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伊藤卯四郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

伊藤卯四郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
731位
委員会発言歴代TOP500(衆)
473位
委員会出席(無役)歴代TOP500
499位
委員会発言(議会)歴代TOP500
236位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
378位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
132位

23期委員会発言TOP100
93位
23期委員会出席(幹部)TOP50
48位
23期委員会発言(議会)TOP50
11位
23期各種会議発言TOP25
20位
23期各種会議出席(幹部)TOP10
10位
23期各種会議発言(議会)TOP5
4位
25期委員会発言(非役職)TOP100
89位
26期委員会発言TOP100
64位
26期委員会発言(非役職)TOP50
48位
26期各種会議出席TOP25
25位
26期各種会議発言TOP25
22位
26期各種会議出席(無役)TOP25
21位
26期各種会議発言(非役職)TOP25
16位
27期委員会発言(非役職)TOP100
95位
29期委員会出席(無役)TOP100
53位

このページでは伊藤卯四郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊藤卯四郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 鉱工業委員会 第1号(1947/07/01、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 ただいまから会議を開きます。  一言御挨拶を申し上げたいと思います。このたび不肖私が本委員会の委員長に選任をいたされました。申し上げるまでもなく、敗戦日本の産業の再建と経済の復興は、本委員会に課せられた使命きわめて重大であると思いますので、本委員会の目的達成のために、委員各位の一層の御協力、御鞭撻を切にお願い申し上げたいと思います。
【次の発言】 これより理事の互選を行いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの今澄君の御意見に御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、これより理事の選任を行います。    大矢 省三君  岡田 春夫君    青柳 高一君  岡……

第1回国会 鉱工業委員会 第2号(1947/07/09、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。議事に入る前にまずお諮りいたすことがあります。理事の深津玉一郎君と理事の淵上房太郎君より、それぞれ理事辞任の申出がありましたが、両君の辞任を許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて両君の理事辞任を決しました。それではこれより理事二名の補欠選挙を行いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの岡田君の意見に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは今村長太郎君、澁谷雄太郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 ただいまの岡田君の意見に御異議ありませんか。

第1回国会 鉱工業委員会 第3号(1947/08/01、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 それではこれより會議を開きます。  去月二十八日、岡部得三君より理事を辭任したいという申出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて同君の理事辭任を許可することに決定いたしました。つきましてはこれよりその補缺選任を行いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの今澄君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは生悦住貞太郎君を理事に指名いたします。  次に小委員辭任の申出についてお諮りをいたします。石炭小委員の生悦住貞太郎君より石炭小委員を辭任いたしたいと申出がありましたが、これを許可するこ……

第1回国会 鉱工業委員会 第4号(1947/08/06、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 それではこれより會議を開きます。  前囘に引續き本委員會より現地炭鑛實地調査のため派遣いたしました委員の調査報告を議題といたします。これより前囘保留せられておりました常磐班の報告を聽取することにいたします。常磐班の報告を山口六郎君にお願いいたします。

第1回国会 鉱工業委員会 第5号(1947/08/07、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいまの庄忠人君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは動議のごとく決しました。
【次の発言】 前囘に引續き派遣委員の調査報告を議題といたします。派遣委員より委員長に提出せられました報告書は、これを印刷物として委員諸君竝びに關係政府當局に配付してあります。この報告書は石炭増産上各地區炭鑛共通の問題として、至急具體的處置を講ずる必要があると認めると、諸事項を要約するとともに、各地區の特色を併記したものでありまして、資金關係、資材關係、勞務關係、食糧關係、厚生關係、技術關係、輸送關係、電力……

第1回国会 鉱工業委員会 第6号(1947/08/14、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  去る八月十二日に内閣提出による特許法等の一部を改正する法律案の審査を本委員會に付託せられました。本日よりこの法律案を議題として、その審査を行います。まず政府の提出趣旨の説明を求めます。特許標準局長官久保政府委員。
【次の発言】 これにて政府の提出案説明は終りました。引續き本案に對する質疑及び討論に入ります。
【次の発言】 ただいまの動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは次囘は公報をもつて御通知することにいたします。  本日はこれにて散會いたします。    午後二時九分散會

第1回国会 鉱工業委員会 第7号(1947/08/16、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き、特許法等の一部か改正する法律案を議題とし、その審査を進めます。政府の提案趣旨の説明は前會において終了しておりますから、本日よりは本案に對する質疑及び討論を進めます。發言は要求順序によつてこれを許します。松本七郎君。
【次の発言】 庄忠人君。
【次の発言】 有田二郎君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本日はこの程度に止め、質疑及び討論は次囘に繼續するということにいたしてはいかがでしようか。
【次の発言】 別に御異議がないようでありますから、次會は明後十八日午前十時より開會することにして、本日はこれにて散會いたします。    午前十一……

第1回国会 鉱工業委員会 第8号(1947/08/18、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き特許法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を繼續することにいたします。他に質疑の要求者はありませんから、別に御質疑もないようでありますので、これにて質疑を終局いたします。  引續いて本案に對する討論に移ります。松本七郎君。
【次の発言】 次に庄忠人君。
【次の発言】 有田二郎君。
【次の発言】 次に高倉定助君。
【次の発言】 他に本案に對する討論の御發議はございませんか。――別に御發議もありませんから、これにて討論は終局いたしまた。  引續き本案に對する採決をいたします。原案に贊成の諸君は御起立を願います。

第1回国会 鉱工業委員会 第9号(1947/08/21、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これよう會議を開きます。  本日は本委員會の國政調査に關しまして、鐵鋼業に關する件と、化學肥料工業に關する件を議題に付することといたします。  まず鐵鋼業に關する件を議題といたします。本件に關しまして、金屬鑛工業小委員長より調査報告書が提出せられております。これは印刷物として諸君のお手もとに配付をいたしております。これにつきまして小委員長より發言を求められております。生悦住貞太郎君。
【次の発言】 ただいまの生悦住小委員長の御報告を承認することに御異議はありませんか。
【次の発言】 別に御異議もないようでありますから、ただいまの御報告を承認することに決定いたします。

第1回国会 鉱工業委員会 第10号(1947/08/26、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  本日の議題は硫化鑛特別増産期間實施に關する件と請願が一件、陳情が二件であります。議事の進行上まず請願より審査をいたします
【次の発言】 赤澤炭鑛における亞炭採掘中止の請願、中野寅吉君紹介、第二四二號を議題に供します。本請願は八月二十一日に本委員會にその審査を付託せられたものでありまして、請願文書表は第三の百三ページにその要旨が摘録せられております。まず紹介議員の説明を聽取することといたします。中野寅吉君。
【次の発言】 これにて紹介説明は終りました。續いて本請願に對する政府の御所見をお伺いいたします。

第1回国会 鉱工業委員会 第11号(1947/09/27、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  本日より一昨二十五日本委員會に付託されました臨事石炭鑛業管理法案を議題として審査に入ります。この際本案の審査方針に關しまして、あらかじめ委員諸君の御了解をお願いいたしておきたいと思います。昨日理事會を開きまして、各派理事諸君の協議懇談をいたしたのでありますが、當面の豫定といたしましては、昨日議案の趣旨について商工大臣より説明を聽取し、本日及び明日兩日は休みとして、次會は二十九日月曜日午前十時より開會し、質疑に移ることと打合せをいたしたのでありますが、昨日は民主黨の方の御都合で開會が遅れましたため、會議を開くに至らず、各派の御意向によりまして、昨日の會議……

第1回国会 鉱工業委員会 第12号(1947/09/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法を議題といたします。
【次の発言】 本日より質疑に入るにあたつて、質疑は去る二十六日の理事會の決定によりまして、一應各黨一名ずつ、但し第一議員倶樂部と日本農民黨は、兩黨のいづれからより一名とし、その順序は日本社會黨、民主黨、日本自由黨、國民協同黨、第一議員倶樂部または日本農民黨ということに相なつております。それではこれより質疑を許します。岡田春夫君。
【次の発言】 岡田君にちよつと了解を得たいと思います。十一時五十分には商工大臣は關係方面との所用のために退席されますので、その點御了解願います。

第1回国会 鉱工業委員会 第13号(1947/10/02、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。岡田春夫君。
【次の発言】 靜肅に願います。
【次の発言】 勞働大臣はやがて見えます。
【次の発言】 所用のためにまだ出席がありません。
【次の発言】 岡田君に御相談いたしますが、商工大臣竝びに商工省に關する質疑は終りましたか。
【次の発言】 さらに御相談いたしますが、勞働大臣、大藏大臣、西尾官房長官、和田經濟安定本部長官等は、所用のために本日出席ができません。從つて次會に出席を求めまして質疑を許すことにいたしたいと思います。いかがですか。

第1回国会 鉱工業委員会 第14号(1947/10/04、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし質疑を繼續いたします。西田隆男君。
【次の発言】 それでは本日はこの程度に止め、次會は明後六日月曜日午後一時より開議し、西田君の質疑を繼續いたします。  本日はこの程度で散會いたします。    午前十一時五十六分散會

第1回国会 鉱工業委員会 第15号(1947/10/07、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前回に引續き臨時石炭鑛業管理法を議題とし、質疑を継續いたします。西田隆男君。
【次の発言】 西田君にこの際御相談いたしますが、勞働大臣が御出席になりました。勞働大臣は他の會談に出席の都合がありまして、時間的に急いでおられるようでありますから、この際勞働大臣に對する御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 大藏大臣がいま少し經つと出席したいということでありますので、岡田委員から保留されている問題ででき得れば、この質疑の繼續中に許したいと思つておりましたが、一應先般の理事會で委員から御意見のある場合には、一應理事竝びに委員長にあらかじめ連絡をおとりなつて……

第1回国会 鉱工業委員会 第16号(1947/10/09、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前囘に引續き臨時石炭鑛業管理法を議題とし、質疑を繼續いたします。西田隆男君。
【次の発言】 本日はこの程度とし、次會の開會日時は公報をもつてお通知いたします。本日はこれにて散會いたします。    午後零時二十一分散會

第1回国会 鉱工業委員会 第17号(1947/10/10、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  まず公聽會に關する件につきいてお諮りいたします。公聽會に對する公述人の申出の期限は昨九日でありましたが、申出でた者の名簿は、お手もとに配付してあります印刷物によつてごらん願います。つきましては、公述人への通知と公述人の出頭等の時間的關係から、本日公述人の選定をいたしたいと思います。本日理事會を開き、各派の理事諸君と協議をいたしましたのでありますが、理事會におきましては、一般の四名は理事會においてなお協議することとし、推薦の部は名簿の未決定の杭木關係一名、食糧關係二名、輸送關係四名、報道關係の一名は、なお理事會において協議することとし、その他は名簿の通り……

第1回国会 鉱工業委員会 第18号(1947/10/11、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  昨十日内閣提出の配炭公團法の一部を改正する法律案の審査を本委員會に附託せられました。本案の審査につきましては、後刻理事諸君と協議の上、審査の方針等を決定いたします。それでは引續き臨時石炭鑛業管理法を議題とし、質疑を繼續いたします。西田隆男君。
【次の発言】 西田君に御相談しますが、他の委員會等にも出席を求められておりますから、その邊をお含みの上で、なるべくひとつ……。
【次の発言】 次に淵上房太郎君の質疑を許します。淵上君に質疑に入る前にちよつと御相談いたしますが、總理に關する質疑がありますれば、總理は他の委員會等に呼ばれておりますから、さきに質疑をし……

第1回国会 鉱工業委員会 第19号(1947/10/20、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。淵上房太郎君。
【次の発言】 淵上君にちよつと委員長から申し上げておきたいと思いますが、先ほど御要求の政府に對する資料の件は、それぞれ速やかに出さすようにいたします。さらに速記の件でありますが、これは淵上郡も御承知の通り、諸般の事情がありまして、舊來のごとく早急にいかない點をあらかじめお含みを願つておきます。
【次の発言】 仰せの通りこちらばかりの都合でないということはお含みを願つておきます。
【次の発言】 それでは本日はこの程度に止めまして、明日は午後一時より繼續し再開することにいたし……

第1回国会 鉱工業委員会 第20号(1947/10/21、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。淵上房太郎君。
【次の発言】 ただいまの淵上君の答辯を求められておる點は、經理課長を呼んでおりますから、經理課長が出て答辯いたします。
【次の発言】 經理に關する面は經理課長が出席して詳細答辯をいたします。今經理課長を呼んでおりますから、すぐ來ます。
【次の発言】 大藏大臣と經理課長を呼んでおりますから、暫時休憩いたします。     午後二時四十五分休憩、
【次の発言】 再開いたします。  淵上委員より説明を求められておりましたので、石炭廳經理課長千葉説明員。

第1回国会 鉱工業委員会 第21号(1947/10/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  ちよつと速記をやめて…。
【次の発言】 ただいま有田君から委員長に對して、昨日の審議中における委員長の發言に對して疑義の点が發言されておりました。それは後刻速記を見ました上で、國會法を尊重する意味において取扱いたいと思います。  それでは淵上君に發言を許します。
【次の発言】 先般淵上君から政府に對して資料を要求されてありましたので、それを政府の方に、それぞれ順次速やかに提出するようにということを命じております。
【次の発言】 資料要求によりまして、政府側でつくつておりますから、ただ御發言を願います。

第1回国会 鉱工業委員会 第22号(1947/10/23、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題として質疑を繼續いたします。淵上房太郎君。
【次の発言】 淵上君にお尋ねしますが、經濟安定本部のだれを要求されておるのですか。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 淵上君に御報告を申しておきますが、和田安定本部長官は、二時から司令部の方に出かけまして、目下歸る時間がちよつとはつきりせないという通知でありますから、御了承願います。
【次の発言】 淵上君にちよつと御相談いたしたいと思いますが、なるべく法案を中心にして質疑をしていただきたいと思います。
【次の発言】 本日はこの程度に止めまして、次會は明後二十五日……

第1回国会 鉱工業委員会 第23号(1947/10/25、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭管理法を議題とし、質疑を繼續いたします。淵上房太郎君。
【次の発言】 大體東京の方が印刷が容易に運びませんので、他縣の方に出して至急今印刷をやらしております。
【次の発言】 この際委員長から御希望を申しておきたいと思いますことは、先ほど淵上君から御要望もありましたように、政府側においても、きわめて明快なる答辯をしていただきたいということ、さらに淵上君にも御希望を申しておきたいことは、今まで審議中にかつて前例のないというほどの委員長は寛大にしまして、すでに淵上君にも今日まで六日間の質疑の繼續を許しているのであります。從いまして、重複し……

第1回国会 鉱工業委員会 第24号(1947/10/27、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法を議題とし、質疑を繼續いたします。淵上房太郎君。
【次の発言】 淵上君、まだ質疑は殘つておりますか。
【次の発言】 それでは午前はこの程度に止めまして、午後一時半から再開をいたします。     午後零時二十四分休憩
【次の発言】 午前中に引續き會議を開きます。淵上房太郎君。
【次の発言】 今淵上君のおつしやつたように、委員會開會初めには、一日おきに委員會を開き、本會議のない日ということを理事會等できめておつたのであります。その後先般理事會等において、三日續けたらば一日休む、こういうことが理事會できめられておるのでありますか……

第1回国会 鉱工業委員会 第25号(1947/10/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。この際淵上房太郎から發言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 第一の明二十三年度の山別出炭計畫の豫想表について、資料要求をされてありました件につきましては、政府側にただちに委員長として要求をいたしておるのであります。政府側の方は政府側としてつくるにあたつても、從來からのやり方としても、やはり各山のそれぞれの協議機關等を經まして、その山別の報告書等をまとめて、初めて出炭計畫の數量をつくるということになつておるので、明年度分を各山別にそういう通知をいたしまして、その出炭豫……

第1回国会 鉱工業委員会 第26号(1947/10/31、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き、臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質議を繼續いたします。前田正男君。
【次の発言】 午前中の會議はこの程度に止めることにいたしまして、午後一時半から再開をいたします。暫時休憩いたします。     午後零時二十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引續き會議を開きます。前田君。
【次の発言】 その件につきましては、先般淵上君から同じく議事進行について御發議がありましたときに、委員長の方から、はつきりお答えを申し上げておいたはずであります。それをさらに繰返して申し上げておきますが、政府の方で明年度のものを山別につくるとしても、從來からのやり方の方式と……

第1回国会 鉱工業委員会 第27号(1947/11/01、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。この際委員諸君の御了解を願つておきたいのは、前會をもつて一通り各黨代表質疑は終了いたしましたから、本日以後の質疑について、理事諸君と打合せいたしました結果、質疑の順位は政黨順とし、日本社會黨、民主黨、日本自由黨を二まわりしたとき國民協同黨ということとし、その際小會派の發言をあらためて決定するということといたしました。各委員諸君の質疑の時間は、委員全體の審議權を尊重して、その含みの上で行うことと相なつておるのであります。以上を御了解を得、一層御精勵のほどを願つておきたいと思います。それでは……

第1回国会 鉱工業委員会 第28号(1947/11/04、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  まず最初に前回生越委員より、御發議がありました本委員會に關する日本放送協會のラジオ・ニユースの件について報告をいたします。同報告は十月三十一日の夜第一放送のニュースの時間に放送されたものでありまして、その文句は「臨時石炭鑛業管理法案は、衆議院鑛工業委員會で審議を始めてから一箇月餘りも經過しているが、質疑は各黨一名ずつ終つただけであるので、明日の鑛工業委員會では、あるいは與黨側から質疑打切りの動議が提出されるのではないかとも見られている。」というのであります。その出所は單なる放送記者の觀測でありまして、別にその根據と稱すべきものもないのであります。同放送……

第1回国会 鉱工業委員会 第29号(1947/11/06、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鋼業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。この際有田二郎君から議事進行について發議を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 ただいま有田君からの發議の件に關しましては、去る十一月四日の委員會等において委員長報告を申し上げた通りでありまして、さらに新たに岡田委員等の云々ということもありますので、本日岡田君がまだ見えておりませんので、そういう事實の點につきましては、委員長の方で、岡田君等に十分聽きました上で、御報告をいたすことにいたします。質疑を繼續いたします。深津玉一郎君。

第1回国会 鉱工業委員会 第30号(1947/11/07、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 是より會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。深津玉一郎君。
【次の発言】 靜肅に願います。
【次の発言】 ちよつと深津君に御相談いたしますが、商工大臣は閣議出席の都合等があるようでありますから、商工大臣に對する質疑の點は、商工大臣が出席されてからしていただくことにして、質疑を繼續願います。
【次の発言】 この際、昨六日の有田委員の發言に關して、岡田委員より發言を求められておりますので、これを許します。岡田春夫君。
【次の発言】 この際委員長より發言しておきたいと思いますことは、ただいま有田君から發言されました中に、きわめて重大なこと……

第1回国会 鉱工業委員会 第31号(1947/11/08、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。深律玉一郎君。
【次の発言】 この際高倉定助君から緊急質疑を求められておりますので、これを許します。高倉定助君。
【次の発言】 高倉君よろしゆうございますか。
【次の発言】 それでは庄忠人君の質疑は午後から行うことにいたしまして、午前中の會議は、この程度に止めることにいたしまして、午後一時から會議を開くことにいたします。暫時休憩をいたします。     午後零時四分休憩
【次の発言】 休憩前に引續き會議を開き、質疑を繼續いたします。庄忠人君。

第1回国会 鉱工業委員会 第33号(1947/11/13、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより開議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。この際淵上委員より議事進行について發言を求められているので、これを許します。淵上房太郎君。
【次の発言】 生越君の委員長に對するお尋ねの點は、どうも私はそのことを委員長としてお答えすべきであるかどうかということをはなはだ疑問に思うのでありますが、政府原案にしろ、委員各位からどういう修正案が出るにしろ、それは本委員會において審議の結果解決をされる問題でありまして、一委員長が修正案をどうであるとか原案をどうであるとか言うのは、それは越權的なことでありまして、各委員のそれぞれ審議權があるのであ……

第1回国会 鉱工業委員会 第34号(1947/11/15、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  この際委員の異動がありましたので御報告をいたします。岡田春夫君が委員の辭任を申し出でられ本日議長より辭任を許可せられました。同君辭任に伴いまして、本日議長において菊川忠雄君が本委員會に指名せられました。以上御報告をいたします。  なお委員を辭任せられました岡田春夫君は理事でありましたので、理事の補缺選任を行わなければなりません。
【次の発言】 ただいまの青柳君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは松本七郎君を理事に指名いたします。  これより引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。神田君。

第1回国会 鉱工業委員会 第35号(1947/11/17、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  前會に引續き臨時石炭鑛業管理法案を議題とし、質疑を繼續いたします。神田博君。
【次の発言】 ちよつと神田君、質疑中でありますが、先ほど御相談しておきましたように、商工大臣が約束の時間がきたので退席したいということでありますから、大臣に關する以外の質疑をお願いします。
【次の発言】 それは先ほど御相談しましたように、兩大臣ともきうは都合が惡いということです。政府委員に對する質疑があつたら御繼續願います。
【次の発言】 一應政府委員に質疑していただきまして、質疑の都合上どうしても大臣でなければならぬということでしたら、御相談することにいたします。

