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松本滝蔵 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

松本滝蔵[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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25期委員会出席(幹部)TOP100
64位

このページでは松本滝蔵衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松本滝蔵衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 考査特別委員会 第23号(1949/07/21、24期、新政治協議会)

○松本(瀧)委員 時間もたちましたし、証人もお疲れのことでございますから、少しダブつた点もあることと思いますが、簡單にいたしますから、その点御了承願います。  十名解雇さえたという案件につきまして、あなたはどのようにお考えになるか、ストをやられたのは不当弾圧のためであるというお考えであるかどうか。そうであるとするならば、旧交番制はどこまでも実施すべきであつたかどうかということ、この二点について簡單にお答え願います。
【次の発言】 不当弾圧であつたかどうか。次に十七日の日の新交番制になつたというのですが、その間において旧交番制によつて実施されるべきであつたという観念のもとに、あなたがストの解決に……

第10回国会 外務委員会 第15号(1951/05/16、24期、国民民主党)

○松本(瀧)委員 簡単に一、二点御質問したいのですが、第一点は、在外事務所員のステータスの問題ですが、外交官としての資格を與えられておるかどうか、あるいはそれに準ずべきものを與えられているかどうか、あるいは国によつて差異を生じているかどうか、これをちよつとお開きしたいと思います。
【次の発言】 インドにおきましては外交官のステータスというものは認めてないことを私は聞いておるのでございますが、それからお伺いします。
【次の発言】 もう一つお伺いしたいのですが、ワシントンにおきまする在外事務所のステータスと、今度ロンドンにそれを設置されるということになつておるそうですが、それにおけるステータス、い……

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/16、24期、国民民主党)

○松本(瀧)委員 ダレス特使日本滯在十七日間におきますところのその努力には、相当な成果があつたということを承つております。またその間の特使の御努力に対して深甚なる謝意を表するとともに、繰返して申し上げますが、吉田総理の御苦労に対しても敬意を表するにやぶさかでないものであります。しかし残念ながら、このダレス会見の全貌というものは、国民が満足するほどその情報が与えられていないのであります。ここに私どもがおそれますることは、政府が資料を出し澁ることによつて、国民が正確なるところの判断を下すことができないために認識を誤り、講和受入れ態勢に誤謬を生じるようなことがあつてはいかぬ、こういうことをおもんばか……

第12回国会 外務委員会 第7号(1951/11/13、24期、国民民主党)

○松本(瀧)委員 関連質問を簡単にしてみたいと思うのであります。まず最初に政府にお聞きしたいことは、司令一部の入国手続が大幅に日本政府に移されるようになつてから、在外事務所における取扱いが、以前よりも煩雑になつたということを私各地で聞いて参つたのでありますが、そういう事実はありましようか。もしあつたとしたならば、その理由は一時的の現象であるかどうかということを、ちよつとお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私もGHQに申請した当時の方がもつと簡単に行つた、在外事務所に依頼するようになつてから、非常にめんどうになつて来たということを聞いているのでありますが、それは切りかえどきの一時的の現象であ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第4号(1951/10/19、24期、国民民主党)

○松本(瀧)委員 対日平和條約は和解と信頼の條約といわれております。それはダレス氏がしばしば語つておるところでありますが、この條約にうたわれているこの高い精神が、ほんとうに両国民の間の対等にして自主的な地歩が確保されるために貫かれているかどうかということは、単なる一部の為政者の独善的な理解のみをもつて満足されるものではないのであります。日本はこの條約の締結によつてすでに進むべき道ははつきりしているのであります。すなわち自由国家群の中にわれわれは身を投じているのであります。しかし日本がほんとうに自主独立の地位を確保して世界の平和と自由に貢献せんとするならば、本條約前文にうたわれておる精神が単なる……

第13回国会 外務委員会 第6号(1952/02/27、24期、改進党)

