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永江一夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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委員会発言(政府)歴代TOP500
438位

23期委員会発言TOP50
39位
23期委員会発言(政府)TOP25
11位

このページでは永江一夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。永江一夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 文化委員会 第4号(1947/08/07、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江政府委員 ただいまの御質問につきましたは、事務當局から御答辯申し上げましたように、文部省といたしましては、今、御質問の御趣旨の線に沿うては、全面的に同感の意をもつております。これを實現いたしますための點については、今、一例として東京都の例をお示しになりましたが、そういう面におきまして、國家豫算以外に美術館として適當なる建物を建て得る、あるいは既存の建物を美術館になし得るという點がありますれば、これはもちろん全力をあげてそれの實現を期したいと思います。先ほど來いろいろ御意見がありましたように、觀光施設の線に沿うても、やはり日本の文化、藝術の面におきます施設を完備したいという熱意を十分にもつ……

第1回国会 文化委員会 第7号(1947/09/23、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江政府委員 ただいまお尋ねになりました點について、お答えを申し上げますが、御指摘のように政府部内におきまして、ただいま追加豫算の最後的決定について非常に苦慮中でございます。その中に六・三制に關する豫算についても、ごく非公式にはいろいろ話合いがありますが、ただいま關係方面とも、折衝中でありますので、ここで明確なお答えはいたし兼ねるのであります。文部省といたしましては當初の方針のように、六・三制をあくまでも實施するという方針を堅持いたしまして、大藏省、安本その他關係方面にも目下強力に折衝中でございますから、御了承願いたいと思ひます。――ちよつと速記を止めていただきたいと思います。

第1回国会 文教委員会 第2号(1947/07/12、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江政府委員 ちよつと御相談いたしたいのですが、速記を止めていただきたいと思います。
【次の発言】 それではこの際、いずれ私ども退席をいたすことになると思いますが、委員各位に文部省からいろいろお願いを最後に申し上げておきたいと存じます。それは、今さら申すまでもなく、この委員會において、いろいろと日本の國會の意思をおきめになる原動力として、いろいろ御方針をおきめになり、今後は著々と進行されることと存じます。ただ新憲法のもとにおきましては、豫算の提出は申すまでもなく政府がすることになつておるのでありまして、先ほど來事務當局が説明いたしました豫算は、皆さんにおいて非常に御不満な點があることはかねて……

第1回国会 文教委員会 第3号(1947/07/24、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江政府委員 私を指名してのお尋ねでございますが、本日はその三十一億二千萬圓の内容についての詳細な数字は持つてきておりません。先般ここで一應各局長以下から御説明申し上げた通りでありますが、それをまとめたものの数字は持つてきておりません。しかしこれは先般も懇談會の際に私から申し上げましたが、豫算の決定いたしました今日、すなわち政府部内におきまして、閣議で豫算案が決定されたのでありますが、その豫算案をこの委員會でも御審議を願い、さらに豫算委員會でも御審議を願う。こういう方法でいくべきかどうかという點については、いずれ議院運營委員會なり、各常任委員會の委員長會議で御方針をおきめになつた上で、當局と……

第1回国会 文教委員会 第5号(1947/08/07、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江政府委員 ただいま委員長からお諮りを願いましたように、本日の委員會において御審議を願う豫定でありまする教科書局竝に調査局に關する説明に先だちまして、最近新聞紙上におきまして、いろいろ取扱われておりますることについて、特に文部省として、この際進んで委員各位に御説明を申し上げ、十分皆様の御了承を願つておくことが適當ではないかと存じましたので、委員長を通じましてこれを申し上げる次第であります。従いまして、最初故紙囘収に關しまして、新聞にいろいろ傳えられておりますことにつきましては、その間の取扱いについて一希精通いたしておりまする會計課長から一應御説明を申し上げまして、御質問に應じまして、それぞ……

第1回国会 文教委員会 第7号(1947/08/28、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江政府委員 六・三制につきまして、ただいま請願の御趣旨を御説明ありました點につきましては、文部当局といたしましても、非常に同感の意を表する點が多いのであります。しかし何分にも、委員各位十分御承知のように、國家財政の逼迫した折でありますから、全額を國庫負擔という、一應の建前は了承されるのでありまするが、實質的に、今日の國家豫算におきまして、この新しい六・三制の完全實施を全額國庫負擔とするということは、實際面において非常に困難があるようであると存ぜられます。しかし文部省といたしましては、できるだけこの困難を克服いたしまして、御趣旨に副うように努力をいたしたいと考えておるのであります。ただこの問……

