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酒井俊雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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23期委員会出席(幹部)TOP100
73位

このページでは酒井俊雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。酒井俊雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 司法委員会 第7号(1947/07/29、23期、国民協同党)

○酒井委員 賠償法案第一條につきまして政府委員に少しお尋ねをいたします。一條によりますると、「國又は公共團體の公權力の行使に當る公務員が、」とございます。この賠償法案の基本ともなるべき憲法の條文第十七條によりますれば、「何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、國又は公共團體に、その賠償を求めることができる。」とありまして、公務員の不法行為によつて損害が國民に生じたときには、その不法行為が公權力の行使であらうとあるまいと、それにかかわらず國または公共團體は損害の賠償の責に任じなければならない、こういう規定がありまするが、憲法で保障したこの國民の權利を範圍を狭……

第1回国会 司法委員会 第8号(1947/07/30、23期、国民協同党)

○酒井委員 議事進行について……。ただいまの質問を聽いておりますと、國家賠償法とどこが關係があるのかわれわれにはさつぱりわからぬのでありますが、今國家賠償法の審議をしているときであります。しかもだんだん時期も切迫し、多くの法案をあとに控えております。こういうことを際限なく許されたのでは到底この審議もむずかしいと思います。私ども常識をもつているがゆえに、離れたことは聽かないようにしておりますが、ああいうことを一一際限なく許されるということになると、全部の者がそういうことを言い出すということになれば、とてもこの司法委員會の運用はできないと思います。委員長には質問の整理をし、また重複したような質問に……

第1回国会 司法委員会 第10号(1947/08/01、23期、国民協同党)

○酒井委員 私きわめて簡單に政府委員に質問申し上げたいと思います。實は地方制度の理事會が次に開かれますので、非常に焦つておりまして、たいへんここの始まりが遲くなりましたので、詳しくはまたの機會にお伺いすることにして、ほんの一、二點お伺いすることにいたします。  まず第一番に新憲法の要請によりまして、現行刑法の一部の改正はここになされるわけでありますが、刑罰法規の基本法でありまする刑法の一部改正ができましても、他に從來多くの刑罰法規が存在しておつたわけでありまするから、それらの刑罰法規の中には、新憲法の趣旨と相容れないものもたくさんあると思います。すでに臨時的に改廢せられたものもあるかと思います……

第1回国会 司法委員会 第14号(1947/08/06、23期、国民協同党)

○酒井(俊)委員 関連して……。百五條の「罰セス「を「免除スルコトヲ得」というふうにかえる原則的な建前には、私贊成したのであります。それは結局本件犯罪の性質から見まして、犯人を蔵匿し證據を隠滅すれば、たとえ親がやつても子がやつても、一応國家の捜査權、裁判權、こうした公權を犯すものでありまして、犯罪を本質的に構成するもので合つた考え方は、道理に合つた考え方だと思います。しかしながら、それかといつて、親子兄弟血のつながり濃い親族間の人情をそのまま放棄することは、人間の世界に適用される法律としては不適當であります。そういう意味から罰則を改めて、「免除スルコトヲ得」という形にすることは、原則上當然だと……

第1回国会 司法委員会 第17号(1947/08/09、23期、国民協同党)

○酒井委員 政正法律案一條の一、二は、結局新しい憲法に應ぜられて、民法へ新しい憲法の精神を盛りこむ意思だと承知いたします。しかし第一條の規定のように「私權ハ總テ公共ノ福祉ノ為メニ存ス」ということだけをここへ抽象的にあげるならば、これはむしろ不要なことではないかと思います。と申しまするのは、私權がすべて公共の福祉のために存することは憲法の大原則でありまして、今さらここにこのまま移すということは、むしろ蛇足である。私どもの要望といたしましては、もちろん私權が公共の福祉のために存することを最も色彩強く民法に反映しなければならぬと思います。それである以上、民法の各私權の規定の中へ、この公共の福祉に反す……

第1回国会 司法委員会 第54号(1947/11/10、23期、国民協同党)

○酒井委員 私は國民協同黨を代表いたしまして、原案に贊成いたします。

第1回国会 司法委員会 第62号(1947/11/25、23期、国民協同党)

○酒井委員 國民協同黨を代表いたしまして、本案に賛成いたします。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1947/08/07、23期、国民協同党)

