このページでは木村小左衛門衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。木村小左衛門衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○木村國務大臣 お尋ねでありますが、この問題につきましては警視廳も極力協力してやつておるという報告を受けております。まだ具體的な報告をきようまで受けておりません。御發言がありましたから早速取調べまして、御報告申し上げることにいたします。
【次の発言】 新聞にありましたことについては私も今初めてで、承知いたしておりません。よく取調べまして機會をもつて御報告いたします。
【次の発言】 先ほど申しましたごとき事情でありますから、新聞の記事につきましてそれが正確であるかどうか、また正確であるとしてそういう言動に對する當否その他をよく調査いたしまして何分のことは機會をまつて御報告いたします。ただいまその……
○木村國務大臣 ただいま議題となつております内務省及び内務省の機構に關する勅令諭を廢止する法律案、地方財政委員會法案、内務省官制等廢止に伴う法令の整理に關する法律案について、その提案の理由、竝びに内務省解體に關係いたしまする諸法案について申し述べたいと思います。新慶法竝びに新地方自治法の精神に則りまして、内務省を解體することを適當と認めまして、先般本國會に對し、地方自治委員會、公安廳及び建設院設置法案ほか二件を提案いたしました。ところがその後新たなる諸般の情勢に鑑みまして、さらにこれが諸法案に檢討を加える必要を認めましたので、右三案を撤囘したことは御承知のことと存じます。これに代りまして内務省……
○木村国務大臣 お答えいたします。憲法の第九十五條の解釈につきましては、先般来知事會議の席上でもいろいろ質問がありまして、その際にははつきりとした政府としての解釈ができておりませんで、芦田外務大臣から答えたと思いますが、あるいは齋藤国務大臣からであつたか、どちらかでありましたが、まだ政府のはつきりした解釈ができておらぬというような意味のことをお答えしておいたと思います。現政府といたしましても、これは非常に重要な問題でありますので、この條項の解釈について早く何とか決定をしておかなければならぬ。また所管大臣といたしまして、私もそのことを希望いたしまして、早く政府として何とかはつきりした解釈を決めて……
○木村國務大臣 千賀さんのお説でございますが、私もあなたのお説の通り同じ感じをもつており、御同感でございまして、できるならば警察官の現今の待遇を飛躍的に改善向上いたさせまして、警察權の威力のみならず、また警察權が徹底するように、また國民の信頼に副うようにいたさせたいという希望をもつておるのであります。ただ御承知のごとく、ただいまの國家財政のもとでは、日本のこの内閣は、まず表看板が財政の危機突破に直面しておるとの大使命をもつておりますので、そういうこととにらみ合わせまして、國家の財政の面からできかねておるのであります。お説のごとく、最近に内務省の機構の改革に伴いまして、新たに總理大臣直轄の公安應……
○木村國務大臣 本會議で質疑應答いたしておりますので、たいへん遅れまして相すみません。 ただいまの御質問、まことにごもつとも至極であります。警察が國家の治安秩序に關して、非常に重大性のあることは申すまでもないことであります。これが一省から分離しまして、一つの獨立した公安廳となり、その公安廳の責任者に國務大臣があたるということ、これは御希望の御意見のようでありますが、まことに同感であります。なぜ政府の提案の原案に、そういう機構を盛りあげなかつたというと、ただいまの警察制度というものを、今囘の行政調査會の調査の今途上にありまするが、その行政機構の全般にわたる調査が完了いたしまするその一環として、……
○木村國務大臣 道路交通取締法案の提案の理由を申し上げます。最近における道路の交通事故の状況は、昭和二十二年六月死者が三百二十六名、負傷者が千二百八名、物的財産の損害が三百三十萬八千二百三十三圓にのぼるという實状であります。また自動車の臺數は、昭和二十二年六月現在十七萬六百八十三臺でありまして、事故の半數が自動車によつて惹起されております。しかして自動車の逐年増加の趨勢と相まつて交通事故も増加しているのであります。こういう状況でありますので、道路における危險防止及びその他の交通の安全をはかることは、特に緊要であると存ずるのであります。 交通事故の状況は右の通りでありますが、現在の交通取締法規……
