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村上勇 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

村上勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
569位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
890位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
903位
委員会出席(無役)歴代TOP500
406位
委員会発言(議会)歴代TOP500
283位
委員会発言(政府)歴代TOP500
189位
各種会議発言(政府)歴代TOP100
90位

25期委員会出席(幹部)TOP50
45位
25期委員会発言(議会)TOP50
41位
26期委員会発言(議会)TOP50
17位
28期委員会発言TOP100
59位
28期委員会発言(政府)TOP25
12位
28期各種会議発言TOP25
22位
28期各種会議発言(政府)TOP5
5位

このページでは村上勇衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。村上勇衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第34号(1947/11/08、23期、日本自由党)

○村上(勇)君 九州四國省營連絡實現促進につきまして請願いたす次第であります。九州四國省營連絡熱望の聲は、多年にわたつてただいま高橋代議士のよ話の通りに、兩島民間に充滿いたしていたのでありますが、特に敗戰による新國家發足の今日、運輸、交通、産業、文化その他各方面より檢討してみまして、新國土經營上及び國民大衆の便益のため、これが實現は焦眉の急務であると確信するのであります。由來厖大なる九州の資源、殊に石炭、鑛石等を四國に輸送するにあたつては、關門トンネルを經て山陽線を經由し宇野より高松に入る一大迂囘によるのほかなく、四國の物資またしかりでありまして、これがために生ずる關門竝びに山陽線における輸送……

第1回国会 国土計画委員会 第18号(1947/10/21、23期、日本自由党)

○村上勇君 大分縣下の各河川砂防工事を積極的に施行していただきたいということについてお願いいたします。  昭和十六年以來連年にわたりまして激甚な災害をこうむつております。殊に昭和十八年竝びに昭和二十年の大災害は、水源地帶の荒廢もその原因となりまして、まつたく異常的なのでありまして、縣下各地に未曽有の大崩壞が起りました。このために河川の上流部は各所に在砂の流出を惹起し、幾多の人命を奪い、山紫水明の地も一瞬にして河原と化したのであります。沿岸の農耕地竝びに住宅は埋沒あるいに流失して甚大な災禍をこうむつたのであります。崩壞の土砂あるいは砂礫は漸次下流部に押し流されて、河床の上昇となりまして、土砂砂礫……

第1回国会 電気委員会 第4号(1947/08/06、23期、日本自由党)

○村上(勇)委員 敗戰後の石炭不足と、火力發電所が賠償になるとかいうようなことによりまして、今後日本における動力は水力電氣の最高度活用以外、途はないのじやないかと私ども思つております。從いまして政府は鐵道その他の陸上における動力を水力電氣に切りかえるお考えがありますかどうか、お伺いしたいのであります。
【次の発言】 私どももこの限りある石炭を掘り盡して、これを陸上動力に充てるということは、まことに國家のためにどうかと思うのであります。從いまして、今日の場合はもちろん石炭が花形となつていかなければ、水力電氣をつくるにいたしましても、セメントその他の資材は石炭によつて求められるのでありますから、こ……

第1回国会 電気委員会 第7号(1947/08/27、23期、日本自由党)

○村上(勇)委員 先ほど動力局長のお話の中にあつた、石炭と同様の重要なものであるというこの大事な電氣委員會に、すでに二度も三度も安本長官の御出席をお願いしてあるのですが、本日もG・H・Qに出頭のために出られない。しかし私はG・H・Qの御用事ならばやむを得ないと思いますけれども、何時ごろまでには來られるとか、もう少し誠意のある――安本長官としてこの電力危機を前に控えて、ほとんど一囘も顔出ししないということに對してまことに遺憾の意を表する次第であります。從つて政治的な問題については、これを後日安本長官の御出席まで保留して、とりあえず先ほど岡部動力局長からのお話の中に、大體山口縣のある火力發電所の修……

第1回国会 電気委員会 第8号(1947/08/29、23期、日本自由党)

○村上(勇)委員 岡部動力局長にちよつとお伺いしたいのですが、前囘の委員會におきまして私の質問に對する岡部局長の御答辯の中に、日發は集中企業のゆえをもつて、あるいは解體になるのではないかというような御答辯があつたかのごとく地方新聞に發表されておるそうでありますが、私どもは日發の經營體についてのいろいろな理想はもつておりますが、今日この電力危機を前に控えて、機構につきましては愼重を要する問題だろうと思います。この點に關する誤解でももしありましては、電氣の最も危機の迫つておる際に、電源開發等の非常な隘路になろうかと思いますので、はつきりした御答辯をお願いしたいと思います。

第1回国会 電気委員会 第9号(1947/09/23、23期、日本自由党)

○村上勇委員 今日の利根川を中心とする大水害は、再建途上にある國家として、まことに遺憾にたえない次第であります。特に利根川の本流の沿線にある大小各所の發電所が、非常な被害をこうむつたということを聞いておりますが、この中において日本で有數の發電所、佐久發電所は出力六萬六千キロというような優秀な發電所でありますが、これの放水量約二、三十萬立米というものが埋められて、その餘勢を駈つた濁流が發電所の中までも滲透して、發電所ことごとくが水浸しになつておるということを聞いております。この修復について今日のこの電力危機、平時でありましても電力危機を叫んでおる今日でありますが、これに對し政府には修復の御計畫が……

第1回国会 電気委員会 第10号(1947/09/27、23期、日本自由党)

○村上(勇)委員 私は自由黨を代表いたしまして、ただいま議題となりました電力危機突破の決議案に贊成いたすものであります。  敗戰後の石炭不足と火力發電所の戰災等によりまして、今日日本における唯一の動力源たる水力電氣の最高度活用以外に途はないことは言をまたない次第であります。この消耗することなき水力電氣こそ、石炭動力に代つて、わが國經濟復興の中心となるべきものであります。最近米英兩國政府におきましては、水力發電に最も重點を置き、ギリシヤのごときは水力電氣の開發以外ギリシヤの復興なしと叫んでおります。またソ連は經濟復興五箇年計畫の最重點に水力電氣の開發をおいていることによりましても、われわれは電源……

第1回国会 電気委員会 第14号(1947/10/22、23期、日本自由党)

○村上(勇)委員 九州地方における電力危機に對しまして、速やかに緊急適切な對策を實施していただきたいと思います。九州の電力事情は水力によることは少くて、火力に對する依存度が大であります。かつ炭鑛需用量がはなはだしく大きいという特異性をもつておるのであります。火力發電は、戰時中の酷使による損耗の修理はほとんど進歩していません。それがために能力はまつたく低下を來し、從つて極度の需用制限を加えざるを得なくなつておるのであります。しかるに九州の最大需用は炭鑛である、現在傾斜生産の建前から、この炭鑛には無制限とせざるを得ないのであります。このためにさらに他の需用制限は強化されるに至りました。かかる事情に……

第2回国会 電気委員会 第2号(1948/05/07、23期、民主自由党)

○村上(勇)委員 先ほど三ツ井政府委員は、各地区には從來の五割増ぐらいの電力を與える、九州は別だということでありますが、九州はどういうことになりますか。  それから火力発電所に主力を注ぐ、こういう安本の御方針に対して、私はこれは暫定的にはやむを得ないことでありますけれども、火力発電所は地下資源を消耗するものですから、これに主力を注ぐよりは、火力電氣の電源開発に主力を注ぐことが最も國家のために当を得た処置でないかと思うのであります。特にただいま九州における火力発電所の修復は、予期以上の成績を收めたというにも拘らず、他の地区は五割の電力の使用を増しておるのに、九州だけはこれが從來通りであるかどうか……

第2回国会 電気委員会 第3号(1948/06/03、23期、民主自由党)

○村上(勇)委員 ちよつと三ツ井政府委員にお伺いしたいんですが、最近九州地方の電力制限は八時から十一時まで消燈ということを新聞で見ましたが、その後どうなつておるでありましようか。
【次の発言】 どうしても九州は大貯水地を設けて、それによつて電力の調整をしなければならぬと思うのでありますが、これはとても三年五年という長い年月を要することでありますので、ただちに事情を異にする他の地方と同じようにしてくれということは無理かもしれません。しかし御承知の通り北九州の石炭によつて、火力発電所をこの補給に使うということは、私は九州の今日の現状を打開するためには、最も重要ではないかと思います。その意味から築上……

第3回国会 商工委員会 第3号(1948/11/19、23期、民主自由党)【政府役職】

○村上政府委員 この際一言ごあいさつをさしていただきます。私は去る日商工政務次官に任命を受けました村上勇であります。浅学菲才であります。どうかよろしく御指導のほどお願い申し上げます。  ただいま議題となりました地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、試藥檢査所及び機械器具檢査所の支所及び出張所の設置に関し承認を求めるの件の提案理由につきまして、御説明申し上げます。  まず機械器具檢査所の支所、出張所設置に関する御説明を申し上げます。貿易再開とともに機械器具の輸出も相当活発になつて参りましたが、機械器具の製軍技術は戰前の水準にまで回復していないばかりでなく、檢査制度やその機関も確立していないた……

第4回国会 商工委員会 第1号(1948/12/07、23期、民主自由党)【政府役職】

○村上政府委員 廃兵器等の処理に関する法律案の提出の理由を御説明申し上げます。  國の保有物件についても、一般民間保有物件と併行してその処理の迅速化をはかる必要があるのでありますが、國がその保有する大量物件の破碎、選別、販賣等の処理をなすについては、その業務の内容が経済行為でありますだけに、これに適應した特別の機関をして直接その衝に当らしめることがむしろ適当と考えられますので、商工省の保管しておりまする廃兵器及び運輸省が現に管理し、近く商工省に保管轉換をいたす予定になつておりまする一般会計所属の特殊物件並びに國有鉄道事業特別会計所属の物件の管理及び処分について、これを産業復興公團に取扱わしめる……

第4回国会 商工委員会 第2号(1948/12/09、23期、民主自由党)【政府役職】

○村上(勇)政府委員 本件は地方自治法第百五十六條第四項の規定に基いて、繊維製品檢査所と日用品檢査所との支所及び出張所を設置することについて國会の承認を求めるものであります繊維製品檢査所は、去る十一月十五日繊維製品檢査所令によつて設置されたものでありまして、輸出品取締法第六條第二項による檢査並びに輸出絹織物及び輸出入絹織物で、バイヤーが要求したものの依頼檢査を行う檢査機関であります。しかして檢査所はとりあえず從來の檢査所の所在地に本所、支所及び出張所を設置いたしましたが、檢査を円滑かつ能率的に運営いたしますとともに、業界の利便を考慮し、次に主要産地に支所または出張所を若干増設いたしたいと存ずる……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会 第1号(1949/03/19、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 理事はその数を七名とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第5回国会 商工委員会 第3号(1949/03/25、24期、民主自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  私が委員長の職務を行います。ただちに質疑に移ります。神田博君。
【次の発言】 お答えいたします。ただいま党務が非常に多忙でありますから、ここ数日間の問題だろうと思いますが、党務片づき次第に、必ず大野委員長は出席することになつております。その日に限つて用事ができることについては、われわれとしても何ともお答えすることができませんが、あなたのただいまの御意向はよくお傳えいたします。では川上貫一君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、次会は明二十六日午前十時より再開することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後五時十三分散……

第5回国会 商工委員会 第4号(1949/03/26、24期、民主自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 これより商工委員会を開きます。  本日は委員長におさしつかえがありますので、私が委員長の職務を行います。  前会に引続き石炭鉱業等の損失の補てんに関する法律案を議題とし、質疑を経続いたします。川上貫一君。
【次の発言】 川上君、その点は後ほどにまた願います。
【次の発言】 なるべく大臣の分だけでも午前中に済ましていただきたいと思います。
【次の発言】 川上委員に申し上げます。大藏大臣は非常に緊急の用事ができております。できるだけ簡明に願います。、
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午後零時十八分休憩

第5回国会 商工委員会 第6号(1949/03/30、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 ただいまの説明によつて大体私どもは了承することがでるのでありますが、どうしても合点の行かない点について二、三質問してみたいと思います。ほかの公團は大体三箇月間ぐらい引き延ばす。そうしてその側に慎重に審議して、いずれかに決するということになつておりますのに、貿易公團のうちに二公團のみはただちに三月三十一日付でこれを廃止するというような、あまりに抜打的な政府の方針に対しまして、その間にどういう理由、どういう必要によつてただちに抜打的に廃止しなければならないかということを、お伺いしたいのであります。
【次の発言】 こういうように急速にやつた場合に、この二公團廃止によつて今後の運営の……

第5回国会 商工委員会 第12号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 私はただいまの聽濤委員の委員長不信任の動議に対しまして反対する者であります。その理由は午前中の委員会における聽濤君の質問は、この鉱山保安法案の内容と相当ヒントがはずれておるように、私ども初めほとんど各委員が感じたのであります。麻生鉱業の問題を取上げておりましたけれども、これに対する政府側のそういうことは絶対にないという答弁にもかかわらず、再三再四これを追究して、ついに委員会を混乱とは行きませんが、非常に紛争させた。それでもすでに両氏に相当長い間質問を継続さしておりましたために、同僚議員から質問打切りの動議を提出した次第であります。これを委員長が採択することは委員長の権限であり……

第5回国会 商工委員会 第20号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 請願日程中第三、第四、第六ないし第九、第一一ないし第一九、第二二ないし第三〇、第三四ないし第三七、第四五、第四六、第四八、第五〇、第五三、第五四、第五八、第五九、第六二、第七八ないし第八一、第八六ないし第八八、第九〇、第九一、第九三、第九四、第九六ないし第九八、第一〇〇、第一〇一及び第一〇三の各請願は、いずれもその趣旨は至当と認められますから、議院の会議に付して採択の上内閣に送付すベきものと議決し、その他の各請願の可否は後日に延期せられんことを望みます。
【次の発言】 各陳情書の中には必ずしも問題のないものばかりでもありませんが、これらはすベて国民の偽らぬ声でありまして、傾聴……

第5回国会 商工委員会 第22号(1949/05/22、24期、民主自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 これより商工委員会を開きます。本日は私が委員長の職務を行います。  まず鉄道電化に関する問題につきまして政府当局より説明を求めます。速記の都合等もありますので、説明聽取は懇談の形で行きたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。ただいまより懇談に移ります。
【次の発言】 それでは懇談前に引続いて会議を開きます。  石炭に関する件を議題として調査を進めます。質疑を行います。川上貫一君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――なければ石炭に関する件につきましては今日はこの程度にとどめておきます。

第5回国会 商工委員会 第23号(1949/05/26、24期、民主自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 これより商工委員会を開きます。  私が委員長の職務を行います。ただいまより繊維に関する件を議題として調査を進めます。質疑を継続いたします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。質疑を続けます。
【次の発言】 先ほどから伺つておりますと、大体生糸の統制は暫定的の措置であつて、輸出の量が確保せられる場合には、政府としては即座にこれを撤回する意思があるということに間違いないのでございますか。さよう了承してよろしゆうございますか。
【次の発言】 次にちよつと物価廰にお尋ねいたしますが、絹人絹織物の交織の価格が発表になつておら……

第5回国会 商工委員会 第24号(1949/05/28、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 どうか簡單にお願いいたします。
【次の発言】 資源廳長官も電力局長も信任早々のことでありますが、長官は特にその方面の権威者でありますので、私は遠慮なく質問をいたしたいと思います。電力の危機はひとり九州地区のみならず、全國的な大きな問題でありますが、特に九州地区は離れ島でありまして、この電力危機によつて、ほとんど民生の安定もできないというような状態になつておるのであります。経済九原則の線に沿うてあらゆる産業が強度の合理化、企業の努力によります能率的な経営が叫ばれております。いかなる産業もその原動力であるところの電源がなくては、何ともしがたいのでありますが、御承知のごとく九州地方……

第5回国会 商工委員会 第36号(1949/10/21、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 通産大臣に承りたいのでありますが、最近、電気事業の再編成は、日本政府にまかされたということを聞いておりますが、事実でありますかどうか、承りたいと思います。
【次の発言】 日本の電気事業でありますし、また最も政策にとつて重大な役割を持つておる電力問題でありますので、これを日本政府の責任において再構成をするということは、私は最も当然だろうと思つております。これを実施するにあたりましては、もとより特別な法律もつくるでありましようし、また資産の再評価とか、あるいはサービスの向上とか、従業員の引継ぎしかいうような重大な問題も、それぞれ行われるでありましようけれども、最も大事なことは、一……

第5回国会 政府支払促進に関する特別委員会 第11号(1949/07/28、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 私は委員長にお願いしたいのですが、政府支拂促進委員会が発足したことについてでありますが、その当時國民は、特に政府支拂い遅延のために泣いている中小企業はこの委員会に対して大きな期待を持つておつたのであります。ところが今日に至りましてもまだほとんど何ら促進委員会の任務が果されていないようにわれわれは考える。いまだに政府の説明ばかり聞いておつて、これでは促進委員会であるか、あるいはただ單に政府の弁明をわれわれが聞いているというにしかすぎない。今中小企業にこの政府支拂いが遅れているためにそれぞれの金融に非常に困難している。ある業者に月に一割とか、あるいは八分とかいうようなやみ金融を受……

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会 第10号(1949/11/30、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 ただいま淺利委員からの御発言がありましたが、淺利委員の大体のお考えには、本案に対して、これを今ただちに審議して決定してしまうということは、全国に多くの観光都市があるから、これらがいろいろとやかましく言つて来るだろう、その際には非常にめんどうなことが起きるので、基本法でも設けて、それに乗せて行くようにという御気持のように伺つたのであります。もう私から、別府の観光都市として、また国際都市としての重要性を述べるまでもないのでありますが、私ちよつと時間を遅れて参りまして、すでに趣旨説明の中にあつたかとも思いますけれども、日本におけるというよりも、世界における人口十万以上の温泉都市とし……

第7回国会 通商産業委員会 第1号(1949/12/08、24期、民主自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。  大野委員長にはおさしつかえがありますので、指定によりまして本日は私が委員長の職務を行います。  まず、国政調査承認要求の件を議題といたします。前第六回国会におきましては、鉱工業、電気、商業、貿易等の実情を調査し、その合理化並びに振興に関する対策を樹立するために、関係各方面より意見を聴取し、報告及び記録を要求する等の方法によりまして、通商産業行政に関する事項について、国政調査を実施いたしまして、行政当局を監視督励いたしまするとともに、委員会の意思を行政面に反映せしめ、また同時に法律案その他議案並びに請願の審査にあたりましても、大……

第7回国会 通商産業委員会 第10号(1950/02/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 これにて散会いたします。     午後零時三分散会

第7回国会 通商産業委員会 第12号(1950/02/23、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 一昨年の二月、日本発送電及び九つの配電会社が過度の経済力集中排除法の指定を受けたのでありますが、それ以来電気事業の再編成につきましては、各方面からいろいろな案が提唱されておつたのであります。輿論もまたその帰するところを知らなかつたのでありますが、先般政府におきましては、電気事業再編成審議会を設置してこの問題を愼重審議した結果、一つの権威ある答申を得たのであります。電気事業の重要性にかんがみて、政府においてはさらに一層愼重な考慮と適切な取扱いをいたされんことを希望してやみません。ことにこの問題につきましては、現状を無視した安易な政治的妥協を排して、どこまでも経済的な立場に立つて……

第7回国会 通商産業委員会 第16号(1950/03/06、24期、自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。  本日は私が委員長の職務を行います。まず地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、日用品検査所の支所設置に関し承認を求めるの件を議題として、政府の提案理由の説明を求めます。田中政府委員。
【次の発言】 これにて説明は終りました。引続き質疑に移ります。風早八十二君。
【次の発言】 次に地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き電気試験所熊本支所設置に関し承認を求めるの件を議題として質疑に入ります。有田喜一君。
【次の発言】 次に風早八十二君。
【次の発言】 次に坂本泰良君。

