全民衆が北海道にかけておりまする望みの比重は、現在これらのものを、臺灣まで入れてすつかりなくした今日、北海道に望むこの望みの重大さと、三十年以前とは大分目方が違うと思うのでござい……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第12号(1947/08/28、23期、民主党)

○千賀委員 交通の取締りにつきまして、これは昨年のことで、必ずしも現内閣の政令を批判するということにはあたりませんけれども、ここに御出席の政府委員諸君は、當時から責任の衝におられた諸君であると思いますので、官僚諸公が政令を取扱う一つの傳統的な動きに對しまして批判をするという點については、やはり今お答えを願つても有意義だと思いますからお伺いをいたしますが、昨年の十二月頃左側通行が右側にかえられて、實に執拗に日本の各警察を通じて民衆を指導せられたのでございます。これについては、ずいぶん悲喜劇もあり、ずいぶん不自然な點もたくさんに出ておつたのでありますが、われわれはこれは連合國の後ろの力がかくさせる……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1947/08/30、23期、民主党)

○千賀委員 私も松谷議員と大體において同様な意見をもつておるものでございます。私どもは愛知縣の郡部でございまして、この問題には相當に深刻な關係があるはずでございます。しかしながら、私はイデオロギーにおきまして、最初から特別市制は斷行すべしという意見を抱懷いたしておるのであります。さらに地もとの議員竝びに町村長の諸君から猛烈な反對運動も起きておりますので、そのたびに私は自分の信念は斷固として變りはない。何度言われても信念は信念で變りはない。しかしながら政治行動にこれを移す場合には、おのずから考えることもあるだろう。考えないこともあるかもしれない。これはまたそのときである。こういうような返事をして……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第14号(1947/09/15、23期、民主党)

○千賀委員 特別市制を研究しているうちにぶつかつてきた問題ではございますが、出先機關の整備ということに、相當に大きな關係があると思うので、この際政府當局に御意見を伺い、また私の見解も申し上げておきたいのであります。  特別市制を斷行するに際しまして、たとえば愛知縣の尾張の國であるとか、京都府の山城の國であるとか、中心地を拔き取られた殘存部分をいかに處理をするかということは、相當に大きな問題で、これは特別市制とともに宿命的な問題でございます。しかしながら、この問題に必ず逢着すべきはもちろんでございますけれども、前國會におきましても、この問題について相當に憂慮されて、附帶決議もついておりますけれど……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第15号(1947/09/18、23期、民主党)

○千賀委員 私は東京、北海道の鐡道線路の連絡状況を伺いたいのが一つ、田畑の収穫皆無を豫想せられる浸水面積はどれくらいあるか。それから浸水した家屋で、所有する食糧その他重要生活資材をことごとく水中に埋没といいましようか、すつかり浸水さしてしまつて、再び生活の用に供することができない、このロスの程度、まつたく食糧がだめになつてしまうだろうと豫想される程度の浸水家屋がどれくらいあるか、この三つを伺いたいのでありまするが、こういう方針の集計ができておつたら、概略でもいいからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昭和七年の七月でありますが、愛知縣に非常な水害がありまして、このときには、三日間に七百五十……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第17号(1947/09/25、23期、民主党)

○千賀委員 われわれの職務を通じましてこの提案を實行いたしますことは、非常に必要なことであると思います。但し調査委員の數その他につきましては、あげて委員長に一任をいたしたいという動議を提出いたします。皆さんの御贊成を願います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1947/10/02、23期、民主党)

○千賀委員 さいわい有名なる調査局長がお出になつておりますので、この際二、三御質問をいたしたいと思います。農林の統計がほんとうの正鵠をつかみ得ないということは、わが国の過去においても相當に悩みがあつたのでありますが、世界においても農林の統計に限つては、なかなかほんとうの實情をつかみ得ないということがいわれております。ソ連が比較的世界の中では農林統計においても正確であるといわれておりましても、なおソ連でも工業生産の統計ほどには農林統計はいかないのだ。結局農林統計、殊に農業統計というものは、統計の現實としてほんとうのところがつかみ得ないということがまず世界の定評に近いのでございます。日本におきまし……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第22号(1947/10/09、23期、民主党)

○千賀委員 私は二つお伺いたしたいのであります。一つは、東軍鐵道の三等列車に乗りますと、まことに煽情的ないい文句で、旗は道ずれ何とかということが書いてあります。また見ますと、ときどき絵までかきまして、混んでいるときには四人掛けのところへこうしたら六人掛けられるのだ、また向き合つてその間にはいれば八人掛けられるのだ、というようことまで指示をしてあります。しかしながら二等車の方に乗りますと、そういう額のかかつたこともなければ、また八人乗れる絵をかいて、混んだときにはそうやつて乗れということも書いてあつたことがない。これは鉄道省の指導原理といたしまして、三等車の乗客というもの、二等車と違う國民、たと……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第24号(1947/10/16、23期、民主党)

○千賀委員 木村内務大臣竝びに林地方局長、御兩氏の説明によりまして、大體は了承することができたのでございますが、この法案は選擧の關係がありましたり、これは非常に慎重を要するものでありまして、さらにまた一方の事情によりましては急速審議決議の必要もあるように伺つております。ただいまの御説明は、やがて公報になつてわれわれの手の中にはいつてくるのでありますが、急速にこれを慎重審議しようといたしますと、それを待つておつては事が足りませんので、どうか書面にしてわれわれの手もとに御配付を願いたいと思います。以上、動議と言つてはあまり大袈裟ですが、みなさまの御賛成があればぜひお取計らいを願いたいと思います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第26号(1947/10/22、23期、民主党)

○千賀委員 私六・三制の問題は、酒井委員と政府委員との應答に關連をいたしますが、政府委員の答辯を是なりと承認をするものであります。六・三制につきましては、まつたく日本の國力を無視したこの制度を内閣が取入れてしまつたということに悲しみのもとが胚胎しておるのであります。最近におきましても、從前の國民學校の教育をする本もなければ、資材もない。教材の補給もできないというようなこの現状の上に、さらに六・三中學をここに加えていくということが、實際問題としてできるはずがない。これの見透しなく、なぜ文部省がこれをわが國策として取入れたのか。また内閣總理大臣がこれを總攬しながらこれを承認しておるのか。この點まつ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1947/10/23、23期、民主党)

○千賀委員 第一にお伺いするのは、地方議會に、今度は豫算の發案權にひとしい豫算の追加、削減が認められることになつております。しかし但書がつきまして、これは市町村長の豫算發案權を侵害してはならないということでありますが、ここがまことに曖昧でありまして、發案權を侵害せないということであるなら、それでは市町村長が、あるいは縣知事にいたしましても、その團體の長が承認をする範圍内で豫算を修正するということが、この事實にあてはまるか。承認をしなくてもやれると見てやれば、他日民事訴訟等の問題が起きても、それは民事訴訟で敗訴になれば、もちろん議會側が負けるのでありますが、勝訴になればそれで市町村長が承諾をしな……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1947/11/06、23期、民主党)

○千賀委員 特別市制が問題になつておつたころに、府縣と大都市との間の警察網が二つに分段されるということで、犯罪捜査が非常に困難になるということが、特別市制反對論の有力な一つの理論であつたのであります。私もその點については、相當の共鳴をしておつたのでありますけれども、こういうような場合うまくいくかどうか。たとえば一例を私の出身の愛知縣のことで申し上げますと、名古屋を中心としたところで犯罪が起つたとしますと、これを押さえるには、西にいけば木曽川橋、北にいけば犬山橋、東にいけば矢作橋、こういうふうに要所々々が、一元の命令系統でいけば、ただちに押さえることができるのでありますけれども、現在の御提案にな……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第37号(1947/11/20、23期、民主党)

○千賀委員 簡單に質問をいたします。私は地方公安委員の性格について二、三不審な點を伺いたいのであります。地方公安委員が政黨に所屬しておると、ある數をもつて制限をせられる、また公安委員中に政黨に所屬いたしましても、ある數に達するとこれは退職しなければ罷免を受けるということがありますが、政黨の政黨員たることはどうして認めるのか、この點が私にははつきりいたしません。たとえば政黨の首領のごときも政黨員であるし、また地方に、おきまするごく先端な政黨員で、ただ某に投票をし、選擧のときには某に聲援を與えるというようなものも、政黨の役員と言えば言えるかもしれぬし、この限界をどの點にもつていつておられるのか、そ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第39号(1947/11/22、23期、民主党)

○千賀委員 ちよつとこれに關連して、御答辯の前で結構ですから……。私も酒井委員とまつたく同じ觀點からこの問題を眺めておるのでございます。ただいま酒井委員が詳細に、中部日本におきまする名古屋市の實力の梗概、あるいは實情その他の諸點についての梗概を述べられましたが、ことごとくこれは私も異論なく承認をいたしておる點でございます。當然名古屋市に地方警察の中心をもつていかなければ、その機能を發揮することは斷じてできないと考えております。噂に聞きますると、名古屋市を入れることは、當然全國に八つの管區を置くことになる前提となり、八つということは昔の軍閥時代の師團の管區に以てくるから、これはその筋で忌避をせら……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第41号(1947/11/26、23期、民主党)

○千賀委員 私はこの問題は、當委員會において採擇さるるよう希望する一人であります。と申しますのは、この陳情があつてもなくても、多數の料理屋で營業した者が、その生活をどうするのかというようなことを、はつきり政府から指示も與えられず、國家からほとんど何の保護も與えられずして、過去數箇月間空しく暮してまいつた。なおここで、將來も同じ立場が必要なんだというような冷たいことを宣告されますると、國民に對しまして非常な暗影を投ずるものであることは言をまちません。われゝはいかにしても、彼らが安んじてその生を全うする途を何とか見つけ出してあげなければならない。この委員會は單に一つの關係委員會でありまして、國民の……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1947/12/05、23期、民主党)

○千賀委員 いろいろ御意見が出ましたが、私は假決議は結構だと思います。よくぞやられたと思つております。これはG・H・Qに對しましても、委員の意見がここにあるのだということは、明瞭にするほうがいいと思います。本当に委員の意思が多数をもつてはつきりとこうきまり、それによつて向うの人の考えを指導したいという気持ちが現れるときは、いつも假決議をやる方がいいと思います。それについては、まつたくこのごろのようにわれわれの意向がまとまりかけても、まず一應向うに聴いてというような態度、殊に政府當局などの態度もそれが多いのでありますが、これが横行することになると存外便乗されまして、委員の意見でも、そちらの名をか……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第46号(1947/12/06、23期、同志クラブ)

○千賀委員 ただいま消防法の説明を伺いましたが、この際小委員長に質問をいたします。  私はこの席におきまして、火災を豫防するのには何よりも水である、しかも日本國内には、たくさんの小型のタンクがひつくり返して水をあけられ、また大型のタンクは土を入れて埋められてある、これを再び復活いたしまして水を盛ることになりますと、國内の殊に各都市及び小都市自身といたしまして、應急の用になる水の保有される量はおよそ莫大な量になる。これをすることが本法の火災豫防のために何をおいても必要であるということを主張したことがあるのでございます。この點につきまして、私は少々出席が遲れましたので、前に何か觸れておられたかもし……

第1回国会 通信委員会 第2号(1947/07/29、23期、民主党)

○千賀委員 委員長……
【次の発言】 通告があればどうぞ。

第1回国会 通信委員会 第3号(1947/08/01、23期、民主党)

○千賀委員 私は遞信事業に對しましてはまつたく素人でございまして、どうして勉強しようかといろいろ苦心をしまして、機會のあるごとに郷里へ歸つて、郵便局長初めの方、關係者に集まつてもらつて座談會をやつては教育をしてもらつておるのでございます。その際聽きました一致した議論の方向は、よほど今までの皆さんの質問の中に盛られてはおりまするけれども、大體鐵道省の吏員と遞信省の吏員と少し待遇が違うということに相當な不平があるようでございます。鐵道省などは鐵道運賃の値上げ等も非常に手ぎわよくやつていくのに、遞信省の方はいつもこの値上げにぐずついて後囘しになり、輿論にぶつかつて相當に難儀をしていくことになる、かよ……

第1回国会 通信委員会 第8号(1947/08/22、23期、民主党)

○千賀委員 ただいまの御質問の點は私もよく隨所で見受ける光景であります。ただいま全逓にというお言葉でありますけれども、一體從業員の監督權というものは、政府及びその直系の下僚にあるものか、あるいは全逓とかそういうものにあるのか、こうした組合は組合員の幸福増進のためにつくられておると思うのでありますが、こういうものに監督權あるいは事業の運營權が相當に抑えられておるのか、これはゆゆしい問題であると思います。これに對して當局の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 わかりました。私もそうあるべきだと思つておりますが、ただいま御質問の中に、全逓を督勵するとか、全逓と了解を求めてかかることがないように……

第1回国会 通信委員会 第9号(1947/08/26、23期、民主党)

○千賀委員 奄美大島の問題が本會議で問題になつたのでございます。むろんわれわれの國民感情といたしましては、なるべく早急に奄美大島が昔通りわれわれの同胞を置く版圖になることを希望してやまないのでございますが、現在においては種子島、屋久島等はわが最南端の一つの民族生存の基地となつておるのであります。屋久島につきまして無線の増強をぜひせられるという政府案に對しましても、非常にわれわれは意を強くしておるのでございますが、同時に種子島と本邦との連絡ははたして遺憾なきや否や。この點も併せて報告を願つておきまして、われわれが本請願に贊成するかどうかという資料にしたいと思います。

第1回国会 通信委員会 第11号(1947/09/16、23期、民主党)

○千賀委員 昨日の豪雨で通信の被害について發表がありましたか、ありませんですか。
【次の発言】 どうか委員長からお取計らいを願つて、一應通信の被害の多かつたものだけ御發表願いたいと思います。

第1回国会 通信委員会 第13号(1947/09/26、23期、民主党)

○千賀委員 ただいまの三つの島の面積と戸數、人口がおわかりになつたら承りたいと思います。
【次の発言】 わからなければ、また次の機會に知らしてください。
【次の発言】 無線關係の政府委員がお見えになりますので、特にお伺いしたいのですが、硫黄島に無線局をつくるとすれば、鹿兒島と通信連絡の可能の程度のものができるのか、全日本と通信連絡ができるものをおつくりになるのか、その點を伺いたいのであります。というのは、なるべくそうしたものは効用の廣い程度でできることがよいのだと思うのですが、もしかおつくりになるならば、どの範圍のものをお考えになつておるか、伺いたいと思います。

第1回国会 通信委員会 第16号(1947/10/31、23期、民主党)【議会役職】

○千賀委員長代理 日程第五、ただいまの御説明のあつたのに對しまして御質疑はございませんか。
【次の発言】 今日は初めの委員長の宣告のように、採決には入りません。採決は後日にまわします。
【次の発言】 御質疑等ございませんか……。
【次の発言】 それでは日程第四、西郷村に郵便局設置の請願を議題にいたします。紹介者飯村泉君。
【次の発言】 これに對しまして政府委員の意見を聽取いたします。
【次の発言】 以上に對しまして御質疑がございませんか……。
【次の発言】 御質疑がございませんから日程第六を上程いたします。歌垣郵便局に電信電話事務開始の請願、紹介議員前田種男君。

第1回国会 通信委員会 第17号(1947/11/07、23期、民主党)

○千賀委員 個人の利益を認めて、いろいろ新法案につきましては、舊法案のしからざるところを改訂したという御意思は、まことにごもつともであります。しかしながら現今の山猫爭議のごときは、この新法令が實施されておるのではありませんけれども、將來ああいう種類の爭議が起りました際は、これによつて個人の受ける損害はだれが負據するのであろう。せんだつての爭議の際現場に行つてみますると、すでに山と積まれた小包の行襃の中には、中の食料品が醗酵いたしまして、もう熱を出しておるものもあるし、鼠が行嚢を食い破つて、中から栗その他の食料品を引きずり出して、至るところで散亂、狼藉をきわめておる。これはみな個人の深刻なる損害……

第1回国会 通信委員会 第18号(1947/11/11、23期、同志クラブ)

○千賀委員 郵便料が安いということは、從前のわれわれの觀念でさようであつたのでありまして、また事實そういう結果でもあつたのでありますが、最近の郵便料は相當に高くなつております。今日表をいただいたのを見ても相當高くなつておる。しかしこれは安本の標準から言えば、まだ相當安いという政府の見解でありますが、國民の間ではインフレに惠まれておる人々は、これははなはだ安いという人もありましようし、未亡人あるいは恩給者というようなもので、ほとんど収入が増していないのに、物が高いということばかりをかこちながら生活しておる人は、依然としてインフレに慣れておらないので、非常にこれは困るだろうと思います。その一つの事……

第1回国会 農林委員会 第38号(1947/10/22、23期、民主党)

○千賀康治君 ただいま野溝委員長から私にというお話でございまするので、まことにこの點私光榮に感じて御説明いたします。私自身がこの榮養週期農法の體驗者でございまして、この體驗の概略は前囘本席において、皆様の前に報告をさしていただいたところでございまするので、この點はあまり言葉を重ねることを避けます。  この榮養週期農法たるものが世間に認められてまいりまして、ことしの夏でございましたが、かの小石川の護國寺等に夏期講翌會を開いたのでございます。全國から集まりました青年の數は實に二千に上り、あの護國寺の七堂伽藍の大建築を埋め盡くしてまだ足らずに、隣の某裁縫女學校の建築をことごとく埋め盡して、三日間この……

