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有田二郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

有田二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
828位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
819位
委員会発言(議会)歴代TOP500
189位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
703位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
732位
各種会議発言(議会)歴代TOP50
33位

23期委員会出席TOP100
89位
23期委員会発言TOP50
30位
23期委員会出席(幹部)TOP50
29位
23期委員会発言(議会)TOP50
24位
23期委員会発言(非役職)TOP50
29位
24期委員会発言TOP100
79位
24期委員会発言(非役職)TOP100
91位
24期各種会議発言TOP25
19位
24期各種会議発言(議会)TOP5
1位
25期委員会出席TOP100
74位
25期委員会出席(幹部)TOP50
45位
25期委員会発言(議会)TOP50
15位
25期各種会議発言(議会)TOP10
9位
26期委員会出席(無役)TOP100
66位

このページでは有田二郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。有田二郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 厚生委員会 第7号(1947/08/04、23期、日本自由党)

○有田委員 東醫務局長にお尋ねしたいのでありますが、厚生省の醫務局の製藥課長というものは藥品をつくるために置いてあるのでありますか、藥品をつくらないために置いてあるのでありますか、責任ある御答辯をいただきたいと思います。
【次の発言】 戰爭中も同じでありますが、戰後におきまして藥品が非常に足りない。特に醫務局長のお醫者さんでありますから、その點御痛感になつておられると思いますが、製藥課長が藥學士でありまするために、化學方面にもつと積極的に働きかけて醫藥品をつくるというような努力が足りないだけでなく、むしろ化學藥品工場の方から醫藥品をつくりたいというような話合いがあつても、極力これを阻止しておつ……

第1回国会 厚生委員会 第11号(1947/08/18、23期、日本自由党)

○有田委員 厚生大臣にお尋ねいたしたいと思います。先般製藥課の問題について大臣にお尋ねをしまして、大臣の非常に熱意ある答辯を承つて、心強く感じたのでありまするが、その後におきまして、三菱化成がスルフアクワニジンの製藥の屆けをいたしましたところが、これが却下になつたのであります。今までの過去の前例から見まして、ほとんど製藥課において何ら醫務局長竝びに厚生大臣の許可を得ずしてこれを却下するというような權限をもつておやりになつている例をわれわれ目撃いたしているのでありますが、何がゆえに三菱化成のスルフアクワニジンを許可しないか、その理由をお聽かせ願いたいと思うのであります。そうして長い間の藥業界の封……

第1回国会 厚生委員会 第13号(1947/08/25、23期、日本自由党)

○有田委員 醫務局長と藥務課長がお見えになつておりますので、醫務局長がおわかりなら醫務局長から伺いたいのですが、製藥課が發表しておられる製藥の量と、藥務課が配給しておられます醫藥品の配給量との間に相當の開きがあるそうであります。先般關係方面からこの點について嚴重なるお取調べがあつたそうでありますが、製藥課において、これだけ藥品ができているという發表がありますのに對しまして、實際の配給量が非常に少い。この統制藥品がやみからやみに處分されているということは、まことにけしからぬと思うのでありまして、この點を全國民に明らかにしたいと在ずるのであります。

第1回国会 厚生委員会 第15号(1947/09/18、23期、日本自由党)

○有田委員 樂泉園の問題に關連いたしまして厚生大臣に調査をお願いいたしたいと思います。それはこの九月十三日の大阪新聞に接待婦等の花柳病患者の入院いたしまする病院についてこういうような記事が出ております。「これでも病院か」という題で、「十一日晝過ぎ、私を留置場に保護してくださいと西成署に訴え出た女があり、事情を聽取すとる、この女は、府立大阪病院(舊難波病院)を脱走して來た本籍福岡縣宗像郡池の村住所不定深田フミ子(二六)=假名=で、その語るところによれば同病院はモヒ患のやみの女によつて軍隊生活以上の專制主義生活が行われ、手きびしいリンチなぞおよそ民主國の名にそぐわぬ恐しい事實が平然と行われているこ……

第1回国会 厚生委員会 第16号(1947/09/22、23期、日本自由党)

○有田委員 これに關連して戰災復興院の方にお聽きしたいのですが、各工場は戰災復興院の用途變更の許可がなければ、今度は工場としての認可を受れられないという状態なのでありますが、その工場が最近のような状態で經營が非常にむずかしくなつて工場を賣りに出す。そしてその工場を新しく買つて、大した用途變更なくして他の事業に移つていくような場合に、その屆けを出す場合に、戰災復興院において相當長い時間その手續にかかるという現状にあるように聞いておるのでありますが、それは日本の復興、日本の産業復興の上に大きな隘路になるわけであります。大した資材が要らないというような場合においては速やかにこれを許可して、日本の産業……

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/26、23期、日本自由党)

○有田委員 局長がお見えになつておりますから、簡單にお聽ききしたいと思います。先般私が質疑いたしました中の大阪新聞の記事に關しましては、目下調査中であると思いますから、調査ができましてから、御報告が願えればまことに結構であります。ただこれらの吉原病院あるいは大阪の府立大阪病院等におきまして、ほとんど食糧が十分に行つていない。この點については農林省と十分な御交渉を願つて、食糧の獲得に御努力願いたいと同時に、今日刊務所におきましても、留置場におきましても食糧が十分に交付されておるのに、こういつた病院の人たちが、實際的に町籍をもたないというような關係上、非常に食糧の面において全國的に困つている。しか……

第1回国会 厚生委員会 第24号(1947/10/23、23期、日本自由党)

○有田委員 東醫務局長から今答申ということがありましたが、答申ということはどういう意味合のことでありますか、お尋ねしたいのであります。
【次の発言】 ただいまの東醫務局長の御説明の中に結核を除いてというようなことがありましたが、これはどういう御趣旨なのかお聽きしたいと思います。
【次の発言】 あとに「會議に付する陳情書」として京都の結核療養施設市營還元の件と、それから大阪市の結核療養所還元の件と、二つの陳情書が出ておりますが、このそれぞれの都市が長年苦勞をして、そうして結核療養所というものを建設したのに、戰時中戰爭目的に副うために、醫療團というものに強制的に買上げ、あるいは強制的に所有の移つた……

第1回国会 厚生委員会 第28号(1947/11/06、23期、日本自由党)

○有田委員 大阪の灘波病院の先般私が質疑いたしました件は、農林大臣から御答辯を承ろうと思いますが、實質的に先般私が申し上げました中に、食糧問題について厚生省としてはその後どういう對策をおとりになつたか、この問題をまず具體的に御説明願いたい、さらに全國におけるああいつた吉原病院あるいは大阪の灘波病院のごとき病院内におけるリンチ事件、これはおそらく厚生大臣からの説明がありました場合においても、多分そういうことはないというようなお話であろうと思いますが、私が先般豫防局長室でお話した場合においても、リンチ事件は局長自らも御承認になつておられるのであります。しかもそれに對して今日までどういう計畫とどうい……

第1回国会 厚生委員会 第37号(1947/12/05、23期、日本自由党)

○有田委員 本日議題になつておりまする醫藥部外品等取締法案につきまして、衞生綿が漏れておりまするが、この衞生綿は婦人にとりまして重大なる問題であります。この問題につきまして、當局はどういうお考えでありますか、伺いたいと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第7号(1947/08/16、23期、日本自由党)

○有田委員 意匠法の第三十條の特許局職員または、その職にありたる者に對する處罰に闘しまして、非常に罪が輕過ぎるように思う。一年以下の懲役または千圓以下の罰金に處するというようになつておりますが、こういつた特許局職員またはその職にある者が、その祕密を漏洩しまたは盗用した場合においては、少くとも五年以下の懲役、あるいは五千圓以下の罰金というくらいな刑罰にされてはどうかと思いますが、これについて御意見を伺います。
【次の発言】 御趣旨はよくわかつたのでありますが、特に特許という重要なる使命から考えまして、特許局の職員の使命から、特にその點について、もう一度司法御當局とも御相談願つて、いま少し合理的な……

第1回国会 鉱工業委員会 第8号(1947/08/18、23期、日本自由党)

○有田委員 私は二つの希望を申し述べまして、本案に日本自由黨を代表して贊成をいたすものであります。  一つは先般の質疑におきまして申し上げました通りに、特許の重要性に鑑みられまして、特許局の職員がその祕密を漏洩したる場合におきまして、一年以下あるいは五千圓以下の罰金、ということになつておりまするが、この點について司法當局ともよく御相談願いまして、さらに重罪をおかけ願いますように、ひとつ御努力願いたいと思います。  さらにまたその率におきまして、一年から六、七年くらいまでのところは安く年額をおとりになるのも結構でございますが十年、十五年という場合は、なお率を殖やしていただきたい。というのは、敗戰……

第1回国会 鉱工業委員会 第9号(1947/08/21、23期、日本自由党)

○有田委員 ただいま官廳の方でこの硫化鑛の増産に對する一つの會合ができておるそうでありますが、そういつたものができてどういう活動をしておられまするか、今日までの活動状況を御報告願いたい。
【次の発言】 いつごろできて、今までどれだけの活動をしておるか。
【次の発言】 第二にお尋ねいたしたいことは、硫化鑛の價格の問題であります。増産をいくらやかましく言いましても、採算が合わなければ、なかなかできないのです。これについて物價廳の方面ではこういうことはスピーデイーに御解決になつておられることだろうと思いますが、その點についての御意見を拜聽さしていただきたいと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第11号(1947/09/27、23期、日本自由党)

○有田委員 理事會で御研究になつて、さらにわれわれの委員會におかけになつて、そうしておきめを願いたい。理事會に一任をするわけじや決してない。理事會に十分な御審議を願つて、さらにこの常任委員會にかけて決するというように、私ども解釋しておるのであります。さらに委員長にお願いいたしたいことは、この委員の中に炭鑛を長年御經驗の方もありますが、私どもその他の者は炭鑛には十分な經驗をもつてない者であります。しかも刻下非常の問題でありまして、委員長は先ほどから、また昨日來非常に焦つておられるように私どもは見受けるのだあります。しかしどうか私どもはほんとうに、この問題を過つた場合においては切腹して國民に申しわ……

第1回国会 鉱工業委員会 第17号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○有田委員 ただいま社會黨の今澄さんからお話がありましたが、私どもはさように考えていないのであります。石炭國管案なるものが、こういうわけで増産になるという確固たるものを政府から何らわれわれはもらつていないのであります。しかも私どもは石炭については過去において十分な經驗をもち合わさないのであります。愼重にやらなければならぬ、政府がこうこういう理由でこの國管案を通したら必ず増産になるという基礎的なものは、何にもわれわれはもらつていないのであります。これを眞劍に討議するのは當然であります。われわれはなにも怠けているというようには絶對に考えていないのであります。過去の電氣を見ましても、また鐵道の例を見……

第1回国会 鉱工業委員会 第24号(1947/10/27、23期、日本自由党)

○有田委員 今淵上君と委員長といろいろ質疑應答がありましたが、理事會での約束を守つてくれという點については、委員長も將來とも十分考慮していただきたいと思います。われわれ自由黨としては、できる限りこの審議を推し進めていつてそうしてできる限りマツカーサー元帥の書簡に副うてやつていきたい。かように私どもは考えてやつてきておるので、將來とも委員長が十分理事會の申合せを尊重していただいて、そうして審議を進められんことを、私は希望する次第であります。

第1回国会 鉱工業委員会 第25号(1947/10/30、23期、日本自由党)

○有田委員 それに關連してちよつと……。
【次の発言】 委員長は理事會をもつと重視しなければならないということを一言申し上げますので、お聽き願います。私たちは何も言わずにおこうと思つておつたのでありますが、委員長の答辯がおもしろくないから、一言委員長に御注意申し上げます。  一昨日の委員會におきまして、淵上君なり私の質問に委員長が答えて、理事會に十分御相談申し上げてやるということは、速記録にちやんと載つておるのであります。しかるに昨日のことは――御存じの通り、この委員會は本會議にも出席しないで委員會を續行しておるということは、委員長御存じの通りであります。しかるに昨日は社會黨の叶凸君の單なる一……

第1回国会 鉱工業委員会 第29号(1947/11/06、23期、日本自由党)

○有田委員 一昨日十一月四日の鑛工業委員會におきまして、委員長から、十月三十一日の夜の第一放送のニユースにおきまして、與黨側から質疑打切りの動議が提出せられるのではないかとも見られておる、こういう放送があつたという報告に接したのであります。「その出所は單なる放送記者の觀測でありまして、別にその根遽と稱すべきものはないのでありまして、同放送が事實を傳えたものでないことは、本委員會が引續き質問を繼續しておる現状に照して明僚であります。」かような委員長の御報告があつたのであります。すなわち委員長の報告によりますと、單に放送記者の觀測である。かようなお話でありますが、私の調査いたしましたところによりま……

第1回国会 鉱工業委員会 第30号(1947/11/07、23期、日本自由党)

○有田委員 ただいま岡田委員から御説明を承りまして了承したのであります。特に昨日岡田委員に會いまして、自分はそういう質疑打切りというようなことについて言つた覺えは全然ない。かようなお言葉を頂載いたしまして、まことに意を強うしたものであります。十一月四日の鑛工業委員會の速記によりますと、與黨側から質疑打切りの動議が提出されるのではないかと見られているという放送局の放送に對しまして、委員長はその出所は單なる放送記者の觀測でありまして、別にその根據と稱すベきものはないのであります。かようにはつきり申しておられるのであります。しかるに、昨日深津委員に對してわざわざ委員長が深津委員のところまでお出向きに……

第1回国会 鉱工業委員会 第36号(1947/11/23、23期、日本自由党)

○有田委員 昨日の午後二時に議長室に私ども参りまして、事務總長もお呼びいたしまして、いろいろ話合いました結果、この問題は議長の裁量により決する問題でありまして、事務總長もこの問題はまだどちらとも決していない。さようなことも事務總長も申しておられますし、そうしてこのことは議長に善處方を一任して私どもは引上げてまいつたのであります。しかも昨日の本會議におきまして、院議をもつて明日の十二時までに上げるようにということが決定いたしました以上、この問題は一應議長にその善處をお願いしてあるのであります。院議を尊びまして、明日の十二時までにこの鑛工業委員會としての、第一囘國會の委員會としての立場をはつきりい……

第1回国会 懲罰委員会 第2号(1947/12/06、23期、日本自由党)

○有田二郎君 私、昨日午前中は厚生委員會に出ておりまして、かぜを引いておりまして、發熱のために、晝から自宅におりまして寝ておつたのでありますが、本朝の新聞を見まして、懲罰委員會にかかることを初めて知つて、かぜ引きを押して出てきたのであります。ただいま初めて議長から御説明を聽いたのでありますが、議長は二十一日というお話でありますが、二十一日には私はそういつた事實はなかつたように記憶いたしているのであります。二十二日に、私は荒畑勝三君と山花秀雄君からひどい目に毆られまして、これはただいま傷害罪として地方裁判所に告訴をいたしておりますが、そういつたようにいろいろひどい目に毆られましたので、そのときの……

第1回国会 懲罰委員会 第3号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○有田二郎君 一昨日の證人の話されましたのと、實際とが違いますので、お聽き願いたいと思います。一昨日の速記者の證言されましたあとで、私が鉛筆をとばしたとこういうお話でありましたが、私は君の鉛筆をとばしたことはないが、一體どこから跳び上つて君の鉛筆を飛ばしたのか、こういう質問をしたのであります。すなわち速記者はここに坐つておられたのであります。私はここからやつてきまして、ここにはすでに七、八人の人がおられたので、ここに飛び込んだのであります。飛び込んでここから上ろうとしたら、ここには深い階段がある、階段があるということを知らずに飛び込んで、その階段に轉げ落ちたのであります。そうして、ここから上つ……

第2回国会 厚生委員会 第6号(1948/06/08、23期、民主自由党)

○有田委員 細目にわたりましては後刻質疑いたしたいと思いますが、総括的に政府当局に質問いたしたいと思います。まず最初に全國藥学生連盟から、私の紹介で請願が出ておりますので、その請願の点をお読みいたしたいと思います。  先般全國藥学生は一丸となり、藥学の発展を目的として全國藥学生連盟を組織し、爾來医療制度の合理化と意義及び内容の一致せぬ國家試驗の不当等を指摘しつつ今日に至つたのであります。しかるに今回政府原案として國会に上程される「改正藥事法案」は現行藥事法をさらに改惡したものであり、殊に一般公衆衞生及び医療制度合理化の万全を期し得られない惡法であると、全國藥学生一般の不満とするところであります……

第2回国会 厚生委員会 第7号(1948/06/10、23期、民主自由党)

○有田委員 わが國の医制は医藥分業を建前として制定せられ、また欧米先進國はいずれも分業となつております。かつ医学、藥学の進歩により、当然分業になることが公衆衞生のため正しいと思うが、政府はこの問題についていかなる考えをもつておられますか、御答弁を承りたいと思います。
【次の発言】 しからば、医者は診療が本分でありますし、藥剤師は藥品について責任をもつておるわけでありますが、政府としては医藥分業について、將來は医藥分業になるべきものである、かようにお考えになつておられますものか、將來とも医藥を分業すべきものでないとお考えになつておりますか、どちらでありますか。

第2回国会 厚生委員会 第8号(1948/06/12、23期、民主自由党)

○有田委員 事業税から特別所得税ということに変つたのでありますが、この点について今野溝大臣からお話がありましたが、厚生大臣としてはどういうようなお考えをもつておられるか。特に病者に大きな負担となるという見地からいきまして、これに対して日本自由党の榊原委員は、日本自由党は大体與党的立場をとつておられるように私どもは解釈しておつたのでありますが、野党であるわれわれ民主自由党においては、断固としてこの惡税に対しては反対をいたしているのであります。日本自由党がこれに御賛成願つていることはまことに結構だと思います。私はかかる病院の負担のかかることにつきまして、厚生大臣としてどういう御見解をおとりになるか……

第2回国会 厚生委員会 第10号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○有田委員 民生委員法第一條に「民生委員は、社会奉仕の精神をもつて、保護指導のことに当り、社会福祉の増進に努めるものとする。」とありますが、民生委員会によりますと、「民生委員は、社会の福祉を増進するために、仁愛の精神を以て保護誘掖のことに從ふ。」というのであります。大体民生委員会が民生委員法になりましたが、第一條における保護誘掖の誘掖という文字は、もちろん漢字制限になつておりますので、これをかえることによつて、大体民生委員令のこのままの文字を使う方がいいと思うのであつて、現在民生委員の方々が代るたびごとに、民生委員の定義が変るというような感じを與えるじやないか。大体民生委員法の第一條も、民生委……

第2回国会 厚生委員会 第11号(1948/06/17、23期、民主自由党)