第1回国会 鉱工業委員会 第36号(1947/11/23、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  去る二十一日松本委員より臨時石炭鑛業管理法案に對する日本社會黨、民主黨、國民協同黨の三派共同提案が、委員長のもとに出されました。これについて御報告を申し上げておきます。なお院議によりまして、明日の午前中に委員會の審査を終り、同日午後一時本會議に報告することに決定いたしましたことは、御承知の通りであります。この際大矢省三君から、議事進行について發言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 ただいま大矢委員より委員長に質疑されたことは、今後の常任委員會運營にきわめて重大な關係があると委員長も思いますので、この際青柳委員からか、どなたからか、……

第1回国会 鉱工業委員会 第37号(1947/11/24、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  會議を開くにあたりまして、委員長から御報告、意見等がありますので、これを申し述べます。昨日の委員會におきまして、委員長不信任の問題等の取消しが宣言されなければ、委員長として、この會議を進行することができないから、委員長不信任の撤囘を求めたのでありましたが、その撤囘等を昨晩伺うことができませんでしたので、遂に昨日は夜遲くなりまして、流會の形になつたのであります。ところが二十一日に鑛工委員の各位が集まられて、委員長不信任を決議されたことは違法であると裁定するということを、議長から昨夜伺つたのであります。そのことは有田委員ほか數名の委員にもその旨を議長よりお……

第1回国会 鉱工業委員会 第39号(1947/11/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  議事に入るに先だちまして、委員長といたしまして一言御挨拶を申し上げたいと思います。先般來から臨時石炭鑛業管理法案の審査中におきまして、委員長のはなはだ不慣れなために、委員各位に少からず御心配御迷惑をかけ、また議事進行等の上におきましても、とかく手落ちのあつたことを、はなはだ遺憾に存じております。以後大いに勉強いたしまして、委員會圓滿運營のために、委員長格段の注意と努力をいたしたいと思いますので、この點御了承をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 本日は配炭公團法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案は十月一日に付託せられたのでありますが、……

第1回国会 鉱工業委員会 第40号(1947/12/08、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより會議を開きます。  本日をもつて、今會期における本委員會の議事を全部終了いたしたいと存じますので、請願及び陳情書全部の審査を終了するとともに、今會期に實施いたしました纎維工業、化學肥料工業及び鐵鋼業に關する國政調査の結論をまとめたいと思います。委員各位におかれましては、本委員會の權威のためにも、最後まで御精勵のほどを願つておきます。  それでは、先ず請願より審査いたします。請願審査の方法は、從前通り、紹介議員より説明を聽取し、政府の所見を質した後、質疑を行うことといたしまして、その可否は、全部を一括して決することにいたしたいと思いますが、これに御異議はありませんか。

第2回国会 鉱工業委員会 第1号(1948/02/05、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  本日の議事は國政調査承認要求の件と、小委員選定の件であります。まず國政調査承認要求の件を議題といたします。  本委員会は昨年第一回國会におきまして、石炭問題、繊維工業、化学肥料工業及び鉄鋼業に関する事項について、國政調査に関する調査を行つたのでありますが、御承知のごとく、本年はこれを積極的な経済建設に進み、恒久的な再建計画の第一歩を踏み出し、経済復興、産業建設の年たらしめばならないことは、政府並びに各界のひとしく決意し念願しているところであります。政府におきまして田、長期再建計画実現のために、本年を恒久的再建計画の第一年とし、生産増強の基盤をつくり上げ……

第2回国会 鉱工業委員会 第2号(1948/03/27、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  この際内閣提出の中小企業廳設置法案に対する本委員会の態度についてお諮りいたしたいと思います。  本案は去る十五日本院に提出され、十六日の議院運営委員会において、本案を付託すべき委員会に関して協議をされまして、同日商業委員会に付託されたのでありますが、本案は中小企業を育成、発展させ、その経営を向上させるに足る諸條件を確立することを目的とするものでありまして、法案の内容よりいたしましても、本委員会の所管に属すべきものと考えられるところが多いのでございます。委員諸君におかれましても、この点熱心に本委員会において審査をすべき旨の申出がありましたので、委員長より……

第2回国会 鉱工業委員会 第3号(1948/03/29、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  本日は、内閣提出の臨時物資需給調整法等の一部を改正する法律案に関してお諮りいたしたいと思います。本案は、去る二十五日に本院に提出され、二十六日に農林委員会に付託せられたのでありますが、御承知の通り、本案は、財政及び金融委員会の所管に属する臨時物資需給調整法、及び酒類配給公團法の一部改正、農林委員会の所管に属する肥料配給公團令、食料品配給公團法、飼料配給公團法及び油糧配給公團法の一部改正、本委員会の所管に属する石油配給公團法及び配炭公團法の一部改正案でありまして、先日委員諸君とお打合せをいたしました通り、農林委員会と、本委員会と、財政及び金融委員会とで連……

第2回国会 鉱工業委員会 第4号(1948/04/07、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先立つて、委員の異動について御報告いたします。昨六日民主自由党の有田二郎君、深津玉一郎君、及び山口六郎次君、社会革新党の早川崇君、無所属の岡部得三君、以上の方々が委員を辞任せられ、その補欠として民主党の馬越晃君、志賀健次郎君、及び、舟崎由之君、國民協同党の豊澤豊雄君、第一議員倶樂部の斎藤昇君が、議長において委員に指名せられました。以上報告をいたします。  なお委員の異動に伴いまして、理事並びに小委員の補欠選挙を行わなければなりませんが、これは御協議の上決定いたしたいと存じます。  それではこれより議事に移ります。去る一日本委員会に付託せられ……

第2回国会 鉱工業委員会 第5号(1948/04/08、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だちまして、委員の異動について御報告をいたします。昨七日民主自由党の平島良一君が委員を辞任せられ、その補欠として同じく民主自由党の有田二郎君が議長において委員に指名せられました。  それではただいまより前会に引続き石炭廳設置法案を議題とし審議に入ります。質疑を許します。神田博君。
【次の発言】 神田君にちよつと御相談しておきますが、商工大臣は二時から所用のために出られるようになつておりますから、お急ぎの点から先にお願いいたします。それから運輸大臣は今開議中でありまして、閣議が終らなければ政府委員を出席せしむるということでありますから、御了……

第2回国会 鉱工業委員会 第6号(1948/05/11、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だちまして、委員の異動について御報告をいたします。去る六日日本社会党の大矢省三君と民主党の馬越晃君が委員を辞任せられました。なお大矢君は理事でありますから、その補欠選任をいたさなければなりませんが、これにつきましては、去る四月六日理事の早川崇君が委員を辞任せられておりますから、その補欠とともに、次の機会に選任をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは次の機会に理事の補欠選任を行います。
【次の発言】 それではこれより請願の審査に移ります。  この際お諮りいたします。日程第七、金属鉱業再建……

第2回国会 鉱工業委員会 第7号(1948/05/26、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だつて、委員の補欠選任について御報告いたします。去る十七日に民主党の福田繁芳君と、二十日に社会党の成田知巳君が、議長において新たに委員に選任されました。
【次の発言】 それではこれより前会に引続き請願の審査を行います。日程第一六、鉄鋼増産対策に関する請願は、本委員会の金属鉱工業小委員会におきましても、これに関して調査を進められておつたのでありますが、本請願の内容とするところは、鉄鋼生産計画の達成、並びに増産対策の重要問題に触れておりまして、これは緊急を要するものと認められますので、本日の日程の順序を変更し、これより本請願を議題として、その……

第2回国会 鉱工業委員会 第8号(1948/06/18、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  去る六月十四日本委員会に付託されましたる特許法等の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(第一四六号)及び六月一日予備審査のために付託されましたる弁理士法の一部を改正する法律案(内閣提出)(予閣第六号)を一括議題としてその審査に移ります。まず両案の提案理由の説明を求めます。正木政府委員。
【次の発言】 これにて政府の提案理由の説明は終りました。
【次の発言】 ただいまの福田委員からの御意見について、いかがでしようか。
【次の発言】 敗戰日本の再建のためには、科学技術にまつところが非常に多いのでありますから、小委員会を作つて審議いたしたいと思うので……

第2回国会 鉱工業委員会 第9号(1948/06/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  まことに残念でありますが、私は理事諸君とともに、ただいまより参議院における関係方面との会合に出席しなければなりません。つきましては、本日の議事は、今澄委員に委員長代理をお願いして進めていただきたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではそのようにお計らいを願います。この際、暫時休憩いたします。     午前十時三十六分休憩

第2回国会 鉱工業委員会 第10号(1948/06/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だつて、委員の異動について御報告いたします。去る二十五日、民主自由党の今村長太郎君が委員を辞任せられ、その補欠として同じく民主自由党の平井義一君が議長において委員に指名せられました。以上御報告いたしておきます。  ではこれより理事補欠選任の件を議題といたします。さきに委員を辞任されました早川崇君及び大矢省三君、並びにただいま御報告いたしました今村長太郎君は理事でありましたから、その補欠として理事三名の補欠選挙を行わねばなりませんが、これは先例によりまして、選挙の手続を省略し、ただちに委員長において指名することに御異議はありませんか。

第2回国会 鉱工業委員会 第11号(1948/06/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより開会いたします。  本日の議題となつておりまする弁理士法の一部を改正する法律案につきましては、各党の態度がまだ決定しておりませんし、司法委員会の有志委員の方々から発言の申出もありますので、本日はこのまま議事を進めても、まとめかねると存じますから、次回は明七月一日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしの認めます。よつて次回は明七月一日午前十時より開会することに決しました。  本日はこれにて散会いたします。     午前十一時三十五分散会

第2回国会 鉱工業委員会 第12号(1948/07/01、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  この際、速記の件について諸君に御諒解を願つておきます。会期切迫の折柄、各委員会ともに、数多くの議案を抱えて活所は活動をいたしておりますが、御承知のように、速記の数は午前中に五ツ、午後四ツというのが最大限でありますため、去る二十八日の常任委員長会議の決定によりまして、付託議案の少い委員会には速記が附せられないことと相なつた次第であります。しかし速記の有無にかかわらず、議事議決の効力には、何ら影響のないことはもちろんであります。以上、御諒承を願つておきます。
【次の発言】 それではこれより前会に引き続き内閣提出参議院送付の弁理士法の一部を改正する法律案の審……

第2回国会 鉱工業委員会 第13号(1948/07/02、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  昨一日本委員会に付託されましたる内閣提出の石炭鉱業権等臨時措置法案を議題とし、その審査を進めます。まず政府の説明を求めます。水谷商工大臣。
【次の発言】 これにて政府の説明は終りました。  別に質疑、討論の通告はありませんからただちに採決に移ります。本案は、原案の通り可決するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて本案は原案通り可決するに決しました。
【次の発言】 この際神田君その他有志委員の方々により強い要望のありました、閉会中の委員派遣の件についてお諮りいたします。この申出は本委員会が閉会中、臨時石炭鉱業管理法の施行状況……

第2回国会 鉱工業委員会 第14号(1948/07/04、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  本日をもつて今会期に本委員会に付託されました請願及び送付されました陳情書の審査を全部終了いたしまするとともに、今会期中に実施いたしてまいりました繊維工業及び中小工業、化学肥料工業及び一般化学工業、鉄鋼業及び金属鉱工業並びに発明振興に関渉る調査の結論をまとめたいと思います。  それではまず請願より審査いたします。この際、請願審査の方法についてお諮りいたします。先刻理事諸君並びに席にお見えの委員各位と御相談いたしました結果、本日は会期終了日を明日に控えて、委員会の中にはなお重要議案を抱えている向きもあり、本会議の日程も数多くの重要法案が上程せられているため……

第2回国会 鉱工業委員会 第15号(1948/07/06、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  去る二日、本委員会から議長に申出中の石炭鉱業に関する件及び鉱業法改正案起草に関する調査の件についての閉会中の審査につきましては、昨五日院議によつて決定いたしました。なお、本件に関しまして、議長より次の如き通知に接しております。これを朗読いたします。  昭和二十三年七月五日       衆議院議長 松岡 駒吉   鉱工業委員長殿  閉会中の委員会の審査に関する件 閉会中に審査を行う委員会の運営に関しては議院運営委員会に諮問の結果左記によることに決定したから御諒承を願います。  一、閉会中の委員会の開会日数は十日以内とすること。    但し規則により閉会中……

第2回国会 商業委員会 第4号(1948/03/31、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤鉱工業委員長 昨日來中小企業廳設置に関しまして、各委員諸氏からそれぞれ質疑がなされ、政府側からも答弁等がされておるのでありますけれども、先ほども御意見が出ておりますように、どうもわれわれとして法案の提案の説明等をもつてされておる程度では、了承しかねるのであります。それは各委員諸氏から出ておりますように、中小企業廳は一つの経営と技術の精神面の発言の機能である。物の裏づけというものは行わないというようなことであつては、中小企業廳に対する業者の信頼と期待というものをもたすことはできないであろう、こういう点がわれわれが本法案を審議し結論をつけるのに了承しかねる点であります。そういう点から私は鉱工……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第62号(1948/09/25、23期、日本社会党)

○伊藤證人 そうです。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 團体代表から正式に委員長の私は反対運動を聽いたことはありません。ただ商工大臣の官邸で、法案を與党三派でつくり、政府案として要綱ができた折に、経営者代表と労働組合代表に、二回にわたつてそれぞれ商工大臣、当時の和田安本長官、加藤労働大臣もいたようでありました。私も法案の立案者とし委員長としてその席におりましたときに、大体こういう要綱で炭鉱国家管理法案をつくるつもりであるから、協力してやつてもらいたいということを述べましたときに、経営者側は強い反対の意思表示をしておりました。労働組合は原則的には賛成であるが、もつと進歩的なものをつくつて……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 通商産業委員会 第2号(1952/11/11、25期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま田中君から発言された種類の産業は、当面の日本経済の上から見ても、また日本産業の構造の上から見ても非常に重大な問題であると思いますので、これは別個にお扱い願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま炭鉱ストと電産ストについて政府委員からそれぞれ説明を承つたのでありますが、この問題は重大な問題であることは申上げるまでもありません。従つて私どもはこの二つの問題について質問をしようと思うのでありますが、その質問は、いずれも政府のこのストに対する根本的な解決への態度方針、あるいは通産大臣、労働大臣がその政府の方針に対してどのように対処してすみやかに解決をしようとしているか、こう……

第15回国会 通商産業委員会 第3号(1952/11/12、25期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 通産大臣も労働大臣もきわめて出席時間が短かいということでございますので、きわめて重要な要点だけを本日お伺いしまして、後日さらにお伺いしたいと思つております。  両大臣すでに御承知のように、今行われておりますところの炭労ストライキというものは、その参加人員においても、また長期にわたつておる点においても日本のストライキ史上においてかつてない歴史的なものでございます。しかもいつ解決するかの見通しも全然ございません。従つて漸次貯炭もなくなりまして、一般産業の消費もきわめて石炭危機に陥りつつあることは申すまでもありません。石炭は産業の米であつて、石炭を食わない産業はないといつてもさしつ……

第15回国会 通商産業委員会 第4号(1952/11/27、25期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 委員長に希望を一つ申し上げておきます。この法案を審議するにあたりまして、政府の公益事業に対する根本的な考え方を明らかにしてもらいたいと思いますので、次会に通産大臣の御出席を要望いたしておきます。

第15回国会 通商産業委員会 第8号(1952/12/11、25期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま上程されております、私どもが審議を求められております電気及びガスに関する臨時措置に関する法律案の審議について(委員長も大分その能率化を求めておられるようでありますから、これに協力をしたいと思つております。つきましては、この法案審議の基礎的条件ともいうべき公益事業のあり方について、通産大臣の信念、あるいは通産行政の方針を明らかに承らぬと困るのでございます。そういう点についてひとつ大臣にお伺いします。電力事業の公益性についてでありますが、さきに電力会社が九つに分割をされまして、分割後の公益事業としてのあり方が完全なものであると認められておるかどうかということでございます。……

第15回国会 通商産業委員会 第9号(1952/12/13、25期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 質問に入る前に委員長にお願いしておきたいのですが、一昨日私が小笠原通産大臣に質問をいたし、その他同僚と政府委員との質疑応答の全体を見まして、大臣初め政府委員の答弁ははなはだ不親切であるように存じます。従つてそういう不親切な答弁をされておるということであれば、十分理解が行き、納得するまでこの審議をしなければなりませんので、今提案され審議しておりますところの法案も、私は相当時間がかかることになると思います。そうすれば委員長の早く能率を上げたいという御希望に反する状態が起りますから、以後大臣初め政府委員の答弁に対しては、やはり信念を持つて親切に答弁されるよう委員長から特に政府側に要……

第15回国会 通商産業委員会 第10号(1952/12/15、25期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大臣には二日間にわたつて電力事業の今後の公営事業としてのあり方についてお尋ねをしたのでありますけれども、どうもその点が、自由党と社会党の政策の相違か、大臣と私の思想的な相違か、どうもまことにこれははつきりいたしませんが、これは後日討論の際に述べることにいたします。  そこで私は公益事業局長にお伺いをするのでありますが、御承知のように電産ストが長く続いて、それぞれ需用者が深刻に困つておりますところから、保安用の電力とはどんなものであるかという点に相当議論が起つて来ておりまして、解釈が明らかにされておりません。さらにまた法律的根拠は何によつてやつておられるのかということも明らかに……

第15回国会 通商産業委員会 第16号(1953/02/06、25期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま通産大臣から通商産業政策に対する抱負をお述べになつたのですが、お伺いしておると、おつしやることはまつたく賛成です。けれども、それをどうして具体的に実践して成果を上げるかということが問題だろうと思うのです。ところがその点においては、どうもちつとも納得の行くような抱負を述べられておりません。だんだんそれは今後進行するに伴つて、多分大臣が納得の行くようにお述べになる自信をお持ちになつておるのであろうと思いますけれども、ただいま宇田君の電力問題を伺つておると、まだ昭和二十八年は一月ちよつと越したばかりのときに、来年なんと言われると、非常に時間のかかるような気がするのです。どう……

第15回国会 通商産業委員会 第17号(1953/02/10、25期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 まず大臣に先にお尋ねをして、あとは政務次官に伺います。  私がこの間質問いたしましたのは、今日製鉄鉄鋼業者が相当赤字である。従つて輸出の関係においても、今言われる出血輸出ということで、市場獲得のために無理しておりはせぬか。そういう点から鉄鋼業者も値段を下げたいのだが、下げられぬでいる。さらにそこへ労働組合から新たに賃金要求が出ている。こういう点で鉄鋼業者も製鉄業者も相当苦んでいるという点についてお尋ねをしたところが、大臣は私の言うほど赤字じやなくて、配当しているところもあるし、黒字もあるしという非常に経営に楽観論を言われておりましたが、それは聞違いがないかどうかを先に伺いたい……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/16、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 時間の関係もありますから、きわめて要点だけを三、四点お伺いいたします。  実は通産委員会の方へ緒方副総理に来ていただくということにしておつたのでありますけれども、こちらの方で委員会が開かれておりますので、最も時間を節約する意味において私が出て参つたのでございます。お伺いしたい一点は、このたび政府が西日本水害対策のために中央本部と地方本部をつくられたその意義と使命を、緒方副総理から伺いたいと思います。
【次の発言】 今副総理から答弁がございましたが、これは政府も多分そういう意図でつくられたものだと思うのですが、今度は現地に大野国務大臣をやつて現地本部をつくつて、関係各省から代表す……

第16回国会 懲罰委員会 第3号(1953/08/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 事件の結果についてだけ、いろいろ議論をされおるようでありますが、私は、同僚各位にお聞きを願いたいと思つておりますことは、なぜ、だれがこの導火線をつくつたか、導いたかということを、冷静に御判断を願いたいと思うのであります。  あの予算委員、会が開かれました当時、御承知のように保安隊の問題、MSAの問題、再軍備の問題等が、この国会で最大の政治上の重大な問題として、なお割切ることができない状態にありましたので、野党各派から政府側に質問要請をしまして、三十日の日に再開されまして、五人のそれぞれの党の代表者が質問を展開することになつていたのでございます。最初に芦田さんがやり、その次に和田……

第16回国会 通商産業委員会 第1号(1953/05/26、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま委員長から、国政調査に関する要項をお述べになつたのでありますが、もちろんそれには異議はございませんが、一つ追加をお願いいたしますことは、御承知のように、石炭の問題でございます。石炭の問題は、日本の炭鉱が開発されて以来、本年くらい重大な危機に当面していることはなかろうとされておるのであります。たとえば現在すでに貯炭が七百万トンになつております。おそらくこの夏枯れを通じて一千万トンを突破するだろうという見通しでございます。こういうことは、明治以来ないのでございます。従つてこのために炭鉱が、経営がやつて行けないというので、破産するもの、企業整備をするもの、月給、賃金の不払い……

第16回国会 通商産業委員会 第3号(1953/05/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 議事進行について…。お聞きの通り、今大臣の答弁を伺つておりますと、大蔵大臣と折衝しなければ自分の通産行政に対するところの方針というか、信念を持ち得ない、従つてそれをお聞きになるということであれば答弁はできない、それまで待つてもらいたいというような意味でありまして、今山手委員も質問いたしておりますが、通産行政の根本についてわれわれは大臣から意見を聞きたい。それから二十八年度予算に通産行政をどのように織り込みつつ持つて行こうとしておられるか、これをお聞きしようとしておる、その点について答弁ができないということであれば、従つてわれわれが今日ここ質問をすることはまつたく無意味であると……