第1回国会 文教委員会 第10号(1947/09/29、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江政府委員 先般當委員會におきまして御質問のありました第二囘古紙囘収に關しまして、新聞紙上その他でいろいろと風評が立てられたのでありますから、この點について、文部省として調査をいたしましたその結果を、一應この機會に報告さしていただきたいと思います。  先般御質問のありました古紙囘収の點について、いろいろ風評がございましたが、文部省としましても、これを単なる風評として看過することはできないという立場をとりまして、そうしてできるだけ早くその實相を調査したい、こういう建前から、文部大臣は早急に結果を明らかにするために、政務次官に對しまして特命をいたして、政務次官の手もとにおいて一應省内で明らかに……

第1回国会 文教委員会 第15号(1947/10/27、23期、日本社会党)【議会役職】

○永江委員長 ただいま本委員會において御決定になりました御申合せについては、政府は誠心誠意をもちまして、萬遺憾なき處置を行いたいと思います。  この際文部省としての考え方を申し上げておきます。

第2回国会 決算委員会 第23号(1948/06/28、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 水産廳設置法案の提案理由を御説明申し上げます。  申すまでもなく戰後日本経済におきまして水産の占める比重は著しく増大しており、また將來日本が國際國家の一員として國際社会に加入する曉には漁業の特殊性から鑑みて、さらにその重要性が加わつてくると存じます。このためにわが國水産業の基礎を固め、將來の発展を期するため、濫獲を防ぎ、資源の維持をはかりながら漁場を最高度に利用することが、わが國水産業の進むべき方向であります。このためには、その根底となるべき資料の整備、すなわち科学的調査研究が何よりも必要であります。そしてこれら調査をもととしまして水産行政の根本方針を決定し、これにより各種漁業……

第2回国会 決算委員会 第27号(1948/07/03、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 直接木村君の御質問に対して私はその場におらなかつたものでありますから、答弁が妥当でない場合は重ねてお尋ねを願いたいと思います。  大体この農業改良局設置の目的といたしておりますところは、今日の新しい日本の発足にあたりまして、農村民主化という線に沿うてやはり日本の農業改良とうことを考えておるわけであります。待つてかような機関を整備いたしましても、その目的とすると、ろはやはり勤労農民諸君の自主性に基く農業改良でありまして、ただ官僚のためにこういう機関を新たに置くとやう考えではないのであります。
【次の発言】 今お尋ねの点でなお私に明確でない点があるのでありますが、今の御趣旨は本法に……

第2回国会 農林委員会 第5号(1948/05/19、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 私は就任いたしまして以來、衆議院の農林委員会に出席をいたしまして、委員会の席上で皆さんにいろいろお話を申し上げますることは、今回が初めてでございます。從いまして、私はこの機会に、農林関係につきましてそれぞれの権威をおもちになつておる皆さまの前で、私が今大体農林行政の上で考えておりますことを、ごく簡単にお話を申し上げまして、具体的のことについては、いずれ委員会の進行中の御質疑にお答えをしつつ、なお詳細にこれを明らかにしてまいりたいと考えまして、ただいま発言を求めました次第であります。すでに農林行政につきまして今日いろいろの問題が起きておりますが、これらについて私はどういう方法でこ……

第2回国会 農林委員会 第6号(1948/05/20、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 今勝間田委員からお尋ねになりましたことは、非常に基本的の大きな問題でありまして、いろいろ御意見のありました点については、私はその御意見に対しては同感の意を表する点が多いのであります。これに対して私の意見を述べろということでありますから、一應申し上げたいと思います。  第一の農業の復興計画に対しまして私の基本的の方針はどうかという御質問、やはりこれは私の私的見解を述べることははなはだ如何と思いますが、今お尋ねの点につきましては、一應形式的の答弁に終るかもしれませんが、御承知のように、この点についてはさきに、設置されました経済復興計画委員会がございます。これを中心としてこの点は審議……

第2回国会 農林委員会 第7号(1948/05/21、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 農地開発営團の行う農地開発事業を政府において引き継いだ場合の措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由の概要を御説明申し上げます。  御承知のごとく、農地開発営團は、昨昭和二十二年九月二日附をもつて閉鎖機関に指定せられ、爾後閉鎖機関整理委員会において特殊整理を実施中でありますが、農地開発営團の実施しておりました事業のうち、農地開発法の規定による農地開発事業と、政府の委託による緊急開拓事業は、政府みずから実施することといたし、この場合における必要な措置に関しまして、さきに第一回國会において農地開発営團の行う農地発事業を政府において引き継いだ場合の措置に関する……

