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村瀬宣親 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

村瀬宣親[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
604位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
887位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
717位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
461位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
114位
各種会議発言(議会)歴代TOP50
45位

23期各種会議出席TOP5
3位
23期各種会議発言TOP5
3位
23期各種会議出席(幹部)TOP5
1位
23期各種会議発言(議会)TOP5
1位
24期委員会発言TOP100
70位
24期委員会出席(幹部)TOP100
71位
24期委員会発言(非役職)TOP50
49位
26期委員会出席TOP100
93位
26期委員会発言TOP50
33位
26期委員会出席(無役)TOP50
40位
26期委員会発言(非役職)TOP50
22位
28期委員会出席TOP50
40位
28期委員会出席(幹部)TOP100
61位
28期委員会発言(議会)TOP50
22位

このページでは村瀬宣親衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。村瀬宣親衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1947/08/13、23期、民主党)

○村瀬委員 先ほど中嶋委員から要望のあつた通牒を出していただくということは……。

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1947/09/16、23期、民主党)

○村瀬委員 三名ないし五名希望のところにやつていただいたらどうですか。
【次の発言】 委員長の方で適當に指名していただきたい。

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1947/10/18、23期、民主党)

○村瀬委員 以前この委員會でもいろいろたくさんの人を引揚げてもらうという意見があつたのでありますが、そのときにナホトカには碎氷船を使うならば、冬でも續いて歸してもらえるであろう。ほとんどその實現が可能であるかのように御説明を承つたことがあつたように思います。また今厚生大臣のお話によりますと、五萬人歸つておるし、結果は好轉しつつあるというお話でありますが、むしろ五萬人に達していないようにも聞いておるのであります。三萬くらいに減つたというようなことも聞いておるのでありますが、今後確實に五萬は減ることのないお見透しがありますか。また冬の期間碎氷船を使つて、あるいはそのほかの方法ででも冬でも續いて一箇……

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第14号(1947/11/22、23期、民主党)

○村瀬委員 ただいま政府委員の御説明を承りまして、七月から十月に至る間におきましては、配船の過剩が、多いときは二〇%、少い月でも一二%に達したということを聽きまして非常に安心いたしたのでありますが、天野委員長が最初にお尋ねになりましたのは、この數日前に歸つてきたソ連からの引揚者の話に、ナホトカにはなお八千ないし一萬三千の人が殘つておるという話があつたというのでありまして、十一月の歸國豫定の人員はいかようになつておるのでありましようか。先ほど引揚機構、配船手續の御説明がありましたが、それによりますと、あらかじめソ連から何名歸すからその配船をするようにという通知が來るように伺いましたが、そうします……

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第15号(1947/11/29、23期、民主党)

○村瀬委員 お忙しい厚生大臣がわざわざお見えになつてくださつておりますので、簡單に三點ほどお尋ねとお願いをいたしたいと思うのであります。  第一點はたびたび申し上げました生業資金の問題でありますが、これは本會議におきましても大臣から御答辯いただいたように思つておるのでありますが、なおその後の實際の支出上で三億一千餘萬圓當然出せるということを伺つておるのであります。これはこの十二月中には全部出していただける状態になつておるでありましようか、その點をお尋ねいたしたいと思うのであります。これがためにせつかく計畫を立てながら、引揚者の中では手をこまねいて、ますます死地に陷りつつあるという實状が數多くあ……

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第16号(1947/12/08、23期、民主党)

○村瀬委員 ソ連關係地區から引揚げる毎月五萬人のうち、約二萬人が舊軍人が軍屬で本年中の引揚者も二十數萬もあるはずで、この人たちを通じて殘留者の状況もよくわかつているはずと思うが實情はどうか。
【次の発言】 十二月に入つてからも、ナホトカから引き續き歸つてくるか。

第1回国会 厚生委員会 第36号(1947/12/03、23期、民主党)

○村瀬宣親君 本請願は愛媛縣海外引揚者更生會長から特に提出されたものでありまして、國家再建の熱意に燃えて祖國に歸つてまいりました引揚者が、その特技を發揮して正常なる國民生活に復歸し、進んで經濟復舊に寄與せんとするに際しまして、最初に必要なのは、企業資金の圓滑なる融通を受けることであります。愛媛縣下における海外引揚者は、七月十五日現在の計算をもつてしましても、二萬三千七百四十二世帶、六萬二千六百三十五人になつておるのでありまして、そのうち約三割は就勞によつて、辛うじて生計を營んでおりますが、大部分は商工業等の生業を、團體、もしくは個人として計畫し、再起再生をはかろうとしておるのであります。しかし……

第1回国会 国土計画委員会 第13号(1947/09/30、23期、民主党)

○村瀬委員 肱川は非常に日本におきましても治水のむずかしい實情にあると思うのでありまするが、政府の方ではいつ頃實地を御調査になるのであるか。  それから両側の山が非常に狹く出ており、幅が大變狹いのでありまして、これの根本的治水計畫というものをどういうふうにお考えになつておるかということも承つてみたいのであります。二、三日前の新聞にも出ておりましたが、どうしても川幅を拡め得ない。肱川のような川は、上流の方で副産物的に電力も起すとかいろいろな方法があるわけでありますが、電力問題になるとその筋のいろいろな了解がむずかしいということも聞いておりますので、治水を目的として各所にダムをつくるという方法以外……

第1回国会 国土計画委員会 第18号(1947/10/21、23期、民主党)

○村瀬委員 前囘の委員會でもお尋ねいたしたことがあつたのでありますが、そのときは局長はお見えになつておらなかつたと思いますので、この際伺いたいことは、國立公園委員會というものができておりますが、國立公園委員會と、この國土計畫委員會の請願等に對する意思の決定、いわゆる採擇をいたしました場合に、政府の方ではどういうお取扱いをなすかということの御方針を承つておきたいと思います。それから國立公園委員會は今非常に缺員も多いというようなことを聞いておりますが、いつごろ整備になるのでありましようか。もうその缺員の方々の補充はできておりましようか。それからもう一つ、今準國立公園というものを計畫いたしたいと言わ……

第1回国会 国土計画委員会 第19号(1947/10/28、23期、民主党)

○村瀬委員 愛媛縣宇摩郡川瀧村を發しまして、同郡金田村上分町及び金生村を經て川之江町海岸に流入しております金生川は、先年縣費をもつて川之江町内一部流域變更が行われ、多年水害の慘禍をこうむつておりましたものも、このために慘害を免れることになりましたが、その一部流域變更のいわゆる付替えのための新河川工事が未完成でありまして、河中の岩盤の一部掘鑿が完了しておらないために、出水の場合流水を堰き止めて、上流の堰堤決壊のおそれが多分にあるのであります。このために水域住民は付替え以前よりも一層戰々兢々たる現状であります。この岩盤掘鑿こそ水域沿岸の町村全住民の超望しておるところでありますので、速やかに掘り取り……

第1回国会 国土計画委員会 第29号(1947/12/01、23期、民主党)

○村瀬委員 ただいまの説明員の御説明で大體わかつてまいりましたが、今の四十二に十四を新たに加えるのでありますが、たとえば瀬戸内海を見ますと、阪神、關門を除きまして宇野、糸崎、今治、宇部、と今あるわけであります。それに加えますること、呉、廣島、坂出、新居濱、岩國、下松まであるわけでありまして、御説明によりますと、船がはいるのに開港場になつている方が便利だということはごもつともでありまして、それならば全部開港場にすればよいということになるのでありますが、將来これを整理をなさるという御方針があるのであるかどうか。たとえばある港には現在税關の支所がありますが、それを廢止して今度十四のどこかにもつていく……

第1回国会 国土計画委員会 第30号(1947/12/02、23期、民主党)

○村瀬委員 私はこの法案に賛成をするものであります。特にこの際申し上げておきたいと思いますることは、すでに四十二の開港場が日本にはあるのでありまして、今回新たに加えられまする十四のこの港虜は、いずれも将来のわが國海外貿易に貢献するところきわめて大なるものがあると豫測いたしまするが、特にこの既設の四十二の港湾の運用に對しましても意を注がれまして、いたずらに資材、人員、設備等の分散を来すごとによつてかえつて貿易振興の力の分散を來さないように、運用上御注意を願いたいと思うのであります。われわれは本案に賛成をするものであります。
【次の発言】 この都會地轉入抑制法案なるものは、全條を通じまして都會地轉……

第1回国会 国土計画委員会 第33号(1947/12/05、23期、民主党)

○村瀬委員 私は異なつた方面から總理大臣にお伺いしてみたいと思うのであります。戰勝國であります英國におきましても、復興大臣が戰後の復興につきましては、きわめて重要なポスト、異常な決意をもつてこれに當つているのであります。今日本で一番大事なことは、私の考えによると、完全雇用がどこまで果し得るか。どうかという問題と思うのであります。経濟白書によりますと、すでに滞在、顕在の失業者八百萬と言われております。さらに企業整備等が進みますと、一千萬ないし一千二百萬という失業者を出すと思うのでありますが、これを完全雇用に近い形に進めていう上に、どういうお考えをもつておられるのでありましようか。もう少し詳しく申……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、民主党)

○村瀬委員 はつきりしていただきたいのであります。この法律案が通過しても、從來と一つも變わらないという御答辯でありますけれども、この十四條に掲げる特殊建築物というものは、ずつとまん中ごろに、「特殊建築物に關する地方廳令の有無」とありますが、これによります學校とか百貨店というものでありますけれども、たとえば愛媛縣ではこれにマルのついているのが八つであります。すぐお隣の高知縣では二十一マルがついておる。それがこの法律で今まで通りに一つも變わらぬというのはどうも得心がいかないのであります。その點ひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 まだどうも得心がいかぬのでありますが、そういうことがこの文句ではつき……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1947/12/11、23期、民主党)

○村瀬委員 本委員会の委員長には、第一回國会において、海外回胞引揚特別委員長をせられた天野久君を推薦いたしたいと思います。御賛成を願います。
【次の発言】 理事はその数を六名とし、委員長において御指名のあらんことを望みます。

第2回国会 国土計画委員会 第3号(1948/03/26、23期、民主党)

○村瀬委員 時間がありませんから、簡單に根本方針だけを承つておきたいのであります。  私のお尋ねいたしたいのは、都市局関係戰災復興計画についてであります。今非常に血のにじむような災害復旧の問題が出たあとでありまして、この問題はただ御方針がはつきりしていただければ、それでよいと思うのであります。この二十三年度におきます戰災都市の区画整理というものは、一番潮時に乗つたときでありまして、今まで各戰災都市におきましては二十三年度まで待て。そうすれば区画整理の道なり何なりにできまする分を、補助をもらつて立退きする分は立退きをして、お前のところの店舗もそこに建てさす。こういうことで生活の根拠を與える。しか……

第2回国会 国土計画委員会 第12号(1948/06/22、23期、民主党)

○村瀬委員 私は一歩でも前進するという意味におきまして、第一案を理想といたしますが、その時期がきたら、いつでも第一案に切りかえられるようにするということで、第二案に賛成するものであります。

第2回国会 国土計画委員会 第13号(1948/06/25、23期、民主党)

○村瀬委員 去る五月二十八日、第一回請願小委員会の審議開始以来、紹介議員の説明、政府委員の御答弁等、質疑應答を重ねまして、六月二十四日に至る第十二回、現在におきましては、審議済みと相合りました請願は、二百八十四件であります。  このうち河川関係の請願につきまして、趣旨を要約いたしますると、これらのほとんどすべては、現下日本の河川という河川が、戰爭中に改修工事の見送りと、森林と過伐、乱伐等により全般的に荒廃しておりまして、一たび出水ともなりますれば、水源地帶の崩壞により、一朝にして耕地の流失、美田のどろ海化となり、人畜に対する一大悲惨事の現出は必至の情勢にありまするから、これが対策といたしまして……

第3回国会 外務委員会 第5号(1948/11/25、23期、会派情報なし)【政府役職】

○村瀬專門員 秋ようやく深まりて終戰後四度目の冬を目の前に控え、新憲法下における第三回目の議会が開かれるにあたりまして、明るい平和な國家が建設せらるる喜びをたたえられますが、われらソ連軍管下未復員者の家族は、主として一家の柱石となる者を失つており、老幼婦女子、病弱者等生活力に乏しい者が多く、日ごとに生活の脅威を受け、遂には社会から落伍するの実状にあります。かかる家族は多数に上り、日本再建のため、まことに遺憾に存ずるところであります。政府当局におかれても、未復員將兵の送還促進や家族に対する救済扶助等の施策については、種々御盡力せられておらるることは感謝いたしておるところでありますが、われら家族の……

第3回国会 建設委員会 第3号(1948/11/12、23期、民主党)

○村瀬宣親君 ただいま溝淵委員からお尋ねになりました点について、私もなお予算化の面をお尋ねしておきたいと思うのであります。昨年の南海大震災による地盤沈下の問題が起りましたのは、震災直後はあまり氣づかれなかつたのでありますが、四國四縣並びに和歌山縣等に逐次被害が大きく見え始めまして、それぞれ予算科目としていただいたはずであります。この表に出ております四億四千五百三十四万円というのは、主としてその範囲であつたのでありますが、その後四國四縣はもちろんでありますが、廣島、山口、岡山、大阪、兵庫というような方面にまで、この地盤沈下の現象が顯著になりまして、今関係地方民は非常な不安と恐怖の念にかられておる……

第3回国会 建設委員会 第4号(1948/11/17、23期、民主党)

○村瀬委員 ただいま来年度は十八億余円の工事費を見ているというお話でありましたが、実は來年度を待てない状態に、被害が日々進んでいる箇所が非常に多いのでありまして、四國四縣、岡山、廣島、山口、大阪、兵庫等も放任しておけないというので、各議員寄り寄り特殊の議院連盟をつくつて、これが対策を早く決定していただきたいという方向に進んでいるのであります。ついてはこの第三國会にその追加予算を御要求になるための御調査は、まだできておらないのでありますか。
【次の発言】 前回の本委員会におきまして、岩澤次官の御答弁の中に、五十一億二千万円の追加予算をとりあえず要求しているので、地盤沈下等緊急やむを得ないものがあ……

第4回国会 建設委員会 第2号(1948/12/07、23期、民主党)

○村瀬委員 この際一言政府委員にお伺いいたしておきたいことがあるのであります。この法律案は、條文に当分の間とありますように、暫定的な應急の処置として制定せらるべきものと思うのでありますが、道路法の根本的改正は、いつごろの時期に御提出になる御方針でありますか。また調査立案はどの程度まで進んでおられるのでありましようか。この点をお伺いいたします。
【次の発言】 メモランダムには補修に重点を置いての要求があつたと思うのでありますが、聞きますと、現在新設道路の箇所も六十箇所近くに及んでいるようでありますが、これは全部五箇年間中止するという御方針でありますか。そういうことをすることは大問題でありますが、……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 建設委員会 第8号(1949/04/26、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ただいま今村委員から詳しくお話がありましたので盡きておりますが、今それに対しまして、岩澤次官も時間がかかるし、トラブルも起るから、とりあえず不満ではあるが、この案にしたという御答弁でありますが、実はこれは建設院設置のときに政府委員からこの通りの答弁があつたのであります。私は今今村委員がお話になりましたから、すでに建設院設置にあたつて当時の國土計画常任委員会が、いかに眞劍に大復興省、國土省をつくるべきかということの議論をしたかは、当時の速記録にはつきりと残つておりますから、これを繰返すことはいたさないのでありますが、そのときすでに國土計画委員会では、各党各派をあげて完全に一致した意見……

第5回国会 建設委員会 第9号(1949/04/28、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 大体各委員から詳しく御質問があつたようでありますから、私はきわめて簡單に港湾関係の政府委員にお尋ねいたしたいのでありますが、ただいまの強力な御答弁を伺いましても、非常な確信を持つておられるように承るのでありまするが、たびたび申しあげまする通り、そもそも昭和十八年に、当時内務省関係から運輸省に移つたというその歴史をもう一度考えて見ますると、内務省関係で当時実際仕事をしておつたのは、各土木出張所でありましたが、土木出張所でやつておつては都合が惡いという原因からではなくて、國家総動員法関係の輸送統制令によつて、やむを得ず運輸省へ移つたのであります。決して内務省でやらしておつてはどうも支障……

第5回国会 建設委員会 第10号(1949/04/30、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 商工大臣に一、二お伺いをいたしておきたいと思うのであります。企業整備が、当然商工大臣の御管轄部面にもこれから行われると思うのであります。行政整理も当然に必然となつて來るでありましよう。そうしますと、失業対策というものが当然浮き上つて來るのであります。本委員会におきましては、日本の再建は完全雇用がどこまで果せるかどうかという点にかかつておるということを前々申しておりますが、その観点よりいたしまして、今後公共事業を統一的、総合的に処理して行くのが、いわゆる企業整備、行政整理に対する失業対策の面からも有利ではないかとわれわれは考えるのでありますが、この点に対する商工大臣の御意見を承りたい……

第5回国会 建設委員会 第16号(1949/05/11、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 本法案を見ますると、建設業の健全な発達に資するという第一條の目的の下につくられておることはよくわかるのでありまするが、法案全体から受ける感じを見ますると、すべて現内閣になりましてから、伸び伸びと國民に息をさせようという、自由主義と言いますか、資本主義の本体に帰ると言いますか、その方向とはいささか逆のような感じを受けるのであります。そこで各條にわたつて御質問申し上げまする前に、海外におきまして、たとえばアメリカ、欧州等で、こういう類似の法案はどういう形で出ておりまするか、それをまずお伺いいたします。
【次の発言】 そういう制度は法律によつてあるのでありますか、あるいは規約、約款を整備……

第5回国会 建設委員会 第17号(1949/05/12、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 測量法案の根本につきましては、海上保安廳の方からもお見えになりましたときにお尋ねしたいと思いますが、それまでに、やがて見えるそうでありますから、各條文につきまして明らかにしていただきたい点を伺つておきたいと思います。  第四十條と第四十七條との問題であります。ここに「測量計画機関は、公共測量の測量成果を得たときは遅滞なく、その写を地理調査所の長に送付しなければならない。」とあるのでありますが、供出の基礎になります農地の測量あるいに山林、林軒十箇年計画等に伴う林野測量にあたりましては、この規定を嚴重に適用するといたしますると、非常に煩雜となりまして、事実上実行が不可能となる場合もでき……

第5回国会 建設委員会 第22号(1949/07/11、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ただいま民自党に所属される宇田委員から非常に重要な御意見がありましたので、私はこの際当局特に安本の財政金融関係の方に御所見を承りたいと思うのであります。宇田委員の御意見に、私も非常に養成なのでありますが、根本にさかのぼりまして、今日の災害復旧といわず、あるいは農村関係の民生安定の根本をなす予算の組みかえと言いまするか、必要な予算措置は、均衝財政をあまりに厳重に守つて行つて、はたして実現し得るかどうかというような御意見を、ただいま民自党所属の宇田委員から承つたのであります。私はかねてこの点は宇田委員と同様の所見を持つたのでありまするが、御委員會が本日開かれましてから、非常に重要な多く……

第5回国会 建設委員会 第23号(1949/07/12、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 失業対策並びに災害復旧は実に急を要するのでありまして、今お話になりました百億または百十五億というような問題は、ただちにそこに資金が出て参らねばならないのであります。そこで第一に安本長官にお伺いしたいと思うのでありますが、千四百十億というこの見返り資金は、品物としては來ておるかも知れませんが、これを資金の面から申しますと、國民から吸い上げて――吸い上げるという言葉が悪ければ、これを賣つて資金化されたものが初めて利用し、放出され得ると思うのであります。私は、この見返り資金を実際に予算的措置のごとく使い得る資金計画、資金繰りというものはどういうふうになつておるのでありますか、その点をまず……