第16回国会 通商産業委員会 第4号(1953/06/01、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 石炭、炭鉱の問題は、現在日本の非常に重大な問題でありますので、きわめて具体的な事例をあげてお伺いをいたしますので、政府の方でも抽象的でなく、具体的にそれぞれ答弁をしていただくよう要請しておきます。  本年度は石炭の生産はどの程度が適当であるか、その根拠となる資料等の提出あるいはまた答弁で納得の行くような点を示していただけばそれでけつこうでありますが、できなければ資料等の提出をしていただきたいと思います。
【次の発言】 重油の輸入の数量、価格、重油と切りかえられた石炭の数量、その石炭の種類等について、具体的にひとつお示しを願いたい。

第16回国会 通商産業委員会 第7号(1953/06/25、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 改正鉱業法の条文の二、三のこまかい点についてちよつと伺つておきたいと思うのです。  その前にひとつ根本的な問題としてお伺いしたいと思いますのは、鉱業法を根本的に改正しなければならぬということは、もう十五年も二十年も前から、この法を改正しなければ非常に欠陥が大きくて、いろいろこのための問題が起るということで、それぞれ委員会なんかも設けられたり何かしてやつておられるのですが、一向根本的な改正案の提案はされない。そのために、たとえば日本の鉱区が非常に古くなつているので整理統合もしなければならぬ、あるいは睡眠鉱区の開発もしなければならぬとか、あるいはそのために起つた鉱害問題の処置に困……

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつと委員長にお伺いしたいのですが、この間スト規制法について、労働委員会と連合審査をするということが本委員会できめられ先。委員長からその交渉をされていると思いますが、その経過をお伺いしたい。というのは、スト規制法は政府の方では相当急いでおられるようだが、われわれとしても、あの法律について連合審査をするについては、あらかじめやはり勉強もしなければならぬということもある。そこで委員長から申し込まれたその後の経過がどうなつておるか、本日おわかりになつておれば、幾日の日に連合審査をやるか、そういう点に対する委員長のその後の経過をお聞かせ願いたい。

第16回国会 通商産業委員会 第14号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して。せつかく通産大臣もお見えになつております。ただいま炭鉱災害緊急救済措置について、石炭小委員会でまとめたものを小委員長から報告をいたしました。これに対して通産大臣はどのようにお考えになつておられるか、さらにまたこの問題は、何も今小委員長から報告をしたというだけでなくして、政府自体としても非常に重大な問題として絶えず閣議を開いてその対策を講じられておると思うし、さらに現地には大野国務大臣を派遣して現地本部をつくつてやつておられる。さらにまた中央には緒方副総理を中央本部長としてやつておられる。これらに対していずれも緊急であることは論ずるまでもありません。従つていやしくもこ……

第16回国会 通商産業委員会 第18号(1953/07/16、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 通産大臣がお見えになりましたので質問をいたしますが、大臣も御承知のように、七月八日に本委員会で決議をいたしました。それは石炭小委員会の水害炭鉱復旧について、九箇項目にわたるものであります。そのうちで特に、つなぎ資金として、十億円の緊急処置をとられたいということを、あわせて私はるる大臣に質問し、要望しておいたのでありますが、小委員会できめ、本委員会で決定し、さらに私が関連して質問をいたしました、それからすでにもう八日間からたつておりますが、その八日の間に、大臣はこれをどのように処理されつつあるか、その経過と現状について、大臣はどのようなことをやられておるかを伺いたいのであります……

第16回国会 通商産業委員会 第20号(1953/07/18、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 私どももこの法案に賛成をしたのでありますが、実は法案の内容にわたって修正すべき点の多々あることも認めたのでありますけれども、何分中小企業者に早く金融の道をあけてやりたい、こういう点から、各党は一致して、ただいま出されました附帯決議をしたのであります。従来のごとくあまり厳格な規定をつくつて、そのためにこの金が時間的に生きた資金として使われないようなことのないように、この点を当局者に強く要望しておくのであります。とかく従来はそういう手続上の問題であまりに時聞をかけ過ぎて、借りられないし、また借りてもそのためにいろいろな経費が非常にかかったというようなばかばかしいことがありますから……

第16回国会 通商産業委員会 第22号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大臣がお見えになりましたから、二、三点お伺いしようと思います。いろいろ大臣に激励、お尋ねしなければならぬことがありましたけれども、昨日からの状態を見ますと、通産大臣のかなり努力をされたような点が見られますので、この点は大臣の労を多として感謝しております。つきましてお尋ねしたいのは、この炭鉱水害のために五億と十億のつなぎ融資をするということが正式に炭鉱代表に答えられておるようでございます。さらにまた新聞にもそれが発表されておるようでありますが、これは事実であるかどうか。事実とすれば、その五億と十億というものはどういう性質の金であるか。そういう点をひとつお聞かせ願いたい。

第16回国会 通商産業委員会 第25号(1953/07/25、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 私は日本社会党を代表して、本法案に反対するものであります。  反対の理由の第一は、政府は国民経済に悪影響を与えない範囲においての軍需産業の規模を具体的に明らかにしておりません。将来の産業構造に対する十分なる見通しもなく、目先の利害にとらわれて武器生産に走ることは危険であり、従つて十分警戒すべきところであります。計画性なき武器生産を認めることには絶対に反対であります。  第二に、日本経済の自立達成のために、武器生産というものはきわめて不健全な産業であります。特需や新特需のなくなつたときのわが国の産業界の混乱を考えるとき、軍需生産は日本の運命をかけるのであればともかく、政府は武器……

第16回国会 通商産業委員会 第31号(1953/08/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちようど石炭局長が見えておりますから、今小委員長から報告をいたしました内容とそれ以外の点で、二、三点明らかにしておきたいと思うのであります。  第一点は、中にもありますように、企業合理化の問題でありますが、最近貯炭が非常にふえて来たことと、石炭界が外国の弱粘結炭、あるいは重油等に圧迫されて、炭鉱経営がおもしろくないというような点から、企業整備が相当促進されつつあるわけでございます。ところがこの企業整備を労働者の首切りに、三井、三菱を初めとして最近相当露骨に行われつつあります。それからまた水害によることを理由にして相当企業整備、首切りが行われつつあります。こういう対社会的な問題……

第16回国会 通商産業委員会 第33号(1953/10/13、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 簡単なことを一、二点お伺いしたいと思います。さつきからわくわくとおつしやつていますわくというのは、業種のわくのことですか、業種に対する金額のわくのことですか。
【次の発言】 どうも先ほどからわくを広げるということをおつしやつておられたようであるけれども、その点が非常に私は疑問で解すことができなかつたから――この問題は単なるなぞのようなことでなくて、業種をどういうふうに拡大するのか、あるいは業種による総金額はどのように割当ててそのわくをつくるのかということは、これは非常に大事なことなんです。そこで、さつき長官が言われた窓口のわくの云々という問題、これも非常に抽象的であるが、一体……

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/10、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 労働大臣にお尋ねをいたしますが、このスト規制法をもつて、日本の産業平和維持に最善なものと、今なおお考えになつておられますか。
【次の発言】 坑内保安を維持するために、これをつくらなければならぬということをおつしやつておりますが、そういう事実がございますか。その事実があつたら、ひとつお聞かせ願いたい。おそらく昨年のあのストの当時のことをお考えになつておられると思うのであるが、別段に保安を放棄したという事実はございません。ただ準備行為を指令したというだけでございます。しかも、それを拒否したのはだれか。それは山元で話ができないから、鉱業連盟に相談をした。連盟が、相談することを拒否して……

第17回国会 通商産業委員会 第1号(1953/11/04、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 私あとで質問しようと思つておりましたが、今岡田長官の答弁の中に、私どもの考えていたこととちよつと違うような答弁があつたようですから、明らかにしておかなければならぬと思うので、質問するのです。先ほど委員長から配付されました文書の中にも、大銀行に、無条件に野放しに預託するような意味にとれることが書いてあるのであります。それからさらに岡田長官の答弁を今伺つておつても、そういうようにとれたのでありますが、それはこの間の理事会でのわれわれの話合い心し食い違いがあるように私は思う。というのは、この間理事会の折に岡田長官から持ち出された意見、あるいは委員長からもお話になつた意見というのは、……

第17回国会 通商産業委員会 第4号(1953/11/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま福田委員から提出されました申合せ事項について政府側に明らかにしておかなければならぬ点がございます。二つございますが、一つは先般私が十一大銀行が中小企業に対してどのような貸出しをしておるかという資料の提出を要求しておきました。それがいまだありません。たとえばこの問題が本日解決したとしても、資料を提出されることはこれで済んだと考えていただいては困ります。すみやかに提出願います。  それからいま一つは、中小企業金融公庫の金の指定銀行に対する割当のわく、これをひとつ当局の方に考えがあろうと思いますが、どのようなわくをつくつてそれぞれ貸出そうとしておられるのか、これをひとつ明ら……

第18回国会 通商産業委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 先ほど大臣から、通産大臣としての今後の生産者としての政策というか、その抱負をお述べになつたのでありますが、これについては、いずれわれわれは通常国会に入つて具体的に論議をして行きたい、こう考えております。私は、先ほど大臣がお述べになつたものは、これは通産省の悩みであると思つております。通産省の名局長、外局長官などがまつたく頭をかかえた悩みをまとめたものをお述べになつた以外の何ものでもないと思つておる。また経済審議庁長官としても、やはりそういう悩みの事業行画をわれわれに訴えられたにすぎないと思つて今私は聞いたのであります。きようは時間の関係で私は内容にわたつて質問しようとは考えて……

第18回国会 通商産業委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して……。今御説明になつたことや先般大臣の説明されたことは、後日質問いたしますが、ちよつと疑問の点があるので一点伺います。この春の通常国会のときに、今の炭鉱の縦坑開発の問題について、二十八年度に五十億投資をするということを言われておりましたが、この投資がどれだけ消化されて、どれだけ縦坑が掘られておるかをちよつとお知らせ願いたい。
【次の発言】 私の知るところではそんなに消化されてないように思うのですが、五十億を二十八年度に突破しているというなら、どこどこの炭鉱が縦坑を開発しているのかをきよう説明ができなければ、明後日でもその翌日でもよろしゆうございますが、資料としてひとつ……

第18回国会 通商産業委員会 第5号(1953/12/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 実はきようは、先ほどから御意見が出ておりましたように、日銀総裁と大蔵大臣、通産大臣とが御出席になることを期待して若干質問しようと用意していたのでありますが、三人ともお見えになつておりません。従つて政策上の責任者がお見えになつておりませんので、それらの重大な問題についてお尋ねをすることは後日にいたしたいと思つておるのでありますが、せつかくそれぞれの係官の方方がお見えになつておりますので、疑問になつておる二、三の点についてお尋ねしておきたいと思います。  多分先ほどから同僚各位からも質問をしたと思いますが、先般来一万田日銀総裁が関西旅行なり大蔵委員会等においてそれぞれ発表されてお……

第18回国会 通商産業委員会 第6号(1953/12/08、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 一つ関連してお尋ねいたします。先ほど重油の問題が出ておりましたが、次官、鉱山局長もおられますが、大体重油の輸入総数量とそのドルの金額をちよつとお知らせいただきたい。
【次の発言】 そのリツトルの数は幾らですか。
【次の発言】 大体リツトルにして四百六十万キロリツトル入つておる、こう思うのですが、それで今度さらにまた四十万キロリツトル業界からの要請で入れようとしておるようでありますが、そうですか。
【次の発言】 入れなければ問題が起りそうだと言われておるが、入れた方が問題が起るということをお考えになりませんか。それはきよう私はそのことを議論になるから言いませんけれども、入れた方……

第19回国会 決算委員会 第50号(1954/09/17、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつと田中委員長にお尋ねし、御相談しようと思う。委員長もお聞きのように、政府側の福永官房長官が公務々々と盛んに言つておられるが、公務とは口実を設けるのに非常に苦心をされたようにしかとれない。日程等の問題についてもきわめて抽象的である。そして田中委員長は、このような質疑応答の間においても、私はおそらく議事整理上はなはだ認めがたいことをお考えになつておると思うのである。先ほど福永官房長官は日程等の問題を抽象的に出しておられる、これではわれわれは理解も納得もできない、委員長もそうだと思う。よつて委員長が福永官房長官とそこでひとつ話合いをやられて、この日程を時間的に、具体的に書面に……

第19回国会 大蔵委員会 第63号(1954/05/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 ただいま議題となりました国有の炭鉱医療施設の譲渡及び貸付に関する特例法案につきまして、その提案理由を説明いたします。  敗戦後における日本のあらゆる産業の復興は一に石炭の増産にかかつておりましたので、炭鉱労働者に対しては種々その増産意欲を鼓舞し、かつその増産努力に対して物心ともに報ゆることが、当時の労働問題のみならず一般社会情勢からも当然の措置とされておりました。  大きな炭鉱には比較的整備した専属医療設備があつたのでありますが、全国炭鉱六百十八―昭和二十二年末―中の過半数三百四十一の中小炭鉱には病院らしい設備を持つているものははなはだ少く、ことにこのうち二百七十七炭鉱はまつた……

第19回国会 通商産業委員会 第7号(1954/02/05、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 委員長が心得ておられるから申すまでもないと思いますけれども、大臣があつちに行かれましてだらだらとなるようではこの委員会は困るのです。ここで委員長として予算委員長との間にはつきり十分なら十分、十五分なら十五分ということできめて、そして通産大臣をこつちにお迎えするようにその辺をひとつはつきりしておいていただきたいと思います。  それから私は、加藤君が他の政府委員に質問されることがあれば続行していただいた方がよいと思います。
【次の発言】 私は時間の関係等もございますから、きわめて言葉を節約しまして要項的に質問いたしますから、大臣の方でもひとつそのつもりで明確にお答えを願いたい。 ……

第19回国会 通商産業委員会 第10号(1954/02/12、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちようど油の問題が出ておりますので、関連して一点だけ伺いたいと思います。それは、この間私が質問をいたしました折に、私も非常に憂慮のあまり問題を出したのでありますが、時間の関係もあつて、十分質問もし、また伺うことができなかつたのであります。ついては、さらに今関連質問としてお伺いしようと思うのは、帝国石油の問題についてであります。二月九日の産業経済新聞記事に、帝石内部が支配権をめぐつて争いがいよいよ深刻になつて来た、しかもそれが爆発点にすでに達して来ている、これはこのまま放任できないというところから、川上局長が関係者をそれぞれ呼んで事態収拾に対して乗り出してこれを解決しようとされ……

第19回国会 通商産業委員会 第12号(1954/02/17、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 われわれは今後この通産委員会で日本の産業復興再建の問題等を審議して行きます上に、どうしても一点伺つておかなければならぬことがございます。それはこの間から私は政府のこのたびのインフレを押えるために一兆円以内の緊縮予算をもつてする、そして政府の財政投融資を削減抑制する、こういう今後の方針で行くのだという点についてはお尋ねをしておるのでありますが、しかし十分了解できておりません。私がきよう大臣にお尋ねをしようと思うのは、政府の予算と財政の投融資を押えるということはわかるが、しからばこれに伴うところの民間の資本、民間の融資、こういうものを大臣はどのようにこれを押えて行こうと考えておら……

第19回国会 通商産業委員会 第14号(1954/02/20、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 このガス事業法を審議するにあたりまして、政府から提出されております資料は不十分な点がございます。よつて新たに具体的な資料をこの際政府の方に提出を要望いたします。一、ガス事業五箇年計画、同資金計画、五箇年後の料金変更見込み。二、現在のガス事業者につき、社名、供給区域(おもなる都市名)、需要家概数、供給ガス標準熱量、資本金、平均販売単価、最近の利益率、配当率、従業員の数、最近一箇年ガス販売の量。三、卸売その他主要事業について、社名、卸、おもなる特定供給の最近一箇年間の販売量、標準熱量。四、供給規定量、代表的な会社でよろしゆうございます。以上の四点を、審議するにあたつてまず資料を要……

第19回国会 通商産業委員会 第16号(1954/02/26、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつと希望意見を申し上げます。この特別鉱害復旧臨時措置法の一部改正につきまして、有効期間が二箇年間延長されるということは現状においてはやむを得ないのであります。またこの延長二箇年間に、残る工事を完全に復旧させるということについて、予算の裏づけ等の問題について、佐久石炭局長初め関係の人々が、非常に苦心、努力されたことは、私この際認めて、感謝したいのであります。  ついては、なぜ二箇年間延長ばさなければならなかつたかということについて、政府側に深い責任感と反省を求めなければならぬと思うのであります。というのは、五年の期間内に完全に復旧をして、地元市町村及び被害者の被害を救済する……

第19回国会 通商産業委員会 第20号(1954/03/10、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 先般来同僚各位からそれぞれこの問題について質問されているのでありますが、私も最も具体的な事例について、それぞれ質問をしようと思うのであります。  まず最初にお尋ねしたいのは、公益事業としてのガス事業のあり方の点についてであります。ガスは御承知のように経済的に非常に割安な点並びに都会生活に最も適合した点、これらが都会人の家庭生活燃料として最適なものであることは申すまでもありません。また国家的に見ても、森林資源の濫伐などを防ぐ点からも、石炭を科学的に消費する熱経済の総合燃料の国策上から見ても、今後の都市にはますます発展普及せられなければならないということも公益事業として当然なこと……

第19回国会 通商産業委員会 第27号(1954/03/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して一、二お伺いいたします。ガス事業のこういう公益事業に、監督官庁である政府があらかじめ無償交付を認めてこの法案を出されてあるということは、公益事業の性質上許されるものであるかどうか。私はそれを非常に疑問に思うのですが、われがこの法案を審議して来たのは、ガス会社は利益を隠しておる、なぜならば、公益事業という名のもとにあまり大きな配当をすることは、世論上許されないという問題が起つて来るというところから、実際の利益について配当以外の措置ををいろいろ講じておるようにわれわれは思わざるを得ないということを、疑問を持つて質問して来たのです。今そういう答弁を聞きますと、いよいよもつて……

第19回国会 通商産業委員会 第29号(1954/03/31、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま通産大臣の御意見を伺いまして、私も同感であり、なお今後の処置について深く考えておる点を感謝いたします。先ほど総合燃料対策小委員長から報告になりました点につきまして、私ども不十分と思いますけれども、お互いに協力し合つてつくつたものでありますから、賛成をし、なおあれを生かすために一層の協力をしたいと考えております。  この際通産大臣並びに政府の方に強く要望し、なお自分の意見も加えながら申し上げることのお許しを得たいと思いますが、通産当局にお伺いしておきたいと思います点が二、三点あります。先ほど大臣が言われておりましたように、やはり石炭単価を下げなければならぬということは、……

第19回国会 通商産業委員会 第30号(1954/04/02、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 法案に入つて質問する前に、輸入油の問題についてお伺いをしておきたいと思うのですが、政府の方でも御承知のように、日本に輸入される油は、油を輸入しておるところの欧州各国と比較すれば、相当日本の方が高値になつておるのであります。しかも欧州各国ではそれぞれ厖大な輸入関税をとつております。日本の場合は御承知のように無税であり、しかもなお販売価格がトン当り三千円、四千円というふうに高値になつておる。ところがこれを輸入業者に言わすと、運賃の問題とかなんとか言つておるが、いかに運賃を計算してみても厖大になる。それらの点について、なぜ日本に持つて来るのはそう高いのか、あるいは外国等でどのような……

第19回国会 通商産業委員会 第34号(1954/04/13、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつと一点だけお伺いしておきたいと思います。この法案が出ましてから、同僚各位から熱心に質問されたことは、帝石の内紛の問題でございます。政府もこの帝石の重役陣の内紛についてはあつせんもされ、また困つた連中だということで手をやいておられることもわれわれはよく承知をしておる、それで何とか解決をしてやらなければならぬ、再び内紛の起らないようにしてやらなければならぬということで苦慮されておることもわれわれは十分了承しております。そこでけんかが起つてから仲裁に入るということでは、過去の失敗の上から見て試験済みと思う。それでけんかの起らないように内部に立ち入つて、この国家計画を帝石をして……

第19回国会 通商産業委員会 第36号(1954/04/16、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつとお伺いしてみたいと思うのですが、石炭液化の問題では御承知のようにドイツが世界的にその優秀性を誇つていると思いますが、日本でも福岡県の大牟田の三井と八幡の三菱化成、この二つが代表的なものだろうと思います。液体化の問題については、日本はドイツと比較すると、まだあそこまで優秀化していないということを考えるのですが、ドイツの人造石油は戦争中を通じて非常に成功していると考えているのですが、日本の三井、三菱の液体化の問題と比較しますと、日本の方はいかほども進んでいないと思うのです。日本の石炭からの液体化の問題をもう少し進歩さすためにはどのようにしたらいいのか、おそらくそういう点は……

第19回国会 通商産業委員会 第43号(1954/05/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 この法案は御承知のように、提案されてから相当時間がたつておるのです。この法案を提案された当時の生産原価及び販売価格というものと今日とにおいては相当開きが起つて来ております。従つてここにABCなど六つの何が示されておりますが、その六つの工場の法案を出された当時の原価及び現在の販売価格、六つの工場の当時の生産数量及び現在の生産数量等をお知らせ願いたい。
【次の発言】 私はその数量に伴う価格の問題をお尋ねしておるのですが、それの御答弁がないようです。
【次の発言】 どうも御答弁が私のお尋ねしていることからするとちよつと抽象的になつて、私の頭の悪いせいか聞き取りにくいのですが、私のお……