○木村國務大臣 本委員會に付託に相なりました地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。 地方公共團體の自主性と自律性とをさらに強化し、新憲法の精神に基き地方自治の本旨を一層徹底せしめることについては、何人も異論のないところであると存じます。申すまでもなく、地方自治法は、從來の中央集權性を改め、後見的監督の制度を改めて、地方公共の事務は、住民の創意と責任とにおいてこれを處理せしめることを根本の建前としているのでありますが、地方自治法施行の状況及びその後の情勢の推移に應じまして、この際さらに地方公共團體の自主權を強化し、その自律性を徹底して、地方自……
○木村國務大臣 今囘政府より提出いたしました警察法案につきまして、その提案の理由及び本法案制定について政府のとりました根本の方針を御説明いたします。 最初に本法案提出の經緯について御説明いたしたいと思います。警察制度の改革につきましては、終戰後ただちにその必要を叫ばれ、政府においては關係方面と連絡の上、愼重調査に著手いたしたのでありまするが、ことの重大性に鑑みまして、昨年十月閣議決定をもちまして、内務省に警察制度審議會を設置いたしまして、兩議院議員竝びに關係官廳の官吏及び學識經驗者のお集りを願いまして、憲法竝びに地方制度の改正に伴う警察制度の改正に關して調査審議をいただきまして、昨年末有益な……
○木村説明員 その問題は、まことにいろいろな點で相當な波紋を描く問題でございますので、政府の意思としてはつきりとどうだということは、なかなか斷言できない問題なのでありまして、まことに遺憾でありまするが、ただいまのその問題に關する客觀的情勢と申しますか、それを申し上げたいと存ずるのであります。それによりまして賢明なる御判斷を仰ぎたいと思います。 御承知のように七・五禁令そのものが、これははつきり向うでも、そういうふうに言つてもらつてよろしいと言つておるのでありますが、司令部方面の意向に基きまして出ているものであります。從つていわゆるポツダム勅令、いわゆるポツダムに基いて事柄が出ておる、こういう……
○木村國務大臣 ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案につきまして、その理由を御説明申し上げます。 本改正法律案は、府縣民税及び市町村民税の納税義務者一人当の平均賦課額と、現在の「百八十圓」及び「百二十圓」からそれゞさらに「二百四十圓」及び「百六十圓」に引上げようとするものであります。 府縣民税及び市町村民税の納税義務者一人当の平均賦課額は、さきに本會期において成立いたしました改正法律において、「百二十圓」及び「八十圓」からそれゞ「百八十圓」及び「百二十圓」に引上げられたのであります。しかるに最近の社会情勢に鑑み、政府としては、いわゆる官公吏の生活補給金について再檢討を加え……
○木村國務大臣 お答えいたします。ただいまの私に對する御不滿の點、今思い出しまして、はなはだ恐縮に存じます。ただいま記憶を呼び出しますと、今とつさではつきりと覺えませんが、なんでも先々週の終りころではなかつたかと思われますが、私大臣室から出まして委員會にひつぱり出される多忙の際に、次の秘書官室の所を通りかかりましたところが、秋田縣の上京の方でありましたか多數おつて、たれかちよつとちよつとということでありまして、それで、なんでありますかといつたら、災害に對する陳情をしたいというので、私は非常に忙しいときでありましたから、じようだん半分に、内務大臣は元の内務大臣のように、知事に對する指導權も命令權……
○木村國務大臣 小峯委員にお答えいたします。本年四月に北海道、東北、北陸地方に融雪の被害がありまして、六、七、八、九の水害が連續いたしまして、その地域は四十五都道府縣に及びまして、復舊額はその後調査を進めますに從いまして、次第に増額する傾向がありますが、現在までのところ直轄改修河川關係において約二十億圓、都道府縣復舊額におきまして、約百五十億圓、なかんずく關東及び東北地方が最も被害が甚大でありまして、降雨量もこの邊は從來の記録を破つたくらいのものでございまして、民生の安定、食糧の増産等に甚大な影響を來しますことはもとよりで、まことに遺憾にたえない次第であります。政府はこれら被害の復舊を、二年な……
○木村國務大臣 お答えいたします。河川の高水敷と申しますか、使用さしてありますことは、御承知の通りであります。あの河川敷でも、農耕地として一時使用を認めております以上は、從つてそこに農産物の收益があるわけでありますから、それに對する課税を内務省で認めておりますわけであります。大體直轄河川なり、府縣の補助河川につきましても、そういうような河川敷使用の料金のようなものにつきましては、これまでは地方長官、ただいまでは知事に、一切の委任事項となつております。いくらかでも使用料がとれますことは、河川維持の負擔の方に、多少の一助にもなるという見方から、一任しておるわけであります。御承知の通り、近來地方財政……