第2回国会 議院運営委員会 第81号(1948/10/01、23期、民主自由党)

○千賀康治君 私治安及び地方制度委員会の理事を代表いたしまして今日ここに発言をさせていただきます。ただいま事務総長から御説明がありましたから、同じ言葉を重ねる煩を省きますが、地方制度委員会におきましては、この中に盛られてあります問題は、今までずつと審査をやつてきておりますので、問題を取扱うのに慣れてもおるし、こつもわかつておるというようなことで、この問題はなるべく私どもの申し出を採用していただいて、今度の地方行政委員会の権限にこれをさしはさまれていただければ非常にぐあいがよいし、慣れたことを慣れた人間にやらせるという点で、たいへん能率も上ろう、かようなわけで理事会を代表して申入れをさしていただ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1948/02/03、23期、同志クラブ)

○千賀委員 列車回数が減つたことを、石炭の減産に責任を轉嫁しておられるようでありますが、丸ビル前に石炭。月産額が大きな罫線で示されておりますが、去年の四月ころと今日と比べますと、非常な差をもつて増産されておりますが、こういう増産の事実があるのに、石炭減少のために列車が出ない、また列車の回数を減らされるということは國民として受け取れない。この点政務次官の説明では納得しかねるのであります。  それから東北の集團強盗の件は、すこぶるわれわれの遺憾とするところであります。その後東海道線で、再び同じようなことが繰返えされておると新聞は報じております。この事実を当局は認められるかどうか、伺います。  また……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1948/02/05、23期、同志クラブ)

○千賀委員 私も、ただいまの川橋委員の発言と似たところもありますので、当局の答弁の前に、ここでさしはさましていただきます。  特別市制が問題になりましたときに、われわれ特別市制を断行すべしという意見のものも、結局行き詰つたところは、縣をいかにすべきかということであつたのであります。たとえば愛知縣の例だけを引きましても、名古屋を特別市制にすると、まん中に蛇の目のような穴が明いた尾張の國を愛知縣にどうやつてくつつけるか。それもいけないから三重縣に一部分、あるいは岐阜縣に一部分というふうにくつつけなければならない。そう言うとやはり、傳統的な郷土愛というような氣持からか、そういつたような氣持から、とて……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第12号(1948/03/02、23期、同志クラブ)

○千賀委員 料理屋の轉廃業に関して政府は、措置をとつておると今説明しておいでになるが、轉廃業に対してどんな実質的な措置をとつておられるか。言いかえれば、轉廃業をする者にどのくらいな生活援助なり補助費なりを支給しておるのか、その点がはつきりしないから明瞭にお答え願いたい。掛声だけでは、もちろんさようなことはできるはずがない、また何をするにも、このインフレの世の中で相当多額の費用を要するときに、掛声くらいで轉廃業してくださいと言つたところで、これはむしろ反感を買うばかりで実効はあがらない。その点に対して、どの程度の実際的な援助をしておられるか伺いたい。そば屋等を許可するようにしたいというお話であり……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1948/03/04、23期、同志クラブ)

○千賀委員 前回の委員会で、農林省が配給しました毒だいず粉、この事情についてきようは当局の説明を求めるお約束になつておりましたが、出席しておりますか、いかがでございますか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1948/04/01、23期、民主自由党)

○千賀委員 地方制度並びに地方財政制度の改革につきましては、最近地方財政の窮迫が実に焦眉の急に追つておるのでございます。私は昨日も愛知縣に帰つて縣廳並びに私の出身地である岡崎市役所等に出頭して、いろいろ問題を討議したのでございまするが、縣会は済ましてみ、また市会は済ましてみたのでございまするが、結局根本がきまつておらないので、ほとんで暗中模索の形で安定を欠いておりまして、実は当事者たちは困つておるのであります。これは單に愛知縣の問題だけではなしに、この愛知縣の事実は、あげて日本のことごとくの地方財政の事実を、ここに反映しているものであると断ずるものでございます。かようなわけでございまして、何と……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1948/04/02、23期、民主自由党)

○千賀委員 昨日私はこの問題の決議案を提案した者でございますが、地方で困つておるということは皆さん言つておられますので、あまり言葉を重ねてもどうかと思いますが、一昨日、一昨々日愛知縣並びに岡崎市の方に参りまして、ちようど定例会議を済ましたところでありますので、その首脳者に状況を聽いたのでありますが、ほとんど收入に対しては自信がないから、縣会議員、市会議員に、收入に対する質問は妥協して止めてもらつて予算縣会を済ましたというような、ほとんど会議の実体を喪失したというような予算会議をやつておるのであります。いかに地方の基礎がうわついておるか、浮き上つてしまつておるかという点は申すまでもありません。と……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1948/04/15、23期、民主自由党)

○千賀委員 委員長の言葉で、特に当局のとるべき必要なことが忘れられておると痛感せざるを得ない事実がございます。というのは、先ほど警備部長も、警察官の士氣が高揚されることが欠けておつたということをしきりに言われますけれども、一つは警察の精神だけでなしに、國民精神が高揚されておらない、民族全体が非常に萎靡沈滞をして、気絶の状態にある。ひとりこういう民族の中の警察精神が高揚されるはずがない。そこで警察精神を高揚させるならば、もう少し民族の目標というものをはつきりして、その目標に対する民族精神というものを高揚しなければ、警察だつて、いつまで経つてもいくじのない腰抜けばかりの警察であるはずであります。こ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第30号(1948/05/20、23期、民主自由党)

○千賀委員 この市町村のなし得る仕事の條文の中に、たくさんあげてありますが、たとえば自動車であるとか、鉄道であるとか、電氣、水道、ガス、そういうもので現在市町村の区域内において私設会社がこれを経営しておる。市町村会がこの條文の目的によつてこういうものをやろうという決議をするときには、その優先権といいますか、私設会社が先にやつておる優先権というものははつきり認められるか、またはここに指定されたものは、いつでも地方公共團体の後まわしになつていくのか、あるいはその点は政府が調整するか、政府でなければ上級地方官廰が調整するものか、そこらの根本はどういうつもりでありますか。伺いたいのであります。それから……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1948/05/25、23期、民主自由党)

○千賀委員 この前にも質問をいたしたのでありますが、市町村がこの法案では法人だということをはつきり明示をいたしております。もしも法人だということになると、株式会社その他と対等の位置になるはずでありますが、現在株式会社が市町村の区域にいろいろ既得権的営業をもつておりましても、市町村がこれを集中排除法によりまして、おれの方でその部分だけは経営をするのだ、お前の方はガスなり電氣なりを卸賣をすればいいのだから、小賣はおれの方でやるんだということになると、容易にその区域は市町村に巻上げられるのでございますが、逆に今度は市町村が相当な計画と投資をいたしまして、水道、電氣その他ここにいろいろな事業をやつても……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第32号(1948/05/27、23期、民主自由党)

○千賀委員 この法案はかつて軍閥??日本のいわゆる指導者が無理な政治を地方に強いてきたから、それを是正するためというような意味が含まれておるかもしれませんが、地方の市町村で合併をされる場合を考えてみますと、あるいは地方に大きな工場ができたため、しかもそれが軍に関する工場であつて、その工場に至る鉄道幹線から道路等のごとき、あるいは引込み線のごとき、大きな都市と関連をしなければ、なかなか縣道、市町村町に思うような修築を加えることができなかつたり、あるいは鉄道線路に対する大きな負担をすることができなかつたということで、あるいは一部分はそうした戰爭指導者の圧力のかかつたこともあつたかもしれません。しか……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第33号(1948/06/01、23期、民主自由党)

○千賀委員 ただいまの三件の請願中、第五、地方自治法の一部を改正する請願並びに第一〇、監査委員制度の確立整備に関する請願、この両件は関係するところも非常に廣範でありまするし、未だ見透しのはつきりつきかねる点もあり、また当局の答弁におきましても自信のうかがわれざる点もございまするので、これは当分保留にいたしまして、他日さらに研究をする方がよいと思います。  また第六の、主要都道府縣に建築部設置の請願でありまするが、主要都道府縣には土木部はすでにできております。しかしながら建築部をさらに設置するという問題でありまするけれども、出先官憲の整理に関しましては当委員会におきまして過去すでに長い歴史をもつ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第34号(1948/06/03、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は質問をいたします前に、先ほど某方面に当委員会を代表いたしまして意見を質しに行つた点がございます。それは門司委員が前回地方制度の一部を改正する法律案の中で、修正意見を吐露いたしましたので、これを向うが了解するかどうかという点について話合いに行つたのでございます。大体その点は了解を得ましたのでその点をここで発表いたしまして御参考に供したいと思います。朗読をいたします。  「地方自治法の一部を改正する法律案の修正案(追加)  第百九十五條第三項に次の但書を加える。但し市にあつては條例で四人とすることができる。」これは監査委員が大きな市では二人で少いのではないかという問題であります。 ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第36号(1948/06/05、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は大体の質問のときには欠席しておりましたが、きのう労働組合の陳情を聽きまして、相当重大な問題だということがはつきりいたしました。全委員外の林君も請求をいたしましたが、取扱者等の意見を聽くために、公聽会を開くことが適当だと思いまするので、適当にお計らいを願いたいということを進言いたします。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第37号(1948/06/11、23期、民主自由党)

○千賀委員 ただいまの修正案に賛成いたしますならば、私は特に重大な点をここに討議をいたしまして、これはぜひとも委員長から本会議において御披露を願いたいのであります。十二條の條例の改正でありますが、この問題が先般來地方自治團体の職員の労働組合関係から強く取上げられております理由は、彼らが職員として執務をいたしておりまする際に、政府から非常に無理な注文が來る。最も短期間において、たとえば市町村民税の総計をいつまでに割付けをして徴税しろというような、まつたく不可能なことを言つてまいるので、当該吏員たちも政府の言つてくることに反抗する方法もないから、その期間においてとにかく形ばかりの仕事はやつてみるの……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第38号(1948/06/15、23期、民主自由党)【議会役職】

○千賀委員長代理 ただいまから開会いたします。  今日の日程は風俗営業取締法案、警察官等職務執行法案、市町村立学校職員給與負担法案の三件でありますが、その前に日程を追加いたしまして、警察制度改革小委員長の小暮藤三郎君から中間報告を聽取いたすことにいたします。小暮君。
【次の発言】 私は高橋委員のもつておられる思想並びに見解と大体一致をいたしておりますのみならず、この場内の空氣も大多数はこれに一致だろうと思いますが、なおこの際はつきり伺つておきたいのは、第六條の臨檢にかかわることでありますが、今までの應答を聽いておりますと、やはり淫賣の現行犯をあげるために臨檢をするのだ。その臨檢は火急を要するか……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第39号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○千賀委員 ただいまの御発表に対しまして、早急でありまするから、民主自由党を代表した意見ということは、ここに申すことができませんが、ただ私個人としての意見を申し上げます。  この修正は、元來民衆のすでに獲得した権利を大幅に縮小する案でございまするから、大体案そのものに対しまして、非常に私どもは大きな疑いをもつておつたのでございます。しかしながらまた地方行政を進めていく上から、直接その衝に当つておる責任者たちの公聽会にひとしいような懇談会における意見を聽きましては、また考えさせられる筋合いもございますので、私は意見を附してこの問題は賛成をした次第でございまするが、ただいま委員長から発表になりまし……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第40号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○千賀委員 西尾長官はきわめて御多忙のようでございますので、私の質問をこの際ちよつと挾ましていただきたいと思います。昨年の七月二十二日でありますから、ほとんど一年になんなんといたしております。当委員会に西尾当時の官房長官を招致いたしまして、私の質問に答えていただいたのでございますが、その内容は西尾官房長官が世耕君その他当時の自由党に属しておつた方々が、隠退 藏物資に現閣僚が関係をしているという言葉に対しまして、当時の総理大臣である片山哲君か、あるいは西尾官房長官か、あるいは閣僚全部か、いずれかにいたしましても名誉毀損の訴えを当然起すであろうという新聞記事を見まして、当委員会においてその賛否を質……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第43号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○千賀委員 地方の町村長諸君からの陳情に、出先機関は絶対に廃止してこれを地方の行政機構の中に組み込んでくれ、並びに六・三制の経費全部は完全に國庫負担でやつてくれなければとても地方財政は成立たない。こういう二方向の陳情が毎日はがきを見ることができないほどたくさんな数でまいります。そこできようはさいわいこの地方團体から代表として財政委員会に選ばれた方々がおられますので、お伺いをいたしますが、先ほど二千億に地方財政を切詰めた、これが最小限度である。これは地方の團体からはあまりにも委員会が地方に冷た過ぎる措置であろという叱言を受けておるということを言われましたが、その二千億は、六・三制の経費というもの……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第44号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○千賀委員 私はまず第一に総理大臣にお尋ねいたします。内閣もわが憲法の規定するところに從つてつくられ、すべての法律もこれをもととしてできておるということをわれわれは知るのであります。およそ総理大臣もこの点には否定をせられる箇所はないと思います。ところで地方制度に最も関係の多い六・三制の財政経理関係でございますが、六・三制を地方が引受けさせられまして、運営をいたしていきますると、どうしても経費が足りないのであります。そこで地方政廳では、いたし方がないから、民衆から寄附をもらいまして、これは強要の形になるか、どういう形になるかしりませんが、おそらく寄附をする人は、だれも喜んでは寄附しないでありまし……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○千賀委員 地方財政法並びに地方税法案等につきましては、一般質問は次会に讓りまして、今回は〇・Kのきている議案もありますので、この方の進行について特に促進をされたいとの動議を提出します。
【次の発言】 この問題は大澤君から提出された動議がすでに成立をいたしておりますから、順調にいけば採決が残されるばかりでありますけれども、ただいま門司君以下数名の方から申されるところにも傾聽すべきことがあると思う。そこでわれわれは必ずしもここで紛糾混乱を希望するものではありません。きようはこの程度で散会をされまして、次回にこの問題の採決を行われんことの動議を提出いたします。(拍手)

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第46号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は第一に今の問題で大藏大臣にお伺いいたします。聽き捨てならぬことをあなたの部下は言つておりますが、國会議員の権威を保つために、そのようなことを言い、そのようなことを指導したと言つておりますが、われわれは官僚にわれわれの権威を保つために指導されなければならないか、官僚にわれわれがしからば教育されなければならないのか、あなたはそんなふうに部下の監督をしておいでになるのが、実に心外なことを聽くものであります。われわれは民衆の代表といたしまして、われわれ良心の命ずみところに從つて、みずから権威を保ち、みずから國民に信頼を寄せられる、その最善の途をとつておるのであります。あえてあなた方の部……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第49号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は第一案をわれわれの基本の案とされたいと思います。そしてなお第一案につきまして全力を盡して了解を求めてもらう、これがどうしても不可能であるという場合には、さらに第二案に移ることもやむを得ませんが、まず基本的に第一案ということで猛進していただきたいという考えをもつております、

第2回国会 通信委員会 第4号(1948/02/03、23期、同志クラブ)

○千賀委員 ただいまの大石議員の発言に関連をいたしておるのでありますが、私も愛知縣におきまして――定便という言葉は使いませんが、飛脚屋という言葉で、通信の料金が高くなればなるほどこの飛脚屋が発達していくのだ、現在も飛脚屋というものは相当に発達しておるという発言をいたしております。議員が会議におきまして発言いたしますことは、まつたくこれは不覇奔放な立場で発言ができるので、われわれが申すことに、ただいま大石議員が地方の郵便局の労働組合からいやみをつけられたような、こういう責任はまつたくないはずであります。いかなる発言をいたしましても、それに政府が痛みを感ずれば、政府自身が自分の責任においてその発言……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/02/05、23期、同志クラブ)

○千賀委員 ただいまの御質問のポスターについてでありますが、この赤い旗は逓信從業員の正規の團旗といいましようか、そういう旗ですか、あるいはそうでないのか、これはいかがですか。
【次の発言】 正規の旗は地が赤いですか。やはりこういうふうな、大部分が赤いところの地ですか、どうですか。

第2回国会 通信委員会 第9号(1948/05/06、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は司法委員会と両方出ておりますので、他の方の質問と重複するかもしれませんが、その点はお許しを願つて、簡單に伺つておきますのは、この電話公債の法案が予定通り通過するならば、いつから実施するのか。それから前からのかかり合せの電話申込者に、この実施を要求する時期はいつになるのか。その点を伺つておきます。
【次の発言】 現在の工事費は多分千円内外だつたと思いますが、その程度でありました物價騰貴の今日、相当に安い價格であつて、困難だろうとは思います。しかしながらこれは形の変つたやみ商賣を政府がやろうとする一つのシステムであつて、平時におきまして、たとえば今から十年くらい前に電話の移動につい……

第2回国会 通信委員会 第16号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○千賀委員 緊急質問があります。逓信大臣の全逓從業員の指導原理についてどういう御信念があるのか、若干疑わしい点があるので、私はここに御質問をいたします。これは昨年の十二月二十九日、ほとんど月も押し迫りまして最後のことでございますが、全逓新聞が衆議院議員、殊に逓信委員のうち、特定局國有問題に対して現在の制度を維持しようという意見をもつた者に対して、相当のひどい侮辱を記事の上で與えておるのでございます。当時この問題をひつさげて立ちましたのが大石議員であつたと思いますが、これに同調いたした者は同じ傾向をもつた議員の全部であつたのであります。これは政府当局を通じまして、この新聞をつくりました責任者に対……

