国会議員白書トップ衆議院議員林大作>委員会発言一覧(全期間)

林大作 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

林大作[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


23期委員会出席TOP50
39位
23期委員会発言TOP100
89位
23期委員会出席(無役)TOP50
18位
23期委員会発言(非役職)TOP50
48位
23期各種会議出席(無役)TOP25
18位

このページでは林大作衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。林大作衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 財政及び金融委員会 第13号(1947/08/23、23期、日本社会党)

○林(大)委員 一つだけ小坂次官にお尋ねいたします。御承知のように貿易資金特別會計というのがございまして、貿易廳はあれでもつて輸出品の引取りをして金を拂つておるのであります。ところが最近貿易再開で華々しくいこうというときにあたりまして、第一・四半期の豫算がなくなつてしまつたということでございましよう。品物は取りながら、すでに一箇月以上も金を拂つておらないのであります。そのうちに第二・四半期の資金を使い得るようになるまでという意味のようでありますが、貿易廳の方は先ほども商業委員會でいろいろお聽きしましたところが、しばらくお待ちを願いたいという御答辯でありました。これは一方が政府であるから、生産者……

第1回国会 財政及び金融委員会 第18号(1947/09/17、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今の税金に關連したことで、昭和二十二年四月に決定された増加所得税についてでありますが、これの課税の基礎があまりはつきりしていなかつたということ、實質調査はほとんど行われずに確實な資料なしにやらざるを得なかつたという状況があつたようであります。從つてこれに對する訴願がずいぶん出ておるようであります。ところがこの訴願に對して、殊にこれは田舍の税務官吏だと思いますが、一度きめた税額に對して、胸襟を開いて相談に乘つてきめようという態度がほとんど見られない。一たんきめたものはしやにむに通していく。最近の世情から言うと、訴願したら一應拂わずに突つ張つていこうという状況が見られるのであります……

第1回国会 財政及び金融委員会 第24号(1947/10/04、23期、日本社会党)

○林(大)委員 この貿易資金の資金繰りの説明書の中に、例の今まで輸入なさつたものの中で、農林省の配給物資として輸入品の中からお渡しになつて、内地の公定價格との差損を、貿易資金の中でお拂いになつた額が相當はいつていると私は思います。それはどこの項目にはいつておつて、どのくらいの金額になるものであるか承りたいのであります。
【次の発言】 大體において概算額はどのくらいに相なつておりますか。
【次の発言】 數字はしばらくおくといたしまして、一體貿易資金は貿易をスムースに進行するために設けられるのでございまして、この貿易資金は相當な數字に相なると私は思うのでありますが、國内の配給物資の差損金のためにど……

第1回国会 財政及び金融委員会 第35号(1947/11/15、23期、日本社会党)

○林(大)委員 もう一つ資料の要求について。國民所得額とその計算基礎について、大藏省にあるなるべく詳しいものをお知らせ願いたいと思います。

第1回国会 財政及び金融委員会 第37号(1947/11/21、23期、日本社会党)

○林(大)委員 和田長官にお尋ねいたしますが、この經濟力集中排除法の主要なる目的が、第一條にございますように、平和的な國家の再建と、民主的な國家の再建との二つにはつきりわかれております。私どもの見るところでは、經濟力の集中排除は、前段の平和的な部分を完全に實行さえすれば、この民主的という面の方は從たるものでいいのではないか、アメリカの經濟の規模に比べまして日本の經濟のあり方というようなものを考えてみます場合、大きさというようなものを考えてみます場合には、むしろ前段の平和主義に徹底し得さえすれば、あとの問題は二の次になつて、放つていてもいいような感じがいたして、おるのであります。從つてこの平和と……

第1回国会 商業委員会 第3号(1947/07/11、23期、日本社会党)