第2回国会 農林委員会 第10号(1948/05/28、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 お答えいたします。第一のお尋の数量の点は、いずれ後刻書類によりましてお答えすることにいたします。  第二の点でありますが、還元米は、これは本会議におきまして私の申し上げたことを言葉が十分でないかもわかりませんが、三千五十五万石の供出に対して、府縣から五百万石の還元の要求をいたしましたことは、非常に関係方面の感情に惡い影響を與えたことは事実であります。しかしすでに御承知のように、還元米という言葉は関係方面はこれまた妥当だという考えをもつておるのであります。私どもの方は手当米という言葉でこれを言つております。それにいたしましても、この百六十万石にいたします間に、数度にわたりまして関……

第2回国会 農林委員会 第26号(1948/06/25、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 第一点につきましては、私は数字的な基礎の結論をもつているわけではありませんが、かりに甘藷なら甘藷にいたしましても、事前に割当てました数量以外のものを自由販賣に向けるというようなことをかりにする場合を想像いたしましても、この方が農民諸君の生産意欲を刺戟し、また実質的に多量のものが、市場に自由販賣として出てくるという予想をすることはかたくないと私は思つているのであります。ほかの主食については、あるいはそういうことが数字的ではなしに、科学的な論拠をまたずして一應考え得ると思つているのであります。しかしながら食糧の絶対量が不足であるという現在、特に占領下の現在におきまして、私どもは外國……

第2回国会 農林委員会 第27号(1948/06/26、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 第一点のお尋ねにつきましては、先ほど政府委員からもお答えをしたと思いますが、自家保有の量をこれ以上増加せしめるということは、今日の全國的な配給の事情から申しまして困難であろうと存じます。ただ飼料等につきましてはできるだけこれを増加するように政府としては努力するつもりであります。  第二の点の價格の点でありますが、これもたびたび御議論がありましたところでありまして、私どもといたしましては、やはり本年度もパリテイ計算による方途によつて米價を決定してまいりたいと考えております。しかしながらその内容におきますいろいろな品種、いろいろなウエイトについては十分合理化してまいりたい。今お尋ね……

第2回国会 農林委員会 第29号(1948/06/29、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 この際昨日福井縣下並びに石川縣下に起きました震災につきまして、農林省としてとりました應急の処置について御報告申し上げたいと思います。そずれその震災の実情につきましては、逐次正確なる報告があると思ますので、この点の詳細なる報告が到着次第、適当な機会に農林省としては発表いたしますが、一應ただいままで判明いたしております緊急処置について御報告申し上げておきます。  ただいままでのところ、福井縣からは通報に接しておるのでありますが、石川縣の分は未着であります。農林省におきましては、緊急処置として、概略次の通りのことをいたしておりますが、特に農林省の方針としては、農林、漁業生産力の維持及……

第2回国会 農林委員会 第31号(1948/07/01、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 今お述べの中で例をおとりになりました肥料についても、春肥反当八貫五百というものが一應必要量といたしましても、御承知のように、日本の経済の現状におきましては政府の責任において八貫五百を配給できると私は断言できないのであります。本年五貫五百をお約束をして最高度の能率でこれをやつておるのでありますが、絶対必要なものを政府の力で絶対に裏づけをせよということは、これは数字的には困難であります。実際問題として私はさように考えております。
【次の発言】 本案につきましては、提出の際当局から説明を申し上げましたように、日本の現下の食糧事情並びに食糧の生産状態から申しまして、本法案が私どもは必要……

第2回国会 農林委員会 第32号(1948/07/02、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 速記をちよつと止めていただきたい。
【次の発言】 その点は、話のありましたのが四月二十九日であります。從つて五月の中ごろにこういう準備的措置をいたしたわけであります。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、政府の提出したこの改正案を國会で否決になりました場合には、私はあくまでも國会の決定りりに從うつもりであります。しかしその間において混乱を避けまするため準備的措置を行政上いたしたのでありまして、これが効果あるものとして私どもは実施した覚えはないのであります。あくまでも本法案が通過した後における混乱を避けめための準備的措置でありまして、もちろん最高の意見である國会の御決定に反……

第2回国会 農林委員会 第40号(1948/09/22、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 ただいま井上委員長からお話のありました件につきましては、本年九月一日附をもちまして、政府に対して当委員会から強い御要望がありまして、その線に沿うて農林行政を執行すべしという御通告を受けたのであります。政府といたしましては、これらの御要望の線に沿いまして、できるだけ処置をとり、またとりつつあるわけであります。今委員長から特に御発言がありましたので、九月一日附の御要求になつた條項について、一應概略的に私からお答えをいたしまして、あとは御質問にお答え申し上げたい、こう思うわけであります。  第一の御要求は、二十三年度産米、甘藷の價格決定並びに奬励金交付の件であります。この米價の決定に……