第2回国会 通信委員会 第17号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○千賀委員 わが國の官業というものの起源を調べてみますると、大体政府の一般会計を助けるために、民間事業の中から利益の確実に上り得る、しかも独占企業に適当なものを選定して、これを官業にしたようにわれわれは記録をひもどいて知ることができるのであります。しかしながら現今のように官業をもてばもつほど、一般会計への負担が大きくなるというような場合にはどうしたらよいのか。ここでわれわれは深刻に考えなければならないと思います。もちろん今までの日本は、戰爭が終局の目的、軍事的発展がわが民族の使命であると見ておつた関係から、通信のごときも、交通のごときも、これは一本に政府の手で握る必要があつたのでございまするが……

第2回国会 文化委員会 第19号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○千賀康治君 制限漢字のことで、委員外の質問のお許しを願つたのでございますが、これは私一人の意見ではございません。治安及び地方制度委員会におきまして、法律の中に、制限外漢字がかなで表現されたり、あるいは半分かなで半分本字で表現されたり、非常に復雜多岐、乱雜を極めた表現が出てまいりますので、それに関していろいろ檢討を行つたのでありますが、結局は制限漢字の線でということで、その整理がつかないのであります。そこで治安及び地方制度委員会では、決議といつても過言でない申合せをいたしまして、私がここにその代表として質問さしていただくのであります。  治安委員会でまず問題になりましたのは、地方制度の今度改正……

第3回国会 地方行政委員会 第2号(1948/11/11、23期、民主自由党)

○千賀委員 第三條から第十五條に至るまでの間、消防署を全部抹殺するので、先ほどの説明で消防署長の機能をことごとく剥奪しようというところにねらいがあるということを伺いましたが、消防署長の機能を生かしておくことは、われわれは決してこの消防の操作以外の目的で消防署長の権限を残そうと考えたことは絶対にないので、たとえば軍隊にかわる勢力だとか、そういうような氣持は全然ないので、消防署長というものを中心にしておかないと、火災の指揮にも困るし、あるいはたくさんな消防團体の統制にも困るし、現場でも第一困るのだし、この衆議院の火事などを見ましても、ポンプはたくさん來ても、無統制のまま、だれも指揮する者がないから……

第3回国会 地方行政委員会 第5号(1948/11/24、23期、民主自由党)

○千賀委員 衆議院議員選挙法第十二條の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案起草小委員会は、去る十一月十六日十名の小委員の指名選任によつて成立し、私が小委員長に選任せられました。爾來、本小委員会は回を重ねること三回、法案の起草に関して愼重協議を遂げましたところ、一應の成案を得ましたので、ここに法案の内容、協議の経過並びに結果につき簡單に御報告申し上げたいと存じます。  まず、法案の内容から申し上げますと、この法律は衆議院議員選挙法第十二條の特例に関する法律、選挙運動の文書図画等の特例に関する法律及び地方自治法の各一部を改正しようとするものでありまして、全文三箇條からなつております。  まず……

第3回国会 地方行政委員会 第7号(1948/11/27、23期、民主自由党)

○千賀委員 第二國会の終りごろでございますが、私は第三國人の海上の犯罪を取締る上につきまして、現在の裝備では非常に危險であり、また從事する人たちの勇氣も出ない。ことに將來相当な裝備を相手が持つて來るであろうことも想像されるので、これでは困るのではないかという質問をいたしたことがございますが、ちようどその國会が終る前後に、日本は管理國から海上保安維持のために三インチ以下の大砲を積むことを許されたということが新聞に出ておつた。私はこれを非常にけつこうなことであると喜んであつたのでございます。現在は日本人以外の外國人といえば、九〇%は最も近い外國人といわれますから、この人たちなら大した工業力もないの……

第3回国会 地方行政委員会 第8号(1948/11/29、23期、民主自由党)

○千賀委員 ただいま御提示になりました件の御報告をいたします。  選挙運動等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案起草に関する小委員長報告は次の通りであります。  昭和二十三年十一月二十九日、選挙運動等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につき、小委員会における審議の経過並びに結果について簡單に御報告申し上げます。  本案につきましては、去る十一月二十日私を小委員長とする十名の小委員会を設けられましたので、鋭意研究を重ね、その間法制局及び全國選挙管理委員会事務局、各当局の出席をも得まして立案に努力いたしました結果、現下の諸般の状況よりして、選挙界における事前運動の防止をすることに……

第4回国会 地方行政委員会 第3号(1948/12/09、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は夏休みのうちに本委員会から東海地区並びに北陸地区の出先機関廃止に関する地方の声を調査する、その班長に御選任をいただいたのでございまして、愛知縣、岐阜縣等の調査をいたしました。さきに本委員会におきましても、数種の各地方の御報告がございましたが、内容が大同小異でございまするので、私は取立てて御報告する煩を避けましたけれども、その精神とするところはまつたくよく似通つておりまする上にことに東海地区の各縣知事が訴えましたところにおきましては、農林関係の出先機関に対して最も眞摯な叫びをあげております。早くやめてくれろ、いつまでも與える権利だけは政府が握つており、農民から取立てる義務だけを縣……

第4回国会 地方行政委員会 第4号(1948/12/10、23期、民主自由党)

○千賀委員 選挙に関しましてはあすの十一時から特に選挙小委員会を招集するつもりでありまして、そのときにまた御出席いただいて聞かしていただきたいこともありますが、今日は警察関係で特にお聞きしておきたいことがあります。一つは選挙が行われるについて、國家警察並びに地方警察とも相当に大きな予算がいると思いますが、この予算はすでに計上されてあるのか、または從來の費用の中から繰りまわしてやられるのか、この点どうなつているのか。動くに動かれないというような状況であるならば、取締りもまつたくから念佛になるのでございますが、その点はどういう自信を持つておられるか伺います。  次に國家警察並びに地方警察は連絡をと……

第4回国会 地方行政委員会 第6号(1948/12/14、23期、民主自由党)

○千賀委員 私が起草者の一人ですから御説明いたします。公務員その他が職権を濫用して選挙を有利に導こうということは、國民の好まざる人がその方法によつて選挙をされて行くということを、大多数の國民とともに非常にわれわれはおそれるわけで、何の障害もなしに國民の好む人を率直に当選せしむる、こういう意味でございます。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 水産委員会 第4号(1949/04/02、24期、民主自由党)

○千賀委員 統制の点で私からもお伺いをいたしたいのでありますが、統制の強化ということは至上命令でいたし方ないといたしましても、統制の種類について、移動をする自由はわれわれにあると思うのであります。現在におきましても、相当に高級魚でいいと思うものがまだ統制のわくに入つたまま窮屈なものがあるのであります。かような点は、魚の名を指摘すれば、たとえば黒皮まぐろのごときだとか、またはかじき類のごときだとか、市場價値におきましては十分これは高級魚族であり、まだ魚價から申しましても高級なものでおります。ただ遠洋でとれることはとれるにいたしましても、これが保存は他の遠洋魚族のごとくに、むぞうさに冷藏庫にぶち込……

第5回国会 水産委員会 第5号(1949/04/06、24期、民主自由党)

○千賀委員 にしんの問題に花が咲いたようでありますが、私は愛知縣の選挙区で、にしんの生産がありません。しかしながら私の方ではにしんの魚かすをいろいろな方面に利用することにおきまして、北海道の有力なお得意場であるという意味から、今までの質疑應答を無心で開いているわけに行かないのであります。ただいま愛知縣におきましては、にしんかすのやみは大体二十四貫俵が、多少の水分を持つて來て二十五貫か六貫ぐらいになつておりましようが、一万円を突破いたしております。これでも非常に買手ばかりであつて、供給不足で困つておるのであります。米の單位面積における増産などを考えている篤農家がありましても、科学的知識の狭い人々……

第5回国会 水産委員会 第6号(1949/04/09、24期、民主自由党)

○千賀委員 ただいまの議題に対しまして、若干質問をいたしたいと思います。これは水産ではありませんが、やはり動物にちなんでおるのでございますが、かつて日本につぐみ網の猟法があつたのであります。進駐軍が日本に進駐をされて、やはりこれもアメリカの天然資源局の支配を受けるようになつたのでございますが、その当時、アメリカの人が日本のつぐみ猟を研究したいということであつたので、日本のつぐみ網のとや場を持つておられる方々は非常に大得意で、オースチンなどという鳥類の学者とか、アメリカの人々をつれて行つて、その現場で大いにとつて、大いに痛飲して、御馳走をした。そうすると、すこぶる御機嫌がよいかと思いのほか、これ……

第5回国会 水産委員会 第25号(1949/09/09、24期、民主自由党)

○千賀康治君 私のお尋ねすることは、答弁と全部合せましても五分間以内で済むと思いますから、どうぞしばらくお許し願います。私はこの水産委員会に御厄介になつておりましたが、そのときも水族保存のために発言をさせていただいております。委員会の所属はかわりましても、私の思想と私の主張は依然としてかわつておりません。このことにつきましては、常々皆さまとも心配をいたしておりますが、同時にこのことは実行のみならず、一つのゼスチユアーといたしましても、現在の國際間におきましていかに日本の漁業を強くする意味において必要であるかは、皆さんの方も私以上によぐおわかりになつておるところでございます。そこで文部委員会にか……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○千賀委員 選挙法の改正について、選挙管理委員会の試案らしいものが新聞に発表されておつた。あの出所については私どもつまびらかにいたしておりませんが、あの放言と言いましようか、不用意な放送のために世間では相当將來の選挙に対して、あれが約束づけられたんだというようなことから、大きな波紋を起しておりますが、いまだこれがどこから出たものであるどいうようなことははつきりいたさないし、また將來の選挙法は必ずしもあれによるものでない。もちろんお互いはあのすでに発表せられた案なるものについては非常に大きな批判をもつてわれわれはここに結成されたわけですから、文句はないわけですが、この点については何かはつきりした……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1949/06/01、24期、民主自由党)

○千賀委員 一つ伺います。戸別訪問は買收の機会をなくするためにやらない方がいいという御説、それももちろんありますが、私は戸別訪問をやらせない方がいいという理由としましては、非常にはやりに染みやすい日本人でありますから、選挙が非常に自由になつてだれでもやれるということになると、だれが選挙をやつてもいい、全く自由になると、物好きな人の大部分が選挙運動をやるようになり、その人らが勝手に戸別訪問をやり出すと、戸別訪問をやる人の数よりも受ける人の数が少いという実情になつて來ると、ほとんど仕事も何もできない、今源氏がくり出すかと思えばもう平家が次の時間には來ておる。また次の時間には藤原がくり出すというよう……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1949/07/20、24期、民主自由党)

○千賀委員 投票区でありますが、私も長い選挙の体験を持つておりますけれども、近ごろは投票区はだんだん細分化されて、数が民衆に便利を與えております。その点では便利になつた方面だけは数えられますが、不便になつたということを別に民衆側として感ぜられません。適当であると思います。但し取締りその他の経費で、地方の役場等から請求される費用がはたして國の方では地方自治團体に與えてあるかないか、その点はわかりませんが、その点が解決ができておれば、投票区は小ならば小なるほど、けつこうだ、現行法において可なりと考えます。
【次の発言】 開票区でございますが、ただいまの投票の秘密保持ということから言えば議論があるか……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第9号(1949/07/21、24期、民主自由党)

○千賀委員 選挙人名簿の脱漏及び今問題になつております問題でありますが、脱漏をみずから申告によつて訂正させるため九十日間の期間が置いてありますけれども、事実はその期間に見に行く人はほとんどありません。見に行く人があることが正しいのか、ないことが正しいのか、そこをせんさくしてもしようがないのでありますが、実際問題として見に行かない。また実際上四千万人の人間がおのおの所属する市町村役場へ全部が見に行つたとすると、その期間ではとても見ることができない。どつちにしても不可能であるならば、やはり住民登録というような問題を善用して、住民登録から拾い上げた選挙権はどこへ行つても認めるのだというような行き方の……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第10号(1949/07/22、24期、民主自由党)

○千賀委員 選挙の期日でございますが、告示のあつたそのときから立候補が可能でございます。立候補せずして、告示があつたからといつて選挙に立候補する意思のある人が、選挙法で規定せざるいろいろな運動、むしろ立候補しないで法律の裏を潜る方が便利であるという意味から、いろいろな運動をやつた例もある、一月の選挙でも相当にあつたのであります。またそういうことはますますやり得る可能性もあるので、もちろんこれは告示があつて、立候補可能で、立候補した日から選挙運動を始める、これが当然であると思います。終期でありますが、終期は最終の一票が投ぜられる時期いつぱいまでが、投票時期一ぱいまでが選挙運動の終期であらねばなら……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第11号(1949/07/23、24期、民主自由党)

○千賀委員 それではもう一ぺん念のために質問を繰返さしていただきます。  文書図画に関する特例の問題でありますが、選挙管理委員会の方からも、文書図画に関する特例をあくまで徹底して励行することは非常に困難であるから、できればああいうものはやめにしたいという意見が出ておるやに聞いております。これは前國会において、地方制度の委員会の総意をもつてきめた問題でもあるし、またわが田に水を引く、ということは、はたして適当な表現の方法であるかどうか知りませんけれども、現議員が東京で立法のために挺身勉強をしておるのに、成金やそれでなくとも、ひまのある議員候補者たらんとする人たちが、絶えず國元にあつて民衆と接触し……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第13号(1949/10/18、24期、民主自由党)

○千賀委員 その問題は私の方でも、愛知県のわれわれと前後して行われました県会議員の選挙で、明らかに二つ例がございました。落選しておるはずの人が事実は出てしまつで、当選したはずの人が、同姓のために落ちておる。私もこれははつきりした得票の按分に不明なものをわけて、それで決定にしたらどうかと思うのです。たとえばここに和歌仙という候補が一人おつて、中川という候補が二人あつた。その中川という二人に、はつきりわかつた得票に不明な票を半分つけておくと、中川の一人が勝つべきはずが、それを全部無効にしたために和歌山が出たという、そういう例がはつきり二つあつたのです。これも暗中模索はできぬとはいうものの、やはりは……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第14号(1949/10/19、24期、民主自由党)

○千賀委員 「免れる行為とみなす」ということはすこぶるあいまいですが、免れたと見たというのだから、免れたらそれでいいのではないかということになるわけです。これは非常にあいまいな文句で、もつと別な文句はありませんか。
【次の発言】 免れたら罪はないということになる。免れしめないということを、はつきりした方がいい。
【次の発言】 再びこの百三十八で三浦部長に御質問いたしますが、第一国会でも私はこれに対して意見を言つておつたと思います。文書、図画等の特例に関する法律、あれで大体これと同じように、連呼はいけないということにはつきりいたしておりましたが、東京の選挙からこわれて行つたと思います。東京では、……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第15号(1949/10/24、24期、民主自由党)

○千賀委員 私どもは大体小委員会の意思を尊重したいと思つております。小委員会では、もちろんわが党が多数であつたのですけれども、各派の方もおられたのです。その多数の方は、依然として地方議会の議員は辞職せざれば国会議員の候補者たり得ないという意思を持つておられると思つております。これは私の誤認ではないと思つております。栗山先輩からも、特に私はこの問題を聞いております。かようなわけで、あらためてこれを論議する必要はないことで、これは小委員会の意思を尊重する方がよいと思うのですが、この点をまたひつくり返して議案を出されたことは、委員長は何かこの間の小委員会の意思の誤認をしておられるように思うのです。私……

第5回国会 文部委員会 第10号(1949/04/22、24期、民主自由党)

○千賀委員 私の発言は、ただいまの邦樂の問題についてでありますが、せつかくの機会ですから皆様にごあいさつ申し上げます。今日からこの文部委員会のお仲間入りをさせていただきますから、どうぞよろしくお願いいたします。  この前制限漢字の問題で文教委員会に発言を求めに参りましたときは、ちようどやはり邦樂の問題が論議されておつて、その時には家元師匠がたくさんこの席上に詰めかけておられたときであります。ちようど今日同じ問題がここに論議をせられつつあるのでありますけれども、私はこの問題がいまだ当局の採択するところにならないということにつきまして、非常に遺憾を表するものであります。制限漢字の問題も同様でめつた……

第5回国会 文部委員会 第14号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○千賀委員 この前の問題でちよつと発言させてください。さつきの動物園の入場料の問題ですが、私は途中からこちらに席を移して来たので、前の関係がわからないから、先ほどの御動議に対して沈黙を守つておりましたが、地方行政委員会といえども、教育上、動物園その他博物館の入場料を上げたいなどとは考えておらないだろうと思うのであります。かようにすれば子供のため、教育のために、いろいろな遺憾の点があるということは、十分知つておられるのだろうと思うのです。先ほどの決議は、あたかも向うの人にはそういう関心が全然ないようで、ここだけで決議をして、突きつけるというようなことは、見ようによつては責任転嫁にも思われるし、調……