○木村委員長 これより開会いたします。
まず閉会中の継続審査申出の件についてお諮りいたします。申し上げるまでもなく、本委員会の特殊性に鑑みまして、図書館の運営に万全を期し、その機能を十全に発揮せしめるためには、閉会中もなお本委員会を活動し得る状態におくことが必要と認められます。本日の委員会についてお諮りいたしました後と思いましたが、事務の都合上委員長より前もつて申出書を議長に提出いたしておきましたが、御承諾願いたいと思います。閉会中継続審査をいたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めましてそのように決定いたします。
○木村國務大臣 ただいま議題となりました地方配付税法の特例に関する法律案の提案の理由並びにその内容の大略を御説明申し上げます。 わが國当面の最大課題であります経済的自立態勢の確立をはかりますためには、財政の面におきましては、経済九原則にのつとり、國地方を通ずる綜合予算の均衡をはかることの緊要なるは、論をまたないところであります。もとより地方財政は深く窮乏いたしているのでありますが、なおこの趣旨に基き、さらにその歳出の徹底的縮減を行い、歳入の最大限の拡大をはかることといたしますとともに、國庫財政の都合により、地方配付税の繰入額は、昭和二十四年度に限り、地方配付税法に定める繰入率に基く額によらず……
○木村國務大臣 地方配付税の制定になりましたのは、ここに資料を持つておりませんが、多分昭和十五年であつたろうと思います。大体地方税制の一般に関する整理が行われたのは昨年でありましたが、配付税は多分昭和十五年にできたものであるように私は承知いたしております。以前は地方税制のもとで、最も根幹をなしておりましたものは、所得税と法人所得税の附加税をもつて、地方税歳入のおもな中心になつておりましたのを、昭和十五年にこれを改めまして、一應國の方で徴收しまして、それを配付税として地方へ分配する制度にかわつたもののように私も聞いております。どういうわけでそうなつたかといふ趣旨を平たく申し上げますと、所得税、法……
○木村國務大臣 藤田君は御欠席になつておつたようでありますが、この問題につきましては、たびたびこの委員会で御質問があり、答弁いたしておいたつもりであります。さらに繰返して申し上げますると、地方財政というものが非常に窮乏であるということは、私は大いに認識いたしております。どういう点で窮乏しておるかという具体的なことも、再度繰返してこの委員会で申し上げておりますから、その具体的な窮乏の状況については、ここに略します。窮乏いたしておることは、私もよく承知いたしております。また國の財政が枯渇しておるか、地方財政が枯渇しておるかというお問いでありまするが、地方財政、國の財政を相通じたものが國家の財政であ……
○木村國務大臣 第一の御質問に対しましては、五百七十七億というものは、所得税、法人税が減收になりました場合といえども、必ずこれは確保いたしたいと思います。 第二の、本年度の予算の國の歳入に余剩の生じました場合には、地方配付税に優先的にこれを繰入れますことも、同意をいたしたいと思います。 それから第三は、これもまことに当然な御要求でありまして、そういうことにいたしたいと私は考えております。 それから税制の改正を断行しまして地方税と國税との区分をはつきりして、地方の自主的徴税を確立するということにつきましても、これも本委員会においてたびたび意見を申し述べておきました通り、この五月を期しまして……
○木村国務大臣 ただいま提案されました地方財政法の一部を改正する等の法律案について、その概要を御説明申し上げます。 御承知の通り地方財政法は昨年七月制定施行されましたが、本法によつて地方財政運営の基本方針、並びに國と地方公共團体との財政関係の基本原則が明確にされ、地方財政の合理化を著しく促進し得ることとなつたのであります。しかしながらなお地方財政法中に若干附加したい点がありますのと、河川法その他地方財政に関係ある十八に上る法律について、経費の國費、地方費負担区分に関する規定を明確にする必要がありますために、この法律案を提案することといたした次第であります。 まず地方財政法に関しましては、國……
○木村國務大臣 ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案につきまして、その適案の理由及び内容の概略を簡單に御説明申し上げます。 御承知のごとく、昨年七月実施いたしました地方税財政制度の全般にわたる改正によりまして、地方財源は相当強化せられたのでありますが、その後における給與ベースの改訂、物件費の高騰及び委任事務費の増加等の諸事由によりまして、再び地方團体の財源は窮迫を告げて参り、地方團体の七割までが、あえて標準賦課率を越えて増税を行い、あるいは幾多の法定外独立税を創設して、その必要財源の確保に努めているのでありますが、なお相当数の地方團体におきましては、昭和二十三年度の決算にお……