○酒井委員 特別市制の問題につきましては、御承知の通り各關係市、關係府縣からいろいろな陳情もまいつておるのであります。もちろん國會といたしましては、國家的立場からこの特別市制の問題を大いに審議すべきでありまするが、よほど愼重審議いたしませんと、各關係府縣、市の住民に非常に重大な影響を與える問題だと思います。聞くところによれば、これは單なる風評だと思いまするけれども、小委員會あたりで、どうもあまり陳情がうるさい、なるたけ早く通してしまおうというような座談も出たとかいうことを言うておりますが、もちろんこれはとるに足らぬことだと思います。しかしそういう氣持で萬一この問題を取扱うことになると、たいへん……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1947/10/02、23期、国民協同党)

○酒井委員 道路交通に關する各種の法令がこれに統一されまして、一つの系統をもつてまとめられましたことについては、心から賛成いたすものであります。ただこの道路交通に關しまして、過去において種々なる事故が發生し、これがために被害をこうむつた人も多いのでありますが、私ども常々考えておりましたのは、こうした被害者の救済は、単に法案の整理だけで目的を達するものでないし、また被害者の發生の減少も、法案の整理によつてこれをきたすというものじやないと思います。せつかくこの法律ができまする以上、この法律の運営に直接あたる官憲は、特にこの法律の精神をくみとつて、事故の發生防止その他に最善を尽さなければならぬと思い……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第25号(1947/10/20、23期、国民協同党)

○酒井委員 私は大體概論的な質問を申し上げようと思います。従來わが國におきまする地方自治なるものは、御承知の通り極端にその範圍が狭められ、ほとんど地方公共團體は國家の出先の仕事をするのが大部分の役目でありました。これは民主主義政治のまつたく逆をいくものでありまして、今や大幅にこれが順次改正をされつつあるのであります。そういう意味におきまして、私はこの地方自治法なるものが、なお一層民主的な改正を遂げることを心から期待するものであります。  そこで今度の改正案のうち、二、三質問申し上げたいと思いますが、地方選擧に関する法文が改正されることになつて、中で選擧人名簿の調製、これは今までは据えおき主義と……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第26号(1947/10/22、23期、国民協同党)

○酒井委員 私から地方財政に關連いたしまして、一、二質問を申し上げたいと思います。  六・三制の問題が、地方財政に關してしばしば出たようでありますが、六・三制の教育は、私の解釈するところによれば、本來義務教育でありまして、本質的にはこれは國家の事務である。それを地方團体に委託してこれを行わせるということだと思いますが、そう解釈してよろしうございますか。
【次の発言】 その關係はたいへんよくわかりましたが、國家教育とも言うべき六・三制教育が、委任事務でともかくも行われるということが非常に不合理である。殊に經済の逼迫いたしました今日の状態におきましては、なおはなはだしい不合理であると考えるものであ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第36号(1947/11/19、23期、国民協同党)

○酒井委員 政府委員の御答弁、たいへん詳細にわたりまして多といたしますが、質問者がなおたくさんございます関係上、結論的な御答弁を簡単にお願いしたいと思います。先ほどの例を申しますれば、地方財政はいつ確立するかというようなことは、長々と御説明ならぬのでも、見透しがつかぬならつかぬと、こういうことでいいと思います。
【次の発言】 重複の點を避けて、一二點質問を申し上げたいと思います。  第一に警察管區の振わけでありますが、これは愛知縣などは非常に不滿をもつておるもので、どういう標準でこの六箇所を割當てられたか、かつての控訴員の管轄、高等裁判所の管轄から申しても、愛知縣は今まで一つのブロックの中心に……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第38号(1947/11/21、23期、国民協同党)

○酒井委員 緊急質問の形でちよつとお尋ねしたいと思います。この前の委員會におきましてもお尋ねいたしましたが、警察管區本部の名稱及び所在の場所につきまして、最初の腹案とこの原案とが變つておることはわれわれも承知しておりますが、その經緯からみてもこの原案の修正は可能のように考えております。その前提のもとにこの原案の警察管區本部の所在の場所等をみますと、はなはだ不適當な割當であると考えれれます。と申しますのは、この警察管區本部は一つは地理上からみて日本全國を分け、適當な場所へ置くということが必要だと思います。交通あるいは電信、電話、殊に警察の立場としての交通、電信その他通信、こういう方面の地理的關係……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第39号(1947/11/22、23期、国民協同党)