○松本(瀧)委員 まず一番最初にお伺いいたしたいことは、講和條約の発効の大体の見通しでありますが、今までわれわれは三月の上旬あるいは中旬、下旬というぐあいに、いずれにしても三月中には効力が発生するというような印象を受けて参りました。十一箇国のうちのアメリカを含んだ大筒国の批准寄託によつて効力が発するというここは、條約に書いてある通りであります。しかるに、今日まで批准書を寄託した国は英国ただ一国であります。その他の国の進捗状況等については、われわれまつたくわからないのでありますが、この状況並びに効力の発生いたしましすところの時期に対する見通しの問題について伺いたいと思います。

第13回国会 外務委員会 第20号(1952/04/23、24期、改進党)

○松本(瀧)委員 関連質問をできるだけ簡單に若干したいと思います。一番最初に確かめておきたいことは、新聞の報道によりますと、二十八日に講和條約が効力を発生する。その時間につきましても二説あるようでありますが、政府筋に権威ある向うから伝達か何かありましたか、その点につきましてひとつお知らせを願いたい。
【次の発言】 そうしますと、いよいよ二十八日から独立国になるわけでありますが、先ほど戸叶委員から質問がありました中で、一点もう少し詳しく承つておきたいと思います。国連軍の駐留に対するところのとりきめでありますが、この問題に関しましては、先ごろの委員会におきましても質問がありまして、いろいろとこれに……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 外務委員会 第3号(1952/11/29、25期、改進党)

○松本(瀧)委員 私も相当外務当局に対する質問があるのでありますが、一点だけ長官に御質問いたしまして、あとは権利を留保しておきます。  船舶貸与の問題は、アメリカの武器貸与法に基いてなされておるものであるかどうかということについて、長官の御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 と申しますと、アメカリ大統領の、いわゆる大統領令、エグゼキユーテイヴ・オーダーによつてできたものでありますか、それとも武器貸与法の特別解釈をしてなされたものですか。
【次の発言】 ネーヴアル・パトロールと申しますと、海軍には武器にあらざる船舶があるのでしようか、その解釈をひとつ……。

第15回国会 外務委員会 第6号(1952/12/06、25期、改進党)

○松本(瀧)委員 先般留保しておりました点を二、三簡単に質問したいと思います。  第一点は、これは決してあげ足とりの質問ではないのでありますが、長官が閣議に行かれる前に、しきりにヴエツセルという言葉を使われましたので、後ほど増原次長にこの問題をお尋ねいたしました。それでやはりはつきりしなかつたのでありますが、ヴエッセルであるから船舶であるということであつたのでありますが、再質問のときにウオー・ヴエツセル、マーチヤント・ジエツセルとがある。従つて船舶はマーチヤント・ヴエツセルではないかと質問したのでありますが、この間参りまして見まして、確かにこれはウオー・ヴエツセルであるが、使用目的によつて違う……

第15回国会 外務委員会 第7号(1952/12/08、25期、改進党)

○松本(瀧)委員 さつき帆足委員から武器の問題に関して質問がありました。それについて二、三点ばかりお聞きしたいのですが、陸上の武器を今使用しておる、借りておる、この根本的の問題ですが、その法律的根拠はどこにあるかということをちよつとお伺いしておきたいのです。これは非常に今問題になつておるのです。国民もはつきりしておりませんので、その根拠をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、高射砲とか戦車も、必要と認めた場合には、調達する行為でこれを処理できるということになりましようか。国会の承認も何もなくて、かつてにできるということになるのでしようか。

第15回国会 外務委員会 第12号(1952/12/22、25期、改進党)

○松本(瀧)委員 討論に際しましてまず第一に取上げたいことは、政府のこれに対する提出の方法であります。政府は過去の絶対多数の上にあぐらをかいて物事を処理いたしました当時の惰性をもつて、同様の手段によつてこれを通過せしめんとしたことは、はなはだ遺憾であります。  第一に、本協定は去る四月の吉田書簡に基いて行われたのでありますが、本件の審議に対しまするところの総理大臣の態度、並びにたまたま行われました質疑応答のときのその答弁ぶりに対しましては、まことに遺憾千万なものが多々あつたのであります。次に政府の説明はきわめてあいまいであつたと同時に、ごまかしが多かつたことは、これまたいなめない事実であります……

第15回国会 外務委員会 第17号(1953/02/14、25期、改進党)