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 苦心をなされておつくりになつたのかどうか知りませんけれども、私が昨日からだんだん御相談をしておりました資料としては、どうもまことにあまりおそまつたような気がいたします。これではだれが見てもなかなかわからないのではないかと私は思うのです。別に無理を言うわけじやありませんが、もう少しふだんから用意をされておく必要があつたろうと私は思うのです。そこで私は、この問題についてあまりつつ込んで言うと、また意地が悪いように誤解されてもどうかと思うから、資料の問題についてはあまりつつ込んで申しません。これは政府もわからないから、従つて推定しておつくりになるよりしようがないのでしようから、これ……

第19回国会 通商産業委員会 第46号(1954/05/12、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 私は別に発言をせぬつもりでおつたのですが、どうも黙つておるわけにも行かないので、委員長に議事進行についてひとつ要望をいたしておきたいと思います。  このスレートの問題は、先般木材小委員会に関係業者代表を呼びまして、いろいろ意見を微しました折にもここで猛烈に対立をいたしました。われわれの聞くにたえぬような論争があつたのでございます。ところがそれはそれとしても、政府は政府とし、国会は国会として、われわれは冷静な判断の上に立つてこの問題は処理すべきであると考えていたのでございます。ところがはからずもまたこの間の業者の論争をここで各委員の間において繰返されるということが起つたので、実……

第19回国会 通商産業委員会 第52号(1954/05/21、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 桐生の土木課長の清水さんと沼津の土木課長の渡辺さんにお尋ねしたいと思います。先ほど御意見がありましたように、取りやすいところはどんどん取つてしまつておる、それ以外のところは経費が高くなるから取らない。われわれもそういう点はよくわかるのであります。ところが掘りやすいところになくなつたので、そこで河床以外の現在の堤防内というか、あるいは自然に高くなつて畑地になつておるというか、いわゆる耕地というような形になつておるところに非常にいい砂利があるということは、至るところで言われているわけであります。そこでそういうところをぜひ掘りたいということから、業者の人々がぜひとも土地収用というか……

第19回国会 通商産業委員会 第62号(1954/08/12、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 先ほどから同僚委員から輸出問題については相当広汎にわたつて質問をいたしておりましたから、私はもうその点は繰返すまいと思いますが、ただ大臣の答弁をされておられます中に理解できない点がありますから、この点をひとつお尋ねして明らかにしていただきたいと思います。それは大臣の答弁の中に、輸出貿易は伸びて来たということを相当自信を持つて答弁されていたようでありますが、その内容にわたつて大事な点が説明されてありません。というのは、その転出しておることが外国から原料、材料というものを輸入せないで国内の原料、材料でつくつて、それが相当黒字の上に転出をされてあるならこれはまことに喜ぶべきである。……

第19回国会 通商産業委員会 第64号(1954/08/14、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 時間の制約がありますから、私もできるだけ要点のみをあげて質問いたしますから、政府委員の方でもそのつもりで簡単明瞭にお答えを願いたいと思います。中小企業が金融難に陥つておることは申し上げるまでもありません。それについてここに私の方でつくりました数字がございますが、全国銀行貸出し残高を見ると、本年一月から四月までの現状は、大企業に対しては一千二百四十九億円貸出しが増加しておる。その反面に中小企業の方は四百四十四億円貸出しが減少して来ております。こういうように、中小企業というものは非常に金融難に陥つておることは申し上げるまでもありません。先般われわれがこの通産委員会として九州地方の……

第19回国会 通商産業委員会 第66号(1954/09/10、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 今回の電気料金改訂反対と今後の改訂に対する意見を申し述べて、わが党の態度を明らかにしておきたいと思うのでございます。  わが国の現下の電気事業は全国国民の九九%に達する普及率を示し、公益事業中最大の普及性を有する事業であり、その料金の改訂は民生の安定並びに全産業に重大な影響を及ぼすをもつて、その取扱いは法令に従い公明正大かつ慎重に行わなければならないことは申すまでもありません。しかるに今回の電気事業者の料金改訂申請に対する政府の処置は、法令は従わず、秘密裡にしかも独善的に決定を行い、実質的にははなはだしく高率の値上げを決定しながら、外見上はほとんど値上げなきがごとき羊頭狗肉の……

第20回国会 大蔵委員会 第2号(1954/12/02、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 今お尋ねになりましたような、またお考えのようなことを、私どもはもともと非常に希望していたのでございまして、そのいきさつを簡単に申し上げますと、産業復興公団か現在のあの建物をつくりますときに、その引受け団体でありました炭鉱福祉協会というものを、占領軍司令部が何を勘違いをしたか、解散を命じてしまつたのでございます。そのために産業復興公団がりくつた建物を引受ける相手がなくなつてしまつたのであります。そこで政府の方ではその地区の府県知事に、これを何とか引受けてくれということの委託をしたわけでございます。そのとき通達といたしまして、この責任者になりました資源庁の石炭生産局長、経済安定本部……

第20回国会 通商産業委員会 第4号(1954/12/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 たいへん時間がおそくなりまして、参考人としてわざわざおいでをいただいた方々、非常に御迷惑であると存じております。それから私参議院の方に呼ばれておりましてしばらく留守にしておりましたから、他の同僚委員からそれぞれ相当質問もしてくれたと思っておりますので、私はきわめて大事な何点かだけを簡単にお伺いしようと思うのであります。参考人の方々には長くいていただいておるので、あるいはいていただかぬでもいいかとも思うのでありますけれども、私が政府側の方にお尋ねすることに関連してまた御意見があるかもしれませんから、その辺もお含みいただきたいと思います。大体この内閣の言ったことをここでたてにとっ……

第21回国会 通商産業委員会 第1号(1954/12/16、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大臣は時間の関係等もあるようですから、きわめて緊急な問題について二、三点お伺いしようと思います。もちろん政策的な問題、予算的な問題、そういう問題は鳩山内閣がやる資格はないのですから、そういう点についてはお尋ねいたしません。内閣が責任を持つて行政上やれる緊急な問題について、ひとつ大臣にお伺いしようと思います。  それは大臣も就任されてから、しばしばそれぞれの関係者から深刻な陳情をお聞きになつておられると思います。その問題は、年末の炭鉱の危機をいかにしのぐかという点について、すでに大臣もお聞きの通りと思いますが、特に昨年と本年で炭鉱の労働者は十万以上の者が失業しております。しかも……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会 第3号(1955/03/26、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 委員長に本委員会の運営について伺っておきたいと思います。  御存じのように、予算委員会以外については、とかく委員会の運営が、非常に出席率が悪いし、あるいはまた政府側も大臣などはなかなか出てこない、そういう点から、だんだん委員会が重要視されないという傾向があると思います。これは帰するところ、政府側の方で予算委員会以外の各委員会に、重要な法案、重要な問題等があっても、大臣がなかなか出席をしてこない、出席をしてきても、ちょっと顔見世ぐらいのところで、すぐなんとかかんとかと言って、委員会をはずしてしまう、そういう点から、予算委員会以外の委員会が軽視されるということになるのであります。……

第22回国会 商工委員会 第4号(1955/03/29、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 石橋通産大臣にこの間電気の問題でお尋ねをしたのですが、あのときは私もいわば大略的な点のお考えを伺っただけであります。その後新聞にもかなり具体的に出てきておるようでございます。それから石橋通産大臣も電気料金の値下げの問題については相当耳にタコのできるほど発表しておられますから、相当それについては信念を持っておやりになろうとお考えになっておることと思います。そこで私も少し具体的にお伺いをしておかなければならぬし、それから電気料金の問題は今後日本の産業経済に与える影響も非常に大きいのですから、私も少しまとめて具体に的お尋ねをしますから、そのつもりで国民もなるほど石橋さんは非常に具体……

第22回国会 商工委員会 第6号(1955/03/31、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 実は国会の方も自然休会の形になり、本委員会も当分開かれないということになりますので、従って今度再開されるころには、三十年度予算並びにそれぞれの法案が本委員会にも提出をされてくるだろうと思うのでございます。それらの法律案等については、提出をされて参りましてから内容等にわたっては審議をするのでありますが、実は提案されるであろうと思います法案等について、政府側の準備というか、心がまえ等について二、三お伺いをしておかなければならぬという点から、石橋通産大臣にぜひお聞きを願い、また意見を伺っておきたいと考えていたのであります。ところが御出席になりませんので、政府委員側に聞くのも少し無理……

第22回国会 商工委員会 第13号(1955/05/18、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 要項的にきわめて簡単に数点石橋大臣にお尋ねしておきたいと思います。  大臣の通産施策の説明の中に、重要な一つとして、石炭鉱業合理化法案を提出されるやに承わるのでありますが、これはいつごろ国会の方に御提案になるか、その日にち、それからこの法案を出さなければならないその理由というか、大きな目的というか、そういう点について一つお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 石炭の価格が高い、それを下げられる理由というか、その内容というか、その目的というか、そういうものについて一つ伺っておきたい。たとえばこれは私からあまり説明するとどうかと思いますが、能率によって下げられるのか、ある……

第22回国会 商工委員会 第14号(1955/05/19、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大した法案じゃありませんから、そう改まってたくさんお聞きするほどのこともありませんけれども、ちょっと了解できぬ点がありますから、何点かお伺いしておきたいと思います。大臣も御存じのように、これは昨年の第十九国会で、委員会におきまして、その機構、処置については政府はすみやかに助成するようにということは附帯決議できめられている。ところがその間どういうように検討したかという御報告もありません。なお五年間もさらに考えたいというようなことになってくると、国会の決議に対して政府側では一体どういう責任を感じてこの問題を扱っておられるのか。政府はすみやかにということをまじめに真剣にお考えになっ……

第22回国会 商工委員会 第21号(1955/06/03、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 先ほどから業界の代表の方、鮎川、栗田、阿部の御三人から、もうからないであろう石油開発の特殊会社にそれぞれ出資協力をするということをお伺いしまして、私どもは非常に喜びといたしております。つきましては鮎川さんに二点だけお伺いをいたしたいと存じます。  先ほども御意見がありましたように、鮎川さんは石油資源開発の国策会社を作ることについては非常に熱烈な賛成者であるということを今日までしばしば伺っておりましたが、本日もまた非常に熱心な御意見を伺いまして私ども喜んでおります。この特殊会社を作ることにつきましては政府側もまた、私ども政党側におきましても、この会社を作って石油資源の開発をやろ……

第22回国会 商工委員会 第28号(1955/06/22、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 根本官房長官にお尋ねして、政府の信念のほどを明らかにしておいていただきたいという意味で伺いたいのでありますが、それは国内石油資源開発のための国策特殊会社法の件についてです。通産省は初めこの法案を提出すべく準備を進めていたところが、大蔵省の反対にあって、これを出せなくなった。そこで石橋通産大臣は、政府はいろいろのいきさつがあってこの石油資源開発の特殊会社法は提案できない、また提出する意思もない、こういうことを言っていたのであります。それから暗に議員立法として出してもらいたいというようなことを、いろいろその都度話をしておられたようであります。そこで商工委員会の中に作られた総合燃料……

第22回国会 商工委員会 第29号(1955/06/23、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 この際資料を少し要求いたしておきます。先ほど来同僚各位から資料の要求がなされておりまするから、あわせて要求いたしておきたいと思います。一月ほど前に私がこういう資料を要求しておいたけれども、また提出されておりません。だからこの際これを至急お出しになるように要求いたします。先日私が要求いたしましたのは、エネルギーの増産と拡張の計画、数字は発表されて私の手元に来ております。この結果、日本のおもなる産業と家庭生活にどのように寄与しておるかという資料がございませんので、これを要求しておるのでございます。これが一つ、それからどのエネルギーを拡張増産した方が今後エネルギーが安くなるか、これ……

第22回国会 商工委員会 第34号(1955/07/01、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 詳細な点についてはいずれ法案の逐条審議のときに質問することにいたしまして、きょうは、さっきから大臣の答弁を伺っておりますと、自信を持たないで法案をお出しになっておるようで、私はまことに遺憾であると考える。詳細な点は後日に譲るとして、法案の組み立てとそれを実施していく政府の信念というか、どういう目的でこの法案をお出しになったかという点について、時間は一時間だそうですが、一つ政府の答弁もだらだらして時間つぶしにならぬように答弁してもらいたいと思う。  この石炭鉱業合理化法案の目的は、条文の冒頭にも書いてありますように、国民経済の健全な発展に寄与するためにやると政府は明らかにしてお……

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/08、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 鮎川さんに一つお伺いしたいと思います。この間も私どもの委員会に参考人として御足労願い、またきょうも願って、なかなか熱心な御意見を伺いまして、私ひそかに喜んでおる一人でございます。つきましては、先日もお伺いしてありますから、ただ一言二言だけお尋ねしておきたいと思いますことは、御存じのようにこの法案が成立をして新会社が発足をいたしまして、さていよいよ計画事業をやるということになりますと、そのほとんどは帝石の協力によらなければならぬ、あるいは鉱区においてもあるいは設備機械においても、あるいは技術者、従業員においても、これことごとく帝石のによってでなければ発足ができないということは明……

第22回国会 商工委員会 第38号(1955/07/09、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 実は私が特にただいまの附帯決議に賛成を申し上げることは、政府は法律を通すまでは、非常に謙虚な気持であるけれども、一たび法律が通ってしまうと、役所はこれを自分のもののようにして、とかく民意を聞かず、官僚的にやろうとするくせがある。そういう点から、私はこの法律の経過から見ましても、一応はっきり政府側に注文をつけ、また大臣の意見等も伺っておかなければならぬと思うのでございます。  御存じのように、この法律案は政府が出そうとし、大蔵省の反対にあって挫折し、それでわれわれ超党派的に、この法案を議員立法として提案をして、絶対成立をするという見通しがついたところが、政府はこれは面目がないと……

第22回国会 商工委員会 第40号(1955/07/12、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま山手君から法案の審議の最中に修正案を御提出になりましたが、これはどうも少し早まったように私は思っておるのであります。本法案はきわめて重要な法案でありますので、社会虎両派からも当然修正案が提出されることになります。従って私どもも二応の政府案の審議を経て、しかる後に修正案を提出する、これが順序であります。そういう経過をとろうと思っておりましたところが、山手君の方からいち早く係正案をお出しになりましたが、私どもの方からも一応政府案の審議を終ったところで出そうと思っております。従って明日でも私どもの方から提案しようと思います。あわせて修正案と政府案とともに審議されるようにして……

第22回国会 商工委員会 第42号(1955/07/14、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 修正案提案者の山手君に質問いたします前に、公取委員長に先に質問をいたしたいと思います。というのは、この輸出入取引法の一部を改正する法律案は、公取委員会ときわめて重大な関係があることは申し上げるまでもありません。従って政府から一部改正案を提案されるに当って、横田公取委員長は十分意見を聞かれ、またみずからの意見をお述べになって改正案が出されたものかどうかという点について私が非常に疑問を持って参りましたのは、ただいま山手君から修正案が提案され、その説明によると、公取委員会の権限というものを剥奪する、いわばカニの手足をもぎとってしまって公取委員会は無用である、こういう結論を下す意図を……

第22回国会 商工委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 会期もだいぶ切迫して参っておりますし、ただいま審議をされておりますところの百貨店法案並びに下請関係調整法案は、本日をもって質疑の打ち切りをせられたいという動議を提出いたします。よろしくお取り計らいを願います。

第22回国会 商工委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大越さんでも長岡さんでもよろしゅうございます。今お聞きのように合理化によって石炭の生産費を政府の目的とするように二割下げることは不可能だということを言われておる。私もそうじゃなかろうかと思っておるのですが、ところがこの合理化に非常に片手落ちがあるということを多分お感じになっておると思う。それから生産費を下げる方法が一つあると思うが、そういう運動をおやりになったかどうかということをお聞きします。たとえばさっきもお話しになりました金利の問題、八分中一分五厘下げるだけで、三百万トン買付するのに、その金利が四十億円出てくる。もしこれを全体のトン数に割り当てるならば、御存じのように四百……

第22回国会 商工委員会 第46号(1955/07/21、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して。大臣も局長も買い上げる、買い上げると言うが、この法律の三十一条にちゃんと書いてあるじゃありませんか。「事業団が買収することができる採掘権は、次の各号に適合するものでなければならない。」といううちの一に、「その採掘権の上に租鉱権が設定されていないこと。」と書いてあるじゃありませんか。租鉱権の設定されたるものは買い取らぬと書いてあるじゃありませんか。これを一体どういうふうに解釈されますか。
【次の発言】 こういうあいまいなことを書いてあると、解釈によってどうにでもとれることになるだろう。さっきから坑外、いわゆる外の設備だけは買うということは言われたようだが、租鉱権者がや……

第22回国会 商工委員会 第47号(1955/07/22、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 最大何分時間がありますか。
【次の発言】 時間がきわめて制約されておりますから、簡単に最後に何点か伺っておきたいと思います。  先ほど自由党の小平君からも、この法案は質問をし、審議をすればするほどなっておらぬということを言われました。従ってこの法案に自由党は必ず反対されるだろうと私は信じます。また私もこの法案が正直なところ仏作って魂が入っておらない、膨大な国家資金をつぎ込んでそれを具体的に生かす筋金が入っていない。これは先ほど小平君も言われたように、需要と生産の関係というものについて何ら規制すべき何ものもない。これはこの間から私も十分論議をしてきておったが、この点が明らかにな……

第23回国会 商工委員会 第2号(1955/11/28、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 ただいま石橋通商産業大臣から先ほどの決議についての所信を述べられましたが、私が一言意見を呈しようと思いますのは、実は中小企業金融公庫ができまして以来、毎年年末になるとこういう決議をしておる、それから毎回の国会にこういう決議をしておる。ところが一昨日、また本日政府側からの答弁を伺っておりますと、何ら決議されたことが具体的に実施されておりません。これは国会の議決を尊重しないこともはなはなだしい。従って政府側の考え方は、国会中だけは、これは嵐か台風が吹いておるような気持で謙虚な気持でおって、国会が済んだらわが世の春だ、そういう考えがありはせぬかと私は思う。その証拠に、毎回こういう決……

第24回国会 商工委員会 第11号(1956/03/03、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 私はこの附帯決議の問題で多く時間をとろうとは思っておりませんけれども、この附帯決議をつけること自体に非常な疑問を持っております。と申しますのは、連合審査の場合に、私質疑応答を伺っておりまして感じたのは、東北興業がセメント事業をやるということについてのその性格が明らかになっていないのです。と申しますのは、つまり東北を開発するために国家が援助、協力の立場からこの事業をやるのか、いわゆる損得なしに国家の援助、力によってやらすのか、あるいはこのセメント事業で利益を上げる、いわゆる独立採算の営利事業であるかどうか、この二つの点が明らかになっていないのです。それからいま一つは、資金の問題……

第24回国会 商工委員会 第17号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 今山本君が発言されたことをそのまま速記録に残すということは国会の権威の上から見てまことに重大であると思う。これは許されません。だから、委員長はただいまの山本君の発言を速記録にそのまま載せられるとするならば、私も重大なる決意がある。だから、これをどう取り扱われるか、委員長にお尋ねしたい。
【次の発言】 議事進行について。委員長に要望をいたしてあとで処置をしてもらいたい。と申しますのは、なおまだ参考人に御質問をされる委員各位が多数おられるようであります。時間も相当たってきておりますが、なお相当たつだろうと思いますので、私の要望することは、あとで委員長においてお考え願いたいというこ……

第24回国会 商工委員会 第21号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 バナナの扱い方の問題については相当論議をされてきております。そして論議するに従って、だんだん疑問が深くなってきておることは事実です。そういう疑問がだんだん深くなっていくので、与党側の方では、野党の社会党のおらぬうちに法案を可決した方がよかろうということでやられたという感じもするのであります。しかし私はそういう問題を今掘り下げて追及しようとは思っておりません。きわめて簡単な問題を一、二点だけはっきりしておきたいので、お尋ねしようと思います。  同僚各位から質問されたうちに、それぞれ相当論議をされておると思いますけれども、言葉を整理する上において、明確にしておく意味でお尋ねするの……

第24回国会 商工委員会 第24号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 関連して。松尾局長に伺うのは、これはちょっと酷なような気がします。なぜかというとこの法案が通ったあとから局長になられたので、この法案を通すときの審議の経過等について十分御存じないと思うから、そういう点から当時のことを取り上げて松尾局長にただしていくというのは、どうも少し酷なような気がする。だからこれは大臣がお見えになることが一番いいのですけれども、大臣が御病気でおいでにならぬから……。ついでながら委員長に伺っておきますが、大臣はいつごろ全快されてお見えになるか。大臣には質問をしなければならぬことがたくさんたまってきている。これはあとから委員長からお伺いいたします。  松尾局長……

第24回国会 商工委員会 第57号(1956/05/29、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 通産大臣に、今後の日本の鉄鋼政策の重要な点について何点かお伺いをしておきたい。おそらく私がお伺いすることは、大臣はみな賛成です。ただもたもたしてやらないでおる点を鞭撻するだけの意味の質問しますから、その意味で御答弁を願いたいと思います。  第一点は、銑鉄、厚板、棒鋼にしても、最近の設備の近代化と合理化によって、欧州各国とやや同じような価格になってきております。これはまことに力強く喜んでおるのであります。しかし、日本のものが安値であるから輸出がどんどん現在伸びておるというわけではありません。それは特に欧州各国が内需に不足をして、輸出に余力がないためでありまして、そういう関係で日……