○酒井委員 本日で大體質問も終了になると思いますから、最後に少しお尋ねをしたいと思います。それは先日もこれに關してお尋ねをしたのがありまするが、警察法別表の管區本部の場所についてでありますが、この前申しましたように、あらゆる條件から考えてみまして、名古屋市に本部を一つ設けることはぜひ必要であると私どもは考えるものであります。その考えておる根據を申しますれば、大體名古屋市におきましては檢察廳あるいは高等裁判所、いういう裁判關係、檢察關係の東海、北陸方面における中心になつておりまして、從つてこれを最も關係の深い警察管區がこれと一致をいたしませんと、警察廳あたりでは非常にその取扱いに不便を來し、從つ……

第2回国会 司法委員会 第46号(1948/06/30、23期、国民協同党)

○酒井委員 國民協同党を代表しまして、本案に賛成するものであります。新憲法によりまして、人権は基本的に保護されることになりました。この実現をはかるもろもろの法律は、順次体系を整えていくと思います。その中において本法のごときは最も活用さるべき期待をもち得る法律だと考えます。ただいま鍛冶君も申されましたように、この法律の運営を、十分その精神に則つて、当路にあたる者が過ちなからんことを希望いたしまして、賛成をいたします。

第2回国会 司法委員会 第49号(1948/07/03、23期、国民協同党)

○酒井委員 國民協同党を代表いたしまして、議題となつております少年法の修正案並びに原案に賛成の意を表します。
【次の発言】 國民協同党を代表いたしまして、原案に賛成いたします。
【次の発言】 國民協同党を代表いたしまして賛成いたします。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1948/04/02、23期、国民協同党)

○酒井委員 海難に関しては現在いろいろな法制があるのでありますが、そういう法律との関係はどうなるのでありますか。
【次の発言】 海難救助法とか、海難審判に関する法律と矛盾する点はありまませんか。私も海難に関する法律をしばらく見ないので、内容をしつかり知らないのですが……。
【次の発言】 やはり傳染病等の公衆衞生の点です。
【次の発言】 こまかいことですが、十二に「海上における犯人」ということがあります。先ほど、陸上の警察権との競合関係について話合つておられたのを聽いておりましたが、海上における犯人というと、陸上で犯罪を犯して海上へ出た者を捜査するという意味でありますか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第21号(1948/04/05、23期、国民協同党)

○酒井委員 第七條と第三十一條との関係におきまして、第七條中特に十二でありますが、「海上における犯人の搜査及び逮捕に関する事項」と示されております。三十一條の方では「二級の運輸事務官又は運輸技官を以て充てられた海上保安官は、海上における犯罪につき刑事訴訟法第二百四十八條に規定する司法警察官の職務を行い、三級の運輸事務官又は運輸技官を以て充てられた海上保安官は、海上の犯罪につき同法第二百四十九條に規定する司法警察吏の職務を行う。」とありますが、刑事訴訟法における警察官もしくは警察吏の職務権限を海上保安官は與えられるわけでありますが、私考えてみますと、どうも海上における犯人の搜査というのとこの條文……

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第7号(1948/06/28、23期、国民協同党)

○酒井委員 國民協同党を代表しまして、二つの点について希望意見を附して、本原案に賛成の意を表します。  一つは、社会党の御希望意見と同じ点でありますが、單記制でなく制限連記制を採用したい、特に各選挙区とも二名連記を採用したいという希望であります。いま一つは二万円の選挙公営上の予納金の点でありますが、選挙公営ということを徹底する以上、この二万円の予納金は削除すべきだ。この二つの強い希望意見をもつております。  なお、ただいまの希望意見は法律の内容そのものについての希望意見でありますが、いま一つ法律の運用につきまして希望をもつものであります。それは過去における選挙運動の有樣を見まするのに、法律の形……

第4回国会 法務委員会 第4号(1948/12/12、23期、国民協同党)

○酒井委員 一点お尋ねをいたします。從來裁判所におきましては、私ども常に出入りをしておりまして、非常に職員が不足で、見ておつてもまことにお氣の毒な状態であるとともに、私どもが弁護の仕事に当りますにも、判事が足りなかつたりいろいろする関係上、十分迷惑に存じておつた次第であります。そこで予算の面が許すならば、こうした不便を一掃するために、相当人員をふやされることが当然だと思います。むしろこの際少しぐらいふやしましても、すぐ実務の上に不便を感じます。労働基準法はございましても、裁判官は時間を超越してやつておられるあの状態を知つたならば、遠慮すべきでないと私は思います。そうした意味から、むしろ今の質問……

第4回国会 法務委員会 第5号(1948/12/13、23期、国民協同党)

○酒井委員 國民協同党を代表いたしまして、ただいま上程の政府修正案に賛成いたします。


各種会議発言一覧

 各種会議での発言記録なし。

※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

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データ入手日:2024/10/20

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