○松本(瀧)委員 外務大臣に三、四点簡単に質問いたしたいのであります。  まず一番最初にお尋ねしたいことは、先般水曜日の外務委員会におきまして、同僚高岡君からも質問があつたのでありますが、中共引揚交渉団のその後の経過の問題であります。世に騒がれ、国民に非常に期待を持たれて行つた交渉団は、その後消息を断つたきらいもあります。またわれわれの了解では、二月二日会議を開きまして、十五日、すなわち明日向うを引揚げて二十日に日本に帰ることになつておつた、もうすでに期日が切迫しておるにもかかわらず、その後の経過はまつたくわからないのでありますが、外務大臣の方におきまして何かこれに対する情報でもあれば、ひとつ……


27期(1955/02/27〜)

第23回国会 予算委員会 第2号(1955/12/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 長官はただいま記者会見をやっておりますので、かわって御答弁いたしますが、調査の上それについてはお答えをいたします。

第25回国会 議院運営委員会 第12号(1956/12/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 総理の出席はできるようにいたします。
【次の発言】 外務委員会が向うは一時に招集されますので、一応、もしこちらがおくれるようでしたら、そちらに出てもらって、始まり次第こちらに回るか、あるいは大体質問の始まるころに、こちらに移れるようにしていただいたら都合がいいと思います。
【次の発言】 それでは、参議院の方へそういう工合に通告いたします。
【次の発言】 出られます。一緒ですから……。

第26回国会 外務委員会 第26号(1957/07/31、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本説明員 今回政務次官に就任いたしました。委員会の各位の御鞭撻と御協力によりまして、大過なく任務が果せますように、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 お答えいたします。この問題につきましてはいろいろとワシントンで関心を持って討議されたことは御承知の通りであります。帰りまして、この問題について、いろいろな角度から促進するように目下努力いたしております。
【次の発言】 具体的な結論に到達するまでにはまだいっておりませんが、大体ほぐれる、やや自信を持っております。

第26回国会 予算委員会 第8号(1957/02/20、27期、自由民主党)

○松本(瀧)委員 第一分科会の審査の経過並びに結果について簡単に御報告いたします。  本分科会の審査事項は、予算三案中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済企画庁を除いた総理府、法務省、外務省及び大蔵省所管並びに他の分科会の所管以外の事項でありまして、二月十一日より四日間、懐重審議いたしました。  まず初めに、各省、各庁より、それぞれ所管予算の説明を聴取し、続いて質疑を行いましたが、これらの詳細は会議録でごらんを願うこととし、ここでは質疑応答のうち二点だけ取り上げて、御報告することといたします。  まず、銀行券及び補助貨幣の種類に関する質疑に対し、政府の答弁は、貨幣の系列ないしは組み合……

第26回国会 予算委員会 第13号(1957/03/05、27期、自由民主党)

○松本(瀧)委員 最初に大蔵大臣に御質問したいと思います。  三十二年度の予算は国際収支のやや楽観的な見通しに立って編成されておることは、何回となくこの委員会でも説明された通りであります。しかるに最近外国の新聞あるいは雑誌に出てきております記事を見ながら、ひそかに心配しておるのでありますが、何かしら世界経済は変化を示し始めたのではないかという気がしてたまらないのであります。あるいはこれは一般に言われておる世界の長期的な経済拡大の傾向の大きな流れにおきましては、一時的な徴候であるということであるかもしれません。そうあってほしいと思うのでありますが、ただし非常に和気になりますことは、ただ単にこれが……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/19、27期、自由民主党)

○松本(瀧)委員 私は自由民主党を代表して、ただいま議題となっております昭和三十一年度一般会計予算補正(第2号)外二案につきまして賛成の意見を申し上げたいと思います。(拍手)  まず一般会計についてみますと、歳出面には遺族及び留守家族等援護費を初めとして、年度内に必要とされる最小限度の諸経費が追加計上されております。これらの諸経費は大部分国の義務的経費と呼ばれるべきものでありますが、特に賛成の意を強めることは、国民健康保険に対する助成費、遺族及び留守家族等援護費、旧軍人遺族等恩給費、沖繩関係特別措置費等、社会保障ないしは社会政策的な経費が多い点、また義務教育費国庫負担金、国民健康保険助成費と並……