第5回国会 文部委員会 第15号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○千賀委員 法隆寺の災害につきまして、委員諸君、その他関係の諸君が非常に調査のために活躍をせられまして、いろいろ貴重な資料を得られたことは、まことに満腔の賛意を表するもの、また満腔の感謝を表するものでございます。しかしながら、法隆寺はわれわれ民族が持つておつた一番古い木造建築であり、古い壁画である、かような意味で特にわれわれは尊重するのでありまするが、戰爭のために何百という各都市が災害を受けまして、ある地方の、また個人の財として保存せられた國宝ないしは國宝に準ずる貴重な資料の燒け出されたことは、実におびただしいものでありまして、およそどれくらい日本のさような宝が減つたであろうかということは、計……

第5回国会 文部委員会 第16号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○千賀委員 ちよつと関連して、ただいまの問題の中で、ひとつ明確に伺つておきたいのは、これはもちろん本部の位置ですが、岡崎に決定をせられるならば、岡崎は國の方に対してその校舎になるべき十分なる建物と土地を寄付し、なお相当なる額の現金も寄付をしましようということを正式の手続をもつて、すでに地方議会の決議を経て文部省に申し込んでおります。名古屋の方は私は一向知りませんが、名士屋の方に位置がきまるならば、明倫中学を居抜きで寄付しますという名古屋側の言い分であるということを聞いておりますが、明倫中学は名古屋の所有にあらずして、これは愛知縣の所有であります。愛知縣の所有のものを、名古屋市がおれの方はこれを……

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○千賀委員 各派共同提案の修正案に賛成をいたしますとともに、修正部分を除いた原案に対して同じく賛意を表するものであります。学校教育法の一部を改正する法律案に対して、法律案の修正点に対する賛成討論を申し上げます。  この法律の骨子とするところは、医科または歯科の学部を置く大学におきましては、單に練達した技術者を養成するにとどまらず、社会人としてもりつぱな医師または歯科医師を養成しなければならない。そこでこの教育の改善と向上をはかるために、これらの学校の入学資格の程度を特に高め、その目的を達成しようとするのでありますから、まことにけつこうでございます。  次に新制大学は、学校教育法においては修業年……

第5回国会 文部委員会 第19号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○千賀委員 留保とともに希望があります。私も留保に賛成するものでありますが、文部当局と民自党の間にもまだ十分了解がついておらぬように思います。各派おいでになりますが、実際問題として民自党が多数でございますから、民自党と文部当局との了解は、この問題をスムースに進めるのに非常に大きな力になるのでございますが、この調整がまだ滿足についておらぬということになりますと、ここに非常に大きな問題になるのでございます。庄司委員もわれわれの親愛なる同僚であるとともに、文部大臣も文部政務次官もわれわれが送つておるのでございます。われわれがただいまここで強引に庄司氏の提案に対して無了解のまま賛成をするようなことがあ……

第5回国会 文部委員会 第20号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○千賀委員 ただいま議題になりました國立学校設置法案並びに水谷君の御提出になりました修正案に賛成をいたします。  本法案は第一章から第六章までありまして、わが学校教育に実に前古未曽有の大変革を企図した議案でございます。全國数十の國立学校をこれだけの数にするのでありますから、地方ごとにこれを観察あるいは批判して参りますれば、相当に文句もあるはずでございますけれども、すべて物事が大きく変革されます場合には、どこかに煙の立つことは避けることはできません。この混乱による損害と申しましようか、この混乱を調整して参りますために使うエネルギーの損失と、この法案を断行し、学制を改革することによつて、わが民族が……

第5回国会 文部委員会 第21号(1949/05/18、24期、民主自由党)

○千賀委員 いまの御質問は大変胸を打ち、われわれはたいへん参考になりました。ことに電氣座ぶとんとか、電熱器の使用は、最近官公職においては自由に使用されています。理由としてはかつてな理由があるかもしれませんが、電氣器具をかつてに使用することは火災の最大の原因で、あります。私に過去、二箇年消防法をつくる委員をしたことがありますので、この点よく研究いたしましたが、若い者が集まる所は火に対して意に介しないものがあります。それは思想的関係があるかもしれませんが、若い者が上司の命令を聞かないということを、今の若い者の民主的と思い違いをし、火の用心をおろそかにすることは現代人の通弊であります。私が日曜に帰省……

第5回国会 文部委員会 第22号(1949/05/19、24期、民主自由党)

○千賀委員 委員長、社会教育以外のことについても文部大臣に質問を許しておるのですか。
【次の発言】 社会教育でございますが、昨日もここで発言をいたしましたが、最も社会教育を必要とするものは、成人よりも青少年であろうと思います。青少年に対しても、学校であるとか、おるいは市町村であるとかいうものは一切社会教育に干渉しては相ならぬという條項がここにございますが、しからばだれが社会教育の操縦をするのかと思つて議案を探しますと、社会教育委員会が大体やるようにわれわれは承知をいたしました。しかしながら社会教育委員会の実情というものは、大体町村におきまするおだいさまが選ばれまして、この少数の方の社会教育委員……

第5回国会 文部委員会 第23号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○千賀委員 それは説明を開いた方が早いでしよう。

第5回国会 文部委員会 第24号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○千賀委員 議事進行について一つ……。本日は実に多数の日程がございますので、普通のやり方でやつて行くと、とてもこの処理ができまいと考えます。そこで特に一件三分ぐらいな説明にして要を盡していただきたい。なお答弁をせられる政府委員の方でも、その趣旨を体せられまして、最小限度の答弁で済ましていただきたいと思います。これは老婆心でありますが、議事進行のために委員長に進言をする次第であります。
【次の発言】 これは愛知学藝大学を名古屋側から名古屋におつくりなさい、岡崎側から岡崎におつくりなさいという同一趣旨のようで、内容は相反しておる請願でございます。名古屋側には名古屋側の言い分があり、岡崎側には岡崎側……

第5回国会 文部委員会 第25号(1949/05/22、24期、民主自由党)

○千賀委員 この機構の中の人事に関する問題ですが、新しいのを私は一部頂戴したが、人事は前のと同じでありますが、大臣の俸給よりも少からざる人を五人入れるということでございます。私はこれは技術者をお入れになるということに考えておりましたから、五人では足らね、これは数十人なければと思つておりましたけれども、先囘の説明を聞きますと、大体は政務官のようでございます。政務官ということになりますと、國家公安委員会でも五人、その他のものでも、こうした高給を受ける政務官がたいてい五人くらいで皆済んでおるようであります。文化財ということは、なるほど重要でございまするが、しかしおのずからいかに重要だといつても限度が……

第5回国会 文部委員会 第27号(1949/08/22、24期、民主自由党)

○千賀委員 午前中に六・三制の予算につきまして、詳細に予算編成方針、その他の説明を受けました。大体われわれも文部省の企図しておられるところに共鳴をいたします。われわれといたしましても、もちろん足らざるを各方面において深刻に体驗しつつあるので、ぜひとも文部省の既定方針を強力に推薦していただきまして、われわれもまたこれに協議することを惜しみません。大いに予算獲得に清進をしていただきたいと思います。  いま一つ土倉議員の方からも若干御意見が出ておりますが、今までむりをして、あるいは個人の手からお借りをしてまでも校舎をつくつてしまつたような町村は、將來の教育の補助がその方に行くか行かないかということに……

第5回国会 文部委員会 第28号(1949/08/23、24期、民主自由党)

○千賀委員 異議ではございませんが、私は東北班に参加いたしておりましたけれども、これは九州班、関西班、どちらにも共通的に考えさせられるところがあり、またわれわれも大いに猛省をしなければならぬ点もあると思いますので、ここでお許しを得まして発言をさせていただきたいのであります。私はかつて文部委員会で金森國会図書館長が私見を発表せられまして、國宝の保存の中で、木造建築の保存なんというべらぼうなことがあるか、日本では金ばかりかかつてしようがないから、こんなものは國宝からやめてしまえ、取去つてしまえという暴言を吐きまして、私はこの点、ただ金森氏の不用意な言葉と思いましようか、思想から発した一つの乱暴な言……

第6回国会 図書館運営委員会 第2号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○千賀委員 今年度の当局の理想も、図書の購入費が一割より若干多いようですが、一割五分にも達しない。図書の購入費は、われわれ内外漢から考えれば図書館運営の主体であるように思うけれども、どうやらあなた方の認識はそうでないようだと思います。そうすると人件費が主体であるか、あるいはその八割五分以上のものは何にお使いになるのか。二十四年度分の今日までの経過を伺うことも、二十五度分の予算の内容をうかがい知るよい資料でもありますし、二十五年度分はもちろん予算審議をするのに知りたいのでありますが、大体二十四年度分も一億円のところで、一千万円の図書購入費、九割は図書購入費以外に使われている。その使われている概要……

第6回国会 図書館運営委員会 第3号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○千賀委員 百四十部印刷物を刷つたということは、いつも百四十部お刷りになるのですか。われわれもときに、ああいう調査票をいただいておりますが、衆議院議員、参議院議員に全部配付するということになると、百四十部ではかなり数が足りませんが、百四十部にいかなる人に配付する予定で、そういう数が出て来たのか、これを伺いたいのであります。  いま一つ全日図という労働組合が、図書館の中にあるようでございますが、これは館員の全部が組合員であるのか、一部分が組合員であるのか、この機関紙の全日図の第二号ですか、ここに掲示されておるのは、東京都港区赤坂国立国会図書館内、全日図情報宣伝部、編輯責任者、濱野修三、こういうふ……

第6回国会 図書館運営委員会 第4号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○千賀委員 図書館運営に関しまして参議院と衆議院、また図書館の当局と衆議院との間に、相当に摩擦が引続いてあつたということは前から承つております。それを正確に私が認識しておるかどうか、これはわかりませんが、その一端は私もよく伺つておつたのであります。館長の御説明を聞いておりますと、館長の認識に大きな錯誤があるから、それで過去におけるいろいろなトラブルが持ち上つて来たのじやないかとさえ思われます。というのは副館長の問題でありますが、現在の副館長は、衆議院におきましては以前役員が制定されるころに、大体各派が反対意見を持つておつたと聞いております。ところが当時参議院におきましては、強力のその副館長を推……

第6回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第7号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○千賀委員 今両案が対立をしておりますけれども、私は同じく栗山説に同調をするものであります。その理由といたして、ただいま来年にかかつておる参議院の選挙を考えますと、参議院の地方区は單価二円を可とし、全国区は一円を可とするという情勢でありますけれども、この経済界は、現在は安定の域であり、やがてはおいおいと貨幣価値は高騰する傾向であると思います。最後にはいずれ国家民族が十分な用意ができて、世界の列強に伍するような場合がありますれば、再び金解禁となり、やがては金一匁が五円何がしという時代も来ると思います。そういうようなわれわれの理想としたしまする将来の経済界に到達するまでは、幾多の変遷があるのであり……

第6回国会 地方行政委員会 第12号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○千賀康治君 碧南市は愛知県のうちでも新しい市でありまして、大浜、新川、旭というようなほんとうの農村部落にひとしいような部落の寄合世帶であります。現在は新興の意気を持つて衣ヶ浦を抱きまする港湾の一つとして、発展をしようとしておりまするが、何にいたしましても農村の進化したものでありまして、辻便所一つあるわけではなし、市という名はありましても文化的施設は、ことごとく昔のままでおりますので、形体を少しでも進歩的に改めて参りまするのには、大きなものはこの際は遠慮するといたしましても、相当に小さい施設が次々というますが、この請願はそういう施設に国庫から補助のいただけるものはいただきたいし、小さい施設など……

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○千賀委員 私はこれはこう考えております。教育委員会は何としても主である。だから教育長は助言と推薦をいつの場合でもなし得るが、これを用いるか用いざるかは、教育委員会の独自の見解によつて定めるものである。教育長の助言を委員会が採用しなければ、教育委員会の機能が発揮できないということであれば、皆さんの御質問通りに、今までとは逆に委員会の機能が減殺されることになるのであるけれども、私の解釈の通りに、教育長がいいつでも助言をしたり、かれこれおせわをしても、場合によれば、これを不必要であると思えば採用しない。採用しなくても、教育委員会の機能がりつぱに発揮できるということであれば、この御質問の趣旨は、みん……

第6回国会 文部委員会 第9号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○千賀委員 今野君の御意見のあつた通りにすれば、これからどれだけの時間がかかるか、はかり知れません。たとえばこれに十日、二十日を費しましても、まだおれの方の意見はあそこに吐いていないというような文句がついて来て、それをまたやり直すということになる、結局だめである。そこでわれわれは参考人の三君の方の意見によつて、われわれはすべてのこれから審議せんとする問題を、制約を受けるわけではありません。ただわれわれは自分らの参考といたしまして、また一つは自分らの信念に対する心のかてとして、その御意見を聞きたいということでありまして、御謙遜から、自分は個人としての意見を言うほかにしかたがないのだと言われまする……

第6回国会 文部委員会 第15号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○千賀委員 私はどうも今の請願がふに落ちないのであります。私は愛知県で承りまして、これに関係しておる私の今の任務を申せば、愛知県の森林組合連合会の会長をいたしております。そんなことで、私は森林の方を守る役目の方にまわつておるのですが、森林を荒廃させるものは、言わずもがな木が伐採いたしまして、不完全な開墾をすることであるということは、これはもう世間の定評になつております。ところが学校の演習林が荒廃しておるということでありますが、演習林はおそらく各樹種を栽培されてあつて、それの成長が研究されつつあるので、民間林に比べたならば、むしろ長い間斧鉞が入らずに林相が守られておるはずのものであると思います。……

第6回国会 郵政委員会 第7号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○千賀康治君 この二つの請願にあります当地方は、全国におけるガラ紡績の発祥地でありまして、明治十三年ごろこの地の渓流を利用して、原始的水車によりまして、ガラ紡績を創業して、爾来今日まで七十有余年間、時代の推移とともにガラ紡績業も大なる進展を遂げまして、水車時代より電力時代にかわつて工場の増設に伴つて紡糸生産の増強と相まつて、ガラ紡織物が国民衣料資源の重要性は日とともに増加して参りまして、再生原料より織物までの一貫作業による企業体が続出して全国有数の生産地たることを自他ともに認識するに至つております。現在この地域に施設された工場は二百余を数え、当地に本社を有する会社だけでも十指を数へるに至つてお……

第7回国会 図書館運営委員会 第1号(1949/12/15、24期、民主自由党)

○千賀委員 きようは多田君も出席しておりますが、前委員会で例の支那問題の飜訳ですが、あれを委員に一部ずついただきたいという要求をいたしましたが、うやむやになつております。その後御熟考の結果どうせられるおつむりであるか、それを伺います。
【次の発言】 図書館員のうちで十数名はまだ手に渡つておるというお答えであります。これは以前のお答えでありますが、その方々は研究のためにということですが、それは図書館内において研究の用にしておるのか。その方方が個人的、信用において、図書館外に持ち出して研究することを許しておられるのか。その点ははつきりいたしておりませんが、いかがでございましようか。国会議員はもちろ……

第7回国会 図書館運営委員会 第2号(1949/12/17、24期、民主自由党)

○千賀委員 本会議終了後に願います。議場にはまだ当委員も数名おられるはずでありますし、せつかく審議をするならば、われわれも本会議で採決の責任を果してから審議をさしてもらいたいと思います。

第7回国会 図書館運営委員会 第3号(1949/12/19、24期、民主自由党)

○千賀委員 建築の問題でございますが、これは国会図書館であるという、その本質を明瞭に作用させるために、建築は建築の経費、運用は運用の経費ということで、およそ建築に関するものであるならば、国会議員の衆知を集めて、むだのない建築をやつて行こうということだと思います。そこで今その経費の中から企てられておる建築は、図書館館長の御説明でも、倉庫をときどき建てて行くということのようでありますが、これは今の予算措置で行けば経費でやつたんだから、この倉庫はむだになつてもさしあたりいいじやないかということに解釈がなるかもしれませんけれども、やはり国の経費を通して国会図書館の運行に必要な建築をするならば、たとい倉……

第7回国会 図書館運営委員会 第4号(1950/04/13、24期、自由党)

○千賀委員 圓谷同僚もある意見を持つておいでになりますが、私は、この点は岡谷先生と図書館長との間に食違いがあるなら、図書館長の方の説に同調をいたします。赤坂の離宮にいつまでもおるべきでないということは圓谷委員と全然同感で、一刻も早くあすこは立ちのいて日本の純国宝として保存ができるようにし、これを利用するにいたしましても、現在のように粗末に使わずに保存と利用と両方ができる道を講じたいと考えておりますが、図書館を新しくつくるのに、この議会ができた当時の日本の文化水準であつたならば、当時八八艦隊とか何とかいつて軍艦などはいくらでもつくろうという時代でしたから、この建物は巡洋艦か駆逐艦一ぱいでできろと……

第7回国会 選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1950/03/02、24期、自由党)

○千賀委員 私は自由党を代表いたしまして、本案に賛成をするものでございます。  その理由といたしまして、まず第一に強調いたしたいことは、この選挙法は、かつて見ざるところの民主的色彩を多分に織り込んだものでございまして、この点に至りますると、実に驚異的な進歩であると思うのでございます。その一、二の例を申しますならば、新聞の報道の自由の條項であります。憲法においても、選挙の自由、報道の自由は徹底的に認められておりまするけれども、ともすると、いろいろな観点から、これがはばまれておるのでございまするが、この法案におきましては、個人演説会は、ポスターを定められた数、すなわち衆議院においては三千枚でありま……