○林(大)委員 第二十九条の委員の年令に関する規定でございますが、これらの規定は現在の日本のどんどん変化いたします状況並びに民主化の状態から考えましても、なるべく若い者を委員にすることも必要であろうと思うのであります。何故三十五年以上をもつて委員とするとお決めになりましたか、政府の御答弁を願いたいのであります。

第1回国会 商業委員会 第6号(1947/08/21、23期、日本社会党)

○林(大)委員 ただいまの貿易組合法について四点ほどお尋ねいたします。第一点は貿易組合を廃止さるるに当りまして、大体何箇月くらいのうちに廃止が完了するものであるか、できることなら三月か半年以内には全部精算を完了するように御配慮願いたい。往々にしてこういう組合は、廃止が決定いたしましてから二年も三年もぐずぐずとひつかかつておるのが多い。そういうことのないように大体の見透しを承りたい。  第二点、ここに配布されておりますところ貿易組合法は、昭和十二年八月十三日法律第七十四号によるものでありますが、貿易公団設立まで存在し、現在も多分八十一だつたと思いますが、輸出入組合が存在しておるわけでありますが、……

第1回国会 商業委員会 第7号(1947/08/23、23期、日本社会党)

○林(大)委員 輸出に関する生産品の技術面というものは、現在の日本の工業の状態におきましては、戦前に比べてずつと技術的にも落ちている。また材料からの制限もずいぶん食つていると思います。それに比べて諸外国においては、われわれが足踏みをしておつた間に、技術面がずつと進んでいる。私が東洋諸国に長くおりました経験などを今ふりかえつて見ても、はたしてインドの工業と、日本の今の工業と、どちらが高いかということについては、私はちよつと疑問であろうと思う。むしろインドの方が進んでいるのじやないか。これは物によりますが、そういうことを考えるのであります。そういう状態に、現在の日本の輸出生産品の技術面がおかれてい……

第1回国会 商業委員会 第9号(1947/09/23、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今の問題はそれで片づきましたが、この次に経済力集中排除法案が出てくると思います。これは前に独占禁止法の一部を改正する法律案を商業委員会で審議した関係もあるし、私ども委員としては、當然経済力集中排除法案は商業委員会で来るのではないかと考えますが、當局の御意向をこの際伺つておきたいと思います。

第1回国会 商業委員会 第10号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○林(大)委員 私はおもに資料の御提出をお願いいたしたいと思います。大體この百貨店法というものは、私の海外における経験から申しますと、欧米におきましては、多分百貨店法があると思います。この欧米における百貨店法の内容をお知らせ願いたいのであります。と申しますのは、百貨店というのは、いわゆる今までの一等國以外の國におきましては、欧米資本主義國がそこへもつていつて百貨店を設置いたしまして、そして自分たちの資本、もしくはその土着資本と協同経營することによつて成り立つておるその形が、いわゆる世界の百貨店の今まである形であります。日本におきましては、欧米先進國と同様な意味における百貨店が今まで行われておつ……

第1回国会 商業委員会 第12号(1947/10/08、23期、日本社会党)

○林(大)委員 理化学研究所を新会社とする案につきましては、なおよく事實について取調べる必要があると思いますので、公聴会もしくは證人の皆さんの御意向によりますが、どちらかの方法によつて本委員会において實際の當事者からよく話を聴いてそれを参考として決定すべきではないか。こういうふうに私は考えるのであります。  それから次に百貨店法の廃止でございます。これは私どもの考えではいわゆる百貨店の法律の組合に関する部分というものは廃止すべきものであると思いまするが、百貨店自體が経済的に大きな力を発揮いたしまして、これが中小商業者を圧迫していくというようなことがないようにしなければならないのであります。その……

第1回国会 商業委員会 第14号(1947/10/18、23期、日本社会党)