第24回国会 商工委員会 第59号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 議事進行。順次同僚各位から参考人の方々に質疑があるだろうと思います。さらにまた政府委員にもそれぞれ質疑があるだろうと思います。伺いますようにこの鉱害問題は長年にわたり非常に深刻な問題であります。神田委員長もこの臨時鉱害、特別鉱害等には非常に関心を持っておられることをわれわれ敬意を表しております。ところが本国会も余すところ一日、二日しかございません。従ってこの余日のない国会においてこの重大な問題をわれわれが検討して、さらにどのように扱うかをきめることはもちろんできません。同時に特別鉱害、これも本年度をもって一応終ることになるのであります。さらにまたこの特別鉱害の卒業がなお残るも……

第26回国会 商工委員会 第9号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 昨年の夏でございまましたか本商工委員から、代表者が国政調査の使命を持って鉱害地等を視察にそれぞれ出かけました。九州福岡の最もひどい地区を視察しまして、その結果の報告書というか、それをまとめまして、本委員会の院議として議決をいたしました。その項目が六項目になって、それを当局に要請をしております。それについて通産省側では、家屋の問題と特鉱法の一年延長問題とは取り上げられておるようでありますが、あとその他重要な院議決定になっておるものが具体的に取り上げられておらぬようでありますか、院議尊重の上から、これらの問題をどのようにお考えになって処理されようとしておるか、こういう点を先にまず……

第26回国会 地方行政委員会 第35号(1957/08/02、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 緊急の問題を二、三一点きわめて簡単にお尋ねしたいと思います。  先月の七月の初めですが、佐賀県下の伊万里市内に大きな地すべりが起っております。この被害は和光深刻なもので死者も七名も出しておるということです。従って現地の方からそれぞれ自治庁なり建設省なり農林省等に報告書が来ていると思います。それに基いてどういうような応急の救助の処置、あるいは今後の対策等について御田を進められつつあるか、その報告とあわせて、その救助と復興の進行状態について御説明願いたい。
【次の発言】 どうもただいまの答弁は、全く何というか、現地を知らないで係百が答弁なされているのだから、非常にとんまな答弁をさ……

第27回国会 商工委員会 第2号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 まず最初にお尋ねいたしたいのは、日本の鉄鋼業生産は、非常に過剰になりまして、在庫品が多いので、業界はそれに非常に苦しんでおるという現状です。しかるに、外国からの鉄鋼輸入を相当積極的に政府はやっております。本年度は、鉄鋼の輸入に輸入関税を免除して、輸入促進をはかってきております。そこで、輸入鉄鋼品の品種別とその数量、日本鉄鋼との価格の差、これを一つお示し願いたい。それから、輸入鉄鋼に、何ゆえに免税措置という特別な待遇を与えているのか、その理由がわかりません。そういう点を一つ明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 説明中ですが、時間の都合もありますから、先ほど私が要求しました外国……

第27回国会 商工委員会 第6号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 大へん時間がおそくなりましたので、委員長並びに大臣、政府委員の方々に御迷惑と思いますが、会期は明日で終りまするし、なお休会中、または来るべき通常国会等の関係におきまして、それぞれお考えなり、あるいはお取り扱いを受けなければならぬ重要なことであると思いますので、三、四点について質問申し上げておきたいと思うのでございます。なお、私が御質問申すのについては、大臣初め政府委員においては、それぞれ明確にお答えになるのに、立場上いろいろ困られることなどもあろうと思いますから、なるべくそういう点は避けまして、大臣にその内容を知っていただいてお考え願うというようなことで、申し上げていこうと思……

第28回国会 商工委員会 第26号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 今、議題にされております石炭鉱業合理化臨時措置法の一部改正等の問題について、若干質問をいたしたいと存じます。  まず最初に、さきの石炭鉱業合理化法制定の目的は、御存じのように、非能率炭鉱を買いつぶし、いわば不況対策として、この法律は制定されたのであります。従って、買い取りも、すでに三百万トン以上という、予定以上の成果をあげておるようであります。ところが、このたび提案されております同法の一部改正法案は、新たな炭田の開発をする、いわば、増産対策として提案されたものだと思うのであります。それならば、なぜ石炭の計画開発、増産対策として、単独法としてこれをお出しにならないのかということ……

第28回国会 予算委員会 第17号(1958/03/25、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 まず本日の私の質問はほとんど総理大臣にお伺いをしようと思っております。それは最近の外交問題の若干についてであります。  岸首相は、本国会が開かれて以来、多くの同僚各位から外交、防衛問題について質問、追及を受けますと、国連主義によってやります、こういうことを二口目には必ず言って、そこに逃げ込もうとしております。国連憲章は御存じのように、軍備を縮小して世界の平和を達成しよう、これが精神であることは論ずる余地がありません。しかるに日本がその反対に、事実上再軍備を着々と増強しつつあることは、これは岸総理も十分御存じである。この状態は、国連主義とおっしゃるあなたの考え方と全く相反し、矛……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 商工委員会 第7号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 委員長から、あとでこの会議室を使う都合、大臣の御都合とで、一時間だけに質問の時間を制限してくれということでございます。従いまして、私が鉱山災害の問題等で三十分ほど質問をいたします。あと同僚多賀谷委合員から、さらに三十分質問することになると思います。  私がまず先にお尋ねしようと思いますのは、最近になりまして、特に鉱山水没による災害がおびただしくなって参っております。これについて、大臣も所見を発表されておりますが、具体的に一つ、どういう報告がされ、どういう対策を立てようとしておられるか、この点についてお伺いいたします。私も要点だけお尋ねいたしますから、大臣の方でも、重要な要点の……

第29回国会 商工委員会 第8号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 三つの問題について、きわめて重要な点のみを簡潔に大臣にお尋ねしたいと思います。第一は鉄鋼の対策の問題、第二は国内石油油田の開発の問題、第三は大臣も就任されると同時に発表されまた本委員会でも基本審議事項として公報に載せられておるようでありますが、鉱業権と地上の公共施設との調整の問題、これに伴う鉱害等の問題についてお尋ねしようと思うのであります。  鉄鋼の問題ば今田中委員からも質問をされていたのでありますが、御存じのように昨年の夏ごろから日本の鉄鋼生産というものは操短、制限が相次ぐ状態であります。それから価格も底なし沼に落ちていく、これをどうすることもできないというのが、今日の鉄……

第30回国会 商工委員会 第7号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 高碕通産大臣に石炭の不況対策の四、五点についてまず先にお伺いしたいと思います。御存じのように昨年の秋以来、経済界が非常な不振に陥りまして、特に石炭産業の不況が深刻であります。貯炭も九月末現在一千万トンになっておるといっております。従来から冬場になれば需要期として非常に好転するのでありますが、今年はそういう見込みも全然ないという状態である。そういうところから、先月大手炭鉱を初め中小炭鉱もこの下期当初計画を一〇%減産をするという生産制限をきめまして、さらに大手はこれを改正して一五%減産をするということをきめたようであります。こういう点から見ていかに炭鉱界の不況が深刻であるかという……

第31回国会 運輸委員会 第3号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 大臣に対してちょっと関連して。さっきから廣瀬君の質問に大臣から答弁しておられるのを伺っておると――さきの中村運輸大臣の折には南海電鉄のもので、非常に大きな財閥会社であるから、従ってこの犠牲者に対しては十二分の救援をするよに指示するという答弁をしておられるという速記録を今読んだようでしたが、そうすれば、運輸省側としては、当然その十二分と言われる点において会社側に指示しておられると思うのです。総合判断すれば大体見当のつくものであるから、およそどのくらいを指示されたか。それからまた、どうも犠牲者と会社側との間の自主的な点にまかして、そこらで解決するようにということで、きわめて放任的……

第31回国会 運輸委員会 第24号(1959/06/10、28期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 関連して、ちょっと一言総裁にお伺いいたします。当局の方では払い下げを強行するということをしばしば明らかにされ、今またそれが明らかになりましたが、さて当局が払い下げを受けるだろうと予定しておるところの会社では、今のような炭量の明らかにならない状態、それから現地があのような紛争をしておる現状においては、われわれは払い下げを受ける意思はないということを明らかにしていますが、今十河総裁の意見を聞くと、六月一ぱいに払い下げを強行するようなことをおっしゃっておられるけれども、その払い下げを受けるであろうというその会社のそれぞれの諸君が、申し上げたように、炭量の状態、現地の状態等において、……

第31回国会 商工委員会 第26号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 これから数点にわたって高碕通産大臣にお尋ねするのでありますが、まず私はこの質問をするのに当って非常に残念に思っておることは、私が数年前から主張をしてきておることが、現実に今日の炭鉱というか、石炭界に深刻な状態として現われております。政府も周章ろうばいをして、この対策をどうするかという意味において、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正をして、そうして新たに百万トンの石炭に該当する炭鉱を買いつぶそうということをいたしてきておるようであります。ところがこの一部改正法律案を出すに当っても、政府はこれで日本の石炭鉱界、石炭等を健全化、安定化さすことができるという確信を持って、この法案を……

第32回国会 商工委員会 第4号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 時間が答弁とも加えて三十分ということで委員長から御相談がありましたので、なるべく守って参りたいと思います。  要点的に池田通産大臣に質問したいと思いますのは、当面の石炭の不況の対策についてであります。御存じのように、石炭は慢性不況といわれております。従来は石炭も日本経済の動向に伴って動いておりました。たとえば一般経済界がよくなれば石炭界もよくなる、こういう動きでした。ところが、現在の石炭界は一般経済が上向きになっても依然として下向きであります。それは貯炭がなお一千万トン以上あって動かない、生産はますます制限をしていくのに貯炭は動かない、こういうのでありますから、まことに石炭界……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 商工委員会 第5号(1960/12/20、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 先ほどから多賀谷委員からそれぞれ具体的な問題について質問し答弁をされておるわけであります。答弁がその回答になっておらぬ点がたくさんあると思います。そこで私も大きな問題の二、三点についてだけ一つ伺っておきたいと思いますのは、臨鉱法の延長に伴って改正案を考慮しなければならぬということは、始関政務次官等の答弁の中にも伺えまして、私喜んでおる一人であります。そこで今錯綜しておる鉱害の判定の問題について、たとえば一つの町に鉱害が起こっておる、その下をA、B、Cの炭鉱が掘っておる。そこでA、B、Cの炭鉱は私のところでない、私のところでないといって、その鉱害の責任を負おうとしておりません。……

第37回国会 商工委員会 第7号(1960/12/22、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 齋藤委員の質問されたことに関連して、二、三点お伺いしたい。石油資源開発会社の創立にあたって、私も創立委員の一人として参加しておりましたので、一切の事情をよく知っておる一人であります。御承知のように石油資源開発会社は空のところから今日の会社を作ったのでありまして、帝国石油会社が、その持っておりました鉱区、機械設備、技術者、これらをほとんど石油開発の方に譲渡いたしたのであります。そういった民間等の協力によって、今の石油資源開発会社が今日の五カ年計画の成果をおさめておるわけです。さらに帝石は五カ年の間に出資金としても、私の知る限りにおいてたしか二十億円くらいを出しているじゃないかと……

第38回国会 商工委員会 第9号(1961/02/28、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 今まで齋藤君が質問されておりましたことに関連をして一点だけちょっと御質問しておきたいと思います。  それは冒頭に齋藤委員から、池田内閣が所得倍増計画を成功さすために、日本の産業経済を増強さすために、国内石油、天然ガス等を開発せなければならぬ、そのために政府は十カ年計画で一千三百億円を必要としておる、年間に百三十億円を要すると言っておるということについて質問をした。これに対して政府委員も政府次官も、これをもっともであると認めておられる。そうしてさらに通産省、大蔵省、これらに予算折衝することについてまことに問題にならなかったという点に対して深く遺憾の意を表しておられたようです。つ……

第38回国会 商工委員会 第11号(1961/03/10、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 菅野参考人の方にお伺いすることに関連しますので、先に鉱山局長にお伺いをしておきたいと思います。  それは、先ほど西村委員から質問いたしましたことについて、鉱山局長から、日本の石油開発の五カ年計画がまだ進行中であるので、第二次のことについてはまだ考えていない、このような意味に私は聞いたのですが、御存じのように、第一次五カ年計画は本年をもって終わるわけです。そこで、第二次計画を立てるとするならば、もうすでに立てなければならぬ。ところが、第一次計画というものは、油も目的に達したが、さらにそれに追加して天然ガスも驚くべき開発をされた。そこで、第一次計画はまずまず百パーセントの成功と言……

第38回国会 商工委員会 第27号(1961/04/18、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 私も関連して二、三点質問をしたいと思います。さっきからだんだん政府側の答弁を伺っておりまして、公益事業に対する非常な疑問を持ちましたので、この点を明らかにする意味で伺いたいと思います。  さっきから政府側の答弁を伺っておりますと、電力会社が今後火力、水力等の新たな設備を増加していくために工事費が高くなっておる、よって料金は上げなければならぬ、こういう答弁をされたのでありますが、これが国有、国営であればその点を理解することができます。ところが今日の公益事業というのは、公益の名に隠れた私企業である。従ってまた公益の名に隠れて保護を受けておる、そういうことであって、名は公益であるけ……

第38回国会 商工委員会 第38号(1961/05/19、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 佐久さんばかりに質問して、われわれが佐久さんいじめをしているようですが、お急ぎのようですから、私も一、二点お伺いいたしたいと思います。  三十八年までに千二百円炭価を下げるというものを作った当時と現在では、相当情勢が変わってきておるのじゃないかと思うのです。従って、たとえば輸送、電力、炭鉱必要機材、こういうものが御存じのように相当上がってきておる。そういう点等を総合すると、三十八年度まで年間二百五十円ずつ下げるというこの値下げ案というものは、私は非常に困難じゃないかと思う。従って、対政府との間に、相当これらの点において話し合いをつけられなければならないのじゃないか、こう思うの……

第38回国会 商工委員会 第42号(1961/05/26、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 炭鉱問題について、多くの質問に対する政府側の答弁をいろいろ伺っております。ところがその答弁によりましては、全く建設的な、熱意を持って指導していこうというものが何にもございません。そこで私伺っておって感じたことは、この産炭地域の振興法案を初めとして、地方から押されたからやむを得ずにこれを提案をした、そういう感じを受けたのであります。全く私は失望した一人であります。そこで政党内閣でありますから、従って産炭地振興法案のごときは、自民党池田内閣の政策として立案されなければならなかったものだと思います。ところが大体内容を見てみると、通産省の関係官僚の諸君が一つの弥縫策として作成をして提……

第38回国会 商工委員会 第49号(1961/06/05、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 私も決議案の提案者の一人でありますが、あわせて一成の意見を発表しておきたいと思います。  先ほど長谷川委員、岡田委員からそれぞれ内容等にわたって発表されておるのでありますから、さらにつけ加える必要もないかと思いますけれども、一言申し上げておきたいと思いますことは、ちょうど通産大臣もお見えになっておりますから、よくお考え置きを願いたいと思うので申し上げたいと思います。  先ほどから御意見がございましたように、五年以前に石油開発等の五カ年計画を行なう場合には、五カ年間にこれだけの成果が上がるであろうと予想した人はだれもなかったのであります。全く百パーセントの成果であります。そこで……

第39回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1961/09/30、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま神田博君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、有田喜一君が委員長に御当選になられました。(拍手)  委員長有田喜一君に本席をお譲りいたします。

第39回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1961/10/19、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 一言政府に苦言を呈しておきたいと思います。と申し上げるのは、今日まで政府は法律案なり予算なりが国会で審議されている期間は、非常に低姿勢で、親切であります。ところが一たび法案、予算が通りますと、わが世の春だというような形で、国会審議中に公約をしたことを実行しないことおびただしいのである。たとえば先ほど多賀谷委員からもいろいろ質疑をされておりました臨時鉱害復旧の問題につきましても、たとえば、測量制度というもが完全に実施されなければ臨時鉱害の復旧というものはなかなか容易に実行できない。測量制度が行なわれないために、だれの鉱害であるかということがわからないまま、これが二十年も三十年も……

第39回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1961/10/25、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 私は、本日、石炭安定対策について、佐藤通産大臣その他関係者にこの根本的な問題について質問してみたいと思います。それぞれの問題については、同僚各位から相当突っ込んだ質問が行なわれておりますので、私は石炭の根本問題について、政府はどのような対策を立ててやろうとするかという点について伺いたいと思っております。  私どもが先日、炭鉱労働組合の代表とともに池田総理と会見をいたしましたおりに、佐藤通産大臣と稲永労働大臣、大平官房長官等もおられました。そのおりに池田総理は、大蔵大臣は見えていないが、これは自分の方で十分話をいたします、こういうことでした。そのとき池田総理がわれわれに回答され……

第39回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1961/10/26、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 私は民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております石炭鉱業合理化臨時措置の一部を改正する法律案に反対の討論を行ないます。  しばしば意見を発表しておりますように、戦後日本の炭鉱に炭鉱労働者の多かった当時は、約五十万近くおった。それが現在では二十二万ということになっております。この二十六、七月の炭鉱労働者はそれぞれ失業者になりまして、その半数近くは政府の合理化、近代化の至上命令によって、いわばこれは失業してしまっておる。ところがこの二十六、七万の失業者のうち、政府みずからの責任において再就職あっせんをしたものは、一割はございません。さらに今後合理化をやるということに……

第40回国会 商工委員会 第21号(1962/03/23、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 今度石油業法案を審議するにあたりまして、政府に資料の要求をいたします。  それは、外国資本との合弁会社が日本に入れておりますところの原油の価格、それから民族資本である丸善、出光、帝国石油、開発会社、これらの会社の原油の価格がそれぞれ違うように思います。さらにまたアラビア石油というのも相当今後入れようとしておりますが、これらの原油の価格――国内に入れてきて精油会社に引き渡すその価格を、会社別に、資料の提出を願います。それからさらに精油したものを、それぞれの精油会社が一般に売るところの価格、そういうものについて、できるだけ会社別に、具体的な資料を、できるだけ早く御提出を願うように……

第40回国会 商工委員会 第27号(1962/04/10、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 それでは委員長から注意があるまでやりましょう。  石油業法の詳細な点については、同僚各位から相当質問をされて、内容的に明らかになっておると思いますので、私は一応法律案の条項ということよりも、むしろ全体に含む問題について疑問の点がありますので、そういう点において少し質問をしようと思っております。  石油問題は、御存じのように非常に複雑です。石油業会社もそれぞれ異なる複雑な経営の立場を今日とっておることは御承知の通り。政府が提案している今度の石油業法のような簡単なもので、はたして目的を達し得るかどうかという点に非常に疑問があります。石油業界の安定ということと、油を使う需要者への低……

第40回国会 商工委員会 第28号(1962/04/11、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 同僚各委員から相当突っ込んだ質疑がされておりますから、なお残る疑問の点を明らかにしておく意味において、三、四点だけ質問をしようと思っております。  第一は昨日私が鉱山局長に質問をいたしましたのですが、いわゆる油の標準価格というものを世界各国の状態と比較をして、日本としてはどのくらいな価格が標準価格として見るべきかということについての考えはどうかということをお尋ねしたのです。それに対して局長は、わかりません、こういう答弁をされています。もちろんその価格をどの程度にするかということについては、いろいろ複雑な事情の中にあって出されるということは容易でないというごとは私もわかりますけ……

第40回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1961/12/15、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま神田博君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、有田喜一君が委員長に御当選になられました。(拍手)  委員長有田喜一君に本席を譲ります。

第40回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1962/03/07、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 関連して。さっきから大峰経営の問題について第二会社が相当議論されていたのですが、だんだん伺っておりまして、結局、経営のまずさか、あるいは炭価の問題か、それと労働組合との協力態勢の問題、この三つが大体言えるんじゃなかろうかと思うのです。そこで経営者の方では、この三つの問題について、どういうようにしたら古河自身が経営してやっていけるのか、しかしてこの三つの問題の解決は今までの経営者の力ではできないのだ、だからやむを得ないのだというお考えか、あるいは三つの問題について、たとえば国会なり政府なりあるいは金融機関なりからこういう協力を得られれば、古河経営自体としてやっていけるのだ、そう……

第40回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1962/03/22、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 産炭地振興事業団法につきましては、明日採決をされるということになっておるようでありますが、それにつきましては、最後に二、三点伺いたいと思っておりますけれども、大臣と、建設省からおいでになっておる方も時間的に忙しいようでありますから、通産大臣に対してはその二、三点を明日質問することにいたします。ちょうど建設省からお見えになっておられますから、先ほど多賀谷委員から質問をいたしました件につきまして、ちょっとはっきり指摘しておきたいと思います。  北九州の方は、御存じのように工業用水関係は北九州水道組合というのがありまして、北九州の工業用水のそれぞれの大きな計画はこれが主体になってや……

第40回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1962/03/23、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 産炭地域振興事業団法については、同僚各位からそれぞれ相当突つ込んで質問されてあると思いますから、大事な要点三、四点だけを質問いたします。  産炭地振興事業団の事業は、やはり産炭地に起こすわけですから、石炭を原料、燃料としての事業を起こす、これが一応考えられる問題であります。たとえば産炭地に火力発電所を建設するということについては、大臣もかなり熱意を込めてその建設のことを言われておったようでありますが、その後電力会社から、産炭地に作ることは反対だ、揚地に作らなければならぬという強い圧力がかけられてきて、産炭地に作るということがあいまいになってしまったように聞いておりますが、この……