○有田委員 現在の民生委員は憎まれ役であつたことを知つておられますか。それが公選になるとそうでないというのはどういう訳でありますか。
【次の発言】 木村さんは実情を知らないのでそういわれるのであつて猛省を促します。人物を見つけるのが大切である。議員が第十一條一項によつてなれないことも明らかでありますが、このことをどう考えます。
【次の発言】 それでは國会議員をどう考えますか。
【次の発言】 この委員会で修正するようになつたらどうします。

第2回国会 厚生委員会 第13号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○有田委員 民生委員法につきまして、附帶決議をつけることに先般の委員会で決定をみたのでありまするが、その筋の方の達しによりまして、附帶決議はなるべく遠慮してくれということでありますので、ここにその附帶決議を読みまして、政府の御協力をお願いする次第であります。     附帶決議   新憲法下議会の議員の職責は重大であり、かつその職務も繁忙を極め、一方において民生委員の諸君もいよいよ重大かつ繁忙を予想せられるので、議会の議員が民生委員の職を兼ねることに対し、今後十分考慮せられたい。なお現在議会の議員にして民生委員の職にある者については、兼職はこれを努めて遠慮してもらうようにすること。官公吏の民生委……

第2回国会 厚生委員会 第15号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○有田委員 私に医師法、歯科医師法についてお尋ねします。両法案の十二月末日現在までの届出について藥事法と同樣にしたいと思いますがいかがですか。
【次の発言】 藥事法では登録の効力が失われることになるので罰金を課してもよいと思う。藥剤師も、医師も、歯科医師も一つの資格であつて、効力を失わしめるだけで十分重い刑罰に値すると思う。この委員会で藥事法と同じく一律にされたらどうか。
【次の発言】 どちらも政府提出の法案であつて、藥事法の修正は政府の意見によるものであるから、表現している意味は違わないと思います。我々の修正は最初医師法と同じようにしたのであるが、こうなつたのであるから、政府の意見に変りはな……

第2回国会 厚生委員会 第16号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○有田委員 昨日の政府の御答弁の中に、処方せん料をとるのが妥当である、こういう御答弁であつたのでありますが、処方せん料をとることは、世界各國にその例を見ないのであります。昭和十九年でありますか、昭和十八年でありますか記憶しておりませんが、政府の答弁として、処方せん料は診察料の中に含まれておるという答弁があつたのであります。しかるに昨日の委員会における政府の御答弁は、処方せん料をとるのが妥当であると言われております。私はそれと見解を異にするのであります。世界各國において処方せん料をとつておる例がどういう状態にあるかをひとつ承りたい。
【次の発言】 先般当委員会において通りました藥事法の事二十五條……

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/27、23期、民主自由党)

○有田委員 旅館も興行場も浴場も大体同じでありますが、許可の問題で、特に旅館についてお尋ねしたいのであります。  今まで旅館は警察が所管しておりましたときに、各警察署の保安係が旅館の監督をしておつたと思うのであります。それで各地でいろいろ問題があつて、警察の保安係の警部補とか、主任の巡査部長とかいう者に相当役得があつたのであります。それが今度は警察の手から厚生省の方の衞生部の所管になりましたが、その後もいろいろな問題がある。ちようど榊原委員が理髪業の問題について心配をされて、理髪の法律についていろいろ御議論になつたと同じように、旅館についてもいろいろ地方的には問題が起ります。特に旅館の許可とい……

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○有田委員 医師法案の第二十二條に、「医師は、患者から藥剤の交付に代えて処方せんの求があつた場合には、これを交付しなければならない」という項目が設けられたのであります。しかもこの問題につきましては、これを医師が履行しない場合におきましては、五千円以下の罰金という罰則の項も設けているのでありまして、今度の新医師法の第二十二條は、一つの大きな新しい行き方である、かように私は確信するのであります。民主日本の医療の面におきまして、処方せんは患者の求めによつと交付しなければならぬ、しかもそれを交付しない場合においては、五千円以下の罰金になるということは、國民のために非常にいい法律であると私は確信するもの……

第2回国会 厚生委員会 第20号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○有田委員 性病予防法案の中「性病は、梅毒、りん病、軟性下かん及びそけいりんぱ肉芽しゆ症をいう。」とありますが、第五性病はこの中に含まれていないのですか。
【次の発言】 第六條の終りの方に「文書をもつて、患者の居住の場所を管轄する保健所長を経て、必要な事項を都道府縣知事に届け出なければならない。」というのがありますが、この書式は大体どういうような方法でございますか。
【次の発言】 第八條は先般福田委員から質問世ありましたが、婚姻をしようとする者は、診断書を交換するようにつとめなければならない。 第九條に「妊娠した者は、性病にかかつているかどうかについて、医師の健康診断を受けるようにつとめなけれ……

第2回国会 厚生委員会 第21号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○有田委員 第二十六條にも「傳染の虞がある性病にかかつている者が、賣いんをしたときは、これを二年以下の懲役又は一万円以下の罰金に処する。」とあり、その他これに類した法律がありますが、これらの病氣にかかつておる者が懲役になりました場合に、刑務所の中に病院の設備がありますかどうか承りたい。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 ただいま私が質問したのに対しまして、法務廳から刑務所の中に十分の設備があるというような御答弁でありました。幸か不幸か私はまだ刑務所のお世話になつたことのないものですから、刑務所の内容はよく知らないのでありますが、この性病予防法によりますると、相当多数の人が刑務所の……

第2回国会 厚生委員会 第24号(1948/07/05、23期、民主自由党)

○有田委員 本法案の内容とする消費生活協同組合の事業は、大体産業組合法により設立されておるいわゆる市街購買組合、消費組合の内容と同じものであると思うのでありますが、なぜ別個のかかる法律を必要とするのか、この点を伺いたい。
【次の発言】 しからば産業組合法と上程されました消費生活協同組合法との間におきまして、どれだけ民主的になつたか。民主的になつた点をお示し願いたい。
【次の発言】 政府のお話によりますと、この提案の理由が法案の一番最後に「國民の自主性自発的な生活協同組織に対し、その機構と運営に関する民主的な規準を與えて」云々というように出ておるのでありますが、ただいまの政府のいわゆる民主的とい……

第2回国会 鉱工業委員会 第6号(1948/05/11、23期、民主自由党)

○有田委員 全日本金属鉱山労働組合連合会中央執行委員長原口幸隆君より金属鉱業再建に関する請願書が衆議院議長宛提出されております。    硅肺に関する請願書  われわれ全國十一万の金属鉱業労働者は、日夜金属鉱山復興のために他産業に先かけて、昨年より生産鬪爭を実施中でありますが、本請願書に述べる硅肺問題については、鑿岩夫等の熟練夫が、この職業病のため、中途にして悲惨にも倒れていく現状にあり、生産を著しく阻害し、金属鉱業再建に及ぼす影響は、きわめて重大なものであります。退職後においても、硅肺による死亡者は、相当数に上るものなることも考へられ、これはまた人道上由々しき問題でもあります。これに対し早急に……

第2回国会 鉱工業委員会 第7号(1948/05/26、23期、民主自由党)

○有田委員 これは増産の方のことではないのでありますが、配分のことでお尋ねしたいと思います。他の産業であつて、たとえば化学関係であつて苛性ソーダとかその他のいろんなものの安本から出たチケツトの現物化が、非常に困難になつている。近く値上げがされるということを見透しまして、そして品物を出さないとか、あるいは出すにいたしましても、指定のないさきに値上げをして品物を出すということが、実際においてある。たとえば私の経営する会社に重曹の配分を受けまして、四月に頂載するのがマル公で一千いくらでございますが、五月にもらうときは二千八百円ほど、一俵についてとられる。四月にさかのぼつて金をとられた。ところが物價廳……

第2回国会 鉱工業委員会 第8号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○有田委員 この問題は特許局だけに依頼しないで、本委員会全委員の決議でこの増額に努力しなければならないと思うのであります。

第3回国会 運輸委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  不肖私、今回運輸委員長を拜命いたしましたにつきまして、將來ともどうぞよろしく御指点を願います。
【次の発言】 それではこれより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの前田君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、それでは委員長より指名いたします。    前田  郁君  佐々木更三君    原   彪君 以上の三名を理事に指名いたします。  それでは本日はこの程度に止め、明十日午後一時より開会することにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時十四分散会

第3回国会 運輸委員会 第2号(1948/11/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 それでは開会いたします。  本日の日程は、睡政調査承認要求に関する件、小委員会設置に関する件でありますが、都合により後日に延期することにいたします。  委員の異動がありましたので、御報告申し上げます。すなわち本委員でありました大澤嘉平治君が昨九日辞任せられ、その補欠として同日新たに原孝吉君が議長指名で委員となりましたので、念のため申し上げておきます。  それでは明十一日午後一時より開会し、運輸関係における労需物資の現況について当局より説明を聽取することにいたします。  本日はこれをもつて散会いたします。     午後一時五十七分散会

第3回国会 運輸委員会 第3号(1948/11/11、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  まず理事追加選任の件を議題といたします。去る十一月九日の議院運営委員会におきまして、小会派より理事を一名出すことになり、本委員会は社会革新党より出すことに決しましたので、これより理事の追加選任を行います。
【次の発言】 ただいまの萩原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、社会革新党の高瀬傳君を理事に指名いたします。
【次の発言】 引続き、当委員会に近く日本國有鉄道法案が付託される運びになつておりまするが、これと同じ性質をもつ公共企業体労働関係法案が労働委員会に付託されることになつておりまして、これとは不可分のものであり……

第3回国会 運輸委員会 第4号(1948/11/12、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  委員の異動がありましたので、御報告申し上げます。昨十一日深律玉一郎君が辞任され、新たに山本猛夫君が委員に選任されました。
【次の発言】 それではこれより昨十一日本委員会に付託になりました日本國有鉄道法案を議題といたします。まず政府より提案理由の説明を聽取いたします。小澤運輸大臣
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして、明日午後一時より開会して、本案の質疑に入りたいと思います。  本日はこれをもつて散会いたします。     午後三時二十一分散会

第3回国会 運輸委員会 第5号(1948/11/13、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  これより日本國有鉄道法案を議題といたします。本日より質疑に入る予定でありましたが、政府よりさらに逐條的な説明を聽取いたしたいと思います。下山運輸次官。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて……。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。  おはかりいたします。本案は、一般的関心及び目的を有する重要なる法案であると思われますので、各派委員諸君におかれましても、本案の審査のために公聽会を開くことを希望されておられるのであります。衆議院規則第七十七條によりまして、公聽会を開こうとするときは、あらかじめ議長の承認を得なければならぬことになつておりまして、意見を聞こう……

第3回国会 運輸委員会 第6号(1948/11/15、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  それでは日本國有鉄道法案を議題といたします。右案に質疑に入る前に皆さんにおはかりしたいのですが、本日内閣委員会より、本案に対して当委員会と連合審査会を開きたい旨の申入れがありましたので、内閣委員会との連合審査会を開くことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なして認め、さよう決しました。
【次の発言】 この際公聽会開会の件についておはかりいたします。去る十三日委員長より提出したしました公聽会開會承認要求書に対しまして、ただいま議長の承認を得ましたので、これより正式に公聽会を開くことを議決いたすことに相なるわけであります。これにつきましては公聽会開……

第3回国会 運輸委員会 第7号(1948/11/17、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  前会に引続き日本國有鉄道法案を議題として、質疑を続行いたします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 委員会における御発言中、委員長として不適当と思われる個所がありましたら、委員諸君、運輸大臣ともよく相談いたしまして、これを修正いたしたいと思いますが、御異存ございませんか。
【次の発言】 御異存ないものと認めます。本日はこの程度で散会するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、次会は明日午後一時より開会することとし、本日はこれをもつて散会いたします。     午後三時四十四……

第3回国会 運輸委員会 第8号(1948/11/19、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  まず日本國有鉄道法案の審査に入るに先だちまして、これより戰時海運管理令の効力延長に関する件を議題として、当局の説明を聽取いたします。片岡政務次官。
【次の発言】 本件に関して何か御質疑はございませんか。――御質疑なければ本委員会として本件を了承するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なして認め本件を了承いたしました。
【次の発言】 それではこれより、前会に引続き日本國有鉄道法案を議題として質疑を続行いたします。高瀬傳君。

第3回国会 運輸委員会 第9号(1948/11/22、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  日本國有鉄道法案を議題といたし、質疑を続行いたします。
【次の発言】 正木委員。
【次の発言】 正木委員に申し上げますが、大臣のおられる間に境さんの質問を……。
【次の発言】 この際正木委員に私からお話したいと思います。先般石炭増産協力会に出席をしまして、特に冬場の北海道の資材関係、軍手その他の問題について会議を開きまして、運輸省からも商工省からも安本からも來て会議を開いたのでありますが、石炭の方へまわされる物資を現地で運輸関係にまわそうという話を承つて來たわけであります。從つて先般ここで資材の会議を開きましたようなわけでありますが、とにかく長ぐつとい……

第3回国会 運輸委員会 第10号(1948/11/24、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  去る二十二日本委員会に付託になりました海事仲裁等に関する法律案、内閣提出第二十九号を議題といたします。まず政府より提案理由の説明を聽取いたします。小澤運輸大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は明日より行うことといたします。
【次の発言】 次に議員並木芳雄君より、食糧輸送の現況について発言したいとの申出がありましたので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて並木君の発言を許します。
【次の発言】 日本國有鉄道法案は、先般來の大臣の御答弁によりますると、鉄道総局がそつくりそのままパブリツク・コーポレーションの形をとつて來……

第3回国会 運輸委員会 第11号(1948/11/25、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  まず海事仲裁等に関する法律案を議題として、質疑に入ります。質疑はこれを許します。原委員。
【次の発言】 内閣の方から本案に対するミスプリントがあるそうでありますから、壺井政府委員から御説明を願います。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。
【次の発言】 なければ、この際皆さんにお諮りいたしますが、本案に対する質疑はこの程度で終了し、ただちに討論、採決に入りたいと思いますが、いかがでありましようか。
【次の発言】 ただいまの高瀬君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、討論を省略してただちに採決に入ります。原案に御賛成の諸君の御……

第3回国会 運輸委員会 第12号(1948/11/27、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  これより前会に引続き、日本國有鉄道法案を議題として質疑を続行いたします。佐々木君。
【次の発言】 この際成田委員にお諮りいたしますが、委員長もお聞きしますると、どうも労働省と運輸省との間の連絡が、非常にあまく行つてないように考えられますので、この第三十三條に対するただいまの成田委員の御質疑に対する点については、本日中に労働省と運輸省で御協議願つて、明日一時から開催いたします本委員会において、政府の方針により、この三十三條の解釈を正式に御回答願うというようなことにしてはどうかと思いますが、いかがでございましよう。

第3回国会 運輸委員会 第13号(1948/11/28、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 会議を開きます。  本日、地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、船員職業安定法第八條第一項の規定による公共船員職業安定所の設置に関し國会の承認を求めるの件が本委員会に付託になりましたので、これを議題といたします。  まず政府の説明を聽取いたします。
【次の発言】 質疑に入ります。質疑はこれを許します。質疑はございませんか。――委員長として質問いたしますが、從來の紹介はどういうようにやつておりましたか、お伺いいたします。
【次の発言】 質疑はございませんか。――なければ、この程度で質疑を終了し、討論を省略してただちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。

第3回国会 運輸委員会 第14号(1948/11/29、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより開会いたします。  法案の審査は、都合により次会に讓り、次会は、明三十日午前零時五分より開会することにして、本日はこれにて散会するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後十一時五十九分散会

第3回国会 運輸委員会 第15号(1948/11/30、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  これより日本國有鉄道法案を議題といたします。まず本案の正誤について政府当局より説明を聽取いたします。
【次の発言】 それでは本案に対する質疑はありませんか。―ないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより討論に入ります。討論はこれを許します。岡村利右衞門君。
【次の発言】 原彪君。
【次の発言】 高瀬君。
【次の発言】 館俊三君。
【次の発言】 佐々木更三君。
【次の発言】 討論は終了いたしました。  これより採決に入ります。まず社会党提出の修正案について採決いたします。本修正案に賛成の諸君の御起立を願います。

第4回国会 運輸委員会 第1号(1948/12/04、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  これより運輸関係の資材について当局より説明を聽取いたします。最初に先般の委員会に引続いて労需物資について御意見を承りたいと思います。まず鉄道関係から承りたいと思います。
【次の発言】 次は海運関係労需物資について。
【次の発言】 陸運関係について……。
【次の発言】 鉄道にちよつとお尋ねしたいのですが、ゴム長ぐつの問題でありますが、先般ゴム長ぐつについては、ゴムの量が非常に少いので、半長ぐつで代用してもらつておるという話でありますが、私の聞いた範囲内では、特に東北、北海道方面にかけては、雪に対して半長ぐつではどうしてもいけないというようなお話を資材局長から承り……

第4回国会 運輸委員会 第2号(1948/12/06、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 会議を開きます。  これより小運送行政の現況について、当局より説明を聽取いたします。
【次の発言】 正木委員。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。ただいま労働大臣がお見えになりましたので、小運送に関する御当局の説明を一時留保して、正木委員の寒冷地手当等についての発言を許します。正木君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 正木委員の仰せの通り、委員長としては近い日において、祕密会を開くようにとりはからいたいと思います。
【次の発言】 速記をとめて……。

第4回国会 運輸委員会 第3号(1948/12/07、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  前会に引続き小運送問題を議題といたします。正木委員の発言を許します。
【次の発言】 正木委員長にお答えいたします。正木委員の申されることは至当だと考えますので、來る十日午後一時より小運送に関して、特に複数制に対しての反対の側である日通の重役、日通の労働組合、あるいはまた複数制に賛成である各位をお呼びいたしまして、打合会をやりたいと思つておるのであります。さらにまた日通の問題にいたしましても、非常な大きな問題でありまして、しかも先般第三國会を通過しました日本國有鉄道法案によりますと、日本國有鉄道は投資ができないことになつておりますから、日通のうち日本國有……

第4回国会 運輸委員会 第4号(1948/12/13、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 会議を開きます。  これより十二月六日及び十日に付託されました請願二十件、さらに日程を追加いたしまして、十二月十二日及び本十三日付託になりました請願十九件を議題といたします。  日程の順序は紹介議員の都合により、随時変更することとして、まず日程第一四、旧小倉鉄道拂下促進の請願、文書表第四九号、紹介議員高瀬傳君の説明を願います。
【次の発言】 次に、追加日程第二、小笠原八十美君紹介、大畑、佐井間國営貨物自動車運輸開始の請願。
【次の発言】 日程第一七、原孝吉君紹介、米澤、喜多方間國営自動車運輸開始並びに野岩羽線全通促進の請願を、高瀬傳君に紹介をお願いいたします。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会 第5号(1949/03/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題となりました配炭公團法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  配淡公團法は基礎物資たる石炭及びコークス等の一手買取り販賣機関たる配炭公團の組織法でありまして、昭和二十二年四月に制定されたものでございます。この法律はあくまで臨時的性格のものでございまして、本年四月一日に失効することになつております。昨年來石炭情勢にも相当の変化がありましたので、今や配炭公團の組織及び運営につきまして、再檢討を加えるべき時期に立至つているものと考えられるのであります。しかし配炭公團の現在果している機能にかんがみまして、今ただちにこれを廃止することは困難なる事情があり、一……