第2回国会 予算委員会 第9号(1948/03/18、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 お答えいたします。ただいまるるお話がございました点につきましては、私もまつたく同感でありまして、予算措置につきましては、御承知のように、やむを得ざる事情によつて、本補正予算の中に、追加予算として盛ることができなかつた。農林当局としても、まことに残念に考えている次第であります。しかしこれを補いまするためには、できるだけ多額の金額を、來るべき四月の暫定予算に盛るために、せつかく努力中でございまして、十分にできるだけのことをいたしたい。しかし、今御指摘になりましたように、この工事が二月、三月と遅れたということは、非常な大きな増産に惡影響を與えていることも認めております。これらを追かけ……

第2回国会 予算委員会 第12号(1948/03/30、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 お答えいたします。薪炭のごとにつきましては、今お話のように、生産者價格と消費者價格と相当開きがあります。これは御承知のようなプール計算でありますので、生産地の近い所と遠い所において、いろいろ不都合な点があると思います。政府におきましては、こういう面からも考慮いたしまして、適当に改正をいたしたいと思いますが、何分にも薪炭の價格のみを切り離して、今ただちに処置をするということはできませんので、近く一般物價体系が改訂される際に、國会側の御意見を尊重いたしまして、適当な措置をいたしたいと考えるわけであります。

第2回国会 予算委員会 第13号(1948/03/31、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 お答えいたします。農地改革の点につきましては、御承知のように、本会議の席上におきまして、私からお答えをいたしました。重ねてのお尋ねでありますから申し上げておきますが、ただいま第二次農地改革が進行中でありまして、これは本年の十月ころをもつて一應の結末を見ることに相なつております。しかしながら、この第二次の農地改革の進行途上におきまして、なお農地改革上不備な点がいろいろと出てくると思いますが、いずれにいたしましても、政府としては、この第二次のただいま進行中の農地改革に主力を注ぐ、從つてそれ以後におけるところのいろいろな農地改革の徹底について必要なことについては、いろいろ意見を交換す……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 お答えいたします。第一の農家に対する配給米の價格でありますが、今還元米というお言葉をお使いになつておりますで、私どもは農家に対する配給米と考えたいと思います。ただその價格は生産者價格で渡されても、その間にいろいろ費用がかかつております。農業倉庫の費用やいろいろの費用がかかつておりますので、この買上げの費用の中に、これらのすべての費用を全部加えて、今度配給するときに農家にお渡しするということについては、いろいろ御意見があります。從つて政府としては、その間に適当な價格を定めたすために、今お話を進めております。ここでどれくらいになるかということは、申し上げる時期に至つておりません。 ……

第2回国会 予算委員会 第17号(1948/04/27、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 お答えいたします。暫定予算の中では五月分として八千万円の土地改良費を計上しております。
【次の発言】 大体私どもの予定いたしておりますのは、土地改良によりまする受益面積六十五万四千町歩でございます。そのためにも私どもの予算として要求いたしたいと思つておりますのは、年間約四十五億円くらい。こう思つております。しかし御承知のように、まだ本予算が決定いたしておりません。できるだけこれはその額に近いものを具体的に決定いたしたい。こう思つております。今お説にありましたように、五月分の暫定予算として八千万円はまことに少額であります。私どももこれが満足なものとは思つておりません。從つて年間予……

第2回国会 予算委員会 第30号(1948/06/11、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 稻村君にお答えいたします。本年度の農林省の予算についての心構えについてお尋ねがありましたが、私といたしまして、今お話のごとく、わが國の経済復興の第一の基盤になりまする農村の復興ということに、もちろん重点をおきまして、諸般の予算の組立をいたしたのであります。非常な困難なる予算編成の現状でありまして、この意思を十分に現わしておるとは、残念ながら申しかねるのでありますが、本予算に出ておりまする農林省関係の予算は、今お示しのような御趣旨のもとに、私としては最高度の予算として、ただいまのところ、これを認める、こういう考え方で、この予算を皆さんの御審議にお願いをしたわけであります。もちろん……