第5回国会 建設委員会 第24号(1949/08/25、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 災害復旧の問題は、いろいろやり繰りをいたしてみましても、結局予算をふやさなければ、どこかへむりが行くのでありまして、デラ台風に始まる本年すでに三、四の台風被害に対しまして、あるいは短期融資の方法とか、すでに決定済みの公共事業費の繰上げ使用というようなことでは、とうてい最後の解決点に達し得ないのは、わかりきつておるのであります。そこで現内閣ではます臨時國会を開きましても、第一に公約の税金を下げるというようなことに重点を置かれるのは当然でありましようから、この際予算をふやせという本委員会の今のこの問題は、これは容易なことでは実現が困難であるということが予想せられるのであります。そこで先……

第5回国会 建設委員会 第25号(1949/08/26、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 失業対策事業と公共事業とは非常に密接な関係がありますので、資料の比較的責任のあるものを一應御提供願いたいのであります。先ほど内閣統計局からのいろいろな統計の御説明がありましたが、六月で打切つてあります。実際失業者のふえつつあるのは七月以後と思います。そこで失業保險の給付状況の統計は七月に出たのでありますが、これによりますと三月が五万二千、七月が十五万六千でありまして、ちようど三倍になつている。そういたしますと、内閣統計局の方は三月が三十八万でありますから、百万以上ということにもなろうかと思いますが、一体労働者の方は、今月並びに十月ごろにどれだけの失業者が出るというお見込みであります……

第5回国会 建設委員会 第26号(1949/08/27、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ぜひ伺いたいのでありますが、ただいま内海委員の質問に対する御答弁を伺いまして、私たちは一面非常に喜ぶものでありますが、また割り切れない一つの矛盾を感ずるのであります。もちろん地方財政を確立するためには、全額負担してもらえるに越したことはないのでありますが、それは緊急やむを得ない災害が一通りつくろいができるという前提のもとに言えることでありまして、大事なところをどこもかも放任しておいて、たまたま査定のできたところを全部國庫で負担するといいますと、非常に不公平なものが生ずるのではないかと考えるのであります。この点全額國庫で負担するという前提として、二十二年度から残つております全災害に対……

第5回国会 建設委員会 第28号(1949/09/15、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 地方総合開発につきまして先ほどから答弁がありましたけれども、どうも了解しがたい点がありますので、重ねてお尋ねをいたします。本委員会が国土計画常任委員会となつておりました時代から、すでに地方開発小委員会をつくりまして、いろいろ研究をいたしまするし、またこの地方開発なるものが、資源の開発は申すに及ばず、人口問題がきわめて重要であるという点から研究をされて参つたのでありまするが、先ほどからの御説明によりますると、結局地方開発に対しては調査費だけを政府はお組みになる。ここに資料としてお配りになりましたものは、ただいま今村委員がお尋ねになりました特定地域総合開発の調査費が二十五年度で、これは……

第5回国会 建設委員会 第29号(1949/09/16、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ここに補正予算の要求額の資料を御配付いただいたのでありますが、三百四億円という数字はまだ詳しく檢討いたしておりませんけれども、私たちもまた、今年度の災害対策としてぜひ必要だという感じをひしひしと抱くのであります。ところがこの間建設委員会と災害対策委員会との連合審査委員会において、この問題に関し大蔵大臣にお伺いしたのでありますが、私に少くとも三十三年度の剰余金が四百二十億あつて、その半分を財政法によつて使うとしても、あと二百十億円あるのですから、最低限としてそれだけは当日災害費に出してもらえると思つておつたのですが、二十三年度の予算の残りの金さへこれに充ててもらえないということになる……

第5回国会 商工委員会 第32号(1949/09/08、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 まず通産大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、臨時石炭鉱業管理法の設置にあたりまして、稻垣大臣がいかに御苦心をなさつたかということを、私にしみじみ、思い出します。配炭公團は、この臨時石炭鉱業管理法と唇歯轉車の関係にあるものでありまして、今突如として配炭公團を廃止されるということに相なつたのでありまするが、そのあと臨時石炭鉱業管理法はいかになさるおつもりでありましようか。これをお質問いたしたいのであります。  それから、ここに時間的制約もありまして、諸般の準備がいまだ完全と言えない情勢において、この配炭公團を廃止するということに相なつたのでありますが、臨時石炭鉱業管理法第四十條には……

第6回国会 建設委員会 第3号(1949/11/15、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 最近公団の廃止に伴いまして、現に油糧公団等は考査特別委員会で、ここ数日来真劍な調査が進められておることは御承知の通りであります。この営団の方に対しましては、ここに詳細な貸借対照表が出て参つておるのでありまするが、今の説明ではまだはつきりいたしませんので、もう一度お尋ねいたしておきます。この小さい方の紙に出ました損失金二億二千七百六十一万六千三百三十一円八銭と、今御説明になりました三億五千三百万円とはどういう関係になりますか。また現在が約一億八千万円の赤字であつて、これからの予想が一億七千五百万円というお話でありましたが、この一億七千五百万円というものはどういう計算のもとにお立てにな……

第6回国会 建設委員会 第6号(1949/11/22、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ちようど建設大臣がお見えになつておりますので、今の御説明に対しまして建設大臣の御意向を承つておきたいのでありますが、一億坪を八千五百万坪に減らして、その事業費を三百三十二億にした。そうして付帶決議をつけて初年度には特に多くもらわたければいけないということを協議会会長が建設大臣に答申をされておるのであります。ところで三百三十二億を平均いたしましても、五年間使いますれば六十六億いるわけでありまして、半分といたしましても平均三十億ぐらいはいる。この決議の第三項を重要視いたしますれば、もつと金額はふえねばならないのであります。それを今伺いますと、来年度はきまつてはいないが、十八億見当だ、こ……

第6回国会 建設委員会 第8号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 なお続いてちよつとお尋ねいたしておきたいのでありますが、その貸付の償還年限、利子というものはどういうふうに考えておりますか。
【次の発言】 それからなるべくこれには現存の金融機関の窓口を和用するというようなお話ございましたが、その場合いろいろ注意いたしましても、貸倒れというものも起るのですが、その貸金の保証をする窓口が責任を負うか、国が負うか、もし窓口で扱つたものが負うということになると、既存の金融機関は貸さないと思います。窓口を和用するということは非常にいい案だと思いますが、その後の責任というものは、窓口ではただ規定によつて金を貸したので、二十万円の家を建てて十四万円貸す、その十……

第6回国会 建設委員会 第9号(1949/12/01、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ただいまの御答弁に続いてちよつとお尋ねしたい点があるのです。公庫の保証融資の問題のお話がありましたが、これは半額を公庫から借りた、その半額についての融資という場合があり得るのでありますか。あるいはそうでなしに、公庫ではもう金を貸さないが、保証をしてやるから他へ行つて半額なり、全額なりを借りろという場合の保証に限られておりますか。この保証の方法を構想がありますれば承りたい。
【次の発言】 大体わかりましたが、労務者住宅等で百万とか、二百万とか、相当資金がいる場合に、半額を国庫で貸す、残り半額について保証を公庫がするというようなお答えでありますが、むろん保証でありますから、損失があつた……

第6回国会 考査特別委員会 第8号(1949/11/19、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 証人の証言を冷靜に聞いておりますと、結局ここにおちつくのであります。出発点は、証人と安本の物価庁の明石主要食品課長とが価格をきめるときに、そこに六円十五銭か何か織り込んだという、ここへ落ちついて来ると思うのであります。こういうことが実際できるのならば、価格等統制令というものは死文に帰する。こういうことはいろいろな由来もあり、いきさつもあつてきめたとおつしやるのだが、こういうちやんとした法律を死文に帰せしめるようなことをあなた方当事者だけでおやりになつたのか。両方の大臣まではつきりとこういう点を了承してやつたのかどうか、念のためにもう一度お尋ねいたしておきます。それから六十キロ六円十……

第6回国会 農林委員会 第13号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 私は農林委員会における速記録を全部、特にこの食糧確保臨時措置法に関する分は読んでみたのでありますが、はつきりした大臣の御意見がわからないので、要約をいたして質問をいたしたいと思うのであります。  農林大臣は、海外から食糧を輸入しておる間は、農民にむりな政策を強いるのもやむを得ないというような感じを持つておられるかのごとく想像されるのでありますが、一体日本は農民の犠牲において海外への発展その他長い歴史を持つて参つたのでありますが、新憲法がしかれて生れかわつた今日においても、なおかつ国家の再建を農民の犠牲の上に打建てようとされておるのであるかどうか、そうでなければそうでないという理由を……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/25、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 今回の補正予算を通覧いたしまして、吉田内閣の政策の貧困から、森農政は今や弾劾の俎上に載せられんとしておるのでありますが、これは必らずしも森農林大臣個人の手腕力量のみの問題ではなくて、吉田内閣全体の責任であり、特に安本、大蔵両大臣の責任は重大なのでありますが、森農林大臣は農林行政当面の担当者として、当然その責任を追及されるということもやむを得ない運命であるとお考え願わなければならぬのであります。そこで私は何がゆえに予算面に現われた森農政を、かくも鋭く追求せねばならないかという点につきまして、要点だけをピック・アツプいたしましてお尋ねをいたしますから、農民に対して申し開きのできる理由が……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/11/26、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 去る二十二日の予算委員会薪炭特別会計小委員会における会計検査院の小林局長の説明によりますと、薪炭特別会計の損失額のうちに、昭和二十二年度の支拂いの未済を二十三年度において一億八千万円を過年度支出として決済し、さらに二十三年度の支拂い未済を二十四年度において五億五千万円を過年度支出として決済したという答弁をいたしておるのであります。しかし五億五千万円の過年度支出は、額としても相当多額と思われますが、この額がとうてい二十四年度における過年度支出の総額とは認められないのであります。二十三年度末における薪炭特別会計の政府に未拂い額が推定二、三十億円に上るということは、業者のすでに推定してお……

第7回国会 建設委員会 第2号(1949/12/20、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 市街地建築物法をやめて、建築基準法を制定するということは、非常に重大な問題と思うのであります。そこでこの際一点だけ特に希望を申し上げ、また御意見を伺つておきたいと思いますことは、今年の一月から六月までの統計を見ますると、実に火災の件数が一万一千二百件、延坪にいたしまして六十七万五千坪、損害額は七百六十億円に達しておる実情になつております。かような状態を放任しておきますれば、いくら案を直し、いかに建築をやりましても、燒けるものが多い。多いことはないにしましても、少くとも学校などの燒失が非常に大莫であります。そこでこの建築基準法の制定の趣旨という印刷的を見ましても、その理由に四つあげら……

第7回国会 建設委員会 第3号(1950/01/28、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 二十五年度に限り全額国庫負担という話でありますが、それでは今まで二十三年度からの分が相当残つておる分につきましては、従来通り解釈ができるのでありますが、あの三百七十億円、今年度の予想を百億円と見て、総額四百七十億円でありますが、そうしますと、三百七十億円という分につきましては、あれは全額負担でない分の補助の予算と拜承してよろしゆうございますか。すなわち今年度の分を百億円と見ておる。その百億円だけが全額負担であつて、四百七十億円の三百七十億円までは従来通りの補助によると、こういう意味なのでありますか。まずその点からお伺いしたい。

第7回国会 建設委員会 第6号(1950/02/08、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 都市計画事業費二十一億という中に広島、長崎特別都市建設事業費補助が三億七千万円あります。この特別都市というものに対して将来どういうふうな予算的なお考えを持つておるか、何つておきたいのであります。首都特別都市とか、観光特別都市とか、このごろいろいろ問題になりつつあるか、一体この二十一億の中でどういう計算のもとに二億七千万円というものを御算出になつたのであるか。大き過ぎるとも少な過ぎるとも言えるわけでありますが、将来特別都市というものがいろいろ問題になると思いますので、これに対する基本的な考え方を承つておきたいと思います。
【次の発言】 それでは特別都市の問題はあとに残すといたしまして……

第7回国会 建設委員会 第7号(1950/02/10、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 地方開発法とか国土開発法というこれは仮称でありますが、総合国土開発審議会からの答申もせられておるようであります。しかしこういう問題が起らない前から、すでに全国十箇所ばかりの地方総合開発計画というものができておるわけでありまして、二年ばかりやつたと思うのでありますが、その総合開発の中へ入れてほしいという地方も相当あると思うのであります。ところでそういうふうにして、その地方総合開発の十箇所の中に十一箇所というふうにふやしてもらつたといたしましても、一体予算はどこから出るかと言いますと、やはりこれから出ておるわけであります。その中に入れてもらつたからといつて、予算が非常にふえるというわけ……

第7回国会 建設委員会 第21号(1950/04/05、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ただいま瀬戸山委員と目黒局長との質疑応答を承つておりますと、一層われわれは不安を深める感じがいたすのであります。建設大臣がそこに黙つてこの質疑応答を聞いておられるのでありますが、われわれ閣議の内容まで伺う資格もなし、伺おうとも思いませんけれども、一体こういう法律をお出しになるときに、直接仕事をなさる局長が、ただいまのような不安な気持でおられるという御答弁をなされるような立場に置いたままで、建設大臣は閣議で御承認になつたのでありますか。要点を簡單にピツク・アツプして申しますと、この全額国庫負担の特例はこのまま厳密に解釈いたしますならば、従来よりも悪くなるという部面があります。つまり原……

第7回国会 建設委員会 第34号(1950/04/29、24期、国民民主党)

○村瀬委員 本案を一覧いたしましてまず感じますことは、第六章防火地域、第七章美観地区、第八章建築協定というような目次に相なつておる点であります。建築基準法に防火地域、美観地区、建築協定というようなことが入つて来るということは、これは非常に用意周到でもあり、また一新紀元を画するものとは思いますが、同時にわが国には都市計画法が古くからあるのでありまして、この建築基準法の中に防火地域等の條項が入つて参るということは、都市計画法と混乱を来すおそれかないかとうかということかまず考えられるのであります。従つて本法案の立案にありまして、都市局その他建設省間におけるこれら都市計画法との関連において、どの程度ま……

第7回国会 建設委員会 第35号(1950/05/01、24期、国民民主党)

○村瀬委員 議事進行について一言申し上げます。わが建設委員会は、国土計画常任委員会時代から常に超党派的に、ひたすら国土の再建を念じて参つたものでありまして、淺利委員長御就任以来も、きわめて公平に円満に議事運営を行つて来たことにつきましては、私たち委員として敬服をいたしておるのであります。願わくばこの伝統を末長く保つて、本委員会は至公至平に、円満に、超党派的に進めて行きたいと思つておるのでありますか、この信念より申しまして、特にこの際一言委員長の御意見を伺つておき、また記録にとどめておきたいことがあるのであります。  一昨日の本委員会におきまして、建築基準法がかかつたのでありますが、これは早急に……

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/02/14、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 最近外電の伝えるところによりますと、講和條約なき講和とか、戰争状態の終結ということが言われ出したのでありますが、かかる客観情勢が生れて来た今日、吉田首相は在外資産の処理につきいかになさるおつもりであるか、御方針を承りたいのであります。吉田首相は、在外資産の処理は講和條約締結後に行わるべきものであるとして、遂に今日まで何らの処置をとられず、この間多くの国民が恐怖と欠乏の中に倒れて行きました。しかしこれは憲法第十一條及び第二十九條に規定せられた基本的人権と、私有財産不可侵の原則とに照して、為政者として心のうずきを感ぜられないでありましようか。六百万人の海外同胞が黙々としてリユツクサック……

第7回国会 予算委員会 第16号(1950/02/16、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 昨日発表せられました中ソ友好同盟の内容が、日本における帝国主義の再起を防止することを目標の一つとして締結されたと書かれてあるのを見まして、日本国民は偶然といたしたのであります。終戰以来われわれ国民は忠実にポツダム宣言を守り、日夜心を清め、魂を洗つて、絶対平和を愛好する民族に生れかわろうと努力して参つたのでありますが、四年半の努力と精進のかいもなく、わが国に帝国主義再起のおそれがあると声明せられたことは、まことは遺憾千万であります。今やアメリカのアチソン国務長官は、日本、沖繩、フイリツピンを結ぶ難敵不落の反共防塞が完成しつつあると発表し、アジア反共同盟を議題にバンコック会議が開かれて……

第8回国会 予算委員会 第3号(1950/07/27、24期、国民民主党)

○村瀬委員 昨日来の大蔵大臣の御答弁を承つておりますと、来年度の予算編成方針をそのまま踏襲なさいますならば、これからは景気の凹凸が非常にはげしくなり、それに対する構想をお考えになつておらないという感じがいたすのであります。たとえば特需インフレに対する同僚委員の質問に対します後答弁につきましても、われわれの安心をするような御答弁をまだ承つておりません。特別需要の三億ドルのものがプラスされるということをお認めになつておりながら、そのドルの使用には制限はない、独自性のものであるというようなことを御答弁になり、また警察予備隊、給与ベース改訂等によりまして、相当部分的にはインフレが起るということをお認め……

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいま提案者山本利壽君から、きわめて詳細にしてまた調査の完備した御説明がありましたので、私はこの松江国際文化観光都市建設法案の本條文につきましては十分了解ができたのであります。ことに第七国会におきまして、ラフカデイオ・ハーン生誕百年記念事業に関する決議案が可決せられ、これに基いて開催せられました国際的記念祭を契機といたしまして、国の内外に松江市がハーンの町として新たに脚光を浴びて登場して参りましたことは、日本自体を世界に知らしめる上にも非常に時宜に適した計画であると思うのでありますが、ただこの法案が幸いにして通過いたしました後に、この附則に対して二、三、提案者ではなしに法制局、都……

第9回国会 建設委員会 第3号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は国民民主党を代表いたしまして、ただいま上程されておりまする松江国際文化観光都市建設法案に賛成の意を表するものであります。松江市は日本文化発祥の地として今もなお失われざる日本の美しさを遺憾なく具現しておる地方でありまして、優雅な自然の環境と素朴な風光とは、内外文化人に日本美を再発見せしめるに十分なところであります。由来観光と申しますると、これは單に外客、内容を引込めばいいというものではないのでありまして、一つの復合産業にして文化全般に関連を持つておるものなのであります。従つて日本をスイスのごとく国をあげて観光地と化するということは、それによつて人心をなごやかにし、文化を向上し、歴……

第9回国会 建設委員会 第4号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は、芦屋国際文化住宅都市建設法案の提案者に二、三お尋ねをいたしておきたいと思うのであります。牽牛時代に神戸に住みましたので、六甲山、再度山一帶のあの風景、ことにゴルフリンクのごときは、外人が六甲山をもつて第一と称揚しておることを聞いております関係から、私は芦屋国際文化住宅都市建設論に反対の考えは毛頭ないのでありますが、二、三重要な点を伺つておく必要を感ずるのであります。  今まで特別都市が約十三ばかり本委員会にかかつて通過をしておるのでありますが、それはいずれも観光を主にしたものでありまして素通りをする外囲人をできるだけたくさん誘致して、そうして金をたくさん落してもらつて、日本の……

第9回国会 建設委員会 第5号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○村瀬委員 建設大臣にお伺いをいたします。ただいま田中委員から機構の問題につきまして、本委員会で四年にわたつて論議された、国土開発のために、日本百年の将来のためにどうしなければならないかという基本線をるるお述べになりました。ところがただいま行政管理庁の方のお話がありました、発表ではなくて漏れたという案によりますると、建設省を解体して、河川、都市計画、土地收用の分は天然資源庁へ持つて行く、住宅局は新たにできる社会労働省へ持つて行く、道路局は運輸省へ持つて行くという案をお漏らしになつたのであります。そこで漏れるというのは何か本体があるから漏れるのであつて、からのところからは何も漏れないのであります……