第7回国会 選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1950/03/08、24期、自由党)

○千賀委員 この選挙法は、従来選挙法がたくさんあつたものをここに集約統合しただけでありますが、別段特に国の負担を多からしめようというような作為があつてこの法案ができ上つたものではない、従来のものを大体統一しただけであります。従来は平衡交付金がなくて、分与税制度であつたのでありますが、それで知事が一回、教育委員会が一回選挙を行われておるはずであります。そのときは国が負担したものと思いますが、その点大蔵当局の説明を得たいと思います。
【次の発言】 このたくさんの選挙法を統合する技術の中心に当られたのは、三浦法制部長だと思いますが、この点大蔵当局の説明通りにお考えですか。説明通りであるとすると、今回……

第7回国会 文部委員会 第3号(1950/02/09、24期、民主自由党)

○千賀委員 科学及び科学技術振興に関する決議案が大体脱稿しておりますから、お諮りを願います。

第7回国会 文部委員会 第4号(1950/02/14、24期、民主自由党)

○千賀委員 科学振興費が一億何かしふえたということ、それと大学の学校の科学研究費が十二億かあるが、その使いわけはどういうふうになつておるのですか。同じことに使うのですか、全然別に使うのですか、どういうふうになるかちよつと御説明を願います。
【次の発言】 そうしますと、科学研究費の方は、民間団体とか、あるいは民間の個人研究者ことにやるのが趣旨であるが、学校の、たとえば大学研究室が、成規の研究費をもらつて――これは別のルートで十二億の方から行つておるけれども、それでも足らぬから、そちらの方から交付の道を特に重ねて講じてもらいたいのだということを言つて来れば、大学の教室へでも、その金はまわつて行くの……

第7回国会 文部委員会 第9号(1950/03/16、24期、自由党)

○千賀委員 これは日教組は非常に盛参りだくざんの陳情をいたしておりますが、いずれあなた方の方へも同じ陳情をいたしたと思います。しかし逐條意見の違うところをここで説明をしてくださいということは、時間の経済上どうかと思いますが、主要な点のあなた方の見解をここで御表明をいただきたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 この問題に関連をしてお尋ねをいたします。若干脱線をして行くかもしれませんが、同じような問題でありますから、しばらく所論を進めることをお許し願いたいと思います。  昨日、愛知県から町村長の代表者が四十数名出て参りまして、懇談会を開いたのでありますが、主題はほとんど教育の問題に終始を……

第7回国会 文部委員会 第14号(1950/03/30、24期、自由党)

○千賀委員 御説明をいたします。この請願は岡山県の県会議長から出されておるのでございます。朝連が解散になりまして以来、朝鮮人の小学校の学齢児童は、みな公立小学校に收容いたしまして、その学費はその県が負担をすることになつたのでございますが、県の財政もすこぶる逼迫をしておりますので、なかなかこれを完遂することが不可能だという状態でございます。そこでこの朝鮮人の兒童の教育費は国庫で見てくれないかという趣旨の請願でございます。どうか御採択あらんことを願います。

第7回国会 文部委員会 第15号(1950/04/01、24期、自由党)

○千賀委員 ただいまの参議院から送付された意見と関連がありますが、予算がこの法案には、ほとんどついておらぬということを、われわれは承知をいたしております。もちろんそれがわれわれの理想ではない。理想といたしましては、すみやかに、なるべく近い機会において、十分とまでは行かぬでも、最低限度の予算でも計上されて、この法律をせつかくつくつた、その意義があるような運用ができるようにしたいということは、やまやまではありますけれども、いろいろな情勢上、今回は予算が伴い得ないということを、まず了承いたしておつたのであります。それと関連をいたしまして、参議院の意見の中にあつたその他必要な援助をすることができるとい……

第7回国会 文部委員会 第21号(1950/04/25、24期、自由党)

○千賀委員 これは新潟県の南魚沼郡町村会星野享一外一名の請願で、紹介議員は丸山直友君であります。  新潟県の一部では、年間の降雪量が七十尺から百尺に達するところもあつて、これの除雪は相当に困難でありますが、今まで国家でこれを除雪をしておる制度がございません。地方では、地方費が相当かさみまして、この除雪には相当に困難を感じておるのでありますから、国庫負担でこの除雪をしてもらいたい、こういう請願でございます。  どうか、しかるべく御審議をお願いいたします。
【次の発言】 本請願は、福島県耶摩郡磐梯村字赤枝平和記念章全国発行本部代表者加藤好喜君外十一名の請願であります。紹介議員は菅家喜六君、大内一郎……

第8回国会 農林委員会 第1号(1950/07/15、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより会議を開きます。  この際私からごあいさつを申し上げたいと思います。前回は小笠原大委員長によつて推進をされておりました当農林委員会の委員長に、今回私が選任を受けたのでございます。まことにみずからを顧みまして、その器の小器なることをみずから直感をいたしまして、慚愧にたえないのであります。しかしながら考えてみますると、この委員会はすでに従前から、身を挺して農林行政のために蘊蓄を傾けておられる諸君によつて網羅をされておることを考えますと、私はまことに乏しき者でありますけれども、諸君の薀蓄をよくまとめまして、これを国会に反映する、そのおせわをさしていただくだけであると考えますと、……

第8回国会 農林委員会 第2号(1950/07/18、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまから農林委員会を開会いたします。  本日の議事に入る前に、御報告申し上げたいことがございます。去る十五日当委員会より議長に対し、国政調査の承認要求をいたしましたところ、同日議長の承認を得ましたので、ここで御報告しておきます。
【次の発言】 次にこの機会にお諮りいたします。ただいま通商産業委員会で、予備審査中の商品取引所法案についてでございますが、御承知のようにこの法案は、乾繭、生糸その他一定の商品について先物取引を行う商品取引所を設置し、その組織、管理、運営について規定し、商品の価格の形成及び売買等、取引の公正を期するとともに、商品の生産及び流通を円滑にし、もつて国民経済……

第8回国会 農林委員会 第3号(1950/07/19、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 それでは、昨日に引続きまして、会議を開きます。  日程は農政一般に関する質疑を行います。通告順に発言を許します。井上良二君。
【次の発言】 この際河野謙三君から、井上良二君の質問に直接関連をしておる件で、関連質問の要求を受けております。お許しいたします。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 木村君の発言をお許しいたしますが、その際ちよつと木村君に御了解を得たいと思います。先ほど河野君の質問を陰謀だと言われましたが、私は陰謀ではなかつたと思う。若干河野君の質疑が長かつたのでそう感じられたかもしれませんが、これはあなた自身がよくおわかりになつておる通り、野党が多いときに開会し……

第8回国会 農林委員会 第4号(1950/07/20、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより会議を開きます。  本日の議事に入る前に、議案の付託について報告をいたします。昨十九日予備審査のため、内閣から送付されました自作農創設特別措置法等の一部を改正する法律案が委員会に付託になりました。以上御報告をいたしておきます。  本日は農業課税の問題、農業用電力の問題について議事を進めることになつておりますが、政府委員が他の委員会にも出席を要求されておりますので、政府委員の出席の都合によつて議題を適宜整理して行きたいと思つておりますから、あらかじめ御承知を願います。ただいま出席いたしておりまする政府委員は、通産省武内電力局長、農林省平川官房長、通産省の三谷技官、この三君で……

第8回国会 農林委員会 第5号(1950/07/24、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この際御報告いたします。去る二十日請願九件、二十二日、同じく八件が本委員会に付託されました。また二十日に陳情書十二件が送付になりましたのでお知らせいたします。  これより日程に入ります。まず小委員の補欠選任についてお諮りいたします。去る二十日石井繁丸君が委員を辞任いたされましたが、同君は畜産に関する小委員でありましたので、現在その小委員が一名欠員になつております。従いまして、この際その補欠選任を行いたいと思いますが、これはその手続を省略して委員長において指名するに御異議ございませんか。

第8回国会 農林委員会 第6号(1950/07/26、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  本日の出席政府委員は、廣川農林大臣、長谷川物資課長、説明員でございます  ただいまから昨二十五日本委員会に付託になりました、主安食糧供出報奨物資の配給に伴う損失の補てんに関する法律案を議題といたし、審議に入ります。まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。農林大臣廣川弘禪君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質問の通告がございますから、順序によつて発言を許します。井上良二君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 進行いたします。河口陽一君。

第8回国会 農林委員会 第7号(1950/07/27、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  本日の日程に入る前に、政府から麦の補正割当の件について報告をしたいとの申出があります。これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。それでは安孫子食糧庁長官の発言を許します。
【次の発言】 この際質問をお許しします。足立君。
【次の発言】 次に進みます。山口武秀君。
【次の発言】 山口君に御相談しますが、ただいまの御発言は、本日のただいまの議題が麦の補正割当の件について、政府から報告を聽取するということでありまするので、今のあなたの発言はまつたくこれと関係がありませんので、どうか次にしてもらいたい。一般質問になりますか……

第8回国会 農林委員会 第8号(1950/07/28、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この機会に、昨日の委員会において委員長に一任せられておりました、公共事業小委員を御指名いたします。    宇野秀次郎君  岡崎 勝男君   小笠原八十美君  越智  茂君    川西  清君  中馬 辰猪君    中垣 國男君  幡谷仙次郎君    平野 三郎君  八木 一郎君    大森 玉木君  吉川 久衛君    足鹿  覺君  木村  榮君    河口 陽一君 なお小委員長には八木一郎君を指名いたします。  いま一つ申し添えますが、理事並びに他の小委員長諸君は、この公共事業施設小委員会に随時御出席になつて、他の委員と同様活動していた……

第8回国会 農林委員会 第9号(1950/07/29、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いまします。  この機会に、閉会中審査に関してお諮りいたします。近く会期も終了になりまするので、本委員会といたしましては、閉会中も適時委員会を開いて、今日最も緊急を要し、または重要なる事項並びに今会期中調査に着手して近く結論を得る必要のある事項等について、調査を進めて参りたいと思いますが、委員会が閉会中審査をいたしますには、審査しようとする事件について、特に議院の決議によつて付託されなければなりません。従いまして、この際閉会中の審査事項を本委員会において協議願いまして、これを議長まで申し出ることにしたいと思う次第であります。まず閉会中審査すべき事項について……

第8回国会 農林委員会 第10号(1950/07/31、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 遠藤三郎君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午後零時三十一分休憩
【次の発言】 午前中に引続き会議を開きます。  まず畜産に関する件を議題といたします。この際畜産に関する小委員長より発言を求められておりますからこれを許します。遠藤三郎君。
【次の発言】 委員外でありますが、原田君より意見を申し述べたいとの申出があります。これを許したいと思いますが御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは原田雪松君。
【次の発言】 この際安本長官にちよつと御注意を申しておきますが、すぐあとから五箇年計画について、公共事業小委員長の方から御質問がありますから、畜産に関することだけの御……

第8回国会 農林委員会 第11号(1950/08/16、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  農業関係公共事業に関する件を議題といたします。質問の通告がございますからお許しいたします。八木一郎君。
【次の発言】 佐野農地局長。
【次の発言】 ちよつと途中ではありますが、佐竹主計官が長くこの席にとどまれぬそうでございますので、他の関係ある議案もこの際お諮りした方がいいと思います。  本年度産麦の推定実收高その他五等麦の設定等について政府の説明がありますので、これを承ります。山添事務次官。
【次の発言】 御趣旨に沿うように極力努力をいたします。
【次の発言】 足立篤郎君。
【次の発言】 土地改良公共事業の問題につきましては、本日はこの程……

第8回国会 農林委員会 第12号(1950/08/17、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまから農林委員会を開会いたします。  本日の議事に入ります前に小委員の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴いまして、現在畜産に関する小委員二名、公共事業小委員四名がそれぞれ欠員になつております。従いましてこの際その補欠を委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。     、
【次の発言】 御異議なきものと認めます。  畜産に関する小委員に    原田 雪松君  深澤 義守君  公共事業小委員に    川西  清君  原田 雪松君    平野 三郎君  深澤 義守君を指名いたします。

第8回国会 農林委員会 第13号(1950/09/12、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず農業関係公共事業に関する件を議題といたします。これにつきまして八木君から発言を求められておりますので、この際お許しをいたします。
【次の発言】 お諮りをいたします。八木君の御発言を本委員会は了承することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。了承することに決しました。
【次の発言】 次に、先般来当委員会から委員を派遣して、農地の改良造成並びに災害復旧等について、つぶさに実情の調査を願つていたのでありますが、現在までに調査を終つた部分について、その報告を聽取したいと思います。東北一班松浦東介君。

第8回国会 農林委員会 第14号(1950/09/13、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  議題は、昨日に引続きまして林野庁関係の問題について質疑を行います。通告がございます。小林運美君。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたします。     午後零時三分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き再開いたします。  午後は三時より再開いたすことにいたしまして、それまで休憩いたします。     午後零時十六分休憩
【次の発言】 午前中に引続き会議を開きます。  引続きこれより肥料の輸出問題について議事を進めます。政府から説明の申出があります。首藤通産政務次官。
【次の発言】 井上委員の今の発言を動議という形で御賛成がありますか、いかがですか。……

第8回国会 農林委員会 第15号(1950/10/03、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 他に御質疑はございませんか。
【次の発言】 ただいま農林大臣は退席を要求されております。しかも今肥料問題について、あすあさつて農林大臣が御出席になるかならないかわからないから、ぜひ質問したいという要望もありますので、そちらを先まわしにしたいと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 それでは平野三郎君。
【次の発言】 先ほどの保留にもどりまして、竹村奈良一君の発言を許します。竹村君。
【次の発言】 ただいまの日程が麦の供出に関する件になつておりますから、麦に関してやります。小林委員。
【次の発言】 大体麦の供出に関する質疑は終了したと認めます。

第8回国会 農林委員会 第16号(1950/10/04、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  本日の議事に入る前にお諮りいたします。肥料対策小委員の足鹿君より、小委員を辞任いたしたいと申出がありますが、これを許すに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  次にただいま欠員となりました小委員の補欠として、井上良二君を委員長より御指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決しました。
【次の発言】 まず農業関係公団の整理に関し、肥料の問題を議題といたします。  先般肥料配給公団が解散になりまして以来、当委員会といたしましては、肥料の需給関係、価格の動き等について、……

第8回国会 農林委員会 第17号(1950/10/05、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず農業関係公団の整理に関し肥料の問題を議題といたし調査を進めます。質疑の通告がございます。これを許します。河野謙三君。
【次の発言】 この際お諮りをいたします。肥料の輸出許可の問題について、本院法制局より参考意見を聞きたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。平野三郎君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 それでは午後の委員会に通産大臣が出るように極力交渉をいたしてみます。  暫時休憩いたします。     午後零時四十七分休憩
【次の発言】 午前中に引続き農林委員会を開会いたします。  議題は畜……

第8回国会 農林委員会 第19号(1950/11/16、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず農業関係公団の整理に関する件を議題といたします。本日は肥料配給公団散後の善後措置に関する肥料問題について議事を進めます。まず先般の肥料対策小委員会の経過の報告があります。河野謙三君。
【次の発言】 お諮りをいたします。小委員長の報告を了承するに御異議ございませんか。
【次の発言】 了承するに決しました。  これより質疑に入ります。質疑の通告があります。お許しをいたします。河野謙三君。
【次の発言】 この際河野君に御相談いたしますが、多忙な大臣があられますので、大臣に対する質問を先にしたいと思います。事務的のものはあとまわしにしたいと思い……

第9回国会 農林委員会 第1号(1950/11/25、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この際御紹介をいたします。このたび新たに農林専門員になられました難波理平君を御紹介いたします。難波君は農林省官吏として各部局を歴任せられ、畜産局長を最後に農林省を退官いたされました。その後飼料公団総裁となられまして、農林行政のエキスパートといつて過言のない人であります。今後の本委員会の運営に寄与するところ多大なるものがあることを信じておる次第でございます。どうかよろしくお引きまわしと御活用をお願いいたします。
【次の発言】 承知いたしました。ただいまの井上君の御要求は、もつともと思いまするので、努めて御趣旨に沿うように鞭達をいたしたいと思い……

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この機会に御報告申し上げます。去る二十五日本委員会において国政調査承認要求の件を決定いたし、議長に提出しておきましたが、同日議長の承認を得ましたので、この点お知らせいたします。  次に連合審査会の件についてお諮りをいたします。現在大蔵委員会において食糧の輸入税を免除する法律の一部を改正する法律案の審査をいたしておりますが、この法案は食糧問題の上に重大な関係がありますので、農林委員会といたしましても深い関心を持つておるところでございます。  なお通産委員会において審査中の鉱業法案並びに採石法案は、農地、林野の保全の点からも密接な関連があるとこ……

第9回国会 農林委員会 第3号(1950/12/02、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  ただいま本会議が開会になりましたので、暫時休憩いたします。     午後一時五十一分休憩
【次の発言】 ただいまより農林委員会を再開いたします。  この際御報告いたします。去る十一月二十八日に八件、三十日に一件の請願が付託され、また二十九日に十五件の陳情書が本委員会に送付になつております。御承知置き願います。
【次の発言】 次に食糧増産に関する農業技術改善につきまして参考意見の聴取の件でございますが、本委員会あてに全国からそれぞれ食糧増産の篤農家、あるいは民間学者等から御意見が参つておるのであります。中には相当にとるべきものもあると思います……