第5回国会 商工委員会 第6号(1949/03/30、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題となりました貿易公團法の一部を改正する法律案の、提案理由及びにその要旨を御説明申し上げます。  昭和二十四年三月五日付、日本政府あて連合國最司令官官僚により、食糧貿易公團及び原材料貿易公團を三月三十一日をもつて廃止すること、並びにこれらの公團の從來取扱つていた業務のうち、四月以降も存続を要するものは、他の政府機関に移管すべきこと等が要請されましたので、食糧貿易公團及び原材料貿易公團を廃止するとともに、これらの公團の從來行つていた業務のうち、四月以降もなお存続を要するものは、存続する貿易公團においてもなし得ることといたしましたほか、廃止貿易公團の資産及び負債のうち、六……

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/30、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題となりました鉱山保安法案につきまして、その提案理由を御説明いたします。  御承知のごとく、鉱業の保安に関する法制の歴史はきわめて古く、保安が生産の基礎となる鉱業の特殊事情に即應いたしまして、明治二十三年の鉱業條例以來、施設の保安、鉱夫の保護、鉱害の防止等に関し、これを法的に規制し、商工省において総合的かつ一元的に監督して参つたのであります。終戰以來、主として戦時中の濫掘による鉱業施設等の荒廃のため、鉱山の保安状況は悪化し、鉱業生産の確保向上のためには、保安條件の整備が焦眉の急とされているのであかますが、これを規制する現行法規には若干の不備もあり、監督機関も十分とは言……

第5回国会 商工委員会 第10号(1949/05/07、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題に供せられました中小企業等協同組合法案について、簡單にその提案の理由を御説明申し上げます。  わが國経済の再建上、中小企業の維持、育成が不可欠の要締であることは、あらためて申し上げるまでもないことでありますが、このためには、まずもつて中小企業の組織化をはかり、その水準の向上と競争力の強化をねらつて行くことが、ぜひとも必要でありまして、このことを前提として、その上に諸般の中小企業振興策が講ぜられることが、最も適当であると考えるのであります。この趣旨からいたしまして、中小企業に関する協同組合制度の確立は、焦眉の急を要する問題であります。しかして、この制度に関して特に考慮……

第5回国会 商工委員会 第12号(1949/05/11、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 原議員の提出になりますこの法案につきましては、政府といたしましてただちに各農村の許可というところまでは行けないことは、事務当局からの報告の通りでありますけれども、門戸を廣げる。そうして全國的にも、この武庫郡と同じようにいろいろな特殊な場所も多かろうと思うのでありまして、いわゆる地方財政が非常に逼迫しておるというような観点から行きましても、この法案に政府としては反対する理由を持たないのであります。門戸を開くというような意味合いにおいても、特に國民の気持を明るくする上においても、また地方財政の逼迫しておる折柄でありますから、そういう観点から考えましても、本法案に対して政府としては反……

第5回国会 商工委員会 第14号(1949/05/13、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題となりました配炭公團法の一部改正に関する法律案の提案理由、及びその趣旨を御説明申し上げます。  配炭公團の組織機構及び業務運営を今後いかに取り扱うかという問題に関しましては、かねてから種々論議のあつたところでありまして、本年三月末の配炭公團法の有効期限満了にあたり、本委員会におきましても一應の御審議を願つたわけでありますが、これが根本的改革に明しましては種々複雑困難な事情があり、当時はいまだ政府の具体的方針を決定することができない状況でありましたので、さきの委員会におきましては、現在の経済事情下において一挙に公團機構を廃止し、計画配炭の実施あるいは價格及び運賃プール……

第5回国会 商工委員会 第22号(1949/05/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 実はそれは私の手落ちであります。苫米地農業政務次官の手落ちではありません。私どもとしてまことに申訳ないと思います。この問題が起りましたのは四、五日前から参議院の農林委員会から次の手が上りまして、約十年ほど前からこの問題が問題になつておることは御了承の通りであります。とにかく非常にむずかしい問題であるというようなことから、遂に政務次官を中心にして一つの方針をつくるということになつたわけでありますが、何と申しましてもこれは農民の携奨物資であります。農民が長い間一年間働いて供出をした米あるいは麦あるいはばれいしよ、これに対する報奨物資に限られておる問題でありまして、商人の商権というこ……

第5回国会 商工委員会 第24号(1949/05/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 小金委員の御質疑にお答えいたします。漁網の生産を農林省にとるという運動は、以前からずつと行われておつたのでありますが、最近非常に熾烈になりまして、現段階は当時商工大臣であつた稻垣氏と、農林大臣であられる森氏との間に、安本長官に決済を一任することに決定して、月曜日の閣議にこれが出るというような状態であると聞いておるのであります。通産省としての所見といたしましては、先般來漁網の業者を呼んで私が意見を聞きますと、結局は通産省にあると金融が思うように行かない。あるいはまた通産省におると輸送切符を必要とする。農林省に行くとこういつたものがなくなると農林省の者は言つておる。あるいはその他い……

第5回国会 内閣委員会 第16号(1949/05/07、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 わが國経済の自立を目途として、國際通商主義を中心とする産業行政推進のため、政府は、すでに旬日前通商産業省設置法案を國会に提出し、御審議を仰いで参りましたが、國会の御努力により近く議決の運びに至りましたことは、まことに感謝にたえぬところであります。  御承知のごとく、通商産業省は從來の商工省、貿易廳等を解体して新たに設置されるのでありますが、その権限、所掌事務等については、從來の商工省のそれを受継ぐ点が多いのでありまして、通商産業省設置法の施行に伴つて、他の法令について当然所要の修正を行わねばならぬのであります。このため政府は、通商産業省設置法の立案に並行して、同法施行に伴う関係……

第5回国会 農林委員会 第29号(1949/05/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 この問題は大体安本において発表になることになつております。安本長官が皆様にさようお話になりましたら、その線において商工省としても異存はないのであります。さよう御了承願いたいと思います。
【次の発言】 御説ごもつともでありまして、たしかにさような考えもできると思うのでありますが、すでに安本長官なり、あるいは農林大臣からお話があつたことと思いますが、麦並びにばれいしよの報奨物資の衣料品の配給につきまして、目前に差追つた問題でありまして、しかも御存じの通りに、今日の段階におきましては、各縣におきましていろいろと事情を異にしておりまして、現段階においては、安本、農林、商工と集まりまして……

第5回国会 農林委員会 第33号(1949/05/27、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいまの御質問にお答えいたします。田植期を目前に控えまして、硫化鉱の出荷のストはまことに憂うべき状態であると思います。現在のところは大体関西特に岡山縣柵原を中心として出荷ストに入つているのでありまして、関東方面は現状はさしたることはないのでありますが、関西の工場はこの問題を契機として、各肥料工場とも非常に困つている状態にある。しかしながら近く全國的にストが行われる情勢にあるのでありまして、通商産業省といたしましては、重大なる関心を持ちまして、その対策に腐心いたしているのでありますが、御存じの通りに、この問題は價格の問題が一番大きな問題の一つであります。われわれとしては、物價廳……

第5回国会 労働委員会 第5号(1949/04/16、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 春日君の御質問にお答えいたします。  企業三原則あるいは経済九原則、ドツジ・ラインに沿いまして、商工省所管の業務の上にいろいろな支障がありまして、特に金融の面におきまして、赤字金融が企業三原則で認められなくなりましたために、各企業とも金融が逼迫いたしておるというのは、春日委員の今お話の通りであります。要は放漫政策を引締めて、企業の合理化をいたすよりほかに方法がないのでありまして、この面に向つて商工省としては、各地方の商工局を通じて、そういつた指導をただいまさせておる次第であります。特に賃金の未拂い、あるいは不拂いにつきましても、これは一番優先的に支拂われなければならぬものであり……

第5回国会 労働委員会 第7号(1949/04/23、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 今前田委員から公團のお話がありましたが、商工省所管の貿易公團につきましては、御存じの通り四月一日に約二千七百名整理されたのであります。いずれも今日までの段階におきましては、大体において就職をいたしたのであります。その点御報告申し上げます。
【次の発言】 前田委員の御質問にお答えいたします。九原則の線に沿つて失業するのを、商工省で調査いたしましたのでは、大体三十万から六十万程度になると考えております。さらにこれに対して生産計画遂行の結果、政府としては大体五億五千万ドルの輸出を予定しております。それが完成いたしますと、大体重要基礎産業で約二十万、この関連産業で約二十万を要する、かよ……

第6回国会 通商産業委員会 第2号(1949/11/08、24期、民主自由党)

○有田(二)委員 現在の電力需給状況並びにこれが具体的対策について、資源庁長官の説明を承りたいと思います。  今年は一月以来降雨はきわめて順調であつて九、十月のごときは例年よりも降雨量が多かつたはずであります。しかるに緊急遮断がほとんど毎夜のごとく行われて、われわれ需要家は非常に迷惑しておるのであります。元来電気事業は営利事業であると同時に公益事業でありますから、あらゆる努力を拂つて夜間の点燈用電力は十分に供給すべきものであると考えるのであります。  まず最初に、降雨量が多く、水力発電量も多いはずであるのに、水力を主としておる関東地方において、現在電力不足の状態を現出しておりますが、この理由に……

第6回国会 通商産業委員会 第8号(1949/11/16、24期、民主自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 今澄君。
【次の発言】 この際川上さんにお諮りいたします。外国為替管理委員が関係方面との連絡でお帰りになりたいという話でありますが、これに関する質疑をやつていただきたいと思います。
【次の発言】 それではちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。  次会の開会日時は公報をもつてお知らせいたします。本日はこれにて散会いたします。     午後零時五分散会

第6回国会 通商産業委員会 第15号(1949/11/28、24期、民主自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。  本日は私が委員会の職務を行います。まず委員の異動についてお知らせいたします。本日淵上房太郎及び田中伊三次君が委員を辞任せられまして、新たに小西英雄君、中垣國男君が委員に選任せられました。以上念のためお知らせ申し上げます。
【次の発言】 ただいまより一昨二十六日本委員会に付託になりました輸出信用保険法案を議題として審査に入ります。まず提案理由の説明を求めます。稻垣通商産業大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。質疑は次会より行うことにしまして、本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします……

第6回国会 通商産業委員会 第16号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○有田(二)委員 共産党の田代委員から、超党派的にこういうような問題を扱えというようなお話がありましたが、まことに同感でありまして、この問題に関しては超党派的に、特に共産党諸君も一緒になつてこの問題を考えして行くべきだ、かように私は考えます。従つて今までの他の委員の御質問に重複するきらいがありますが、本法案審議の上に非常に重要な問題でありますから、重ねて政府の答弁を求めたいと思います。すなわち違憲論とか、あるいは戰時補償打切りとか、石炭消費税の問題等々種々の質疑応答がありましたが、被害物件が民有であるとか、公有物であるとかの区別がありますが、要するに復旧工事の責任は、国あるいは加害炭坑あるいは……

第6回国会 通商産業委員会 第18号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○有田(二)委員 特別鉱害の原因は戦争中にあるのでありますが、鉱害の発生は戦事後にも多くありまして、しかも鉱害を加えたのは国の命令によつて加害炭鉱がやつたのであつて、被害者は全然これに関係なく、まつたくお気の毒なものであることは申すまでもないのであります。ただいま佐藤法務意見長官の御意見によつて、またこれらの見地からも風水害による被害と同一視して、公共事業費の中から国家が工事費全額を負担すべきであるというような考え方もできるのでありますが、これに対しての御意見を承りたいのであります。
【次の発言】 通産政務次官からも、福田委員からもお話があつたが、国家がこれらの風水害と同じような考え方をもつて……

第7回国会 通商産業委員会 第13号(1950/02/24、24期、民主自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 伊藤憲一君。
【次の発言】 小西英雄君。
【次の発言】 これにて電気に関する件は一まず打切ります。
【次の発言】 次に中小企業に関する件を議題として調査を行います。門脇勝太郎君。
【次の発言】 この際門脇君にお諮りしたいことがあります。大臣は、閣議が開催されておりますので、簡単に願います。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、次会は公報をもつてお知らせいたします。  これにて散会いたします。     午後四時四十四分散会

第7回国会 通商産業委員会 第22号(1950/03/22、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際、中小企業庁の新らしい長官になられました小笠君にひとつ答弁を承りたいと思います。中小企業対策としては単に経済的合理性に基く政策ばかりでなく、零細企業について別途の措置をとる必要があると考えるが、長官としてどういう考えを持つているか承りたいと思います。
【次の発言】 それについてお願いいたしたいことは、各都道府県において、これらの零細企業に対してのいろいろな努力が払われておるようでありますが、それらと十分なる御連絡をおとり願つて、そうして零細企業に対して、十分なる政府としての努力をお願いする次第であります。  第二点としては、政府は中小企業金融に関して、種々対策を講じてい……

第7回国会 通商産業委員会 第34号(1950/04/22、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。  本日は私が委員長の職務を行います。  前会に引続きまして、臨時石炭鉱業管理法の廃止に関する法律案を議題として審議を進めます。質疑を継続いたします。今澄勇君。

第7回国会 通商産業委員会 第35号(1950/04/24、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。私が委員長の職務を行います。  臨時石炭鉱業管理法の廃止に関する法律案を議題として質疑を継続いたします。風早八十二君。
【次の発言】 西村委員の御質問にお答えいたします。今日の段階において提案者からいろいろな説明がありましたけれども、すでに石炭の実際の情勢が、御存じの通りでありまするし、しかも国会終了まぎわに関係方面のオーケーもとれたようなことでありまして、十分なる御審議ができないという点は、非常に遺憾でありまするけれども、本案は参議院においても十分審議を盡さなければならぬと考えまするし、手続上の非常な不手ぎわにつきましては、まことに申訳な……

第7回国会 通商産業委員会 第36号(1950/04/25、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。前会に引続きまして私が委員長の職務を行います。  ただいまより臨時石炭鉱業管理法の廃止に関する法律案を議題として審査を進めます。質疑を継続いたします。河野金昇君。
【次の発言】 ただいま福田君より質疑打切りの動議が提出されましたが、本動議について採決いたします。賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よつて本動議は可決いたしました。これにて本案に対する質疑は打切ることと決しました。  討論、採決は午後一時より行うことといたします。それまで休憩いたします。     午後零時一分休憩

第7回国会 通商産業委員会 第37号(1950/04/26、24期、自由党)

○有田(二)委員 大臣にお伺いいたしますが、一体これだけの大きな法案を、しかも国会があと余すところ非常に少い期間ということを、一切御存じでお出しになつたのか。どういうつもりでお出しになつたのか。われわれはまことに了解に苦しむのであります。しかも日本あげての非常に重大な問題、第一われわれとしては提出された資料を読むだけでも相当な日数がかかります。この国会ではとうてい通らないだろうということを、お考えの上でお出しになつたものか、承りたいと思います。
【次の発言】 つい最近通産大臣を兼攝された。この法案は、大臣に就任される以前にいろいろと交渉があつた問題だと思われるのであつて、ただいま通産大臣として……

第7回国会 通商産業委員会 第44号(1950/07/04、24期、自由党)

○有田(二)委員 田中君の御質問に対しては、われわれは詳細に政府並びに金融方面から、通産大臣なり大蔵大臣なり、特にポリシー・ボード委員長であり日銀総裁である一万田氏を呼び出して話を聞かぬ限り、私は徹底しないのではないか、政府の最高の責任者の責任ある答弁によつて、今の田中氏の質問なりその他われわれが質問したいと思うことをはつきりしていただきたい、かように私は思います。特に金融面についてはローマ法王といわれている一万田君を呼び出さぬ限り、金融の斡旋部長をおよこしになつておられますが、これだけの権限では私はどうもできないのではないか。今日はこれから日銀の融資斡旋部長のお話を承る、そして晝から早急に連……

第8回国会 決算委員会 第4号(1950/07/28、24期、自由党)

○有田(二)委員 会計検査院の方からお越しになつておられる方のお名前を承ります。
【次の発言】 大体決算委員会をやるについて、会計検査院長もお越しにならず、また一時から決算委員会が開会されることをはつきりおわかりになつているにかかわらず、下岡検査官もお越しになつておらない。大体会計検査院というものは、衆議院というものをどうお考えになつているか、このことを承りたい。
【次の発言】 御答弁は御答弁として承りますが、実際問題として、おそらくきようで本国会の決算委員会は終るのじやないかということすら言われておるときでありまして、この大切なときに、院長も検査官もお越しにならないというような不熱心なことが……

第8回国会 厚生委員会 第7号(1950/07/29、24期、自由党)

○有田二郎君 今委員長から二百幾らとありましたが、医薬分業実施を目的とする薬事法改正に関する請願の件は、千五百五十六件でありまして、これを代表して御紹介申し上げたいと思います。まず請願書の趣旨を朗読いたしたいと思います。  終戰後、社会各般の法律制度に幾多重要なる進歩的改革が行われましたが、七十年来いまだに旧態依然として、最も不合理な状態に放任されてあるものは、医療制度であります。医学の專門家ではあつても、何ら薬学の專門的学識技能を修得していない医師に、従来調剤、投薬の行為を認めたゆえんのものは、薬剤師の普及しない時代の便法として、暫定的に許可したものであり、大正十四年第五十議会において、議員……

第8回国会 大蔵委員会 第2号(1950/07/15、24期、自由党)

○有田(二)委員 今正示長官代理から御訓示を頂戴いたしまして恐縮に存じます。徴税について努力しておられることは、われわれは感謝しておるのでありますが、いずれ質問はゆつくりとやらせていただくとして、私は次のような調査をお願いいたしたい。各局、各税務署に割当というものが行つておりますが、その割当をわれわれに示していただきたい。その割当がどういうように行つておるか。これと同じように関東信越の国税局の大体の割当は幾ら、その割当がどういうようにとられて、どういうような成績が上つておるか。また各税務署管内に割当が行つておりますが、その割当に対してどれだけ徴税ができておるかというような調査を頂戴いたしたい。……

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/19、24期、自由党)