○林(大)委員 株式にするという話は進駐軍から出て、そうして政府が、こういう意向であるからひとつ株式會社にしてもらいたいという一聲でもつて、やむを得ぬからやろうというのみにしてできたものであるか、それとも私ども門外漢からは常識的な判斷しかできませんが、當事者の方たち、ことに立派な研究者の方たちが、國家的の問題であり、またひいては自分たちの問題であるという意味から、研究所の全部の研究者の方たちが隔意なき意見を交されて、そうしてなるほど政府の言うようにこうすることが一番よろしいという考え方で、こういう結論を出されたものであるかどうかという點を、一つ伺いたいのであります。それからもしもそこにうのみに……

第1回国会 商業委員会 第15号(1947/10/22、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今の一條の一号、二号、三号、四号と五号も八号もそうですが、内容がちよつとわかりませんから、資料をください。
【次の発言】 銀行の金利協定などはこの間新聞で見ますと、委員会の方から注意をしておるようでありますが、日本の今の金融統制の状態から言うとやはり除外していく必要があるように私は感ずるのでございますが、その点はどうお考えになりますか。
【次の発言】 先ほどの銀行の金利についてもう少しお伺いしたい。そうするとあれは業者間の自主的協定であつて、法律に準拠していないから、その法律を排除すべき理由がないとおつしやいますが、法律のあるなしは別として、あの協定がなければ、日本の金融業界と……

第1回国会 商業委員会 第18号(1947/11/08、23期、日本社会党)

○林(大)委員 中古衣類の価格が今政府委員からのお話のように、政府としては守らなければならないということを考えておられるようでありますが、一體この法律が一つの社会意識として普遍性をもつということが必要であるのでありまして、その意味においてこの中古衣類の公定価格というものが、私どもが見るところでは守られざる法律だ、こう思つておりますが、守られておる、守られなければならないと御主張になる政府委員としては、一體どの程度にこの法律が守られておるという自信をもつておられるか、その点をお伺いしたいのであります。大體において守られない法律をつくつておいて、それを扱う人々全部を罪人にしてなければならない、厳密……

第1回国会 商業委員会 第19号(1947/11/12、23期、日本社会党)

○林(大)委員 大勢は廃止ということになると思いまするが、無條件に廃止するということもいろいろむつかしい事情があると思います。條件などについてわれわれとしても將来研究する必要がありますので、廃止に伴う實害を現在どういうふうに具體的に考えておられるか、もしお述べ願つたら願いたい。もしそれができないならば、一應文書なら文書で御発表願いたい。將来のためにお願いします。

第1回国会 商業委員会 第21号(1947/12/03、23期、日本社会党)

○林(大)委員 大體公團に関する政府の今のお立場がそれでわかりましたが、私どもの考えといたしましては、大體において公團を設立したということはその事業の基礎が一つの言わば特権の上に立つたものでありまして、しかも從来自由主義盛んだつたころには十分それで採算がとれた事業なのであります。從つて普通民間のものにこれをやらせれば利益をあげることは容易なのであります。それを公團という形で公益を対象としてやる場合には、國庫の豫算の方にも相當食いこむが、しかもなおかつ手數料を取るということに相なりまして、自由營業ならば十分採算の立つような特殊な事業でありながら、それが公團という形であるがために、うまくいかない面……

第2回国会 財政及び金融委員会 第11号(1948/03/25、23期、日本社会党)

○林(大)委員 二、三の点をお尋ねいたします。第一点は佐藤君の質問に関連しておりますが、延滯金利の点であります。それは田舎にまいりますと、延滯利子を、こういう不法なとり方をするのはけしからぬと税務署に言うてまいりまして、それは國会で代議士がきめたのだという答弁を、税務官吏がいたしておるのであります。從つてこれは非常にわれわれ選挙にも影響がありますので、よく調べてみると、この延滯金利のとり方については、所得税法四十七條、これは國会できめたものでありまして、この点については私は何ら疑問の点はない。これでよろしいのであります。しかしながらそのときの勅令で出ておりますところの所得税法施行細則の第五十五……