第10回国会 建設委員会 第1号(1950/12/12、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいまきわめて重大な問題をいとも軽々と御答弁になつたのであります。その要点は、かりに災害復旧費を四百億に減らしても、三分の二の補助にするならば工事量が六百億できるという御答弁でありますが、その通りであります。しかしその六百億に対する二百億という地方町村の財政をどうやつてお與えになるおつもりでありますか、起債を許すのでありますか。増税といいましても、今年度の徴税で、もり担税力は限界を越えて次々に問題が起つておるわけであります。政府の方で三分の二にすれば工事量はかわらぬといとも軽々とお話になりますけれども、これを受ける身になつてみまするときわめて重大な問題になるのであります。その点第……

第10回国会 建設委員会 第2号(1951/01/31、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は都市局長にお伺いいたします。戰災都市復興の問題でありますが、もう六年になんなんといたしまして、各戰災都市は一日も早く復興を完備いたしたいと、努力をしておる次第でありますが、ときどきこの区画整理につきまして、家の移転について、各都市に裁判ざたが起つておることは御承知の通りであります。そこで私は一例を申し上げて、都市局としてどういう御処置をなさるつもりであるか、伺いたいと思います。例をあげますると、四国でありまするが、愛媛県の今治市にこういう問題が起りました。それぞれの機関を――委員会へ三つもかけまして、市の理事者が一つの家の移転を決定をいたしたわけであります。それに三年もかかりま……

第10回国会 建設委員会 第4号(1951/02/08、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は建設大臣に、去年の十二月十二日の建設委員会でお尋ねをいたしました続きを、徹底的に続けたいと思つたのでありますが、時間がないそうでありますから、きわめて要約して尋ねを申し上げます。  最近の新聞の発表によりますると、災害復旧費の国庫負担を税收による、三段階にわけて近く法律を出すような御計画があると聞いておるのであります。この全額国庫負担を二十五年度限りやろうという法律を通過さすに当りましての経過は、この前大臣といろいろ問答をいたしたのでありますが、建設大臣もあのときにはいろいろな言訳的な御答弁がありましたけれども、これは明らかに一年限りではやめないという政府側の御説明のもとにわれ……

第10回国会 建設委員会 第9号(1951/03/06、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は奥村政府委員についてお尋ねいたしますが、会計検査院においては何らの支障はない、正しい取扱いであり支出であると当然認められる事項であつても、調査庁のあなたの方でお調べになつて、どうもこれはあまりよくないというような事項を御発表になつたことがあるのでありますか。
【次の発言】 実に重大な内容の御答弁であつたと思うのであります。われわれさしあたり本日議題になつております「一年間を限り行うものとする」とあるのを「当分の間」に改正をするのについて、連合審査を要求するということになつのでありますが、この「一年間」について、もうこれで打切るか、前からの契約もありますから「当分の間」にするかと……

第10回国会 建設委員会 第12号(1951/03/14、24期、国民民主党)

○村瀬委員 この機会に大蔵大臣にお伺しておきたいのは、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担についてであります。昨年からこの問題については当委員会においても、ずいぶん議論を尽したのでありまするが、簡単に申しますると、昨年当委員会では事業量の関係から、また公平という関係から、災害復旧の全額国庫負担ということはよいことではあるけれども、これは実際の政治としてどうかという点を、非常に慎重に考慮したのでありまするが、政府の方におかれまして、閣議で御決定になつて、これを一年やられたわけであります。一年限りになりはしないか、一年限りになつたのでは、いろいろな面において、国民の間に不平の声を聞くのではないかとい……

第10回国会 建設委員会 第13号(1951/03/15、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私はまず政務次官にお尋ねをいたしたいのでありますが、昨年災害復旧費を全額国庫負担にするという法律が出るにつきまして、当建設委員会で、一年限りでさようなことをやめるのであれば、むしろ事業量をふやすために、三分の二ならば三分の二で突き進んだ方がよいのではないかという意見があつたことは、御存じの通りだと思うのであります。しかるに昨年これを強行せられた。そうして一年限りでこういう案で出て参つたのでありますが、それに対しまする政治的責任を当局としてはどのようにお考えになつているか、それから伺いたい。と申しますのは、この法律が出ましたときの運用の上に、思いやりある処置をなさるかどうかという点に……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/03/28、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいまの御説明によりますると、本法律案は、地方公共団体の財政力に適応するように、国の負担率を定めたとあるのでございまするが、はたしてそうであるかどうであるか、昨年は全額国庫負担であつたのでありますけれども、それによつて地方財政が非常にゆたかになつて余裕を生じたという地方団体を聞かないのであります。そこでお伺いしたいのは、政府は地方公共団体の、たとえば二十六年度を例にとりまして、その全国の総額におきまして、どれだけの負担力を地方公共団体が持つておるとお見込みを立てたのでありまするか、つまり税収入はどれだけまで全部とれて、災害はどれまで復旧ができて、それに対する地方起債はどれだけを認……

第10回国会 建設委員会 第17号(1951/03/29、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は国民民主党を代表いたしまして、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案に反対をいたすものであります。昨年政府は災害復旧事業費全額国庫負担の法律を提出せられ、その提案理由の説明において、地方財政を充実安定させるため、災害復旧事業費は全額国庫負担とするの必要なるゆえんを力説せられたのであります。その後においても激甚なる災害の頻発により、地方財政の窮迫は日を追うてはなはだしく、現状のまま放任するときは、地方財政の破綻は目睫の間に迫つております。しかるに政府は地方公共団体の財政力に適応するよう国の負担を定めるという目的をもつて、本法律案を提出せられたのでありますが、地方公共団体の財政力は……

第10回国会 建設委員会 第21号(1951/05/17、24期、国民民主党)

○村瀬委員 この官庁営繕法案を通覧いたしますときに、本法案に規定する諸事項は閣議決定でも済むものが大半であるようにも考えられるのでありますが、閣議決定では支障を来すという事例または将来の見通し、この点はどうしても法律にしておかねばならないというような箇所等につきまして一応提案者にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 なるほど閣議では最高裁判所等は縛り得ない点等があると思いますが、こういう法律をつくつておかないと、過去において位置、構造、営繕計画等について非常に支障があつたという事例を、質問の前提といたしまして一応承つておきたいと思います。

第10回国会 建設委員会 第22号(1951/05/19、24期、国民民主党)

○村瀬委員 本国会の会期もおいおい迫つて参りまするので、たまたま河川課の方がお見えになつておりますから、私は資料を要求いたしたいと思うのであります。きようも九段におきまして、治水連盟の全国大会があつて、われわれ出て行つおつたのでありますが、非常にこの問題が、いわゆる治水が治世の大本であるという問題について、毎年々々同じ議論を聞かされて参るわけであります。そこで私の要求したい資料といいまするのは、昭和二十年の終戦後から、政府で災害復旧を主にしました治水事業に組んだ予算並びにその年の治水関係の災害、これは植林から海に至るまでをやれば、大資料になるでありましようが、一応河川課関係の治水というものでよ……

第10回国会 建設委員会 第23号(1951/05/21、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいま建設大臣の提案理由の御説明を拝聴いたしまして、この改正法律案は、戦災都市の復興をすみやかに順調に進めるためであるというお話がありましたので、私はこの際一つの事例をあげて、建設大臣の常識の発達された知性ある御意見を伺いたいのであります。明日私は法務総裁に来ていただいて、聞くことになつておるのでありますが、ちようど都市行政を担当されておりまする増田大臣でありまするし、また増田さんは、特に法律の面も権威者でありまして、りつぱに法務総裁も勤まるお方と思いまするので、この際特に御意見を承つておきたいと思うのであります。  物事をわかりやすくするために、実際の事例を申し上げまするが、愛……

第10回国会 建設委員会 第24号(1951/05/22、24期、国民民主党)

○村瀬委員 法務総裁にお尋ねをいたしたいのでありますが、戦災都市復興の問題は、戦後における政治、経済の中心課題となつて参つておるのでありまして、ここにその計画途上において思わざる一つの障害に突き当り、それがために都市計画の一部を中止せねばならないという事態が生じておるのであります。それは市町村が施行しようとする戦災都市の区画整理に対する代執行停止の仮処分の問題なのであります。愛媛県今治市は最も激甚をきわめた戦災都市でありますが、市当局が文字通り寝食を忘れて市街の復興に努力しております最中にこの問題が起つたのであります。すなわち焼失区域の区画整理を行うにあたつて、甲という人の家を現在のAの地点か……

第10回国会 建設委員会 第25号(1951/05/25、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私はこの土地收用法案の内容は、本日はお尋ねいたさないつもりでありますが、質疑を始めまするに、かなり重大な参考となると思いますので、提案の経過について一言承つておきたいのであります。  本法律案は、私有財産と公共の利益との調整をはかろうとする、きわめて重要な法律でもありますし、立法技術の点から見ましても、非常に困難な法律であり、かつ百四十六条にも及ぶものでありますから、これを岩沢参議院議員がお一人で立案なさいましたその御労苦には、私は非常に尊敬の念を催すのであります。これがいわゆる立法府としての本然の姿であるとは思うのでありまして、こういう行き方がこの民主時代のことでありますから正し……

第10回国会 建設委員会 第26号(1951/05/26、24期、国民民主党)

○村瀬委員 この際、公庫の方にきわめて簡單にお尋ねいたしておきます。今度の改正案によりまして、木造家屋七割五分が八割まで借りられる、その他の方は七割五分が八割五分まで借りることができることになつたのでありますが、最初の全部の資金の、木造家屋に貸す分は幾ら、あるいはその他耐火的な家屋に貸すものは幾らという分は、大体わくがあるのでありますか。申込み順で、大半が木造へ行くとかあるいは相当大部分が耐火へ行くとか、そういう点は、最初からの計画はないのでありましようか。
【次の発言】 この改正案で、資金を借りて家を建てる人は非常に楽になつたわけでありまして、これは非常によい改正案だと思うのであります。しか……

第10回国会 建設委員会 第28号(1951/05/30、24期、国民民主党)

○村瀬委員 質疑に入ります前に本法案の提案者はどうなつておりましようか。
【次の発言】 逐条的にお尋ねいたしたいのでありますが、その前に総括的に要点をまず伺つておきたいと思います。この法律案によりますると、都道府県に收用委員を設けることとなつておるのでありまするが、中央に中央収用委員会というようなものを設けるというような構想はお持ちでなかつたかどうかという点であります。これは御承知の通り鉱業法の裏づけといたしまして、土地調整委員会設置法なるものがあるのでありまして、これらとの関係もいろいろ出て来ると思いまするので、まず提案者から伺つておきたいと思います。

第10回国会 建設委員会 第29号(1951/05/31、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は質問を行います前に、本日各委員から出された問題で、まだ解決されておらない点を申し述べたいと思うのであります。それは先ほど西村委員からお尋ねになつて、西村委員自身も承服されがたいと言いながら次に進まれた問題でありますが、第三条であります。第三条の規定は「土地を收用し、又は使用することができる公共の利益となる事業は、左の各号の一に該当するものに関する事業でなければならない。」ときわめて明確に書き下してあるのでありますが、普通の立法技術といたしましては、他の法令によるもののほかはとか、何とかいう文字が入るわけでありますが、これははつきりと「左の各号の一に該当するものに関する事業でなけ……

第10回国会 建設委員会 第31号(1951/08/15、24期、国民民主党)【議会役職】

○村瀬委員長代理 時間がはなはだしく経過したのでありますが、質疑の通告がありまするので、通告順によつて続行いたしたいと思います。淺利三朗君。

第10回国会 図書館運営委員会 第1号(1951/03/13、24期、国民民主党)

○村瀬委員 専門調査員を二名おふやしになることになつておりますが、今までの七名という方の実際を伺つてみますと、それぞれのほんとうの専門家であるようであります。この二名というのはどういう部面の専門調査員をお選びになつているのでありますか。それから将来国立国会図書館のこういう専門調査員に対し、われわれ非常な敬意を払い、また国民も国会図書館の専門調査員に対しては非常な関心を持つに至ると思うのでありますが、大体何部門くらいまでに将来分類する御計画をなさつておるのでございましようか。ただ人をいくらでもふやして専門調査員にする見込みでありますか。七人を九人にした根拠を伺いたい。

第12回国会 建設委員会 第1号(1951/10/18、24期、国民民主党)

○村瀬委員 大臣がおいででありますから、詳しくお尋ねをいたしたいのでありますが、まず数字に入ります前に、私は八月十八日に、わずか三日間の外交問題を主にした臨時国会でありましたが、特に災害復旧促進について緊急質問をいたしたのであります。そのときに大臣から熱心にこれをやろうという御答弁がありました。私の質問の項目は大体五項目でありましたが、その後九月十三日に全国の災害復旧促進連盟というのが大会を開いて、この防災という印刷物になつておりますが、大体私の質問をそのまま書いたような災害復旧促進要望決議というものをつくつて、大臣のところにも持つて参つたと思うのであります。これに対して、その後このルース台風……

第12回国会 建設委員会 第2号(1951/10/31、24期、国民民主党)

○村瀬委員 建設大臣に前回の委員会でいろいろお尋ねをして未解決の問題があつたわけでありますが、先ほどの御答弁の中に、前会にいろいろ論議の闘わされた予算編成の技術関係から食い違いを生じておつた分は、すでに司令部の方からも認められて処置がついたという御説明であつたが、もう一応八十億円のいわゆる予備費の内訳をはつきり伺つておきませんと、これは来年度予算にもたちまち影響のあることであります。また本年度の災害復旧にもすぐこれが響いて行くのでありますから、もう一度はつきり伺いたい。
【次の発言】 これは来年度の予算も、どうせ五百億になりますか、大百億になりますか、そのうち来年度に起るべき災害に対して、予備……

第12回国会 建設委員会 第3号(1951/11/02、24期、国民民主党)

○村瀬委員 河川総合開発のことを質問申し上げだいのでありますが、その前に、ルース台風のまゆに火のついておりますものについて、これは建設大臣にお伺いしようと思つたのでありますけれども、とりあえず第一期の融資を十億二千五百万円なさつております。ケイト台風のときには二回にわたつて十三億五千五百万円を融資いたしたのでありますが、この十億二千五百万円の今回の融資はどういう割当をしたのであるか。たとえば鹿見島は一億八千万円、大分は一億円、宮崎はそれより下つて九千万円、こうなつております。これは災害額に比例してはいないと恵うのであります。また同じ県について見ましても、ケイト台風の場合は愛媛県は八千万円であり……

第12回国会 図書館運営委員会 第1号(1951/10/23、24期、国民民主党)

○村瀬委員 三十名を減少するというような御説明でありましたし、また本年度において十七人を整理せねばなるまいというようなお話でありましたが、三十人というのはどういう根拠から出て来たのでありますか。
【次の発言】 今まで各委員会または本会議で政府の方で答弁をしておるところによりますと、必ずしも天引一律の行政整理をやるのではない、その仕事の分量や重要性、質、量を考えて、最も合理的にやるのだという説明をしておるのであります。図書館の方で三十名を減少するということにつきまして、仕事の分量、その他一般図書館利用者に対する影響というようなものは、さらにないのでありますか、どうでありましようか。仕事によります……

第12回国会 内閣委員会 第11号(1951/11/10、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいま松本委員の質問に関連して文部省の政府委員にお尋ねするのでありますが、地方の中、小学校の教職員に及ばないということは、わかつておることでありますが、御提案の内容を調べてみますと、附属教官二百九十三名というものを整理することになつております。これはおそらく附属の中、小、学校の教官に当ると思うのであります。むろん今度のは国家公務員でありまするから、地方公務員に触れてないのでありますけれども、これが氷山の一角となつて、国家公務員としての附属教官をこれだけ整理したということになりますると、これから類推いたしまして、地方の公務員である地方中、小学校の教職員という問題にも相当出て来ると思……

第13回国会 建設委員会 第1号(1951/12/14、24期、国民民主党)

○村瀬委員 大臣にお尋ねしたいのでありますが、ただいま前田委員がお尋ねになつておつた点と関連してお尋ねをいたします。  一体建設省の災害工事に関する査定の結果については、何か他省との関係で制約があるのでありますか、どうでありますか。絶対にないのでありますか。大臣がおいでになる前に、上林山委員からもいろいろな質問があつたのでありまするが、一体査定というものは、報告額のいかんにかかわらず、良心的にその工事を復旧して、国費を有効に使うにはどういう工事がよいかという点にあるのでありまするから、九〇%とか六七%とかいうことはないはずでありまして、あるいは場合によれば二〇%の場合もあり得るわけであります。……

第13回国会 建設委員会 第2号(1952/01/28、24期、国民民主党)

○村瀬委員 建設大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、本年度の建設省関係の予算を審議するにあたりまして、総合的に公共事業費全般の、各省にわたつての予算とのつり合いを定めてみなければならないと思うのであります。大蔵大臣の予算関係の演説を拝聴いたしましても、特に食糧増産の観点から苦心して予算を編成したと言つておるのでありますが、その跡は一応認められないこともないのでありまするけれども、はたして一貫性があるかどうかという点について、建設大臣として黙つておれない部面があるのではないかという点を私は感ずるのであります。シカゴ大学の教授アツカーマン博士は、日本の将来に対する明るい見通しの唯一の根拠として……

第13回国会 建設委員会 第4号(1952/01/30、24期、国民民主党)

○村瀬委員 建設大臣にお尋ねいたしますが、公共事業費は従来一括して経済安定本部に計上せられまして、予算の執行に際して、経済安定本部の認証を経て各省に組みかえの上支出されておつたのでありますが、財政法の改正が通過いたしますれば、二十七年度からは予算項目上は公共事業費という区分がなくなるので、経済安定本部の認証制度も廃止されることになつて、二十七年度予算では事業の施行にあたり各省にわけて公共事業費が計上されておりますことは、工事の施行上は非常に便利になつたと減ずるのであります。しかるに最も施行の急を要する当該年度に発生しました災害復旧事業費は、従来通り経済安定本部に一括して計上されておるようであり……

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、24期、改進党)

○村瀬委員 結局この問題は空中写真の利用に関するポツダム政令を存続しようという点にあるわけでありますが、大体がポツダム政令でありますから非常に軍令的なにおいの濃いものであります。それを残しておこうというのがこの法案の趣旨であると思うのであります。これを虚心坦懐に考えてみたときに独立国としていろいろ考えさせられる点があるというのは、何人も一応感じられる点なのであります。ただ、今政務次官が適当な時期にこれは改めるのだという意味の御発言がありましたので、われわれは了とするに足るのでありますが、一体その適当な時期はいつごろとお考えになつておりますか。かりにこういう法案をやめてしまうといたしましても、平……

第13回国会 建設委員会 第7号(1952/02/19、24期、改進党)

○村瀬委員 この法律案は、ポツダム、宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く建設省関係命令の措置に関するものでありますが、講和の発効後においても、政令第三百二号として提出されました空中写真の利用等に関する政令を、そのまま法律として残しておこうというのであります。この政令第三百二号の中を見ますと、第十七條に、「第三條又は第四條の規定に違反した者は、一年以下の懲役又は三万円以下の罰金に処する。」とあります。この第三條、第四條はどういうものかといいますると、「空中写真は、地理調査所において複製する場合の外、何人も複製してはならない。」という事項と、「空中写真は、この政令により地理調査所の長が交付す……

第13回国会 建設委員会 第9号(1952/03/07、24期、改進党)