○木村國務大臣 今回徴税の方法を強化いたしましたことは、別に法規を全面的に使用させて、これによつてどこまでもやろうというような建前で強化したのではありません。最後まことに好ましくないことでありますけれども、非常に負担が重くなり、納税の額もふえまして、納税の集まり方が非常に円滑でない関係から、やむを得ずこういう法令を設けたにすぎません。
【次の発言】 先ほど申し上げましたようなことをまたさらに敷衍するようでありますが、この法令はこういう法令に最後に威力を持たせまして、これによつて納税者の自覚をうながして、すみやかにいわゆる國民の義務を果してもらうというような方面に重きを置いておるのでありまして、……
○木村國務大臣 衞生統計の職員の給料につきましてはお説の通りであります。昨年度は二分の一の國庫補助で運営しておりましたが、本年度の予算におきましては地方財政法の十一條第二号の規定で、全額國庫負担の建前に改めてあります。そういう通牒が参つておりますことは、地財委の方では交渉を受けておらないし、その通知も受けておりませんが、この間違いの起りました原因を想像いたしますると、今年初めてのことでありまして、予算の編成の上に、給料の算定等について大分誤算があつたのじやないか、こう思われるのであります。誤算があつた結果でこれだけの金よりないから、あとはそちらで工面してくれというようなことの通牒を発しておると……
○木村國務大臣 当局の意思をお答えいたします。先刻來の安本長官の答弁の通り異議はございません。
【次の発言】 御質問の趣旨よくわかりました。当局といたしましては入場税の税率は実に高いと思います。何か機会がありますとか、あるいは他に財源がありましたならば、これは卒先して税率を下げるべきものであるとは考えております。しかしながらただいま地方財政窮乏の中から、家屋税、地租のごときも倍に増税をしなければならない。それ以上にいろいろな種目の地方税をあさつて参りました。こういう機会に地方税として最も重きを置いております入場税を低減するということについては、実に不安が多かろうと思います。野村君の御意見にあり……
○木村國務大臣 当局の方でも、委員長の御趣旨の通りに解釈しており、これはいずれ通牒をもつてそれぞれ通達を発したいと考えておる次第であります。
○木村國務大臣 門司委員の御質疑にありまするように、地方財政が極度の窮迫をいたしておりまして、これに対処する方策を何かの施策の上に現わさなければならぬということは、私も痛感をいたしておるのであります。たまたまシヤウプ博士一行が來朝せられまして、わが國の税制の根本について勧告案を作成しました。この前の議会のときにも、たびたび御答弁申し上げておきました通り、大体シヤウプ博士の勧告案に基いて税制の改正がせられるまでは、何と手をつけてもむだになることもあるし、また早急に手をつけることも考えられませんので、地方の財政をまずゆるやかにするということは、地方財政にとつて税制の確立というものが、最もその基盤を……
○木村国務大臣 大泉委員の御質疑、御意見十分拜聽いたしました。今回シヤウプ勧告案によりまする附加価値税、固定資産税の問題につきましては、御説大いに拜聽すべきものがあるかと私はかねて考えております。これは実施いたしまする折に何とかいま一段の考慮を拂いまして、うまく調整のとれまするような方法を考え出さなければならぬかと考えておりまするが、詳細は政務次官が研究しておりまするから、政務次官から御答弁いたさせます。
【次の発言】 シヤウプ勧告案を全面的に受入れるものといたしますれば、もとより勧告にありまする入場税は、昭和二十五年度には減税をせられることは明らかであります。来るべき臨時国会にもこの税制案に……
○木村國務大臣 地方自治廳ができましたあかつきには、ただいまのような毎日新聞に記載されているような問題が事実ありとすればどうするかというお尋ねですか、そこのところがはつきりわかりませんが……。
【次の発言】 地方自治廳ができようができまいが、こういうような事態が――新聞の記事のようなことが事実発生したと仮定いたしますれば、ただいまの地方財政委員会といたしましても、相当な関心を持たなければならないことであると考えます。地方財政の極端に窮乏を來していることは私が申し上げるまでもなく御承知の通りであります。これに対する対策といたしまして、地方財政の基本について最も國の財政との均衡のとれた根本の徴税対……