第7回国会 通商産業委員会 第33号(1950/04/21、24期、自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 ただいまより去る十九日に付託になりました星島二郎君外九名提出、臨時石炭鉱業管理法の廃止に関する法律案を議題として審議に入ります。まず提案者より提案理由の説明を求めます。神田博君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。  ちよつと速記をやめてください。

第7回国会 通商産業委員会 第37号(1950/04/26、24期、自由党)

○村上(勇)委員 質問に先立ちまして、大臣にお伺いしたいことは、けさの新聞報道によりますと、通産大臣は電気事業再編成法案に関しまして、昨月ケネディ氏と会見せられ、この法案を急速に通過せしめるように努力せよとの要望を受けたということでありますが、この問題について二、三大臣の御答弁を承りたいのであります。  まず第一点は、通産大臣はケネディ氏からほんとうにこのような要望をされたかどうか。第二点は、その際大臣は衆参両院の委員長にもこの旨を傳えるようにと付言されたかどうか。もし新聞の報道ごとく、実際に国会の委員長への伝言を不用意に承知されたことがあれば、これは大きな問題であろうと思います。これが真実を……

第7回国会 通商産業委員会 第38号(1950/04/27、24期、自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 午前中の議事はこの程度にとどめまして、午後は正一時より再開いたします。これにて休憩いたします。     午後零時八分休憩

第7回国会 通商産業委員会 第39号(1950/04/28、24期、自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  ただいまより公益事業法案及び電力事業再編成案を一括議題として審議を進めます。質疑を継続いたします。門脇勝太郎君。

第7回国会 通商産業委員会 第40号(1950/04/29、24期、自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。本日は私が委員長の職務を行います。  ただいまより滅失鉱業原簿調製等臨時措置法案を議題として審査を進めます。質疑に入ります。小金義照君。
【次の発言】 次は中村幸八君。
【次の発言】 次は田代文久君。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。引続き本案を議題として討論に付するのでありますが、討論の通告がありませんから、討論を省略いたしまして、ただちに採決いたします。本案は原案の通り可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて本案は原案通り可決いたしました。この際本案の委員会報告作成の件についてお……

第8回国会 通商産業委員会 第15号(1950/10/11、24期、自由党)

○村上(勇)委員 小滝炭鉱に対する見返り資金の貸付の件に関しまして、客月二十八日、九日の両日にわたつて、本委員会において同僚議員諸君と通産、大蔵両当局との間に種々質疑応答がかわされましたが、これら政府の答弁によつては釈然とし得ないのみか、かえつて疑惑を深め、これがために一般人心に及ぼす影響についても、また大いに考慮すべきものがあると存ずる次第であります。私はこれら疑問の点、すなわち融資決定に至る経過において手続上違法はなかつたか、少くとも慣例上、または他との均衡上不穏当、不公平の疑いを招く余地がありはせぬか、通産、大蔵両省の間に著しい見解の相違はなかつたか、食い違いがあつたにもかかわらず、大蔵……

第10回国会 通商産業委員会 第41号(1951/07/24、24期、自由党)

○村上(勇)委員 たいへん時間がおそくなりまして恐縮ですが、ただいまの福田君の説明いたしましたこの決議案は満場一致で本委員会を通過いたしたのでありますが、これに対して松永さんの感想というか、御意見を拜聽できれば仕合せと思いますが、どうぞひとつお願いいたします。

第10回国会 通商産業委員会 第42号(1951/07/25、24期、自由党)

○村上(勇)委員 地熱発電に関して政府の助成策について井上長官に伺います。わが国経済再建上水力電源の開発が何よりも急務であるということはいまさら申し上げるまでもないのでありますが、しかるに火山国であるわが国には、幸いなことには地熱発電に関する熱源に非常に富んでいる。専門家の調査によりますと、日本の地熱発電は建設費におきましては火力発電所の約八割、水力発電所の約半額、一キロ当りの発電原価におきましても水力の半額以下であります。火力の三分の一以下というまことに有利なものだと聞いております。最近別府におきましては、すでに試験的に実施せられているはずでありますが、その結果について御説明願いたいと思いま……

第13回国会 通商産業委員会 第26号(1952/04/21、24期、自由党)

○村上(勇)委員 臨時石炭鉱害復旧法案に関しましては、地元の各市町村に非常な強い要望があるのであります。われわれはこの法案の急速な国会通過を念願するとともに、この法案によつて、非常な問題を惹起するという点について、十分な意見を聞いた上で、この審議に入りたいと思います。この意味において、ただいまの参考人としての三氏に、要点だけでも説明の聞けることは非常に有意義と思いますので、そのようにおとりはからいあらんことをお願いする次第であります。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/25、25期、自由党)

○村上委員 まあ、それでいいでしよう。

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/22、25期、自由党)

○村上委員 自由党としましては、辻君からのせつかくの申出ですが、正式に行われた委員会に対して、本人から事実の相違があるからという理由で取消しを求められる場合は、これを許すことはやぶさかでないと思いますが、他の議員から一々これに釈明等をすることは、議事の進行上おもしろくないので、すでに決定したことですから、許すべきでないという議論であります。

第15回国会 議院運営委員会 第28号(1953/02/05、25期、自由党)

○村上委員 本会議でやるというのではないでしよう。

第15回国会 人事委員会 第15号(1953/02/13、25期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより人事委員会を開会いたします。  この際一言ごあいさつを申し上げます。このたびはからずも諸君の御推挙によりまして、人事委員長に就任いたすことになりましたことは、まことに光栄に存じ工おる次第であります。しかしながら人事行政の重要さに比べまして、私のふなれなこと、また浅学非才でありまして、まことに皆様の御協力、御指導をいただかなければ、とうていこの重責を果すことができないと存ずる次第であります。何とぞこの重要任務の遂行できますように、この上の御指導、御鞭撻のほどをひとえにお願い申し上げます。簡単でありますが、委員長就任のごあいさつにかえる次第であります。(拍手)  次に理事の辞……

第15回国会 人事委員会 第16号(1953/03/07、25期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより人事委員会も開会いたします。  理事の辞任についてお諮りいたします。理事であります竹山祐太郎君より、理事を辞任いたしたい旨の申出があります。これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて辞任を許可するに決しました。  次に理事の補欠選任についてお諮りいたします。ただいま理事を辞任されました竹山祐太郎君と、去る二月二十六日一旦委員を辞任せられたことのあります理事であられた受田新吉君の、補欠の理事二名を選任いたしたいと思いますが、これは先例によりまして選挙の手続を省略し、委員長において指名するに御異議ありませんか。

第15回国会 通商産業委員会 第1号(1952/11/08、25期、自由党)

○村上委員 理事はその数を五名とし、委員長において御指名せられんことを望みます。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第21号(1953/07/16、26期、自由党)【議会役職】

○村上水害地緊急対策特別委員長 御承認いただきましてありがとうございました。実は、すでに調査団がさきに出ましたので、私どもといたしましても、二度も三度も出すことは差控えておつたのでありますが、御承知の通り、まつたく前古未曽有といつてもいいような大災害でありますし、しかも台風期を前に控えまして、はたして政府の応急緊急対策が着々進行しておるかどうか、その実態を把握して、今後万遺漏のないように鞭撻もして来たいと思います。ただ、私ども審議しておりましても、何となくくつの裏からかゆみを掻くような、すつきりしないところもありますので、復旧状態あるいは被害の状態等をつかんでおきたい、こういう意味をもつて、委……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第1号(1953/06/30、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員長の重責をになうことになりました。私といたしましては、本院がこの特別委員会を設置いたしました趣旨にかんがみまして、早急に水害地対策を樹立いたすため、専心努力を尽す所存でありますが、もとより不敏不徳でありますので、委員各位の御懇切なる御指導と御鞭撻によりまして、この職責を全ういたしたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。まことに簡単でありますが、これをもつてごあいさつといたしたいと存じます。  これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第2号(1953/07/01、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  昨日の委員会におきまして委員長及び理事に一任になりました委員派遣につきましては、昨日委員会散会後理事会を開きまして、派遣委員は自由党生田宏一君、改進党赤澤正道君、社会党細迫兼光君、社会党受田新吉君、自由党松永東君、小会派クラブ中村英男君以上六名とし、派遣期間は明二日より向う十日間と決定いたしました。御了承のほどを願つておきます。
【次の発言】 この際、委員会の運営その他調査方法等について御意見がありますれば、御発言を願います。本田は西日本水害対策協議会より知事会及び農業団体協議会の方々がお見えに九つておりますので、懇談の形で御意見を伺うことといたします……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/07/03、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  まず、御報告いたしておきますことは、昨二日当委員会から派遣いたしました委員の生田宏一君より、現地の連絡場所と視察日程を電報で通知して参りましたので、諸君のお手元に電文を印刷して配付いたさせておきました。なお、電文中にもあります通り、各党の国会対策委員長の方にも、委員各位よりそれぞれ御伝達願いたいと思います。  それでは、ただいまより、西日本の豪雨による被害状況について、さきに本院より派遣されました議員松野頼三君より、現地における被害の説明を聴取することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/04、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  まず郵政省関係について説明を聴取いたします。飯塚政務次官。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――別に御質議もないようでありますから、次は運輸省関係について説明を求めます。壷井政府委員。
【次の発言】 第二点は、速記を中止して懇談でやりましよう。速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。次に、海上保安庁関係について伺います。島居政府委員。
【次の発言】 別に御質疑はありませんか。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――ないようでございますから、次に、文部省関係より説明を聴取いたします。近藤政府……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/06、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  本日はまず、先日本院より北九州水害調査慰問のため派遣されました調査団の団長であられた金光庸夫君が帰つて参りましたので、金光君より現地の状況について説明を聴取いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではさように決しました。金光庸夫君。
【次の発言】 金光君に対して御質疑はございませんか。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 別に御質疑はございませんか。――御質疑もないようでありますから次に移ります。  次は、大蔵省関係について説明を聴取いた……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  まず御報告いたしておきますことは、さきに当委員会より派遣されました議員団より再び電報が参りましたので、諸君のお手元に電文を印刷して配付いたしました。なお電文中にあります通り、各党の国会対策委員長の方には委員各位よりそれぞれ御連絡いただきたいと思います。  まず前会から延びておりました通商産業省関係について説明を聴取いたします。中野政府委員。
【次の発言】 これにて通産省側の説明は終りましたが、御質疑のある方はありませんか。――それではただいまより、西日本の水害に対する総合対策につきまして、内閣の西日本災害総合対策本部長をしてお……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/10、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  まず御報告いたしておきますが、一昨八日、通商産業委員会より、水害による石炭鉱業の被害復旧対策に関しまして、当委員会に申入れをいたして参りました。その申入書を印刷して諸君のお手元に配付いたしておきましたので、御報告いたします。なお、この申入れの取扱いにつきましては、北九州水害地通商産業対策小委員会において、詳細に内容を御研究願うことといたしたいと思いますが、これに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさように決定いたしました。
【次の発言】 次に、昨日九州からお帰りになりました西日本災害対策本部長であ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/13、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  まず、厚生大臣より、現地の状況及び対策につきまして、説明を聴取いたします。山縣厚生大臣。
【次の発言】 これにて厚生大臣の説明は終りましたが、質疑の通告がありますのでこれを許します。舘林三喜男君。
【次の発言】 次に、建設大臣に対する質疑を許します。大久保武雄君
【次の発言】 これにて建設省関係の質疑は終りました。
【次の発言】 この際、北九州水害調査のため特別委員会より派遣されました委員より報告を聴取することといたします。生田宏一君。
【次の発言】 生田君の総括的報告は終りましたが、赤澤委員より長崎地方の実例につき、また細迫……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/14、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  まず委員派遣に関する件についてお諮りいたします。昨日の当委員会から派遣されました方々の御報告並びに政府側の説明等につきまして、先刻の理事会において打合せましたが、当委員会といたしましては、さらに現地の被害状況並びに復旧状況を詳細に調査する必要があると思われますので、現地に委員を派遣いたしたいと存じます。つきましては、派遣委員の数及びその選定、派遣期間等は委員長及び理事に御一任願うこととし、規則の定むるところに従つて、議長に対し委員派遣承認申請の手続をとることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第10号(1953/07/15、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  まず、木村国務大臣より、水害地における保安隊の活動状況につきまして説明を聴取いたします。木村国務大臣。
【次の発言】 木村国務大臣の説明は終りましたが、質疑の通告がありますので、これを許します。松前重義君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 では速記を始めて。
【次の発言】 次に水害地対策に関する件を議題として、質疑を継続いたします。  ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を入れてください。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午後三時二十四分休憩

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/16、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  まず、小委員の補欠選任についてお諮りいたします。本日、西日本風水害地対策小委員木下郁君が委員を辞任いたしましたので、その補欠任を行いたいのでありますが、これは、先例によりまして、委員長において御指名いたすに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、委員長におきましては、稲富稜人君を小委員に指名いたします。  次に、小委員長の補欠選任についてお諮りいたします。木下郁君は西日本風水害地対策小委員長でありましたので、同小委員長の補欠選任を行いたいのでありますが、これも、先例によりまして、委員長において御指名……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/17、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  この際理事及び小委員の補欠選任の件についてお諮りいたします。理事逢澤寛君が委員を辞任せられました結果、理事が一名欠員となり、その他、委員の異動に伴いまして、西日本及び建設の小委員がそれぞれ一名ずつ欠員となつております。つきましては、この際その補欠選任を行いたいと存じますが、これは先例によりまして、選挙の手続を省略して、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、委員長は理事に生田宏一君を、西日本風水害地対策小委員に山本友一君を、建設対策小委員に三池信君をそれぞれ御指名申し上げます。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第13号(1953/07/18、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策に関する件について議事を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。平井義一君
【次の発言】 特別立法につきましては、各小委員会におきまして、営農資金の利子補給、あるいは中小企業の利子補給等についても、今すでに立法の審議中であります。ごく近いうちにこれを当委員会で審議するか、あるいはそれぞれの常任委員会で審議してもらうかということについては後ほど休憩いたしまして、皆さんとよく懇談いたしたいと思つております。
【次の発言】 ただいまの井手君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よつて暫時休憩いたします……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第14号(1953/07/20、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 大久保君にちよつと申し上げます。なるたけ緊急対策に関係のないことは簡単にお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの各委員の御説ごもつともであります。ただいま緒方副総理は決算委員会に出席中、小笠原大蔵大臣は参議院の予算委員会に出席いたしておりますので、どうしても時間がとれません。その間もし休憩の動議がありますれば……。――滝井義高君。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午後三時四十五分休憩

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第15号(1953/07/21、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策に関する件について議事を進めます。質疑の通告がありますから、順次これを許します。綱島正興君。
【次の発言】 この際、本会議が開会これましたので、質疑を留保し、本会議が散会いたしますまで休憩いたします   午後三時、三十一分休憩

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第16号(1953/07/22、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策に関する件について議事を進めます。  この際西日本風水害地対策小委員長より、台風第二号による被害農家及び被害漁家に対する資金の融通に関する特別措置法案の起草に関する小委員会の報告を聴取することといたします。稲富稜人君。
【次の発言】 この際農林対策小委員長よりの報告を求めます。綱島正興君。
【次の発言】 次に、通商産業対策小委員長より、小委員会の審議経過について報告いたさせます。熊谷憲一君。
【次の発言】 次に、厚生対策小委員長より、小委員会における調査の経過を御説明願います。滝井義高君。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/23、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策に関する件につき議事を進めます。政府に対する質疑の通告がありますから、順次これを許します。綱島正興君。
【次の発言】 大臣に対する以外の問題に対しまして質疑の通告がありますから、これを許しますが、ただ、農林大臣は今参議院の予算委員会から呼ばれておりますので、簡単にお願いいたします。松前重義君。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第18号(1953/07/24、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 本日はこの程度にとどめ、次会は明二十五日午後一時より開会することといたします。  なお、この際御報告いたしておきますが、去る二十二日、通商産業委員会より、水害による石炭鉱業の被害復旧対策に関して、当委員会に申出がありましたので、その内容は印刷して諸君のお手元に配付いたしておきましたから、御報告いたします。  本日はこれで散会いたします。     午後五時二十七分散会

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第19号(1953/07/26、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。去る二十四日理事の加藤常太郎君が委員を辞任せられましたので、その補欠を選任いたさなければなりません。これは、先例によりまして、選挙の手続を省略し、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】  御異議なしと認めます。よつて委員長は理事に佐藤虎次郎君を指名いたします。
【次の発言】 ただいまより水害地対策に関する件について議事を進めます。この際、各小委員会において調査立案せられました案について、整理のできておりますものより順次御報告を願うことといたします。まず農林関係より御報告を願います。稲富稜……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/28、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  台風第二号による西日本風水害地対策に関する件について議事を進めます。本件に関しましては、お手元に配付いたしてありまする通り、西日本風水害地対策小委員会において起草されました昭和二十八年台風第二号による被害農家及び被害漁家に対する資金の融通に関する特別措置法案がとりまとめられております。  なお、法案の印刷物の七ページ六行目に「五十億円」とありますのは、「四十五億円」の誤りでありますから、御訂正を願つておきます。  ただいまより本案について御協議を願うことといたします。まず、西日本風水害地対策小委員長より、案の概要について御説明を願います。稲富稜人君。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 それではこれより会議を開きます。  水害地対策に関する件について議事を進めます。質疑の通告がありますから順次これを許します。世耕弘一君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午後四時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  この際閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。御承知の通り国会法第四十七条第二項の規定によりまして、委員会は、議院の議決で特に付託された事件については、開会中といえどもなお継続して審査することができることとなつております。つきましては、当委員会といたしましても、院議による特別委員会設置の趣旨……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第22号(1953/07/31、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策に関する件について議事を進めます。この際各小委員会において起草されました法律案につきまして、御報告の済んでいないものについて御報告を願うことといたします。建設関係等につきまして、北九州水害地建設対策小委員長赤澤正道君より御報告を願います。
【次の発言】 次に通産関係等につきまして、北九州水害地通商産業対策小会員長熊谷憲一君より御報告を願います。
【次の発言】 次に、農林関係につきまして、北九州水害地農林対策小委員長より、前回の報告について補足的に報告のため発言を求められておりますので、この際御報告を願うことといたします。綱島正興君。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/04、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  昨三日参議院提出にかかる昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害地域内のたい積土砂の排除に関する特別措置法案が、院議によつて当委員会に付託されました。ただいまより本案を議題として審査に入ります。まず、国会法第六十条によりまして、参議院の発議者より提案理由の説明を求めます。参議院水害地緊急対策特別委員会建設文部に関する小委員長山田節男君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。  引続き質疑に入ります。赤沢正道君。
【次の発言】  ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  暫時休憩いたします。     午後二時五十七分休憩