○村瀬委員 ただいまの河口委員の発言に関連して伺つておきたいのでありまするが、河口委員の言われました通り、北海道へは各委員会ともよく調査に参りますけれども、たいてい夏の気候のよい時ばかり見に行きまして、ほんとうの北海道の実態をみな見てないのでありますから、この際大いに慰問激励をかね、また北海道の実態調査のためにも、奮つて出張を計画すべきだと思うのであります。先ほどお諮りになつて決定をいたしました委員の派遣は当委員会として派遣なさるのでありますけれども、ただいま河口委員から、参議院においては参議院の議員団として出すようなお話でありましたが、衆議院の方はどういうふうなぐあいになつておりますか。

第13回国会 建設委員会 第10号(1952/03/11、24期、改進党)

○村瀬委員 建設大臣にお伺いいたすのでありますが、時ならぬ災害、と申しまするのは、大体今まで予算を組んでおりまするときのおぼろげな概念としては、まず日本では二百十日前後に台風が起る、それが終ればやれやれだというようなことを前提として予算を組んでいると想像されるのであります。その意味から時ならぬ今度の災害が起つた。しかもその額は莫大である。ことに北海道という特別な地域に主として災害が起つたという点について、これは容易ならぬ問題でありますが、この災害について補正予算をお組みになる御意思があるかどうかお伺いしたいのであります。
【次の発言】 しからばお尋ねをいたしまするが、五百億円の二十七年度公共事……

第13回国会 建設委員会 第11号(1952/03/14、24期、改進党)

○村瀬委員 建設大臣にきわめて簡単に二、三点お尋ねをいたしたいと思うのでありますが、その前に委員長に要望をいたしておきたいことが一点あります。それは本日提案になりました屋外広告物法の一部を改正する法律案の質疑はこの次にするそうでありますが、そのときには建設大臣のほかに厚生大臣をぜひ呼んでいただきたいと思うのであります。と申しますのは、最近二種の有名薬品の全国的広告が、厚生省から掲載中止の戒告を受けたそうでありまして、その理由の一つは、米国品を脅威するということ、他の一つは、誇大と認められるらしいというようなことが言われておるのでありまして、自然屋外広告等についても、こういう厚生省の方針を聞いて……

第13回国会 建設委員会 第12号(1952/03/18、24期、改進党)

○村瀬委員 私は改進党を代表いたしまして、本法案の実施運用に関し、嚴重なる要望を付して本案に賛成せんとするものであります。  本法案の提案理由として政府の述べられましたところによりますると、最近のわが国の住宅事情は終戰直後に比すればかなり緩和したという観点にお立ちになつておるようでありまするが、私たちもの見方をもつていたしまするならば、まだまだ住宅事情は容易に民生の安定に資しておらないという実情を認めずにおれないのであります。本法案の一番大事なことは、現在緊急措置令等にによつて住宅に転用いたしておりまするその利用者たちを、立ちのき先を定めて、具体的に申しまするならば、公営住宅の優先居住を認める……

第13回国会 建設委員会 第15号(1952/03/27、24期、改進党)

○村瀬委員 この法律案は連合国軍人等住宅公社の存在意義がなくなつたので廃止するというのでありまするから、そのこと自体については議論はあまりないと思うのでありまするけれども、事のここに至つた順序は一応お尋ねをいたしておきたいと思うのであります。  まず提案理由によりますと、昭和二十六年五月五日付のPDによつて、これらの住宅は連合国軍人等に提供することになつたとあるのでありますが、そういたしますと、その後の行政協定によつては、連合国軍人の住宅をどうするということになつておるのでありまするか。それからまず承りたい。
【次の発言】 一体連合国人の住居に充てる家は、原則としてどういうことになつておるので……

第13回国会 建設委員会 第17号(1952/03/29、24期、改進党)

○村瀬委員 本法律案はわが国の道路建設行政の上に新しい一つの試みとして考えられたものではありますが、法案の内容の個々にわたりましてはいまだ成熟したものではないと考えられる節が少くないのであります。たとえば貸出しの期限を三年に限つておるごときは、その立法の趣旨から考えまして首尾一貫したものではありません。さらに料金の算出方法につきましても幾多の科学的な研究が残されていると思うのでありますが、予算額増額と申しますか、いわゆるいかなる資金をもつても早急に道路の完成を急がねばならないという実情に迫られておりますので、私は改進党を代表いたしまして條件を付して本案に賛成をするものであります。

第13回国会 建設委員会 第19号(1952/04/15、24期、改進党)

○村瀬委員 まずこの法律案のできまする経過についてお尋ねをいたしたいのでありますが、さきにポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く特別調達庁関係諸命令の廃止に関する法律案が上程されましたときに、第一條の土地工作物使用令を廃止するという條項に対しまして、私は特に岡野国務大臣に質問をいたしました。そういたしますると、岡野国務大臣は、建設委員会の会議録第六号、二月十四日の七ページに、こういう御答弁をなさつておる。「われわれ政府の方針といたしましては、」「ほんとうの独立国家として、いわゆる私的の契約でやつて行きます。それでございますから、両方とも立場は同じもので、向うが貸してくれという、それ……

第13回国会 建設委員会 第23号(1952/04/23、24期、改進党)

○村瀬委員 私は建設大臣にお尋ねをいたしまして、質問の各條項を片づけて進んで行きたいと思いますけれども、まだ大臣がお見えにならぬようでありますから、一応政府委員にお尋ねを始めておきます。御答弁によつては野田大臣に重ねて同じ質問を試みなければならない場合があるかもわかりません。  まず前払金保証事業に関する法律案をおつくりになつた根拠を伺つておきたいと思いまするが、日本の鉄道の方にはすでに前払金を出せる制度ができております。一体この法律案が通過いたしましたならば、何らの法的な規定をつくらないで、ただちに建設省は、ちようど鉄道のように前払いを行い得る根拠をお持ちなのでありますか、どうでありますか。

第13回国会 建設委員会 第24号(1952/04/25、24期、改進党)

○村瀬委員 私は岡野大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、もともと私たちは平和條約、安保條約は承認をいたしたものであります。その関係において軍事基地――軍事基地というと言葉が少しきついのでありますが、米軍の必要とする土地は政府において与えねばならないという観点に立つておることは間違いないのであります。しかしながらこの法律案を通覧いたしますとき、どうしても明らかにしておかねばならない点がありますので、以下数点について質問しておきたいと思うのであります。  まずさきに田中委員からも発言がありましたが、二月十四日本委員会におきまして、土地工作物使用令という戰時中のきつい勅令が廃止されますとき、私たち……

第13回国会 建設委員会 第25号(1952/04/26、24期、改進党)

○村瀬委員 私はただいま上程せられましたこの法律案に対し、改進党を代表いたしまして反対の意を表明せんとするものであります。  連合国による日本の占領は、明後二十八日平和條約の効力発生とともに終了し、徴発に基く施設及び区域の合衆国軍隊による使用もまた同時に終了し、従つてその後は合衆国軍隊による施設及び区域の使用は、それぞれの政府が平和條約、安全保障條約及び行政協定に基いて有する権利を條件として両政府間の合意に基いて新たに発足すべきものであることは、行政協定第二條に明記せられたところであつて、日米安全保障條約は集団安全保障という両国の共通の利益のために互いに相手方を信頼して、その基礎の上に結ばれた……

第13回国会 建設委員会 第28号(1952/05/07、24期、改進党)

○村瀬委員 鳥取に対しましてはまことに御同情にたえないのでございまして、本委員会もできる限りのことをいたしたいと思つております。そこでただいま野田大臣の御答弁について一言明らかにしておきたいと思うのでありまするが、住宅金融公庫の金を店舗に使えるかどうかという問題であります。これは非常に重大な問題でありまするので、はつきりともう一点御答弁が願いたい。それはたとえば二階を一間住宅にして、下は全部店舗であるというような場合に、二十坪以内であつた場合には、それは全部これを使つてもよろしいものと大臣はお考えになるかどうか、この点を明らかにしていただきたいのと、それからもう一つは、いわゆる不燃化建物、防火……

第13回国会 建設委員会 第30号(1952/05/14、24期、改進党)

○村瀬委員 建設大臣がお見えになりまするまでに政府委員から資料について伺つておきたいと思うのであります。  まず本法律案が実施されまするならば、やがてそこには数個の保証事業会社ができまして事業を始めるわけでありまするが、その事業に対しまして、運営の円滑を期するためには、国、公共団体、重要民間工事等の一つの前拂い保証の対象となるべき工事費の資料というものが明らかになつておらねばならないと思うのであります。これにつきまして、当局が今お調べになつておる範囲のいわゆるピークが八月に来るか、十月に来るかというような問題、並びに全体の工事量等についての資料、数字の説明を伺いたいと思うのであります。

第13回国会 建設委員会 第32号(1952/05/19、24期、改進党)

○村瀬委員 私はこの法律案に対しましては、改進党を代表して、一応賛成の意見を申し述べておきます。しかしながら、この法律案自体は非常に不合理な條項を含んでおるのでありまして、退職手当を、五分の利子をつけてそのまましばらく置いておくというような例は、今までどこにもありません。警察予備隊等におきましても、当然この秋には、一応すべてに退職金の六万円を出して、そうしてあらためて他の給與その他が発足することになつております例に見ましても、これは一旦こういう切りかえを行う以上は、当然退職金はその場で支給すべきはずのものであります。従つて計算だけしておおいて、五分の利子をつけるというような先例を開くことは、こ……

第13回国会 建設委員会 第33号(1952/05/21、24期、改進党)

○村瀬委員 技監の制度は多年の歴史と伝統を持つているのでありまして、日本の行政官としての立場から申しまして、技術を軽視する傾向にありました従来のいきさつにかんがみまして、技監は存続する必要があると私は感ずるのであります。従つて最高技術会議を置くといたしましても、なおかつ技監の存在は十分その理由があるのでありますから、その点を強力に押し進める方針のもとに、技監存続の修正案を御決定願いたいと思うのであります。  それから都市局も大事でありまするから、都市局を置くことは私も賛成であります。もともと建設省の本来の任務は国土計画にあるのでありまして、当委員会の名称もその発足の当時は国土計画常任委員会と言……

第13回国会 建設委員会 第34号(1952/05/22、24期、改進党)

○村瀬委員 きわめて簡単に要点だけお尋ねいたしますが、金融公庫の金で建てた建築のその部分と自己資金で建てた部分とをどういうふうに区別なさつておるか、それを伺いたい。すなわち火災保険は三割引で現在やつておるということでありますが、そうして自己負担分については保険会社と個人で契約をすればよいという御答弁であつたのでありますが、一応火事があつた場合には按分で行くのでありますか、どういう方法をとるのでありますか、この点を伺いたい。
【次の発言】 私のお尋ねは具体的な問題なんでありまして、今御答弁のような統計の数字も大事でありますが、実はどういうふうに運用するかということをお尋ねするのであります。いわゆ……

第13回国会 建設委員会 第36号(1952/05/28、24期、改進党)

○村瀬委員 私はきようわざわざおいでをいただきました参考人の皆さんに数点お伺いをいたしたいのでありますが、その前に参考人の方々にも論点を明らかにしていただく意味におきまして、師岡局長にきわめて簡單に要点だけをお伺いをいたしたいのであります。まず災害補償約款その他の問題でありますが、今まで政府の御答弁によりますると、災害補償料率は千分の三・五にしたいという御答弁があつたのであります。それは第二十二條の二の第二項の政令でお定めになるのでありますか。それをお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、この千分の三・五という率は店舗との併用住宅をも加えた平均の率でありますか。またこれは平均が三・……

第13回国会 建設委員会 第39号(1952/06/03、24期、改進党)

○村瀬委員 この法律案の審議はきわめて慎重に行われておるのでありまして、われわれももはや結論を得たいと思うのであります。そこで簡潔に要点だけをお尋ねいたしまするから、政府の方におかれましても今までの御答弁に拘泥するごとなく、最後の結論としての御意見を承りたいのであります。御答弁によりましては、われわれはこの法案の審議にあたつても討論その他の煩を省き得ると思うのでありますが、しかしまた御答弁のいかんによつてはなおいろいろな問題が起つて来ますので、簡潔に要領よく答弁をお願いいたします。私もきわめて簡潔にお尋ねをいたします。今までの御答弁は別といたしまして、あらためて伺うのでありますが、結局この法案……

第13回国会 建設委員会 第49号(1952/07/26、24期、改進党)

○村瀬委員 六月から七月にかけて豪雨のために各県に相当の水害があつたようであります。新潟県は六月の三十日から七月の一日、石川県も七月の十日ごろ、愛媛県も七月の八日、十一日、相当の豪雨の被害があつたのであります。これらに対する総括的な御報告を承り、またどういう処置をとられたか、つなぎ資金等についても御説明を願いたいと思います。なおこれは八十億円の予備費があるのでありまして、いつも災害があると、あわてて補正予算とか何とかやりくりをいたすのでありますが、今度は予算はたつぷりあるのでありますから、十分早目にこの復旧をしていただきたいと存ずるものでありまするが、できる限り詳細な復旧の方針、たとえば査定は……

第13回国会 図書館運営委員会 第1号(1952/01/22、24期、国民民主党)

○村瀬委員 まずこの印刷物の内容ですが、二枚目の中央から下の方に、項目としてたくさん職員給与から順々に並べてあります。超過勤務手当だとか、頭に2とか4とか、5、5、5というのがありますが、あれは一体何のことでありますか。それから非常勤職員の手当、休職者給というのが去年はなかつたが、新たに計上されております。この御説明をいただきたい。それから9のまん中ごろに、国際図書交換通信運搬費とあります。これは従来もやつておつたわけでありましようが、どういう方法で、どの程度までこれだけの金でおやりになれるのか、それを伺いたい。  次のページに参りまして、16国家公務員共済組合負担金というものが少しく去年より……

第13回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/02/20、24期、国民民主党)

○村瀬委員 国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程案としてお配りをいただいたものを拝見いたします。と、二十條はそのままにしておくように書かれてあるのでありますが、二十條はそのままでよろしいのでありますか。すなわち二十條に「局、部、分館、及び支部図書館に課、又は室を置く。」というのがあるのでありますが、今御説明になりました表を見ますと、室というようなものはなくなりますし、また第二十條の二というものを挿入して、調査及び立法考査局に課のほか部を置くということになりますると、この二十條にある「局、部、分館」という中の部というものが、重複してしまうことになるのではありませんか。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 建設委員会 第1号(1953/05/27、26期、改進党)

○村瀬委員 理事はその数を七名とし、選挙の手続を省略して委員長において指名せられんことを望みます。

第16回国会 建設委員会 第3号(1953/06/19、26期、改進党)

○村瀬委員 今度の災害は、例年になく早く襲つて参つたわけでありますが、まず建設大臣にお伺いをいたしたいと思いますことは、従来、災害に対しましては、発生年度に三割、次年度に五割、三年目に二割という三、五、二の一応の原則で、三年間には必ずこれが復旧を完成するという御方針を一応お立てになつたと思いますが、新大臣はあくまでもこれを実施なさる確信を持つておられるかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 戸塚大臣の御決心のほどを承りまして、非常に安心をいたしました。その志には双手をあげて賛成をいたしておくものでありますが、しかし吉田内閣ができました昭和二十三年の当時は、過年度災害は二百七十一億であつたと……

第16回国会 建設委員会 第4号(1953/06/23、26期、改進党)

○村瀬委員 私も瀬戸山委員のお話になりました通り、提案者の一人になつておるのでありますから、この法律自体についてはあまり質問をするのもどうかと思いますので、主としてこの法律案ができ上つた後にどのように運用されるかということについて建設大臣に伺いたいのでありますが、代理として政務次官がお見えになつておりますから、政務次官からはつきりと御答弁を承つておきたいと思うのであまりす。  ただ一、二提案者に伺つておきたいと思いますことは、道路整備五箇年計画を立てることになつておりますが、五箇年で日本の現在の道路がはたしてわれわれの期待するところまでよくなるかどうかという問題であります。従つてこの五箇年計画……

第16回国会 建設委員会 第6号(1953/06/30、26期、改進党)

○村瀬委員 この法案はむしろおそきに失したくらいでありまして、最も機宜に適したものと思うのでありますが、この法案運用の場合に疑義を残さないために二、三質問をいたしておきたいのであります。  ただいまの提案理由の御説明にありましたが、この方法によりますと、木造と大差ない価格で不燃防寒住宅をつくることができるという御説明でありましたが、大体数字の上でどのようになるでございましようか、それからまず伺つておきたいと思います。
【次の発言】 きわめて合理的な正しい数字を拝承いたしまして、非常に安心をいたしました。  そこでなお承つておきたいと思いますのは、今まで北海道には住宅金融公庫によつてどのくらい建……

第16回国会 建設委員会 第7号(1953/07/01、26期、改進党)

○村瀬委員 条文について二、三お伺いをしてみたいと思います。  第六条に、地方公共団体は「資金上及び技術上の援助を与えることができる」とありますが、「技術上」はわかるにいたしましても「資金上」というのは、何を期待なさつておるのでありますか。二十億のほかに何かを期待するために、こういうふうにお書きになつたのでしようか。
【次の発言】 しかし、それは地方公共団体は公共団体でやることでありますので、産業労働者住宅の資金融通法というもので何も束縛もできねば、また人のやることを、そうかれこれ言うこともないはずでありますが、特にこういう第六条を設けられた理由は、何かはかにあつたのでありましようか。また今の……

第16回国会 建設委員会 第8号(1953/07/03、26期、改進党)

○村瀬委員 まず修正案を申し上げます。   産業労働者住宅資金融通法案に対する修正案   産業労働者住宅資金融通法案の一部を次のように修正する。   第九条第一項の表を次のように改める。  本修正案の趣旨を簡単に申し上げます。  原案第九条におきましては、貸付の条件が、貸付金の限度、利率、償還期間、ともに金融公庫の一般貸付の場合に比べて、相当きびしくなつております。これは一面民間資金導入あるいは資金の能率的回転等のための措置ではありますが、委員会における審査の経過にかんがみましても、貸付割合の過小は、中小企業者の利用を困難ならしめ、償還期間の縮減は、償還金を多額にし、ひいては家賃を高めるごとき……

第16回国会 建設委員会 第18号(1953/07/28、26期、改進党)

○村瀬委員 こういう問題が起りましたので、簡単に河川局長にお尋ねしておきたいと思うのです。ただいま稻浦次官から、大きな一つのからの貯水池をつくる構想を述べられましたが、これは高知に野中兼山という大儒学者がありまして、兼山のあほうぼりというのがあるのであります。村人はそれを知らないで、これをつぶしてしまつたところが、雨が降つて大水害が起つたという、野中兼山の非常に着眼点のよかつたことに通ずるところでありまして、私は稻浦次官に敬意を表するものでありますが、同時に、今回の和歌山水害等を実際に見てみまして、日本の国力、あるいは技術の力、地勢から考えて、この水害を皆無にするということは、自然に対してとう……

第16回国会 予算委員会 第20号(1953/07/10、26期、改進党)

○村瀬委員 まず私は在外資産の処理方針について緒方副総理の所信をただしたいと思うのでございます。在外資産の問題につきましては、平和条約承認審議の際に、第十二国会で活発な論議が展開されたのでありますが、独立後においては、第四次、第五次の吉田内閣は、この問題に対し何らの誠意も方針も示されておりません。占領治下にあつた六年間はやむを得なかつたといたしましても、独立して一年半を経過した今日、かかる日本歴史の重大課題を放任して、いつまでも引揚者に戦争犠牲を強要しておるような道義的、政治責任はきわめて重大であると存ずるのであります。事在外資産に関しては吉田総理からその取扱いをまかされておると、みずから言明……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/11/04、26期、改進党)