○有田(二)委員 議事進行について……。田中さんの質問のまん中でちよつと入れていただきたいと思いますが、阿部さんは説明員であるし、特に清算人であります。消えてなくなる存在の人であります。しかもこの法案に対して吉田管財局長が来ているにもかかわらず、吉田管財局長がそれに対する答弁をしない。吉田管財局長でわからないことを、清算人が説明員として説明をするならばわかりますが、一体初めから説明員である阿部清算人が答弁に当つている。それが政府代表としての答弁であるとは聞きとりにくいのであります。さらに船舶公団に関しては、運輸省から出てこられまたわれわれの質問に答えるべきである。本法案は通さぬでいいというお考……

第8回国会 大蔵委員会 第7号(1950/07/24、24期、自由党)

○有田(二)委員 物品税の話が出ましたから、関連してこの点について政府当局の御意見を承つておきます。今三宅委員からもお話がありましたが、物品税については非常に不合理な点が多いのであります。一例をサツカリンにとりましても、サツカリンの税金が三千円幾ら、しかもサツカリンのやみ値が三千円を割つておるというような現状であります。私が商工省におりましたときも、商工省と大蔵省との連絡がうまく行つていない。大蔵省は税金さえとればいいのだ、商工省は生産さえすればいいのだという態度で、横の連絡が一つもとれていない。今の三宅委員のおつしやつた、まじめな者が損をして、ふまじめな者が要領よく世の中を渡るというような問……

第8回国会 大蔵委員会 第8号(1950/07/25、24期、自由党)

○有田(二)委員 その事務官の懲戒免職さしたということはわかる。それの監督の衝にある係長あるいは課長、これらに対する処分はいかような御処分をなされましたか。
【次の発言】 刑事事件の問題は別でありますが、金を使い込んだということははつきりしている。それによつて懲戒免職をしたのだ。その事実に対してその上長の監督者の処分をしなかつたわけでありますか、承りたいと思います。
【次の発言】 刑事事件としての処分の真相の結果を待たないでも、金の使い込みということははつきりしておる。それによつて懲戒免職をなさつておるわけですが、それに対する責任、これは單に広島の事件だけではなく、全国のいわゆる国税局管内ある……

第8回国会 大蔵委員会 第9号(1950/07/26、24期、自由党)

○有田(二)委員 日本国有鉄道の業務局長さんですか、藪谷さんにひとつお尋ねいたします。日本交通公社がこういう本屋の卸屋をしているということは、あなたの方の大切な切符の料金を預けているという建前からいつて、こういうロマンス社の問題から考えて妥当であると思われるかどうか、ひとつ御答弁願います。
【次の発言】 逸脱してはいないというお考えでありましようが、すでに実例がこういうように五千万円という債権となつて現われておる。そのために、ひいては切符代にまで影響を及ぼして来て、広く国民全体に迷惑をかけるというようなことが考えられるわけです。交通公社の定款の中にある一つの職権外に出ていないことはもちろんであ……

第8回国会 大蔵委員会 第11号(1950/07/28、24期、自由党)

○有田(二)委員 関連してお尋ねしたいのは、一体公認会計士というものは、敗戦後の日本にどのくらい必要でしようか、それをお聞きしたい。
【次の発言】 今の政府委員の御答弁では五、六百人が妥当だというお話でありますが、公認会計士というものは博士号ではないのです。実際に必要があつて置くのであつて、博士号なら、あなたの言われるように、博士号の権威のためにこうあらねばならぬと思うのですが、現在の世の中では、政府委員は五、六百人いるというお考えを持つておるが、今二百五、六十人よりいない。しかも試験によつて百人くらいずつということになると、公認会計士が必要でないならば別でありますが、今日の世の中では必要であ……

第8回国会 大蔵委員会 第12号(1950/07/29、24期、自由党)

○有田(二)委員 銀行局長はたしか日銀の監督官か、監理官か、そういう立場にあられると思うのでありますが、どうも大蔵省は日銀に頭が上らない。伝うるところによると、大蔵大臣は日銀のローマ法皇と称せられる一万田総裁に頭が上らないと言われておる。ところが日銀の監督は銀行局長がしておる。頭が上らないはずはないのでありますが、一般にそう言うのです。そして私が先般来日銀の資料を請求してもなかなか出そうとしない。先般私が通商産業委員をしておりましたときにも、通商産業委員会におきまして、一万田総裁なり、二宮副総裁の收入の点について私は質問をした。たとえば新聞では日銀総裁は月給は六十九万円、副総裁が月給五十万円、……

第8回国会 大蔵委員会 第13号(1950/07/31、24期、自由党)

○有田(二)委員 今澄君にお尋ねいたしますが、信用協同組合のこの法案をお出しになつた趣旨は御説明でよくわかつたのでありますが、今まで大蔵省からこういう法案を出さなかつたために許可が非常に遅れた、あるいは非常に不便であつたというような実際的なお話があつたら承りたいと思います。
【次の発言】 今澄氏の今の御答弁に対して、いわば政府の不信任というようにも解釈されるのでありますが、銀行局長にこれに対する御答弁を願います。
【次の発言】 もう一度銀行局長にお尋ねしたいのであります。しからば本法案がなくとも銀行局長としては十分期待に沿い得る、かようにお考えになりましようか、この点をお伺いいたします。

第8回国会 大蔵委員会 第15号(1950/08/31、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際国税庁長官に関連した問題について、御意見なりその後の方針について伺いたい。  私、先般国政調査に参りましたときに、国税庁から所得税課の吉國氏をわざわざ大阪によこして、万遺漏ないように非常に御苦心になり、あるいは間税部長もお越しで、非常に気を使つておられるという点については、私は国税庁の方々の、特に正示総務部長の心づかいについては非常に多とするものであり、非常によくなつて来ておると思うのであります。私の調査いたしました結果の一例は、大阪の安倍野の税務署長――決して悪い意味ではないのでありますが、国会から国政調査に專門委員室の田中君を連れて参りましたときでも、安倍野の署長に……

第8回国会 大蔵委員会 第16号(1950/09/01、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際銀行局長にお尋ねしたいのですが、預金の祕密制ですね。先般来、国政調査で大阪、広島各国税局管内をいろいろ調べてみましたが、一税務吏員が名刺一枚で銀行を調べる、そういつた行き過ぎがありますために、もう銀行には預金しない、銀行みたいなところに預金しておつたら困る、もう絶対銀行に預金しないのだという声が大阪方面で相当あがつている。預金も最近漸次減つて来ているように私聞いている。預金の祕密制について銀行局長の所見を承りたい。
【次の発言】 どうも銀行局長さんは少し弱過ぎる。少くとも預金の祕密性というものは確保されてしかるべきものであると思う。銀行局長は大蔵大臣が主税出身であり、ま……

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)

○有田(二)委員 国民金融庫の理事の方にお尋ねいたしたいのであります。今三宅委員からお話がありましたが、三宅委員のお話の中に、非常にいいお言葉があつたので、その点は幾分感づかれる点もおありになるだろうと思いますけれども、先般、私、商工中金を調べましたときに、貸付係の態度を横でじつと見ておつたのですが、まつたく官僚的な態度で非常に憤慨した例があるのです。やつぱり理事とか総裁とか副総裁とかいうようになると雲の上の人で、下のことはなかなかわからぬだろうと思うのですが、下の調査に行かれる方、あるいは貸付係の方は、ひとつ十分親切丁寧にやつていただく。金額については共産党からも御希望がありまするが、自由党……

第9回国会 大蔵委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)

○有田(二)委員 間税部長にお尋ねいたしたいと思います。惡質な密造部落の取締り、あるいは密造に対する取締りの対策はどういうようにお立てになつているか。たとえば国警との間にこういうような会議を開いて、そして全国的にこういう指令を出している、各国税局管内の間税部とどういうふうにしてやつている、あるいは検察庁とどういう連絡をとつてやつているとか、各地々々であるでしようけれども、国税庁の間税部長として、検事総長であるとか、あるいは国警長官であるとかいう方面と、どういう総合的な連絡をとつておられますか。そういうことをやつておりませんか、お尋ねいたします。

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/04、24期、自由党)

○有田(二)委員 他の委員からもいろいろお話がありましたが、国税庁の長官以下幹部は非常に良識があるからいいのでありますが、下僚官吏の中で行過ぎが相当多いのであります。今の竹村委員の質問に対しても、一応行過ぎだという長官の御答弁がありましたが、單に行過ぎとして看過しないで少くとも長官初め直税部長においては、ぜひとも行過ぎのないように、将来ともできる限りの努力をされるように要望いたします。

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/07、24期、自由党)

○有田(二)委員 関連して……。今のお話をお聞きして、法的にはあるいは局長のおつしやる通りかもしらぬが、とにかくジェーン台風なりキティ台風なりによつて、そういう問題が起きて来た場合、一々財務部へ行つて許可を得なければ何もできないというようなことではいけない。そこは政府が特にその神社なり仏閣なりに管理させておるわけですから、その連絡指導のよろしきを得て、事後に許可をしてもいいわけです。また社がつぶれたとかいう場合、それを一々財務部へ行つて許可を得なければさわることができないというのは、まさに法律をまつ正直にやつておるのには違いないのだろうけれども、その運営の上において私は遺憾な点があると思う。い……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/08、24期、自由党)

○有田(二)委員 このうちの日本輸出銀行法について大蔵大臣の御所見を承りたいのであります。本国会はもう日にちがないのでありますが、もしもこの法案が通つたと仮定いたしまして、その場合にいつごろこの銀行を開店させるか。この点について大蔵大臣の所見を伺いたい。
【次の発言】 それでは大臣は十二月中とお考えになつておられまするけれども、事務の都合で遅れることもあり得るわけであります。そのために輸出の状態が悪くなることもあり得るわけであります。それに対するこの銀行ができるまでの金融処置について、大蔵大臣はどういうお考えを持つておられますか。
【次の発言】 それからこの輸出銀行法についてもそうでありますが……

第9回国会 予算委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)

○有田(二)委員 今大臣の説明の中に、災害関係経費として五十九億と言われましたが、この書類には五十億九千万円とありますが、どちらが正しいのですか。

第9回国会 予算委員会 第6号(1950/12/01、24期、自由党)

○有田(二)委員 茨城県知事としてでなく、知事全体の代表と考えまして、お聞きしたいのですが、非常にお困りであるということは、われわれもよくわかるのでありますが、地方各県庁における、たとえばむだを排するとか、行政整理をするとか、そういうような点で、もつと経費の節約をしていただける点があるかないか。現状以上は絶対にできないというようにお考えであるかどうか。非常にお困りであるということはわれわれも了承しておるわけですが、やはり地方の各県においても、こういう敗戦後の今日の状態でありますから、できる限り自粛をしていただきたい。自粛をなさる余地がありやいなや、この点をお聞きしたいのです。

第9回国会 予算委員会 第7号(1950/12/02、24期、自由党)

○有田(二)委員 これから各委員会から決議事項が、本委員会に幾つも出て来るだろうと思うのですが、それを一々本委員会で問題にしておつたのでは、予算の審議もできなくなつてしまう。参考意見としてわれわれが聞くことはけつこうと思いますが、本委員会にそれを動議としてかけることは反対であります。私のこの動議に賛成されんことを望みます。

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、自由党)

○有田(二)委員 その点について西村委員から御注意がありましたが、大蔵大臣に話しましたところ、昨日の二百億というのは誤りであつて、二百四十億に訂正するということにきまりましたから、西村委員に御報告申し上げる次第であります。
【次の発言】 岡野国務大臣は今地方行政委員会の方に行つておられますが、すぐ参りますから……。
【次の発言】 それでは井出一太郎君。

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/04、24期、自由党)

○有田(二)委員 議事進行上……。ただいま横田委員の質問は、占領軍誹謗にわたるかどがありますので、本委員会として懲罰動議を提出いたします。
【次の発言】 野党の諸君がただいま農民協同党の部屋で会議を開いており、さきに橘委員からも委員会開会について申入れをしたのですし、また放送も二回にわたつてやつておるのでありますが、また私もただいま参りまして、委員会開会の旨を申し上げ、入場を要求したのでありまするけれども、野党の諸君はそれをがえんじないのです。審議権放棄とみなして、ただちに質疑に入られんことを望みます。
【次の発言】 これにて質疑を打切られ、討論に入られんことを望みます。

第10回国会 厚生委員会 第35号(1951/06/02、24期、自由党)

○有田(二)委員 薬務局長もお越しになつておりますから、政府にお尋ねしたいのですが、二年ほど前私が厚生委置をしておりました当時にも申し上げたことですが、免許状の下付が非常に遅れるということで、医師の免許状、あるいは歯科医師、薬剤師の免許状をすみやかに下付されるような努力をするような方向にお願いもし、またさように努力されたように思うのですが、現状では試験が通つて何日ぐらいで免許状が下付されるのか。――医務局の場合は医師、歯科医師、薬務局の場合は薬剤師についてこの点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 国家試験の期間が何日かかるかという問題についてそれぞれ事情があるので、一月かかる、二月かか……

第10回国会 厚生委員会 第36号(1951/06/04、24期、自由党)

○有田(二)委員 今丸山委員からお話がありましたが、私としては、大体委員長が仰せられた参議院の修正案について、高橋検事の意見を徴せられるのはけつこうでありまするが、そうでないと、高橋検事は今までいろいろな本に、医薬分業については大体医師側に有利な解釈をされておる。しかも検事としてお話になるのでありまするし、特に私はこの際双方円満な解決のためには、ぜひとも今委員長の申されたように、参議院において修正された部分に対する検事の所見を聞くといつたところに、限定していただきたいと思います。
【次の発言】 国会は国憲の最高の機関であつて、法の解釈、調剤権に対する解釈は、先般衆参両院において話合いがきまつた……

第10回国会 大蔵委員会 第33号(1951/03/12、24期、自由党)

○有田(二)委員 ただいま大泉君から質問がありました富裕税の問題でありますが、先般地方へ参りましたときにも、地方の国税局の方々がやはりこの問題で非常に悩んでいる。このことはすでに主税局長もよくお聞きのことだろうと思います。ただいまの大泉君の質問に対しての答弁のうちにも、そういうような趣旨のものも含まれておると思うのでありますが、今日の税務吏員の中には、非常におもしろくない考え方なり、思想を持つている方がまだまだあるのであります。かような算定方式のままで、全部が主税局長のようなりつぱな税務吏員であるならば、その運営もうまく行くであろうと思うのであります。しかしながらたくさんの税務吏員の中には、ま……

第10回国会 大蔵委員会 第46号(1951/03/30、24期、自由党)

○有田(二)委員 ただいま議題となりました資金運用部資金法案、郵便貯金特別会計法案、会計法の一部を改正する法律案、資金運用部特別会計法案、及び資金運用部資金法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案の五法案については、すでに質疑を盡されたかと思われますので、この際右五法案について質疑を打切られんことを望みます。

第10回国会 大蔵委員会 第47号(1951/03/31、24期、自由党)

○有田(二)委員 主務局長に御質問いたします。せつかく三宅委員から御説明があつたのですが、しかし現状の税務代理士に対する国税局並びに税務署の態度というものが、ちよつとじやまもの扱いというか、税務代理士がやつて来るとかえつて毛ぎらいするというような向きが非常に多かつた。最近は漸次少くなつて来たようでありますけれども、まだそういつたものが残存しておる。ここに議員提出の税理士法案というものが出て来たことは、非常にけつこうだと思いますが、どうです。主税局長として、大蔵省として、ありがた迷惑だという感を持つておるのか、こういうものが出た方がいいという考えを持つておるのか、まず所見を伺いたいと思います。

第10回国会 大蔵委員会 第55号(1951/05/25、24期、自由党)

○有田(二)委員 銀行局長にお尋ねしたいのですが、保険会社が、ひもつきでいろいろな金融をやつておるという事実がすでに出ておりますし、また実際に表面に出ていなくても、行われている事実があると仄聞しておるわけであります。これに対する銀行局長の所見を承りたいと思います。
【次の発言】 極力御盡力なさることはけつこうでありますが、まず根本的に日本銀行は銀行であつて、保険会社ではそういう融通をしないというような考えを日銀は持つておられるようですが、これに対する銀行局長の御所見を承りたい。
【次の発言】 保険会社のそういう問題が、あちらこちらから起つて来ておるのでありますが、これは同時に脱税行為にもなるわ……

第12回国会 大蔵委員会 第5号(1951/10/27、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際主税局長に聞きたいと思う。第三者通報制というものがありますが、もう日本の国もおちついて参つたのであります。日本の国民性に合わないやり方であります。かつての主人の裏を摘発する。しかもそれによつて五十万円の謝礼をとる。私の選挙区の大阪ではこういう第三者通報制によつて、株式会社までこしらえて五十万円を当てにして、他の非行をあばくというようなあり方が多いのでありますが、大阪局で調べましても、第三者通報制による脱税上の査察課による摘発の率は、非常に僅少であります。従つてこういうものは講和会議調印が済み、近く批准の運びになろう。しかも国会においてすでに昨日衆議院を通過したというよう……

第12回国会 大蔵委員会 第7号(1951/10/30、24期、自由党)

○有田(二)委員 ちよつと大蔵大臣に一点だけお愚ねしたいのでありますが、間接税の問題であります。先般も私は高級織物というようなことを申し上げたのでありますが、ただいまの川野委員からの質問に関して、間接税は動かさない、物品税は動かさないというお話がごございましたが、私は動かさないどころでなく、とるべきものはもつととつてもらいたい。四割の消費税を一ぺんになくしてしまつたということは、何としても大蔵行政にりつぱな功績を積んで来られた池田さんとしては大失敗であつたと思う。少くとも百億以上の税収を一ぺんになくしてしまつたということは、非常に遺憾でありまして、今日これを消費税でとるということは、実際として……

第12回国会 大蔵委員会 第10号(1951/11/05、24期、自由党)

○有田(二)委員 国民金融公庫について、総裁がお越しになつておりますから、まず総裁にお聞きしたいと思います。国民金融公庫は運営が非常にうまく行つておると承つておりますし、また国民もそれに大きく期待し、国会も大きく期待しているところでありますが、何としても金に関する問題でありますから、やはり第一線でもつて、小さな金融ボスというようなものがおつて、第一線の人たちと連絡をとつておる。一例をあげますと、満州あるいは中国方面からの引揚者で、それらの一部の人が国民金融公庫と連絡をとつて引揚者に貸出しをするという名目のもとに、いろいろと不正なことが行われておるという情報も、われわれは承つておるのでありますが……

第12回国会 大蔵委員会 第13号(1951/11/09、24期、自由党)