第2回国会 財政及び金融委員会 第18号(1948/04/06、23期、日本社会党)

○林(大)委員 この財政法第三條の特例をわれわれが審議しなければならないのは、結局御説のごとくこれが直接大きく國家の負担にかかり、また國家の利益になるという問題でありますから、特に國家の負担になる面においては、十分これを数字的にもわれわれは檢討しなければならないはずでございます。その意味において郵便、電信、電話料金及び國有鉄道、この二つについては別な観点から、いわゆる独立採算制というものが考えられておるはずでございます。從いましてまずこの二つの問題について去年、今年の收支の状態と、それから独立採算制に対する大体のお見透しを一應伺つておきたいと思います。

第2回国会 財政及び金融委員会 第20号(1948/04/28、23期、日本社会党)

○林(大)委員 大藏次官にお尋ねいたします。実は住宅営團の國営住宅の拂下げに関する問題であります。これは全國で六万三千戸ございます。そうして現在までにある一定の價格を算出されまして、政府が絶対に損をしないという値段で賣り出しておられるのであります。詳しい数字はお調べを願いたいのでありますが、急造いたしましたああした住宅営團の惡い家で、しかももう二年、三年と経つておりまして、雨漏りも非常に多いような家屋が多いのであります。それが相当高い値段で店子に押しつけられておるわけであります。この店子というのが、大体において引揚者とか、戰災者とか、もしくはある一定の目的のために、つまり軍需工場の要員としてむ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第36号(1948/06/09、23期、日本社会党)

○林(大)委員 内閣総理大臣等の俸給等に関する法律案に関連して、國会議員の歳費の問題はどういうようになるのか、これは憲法による國会議員の地位の保証と深い関係をもつているので、その点について御説明を伺いたい。

第2回国会 財政及び金融委員会 第44号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○林(大)委員 川北さんのお話を承りますと、いわゆる日本銀行の副総裁としてのお話であります。銀行家としては都合がいいか、惡いかというお話は、市中銀行を護つていく意味における日本銀行として、この延期の問題が都合がいいか惡いか、つまりこういう面のみをあなたはお考えになつているようであります。そこで私はちよつと観点をかえて、大体軍事公債の利拂を停止したいというのが社会党本來の考え方でありますし、もつとさかのぼれば、軍事公債のごとき、戰爭をするためにつくつた公債は、前の軍需補償を打切つたとき、同時に打切るべきであつたのであります。それが時期を失して、言わばこういう形でだんだん残つてまいつたのであります……

第2回国会 商業委員会 第5号(1948/04/06、23期、日本社会党)

○林(大)委員 第三條の第七項に「他の行政廳」という文字がございますが、單に他の行政廳というだけでは非常に意味があいまいであつて、御案内の通り中央行政廳もありまするし、行政廳の中には、地方の行政廳もあります。また行政官廳というような意味もあるように思いますし、將來はまた海外にもこうした行政廳の一部があるというようなこともあり得るわけでございまして、この点はこの際明らかにいたしておきたいと希望する次第であります。それで私どもの考えでは、たとえば地方の行政廳の中には明らかに地方自治團体などを含んでいるように了解をいたすのであります。御承知のごとく内務省の解体によつて各都市が警察権を得て、十分地方自……

第2回国会 商業委員会 第6号(1948/05/31、23期、日本社会党)

○林(大)委員 地方税の話のついでに伺つておきたいことは、府縣では機械設備税であるとか、電氣ガス税などを考えており、またすでに議題に上つておつたり、決定された所もあるようでございます。電氣ガスについてはあまり私も異論がございませんが、機械設備、殊に農業機械設備については、相当これは考究を要すると思うのであります。その点に関する野溝大臣の御見解を承りたいのであります。

第2回国会 商業委員会 第7号(1948/06/14、23期、日本社会党)