○村瀬委員 私は、七月の十日でありましたが、第十六特別国会におきまして、予算委員会で在外資産の処理と補償問題につき緒方副総理、小笠原、岡崎両大臣に対して政府の方針をただしたのでありますが、当時は何一つ明確な御答弁は得られず、緒方さんも小笠原さんも、今までは何もしていなかつた、これからは必ずやるから政府を信用してもらいたいと、力をこめて言つておつたのでありまするが、その後政府はどのような処置をしたかということにつきましては緒方副総理から直接お聞きしたいのでありますが、きようは大臣がお見えになりませんから、事務的な点のみについて、箇条ごとにお尋ねをいたします。  当時大蔵大臣は、引揚者が上陸港にお……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1953/11/06、26期、改進党)

○村瀬委員 第十六国会におきまして、七月十日の予算委員会で、私は小笠原大蔵大臣に在外資産補償の御方針についてお尋ねをいたしたのでありましたが、そのときに緒方副総理と小笠原大蔵大臣とは、在外資産調査の機関、たとえば審議会あるいは調査会を早急に新たに発足してこれが調査に当らせるという言明をなさつたのでありますが、その後これら審議機関はどのようになつておるのでありましようか。
【次の発言】 十一月中旬に発足なさるように手続をなさつておるようでありますが、われわれは、法律に基いた強力な審議会を必要とすると存ずるのでありまするが、国会の承認を経てそういう機関がおつくりになる意思はないでありましようか。も……

第17回国会 建設委員会 第1号(1953/10/30、26期、改進党)

○村瀬委員 大蔵省はお見えになつておりますか。
【次の発言】 今度の国会は救農、災害復旧をほとんど全部の使命として開かれておるのでありまして、建設委員会で審議を進めねばならない点も非常に多かつたと思うのでありますが、今まで委員長の海外御出張等があつて、農林委員会等に比して審議の時間も少かつた関係もありますので、私は根本的に現在の日本の災害対策について当局の御意見をただしてみたいと思うのであります。特に大蔵省と建設省と御一緒にお聞きする方が焦点を明らかにすると思いますので、それを希望するのでありますが、やがて大蔵省の関係の方もお見えになるそうでありますから、それまでにただいまの御説明についての簡……

第17回国会 建設委員会 第2号(1953/10/31、26期、改進党)

○村瀬委員 本日は大蔵大臣が御出席になるという御決定がありましたので、昨日の質問を打切つてお待ちしておつたのでありますが、遂にお見えにならないことになりましたことは、はなはだ遺憾でありまするが、建設大臣がお見えでありますから、建設大臣にお尋ねをいたします。時間がないようでありますから、要点だけを申し上げまして、数字を明らかにしたいと思います。  政府の方では、これは大蔵省でありましようが、今度の基礎になる国庫負担の金額を一応千五百六十五億円と査定をされたようであります。それには閣僚として建設大臣もこの千五百六十五億円をお認めになつたものと思うのでありますが、この千五百六十五億円は、建設省関係が……

第17回国会 建設委員会 第3号(1953/11/02、26期、改進党)

○村瀬委員 大蔵大臣がお見えになるまで、資料的な問題についてお尋ねをいたしておきます。前二回の委員会でたびたび問題になり、また本会議でも問題になつたのでありますが、主計局長は当委員会へは初めてお見えであるようでありますから、なるべく重複は避けますけれども、基本的な数字だけはもう一度お尋ねをいたしておきたいと思います。  今回の補正予算提出の基礎となりました災害に対する国庫負担総額を千五百六十五億円と御発表になつたのでありますが、この千五百六十五億円は、建設省関係、農林省関係、運輸省関係にわけて幾らになりますか。
【次の発言】 この数字は十月五日現在の報告を基礎としたと大蔵大臣はお答えになつてお……

第17回国会 建設委員会 第4号(1953/11/04、26期、改進党)

○村瀬委員 承知いたしました。  建設委員会は、今度の国会がその主題が災害並びに冷害にありますので、大蔵大臣の御答弁を求めたいことがたくさんあります関係から、すでに数日にわたつて、例のない午前九時から開会をいたしまして、大臣の御出席をお待ちしたのでありますが、二回ともおいでがなかつたのであります。きよう予算が通過した翌日でありまするが、おいでがありましたので、私は罹災民が最も明らかにしてもらいたいと思つている点につきまして、今委員長のお話になりました通り簡潔に御質問申し上げたいと思うのでございます。  前もつて一言お断りをいたし、またお願いもいたしたいと思いますことは、予算が通つた後で、六菖十……

第17回国会 建設委員会 第6号(1953/11/09、26期、改進党)

○村瀬委員 次会でけつこうでありますが、きようすぐわかることだけ簡単に伺つておきます。私はこれを初めて拝見したのでありますが、昭和二十六年十二月十三日に会社を設立したのでありますが、そのときは建設大臣はだれであつたか、道路局長はだれであつたか、ちよつと記憶にないので、今伺います。  それから、一体この認可はどこが起案者であつたのでありますか。運輸省でありますか、建設省でありますか。都が認可して、こちらはどういう手続で認可されましたか、それはきようわかると思います。  それから取締役を見ますと岩沢忠恭、監査役には青木一男という方がおられるので、自由党の方はよく御存じで、われわれだけ知らなかつたの……

第18回国会 建設委員会 第1号(1953/12/04、26期、改進党)

○村瀬委員 大臣にお尋ねしたいのでありますが、前回の臨時国会におきまして、例のないことを予算措置に付随してとつたわけであります。すなわち予算は災害復旧三百億でありましたが、今までかつてないそれに附加すること百五十七億円は、必要ならば予算と同様に、その資金をやはり預金部運用部資金、またはその他から政府が責任をもつてありせんをしよう、従つて災害府県は予算三百億プラス百五十七億をもつて仕事をしてよいということに相なつたのであります。問題は、私はその百五十七億が、今どういうふうに見込みが立つておるかという点を何度もお尋ねしたのでありますが、なお心配でありまするから、お尋ねをいたします。と申しますのは、……

第18回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/04、26期、改進党)

○村瀬委員 私は共同募金の保管状況についてお尋ねをいたしたいのであります。その前に二、三補足的な質問をいたします。共同募金年報二十八年版というのがあるのでありますが、この第二十五表と第二十六表にはよりますると、売上げの還元総額が、二十七年度は二億八千七百六十一万二千円、利子が三百五十五万一千円、合計二億九千百十六万三千円となつております。二十八年度は還元総額が二億九千六百三十八万円で、利子が前年度の一割にしか相当しない三十八万九千円、合計二億九千六百七十六万九千円となつておりまするが、二十七年度と二十八年度とで、その利子が前年は三百五十五万一千円、二十八年度はただの三十八万九千円というふうにな……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1953/12/11、26期、日本民主党)

○村瀬委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、山下春江君を委員長に推薦いたしたいと存じます。

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1954/03/06、26期、改進党)

○村瀬委員 在外資産補償の問題はその影響するところきわめて広範囲にわたるのでございまして、戦後処理の重大課題でこれだけが未解決のままに今日に至つたのでありますから、ようやくここに日本銀行券預入令等を廃止する法律案として、氷山の一角のごとく、この問題の処理が頭をもたげて来たということは、一面から申しますならば非常に喜ばしいことでありますけれども、あまりにおそきに失した感を押えることができないのであります。そこで、私は、きよう大蔵大臣にお伺いしたいと思つておつたのでありますが、宮中へ行つておられるそうでありますが、根本方針を伺つてからでないと、最初の隔たりはわずかであつても、在外資産の処理の将来に……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1954/04/03、26期、改進党)

○村瀬委員 大蔵大臣がお疲れで御出席がないようでありまするから、私は、在外資産の処理並びに補償の問題に対する政府の基本方針は来週大蔵大臣または緒方副総理の御出席のときにあらためてただしたいと存ずるのでありまするが、ただ、以下詳細な細部にわたつての質問をいたしまする関係上、簡単に政務次官にお尋ねをしておくのであります。  現政府、吉田内閣は、在外資産の処理にあたりまして、憲法第二十九条第三項との関係をあいまいにしたままでお進めになつておると存ずるのであります。しかし、今回は在外財産問題調査会等の答申に基いていよいよ具体的に、在外財産の一部でありまする送金小切手、預貯金等の支払いの道をお開きになる……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1954/04/16、26期、改進党)

○村瀬委員 昨年の十一月にもこの問題についてお尋ねしたのであります。当時郵政省の方はおらなかつたので、はつきりした答弁を得られなかつたのでありますが、戦時中に満州国、蒙疆等において、日満議定書、日蒙議定書によつて、野戦郵便局の郵便貯金を強制的に満州国、蒙疆の郵政局に切りかえたことがあります。私は四十億円ぐらいと聞いておるのでありますが、何か十億円ぐらいだろうという話もあつたのであります。これに対して、終戦時に満州国では良心的に一億五千万円くらいを日本の郵政省に預託したと聞いております。また一面、満州国郵政局との為替の取組みの関係で二億円ばかり日本の郵政省から向うへ貸しになつておつた、それの支払……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第17号(1954/10/30、26期、改進党)

○村瀬委員 青柳、田中両委員の御説明によりましてすべては尽きておるのでありますが、私は居留民に会つたときの特に印象に残りました点を二、三申し上げて報告にかえたいと存ずるのであります。  十月十七日の夜瀋陽の東北旅行において元奉天の居留民に会つたのであります。また十月二十日の夜はわれわれの宿舎でありました上海の錦江飯店というところで二十二名ばかりの上海の居留民と会つたのですが、一体居留民がどういう生活をしておるかということがまずわれわれの知りたかつたことなのでございます。みんなに会つて聞いてみますと、給与などは中国人と全然差別はつけておりません。力に応じて、技能に応じて中国人と同様の給与を与えら……

第19回国会 決算委員会 第16号(1954/03/12、26期、改進党)

○村瀬委員 昭和二十八年十一月二十日の閣議で、海外引揚者携行証書等返還に必要な経費七千四百万円を決定なさつておるのですが、副総理は在外資産の処理についてその後一向その方針を明らかになされないようであります。たとえば在外資産等の調査会はお設けになられたようでありますが、法律による審議会に直すということをかつて言われたにもかかわらず、まだそれの法案も出て参らぬようであります。この七千四百万余をお使いになつて、これを基礎にして在外資産の処理に進まれる御方針と思うのでありますが、あの審議会の問題、その他在外資産の処理に対するその後の御方針を承りたいのであります。

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/03/17、26期、改進党)

○村瀬委員 私は本題に帰りまして、架空の名義により支出した参議院のことをもう少し聞きたいのですが、九十七万五千二百六十円を架空支出しというものでありまして、ただやめられた会計課長一人でやれるわけには行かないのです。ところでこういうことは、予算外に正しく使えば大して悪いことはないというふうな誤解を招く面が非常に多いのでありまして、かつて寒冷地帯の、あたたかいときでないと工事のできないところでは、冬の予算が使えない関係からいたしまして、人夫賃その他で一応とつておいて、そうして工事自体はかなり良心的にやつておつたが問題になつたという先例もあるわけであります。これは非常によくきわめておきませんと、どう……

第19回国会 決算委員会 第18号(1954/03/19、26期、改進党)

○村瀬委員 ちよつとお尋ねしておきますが、これは二十六年度も二十七年度も通じて過大に評価された方が総計して多くなつている。これは単に偶然でありますか、何か事情がおありでありますか、簡単でよろしゆうございますから会計検査院と両方からお答えを願いたいと思います。  それから、今度は地方交付税でありますか、これか平衡交付金制度にかわるわけでありますが、その場合にこういうことが多少関連がありますか、全然ございませんか。この二点をお伺いいたします。
【次の発言】 つまり平衡交付金制度が始まりましてから――各県別でなくてけつこうですが、過小に評価された方が多かつた年があるでありましようか。いつも過大に評価……

第19回国会 決算委員会 第19号(1954/03/22、26期、改進党)

○村瀬委員 今問題になつております船舶についてもお尋ねをしなければ、疑いが解けないのでありますが、その前に、今決裁々々というお話がいろいろありましたので、長官に私はお尋ねをいたすのであります。財政法、会計法等に明らかになつておりますけれども、そのほかに、保安庁として特に物品会計について何らかの内規をお定めになつておるかどうか。たとえばあなたが全部判をおつきにはならぬでありましようが、一体それは金額によつておきめになつておるのか。課長決裁あるいは部長決裁とかいうように物品価格によつておきめになつておるか。それからまず承りたい。
【次の発言】 今、隊規はきめてあるということで、随意契約は長官という……

第19回国会 決算委員会 第23号(1954/04/07、26期、改進党)

○村瀬委員 私は二十六年度の八十七ページ、一一二号でございますが、これについて実は会計検査院と関係の方へお尋ねいたしたいと思います。  これは実に小さい金額でありまして、大して問題とするに足らないものではありまするけれども、実はこういうことが一つの抜け道として、至るところに行われておるのではないかという心配がありますので、特に私はこの点をお尋ねをいたしたいのであります。これによりますると、予定価格を五十万円以内として、三回に分割をして、そうして予算決算及び会計令臨時特例第五条第一項第七号の規定を適用して随意契約によつたというのであります。こういうことを盛んにやりまするならば、五百万円でも千万円……

第19回国会 決算委員会 第24号(1954/04/09、26期、改進党)

○村瀬委員 委員長のお言葉もありますので、私は三十分くらいで簡潔にお尋ねをいたしておきたいと思います。先ほど柴田、杉村両委員からもいろいろお尋ねがあつたようでありますし、私は簡単にやりますが、二十六年度の九十六ページに架空の名義により支払つたものが国税庁関係で七件出ております。これは二十六年度全部の批難事項を調べてみましても、架空の支払いをしたものは、農林省で二件と、電気通信省で二件と、四件あるだけであります。国税庁関係だけで七件も出ておるということは非常に遺憾な話であります。しかもそれが食糧費並びに接待費に使われておるということは、これは杉村委員もお話になつたように、非常に納税思想にも影響す……

第19回国会 決算委員会 第28号(1954/05/06、26期、改進党)

○村瀬委員 関連いたしまして二、三点お尋ねいたしますが、今の大蔵政務次官のお答えになりました数字と、ここに会計検査院が出されておりますこちらの数字がちよつと違うようでございます。それはともかくといたしまして、すべて査定は全国公平になされないと、佐藤幹事長が例に出て参ります。と申しますのは、この資料によりますと、耕地一反当りの災害復旧事業費が十四万五千円となつております。そうして村税に対比いたしますと、七億八千四百何万というのは、村税の五百十六万円の百五十二倍ということになるのであります。そういう表がここに出ております。かつて南海大震災がありまして、地盤沈下が四国並びに和歌山地方に顕著に現われた……

第19回国会 決算委員会 第31号(1954/05/19、26期、改進党)

○村瀬委員 農林大臣が非常にお急ぎのようでありますから、私はひとつ簡単に要点だけお伺いしたいのでありますが、会計検査院の昭和二十七年度決算報告書の一四九七「ビルマ米の購入および売渡にあたり処置当を得ないもの」以下、「イラク大麦の購入にあたり処置当を得ないもの」……。
【次の発言】 大臣はいらつしやいますか。
【次の発言】 大臣は来てくれますね。
【次の発言】 ではそのときに大臣に来てもらつてください。

第19回国会 決算委員会 第44号(1954/09/06、26期、改進党)

○村瀬委員 証人にお尋ねいたしますが、昭和二十三年の末に、第二次吉田内閣ができましたときに、吉田総理大臣はみずから法務総裁を兼務いたしまして、検察首脳をお集めになつて訓辞をなさつております。その要点は検察陣の健在は一内閣の運命よりも重大であるという御趣旨を述べられたのでありまするが、証人はその席においでになりましたかどうか。  それから今回この造船汚職の問題が発展をいたしますについて、証人並びに田中次席検事は大磯または目黒の官邸に呼ばれたことがありまするかどうか、伺いたいのであります。
【次の発言】 証人がわからなかつたようでありますから申しますが、造船汚職の問題が発展をいたしまして、相当急迫……

第19回国会 決算委員会 第49号(1954/09/16、26期、改進党)

○村瀬委員 私は法務大臣に二点だけ簡単に伺つておきたい。先ほどからの同僚委員の質問に対しまして、将来の本件審議の上に重大な御答弁を法務大臣がなさつたと思いますので、この点をはつきり確かめておきたいのでございますが、先ほど小原法務大臣は同僚委員の質問に対しまして、この造船疑獄事件が終末に近づきましたときに――終末いたしましたときに、佐藤検事総長談を発表になつたのでありますが、それに対しまして馬場検事正は、この談話を発表するについては佐藤検事総長は法務大臣の了解を得たはずだと言つたのでありますが、あなたは今そういう事実がないとはつきりおつしやつたのでありますが、いま一度確かめておきます。

第19回国会 決算委員会 第56号(1954/11/16、26期、改進党)

○村瀬委員 先ほど同僚河野委員の証人に対するお尋ねに対しまして、八月十日の吉田総裁の部長会議における一言一句を気をつけて聞いたが愕然とし憤懣やる方なかつたという証言でございました。それはその通りであろうと察するのであります。ところがこの吉田総裁の支部長会議における発言が、いかにまじめな日本の検察陣営全体を侮辱した感を与、その権威を失墜させたかということは、これは国民も非常に憤懣やる方なかつたのであります。私はこれと同様くらいに検察陣の一つの威信を疑わしめるものがこの委員会において証言なさつておる点にあると思いますので、それについてこの造船疑獄事件の主任検事であられた河井証人にひとつ率直にお尋ね……

第19回国会 建設委員会 第1号(1953/12/11、26期、改進党)

○村瀬委員 なるべく重複を避けまして、簡単にお尋ねをしたいのでありますが、しかしやはり順序として、あるいは一、二重複するかもしれません。  先ほど山下委員からもお話があつたようでありますが、まず公有水面、特に川の上にかような工作物をつくるという先例をお開きになつたわけでありますが、かような条件で申請がありますならば、東京都内の公有水面は許可をするという御方針をおきめになつたのでありますから、他の所にも影響のあることでありますし、また首都建設委員会等もいろいろ意見があると思うのでありますが、その御方針は、全般的に一応そういう例をお開きになつたと解釈していいのでありますか。

第19回国会 建設委員会 第3号(1954/01/27、26期、改進党)

○村瀬委員 先ほど田中委員が、重要な問題点にぱつぱつと火をつけて行かれたようでありますが、一向要領を得られないようです。そこで、いま少しはつきりできる範囲のことを伺つておきたいのであります。まず、災害復旧事業費の金額の比率について、おわかりと思いますから伺います。われわれけさまでまだ予算書をボックスにいただいていなかつたので、わからぬのでありますが、二十九年度に起るべき――起らないことを望むのでありますが、起つた場合の災害復旧費を幾らと見ておらるるや、それから全然見ておらないのか、見ておるのかという点であります。二十九年度に起る災害に対するもの、それからこの三百三十九億九千二百万円というものに……

第19回国会 建設委員会 第4号(1954/01/29、26期、改進党)

○村瀬委員 一体道路整備五箇年計画というものを御了解の上で、今までのような大蔵省の、あるいは自治庁の御答弁があつたのかどうか、私はなはだ聞いておつて不審にたえないのであります。こういう地方譲与税法というものの附則なり、あるいは法全体をおかえになつて、つじつまを合わそうとなさつても、もともと道路整備を五箇年間でやろうという趣旨に合致するかどうか。吉田首相は施政方針演説においてすら、道路の整備というものに触れておられ、綱紀粛正は脱かれたが、それよりももつと道路整備の方が重大だとお考えになつたと思う。これはやはり同じ内閣である以上は、施政方針演説に逆行するようなことをなさつては、下僚として本分を尽さ……