第9回国会 農林委員会 第4号(1950/12/04、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この際お知らせを申し上げます。去る二日に十二件、三日に五件の請願が付託せられ、また二日に十八件の陳情書が送付になつておりまするので、御承知おきを願います。  これより食糧問題に関する件を議題といたし、前会引続き質疑を行います。通告がございますので順序にお許しをいたします。足鹿覺君。
【次の発言】 承知いたしました。連絡をとります。他の関係からもし出席ができぬということならばやむを得ませんが、できるだけ出席してもらうように、今から交渉いたします。
【次の発言】 この程度にいたして暫時休憩いたします。     午後零時四十九分休憩

第9回国会 農林委員会 第5号(1950/12/05、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この機会にお知らせいたします。昨四日請願十三件が本委員会に付託になりましたので、御承知おきを願います。  本日は畜産に関する件について調査を進める予定でありましたが、このあとすぐに畜産に関する小委員会が開かれまして、家畜用塩の問題、あるいは畜産に関する資金等の現下の緊要な問題について御協議がなされるそうでありますので、本委員会は暫時休憩いたしまして、小委員会をこれからやつていただきたいと思います。  暫時休憩いたします。     午前十一時十七分休憩
【次の発言】 ただいまから農林委員会を開会いたします。ただいま小笠原八十美君外二十八名提出……

第9回国会 農林委員会 第6号(1950/12/06、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この際御報告いたします。昨五日陳情書十三件が本委員会に送付になりましたので、御承知おきを願います。  次に、先ほど理事会の御承認を得ました農林漁業資金融通特別会計所管に関する件を議題といたします。これは農林省の所管であるべきであると思うのに、大蔵省の所管になりそうなうわさがありますので、この際総理大臣、池田大蔵大臣、廣川農林大臣等の諸君に対し、決議の参考送付をいたして、大いに覚醒を求めたいと思います。そこで左の決議をいたしたいと思います。案文を朗読いたします。   農林漁業資金融通特別会計所管に関する決議   今般設置予定の農林漁業資金融通……

第9回国会 農林委員会 第7号(1950/12/07、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  肥料に関する件を議題といたします。先般本委員会におきまして、肥料対策に関する決議をいたしまして政府に送付いたしましたが、この際本決議に対して政府においてとられた措置について説明を求めます。島村政務次官。
【次の発言】 この際政府の説明に対しまして御質疑があればお許しをいたします。
【次の発言】 この際畜産に関する小委員長より発言の要求があります。これをお許しいたします。遠藤三郎君。
【次の発言】 お諮りをいたします。ただいま遠藤君の動議を農林委員会において採択することに御異議ございませんか。

第9回国会 農林委員会 第8号(1950/12/08、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  本日競馬法の一部を改正する法律案が本委員会に付託になりましたので、これより本案を議題といたし、審査を行います。
【次の発言】 この際本案の審査方法につきましてお諮りをいたします。本案は御承知の通り第八国会において衆議院を通過し、参議院において継続審査に付せられたも一のであります。従つて本案の趣旨並びに内容につきましては十分に御存じのところでございますので、理事会の申合せの通り、趣旨説明の聽取、質疑討論を省略いたしまして、ただちに採決いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。ただちに採決するに決しまし……

第9回国会 農林委員会 第9号(1950/12/09、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまから農林委員会を開会いたします。  食糧問題に関して発言の要求があります。これを許します。遠藤君。
【次の発言】 遠藤君の発言に対しまして、他に意見があれば、この際御発言を願います
【次の発言】 他に御発言はありませんか。
【次の発言】 提案者の遠藤君にお伺いしますが、ただいまの河野君の御意見に対して御発言がありますか。
【次の発言】 ただいま遠藤君の発案並びに足立、河野両委員の発言の趣旨もこれを取入れまして、決議案の原案を採択することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。採択に決しました。  各省の関係あると思われる方面に参考送付の件は、委員長に一……

第10回国会 農林委員会 第1号(1950/12/13、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  国政調査承認要求の件についてお諮りをいたします。最近における農業事業の転換期に際しまして、国民食糧を確保するとともに、農家経済を安定し、農村振興政策を確立するために、本委員会におきましても議長の承認を得て農政における重要な問題について調査を進めることにいたしたいと思います。  まず調査事項についてお諮りいたしますが、先ほど理事会において協議をいたしましたところを申し上げます。第一に食糧の需給関係、価格、流通機構等の食糧問題に関する事項、第二に農業経営並びに技術に関する事項、第三に肥料に関する事項、第四に畜産に関する事項、第五に蚕糸に関する事……

第10回国会 農林委員会 第2号(1951/01/26、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。去る一月二十四日国民民主党の小林運美君より、また昨二十五日日本社会党の井上良二君より、それぞれ理事を辞任いたしたいとの申出がありましたので、委員長においてこれを許可いたしておきました。従いましてこの際その補欠選任を行うことにいたします。
【次の発言】 野原君の御意見に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは吉川久衛君、足鹿覺君をそれぞれ理事に御指名いたします。
【次の発言】 この際御報告いたしておきたいことがあります。その第一は、前回の委員会において協議決定いたしました国政調査承認要求に対しまして、去る十二月十四日議……

第10回国会 農林委員会 第3号(1951/02/02、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  去る一月二十六日予備審査のため付託になりました内閣提出、獎蹄師法の一部を改正する法律案及び去る一月二十九日付託になりました内閣提出、農地調整法等の一部を改正する法律案を順次議題とし、その審議に入ります。  まず獎蹄師法の一部を改正する法律案の趣旨について、政府の説明を求めます。島村政務次官。
【次の発言】 次に農地調整法等の一部を改正する法律案について趣旨の説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの両案に対する質疑は次会合より行うことにいたします。
【次の発言】 引続きまして、これより先般国会に提案になりました昭和二十六年度予算の中で、農林……

第10回国会 農林委員会 第4号(1951/02/05、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開きます。  前会に引続き農林省関係予算に関し説明聽取を行います。前会は農林省予算全般につきまして説明を伺いましたので、今日は各局別にその予算及び予算に盛られておる重要諸施策につきまして御説明を聞くことにいたします。なおこれらの事項に関連いたしまして、あるいは新しく法律の制定改廃が問題になるものと考えられますので、この点もあわせて説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 承知しました。今の小笠原委員の説明の趣旨に沿つて説明ができたらやつてください。では農業改良局長小倉武一君。
【次の発言】 質疑を許します。なるべく簡潔にお願いをいたします。

第10回国会 農林委員会 第5号(1951/02/06、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず小委員会の設置についてお諮りいたします。畜産に関する諸般の問題を調査研討するため、前国会同様小委員会を設置することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  次に小委員及び小委員長の選任についてお諮りいたしますが、これは委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。小委員に、       宇野秀次郎君    八木 一郎君       遠藤 三郎君    大森 玉木君      小笠原八十美君    吉川 久衛君       川西  清君    足鹿  覺君……

第10回国会 農林委員会 第6号(1951/02/07、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  昨日に引続きまして、農林省関係予算の説明聽取を行います。  その前に本日の議事進行についてお諮りをいたしますが、本日は大臣官房、農政局、畜産局、食糧庁関係の説明を承る予定でありますが、一応各局よりその予算に盛られている諸施設、並びに関係法律の制定、改廃等につきまして説明を聽取いたしまして、その後に直接関係ある問題について質疑を行うことにいたしまして、個々の具体的な問題につきましては、先般議長の承認を得ました国政調査事項に基き、あるいは関係法律案が提出になりました際に十分な審議または調査を行うことにいたし、とりあえず予算の説明聽取は本日を持つ……

第10回国会 農林委員会 第7号(1951/02/08、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず農地調整法の一部を改正する法律案を議題といたします。前会すでに提案理由の説明を聽取いたしてありますので、本日はこれから質疑に入ります。御発言を許します。――御質疑もないようでありますから、この程度で質疑を打切りまして、あとは討論採決でございますが、これは次会に譲ることといたしまして、今日は次の議題に入りたいと思います。そこで今農林大臣を探しておりますが、まだ連絡がはつきりしかねておりますので、しばらく休憩をいたします。     午前十一時四分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  畜産に関する件を議題といたします。昨日の畜……

第10回国会 農林委員会 第8号(1951/02/10、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  前会お知らせいたしました以後における請願、陳情書の付託等につきましては、これを省略いたしますが、昨日内閣より提出になりました農業災害補償法第十條第三項の規定の適用を除外する法律の一部を改正する法律案が、本日本委員会に付託になりましたので、この際お知らせいたしておきます。なお本案については、次会から審査に入りますから、あらかじめ御検討を願つておきたいと存じます。  次に小委員の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴いまして、現在肥料対策小委員三名、農林公共事業小委員一名がそれぞれ欠員になつておりますので、この際その補欠を委員長におい……

第10回国会 農林委員会 第9号(1951/02/13、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農業委員会を開会いたします。  ただいまより内閣提出、農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する法律の一部を改正する法律案を議題といたし審議に入ります。  まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。島村政務次官。
【次の発言】 本案に対する質疑は次会よりこれを行うことといたします。
【次の発言】 これより肥料に関する件を議題といたします。質疑の通告がありますので、これを許します。河野委員。
【次の発言】 手続はもちろんとつてあります。ただいま出席せられた方も、手続があつたから出られたのでありますが、ただいま大蔵省の関係だけがまだ出席がございません。安本は、物価庁……

第10回国会 農林委員会 第10号(1951/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまより農林委員会を開会いたします。  まず農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日より質疑に入ります。山口君。
【次の発言】 他に発言はありませんか。――足鹿委員。
【次の発言】 次に畜産に関する件を議題といたします。  飼料の問題について質疑の申出がありますので、これを許します。小笠原八十美君。
【次の発言】 金子君。
【次の発言】 進行いたします。中垣國男君。
【次の発言】 お諮りをいたします。議員提出法案の作成につきまして、法案の通過を容易にするとか、あるいは野党の方の諸君の意見もこれに織り込む利便を與え……

第10回国会 農林委員会 第11号(1951/02/26、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。本日の議題に入る前に、河野君から飼料の問題について緊急質問の要求がありますから、これを許します。
【次の発言】 これより農業委員会法案を議題として審議に入ります。まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。島村政府委員。
【次の発言】 本案に対する質疑は次会よりこれを行うことにいたします。
【次の発言】 これより農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する法律の一部を改正する法律案を議題といたし、審議を進めます。前会に引続きまして質疑を行います。――他に御質疑はないようでございますから、これをもつて質疑を終局したいと思いますが、御異議ござ……

第10回国会 農林委員会 第12号(1951/02/27、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。先般本委員会におきまして、飼料の対策に関する決議をいたし、政府に参考送付いたしておきましたが、この際これに対しまして政府のとられた行政措置に関する説明を求めたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。島村政務次官。
【次の発言】 委員長からお答えする分だと思うところをお答えいたします。ただいまの御発言の中で、農林委員会が農政一般に関して論議をさせる場合が少いじやないかという御意見があるようですが、ただいま山口君が発言をせられ、要求をせられるようなことは、大体予算委員会でやつておると思……

第10回国会 農林委員会 第13号(1951/02/28、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  農業委員会法案を議題といたし、昨日に引続き質疑を行います。川西委員。
【次の発言】 次は金子與重郎君。

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/02、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  去る二月二十八日本委員会に付託になりました内閣提出農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案、及び昨三月一日付託せられました内閣提出農林漁業資金融通法案を順次議題といたし、審査に入ります。  まず農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案の趣旨について説明を求めます。島村政務次官。
【次の発言】 次に農林漁業資金融通法案の趣旨の説明を求めます。島村農林政務次官。
【次の発言】 この際農林漁業資金融通法案に対する質疑は暫時保留いたしまして、これより農業委員会法案及び農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案を一括……

第10回国会 農林委員会 第15号(1951/03/03、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  これより農業委員会法案及び農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案の両案を一括議題といたし、前会に引続き質疑を行います。通告がありますので、これを許します。横田甚太郎君。
【次の発言】 お答えいたします。今まで数種の法案をあげて参りましたが、野党の諸君もすこぶる協調的で、非常になごやかに迅速に決議ができております。過去においてどういうことがあつたかそれは別といたしまして、このあんばいで行けば、どんな法案でも、同じ線でなごやかに決議ができて行くと思つております。なるべく過去の通りの協調的な線で審議を進めていただきたいと思います。

第10回国会 農林委員会 第16号(1951/03/06、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず連合審査会開会の件についてお諮りいたします。現在農林委員会に付託になつておりまする農林漁業資金融通法案は、政府が農林漁業者に対し長期かつ低利の資金融通をしようとするものでありますが、政府は本法案に基く貸付について政府の経理を明確にするため、別に国会に対し農林漁業資金融通特別会計法案を提出いたしまして、ただいま大蔵委員会において審査中であります。以上のように両案は密接な関係がありますので、大蔵委員会におきましては去る三日この両案について本委員会と連合審査会開会の決議をいたし、その旨本委員会に申出があります。さらに水産委員会におきましても、……

第10回国会 農林委員会 第17号(1951/03/07、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまより農林委員会を開会いたします。  これより昨日付託になりました食糧管理法の一部を改正する法律案及び食糧の政府買入数量の指示に関する法律案を順次議題といたし、審議に入ります。  まず食糧管理法の一部を改正する法律案の趣旨について、政府の説明を求めます。廣川農林大臣。
【次の発言】 次に食糧の政府買入数量の指示に関する法律案の趣旨説明を求めます。廣川農林大臣。
【次の発言】 それではただいま廣川農林大臣から説明のありました両案について質疑に入ります。通告がありますのでこれを許します。なお廣川農林大臣は午後は来れないそうでありますが、ここにおれる間は一時間ぐらいだと思いますの……

第10回国会 農林委員会 第18号(1951/03/08、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  農業委員会法案及び農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案を一括議題といたし、質疑を行います。質疑の通告がありますのでこれを許します。八百板委員。
【次の発言】 次は池田峯雄君。
【次の発言】 次は金子與重郎君。
【次の発言】 八百板正君。
【次の発言】 進行いたします。横田甚太郎君。

第10回国会 農林委員会 第19号(1951/03/09、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  ただいま大蔵委員会において、関税定率法の一部を改正する法律案を審査中でありますが、本案の中には主要食糧、雑穀その他農林産物の輸入関税について種々規定いたしている部分がありますので、当委員会といたしましても重大な関心があるところであります。従いまして、この際大蔵委員会に対しまして、右案について連合審査会開会の要求をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。なお開会の日時につきましては、関係委員長と協議の上決定いたしたいと思いますので、委員長に御一任願いたいと思いますが、御了承願いたいと思います。  本日……

第10回国会 農林委員会 第20号(1951/03/13、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 本案に対する質疑は次会よりこれを行うことといたします。
【次の発言】 次に農林災害補償法の一部を改正する法律案の趣旨について、政府の説明を求めます。島村農林政務次官。
【次の発言】 これより本案の質疑を行います、野原委員。
【次の発言】 野原理事の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 これより農業災害補償法の一部を改正する法律案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案通り可決すべきものと決しました。  なおお諮りいたします。本案に関する委員会報告書作成の件につきましては、委員長に御一任願いたいと思います。御異議ありま……

第10回国会 農林委員会 第21号(1951/03/14、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  農林漁業資金融通法案を議題といたし、質疑を行います。質疑は通告順に許します。小笠原八十美君。
【次の発言】 川西清君。
【次の発言】 大臣に対して保留された分の質問を許します。
【次の発言】 小淵君。
【次の発言】 午後は二時より再開することにいたしまして、暫時休憩をいたします。午後の日程は、積雪寒冷單作地帶振興臨時措置法案に対する質疑であります。     午後零時二十四分散会
【次の発言】 午前に引続き会議を開きます。  これより積雪寒冷單作地帶振興臨時措置法案を議題といたし、質疑に入ります。足鹿覺君。

第10回国会 農林委員会 第22号(1951/03/15、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまから農林委員会を開会いたします。  明後日午前十時より委員会を開会いたすことにいたし、本日はこれをもつて散会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは本日はこれにて散会いたします。     午後二時五十六分散会

第10回国会 農林委員会 第23号(1951/03/17、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず農業委員会法案及び農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案を一括議題として審査を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいまの動議に対しまして、御異議ありませんか。
【次の発言】 若干の御異議もあると思いますので、起立によつて採決をいたします。ただいまの野原君の動議に賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつてただいまの動議は成立いたしました。  この際お知らせいたします。まず宇野君外十五名より農業委員会法案及び農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案の両案に対し、それぞれ修正案が提出され……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/20、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまから農林委員会を開会いたします。  食糧管理法の一部を改正する法律案並びに食糧の政府買入数量の指示に関する法律案の審議を進めます。質疑の通告がありますから、これを許します。八百板委員。
【次の発言】 他に質疑はありませんか。――ないようでありますから、日程を進めます。
【次の発言】 これより競馬法の一部を改正する法律案を議題といたし、質疑に入ります。質疑はございませんか。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。――競馬法の一部を改正する法律案につきましては、他にないものとして、この程度で質問を打切ることに御異議ございませんか。