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第24号(1953/08/06、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  前会に引続き、昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害害地域内のたい積土砂の排除に関する特別措置法案を議題として審査を進めます。  本案につきましては赤澤正道君より修正案が提出されております。これは印刷物としてお配りいたしてあります。この際本修正案について趣旨弁明を願うことといたします。赤澤正道君。   昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害地域のたい積土砂の排除に関する特別措置法案に対する修正案   昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害地域内のたい積土砂の排除に関する特別措置法案の一部を次のように修正する。   第三條第一項中「道路」を「……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/07、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策について議事を進めます。この際大野国務大臣より政府の水害地対策について御説明を願うことといたします。
【次の発言】 大野国務大臣の御説明は終了いたしました。質疑の通告がありますから順次これを許します。辻原弘市君。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午前十一時四十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  吉田安君から発言を求められております。これを許します。吉田安君。
【次の発言】 大野国務大臣より発言を求められております。これを許します。
【次の発言】 次に、当委員会が起草、提出いたしました各法律案に関しまして……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第26号(1953/08/10、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策に関して議事を進めます。政府に対し質疑の通告がありますから、順次これを許します。松前重義君。
【次の発言】 それでは、お諮りいたします。ただいまの決議の案文につきましては、字句の整理等は後ほど懇談会の結果にまつことといたしまして、ただいまの松前君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決しました。  次は、芳賀貢君。――芳賀君に申し上げます。非常に副総理は急いでおりますから、五分間ぐらいでお願いします。
【次の発言】 田中稔君。田中君に申し上げますが、できるだけ短かくお願いいたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/09/07、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  この際本日の委員会開会に関して御了解を願いたい存じますが、すでに文書をもつて御了解を願つておきましたが、当委員会において当初九月五日までに委員会を開会すると決定しておつたのでありますが、水害各地の実地調査等の都合によりまして、やむなく本日開会いたした次第であります。御了解を願います。  なお本日の委員会の運営につきまして、先刻理事会を開き、各派の理事諸君と御協議をいたしたのでありますが、本日予定しておりました派遣委員の水害各地の実地調査の報告につきましては、水害地が全国にまたがり、その地域が広大でありまする上に、閉会中のこととて、派遣委員が全員参集して……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/09/08、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  まず理事の補欠選挙の件についてお諮りいたします。理事の平井義一君及び赤澤正道君は委員を辞任されております。これによつて理事が二名欠員となつております。つきましては、この際その補欠選任を行うごととし、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】  御異議なしと認めます。それでは田渕光一君及び岡部得三君を理事に御指名申し上げます。
【次の発言】 ただいまより水害地対策について議事を進めます。  ただいまより政府に対する質疑に入ります。本日の理事会の申合せによりまして、委員会を代表いたしまして、私より二、三御質疑をいたし……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第29号(1953/09/09、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたしますが、理事の綱島正興君、生田宏一君及び佐藤虎次郎君より何事辞任の申出がありますが、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて許可するに決しました。  つきましては、ただいまよりその補欠選任を行いたいと存じますが、これは先例によりまして、選挙の手続を省略し、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは熊谷憲一君、江藤夏雄君及び世耕弘一君をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 この際小委員会設置の件についてお諮りいたします。各派の御申合せによりま……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第30号(1953/09/10、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事の岡部得三君より理事を辞任したいとの申山があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて許可するに決しました。  つきましては、この際その補欠選任を行いたいと存じますが、これは、先例によりまして、選挙の手続を省略しし委員長において指名するに御異議ありませんか、
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは吉田安君を理事に御指名申し上げます
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは吉田安君を理事に御指名申し上げます
【次の発言】 ただいまより水害地対策について議事を進めます。まず……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第31号(1953/09/11、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策について議事を進めます。各委員より政府に対し質疑の通告がありますから、順次これを許します。舘林三喜男君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 次に、稲富稜人君
【次の発言】 世耕弘一君。
【次の発言】 世耕君に申し上げます。副総理はちようど時間ですから、これで退場いたしますが……。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、明日は午前九時三十分より各小委員会、午後一時より本委員会を開会いたします。  これにて散会いたします。     午後四時三十二分散会

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第32号(1953/09/12、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策について議事を進めます。この際各小委員会の報告を求めます。まず、農林水産関係対策小委員長代理井手以誠君。
【次の発言】 次に、建設関係でありますが、緒方国務大臣がお見えになりましたので、政府の水害地対策について綱島委員より質疑の通告があります。この際これを許します。綱島正興君。
【次の発言】 ただいまの綱島委員の御質疑に関連いたしまして、私から緒方国務大臣にお伺いしたいのでありますが、先ほどの懇談会におきまして、当委員会においては、来る二十一日に委員会を再開して、この政令地域は対する諸問題を取上げて検討したいという申合せをいたしたのであります……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第33号(1953/10/05、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策について議事を進めます。政府に対し質疑の通告がありますから、これを許します。綱島正興君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 この際中野四郎君より発言を求められておりますので、これを許します。中野四郎君。
【次の発言】 ただいまの中野君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決しました。(拍手)  佐藤虎次郎君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午後六時五分休憩

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第34号(1953/10/06、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  大蔵大臣より発言を求められておりますので、この際これを許します。小笠原大蔵大臣。
【次の発言】 ただいまより水害地対策について議事を進めます。政府に対し質疑の通告がありますので、順次これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 綱島正興君。
【次の発言】 副総理は今参ります。
【次の発言】 中野四郎君。
【次の発言】 中野君、時間が来ました。
【次の発言】 辻原弘市君。
【次の発言】 八木一男君。
【次の発言】 山口丈太郎君。
【次の発言】 山口君、お時間が参りましたから……。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第35号(1953/10/10、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 ただいまより会議を開きます。  この際お諮りいたします。参議院の水害対策委員会より、合同懇談会を開き、政令案を聞きたいとの申出がありますが、さよう決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決しました。  それでは暫時休憩いたします。     午前十一時十三分休憩

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第36号(1953/10/12、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより委員会を開会いたします。  先刻までの水害地緊急対策特別委員会の合同打合会によりまして、時間もたいへんおそくなりましたので、本日はこの程度にとどめまして、次会は明十三日午後一時より開会することとし、これにて散会いたします。     午後八時五十四分散会

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第37号(1953/10/13、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 質疑の通告がありますから、これを許します。中野四郎君。
【次の発言】 この際委員派遣の件についてお諮りいたします。第十三号台風による被害につきましては、現在本委員会に付託されております案件と密接な関連があり、すでに本委員会におきましてはこれを取上げることと決定いたしておりますが、今回その実地調査のため現地に委員を派遣いたしたいと存じます。これにつきましては、閉会中の委員派遣の基準等の関係もありますので、議長と協議の上、委員長において所要の手続をとりたいと存じますが、このようにとりはからうに異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてそのようにとりはからうこととい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第38号(1953/10/14、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは、本日は時間がたいへんおそくなりましたので、次会は明十五日午後一時より開会することとし、これにて散会いたします。     午後七時五十二分散会

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第39号(1953/10/15、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  水害地対策について議事を進めます。政府一対し質疑の通告がありますから、これを許します。綱島正興君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて  ください。
【次の発言】 速記を始めて。綱島君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。綱島君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 では速記を始めてください。本日はこの程度にとどめまして、次会の開会日時は公報をもつて御通知いたします。なお明十六日午後二時より懇談会を開きたいと存じます。  これにて散会いたします。     午後十一時十六分散会

第16回国会 通商産業委員会 第20号(1953/07/18、26期、自由党)

○村上委員 在日朝鮮人の金融問題についてお伺いしたいのです。朝鮮人は大体一年間に百二十億程度の税金を納めておりますが、しかし彼らには選挙権もなければ被選挙権もない。国民金融公庫の規定では金は出せない。また一方信用保証協会も同様に保証をいたしてくれない。法人の場合は、これは日本法人だから保証はするが、自然人である場合には、日本人でないから保証はしないことになつておるのであります。何とかしてこのまじめな在日朝鮮人の中小企業に対して、金融公庫で資金の心配をしてもらいたいのであります。すなわちこういう方法はどうかと思うのです。朝鮮人の中小商工業金庫というようなものを設けて、政府出資でこれをつくつてもら……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第1号(1953/10/30、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、不肖私が、前国会に引続き、重ねて委員長の重責をになうことになりました。私といたしましては、本院がこの特別委員会を設置いたしました趣旨にかんがみまするとともに、災害地の窮状を最もよく承知しておる者の一人といたしまして、誠心誠意完璧なる水害地対策の樹立に努力を尽す所存であります。  顧みまするに、前国会におきましては、本特別委員会は、委員各位の御協力によりまして、国会史上まれなる超党派的運営によりまして、多大の成果をあげたのでありますが、今国会におきましても、この上ともなお一層の御協力を賜わりますよう、しかして、よりよい成果をあげ得られるようお願……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第2号(1953/11/01、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  昨三十一日内閣提出の昭和二十八年六月及び七月の大水害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律等の一部を改正する法律案、昭和二十八年六月及び七月における水害による被害たばこ耕作者に対する資金の融通に関する特別措置法等の一部を改正する法律案、昭和二十八年六月及び七月の大水害の被害地域における公衆衛生の保持に関する特別措置法等の一部を改正する法律案、昭和二十八年六月及び七月における大水害に伴う中小企業信用保険法の特例に関する法律等の一部を改正する法律案、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案、以上五法……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/11/03、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 まず理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。理事の稲富稜人君がさきに委員を辞任せられ、再び委員になられましたが、委員辞任に伴い同君の理事たるの資格が失われておりますので、この際同君を従前通り理事に選任いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて稻冨君は理事に再任せられました。
【次の発言】 次に、前会に引続き昭和二十八年六月及び七月の大水害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律等の一部を改正する法律案、昭和二十八年六月及び七月における水害による被害たばこ耕作者に対する資金……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  これより懇談の形で議事を進めたいと思います。
【次の発言】 これにて懇談会を閉じます。  本日はこれにて散会いたします。     午後四時四十五分散会

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/11/07、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  風水害対策について議事を進めます。質疑の通告がありますから、これを順次許します。井手以誠君。
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  政府に対する質疑を継続いたします。山口丈太郎君。
【次の発言】 綱島正興君。
【次の発言】 滝井義高君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 この際休憩いたします。     午後四時四十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  政府に対する質疑を継続いたします。辻原弘市君。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午後四時五十五分休憩

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/11/11、26期、自由党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  風水害地対策諸法律の施行に関する問題について議事を進めます。井手以誠君より発言を求められておりますから、この際これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 ただいまの井手君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決しました。ただいまの当委員会の決定は文書をもつて政府に申し入れることといたします。  本日はこれにて散会いたします。     午前十一時五十三分散会

第19回国会 通商産業委員会 第46号(1954/05/12、26期、自由党)

○村上委員 日本の森林資源の枯渇を防ぐという意味で、少しでもこういうものを建築用材に使つて行くということは、一つの国策とでもいう重大な役割を持つておると思います。がしかし今加藤君が独占して一人舞台でやつておりますが、ともかく値段もちつともかわりがない、品質もかわりがないということならば、何もわれわれも好んでアメリカに高い金を出してアメリカの技術を導入する必要はないと思いますが、ここで先ほどの部長の説明の中に、大体その品質についての優劣は、われわれしろうとの判断のできないところでありますが、ただ原材料である石綿の含有量が三〇%から五〇%、こういうことをただいま報告されたのでありますが、私は非常に……


27期(1955/02/27〜)

第23回国会 逓信委員会 第1号(1955/11/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 私は今回はからずも郵政業務の担当を命ぜられました村上でございます。御承知のごとく浅学非才の上に、特に郵政行政につきましては全くしろうとであります。ただこの重責を練達堪能な委員皆様方の御協力によりまして全ういたしたいと念願いたしているものであります。何とぞよろしく御鞭撻、御指導のほどをお願い申し上げます。一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 よく調査した上、もしそういうことがあれば、あなたのお話のような通知を出して参りたいと思います。
【次の発言】 前言の通りであります。すでに二年前にそういう通知を出しておるということですから、調査の上でそういうことがあるならば、……

第23回国会 逓信委員会 第3号(1955/12/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 森本委員のお説の通り、こういうことはまことにおもしろくないことであります。ただ、今までいろいろな連絡不十分のために、こういう事態が起きたのではないかと思いますので、私といたしましては、かようなことのないように厳重に通達しようと思つております。
【次の発言】 私の言葉が足りなかつたのですが、私は今あなたのお話の通り各関係方面に通達しようという考えであります。
【次の発言】 すでに森本委員にお答えした通りであります。もうすでに広島郵政局の人事部長、郵務部長の連名によつて、駐屯各部隊に対してはこの種の事案に対する注意を喚起いたしておるそうであります。しかし私といたしても、自衛隊に対し……

第23回国会 逓信委員会 第4号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 本年度の郵便貯金の伸び方が非常に悪いということについては、いろいろとわれわれ研究をしてみたのでありますが、元来郵便貯金は零細貯金でありまして、主として勤労者あるいは農家またば中小企業層によって利用されているのでありますが、これら利用層の収入状況は、一月以降六月までは停滞もしくは低下しておりまし、て、七月以降は勤労者、農家のいずれも好転したもののようにあったのであります。しかしながらその一面、またマイナスの要因も作用いたしまして、結局非常に伸び悩んでおるということが一つと、それから前国会でしたかにおきまして、預貯金利子の課税を撤廃したというようなことも、大きく響いておるのじゃない……

第23回国会 逓信委員会 第5号(1955/12/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 そういう違反のないように今後注意してもらいたいということは、口頭で私申し入れております。ただ文書にして申し入れるのには、もう少し事の真相がはっきりした上で文書をもって申し入れをしたい、かように思っております。
【次の発言】 今の私の方から見た場合、それからこの委員会におけるいろいろな質疑応答でこういうことがあるらしい、従ってもしそういうことがありとすれば、今後注意してほしい、こういう申し入れをいたしております。
【次の発言】 あらゆる面を含んだものを私は口頭で話してあります。
【次の発言】 長官は別にこれに対して、まだ長官としての事の真相がわかっていないらしいので、よく承知いた……

第23回国会 逓信委員会 第6号(1955/12/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 現在組合が行なっております点検闘争は、職場における労働基準法の完全実施を確保するために、郵便局における実態を調査し、その結果是正をすべきものについては是正を求めるといわれておりますが、調査の間に管理者の非違や不正を摘発して、その追放をはかる意図も含まれているものと理解しているのであります。労働基準法に関する調査を組合が自主的に実施するにつきましては、そのことだけでは特に問題とするものではありませんが、その点検闘争の実施過程におきまして、その調査の方法あるいは手段のうちに、職場における官の秩序を無視したり、あるいはまた管理者に対する違法行為を伴うとか、場合によりましては公務執行妨……

第23回国会 逓信委員会 第7号(1955/12/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 個人的にも、また閣議の席でも、まだその話は承わっておりません。
【次の発言】 所管は労働大臣の所管でありますので、そういうような点についてすでに私も新聞で拝見しておりますから、一応労働大臣に確かめてみたいと思います。
【次の発言】 御指摘の通り、具体的な点について今後労働大臣に確かめてみたいと思います。
【次の発言】 御趣旨の通りすみやかに善処したいと思います。
【次の発言】 その御指摘の点については、何らそういうような話はありません。
【次の発言】 法案の審議の途上におきまして、そういうことはやるべきでないと思っておりますし、また新聞のような事実も私はないと思っております。大……

第24回国会 決算委員会 第2号(1956/01/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 その前にちょっとごあいさつさせていただきます。慎重な御審議の途中でごあいさつ申し上げることを大へん恐縮に存じますが、私は昨年暮れの政変によって郵政業務の担当を命ぜられました村上勇でございます。不敏不徳でありますし、特に郵政事業には全く白紙同様でありますのでしっかり勉強して参りたいと思っておりますが、何とぞ委員の皆様方の御指導と御鞭撻のほどを切にお願い申し上げる次第でございます。  ただいま吉田委員の御指摘の点に関しましては全く、ごもっともであります。少くとも随意契約というようなことは十分整理いたしまして、できるだけ指名あるいは競争による契約に改めたい、かように思っております。

第24回国会 決算委員会 第3号(1956/02/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 昭和二十九年度日本電信電話公社決算書類を会計検査院の検査報告とともに第二十四回国会に提出いたしましたが、その大要を御説明申し上げます。  昭和二十九年度における公社の事業収入は予定収入をかなり下回ったのでありまして、これはデフレ政策の影響による利用減に基くところが大きいのでありますが、電話収入中、市外電話料の減収の原因につきましては、そのほかに市外通話が回線増設等により便利迅速になったため、従前至急や特急によったようなものが、相当普通通話に移ったために起っているということも注目すべきことと考えます。  この減収に対しまして事業支出は、一そう節約の強化に努め、極力経費の効率的使用……

第24回国会 逓信委員会 第1号(1955/12/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 局舎の改築あるいは新築につきましては、去る国会において御答弁申し上げましたように、郵政当局といたしましては、簡保の三%というものをこれに充てるという、その方針には何ら変りありませんし、またその三%につきましては、すでに大蔵当局と慎重に検討して参ったので、大体今日までの交渉の過程におきましては、これが可能性は十分あると思っております。しかしまだ大蔵当局から予算の内示も今日までありませんので、近くこの点についての内示もあることと思います。万一当委員会におきまする附帯決議によってのあの御希望が、大蔵当局によって阻止されるようなことがありといたしますならば、私はどこまでも力の限りを尽し……

第24回国会 逓信委員会 第2号(1956/02/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 それでは私から所管事項につきまして概略御説明申し上げます。まず郵便事業について申し上げますと、近年おおむね順調な歩みをたどり、サービスの点におきましても施設の面におきましても、ほぼ戦前の水準近くまでこぎつけることができたのであります。しかしこれで十分であるとは申せないのでありまして、今後とも事業の整備拡充をはかって参りたいと考えております。郵便局は現在全国に一万五千余局ありますが、その局舎は、老朽、狭隘のもの、あるいは明け渡しを要求されているもの、都市計画による移転を迫られているもの、仮復旧のまま放置されている戦災局舎等も多く、その上最近では町村合併に伴う郵便区調整のために改善……

第24回国会 逓信委員会 第3号(1956/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 私はその新聞も拝見したことはありませんし、それからまた砂田組織委員長ですかがそういうような試みをしようというようなことを考えていることも私は承知しておりません。また私にそういう点についての相談をされたこともありません。
【次の発言】 党としてはいろいろな組織その他についての構想は、これは考えて差しつかえないことだろうと思いますが、郵政当局としてはただいまのところ、特定郵便局長を特別職にしようというようなことについての協議もしていないような実情でありますので、党はどういう人たちをどういうような組織にしようとか、こういう人たちをこういう組織にしてみたいというような構想については、こ……

第24回国会 逓信委員会 第4号(1956/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 大体三十年度の目標額を決定する際には、その前年度の実績を勘案して、そして目標額を決定した、その金額が千百億、これは大体そのときの様子によってきめられたのであったのでありますが、従業員の非常な熱心な努力にもかかわらず、この前私が申しましたような、昨年の国会における市中金融に対する利子課税免除とかいうような法的措置がこのように大きな食い違いを生じるということを、われわれとしては予想していなかったのであります。その見込み違いということは私は言い得ると思います。
【次の発言】 見込みが違ったことは、確かにこれは率直に認めます。

第24回国会 逓信委員会 第5号(1956/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 固定資産につきましては、私どもとしても極力反対いたしまして、この三公社の課税については、これは確定資産ではないということははっきり明文にうたっておるつもりであります。ただその三公社がどれだけの納付金を出すかという、その金額をあらかじめきめる一つの方法として、大体固定資産はこれくらいあるだろうというようなことできめる。ただその納付金の限度をきめるだけの参考として、固定資産というものを算定してみようということでありますが、しかしこれとても各市町村がそれを参考に計算するのではなくて、自治庁が一括してこれを決定するということになっております。従いまして私どもとしては、大体三公社の課税に……

第24回国会 逓信委員会 第6号(1956/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました電話設備費負担臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  まず本法律案のおもな内容について申し上げます。この法律は、電話設備費の一部を加入申込者等に臨時に負担させるものでありまして、その期限は昭和三十一年三月三十一日までとなっておりますが、これをさらに五カ年延長すること、及び種類変更の際、この法律に基く負担をして、設置された加入電話に対し変更前後の電話の負担金と債券との差額を追徴し、または負担金の差額を返還いたさせようとするものであります。  改正の理由を簡単に申し上げますと、現在加入電話の設置等に際しましては、電話設備費負……