第19回国会 建設委員会 第6号(1954/02/05、26期、改進党)

○村瀬委員 私は南政務次官に、要望を兼ねてお尋ねをしておきたいのであります。ここに御苦心のあとのはつきり現われておりますような道路整備に関する財源、すなわちガソリン税に関連のあるものにつきましての謄写刷りをいただいておるのであります。それに基いて先ほど中間報告というようなものがあつたと了承いたすのでありますが、それの二項に「昭和二十九年度において地方に譲与する七十九億円については、これを別わくとして取扱い道路整備五箇年計画に則り建設大臣の指定する事業に充当せしめる。」と書いてあるのでありまして、これは非常に筋道のよく通つた話でございます。ところがその次の三項に「七十九億円を国費に計上するものと……

第19回国会 建設委員会 第7号(1954/02/15、26期、改進党)

○村瀬委員 住宅小委員会は、去る二月十二日、十三日の両日にわたり開催され、目下政府当局で立案中の地方税の改正に関し、特に住宅政策に関連ある事項を検討いたしました。その結果、次の諸点については、いまだ立案者側の考慮が十分でないと認められ、早急に注意を喚起する必要を感じました。よつて、本日は、これまでの経過を委員会に御報告を申し上げ、委員諸君の御意見を伺い、建設委員会としての意見がまとまりましたならば、それぞれ関係当局へこの旨を伝え、地方税法の改正が、現下の住宅難打開政策に関し、支障とならないよう万全の措置を講じていただきたいと考えた次第でございます。  まず小委員会で決定いたしました事項を朗読し……

第19回国会 建設委員会 第8号(1954/02/26、26期、改進党)

○村瀬委員 塚田長官がお見えになつたようでありますから、自治庁でお考えになつておる地方譲与税のうちの揮発油税として徴収された分の三分の一をこれに充てるという点につきまして、お尋ねいたしたいのであります。  本件につきましては、法律を改正しなければ、さようなことは考え得られないことでありまして、しかもその法律の改正は、自治庁においてなさるべき性質のものではありません。建設省その他、他の箇所がすでに決定をいたしました道路整備費の財源等に関する臨時措置法の条項の改正をしなければ、かようなことは行えない性質のものでございます。これに対しましては、どのような処置をとるか、まだ一向現われて参つておらないの……

第19回国会 建設委員会 第9号(1954/03/08、26期、改進党)

○村瀬委員 建設大臣がお見えになつておりますので、お伺いをいたすのでございますが、前回の補正予算の際に、災害復旧に要する経費として、予算以外に百五十七億円を融資の方法が、あるいは資金運用部資金、それが足らないときは、民間市中銀行から大蔵省があつせんをして、災害工事の復旧に支障なからしめるという確言を得て補正予算を通したのでありますが、その後あの大風水害の災害復旧の現状はどのようになつておりましようか。またこの百五十七億につきましては、当委員会におきまして、建設省関係の能力または責任のゆえに、その金は出す必要がなかつたのだと大蔵当局に言わしめないような万全の方途をとつてもらわねばならないというこ……

第19回国会 建設委員会 第10号(1954/03/09、26期、改進党)

○村瀬委員 財政投融資資金計画表、あとから御説明になつた方でありますが、すらすら言つて、全部表の説明が納得しがたいところがあつたのであります。改訂の欄は昭和二十九年度予算三党修正案によるものであるというのでありますが、改訂の欄はどういうふうにかわつたのですか。公募債の方はかわりませんか。
【次の発言】 昨日建設政務次官のお話であつたと思うのでありますが、有料道路等の関係で、財政投融資計画の方においても、公募債関係では、予算の修正に伴つて、ある程度の変更があつたやに非公式なお話があつたと思うのでありますが、そういう関係はおわかりになりませんか。

第19回国会 建設委員会 第11号(1954/03/11、26期、改進党)

○村瀬委員 非常に高遠な御意見を、田中さん並びに各委員から伺つたのでありますが、私はもつと小さい具体的なことを二、三田中さんにお尋ねをしておきたいと思うのであります。もつとも、この道路は、一つの国づくりに革命的な課題を投げかけておるのでありまして、都市の再編成、人口の再分布という問題でもありますし、また食糧問題も基本になつておると思うのであります。私は先ほど瀬戸山委員のお話を非常におもしろく拝聴いたしましたが、しかしこの食糧問題をあまり主にして考えますと、これは人類の歴史がどの方向に向うかということを見きわめてかからねばならないのでありまして、私個人として念願しております世界連邦というものが、……

第19回国会 建設委員会 第13号(1954/03/16、26期、改進党)

○村瀬委員 今回提案せられました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案は、大体において時宜に適した必要な改正であると存ずるのでございます。ただ一つ、われわれのただしておかねばならないと思いますことは、当委員会におきまして、かつて非常な激論と申しますか、議論を闘わせまして、遂に結論に到達し得ずして今日に至つております問題は、火災保険料の問題であります。これは昭和二十七年でありましたか、住宅金融公庫によつて建築をいたしました住宅の毎月の償還金に加えまするに、自家保険的な火災保険をもつてするならば、民間に強制的に加入させておりますこれら住宅金融公庫利用者の負担が、相当減額し得る見込みが明らかになつてお……

第19回国会 建設委員会 第14号(1954/03/25、26期、改進党)

○村瀬委員 先ほどから瀬戸山委員が相当の限界まではお尋ねになつたようでありますが、これはやはり与党としての限界であつて、あの理路整然たる御質問に対する答弁ではありましたけれども、私は、なおもう少し確かめておかなければ、ただいま提案されております道路整備費の財源等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を賛成参すべきであるか賛成すべきでないか、今までの質疑応答をもつてしてはまだ結論に達しません。せつかく予算を通したのでありますから、われわれは賛成したい気持は十分あるのでありますが、賛成のできるような態度を明らかにしていただきたいと思うのであります。  自治庁の青木政府次官にお尋ねをいたすのでござ……

第19回国会 建設委員会 第15号(1954/03/29、26期、改進党)

○村瀬委員 大蔵政務次官にお尋ねいたしたいのでございますが、問題になつておりまする道路整備費の財源等に関する法律案につきまして、その成立の経過その他、何ゆえにかような特異の法律を議員立法で衆参両院が満場一致可決せねばならなかつたかという理由については、大蔵政務次官においても、十分御承知のことと存ずるのであります。しかるにその道路整備に関する臨時措置法が、何ゆえに実施第一年目にあたりまして、すでに基本線をくずさねばならなかつたかという点につきましても、これまた多くの説明を省略いたします。そこでお伺いいたすのでありますが、この問題については、何といつてもりくつが通りません。いろいろとその間に苦しい……

第19回国会 建設委員会 第19号(1954/04/10、26期、改進党)

○村瀬委員 逐条的に疑問の点をただして参りたいのでありますが、その前提といたしまして、本決の提案理由の説明にお述べにたつた事項につきまして、概括的なお尋ねから始めたいと思うのであります。  従来特別都市計画法によりまして、戦災都市がこれらの区画整理、都市街路の建設に当つて参つたのでありますが、それに対しましては、相当の障害にぶつかつて参つたのであります。今回のこの土地区画整理法一本にまとめますにあたりまして、提案理由の説明には、五項目にわたつてその主要たる点の説明があつたのでありますが、特に従来戦災都市の復旧にあたりまして、代執行その他の問題について壁にぶち当つておりました種々の点は、今回の土……

第19回国会 建設委員会 第20号(1954/04/13、26期、改進党)

○村瀬委員 この際、既存の公共工事前払金保証事業会社に関する資料の提出を、委員長を通じてお願いをしておきます。それはこの公共工事の前払金保証事業に関する法律が提案されましたときに、当委員会でずいぶん論議を尽したのでありますがこの会社は、いわば人のふんどしで相撲をとるといつたような会社でありますが、非常に考えつきはよいのでありまして、これによつて、日本の公共工事は非常に進んだ新たな形態に入ることができると、私たちは非常な期待を持つたのであります。一体前払金保証事業会社は、全国一律ということは結局法律では置かなかつたのでありますが――今多分三つできておるのではないかと思いますが、その会社についての……

第19回国会 建設委員会 第22号(1954/04/17、26期、改進党)

○村瀬委員 この前に私は資料を要求して、きようここにいただきましたが、これによりますと二十八年度末現在の戦災復興事業の進捗状態は五大都市が六七%、一般の都市は八八%になつておるようでありまして、完結した都市は四十七都市にしかすぎない、こういうことであります。そこで第百二十一条との関係でございますが、特別都市計画法を廃止して、この土地区画整理法を実施する役になりますと、現に、戦災復興事業の残つております都市には、どのような影響があるのでありますか。全然影響はないのでありますか、あるいはただちに影響が生ずるのでありましようか。これは別途施行法の方におきまして五年間は云々という五年の期限もついている……

第19回国会 建設委員会 第23号(1954/04/21、26期、改進党)

○村瀬委員 ただいまの中島委員のお尋ねに続いて、関連をしてお尋ねをいたすのでありますが、ここに謄写刷りで、建設機械抵当法案参考資料というものの中に、昭和二十九年度における建設機械購入資金についてといつて、一通りの御説明があるようでございます。すなわち、昭和二十九年度における建設機械を必要とする建設工事費は千八十四億円であつて、そのうち請負工事として発注される見込みは五百二十二億だというふうにありまして、結局請負業者における機械購入資金に二十一億円を必要とするが、そのうち自己資金等の六億円等を加えて、結局開発銀行の融資を希望するものが五億円というふうにあるのでありまするが、それではこの公共工事の……

第19回国会 建設委員会 第24号(1954/04/22、26期、改進党)

○村瀬委員 この際建設行政一般について、お尋ねしておきたいことがあるのであります。建設機械抵当法におきましても、また自動車抵当法等におきましても、その他工場内における機械器具等にも例があると思うのでありますがもともと動産を抵当権設定の目的といたしまして、不動産並の扱いをするというときには、その運用にあたつて、社会の流通制度に支障を来さないように、また国民の善良無過失なるものには、いずれも苛酷な処置とならないような考慮を払わねばならないと存ずるのであります。この意味におきまして、不動産は別といたしまして、たとえば建設機械のごときものの抵当権を設定する場合にあたりまして、一般国民に対する目標となる……

第19回国会 建設委員会 第33号(1954/05/26、26期、改進党)

○村瀬委員 まず私は、本日の政府委員の側に、前回瀬戸山委員から要求のありました外務大臣の御出席がないことを遺憾に存じますが、委員長におかせられては、今からでも出席を御要求いただけますかどうか、ちよつとお尋ねいたします。
【次の発言】 本法律案は、その基盤を第十三国会において通過いたしました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法を基準としておるのであります。これは合衆国軍隊が土地建物等を使用の場合の特別措置法であつたのでありますが、今回はそれをそのまま国際連合の軍隊に当てはめようというにすぎないと思うのであります。もつとも、水産……

第19回国会 建設委員会 第34号(1954/05/28、26期、改進党)

○村瀬委員 住宅に関する小委員会における調査事項につきまして、その経過を簡単に御報告申し上げます。  本小委員会は、去る二月一日の委員会において設置を認められ、以来八回にわたり会議を開き、諸般の住宅政策につきまして調査を進めて参りました。以下問題となりました事項につきまして順次御報告申し上げたいと存ずるのでありますが、地方税法の一部を改正する法律案にかかる不動産取得税並びに固定資産税に関しましては、去る二月十五日の建設委員会におきまして、私より一応の結論を御報告申し上げておきましたので、本日は省略させていただきます。その後、本小委員会の結論を建設委員会の決議として、久野委員長より地方行政委員会……

第19回国会 建設委員会 第35号(1954/05/29、26期、改進党)

○村瀬委員 ただいま議題となりました宅地建物取引業法の一部を改正する法律案の提案の理由とその内容を御説明申し上げます。  宅地建物取引業法が施行されましたのは、昭和二十七年でありまして、本年が二年目に当るわけでありますが、この剛実施の実情を顧みまするとき、業者の登録手数料の額等につきまして、若干実情に沿わぬ点があり、また本年が登録更新の年歴に当る関係もありますので、この際次の二点を改正する必要を認め、ここに本法律案を提案いたすこととなつた次第でございます。  本法律案の内容といたしましては、第一に、登録手数料に関する規定の改正でございます。現在の規定によりますと、当初の登録及び更新の登録ともに……

第19回国会 建設委員会 第36号(1954/05/31、26期、改進党)

○村瀬委員 本問題につきましては、当委員会も、すでに二回参考人に来ていただきましてお尋ねしたのでありますが、都の建設局長がお見えになつておるのでありますから、根本の点から簡単にお尋ねしてみたいのであります。参考人は非常に御苦労でございますが、おさしつかえない限り、ひとつお答え願いたいと思います。  まず、ああいう計画書が出て参りましたときに、その許可の権限は、あるいは建設省、運輸省ということでありましようが、どこに最後の許可権があるにいたしましても、何といつても都の建設局が一番先にこれらの書類を見たはずであります。そこで都の建設局とされましては、あれだけの資本金で、あれだけの工事をして、その道……

第19回国会 建設委員会 第38号(1954/06/03、26期、改進党)

○村瀬委員 一昨々日当委員会におきまして、東京都の建設局長にお尋ねしておつたのでありますが、時間切れになりまして、途中で終つておりますので、引続きお尋ねいたしたいと思うのであります。  東京都の建設局の責任者の御意見といたしましても、最初この道路が申請になつたときの実情からいえば、上の方を無料で自動車を通して、その下にできる二階建の約一万坪の面積のうち、川の両岸に接していないところの場所は、ほとんど利用の価値はなかつた。こういうことをお認めになつておるのであります。どちらかの岸に接しておるところは、あるいはガレージ、あるいは倉庫等に利用できるはずでありますが、まつたく川のまん中を通つておる部面……

第19回国会 建設委員会 第42号(1954/09/24、26期、改進党)

○村瀬委員 ただいま御説明の数字並びに配付になりました資料によつて、今回の被害の状況を分類いたしてみますると、全国の総額が百十二億という御説明でございましたが、一番大きいのは宮崎の三十六億円、二番目が徳島の十五億九千万円、これは十二号、十四号を御配付になりました資料で私が集計をした数字であります。三番が静岡の十五億六千万円、四番が愛媛県の十四億円、これは実際は十五億三千万円になつておるのでございますが、一応建設省の謄写刷りによつて申し上げてみます。五番が大分の十億八百万円、六番が高知の十億七百万円、この六県が十億以上になるのでありまして、この六つの県を総計いたしまして九十一億五千万円になつてお……

第19回国会 建設委員会 第45号(1954/10/29、26期、改進党)

○村瀬委員 大臣が御出席でありますから、簡単に二、三お尋ねしておきます。  臨時国会が開かれることは既定の事実であります。先ほどから川崎委員を初め多数の同僚委員の災害復旧その他に対する熱烈な質問に対しましての御答弁では、まだ明らかにならない点が多いのでありますが、一体この来るべき臨時国会に、大臣はどういう補正予算を出すことを予定なさつておられるか、その概要を承つておきたいと思います。
【次の発言】 非常に数字はつじつまの合つた御答弁でありましたけれども、私は今年の災害の非常に片寄つた――全般的に災害が均霑するのは、仕合せでははないのでありますが、いわゆる均霑をしない、非常に片寄つた災害の年であ……

第19回国会 大蔵委員会 第36号(1954/04/07、26期、改進党)

○村瀬宣親君 今回閉鎖機関令の一部を改正する法律案等在外資産に関係のあると思われる三法律案が提出に相なつておるのであります。そこで私は、大蔵大臣に昨年からの連続した質問の御答弁をこの辺でひとつはつきりと伺つておきたいのであります。  在外資産の問題につきましては、これをいかに政府が補償をするかという問題につきまして、はつきりした方針をいまだお示しになつておりません。サンフランシスコ平和条約は、生命の問題である捕虜については、不徹底ではありましたけれども、一応正義を守りました。しかし財産問題についてはまつたくこれを無視し、日本の政府もまたこれを承認したところに、今日この在外資産補償の問題が壁に突……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第7号(1954/03/17、26期、改進党)

○村瀬宣親君 私は、本法案の第六章、建設省関係の第二十三条についてなるべく簡潔にお尋ねをいたしますから、明快な御答弁を得たいのであります。  一体現内閣の施策のうちもろもろの欠陥が次々に現われますけれども、主として住宅政策について国の大きな方策が立つていないという点は、これはおおうことのできない一つの何人も認められる点でありますが、まずお尋ねしたいことは、これはただに二十三条のみに限つたことではありませんけれども、そのような補助の表現におきまして二分一以内、何を以内という表現を再び日本の法案に持ち返したということについて、私は非常な疑問を持つのであります。以前なるほど日本の法律には何分の一以内……

第20回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1954/12/02、26期、日本民主党)

○村瀬委員 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において指名せられんことを望みます。


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 建設委員会 第6号(1958/07/09、28期、自由民主党)

○村瀬委員 私は、島根県の水害のありました当時島根県におりまして、浜田市、江津市等、災害地を実際まのあたり見て参ったのでございますが、まず最初に、今度の災害が例年よりも非常に早く参りまして、災害のはしりと申しますか、秋に予想される台風時期よりも非常に早く災害がやって参ったのでございますが、これに対しまして、かつてから三・五・二という三年間で災害を修復してしまおうということがたびたび言われておったのでございますが、この方針は、今後もこれを踏襲なさるのでございますか。また最近の二、三年は災害がありませんで、復旧は非常に緒についたと思うのでございますが、今までの実績はどうなっておりますか。

第29回国会 法務委員会 第1号(1958/06/18、28期、自由民主党)

○村瀬委員 動議を提出いたします。理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第29回国会 法務委員会 第3号(1958/06/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長代理 次会は追って公報をもって御通知いたします。  本日はこの程度にとどめ、散会いたします。    午後、零時三十四分散会

第29回国会 法務委員会 第9号(1958/08/09、28期、自由民主党)

○村瀬委員 九州班の調査について御報告いたします。  この班は、菊川、村瀬両委員、それに小木専門員が加わって派遣せられました。調査の場所は、福岡高等裁判所及び長崎地方裁判所でありまして、福岡高等裁判所では、会議室において、七月三十日午前十時から午後にわたって、また長崎地方裁判所においては、会議室において、同月三十一日午後二時から夕刻にわたって、それぞれ懇談会の形式で調査を行いました。さらに二日市法務局出張所、麓女子刑務所、大村外国人収容所等をも視察調査いたしたのであります。  しかして、福岡高等裁判所における懇談会には、裁判所側から、同高等裁判所長官及び裁判官、地方裁判所長及び裁判官、家庭裁判……

第30回国会 建設委員会 第7号(1958/10/24、28期、自由民主党)

○村瀬委員 この河川法の今回の改正案は、時宜に適した非常に大事な改正と存ずるのでございますが、しかし、せっかくこのような管理規定を強化して、改正の目的を達成しようというのでございますから、その目的が達せられるような運用の方法をお尋ねいたしておきたいと存ずるのでございます。  それには、実際に砂利をとろうといたします場合に、県への申請に当りましては、とろうとする河川の区域の面積と期間と深さと量、こういうものが簡単な申請の様式に入るわけであります。ところが、この際一番大事なことは、面積と期間でございまして、これは、別に占用するわけでもなし、その許可になった場所を自分のものにしてしまうわけではないの……