第10回国会 農林委員会 第26号(1951/03/22、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  去る三月十九日本委員会に付託になりました、内閣提出、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたし、審議に入ります。  まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。島村農林政務次官。
【次の発言】 質問を許します。質問があれば御発言ください。御質疑がなければ大体を可として、この程度で質疑を打切ることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
【次の発言】 これより農薬取締法の一部を改正する法律案を議題といたし、本日より質疑に入ります。御発言があれば許します。御質疑がなければ、……

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/23、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  付託議案の審査に入る前に、野原委員より開拓関係について政府当局に質疑を行いたいとの申出がありますが、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議ないようでありますから、それではこれを許します。野原委員。
【次の発言】 これより食糧管理法の一部を改正する法律案及び食糧の政府買入数量の指示に関する法律案を一括議題として、審議を行います。質疑を許します。質疑の通告がありますから、これを許します。横田甚太郎君。
【次の発言】 横田君に申し上げますが、前に島村政務次官になさつた質疑と、安孫子長官になさる質疑とはほとんど内容も、表現も同じよ……

第10回国会 農林委員会 第28号(1951/03/26、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  付託議案の審査に入ります前に、小委員の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴いまして、肥料対策小委員会の委員が四名欠員となつております。この際その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、    河野 謙三君  平野 三郎君    八百板 正君  松本六太郎君を肥料対策小委員に指名いたします。
【次の発言】 これより農業協同組合法の一部を改正する法律案を議題とし、審議に入ります。  なおこの際御報告いたしておきますが、本案は去る三月二十三日予備審査のため本委員会に付託にな……

第10回国会 農林委員会 第29号(1951/03/27、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまの八木君の提案になりました農林公共事業費に関する件を、本委員会の決議とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。なお、農林、大蔵、安本各大臣あてこれを参考送付いたすことにつきましては委員長に御一任願いたいと思います。  次会は公報をもつて申し上げることといたし、本日はこれをもつて散会いたします。     午後二時四十五分散会

第10回国会 農林委員会 第31号(1951/03/30、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この際河野君より、肥料問題について緊急質問が要求されておりますので、十分間の範囲においてこれをお許しいたします。河野委員。
【次の発言】 これより、昨日、本委員会に付託になりました河野謙三君外十九名提出、農産物検査法案を議題といたし、審議を進めます。まず本案の趣旨について提出者の説明を求めます。河野謙三君。
【次の発言】 この際吉川君より、本案に関して政府の所見をただしておきたいという申出がありますのでこれを許します。吉川久衛君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますからこれを許します。木村榮君。

第10回国会 農林委員会 第32号(1951/03/31、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  農薬取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。なお念のために申し上げておきますが、本案はすでに予備審査をいたして参つたのでありますが、昨日参議院を通過、同日本付託と相なつておりますので、御承知おき願います。  これより質疑に入ります。野原正勝君。
【次の発言】 野原君の発言に御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。質疑並びに討論は終局と決しまして、ただいまからただちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。本案に賛成の諸君の起立を願います。

第10回国会 農林委員会 第33号(1951/05/15、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  本日の議事に入る前にお諮りいたしたいことがあります。去る十一日、国民民主党の吉川久衛君より理事を辞任いたしたいとの申出がありますが、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。  なおただいまの吉川君の理事辞任に伴う理事補欠選任につきましては、委員長において御指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。小林運美君を理事に御指名いたします。  さらにこの機会に肥料対策小委員の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴い、ただいまこの小委員が二名欠員になつておりますので、……

第10回国会 農林委員会 第34号(1951/05/16、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  昨日本委員会に付託になりました原田雪松君外百二十二名提出、畜犬競技法案を議題といたし、審議に入ります。まず本案の趣旨につきまして提案者の説明を求めます。原田雪松君。
【次の発言】 本案に対する質疑は次会よりこれを行うことといたします。
【次の発言】 次に農漁業協同組合再建整備法の一部を改正する法律案を議題といたし、質疑を行います。中垣委員。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 それでは、畜産に関する件につきまして調査を進めます。  本日は、厚生省の公衆衛生局長の出席を求めまして、畜産品、特に牛乳等に関する衛生と農家経……

第10回国会 農林委員会 第35号(1951/05/17、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  本日の議事に入る前に理事及び小委員の補欠選任についてお諮りいたします。ただいま理事が一名欠員になつております。この補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、原田雪松君を理事に御指名いたします。  次に吉川久衛君より肥料対策小委員を辞任いたしたいとの申入れがありますが、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  なお畜産に関する小委員が目下二名欠員でありますので、先ほどの吉川君の補欠と畜産に関する小委員を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異……

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/18、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  昨日本委員会に付託に相成りました野原正勝君外八十七名提出、森林法案及び森林法施行法案の両案を一括議題として審査に入ります。まず両案の趣旨について、提出者の説明を求めます。野原正勝君。
【次の発言】 ただいま農林大臣及び安本大臣がお見えになつておりますので、野原君提出の両案の審議はしばらく保留いたしまして、肥料に関する件について調査を進めたいと思います。  昨日の肥料対策小委員会において、関係当局に対し種々御質疑があつたのでありますが、本日は大臣の出席を求めまして、肥料に関する現下の重要問題について、政府の所信を伺いたいと思います。小笠原委員……

第10回国会 農林委員会 第37号(1951/05/19、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  本日の議事に入る前に、小委員及び小委員長の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の移動に伴いまして、農林公共事業小委員会におきまして、小委員五名及び小委員長が欠員になつておりますので、この際その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは農林公共事業小委員に、  越智  茂君  平野 三郎君  八木 一郎君  大森 玉木君  中村寅太君を、農林公共事業小委員長に八木一郎君を、それぞれ御指名いたします。
【次の発言】 これより蚕糸に関する件について調査を進めます。質疑……

第10回国会 農林委員会 第38号(1951/05/22、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず林野に関する件について調査を進めます。先般の森林法案の審査に伴いまして、森林資源の保護育成と繊維工業との関係について、政府部内における連絡不十分と思われる点があるように考えられましたので、本日は関係当局の出席を求めてこれらの点を明らかにし、政府の施策に遺憾なきを望む次第であります。質疑の通告がありますので、これを許します。平野三郎君。

第10回国会 農林委員会 第39号(1951/05/24、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  昨日本委員会に付託になりました参議院提出の国有林野法案並びに国有林野整備臨時措置法案の両案を一括議題といたしまして、審議に入ります。  まず両案の趣旨について提案者の説明を求めます。参議院議員片柳眞吉君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますのでこれを許します。平野三郎君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。議員渕通義君より発言要求がありますが、これを質疑応答を加えて三十分以内でお許しをいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは渕通義君の発言を許します。

第10回国会 農林委員会 第40号(1951/05/25、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  国有林野法案及び国有林野整備臨時措置法案の両案を一括議題といたし、昨日に引続き質疑を行います――大体質疑も終了しておるようでございますので、これより両案を一括して討論に付したいと思いますが、これまた討論も大体各党とも御要求がないようでございますので、討論を省略し採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。これより国有林野法案及び国有林野整備臨時措置法案の両案について、一括して採決を行います。両案に賛成の諸君の御起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて両案は原案通り可決すべきものと決しました……

第10回国会 農林委員会 第41号(1951/05/26、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。本日は、請願及び陳情書の審査をいたすことになつております。  まず、請願でありますが本委員会に付託になりました請願は、本日の請願日程に掲げてあります一三〇件と、日程に追加して御審議を願いたいと思つております舞鶴市に輸出罐詰検査機関設置に関する請願(第一七九七号)で、合計一三一件であります。これより日程一より第一三〇及び只今の追加日程を一括議題といたし審査を行います。  まず請願の審査方針についてお諮りいたします。各請願の趣旨につきましては、請願文書表によつて十分御承知のことと存じますし、また先ほど委員会開会前の打合会におきまして、紹介議員の御説……

第10回国会 農林委員会 第42号(1951/05/28、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。本日理事足鹿覺君より理事を辞任いたしたいとの申出がありましたが、これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではただいまの足鹿君の補欠を選任いたしたいと思いますが、これを委員長において御指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて井上良二君を理事に御指名いたします。
【次の発言】 次に農業改良事業等に関する件について議事を進めます。農業政策はひとりわが国のみならず、諸外国におきましても、経済政策の根底をなすものでありまして、それぞれの客観的諸条件に最……

第10回国会 農林委員会 第43号(1951/05/29、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  去る二十五日本委員会に付託になりました河野謙三君外三名提出、農林物資規格法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査を進めます。まず本案の趣旨について提出者の説明を求めます。河野謙三君。
【次の発言】 これより質疑を行います。横田委員。
【次の発言】 田下君にちよつと注意いたしますが、あなたは聞かれたことだけ答えてください。あまり冗長にわたらないように願います。
【次の発言】 他に質疑はありませんか。
【次の発言】 ないといたしますれば、先般川西清君より本案に対する修正案が委員長の手元に提出されております。この際本修正案の趣旨弁明を求めます……

第10回国会 農林委員会 第44号(1951/05/31、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  家畜共済に関する件について調査を進めることにいたします。質問の通告がございますので、これを許します。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。委員長は、本会議において委員長報告がありますので、遠藤君に委員長の代理を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。それではどうどうぞ。
【次の発言】 他に御発言がないようでございますから、次会は公報をもつて申し上げることとし、今日はこれで散会をいたします。     午後三時四十一分散会

第10回国会 農林委員会 第45号(1951/06/02、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  昨日予備審査のため本委員会に付託になりました植物防疫法の一部を改正する法律案、参法第二七号を議題といたし、審議に入ります。  まず本案の趣旨について提案者の説明を求めます。参議院議員瀧井治三郎君。
【次の発言】 なお提案の経過及び法案の詳細について、参議院議員三橋八次郎君より説明があります。三橋八次郎君。
【次の発言】 なおお諮りをいたします。  参議院議員瀧井治三郎君、同三橋八次郎君の両君は、参議院農林委員会において提案者として審議に出席せられます関係上退席をせられるそうでありますが、農林省堀植物防疫課長が出席をいたしておりまするので、こ……

第10回国会 農林委員会 第46号(1951/06/04、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 それではこれより農林委員会を開会いたします。  これより参議院提出植物防疫法の一部を改正する法律案を議題といたします。遠藤委員。
【次の発言】 ただいまの遠藤委員の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。さように決しました。  それではただいまから植物防疫法の一部を改正する法律案について、採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案通り可決すべきものと決しました。  なおお諮りいたします、本案に対する衆議院規則第八十六條の規定による報告書につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございません……

第10回国会 農林委員会 第47号(1951/07/12、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  米価問題に関する件について調査を進めます。まず政府当局より当面の米価問題について、その方針及び現在までの経緯等について説明を願い、しかる後質疑を行うことにいたします。まず島村農林政務次官から説明を伺います。
【次の発言】 それでは島村政務次官に対する質問から始めます。質問の通告がありますから、それについて……。
【次の発言】 大臣は今日は出られる見込みはありません。そこで、休憩のお話もありますが、せつかくの時間でありますから、やはり私が先刻申し上げたように、できれば質問をやつていただきたいと思います。ちよつと速記をとめて……。

第10回国会 農林委員会 第48号(1951/07/13、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  井上良二君より発言の要求がございますからこれを許します。井上良二君。
【次の発言】 井上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 これについて一言申します。電報の方はもちろん御動議の通り委員長はとりはからいますが、委員派遣の方は予算が伴いますので、それぞれのポストとよく協議をいたしまして、できるだけ御趣旨に沿いたいと思います。
【次の発言】 次に派遣委員より調査報告聴取の件でありますが、四国及び九州地方の報告を原田雪松君にお願いいたします。
【次の発言】 次は平野委員の報告を願います。

第10回国会 農林委員会 第49号(1951/07/14、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず米価問題につきまして前会に引続き質疑を行います。質問の通告がありますからこれを許します。河野謙三君。
【次の発言】 井上君に御注意しますが、もうお約束の時間を経過しつつあります。どうかすみやかに結論に入られたいと思います。
【次の発言】 井上君、時間が来ましたから結論をお急ぎ願います。
【次の発言】 横田甚太郎君。
【次の発言】 横田君に注意します。議席でやるべし。
【次の発言】 先ほどの横田君の言論の中に不穏当と認められる箇所が多々ありますから、これは速記録を調べました上委員長において適当な措置をとりたいと思いますが、御異議ございませ……

第10回国会 農林委員会 第51号(1951/08/10、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず先般来麦の統制存廃問題、畜産、蚕糸の振興対策及び森林資源と木材の需給状況等の実地視察をいたしておりましたが、東北、北陸地方の調査報告が残つておりますので、この際その報告を求めます。小淵光平君。
【次の発言】 小淵君の報告を了承するのに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。了承に決しました。
【次の発言】 次に農林災害対策に関する件について議事を進めます。まず順序といたしまして、七月上旬ごろの豪雨による農林災害につきましては、委員を派遣いたしましてその実情をつまびらかに調査しておりましたが、最初にその報告を求めます。井……

第10回国会 農林委員会 第52号(1951/08/11、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまより農林委員会を開会いたします。  さきの第十国会において成立いたしました農林漁業資金融通法に関しまして、この際政府当局及び農林中金当局より、その適用状態について説明を聴取いたしたいと思います。まず塩見官房長より概要について説明を伺います。
【次の発言】 次の農林中金の理事長に取扱い状況等について御説明を願います。湯河理事長。
【次の発言】 質問の通告がございますので、これを許します。原田雪松君。
【次の発言】 原田君にちよつとお願いしますが、根本農林大臣は十二時までしかおれないそうで、まだ井上委員からあなたと同じような御質問もありますから、御割愛を願います。井上委員。な……

第11回国会 農林委員会 第1号(1951/09/10、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまより農林委員会を開会いたします。  まず油糧に関する件を議題といたしまして質疑をいたします。通告がございますのでこれを許します。井上良二君
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。
【次の発言】 次に食糧の管理方式に関する件を議題に供します。御質疑はありますか。
【次の発言】 午後は二時から再開ることにして、暫時休憩いたします。     午後零時四十五分休憩
【次の発言】 これより農林委員会を再開いたします。  米価に関する件を議題として審議を進めます。井上君。
【次の発言】 次に農林災害の件につきまして審議をいたします。  今日は農林省の農地局建設部災害復旧課の清水義……

第11回国会 農林委員会 第2号(1951/09/11、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 ただいまから農林委員会を開会いたします。  去る第十国会で積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法が成立いたしましたが、この際積雪寒冷単作地帯の指定等、同法の運用状況について説明を承りたいと思いますが異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。これの説明を承ります。
【次の発言】 呼んでください。
【次の発言】 次に農林関係予算の概況の説明を承ることにいたします。
【次の発言】 これは速記をやめて……。
【次の発言】 速記を始めてください。次に肥料に関する件を議題として審査を進めます。井上君。
【次の発言】 午後は二時から再開することにいたしまして、暫時休憩いたします。   ……

第12回国会 農林委員会 第1号(1951/10/17、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  まず国政調査承認要求の一件についてお諮りいたします。本会期におきましても、農政に関する諸問題につきまして、議長の承認を得て調査を行いたいと思います。つきましては、調査事項、目的、方法等は、おおむね第十国会におけると同様といたしまして、衆議院規則第九十四條の規定による要求書の提出方は委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決しました。
【次の発言】 次に先日のルース台風の来襲によつて、農地、農作物等に相当の被害があつたようでありますので、この際被害状況について説明を伺したいと……

第12回国会 農林委員会 第2号(1951/10/22、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  この際御報告いたします。前回の委員会におきまして、ルース台風による農林被害の実情を調査するため委員派遣の申請をいたしましたが、議長は議院運営委員会の答申に基きまして開会中の委員派遣は認めないことになりましたので、この点御承知おきを願います。  次に連合審査会開会の件についてお諮りいたします。去る十六日内閣は国際小麦協定への加入について国会の承認を求めて来たのであります。御承知の通り本件はその所管に従いまして外務委員会に付託になつておりますが、輸入食糧がわが国の食糧需給に重要な位置を占めておる現下の情勢から考えまして、この国際小麦協定への加入……

第12回国会 農林委員会 第3号(1951/10/24、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  本日は食糧の需給、価格の推移等食糧事情の見通し並びに主要食糧の統制撤廃問題、肥料の需給調整、あるいは糸価安定のための方策、その他現下の農政の重要問題につきましてへ政府の所信及び説明を求めることにいたします。  なお目下国会に提出されております補正予算は、如上の諸問題の裏づけとなるものとも考えられますので、この際あわせて農林関係の予算の重要な項目につきまして、御説明を承りたいと思います。政府の説明を求めます。根本農林大臣。
【次の発言】 それでは次会は明日十時半から開会いたすことにして、本日はこれで散会いたします。     午前十一時五十一分……

第12回国会 農林委員会 第4号(1951/10/25、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  昨日の委員会において決議になりました小委員会の設置につきましては、委員長に委員並びに小委員長の人選を御一任になつておりましたので、この際御指名いたします。農林公共事業小委員    宇野秀次郎君  中垣 國男君    越智  茂君  大森 玉木君    中馬 辰猪君  坂口 主税君    野原 正勝君  足鹿  覺君    平野三郎君  竹村奈良二君    松浦東介君小委員長は松浦東介君にお願いいたします。  肥料及び飼料小委員    遠藤 三郎君 小笠原八十美君    河野 謙三君  原田 雪松君    吉川 久衛君  井上 良二君    ……