第27回国会 外務委員会 第1号(1957/11/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 ただいま議題となりました通商に関する日本国とオーストラリア連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  そもそもオストラリアは戦前からわが国に対し関税及び輸入制度上最恵国待遇を供与したことがなく、伝統的に日本品を差別的に取り扱ってきた国でありましたが、オーストラリア側の政策は戦後においても変るところなく、関税制度上日本品に対しては最高税率たる一般税率を適用し、また輸入制度上も綿、人絹織物、陶器、ミシン、玩具等多数の品目につき非ドル地域中日本のみに特別な輸入ワクを設けて差別的な輸入制限を実施してきたため、わが国の対象輸出はきわめて不利な……

第27回国会 外務委員会 第2号(1957/11/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 ただいまのところまた正式には正常化されておりませんか、一応韓国の場合が一つと、それかりノルウエーの場合が一つございます。ノルウエーは北欧三カ国――かつてこれを総括して一人の公使がやっておったのでありますが、これは早晩設置したいと思います。韓国の場合はまた日韓会談も十分軌道に乗っておりませんので、先のこともまだ見通しがっきませんので、一応保留してある次第でございます。
【次の発言】 御承知のごとく韓国との関係は非常に微妙な段階にも入っておりますし、今までの交渉経過からいたしましても、まだしっくりいってない点がございますがただいまのお祝を十分勘案いたしまして、できる限り相互的にやり……

第27回国会 外務委員会 第3号(1957/11/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 一般的に申しますならば、非常に競争が激しかったことと、日本側におきましてもいわゆるオーダリーマーケットが徹底していなかったというような理由もあります。
【次の発言】 大体におきまして、日本だけに対しての適用であったように了解しております。
【次の発言】 豪州におきますところの為替事情等が非常に不利であったために制限を加えました結果、そういう数字が現われてきております。
【次の発言】 見通しでございますので、的確な数字をあげることはどうかと思いますが、大体二千万ないし二千五百万ポンドの見当を事務当局でつけております。
【次の発言】 五、六百万ポンドであろうと想定されております。

第27回国会 外務委員会 第4号(1957/11/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 この問題につきましては外務大臣並びに総理大臣から十分意見を述べておりますので、これ以上つけ加えるところはございません。
【次の発言】 中にはまだよく私の方に通じてない請願もございますので、一応検討いたしまして善処したいと思います。その他につきましては別にこれという意見はございません。
【次の発言】 難民救済の移民の問題に関しましては、これは今一応中止という形になっております。そのかわりに短期移民、さらにこれから交渉、検討を必要といたしますけれども、技術移民、こういうものを強化していこうということであります。御承知の通り、ただいまお話のありましたような問題は、私も、カリフォルニア……

第27回国会 予算委員会 第3号(1957/11/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 お答えいたします。日本は御承知の通りバンドン会議におきまして共同コミュニケを発表いたしましたから、その精神にのっとっていたしました。これは即時停止ではないではないかというお話でありますが、査察制度の合意のあった場合には、直ちにこれを実施するという精神が盛ってあります。インドでは永久にという精神が込もっておるのでありますが、日本は一年に区切ったところに問題が起ったのでありますが、御承知の通り一年間停止いたしまして、さらに必要があれば総会においてこれを延期することができるというところで、結果においては同じでありますが、私どもの観測では国連におきまするインド首席代表の性格、雰囲気等か……

第28回国会 外務委員会 第2号(1958/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 ただいま議題となりました日本国とソビエト社会主義共和国連邦との間の通商に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  一昨年十月に署名された日ソ国交回復に関する共同宣言第七項において、両国は貿易、海運その他の通商の関係を安定したかつ友好的な基礎の上に置くために、条約又は協定を締結するための交渉をできる限りすみやかに開始することを約束しております。また、それと同時に関税、通関手続などに関する最恵国待遇及び船舶の取扱いに関する最恵国待遇の相互許与に関する議定書が署名され、右共同宣言第七項に予想される条約または協定が締結されるまで、関税、通関手続……