第31回国会 建設委員会 第9号(1959/02/18、28期、自由民主党)

○村瀬委員 関連して。この問題は、私はずいぶんかって質問をしたことがあるのであります。また東京都からも、副知事その他を呼び出して、だいぶ現地にも見に行って、出たコーヒーも飲まないで、みながずいぶん現地を回ったことがあるのでありますが、当時東京都の答弁によりますと、これは上を高速度道路にして、下は倉庫にするんだ、それ以外の用途に使う場合はこわさすのだと、ちゃんと速記録にも載っております。そこで私は、そういう答弁は成り立たぬと言った。当然でき上った場合には、いろいろと権利をとって部屋を貸すんだろう、莫大な利益を得るはずだが――当時申請者の出しております書類によりますと、広告によって経費をまかなうの……

第31回国会 建設委員会 第13号(1959/03/03、28期、自由民主党)

○村瀬委員 私は、本日問題になっておりまするこの件については、昭和二十八、九年の当委員会におきまして、瀬戸山委員とともに長い質問をいたしておるのであります。ここに速記録もございますが、時間の関係上それは省略をいたしまして、二、三お尋ねをしたいのでございますが、先にお断わりしておきまするけれども、私は、きょう東京都並びに会社の方が参考人としておいでいただいておることでございまするから、質問につきましても礼を失しないで、いわゆる参考人でございますから、何も追及をしたり攻撃をしたりする性質のものでないことはよく承知をいたしております。しかしながら、この問題はもう数年前からある疑惑をまかれておる点でも……

第31回国会 建設委員会 第23号(1959/03/31、28期、自由民主党)

○村瀬委員 公共工事の前払金保証事業に関する法律は、昭和二十七年の四月の上旬から六月にかけて、当委員会で審議をしたものでございまして、その間、私は、四月二十三日から六月三日に至るまで、時の野田建設大臣に、数度にわたり長い質問をいたした関係もありまするので、せっかくできましたこの法律の運用を万全ならしめるための意味からいたしまして、二、三の質問をいたしたいと存ずるのでございます。  この法律によってできました会社は、公団でもなく営団でもまたないのでありまして、さればといって公庫でもない、金庫でもない、一つの普通の株式会社でやって参っておりますが、対象とするところが、政府のいわゆる前払い金でござい……

第31回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1958/12/19、28期、自由民主党)

○村瀬委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票によらないで、早稲田柳石工門君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第31回国会 法務委員会 第5号(1959/02/13、28期、自由民主党)

○村瀬委員 本日の議題に入ります前に、簡単に法務局の支局の整理統合の問題についてお伺いしたいと思います。これは、その地方民にとりましては、経済活動その他に非常に密接な関係がございますので、法務大臣から伺いたいのでございますが、本日御出席がないようでございますから、民事局長にやむを得ずお尋ねをいたします。  承わるところによりますと、近く各府県の法務局の出張所というものは、一人とか二人とかという小さいところを廃止してしまうような御方針かのごとく仄聞いたすのでございますが、これは再編成の基本方針でおやりになるのか、ただ一部をやめてしまうというだけの御方針でございましょうか、その基本方針を承わりたい……

第31回国会 法務委員会 第6号(1959/02/17、28期、自由民主党)

○村瀬委員 前回の法務委員会におきまして、私は、法務局の出張所、いわゆる登記所の整理統合についてお尋ねをいたしたのでございますが、その際、民事局長から一通りの御説明は聞いたのであります。たとえば、全国に二千八十六の支局、出張所等があって、職員は七千人であるが、非常に事務のアンバランスを生じたので、地方の一人庁、二人庁、場合によれば三人庁等のところを事務委任をして、忙しいところへ回す方針というようなことも承わりました。すでに四十カ所くらいの整理済みのところもあるということも承わったのであります。また、千五百万件くらいの事務であったものが五千万件にもふえているので、一千人くらいの増員をたびたび要望……

第31回国会 法務委員会 第9号(1959/02/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長代理 志賀義雄君。
【次の発言】 大貫大八君。
【次の発言】 本日はこの程度にて散会いたします。     午後一時二十七分散会

第31回国会 法務委員会 第12号(1959/03/05、28期、自由民主党)

○村瀬委員 私は、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして、附帯決議を提案するものであります。  まず案文を朗読いたします。  一、裁判官の職責は重大にして特別の権威を保持せねばならぬことは今更いうまでもない。   然るに、最近裁判官の定員充足すら困難になりつつある現状は憂慮にたえない。   本法の運用は、最高裁判所の責任に於てなさるべきであるが、政府においても財政の許す範囲に於て、これを規制することなく万全を期するよう要望する。  二、裁判官の報酬及び任用制度についてはそのことの重要性に鑑み政府は根本的な検討を行うことを要望する。    右決議する。  以上であります。 ……

第31回国会 法務委員会 第14号(1959/03/10、28期、自由民主党)

○村瀬委員 私はきょうは大蔵大臣に出炭てほしかったのでありますが、大蔵省からの説明員がおいででございますから、どうぞ一つ局長、大臣に私の質問の要旨を厳格にお伝えいただきまして、善処されるよう、質問の当初に要望いたしておきます。  ただいま大貫委員からるる質問並びに御意見をまじえた質問があったのでありますが、それを大蔵省の係の方はお聞きになっておったのでありますが、事務量が千五百万件くらいから五千万件にふえておるのであります。昭和二十六年を一〇〇とすれば、三十三年は三五一にふえておる、こういう厳然たる事実がありまして、そして法務省では七百八十名を要求されたのであります。ところが、大蔵省の方ではど……

第31回国会 法務委員会 第24号(1959/06/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長代理 坂本泰良君。

第32回国会 運輸委員会 第3号(1959/08/10、28期、自由民主党)

○村瀬委員 時間がだいぶ経過いたしましたので、私はきわめて簡単にお尋ねを申し上げます。  第一は原子力船についてでございますが、これは今関係各省で予算を調査中でございますので、当委員会もたびたび開かれないと思いますからこの際お伺いをいたしておきたいと思うのでございます。日本の造船その他の面におきまして、世界の海運に立ちおくれないように、また日本の特色を生かす意味におきまして、原子力船との取り組みについてはおくれをとってはならぬと思いますが、サバンナ号も来年は日本に来るといわれておるのであります。ところがこれに対しましては事故があったときの補償問題等で我妻博士なども今触れておるようでございますが……

第32回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1959/07/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、私は、皆様の御推挙によりまして、はからずも当委員会の委員長の重責をになうことに相なりました。まことにふなれな者でございますが、誠心誠意当委員会の円満なる運営に努め、至公至平、大過なく職責を果して参りたいと存じます。どうか委員各位の御協力と御支援を心からお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの前田正男君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  委員長は理事に       小坂善太郎君    西村 英一君    ……

第32回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1959/07/02、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず、中曽根国務大臣より、科学技術行政に関する所信を承わりたいと存じます。中曽根国務大臣。
【次の発言】 以上をもって中曽根国務大臣の所信表明は終りました。  この際、横山科学技術政務次官より発言の申し出がありますので、これを許します。
【次の発言】 中曽根国務大臣の所信表明に関し質疑の通告がありますので、この際これを許します。石野久男君。
【次の発言】 石野君に申し上げますが、岡委員からも質疑の通告がありますので、その点お含み願います。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後三時……

第32回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1959/07/07、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、質疑の通告がありますので、これを許します。岡良一君。
【次の発言】 平野三郎君。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。     午後一時三十五分散会

第32回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1959/08/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件につきまして調査を進めます。質疑の通告がありますので、この際これを許します。石野久男君。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 他に御質疑がなければ、本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。     午後一時十一分散会

第32回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1959/09/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。先ほどの理事会で協議いたしました結果、原子力施設周辺整備に関する小委員会、研究に関する税制改善小委員会、宇宙科学技術研究開発に関する小委員会の三小委員会を設置して調査を進めることに決定いたしましたが、以上の小委員会を設置するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  なお、小委員の員数、小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。

第32回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1959/10/13、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求の件についてお諮りいたします。すなわち、コールダーホール改良型原子力発電施設の導入等に関する問題について、本日、原子力発電株式会社社長安川第五郎君を参考人と決定し、意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  この際、安川参考人に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用中のところ本委員会の調査のため、わざわざ御出席を賜わりまして、まことにありがたく御礼申し上げます。本日はコールダーホール改良型原子……

第32回国会 建設委員会 第2号(1959/07/03、28期、自由民主党)

○村瀬委員 私は、当委員会が国土計画常任委員会といっておった時代からこの委員会に所属いたしておりまして、きわめて真剣に国土の開発に取り組んで参りました当委員会に、限りなき愛着と誇りとを感じて参ったのでありますが、私にとっては、心ならずも発言の機会がなくなるかもしれぬと考えられる節もございますので、年来の建設行政の基本的な問題のうち、気がかりとなっておりまする若干の点について、質問を申し上げておきたいと存ずるのでございます。  第一には、中曽根国務大臣が最近新聞発表、あるいは科学技術対策の特別委員会等で発言されておりますように、原子力都市計画法を作りたい、こう言われておるのでございます。当委員会……

第33回国会 運輸委員会 第2号(1959/11/04、28期、自由民主党)

○村瀬委員 来年度予算を大蔵省に要求される場合において、運輸委員会においてもこの点について強硬な意見があったということを了承していただく意味において、私は二、三お尋ねをいたしておくのであります。  今、官房長から、災害防止は本予算で要求すべきだという大蔵省の意見であったから、来年度は本予算で大いに要求するのだというお話がありましたが、実は科学技術振興対策特別委員会の理事会等におきましても、この災害防止につきましては科学的総合的な観点から、あとから追っかけるのではなくして、先に進んで災害防止の対策を講ずべきだ、それに対する施設はどうすればよいかということをいろいろ審議をいたしまして、この今回のと……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1959/10/28、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、前回に引き続いて不肖私が委員長の重責をになうことになりました。この上は、誠心誠意当委員会の公正なる運営に努め、万全を期して職責を全うして参りたいと存じます。何とぞ、委員各位の御協力と御支援を切にお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの細田義安君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  委員長は理事に    小坂善太郎君  西村 英一君  ……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1959/11/13、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  核燃料物質の加工の請負に伴う外国人等の責任の免除等に関する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取することといたします。中曽根国務大臣。
【次の発言】 以上をもって提案理由の説明は終わりました。本案に対し質疑の通告があります。これを許します。岡良一君。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について質疑の通告がありますので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。平野三郎君。
【次の発言】 この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。  先ほどの理事会で協議いたしました結果、台風科学対……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1959/11/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  本日は、コールダーホール改良型原子炉の安全性に関する問題について参考人より意見を聴取することといたします。御出席の参考人は、原子力委員会原子炉安全審査専門部会長、東京大学工学部教授、矢木栄君、原子力委員会原子炉安全審査専門部会員、同第七小委員会主査、コールダーホール改良型原子力発電所審査委員長、東京大学工学部教授、福田節雄君、原子力委員会原子炉安全審査専門部会員、名古屋大学理学部教授、坂田昌一君、以上三名の方々であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のと……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1959/11/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  核燃料物質の加工の請負に伴う外国人等の責任の免除等に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求の件についてお諮りいたします。  すなわち、核燃料物質の加工の請負に伴う外国人等の責任の免除等に関する法律案について、本日、原子燃料公社理事長高橋幸三郎君を参考人と決定し、その意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 直ちに質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。岡良一君。

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1959/12/02、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、科学技術振興対策に関する件について平野三郎君より発言を求められております。これを許します。平野三郎君。
【次の発言】 討論の通告がありますので、この際、これを許します。岡良一君。
【次の発言】 他に御発言がございませんので、ただいまの平野三郎君の御発言の通り、台風の科学的総合対策確立並びにこれに伴う国際協力の推進に関する件を本委員会の決議とするに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、ただいまの決議につきましては、関係当局へ参考送付いた……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1959/12/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 本日は、一昨二日の本委員会において、台風の科学的総合対策確立並びにこれに伴う国際協力の推進に関する件について決議を行なったのでありますが、本件に関し、政府の所信を聴取し、質疑を行ないたいと存じます。中曽根国務大臣。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。平野三郎君。
【次の発言】 西村英一君。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 ただいまの平野委員の御意見に対しましては、委員長において適当に善処いたします。

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1959/12/09、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  本日は、先般科学技術会議が、昭和三十五年度における科学技術振興の重点方策についての答申を行なったのでありますが、本件に関しまして中曽根国務大臣より説明を聴取し、質疑を行ないたいと存じます。中曽根国務大臣。
【次の発言】 これにて説明聴取は終わりました。  ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。久田計百画局長。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。前田正男君。

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1959/12/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  ただいまよりコールダーホール改良型原子炉の安全性及び経済性に関する問題について、参考人より意見を聴取することといたします。御出席の参考人は、東京大学工学部教授、日本学術会議原子力特別委員会幹事向坊隆君、理化学研究所主任研究員、日本学術会議原子力特別委員会原子炉安全審査小委員長岩瀬栄一君、立命館大学経済学部教授、日本学術会議第三部副部長、同原子力問題委員会幹事小椋広勝君、以上三名の方々であります。  なお、先日決定いたしました参考人田島英三君及び堀尾正雄君は、本日は出席いたしかねるとの返事がありました……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1959/12/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際参考人出頭要求の件についてお諮りいたします。  すなわち、日本原子力研究所の運営等に関する問題について、本日、日本原子力研究所理事長菊池正士君及び日本原子力研究所理事杉本朝雄君の両君を参考人と決定し、意見を聴取いたいたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより日本原子力研究所の運営等に関する問題について、参考人より意見を聴取することといたします……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1959/12/22、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  ただいまよりコールダーホール改良型原子炉の安全性及び経済性に関する問題について参考人より意見を聴取することといたします。  御出席の参考人は立教大学理学部教授、日本学術会議放射線影響調査特別委員会幹事、同原子力特別委員会委員田島英三君、東京大学教授(原子核研究所)、日本学術会議会員、原子核特別委員会委員藤本陽一君、京都大学工学部教授、日本学術会議会員、原子力問題委員会委員堀尾正雄君、以上三君の方々であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、本委員会……

第34回国会 運輸委員会 第7号(1960/03/18、28期、自由民主党)

○村瀬委員 簡単に関連質問をいたしますが、辻航空局長にお答えを願いたいのであります。私は当委員会の国政調査といたしまして、昨年の七月、久保委員とともにこの小牧の飛行場を視察いたしました。そのときに特に感じましたことは、航空管制官に対する処遇その他の点について、これで完全に責任が果たせるものかどうかということを、現地において非常に不安に感じたのであります。もちろん今回の事故が過失に基づくものであって、人命並びに国富の上に非常な損害を与えたその責任は、あくまでも追究せねばならぬと存じておりますが、現地に行ってみましたときに、あのかまぼこ小屋のようなまつ暗なところで、狭い、肩すれすれのところでレーダ……

第34回国会 運輸委員会 第25号(1960/05/26、28期、自由民主党)

○村瀬委員 和達長官は御病気であったそうでありまして、今も非常にお顔色が悪いので、私、情において忍びないのでありますが、将来きわめて人命に関する重大な問題でございますので、きわめて簡単に二、三お尋ねをしておきたいのであります。  ただいまも宮古において二時過ぎにすでにそういう変調があったというわけでございますが、これは火災報知機のようなものでも作っておきますならば、宿直のところにある一定の限度以上に高潮がきた場合には何かの鈴が鳴るというようなきわめて幼稚な機械でも作っておくならば、すぐに処置はできると思うのでございます。そういう点について日本で御研究になっておる方法、またその点について世界でど……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1960/02/05、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、各位の御推薦によりまして、前回に引き続いて、不肖私が委員長の重責をになうことになりました。委員会の運営にあたりましては、皆様方の御支援をいただきまして、つつがなく委員長の職務を全うして参りたいと存じます。何とぞ前回同様、委員各位の御協力と御支援を切にお願い申し上げます。  まことに簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時二十七分散会

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1960/02/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 会議を開きます。  これより理事の互選を行ないます。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの西村英一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  委員長は理事に    小坂善太郎君  西本 英一君    平野 三郎君  保科善四郎君    前田 正男君  岡  良一君    原   茂君  北條 秀一君 以上八名の方々を指名いたします。  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時三十六分散会

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1960/02/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。本日は、中曽根国務大臣より、科学技術振興のための昭和三十五年度における基本的施策についてその所信を承り、次いで、付託二法案の趣旨説明を聴取した後、昭和三十五年度科学技術庁関係予算の説明を聴取することといたします。  まず、中曽根国務大臣より、その所信を承ることといたします。中曽根国務大臣。
【次の発言】 以上をもって科学技術振興のための昭和三十五年度における基本的対策について中曽根国務大臣の所信表明は終わりました。
【次の発言】 次に、原子力委員会設置法の一部を改正する法律案及び日本原子力研究所法の一部を改……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1960/02/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。中曽根国務大臣。
【次の発言】 以上をもちまして提案理由の説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 科学技術振興対策に関する前会の中曽根国務大臣の所信表明並びに予算の説明に関し質疑の通告がありますので、この際、これを許します。石川次夫君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 来ておりません
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 西村英一君。

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1960/03/02、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  日本原子力研究所法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、参考人より意見を聴取することといたします。御出席の参考人は、日本原子力事業株式会社社長、日本原子力産業会議理事瀬藤象二君、東京都立大学理学部教授、日本学術会議原子力特別委員会原子炉共同利用小委員長千谷利三君、以上の方々であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は御多用中のところ、本委員会の法律案審査のためわざわざ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。厚く御礼申し上げます。  本委員会は、ただいま日本原子力研究所法の一部を改正する法律案に……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1960/03/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  原子力委員会設置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  この際、本案に関し、各国における原子炉の安全審査について政府よりその説明を聴取することといたします。藤波説明員。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、この際、これを許します。岡良一君。
【次の発言】 他に御質疑がなければ、この程度とし、次会は来たる八日午前十時半より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時十三分散会

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1960/03/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  日本木原子力研究所法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対する御質疑はございませんか。――他に御質疑もないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入る順序でありますが、別段討論の申し出もありませんので、直ちに採決に入ります。  日本原子力研究所法の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案は原案の通り可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は原案の通り可決すべきものと決しました。

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1960/03/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りいたします。  理事原茂君より、理事を辞任いたしたい旨の届け出がございますので、この際これを許可いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、その後任につきましては、前例により委員長において指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長は理事に石野久男君を指名いたします。
【次の発言】 次に、御報告申し上げます。前回の委員会におきまして参考人に決定しておりました東京教育大学学長朝永振一郎君から、本日出席いたしかねる……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1960/03/22、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、この際これを許します。北條秀一君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  他に御質疑がなければ、質疑はこの程度とし、次会は来たる二十五日午前十時三十分より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時十六分散会

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1960/03/25、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  原子力委員会設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、この際これを許します。北條秀一君。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――別に御質疑もないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入る順序でありますが、別段討論の申し出もありませんので、直ちに採決に入ります。  本案は原案の通り可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって本案は原案の通り可決すべきものと決しまし……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1960/04/06、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。質疑の通告があるので、この際これを許します。岡良一君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――別に御質疑もないようでありますから本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入る順序でありますが、別段討論の申し出もありませんので、直ちに採決に入ります。  本案は原案の通り可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は原案の通り可決すべきものと決しました。  ただいまの議決に伴う委員……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1960/05/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  原子力損害の賠償に関する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。中曽根国務大臣。
【次の発言】 以上をもちまして提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。岡良一君。
【次の発言】 石野久男君。