第24回国会 逓信委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 大へん松井委員にお骨折りを願ってどうも済まないのでありますが、松田説明員の説明も理論的にはやはりただいまあなたの御指摘の通りに話しているようであります。私は全く松井さんの御趣旨と同じでありまして、政府ができる限りの財政投融資なり、あるいはまた公募債券等をふやして、でき得れば加入者に負担をかけないようにというのが公社としてのあり方だろうと思いますが、あなたのお話のような状態でありますので、しばらくの聞こういう法律の延長を願って負担をしていただく。このことが妥当かと申しますと、私は妥当ではないと思います。一刻も早く、一年でも早く加入者からこういう負担金を取らないような状態になるよう……

第24回国会 逓信委員会 第8号(1956/02/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 いつもしかられますが、国の財政全般から考えて、いろいろ大蔵当局においても苦しい税の取り方をしようとしているのでありましょうが、私は常識的に判断いたしましても、今まで十三万あまり受像機を購入しているのですが、今までの人たちは比較的裕福な人たちであったと思います。これから求めようという人たちは、全体がそうではないでしょうが、大体において中産階級以下の人に――というとどこで何を標準としていいかわかりませんが、少くともテレビを求めたいという、先ほどの話の家族会議でも開いて、そうしてあらゆる貯金を引っぱり出してでもテレビを買いたいというような、そういう人たちが多くこれから求めようとするの……

第24回国会 逓信委員会 第10号(1956/02/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 この種の事業から固定資産税を取ることにつきましては、私どもとしてはいろいろと意見があったのであります。意見と申しますのは、こういう公共的な事業から固定資産税を取るということは、でき得る限り避けてもらいたいというような要望をいたしたのでありましたが、毎度申し上げますように、国家予算の全面的な見地から、どうしてもこの種の事業に対しても固定資産税を取らなければ、地方財政の赤字を匡救することができないということで、やむを得ず固定資産税を取ることになった次第であります。
【次の発言】 約二千万円ばかりであります。
【次の発言】 そうであります。

第24回国会 逓信委員会 第12号(1956/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 電話設備費負担法の期限の五年延長をお願いいたしておりますが、これに関連して、政府側と公社側にこれまでの説明に多少食い違いがあるのではないかとのお話のようでありますが、実は政府側も公社側も同じ趣旨のことを申し上げたつもりでございましたが、言葉が足りませんでしたので、あらためて御説明申し上げます。  本法は電話設備費の一部を加入者に負担していただくという趣旨の臨時立法でございまして、これをさらに延長いたしますことは望ましいことではございませんが、お手元にお配りいたしました資料によっておわかりいただけますごとく、第一次五カ年計画終了時における電話のサービス状況、並びにこれに引き続く第……

第24回国会 逓信委員会 第13号(1956/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お年玉はがきの益金の取扱いにつきましては、過日のこの委員会で私の御報告申し上げました通り、これはどうしても本国会に成案を得て提出いたすつもりであります。御指摘のように、全国の共同募金の人たちから強い陳情は受けておりますけれども、それにはいろいろと誤解等があったかと思います。郵政省としては決してこの貴重な金を郵政当局で勝手にどうしようとかいうようなことは考えていませんで、どこまでも社会福祉に使い、またその一部をやはり教育、文化等の方面にも使用できるならば、これもまたこの目的に沿い得るものではないか、かように考えまして、関係方面、特に厚生大臣とは緊密な打ち合せをいたしまして、大体両……

第24回国会 逓信委員会 第14号(1956/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。これは先日もお答えいたしたのでありますが、予算総則第六条にあります「予見しがたい予算の不足に充てる」ということは、前回の委員会において申し上げましたように、何人も全く予想できない災害その他より出じました予算の不足に対処することと、他の一つは予想はせられるが、不確定であるという事態に対処することが含まれるものと考えておる次第であります。そこで地方税法の改正によって必要となる固定資産税について見まするに、その基礎となる地方税法の改正は、協会の予算を編成した時期においては不確定のものであるため、協会といたしましてはこれを予見しがたいものといたした次第であります。政府……

第24回国会 逓信委員会 第15号(1956/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました郵便振替貯金法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、従来定期に大量の払い出しの請求をする郵便振替貯金の加入者から、簡易な払い出しの取扱いをするよう、きわめて熱心な要望がありましたので、これら利用者の要望にこたえますとともに、郵便振替貯金の利用の増進をはかるため、その改正をいたそうとするものであります。  改正のおもな事項について申し上げますと、第一は、振替貯金の加入者が自分の口座から他人に送金する場合、従来の取扱いによりますと、三票式の払い出し書を受取人ごとに作成することになっておりますが、一時に多数の人々に……

第24回国会 逓信委員会 第16号(1956/04/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 郵政当局といたしましては、このお年玉に対する諸般の事情がよく精通するようにという趣旨で、この法案の提出を急いでおるのでありますが、ただいま御指摘のように与党の政調会等におきましては、郵政当局の希望するようなことが果して適当であるかどうかということを、慎重に検討いたしておる次第であります。この法案の提出を全然あきらめてしまったという段階ではまだないのでありますが、ともかく各関係方面におきまして非常に慎重な取扱いをいたしておりますために、私どもの希望しておるように急速にこの法案がまだまとめることのできないことをまことに遺憾といたします。しかしながらそれぞれの関係者に対しましては、こ……

第24回国会 逓信委員会 第20号(1956/05/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。放送法改正の審議会は、すでに今日まで九回にわたって開かれております。もとより超党派的に十五人の委員にお願いしておるのでありますが、ほとんど毎回十五人全員に近い人たちにお集まりいただきまして、まことに慎重に御審議を願っておるのであります。先週の金曜日に私一応委員会に出席いたしまして、いろいろと委員さん方の審議の様子を拝聴いたしたのでありますが、すでに基本的な線はもう出たらしいのでございます。あとは逐条的に審議を進めていく段階になったようでありますが今国会でこの法案が審議されるというようなことはとうてい不可能な状態に立至りましたが、さらばといってこれをいつまでかけ……

第24回国会 逓信委員会 第22号(1956/05/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。昨日の参議院の逓信委員会におきまして、道義的にはその責任を痛感するものであるということを私が申し上げましたことは、事実であります。それは参議院の委員会の、昨年の暮れ以来国際電信電話の株式の問題についての法案をめぐりまして、いろいろと追及を受けておりましたが、その際に大蔵省手持ちの五分の二の株式のうち法案と関係のない五分の一を処分する際に、参議院の逓信委員会におきましてある委員から、大蔵省がこれを売却する際に、郵政省関係においては、この株を獲得するというようなことはないのであろうかというような質問がありましたので、その際私はあの法案の審議の途上でありましたので、……

第24回国会 逓信委員会 第25号(1956/08/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 阿部氏につきましては、当時長い間新聞社に関係がありましたので、特に十二分に調査いたしたのでありますが、当時の衆参両院の運営委員会におきましてもこの点を十分御審議願った次第でありますから、その点についての御心配は絶対にないと確信いたしております。
【次の発言】 そこまではどうも常識的に人事部でも調査していなかったのじゃないかと私は思います。いずれ人事部長が参りましたら、その点をもう一応確かめますが、私の常識的な考えでは、それまでは調査はしていない、かように思っております。
【次の発言】 阿部氏が経営委員長としての立場からいろいろな論評を加えて、それがNHKに対して、そういう森本委……

第24回国会 逓信委員会 第26号(1956/08/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 内容等につきましても私は不十分な点がありますから、御納得のいくお答えはできかねると思いますが、しかし先ほど政務次官からお答えのありました通り、積極的に十分検討して参りたいと思っております。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 お答えいたします。すでに前々回秋田委員の御質問にお答え申し上げましたように、市町村合併に伴う統廃合等につきましては、特にその地元の意見を尊重して参るようにということは、私は単に局舎の統廃合のみではなく、郵政業務の立場から、あらゆる面に大衆の意に沿うようにということをモットーとして参ったのであります。前々回御質問のありました直後、直ちに各地方の局長に……

第24回国会 逓信委員会 第27号(1956/10/31、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 まず第一点の国際電信電話の役員の解任についての御質問でございますが、これは私が法律によって許されている範囲にしかこれに当っておりません。役員会並びに株主総会において、これこれの人が一身上の都合でやめられる、これこれの者をその後任に、あるいはその定員を満たすために就任させたいというような意図をもって申請がありましたので、私は単にこれを了承したというにすぎないのであります。世上いろいろとうわさされている点があるとただいま言われましたが、私はそういうような点についての世上のうわさは、何も聞いておりませんし、その役員の解任につきましては、法の命ずるままに行なっておるわけであります。  ……

第24回国会 予算委員会 第7号(1956/02/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 昨日の当委員会におきまする足鹿委員の御質問にお答えいたします。質問の要旨は、市町村合併に伴う郵便局、電報電話局の整理統合による市町村民への影響、及び整理統合の結果生ずる職員の失業対策いかんという御質問であったと思いますが、市町村統一地域の郵便局あるいは電信電話局をそのまま放置しておきますと、郵便物におきましては配達区分を間違えたりあるいは届け先を誤まったりするようなおそれもありますし、また電話等におきましては同一市町村内において市外電話をかけるというようなことになりまして非常に利用者に不利益を来たすことになりますので、できるだけ早くこれの統合をはかりたいと思っておる次第でありま……

第24回国会 予算委員会 第8号(1956/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。この郵便貯金の金利問題は非常に重大なことでありまして、特に最近の金利情勢は低下の傾向をたどっておるように考えられますので、これらを慎重に検討いたしましてお答えをいたしたいと思います。

第24回国会 予算委員会 第9号(1956/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。現行放送法は、わが国が占領下にあった昭和二十五年に制定されたものでありまして、当時国会並びに政府から強くGHQの方に要望した事項が二つ、三つあります。それは御承知のように、日本放送協会の経営委員を全国的に八人とってもらいたいという要望に対して、関係当局はこれを全国八地区から一名ずつ選任せよというようなことで、今日やはりその通りになっております。また日本放送協会の予算あるいは計画、その他収支計算等にも、もう少し政府が責任を持ってタッチして、これを国会に報告したいというような要求に対しましても、これは単なる政府が郵政大臣として監督するという程度で、国会にそれを直ち……

第25回国会 逓信委員会 第1号(1956/11/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 保険金の引き上げにつきましては、前国会以来私どもとしてもどうしても引き上げをしていきたいということは考えておるのでありますが、大蔵省その他といろいろめんどうな折衝もありますので、その点については大蔵省の事務当局等とも目下相談いたしておるような段階でございます。
【次の発言】 この点はまだはっきりきまっていないことでありますから、来年度の予算に織り込んで今折衝しておるところではありません。ただ別途に保険金の引き上げについては今交渉しておるような次第であります。
【次の発言】 その通りであります。
【次の発言】 御意見の通りであります。私といたしましても、何とかして各方面ともよく協……

第25回国会 逓信委員会 第2号(1956/11/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 放送法の一部改正につきましては、審議会に諮問いたしまして、審議会では慎重にこれが審議をいたしました。その答申はちょうだいいたしております。従って、少数意見もみな全部くるめて、ただいま事務当局においてそれを検討しておる次第であります。従ってこれが成案を得て、通常国会に出し得るようになるかどうかということについては、ただいまのところまだ検討中でありますので、はっきりしたことは申し上げかねる次第であります。
【次の発言】 放送法の一部改正につきましては、前国会においても御答弁申し上げましたように、私といたしましては一部改正はどうしてもしなければならぬということを考えましたが、それをた……

第25回国会 逓信委員会 第3号(1956/11/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 テレビの重要性にかんがみまして、相当困難はあろうと思いますけれども、その困難を克服して、早い機会に私は御意見のような方向に向って進めなければならないと思っております。
【次の発言】 お答えいたします。日米間のいろいろな条約等についての改訂ということは、きわめて重大な問題でありますので、私がここで御満足のいくようなお答えはできぬと思いますが、しかし郵政業務のただいま種々御質疑をいただいておりましたような点に関しましては、十分私ども努力いたしまして、その御意見の点について今後一そうの努力を払いたい、かように思っております。

第25回国会 逓信委員会 第4号(1956/11/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま委員会におきまして満場一致による、まことに郵政業務にとりましてはけっこうな御決議をいただきまして、ありがとうございます。私どもば多年このことについて努力を続けて参りましたが、いまだその十分な成果を得ていないことを遺憾といたします。ただいまの御決議の御趣旨に沿って、今後そう一そうこの郵政業務の隘路である接収庁舎等の返還につきましては、渾身の努力を続けて参りたいと思っております。
【次の発言】 お答えいたします。私といたしましては、でき得る限り年末その他の闘争につきましては穏便に事を運んでいきたいということは、従来も今日も変りはありません。ただしかし、政府の一つの方針として……

第25回国会 逓信委員会 第5号(1956/12/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。本年三月に中央調停委員会から提示されました郵政職員の昭和三十年十月以降賃金改訂に関する調停案は、当時組合側との団体交渉によりまして、その第一項につきましては、当面基準内賃金の改訂は行わないが、今後客観的条件の変動があった場合においては、協議の上措置を講ずる、こういう旨の覚書を交換して妥結を見ておるのであります。最近に至りまして、組合側からはその後の客観事情にかんがみ、すでに調停案第一項に基く何らかの措置を、講ずべき時期が来ておるということを、当局側に認めさせようとする趣旨の団体交渉の申し出がありまして、目下両者間において話し合いをいたしておるのでありますが、当……

第25回国会 逓信委員会 第6号(1956/12/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。請負の集配人につきましては、過般いろいろとその実情の陳情も受けたのでありまして、私といたしましては深い同情を持っておるものであります。ただしかしこれが請負に切りかえられる当時のいきさつその他については、私もはっきりとこれを把握しておりませんので、その後事務当局といろいろと慎重に相談をいたしておるのであります。昨年の年末行なった程度のことにつきましては、これは私としては何とかいたしたいとは思っております。しかし事務的にまだこれをはっきりこうするということのお答えはできかねますが、一応われれわれとしては同情をもってこれに対処したい、かように思っております。


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 議院運営委員会 第14号(1958/07/03、28期、自由民主党)

○村上勇君 参議院の審議の状態が、どうしても四日ばかり延期しなければ、重要な法案の通過が困難と思いましたので、正式に議長に延長の申し入れをいたした次第であります。
【次の発言】 中間報告を求めた時期と、私が議長に会期延長をお願いした時期とは非常なずれがありまして、わずか二、三十分前、私は十一時ころお願いしたのであります。中間報告を求めたその理由とか、あるいはその経過等につきましては、むしろ参議院の方でお答えするのが当然だろうと思いますが、これをいろいろと申し上げますと、どちらにもその理論的な根拠があろうかと思いますので、その辺は、私からお答えすることは差し控えた方がいいと思っております。

第32回国会 建設委員会 第1号(1959/07/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 私、このたびはからずも建設業務の担当を命ぜられたのであります。もとより浅学非才でありまして、この責任の重大さを、非常に私は憂慮いたしておるのでありますが、私自身も、一生懸命に全力をあげてこの国土の建設のために努力をいたしたいと思いますが、練達たんのうな皆様方の御指導と御鞭撻によりまして、何とかその責任を果させていただきますように切にお願い申し上げまして、ごあいさつにかえる次第であります。(拍手)
【次の発言】 お答えいたします。東京―小牧間の自動車道路につきましては、すでに前大臣におきまして、この予定線に対する立法措置は、必ず来たる通常国会までには提出すると、いうことを、委員会……

第32回国会 建設委員会 第2号(1959/07/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 そこまで新聞に話したとは思いませんが、新聞記者諸君から、今まで土建事業に関係があったようだが、やりにくい点があるのじゃないかというような御質疑がありまして、これは、何か個人だったか記者会見の際だったか、記憶はいたしておりませんが、そういうようなことを聞かれた方がありました。それに対して、実は建設省には、自分が――私は昭和二十年にこの事業の一切の業務から足を洗ってしまったので、もう一切関係ありませんが、私の弟がやはり事業をやっておりますので、できる限り地方の公共事業的な陳情はしても、そういう業者に関係のあるようなことは避けよう、こう思いまして、やはり同じ陳情に行っても、委員会の委……

第32回国会 建設委員会 第3号(1959/07/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 担当大臣がかわりましても、建設省としての取り来たった計画性というものは、これは何ら変更するべきものではないと思っております。従いまして、前大臣との事務引き継ぎにつきましては、建設省の万般にわたって引き継ぎをいたしておりますので、これは非常に詳細にわたって引き継がれておりますから、ここで一つ一つ申し上げることはどうかと思いますが、もし御参考までに御必要でありますならば、項目だけでも申し上げたいと思います。
【次の発言】 言葉で引き継いだ問題は別にございません。
【次の発言】 この所管事項の全般にわたっての書類上の引き継ぎはありますが、特に遠藤前大臣から、こういうことだけはこうして……

第32回国会 建設委員会 第4号(1959/08/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。私も先般福岡県の一部の災害地を視察して参りましたが、八木委員のお説の通り、相当数多い、十万円以下のいわゆる補助の対象になっていない個所が相当たくさんあるのに驚いたのでありますが、この十万円を限度としておる点につきましては、先般昭和二十八年の六月二十六、七日の九州五県及び山口県の未曽有の大災害を対象として特別立法が制定された際に、その対象を引き下げたことがあったのであります。しかしながらそれが何千個所、何万個所というほどはなかったでしょうが、少くとも六、七千個所もそういう十万円以下の被害個所がありまして、そのために非常な繁雑を来たした。たとえば設計あるいは査定と……

第32回国会 建設委員会 第5号(1959/08/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 今回の七号台風が突風と豪雨によりまして山梨、長野ほか二十幾つの府県に多大の被害を与え、地域住民の非常な苦痛の状態を、私はまことに御同情申し上げる次第でございます。建設省といたしましても、直ちに緊急応急の手配をいたした次第でありましたか、孤立状態に陥っておりまする一部の人たちを救出し、またこれらに対する空中からの食糧その他の運搬、あるいはまたこの孤立状態を解消するためのあらゆる措置につきまして、いち早く自衛隊の出動を要請いたしました。この自衛隊の出動によりまして、これが着々打開しつつありますることは、まことに私は感謝いたしておるところであります。われわれといたしましては、この孤立……

第32回国会 建設委員会 第6号(1959/09/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 私に対する御質問にお答えいたします。ただいまの、臨時国会を早期に召集してこれらの復旧対策、あるいはまた予算等を審議するようにという御要望でありますが、ただいままでの状態から、私どもの考えでは、大体予備金でどうにかやっていけるというような考えを持っておりますのと、この災害に対して多少の立法措置を必要とするものも出てくると思いますが、これらの点に対しましては、行政措置で一応やり得ることでもありますし、臨時国会が政府のいろいろな都合で多少おくれましても、その法律がかりに通過いたしました後には、これは遡及して施行することにもなり得ると思いますから、ただいまのつなぎ融資、あるいは予備金等……

第32回国会 建設委員会 第7号(1959/10/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。今回の伊勢湾台風が、全く天災とは申しながら、多くの人命を失いましたことは、二階堂委員御指摘の通り、まことに遺憾千万であります。われわれはこの災害復旧に抜本的な施策を施しまして、将来かようなことのないように、むしろ災い転じて福となるような施策をして復旧をいたしたいと思います。しかし施設の復旧については、いかようにでも人知を尽してこれの完璧を期すことができますが、しかしながら失われた多くの犠牲者は再びかえらない、かようなことを考えますと、かような犠牲者を一人も出さないような処置をすることが、国土保全に当るわれわれとしての重大な責任であろうと思っておる次第であります……