○林(大)委員 ただいま議題となりました自轉車競技法案について提案理由の説明をいたします。  大正十三年に競馬法が公布せられました当時、すでにわが國の自轉車業界及び当時隆盛を極めておりました競輪界等には、競馬法に対抗して、この種法案の制定を要望する声が相当に強かつたのであります。爾來競馬の発展に並行いたしまして、機会あるごとに、日本における自轉車の重要性を強調し、この種法案の制定を希求する輿論が起つたのでありますが、遂にその目的を達せずして、今日におよんだのであります。すなわち、今回の自転車競技法の提案は、以上のごとき多年の宿願を基盤とし、次に申し上げますごとく、自轉車業界が遭遇いたしました空……

第2回国会 商業委員会 第8号(1948/06/16、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今御指摘の事業者團体法の関係については、はつきり申し上げまして、実は今まで何ら話会いがついておらぬのであります。もしこの法律ができれば除外例の一つにこの法案を加えていただきたいと思つております。もしそれができる場合は多少制限が加えられるが、やむを得ないと解釈しております。
【次の発言】 この法律案を見ると、私の解釈することろでは、各府縣にできる自轉車振興会は何らこの法律に触れないと思います。ただ制限を受けるものは、中央にできるべきこの自轉車振興会連合会というべきものが、事業者團体法の第四條の範囲内において活動し得ることになるわけでありまして、ただいま御指摘のように事業者團体法に……

第2回国会 商業委員会 第10号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今のお話で大体イースト・ランド法案のものまで入れますと、七億ドル以上のクレジツトがはいつてくることになると思いますが、貿易長官のお見透しでは、これだけのものが向う一年にはいるとしますれば、日本の経済に與える影響と申しますか、特に日本のインフレーシヨンに対してどのくらいの力をもち得るかというようなお見透しを伺いたいのであります。

第2回国会 商業委員会 第12号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○林(大)委員 関連して━━実はそのことに関して、きのうもいろいろお尋ねした向きがあつたのですが、事実上ある一定の数字以上のものになりますと、あなた方がいくら逆立ちされても利用できないものになつてしまう。そのことはお互いによくおわかりだと思います。ちようど震災後の道路片づけができなくて、道のまん中に芥がうず高く積つてとれないと同じような書類が、公取に集まることになる。これは單に一旦届け出ただけでなくて、次から次へ起るものはまた届け出ていく。その届出のために前のやつがきれいに取去られるかというと、日本の今までの慣習としては、ほとんどそれは取去られずにほつたらかされて、またそれに積んでいきますから……

第2回国会 商業委員会 第14号(1948/07/01、23期、日本社会党)

○林(大)委員 私は出たり出なかつたりしておりますので、あるいは重複するかもしれませんが、念のために記録に止めておきたいと思いますので申し上げます。第二條におきまして、事業者としての共通の利益というところでございますが、これは私どもの解釈では、事業者としての直接の共通利益という意味に解釈いたしたいのでありますが、それでよろしいかどうかどうかということが一点。続いて二つ以上の事業者の結合体またはその連合体とありますのが、二つ以上の主として同種類の事業者の結合体またはその連合体、かように解釈いたすのでございますが、その解釈の可否についてお尋ねいたしたいのであります。

第2回国会 商業委員会 第15号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今の願いたいというところを條文からいつたら、どこをどうしたらよいということですか。
【次の発言】 そうお任せ願わぬで、至急おとりまとめの上文書でいただきたい。

第2回国会 商業委員会 第19号(1948/10/09、23期、日本社会党)

○林(大)委員 ただいま議題となりました貿易振興対策小委員会の調査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  今日における世界経済は、單純なる自由経済への復帰を許さない事情にありまして、放縦なる自由貿易主義を、世界貿易機構の計画化に改め、さらには戰後経済復興の計画化に焦点を指向すべきであると思われます。殊に、我國におきまして、國内経済はインフレーシヨンの恐慌に追いつめられ、なおかつ、國際経済の圏外にある今日、一刻も早く國際経済の完全加入に努めねばならないことは言うまでもありません。すなわち國際経済政策にマツチする経済政策の立案は、國内物價体系の樹立とともに、わが國経済再建には貿易振興にまつ……