第12回国会 農林委員会 第5号(1951/10/27、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  前会の農林大臣の説明に対する総括的質問が若干残りましたので、これを許します。竹村君。
【次の発言】 竹村君に申し上げます。時間を経過しましたから結論を願います。
【次の発言】 これより肥料に関する件を上程いたします。昨日の肥料小委員会におきまして、肥料に関する諸問題について関係事務当局より種々説明を聴取されたようでありますので、本日は関係大臣の出席を得まして、本件に関する調査を行うことにいたします。質問の通告がありますからこれを許します。河野君。
【次の発言】 速記をとめてください。

第12回国会 農林委員会 第6号(1951/11/06、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  目下内閣委員会において行政機関職員定員法の一部を改正する法律案を審議いたしておりますが、御承知の通り、本案中、農林省関係といたしましては、食糧庁や統計調査部を初め、約二万六千余名の人員の減少が予定されておりまして、今回の整理の最も大きな対象になつております。このことは食糧統制の問題等の農林政策上種々重要な問題を含んでおりますので、当農林委員会といたしましては、内閣委員会と本案について連合審査会を開催するようにとりはからいたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めまして、さよう決定いたします。  なお連合審査……

第12回国会 農林委員会 第7号(1951/11/10、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  議案の審議に入る前に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。先般小林運美君、井上良二君が委員を辞任されましたので、理事が二名欠員となつておりますが、一昨日両君が再び農林委員に選任になりましたので、この際委員長において両君を理事に指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よつて小林運美君、井上良二君が理事に選任せられました。
【次の発言】 次に去る八日、本委員会に付託になりました内閣提出、農林漁業組合再建整備法の一部を改正する法律案を議題にいたし、審議に入ります。まず本案の趣旨について政府の説……

第12回国会 農林委員会 第9号(1951/11/14、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  先ほど、理事会を開催いたしましたるところ、小林委員より、目下問題になつておりまする知事会が議の状況及び知事会議の中におきます農業委員会の諸君もここに呼んで実情を調査したいという御意見もありましたが、目下農林大臣並びに知事会議の方は相当に急迫しておるらしいので、適当の時期に一農林大臣並びに農業委員の代表者を呼びまして、実情を調査することにいたします。御了承を願がいます。  次に繭糸価格安定法案を議題といたし、本日より質疑に入りますが、ただいま八木君より本案の議事進行に関する発言の要求がありますので、この際これを許します。

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/15、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  繭糸価格安定法案を議題とし、昨日に引続き質疑を行います。石井繁丸君。
【次の発言】 午後は一時半より再開することにして、暫時休憩いたします。     午後零時九分休憩
【次の発言】 休憩前に引続きまして、ただいまから農林委員会を開会いたします。  農林大臣に対する質疑が保留されておりますので、ただいま農林大臣に対する質疑だけをお許しいたしますが、農林大臣は三時から所用があるそうでありますから、一人に対して十分あてお許しいたしますから、その時間の範囲内で質疑を終了されたいと思います。小林運美君。

第12回国会 農林委員会 第11号(1951/11/16、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  繭糸価格安定法案を議題といたします。昨日の委員会においてお知らせ申し上げましたように、これより繭糸価格安定法案につきまして、利害関係者、学識経験者より参考意見を承ることにいたします。  この際参考人として御出席いただきました各位にごあいさつ申し上げます。本日は御多忙中にもかかわらずおいでをいただきまして、まことにありがとうございます。御承知のように、つとに各界から生糸の輸出増進及び蚕糸業の経営の安定をはかるために、繭及び生糸の価格の安定の措置を要望せられておつたのでありますが、今般ここにこの法案として政府より提出せられて参りました。本委員会……

第12回国会 農林委員会 第12号(1951/11/17、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  繭糸価格安定法案を議題といたします。本案につきましては昨日をもちまして質疑を終局いたしましたので、これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。八木一郎君。
【次の発言】 次は小林運美君。
【次の発言】 石井繁丸君。
【次の発言】 足鹿覺君。
【次の発言】 これをもつて討論は終局いたしました。  これより繭糸価格安定法案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は可決すべきものと決しました。  なお衆議院規則第八十六條の規定による本案に関する報告書の作成につきましては、……

第12回国会 農林委員会 第13号(1951/11/22、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  畜産に関する件について議事を進めます。まず松浦君より発言の要求がありますから、これを許します。松浦委員。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいま松浦君が提示をせられました決議案の内容について、御意見はございませんか。
【次の発言】 御意見がないようであますので、お諮りいたします。ただいまの松浦君の動議の通り、決議案の案文を決定するのに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決定に相なりました。  右の取扱い方は議員提出ということになりますので、一切委員長に御一任を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。

第12回国会 農林委員会 第14号(1951/11/28、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。  農林公共事業に関する件について議事を進めます。まず農林公共事業小委員会における調査の報告を聽取いたします。小委員長から発言を求められておりますからこの際許します。松浦委員。
【次の発言】 松浦小委員長の発言を了承することに御異議ございませんか。
【次の発言】 了承することに決しました。
【次の発言】 次に肥料及び飼料に関する小委員長の報告を聞くことにいたします。これを議題といたします。肥料小委員長河野謙三君。
【次の発言】 お諮りをいたします。ただいまの肥料小委員長の報告を了承するのに御異議ございませんか。

第13回国会 農林委員会 第1号(1951/12/12、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより農林委員会を開会いたします。
【次の発言】 異議なしと認め、さよう決しました。なお右の要求に対していずれ議長の承認がありましたならば、調査のために関係各方面から種々資料を要求する必要があると思いますが、これらの手続は委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さようとりはからいます。  なおこの際一言申しておくことがございます。十一月二十八日付をもつて本委員会から農林大臣、大蔵大臣並びに積雪寒冷単作地帶振興対策審議会長あて参考送付をいたしました積雪寒冷単作地帯対策強化拡充に関する決議中、「政府並びに審議会が、法の運用に当り不公……

第13回国会 農林委員会 第2号(1951/12/15、24期、自由党)

○千賀委員 今般農林委員長の更迭にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  顧みますれば、私が農林委員長の重責を帯びましたのは、昨年昭和二十五年五月二日でございまして、爾来一年有半、三十五件に達する法律案並びに承認事項を審査いたし、また食糧、応共事業、畜産、林野、肥料等の重要な農林問題に関しまして、あるいは小委員会を設置して詳細な調査を行い、または東北、北海道から九州のはてに及ぶ全国各地に委員各位の御出張を煩わせまして、つぶさに耕作農家の実情をうかがい、あるいは現地指導者側の建設的意見を徴する等、各位の御活躍によりまして無事大任を果し、祖国再建の一端をになうことのできましたこと……

第13回国会 農林委員会 第5号(1952/02/01、24期、自由党)

○千賀委員 ただいま田中君の御発言中の牛の問題に関連して……。田中君の着想は双手をあげて賛成するところでございますが、ここにわれわれ若干考えさせられるところがある、というのは、牛の改良を役人がやつてくれという要求でございますが、役人万能という見方は私はどうかと思います。愛知県には三河牛や、鶏もりつぱなものができておりますが、これなども明治初年以来みな民間の篤農家の手によつて改良せられたものでありまして、ここには幾らも役人の力は利用されておりません。ほとんどが民間篤学篤農の手によつて改良されております。改良というようなことは非常に引続いた固定した努力がいるものでありまして、これを浮草稼業のお役人……

第13回国会 農林委員会 第16号(1952/03/20、24期、自由党)

○千賀委員 ただいま御審議を願います林くい虫等その他の森林病害虫の駆除予防に関する法律の一部を改正する法律案につきまして提案理由を御説明いたします。  戦後松くい虫が異常に蔓延して、わが国森林資源に相当な被害を與えることになりました結果、第七国会におきまして、松くい虫等その他の森林病害虫の駆除予防に関する法律が制定公布せられましてより、松くい虫等の穿孔虫類の防除事業は、着々とその効果を現わして参り、これによる被害も最盛の時期に比較いたしまして相当の減少を来している状態でありますが、その反面松くい虫等以外の森林病害虫等が、戦後の森林の荒廃とともに急速に発生蔓延し、その被害地域も広汎な地域に及び、……

第13回国会 農林委員会 第18号(1952/03/26、24期、自由党)

○千賀委員 この法案を審議するにあたりまして、私は一つの疑いが起つて来るのでございますが、町村が単位になつて、その災害を戸数で割つたものが幾らく、こういうことになつて、それが五万円、八万円、十万円、いろいろな線があつてそれで論争されておるのでございます。ところで、その町村も一つの単位ではあろうけれども、町村の区域の広さ、狭さというものは一向論議されておりません。そこで町村の広さというものはずつと昔は非常に狭かつた。それが歴代の政府の指導によつてだんだん大きくなつた傾向のところもあれば、一向それには無関心で小さいままでおるところもあります。一郡の中、あるいは一県の中が幾つにも仕切られておるという……

第13回国会 農林委員会 第31号(1952/05/08、24期、自由党)

○千賀委員 私のお伺いいたしますのは、まず農業災害補償制度におきましては幸い拂いもどし制度があるということになつておりますが、いまだその拂いもどし制度の実施された例を聞いておりません。これは私が寡聞にしてその例を聞いていないのか、事実全国ともにいまだ拂いもどしの制度が実施されておらぬのか、まずその点からお伺いいたします。
【次の発言】 どこの組合が行つておりますか。それがおわかりになつておつたらちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 無事拂いもどしの制度があるけれども、連合会の内容が充実していない、または災害によつて欠損を重ねておるから拂いもどしができない、こういうことはわれわれは納得が行……

第13回国会 農林委員会 第38号(1952/05/23、24期、自由党)

○千賀委員 政府によくその点は答弁をさせます。

第13回国会 農林委員会 第39号(1952/05/27、24期、自由党)

○千賀委員 千賀康治外十五名提出の農業災害補償法の一部を改正する法律案に対する修正案は、ただいまお手元に配付になつておる通りのものでありますが、本修正案について、その趣旨を弁明いたしたいと存じます。  修正の第一点は、農業共済組合に対する行政庁の検査についてであります。  現行法におきましては「行政庁は、農業共済団体の業務又は会計が法令、法令に基いてする行政庁の処分又は定款に違反する疑があると認めるときは、何時でも、当該団体の業務又は会計の状況を検査すことができる。」とあり、行政庁は行政庁の処分または定款に違反する疑いがあるときに初めて検査することと相なつておりまするのを、改正案におきましては……

第13回国会 農林委員会 第49号(1952/06/27、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長代理 委員長がしばらく所要がありますので、私がかわつて委員長の職務を行います。  これより農林委員会を開会いたします。まず農村生活改善に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。平野三郎君。
【次の発言】 積雪寒冷地帯の問題でありますが、今まで三千数百町村が積雪寒冷単作地帶振興対策の恩典を受けておつたのでございますが、これに相当する気候條件その他一切の條件が備わつておりながら、いまだその地域に指定されなかつた町村が四百町村ばかりあつたのでございます。これが今回皆さんの御盡力によりまして、幸いにも地域に指定を受けまして、既存町村とともに肩を並べて、その……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 決算委員会治安及び地方制度委員会国土計画委員会連合審査会 第1号(1947/08/15、23期、民主党)

○千賀委員 委員長私の質問も速記を止めていただきたい。
【次の発言】 今日は關係の各委員會の方々がみなお集まりでありまするし、またその向き向きの政府當局も御出席でありますから、まことによい機會でありますので、ぜひ御質問かたがた注意を喚起いたしたいと思うのであります。災害の防止の機能についてであります。特に水災の防止の機能についてでありまするが、近ごろ日本の歸還者あるいは戰災者等のために入口が急激に殖えまして、これら入口を保持するために食糧を供給する一助として、國内のあらゆる方面で新農地の開拓を計畫いたしておられます。もちろん多數の人口を養うために耕地を擴げようというこの作用につきましては根本的……

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第9号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○千賀康治君 金澤、江島間道路は靜岡縣濱名地方から名古屋田口線に出て、名古屋方面への運輸路となり、さらに長野縣伊那地方から東三奥地を経て豊橋方面に通ずる最も近道であり、かつ、交通量もきわめて多く、附近農村の供出米麦並びに蔬菜、青果、木材等の搬出路として重要であるから、該路線を縣道に編入されたい。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第11号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○千賀康治君 愛知縣下の各河川は戰時中における森林の濫伐と、砂防事業の不振とによつて年々土砂を押し流し、このまま放置すれば豪雨の際はその沿岸地帶に多大の損害を及ぼすことは明らかである。ついては次の河川に対して砂防工事を施行せらるるよう要望する。 一、矢作川 二、籠川 三、西中山川 四、木瀬川 五、木曽川 六、天白川 七、澁川 八、市木川 九、庄内川 十、境川


24期(1949/01/23〜)

第6回国会 文部委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○千賀委員 私は、今日は建設委員の諸君の御名論を伺うだけのつもりでここに来ましたが、当局と相対峙しておつてはおもしろくない、委員の意見も聞きたいという今お話が出ましたから、一つお話をいたします。  この問題につきまして、――愛知県は御承知の全国でも相当に有力県であり、また進歩的な県であると思いますが、今日は愛知県の教育委員会及び愛知県の県当局、町村長会長いわゆる各セクセクションの中心人物が、全部あげてこつちに来ております。その人々に、今われわれの文部委員会ではこの問題でトラブルが起きておるのだが、君たちはどう思うかといつて質問いたしますと、愛知県の各セクションの代表者たちは、きわめて意外な面持……

第8回国会 地方行政委員会大蔵委員会農林委員会水産委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/07/17、24期、自由党)【議会役職】

○千賀農林委員長 ただいまそちらで提示されました数字は、東京都下の平均だと思う。全国のは全国の平均だと思う。はたして私の言うのが間違いがないかどうか。東京都下の平均であるならば、東京といえども、木村君が言うような、くまの住む山もある、いのししの出る山もある、東京都心で平均すれば、郡部よりも若干高くなることは当然であつて、その数字が示してお程度で大体いいと思う。先ほどから質問されておるのは、東京都心と全国平均と大体同じであるという所論で進められておるので、私は今政府が提示した数字が大体正しいものであつて、その所論を進める方がむりであると考えます。はたしてそれが東京都心の数字であるかどうか、これを……

第8回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1950/07/25、24期、自由党)【議会役職】

○千賀農林委員長 株式組織にあらずして、会員組織ということです。会員組織の指導原理がはつきりいたしませんが、これは仲買いの会員ということになるのか。主たる利用者が会員になるのか。この点をはつきり御説明が願いたいということ。それからいろいろ商品の項目にわたつて上場品目が決定されておりまするが、大体戰前と同じようだといわれております。しかし戰前といえどもこれらの商品を上場いたしまして、ほんとうに経済界安定のため、あるいはその商品の市場取引の健全な発達をはかるのには、相当な量を取扱う必要があるのでございまするが、戰前と現在と比べまして、商品の価格が非常に大きな相違をいたしております。数百倍から千倍を……

第9回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1950/11/28、24期、自由党)【議会役職】

○千賀農林委員長 私ども農林委員のものは、特にこの御審議に共同審査をお願いしたのでありますが、その目的は土地に関するものでございますから、ひいては林業、農業等に影響があるのでございます。そこで、林業あるいは農業上から見まして、鉱物資源採掘とどちらが重いか、その重いか軽いかの判定を何人がやるのか、その点が非常に気になりますので、特に今日は審議を重ねたいと思うのでございます。  ただいま首藤政務次官の御説明を承りましたが、大体通商産業政策上からごらんになつた鉱業法並びに採石法、これは私らでもうなずくことができるのでございますが、先ほど私が申しました点になりますと、最後の判定は調整委員会の判定をまつ……

第10回国会 大蔵委員会農林委員会水産委員会連合審査会 第1号(1951/03/09、24期、自由党)【議会役職】

○千賀委員長 これより大蔵委員会、農林委員会、水産委員会の連合審査会を開会いたします。  本日の委員長の職務は都合によりましてまず私が勤めさせていただくことになりましたので、御了承を願います。  それではこれより農林漁業資金融通特別会計法案、及び農林漁業資金融通法案を一括議題といたし、両案に対する質疑に入ります。
【次の発言】 質疑は通告順にこれをお許しいたします。冨永格五郎君。

第13回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1952/05/14、24期、自由党)

○千賀委員 平野、原田両君に関連をして一つ伺いますが、この予算の裏づけが先ほど大蔵省の主計局長の言明を聞いておりましても、ないというのか不確かというのか、しいて言えば二十七年度の農林公共事業費をもつてこれに充てると言つております。農林公共事業は、決してこれはあり余つた予算ではなくて、すでに累年の農林公共事業、ことにその中の復旧費が不足するために、今は数百億というような累積した過年度災害がそのままにたまつております。鉱害のために経費を投ずることももちろん必要ではありますが、すでに起つた河川の決壊によつて農地が流失したとか、あるいは海岸堤防が切れて農地が流失しておるとか、こういうようなものさえも、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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