第32回国会 建設委員会 第8号(1959/10/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 災害を未然に防止すること、それからまたこういう際の対策はどうかという御質問でございますが、その対策についての自衛隊の出動を要請するというようなことにつきましては、これは都道府県知事の方で、それぞれ必要によって要請できるのでありまして、私の方から、建設省が出動の願いをするというようなことはいたしておりません。災害を未然に防止するということにつきましては、全くお説の通りでありまして、今次災害を見ましても、また私もこの二十一年以来の台風の被害の状態を見ましても、建設省が相当抜本的に改修をしたその公共施設は、ほとんど被害を受けていないといっていいほど被害が少いのであります。ずっと従来か……

第32回国会 建設委員会 第9号(1959/10/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま当委員会おきまして、災害復旧に関する決議案が満場一致をもって可決いたされましたことは、まことに適切な処置として、私ども意を強ういたしておる次第でございます。決議の内容に、特別立法をすみやかに制定して、あらゆる角度からこの復旧のすみやかに行われるように、その措置を講ぜよということでありますが、私どもは、ただいま特別立法を政府提案で上程するように、慎重に審議をいたしておる次第でございます。  また原形復旧でなく、恒久的な改良復旧を行うようにということでありますが、これも全く御趣旨の通りでありまして、恒久復旧をするのでなければ、災害を再び繰り返すおそれがあるという点につきまし……

第32回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1959/07/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ごあいさつ申し上げます。  私、今回はからずも北海道開発庁長官を拝命いたしたのでありますが、もとより不敏不徳でありまして、この重責を果し得るかどうか、いささか不安であるのであります。しかしながら、この北海道の重要性にかんがみまして、あくまでも私の総力をあげて勉強して参りたいと思っております。幸いにして練達堪能な委員皆様方の御支援によりまして、このふなれの私がこの職責を全うさしていただきますならば、非常に仕合せに存ずる次第でございます。どうぞ今後ともよろしく御指導、御鞭撻のほどを切にお願い申し上げまして、はなはだ簡単でありますが、ごあいさつにかえる次第であります。どうぞよろしくお……

第32回国会 農林水産委員会 第11号(1959/09/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  長野の記者会見は、私は記者会見に間に合わないで、ほとんど総理が会見して、もう終りのころ、――私は朝六時からずっと災害現地を見まして、九時半までかかりましたので、それで、その記者会見の席にはちょっと顔を出しただけで、何も一言もしゃべってはいませんが、しかし、あなたのただいまの御質問の三、五、二の基準にはこだわらないのだということにつきましては、私どもは原則としてはあくまでも三、五、二によってこの災害復旧は完了せしめるということはきめておりますが、万一三だけではどうしても危険状態が脱しない、一水来ればまたもとの通りになるというようなものがあれば弾力性を持たせて……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1959/12/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 当委員会におきまして、台風の科学的総合対策確立並びにこれに伴う国際協力の推進に関する重大な御決議が満場一致をもって行なわれましたことは、全く時宜に適した御決議である、その御決議に対しまして敬意を表し、私どもも十分この御決議を尊重いたしまして、将来の科学的な総合対策を十分推進して参りたいと思っている次第であります。  申すまでもなく、今回の伊勢湾台風による人的被害、いわゆる人的犠牲の多かったということは、これは、やはり私どもとしては、どうしても波の高さとか、あるいは風の強さというようなものが科学的に前もって予知することができておりましたならば、かような被害もあるいは半減し、あるい……

第33回国会 建設委員会 第1号(1959/11/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 御趣旨はよくわかりますが、関係当局同士の打ち合わせの結果は、緊急砂防ではありますが、本年度だけでなく来年度も、それからその翌年度も、三年間ぐらいはこれの起債等の措置をするということがはっきりいたしておりますので、まあこの程度で一応了承しておる次第であります。
【次の発言】 砂防だけこう扱ったということについては、砂防の性格で、御承知のように河川の復旧等とちょっと違ったところがありますので、いわゆる未然に防止する行き方、ただ単に砂防で、そこに被害があったというところだけでなく、緊急に施設を施さなければいかないだろうという点のいわゆる未然防止の措置でありますので、その点にいささか他……

第33回国会 建設委員会 第4号(1959/12/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 改良復旧が原則であるということは、もし私がそう言っているとすれば、私の改良復旧原則という言葉は訂正さしていただきます。要するに原形復旧が原則ではあるが、しかし原形復旧しただけでは再度の災害をこうむるおそれがあるというようなところは、積極的に改良復旧をやるということであります。私としては、従来も改良復旧をやっては参っておりますが、従来よりもより以上に積極的に改良復旧をやるということであります。
【次の発言】 災害復旧の原則は、原形復旧であることは間違いないんですが、しかし再度災害をこうむるおそれのあるようなところは、十分改良復旧をいたしますということを申し上げたのですが、特に今回……

第33回国会 建設委員会 第8号(1959/12/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 中央道の予定路線を定める法律案は通常国会に提出するようにいたしておりますが、いずれ法案の内容となる予定路線を審議会にお諮りする際に、調査の結果につきまして説明する考えであります。しかしながら、この調査の結果につきましては、各方面から早急な発表を要望されておった次第でありまして、この道路の実態を技術的に調査した結果を予定路線の法律案の提出と別個に公表いたしましても、私どもとしては、別段不当であるとは考えていなかったのであります。
【次の発言】 ただいまの岸道路公団総裁の本年一月かの談話につきましては、その岸総裁の気持は私にはわかりませんが、ともかくも私としては、個人的な意見になり……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第10号(1959/12/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 私からちょっとお答えしておきますが、私は立案者の意向をそんたくいたしますと、国土総合開発法は、河川総合開発とか、あるいは国土保全とかいうようなことを中心にしたもので、いわゆるこれを中心とした一般法である、ところが、臨海地域開発促進法案は、これに対して、臨海地域における工業用地等の造成促進を主としておる、こういう特別立法である、そういう関係であると思っております。たとえば、このことは、国土総合開発法に対する特別立法としての首都圏整備法というものがありますが、この関係と全く相似たものであるというように私どもは解釈いたしております。

第33回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1959/10/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答え申し上げます。今回の各種台風によりまして多数の人命を損傷いたしましたことは、まことに遺憾千万でありまして、つつしんでこの方々の御冥福を祈る次第であります。  国会におきましては、特にこの災害地対策のために特別委員会を設置されましてこの災害復旧に対するいろいろな御指導を賜わりますことに対しましては、私ども衷心より感謝いたしておる次第であります。  ただいま江崎さんから、切々として罹災者の気持になっての御質疑でありますが、私、全く江崎さん同様に、私どもも、一刻も早くあの肉親を失った人たちが、その苦痛な、いわゆる悲惨な中に、なおかつ今日あの水没地帯に住んでおられるという現状は全……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1959/11/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 桑名市福地地先の堤防破堤につきまして、御報告を申し上げます。  桑名市の福地地先の、これは第二線堤防でありますが、三十一日の夜来の風浪に伴いまして、この堤防決壊の危険を感じましたので、地元民及び自衛隊員を動員して、水防中であったのでありましたが、一日の午前七時過ぎの満潮時に、約七十メートル破堤いたしました。このために桑名市約五百ヘクタールが浸水し、床上浸水九百六十一戸、床下浸水七百六十四戸、被災人員六千四百四十三名で、そのうち二千八百六人は、六つの小学校に避難中であります。目下急速に第一線堤防の潮どめ工事をやっておるのでありますが、これができ上がらないうちに、ちょうど満潮時に波……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1959/11/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました昭和三十四年八月の水害又は同年八月及び九月の風水害に伴う公営住宅法の特例等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、本年八月の水害または八月及び九月の風水害による住宅の被害の状況にかんがみ、これらの災害による被災者に入居させるための公営住宅または産業労働者住宅の建設等を促進するため、公営住宅の建設等に要する費用についての国の補助率の引き上げ等について公営住宅法の特例を設けるとともに、産業労働者住宅の建設に融通される住宅金融公庫の貸付金の償還期間の延長等に関し、産業労働者住宅資金融通法の特例を設けようとするも……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1959/11/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいまの総理のお答えで尽くしておると思いますが、海岸堤防あるいはその他の各省と関連いたしておる部分に対しましては、それぞれ主管省との間に緊密な連絡をとりまして、十分有機的な方法でやっておるのであります。しかし、私は、そういうようなことで完璧を期しておるのでありますが、欲をいえば、ほんとうは綱島委員の御指摘のように一本にしぼっていけるような方法も、将来研究して参る必要があろうかと思うのであります。  それから第二点の、改良部分の補助についてはこれを復旧費と同じ率に見るべきではないかという点につきましては、今回の災害に対しましては、いわゆる関連事業については、二十八年災の当時の国……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1959/11/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました昭和三十四年台風第十五号により災害を受けた伊勢湾等に面する地域における高潮対策事業に関する特別措置法案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  御承知のように、本年九月の台風第十五号により伊勢湾等に面する地域におきましては、海岸及び海岸付近の河川が高潮等のため著しい災害を受け、これが後背地の人的、物的被害を甚大ならしめる原因となったのであります。  政府といたしましては、これらの災害の状況にかんがみ、伊勢湾等に面する地域における海岸または河川について、高潮等による災害を防止するため、これらの施設の新設、改良及び災害復旧の事業を行なう場合……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第9号(1959/11/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいまの矢作川におけるダムの門扉の点につきましては、これはそういうことはできないようになっておるのでございます。上流の堰堤で開く場合に、下にもあるあれを置いて、そういうことのないように、全部門扉を開いて自然に流していく、あるいはまた降雨の調整のために、何時間、雨量幾らまでは門扉を開けないで貯水して随時流していくとか、そういうことはちゃんと一つの指令というか、一つの常識になっているのでありますが、しかし、それがもしも今御指摘のようなことがありましたならば、一応私どもの方でも十分調査いたしまして、その上で御返事いたしたいと思います。

第33回国会 災害地対策特別委員会 第10号(1959/11/14、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 締め切り及び排水の今朝までの状況について御報告いたします。  海部北部地区におきましては、御承知のように、十日に締め切りが完了いたしまして、先般の御質問に対して私がお答え申し上げましたのは、二十五日までには排水を完了するということでありましたが、これはその後鋭意総力をあげて努力した結果、大体二十三日には排水が完了する予定と相なっております。従いまして、この地区における津島市方面の非常な困難な状態にかんがみまして、上流におきましても一部別途な排水をしておりますので、逐次減水しつつあるのであります。それから、最後まで残る、先般御報告申し上げました海部南部でありますが、これは十一月末……

第33回国会 予算委員会 第2号(1959/11/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 災害防除の対策の一つとしてこれはそういう点につきましての最も肝要なことでありまして、そういう点については、われわれ今後十分検討して参りたいと思っております。
【次の発言】 お答えいたします。東京、大阪につきましても、今日、従来からずっと防潮堤につきましては実施中であります。しかしながら、今回の異常な伊勢湾台風の被害にかんがみまして、これらの実施中のものに対して再検討を加える必要があろうと思いまして、目下十分研究いたしておりますが、これは現在におきましては確信を持ってお答えいたしかねます。しかし、海岸堤防あるいは河川状況及び地形等の土地条件から勘案いたしますと、大体東京におきまし……

第33回国会 予算委員会 第3号(1959/11/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。今回の愛知、三重両県下のいわゆる海岸堤防の破堤は従来かつて見なかったような大被害でありまして御承知の昭和二十八年の十三号台風の破堤個所は帯状でありましたので、比較的その締め切りが容易であったのであります。しかし今回の破堤個所はその間口も非常に広範にわたって約十九キロ余にわたっておりますと同時に、その奥行きも数キロにわたるというように非常に深い。そのために干潮と満潮との、いわゆる河川で申しますれば、毎日の水害というような状態でありまして、非常に仮締め切り工事に困難を来たしておるということは、現状をごらんいただきますれば御了承いただけると思います。それほどに災害の……

第33回国会 予算委員会 第5号(1959/11/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。ただいま御指摘の場所は狭窄地帯がありまして、これを開さくすることが適当であるか、あるいはまた河川の堤防をかさ上げをしてかかる水害から免れることが適当であるかどうかという点につきましては、ただいま研究をいたしておるのでありますが、いずれにいたしましても、抜本的な対策をする必要があろうと思っております。従いまして、直轄河川にするかどうかにつきましては、直轄河川の申し込みが全国からたくさんありますので、それは十分検討した上でその方向をきめたいと思っております。なお、伊賀上野地区につきましては、ただいま工事中の輪中堤防工作が完成いたしますれば、荒木又右衛門の鍵屋の辻な……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。災害総額の何十%というようなことは、建設省としては別にこれを要求したものではありません。結局立法措置ができて、いわゆる高率国庫補助によってやる地域の政令については大蔵省で研究いたしておりましたので、建設省で何十%というようなことを考えてやったのではありませんが、建設省としては少なくともこの程度の地域はこれを高率補助にすべきものであるということはあらかじめ予定いたしておったのでございますが、それが七〇%とかあるいは何十%というようなはっきりしたものは出ておりません。
【次の発言】 地域指定の基準につきましては、ただいま大蔵大臣から発表になりましたのでありますが、……

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/14、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 こまかい数字になりますので、政府委員からお答えいたさせます。
【次の発言】 ただいま計算したものを持って参りますが、ただいまの千百四十何億と申しますのは、いわゆる補助災害だけでありまして、これに直轄災害の百四十二億というものが加わりまして、千三百三十五億ということになっております。それの査定額が大体七六%くらいになっておりまして、それに執行残を〇・四%かけまして、そうしてその出た数字に対して六〇%は大体高率補助の八割、それからあとの残りは三分の二というようなことで計算を出して、その総額を出した次第であります。
【次の発言】 当初の数字と多少増額されておりますので、なお今精密に数……

第34回国会 運輸委員会 第14号(1960/04/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 これはなかなかむずかしい問題でして、今ここですぐ私がはっきりした御返事はいたしかねると思います。たとい従来の慣例であっても、いいことならそう改めればいいし、悪いことでしたら廃止する必要がありますが、しかし鉄道が通行の優先権を持っているようなことからも、踏み切りについてのすべての支配権とでも申しますか、それを持っているところが費用の負担はすべきものじゃないか、私どもはこう考えております。しかし研究してみて非常に不合理なものであればまた考えなければなりませんが、今までのところから長い間の一つの常例みたいになっていることは、通行の優先権を持つものが負担するというようにわれわれは解釈い……

第34回国会 建設委員会 第1号(1960/02/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 建設省関係の昭和三十五年度歳入歳出予算につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、総額について申し上げますと、建設省所管の一般会計予算といたしましては、歳入七億九千三百万円、歳出一千八百五十一億八千余万円でありますが、このほかに、予算計上の所管は異なっておりますが、実質上建設省所管の事業として実施される予定の経費が、別途総理府に、北海道開発関係として二百三億六千六百余万円、離島振興関係として七億一千一百万円、労働省に、特別失業対策事業関係として三十一億四千八百万円が計上されておりますので、これらを合わせて前年度に比較いたしますと、前年度一千九百五億三千一百余万円に対し……

第34回国会 建設委員会 第2号(1960/02/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題になりました首都高速道路公団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  御承知の通り首都高速道路公団は、昭和三十四年六月、首都高速道路公団法に基づき、東京都の区の存する区域及びその周辺の地域において有料の自動車専用道路等の新設その他の管理等の事業を総合的に行なうことを目的として設置されたのでありまして、その事業資金は、出資金等のほか、公団が発行する首都高速道路債券により調達することにいたしております。従って、自動車専用道路等の建設事業を促進するためには、首都高速道路債券による資金調達の円滑化をはかる必要がありますので、首都高……

第34回国会 建設委員会 第3号(1960/02/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 三十五年度の建設一般予算つきにまして、私どもの努力が報いられたというようなお言葉をいただいたのでありますが、これは決してわれわれ建設当局の努力だけでなくして、日ごろ当委員会におきまして国土保全のために公正な御批判をいただいておりましたのが、たまたま関係各方面の正しい理解となって現われた次第でありまして、この点は、むしろ私の方から皆様方に対して厚く感謝申し上げるところであります。その中におきましても、特に治山治水の事業費、あるいはまた、ただいまお話のような治水特別会計の制定を見るに至りましたことは、国土保全の上から申しましてもまことに欣快に存じておる次第であります。今回の予算は、……

第34回国会 建設委員会 第6号(1960/02/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 建設業法の一部を改正する法律案の根本の改正要綱は、ただ単に建設事業に従事しておるいわゆるその従業員の技術検定を行なうということだけでありますので、別にこれによって建設業者を圧迫するとか、あるいは非常に建設事業が困難になるというようなことは毛頭ございません。
【次の発言】 労働省で施行いたしておりまするこの技術能力試験と申しますか、技能者の検定につきましては、これは単なる大工、左官というような、通常に申しますと、職人の技術検定というのであります。建設省で今回改正して技術検定をいたしたいという目的は、それと違う施工技術の検定ということでありますので、この点はいささか違っておる次第で……

第34回国会 建設委員会 第7号(1960/03/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 まず、今までの直営事業がだんだんと請負に切りかわってきておる、その数字をあげて御指摘になりましたが、全くその通りであります。私どもといたしましても、昔と申しますか、旧内務省時代には、ほとんどもう内務省土木局というものは、全部直営、絶対に請負業者というものを入れないでやって、施行して参っておりました。昭和十五、六年になって、関門トンネルと横須賀の国道トンネルというようなもの、これを業者に渡したのが、内務省土木局というものが土建業者に仕事を請け負わした初めのように私ども聞き及んでおります。なぜ、そういうことであったかと申しますと、当時の仕事の進捗等がさほど経済基盤にも大きな影響がな……

第34回国会 建設委員会 第10号(1960/03/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 昨日の新聞で発表いたしておりますように、昨日午前九時からの交通関係閣僚懇談会におきまして、小牧―東京間の国土開発中央縦貫自動車道、これはあの建設法案によりまして路線決定をしなければならないということでありましたが、建設省においては、その後あの路線の調査も終わりましたので、この懇談会に諮りまして、路線の決定の法案をこの国会に提出するということに決定した次第であります。従いまして、来週火曜十五日の閣議に諮って、十八日の金曜日には審議会にかけ、そして私の見当では大体二十一、二日ごろには国会に提出できるもの、かように予定いたしておる次第であります。

第34回国会 建設委員会 第11号(1960/03/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 御指摘の点は、全く私どもも常識的にはその通りだと思います。しかし、かりにどこかへ線を引いていかなければ、公営住宅一戸の場合を想像した場合に、国が一々一戸までも取り上げてというようなことは、非常に繁雑でもあるばかりでなくて、そういう必要はない。そこで、十戸にすべきか、あるいは百戸にすべきかということは常識的な判断になりますが、ここに二百戸以上という線を引いたのは、限度をこの程度に置けばまずどうにかやっていけるのじゃないかということでありまして、ただいまの御意見は、私どももやはりこれに一つの限度を置くということについては相当に考慮しなければならぬと思います。しかし、極端にわたります……

第34回国会 建設委員会 第12号(1960/03/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 この法案の中に特に北海道開発庁長官に相談をするということは書いてはおりませんが、しかし企画庁長官は全国的な国土計画あるいは治水計画等について十分協議をし審議に当たっておりますので、法案には示されておりませんけれども、北海道開発庁長官に対してはこれは絶対に相談をしなければ、これらの全体計画を樹立するということは不可能でありますし、不可能というよりも、そうしなければ全く完全なる計画が立たないのでありますから、これは法案に示されていないけれども、実質的には必ず相談してやるということは、常識でもありますし、また必ずそういうふうにいたしますので、その点御了承願いたいのであります。