○有田(二)委員 大久保外為委員もお見えになつておりますから、一言お聞きしたい点は、前の大蔵次官の当時、大蔵省と外為委員会との間がうまく行つていなくて、特に大蔵省としては、予算の面で主計局が外為委員会を締めるというようなことがあつて、新聞にも外為委員会と大蔵省のトラブルが報道されたことは、御存じの通りであります。最近はそういうことがないかどうか。外為委員の大久保さんにお聞きしたいと思います。
【次の発言】 了承したのですが、銀行局長にお尋ねしたい点は、外為委員会の存置ということは結局国会において決定される問題であつて、外為委員会が存置する限りにおいて、やはりそれに対して大蔵省としても十分協力し……

第12回国会 予算委員会 第2号(1951/10/17、24期、自由党)

○有田(二)委員 今の苫米地君の質問の途中に、了解を得て質問いたしたいと思います。  私先般国政調査で、北海道へ参りますときに、当時の営業局長のところへ国鉄関係について意見を求めに行きましたところが、青函連絡のただいま苫米地さんの質問なり鉄道部長からの答弁の件について、有田議員として研究してもらいたいという意見を聞きまして私は北海道へ参つたのでありますが、今度の国鉄運賃の値上げに関して、やはり北海道の問題について、運輸省並びに国鉄当局は、十分この点は考慮すべきものである、私はかような個人的な見解を持つて帰つておるものであります。特に御存じの通りに、函館には四つのさん橋があつて、青森には三つしか……

第12回国会 予算委員会 第3号(1951/10/18、24期、自由党)

○有田(二)委員 まず総裁に一つお尋ねしたいことは、この間北海道へ参りまして感じました点は、北海道の職員も、それから九州の鹿兒島の職員も、同じような物資の割当の配給を受けておる。軍手に例をとりましても、軍手一年間八双というのに対して、鹿兒島でも八双なら北海道でも八双である、寒冷の地もまた暖かい所も同じような物資の割当がされておるのであります。これは職員組合というものがあつて、そういうようになつたのかもしれませんけれども、実際のところを見て参りまして非常に不合理な点がある。この点国鉄としてはこれに対する対策をお考えになつておられるのかどうか、これを承りたいと思います。

第12回国会 予算委員会 第5号(1951/10/25、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。  池田大蔵大臣の財政演説では、将来の方針として安定、能率、発展をあげておられるのでありますが、一体現状は安定しているでありましようか。能率、すなわちどれだけ合理化されているでありましようか。また発展の段階に入つたのであるかどうか。池田大蔵大臣がこの基本方針を特に強調した腹は、一体どこにあるのか。また今後大蔵大臣の指針のごとく、安定し、能率化され、発展の段階に入るであろうかどうか。この点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今度提出された補正予算は、当然明年度予算に連鎖していることは、大蔵大臣の説明にもある通りでありますが、……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/10/30、24期、自由党)

○有田(二)委員 ちよつと……。
【次の発言】 一言だけ……。私のお尋ねしたい点は、ドツジさんがお越しになつて、減税に対して反対である意思表示をなさつたのありますが、私はこれは減税ではない、税制の均衡をはかるための施策であつて、今度の大蔵大臣の方針に、われわれ満腔の敬意を表しておるのであります。ドツジさんはまた別の立場から反対をなさつておられると思うのでありますけれども、日本の国内事情とアメリカの国内事情とは、おのずから私は違うと思うのであります。私は池田大蔵大臣の所信に賛成であると同時に、ぜひともこの税金のいわゆる平均化、不権衡にならないようにするための今度の税制改革を通していだきたいと思う……

第12回国会 予算委員会 第15号(1951/11/07、24期、自由党)

○有田(二)委員 ただいまの動議は討論を省略し、議決せられんことを望みます。

第13回国会 大蔵委員会 第12号(1952/02/14、24期、自由党)

○有田(二)委員 今三宅委員からお話がありましたように、今度あなた方の業態は五割上げてもらわなければならないというような表現が、全国的に各税務署で行われておるのであります。大臣のお話はまことにけつこうな御意見で、さすがは大蔵大臣と思うのでありますが、実際第一線に行きますと、お前どもの業態は全部五割上げなければいけないというような、ほとんど命令的な話合いで、特に私なんかは大阪市という特殊な選挙区でありますので、そういう不平が非常に多いのであります。親の心子知らずというもので、せつかく池田さんのそういつた気持があるのにかかわらず、第一線の表現の仕方が悪い。これは国税庁から国税局、国税局から税務署へ……

第13回国会 大蔵委員会 第17号(1952/02/20、24期、自由党)

○有田(二)委員 宮腰君の御了解を得ておるので、国税庁長官に伺いたいと思います。ただいま予算委員会で質疑応答の最中でありますが、われわれ大蔵委員としては、国税庁の予算に非常な関心を持つておるのであります。特に第一線で徴税される税務署の署員の超過勤務手当なり、また旅費その他いろいろな物資購入の費用について、万遺漏なくやつておるかどうか。ことに本年度の予算ではどういうことになつておるか。この点を長官から承つておきたいと思います。
【次の発言】 長官のお話で、今度の予算は昨年よりも劣つていないという報告を受けて了とするものでありますが、昨年度よりも物価も上つておりまするし、その運営において、国税庁と……

第13回国会 大蔵委員会 第24号(1952/02/29、24期、自由党)

○有田(二)委員 今内藤委員から局長にお話があつた青色申告の近親者の五万円の免税の問題であります。私は帳簿という問題について、もう一ぺん検討すべきであると思う。今農村の話が出ましたが、もちろん農村もそうでありますが、都会にあつても、職人というような方々に帳面をつけさせるということは、日本では無理だと思う。全部帳簿でやるという考え方は、私は主税局から一掃すべきではないかと思う。実際第一線で税務署が税金をとつておられるのは、今内藤委員のお話の通りに、帳面を見ないで大体このくらいだという見当で、更正決定を、この程度でひとつあなたの方で判を押してくれというようなやり方が、非常に多いのであります。過去に……

第13回国会 大蔵委員会 第25号(1952/03/01、24期、自由党)

○有田(二)委員 一点だけお尋ねいたします。物品税の証紙の問題でありますが、先般の予算委員会の分科会で説明を聞いたのですが、調査課長の答弁では不十分でした。私は物品税の証紙を出すことは、なるほど成績が上るかもしれませんが、大体取引高税と同じようなものになる。そのときの調査課長の答弁では、ほかのものも出しておられたのですが、あとで訂正されております。物品税の証紙の点と、それから納税貯蓄組合に六千六百三十八万円という補助金が出ておるのですが、この納税貯蓄組合の補助金の運営方法と、それから物品税の証紙がどういうものにかかつておるか、それがどういうような成績が上つておるか、こういうものはなくていいもの……

第13回国会 大蔵委員会 第72号(1952/05/21、24期、自由党)

○有田(二)委員 話は別なんでありますが、川崎製鉄の問題であります。川崎製鉄の融資の問題についていろいろ問題になつておるのでありますが、私の意見としては、維持の問題を見ましても、四百万錘から六百七十万錘にわずかの間にふえて来た。そういつたことが大きく今日の繊維業界を混迷に陥れておるという一つの事態があるので、開発銀行からの融資については、国内の資源によつてやるものについては別でありまするが、繊維とかあるいは製鉄とかいうものは、少くとも海外からその原料を仰がなければならないものでありまするので、設備をどんどんふやして行くということについては私はどうかと思います。これは千葉県の方の衆参両院議員の方……

第13回国会 大蔵委員会 第74号(1952/05/23、24期、自由党)

○有田(二)委員 お尋ねいたしたいと思いますが、まず三井船舶の社長さんにお尋ねしたい。昨日予算委員会で私ども大蔵大臣に質問しました場合に、長期の金利については引下げる時期が到来しておると自分は思う、こういう大蔵大臣の答弁があつたわけです。今あなたのお話の中にも、金利はできるだけ下げてくれというお話がありましたが、大蔵大臣も時期が来たということをおつしやつておられます。私もさように感ずる一人であります。産業面からごらんになりまして、非常に長期の金利は大体どの程度が妥当であるかという御所見を、ひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 さらに北拓頭取さんにお尋ねいたしたいと思います。大体今の小山さん……

第13回国会 大蔵委員会 第75号(1952/05/24、24期、自由党)

○有田(二)委員 長期信用銀行法案について、銀行局長に御答弁をいただきたいと思います。昨日の委員会で大体の線が出て来たわけでありますが、昨日も申し上げましたように、拓殖銀行なり勧銀が商業銀行として片方でやりながら、片方で債券を出して行くということは一定のわらじである。これは他の銀行に比べましてアンバランスで、これは断固として排斥いたしまして、一足のわらじにすべきことはもちろんであります。結局商業銀行として将来成り立つて行くということにつきまして、昨日拓銀なり勧銀の方々に私が質問をいたしました要旨につきましては、当時銀行局長もおられましてお聞きになつておられる通りであります。ここで大きく問題にな……

第13回国会 大蔵委員会 第79号(1952/05/29、24期、自由党)

○有田(二)委員 ただいま議題になつております八法案のうち、国立病院特別会計所属の資産の譲渡等に関する特別措置法案、国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案、及び昭和二十七年度における行政機構の改革等に伴う国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の特例に関する法律案の三法案につきましては、質疑もすでに盡されておると思いますので、この際右三法案につきましては質疑を打切られんことを望みます。

第13回国会 大蔵委員会 第107号(1952/07/29、24期、自由党)

○有田(二)委員 外務政務次官が来るまで、ちよつと管財局にお尋ねしておきたいのですが、この前たしか私は管財局の総務課長に、管財局の汚職事件について、各地のことをひとつ統計的に知らせていただきたいと申しておいたのですが、きようは委員長に正式に、全国の財務局の管財関係の汚職事件、過去二箇年間にわたる検察庁の問題になつたものはもちろんでありますが、大蔵省で事前にこれを処理したというようなものの御報告を願いたいのであります。さらにひとつ簡単に、その汚職に対して大体管財局はどういう考えを持つておるか、御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 簡単に希望だけ申し上げて終りたいと思います。今のお話を承つて……

第13回国会 地方行政委員会 第24号(1952/04/02、24期、自由党)

○有田(二)委員 岡野国務大臣にお尋ねしたいのですが、本日の朝日新聞に大阪市をモデル特別市として考える案があるというようなことが出ておりましたが、一体どういうお考えでこういうことをお話になつたのか、御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 地方税法の問題で一言お尋ねしたいのでありますが、よくこのごろ青色申告の問題で、国税と地方税との間で対立がある。すなわち国税の方で青色申告を認めて指導するものが、地方税は青色を認めないというようなあり方で、各地でいろいろなトラブルを起しているのであります。自体私は地方税の問題にしろ、やはり自治庁において地方税法に基いて一定の指導がなされなければならぬと思うの……

第13回国会 懲罰委員会 第3号(1952/03/10、24期、自由党)

○有田(二)委員 関連して、今石田君が速記があるかというお話でありますが、柳澤君がこの前の動議に対する趣旨弁明の中で、「川崎君のその後の院内における行動やいかん。ことに予算委員会における態度は、反省はおろか、まつたく議案の審議をしようとする態度ではなく、いたずらに暴力的な紛擾誘発を事としておつたといつてもさしつかえないと思います。その態度は、まつたく国会の神聖を考えないものである。」これに対して速記があるかというお話でありますが、ニユースがあるのです。一ぺん石田君は映画でも見に行かれて、その映画の一端を見られても――私は当時予算委員をしておりましたが、いかに川崎君が、国会対策委員長という、当時……

第13回国会 懲罰委員会 第4号(1952/03/12、24期、自由党)

○有田(二)委員 川崎秀二君にお尋ねしますが、本会議の演壇に上るということは、場内交渉係でも嚴に禁ぜられておるところでありまして、演壇に上るということそれ自体について理由はまた別といたしまして、議長の許可なくして他の議員が演壇に上るということは、私はいけないことと思うのでありますが、川崎さんはどうお考えになりますか、承りたい。
【次の発言】 議事進行の動議を出しておられても、議長の許可なくして演壇に上るということはいけないことでありまして、おそらく川崎さんもその点は、この前の答弁である程度お認めになつておられるということを私は考えるのです。しかもこの本会議における川崎君の懲罰動議に対する一身上……

第13回国会 懲罰委員会 第8号(1952/05/20、24期、自由党)

○有田(二)委員 議事進行。梨木君の質疑は委員長の再々の忠告にもかかわらず、討論にわたつておるようでありまするから、同君の質疑はこれをもつて打切られんことを望みます。
【次の発言】 風早君にお尋ねいたしますが、あの当時の状態は、ちようどここに改進党の井出理事もお越しになつておる。私も当時理事として、予算委員会の状態を見ておつたのであります。珍しく風早君が激昂して、そうして委員長の腕を握られたということをわれわれは目撃し、またわが党のまじめな鈴木正文君までも、あなたのこういつた行為に対して非常に怒つたことを私も記憶いたしておりますが、あなたは、前後の事情は別といたしまして、委員長の腕を握つて、あ……

第13回国会 法務委員会 第19号(1952/03/03、24期、自由党)

○有田(二)委員 総長にお尋ねしたいのでありますが、ただいま野口本富士署長が、自分のやつた行為は妥当である、かような答弁をしておられますが、それが妥当であるか、妥当でないかは、本委員会において最後に批判が出るので、その問題は別といたしまして、私は先刻島田早大総長が、大学当局とが話合つていろいろなことをすべきである、学生が單独で交渉したり、直接警察官をなぐつたり、けつたり、手をねじ上げたり、手帳を取つたり、始末書を書かせたりするようなリンチ的な行動は妥当ではない。特に東京大学学生新聞の中で、警官のつるし上げをやつたことは、いささか行き過ぎているように思われる、というようにあなたもおつしやつておら……

第13回国会 予算委員会 第12号(1952/02/08、24期、自由党)

○有田(二)委員 先般の総理大臣に対する質疑の際、本委員会における社会党の権威者である西村委員から、大蔵大臣に対する質疑の中に、ただいまお話になつておつた件に関する資料の問題について応答があつたのであります。速記によりますと、その際に西村委員は大蔵大臣に、「あなたはどこでお調べになつたか、私の調べたのは政府の調べたものです。これを上げましよう。」かように西村委員はおつしやつたのであります。さらにまたその後において、「私はここに資料がある。上げましよう。政府の資料だ。上げましよう。どこにもない。受取りなさい。これを見て答弁なさい。どこにあるか。」かように言われて、「しかも、これは政府の資料だ。上……

第13回国会 予算委員会 第13号(1952/02/09、24期、自由党)

○有田(二)委員 一万田さんがお忙しいので、厚生大臣にお聞きする点は一点だけにして、この次の機会に譲りたいと思います。まず厚生大臣にお尋ねしたい点は、池田大蔵大臣が非常にきらつておるパチンコが、今日池田君の意図に反して、全国的に蔓延しております。パチンコのいい悪いという論議は別といたしまして、今日。パチンコの設備において非常に遺憾な点があるのであります。すなわち最近大腸カタルなり赤痢なりが、非常にはやつて参りまして、特にパチンコからはやつて来るということを私ども仄聞いたしておるのであります。パチンコのお店において消毒薬の設備あるいは手を洗う設備、かようなものが当然あるべきであるのにかかわらず、……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/02/15、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際大蔵大臣にお尋ねしたいのでありますが、遺家族の公債八百何十億というものが出るのでありますが、遺家族も非常に貧乏で困つておられますから、おそらくこれが換金ということが考えられるわけであります。これが換金されました場合における経済界、金融界に及ぼす影響、これをどうお考えになつておりますか、大蔵大臣並びに安本長官の御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 その公債の売買ということが考えられる、あるいは公債を担保にして金を借りるというようなことも考えられるわけでありまして、非常な巨額なものになりまするし、影響を心配いたしておるのでありますが、心配ないですか、この点をもう一度お……

第13回国会 予算委員会 第18号(1952/02/18、24期、自由党)

○有田(二)委員 大蔵大臣にお尋ねしたいのですが、一万田日銀総裁は下期好況説を出しておられますが、大蔵大臣として、本年度の経済の見通し、不景気になるかあるいはこのままの状態で行くか、あるいは景気がよくなるか、これに対する簡単な御答弁を承りたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣の投資銀行の構想は、一部に反対もありまするけれども、大体において好評のように見受けられます。その投資銀行法案がもしも上程されるとして、その銀行に入るものは今のところ日本興業銀行以外にはないのではないか。それで勧業銀行については、すでに市中銀行の方へ行きたがつているし、二十三年三月再建整備を行つたとき、預金銀行として出発す……

第13回国会 予算委員会 第21号(1952/02/22、24期、自由党)

○有田(二)委員 第一分科会において審議いたしました予算案につきまして、その審議の経過並びに結果について御報告いたします。  本分科会は、大蔵省所管、皇室費、国会、裁判所、会計検査院所管の各予算並びに他の分科の所管以外の事項に関するものでありまして、去る二月二十日より本日まで三日間にわたつて審議いたしました。  審議に先立ち、各所管の予算案について所管担当者側より説明を聽取いたし、ただちに質疑に入りました。その詳細は会議録に譲ることといたし、ここでは簡単にそのおもなる点の若干について述べることといたします。  まず第一に、大蔵省所管の租税及び印紙收入について、昭和二十六年度においては、朝鮮動乱……

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/02/23、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 林君、御静粛に願います。
【次の発言】 川島君に申し上げます。時間が参りましたから、いま一問簡単にお願いいたします。
【次の発言】 川島君、まだ質疑の通告がありますので、なるべく多数の方に発言の機会を与えたいと思いますので、時間を厳守願いたいと思います。
【次の発言】 時間が参りましたから風早君に発言を許します。両大臣とも答弁はないそうであります。
【次の発言】 質疑はこれをもつて終局されんことを望みます。

第13回国会 予算委員会 第23号(1952/02/26、24期、自由党)

○有田(二)委員 これにて討論を打切り、ただちに採決せられんことを望みます。
【次の発言】 ただいま上程されました昭和二十七年度の予算各案に対し、自由党を代表し賛成の意を表するものであります。  以下その理由を述べたいと思います。論旨を進めるにあたつて、最初に強調したい点は、本予算案は占領下において編成され、かつ独立を目睫に控えながら現在なお占領下にあることであります。この点がとかく忘れられがちで、特に本予算審議を通じ、野党の諸君はあたかも平和条約調印即完全独立であるとの建前から論議されておつたように感ぜられましたが、錯覚もはなはだしいと言わねばなりません。一般国民の気持は本予算が実行に移され……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/05/19、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 答弁はいりませんか。
【次の発言】 川島金次君。
【次の発言】 大蔵大臣と外務大臣にお尋ねしたいのでありますが、英濠軍の経費の問題が今問題になつております。これについて御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣も一緒の御意見ですね。
【次の発言】 今予算委員長がおられませんから、予算委員長にあわせて承りたい。予算委員長にはあとから御答弁をちようだいいたしたいと思いますが、大蔵大臣に対しては、御所見を承りたいのであります。  最近予算を伴う法律が数々国会に提出されておることは御承知の通りでありますが、成立した予算を法律をもつて修正するがごとき感じを受けるものもあ……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/05/22、24期、自由党)