第28回国会 外務委員会 第4号(1958/02/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 チュニジアの問題は、御承知のごとく非常にこれは複雑多岐のいろいろな問題がありますが、事の起りは、アルジェリアにおきまするフランスに非常に抵抗している軍隊、フランスではこれを反乱軍と称しておりますが、これがチュニジアとの国境を越えました。それに対する追踪権と申しますか、そういうようなことで乗り込んでいって爆撃したということで事が起っておるのであります。従いましてこの問題を明十八日に国連の安保理事会にかけるという前ぶれでいろいろ折衝が行われましたが、かける前に何とかしてフランスとチュニジアとの間に妥協線を見出すことはできないだろうかというので、アメリカを中心といたしましてフランスあ……

第28回国会 外務委員会 第5号(1958/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 ただ今議題となりました通商に関する日本国とインドとの間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この協定に関しては昨年末ニュー・デリーにおいて交渉を続けて参りましたところ、この交渉のインド側担当者であるラル商工次官補が日印間の円借款問題とも関連して来日しましたのを機に東京において最終的交渉を続行いたしました結果、二月四日に東京で藤山外務大臣とジャー駐日インド大使との間でこの協定の署名が行われた次第であります。  この協定はいわゆる通商協定の規定事項である関税及びこれに関連する事項、輸出入等についての最恵国待遇のほか、入国、滞在、事業活動、船……

第28回国会 外務委員会 第6号(1958/02/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 技術的にいろいろ支障がない限りにおきましては差しつかえないと思うのですが、おそらく指紋の問題がまた起るのではないかと思いますので、一応そういう話が出ましたときに考えてみたい、こう思っております。
【次の発言】 アメリカだけではなく、他にもまだ数カ国ありますが、指紋制度というものは私は、やはり東洋人のサイコロジーからいたしますと、あまり歓迎すべきものではないと思うのですが、諸般の政治情勢あたりからいたしまして、これがやむを得ず設けられたことは松本委員も御承知の通りであります。なるべくそういう方向に一つ進めていきたい、こう考えます。

第28回国会 外務委員会 第7号(1958/02/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 近藤政府委員より答弁させます。
【次の発言】 エチオピアと日本の関係は、こういう正式の会談あるいは協定に入りまする以前から精神的にはいろいろと近いものがございました。非公式にもエチオピアの方からいろいろと顧問に類する日本人の招聘等があったのでありますが、特に一九五二年の六月に対日平和条約をいち早くエチオピアは批准いたしました。そして一九五五年に至りまして外交関係が正式に確立されておりますが、特に日本の国連加盟並びに国連内における専門機関の理事国として日本が立候補をしたりいたしましたときには、率先このエチオピアはわれわれを支持してくれておるのであります。絶えず友好関係を日本に示し……

第28回国会 外務委員会 第8号(1958/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 これは英国の国内問題でもありますので、いろいろとやかく批判がましいことはもちろん差し控えなければならぬと思いますが、並木委員の質問の中にありましたように、それがNATOの防衛強化並びに安全と平和確保の目的であれば、決してこれは悪い協定ではないというような考えをいたしております。
【次の発言】 もちろんまだアメリカからはミサイル基地の協定等に対する申し込みはございませんので、それがあったときのいろいろな客観情勢等を勘案して考えなければならぬと思うのでありますが、ミサイルもいろいろ広範囲にわたってこれを考えることができると思うのです。先ほど申されたごとく、核弾頭をつけるようなものも……

第28回国会 外務委員会 第9号(1958/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 ただいま高岡委員の御質問は、ひとしく国民のやはり心配している点だろうと思うのであります。事の起りは、御承知のごとく民族主義的の国民党の創設者であるスカルノ大統領の一党と、これに対しまして宗教的であり現実主義的なマシュミ党、すなわち回教徒でございますが、この対立であったのです。理想主義的なスカルノ氏に対しまして、バッタという人は親西欧的であり、また現実的な人だという工合に世間では承知されておりますが、私も両者に会いましてやはりそういうような感を深くいたしました。それと同時にいま一つは、中央におきましてスマトラ出身の勢力が非常に少い。すなわちジャワの勢力にスマトラの勢力が押しまくら……