第34回国会 建設委員会 第13号(1960/03/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 私は昨年の六月に遠藤大臣のあとを受けて建設行政を担当いたしたのでありますが、そのずっと前にさかのぼりまして、昭和二十八年の筑後川の大災害、その直後直ちに筑後川の上流の大分県地内あるいは熊本県の一部にダムを作るということを建設省で計画をされた。その際私どもは、廣瀬さんも私と同じ郷里でありますが、われわれは直ちに筑後川がはんらんしたからといって上流の大分県の山村をつぶしてしまうということは納得できない。少なくとも砂防事業等を完璧ならしめ、そうしてそういう犠牲者をなくするということがまず考えられなければならないじゃないかということで、建設省に対して再三再四私どもは計画の科学的な根拠等……

第34回国会 建設委員会 第14号(1960/03/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 大へん該博な道路計画に対する御質問でございますが、私、実はあまり京都のことは承知しておりませんので、具体的なお答えはできないと思います。ともかく京都に今後国際会議場等も建設されることにかんがみまして、どうしても交通ということをまず第一に考えていかなければならぬと思います。それにつきまして、今、先生の御指摘になりましたようなことも、真剣に取り上げて、十分検討してみる必要があろうと思います。もう少し時間的に余裕をおいていただいて、道路はできるだけ直線であるということ、それから平面交差をなくするということに重点を置かなければなりませんので、そういう点につきましては、道路局長はよくわか……

第34回国会 建設委員会 第15号(1960/04/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま岸道路公団総裁からお答えいたしましたように、日本の産業あるいは観光、あらゆる立場から、これが最も不可欠なものであるというようなところ、しかもそれは、経済的にどうにか採算のとれるということも一つの条件になっておりますが、そういうような点で、この道路公団が発足して今日に至っておるのであります。
【次の発言】 ただいまの岸総裁のお答えと同じように、日本道路公団は、その道路に着手しようとする場合には、あらゆる設計図あるいはその他の書類を添付して、そして許可申請を建設省の方に出して参ります。それを審査して、これの許可を与えることによって事業に着手できるのであります。

第34回国会 建設委員会 第16号(1960/04/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました日本道路公団法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  日本道路公団は、昭和三十一年に設立されて以来有料道路の整備に努めて参っており、名神高速道路の建設にあたりましても、現地における事務の処理能力を強化し、用地取得の交渉、工事実施の指導等、現地における事務を円滑に行なわせるため、従来から六名の理事のうち二名ないし三名を本社から派遣している状況でありました。しかしながら、最近における名神高速道路の建設工事の本格化、その他事業の拡大に伴い、理事二名ないし三名を、所要の現場に常駐させる必要が生じて参りましたので、新たに……

第34回国会 建設委員会 第17号(1960/05/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました日本住宅公団法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  第一に、日本住宅公団が市街地の不燃高層化をはかるため市街地の住宅建設を行なう場合に、その建設用地の取得がますます困難となっている状況にかんがみまして、これらの用地の取得を容易にするため、住宅の建設と一体として商店、事務所等の用に供する施設を建設し、これらを当該用地の所有者等に賃貸または譲渡する方法によることがますます必要となって参りましたので、これらの業務を日本住宅公団に行なわせることを法律上明らかにいたしました。  次に、日本住宅公団の住宅は、耐火性能を有す……

第34回国会 建設委員会 第19号(1960/05/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました国土開発縦貫自動車道中央自動車道の予定路線を定める法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  国土開発縦貫自動車道の予定路線につきましては、国土開発縦貫自動車道建設法第三条において、中央自動車道のうち小牧市付近から吹田市までを同法別表の通りとするほか、別に法律で定めることとし、政府は、すみやかに、国土開発縦貫自動車道の予定路線に関する法律案を同法別表に定める路線を基準として作成し、国会に提出しなければならないと規定されております。  中央自動車道のうち小牧市付近から吹田市までの間につきましては、すでに日本道路公団によって、建設工事……

第34回国会 建設委員会 第20号(1960/05/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 建設省設置法の中の公共用地取得の調査会を設けるという、この調査会につきましては、当委員会におきまして、全会一致をもって附帯決議がついております。その附帯決議の中に、事前に使用してはならないというようなことがありますので、私どもとしては、十分この附帯決議を尊重して参りたいと思っております。  なおまた、公共用地取得の調査会の性格は、決してあれによって、いわゆる収用法を改正するということをはっきり打ち出しておるものではないのでありまして、今日の公共用地取得に対するあり方をどういうふうにしたらいいかということを調査する機関でありますので、この点については、私ども常識的にこの運営をして……

第34回国会 建設委員会 第21号(1960/05/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 津波災害の概況と、復旧措置につきまして御報告申し上げます。  五月の二十三日午前四時ごろ、南米チリ中部海岸に起きた地震によりまして、二十四日分午前四時ごろから津波が太平洋沿岸一帯に押し寄せまして、各地に相当の被害が発生し、死者、行方不明合わせて百四十五名に上っているのでありますが、建設省関係の公共一土木施設及び住宅の被害の概況は次の通りであります。  公共土木施設関係につきましては約十二億七千万円と予想をいたしております。うち北海道が七億二千六百万円、岩手県で約一億一千五百万円、宮城県で約一億七千五百万円と相なっておるのでありますが、なお詳細につきましては係官を派遣して調査いた……

第34回国会 建設委員会 第22号(1960/06/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 今回の津波による異常な災害につきまして、建設委員会におきましては、さっそくそれぞれの地区に委員を差遣をされまして、きわめて詳細に現地の実情を御調査願い、これが報告をただいま拝聴いたしました。私どもは、まことに機宜に適した処置と感謝いたしている次第であります。特に全会一致の形をとって参りました本委員会のこの災害対策が、今回野党の方でこれに参加しておりませんことは、まことに私は遺憾に思うのでありますが、ともかく、災害復旧は一日もゆるがせにすべきものでありませんので、私どもといたしましては、ただいまの御報告を十分参考にし、また、われわれの調査と相待って、これらの被災者に対する対策を十……

第34回国会 建設委員会 第23号(1960/06/14、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました昭和三十五年五月のチリ地震津波による災害を受けた地域における津波対策事業に関する特別措置法案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  本年五月チリ沖に発生した地震に伴う大津波が、わが国の太平洋沿岸の各地に来襲し、幾多のとうとい人命を失うとともに、巨額の物的損害を惹起しましたことは周知の通りであります。特に三陸沿岸地域等は、過去におきましても幾たびか津波による災害を受けているところでありまして、政府といたしましては、国土保全と民生安定の見地から、この際津波による災害を防止する対策を樹立し、計画的にこれを実施することといたした次第であります……

第34回国会 国土総合開発特別委員会 第7号(1960/05/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 これは非常に問題になる点であろうと思います。臨海開発区域が決定いたしまして、その中にある公有水面の埋め立てについて知事の権限をあれしょうとすれば、いろいろと問題が生じてくる場合があろうと思いますが、そういう問題について、私ども、少なくとも、都道府県との緊密な連絡をとって、決して一方的に、たとい建設大臣がその権限があるからといって、地元の都道府県知事を無視してやるようなことはないように、十分注意してやるべきものだと思っております。
【次の発言】 ただいま提案者の中村議員の御答弁に尽きると思いますが、私も全く同様であります。もとより、国土の効率利用というようなことがまず第一に取り上……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第24号(1960/04/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 別に秘密ではありません。
【次の発言】 失礼ですが、もう一度……。
【次の発言】 その通りでありまして、先ほど防衛庁長官がお答えしたようなところ、あるいはまたアメリカの航空会社等で使っておるような地図、それらを参考にして原版を作っております。
【次の発言】 地理調査所としては会議をいたしておりますが、防衛庁はその際に加わっておらないと思います。
【次の発言】 アメリカは出ております。
【次の発言】 防衛庁がその席には出ていないということを私は申し上げております。
【次の発言】 出た本人が来ておりますから、本人に一つお答えさせます。

第34回国会 予算委員会 第3号(1960/02/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 道路整備の五カ年計画につきましては、各年度の予算額が、おおむね五カ年間のガソリン税収入を充てておりますが、比較的順調に増収を続けておりますので、三十五年度の予算につきましても、この方針によって事業の実施をはかることにはいささかも不安はないと思います。ただ今日までの一般道路は五三%ばかり進捗いたしておりますが、大体有料道路の面がまだ三二・三%しか進んでおりませんことは、御承知のように名神道路等の用地取得が非常に困難でありましたので、このようなパーセンテージを示しておりますけれども、これも大体八〇%ぐらい以上の用地取得ができるということになりましたので、これは必ずあと二カ年で十分五……

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/02/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。中央高速自動車道につきましては、すでに尼ヶ崎―小牧間が目下施行中でありますが、この方面につきましては、御承知のように、用地取得に相当手間取りましたので、われわれの思うほど進捗は見ておりませんが、しかし用地の取得も大体八、九分通り確保できましたから、これからは大いに進捗を見ることと思っておる次第であります。それから、東京―小牧間につきましては、このほど調査が完了いたしましたので、その調査によって、いわゆるこの路線の決定を立法化すということは法の命ずるままでありまして、これは私は今誠意を持ってこれが立法化のために努力いたしております。しかし、御承知のように、交通関……

第34回国会 予算委員会 第10号(1960/02/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。伊勢湾等の高潮対策事業につきましては、三十五年の台風期、本年度の台風期までにはおおむね原形復旧程度までに復旧する方針のもとに、工事の進捗をはかっておる次第であります。このために三十四年度におきましては、第二次補正予算及び既定予算の予備費支出を含めて、約六十三億円の予算措置を行なっておりますが、その後の進捗状況によりまして、今回さらに七億円を第三次補正予算として計上いたした次第であります。

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/02/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 先ほどの御質問にお答えいたします。昭和二十八年に策定いたしましたものが、どうもその後出たり引っ込んだりいたしまして思わしくなかったのであります。従いまして、今回昭和三十五年度を初年度とするいわゆる治水事業の緊急五カ年、あるいは十カ年計画というものを策定いたしまして、本年度、いわゆる三十五年度初年度の予算は、その事業費で、先ほどお示し願いましたような五百八十億を計上いたした次第であります。しこうして今回の治山治水緊急措置法案によりまして、先ほど大蔵大臣の御説明にありましたように、治水事業におきましては、緊急五カ年計画としては四千億円、それから十カ年は九千二百億でありますが、これら……

第34回国会 予算委員会 第15号(1960/02/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。ただいままで、建設省所管のダムにつきましては、堆積土砂のためにダムの効果が非常に減殺されておるということは、まだございません。大体多目的ダム等の建設にあたりましては、その基準を百年間ぐらいは手をかけなくても十分効果が発揮できるような設計をいたして参っておりますので、ただいまのところは別に心配な点はないと思っております。しかし、御指摘のように、上流の砂防等の、いわゆる山くずれ等によりまして土砂がダムに非常に埋没をするおそれがないとしないのであります。これは十分検討いたして参りたいと思います。
【次の発言】 いわゆる六百分の一等の地図につきましては、企画庁の所管に……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 社会労働委員会 第19号(1974/04/23、33期、自由民主党)

○村上(勇)委員 時間がないから深追いしませんけれども、次にまたお尋ねしますが、就職の難易度からいえば、五十五歳以上で定年退職をした者は、言うならば第二の就職ですから、若干賃金が低くてもがまんするということで、比較的就職はしやすい面もあるのですよ。ところが就職の難易度という観点からいえば、四十五歳から五十五歳ぐらいまでの人が一番むずかしいのではないか。生活費もたくさんかかるし、子供が高校か大学に行っておるというようなことで、あまり低い賃金では働けない。そうしますと、再就職の場が非常に限定されます。したがって、就職の難易度からいえば、この年齢の層の人が一番むずかしいのではないかというふうに考えら……

第72回国会 懲罰委員会 第1号(1974/02/15、33期、自由民主党)【議会役職】

○村上委員長 これより会議を開きます。  一言ごあいさつ申し上げます。  去る十二月一日の本会議におきまして、不肖私、はからずも懲罰委員長に選任せられました。まことに光栄に存ずる次第でございます。  委員各位の御理解ある御支援と御協力を得まして、大過なきを期したいと存じます。  何とぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。
【次の発言】 この際、理事補欠選任の件についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、理事が五名欠員となっております。この補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 企業努力は、従来もいまも変わらない努力を続けておるのでありますが、郵便料金につきましては、すでに先生御承知のとおり、四十九年度予算編成の際に、すでに郵政審議会からは、郵政省の諮問に対して、その諮問の骨子を尊重するからというので、値上げを許されたのでありますけれども、いわゆる政府の物価抑制というこの線に沿って、昨年は見送ったのであります。すでにその当時の赤字が六百九十九億円であった。その後、本年五月のあの公労委裁定による二九・九%というまことに大きなベースアップのために、本年度の赤字は千四百億円ということになりまして、いま御審議を願っておる補正予算でその措置をいたしておるのであり……

第75回国会 決算委員会 第6号(1975/05/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計、簡易生命保険及郵便年金特別会計及び一般会計の昭和四十七年度決算についてその概要と、会計検査院から指摘のありました事項についてその概要を申し上げます。  郵政事業特別会計の歳入予算額は一兆一千二百四十九億七百十六万余円、歳出予算現額は一兆一千七百三十三億九千百五十七万余円でありまして、これに対する決算額は、歳入では一兆二千二十六億五千二百三十一万余円、歳出では一兆一千六百六十一億一千三百九十四万余円となっております。この中には、収入印紙等の業務外収入支出や借入金、建設費等の資本的収入支出が含まれていますので、これらを除きました事業の運営による歳……

第75回国会 逓信委員会 第1号(1975/02/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 一言ごあいさつ申し上げます。  私、昨年十二月九日、郵政大臣を拝命いたしました村上勇でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  逓信委員会の皆様には平素から郵政省所管業務の適切な運営につきまして、格別の御尽力をいただき、ここに厚く御礼申し上げる次第であります。  申し上げるまでもなく、郵政省は全国津々浦々に散在する二万一千余の郵便局を通じて、郵便、貯金、保険の三事業を行い、国民の日常生活にきわめて密着した重要な機能を果たしており、また、通信主管庁として、電信電話を初めとする電気通信及び電波、放送の各行政分野において国民生活の発展、向上に寄与してまいっておりますが、現下の……

第75回国会 逓信委員会 第2号(1975/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 同じ公社であって国鉄と電電公社では予算の立て方が違っているという御質問でありますが、電電公社の経営状況は、収入の伸び悩みに加えて物価、人件費の高騰等によりまして支出が増大し、昭和五十年度予算案は約二千五百億円の赤字となっております。このような経常収支の赤字は、独立採算制のたてまえをとっておる電電公社の場合、これを利用者負担によって賄うことが本筋でありまして、一般会計から繰り入れ、すなわち税金によって賄うということは適当でないと考えております。また、一般会計からの繰り入れにより独立採算制のたてまえを崩すことになりますと、事業の自主性を損なって職員の企業意欲を失わせることにもなりま……

第75回国会 逓信委員会 第3号(1975/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 先ほどの先生の御質問ですか、御意見は、全く私はあなたと同感です。やはり郵政省自身にたとえ損害を与えなくても、人間として第三者に詐欺的行為があったというようなことについては、私は、これは公務員として断じて許すべきでないというような、その見地に立っての判断は土橋先生と全く同感であります。  ただいまの簡易保険の問題につきましては、余り私もまだ実情を知りませんから、ただ、一つの秩序を維持するために一つの規約があった、その規約に従ってやったことは正しかったかもしれないが、余りに愛情がなさ過ぎるじゃないかということについては私もうなずけます。ですが、これは私のいまここで即断すべきことでは……

第75回国会 逓信委員会 第4号(1975/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  小沢先生の御意見に私どもも大いに共鳴するところがあるのであります。しかし、先ほど米澤総裁からお答えのありましたように、現在の段階では、加入電話のない世帯などに対する緊急連絡手段としての電報の役割りも無視することはできない状態であります。したがいまして、電報事業のあり方につきましては、電報の果たすべき社会的役割り、他の通信連絡手段との関係、電電公社の事業収支の状況などを十分考慮しながら、今後慎重に検討してまいりたいと考えておる次第であります。
【次の発言】 ただいまお答え申し上げましたとおりに、やはり電話の十分普及していない地域からの電報に対する強い要請もあ……

第75回国会 逓信委員会 第5号(1975/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会の昭和五十年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして、御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定によりまして、郵政大臣の意見を付して国会に提出するものであります。  まず、収支予算について概略を申し上げます。  事業収支におきましては、事業収入は前年度に比べ三億八千万円増の一千三百十三億三千万円、事業支出は前年度に比べ二百十九億六千万円増の一千五百二十九億一千万円となっております。この結果、事業収支におきまして二百十五億八千万円の赤字となっております。この赤字は、資本収入と資本支出……

第75回国会 逓信委員会 第6号(1975/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  NHKの昭和五十年度の収支予算、事業計画等によりますと、事業収支において二百億円を超す赤字を生じておりますが、これは受信契約、特にカラー契約の伸び悩みによりまして受信料収入が頭打ちとなっていることに対して、支出の面におきましては最近の物価上昇並びに人件費の増大によりまして支出が増加いたしておりますために、やむを得ないものであり、また事業の実施に当たって苦しい経営状態の中で放送の難視聴解消に努めるなど、公共放送としての使命を果たしているものと認められますので、昭和五十年度収支予算等は全体としておおむね適当であると判断し、この旨、意見を付したものであります。 ……

第75回国会 逓信委員会 第7号(1975/03/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 いま全然見えないところですね、法的にそれを拘束して何でも取ってしまうということのできない――国民の理解と協力にまつ以外ないというNHKの放送料金でありますから、あなたのお話を伺っておりまして、少しでも国民が納得して、催促されなくても喜んでその料金を払いたいという気持ちに持っていくような御意向のように私いま聞いておったのですが、全然見えないのにただセットがあるからと言って、よしんば強制的に取るだけの法律があったとしても、見えないものを取るということは私はまずいと思います。しかし、今度翻って、NHKの公共料金というものは一つの国民の義務である、NHKを育成する上において、要するに放……

第75回国会 逓信委員会 第8号(1975/03/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  この法律案は、郵便事業の運営に要する財源を確保するため、第一種及び第二種郵便物の料金を改定すること等を内容とするものであります。  郵便料金につきましては、昭和四十六年度に改定されて今日に至っておりますが、この間、諸経費特に人件費の著しい上昇のために、事業財政は、昭和四十九年度当初から相当の不足を生ずる状況となり、このまま推移いたしますと収支の不均衡はますます大きくなることが予測されるところとなりました。年々増加する郵便物を円滑に送達し、郵便業務の正常な運営を確保して郵便に負託された社会的責務……

第75回国会 逓信委員会 第9号(1975/04/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  御承知のとおり、郵便事業は、郵便の取り集め、配達業務など、その大半を人手に依存しなければならない事業でありまして、運営経費の約九〇%を人件費及びこれに相当する経費で占めております。このために、近年増加の一途をたどってまいりましたベースアップ等の影響を受けて、四十九年度すでに営業収入をもっていたしましては人件費すら賄えないという状態になっております。したがいまして、四十九年度から料金改定を計画いたしましたが、公共料金抑制の政府の方針にのっとりまして、四十九年度はその実施を見送ってまいったのであります。そこで、昨年の十二月、再度郵政審議会から手紙五十円、はがき……