○有田(二)委員 先般大蔵大臣と予算委員長に議員立法の問題について質問いたしたのでありますが、その当時予算委員長は御欠席でありましたので、この際あらためて予算委員長の御答弁を承りたいのであります。  国会におきまして独立後予算を伴う議員立法が行われまして、これが問題になつていることは、委員長もよく御存じの通りであります。この問題につきましては、やはり根本的な改革を行わない限り、これからの問題として大きな問題になつて来る。すなわち政府の行政権と国会の立法権との間の問題でもあり、かつまたすでに予算が本委員会で決定されているにもかかわらず、他の委員会において予算の伴う立法がどんどん行われるということ……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 議院運営委員会 第29号(1953/02/10、25期、自由党)

○有田(二)委員 いや決議案は違いますよ。
【次の発言】 これから調査して行くとうらのだから……。

第15回国会 議院運営委員会 第31号(1953/02/21、25期、自由党)

○有田(二)委員 人数が少し多過ぎはしませんか。

第15回国会 議院運営委員会 第34号(1953/02/25、25期、自由党)

○有田(二)委員 ただいま石田君からお話がありましたが、それは議員の常識で判断してやるべき問題であつて、あまりに逸脱するという場合は、これは御了承願わなければならぬ。議員の常識に基いてやつていただくことで、議長をそこまで制約することはどうかと思います。
【次の発言】 これは井出君が説明をされたら、その中に与党に対する攻撃もあるだろうと思います。従つて、自由党から反対、またそつちから賛成というようにやらないで、井出君の説明だけで中間報告を聞く、またそれ以上もめて来れば話は別として、中間報告をするという意味合いからいつて、井出君が説明して、太田委員長がそれに対して中間報告をするというところでどうで……

第15回国会 議院運営委員会 第35号(1953/02/26、25期、自由党)

○有田(二)委員 十分くらいにしたらどうか。

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/02、25期、自由党)

○有田(二)委員 各党の意見は大体終つたようです。いろいろ意見もあることと思いますが、野党から非常に強く要望されておる点であるから、われわれも異議なくこの議題を採択すべきであると思います。この点、委員長においてお諮り願いたいと思います。

第15回国会 議院運営委員会 第38号(1953/03/03、25期、自由党)

○有田(二)委員 法案の委員長報告をできるだけ簡潔にしていただくことと、両漁案の質疑もできるだけ時間を短縮しやてつていただきたい。

第15回国会 議院運営委員会 第41号(1953/03/12、25期、自由党)

○有田(二)委員 第一の、緒方国務大臣及び戸塚労働大臣の綱紀粛正に関する緊急質問は、労働委員会などで質疑応答なりして聞いていただくことにしてもらいたい。こういう問題を一つ一つ本会議でやることは、決して望ましい慣例でないと思う。この点はひとつ御撤回願いたい。それから田中君の方の、稻村順三君提出にかかる対日援助費に関する岡崎外務大臣の発言に関する緊急質問は、わが党としては、一応これは調査いたしたいと思いますので、次の機会にお譲りをお願いたい。
【次の発言】 春日さんからお話がありましたが、吉武さんからの労働委員会の質疑応答の話を聞いても、われわれ常識で考えても、こういうことを本会議でおやりにならぬ……

第15回国会 議院運営委員会 第42号(1953/03/13、25期、自由党)

○有田(二)委員 田中さん、土井さんからいろいろお話があつたけれども、これは国会の運営上、野党としてもいろいろなかけひきもあるでしようが、こういつた問題を出して来るとお互いにおもしろくない事態が将来に起る。やはり、どうしても強引に野党としてがんばらなければならないということは感ぜられるけれども、議運にかかれば、もちろんそれを本会議に持つて行くのが議運の仕事ではある。けれども、議会運営の建前からいつて、双方に主張がある問題ですから、何とかお取下げを願えればお取下げを願いたい。最後のお願いをしてみたいと思います。
【次の発言】 田中さん、あなたの方は質問もありますので、ひとつよくお考えを願つて、十……

第15回国会 議院運営委員会 第43号(1953/03/14、25期、自由党)

○有田(二)委員 われわれも椎熊君の御意見に賛成するにやぶさかではありませんが、これはほかの法案と違いまして、実は解散をかけての決議案が野党三派から提出されている。いつもの問題なら小会派で話合いがまとまつたものについてやつていただくということはけつこうなのですが、この際はまつたく解散の算が非常に多い内閣不信任決議案でありますから、自由党としては中山マサ君をやめさせることには異議はありませんが、同時に、この際はすつきりした形で、改進党、社会党両派、自由党一人というところでお願いしたい、こうわれわれは考えております。
【次の発言】 そうです。

第15回国会 人事委員会 第1号(1952/11/08、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  この際一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  このたび、はからずも諸君の御推挙により人事委員長に就任いたすことになりましたことは、まことに光栄でありますとともに、責務の重大なることを痛感いたすものであります。まことにふなれでありまするが、また知識も乏しいのでありまするが、諸君の御協力と御指導によりまして、大過なく任務を遂行いたしたいと思います。簡單でありまするが、委員長就任のあいさつにかえる次第であります。(拍手)  まず、諸君の議席の件についてお諮りいたしたいと思います。諸君の議席は、必要のあるときは委員長において随時これを変更し得る……

第15回国会 人事委員会 第2号(1952/11/11、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  まず国政調査承認要求に関してお諮りいたします。諸君御承知の通り衆議院規則第九十四条によりまして、会期中に限り各常任委員会は議長の承認を得て、所管に属する事項の国政に関する調査をし得ることとなつております。当委員会におきましても、調査する事項を公務員の給与に関する事項とし、公務員の給与の適正をはかる目的のために、調査の方法は関係各方面よりの説明並びに意見聴取及び資料の要求等といたしまして、議長に対し国政に関する調査の承認を要求いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさように決定いたしました。……

第15回国会 人事委員会 第3号(1952/11/28、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  議事に入る前に、まず御報告いたします。去る二十四日、人事院より一般職の職員の給与に関する法律第二条第三号及び第六号の規定による勤務地手当の支給地域の区分に関する勧告が、国会に提出せられました。  また昨二十七日、国家公務員法第二十三条の規定に基いて、人事院より一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する必要を認めて、その意見を国会に申し出ました。  また去る十一日の委員会におきまして、皆様の御賛成を得て議長に承認を要求いたしました国政に関する調査の承認要求に対しましては、十二日、議長はこれを承認いたしました。  以上、御報告いたしておきま……

第15回国会 人事委員会 第4号(1952/12/03、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  議事に入る前にまず御報告いたします。本三日、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第一二号の審査が当委員会に付託となりました。また去る十一月十四日以来開かれておりませんでした国鉄裁定問題に関する労働委員会との連合審査会は、明日午前十時より開会される予定になつておりまするので、質疑のある方は御出席願いたいと思います。以上御報告申し上げておき産す。  ただいまより、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第一二号を議題といたします。まず政府側より提案理由の説明を聽取いたします。緒方官房長官。

第15回国会 人事委員会 第5号(1952/12/06、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、 内閣提出第一二号を議題として質疑に入ります。質疑は通告の順序によりこれを許します。小松幹君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもつてお知らせいたします。本日はこれにて散会いたします。     午後二時三十九分散会

第15回国会 人事委員会 第6号(1952/12/09、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  議事に入る前に、まず御報告いたします。去る六日、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の審査を本委員会に付託されましたので、御報告いたしておきます。  まず公述人の選定に関してお諮りいたします。明十日午前十時より、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして公聴会を開きますので、出席して意見を述べていただく公述人を選定いたしたいと思いますが、これは委員長及び理事に御一任願つておきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさように決定いたしました……

第15回国会 人事委員会 第7号(1952/12/11、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第一六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。  つきましては、昨日の公聴会において館委員の質問に対し、天野官公労組協議会議長より、人事院において官憲から弾圧を受けた云々の言辞がありましたが、これに対して人事院側の言い分を承りたいと思います。浅井人事院総裁。
【次の発言】 それでは質疑を継続いたします。質疑は通告順にこれを許します。小松幹君。

第15回国会 人事委員会 第8号(1952/12/12、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第一二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出第二八号の両案を、一括議題として質疑を継続いたします。
【次の発言】 森三樹二君。

第15回国会 人事委員会 第9号(1952/12/13、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出第十六号の両案を一括して議題として質疑を継続いたします。加賀田進君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 この問題は先般政府からその結果を報告することになつておりますが、今日までまだその報告を受けていないので、本日御報告願います。
【次の発言】 今の菅野官房副長官の御趣旨は了承いたすのでありますが、この際大蔵省の方にお尋ねしたいのは、今、菅野官房副長官からお話になつた点について、いわゆる各省の……

第15回国会 人事委員会 第10号(1952/12/15、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号、及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。  これに関連して人事院側より発言を求められておりますので、この際これを許します。淺井人事院総裁。
【次の発言】 次に法案について質疑に移ります。小松幹君。
【次の発言】 小松幹君の御質問に対してお答え申し上げます。先般委員長として出しました原文は、「先般御報告申し上げました貴地の地域給引上げを含む一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正す……

第15回国会 人事委員会 第11号(1952/12/16、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。受田新吉君。
【次の発言】 ただいま受田委員より最高裁判所関係について御質疑があつたようでありますが、国会法第七十二条第二項の規定により、最高裁判所説明員としてお見えになつている最高裁判所人事局長鈴木忠一君より、御説明を願うこととしたいと思いますが、これに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは鈴木最高裁判所人事局長より……

第15回国会 人事委員会 第12号(1952/12/17、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。生焼住貞太郎君。
【次の発言】 お答え申し上げます。明日衆議院と参議院との間で合同の会議を開きますので、その際にお話申し上げたいと思います。
【次の発言】 実は本委員会の終りに各委員にお諮りして、明日参議院と午前十一時から合同で協議会を開く、かようにお諮りをいたしたいと考えておりまして、まだお話してなかつたのです。
【次の発言】 それでは生悦住貞太郎君の国鉄職員局長に対する質疑はあと……

第15回国会 人事委員会 第13号(1952/12/22、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。小松幹君。
【次の発言】 委員長としてお答えいたします。小松幹君のお申出に対しまして、委員長としても最善の努力をいたすつもりであります。受田新吉君。
【次の発言】 委員長としてお答えいたします。あとで皆さんにお諮りしてやることになつておりますから、御了承を願います。
【次の発言】 この際委員長として一言申し上げます。森君の今の質疑の中で、特別職……

第15回国会 人事委員会 第14号(1952/12/24、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。昨二十三日理事でありました受田新吉君が一旦委員を辞任いたしましたので、理事一名が欠員となつております。この際理事の補欠選挙を行いたいのでありますが、これは先例によりまして委員長において指名いたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは受田新吉君を再び理事に指名いたします。
【次の発言】 次に請願及び陳情書の審査に移ります。まず本日の請願日程にあります四百六十五件の請願を一括して議題といたします。小委員長の報告を求めます。請願及び陳情書審査小委員長灘尾弘吉君。

第15回国会 懲罰委員会 第3号(1953/03/06、25期、自由党)

○有田(二)委員 私は、岡本君の動議また木村君の動議に賛成をするものであります。というのは、先刻中村高一君からお話がありましたが、議院運営委員会におきましては、総理大臣吉田茂君に対しまして、西村榮一君から訴状が議長に提出されておる。本会議において議員吉田茂君の懲罰が可決されまして、懲罰委員会にかかつておるから、総理大臣吉田茂君の訴状は却下してもらいたいということを、中村高一君と同じ党であるところの社会党右派の土井君にわれわれはお願いをしたのであります。ところが土井君は、内閣総理大臣吉田茂君の議長としての処分も当然あるべきものであつて、これは却下しない、かようなことで拒否をされたのであります。従……

第15回国会 懲罰委員会 第4号(1953/03/11、25期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 ただいま委員長不信任の動議が提出されましたので、その動議について議事を進めます。この動議の趣旨弁明を許します。石田一松君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 これにて趣旨弁明は終りました。  討論の通告があります。順次これを許します。木村文男君。
【次の発言】 日野吉夫君。
【次の発言】 静粛に。
【次の発言】 次は古屋君。
【次の発言】 御静粛に願います。―御静粛に願います。
【次の発言】 これにて討論は終了いたしました。  採決いたします。石岡一松君提出の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立少数。よつて本動議は否決されました。  委員……

第15回国会 通商産業委員会 第18号(1953/02/12、25期、自由党)

○有田(二)委員 関連して。東条為替局長にお願いしたいのですが、お話を承つておると、非常にうまく行くようなお話ですけれども、東条さんは大体おとなしいのです。実際各銀行、金融関係、あるいは大蔵省の銀行局方面の十分御検討を願つて、おざなりの話でなく、やはりこういつた貿易については、通産委員会の各位が、また国民全体が熱望しておる。特に私は大阪の選出議員であつて、大阪の商人も中共貿易に対しては非常な熱意を持つておる。そういうわけで、この問題についてはいろいろ複雑な問題がありますけれども、事貿易の点については、占領下ではないのですから、独立国家になつたということをよくお考えになつて、ひとつ積極的におやり……

第15回国会 通商産業委員会 第19号(1953/02/13、25期、自由党)

○有田(二)委員 今政務次官からお話がありましたが、許された商品はもつと積極的にやつてもらいたい。それともう一つは、由来通産省は腰抜けが多い。通産省の役人は大蔵省にやり込められたり外務省に押えられたり、腰抜けが非常に多いことを私は長い間痛感しておる。一例をあげますと、輸出銀行法というものが今から三年ほど前に出て来た。そのときは私大蔵委員をしておつたが、通産省から連絡があつて、貿易のためには不利である、何とか御協力願いたいという話が、当時の石井経理部長からあつて、私もその勉強をした。ところが当時の池田大蔵大臣は――その点、大蔵官僚は非常にずるい、あした一日という日に法案を国会に提出して、どうして……

第15回国会 予算委員会 第25号(1953/02/19、25期、自由党)

○有田(二)委員 議事進行について。中曽根君のお話と大蔵大臣のお話が一致しないので、いつまでもこのまま待つていると質疑は進行しません。この際中曽根君を他の質疑者にかえられんことをお願いします。
【次の発言】 ただいまの申し上げた問題に触れました場合においては、私の動議をただちに採択されんことを望みます。そしてこの問題を中曽根君のこれからの質問を見ながら保留いたします。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、中曽根委員の大蔵大臣に対する質問は何回聞いても同じであります。従つてこの際、中曽根委員の質疑は打切られんことを望みます。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 決算委員会 第2号(1953/06/19、26期、自由党)

○有田(二)委員 今事情はよくわかつたのですが、大沢検査第四局長にお尋ねしたいのは、今の東京鉄道郵便局のことでありますが、他に実は鉄道郵便局はあるわけでありますが、その他にこういつたようなことはなかつたのですか。
【次の発言】 大分前に私決算委員をやつておつたときに、会計検査院の方にやかましく言つておいたのですが、その当時は会計検査院がいなかヘ行つてよくごちそうになる。当時下岡検査官に、私はいやしくも官庁検査をするのに検査官が地方へ行つて官庁にごちそうになるのはけしからぬと言つたのです。しかも下岡検査官の答弁は、地方の状態を教えていただくためにごちそうになるのだ、――地方の状態を教えてもらうな……

第16回国会 決算委員会 第13号(1953/07/15、26期、自由党)

○有田(二)委員 各委員からお話がありましたが、私は大体委員長に御一任して、本委員会の円滑な進行をいたしていただきたいと思います。委員会がたくさん数あるのでありますが、当決算委員会としてぜひ総理の出席を求め、ただすべきことはたださなければならぬ、かように考えておりますが、今のような総理が出て来るまで審議しないというような、のようなやり方は当を得たものでないと思います。むしろこの問題は委員長に御一任して、しかるべくおとりはからい願うことが最も妥当である、かように考えます。
【次の発言】 ━━━━━は取消しますが、円満な議事の運行を願います。

第16回国会 決算委員会 第22号(1953/07/30、26期、自由党)

○有田(二)委員 今委員長が自由党が疑われるとか何とかいうことを言われましたが、お取消しになる御意思はありませんか。
【次の発言】 そういう言葉を取消す意思はありませんか。
【次の発言】 それでは不信任案を提出します。

第16回国会 決算委員会 第23号(1953/07/31、26期、自由党)

○有田(二)委員 昨日の佐々木監理委員会委員の方からの御答弁の中には、鉄道会館の株を持つているというお話を承つた。それに対して他の委員からも質問がありまして、それは自分としてははずかしくないと思つている。こういうような意味の御答弁がありましたが、私が運輸委員長として日本国有鉄道法案をつくりました当時には、監理委員会の委員というものは非常な権限がある、こういう権限を持たせるということはどうかということで、当職の委員会でも非常に問題になつた。しかしながらこの監理委員会の委員については、当時占領下でありましてわれわれには修正が許されなかつたのでありますが、非常な権限が持たされた。従つてそのパブリック……

第16回国会 決算委員会 第30号(1953/08/21、26期、自由党)

○有田(二)委員 十八日から二十日にわたります東京新聞で「政界スキャンダルを暴く」という題のもとに座談会が開かれました中に、本委員会の委員長である田中彰治君の言動の中で、われわれとして非常にふに落ちないものがあるのであります。たとえば新潟県の代議士はいずれもほとんどが悪いことをしておる、あるいは運輸大臣は一千万円鉄道の関係からもらつておるというような事態がありますが、これはいずれ田中委員長が本委員会に出席をしました場合に糾明をいたしたいと考えておるのであります。ただここで本委員会の構成分子である改進党の藤田君の問題がかなり載つておりますが、これはこれから本決算委員会を進められるところの、構成分……

第16回国会 決算委員会 第31号(1953/09/04、26期、自由党)

○有田委員 今委員長から――先般の本委員会における私の質問に対しまして、藤田委員から、さような事実はないというはつきりした御答弁があつたのでありまするが、また今委員長のお話を承りまするとそういうことは藤田君に関する限りない、かような御答弁と私は承るのであります。しかしながら事は単に藤田君個人の問題のみならず、先般も藤田委員の言われた通り、事改進党に関する問題であり、ひいては本委員会では今鉄道会館の問題をめぐつて国民が大きく注目いたしておるところでありまして、特に決算委員会の中においてやみ取引が行われておる。すなわち委員長が委員長をやめてアメリカに行くならば、幾らでも金を出す、あるいは国鉄の問題……

第16回国会 決算委員会 第32号(1953/09/11、26期、自由党)