第2回国会 予算委員会 第34号(1948/06/16、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 お答えいたします。米價につきましては、今お話のように、先般の本会議におきまして御決議がありました。その際芦田総理からお答えをいたしました趣意に基きまして、関係方面と折衝中であります。なおこの点につきまして、どういう方法でやるべきかということは、この折衝の結果によつて、できるだけ早い機会にその具体的なものを皆さんにお諮りをいたしたい、こう考えております。
【次の発言】 ちよつと速記を止めていただきたいと思いますが……。
【次の発言】 まことにごもつともな御意見でありまして、私どもとしては、今の農村の現状からいたしましてどうしてもこの逼迫した現状を打開して食糧の再生産に寄與するよう……

第2回国会 予算委員会 第35号(1948/06/17、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 ただいまお話になりました土地改良費が十分でない、こういう御意見につきましては、私も農林当局といたしまして、これが必ずしも万全なものであるとは考えておりません。しかしながら今お説にありましたような國財政の全般から見まして、私どもが当初に要求いたしました土地改良の予算が、全額を公共事業費の中で認めるということが、非常に困難でありまして、私どもはこれを補いますのには、今せつかく政府で立案を急いでおります、原始産業に対します農村金融の基本的な方法を確立いたしまして、土地改良などは、政府の一方的な補助で行うということよりも、地方のそれぞれの團体におきまして、土地改良を自主的に行つて、これ……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/21、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 ただいま鈴木君お話の点は、決して第三次農地改革を意味しているのではないのであります。この点は第二次農地改革の範囲内におきまして、当然事務的に処理する必要のありますことを法的な処置として御審議を願つているわけであります。第三次農地改革につきましては、しばしば私が言明いたしておりますように、あくまで三党政策協定の線に沿いまして、あらためて三党の代表者によりましてその方針を明らかにいたします以前において、第三次農地改革に着手するということは絶対にいたしません。
【次の発言】 今総司令部の発表についてお尋ねがありましたが、この点は発表以外に、実は司令部がドレーパー・ミッションの参りまし……

第2回国会 予算委員会 第38号(1948/06/23、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 第一の点は、今回農業協同組合法の一部改正の提案をいたしております。その趣旨は政府としてはようやく発足しつつあります農業協同組合の必要性は、十分にこれを認めておりますが、ただこれが独占的な傾向に流れない範囲におきまして、その育成強化を考えておりますので、この独占的な傾向にならないために一部改正を行う、こういう趣旨でございます。從つて第二のお尋ねもこれに関連しておるのでありまして、もちろんできるだけの方法によりまして、農村の民主化のための重要な仕事をいたしまするこの農業協同組合を育成強化いたすことは当然でありますけれども、この点もある点において独占にならないうよに、いろいろ取扱いま……

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/06/26、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 お答え申し上げます。当然今日のような原始産業の経営上非常に困難な際におきまして、その一つであります漁業に税をさらにかけてまいるということは、私は原則としては妥当でないと思います。ただ今わが國の置かれております占領下の特殊的な情勢から申し上げまして、財政上の処置として、やむなくこの予算に、事業税の中に漁業関係のものが加えられておる、こう御了承願いたいと思います。
【次の発言】 前にお答え申し上げましたように、原則としては原始産業にこれ以上の課税をかけていくということは、私は妥当でないと考えております。
【次の発言】 この点につきましては、かつてお答えしたことがありますが、農業と漁……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 運輸委員会 第22号(1967/07/05、31期、民主社会党)

○永江委員 最初に米田さんにお尋ねしますが、先ほどのいろいろな御説明によりますと、縁故債についての御説明の中に、非常に不安なものが感ぜられます。この公団の運営の将来を考えますと、一つのウイーク・ポイントだと思われます。そこでこの公団についての出資は国と地方自治体が半々、関係機関のほうの縁故債の利子が高くて賃貸料にはね返ってくるということを原口参考人言っておられますが、この点についてもう少し具体的に何か御確信がないかどうか。  それから、時間がありませんから引き続いて原口参考人にお尋ねをしておきますが、国と地方公共団体の出資の割合は半々になっておりますが、先ほど御説明になりましたように道路、鉄道……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1948/06/29、23期、日本社会党)【政府役職】

○永江國務大臣 提案されております予算中、農林省所管分について御説明申し上げます。  一般会計中農林省所管の予定経費要求額は、すでに國会の議決を得ました暫定予算分を含めまして、総額百二十億一千八十三万四千円であります。昭和二十二年度所管の合計は追加予算を含めて四十五億六千二百七十四万九千三百六円でありますから、七十四億四千八百八万四千六百九十四円の増加となつております。右の経費はお手もとに提出されてあります要求書の部、款、項に区分して支出される予定でありますが、その重要な事項につき二、三御説明申し上げます。  農地制度の改革はすでに一年度以來継続され、見るべき成果をあげておりますが、昨年度にお……


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