第2回国会 農林委員会 第11号(1948/05/29、23期、日本社会党)

○林大作君 それではちよつと紹介議員として御説明申し上げます。社團法人競馬振興会の元競馬倶樂部資産を承継したい件について請願が出ております。これは皆さん御承知のことと思いますが、もともとこの競馬をやつておりましたのは、戰爭前におきましては競馬倶楽部というものがあつて、それが全國に十一の國営の競馬場を、つまり競馬倶樂部の名前において運営をしておつたのであります。この競馬の運営と申しますのは、御承知の通りに一つには馬をもつて走らすという仕事と、それから馬場を合理的に経営していくという仕事と、それから馬券を賣つてもうけるという仕事の三つにわかれるのであります。この三つにわかれたうちで、今申し上げるこ……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1948/11/15、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今日は第一回の委員会でもありまするが、私はこの災害対策委員会というものは、今年の各府縣の水害に対する、いわゆるこうやく張りのような百二十九億を、もつと大きくして出すというような問題も、もちろん必要でありますが、日本の國家としましては、この特別委員会が開かれたに際して、二十三年度の問題は、もちろん徹底的にやらなければなりませんが、たとえば去年六十六億出すところへ、もしもその前の年に十億でも余分に出してしつかり予防をしておいたならば、去年六十六億出さなくても済んだのではないか。今年もまた百二十九億だそうでありますが、これを去年において予防的に、たとえば三十億でも五十億でも使つておい……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1948/11/20、23期、日本社会党)

○林(大)委員 まず最初に一つお尋ねいたしたいことは、災害復旧のために相当な額の金が復金及び普通銀行から融資されておるということを聞いておりますが、額は復金分がどれだけになつて、そして普通銀行の分がどれだけになつておるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 私が聞いておりますのは、復金が四十数億、それから普通銀行が二十数億、合計約七十億になつておると思います。そこでお尋ねいたしますが、今度の予算に組まれますのは、その六十何億ないし七十億よりも、多いのであるか、少いのであるかということをお尋ねいたします。
【次の発言】 その関係ではつきりしなければならないことが、私に憲法上あると思うのであります。……

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第5号(1948/12/13、23期、日本社会党)

○林證人 そうです。
【次の発言】 私と鈴木重郎君とは、名古屋の第八高等学校以來の親友でありまして、名古屋時代にもずいぶん親しくしておりました。その後東京大学におきましても同じ学科で常にずいぶん親しくしておりました。社会に出ましてからも常に連絡いたしまして、一緒に遊んだり、時には私が借金をしたりしたようなこともございました。
【次の発言】 私は記憶があまりはつきりしておりませんが、去年の春の選挙の前でしたか後でしたか、そこが私にはつきり覚えがありませんが、その前後に一、二回にわたつて合計二万円か、二万五千円くらいのものをお渡ししたように記憶しております。

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/08、23期、日本社会党)

○林(大)委員 住宅問題について関連的な質問を申し上げます。現在までに住宅営團が持つておりました住宅が全國で六万二千百十七戸ございます。御参考までに内訳をちよつと申し上げておきますと、東京が二万三百十五戸、横浜が七千八百四十五戸、名古屋が七千三百九十六戸、靜岡が七百四十九戸、大阪が三千九百五十七戸、神戸地区が二千六十九戸、仙台地区が三千七百八十二戸、廣島が五千四百三十六戸、四國が千八百二十二戸、九州が八千七百四十六戸こういう戸数になつておるのであります。この住宅営團の財産は、現在閉鎖機関に移管されまして目下整理中であります。ところがこの中に住んでおります人たちはどういう人たちであるかというと、……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、日本社会党)