○有田(二)委員 今いろいろお話がありましたが、杉村君の動議も出ておりますし、それから今天野君、吉田君のお話がありますから、一時も近づいて参りましたので、このあとすぐ理事会をお開き願いたい。今委員長は投書投書とおつしやいましたが、私はどうも納得できかねる。私一人じやない。従つて理事会でこの問題を十分究明する。委員長は、委員長としてその必要はない、かように個人的な御意見を申しておられますが、それは田中委員長個人で、あくまでも本委員会全体の総意によつてすべてが決定されるべきものである。私はこのあと引続き理事会をお開きになり、今舘林委員なり天野委員からお話があつたことをそれぞれまとめて、この際国民の……

第16回国会 大蔵委員会 第2号(1953/05/27、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連して……。今名古屋国税局の問題が出、長官からるるお話がありましたが、大体久米さんという人は、今までタバコの監理官をしておられた人である。昔税務署にずつとおられたそうですが、長年税関係から離れておられた。そして名古屋へ行かれてまだ間がない。従つてその責任を全部久米さんに転嫁しているようでありますが、まだ事態がどうなるかは
【次の発言】 関連して……。今名古屋国税局の問題が出、長官からるるお話がありましたが、大体久米さんという人は、今までタバコの監理官をしておられた人である。昔税務署にずつとおられたそうですが、長年税関係から離れておられた。そして名古屋へ行かれてまだ間がない。……

第16回国会 大蔵委員会 第6号(1953/06/23、26期、自由党)

○有田(二)委員 今井上君からお話のありましたやみ金融の問題については、以前大蔵省の銀行局の方から、五十銭以上の日歩をとつたものについて処分をするというような意味合いの法案が本委員会に上程されたのでありますが、少くともやみ金融については、総括的な、全面的な検討を続けて行かないと、世間にいろいろな悪影響を及ぼす点が多いのであります。単に政府の考えている五十銭で筋を引いて、その点だけを取締つて、あとはどうなつてもいいという考え方は無責任である。こういう考え方で、当時本委員会においても遂に審議未了に陥りましたことは、各委員ともよく御存じのところでございます。この点は、今愛知政務次官からもお話がありま……

第16回国会 大蔵委員会 第8号(1953/06/25、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連して。私は与党の委員として、管財局長の話はまことに心外だと思う。大体六月一日にこちらへ移管されたことは、今の御答弁でわかりますけれども、このこと自体は、以前からはつきりしておる。六月一日に移管されたら、ただちにどういう手を打つべきであるかということは、管財局において十分検討されていなければならぬはずのものである。しかるに、今日に至つてもなおそれが検討中であるというような御答弁を承つたんでは、われわれとしても納得することができぬ。いやしくも公園という使用目的のために許されておつた土地を、東京都がそういう方向に持つて行つたということは、東京都の大きな責任であつて、これを追究す……

第16回国会 大蔵委員会 第9号(1953/06/26、26期、自由党)

○有田(二)委員 金融関係の法案が出て参つておりますが、信用金庫法、近く相互銀行法も本委員会に提出されるやに聞いておりますが、それらの関係につきまして、日銀政策委員の議長であり、日銀総裁である一万田氏を本委員会に招致いたしまして、意見を聴取いたしたいと思います。委員長においてしかるべくおとりはからいを願いたいと思います。

第16回国会 大蔵委員会 第10号(1953/06/27、26期、自由党)

○有田(二)委員 私は、今黒金君のお話になつたやみ金融の問題でありますが、業務停止という問題については、十分慎重にやつてもらわなければならぬことは、以前大阪にも信用金庫ができる前に、信用組合の業務停止をやつたのであります。その結果迷惑をしたのは預金者であります。結局大蔵省の方が業務停止をしたからこうなつたので、責任は大蔵省にある、われわれの方にあるんじやない、こういうような意味合いにおいて、非常に迷惑を受けた。従いまして、業務停止という処断はまことにけつこうでありますが、それまでに、今黒金さんがお話になつたように十分手を尽して、一般の預金者になるべく迷惑のかからない方法に、ひとつ政府当局として……

第16回国会 大蔵委員会 第15号(1953/07/04、26期、自由党)

○有田(二)委員 総裁はまだ御就任になつて日が浅いので、いずれ御勉強になつた時分にこまかく御質問申し上げようと思うのですが、きようは総裁にひとつ常識論を聞かしていただきたいと思うのであります。吉田総理大臣が、かつてタバコの民営という問題を考えて、そういつた意見を述べたことがあるのですが、タバコの民営に対しての、総裁としてでなくてもけつこうでございます。入間野さん個人の意見をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 タバコの民営が是か否かということについては、これは重大な問題でありますが、タバコの民営が問題になるということにつきましては、これはタバコの専売についての欠陥があるからであります……

第16回国会 大蔵委員会 第17号(1953/07/08、26期、自由党)

○有田(二)委員 管財局長から今お話がありましたが、大体大臣が全部の決裁を覚えておることは無理かもしれません。しかし今井上委員から言われたように、少くとも十億に前後する国有財産が払い下げられるというような重大なる問題を、大臣に十分なる御了解を得ずして、これを決裁したかのごとくお考えになるというようなあり方は、管財局長として当を得ていないと思います。少くとも政党出身の大蔵大臣を侮辱しておる。これを承りたい。
【次の発言】 先ほどの質問でやめるつもりだつたんですが、さつき大蔵大臣は慣例と育つたが、私は慣例はないと思う。少くとも池田君のときには、もつと小さい問題でも知つておつた。この十億からの問題を……

第16回国会 大蔵委員会 第19号(1953/07/10、26期、自由党)

○有田(二)委員 今の銀行局長のお話を聞いておりますと、非常にいい傾向に銀行局長がかわつて来ている。実はどの党派の委員の方も、中小企業の問題については、超党派で非常な熱意を持つている。従つて相互銀行の問題については、あらかじめ非常な関心を持つている。従つて今度の為替業務について、日本銀行との取引がたつた三、四店よりないというような状態では、われわれが納得できない。従つて中小企業の育成のためには、どうしても本法案を通過さして、相互銀行がやはり一般為替業務ができるという方向にできる限り行かなければならぬと、われわれは考えている。どうか銀行局長も今言われたように、大体の腹案をすみやかにお示し願つて、……

第16回国会 大蔵委員会 第20号(1953/07/11、26期、自由党)

○有田(二)委員 今いろいろお話を承つたのでございますが、日本経済新聞の萬さんにお尋ねしたいのです。今十条製紙の山田さん、中越パルプの川野さんからお話がありまして、今までわれわれも紙の事情を存じ上げなかつたのですが、よく了承したわけです。ただ問題は、新聞社側から見まして、先般の王子製紙のストライキ、その他の製紙のストライキが原因して用紙が非常に不足して参りまして、新聞社もお困りですが、われわれ読者も非常に迷惑をいたしたのであります。従いまして、新聞経営の面からいつても、用紙不足ということはまつたく耐えられないところであろうと思うのでありますが、この紙の生産ということについては、国としてもまた重……

第16回国会 大蔵委員会 第22号(1953/07/15、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連して。相互銀行の問題は、懇談会のようなものを開いて、銀行局長の方針なり、いろいろお聞きして、われわれの方針もきめることが一番妥当じやないかと思う。委員長においてしかるべくおとりはからいを願いたい。

第16回国会 大蔵委員会 第25号(1953/07/18、26期、自由党)

○有田(二)委員 今井上委員が言われた通りに、これは、ストライキをやつたことについては職員ももちろん悪いのですけれども、事ここに至らせた銀行の首脳部にも、当然責任があると私は考える。こういう事態になるについては、起しました銀行の職員諸君もまことにけしからぬことは論をまたないのですが、やはり経営者の方においては、少くともこういう事態であるからどうかしんぼうしてくれ、この事態が何とかなつてからまたあらためてやるとも、今ここでストライキをやることは、西日本のいわゆる福岡銀行のお得意先に対してもまことに申訳ないということをなすべきであつたと私は思うのでありますが、これらの点が十分尽されておつたかどうか……

第16回国会 大蔵委員会 第27号(1953/07/22、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連して。主税局長と村山部長と両方にお聞きしたいのですが、今大平委員からお話がありました問題でありますが、私の個人的な考え方としては、今法人が五百万円ということになつておるのを、大体一千万円程度までは税務署に返すべきものだ、もうそういう段階が来ておるのじやないか、但し税務署管内に、資本金三十万、五十万であつても、実は何千万円、あるいは何億というような内容を持つ会社なり、あるいは個人の会社があるわけですけれども、こういつたものは、調査課の所管に現状でもまわしつつありますが、さらに徹底してまわす。それから個人は全部税務署にまかすべきだ。但し全国的にまたがつた個人の人は、一部調査課……

第16回国会 大蔵委員会 第32号(1953/07/29、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連して。本委員会において、今まで百円紙幣につきましても問題になつた。前々国会でも、百円紙幣の中に大日本帝国印刷局というのが今日なお印刷されておる、これはけしからぬから、すみやかに改めるべしという意見を述べたのでありますが、これに対して、印刷局で今新しい百円札の印刷を急いでおられるということを聞いておるのでありますが、いつごろその百円紙幣がかわるか。この点についてひとつ責任ある御答弁を承りたい。
【次の発言】 改めることについては、前々国会において、本委員会でやはり大蔵大臣から御答弁があつたのであります。何月何日に印刷ができるか、そうしてこの百円紙幣がかえられるかという実際の……

第16回国会 大蔵委員会 第41号(1953/09/10、26期、自由党)

○有田(二)委員 今総裁から船価の問題が出ましたが、私も同感であつて、今度は開銀の小林中さんが非常に努力されて、大体私は二十億円程度全体の船価が下つたと考えておりますが、これに対してもやはり運輸省側の努力が足りないことと、造船所側の努力なり、あるいは船主側の努力というものは今まで足りなかつた。私は今度の小林中君のこの方面に対する努力は非常にけつこうで、今までの人では、私はとうてい今総裁の言われた通りに、船価の引下げということはむずかしいと考えておつたのでありますが、とにかく私は、全体的に日本のそういつた生産者価格を引下げて行くという以外には、日本のインフレを防止する道はないと思うのであります。……

第16回国会 大蔵委員会 第43号(1953/10/09、26期、自由党)

○有田(二)委員 中小企業金融公庫法案は、本委員会が主体となつてやつたものではなくて、通産委員会においておやりになつて、われわれは合同審査をいたしましたけれども、大体通産委員会が主体になつたのです。そこでできましたものは、十一大銀行には当分やらないようにという決議があつて、私は今聞きませんでしたが、全国銀行協会の水田さんからお話があつたようでありますが、このことについて私は、銀行局長に御所見を承りたいのであります。今相互銀行と普通銀行とはどう違うかということが、将来やはり大きな一つの問題になつて来る。相互銀行をつくりますときには、当時小山大蔵委員が趣旨弁明に立つて、為替業務をやらないというとこ……

第16回国会 懲罰委員会 第2号(1953/08/05、26期、自由党)

○有田(二)委員 大体対立したような状態でありますが、今の小林さんの発言は、はなはだ私は重大だと思います。従つて、審議につきましては別といたしまして、理事会において、小林さんの発言は、速記はすぐできるわけですから、速記の印刷を待つというわけではないのですから、下で速記を翻訳したところですぐ速記はできるわけですから、しかも今の小林さんの発言の中で、殺人であるというようなことは、これは重大な問題であつて、議員の一身上に関する問題でありますので、理事会を開いて、ただちにこれに対する対策を講じて行かれることがどうか。しかし、とにかくここヘ篠田君も来ておられることですから、何とか理事会で円満に話をつけて……

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/09、26期、自由党)

○有田(二)委員 今原委員からやみ金融の問題についての質問に対して、大蔵大臣からお答えがありましたが、これは先般大蔵委員会でもいろいろ検討いたしました結果、法務省の民事局長を呼んで調べたのですが、商法にのつとつてやつておるわけです。従つて銀行法とか、あるいは相互銀行法とか、信用金庫法とか、貸金業法だけの面から取締つて行くという今の大蔵当局のやり方は、原委員のおつしやる通りに、私は妥当を欠いておると思う。従つてこういうはえを追うようなやり方でなくて、前国会に政府は、日歩五十銭以上の金利をとるものは処分をするという立法措置をして参られたのでありますが、大蔵委員会では、そういつたものだけでなくて、総……

第17回国会 大蔵委員会 第3号(1953/11/04、26期、自由党)

○有田(二)委員 大蔵次官に保全経済会のことをひとつ。実は昨日ニユースを見に行きましたら、その中で伊藤理事長が、政府が何とか救済の手を延べるだろうというようなことを軽々に話しておる。戦争中の神風が吹くのと同じようなことを投資者に言つておるのを、きのうニユースで見たのです。まことに私は言語道断だと思う。やはりこの問題については、すでに法務委員会でも、また警視庁の方でも、検察庁の方でも活動を開始しておりますが、大蔵省としてもやはりこの問題については、これは疑似金融のような形である、詐欺であるならば詐欺として、はつきりした線を出すべきである。たとえば私は先般選挙区の大阪に帰りましたが、保全経済会の財……

第17回国会 大蔵委員会 第5号(1953/11/07、26期、自由党)

○有田(二)委員 井上君と私は党が違うけれども、井上君のおつしやることは当然のことであつて、しかもこの問題は、井上君が主体になつて前の委員会でいろいろ論議をした。そのときの管財局長がどう間違つたのか栄転をした。そしてそれの連絡が十分に行つておれば、私はこんな事態は起らなかつたと思う。結局前の管財局長から今度の管財局長への連絡も不十分であつたように思う。一体大蔵委員会の中でだれがこの問題で一番うるさかつたかということを、十分次の管財局長に伝えてあれば、まず井上さんに意見を聞いてみて、こういう報告書がありますが、いかがでございますかと聞いてから処理しても、私は決しておそくなかつたのではないか。そう……

第18回国会 大蔵委員会 第2号(1953/12/02、26期、自由党)

○有田(二)委員 大蔵省政務次官に税制の問題で一点だけお尋ねしたいのですが、御存じの通り税制の答申案の中に、飲食税の国税移管、あるいは入場税の国税移管というようなことが今日問題になつておりますが、映画館とか、あるいは芝居の入場税はすでに切符の中に入場税というものをはつきりとつておるのでありまして、これの国税移管に対しましては私はむしろ賛成であります。しかしながら飲食税につきましては、実際において一般の方々からとつていない。またパチンコの入場税につきましても、現状とつていないのです。従つてこういうような問題については、私は税制のせつかくの答申案であるけれども、現実に即していない、かように考えるの……

第18回国会 大蔵委員会 第3号(1953/12/03、26期、自由党)

○有田(二)委員 伊藤君にお尋ねしたいんですが、かりに今解散をなさるというようなことになつた場合に、今お持ちになつておる資産を整理して、投資者に大体何割くらい返金ができるか。大体でけつこうですから、伺つておきます。
【次の発言】 実はこれは今のお話を聞いて――初めから各委員の質問を聞いていると、大体最初から、わかりやすく言えば、インチキだ、詐欺だ、当然こういうことになることはわかり切つているわけだ。そうして今日こういう事態になつたら、今春日委員その他から言われたように、国会なりあるいは大蔵省にしわ寄せをして、何とかその方面から助けがあるだろう、こういうような話であるけれども、最初からよく冷静に……

第18回国会 大蔵委員会 第6号(1953/12/07、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連して……。春日委員からお話がありましたが、春日委員はよく勉強しておられる。特に所得税のあり方については、国税庁長官も今の春日君の話を聞いて、善処してもらいたいと思います。私は一、二例を申し上げて、この年末の徴収について十分に注意していただきたいと思うことは、これは大阪東住吉の例でありますが、先般ある喫茶店を差押えをした。喫茶店の植木は、御存じの通り植木屋から借りておる。一週間なら一週間借りて、交換して入れておる。その植木を持つて帰つてしまつた。実は借りておるのだから、持つて帰つてもらつたのでは困るといの話をしても、それを持つて帰つた。さらにビール会社から預かつておる看板を……

第19回国会 決算委員会 第4号(1954/02/05、26期、自由党)

○有田(二)委員 ちよつとこれは吉田君のおつしやる通りでありますが、ほかに調べる案件もたくさんあるわけであります。ですから一応検察庁の見通しをつけて、そうして決算委員会としてあくまでも徹底的にやらなければならぬ問題であります。だから一応そういう法務大臣のお気持の懇談というお話なんですから、ほかにもいろいろ各省にわたつている問題が本委員会にあるわけですし、もつと造船問題につきましても本委員会で徹底的に究明しなければならぬ問題であります。ただいま法務大臣は現状の打開を言われておるのですから、ひとつ御了承願いたいと思います。
【次の発言】 今杉村さんのお話がありましたが、われわれも納得できぬ。そこで……

第19回国会 厚生委員会 第60号(1954/10/01、26期、自由党)

○有田(二)委員 今岡さんから資料の要求がありましたが、私からも資料の要求をいたしておきたい。  第一点は、医師の税金の問題であります。私は健康保険に関する限り、現状の政府のやり方では無税にすべきである、こういう見解を持つております。従いまして、昨日ですか、こういう発表があることを知つてか、国税庁が医師の税金に対する計数を発表しておるようでありますが、各地とも医師会では相当この問題でもめておるようであります。厚生省あるいは大蔵省側の健康保険の税金の問題に対する資料、大蔵省の国税庁としてはこういうような資料を持つておるが、われわれ厚生省としてはこれが妥当であるというような、税に関する資料をちよう……

第19回国会 厚生委員会 第61号(1954/10/02、26期、自由党)

○有田(二)委員 議事進行。厚生大臣にお願いいたします。きようは十時から理事会がありまして十時半から委員会が開会されることは御存じの通りであります。またここへ医務局長も来ていないし、薬務局長も来ていない、だれも来ていない。大臣も約五十五分遅れて、十一時二十五分に来られた。われわれは無為に黙つてしんぼうしておつた。事後そういうことのないように御注意願いたい。
【次の発言】 私は安藤国務大臣にお尋ねしたいのでありますが、水爆、原爆の実験に対する保障については、私も同感であります。アメリカ側に対して、政府としても十分はかつておられますが、将来もそういう要求を十分やつていただきたい、こういうことを希望……

第19回国会 厚生委員会 第62号(1954/10/04、26期、自由党)

○有田(二)委員 今回政府より提示されました新医療費体系の本旨は、明年の分業実施に際して支障のない資料であると私は考えるのでありますが、もし客観情勢が、医師側の不満足の意思表示も予想し得ない限りではないのでありまして、私はこの新医療費体系と分業問題とは切り離して考えるべきものだと思いますが、政府当局の御所見を承りたい。
【次の発言】 もしそのような考えとするならば、現在構想中の、医師の税金の問題、あるいは一点単価の問題、点数改正の問題、医療に対する長期の金融の問題等についても、これは分業問題とは別個の問題として考えらるべきものである。分業実施とくつつけて論議することは本筋でないと思いますが、こ……