第40回国会 石炭対策特別委員会 第24号(1962/04/09、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 石炭問題については、同僚各位から具体的に相当突っ込んで質問が続けられておりますし、佐藤大臣のおられる時間もきわめて制限されておるようでありますから、私はきわめて重要であろうと思う四、五点の問題につきまして、大臣からぜひはっきりしておいていただきたい、こういう点を一つお尋ねしたいと思います。  それは去る四月五日の朝、炭労と社会党、それから全炭鉱と全国炭鉱職員労組協議会、また私ども民社党に政府側から、当面する石炭問題の重要性と今後の対策について回答をされております。その回答された内容を見まして、これは佐藤通産大臣も相当苦心をされて策定されたものであろう、この点に対しては労を多と……

第41回国会 商工委員会 第9号(1962/09/03、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 委員長にちょっと申し上げます。先ほど桜内参考人から、産炭地発電は反対である、揚地発電が有利であるという理由について、かなり大ざっぱでありましたけれどもその理由の数字をあげられました。そうして政府の方は、従来、産炭地に発電をすることが有利であるということについて本委員会でもしばしば発表いたしております。そういたしますと、政府側の発表と、今の直接の経営者である桜内社長との間に、かなり根本的な点において相違があるようでありますから、従って、政府の方から、揚地発電が有利であるのか、産炭地発電が有利であるのか、そういう点について、きわめて具体的な数字の資料を本委員会に提出されることを委……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1962/08/11、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま始関伊平君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、上林山榮吉君が委員長に御当選になられました。(拍手)  委員長上林山榮吉君に本席を譲ることにいたします。   〔上林山委員長、委員長席に着   く〕

第41回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1962/09/01、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 ちょっと委員長に伺いますが、私の質問時間はどのくらいありますか。
【次の発言】 では、余った問題はいずれまた後日にします。  先ほどから政府側の答弁を伺っておりますと、石炭調査団の結論とその報告ということのみに最後の答弁をしておられる。これは私はどうも奇怪千万に考えておる。それほど重要な政府の積極策すべてをそれによってやろうとしておられるように受け取るわけであります。そうすると政府は、石炭対策については無策、お手上げ、何も持ってしない。こういうことを言われても私は弁解の余地はなかろう、こう思うのです。そこで政府は、石炭調査団の結論をそのまま政府の今後の石炭国策として、全部受け……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1962/10/24、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 まず最初に、有澤調査団一行に対して、当面する非常な困難な、また非常にうるさい石炭問題を長期にわたって御苦労されたことを感謝をいたしたいと思います。すでに同僚各位からかなり広範にわたって相当具体的に質問をされておりまするので、私はできるだけ重複を避けるようにして、ここに五、六点だけ、どうしても調査団一行に内容的に伺っておきたい。それからまた、政府に対してのせっかくの答申でありますから、必ず実行でき得るような点などについてどうお考えになっておるか、こういう点について一つお伺いしてみたいと思います。  最初にお伺いしたいと思いますのは、調査団は、昭和四十二年までに石炭の現状のカロリ……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1963/03/08、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 きょうは池田総理に四点の問題について質問をしたいと思います。  第一点は、総合エネルギーを強力に調整、指導して、国の産業経済の目的に一〇〇%沿わしていく、ところが現在はもちろん、将来のためにも、今日のような状態のままにしておいたのでは、とうていその目的を達成していくことは不可能であると思いますので、この点について総理にお伺いをするのでありますが、まず、その御答弁を願う前に、石炭問題について少し総理にお聞き取りを願っておきたいと思う点がございます。  それは、現在のようにエネルギー界を、また特に石炭と油の混乱状態をこのままにしておいたのでは、とても産業経済目的を達成していくこと……

第44回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1963/10/18、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま有田喜一君から提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山本猛夫君が委員長に御当選されました。(拍手)  委員長山本猛夫君に末席をお譲りいたします。


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1963/12/11、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま神田博君から提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、中村寅太君が委員長に御当選になられました。(拍手)  委員長中村寅太君に本席をお譲りすることにいたします。

第46回国会 商工委員会 第8号(1964/02/14、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 本日まで審議をされてまいりました石油、ガス等に関する問題等については、同僚の各位からそれぞれ質、問がされてまいっておりますので、私はそれと重複をできるだけ避けるようにいたしまして、きわめて具体的に内容をあげて質問を大臣にいたしたいと思っております。福田通産大臣も、池田内閣の続く限りおそらく通産大臣の地位におられるだろうと信用しまして質問をいたします。私も具体的に質問しますから、大臣もひとつ具体的に責任のある御意見をお聞かせ願いたいと思います。  大体三点にわたって質問しようとしておりますが、第一は、帝国石油と開発国策会社、この二つを現在のままのような競争状態に置いてよろしいか……

第46回国会 商工委員会 第14号(1964/02/28、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 時間がないということでございますから、きわめて具体的な問題を二点だけお尋ねいたします。  昨年の通常国会のおりに、池田総理に私は、通産省に従来つくられてあるエネルギー部会ではエネルギー界の混乱を解決することはできない。よってエネルギーの全責任を持つような動力省を設置したらどうかということは与党側のほうからも強く質問されておったようでございます。しかし、それができないなら、それにかわるような権威のある国家の機構をつくって、そうしてエネルギーを総合調整して需要供給の数量、価格、そういうものの安定、指導をされるようにすべきではないかということを質問いたしましたところが、池田総理の答……

第46回国会 商工委員会 第31号(1964/04/08、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 いま議題になっております本法案につきましては、同僚各位から相当詳細にわたって質問されてあると存じまするので、私は、大筋の五点について質問をして、大臣の御意見を伺っておきたいと存じます。  金属鉱業は、銅、鉛、亜鉛等の鉱産物を生産するきわめて重要な基幹産業であることは、私が申すまでもありません。そういう点から、各国ともこの産業には非常に手厚い保護を加えて、金属鉱業の健全な育成発展をはかっておるようであります。わが国の地質構造を見て今後探鉱をすれば、まだまだこれからの重要な鉱物が発見される可能性が多いという見地から、去る昭和三十七年の五月でしたか、衆議院においては金属鉱業の健全な……

第46回国会 商工委員会 第65号(1964/10/09、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 私の質問時間は三十分ということにいたしておりますから、質問をごくしぼりまして、三点だけにいたしましてお伺いしょうと思います。内容を具体的に少し説明を申し上げながら質問したいと思いますのは、大臣に十分御理解を願い、その上に立っての御答弁と、また今後の施策をやってもらいたいという意味でお尋ねをいたします。  第一にお尋ねいたしますことは、日本のエネルギーに対する外国から輸入する油との関係についてであります。エネルギーは日本産業の唯一の重要な食糧というか、あるいは国民生活の心臓部として欠くことのできない重要な使命を持っておることは、もう申し上げるまでもありません。  このエネルギー……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1964/03/11、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 天日さんにお伺いしたいのですが、天日さんがさつき公述されたとき最後に言われたこと、どうもちょっと聞き捨てならぬことだと感じたことは、いまの状態であれば事業団は破綻せざるを得ない、こういうことをおっしゃったが、なぜ破綻をせざるを得ないのか、どうすれば破綻しないで復旧事業団の目的、使命を達成することができるのか、それをごく簡単に言ってください。どうもあなたの話を伺っておると、あれこれあれこれとあまり豊富であるのか、私はわかりませんが、ひとつなぜ破綻するのかということを、はっきり端的におっしゃってください。それからこうすれば破綻しないで復旧事業団の目的、使命を完全に達成することがで……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1964/03/25、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 労働大臣にこれから四、五点の問題点について御質問をいたしたいと思いますが、実は通産大臣が一緒であると、関連することが多いので能率的にも、また政策の上からいってもそれがいいと思いますけれども、通産大臣がおいでになりませんから、労働大臣のみに限って質問してみたいと思います。  御存じのように、金属鉱山もそうですけれども、特に炭鉱の場合においては、いま坑内夫、これを直接夫と言っておりますが、若い人々が坑内で働く、あるいは採炭というか、掘進というか、仕繰りというか、そういう直接夫の人々がだんだんいなくなってしまう。したがって、年寄りだけが山に残る。これでは一体炭鉱の将来はどうなるだろ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1964/04/20、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 私はこれから五、六点質問を大臣にいたしたいと存じますが、私が質問をしてまいります内容については、大臣自身ももう耳の穴にたこが寄ったというほど各同僚から聞かされておられるわけでございます。私もまた同じようなことを繰り返して言わなければならぬことは、実ははなはだ遺憾に思っているわけです。ところが、どうも具体的にその実行を政府側として行なっておられない。どうも国会の答弁はその場限りというようなこととで、一向に国権の最高の機関である立法の府の私どもの意見というものを、忠実に行政のほうが取り上げてやっておられないというような点から、実は再度また質問を繰り返すという点も多々あります。この……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第21号(1964/05/28、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 さっきから質問をだんだん伺っておりますと、どうもAの鉱害かBの鉱害かということについては、常識をもって解決するよりほかにしようがないじゃないか、こういうような大臣なり政府側の答弁のようでありますが、それでは私は非常にあいまいだと思うのです。そのためにちゃんと測量制度というものを法律上認めてあるのですから、その測量制度によって測量すれば、必ずBの鉱害かAの鉱害かというのがはっきり出てくる。それによってその鉱害責任をBに負わすか、Aに負わすかということはちゃんときめられてある。ただそれを、測量制度をとること、それからそれによって結論の出たものを、通産局長が鉱業権者に気がねをしてよ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1964/06/11、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 ただいま説明されました石炭対策強化の決議に対しまして、民社党を代表いたしまして賛成の意見を申し述べたいと思います。ちょうど幸いに、福田通産大臣以下政府委員もたくさんおられるようであります。この際何点かにわたって要点をあげて申し上げたいと思いますから、真剣にひとつ聞いていただきたい。  池田内閣は、さきに有沢調査団の答申を受けましてから、石炭対策に対する政府の施策はこれをもって能事終われりと考えてきておるようであります。したがいまして、石炭対策に対して池田内閣は、前向きにその対策を立ててやっておりません。むしろ残務整理、そういうようなことでやってきておることは、これは弁解の余地……

第47回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1964/11/09、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの藏内修治君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、中村寅太君が委員長に御当選になりました。  中村寅太君に本席をお譲りいたします。(拍手)

第47回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1964/12/17、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 私は最初に、有沢団長御一行が最も困難な炭鉱問題で長期にわたって調査に御苦労願いましたことを、心からその労に感謝したいと思います。  二点だけこの機会にお伺いをしておきたいと思います。  一点は、御存じのように、日本のエネルギーの状態を見てみますと、過去十年、また今後の十年等を展望してみますと、大体年々一〇%ぐらい増加をしまして、十年で倍になるというような需要量の増加をいたしております。ところが石炭だけは、議論されておりますように、むしろ縮小するという状態になっております。そこで、これは私どもが従来から主張してきておったことでありますし、おそらく有沢団長もそうお考えになっておら……

第47回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1964/12/19、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 神田厚生大臣は十一時半までということだそうでございますので、一点だけお伺いしたいと思います。  御存じのように、炭鉱には若い労働者が就職を求める者がほとんどないということになっております。それから熟練技能工もだんだん山から去っていくというので、今日、労働者を確保するということが炭鉱の大きな一つの悩みになっております。そういたしますと、来年度の生産計画も人的にくずれてくるということになります。そこで私は一昨日有沢団長に、炭鉱の老齢年金制の問題が答申書に出ておりますので、この問題は炭鉱の労働者に特殊な老齢年金を制定することであるのか、たとえばABCの山を転々として移り変わっておっ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1965/01/26、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの藏内修治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、加藤高藏君が委員長に御当選になられました。(拍手)  委員長加藤高藏君に本席をお譲りいたします。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1965/02/18、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 ごく簡単なことですから、実は資料の要求をしたいと思っております。  それは、いま滝井委員の質問によってかなり明らかになってまいりましたからその点を省くことにいたしますが、開発銀行、それから中小企業金融公庫、いわゆる政府の金融機関、それから炭鉱が借りている総額、それから利子の総額、それから市中銀行から炭鉱が借りておる総額、これはちょっとわかりにくい点があるかと思いますが、大体においてわかるだろうと思います。この利子の総額というもの、これをひとつ資料で至急出してもらいたいと思います。それから政府出先機関と市中銀行との利子の差額、そういう点などもひとつ明らかにしたものを出していただ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1965/03/10、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 二、三点、私の確信していることを申し上げて、もしそれが先生方の専門的に勉強されておられる点と違っておったら、ひとつお教えを願いたい、こういう意味でお伺いいたしたい。  私は、炭じんの爆発とガスの爆発は、それぞれの保安対策が完ぺきを期されておれば絶対に爆発しないという確信を持っておる一人です。その例をあげますと、たとえば三池にあの大災害がありました。ところが、卸の車道と卸の人道との間の通気の目抜き目抜きに非常に炭じんがたまっておるというので、保安監督局から掃除をするようにということを強く命令された。その後、何ヵ月か後に、三池のほうでは、掃除をいたしましたという報告書を保安局に出……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1965/03/18、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 時間の関係等もございますから、二点ばかりにしぼってぜひお伺いをしておきたい、こう思います。  先にちょっと、多賀谷委員と石炭局長との論争を伺っておりまして、これは私の考え方を申し上げておくだけですけれども、この販売会社が法律的に責任がないというようなことを言っておられたようでしたが、大臣が価格を指示し、それから違反を罰するという、しかも国策的な法律を石炭の問題でおつくりになって、それが供給者にも需要者にも責任を持たないというなら法律をつくる必要はないと思います。この点は、もし責任がないのだとお考えになるならば、これは私はちょっと問題だと思います。しかしきょうは、それはここでは……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1965/03/26、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 時間の関係があるそうですから、二点だけお伺いいたします。  一点は、政府から本国会に、通産省の所属機関として総合エネルギー調査会設置法案を出しております。ところがそのほかに、石炭鉱業審議会、石油審議会、電気事業審議会、これはいずれも通産省の所属機関、いわば諮問機関でございます。これと同じような一つの諮問機関として総合エネルギーの調査会をおつくりになるということなら、私はおよそ意味がないと思っております。というのは、石炭、石油、電力、いずれもこれはみな利害が対立をしておるものでございます。この調整に対して通産省あるいは通産大臣はお困りになって、どうすることもできないというお手あ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1965/04/08、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 鉱害の問題については、政府委員はもちろん大臣ももう耳の穴にたこのできるほど聞かされておられるので、十分御承知だと思うのです。しかし、一地域の問題じゃないかという考え方が役所の中でも、また国会の中でもあるわけでございます。そこで、なるほど一地域の問題ですけれども、問題自体が国策的に考えて非常に重要であるという点もございますので、私は、この法案を成立させるにあたって、最後に具体的に四、五点を質問いたしまして、被害者並びに地域住民の人たちに安心感を与えなければならぬ、こういう意味において質問いたすつもりでございます。  たとえば、筑豊炭田だけでも鉱害被害地が大体一万町歩以上ある。こ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第21号(1965/04/27、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 時間の関係で、参考人の方々にもたいへんお気の毒だと存じますが、二、三点ちょっとお聞きいたします。  最近、御存じのように、三池炭鉱の炭じんの爆発、それから夕張、伊王島のガス爆発等があり、私どもそれぞれ見てまいりました。そこで、感じましたことについて、この防止ができるということ、私も坑内夫の熟練工の一人として長年おった関係上、そういう確信を持っておりますので、ひとつごく簡単にお答え願えるような質問をいたしたいと思います。  御存じのように、炭じんの爆発というものは、炭じんをよく掃除し、それからあまり炭じんが飛ぶようであれば、水を散布しておけばいいし、さらに防止するためには、岩粉……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1965/04/30、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 三点だけごく簡単に質問をいたしたいと思います。  本産炭地域振興事業の法律案を成立さすにあたりまして、その内部に存在しておる問題等について、どうしてもこれをよりよく成功さすために明らかにしなければならぬ点がございますので、お伺いいたします。  第一は、昭和四十年度の土地造成事業は、地元側が非常に強く要請しておることは申し上げるまでもありません。ところが四月現在に至るのにまだ通産大臣の承認を得る見通しが立っていない。従来から土地造成の個別計画については通産大臣の承認を得ることになっていますが、これが土地造成事業の円満な推進に大きな支障を来たしておるわけでございます。四十年度につ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第26号(1965/06/02、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 一点だけ。私は、常平生、炭じんとガスの爆発は、その対策を万全に立ててあれば絶対防止ができるという持論を持っております。これについて、過般から、政府から委嘱された有沢調査団その他関係の調査団やら、また先般本委員会で炭鉱の社長の人々を多数呼びましたときも、いずれも、私のこの炭じんとガス爆発はその万全の対策を立てておくならば防止ができるということについては、全員私の意見に替成でございました。しかるになぜ爆発をするのかということになれば、やはりその万全の対策が施されてない。それは、私企業なるがゆえに、やはり経営を度外視して考えられないというところに、おのずからそうした対策が十分立てら……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第27号(1965/06/18、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 大蔵大臣がたいへんお急ぎになるようですから、ごく簡単に二点だけお伺いをいたしておきます。  一点は、御存じのように、炭鉱のなくなったあとに炭鉱に取ってかわる近代工業を誘致しようというので、工場団地というものを炭田地区にそれぞれ相当造成しつつあります。ところが、これが坪当たり三千五百円あるいは四千円というような多額な造成費がかかる。ところが、その土地を買って工場を持ってこようとする側からすれば、不便な地区において三千五百円も四千円もの高い土地をかなり多く利用してやるということは、これはなかなかできない。だから、少なくとも坪当たり二千円以下ぐらいにしてもらわなければ、せっかくつく……

第49回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1965/07/30、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの有田喜一君の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、加藤高藏君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長加藤高藏君に本席を譲ります。

第51回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1966/01/28、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの有田喜一君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、野田武夫君が委員長に御当選になりました。(拍手)  野田武夫君に本席をお譲りいたします。

第51回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1966/03/23、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 石炭問題の基本的な解決策については、いずれ後日論議を尽くし合おうという話し合いをいたしておるわけでございますから、本日私は、炭鉱労働者の緊急な問題、さらにまた、今後の人的老朽、老廃を防止する問題、これらの点について何点か質問をし、政府の考え方をひとつ明らかに伺っておきたいと思うのであります。  まず最初にお伺いしたいのは、合理化に着手しました三十四年前と現在とで炭鉱労務者の平均年齢というものがどのようにこの七、八年の間に違ってきておるかという点について、数字がわかれば、大略でよろしゅうございますからお知らせを願いたい。もしいまわからなければ、後日資料でお出し願ってもよろしゅう……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1966/04/06、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 時間も相当たっておりますから、石炭の根本政策の問題については後日大臣に出席を求めてお伺いすることにいたしまして、いま審議されておりますこの合理化法の改正案の一、二点についてのみちょっと伺っておきたいと思います。  合理化事業団では、従来鉱区とも書いておりまして、それから、その後は、鉱区は買い取らぬが、鉱業権は消滅する、したがって、買い取った鉱区も、消滅した鉱区も、いかなることがあってもこれは採掘を許さない、こういう方針であったことは申すまでもありません。しかし、今度の改正案では、隣接鉱区からこれらの鉱区を採掘することを許すということが一つの目的になっております。このように改正……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1966/04/13、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 局長が答弁されておられる点で、隣接鉱区から消滅しておる鉱区に炭があるからその部分を増区をしてくれという場合は、これはきわめて明らかになっているのですが、それでなくて、それと全然反対なほうに炭がある、しかしそこには隣接鉱区はないということになってくると、その消滅しておる鉱区に炭がある、その部分は隣接鉱区もありませんから、それは新たな鉱業権、いわば試掘権か採掘権、当然採掘権になりましょうが、それは新しい一つの採掘権の鉱区を許可するということになるのですね、隣接はないから。そういうものを許しますかどうですかということなんです。

第51回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1966/04/14、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 三木通産大臣は、石炭対策の根本問題については相当検討されておられると思います。この間大臣の所信表明を見てみますと、石炭の安定化対策、鉱害復旧対策、産炭地域振興対策等を見れば、一応書きものとしてはまあまあとにかくよく作文しておる、こういうように見れるのですが、さてこれを具体的に着実に実行されていくことについて、はたしてそれだけの用意、準備をされておるかどうかという点について、少なからず疑問を持つわけであります。それについて、根本問題についてこれから何点か質問をいたします。  そもそも、石炭を今日のように救いがたい苦境におとしいれていったという原因をさかのぼって見てみますと、昭和……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1966/04/21、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 堀坂さんにちょっとお伺いいたします。  あなたのところで工業用団地として造成された土地で、一番安いところで坪当たり幾らぐらいするか、一番高いところで坪当たり幾らぐらいするか、それから、平均してどのくらいになっておるか、それから、坪二千円以上の土地とその以下のところとがどういう比率になっておるか。
【次の発言】 二千円以上のところはどのくらいありますか。
【次の発言】 私がいま値段をお伺いしたのは、私どもの耳にだいぶ入っておるのは、どうも土地が高いというので、相当大きいものを持ってきたいという人たちがそれで足踏みをしておるということを絶えず聞かされるわけです。そういう点から、わ……