第75回国会 逓信委員会 第10号(1975/04/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 土橋先生のお話でありますけれども、いまの郵政省、特に郵便事業につきましては、現状ではいかんせん回答のできない状態であることは、多年経験のあられる先生には私よりもよくおわかりだと思います。
【次の発言】 先ほど人事局長が、われわれは他の公企体が仮にベースアップをしたにもかかわらず郵政だけがそれをながめておるというようなことはいたしませんと、はっきり申し上げておったようですが、私も全くそのとおりでございます。ただ、どっちが先かということを言われますと、いまのこの時点では、先を見通した場合に、やはりまずその原資をつくらなければならない責任が私にはあります。そういうことでひとつ先生の御……

第75回国会 逓信委員会 第11号(1975/04/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 〇・二%ぐらいだと思います。
【次の発言】 これは皆人によって変わっておると思いますけれども、〇・二%程度のことでありますれば、さほど大きな影響はないもの、こう思っております。
【次の発言】 これはもうたびたびお話し申し上げておりますように、郵便事業は再三にわたって郵政審議会からの値上げの答申をいただきましたが、とにかくインフレ抑制のために一応これをいままで抑えてきた、そのために四十九年度の赤字、あるいはまたこのまま放置しておりますと五十年度の赤字、これらが重なってついに郵便事業が国民に奉仕することのできないような大きな困難に逢着する。でありますから、この際郵政審議会の答申を尊……

第75回国会 逓信委員会 第12号(1975/04/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 どうも先生のお話を聞いていると、あなたの言うのが――そういうふうにした方がいいような気がします。それで、長年のあれですから、よく研究しまして、そうしてそういう便利な方法に前向きでやるように努力したいと思います。
【次の発言】 私も余りこれを使ったことはないのですが、大体宣伝が足らなかったのじゃないかと思います。それほどこれは風情のあるもので、とてもはがき一枚どころのものじゃ先生ありません。はがきの何枚分というものを書けますし、それから非常に風情があるです。これをもらえば本当に何かしらん大変ないい気持ちになると思います。そういうことでありますので、十分研究いたします。しかし、こう……

第75回国会 逓信委員会 第13号(1975/04/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  御承知のように郵政審議会の答申をいただきましたが、当時の――当時と申しますか、政府のインフレ抑制のためにどうしてもこの際値上げを見合わせようというようなことで、見合わせた次第であります。
【次の発言】 物価に全然影響がないということは言い得ないと思いますけれども、大体この程度の値上げであれば、各家庭の生活にもまたインフレにも大した影響はないというように考えて、ことしお願いしている次第でありますが、実は御承知のように郵便事業はほとんど人手を要するものでありますので、運営経費の約九〇%が人件費になっております。去年からの人件費の増額によりまして、これでまいりま……

第75回国会 逓信委員会 第14号(1975/05/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  ただいままでの御審議で明らかになっておりますように、私どもといたしましては全く必要最小限度の値上げでありまして、これが国民生活に及ぼす影響等も十分勘案いたしまして、しかしこれだけ値上げしなければ一番大事な郵政、郵便事業が国民に適切なサービスをするということにもとるおそれがありますので、私どもといたしましては必要最小限度の御提案を申し上げておる次第でございます。
【次の発言】 お答えいたします。  前回、四十一年の料金改正の際には航空搭載によるスピードアップ、また四十六年の料金改正の際には郵便送達日数表を公表いたしまして、送達の安定化を図ってまいったことは御……

第75回国会 逓信委員会 第15号(1975/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました昭和二十四年五月以前の簡易生命保険契約に関する特別措置法案について、その提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、昭和二十四年五月以前に効力が発生した簡易生命保険契約について、簡易生命保険事業の運営の効率化を図るとともに加入者の利便を図るため、保険金の支払いにかえて、特別一時金の支給をする特別措置をとろうとするものであります。  その内容について申し上げますと、まず、この特別措置の対象とする保険契約は、昭和二十四年五月三十一日以前に効力が発生した保険契約で、この法律施行の際に有効に存続中のものといたしております。  次に、取扱期間は、事務の円滑を図……

第75回国会 逓信委員会 第16号(1975/05/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 どういうことでそういう記事を載せておるかわかりませんが、昔の時代はそういう疑いも多少あったんじゃないかと思います。しかし現代ではそういうことは絶対にありません。
【次の発言】 先生の御指摘のことはよくわかりますが、結局これはお客様が大事だから、お客様を後に書いているようですけれども、要するに効率化を図って経営の合理化をして、そして余剰金が出てこなければお客様にお払いができないというような意味で、そこでお客様の利便を図るため、こうやっているので、いわばこの後先については神経質にやかましく言われれば先生のおっしゃるとおりかもしれませんが、とにかくお客様大事で、どうしても合理化を図っ……

第75回国会 逓信委員会 第17号(1975/05/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 簡易保険は国営の生命保険として国民の信頼の上にその普及発展に努めているわけであります。最近各種の不祥事件が発生しているのはまことに遺憾でありますが、今後とも職員の訓練、指導と、各種防犯施策の徹底を図りまして、この種犯罪の絶滅を期したいと考えております。集金団体等につきましても鋭意これらのあらゆる問題を十二分に解決してまいりたい、かように思っております。
【次の発言】 簡易保険と言い何と言い、とにかく非常に該博な御知識でいろいろと御意見を拝聴いたしました。私も十分行政の上に役立ったことを感謝いたします。なお、ただいま御指摘のありました、もう少し勉強しろということについては、これは……

第75回国会 逓信委員会 第18号(1975/05/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 いろいろと拝聴いたしておりますと、やはり人間と人間のことでありますから、なかなかめんどうな点があると思います。ただ少なくとも簡易保険は国営の保険でありますし、またこの保険の勧誘をする外交員ですか、外務員もやはりそういうような一つのプライドを持って、そして決してオーバーな、偽りのない、間違ったことのないように、本当にりっぱな人柄を一般国民に見てもらって、そしてその人柄に信頼されて、そして簡易保険というものがいかに国民大衆に必要であるかということを十分御認識をいただいて、そしてこういういまのようないろいろトラブルがあるでしょうが、そういうものを逐一払拭していくということが、私は一番……

第75回国会 逓信委員会 第19号(1975/06/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 各地方自治体の財政、非常に困窮している今日でありますので、できる限り枠を広げていくように努めたいと思っております。
【次の発言】 久保先生御指摘のように、明年六十周年を迎えようとしております簡保事業が幾多の困難を克服いたしまして今日までに至りましたのは、ひとえに国民の期待と信頼にこたえる努力を積み重ねてきたことによるものと考えます。しかるに近年、募集方法を中心に事業の信用を失墜させるような問題が数多く発生いたしましたことはまことに遺憾であります。省といたしましては数年来真剣にこの問題に取り組みまして、事業の体質改善に努め成果をおさめつつあると考えておりますが、今後なおこの努力を……

第75回国会 逓信委員会 第20号(1975/06/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会昭和四十八年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書の国会提出につきまして、概略御説明申し上げます。  これらの書類は、放送法第四十条第三項の規定により、会計検査院の検査を経まして国会に提出するものであります。  日本放送協会から提出された昭和四十八年度の貸借対照表等によりますと、昭和四十九年三月三十一日現在における資産総額は、一千五百八十億八千七百万円で、前年度に比し、九十九億三千五百万円の増加となっております。これに対しまして、負債総額は、六百十一億六千七百万円で、前年度に比し、七十九億三千三百万円の減少となっておりま……

第75回国会 逓信委員会 第21号(1975/06/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま事務当局からお答えのありましたように、わが方としてはあくまでも今日確保しておる権益と申しますか、これだけのものは絶対に放さないんだ、いまから再編成を云々して、そうしてもう戦わずして降伏していくというようなことは考えておりません。どこまでもこれを確保するために懸命の努力をしてまいりま  す。
【次の発言】 国際協力ということはどこまでもこれは主眼にしておりますが、その会議の結果を見なければわからないことでありますが、しかし、われわれとしてはどこまでも日本の確保しておりますものは守っていきたい、こういう気持ちで会議に臨みます。

第75回国会 逓信委員会 第22号(1975/06/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 努力して集めたその金を逆ざやで扱っておったのでは、どういう術を施してもこれはせんすべはないと思うのです。何としてもこれは預託利子というものを採算のとれるようにはするべきだ、かように思っております。
【次の発言】 これは一つの行政機構の大改革でありますから、私の考えで――私はあなたの御意見については十分うなずけ、また納得のできる点がたくさんあります。しかし、これはとにかく政府全体の問題で、また画期的なことでありますから、十分考えさせてもらった上で御返事したいと思います。
【次の発言】 これはそれぞれ人によって違います。(阿部(未)委員「そんなことはない。はっきり言いなさいよ、あな……

第75回国会 逓信委員会 第23号(1975/06/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 御指摘のようなことがあるとしますと、これはお客様に対して非常に不都合であります。私の知る範囲では、貯金関係の従業員は非常に好感の持てるようにいままで私は受けとめておりましたが、今後特に窓口等でそういうことのないように十分注意をしてまいりたいと思います。

第75回国会 逓信委員会 第24号(1975/07/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えします。  KDDからの役員の選任の要求がありますれば、その人が人格、識見また手腕等について申し分のない人であれば、これに認可を与えることは当然でありまして、そういうようなことで今回のKDDの役員についても、先ほど板野社長も話しておりましたが、全くそういうようなことで決まったのでありまして、何ら異議を差しはさむものはないものと、こう信じております。
【次の発言】 そういう大それたことは考えておりません。絶対に私に限ってと申しますか、そういうようなことをやるべきことではないのでありまして、この点ひとつ御安心ください。

第75回国会 予算委員会 第14号(1975/02/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 本件につきましては、さきに同様答弁申し上げましたとおりに、昭和二十四年六月以降の契約につきましては、同年同月以降、保険金の最高制限額が引き上げられたばかりでなく、事務の機械化による効率的な事務処理も進めでおりますので、現在のところ、昭和二十四年五月以前の契約に対するような特別の措置を講ずることは、いまのところ考えておりません。
【次の発言】 先ほどの保険につきましては、十分検討しなければならないと思いますが、郵便年金につきましては、先生の御指摘のとおり、その存廃について目下検討いたしております。何とかその御期待に沿うようにしていきたいものだ、こう思って、いま検討いたしております……

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 有線放送といい、あるいはまた電話の積滞解消といい、きわめて経済社会における重大な役割りをいたしております電気通信のために、大いにひとつ今後も積極的に取り組んで、行政の責任者である私といたしましては、電電公社の総裁初め各従業員と相携えて、あくまでもこれらの問題の解決に努力いたしたいと思っております。
【次の発言】 郵政省の中にこれらの調査会ができておりますので、前向きに検討して、慎重にその結論を出したいと思っております。
【次の発言】 お答えいたします。  不正工事があれば、これはもう話が別です。不正工事についての私としてのお答えはできません。そういうことのないように厳重に監督を……

第75回国会 予算委員会 第19号(1975/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  盲人用点字を郵便で出す場合、無料として扱うのはこれは世界共通の制度でありまして、わが国では昭和三十六年以来無料として、盲人の福祉を図っておる次第でございます。郵便法では「盲人用点字のみを掲げたものを内容とするもの」を無料とすることとしておりますが、この制度の趣旨から見て、点字以外に点字一覧表のような必要最低限度の印刷は認めてよいと考えます。そういうような観点から、今後とも指導を徹底いたしまして、御期待に沿うようにいたしたいと思っております。

第76回国会 逓信委員会 第1号(1975/10/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ……(発言する者多く、聴取不能)昭和四十六年度に……(聴取不能)この間、諸経費、特に人件費の著しい上昇のために、事業財政は、昭和四十九年度当初から相当の不足を生ずる状況となり、このまま推移いたしますと、収支の不均衡はますます大きくなることが予測されます。年々増加する配便物を円滑に送達し、郵便業務の正常な運営を確保して、郵便に負託された社会的責任を果たすために、事業収支の改善が……(聴取不能)わけであります。  このような状況において、昭和四十八年十月、郵政審議会に対し、郵便事業の健全な経営を維持する方策について諮問し、同年十二月・郵便料金を……(聴取不能)折からの異常な経済情勢……

第76回国会 逓信委員会 第2号(1975/11/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  NHKの受信料につきましては、昭和三十九年に出されました臨時放送関係法制調査会の答申におきまして、受信料は、「国家機関ではない独特の法人として設けられたNHKに徴収権が認められたところの、その維持運営のための「受信料」という名の特殊な負担金と解すべきである。」と述べられておりまして、省といたしましても受信料の性格をこの答申に述べられているように考えております。  したがいまして、現行法上の受信料は、民放を含むすべての放送の受信に対する受信者の出損ではなく、NHKの維持運営のための特殊な負担金であると考えております。

第76回国会 逓信委員会 第3号(1975/11/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 中小企業に関する国等の契約の方針ということで八品目が定められておりますが、これらにつきましては、国の方針に従いまして発注計画を立て、中小企業団体中央会等に対しまして情報を提供して受注機会の増大に役立つように措置しておるところであります。  郵政省の資材調達について見ますれば、これら特定品目に関する中小企業者への発注割合は、品目によっては九〇%以上を占めているものもあり、また特定品目の総計としても四十九年度約四六%を占めておりまして、積極的に努力いたしております。今後も、この国の方針に沿うように十分推進していきたいと考えております。

第76回国会 予算委員会 第2号(1975/10/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 やはり一般の情勢を勘案して決めるべきものじゃないかと思います。(堀委員「何をですか」と呼ぶ)仮に、郵便貯金だけ利子を下げない場合を考えますと、その場合に、ほとんどの預金が郵便貯金に集まってくるということになりますと、それは結局銀行、一般市中に金が集まらないために、やはりそれは経済的に非常な問題があると思います。
【次の発言】 そのとおりです、と申し上げることは、私としてはこれはどうかと思います。二つの場合が考えられると思います。ただいちずに……(堀委員「私、金利をどうしろと何も言ってないんですよ。この法律に書いている趣旨は何かと伺っているんですよ。あなたはちょっと先取りし過ぎる……

第76回国会 予算委員会 第3号(1975/10/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  第四次不況対策の一環として金利水準の引き下げについて強く要請されたことは御承知のとおりであります。すでにそのことは決定されまして、御承知のように郵便貯金は国民大衆の零細な貯蓄の集積でありますだけに、私どもは、素直にこれについていくわけにいかないというので極力反対してまいったのであります。そのときの気持ちと今日、私は何も変わっておりません。ただ、これは非常に慎重に扱う必要があります。そのために郵政審議会に諮問をいたしたのであります。その郵政審議会の答申を待って、あくまでもこれらの大衆の零細貯蓄を守る意味におきましてでき得る限りの配意をしてまいりたい、かように……

第76回国会 予算委員会 第5号(1975/10/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 現在、第三種郵便物の認可を受けている新聞の中には、朝鮮語によるものが数種類ありますが、これらの新聞は、いずれも日本国内の発行所で発行しているという申請に基づいて認可しているものであります。それらの中には、御指摘のように発行所等をゴム印で表示しているものもありまして、日本の発行所等の表示が必ずしも明確でないので、明確にするよう指導してまいりたいと思っております。
【次の発言】 可及的速やかに善処いたします。
【次の発言】 なるべく早い機会に処置いたします。
【次の発言】 昭和五十一年用のお年玉つき年賀はがきは、現行郵便法に規定する郵便料金の料額印面で目下印刷、調製中であります。

第76回国会 予算委員会 第7号(1975/10/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 このことは決していいことではありません。厳重に処置したいと思っております。
【次の発言】 昨日その事故の報告を受けましたので、首席監察官に命じて十分その真意を確かめております。判明……。(荒木委員「議会に報告しますか。」と呼ぶ)報告いたします。
【次の発言】 わかりました。もし詳細必要ならばお答えさせます。
【次の発言】 報告いたします。

第77回国会 決算委員会 第5号(1976/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計、簡易生命保険及郵便年金特別会計及び一般会計の昭和四十八年度決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  郵政事業特別会計の歳入予算額は一兆二千九百四十八億七百三十四万余円、歳出予算現額は一兆三千八百六十二億六千八百二十二万余円でありまして、これに対する決算額は、歳入では一兆三千五百九十二億三千十六万余円、歳出では一兆三千七百三十四億六千三十七万余円となっております。この中には、収入印紙等の業務外収入支出や借入金、建設費等の資本的収入支出が含まれていますので、これらを除きました事業の運営による歳入歳出は、歳入では八千二百六十四億九千六百二……

第77回国会 逓信委員会 第2号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 逓信委員会の皆様には、平素から郵政省所管業務の適切な運営につきまして、格別の御尽力をいただき、ここに厚くお礼を申し上げます。  申し上げるまでもなく、郵政省は全国の約二万二千の郵便局を通じて、郵便、貯金、保険の三事業を行い、国民の日常生活にきわめて密着した重要な機能を果たしております。  また、通信主管庁として、電信電話を初めとする電気通信及び電波、放送の各行政分野において、国民生活の発展、向上に寄与してまいっておりますが、現下の厳しい経済社会情勢の中で、さらに公共の福祉増進に資するよう私どもに課せられました重大な使命を果たし、国民の皆様の御期待に沿うぺく、渾身の努力をしてまい……

第77回国会 逓信委員会 第3号(1976/03/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 あるところは特定局、ある役所には分局というようになっておるようでございますが、この点についてはその設置の由来をよく調査した上でお答えしなければならないと思います。とにかく特定郵便局を普通郵便局の分局に改めてはどうかという先生の御指摘でありますが、分局方式とした場合には現在の特定郵便局の長所である、多数の窓口機関を立地条件のよいところに比較的経済的に設置できるということと、特定郵便局長を広く部内外から簡抜できる等によって地域社会に密着したサービスを提供できるという点が失われることになります。したがって郵政省としては、特定郵便局制度につきましてはこれをあくまでも認めるという特定郵便……

第77回国会 逓信委員会 第4号(1976/04/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 日本放送協会の昭和五十一年度収支予算、事業計画及び資金計画につきましては国会に御提出いたしておりますが、当該事業年度開始の日までに国会の御承認を受けることができませんでしたので、放送法第三十七条の二の規定に基づき、四月一日から四月三十日までの一カ月を実施期間とする昭和五十一年度暫定収支予算、事業計画及び資金計画を認可いたしました。  このことにつきましては、放送法の規定に従い、先般国会に御報告申し上げたところでありますが、この機会に一言申し述べさせていただきます。
【次の発言】 お答えいたします。  ロッキード事件につきましては、国会を初め、関係当局において調査が進められている……

第77回国会 逓信委員会 第5号(1976/04/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 NHKは、その言論報道機関としての性格に基づきまして、業務の運営が自主的に行われるように保障されているところでありますので、NHKは放送の不偏不党を堅持するように不断の努力を傾けるべきものと考えております。
【次の発言】 前段につきましては、NHKは昭和五十一年度の収支予算におきまして受信料の月額を普通契約については三百十五円から四百二十円に、カラー契約につきましては四百六十五円から七百十円に、それぞれ改定することとしておりますが、これは最近のNHKの経営状態及び将来の経営の見通しから見ましてやむを得ない措置であると考えられ、また事業計画におきましては放送の難視聴解消に努めるな……

第77回国会 逓信委員会 第6号(1976/05/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 日本放送協会の昭和五十一年度予算につきましては、放送法第三十七条の二の規定に基づき、さきに四月一日から四月三十日までの期間に係る暫定収支予算等を認可し、先般その旨国会に御報告申し上げたところもありますが、昭和五十一年度収支予算等が五月一日までに国会の御承認を受けることができませんでしたので、さきの暫定収支予算等を五月二十四日までの期間に係るものとする暫定補正収支予算等を認可いたしました。このことにつきましては、現在国会に御報告申し上げるよう取り運び中でありますが、この機会に一言申し述べさせていただいた次第であります。