第28回国会 外務委員会 第10号(1958/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 ただいま議題となりました人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。売春を目的とする婦女子売買の禁止につきましては、わが国は、すでに、  1 醜業ヲ行ハシムル為ノ婦女売買取締二関スル国際協定、一九〇四年五月十八日作成したものであります。  2 醜業ヲ行ハシムル為ノ婦女売買禁止二関スル国際条約、一九一〇年五月四日作成したものであります。  3 婦人及児童ノ売買禁止二関スル国際条約、一九二一年九月三十日作成したものであります。の三つの条約に加入またはこれを批准しておりますが、ただいま御承認をお願いしておりま……

第28回国会 外務委員会 第13号(1958/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 私は決して連合国側の意見がまちまちであるという答弁をしておりません。これは速記録をお調べになればわかる通りでありますが、アメリカにおきましては、国後、択捉の問題に関しましては、日本の主張に同意したような見解を表明しております。ただその他の国、たとえばフランスとか英国とかいうような国が、まだその意思表示をしていないのであります。その意味におきまして、どういう手を打っているのかという質問がございまして、あらゆる手を打っておるということを申しました。ただどういうチャンネルを通じて、だれがどういう折衝をしたというようなことを一々申し上げることは、森島委員も外務省におられましたので、よく……

第28回国会 外務委員会 第15号(1958/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 先ほど須磨委員からもお話がございましたので相当こまかく御説明申し上げますと、誤解を招く面もございますが、予算の許す範囲内におきまして、たとえば中共の情報でしたならば、中共から香港経由でお帰りになる方々からいろいろな事情を聞いたり、あるいは外国の新聞記者等あたりが香港に立ち寄りましたときにいろいろと話を聞いたり、あるいはできる限りの資料を手に入れまして報告しておりますが、それ以上こまかく、どういう工合にこういう手を打ってやっているというようなことを申し上げることは、いろいろと差しさわりがあると思いますので、この程度の説明で一つかんべんしていただきたいと思います。

第28回国会 外務委員会 第16号(1958/03/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 まだ最後の解決はついておりませんけれども、何とかしたいという機運はございますので、早晩解決できるのではないか、こう考えます。

第28回国会 外務委員会 第17号(1958/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 ただいま議題となりました千九百五十七年十月三日に本夕ワで作成された万国郵便条約及び関係諸約定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国は、一八七七年以来万国郵便連合の加盟国となっておりますが、現行の万国郵便条約及び関係諸約定を改正するため昨年八月からオタワで開かれました万国郵便連合の大会議にも代表を参加せしめ、同会議で採択されたこの万国郵便条約及び関係諸約定に署名いたさせました。  この条約は、現行条約と同様、万国郵便連合の組織及び構成を規定するとともに通常郵便の業務を規律し、また、関係諸約定はその他の特殊業務を規律したものでありますが、五……

第28回国会 外務委員会 第18号(1958/04/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 それを建前としております。
【次の発言】 まだ向うからのそういった事柄につきまする正式の折衝はございませんので、新聞報道による程度でございますので、これに基いてはっきりした見解をここに述べることはできませんが、ただ申し上げたいことは、正しくこれをまとめたいというのが政府の腹でございます。先ほど建前と申しましたことは、もしここにはっきりした期日を明示いたしまして、釜山に抑留されておる漁夫が必ず帰れるという見通しがつけば、そのときの事態によりましてまとめるということが原則でございまして、あるいはいろいろと参酌するような点が出てくるかもしれませんが、これはただ仮定に基いての私の説明で……

第28回国会 外務委員会 第19号(1958/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 御承知の通り、国際連合におきましても各国語を使っておるのでありますが、特に東南アジア諸国の言葉並びに日本語とか、あるいは特にマレー語とかいうようなものにつきましては、いろいろ通訳の関係等がありまして、非常に支障を来たしておりますが、数から行きましても今後も当然ふえることでありますので、われわれ率先して一つ中に割り込めるように努力したい、こう考えます。

第28回国会 外務委員会 第20号(1958/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 そういったものがあるということを承わったことはございますが、外務省にはそういう書類は今残っておりません。
【次の発言】 注意を受けましたので調べましたけれども、現在それはございません。ないことだけは確かであります。