第52回国会 商工委員会 第1号(1966/07/26、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 齋藤さんの御意見を伺うことができなかったものですから、ひとつ質問をさせていただきたい、こう思っております。  いま御存じのように、大手を中心に十九工場にそれぞれ監視員を三交代で送って、生産制限の監視をさしておりますが、大体これは業界ではいつごろまでやったらいいとお考えになっておられるか。
【次の発言】 御存じのように、現在行なわれておるような、お互いに生産制限を自主調整し合う、これ自体もなかなか反対者もありまして、鉄鋼連盟あるいはまた通産省のほうでもかなり苦労したようですが、通産省あるいは鉄鋼連盟のほうでも努力をされて、ようやく内輪の中の調整がついたようでございますが、しかし……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1966/07/27、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 石炭審議委員の皆さんが非常に苦心の作を答申されておる点は労を多としたいと思いますが、石炭問題の根本的な解決の将来性については、残念ながらこれではできないのじゃないかと私は確信しております。と申しますのは、答申の石炭の位置づけのところに、総合エネルギーの一環としてということが書いてあるのでありますが、この点が一番大事な点だと思うわけです。と申しますのは、強力なエネルギーの国策を樹立するために、総合エネルギーの強力な国家機構というものをつくりまして、そこでそれぞれのエネルギーの位置づけをしなければだめだ。たとえば、油をどれだけ輸入するか、価格をどうするか、あるいは石炭の数量、価格……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1966/07/28、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 時間がきわめて限られておりますから、二点だけお伺いしたいと思っております。  政府は当然国会の議決を尊重して、これを忠実に責任を持って実施するということ等については、先ほど答弁をされておいででありますけれども、非常にはっきり私が信ずるというような点において、どうも何か少しかすみがかかったような気がしますから、ということと、いま一つは、過去の例から見て、どうも政府は、審議会の答申というものを十分尊重する尊重するといって、それに重点を置いて、国会議決というものをとかく軽んずる傾向があります。これは国会軽視の上にきわめて重大でありますから、この点について、答申は答申、しかしながら、……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1966/08/11、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 関連して通産大臣に一点だけお伺いしておきたいと思います。  同僚各委員からかなり詳しく突っ込んで質疑等が行なわれておりますが、私が一点お尋ねしようとしておりますのは、赤字補給金の問題についてです。炭鉱の坑内条件が悪くて、技術的な生産計画あるいは労使協力体制が確立されてやっても、やはり何カ月か、あるいは半年とか一年とか赤字にならざるを得ないというところは、当然赤字補給の対象山になることは、これは議論の余地はありません。ところが、山の条件はあまりよくないけれども、坑内の生産技術計画が非常によくて、労使協力体制が非常にうまくいっておるために、そこは黒字になっておるけれども、山の条件……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1966/08/12、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 参考人の方々には忙しいところを二日間も御出席いただきまして、非常に感謝をいたしております。  二日間にわたる陳述を大体伺い、きょうまた同僚委員からの相当突っ込んだ質問に対してお答えをいただいておりますから、もう大体私がわざわざ意見を伺わなければならぬほどのこともないような気もいたしますけれども、しかし時間的に考えてみて、非常に重要であると思いますから、むしろ私の質問にお答えを願うということよりかも、あるいは経営者側、労働組合側としても、積極的に具体的な案を提示して行動を起こされる必要があるんじゃないかということを実は感じておりますので、それを申し上げようと思うわけでございます……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1966/10/17、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 労働大臣に二つの問題についてだけちょっとお伺いしたい。  一つは、炭鉱労働者の特別年金法の提出について。さきの小平労働大臣は、できるだけ早くこの法案は提出いたします、こういうことを言っておられます。私は、来たるべき臨時国会に出されて、そして予算も伴うことであるから継続審議を十分さすというようなことでお出しになったらどうかという意見を述べましたところ、ぜひそういうようななにで早くしたいということを言っておられましたが、山手労働大臣はこの特別年金法を臨時国会にでも早く継続審議の予定で出されるという用意と準備をされておるかどうかということが一つ。  それから、われわれは坑内外一本に……

第52回国会 内閣委員会 第4号(1966/10/27、30期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 受田議員の承認を得まして、三、四点関連質問をいたします。  けさから質疑応答を伺っておりますと、官房長が防衛庁の政治の責任者であるがごとき、すべての支配権を持ってやっておるがごとき答弁ぶりでございます。大臣は、はなはだことばはどうかと思うけれども、ロボットにすぎないというような感じがいたします。そこで大臣は、さっきからだんだん答弁をされておられるうちに、公私混同のあったことを認める、それからはなはだ遺憾であった、配慮も足らなかった、深く反省をしておる、道義的責任を感じておる、こういうことをはっきり答弁の中でおっしゃっておられますが、政治家として、また長官というか大臣として、大……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1970/01/20、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの三原朝雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鬼木勝利君が委員長に御当選になりました。  委員長鬼木勝利君に本席を譲ります。

第63回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1970/03/11、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 先ほど来同僚委員の方々から、当面する石炭問題についてそれぞれ相当突っ込んで質問をいたしておりまするので、私は重複を避けながら、きわめて重要であるという点についてのみ、時間の制限等もありますから、通産大臣、またあわせて労働大臣にもあとで伺いたいと思うわけでございます。  御存じのように、日本の四十五年度出炭は弱粘結炭と一般炭とを合わせて大体四千万トンであろうと見るべきだと思っております。外国からの輸入炭が、強粘結炭と弱粘結炭とを合わせて、四十五年度は大体三千万トン以上だろうと思っておるわけでございます。それから来年度は、国内炭と輸入炭とは大体同じぐらいな数量にならざるを得ないの……

第63回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1970/05/09、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 関連いたしまして、一言だけ質問、意見を申し上げておきたいと思います。  それは、炭鉱等が今日の苦境におちいったのは、歴代の政府の石炭対策のあやまちからこれは起きてきておる。どうも答弁等を伺っておりますと、何か政府は自由主義経済下においてはあまり干渉をすべきじゃないというようなことを一貫して述べられておるようでありますが、私はそれを伺っていて非常に奇怪千万だと思っております。というのは、炭価の値下げについては圧迫干渉し、値上げについてはこれに触れるべきでないということは、私は、はなはだ無責任きわまる態度ではないかと思う。というのは、昭和三十四年から五年間にわたって毎年二百五十円……

第63回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1970/09/18、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 石炭の根本的な問題については、午後から大臣がお見えになるので、その機会に十分お伺いしたいと思っておりますが、政府委員の関係者がお見えになっていますから、そのことについてのみ四、五点お伺いをいたします。  四十四年度の閉山炭鉱の数と従業員の数が幾らいたかということ、その従業員が炭鉱に再就職した者と他産業に行った者との比率がどうなっておるか、ちょっとお聞かせ願いたい。
【次の発言】 四十五年度の閉山炭鉱の数が幾らになるかという予想、それからよって伴う事業団が買い取る石炭の数量、並びに従業員の数がどのくらい閉山炭鉱から出るか。これもおわかりになりませんか。これは予想だからわかるだろ……

第63回国会 文教委員会 第15号(1970/04/17、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 時子山さん、稗方さん、どちらからでもよろしゅうございますが、お考えをいただきたいと思います。  今度のこの私学振興補助金について、大体三つ考えがいわれておるようであります。一つは、次の時代の日本を背負って立つ高等教育をするのであるから、したがって、国が補助金を出すべきじゃないかというのが一つである。いま一つは、さっきからも話が出ておりますが、金は出すが口を出すな、それは先ほどの中原さんからもおっしゃったことに尽きておるのではないかと思いますが、補助金はもらいたいが、文部官僚の天下り干渉をしてもらっては困るというのが一つである。もう一つは、私立大学も今日ではもう私企業である。だ……

第64回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1970/11/24、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 田中六助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鬼木勝利君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長鬼木勝利君に本席を譲ります。

第64回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1970/12/16、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 一点だけお伺いします。  稲葉さんに。「石炭対策の基調の変化」というところに、「与えられた助成によっては事業の維持、再建が困難となる場合には勇断をもつてその進退を決すべきである。」という項目がございます。この「与えられた助成」というのは、具体的に言うとどういうことでしょうか。  それから、その量ですね。どの程度の量のことをお考えになっておるか、これでございます。  それから、勇断をもって進退を決するということは、これは企業家に言っておられるのでしょうか、政府側に言っておられるのでしょうか。この点をひとつお聞かせ願いたいと思います。

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1970/12/26、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、その職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの丹羽久章君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選させていただきました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推薦によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  交通事故の現状は、年々増加の一途をたどり、まことに憂慮にたえないものがございます。今後、さ……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1971/01/27、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、山中総務長官、荒木国家公安委員長、橋本運輸大臣、根本建設大臣から、交通安全対策の基本施策についてそれぞれ説明を聴取いたします。山中総務長官。
【次の発言】 次に、荒木国家公安委員長。
【次の発言】 次に、根本建設大臣。
【次の発言】 次に、橋本運輸大臣。
【次の発言】 次に、昭和四十六年度における陸上交通安全対策関係の予算について説明を求めます。須藤交通安全対策室長。
【次の発言】 次に、昭和四十六年度における海上交通及び航空交通安全対策関係予算について説明を求めます。見坊審議官。

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1971/02/19、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、提案の理由の説明を聴取することにいたします。根本建設大臣。
【次の発言】 以上で提案の理由の説明は終わりました。  なお、本案に対する質疑は、後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。野中英二君。
【次の発言】 野中君、約束の時間がだいぶ超過していますから……。
【次の発言】 後藤俊男君。
【次の発言】 宮井泰良君。
【次の発言】 河村勝君。

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1971/02/26、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを順次許します。丹羽久章君。
【次の発言】 後藤俊男君。
【次の発言】 坂井弘一君。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 他に質疑はございませんか。――他に質疑がなければ、本案に対する質疑はこれをもって終局いたしました。次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後六時五分散会

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1971/03/04、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法案につきましては、前回の委員会において質疑を終了しております。
【次の発言】 これより討論に付するのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決に入ります。  交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部を改正する法律案を採決いたします。  本法案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本法案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 この際、加藤六月君、後藤俊男君、坂井弘一君、河村勝君から、四派共同提出にかか……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1971/03/12、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  本日は、交通安全対策に関する問題について、参考人として医師の尾崎一郎君、静岡県立浜松工業高等学校教諭の杉江好直君、交通評論家の冨永誠美君、東京交通安全母の会連合会会長吉川政枝君に御出席をいただいております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  各参考人には御多用のところを御出席をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。最近における交通事故の現状は年々深刻化し、まことに憂慮にたえないところであります。本委員会といたしましても、交通事故防止対策について調査をいたしておりますが、本日は、事……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1971/04/22、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。  目下地方行政委員会において審査中の道路交通法の一部を改正する法律案について、連合審査会の開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、連合審査会の開会日時につきましては、来たる二十七日午前十時より開会の予定でありますから、御了承おきをいただきたいと思います。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、山中総務長官より、交通安全基本計画についての説明を聴取いたします……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1971/05/14、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  まず、産業航空機の現状及び安全対策について、政府より説明を聴取いたします。運輸省航空局長、内村信行君。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。  次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十分散会

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1971/05/21、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についておはかりいたします。  去る十八日、理事河村勝君が委員を辞任されましたので、理事が一名の欠員となっております。この補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、岡沢完治君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日の請願日程全部を議題といたします。  これらの各請願につきましては、理事会において慎重に検討いたしましたので、この際、紹介議員の説明等を省略し、直ちに採否を決したいと存じますが、御異議ありませんか。

第66回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1971/07/14、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、その職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 おはかりいたします。  ただいまの丹羽久章君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選きせていただきました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  幸い、御経験豊かな委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な……

第66回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1971/07/23、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  この際、中村国家公安委員長、佐藤運輸政務次官より、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。中村国家公安委員長。
【次の発言】 佐藤運輸政務次官。
【次の発言】 閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。  交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお調査を行なうことができますよう、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、閉会中審査案件が付託され、委員派遣の必要が生じました場合には、議長に対し委員派遣承認申請をいたしたいと存……

第66回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1971/08/04、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。  運輸委員会において調査中の航空に関する件、全日空機接触事故に関する問題について、連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、連合審査会は、本日午前十時三十分第一委員室で開会される予定でありますので、御了承ください。
【次の発言】 次に、参考人出席要求に関する件についておはかりいたします。  交通安全対策に関する件について、来たる十日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、……

第66回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1971/08/10、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、政府当局より発言を求められておりますので、これを許します。内村航空局長。
【次の発言】 本日は、航空交通の安全対策に関する問題について、参考人として、日本航空株式会社社長朝田静夫君、航空評論家関川栄一郎君、航空安全推進連絡会議事務局長松田更一君に御出席をいただいております。  各参考人には御多用のところ御出席をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。  最近における航空輸送需要は、わが国経済の高度成長と国民所得水準の上昇とともに、ここ数年来急激な膨張を遂げてきておりますが、この傾向は今後とも続く……

第67回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1971/10/29、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、その職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 おはかりいたします。  ただいまの佐藤守良君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選させていただきました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。幸い、御経験豊かな委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営を……

第67回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1971/11/05、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。  運輸委員会において調査中の陸運に関する件(近畿日本鉄道列車衝突事故に関する問題)について、連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、連合審査会は、運輸委員会散会後直ちに第一委員室において開会される予定でありますので、御了承いただきたいと存じます。  本日は、これにて散会いたします。    午前九時五十五分散会

第67回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1971/12/22、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。  交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお調査を行なうことがありますので、議長に対して閉会中の審査申し出をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。野中英二君。
【次の発言】 ちょっと待ってください。さっきの答弁漏れがありますから、その答弁漏れを許すことにします。自治省潮田交付税課長。

第67回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1971/12/23、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 私に与えられておる時間は二十分という約束ですから、その時間内に二点だけ質問をいたします。  石炭問題の根本的な解決策については、これは来たるべき通常国会で論議をするよりほかにはない、こう思っております。当面する問題として、炭鉱の年末越年資金について、先ほど答弁を伺っておりますと、大体相当片がついたというようなことをおっしゃっていたようです。もちろん、石炭部のほうで努力をしておられることを私も伺っております。そこで、これで完全に解決ができるのかという点です。全従業員の期末手当などもこれで完全に支払いができるのかどうか、そういう点についてひとつ……。

第67回国会 大蔵委員会 第3号(1971/10/28、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 十分ほど時間があるそうでございますから、二、三点お伺いします。  西欧のほうでは、ドル紙幣に非常に不安を感じて、アメリカの持っておる金貨との交換を相当やっておるようですが、日本では、私どもの知る範囲では、大体百二十億ドル以上の紙幣がある。ところが金貨と交換したのは六億ドル程度だと聞いていますが、これは一体うっかりして後手になったんですか、アメリカに気がねをして金貨との交換をやらなかった、どっちでしょうか。
【次の発言】 どうも大臣のお考えは、現状にぴしっといっていないような気がするのです。というのは、アメリカのドル紙幣は世界に大体五百億ドル以上出ておって、五百億ドルからの金貨……

第68回国会 商工委員会 第22号(1972/05/17、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 この工業再配置で非常に関係が深く起こってくると思います公害の問題をまず第一にお伺いします。  どうしてもこの公害の問題というのはやはり大きな国策として取り上げなければ解決のめどはついてこないのです。そこで国立公害研究というような権威あるものを設美するということが私一番重要な問題じゃないかと思うのです。国民が信頼できる権威を持った機構とするようなもの――当然、企業を興す場合にどういう原料を使ってどういう製品をつくるかという場合に、よって起こる公害の原因というのは、もう今日大体見当がつくわけです。そこで通産省としては、この工場を設立して施業許可をする場合に、公害防止のでき得る十分……

第68回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1972/03/16、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 時間の関係がありますから、二点だけお伺いします。  田中通産大臣は、現内閣においてはもちろん、自民党の中でも、石炭、油、この熱源については一番理解をされ、また熱心に考えておられると私は信じております。それは、終戦直後こうした問題を取り上げるとき、田中大臣とともに一緒に大いに議論をし、働いたという点から見ましてです。  先ほど岡田議員から、国鉄の石炭運賃値上げの問題について質問しましたとき、上がらないようにするということを言われたわけでありますが、これは実は非常に大きな問題なんです。さきに大臣にきめてもらった、一般炭はトン当たり百五十円値上げをして、これが概算して大体二十一億円……

第68回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1972/03/29、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 たいへん時間がたってしまいましたから、一点だけ……。  植田参考人が先ほど一手買い取りの問題を発言されておりました。これは中小炭鉱の問題でなくて、日本の炭鉱全体の問題だと思います。そこで、政府が公的な機関をつくって、そこで一手買い取り、一手販売をする。石炭ももう家庭に小さな商売をするというようなそういうものでなくなってしまって、石炭需要家はほとんど代表的なものばかりになっておるのですから、そこで、国がそういう公的な機関をつくって買い取り、販売をするということになれば、私は、これが当面にっちもさっちもいかない石炭問題を解決する根本的な新しい一つの解決策である、こう思うのです。と……

第68回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1972/04/06、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 石炭問題の当面する点は非常に重大でありますから、これは次の委員会で十分伺うことといたします。きょうは、提案されてあります鉱害法の一部改正についてのみ五、六点お伺いしますが、炭鉱側が負担をしておる分、自治体が負担する分、国の負担する分、その色分けをひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 あとでよろしゅうございますから、もう少し正確なことを資料として出してください。  それから、十年間にやる鉱害完全復旧というこの総予算の中で、耕地、道路、河川、その分に使う工事費、それから個人の住宅、公共物に使う分、この分け方がわかっておればお聞かせ願いたいし、その分け方がはっきりしていなかったら……

第68回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1972/04/20、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 いま提案されておりますこの鉱害復旧の問題等については、先日私が具体的に質問しまして、また同僚各位からも相当具体的に質問がされておりますので、そういう点を重複を避ける意味において、きょうはその法案等の問題については他日に譲ることにしたいと思っております。  実は、この間から私が田中通産大臣と話し合いをしたこと、あるいは本委員会で参考人として生産者側、大口需要家側を呼んでやったことも、これは局長、部長も出席して聞いておられたから御存じであろうと思うわけでございます。  ついては、世の中に、風前のともしびという話がありますが、いま炭鉱は実はそういう状態にあると思っております。そこで……

第68回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1972/04/24、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 同じようなことばかり論争しておっても、どうも非常に遺憾であると感じておるのですけれども、しかし、問題が解決せぬ以上、やはり論議せなければなりません。  さっきから大臣の意見を伺っておりますと、あなたの諮問機関である審議会の答申待ちだということを盛んにおっしゃっておられる。ところが、さきに答申された答申案の中に、石炭は日本の産業、経済のために必要であるという答申が出ておるのですが、その答申を受けられてどういう対策を立てられておるか、ちょっと聞かしてください。
【次の発言】 さきの、必要であるという答申を受けられたら、それをどのように国策として対策を持つかということが政府の責任だ……

第69回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1972/07/06、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの有馬元治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鬼木勝利君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長鬼木勝利君に本席をお譲りいたします。

第69回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1972/07/12、32期、民社党)【議会役職】

○伊藤(卯)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  本日、委員長鬼木勝利君より、委員長辞任の申し出がございました。この際、これを許可するに御異議ありせまんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの三原君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、相沢武彦君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長相沢武彦君に本席をお譲りいたします。

第70回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1972/10/27、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの山崎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、相沢武彦君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長相沢武彦君に本席をお譲りいたします。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 鉱工業委員会公聴会 第1号(1947/10/13、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより鉱工業委員会の公聽会を開きます。  臨時石炭鉱業管理法案審査に当りまして、委員会が特に公聽会を開きまして、臨時石炭鉱業管理の是非について、眞に利害関係を有する者、または学識経驗者等より、廣く意見を聽くことといたしましたそのゆえんのものは、申すまでもなく、本法案が、敗戰日本の産業経済再建復興のため、國民に一般的関心及び目的を有し、かつ深い利害関係をもつているきわめて重要な法案であります。すでに御承知のごとく、これが國会提出に至るまでの過程におきましても、幾多の論議が繰返され、かつ現在衆議院内部におきましても、また國民の各層におきましても、賛否の意見が活發に展開せられておりま……

第1回国会 鉱工業委員会公聴会 第2号(1947/10/14、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより昨日に引續きまして鉱工業委員会の公聽会を開きます。  本日も昨日に引續き炭鉱関係の公述人の方より御意見を拜聽することといたします。本日の公述人発言順序は最初に平和炭鉱労働組合の島崎さん、次は平和鉱業新平和炭鉱総務の岡さん、次に高松炭鉱職員組合の水上さん、次は日本石炭鉱業連盟專務理事の早川さん、次に北方炭鉱労働組合長の井上さん、次は三井鉱山社長の山川さん、最後に日本炭鉱労働組合総連合福岡支部事務局次長の本田さんという順序でお願いいたします。発言時間は一人二十五分以内にお願いすることにいたします。  平和炭鉱労働組合の島崎さんに発言を願います。