第19回国会 厚生委員会 第63号(1954/10/05、26期、自由党)

○有田(二)委員 議事進行。医務局長にお尋ねしたいのですが、患者の負担を重くしないという原則のもとに新医療費体系の厖大な資料をおつくりになつた御苦労は多とするのですが、しかしこれについては日本医師会の協力も非常に少かつたやに仄聞いたしておるのであります。この委員との質疑応答の中に、あるいはまた厚生省として日本医師会などに御意見をお聞きになつて、そして改めるところは改める、一旦政府が発表したものであるから間違つておつてもぜひ通すのだ、これで行くのだというお考えであるか、あるいは委員各位の御意見なりあるいはまた日本医師会あたりの御意見をお聞きになつて、もちろん頭は患者の負担を重くしないという原則が……

第19回国会 厚生委員会 第64号(1954/10/06、26期、自由党)

○有田(二)委員 きのう大臣がお留守でしたので質問をしておいたのでありますが、この新医療費体系についていろいろ意見はありますが、ここまでおつくりになつた厚生省の努力を私は非常に多といたしております。しかしながら、これについては日本医師会の全面的な御協力がなかつたやに仄聞いたしております。また本委員会においても、それから日本医師会においても、早急に御協力願つて、この新医療費体系というものが来年の一月一日から実現され得るように厚生省としても御協力願いたい。特に今解散がやかましくいわれておりますし、社会党の方でも解散を非常に要望されておる。解散がありますと、本法律はもう一月一日から実行されるわけであ……

第19回国会 厚生委員会 第65号(1954/10/07、26期、自由党)

○有田(二)委員 一体だれがそういう通知をなさつたのか。委員長代理の越智君にはまことに気の毒なんですが、たれがそういう通知を出されたのか。医薬分業というのは、すでに昭和二十六年の六月二十日に医師法、歯科医師法及び薬事法の一部改正法案として国会を通つて立法されておるわけなんです。それに対して参考人をお呼びして意見を聞く必要はないのでありまして、今日は新医療費体系のことをお聞きするわけなのです。一体この通知は、専門委員室でお出しに、なつたのか、委員部でお出しになつたのか、それを伺いたい。
【次の発言】 議事進行。よく了承したのでありますが、これからひとつ委員部においても、それから厚生委員会の専門員……

第19回国会 厚生委員会 第66号(1954/10/08、26期、自由党)

○有田(二)委員 まず吉田さんに御意見を拝聴したいと思います。吉田さんは全国労働組合生活対策協議会幹事というように私ども承つております。全国の労働者を代表なさいましての御所見と承つたのでありますが、特に今度問題になつておる医薬分業でありますが、私は医薬分業とは考えていないのです。医薬分業というものは、薬は薬剤師が売つて、診療は医師がするのでありまして、これは私ども昭和二十六年に参議院並びに衆議院に法案が参りましたとき――これは医師なり薬剤師というものを対象に考えるものではなくて、一般大衆の利便を考えなければならない。われわれは国会議員でありまして、特に参議院の職域代表と違いまして、衆議院におい……

第19回国会 厚生委員会 第67号(1954/10/09、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連して。今の大臣の御答弁では、東京新聞に対して訂正の申込みその他はしてない、かように解釈してよろしゆうございますか。
【次の発言】 私はこの東京新聞の記事というものは東京新聞の記者の勉強の足りなかつた点からこういう誤解が招かれたのではないか、こう解釈いたします。きのうも全国労働組合生活対策協議会幹事吉田秀夫さんのお話を聞いておりましても、医薬分業ということをやかましく一月一日から実行される、二十六年六月二十日の法律をそういう解釈をしておられます。私は先般も申しましたように、これは当時医師と薬剤師の七十年の争いをこの辺でいいかげんに終止符を打つたらどうか、こういう考え方で、国……

第19回国会 厚生委員会 第72号(1954/11/19、26期、自由党)

○有田(二)委員 厚生大臣の御所見を承りたい。去る十一月十六日の読売新聞の夕刊によりますと、政府は臨時国会で昭和二十六年六月二十日の医師法、歯科医師法及び薬事法の改正法律の五年延長案を提出するというように報道されておりましたが、こういうような事実があるのかどうか、大臣の所見を伺います。
【次の発言】 今回政府が提出されました新医療費体系は、国民の医療費をこれ以上ふやさないという方針のもとにつくられておるのでありまするからして、必ずしも私は完全なものとは考えておりません。しかしながら、現状の非常に乱脈な医療費体系を整備して、合理的に物と技術を分離し、しかも医療費が増高しないよう考慮して立てられた……

第19回国会 厚生委員会 第76号(1954/11/29、26期、自由党)

○有田(二)委員 薬務局長さんのお話、一応御了承申し上げておきます。どうかひとつ薬務局として十分なる薬局の御指導をお願いしたいと思います。同時に大阪府の医師会につきましては、私は昭和二十九年十月十日付で一つの脅迫じみた書面をちようだいしているのです。その中には、貴下厚生委員会でこの案の実施促進のため御活躍なさるならば、来るべき総選挙に際しましては重大なる決意をしなければならない、とあります。なお貴下選挙区の医師会会員各位も医師会の主張に御同意くださつております。こういうような非常識きわまることが書いてある。われわれは国民の代表であつて、薬剤師の代表でもなければ医師の代表でもないわけです。本委員……

第19回国会 大蔵委員会 第4号(1954/02/03、26期、自由党)

○有田(二)委員 経済保全会の問題に関連して御質問申し上げます。この問題は、この前伊藤理事長を呼びましたときに、いろいろ質疑応答の中で、私は本人に詐欺だということをはつきり申して攻撃いたしておいたのですが、しかしながら私は大蔵省も一半の責任があると思うのであります。というのは、法律的な責任はないかもしれませんが、やはりこの事態については、内閣の中で金を扱つておるのは大蔵省であるわけでありますから、今協同組合の問題のお話がありましたが、ひとつ金に関する関係官庁の少くとも局長級のお集まりを月に一回なり願つて、再びこういう事態が起らないように注意していただきたいと思うのです。もう済んでしまつたことで……

第19回国会 大蔵委員会 第59号(1954/05/21、26期、自由党)

○有田(二)委員 中野さんにお尋ねしたいのですが、今の大蔵政務次官のお話は一般論であつて、この趣旨は私は非常に賛成なんです。従つてこれは二百億なら二百億ということであれば、現在国から援護を受けておる人を除いた他の戦争未亡人とか、あるいはお気の毒な人に金を使うという行政監察委員会の諸君の思いつきは、私は非常にけつこうだと思うのです。しかしながら他に一つの公法人をつくつて、それを利用してやるということでなくして、二百億なら二百億というものを特別会計にして、そして政府にさわらせない、この金は結局現在恩給法その他によつて援護を受けておる人を除いた他の方面に使う。従つてそれは厚生省なら厚生省、大蔵省なら……

第19回国会 大蔵委員会 第65号(1954/06/02、26期、自由党)

○有田(二)委員 今金融のお話がありましたが、お話を承つていると、政府が何らか手を打てるようなお話でありますが、実際の問題としてどういう手をお打ちになるか、おそらく銀行局としてやれるとするならば、たとえば開発銀行にするならば、開発銀行の監理官、あるいは日本銀行の監理官、こういつたものを前から私やかましく言つているのですが、銀行局長が監理官を兼務したままでいる。銀行局長という仕事は非常に忙しいのであります、忙しいのであるのにかかわらず、日本銀行監理官というものをそのまま銀行局長が兼務してそうして日本銀行に行つておる日銀政策委員の三井君にこれを代行させておるというようなやり方はおかしい。しかもこれ……

第19回国会 大蔵委員会 第66号(1954/07/12、26期、自由党)

○有田(二)委員 国税庁長官にお尋ねする前に、先に主計局の谷川主計官にお尋ねいたします。ずつと税務署、国税局をわれわれまわつておる。それにつきまして感じますことは、第一線の徴税の経費の問題であります。結局国税庁は他の所管と違つて、やはり国の税をまかなう役所でありまして、従つて実際において必要な旅費あるいは通信費というものは、もちろん先般は一律天引きの形で引かれておるのでありますけれども、現段階においては来年度の予算の編成にあたつて、特に谷川君は国税庁におられた関係もありますし、また両主計局次長も国税庁次長をしておられた関係もありますし、他の官庁と違つて税収入を確保するのみならず、その税を納めら……

第19回国会 大蔵委員会 第68号(1954/08/10、26期、自由党)

○有田(二)委員 国税庁長官にお尋ねいたします。最初にビールの問題でありますが、一昨日の夕刊に、宝酒造がビールを製造したいというような趣旨の点が出ておつて、他のビール会社とのトラブルが起つておるというようなことが新聞で報道されておりますが、宝酒造には前の大蔵事務次官が社長をしておられる、こういうように聞いておるのですが、この問題と、さらにキリン・ビールが今造石をするために八億の設備資金をそれぞれの銀行へ要請しておるというような事態から見まして、ビール製造合戦というようなものが何か予想せられるのであります。千四百億から千五百億近い酒の税金というものは、国家にとつても非常に重要な問題でありますから……

第19回国会 大蔵委員会 第70号(1954/09/09、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連して。今の小川君なり井上君なり内藤君はいずれも農村出身の代議士で、この問題について非常に焦慮しておられますが、私は春日一幸君と一語で、消費地の大阪出身で、米の値上げは断固反対であります。むしろ下げていただきたい。下げるということをここで大蔵大臣に声明してもらいたい。しかし事情をよく承りますと、まだ政府としてはその段階に至つていないそうでありますから、その点は了承いたしますが、もう年々歳々上げるばかりなんです。この辺で下げることも十分お考えになつてもいいのじやないか。どうぞひとつできるだけ値下げに政府としては御協力願いたい、これについての御所見を承りたいと思います。

第19回国会 大蔵委員会 第71号(1954/09/10、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連……。今井上委員からお話のありました点について、井上委員のおつしやることは、結局ベース・アップを押えていろいろな設備とか、そういつたものに金が使われておる。すなわち銀行は相当もうけておるのではないかという意味合いのお話だと思うのでありますが、ここでひとつ銀行局長にお願いしたいことは、もうぼちぼち銀行を引締めたらどうか。というのは、預金利子の引上げ、貸出し金利の引下げということになると、銀行の利益というものはうんと減つて来るわけであります。預金者も非常に喜んで預金するわけであります。また産業もこういうデフレがだんだんおちつきを示して来たとき――大蔵大臣が言われたように、ぼち……

第19回国会 大蔵委員会 第77号(1954/10/27、26期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長におさしつかえがありますので、しばらく私が委員長の職務を代行いたします。  税制に関する件、金融に関する件、国有財産の管理状況に関する件の三件を一括議題として審査を行います。質疑の通告がありますので順次これを許します。内藤友明君。
【次の発言】 国税庁長官に、その件についてお願いをしたいと思います。三級酒というのをつくつて行く御意思はないか。今井上さんが言われた合成酒と二級酒をちようど合せたくらいの、米も入れ、いもからもとつて――すでに二級酒にしてもアルコールが入り、特級酒もアルコールが入つておるから同じことですが、いわゆる合成酒と二級……

第20回国会 厚生委員会 第3号(1954/12/03、26期、自由党)

○有田(二)委員 提案者の有馬博士にお尋ね申し上げます。原案は、昭和二十六年六月に通りました医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案が参議院先議で昭和二十六年に御決定になりました。当時、参戦院の谷口弥三郎議員と石原議員とが衆議院の本委員会にお越しになりまして、改正の提案理由を御説明になり、そうしていろいろ本案の通過を衆議院の厚生委員会に御要請なさつたのであります。しかもそのときに政府原案は、たしか本年の七月一月からということになつておつたのを、半年延期をいたしまして、昭和三十年一月一日になつたことも御記憶であろうと思うのであります。実に三年有半その間時間がたちまして、そうしてその当時……

第20回国会 大蔵委員会 第4号(1954/12/04、26期、自由党)

○有田(二)委員 関連……。主税局長と主計局長にお尋ねいたしますが、今の入場税の問題ですが、あれは義務教育費国庫負担法から出て参りまして、東京都が四十億、大阪府が二十六億六千万円、神奈川が数億を出でず、そういうアンバランスを是正するために、入場税が国税移行になつたのでありますが、入場税問題は地方税の当時にはなかなかいろいろ問題があつたので、地方税で完全にとれておつた税金とは私は考えていないのです。従いましてこの五月から国税にかわりまして、その運営については主税局なり国税庁の方で十分手心を加えておやりになつておるというように、われわれも仄聞いたしております。この入場税が国税移管になりまして、そう……

第21回国会 大蔵委員会 第2号(1954/12/21、26期、自由党)

○有田(二)委員 事務総長にお尋ねしたいのですが、今春日さんからお話のありました本日の読売新聞にありましたように、二十日に会計検査院からそういつた意味の注意があつたことは事実なのですか、伺いたい。
【次の発言】 御承知の通り、今国会では解散することがすでにはつきりいたしておつて、四派の国会対策委員長で大体一月の終りには解散をするという線がはつきり出ているときであります。従いまして、先般も山本正一君がはがきを出したということが原因して国会で問題になつて、遂に議員をおやめになつたという事態もあるのであります。従いまして、私は会計検査院のおやりになつたことを悪いとは決して考えないのでありますけれども……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 鉱工業委員会公聴会 第1号(1947/10/13、23期、日本自由党)

○有田委員 市川さんと高原さんにお尋ねいたしたいと思います。社会化並びに社会主義についての御高見を拜聽いたしたのでありますが、御存じの通り社会党がまだ議会の過半数を占めていない現状でありますために、市川さん、高原さんのお考え通りのことになるかならないかは、これからわからないと思うのでありますが、國会が一たび決定した場合においては、市川さんも高原さんも、あげて増産に御努力願えますかどうか。自分たちの思う通りの法案でなければ増産しない。あくまでも掘らないというようなお考えであるかどうか。それからまた、これが國会が決定した場合にはどうであろうとも、とにかく決定するまでは大いに反対した、あるいは大いに……

第1回国会 鉱工業委員会公聴会 第4号(1947/10/16、23期、日本自由党)

○有田委員 この際國会の権威のために、先般自由党から動議を出しまして各党から御賛成を願つた件、すなわち炭鉱業者が一千万円の運動費を出して政党の離合集散のために使つておる云云ということに対する調査委員会について、今日に至るも委員長は理事会を開催されておらないようであります。この点について委員長はサボをやつておるのではないか。かように私は考えますが、いかがでございましようか。
【次の発言】 それでは本法案は増産できるかできないかわからないのですか。

第3回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1948/11/20、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより運輸委員会公聽会を開きます。  本委員会が日本國有鉄道法案の審査にあたりまして、本日特に公聽会を開き、利害関係者及び学識経驗者等の公述人各位より、日本國有鉄道法案についてという案件に関しまして、御意見を聞くことといたしましたゆえんのものは、申すまでもなく、國有鉄道がその規模においても、形式、内容におきましても、わが國最大の公企業であり、國民生活と密接不離の関係を有し、その健全なる発展は経済再建にとつて一大前提でありまして、國家社会に及ぼす影響のきわめて大なるにかんがみ、その國有鉄道の機構改革については、一般國民諸君がひとしくこれに大なる関心を寄せておるからなのであります。……


24期(1949/01/23〜)

第13回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○有田主査 これより第一分科会を開会いたします。  本分科会は皇室費、国会、裁判所、会計検査院及び大蔵省所管並びに他の分科の所管以外の事項の審査に当ることになつておるのであります。審査の都合上、本日及び明日の午前は大蔵省の所管とし、午後は皇室費、国会、裁判所及び会計検査院所管並びに他の分科の所管以外の事項の審査をいたしたいと思いますから、御了承ください。  これより昭和二十七年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和二十七年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和二十七年度政府関係機関予算中大蔵省所管を議題といたします。まず政府の説明を求めます。西村政府委員。

第13回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○有田主査 第一分科会を開会いたします。  昭和二十七年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和二十七年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和二十七年度政府関係機関予算中大蔵省所管を議題といたします。質疑を継続いたします。  昨日日本銀行、開発銀行の国庫納付金について、資料を要求し、答弁を要求しておいたのですが、これに対して河野政府委員から御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 さらに銀行局長にお尋ねしたいことは大体この開発銀行の六十億は納得できるのですが、日本銀行の八十三億ということについては、大体先般も一万田日銀総裁が、日本銀行が利益が多過ぎるということは、たくさん出るということは喜ぶべき現象でない……

第13回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1952/02/22、24期、自由党)【議会役職】

○有田主査 これより会議を開きます。  昨日までに国会、会計検査院及び大蔵省所管について審査を終了いたしましたので、本日は昭和二十七年度一般会計予算中皇室費、裁判所所管を議題として質疑に入ります。中曽根康弘君。
【次の発言】 それでは私から質問いたします。白石主計官にお尋ねしたいのですが、内廷費が昨年の予算で二千九百万円、それが三千万円、百万円上つておるのであります。しかし今中曽根委員からもお話がございました通り、来年度の二十七年度からは独立国家の日本として、国家の象徴である天皇陛下の公的な仕事が非常に多くなつておられますると同時に、内廷費についても相当の費用がいる。中曽根委員が御指摘になりま……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 人事委員会公聴会 第1号(1952/12/10、25期、自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより人事委員会公聴会を開会いたします。  開会にあたりまして、委員長より、一言ごあいさつ申し上げます。  本日、当委員会が、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、特に公聴会を開き、学識経験者並びに真に利害関係を有する方々より広く意見を聞くことといたしましたのは、本法律案が、一般職の国家公務員の給与改善に関する重要な法律案でありまして、国家公務員にとりまして、深い利害関係を有しますとともに、一般的関心及び目的を有するものであり、院の内外、国民の各層におきましては、これに対して重大なる関心を寄せられており、特に給与の引上率、支給方法、また勤務地手当の支……

第15回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1953/02/27、25期、自由党)

○有田(二)委員 最初に藤山さんにお尋ねして、あとで野口さんにお尋ねしたいのでありますが、四年前に私が商工省におりましたときに、肥料部を農林省によこせという話が、農林委員会側からもありましたし、また農林省の側からもあつたのであります。先刻藤山さんが言われたように、当時肥料だけが化学工業ではない、化学工業の一部をなしておるのだから、これは通産省に置くべきである。しかも御存じの通りに、肥料部の中には農林省から課長なり係官が出向しておるのでありまして、私はこの点でいささかも影響ない、かように考えて当時がんばつたものでありますが、その後今日まで四年、その間通産省のあり方を見ておつても、通産省のやり方が……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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