第77回国会 逓信委員会 第8号(1976/05/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 私は先生の御指摘のとおりだと思います。とにかくやめる人を待っておって新しい人を入れない。そのやめる人は定年でなければやめるわけはないと思いますから、そういうようなことでNHKの公共放送としての使命を果たすためにはやはりそこに新風を吹き込んでいくということが大事ではないかと思いますが、そういうことを考えてみますと、やはりこれはNHKの財政難というところからそういうことをあえてやっているんじゃないかと思います。したがいまして、やはり今回の予算等につきましても、よろしくひとつ御審議の上、速やかに御可決いただきますように、私からもお願いいたしておきます。

第77回国会 逓信委員会 第9号(1976/05/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 本件に関しましては、慎重なる御審議の上、ただいま御承認いただきましたことを厚くお礼を申し上げます。  ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましても、今後放送行政を進めるに当たりまして、御趣旨を十分尊重してまいりたいと存じます。
【次の発言】 ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、日本電信電話公社の経営状況にかんがみまして、その財政基盤の確立を図るため、電報電話料金を改定すること等を内容とするものであります。  日本電信電話公社は、発足以来数次にわたる五カ年計画を実施し、加入電話の増設を……

第77回国会 逓信委員会 第10号(1976/05/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  公社は、発足以来数次にわたる五ヵ年計画を実施いたしまして、加入電話の増設を重点に電信電話サービスの拡充、改善を図ってまいりましたが、この間、技術革新の成果を生かすとともに、経営の合理化により電報電話料金を極力据え置いてまいりました。  しかしながら、近年における人件費の大幅な上昇等によりまして、公社の経営状況は急速に悪化いたしまして、昭和四十九年度、五十年度におきましては約四千九百億円にも達する欠損金が見込まれたのであります。今後一層の経営努力を期待するといたしましても、五十一年度から五十三年度までの三ヵ年の収支を見通しますと、さらに大幅な欠損の生ずること……

第77回国会 逓信委員会 第12号(1976/06/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  平田委員のお話を聞いておりますと、私もあなたと同じように地集電話については同じような質問をして、そして私の地元のために大いにひとつ陳情したい、こう思っておりますが、御案内のとおり、何しろ電電公社の財政が、われわれの希望のとおりこれを直ちに解消するということが非常に困難だということはわかってはおります。けれども先生御指摘の問題については、これは皆選挙区を持つ者は、これは埼玉県だけでなくてどこも同じ気持ちでございますので、十分電電公社にも陳情でなくて、その経理状態をよくしてもらうようにいたしまして、早くこういう利用者の不便を除かなければならぬ、かように思ってお……

第77回国会 予算委員会 第12号(1976/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  年金、恩給等の支給金につきまして、これを一時、受給者の預金に預け入れておく振替預け入れの制度を設けて、また電気、ガス、水道料金などの支払いについても郵便振替制度によって取り扱っておりますが、国民の一層の利便を図るためには、一般の銀行で行われている預金口座への振り込みや自動振替を郵便貯金に導入することが必要であると考えます。しかしながら、このような業務を円滑に実施するためにはどうしても郵便局のオンライン化が前提となりますので、現在その計画の実施方を取り運んでおる次第でありまして、決して他の圧力によってこういうことになっておるのじゃないということを御了承願いた……

第77回国会 予算委員会 第13号(1976/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  電電公社の一定の管理職の職員住宅には、電電公社名義の業務用の電話を設置いたしまして、その設置費及び維持費は電電公社の負担として、通話料につきましても一定限度まで無料扱いとしていることは御指摘のとおりでございます。  この業務用の電話は、二十四時間サービスという電電公社の業務の特殊性から、常時、非常時災害あるいは障害発生等の緊急連絡の必要に備えるために設置しているものでありまして、その必要性は電電公社の使命から見ても十分認められるところでありますが、その制度の運用に関しましては、適正を欠くことのないように厳に監督指導してまいっておりますが、なお一層指導してま……

第77回国会 予算委員会 第22号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 御指摘の毎月支給ということにつきましては、非常に事務量がふくそういたしまして、とうていいまの段階では無理だと思っております。  それから盆、暮れとか、支給期日を改めてなるべく受給者に便利な方法をとれというような点につきましても、現段階におきましては、盆、暮れというような時期を指定されますと、その時期が一般の取り扱いが非常にふくそういたします。したがいまして、何とか、この点につきましてはできる限りその時期に近づくような方法も考えてみたいと思っておりますし、厚生省と十分緊密な連絡をとりながら、少しでも御期待に近づくようにいたしたい、かように思っております。

第77回国会 予算委員会 第23号(1976/03/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 社会福祉事業施設あるいは文教施設等に対する受信料の免除は、大正十五年にNHKの前身である社団法人日本放送協会が発足した当初から今日まで引き続き実施してまいったものであります。この問題につきましては各方面からの御指摘もありましたので、関係の向きと相談しながら検討を進めているところでありますが、受信料の免除は公共放送としてのNHKが社会福祉的見地ないし教育的見地等から自主的に実施してきたものでありまして、それなりの役割りを果たしてきた経緯もありますので、にわかに結論が得られないところであります。  なお、受信料の免除につきましては、第一義的にはNHKにおいてそのあり方を検討すべきも……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第9号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○村上勇君 大分縣南海部郡下堅田村は都内屈指の生産村であり、殊に柏江、津志河内一帶の平野はその主要地で、豊富な農林産物を有し、かつ蔬菜、果樹の栽培も盛んに行われている、從つてこれらを結ぶ下堅田村より柏江、津志河内、小島を経て米水津村に連絡する道路は、生産道路として、また輸送道路として、生活日用道路として重要なる道路である、ついては該道路を縣道に編入されたい。


24期(1949/01/23〜)

第7回国会 通商産業委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1949/12/08、24期、民主自由党)【議会役職】

○村上(勇)委員長代理 これより通商産業委員会、経済安定委員会連合審査会を開会いたします。  本日は私が主たる委員会の委員長の職務を行つておりまするので、本連合審査会の委員長の職務を行います。御了承を願います。  ただいまより電力行政について当局より説明聽取の件を議題といたします。現在の電力行政の問題の中心は、電気料金に関する事項でありますので、まずこれについて政府当局より説明を求めます。川上物価庁第三部長。
【次の発言】 これにて政府当局の説明は一応終りましたが、引続き質疑によつて詳細なる説明を求めることといたします。小金義照君。
【次の発言】 安本長官は旅行中であります。炭木の西村政務次官……

第7回国会 通商産業委員会経済安定委員会連合審査会 第2号(1949/12/09、24期、民主自由党)

○村上(勇)委員 今回の電気料金の改訂計画に対しまして、相当の地域差料金が決定されるようでありますが、これは石炭関係の企業は、九州で電力に依存する企業は電力の安いところでという、現在の企業分布を再編成するという根本的な問題を、内蔵しておると思うのであります。このような産業構造を、根本的に変革するという問題は、電気料金問題のみを切離して決定する前に、総合的に計画的に考えるべきであると思うのでありますが、あえて電気料金問題を、この際断行する理由を、具体的に説明していただきたいのであります。  またきのうの通産大臣の御意見によりますと、電力條件の悪い場所に、化学工業とかその他の産業を起すということは……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第2号(1952/03/29、24期、自由党)

○村上(勇)委員 まず劈頭にお伺いしたいことは、本案はまつたく自由党の発案でありまして、従つてまた自由党の提案となつたのでありますが、世間では政府案であるかのごときうわさもされ、あるいはまた自由党と政府との両案であるかのごとくいわれておるのでありますが、提案者としてこの点をまず明らかにしておくことが、後日のために必要かと思いますので、この問題をまず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 電源開発の重要性、従つてまたその開発促進については、われわれは全面的に賛同するものでありますが、提案者は、開発の目標として、わが国経済の推度、産業構造の様相、さらに国民生活の水準についていかような構想を前提……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1952/12/23、25期、自由党)

○村上勇君 議長には福永健司君を御推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 副議長には石坂繁君を御推薦いたしたいと思います。


27期(1955/02/27〜)

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第2号(1956/08/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。町村合併ができたから、必ずそれにマッチさせて郵便局も統合しなければならぬというようなことは、これは非常に考慮を要することでありまして、ただいま松井郵務局長のお答えにもありましたように、いろいろな事情で、地元の人もその方が非常に郵便物もおくれないで都合がいいし、また郵政当局としてもその方がいいというように、それが合致した場合に、その統合をすべきものであろうと思います。町村合併をしたから、必ず局も統合するのだということを、われわれは原則とはいたしておらないのであります。少くとも私は郵便局の修改築あるいは増築等について、予算の許す限り、これをやるということはもとより……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第3号(1956/08/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 経営委員長の阿部氏と新聞社との関係は、法的に不適格であるというようなことは全然ないようであります。
【次の発言】 何かそういう関係はあるいはあるかもしれませんが、法的な解釈としては、この経営委員になることには何ら差しつかえのない立場にあるように聞いて参ったのであります。
【次の発言】 ただいま御指摘の条文に対しては何ら抵触していないのでありまして、現在もその経営委員長に選任する際と同じ立場にあると思っております。
【次の発言】 当時私の記憶もまだはっきりしないのでありますが、いずれ詳細なはっきりしたことは、人事部長を呼んでお答えさせます。当時社友であったように思っております。今……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第4号(1956/08/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。電波業務が、ここ数年来非常に複雑、しかもその業務が大きくなっておるということにつきましては、全く同感であります。従いましてその業務の定員につきましても、本年度予算におきましてはいささか物足りない点があることを認めておりますが、三十二年度の予算にはでき得る限りこの定員もふやして参りたいと思っております。なお大きくなった電波業務に対して、電波庁とかあるいはその他の方法によって、これを拡大強化する意思はないかという御質疑でありますが、私も非常にこの業務を積極的に推進して参る上には、ただ単に電波監理局のみでは物足りないということは感じておりますが、ただ御案内の通り行政……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第7号(1956/10/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 できる限り近い機会にやろうと思っております。
【次の発言】 別に理由も何もないのですが、また私の命令のように今御質問でしたが、私は命令したのではありません。
【次の発言】 郵政当局の事務的にこういうことをしなければならないだろうということで、出てきたのであります。
【次の発言】 その通りであります。
【次の発言】 そのことは特別職云々の問題でありまして、私は特定郵便局長会についてのそういう制約した御答弁はしたような記憶はございません。
【次の発言】 そういうような答弁をしておりますとすれば、その当時としては私はそういうことを考えていなかった。しかしその後私の心境の変化というか、……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第8号(1956/10/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 業務上も運営上も別に普通局と特定局というものは差別があるものではないのでありますか、しかしまた特定局には一つの沿革もあり、伝統とでも申しますか、そういうようなこともありまして、今ここで急にこれを全部普通局にしてしまうというようなことは、予算の関係等とも勘案いたしますれば困難な問題だと思っております。
【次の発言】 この定員のいささかの増加によって、一方の経済をこわしていくのではないかというような点でありますが、私はそれほどの、そういう郵政省全体の経済にいささかでも影響を及ぼすような多くの職員を考えておりません。これは昨日来小野次官からもるる御答弁申し上げましたように、必要最小限……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第9号(1956/11/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 中共の問題につきましては、郵政当局におきましてもいろいろと検討いたしておるのでありますが、これは外務省方面等ともいろいるな面で折衝の必要もありますので、この予算の今回の請求の面には、このものは今のところ含まれていないのであります。
【次の発言】 調査費としては、そういう橋本・委員のお君民の点も含まれているわけであります。ただいま外務省の事務当局におきましても、中共を呼ぶ方向で交渉しているように聞いておりますから、われわれとしても、そうなった場合には中共も呼んでも差しつかえないという程度の要求はいたしております。
【次の発言】 正確にはそうではないのですが、外務省の事務当局は、中……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1956/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 それでは、私から郵政省所管の三十一年度予算案と、これに附随する若干の問題につきまして御説明申し上げたいと存じます。  まず、郵政事業特別会計予算について申し上げますと、この会計の予算総額は、一千二百六十二億四千万円でありまして、その歳出予算の内訳を申し上げますと、郵政省において取り扱う郵便、郵便貯金、簡易保険及び電気通信等諸業務に要する業務費が九百八十三億八千万円、収入印紙、失業保険印紙等の収入をそれぞれの会計に繰り入れる業務外の支出経費が二百二十九億二千万円、公債及び借入金の償還金が一億三千万円、予測しがたい経費の支出に充てるため予備費として五億円、郵便局舎等の建設費といたし……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。国の負担という点については、国の財政の許す限り負担していくというように考えております。放送協会自体がその収支のバランスをとっていく上におきまして、そういう方面に使用する金が幾ら出るかというようなところもにらみ合せて、それをいささかでも国が負担してやるというふうに考えて、この場合私はさしつかえないのではないかと思っております。
【次の発言】 それは先ほど申しましたように、国の財政から見て負担するのでありまして、もしも国が負担することのできない場合には、放送協会は海外放送というものは全然やらないかということにもなりますが、国の負担と放送協会のみずからの力、これが相……


28期(1958/05/22〜)

第33回国会 災害地対策特別委員会建設等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。  この高潮対策事業としての立法の適用範囲は、御承知のように、今回の愛知、三重両県下における海岸堤防の決壊によって被害を受けた個所というように私どもは考えております。特に三重県の南部におきましては、非常に強い御要望等が―田村委員もそうですが、皆さんの強い要望がありましたので、これもまた、漁港等の被害の状態から見ますと、ゆるがせにできない個所がある、かように考えましたので、この地域も、この高潮対策の立法の範囲に含まれるというように私どもは考えております。従いまして、十二月中には各海岸被害地の基本的な計画、あるいは緊要度の高い地域が大体わかってくると思いますので、……

第33回国会 災害地対策特別委員会建設等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 これは、従来の国の財政というようなことから考えまして、昭和二十八年の十三号台風当時は、御承知のように、改良復旧の面につきましては大体二分の一補助でありましたが、今回は特に政府も、この改良復旧を十分にやるために、地方の負担等も考慮に入れまして、十分の八というような――地元にとってはまだまだ意に沿わない点があろうと思いますけれども、やはり国の財政のいろいろな規模から考えましても、まあこの程度の高率助成をすることによってその目的を達成することができるであろう、かような意味で、改良に対しましては十分の八の助成をいたした次第であります。

第33回国会 災害地対策特別委員会建設等小委員会 第3号(1959/11/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 指定地域のものさしを使わないで、災害の激甚なところは大体常識で判断して、それで指定してしまって高率補助を適用したらいいじゃないかという御質問だと思いますが、そうじゃないですか。
【次の発言】 なかなかむずかしい御質問で、不公平であっては絶対にならないのですが、しかし、今何かそこにものさしがなければ、ただ単に検討して、これを高率補助の指定地にするというわけにはいかないので、政府としては、今回の政令できめた基準をものさしにいたしております。今まで私、あなたのお話を承っておりましたが、基準財政とか、あるいは標準税収入とかいう、このどっちか多い方をとった方がいいというようなことから申し……

第34回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/03/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました治山治水緊急措置法案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  治山治水事業は、国土の保全及び開発を行ない、経済基盤を強化し、もって国民生活の安定と向上をはかる見地からきわめて緊要な施策であることは申すまでもないところでありまして、政府はつとにその促進をはかって参ったのであります。しかしながら、近年における台風、豪雨等による激甚なる被害並びに産業経済の発展に伴う諸用水の需要の急増等の事態にかんがみまして、政府といたしましては、治山治水事業につきまして昭和三十五年度を初年度として、新たな構想のもとに長期計画を策定し、これを強力かつ計画的に推……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1960/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 建設省関係の昭和三十五年度歳入歳出予算につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、総額について申し上げますと、建設省所管の一般会計予算といたしましては、歳入七億九千三百余万円、歳出一千八百五十一億八千余万円でありますが、このほかに、予算計上の所管は異なっておりますが、実質上建設省所管の事業として実施される予定の経費が、別途総理府に、北海道開発関係として二百二億六千六百余万円、離島振興関係として七億一千一百万円、労働省に、特別失業対策事業関係として三十一億四千八百万円が計上されておりますので、これらを合わせて前年度に比較いたしますと、前年度一千九百五億三千一百余万円に対……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1960/02/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 御指摘のように、昭和二十八年に、建設省におきましては、道路法による制限によってこれらの制限取り締まりをしようということを一応立案いたしたのでございましたが、やはり関係方面との交渉がなかなかスムーズに運ばないので、毎年々々同じことを繰り返して今日に至っております。しかしながら、御指摘のように、今日非常に交通の危険度が高まってきておりますから、どうしてもこれを、話がまとまらないからといって、いつまでも放置しておくわけにはいかないと思います。従って、交通関係の閣僚懇談会がありますので、近くそれに諮って、十分善処して参りたい、かように思う次第でございます。

第34回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1960/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 国土開発縦貫自動車道、中央自動車道の予定路線を定める法律案につきましては、中島分科員御指摘のように、昨年の暮れの二十三日の委員会において、私は一月中には提案できるものというような御答弁を申し上げたのでありますが、この調査が終わったので、調査が終わればすぐ審議会の議を経て、国会に提案できるものというように私も考えておりました。ところがもしもそういう簡単なことをして、関係各省の間で納得がいかない、反対するというようなことになりますれば、せっかく出した法案も、これはすべての当たりをとって出さない場合には、これがどうなるかわからないというようなことも考えますと、どうしても交通閣僚懇談会……


33期(1972/12/10〜)

第75回国会 逓信委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1975/05/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 郵便の赤字を一般会計からの繰り入れによって補てんするようにしたらどうかという先ほどからの御意見でございますが、これはとりもなおさず国民の税金で負担することとなるわけでありまして、郵便の八割が企業などの業務用通信であるという実態から見ましても、負担の公平を失することとなり、適切でないと思っております。また、赤字が出れば一般会計から補てんするということになりますと、企業意欲を喪失するなどの弊害が生ずることも懸念されるところでありますし、独立採算のたてまえによって、受益者負担の原則に立ちまして、郵便料金で賄うことが社会的公平にもかなう最も妥当な方法だと思っております。

第75回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1975/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 最初に郵政省所管の昭和五十年度予算案につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、一般会計でありますが、歳出予定額は百七十七億五千七百万円で、前年度予算額百三十六億五千四百万円に比較いたしまして四十一億三百万円、三〇・一%の増加となっております。  この歳出予定額には、通信衛星及び放送衛星の開発を初めとする宇宙開発に必要な経費三十六億五千七百万円、国際海底ケーブル建設計画推進のため、より経済的な新海底同軸ケーブルシステムを開発するための経費五千百万円並びに総合的電気通信施策の強化、国際放送の充実と国際協力の推進など、通信技術の著しい向上と、ますます多様化する情報化社会へ……

第77回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1976/04/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 最初に、郵政省所管会計の昭和五十一年度予算案につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、一般会計でありますが、歳出予定額は百九十五億六千万円で、前年度予算額百七十七億三千四百万円に比較いたしまして十八億二千六百万円、一〇・三%の増加となっております。  この歳出予定額には、通信衛星及び放送衛星の開発を初めとする宇宙開発の推進に必要な経費二十五億八千六百万円、国際海底ケーブル建設計画推進のため、より経済的な新海底同軸ケーブルシステムを開発するための経費二億一千三百万円、並びに総合的電気通信施策の強化、国際放送の充実とテレビジョン放送の難視聴の実態調査など、通信技術の著し……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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