第1回国会 鉱工業委員会公聴会 第3号(1947/10/15、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより鉱工業委員会の公聽会を開きます。  一昨日及び昨日は二日間にわたりまして、炭鉱関係の公述人の方々から、あるいは経営者の立場から、あるいは労働者の立場から、多年直接に石炭鉱業に從事せられた、豊富な体驗に基く専門的な御意見を伺いまして、本委員会の法案審査の上に多大の參考となつたのでありますが、本日及び明日は、石炭鉱業に関する金融、資材、食糧、輸送、技術の面から、また鉄鋼、機械、電氣等関連産業の面から、また経済、報道並びに一般から選定せられました公述人の方々から、それぞれの立場の観点より御意見をお伺いすることといたします。  なおこの際委員諸君に御報告を申し上げます。委員長及び……

第1回国会 鉱工業委員会公聴会 第4号(1947/10/16、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより鉱工業委員会の公聽会を開きます。  昨日に引続きまして、公述人の陳述を願います。まず金融関係の帝國銀行調査部長田中さんから御発言を願います。
【次の発言】 次は同じく全國銀行從業員組合連合会中央執行委員長村本周三さんに御発言を願います。
【次の発言】 次は関連産業関係より日本発送電資材部長平井さんに御発言を願います。
【次の発言】 次は日本電氣産業労働組合より植松さんに御発言を願います。
【次の発言】 次は経済関係の東洋レーヨン取締役森さんの代理人の松井さんに御発言を願います。
【次の発言】 時間が大分経過いたしますから、お急ぎを願います。

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号(1947/10/18、23期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 ちよつとお伺いしますが、金屬鑛山が分割されることによつて、經營が成り立たないというお話でありますが、分割されることによつて、現在生産されてある率と、分割された後における減産状態、そういうものについての何か率の數字がありましたら、お示し願いたいと思います。
【次の発言】 先ほど私がお尋ねした分割されることによつて減少されるという數字、それから分割されることによつて金屬鑛山が成り立たないという具體的な、重要な資料を關係者の方から御提出願えるよう、委員長からお話願つて私の方に配布していただきたい。

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第2号(1947/10/22、23期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 佐藤さんにお伺いしたいと思います。御承知のように本法が實施されて、持株整理委員會というものにかかりまして、企業がそれぞれ整備されていくということになりますと、從つてその企業が獨立體として健全な競爭體になり得るかどうか、そのためにはかなり世に言われておる水ぶくれというか、あるいは戰時中の貸越しというか、そういうものが相當あることは、これは何人も認めなければならぬところですが、健全な獨立體として競爭ができるためには、かなりそういう點に相當ふれていかなければならぬと思う。その結果は、かなり金融業者にとつても、相當大きな問題が起つてくるだろうと思うのです。こういうことについて何かそう……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第3号(1947/10/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより財政及び金融委員會、商業委員會、鑛工業委員會連合審査會を開きます。  本日は委員諸君の御推薦によりまして私が委員長を勤めることと相なりました。よろしくお願いいたします。  それでは經濟力集中排除法案を議題とし、前會に引續き、ただいまより懇談會に入ります。
【次の発言】 懇談會はこの程度で終ります。  次會は公報をもつて御通知いたします。  本日はこれにて散會いたします。    午後零時二十二分散會
【次の発言】 これより懇談會を開きます。  本案實施については持株會社整理委員會の笹山委員長より忌憚なき御意見を承ることにいたします。笹山忠夫君。

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第4号(1947/10/29、23期、日本社会党)【議会役職】

○伊藤委員長 これより前囘に引續き連合審査會を開きます。  本日より經濟力集中排除法を議題とし、質疑に移ります。赤松明勅君。
【次の発言】 ちよつと速記を止めてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 ただいまお聞きのように、中崎君から發議がありまして、先ほど理事各位と、御相談をいたしまして、法案全體にわたる大體と、法案のそれぞれ逐條につきまして、併せて質疑を行つていただきたいという打合わせになつておりますから、そのつもりで質疑を進めていただきたいと思います。
【次の発言】 次會は公報をもつてお知らせいたします。  本日はこれにて散會いたします。    午後零時二十一分散……

第1回国会 商業委員会農林委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号(1947/12/01、23期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 簡単なことを五、六点承つておきたいと思います。  この公團の総裁は専任にされるのか。兼任でもいいというお考えか。それから理事のうちに専務制の問題が、公團の創立當時かなり内約的に何か條件のようになつておつたと聞いておりますが、これにはそういうことになつておるかどうか。理事の中に専務制のようなもの、法律にはそう書かなくても、内輪的に内規的にそういうことをやられる考えかどうか。そういう点について伺いたい。
【次の発言】 総裁専任になれば俸給は公團からお払いになると思いますが、これをちよつと伺つておきます。  それから、理事というのは理事長というのをおつくりになるように伺いましたが、……

第2回国会 決算委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 法案の取扱について、鉱工業委員会では此の案についてすで十分審議し盡してあるし、また打合せも済んでおり、鉄鋼増産には局設置はどうしても必要なことを認めて速やかに設置ざれることを希望しておることを申し上げておきます。
【次の発言】 鉱工業委員会で済んでいるし、ぜひ必要な点もあるのであらためて述べたい。

第2回国会 決算委員会鉱工業委員会連合審査会 第2号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 百二十万トン生産達成の用意ありや、原料炭を輸入してスクラツプ関係の計画性について伺いたい。
【次の発言】 百二十万トン生産達成についてもつと具体的の見透しがあるかどうか。
【次の発言】 困難を克服してやるには行政機構強化のために鉄鋼局に昇格が必要となる。
【次の発言】 工業技術廳設置に関しては、鉱工業委員会においては全委員が賛成で、至急実施されることを希望している。また從來特許法の改正を必要としておるし、戰時中の軍規の祕密はこれを一掃すべきであつて、工業技術の交流や、発明が國家の再建飛躍に貢献することを確信して疑わない。

第2回国会 商業委員会公聴会 第1号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○伊藤卯四郎君 委員外ですが、発言のお許しをお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと前田公述人にお伺いしたいのですが、ただいま伺つておりますうちに、労働組合と事業者團体との交渉に関して、労働組合は團体交渉の能力がないというように、ちよつと伺つたような氣がするのですが、その通りでしようか。事業者團体の方に能力がないということですか、どつちですか。その点をちよつとお伺いしたい。

第2回国会 商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第2号(1948/03/30、23期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 二、三機構上の問題についてお尋ねしたいと思います。さつき商工大臣が、中小企業はばらばらであつて、それでは弱体であるから育成、指導するための機関としてこういうものをつくるというようにとれたのでありますが、この点私は同感であります。中小企業廳の行政の一元化について、その機構権限の点ですが、たとえば資金なり資材なり物資というものを、やはり中小企業廳が一元的に把握されて、一切のこうした権限、権能というものをもつてやられる。あるいは必要量というものは中小企業廳が計画をされ獲得されて、それらを配分される権限までもたれるのかどうか。こういう点をひとつお尋ねいたします。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 外務委員会大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大臣等にお伺いする前に一言申し上げておきたいのは、委員長もお聞きの通産委員会との連合審査の問題で議事進行上の問題が起りました。私どもがこれを一言言つておかなければならない理由は、われわれは二週間も前に申し込んでおる。委員長は昨日お聞きになつたと言われる、昨日お聞きになつて、さようお開きになるというのはこの日の時間的関係においてもいささか私は納得できないものがある。同時にまた疑問を起さざるを得ないのは、この条約は足かけ二年間にわたつて準備が進められて来ておる問題である。しかも産業経済上にとつて重大な問題を、通産委員会のものが連合審査会を申し込んだのに、わずか二十分をもつて、しか……

第16回国会 経済安定委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 通産大臣はきようお見えになりませんか。
【次の発言】 時間がきわめて制約されておりますから、要項的に二、三点を質問してみたいと思います。不況カルテルは国民生活を必然的に圧迫する結果をつくると思うが、この点に対してどのような対策を考えておられるか。
【次の発言】 今答弁されたような抽象的なことで納得できません。従つてまた、おつしやるような国民生活を安定化に持つて行くことは不可能であると思います。というのは今度の認可を厳重にするというようなことを言われておるようであるが、厳重にするという意味は、従つて平均生産費をいかにして見るか。そういう調査というか、そういうことを確実に見得るか……

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第2号(1953/08/03、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 本法案は国家資金を厖大に融資するので、きわめて重要な法案であることは申すまでもありません。従つて審議の上に遺憾なきを期すために、必要なる資料を政府に求めなければなりません。その資料といたしまして五点要求をいたしますから、ひとつお聞きを願いたいと思います。  第一は、本法案に基く合理化計画により、六年目に硫安の生産コストは大体六ドル程度下ると政府は言われておりますが、コストの中のどの費目がどのように下るのか、その具体的な数字を資料として提出を求めます。  第二は、終戦後の硫安の価格推移表と昭和九年から十一年をペースとして終戦後の石炭、硫安、米及び生産財、消費財、労務費、これは硫……

第19回国会 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号(1954/03/19、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して……。さつき私ちよつと中座しておりまして、どういう議論をされたか十分知らないで今入つて来たのですが、値段は高くない、もうけてもおらぬ、こういうようなお話をしておられたようです。実は払は非常に高いと思つているのです。というのは、御存じと思いますが、フランスでは原油関係には輸入関税を一〇〇%かけております。そして値段はトン九千円、イギリスも相当関税をかけておりますが、これが七千六百円。西ドイツは一四五%の輸入関税をかけておりますけれども、日本よりなお安い。日本は無税で、税金を一銭もとつておらないのに一万一千六百円くらいから一万四千円、その間で大体売つております。これは日米……

第19回国会 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第13号(1954/10/15、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 議事進行について……。今田中君から質問されたことは、非常に重要なことだと思うのであります。ついては、きよう政府側から見えておるのは、局長の人々のようでありますが、この問題はやはり生産と消費の関係というか、石炭と油の関係というか、それぞれ通産省内においても、その責任当局の間において、あながち意見が一致しておるわけじやない。従つて通産省としては、それらの異なる意見というものをどのように調整をして、石炭政策の行政措置をするかということにかかつておるので、この点については、やはり最高責任者である通産大臣が出席されて、われわれに責任のある答弁をされることが妥当である。もし通産大臣が、あ……

第19回国会 通商産業委員会電気及びガスに関する小委員会 第4号(1954/09/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 たいへん時間がたつて参りまして、参考人の方々に御迷惑と存じますが、電気事業連合会の井上さんに、私お伺いしておつて割切ることのできない、また政府から出ている資料と対照しても奇怪千万にたえない点がありますから、そういう点を一、二点だけ簡単にお伺いしたいと思います。先ほど永井君から、今度の政府が発表した改訂案について、電気事業連合会いわゆる電力会社の関係は、これに賛成とも反対とも意思表示ができない、こういうことを言われておるようであります。御存じのように、電力事業会社の関係は、料金値上げの問題を物心両面で猛烈に運動されていたことは事実であります。ところが昨日政府の発表したものを見る……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第6号(1954/04/08、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 小杉さんにちよつとお伺いしますが、今日本でつくつているあなた方の生産量中、輸出のパーセンテージはどのくらいになつておりますか。
【次の発言】 政府の方でわかつていたら……。
【次の発言】 竹中さんにちよつとお伺いしますが、今度あなた方の会社が新設されたとした場合に、一応新設されようとするのについては生産計画というものももちろんあると思いますが、その生産計画中、国内に売るものと国外に輸出するものとの比率をどういうように大体見ておられるのですか。
【次の発言】 ちよつと政府側に御質問しますが、今までは政府の方から答弁されたように、大体八%くらいの率になつておるのですが、今竹中さん……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第10号(1954/10/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 時間がございませんから、一、二点だけ簡単にお伺いしたいと思います。  木材使用の節約について徹底的に合理化をやるということで、広汎な関係の幹部連中をもつて組織されてあるということは私非常に同感であります。しかしただそれだけで回数を重ねておつても、どこへどのように結論を出すのかということになると、なかなか困難じやないか。ついては、やはりこれを法律化するということを一つの目標としてやられることが、最も権威のある結論に達するのではないかと思う。ついては、ここにお配りになつた中に、木材利用合理化推進に必要な法律事項ということが連絡協議会で取上げられておるようですが、法律化するというこ……

第20回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第1号(1954/12/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 一点だけちょっとお伺いしておきたいと思います。先ほど永井君からもこれを実施して行くにあたって予算的処置の問題について尋ねていたのでありますが、この木材資源利用合理化方策というものは、四部門にわたってかなり広汎に相当具体的にできておりまして、相当よく勉強されてあると実は見るのであります。これが完全に実施されて行きますならば、新たなる一つの方策として国のために相当貢献するもの人なるものがある、こういうふうに思うわけでございます。ついてはこれを実施するためには、これを単なる机上のぺ―パー・プランとして終らせないためには、やはり必要経費というものがなければならぬ。これがどのように権威……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会及び総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会連合会 第1号(1955/06/25、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)小委員 今加藤君や齋藤君、八木君からもこの扱い方の結論的な問題についてお話が出ましたが、各党の政調会にでも持ち帰って、それぞれ各党の考え方をまとめてきて調整するというようなものが、何か委員長のところで作られてあるとすれば、そういうものを一応お出し願って、それに基いて至急各党の態度をきめて取りまとめをするということになると、早く結論が出せるのじゃないかと思うので、そういう点等も委員長に希望申し上げておきたいと思います。

第22回国会 商工委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して一点だけ、御答弁が食い違えば二点も三点も伺わなければならないと思いますが、ちょうど労働大臣もお見えになっておりまして、先ほど生産性の向上、いわゆる高能率、低コストという問題について石橋通産大臣と、あわせて西田労働大臣がお答えになった点とを考えてみまして、そう大きな食い違いとは言えないけれども、どうも解釈上においていささか違っているような気がするのです。そのこまかい点は私は掘り下げようとはしませんが、ちょうど労働大臣も一緒におられるから伺うのですが、労働大臣は、炭鉱の問題についてはくろうとのくろうと、一番詳しいと私は尊敬している。そこで先ほどから御答弁をされた生産性の向……

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第1号(1955/05/26、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○伊藤(卯)小委員長 これより会議を開きます。  総合燃料対策並びに地下資源開発に関し調査を進めます。まず政府委員より説明を求めます。岩武政府委員。
【次の発言】 これより質疑に入りますが、質疑の通告がありますので通告順にこれを許すことにいたします。長谷川四郎君。
【次の発言】 ちょっとお知らせいたしておきますが、政府委員として鉱山局長川上政府委員、石炭局長斎藤政府委員等が出席をいたしました。なおそれぞれ係の説明員も出席をいたしておりますから、必要に応じてそれぞれ答弁を求めてもらいたいと思います。
【次の発言】 それでは関連質問として神田博君。

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第2号(1955/05/28、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○伊藤小委員長 これより会議を開きます。  通告順によりまして質疑を許すことにいたしたいと思いますが、委員外発言として齋藤憲三君から発言を求められておりますから、これを許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 承知いたしました。ただいま齋藤君から委員長への御注文は、なお商工委員会にもそういう論議のあった点を含んで報告をし、なお地質調査所を近くわれわれで視察をする日程を作ってお知らせするようにしたいと思います。
【次の発言】 ただいま齋藤君から、三井化学から外遊された専門家を本委員会に呼んで、参考人として話を聞きたいという申し出がありますから、これは適当な機会にお呼びすることにいたしたいと思います。

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第3号(1955/06/09、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○伊藤小委員長 これより会議を開きます。  本日は、総合燃料対策について、参考人各位より御意見を伺うことにいたします。  参考人各位には、御多用のところ本委員会に御出席を下さいまして、厚くお礼を申し上げます。さきに政府におきましては総合燃料対策に関し閣議決定を行い、当委員会におきましても先般来種々調査検討を加えているのでありますが、この際参考人各位よりそれぞれのお立場からこれに関する忌憚のない御意見を承わり、本問題調査の参考にいたしたいと存じます。  本日の参考人として御出席をいただきましたのは、日本瓦斯協会会長本田弘敏君、日本化学工業協会副会長池田亀三郎君でございます。  それでは本田参考人……

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第4号(1955/06/17、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○伊藤小委員長 これより会議を開きます。  本小委員会は、さきに石油資源開発の重要性にかんがみ、立法化の必要ありと認め、法案起草のため委員を選任し、起草に当っていただいたのでありますが、このほど一応の案がまとめられましたので、起草委員より小委員長のもとに提出をされてございます。この扱い方につきましては、懇談をもって一つ一応御相談をいたしたいと思います。速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。小笠公韶君より、起草経緯に至る報告を求めます。
【次の発言】 政府側から、この法案に対しての事業計画並びに資金計画、そういうものをちょっと用意をしておるとのことでございますから、ついでにその……

第24回国会 建設委員会商工委員会連合審査会 第2号(1956/02/29、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 議事進行について。佐々木君の質問はまだ相当あろうと思いますし、ほかの委員各位からも質問が相当あろうかと思いますけれども、昨日から今日にかけての質疑応答を伺っておりますと、政府側の答弁が統一されておりません。しどろもどろといってよいという感じがいたします。たとえば昨日から鈴木委員がだんだんと追及していきますと、東北六県の知事の意見を聞いた上でというようなことで、しばしばそこへ答弁を逃げております。それほど東北六県の知事の意見が重要であるとするならば、なぜこの法案提出前に知事からの意見を聞いて確信をもって法案をお出しにならないのか、こういう点においてもはなはだ疎漏であります。さら……

第24回国会 商工委員会重化学工業に関する小委員会 第2号(1956/02/25、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)小委員 先ほど倉田さんから非常に熱心に述べられまして、この日本の科学技術、そういうものは国際水準にある、従って決して負けていないから競争にも十分たえられると思うが、その材料に関するもののあるいは品質か、あるいは量か、あるいはそういう価格かというようなものに十分備えることができないから、そういうところでうまくいかないんだ、こういうように伺ったのですが、それは日本の製作機械を、作るいろいろな鉄材というか、そういう材料が外国品に劣っておるというのか、あるいは量が計画的に要求されてもこれが手に入らないというのか、あるいはそれらのものが外国ものと比較して価格が高いという点で思う計画の競争がや……

第24回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第4号(1956/09/03、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)小委員 商工委員会を開くということはなかなかそう早急にもできないのじゃないかという気もするのですが、国政調査の報告、並びにきよう小笠小委長から出されたこの案というものは、おそらく商工委員会が開かれた場合には全会一致で承認されるものと私は信じております。従って商工委員会が開かれなくとも、本日この小委員会によってこれが議決をされれば、直ちにこれを政府側に送付されて、石炭局長を中心にして、この要綱に基いて――かなり広範なものだと思いますし、また臨時石炭鉱害復旧法の根本的な改正なのだと思いますから、一つこの改正については十分腹を据えてその任に当ってもらいたいと思うのです。おそらくこの案を作……


28期(1958/05/22〜)

第36回国会 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1960/10/24、28期、民主社会党)

○伊藤(卯)委員 まず最初に池田総理にお伺いしたいと思いますこ御存じのように、世論から議会政治の危機として相当心配されている。それからまた相当酷評もされている現状であるが、これに対して池田総理大臣はこれをどのように認識をしてこれに対処しようとしておられるか。それから今後どのようにして議会政治を国民から信頼、期待されるような運営をするか。政府の最高責任者として考えておられる点を、池田総理の政治的生命をかけての重大な問題と思うので、この点の信念、所信を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 先の岸内閣が、主権在民の憲法政治を尊重して、安保改定は、その内容を具体的にして、総選挙において国……


29期(1960/11/20〜)

第41回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第3号(1962/10/25、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)小委員 時間の関係もありますし、それから先ほどから多賀谷、齋藤両委員からもそれぞれ質問をされてありますから、私は一、二点政府の態度についてちょっと聞いておきたい。  御存じのように、金属鉱業危機打開に関する決議というのは、この委員会でも超党派的に全会一致、さらに本会議においてもこれが超党派で議決をされております。その議決されたものが政府に回送されてから六カ月以上たっておるのであります。そこで政府は議決されたものにそれぞれ基づいて、あるいは行政上どう処置するか、あるいは立法的にどうするか、あるいは予算措置をどう要求するか、あるいは財政投融資をどういうように扱っていくか、そういうことが……

第41回国会 商工委員会石油に関する小委員会 第3号(1962/11/26、29期、民主社会党)

○伊藤(卯)小委員 ちょっと関連して――先ほどから丸善問題について、質疑応答が相当かわされておりますが、どうもはっきりいたしません。そこで、事務当局に伺ってもこれはどうかと思いますけれども、政府自身もあまりだらしないから、事務当局もあまりどうもはっきりしないと思うのですが、ただ私が一点伺いたいのは、丸善の経営がずさんであるからその解決処置がとれないのか、池田内閣政府の金融引き締めによってやれないのか、あるいは今の油価格が安いといわれておる、それでは健全な経営がやれないというのが今定評になっておる。そういう上に立って、たとえば金融処置をしても、油の価格の安定化、経営の健全化が見通しがつかなければ……


32期(1969/12/27〜)

第68回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1972/05/23、32期、民社党)

○伊藤(卯)委員 藤井さんが時間がないそうでございますから、二点だけお伺いしておきたいと思うんです。  この工業再配置、いわゆる誘導地域でありますが、そこにうまく工業が再配置されていくかどうかということは、かかって土地問題と公害問題、この二点にあると思うのです。そこで、土地問題でありますが、これは法律的に歯どめをする何ものもないのです。でありますから、県が音頭とりをして、その地域の市町村などとの間において、土地のあっせんのできるようなものをつくるということがよくはないか、その地域の自治体はその地域の土地がどのくらいするものであるかということがわかっておりますから、したがって、自治体とでそういう……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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