第28回国会 内閣委員会 第6号(1958/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 外務省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  わが外交活動の基調の一として、アジア外交を重視している次第は、すでに御承知の通りでありますが、アジア諸国は、申すまでもなく、地理的人種的にも、また、戦前戦後の諸関係上からも、わが国との相関関係は他地域に比し、格段に緊密なものがあり、従いまして、これら諸国との間の外交案件の処理に当るアジア局の事務は、対外対内の両面にわたり、まことに膨大なものがありますので、局長を補佐して、局務を整理する次長をぜひ置きたいのであります。  次に、海外経済協力は世界的趨勢でありまして、わが国におきさましても、アジア、中近東、南米等に……

第28回国会 内閣委員会 第8号(1958/03/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 アジア諸国ともっと友好関係を増大いたしまして、そしてアジア地区に平和と繁栄を確立したいということは何回となく政府の方針として表明された通りであります。ただいまの御質問の中で、共産国ともっと密接な関係を将来増大する前提として機構改革をしておるのかという質問でございましたが、別にそれを考えて今回機構改革をしておるのではございません。もっと広範にわたっていろいろやりたいこともあるのでありまするが、とりあえず予算措置等あたりからいたしまして、われわれ考えました当面必要な範囲内において機構改革を考えました。
【次の発言】 外務省は情報収集が主なる目的ではないのでございます。従って内閣にお……

第28回国会 内閣委員会 第10号(1958/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 韓国の場合は、御承知の通り占領当時に対日理事会というものが東京に設置されておりまして、それに韓国の代表が派遣されておったわけであります。講和条約発効と同時に、口上書の交換によりまして、これは一九五二年の四月二十八日であったと記憶しておりまするが、口上書によりまして、相互の国におきまして領事あるいは領事館の待遇を与える代表部を一つ置こうという約束が成立しておりましたので、従って日本に韓国の代表部の設置を許しておる次第であります。
【次の発言】 それに準ずるものでございます。
【次の発言】 御承知のごとく、講和条約発効後におきましても、たとえ国のごとく、双方に、代表部を置きまして、……

第28回国会 内閣委員会 第18号(1958/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 お答え申し上げます。御承知のごとく、大公使は天皇の認証された信任状を携行いたしまして、任国の元首にこれを提出するのでありまするが、特に最近の傾向からいたしまして、先般も御説明申し上げましたごとく、東南アジア並びに中近東におきまして、たくさんの新興国家ができました。しかもこれらの国々は非常に格式を重んじまして、そして最初から大使の交換とか、いろいろと先方からは皇族の者を大使にして日本によこすとかいうような工合に進められております。こういう意味からいたしまして、日本の威厳を海外に代表する大公使でありますので、できれば認証官として向うに出したいというのであります。もちろん人数からいた……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1947/11/17、23期、国民協同党)【政府役職】

○松本政府委員 昭和二十二年度外務省所管の豫定經費の追加要求額について、御説明申し上げます。  この金額は八千二百四十三萬一千圓でありまして、すでに成立しておりますところの豫算及び補正要求中の豫算額にこれを加えますると、この額はちようど一億九千百九十二萬八千圓になるのであります。合計二億七千四百三十五萬九千圓と相なるのであります。  この追加要求額は六項目にわかれておるのでありますが、その第一は渉外事務等に要しますところの經費六百二萬圓であります。最近御承知のごとく、著しく増加いたしましたところの渉外事務等の處理に必要なるところの經費であります。主として旅費竝びに通信費がはいつておるのでありま……

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第4号(1948/06/07、23期、国民協同党)

○松本瀧藏君 大竹浜田港間の縣道改修の請願の対象となります地区は、廣島縣佐伯郡大竹町、上水内村間の一万五千百五十六メートルでありまして、その工事費は、四千七百四十万円であります。この地方は廣島縣の西端に位しておりまして、関係各町村ともに山口縣に接しているのであります。縣境に木野川という川がありまして、津田町にその源を発しております。この川が大竹町に至つて瀬戸内海に注いでおるのでありますが、この流域には数百年そのままになつている大森林があり、亜炭、マンガン、その他未開発の鉱山があるのであります。奧地には米、麦、その他農産物が豊かであり、木材、木炭の製造も盛んで、その他燐鉱物の埋藏量の甚大なものが……