○林(大)委員 先ほど同僚の田中君からお尋ねいたしました例の災害予算六十億の件でありまするが、これは大藏大臣の先日の報告にありましたように、融資によつてすでに金が出ておりまするものが七十四億五千万円あるわけであります。これが大体において中央と地方で一対二で使われておるといたしましても、私はここにおいてこうした融資というものは、政府があつせんをいたしまして金を先に出すのでありまするから、憲法第八十五條にいうところの國が債務を負うというものになると思うのであります。いわば予備金の支出と相似通つた性質のものを、予算面でなくて金融面の臨時的処置でもつて処理して行くというわけでありまして、ほんとうから言……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、日本社会党)

○林(大)委員 商工大臣にお尋ねをいたします。まず最初に、今公團形式の商工行政が相当廣く行われております。この公團というのは戰爭中にありました営團経済形態というものから変化したものでありまして、日本の新しい経済機構としては相当研究をし、改良もしなければならない点が多々あると思います。この公團方式に対して商工大臣はどういうふうにお考えになり、どういう方向に持つて行かれるおつもりであるか。特にアメリカの選挙の結果もありまして、アメリカのニユー・デイールの考え方というようなものが、私はかなり日本の公團方式というようなものに大きな影響を與えていると思うのでありますが、こういう國際経済の一環としての日本……

第4回国会 予算委員会 第9号(1948/12/11、23期、日本社会党)

○林(大)委員 総理大臣にお尋ねいたします。第一点は、前に新聞などに書かれておりました例の非日活動審査委員会というものがございますが、それは私どもはある意味において必要であると感じております。最近また議会の内部においてもそうした考え方もないではないと思うのであります。こうした議会内における、もしくは外における委員会の設置などについて、首相の御意見を承りたいのであります。
【次の発言】 アメリカにおける非米活動調査委員会というものがございます。
【次の発言】 その次には先日この委員会で講和條約に関して、暫定処置をおとりになるというような御発表がございました。われわれといたしますと、すでに終戰後三……

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今度の経済九原則の一番終りの項目を見ますと、「食糧供出計画の能率を向上する」というような面から参りましても、かつて農林大臣がここで供出後の自由販賣は、追つて時期と方法を考えてやるというようなことを言われておりましたこととは、どうも反対の方向に全体の施策を持つて行かなければならないということが、ほぼ明らかになつていると思うのであります。それからまた料理屋の再開のごときも近いうちに……。
【次の発言】 そうして料理屋の再開につきましても、今度のマツカーサー元帥の書簡の中にはつきりありますように、「政府及び産業活動における奢侈浪費の抑制に失敗したことから生ずる損失を最小限にとどめる権……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号(1947/10/18、23期、日本社会党)

○林(大)委員 先ほど三間さんの御説明によりますと、鑛山が分割されると、新鑛の開發などはほとんどできなくなるというお話でございましたが、分割される方向にあることははつきりしているのでありますから、この際お尋ねいたしたいことは、今の資本主義的なやり方では、新鑛の開發などは見捨ててしまう以外に方法がないということであるか、それとも何らかの方法でおやりになるおつもりであるか、ないしは新鑛開發に關する新しい國家的な開發方法によらなければならないものであるか、その見透しについて伺いたいと思います。
【次の発言】 それならば將來新鑛開發の公團であるとか、營團であるとかいうようなものを國家において考えなけれ……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第2号(1947/10/22、23期、日本社会党)

○林(大)委員 先ほどから佐藤さんのお話を承つておりますと、金融業の現段階竝びに相當先まで見透した日本の金融の實態としては、どうしても集中統制を必要とする。ないしは國家統制を相當強力にやつていかなければならないということがはつきりいたしまして、金融業者としてはあまりうま味もなさそうだから、そういう兩方から考えて、あるいは國營になつてもやむを得ないであろうし、なることもあり得るであろうというようなお話を承つたのであります。それと同時に、この集中力排除法案なるもののいき方が、細分化をして一つのなるべく平均したところからスタートして、自由競爭をさしていこうという考え方と交錯するのでありますが、金融業……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第3号(1947/10/28、23期、日本社会党)