○木村國務大臣 上林山委員は地方財政の窮乏に非常な御心配に相なつておりますが、主管大臣といたしましてまことに敬意を表します。くどくどしく申し上げるまでもないことでありまするが、最近の地方財政の窮迫は、実にはなはだしいものがありまして、近年頻発いたしまするところの災害、ひいては六・三制の実施、警察制度の改正等にありまして、にわかに地方経済の負担が加重して参つておる。そこへもつて参りまして、物價の高騰は御承知の通りであります。この場合に今回地方配付税が減額された、地方では一番確実な歳入として当てにいたしておりまするものは、この國庫より受けまするところの配付税で、最も重要な公共團体の歳入の当てであり……
○木村國務大臣 私は参議院に行つておりましておりませんで、遅れて参りまして相済みません。農業事業税はどういうふうに考えておるかというような御質問の要旨だと思いますが、事業税は申し上げるまでもなく、昔の営業税のかわつたものであります。ただいまのところ、免税いたしておりまするものは、主食に限つております。主食は御承知の通り、連合國からの供給を仰いでおりまして、これに限定するということにして、他のものは漁業でありましようが、――これは見方によると、ある一種の勤労的な収穫のあるものでありますけれども、漁業であろうが、何であろうが、一切事業税をかけておる。ただいまのお説のような何重にもかけておるがという……
○木村国務大臣 お答えをいたしまする前に、委員長のお許しを得まして一言申し上げておきたいと思います。 このたびの第六臨時国会には、私の所管としていろいろ重要なる法案をお手元に提出しておきながら、長らく休みましてまことに私の職責上申訳次第もないと通説に自責いたしております。いろいろなとりざたもいたされたようでありますが、事実私はその内容と言うか、その内訳を申し上げますと、固疾の慢性腎臓病を持つておりまして、ふだんから非常に多量の蛋白が出ます。かぜをひきますとそのために血圧が上りまして、日によりますと二百を越えまして、二百三十くらい上るので、かぜをひきました際には、非常に愼重にやらねばならぬとい……
○木村國務大臣 谷口君にお答えいたしますが、御説にありました通り、もう大体予算も本会議を通過しておるのでありますので、この際速記を停止して、懇談会の形で申し上げたいと思いますが……
【次の発言】 速記をやめていただきたいのですが……
○木村国務大臣 長らく休みまして、出て参りましたら、劈頭たいへん重大な問題を御質問されましたが、私は別に宣言をいたしたのではありません。この間病中に犬養総裁に進言をいたしました。あれはつまり進言に対する私の宣言でありまして、あれは私案でありますので、ここで公に、それについての性格をいろいろ申し上げることは、遠慮いたしたいと私は考えております。従つて予算には何らの関係をいたさぬものと考えております。
【次の発言】 この間新聞紙に取上げられました私の構想に対する御質問であるか、あるいは国務大臣としての私に対する御質問であるか、そこははつきりいたしませんが、承るところによりますと、この間私が病中に犬……
○木村国務大臣 ただいまの大蔵大臣の答弁の通りであります。
○木村國務大臣 ただいま議題となつております内務省及び内務省の機構に關する勅令等を廢止する法律案ほか二件について、その提案理由を申し述べます。 政府は組閣以來、新時代に即應する行政機構の改革につき鋭意力を注いでまいつたのでありますが、その一として内務省を解體し、臨時に内閣總理大臣のもとに三機關を設け、もと内務省に属する各事務の大部分を所管せしめんとするのであります。 御承知のごとく内務省は明治六年に置かれ、爾來その所管事務にたびたび變更があつたのでありますが、現在では地方行政、國内治安維持及び土木行政を主たる任務としているのであります。しかるに新憲法及び新地方自治法により、地方自治、地方分……
○木村國務大臣 今回提出いたされました地方自治廳設置法案は、提案の理由において説明いたしました通り、現下の地方行政運用の上に最も適切なる、必要なるものと私は認めておる次第であります。
【次の発言】 もとより提案いたしましたから、その通りであります。
【次の発言】 私から御答弁申し上げます。ただいまの御質問はちよつとわかりかねましたが、この構成員の委員に地方自治体の議決機関の長を入れるということはどうかという御質問でありましたか。
【次の発言】 これは私どもの方でも相当研究いたしまして、地方の公共團体を代表するものは、当該都道府縣では知事でありまして、市で代表的なものは市長、町村では町村長で、そ……
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