27期(1955/02/27〜)

第26回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1957/02/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○松本主査 それではこれより予算委員会第一分科会を開会いたします。  私が第一分科会の主査の職務を行うことになりましたので、何とぞよろしくお願いいたします。  分科会は、理事会の申し合せによりまして、本日より十四日まで、四日間開会することになっております。そこで審査の都合上、一応の予定といたしまして、本日はこれより本分科会の所管全部について説明を聴取し、引き続き皇室費、国会、裁判所及び会計検査院所管について質疑を行い、明十二日は法務省及び外務省所管、十三日は内閣及び総理府所管、十四日は大蔵省所管について審査をいたしたいと存じます。これは大体の予定でありますので、審査の都合上、質疑の多いものがあ……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○松本主査 それではこれより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和三十二年度一般会計予算中皇室費、国会、裁判所、会計検査院、法務省及び外務省所管を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑は通告順によって行うのを原則としておりまするが、太田委員がまだ出席しておられませんので、田原委員に発言を許します。田原春次君。
【次の発言】 田原さんにちょっとお諮りいたしたいのですが、法務委員会においてしきりに法務大臣の出席要求をしてきております。今休憩しておりますので、ぜひ一つ法務大臣を出してくれというのです。質問がなければ御退席を許可したいと思います。

第26回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○松本主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和三十二年度一般会計予算中内閣及び経済企画庁を除く総理府所管、昭和三十二年度特別会計予算中総理府所管を議題といたします。  質疑の通告がありますので順次これを許します。井堀繁雄君。
【次の発言】 田中国務大臣から発言を求められておりますから……。
【次の発言】 ちょっとお諮りしたいと思います。理事会の申し合せによりまして分科会の日程がきめられておりますので、できますれば本日中に内閣及び総理府所管の質疑を終えたいと思います。なおあと五人質疑の通告者がございますので、時間の制限はなるたけ加えないようにしたいと思いますが、御協力のほどを……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1957/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○松本主査 予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和三十二年度一般会計予算、昭和三十二年度特別会計予算及び昭和三十二年度政府関係機関予算、右各案中大蔵省所管を議題といたします。  質疑の通告がありますのでこれを許します。田原春次君。
【次の発言】 河野密君。
【次の発言】 山本勝市君。
【次の発言】 本会議は定刻より始ることになっておりますが、古屋さんから、質問が三十分程度ということでありますので、質疑を継続いたしますが、本会議の劈頭池田大蔵大臣の趣旨説明がございますので、最初に大蔵大臣に質問していただくように御協力をお願い申し上げます。古屋貞雄君。

第28回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1958/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 外務省所管の昭和三十三年度の予算について大要を御説明いたします。  予算総額は九十四億一千四百十万円で、これを大別いたしますと、外務本省三十五億三千三百四十三万七千円、在外公館五十八億八千六十六万三千円であります。ただいまその内容について組織別に御説明いたします。  組織外務本省、第一、外務本省一般行政に必要な経費九億三千五百六十八万四千円は、外務省設置法に定める本省内部部局及び附属機関の一般事務を処理するための職員千二百六十一名の人件費及び事務費等であります。  第二、外交運営の充実に必要な経費三億一千万円は、諸外国との外交交渉により幾多の懸案の解決をはかり、また各種の条約、……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1958/02/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○松本政府委員 お答えいたします。ただいま田原先生の御質問の内容につきましては私どもも陳情を、外務省に入ります前に受けたこともございます。この問題は、ただいまでは法務省と厚生省の所管でありまして、いろいろと今調整をしております。先ほど韓国の国籍の問題にからんだ質問もあったと思いますが、もちろん日本国籍を持って従軍した者もあったのですが、終戦後、韓国に籍をまた返すか、日本国籍をそのまま持続するかという自由選択もあったのであります。こういう問題等とからみまして、かなりこまかい技術的の問題等ありますので、なお厚生省、法務省あたりと密な連絡をとりまして、できる限り一つこの問題解決に努力したい、こう思い……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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