○林(大)委員 笹山さんにお尋ねいたしますが、この法律の第一條に明らかなるごとく、この法律は日本の經濟の平和化ということと民主化、この二つをねらつております。今日まで新聞紙上などで委員長の御意見を伺つておりますと、いわゆる民主化のうちの細分化という點に非常に注意を排つておられるのであります。そうして日本の經濟を一つのスタートラインにそろえて、自由競爭をさすという形の再編成ということを中心に考えておられるようでありますが、私の見るところでは日本の經濟にとりましては、民主化よりもむしろ平和化の方が必要であろうと思うのであります。何となればアメリカのごとき大企業に比べまして、日本の企業をこれ以上細分……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第3号(1947/11/26、23期、日本社会党)

○林(大)委員 商業委員の一員としてお尋ねいたしますが、この法案の中でかなり重要な部分が、いわゆる舊會社の拂込金の問題に關係しておると思いまするが、その間のいきさつはどういうふうに處理されておるか、また將來處理されるつもりであるかという見透しを伺つておきたいといます。

第1回国会 商業委員会農林委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号(1947/12/01、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今承つただけでは、内容がほんとうにわからないのでありますが、私の了解しておるところでは、これらの公團の基本金というものはその利息でもつて職員を養つていくような形になつておつたと思いますが、もしそうならば、これを減額することによつて、こうした公團の職員の整理をするものであるかどうか。その辺の話を中心にして、もう少しく具體的なお話を承りたいのであります。それからもし職員の給料に利子が充てられるという以外に、事業に関係のある基本金であるならば、現在の事業の状態を明示すべき貸借対照表のごときものが一應提出されなければ、審議がなかなかむずかしいと思うのでありますが、その点の事情を詳しく承……

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第2号(1948/06/05、23期、日本社会党)

○林(大)委員 私は今度の鉄道運賃の問題を、いかにも赤字が出るから困るという赤字対策り面ばかりからおもに研究されておるような感じを受けておるのであります。しかしこれは先ほどの運輸大臣の御答弁にもありましたが、あくまでこれは鉄道そのものの経営整理という問題を、まず最初に徹底的にやつて、そうして赤字対策というものについては、第二段階にはいつておるべき問題であると思つております。それで私は、きようはあまり時間がないようでありますから、私の氣づいておる点だけを概略申し上げておきまするが、鉄道そのものの経営の改革という面から私どもが考えておる一つのことは、まず経営が現業を中心といたします関係上、行政面で……

第2回国会 商業委員会公聴会 第1号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○林(大)委員 今のお話で漁業に関する範囲においてはまことにおつしやる通りのように思いますが、そういう点について水産局長あたりとよくお話になつたわけでありますか。
【次の発言】 水産局で適当なる対策などが出ておるわけでありますか。

第2回国会 商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号(1948/03/29、23期、日本社会党)

○林(大)委員 中小企業廳ができまして、重要な仕事をなさるのでありますが、第一その裏づけとして、どうしても金融が伴うべきであると思うのであります。その金融機関はいかような方法で、どんな範囲でこれを裏づけされるつもりであるか、大体のアウトラインを承りたいのであります。それから、もう一つ重要なことは、金融と同時に、この法律の第三條の第一項にあるところのいろいろな実際的な仕事のうちで、資材の面がかなり重要になつてくると思います。この資材の面は、現に商工省の中で、ほかの資材の局と別にこれを扱われるつもりであると思いますが、別に扱うとしたらどういう扱い方になるのか、どういう範囲、どのくらいに大きさの資材……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

林大作[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。