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1960/05/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  まず、科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。石野久男君。
【次の発言】 今連絡をしております。
【次の発言】 調達庁連絡調査官沼尻君であります。――質問をお願いいたします。
【次の発言】 石野委員に申し上げますが、防衛庁長官は、本日、後刻当委員会にも出席できるであろうということでございましたから、御了承を願います。
【次の発言】 次に、原子力損害の賠償に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。前田正男君。

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1960/07/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  これより請願の審査に入ります。本日の請願日程全部を一括して議題といたします。  この際、お諮りいたします。  先ほど理事諸君とも協議の結果、紹介議員の説明はこれを省略することとし、本日の請願日程全部については、その趣旨適切、妥当なものと認め、採択の上、内閣に返付すべきものと決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、本請願に関する報告書の作成等につきましては、前例により委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1960/07/15、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りいたします。   一昨日決定いたしました閉会中審査申し出の件に原子力損害の賠償に関する法律案を追加し、閉会中もなお継続して審査いたしたい旨議長に印し出たいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめますが、特別の事情のない限り、本日が本国会の最後の委員会となることと思いますので、この際、一言ごあいさつを申し上げます。  本特別委員会は、本会期中、原子力委員会設置法の一部を改正する法律案、日本原子力研究所法の一部を改正する法律案、放射性同……

第35回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1960/07/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 一言あいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、四たび、前会に引き続いて不肖私が委員長の重責をになうことになりました。委員会の運営にあたりましては、皆様の御支援をいただきまして、つつがなく委員長の職務を全ういたしたいと存じます。どうか委員各位の格別の御協力と御支援をお願い申し上げます。  簡単でありますが、委員長就任のごあいさつといたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの前田正男君の動議に御異議ありませんか。

第35回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1960/07/20、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  この際、昨日御就任になられました荒木国務大臣より発言の申し出がありますのでこれを許します。荒木国務大臣。
【次の発言】 この際、先ほどの理事会の申し合わせもありますので、私から荒木科学技術庁長官に一言申し上げます。  新長官は、科学技術に対しまして特に御熱心であり、また、造詣の深いことをわれわれは承知をいたしておるのでございますが、長官におかれては又部大臣の要職をもお兼ねになっておりまするので、時間的に当委員会に御出席の制約を受けるおそれがあるかもしれないということを、理事会におきまして非常に憂慮いたしておるのでございます。しかし、科学技術の重要性は、……

第35回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1960/07/23、28期、自由民主党)

○村瀬委員 私は、過去四回の国会におきまして、皆様の御推挙をこうむりまして委員長の重責につかしていただいたのでありますが、元来ふなれな男でございまして、いろいろ皆様にも御迷惑をおかけしたことと思います。その間、終始御支援を賜わりまして、大過なく今日まで過ごさせていただきましたことは、終生忘れることのできぬ感激でございます。昨日辞表を提出いたしましたところ、本日御受理いただきまして、ここに退任のごあいさつを申し上げますとともに、心から在任中の御支援に対しまして深く感謝の意を表する次第であります。(拍手)


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第1号(1948/05/28、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  議題に入ります前に一言御挨拶を申し上げます。このたび國土計画常任委員会に請願小委員会が設置せられまして、不肖私がその小委員長に御指名をこうむりましたことは、衷心より感激をいたしておる次第であります、もとより経驗に乏しく、会議の先例等も詳しく弁えておりませんので、委員各位の特別の御支援と御協力を仰いで、大過なきを期したいと存じております。どうかよろしくお願い申し上げます。  まず小委員会の請願審査につきましては、本委員会は他の委員会と異なり、付託件数も莫大なものであります。從いましてその審査も事務的にも非常に煩雜となり、おのずから審査が粗漏となるおそれが……

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第2号(1948/06/03、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  紹介議員の都合によりまして委員長において日程を適宜変更いたしまするので、あらかじめ御了承願います。日程第十二、尾田川改修工事継続の請願、紹介議員梅林時雄君、文書表番号第一八一号を議題に供します。まず本請願の趣旨の説明を求めます。坪川信三君。
【次の発言】 本件に対する政府の意見を伺います。賀屋説明員。
【次の発言】 御質問はございませんか。――なければ次に移ります。
【次の発言】 次は日程第七、島田川上流改修工事施行の請願、守田道輔君紹介、文書表番号第一一二号、紹介議員の説明を求めます。守田道輔君。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第3号(1948/06/04、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  本日は港湾関係の請願二十五件を議題に供しますが、紹介議員の都合によりまして、日程を適宜委員長において変更いたしますので、あらかじめ御了承願います。  それでは本日の議題にはいります。日程第二、脇岬港修築の請願、若松虎雄君ほか一名紹介、文書表番号第八〇号及び日程第一九、脇岬港修築の請願、本田英作君紹介、文書表番号第六一七号、日程第二〇、脇岬港修築の請願、本田英作君紹介、文書表番号第六二四号の三件を一括議題に供します。紹介議員の説明を求めます。紹介議員若松虎雄君。
【次の発言】 これに対する政府の意見を伺います。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第4号(1948/06/07、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより会議を開きます。  本日は道路、橋梁関係の請願三十件を議題に供しますが、紹介職員の都合によりまして、日程を適宜委員長において変更いたしますので、あらかじめ御了承を願います。それでは本日の議題に入ります。  日程第二七、関門國道トンネル建設工事促進の請願、守田道輔君紹介、文書表番号第四二三号を議題に供します。紹介議員の説明を求めます。
【次の発言】 本件に対する政府の意見を伺います。政府委員建設院地政局長菊池明君。
【次の発言】 御質問はございませんか。
【次の発言】 次は日程第七、浜厚眞、穗別間道路改修の請願、三好竹勇君紹介、文書表番号第一七四号を議題にいたします。紹介者……

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第5号(1948/06/09、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより開会をする。日程第一三天塩港修築の請願、和田敏明君紹介、第四六一号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第三四鬢櫛川砂防工事施行の請願、天野久君紹介、第三八二号を議題とする。
【次の発言】 本請願に対する当局の説明は都合により次回に延期したいがどうか。
【次の発言】 本請願に対する当局の説明を次回に延期することに決する。  本日の日程はこの程度に止め、残余の請願は次回に延期することとし、これにて散会をする。     午後二時零分散会

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第7号(1948/06/12、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 開会する。小委員長において日程を適宜変更することとして差支ないか。
【次の発言】 日程を適宜変更することがある。日程第一〇室戸港修築の請願、黒岩重治君外四名紹村、第四二五号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第一二、下関港に港湾施設整備促亀の請願、坂本實君紹介、第四四六号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第八、甲浦港修築の請願、長野長廣君紹介、第三七五号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第九、奈半利町に港湾築設の請願、長野長廣君紹介、第四〇七号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第一三、八木港修築の請願、山本猛夫君外五名紹介、第六七八号を議題とする。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第8号(1948/06/15、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 開会をする。日程を適宜変更するから了承されたい。紹介議員の出席していない請願については、専門調査員にその紹介説明をいたさせたいがどうか。
【次の発言】 さよう取り計らうことにする。日程第一八、函館、白尻間道路開設の請願、冨永格五郎君紹介、第四一号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第一九、大水トンネル開通の請願、周東英雄君外一名紹介、第四三号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第二〇、奈井江村地先の石狩川に橋梁架設の請願、北二郎君外六名紹介、第九六号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第二一、森、犬居間道路改修の請願、竹山祐太郎君紹介、第一二七号を議題とする。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第9号(1948/06/16、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 開会をする。日程を適宜変更することがあるから了承されたい。  日程第四、上田、小諸間道路改修の請願、小林運美君紹介、第五三八号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第七、大里、輕井澤間道路改修の請願、小林運美君紹介、第五八〇号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第八、岩村田、下仁田間道路改修の請願、小林運美郡紹介、第六二三号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第二七、下堅田、米水津間の道路を縣道に編入の請願、村上勇君紹介、第二五三号を議題とする。
【次の発言】 紹介議員の出席していない請願については、專門調査員にその趣旨の説明をいたさせることに御異議はないか。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第10号(1948/06/21、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 開会をする。小委員長において、日程を適宜変更することにしたいがどうか。
【次の発言】 日程を適宜変更することがある。まず日程第三六、新篠津村地内の石狩川に橋梁架設の請願、松浦榮君外一名紹介、第九七一号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第五、十二湖を國立公園に指定の請願、坂東幸太郎君紹介、第七一〇号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第二五、松丸町地藏峠トンネル開設の請願、井谷正吉君外十一名紹介、第六六二号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第一六、潮受堤防維持管理費國庫支弁の請願、坂田道太君外一名紹介、第四五〇号を議題とする。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第11号(1948/06/23、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 開会をする。日程を適官変更して審査することにしたい。  日程第二五、三間川改修工事施行の請願、井谷正吉君外九名紹介、第八八六号を議題とする。
【次の発言】 次の日程三五、山口縣東部の災害復旧土木費國庫補助増額の請願、中嶋勝一君紹介、第九九六号を議題とする。
【次の発言】 次に日程五三、河山村合の本地先に橋梁架設の請願、中嶋勝一君紹介、第一一八七号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第一、岩澤堰堤築設の請願、泉山三六君紹介、第六四三号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第一七、東磐井郡の災害復旧工事助成の請願、淺利三朗君外三名紹介、第八〇六号を議題とする。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第12号(1948/06/24、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 開会をする。日程を適宜変更することがあるから御了承を願いたい。  日程第五二下松港修築の請願、中嶋勝一君紹介、第九九五号を議題とする。
【次の発言】 紹介議員の出席していない請願については、專門調査員にその趣旨の説明をいたさせることにしたいかどうか。
【次の発言】 さように決定する。
【次の発言】 次に日程第五三、塩竈港修築の請願、竹谷源太郎君紹介、第一〇八〇号を議題とする。
【次の発言】 次に日程第五四、塩竈港修築の請願、竹谷源太郎君紹介、第一二三二号を議題とし、本請願は日程第五三塩竈港修築の請願と同一趣旨であるから、その審査を省略する。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第13号(1948/06/25、23期、民主党)【議会役職】

○村瀬委員長 これより國土計画委員会請願小委員会の会議を開きます。  公報に掲載しました全日程の請願を議題といたします。全日程三百五件の請願のうち、日程第五、第九、第二四、第三二、第五〇、第五四、第五九、第八〇、第八二、第八三、第九七、第九八、第一〇〇、第一二二、第一六〇、第一七一、第一七二、第二一三、第二一四、第二七四、第三〇四の請願を除いた請願につきましては、一應の審査も終了いたしましたので、これよりその結末をつけたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さように取計らいます。  日程第五、第九、第二四、第三二、第五〇、第五四、第五九、第八〇、第八二、……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 建設委員会災害地対策特別委員会連合審査会 第2号(1949/09/14、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 先ほどからの各委員の質問に対しまして、いまだ災害に対する予算的措置が一向に明らかにされないのであります。そこで從來ないそでは振れぬというのが最後の落ちになつておつたのでありまするが、今までの田中委員の質問その他によりまして、大体財源というものもはつきりいたして参つたのでありまするが、この際特に安本長官に伺いたいと思いまするのは、これは建設大臣も一緒でありまするけれども、安本長官がお急ぎのようでありまするからお伺いいたします。この前の建設委員会において大藏大臣は、なぜ早く國会を開いてこの重大な災害問題に対する予算的措置をとらないかということに対しまして、二十五年度の本予算の大体のわく……

第5回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/05/04、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 各省大臣並びに責任の部局長の御答弁を伺つておりますると、もはや救うべからざるセクショナリズムにとりつかれておるという感じがいたすのであります。私はもうこういう段階になりますると、ひとつ各省大臣を全部やめて、全部を國務大臣にして、そうして虚心担懷に公平な解決を早くやつてもらわなければ、かえつて解決ができぬであろうと思うのでありますが、ここに当面の責任を負つておられまする本多國務大臣に率直にお伺いをいたす次第であります。  建設省の機構につきましては、第一國会以來、國土建設常任委員会におきまして、あるいは建設院の設置にあたり、あるいは建設省の設置に際しまして、総合的國土建設省または大公……

第6回国会 文部委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 教育委員会法の一部を改正する法律案の現行法との対照を見ますると、第四十四條におきまして、「都道府県委員会の事務局には、教育委員会規則の定めるところにより、必要な部課(会計及び土木建築に関する部課を除く。)を置く。」となつておるのであります。今度これを改正して「必要な部課」の下の括弧の中をのけてしまおうというのであります。「会計及び土木建築」の中の「会計」は、われわれの関係のないところでありまするが、土木建築に関する部課を除いておつた括弧をのけたのでありますから、土木建築に関する部課も置いてよいという方向に、この改正案を持つて行こうとなさつておるのでありますが、大体国の建設行政を一元……

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/30、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 簡潔に要点だけをお尋ねいたしますが、私はこの法律案は起案者の方で一字何か落されたのではないかという感じがいたすのであります。田中、瀬戸山両委員がすでに御質問になつたところでありますが、第一條の第三項に幅を持たせて、災害復旧事業とみなすというのは非常に上出来であります。ところがこの上出来な箇所を、第二條の括弧内で打消しておる。ところがこれは著しくという字が一宇落ちたのではないかと私は考える。第一條の三項に[災害にかかつた施設を原形に復旧することが著しく困難又は不適当な場合」とこうあります。 そうすれば、この「著しく」を第二條に持つて行つて、二ページの終りから三行目のところの、「当該施……

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第2号(1950/03/31、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 きわめて簡單に一点だけお尋ねをいたしておきます。この第四條におきまして、旧軍用財産の貸付及び讓渡の特例等に関する法律の特例を規定してありますが、旧軍港市におきましては、賠償に指定されてある旧軍用財産が多いものと考えられるのであります。昨今この賠償が多少解除せられておると聞くのでありますが、さらに本法案成立のあかつきには、多少なりともその解除を早めることになるのではないかと考えられるのであります。従つて旧軍用財産の讓渡に際しては、賠償の問題が相当重要な役割を持つて来るものと考えられるのでありますが、第六條の旧軍港市国有財産処理審議会の委員中には、いろいろとその委員の人選がきめられてあ……

第10回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1951/03/14、24期、国民民主党)

○村瀬委員 委員長にお尋ねいたしますが、会計検査院長お見えになつておりますか。
【次の発言】 会計検査院長にお尋ねいたします。検査院のなさる検査と、それから経済調査庁のなさる調べ、後者の方は主として経済性といいますか、法規には必ずしも触れぬにしても、もつと国費の使い方が有効にできる道がないかということを主眼点にして調べをしておる、こういうお話があつたのでありまするが、今のままの制度、または制度の一部の改正、あるいは人員の増加というものによつて、今経済調査庁がやつておるような点にまで会計検査院として検査を拡張といいますか、綿密にする方法はあるとお考えになつておるのでありましようか、ないとお考えに……

第10回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第2号(1951/05/23、24期、国民民主党)

○村瀬委員 かつてアメリカのルーズヴエルト大統領の発表せられましたいわゆるニユー・デイール政策とともに、世界に紹介せられたテネシー開発計画法は、終戰後の日本の国土計画を念願するものにとりまして、非常な魅力となつていたのでありますが、今回提案せられました利根川開発法が、日本最初のTVA計画に匹敵するものであるかどうかという点に関しましては、今国民の注目を浴びておるところであります。そこで私は先ほどからの西村委員の質問に対する提案者の御答弁を承りまして、異なつた観点から二、三質問をいたしてみたいのであります。提案者のお考えは、一体日本の国土総合開発、いわゆる荒廃に帰した国土を早急に再建する方法とい……


26期(1953/04/19〜)

第19回国会 建設委員会住宅に関する小委員会 第7号(1954/05/22、26期、改進党)【議会役職】

○村瀬小委員長 ただいまより建設委員会住宅に関する小委員会を開会いたします。  本日は前会に引続きまして、宅地建物取引業法の改正につきまして調査を進めます。  本日、参考人として東京都建築局建設業部長川船勲君、警視庁防犯部長養老絢雄君の両君を招致いたしております。前会におきましては業界及び地方公共団体より意見を聴取したのでありますが、その後月賦住宅会社及び土地会社等におきまして、農地法並びに宅地建物取引業法の違反事件があるやに聞くのでありまして、これら違反事件の実態につきまして実情を聴取し、あわせて宅地建物取引業法改正に対する必要の有無につきまして、参考人各位より御意見を聴取いたしたいと存じま……

第19回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1954/03/15、26期、改進党)

○村瀬委員 まず昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案について、塚田大臣にお尋ねをいたします。  昨年議員立法といたしまして、衆参両院満場一致で道路整備費の財源等に関する臨時措置法が可決いたされました趣旨は、いまさら申し上げるまでもないと存ずるのであります。しかるに第一年度でありまする昭和二十九年度におきまして、その三分の一を譲与税に横取りされるというようなことは、まつたく考えてもおらなかつた点でございますが、ここにその言訳のような意味におままして、四十八億円という数字をお出しになっております。これは道路整備費の財源等に関する臨時措置法の精神よりいたしまして、従来の地方自治団体におきまして……

第19回国会 地方行政委員会農林委員会水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1954/05/27、26期、改進党)

○村瀬委員 私は奄美群島復興特別措置法案に対しまして、主として国土総合開発の見地から若干の質問をいたしたいと存ずるのであります。  先般私は奄美大島へ行つて来たのでありますが、五つの島に住まつておられる方々が、すべて予想以上に窮乏されておりまして、本土の生活とあまりにも立ち遅れておるのに驚いたのであります。土地の故老に聞きますと、昔島津藩が徳川幕府ににらまれて、木曽川改修工事を一手に引受けさせられて藩の財政が滅亡せんとしたとき、奄美大島の黒砂糖に着目してこれをことごとく藩に収納せしめ、藩の財政を立て直したことが奄美群島の窮乏の始まりであつたと聞かされたのであります。ことにわが国が大東亜戦争に敗……


28期(1958/05/22〜)

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会台風科学対策に関する小委員会 第1号(1959/11/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○村瀬小委員長 これより台風科学対策に関する小委員会を開会いたします。  台風科学対策に関する件について調査を進めます。  まず、台風科学対策に関する件について、政府より説明を聴取いたします。久田計画局長。
【次の発言】 次に、黒澤資源局長。
【次の発言】 これにて政府よりの説明は終わりました。
【次の発言】 本件につきまして質疑の通告がありますので、この際、これを許します。西村英一君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 中曽根大臣は、やがて当委員会に出席されるそうであります。
【次の発言】 平野三郎君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。     午後零時十八分散会

第34回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1960/07/12、28期、自由民主党)

○村瀬委員 日本とカナダとの原子力の平和利用に関する協定の全文を通覧いたしますると、日米協定よりもはるかに寛大になっておりまするし、また対等の立場においての協定であることが各条項にみなぎっておるのでありまして、私はこの協定自体は非常によくできておる、かように考えるのであります。しかしながらこれを実際に運営する上にあたりまして、若干お尋ねをしておかないことにはあいまいな問題を生じはしないかとも心配をされますので、以下若干のお尋ねをしてみたいと存ずるのであります。  今日原子力問題、特に原子力発電等の問題が一ころの熱意よりも少し低下してきている傾向が世界的な波となっているように見えるのでございます……

第35回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第1号(1960/07/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○村瀬説明員 私、今回全く思いがけなく法務政務次官に就任をいたしました。この方面には全然経験も何もないものでありましてひとえに皆様の御支援をこうむりまして、この重責を果たすことができるようにと念願をいたしている次第でございます。一たん拝命いたしました以上は、精進努力、精励努力いたしまして、この重責の完遂に献身いたしたいと思います。どうか今後とも御支援をひとえにお願い申し上げます。(拍手)


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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